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2018年11月 8日 (木)

後楽園ホール・11月7日

 

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“バス・ストップ”

 

ホリーズの最大ヒットで、シンプルで軽快な60年代ロックの代表曲でもあって、

スネア・ドラムのバシャバシャ感が独特だったんだよね。

 

 

 

今、日本には65歳以上の老人が3,230万人もいて、

それは国民全体の25%にもなる割合で、大体4人に1人が65歳以上なんだわ。

 

その65歳以上の男女の7人に1人がいわゆる痴呆老人ってことで総数462万人。

 

その462万人もの痴呆老人達が保有してる財産は何となんと、

143兆円にものぼるってことで国家予算の約1.5年分にもなるらしいんだけど、

ただこの143兆円は殆ど銀行預金のまま塩漬けになったままで、

本人の同意を得られないまま親族も手を出せないことが多くて、

消費や投資に回ることも無い謂わば全くの死に金なんだってね。

 

ほんの少しでいいから自分に回してくれれば、

プロボクシング業界を一新すべく、

新しいコミッションと新しい協会を作るんだけどなあ……。

 

なんて事を考えながら始まり始まり……。

 

 

昨日はメインイベントの前に4回戦が7試合と6回戦が2試合組まれてたんだけど、

やたら年の離れた同士の対戦が多かったんだよね。

 

普段とは赤青のコーナーが逆だったからちょっと見難くて、

自分はパンフレットの左右表示の通り、

左側が赤コーナー、右側が青コーナーになる位置から見たいんだけどね。

 

 

 

① 川井稜君(石川)×中村雅俊君(厚木ワタナベ)……50㎏ 4R

1勝1敗の19歳・東京都と、2勝2敗(1KO)の30歳・北海道。

 

年歳差の大きい同士の対決で11歳差。

 

<1R>

上背とリーチに恵まれた中村君の方が突っ込み系のボクシングだったんだけど、

川井君がスピードを生かして、相手の長い腕をかいくぐってヒットヒット。

 

二人のスピード差がそのままヒット数の差になって、

残り1分頃には中村君の顔面がかなり赤くなっていったんだわ。

 

ふと気が付くと、二人共全く同じリングシューズで、

つま先が赤くなってるナイキの黒のハーフカット・ブーツだったんだよね。

 

<2R>

このままじゃヤバイって感じで、中村君が頑張り始めた途端、

お互いに少し舞い上がり気味になってきての接近乱闘系になっていって、

中村君もショートアッパーを軸に結構な手数だったんだけど、

有効ヒットの多かったのはやっぱり川井君の方だったんだわ。

 

終盤に掛けてバッティングで川井君が大きく傷ついてカット出血してしまったんだわ。

 

<3R>

開始ゴングが鳴った途端、川井君の傷にドクターチェックが入って即のストップエンド。

 

それなら試合を成立させないままの方が良かったんじゃないかって思ったんだけど、

とにもかくにも3Rの開始ゴングが鳴ってしまったモンで試合成立の判定へ……。

 

自分は30-28で川井君だったんだけど結局、3R0分02秒、

30-28、29-29ってことで川井君から見ての1-0ドローだったんだわ。

 

川井君は中村君のペースアップに良く付いてはいってたんだけど、

全体のスピードは充分上回ってたんだから、

それほどムキになって付き合う必要は無かったんじゃなかったかなあ。

 

 

 

② 西田新君(中屋)×海野利樹君(伴流)……Fe 4R

デビュー戦の29歳・東京都と、デビュー戦の22歳・千葉県。

 

<1R>

前詰めは西田君だったんだけど、先手を取ってたのは海野君のことが多くて、

お互いにしなやかさには欠けてたんだけど、

より素直に手が出てたのは海野君の方だったんだわ。

 

<2R>

西田君はまだまだ硬さが取れなかったんだけどフィジカルの強さを発揮し始めて、

細めの海野君が圧力を掛けられるようになってきた開始44秒、

西田君のワンツーからの左ボディが鋭く喰い込んで、

バランスを崩した海野君が踏ん張り切れずそのまま南東ポストに持たれ込んで、

レフェリーがロープダウンをコールしたんだわ。

 

何とかリスタートはしたんだけど海野君、すっかり気持ちを削がれてしまったようで、

西田君の追撃の鬼攻めを防ぎようもなく、そのまま追い込まれてしまって、

最後は右ストレートだったんだけど、まともに貰ってしまって吹っ飛ばされて、

大きく尻餅を着いてしまっての2度目のダウン。

 

