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2018年11月23日 (金)

後楽園ホール・11月22日

 

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“Mr.ビーン&カルロス・ゴーン”
 
先週、Mr.ビーンに似た外国人ボクサーを見たと思ったら、
そのすぐ週末にまたもや良く似た人物の登場ってことで……。
 
想像し難い金額の動きとその背景や仕掛けが色々なもんで、
途方に暮れてしまうんだけど、日産本体も無傷ではいられないと思うし、
ルノーや三菱自動車を含めて、最終的な落とし所に悩むんだろうけど、
マスコミのテンションはそれこそMAXで、
それに伴い国会審議の方が薄まって、自民党はウハウハなんだろうなあ。
 
 
 
 
昨日は最後の2試合しか見てなかったもんで、ホントに悪しからずです。
 
ホールに着いて本多会長にご挨拶して、美佐子トレと色々話をして、
この日の登場のクドゥラ君を慕って入会したアフガニスタンの16歳の少年と、
本多ジムを目指して北海道からやって来た23歳の青年を紹介して貰った後、
伴流ジムの団会長と一力ジムの小林会長と一緒観戦だったんだわ。
 
 
 
 
☆ 川浦龍生君(川島)× 吉村祐紀君(フジタ)……52.8kg 8R
4勝(3KO)0敗のサウスポー、24歳・徳島県と、
8勝(2KO)3敗4分の32歳・福岡県。
 
4戦全勝とはいえ、タイ、タイ、タイ、フィリピン相手ってことで、
これまで川浦君の試合には興味が湧かなかったんだけど、
この日の相手はまあまあの戦績の日本人ボクサーだったもんでね……。
 
吉村君は以前ホールでも試合したことがあるってことなんだけど、
全く記憶に無くて引き分け数が多いのが気になったね。
 
 
吉村君も上体を柔らかく使えて手数的にも見劣りして無かったんだけど、
川浦君の体幹のシッカリ感と打ち出すパンチの鋭さは圧倒的で、
4倍近いキャリアを持つ吉村君がどう捌くかって感じだったんだけど、
1Rからいきなり態勢が決まってしまったような印象だったんだわ。
 
早くも相手の技量を見切ってしまったような川浦君は、
それほど色々な引き出しを見せるまでもなく、
尋常じゃないほど強烈なその左ストレートを当て込むタイミングを探ってて、
2R中盤以降は早くもエンディングが見えて来たんだわ。
 
川浦君は接近戦になってもカウンターのタイミングを捉えるのが巧くて、
吉村君の登場場面が殆ど無いままだった3R、
ついに川浦君の左ストレートがドッカンヒットして、
途端に吉村君が右グローブで鼻を覆うようにして、
自分にはその瞬間に鼻骨を折ってしまったように見えたんだけど、
直後に左ボディアッパーを打ち込まれて痛々しく倒れ込んでしまったんだわ。
 
カウントが数えられる中、陣営からタオルが投入されて1分10秒、
川浦君の圧倒的なKO勝ちだったんだわ。
 
 
 
 
☆ 有川稔男さん(川島)× クドゥラ金子君(本多)……W 8R
15勝(13KO)5敗(4KO)のランク3位、33歳・東京都と、
8勝(5KO)0敗の20歳・アフガニスタン。
 
通算のキャリアとか、これまで戦って来たメンバーにも大差があるし、
有川さんのKO率も半端じゃないんだけど、
自分的にはクドゥラ君の脅威的な成長度の方に期待してて、
この試合だけ自分の席に座っての観戦ってことで……・
 
<1R>
まずは有川さんの細かくて丁寧なジャブ連打で始まったんだけど、
以前ならいざ知らず、ここのところのクドゥラ君は、
格上ボクサー達とのスパーを通じて十分な対応が出来るようになって、
全く慌てることなくのスタートだったんだわ。
 
開始50秒から重々しく激しい強打の見せ合いに移って行ったんだけど、
お互いに引かない中、正確なヒッティングは明らかにクドゥラ君で、
一瞬有川さんが揺らめく場面もあったんだわ。
 
それを見逃さずクドゥラ君が更にの追撃で、
ほぼ10秒後の開始1分、右ストレートからの左フックで豪快なダウンゲット。
 
相手の立ち上がる様子を見てクドゥラ君は冷静なリスタートで、
その後も先制とカウンターを混ぜ込んで、ボディブローも忘れてなくて、
一方の有川さんの方もそれほど慌てることなく、
基本的なプレスはクドゥラ君ではあったんだけど、
左ジャブを起点にしたボディブローもきちんと打ててたし、
終盤にかけて見せたワンツーも十分鋭かったんだよね。
 
<2R>
有川さんが手数アップさせて、ショットも強めに挽回を目指して行って、
特にショートのコンビネーションでペースを取り戻しつつあったんだわ。
 
この辺のところは流石の流石で、クドゥラ君も一呼吸要るところで、     
残り1分までは行ったり来たりのお互いほぼ互角だったんだけど、
その直後から飛ばして行ったのは有川さんの方だったんだわ。
 
一連の攻撃に中でクドゥラ君が左目上をヒットカット。
 
その後も明らかな攻勢を取り続けて1ポイントバックが見えて来た残り20秒、
突然クドゥラ君の大逆襲が始まって、一気に有川さんを追い立てて行って、
最後は青コーナー間近の西ロープに追い込んでの連続猛打が凄かったんだわ。
 
<3R>
前の回の終盤にかなり飛ばしたクドゥラ君の消耗が気になるところで、
有川さんとしては正しく攻め所だったんだけど、
そのクドゥラ君はそんな不安は微塵も感じさせずペースも落とさずのままで、
開始53秒に右ボディからの左フックを直撃ヒットさせたんだわ。
 
その左フックをまともに貰ってしまった有川さんが一瞬、
右目周辺を気にするような仕草を見せたその直後、
手抜かり無くクドゥラ君が一気のラッシュラッシュで、
あっという間に有川さんを赤コーナーに追い込んでの鬼追撃で、
残り1分19秒、最後は右フックだったんだけど思いっ切りの打ち込みで、
堪らず有川さんはコーナーポストに寄り掛かりながら、
グダグダッと崩れ落ちてしまったんだわ。
 
その様子を見たレフェリーは即のストップエンドで1分44秒、
クドゥラ君の実に豪快で手際のいいTKO勝ちだったんだよね。
 
 
有川さんが保有してたランクは日本3位、OPBF10位、WBO AP8位だから、
今月末のランキングの発表を本多ジムの全員が心待ちにするんだろうなあ。
 
クドゥラ君を慕って、あるいは北海道からやって来た少年と青年は、
初めての後楽園ホールで最高の試合を見ること出来たんだよね。
 
 
 
 
【本日のベスト2ボクサー】
① クドゥラ金子君
② 川浦龍生君
 
 
 
21日の夜は息子のお嫁さんの実家で通夜があったんだけど、
平均寿命を遥かに超える往生だったもんで席に暗さは無く、
先方の親族の方々との色々な語らいが楽しく、食事も美味しく、
まもなく自分達にも初孫が出来るってこともあって……。
 

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