« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »

2017年1月

2017年1月31日 (火)

後楽園ホール・1月30日

 

Img_0983

「心を鎮めるためにはやっぱり座禅に限るんだわ。」

 

 

 

特に問題が生じたわけではないんだけど一昨日の日曜日、

家電専門店に奥さんと洗濯機を見に行ったんだよね。

 

ドラム型の乾燥機付きの比較的いいモノは軽く20万円するし、

最上級モデルは30万円さえ超えてて驚いてしまったんだわ。

 

東芝とシャープは避けて選択するとやっぱりパナソニックか日立になる訳で、

これから其々の機能をジックリ比較検討なんだよね。

 

 

 

元々昨日の後楽園ホールは10試合が組まれてて、

メインの試合以外はオール4回戦だったんだけど、

そのメインの木村隼人さん×高橋竜平さんの8回戦が、

高橋さんが計量をクリアできなくて中止になってしまったもんで、

オール4回戦の興行になってしまったんだわ。

 

ホールは行われる試合のレベルによってレンタル料が違ってて、

それがタイトル戦の場合なんかの入場料が高くなる根拠にもなってるんだけど、

こういう場合はどうなるのかなあ……。

 

 

 

① 小林昇太君(花形)×中村真也君(角海老)……B

デビュー戦の24歳・神奈川県と、デビュー戦の22歳・岡山県。

 

<1R>

デビュー同士の一戦は立ち上がり中村君が多少見過ぎる傾向が強かった中、

まずは小林君の積極攻め込みが目立って最初の1分間を征したんだけど、

その後中村君の細かくて鋭い反撃が主導権を奪い返して、

このままだと中村君がポイントゲットだなあって思ってた残り10秒、

若干ガチャガチャとなったショート戦の中、

小林君のワンツースリーフォーが効果的にヒットして中村君がダウン。

 

<2R>

開始1分、中村君のワンツーがヒットして小林君がグラッとして、

そのまま中村君にしがみついてしまったところに中村君が思いっ切りの打ち下ろし。

 

レフェリーはストップ後の加撃というかラビット系に関して中村君に注意してたけど、

あの場面は小林君のダウンだっていう見方も出来たと思ったんだけどね。

 

優位なリスタートをした中村君が一気に決着に行ったんだけど、

ムキになり過ぎたところに小林君の右を貰ってしまってまたもやダウン。

 

<3R>

大きなハンデを負ってしまった中村君だったんだけど全くメゲルことなく、

倒すしかない可能性に賭けての奮闘奮闘だったんだわ。

 

一方、2度のダウンゲットで守りに入ったのか、もしくは疲れてしまったのか、

圧倒優勢な筈の小林君の方が全くの逃げ逃げボクシングに転じてしまって、

接近した途端頭を下げるしホールディングの繰り返しが情けない限りで、

何度注意されても改善されないままついに減点を喰らってしまったんだわ。

 

<4R>

陣営からは 「頭上げろ!」 って声が飛びまくってたんだけど、

相変わらず小林君のそういう傾向は改まらなくてちょっと見苦しかったかなあ。

 

お互いボディブローがこれからのテーマだなあって思いながらの終了ゴングで、

残念ながらダウンゲットが叶わなかった中村君には勝利は有り得なくて、

自分は38-36だったんだけど結局、38-35、37-36×2ってことで、

やっぱり小林君の3-0勝ちではあったんだけどね。

 

 

 

② 見崎康平君(上滝)×後藤祐介君(F赤羽)……L

デビュー戦の22歳・東京都と、デビュー戦の34歳・埼玉県。

 

12歳差もあるデビュー同士で、こういう場合の殆どは若い方が勝つんだけどね。

 

<1R>

試合前の感じではよりリラックスしてたのは後藤君の方だったんだけど、

リーチを利してジャブの届きもとっても良かったなあ。

 

ただその後は何となくトローッとした展開になってしまって、

二人共、先に仕掛けるのをためらってるように大人しくなってしまったんだわ。

 

お互いルーズなガードの中、突然の結末が到来したのは残り18秒のところで、

後藤君の返しの左フックがヒットして相手がグラッとした直後、

更に追い打ちの右ストレートが直撃して西ロープ前で見崎君が大きくダウン。

 

最初の左フックで既に危険な状態だったところでの更なる直撃だったもんで、

レフェリーも即のストップエンドで2分46秒、後藤君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 山口修斗君(八王子中屋)×河野勇太君(SRS)……F

0勝1敗の23歳・長崎県と、1勝1敗(1KO)の24歳・東京都。

 

<1R>

7~8㎝ほど上背優位な河野君の方が自信無さ気なジャブを打ってて、

鋭い踏み込みからの山口君の左右フックを警戒し過ぎてる感じだったんだわ。

 

目立ったパンチが殆ど無かった中、山口君のボディブローが好印象で、

河野君はもう少し先仕掛けが欲しいところだったんだわ。

 

<2R>

詰めてからの左右ボディに山口君の攻撃が限られた中、

このラウンドは河野君の右のクロスが幾つかいい感じのヒットを見せてたんだわ。

 

<3R>

お互いに山場の作り方に今一感が強くて特に河野君、

もっと畳み掛けるような攻め込みが絶対必要だなあって見てた残り55秒、

その河野君が足元のバランスを崩したその瞬間と、

山口君の引っ掛けるような右フックのヒッティングとが重なって、

河野君がオットットッて感じで倒れ込んでしまったんだわ。

 

それ程のダメージを残さないリスタートではあったんだけど、

山口君の初勝利が大きく見えてきた瞬間だったんだよね。

 

<4R>

挽回ダウンゲット目指して河野君が初っ端から飛ばしていって、

開始53秒にはいいタイミングで右をカウンターヒットさせてはいたんだけど、

山口君の方も薄っすら鼻血を出しながらも懸命な反撃に気持ちを溢れさせて、

お互い、最後の最後までペースを落とすことなくの激闘だったんだわ。

 

この回は手数、ヒット数共に若干河野君が上回ってたんじゃないかなあ。

ってことで自分は38-37で山口君だったんだけど結局、

38-37×3ってことでやっぱり山口君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

④ 倉本和史君(T&T)×赤木直貴君(横浜光)……48.7㎏

2勝(2KO)2敗(1KO)の28歳・神奈川県と、

2勝(1KO)6敗(1KO)3分の28歳・新潟県。

 

<1R>

二人共、良く似たボクシングスタイルで、

若干遊びの少ないいきなり過ぎるところがあったし、

繋ぎのパンチも不足気味に終始してたなあ。

 

<2R>

徐々に倉本君のプレスが強くなっていって、

それにつれ中間距離で処理し切れなくなった赤木君が明らかに困り始めて、

どういう風に戦ったらいいのかに戸惑いが見えてきて、

展開は明らかに大きく倉本君の方に傾いていって、

本木会長の大声の檄にも冷静に反応出来てたんだわ。

 

<3R>

闘争心でも優位に立った倉本君が圧倒の詰め詰めで、

それ程の有効打は無かったんだけど、それでも常に攻めてる感じは十分見せてて、

赤木君は追い込まれるまま大人しい普通の青年になってしまって、

倉本君が楽しそうにボクシングしてたのが印象的だったね。

 

<4R>

ここまでの止むことのない手数だった倉本君も流石に最後はヘバって、

頭を下げる場面が増えていったんだけど、

赤木君もそこに付け入る頑張りを見せられないままの終了ゴングで、

自分は39-37だったんだけど結局、40-36、40-37、39-37ってことで、

やっぱり当然の如く倉本君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

試合後暫く経ってから本木会長と話してるところに倉本君がやって来て、

何だか自分の事を知ってるような素振りだったんだけど、

自分は彼の戦績とか名前すら間違えてしまったんだよね。

 

 

 

⑤ 住田愛斗君(角海老)×花森成吾君(JBS)……SF

1勝1敗の23歳・大阪府と、2勝0敗の18歳・東京都。

 

<1R>

いきなりの激闘が始まって、住田君の詰め詰めからのボディブローが圧巻で、

彼は多少大きく振り過ぎるところがあって危険度も高いんだけど、

強い気持ちを溢れさせたとってもいい戦い方をしてたんだわ。

 

一方の花森君なんだけど、ショットそのものは住田君より余程タイトに打てて、

内側内側からそこそこ力強いショットを放ってたんだけど、

手数負けというか若干の気持ち負けも見え隠れしてたんだよね。

 

ラウンド中盤にマウスピースを飛ばされて印象を悪くした住田君だったんだけど、

ラウンド総体としては明らかに打ち勝ってたんじゃないかなあ。

 

<2R>

白熱のショート戦は正しくこの試合の主導権を賭けた打ち合いで、

花森君もこのラウンドは必死手数を頑張ってたんだけど、

手数総数に大差がない中、総ヒット数ではやっぱり住田君だったなあ。

 

<3R>

住田君の頑張り手数はこのまま最後まで持つのかって程だったんだけど、

口が開き始めたのは左目上をバッティングカットした花森君の方で、

相変わらず住田君は粗っぽさが目立ちはしてたんだけど気持ち的には圧倒してて、

終始詰め詰めからの積極先攻が完全に勝負の流れを決めてしまったんだわ。

 

<4R>

休み休みの攻撃になってしまった花森君に対して住田君、

歯を喰いしばりながらの根性のショート戦に手を緩めなくて、

最後は相当ヘバッたと思うけどとにかく終了ゴングまで頑張り通したんだわ。

 

 

全く先手を取れなくなってしまった花森君はラスト30秒も中途半端なままで、

自分の中では1ポイントも取れないままの住田君の40-36だったんだけど結局、

ジャッジの全員も同じ見解だったみたいで40-36×3で住田君の3-0完勝。

 

 

 

⑥ 遠藤勝則君(角海老)×松井翔君(横浜光)……58.5㎏

1勝1敗(1KO)の25歳・山梨県と、1勝0敗の20歳・神奈川県。

 

試合前の雰囲気的には松井君が勝ちそうだったんだけどね。

 

<1R>

パワフルだけど若干大まかな遠藤君に対して松井君、

スピードで優位に立ちながら細かい回転で的確なヒットヒットだったなあ。

 

左目上をバッティングカットしてしまった遠藤君なんだけど、

見た目以上に凶暴な感じがしたなあ。

 

<2R>

お互いに一段落が目立って攻撃の連続性に欠けてた中、

ヒット数そのものは松井君の方が多かったんだけど、

有効度っていうことになると遠藤君の方が上じゃなかったかなあ。

 

<3R>

遠藤君が更に猛獣化していって、詰め詰めからの殴り合い命って感じ満々で、

松井君が若干持て余し気味になっていって、

気が付けば松井君の顔面の方が明らかに赤くなってたんだわ。

 

<4R>

このラウンドの出来次第が勝負を決めそうだった中、

不器用ではあるけどフィジカルでは絶対負けないって感じの遠藤君が引かなくて、

松井君もたまに手は出してたんだけど、下がりながらの手打ちが多くて、

ロープを背負わされ、コーナーに詰められることが多くなっていったもんで、

それだけで相当印象を悪くしてしまってたんだわ。

 

残り30秒からはお互いに最後の必死出しだったんだけど、

ラウンド全体を思い返すとやっぱり遠藤君だったなあ。

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37×2、38-39ってことで遠藤君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑦ 矢斬佑季君(花形)×スミス健人君(勝又)……56㎏

デビュー戦のサウスポー、25歳・埼玉県と、デビュー戦の21歳・東京都。

 

矢斬君はパンフレットと名前が全然違ってて、何なんだろね。

ハーフかと思ってたらスミス君は全くの日本人なんだってね。

 

<1R>

二人共、頑強そうな体躯をしてたんだけど、

お互い中間距離でのハードな打ち合いを目指してたみたいで、

実にいい感じの立ち上がりをして迫力ある必殺系のパンチが交差してた残り1分、

スミス君には見難かったのかも知れないんだけど、

矢斬君のいきなりの左ストレートが続けざまに2発クリーンヒットしたんだわ。

 

この2発でスミス君は明らかに効いてしまったみたいで、

一瞬目が有らぬ方向を見つめた次の瞬間、

矢斬君が被せ打った右フックが大きく鋭く直撃して、

途端にスミス君の左目上が大きく切り裂かれてしまっていきなり大出血。

 

直後にドクターチェックが入ってそのまま即のストップエンドってことで、

1分45秒、矢斬君のTKO勝ちだったんだわ。                         

それにしても矢斬君の左ストレートはいいキレをしてたなあ。

 

 

 

⑧ 長岡舜也君(角海老)×松本雄大君(横浜光)……SF

2勝(1KO)4敗(4KO)の26歳・茨城県と、

1勝(1KO)2敗(1KO)1分の28歳・神奈川県。

 

<1R>

この日横浜光ジムは3人出しだったんだけど、

3人共が相対的に大人しいというか積極性に欠けてて、

この試合の松本君も中々いいジャブは持ってたんだけど攻める感じが乏しくて、

少なくとも長岡君の方が余程気持ちを溢れさせてたんだわ。

 

<2R>

ショット自体のシッカリさは松本君の方が上回ってたんだけど、

リズムを掴んだのは長岡君の方でいい攻め込みを見せてた1分13秒、

何とその長岡君が松本君の右ストレートをまともに貰ってしまってダウン。

 

右目上をヒットカットされた長岡君だったんだけど、

リスタート後は却って松本君より強い踏ん張りを見せて相手の追撃を封じて、

まだまだ充分可能性を残してこの先のラウンドに繋げてたんだわ。

 

<3R>

何とか何とかって踏ん張って打ってたのは長岡君の方で、

松本君が殆どボディブローを打って来ない中、懸命に上下に打ち分けて、

返しの左フックを綺麗に当て込んで見事なポイントバックだったなあ。

 

<4R>

前のラウンドまでで自分の中では丁度イーブンでの最終ラウンドだったんだけど、

まずは長岡君がガンガン詰めからのボディラッシュで先行して、

松本君も反撃してた中、1分15秒からは更に長岡君のヒットヒットが目覚ましくて、

そりゃそれ程巧くはないんだけど気持ちの強さは十分見て取れるわけで、

このままなら何とか押し切ってダウン分も取り返せたんじゃないかなあって、

そう思ってた残り19秒、右からの返しの左フックを貰ってしまって長岡君、

体を左に傾けながら思わず痛恨のダウン。

 

殆どダメージを残さないままリスタートした長岡君、

残り時間が10秒を切ったところからでもまだ猛然とラッシュを掛けていって、

最後の最後まで戦う気持ちと勝とうとする気持ちに溢れてたんだよね。

 

ただスコアとしては痛恨としか言いようがない2回目のダウンだったもんで、

自分は38-36だったんだけど結局、39-35、38-36×2ってことで、

勿論松本君の3-0勝ちだったんだけどね。

 

 

元々打たれ強くはないんだから長岡君、

これからはもう少しディフェンスに配慮すべきだし、

攻撃に際しては二次三次の波状的な攻め込みに心掛けるってことで……。

 

 

 

⑨ 佐々木悠登君(ワタナベ)×本間靖人君(勝又)……L

0勝1敗のサウスポー、22歳・岩手県と、

1勝(1KO)7敗(6KO)のサウスポー、33歳・千葉県。

 

佐々木君はデビュー戦で同じくデビュー戦だった内藤未来君に0-3負けして、

これが初勝利を目指す試合だったんだけど、一方の本間君にしても、

3連敗中の中、ほぼ2年振りの勝利が欲しいところだったんだよね。

 

<1R>

佐々木君は如何にも打たれ強そうな骨組みをしてる一方、

本間君は実はとっても打たれ弱いっていう印象が強いんだけど、

それでも防御より攻撃を重視するタイプでこの日も初っ端からイケイケで、

いきなりどっちもが危険な被弾を繰り返してた1分20秒過ぎ、

佐々木君が大きく一気の攻め込みだったんだわ。

 

それまで細かい回転力としては本間君の方が上回ってたんだけど、

一発一発の精度とパワーでは明らかに佐々木君が圧してた流れの続きで、

ダメージが見えてきた途端の緩みのない一気攻めを本間君が凌げそうになくて、

体勢が緩んで棒立ちになってしまったのを見計らったレフェリーが、

殆どあっと言う間の1分35秒に割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

試合後の佐々木君は勿論、渡辺会長も井上トレーナーも嬉しそうにしてたなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 矢斬佑季君

② 住田愛斗君 

③ 長岡舜也君、山口修斗君

 

2017年1月29日 (日)

2月のボクシングスケジュール

 

Img_0978

「ロン!」  「ギョエッ!」

 

 

 

マイケル・ダグラスはカーク・ダグラスの息子で、

もしかしたら親父さんより巧い役者なんだけど、

彼とダイアン・キートンが共演した “最高の人生のつくり方” は、

中々心に沁みる映画なんだわ。

 

互いに伴侶を失った老齢の男女の心が徐々に解けていく過程が描かれてて、

男の孫娘を軸にしたサイドストーリーがそれを支えてて、

交わされる会話も気が利いているというかとっても洗練されてるんだわ。

 

 

 

1月のボクシングが完了する前、明日30日からの3連投なもんで、

1月ボクシングのレビュー前に2月ボクシングのスケジュールってことで……。

 

自分にとっての2月のボクシングは今のところ4ボクシングしかなくて、

新宿フェイスのカードが魅力的なもんで、

会場的には好きではないんだけど行ってみるかなあって思ってるんだけどね。

 

 

≪2月のボクシングスケジュール≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

・2月 1日……(後楽園)

鈴木英樹×大野顕。

 

 

・2月 4日……(後楽園)

石本康隆×久我勇作、比嘉大吾×ディオネル・ディオコス、

末吉大×アラン・バレスピン、波田大和×橋本拓也。

 

 

・2月 9日……(後楽園)

竹中良×荒谷龍人、麻生興一×松山和樹、鈴木悠介×児玉堅、

田中教仁×高橋悠斗、工藤優雅×山田大輔、富岡樹。

 

 

・2月12日……(広島)

堀川謙一×板垣幸司。

 

 

・2月19日……(新宿)

星野晃規×小坂駿、定常育郎×横山渉、中谷潤人。

 

 

・2月28日……(後楽園)

ユータ松尾×黒田雅之、阿部麗也×ジョー・ミサコ、京口紘人、勅使河原弘晶、

湯場海樹。

 

 

 

≪2月ボクシング期待度ベスト10≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 麻生興一×松山和樹

② 石本康隆×久我勇作

③ 京口紘人×フィリピンボクサー

④ ユータ松尾×黒田雅之

⑤ 竹中良×荒谷龍人

⑥ 阿部麗也×ジョー・ミサコ

⑦ 田中教仁×高橋悠斗

⑧ 星野晃規×小坂駿

⑨ 工藤優雅×山田大輔

⑩ 鈴木悠介×児玉堅

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日は適当なレースが少なくて東京8Rだけに参加したんだけど、

そんなに簡単に当たる訳が無い大外れだったね。

ってことで今日は以下の3レースに期待するんだわ。

 

・東京 8R……②⑬→②⑥⑫⑬→②⑨⑬⑮⑯

・東京11R……⑤⑮→④⑤⑭⑮→②③⑤⑬⑮

・東京12R……⑥⑪→②⑥⑪⑮→⑤⑥⑧⑪⑬

 

2017年1月27日 (金)

psychopathy

 

Img_1019

“スティーブ・ジョブズ”

 

 

 

自閉症スペクトラム症候群と診断される人は、

人口100人に1人の割合で存在しているとされてて、

それは洋の東西や古今を問わずらしいんだけど、

同じ比率だけ “psychopathy” も存在してるって言われてるんだわ。

 

