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2017年8月11日 (金)

後楽園ホール・8月10日

 

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“ハニー・メイプルナッツ”

 

カシューナッツやアーモンド、クルミ、マカダミアナッツ、ぺカンナッツ等を

ハチミツとメイプルシロップでコーティングしたもので3,000円ほどもするもんで、

エイヤッて自作したのを元の瓶に入れてみたんだわ。

 

ハチミツやメイプルシロップを多過ぎないようにするのがポイントで、

フライパンの火は弱目にしてシロップが無くなるまでかき混ぜながら熱して、

出来上がったら即冷蔵庫で冷やすのがいいようなんだわ。

 

何も参考にしない自己流だから最初は2回連続で失敗してしまったんだけど、

今回はそこそこの満足度で、

次はナッツのツルツル感というかテカリ感を増すのが課題なんだよね。

 

 

 

昨日は “ダイヤモンド・グローブ” だったもんでいつものように、

赤青コーナーが逆だったんだけど、最終試合では赤青を逆にしたり、

途中の試合でも同じジムが赤になったり青になったり面倒だったなあ……。

 

 

 

① 内山大志君(ワールドS)×保坂倫之君(稲毛)……SFe 4R

デビュー戦の24歳・大阪府と、デビュー戦の32歳・千葉県。

 

<1R>

まるで事前に二人で打ち合わせでもしてたかのように、

開始ゴング直後からガードを固めて頭寄せ合ってのゴニョゴニョ戦で、

それがもう延々だったもんでいきなりの休憩タイムで、

リング上は殴ってもいいレスリングって感じだったんだわ。

 

後で結果を確かめたら39-37×2、38-38ってことで内山君の2-0勝ち。

 

 

 

② 何チャラ・トーゴー×大湾硫斗君(白井具志堅)……6R

8勝(3KO)2敗2分の20歳・タイと、1勝(1KO)0敗の19歳・沖縄県。

 

大湾君は強いんだろうとは思うんだけどデビューから2連続タイボクサー相手で、

ってことはやっぱり自分としてはスルーしかなくて、

いつか日本人と試合するときに真面目に見るつもりなんだわ。

 

ってことで当然の如く大湾君の1R1分11秒って1揃いのKO勝ちで、

B級デビューしての2連勝でこれでA級昇格ってことで……。

 

 

 

③ 掃部真志君(ワールドS)×中川公弘君(ヨネクラ)

                         ………Fe 6R

5勝(4KO)2敗1分の23歳・広島県と、6勝(3KO)2敗1分の25歳・秋田県。

 

掃部君は8戦してるんだけど見覚えが無いなあって思ったら、

この試合が移籍初戦だったんだわ。

 

<1R>

掃部君は打ち出しのタイミングがとっても良かったし、

返しのショットもシッカリ打ててたんだわ。

大きな差が無かった中、若干のヒット差でまずは掃部君がポイントゲット。

 

<2R>

この日の中川君は何だか腰がフワフワして安定感に欠けてて、

ジャブとボディブローはそこそこだったんだけど、

決めショットの殆どの当たりが薄かったなあ。

 

上下に打ち分けてた左右フックの印象が良くて掃部君が連続ポイントゲット。

 

<3R>

力のこもった掃部君のパンチを直撃され続けて中川君、

顔面がかなり赤くなってきたんだわ。

 

その中川君は相変わらず最初の2発くらいまでで攻撃を終えてしまう事が多くて、

刺激的な有効ヒットに繋げられてなかったんだよね。

 

<4R>

これじゃあヤバいってことで中川君が立て直していって、

初っ端から飛ばしていって最初の30秒までの間に左フックを3発ヒット。

 

それがそこそこの直撃になった途端、掃部君が明らかにペースダウンして、

その後のショート戦でも掃部君の緩みが目立ってたんだわ。

 

その後はそれ程のハードヒットは無かったんだけど中川君、

山ほどの小ヒットを積み重ねて1ポイントバック。

 

<5R>

中川君のボディショットは掃部君を大いに嫌がらせて、

最初の1分間を優勢に推移させてたんだけど、

中川君にも打ち疲れが浮き出てきて二人共若干休み休みになってしまって、

その一段落は返す返すも中川君にとって惜しいほどの今一感で、

その後踏ん張った掃部君に挽回を許してしまったんだわ。

 

