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2018年10月 7日 (日)

後楽園ホール・10月6日

 

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“誰っ?”

 

2016年12月19日、後楽園ホールでの福原力也さんで、

引退試合を前にしてのこれが最後のミットで、トレーナーは高橋さんで、

彼らを見つめてる背中姿は船井龍一さんだったかなあ……。

 

周囲には他にも何人かいたんだけど、凛とした空気の中、誰も声を掛けないまま、

ビシッ、バシバシッって音だけが響いてたんだよね。

 

 

 

引っ掛かってたある事がいい方向へ進みそうなことが解って、

これがうまくいかないと大暴れするつもりだったからホッとして、

それにしても人間っていうのは正義とか良識だけでは動かなくて、

今日明日の些末な利害だけで喋ったり行動したりすることが多くて、

そのことを後ろめたくも何とも思ってない連中に溢れてるんだよなあ……。

 

って思いながら始まり始まり……。

 

 

 

① 鈴木敬祥君(帝拳)×オ・ロスティスラブ(UNITED)

                          ………SB 6R

1勝1敗1分の20歳・愛知県と、デビュー戦の27歳・東京都。

 

<1R>

お互いにどういう戦い方をするのかは開始20秒ほどで合意に達したみたいで、

二人共、前振りが全く無い一発飛込み系に徹してて、

とにかく右の万振り競争になってしまってたんだわ。

 

残り1分頃の鈴木君の右フックでオ君がバタついてからは流れは決まってしまって、

鈴木君が強いプレスを掛ける中、気持ちでも明らかに後れを取ってしまって、

オ君は接近戦以外は全て捨ててしまった様なパフォーマンスで、

相手待ちで全くの仕掛け不足だったんだわ。

 

ってことで、勝負あったもんでいきなりの休憩タイム。

 

 

結局、4Rにバッティングで鈴木君が右目上をカットしてしまって、

続行不能と判断されてそのまま1分58秒での負傷判定の3-0で、

鈴木君が40-37、39-37×2ってことだったんだわ。

 

 

 

② 中野幹人君(帝拳)×何チャラ・何チャラ……Fe 6R

デビュー戦のサウスポー、23歳・広島県と、

勝率も年齢も不明なままのタイ・ボクサー。

 

そんなタイボクサー相手にデビュー戦とはいえアマ7冠の中野君が負ける筈も無く、

さあ中野君っていうのはどんな感じなのかなあって見てたんだけどね……。

 

<1R>

開始16秒での中野君の左ストレートボディがファースト・ショットで、

カルロス・トレーナーが初っ端から懸命のアドバイスを飛ばしてたんだわ。

 

タイボクサーは技は全く感じられないんだけどとにかく全てが大万振りで、

不用意に貰うと危なかったんだけど、やたら雑々の扇風機だったんだわ。

 

残り1分には相手の左顔面がかなり赤くなってたんだけど、

中野君も相手に巻き込まれてしまったかのような大雑把なボクシングで、

もう少し細かい打ち分けが見たいことろだったんだよね。

 

<2R>

中野君は何度もカウンターを合わせにいってたんだけど、

上体に力が入り過ぎてるみたいで、正確に狙えないままのことが多かったんだわ。

 

只、相手が下手クソ過ぎてたもんで結果はもう殆ど目の前で1分26秒の西ロープ前、

左ストレートからの返しの右フックがやっとタイミングよくヒットして、

タイボクサーが大きくグラついたところを一気に畳み掛けていったんだわ。

 

で、最後はコンビネーションからの左ボディを激しく喰い込ませてダウンゲット。

 

そのままテンカウントアウトってことで1分49秒、

中野君のKO勝ちだったんだけど、ホントに強いのかは今日だけでは解らなくて、

彼は確かに岩のような固くて重い拳の持ち主のようだったんだけど、

Fe級にしても身体の動き全体にしなやかさが欠けてるような感じだったんだよね。

 

 

 

③ 堀池雄大君(帝拳)×松本竜也君(角海老)……SB 8R

14勝(3KO)6敗(3KO)3敗の33歳・静岡県と、

9勝(2KO)4敗(1KO)の24歳・福島県。

 

