« 2018年9月 | トップページ | 2018年11月 »

2018年10月

2018年10月31日 (水)

東日本新人王決勝戦予想

 

C24ff3ebfd74454f8637069223929dd7

“ブライアン・ジョーンズ”

 

ブライアン・ジョーンズはデビューした頃のローリング・ストーンズのリーダーで、

生来の不摂生で若くして死んでしまったんだけど、

余り他の人が使わなかったような変わったギターを使うことが多くて、

親指と人差し指を伸ばしてつまむようにしてたピックの使い方も変わってたなあ。

 

このブライアン・ジョーンズの眼差しとか動作が業界のある人に良く似てるって、

別の業界人に話してみたら、全然似てないって言われてしまったんだけど、

そうかなあ、似てると思うんだけどなあ……。

 

 

 

今週末の日曜日(11月4日)は、

2018年度の東日本新人王トーナメントの決勝戦ってことで、

今年も良く外れる勝敗予想ってことで……。

 

 

 

≪第75回東日本新人王決勝戦予想≫

*左側が勝者予想。

 

【Mm級】……柴沼智樹君(KG大和)×岡田真虎君(JBスポーツ)

岡田君がいたBグループより柴沼君のAグループの方が圧倒的にレベルが高くて、

その中で若林耕君とか高田勇仁君を撃破してきた柴沼君と比較して、

岡田君の勝ち上がり方にはかなりの内容差があったし、

少し突っ込み過ぎるところはあるんだけど、パワー的にも柴沼君がかなり優勢。

 

 

 

【LF級】……亀山大輝君(ワタナベ)×河野勇太君(SRS)

山本智哉君とか大橋波月君達の包囲網を抜けてきた河野君も立派だったんだけど、

亀山君の力強さの前ではちょっとシンドイんじゃないかって思ってるんだわ。

 

 

 

【F級】……荒川竜平君(中野サイトウ)×太田憲人君(ワタナベ)

6名のエントリーしかなかった元々層の薄い階級で、

この二人の決勝戦だなって当初思ってた通りになったんだけど、

とにかく荒川君の巧さは際立ってるし、

同じサウスポーなんだけど、右手の使い方が抜群なんだよね。

 

 

 

【SF級】……若木忍君(畠山)×碇瑠偉君(厚木ワタナベ)

優勝候補だった佐藤己吹君を破った碇君もそこそこなんだけど、

0勝1敗1分の戦績でトーナメントに臨んできた若木君の進捗振りが凄くて、

優勝候補だった石井優平君の棄権に助けられたこともあったし、

その上13歳も年上なんだけど、何か可能性を感じるんだよね。

 

 

 

【B級】……石川春樹君(RK蒲田)×ビバリー塚田君(ワタナベ)

ビバリー塚田君は準決勝戦で優勝候補の義元得拳君と対戦した際に、

大きくバッティングしてしまって、相手の義元君の方のケガが酷くてのストップで、

結局1R負傷ドローってことで、規定によりラッキーな決勝進出だったんだわ。

 

ただ、10歳年下の石川君は元々Bグループの圧倒的な優勝候補だし、

ここまで5戦5勝(5KO)0敗っていう戦歴も今回の参加者の中では筆頭格だし、

塚田君の苦戦は免れないんじゃないかなあ……。

 

 

 

【SB級】……三尾谷昴希君(帝拳)×小川将太君(UNITED)

A、B両グループの全員に優勝のチャンスがあるんじゃないかって思うほど、

際立ったボクサーのいない階級での可もなく不可もない同士の対戦なんだけど、

小川君は相手の棄権で2試合と優勢引き分けに恵まれての勝ち上がりなもんで、

決め手は無いながらも試合巧者の三尾谷君の方が一歩先んじてるんだよね。

 

 

 

【Fe級】……中村由樹君(輪島S)×峯田光君(帝拳)

中村君は予想通り盤石の勝ち上がりだったんだけど、

峯田君も佐々木和君とか大保龍球君を打ち破って来たパワー系で、

その積極的なボクシングは中村君にとっても難題だと思ってて、

今回屈指の好カードであることに間違いないんだけど、

上昇度としては中村君じゃないかと思ってるんだよね。

 

 

 

【SFe級】……関島優作君(KG大和)×鯉淵健君(横浜光)

準決勝戦で優勝候補だった無敗の長田庄一郎君に1RTKO勝ちした鯉淵君も、

相当圧巻だったんだけど、

試合をするごとの上昇度に関しては関島君も半端じゃなくて、

この試合が期待度NO.2なんだけど、

パンチの緩急とかスタミナ面ではやっぱり関島君の方が優勢だと思うんだよね。

 

 

【L級】……山本祥吾君(ワタナベ)×橘ジョージ君(協栄)

自分が優勝候補だと思ってた松本北斗君と生井航平君を破った同士の一戦で、

冷静な試合運びと左ボディブローの巧さでは橘君なんだけど、

参加者は少なかったんだけど、より強いメンバーに打ち勝ってきて、

ポジショニングとか攻防のセンスが抜群な山本君の勝利を予想してるんだわ。

 

 

 

【SL級】……星大翔君(角海老)×遠藤健太君(帝拳)

この階級はいきなりこの試合が決勝戦ってことで、

こんなことはこの15年来初めてのことで、

これほどまでにプロボクシングが若い連中から敬遠されてるのかって、

そうさせてきたと言うか、少なくとも片棒を担ぎ続けてきた大人達の無反省、不作為、

更には悪行と搾取の数々に実に腹立たしい思いを禁じ得ないんだわ。

 

ってことでこの試合の勝ち負け予想なんだけど、

星君の伸び悩み感というか、期待し過ぎてたせいか今一感も強いんだけど、

遠藤君はアジア人ボクサーに2勝しただけで、まだ日本人とは試合をしてないし、

今年デビューで現在34歳っていう素性が解り難くいと同時に、

アマ6勝(6KO)1敗っていう優秀な戦績も侮り難いんだけど、

ここはやっぱりもう一回星君に期待するんだわ。

 

 

 

【W級】……西川宏次郎君(中屋)×辻本純平君(帝拳)

粘り強い戦い方をする辻本君ではあるんだけど、何となくいつも勝ち味が遅くて、

ここは手際が良くて、メリハリを効かせたボクシングをする西川君ってことで……。

 

 

 

【M級】……ワチュク・ナァツ君(マーベラス)×石田智裕君(協栄)

ナァツ君は相手の棄権で次に進めた岩井優典君が棄権してしまったもんで、

準決勝戦を戦わないままの決勝進出なんだけど、

相手の石田君も1勝0敗2分っていうぼやけた戦績で、

実はこの二人は2月に一度対戦してるんだけどその時は1-1ドローで、

それ以来の決着戦でもあるんだけど、正直どっちもどっちだからなあ……。

 

 

 

出場者全24名は以上なんだけど、

複数ボクサーを輩出してるジムは……、

ワタナベ(4名)、帝拳(4名)、協栄(2名)、KG大和(2名)。

KG大和ジムはまだ新興の部類だと思うんだけど、最近は相当目覚ましいんだわ。

 

遠方から唯一の参戦は北海道畠山ジムの若木君忍君で、

何となく応援したくなるんだよね。

 

 

 

≪期待度ベスト5≫

*左側が勝者予想。                                                            

① 中村由樹君(輪島S)×峯田光君(帝拳)

② 関島優作君(KG大和)×鯉淵健君(横浜光) 

③ 柴沼智樹君(KG大和)×岡田真虎君(JBスポーツ)

④ 荒川竜平君(中野サイトウ)×太田憲人君(ワタナベ)

⑤ 若木忍君(北海道畠山)×碇瑠偉君(ワタナベ)

(次) 星大翔君(角海老)×遠藤健太(帝拳)

2018年10月30日 (火)

11月のボクシング

 

90ed559d2f0748f39292c2bee97723c5

“イグ・ノーベル賞”

 

3週間ほど前、後楽園ホールでたまに会う、ある生物学者さんに聞いたら、

「そこそこ面白かったですよ。」 ってことだったもんで、

先々週の21日(日)に奥さんと見に行って来たんだわ。

 

“Ig” の意味は知らないんだけど、

例え科学的に立証されても人々の生活に大きく貢献するほどのモノではなくて、

来場者達は成程ねえって顔をしながらも多くは半笑いで、

普段は各々の専門分野に携わってる科学者たちの一発瞬間芸って感じで、

ある意味彼らの息抜きに付き合ってるような感じだったんだよね。

 

自分的に面白かったのは、遠くの景色を股から覗き見ると更に遠く見える現象とか、

同じく遠景を立ったまま左に傾きながら見ると若干大きく見えて、

左に傾けながら見ると少し小さく見えるっていう錯覚系のテーマと、

異常に高い音(サイクル数が多い音)は若い連中には聞こえるけど、

年齢を重ねる程聞き取り難くなるっていう事実だったんだよね。

 

若者達にとってだけ実に不快なこの高サイクル音は、

コンビニ前にたむろする若者を撃退する為に既に実用化されてるんだよね。

 

それ程混み合うことも無くて、ユッタリした1時間ちょっとだったんだけど、

入場料1,400円っていうのは少しばかり高過ぎじゃないかって思ったね。

 

 

 

10月のボクシングがまだ終わってないんだけど、

週末の日程が詰まってるもんで早めの11月ボクシングってことで……。

 

 

≪11月のボクシングスケジュール≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

・11月 3日(土)……(後楽園)

竹迫司登×佐々木左之介、玉山将也×結城大二郎、赤羽根列×薮崎賢人、

舟山大樹×山田健太。

 

 

・11月 4日(日)……(後楽園) 東日本新人王決定戦

 

 

・11月 7日(水)……(後楽園)

西田光×加藤収二。

 

 

・11月 9日(金)……(後楽園)

麻生興一×佐藤矩彰、三浦仁×山口卓也、山田大輔×中山和幸、

小久保聡×住友将吾、松本北斗×山口号珠。

 

 

・11月10日(土)……(後楽園)

船井龍一×ビクター・オリボ、正木脩也×富岡樹、小田翔夢×利川聖隆、

石澤開×井上夕雅。

 

 

・11月19日(月)……(後楽園)

赤穂亮×水谷直人、大保龍斗×中山祐太、川崎真琴×遠藤健太郎。

 

 

・11月21日(火)……(タイ)⇒中止なの?

黒田雅之×エクタリン・何チャラ。

 

 

・11月22日(水)……(後楽園)

クドゥラ・金子×有川稔男。

 

 

・11月28日(水)……(後楽園) 日中親善

湯場海樹、宇津木秀。 

 

 

 

≪11月ボクシング期待度ベスト15≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① クドゥラ・金子×有川稔男

② 竹迫司登×佐々木左之介

③ 麻生興一×佐藤矩彰

④ 船井龍一×ビクター・オリボ

⑤ 西田光×加藤収二

⑥ 正木脩也×富岡樹

⑦ 小田翔夢×利川聖隆

⑧ 赤穂亮×水谷直人

⑨ 石澤開×井上夕雅

⑩ 三浦仁×山口卓也

⑪ 赤羽根烈×薮崎賢人

⑫ 玉山将也×結城大二郎

⑬ 大保龍斗×中山祐太

⑭ 舟山大樹×山田健太

⑮ 川崎真琴×遠藤健太郎

 

 

 

 012c81db8a834a2980d34dc8628060f6

 

楽しみにしてたMLBのワールドシリーズは昨日、ドジャースが4敗目を喫して、

レッドソックスの4勝1敗であっけなく終わってしまったんだわ。

 

結局、カーショウは2回の先発共、ホームランを打たれ過ぎだったし、

一度は超絶的な継投を見せた前田健太も競ってた4戦目で4点も取られてしまったし、

全体を通してドジャースの貧打は目を覆うばかりで、

レッドソックスのメンバーの方が投打共に其々の役割を果たしてたんだよね。

で、自分的な殊勲選手は中継ぎのケリーだったなあ……。

 

 

明日は11月4日の東日本新人王決定戦の個別予想のことを書いてみますね。

2018年10月28日 (日)

延長、延長……。

 

B12ec8d4563a4c7094b16b324c5105ee

“MLBワールドシリーズ第1戦”

 

 

 

結局、ソフトバンク×広島の日本シリーズは2-2の引き分けに終わって、

規程による延長12回までに4時間半も掛かったんだけど、

MLBの方は決着が付くまで延々やることになってるから、

終わった時のTV画面を撮った時は試合開始から7時間20分も経ってたんだけど、

この試合を最後までキッチリ見てた人ってどれくらいいるのかなあ……。

 

両チーム共、最初の1点はホームランで、

次の2点目は其々フォアボールやエラー絡みだったんだけど、

圧巻だったのはドジャースの前田健太で、2-2のままの15回表に出てきて、

味方のエラーとフォアボールでいきなりノーアウト1、2塁の大ピンチで、

彼の直近のパフォーマンスは今一だったもんで、

こりゃ危ないなあって思ったところからが凄くて、

ピッチャー前のバントを自らの超絶的な処理で3塁封殺にして、

その後は二者連続三振に切って取ったんだわ。

 

前田は次の16回も投げて圧巻の3者連続三振で、

自分的にはこれでドジャースに流れが移ったって思ってるんだけどね。

 

どこまでいくのかなあって多少ジレてきた18回裏、

ドジャースのマンシーのサヨナラ・ホームランで決着したんだけど、

それまで第2先発のように6回分90球以上を投げてたレッドソックスの

イオバルディも実に立派だったんだよね。

 

 

この試合の始球式はドジャーズの元監督だったラソーダが務めたんだけど、

90歳を超えてるから当然なんだけど見るからにヨボヨボになってて、

5mほどの距離も届いてなくて、

勢いの良かった頃を知ってるもんで何だかシンミリしてしまったんだよね。

 

バスケットボールのスーパースターだったマジック・ジョンソンが、

ラソーダの介添えをしてたんだけど、彼は今、ドジャースのオーナーなんだよね。

 

 

これでレッドソックスの2勝、ドジャースの1勝ってことになったんだけど、

勿論今日も試合は行われる訳で、野球と競馬の一日になるんだよね。

 

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日は比較的荒れたレースを選択できたってだけで結局、全外れ。

今日の天皇賞はどう考えても、3連単で30万円にはなりそうにないもんでスルー。

1日5レースってことになると500万下にも手を出すことになって、

特に全体的に騎手が手薄な新潟に期待するってことで……。

 

・東京 9R……①⑦⇒①⑩⑯⇔⑤

・京都 8R……②⑤⇒⑤⑪⑫⇔⑩

・新潟 9R……④⑭⇒④⑥⑨⇔⑮

・新潟10R……⑨⑮⇒②⑧⑨⇔④

・新潟12R……⑥⑦⇒⑥⑬⑮⇔⑰

2018年10月27日 (土)

野球……。

 

Dc83f45e8f444f72a7e8eafcc117a6ab

“アンドリュー・ベニンテンディ”

 

 

 

自分らのガキの頃の遊びって言えば勿論、ゲーム等の室内遊びは考えられなくて、

バスケットは無論のこと、サッカーでさえ別世界のことで、

鬼ごっこと缶蹴り、チャンバラ、それに野球くらいしかなかったんだよね。

 

当時の関東圏ではプロ野球のテレビ放送といえばジャイアンツ戦しかなくて、

少年達はほぼ強制的に巨人ファンに仕立てられていったんだわ。

 

自分には川上監督の下の長嶋茂雄と王貞治が正にリアルタイムで、

その前後から長い間巨人ファンを続けたんだけど、

江川卓のインチキ入団と直後の小林繁とのトレード騒ぎに興が覚めてしまって、

巨人ファンを止めてしまった頃からはMLBプレーヤーのカッコ良さと、

ゲームのスピード感に魅せられていったんだよね。

 

ただ、野球少年だった過去の全てを払拭するまではいってなくて、

テレビの野球中継を付けっ放しにしながら眺め見することもたまにあって、

今年の日本シリーズは広島とソフトバンクの対戦だっていうことは知ってるんだよね。

 

セ・リーグのクライマックス・シリーズの際には、

自分はヤクルトを応援してたんだけど叶わなくて、

パ・リーグは日ハムとソフトバンクに注目してたから、

今日からは始まる日本シリーズは勿論圧倒的ソフトバンク押しなんだよね。

 

 

 

一方アメリカMLBのワールド・シリーズは既に始まってて、

ドジャースに対してレッド・ソックスが2連勝してるんだよね。

 

ナショナル・リーグの優勝決定戦ではブルワーズよりドジャースを、

アメリカン・リーグではアストロズよりレッド・ソックスを其々応援してたから、

今回はホント理想的なワールド・シリーズになったんだわ。

 

で、どっちを応援するのかってことなんだけど、

ドジャースは野茂英雄とラソーダ監督の頃からの馴染みだし、

前田健太がいるし、カーショウとかマチャド、プイグも魅力的なんだよね。

 

レッド・ソックスもオルティーズやペドロイヤが大好きだったし、

どっちを応援するかで頭を悩ませたんだけど、

冒頭写真のベニンテンディが見ててとっても心地いいもんで、

今回は敢えてレッド・ソックスを贔屓することに決めたんだわ。                 

 

ベニンテンディっていうのはまだ24歳の左投げ左打ちの左翼手で、

見た目のイケメン度も半端じゃないんだけど、

まだまだ擦れてない常に一生懸命なプレーに好感を持ってるんだよね。

 

投手に関してはドジャーズのカーショウのピッチング・フォームが、

引退した中日ドラゴンズの山本昌に似てて興味深いんだけど、

レッド・ソックスの先発のデビッド・プライスはボールの軌道が物凄いし、

セット・アッパーのメガネのケリーの160㎞投法もスバ抜けてて、

クローザーのクレイグ・キンブレルのサインを確認する際の独特の構え方とか、

色々個性的な役者が揃ってるんだわ。

 

 

 

 

【村木田渾身競馬】

今日の競馬は東京と京都から5レースを厳選して、

其々以下の買い目10点で勝負するってことで……。

 

・東京 7R……⑥⑨⇒④⑨⑫⇔⑮

・東京 9R……⑫⑯⇒①⑨⑯⇔⑰

・東京11R……①③⇒①⑨⑭⇔⑮

・京都 7R……②⑦⇒④⑦⑰⇔⑤

・京都 8R……③⑬⇒③⑩⑫⇔⑧ 

2018年10月25日 (木)

海軍五省

 

9b70d2ddc4264795bae1a26c285e9934

“海軍五省”

 

 

 

村田諒太さんとは特別の知り合いでもなくて、

ジムにお邪魔した際に挨拶を交わす程度に過ぎないんだけど、

子供を抱っこしながら後楽園ホールに現れた時の言葉は可笑しかったなあ。

 

自分は昔から何事に関しても生放送第一主義ではないから、

その村田さんの試合結果もボクモバで知ったんだけど、

8~10ポイントっていう大差の0-3負けっていうのはやっぱりショックで、

とてもじゃないけど録画を見る気にならないんだよね。

 

今後どうするかに関しては本人とジムとの話し合いが待たれる訳で、

自分らとしては静かに見守ることなんだよね。

 

 

 

村田さんの試合があった翌日、

ワタナベジムと三迫ジムのボクサー達の韓国遠征試合があって、

富施郁哉君は3-0勝ちしたんだけど、中川公弘君と重田裕紀君、

それに有岡康輔君の3人は3人共がドローだったんだってね。

 

元々予定されてた飯見嵐君の試合は流れてしまったんだけどそもそも、

とってもいいボクサー達が何故韓国なんかで試合をしたのかが大きな疑問で、

日本のボクシングファンをないがしろにしてるような印象を受けたんだよね。

 

今、韓国ボクシング界は斜陽一途だから、それを底上げして上げたいとか、

日韓の民間外交っていう意図もあったのかも知れないんだけど、

日本で面白い試合を組まないと客離れを防ぎ切れないと思うんだけどね。

 

遠征したボクサー達が破格のファイトマネーをゲット出来てたのなら、

それはそれでいいんだけどね……。

 

 

 

韓国ボクシングと同じ日、福岡では日本タイトルの挑戦者決定戦が2試合あって、

田中教仁さんが榮拓海さんに2-1勝ちして、

永野祐樹さんも別府優樹さんに3-0勝ちして、

自分の予想通りの結果だったんだよね。

 

ただ、現場に行ってたある人の話だと、

判定結果に納得のいかない観客達が勝った方の陣営を取り囲んで、

やたら脅しを掛けて来たり、汚い言葉を投げかけてたってことで、

そもそも、判定に関する不満はコミッションに向けられるべきものだし、

プロモーターや相手方ジムとしては素早く仲裁に入るべきでもあって、

元々あっち方面のジムの殆どはファイトマネーの支払いも酷いもんらしいし、

何から何までやっぱり未開の地なんだよね。

 

 

 

冒頭の写真は旧日本海軍の “海軍五省” っていうもので、

軍人として男として、更には人間としての生き方を示してるもので、

毎日の就寝前にその日の自らを省みなさいってことなんだよね。

 

若い頃は五つ全部に均等に配慮してたんだけど、

この年齢になると、気力には欠けるし、殆ど努力はしてないし、

毎日無精三昧の時間を過ごしてるもんだから、

最近ではせいぜい最初の二つだけがたまに頭をよぎるだけなんだけど、

至誠に悖(もと)るままに言行を一致させてもどうかと思う訳で結局、

一番最初の “至誠に悖るなかりしか” っていうのだけが大事だと思ってるんだわ。

 

元より至誠だけが世の中を良くしたり、個人に幸福をもたらすとは思ってないけど、

その人が、もしくはその組織が誠を尽くしてるかどうか、

自らの保身と利害だけで発言したり行動してるんじゃないか、

ってことを見極める事が重要なんだよね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

先週の21日(日)の競馬は5レースに参加して、

その買い目は事前に公開してたんだけど、

東京12Rの3連複の48,260円を見事ゲットしたんだわ。

 

ただこの日は色々悩んだ末3連単までは手を出さなくて、

みすみす230,810円を取り逃がしてしまって、痛恨痛恨!

