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2017年8月24日 (木)

後楽園ホール・8月23日

 

Img_1216

“虹”

 

ちょっと前の雨上がりの夕暮れの虹で、

右半分が撮れてないんだけど余り見た記憶がないほどの半円形だったんだわ。

 

 

 

観戦記の前に高校野球のことをちょっとね……。

 

準決勝に残りそうな高校は西日本では広陵と大阪桐蔭、

東日本では花咲徳栄と東海大菅生じゃないかって思ってたら殆どその通りで、

ただ天理が大阪桐蔭に代わっての準決勝進出で、

最終的には広陵と東海大菅生とで決勝戦じゃないかって思ってたのが、

結局は広陵対花咲徳栄ってことで、

昨日の決勝戦は花咲徳栄が埼玉県勢で初めての優勝だったんだわ。

 

世間では通算ホームランとか打点の新記録が生まれたって大騒ぎなんだけど、

しっかり見たというより流し見ではあったんだけど、

それでもほぼ全試合を見た自分の感想からすると、

あれは飛び過ぎるボールのせいじゃないかって思ってて、

同じ回の表裏で満塁ホームランが出るなんて尋常じゃないし、

ゴルフでも飛び過ぎるボールの登場で従来のゴルフが無茶苦茶になるって事で、

現在はボールの反発係数に制限が為されてるんだけど、

それと同じでプロ野球でも何年か前にそういう問題がクローズアップされて、

結局元に戻されたっていうことを薄っすら記憶してるんだけどね。

 

飛び過ぎボールの他に気が付いた点を幾つかを挙げてみると……。

 

☆ 投手がフォークやチェンジアップ等の変化球に頼り過ぎる。

☆ 変化球が多い分キャッチャーのパスボールがやたら多い。

☆ 相対的に内野手が下手。

☆ ピンチに際してヘラヘラ笑いながらの投手が多かった。

☆ ワン&オンリーの絶体的エースがいるチームより

   複数の中エース級を抱えたチームの方が勝ち残る率が高い。

☆ 投手にしろ打者にしろ将来プロで活躍しそうな選手がとっても少なかった。

 

それにしても大差が付き過ぎて途中から興味を失ってしまった試合が多かったし、

出場チーム全体のレベルの低さは近年稀に見るほどだったなあ。

 

 

 

昨日の後楽園ホールは23日の続きって感じで、

ユース王座の準決勝戦と決勝戦が5試合組まれてて、

テクニック的には圧倒的に前日を上回ってる試合が幾つかあって大満足。

 

 

① 龍神佳輝君(ワタナベ)×山西隆廣君(新日本木村)……L 4R

2勝3敗1分の21歳・山口県と、2勝(1KO)5敗(2KO)の26歳・東京都。

 

<1R>

フレームのデカイ龍神君が力勝負を優勢のまま進めてたんだけど、

それでもお互い1~2発打ってはすぐに組み付くっていうのが多くて、

それが延々だったもんで仕方なく一旦の休憩タイム。

 

 

後で確かめたら2Rに龍神君がダウンゲットしての

39-36、39-37、38-38ってことで随分バラけての2-0ってことで、

龍神君の判定勝ちだったんだわ。

 

 

 

② 山本祥吾君(ワタナベ)×泉谷貴史君(越谷634)……L 4R

1勝2敗(1KO)の25歳・茨城県と、1勝(1KO)1敗(1KO)の26歳・東京都。

 

<1R>

泉谷君はいかにも肩をいからせ過ぎでスムースな腕の回転が出来てなくて、

リラックスした感じの山本君の動きの方がこなれてて、

1分01秒に右クロスをヒットさせて泉谷君をグラッとさせた途端の一気攻めで、

そのまま泉谷君を南ロープに追い詰めたところで右ストレートを大直撃。

 

堪らず泉谷君が倒れ込んだところで即のストップエンドで、

1分04秒、山本君のTKO勝ちだったんだけど、

ジャブから右への繋がりがとってもスムースだったのが勝因だと思うんだけど、

それにしても山本君、2015年に17歳でデビューして、

今年25歳ってパンフに書かれてたんだけど、そんなことないよね。

 

 

これ以降の5試合は日本ユース王座の準決勝戦と決定戦だったんだわ。

 

