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2017年3月14日 (火)

後楽園ホール・3月13日

 

 

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“アクセス・マップ”

 

各都道府県のインターネット総利用者の中で、

このブログにアクセスしてくれたユーザー数の割合を算出して、

その地域全体の平均アクセス数より高いか低いかを色で示したもので、

赤に近いほどその比率が高いってことになるんだわ。

 

つまりこのブログは今月、東京都や福井県、長崎県で大人気の一方、

大分県、山口県、高知県、岡山県、岐阜県、石川県、茨城県等では不評で、

特に秋田県では平均を遥かに割るアクセス数しかないってことなんだわ。

 

 

 

昨日はどういう訳か試合パンフのボクサーの記載がいつもとは逆で、

つまり通常は左側記載が赤コーナーボクサーで、

右側が青コーナーボクサーなんだけど、それが全試合逆になってて、

何か新しい試みかとも思ったんだけど、自分には見難かったんだわ、正直。

 

それとボクサーのプロフィール表示の印字はもう少し太い方がいいし、

生年月日と同時に年齢を併記してある方がいいんだけどなあ……。

 

 

 

① 河本裕樹君(船橋D)×柴田洸弥君(高崎)……Mm 4R

デビュー戦の29歳・埼玉県と、デビュー戦の20歳・群馬県。

 

10歳ほど年齢差のあるデビュー同士で……。

 

<1R>

この階級なんだから二人共、もう少しスピードがあってもよかったし、

テクニックを披露し合うレベルではまだまだないんだから、

もっと溢れる闘争心が見たいところだったんだけどね……。

 

気持ちの持ちようも戦い方もとっても良く似た二人で、

結局は疲れた方が敗けるっていうような展開だったなあ。

 

 

ってことで、一旦離席して4Rに戻って最後のところを見てたんだけど、

お互い、相当グニャグニャになってしまってて、

殆ど効果的な打撃が叶ってはいなかったんだけど、

必死の手数で踏ん張り合ってたんだわ。

 

 

こりゃ多分、相当難しい判定になるだろなあって発表を聞いてたら、

39-38×2、38-39ってやっぱりハッキリした優劣が付け難かったみたいで、

それでも若い柴田君の2-1勝ちだったね。

 

 

 

本来は次の試合に出場する予定だった丸亀光君と廊下でバッタリで、

彼、天笠尚さんとのスパーで右足アキレス腱を断裂してしまったってことで、

スキーブーツのようなモノでガッチリ患部を固めた松葉杖姿で、

回復には2~3ヶ月は十分にかかるって言ってたんだわ。

 

 

 

② 名雪貴久君(船橋D)×袴田浩祐君(上滝)……SFe 8R

11勝(2KO)13敗(7KO)の29歳・千葉県と、

6勝(1KO)11敗(4KO)2分の30歳・静岡県。

 

名雪君は3年ほど前には相馬一哉君とか一場仁志君相手に連勝してて、

明るい将来さえ感じさせたんだけどその後、後藤俊光君、小山拓見君、

中野和也君、荒木貴裕君達を相手に現在4連敗中で、

そりゃ彼が戦ってきたメンバーは半端なA級ボクサーではなかったんだけど、

それでも負け試合を重ねるにつれ劣化というか自信の無さが目立ってきて、

この日は3連勝中で初の8回戦に挑む相手に正に存亡の危機だったんだわ。

 

正直、自分は袴田君の印象はそれほど強いモノが残ってなかったんだけど、

一力ジムの鈴木マネジャーは信じられないほど沢山のボクサーを知ってて、

年間の観戦試合数も自分よりかなり上回ってるからある意味当然なんだけど、

プロモーターとして試合を見るっていうことは実はそういう事なんだってことで、

そう言えば “DANGAN” の古澤さんのボクサーの見る目といい、

日本にも本来のプロモーターがいい感じで育ってて、

旧態然としたマッチメーカーの出番は殆ど無くなってしまったんだよね。

 

<1R~>

自分は試合を見る際にお互いの勝率と共にKO率にも着目してるんだけど、

この二人は合計43試合してるんだけどKO勝ちは3試合しかなくて、

ってことで試合展開は事前に予想された形で進行してて、

ハラハラドキドキしながら常に注視するっていう必要はなくて、

最近は手数が増えてきたって聞かされてた袴田君もそれほどのことはなくて、

単調なやり取りが繰り返されるのを何となくボヤーッと見てたんだわ。

 