 

それで改めて年末までの残り19競馬にどう向き合うかを夜もロクに寝ないで考えて、

3連単10点買いの最終形を考えてみたんだわ。

 

で、④⑤⑥番人気から2点、⑦⑧⑨番人気から2点、⑩⑪⑫番人気から1点を、

それぞれ選び出して、以下のようなフォーメーションを考えてみたんだわ。

 

例えば④⑥⑦⑧⑪が選択された場合だと、

④⑥→⑥⑦⑧→⑪ と ④⑥→⑪→⑥⑦⑧ の合計10点ってことで……。

 

 

残り19競馬、1日5レースに参加すると年末まで全部で95レースになるんだけど、

例えば100円単位で計算すると投資額の合計は95,000円になるんだけど、

上記のような自分の買い目での3連単の配当金は平均約30万円だから、

回収率は300%を超えるし、20万円ほどの利益を生むことになるんだよね。

 

年明けからここまでの自分の買い目の発生率は約50レースに1本だから、

これで余裕満々の正月を迎えられそうなんだよね。

2018年10月23日 (火)

後楽園ホール・10月22日

 

59b2eadcf7fe49ef98eafb6f6ad798e0

“日の出”

 

北半球では太陽は東から昇って徐々に右(西)側に移動していくんだけど、

南半球ではどうなるかっていうと、やっぱり太陽は東から昇って、

西方向に移動していくんだけど、その方向としては北半球とは逆で、

右から左に移動して行くんだってね。

 

 

 

ここ2年ほどボクサーの移籍に関わってるうちに色々な裏事情が解ってきて、

色んなジムの実態も耳に届くようになって、

“世に悪党の種は尽きまじ” とはよく言ったモノで、

今まで通り気楽に話すような気持ちになれないことも多くなって、

いっそのこと、こんな小汚い業界とは手を切ってしまおうかとも思ったんだけど、

ちゃんとしたジムのちゃんとしたボクサーの試合を見ることはやっぱり楽しくて、

ってことでこの際……、

至誠に悖(もと)ってるようなジムの試合だけを観戦拒否することに決めたんだよね。

 

ってことで、昨日は全部で8試合が組まれてたんだけど、

女子戦もあったし、結局観戦記は4試合だけってことで悪しからずです。

 

 

 

③ 坂田健太君(神奈川渥美)×田中公士君(三迫)……F 6R

6勝5敗(2KO)1分のサウスポー、27歳・大阪府と、

4勝(1KO)5敗(2KO)のサウスポー、27歳・大阪府。

 

勝ち負けがほぼ拮抗してる大阪出身のサウスポー同士の対決。

 

<1R>

プレスと先仕掛けは田中君で、坂田君はスピード感を欠いたままで、

中盤以降は何とか相手の打ち終わりを狙ってはいたんだけど、

ジャブと左ストレートのヒット数でまずは田中君がポイントゲット。

 

<2R>

坂田君も若干手数アップしていったんだけど、

折々の左ストレートのヒット数はやっぱり田中君の方が圧倒的で、

坂田君はまだまだ体が温まっていないような感じだったんだよね。

 

終盤に掛けてはお互いに1~2発打つと絡み合う場面が増えていったんだけど、

それでも手数とヒット数では田中君の優勢は変わらなかったんだわ。

 

<3R>

坂田君のやる気に火が付き始めて、動きに気合が入っていって、

細かいヒット数で相手を上回り始めて、

田中君が少しづつ坂田君のペースに巻き込まれ始めたんだわ。

 

田中君も残り1分20秒に見栄え良く左ストレートを当て込んだんだけど、

全体を通してみれば坂田君の手数勝ちって感じだったなあ。

 

<4R>

開始5秒に田中君が左ストレートをヒットさせてからいきなり過激度が上がって、

大きくヒットすることは無かったんだけど、坂田君もフル回転で、

ボディブローを打たないもんで若干片寄った攻撃ではあったんだけど、

顔を赤く腫らせながらの奮闘だったんだわ。

 

<5R>

最初の1分間にタイミングのいい左ストレートをヒットさせてたのは田中君で、

坂田君も1分37秒に左のショートフックをカウンターヒットさせてたんだけど、

その後、田中君の左ストレートボディ2発が均衡を破ったんだわ。

 

坂田君は両手が体から離れがちになることが多くて、

無駄な被弾を増やしてたような感じだったんだわ。

 

<6R>

劣勢を自覚してるような坂田君が更に一層の挽回攻勢で、

開始1分までに小ヒットを重ねてたんだけど、

多少の疲れが見えての一段落が解り易くて、

それからは待ちボクシングのカウンター狙いに転じたもんで、

田中君も一息付けてるような感じだったんだわ。

 

お互いに決め系に左を打った後の右のフォローが今一のまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は59-55で田中君だったんだけど結局、

60-55、59-55、59-56ってことでやっぱり田中君の圧倒3-0勝ち。

 

 

 

⑤ 佐宗緋月君(T&T)×デシエルト長池さん(青木)

                       ………48.4㎏ 8R

9勝(3KO)5敗1分の23歳・神奈川県と、

11勝(2KO)3敗2分のランク9位、32歳・東京都。

 

試合が始まる少し前に木村翔さんがバタバタって入ってきて、

「うちはどっちですか?」 って聞いてきて何とか間に合ったんだわ。

 

もっと伸びてしかるべきだと思ってた佐宗君は、

約1年前にジム移籍してから少しいい感じを取り戻しつつあるんだよね。

 

<1R>

立ち上がりの動きがこなれてたのは佐宗君の方だったんだけど、

長池さんもいつものように無駄の無いカッチリした動きをしてて、

しっかりガードに手抜かりなくて、いいプレスから始めてたんだよね。

 

右ショートアッパーを混ぜ込んだ佐宗君のコンビネーションが、

実に軽やかで見栄えが良かったんだけど、

ショットの重さの違いで長池さんが極僅差ポイントゲットかなあ。

 

<2R>

勿論全てはヒットしてはいなかったんだけど、

下がりながらの佐宗君の手数アップが著しかったし、

長池さんの方もほぼ同時に粘り強い前詰めからの手数を上げていって、

お互いにKO率が低い同士の正確な当てっこ競争が始まったんだけど、

ここは佐宗君が挽回の手数勝ち。

 

<3R>

きっちり見てないと配点の難しいやり取りが続いて、

ジャッジ泣かせの展開に移っていったんだけど、

長池さんが少し力を込めるにつれ若干腕振りが雑になるところに佐宗君、

巧いこと隙間を突いて細かいヒットヒットを積み重ねていったんだわ。

 

<4R>

長池さんも更に前詰めを厳しくしていってのガンガンだったんだけど、

一旦攻め込んだ時の佐宗君の攻撃の形の方が見栄えが良かったんだよね。

 

ラウンド終盤に掛けてはお互いに頑張る時間帯が代わり番こで、

優秀なガードの長池さんが直撃を喰らうことは少なかったんだけど、

それでも細かいパンチを上下に打ち分けてた佐宗君の方が印象的で、

半分が終わったところでの自分のスコアは39-37で佐宗君。

 

<5R>

お互いに根気強く出来るかが試合の焦点になっていって、

長池さんも結構いい攻撃を見せてたんだけど、

直後の佐宗君の反撃でチャラにされてしまうことが多くなっていったんだわ。

 

残り50秒からの佐宗君の右ショットをきっかけにしてのラッシュが目覚ましくて、

長池さんもめげずに攻め返してはいたんだけど、

山場を作る意識の差が出てしまったような感じだったんだわ。

 

<6R>

自分の中ではここからの3ラウンドを全部獲ったとしても、

長池さんのイーブン以上は考えられなくて、

元々彼は一発必殺系ではないし、一方の佐宗君はランク獲りに集中を高めてるし、

この日の長池さんは巻き込み打つような右ショートフックも、

クロス気味の右ストレートも打ち切れてなくて、シンドイシンドイだったんだわ。

 

<7R>

お互いに動きはそう落ちてはいなかったんだけど、

それでも残り30秒からは二人共飛ばし切れてなかったんだよね。

 

時折いい攻撃は見せてた長池さんなんだけど、

肝心のところで見栄えの良くない打たれ方が目立ったままだったなあ。

 

<8R>

振り返ってみれば二人共、全くクリンチの無い清々しいパフォーマンスで、

劣勢な長池さんも最後まで勝負を諦めてないで、

最初の1分半を充分に手数勝ちしてたし、

残り48秒ではカウンターの右ショートをヒットさせて、

思わず佐宗君を大きく揺らがせて、

この時の長池さんの右がこの日お互いを通じて一番のショットだったんだよね。

 

 

ってことで自分は78-74で佐宗君だったんだけど結局、

77-75×2、76-77ってことで佐宗君の2-1勝ちだってね。

 

 

この日の佐宗君なんだけど、

見せ場作りの差で勝ったって感じが強くて、

ショートのコンビネーションは美しくさえあったんだけど、

たまにはパンチの緩急を付けるともっと違ってくるんじゃないかって思ったんだよね。

 

 

 

⑦ 定常育郎さん(T&T)×青山功君(セレス)……53㎏ 8R

8勝(2KO)2敗3分のランク8位、サウスポー、21歳・神奈川県と、

11勝(2KO)6敗(1KO)1分の29歳・千葉県。

 

自分の隣に岩佐亮祐さんが座って始まり始まりで、

4勝1敗ペースと2勝1敗ペースの戦いっていう図式で……。

 

<1R>

お互いに初っ端からかなりいい感じで始めてて、

驚いたことに青山君のいきなりの右ストレートがかなり当たってたんだわ。

 

手数的には定常さんも見劣り無かったんだけど、

ヒット数の差でまずは青山君がポイントゲット。

 

<2R>

定常さんが飛ばし返していって、かなり粗っぽいというか少しイキリ立ち初めて、

中間距離のままにすると青山君の右が見え難いってことか、

必要以上なほど詰めての一気に乱打系に持ち込もうとしてたみたいで、

お互いに倒し屋でもないのにやたら乱雑に振りまくってたんだわ。

 

特に定常さんは、その方が打ち出し易いからなんだろうけど、

やたら右手を下げ過ぎてて危ない感じが抜けなかったんだよね。

 

<3R>

お互いに地に足が着いてないようなバタバタした感じになっていって、

舞い上がってしまったような感じの定常さんはやっぱり脅威なんだから青山君、

もう少し冷静に距離を取って立て直すべきだと思ったんだけど、

すっかり巻き込まれてしまったような感じだった残り1分10秒、

定常さんが左右のショートブローをきっかけに一気に仕掛けていったんだわ。

 

残り50秒、定常さんの再度の追込みは物凄くて、

あっと言う間に青山君の顔面が赤くなってしまったんだわ。

 

1ポイントを与えて何とか凌ぎ切れそうだった青山君だったんだけど残り12秒、

南ロープに詰められた所で定常君の左ショートアッパーをまともに貰ってしまって、

大きく倒れ込んでしまって、レフェリーも途中カウントストップしてのTKOエンド。

 

 

ってことで2分54秒、定常さんの力技系だったんだけど、

何とか立ち上がった青山君は大事を取って担架で搬出されたんだわ。

 

 

 

⑧ 望月直樹さん(横浜光)×藤北誠也さん(三迫)……F 8R

14勝(8KO)3敗のランク8位、24歳・神奈川県と、

12勝(5KO)3敗のランク10位、30歳・鹿児島県。

 

西板席に移って田之岡条君とか粕谷雄一郎君、木下貴大さん達と一緒観戦。

 

元ボクサーの木下さんは試験に受かって今度レスキュー隊に配属されるんだけど、

身長で引っ掛からなかったの? って聞いたら条君に、

「機動隊じゃないんですから……。」 って笑われてしまったんだわ。

 

この試合は色々悩んだ末、藤北さんの勝ちを予想してたんだけどね……。

 

登場した藤北さんは髪の毛を短くしてたし、髭もそってて、

なんだか温厚そうな青年に変身してたんだわ。

 

<1R>

開始ゴングと同時にいきなり仕掛けていったのは望月さんで、

若干出遅れた藤北さんを追い立てまくってたんだけど、

一段落後更にって感じで前掛かりになったその瞬間のリング中央、

満を持したような感じで藤北さんが右ストレートをカウンター気味にヒットさせて、

開始50秒にアララーッて感じで望月さんがダウンしてしまったんだわ。

 

殆どダメージを残さないままにリスタートした望月さんに対して藤北さん、

敢えて無理しないままにまずは2ポイントゲットのままラウンド終了ゴング。

 

こういう場合の藤北さんは何を考えながら試合をしてるのか、

つまり2分も残ってるから更にダメージを加えるべく一気に攻め立てるのか、

ゲットした2ポイントを守ることに徹するのかってことなんだけど、

隣の条君に尋ねてみたら、

「こういうケースは僕の場合殆ど有りませんから……。」 っていう答えが返ってきて、

もうホント可笑しくってさあ……。

 

条君はこの後も試合の途中途中で、「オーッ!」 とか 「ギャーッ!」 とか、

「オワーッ!」 とか適度に騒いで結構面白かったなあ。

 

<2R>

開始1分05秒、激しい右の相打ちで、

リング中央からロープまで飛ばされてしまったのは望月君の方だったんだけど、

残り1分20秒からの望月君の逆襲も凄まじくて、

右フックをきっかけに一気に藤北君を青ポストに追い込んでの左、右だったんだわ。

 

とっても危なかった局面を何とか切り抜けた藤北さんだったんだけど、

残り25秒からも左右フックを連続被弾してしまって散々な目に遭わされてしまって、

このラウンドは10ー8.5ほどもの大差を付けられてしまったんだわ。

 

<3R>

ダメージを残してたのは藤北さんだったと思うんだけど、

ふと見ると望月さんの左顔面もかなり腫れてたんだよね。

 

お互いにほぼ同じようなタイミングで右フックを振り出してて、

いずれかの直撃ヒットで更に大きく展開が変わりそうだったんだけど、

印象的なクリーンヒットが無いまま僅かに望月さんの手数勝ちって感じだったね。

 

<4R>

藤北さんの左フックと望月さんの右ショートフックがとっても美しくて、

ほぼ互角の状態が続いてた中、

藤北さんの返しの左フックで望月さんがマウスピースを飛ばされてしまったんだわ。

 

見間違ったレフェリーが青コーナーの方にそれを持って行ったんだけど、

ああいうのは却って遠目からの方が解り易いものなのかも知れないね。

 

この辺りから下半身のシッカリ感に差が出てきて、

藤北さんからは全体に若干フワフワしたような印象を受けたんだよね。

 

試合半分を終えたところでの自分のスコアは38-37で藤北さんだったね。

 

<5R>

折々の藤北さんのジャブと左フックの精度が良かったせいで、

右目下の腫れもかなり目立ってきた望月さんだったんだけど、

常にプレスを掛けることを忘れてなかった中、開始20秒での右フックが強烈で、

藤北さんをよろめかせて余裕のポイントゲットだったんだよね。

 

ってことで自分的には丁度47-47のイーブンになって正念場の残り3ラウンド。

 

<6R>

二人共、ここに至るまでそこそこ力を込めて振り合って来たもんで、

全体に若干の緩みが見えてきた中、

望月さんの厳しい前詰めからの打ち出しが目立ってたんだけど、

それでもより正確なヒッティングはやっぱり藤北さんのジャブと左フックだったなあ。

 

<7R>

お互いに綺麗に大きく当てようとする余りか手数が減っていった中、

辛うじて望月君の頑張り手数勝ちだったかなあ。

 

<8R>

二人共最後までそこそこキビキビ動けてたんだけど結局、

望月さんは試合開始当初からボディブローには殆ど目もくれないままで、

被弾を避ける為に頭を下げることが多くなって如何にもシンドそうだったんだわ。

 

 

ってことで自分は76-75で辛うじて藤北さんだったんだけど結局、

77-75、76-75、75-76で望月さんの2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 佐宗緋月君

② 田中公士君

③  藤北誠也さん

 

 

 

先週の土曜日くらいに玄関ドアに今年最初の結露が少しあって、

そろそろそういう季節かと思ってたら、

今朝は眼下の石神井川にヒドリガモが7羽が泳いでたんだよね。

2018年10月21日 (日)

YouTubeとヒットラー……。

                                                                                                            4fc3c90fe73b4a9eaab98e82bdbaf64b

 

我が家のケーブルテレビには元々幾つかのアプリが搭載されてるんだけど、

一番上の右から2番目にユーチューブがあって、

その中の音楽ソースのうちのオールディーズやモダンジャズを流しっ放しにしながら、

他の事をやりながら流し見したり、真剣に見入ったりすることが多いんだよね。

 

自分らが真っ最中だった1950年~60年代にも音楽専門誌はあって、

写真としては何度も見てはいたんだけど、

お気に入りのミュージシャン達の動画を見ることは絶対叶わなくて、

何十年振りで彼らを確認することが出来てまるで別世界なんだよね。

 

 

 

 

 

488ea65dad134f9a9e17402c2d698819

 

自分にとってヒットラーはある意味永遠のテーマの一つであって、

何故多くの人が彼のようなサイコパスに巻き込まれてしまったのか、

ホロ―・コーストは当時のアメリカにおける人種差別と同根なのかとかね。

 

そのヒットラーが実はジャンキーだったっていう説が最近結構有力で、

そういうのはエルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンにも通じてて、

そもそも1人で数万の聴衆を相手に出来るミュージシャンっていうのは尋常じゃなくて、

ある意味狂人だって、以前ある日本人ミュージシャンが言ってたんだよね。

 

そのヒットラーはごく普通の一平卒からその人生を始めたんだけど、

あれよあれよって感じでドイツ帝国のトップに成り上がっていって、

全ての人民が彼にひれ伏すようになっていったんだけど、

彼の立てた戦略の無限大的な拡大に彼自身も付いていけないようなところがあって、

1940年以降は彼を陥れるような計画におののき始めもして、

ついに薬物に助けを求めるようになったらしいんだわ。

 

で、第二次世界大戦が収束に向かいつつある頃には不安の頂点に達して、

当初はアヘン系のオイコダールで精神の安定を図ってたんだけど、

暫く後には同時に興奮系のコカインにも手を出すようになって、

彼の全身の静脈には最早注射をする場所さえ無かったってことなんだわ。

 

旧ソヴィエト軍(現ロシア)がベルリンに迫って、いよいよ敗色が濃厚になった時、

ヒットラーは直前に結婚したエヴァ・ブラウンと共に青酸系の毒を飲んで、

その上自らは拳銃でこめかみを打ち抜いて自殺して、

事前に部下に命じてた通りに二人の死体をガソリンで燃やして、

司令部があった建物の中庭に遺体を埋めさせたんだよね。

 

その後ベルリン入りしたソヴィエト軍がヒットラーの遺体を掘り起こして、

彼の下顎の骨だけを本国に持ち帰って、

それは未だにロシアのある研究所に保管されたままになってるんだわ。

 

その残された下顎をDNA解析すれば、

ヒットラーがホントに薬物中毒者だったかが解明されるんだけど、

現在のロシア政府は既に知ってるのか、そんな分析をするつもりがないのか、

全く何の反応も示さないままなんだよね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日の競馬には京都の9R、11Rと新潟の11Rに参加したんだけど、

結局全て外したんだけど、それでも京都9Rはとってもいいところまでいって、

9番人気の1着馬と10番人気の2着馬は選んでたんだけど、

4番人気だった3着馬を拾い切れなくて、

あとちょっとのところで3連複の41,160円を取り漏らしてしまったんだよね。

 

ってことだったんだけど、全くメゲルことなく今日も出陣ってことで、

東京の11Rは④と⑬、12Rは③と⑨、

京都の10Rは④と⑥、11Rは⑦と⑱、12Rは①と③ 絡みの馬券を狙うんだわ。

2018年10月19日 (金)

後楽園ホール・10月18日

 

01f565e8e45d4217b368257129cb4622

“銀河衝突”

 

自分らの太陽系が属する天の川銀河と一番近いアンドロメダ銀河がね、

およそ50億年後くらいに衝突するのがほぼ確実なんだってさ。

 

太陽の寿命もそれくらいだって言われてるから、

どっちにしても地球の命運は既に尽きてると同じな訳で、

それまでに人類が他の天体へ移住出来てるかがポイントなんだよね。

 

