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2017年5月11日 (木)

女子ボクサーランキング

 

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「エッ? エーッ!」

 

少し前に黄色から茶色になったビル5階の後楽園ホール入口前のスペースには

様々な格闘技系の興行ポスターが貼ってあるんだけど、

いきなり目に入って来たのが女子プロレスのポスターのこの人で、

自分にはある関西のボクシングジムの会長にしか見えなかったんだわ。

 

 

 

つい最近、日本のプロボクシング界にとって画期的な出来事があって、

女子ボクサーの日本ランキングが発表されたんだわ。

 

長いことボクシング会場に通い詰めながらつらつら思うのは、

後楽園ホールにやって来る人達は大きく分けて3つに分類されるってことで、

一つはある特定のジムに付随してるサポーター達で、

二つ目は特定のボクサーを取り巻く個人的な繋がりに基づく観客達、

三つ目はマスコミ露出度が多いボクサーのフォロワーってことで、

自分のような純粋かつ単純な一般人としてのボクシングファンていうのは、

実はとっても少なくて、一興行当たり30人~40人程しかいない感じなんだわ。

 

 

ボクシング業界が女子ボクサーにスポットを当てるっていうのは、

彼女の個人的な繋がりに基づく観客を増員させる可能性を秘めてる訳で、

結果的には業界全体の集客力を増すことに貢献できるかも知れなくて、

ジム側にとっても肩書きボクサーを増やすことは練習生獲得に繋がって、

最終的にはトータルの集金力を増すことが出来るかも知れなくて、

より多くのボクサー達が規程通りのファイトマネーを受け取れるようになるっていう、

そういう夢のような可能性さえあるかも知れないんだよね。

 

ただ、例えデビュー戦でも1勝さえすればランクイン出来るっていう仕組みは、

男子ボクシングとは明らかに別のジャンルであることを示してて、

元々女子ボクサーの総数が少ないのに男子並みに15位まで設置してるのも、

ランキング自体がスカスカであることを白状してるようなものなんだよね。

 

男子ランキングも10位までで充分だったんだけど、

野放図なまでに15位までに広げ過ぎてしまった結果、

現在Mm~M級までの13階級で32名分もの空きが出来てしまってるし、

そもそもランカーとしての価値そのものが失われつつある中、

更に委細構わずそれ以下のA級ボクサーをもランク付けするべきだっていう、

もう考えられないほど自己中のジム関係者がいることにも驚く訳で、

日本バンタム級27位なんて肩書きとリングコールが欲しいのかって事で……。

 

そういう肩書き欲しさの傾向が女子ボクシングにも現れてる言わざるを得ず、

それはもう殆ど媚びに近いウケ狙いとしか思えず、

1勝すれば15位にランキングされるっていう大サービスは、

こと女子ボクシングの振興策だけに留めておくべきだし、

取り敢えずこれからは月間賞の選定はあくまで男女別々ってことで……。

 

 

男子を含めた業界全体の振興策はあくまで別の論点であって、

改善すべき点に関して目を瞑り、かつその点から目を逸らさせ、

殆ど枝葉に過ぎない変更に無駄な議論を尽くすのではなくて、

そもそもボクシングっていうのはジムの為にあるのではなくて、

ボクサーの為にあるんだってことを強く再確認すべきだと思うんだよね。

 

 

 

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