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2018年1月 4日 (木)

TVボクシング色々……。

 

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“初詣”

 

予めなんだけど、今日は相当長くなりそうなもんでそれなりの覚悟が要りそうで、

興味を感じた所だけ拾い読みをお願いするってことで……。

 

 

元旦の午後は例年通り近所の神社に初詣に行ったんだけど、

例年通りの長い列で、写真では見難いかも知れないんだけど、

左の鳥居から右端の奥までビッチリの行列だったんだわ。

 

自分は子供の頃からとにかく並ぶことが大嫌いで、

並んで買う、並んで食う、並んで見るっていうのは一切拒否し続けてるもんで、

初詣も列の横をズンズン進んで拝殿のすぐ近くまで行って、

だから勿論、賽銭も投げず、手も合わせず、心の中で色々ヨロシクねって結局、

太陽や月、星に願いや祈りを込めるのと変わりないんだよね。

 

寺や神社に携わってる人間達が必ずしも清廉潔白、無私奉仕の極みでもなくて、

世間一般の通俗的な権力争いと金儲けに奔走してるっていうのは、

ちょっと前の富岡八幡宮事件を見れば明らかな訳で、

やっぱりねって感じで特別驚くことではないんだよね。

 

日本の寺、神社の連中の全てが富岡八幡宮並みだとは勿論思わないけど、

自分の近所の神社がそういう系統か否かは不明なもんで、

それほど真剣に付き合う必要もないんじゃないかってことで……。

 

 

 

2日は例年通りで、

自分らの息子夫婦と奥さんの弟夫婦とその御嬢さん達が自宅に集まって、

CGデザイナー、大手アパレルのスーパーバイザー、プロのドラマー、

美容室チェーンの役員、それにバレリーナって普通の事務職系が全くいなくて、

だから話題の散らばり方も半端じゃなくてその中に混ざってるだけで面白いんだわ。

 

 

 

昨日の3日は奥さんと墓参りに行った後にジョナサンで食事したんだけど、

自分はジョナサンやデニーズよりもやっぱりスカイラークの方が、

肉料理も卵料理も数段旨いと思ってるんだけどね。

 

 

 

“心愛” って書いて “こころ” っていう名前の女の子がいるんだけど、

“学己” って書いて “がく” っていう名前のボクサーが三迫ジムにいるんだわ。

 

その相川学己君が24日に大阪へ武者修行に行ってたことは知ってたんだけど、

相手はランク8位の川島翔平さん(真正)だしってことで殆どほったらかしてたら、

週明けに何と相川君が6RKO勝ちしたって知らされたんだわ。

 

慌てて三迫会長に電話してみたら、5Rまでの殆どを獲られてたんだけど、

練習してた一発綺麗な右のカウンターが6Rに大直撃してのテンカウントアウトで、

アップサイドダウンて言うか典型的な下剋上ってことでタマゲテしまったんだよね。

 

 

一般世間が正月休みの間に見たテレビボクシングの結果はそれほどではなくて、

尾川堅一さんのベルトゲットの試合も正直相手が弱過ぎで、

もっと激しい打ち合いになったら彼の本領は更に発揮されたはずで、

拳四朗さんや井上尚弥さん、清水聡さん達の相手も下手過ぎの弱過ぎだったし、

ギジェルモ・リゴンドーのヘタレさ加減には呆れてしまったし、

近藤明広さんは田口良一さんや尾川堅一さん達と比較すると、

8R以降の頑張り不足が明らかだったんだよね。

 

要するに話はこれ以上でも以下でもないんだけどね……。

 

 

 

☆ 井上尚弥さん(大橋)×ヨアン・ボワイヨ

              ………WBO LF タイトル戦 12R

14勝(12KO)0敗のチャンピオンと、

41勝(26KO)4敗1NCのランク6位、29歳・フランス。

 

<1R>

ボワイヨはスピード感も無かったし、ストレート系も何だかたわんでて、

開始30秒ほどで井上さんにはとっても敵いそうにないことがハッキリしてきて、

残り30秒までに右2発と左1発って強いのを貰ってたんだけど、

残り16秒、右フックの打ち終わりに左フックを綺麗に合わされてしまってダウン。

 

<2R>

その後のボワイヨは世界戦を戦いに来たボクサーにはとても見えなくて、

その程度なら日本ランカーにもっと強いのが幾らでもいそうで、

終始腰を引き気味の恐々のままだったなあ。

 