 

③ 大野俊人君(石川)×小林孝彦君(10 COUNT)

                         ………SL 6R

5勝(5KO)1敗(1KO)の21歳・東京都と、

6勝(5KO)2敗(2KO)の21歳・埼玉県。

 

この試合は準決勝戦で、自分は大野君の勝ちを予想してたんだけどね……。

 

<1R>

開始11秒での小林君の左フックがこの試合の最初のクリーンヒットで、

大野君も25秒に右のクロスを当て込んでのお返しヒットだったんだわ。

 

小林君がリーチで優位な中、大野君が若干プレスを効かせていったんだけど、

大野君の攻め込みは前振りが少な過ぎのいきなり系に終始してて、

何となく小林君に捌かれてるって感じが続いてたんだわ。

 

大野君が大きく狙い過ぎてた中、1分25秒での小林君の右クロスが効果的で、

その後も残り7秒での右ショートアッパーでポイントゲットを明確にしてたなあ。

 

<2R>

大野君のいきなり系がことごとく外されると共に、

足を使っての小林君の当て逃げ系が流れを作っていったんだけど、

自分にはこの日の小林君の戦い方はらしくないとしか言えなくて、

ハードパンチャー対決を敢えて避けたポイントボクシングって決めてたみたいで、

とにかく勝ちに徹すればそういう戦い方もチームとしては充分有りなんだろうけど、

単なる観戦者にとっては全く面白くない展開になっていった訳で、

空回りを続ける大野君が歯がゆくなったまま一旦休憩タイムゲットだったんだわ。

 

 

そのままラウンドが進むごとに1ポイントづつ失ってしまいそうだった大野君、

どんな感じになったのかって5R途中に戻ってみたら、

小林君が緩んだところを右目周辺を腫らせた大野君が必死追撃してるところで、

何と小林君はまるで別人のようにそこらじゅうを逃げ回ってたんだよね。

 

<6R>

大野君が激しく追い立てまくって、小林君が逃げ回ってたんだけど、

その小林君はやたらゴロンゴロン転んで余程休みたいのかって感じで、

最後の方はもう立ってるのがやっとって感じで、

逃げまくって体を屈めてただけで殆ど何も出来ないままだったんだわ。

 

このラウンドは自分には10-8ほどもの大差を感じたもんで、

最終スコアがとっても気になったんだけど結局、

58-56、58-57、57-57ってことで小林君の2-0勝ちってことで、

仕留め切れなかった大野君はつくづくの痛恨だったんだわ。

 

 

 

④ 吉開右京君(島袋)×平岡アンディ君(大橋)……SL 6R

5勝(4KO)1敗の20歳・沖縄県と、

9勝(6KO)0敗のサウスポー、21歳・神奈川県。

 

この試合も準決勝戦で、

外園隼人さんに似た風貌の吉開君を陰ながら応援してたんだけどね……。

平岡君は21歳なったと思うんだけどパンフでは20歳になってたね。

 

<1R>

平岡君の方がフレーム的に大分余裕があったんだけど、

吉開君は何ら怯むことなくまずは開始24秒に右クロスをクリーンヒット。

 

一瞬揺らいだ平岡君、いつもなら序盤にいいのを貰ってしまうと、

それほどハートの強くないところを見せて警戒気味になってしまうんだけど、

この日のっていうか最近の彼はジムを変わった効果も伴ってか、

すぐに立て直して一転攻勢を仕掛けていったんだわ。

 

それでもこのままだと吉開君のポイントだなあって思ってた残り36秒、

青コーナー近くでグイッと踏み込んでの強烈なフックを左、右って打ち込んで、

体勢を崩したままロープに飛ばされてしまった吉開君からダウンゲット。

 

<2R>

相手が打ち込んでくる瞬間に合わせる平岡君のショートブローが抜群で、

そのタイミングといい当て勘といいもう惚れ惚れモンだったんだわ。

 

すっかり相手のリズムとタイミングを把握した感じの平岡君、

残り22秒のリング中央でまたもや実に華麗なカウンターヒットで、

右ショートフックを貰ってしまった吉開君が体を捻じるようにして2回目のダウン。

 

