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2017年3月 9日 (木)

東日本新人王の行方

 

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「She's Loves You Yeah Yeah Yeah Yeah ~!」

 

 

 

2007年に79歳で亡くなった作家の城山三郎が好きだったのが、

“静かに行くものは健やかに行く、健やかに行くものは遠くまで行く”

っていう言葉で、イタリアの経済学者のものなんだけど要するに、

気持ちを穏やかに保って生活すれば心身共に健全な毎日が過ごせるし、

毎日を健全に過ごすことができれば長生きをすることが出来て、

結果的には遠くへも行くことができるし、物事を極めることもできるって、

そういう事じゃないかって自分は思ってるんだけどね……。

 

 

 

2017年度の東日本新人王トーナメントは1ヶ月後の4月3日から始まるもんで、

現時点での自分的優勝候補について検討してみたんだわ。

 

これがプロデビューっていうボクサーも結構混じってるもんで予想は難しいし、

あくまで素人考えに過ぎないんだけどね……。

 

 

ここのところ新人王トーナメントの参加者数は減少化傾向がハッキリしてて、

プロボクシングの斜陽化を示す一つの兆候でもあるって思ってるんだけどそれは、

業界の無策というか諸問題の放置が大きく影響してるとしか言えないんだわ。

 

今、チャンピオンベルトの供給元が4団体もあるせいで世界王者が9名もいて、

世の中の人達はキラキラ輝いた世界戦ばかりに目を向けがちになるんだけど、

業界を底辺や足元で支える普通の4回戦ボクサーの増加こそが重要であって、

このまま安易に無思慮状態を続けると結局、日本のプロボクシングっていうのは、

アマ転身のB級プロからだけっていうパターンになってしまいそうなんだわ。

 

ボクシングをやろうとるする若者が減ってきたのは業界の不作為に原因してて、

ここまで殆ど野放図なまでに増やしてしまった協会加盟ジムの中から、

まずはひたすら悪徳系のあそこのAジム、ここのBジムを筆頭に、

規定のファイトマネーから67%以上ものマネジメント料を抜き取ってるような、

そういうアコギな搾取系ジムは即刻除名処分にすべきで、

協会はファイトマネーの支払い明細を提出させるべきじゃないかと思うほどで、

この業界の自分さえ良ければのルーズさは際立ってて、

そういう話が伝わっていけば若い連中が集まって来るはずがないんだよね。

 

自分の寿命が尽きるのと日本のプロボクシングの命運が尽きるのと、

一体どっちが先かって感じさえするんだけど、こんな状況の中、

それでも健気に頑張ってるボクサー達は現実にいる訳で……。

 

ってことで2015年に204名だったエントリー数が2016年は156名って、

24%も減って、今年はそこからまた15%減の132名なんだわ。

 

 

 

≪2017年度 東日本新人王トーナメント優勝者予想≫

*各階級の横の数字はエントリーボクサー数、その後の( )内は昨年の参加数。

トーナメント表の左側の山をAグループ、右側の山をBグループと仮決め。

 

 

【ミニマム級】……9名 (9名)

Aグループからは和田優麻君と新冨凌君、

Bグループからは岡田真虎君と伊佐春輔を優勝候補に選んだんだけど、

Bグループのアマ出身でデビュー待ちの赤羽根烈君も気になってて、

7勝4敗っていうアマ戦績はかなりの良績だからね……。

 

 

【ライトフライ級】……9名 (6名)

ここはAグループの大橋波月君とBグループの安藤教祐君の一騎打ちって予想で、

Bグループのアマ出身の山本智哉君と亀山大輝君が次の候補かなあ。

 

 

【フライ級】……12名 (11名)

Aグループでは荒川竜平君、Bクループでは石井優平君と石渡剛君。

それとBグループのアマ経験豊富な薮﨑賢人君と田中公士君も有力なんだわ。

 

 

【スーパーフライ級】……10名 (13名)

ここはAグループの住田愛斗君とBグループの小笠原梢太君の一騎打ちを期待。                                                          

 

 

【バンタム級】……12名 (10名)

この階級には逸材が揃っててAグループの富施郁哉君、秋間瑞輝君、

荒木侑也君、鈴木敬祥君、Bグループの堤アキラ君、義元得拳って、

計6名もの候補がいるんだわ。

 

 

【スーパーバンタム級】……13名 (18名)

Aグループの飯見嵐君、Bグループの黒﨑雪仁君、濱田力君だと思うなあ。

 

 

【フェザー級】……16名 (26名)

去年より大幅にエントリー数を減らした階級なんだけど、ここも結構激戦区で、

Aグループでは白石将晃君、矢斬佑季君、中村由樹君、太田魁星君、

Bグループでは松澤拳君、清田亨君達が優勝候補なんだわ。

 

 

【スーパーフェザー級】……16名 (20名)

Aグループでは今井健裕君、川渕大地君、坂田尚樹君、

Bグループでは菅野智宏君、ジロリアン陸君、江澤宏之君が優勝候補。

 

 

【ライト級】……12名 (15名)

Aグループでは有岡康輔君、平岩貴志君、高田朋城君、

Bグループでは周而立君と内藤未来君。

 

 

【スーパーライト級】……9名 (14名)

Aグループの星大翔君と大場翔君、

Bグループでは木原宗孝君と赤岩俊君が優勝候補。

 

 

【ウェルター級】……10名 (9名)

Aグループの春田智也君とBグループの中村俊介君の一騎打ちじゃないかなあ。

 

 

【ミドル級】……4名 (5名)

ここも一騎打ち予想で、Aグループの優しんご君とBグループの加藤収二君。

 

 

 

今年はエントリー数も大分減ったんだけど正直、

去年と比べて相対的に小粒感が否めないし、飛び抜けた逸材も少ないんだわ。

 

去年は富岡達也君、中谷潤人君、福永亮次君、木村吉光君、大野俊人君、

豊嶋亮太君達が最初っから期待感で輝いてたんだけど、

今年は全体を見渡して華のある圧倒的優勝候補が少なくて今の時点では、

濱田力君(SB級)、星大翔君(SL級)、中村俊介君(W級)の僅か3人だけで、

トーナメントが進むにつれて新しい原石の発見に期待してるんだわ。

 

 

 

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