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2017年9月 2日 (土)

後楽園ホール・9月1日

 

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“爆笑シアターパコーン”

 

全ての色彩がベネトンの雑貨や玩具の様な色をした張り絵のようで、

一見嫌な感じさえするアニメなんだけど、

ストーリーの余りのナンセンスさと交わされる会話がバカ面白いんだわ。

 

 

 

昨日の “DANGAN” は久し振りに薄味のマッチメイクが多かったんだけど、

その分は11月に埋め合わせをしますって感じで、

11月11日の200回記念大会のメニューの豪華さは自分にとって圧倒的で……。

 

☆ 小浦翼×谷口将隆……OPBFタイトル戦

☆ 新藤寛之×コブラ諏訪……日本タイトル挑戦者決定戦

☆ 翁長吾央×久高寛之……日本タイトル挑戦者決定戦

☆ 富岡樹×白鳥大珠……日本ユースタイトルマッチ

☆ 平岡アンディ×小林孝彦……日本ユースタイトル決定戦

 

 

 

アイツはマネジャーライセンスを何チャラ・ジムからカネで買ったのは間違いなくて、

ライセンスカードを首から下げながらホールで酒を飲んだくれてたもんで以前、

思いっ切りドヤシテやったことがあるんだけど相変わらず、

他のジムのお気に入りのボクサー達にやたら飲み物なんか奢ってて、

そんなジムマネジャーがどこにいるのかってことで……。

 

 

 

大野俊人君と石田凌太さんとちょっと話をして、

其々と先回の試合の敗因を分析し合って始まり始まり……。

 

 

① 西沢匠君(鎌ヶ谷)×長谷川慎之介君(青木)……SFe 4R

0勝1敗(1KO)の30歳・千葉県と、1勝2敗1分のサウスポー、25歳・栃木県。

 

<1R>

そもそも西沢君は構え自体に大きく緩みが見受けられて、

彼より3~㎝ほど身長の小さい長谷川君に恐怖感を与え切れてなくて、

そのフック系のパタパタパンチの殆どがオープン気味だったんだよね。

 

お互いに出してる手数に大差は無かったんだけど、

西沢君のパンチの殆どは有効打とは認め難くて、

長谷川君としては内側内側からストレート系で攻めれば簡単そうんだわ。

それにしても西沢君陣営のセコンドワークはバッタバタてたなあ。

 

<2R>

長谷川君も距離感的には今一で、

もう少し離れてキチッと出来れば長い時間を要しないで決着しそうなんだけどね。

 

西沢君の方は試合が進むにつれ危ない度が増していってるなあ……。

 

<3R>

西沢君はジャイアント馬場みたいなスロー再生のような動きになってしまって、

致命的な被弾は無かったんだけど、

それでも体全体がガックンガックンのユラユラで、

こりゃもう止めた方がいいんじゃないかって思ってたら、

レフェリーも同じ感想だったみたいで0分59秒、

割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

 

② 川井稜君(石川)×河本裕樹君(船橋D)……LF 4R

デビュー戦の18歳・東京都と、0勝1敗の29歳・埼玉県。

 

<1R>

まずは河本君が突っ掛けていったんだけど、川井君が結構冷静に対処出来てて、

足元のシッカリした構えがとっても良かったし、

右手と左手のバランスもほぼ申し分なかったんだわ。

 

ただ、左ガードが甘くなるところに河本君の右を何発か貰ってしまってたし、

腕振りが大き過ぎるのがラウンド半分を経過しても改善されてなかったんだわ。

 

中盤以降は川井君のヒットも目立ってたんだけど、

有効打的には序盤の河本君の幾つかの右ストレートだと思ったなあ。

 

<2R>

ジャブを含めて左手の使い方は川井君の方が圧倒的に巧くて、

この回は不用意に相手の右を貰うことも少なくなって安定感が増したんだわ。

 

これは二人共に言えることだったんだけど、

殆どの攻撃が右手で終わってしまうことが多くて、

あと一発の左の返しが欲しいところだったんだよね。

 