<3R>

開始39秒、井上さんの左ボディで2度目のダウン。

1分03秒にはもう一度左ボディを喰らって3度目のダウン。

 

何度かリスタートはしたんだけどボワイヨはヘタレる一方で、

残り1分21秒、またまたの左ボディでついに沈没の即ストップで、

何だこりゃあって感じしかしなくて、そりゃ井上さんの強さは半端じゃないんだけど、

ボワイヨが超弱過ぎだったね。

 

 

 

☆ 拳四朗さん×ヒルベルト・ペドロサ

          ………WBC LF タイトル戦 12R

11勝(5KO)0敗のチャンピオン、25歳と、

18勝(8KO)3敗2分のランク11位、25歳・パナマ。

 

ランク11位っていう時点で既に試合の行方が見えてくるようなマッチメイクで、

三迫ジムの加藤トレがセコンドやってたことの方が興味を惹いたんだわ。

 

<1R~2R>

ペドロサは上体を柔らかく使って頭を左右に振りながら相手の標的にならないように、

それはもう気を使いながらの序盤だったんだけど、

攻撃手段としてはいきなりの突っ込みからの左右フックオンリーって感じで、

強めの左をジャブとボディに使い分けてた拳四朗さんの巧さが目立ってたんだわ。

 

<3R>

やっぱりペドロサにはこれといった得意技があるようには見えなくて、

プレスや突っ込みからの一撃だけでは通用しかね続けてて、

拳四朗さんの当て勘の良さだけが目立ってたんだわ。

 

<4R>

開始19秒、拳四朗さんの左からの右ストレートがヒット。

 

それほど強烈には見えなかったんだけどペドロサがヨレヨレってロープまで下がって、

「エーッ、これで効いてしまったの?」 って感じの拳四朗さんが一気詰めで、

その高速連打を反対側のロープまで逃げて凌いだペドロサだったんだけど、

左ボディを効かされた後に右、右って連続フックを喰らってダウン。

 

何とか何とか立ち上がりはしたんだけどペドロサ、

反撃を試みるまでには心も体も回復してなかったみたいで、

そのまま拳四朗さんの追撃に晒されるまま、

殆ど同じような攻撃パターンを繰り返されてたんだけど、

最初にダウンした場所と殆ど同じところに崩れ落ちてしまってジ・エンド。

 

 

 

☆ 清水聡さん(大橋)×エドワード・マンシト

            ………OPBF Fe タイトル戦 12R

4勝(4KO)0敗のチャンピオンと、15勝(8KO)7敗2分のランク?位、フィリピン。

 

2勝1敗ペースを相手に楽々の防衛戦だったんだけど、

色んな人に聞くと、清水さんのパンチ力はとっても半端じゃないらしいんだけど、

パフォーマンス全体は何だかぎこちないし、パンチもバラバラで統一感が無いし、

体から腕の離れたフックの連打も上級者のようには見えないんだよなあ。

 

下手クソで弱い相手が清水さんに右フックを引っ掛け被せ打ちされて、

1Rで簡単に倒れてしまったもんで、バカバカしくなってスルー飛ばししたんだけど、

結局、7RでのTKO勝ちだったんだけど時間が懸かり過ぎだと思ったなあ。

 

 

 

☆ ワシル・ロマチェンコ×ギジェルモ・リゴンドー

………WBO SFe タイトル戦 12R

9勝(7KO)1敗のチャンピオン、サウスポー、ウクライナと、

17勝(11KO)0敗1NCのWBAチャンピオン、サウスポー、キューバ。

 

4本の白いリングロープとそれらをくくるテープがとっても太くて、

それはそこに広告をプリントする為に広幅にしてるんだけど、

視界を邪魔することこの上なくて、

その上、二人のボクサーのグローブが多色使いだったもんで、

画像全体が汚いったらなかったなあ。

 

<1R>

リーチが優位なロマチェンコの方が圧倒的なリズム感で、

お互いに慎重に立ち上がってはいたんだけど、

フェイントを駆使したロマチェンコの小刻みで力強い動きが目立ってたんだわ。

 

リゴンドーの方はもっと様子見加減でドッシリした感じが強かったね。

 

<2R>

距離とタイミングを把握できたのはロマチェンコの方で、

この辺から右ジャブがキッチリ届くようになってきたし、

リゴンドーはロマチェンコの右手の動きにすっかり眩惑されてるようだったんだわ。

 

