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2018年4月16日 (月)

横浜アリーナ・4月15日

 

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“涙のバースデイ・パーティ”

 

レスリー・ゴーアのスマッシュヒットなんだけど、

当時の女性歌手のヘアスタイルは今とは全然違ってて、

セットした髪をヘアースプレーでガッチガチに固めてて、

踊りながら歌っても微動だにしなかったんだよね。

 

 

 

比嘉大吾さんが体重作りに苦戦してるっていうのは薄っすら聞いてたんだけど、

最後の最後に計量ミスするまでとは思ってもみなかったんだよね。

 

日常のフィジカル・トレーニングを筋力の充実だけを主目的にすると、

イザっていう時に無駄な肉を削ぎ落とすことが難しくなって、

水抜きの効果も期待できないってことなんだけど、そういうことなのかなあ……。

 

 

 

横浜アリーナでのボクシング観戦は記憶になくて、

東海道新幹線が開通したばかり頃の新横浜周辺は高い建物が殆どなくて、

結構畑もあったし、全体に寒々した印象の街だったんだけど当然のことながら、

実に近代的で明るい印象の街に変貌してたんだわ。

 

ボクシングの興行では久し振りのダフ屋が2人ほどうろついてて、

村田さんの人気のほどを知らされながらの始まり始まり……。

 

 

 

① 長谷川晃亮君(熊谷コサカ)×臼井春樹君(八王子中屋)

                            ………F 4R

1勝3敗(3KO)の21歳・埼玉県と、0勝0敗1分の19歳・東京都。

この試合は元々は予備1として組まれてたんだけどね……。

 

<1R>

上背とリーチで優位な臼井君としては、

それを活かしてもっともっとのジャブが打てればいいのにって思ったんだけど、

敢えて迎え撃つ戦法を取ってた長谷川君のことを警戒してたのかなあ。

 

長谷川君の方は中盤以降やっと先手も混ぜ込んでいったんだけど、

特に大きなヒッティングには繋げられてはいなかった中、

若干の攻勢と手数勝ちって感じだったんだわ。

 

<2R>

ラウンド中盤過ぎ、リング中央でお互いの腕がガスガスッと交錯した刹那、

臼井君のストレート系が直撃して、長谷川君が思わずしゃがみ込みダウン。

 

何とかリスタートした長谷川君だったんだけど、

何だかボーットしたままで臼井君の追撃の甘さに助けられてたんだけど、

残り7秒ほどで青コーナーポスト前に詰められ、

臼井君のワンツースリーを貰ってしまって再度のダウン。

 

それほどの決定力だった訳ではなかったから助かった長谷川君が、

立ち上がったところでラウンド終了ゴング。

 

<3R>

このまま追い込まれてしまうかに見えた長谷川君が立て直しての前詰めで、

左フックを綺麗にヒットさせて、まだまだ終わらないことを見せてたんだわ。

 

お互いに攻撃にスムースさを欠いてブツブツ切れの印象が強かったんだけど、

このラウンドは全般的に長谷川君のヒットが目立ってて、

逆転の目さえ感じさせたんだよね。

 

<4R>

臼井君もやっとジャブジャブの有効性を高めていったんだけど、

一方では被弾した際の打たれ方の形が悪くて、

全体的には長谷川君が打ち勝ってるような感じだったんだよね。

 

 

ってことで自分は37-37だったんだけど結局、

39-36、38-36、37-37ってことで臼井君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

 木元紳之輔君(ワタナベ)×岸根知也君(堺東ミツキ)

                           ………SB 4R

3勝(1KO)1敗の20歳・鹿児島県と、

3勝(2KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、24歳・兵庫県。

 

<1R>

開始20秒~30秒辺りのところでいきなり木元君の右ストレートがヒットして、

まともに貰ってしまった岸根君がダウンしてしまったんだわ。

 

リスタート後一気に決着を目指した木元君だったんだけど思いが叶わず、

残り30秒からはちょっとマッタリしてしまったなあ。

 

<2R~3R>

ダウンハンデを取り戻すべく岸根君が頑張り巻き返しで、

基本的に活きのいい同士の活発なやり取りが続いたんだけど、

中々決定打に繋がらない中、岸根君の若干の手数勝ちが続いたんだわ。

 

<4R>

密着ゴニョゴニョ戦になると岸根君の勢いの方が見栄えが良くて、

フィジカルの差が出てしまった様な展開だったんだよね。

 

 

ってことで自分は38-37で岸根君の逆転勝ちだったんだけど結局、

39-37、38-37、37-38で岸根君の2-1勝ちだったんだけど、

1Rにダウンを喰らった岸根君が39っていうのはどう考えても変で、

これは絶対ジャッジミスだったと思ったなあ。

 