<3R>

相当なダメージを負ってた筈の吉開君もまだまだ諦めてはいなくて、

再度ジャブから立て直していったんだけど開始41秒、

殆ど赤コーナー前だったんだけど、平岡君がまたまたのカウンターショットで、

今度は左ストレートが渾身の当たりだったもんで吉開君、

一発失神系の仰向けバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

余りに激しい倒れ方だったもんでレフェリーも即のストップエンドで、

0分46秒、圧倒的な力量差で平岡君のTKO勝だったんだわ。

 

 

ってことで、この階級の決勝戦は小林孝彦君×平岡アンディ君になったんだけど、

小林君は今日よりもっともっと走りまくらないと瞬殺されてしまいそうだなあ。

 

一方の吉開君なんだけど、強いメンバーとのスパーとか対戦を増やせば、

もっともっと伸びるんじゃないかって自分は思ったんだけどね。

 

 

 

⑤ 武田航君(角海老)×中村祐斗君(市野)……B 8R

10勝(4KO)1敗1分のサウスポー、23歳・神奈川県と、

7勝(6KO)3敗の20歳・三重県。

 

この試合は決勝戦だったんだけど、

中村君は初見のボクサーで、そのKO率は脅威だったんだけどね……。

 

<1R>

中村君はジャブ省略系のいきなり強めのワンツーボクサーで、

そういうスタイルだっていうのはすぐに解って、

実はそれだけでしかないっていうのもすぐに解って、

巧さがそれに伴ってないところに武田君の勝ち目が見えてきたんだよね。

 

ってことでまずは武田君のジャブが意外に簡単に2発連続ヒットして、

そのジャブはその後もほぼ当て放題って感じで、

中村君には全く見えてなかったみたいで、

で、残り1分を過ぎると中村君の顔面はそこそこ赤くなっていったんだわ。

 

中村君はひたすら顔面狙いのワンツーオンリーではあるんだけど、

その全てを必殺系で打ってくるから武田君、くれぐれも要注意なんだよね。

 

<2R>

武田君には一発の威力はないんだけど積み重ねればダメージを与えられる訳で、

ひたすらそれを信じて細かい手数の集積を目指してたんだけど、

相変わらず相手はガァーッと突っ込みながらブンブン振ってきて、

明らかにガチャガチャの乱闘系を希望してるみたいだったんだわ。

 

ジャブ無しの相手っていうのは武田君にとっては有り難いことこの上なくて、

一見危険度に満ちた振り回しも見極めれば実に単調な訳で、

ラウンド半分が過ぎた頃、中村君の突っ込みを左に交わしたその直後、

タイミングのいい右フックをヒットさせてリングほぼ中央で華麗なダウンゲット。

 

それ程のダメージを引きずることなくのリスタートだったんだけど中村君、

その後も武田君の左ストレートをまともに貰うことが多くて、

体の動きにそれほどの劣化は見られなかったんだけど、

それでも顔面はかなりイビツになってきたんだわ。

 

<3R>

不用意な一発さえ貰わなければっていう条件付きではあったんだけど、

ほぼ武田君の勝ち目が見えてきたんだけど、

不用意な一発を貰ってしまうってこともボクシングではしょっちゅう起こる訳で、

全くポイントを取り切れてない中村君もまだまだ元気満々で、

武田君も集中を切らす訳には行かなかったんだわ。

 

それにしても中村君、いつまで経っても初回のままで、

そんな右をいきなり大きく振り出していっても当たるもんじゃなくて、

全く当たらないから焦るのかも知れないんだけどとにかく粗くて雑々のままで、       

そうこうしてる間に武田君のジャブを左ストレートを当てられ放題だったなあ。

 

<4R~5R>

気持ちとフィジカルの強さは驚異的な中村君だったんだけど、

技術的なことは余り教わってないような勿体無さで、

攻撃に際しての工夫の無さは信じられないほどだったし、

相変わらず顎が上がったところでの被弾が納まらなくて、

頭をガックンガックンさせる打たれ方の形が悪過ぎだったんだよね。

 

武田君も4Rに左目上をバッティングカットしての一段落だったんだけど、

中村君としてはまぐれでもいいからどこかでブチ当てて倒さない限り、

勝ち目は無くなりつつあったんだわ。

 