正式にはサイコパシーなんだけど、所謂 “サイコパス” ってことで、

究極の自己中であることに何の反省も持たない連中の総称のことなんだよね。

 

サイコパスの典型としてはブラック企業の経営者達がまず頭に浮かぶんだけど、

それでもサイコパスはその存在そのものが全て悪っていう訳でもなくて、

周囲が迷ってる時にもいとも簡単に重大な結論を導き出すことも出来るもんで、

国家や会社などの組織の方向性を示すプレゼン上手でもあって、

企業経営者とか国家元首として有能な手腕を発揮することもあるんだわ。

 

研究者達の調べた結果では、例えば織田信長やケネディ大統領それに、

マザー・テレサもサイコパスだったって言われてるんだよね。

 

博愛主義者のマザー・テレサが何故?って感じがするんだけど、

彼女は自らの名声が上がることにはやたら奔走して大成功したんだけど一方、

個々の子供達には何の関心も払わなかったことで有名だったんだってさ。

 

 

冒頭の写真は言わずと知れたアップルの創始者スティーブ・ジョブズなんだけど、

実は彼もサイコパスだったらしいんだわ。

 

共同経営者だったウォズニアックと会社創立前に共同の仕事をした際、

その報酬が5,000ドルだったにもかかわらず、

700ドルの仕事だったって称してウォズニアックには350ドルしか渡さず、

残りをネコババしたのは有名な話だし、アップルの経営に携わってた時にも、

部下達に対する扱いがブラック企業経営者並みで、

その後業績が悪くなった際に再度招聘されはしたけど、

そのあまりの意地の悪さに一時は社員達に追放されたこともあるんだよね。                                                        

 

他人に対する思いやりの無さ加減を見るにアメリカの新大統領のD・トランプも

実はサイコパスじゃないかって自分は思ってるんだけどね。

 

 

サイコパスはその性向上の特徴が反道徳、反社会的に現れることも珍しくなくて、

残酷な殺し方をする連続殺人犯とか、詐欺師なんかはその典型なんだけど、

殺人犯、詐欺犯として捕まるサイコパスは “負け組サイコパス” と呼ばれてて、

結局は自らの欲望を抑えきれないまま最後は社会から隔離されてしまうんだけど、

面倒なのは “勝ち組サイコパス” と称される人間達で、

一般社会の中に混じり込んだまま人々にストレスを与える続けるんだわ。

 

 

彼らの日常行動上の特徴としては……、

 

☆ 他人に対する共感性が無く、自らの損得に関係ないことには無関心。

☆ 他人の身体的精神的苦痛に対する思いやりが全く無い。

☆ 自分より立場の弱い人間に対しては強圧的な態度を取る。

☆ 山ほどの嘘を重ねても全く心が痛まない。

☆ 嘘がバレても全く恥じることなく平然としてまた嘘を繰り返す。

☆ 心にもないお世辞が上手で人コロガシが上手い。

☆ 他人と長い期間信頼関係が結べず、関係が切れた人間の悪口を言う。

☆ 自分は不当に非難されてるという被害者意識が強い。

☆ 一方では孤立感を強く持ってて臆病でもある。

☆ 自分を良く見せようと主張をコロコロ変えるし、経歴詐称も多い。

☆ 性的にルーズ。

 

以上をざっとまとめると……、

サイコパス系人間の特徴としては虚偽性や衝動的攻撃性が強くて、

不誠実で無責任であり良心の欠如が著しいってことが言えるんだよね。

 

 

何故そういう風になるのか、どうしてサイコパスが生まれるのかっていうと、

未だ完全には解明されていなくて、脳科学の進歩に期待するところなんだけど、

サイコパスの人間の脳に関して現在までに解ってることは、

大脳辺縁系にある扁桃体の体積が通常人より小さくて活動性も低く、

前頭前皮質との結び付きも弱いっていう特徴があるんだってさ。

(一方、自閉症スペクトラム症候群はサイコパスとは逆に、

この扁桃体が一般人より大きいらしいんだよね。)

 

それは若干遺伝的要素でもあるんだけどそういう遺伝的特性を持った人間が、

幼少時に虐待を受けたこと等でサイコパスとしてのスイッチが入るらしくて、

かのS・ジョブズも結局最後まで実父に会うことを拒否し続けたし、

つまりある意味自己防衛本能がサイコパスに変身させるってことで……。

 

サイコパスの身体的な特徴は特に頭蓋骨に現れるらしくて、

それはテストステロンの分泌量に関係してるらしいんだけど、

細面の人にはサイコパスは少なくて、頬骨が張っているというか、

顔の長さより幅の広さが目立つような風貌をしていがちなんだってね。

 

 

今のところ100人に1人存在すると言われてるサイコパスなんだけど、

その比率が極端に大きくなったり小さくなるってことが無いのがちょっと不思議で、

そういう意味では人類が潜在的普遍的に抱えてる生物としてのロスのような、

そういうもんじゃないかって自分は思ってるんだけどね……。

 

 

どんな人間でもサイコパスの特徴として挙げた事例のどれにも該当しない、

っていうことは無いと思うんだけど、その程度は軽微なものでかつ、

項目の全てに該当するっていうことはないと思うんだけど、

自分はボクシング業界のサイコパスを今のところ2人知ってるんだけど、

彼らは上述したような虚偽性や衝動的攻撃性が非常に強くて、

不誠実で無責任でありかつ良心の欠如が著しいって全てに該当してるんだわ。

 

マッチメイク上やファイトマネーに関して嘘をつきまくって全く反省してなくて、

大きな金額と同じような感覚でボクサーの小銭まで巻き上げて、

女癖が悪いもんでまともな家庭生活を維持できてなくて、

心にもないお世辞を駆使して自分の立場を良くする為だけに他人を利用して、

やたら被害者意識が強くて他人の悪口ばかり言ってる人間で……。

 

 

サイコパスっていうのは脳科学的には元々病的要素を保有してる

ある意味気の毒な身障者なのかも知れないんだけど、

そいつのお蔭でいわれのないストレスとか迷惑をかけられて、

その上実害さえ負わされるっていうのは不合理だと思う方が強い訳で、

若干後ろ向きの共存は許容するにしても、個々のケースにおいては、

社会的抹殺も仕方ないんじゃないかって思いつつあるんだよね。

 

2017年1月24日 (火)

後楽園ホール・1月23日

 

Img_0977

「今日でやっと生後2ヶ月ってことで……。」

 

 

 

業務としてプロボクシングに携わってる人としては、

まずボクサーがいてトレーナーやらジムの会長がいて、

プロモーターとかコミッション、プロボクシング協会、

それにボクシングマスコミなんかが考えられるんだけど、

最近よく思うんだけど、何だか其々が違う方向を向いてるというか、

其々が種類の違うエロ本を見て違う楽しみ方をしてるような感じがするんだよね。

 

この業界のことを知るにつれ、其々が現在の自分の損得だけに固執してて、

将来的にどうあるべきかなんて事を真剣に考えてる人が実に少なくて、

そういう事から距離を置いたり敢えて目をつぶったり、とにかく、

その日その場を凌ぐだけで一杯一杯のような感じがするんだよね。

 

そんな大人達の暗愚的傾向の犠牲になってるのがボクサーな訳で、

事情を知れば知るほど彼らの可哀相さは身につまされるほどで、

ルールに定められたファイトマネーをボクサーに支払えないようなジムは、

その上更に移籍金までふんだくろうとするジムは、

もう存在として悪としか言わざるを得ず閉鎖した方がいいと思う訳で、

そういう状態を放置したままのJBCとか協会とかも延々反省無さ過ぎなんだわ。                                                               

自らがどれほど恵まれてるのか、あるいはどれほど恵まれていないのか、

それを知っての上か知らずのままなのか、

とにかく今日もボクサー達はリングに登る訳で、

自分は心を鎮めて彼らのパフォーマンスを眺めるしかないんだよね。

 

 

 

この日は全11試合でオール4回戦だったんだけど、

中途半端な上級ボクサー達の試合よりは余程面白かったんだわ。

 

 

① 林慶太君(10count)×菅野智宏君(ヨネクラ)……58㎏

デビュー戦の19歳・東京都と、1勝(1KO)0敗の20歳・東京都。

 

<1R>

お互いに少しムキになり過ぎてはいたんだけど、

構え方とか全体の動きがこなれてたのは林君の方で終始優勢に進めてて、

山のような応援団をバックにガツガツの大奮闘だったんだわ。

 

中々のボディブローを打ってた菅野君の顔面が徐々に赤くなっていって、

追い込まれるままに終わるのかなあって思ってた残り20秒、

近寄った中で放った右ショートフックがキッチリ当たって、

それまで圧倒優位だった林君を一瞬ヨロッとさせたんだわ。

 

<2R>

ガード位置が低くなることが多くて顔面被弾が減らせない菅野君だったんだけど、

どれだけ打たれても全くメゲナイ気持ちの強さは大したもんで、

必ずしも巧くはないんだけどとにかく馬力が凄かったんだわ。

 

林君の方は中間距離を潰されると若干辛そうにしてたなあ。

 

<3R>

林君は力を込めるにつれストロークがデカくなってしまったんだけど、

開始36秒に巧いことショートのワンツーをヒットさせることが出来て、

それ以降菅野君の勢いがメッキリ落ちて消耗も著しくなっていったんだわ。

 

そのまま一気に押し切るかって思われた林君だったんだけど、

終盤に懸けてはキッチリ当て切ることができないままで、

結果的には菅野君の回復を助けてしまってた残り17秒、

バスンって振り抜いた菅野君の左フックがいきなりの直撃ヒットで、

まともに貰ってしまった林君が一発倒れ込みダウンしてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がってリスタートした林君、

終了ゴングに救われるかとも思ったんだけど、

菅野君の追撃が全く揺るぎなくてほぼ一方的なままの2分59秒、

最後は右ストレートだったと思うけど、青コーナーのすぐ近くの南ロープ前で、

一発ガツンと打ち込んで林君が力なく崩れ落ちたところでストップエンド。

 

 

菅野君にも沢山の応援団が付いてたもんで、そりゃもう場内大騒ぎで、

横井トレーナーも 「掴みはOKの試合だったでしょ。」 って喜んでたなあ。

 

 

 

② 佐藤己吹君(協栄)×加藤諒君(元気)……SF

デビュー戦の21歳・東京都と、1勝2敗(2KO)の23歳・埼玉県。

 

<1R>

デビュー戦だっていうのにキンキラトランクスにスポンサーシール満載の佐藤君、

試合慣れしてるようなスムースな動きが出来てたね。

 

一方の加藤君は潜り込んでの接近戦希望だったんだけど、

手数の割に正確に狙えてなくて効率の良くないボクシングだったんだわ。

 

<2R>

佐藤君はもう少し力を込めて打てるといいのになあって見てた1分21秒、

何かの具合で加藤君の両足踵が揃ってしまったようなその瞬間に、

ヒョイって感じで振り出した佐藤君の右フックがまともにヒットしてしまって、

普通なら十分踏ん張れたと思うんだけど加藤君、

足送りが出来なくてそのままバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

殆どダメージを残さないままのリスタートだったんだけど、

その後はお互い我慢比べのような接近戦が続いたんだわ。

 

<3R~4R>

評価のし難い密着戦が続いて、

その距離、その体勢からの加藤君の大きな挽回ショットが期待し難くなって、

距離の潰れたそういう状況は却って佐藤君の得意なフィールドのようで、

そのままキッチリ流れが固まったままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

自分としては40-35は仕方ないかなあって思ったんだけど結局、

40-35、40-36、38-37ってことで勿論佐藤君の3-0勝ちだったんだけど、

それにしても38-37は無いんじゃないかって思ったんだけどね。

 

この日はオール4回戦だったせいもあってか、

まだまだ経験の浅いジャッジが総動員って感じで、

この後もちょっと首を傾げるような裁定があったんだよね。

 

 

 

③ 栗原拓也君(10count)×渡辺和幸君(稲毛)……SFe

デビュー戦の17歳・神奈川県と、デビュー戦の29歳・千葉県。

 

12歳差もあるデビュー同士だったんだけど中々面白かったんだわ。

 

<1R>

最初のショットは栗原君の左ボディストレートで、

デビュー戦で怖がらずにいきなりこういうのを打てるのは大したもんで、

その時点でこれは栗原君が勝つんじゃないかって思ったんだよね。

 

1分20秒からの栗原君のラッシュも見応えあったんだけど、

2分過ぎからの渡辺君の反撃にも気持ちがこもってたなあ。

 

お互いにまずはやりたい事が出来たって感じの一段落が解り易くて、

残り20秒からは飛ばし過ぎが祟ったかメッキリ落ちてしまったけどね。

 

<2R>

体力の回復度、気持ちの立て直しはどうかなあって見てたんだよね。

 

最初の1分間の接近戦は渡辺君優勢に推移してたんだけど、

一段落後の栗原君の反撃の方が勢いが良くて、

消耗度が進んでいったのは渡辺君の方だったんだけど、

それでもその渡辺君の方があと一発あと一発って踏ん張ってたなあ。

 

<3R>

お互いに鼻血で長い時間飛ばすのは無理になってきて、

その上渡辺君はいきなりって感じで左目下が腫れだしてきたんだわ。

それでも気持ちの溢れ方には変わりがなくて二人共気合入ってたなあ。

 

<4R>

巧くは無い同士のそれでも最後の必死の踏ん張り合いだったんだけど、

相手のダメージを見て元気を盛り返した栗原君の方がやっぱり優勢で、

このまま余裕で押し切るかって見てた開始45秒、

追い込まれた渡辺君がこれまで見せたことのない右ショートアッパーで、

たったそれ一発で栗原君から驚愕のダウンゲットだったんだわ。

 

何とか立ち上がった栗原君だったんだけど、

ファイティングスタイルを取り切れなないままのテンカウントアウトで、

0分59秒、渡辺君の大逆転KO勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 長谷川慎之介君(青木)×富施郁哉君(ヨネクラ)……58㎏

1勝1敗のサウスポー、24歳・栃木県と、

デビュー戦のサウスポー、18歳・茨城県。

 

富施君は有岡康輔君のトランクスを借りての試合だったんだってさ。

 

<1R>

長谷川君はジャブからきちんと組み立てるっていうボクサーではなくて、

いきなりの突貫系からの左右フック狙いで、

右手をジャブ風に差し出しながら突っ込んで来るし、

サウスポーでもあるし富施君としては決してやり易そうではなかったんだけど、

残り57秒の東ロープ前、ショートのワンツースリーを当て込んだんだわ。

 

その直前直後に長谷川君がロープに絡んでの倒れ込みで、

若干微妙な点はあったんだけど結果的にはダウン裁定だったんだわ。

 

とにかく当たったことは当たってたもんで自分も妥当だと思ったんだけど、

その際のレフェリーの自信の無さは今一だったんだよね。

 

<2R~4R>

相手に取り付いてからが命って感じの長谷川君に対して富施君、

体ごと突っ込んでくる相手に実に冷静な対処が出来てて、

最後まで動きが落ちなかったし、小さく鋭いストロークで打ち続けてたんだわ。

 

 

ってことで自分の中ではほぼ圧倒的な39-36だったんだけど結局、

40-36、39-36、39-37ってことで勿論富施君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

ふと通り過ぎた所に富岡達也君が座ってたもんでヤアヤアコンチワってしてたら、

隣にいたのが彼の親父さんで、こりゃまあ初めましてってことで、

そのまた隣には哲也君と従兄弟の樹君もいて、あとは三男坊君だけだったら、

親父さんが三男坊君(名前は失念してしまいました。)をわざわざ呼んでくれて、

これで全員揃い踏みだったんだわ。

 

 

 

⑤ 野口貴彦君(世田谷)×矢代明博君(日東)……SB

デビュー戦の25歳・東京都と、2勝4敗(2KO)1分のサウスポー、22歳・東京都。

 

<1R>

この試合はアッと言う間に終わってしまって、

キビキビした出入りを見せてた野口君に矢代君の踏み込みが重なってしまって、

開始いきなりのガッツンバッティングで野口君が右目上から大出血してしまって、

即のドクターチェック後即のドクターストップで0分27秒の負傷ドローだったんだわ。

 

 

第6試合に組まれてた女子戦が中止になってそのまま第7試合ってことで……。

 

 

⑦ 新冨凌君(JBS)×和田優麻君(REBOOT)……Mm

2勝0敗の19歳・東京都と、3勝(1KO)0敗の20歳・東京都。

 

まだ負けてない同士の一戦で二人共水準以上の動きが出来てて、

試合序盤は若干ぎこちなかった和田君が2R以降キッチリ立て直して、

とにかく当て勘の良さがとっても目立ってたんだわ。

 

新冨君の方も終始良く動けてたんだけど、

的確なヒット数の小さな差の積み重ねで残念な結果に終わってしまって結局、

39-37×3ってことでこれで和田君はデビュー4連勝目。

 

 

試合後射場さんが和田君の弟だって子を紹介してくれて、

ロビーで和田君とすれ違った際にも軽く会釈されたような気がしたんだけど、

自分のことを知ってるのかなあ……。

 

 

 

⑧ 酒井大成君(角海老)×尾崎誠哉君(K&W)……SB

0勝1敗(1KO)1分の20歳・山口県と、2勝(2KO)0敗の19歳・長崎県。

 

<1R>

一回りデカい相手に対して酒井君が中々いい詰めが出来てて、

距離が詰まったところでの腕振りもかなり鋭くて可能性を見せてたんだけど、

リーチに勝る尾崎君も十分な対応が出来てて、

相手が入り込んでくる瞬間狙いで比較的大きく打ち込んでたんだわ。

 

ラウンド終盤近く打ち放った尾崎君の右ショットが酒井君の右顔面をかすめて、

瞬間に坂井君の右目上がスパッと切れてしまったんだわ。

 

<2R>

角海老ジムのカット傷の手当は最高水準だと思ってるんだけど、

それでもインターバルを終えて出てきた酒井君の出血は止め切れてなくて、

残念ながら自分の中ではその時点で酒井君のTKO負けだったんだけど、

気丈な酒井君は何とかデカいのをブチ当てようと必死のパフォーマンスで、

右顔面を赤鬼のようにして踏ん張ってたんだわ。

 

それでも目に入る血を右手で拭いながらっていうのは、

レフェリーに止め時を知らせることにもなって、残り50秒でのドクターチェックで、

思った通り即のストップエンドで2分08秒、尾崎君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑨ 木元紳之輔君(ワタナベ)×小笠原梢太(REBOOT)……B

デビュー戦の19歳・鹿児島県と、1勝(1KO)0敗の21歳・岩手県。

 

小笠原君はヨネクラジムの富施君と全く同じナイキのシューズだったなあ。

 

<1R>

二人共、テキパキ力強い中々の一戦だったんだけど、接近戦の中の残り31秒、

小笠原君の右フックで一瞬木元君がヨロッとしてしまって、

こりゃそのままポイントゲットかなあって思われた残り10秒、

木元君が右を2発連続ヒットさせて小笠原君を大きくガクッとさせたんだわ。

 

<2R>

近いところでは木元君の方が細かく鋭く打てて、

若干攻めあぐんでた小笠原君の左顔面が徐々に赤くなっていったんだわ。

 

小笠原君は随分慎重になってしまったなあって見てた1分30秒、

踏ん切りを付けたかのような反転攻勢で左フックをクリーンヒットさせて、

その後の残り1分から攻勢の中での右も中々印象的だったんだよね。

 

<3R>

さあここからが勝負ってところだったんだけど、

それほど大きな場面は訪れないままで、

小笠原君も見栄えのいい左フックを当ててたんだけど、

ショート戦での手数で圧倒してた木元君のポイントかなあ。

 

