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2017年7月24日 (月)

大田区総合体育館・7月23日

 

Img_1201

“御来光”

 

モネの “印象・日の出” の雰囲気を感じさせるバルコニーからの朝4時半頃。

 

富士山の頂上から見る御来光だけが荘厳で有り難いとは思ってなくて、

毎日毎日其々の場所、其々の人に御来光はある訳で……。

 

 

 

新しいアンプとスピーカーをバイワイアリング接続して、

最初のCDを聞いてみたらもうとっても満足のいく音がしてね、

左右の位相が以前よりずっと安定したし音像もクッキリしたんだわ。

 

ただ、アンプに内蔵されてるUSB DAC機能を生かすための

ドライバーのインストールが中々巧いこといかなくて手間取ってしまって結局、

ヤマハの担当者に詳しく教えて貰ってやっと完成で、

iTunesの中に取り込んだ音楽を聴くには、

今まではPCのイヤホンジャックから普通のケーブルを繋いでたんだけど、

USBケーブルを使うことで格段に音質が良くなったもんで、もう嬉しくてさあ。

 

 

 

今年ちょうど50回目の現場観戦はとっても湿度の高い一日で、

テレビが入ってる関係で進行がトロトロの休憩だらけで、

4時半に始まったんだけど6時間もかかってしまって、

家に着いたら11時を過ぎてしまったんだよね。

 

 

 

① 若松大輝君(ワタナベ)×何チャラ・ボクシングキャンプ

                        ………Fe 6R

5勝(3KO)1敗(1KO)の21歳・神奈川県と、

9勝(3KO)3敗1分の21歳・タイ。

 

<1R>

タイ人にしては珍しく胸毛ボーボーのボクサーが出てきて、

一瞬印象的な力強さを感じさせたんだけど、

今とっても勢いのある若松君の前にはやっぱり殆どひとたまりもなくて、

様子見さえすることなくの一気攻めで1分40秒の青コーナー前、

左右の強烈フックを連続ヒットさせていきなりのダウンゲット。

 

リスタート後の残り40秒のリングほぼ中央、

勢いのまままたもやの右を直撃ヒットさせて2度目のダウンゲット。

 

タイボクサーの割には珍しく立ち上がってきたもんで再々のリスタートだったんけど、

立ち上がっただけがエラかったってだけの残り12秒、

若松君がドカドカボディからのフィニッシュショットは強烈右フックで、

赤コーナー前でバッタリ倒れたタイボクサーはそのままテンカウントアウトで、

2分59秒、若松君のKO勝ちだったんだけど、

この胸毛タイボクサー、リングのあっちこっちで倒れまくってたんだわさ。

 

 

 

② 三代大訓君(ワタナベ)×何チャラ・ナロン……60.5㎏ 5R

2勝(1KO)0敗の22歳・島根県と、戦績不明、?歳・タイ。

 

赤コーナーは “みしろひろのり” 君っていうんだけど相当強いB級ボクサーで、

タイボクサーではとっても相手になりそうになかったんだけど、

この日の三代君は1~2Rは殆ど全く何もしないままで、

体調が悪いのか、そもそもやる気が無いのかって一瞬思わせたんだけど、

自分には意識的な手抜きをしての時間稼ぎなんだなってすぐに解って、

サクサクッと早や終りが続くと休憩タイムだらけになってしまうからってことで、

陣営から間引き運転を指示されてたんだと思ったんだよね。

 

普段ならあんなにトロトロやってたら大声でどやすセコンドも無言のままで、

そういうのをいつまで続けるのかって思ってたら結局次の3R、

全くの別人が出てきたように飛ばしてあっと言う間の決着だったんだわ。

 

右アッパーで最初のダウンゲットしたリスタート後は2発のボディブローで、

立て続けに2度のダウンゲットで1分34秒でのTKOエンドだったんだわ。

それにしてもこの試合は何故5回戦として組まれてたのかなあ。

 

 

 

③ 河野公平君(ワタナベ)×何シャラ・スポーツスクール

                          ………53㎏ 8R

32勝(13KO)10敗(1KO)1分の36歳・東京都と、

13勝(3KO)9敗1分の23歳・タイ。

 

河野公平君と記述するのは若干の抵抗があるんだけど、

現在はWBC23位っていうのが彼のランキングな訳で、自分の括りとしては、

世界ランカーは15位以内をさん付けにするって設定してるもんでね。

 

慎重に用意されたタイボクサー相手の復帰戦なもんで河野さんが負ける筈も無く、

もし片手で試合をするっていうのなら見たんだけど勿論そんな事は有り得ず、

5R1分35秒っていう結果もずっと後になって知ったんだわ。

 