銀河同士が衝突すると、そりゃ物凄いことになることが容易に想像できるんだけど、

多分二つのブラックホールが合体して最終的には一つになるんだろうけど、

その過程でのエネルギーの放出は遠目に見てたら最上の宇宙ショーなんだわ。

 

そういう未来の現実を前にしても人間っていうのは実に哀しい生き物で、

アメリカもサウジアラビアも、ロシアも中国も何かおかしいことになってるし、

日本の政治家達も口利きや利益供与に奔走してるし、

信頼性が高かった代表的な日本企業のインチキも横行しまくってるし、

プロボクシング協会もJBCも目先のことしか考えてないみたいで……。

 

 

ってことでとにかく、

昨日の “DANGAN” はオール4回戦で全部で13試合が組まれてたんだわ。

 

 

 

① 近藤哲哉君(横田S)×小林涼君(横浜さくら)……SL

1勝(1KO)1敗の21歳・神奈川県と、1勝0敗の24歳・静岡県。

 

直前まである業界人と色々話をしてたもんで、ちょっと遅刻の2Rからだったんだわ。

 

<2R>

何だかやたら粗っぽい同士の乱暴比べだったんだけど、

その点に関しては近藤君の方が一歩先んじてて開始27秒の南ロープ前、

小林君の腕をかき分けるようにして左右フックをヒットさせてダウンゲット。

 

何とか立ち上がった小林君だったんだけど、

元々ディフェンスに難のあるところを更に突かれて、

途中まで踏ん張ってはいたんだけど、近藤君の勢いを止めるまではいかなくて、

1分15秒、赤ポスト前で右ストレートをまともに貰ってしまって2度目のダウン。

 

途端にレフェリーが即のストップエンドで正式には1分16秒、

近藤君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

② 佐藤拓実君(KG大和)×渡部想君(ワタナベ)……SFe

0勝0敗1分の22歳・神奈川県と、1勝(1KO)0敗の19歳・千葉県。

 

<1R>

佐藤君がいいプレスで始めて、中々力強い打ち出しだったし、

グッドグッドなボディブローも垣間見せてたんだけど、

全体的に前振り無しのいきなり系なもんで見切られ易くて、

顔面へのヒッティングに関しては渡部君の方が数も精度も上回ってたんだわ。

 

<2R>

まずは佐藤君が飛ばしていって、ショートレンジ狙いに徹してたんだけど、

最初のクリーンヒットは上背で4~5㎝上回ってる渡部君だったんだわ。

 

ただその渡部君も返しの左フックはオープン気味のことが多かったし、

頭を付け合っての密着戦に移行すると佐藤君の粘り手数勝ちって感じだったなあ。

 

<3R>

渡部君は距離を維持してジャブから組み立てることが出来なくなって、

展開としては大きく佐藤君に傾いていって、多少の被弾もモノともぜず、

ガンガン攻めで主導権を奪っていったんだわ。

 

ただ、お互いに大きな被弾が少なかった割には消耗の進みが目立ってて、

スタミナ的な今一感が強かったんだよね。

 

<4R>

初っ端からいきなり飛ばしていったのは佐藤君で、

左右のショートフックを連続的に打ち込んでいって、

対応の遅れた渡部君がいきなりのピンチに見舞われての赤ポスト前、

開始僅か14秒のことだったんだけど、

最後は佐藤君が右フックを打ち込んで激しくダウンゲット。

 

結構危ない倒れ方だったもんで、レフェリーも即のストップエンドで0分16秒、

佐藤君のTKO勝ちで、これが初勝利。

 

担架搬出されそうだった渡部君も最後は何とか自力で立ち上がってたね。

 

 

 

③ 齊藤歩志君(川崎新田)×諸橋一将君(T&T)……Fe

1勝2敗(2KO)の23歳・秋田県と、

3勝(2KO)0敗1分のサウスポー、30歳・北海道。

 

<1R>

諸橋君の方が上背もリーチも優位なもんで、

もう少しきちんとしたジャブから始めればいいのにって思ったんだけど、

やたら思いっ切り殴りたがり過ぎるのが目立ってたんだわ。

 

残り23秒の東ロープ前、お互いに一か八かの左右フックのやり合いが始まって、

不幸にも諸橋君が齊藤君の返しの左フックをまともに貰ってしまってダウン。

 

それ程のダメージを残さないままリスタート出来た諸橋君だったんだけど、

何だか丁半賭博のような粗っぽいボクシングだったなあ。

 

<2R>

ボディブローはまだ習っていませんって感じの二人だったんだけど、

諸橋君の左ストレートが突然ポコポコ当たり始めたんだわ。

 

残り1分からは1Rと同様、またもや丁半賭博系の左右フックの振り合いで、

お互いに危険度を高めてたんだけど、

諸橋君の返しの右フックがやたらデカ過ぎてたのが勿体無かったなあ。

 

<3R>

齊藤君は相手の左ストレートが見えてないみたかったんだけど、

諸橋君としては今一強く打ち切れてなかったのが残念だったなあ。

 

<4R>

まずは諸橋君が飛ばしていって、その後開始40秒から齊藤君が反撃に移って、

それにつれ密着戦になっていったんだけど、ここでは齊藤君の手数が圧倒的で、

諸橋君も踏ん張ってはいたんだけど、左目下の腫れが目立ってきたんだわ。

 

 

ってことで自分は39-36で齊藤君だったんだけど結局、

40-35、40-36×2ってことで齊藤君のパーフェクト3-0勝ちだったんだけど、

自分的には2Rか3Rのうちのどちらかは諸橋君だと思ったけどなあ……。

 

 

 

④ 安藤教祐君(KG大和)×深見旺彦君(ワタナベ)……LF

3勝(2KO)1敗(1KO)の26歳・宮崎県と、1勝1敗(1KO)の19歳・東京都。

 

ある業界人とその家の初孫のことで話をしてたら1Rを見逃してしまって……。

 

深見君の応援には京口紘人さんと谷口将隆さんが来てたね。

 

<2R>

勢いがあったのは深見君で、いい感じで攻め立ててたその瞬間の残り52秒、

前掛かりの攻撃一方だったところに安藤君が右ストレートをカウンターヒット、

まともに貰ってしまった深見君がダウンしてしまったんだわ。

 

それでも気丈な深見君はリスタート後に大きく頑張り直して、

安藤君の追撃を退けて右ストレート、右フックで挽回挽回してたんだわ。

 

<3R>

手数もパンチのシッカリ感も却って深見君の方が勝ってて、

後半は安藤君も盛り返してたんだけど、ラウンド前半の貯金で深見君だったなあ。

 

<4R>

お互いに消耗が進んできたみたいで、1~2発だけで攻撃を終えることが多くなって、

それ程目立ったショットは無かった中、それでもいい感じだったのは深見君で、

1Rは見てなかったもんで何とも言えないんだけど、

ダウンを喰らいながらのイーブンとか僅差勝ちも有り得そうだったんだわ。

 

このまま終わるかと思われた残り7秒、

それはまるで2Rのデジャブのような感じだったんだけど、

深見君が攻め込み一方だったところに安藤君が右ストレートをカウンターヒット、

それは前回以上のハードヒットで深見君が一発昏倒ダウンしてしまって、

その倒れ方の余りの激しさにレフェリーも即のストップエンドで2分55秒、

安藤君の見事なTKO勝ちだったんだわ。

 

 

深見君としては行けそうなところで余りに無防備になってしまったところが、

誰が見てもの反省点だったと思うけど、まだまだこれからなんだよね。

 

 

 

⑤ 遠藤裕介君(協栄山神)×荒川拓朗君(ジャパンS)……Fe

0勝1敗(1KO)の21歳・神奈川県と、0勝3敗(2KO)の31歳・栃木県。

 

10歳の年齢差がある初勝利目指し組の対決ってことで……。

 

<1R>

上背は遠藤君で、ふくらはぎの太さは荒川君って感じだったもんで、

二人には2階級くらい違うほどのフレームの差があったせいか、

荒川君は詰め寄る前に遠藤君に捌かれ続けてたんだわ。

 

ラウンド終盤になっても荒川君は距離をどうしたらいいのか戸惑ったままで、

仕掛けの遅いままやられっ放しの状況が延々だったんだよね。

 

ってことで、既に勝負あったって感じだったもんで早々の休憩タイムゲット。

 

結局やっぱり次の2Rの2分03秒で、遠藤君のTKO勝ちだったってね。

 

 

 

フラッとしてたら、少し暗くて遠い所からコンチワって挨拶してくれた若者がいて、

この日ジム仲間に応援に来てた阿部麗也さんで、

奥様と小さなお子さんも一緒で、おむつの世話なんかしてたんだわ。

自分のことを真っ直ぐ見つめてきたその坊やは洸空(こうあ)君ってことで……。

 

 

その後、ある人に産まれたばかりの初孫の写真を見せて貰って、

ちょっとばかり幸福を分けて貰った様な感じがしたんだよね。

 

 

 

⑥ 吉見彬君(セレス)×當舎直樹君(本望)……B 4R

0勝1敗(1KO)の21歳・千葉県と、デビュー戦の22歳・広島県。

 

<1R>

最初のジャブは當舎君だったんだけど、

フレームとリーチが優位な吉見君が相手のガードが緩むところにヒットヒットさせて、

ラウンドの終わり頃には感じを掴んだように落ち着いてやってたんだわ。

 

當舎君は全体的にグローブの位置がルーズでその上、

まるでキックボクサーの様に手の平を前に向け過ぎるような癖も見せてたんだわ。

 

吉見君も腰高過ぎる傾向を見せてたんだけど、当て勘は良かったんだよね。

 

<2R>

お互いの腕振りには怖さを感じさせるようなところが無かったんだけど、

吉見君の方がまだシッカリしてて、當舎君のパンチは優し過ぎてたんだよね。

 

<3R>

當舎君としてはたまには一瞬相手がビビるような右を打ち出すべきで、

何から何までが優しい性格を背景にしたようなパフォーマンスだったなあ。

 

吉見君も返しの左フックが大きく雑で、そこを狙われると危なかったんだけど、

これがデビュー戦の當舎君にはそこまでは望むべくも無かったんだよね。

 

<4R>

このままでは負けてしまいそうだった當舎君もやっとやっとの本気出しで、

お互い、強くも巧くも無かったんだけど最後の気持ち戦だったんだわ。

 

弱々しく若干ペトペトした感じの手数戦ではあったんだけど、

二人のそれなりの必死感は充分伝わって来てた中、

やっぱり當舎君の打たれ方の形の悪さが目立ってて、

残り4秒での右ストレートで吉見君の勝ちが決定したんだわ。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局、

40-36×2、39-38ってことで勿論、吉見君の3-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

⑦ 三嶋秀宜君(輪島S)×二瓶竜弥君(郡山)……B

1勝(1KO)0敗の20歳・東京都と、1勝0敗の20歳・福島県。

 

二瓶君はレイジェスの黒無地トランクスだったんだけど、

一方の三嶋君のトランクスにはスポンサー・シールが山盛りだったなあ。

 

<1R>

2~3㎝ほど上背のある三嶋君が届きのいいジャブを連発して始まって、

スムースな右へも繋げてたんだけど、開始1分03秒、

余りに打ち気に逸り過ぎて若干強引に行ったその瞬間、

二瓶君に右ショットをカウンターヒットされてしまってアレレーのダウン。

 

その少し前から応援に来てた勅使河原弘晶さんが、

「まだジャブでいいから!」 って盛んにアドバイスしてたんだけどね。

 

リスタート後は二瓶君の追撃より三嶋君の反撃の方が目立ってて、

二瓶君の顔面も三嶋君と同じくらい赤くなってきて、

右目上をヒットカットされてもいたんだわ。

 

<2R>

お互いに危険なタイミングで右フックを交差させてたんだけど、

三嶋君はまだまだ冷静になり切れてないようで、

必要以上に自分から距離を縮めているような感じだったし、

とにかく全部のショットを無暗に振り過ぎる傾向が強かったんだよね。

 

二人にそれほどの差は無かったんだけど、少しの頑張り差で三嶋君かなあ。

 

<3R>

挽回期すべくまたもや三嶋君の先制手数で、

相手の打ち終わりに右アッパーなんかを細かく合わせ打ってもいたし、

山ほどのボディブローで二瓶君を弱らせていったんだわ。

 

二瓶君の動きが全体にマッタリしてきて、

押し込まれっ放しになることが多くなってきたんだよね。

 

<4R>

最後の接近乱打戦の最初の1分間は三嶋君が手数勝ちしてて、

残り1分から打ち疲れの見えてきた三嶋君に対して二瓶君、

反撃し切れず中途半端なままでの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は38-37で三嶋君の逆転勝ちだったんだけど結局、

39-36、38-37×2ってことで二瓶君の3-0勝ちってことで、

自分は一人だけかけ離れてたんだよね。

 

 

 

⑧ 佐藤諒太君(Reason押上)×古谷拓己君(ワタナベ)……SF

0勝1敗の22歳・東京都と、0勝1敗の21歳・東京都。

 

古谷君は “ふるや” ではなくて “こや” っていうことで、

だからトランクスにあった “58” っていうのはそれにちなんでってことなのかなあ。

 

<1R>

開始43秒での右ストレートで佐藤君が先行したんだけど、

1分30秒で今度は古谷君の右ストレートがヒットしてチャラ。

 

その後殆ど有意差は無かったんだけど、敢えて言えば佐藤君かなあ。

 

アレッて気が付いたら、佐藤君の右グローブの手首近くに変なシワが寄っててね、

別に試合に支障は無いんだけど、誰も気が付いてなかったんだよね。

 

<2R>

ショート戦での頑張りは古谷君の方が目立ってて、

いつの間にか佐藤君の左目尻が切れてて、血が目に入りそうだったんだわ。

 

それでもその佐藤君の積極プレスが終始目立ってて、

若干飛ばし過ぎて最後は少し緩んではいたんだけど、

派手な被弾はあくまで相手の古谷君の方だったんだわ。

 

<3R>

佐藤君は相変わらず左目周辺からの流血に見舞われてたんだけど、

いい感じを取り戻しつつあって、気持ちの強いところを見せてたなあ。

 

そのまま僅差で佐藤君が押し切りそうだったんだけど、

最後のショート戦のパフォーマンスで古谷君が逆転ポイントゲット。

 

<4R>

前詰めは佐藤君に変わりなかったんだけど、

お互いに打ち終わりの肝心なところでの被弾を繰り返してたんだわ。

 

古谷君も最後の踏ん張りは見せてたんだけど、

打たれ方の形としては古谷君の方が悪過ぎてたんだよね。

 

 

ってことで自分は39-37で佐藤君だったんだけど結局、

39-37×2、38-38ってことで佐藤君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑨ 谷川生馬君(厚木ワタナベ)×白鳥翔太君(本望)……SB

1勝(1KO)1敗1分のサウスポー、28歳・神奈川県と、

2勝0敗のサウスポー、27歳・埼玉県。

 

<1R>

プレスを効かせてたのは白鳥君の方だったんだけど、

最初の2分間はお互いに殆ど何もしないままだったんだわ。

 

その後は白鳥君が谷川君の突っ掛り系をさせるままにしてしまって、

残り30秒にはその谷川君の雑な右フックをまともに貰ってしまったんだわ。

 

この時は結構危ない局面に追い込まれてしまって白鳥君、

クリンチ凌ぎするので一杯一杯になってしまってたんだわ。

 

<2R>

白鳥君としては相手のタイミングで突っ込ませないことが重要なんだけど、

自分からの仕掛けが少な過ぎだったし、

かと言って踏み込んで来るところに強く合わせようとしてるでも無くて、

自信を持って打てて無かったし、全てが中途半端だったんだよね。

 

荒っぽい突っ込み系と対応し切れない優しい系との退屈なやり取りだったもんで、

一旦休憩タイムってことで、少し経って戻って結果を聞いてたんだけど、

谷川君からみて39-38、38-38×2ってことで1-0ドローだったんだよね。

 

 

 

⑩ 初鹿健吾君(中屋)×岩井祥來君(小熊)……Mm

0勝1敗の26歳・東京都と、デビュー戦の24歳・長野県。

 

デビューボクサーの岩井君には田之岡条さんがヘルプセコンドに付いてたね。

 

<1R>

少しばかり相手にきっかけを求め過ぎてた初鹿君に対して岩井君、

初っ端から吹っ切れてるかのようなテキパキボクシングで、

2~3㎝ほど上背が優位な相手に対して、中間距離からも積極的だったんだわ。

 

<2R>

初鹿君はこのままマッタリやるのかと思ったら、密着してからが本領発揮って感じで、

勿論その全部が正確にヒットしてた訳では無かったんだけど、

出してる手数差が一気に逆転してきたんだわ。

 

<3R~4R>

お互いにビッグヒットは無かったんだけど、

必死の手数戦は見てて心地良くて、

最後まで緩むことなく動き切れたのは立派だったなあ。

 

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

初鹿君からみて39-37、38-38×2の1-0ドローだったんだわ。

 

 

 

⑪ 石垣芙季君(UNITED)×外村大貴君(ワタナベ)……Mm

1勝0敗の29歳・沖縄県と、0勝0敗1分の25歳・滋賀県。

 

<1R>

いきなり激しい打ち合いから始まったんだけど、

下半身がシッカリしてたのは圧倒的に石垣君の方だったんだわ。

 

<2R>

石垣君の攻める気持ちの方が勝ってきて、

外村君はパンチのシッカリ感でも後れを取るようになってきたんだわ。

 

<3R>

二人共、見栄えのいいヒッティングが殆ど無くて、採点に迷うところだったなあ。

 

<4R>

開始殆どすぐの26秒の南ロープ前、

ワンツーからすぐ繋いだタイミングのいい右フックを綺麗にヒットさせて、

石垣君が外村君から一発ダウンゲット。

 

4回戦は比較的早いストップが心掛けられてるんだけど、

この試合もそれまでのスコア的がほぼ一方的だってこともあってか、

カウント途中ストップの0分34秒で石垣君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑫ 柳沼直道君(EBISU)×竹原毅君(協栄)……SB

2勝(2KO)4敗(1KO)2分の25歳・北海道と、

デビュー戦のサウスポー、23歳・広島県。

 

竹原君はパンフではオーソドックスになってたけどね……。

9戦目とデビュー・ボクサーの対戦ってことで……。

 

<1R>

双方とも打ち外すことが多かった結果だったんだけど、

柳沼君の右ストレートと竹原君の左ストレートが絡み合うことが延々だったんだけど、

終盤に掛けては柳沼君の細かいショットの方が正確だったんだわ。

 

<2R>

竹原君が凶暴度を上げていっての手数アップで、

残り1分20秒からは柳沼君を青ポストから西ロープ伝いに追い込んで、

連打連打でかなりの時間釘づけにしてんだわ。

 

柳沼君は相手の乱暴な変身に戸惑いっ放しって感じだったんだよね。

 

<3R~4R>

竹原君のペースになりそうなのを柳沼君がどうするかだったんだけど、

お互いに決め手を欠く中、流石に柳沼君も手数を増していって、

最後の最後まで体力を維持出来てたんだけど、

結局は竹原君の勢い勝ちって感じだったんだよね。

 

ってことで自分は39-37で竹原君だったんだけど結局、

39-37×3ってことで竹原君の3-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

⑬ 牛島龍吾君(中屋)×保坂倫之君(稲毛)……Fe

1勝0敗の17歳・東京都と、2勝(2KO)1敗の34歳・千葉県。

 

丸々倍もの年齢差があるっていうのは結構珍しいんだけど、

保坂君には沢山の応援団が駆け付けてたんだわ。

 

場内大騒ぎの中、勝負は正にあっと言う間に終わってしまったんだけどね。

 

<1R>

自分と同じように保坂君も、まずは静かな接触かと思ってた開始14秒のリング中央、

いきなり大きく振り出した牛島君の特大右フックがまともにヒットして、

途端に牛島君が前にのめりながら一発四つん這いダウンしてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど保坂君、

ちょっと続行は無理だと判断されてのTKOエンドで0分20秒、

多少オープン気味だったようなバッスンっていう大きな音ではあったんだけど、

とにかく実に手際のいい牛島君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

その時自分はふと思ったんだけど、牛島君はあのパンチ、

実はまさか当たるとは思っていなかったんじゃないかってね……。

 

相手の心と体の準備が整う前のああいう開始即の脅かしパンチで思い出すのは、

今はトレーナーをやってる角海老ジムの小堀佑介さんの日本タイトル戦で、

1Rの開始ゴング直後に小堀さんがチャンピオンの真鍋圭太さんに向かって行って、

この右が当たったら大変なことになりますよおって感じで、

特大の右フックを3発連続して振り出してたことだったんだよね。

 

この時の小堀さんは1発もヒットすることが出来なかったんだけど、

それはそれで脅かしになればいいって感じで、相手の気持ちを乱しながら、

最後は綺麗に倒し切ったのを思い出したんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 牛島龍吾君

② 安藤教祐君

③ 岩井祥來君

 

 

 