<4R>

微妙な展開の中、まずは木元君が手数先攻したんだけど、

開始43秒、相手の攻撃の一段落を見計らった小笠原君の左フックが直撃して、

木元君がフラッシュ系のダウン。

 

殆どダメージを残さないままの再開だった木元君がここからメゲズの大反撃で、

一気に行き切れなかった小笠原君を却って圧倒するほどの渾身の手数で、

何とか出来るといいのになあって見てたんだけど、

倒し切るまでには至らないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は38-37だったんだけど結局、

38-37×3ってことで小笠原君の3-0勝ちは実に妥当だったんだよね。

 

 

 

⑩ 諏訪佑君(10count)×田中利弥君(八王子中屋)……Fe

3勝(1KO)0敗1分のサウポー、19歳・神奈川県と、

2勝(2KO)2敗の25歳・静岡県。

 

田中君の応援に筒井さんと林和希君が自分の横に並んだんだわ。

 

<1R>

二人は自分が思ってた以上に近いところで始めてたんだけど、

1分を過ぎる頃から諏訪君が小技を駆使しながらギアアップしていって、

ポジショニングにも工夫しながらだったもんで田中君には戸惑いが見え始めて、

若干正直に過ぎる攻め込みだったもんで中々思いが叶わないまま、

終了ゴングが鳴った時にはかなり顔面を赤くしてたんだわ。

 

<2R>

開始50秒からまず飛ばしていったのは諏訪君で、

田中君の攻撃は相変わらず単調な感が拭えないままで、

そこそこ鋭い腕振りを備えてはいるんだけど1~2発目で決着しようとし過ぎで、

敢えてそれをフェイクに使って3発目4発目に繋げたいところだったんだわ。

 

ここに来て流れは完全に諏訪君が握ったんだよね。

 

<3R>

軽快な動きを続ける諏訪君が開始33秒、

ワンツーを打ちこまれて下がった田中君を左ストレートで突っ突き追い打って、

大きなダメージは無かったと思ったんだけどとにかくダウンゲット。

 

普通にリスタートした田中君はそれでもアゴをカクカク動かしてて、

そういうのは今のは効きましたって自白してるのと同じな訳で、

結構強く打ち込まれたんだなって見てる方も改めて思い直す訳で……。

 

その後も田中君の詰めはいいモノを見せてたんだけど先手を取り切れなくて、

無駄になってもいいからもっと畳み掛ける感じが欲しいところだったんだよね。

 

<4R>

諏訪君にとっては殆ど余裕の最終ラウンドってことで、

少し流し始めたかなあってほどの余裕の見せ方で、

敢えて倒しに行くようなボクシングも見たかったんだけどね……。

 

「もうポイントは関係ない、倒しに行け!」 っていう田中君陣営のアドバイスは、

全くその通りだったんだけど当の本人は中々ペースを上げられないままで、

残り30秒から飛ばしていったのは却って諏訪君の方だったんだわ。

 

 

こうなると殆どどうにもならないままの終了ゴングで、

自分は40-35だったんだけど結局、

40-35×2、40-36ってことで当然の如く諏訪君のパーフェクト3-0勝ち。

 

 

 

⑪ 坂田尚樹君(ワタナベ)×ライダー・ヒロ君(ナックルS)

                              ………SFe

3勝(2KO)0敗1分の32歳・福岡県と、1勝3敗(1KO)の30歳・東京都。

 

この試合は全く勝負にはならないと思ってたもんで離席してたんだけど、

やっぱりあっと言う間の決着で1R1分25秒、坂田君のTKO勝ちだってね。

 

 

元々組まれてた第12試合が中止になって……。

 

 

⑬ 中村駿介君(帝拳)×吉村鉄也君(KG大和)……W 

3勝(2KO)1敗(1KO)1分の24歳・東京都と、

2勝(2KO)1敗(1KO)の25歳・神奈川県。

 

<1R>

激闘必至のレベルの高い一戦で、

若干プレスを効かせてたのは吉村君の方だったんだけど、

ジャブのクオリティーとしては中村君の方が遥かに上回ってたんだわ。

 

ロングレンジは中村君、近いところは吉村君っていう図式が出来上がって、

距離の支配こそが勝負を決めそうな満々の緊張感の中、

ヒット数には大差が無かったんだけど、その有効度では吉村君で、

ショートフックやアッパーの見栄えもとっても良かったんだわ。

 

<2R>

開始40秒、中村君の先仕掛けを凌いだ吉村君が一気の大攻勢で、

3発ほどをまとめ打ちした途端、中村君が東ロープに飛ばされてしまって、

腰砕けのまま必死に左手でロープを掴んで倒れるのを踏み止まって、

あと2~3発ほど正確に当て切ってたらダウンゲットも目の前だったんだけど、

ここからの中村君の踏ん張りは殆ど驚異的で、

すぐさまのクリンチ逃げも大正解で凌いで凌ぎまくったんだわ。

 

そこからの約1分半、中村君が巧いことダメージの回復に費やすことが出来て、

その分、吉村君の追撃が甘かったとも言えるんだけど、

お互い、何となく一から立て直しって感じだったんだわ。

 

って見てた残り52秒、何となんとナント、中村君のワンツーが見事な直撃で、

吉村君がいきなり南東ポスト際のロープに吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

勿論ここぞの攻め込みの中村君の追撃には全く緩みが無くて、

さあどうなる吉村君、踏ん張れるのかってところで、

それまで明らかに迷い迷いしてたようなレフェリーが、

ダウンコールかと思ってたらいきなり割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

場内が白けたままの2分18秒、中村君の逆転TKO勝ちはそれはそれで立派で、

勿論何ら恥ずるところは無かったんだけどね……。

 

 

この試合のどちらかがこの日のベスト1になってたんじゃないかって思うんだけど、

まだまだ未熟なレフェリーの不手際で台無しになってしまったんだわ。

 

止めるような止めないような訳解り難い動作には混乱が溢れてて、

判断に迷ったなら、っていうよりあの場面は絶対一旦ダウンを取るべきであって、

カウントしながら様子を確かめてその時点で止めるにしろ、

その後の進行を見るべきじゃないかって強く思ったんだけどね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 渡辺和幸君

② 諏訪佑君、和田優麻君

③ 小笠原梢太君、富施郁哉君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

土曜日に買い目を公表してたレースのうち京都11Rを3連単ゲットで、

日曜含めて6レースに参加してたもんで回収率は266%で、

年明けからの通算では21レースに参加しての回収率1,237%ってことで、

まあ半年間くらいは余裕余裕なんだわさ。

 

2017年1月21日 (土)

日記 (1/21)

 

Img_0974

「今日はちょっと寒いっすね。」

 

 

 

70年ちょっと前、ナチスドイツはヨーロッパ各国を侵略しまくった末、

数百万人ものユダヤ人を虐殺したし、同じく70年ちょっと前、

アメリカは日本中を無差別爆撃した末に2発の原爆を落としたんだけど、

それでも其々お互い今ではそこそこの友好関係を保っているっていうのに、

中国と韓国っていうのはどうしていつまでもシツコク過去に粘着するのか、

というとそれは内政から目を逸らせて国家としての一体感を保つ為に、

共通の外敵を求めるっていう国策に基づいてるからであって結果的には、

中々人を許さないっていう負の国民性を増長させてしまってるし、

国家として未熟さをも露呈してるんだけど、

個々の人間関係においても国家間における付き合いにおいても、

もう少し全体に緩く考えた方がいいと思うんだけどなあ……。

 

 

 

昨日は久し振りに病院に見舞いに行ったんだわ。

深刻な状況では無かったもんで気が楽だったんだけど、

それでもまだ2週間ほどは入院しないといけないみたいだったし、

そこそこ元気なもんで長い時間の過ごし方が難しいって言ってたし、

食べる割には動かないもんで太ってしまうって言ってたんだわ。

 

退院後彼には新しい生活のパターンを決める作業が控えてるんだけど、

今はユックリユックリそれを考えながらの回復待ちなんだよね。

 

 

 

50年以上前、日本のエレクトリック・ギターには “グヤトーン” と “テスコ” って、

二つのメーカーがあったんだけど、デザイン的には “フェンダー” とか

“ギブソン” にはとっても敵わなかったんだけど今でも生産してるのかなあ……。

 

それでもそこそこいい音を出してたし、当時はバンドそのものが珍しかったもんで、

自分は中学生の頃、毎週日曜日に近所の消防小屋で、

大学生達が練習してたのを聞きに通ったもんだったんだわ。

やたらベンチャーズだらけだったんだけどね……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

先週は結局全外れってことで、

諦めない今日の競馬は以下の4レースで勝負!

 

・中山 8R……①⑥→①⑤⑥⑩→①④⑥⑪⑬

・中山10R……④⑬→④⑤⑧⑬→④⑦⑪⑬⑭

・京都 9R……①⑥→①⑥⑪⑮→①⑥⑧⑩⑬

・京都11R……⑤⑫→⑤⑪⑫⑭→③⑤⑧⑨⑫

 

2017年1月18日 (水)

後楽園ホール・1月17日

 

Img_0976

「まあるい感じが自分でも気に入ってるんですわ……。」

 

 

 

イギリスの首相はメイっていう女性だっていうことが解ったんだけど、

そもそもはイスラム系難民の流入を阻止する為のEU離脱だったんだけど、

EU側がユーロ単一市場だけを継続利用するのは許さないもんで、

仕方なくそのユーロ単一市場からも離脱するって昨日表明してたんだけど、

いちいちの関税は経済活動に停滞をきたすことは間違いなくて、

金融機関の流失も防げそうになくこれでポンド下落はハッキリしてしまったし、

アメリカに続いての保護主義への回帰は完全に時代錯誤なんだよね。

 

 

 

昨日の後楽園ホールは第1試合と第6試合に女子戦が組まれてたもんで、

全部で9試合見たんだけどオール4回戦だったから、

そりゃ巧くないボクサーも多かったんだけど、

それでも気持ちの溢れた戦いが多くて飽きるってことが無かったんだよね。

 

新年になってから三迫ジムの久保さんと、

石川ジムの田中さんと会うのは初めてだったもんで今年もヨロシクってことで、

真鍋会長や内藤会長、石川会長達ともコンチワして始まり始まり……。

 

 

 

② 重田裕紀君(ワタナベ)×大村俊輔君(ランド)……W

0勝1敗のサウスポー、26歳・山口県と、

デビュー戦のサウスポー、21歳・千葉県。

 

<1R>

お互いまるで事前に示し合わせていたかのようないきなり狂熱の殴り合いで、

距離もクソもなかったし、ジャブって何だって感じだったなあ。

 

二人共、フック系主体のパンチの交換に終始してたんだけど、

少しばかり大振りし過ぎじゃないかって思ってた重田君の勢いが落ちなくて、

圧倒手数のままラウンド半分が過ぎる頃には形勢を決しつつあったんだわ。

 

大村君は徐々に下がらされる場面が増えていって2分23秒、

東ロープに詰められて身動き取れなくなってしまったところでストップエンド。

 

 

大村君陣営からはストップが早過ぎるって声も出てたんだけど、

自分が見てた範囲では大村君はそこに至るまでに既に相当打たれ込んでて、

実に妥当なレフェリーストップだって思ったけどね……。

 

 

 

③ 山西隆廣君(新日本木村)×植田啓君(越谷634)……L

1勝5敗(2KO)の25歳・東京都と、0勝1敗の32歳・兵庫県。

 

シンドイ戦績の山西君と10年振りの植田君って図式だったんだけどね……。

 

<1R>

地下足袋を履いた上田君は久し振りのせいか体が絞り切れてない感じで、

フック系を大きく振り出してはいたんだけど雑な感じが拭えなかったし、

ウンウン言いながら打ってたんだけど力入れ過ぎで長持ちしそうになかったなあ。

 

一方の山西君はカッチリした動きからいいプレスを掛けることが出来てて、

戦績の悪さを感じさせない自信に満ちた振り出しをしてたんだわ。

 

<2R>

やっぱり植田君は無暗に大きく振り過ぎで合間合間を山西君に狙われて、

ストレート系のパンチを山ほど貰って顔面が相当傷んできたんだわ。

 

<3R>

植田君は繋ぎのパンチが全く打ててないしショートブローも巧くなくて、

接近戦になるとその差が益々拡がっていくばかりだったんだわ。

 

時間が進むにつれその差は挽回し難いほどになってしまって、

山西君は最後の最後まで止めどない手数で全く緩むことが無くて、

そのまま一気に植田君を追い込んでいった2分43秒、

ついに植田君の反撃が止まってしまったところでレフェリーストップエンド。

 

山西君は久し振りの勝利だと思うんだけどいい試合をしたよね。

 

 

 

④ 松浦大地君(ワタナベ)×當銘義愛君(マナベ)……Fe

2勝1敗(1KO)1分の27歳・広島県と、3勝3敗(2KO)1分の23歳・沖縄県。

 

<1R>

二人共、手足が長いんだからもっと距離を取ってやればいいと思うんだけど、

何故か力の入り切らないいきなりのショートフック戦だったんだわ。

 

簡単に顔面が紅潮しやすい當銘君の方が不利のように見えてしまうんだけど、

殆ど大差のないまま正確な当てっこ競争っていう様相だったなあ。

 

<2R>

當銘君の左フックにも見るべきものがあったんだけど、

ラウンドを通して見ると松浦君の手数が若干優勢で、

當銘君は左ガードが甘くなることが多かったね。

 

<3R>

密着ボディ合戦に突入してお互いメゲナイ手数ではあったんだけど、

このラウンドは當銘君の頑張りが流れを食い止めたって感じだったんだわ。

 

<4R>

微妙なスコアの中、二人共最後の踏ん張りを見せてたんだけどお互い、

そこそこクリーンヒットはさせてたんだけど相手をクラッともさせられなくて、

威力的に今一のやり取りは結局は手数戦だったんだけど、

ストロークの大小の関係で松浦君がやや優勢なままの終了ゴング。

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38×2ってことで松浦君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑤ 江澤宏之君(角海老)×伊藤敏君(石川)……58.5㎏

3勝1敗の27歳・東京都と、2勝(1KO)3敗(3KO)1分の25歳・愛知県。

 

<1R>

一見体の硬そうな感じの江澤君だったんだけど、

全体の動きとか腕振りは実にカッチリしてて、

若干腕が体から離れがちだった伊藤君を初っ端から圧倒してて、

コンパクトだけど力強いコンビネーションで追い込んでた残り1分弱、

青コーナー近くの西ロープ際に詰めたところでの鋭いワンツーだったなあ、

振り込んだ右ストレートが大直撃して伊藤君が一発昏倒ダウン。

 

何とか立ち上がろうとしてた伊藤君だったんだけど、

再度体勢を崩してしまったところでダメージを見計らったレフェリーがストップエンド。

 

ってことで2分02秒、江澤君の実に手際のいいTKO勝ちだったんだわ。

 

 

この後女子戦が組まれてたもんで一旦休憩タイムってことで……。

 

 

 

⑦ 田所哲(M・T)×横里真一君(reason)……B

1勝0敗のサウスポー、25歳・神奈川県と、

1勝(1KO)5敗のサウスポー、28歳・福岡県。

 

試合前にM・Tジムの星野晃規さんとコンチワしたんだけど、

彼、近々またハードな試合をするみたいなんだわ、楽しみだね。

 

<1R>

上背とリーチに余裕のある田所君がプレスも強かったんだけど、

体型的に劣勢な横里君もとにかく的を絞らせないように良く動けてて、

ジャブに関しては圧倒田所君だったんだけど、

軽い左ストレート2発でまずは横里君がポイントゲットだったかなあ……。

 

<2R>

田所君はまあまあちゃんとしてるんだけど距離感と当て勘が今一だったし、

そもそも闘争心が欠けてる感じもしたんだけどね。

 

一方の横里君にしてもやたらチョコチョコ動きはするんだけど、

攻め込み自体はとっても単調で回数も少なくて、

一体どうやってポイントを取るつもりなのかが中々見えて来なかったんだよね。

 

<3R~4R>

お互いに何とかしないとっていう必死の気持ちが見えて来なくて、

ちょっとスコアの付け難い状況が続いて、

田所君は最後の4R1分過ぎに一気にギアアップはしてたんだけど、

目ぼしい有効打には繋げ切れずのままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

自分的には殆ど40-40だったんだけど結局、

40-37×2、38-38ってことで田所君の2-0勝ちだったんだけど、

高城会長は必ずしもご機嫌じゃなかったんだわ。

 

 

 

⑧ 岡田真虎君(JBS)×大川朝史君(三迫)……Mm

1勝0敗のサウスポー、22歳・岡山県と、0勝1敗の30歳・埼玉県。

 

<1R>

岡田君の方が内側からコンパクトに鋭い腕振りが出来てて、

しっかりガードしながらのプレスや踏み込みにも自信が溢れてたなあ。

 

大川君は手足が細くてひ弱な感じが拭えなくて、

腕が体から離れがちで首も長いし見るからに危険度が高かったんだよね。

 

<2R>

大川君の攻め込みは比較的あっさりしてて、

そんなにいきなりのクリーンヒットは難しいんだから、

二次三次の攻め込みが必要だと思うんだけど切り上げるのが早いんだよね。

 

岡田君のショートブローが更に冴えてきて大分差が出てしまったなあ。

 

<3R>

苦しい中、大川君もたまにヒットさせてたんだけど、

ストレート系は届きが今一だったし、フック系はオープン気味だったのが残念で、

残り12秒では返しの左フックで一瞬岡田君の膝をガクッとさせてはいたんだけど、

ラウンド総体としての評価はやっぱり岡田君だったなあ。

 

<4R>

前の回の残り40秒辺りから大川君のヘバリが顕著になってたんだけど、

インターバルでも回復し切れてなかったみたいで、

岡田君の全く緩みの無い畳み掛けに為す術ないまま消耗が進む一方で、

西ロープ際に詰められて一杯一杯になってしまったところで2分10秒、

レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

 

⑨ 荒川竜平君(中野サイトウ)×松田烈君(reason)……F

1勝0敗1分のサウスポー、27歳・富山県と、1勝0敗の19歳・東京都。

 

<1R>

松田君が若干硬い感じがしてたのに対して荒川君、

初っ端から動きがこなれての左ストレートが抜群の当て勘でのヒットヒットで、

松田君は相手の左ストレートの出所が判別し難そうにしてたんだわ。

 

若干荒川君優勢のままに推移してた1分26秒、

荒川君の左と松田君の右とがほぼ相打ちになった瞬間、

松田君が弾き飛ばされてしまってダウン。

 

一瞬直撃被弾ではなくて単に腕で弾き飛ばされただけかと思ったんだけど、

リスタート後の荒川君の一気飛ばしを見てたらやっぱり当たってたみたいで……。

 

松田君もそこそこ反撃の姿勢を見せてはいたんだけど、

荒川君の全く止めどなく無駄のない攻め込みは正に圧倒的で、

最後松田君がロープを背にして身動きならなくなったところで、

2分16秒、レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

それにしてもここまで見てた7試合全部が赤コーナー勝利だったし、

ある特定のレフェリーが担当した試合の全てが1R決着だったんだよね。

 

 

 

⑩ 大場竜君(ジャパンS)×幸田健太郎君(石川)……SB

1勝(1KO)1敗の21歳・東京都と、1勝0敗の21歳・東京都。

 

石川ジムのボクサー達は殆どが集まってて、

橋口雄斗君ともつい最近の試合のことを話したんだけど、

やっぱり彼自身も納得いってないみたいだったね。

 

