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2017年9月 5日 (火)

8月度ランキング

 

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“グラント・グリーン”

 

一番黒っぽいジャズ・ギタリストって言えば自分的にはこの人で、

それ程のテクニックは感じさせないんだけど重量感が凄いんだわ。

彼のベスト・アルバムは “アイドル・モーメント” だね、やっぱり……。

 

 

 

8月度のランキングは7月26日~8月30日までの試合を対象に

9月1日に発表されたんだけど、

女子ボクサーを別括り別紙にして出来たスペースに、

新たにWBOのAPチャンピオンが記載されるようになったんだわ。

 

後は隅っこに囲われてみそっかすみたいな扱いになってる、

日本タイトル挑戦保留選手リストを元の世界ランカーリスト(15位以内)に

戻せば一応一段落なんだけどね。

 

 

ただ日本ランキングに関しては最近、

A級で1勝すれば何らかのランキングを付与してくれっていう要求が出てて、

それは特に地方の弱小ジムからの要望みたいなんだけど、

結局はジムの宣伝に使って練習生募集の役に立てようっていう思惑か、

ボクサーに対する安っぽい媚び以外の何物でも無いって思ってて、

そんなスッカスカのランキング表を作ってどうしようっていうのか、

ランカーとしてのプライドが霧消して格が下がるだけだって思うんだけどね。

 

今のところ、ランク20位までを設定して12位くらいまでにタイトル挑戦権を

与えるっていう方向で調整されてるみたいなんだけど、

そんな小手先のことが業界の振興策にでもなるとでも思ってるのかなあ。

 

まずはちゃんとしたファイトマネーが支払われてるか、

全国のジムをチェックする事の方が余程先に実施すべきだと思ってて、

日本タイトル戦をやって5万円しか貰えないっていうなら、

プロボクサーを目指す若者は馬鹿だと思われても仕方なくて、

もうホントに腹が立つったらない訳で、

これじゃあもう新しいコミッションと新しい協会を作るしかないのかなあ……。

 

 

8月度のランキング表の世界王者の欄には何と12人もの名前が並んでで、

昔の2団体から4団体になったとはいえ、こんなことは空前絶後だと思うんだけど、

業界全体としての盛り上がり方は実に寂しい限りで、

ボクシングそのものが好きだっていう人を増やせなくて集め切れてなくて、

会場にはそのボクサーの個人的な取り巻きだけが、

そのボクサーだけを見に行くって感じなんだよね。

 

 

ランキング表には90人程の知り合いボクサーの名前が載ってるもんで、

彼らの為に今月も異動状況を書いておくって感じなんだよね。

 

 

≪8月度ランキング≫

 

【世界チャンピオン】

山中竜也さん(WBO獲得)、京口紘人さん(IBF獲得)、田口良一さん(WBA6)、

拳四朗さん(WBC獲得)、田中恒成さん(WBO1)、井岡一翔さん(WBA5)、

比嘉大吾さん(WBC獲得)、木村翔さん(WBO獲得)、井上尚弥さん(WBO5)、

久保隼さん(WBA獲得)、小國以載さん(IBF獲得)、

ホルヘ・リナレス(WBA1、WBC3)の計12名。

 

山中さんは7月27日のタイトル戦で福原辰弥さんに3-0勝ちして王座ゲット、

敗れた福原さんは保留選手リスト入り。

 

木村翔さんは7月28日のタイトル戦でゾウ・シミンに11RKO勝ちして王座ゲット。

 

山中慎介さんは8月15日にルイス・ネリに4RKO負けして、

一旦保留選手リスト入り。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

小浦翼さん(獲得)、中山佳祐さん(獲得)、マーク・ジョン・ヤップ(1)、

大竹秀典さん(1)、伊藤雅雪さん(3)、中谷正義さん(7)、太尊康輝さん(2)、

藤本京太郎さん(1)の計8名。

 

小浦さんが7月29日のタイトル戦に4RKO勝ちして王座ゲット。

 

太尊さんは7月30日にランク14位との防衛戦に3-0勝ちして防衛2度目。

 

 

 

【WBO AP チャンピオン】

伊藤雅雪さん(1)、荒川仁人さん(獲得)、近藤明広さん(獲得)、

小原佳太さん(獲得)、藤本京太郎さん(獲得)の計5名。

 

小原さんが8月10日、ナロン・ボーンチャンに2RKO勝ちして王座ゲット。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……小西伶弥さん(獲得)

