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2018年9月17日 (月)

WOWWOWボクシング

 

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録画しておいたモノをさっき見たんだけど、

アルバレスとゴロフキンの試合の前にまずはローマン・ゴンサレスの復帰戦……。

 

 

 

☆ ローマン・ゴンサレス×モイヤス・フエンテス……SF 10R

46勝(38KO)2敗(1KO)のWBC2位、WBA6位の31歳・ニカラグアと、

25勝(14KO)5敗(3KO)1分のWBC5位、32歳・メキシコ。

 

フエンテスは田中恒成さんや比嘉大吾さんにKO負けしてるし、

通算でも5勝1敗ペースの自分的にはごく普通のボクサーなんだよね。

 

ゴンサレスの方は天敵シーサケット・ルービンサイに2連敗しての復帰戦で、

これがほぼ1年振りのリングだったんだわ。

 

何処かで見たことがある顔だあって思ったフエンテス、

粉川拓也さんに良く似てるんだよね。

 

ミズノ対アシックスのシューズ対決だなって思いながら始まり始まり……。

 

<1R>

フエンテスの方がフレーム的にも余裕があったしリーチも優位だったんだけど、

心がこもってないようなジャブはスピード的にも中途半端だったなあ。

 

そこからの右も左もストロークがデカ過ぎる感じが抜けなかったんだわ。

 

ゴンサレスの鋭いジャブで早くもフエンテスが鼻血だったんだわ。

 

<2R>

お互いに攻勢度を上げていったんだけど、

ゴンサレスのプレスがきつくなるにつれ、

フエンテスが山ほどのショートコンビを貰うようになった1分20秒、

フエンテスが左目尻をヒットカットされてたんだわ。

 

それにしてもアメリカのボクシングではジャッジが突っ立ちっ放しで、

それもあちこち体を傾けながら試合の行方をキッチリ見極めようとしてるんだけど、

すぐ後ろの客にとっては邪魔の邪魔で、

バカ高い料金の席だっていうのに実に気の毒なんだよね。

 

<3R>

やっぱりフエンテスのストロークはデカいままだったし、

腕振りにスピード感を欠いたままで、

見る見る手数が落ちていってラウンドを通してみれば7:3ほどにもなってしまって、

残り1分からは見る影も無くメッキリしてしまってたんだわ。

 

<4R>

フエンテスも彼なりに必死の打ち込みではあったんだけど、

ゴンサレスから倍以上の反撃を貰ってしまって、

ロープを背負わされる場面が増えていったんだわ。

 

ただ、ゴンサレス方も以前のような圧倒的な猛々しさとは程遠くて、

自分の中の彼とは動き全体のキレが今一だったんだよね。

 

<5R>

それでもこの日のフエンテスならゴンサレスは充分以上で、

ガードの隙間隙間を突いての巧みなショートブローの積み重ねが続いて、

そろそろ終焉の近いことが間違い無さそうになってきた開始40秒、

フエンテスをコーナーに追い込んでいったその瞬間、

既にガードに対する意識というか集中が失せてしまったようなところに、

ゴンサレスの左、右ってワンツーフックが大直撃してフエンテスが激しくダウン。

 

コーナー際で大の字になった様子を見て取ったレフェリーが、

すぐにカウントをストップしての0分42秒でのTKOエンド。

 

 

ゴンサレスにとっては次に繋がるいい勝ち方をしたんだけど、

自分的にはゴンサレスの凄さよりはフエンテスの今一感の方が強かったんだよね。

 

 

 

☆ ゲンナディ・ゴロフキン×サウル・アルバレス

……WBA M級スーパータイトル戦、WBC M級タイトル戦 12R

38勝(34KO)0敗1分のダブルタイトルホルダー、36歳、カザフスタンと、

49勝(34KO)1敗2分のWBA1位、WBC1位の28歳・メキシコ。

 

