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2017年6月16日 (金)

後楽園ホール・6月15日

 

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「上手いこといったんだわ、イッシッシッシ……。

 

 

 

昨日は東日本新人王トーナメント・デイで全部で13試合が組まれてたんだけど、

その内2試合が中止になったもんで全部で11試合。

 

期待度的には今一の試合が多くて、

自分の中での優勝候補の出場者は3名のみだったんだわ。

 

宮田ジムの松澤拳君とコンチワした後、

この間の試合のミニ反省会をして始まり始まり……。

 

 

 

① 高田勇仁君(ライオンズ)×諸岡直樹君(白井具志堅)

                            ………Mm

2勝(1KO)2敗(2KO)の19歳・埼玉県と、

4勝(2KO)4敗(2KO)の24歳・千葉県。

 

<1R>

3~4㎝ほどデカイ高田君に対して諸岡君が力強い攻撃が出来て、

流れを掴んだかに見えた多分残り1分頃(第一試合では時計が故障してて)、

高田君のショートワンツーを喰らってしまってダウン。

諸岡君は勢いはあったんだけど全体に雑なところを突かれてしまったんだわ。

 

<2R>

2ポイントリードで余裕が出たか高田君、

パンチの種類を豊富にしていって攻勢を強めていったんだけど、

中盤以降の手数落ちで諸岡君の反撃を大きく許してしまったんだわ。

 

それにしても二人共、Mm級にしては全体のスピード感が足りなかったし、

返しのパンチに対する意識にも欠けてると言わざるを得なかったんだよね。

 

終盤にかけて諸岡君が右目上をバッティングカット。

 

<3R>

お互いに、いい感じになったところから更に飛ばし切るってことが出来なくて、

行ったり来たりの展開が続いたんだけど、

最後は諸岡君の馬力勝ちって感じだったなあ。

 

<4R>

自分の中ではイーブンでの最終回で、頑張ったモン勝ちだったんだけど、

ゴリゴリ詰めて手数を踏ん張ってた諸岡君が優勢で、

このまま押し切りそうだった残り1分18秒、

高田君の右ストレートがカウンター気味にヒット。

 

一瞬グラッとした相手を見て高田君が当然の如くの一気の攻勢攻勢で、

諸岡君は反撃できないまま追い込まれる一方だった1分40秒、

仕方ないよねのストップエンド。

 

 

勝ち上がった高田君は準決勝で和田優麻君と対戦するんだけど、

これはちょっと苦戦するんじゃないかなあ……。

 

 

 

② 赤羽根烈君(宇都宮)×岡田真虎君(JBS)……Mm

デビュー戦の18歳・栃木県と、3勝(2KO)0敗のサウスポー、23歳・岡山県。

 

赤羽根君はアマ7勝4敗の実績でのエントリーで、

無敗の優勝候補との対戦が楽しみだったんだわ。

 

<1R>

二人の動きは全ての点で第一試合の二人を上回ってて、

初っ端から緊張感に満ちてたんだわ。

 

赤羽根君の方が10㎝ほど上背があって当然リーチも優勢だったんだけど、

岡田君の鋭い踏み込みはその差がハンデに見えないほどだったんだよね。

 

それでも赤羽根君の対応はデビューボクサーのレベルを遥かに超えてて、

シッカリしたディフェンスに裏付けられたパフォーマンスは圧巻の領域で、

岡田君の接近連打も迫力があったんだけど、

中間距離も接近戦も同じようにこなせる赤羽根君が余裕のポイントゲット。

 

<2R>

早くも右顔面を赤くしつつあった岡田君が手数的には優位だったんだけど、

当たりの正確さと綺麗さでは赤羽根君が圧倒してたんだわ。

その赤羽根君、意外に接近戦が好きみたいだったね。

 

<3R>

開始30秒、岡田君が左ボディを打ち込んだその直後、

赤羽根君が左ストレートを合わせ打って実に見事なダウンゲット。

 

北西ポストまで吹っ飛ばされた岡田君だったんだけど、

リスタート後は気持ちと体勢を立て直しての踏ん張り返しで、

何とか何とかって感じで赤羽根君の追撃を凌いでたんだわ。

 

<4R>

それにしても赤羽根君、攻防の全てに少しも力むところがなくて、

その表情も最初からずっとごく普通なのが却って凄かったんだわ。

 

