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2018年9月 3日 (月)

後楽園ホール・9月1日

 

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“愛なき世界”

 

1964年、“ピーター&ゴードン” のデビュー・シングルで、

ポール・マッカートニーが作詞作曲してプレゼントした曲なんだわ。

 

左が低音担当のゴードン・ウォーラー、右が高音を受け持つピーター・アッシャーで、

実にとってもバランスのとれたデュオだったんだわ。

 

P・マッカートニーが何故彼らに楽曲を提供したかっていうと、

当時彼がピーターの妹のジェーン・アッシャーと付き合ってたからなんだよね。

 

彼らのヒット曲には他に “エニー・デイ・ナウ” とか “アイ・ゴー・トゥ・ピーセス”

“ベイビー・アイム・ユアーズ” “つのる想い” なんかがあるんだけど、

たまに聞いた時の心地良さは半端じゃないんだわ。

 

 

 

1日遅れの観戦記ではありますが……。

 

梶颯さんの親父さんが、今度会ったらコーヒーを飲みましょうって、

以前、ブログにコメント入れてくれたもんで、

少し早目にホールの前で探したんだけど見つからないまま始まり、始まり……。

 

この日は全てが8回戦以上で、それもメニュー的にも極上だったんだわ。

 

 

 

① 梶颯さん(帝拳)×何チャラ・何チャラ……SF 8R 

10勝(8KO)0敗のランク10位、21歳・神奈川県と、

3勝(2KO)1敗の国内10位、22歳・タイ。

 

相手のタイボクサーには横浜光ジムの胡さんがヘルプセコンドに付いてたんだけど、

まあ2Rくらいまでかなあって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

そこそこイケメンのタイボクサーは結構な乱暴系で初っ端からいきなり飛ばしてきて、

最初の20秒間を元気に飛び跳ねてたんだけど、

そもそもそういう乱暴系は梶さんの大好物で、

そんならって感じで飛ばし返していったら1分を過ぎる頃からはほぼ一方的で、

タイボクサーの顔面が見る見る赤く腫れてきて、

これは思いの外早い決着になるかなあって見てたんだわ。

 

結局は10:8.5ほどもの大差が付いてしまったんだけど、

普通は早めに諦めて簡単に倒れてしまうタイボクサーがそこそこの頑張り屋で、

終盤には鋭い右フックを貰って大きく体を揺らがせてたんだけど、

それでも梶さんの絶妙な打ち分けに必死に耐えてたんだわ。

 

<2R>

相手が更に気持ちを吹っ切って仕掛けて来たんだけど、

単純な左右フックオンリーの打ち出しは解り易くて、これなら大丈夫だって感じで、

梶さんも真正面から挑んでいって、たまに危険なタイミングもあったんだけど、

アッパーを組み込んでの持ち前の多彩なショートブローで圧倒圧倒。

 

1分18秒、返しの左フックを起点に梶さんが一気のスパートで、

あっと言う間に北西ポストに追い込んで雨あられの打ち込みでダウンゲット。

 

リスタートしたタイボクサーはまだまだケンカ腰を維持してたんだけど、

反撃に至らないままだった残り51秒、

今度は赤コーナーポスト近くに追い込まれてしまってのボコボコ被弾で、

見かねたレフェリーが割って入ってのストップエンドで、

2分10秒、梶さんの圧倒的なTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

梶さんの圧倒的なスピード感と力強さを目の当たりにすると、

気持ちの弱いボクサーやリスクを張るのを嫌がるジムは、

彼と試合をするのを避けるっていうのが良く解るんだよね。

 

 

試合後暫く経ってから梶さんとバッタリしたんだけど、

相手の動きが見えていた証拠か顔は全くどこも傷んでなかったんだけど、

自分を探してたっていう彼の親父さんとは最後まで会えなかったんだわ。

 

 

筒井さんと久し振りのコンチワコンチワして、

この間から知り合いになった昆虫に詳しい学術系の先生に、

ヒアリとアオバアリガタハネカクシとではどっちが危険なのかを教えて貰って、

第2試合の始まり始まり……。

 

 

 

② 高橋竜平さん(横浜光)×草野真悟君(三迫)……Fe 8R

15勝(6KO)3敗(1KO)1分のランク12位、28歳・新潟県と、

11勝(4KO)6敗(2KO)1分のサウスポー、29歳・福島県。

 

<1R>

フットワークの鋭さなら高橋さんの方かなあって思ってたら、

5~6㎝ほど上背優位な草野君も結構動けてて、

最初のクリーンヒットはその草野君の引っ掛け気味の右フックで、

その後もそれを起点にした左ストレートで草野君が先制先制。

 