<1R>

幸田君のジャブも中々良かったんだけど、

大場君の鋭い前詰めからの一気攻めも危険度が高くて、

要するに二人の距離がどうなるかがポイントだったんだよね。

 

<2R>

どちらがペースを取るか微妙だった中、大場君は更にガツガツ攻勢で、

その気持ちの強さを前面に押し出していったんだけど、

幸田君の4発~5発目まで頑張るショットが効果を挙げつつあったんだわ。

 

<3R>

そんならってことで大場君が益々ケンカ腰の飛ばし飛ばしで、

右をヒットヒットさせてこのラウンドは最後まで手数優勢をキープしてたんだわ。

 

<4R>

正しく勝負を決めるラウンドだったんだけど、

まず仕掛けて行ったのはまたもや大場君の方だったんだけど、

気持ちが焦る余りか若干体が伸び切ったところで慌てて打ってる感じで、

中々効果的なパンチを打ち切れてなかったんだわ。

 

一方の幸田君も結構的確に当て込んではいたんだけど、

下がりながらのことが多くて効き目としては今一ではあったんだけど、

正確なヒット数としては常に冷静だった幸田君の方が上回ってたなあ。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38×2ってことで幸田君の3-0勝ちだったんだわ。

 

粕谷雄一郎さんや上野太一君達ともヨカッタネ会釈交わしたんだけど、

石川会長も田中さんも桜井さんもみんなニッカニカだったなあ。

 

 

 

⑪ 三船世翔君(角海老)×内藤未来君(E&Jカシアス)……L

0勝0敗1分の24歳・山形県と、1勝0敗のサウスポー、24歳・神奈川県。

 

内藤君のデビュー戦は自分的には今一感が強かったもんで、

この日の2戦目はどこまでやれるのかってことで、

隣に座った律樹さんと緊張しながらの開始ゴングだったんだわ。

 

<1R>

律樹さんと違ってどっちかって言うとズングリ系の内藤君に対して、

三船君はフレーム的にもデカかったしリーチも十分で、

序盤から結構強いプレスをかけてきたんだわ。

 

ただ狙い過ぎる余りか手数が少なかったし打ち出し遅れが目立ってて、

大きなやり取りがないままに過ぎていった終盤近く、

内藤君に数発のボディブローと左ストレートを1発許してしまってたんだよね。

 

<2R>

三船君は中々の右ストレートを持ってて当たったら必殺系だったんだけど、

返しに左をフォローする意識が殆ど出来てなくて、

内藤君としてはそここそが狙い目じゃないかって思ってたんだけど、

一方の内藤君にしても屈みながら右ストレートボディを打ちこむ際に

左手が大きく離れるもんでそこのところを打ち下ろされないかって、

お互いに危ない部分を抱えながらのスリル満々の展開だったんだわ。

 

律樹さんからは相手の正面に立たないようにってアドバイスが終始飛んでたなあ。

 

<3R>

一旦接近してのショート戦ではやっぱり内藤君が優位に立ったんだけど、

離れての三船君の右にはまだまだ充分な威力が残されてて、

勝負の流れがどちらにも傾きかねてた残り52秒のほぼリング中央、

シュシュンって振り出した内藤君のワンツーがこれ以上ないほど突然の直撃で、

思わずユラッとしてしまった三船君に対して内藤君、

寸暇さえ置くことなく直後に鋭く踏み込んでの左ストレートを真っ直ぐ打ち込み、

まともに貰ってしまった三船君が大きく倒れ込んでしまったんだわ。

 

何とか立ち上がってリスタートした三船君だったんだけど、

ここぞの内藤君の追込みにも全く揺るぎが無かったもんで、

そのまま即のストップエンドに繋がって、2分25秒でのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

内藤君とは試合前にちょっとふざけた話をしてたんだけど、

「良かったです、ヨカッタです!」 ってもう満面の笑みだったなあ。

 

 

 

【本日のベスト5ボクサー】

① 内藤未来君

② 幸田健太郎君  

③ 荒川竜平君

④ 江澤宏之君

⑤ 山西隆廣君

 

 

2017年1月15日 (日)

後楽園ホール・1月14日

 

Img_1015

新年も小國さんもオメデトゴザイマスってことで……。

 

 

 

大体朝は6時から7時の間に起きるんだけど、

今朝6時半頃バルコニーに出てみたら気温が丁度0.0℃だったんだわ。

 

 

 

ブログを書く際には専用の iPod をフルシャッフルにして、

真面目に聞く時とは別系統のスピーカーから流しっ放しにして、

ジャズとかアメリカンポップス、それにJ-POPを順不同で聞きながらなんだけど、

今日最初の曲は荒井由美の “ルージュの伝言” で、

続いてキャンディーズの “微笑み返し” ってことで……。

 

 

 

ホールに入って席からリングを見やると丁度奥村健太君がアップしてるところで、

お互いにちょっと目配せし合ったんだけど、

そのすぐ後に渡部あきのりさんのアップが続いて、

この二人はこの日角海老ジム移籍初戦だったんだよね。

 

この日赤コーナーは全て角海老ボクサーだったんだけど、

最後の試合は見ないで帰ったもんで悪しからずです。

 

 

 

① 大谷広忠君×工藤啓太君(八王子中屋)……H 4R

3勝0敗の31歳・愛知県と、1勝2敗(1KO)のサウスポー、28歳・東京都。

 

大谷君はそれなりの体型だったんだけど、

工藤君の方は体つきから風貌に至るまでまるで相撲取りのようで、

二人の体重差は12㎏ほどもあったんだわ。

 

<1R>

腹回りをダブダブさせながら工藤君は正にドスコイボクシングで、

腕と体を同時に突っ込ませていくんだけど、それなりの迫力はあったし、

見た目と違って上体が柔らかくてスウェイバックも上手だったんだわ。

 

それでも結局は大谷君が巧いこと立ち回って勝つんじゃないかって、

この時はそう思ってたんだけどね……。

 

<2R>

常に大谷君がプレスを掛けてたんだけど先手は常に工藤君の方で、

体ごとボクシングの基本形は変わらなかったんだけど、

ブン回して倒そうとするんじゃなくて細かい手数を延々頑張ってたんだわ。

 

いつもはもっと手数が出る筈の大谷君の方が少ない手数で決めようとし過ぎで、

動きが粗っぽく雑になる中、右目上を薄くヒットカットされてしまったんだわ。

 

それにしてもどう見てもこの日の大谷君の動きはぎこちないままで、

この階級のサウスポーは少ないからその対策が十分出来てないような感じで、

サウスポーとのスパーをシッカリやったのかなあって感じで……。

 

<3R>

一つ一つのパンチ自体の鋭さは大谷君に分があるのに実に勿体なくて、

自分から仕掛けるタイミングを見い出せないみたいな戸惑い感に満ちてて、

どっかで踏ん切り付けて飛ばさないとどうにもなりそうにないのに、

折角攻め込んでもすぐ一段落してしまうところを狙い打たれてたし、

気が付けば大谷君の顔面の方がかなり傷んできてたんだわ。

 

<4R>

体は緩々なんだけど工藤君は日頃からちゃんと練習してるみたいで、

ラウンドが進んでも動きに劣化が見られなかったし、

最後まで集中力が途切れるってことが無かったなあ。

 

それと比較すると大谷君は途中でペースを上げられなかったというか、

この回の35秒にはマウスピースも飛ばされてたし、

最後まで吹っ切れないまま、動き切れず打ち切れずって感じのままだったなあ。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局、

3人のジャッジも同様の評価だったようで40-36×3で、

勿論工藤君のパーフェクト3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

② 馬場一浩君×竹内護君(ヨネクラ)……W 6R

4勝(3KO)4敗(2KO)2分の24歳・東京都と、

5勝7敗(3KO)2分の30歳・神奈川県。

 

<1R>

最初の仕掛けは竹内君だったんだけど、

フック系のショットがオープンだってレフェリーから注意を受けてたんだわ。

 

竹内君は威力不足というか基本的に打ち方が今一で打ち終わりも甘いし、

馬場君としてはそこのことろを狙えそうな感じだったんだけど、

このラウンドは小國さん効果のような左ボディがグッドなグッドだったんだわ。

 

<2R>

開始19秒、馬場君のショートコンビからの右ストレートが綺麗に決まって、

一瞬竹内君がヨロける場面から始まって、その後も馬場君がペースを握って、

小技不足の竹内君としては対応に苦慮し始めたんだわ。

 

<3R>

大きく振りまわす間隙を狙われ続けた竹内君の顔面が随分赤くなってきて、

もう少し距離を潰そうってことで密着戦を挑んでいったんだけど、

馬場君は右ショートアッパーを新しい武器として登場させて対抗対抗。                                                           

<4R>

ここまで馬場君優勢のままに推移してきたんだけど、

その馬場君にしても上体というか頭の位置に配慮出来てたとは言えず、

戦績的にも劣りパンチ力不足の相手がフック系主体だから助かってたけど、

ディフェンス面では色々課題が見え隠れしてたんだよね。

 

相手のボディブローを嫌がる余りか竹内君、

両肘を絞り過ぎるようになってきて更に打ち出しが弱くなっていってたなあ。

 

<5R>

腕がたわみ気味だったもんで威力的には問題があったんだけど竹内君、

気持ちを立て直しての攻勢攻勢で、鼻の上をヒットカットされてはいたけど、

顔面を腫らせながら気持ち的には明らかに馬場君を上回ってたなあ。

 

<6R>

竹内君がストレートを多用するにつれ馬場君を直撃する場面が増えていって、

相手が入って来る前に処理出来なくなってきた分、馬場君の今一感が強まって、

何とかしたい何とかしなくちゃっていう気持ちは竹内君の方に目立ってたんだわ。

 

 

ってことで自分は58-56だったんだけど結局、

58-57×3ってことで馬場君の辛勝だったんだよね。

 

 

 

③ 市川雅之君×佐宗緋月君(小田原)……Mm 6R

6勝(2KO)4敗(1KO)の26歳・東京都と、6勝(2KO)4敗の21歳・神奈川県。

 

市川君の応援に久し振りの久保裕希君が来てて、

彼、仕事の関係で1級の国家資格を取ったって言ってたなあ。

 

 

この試合は結局市川君から見ての58-57、56-58、57-57ってことで、

1-1ドローだったんだけど、自分的には佐宗君の優勢勝ちだと思ったんだよね。

 

この日の佐宗君のカッチリ感はいつも以上でプレスも強くて仕掛けも早かったし、

鋭角的な攻め込みが見てて実に気持ち良かったんだわ。

 

一方の市川君は動き全体にキレが無かったしハンドスピードも足りてなくて、

そもそも力を込めて打ってないような感じさえしたんだよね。

 

4R後半にかけては一瞬いい右を当て込む場面を何回か作ってたんだけど、

大きく展開を動かせないままで、自分の中での今一感が強かったんだわ。

 

 

 

④ 奥村健太君×澤田京介君(JBS)……B 8R

12勝(3KO)2敗1分のサウスポー、28歳・熊本県と、

5勝(3KO)2敗(1KO)1分の28歳・北海道。

 

北海道と九州の28歳同士の戦いだったんだけど、

奥村君はこれが移籍初戦だったんだわ。

 

<1R>

奥村君は元々SF級のせいか相手との上背差が7~8㎝ほどもあったし、

フレーム的にもワンサイズ違う感じで距離の把握が難しそうにしてて、

パンチが届き切れてないことが多かったんだよね。

 

澤田君が左ボディを起点としてのコンビネーションからの左フックをヒット。

1分35秒辺りのことだったんだけど、この左フックがその後もキーのパンチで、

奥村君は構えたとき若干首を左に傾けるもんで、

オーソドックスの右は貰い難いんだけどその分左フックが当たり易いんだよね。

 

<2R>

感じを掴んだのは明らかに澤田君の方で、

力づくのショットと手数の両方で優位に立って、

奥村君はまだ自分の距離に持ち込めなくて、

終盤にかけてカウンター気味の左ストレートを何発か当て込んではいたんだけど、

タイミングは良かったんだけど力を込め切れてはいなかったんだよね。

 

<3R>

奥村君はメゲルことなく詰めてはいたんだけど、

澤田君は左手を巧いこと使って相手のタイミングで入らせないようにしてて、

さあ奥村君、これからどうする? って感じが続いたんだけど、

被弾数は減らないものの頑張り度を上げて徐々にヒット数を増やしていって、

明らかにポイントを取り切るところまではいかなかったんだけど、

中盤以降の可能性を垣間見せてたんだわ。

 

ちょっと気分転換ってことで席移動して観戦。

 

<4R>

奥村君が粘っこい攻めが出来るようになるにつれ、

心なしか澤田君の勢いが落ちてきて腕振りも鈍くなってきたんだわ。

 

最後は我慢比べのショート合戦だったんだけど、

引き上げて来た澤田君の顔面もそこそこ赤くなってたんだよね。

 

<5R>

澤田君の大きな先仕掛けがメッキリ減ってきて手数自体も落ちてきたし、

明らかに緩んできてちょっと別人化しつつあって、

その分奥村君の可能性が更に増していったんだわ。

 

<6R>

澤田君からは相手に対する警戒感が増していったような感じが漂ってきて、

疲れたのかそれ程強く振っていかなくて、つまり彼らしくなくなっていって、

ここで奥村君が一気に飛ばし切れば流れをひっくり返せそうだったんだけど、

久し振りの試合だった奥村君も思うに任せないようなところがあって、

お互い、何だかトロトロ状態に入ってしまったんだわ。

 

<7R>

飛ばし切れなくなった澤田君が取った戦法はチョン打ちの手数戦略への変更で、

相手が大きく振り込んで来ればそれなりの隙が出来て攻めようもあったんだけど、

奥村君に自由に打たせないような軽いショートショットの山だったんだわ。

 

<8R>

澤田君の作戦変更は大いに功を奏して動きに自信が満ちてて、

奥村君は最後までギアアップするきっかけを見い出せないまま終了ゴング。

 

 

計算した自分のスコアは78-74だったんだけど結局、

79-73×2、78-75ってことで澤田君の余裕3-0勝ちだったんだわ。

 

澤田君はB級デビューボクサーなんだけど、

デビュー2戦を鈴木悠介さん、勅使河原弘晶さん相手に連敗してしまってからの

最近はとっても見事な立て直しなんだよね。

 

 

 

⑤ 福本祥馬さん×福山和徹さん(冷研鶴崎)……M 8R

9勝(7KO)1敗(1KO)のランク3位、26歳・千葉県と、

10勝(3KO)7敗(2KO)のランク5位、35歳・鹿児島県。

 

<1R>

初っ端から吹っ切っての先手先手は35歳の福山さんで、

福本さんはいつものようにガードを確認しながらの慎重慎重なスタート。

 

<2R>

相手の打ち出しであっても自分からの攻め込みであってもとにかく福山さん、

何らかのきっかけが出来た途端に手数頑張るスタイルで、

ちょっととっ散らかったようなパンチはコンパクトに打ち切れてなくて、

きちんとしたジャブから組み立てるっていうボクシングでもないもんで、

往々にして体の中央部に隙間が出来てしまうことが多かったんだけど、

福本さんはまだ真剣に狙ってるようでもなかったもんで無事に推移してたんだわ。

 

その福本さんはストレートに近いジャブの精度がかなり良くて、

福山さんの右顔面を赤くしていったんだわ。

 

<3R>

福山さんはKO率も低いし怖さを感じさせるタイプではないんだけど、

一生懸命手数を頑張るボクサーで、

福本さんに先手を取られない為に必死に踏ん張ってたんだわ。

 

<4R>

福本さんはここまで左ジャブだけしか打ってないような感じがしてて、

そうか今日は省エネ系かって見てた1分20秒過ぎ、

青コーナー近くで福山さんに詰め寄ったその瞬間、

それまでのショットとは格段にスピードが違う右ショートアッパーをヒット。

 

こんなに綺麗にアッパーが決まるのを見るのは久し振りで、

全く予想もしてなかったような福山さんはまるで糸の切れたマリオネットみたいで、

その場でガックンって膝を折って崩れ落ちてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど福山さん、その時点でとっても無理そうで、

案の定リスタート直後の僅か3~4秒後、

味を占めたような福本さんの右ショートアッパーが再度の直撃で、

レフェリーは福山さんが倒れ込む前に割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

パンチ力のあるボクサーはつくづくいいようなあ、

ジーッとチャンスを窺ってて一発当てれば勝てるんだからなあ、

ってことで1分38秒、福本さんがこの日唯一KO決着させたんだわ。

 

 

 

⑥ 渡部あきのり君×井上岳志さん(ワールドS)……SW 8R

33勝(28KO)5敗(5KO)のサウスポー、31歳・埼玉県と、

8勝(4KO)0敗1分のランク4位、27歳・東京都。

 

この試合4R頃までに終わるなら渡部さんのKO勝ちで、

長引けば井上さんの判定勝ちっていう予想だったんだけど結局、

79-73、78-74×2ってことで井上さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

渡部君も奥村君と同様1年振り以上のそれも一階級上げての試合だったせいか、

密着戦では明らかに押し負ける場面が多くて見栄えを悪くしてたんだけど、

長引いたらスタミナの課題が露呈してしまって、

ヘロヘロになって情けない負け方をするんじゃないかって思ってたのが、

最後までそこそこ動けてたのがそれでも唯一の成果だったんだわ。

 

結局は戦い方の差で負けてしまって、その点でも奥村君と同じで、

井上さんは実は見た目ほどのパンチ力は無いもんで、

中間距離で打ち合ったらヤバイって判断しての戦略変更が大成功で、

クリンチワークに関しても一日の長が明らかだったし、

頭を下げながら一発振り放ちざま組み付いていくっていう、

自分としては好きなスタイルでは無かったんだけど、

渡部君に勝つ為には実に有効な手段であったことは間違いなかったんだよね。

 

渡部君は実際にはそれほどシンドクは無かったと思うんだけど、

それでもロープに詰められっ放しっていうのは印象的に良くなかったのは間違いなくて、

結果的には実際の被弾数によるポイント差以上の差になってしまったんだわさ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 福本祥馬さん

② 佐宗緋月君

③ 澤田京介君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日の夜、スマホで口座残高をチェックしたら全く増えてなかったから、

14日は全外れだったみたいで、元々滅多に当たらないんだけどね……。

 

今日は中京が雪で中止延期らしいんだけど、

初めっから参加するつもりはなかったもんで影響ないんだけど、

京都も投票は9時からなんだってさ。

ってことで以下4レースで勝負勝負……。

 

・中山 8R……③④→①③④⑪→③④⑦⑨⑭

・中山 9R……①④→①④⑦⑮→①④⑥⑬⑭

・中山10R……③⑮→①③⑪⑮→③⑥⑫⑬⑮

・京都 9R……①⑤→①⑤⑦⑬→①②④⑤⑪

 

2017年1月14日 (土)

後楽園ホール・1月13日

 

Img_0975

「今年の最初のボクシング、キッチリ見るからな……!」

 

 

 

ドイツのメルケル首相はちゃんと働いてる感じがしてるんだけど、

EUを離脱することになったイギリスの首相は誰なのか知らないし、

フランスやイタリアのトップ達の顔も見えて来ないし、

アメリカでは単なる商売人としか思えないような大統領が誕生したし、

民主主義とか自由貿易制度が大きく揺らぎつつあるような感じなんだよね。

 

一方のロシアと中国の共産主義独裁政権の指導者の目立ち方が半端じゃなくて、

これからは更にイデオロギーの対立確執が高まっていくと思われるし、

宗教や人種・民族対立も激化するんじゃないのかなあ……、

って思いながらホール入りしたらいきなり声を掛けられたんだわ。

 