昨日出場した26名のうちの3名はデビュー・ボクサーだったんだけど、

それを除外した23名の中で元々記憶に残ってたボクサーはいなくて、

残念ながらこの日印象に残ったボクサーも少なくて、

ベストボクサーもちょっと無理矢理だったんだけどね。

 

東京の今日の最高気温はこの秋初めて20℃を割る18℃ってことで……。

2018年10月16日 (火)

あと2か月半……。

 

355c08e7b4e34cf8aa4e08194833f1fd

“直線に向けて16頭がほぼ一団”                                                               

 

 

今年もあと2か月半ほどしか残されてないんだけど、

記録的な猛暑の直後に幾つかの台風が襲来しての雨続きで、

秋の日差しを楽しむ間もなくいきなりの冬寒かって感じで、

そろそろ寝具の入れ替えを考えなくてはならないんだわ。

 

北の地の地震も西方の台風被害も遠い地の辛く悲しい出来事で、

関東圏は様々な天災を免れたままに過ごしてるんだけど、

ただ、極端な寒暖は我が家のサツキ達にかなりの被害を与えてて、

小さな花芽は猛烈な日差しにやられた後、

温かい日差しに慰められることも無いままの発育不良で、

来年の正常な開花が危ぶまれてるんだわ。

 

 

 

残りあと2ヵ月半と言えば勿論、秋冬競馬ってことで、

10月初めから年末まで数えてみたらあと26回分の競馬が用意されてるんだわ。

 

自分は9月末までに221レースに参加して (1日平均約3レース)、

通算の回収率は138%なんだけど、

年末に向けて改めて参加ルールと狙い目について整理すると同時に、

勝負に対する心構えを確認してみたんだわ。

 

15頭立て以上、1番人気3.0倍以上のレースが基本なのは変わりなくて、

10R以降のハンデ戦→GⅡ→1,600万以上→GⅢ→1,000万以上→牝馬戦

→オープンっていうのが優先参加レースにすることにも変わりはなくて、

その中から1日3レースをMAXにするってことで……。

 

そうすると10月6日から12月28日までの26回では合計78レースになる訳で、

具体的にどういう買い目を設定するかというと、

まずは1番人気から3番人気馬までを無条件に除外して、

人気順に ④⑤⑥→⑦⑧⑨→⑩⑪⑫ っていう3連単の基本形を作って、

更に其々のグループから1点づつを除外して、最終的には

○○→△△→□□ っていうフォーメーションを組むんだわ。

 

この絞り込み作業が一番の要で、先行馬か追込み馬かの確認とか、

騎手ランキング、調教タイムそれに厩舎情報なんかを組み合わせて決めるんだわ。

 

これで8点になるんだけど、○○→□□→△△も付け加えたいところなんだけど、

○○~△△~□□っていう3連複を押さえにすることにしたんだわ。

 

これで合計16点になる訳で、年末まで合計78レースに参加するとなると、

最低金額の100円に換算すると、1,600円×78=124,800円になるんだわ。

 

これまでの自分のデータでは上記の買い目だと3連複の払戻金は平均約7万円、

3連単の払戻金は約平均40万円で、

平均出現率は3連複だと30レースに1本、3連単は50レースに1本だから、

3連複の場合だと最低2本で14万円、3連単だと最低1本ゲットで40万円、

つまり124,800円が合計54万円にもなるってことで、

41万ほどの儲けになるし、回収率は433%にもなるんだよね。

 

 

取らぬ狸の皮算用っていうのは正にこのことなんだろうけど、

世の中の多くの人が、この “取らぬ狸の皮算用” で夢を描いて、

少しでも前向きな人生を送ろうとするんじゃないのかなあ……。

 

実はこの買い方で10月14日の東京10Rで惜しいレースが既にあってね、

11番人気が1着だったから3連単は元々ダメだったにしろ、

その1着馬と2着馬は選択してたんだけど、3着馬を漏らしてたもんで、

59,590円の3連複を取りっぱぐれてしまったんだわ。

 

こういうことを繰り返すと、買い方を変えてみたりすることが多いんだけど、

博奕っていうのは基本的には穴狙いでしか通算の利益を出し得なくて、

その人なりの穴狙いに固執し通すことが勝利への道だと思ってるんだよね。

2018年10月13日 (土)

後楽園ホール・10月12日

 

F912fb300614488e8ad7c16ede66bb56

「ずっと、こうしていようね。」 ってか……。

 

 

 

昨日の後楽園ホールは7試合が組まれてた内の6試合が、

来年のチャンピオンカーニバルの挑戦者決定戦だったんだけど、

1試合組まれてた4回戦のことがパンフレットに全く記載が無かったのが気の毒で、

如何にも急に差し込まれたって感じだったんだけど、

全部の試合が終わった時間がほぼ10時だったことと併せ考えると、

無理矢理に差し込む必要も無かったんじゃないかって印象が強かったんだよね。

 

 

会場前のホール前広場に三迫ジムボクサー達が集まってて、

吉野修一郎さんとか中川兼玄君、長谷川守里君、相川学己君達と、

前日の永田大士さんの試合のミニ・レビューなんかしながら入場入場。

 

 

 

① 谷口彪賀君(中屋)×大塔武君(横浜光)……SL 4R

デビュー戦のサウスポー、21歳・鹿児島県と、1勝(1KO)1敗の22歳・愛媛県。

 

<1R>

アマ8戦の谷口君はやっぱり形にはなってたんだけど、

取り敢えずは様子見ってことか、最初のショットは大塔君の右ストレートで、

谷口君は残り50秒ほどになってから初めて左ストレートを打ち出してたんだわ。

 

二人共、狙い過ぎの前振り不足のままだったんだけど、

序盤の手数の差で辛うじて大塔君かなあ……。

 

<2R>

最初の30秒は大塔君が左右のショートフックと右ストレートで先攻してたんだけど、

1分20秒頃、バッティングして大塔君が右目を押さえてとっても痛そうにしてて、

レフェリーが時計と止めさせて彼に一休みを与えたんだけど、

一応ドクターに診て貰うことになって、それから結構時間を要して結局、

1分18秒、そのまま負傷ストップになってしまってドローエンドだったんだわ。

 

 

 

② 堀川謙一さん(三迫)×板垣幸司さん(広島三栄)

          ………日本 LF級王座挑戦者決定戦 8R

37勝(11KO)15敗(3KO)1敗のランク1位、38歳・京都府と、

18勝(7KO)12敗(3KO)3分のランク2位、35歳・広島県。

 

試合前、前日に悔しい悔しい判定負けをした永田大士さんが、

まだ左目下に青黒い痣を残したまま堀川さんの応援に駆け付けて来て、

勝ち試合ではなかったのに、傷んだままだったのに、それはとっても立派で、

彼らの結束の強さを知らされる思いだったんだよね。

 

その堀川さんには加藤トレと椎野トレの他、田中教仁さんが付いてたんだわ。

 

<1R>

二人共、最初の2分間は自らのリズムとタイミングを確認したり、

相手との間合いをチェックすることに費やしてたんだけど、

基本的なプレスは堀川さんの方で、

お互いに僅かな触れ合いをしてたに過ぎないんだけど、

敢えて敢えて言えば堀川さんだったかなあ……。

 

それにしても板垣さんのところのセコンドは毎度毎度だらしなくて、

セコンド・アウトが実にルーズで、タイやインドネシア以下だったなあ。

 

<2R>

リーチは板垣さんの方が若干優位なもんで、

堀川さんとしてはあと4~5㎝ほどの踏み込みが必要な感じが続いてて、

まだまだ本気は出して無いって感じだったんだけど、

基本的なプレスはしっかりしてたね。

 

お互いに右ショットはまだまだ封印してて、左の争いって感じだったんだわ。

 

<3R>

堀川さんが相手のジャブをかいくぐってのボディショットに重点を置き始めて、

板垣さんはロープ沿いにサークリングしながらの迎え打ちに徹してて、

そっちの方が結構功を奏して、堀川さんの顔面の赤味が増していったんだわ。

 

それでも老練な二人の独特の試合運びは自分にはまだまだ刺激的ではなくて、

この試合は圧倒的に堀川さんプッシュだったもんで、

自分と堀川さんに気合の入れ直しって感じで席移動。

 

<4R>

堀川さんの持ち前のガムシャラ前掛かりはまだまだで、

しつこくて鋭い動きとはまだまだ程遠くて、

「序盤はユックリやって後半勝負だから……。」 って三迫会長が言ってた通りで、

板垣さんもそれほど綺麗なヒッティングでは無かったんだけど、

それでもこのままだと板垣さんのポイントになりそうだなあって思ってた残り15秒、

堀川さんがタイミングのいい軽打を連発して、挽回ポイントゲット。

 

それでもまだ自分のスコアでは38-38だったんだわ。

 

<5R>

流れが徐々変わり始めたのはやっぱり前の回のからで、

どういう訳か、KO率的には優位な板垣さんの結構多彩なパンチが、

それほどの効果を上げ切れてなかった中、地味ではあったんだけど、

堀川さんの気持ちのこもったボディブローの方が相手を困らせてたんだよね。

 

<6R>

もう少し早めにギアアップした方が余程楽だと思うんだけど堀川さん、

こういうのが彼の戦い方なのか、顔を赤くしてからが本領発揮ってことで、

いよいよ豆タンクぶりを全開にさせて、左ボディを上に繋げて快調快調。

 

それにしても板垣さんはボディブローを嫌がる様子が露骨過ぎてきたなあ。

 

<7R>

板垣さんのパンチが何となく腰が入って無いような感じになってきて、

今や赤鬼豆タンクと化した堀川さんが益々の飛ばしで、

この分だとこれで3ラウンド連続でポイントゲットだなって思ってた残り51秒、

堀川さんが赤コーナー近くの東ロープ際に相手を追い込んだところだったんだけど、

またボディを打たれるかって思わず板垣さんがガードを下げたその瞬間、

堀川さんの渾身の右フックがドッカン直撃したんだわ。

 

大きく顔面を張り飛ばされた板垣さんはそこからは防戦一方で、

打たれるままの状態が続いたもんで、

見かねたレフェリーが我慢し切れず割って入ってストップエンド。

 

 

ってことで2分14秒、堀川さんの実に見事なTKO勝ちだったんだけど、

それにしても試合序盤はハラハラさせられた訳で、

どこか体調でも悪いのかって思ったぜよ。

 

 

前日の永田大士さんはボディブローを打ち切れなかったことで、

ほぼ手が届いてた勝ちをみすみす逃したって未だに自分は思ってるんだけど、

この日の堀川さんはそのボディブローで見事に活路を開いたんだよね。

 

 

次の試合が始まるまでフラッとしてたら、

拳四朗さんが帝拳の長野マネと並んで座ってたもんで挨拶したんだわ。

 

長野さんに 「丁度いい背丈同士ですねえ。」 って言ったら、

「何言ってんのよ、ひ孫よ。」 ってパンフで頭を叩(は)かれてしまったなあ。

 

 

 

③ ユータ松尾さん(ワールドS)×レイ・オライス(FLARE)

           ………日本 SF級王座挑戦者決定戦 8R

14勝(7KO)3敗1分のランク1位、29歳・青森県と、

20勝(5KO)17敗(7KO)2分のランク2位、サウスポー、34歳・フィリピン。

 

<1R>

やっぱり松尾さんがフルガードでまずは距離を潰そうってことで、

ガリゴリにじり寄っていって、当然オライスが引き気味にしながらの始まりで、

それでも下がりながらの中で巧いこと左ストレートを2発ヒットさせてたんだわ。

 

で、最初の1分間をオライスが優位に進めてたんだけど、

その後の彼はこんな感じだったっけ?ってほど口を開くのが早くて、

白いマウスピースを丸見えにさせながらだったんだわ。

 

それでも技巧的にはオライスの方が一歩先んじてて、

ボディブローを混ぜ込んだコンビネーションの巧みさでまずは余裕のポイントゲット。

 

<2R~3R>

松尾さんの元々のガタイの強さもあったし、オライスもハードヒッターではないもんで、

多少の直撃を貰ったくらいでは松尾さんは全く揺らぎもせず、

徐々にフィジカルのぶつかり合いになるにつれ、

松尾さんの頑張り勝ちの方が目立ってきたんだわ。

 

<4R>

開始直後の11秒の南ロープ前、

松尾さんの力強いワンツーからの返しの左フックが直撃してオライスがダウン。

 

尻餅を付いてしまったオライスも何とか普通に立ち上がってリスタートしたんだけど、

残り時間は余りにタップリ残されていたし、

火が付いた松尾さんの勢いを止められそうにも無くて、

一旦は持ち直しそうにも見えたんだけど、

こりゃ持ちこたえられそうにないかなあって見えてきた残り1分27秒、

今度は西ロープに詰められたところだったんだけど、

松尾さんの渾身の右ボディが強烈な喰い込みを見せて、

耐え切れずオライスが思わず左膝着いてしまって2度目のダウン。

 

そろそろエンディングだなって会場のみんなが思ってた再リスタート直後、

仕留めにかかって詰めていった松尾さんの顎に、

オライスの正に決死の右アッパーが一撃大ヒットしたんだわ。

 

アレレーッて感じで松尾さんはまるで立ったままダウンを喰らったみたいになって、

一瞬、衝撃の実に衝撃のオライスの逆転KO勝ちさえ見えてきて、

そりゃもう勿論場内は大騒ぎになってしまったんだけど残念ながら、

1ラウンドに2度のダウンを喰らったオライスにも多くの力は残されてなくて、

千載一遇のチャンスを取り逃がしてしまったままラウンド終了ゴング。

 

で、この回の自分的なスコアは松尾さんの9-7って感じだったんだよね。

 

<5R>

お互いのダメージに関してはやっぱりオライスの方が深刻で、

立て直した松尾さんが初っ端から飛ばしていって、

残り1分ちょっとのところの南ロープ前だったなあ。

 

反応が鈍ってきたオライスに松尾さんが右ストレートを思いっ切りの打ち込みで、

オライスが3度目のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

何とか起き上がろうとはしてたんだけどオライス、

もう精も根も尽き果てたって感じで、カウントが進む中、

ついに陣営からタオルが投げ込まれて2分15秒でのKOエンドだったんだわ。

 

 

松尾さんが自らのボクシングに強い自信を持ってたのが良く解ったんだけど、

一方のオライスなんだけど、あんなに簡単に貰うボクサーではないと思ってて、

ハァーハァーするのもとっても早かったし、体調面で何かあったのかなあ……。

 

 

 

④ 中川麦茶さん(角海老)×岡本ナオヤさん(東拳)

          ………日本 SB級王座挑戦者決定戦 8R

23勝(14KO)5敗(1KO)1分のランク1位、29歳・福島県と、

13勝(6KO)6敗(2KO)1分のランク2位、30歳・三重県。

 

<1R>

太いガタイの岡本さんに対してプレスを掛けてたのは中川さんで、

鋭いジャブの届きも良かったし、右のフォローも効いてたんだわ。

 

で、2分を過ぎる頃には元々腫れ易い岡本さんの顔面が赤くなってきて、

中川さんのスピードとキレが岡本さんのパワー系を凌駕してたんだよね。

 

<2R>

岡本さんは上体を振って中川さんのジャブを回避しようとしてたんだけど、

残り1分02秒には中川さんの左右のストレートを出会い頭に貰ってしまって、

3mほど吹っ飛ばされてロープに引っ掛かって危ないところだったんだわ。

 

岡本さんは何とか乱打戦に持ち込もうとしたんだけど、

巧いこと中川さんに交わされて被弾を増やしていってたなあ。

 

<3R>

技と力の対決っていう図式が固まってきたと思われたんだけど、

気を取り直したような岡本さんが更に乱暴度をアップさせていって、

何とかガチャガチャにさせたいって感じの必死の前詰めと手数で、

このラウンドは中川さんの3倍ほども手数を擁して、

結局最後までその力づくを押し通してしまったんだわ。

 

この日の中川さんの戦い方に首を傾げ始めたのはこの辺りからで、

1R~2Rのように普通に距離をキープするのが大前提なのに、

何故わざわざ相手の土俵に上るのかなあって不思議でならなかったんだわ。

 

<4R>

中川さんは自ら新境地を開拓するつもりのかってほど距離を取らなくて、

岡本さんの力任せの上の手数ボクシングにすっかり巻き込まれてしまって、

カウンターを打ち切れないほど空間を埋められてしまって、

元々ショートブローはそんなに巧くないのに敢えての密着戦の意味が不明で、

岡本さんを元気付かせる一方だったんだわ。

 

<5R>

中川さんは接近戦の際の凌ぎ方の見栄えがとっても悪くて、

すぐ頭を下げるもんで、何だかゴメンナサイを繰り返してるようだったんだわ。

 

ってことで、ここまでの自分のスコアは48-47で岡本さんだったんだよね。

 

<6R>

どこかで中川さんが本来の姿に戻すかって見てたんだけど、

一向にそんな感じにならないままで、

このラウンドは辛うじて打ち勝ってはいたんだけど、

自分的には彼が違うボクシングを強いられてるような感じだったんだよね。

 

<7R>

お互いにチャンピオンを目指すようなボクシングにはなってなくて、

激闘は激闘だったんだけど、それはちょっとヤケクソ系に見えなくも無くて、

一段落した後のダメージは中川さんの方が深刻で、

腕振りも実に頼りなくて力を込めきれてなかったんだよね。

 

ガッカリ感が大きくなったもんで、中川さんの頭を下げる癖のお蔭で、

岡本君が左目上をバッティングカットしたところで離席したんだけど、

その後も中川さんの悪い癖が直らないもんで、ついに減点を喰らってしまって、

残念ながらこれで中川さんの勝ちは無くなったなあって思って発表を聞いてたら、

67-65、67-66、67-67ってことで中川さんの2-0勝ちだったんだわ。

 

 

減点されるほど頭を下げてまで密着戦に挑んでた中川さんだったんだけど、

自分の意志だったのか、安易に付き合ったのか、強いられてしまったか、

いずれにしても途中から立て直す事も出来なかったのかなあって感じだったんだわ。

 

 

 

⑤ 大里拳さん(大鵬)×杉田聖さん(奈良)

         ………日本 SFe級王座挑戦者決定戦 8R

14勝(4KO)2敗(2KO)1分のランク1位、24歳・大阪府と、

14勝(9KO)5敗(2KO)1分のランク2位、28歳・大阪府。

 

<1R~2R>

見た目様子のいい同士で、一見シッカリしたボクシングをする同士でもあって、

パンチ力は杉田さんでコンビネーションの巧みさでは大里さんだったんだわ。

 

杉田さんからはカッチリした力強さを感じたんだけど何だか身体全体が硬くて、

大里さんもジャブはいいんだけど、右ショットからのフォローが今一で、

2月に末吉さんに一旦はダウンを喰らわせたほどのキレは無かったんだよね。

 

お互いに決め手を欠いたまま、多分このまま延々なんだろうなあって、

そんな感じしかしなかったもんで、一旦離席してそれからは遠目に見てたんだけど、

やたら右を貰うことが多かった杉田さんはラウンドが進んでも何の工夫もしなくて、

相手がそんな風なもんで、大里さんも敢えてって感じで流してるみたいで、

結局、実に単調なやり取りに終始してて、どのラウンドも同じに見えて、

ホント、ボディブローなんか習っていませんって感じの手抜き系でもあって、

本人達はどう思ってたか知らないけど、見る側にしてみれば、

詰まらないボクシングの見本みたいだったんだわ。

 

 

二人共いい体してるし、基礎はシッカリしてたから

鍛えればもっともっと強く巧くなると思うんだけどなあ……。

 

結局この試合は79-73、79-74×2ってことで大里さんの3-0勝ち。

 

 

 

⑥ 井上浩樹さん(大橋)×マーカス・スミス(平仲)

          ………日本 SL級王座挑戦者決定戦 8R

11勝(10KO)0敗のランク1位、サウスポー、26歳・神奈川県と、

6勝(6KO)0敗1分のランク2位、サウスポー、33歳・アメリカ。

 

どっちが勝つにしてもKO決着が必至だと思ってたんだけどね。

 

この試合から角海老ジムの鈴木会長と渡部あきのりさんと一緒観戦で……。

 

<1R>

スミスの方が吹っ切れた感じでまずは積極前詰めで仕掛けてきたんだけど、

井上さんは華麗なフットワークで難なく交わして、

まずは挨拶代わりって感じで右フック1発と、左ストレート2発を軽くヒットヒット。

 

<2R>

スミスはラウンドの最初の1分間は絶対前詰めするって決めてたみたいで、

大きな歩幅でグイッて感じで距離を縮めてきたんだけど、

そこからの必中必殺系の左ストレートは簡単には当たりそうになくて、

井上さんの繋ぎの右ストレートボディの方がきちんと届いてたんだよね。

 

<3R>

開始50秒、スミスが身体をぶつけるようにして仕掛けていったんだけど、

井上さんはその左右フックに晒されることなく1分45秒に右フックをカウンターヒット。

 

直撃されたスミスは大きくよろめいてしまってロープまで飛ばされてしまって、

それ以降は井上さんのカウンターブローに対する警戒を深めてたなあ。

 

