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2017年9月11日 (月)

エキサイトマッチ (9/10)

 

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“ホワイトカラー”

 

一番好きな海外ドラマかなあ……。

 

FBI知的犯罪捜査班の話なんだけど、

ストーリー展開がテキパキしてるし、登場人物のキャラ設定が抜群の上、

会話のセンスが極上だし、みんなお洒落だし、いいところに住んでるし、

ストーリーを追う以外にも色々興味が尽きないんだけど、

また再放送が始まったんだよね。

 

 

 

昨日のWOWOWは昼11時からの生中継を見ることができたんだけど、

井上さんは余裕で勝つだろうと思ってて、クアドラスの苦戦も予想してたんだけど、

やっぱり自分的なメインイベントはシーサケットとゴンサレスで、

これはもうとっても予測し難かったんだけど、

それでもゴンサレスに勝って欲しいなあって思いながらだったんだけどね……。

 

 

☆ カルロス・クアドラス×ファン・フランシスコ・エストラーダ

             ………WBC SF 挑戦者決定戦 12R

36勝(27KO)1敗1分のランク2位、29歳・メキシコと、

35勝(25KO)2敗のランク3位、27歳・メキシコ。

 

勝った方がシーサケット×ゴンサレスの勝者に挑戦できるってことで、

お互いに力が入ったと思うんだけど、自分には期待外れ感の方が大きくて、

微妙な中での最終回でもまだ二人共、飛ばしまくってるようには見えず、

後楽園ホールでの普通のA級ボクサーの必死感の方が余程気持ちがこもってて、

一体お互いにスコアをどう考えてるのかって思ったんだよね。

 

クアドラスは元々色んなパターンのボクシングが出来るんだけど、

この日の彼は終始中途半端感が拭えなくて、

距離を取ってアウトボクシングするでもなく、

接近戦で的確で鋭いショートブローを連発するでもなく、

何だかパタパタパタパタ、団扇を振ってるような威力に欠けるショットが多くて、

相手にダメージを与え切るまでにはいってなかったんだよね。

 

一方のエストラーダにしても10Rに折角ダウンゲットしたっていうのに、

残り2分近く時間が残ってるっていうのに半端半端な追撃で、

結局は相手の回復を助けてしまってたとしか言いようがなかったんだよね。

 

もう少し行けないもんかっていう不満をエストラーダに感じ始めたのは7R頃からで、

打ち終わりのクアドラスが極端にガードが甘くなったところに、

右ストレートをヒットさせて体勢を崩したっていうのに変な放置をしてて、

幾らでも狙い目はあったと思うんだけど、殆ど全くボディブローは打たないし、

とにかくもう少し手数をアップできないのかって思いっ放しだったんだわ。

 

この日のクアドラスは調子が悪かったのか基本的なリズム感が良くなくて、

それは頻繁に繰り返してた意味不明のサウスポーチェンジにも現れてたし、

倒しに行くような素振りを最後まで見せることがなくて、

スピード感そのものは維持してたけど9Rには何だかフワフワしてきて、

手数で誤魔化してるって感じが拭えなくなって、

結局、10Rのダウンに繋がっていったんだわ。

 

11R、余裕で勝ってると思ってか足元がバタバタしてたクアドラスを前にして、

エストラーダはまたもや思いの外大人しい攻め立てで、

やっぱり50%を割るKO率の低さが彼を自重させてたみたいだったなあ。

 

 

ってことで自分は114-113でぎりぎりエストラーダだったんだけど、

発表されたスコアは同じ114-113×3でクアドラスの3-0勝ちってことで、

まあそれも有り得るなあって思ってたらすぐ後に大ドンデン返しで、

114-113×3でエストラーダの3-0勝ちにひっくり返ったんだわ。

 

発表までの計算にやけに手間取るなあとは思ってたんだけど、

リングアナの単なるケアレスミスだったのか、

インスペクターのチェックミスだったのか、

とにかく滅多にお目に掛かれないシーンだったね。

 

日本の場合だと計算し終えて戻ってきたシートを

レフェリーとリングアナの二人で確認した上で発表するんだけど、

あっちではどういう風にやってるのかなあ……。

 

 

 

☆ 井上尚弥さん(大橋)×アントニオ・二エベス

            ………WBO SF タイトル戦 12R

13勝(11KO)0敗のチャンピオン、24歳・神奈川県と、

17勝(9KO)1敗2分のランク7位、30歳・アメリカ。

 

リングアナは井上さんの名前をコールするのに

「イネオヤー。」 って言ってるように聞こえたなあ……。

 

結局、二エベスっていうのは細川バレンタインさんとは大分違ってて、

窓口業務からそのまま試合場に来たような単なる銀行員ボクサーに過ぎなくて、

リスク張って殴り合ってケガをするのを嫌がってただけだったなあ。

 

井上さんが極上のハードヒッターだっていうのはネットで知ってたみたいで、

1Rに左ボディ、左フック、右ストレートって3連射されてからは必死ガード専念で、

常に腰を引いたままのフルガードは見てて情けないほどで、

もしかしたら井上さんの打ち疲れを待ってるのかって思ったんだよね。

 