先方から名乗ってくれたから解ったんだけど宮田ジムの山本智哉君で、

彼、12月にデビューしたばかりのMm級の自分的新人王候補なんだよね。

 

リング上での印象とはかなり違って目パッチリ系の普通に可愛い少年って感じで、

底なしのスタミナの持ち主にはとっても見えなかったなあ。

 

 

 

昨日は自分にとって今年最初のボクシングだったんだけど、

正直、胸湧き肉躍るって感じとは程遠い試合の連続で、

ガッカリ感にまみれた一日だったんだわ。

 

 

 

① 齋藤眞之助君(石川)×豊田和也君(小熊)……58㎏ 4R

0勝1敗(1KO)の21歳・山梨県と、1勝(1KO)2敗の28歳・埼玉県。

 

<1R>

去年フラッと小熊ジムに立ち寄った時に練習してたボクサーが豊田君で、

7~8㎝ほど上背のある相手に全く臆することなくの殴り掛かりで、

もう少し前振りが必要だとは思ったんだけど中々の積極攻勢で、

一方の齋藤君は長いリーチを活かしてのジャブがもっと欲しいところだったんだわ。

 

全体としては豊田君ペースで試合が流れていった残り21秒の北ロープ前、

一瞬の交差の際に豊田君が右フックをヒットさせて齋藤君からダウンゲット。

 

それ程大きなダメージを引きずることなく再開したんだけど齋藤君、

ちょっと相手に合わせ過ぎじゃないかなあって思ってた残り僅か2秒、

ゴチャゴチャッとした中で再度の右フックを貰ってしまって2回目のダウン。

立ち上がったところで終了ゴング。

 

<2R>

接近戦は豊田君の方が優位じゃないかなって感じで始まったんだけど、

1分経つか経たないところでその豊田君が一発大きく被弾してしまって、

それまでは優勢に進めて多少前掛かりなってたところでの齋藤君の右フックで、

豊田君は西ロープ前で大きく仰向け倒れ込んでしまったんだわ。

 

激しいダウン劇だったもんでレフェリーがカウントを途中ストップしてのTKOエンド。

 

0分56秒での齊藤君の逆転TKO勝ちだったんだけどお互いに、

何だか出たとこ勝負の偶然が支配するようなボクシングだったなあ。

 

ただ、豊田君が勝ちを急ぎ過ぎたのが反省点だと思った一方、

かなり追い込まれたところからの齊藤君の逆襲は立派だったのも事実だったね。

 

 

 

② 小川晧平君(日東)×今淵啓輔君(石神井S)

                       ………56.5㎏ 4R

2勝3敗(3KO)の30歳・東京都と、0勝4敗(2KO)1分の30歳・北海道。

 

<1R>

お互いに柔軟さに欠けてたんだけど、

一旦打ち合いになった時の小川君の馬力は半端じゃなくて、

1分を過ぎる頃には勝負の行方が見えてきたほどの差が出てしまって、

今淵君はいきなりの鼻血に見舞われてしまったんだわ。

 

こりゃもうとても勝負になりそうになかったもんで即の離席だったんだけど、

結局は40-35×2、40-36って小川君の圧倒3-0勝ちだったんだけど、

それでも最後までは持ちそうになかった今淵君が踏ん張り通したんだよね。

 

 

 

一力ジムの小林会長とか渡辺会長、三迫会長、有澤会長、柳光会長、

それに小熊会長、瀬端さんや筒井さん達に新年の御挨拶して……。

 

 

 

③ 林大雅君(本多)×石井優平君(宮田)……53㎏ 4R

1勝(1KO)0敗の18歳・千葉県と、1勝(1KO)0敗の20歳・静岡県。

 

デビュー戦をKO勝ちした同士の若いボクサーの期待の一戦で……。

 

<1R>

二人共、ちょっといきなり過ぎのボクシングでもっと前振りが要るように思えて、

少なくともジャブを身に付けないと先々がシンドクなりそうな感じだったんだわ。

 

林君はもう少し距離を取った方がいいと思ったし、

一瞬ガードが緩む悪い癖も見受けられて、石井君に攻め易くさせてしまって、

終盤は少し効いてしまったか腕振りがタルくなってったなあ。

 

<2R>

石井君の前詰めが目立ってたんだけど、その割に手数が少なくて、

林君の方が正確なヒット数で上回ってきたし攻めの緩急も中々良かったなあ。

 

石井君はイッセノセ系の単調な攻め込みに終始してて狙い過ぎなんだわ。

 

<3R>

このラウンドの頑張りが勝負を決めそうだったんだけど、

まず仕掛けて行ったのは石井君の方で、開始30秒からラッシュラッシュで、

林君は1分半頃まで殆ど受け身のまま為す術ないって感じだったんだわ。

 

残り1分頃からの林君の左ボディは18歳の割には実にきちんとしてて、

アマ経験が有りそうな雰囲気を漂わせてたんだけど、

残念ながら残り30秒からを効果的に飛ばし切れず、

ラウンド全般として見れば石井君の攻勢の方が評価されると思ったなあ。

 

<4R>

石井君は更に攻勢を強めて林君も反応していったんだけど、

林君はもっとガツガツ行くべきだと思ったし、

二人共、勝ちたい勝ちたいのラストラウンドにはとても見えず、

メリハリのないまま残り1分になってもまだ様子見してるような場面が多くて、

一体どういうポイント計算をしてるのかってことで……。

 

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

40-36、38-38×2ってことで林君から見て1-0ドローだったんだけど、

一人だけ違う国の人が混じってるような片寄り採点で腰が抜けそうだったなあ。

 

こういう感じは年末の世界戦でも経験したんだけど、

勝てる試合が勝てなくて、負けてる試合で勝利するってことも十分可能なんだわ。

 

実は昨日は判定に持ち込まれた試合の多くが首を傾げる場面が多くて、

まだ酒が抜けてないのかそれとも、詰まらない試合が続いて飽きてしまったのか。

 

 

帝拳の長野マネジャーの隣に座らせて貰って暫く色々話をしたんだけど、

ボクサー観とか目の前の試合の見方は自分とはかなり違うところもあるんだけど、

たまにハッと思わされることも多くてとても勉強になるんだよね。

 

 

 

④ 佐藤和憲君(新日本木村)×高島裕樹君(宮田)

                          ………SFe 4R

2勝(2KO)4敗(1KO)の26歳・北海道と、

3勝(2KO)4敗(2KO)1分の30歳・佐賀県。

 

<1R>

手数多くスタートしたのは高島君の方だったんだけど、

開始僅か23秒、佐藤君が打ち返した左フックが直撃して高島君がダウン。

 

それほどのダメージなく再開されたんだけど佐藤君の勢いは止められなくて、

そこからは高島君が追い込まれる場面の連続で長いことかかりそうになくて、

ラウンドが半分過ぎる頃ついに捕まってしまっての佐藤君の左右ショートフックで、

まともに貰ってしまった高島君が仰向けバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

とっても激しい倒れ方だったもんでレフェリーも即のストップエンドだったんだけど、

当の高島君はスクッと立ち上がってリスタートしたがってたのには驚いたなあ。

結局1分26秒、勿論佐藤君のTKO勝ちだったんだけどね……。

 

 

 

⑤ 橋口雄斗君(石川)×今井勝典君(ワタナベ)……SFe 8R

7勝(5KO)3敗1分の28歳・宮城県と、5勝7敗(1KO)3分の31歳・東京都。

 

席を渡辺会長に譲って自分は長野さんの隣で継続観戦。

 

二人のボクシングは良く知ってるもんで、

ここは橋口君が圧勝するっていう予想だったけどね……。

 

 

戦績的にもKO率的にもこの日の相手は明らかに強敵だったもんで、

今井君が若干気後れ気味というか慎重に振る舞ってたのは当然だったんだけど、

9ヶ月振りの試合だったせいかこの日の橋口君は試合勘的に今一で、

もっと行けそうな場面でも行かなくて、中途半端な攻撃に終始してたんだわ。

 

今井君はガードする右手を絞り過ぎるところがあるから、

そこのところを狙っての左フックが有効だと思ってたんだけどサッパリ攻めなくて、

波状的な攻撃が出来ない中、解り易い一段落の際に反撃喰らってしまって、

4R頃には色白の今井君より顔面の傷みが目立ってきてしまってたんだわ。

 

手数的には足りてなかったんだけど時折の今井君のショットの方が力強くて、

大きくポイントを奪うまでには至らなかったんだけど充分気持ちは見えてて、

要するにこの日の橋口君は体と風貌の逞しさとは程遠い優しいボクシングで、

結局は78-75、77-76、76-76で2-0勝ちはしたんだけど、

彼自身の満足度は解らないんだけど自分的にはストレスが溜まったんだわ。

 

 

 

⑥ 根本裕也君(土浦)×川端哲也君(姫路木下)

                          ………70㎏ 6R

4勝(1KO)5敗(3KO)の30歳・茨城県と、

4勝(1KO)10敗(7KO)1分の31歳・兵庫県。

 

初めての6回戦同士だったんだけど、要するに重い階級のトロトロした試合で、

最後はどっちが優勢なのか訳が分からなくなる程二人共消耗し切ってて、

見てる方まで疲れてしまったんだわ。

 

それまで比較的優勢だった川端君が2Rに根本君の乱暴な右を貰ってしまって、

ゴロンとダウンしてからは混迷混沌の一途で、

そのダウンゲットを機に飛ばすかと思われた根本君も最後まで普通過ぎで、

ラストラウンドはお互いに撫でるようなパンチを交換してたんだわ。

 

ってことで結局、58-56×2、57-56の3-0で根本君だったんだけどね。

 

 

 

⑦ 齊藤裕太さん(花形)×高橋竜也さん(土浦)

                         ………54.5㎏ 8R

10勝(7KO)7敗2分のランク1位、29歳・神奈川県と、

25勝(18KO)6敗(1KO)4分のランク7位、27歳・茨城県。

 

チャンピオン・カーニバルに出場するって思ってた齊藤さんが、

ランク1位から3位に退いた上でのハードな相手との試合だったんだけど、

その間の経緯とか齋藤さんのモチベーションとかどうなのかなあ……。

 

結局この試合は78-74、76-76×2ってことで、

高橋さんから見ての1-0ドローだったんだけど、

自分的には高橋さんの勝ちで77-75だったけどね……。

 

この日、高橋さんはいつものように出来てたんだけど、

齊藤さんは詰め寄りがとっても甘かったし、

一旦詰めた際の例の鬼連打とは程遠かったし、

そもそも思いっ切り打ってなかったように感じたんだよね。

 

緩急の無い間欠泉的な攻撃の合間合間に高橋さんに巧いこと繋げられて、

そのチョン打ちは大きな有効打とは言えなかったけど、

自分の中での齊藤さんの見栄えの悪さはポイント差以上にあったんだよね。

ってことでこの試合もハズレだったなあ。

 

 

 

⑧ チャールズ・ベラミー(八王子中屋)

          ×別府優樹さん(久留米櫛間)………W 8R

26勝(17KO)3敗1分の日本SW9位、35歳・アメリカと、

14勝(14KO)0敗の日本W7位、25歳・宮崎県。

 

別府さんは全日本新人王獲得後はひたすら外国人相手オンリーで、

ここ6試合は5人のタイボクサーと後はコリアンボクサーってことで、

要するにここ2年ほど日本人とは全く試合してない訳で、

連続KO記録とか言ってもそんなモノは何の価値も無いって思ってるんだわ。

 

 

ダレまくったこの日の最後にベラミーにきちんと締めて貰って、

舐めんな若僧ってところを見せ付けて欲しかったんだけどね……。

 

別府さんは思ってた通りの只の粗暴なボクサーで、

そりゃ勢い付いた時は凄みタップリではあったんだけど、

どこかを狙って打ってるって感じでは全く無くて、

取り敢えずガードの上からでもガンガン打ち込んでればそのうち効いてくるだろう、

ってそんな感じの粗雑極まりないボクシングで、

それで決着し切れなくて長引くと途端にズルズル系に緩んでしまったんだわ。

 

序盤を凌いだベラミーのボディブローが別府さんにはシンドかったみたいで、

その後色々被弾するに至ってヘラヘラし始めて、

終盤はグルグル回りまくって休み休みしながら口空いてヘラヘラしながらで、

見てて不快感が募ってしまったもんで離席して遠目に見てたんだけど、

こんなにボクシングを舐めたような感じのランカーは久し振りだったなあ。

 

ただ、一方のベラミーに対しても自分の不満感は残り続けてて、

ペースを掴んだところからの一気飛ばしが全く出来てなくて、

もう35歳だからなあっていう印象を強く持ってしまったんだわ。

 

全体のスピード感も往時と比較するとかけ離れたものだったし、

ここぞの攻め時にも行き切れなかったんだよね。

 

それでもベラミーの勝ちは自分の中では揺るぎなくて77-75だったんだけど、

結局、ベラミーから見ての78-74、76-77、76-76ってことで、

1-1ドローだったんだわ。

 

 

それにしてもこの試合のポイント振り分けもとっ散らかり過ぎと言わざるを得ず、

判定に持ち込まれた際の危ない危ない感が半端じゃなかったんだわ。

 

其々はシッカリ自信を持って判断をしてるとは思うんだけど、

その判断基準が其々異なってると丁半賭博のような結果を生んでしまうんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

【村木田渾身競馬】

1月の第一週の競馬では8日の中山9Rでドデカイ3連単をゲットしたもんで、

当分の間収支に気を遣わなくていいくらいなんだよね実は……。

ってことで調子に乗って今日は3レースに挑戦ってことで、

全て3連単フォーメーション22点買い。

 

・中山 8R……④⑩→④⑧⑩⑬→①④⑥⑨⑩

・中山12R……②⑯→②④⑩⑯→①②③⑮⑯

・中京11R……⑪⑭→③⑪⑫⑭→①⑦⑩⑪⑭

 

2017年1月13日 (金)

12月度ランキング

 

Img_0973

「言われなくても美猫だってことは知ってますけど何か……。」

 

 

 

“ザ・パシフィック” っていうのは70年以上前の第二次世界大戦の際に、

南太平洋で日本軍と戦ったアメリカ海兵隊に関する実話に基づいた連続ドラマで、

スティーブン・スピルバーグがプロデュースしてるんだわ。

 

史実に従いながらも特定の兵士を英雄として描いてるのではなくて、

図らずも戦争というトラブルに巻き込まれてしまった群像としての兵隊の生死を

淡々と描いてるんだわ。

 

1時間モノで vol. 1~vol. 10まであって、

以前録画したものを見始めたばかりなんだけどね……。

 

 

 

2016年12月度のランキングは11月28日~1月10日までの試合を対象に

1月12日に発表されたんだけど、

年末の世界戦ラッシュを含めて日本ランカー達も試合をやりまくったし、

その上全日本新人王資格でのランクインもあって、とっても異動が激しかったし、

特に下位ランカーのボクサー達は気が気じゃなかったんじゃないかなあ……。

 

 

 

≪世界チャンピオン≫

高山勝成さん(獲得)、田口良一さん(5)、田中恒成さん(獲得)、

八重樫東さん(2)、井岡一翔さん(4)、井上尚弥さん(4)、山中慎介さん(11)、

小國以載さん(獲得)、ホルヘ・リナレス(WBA獲得、WBC3)の計9名。

 

田口さんは12月31日にカルロス・カニサレスと1-1引き分け防衛。

 

田中さんは12月31日、モイセス・フェンテスに4RKO勝ちしてベルトゲット。

 

八重樫さんは12月30日にサマートレック・ゴーキャットジムに12RKO勝ち。

 

井上さんは12月30日、河野公平さんに6RKO勝ちして4度目の防衛。

 

井岡さんは12月31日、スタンプ・ギャット二ワットに7RKO勝ち。

 

小國さんは12月31日、ジョナタン・グスマンに3-0勝ちして王座ゲット。

 

 

 

≪OPBFチャンピオン≫

山中竜也さん(獲得)、拳四朗さん(1)、比嘉大吾さん(1)、

マーク・ジョン・ヤップ(獲得)、久保隼さん(2)、竹中良さん(2)、

伊藤雅雪さん(3)、中谷正義さん(6)の計8名は変わらず。

 

拳四朗さんは12月5日にレスター・アブタンに3RKO勝ちして初防衛。

伊藤雅雪さんは12月3日、渡邊卓也さんに3-0勝ちして3度目の防衛。

 

 

 

≪日本ランキング≫

 

【ミニマム級】……空位。

福原辰弥さんが王座返上。

12月31日、フィリピンボクサーに3-0勝ちした谷口将隆さんが8位から2位へ。

同日、フィリピンボクサーに3RKO勝ちした京口紘人さんも6位から4位にアップ。

 

12月14日にタイでの世界戦に敗れた小野心さんが2位から5位にダウン。

12月11日、タイボクサーに3RKO勝ちした加納陸さんは7位のまま。

12月30日に原隆二さんに0-3負けした山本浩也さんは4位から8位にダウン。

12月19日、フィリピンボクサーに2RKO勝ちした小浦翼さんは10位から9位へ。

 

12月18日に榮拓海さんに3-0勝ちした平井亮輝さんが10位にランクインして、

敗れた榮さんは9位から11位にダウン。

 

全日本新人王資格で冨田大樹さんが13位にランクインしたこともあって、

空き2名分減って2名分。

 

 

 

【ライトフライ級】……拳四朗さん(2)

12月18日に油田京士さんに5RKO勝ちした角谷淳志さんが

板垣幸司さんと入れ替わって3位にアップ。

角谷さんに敗れた油田さんはフライ級14位からのランクアウト。

 

12月3日、大野兼資さんに1RKO勝ちした阿久井政悟さんが

最下位の11位から7位にアップして敗れた大野さんが8位から12位にダウン。

 

1月8日にフィリピンボクサーに0-1引き分けの荻堂盛太さんは10位のまま。

12月4日、村井貴裕さんに3-0勝ちした上久保タケルさんが11位にランクイン。

敗れた村井さんはフライ級の12位からランクアウト。

 

全日本新人王資格で戸谷彰宏さんが13位にランクイン。

ミニマム級と同じく空き2名分減って2名分。

 

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(4)

12月8日に松山真虎さんに7RKO勝ちした長嶺克則さんは3位のままだが、

敗れた松山さんは6位から8位にダウン。

 

12月6日、阪下優友さんに3-0勝ちした望月直樹さんが9位から5位にアップ、

敗れた阪下さんは5位から9位にダウン。

 

11月29日に山下賢哉さんに7RKO勝ちした星野晃規さんが7位にランクイン、

敗れた山下さんは7位から12位にダウン。

 

12位だった村井貴裕さん、14位だった油田京士さん、

それに15位だった杦本健太さんが共にランク落ちしたもんで、

出来たスペースにガンバレ将太さんがカムバックランクイン。

 

15位には全日本新人王資格の中谷潤人さんがランキング。

 

 

 

【スーパーフライ級】……中川健太さん(獲得)

12月4日にノーランカーに5RKO勝ちした奥本貴之さんは3位のまま。

1月8日、フィリピンボクサーと1-1引き分けた翁長吾央さんも4位のまま。

12月31日、タイボクサーに1RKO勝ちした橋詰将義さんは1個上がって12位。

12月3日にタイボクサーに1RKO勝ちした梶颯さんが1個上がって13位。

12月19日に清瀬天太さんに3RKO負けした大塚隆太さんが4個下がって14位。

 

福永亮次さんが全日本新人王資格で15位にランキング。

 

 

 