それにしても井上さんは鋭くフルショットしても全くバランスを崩すことが無くて、

その安定感には抜群のモノがあるんだよね。

 

<4R>

井上さんが軽い左ストレートをヒットさせて、

思わずスミスが顔を撫でる場面があったくらいだったかなあ。

 

<5R>

やっぱり初っ端はスミスが詰め詰めして来たんだけど、

1分を過ぎると自ら一段落させてたんだけど、

このラウンドでのやり取りにはそこそこの緊張感が有ったんだよね。

 

<6R>

この日の井上さんは自分には何だか緩急が多過ぎるっていうか、

それは慎重に試合を進めてたせいかも知れなかったんだけど、

ここも何だか休憩タイムって感じさえあったんだけど、

残り20秒から左右フックをきっかけに飛ばしていって残り12秒のリング中央、

最後は左ストレートを綺麗に打ち込んで結構鮮烈なダウンゲット。

 

スミスが何とか立ち上がったところがラウンド終了ゴングだったんだわ。

 

<7R>

ラウンド終盤でのダウンは回復し難いモノで、

案の定、スミスの膝は若干ポクポクした感じのままだったんだけど、

気丈にも先に手を出して序盤を頑張ってたのはスミスの方で、

ここは決め所じゃないかって思った自分は完全に肩透かしで、

隣で見てたあきのりさんは、

「相手にまだ余力があるって判断したんじゃないですか。」 って言ってたんだけど、

敢えて観客受けは狙わないってことなのかなあって自分は思ったんだよね。

 

<8R>

無理に行かない、安全策を取って次のタイトル戦に全てを賭けるって感じで、

井上さんはとっても控え目で、最早倒し切るのを諦めてるようで何と何と、

思いっ切りのボディブローを頑張ってたスミスのポイントだったんだわ。

 

 

ってことで自分は78-73だったんだけど結局、

78-73、77ー74、77-75ってことで勿論井上さんの3ー0勝ち。

 

 

鈴木会長もあきのりさんも、井上さんをじっくり見るのは初めてだったもんで、

どういうボクシングをするのか事前に少し話をしてたんだけど、

カウンターのタイミングを捉えるのが絶妙だったことや、

一瞬の左ストレートの鋭さには感心してたんだけど結局、

「慎重なボクサーだねえ。」 っていうのが二人の感想だったんだよね。

 

自分はこんな筈ではないんだけどなあって首を傾げるばかりだったんだわ。

 

 

 

⑦ 斉藤幸伸丸さん(アベ)×松永宏信さん(横浜光)

          ………日本 SW級王座挑戦者決定戦 8R

24勝(13KO)9敗(4KO)2分のランク1位、39歳・北海道と、

13勝(7KO)1敗(1KO)のランク2位、サウスポー、31歳・広島県。

 

ボクサーの定年延長の直接のきっかけを作ったのは斉藤さんで、

これが最後の試合になると思いながらの彼のパフォーマンスが、

関係者達の心を大きく動かしたのが3年前だったんだよね。

 

あきのりさんはこの試合の勝者と戦うことになるもんで、

更に身を乗り出してたし、その眼光の鋭さは半端じゃなかったんだわ。

 

<1R>

前の手の使い方に関しては二人共、甲乙付け難い程巧くて、

相手のタイミングで打たせないような工夫に満ちたやり取りが続いたんだけど、

それでも基本的な圧力は太い体躯をした松永さんの方が強くて、

段々彼の身体が大きく見えてくるような感じだったんだよね。

 

斉藤さんの左フックよりも、松永さんの軽い左ストレート2発の方が優勢だったね。

 

<2R>

この日の松永さんはいつも以上に調子がいいみたいで、

斉藤さんも薄く右ストレートをヒットさせてたんだけど、

直後の松永さんの厚味のある攻撃の方が僅かながら勝(まさ)ってたんだわ。

 

<3R>

開始21秒、松永さんが右ショットをジャブと言うよりはストレートに近い感じで、

それもカウンター気味にヒットさせて、斉藤さんを若干慌てさせたんだわ。

 

そこからの松永さんの攻め込みは更に厚味と怖さを増していって、

斉藤さんとしては隙間と合間を縫って鋭く打ち込みたいところだったんだけど、

主たる神経を防御に使わなくてはならない状況に追い込まれていったんだわ。

 

残り43秒に左ストレート、残り23秒にもほぼ同じ左ストレートって、

松永さんが立て続けにクリーンヒットを重ねてた残り15秒、

更にワンツーで攻め寄った直後に左フックを当て込んだんだわ。

 

またもや直撃を貰ってしまった斉藤さんは正にオットットットッて感じで、

後方に4歩~5歩も飛ばされてしまって、最後は堪え切れず、

北西ポスト近くのロープにブチ当たってそのまま座り込みダウンしてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がったところでラウンド終了ゴングだったんだけど、

1分間のインターバルでの回復が心配されたんだよね。

 

<4R>

相手は元々カウンターボクサーではないもんで、

松永さんも安心しての攻め込みだったんだけど、

斉藤さんも意地の必死抵抗で、明らかに倒しに来てる相手にメゲナイメゲナイで、

中々気持ちのこもった反撃を見せてた残り18秒の北ロープ前、

斉藤さんの打ち終わりに合わせて最後は左からフォローした右フックだったんだけど、

これがもうこの日一番の直撃度で、瞬間に斉藤さんが倒れ込んでしまったんだわ。

 

続行はとっても無理そうだったもんで、レフェリーがストップするかと思ってたら、

斉藤さんもとっても気持ちの強いボクサーで、

ギリギリのところで立ち上がってきたのに驚いて、

それでも続けるのは無理だって見てたら、

ギリギリのところでのテンカウント・アウトだったんだわ。

 

 

ってことで、2分54秒での松永さんの実に手際のいいKO勝ちだったんだよね。

 

リングを降りた松永さんの顔面は全くと言っていいほど傷んでなくて、

とっても嬉しそうにしながらニッカニカでグローブタッチしてくれたんだわ。

 

 

 

結局、10時までかかってしまった最終試合だったんだけど、

スッキリした勝ち方を見せて貰って帰宅の足取りも軽かったんだよね。

 

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 松永宏信さん

② 堀川謙一さん

③ ユータ松尾さん

2018年10月12日 (金)

後楽園ホール・10月11日

 

1db97e48f7eb4e3f91ba36c575c1dd71

「遠い所をわざわざどうも……。」

 

 

 

先週からMLBの地区シリーズが始まってて、

ナ・リーグではドジャーズが決勝戦に進出したんだけど、

相手のブレーブスとの第1戦の際の話なんだけど、

ピンチの場面でブレーブスのピッチャーがポケットから写真を取り出してね、

それ家族写真ってことなんだけど、いちいちそれを見つめるのがウザくてね。

 

で、結局、案の定というか何度目かのピンチの際にまたもや、

家族写真を見つめた直後に決定的な3ランホームランを打たれてしまって、

あれじゃあ家族の立場がないだろうなあってつくづく思ったね。

 

 

 

充実したメニューの後楽園ホールはやっぱり人が多くて、

ボクサーや関係者達で溢れてたんだわ。

 

で、試合開始前のロビーも大賑わいだったんだけど、

そこに細川バレンタインさんが現れると場は更に盛り上がる訳で、

どういう訳か小浦翼さんといきなりのじゃれ合い大会で、

和氣慎吾さんが目で挨拶してくれて、

この間の試合に関して木村翔さんと瀬端さんがレビューをしてて、

クリスチャーノ青木さんが奥村トレと色々偵察に来てて始まり始まり……。

 

 

 

① 平野伸君(青木)×野口貴彦君(オークラ)……SB 4R

2勝1敗(1KO)の26歳・岩手県と、2勝3敗(1KO)1分の27歳・東京都。

 

<1R>

いきなりの接近戦が延々だったんだけど、

一つ一つのショットの力強さは木村翔さんがセコンドに付いてた平野君が優勢で、

野口君の方も止まらない手数で頑張ってて、典型的な気持ち戦だったんだわ。

 

<2R>

前の回から続いてこれが3回目の注意ってことで、

頭からの突っ込み過ぎが目立ってた野口君がヘッドバッティングで1点減点。

 

頭から行く作戦を封印された野口君には徐々に戦いようが無くなっていって、

平野君の左ボディを嫌がる素振りも目立ってきて苦戦苦戦。

 

 

こりゃもうどうしようもないなあって感じだったもんで一旦離席したんだけど、

案の定、次の3R0分48秒で平野君がTKO勝ちしたんだわ。

 

 

 

② 小林孝彦君(10count)×高橋克俊君(Reason押上)

                           ………SL 4R

7勝(5KO)3敗(3KO)の22歳・埼玉県と、

7勝(2KO)6敗(2KO)2分の34歳・東京都。

 

これが多分1年振りの小林君は以前のイメージのままの登場で、

誕生日が10日違いで丸々12歳年上の高橋君と対決。

 

自分的には小林君が優勢だと思ってたんだけど、

その高橋君は7月に出田裕一君に判定勝ちしてるんだよね。

 

<1R>

高橋君はジャブを打ちながら詰めて行ってからって感じのボクシングで、

フレームとリーチで優位な小林君の懐をひたすら目指してたんだわ。

 

一方の小林君は先は長いし久し振りでもあるってことか、

高橋君の出方を見極めながらのユックリスタートで、

相手が入って来るところに右を合わせようとすることが多かったんだわ。

 

最初のクリーンヒットは残り59秒での高橋君の左ボディだったんだけど、

残り12秒、衝撃のエンディングが突然訪れて、東ロープ前だったんだけど、

小林君が右アッパーを狭い所をかいくぐって絶妙にネジ上げヒットさせて、

直撃を喰らってしまった高橋君が一発昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

タイムキーパーがワンツーって数えたところで、レフェリーが殆ど即のストップエンドで、

2分52秒、小林君の圧倒的なTKO勝ちだったんだわ。

 

 

自分や観客達、それに多分高橋君も、

小林君が攻勢に転じるのはもっと先だと思ってたと思うからホント、

びっくりしたっていうのが素直な感想だったんだよね。

 

 

 

③ ヘス・ハン×高見良祐さん(鴻巣茂野)……L 8R

5勝(1KO)1敗1分の25歳・ロシアと、

12勝(11KO)2敗(2KO)のランク10位、25歳・埼玉県。

 

登場してきたハンは見た目はモンゴル系で、

高見さんの応援に来てた大塚隆太さんは彼は韓国のランカーだって言ってたし、

何だかよく解らない経歴と風貌のイケメン・ボクサーだったんだけどね。

 

<1R>

高見さんの方が5~6㎝ほど上背があったんだけど、

ハンは突っ立ち気味のアドレスからのいきなりの左右ショートブローがかなり鋭くて、

高見さんも冷静に対応してはいたんだけど、

積極プレスの割には手を出し難そうにしてたんだわ。

 

ハンは実にタイミングのいいジャブを持ってたし、

素早いワンツーの他、いきなりの左フックとか色々搭載武器も豊富で、

高見さんにとっては決してやり易い相手では無かったんだわ。

 

<2R>

ハンはあくまで遠くからやりたがってたし、倒し屋ではないポイント系ボクサーで、

たまにサウスポーチェンジも見せながら相手を困惑させたがるパフォーマンスで、

それならって感じの高見さんも強気のいい攻めを垣間見せてたんだけど、

あしらわれてるって感じが嫌だったのか、やたら倒してやるって感じが剥き出しで、

全ての攻めが右ショットで終わるような力づくで若干雑な攻撃に終始してたんだわ。

 

<3R>

当たりはしなかったんだけど、ハンの右アッパーの角度がとっても良くて、

雑な入り方をすると高見さんも無事では済みそうにない感じがしたんだよね。

 

その高見さんはよく詰めて良く打ち出してはいたんだけど、

その殆どが一次的な踏み込みと攻撃に終わってしまってて、

少しのけ反りながら下がる相手に二次三次の追撃が欲しいところだったんだわ。

 

高見さんがシツコク攻め切れてなかった中、

ハンは下がりながら、サークリングしながら細かく正確に狙えてたんだよね。

 

ただ、このままハンのラウンドになってしまうかと思われた残り11秒、

高見さんの左フックが直撃して一瞬ハンがバタついて、

明らかにダメージを負わせたってことで高見さんが一気の追撃で、

その後は雑にならないとってもいい攻めで終えることが出来たんだわ。

 

<4R>

接近乱打系はヤバいって思ったか、ハンは更にアウトボクシングに徹し始めて、

無理な先攻を避けてひたすらのカウンター狙いに転じたみたいだったんだわ。

そういう戦法を徹底されると高見さんの出番は自ずと少なくなる訳で……。

 

ってことで、自分のここまでのスコアは39-37でハンだったんだよね。

 

<5R>

高見さんにはやっぱり二次三次の畳み掛けと執拗なボディブローが必要で、

どうするのかなあって見てたら、このラウンドから突然、

高見さんの右ストレートと左フックが良く当たり始めて、

それほどの大直撃ではなかったんだけど、

高見さんが何となくリズムを掴み始めて、ハンの気持ちを抑えつつあったんだわ。

 

<6R>

今や流れは大きく高見さんに移りつつあって、

それじゃあって感じでハンも足を止めての打ち合いに挑んできたんだけど、

感じを掴んだような高見さんの攻撃の方が目立ってて、

1分10秒からの工夫に富んだボディワークからのショートのコンビネーションとか、

残り35秒、高見さんの左右ボディにハンが右を合わせに来たところを、

逆に左フックを合わせ返したところなんか実にとっても美しくて、                

ハンの表情には明らかに疲労の色が滲んできたんだわ。

 

それでも実は自分のスコアとしてはこれでやっとイーブンで、

残り2ラウンド分の二人のパフォーマンスでどっちにも有りだったんだよね。

 

<7R>

その割にはハンの試合態度はとっても消極的で、

そんなんで勝つ気があるのか、何しに日本にやって来たのかって感じで、

自分にはおざなりのジャブで繋いでるだけにしか見えなくて、

覇気を失った外国人の情けなさを丸出しにしてたんだよね。

 

 

こうなりゃ最早高見さんの勝ちが決まってしまったと同様だったもんで、

フザケンナっていう気持ちも湧き上がっての抗議の離席だったんだわ。

 

 

ハンはあれだけの巧さを持っていながら、

パンチ力が無かったのは残念だったんだけど、

それより何よりも殴り合いをするんだっていう気持ちになり切れてない、

実に中途半端な只の多国籍系のあんちゃんだったんだよね。

 

 

結局、79-73、78-75、77-76ってことで勿論、

高見さんの3-0勝ちで、自分的には77-75が妥当だと思ったんだけど、

それにしても評価し難い試合の場合だと1ポイント差から6ポイント差まで、

もう殆どバラバラになってしまうんだっていう怖さを感じたんだよね。

 

 

試合後に茂野会長とかマネジャーさん達と少し話したんだけど、

高見さん本人も含めて、みんな一様に優(すぐ)れない表情をしてたんだけど、

自分としては5Rの中盤以降から立て直したっていう点では、

まあまあっていう感想だったんだけどね。

 

 

 

結局、最後の試合しか見るつもりないオッサン二人連れがズーッと煩くてさあ、

酒飲みながらデカイ声で仕事や世間話を延々止めないもんで、

渋々の席移動でそれからは転々と彷徨いながらの観戦だったんだよね。

 

 

 

④ 荒木哲君(斉藤S)×大湾硫斗君(具志堅)……B 8R

11勝(2KO)1敗1分の23歳・岡山県と、

5勝(3KO)0敗の20歳・沖縄県。

 

大湾君がパワーで押し切ってしまうって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

初見の荒木君は結構な捌き上手って感じだったんだけど、

開始30秒からの大湾君の力のこもった攻撃以外は殆ど何も無かったもんで……。

 

<2R>

最初の1分間は荒木君の右ストレートと大湾君のフック系のワンツーがほぼ互角で、

こりゃ以外にいい勝負になりそうな感じが漂ってきたんだけど、

余裕が出てきたのは荒木君の方で、

反応に自信が持てたのか、左手を下げ始めて、

その左手でいきなり上下を打ち分けて大湾君を翻弄し始めたんだわ。

 

<3R>

大湾君は若さを露呈し始めて、パワー頼り以外には何もない様な感じになって、

真っ正直さが裏目に出始めて、頭を動かさないまま相手の右を貰う事が多くなって、

早くも左顔面を赤くし始めたんだよね。

 

お互いに特別大きなヒットは無かったもんで、

どちらかにするとなると荒木君かなあって感じだったんだよね。

 

<4R>

お互いの工夫不足が目立ち始めたんだけど、

そんな中でも細かく正確に当て続けてたのは圧倒的に荒木君の方で、

大湾君の方はどう戦っていいのかさえ解らなくなってしまってたようで、

山場の作り方なんか別の遠い世界の話って感じで、

混乱と戸惑いの真っ只中に置かれてるような感じで、

セコンドはどういうアドバイスを授けてたのかって首を傾げてしまったんだよね。

 

荒木君はKO率は低いっていう自らのボクシングを良く知ってる感じで、

年齢はそう変わらないんだけど、大湾君を子ども扱いしてて、

こりゃ勝負あったなあって感じだったもんでここでお終い。

 

 

結局、78-74、78-75、77-75ってことで荒木君の3-0勝ちで、

大湾君としてはもう一度自分のボクシングを一から組み立て直すってことで……。

 

 

 

⑤ 勅使河原弘晶さん(輪島S)×グレン・サンミギット

            ………OPBF SB級王座決定戦 12R

17勝(10KO)2敗2分のOPBF5位、28歳・群馬県と、

21勝(11KO)3敗(1KO)のOPBF9位、29歳・フィリピン。

 

少し早くホールに着いたもんで駐車場の車を眺めてたら、

黒のショートワゴンが入ってきて、助手席から 「村木田さ~ん。」 って声がして、

ヘンな仮面を付けたまま降りてきたのは宮崎辰也君で、

勅使河原弘晶さんと長嶺克則さん、塚田祐介君達の到来だったんだわ。

 

彼らの仮面舞踏会風の入場アピールをサミンギットが不思議そうに眺めてて、

セコンドと何やら話しながらの始まり始まりだったんだけど、

この日の相手のサミンギットは勝率もKO率もそこそこで、

数字的には油断ならなかったんだよね。

 

<1R>

一回りフレームのデカイ勅使河原さんに対してサミンギット、

これしかないって感じの突っ込み打ちだったんだけど、

それがどうしたって感じの勅使河原さんが余裕の終始プレスで、

何だかサミンギットが呑まれてるような感じだったんだよね。

 

勅使河原さんがサミンギットのタイミングを把握した感じだった残り1分01秒、

相手が若干安易に踏み込んできたところに右ストレートを合わせ打ちヒットさせて、

北ロープ前でいきなりのダウンゲットだったんだわ。

 

それほどのダメージを残さないままにリスタートしたサミンギット、

その後は安易な先攻を避けてひたすらカウンター狙いに徹してたし、

一旦絡み合った時に暴れまくることに集中していったんだわ。

 

<2R>

サミンギットは膝の屈伸を多用しながら相手のパンチを回避して、

その上下動の中から機会を狙って左ストレートを打ち出す作戦だったんだけど、

勅使河原さんとしては雑にさえならなければ殆ど大丈夫そうで、

勢いに任せて無暗に殴り掛かるってこともない冷静そのものだったんだわ。

 

残り30秒からはお互いに間合いの計り合いで、

まるで一瞬を競う居合抜きの試合のようだったんだわ。

 

<3R>

サミンギットは顔を赤くしながら荒々しさを増していったんだけど、

返しの右を全く打って来ないもんで、

勅使河原さんとしては左ストレートだけを警戒していればいい訳で、

いつものように結構自由に振る舞い始めて、

例の煽るような右特大フックをブン回して、それを上下に打ち分けたり、

行きそうで行かなかったり、行かなそうで行ったりの変幻自在で、

相手を眩惑させながらの勅使河原ワールドを全開させていったんだわ。

 

相手の対応が今一のままだった残り27秒、勅使河原さんが右フックをヒットさせて、

それは見た目以上にサミンギットに深刻なダメージを与えたみたいで、

思わず足元をバタつかせてしまったのを見逃さない勅使河原さんの一気攻めで、

そのままダウンゲットかと思われたんだけど、サミンギットもここは必死の抵抗で、

懸命な打ち返しで凌ぎ切ったかと思われた残り4秒の南東ポスト前、

最後は多分左フックだったと思うけど強く当て込んで2度目のダウンゲット。

 

立ち上がるサミンギットの様子だと1度目よりダメージが深いのは明らかで、

左目上もヒットカットされてたし、やっと立ち上がったところでラウンド終了ゴング。

 

<4R>

当然の如く、サミンギットは休み休みのカウンター狙いを更に徹底させてきて、

一方の勅使河原さんは慌てて決着しに行くっていうようなこともなく、

色んなフェイントを駆使して様々なタイミングを試してるようだったんだよね。

 

