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2018年9月28日 (金)

後楽園ホール・9月27日

 

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“おいらの意志は固いです!”

 

 

 

ふと空を見上げ、ここを真っ直ぐ進んだら一体どこに行き付くんだろうかとか、

宇宙の先行きになんかに思いを馳せてると全くもう途方に暮れてしまうんだけど、

一方、時間に追われた日々の些末な雑事も無視できない訳であって、

それはまるで、望遠鏡を逆から覗くようなことを繰り返すような感覚なんだよね。

 

 

 

今日と明日は東日本新人王トーナメントの準決勝戦なんだよね。

 

 

① 柴沼智樹君(KG大和)×高田勇仁君(ライオンズ)……Mm

6勝(2KO)3敗(1KO)のサウスポー、31歳・神奈川県と、

6勝(3KO)2敗(2KO)1分の20歳・埼玉県。

 

前の試合で若林耕君にTKO勝ちした高田君の方が、

優勢だろうなあって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

柴沼君は事前に相手をよくよく分析してた形跡があって、

常に一定の距離を維持することを一番に考えてたみたいで、

いつもの彼は若干突っ込み過ぎる傾向が強くて、

そうなると、高田君の右アッパーの餌食になってしまう可能性が高かったんだけど、

とにかくまずは高田君の間合いにさせないような動きに徹してたんだわ。

 

お互いに殆ど有効打は無かったんだけど、

それでも、幾つか薄く当ててたのも手数が多かったのも柴沼君だったんだわ。

 

<2R>

高田君は前の手の使い方がもっと巧い筈なんだけど、

攻め手に迷いまくってて、取り敢えずはもっと詰めてガチャガチャやるべきで、

このままだと柴沼君にペースを取られるぞって感じだったんだわ。

 

1分10秒、高田君の最初のヒッティングは左ボディで、

そこから中盤に掛けての打ち合いも征してたんだけど、

その後の柴沼君の巻き返しも手抜かりが無かったんだわ。

 

お互いに少しばかり力が入り過ぎる傾向が強かったんだけど、

終盤に掛けての高田君の左フックの方が見栄えが良かったんだよね。

 

<3R>

それでも試合のペースというかリズム感はあくまで柴沼君が主導してて、

高田君としてはもっと試合を動かしていかないと巻き込まれそうで、

相手の動きを見極め切れないままのミスショットがとっても多かったんだわ。

 

それにしてもこの日の柴沼君は自分のボクシングが良く解ってるって感じで、

いつものパワー系を封じてテクニシャンに変貌してたんだよね。

 

<4R>

高田君としては勝つためにダウンゲットが必要になってしまって、

最後のひと暴れを見せたいところで、

開始15秒に左右ボディを4連発させて、そこから一気に攻め立てて、

更に3発ほどを上乗せしたんだけど、柴沼君も相手の自由にはさせないで、

接近戦になった際のショットの正確さでは却って相手を上回ってて、

肘を畳んで打ち込んでたショートの左フックはとっても美しかったんだわ。

 

残り40秒からはお互いに死闘の限りを尽くすって感じで、

二人の歯の喰いしばり方はホント凄かったんだよね。

 

 

ってことで自分は38-38で優勢点は柴沼君って感じだったんだけど結局、

39-37、39-38、38-39ってことで柴沼君の2-1勝ちで、

高田君としては試合序盤の手数不足が祟ったって感じだったんだよね。

 

 

試合前にKG大和の片渕会長と言葉を交わす機会があって、

ジムとしては9月は9試合もあってここまでの7試合で6勝1敗ってことだったんだけど、

この日の勝利で7勝1敗ってことで、とっても尋常じゃないんだよね。

 

ここのジムは多分関東圏で一般会員が一番多いと思うんだけど、

そういうジムはプロの練習環境との調整がとっても難しいんだけど、

どうやってるのって聞いたら、傍にいたスタッフさん達が、会長のこれですって、

腕をパンパンって叩いてたんだよね。

 

 

 

② 亀山大輝君(ワタナベ)×澤井暖君(RK蒲田)……LF

4勝(1KO)2敗1分のサウスポー、21歳・静岡県と、

2勝(1KO)1敗(1KO)27歳・神奈川県。

 

ここは亀山君が圧倒的じゃないかって思ってたんだよね。

 

<1R>

亀山君がいきなりエンジン全開でぶっ飛ばしていって、

体勢と気持ちが整ってなかった澤井君を圧倒しまくってた開始41秒、

亀山君の左右フックが激当たりして澤井君が青ポスト近くに飛ばされて、

ヨロッとロープに引っ掛かってしまってダウン宣告。

 