 

土曜日の大阪の興行では露骨な地元判定でワサワサしたらしいんだけど、

少なくとも東日本はまだちゃんとやってるって感じがしたんだけどね。

 

 

 

③ 碇瑠偉君(厚木ワタナベ)×一條武蔵君(W日立)

                        ………116P 4R

1勝0敗2分の18歳・神奈川県と、2勝(2KO)2敗(1KO)の33歳・福島県。

 

多分碇君が勝つだろうなあって思ってて、やっぱりその通りだったんだけど、

試合内容としては実に凡庸で、特に感想は無かったんだよね。

 

で、あまり真面目に見ていなかったんだけど結局、

40-36×2、39-37ってことで碇君の3-0勝ち。

 

 

 

④ 小田翔夢さん(白井具志堅)×ロルダン・アルデア

                       ………136P 6R

7勝(7KO)0敗の国内10位、19歳・沖縄県と、

11勝(5KO)4敗(3KO)1分の国内王者、サウスポー、24歳・フィリピン。

 

<1R>

アルデアは中々いい感じのサウスポーで、

彼の左ストレートボディ2発で始まったんだけど、

小田さんも如何にも力強くて可能性を見せてたんだわ。

 

ただ、小田さんの戦い方は実に単調で、踏み込みざまのワンツーに限定されてて、

返しのショットまでは全く配慮できてなくて、

とにかく右で倒したい倒したいだけの粗っぽいパフォーマンスに終始してたんだわ。

 

<2R>

小田さんは沖縄のジムから移籍してこれが2戦目なんだけど、

まだまだ力づくのドッカンワンツーオンリーで、

強い日本人ボクサーとの試合が望まれる訳で、

ジャブは勿論左ボディさえ打たない右手一本ボクシングで、

あんまり退屈になってしまったもんで、ここで一旦休憩タイムだったんだわ。

 

 

結局、59-55、58-56×2ってことで小田さんの3-0勝ちだったけどね。

 

 

 

⑤ 中谷潤人さん(M・T)×マリオ・アンドレーデ……113P 10R

14勝(11KO)0敗のWBC20位、国内3位、サウスポー、20歳・三重県と、

13勝(3KO)6敗(2KO)5分のWBC13位、24歳・メキシコ。

 

<1R~2R>

13勝して3KOってことは要するにハードパンチャーではない訳で、

アンドレーデの戦法を確かめてたんだけど、

前詰め鋭くしての左右フックが武器のようで、

それ以外はそれほどの業師のようには見えなかったんだよね。

 

相手が結構突っ込んで来るもんで、それを避けて下がると却って危険てことか、

この日の中谷さんは受け身に立っての正面勝負で、

自分にはいつもより少し突っ込み過ぎのような印象を持ったんだよね。

 

2Rの中盤に中谷さんが左ボディ2発と左フックで大きく牽制した途端、

アンドラーデの勢いが多少落ちてきて、自分でもかなり頭から突っ込むくせに、

ちょっとぶつかっただけで休みたがってるような感じだったんだよね。

 

<3R>

アンドラーデが追って追って打って来るところを中谷さん、

打ち込んだ後すぐに鋭く左右へ動いて難を避けてのグッドグッドで、

アンドラーデの雑なワンツーのみでは到底当て切れてなかったんだよね。

 

<4R>

ガチャガチャになった際のアンドラーデのショートブローには迫力があったから、

中谷さんとしては唯一注意が要るところだったんだけど、

何しろアンドラーデの攻撃のバリエーションが少ないのが致命的で、

このラウンド辺りに来ると全く何の心配もなくなったんだよね。

 

<5R>

上下打ち分けの中での左ボディが明らかな効果を上げたみたいで、

アンドラーデが明らかに下がる場面が増えていって、

中谷さんが中間からも近いところでも何でも好き放題って感じで結局、

このラウンドは10:8.5ほどもの大差だが付いてしまったんだわ。

 

<6R>

ロープに詰められることが多くなったアンドラーデは、

ガードを固めたところからいきなりの左右フックを強振してきて、

中谷さんとしては攻撃のみに意識が行ってしまうと危ない場面だったんだけど、

3~4回ほどのアンドラーデのその攻撃は全て功を奏さなくて、

まだ20歳の童顔の青年のどこにあんな冷静さが宿ってるのかって、

つくづく感心してしまったんだよね。

 

 

この試合は10回戦で組まれてたんだけど結局、

8Rに大きくバッティングしたアンドラーデが鼻血ブーになってしまって、

0分43秒での負傷判定になってしまったんだわ。

 