【バンタム級】……空位。

12月8日に小澤サトシさんとのタイトル戦で2RKO勝ちした益田健太郎さんが

ベルト返上して空位。

敗れた小澤さんは12位からのランクアウト。

 

12月24日、タイボクサーに1RKO勝ちした赤穂亮さんが2位から1位にアップ。

12月31日にノーランカーに4RKO勝ちした田中裕士さんが3位から2位にアップ、

1位だった齊藤裕太さんが3位にダウン。

 

12月30日、メキシカンボクサーに6RKO勝ちした松本亮さんと、

12月4日にノーランカーに3-0勝ちした菊地永太さんが其々1個づつ上がって、

5位と6位にアップして4位だった川口裕さんが6位にダウン。

 

12月5日に久高寛之さんに3-0勝ちした村中優さんが

丸田陽七太さんと入れ替わって8位にアップ。

 

12月18日、ノーランカーに3-0勝ちした坂本英生さんが

山本隆寛さんと入れ替わって10位にアップ。

 

12月19日に大塚隆太さんに3RKO勝ちした清瀬天太さんが12位にランクイン。

 

13位だった上林巨人さんがランク落ちしたこともあって、

15位だった勅使河原弘晶さんは踏みとどまっての14位。

新島聖人さんが全日本新人王資格で15位にランキング。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(2)

12月19日に藤原陽介さんに3-0勝ちし渡部大介さんが1個上がって4位、

敗れた藤原さんは4位から6位にダウン。

 

12月4日、ノーランカーに8RKO勝ちしたテイル渥美さんが

ジョナタン・バァトと入れ替わって7位にアップ。

 

12月11日にノーランカーに3-0勝ちした高野誠三さんが1個上がって10位。

9位だった相馬圭吾さんが11位にダウン。

12月11日、ノーランカーに2-0勝ちした上谷雄大さんが1個上がって14位。

 

岡本文太さんが全日本新人王資格でランクインした関係で、

14位だった水野拓哉さんが残念ランクアウト。

 

 

 

【フェザー級】……林翔太さん(獲得)

12月31日の下田昭文さんとのタイトル戦を3-0で征した林さんが初防衛。

敗れた下田さんは1位から4位にダウン。

 

12月31日、伊藤雅雪さんとのOPBF戦に敗れた渡邉卓也さんが

4位から6位にダウンして、5位だった福原力也さんが引退した関係もあって、

坂晃典さんが1位、天笠尚さんが2位に其々1個づつ上がって、

源大輝さんが3個上がって3位、荒谷龍人さんも2個上がっての5位。

 

12月12日に玉川裕太君に3-0勝ちした佐々木洵樹さんが2個上がって13位。

木村吉光さんが全日本新人王資格で15位にランクされたんだけど、

この階級は押し出されランクアウトはナシ。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……尾川堅一さん(3)

尾川さんは12月3日、内藤律樹さんとのタイトル戦に3-0勝ちして防衛3度目。

敗れた内藤さんは1位から4位にダウン。

 

12月4日にアクセル住吉さんに0-3負けした中川祐輔さんが1個下がって8位。

高畑里望さんも6位から7位にダウンしたもんで東上剛司さんが2個上がって6位。

荒木貴裕さんが江藤伸悟さんに入れ替わって10位にアップ。

12月11日にノーランカーに3-0勝ちした大里拳さんは13位のまま。

12月4日、ノーランカーに3-0勝ちした中谷有利さんが1個上がって14位。

 

粟田祐之さんが全日本新人王資格で15位にランキングされたもんで、

12月10日にタイで1RKO勝ちしたんだけど山元浩嗣さんが、

押し出された形で14位からの残念ランクアウト。

 

 

 

【ライト級】……土屋修平さん(獲得)

土屋さんは12月19日、野口将志さんとの決定戦に3RKO勝ちしてベルトゲット。

敗れた野口さんは2位から5位にダウン。

 

12月6日にフィリピンボクサーに2-1勝ちした加藤善孝さんが4位から2位へ。

12月4日、中川祐輔さんに3-0勝ちしたアクセル住吉さんが

6位から3個上がって3位にランク。

 

12月17日にチャイニーズボクサーに0-3負けしたスパイス松下さんは

7位のままだけど実質1個ダウン相当。

 

12月30日に宇佐美大志さんが井上浩樹さんに3RKO負けしてしまって

12位からランクアウトししてしまった関係もあって、

吉野修一郎さんやハリケーン風太さん、前田紘希さん達が2個づつ上がって、

其々11位、12位、13位にアップ。

 

前月不幸なランクアウトがあった中嶋龍成さんも復帰しての14位。

小田翔夢さんが全日本新人王資格で15位にランキング。

 

【スーパーライト級】……空位。

12月12日にタイボクサーに3RKO勝ちした近藤明広さんは4位のまま。

12月30日、宇佐美大志さんに3RKO勝ちした井上浩樹さんが12位にランク。

 

吉開右京さんが全日本新人王資格で15位にランキングされた関係もあって、

池田竜司さんが14位からの残念ランクアウトで空きも埋まったね。

 

 

 

【ウェルター級】……有川稔男さん(1)

12月4日にフィリピンボクサーに7RKO負けした矢田良太さんが

2位から5位にダウンして、代わって12月6日に相馬一哉君に4RKO勝ちした

今野裕介さんが4位から2位にアップ。

 

12月3日、ノーランカーに6RKO勝ちした永野祐樹さんは9位のまま。

全日本新人王資格でランクインした豊嶋亮太さんは最下位の10位。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(5)

野中さんは12月29日、切間庸裕さん相手の防衛戦に10RKO勝ちして5度目。

敗れた切間さんは2位から5位にダウン。

 

試合枯れしてる清水優人さんが6位から9位にダウン。

12月10日にタイボクサーに判定負けしたコブラ諏訪さんは最下位10位のまま。

10位だった竹迫司登さんがミドル級へ転出したもんで空き1名増えて5名分。

 

 

 

【ミドル級】……(正規)西田光さん (暫定)胡朋宏さん

12月24日、暫定王座決定戦で淵上誠さんに8RKO勝ちした胡さんが王座ゲット。

敗れた淵上さんは2位から4位にダウン。

 

で、福本祥馬さんが3位から1位にアップして、

福山和徹さんも5位から3位にアップ。

 

SW級10位から転入してきた竹迫司登さんがいきなり4位の得々ランキング。

あぐ~マサルさんが全日本新人王資格で7位にランクされたこともあって、

空き1名分減って8名分。

 

2017年1月10日 (火)

1月度ボクシングスケジュール

 

Img_0971

「エーッと、今月はどの試合を見に行くかなあ……。」

 

 

 

明後日からのボクシングや週末の競馬と同じように、

地球とか宇宙の行く末にも興味が尽きることがないんだよね。

 

ビッグバンから始まった宇宙の終焉に関する論議は様々あるんだけど、

それまで膨張の一途を辿ってた宇宙もいつの日か収縮が始まるらしくて、

ほんの一点に縮まった後、その存在の全てがビッグバン以前に戻るってことで、

要するに何も無かった状態に戻るっていう考え方が主流なんだよね。

 

何も無い状態っていうのは具体的にどういう状況なのかは想像もつかなくて、

何も無いっていう状態があるってことなのかなあって……。                   

ただ、そこに至るずっと前に太陽と地球との関係の中で、

地球が消滅してしまうことは間違いないらしいんだけどね。

 

自分らが経験し得べくもない地球や宇宙の終焉について思いを馳せるのは、

ナンセンスに近い遊びごとなのかも知れないんだけど、

ラチが明かないことを考えるのは意味がないとも思ってないんだわ。

 

最近では “相転移” っていう考え方も台頭してきてて、

それは今日明日に起こっても何の不思議もないってことで、

要するに現在の相(フェーズ)が突然別の相に転移するっていうことで、

自分らにとっての過去現在未来が一瞬のうちに消滅してしまって、

別の何かの過去現在未来に転移してしまうってことなんだわ。

 

地球が誕生して46億年、今の宇宙が始まって137億年ってことなんだけど、

この “相転移” っていうのは計算上100~200億年に一度起こりうるって事で、

だから今日明日にでもそれが起こっても何の不思議もないんだってさ。

 

30年以内の首都圏直下型や南海・東南海大地震が不可避らしいし、

それを乗り越えても別銀河からの大型隕石の飛来も有り得るし、

何とかそれを潜り抜けても太陽との関係で地球は確実に危うくて、

“相転移” っていうのはその先か手前の話なんだけど、

いずれにしても生物は死ぬ為に生きていて、

宇宙は消滅する為に存在してるってことには間違いないんだよね。

 

 

 

例年通り1月はユックリスタートのスケジュールで、

今のところ6ボクシングを予定してるんだわ。

他では沖縄で1ボクシングあるだけで、

関西方面はいつものようにまだ冬眠中なんだよね。

 

 

≪1月度ボクシングスケジュール≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

・1月 8日………(沖縄)

翁長吾央、荻堂盛太。

 

 

・1月13日………(後楽園)

チャールズ・ベラミー×別府優樹、齊藤裕太×高橋竜也、橋口雄斗×今井勝典。

 

 

・1月14日………(後楽園)

井上岳志×渡部あきのり、福本祥馬×福山和徹、奥村健太×澤田京介、

市川雅之×佐宗緋月、馬場一浩×竹内護、大谷広忠×工藤啓太。

 

 

・1月17日………(後楽園) ルーキーズ・トーナメント

内藤未来×三船世翔、江澤宏之×伊藤敏。

 

 

・1月23日………(後楽園) C級トーナメント

諏訪佑×田中利弥、坂田尚樹×ライダー・ヒロ。

 

 

・1月28日………(プエルトリコ)

帝里木下×マックジョー・アローヨ。

 

 

・1月30日………(後楽園)

木村隼人×高橋竜平。

 

 

・1月31日………(後楽園)

荒川仁人×アンソニー・サバルデ、岩井大×山口翔太、中野敬太×岡本ナオヤ、

川崎真琴×合田剛士、田中教仁×高橋悠人。

 

 

 

≪1月ボクシング期待度ベスト15≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 荒川仁人×アンソニー・サバルデ

② チャールズ・ベラミー×別府優樹

③ 奥村健太×澤田京介

④ 井上岳志×渡部あきのり

⑤ 木村隼人×高橋竜平

⑥ 齊藤裕太×高橋竜也

⑦ 田中教仁×高橋悠人

⑧ 福本祥馬×福山和徹

⑨ 諏訪佑×田中利弥

⑩ 川崎真琴×合田剛士

⑪ 中野敬太×岡本ナオヤ

⑫ 大谷広忠×工藤啓太

⑬ 市川雅之×佐宗緋月

⑭ 岩井大×山口翔太

⑮ 橋口雄斗×今井勝典  

        

 

2017年1月 6日 (金)

2016年年間ベストボクシング

 

Img_0972

「エーッと僕は入ってないのかなあ……?」

 

 

 

「彼らの正義と友情は、

彼らの繁栄と利益を随伴しないところでは決して発揚しない。」

これは “小説 太平洋戦争” の中で山岡荘八が述べた言葉で、

彼らとは当時のアメリカとイギリスのことなんだわ。

 

40年以上前の言葉ではあるんだけど今でも実に当を得ていて、

何かの折に欧米人が正義正義と声を荒げ高める時、

それは常に彼らの利益は確保された上での場合に限られてるってことで、

そういう意味では共産主義やISにも正義があるってことにもなるんだよね。

 

これからトランプがやろうとしてることもある種の正義に基づいてるんだけど、

それはあくまで彼が考えてる正義に過ぎないんだよね。

 

 

 

去年自分が現場観戦したのは合計93ボクシングで、

2015年から連続しての100割りボクシングだったんだわ。

 

4回ほど見たTVボクシングを含めての自分的な年間ベストを考えたんだけど、

記憶の鮮明さと感動の大きさは時間を経ると劣化していくものだし、

元々あくまで素人のオッサンの感想に過ぎないんだけどね……。

 

 

≪2016年ボクシング年間ベスト50≫

*左側が勝者、敬称略。

 

① 小國以載×ジョナタン・グスマン……3-0

② 山中慎介×アンセルモ・モレノ……7RKO

③ 岡田博喜×麻生興一……7RKO

④ 三浦隆司×ジュネル・ガダバン……1RKO

⑤ 比嘉大吾×フェリペ・ガグブコブ……4RKO

⑥ 西田光×柴田明雄……3RKO

⑦ 長谷川穂積×ウーゴ・ルイス……9RKO

⑧ 岡田博喜×中澤将信……3RKO

⑨ 亀海喜寛×へスス・ソトカラス……8RKO

⑩ 赤穂亮×勅使河原弘晶……2-1

⑪ 井上尚弥×河野公平……6RKO

⑫ 田口良一×ファン・ランダエタ……11RKO

⑬ 土屋修平×野口将志……6RKO

⑭ 長嶺克則×山下賢哉……3RKO

⑮ 荒川仁人×塚田祐介……6RKO

⑯ 星野晃規×山下賢哉……7RKO

⑰ 岡田博喜×細川バレンタイン……3-0

⑱ 胡朋宏×淵上誠……8RKO

⑲ 坂晃典×中嶋孝文……1RKO

⑳ 比嘉大吾×アーデン・ディアレ……4RKO

 

(21) 村中優×久高寛之……2-0

(22) 久我勇作×ジョナタン・バァト……4RKO

(23) 阿部麗也×丸亀光……3-0

(24) 田之岡条×住友将吾……4RKO

(25) 有川稔男×大川泰弘……4RKO

(26) 石本康隆×古橋岳也……10RKO

(27) 拳四朗×レスター・アブタン……3RKO

(28) 岩井大×林崎智嘉志……3RKO

(29) 濱田力×室田拡夢……2RKO

(30) 粕谷雄一郎×三瓶数馬……2-1

 

(31) 中川勇太×相馬圭吾……8RKO

(32) 長嶺克則×与那覇勇気……2RKO

(33) 石本康隆×藤原陽介……3-0

(34) 阿部麗也×溜田剛士……3RKO

(35) 中谷潤人×富岡哲也……3RKO

(36) 渡部大介×藤原陽介……3-0

(37) 吉開右京×大野俊人……3RKO

(38) 阪下優友×大平真史……4RKO

(39) 神津徳臣×ビバリー塚田……3-0

(40) 内藤律樹×チャイアン・シットサイトーン……3-0

 

(41) 勅使河原弘晶×渡辺健一……1RKO

(42) 山本浩也×宮崎拳……6RKO

(43) 玉木善文×祝井航平……3RKO

(44) 大野兼資×須田和弥……8RKO

(45) 松本竜也×宮地隆佳……1RKO

(46) 新島聖人×上野太一……3-0

(47) 臼井欽士郎×丸亀光……3-0

(48) 白鳥大珠×花香雅治……1RKO

(49) 松永宏信×佐々木左之介……5RKO

(50) 中川公弘×佐々木和……1RKO

 

 

 

自分の2017年ボクシングは13日から始まるんだけど、

実は11日に特別のイベントを控えてて、

千葉に出張ってその後の経緯をチェックしに行くんだわ。

自分は正義の味方を気取るつもりは全く無いんだけど、

援助を求められれば出来る範囲で何とかして上げたいって思ってるんだよね。

 

 

2017年1月 4日 (水)

12月のベストボクシング

 

Img_0970

「何でオレが選モレなんだよぉおおおー!」

 

 

 

元日は大晦日ボクシングの不満と疲れで基本的にダラダラ過ごしたんだけど、

それでも有明ボクシングの録画を見たし、形だけの初詣は済ませたんだわ。

 

 

2日は午前中に年末ボクシングの色々をブログアップした後、

午後からは我が家の新年会で、音楽プロデューサー、バレリーナの卵、

大手アパレルのマーチャンダイザー、CGデザイナーの4人がやって来たんだわ。

 

普段は触れることも無い畑違いの話の色々はとっても面白くて、

特に音楽業界の裏話、アイドル達のコンサート実態に関する話は、

とてもオープンに出来ないような暴露系でビックリしてしまったなあ。

 

 

 

12月はTVボクシング2回を含めて12ボクシングに参加したんだけど、

今回は期待度が高かった試合が軒並み選モレしてしまったんだよね。

 

 

【12月ボクシングベスト25】

*左側が勝者、( )内の数字は事前期待度ランク、敬称略。

 

① 小國以載×ジョナタン・グスマン (3)……3-0

② 井上尚弥×河野公平 (5)……6RKO

③ 土屋修平×野口将志 (6)……3RKO

④ 胡朋宏×淵上誠 (15)……8RKO

⑤ 村中優×久高寛之 (13)……2-0

⑥ 拳四朗×レスター・アブタン (27)……3RKO

⑦ 中川勇太×相馬圭吾 (12)……8RKO

⑧ 渡部大介×藤原陽介 (16)……3-0

⑨ 吉開右京×大野俊人 (ー)……3RKO

⑩ 白鳥大珠×花香雅治 (29)……1RKO

⑪ 長嶺克則×松山真虎 (11)……7RKO

⑫ 望月直樹×阪下優友 (25)……3-0

⑬ 永野祐樹×垂水稔朗 (28)……6RKO

⑭ 富岡樹×篠塚辰樹 (ー)……3-0

⑮ 栗原慶太×仁平宗忍 (32)……3RKO

⑯ 木村吉光×澤井剛志 (ー)……2-0

⑰ 今野裕介×相馬一哉 (14)……4RKO

⑱ 富岡哲也×寺次孝有希 (ー)……5RKO

⑲ 山本智哉×中山珠旗 (ー)……2-0

⑳ 阿久井政悟×大野兼資 (21)……1RKO

(21) 嶋崎俊×本田正二郎 (34)……6RKO

(22) 谷口将隆×ビセンテ・バウティスタ・Jr (ー)……3-0

(23) 小浦翼×ジェフリー・ガレロ (ー)……2RKO

(24) 山口拓也×蜃気楼松本 (ー)……1RKO

(25) 井岡一翔×スタンプ・ギャット二ワット (-)……7R

 

事前期待度ベスト10内で選モレした試合は……、

ジェスレル・コラレス×内山高志(1)、尾川堅一×内藤律樹(2)、

田口良一×カルロス・カニサレス(4)、伊藤雅雪×渡邉卓也(7)、

下田昭文×林翔太(8)、八重樫東×サマートレック・ゴーキャットジム(9)、

小野心×ノックアウト・レッシュマート(10)の計7試合もあって、

こんなことは初めてじゃないかなあ。

 

それと八重樫さんの元々の相手はミラン・メリンドじゃなかったっけ?