リスタート後の亀山君は更にいきり立った一気呵成の追撃で、

澤井君に立て直す間を与えないままのほぼ10秒後、

ほぼ同じ青コーナーポスト前だったんだけど、

立て続けの攻め込みは壮烈系で、

その全てが直撃した訳では無かったんだけど、

続行は無理と判断したレフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

ってことで0分58秒、亀山君の実に手際のいいTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 荒川竜平君(中野サイトウ)×入稲福敬君(ドリーム)……F

4勝(2KO)2敗(2KO)1分のサウスポー、19歳・宮崎県と、

2勝(1KO)3敗の24歳・沖縄県。

 

赤コーナーはこの日3人連続目のサウスポーの荒川君で、

その彼の試合巧者ぶりが注目だったんだよね。

 

<1R>

外見の逞しさは入稲福君が圧倒的だったんだけど、

堅実な前詰めから届きのいい右ショットはやっぱり荒川君で、

入稲福君も距離が詰まったところでここぞの左右フックだったんだけど、

ストロークがデカくなるところを荒川君に内側から狙い打ちされてたんだわ。

 

荒川君は右手を勿論ジャブとしても使うんだけど、

相手が入って来るところに強めのフック系を合わせていくもんで、

入稲福君の警戒感も中々解けなかったんだよね。

 

特に鋭いストレート系を貰うことが多くて、

入稲福君の顔面は早くも赤くなり始めたんだわ。

 

<2R>

荒川君はスタイリッシュなとってもいいボクシングをしてて、

ディフェンス感覚も半端じゃないから、

入稲福君は余程の幸運に恵まれないと直撃ヒットが叶わない感じで、

中間距離も接近戦も殆ど荒川君の思いのままだったんだわ。

 

入稲福君も密着してのボディ中心に頑張ってて、

一発ドカンの予感も感じさせてはいたんだけど、

フォローまでは配慮できてなかったもんで、思いが遂げられないままだったんだわ。

 

<3R>

入稲福君は何とか大きいのを当てたいところで、

まだまだ十分に力はこもってたんだけど、

正確さに掛けてたし、相変わらずフォローナシの一発勝負のままで、

山ほどの被弾にもメゲず、必死に打ち返してたんだけど、

ちょっと荒川君にあしらわれてるって感じがしてきたんだよね。

 

<4R>

入稲福君も頑張り続けてたんだけど、

荒川君の動きも全く劣化が見られなくて、形も崩れなくて、

もうあと4ラウンド分でも十分やれそうな感じだったんだわ。

 

大きなダメージは受けていないものの入稲福君、

打たれ方の形が益々悪くなっていってたなあ。

 

それでも入稲福君のタフさとスタミナは驚異的なほどで、

残り30秒からの最後のせめぎ合いもほぼ対等で終えたところで終了ゴング。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局やっぱり、

40-36×3ってことで荒川君の3-0完封勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 吉野ムサシ君(中屋)×若木忍君(畠山)……SF

6勝(2KO)3敗(1KO)の25歳・山梨県と、

1勝(1KO)1敗1分の32歳・北海道。

 

この階級は正直元々層が薄いもんで、

誰にでも優勝のチャンスがあると思ってたんだけど、

この試合に限って言えば吉野君かなあって思ってたんだけどね。

 

<1R>

上背もリーチもフレーム的にも吉野君が圧倒してたんだけど、

若木君の詰め詰めからのショットのシッカリ感は何かを感じさせるものがあって、

大きな相手を前にして常に打ち合いのきっかけを作ってて、

吉野君の方は何となくの待ちボクシングで、

相手が入って来るところに合わせ打ちたがっているのがちょっと露骨だったかなあ。

 

お互いのパンチがカウンターになって交差してたんだけど、

腕振りが鋭い分、若木君方が一瞬早く届いてたんだよね。

 

<2R>

何だか若木君が表情も動きも比嘉大吾さんのように見えてきたんだけど、

接近戦になった途端の残り1分15秒、

若木君の右ショートアッパーが鋭くヒットして、吉野君が思わず揺らいだその瞬間、

ここだ! ここだって感じで若木君が一気の鬼追撃で、

残り40秒に右フックを重ね打って、吉野君がズルズルっと下がるところを一気一気で、

残り30秒の北ロープ前で、最後に仕上げの右フックを打ち込んでダウンゲット。

 

打たれ方も倒れ方も相当だったもんで、レフェリーも即のストップエンドで、

2分31秒、若木君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

それにしても最近、畠山ジムはいいボクサーを育ててるんだよね。

地震で大変だった北海道なもんで、何となく応援したくなるんだよね。

 