中盤での手数戦を川井君が若さで大きく征した以降は、

河本君の消耗が目立っていったんだわ。

 

<3R>

開始すぐの10秒、河本君が立て直して飛ばしていったその瞬間、

その打ち終わりに川井君にカウンター気味に軽くかすり打たれてしまって、

それは丁度バランスを崩したところでもあったもんで、

アレッて感じで河本君がダウンしてしまったんだわ。

 

大きなダメージを残すことなくの再開だったんだけど、

決着を付けに行った川井君も、めげずに踏ん張った河本君も、

1分半過ぎには若干グダグダになってしまったんだわ。

 

その中で川井君が右目上をバッティングカットしてたなあ。

 

<4R>

お互いに最後の気持ちの見せ合いで、

河本君も時折大きく振り込んではいたんだけど、

攻め込んでた時間の多くは川井君が占めてて、

最後の最後まで足元のシッカリ感も保ってたんだよね。

 

 

ってことで自分は39-36だったんだけど結局、

40-35×3ってことで川井君の圧倒3-0勝ちで、

最近残念な敗戦が続いてた石川ジムもホッと一息なんだよね。

 

 

 

③ 三船世翔君(角海老)×松本北斗君(REBOOT)

                        ………62.5㎏ 4R

0勝1敗(1KO)1分の24歳・山形県と、1勝0敗の21歳・埼玉県。

 

三船君の名前 “世翔” っていうのは “せいか” って読むんだけど、

ふり仮名無しではとっても無理だなあ……。

 

大きなジムからの出場の場合には応援に来る仲間ボクサーの数で、

そのボクサーのジム内での立場を推し量ることができるんだけど、

三船君はジム内で仲間といい関係を持ててるみたいだったなあ。

 

<1R>

プレスを効かせてたのは三船君だったんだけど、

小気味よく先攻してたのは松本君の方だったし、

相手のタイミングで打たせない左手の使い方も巧かったなあ。

 

松本君はどういう距離とタイミングで打ちたいのかが解り難くて、

大柄な割には近いところでやりたがってるみたいだったんだわ。

 

結局、中々しっかりしたパフォーマンスを見せた松本君が余裕のポイントゲット。

 

<2R>

三船君の左はフワーッと出してるだけでジャブって感じとは程遠くて、

そこからの右ショットもままならないまま明るい見通しが付け難かったんだけど、

それでも真面目な前詰めだけは欠かさなかったもんで、

松本君にもやり難さが見え隠れし始めてきたんだわ。

 

<3R>

終始の接近戦は三船君が望んだ展開だったんだけど、

揉み合いの中、効果的なヒッティングには繋げ切れず、

全体として見ればやっぱり松本君が優勢のままだったんだわ。

 

<4R>

お互いに極端な劣化は見られなかったんだけど、

相手にダメージを与えるようには打ててなくて、

特に三船君にとってはダウンゲットが必須だったんだけど、

そこまで望むのはとっても無理そうなまま、

却って見栄えの良くない被弾を増やしていってたんだわ。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局、

40-37、39-37×2ってことで松本君の3-0勝ちだったんだよね。

 

 

試合後暫くして角海老ジムの鈴木会長が岡田博喜さんと帰るところに出くわして、

最近の大きな試合に関する感想を交換したんだけど、

岡田さんはこの日の三船君の試合内容について、

「こんなものじゃ無いんですけどねえ。」 って言ってたんだよね。

 

 

この後の試合は藤岡君の瞬殺が予想されたし、

第5試合と第6試合は女子戦だったもんで、一旦ホールを出て散歩。

 

途中でお子様連れの粉川拓也さんとか坂本尚志君、富岡哲也君とバッタリで、

其々挨拶を交わして少し立ち話してね……。

 

 

それにしても2Rにやられてしまったタイの女子ボクサーはとっても可愛くて、

ボクシングなんか止めてキャバクラにでも転職すればいいのにって思ったなあ。

 

 

 