<6R>

ダウンゲットしない限り中川君の勝ち目は無かったんだけど、

掃部君の方が休みたがってたのに飛ばし切れないままで、

お互い残り1分からは最後の踏ん張りを見せてはいたんだけど、

中川君の消化不良感が強いままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は58-56で掃部君だったんだけど結局、

58-56×2、58-57ってことでやっぱり掃部君の3-0勝ちだったんだわ。

 

自分の中では中川君のベストはまだ有岡康輔君とのスパーなんだよなあ……。

 

 

 

④ 中川兼玄君(三迫)×木村吉光さん(白井具志堅)……Fe 6R

4勝(3KO)4敗(2KO)の22歳・大阪府と、

7勝(3KO)0敗のランク15位、20歳・香川県。

 

これはもう木村さんが瞬殺というか圧倒してしまうって予想してたんだけどね。

 

<1R>

距離が詰まったところでの木村さんの馬力は尋常じゃないから兼玄君、

フットワークを駆使した上でのジャブが命綱だと思ってたんだけど、

木村さんが若干様子見で始めてた中、

兼玄君が中々の動きを見せながら吹っ切れた打ち出しを見せてて、

全く可能性が無い訳じゃないなって思わせたんだわ。

 

<2R>

木村さんは左肩から一気に突っ込みながらの右フックが得意技だから兼玄君、

くれぐれもの左ガードが肝要なんだけど、ちょっと緩いかなあ……。

 

それでもほぼ互角に戦えてた残り50秒、

兼玄君の右ショットの打ち終わりに木村さんが右ストレートを綺麗に合わせ打って、

直撃喰らった兼玄君が北ロープに飛ばされてしまってダウン。

 

リスタート後の木村さんは余りに力づくの一本調子だったし、

兼玄君もそれほどのダメージを引きずってなかったもんで、

そのまま何とか凌ぎ切ったんだわ。

 

<3R>

決着を付けようと木村さんがガンガン攻め込んでいった中、

兼玄君もフットワークと左ガードに留意しながらの立て直しで、

相手に先手を取られる前の小ヒットの積み重ねで頑張る頑張るで、

残り7秒には木村さんに右ストレートをハードヒットされてはいたんだけど、

ほぼ互角の勝負を譲らなかったんだわ。

 

<4R>

最初の30秒を兼玄君の攻勢で終えた開始1分前、

相手の一段落をきっかけに木村さんが怒涛の進撃で、

ラウンド半分までを飛ばしまくって兼玄君を圧倒したんだわ。

 

やっぱり流れは木村さんかなあって見てた残り1分から今度は兼玄君の逆襲で、

残り35秒にはヒットヒットで木村さんを追い詰めてたし、

残り12秒での赤コーナー前ではショートのワンツーを連続ヒットさせて、

思わず木村さんの腰を揺るがせて膝カックンさせてたんだわ。

 

<5R>

兼玄君の顔面もかなり腫れてたんだけど、木村さんもかなり赤くなってて、

ラウンド開始当初のダメージは木村さんの方が大きかったように見えたんだけど、

兼玄君が飛ばし切れなかったことが幸いしての徐々にの回復で、

1分過ぎでの左フックとそこからのショートコンビがポイントを分けた訳で、

兼玄君としては間断のない攻め込みが欲しいところだったんだよね。

 

<6R>

お互い最後の勝負どころの踏ん張り合いで、

まず先攻したのは兼玄君の方だったんだけど、

1分過ぎからは木村さんに打撃のシッカリ感が戻ってきて、

最後は気持ちの差も垣間見せての終了ゴングだったんだわ。

 

 

ってことで自分は58-55だったんだけど結局、

59-54、59-55、58-55ってことで勿論木村さんの3-0勝ちだったんだけど、

たまにその弱気を表情に見せてしまうようなところもあったんだけど兼玄君、

今迄の試合から思うとこの日の頑張りは想像以上で、

簡単に粉砕されてしまいそうなところから一瞬は相手を追い込みさえもして、

残念ながらこの日の試合で一個負け越してはしまったんだけど、

A級勝ち越し目指して気持ちを強く保って練習練習なんだわ。

 

 