レフェリーがカウントを数え始めたすぐ後に陣営からタオルが投げ入れられて結局、

1分43秒で西田君のKO勝ちだったんだわ。

 

海野君は2R開始直後からの西田君のペースアップに付いていけなかったんだよね。

 

 

 

③ 関根駿君(青木)×柏山直樹君(K&W)……SB 4R

デビュー戦の21歳・埼玉県と、0勝1敗(1KO)の27歳・岩手県。

 

自分の横に木村翔さんと渡邉卓也さんが並んで関根君の応援だったんだわ。

 

<1R>

柏山君は何となく気後れしてたみたいで、打ち出しがぎこちなかったなあ。

 

で、関根君が気持ち良さそうに攻め込んでた開始1分09秒、

ブワンって感じで振り出した関根君の右フックが相手の側頭部に直撃して、

柏山君がヨロッとした感じのまま座り込みダウンしてしまったんだわ。

 

何とかリスタートした柏山君だったんだけど、益々ぎこちなくなっていって、

ほぼ10秒後に殆ど同じ南東ポスト寄りの所でドカドカ貰ってしまって再度のダウン。

 

ここも何とか立ち上がった柏山君だったんだけど、逆襲には程遠いまま、

最後はヘロヘロのまま北ロープに追い込まれて関根君の連打を浴びてしまって、

2分06秒のレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

 

④ 佐々木尽君(中屋)×笠井亮君(石丸)……60㎏ 4R

1勝(1KO)0敗の17歳・東京都と、1勝0敗の30歳・山梨県。

 

年齢差の大きい対戦の2試合目で13歳差。

 

<1R>

お互いに如何にも気合の入った同士で、1発貰うと即打ち返し合ってたんだわ。

 

佐々木君も上体が少し硬かったんだけど、

パワーがあってスピード感に溢れてて、丁寧な上下打ち分けにも配慮してたね。

 

笠井君はラウンド序盤の勢いが徐々に失われつつあって、

1分を過ぎる頃には口を開き始めてたし、

必ずしも打ち負けてた訳ではないんだけど、細かい打ち分けとは程遠かったなあ。

 

<2R>

笠井君はとにかく強い右を当てたがってたのが見え過ぎてしまってたし、

佐々木君の方もガードを固めながらっていうのはいいんだけど、

浅い前傾のまま突っ立ち気味に詰め寄るのがちょっと気になったんだけど、

それまで真面目に打ってきた彼のボディブローが効果を上げてきて、

笠井君がとってもシンドそうにし始めたんだわ。

 

<3R>

ボディブローのダメージはやっぱりすぐには回復し難いモノのようで、

味をしめた感じの佐々木君が開始21秒、

左右フックからの左ボディを2発ほど大きく喰い込ませて笠井君からダウンゲット。

 

ほぼリング中央だったんだけど、右膝を着いた笠井君はとっても苦しそうで結局、

テンカウントが数え上げられても立ち上がり切れなくて0分33秒、

佐々木君の実に見事なKO勝ちだったんだわ。

 

佐々木君はまだ17歳だっていうのに、ホントにいいボディブローを打つんだわ。

 

 

 

⑤ 本多航大君(新田)×丸岡宣男君(高崎)……SL 4R

デビュー戦の19歳・新潟県と、1勝(1KO)1敗の35歳・群馬県。

 

年齢差の大きい対戦の3試合目で何と16歳差もあったんだわ。

 

<1R>

やっぱり赤青が逆で見難かったもんで移動中に試合が始まってたんだけど、

開始1分もしないうちに丸岡君が若い本多君からダウンゲットしたんだわ。

 

それほどのことなくリスタートはしたんだけど本多君、

打たれ強くない割にはとにかくガードがやたらルーズなんだよね。

 

二人共、何だかメリハリの無いボクシングで、

全体に緩んだパフォーマンスが交換されてたんだけど、

こと腕振りに関しては本多君の方がより鋭かったけどね。

 

<2R~3R>

本多君が少し落ち着きを取り戻しつつあって、

丸岡君の方に疲労感が漂ってきたんだわ。

 

<4R>

お互いに最後の必死手数戦って感じの頑張り合いが続いたんだけど、

開始30秒で丸岡君が早くも一段落してしまって、

その後はお互いにだらしなくなっての泥沼のヘロヘロ戦だったなあ。

 

 

ってことで、自分はきっちりスコアは付けて無かったんだけど結局、

39-36、39-37、38-37ってことで丸岡君の3-0勝ちだったんだけど、

自分は丸岡君の優し過ぎたパンチはそれ程評価しなかったけどね。

 

 

 