大体勅使河原さんのペースで終わりそうだった残り7秒、

またもや仕掛けたのはその勅使河原さんだったんだけど、

お互いにとって危険の高い左右フックを力を込めて振りまくり始めて、

自分にはそれ程のリスクを張る必要はないんじゃないかって思うほどそれは激しくて、

ポイント的に大きく負けてるサミンギットに、

大きく逆転を狙える乾坤一擲の場を与えてたんだけど、

ただ、ここでも勅使河原さんが打ち負けることは無かったんだよね。

 

この場面のことを試合後に長嶺さん達に言ってみたら、

「そういうところが彼ですから……。」 って答えが戻ってきて、

勅使河原さん本人も 「相手のパンチは微妙に見えてましたから……。」 って、

普通に答えてたんだけど、そんなもんなのかなあ……。

 

ってことで発表された途中スコアは自分と全く同じで、40-34×3だったんだわ。

 

<5R>

サミンギットには大逆転KOしか勝ち目が無くなってきたんだけど、

引き出しの少ない彼の攻撃手段は今やすっかり見切られてしまったもんで、

そうなると勅使河原さんのこの試合の締め方に関心は移っていったんだよね。

 

この日、髪の毛を全体に詰め加減にしてきた勅使河原さんは、

普段より一味違う大人感を漂わせてたんだけど、

試合運びにも常に舞い上がったようなところが無くて、

この回かなあ次の回かなあって思ってた開始50秒過ぎの赤コーナー近く、

密着しそうなところで勅使河原さんの右アッパーが強烈な喰い込みで、

それは元々みぞおち狙いだったのが相手が屈んだせいでアゴに当たったのか、

サミンギットが右フックを返そうとしながら左に傾いたもんで左ボディにヒットしたのか、

その辺のところは良く解らなかったんだけど、

とにかくその右アッパー一発でサミンギットが苦しそうに倒れ込んでしまって、

そのままテンカウントアウトってこで1分10秒、勅使河原さんのKO勝ちだったんだわ。

 

 

サミンギットのカウントが進んでる途中で勅使河原さん、

早くも南東ポストに上って場内を煽ってたんだけど、

あれでもしサミンギットが立ち上がってたら、実にみっともなかったんだろうけど、

俺のあのパンチをまともに喰らったら立ち上がることは出来ないだろうって感じで、

実にまあカッコ良かったんだよね。

 

 

試合後大分経ってフラッとしてたら帰り際の勅使河原さんとバッタリで、

長嶺克則さんと塚田祐介さん、それに加藤港君も一緒で、

帰りも勅使河原さんが運転するって聞いて誰か代わってやれよって思ったんだけど、

勅使河原さんは普通にアハハッて笑ってたんだわ。

 

普通にしてる長嶺さんはシュンとしたかなりの男前になってて驚いたんだけど、

そう言えば勅使河原さんの名前を弘昌って間違って指摘されてから、

もう7年ほどが経つんだよなあってシミジミしてしまったんだよね。

 

 

混んでた中、色々席を代わったにも関わらず杉田ダイスケさんが見つけてくれて、

次の試合が11月13日に決まったって知らせに来てくれたんだわ。

 

 

 

⑥ 内藤律樹さん(E&Jカシアス)×永田大士さん(三迫)

            ………OPBF SL級タイトル戦 12R

20勝(5KO)2敗のOPBFチャンピオン、サウスポー、27歳・神奈川県と、

11勝(5KO)1敗(1KO)のOPBF14位、サウスポー、28歳・宮崎県。

 

勿論両方とも良く知ってるボクサーで会えばコンチワするボクサーで、

とっても悩んだんだけど、ここは内藤さんのキャリア勝ちを予想したんだよね。

 

見た目の割にはそれ程KO率の高い同士ではないもんで、

延々の正確な当てっこ競争だったんだけどね……。

 

<1R>

開始ゴングと共にいきなり永田さんが突っ掛っていって、

距離を潰すことからが作戦だっていう感じだったんだわ。

 

若干受けて立ってしまった内藤さんはその後もちょっと困り加減に見えて、

永田さんの手数だけが目立って、常にきっかけは永田さんのままだったんだわ。

 

その内藤さんも中盤以降は細かいコンビネーションを合せていってたんだけど、

ポイント的にはまずは永田さんがファーストポイント・ゲット。

 

<2R>

開始18秒、この試合初めて内藤さんの左ストレートがクリーンヒットしたんだけど、

永田さんも1Rのペースというか戦い方をあくまで押し通すって感じの強気強気で、

内藤さんとしては大きなダメージを負わないまま、

勝負所を先に見据えながら、永田さんを疲れさせるって作戦みたいだったんだわ。

 

<3R>

永田さんのパワーに押され気味か、内藤さんはいつもの華麗な感じを出し切れなくて、

残り19秒に何とか左ストレートをヒットさせて大事な有効打をゲットして、

やっぱり距離をとったところからのワンツーで勝負したがってる感じだったんだわ。

 

<4R>

永田さんが殆どボディブローを打たない中、

徐々に内藤さんが感じを掴みつつあって、

お互いにそこそこ顔面を赤くしながらではあったんだけど、

それでも右ボディからの左ストレートの華麗さが心に沁みて内藤さんかなあ。

 

ってことでここまで自分は丁度38-38だったんだけど、

発表された中間スコアも全くの38-38×3ドローだったんだわ。

 

<5R>

お互いに一から出直し立て直しだったんだけど、

永田さんのガムシャラ前詰めからの手数が落ちてくると、

内藤さんがやり易くなるわけで、永田さん次第って感じだったんだけど、

北西ポストに追い込んで左右フックをヒットヒットさせてたのはその永田さんで、

内藤さんは永田さんの右ショットを簡単に貰い過ぎる印象が強かったんだよね。

 

そういうのはこの後何回もあって、

内藤さんは永田さんの右が殆ど見えてないんじゃないかって感じだったんだよね。                                                              

<6R>

永田さんが少しでも手を止めると内藤さんの攻め込みが目立つ訳で、

このラウンドは最後のクロス気味の左ストレートで内藤さんだったなあ。

 

それでも内藤さん、もう少し力を込めて打った方がいいかと……。

 

<7R>

お互いに主導権を獲れないまま単発系に終始してて、

どちらも波状的に攻め切れないままで、

攻撃の美しさで僅かに内藤さんかなあって感じだったんだわ。

 

<8R>

永田さんが詰める、内藤さんがサークリングで交わすっていう図式は変わらなくて、

永田さんの詰め切る場面が来るか来ないかだったんだけど残り1分09秒、

永田さんの左ストレートをまともに貰ってしまった内藤さんがいきなりバタバタで、

赤コーナーから北西ポストまでロープを伝いながら逃げまくって、

この時は内藤さんもかなりヤバくて、一瞬気持ちが切れた様子も窺えたんだけど、

残念ながら永田さんもそんなに長くは飛ばし切れなかったんだよね。

 

内藤さんがフルガード凌ぎをしてた中で永田さんも、

意識的にボディブローを打って、ガードを動かすべきだって思ったんだけどね。

 

ってことで自分はまたもやの76-76だったんだけど、

ジャッジの見解は微妙に割れてきての1-0内藤さんで、

77-75、76-76×2だったんだよね。

 

<9R>

ダメージを負ってた内藤さんと、打ち疲れ気味の永田さんの図式にもなってきて、

これまで8回戦までしか経験の無い永田さんにとっては、

ここからは正に未知のラウンドな訳でその行方に益々固唾を飲んだんだよね。

 

殆ど大差の無いラウンドのように見えたんだけど、

左ショットはストレートもフック系も内藤さんの方がクオリティが高かったんだわ。

 

で、86-85で内藤さん。

 

<10R>

開始1分03秒、自分には左フックの相打ちのように見えたんだけど、

リングほぼ中央で直撃を喰らったのは内藤さんの方で大きくダウン。

 

この時の場内の盛り上がり方は実に半端じゃなくて、

それほど打たれ強くは無い内藤さんもいよいよこれでお終いかって、

自分も思うほどの倒れ方だったんだよね。

 

何とか何とかって立ち上がった内藤さんに対して永田さん、

勿論ここが勝負どころだって鬼のような追撃で、

南東ポスト近くに内藤さんを追い込んで左、左、左を大連発で、

都合12発~13発打ち込んで諦めて倒れろ早く倒れろって感じだったんだわ。

 

ただこの時も永田さんはひたすらの顔面狙いで、

内藤さんのガッチリガードの上からのグローブ叩きに終わってて、

あの場面こそ左右フックをボディに欲しかったところだったんだよね。

 

既にかなり打ち疲れが進んでたところだったもんで、

2分間弱を飛ばし切るのは永田さんとしてもとっても無理そうで、

残念なことに仕方なくの一段落が訪れてしまって、

内藤さんを生き残らせてしまったんだよね。

 

若干間合いを取って息を整えてた二人は双方とも顔面がかなりボコボコになってて、

深手傷を負ったライオンと疲労困憊のトラって感じだったんだわ。

 

ってことで、自分の中では95-94で永田さんに勝負ポイントが移ったんだけど、

残り2ラウンドの動向次第で正にどっちも有りだったんだわ。

 

<11R>

休みを取りたがってるのはどっちだって見てたらどうやら永田さんの方みたいで、

内藤さんは足元に不安を漂わせてたけど、まだまだパンチの形がシッカリしてたし、

相手のタイミングを外して打ち込むことも出来てたんだよね。

 

一方の永田さんも懸命な踏ん張りを見せてたんだけど、

ショットの形が乱れてきてたし正確性も欠いてたんだよね。

 

それでもシンドそうな中での二人の歯を喰いしばっての必死感は、

実にとっても心を打つものがあったんだわ。

 

で、自分の中ではまたしても104-104のマッチイーブンに戻ったんだわ。

 

<12R>

よく言われる泣いても笑ってもの最終回だったんだけど、

消耗の極致の中での最後の死闘に際して最初に手を出していったのは永田さんで、

それはもう君はまだ頑張れるのかって程だったんだけど、

最初の1分半までの有効打は手数的には劣ってた内藤さんの方で、

それ以降は1発当てられると2発返すっていう根性打ちまで見せて、

残り30秒からも形の美しさを保ったまま、

最後はワンツーを仕上げのように打ち込んだところで終了ゴング。

 

 

ってことで自分は114-113で内藤さんだったんだけど結局、

114-113×2、113-114ってことで内藤さんの2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

こういう終わり方の試合っていうのは二人のどちらにも声を掛け難くて、

一人夜空にタバコの煙を吐いて帰宅したんだよね。

 

 

 

本日のベスト3ボクサー】

① 勅使河原弘晶さん

② 内藤律樹さん&永田大士さん

③ 小林孝彦君

2018年10月 8日 (月)

尚弥さんと拳四朗さん。

 

892b295807ec422693aac77c8f4a94d7

“競技かるた”

 

 

 

昨日の横浜アリーナ、チケットは手元に回って来たんだけど、

テレビ枠は2時間あって、延長も有りってことだったもんで、

井上尚弥さんと拳四朗さんの試合はフル放映されることが解ってたし、

レリクとトロヤノフスキーのタイトル戦は多少気にはなってたんだけど、

テレビが入るボクシングは休憩タイムの多い進行段取りがシンドイし、

実はテレビの方が圧倒的に細かく見ることが出来るもんで、

少し悩んだ末にカウチ・ボクシングを決め込んだんだよね。

 

 

 

恥ずかしながらWBSSのプロモーターが誰なのか、

ファイトマネーは其々幾らなのか、全く知らないままの観戦だったんだけど、

ボクサーの登場シーンや照明や座席レイアウトを含めた派手な舞台仕立ては、

ボクサーや観客達のアドレナリンの分泌を大いに促したみたいだったんだわ。

 

ただ多少ひねくれ気味の自分にとっては実はそんなことは全くどうでも良くて、

他人から煽られると却って気分的に静まり返ってしまうことが多いんだよね。

 

ただ、そういうお祭り騒ぎを他人事のように眺めてるのは嫌いじゃなくて、

そういうところがひねくれ者たる所以(ゆえん)だと思ってるんだわ。

 

 

 

結局、ボクシングっていう競技に一番求められるのはスピードだってことを、

井上さんと拳四朗さんの試合を見てて今更ながら痛感したんだよね。

 

パンチ力とか打たれ強さとか、リズム感やバランス感覚とか、

スタミナとか気持ちの強さとかボクサーには色々求められることが多いんだけど、

それらは全て彼が備えてるスピード感の周囲を彩るものなんじゃないかってね。

 

スピード感を裏付けるのは反応とか反射神経であって、

見たモノ、聞いたモノ、考えたこと、気が付いたことに、

どれだけ早く反応できるかってことで、

それは例えば短距離走のギリギリのタイム争いにも通じてると思って、

スタートの瞬間の反応の早さが大きく勝負を分けるんだよね。

 

例えば小中学校の運動会での50m走の場合なんかだと、

ピストルが鳴った途端の第一歩の踏み出しにはとてつもない差があって、

自分は普通に6秒ジャストくらいで走ってたから解るんだけど、

エッ?って思うほど左右の子の動き出しが遅くて、

コンマ何秒後にはもう視界に無いってことが殆どだったんだよね。

 

唯一のライバルだったのは泉君で、彼は泡を吹きながらそれこそ必死に走る子で、

スタートからゴールまで自分の視界から一瞬でも消えることが無かったんだわ。

 

 

そういう感覚は競技かるたも同じではないかと思う訳で、

耳と目から得た情報を腕や手の筋肉に一瞬のうちに伝える早さが競われる訳で、

それらは正しくボクシングに求められるスピード感に繋がると思うんだよね。

 

 

 

拳四朗さんと井上尚弥さんの試合を続けて見て気が付いたんだけど、

昨日の試合に限って敢えて言えば、

拳四朗さんのスピード感が実に理知的だった一方、

井上さんのそれはより本能的だったって感じがしたんだよね。

 

拳四朗さんは2Rくらいにメリンドの振り出しの大きい右を貰ってしまったんだけど、

まともに喰らったのはそれ一発だけで、

それも相手のパンチを逃がすような頭の動きが出来て致命傷を避けてて、

見極めた拳四朗さんはそれ以降は只の一発も被弾することが無かったんだわ。

 

相手の動きと自らの動きのスピード差を把握した上での攻防がメリンドを圧倒して、

こりゃとっても敵いそうにないっていう気持ちを相手に植え付けてしまったみたいで、

距離を詰めさせないような合理的な動きに終始してたんだよね。

 

彼のパフォーマンスは全てが計算されたような理知的な動きに満ちてて、

大脳の処理速度の速さが彼を支えてるような感じがしたんだよね。

 

 

 

事前に十分分析していたか、パヤノは明らかに井上さんを警戒してて、

右足を常に井上さんの左足の外側にキープしようとしてて、

なるべく正面に立たないように配慮してたみたいだったから、

だから井上さんの決めの右ストレートがパヤノの右顔面にヒットしたんだけど、

その直前の左ジャブを含めてパヤノの両手の下を通して打ち込んでたのが凄くて、

あれは誰にでも出来ることじゃないって、つくづくタマゲテしまったんだわ。

 

パヤノは井上さんのジャブに反応して左フックを打とうとして、

瞬間に前掛かりになってたところだったもんで、

井上さんの右ストレートが絶妙のカウンターでブチ当たったんだよね。

 

あの瞬間にそれなりの力で打ち込めるっていうのはやっぱり彼は常人じゃ無くて、

正に動物的と言うか本能的な反応で勝負するボクサーってことで、

井上さんの場合には情報が大脳に届く前に筋肉が動いてるって感じだったんだわ。

 

 

フーッて感じで見終えた後、改めて感じたのは、

ボクシングはやっぱりパワーでは無くて、スピードだっていう事だったんだよね。

2018年10月 7日 (日)

後楽園ホール・10月6日

 

3a50b5f5ec3f422a9174ae954497a60a

“誰っ?”

 

2016年12月19日、後楽園ホールでの福原力也さんで、

引退試合を前にしてのこれが最後のミットで、トレーナーは高橋さんで、

彼らを見つめてる背中姿は船井龍一さんだったかなあ……。

 

周囲には他にも何人かいたんだけど、凛とした空気の中、誰も声を掛けないまま、

ビシッ、バシバシッって音だけが響いてたんだよね。

 

 

 

引っ掛かってたある事がいい方向へ進みそうなことが解って、

これがうまくいかないと大暴れするつもりだったからホッとして、

それにしても人間っていうのは正義とか良識だけでは動かなくて、

今日明日の些末な利害だけで喋ったり行動したりすることが多くて、

そのことを後ろめたくも何とも思ってない連中に溢れてるんだよなあ……。

 

って思いながら始まり始まり……。

 

 

 

① 鈴木敬祥君(帝拳)×オ・ロスティスラブ(UNITED)

                          ………SB 6R

1勝1敗1分の20歳・愛知県と、デビュー戦の27歳・東京都。

 

<1R>

お互いにどういう戦い方をするのかは開始20秒ほどで合意に達したみたいで、

二人共、前振りが全く無い一発飛込み系に徹してて、

とにかく右の万振り競争になってしまってたんだわ。

 

残り1分頃の鈴木君の右フックでオ君がバタついてからは流れは決まってしまって、

鈴木君が強いプレスを掛ける中、気持ちでも明らかに後れを取ってしまって、

オ君は接近戦以外は全て捨ててしまった様なパフォーマンスで、

相手待ちで全くの仕掛け不足だったんだわ。

 

ってことで、勝負あったもんでいきなりの休憩タイム。

 

 

結局、4Rにバッティングで鈴木君が右目上をカットしてしまって、

続行不能と判断されてそのまま1分58秒での負傷判定の3-0で、

鈴木君が40-37、39-37×2ってことだったんだわ。

 

 

 

② 中野幹人君(帝拳)×何チャラ・何チャラ……Fe 6R

デビュー戦のサウスポー、23歳・広島県と、

勝率も年齢も不明なままのタイ・ボクサー。

 

そんなタイボクサー相手にデビュー戦とはいえアマ7冠の中野君が負ける筈も無く、

さあ中野君っていうのはどんな感じなのかなあって見てたんだけどね……。

 

<1R>

開始16秒での中野君の左ストレートボディがファースト・ショットで、

カルロス・トレーナーが初っ端から懸命のアドバイスを飛ばしてたんだわ。

 

タイボクサーは技は全く感じられないんだけどとにかく全てが大万振りで、

不用意に貰うと危なかったんだけど、やたら雑々の扇風機だったんだわ。

 

残り1分には相手の左顔面がかなり赤くなってたんだけど、

中野君も相手に巻き込まれてしまったかのような大雑把なボクシングで、

もう少し細かい打ち分けが見たいことろだったんだよね。

 

<2R>

中野君は何度もカウンターを合わせにいってたんだけど、

上体に力が入り過ぎてるみたいで、正確に狙えないままのことが多かったんだわ。

 

只、相手が下手クソ過ぎてたもんで結果はもう殆ど目の前で1分26秒の西ロープ前、

左ストレートからの返しの右フックがやっとタイミングよくヒットして、

タイボクサーが大きくグラついたところを一気に畳み掛けていったんだわ。

 

で、最後はコンビネーションからの左ボディを激しく喰い込ませてダウンゲット。

 

そのままテンカウントアウトってことで1分49秒、

中野君のKO勝ちだったんだけど、ホントに強いのかは今日だけでは解らなくて、

彼は確かに岩のような固くて重い拳の持ち主のようだったんだけど、

Fe級にしても身体の動き全体にしなやかさが欠けてるような感じだったんだよね。

 

 

 

③ 堀池雄大君(帝拳)×松本竜也君(角海老)……SB 8R

14勝(3KO)6敗(3KO)3敗の33歳・静岡県と、

9勝(2KO)4敗(1KO)の24歳・福島県。

 

堀池君は西遠ジムってところから2年半くらい前に帝拳ジムに移籍してきて、

正直それほど目立つ存在ではないんだけど、

もう8年目のいつも真面目で気持ちの入ったボクシングをするんだよね。

 

ただ、松本君もそろそろこのくらいのボクサーを何とかするんじゃないかってね。

 

堀池君は2012年の全日本新人王で、

松本君は2016年の東日本新人王なんだよね。

 

<1R>

いい感じのジャブといきなりの左フックで始めてたのは松本君で、

KO率の低い同士のキッチリした当てっこ競争が始まったんだけど、

ガッチリ体型の堀池君はプレスを掛けながらも先手を取り切れず、

何だか身体全体が硬いような印象だったんだわ。

 

堀池君は中盤以降に得意の2連ジャブをきっかけに距離を詰めてたんだけど、

殆ど右を打たないままで、僅差だったんだけど松本君がポイントゲット。

 

<2R>

左フックの相打ちからボディ合戦に移行したんだけど、

打ち終わりに右ストレートをヒットさせてまたもや松本君が先行したんだけど、

その後は堀池君の頑張り手数勝ちっていう感じだったなあ。

 

<3R>

トレーナーも替えたし、松本君の心機一転が見られるかと思ってたんだけど、

そんな感じは全く伝わってこなくて、堀池君の盛り返しだけが目立つばかりで、

一つ一つのショットも堀池君の方が力がこもってて、

松本君は全体にパワー負けしてるような感じだったんだよね。

 

