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2018年11月 1日 (木)

後楽園ホール・10月31日

 

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“クイーン・ライブ・キラーズ”

 

自分にとって、クイーンのベストはあくまでこの2枚組で、

カセットテープとCDの両方共、まだ手元に置いてるんだわ。

人によってはウェンブリー・ライブの方を評価してるんだけど、

その辺になると人それぞれってことで……。

 

 

 

昨日は1試合が流れたもんで、4回戦を8試合と6回戦を2試合見たんだけど、

ぶっちゃけ心がときめくような試合には恵まれず、

特にデビューボクサー達の仕上げ切れてないパフォーマンスの連続にガッカリで、

やっぱりボクサー不足でプロテストの合格基準が下がってるって思ったんだよね。

 

 

 

① 篠崎心平君(シュウ)×津本尚行君(オークラ)……L 4R

デビュー戦のサウスポー、20歳・福岡県と、デビュー戦の27歳・岡山県。

 

<1R>

デビュー戦同士の試合はまず開始12秒、篠崎君の左ストレートで始まって、

直後に津本君が積極手数で反転攻勢を掛けていったんだけど、

お互いに気持ちだけでやってる感じの危ない危ないだったんだわ。

 

特に篠崎君は上半身と下半身のバランスが悪くて、

動きに統一感が無いって感じだったんだわ。

 

<2R>

お互いに偶然が支配する利き手一発勝負って感じで、

極めて雑々なだけになってしまったもんで、一旦休憩タイム。

 

 

津本君の方が勝ちそうだなあって思ってたら、やっぱりその通りで、

次の3R1分48秒でのTKO決着だったんだわ。

 

 

 

② 馬場裕一君(FLARE)×田中稚波君(北澤)……Mm 4R

1勝(1KO)3敗の34歳・東京都と、1勝2敗(1KO)の31歳・神奈川県。

 

少し負け越しの30代同士の一戦だったんだけど、

馬場君は22歳でデビューして現在34歳にしてこれが5戦目ってことで……。

 

<1R>

二人共やけに慎重で、最初の1分間は殆ど何もしてなかったんだけど、

結局最後までお互いに全ての点で躊躇し過ぎる傾向が強かったんだわ。

 

<2R>

少しやる気を出した二人がやっとのことで戦闘態勢に入った開始58秒、

田中君が相手の左右を連続被弾して北西ポスト前でしゃがみ込みダウン。

 

田中君は何とかリスタートして、そこそこの手数で対抗してたんだけど、

正確にシッカリと打ち切れないままだった西ロープ前、

ここぞの勢いの馬場君のヒットヒット晒されてしまって、

1分59秒でのストップエンドだったんだわ。

 

 

 

③ 松下竜士君(SRS)×井上慶一君(東拳)……Fe 4R

デビュー戦の34歳・東京都と、デビュー戦の36歳・神奈川県。

 

高齢同士のデビュー戦だったんだけど、

特に井上君は来年の6月には定年を迎える思い出系ってことで……。

 

<1R>

開始即の11秒に井上君の大振り右フックを喰らってしまって、松下君がダウン。

 

それほどのダメージを感じさせないままにリスタートした松下君だったんだけど、

ディフェンスの悪さが目立って危ない感じを引きずったままだったんだわ。

 

一方の井上君は最初の右フックで味をしめたか、その後もやたらの大振りで、

そんなのは当たらないだろうなあって思ってたんだけど残り1分22秒、

アレーッて感じでさっきと同じような右を貰ってしまって松下君が再度のダウン。

 

あまりにもまとも過ぎたもんでレフェリーも即のストップエンドで1分35秒、

井上君のTKO勝ちだったね。

 

 

 

④ 神長昌史君(FLARE)×今成太希君(三迫)……Fe 4R

デビュー戦の23歳・茨城県と、デビュー戦のサウスポー、21歳・新潟県。

 

一転して若いデビュー戦同士。

 

<1R>

最初の30秒間は今成君のガチャガチャ戦法が功を奏して、

その中でのボディブローがとってもいい感じで、

神長君は明らかにそれを嫌がる素振りを見せてたんだわ。

 

その後、神長君も密着戦の中で盛り返していったんだけど、

ボディブローを貰うごとに一段落してしまってたんだわ。

 

<2R>

リーチ的には神長君の方が優位だったんだけど、

それを生かすことなく、どちらかと言うと接近戦希望って感じだったんだけど、

開始15秒、今成君の左アッパーからの右フックが連続ヒットした途端、

二人の勢いには明らかな差が生じてきて、

手は出してたんだけど神長君の打ち出しが極端に弱々しくなっていったんだわ。

 