④ 藤岡飛雄馬君(宮田)×サイカユⅠ号……53㎏ 8R

8勝5敗(2KO)1分のサウスポー、25歳・東京都と、

9勝(2KO)3敗の28歳・タイ。

 

全く見てなかったんだけど1R1分05秒で当然の如く藤岡君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

⑦ 渡邉秀行君(郡山)×大保龍斗君(横浜さくら)……F 8R

8勝(6KO)9敗(4KO)3分のサウスポー、32歳・福島県と、

9勝(2KO)4敗(1KO)1分の22歳・神奈川県。

 

自分的にはこの試合がこの日のメインイベントだったんだけど、

強打の渡邉君は下手になってたし、

勝率の大保君は巧くなってなかったんだよね。

 

<1R>

やっとこさボクシングの試合らしくなって、

大保君の二次三次の踏み込みがグッドグッドで、

攻撃を一回で終わらせてないところに期待を持たせたんだよね。

 

最初受けに回ってた渡邉君も左ストレートのヒット率に可能性を見せて、

大保君の右ショットよりは精度が高かったんだよね。

 

<2R>

更にプレスを強めた大保君が1分過ぎ、右ストレートをきっかけに一気一気で、

その後、渡邉君の反撃に遭ってはいたんだけど派手さでは勝ってて、

渡邉君は大保君の右フックがボディに来るのか、

顔面を狙ってくるのかが見極め難かったみたいで、

引き気味の姿勢で突っ立ったままの手打ちのことが多かったんだわ。

 

渡邉君が左目上をバッティングカット。

 

<3R>

開始すぐの15秒からの激しい打ち合いは馬力では大保君だったんだけど、

渡邉君もそこそこ正確なヒッティングだったんだわ。

 

ただ、ラウンド半分が過ぎたとこでの大保君の2発の右ショットが有効性が高くて、

渡邉君としては若干のリスクを張りながらのカウンターショットが欲しいところで、

相手が大きく振りかぶって来るところに左ストレートを合わせられないかって事で、

その辺の踏ん切りの悪さが自分にはもどかしかったんだよね。

 

<4R>

それほど大きく目立ちはしなかったんだけど、

大保君にも渡邉君の細かいショットは当たってて、

元々色白の大保君の顔面がかなり赤くなってきたんだけど、

渡邉君のカット傷からの出血も止まらなくて益々激闘化していったんだわ。

 

大保君の攻撃の方が沢山のきっかけを作ってたんだけど、

一発当ててからの追撃が如何にも雑で中々大きな効果を上げられてなくて、

渡邉君の可能性をまだ十分残してたんだよね。

 

<5R>

大保君が大きく強く打って来るのに対して渡邉君は細かく多くで対応してて、

大保君の仕掛けが大きくなり過ぎるところを渡邉君が細かく突いてたんだわ。

 

<6R>

それにしても大保君、新人王を獲った時には将来どれだけ強くなるかって、

とっても楽しみしてたんだけど残念ながらその後成長の跡が見受けられなくて、

若さと勢いだけのボクシングは年齢と共に劣化するのは明らかで、

“Something New” を身に付けないと限界が近いと思うんだよね。

 

それでも中盤までの優勢をキープしてポイントはゲットしてて、

自分のスコアはここまでで丁度イーブンだったんだわ。

 

<7R>

お互いにスコアをどう判断したのかは知らないけど、

たまには渡邉君も必殺感を込めて振り込んでもいいんじゃないかと思った訳で、

ここに至ってもまだ左ストレートをカウンターのタイミングで狙えてなかったし、

以前のハードヒッターの面影を見い出すのも難しくなってきて、

ケガだけはしないようにって慎重にやってるような感じだったんだよなあ。

 

攻めの工夫が足りなかったのは大保君も同様で、

甲乙付け難く優劣も付け難かったんだけど、

それは拮抗した内容だったというよりはマンネリ以外の何物でもなかったんだわ。

 

渡邉君が右目上をヒットカットされてしまったもんで、ポイントは大保君だね。

 