相変わらずそれ程巧くは無いんだけど、

堀池君の必死感の方がダイレクトに伝わってきて、

松本君は明らかに手数不足の攻め不足だったんだよね。

 

<4R>

何だかお互いの戦う気持ちの差を見せ付けられてるようで、

松本君からはコノヤロ、コノヤロって感じが全く感じられなくて、

そういうのは表情にも現れてきて、何だか流れは大きく傾きつつあって、

松本君も一発必殺系ではないもんで、これで勝負あったかなあってことで一旦離席。

 

 

ちょっと間を置いてから遠くから眺め直したんだけど、

残念ながら松本君は気持ちを立て直せないままのような感じだったんだよね。

 

ってことで結局、78-74×2、76-76で堀池君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 波田大和君(帝拳)×何チャラ・カンチャラ……SFe 8R

6勝(6KO)1敗(1KO)のサウスポー、21歳・埼玉県と、

これも戦績や年齢が解らないままのタイボクサー。

 

試合前にすれ違った際に波田君はコクッと挨拶してくれて、

自分のことを知ってるとは思ってなかったもんで、思わずシカトしそうだったなあ。

 

この試合のチーフセコンドもカルロスで、時々解り難い言葉を飛ばしてたんだけど、

それでも彼の気合はボクサーを上回るものがあったんだよね。

 

リング上の波田君は相手より二回りもフレームがデカくで、

一見して相手の苦戦が知れてしまって、

結局3R1分04秒にKO勝ちしたんだけど、

自分が見てた範囲ではもう少し色々遊ぶというか、

初っ端からそんなに真正面から行かないで、

折角の機会なんだから色々試してみればいいのになあって思ったんだけどね。

 

 

 

⑤ 豊嶋亮太さん(帝拳)×尹文鉉(ドリーム)……W 8R

9勝(7KO)2敗1分のランク10位、22歳・福岡県と、

18勝(4KO)6敗3分のランク6位、34歳・栃木県。

 

尹さんは干支でいうとキャリア4年目の豊嶋さんとは丁度一回り違ってて、

倍以上の試合数を誇る11年目の苦労人系ボクサーで、

2008年の全日本新人王でもあったんだよね。

 

一方の豊嶋さんは2016年の全日本新人王なんだけどね。

 

<1R>

お互いに落ち着いた立ち上がりで、

適度な距離についての合意も開始直後に成立して、

大差のないジャブの後に適度な打ち合いに移行していったんだけど、

ほぼ互角なままだった中、敢えて言えば返しの返しまで、

より丁寧なフォローを見せたのは豊嶋さんの方だったんだよね。

 

<2R>

尹さんもどちらかと言えば右より左フックの方がいい感じだったんだけど、

左右ボディから上へ繋げた豊嶋さんの攻撃が実にスムースで、

尹さんの左頬が早くも赤味を帯びてきたんだわ。

 

<3R>

序盤に主導権を取ったのは豊嶋さんで、

尹さんとしてはもう少し手数が必要なところだったんだけど1分19秒、

右フックをきっかけに仕掛けていって、

接近戦の中で更に左フックをヒットさせて粘っこいところを見せ始めたんだわ。

 

<4R>

自分的にはこの後の流れが決まる大事なラウンドだったんだけど、

そういう意識は二人にもあったような甲乙付け難いやり取りが続いて、

難しい判断だったんだけど、尹さんの頑張り手数の方に一票だったんだわ。

 

<5R>

小康状態と言うよりはむしろ若干マンネリズムに陥ってしまって、

お互いに相手の攻撃は見切ってるような動きはしてたんだけど、

二人に何らかの工夫が欲しかったところだったんだわ。

このラウンドは久し振りに豊嶋さんが手数勝ちしてたんだわ。

 

<6R>

まだまだ尹さんが前詰めしてたんだけど、先手を取ってたのは豊嶋さんで、

尹さんは何となく休みたがってる感じがしてたんだけど、

残り1分からは流石にポイントの行方が気になったか激しさを増していって、

相手の強打を恐れることなく打ち合いを挑んでいってたんだけど、

手数的には足りてたものの有効ヒット的には豊嶋さんだったかなあ。

 

<7R>

尹さんは相手の左に右フックを合わせようとしてたんだけどずっと不発のままで、

それまでの豊嶋さんの強烈な左右ボディの効果が現れてきたようで、

必死の手数ではあったんだけど、下半身の踏ん張りが効かなくなってきてて、

相変わらずガッチリ下半身の豊嶋さんとは対照的になって来たんだわ。

 

<8R>

二人共、最後の飛ばし合いだった1分10秒、

尹さんの左ボディがローブロー気味になってしまったもんで豊嶋さんに一休み。

 

リスタート後更に飛ばしてたのは尹さんの方だったんだけど、

彼の中小ヒットの積み重ねと豊嶋さんのビッグヒットの比較だったんだけど、

残り1分から尹さんの動きが緩み始めて、

残り10秒からも豊嶋さんの若さの手数の方が勝ってて、そのまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は77-75で豊嶋さんだったんだけど結局、

79-73、78-75、77-76ってことでやっぱり豊嶋さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

この試合のチーフセコンドもカルロスだったもんで、

一段落した後に感想を聞いたら、「一日3試合は疲れるよお。」 言ってたなあ。

 

 

 

⑥ 中谷潤人さん(M・T)×小坂駿さん(真正)

         ………日本F級 王座挑戦者決定戦 8R

16勝(12KO)0敗のランク1位、サウスポー、20歳・三重県と、

15勝(4KO)4敗(2KO)のランク2位、23歳・広島県。

 

中谷さんは2017年の全日本新人王で、

小坂さんは2014年の西日本新人王なんだよね。

 

自分的には中谷さんがどういう勝ち方をするかだけが気になってたんだけどね。

 

<1R>

フレーム的にも上背も勿論リーチも圧倒優位なのは中谷さんで、

小坂さんとしてはこの距離差をどうするかがまずは当面の課題だったんだけど、

どうしよう、どうしようって思ってるうちに中谷さんの左ストレートが飛んで来て、

それがタイミング良くカウンター気味に薄くヒットして、

最初の1分間で勝負あったって感じがしたんだよね。

 

これ以降、一応最後まで見てはいたんだけど、

この日の中谷さんは自分としては大いに期待外れで、

と言うか今まで見た中では最低の出来だったとしか言えなくて、

申し訳ないけど、この程度のボクサーにフルラウンドは有り得なくて、

終盤は訳解らず出鱈目に腕を振ってるような感じさえして、

動きに鋭さが無かったし、パンチにもまるで緩急が無かったんだよね。

 

相手の小坂君もランク2位にはとっても見えなくて、

一体何をしに出張って来たのか見えて来ないまま、最後まで吹っ切れてなくて、

パンチ力もそれほど無いボクサーのパフォーマンスとしては完全に落第で、

相手の持ってる沢山のランキングにひたすら恐れ入ってる感じだったんだわ。

 

結局、7Rにダウンゲットした中谷さんが、

80-71×2、79-72で3-0勝ちしたんだけど、

自分には巧いA級と巧くないA級との普通の8回戦にしか見えなかったなあ。

 

 

試合前のアップ中に中谷さんと偶然目が合って、

1分以内なら大丈夫の筈だって、ちょっと話をしたのがいけなかったのかなあ……。

 

 

 

⑦ 末吉大さん(帝拳)×三代大訓さん(ワタナベ)

      ………日本&OPBF SFe級王座統一戦 12R

18勝(11KO)1敗の日本チャンピオン、27歳・東京都と、

6勝(2KO)0敗のOPBFチャンピン、23歳・島根県。

 

相手より3倍以上もの試合数をこなしてるし、KO率も半端じゃないし、

殆どの人は末吉さんの勝ちを予想してたみたいだったんだけど、

経験は少ないとはいえ、三代さんは仲里周磨君とか正木脩也さんを下してて、

若くて経験の浅い割にはとっても冷静な試合運びが出来るし、

試合をする度に確実な進化を見せてるから、ここは穴狙いってことで……。

 

試合前にワタナベジムの杉田ダイスケ君が声を掛けてくれて、

いよいよちゃんとした日本人相手の試合が出来そうな事をいってたなあ。

 

 

この試合は繊大トレと井上トレとの一騎打ちって様相でもあったんだよね。

 

<1R>

最初のジャブは末吉さんで、

三代さんは間合いとタイミングのチェックに多くの時間を費やしてたんだわ。

 

最初のクリーンヒットは三代さんの右ストレートだったんだけど、

残り1分02秒での末吉さんのクロス気味の右フックの方が有効性が高くて、

手数を控えてるような感じの三代さんに対してまずは余裕のポイントゲット。

 

<2R>

最初の左ボディを打ったのは末吉さんで、

中間距離以上はリーチとジャブを生かして主導権を握ったって感じで、

中々三代さんの間合いにならず、右ショットを封印したままだったんだわ。

 

それにしてもこの日の末吉さんのジャブはいつも以上に鋭く伸びて、

左肩が抜けてしまうんじゃないかってほど勢いがあったんだわ。

 

<3R>

そろそろ行くのか三代さん、それともまだまだ控えるつもりなのか三代さん、

はたまた相手のジャブが邪魔で行きなくても行けないのか三代さんって感じで、

結局は狙い過ぎの中の手数不足のような出来上がりになってしまって、

やっとこさの左フックを当てても即の打ち返しにチャラにされてるし、

ここまでは素早い出入りからの末吉さんのジャブが輝きまくってたんだわ。

 

<4R>

自分的には末吉さんの低めのガードは常に気にかかるところで、

彼は反応の良さと上体の柔らかさに頼ったウィービング、

それと細かいフェイントを駆使してカバーしてるんだけど、

だから、三代さんとしてはもう少し荒々しさを前面に出して攻め立てないとダメで、

距離を支配されたまま、一体どうするんだろうなあってことで……。

 

4Rを終えての自分のスコアは39-37だったんだけど、

発表されたモノは40-36、39-37×2ってことで勿論末吉さんの3-0リード。

 

<5R>

ラウンド半分までは末吉さんのジャブ、ジャブ、ジャブが絶好調だったんだけど、

少しばかり動きの激しさを増していった三代さんが戦う姿勢を出していって、

残り40秒、安易に下がる末吉さんに追い打ちのワンツーをヒットさせて、

残り20秒からの打ち合いでも目立ってたのは三代さんの左右フックだったんだわ。

 

楽をしたがってる訳では決してないんだろうけど、

末吉さんは下がる時が危うくて、上体を後ろに逃がして反り返ることが多くて、

その体勢からは強く打ち返すことは出来ないから、

三代さんとしては二次三次の波状的な攻め込みこそが大事なんだよね。

 

<6R>

残り50秒の三代さんの右ショットをきっかけにしての大殴り大会だったんだけど、

お互いに超危険なパンチが交差してた中、

有効ヒットが多かったのは三代さんの方で、

そろそろ彼の本領が発揮されそうな雰囲気になってきたんだわ。

 

<7R>

試合中盤になって気が付けば、いつの間にか試合の流れは三代さんに移ってて、

顔面を腫らせ始めた末吉さんの方が若干パワーダウンしてきたみたいで、

懸命なジャブで繋ごうとはしてたんだけど、

数は劣るものの三代さんの必殺感が増していったんだよね。

 

それにしても二人共、ボディブローは殆どおざなりなんだよなあ……。

 

<8R>

残り1分までほぼ互角だったんだけど、

かき分けていくような力強さに関しては三代さんの方が圧倒的だったんだけど、

末吉さんもラウンドの中での盛り上げどころをシッカリ把握してるようで、

残り20秒からの激闘でも最後にキッチリ右を合わせ行って見事なポイントバック。

 

ってことで自分は76-76のイーブンだったんだけど、

リングアナは78-74、77-75、76-76の2-0で末吉さんだって言ってたなあ。

 

<9R>

中間スコアを聞いてまたしても三代さんがどうするかってことだったんだけど、

このラウンドは珍しく、末吉さんに代わって雨あられのようなジャブ攻勢で、

1分半までを優勢に進めてたんだわ。

 

末吉さんも飛ばしどころを心得てるような立居振舞だったんだけど、

このラウンドは結局、三代さんの気迫のジャブが征したんだわ。

 

<10R>

気が付くと末吉さんの右目下の腫れが酷くなってて、

三代さんのジャブは半端じゃなかったんだって改めて思った訳で、

この回は末吉さんの下がり下がりやサークリングが殊の外目立ってて、

もしかしたら末吉さんは少し疲れたのかも知れなかったんだわ。

 

<11R>

試合序盤にスタミナを温存してたせいか、三代さんはまだまだガンガン行けそうで、

足元のシッカリ感に関しては遥かに末吉さんを圧倒してたんだわ。

 

残り1分15秒からの三代さんの飛ばしに末吉さんも強気で合わせてたんだけど、

三代さんの方が押す押すの馬力だったんだわ。

 

<12R>

いずれにしても微妙だった筈のスコアの最終回はお互い死力の死力で、

最初の1分半はバランスがしっかりしてた三代さんが征してて、

残り1分07秒に末吉さんが右フックで巻き返して、

さあどうなるって見てた残り31秒、三代さんの右がポイントを決定付けたんだわ。

 

 

ってことで自分は115-113で三代さんだったんだけど、

耳を澄まして聞いてたスコアは、115-113、113-115、114-114ってことで、

まるで絵に描いたような1-1ドローだったんだわ。

 

 

二人の為に詰めかけてた大応援団のどちらからもブーイングは聞こえて来なくて、

二人の熱闘に大きな拍手で応えてたし、

タイからの出張ボクサー達も興奮したように観戦してたんだよね。

 

 

末吉さんは2試合前の際のように途中で集中が切れるってことが全く無かったし、

流れが大きく三代さんに移りそうになったところからの巻き返しとか、

一発貰った直後に反撃に向かう姿勢とかに強い気持ちを見せてたんだよね。

 

 

先回のフルラウンドの試合で終盤にバテた三代さんも最後まで動き切れてたし、

この日の結果は最初の4ラウンドを慎重になり過ぎたことが全てであって、

あと一つでも獲ってたら十分な2-1勝ちだった訳で、

次の試合にはまた進化した彼を見られるって思ってるんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 末吉大さん&三代大訓さん

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

この日は勿論、帝拳ボクサー達が山ほどで、

松田直樹さんとか五十嵐俊幸さん、木村悠さん、粟生隆寛さん、大嶋剣心さん、

亀海喜寛さん達がリングサイドに詰めてたなあ。

 

下田昭文さんと山中慎介さんが話してるところに出くわして、

黙って通り抜けようとしたら、ちょっとって感じで下田さんに腕を突っ突かれて、

シモササイズの事を聞いて、次に今何してるのって山中さんに聞いたんだわ。

 

子供を抱っこした中澤将信さんが、「コンチワ」 って声を掛けてきたんだけど、

泣き止まなくて観戦もままならないって感じで通路をウロウロしてたなあ。

 

そっと寄って来てくれたのは久し振りの尾川堅一さんで、

で、二人でちょっとシンミリしながら話をしたんだよね。

2018年10月 5日 (金)

10月のボクシング

 

3af7b4d1da684a638627cef141bbdcd8

“10月も色々強いのを取り揃えてますから……。”

 

 

 

毎日、NHKBS7時15分からの朝ドラでは、

太平洋戦争当時の庶民の健気な毎日が描かれてるんだけど、

それはそうなんだろうけど、

そもそもどうして戦争になったかに関しては全く触れられて無くて、

それはこれまで日米其々で制作されたどの戦争映画にも描かれることが全く無くて、

アメリカにとっては自らの大統領を汚したくないってことなんだろうし、

日本にとっても国家存続の為には頭の切り替えが必要であって、

防共の為にも以降の同盟関係を揺らがせたくないからでもあって……。

 

でもやっぱり、太平洋戦争はアメリカの謀策略によって仕掛けられたもので、

日本が暴発せざるを得なくなった状況にルーズベルトが追い込んだもので、

日本の暗号を解読してて真珠湾攻撃も事前に知ってて知らない振りをして、

アメリカ国民の心情に日本憎しを植え付けて戦意を高揚させて、

最終的には疲弊しきって最早反撃不能になった相手に、

原爆を落としてその効果を確かめるっていう蛮行までに至ったんだよね。

 

それはルーズベルトの白欧主義というか極端な有色人種蔑視に基づいてのことで、

そいういうのは今のトランプ大統領からも感じる訳で……。

 

それにしても開戦に至る過程での近衛文麿の情けなさが度を超えてた一方、

当時の昭和天皇と東条英機、山本五十六それに、

終戦時の広田弘毅達には今でも最上級の敬意を払わざるを得ないんだよね。

 

 

 

10月は9月より興行数が少ないんだけど、

とっても興味深いカードが沢山組まれてるんだよね。

 

【10月のボクシングスケジュール】

*左側が勝者予想、敬称略。

 

・10月 1日(月)……(後楽園)

大橋建典×佐伯瑠壱斗、佐藤剛×近藤冬真、斎藤一貴、山内涼太、塚田祐介。

 

 

・10月 6日(土)……(後楽園)

三代大訓×末吉大、中谷潤人×小坂駿、豊嶋亮太×尹文鉉、

松本竜也×堀池雄大、波田大和。

 

 

・10月 7日(日)……(横浜)

井上尚弥×ファン・カルロス・パヤノ、拳四朗×ミラン・メリンド。

 

 

・10月 8日(月)……(大阪)

コーヤ佐藤×寺田達弥。

 

 

・10月11日(木)……(後楽園)

内藤律樹×永田大士、勅使河原弘晶×グレン・サミンギット、

大湾硫斗×荒木哲、小林孝彦×高橋克俊、高見良祐。

 

 

・10月12日(金)……(後楽園)

松永宏信×斉藤幸伸丸、井上浩樹×マーカス・スミス、中川麦茶勇太×岡本ナオヤ、

レオ・ライス×ユータ松尾、堀川謙一×板垣幸司。

 

 

・10月18日(木)……(後楽園) オール4回戦

 

 

・10月20日(土)……(アメリカ)

村田諒太×ロブ・ブラント。

 

 

・10月21日(日)……(福岡)

永野祐樹×別府優樹、田中教仁。

 

 

・10月21日……(韓国)

富施郁哉、飯見嵐、中川公弘、有岡康輔、重田裕紀。

 

 

・10月22日(月)……(後楽園)

藤北誠也×望月直樹、定常育郎×青山功、古橋岳也×上野太一、

佐宗緋月×デシエルト長池、大野俊人×中嶋龍誠、宮地隆佳。

 

 

・10月28日(日)……(山口)

柳達也×アクセル住吉。

 

 

・10月28日(日)……(岡山)

ユーリ阿久井政悟。

 

 

・10月31日(水)……(後楽園)

内藤未来×龍神佳輝。

 

 

 

【10月ボクシング期待度ベスト25】

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 村田諒太×ロブ・ブラント

② 井上尚弥×ファン・カルロス・パヤノ

③ 拳四朗×ミラン・メリンド

④ 三代大訓×末吉大

⑤ 中谷潤人×小坂駿

⑥ 内藤律樹×永田大士

⑦ 勅使河原弘晶×グレン・サミンギット

⑧ 松永宏信×斉藤幸伸丸

⑨ 井上浩樹×マーカス・スミス

⑩ 古橋岳也×上野太一

⑪ 中川麦茶勇太×岡本ナオヤ

⑫ 田中教仁×榮拓海

⑬ 堀川謙一×板垣幸司

⑭ 松本竜也×堀池雄大

⑮ レオ・ライス×ユータ松尾

⑯ 豊嶋亮太×尹文鉉

⑰ 永野祐樹×別府優樹

⑱ 大橋建典×佐伯瑠壱斗

⑲ 藤北誠也×望月直樹

⑳ 佐藤剛×近藤冬真 

 

(21) 大野俊人×中嶋龍誠

(22) 内藤未来×龍神佳輝

(23) 柳達也×アクセル住吉

(24) 大湾硫斗×荒木哲

(25) 小林孝彦×高橋克俊

2018年10月 3日 (水)

9月のベストボクシング

 

2d7d4e63e48f4cdfab03ff72dd1bea4d

“ネコ写真は癒されるって言って下さるもんで……。”

 

 

 

自分にとって9月は11ボクシングあって、

色々思い返した上でのベストは以下の通り。

 

 

【9月度ボクシングベスト25】

*左側が勝者、( )は事前期待度ランキング、敬称略。

 

① 京口紘人×チボ・モナベサ (15)……4RKO

② 佐川遼×松本亮 (16)……3RKO

③ 小浦翼×冨田大樹 (未)……3-0

④ 齋藤裕太×菊地永太 (5)……2RKO

⑤ 平岡アンディ×吉開右京 (2)……3RKO

⑥ 入口裕貴×中嶋孝文 (11)……2-0

⑦ 関島優作×林慶太 (ー)……3RKO

⑧ 中村由樹×松澤拳 (ー)……2RKO

⑨ 中野敬太×嶋崎俊 (11)……2RKO

⑩ 竹中良×ブルゲル・プトン (未)……6RKO

⑪ 重岡銀次朗×サンチャイ・ヨッブン (ー)……3RKO

⑫ 阿部麗也×野口将志 (4)……6RKO

⑬ 荒川竜平×入稲福敬 (ー)……3-0

⑭ 亀山大輝×澤井暖 (ー)……1RKO

⑮ 山下賢哉×ジョン・アポナリオ (未)……3RKO

⑯ 若木忍×吉野ムサシ (ー)……2RKO

⑰ 石川春樹×花森成吾 (ー)……2RKO

⑱ 細川チャーリー忍×秋山泰幸 (7)……11RKO

⑲ 井上拓真×マーク・ジョン・ヤップ (1)……3-0

⑳ 戸高達×渡久地辰優 (20)……2-0

 

