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2018年9月20日 (木)

市川君と氏原君……。

 

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* “武士道ボクシング” さんから拝借。

 

 

 

昨日は元々は見に行くつもりが無かったんだけど、

近くで人に会う予定もあったし、市川雅之君と氏原文男君のことが気になって、

最後の2試合だけ観戦したんだわ。

 

 

ホールの入り口でホントに久し振りの清田祐三さんご夫妻とバッタリで、

バギーの中のお嬢さんはキリッとした表情が清田さんにとっても良く似てたんだわ。

 

 

思ってた以上に観客の入りが良かったんだけど、

業界の関係者達の姿はとっても少なくて、

其々のボクサー達の個人的なサポーターが殆どだったなあ。

 

 

 

☆ 山中章弘君(F赤羽)×市川雅之君(角海老)……49.8㎏ 8R

7勝(2KO)6敗(2KO)1分の28歳・東京都と、

7勝(3KO)6敗(2KO)1分の30歳・東京都。

 

山中君と市川君は2013年、お互いのデビュー3戦目に対戦してて、

その時は市川君が2-0判定勝ちしたんだよね。

 

それから5年、二人は色々巡り巡っての驚くべきほどのほぼ同戦績で、

お互いに勝率を上げるべくの再戦だったんだわ。

 

<1R>

初っ端いい感じで飛ばしていったのは市川君だったんだけど開始20秒、、

その市川君が幾つか薄いヒットを重ねた直後の南ロープ前、

山中君がタイミングのいい左フックをヒットさせてダウンゲット。

 

リスタート後の市川君はそれ程のダメージを負ってないように見えたんだけど、

それでも二人の距離がかなり縮まってしまうことが多くて、

それは明らかに山中君の主戦場な訳で、

市川君としては、心を決めて近距離戦で踏ん張るか、

改めて距離を取りながら立て直すかの選択を迫られてたんだよね。

 

<2R>

相変わらず、山中君の左フックは危険な雰囲気を醸し出してて、

更に前詰めを厳しくしていって、市川君を挽回の芽を摘んでいってたんだわ。

 

市川君も押し返しながらの右ボディが中々のモノだったんだけど、

お互いに大きなヒッティングが無かった中、

ラウンドを通しての攻勢点としてはやっぱり山中君だったんだよね。

 

<3R>

前の回の終盤近くのように、市川君が少しばかり左右への動きを増しながら、

相手との間合いを維持しようとした際の動きが出来ればって思ったんだけど、

山中君の前詰めプレスも揺るぎなくて、先制先制を目指してたんだわ。

 

市川君も安易に引かない前掛かりだったもんで開始1分30秒の北ロープ近く、

二人は大きくバッティングしてしまって、

市川君の方が思わず座り込んでしまって、2分間の回復休憩タイム。

 

市川君は左目上、山中君が左側頭部を其々カット出血してしまって、

ここは何とか再開出来たんだけど、続く残り約1分、

引かない同士が再度のバッティングを引き起こしてしまって、

今度は山中君の被害の方が甚大で殆ど即のストップエンドだったんだわ。

ってことでこの試合は1分55秒での負傷ドローってことで……。

 

 

ところで、冒頭の写真は誰なのかって言うと、

今は引退してして結婚して家業を手伝ってる久保裕希君で、

それまでデビュー以来4連勝中だった市川君に初黒星を付けた時のモノなんだわ。

 

ボクサー同士の繋がりっていうのは結構不思議で、

久保君は事あるごとに今でも市川君の試合の応援に駆け付けるんだけど、

更に不思議なのは、久保家が一家をあげて市川君を応援してるってことで、

昨日は裕希君が娘ちゃんと共に彼の御両親までほぼ総出だったんだよね。

 

 

自分は試合前の市川君と頑張ってねってグローブタッチをしたんだけど、

彼の応援にはアメリカから戻ったばかりの小國以載さんとか他にも、

中川抹茶航君、松本竜也君、山内涼太君達が応援に駆け付けてたんだわ。                                                           

 

小國さんから岡田博喜さんのアメリカでの試合のスコアの妥当性に関して

話を聞かせて貰って、同行した奥村トレとも色々世間話なんかをね……。

 

 

 

☆ 氏原文男君(F赤羽)×長谷川慎之介君(青木)……SFe 8R

6勝(4KO)8敗(2KO)の31歳・高知県と、

6勝(5KO)2敗1分の26歳・栃木県。

 

戦績的には長谷川君の方がかなり優勢なんだけど、

試合の流れも終始長谷川君が握ってたと言わざるを得なかったんだわ。

 

ただ、この日の氏原君は相手の果てしない攻勢の前にもあくまで諦めず、

最後まで必死渾身の打ち返しを続けてたんだわ。

 

ただ、残念ながら氏原君は打撃の正確性を欠くことが多かったし、

攻め手のバリエーションが少なかったせいもあって、

長谷川君に見切られてしまうことが多かったんだよね。

 

その長谷川君もそれほどの巧者とは言えず、

そもそもジャブを使いこなせてなかったし、試合中盤以降は休み休みしながらの

ボディ連打から上へのフック攻撃に限られることが多かったんだけど、

きっかけの左アッパーがとても変則系で打ち出されて見極め難かったし、

たまの左ストレートが意外に鋭く伸びてたし、

折々の執拗なボディブローで氏原君を苦しめてたんだよね。

 

6Rを終えての自分のスコアは長谷川君が2ポイント・リードで、

氏原君としては残りラウンドを連取してもやっとこイーブンってことで、

少なくともどこかでダウンゲットが欲しいところだったんだけど、

最後の方は消耗が進んで一発で倒し切るようには打てなくなってしまってたんだわ。

 

疲れは長谷川君の方が進んでたようにも見えたんだけど、

巧いこと休み休みを差し込みながら、

大きなヒッティングを捨てて、力を抜いたチョンチョンヒットに切り替えて、

その点では実に巧いことシンドイ場面を切り抜けてたんだよね。

 

 

ってことで自分のスコアは78-74で長谷川君だったんだけど結局、

79-74、78-74、78-75ってことでやっぱり長谷川君の3-0勝ち。

 

 

試合前に偶然氏原君と話をする機会があったんだけど、

奥様に抱っこされたお嬢さんは後楽園ホールデビューってことで、

古里トレとも久し振りのヤアヤアだったんだわ。

 

 

 

東京ドームではジャイアンツが毎度の如く、実に情けない負け方をしてて、

観客達もとっくに掃(は)けてしまってたもんで、楽々の帰宅だったんだわ。

 

下車駅に着いて改札へ向かっての階段を上ってる時、

後ろから近づきざまに 「コンチワ」 って声を掛けてくれた人がいて、

フェザー級の日本ランカーだったんだけど、

普通にスルーしてもいいのにわざわざ声を掛けてくれて、

ああいうのはホント嬉しいよね。

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