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2018年7月12日 (木)

結局……。

 

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昨日11日13時10分に開廷された千葉地裁601号法廷は、

事前に聞かされてた通り、判決主文の言い渡しだけだったモンで、

「原告の請求は全て棄却する。」 っていう裁判長の一言で終わったんだわ。

 

その間ほんの1分もかからなくて、元々そういう結論を予想してたモンで、

殊更の失望感は湧いてこなかったんだけど、

自分にとっては一つの事が終わったのは事実であって、

何となくスッキリした感じさえあったんだよね。

 

 

被告にしてみればざまあ見ろってことで、多分新年会に集まる会長達と祝勝会で、

全く無反省なまま今後もボクサー達を食い物にし続けるんだろうけど、

実は今回の判決が例え原告側に添ったモノだったとしても、

自分はこの先のボクシング観戦は止めるつもりでいたんだよね。

 

とっても素敵なボクサーが実は悪徳系ジム所属の場合だとか、

まとも系ジムと悪徳ジム系の対戦の場合だとかが見えてきてしまうもんで、

試合に対する思いが散漫になってしまって、同じ条件でチケットを捌いたとしても、

一方のボクサーには20万円の収入があるのに、

もう一方は10万円に満たない場合も透けて見えてきてしまって、

そのボクサー、その試合だけに集中出来なくなってきてたからね。

 

 

 

それにしても今回の裁判における被告側の非道さは度を超えてて、

原告がそれまで育ててくれた事に対する感謝を述べながらの陳述だったのに対して、

被告側はひたすらの自己保身に終始してて、

結果的には原告を嘘つき呼ばわりして、

物的証拠が無いモノに対しては全て嘘八百で言い抜けてたし、

不都合なところは今はいない元マネジャーのせいに押し付けてたし、

以前の移籍者の移籍金は全て移籍先が負担したとか、

(それはつまり引き抜きだったっていう事を意味するんだよね。)

自分のことも因縁を付けに来た悪意の策謀者だって言ってのけたんだよね。

 

 

被告の弁護士はホントにそれら被告の言い分を信じていたのか、

単に仕事として捉えていただけだったのか、

はたまた被告のサポーター集団である “○○法人会” は、

被告の事をサポートしがいのある人物だとホントに思ってるのか、

会として青少年育成に参画してるっていうお題目だけが欲しいだけなのか、

ホントのところは全く解らないんだけど、

被告を取り巻く人間関係は大きくネジ曲がってると言わざるを得ないんだわ。

 

 

 

これほど無反省、不誠実のサイコパスが平然と存在し続けてることだけでも、

業界の暗部が底知れないことを示してるんだけど、

「C級ボクサーのファイトマネーは勿論現金6万円の場合もあるし、

チケット12万円分のこともあるが、チケット6万円分の場合もある。」

って被告に言い切らせたのは、

正しく協会のファイトマネーに関する規程が穴だらけなのに付け込んでの事であって、

結局ファイトマネー一覧表は単に虚しい数字が並んでいるだけであって、

チケット払いの場合には現金の倍額支給とは何処にも書かれてないんだよね。

 

 

全国に280ちょっとある協会加盟のプロジムのうち、

ボクサーに正直にファイトマネーを支払ってるジムが一体幾つあるのかなんだけど、

勿論全部を調べた訳では無いんだけど、

多分合計で30ジムにも満たないんじゃないかと思ってるんだよね。

その殆どは首都圏に集中してて、富士山から西はほぼ全滅じゃないかと思ってて、

移籍と移籍金に関しては更に出鱈目さがまかり通ってるんだよね。

 

流石に大橋、角海老、帝拳、三迫、ワタナベの日本の5大ジムはシッカリしてて、

ファイトマネーの計算書は何処に出しても恥ずかしくない形式を取ってるし、

殆どは移籍が自由だし移籍金も要求しない場合が多いんだよね。

 

その他の中小ジムの中にもボクサー寄りの経営をしてるジムも勿論あるんだけど、

特に千葉県のジムなら本多ジムが絶対的にお薦めなんだわ。

 

本多ジムでは試合ごとにファイトマネーを現金かチケットにするか選択できて、

それは連敗したボクサーはチケットの販売が難しいこともあるだろうし、

地方出身者は元々友人知人が少ないこともあろうかって思いやってのことで、

勿論追加チケットはプロモーターからの価格そのままで、

掛け率を上乗せするってこともなくて、

その上、試合近くになってその販売状況を確認して、

もし販売に窮してる場合なんかは安易にプロモーターに返却することなく、

ジムのサポーター達に協力を要請するっていう方式を設定してて、

自分が知り得る限り本多ジムは日本一ボクサーに寄り添ったジムなんだよね。

 

そういう善意に満ちたジムが存在する一方、

ファイトマネーの支払い、追加チケットの掛け率、移籍と移籍金、

その全てに関して厳正な規定が無く最初っから抜け穴だらけなのをいいことに、

ボクサーに選手会が存在しないのもいいことに、

腹黒い大人達がボクサー達を金儲けの手段として搾取しまくってるっていうのが、

今の日本のプロボクシング界の実態なんだよね。

 

 

 

今回の千葉地裁の裁判官達は何となく原告に気持ちを寄せながらも、

被告を糾弾する何の根拠も協会やコミッションの規程やルールからは見出せなくて、

本来なら26万円余を受け取れる筈なのに、

8万円余しか受け取れなかった事例に関しても、

結局C級ボクサーの規程ファイトマネーの6万円以上を受け取ったとしか言えなくて、

そういうやり方はダメだってルールや規程の何処にも書いてないもんで、

要するに裁判官には何の拠り所も無かったってことだと思ってるんだよね。

 

 

 

ビジネスとして業界に携わってる様々な善良な人達は、

「この業界の汚さは今に始まったことではないだろ、

今更子供じみたことを言うんじゃないの。」 って自分の事を諭してくれたし、

まるで汚水を飲むような思いで日々業界の暗部にも対応してるんだろうけど、

自分は単なる観戦者に過ぎないもんで、

汚水を飲む気持ちにまではとてもなれなくて、

その余りの汚さについに嫌気を差してしまったっていうのが本音なんだよね。

 

 

そんな感じで自分のボクシングは終焉を告げつつあるんだけど、

以前にも書いたように自分には義務としてのアガキを後二つ残してて、

まずは判決理由を見た上で原告に対する最後の援護射撃をあと一発、

それと強制的な業界改善の方向性に対する最後の一行動なんだよね。

 

それが一段落したら、これまでお世話になった方々に、

全ての経緯の説明と御礼を伝えようと思ってるんだよね。

 

このブログの最後は来週になると思うんだけど、

何も書かなかった最近でも毎日1,000~2,000アクセスも頂いて、

ホントにホントにアリガトですわ。

 

 

60万円弱で購入した4月からのボックスシートはあと9ヶ月分を残してるんだけど、

協会に尋ねたら、やっぱり残りの分の返金はダメってことで、

それだけがちょっと勿体無いんだよね。

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