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2017年7月 2日 (日)

後楽園ホール・7月1日

 

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“木星”

 

木星が無ければ現在のような地球は存在し得なかったってことで、

つまりその形状はおろか人類も生まれ得なかったのではないかってことで、

それは今でも確固として続いてる事実な訳で、

太陽系の外から飛来する極小惑星や隕石の多くを木星がガードしてて、

これまで木星が防いできたそれらの数は計り知れないほどで、

逃れることの出来た大災害を想像する時、自分達は大感謝以外ないんだよね。

 

で、平原綾香の “ジュピター” は心して聴くべきなんだわ。

 

 

 

昨日の後楽園ホールは帝拳ボクシングだったもんで、

いつものように関係者受付席には長野マネが座っておられたんだけど、

その横にはワタナベジムの会長の奥様も一緒におられて、

で、御挨拶に寄ったら何かの具合でお二人の間に座ることになって、

これがまあとっても興味深い話のやり取りが満載で面白かったなあ。

子供さんを抱っこした村田諒太さんにもコンチワして始まり始まり……。

 

 

勿論この日の赤コーナー(左側表記)は全て帝拳ボクサーで、

最初の3試合は東日本新人王トーナメント予選だったんだわ。

 

 

 

① 鈴木敬祥君×荒木侑也君(本多)……B 4R

デビュー戦の19歳・愛知県と、3勝(3KO)1敗(1KO)の29歳・千葉県。

 

二人共が自分の中でのこの階級の優勝候補で、

鈴木君はアマ18勝8敗っていう好戦績のデビュー戦なんだけど、

荒木君も中々鋭い腕振りをしてて特にジャブがいいんだよね。

自分の隣に本多会長が座ってコンチワしてすぐの始まり……。

 

<1R>

鈴木君の方が10㎝ほど上背があってリーチもそれに伴ってたんだけど、

届きのいい鋭いジャブで先制したのは荒木君の方だったんだわ。

 

鈴木君はアマ経験者の割にはジャブを省略したようなスタイルだったんだけど、

腕振りそのものはとっても鋭くて、この試合最初のクリーンヒットは開始50秒、

その鈴木君のカウンター気味の右ストレートだったんだわ。

 

荒木君の手数と鈴木君の有効ヒットの争いはとっても微妙だったんだわ。

 

<2R>

開始1分26秒、鈴木君の右左からの右ストレートが綺麗にヒット、

タイミングのいい直撃だったもんで荒木君が大きく膝カックン。

 

思わず膝を着いてしまいそうになったところから荒木君、

この場面はよくぞ堪えて踏みとどまって、

その後も鈴木君の追撃を何とか凌いだんだけど、

左目の下がポッコリ腫れてしまったんだわ。

 

<3R>

鈴木君は大きくいきなり決めようとし過ぎる傾向が改善されなかったんだけど、

それでもワンショットワンショットの力強さは荒木君の比ではなくて、

荒木君が踏み込もうとする瞬間に合わせ打って来るもんで、

荒木君としてはもっと詰めてからの攻撃を仕掛けたいところだったんだけど、

中々思いが叶わないっていう状況が続いたんだわ。

 

まだまだ荒削りで戦い方にも片寄りはあったんだけど鈴木君、

将来的にはとっても楽しみなボクサーだと思ったなあ。

 

<4R>

微妙なスコアの中、まずは荒木君が飛ばしていったんだけど、

鈴木君も負けてない対応で、中々の4回戦だったんだけど、

全体的には荒木君が力を余してたって感じだったんだよね。

 

荒木君が爆発し切れない中、鈴木君は最後まで勢いが落ちなくて、

自分は39-37で鈴木君だったんだけど結局、

39-38×2、38-38の2-0ってことで鈴木君のギリギリ勝ち。

 

 

試合後暫くして初対面の鈴木君に試合の感想を伝える機会があって、

直立姿勢でとっても真面目に話を聞いてくれたんだけど、

それは近くに長野マネがおられたせいだったね、多分。

 

 

 

② 木原宗孝君×浜野秀平君(小田原)……SL 4R

0勝1敗の19歳・愛知県と、1勝(1KO)4敗(3KO)の25歳・神奈川県。

 

木原君はアマ16勝10敗の戦績。

 

二人共、とっても力強かったんだけどとにかく動きが大まかで、

最後までどっちも有りの粗っぽいやり取りが続いたんだけど、

最初のクリーンヒットは1Rの浜野君だったみたいで、

(実はこの場面は見てなくて一力ジムの鈴木マネに聞いたんだけどね……。)        

ダウンしそうなところから踏ん張った木原君が徐々に挽回していったんだわ。

 