<8R>

初っ端から一気に飛ばしていったのは大保君で、

渡邉君は最初の30秒間を守りに費やしてたんだわ。

 

お互いの距離が一気に詰まっていって、

大きな有効打が生じ難い展開になっていった中、

相変わらず振りが大きくて有効ヒットには繋がってなかったんだけど、

それでも終始攻めてる感じを出しまくってたのは大保君の方で、

残り30秒からも踏ん張り通してたもんで、

渡邉君には最後まで出番が無かったって感じんだったんだわ。

 

 

ってことで、自分は77-75だったんだけど結局

78ー74、77-75、77-76ってことで大保君の3ー0勝ちだったんだわ。

 

 

試合後ブラブラしてた時にハッキリ記憶にない人が挨拶に寄ってくれて、

聞けば渡邉君のお兄さんってことで、そう言われればよく似た風貌をしてて、

問われるままに上に書いたような感想を伝えたんだけど、

お互いに長年彼を見てるもんで大きな誤差はなかったんだよね。

 

渡邉君、この先もボクシングを続けるつもりなら、負け越しで終わりたくないなら、

技術をどう磨くかってことではなくて、

試合に臨む際の気持ちを整理する必要があるって思うんだよね。

 

 

 

⑧ 内藤律樹さん(E&Jカシアス)×サイカユⅡ号……SL 8R

16勝(5KO)2敗のランク6位、サウスポー、26歳・神奈川県と、

10勝(3KO)5敗のサウスポー、22歳・タイ。

 

すぐにでも帰れる体勢で見てたんだけどね、

ヘアースタイルも階級も内藤さんはこのくらいがいいんじゃないのかなあ……。

 

<1R>

そもそもジャブのクオリティが全く違ってたんだけど、

それでもサイカユ2号は相当鋭く振ってくるもんで、そこそこの危険度だったんだわ。

 

こういう感じのボクサーを前にするときの内藤さんは、

まずは相手の動きを見極めることに時間を使うことが多いんだけど、

この日の内藤さんは相手構わず自分のボクシングをするって決めてたみたいで、

初っ端から勿体ぶることなくの全部出しだったんだわ。

 

<2R>

30秒を過ぎた頃からの内藤さんは更に積極的な仕掛けを波状的に重ねていって、

1分28秒の東ロープ前、まずは強烈な左ボディでダウンゲット。

 

更にリスタート後の残り1分04秒の青ポスト前、

ケレンミのないワンツーで2度目のダウンゲット。

 

何とか立ち上がったサイカユ2号だったんだけどそれだけで一杯一杯で、

決着意志の固い内藤さんの追撃は凌げそうになくて、

そのまま今度は南ロープ前だったんだけど、

内藤さんに渾身の右、左を連続ヒットされてしまってこの回3度目のダウン。

 

サイカユ2号はカウント7か8で上がったんだけど、

レフェリーが続行は無理って判断して、2分22秒で内藤さんのTKO勝ち。

 

 

内藤さんは次10月20日の後楽園ホールで、

WBCのアジアタイトルと、WBAのインターナショナルタイトルを奪うべく、

12勝(5KO)0敗1分の中国ボクサーと対戦するんだってさ。

 

 

それにしても2R2分22秒の決着ことで、

今日は自分も2枠の馬で勝負てみるかなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 内藤律樹さん

② 川井稜君

③ 松本北斗君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

所謂夏競馬っていうのが何月から何月までかは定かではないんだけど、

とにかく7月と8月は全ハズレで終わったんだわ。

 

もともと夏競馬は不得意でここ5~6年は常にマイナス成績で、

知人の何人からも夏は休めばいいじゃんって言われ続けてるんだけど、

馬が走ってるのに知らん顔も出来ない訳で……。

 

ってことで、年初からの通算成績は全部で190レースに参加して、

回収率はそれでもまだ235%をキープしてて、

自分の買い方では2~3ヶ月のスカは特に驚くべきことでは無いんだよね。

 

 

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