赤羽根君の執拗なボディブローが相当効いてた感じだった岡田君、

1分30秒からの最後のヒットヒットで強い気持ちを見せてたんだけど、

最後まで全く動きの落ちない赤羽根君を攻略するまでには至らなかったんだよね。

 

 

ってことで自分は40-35だったんだけど結局、

40-35×2、39-36ってことで赤羽根君の圧倒3-0勝ち。

 

赤羽根君の準決勝戦の相手は優勝候補の一人の伊佐春輔君なんだけど、

少しばかりスタミナ的な問題を抱えてるし、赤羽根君が圧倒しそうで、

初見の赤羽根君がいきなり優勝候補のダークホースに躍り出てきたんだわ。

 

 

 

③ 林周君(L玉熊)×亀山大輝君(ワタナベ)……LF

1勝2敗(1KO)の23歳・群馬県と、1勝1敗1分のサウスポー、20歳・静岡県。

 

<1R>

テキパキ動いていい詰めをしてたのは亀山君で、

前の手の捌き方も良かったし力強いショットが印象的だったんだわ。

林君は若干出負けした分、以降も待ちボクシングになってしまってたなあ。

 

<2R>

気合を入れ直したか林君が手数を上げて左右フック系を打ち込んでたんだけど、

残り1分08秒、亀山君の右ショートを貰ってヨロけてしまってからは、

すぐ下を向いてしまうことが多くなって見栄え的には問題を残したんだわ。

 

<3R>

若干ヤケクソ気味に右を強振してた林君だったんだけど、

亀山君の強烈なボディブローが影響してか徐々に弱気が見えてきて、

残り1分からはほぼ一方的に追い込まれる場面が増えてきたんだわ。

で、勝負アリってことで一旦離席。

 

 

結局やっぱりその後もほぼ一方的だったみたいで、

亀山君の強靭なスタミナと強連打の勝利ってことで、

40-35、40-36×2ってことで亀山君のパーフェクト3-0勝ち。

 

それにしてもダウン無しの試合で40-35っていうのは珍しいね。

 

 

亀山君の準決勝戦の相手は安藤教祐君×山本智哉君の試合の勝者で、

多分安藤君が勝ち上がりそうなんだけど、

テクニックはあるんだけど若干ひ弱なところがあるし、

このまま亀山君が勢い勝ちしそうだなあ。

 

 

 

④ 具志堅広大君(T&H)×辻本将人君(東拳)……F

1勝(1KO)2敗(1KO)の24歳・沖縄県と、1勝(1KO)0敗の26歳・埼玉県。

 

<1R>

辻本君の方が10㎝ほど上背があるんだけど、

とにかく二人共、考え難いほど慎重な立ち上がりで、

お互いに一瞬を目がけてのワンツーだけだったなあ。

 

<2R>

前振りとか連続攻撃とはかけ離れたボクシングが展開されて、

まるで10回戦でもあるかのような先を見据えたような戦い方が改まらないままで、

延々の慎重さにちょっと耐えられなくなってしまったモンで休憩タイムゲット。

 

 

後で結果を確かめたら39-37、39-38、38-38ってことで、

辻本君の2-0勝ちだったんだけど、

この日の様子だと次の荒川竜平君には一蹴されてしまうんじゃないかなあ。

 

 

 

⑤ 若木忍君(北海道畠山)×松本雄大君(横浜光)……SF

0勝0敗1分の31歳・北海道と、2勝(1KO)2敗(1KO)1分の29歳・神奈川県。

 

この試合は松本君の棄権で若木君が準決勝進出。

 

 

 

⑥ 蒲山直輝君(小熊)×入稲福敬(ドリーム)……SF

2勝(1KO)1敗1分の20歳・埼玉県と、1勝1敗の23歳・沖縄県。

 

<1R>

入稲福君が様子見でスタートした中、

蒲山君がまずまずいい感じの入りで、

遠目遠目から軽いヒットを重ねてたんだわ。

入稲福君はひたすら近いところでやりたがってたね。

 

<2R>

開始15秒、右ストレートをきっかけに入稲福君が一気の追い込みで、

その際の彼の勢いは半端じゃなかったんだけど長続きは出来なくて、

蒲山君としては相手が一段落したところを狙い切れればいいんだけどね。

 

それと真っ直ぐ下がることが多くて入稲福君の的になりそうだったから、

もう少し左右への動きを意識した方がいいし、

腕振りをもっと鋭くする必要を感じたんだけどね。

 