(21) 梶颯×サハパープ・ブンオップ (ー)……2RKO

(22) 粟田祐之×橋口雄斗 (13)……3-0

(23) 杉田ダイスケ×ソムポート・シーサ (ー)……2RKO

(24) 堤聖也×稲元純平 (14)……3RKO

(25) 内藤チサ×郷司利也子 (ー)……3-0

 

*(未)は組み合わせが確定してなかった試合。

*事前期待度ベスト10以内で選モレした試合は、

チャールズ・ベラミー×清水優人(6)、近藤明広×宮崎辰也(8)、

高橋竜平×草野真悟(9)、岩原慶×川西真央(10)の計4試合。

2018年10月 2日 (火)

後楽園ホール・10月1日

 

F688474507c145f4a1bb8f510f03211d

“台風一過”

 

 

 

自分の家は地上20mばかりのところにあるから、

雨風の吹き込みもそれなりだったんだけど結局、

それ程の事が無くての台風一過なんだわ。

 

 

 

30日の日曜日に気になってたのは鹿児島での松山真虎さんだったんだけど、

4勝(1KO)7敗(1KO)4分の相手に0-3負けしてしまってたんだわ。

 

ボクモバでチェックしたらジャッジの一人が79-80ってしてたんだけど、

これはきっと何かの間違いじゃないのかなあ。

 

その数字だと8ラウンドのうちの7ラウンドが10-10だったってことになるんだけど、

厳密な優劣が判断できない未熟の極みだったのか、

詰まらない試合だったもんで頭に来て適当にやってたのか、

どっちにしても、こういうジャッジは断固排斥すべきだと思ったんだけどね。

 

 

それにしても思うのは最近、首都圏ジムのボクサーの地方巡業が多いことで、

ボクサー数に余裕があるから貸し出してるのかと思ったら、

ホールでの自主興行にはタイ、インドネシア、フィリピンボクサーが山の様で、

昨日の角海老興行も、全6試合の内日本人同士の戦いは2試合だけで、

相手の力量が解らない試合っていうのは、ある意味期待のしようが無いんだよね。

 

それでもこの日デビューする中嶋憂輝君はその力量が試される訳だし、

移籍初戦の塚田祐介君も緊張感を強いられるんだろうし、

前回の試合で其々不覚を取った大橋建典さんと斎藤一貴さんにとっては、

崖っぷちの再起戦な訳で、其々のボクサーにとってはマジ一直線だったんだよね。

 

で、左側は全て角海老ボクサーってことで、

全ての試合に際して場内にボクサーの紹介ビジョンが映されたんだけど普通、

赤コーナーボクサーは左側、青コーナーは右側に配置されるものなんだけど、

全く逆になってて、ちょっと違和感があったんだよね。

 

 

 

① 中嶋憂輝君×ソンポン・何チャラ……LF 6R

デビュー戦の23歳・奈良県と、3勝(3KO)1敗の21歳・タイ。

 

中嶋君のチーフトレは奥村君で、田部井トレとフォンさんがサポートしてたね。

 

<1R>

ソンポンは例のサイトーンジム所属なもんで半信半疑で見てたんだけど、

そこそこいい感じのジャブを打ってたんだわ。

 

最初は相手の様子を窺ってた中嶋君だったんだけど、その仕草は冷静そのもので、

30秒ほど経ってから攻撃に転じた際のジャブはとっても鋭く届きも良くて、

そこからはジャブだけで容易にポイントを奪いそうだったんだよね。

 

終始、中嶋君のペースで進んでた残り15秒、

ソンポンの右の打ち出しにタイミングよく左フックをヒットさせてダウンゲット。

 

<2R>

中嶋君の左ジャブはほぼ一級品だったんだけど、

いきなり振り出す左フックも実に絶妙で、

力強かったけど雑なソンポンのワンツーの合間を縫ってヒットヒットを重ねて、

そろそろ決着が付きそうだなあって見てた残り51秒の北ロープ前、

強烈な左ボディブローを打ち込んで2度目のダウンゲット。

 

そのままテンカウントアウトしてしまって2分20秒でのKO勝ちだったんだけど、

そう言えばソンポンはトランクスのウェストラインを思いっ切り上げてたよね。

 

 

相手が相手だけにこの試合だけで中嶋君を評価するのは正解ではないんだけど、

それでも全体にとってもバランスの取れたいい動きをしてたし、

冷静に自らのボクシングを組み立ててたことは間違いないんだわ。

 

 

 

② 塚田祐介君×ヘンディ・ルイス……SL 8R

8勝(3KO)7敗(6KO)の29歳・東京都と、

9勝(4KO)15敗2分の国内14位、33歳・インドネシア。

 

それにしても試合前の塚田君の紹介映像なんだけど、

照明の関係もあったんだろうけど、相手のインドネシア人かと思ったんだわ。

 

友達の試合ってことで、長嶺克則さんが来てたし、

試合中に聞こえてきたアドバイスの声は宮崎辰也君じゃなかったかなあ……。

 

試合をするのは約1年半振りくらいだし、移籍初戦でもあるってことで、

比較的楽な相手が選ばれて結局、80-72×3のフルマーク3-0勝ちで、

試合後の塚田君はKO決着出来なかった事をしきりに反省してたんだけど、

彼は元々倒し屋ではないし、自分的にはまずまず充分じゃないかと思ったんだよね。

 

相手のルイスはデップリしてる分、頭半分以上身長が低くて、

その上ガードを固めて腰を屈めることが多かったもんで、

塚田君にとってはある意味やり難さの極致に近くて、

それじゃあってことで左右のボディブローを山のように打ち込んでたんだけど、

ルイスの腹はタップリした脂肪層に守られてて、

それはまるでファールカップを二枚重ね着してるようだったからね。

 

たまに大雑把に振りこんで来るだけで打ち合ってこない相手に塚田君、

殆どやりようが無かったんだけど、それでも最後まで気持ちを切らせなくて、

8Rの最後まで十分に動き切れたのは日頃ちゃんと練習してるってことで、

まずまずの及第点だと思ったんだよね。

 

 

ああいう相手に対しては、ガードの上からでもいいから右フックを強く打ち込んで、

もっとガードを上げさせて空いたスペースにボディブローとか、

しつこいほどのジャブをガードの間に通し続けるとか、

多少のリスクを張って、相手が大きく振り出すところを敢えて狙って、

度胸を決めて合わせ打っていくっていうのが次の段階だと思ったんだけどね。

 

あれだけ上体を動かされると、中々クリーンヒットは叶わないもので、

獲られたラウンドが一つも無かったってことにまずは自分を褒めていいんだよね。

 

 

それにしても面白かったのはスコア発表の際の須藤アナで、

普通は3人のジャッジの数字を並べてアナウンスして、

その次に勝者をコールするんだけど、

この試合では最初にいきなり 「勝者、塚田祐介ーっ!」 って嬉しそうに叫んでて、

誰がどう見ても塚田君の勝ちは間違いないでしょってことだったのかのかなあ……。

 

 

 

③ 山内涼太君×リオ・ナインゴラン……F 8R

3勝(3KO)0敗の23歳・大阪府と、

4勝(3KO)8敗のサウスポー、24歳・インドネシア。

 

山内君にとってはこの程度のインドネシア・ボクサーに苦戦する筈も無く、

どういう勝ち方をするかがポイントだったんだわ。

 

<1R>

ナインゴランは見た目の感じほどにはスピード感が無かったし、

それほど攻撃的なボクサーでは無かったもんで、

山内君は徐々にプレスを強めていって、

ジャブと右ストレートボディがとってもいい感じだったんだわ。

 

で、残り4秒の北西ポスト前だったんだけど、

山内君の追い込みながらの右ストレートボディが相手のみぞおちに喰い込んで、

ナインゴランがウギャッて感じで倒れ込んでしまって、

何とかギリギリ立ち上がったところでラウンド終了ゴング。

 

<2R>

ナインゴランが明らかに引き気味になってしまって、

1R以上に怖さを失いつつあって、山内さんは大いに余裕のパフォーマンスで、

どうやって倒そうかなあって考えながらやってるみたいだったんだよね。

 

 

それにしてもあの白髪のカメラマン、専門誌系らしいんだけど、

他のカメラマンがどれだけ低くカメラを構えるか必死のポーズを取ってるっていうのに、

やたら安直にカメラをロープ上に差し上げてすぐに立ち上がって、

自分の前だったらどやしてやるところなんだけど、

上背があるからすぐ後ろの客の視界を邪魔邪魔しまくりで、

その上何と、試合中のナインゴランの足にカメラをぶつけたてし、

全くプロカメラマンの風上にも置けないようなポンコツ野郎なんだよね。

 

<3R>

更にアップしていった山内君に対してナインゴランはかなり困り果てて、

左ストレートを打ちながら抱き付くか、抱き付きながら右アッパーか、

そういうのしか手段が取り切れなくなってしまったみたいだったんだわ。

 

山内さんは巻き込まれることのないまま残り35秒に右ストレートを打ち込んで、

その8秒後の残り27秒にも同じようなタイミングでワンツーを直撃、

まともに貰ってしまったナインゴランは1Rでのダウンと殆ど同じ、

北西ポスト前で2度目のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

 

何とか立ち上がってその後を凌いだナインゴランだったんだけど、

次の4Rに入る前に棄権を申し入れてのTKOエンドだったんだよね。

 

 

 

④ 斎藤一貴さん×レイ・ラモス……62㎏ 8R

5勝(5KO)1敗(1KO)のランク8位、25歳・東京都と、

8勝(3KO)9敗(3KO)2分の国内14位、29歳・フィリピン。

 

斎藤さんは7月の試合で、タイの国内チャンピオンに2RKO負けしての再起戦。

 

この試合はチンタラチンタラ最終ランドまでいってしまって結局、

79-74、78-74、78-75って齋藤さんが3-0勝ちしたんだけど、

試合内容としては及第点を取れるようなモノではなかったんだよね。

 

 

斎藤さんは3Rまでは適度な距離をとって、

ジャブを中心にいい組み立てをしてたんだけど、

4Rに相手の右フックを一発喰らった途端にいきなり別人のような弱り方で、

相手がもう少し巧いこと攻め立ててたら、ここで終わってしまいそうだったんだわ。

 

その後もかなり長いこと、5R~6Rまでそのダメージを引きずったままで、

彼の打たれ弱さと回復力の無さを見せ付けられるような感じで、

最後は相手のスタミナ切れに助けられて何とかなったんだけどね。

 

 

自分的には結構課題を残した試合だったんだけど、

彼自身がどう考えるか、どう立て直せるかってことで……。

 

 

 

⑤ 佐藤剛さん×近藤冬真君(蟹江)……F 8R

7勝(3KO)1敗(1KO)1分のランク10位、サウスポー、21歳・東京都と、

7勝(1KO)3敗の21歳・愛知県。

 

近藤君は7月に住田愛斗君に1-2負けしての連続角海老戦なんだよね。

 

<1R>

2㎝ほど背の低い佐藤さんの方がいきなり全開のガンガン仕掛けで、

近藤君は若干面食らったような立ち上がりで、

ショート戦の心構えが出来てないままだったんだけど、

中盤以降は気持ちと体勢を立て直して、

佐藤さんが入って来るところに懸命に右を合わせようとしてたし、

終盤に掛けては形のいいコンビネーションを放ってたんだわ。

 

ポイント的には終始プレスを掛けながらの佐藤さんの先攻が目立ってたし、

素早い上下の打ち分けで優勢ポイントゲットだったなあ。

 

<2R>

それにしても近藤君はボディブローを打たないなあって見てた開始19秒、

またもや距離をつぶした佐藤さんが踏み込んでの右左フックで、

最後の左フックを直撃された近藤さんが思わず倒れ込んでしまったんだわ。

 

リスタート後の近藤君はまだダメージを引きずったままで、

その後も下がらされながら被弾を重ねていったんだけど、

彼も気持ちが強いんだろね、必死に打ち返して何とか凌ぎ切ったんだよね。

 

<3R>

インターバルを経た近藤君はそこそこちゃんとしてて、

挽回を目指して激しいやり取りが延々続いたんだけど、

冷静に狙えてはいたものの、佐藤さんのガチャガチャ戦略の方が優勢で、

近藤君は右目上をヒットカットされてしまってたんだわ。

 

<4R>

顔を真っ赤にして奮闘してたのは近藤君の方で、

最初の2分間、きちんと当てたのもその近藤君で、

いつの間にか佐藤さんの顔面もかなり腫れてきたんだわ。

 

このまま近藤君の方か押し切るかと思われた残り50秒、

佐藤さんが左フックから右ストレートを大きくヒットヒットさせてひっくり返したんだわ。

ただ、近藤君の方も一方的にはさせない踏ん張りを最後に見せてたんだよね。

 

<5R>

1分30秒、佐藤さんの引っ掛け気味の左フックがヒットして近藤君がダウン。

 

2度目のこのダウンも近藤君は気丈に立ち上がったんだけど、

その後の様子を見てたレフェリーが続行は危険だと判断してカウントを途中で止めて、

1分44秒、佐藤さんのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

近藤さんは結構いいボクサーで、佐藤さんのガンガン戦術に嫌気を差さないで、

最後まで頑張ってたんだけど、遠いところで勝負する算段が足りてなかったし、

そもそもボディブローが少な過ぎじゃなかったかなあ……。

 

 

 

⑥ 大橋建典さん×佐伯瑠壱斗君(岐阜ヨコゼキ)

                       ………57.5㎏ 8R

15勝(10KO)5敗(4KO)2分のランク6位、29歳・島根県と、

7勝(1KO)1敗の21歳・岐阜県。

 

佐伯君は勝率は優秀なんだけどKO率は低いから、

距離を取って遠くで勝負したがるボクサーだと思ってたんだけどね。

 

彼は前回の試合をウェイトミスして棄権してしまったもんで、

一階級上げての今回の試合には期すところがあったんじゃないかと思ったし、

大橋さんとしても2連敗はどうしても避けたかったんだよね。

 

<1R>

開始25秒、クリンチ際で大橋さんがいきなりいきり立って、

左アッパーを5連発して佐伯君の度肝を抜いた感じだったなあ。

 

その後も強いプレスから大橋さん、相手をロープに詰めての左フックをヒットさせて、

佐伯君としては距離キープの為にジャブがもっともっと要るところだったんだわ。

 

ただ、その佐伯君も残り1分頃からは感じを掴み始めたみたいで、

総ヒット数では大橋さんだったんだけど、

有効打としては佐伯君かなあって思うほど盛り返してたんだわ。

 

<2R>

佐伯君もクリンチ際を頑張るようになったんだけど、

1分40秒での右の相打ちからの返しの左フックは圧倒的に大橋さんで、

その後もガチャガチャした時の大橋さんの返しの左フックが、

とってもクオリティが高かったんだよね。

 

<3R>

お互い、いきなり激しく飛ばしていって、大橋さんが3発、佐伯君が1発其々ヒット。

 

で、最初の1分間は明らかに大橋さんのペースで、

佐伯君は度々髪の毛をバッサバサさせて見栄えが良くなかったんだよね。

 

そう言えばこの後も佐伯君はヘアスタイルを気にすることが多くて、

事あるごとにグローブで髪の毛を直してたんだけど、あれは絶対ダメなんだわ。

 

大橋さんの方も結構顔面を赤くしてたし、例の如く目をパチパチさせてたし、

残り40秒からの密着戦はほぼ互角のやり取りが続いたんだわ。

 

<4R>

開始29秒、大橋さんが右、左って逆ワンツーを連続ヒットさせて、

またもや佐伯君の髪の毛をバッサバサにさせて、

右目上もヒットカットさせてたんだわ。

 

その佐伯君も残り54秒から大橋さんをロープに押し付けて、

渾身のショートラッシュを掛けていったんだけど、

攻めてる感じは出せたものの、見た目の割に有効打は少なかったんだよね。

 

半分を終えたところでの自分のスコアは39-37で大橋さん。

 

<5R>

佐伯君の右目上からの出血は止まらないままだったんだけど、

大橋さんが休み加減だったこともあって、初っ端から飛ばして、

きっかけ掴んで例のショート連打で、やっぱり効果は薄かったんだけど、

このラウンドは明らかに手数勝ちしてたんだよね。

 

<6R>

カウンター系の打ち合いになれば大橋さんの優位は揺るぎないんだけど、

佐伯さんはそういう局面になるのを意識的に避けてるようで、

中間距離からキッチリ当てようとしてキビキビ動いてたんだけど1分24秒、

またもやの左フックを直撃させると同時に大橋さんが一気に大仕掛け。

 

それはまるでここで終わらせてしまおうとしてるかのようだったんだけど、

この場面での佐伯君の踏ん張りも尋常じゃ無くて、

何とその20秒後には却って逆襲に転じる気持ちの強さを見せて、

顔面を血で赤くしながら攻め返していってたんだわ。

 

ただ、佐伯君の攻撃は顔面に限られることが多かったもんで、

大橋さんのディフェンスを容易にしてるところもあったんだけどね。

 

<7R>

最初の1分間はまたもや佐伯君だったんだけど、大きな効果を上げれないまま、

残り1分20秒からは大橋さんが激攻めに転じてたんだわ。

 

佐伯君も一応終盤に意地のような攻め返しは見せてたんだけど、

一段落がハッキリしてしまったところを狙われてしまったんだよね。

 

 

ここまで大橋さんの強いのを何度も貰ってたのも関わらず、

踏ん張ってた佐伯君は間違い無く立派だったんだけど、

本来倒し屋でないにも関わらず、相手の距離で戦い過ぎてたと言わざるを得ず、

最終ラウンドを残して3ポイントも(自分のスコアで)後れを取ってしまってたら、

もう挽回のしようが無かったんだけどね。

 

<8R>

開始ゴングが鳴った時にマウスピースを忘れてしまった時点で、

佐伯さん陣営の気持ちは折れてしまってたのかも知れないんだけど、

そんなのにもめげずにまずは佐伯君が最初の1分間を飛ばしていったんだわ。

 

大橋さんは相当疲れたような感じで手数不足が目立ってて、

残り35秒ではやっとこさいい打ち返しはしてたんだけど、                    

それでもラウンドトータルとしては佐伯君の手数勝ちだなあって見てた残り2秒、

大橋君が放った右フックが相手の側頭部をかすって、

と同時に二人の足元が絡んでしまって佐伯君が転んでしまったんだわ。

 

ああいう倒れ込みの場合、スリップになることは殆ど無くて、

僅かでもパンチがヒットしてればダウンを取られてしまうんだよね。

 

直ぐに立ち上がった佐伯君は右手を左右に振って、

違う違う、ダウンじゃないってしきりにアピールしてたんだけど、

少なくとも東日本ではああいう場合ほぼ100%ダウンになるんだよね。

 

 

ってことで最終ラウンドが10-8になったもんで、

自分のスコアは78-73になったんだけど、

例えあれがダウンじゃなくて佐伯君の10-9だったとしても、

それでもやっぱり77-75で大橋さんの勝利に変わりないんだよね。

 

結局、発表された正式なスコアは79-72、78-73×2ってことで勿論、

大橋さんの大差3-0判定勝ちだったんだけど、

それでも会心の勝利って感じでは無かったけどね。

 

 

 

本日のベスト3ボクサー】

① 佐藤剛さん

② 山内涼太君

③ 中嶋憂輝君

 

 

 

試合が終わって一段落した後の帰り道、

偶然、小堀トレご夫婦と奥村トレの奥様と一緒になって、

そこはかとない話をしながらの夜の道だったんだわ。

 

路線が違うもんで改札口でサヨナラしてホームに降りたら、

今度は今野裕介さんと中川抹茶航君、住田愛斗君の3人がいて、

勤め帰りの人で混雑した電車の中、途中駅までちょっと話したんだよね。

 

そう言えば昨日は岡田博喜さんが奥様とお嬢さんを連れてきてて、

ご両親も近くにいて、この間のアメリカでの試合の事なんか話したんだよね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

2レースに参加した29日の競馬は中山12Rで狙った軸馬は3着に入って、

2着馬も選んでたんだけど、1番人気は常に除外してるもんで、要するにハズレで、

結局9月競馬は全部で43レースに参加して、

全くショボイことこの上無く回収率87%だったんだわ。

 

それはつまり1億円突っ込んでたら2,300万円の負けってことで、

1月からの通算の回収率も少しダウンしての138%ってことになったんだわ。

« 2018年9月 | トップページ | 2018年11月 »