堀池君は西遠ジムってところから2年半くらい前に帝拳ジムに移籍してきて、

正直それほど目立つ存在ではないんだけど、

もう8年目のいつも真面目で気持ちの入ったボクシングをするんだよね。

 

ただ、松本君もそろそろこのくらいのボクサーを何とかするんじゃないかってね。

 

堀池君は2012年の全日本新人王で、

松本君は2016年の東日本新人王なんだよね。

 

<1R>

いい感じのジャブといきなりの左フックで始めてたのは松本君で、

KO率の低い同士のキッチリした当てっこ競争が始まったんだけど、

ガッチリ体型の堀池君はプレスを掛けながらも先手を取り切れず、

何だか身体全体が硬いような印象だったんだわ。

 

堀池君は中盤以降に得意の2連ジャブをきっかけに距離を詰めてたんだけど、

殆ど右を打たないままで、僅差だったんだけど松本君がポイントゲット。

 

<2R>

左フックの相打ちからボディ合戦に移行したんだけど、

打ち終わりに右ストレートをヒットさせてまたもや松本君が先行したんだけど、

その後は堀池君の頑張り手数勝ちっていう感じだったなあ。

 

<3R>

トレーナーも替えたし、松本君の心機一転が見られるかと思ってたんだけど、

そんな感じは全く伝わってこなくて、堀池君の盛り返しだけが目立つばかりで、

一つ一つのショットも堀池君の方が力がこもってて、

松本君は全体にパワー負けしてるような感じだったんだよね。

 

相変わらずそれ程巧くは無いんだけど、

堀池君の必死感の方がダイレクトに伝わってきて、

松本君は明らかに手数不足の攻め不足だったんだよね。

 

<4R>

何だかお互いの戦う気持ちの差を見せ付けられてるようで、

松本君からはコノヤロ、コノヤロって感じが全く感じられなくて、

そういうのは表情にも現れてきて、何だか流れは大きく傾きつつあって、

松本君も一発必殺系ではないもんで、これで勝負あったかなあってことで一旦離席。

 

 

ちょっと間を置いてから遠くから眺め直したんだけど、

残念ながら松本君は気持ちを立て直せないままのような感じだったんだよね。

 

ってことで結局、78-74×2、76-76で堀池君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 波田大和君(帝拳)×何チャラ・カンチャラ……SFe 8R

6勝(6KO)1敗(1KO)のサウスポー、21歳・埼玉県と、

これも戦績や年齢が解らないままのタイボクサー。

 

試合前にすれ違った際に波田君はコクッと挨拶してくれて、

自分のことを知ってるとは思ってなかったもんで、思わずシカトしそうだったなあ。

 

この試合のチーフセコンドもカルロスで、時々解り難い言葉を飛ばしてたんだけど、

それでも彼の気合はボクサーを上回るものがあったんだよね。

 

リング上の波田君は相手より二回りもフレームがデカくで、

一見して相手の苦戦が知れてしまって、

結局3R1分04秒にKO勝ちしたんだけど、

自分が見てた範囲ではもう少し色々遊ぶというか、

初っ端からそんなに真正面から行かないで、

折角の機会なんだから色々試してみればいいのになあって思ったんだけどね。

 

 

 

⑤ 豊嶋亮太さん(帝拳)×尹文鉉(ドリーム)……W 8R

9勝(7KO)2敗1分のランク10位、22歳・福岡県と、

18勝(4KO)6敗3分のランク6位、34歳・栃木県。

 

尹さんは干支でいうとキャリア4年目の豊嶋さんとは丁度一回り違ってて、

倍以上の試合数を誇る11年目の苦労人系ボクサーで、

2008年の全日本新人王でもあったんだよね。

 

一方の豊嶋さんは2016年の全日本新人王なんだけどね。

 

<1R>

お互いに落ち着いた立ち上がりで、

適度な距離についての合意も開始直後に成立して、

大差のないジャブの後に適度な打ち合いに移行していったんだけど、

ほぼ互角なままだった中、敢えて言えば返しの返しまで、

より丁寧なフォローを見せたのは豊嶋さんの方だったんだよね。

 

<2R>

尹さんもどちらかと言えば右より左フックの方がいい感じだったんだけど、

左右ボディから上へ繋げた豊嶋さんの攻撃が実にスムースで、

尹さんの左頬が早くも赤味を帯びてきたんだわ。

 

