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2018年6月18日 (月)

知ってる事、思う事 (7)

 

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“嘘つきで腹黒いヤツラ”

 

 

 

プロボクシング業界を支えてるのは間違いなくボクサー達なんだけど、

勘違いしてるジム経営者はそれこそ山ほど居て、

まともなジムの方が圧倒的に少なくて自分が推測するに、

今日本にある280ほどものプロ加盟ジムの内200以上はアウトで、

JBCや協会のルールや規約が不完全であることをいいことに、

パワハラを支えにしながら私腹を肥やすことに奔走してるんだよね。

 

どういうところがアウトかっていうと勿論、

ボクサーに対するファイトマネーの支払いと移籍に関してであって、

本来は業界の良き慣習に基づいて対処すべきところを、

つまりは善意の管理者としての注意義務のことなんだけど、

それを全く無視して、ボクサー側に選手会のようなモノが無いことをいいことに、

それこそやり放題の悪徳の限りを尽くしてるんだよね。

 

ボクサーに対してはいい加減な嘘をつきまくって、

小銭までも搾取する腹黒さは人間としてどうかとさえ思えるほどなんだわ。

 

そういう腹黒い連中は裁判にまで至った例の他にも累々として存在してるんだけど、

今回は自分が直接確認した事案から間接的な伝聞までの色々に関して書いて、

次回の最終項に繋げたいと思ってるんだわ。

 

 

 

【ファイトマネーに関する不誠実の色々】

まず、ボクサーのファイトマネーは以下のように規定されてることの再度の確認で、

C級は6万円、B級は10万円、A級は15万円っていうのが基本で、

その上のランカーに関しては、

9位~12位が20万円、5位~8位が30万円、2位~4位が40万円、

1位が50万円って決められてて、

更にその上の世界ランカーだと70万円、

日本チャンプ及びOPBF、WBO APのチャンプは其々100万円になってるんだわ。

(世界戦に限っては別途プロモーターが決定することになってる。)

 

以上の金額は勿論あくまで現金ベースであって、

チケット払いの場合だと現金の倍額のチケットを支給されるのが良き習慣なんだわ。

 

また、追加チケットがある場合だと、

プロモーターから70%前後で支給されることが多いから、

ボクサーの最終的な取り分はその追加分チケットの額面の30%ほどが、

本来のファイトマネー分に上乗せされるんだよね。

 

 

 

以下はそういう業界の良き慣習に基づいていない事例の羅列なんだけどね……。                                                               

☆ ボクサーには現金払いの体裁を取って、

無償分と追加分を含めた合計金額の80%~90%を搾取する。

 

この方法が腹黒い連中の一般的なやり方で、

ボクサーに渡される計算書からはその裏の仕組みを読み取り難くしてる。

 

 

☆ OPBF戦をするにあたって現金20万円しか支給しない。

このジムはボクサーが他のジムから乞われてスパーリングに行った際に、

先方から出された礼金からも33%を抜き取ってるんだわ。

(ジムが受け取っていいのは試合報酬の33%だけなんだけどね。)

 

 

☆ 全12試合に関して色々難癖を付けて一度もファイトマネーを支払ってないし、

同じジムの別のボクサーがOPBF挑戦した際にも1円も支払っておらず、

タイトル獲得後の初防衛戦では5万円しか支払ってない。

 

ちなみに、このジムの会長はその地区の協会長を務めてたんだけど、

使途不明金を作ってしまい職を解かれたんだけど、まだジムを経営してるんだわ。

 

 

☆ 本来C級なら12万円分、B級なら20万円分のチケットを受け取れるんだけど、

ラウンド当たり1万円~2万円分のチケットしか支給されずつまり、

C級なら4万円~8万円分、B級でも6万円~12万円分のチケットしか渡さない。

 

こういうジムは特に関西方面に多くて、

そこそこ名の通ったジムにおいても平然として行われてて、

ファイトマネーの規約は現金でとは書いてないって嘘吹いてるんだよね。

 

 

☆ 追加分はコミッションンに納めなくてはならないと会長夫人に言われて、

追加依頼した分のチケットの全額分をジムに取られた。

(彼女は如何にもそういう事を言いそうな顔をしてるんだわ。)

 

 

☆ 支給されたチケットから消費税を差し引かれた。

 

 

ちゃんと支払ってないジムを除名したらそれこそ業界として成立し得ないくらいで、

だから腹黒い連中が何の反省も無く平然とのさばるばかりなんだよね。

 

 

 

【移籍と移籍金に関して】

JBCのルールブックの第7章 第2節(通算の第120条)の

マネージメント契約に関してその第3項と第4項には……、

 

(第3項)

マネージャーと契約ボクサーとの間のマネージメント契約の期間は、

3年間を超えてはならない。

 

(第4項)

契約期間を経過しても、双方の当事者から異議の申し出がない場合、

そのマネージメント契約は自動的に更新されたものとみなす。

 

って記載されてるんだけど、注目すべきは第4項にある、

“双方の当事者から異議の申し出がない場合”とある箇所で、

それはつまり当事者の一方に異議がある場合、

つまりその一方に契約を継続する意思がない場合には

契約を解除できるってことをも言ってると理解出来るんだよね。

 

ただこの条項だけを以てボクサーが移籍することは出来ることにはなってなくて、

現実的には所属ジムからの移籍届が必要になってるんだよね。

 

この時点でボクサーの移籍が自動的に極端に制限されてる訳で、

JBCルールは契約の継続と解除に関する規定が明確化されてないもんで、

結局は移籍に関する色々は暗闇に包まれたままで、

ジム側が意固地になって移籍届に印鑑を押さなくて、

そのボクサーを潰してしまうことだって可能なんだよね。

 

例えそのボクサーが移籍を許されたとしても次の障壁は移籍金になる訳で、

この点に関する規定は全くどこにもないもんで、

この場面でもジム側の言い放題っていうのが現状であって、

あるボクサーは3,000万円って吹っ掛けられて事実上引退を迫られたし、

ジムから5年以上離れてほぼ引退状態だったっていうのに、

もう一度って復帰しようとしたら100万円も取られたボクサーもいるんだよね。

 

 

こうなるともう適当の上の超適当と言うしかなくて、

こういう状態の中でよくプロボクシングが続いてきたもんだとさえ思う訳で、

一方では一部ヤクザが絡んでるままのようだし、

一般世間に中々認知され難い事情も推測できるんだよね。

 

 

こういう状況からボクサーが脱するにあたって一番有効な手段は、

実際にあった例として耳にしたんだけど、

ジムを移籍したい、それも移籍金を支払うことなく移籍したいって思ったら、

思いっ切りそのジムの会長を罵倒して自ら殴られることだっていうんだよね。

 

で、覚悟の上で多少のケガを負ったその足で病院に行って診断書を書いて貰って、

それを根拠にその会長を暴行傷害罪で警察に訴えるって脅すことで、

(致命的な大ケガを追う寸前のスウェイバックは必要だね。)

彼はそれで完璧な無償移籍を叶えたってことで……。

 

 

 

“知ってる事、思う事” は次回の最終項で一旦切り上げるけど、

今後、業界はどうしたらいいのか、どうあるべきかに関して、

只の素人の観戦者の立場ではあるんだけど、

考えたことをまとめてみるつもりなんだわ。

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