<3R>

相変わらずロマチェンコの先制攻撃が印象的で、

リゴンドーはテンポの速いロマチェンコの動きに付いていけてなくて、

どっかで吹っ切って強引なまでの攻め込みが必要になってきたんだわ。

 

それにしてもロマチェンコは相手のカウンターを封じるべく、

打ち終わりの処理がとっても巧くて、手の位置や頭の位置が抜群だったんだわ。

 

<4R>

勿論、その全部を当ててた訳ではなかったんだけど、

とにかくロマチェンコの手数は圧倒的で終始攻めてる感じを出し続けて、

リゴンドーの出る幕は全く訪れないままで、

あんたは一体どこでどう勝負するつもりなのかって、

他人事ながら心配になるほどだったんだわ。

 

<5R>

絶好調のロマチェンコは益々のプレスプレスからのヒットヒットで、

リゴンドーは相手のスピードと手数に対応し切れないままで、

まるで勝負を投げてるような動きしか出来てなかったんだよね。

 

<6R>

ロマチェンコの嵐のような攻め立てにリゴンドー、

ガードを固めて頭を下げて凌ぐのが精一杯で、

正面からの打ち合いを徹底的に避けながらクリンチを繰り返すばかりで中盤、

ついにホールディング減点を喰らってからは見るも哀れで、

嫌々試合をしてるような感じだったんだわ。

 

 

って見てたら案の定、6Rを終わったところでギブアップ棄権しまって、

そんなに強烈な被弾は無かったにも関わらず試合を投げ出してしまったんだわ。

 

要するに結局、リゴンドーなんていうのは勝てる試合しかしないボクサーってことで、

これ以降、自分の中ではボクサーのリストから除外するってことで……。

 

 

 

☆ 尾川堅一さん(帝拳)×テビン・ファーマー

              ………IBF SFe 王座決定戦 12R

22勝(17KO)1敗のランク4位、29歳と、

25勝(5KO)4敗1分のランク5位、サウスポー、27歳・アメリカ。

 

ファーマーは右目が極端な内斜視のボクサーで、

正対して相手の目を見ながら試合をするボクサーにとっては違和感が強くて、

その点尾川さんはどう感じたかいつか確かめてみようと思ったなあ。

 

<1R~2R>

ファーマーは前の手の使い方が巧くて、

黒人特有のスピード感に溢れたボクサーだったんだけど、

KO率が僅か17%しかないことが彼の戦い方に如実に現れてて、

徹底したアウトボクサーだったんだわ。

 

1R中盤の右攻勢が目立って、いい立ち上がりを見せた尾川君だったんだけど、

その終盤にカウンターの左ストレートを貰ってからは小休止で、

最初の2ラウンド分を相手に渡してしまったんだわ。

それにしても当て逃げチョンチョン相手に尾川さんはどうするのかなあ……。

 

<3R>

ファーマーの斜視は終始相手に目でフェイントをかけてるように見えるんだけど、

尾川さんはそれほどやり難そうにはしてなくて、

フェイントからのいきなりの右ストレートとワンツーを連続ヒットしてポイントバック。

 

それにしてもファーマーの手数がいきなり落ちたんだけど何か訳でもあるのか。

 

<4R~5R>

ファーマーは殆どボディを攻めて来ないし、連打系も控えてて、

結局足の長い左ストレートだけが要注意って感じだったんだわ。

 

お互いに殆どクリーンヒットのないままの小康状態。

 

<6R>

尾川さんも勝負どころはまだ先だと思っての気力体力を温存のようで、

このラウンドはファーマーが若干攻勢を強めていって、

尾川さんが右目尻を薄くカット。

 

ってことで半分が終わっての自分のスコアは58-56でファーマーだったんだわ。

 

<7R>

打ち合う場面が増えていって尾川さんの被弾も目に付いたんだけど、

そういう場面になればなるほど尾川さんが大きく当て込む可能性も増える訳で、

残り1分13秒、尾川さんの鋭い右ショートストレートがヒット、

直撃されたファーマーが一瞬足元をバタつかせて、勿論尾川さんが一気攻め。

 

ファーマーが何とか凌いで、尾川さんが追撃を手控えたもんでそのままゴング。

それにしても尾川さん、一発当てたくらいで右手を上げるのはどうかと……。

 

<8R>

前の回に大きく打ち込まれたファーマーの方が初っ端から飛ばしていったんだけど、

アレッてほど消耗が進んでたみたいで、30秒過ぎたら即の一段落で、

口を開けて何だかハァーハァーしてるし、逃げ腰姿勢が目立ってきて、

全体的に緩んできたような印象だったんだわ。

 

