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2018年11月11日 (日)

後楽園ホール・11月10日

 

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“ 哀愁のヨーロッパ”

 

カルロス・サンタナの最大のヒット曲は “ブラック・マジック・ウーマン” なんだけど、

彼の演奏で自分が一番好きなのはやっぱりこれなんだわ。

 

サンタナはどっちかって言うと孤独好きというか、

寂しがってる時の自分が好きなんじゃないかって思ってるんだけどね。

 

 

 

昨日は5時半にはホールに着いてて、

受付に並んで座ってた渡辺会長と瀬端さんの奥様方に御挨拶して、

これで始まり始まりの筈だったんだけど、

試合開始直前に業界のある関係者達とある事に関して意見を交換することになって、

それが結局かなり長々の1時間以上もかかってしまって、

ちゃんと見たのは最後の2試合だけだったもんで、ホントに今日は悪しからずです。

 

 

 

① 菊地輝斗君(S根本)×渡部浩人君(JBS)……60㎏ 4R

デビュー戦の17歳・埼玉県と、デビュー戦の22歳・東京都。

 

☆結果……2R2分45秒で渡部君のTKO勝ち。

 

 

 

② 秋元大樹君(ワタナベ)×屋嘉部悠大君(白井具志堅)

                            ………L 4R

デビュー戦の30歳・神奈川県と、0勝1敗(1KO)の19歳・沖縄県。

 

☆結果……1R0分40秒で屋嘉部君のTKO勝ち。

 

 

 

③ 井上夕雅君(尼崎亀谷)×石澤開君(M・T)

  ………日本ユース・タイトル ミニマム級 王座決定戦 8R

7勝(1KO)0敗1分のランク10位、19歳・兵庫県と、

4勝(4KO)0敗の21歳・神奈川県。

 

☆結果……6R0分46秒で石澤君のTKO勝ち。

 

 

 

④ 利川聖隆君(横浜光)×小田翔夢君(白井具志堅)

   ………日本ユース・タイトル ライト級 王座決定戦 8R

9勝(5KO)4敗(1KO)のランク9位、22歳・神奈川県と、

9勝(8KO)0敗のランク4位、20歳・沖縄県。

 

☆結果……77-75、77-76、75-77で小田君の2-1勝ち。

 

 

 

最後の2試合は赤コーナー側のリングサイド席へ移動しての観戦。

 

 

⑤ 正木脩也さん(帝拳)×富岡樹さん(REBOOT)……SFe 8R

10勝(5KO)1敗のランク7位、24歳・大阪府と、

5勝(1KO)1敗(1KO)1分のランク2位、21歳・埼玉県。

 

勝率は正木さんが91%、富岡さんが71%、KO率は46%対14%で、

数字だけ見ると正木さんの方がかなり優位ではあるんだけど、

富岡さんはキャリアの中で外国人ボクサーを相手にした試合は一つだけで、

後は全て実力のある日本人ボクサーと戦ってきてのこの戦績だし、

立ち回りの巧さっていう点では正木さんを上回ってるって思ってるんだよね。

 

<1R>

少し距離を取ってやるのかと思ってた富岡さんが心持ち詰め加減だったんだけど、

それでも、若干ではあったんだけど基本的なプレスは正木さんの方だったんだわ。

 

最初の1分間で目立ってたのは正木さんの2発の左ボディだったんだけど、

それにしてもこの二人の鋭くて届きのいいジャブの見せ合いは圧巻だったんだわ。

 

その後、今一浅くはあったんだけど右ショットをヒットさせたのは正木さんで、

色白の富岡さんの左顔面が薄赤くなっていったんだわ。

 

富岡さんの残り30秒でのワンツーも中々鋭かったんだけど、

ジャブのヒット数を含めて全体を見直してみたら、やっぱり正木さんポイント。

 

それにしても一旦クリンチした際の二人の揉み合いはちょっと度を超えてて、

ここでの優劣が試合の勝ち負けに繋がると思ってるかのようで、

やたらいきり立ってて、お互いの上体の筋肉がピリピリしてたんだよね。

 