 

 

④ 船井龍一さん(ワタナベ)×奥本貴之さん(Gツダ)

              ………日本 SF タイトル戦 10R

27勝(19KO)7敗(3KO)のチャンピオン、31歳・東京都と、

18勝(8KO)7敗(2KO)3分のランク1位、サウスポー、25歳・奈良県。

 

奥本君はランク1位ってことなんだけど、

船井さんと比べると戦績的にはかなり見劣るって言わざるを得ないし、

強い相手達に勝ってきたってことでもない中、

船井さんにとっては地元大田区での初防衛戦ってことで……。

 

<1R>

最初の1分間は二人共とっても慎重で、

船井さんは取り敢えずは相手の出方を探っての待ち姿勢で、

奥本さんもとにかく出て行かなかったんだわ。

 

奥本さんには何かの作戦があるようだったんだけど結局最後まで全く攻めなくて、

ステップワークも腕振りもそこそこスピードはあったんだけど、

そもそもの距離感は余り良くない感じを受けたんだよね。

 

<2R>

1分25秒、船井さんが返しの左フックをクリーンヒットさせて、

やっと試合が動いてきたんだけど、奥本さんもいいワンツーを打ってたんだわ。

 

ただ彼の狙い目は中間距離での戦いではあくまで無くて、

ガチャガチャッとさせたところでのパワフルな腕振り一本って感じで、

そういう意味ではとってもシンプルな戦い方だったんだわ。

 

<3R>

一瞬の踏み込みからの2発までに賭けてる奥本さんに対して船井さん。

常に反応鋭い対処が出来てて殆ど何の心配も無さそうで、

奥本さんもまだまだ可能性は見せてたんだけど、

反撃を避けるべくのラフな頭からの突っ込みは危険この上なくて、

船井さんも頭の逃がし方に改善の余地はあったんだけど意地で引かなくて、

案の定、右目上を大きくバッティングカットしてしまったんだわ。

 

<4R>

結局、奥本さんのボクシングは遊びの少ない突っ込み一本の単調系で、

上体を細かく動かして船井さんに入りっ放を合わせられないようにはしてたけど、

ポイントを取るまでの有効ヒットが叶わないままで、

このラウンドも1分40秒での船井さんの右ストレートが目立ってたんだわ。

 

残り40秒、船井さんのカット傷にドクターチェックが入ってて、

このままだと最後までは行きそうにない感じが早くも漂って来たんだよね。

 

<5R>

奥本さんはこの後もこんな調子で行くのかって感じで、

やたらガチャガチャさせたがってるだけで、

接近戦では意図的に頭をぶつけていく動きさえしてて、

船井さんが今度は左目上をバッティングカット。

 

<6R>

お互い徐々にファーストコンタクトだけのボクシングになってしまって

これ以降は遠目だったら一体何をしてるのかが解り難いゴニョゴニョ戦一途で、

自分のところからでも何だか闘犬のようになってしまって、

奥本さんとしては望むところだったんだろうけど、

何度もドクターチェックが入るもんで自分の気はすっかり削がれてしまって、

しょうがないなあって感じで離席してしまったんだわ。

 

関西にはまだまだあんな感じの突貫一本ボクサーが多くて、

頭からのガンガンボクシングで嫌がらせをするような感じで、

結局次の7R、船井さんのカット傷が悪化しての負傷ストップエンドで、

68-65×2、67-66ってことで船井さんの3-0勝ちだったけどね。

 

 

 

⑤ 大西裕太君(横田S)×佐藤和憲君(新日本大宮)

                         ………60㎏ 4R

3勝(3KO)4敗(2KO)の32歳・神奈川県と、

3勝(3KO)4敗(1KO)の30歳・北海道。

 

試合前、あるボクサーと間違えて佐藤君に声を掛けてしまって、

すぐに間違いだって気が付いたんだけど佐藤君は自分のことを知ってて、

ブログも読んでくれてるみたいだったんだわ。

 

<1R>

上背とリーチで優勢な大西君の方がやたら動き回るボクシングで、

捕まえ切れない佐藤君が途中途中で薄い被弾を重ねて苦労してたんだけど、

終了間際、やっとこさで右フックをそこそこの強度で当て込んで、

元々腰高だった大西君をロープ際まで吹っ飛ばしてたんだわ。

 

<2R>

開始20秒、小内刈りみたいな感じに足が絡まって佐藤君が浴びせ倒して、

柔道だったら間違いなく一本勝ちってところだったなあ。

 