で、早くも高橋さんの顔面が赤くなっていったんだけど、

1分30秒過ぎに高橋さんの右と草野さんの左って其々のストレートが交換されて、

そこから一気に距離が縮まって残り1分からの高橋さんの勢いが増していって、

逆転系のポイントゲットだったんだわ。

 

<2R>

高橋さんの詰め詰めガンガンに草野君が嫌気を差しそうで、

最初のきっかけは常に高橋さんの仕掛けから始まって、

草野君はリズム感と距離感が悪くなって手遅れ気味にもなっていったんだわ。

 

相変わらず高橋さんの方が攻めてる感じを充分出してたんだけど、

残り45秒から草野君が気持ちを立て直しての頑張り直しで、

手数的にはまだまだ後れを取ってたんだけど有効打の多くをゲットしてたんだわ。

 

<3R>

草野君のバックステップが功を奏してきて、高橋さんのパンチが届き難くなって、

1分15秒辺りから高橋さんも踏み込みの鋭さを増していったんだけど、

それでも残り30秒からの打ち合いは若干草野君が優勢に終えてたんだわ。

 

<4R>

開始17秒、絡み際の高橋さんの右ショートがいい感じでヒットして、

草野君としては距離が詰まる前にもう少しの手数が要るところだったんだけど、

いずれにしても高橋さんが得意のゴニョゴニョ戦に持ち込むことに成功してたなあ。

 

草野君も残り50秒には左ストレートを2発ヒットさせてたんだけど、

それまでの高橋さんの攻撃を上回るまではいってなくて、

このままで終わるかと思ってた残り12秒、

若干目立ち始めてた高橋さんの頭が低くなりがちだったのを見咎められて、

それまでも軽い注意は受けてたんだけど、

いきなりヘッドバッティングで減点されてしまったんだわ。

 

それは自分には少しばかり唐突過ぎた感じがして、

「あと1回やったら原点だぞ!」 って強い明確な注意があってしかるべきだって、

そう思ったんだよね。

 

ってことで自分のスコアとしては9-9だったんだよね。

 

<5R>

拮抗したスコアの中、そろそろ勝負どころに差し掛かって来た訳で、

まずは開始8秒、高橋さんの右ストレートがヒットして、

草野君としては真面目さ一方だけではなくて、

もう少し攻め方の工夫が要るところだったし、

相手が入って来るところに左を合わせられないかってところでもあったんだけど、

残り1分頃からは草野君のフック系のストロークが大きくなり過ぎだったんだわ。

 

ってことで、5Rを終えての自分のスコアは47-47のイーブンだったんだよね。

 

<6R>

草野君の動きに若干の緩みが見えてきた一方、

高橋さんは全く動きに劣化が見られず、

残り1分からの接近手数戦を征してたんだわ。

 

草野君も途中途中で左を当て込んではいたし、

残り10秒からの巻き返しに気持ちを見せてたんだけど、

高橋さんの右の方が印象的なヒッティングだったんだよね。

 

<7R>

草野君の手数落ちが目立ってきて、正確に当て切れてもいなくて、

高橋さんの気持ちの強さの方が目立ってきて、流れが傾きつつあったんだけど、

残り1分からの死闘系で草野君も立て直していってたんだわ。

 

ただ、草野君としてはホントはもっと以前からボディブローを打つべきであって、

高橋さんの山ほど手数の前にボディブローはリスクが高かったんだろうけど、

相手の足を止める方策に欠けてたと言わざるを得なかったんだよね。

 

結局、お互いに目覚ましい有効打に欠けたままだったんだけど、

出してた手数の差で高橋さんかなあ……。

 

<8R>

三迫会長の檄に後押しされて、草野君も最後の気持ち出しての先手先手で、

最初の1分間を優勢に進めて、その後高橋さんも盛り返して、

残り1分からのそれこそ正に死力を尽くしてのやり取りは、

高橋さんが優勢だったんだけど、序盤の有効打でやっぱり草野君だったなあ。

 

 

ってことで自分は76-75で僅かに高橋さんだったんだけど結局、

77-74、77-75、77-76で高橋さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 宮崎辰也君(マナベ)×近藤明広さん(一力)……SL 8R

9勝(9KO)11敗(8KO)1分の34歳・富山県と、

30勝(17KO)7敗1分のIBF4位、33歳・埼玉県。

 