<9R>

結局、ファーマーのボクシングは勝つボクシングっていう感じではなくて、

負けないボクシングを目指してるみたいで、見てて高揚感が少ないし、

そういうのは一番ラスベガス受けしない訳で場内は静まり返ってたなあ。

 

<10R>

セコンドに付いてた繊大トレの 「ここが勝負だぞ!」 って檄をマイクが拾ってて、

1分30秒、相手の左に合わせてた尾川さんの右ストレートが綺麗にヒット。

 

ファーマーは見た目以上に打たれ弱いらしくて、

一発喰らうとメッキリ動きが落ちて、クリンチ逃げが多くなってしまってたんだわ。

 

<11R>

かなり疲れたかファーマーは長い時間は頑張れなくなって、

そこからは誤魔化し系の動きに終始してて、

一体ポイントをどう考えてるのかって思うほどで、

10Rを終わっての自分のスコアは丁度イーブンの95-95だったからね。

 

<12R>

20秒から30秒ほどしか動けなくなったファーマーに対して尾川さん、

最後まで動きに劣化を見せないままで終了ゴング。

 

 

10R~12Rまで3連続ポイントゲットが自分の中では大きくて、

115-113で尾川さんの2ポイント勝ちだったんだけど結局、

116-112、115-113、112-116ってことで尾川さんの2-1勝ち。

真逆のスコアが併存するのは、それはそれラスベガスってことで……。

 

 

終盤にかけての奮闘は大したモンだったんだけど尾川さん、

相手が常に引き気味だったとは言え、もう少し工夫があってしかるべきで、

たまにロープに詰めた際にはもっとボディ連打が必要だと思ったんだけどね。

正直、今のままだとロマチェンコにはかなり厳しいかなあ……。

 

 

 

☆ 近藤明広さん(一力)×セルゲイ・リピネッツ

            ………IBF SL 王座決定戦 12R

29勝(16KO)6敗1分のランク3位と、12勝(10KO)0敗のランク1位、ロシア。

 

リピネッツは一見剛腕系に見えるんだけど、ディフェンスにも長けてて、

ガッシリした上体を常に動かしまくってたんだわ。

 

もっと動ける筈の近藤さんはいつもより頭や上体が動いてなかったんだけど、

それはつまり的として相手を正確に捉える為には仕方なかったのかも知れないね。

 

リピネッツはガードを低くしたり高めにセットしたり色々見せてたんだけど、

低くしたところからの早い打ち出しがそこそこ正確で、

最初の2ラウンド分を十分なポイントゲットだったなあ。

 

2R辺りで鼻血を見舞われた近藤さんは以降での影響も無視できなかったんだけど、

それでも3Rでの返しの左フックを綺麗に当て込んでたし、

常にいいプレスをかけてたんだよね。

 

ただ、動きの速いリピネッツが色々多彩な攻撃を見せてたのに対して近藤さん、

場面場面では左ボディやそこからの右ストレートにいいモノを垣間見せて、

可能性を感じさせたんだけど、全体を通しては攻撃の幅が狭くて、

無駄玉になってもいいからもっともっとの手数の中からチャンスを探るべきで、

6Rを終了しての自分のスコアは58-56でリピネッツだったなあ。

 

リピネッツもバッティングで額をカットしての出血に困ってはいたんだけど、

近藤さんにプレスを掛け続けられながらも、

そこから先制されないように常に先手先手を心掛けてるようだったんだわ。

 

この日の近藤さんが残念だったのは8R以降のパフォーマンスで、

力が尽き果てたって感じではなかったにも関わらず行き切れなかったことで、

リピネッツがフルガードしてる時は打ち返してくることが殆ど無いんだから、

打ち込む場所が無さそうに見えてもとにかくヒットヒットが欲しかったところで、

キッチリ当てるという意識よりはとにかく手数手数じゃないかって思ったんだよね。

 

実はリピネッツの方にも試合終盤にかけて大きくアピールし切る余力が無くて、

結局、盛り上がりに欠けたままの終了ゴングだったから、

思い返してみれば近藤さんにも幾らでもやりようがあったんじゃないかって……。

 

 

ってことで自分は117-111でリピネッツだったんだけど結局、

118-110、117-111×2でやっぱりリピネッツの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

【本日のワースト3ボクサー】

① ギジェルモ・リゴンドー

② ヨアン・ボワイヨ

③ 近藤明広さん

 

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