大西君は1分を過ぎると途端に動きが鈍くなるのが解り過ぎで、

それにつれ佐藤君のヒット率が上がっていった1分半過ぎだったかなあ、

右、左って放った佐藤君のフックが直撃して大西君がダウン。

 

何とかリスタートしたんだけど大西君、既に膝がポクポクしてしまって、

ここは佐藤君の鬼追撃でエンディングかって思わせたんだけど、

佐藤君も手緩さが目立って仕留めきれず大西君に凌がれてしまったんだわ。

 

<3R>

前のラウンドで打ち疲れたか佐藤君、飛ばし切れずのガス欠模様で、

回復した大西君に攻め込まれる場面が増えていったんだわ、

 

<4R>

勝負としては面白くなってきて、このラウンドの出来次第だったんだけど、

それでも大西君としてはダウンゲットしないと勝てない状況だったんだけど、

相変わらず足元が踏ん張れないままで、

佐藤君の手緩さに助けられてたって感じだったんだよね。

 

このラウンドでも佐藤君の唯一の仕掛け技は得意の浴びせ倒しで、

大西君が足元を踏ん張れなかったことにも起因してたんだけど、

中盤過ぎからは二人共ほぼヘロヘロになってしまって、

最後は佐藤君の打たれ方が形が悪くて被弾数も半端じゃなかったんだわ。

 

 

ってことで自分は38-37で佐藤君だったんだけど結局、

38-37×2、37-37ってことで佐藤君がギリギリの2-0勝ち。

 

37-37としたジャッジは最終回を10-8で大西君にしたんだろうけど、

この辺に自分は10点法の矛盾を感じる訳で、

以前から5点法がいいんじゃないかって思ってるんだけど、

それに関してはまた別の機会にってことで……。

 

 

 

⑥ 田口良一さん(ワタナベ)×ロベルト・バレラ

             ………WBA LF タイトル戦 12R

25勝(11KO)2敗2分のチャンピオン、30歳・東京都と、

18勝(12KO)1敗のランク1位、スイッチ、24歳・コロンビア。

 

田口さんも大田区の出身なんだよね。                                                   

この試合は実に実に面白かったんだわさ。

 

渡辺会長がスーツ姿ではなくてトレーナーと同じウェアを着てて、

珍しいなあって思ってたらこの日はセコンドの一人に加わってたんだわ。

 

田口さんは赤のレイジェス、バレラは白の同じくレイジェスだったんだけど、

白色のグローブは視覚的に大きく見えるし、

パンチの軌道が一瞬目に焼き付くもんで嫌がる相手も多いんだよね。

 

<1R>

いつもは若干様子見でスタートする田口さんだったんだけど、

この日はいきなり全開のボクシングで、

それは仕掛けの早いバレラを調子づかせるのを阻止しようとしてのことらしくて、

華麗な上下打ち分けと鋭い左ボディーをかませていって、

そのボディブローが効いたかバレロ、いきなりベルトラインを気にしてたね。

 

その後もほぼ完全に展開を掌握してバレラに付け入る隙を与えなかったんだわ。

ってことでこのラウンドは10:8.5ほどもの大差が付いてしまったんだよね。

 

 

 

またしても例のクソ野次オヤジがこの日も紛れ込んでの悪意に満ちた大声で、

コイツは後楽園ホールではあるジムから出入り禁止を喰らってるし、

自分も過去何回も直接どやし付けたんだけど、バカなのかまるで懲りてなくて、

ボクサーをけなしたり他人が不快になるようなことをがなるのが生きがいのようで、

仕方無いから昨日も反対側にいたソイツの席まで行って、

「何回言ったら解るんだ、お前はホントのバカなのか!」 って優しくどやしたら、

ソイツは一切自分の方に目線を向けないまま固まってしまって、

「うるせえ、コノヤロ!」 とも言い返さない無言のままで、

とにかく気合の入ってない只のクソ野次オヤジで情けないったらないんだわ。

で、それ以降はすっかり大人しくなって、それもいつも通りだったんだけどね。

 

<2R>

このままじゃマズイって感じでバレラも少し飛ばしていって、

この後も頻繁に繰り返してたんだけどサウスポーチェンジを見せたんだけど、

それは田口さんを翻弄させようとするよりは、

左ボディを喰らう面積を減らそうとしてるかのようだったんだわ。

 

ラウンド序盤に飛ばしたバレラだったんだけど中盤過ぎるとメッキリで、

接近戦でも常に戦闘的だった田口さんの餌食になってたんだわ。

 

<3R>

初っ端にも飛ばしてこなかったバレラに対して田口さんの勢いが圧倒的で……。

 