⑥ 瀬戸瑠也君(新田)×為谷彰君(鉄拳8)……W 4R

デビュー戦の23歳・東京都と、デビュー戦のサウスポー、36歳・神奈川県。

年齢差の大きい対戦の4試合目で13歳差。

 

デビュー戦の36歳ってことはこれが思い出ボクシングってことなんだろうね。

 

<1R>

若い方の瀬戸君の左右フックは何だかパタパタした感じのオープン系で、

為谷君もそこそこ打ち返してたんだけど、

とにかく二人共、ウェルター級の割にはお互いに被弾しても、

それ程のダメージを残さないようなパンチに終始してたんだよね。

 

<2R>

開始50秒、為谷君の左右アッパーがいい感じの角度でヒットし始めたんだけど、

とにかく力が込め切れてないもんで意外なほど効果を上げ切れなかったんだけど、

それでもラウンド中盤までは手数で圧倒してたんだよね。

 

その後、為谷君が一段落するのと同時に瀬戸君が息を吹き返していって、

大きく攻め返してた残り12秒の北ロープ前、最後は右フックだったと思うんだけど、

為谷君がかなり弱って来たところに強く打ち込んで、そのままダウンゲット。

 

四つん這いになって倒れ込んだ為谷君の消耗がかなり進んでるのを見計らって、

レフェリーが2分55秒、カウントを途中ストップしてのTKOエンドだったんだわ。

 

 

 

⑦ 稲森卓也君(新田)×今淵啓輔君(石神井S)……Fe 4R

0勝2敗(2KO)の27歳・東京都と、0勝6敗(2KO)2分のサウスポー32歳・北海道。

 

何とか初勝利を上げたい同士の一戦。

 

<1R>

お互いの勝てない理由を探りながらの観戦だったんだけど、

二人共、まあまあちゃんと動けてたんだけど、スピード感は無かったなあ。

 

今淵君は全体的な動きとパンチの緩急が今一で、

打ち出すパンチの全てがまるでそよ風のように優しかったんだよね。

 

稲森君の方はパンチの形は良かったんだけど、

今淵君ほどでは無かったんだけど、やっぱり打ち出しが軽いんだわ。

 

ってことになると、勝負のポイントは正確なヒッティングの数の争いなんだよね。

 

<2R>

距離が詰まってからは採点を付けるのが難しい展開になってきて、

経験の浅いジャッジにとってはいい練習になりそうな試合で、

パンチカウンターが必要な状況になっていったんだよね。

 

<3R>

試合冒頭にも感じだったんだけど二人共、フェザー級のようには見えなくて、

まるでMm級かLF級のように動き回ってたんだけど、

その分、パンチ力を置き去りにしたような打ち合いのままで、

打撃音のとっても小さいパンチの交換に終始してたんだわ。

 

<4R>

状況的には1Rとほぼ変わりが無くて、

これと言った山場の無いままだったんだけど、

お互いに全くクリンチの無いクリーンファイトに徹してたし、

ヘバッた様子も見せてないままに終了ゴング。

 

 

ってことで自分は39-37で稲森君だったんだけど結局、

40-36×3ってことでやっぱり稲森君の3-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

⑧ 桜井昌幸君(新田)×白鳥光芳君(T&T)……50㎏ 6R

3勝12敗(1KO)3分の28歳・神奈川県と、

4勝(2KO)4敗1分のサウスポー、31歳・神奈川県。

 

<1R>

7~8㎝ほどデカくて強打系の白鳥君は詰められると辛そうで、

中間からの左ストレート一本狙いっていう組み立てがシンプルだったんだわ。

 

この試合がほぼ1年振りの桜井君は相手のやり難そうな距離を維持出来てたね。

 

<2R>

白鳥君としてはリーチを生かしてもっと長いジャブを打てればいいと思ったんだけど、

1分半頃に放った彼の左ボディが綺麗な喰い込みを見せて、

それを機に桜井君がいきなりマッタリしてしまったんだわ。

 

これは桜井君にとってはちょっとシンドイ展開で、

ボディを効かされたまま続けるってことは、片目でボクシングをやるようなもので、

かなり結果が見えてきてしまった様な感じだしたもんで一旦の休憩タイム。

 

 

結局、この試合はやっぱりと言うか桜井君が万全なままで戦い切れなかったようで、

6R1分37秒で、白鳥君がTKO勝ちしたんだよね。

 

 

 

⑨ ジョーフェア・モンタノ×高橋拓磨君(ワールドS)……SL 6R

9勝(8KO)3敗1分の国内12位だか13位、サウスポー、22歳・フィリピンと、

1勝(1KO)0敗の25歳・大阪府。

 