勿論、80-72、80-73、79-74ってことで、

中谷さんの圧倒3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑥ 比嘉大吾さん(白井具志堅)×クリストファー・ロサレス

               ………WBC F タイトル戦 12R

15勝(15KO)0敗のチャンピオン、22歳・沖縄県と、

26勝(17KO)3敗のランク2位、23歳・ニカラグア。

 

比嘉さんが何とか当日計量をクリアして試合は行われたんだけど、

自分としてはちょっと見るに忍びなかったもんで、全くスルーしたんだけど、

外は結構冷たい風が吹いてたなあ……。

 

結局、9R1分14秒でロサレスがTKO勝ちしたらしいんだけど、

どんな感じだったのか誰にも聞かなかったし、聞きたくもなかったんだよね。

 

 

 

⑦ 村田諒太さん(帝拳)×エマヌエル・ブランダムラ

              ………WBA M タイトル戦 12R

13勝(10KO)1敗のチャンピオン、32歳・奈良県と、

27勝(5KO)2敗(2KO)の6位、38歳・イタリア。 

 

ブランダムラっていうのはもう38歳だし、KO率も極端に低いし、

村田さんが苦戦するようなことは考えられなかったんだけどね。

 

<1R>

自分はブランダムラの試合映像を見たことがないんだけど、

高い勝率にも関わらずKO率が極端に低いヨーロッパのボクサーっていうのは、

豪打系とは一線を画したテクニシャンが多いから、

まずはお手並み拝見って感じで、相手の出方を見るのが正解なんだよね。

 

村田さんがホントのところはどう考えてたのかは解らないんだけど、

これまでとは随分違った立ち上がりをしてて、

会場からは手数手数って声も飛んでたんだけど、

相手を見計る前に無理に行って、

変なのを貰ってリズムを崩すことは徹底して排除すべきなんだよね。

 

ってことで、殆ど淡々とした時間が過ぎていったんだけど、

残り1分からは見極めを付けたか村田さんが一歩先に出て、

威力が圧倒的に違うジャブを見せ付けていったし、

右ストレートボディを2発打ち込んでたんだわ。

 

<2R>

ブランダムラは細かくバランスよく打ち出してたんだけど、

相手に恐怖感を与えるようなモノではなく、

威圧感を前面にしていった村田さんの前に下がる下がるが目立ってきて、

自分の中では早くも勝負があったような感じだったんだよね。

 

<3R>

ガードの上からでも強打を繰り出す村田さんに対してブランダムラ、

カウンターを合わせる気配さえも感じさせなくて、

ディフェンスしてる時間が随分長くなっていったんだわ。

 

ただ村田さんの方もまだまだ右ストレートを打つ際の踏み込みが浅くて、

打ち合ってこない相手との距離感を合わせ難そうにしてたんだよね。

 

<4R>

ブランダムラは挑戦者としての気概に全く欠けたままで、

一番の得意技はディフェンスですって感じが拭えなくて、

一体いつどうやってポイントを取るつもりなのかって首を傾げてしまって、

情けないったら無いんだよね。

 

<5R>

ホントにあれでブランダムラ、真剣にやってるのかって感じで、

たまに打ち出すコンビネーションは全くおざなりの形だけだったし、

村田さんのボディブローでヘタレまくってたし、

多分この辺りで村田さんも、

これは簡単に倒せるなっていう確信を持ったんじゃないのかなあ。

 

<6R>

もしかするとブランダムラは後半勝負を目指してるのか知れないって、

一瞬そう思ってはみたんだけど、

元々倒し屋ではない彼にそれは有り得ない戦法で、

半分を終えて1ポイントも取れてないことを彼自身がどう思ってるのかってことで、

わざわざ日本までやって来て、このままで終われるかって思わないのかって事で、

今やひ弱なヨーロッパスタイルの代表のようになり下がってしまって、

余りのスリルの無さに失望感が甚だしくなって、ここで抗議の帰宅だったんだわ。

 

 

帰りの電車の中で結果を確かめたら、結局あのままだったみたいで、

8R0分56秒で村田さんのTKO勝ちだったってことで……。

 

 

 

⑧ 丸岡宣男君(高崎)×上原裕三君(川崎新田)

                        ………60㎏ 4R

0勝1敗の34歳・群馬県と、0勝1敗(1KO)の35歳・神奈川県。

 

早帰りしてしまったもんでこの予備カード2は全く見てなくて、

高齢の初勝利目指し組同士の一戦は、

2R0分48秒で丸岡君のTKO勝ちしたってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 村田諒太さん&中谷潤人さん

② 特にナシ 

③ 特にナシ

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