<3R>

序盤に主導権を取ったのは豊嶋さんで、

尹さんとしてはもう少し手数が必要なところだったんだけど1分19秒、

右フックをきっかけに仕掛けていって、

接近戦の中で更に左フックをヒットさせて粘っこいところを見せ始めたんだわ。

 

<4R>

自分的にはこの後の流れが決まる大事なラウンドだったんだけど、

そういう意識は二人にもあったような甲乙付け難いやり取りが続いて、

難しい判断だったんだけど、尹さんの頑張り手数の方に一票だったんだわ。

 

<5R>

小康状態と言うよりはむしろ若干マンネリズムに陥ってしまって、

お互いに相手の攻撃は見切ってるような動きはしてたんだけど、

二人に何らかの工夫が欲しかったところだったんだわ。

このラウンドは久し振りに豊嶋さんが手数勝ちしてたんだわ。

 

<6R>

まだまだ尹さんが前詰めしてたんだけど、先手を取ってたのは豊嶋さんで、

尹さんは何となく休みたがってる感じがしてたんだけど、

残り1分からは流石にポイントの行方が気になったか激しさを増していって、

相手の強打を恐れることなく打ち合いを挑んでいってたんだけど、

手数的には足りてたものの有効ヒット的には豊嶋さんだったかなあ。

 

<7R>

尹さんは相手の左に右フックを合わせようとしてたんだけどずっと不発のままで、

それまでの豊嶋さんの強烈な左右ボディの効果が現れてきたようで、

必死の手数ではあったんだけど、下半身の踏ん張りが効かなくなってきてて、

相変わらずガッチリ下半身の豊嶋さんとは対照的になって来たんだわ。

 

<8R>

二人共、最後の飛ばし合いだった1分10秒、

尹さんの左ボディがローブロー気味になってしまったもんで豊嶋さんに一休み。

 

リスタート後更に飛ばしてたのは尹さんの方だったんだけど、

彼の中小ヒットの積み重ねと豊嶋さんのビッグヒットの比較だったんだけど、

残り1分から尹さんの動きが緩み始めて、

残り10秒からも豊嶋さんの若さの手数の方が勝ってて、そのまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は77-75で豊嶋さんだったんだけど結局、

79-73、78-75、77-76ってことでやっぱり豊嶋さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

この試合のチーフセコンドもカルロスだったもんで、

一段落した後に感想を聞いたら、「一日3試合は疲れるよお。」 言ってたなあ。

 

 

 

⑥ 中谷潤人さん(M・T)×小坂駿さん(真正)

         ………日本F級 王座挑戦者決定戦 8R

16勝(12KO)0敗のランク1位、サウスポー、20歳・三重県と、

15勝(4KO)4敗(2KO)のランク2位、23歳・広島県。

 

中谷さんは2017年の全日本新人王で、

小坂さんは2014年の西日本新人王なんだよね。

 

自分的には中谷さんがどういう勝ち方をするかだけが気になってたんだけどね。

 

<1R>

フレーム的にも上背も勿論リーチも圧倒優位なのは中谷さんで、

小坂さんとしてはこの距離差をどうするかがまずは当面の課題だったんだけど、

どうしよう、どうしようって思ってるうちに中谷さんの左ストレートが飛んで来て、

それがタイミング良くカウンター気味に薄くヒットして、

最初の1分間で勝負あったって感じがしたんだよね。

 

これ以降、一応最後まで見てはいたんだけど、

この日の中谷さんは自分としては大いに期待外れで、

と言うか今まで見た中では最低の出来だったとしか言えなくて、

申し訳ないけど、この程度のボクサーにフルラウンドは有り得なくて、

終盤は訳解らず出鱈目に腕を振ってるような感じさえして、

動きに鋭さが無かったし、パンチにもまるで緩急が無かったんだよね。

 

相手の小坂君もランク2位にはとっても見えなくて、

一体何をしに出張って来たのか見えて来ないまま、最後まで吹っ切れてなくて、

パンチ力もそれほど無いボクサーのパフォーマンスとしては完全に落第で、

相手の持ってる沢山のランキングにひたすら恐れ入ってる感じだったんだわ。

 