<3R>

一旦距離が詰まった際の入稲福君の馬力には凄まじいものがあって、

巧いこといなし切れない蒲山君の苦戦が目立ちつつあって、

いつの間にか右目下が腫れてきたんだわ。

 

頑張って打ってた蒲山君のボディブローは入稲福君を困らせてたんだけど、

それが一段落した1分過ぎ、入稲福君の再度の馬力詰めに蒲山君、

体を入れ替えることもできないまま青ーコーナーポストに追い込まれてしまって、

ここが勝負どころだって信念に満ちた入稲福君の連打連打に晒されてしまって、

2回ほど顎を跳ね上げられてしまったところで1分18秒、レフェリーストップエンド。

 

 

入稲福君の次の相手はまだ結果待ちなんだけど、

どちらが来ても強豪で間違いなく楽に戦わせてくれそうにないんだよね。

 

 

 

⑦ 三尾谷昴希(帝拳)×熊谷聖也君(新日本仙台)……SB

1勝0敗1分のサウスポー、20歳・栃木県と、

3勝(1KO)1敗の25歳・宮城県。

 

<1R>

10㎝近く上背のある三尾谷君は例の如く後ろ足体重の引き気味の構えで、

密着しないと戦いにならない熊谷君としては突っ込み加減がポイントで、

どうするかって見てたらやっぱり三尾谷君の逃げ足には敵わなくて、

それほど刺激的では無かったんだけど、いきなり勝負の行方が見えてきて……。

 

ってことで1Rで離席したんだけど、

4Rに戻ってみたら案の定、熊谷君の顔面のダメージがかなり進んでて、

体もパンチも流れまくっててヘロヘロに近い状態だったんだわ。

 

で、試合は40-36×2、40-37で三尾谷君の圧倒3-0勝ちだったんだけど、

先々はフットワークだけでは誤魔化し切れなくなりそうでもあったんだわ。

 

 

 

⑧ 田中利弥君(八王子中屋)×佐々木蓮君(ワタナベ)……Fe

2勝(2KO)3敗の26歳・静岡県と、

2勝(2KO)0敗のサウスポー、22歳・岩手県。

 

この試合は田中君の棄権により佐々木君が準決勝戦に進出するんだけど、

白石将晃君との試合は激闘必至なんだよね。

 

 

 

⑨ 渡邊悟君(KG大和)×松浦大地君(ワタナベ)……Fe

3勝(2KO)1敗の22歳・神奈川県と、3勝1敗(1KO)2分の28歳・広島県。

 

<1R>

松浦君の初っ端からのイキリ立ち方が尋常じゃなくて、

いきなりバッティングが心配されたほどだったんだけど、

渡邊君の方も望むところの展開だったみたいで二人共、

距離の長短問わず思いっ切りブン回し合ってたんだわ。

 

そんな調子で最後まで持つのかって程の飛ばし合いだったんだけど、

松浦君が若干の手数勝ちだったなあ。

 

<2R>

お互いに言えることなんだけど、ショートブローのストロークが如何にもデカ過ぎで、

打ち負けるのは絶対嫌だって思ってる同士だったんだけど、

この回は手数差が無かった中、ヒット数差で渡邊君かなあって見てた残り8秒、

松浦君の右ストレートがカウンターヒットして逆転ポイントゲット。

 

<3R>

若干のダメージを引きずってる感じだった渡邊君が必死手数だったんだけど、

相対的なヒット率は松浦君が優勢で、そのまま押し切りそうだった最後の最後、

渡邊君の右がいい形でヒットして挽回から逆転のポイントゲット。

前のラウンドと全く逆の展開になってしまったんだわ。

 

<4R>

試合当初はどちらかが途中でガス欠になるんじゃないかって思ってたんだけど、

二人共最終回に入っても凄い馬力馬力で、

そりゃそれ程巧くは無い同士ではあるんだけど気持ちの溢れ方は尋常じゃなくて、

こういうぶつかり合いを見るのもボクシング観戦の醍醐味なんだよね。

 

お互いにヘバリが浮き出てはきたんだけど、

そんな中でも松浦君の右ストレート3発がラウンドを決定付けたんだわ。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38、39-39ってことで松浦君の2-0勝ちだったんだけど、

それにしても39-39っていうスコアも滅多にみられるモノじゃなくて、

ホントはもう少しラウンドマストの感覚で試合を見るべきじゃないかと思ったけどね。

 

 

松浦君の準決勝戦の相手は多分清田亨君になると思うんだけど、

正直これはシンドイ展開になるんじゃないかなあ。

 