<2R>

富岡さん独特のチョンチョン速連射ジャブからの左ストレートが出始めて、

そのチョンチョンが2連射のこともあるし、3連射の場合もあって、

それらに対する対応を誤ると直後の左を貰ってしまう可能性が高くなるんだけど、

正木さんは充分相手を研究してたみたいで、

安易な捌き方をせず抜群の足運びと上体の動きで対処してたんだわ。

 

それでも残り40秒での富岡さんの左フックがとっても綺麗にヒットして、

今度は正木さんの右顔面が赤くなったんだよね。

 

<3R>

ジャブの成功率は変わらなかった中、目立ってたのは正木さんのボディブローで、

そう言えばここまでの富岡さんはボディブローが少なくて、

顔面への攻撃に限られてたんだよね。

 

二人のテキパキ感はホントに半端じゃなくて、

お互いに中々狙い通りのヒットに繋げられない状態が続いてたんだわ。

 

<4R>

やっぱりこの日の富岡さんは思いの外近い距離で勝負してて、

だから常に正木さんとは真正面からの打ち合いになったんだけど、

1分27秒での相打ちは一瞬早く富岡さんの方がハードヒットして、

残り40秒でもショートの左ストレートが印象的だったんだわ。

 

ってことでここまでの自分のスコアは丁度38-38だったんだよね。

 

<5R>

キッチリとは当てさせない工夫は二人共、とっても優秀で、

変わらないスピード感の中、緊張感に満ち満ちたやり取りが続いたんだわ。

 

1分01秒、正木さんの右ショットで富岡さんが左目上をヒットカットされたんだけど、

そこからの富岡さんの巻き返しは実に目覚ましくて、

打ち込みのタイミングと当て勘では正木さんを超えてたんだわ。

 

で、ラウンド終了ゴングまでの通算の中小ヒットは圧倒的に富岡さんだったんだけど、

その富岡さんをヒットカットさせた正木さんの右ショットとの評価をどうするかで、

どっちも有りの10-9だったんだよね。

 

<6R>

お互いに全く緩みの無い攻防が延々だったんだけど、

富岡さんのカット傷からの出血が目立って来ると同時に、

手数的には劣ってはいなかったんだけど、富岡さんのヒット率が落ちてきて、

正木さんの返しの左フックが見栄え良くヒットしてたんだよね。

 

<7R>

開始16秒、まずは正木さんの右ストレートから始まったんだけど、

その後も若干大袈裟なオーバーハンド気味の右フックを放って脅しを掛けて、

何だか気持ち良くペースを掴んだような自信に満ちた印象で、

富岡さんの方もまあまあちゃんとこなしてはいたんだけど、

彼が元々持ってる派手さのようなモノが封じ込められていったんだわ。

 

お互いの陣営がスコアの行方をどう思ってたかは知らないけど、

自分的には富岡さんが劣勢のままの最終ラウンドだったんだけどね……。

 

<8R>

この日の正木さんは以前に有りがちだった後半に若干緩むってことが全く無くて、

まだまだ余力を見せてた中、富岡さんの方も充分系ではあったんだけど、

彼の勝ちパターンはポイント先攻が前提になるのが通常で、

追い込まれてからの一発逆転ショットは中々望み難かったんだけど、

それでもここは一気に攻め立てるかって見てたんだよね。

 

試合開始当初からここに至るまでを思い返してみれば、

お互いに相手をヨロッとさせるほどのパンチは当て切れてないままで、

それは二人のディフェンス感覚の優秀さに依るところだったんだけど、

かなり力を出してきたこの辺りに劇的ショットが見られるかも知れなくて……。

 

って見てたんだけど、何だか富岡君の手数落ちが著しくて、

それはカウンター狙いに徹してたせいかとも思ったんだけど、

相変わらず正木さんのジャブが高性能のままだったもんで、

その機会を捉えきれないままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

ってことで自分は77-75だったんだけど結局、

77-75、77-76、76-77ってことで正木さんの2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑥ 船井龍一さん(ワタナベ)×ビクター・エマニュエル・オリボ

         ………IBF スーパーフライ級、挑戦者決定戦 12R

30勝(21KO)7敗(3KO)のIBF3位、33歳・東京都と、

15勝(7KO)2敗1分のIBF7位、22歳・メキシコ。

 

