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2018年6月22日 (金)

後楽園ホール・6/21

 

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“アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ”

 

“フォー・トップス” は1960年代当時、

沢山あった黒人ソウル・コーラスグループの一つで、

この曲は全米でNO.1になったもので、

今でもたまに聞くと元気が出るんだよね。

 

 

 

昨日の記事にミスがあって、三代大訓さんがフィリピン出身って書いてしまって、

ある人から教えて貰って昨日の夜、島根県出身って訂正しておきました。

関係者の皆様、申し訳けありませんでした。

 

 

昨日は自分の近くにあるジムのインチキマネジャーがいたもんで、

いきなり席移動を強いられての始まり始まり……。

 

 

 

① 平井雄士君(宮田)×初鹿健吾君(八王子中屋)

                         ………48.5㎏ 4R

デビュー戦の28歳・千葉県と、デビュー戦の25歳・東京都。

 

<1R>

背丈でハンデを負ってた平井君が予想通りいきなり頭からのガンガン前詰めで、

そういう相手を想定した練習をしていない様子の初鹿君がいきなりの苦戦で、

お互いに打ち合ってるより走り回ってる時間の方が長くて、

自分には何だか違う種目のスポーツにしか見えなかったもんで休憩タイム。

 

 

こういう場合、殆どは極端な戦い方をする方が勝つんだけどその通りで、

39-37、39-38、38-38ってことで平井君の2-0勝ちだったんだわ。

 

平井君もこのままのスタイルを貫こうとすると必ず壁に突き当たると思うし、

負けた初鹿君の方も落ち込む必要はまるでない訳で、

試合慣れするにつれ対処が可能になると思うんだよね。

 

 

 

② 戸田祥司君(横浜さくら)×徳島空吾君(ワタナベ)

                            ………SF 4R

デビュー戦の29歳・宮城県と、デビュー戦の18歳・大阪府。

 

<1R>

第1試合よりずっとちゃんとした試合で、

特にフレームで優位な徳島君がデビュー戦とは思えないほど落ち着いてて、

1分過ぎのクリンチの離れ際での右フックからの左ボディも新人離れしてて、

最初の1~2発打った後はすぐに絡みに行ってた戸田君とはレベルが違ってて、

実に見栄えのいい左ボディを攻撃の核にしてるって感じだったし、

距離感も当て勘も抜群だったんだわ。

 

<2R>

開始27秒、徳島君のその神がかり的な左ボディが2発続けて激しく喰い込んで、

直後に強烈な右フックに繋げて、更に左右を重ね打ちして壮烈なダウンゲット。

 

ボディを効かされてのダウンは絶対即の回復はままならなくて、

何とかリスタートはしたんだけど戸田君、

実にとっても手際のいい徳島君の追撃を防ぎようがないままだった約10秒後、

左右フックからその効果に自信を持った徳島君が再度の左ボディを打ち込んで、

耐え切れずの戸田君がうずくまるようにして倒れ込んでしまったんだわ。

 

開始47秒の西ロープ前だったんだけど、

戸田君の倒れ方を見やってレフェリーも即のストップエンドだったんだけど、

徳島君は間違いなくそこそこのボクサーになるって思ったなあ……。

 

 

 

③ 向後大寿君(上滝)×為田真生君(W日立)……68.8㎏ 4R

2勝(1KO)1敗(1KO)の22歳・東京都と、

1勝6敗(1KO)2分の32歳・東京都。

 

為田君は以前は確か輪島Sに所属してたんだよね。

リングインした時の見栄え的には向後君の方が圧倒的だったなあ。

 

<1R>

フレーム的には為田君の方が優位だったんだけど、

ジャブを余りに大きく長く打ち過ぎるもんで、

その合間合間を向後君に狙い打たれてるような感じで始まって、

残り1分になると色白の為田君の顔面がかなり赤くなってたんだわ。

 

ただ、向後君の方も積極的に先攻しきれてなくて、

下がりながら相手に合わせてやってるって感じだったんだよね。

 

それでも向後君が優勢なままに終了しそうだった残り10秒、

青コーナー前で放った向後君の左フックが直撃ヒットして、

まともに貰ってしまった為田君が大きく倒れ込んでしまったんだわ。

 

為田君は腰が抜けたようでもあったし、どこか痛めたようでもあって、

立ち上がれないままだったもんでレフェリーが途中カウントストップってことで、

2分57秒、向後君のTKO勝ちだったんだわ。

 

為田君は普通に意識はあったんだけど結局、担架搬送されてたなあ。

 

 

 

④ 荒木祐司君(金子)×吉村鉄也君(KG大和)……W 4R

2勝(1KO)0敗のサウスポー、26歳・茨城県と、

3勝(3KO)2敗(2KO)1分の26歳・神奈川県。

 