今成君のシッカリボディはやっぱり効果が大きくて、

最後は東ロープ前だったんだけど、

神長君が連打に晒されてしまって反撃がままならない中、

腰を屈めたところで2分58秒でのストップエンドだったんだわ。

 

 

やっぱり、ボディブローっていうのは大事で、

それがこの試合の展開を大きく動かしてたんだよね。

 

 

 

⑤ 小坂和成君(S根本)×脇一隼君(北澤)……SB 4R

デビュー戦の29歳・東京都と、デビュー戦の31歳・神奈川県。

 

アラサーのデビュー戦同士。

 

<1R>

まるで事前に申し合わせていたかのような頭突き系ボクシングで、

押し合いへし合いのガッチャガチャで小バッティングの嵐で、

ちょっと違うかなあって思ったモンでいきなりの休憩タイム。

 

 

結局、39-37×2、38-38ってことで脇君の2-0勝ちだったってね。

 

 

 

⑥ 神田拓也君(SRS)×佐々木俊君(小熊)……SFe 4R

0勝2敗(1KO)1分の27歳・石川県と、0勝1敗の31歳・埼玉県。

 

初勝利目指し組同士だったんだけどね……。

 

<1R>

これが9年振りくらいの試合だっていう佐々木君は最初っからちょっと変で、

その優しい打ち出しはまるでマスでもやってるような感じだったんだよね。

 

雑ではあるんだけどやたら左右フックを強振する神田君とは実に対照的で、

必ずしも楽をしてやろうとしてる訳では無かったんだろうけど佐々木君、

戦う気持ちには大いに欠けてるとしか思えなかったんだよね。

 

 

ってことで連続の1R離席だったんだけど暫く後に結果を確かめたら、

38-37×3ってことで神田君の3-0勝ちだったってことは、

どこかでダウンを喰らった神田君が残りの3ラウンド分をゲットしたってことで……。

 

 

 

⑦ 杉本天真君(セレス)×寺崎和輝君(マーベラス)……SF 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、20歳・茨城県と、1勝(1KO)0敗の21歳・東京都。

 

<1R>

杉本君は広いスタンスのサウスポーで、構え方が岩佐亮祐さんに似てて、

一方の寺崎君は誰にも似てなかったんだけど、冷静な立ち上がりだったなあ。

 

杉本君の仕掛けの方がデカ過ぎで見切られ易かった残り44秒、

打ち出そうとした杉本君が若干前掛かりになった瞬間に、

寺崎君の右ストレートがカウンターヒットして杉本君が右膝着きダウン。

 

殆どダメージの無いままにリスタートした杉本君だったんだけど、

その後もガードをないがしろにしたままの危ない打ち出しを続けてたんだわ。

 

<2R>

杉本君より細かい対応が出来てた寺崎君だったんだけど、

いつの間にか顔面の紅潮は杉本君より進んでた残り52秒、

寺崎君の左ストレートをカウンターで貰ってスットンダウンしてしまったんだわ。

 

寺崎君も難なくリスタートはしたんだけど、

それにしても二人共、まるでライト級くらいの試合の動きだったんだわ。

 

<3R>

お互いに返しのショットが雑々のままだった開始殆どすぐの25秒、

杉本君のまたもやの左ストレートがヒットして寺崎君がゴロンと2度目のダウン。

 

相変わらずディフェンスの悪い典型同士だったんだけど、

その後極端に消耗が進んでいったのは却ってダウンゲットした杉本君の方で、

見る間に動きが劣化していった残り34秒、

寺崎君の右チョン打ちストレートで脆くも倒れ込んでしまったんだわ。

 

タイムキーパーがカウントツーまで数えたところでレフェリーがストップストップで、

2分32秒、逆転系というか実に大雑把な中での寺崎君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑧ 徳島空吾君(ワタナベ)×佐藤己吹君(協栄)……SF 4R

2勝(2KO)0敗の19歳・大阪府と、2勝(1KO)1敗1分の22歳・東京都。

 

この試合は佐藤君の棄権によって中止になったんだわ。

 

 

 

⑨ 臼井春樹君(中屋)×王子翔介君(E&Jカシアス)……F 4R

1勝0敗2分の19歳・東京都と、1勝(1KO)0敗のサウスポー、27歳・神奈川県。

 

<1R>

王子君は何か事情があってのこれが5年振りの試合ってことで、

身長が5~6㎝ほどデカイ臼井君に対してとっても慎重な立ち上がりだったんだけど、

相手の臼井君もまずは相手の様子見ってことで、

二人共、間合いとリズム感、タイミングの確認に殆どの時間を費やしてたなあ。

 

臼井君の腕振りがデカ過ぎてたことだけが印象に残ったんだわ。

 