丁度1年前の対戦で1-1ドローになった二人のリマッチで、

試合前のレフェリーの注意の際、ゴロフキンは真っ直ぐ相手を見てたけど、

アルバレスの方は終始目を伏せたままだったんだわ。

 

<1R>

先回はアルバレスが結構安易にゴロフキンのプレスを許してたんだけど、

この日のアルバレスはそうしないことを固く心に誓ってたみたいで、

なもんで、いきなり二人が危険な間合いで立ち向かうことになっていったんだわ。

 

ジャブの数はやっぱりゴロフキンだったんだけど、

アルバレスの方も鋭くて伸びのいいジャブが絶好調で、

残り1分からはそのアルバレスのヒット率の方が上がっていったんだわ。

 

残り15秒、アルバレスの最初の左ボディがいい感じの喰い込みを見せて、

ポイント的には一気に僅差になっていったんだけど、

それでも自分としてはラウンド序盤のゴロフキンを評価。

 

<2R>

プレスは徐々にアルバレスの方に傾いていった開始1分、

その直前にゴロフキンの右ショートアッパーを貰ったアルバレスが反転攻勢で、

左フックをアッパー気味に派手に打ち込んだんだわ。

 

残り23秒でのゴロフキンの左フックも中々のモノだったんだけど、

その前のアルバレスの左ボディも実に美しくて、

上体を左に傾けた所からのそれはもう惚れ惚れだったんだよね。

 

<3R>

開始45秒までの二人のショートブローのコンビネーションは見せ場十分で、

お互いに左右アッパーをどう組み込むか実に工夫に満ちてたんだわ。

 

この回までにお互いの持ってるモノを大体出し合って、

さあこれからどうするって感じの一段落が訪れたような感じだったなあ。

 

<4R>

前の回の一休みを経て二人がいきなりの超戦闘モードで、

お互いの手数が目まぐるしく交差してたんだけど、

自分はゴロフキンの左ショットの多彩さに目を奪われたんだけど、

お互いに相手の左フックに対する警戒がシッカリしてて、

右ガードの引きがとっても素早かったんだよね。

 

1分06秒、ゴロフキンの右ショートアッパーが見栄え良くヒットして、

その後はまたもや若干の小康状態が続いたんだけど、

残り20秒でのアルバレスの左ボディがまたもやの喰い込みだったんだわ。

 

ってことで、ここまでの自分のスコアは38-38のイーブンだったんだよね。

 

<5R>

ゴロフキンの左が先攻したんだけど、事あるごとのアルバレスの左ボディも抜群で、

残り12秒からも危険なタイミングで強いパンチが交差してたんだけど、

相手のタイミングで打ち込ませないゴロフキンのジャブも秀逸だったんだけど、

当たりの強さの差でアルバレスが優勢点をゲット。

 

<6R>

開始24秒、相手の右を外しざまのアルバレスの左ボディが強烈で、

ここからゴロフキンの方に若干の戸惑いというか躊躇が見え始めて、

この後もアルバレスは残り55秒、残り40秒って立て続けの左ボディで、

ゴロフキンはメッキリというか、とにかく一休みさせてくれって感じだったんだわ。

 

<7R>

最初に仕掛けていったのはゴロフキンの方で、

相手に流れを渡さないようにって感じで立て直していったんだけど、

1分を過ぎる頃からは一段落が見えてきてシッカリ感も失われてしまったんだわ。

 

<8R>

明らかな劣勢を強いられ続けてたゴロフキンが必死の巻き返しで、

何とか何とかって感じの頑張りを見せて、

それほどの有効打は無かったんだけど渾身の手数で、

若干打ち疲れが浮き出てきて一段落してたアルバレスを押し切ってたかなあ。

 

ってことで、ここまでの自分のスコアはそれでも77-75でアルバレスだったね。

 