 

 

⑤ ビバリー塚田君(ワタナベ)×義元得拳君(渥美)……B

3勝(2KO)1敗1分のサウスポー、29歳・鹿児島県と、

5勝(3KO)1敗1分の33歳・神奈川県。

 

これはもう圧倒的に義元君だと思ってたんだけどね。

 

<1R>

まず塚田君が頭を低くしながらの詰め詰めガツガツ狙いだったんだけど、

衝撃の場面が訪れたのは開始35秒の青ポスト前だったんだわ。

 

詰められた方の義元君が渾身の右ショットを激しくカウンターヒットさせて、

塚田君は一発ダウンしてしまったんだわ。

 

それほど大きなダメージを引きずることなくリスタートした塚田君は、

ダウンする前よりもっともっとの頑張りボクシングだったんだけど、

そうすることは更に頭から突っ込むことになった訳で、

義元君の方も追撃に夢中になる余り、相手の頭の位置までは配慮できてなくて、

リスタートしてほぼ10秒後に二人は大きくバッティングしてしまって、

義元君は左額を大きくカット出血してしまったんだわ。

 

即のドクターチェックの即の負傷ストップってことで試合としてはドローエンド。

新人王トーナメントの特別ルールでケガをしていない塚田君の方が決勝進出。

 

って、思ってもいなかった結末だったんだけど、

多分、大いに納得いかなかったと思うんだけど義元君、

そういう表情を殆ど見せることがなくてとっても立派だったんだわ。

 

一方の塚田君は若干申し訳なさそうにしてたんだけど、

天がくれたチャンスだと思ってどこかで吹っ切って、

義元君の為にも次の試合を頑張ることなんだよね。

 

 

 

⑥ 林大雅君(本多)×三尾谷昴希君(帝拳)・・・・・・SB

4勝(1KO)1敗1分の20歳・千葉県と、3勝1敗1分のサウスポー、21歳・栃木県。

 

変則的でやり難い相手ではあるんだけど、

林君が何とかするんじゃないかって思ってたんだけどね。

 

<1R>

三尾谷君は全くいつもの通りのボクシングだったんだけど、

それを知ってる筈の林君が変に戸惑ってて、

踏み込むところを合されるんじゃないかって警戒して動きがぎこちなかったんだわ。

 

結局、チョン当ての数の差で三尾谷君だったんだけど、

このままだと林君、相手の術中にハマってしまうけどなあ。

 

<2R>

どっちかが瞬間を見極めて一発ストレート系を突っ込み打ちして、

後はクリンチに移ってそれで終わりっていうのが延々で、

林君としてはそういう単純系から脱して、

猛然とした気持ちでガチャガチャさせないと活路が見えてこないんだけど、

吹っ切れそうにないままだったもんで、ちょっと一休み。

 

 

結局、40-36、39-38、39-39ってことで三尾谷君の2-0勝ちだったんだけど、

こういう超バラけた数字の並び方は滅多に見られなくて、

キッチリ見てた訳では無いから何とも言えないんだけど、

全ラウンドを三尾谷君がゲットしたって判断したジャッジよりは、

39-39としたジャッジの方に親近感を感じる訳で、

二人共、もっとチャンと戦えってことだと思ったんだよね。

 

 

 

⑦ 峯田光君(帝拳)×大保龍球君(渥美)……Fe

3勝(2KO)0敗の22歳・鹿児島県と、5勝(2KO)1敗の22歳・沖縄県。

 

元々の優勝候補は大保君だったんだけど、最近は手数不足が目立ってて、

多少粗っぽくはあるんだけど積極性で峯田君かなあ。

 

<1R>

腕力は峯田君で、器用さでは大保君だと思ってたんだけど、

相手の右を外しながら器用に強い左フックを当て込んでたのは峯田君の方で、

中盤以降、中小のパンチの積み重ねで勝ってた大保君とのポイント振り分けが、

難しいところだったんだわ。

 

<2R>

お互いに倒したがるボクシングスタイルで、一瞬気を抜いた方がヤバそうで、

危険なパンチが交差してたんだけど、峯田君の右の方が優勢で、

気が付くと大保君が左目をパチパチさせたり、グローブでガードを固めたり、

片目を瞑りながらのパフォーマンスになってたんだわ。

 

アレレレ、それほどのダメージを負ってしまったのかって思ったんだけど、

そこから終盤に掛けての頑張りは却って大保君の方が大優勢で、

峯田君は防戦一方になってしまったんだわ。

 

