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2017年5月24日 (水)

村田諒太さんのこと……。

 

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“村田さん……。”

 

 

 

年に何回かアポも取らずに帝拳ジムにお邪魔することがあって大抵の場合、

本田会長はおられないことが多いんだけど、

長野マネが 「あら、何しに来たの?」 って迎えてくれるんだよね。

 

そういった際に村田諒太さんの練習に偶然遭遇することもあって、

田中トレとのミットのド迫力に驚かされてしまったこともあったんだわ。

 

ただ、村田さんとはコンチワを交わすだけで話をしたことはないし、

ジム関係者に確認を取った訳でもないので20日の試合とその後に関して、

これから書くことはあくまで自分の推測にしか過ぎないってことで……。

 

 

そもそもアメリカのボクシングファンっていうのは、

ウェルター級以上の重いクラスの試合こそがボクシングだって、

そういう風に思い込んでるフシがあって、

それは何故かというと観客数のことなんだよね。

 

彼の地では大きな会場に2万人、3万人っていうのも珍しいことではないんだけど、

自分も10年以上前に1万人弱の武道館の2階席の最前列で、

長谷川穂積さんがウィラポンに勝った試合を見たことがあるんだけど、

感覚的にはリングは10㎝四方くらいにしか見えなかったしその中の2人は、

まるで小エビが跳ねてるような感じでさえあったんだよね。

 

それが2万人以上ってことになると後方からは細かい動きは殆ど見えない筈で、

軽中量級の素早いやり取りともなるとまるで見極めきれない訳でもあって、

だからアメリカでは遠距離からでも充分見えるような、

動きの大きな重量級の試合が特に好まれるんだと思うんだよね。

 

結果、重量級の試合はアメリカが市場を独占するまでに至った訳で、

だからこそ重量級のタイトル戦が海外に持ち出されること自体、

もしかしたら余り好ましく思ってないんじゃないかってね……。

 

そんな環境の中でミドル級の世界戦を日本に持ち込むっていうのは、

それは実に想像を超えるほど大変だったと推測する訳で、

金メダリストを絶対に世界王者にする為の繊細なマッチメイクを実現すべく、

膨大な時間と労力、それに多額の資金を必要としたと思う訳で……。

 

そんな事情を知ってた村田さんは、

だからこそ試合序盤の入り方が極端に慎重だったんだろうし、

ポイント的に優位だって判断してからも更に慎重になったんじゃないかって、

そういう風にあの日のパフォーマンスを推測する訳で、

倒しに行けば倒せたかも知れなかったけど、

敢えてのリスクは張らないって決めてたんじゃないかとも思う訳でそれは同時に、

試合をサポートしてたスタッフ陣の見解にも沿ってたんじゃないかって、

そういう風に感じたんだよね。

 

 

再戦再戦ってメンドーサ会長が言ってるようだけど、

彼は一つの試合で倍の承認料を稼ぐ格好の機会としか考えてない訳で、

実際には再度の興行を組み立てるまでの作業はまたもや想像を超える訳で、

これまでのWBAの数々の手法にも疑問が消えないままだし、

だからそんなに簡単にWBAに頭を下げるっていう状況でもないし、

安易な提訴にも躊躇せざるを得ないんじゃないかって思ってるんだよね。

 

勿論、個々の交渉ごとの見えない部分について、

部外者があれこれ詮索するのはある意味ナンセンスではあるんだけど、

試合後、客席に向かって深々を頭を下げる村田さんの姿をテレビで見てたら、

自分の頭の中には色々なことが巡ってしまったんだわ。

 

 

 

という風に考えてたのは実は20日の晩から22日までで、

村田さんの試合のTV視聴率が平均17.8%(瞬間最高23.2%)だったって、

そう発表されてから頭の中は再度回り回って、

こりゃ間違いなく再戦だなっていう考えに強く傾いていったんだわ。

 

記録された視聴率はフジテレビとしては今年の第3位ってことで、

それは多分期待以上の大きな数字だったと推測する訳で、

不当判定からの大逆襲っていうシナリオも、

何となく高倉健の任侠映画を彷彿とさせるところがあって、

更なる盛り上がりさえ期待できるんだわ。

 

今や村田さんは間違いなく手放し難いコンテンツとして認知された訳で、

フジテレビも電通もスポンサーの獲得に自信を深めただろうから、

資金的な裏付けは既に終わってるのと同然だし、

その上、WBAはどうぞ再戦して下さいって頭を下げて来てるんだし、

ってことで帝拳ジムとしては新たにマッチメイクする手間が省け、

資金的な見通しもついたってことになるし、

金メダリストと視聴者に納得のいくウップン晴らしを改めて提供できるってことで、

一気に再戦に傾いていくんじゃないのかあ。

 

20日の試合会場では村田さんの試合が始まるまで、

二つの世界戦が行われてた時間帯にも関わらず売店の行列が止まなくて、

彼の集客能力は自分が考えてた以上だった訳で、

村田さんワンネームの帝拳ジム単独興行でも充分成立しうると思うんだわ。

(何だったら、当日はアンダーカードを一切排除しての1試合オンリーで、

7時開場、8時試合開始ってことで……。)

 

 

再戦が実現することになったら勿論、

買収疑惑が拭えない究極偏見モウロク系の例の2人のジャッジには、

二度と日本の土を踏ませないっていう約束を取り付けるべきだと思うけどね。

 

 

 

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