<2R>

どっちが感じを出して来るかだったんだけど、

臼井君はリーチがある割にはジャブから組み立てることを放棄したかのようで、

ひたすら必殺系の顔面狙いなもんで自ずと手数で劣ってしまってたんだわ。

 

王子君の方も相手の懐の深さに馴染めないようなところがあって、

二人共、まだまだ序章って感じだったんだよね。

 

<3R>

お互いにもっと吹っ切らないとボクシングにならない感じが続いたんだけど、

開始1分03秒、王子君の左ストレートがヒットして臼井君がダウン。

 

北西ポスト前で何とか立ち上がった臼井君だったんだけど、

リスタート後も盛り返しのきっかけを掴めなくて劣勢のままラウンド終了ゴング。

 

<4R>

お互いに利き手頼りだけのボクシングのままだった残り1分弱、

殆ど勝利を掴みかけてた王子君だったんだけど、

臼井君に返しの左フックを払い打たれてダウンしてしまったんだわ。

 

代わり番このダウン劇だったんだけど、リスタート後は王子君の方が勢いが良くて、

何とか何とかって手数を上げていったんだけど、

明快な挽回がままならないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は37-37だったんだけど結局、

38-37×2、37-37ってことで臼井君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

この試合を含めてこの日の5試合に大阪から女性ジャッジが遠征参加してて、

実は以前自分のブログ写真に登場した事のある隣井さんって人で、

その時の写真を見せながらちょっと話をしたんだけど、

KO決着の試合が多くて、彼女の採点を見極めることが出来なかったんだけど、

参加したこの試合に関しては普通に妥当な採点をしてたんだわ。

 

 

 

⑩ 坂田尚樹君(ワタナベ)×それいけ太一君(協栄山神)

                          ………SFe 6R

4勝(3KO)2敗(2KO)1分の34歳・福岡県と、

4勝(3KO)2敗(1KO)の26歳・神奈川県。

 

<1R>

開始53秒、坂田君の左フックから始まったんだけど、

二人共、腰が浮つき気味だったし、とにかく大雑把なボクシングをしてたんだわ。

 

<2R>

二人からはそこそこのパワーは感じるんだけど、

ボクシングと言うよりは街中の乱闘風になってしまってた残り24秒、

坂田君の打ち出しに合わせた太一君の右が綺麗にヒットしてダウンゲット。

 

それにしても二人共、足元のシッカリ感が今一過ぎで、

リスタート後は益々雑になってしまったモンで、一旦休憩タイムゲット。

 

 

4Rに戻って遠目に見てたら、リング上は形勢が大きく逆転してて、

消耗が進んで反応が鈍ってたのは明らかに坂田君の方で、

最後は南東ポストに大きく追い込まれてしまって、

反撃がままならない中、打たれまくってしまったところで、

セコンドが自らリングインしてのTKOストップエンドで、

2分00秒で太一君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑪ 龍神佳輝君(ワタナベ)×内藤未来君(E&Jカシアス)……L 6R

4勝4敗1分の22歳・山口県と、5勝(2KO)1敗(1KO)の26歳・神奈川県。

 

<1R>

内藤君のプレスから始まって中々いい感じだったんだけど、

フレーム的に優位な龍神君が敢えて距離を縮め始めてから展開が動いて、

内藤君は何となくやり難そうにしてたんだわ。

 

<2R>

龍神君はガガーッって突っ込みざまの右一発オンリーなんだけど、

内藤君はそのガガーッを相手の自由なタイミングにさせてるようなところがあって、

巧いこと対処し切れないまま顔面を赤くしていったんだわ。

 

<3R>

戦績的には圧倒的に内藤君の方が優位なんだけど、

お互いに攻め手や決め手に欠けるようなところがあった中、

バッティングの回数だけが増えそうな様相を呈してきて、

一気に泥沼化してしまったもんで、ここで一旦席替えしたんだわ。

 

そこからはかなり近場で見てたんだけど、

次の4Rに入った途端、案の定って感じで大きくバッティングしてしまって、

内藤君が眉間から激しく出血してしまって、ドクターチェック後即のストップエンドで、

0分13秒での負傷ストップエンドで結局、40-37、39-38、39-39ってことで、

内藤君の2-0勝ちだったんだけど、スコア的には随分とっ散らかってたんだわ。

 

 

 

この後にも試合が組まれてたんだけど女子戦だったもんで即の帰宅で、

ポール・マッカートニーのドーム公演のエンディングともバッティングしなくて……。

 

 

 

【本日のベストボクサー】

① 今成太希君

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

単にバカ騒ぎしたいだけの渋谷ハロウィンより、

小熊ジムでのひっそりハロウィンとか、

近所の幼稚園児達のお散歩ハロウィンの方が余程微笑ましかったなあ。

 

 

午前中に出掛ける用事があったもんで、記事のアップが遅れてしまいました。

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