 

 

⑩ 遠藤勝則君(角海老)×高木秀明君(F赤羽)……SFe

3勝(1KO)1敗(1KO)の25歳・山梨県と、3勝3敗2分の32歳・埼玉県。

 

地味系トランク同士だったんだけど、

高木君の方が頭半分以上デカかったんだわ。

 

<1R>

最初の仕掛けは遠藤君で、ガードの上から構わずのガンガン打ち込みで、

3~4発打ってる中でどれかがガードが外れた所に当たれって感じだったんだわ。

 

高木君も余り距離を取ってやるつもりはなかったみたいで、

敢えての接近戦を挑んでいってたんだけど、

より力強く鋭く腕が振れてたのは遠藤君の方だったんだわ。

 

二人のガツガツ戦で案の定、バッティングで高木君が左目上をカット。

 

<2R>

密着戦では明らかに打ち負けてるのに高木君、

距離を取ってやるつもりがホントに無いみたいで殆どジャブ無しだったんだわ。

 

接近戦を好む割には高木君、フック系がパタパタ団扇打ちだったし、

ラスト30からの飛ばし合いでも後れを取ってしまってたなあ。

 

<3R>

気が付けば高木君の顔面の腫れが目立ってきたんだけど、

この回は彼の打ち下ろし系とアッパー気味がヒットヒット。

 

<4R>

二人のガツガツ戦はいよいよ最終段階で、

お互いに左目上をバッティングカットしながらの正しく根性戦だったんだけど、

アピールし難い接近戦の中、よりキッチリ当ててたのは遠藤君だったんだわ。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37×2、38-39ってことで遠藤君の2-1勝ちだったんだけど、

高木君が1ラウンドしかロスしてないってことは無かったんじゃないかなあ。

 

遠藤君の次の相手は今井健裕君なんだけど、

彼は優勝候補一人で半端じゃないパンチ力だからなあ。

 

 

⑪ 川渕大地君(川崎新田)×長谷川慎之介君(青木)……SFe

3勝(2KO)0敗の28歳・神奈川県と、1勝2敗のサウスポー、25歳・栃木県。

 

アマ26戦と29戦の一戦だったんだけど、とてもそういう風には見えなかったね。

 

<1R>

川渕君はこの日もアマ経験者らしくないいきなりの丸太殴り系で、

チマチマ細かいことなんかやれるかって感じのやたら右一本殴りで、

明らかにひ弱そうな長谷川君を脅しまくってたんだわ。

 

長谷川君としては細かく突っ突けるかってところだったんだけど、

一発突っ込み打ちしてお終いっていうのを繰り返してて今一の効果だったなあ。

 

川渕君はその大雑把さが修正されれば先々大分違うと思うんだけど、

今のところは剛腕一発主義を貫き通すつもりみたいで、

残り1分にまず右のデカイのを放って優勢を誇示した残り2秒、

アッパー気味に左右フックを打ち込んで長谷川君をよろめかせたんだわ。

 

こりゃ長いこと無いなあって思ったモンで一旦離席したんだけど、

中々決着が付かないから4Rに戻ってみたら、

長谷川君の頑張りが半端じゃなくて、川渕君が困り果ててる感じだったんだわ。

 

剛腕ヒットを凌がれると川渕君には代わるべき手段が無かったみたいで、

そりゃ長谷川君は技術的にはどう見ても弾けそうな感じはしないんだけど、

その気持ちは明らかに遥かに川渕君を上回ってて、

その必死感は見てる人に感動を与えるほどだったんだわ。

 

終了ゴングが鳴ってコーナーに戻った彼の姿を見て、

自分はこれほど精根尽き果てるまで何かをしたことがあったっけって、

そうシミジミ思ったんだよね。

 

 

試合途中を見てなかったから発表されたスコアには少なからず驚かされて、

長谷川君から見ての39-38、38-38×2ってことで1-0ドローで結局、

二つの優勢点を得た川渕君が準決勝戦進出。

 

ギリギリの戦い方をした川渕君は次は坂田尚樹君が相手なんだけど、

この日の感じだと苦戦しそうなんだよなあ。

 

 

 

⑫ 角田知浩君(川崎新田)×ジロリアン陸君(F赤羽)……SFe

2勝4敗(2KO)サウスポー、30歳・東京都と、

4勝(4KO)1敗(1KO)の29歳・福島県。

 