<3R>

心配された大保君の左目は開始ゴング直後のドクターチェックで大丈夫ってことで、

そこからは殆ど何の障害にもなってないような感じだったんだよね。

 

30秒過ぎからお互いの返しの左フックが必殺系で行き交ってたんだけど、

大保君の方がクオリティーが高かったんだわ。

 

それにつれ、峯田君が腰を屈めたりのけ反る場面が多くなっていって、

返しの返しまで踏ん張ったのはあくまで大保君の方だったんだわ。

 

このまま手数不足のまま峯田君が押し切られそうだった残り7秒、

峯田君の右ストレートが大きく反撃ヒット。

 

<4R>

先攻めが必要だったのは峯田君だったんだけど、

何だか狙い過ぎの待ち過ぎが目立ってた開始24秒、

その峯田君が右からの返しの左フックを綺麗にヒットさせたんだわ。

 

その後の1分25秒、大保君が右アッパーからの左フックを反撃ヒットさせて、

一気に大きく巻き返しそうだったんだけど、

残念ながら多少のヘバリが浮き出てきてしまって思いが叶わないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は38-38で優勢点は大保君だったんだけど結局、

39-37×3ってことで峯田君の3-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

⑧ 鯉淵健君(横浜光)×長田庄一郎君(ワタナベ)……SFe

3勝(2KO)1敗の22歳・神奈川県と、5勝(2KO)0敗の20歳・山梨県。

 

SFe級のAグループはBグループより比較的層が薄いもんで、

チャンスは誰にでもあるんだけど、

ここでは佐藤諄幸君を破った長田君が優勢じゃないかって思ってたんだわ。

 

<1R>

鯉淵君のプレスが強かったせいか、

長田君が距離を計りかねてたような感じで始まったんだけど、

最初のヒットは1分10秒でのその長田君の右ストレートで、

いきなり行けそうな感じを掴んだか長田君が更に追撃しようとしたその瞬間、

雑になって一瞬バランスを崩してしまったところを狙い打たれて、

右フックを打ち下ろされてしまってダウン。

 

何とかリスタートした長田君も懸命懸命の反撃を見せてたんだけど、

今や壮大な乱暴者に変身してしまった鯉淵君の狼藉を防ぎ切れなくて、

何とか凌いでたのも限界に達した残り16秒、

リング中央でまたもやの右フックを貰ってしまってダウンしてしまったんだわ。

 

気丈な長田君はここでも立ち上がったんだけど、

レフェリーが続行は危険だって判断してのストップエンドだったんだわ。

 

 

で、2分55秒、鯉淵君のTKO勝ちだったんだけど、

一見、大人しそうに見える鯉淵君が一旦火が付くと、

まるで別人のようになるところがとっても面白かったんだわ。

 

一方の長田君なんだけど、最初のダウンを喰らったところで一旦リセットして、

無理に打ち合わず、悔しいけどここは相手に2ポイント渡すって吹っ切って、

次のラウンド以降に組み立て直すことが出来れば違ってたんじゃないかなあ。

 

 

 

⑨ 平岩貴志君(帝拳)×山本祥吾君(ワタナベ)……L

3勝(2KO)1敗の21歳・愛知県と、3勝(1KO)2敗(1KO)の26歳・茨城県。

 

平岩君の手数と山本君の巧さの対決の行方はとっても迷うところだったんだけど、

ここは松本北斗君に3-0勝ちした山本君の技量を評価するってことで……。

 

<1R>

とにかく二人共、腕振りがデカ過ぎなのが目立ってたなあ。

 

残り38秒、平岩君のワンツーに山本君のワンツーがカウンターヒットして、

その後も山本君のショットの方が正確性で上回ってたんだわ。

 

<2R>

開始50秒、二人の腕が交差した刹那に山本君の右ストレートがヒットして、

相変わらず平岩君は得意の左フックのストロークが大き過ぎてたんだけど、

山本君の方も右を打ちたい打ちたいっていうのが露骨で、

もっときちんとしたジャブから始めて、

相手のタイミングで打たせないようにした方が良かったんだよね。

 

<3R>

荒くれ者同士の乱闘状態に移行しつつあって、

開始45秒にはバッティングで山本君は右目上をカットしてしまったんだわ。

 

幸いにも大事には至らず続行されたんだけど、

二人共かなり舞い上がってしまってたようで、

セコンドからのアドバイスも耳に届いていないようだったんだよね。

 

平岩君もアマ15戦にはとっても見えないような頭からの突っ込み系で、

なんだかヤケクソになってるかのようだったんだわ。

 