<4R>

この回は初めからサウスポーだったバレラに対して田口さん、

益々のプレスで何度かバレラをロープに詰めてのボディラッシュで、

返しの左フックもタイミングよくヒットさせてたしまたもや10:8.5だったなあ。

 

この日の田口さんの飛ばし方は今までにないもので、

まるで5Rくらいまでには決着させてしまおうとするかのようで、

そんなに飛ばして先々大丈夫なのかって思わせるほどだったんだよね。

 

<5R>

田口さんが飛ばす飛ばすの打つ打つで、

それはもうガス欠が心配されるほどの勢いで……。

 

<6R>

最初の30~40秒間を征してたのはバレラの手数で、

その後パッタリではあったんだけど、田口さんの方も一段落してて、

打ち疲れたか消耗の色も見え隠れしてたんだわ。

 

<7R>

流れが変わるかのように見えた前の回は結局、

田口さんの休憩タイムだったみたいで、このラウンドはまた元通りの全開全開で、

初っ端からの飛ばしにバレラの集中と忍耐が切れそうなほどで、

打ち返すショットにも明らかに力が込め切れてなかったんだわ。

 

ただ、中盤にかけて田口さんが一段落した途端、今度はバレラの攻め返しで、

流石にこの辺の押し引きには長けたところがあったし、

被弾のダメージを大きくさせないような顔の動きと上体の柔らかさだったなあ。

 

終盤にかけて手数をアップさせたバレラだったんだけど、

それでもポイント的には追い付いて無かったと思ったなあ。

 

<8R>

若干田口さんのペースの落ちたところをバレラがすかさずの追い込みで、

必死の巻き返し感を漂わせ続けて、このラウンドは取ったかと思われたんだけど、

流れとポイントを一気に引き戻したのは田口さんのやっぱり左ボディブローで、

赤コーナーに追い込んでの強烈な2発の食い込みは実に半端じゃなくて、

バレラはロープ最下段に腰掛けるようにしてやっとこさ凌いでたんだわ。

 

<9R>

開始12秒、田口さんのクロス気味の右ストレートが綺麗にヒットして、

バレラがロープ際に後ずさりしたところを田口さん、

更に力強い畳み掛けからの鬼追撃で、

そのラッシュは上下のフック系とアッパーを混ぜ込んでの七色の打ち分けて、

全く防戦一方になってしまったバレラは殆ど戦意喪失で、

それを見計らったレフェリーが二人の間に割って入って0分24秒、

田口さんの手際のいいTKOエンディングだったんだわ。

 

 

確かに田口さんは一発で倒してしまうタイプではないんだけど、

正確に沢山打ち込めば倒す機会は自ずと訪れるっていう見本なんだよね。

 

 

 

⑦ 松田烈君(reason)×小久保聡君(三迫)……50㎏ 4R

2勝(1KO)1敗(1KO)の19歳・東京都と、

2勝7敗(1KO)1分のサウスポー、33歳・埼玉県。

 

松田君はこれから売り出すバリバリの若手ファイターだし、

戦績からしても小久保君はシンドイだろなあって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

パンチの強さは松田君、手数は小久保君っていう図式がすぐに確立して、

小久保君は積極プレスだったんだけど中々いいタイミングで打ち切れなくて、

遠目で薄くはあったんだけど松田君のヒットヒットが目立ってたんだわ。

 

その小久保君も終盤にかけては左ストレートを2発当て込んでて、

何となくの可能性も見せてたんだけど、

それでもポイント的にはやっぱり松田君の方に流れたんだよね。

 

<2R>

小久保君の信念は固くて陣営からのアドバイスも実に的確で、

詰め詰めからのシツコイ手数にらしさを発揮していって、

軽くはあったんだけどヒットヒットを積み重ねて松田君を困らせてたんだわ。

 

<3R>

相手の大きいショットを掻い潜って小久保君が益々のショート連打で、

相手が1~2発打つ間に4~5発を必死に頑張ってて、

そのフォーマンスは何とか彼に勝たせてやりたくなるほどだったんだよね。

 

小久保君が踏ん張るにつれ松田君は腕振りが雑になる一方で、

ヒット数が極端に落ちていってしまったんだわ。

 

<4R>

ここを頑張らないと松田君の引き分け以上はない感じで、

一瞬いい場面も作ったんだけど決定的までには追い込めなくて、

粘り強い小久保君の前に最後は少し諦めてしまった感じのまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

40ー36×2、39-37ってことで小久保君の頑張り勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑧ ホセ・アルグメド×京口紘人さん(ワタナベ)

             ………IBF Mm タイトル戦 12R

20勝(12KO)3敗1分のチャンピオン、28歳・メキシコと、

7勝(6KO)0敗のランク9位、23歳・大阪府。

 