この試合だけが東日本新人王トーナメント予選で、

自分的には荒木君の勝ちを予想してたんだけどね……。

 

<1R>

若干出遅れたような印象の吉村君だったんだけど、

相手の一段落を巧いこと突いての挽回ヒットヒットで、

近い距離で強く早く打てて、中盤以降はほぼ圧倒してたんだわ。

 

<2R~3R>

ここから荒木君の頑張り直しが本格化して、

強く打ち切れてないところはあったんだけどコツコツ手数で吉村君を困らせてて、

吉村君はサウスポーが苦手なのか、簡単に左ストレートを貰い過ぎてて、

流れをすっかり持って行かれてしまってたんだわ。

 

<4R>

自分の中では荒木君が微かに1ポイントリードの最終回で、

スコアが微妙だったのはお互いに解ってたみたいで、

ディフェンスを置き去りにしたような攻撃が代わり番こで、

お互いにそこそこの当て勘を持ってたんだけど当てられ勘も半端じゃなくて、

まずは開始43秒に吉村君の右ストレートがハードヒットして優勢に立ったんだけど、

残り50秒からは荒木君が一気の挽回攻勢で、

直撃された吉村君があわやってところまで追い込まれてしまって、

こりゃ勝負あったかなあって思われた残り10秒ほどのところ、

劣勢に立たされた吉村君の渾身の右フルショットが決まって荒木君がダウン。

 

荒木君も西ロープの前で何とか立ち上がりはしたんだけど、

そこが試合終了ゴングってことで……。

 

 

ってことで自分は38-37で辛うじて吉村君だったんだけど結局、

39-36、38-37×2ってことでやっぱり吉村君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

少し休憩時間があったもんで通路でボクシング興行のポスターを色々見てたら、

メガネをかけた若者が近寄ってきて、「~ですよね。」 って話し掛けてきて、

セレスジムの春田智也君ってことだったんだけど、

正直ちょっと思い出せなくて、そもそもイメージより太ってたし、

ヘアスタイルもかなり違ってたんだよね。

 

ちょうど彼が出場する試合のポスターも貼ってあったんだけど、

ほぼ1年振りの試合なんだよね。

 

 

 

⑤ 藤中周作さん(金子)×垂水稔朗さん(協栄)……W 8R

16勝(11KO)8敗(4KO)2分のランク3位、31歳・宮崎県と、

9勝(5KO)3敗(1KO)3分のランク7位、24歳・愛媛県。

 

<1R>

まずは藤中さんの積極ジャブから始まったんだけど、

まだ体がこなれてないせいか、そこから繋げてたショットの殆どが緩くて、

残り1分20秒からは左右フックで攻勢を強めていって、

グローブの上からでも構うことなく乱暴に殴り掛かっていってたんだけど、

終盤近くでは垂水君の左ボディからの右フックを大きく被弾してたんだわ。

 

<2R>

この日の藤中さんは最初っから何だか変で、既にハァーハァーしてたし、

腕の振りはタルイままでいつもの感じとは程遠くて、

まさか前の回の被弾がいきなり効いてしまってたのかなあって見てた1分02秒、

藤中さんが入ってきたところに垂水さんがワンツーを綺麗に合わせてダウンゲット。

 

藤中さんの前詰めは如何にも何となくの雑々だったし、

下半身の踏ん張りも効いてないようで弾かれるような尻餅ダウンだったんだわ。

 

それほどのダメージを引きずることなくリスタートした藤中さんだったんだけど、

この辺りからやたらに自らの前髪を気にするようになって、

事あるごとにグローブで撫でてて、それは結局最後まで続いたんだけど、

集中力に欠けていた為か、集中力を高めようとしてのことなのか、

結局解らずじまいだったんだけど、その一瞬の無駄な時間に危険を感じたんだわ。

 

垂水さんもそれ程のハードヒッターではないんだけど、

藤中さんは一発一発の鋭さで明らかに後れを取ってていきなり暗雲だったんだよね。

 

<3R>

藤中さんは荒っぽく突っ掛けていって、そこからの左右フックに賭けてたんだけど、

肝心のショートブローのストロークがデカ過ぎて精度を欠いたままだったし、

いつの間にか顔面の傷みが進んできたし、                         

全体的に無駄な動きが多くて、自分から消耗してるような感じもあったなあ。

 

下半身のシッカリ感に大きな差が見えてきた残り5秒、

垂水さんに左右フックから右アッパー、最後は左ボディを打ち込まれてしまって、

大きく膝カックンしてしまってダウン寸前まで追い込まれてしまって、

自分の感じだと10:8.5ほどもの差が付いてしまったんだわ。

 