<4R>

平岩君の元気と体力は半端じゃなくて、

それがまるで気が触れたように暴れまくってて、

帝拳ボクサーのようにはまるで見えなくて、それなりに面白かったんだけど、

その体力を何か他の動きに仕えないもんかって思ったんだよね。

 

1分19秒に山本君が右ストレートを当て込んだ後は、

主役は明らかに平岩君に交代していって、

残り1分からの山本君は凌ぐので一杯一杯になってしまったんだよね。

 

 

ってことで自分は39-37で山本君だったんだけど結局、

39-37×2、37-39ってことで山本君の2-1勝ちだったんだけど、

38-38は有っても、37-39っていうのは有り得ないって思ったんだけどね。

 

 

試合間のインターバルに本多ジムの美佐子マネが寄ってくれて、

つい最近、ジムの50周年興行を成功させて、

クドゥラ金子君の見事な勝利を見届けた親父さんが天国に召されて、

だからか、まるで色々な気持ちを吹っ切るかのように真っ金髪にしてて、

お互いに言葉は少なかったんだけど、握手握手だったんだよね。

 

 

 

今年はスーパーライト級のエントリーボクサーが2名しかいなくて、

ってことでいきなり11月4日が決勝戦なんだよね。

 

こんなことは正に空前絶後の末期的現象ってことで、

そういうことを関係者達は解っているのかっていう思いがね……。

 

 

 

⑩ 荒木悟君(EBISU)×辻本純平君(帝拳)……W

2勝3敗の23歳・栃木県と、2勝(1KO)1敗(1KO)2分の24歳・長崎県。

 

頭半分以上デカい辻本君に距離を取られたら、勝のが難しいんだよね。

 

<1R>

この距離の違いを荒木君がどう克服するかっていうのが最大のポイントで、

彼は彼なりに細かいステップを踏みながら踏み込むタイミングを計ってたんだわ。

 

ただ、いきなりの大きな右フックだけでは見切られてしまう訳で、

もっと左右へ鋭く動いて相手の意表を突くような工夫も要るところだったんだわ。

 

ハードヒッター同士ではないもんで、究極の当てっこ競争だったんだけど、

僅かなヒット数差でまずは辻本君がポイントをさらっていったんだわ。

 

<2R>

荒木君は中々届かないままで、却って打ち終わりに色々被せ打たれて

きっかけを掴み切れないままではあったんだけど、気持ちは常に前向きで、

何とか何とかって頑張ってたんだわ。

 

辻本君の方もそれほど器用なタイプではないから、

もっと手数が必要なんだけど、いつの間にか距離も縮められたんだよね。

 

<3R>

荒木君はくっ付き際と離れ際にもう少し頑張るべきで、

このままでは明確なポイントを取り難くて、

見てくれは良くないんだけど、潜り込んで暴れるべきだと思ったんだよね。

 

<4R>

荒木君にとって最後の飛ばしの筈だったんだけど、

先手を取ったのは辻本君で、右フック、左ボディで先行先攻して、

クリンチ休みをしたがってたのは却って荒木君の方で、

近い所に勝機がある筈なのにヘバリの方が目立ってたんだよね。

 

ってことで自分は40-36に近い39-37で、辻本君だったんだけど結局、

39-38、38-38×2ってことで辻本君の1-0ドローで、

特別ルールの優勢点は二つとも辻本君に振られたんだわ。

 

 

 

⑪ 石田智裕君(協栄)×池田圭佑君(畠山)……M

0勝0敗2分の22歳・熊本県と、2勝(1KO)0敗の32歳・北海道。

この試合は小倉大樹君に優勢勝ちした池田君の方が優勢じゃないかなあってね。

 

<1R>

決して巧いとは言えないんだけど、石田君のガムシャラ手数から始まって、

それは相手に手を封じるような無限手数に発展していったんだわ。

 

ただ、その石田君はガードが疎かになりがちだったもんで、

どこかで池田君の右の餌食にもなりそうな感じも漂ってたんだけどね。

 

<2R>

ミドル級の割にはペトペトしたやり取りに終始してて、

直ぐに接近して直ぐハグに移行するっていうのが延々だったもんで、

こんな感じなら多分、石田君の負けは無いだろうなあって思いながらの帰宅。

 

                                                      電車の中で確かめてみたらやっぱり石田君の3-0勝ちで、        

40-36×2、39-37だったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 荒川竜平君

② 亀山大輝君

③ 若木忍君

 

 

 

朝から久し振りの強い日差しで、

近所の小学校もここぞって感じで運動会の練習をしてるなあ……。

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