この試合の前までは筒井さんと仁人さんのサポーター、

それと林崎智嘉志君が並んでた隣で見てたんだけど、

最後に自分の席に戻ったらすぐ後ろに渡辺会長の奥様が控えてたんだけど、

その周囲を7~8人の若い男女が取り囲んでて、

以前お世話になったお医者さんと看護師さん達ってことで、

一力ジムの鈴木マネが横にいるところで一緒観戦だったんだわ。

 

二人共、グローブはレイジェスだったんだけど、

赤コーナーのアルグメドがブルーで、青コーナーの京口さんがオレンジって、

普通とは逆のカラーを選択してたんだわ。

 

レイジェスのオレンジは赤と比べて数段お洒落に見えて、

京口さんはシューズのアクセントカラーとコーディネイトしてたんだよね。

 

<1R>

京口さんも田口さんと同様のいきなり全開のボクシングで、

試合をするごとにキレを増していってる左ボディが抜群の抜群で、

ラウンド半分前後でアルグメド、すっかり効かされてしまってたんだわ。

 

<2R>

アルグメドは必ずしも巧いボクサーではなくて、

全てが前振りナシのフルショットオンリーだったんだけど、

それでもその一見雑なフック系を色んな角度で振り出してくるもんで、

京口さんとしても見極めにくいところもあったと思うんだけど、

その分シッカリしたガードポジションを維持してたんだわ。

 

<3R>

すっかり体の温まった二人がとにかく振る振るで、

一気に激しい展開になっていったんだけど、

京口さんの方も相手の右フックに合わせる左カウンターのタイミングが合ってきて、

ビッグヒットの予感もさせたんだよね。

 

<4R>

アルグメドの方はカウンターを狙う意識は殆ど無いみたいで、

自らのタイミングでのフルショットオンリーのままで、

激烈ではあるけど殆ど最初の1~2発勝負に終始してたんだわ。

 

WBAもIBFも中間スコアの発表はないんだけど、

ここまで自分は丁度イーブンだったんだわ。

 

<5R>

お互い、致命的な被弾は避けつつのやったり取ったりで、

京口君は気分良くやれてるのかってことで、

もう少しパンチの緩急が欲しかったところでもあったんだわ。

 

<6R>

アルグメドのサウスポーチェンジがやたら目に付くようになって、

やっぱり京口さんの左ボディを明らかに嫌がってて、

少しづつ少しづつではあったんだけど腰が引けるようになったんだわ。

 

京口君もほんの僅かな時間だったんだけどサウスポーチェンジしてたね。

 

<7R>

アルグメドとしては最後まで乱暴なまま押し切るつもりなのかって見てたんだけど、

京口さんの右アッパー、左ボディショット以上の打ち込みはなかったなあ。

 

<8R>

アルグメドは打ち終わりに頭を下げて京口さんの打ち返しに備えてるから、

京口さんとしてはもう少し低めを狙うべきだなあって見てたんだけど、

そのボディブローは相変わらず絶妙の食い込みを見せてて、

アルグメドは更に腰引き気味になっていったんだわ。

 

<9R>

ラウンド半ば、京口さんが返しの左フックを綺麗にヒットさせて、

思わずよろけたアルグメドはロープに飛ばされてしまったんだけど、

その反動で戻ってきたところに京口さん、

タイミングよく左右フックを当て込んで我慢強かったアルグメドからダウンゲット。

 

この時の館内の盛り上がり方は半端じゃなくて、

リストーしたアルグメドがかなりグダグダになってたもんで、

このラウンドの内に倒し切ってしまいそうな雰囲気さえあったんだわ。

 

<10R>

前の回ヘロヘロになりながらも何とか凌ぎ切ったアルグメド、

その回復度が気になるところだったんだけどヘロヘロでの必死感はそのままで、

腕振りも極端に緩くなってきたんだけどホントに良く耐えてたんだわ。

 

京口さんの方も前の回に飛ばしまくったせいか鋭く正確に打ち切れてなくて、

カウンターのタイミングも狙い切れなくなって相当消耗が進んでたんだよね。

 

<11R>

二人共、かなりグダグダになってきて、

京口さんも敢えて大きくは攻め込まず、

アルグメドに適当にやらせてるって感じだったんだわ。

 

<12R>

京口さんサイドがポイント計算に入ったか、単純に京口さんがヘバッタのか、

このラウンドはアルグメドの最後の踏ん張り手数が勝ったまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は116-111だったんだけど結局、

116-111×2、115-112ってことで京口さんが余裕の3-0勝ちだったね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 田口良一さん

② 京口紘人さん

③ 小久保聡君

 

 

 

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