どうせ、って感じしかしなかったもんで全く見てなかったんだよね。

 

途中で高橋君のダウン劇もあって、関係者達はハラハラしたと思うんだけど、

結局2R0分42秒でのTKO勝ちだったんだってね。

 

 

 

⑩ 西田光さん(新田)×加藤収二さん(サイトウ)

           ………日本 ミドル級 挑戦者決定戦 8R

17勝(8KO)9敗(1KO)1分のランク1位、31歳・新潟県と、

9勝(6KO)1敗(1KO)1分のランク2位、サウスポー、28歳・東京都。

 

加藤さんの入場曲は何と、ジミ・ヘンドリックスの “パープル・ヘイズ” だったんだわ。

 

<1R>

2~3㎝ほど上背のあるジミ・ヘン・加藤さんがまずは山ほどの右ジャブで、

ほど良く力の抜けたところからのショートワンツーへの繋ぎも抜群で、

最初の2分間で西田さんは相当の数を貰ってしまってたんだわ。

 

西田さんは必ずしもサウスポーが不得意ではないと思うんだけど、

打たせないタイミングと距離をキープしてた加藤さんがとっても巧かったんだわ。

 

<2R>

自分の知る限り以前の加藤さんは動きがおおまかで、

所々緩むようなことがあったんだけど、そういうのは既に克服してるみたいで、

西田さんは相変わらず加藤さんのジャブを邪魔そうにしてて、

若干躊躇するところを見極められて加藤さんのショートブローを貰ってたんだわ。

 

その後も加藤さんは狭くて打ちにくい所でも何とか何とかって手を出してたんだよね。

 

<3R>

そんなんで最後まで持つのかってほど、加藤さんの手数は凄まじくて、

西田さんもそこそこのプレスだったんだけど、右のショートブローがヒットしないままで、

加藤さんはその西田さんの左右ボディブローもそれほど苦にしてなかったんだわ。

 

西田さんも残り12秒からラウンド終了ゴングに掛けていい攻撃を見せてたんだけど、

それでもラウンドトータルではやっぱり加藤さんだったなあ。

 

<4R>

顔面の傷みは西田さんの方が進んでて、彼の打開策が求められたんだけど、

この日の西田さんはとにかく全てが一本調子で、パンチに緩急が無かったし、

打ち出しのタイミングやテンポにも工夫がされてなかったんだよね。

 

それでも、終盤に掛けての恐怖の手数戦を何とか征して、

西田さんが初めてポイントゲット。

 

<5R>

加藤さんは再度、溢れるほどのジャブから組み立て直していったんだけど、

西田さんも気を取り直しての攻め返しで、やっと右が当たるようになったし、

それまで懸命の打ってたボディブローも効果を上げ始めそうだったんだわ。

 

って思ってた残り5秒、加藤さんの足元が一瞬不揃いになった瞬間だったんだけど、

西田さんの右フックがキッチリヒットして、加藤さんが少しスリップ気味のダウン。

 

足元が若干絡んだとしてもそれでもその前にパンチは当たってたし、

バタバタした加藤さんは踏み止まれなかったんだよね。

 

ってことで自分のスコアを見直せば西田さんはこれで丁度イーブンに戻したんだわ。

 

<6R>

攻め自体の単調さに関しては西田さんはまだまだ改善できなくて、

チョンチョンジャブからの強烈左フックの加藤さんの方が見栄えが良くて、

出してる手数、ヒット数共に加藤さんが明らかに優勢だったんだわ。

 

<7R>

まずは西田さんが飛ばしていって接近戦を仕掛けていって、

そこそこいいのを当ててたんだけど、加藤さんの即の打ち返しも的確で、

西田さんは中々主導権を獲れないままで、

力強いのは左ボディブローに限られるようになっていって、

残り58秒での加藤さんの返しの右フックがポイントを決定付けてたんだわ。

 

<8R>

よりヘバッてたのは西田さんのように見えたんだけど、

残り40秒からの鬼打ち合戦はそれこそお互いが火を噴いてるようだったんだけど、

それまで狭い所で頑張り打ってたのはやっぱり加藤さんの方で、

西田さんは有効打をゲット出来ないままには1分半過ぎには如何にもシンドそうで、

最早必殺系には打ち込めなくなってたんだよね。

 

 

ってことで自分は77-74で加藤さんだったんだけど結局、

76-75×2、75-76ってことで加藤さんの2-1辛勝だったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 加藤収二さん 

② 佐々木尽君

③ 特にナシ

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