4R頃になると名雪君が余りに簡単に相手の右を貰う場面が増えていって、

6Rになるとその弱り方が目立ってきて顔面の腫れ方にも差が出てきたんだわ。

 

まあ袴田君の方が終始優勢かなあって見てた8Rだったんだけど、

二人共、これから1Rを始めるような感じさえあって正直タルかったなあ。

 

お互いに若干休み休みで自分都合だけの攻撃を交互に繰り返してるだけで、

緊張感を持って敢えてカウンターを狙いに行くって感じでもなかったんだよね。

 

 

結局、78-75×2、77-76ってことでやっぱり袴田君の3-0勝ちだったんだけど、

それにしても袴田君、8個も負け越した3勝11敗ってところからのこれで4連勝で、

これはこれで大したモンなんだわ。

 

 

 

③ ジャンプ池尾君(関門J)×中嶋孝文君(T&H)……B 8R

6勝(4KO)4敗(3KO)2分の26歳・福岡県と、

26勝(11KO)9敗(3KO)1分の32歳・青森県。

 

控え通路の少し暗いところからコンチワってしてくれたのはリブートの射場さんで、

この日は池尾君のヘルプセコンドだったんだわ。

 

中嶋君はジョナタン・バァトに惜しい0-2負けした後、

坂晃典さんに衝撃の1RTKO負けしてしまってランキングを失ってしまって、

タイボクサー戦を経てのこれが再帰2戦目だったんだけど、

実は池尾君の方も2連敗後にタイボクサー戦で立て直してのこの日だったんだわ。

 

 

 

それまで気持ち良く観戦してたんだけど、すぐそばに嫌いな奴が座ってきたし、

近くの老いぼれがダミ声でやたら 「行けー!行けー!」 って煩いもんで席移動。

 

<1R>

普通にやれば中嶋君、殆ど問題ないんじゃないかって思ってたんだけど、

相手がどう出てくるボクサーか解らないもんで慎重に立ち上がったんだけど、

それほど積極的な相手ではないって見切ったか常にプレスかけての先仕掛けで、

簡単にペースを握ったって感じだったんだわ。

 

出だしから動きが硬めだった池尾君の方は明らかに手数が少な過ぎで、

合わせ打ってた左フックはかなり鋭かったんだけど、

若干気後れ気味の手遅れ気味だったんだよね。

 

<2R>

池尾君が若干ギアアップしたんだけどそれは同時に大きな危険も伴う訳で、

中嶋君がそもそもの格の違いを見せ付け始めて、

素早く力強い右ストレート、左ボディできっかけを掴んだ直後、

またもやの右ストレートに左アッパーをフォローして、最後は右を打ち下ろして、

開始44秒、リングほぼ中央で池尾君から実に見栄えのいいダウンゲット。

 

リスタート後の池尾君は中嶋君の一気攻勢を何とか凌いで、

ラウンド半分過ぎからは持ち直しての反転攻勢だったんだけど、

残念ながらラウンド終盤に進むにつれ足元のシッカリ感を失ってたなあ。

 

<3R>

それでも吹っ切れたか池尾君が積極プレスからの先手先手で、

少し休み加減のように見えた中嶋君を手数で押してたんだけど、

残り1分を切ってからの中嶋君の反転一気攻勢は凄まじくて、

池尾君を西ロープに追い詰めたところでフック系の上下打ち分けの強烈連打で、

南方向へ逃げたのを後追いしながら最後は右で相手の側頭部を横殴りで、

直撃された池尾君は足送りが出来ないまままるで一本棒のように、

青コーナー近くの南ロープに吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

残り44秒のところだったんだけど池尾君、

2度目のダウンにも気丈にリスタートしてたんだけど、

残念ながらエンディングが近くなった印象は拭えなかったんだよね。

 

それにしてもダウンに至るまでの中嶋君の上下打ち分けは実に圧巻で、

意表を突くボディショットとガードを下げさせておいての顔面攻撃の組み合わせで、

やっぱりコンビネーションショットの組み立て上、

どのタイミングでボディショットを混ぜ込むかが肝要なんだって思ったなあ。

 

<4R>

やっぱり既に池尾君は先攻めできる状態では無くなってて、

それならってことで中嶋君が自信に満ちた決着目指しての畳み掛けで、

最初の30秒間に右を単品で2発ヒットさせた後の開始42秒の南東ポスト前、

まるで教則本に出てるかのようなワンツーを直撃させて、

最後の右で池尾君から横倒しダウンゲット。

 