見栄えが良かったのは武田君のボディブローからの繋ぎの顔面ヒットと、

5R終了ゴング直前の左ストレートだったなあ。

 

<6R>

中村君としてはどこかで圧倒的に飛ばさないといけないんだけど、

最初っからずっと一本調子でメリハリも効いてなかったんだけど、

武田君の方もここに来て打ち疲れのようなものが垣間見えてきて、

特に打ち終わりが雑というか緩みつつあったんだわ。

 

<7R>

元気っていう点では中村君の方が勝るようになってきて、

武田君としては変な無理をせず適当にあしらった方がいいような感じで、

ラウンド開始直後からの30秒間を相手の自由にさせ過ぎてたんだけど、

1分40秒辺りでの打ち合いで大きく挽回して、

残り1分、手数の落ちた中村君を更に攻め立てたんだけど、

中村君の踏ん張りもホント半端じゃなかったんだよね。

 

<8R>

無駄なイッセノセを避けながら武田君にはパーフェクト勝ちが見えてきて、

強めの左ボディから最終ラウンドを始めたんだけど、

ここに来ていきなり消耗が目立ってきた中村君は殆ど反撃に移れないままで、

それならってことで攻勢を強めた武田君が手抜きの無い一気の追い込みで、

最後は中村君を南ロープに押し付けてのワンツーをヒットさせて、

体勢が緩んでしまったところでレフェリーがもう止めようねストップしたんだわ。

 

 

倒せるタイミングを逃さなかった武田君が1分48秒でのTKO勝ちで、

周囲で見てた他ジムの会長達も彼は逞しくなったよねって言ってたんだわ。

 

 

 

⑥ 石田凌太さん(宮田)×水野拓哉さん(松田)……SB 8R

8勝(6KO)1敗(1KO)のSFe級11位、21歳・東京都と、

11勝(11KO)1敗1分のSB級13位、22歳・愛知県。

 

この試合も決勝戦だったんだけど、

普段二人が所属する階級には二つもの差があって、

つまりリミットでは3.6㎏も違うクラス同士の戦いってことで、

自分はひたすら石田さんの減量の影響を心配したんだよね。

 

<1R>

やっぱりフレーム的には石田さんの方が圧倒してて、

ラウンド序盤は水野さんの方に遠慮というか警戒感が強かったんだよね。

 

基本的なプレスは石田さんで、スピードは水野さんだったんだけど、

二人共同じようなボクシングスタイルだったんだわ。

 

石田さんは実にいい左フックで先攻してて、

水野さんは基本的にはイッセノセの単純系で、

特別の小技も持ち合わせて無さそうだったんだわ。

 

<2R>

コンビネーションブローも上下の打ち分けに関しても

水野さんには特に見るべきものが無くて返しの左に対する意識も希薄で、

接近してのボディブローの他は右一本頼りって感じだったんだよね。

 

石田さんにも特別の有効打は無かったんだけど、

攻勢点で僅かなポイント差をゲットしたんじゃないかなあ。

 

<3R>

こんな感じなら石田さんの楽勝じゃないかなあって見てたら、

このラウンドの初っ端から体寄せ合っての揉み合いになった途端、

水野さんが水を得た魚のように元気なっていって、

これまた僅かではあったんだけどこのラウンドは水野さんポイントだったなあ。

 

<4R>

お互いに膠着状態っていうかマンネリ系になってしまって、

きっかけになるパンチが欲しいところだったし、

攻め方の工夫が求められたんだけど、流され始めたのは石田さんの方で、

相手の土俵の密着ボディ戦で消耗してしまったみたいで、

全体の腕振り自体もかなり鈍くなってきたんだわ。

 

こりゃこのまま押し流されてしまいそうだな、

やっぱり石田さんには減量が過酷過ぎだったとしか思えず、

普段ならこんなことは無いのになあって思いながらの離席だったんだわ。

 

 

その後も場内はリング上のやり取りに大騒ぎで、

ただ乱暴なだけの前後不覚の殴り合いに大盛り上がりだったんだけど、

自分には石田さんの不出来が拮抗した試合にしてしまったとしか思えず、

残念ながら、まるで他人事のような感覚から抜け出せなかったんだよね。

 

 