相手が危険なタイミングで打ち返して来ないもんだから、

井上さんは自分のリズムで見栄えのいい攻め込みに専念出来てて、

そりゃ二エベスは打ち込む所が無いほどのフルガードだったから、

有効ヒットは少なかったんだけど、グローブの上を叩いてたショットも強くて

そのうち徐々に二エベスの顔面が赤くなっていって、

タイミングのいい上下打ち分けの中からのボディが当たり出して、

3Rは初っ端から飛ばすようになって圧倒しまくってたんだわ。

 

殴り返さなければ勝てないのに二エベスはヘタレ銀行員ボクシングのままで、

5Rの残り1分25秒に左ボディを喰らってしまってタイボクサーのようにダウン。

 

勿論井上さんは一気追撃したんだけど、

逃げまくる二エベスを捕まえ切れず次のラウンドへ……。

 

6R、二エベスは全く戦意を喪失してしまったみたいで、

いつどうやって倒すのかが井上さんの直近の課題になっていって、

10:8.5程もの大差がついての終了ゴング。

 

結局、ヘタレ二エベスは最後までヘタレのままシオシオ顔でギブアップで、

早いとこ銀行に戻ってカネ勘定でもしてろって感じだったんだよね。

 

 

戦績だけでは信用できないっていうのはどこでも同じみたいで、

弱い相手を選んで戦績上げてランキングを上げても何の意味も無いって、

そういう感想を改めて強く抱いたんだけど、

一方では井上さんがそれだけ強かったってことでもあって、

右拳もすっかり回復してるようだったのが自分的には嬉しかったね。

 

 

二エベスを見ててシミジミ思い出したんだけど、

あのエドウィン・バレロに血みどろになって向かっていった本望信人さんも、

それに嶋田雄大さんもとってもカッコ良かったんだよなあ……。

 

 

 

☆ シーサケット・ソールンビサイ×ローマン・ゴンサレス

              ………WBC SF タイトル戦 12R

43勝(39KO)4敗1分のチャンピオン、30歳・タイと、

46勝(38KO)1敗のランク1位、30歳・ニカラグア。

 

四捨五入するとKO率81%同士の一戦。

リングアナは “ゴンザレス” って発音してたけどどっちが正解なんだろね。

そう言えば昔、アメリカのパット・ブーンっていう歌手も、

“スピーディ・ゴンザレス” って歌ってたんだよね。

 

放送では控室のゴンサレスの表情が硬かったって言ってたけど、

開始ゴングが鳴った途端に感じたのは、

ゴンサレスの動きが以前とは絶対違ってたってことで、

キビキビ感というかテキパキ感のようなものが全く感じられなかったんだよね。

 

ちょっとしたバッティングにも神経質なほど嫌な顔をしてたし、

動き全体にダルーンとした感じが拭えなくて、

シーサケットのシッカリ感の方に圧倒的な力強さを感じたんだよね。

 

それでもシーサケットの方が大きくリードするってところまではいってなくて、

だからそのうちゴンサレスの強打もヒットするんじゃないかって見てた4R、

直前に放ったシーサケットの右ボディも効いたと思ってた開始25秒、

二人のショートブローが危険な交差を見せたその刹那、

お互いが振り出した右ショットのうちシーサケットの方が一瞬早くヒットして、

それが強烈なカウンターのタイミングで直撃してしまったもんで、

ゴンサレスが衝撃の一発ダウンしてしまったんだわ。

 

何とかリスタートしたゴンサレスも必死のリカバリーだったんだけど、

シーサケットの追撃は実に冷静だった上にタイト感と自信に満ちてたし、

ここで決着するっていう意志も固かったみたいで、

リスタートしてから30秒ほどが過ぎた辺りでまたもや同じタイミングで、

それはまるでデジャブのような返しの右フックだったんだけど、

これこそサウスポーの右フックだって感じがまたもやのハードヒットで、

多分ダメージを払拭できてないところだったもんで、

堪らずゴンサレスが昏倒仰向けダウンしてしまって1分18秒、

その倒れ方が余りに激しかったもんでそのまま即のストップエンドだったんだわ。

 

あのゴンザレスがっていう衝撃が強かったせいもあってか、

レフェリーもスタッフ達もすぐに立ち上がらせない方がいいって判断して、

だからゴンサレスはとっても悲しそうな表情をして空(くう)を見やってたんだわ。

 

 

必ずしもベストには見えなかったゴンサレスだったんだけど、

それでも正面切っての殴り合いで張り倒されてしまったのは明白な事実な訳で、

復帰できるのかなあって思ってしまったんだよね。

 

 

試合中に気になったのは田中繊大トレーナーのポジションで、

位置的にはチーフセコンドだったけど、

隣のオッサンがやたらガナッてたんだけど、

どういう役割分担になってたのかなあってことなんだよね。

 

 

それとこれはいつも思うことなんだけど、こういう試合にあたって、

わざわざ引き分け予想投票をする人の気が全く知れなくて、

単なる受け狙いなのかも知れないけど、とにかく友達にはなり得ないなあ……。

 

 

 

【本日のベスト6ボクサー】

① シーサケット・ソールンビサイ

② 井上尚弥さん

③ ファン・フランシスコ・エストラーダ

④ カルロス・クアドラス

⑤ ローマン・ゴンサレス

⑥ アントニオ・二エベス

 

 

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