<4R>

藤中さんは雑な腕振りからの空振りが目立ってきて、

垂水さんのボディブローにもシンドそうにしてたし、

肝心の接近戦でも当て切れず、

ここは垂水さんの一気の攻めどころだと思ったんだけど、

その垂水さんも藤中さんはこんな筈ではないって感じで警戒を解かないまま、

何だか慎重過ぎるようなパフォーマンスを続けてて、

行ける時に行かないことで後で痛い目に遭いそうな雰囲気もあったんだよね。

 

<5R>

藤中さんは最早ジャブの差し合いとか中間距離での戦いを放棄してて、

ひたすら密着戦に活路を求めていったんだけど、

1分を過ぎる頃からのメッキリ感が半端じゃなくて、足元もヨロヨロしてきて、

垂水さんが手際よく攻めればそろそろの決着も見えてきそうだったんだけど、

残念ながら彼も飛ばし切れないままに終わってたんだよね。

 

 

これ以降は山場作りの意識が足りてなかった垂水さんが、

休み休みでしか動けなくなった藤中さんを助けてるって感じが強くて、

ランク3位と7位の試合にしてはズーッと中弛み状態だったんだわ。

 

一応最後まで見てて自分のスコアは78-73で垂水さんだったんだけど、

結局78-73×2、76-75ってことでやっぱり垂水さんの3-0勝ちだったんだけど、

この試合を見て76-75っていうのはちょっと信じ難かったなあ。

 

 

 

⑥ 細川チャーリー忍さん(金子)×成田永生さん(八王子中屋)

                          ………M 8R

9勝(8KO)3敗のランク2位、33歳・宮崎県と、

12勝(6KO)6敗(4KO)のランク7位、27歳・青森県。

 

多分細川さんが勝つだろうなって予想はしてたんだけど、

いちいち相手を見下したような彼の仕草にイラついて、

被弾したところをグローブで差してもう一度ここを打ってみろとか、

全然効いてないんだよとか、とにかくそのいちいちがウザくて、

そういうクソ生意気な態度は昔のマイク・タイソンとかカシアス・クレイと同じで、

自分は彼らが大嫌いだったもんで不快感しか無かったんだわ。                                                           

 

そうなると何とかって感じで成田さんに一発強打を期待したんだけど、

彼の腕振りも力を入れ過ぎてたせいか軌道が大き過ぎてたし、

そもそも前傾が浅くて突っ立ち気味のことが多かったもんで、

パンチが手打ちになって、のけ反り型の被弾が目立ってたんだよね。

 

それと相手の踏み込みに左右へ動き切れず、真っ直ぐ下がってたのが最悪で、

自ら的になってるような感じさえしたんだよね。

 

それでも真面目に踏ん張り続けた成田君だったんだけど、

6Rの後半からは時間の問題化してしまって、

結局7RにTKO負けしてしまったんだわ。

 

 

ただ、いずれにしても単に剛腕単打が乱暴勝ちしたってことでしかなくて、

セミの試合と同様正直レベルが低かったとしか言えなくて、

竹迫司登さんの前にはひとたまりも無いんじゃないかなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 徳島空吾君 

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

後楽園ホールの入り口前で宮崎辰也君とバッタリで、

21日の村中優さんの棄権について話をしてたら、

荒川仁人さんが通り掛かって、3人でその話しの続きをしたんだわ。

 

ウェイト作りの為の最後の水抜きに関して意見を交換し合ったんだけど、

其々の見解は中々興味深かったんだけど、

自分は一度ちゃんとしたスポーツドクターによる講習会を開くべきじゃないかって、

そう強く思ったんだよね。

 

 

ってことで今日22日の興行は元々3試合しか見るつもりが無くて、

歯抜け観戦になるならメインだけ見ようって決めてたもんで、

結局欠席することにして土曜競馬の予想に集中しようってことで……。

 

 

 

角海老ジムの奥村トレーナーの記事が載ってるってことで、

5~6年振りに “ボクシング・マガジン” を手に取ってみたんだけど驚いたなあ、

以前より更にページ数が減ってたし、紙質がかなり劣悪になってのペナペナで、

そこらの安っぽい飲食店用のタウン誌並みのザラ紙誌になってて、

それで980円っていうんだから正直ほぼ末期的な状況だと思ったなあ。

 

肝心の記事に関してもここに至るまでの奥村君の背景描写が半端半端で、

それは意識的に避けてるとしか思えない上っかすりに終始してて、

ボクシングマスコミのレベルの低さに改めて失望してしまったんだよね。

 

業界の低迷傾向は勿論コミッションと協会の責任が大きいんだけど、

提灯記事に終始してるマスコミも一役買ってると言わざるを得ないんだよね。

 

 

 

先日の試合に際してあるボクサーから直接チケットを買わせて貰った件で、

昨日そのボクサーのトレーナーからわざわざ礼を言われて驚かされて、

普段はとってもイカツイ感じがする人なんだけどね……。

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