それにしても木村さんは新人王トーナメントの頃から殆ど進歩が見られなくて、

元々持ってるモノだけで試合をしてる感じが拭えなかったなあ……。

 

 

 

⑤ 何チャラ・サイトーン×吉野修一郎さん(三迫)……62㎏ 8R

9勝(3KO)3敗1分の20歳・タイと、

4勝(2KO)0敗のランク1位、25歳・栃木県。

 

サイトーンジム相手にランク1位の吉野さんが負ける筈も無く、

3Rまでに倒せなかったら失格だっていう課題を勝手に与えて、

自分は離席してブラブラしてたら勅使河原弘晶さんがいてね、

彼、10月12日にWBOのAPタイトル挑戦ってことで、

リング挨拶に来たってことだったんだわ。

 

 

この試合は結局というか思ってた通り、

2R0分30秒で勿論吉野さんのTKO勝ちだってね。

 

 

 

⑥ 井上岳志さん(ワールドS)×長濱陸さん(白井具志堅)

               ………日本 SW タイトル戦 10R

10勝(5KO)0敗1分のチャンピオン、27歳・東京都と、

7勝(3KO)0敗1分のランク1位、25歳・沖縄県。

 

長濱さんは当然青グローブだったんだけど、

トランクスもシューズも赤くて何となくチグハグな感じがしたんだよね。

 

<1R>

5㎝ほど身長が上回ってる長濱さんの方がプレスかけて始めてたんだけど、

余り詰め過ぎると井上さん得意の距離になってしまうから要注意で、

ホントはもっと間隔を開けた方がいいんじゃないのかなあ。

 

井上さんは頭とか左肩から突っ込んでの左右フック狙い一本だったね。

 

<2R>

先制のジャブが必要な長濱さんだったんだけど、

打つ前に打たれることが多かったし、

足が使える方ではないから距離キープも不十分で、

接近戦では出番が無いまま距離差だけの試合が固まってきたんだわ。

 

<3R>

長濱さんは自分が打てるタイミングを見計らい過ぎで結果、

待ち過ぎての手遅れ気味が目立ってしまって、

左顔面もそこそこ赤くなってきたんだわ。

 

 

長濱さんはこの後も殆ど手をこまねいてる時間帯が長くて、

そもそも戦い方が絶対間違ってるとしか思えなくて、

このままでいい訳が無かったんだけど全くの井上さんペースを崩せなくて、

展開を動かせないまま、結局は最後まで行きそうになかったもんで、

自分は6Rに席を外してしまったんだけど結局、

8R1分52秒で井上さんのTKO勝ちだったってね。

 

 

長濱さんも木村吉光君と同じで、元々持ってる才能だけのボクシングで、

どの相手とも同じような戦い方をしてる感じだし、

井上さんがどういうボクシングをするのかを全く調べてなかったみたいだったし、

そういう相手を選んでのスパーをしてきたのかって感じだったんだよね。

 

 

 

⑦ 小原佳太さん(三迫)×ナロン・ボーンチャン

           ………WBO AP W 王座決定戦 12R

17勝(15KO)2敗(2KO)1分のWBO AP1位、30歳・岩手県と、

26勝(21KO)2敗(1KO)のWBO AP5位、34歳・タイ。

 

ボーンチャンはタトゥーだらけで褐色のとってもシッカリしたガタイをしてて、

首からふくらはぎまでかなり太い体躯をしてたんだわ。

 

ヨネクラジムから移った横井トレが小原さんのセコンドに付いてたね。

 

<1R>

KO率は小原さんと変わらないボーンチャンは如何にも如何にもで、

一発のパワーは半端じゃなさそうな雰囲気を漂わせての詰め詰めで、

ジャブを省略していきなりの左右フックを万振り強振してきたんだわ。

 

早くも見極めた小原さんが華麗なフットワークを駆使しつつ、

殆どストレートと言っていいってほどのジャブを放って踏み込みを阻止して、

まずは流れを掴んだんだけど、

歴戦士のボーンチャンもラウンド中盤以降には小原さんのジャブに合わせて、

度胸に溢れた右をクロス気味に合わせ打ってたんだわ。

 

<2R>

ジャブだけでそこそこ赤くなってきたボーンチャンに対して小原さん、

開始10秒のところで右アッパーを起点にしての左右フックをヒットヒット。

 