松井健太さんが平井亮輝さんに入れ替わって2位にアップしてるんだけど、

これはこの二人が8月20日に試合する予定だったのが、

平井さんの棄権で流れてしまったことによるものだね多分。

 

7月30日にタイボクサーに1RKO勝ちした谷口将隆さんは4位のまま。

 

5位だった小浦翼さんはOPBF王者として転出。

 

8月2日にノーランカーに2-1勝ちした春口直也さんは自然アップの8位。

 

8月13日にインドネシアボクサーに3-0勝ちした冨田大樹さんも同じく10位。

 

空が1名分増えて4名分。

 

 

 

【ライトフライ級】……久田哲也さん(1)

久田さんは7月28日のタイトル戦で角谷敦志さんに3RKO勝ちして初防衛、

敗れた角谷さんは1位から4位にダウン。

 

代わって小野晃輝さんが1位に自然アップ。

 

8月23日、中谷潤人さんに6RKO負けしたユーリ阿久井政悟さんが

4位から7位にダウン。

 

ってことで8月15日にノーランカーに3-0勝ちした堀川謙一さんが

5位から3位にアップ。

 

8月6日に矢島大樹さんに1-2負けした戸谷彰宏さんは10位から

最下位の12位にダウンして矢島さんが11位にランクイン。

 

空きが1名分減って3名分。

 

 

 

【フライ級】……黒田雅之さん(1)

8月4日に青山功君に2-1勝ちした星野晃規さんは2位のまま。

 

8月23日、ユーリさんに6RKO勝ちした中谷潤人さんが14位から9位にアップ。

 

8月4日にガンバレ将太さんに8RKO勝ちした太田輝さんが13位にランクイン。

敗れた将太さんは12位から踏み止まっての14位なんだけど、

山下賢哉さんがSF級に転級したのと、

村井貴裕さんが試合棄権したことで助かったのかなあ……。

 

 

 

【スーパーフライ級】……船井龍一さん(1)

翁長吾央さんは8月30日にインドネシアボクサーに3RKO勝ちして1位を維持。

 

同じ日に井上拓真さんに0-3負けした久高寛之さんが、

そのまま2位に留まってる理由って何なのかなあ……。

 

それから8月23日に山下賢哉さんに1RKO負けした田之岡条さんが、

3位からいきなり11位にダウンしてるんだけど、

他の階級の異動状況と比較しても、これはどう考えても下げ過ぎだと思う訳で、

せいぜい8位か9位に留めるのが妥当じゃないかと思う訳で、

ランキング委員会が大きなジムに気を使ったとしか思えないんだよね。

 

田之岡さんに勝った山下賢哉さんがF級から転入して以前の9位から7位にランク。

 

7月30日にタイボクサーに5RKO勝ちした向井寛史さんは自然アップの6位。

 

8月30日にフィリピンボクサーに3RKO勝ちした川口勝太さんは13位のままで、

8月5日に若松竜太さんと0-0引き分けた大塚隆太さんが、

12位から14位にダウンしてしまったんだわ。

 

空きが1名分あったのが埋まったね。

 

 

 

【バンタム級】……赤穂亮さん(1)

赤穂さんは8月5日の齋藤裕太さんとのタイトル戦に9RKO勝ちして初防衛。

敗れた齋藤さんは1位から4位にダウン。

 

代わって1位に自然アップしたのは菊地永太さん。

 

8月11日、坂本英生さんと1-1引き分けた川口裕さんは5位のままで、

勿論坂本さんも11位のまま。

 

8月6日にタイボクサーに3RKO勝ちした清瀬天太さんも10位のまま。

 

8月5日に高橋竜平さんに2-1勝ちした入口裕貴さんが12位にランクインして、

敗れた高橋さんが12位からのランクアウト。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……久我勇作さん(1)

久我さんは7月29日、田村亮一さんとタイトル戦に3-0勝ちして初防衛、

敗れた田村さんは5位から7位へ小規模ダウン。

 

8月23日に石田凌太さんに2-1勝ちした水野拓哉さんは2個上がって11位。

 

8月6日、タイボクサーに1RKO勝ちした上谷雄太さんは14位のまま。

 

 

 

【フェザー級】……坂晃典さん(獲得)

8月10日に中川兼玄君に3-0勝ちした木村吉光君は15位のまま。

ってことでこの階級は全く異動ナシ。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……空位。

尾川堅一さんが王座を返上して保留選手リスト入りしたんだけど、

すぐ下の1位には末吉大さんがいて、まさか同門対決っていう訳にもいかず、

こういう場合、OPBF以外の逃げ道の地域タイトルの充実は有り難いよね。

 