気が付いたら浜野君の左目下が大きく腫れ上がってきてたんだけど、

それでも必死の踏ん張りは予想以上で、

お互いに足りないところは沢山あったんだけど、

気持ちの強さを張り合うような戦いだったんだわ。

 

ってことで結局、39-37×2、38-38の2-0で木原君の勝ち。

 

 

 

③ 中村駿介君×舟津純君(伴流)……W 4R

4勝(3KO)1敗(1KO)1分の24歳・東京都と、

1勝(1KO)2敗(1KO)の24歳・東京都。

 

中村君はこの階級の圧倒的優勝候補なんだけど、

協会の組み合わせ表では “俊介” ってなってて、

どっちなのかなあって思ってたんだけど、どうやら “駿介” らしいんだわ。

 

自分の横に伊藤雅雪さんが座って、

「4勝してるボクサーと1勝しかしてないボクサーを戦わせるっていうのは……。」

っていうようなことを言ってたんだけど、

今年のこの階級は10名のエントリーしかなくて、

(4勝が1名、3勝が1名、1勝が5名、0勝が3名の計10名。)

3勝してるボクサーと4勝してるボクサーを其々AグループとBグループに振って、

後は残り8名をAとBに4名づつ振り分け抽選するしかない訳で、

その8名は1勝してるボクサーが5名と

未勝利ボクサーが3名だけなんだから仕方ないんだよね。

 

<1R>

中村君は初っ端から自信に溢れたパフォーマンスをしてたんだけど、

それに比べると舟津君の方は目を見開いたビックリ系の表情をしてたんだわ。

 

中村君は敢えて先制を控えての様子見だったのかも知れなかったんだけど、

舟津君にはそれがカウンターを狙われてる感じがしたみたいで、

何だかお互い手をこまねいてる感じが抜けなくて実は低調な立ち上がりだったね。

 

それでも徐々に二人の力量差が目立ってきて、

終了少し前には中村君の左フックと右ストレートが連続ヒット。

 

<2R>

中村君がプレスを強めてから更に試合らしくなったんだけど、

それにつれ舟津君の気後れ感が目の色に現れてきて、

先制出来ないまま無駄に下がることが多くなって、

そのことが中村君に余裕を与えつつあったんだわ。

 

その中村君にしても攻めの形に偏りが目立ってて、

もう少し先攻めの中にカウンター攻撃を潜ませるような動きが欲しかったんだわ。

 

<3R>

若干劣勢が続いた舟津君が展開を動かそうって大きく仕掛けて行くにつれ、

中村君もイッセノセ的な危険な打ち合いを挑んでいって、

結果的には打ち負けてはいなかったんだけど、

そういうのはちょっとリスクを張り過ぎじゃないかって思ったんだよね。

 

って思ってた残り30秒からは更に激化していって、

舟津君も懸命の応戦ではあったんだけど腕振りの鋭さは中村君が圧倒的で、

残り時間も少なくなった南ロープ前だったんだけど、

中村君の返しの左フックが激しく直撃。

 

その途端、舟津君の体と目線が突然有らぬ方向へ向いてしまって、

その瞬間を見逃さなかった中村君の右ストレートが更なる追撃大直撃で、

既に意識が飛んでた感じだった舟津君には全く無防備なままの被弾で、

そのまま大きく倒れ込んでしまっての結果的には担架搬出で、

2分59秒、中村君のTKO勝ち。

 

舟津君は大事を取って救急病院に向かったらしいんだけど、

意識もあって話も出来てたってことだから多分大丈夫だとは思うけどね。

 

 

中村君にもとっても沢山のサポーター達がいて、

その多くの人達は彼の試合が終わると共に三々五々ホールを後にしてて、

その数が半端じゃなかったんだけど、中村君は彼らのいちいちに頭を下げて、

エレベーターまで見送ってたんだよね。

 

自分はその中村君とも話をして、

あんなにムキになって殴り合わなくていいのにって伝えたら、

本人もそばにいた長野マネも苦笑いしてたんだわ。

 

 

 

④ 郡司勇也君×東大河君(ナカザト)……F 4R

2勝1敗1分の20歳・茨城県と、3勝(1KO)1敗の21歳・熊本県。

 

東君は以前はワタナベジムに所属してて、

2015年に神津徳臣君に判定勝ちして以来最近見ないよなあ、

って思ってたらいつの間にか沖縄のジムに移籍してたんだね。

 

って思ってたらいつの間にかこの試合は消えてしまってて、

自分の勘違いだったのかなあ……。

 

 

 

⑤ 大嶋剣心君×何チャラ・ミーシー……B 6R

1勝(1KO)1敗の21歳・青森県と、9勝(1KO)6敗の28歳・タイ。

 

この試合は全く見てなかったんだけど殆ど予想通りで、

1R2分20秒で大嶋君のKO勝ちだったね。

 

 

 