宮崎君は相変わらずのハードマッチメイクで、

長嶺克則さんがヘルプセコンドに付いてたね。

 

この日の宮崎君は何だかやる気が無さそうと言うか、

弱々しそうな素振りのリングインで、新しいパターンを模索中のようだったんだわ。

 

<1R>

まずは宮崎君のプレスから始まって、

近藤さんは間合いを見計らいながらの左ジャブからの様子見だったんだわ。

 

全体のスピード感は近藤さんが上回ってたんだけど、

宮崎君の方も冷静な立ち上がりを見せてて、

彼は初っ端からもっとガンガン振り込んで来るって予想してたもんで、

近藤さん陣営は若干面食らった様な感じだったんだよね。

 

残り13秒での宮崎君の左フックの上下打ち分けの有効度も高かったんだけど、

ラウンドを通じての近藤さんの左ジャブの精度と強度が圧してたんだわ。

 

<2R>

開始8秒、近藤さんの右フックがハードヒットして始まって、

早くも宮崎君の顔面が赤く腫れていって、

その後も近藤さんの角度を工夫した右フックがグッドグッドで、

前振りの少ないところから大きなショットを狙い過ぎる宮崎君にはシンドイ展開で、

一発を警戒する近藤さんに中々正確に当て切れてなかったんだわ。

 

残り29秒、近藤さんの右フックが2発連続ヒットしてリング中央で宮崎君がダウン。

思わず片膝を着いてしまった宮崎君が何とか凌ぎ切ってラウンド終了ゴング。

 

<3R>

近藤さんは下がりながらサークリングしながら脚の長い正確なヒッティングで、

プレスを欠かさない宮崎君もいい感じの右フック、右アッパーを当ててたんだけど、

今一当たりが薄くて、大きな効果を上げ切れないままだったんだわ。

 

1分17秒のリング中央、お互いの右が相打ち気味に振り出されていった瞬間、

一瞬早く正確にヒットしたのは近藤さんの右の方で宮崎君がまたもやのダウン。

 

何とかリスタートした宮崎君だったんだけど、

前の回から目立ってた鼻血が酷くなってて、ダメージも引きずってたんだけど、

近藤さんの追撃の手際の悪さも手伝ってはいたんだけど、

宮崎君も必死の踏ん張りで、1分半ほどの苦しい時間帯を凌ぎ切ってたんだわ。

 

<4R>

宮崎君がまだやれるのかが最大のポイントになっていった中、

その後は近藤さんの猛攻に晒されることが多くなっていったんだけど、

その直前の左ボディからの右フックにまだまだの戦意を見せてたんだわ。

 

宮崎君の強打に触れて近藤さんの警戒感が更につのったか、

かなり足元が覚束なくなってきた宮崎君を攻め切れてない感じが強かったんだよね。

 

それでも近藤さんが宮崎君をいたぶってるような感じが拭えなくなってきたし、

ってことで最早勝負あったのは間違いなくて、

エンディングが近くなってしまったもんで一旦離席したんだよね。

 

 

ってことで結局、次の5R、3度目のダウンを経た0分55秒、

近藤さんのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

試合度暫くして同じボーダーのトップスで応援に来てた長嶺克則さんと加藤港君、

その後には真部会長と少しばかり言葉を交わしたんだけど、

肝心の宮崎君本人とは会えず仕舞いだったんだよね。

 

その代わりというか、ロビーで宮崎君の母上に声を掛けられて、

抱っこしてたのは晴太クンだったんだけど、

この子がまあ全く人見知りをしないいきなりのニコニコボーイで、

ハイタッチなんかしてくれたんだよね。

 

 

 

④ 阿部麗也さん(KG大和)×野口将志君(一力)

                       ………58.5㎏ 8R

17勝(8KO)2敗のランク1位、サウスポー、25歳・福島県と、

12勝(6KO)10敗(8KO)1分の27歳・山口県。

 

阿部さんのトランクスは “天才ですから” から “天才?” に代わって、

最近は “天才♪” になってて、8分音符ってところが中々お洒落なんだよね。

 

<1R>

阿部さんが極上のプレスを掛けながら始めてて、

とにかく、彼の前の手を出すタイミングが抜群で、

野口君は如何にも入り難そうにしてたんだわ。

 

いつものように若干広めのスタンスの阿部さんのリズム感が実に軽やかで、

上半身とか頭の角度にも工夫を凝らしてて、とってもいい感じだったなあ。

 