8月6日に永田翔君に3-0勝ちした大里拳さんが金子大樹さんと入れ替わって3位。

 

8月22日、粕谷雄一郎さんに2-1勝ちした富岡樹さんが8位にランクインして、

敗れた粕谷さんは7位から11位にダウン。

 

8月23日に水野拓哉さんに1-2負けした石田凌太さんが2個下がって14位。

 

8月23日、石井龍誠君に2-0勝ちした三瓶数馬さんが、

松下拳斗さんの引退ランクアウトにも恵まれて15位にランキング。

 

 

 

【ライト級】……空位。

西谷和宏さんが返上して保留選手リスト入り。

 

8月10日にタイボクサーに2RKO勝ちした吉野修一郎さんは当然1位のまま。

 

8月11日にノーランカーに1-1引き分けた前田紘希さんも13位のまま。

 

ここはそれだけ。

 

 

 

【スーパーライト級】……麻生興一さん(1)

8月6日、ノーランカーに5RKO勝ちしたデスティノ・ジャパンは勿論1位のまま。

 

8月13日にタイボクサーに4RKO負けしたっていうのに、

丸岡裕太さんは7位から10位への小規模ダウンで留まってて、

SF級の田之岡さんに対する処遇とは明らかに不公平感が強くて、

ランキング委員会の中に関西系を偏重するメンバーがいるのは間違いなくて、

そもそもタイボクサーにKO負けする確率っていうのは200分の1もなくて、

例の宮崎某以来じゃないのかなあ……。

 

前月まで1名分の空きがあったところに8月23日の試合で、

吉開右京君相手に豪快な3RKO勝ちした平岡アンディさんが15位に滑り込み。

 

 

 

【ウェルター級】……有川稔男さん(正規)、坂本大輔さん(暫定)

8月11日。タイボクサーに2RKO勝ちした矢田良太さんは2位のまま。

後は全く異動ナシで4名分の空きも変わらず。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……井上岳志さん(1)

井上さんは8月10日、長濱陸さんとのタイトル戦に8RKO勝ちして初防衛。

敗れた長濱さんは1位から4位にダウンして代わって新藤寛之さんが1位にアップ。

 

5位だった細川貴之さんが引退ランクアウトしたもんで、

空きが1名分増えて6名分。

 

 

 

【ミドル級】……西田光さん(1)

この階級は静まり返ったままの全く異動ナシで、空き9名分も変わらず。

 

協会は新しいプランでこの階級のランカーをどう埋めるつもりなのかなあ……。

 

 

 

【保留選手リスト】

福原辰也さん、原隆二さん、八重樫東さん、河野公平さん、五十嵐俊幸さん、

江藤光喜さん、井上拓真さん、石田匠さん、村中優さん、帝里木下さん、

山中慎介さん、大森将平さん、益田健太郎さん、岩佐亮祐さん、亀田和毅さん、

松本亮さん、細野悟さん、大沢宏晋さん、カシミ・セルバニア、尾川堅一さん、

荒川仁人さん、西谷和宏さん、小原佳太さん、岡田博喜さん、近藤明広さん、

亀海喜寛さん、野中悠樹さん、村田諒太さんの計28名。

 

この欄は元々28名分のスペースしかなくて、

あと一人でも新規参入があればパンクするところで、

8月は4名の新規参入があったんだけど、

一方では偶然にも同じ4名の脱却者があったもんで何とか納まったんだよね。

 

新規参入ボクサーは福原さん、山中(慎)さん、尾川さん、西谷さんの4名で、

脱却組は山中竜也さん、木村翔さん、内山高志さん、三浦隆司さんの4名。

 

山中(竜)さんと木村さんは世界王者としての転出なんだけど、

内山さんと三浦さんは引退アウトってことで一時代が終わった感がシミジミで、

お疲れさん、色々胸をときめかせてくれてアリガトねって感じなんだよね。

 

以前からのリスト入りしてるボクサーで8月に試合をしたのは、

益田さんと松本亮さん、それに亀海さんの3人で、

益田さんは7月30日にマーク・ジョン・ヤップとのOPBFタイトル戦で4RKO負け、

松本さんは8月30日にインドネシアボクサーに5RKO勝ち、

亀海さんは7月26日にミゲール・コットに0-3負けっていう結果だったんだわ。

 

 

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