⑥ 松原陵君×陸讃永……119P 6R

6勝(6KO)1敗の26歳・岐阜県と、5勝(4KO)2敗の国内10位、19歳・韓国。

 

この試合も全く見てなかったんだけど、やっぱりやっぱりの結果で、

あっと言う間の1R0分41秒で松原君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑦ 横山雄一君×トンテン・何チャラ……L 8R

16勝(14KO)4敗(4KO)の27歳・東京都と、

14勝(5KO)5敗1分の国内3位、27歳・タイ。

 

横山君はもうとっくにランカーになってていい筈なんだけどなあって思いながら、

この試合もスルーしてたんだけど、中々終了ゴングが鳴らなかったんだわ。

 

で、一体どうなってるんだってホールに戻ってみたら予想外の激闘の真っ最中で、

またもや鈴木マネに聞いたら、勿論負けてはいないんだけど、

相手のタイボクサーが想像を超えた打たれ強さを備えてるってことで、

16勝14KOっていう横山君のハードパンチに耐え抜いてたんだよね。

 

タイボクサーの顔面も赤く腫れてたんだけど、

一方の横山さんの傷み方も半端じゃなくて、

そんなに技量とスピードがあるとは思えない相手から貰い過ぎだったんだわ。

 

このままズルズル判定になってしまいそうだった8R2分12秒、

意を決したような横山さんが一気攻めで、

3~4発を連続ヒットさせたところでやっとレフェリーストップエンド。

 

相手のタイボクサーはまだまだやれるぞって息巻いてたけど、

そこまでに相当打たれ込んでたのも事実で、

こういうタイプのボクサーの変な頑張りっていうのがとっても危険なんだわ。

 

 

取り敢えず何とか格好をつけた感じではあったんだけど横山君、

相手の強い打ち返しを警戒する余りか、

この日はボディブローが少なくて、それが相手を長く頑張らせたと思う訳で、

トレーナーからも多分大きくダメ出しされるんだろうけど、

お疲れさんって声掛けてニヤッと返して来た口元からはまだ流血してたし、

両目の周辺は別人と見間違うほど傷みが進んでて、

後で聞いたら早い回に顎を傷めてしまったらしいんだよね。

 

 

 

⑧ 尾川堅一さん×山元浩嗣さん(ワタナベ)

             ………日本 SFe タイトル戦 10R

21勝(16KO)1敗(1KO)のチャンピオン、29歳・愛知県と、

20勝(4KO)13敗(7KO)3分のランク13位、スイッチ、33歳・熊本県。

 

<1R>

最近の山元さんはサウスポーから始めることが多いんだけど、

この日もまずは左構えからの先仕掛けでジャブも良かったし、

左右ストレートを尾川さんのボディに届かせてたんだわ。

 

最初の2分間、尾川さんは落ち着いて相手の出方を確かめてたんだけど、

払うような左フックは威力満々だったし、

残り50秒でこの試合初めてワンツーを全力打ちしたんだけど、

やっぱり瞬間のスピードとか込められた力には相当のモノがあったんだわ。

 

で、残り22秒の北西ポスト前、キッチリした右ストレートを打ち込んだその直後、

フォローのワンツーを的確に当て込んで山元さんからいきなりのダウンゲット。

 

リスタート直後の山元さんは明らかに足元が覚束なかったんだけど、

尾川さんのここぞの猛追撃を何とか凌ぎ凌ぎして終了ゴング。

 

<2R>

前の回のダウンがラウンド終盤だったもんで回復が心配されたんだけど、

山元さんは何とか通常を装っての立て直しだったんだわ。

 

普通のやり取りが続いてたラウンド半分頃に尾川さんの右ストレートがヒットして、

その10秒後くらいの残り1分18秒の青ポスト前、

尾川さんの左フックからの渾身の右ショットが大直撃して、

ポストを背にした山本さんがズルズル腰から落ちてこの試合2度目のダウン。

 

何とかリスタートした山元さんだったんだけど、

今度は普通を装えないまま尾川さんの一気攻めの前に全く力無く、

そのまま北ロープを背負わされ、またもや大きく被弾してしまって、

膝が緩んでしまったところで2分00秒のレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

この日の尾川さんは最近の中ではとってもいい出来で、

体全体の動きとパンチの緩急のバランスがとっても良かったし、

一瞬のスピードに山元さんが反応し切れてないって感じだったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 尾川堅一さん

② 鈴木敬祥君

③ 中村駿介君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日挑戦した3レースは頭に選んだ馬が一頭も来なくての完敗。

で、今日の勝負レースと買い目は以下の3連単30点。

 

☆ 中京11R……③⑱→③⑬⑮⑱→③⑦⑨⑫、②⑦⑫⑬→④→②⑬⑱

 

 

 

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