 

 

 

今日と明日は5日の初競のことと、

2016年ボクシングの年間ベストについて考えるんだわ。

 

 

2017年1月 2日 (月)

2016年年末ボクシング巡礼

 

 

Img_1009

ご来光ってことで新年オメデトゴザイマスなんだわ。

 

 

 

自分の事に限って言えば、

去年と余り変わらない今年であって欲しいと思ってるんだけど……。

 

こういう人間でありたい、こういう男でありたいって思ってる姿というか、

描いてるイメージを余りに高いところに置き過ぎるせいか、

自分は永遠の見掛け倒しに終わってしまいそうなまた1年の始まりで……。

 

 

 

年末のボクシングは12月30日の有明コロシアムでのテレビボクシングからで、

原隆二さんが山本浩也さんに78-74、78-75、77-75の3-0で勝って、

井上浩樹君がランク11位の宇佐美太志さんに3RTKO勝ちした後、

村田諒太さんの試合からのオンエアで……。

 

 

ああそうだ、このブログは3興行分をまとめて書くから、

結構膨大なモノになると思うから、読む方にもそこそこの覚悟が要るんだよね。

 

 

☆ 村田諒太さん(帝拳)×ブルーノ・サンドバル……162P 10R

11勝(9KO)0敗のWBC5位、WBA4位、WBO3位、IBF3位の30歳・奈良県と、

19勝(15KO)0敗1分の25歳・メキシコ。

 

追い込まれる場面が殆どないまま、村田さんが3RKO勝ちしたんだけど、

元々格下感の強い相手を力づくで強引に殴り倒したって感じだったなあ。

 

上体の使い方とか柔らかさは却って相手のボクサーの方が上回ってて、

いつも感じるんだけど村田さんは全体にガキゴキ硬い印象が抜けなくて、

4団体ともいつでも世界戦が出来るような位置にはいるんだけど、

あの動きで十分対抗しうるのかって若干気になってるんだわ。

 

一発当て込んでからの追い込みには流石の迫力があって、

火が付いた時の村田さんはほぼ無敵だと思うんだけど、

大きく当てられた際の耐久力に関してはまだ未知だし、

ハンドスピードにフットワークが追い付いてないようにも感じるんだけどね……。

 

 

自分がこの試合で成程ねって感心したのは全く別の点で、

3Rのダウン劇でのレフェリーの的確な対処に関してで、

村田さんに右ストレートを直撃されたサンドバルがロープに飛ばされて、

一瞬の時間差で倒れ込むのと村田さんの追撃に伴う接触が重なってしまって、

サンドバルがズルズルっと村田さんにもたれながら崩れ落ちたのを、

レフェリーがスリップ扱いにして抱き起そうとしたんだけど、

アレレッてほどダメージが深いのを見て、そこからのダウン裁定と判断して、

自らカウントの数え始めを決定させたことだったんだわ。

 

その際のタイムキーパーとの連携も実にスムースで中々ああはいかないんだよね。

あの場面を最初スリップ扱いにしたのは止むを得ないところであって、

そこからの臨機応変な軌道修正だったと思ったんだよね。

 

 

そして次、この日のセミファイナルは……。

 

 

☆ 八重樫東さん(大橋)×サマートレック・ゴーキャットジム

               ………IBF LF タイトル戦 12R

24勝(12KO)5敗(2KO)のチャンピオン、33歳・岩手県と、

31勝(12KO)4敗(1KO)のランク8位、32歳・タイ。

 

この日の八重樫さんのメインテーマはどんな勝ち方をするかっていうか、

なるべく顔面を傷めないままに勝ち切るってことだなって、

自分で勝手に決めてたんだけど、

何となく八重樫さん自身も同じように思ってたような感じの試合運びで、

序盤から中盤にかけてはもっと行けそうなのに敢えて激闘を避けてる感じだったね。

 

そこから8R以降、それまでに蓄積されたダメージ差を見計らっての攻勢攻勢で、

そのまま判定に持ち込まれてたら何となく消化不良に終わってしまいそうなところ、

最終12Rに右ストレートから気合の入った手際のいい連打に繋げて、

相手の反攻がすっかり止まってしまったところでのストップエンドだったんだわ。

 

最終ラウンドまで行ってはしまったけど、

大差判定勝ちとTKO勝ちとではやっぱり全く印象が違うんだよなあ。

 

 

 

☆ 井上尚弥さん(大橋)×河野公平さん(ワタナベ)

               ………WBO SF タイトル戦 12R

11勝(9KO)0敗のチャンピオン、23歳・神奈川県と、

32勝(13KO)9敗1分のランク10位、36歳・東京都。

 

この試合は6R、河野さんがダウン喰らって何とかリスタートはしたんだけど、

その殆どすぐ後にストップされて井上さんのTKO勝ちだったね。

 

自分的には正直河野さんに勝って欲しかったんだけど、

同じく正直に言うと1Rのジャブの差し合いだけを見ただけで、

こりゃとても勝てそうにない感じがしたんだよね。

 

この日の井上さんは右アッパーが効果的な挟み込みショットになってて、

アッパーはガードが大きく開きがちになるから危険なショットでもあるんだけど、

オーソドックス同士の場合はそれを利き手で打つ方がいいと自分では思ってて、

河野さんから利き手のカウンターを合わされる危険が少ないからで、

試合中何度か河野さんの頭は見栄えの良くない跳ね上げられ方をしてたんだわ。

 

試合半分近くを何とか無事に消化し終えた河野さんにも、

終盤に向けてスタミナ勝負に持ち込む可能性が見えてきて、

いよいよ盛り返すかって場面も折々にあって、

井上さんをロープ際に追い詰めてラッシュラッシュの左右フックを打ってたんだけど、

見てて若干腕がたわんでたし、連打の際に上体と首が揺れ過ぎて、

井上さんのそれとは正確性とか有効性の点で大きく見劣りしてたんだわ。

 

問題の6R、前の回から徐々に河野さん得意の流れが出来そうだったんだけど、

更に詰め寄って打ち合ったその瞬間、

井上さんが右ショート2発から返した左フックを綺麗に直撃させてダウンゲット。

 

驚いてしまったのはその場面を間近で見てたはずの解説者の一人が、

「やっぱり左をちゃんと出してたから右が当たったんですよ。」 って言ってた事で、

すぐ後に別の解説者が訂正してたんだけど節穴の程度を超えてて、

もういい加減昔の名前で出ています的な無能系のゲストを呼ぶのは止めるべきで、

後日のテレビ解説にもギャアギャア騒ぐだけのが出てたんだけど、

聞いてて恥ずかしくなってしまうのは自分だけなんだろうかなあ。

 

とにかくいずれにしても、この左フックの直撃度はこの日一番のショットで、

目を泳がせながら何とか立ち上がった河野さんだったんだけど、

何の為に立ち上がったのかが腑に落ちないままのリスタートは過酷過ぎで、

そこからほんの数秒に井上さんの決着連打に耐えうるべくも無くの連続ダウンで、

誰が見ても続行不能の中、レフェリーが即のストップエンドだったんだわ。

 

 

河野さんにとっても誰にとっても今の井上さんはハード過ぎる相手なんだけど、

あれだけ完璧な形で倒されてしまうと河野さんは今後どうするかってことで……。

 

初めてWBAチャンピオンになった2012年のテーパリット戦よりも、

やっぱり自分はデンカオセーン・カオウィチットとの試合の方が印象深くて、

あれは2014年の後楽園ホールでのことで、

あの時、帝拳ジムの本田会長が河野さんの勝ちをキッパリ見事に予想してて、

自分はデンカオセーン押しだったんだけど、

その試合で河野さんは8RにテンカウントKO勝ちしたんだよね。

 

 

 

12月31日、例年通り頼んでおいたお節を受け取りに行った後、

大田区総合体育館に着いたのは2時半前頃で、

受付にいた渡辺会長の奥様に挨拶した後、

先日引退した福原力也さんにお疲れ様でしたを伝えて自分の席をチェック。

リングサイド最前列は第一試合開始時点ではまだスッカスカで、

赤コーナーのすぐ前の席の隣りに山川豊さんが座って始まり始まり……。

 

 

 

① 中山佳祐君(ワタナベ)×セーンゲン・何チャラ……SF 8R

7勝(3KO)2敗1分のサウスポー、28歳・佐賀県と、

10勝(3KO)8敗の24歳・タイ。

 

中山君のセコンドは小口さん、高橋さん、梅津さんで……。

 

<1R>

相手のタイボクサーは結構力強く右を振り出してくるボクサーで、

小技は持ち合わせてないようだったんだけど直撃されたら危険度は十分で、

さあどうする中山君って見てたんだけど彼、左のショートアッパーが中々良くて、

まあまあ大丈夫かなあって見てた残り40秒、

相手の打ち終わりに右フックを被せ打って幸先のいいダウンゲット。

 

<2R>

セーンゲンはスムースなボクシングをするタイプではなくポキポキしてたんだけど、

一方の中山君も相手に合わせてしまった様な若干ガキゴキした動きで、

お互いのフルショットがちょっと大げさに交差してたんだけど、

強めのプレス含めて常に中山君が試合の主導権を握ってたね。

 

<3R>

開始1分過ぎの青ポスト前、中山君が更に攻勢を強めていって、

ワンツースリーフォーを一気に畳み掛けて最後のボディブローが効いてしまったか、

セーンゲンがバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

カウントナインで何とかリスタートしたセーンゲンだったんだけど、

どう見てもダメそうな感じのまま中山君が更に更にの左右ボディを連続打ち込みで、

気持ちも切れてしまったようにセーンゲンが崩れ落ちて結局1分49秒、

中山君のテンカウントアウトKO勝ちで九州のジムから移籍してきてこれで2戦2勝。

 

 

 

この後、3つのプレマッチが組まれてて要するに、

プロライセンスを持たない練習生の為に協会が主催するスパーリング大会で、

10count ジムの鳥海会長とか中屋ジムの一生会長、

それに三迫ジムの加藤トレーナー達がお揃いのジャージを着てて、

何事かと思ってたんだけど、来年から立ち上げるプロジェクトってことで、

正直自分にとっては女子ボクシングなんかと同じ違うフィールドのモノなんだけど、

ボクシングの裾野を広げるのには有効かも知れないんだわ。

 

ライトヘビー級の太った40代のオッサンとか、

子供が3人もいる49歳の母ちゃんボクサーなんかも出てきて、

何だか色物のような感じがしない訳でも無かったんだけど、

其々には其々のボクシングがあってもいいと思ったけどね……。

 

 

なんやかやで小一時間の休み時間を終えた後は、

ワタナベジムの大学アマエリートのMm級ランカーが揃っての登場で、

いつも一緒に居る関西出身の二人がつるんでの試合だったんだわ。

 

二人共、関西出身の井上トレーナーが担当してるんだけど、

トランクスのスポンサーワッペンの数が半端じゃなかったんだよね。

 

 

 

② 谷口将隆さん(ワタナベ)×ビセンテ・バウティスタ・Jr

                        ………107P 6R

5勝(4KO)0敗の日本ランク8位、OPBF2位、サウスポー、22歳・兵庫県と、

5勝(1KO)6敗3分の23歳・フィリピン。

 

タイボクサーと違ってフィリピンからの出張ボクサーは殆どがほぼマジで、

この日のバウティスタも巧くは無かったんだけど全てがフルショットで、

中々危険度の高い腕振りをして谷口さんのOPBFランクを獲りに来てたんだわ。

 

それでも谷口さんのボクシングのクオリティの方が断然だったもんで、

ほぼ安心の展開は6Rまでかかりそうに無かったんだけど、

バイティスタの打たれ強さというか、必死の踏ん張りも想像以上だったんだわ。

 

で、結局フルラウンドまで進んでの60-54×3ってことで、

勿論谷口さんのパーフェクト3-0勝ちだったんだけど、

谷口さんが最後まで全く緩むことなくフルラウンドをシッカリ動き切れてたのが、

自分的な成果だったんだわ。

 

 

 

③ 京口紘人さん(ワタナベ)×ジュヌエル・ラカール

                        ………107P 6R

4勝(4KO)0敗の日本ランク6位、OPBF1位、23歳・大阪府と、

7勝(5KO)3敗3分のサウスポー、24歳・フィリピン。

 

この試合は3R0分46秒、京口さんのKO勝ちに終わったんだけど、

ひたすら彼のテキパキ感が目立ってたなあ。

 

立ち上がりの京口さんはサウスポーが得意じゃないような感じも見せてたんだけど、

1R終盤から充分な対応が出来るようになってからはほぼ一方的で、

相手とは比較にならないほどのハンドスピードと、

一発一発に込められたパワーを武器に圧倒したままの3R、

連続の左ショートアッパーを最後に右フックに繋げて見事なダウンゲット。         

カウント途中でラカール陣営からタオル投入ってことでのKOエンドだったんだわ。

 

 

谷口さんと京口さんはOPBFでも日本でもほぼ並んでランキングされてて、

二人が試合をするところをぜひ見たいんだけど、勿論それは叶う訳もなくて、

今後、谷口さんは日本チャンピオンを目指して、

京口さんの方はOPBF王者を目指すんじゃないかと思ってるんだけどね。

 

ただ、この二人は一体どっちが強いのか気になるところでもあったもんで、

どっちが強いの? って京口さんの試合中に谷口さんに聞いたら、

成程って答えがあったんだけど、一度彼らのスパーを見せて貰えないかなあ。

 

 

 

④ 伊藤雅雪さん(伴流)×渡邉卓也さん(青木)

   ………OPBF&WBO A・P SFe 王座統一戦 12R

19勝(9KO)1敗1分のOPBFチャンピオン、25歳・東京都と、

30勝(16KO)6敗1分のWBOアジア・パシフィックチャンピオン、27歳・東京都。

 

この試合にはかなりの期待感を持ってたんだけど、正直ハズレだったなあ。

結局、伊藤さんが巧いこと戦っての118-110、117-111×2ってことで、

圧倒3-0ではあったんだけどね……。

 

<1R~3R>

この日の立ち上がりの伊藤さんはいきなり勝負がかってて、

強いプレスからのジャブが圧倒的で、

渡邊さんの方が慎重なスタートを意識してたせいか、

応じてたジャブも半端な感じがしてて若干の気後れ感も漂ってたんだわ。

 

伊藤さんの迷いの無い自信に満ちた攻め込みが目立ってて、

2Rにはいきなりいい場面を2回ほど作って渡邊さんの顔面を赤くしていって、

渡邊さんからは少し呑まれてるような感じさえ漂ってたんだわ。

 

伊藤さんは3Rに入ると試合をしてるというよりは倒しに行ってる感じさえしてきて、

更に力感を増していったんだわ。

 

中々先攻めし切れてなかった渡邊さんも右ストレートを初めてヒットさせて、

いい感じを見せてたんだけど、まだまだ吹っ切れてないような感じだったんだよね。

 

<4R~6R>

伊藤さんが繋ぎのパンチでも多彩さを見せて、

一旦攻勢に出た時の迫力も更に更に増していって、

何だか6Rくらいまでには終わらせようとしてるかのようだったんだわ。

 

まだまだとっても難しいとは思うんだけど、

この階級のボクサー達は何とか内山高志さんの後継者を目指したいって、

そう考えてるんじゃないかって思ってるんだけど、

伊藤さんからはそこに割り込みたいっていう強い意思が感じられたんだよね。

6Rを終えての中間スコアは59-55、58-56×2ってことで、

勿論伊藤さんのほぼ圧倒の3-0優勢だったんだわ。

 

<7R~12R>

それまで少しばかり消極的な印象だった渡邊さんが積極反攻を仕掛けていって、

もう少し波状的な攻撃が欲しいところもあったんだけど、

それでも陣営からのアドバイスに的確に反応しての詰め返しで、

距離を縮めての打ち合いを挑むようになって、

特別大きな効果は得られなかったんだけど、それでも的確なギアアップだったね。

 

それと比較すると伊藤さんの攻撃にはマンネリが見え隠れしてきて、

それまでに決め切れなかったことによる一段落感が目立ってきて、

後半にかけてもそこそこ見栄えのいい左フックを何度も当ててはいたんだけど、

ちゃんとナックルが返ってない半端なオープン系が多くて効果を上げられなくて、

当初の試合のテーマとか気持ちを徐々に失ってしまったかのようで、

最後の方は何だか詰まらなそうに試合してたって感じだったんだよね。

 

一方の渡邊さんにしても、以降もポイント差が更に増したのを知ってか知らずか、

終盤にかけても攻撃に鬼気迫るような感じが見受けられず、

最終ラウンドに余力を残してるようじゃとても挽回は難しかったんだよね。

 

お互いに40%ちょっとのKO率だから、

戦いとしては本来こんな感じなのかも知れなかったんだけど、

それでも自分には二人の必死感が伝わり難かったんだよね、正直……。

 

 

 

この頃になると自分の左右の席は殆ど埋まってきて、

大橋会長と三迫会長、本田会長達がゴッソリ並んで、

少し離れて山川豊さんが北島三郎と一緒に座ってたんだわ。

 

大橋会長に前日の井上尚弥さんの試合の話しを聞かせて貰ってたら、

少し後に井上さんが2席隣に座ったもんで周囲の皆でオメデトを伝えたんだよね。

 

前後して三迫会長からはアジアのボクシング事情につい色々教えて貰ったんだわ。

 

 

本田会長はこの日は岐阜からのトンボ返りだったんだけど、

テレビ放送の関係で時間が空いた際にホワイエで話をすることが出来て、

下田昭文さんと林翔太さんとの日本タイトル戦の話を聞かせて貰ったんだけど、

94-97、94-95×2の0-3負けっていう結果は既に知ってたもんで、

日頃自分が信用しかねてる所謂中部判定だったのかって確かめたんだけど、

本田会長の答えはそんな事はないってことで、

そういう微妙な試合をしてしまったこと自体にダメ出しをしてるみたいだったなあ。

 

その後ちょっと前の尾川堅一さんと内藤律樹さんの試合のレビューとかもね……。

 

そう言えばマナベジムの真鍋会長も岐阜からの転戦組だったんだよね。

 

 

試合後暫くして団会長の奥様と御嬢さんとバッタリしたもんで、

伊藤さんの試合の感想を伝えた後、薄暗い場所で一人黄昏てたら、

バギーにシュン君を乗せたRK蒲田の柳光会長の奥様に見つかってしまって、

「何してんですかあこんな所で……。」 的なことを言われてしまったんだわ。

 

「ちょっと元気出ないんですよ。」 って答えてたら柳光会長がやって来て、

自分的秘密の場所で一緒に煙草を吸ったんだわさ。

柳光会長のところからはこの会場には歩いて来れるんだってさ。

 

 

 

⑤ 田口良一さん(ワタナベ)×カルロス・カニサレス

          ………WBA LF タイトル戦 12R

25勝(11KO)2敗1分のチャンピオン、29歳・東京都と、

16勝(13KO)0敗のランク3位、23歳・ベネズエラ。

 

結局この試合は田口さんから見て、

116-112、112-116、114-114の1-1ドローってことだったんだけど、

実は自分は余りの詰まらなさに7Rに離席してしまったから、

この判定のバラつきがどの程度デタラメなのかは言い切れないんだけど、

それでもいい加減にしろって思うほどのデタラメの域だったんだわ。

 

キリストとアラー程の差が出てしまった理由はひとえにカニサレスにあって、

正面から打ち合うのは不利だと思ったカニサレスが延々の当て逃げチョンチョンで、

それをどう評価するかが全てだったんだけど、

自分にはまるで下手クソなメイウェザー以上には見えなくて、

ロープ周辺をグルグル回りながらの終始マラソンボクシングで、

そんなことやってて楽しいか、そんなにまでして勝ちたいか殴られたくないのか、

って感じしかしなかったんだけどね。

 

殆ど当たって無かったにも関わらず、

一瞬踏み込んでのカニサレスの連打に攻勢点を渡すっていうのは、

とっても簡単な採点方法で当たってるパンチより出してる手数重視ってことで、

それを解った上でか知らずでか、田口さんも最後まで追い込み切れず、

捉えられないままストレスが溜まる一方の様にも見えなくも無かったんだけど、

自分のストレスは頂点に達してしまって、後はたまに遠くから眺めてたんだよね。

 

 

こんなのを見せられると、世界戦なんていうのは最早どうでもよくて、

目の前の勝負そのものよりもカネを含めて色んな思惑が絡むのはもうウンザリで、

後楽園ホールでの真剣な試合と真剣なジャッジの試合を見てれば充分って感じで、

自分の中ではそれでいいっていう思いが強くなるんだよね。

 