<2R>

開始46秒、野口君の右フックが薄くヒットしたんだけど、

そこから激しい打ち合いに移行させることが出来なくて、

阿部さんの方も自らのランキングを考慮すると、

敢えての危険な打ち合いは避けたい雰囲気も漂ってての小康状態。

 

それでも1分25秒、阿部さんが右からの左ストレートを綺麗にヒットさせて、

彼のポイントを奪う感覚はとっても優秀で、

残り15秒での右アッパーからの左ストレートなんかとっても美しくて、

思わず惚れ惚れするほどだったんだわ。

 

野口君としてはどこかで若干乱暴系になってでも突っ込んで行かないと、

中々チャンスが訪れそうになかったんだよね。

 

<3R>

必ずしもハードでは無かったんだけど、阿部君の綺麗なヒッティングが続く中、

野口君はまだまだ自分から行けないままで、

何だかランキングの格のようなモノに負けてしまってる感じで、

ラウンドが進むごとに1ポイントづつロスしてるって感じが拭えなかったんだわ。

 

<4R>

クリンチ際も却って頑張り手数だったのは阿部君の方で、

野口君も開始1分までに右ショートを3発させてはいたんだけど、

阿部君の左と比較するとその強さには大きな差があったなあ。

 

残り1分からの阿部君の左ストレートボディもそこそこの喰い込みで、

野口君からは明らかにそれを嫌がる素振りが見て取れたんだよね。

 

その野口君としては絡んだ所でのもうひと踏ん張りが欲しいところだったなあ。

 

ってことで最早勝ち負けの行方が見えてきてしまったモンで一旦休憩タイム。

 

 

結局、阿部さんが5R、6Rにダウンゲットした末の2分25秒でのTKOエンド。

 

 

ランク1位を背負った上でのパフォーマンスだったせいか、

試合後の阿部さんは反省しきりだったようだったんだけど、

自分としてはあのくらいの慎重さは充分必要だと思ったんだけどね……。

 

 

 

⑤ チャールズ・ベラミー(横浜光)×清水優人さん(木更津GB)

                       ………151P 8R

27勝(18KO)3敗2分のランク7位、37歳・アメリカと、

12勝(5KO)3敗2分のランク8位、30歳・千葉県。

 

チャールズのセコンドは帝拳と横浜光が混ざってたね。

 

二人共、全く広告シールの張ってない黒い練習用トランクスだったなあ。

 

<1R>

開始1分08秒、チャールズの右クロスが最初のクリーンヒットで、

清水さんの方は若干気後れ気味の先攻め不足だったなあ。

 

上背で10㎝ほど優位な清水さんなんだけど、

無為に下がらされる場面が多くてジャブが絶対的に不足してたんだわ。

 

<2R>

チャールズもボディショット抜きのままだったんだけど、

それでもまだ攻勢点は彼の方で、

清水君も多少アップしていったんだけど、

ポイントを取るまでにはいってなかったなあ。

 

<3R>

清水君の目立った攻撃は右ボディくらいに留まってたんだけど、

その後は小さいパンチの積み重ねて、

チャールズの右フックを僅かに上回ってたんだわ。

 

<4R>

初っ端チャールズが手数をアップさせていったんだけど、

1分過ぎからは明らかに手数落ちが目立ってきて、

右ショットも単発で当たりも薄かったんだわ。

 

チャールズの動きが今一だったせいか、

清水さんが自分の距離を維持し始めて、

相手が打って来る前に打って、直後にすぐ離れるって感じだったんだわ。

 

<5R>

気が付けば顔面の傷みが進んでいるのはチャールズの方で、

どこかで一発右ドカンを実現できないとかなりシンドそうで、

清水さんの方が感じを掴んだような印象で、

残り30秒にはチャールズも左右フックを捻じ込んで何とか巻き返してたんだけど、

チャールズからはそれ程の恐怖感が漂って来なかったんだよね。

 

<6R>

まずチャールズが左フックで清水さんの顔面を跳ね上げてたんだけど、

1分30秒での左フックでチャラにされてたんだわ。

 

アレッて思ったのはチャールズのパンチの威力の無さで、

かなり綺麗にヒットさせても清水さんを大きく揺らがせるまではいってなくて、

以前ならそれはエンディングへのパンチに繋げてたのに、そうはならなくて、

却って手数の少なさと攻撃の単調さを浮き出させてたんだよね。

 

その合間合間を縫って清水さんが細かく攻め込んでたんだよね。

 

ってことで、ここまでの自分のスコアは57ー57のイーブン。

 

<7R>

チャールズがギアアップ出来ないままに当たりの軽いショットを繰り返してて、

自分には別人感が拭えなくなって、下唇をヒットカットされてたんだわ。

 