<9R>

顔面というか両目下の腫れが目立ってきたゴロフキンが、

足元が踏ん張り切れてはいない中、細かい手数を繰り出してたんだけど、

残り1分10秒、またもやまたもやのアルバレスの左ボディに苦しめられて、

そこからは下がる場面が増えていったんだけど、

アルバレスの方もそこから一気に攻め立てられなくなってて、

試合開始から力を込めて必殺系で振ってた疲れが出てきたみたいだったんだわ。

 

この回は序盤のゴロフキンの手数の方が優勢だったかなあ。

 

<10R>

勝負どころのラウンドに突入して、

ゴロフキンのボディダメージとアルバレスの打ち疲れと、

どちらがそれを克服するか、乗り越えるのかっていう局面になっていって、

まずはアルバレスが立ち上がりから手数アップの攻勢に出たんだけど、

ゴロフキンのショートアッパーも実にいい感じだったんだわ。

 

1分19秒、ゴロフキンの右ストレートが綺麗にヒットして、

それをきっかけにその後の20秒間を一気に攻め立てていったんだけど、

アルバレスの反応もまだまだ鈍ってなくてよく交わし続けてたんだわ。

 

自分にはこの時、ゴロフキンにとっては千載一遇のチャンスに見えたんだけど、

この前後からのゴロフキンは何だか腰が浮き加減になってて、

踏ん張り切れないままの打ち込みが多かったように見えたんだよね。

 

この後、相手の一段落を見てアルバレスが反撃を見せてたんだけど、

下半身のシッカリ感はアルバレスの方が圧倒的に上回ってたんだわ。

 

ただ、ラウンド終了ゴングが鳴った時の二人は実にとってもシンドそうだったなあ。

 

ってことで、自分のスコアは95-95でイーブンになってたんだわ。

 

<11R>

お互いに前の回の終盤に飛ばしたせいか、

比較的ユッタリとしたスタートを切ってたんだけど、

何となくゴロフキンの方がシンドそうに見えたんだけど開始18秒、

右ストレートをきっかけに手数を一気に上げていったのはそのゴロフキンの方で、

こういう所でのゴロフキンの踏ん張りには眼を見張るものがあるんだよね。

 

アルバレスの方も残り14秒での左ボディとか、

その前後に右を薄く3発ヒットさせてたんだけど、

ゴロフキンの有効性には届いてなかったんだよね。

 

ってことで、あと1ラウンドを残しての自分のスコアは105-104でゴロフキン。

 

<12R>

スコアが微妙だっていうのは両陣営共の判断だったみたいで、

お互いに最後の踏ん張り合いの見せどころで、そりゃ行くわ行くわの立ち上がりで、

まずは開始23秒でのゴロフキンの右ショートアッパーがクリーンヒットして、

その後、アルバレスも前詰めから力強く振り出していってたんだけど、

中々有効打に繋げられないままだったんだわ。

 

そのアルバレスが0分49秒に返しの左フックをヒットさせたんだけど、

彼にはまだまだ余力が残ってるように見えてたのに対して、

ゴロフキンの方は力を込め切れて無くて、

その分を手数に置換して精度の高い細かい打ち返しを目指してたんだわ。

 

 

それまでも普通のボクサーなら倒れてもいいようなパンチをお互い耐え抜いて、

既に出し切ったところから更に何とかしようって踏ん張り続けて、

そりゃとっても感動的なエンディングだったんだよね。

 

 

ってことで自分は115-113でゴロフキンの勝ちだったんだけど結局、

115-113×2、114-114ってことでアルバレスの2-0勝ちだったんだわ。

 

 

マストで採点するとどちらに振るか迷ったラウンドもあったんだけど、

この間の井上拓真さんとマーク・ジョン・ヤップの試合の際にも、

キッチリ当たってるか否かまでを見極めてなくて、

取り敢えず大きく振り出してる方にポイントを流してた女子ジャッジがいたんだけど、

そういう感じがしないでも無かったんだよね。

 

 

 

今週19日の後楽園ホールはスルーするから丸々一週間、

ノーボクシングの休養の日々なんだけど、

来週25日からの7日間には6ボクシングもあって、まあ大変なんだわ。

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