これで3回目の池尾君のダウンは全て倒れ方がかなり強烈だったせいか、

レフェリーは途端にノーカウントのストップエンドだったんだわ。

 

 

試合後の通路ですれ違った中嶋君は勿論の笑顔で、

ちょっと感想を伝えたらとっても嬉しそうにしてたんだわ。

 

 

 

次には女子戦が組まれてたもんで話し相手を探しにロビーに行ったんだけど、

誰もいなかったもんで試合場に戻って遠目に眺めてたんだけど、

これがまあ結構頑張る女子同士の8回戦で、

半端な男子の6回戦よりは余程動けて手数の踏ん張りも凄かったんだわ。

 

青コーナーボクサーの方が3~4割ほど手数が多かったんだけど、

見栄えのいい有効打が多かったのは赤コーナーボクサーの方で、

3~4ポイントほどの差があったかなあって思ってたら、

大体そんな感じだったみたいで78-74、78-75×2ってことだったんだわ。

 

 

自分は小学生の頃からどういう訳かサウスポーの女の子には弱くて、

それだけで恋に落ちそうになってしまうことが多かったんだけど、

赤コーナーボクサーはそのサウスポーの上戸彩系だったもんで、

ついつい最後まで見てしまって、周囲の関係者達にからかわれたんだわ。

 

 

 

⑤ 近藤明広さん(一力)×何チャラ・パトムパトン

                     ………63.6㎏ 8R

27勝(14KO)6敗1分のランク3位、31歳・埼玉県と、

33勝(20KO)5敗(4KO)1分の33歳・タイ。

 

<1R>

パンフ写真のパトムパトンは一瞬オスカー・デラホーヤに似てて、

明らかに巧くは無いんだけどパワフルな感じは伝わってきてたし、

意外に柔らかく上体を使うことができてたんだわ。

 

ただ全体のスピード感と前の手の使い方には大差があって、

早いラウンドで近藤さんが圧倒してしまいそうな予感がしたんだよね。

 

パトムパトンは結局右を大きく一発振り込んでただけだったんだわ。

 

<2R>

パトムパトンは少しばかり本気を出してきたみたいで、

大きく右を振り出す場面が多くなってきたんだけど、

相変わらずきちんとジャブが出せてない片寄ったボクシングに終始してて、

余裕を持って上下に打ち分けてた近藤さんの対等の相手には見えなくなって、

見た目のパワフルさは全くの見かけ倒しってことで……。

 

近藤さんのジャブだけでバランスを崩すようになってきたパトムパトン、

残り43秒の青コーナー前で右ストレートをまともに喰らってしまってダウン。

 

何とか立ち上がりはしたんだけどパトムパトン、

既に戦う気持ちはすっかり失せてしまったみたいで、

ってことで近藤さんが更に畳み込んでいった残り24秒、

同じような右ストレートを打ち込まれてしまって、

今度は立ち上がる努力さえしない2分47秒のテンカウントアウト負け。

 

 

 

WBOのAPチャンピオンでIBF3位、WBO8位、OPBF1位、国内3位って、

肩書き満載の近藤さんにとってこの日はあくまで調整試合ってことで、

虎視眈々とビッグマッチを待つって感じだったんだよね。

 

 

 

最後の試合は女子の世界戦だったんだけど、

二人共サウスポーではなかったもんで、

この日の自分のボクシングはここでお終いってことで……。

 

 

 

本日のベスト3ボクサー】

① 中嶋孝文君

② 近藤明広さん

③ 矢吹純君

 

 

 

昨日はホールインする前に近くのファミレスである人と待ち合わせて、

ボクシングジムの経営に関して色々話しを聞かせて貰ったんだわ。

 

このファミレス、ボクシングのある日には関係者に出会うことが多いんだけど、

この日も別テーブルでも違うジム関係者が3人で食事をしてたもんで、

そこでまた別の話で盛り上がったんだわ。

 

自分は業界関係者ではないんだけど、その割に毎年山ほど試合を見てるし、

知り合いのボクサーやジム関係者も多いせいか、

素人のオッサンの意見も結構真面目に聞いてくれてくれる人もいて、

こういう人達が業界をいい方向に導いてくれるといいのになあって、

つくづく思うんだよね。

 

 

 

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