太い体躯をしたオリボは船井さんより7~8㎝身長が低かったんだけど、

その風貌はMr.ビーンにそっくりで、隣の人も同意してくれたんだわ。

 

<1R>

初っ端から積極的に仕掛けていったのはオリボの方で、

いきなりオーバーハンドの右フックを振り被ってたし、

右をフェイクに使って返しの左フックを強く打ち込んでたんだわ。

 

船井さんはまずはって感じで様子を見ながらジャブで繋いでたんだけど、

無暗に踏み込むことの危険性を感知しながら相手との間合いを計ってたんだわ。

 

<2R>

さあどうなる、さあどうするって感じで、

船井さんはまだまだゆっくりした入りだったんだけど、

余りジッとしてると相手のタイミングで強振を許してしまいそうな感じだなあ、

って見てた1分43秒のほぼリング中央だったんだけど、

一瞬の気合を込めて船井さんが右ストレートを一閃、

一発直撃されたオリボがその場にグニャッと倒れ込んでしまったんだわ。

 

一見するとひ弱そうに見えないでもない船井さんなんだけど、

KO率57%っていう数字が示す通り、彼の右ストレートは尋常じゃないんだよね。

 

これまでKO負けのないオリボは慌てたような立ち上がり方をして、

目が回って足元も覚束なくなったまま西ロープまでヨロけてしまって、

ロープに寄り掛かりながら何とかレフェリーに助けて貰ったようなリスタートで、

どう見ても確実でいきなりの終焉が訪れてきたんだよね。

 

再開後の船井さんは勿論それまでの彼とはまるで別人で、

まだ何が何だか解ってなかったようなオリボに鬼のように襲い掛かって、

最後は左フックの払い打ちだったんだけど、

思いっ切りのヒッティングでオリボを北ロープに横ざまにして吹っ飛ばしたんだわ。

 

最初のダウンからのリスタートの際、自分でも倒せそうだなって思ったんだけど、

それ程のダメージを負ったままの2回目の実に派手なダウンは、

レフェリーもこれはダメだなって即のストップエンドで結局、

2分09秒での実に実に派手で手際のいいTKO勝ちだったんだよね。

 

 

 

実はこの試合の最初のラウンド、船井さんが慎重な立ち上がりをしてたのを見て、

周囲の老いぼれ常連達がやたら彼を責め立てて、

船井さんをバカにしたような嫌味な発言を繰り返してたんだけど、

そういう事を言う権利がボックス・シートに付随してるとでも思ってるかのようで、

4回戦じゃあるまいし、世界挑戦が懸かった試合でいきなり全力出しは有り得なくて、

少なくとも3Rくらいまでは息を潜めて見つめているべきなんだわ。

 

やたら偉そうに船井さんのことをけなしてた老いぼれ達なんだけど、

次のラウンドで船井さんが見事な決着を見せ付けたその時、

どうするかって見てたら、殊更嬉しそうでもなく何だかムスッとして帰っていって、

何十年もボクシングを見てるっていうのに、只のバカのままなんだよなあ……。

 

 

 

【本日のベスト2ボクサー】

① 船井龍一さん

② 正木脩也さん

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日の競馬は6頭選んだ穴馬のうち、東京9Rの⑥が3着に来たんだけど、

1着2着馬が人気馬だったもんで、勿論的中ナシだったんだわ。

ってことで今日(11日)は以下の穴馬で勝負勝負!

 

・東京12R………⑮

・京都11R………⑨

・京都12R………⑨

・福島11R………⑭

・福島12R………⑯

 

 

 

実は一昨日の夕方にはマックブック・プロの機種選択は終わってたもんで、

昨日はホールに行く前に二日連続で銀座のアップルへ行ってパソコン購入。

 

何もかも初めてのアップルPCなもんでドキドキで、

使いこなせるようになるにはちょっと時間が掛かりそうなんだけど、

明日12日の後楽園ホールは元々見に行くつもりはないもんで、

次のボクシングまでには丸々中8日もあるもんで、何とか頑張るんだわ。

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