結局、7Rにダウンゲットした中谷さんが、

80-71×2、79-72で3-0勝ちしたんだけど、

自分には巧いA級と巧くないA級との普通の8回戦にしか見えなかったなあ。

 

 

試合前のアップ中に中谷さんと偶然目が合って、

1分以内なら大丈夫の筈だって、ちょっと話をしたのがいけなかったのかなあ……。

 

 

 

⑦ 末吉大さん(帝拳)×三代大訓さん(ワタナベ)

      ………日本&OPBF SFe級王座統一戦 12R

18勝(11KO)1敗の日本チャンピオン、27歳・東京都と、

6勝(2KO)0敗のOPBFチャンピン、23歳・島根県。

 

相手より3倍以上もの試合数をこなしてるし、KO率も半端じゃないし、

殆どの人は末吉さんの勝ちを予想してたみたいだったんだけど、

経験は少ないとはいえ、三代さんは仲里周磨君とか正木脩也さんを下してて、

若くて経験の浅い割にはとっても冷静な試合運びが出来るし、

試合をする度に確実な進化を見せてるから、ここは穴狙いってことで……。

 

試合前にワタナベジムの杉田ダイスケ君が声を掛けてくれて、

いよいよちゃんとした日本人相手の試合が出来そうな事をいってたなあ。

 

 

この試合は繊大トレと井上トレとの一騎打ちって様相でもあったんだよね。

 

<1R>

最初のジャブは末吉さんで、

三代さんは間合いとタイミングのチェックに多くの時間を費やしてたんだわ。

 

最初のクリーンヒットは三代さんの右ストレートだったんだけど、

残り1分02秒での末吉さんのクロス気味の右フックの方が有効性が高くて、

手数を控えてるような感じの三代さんに対してまずは余裕のポイントゲット。

 

<2R>

最初の左ボディを打ったのは末吉さんで、

中間距離以上はリーチとジャブを生かして主導権を握ったって感じで、

中々三代さんの間合いにならず、右ショットを封印したままだったんだわ。

 

それにしてもこの日の末吉さんのジャブはいつも以上に鋭く伸びて、

左肩が抜けてしまうんじゃないかってほど勢いがあったんだわ。

 

<3R>

そろそろ行くのか三代さん、それともまだまだ控えるつもりなのか三代さん、

はたまた相手のジャブが邪魔で行きなくても行けないのか三代さんって感じで、

結局は狙い過ぎの中の手数不足のような出来上がりになってしまって、

やっとこさの左フックを当てても即の打ち返しにチャラにされてるし、

ここまでは素早い出入りからの末吉さんのジャブが輝きまくってたんだわ。

 

<4R>

自分的には末吉さんの低めのガードは常に気にかかるところで、

彼は反応の良さと上体の柔らかさに頼ったウィービング、

それと細かいフェイントを駆使してカバーしてるんだけど、

だから、三代さんとしてはもう少し荒々しさを前面に出して攻め立てないとダメで、

距離を支配されたまま、一体どうするんだろうなあってことで……。

 

4Rを終えての自分のスコアは39-37だったんだけど、

発表されたモノは40-36、39-37×2ってことで勿論末吉さんの3-0リード。

 

<5R>

ラウンド半分までは末吉さんのジャブ、ジャブ、ジャブが絶好調だったんだけど、

少しばかり動きの激しさを増していった三代さんが戦う姿勢を出していって、

残り40秒、安易に下がる末吉さんに追い打ちのワンツーをヒットさせて、

残り20秒からの打ち合いでも目立ってたのは三代さんの左右フックだったんだわ。

 

楽をしたがってる訳では決してないんだろうけど、

末吉さんは下がる時が危うくて、上体を後ろに逃がして反り返ることが多くて、

その体勢からは強く打ち返すことは出来ないから、

三代さんとしては二次三次の波状的な攻め込みこそが大事なんだよね。

 

<6R>

残り50秒の三代さんの右ショットをきっかけにしての大殴り大会だったんだけど、

お互いに超危険なパンチが交差してた中、

有効ヒットが多かったのは三代さんの方で、

そろそろ彼の本領が発揮されそうな雰囲気になってきたんだわ。

 