相打ち上等って感じでボーンチャンも怯むことなくのぶつかり合いで、

危険なパンチが交差し合った後の1分過ぎ、

小原さんがまたもやの右フックをアッパー気味にヒットさせて、

手応えを掴んだ途端の飛ばし飛ばしでワンツースリーを連続直撃で、

その攻撃の手際の良さは正しく惚れ惚れで、下半身の安定感も抜群だったし、

ショットの正確さはクールなヒットマンって感じだったんだわ。

 

小原さんはショットの殆どを無駄玉にすることなく極上の当て勘を見せながら、

ムキになって打ち掛かかってきたボーンチャンをいなし続けたんだわ。

 

一旦手応えを感じた時の小原さんの激攻めは比類が無くて、

残り58秒の東ロープ前、右フックをきっかけにこのラウンド3度目の鬼追撃で、

頑強そうなボーンチャンからついにのダウンをゲットしたんだわ。

 

何とかリスタートしたボーンチャンはサイトーンジムの連中とは違うところを見せて、

その後も小原さんの直撃を貰いながらも必死に踏ん張ってたんだけど、

最後は青ポストに押し込まれてしまってのフルボッコで、

逃げ道さえ失ってしまったところで2分43秒のTKOエンドだったんだわ。

 

格の違いっていうのはこういうことを言うんだよなあってシミジミ思ったんだけど、

そもそもこの日の小原さんのデキは自分の中では最上の部類で、

フットワークからポジショニング、上半身と下半身のバランスから始まって、

ショットのタイミングと緩急、その精度からディフェンスに至るまで、

とにかく全ての項目でフルマークだったんだよね。

 

 

中川兼玄君も長濱陸さんもこの日の小原さんの戦い方を十分研究して、

突っ込み突っ込みしてくる相手に対する勉強を重ねて、

キッチリ立て直して欲しいって強く思ったんだよね。

 

 

 

昨日は全7試合が組まれてた中で、白井具志堅と三迫、ワールドスポーツ、

それにタイのジムから其々3人づつ出場したんだけど、

白井具志堅と三迫が2勝1敗でワールドスポーツは3戦全勝ってことで、

勿論タイボクサーは全敗だったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 小原佳太さん

② 掃部真志君

③ 中川兼玄君 

 

 

 

≪番外≫ 

☆ パベル・マリコフ×金子大樹さん(横浜光)

          ………WBA A L級 タイトル戦10R

11勝(5KO)0敗の31歳・ロシアと、

26勝(18KO)5敗(1KO)3分の29歳・愛知県。

 

この試合は7月9日にロシアで行われたんだけど、

先日ある方からDVDを頂いたもんで遅まきながら……。

 

この程度の戦績の相手なら金子さんにとって殆ど問題ではない筈だったんだけど、

詳しいスコアは知らないんだけど結果としては金子さんが1-2負けしてしまって、

それなら明らかな地元判定にやられてしまったのかって思ってたんだけど、

DVDを見た自分のスコアは95-94の1ポイント差で金子さんだったから、

これくらいの僅差なら相手の逆勝ちも納得の範囲なんだよね。

 

この試合、金子さんはいきなり1Rにダウンを喰らってしまって、

右ストレートの打ち終わりに右ストレートを斜めに合わされてしまったんだけど、

殆どダメージを引きずることは無かったんだけど、

その後もディフェンスの悪さを突かれることが多過ぎだったんだわ。

 

ダウンを喰らった際に負った左目上のカット傷は最後まで持ったんだけど、

この日の金子さんの全体の動きは正直今一感が強くて、

中間からのロングショットの正確性が終始悪かったし、

攻撃の殆どが右ショットで終わってしまってたんだよね。

 

相手のマリコフは決して巧くはなく強くもなかったもんで、

自分にはひたすら金子さんの出来の悪さだけが印象に残ったんだわ。

 

入場の際、日の丸を持ってた三迫ジムの貴志会長が大声を飛ばしての声援で、

金子さんも尻上りに飛ばしていったんだけど中々決定打に繋がらず、

その点ではマリコフのディフェンス・テクニックは評価できたんだけど、

ラウンドが進むにつれマリコフのスタミナの無さが露呈してきたにも関わらず、

最後は逃げ切られてしまったって感じだったんだよね。

 

 

 

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