一つ前の試合を遠目から見てた陸君とちょっと話たんだけど、

とっても冷静な印象だったなあ。

彼のトランクスの “ジロリアン” の文字がたまに “シロアリ” に見えたけどね。

 

<1R>

頭半分以上デカい相手に陸君がどう組み立てるかってところだったんだけど、

角田君は意外なほどジャブが少なかったし、

動き自体にもスピードが無かったもんでそれこそ大助かりで、

タイミングを見計らってた1分19秒、綺麗なワンツーをヒットさせたんだわ。

 

それほど強い打ち込みには見えなかったんだけどタイミングが良かったせいか、

角田君はリング中央から南ロープまで吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

距離を潰した打ち合いでは敵いそうにないんだから角田君、

もう少しジャブを使うなりして適当な距離にすればいいのになあ。

 

ストロークの大きい相手のショットの外しざまを打つ度胸があるか、

陸君のパフォーマンス次第で決まりそうな感じだったんだわ。

 

 

自分は北板席に移動しての観戦だったんだけど、

とても知的な女性と一緒に斜め前に座ってた男性が、

いきなり 「村木田さんですよね。」 って声を掛けてきて、

咄嗟にどこかで会ってるのかって頭を巡らせたんだけど全く記憶になくて、

そしたらやっぱり初対面ってことで、陸君の応援ってことで……。

 

<2R>

角田君としてはもっともっと右手でかき回すような動きが要るところだったんだけど、

中途半端なまま序盤に陸君の右を貰いまくって、

鼻っ柱を切り裂かれて1分05秒にドクターチェック。

 

止められてしまうのは嫌だってことで角田君も飛ばしていったんだけど、

有効打に繋げられないまま残り1分に再度のドクターチェックだったんだわ。

 

自分は微かにレフェリーのジェスチャーを見てたら解ってたんだけど、

背中側だった南席の観客達には何が原因のチェックだったのか、

ヒッティングだったのかバッティングだったのかが多分解らないままで、

それがインターバルでも説明が為されないままの不手際だったんだわ。

 

<3R>

角田君も負傷しながらの健闘ではあったんだけど、

勝負としては既に決した感があって、

陸君の揺るぎない攻め込みの前に最早如何ともし難くなってしまって、

2分過ぎに陸君の右を貰ってからはそれこそ一気の収束で、

左右をまとめ打ちされてしまったところで2分25秒のストップエンドだったんだわ。

 

 

陸君の次の相手は林慶太君×江澤宏之君の試合の勝者なんだけど、

二人共この日の相手よりはレベルが格段と高いから要注意なんだわ。

 

 

 

⑬ 小堺健一郎君(木更津GB)×佐々木悠登君(ワタナベ)……L

0勝1敗1分の35歳・東京都と、1勝(1KO)1敗のサウスポー、22歳・岩手県。

 

昨日は身長差のある同士の戦いが多かったんだけど、

この試合も佐々木君の方が10㎝近く上背があったんだわ。

 

小堺君はこの日登場した中では最年長で、12~13年振りくらいの試合って事で、

13歳も若い佐々木君が圧勝するパターンだったんだけどね。

 

<1R>

試合序盤は小堺君の飛ばしが効果的だったんだけど、

一段落後は遠目からの佐々木君の左ストレートがヒットヒットで、

やっぱりなあって感じの押し返しでそのまま終わりそうだったんだけど、

残り30秒からは再度小堺君の飛ばし返しが目立ってたんだわ。

 

<2R>

小堺君の接近乱打戦に佐々木君が巻き込まれてしまったみたいで、

佐々木君としては相手が入って来る前に何とかするべきで、

ショートブローでは手を余してしまうことが多かったんだわ。

 

ガツガツ戦の中、大きくバッティングしてしまって佐々木君が右目尻をカットして、

開始40秒にドクターチェックが入ってのリスタートだったんだけど、

その後もバッティングが繰り返されての残り50秒、

またもやのドクターの傷チェックが入って2分07秒、そのままストップエンド。

 

 

2R途中だったもんで正式な記録としては負傷ドローだったんだけど、

新人王トーナメントのルールでケガをしていない方が次に進めるってことで、

佐々木君としては悔やみきれないエンディングだったんだわ。

 

小堺君としてはいきなりの準決勝進出なんだけど、

次は半端じゃなくシンドイと思うけどなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 赤羽根烈君

② 松浦大地君

③ ジロリアン陸君

 

 

 

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