<7R>

試合中盤になって気が付けば、いつの間にか試合の流れは三代さんに移ってて、

顔面を腫らせ始めた末吉さんの方が若干パワーダウンしてきたみたいで、

懸命なジャブで繋ごうとはしてたんだけど、

数は劣るものの三代さんの必殺感が増していったんだよね。

 

それにしても二人共、ボディブローは殆どおざなりなんだよなあ……。

 

<8R>

残り1分までほぼ互角だったんだけど、

かき分けていくような力強さに関しては三代さんの方が圧倒的だったんだけど、

末吉さんもラウンドの中での盛り上げどころをシッカリ把握してるようで、

残り20秒からの激闘でも最後にキッチリ右を合わせ行って見事なポイントバック。

 

ってことで自分は76-76のイーブンだったんだけど、

リングアナは78-74、77-75、76-76の2-0で末吉さんだって言ってたなあ。

 

<9R>

中間スコアを聞いてまたしても三代さんがどうするかってことだったんだけど、

このラウンドは珍しく、末吉さんに代わって雨あられのようなジャブ攻勢で、

1分半までを優勢に進めてたんだわ。

 

末吉さんも飛ばしどころを心得てるような立居振舞だったんだけど、

このラウンドは結局、三代さんの気迫のジャブが征したんだわ。

 

<10R>

気が付くと末吉さんの右目下の腫れが酷くなってて、

三代さんのジャブは半端じゃなかったんだって改めて思った訳で、

この回は末吉さんの下がり下がりやサークリングが殊の外目立ってて、

もしかしたら末吉さんは少し疲れたのかも知れなかったんだわ。

 

<11R>

試合序盤にスタミナを温存してたせいか、三代さんはまだまだガンガン行けそうで、

足元のシッカリ感に関しては遥かに末吉さんを圧倒してたんだわ。

 

残り1分15秒からの三代さんの飛ばしに末吉さんも強気で合わせてたんだけど、

三代さんの方が押す押すの馬力だったんだわ。

 

<12R>

いずれにしても微妙だった筈のスコアの最終回はお互い死力の死力で、

最初の1分半はバランスがしっかりしてた三代さんが征してて、

残り1分07秒に末吉さんが右フックで巻き返して、

さあどうなるって見てた残り31秒、三代さんの右がポイントを決定付けたんだわ。

 

 

ってことで自分は115-113で三代さんだったんだけど、

耳を澄まして聞いてたスコアは、115-113、113-115、114-114ってことで、

まるで絵に描いたような1-1ドローだったんだわ。

 

 

二人の為に詰めかけてた大応援団のどちらからもブーイングは聞こえて来なくて、

二人の熱闘に大きな拍手で応えてたし、

タイからの出張ボクサー達も興奮したように観戦してたんだよね。

 

 

末吉さんは2試合前の際のように途中で集中が切れるってことが全く無かったし、

流れが大きく三代さんに移りそうになったところからの巻き返しとか、

一発貰った直後に反撃に向かう姿勢とかに強い気持ちを見せてたんだよね。

 

 

先回のフルラウンドの試合で終盤にバテた三代さんも最後まで動き切れてたし、

この日の結果は最初の4ラウンドを慎重になり過ぎたことが全てであって、

あと一つでも獲ってたら十分な2-1勝ちだった訳で、

次の試合にはまた進化した彼を見られるって思ってるんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 末吉大さん&三代大訓さん

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

この日は勿論、帝拳ボクサー達が山ほどで、

松田直樹さんとか五十嵐俊幸さん、木村悠さん、粟生隆寛さん、大嶋剣心さん、

亀海喜寛さん達がリングサイドに詰めてたなあ。

 

下田昭文さんと山中慎介さんが話してるところに出くわして、

黙って通り抜けようとしたら、ちょっとって感じで下田さんに腕を突っ突かれて、

シモササイズの事を聞いて、次に今何してるのって山中さんに聞いたんだわ。

 

子供を抱っこした中澤将信さんが、「コンチワ」 って声を掛けてきたんだけど、

泣き止まなくて観戦もままならないって感じで通路をウロウロしてたなあ。

 

そっと寄って来てくれたのは久し振りの尾川堅一さんで、

で、二人でちょっとシンミリしながら話をしたんだよね。

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