<8R>

派手さは無いんだけど清水さんのコツコツ真面目なボクシングが支配してて、

チャールズが一本調子から脱却できないまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は77-75で清水さんだったんだけど結局、

77-76×2、76-77ってことでチャールズが際どい勝利をゲット。

 

 

 

⑥ 齊藤裕太さん(花形)×菊地永太さん(真正)

             ………日本 B級王座決定戦 10R

10勝(7KO)9敗(1KO)3分のランク2位、31歳・神奈川県と、

20勝(8KO)5敗(3KO)4分のランク3位、32歳・大阪府。

 

齊藤さんは負け越してもいるし、一度は引退を考えたこともあったみたいなんだけど、

そういうボクサーが何とかチャンピオンになるところを自分は是非見たいと思ってて、

それに彼は翌日に誕生日を控えてたし……。

 

ベルトとサイドにブルーラメのラインの入った白いトランクスそれに、

白いシューズと黒のハイソックスって、まるで事前に二人で打ち合わせたかのような、

まるでお揃いのイデタチだったんだわ。

 

<1R>

齊藤さんのガードがとってもシッカリしてるもんで、

菊地さんのジャブが当たり難くて、

菊地さんとしてはそこからのワンツーが主力武器なんだけど思うに任せず、

リーチを生かし切れないままスピードの乗りも良くなかったんだわ。

 

プレスに関しては終始齊藤さんが主導権を握ってて、

軽微なヒット差ではあったけど、まずは齋藤さんがギリギリのポイントゲット。

 

それにしてもこの日の齊藤さんはいつもの彼とは違ってて、

最初っから積極的に仕掛けるって決めてたみたいで、

それは直近の幾つかの試合からの反省からのようだったんだわ。

 

<2R>

見ての通り齊藤さんは顔がデカイから、元々被弾リスクが大きくて、

そのハンデを背負ってることがガードに対する配慮を増してて、

結果的には菊地さんに攻撃のきっかけを与えないままだったんだわ。

 

その菊地さんは不思議なことに殆ど左ボディを打っていかなかったし、

ガードの上からでも思いっ切り右フックを叩き込んでガードを動かすって事もしなくて、

殆ど為す術を見つけられないまま顔面の赤味が増していって、

齊藤さんの角度のいい右ショートアッパーを貰ってたんだわ。

 

自分が薄っすら覚えてる菊地さんはこの日はちょっと違ってて、

どう戦っていいか踏ん切れないままのように見えたんだよね。

 

で、残り1分15秒からは齋藤さんの後先を考えてないようなラッシュが始まって、

菊地さんを北ロープに押し付けたままの左右ドコドコフックを雨あられで、

そこから抜け出せなかった菊地さんも何発かは応戦してたんだけど、

勢いを止められないまま、齊藤さんが残り40秒から更に一気度を上げていって、

最後は赤コーナーに追い詰めて最後の仕上げをしてたところで、

2分33秒、レフェリーが割って入ってのTKOエンドだったんだわ。

 

 

試合前にちょっとだけ齊藤さんと木村トレと話をする機会があって、

自分が思ってたことを伝えてたんだけど、

試合後は一緒になって大喜びしたんだよね。

 

花形会長も嬉しそうに彼の戦い方を褒めてたなあ。

 

試合終わりとドームのコンサート終わりがモロ・バッティングしてしまったもんで、

時間潰しに20分ばかりフラフラしてたんだけど、

偶然、菊池永太さんと二人だけになるチャンスがあったもんで、

「お疲れさんでした。」 ってクールタイプのウェットティッシュを渡したら、

もしかしたらって自分の素性を確かめられてしまって、

実は自分は彼のことを褒めた記憶が無かったもんで、

「こりゃ、マズイ。」 って瞬間に思ったんだけど、ああ見えて彼はかなりの太っ腹で、

正直に書いてくれるのがいいって言ってくれたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 齊藤裕太さん

② 阿部麗也さん

③ 梶颯さん

 

 

 

【村木田渾身競馬】

9月2日と3日の競馬は結局145%の回収率で終えたんだけど、

今年最大の痛恨だったのが2日の小倉11Rで、

折角12番人気を拾い上げることが出来たのに2着馬の選定に際し、

ジョッキーランクと先行力のうち先行力の方をより重視してしまって、

結果的には膨大な配当を逃してしまったんだよね。

 

自分の中ではジョッキーランキングと馬の先行力のバランスが永遠のテーマだな。

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