ってことで発表されたスコアが77-75×2、76-77の2-1で、

水野さんの僅差判定勝ちっていうのもそんなもんかなあって感じだったんだわ。

 

 

地元判定が著しいって聞かされてる中日本の人達に、

東日本は結構ちゃんとしてるってところを見せられたのだけが良かったね。

 

 

 

⑦ 中谷潤人さん(M・T)×ユーリ阿久井政悟さん(倉敷守安)

                          ………F 8R

12勝(9KO)0敗のF級14位、サウスポー、19歳・三重県と、

11勝(7KO)0敗1分のLF九4位の21歳・岡山県。

 

<1R>

阿久井さんは相手の中間距離からの強打を警戒してのシッカリガードで、

何とか詰め寄って打ち込むチャンスを窺ってたんだけど、

スタンスが広い割にはショートブローも巧い中谷さんは全てにおいて万全で、

残り4秒には綺麗な左ストレートを狭いところに打ち込んでたんだわ。

 

中谷さんは右手を前に置いて好きな距離をキープしようとするんだけど、

だからって接近戦が不得意って訳では決してなくて、

一旦詰まったところでのショートブローの迫力も実に半端じゃないんだよね。

 

<2R>

お互いの前の足が交差することが多くなってきて、

いよいよの接近戦が始まりつつあったんだけど、

二人共極上に近いディフェンス能力を備えてるもんで、

中々簡単にはクリーンヒットをさせて貰えなかったんだけど、

残り1分08秒、中谷さんの鋭い左ストレートが小気味よくヒットして、

思わず阿久井さんがユラッとしてまったんだわ。

 

それにしても密着しての中谷さんのショートアッパーは誰に教わったのかって程で、

右も左も体を傾けながら2~3発も連続打ちするもんで惚れ惚れだったんだわ。

 

<3R>

総体としての手数は阿久井さんも劣ってはいなかったんだけど、

狭いところを正確に当て切る能力としては比較になってなくて、

特に例のショートアッパーは常に圧巻圧巻で、

フックを打たれるのを嫌って阿久井さんが左右顔面を固めるところを

その両肘の間を通すように鋭く打ち上げてたんだよね。

 

<4R>

開始1分過ぎから中谷さんのショートラッシュが続いたんだけど、

その後は一旦離れて距離を作ったところから長い強めのワンツーを打ち込んで、

すぐ詰めてショートラッシュしてまた離れて長い距離の打ち込みって、

相手にとってはパンチの強弱と距離の遠近の両方で攻め立てられる訳で、

阿久井さんとしては手の施しようが無いって感じになってしまって、

残り8秒からは防戦一方のまま相当追い込まれてしまったんだわ。

 

<5R>

阿久井さんも踏ん張って折々のボディブローには渾身の力を込めてたんだけど、

それだけで相手を倒し切るのはタイボクサーでない限り殆ど無理な訳で、

そこから有効な顔面ヒットに繋げ切れないままのことが続いてて、

どうしてもポイントを取り切るところまではいかなかったんだよね。

 

<6R>

まだまだ阿久井さんもいいショットを垣間見せてたんだけど、

そこからの一連の打ち合いが一段落してみれば明らかな打ち負けで終わってて、

残り1分半頃からは体の揺らぎが目立つようになってきたんだわ。

 

八方手を尽くしはしたけど万事休すって感じになってしまった阿久井さん、

最後はディフェンス姿勢を固めたまま南ロープに押し付けられてしまって、

フィニッシュに入ろうとした中谷さんとの間にレフェリーが割って入って2分01秒、

中谷さんの圧倒的なTKO勝ちだったんだわ。

 

 

敗れた阿久井さんに通路で 「お疲れさん。」 って声を掛けたら、

物凄くサバサバしてるような感じだったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 中谷潤人さん

② 平岡アンディ君

③ 武田航君

 

 

 

“PLANET 9” のファイトマネーの件に関しては、

結構沢山のコメントが入ってたんだけど、

「○○ジムをぶっ潰して下さい。」

「××ジムを調査して下さい。」

「△△ジムはどうしようもないです。」 的なモノが多くて、

要するに根拠不明の単なる中傷の域を出てなかったり、

どこがどういう風におかしいのかが説明されてなかったりして、

公開するのを控えたもんで悪しからずです。

 

 

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