こういう気持ちはこの後の内山さんの試合でも、

小國さんのタイトル戦でも感じたんだけど、

結局は試合をし切ってる連中のクオリティが低過ぎると思うんだよね。

 

 

 

⑥ ジェスレル・コラレス×内山高志さん(ワタナベ)

               ………WBA SFe タイトル戦 12R

20勝(8KO)1敗1NCのスーパー・チャンピオン、スイッチ、25歳・パナマと、

24勝(20KO)1敗(1KO)1分のランク2位、37歳・埼玉県。

 

<1R~4R>

自分にはコラレスがデニス・ロッドマンにしか見えなかったんだけど、

先回不覚を負った内山さんはとっても慎重な立ち上がりだったんだけど、

冷静に見てもコラレスはやっぱり実にやり難そうなサウスポーで、

広いスタンスで更に懐を深くしつつ、一瞬の飛び込みからの連打が凄まじくて、

その連打のどの一発を貰ってもそれだけで終わってしまいそうだったんだわ。

 

コラレスは色んな体勢から打ち出して来るもんでパンチの出所が見極めにかったし、

内山さんの方も少し真正面に立ち過ぎるきらいはあったんだけど、

それでも常に冷静なパフォーマンスで大きな被弾は避けてたんだわ。

 

ってことで、ここまでで自分のスコアは39-37でコラレス。

 

<5R~8R>

5Rの最初の目立ったカウンターショットはコラレスの左ストレートで、

一瞬内山さんが揺らいでしまった後、何とか立て直したんだけど、

それでも10:8.5ほどもの差は付いてしまったかなあって思われた残り16秒、

自分からは縦位置だったもんでちょっと見難くかったんだけど、

内山さんの左フックからの右のショートストレートがタイミング良くヒットして、

ダメージは大したことのないフラッシュ系だったんだけど見事なダウンゲット。

 

その後相手慣れしてきた内山さんがコラレスの強烈ワンツーを余裕で交わして、

相手の左に右を被せる踏ん切りも見せてきたんだわ。

 

徐々に内山さんのプレスが勝っていったんだけど、

コラレスの意外なほど巧みなチョン打ちショートブローも目立って、

8R終わっての自分のスコアは76-75で内山さんが逆転リード。

 

 

ただ残念ながらここまでの内山さんは、

相手にダメージを与えるほどの左ボディが打ち切れてなくて、

コラレスの方の対策も結構シッカリしてたんだよね。

 

<9R~12R>

ふと気が付くとコラレスのウエストラインは内山さんとは随分違ってて、

トランクスのベルトライントップと自身のウエストとは3㎝以上もの段差があって、

内山さんのベルトトップの感じとの違和感が著しくて、

明らかにベルト部分がぶ厚くなってるファールカップを装着してて、

それはまるで相撲のまわしのようだったんだよね。

 

そばにいた大橋会長に聞いたんだけど、

試合前にはグローブと同時にファールカップのチェックもやるらしいんだけど、

その後の履き替え含めてインチキは無かったのかなあ……。

 

コラレスのボクシングは何となくエドウィン・バレロを彷彿とさせるんだけど、

バレロのファールカップはいつも右側がせり上がってきて、

如何にも相手の左ボディショットを防ぎたいっていうのが見え見えで、

右側のゴムを切ってたって未だに思ってるんだけど、

中南米のボクサーは色々ちょっと信用出来ないところがあるんだよね。

 

 

10Rに入って待ちに待ってた内山さんのまずは右ボディが強烈喰い込みで、

それ1発で明らかにコラレスは効いてしまって場内歓喜のくの字くの字で

その後の追撃の左ボディを嫌がる嫌がるのコラレスは別人のようだったんだわ。

 

爆発すれば内山さんの劇的勝利も見えてきた11R、

コラレスは接近戦で頑張りを見せてたんだけど基本的には消極的で、

何度も何度もクリンチ逃げを繰り返してて、

ここが間違いなく内山さんにとっての勝負どころだと思ったんだけど、

残念、残念、残念、ホントに残念ながらその内山さんは飛ばし切れないままで、

それまでそれほど印象的な直撃は受けていなかったんだけど、

それでもコラレスのパンチはガードの上からでもハードはハードだったみたいで、

本人含めて会場全体の消化不良感を募らせてしまったんだわ。

 

11Rの終了ゴングが鳴った時、より消耗が進んでたのはコラレスの方で、

自分らはその様子を間近に見つめてたんだけど、

コラレスがセコンドに何やら耳打ちした直後、開始ゴングが鳴る寸前、

そのセコンドが何となんとナント、ホントに間近に見たのは初めてだったんだけど、

コラレスのリングシューズの紐とマジックテープをわざと解いたんだわ。

 

今の見ましたって感じで周囲に確認したら自分は間違ってなくて、

案の定、開始ゴング後それを見咎めたレフェリーが結び直しを命じて、

要するにコラレスには合計2分間程の休みが与えられたことになる訳で、

その瞬間自分は自分の気持ちを抑えきれなくなってしまって、

思わず目の前にいたそのセコンドの背中を突っ突いて日本語と英語で、

「お前らは何て卑怯なんだ、恥かしくないのかこのインチキ野郎!」 って、

どやしたんだけど連中の公用語はスペイン語だから通じなくて、

だからジェスチャーで示したんだけど、そんな事知るかって素振りだったんだわ。

 

試合後にテレ東のカメラマンにそのことを伝えたら、

写ってるかどうか後で確認してみますって言ってたけどね……。

 

 

その最終12Rに入ってもコラレスのクリンチ逃げとホールディングが目立ってて、

レフェリーも注意がこれで2度目だか3度目だかって示してたんだけど、

一体何回の注意で減点するのかって感じの半端半端で、

コイツらみんなグルなのかって思ったんだよね。

 

 

腹立たしいままの終了ゴング後の自分の採点はそれでも114-113で、

ギリギリ内山さんだったんだけど発表されたスコアは、

117-110、115-113、113-114ってことでコラレスの2-1勝ちで、

ジャッジの一人は自分と同じで、別の一人は本田会長と同じだったんだけど、

残りの一人は最初っからコラレスに勝たせる役割を担ってたとしか言いようがなくて、

自分はリングにパンフを投げ入れるのを必死で堪えてたんだわさ。

 

 

それにしても本田会長は全てを見通してるようなスコアリングだった訳で、

色んな意味を含めての改めてその凄みを感じさせられたんだわ。

ってことで最後に用意されてた予備カードを見る気はスッカリ失せてしまって……。

 

田口さんにしろ内山さんにしろ、もうそろそろWBAは切り上げて、

それと更には中南米も切り上げたらどうなのかなあ……。                                                            

 

 

(予備)坂井祥吾君(久米川木内)×木村哲史君(18古河)

                        ………56㎏ 4R

4勝(2KO)4敗(1KO)1分の27歳・東京都と、

3勝(2KO)3敗(3KO)1分のサウスポー、32歳・埼玉県。

 

折角だから後で確認した結果だけ書いておくけど結局、

坂井君から見て、39-37、38-39、38-38ってことで1-1ドローだってね。

 

 

京都の試合の結果は既に解ってたし録画もしておいたんだけど、

大晦日には見る気に慣れなくて、やっと昨日見たんだよね。

 

メインイベントは井岡さんの試合の筈だったんだけど、

試合の劇的さ加減ってことで小國さんの方が後放映になってたんだわ。

 

 

 

☆ 井岡一翔さん(井岡)×スタンプ・ギャット二ワット

             ……WBA F 王座統一戦 12R

20勝(12KO)1敗の正規王者、27歳・大阪府と、

15勝(6KO)0敗の暫定王者、18歳・タイ。

 

井岡さん周辺には雰囲気の良くない取り巻きが幅を利かせてるもんで、

中々素直に応援し切れないんだけどボクサー個人として見れば好きなタイプで、

まあこの程度の相手なら楽勝でしょって見てたんだけどね……。

 

この試合のレフェリーをしてたのはラファエル・ラモスで、

あの小堀佑介さんがホセ・アルファロからベルトを奪取した試合のレフェリーで、

あれからもう8年も経ってるもんで髪の毛もそれなりになってたなあ。

 

 

普通に始まった試合の2Rの開始30秒、二人のパンチが交錯した刹那、

スタンプの左ボディから返した右フックがカウンターで井岡さんに直撃して、

アレレレーッて感じで井岡さんが思わず尻餅ダウンしてしまったんだわ。

 

決して油断してた結果だとは思わないんだけど、

更に集中力を高めたその後は殆ど安心して見ていられた訳で、

スタンプはメチャ振りしたのが運よくヒットしただけだってことが判明したんだよね。

 

4R~5Rにかけて幾つか強烈なボディブローを喰らってからはスタンプ、

目に見えてメッキリ感が増していって腕振り自体明らかに鈍くなっていったし、

6Rには体を屈めることが多くなって軸の無いショットは凄みが皆無で、

井岡さんのやりたい放題に近くなってコンビネーションの見栄えが抜群だったね。

 

7R0分47秒、井岡さんがショート連打から最後は左ボディに繋げた途端、

リングほぼ中央でスタンプがヘナヘナって力なくその場に崩れ落ちダウン。

 

その時点で試合は殆ど終わってたんだけど立ち上がって来たからリスタートで、

そこから10秒経つか経たないかのうちにさっきと殆ど変らないコンビブローで、

1回目のダウンと殆ど同じ場所でスタンプが四つん這いダウンしてしまって、

続行無理と判断されて2分51秒、井岡さんのTKO勝ちだったんだけど、

どういう経緯でスタンプが暫定王者になったかは知らないんだけど、

6回戦くらいにしか見えないほど井岡さんの巧さと強さが光ってたんだわ。

 

 

 

☆ ジョナタン・グスマン×小國以載さん(角海老)

             ………IBF SB タイトル戦 12R

22勝(22KO)0敗1NCのチャンピオン、27歳・ドミニカと、

18勝(6KO)1敗(1KO)1分のランク5位、28歳・兵庫県。

 

小國さんは3年ほど前のOPBF戦で和氣慎吾さんに10RTKO負けしたんだけど、

その頃の小國さんは既にボクシングを続けるモチベーションを失ってて、

それはもう可哀相としか言いようが無いほど不幸なボクサーだった訳で、

色々あって一転移籍してからのボクシングに取り組む姿勢は半端じゃなくて、

持ち前の明るい人柄が沢山の人を惹き付けてるんだよね。

 

小國さんにTKO勝ちした和氣さんがボロカスにやられてしまったもんで、

小國さんの勝ちを予想した人は10:1ほどもいなかったんだけど、

必ずしも倒し屋ではない小國さんの方がむしろ可能性があるんじゃないか、

最近の充実度を見ても充分対等の試合をするんじゃないかって思ってたんだわ。

 

業界の関係者達の意見も否定的なものが多かったのは事実で、

無敗の22戦22KO勝ちっていう戦績だけを眺めただけで、

こっちまでビビりそうだったんだけど、

自分は小國さんのこれまでの個人的事情を多少知ってるもんで、

応援の気持ちには少しも揺るぎなかったんだよね。

 

現役のみならず元角海老所属だったボクサー達も沢山駆け付けてたんだけど、

小國さんの気持ちを一番リラックスさせたのは岡田博喜さんだったんだってね。

 

この試合の経緯はリアルタイムでラウンドバイの情報が入って来てて、

それは内山高志さんの試合の真っ最中でもあったんだけど、

初めに目を疑ったのは3Rに小國さんがダウンを奪ったっていう連絡で、

周囲はグスマンの間違いじゃないのかって大いに驚嘆してたんだよね。

 

その後も入ってきた適宜の連絡では小國さん若干優勢のままだったんだけど、

試合が終わって採点が発表された途端、

本田会長とか三迫会長のスマホが鳴り出して、

みんなシッカリした連絡網を持ってるんだなあって感心してしまったんだわ。

 

自分が小國さんを押してたのはみんな知ってたからヨカッタネ的な声を掛けられて、

何だか自分の事のように嬉しかったんだわさ。

 

<1R>

グスマンが黒、小國さんがブルーのレイジェスだったんだけど、

小國さんはレイジェスを使ったことがあるのかなあって思いながらの始まりで、

肌の色の違いで小國さんの方がフレーム的にはデカく見えたんだけど、

一見エディ・マーフィっぽい風貌のグスマンの肩から上腕二頭筋は尋常じゃなくて、

いきなり緊張感が満々だったんだわ。

 

小國さんはそれほど硬くなってるっていう印象はしなくて、

伸びのいいジャブがグスマンの小さい頭をシッカリ目がけてたんだわ。

 

最初のクリーンヒットは1分08秒、小國さんの右ストレートで、

その後も意外に思えたほど結構スンナリ当て込んでてちょっと驚いたね。

 

基本的なプレスも終始小國さん優位だったんだけど、

それでも一旦攻勢に出た時のグスマンの迫力はやっぱり半端じゃなかったんだわ。

 

<2R>

開始41秒のグスマンの左ボディは明らかにローブローだったにもかからわず、

レフェリーは普通にスルーしてて、この後の11Rでの小國さんのボディショットを、

ほぼ正面から見てたにも関わらず正規のショットと認めなかったのと比較すると、

著しく公平さを欠いてたと言わざるを得なかったんだよね。

 

グスマンはもっとガンガン行くボクサーだと思ってたんだけど意外に慎重で、

淡泊な攻撃なら小國さんも十分対応出来てて、

1Rと同様、またまたポイントゲットかと思われた終了ゴング寸前、

かなり強烈な左フックをクリーンヒットされてしまったんだわ。

 

この日のグスマンはこの左の方がヤバくて、

試合が終盤に進むにつれ、小國さんは右顔面目の下が腫れていったんだよね。

 

<3R>

開始31秒、小國さんが左ボディで先行したんだけど直後にグスマンの逆襲で、

小國さんをロープ際に詰めて左右ショットを振り放った直後、

グローブの隙間からシッカリ見極めてた小國さんが渾身の左ボディを打ち込んで、

それ一発でグスマンが歯を喰いしばりながら四つん這いダウンしてしまったんだわ。

 

覚悟してない場面でのみぞおち直撃だったから効いたのは間違いなくて、

リスタート後も休みたがってたのは明らかだったんだけど、

この場面、小國さんは意外に思うほど無理には行かない作戦で、

この辺が基本的には倒し屋ではないボクサーの動きではあったんだけど、

まだまだグスマンも一発の余力は残してたから却って正解だったかも知れなくて、

残り16秒でも更なる左ボディを決め込んでたんだわ。

 

またもやのボディブローを喰らったグスマンは両手を拡げて、

効いてないですよおポーズを取ってたんだけど、

それはつまり効いてることを白状してるのと同じなんだよね。

 

<4R>

小國さんはジャブでも打ち負けてなくて、1分15秒には左フックを当て込んで、

相手の連打をシッカリガードしながら左ボディのチャンスを窺ってたんだわ。

 

それにしてもこの日の小國さんはフットワークとかポジショニングが抜群で、

大きく被弾しないような動きがシッカリ出来てたんだよね。

 

小國さん優勢のままに推移してたんだけど、

中盤以降はグスマンが大きな仕掛けから見栄えのヒットヒットに繋げてたんだわ。

 

それにしてもグスマンの右ショットは別の意味でとっても危険を孕んでて、

打ち終わった手を変な角度で肘まで伸ばし切るもんで、

ショット自体を外しても肘で肩なんかを強打される場面も想定されたんだよね。

 

<5R>

グスマンの攻撃の流れは決してスムースではないんだけど、

一瞬の迫力はそのままでこのラウンドは中盤までは左右のストレートがヒットして、

久し振りに小國さんの劣勢が目立ってたんだけど、

終盤にかけての彼のリカバリーは実に目覚ましかったんだわ。

 

小國さんの表情は開始当初と殆ど変わりなかったんだけど、

グスマンの目の色からは凶暴さが失せてしまった様な感じがしてきたんだよね。

 

赤コーナーのリングサイド2列目ほどのところにメガネ姿の岩佐亮祐さんがいて、

彼の方が余程鋭い視線を放ってたんだわ。

 

<6R>

ほぼ対等な打ち合いに終始してたんだけど、

お互いに効果的なパンチが無かった中、手数的にはグスマンだなあって、

そう思ってた残り10秒、グスマンのパンチが薄くヒットして、

思わず左足をもつれさせてしまった小國さんがオットットッてなってしまって、

そこにロープがあったから助かってたけど、あれは危なかったなあ。

 

全く効いてなかったとしても相手のグローブが触れた後にヨレたのは拙くて、

もしあのまま倒れ込んでしまえばダウンと取られてしまう訳で、

この時はホント、リングロープ様様だったんだわ。

 

<7R>

右ストレートをきっかけに始めの1分半をグスマンが飛ばしていったんだけど、

グスマンはまだ十分なスピードをキープ出来てて、

ここは小國さんの引き締め直しが要るところだったんだわ。

 

<8R>

今度は逆に小國さんの攻勢から始まってグスマンが下がる下がるで、

コーナーに詰められてボディ連打を喰らうと如何にも辛そうで、

口は空いてきたし手数自体も減ってきて、

最後は右目上をヒットカットされて一段落感が募っていったんだわ。

 

小國さんの方も右目下の腫れが更に目立つようになってきたんだけどね。

 

<9R>

グスマンの傷はドクターチェックが必要なほどではなかったにも関わらず、

それでもっていうならインターバル中に出来たにもかからわず、

最初っからグスマン寄りのレフェリーだったみたいで、

開始ゴングが鳴った途端にストップさせてのドクターチェックだったんだわ。

 

これは明らかにグスマンを休ませる為の共同作戦に見えないこともなくて、

自分はこの日あっちこっちで中南米の連中に対しての不信感を募らせたんだわ。

 

グスマンのトランクスも内山さんと戦ったコラレスと同じような仕様で、

下のファーカップのベルトラインがまるでまわしの様に厚くなってて、

ホントにそれはインチキではないのかって感じを拭えなかったんだよね。

 

<10R>

グスマンは長い時間は飛ばし切れなくなってはいたんだけど、

流石に見せ場作りの意識は失ってなかったし、

狭いところでの打ち合いに際しての右のショートアッパーが素晴らしかったんだわ。

 

<11R>

最終スコアで余裕があったから良かったものの、

この回のダウンor スリップの裁定の如何では暴動が起こりかねなかった訳で、

2分29秒、小國さんの実に見事な左ボディ2連発でグスマンがダウン、

って思われた途端レフェリーがローブロー裁定っていうコールで、

レフェリー、あんた何処の何を見てたのかってことで、

充分視界内の中、微妙な喰い込み位置でもなかったのに、

丸っきり節穴としか言いようのないミス裁定の極致だったもんで思わず、

あんたはグスマン陣営からカネを貰ってるのかって思ってしまったんだよね。

 

グスマンにはまたもや不当な休憩時間が与えられて、

俺は十分職務を果たしてますよって感じのレフェリーだったんだけど、

折角の温情に応えるだけの余力は最早グスマンには残ってなかったみたいで、

その後の来い来いってジェスチャーがそれを如実に語ってたんだよね。

 

<12R>

事ここに至ってもまだ打たれないボクシングを主体にやってたグスマンは、

自分には何を考えてるのか全く理解不能で、

要するに自分の思い通りに事が運ばなかったら単なるビビリに過ぎなくて、

最後は何となくオドオドした感じだったもんなあ……。

 

 

ってことで自分は11Rを10-8にしたもんで115-111だったんだけど、

この試合のジャッジだけは唯一正義を貫いた感じで結局、

115-112×3ってことで勿論小國さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

【12月30日~31日のベスト3ボクサー】

① 小國以載さん

② 井上尚弥さん

③ 谷口将隆さん

 

 

 

« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »