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2017年1月15日 (日)

後楽園ホール・1月14日

 

Img_1015

新年も小國さんもオメデトゴザイマスってことで……。

 

 

 

大体朝は6時から7時の間に起きるんだけど、

今朝6時半頃バルコニーに出てみたら気温が丁度0.0℃だったんだわ。

 

 

 

ブログを書く際には専用の iPod をフルシャッフルにして、

真面目に聞く時とは別系統のスピーカーから流しっ放しにして、

ジャズとかアメリカンポップス、それにJ-POPを順不同で聞きながらなんだけど、

今日最初の曲は荒井由美の “ルージュの伝言” で、

続いてキャンディーズの “微笑み返し” ってことで……。

 

 

 

ホールに入って席からリングを見やると丁度奥村健太君がアップしてるところで、

お互いにちょっと目配せし合ったんだけど、

そのすぐ後に渡部あきのりさんのアップが続いて、

この二人はこの日角海老ジム移籍初戦だったんだよね。

 

この日赤コーナーは全て角海老ボクサーだったんだけど、

最後の試合は見ないで帰ったもんで悪しからずです。

 

 

 

① 大谷広忠君×工藤啓太君(八王子中屋)……H 4R

3勝0敗の31歳・愛知県と、1勝2敗(1KO)のサウスポー、28歳・東京都。

 

大谷君はそれなりの体型だったんだけど、

工藤君の方は体つきから風貌に至るまでまるで相撲取りのようで、

二人の体重差は12㎏ほどもあったんだわ。

 

<1R>

腹回りをダブダブさせながら工藤君は正にドスコイボクシングで、

腕と体を同時に突っ込ませていくんだけど、それなりの迫力はあったし、

見た目と違って上体が柔らかくてスウェイバックも上手だったんだわ。

 

それでも結局は大谷君が巧いこと立ち回って勝つんじゃないかって、

この時はそう思ってたんだけどね……。

 

<2R>

常に大谷君がプレスを掛けてたんだけど先手は常に工藤君の方で、

体ごとボクシングの基本形は変わらなかったんだけど、

ブン回して倒そうとするんじゃなくて細かい手数を延々頑張ってたんだわ。

 

いつもはもっと手数が出る筈の大谷君の方が少ない手数で決めようとし過ぎで、

動きが粗っぽく雑になる中、右目上を薄くヒットカットされてしまったんだわ。

 

それにしてもどう見てもこの日の大谷君の動きはぎこちないままで、

この階級のサウスポーは少ないからその対策が十分出来てないような感じで、

サウスポーとのスパーをシッカリやったのかなあって感じで……。

 

<3R>

一つ一つのパンチ自体の鋭さは大谷君に分があるのに実に勿体なくて、

自分から仕掛けるタイミングを見い出せないみたいな戸惑い感に満ちてて、

どっかで踏ん切り付けて飛ばさないとどうにもなりそうにないのに、

折角攻め込んでもすぐ一段落してしまうところを狙い打たれてたし、

気が付けば大谷君の顔面の方がかなり傷んできてたんだわ。

 

<4R>

体は緩々なんだけど工藤君は日頃からちゃんと練習してるみたいで、

ラウンドが進んでも動きに劣化が見られなかったし、

最後まで集中力が途切れるってことが無かったなあ。

 

それと比較すると大谷君は途中でペースを上げられなかったというか、

この回の35秒にはマウスピースも飛ばされてたし、

最後まで吹っ切れないまま、動き切れず打ち切れずって感じのままだったなあ。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局、

3人のジャッジも同様の評価だったようで40-36×3で、

勿論工藤君のパーフェクト3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

② 馬場一浩君×竹内護君(ヨネクラ)……W 6R

4勝(3KO)4敗(2KO)2分の24歳・東京都と、

5勝7敗(3KO)2分の30歳・神奈川県。

 

<1R>

最初の仕掛けは竹内君だったんだけど、

フック系のショットがオープンだってレフェリーから注意を受けてたんだわ。

 

竹内君は威力不足というか基本的に打ち方が今一で打ち終わりも甘いし、

馬場君としてはそこのことろを狙えそうな感じだったんだけど、

このラウンドは小國さん効果のような左ボディがグッドなグッドだったんだわ。

 

<2R>

開始19秒、馬場君のショートコンビからの右ストレートが綺麗に決まって、

一瞬竹内君がヨロける場面から始まって、その後も馬場君がペースを握って、

小技不足の竹内君としては対応に苦慮し始めたんだわ。

 

<3R>

大きく振りまわす間隙を狙われ続けた竹内君の顔面が随分赤くなってきて、

もう少し距離を潰そうってことで密着戦を挑んでいったんだけど、

馬場君は右ショートアッパーを新しい武器として登場させて対抗対抗。                                                           

<4R>

ここまで馬場君優勢のままに推移してきたんだけど、

その馬場君にしても上体というか頭の位置に配慮出来てたとは言えず、

戦績的にも劣りパンチ力不足の相手がフック系主体だから助かってたけど、

ディフェンス面では色々課題が見え隠れしてたんだよね。

 

相手のボディブローを嫌がる余りか竹内君、

両肘を絞り過ぎるようになってきて更に打ち出しが弱くなっていってたなあ。

 

<5R>

腕がたわみ気味だったもんで威力的には問題があったんだけど竹内君、

気持ちを立て直しての攻勢攻勢で、鼻の上をヒットカットされてはいたけど、

顔面を腫らせながら気持ち的には明らかに馬場君を上回ってたなあ。

 

<6R>

竹内君がストレートを多用するにつれ馬場君を直撃する場面が増えていって、

相手が入って来る前に処理出来なくなってきた分、馬場君の今一感が強まって、

何とかしたい何とかしなくちゃっていう気持ちは竹内君の方に目立ってたんだわ。

 

 

ってことで自分は58-56だったんだけど結局、

58-57×3ってことで馬場君の辛勝だったんだよね。

 

 

 

③ 市川雅之君×佐宗緋月君(小田原)……Mm 6R

6勝(2KO)4敗(1KO)の26歳・東京都と、6勝(2KO)4敗の21歳・神奈川県。

 

市川君の応援に久し振りの久保裕希君が来てて、

彼、仕事の関係で1級の国家資格を取ったって言ってたなあ。

 

 

この試合は結局市川君から見ての58-57、56-58、57-57ってことで、

1-1ドローだったんだけど、自分的には佐宗君の優勢勝ちだと思ったんだよね。

 

この日の佐宗君のカッチリ感はいつも以上でプレスも強くて仕掛けも早かったし、

鋭角的な攻め込みが見てて実に気持ち良かったんだわ。

 

一方の市川君は動き全体にキレが無かったしハンドスピードも足りてなくて、

そもそも力を込めて打ってないような感じさえしたんだよね。

 

4R後半にかけては一瞬いい右を当て込む場面を何回か作ってたんだけど、

大きく展開を動かせないままで、自分の中での今一感が強かったんだわ。

 

 

 

④ 奥村健太君×澤田京介君(JBS)……B 8R

12勝(3KO)2敗1分のサウスポー、28歳・熊本県と、

5勝(3KO)2敗(1KO)1分の28歳・北海道。

 

北海道と九州の28歳同士の戦いだったんだけど、

奥村君はこれが移籍初戦だったんだわ。

 

<1R>

奥村君は元々SF級のせいか相手との上背差が7~8㎝ほどもあったし、

フレーム的にもワンサイズ違う感じで距離の把握が難しそうにしてて、

パンチが届き切れてないことが多かったんだよね。

 

澤田君が左ボディを起点としてのコンビネーションからの左フックをヒット。

1分35秒辺りのことだったんだけど、この左フックがその後もキーのパンチで、

奥村君は構えたとき若干首を左に傾けるもんで、

オーソドックスの右は貰い難いんだけどその分左フックが当たり易いんだよね。

 

<2R>

感じを掴んだのは明らかに澤田君の方で、

力づくのショットと手数の両方で優位に立って、

奥村君はまだ自分の距離に持ち込めなくて、

終盤にかけてカウンター気味の左ストレートを何発か当て込んではいたんだけど、

タイミングは良かったんだけど力を込め切れてはいなかったんだよね。

 

<3R>

奥村君はメゲルことなく詰めてはいたんだけど、

澤田君は左手を巧いこと使って相手のタイミングで入らせないようにしてて、

さあ奥村君、これからどうする? って感じが続いたんだけど、

被弾数は減らないものの頑張り度を上げて徐々にヒット数を増やしていって、

明らかにポイントを取り切るところまではいかなかったんだけど、

中盤以降の可能性を垣間見せてたんだわ。

 

ちょっと気分転換ってことで席移動して観戦。

 

<4R>

奥村君が粘っこい攻めが出来るようになるにつれ、

心なしか澤田君の勢いが落ちてきて腕振りも鈍くなってきたんだわ。

 

最後は我慢比べのショート合戦だったんだけど、

引き上げて来た澤田君の顔面もそこそこ赤くなってたんだよね。

 

<5R>

澤田君の大きな先仕掛けがメッキリ減ってきて手数自体も落ちてきたし、

明らかに緩んできてちょっと別人化しつつあって、

その分奥村君の可能性が更に増していったんだわ。

 

<6R>

澤田君からは相手に対する警戒感が増していったような感じが漂ってきて、

疲れたのかそれ程強く振っていかなくて、つまり彼らしくなくなっていって、

ここで奥村君が一気に飛ばし切れば流れをひっくり返せそうだったんだけど、

久し振りの試合だった奥村君も思うに任せないようなところがあって、

お互い、何だかトロトロ状態に入ってしまったんだわ。

 

<7R>

飛ばし切れなくなった澤田君が取った戦法はチョン打ちの手数戦略への変更で、

相手が大きく振り込んで来ればそれなりの隙が出来て攻めようもあったんだけど、

奥村君に自由に打たせないような軽いショートショットの山だったんだわ。

 

<8R>

澤田君の作戦変更は大いに功を奏して動きに自信が満ちてて、

奥村君は最後までギアアップするきっかけを見い出せないまま終了ゴング。

 

 

計算した自分のスコアは78-74だったんだけど結局、

79-73×2、78-75ってことで澤田君の余裕3-0勝ちだったんだわ。

 

澤田君はB級デビューボクサーなんだけど、

デビュー2戦を鈴木悠介さん、勅使河原弘晶さん相手に連敗してしまってからの

最近はとっても見事な立て直しなんだよね。

 

 

 

⑤ 福本祥馬さん×福山和徹さん(冷研鶴崎)……M 8R

9勝(7KO)1敗(1KO)のランク3位、26歳・千葉県と、

10勝(3KO)7敗(2KO)のランク5位、35歳・鹿児島県。

 

<1R>

初っ端から吹っ切っての先手先手は35歳の福山さんで、

福本さんはいつものようにガードを確認しながらの慎重慎重なスタート。

 

<2R>

相手の打ち出しであっても自分からの攻め込みであってもとにかく福山さん、

何らかのきっかけが出来た途端に手数頑張るスタイルで、

ちょっととっ散らかったようなパンチはコンパクトに打ち切れてなくて、

きちんとしたジャブから組み立てるっていうボクシングでもないもんで、

往々にして体の中央部に隙間が出来てしまうことが多かったんだけど、

福本さんはまだ真剣に狙ってるようでもなかったもんで無事に推移してたんだわ。

 

その福本さんはストレートに近いジャブの精度がかなり良くて、

福山さんの右顔面を赤くしていったんだわ。

 

<3R>

福山さんはKO率も低いし怖さを感じさせるタイプではないんだけど、

一生懸命手数を頑張るボクサーで、

福本さんに先手を取られない為に必死に踏ん張ってたんだわ。

 

<4R>

福本さんはここまで左ジャブだけしか打ってないような感じがしてて、

そうか今日は省エネ系かって見てた1分20秒過ぎ、

青コーナー近くで福山さんに詰め寄ったその瞬間、

それまでのショットとは格段にスピードが違う右ショートアッパーをヒット。

 

こんなに綺麗にアッパーが決まるのを見るのは久し振りで、

全く予想もしてなかったような福山さんはまるで糸の切れたマリオネットみたいで、

その場でガックンって膝を折って崩れ落ちてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど福山さん、その時点でとっても無理そうで、

案の定リスタート直後の僅か3~4秒後、

味を占めたような福本さんの右ショートアッパーが再度の直撃で、

レフェリーは福山さんが倒れ込む前に割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

パンチ力のあるボクサーはつくづくいいようなあ、

ジーッとチャンスを窺ってて一発当てれば勝てるんだからなあ、

ってことで1分38秒、福本さんがこの日唯一KO決着させたんだわ。

 

 

 

⑥ 渡部あきのり君×井上岳志さん(ワールドS)……SW 8R

33勝(28KO)5敗(5KO)のサウスポー、31歳・埼玉県と、

8勝(4KO)0敗1分のランク4位、27歳・東京都。

 

この試合4R頃までに終わるなら渡部さんのKO勝ちで、

長引けば井上さんの判定勝ちっていう予想だったんだけど結局、

79-73、78-74×2ってことで井上さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

渡部君も奥村君と同様1年振り以上のそれも一階級上げての試合だったせいか、

密着戦では明らかに押し負ける場面が多くて見栄えを悪くしてたんだけど、

長引いたらスタミナの課題が露呈してしまって、

ヘロヘロになって情けない負け方をするんじゃないかって思ってたのが、

最後までそこそこ動けてたのがそれでも唯一の成果だったんだわ。

 

結局は戦い方の差で負けてしまって、その点でも奥村君と同じで、

井上さんは実は見た目ほどのパンチ力は無いもんで、

中間距離で打ち合ったらヤバイって判断しての戦略変更が大成功で、

クリンチワークに関しても一日の長が明らかだったし、

頭を下げながら一発振り放ちざま組み付いていくっていう、

自分としては好きなスタイルでは無かったんだけど、

渡部君に勝つ為には実に有効な手段であったことは間違いなかったんだよね。

 

渡部君は実際にはそれほどシンドクは無かったと思うんだけど、

それでもロープに詰められっ放しっていうのは印象的に良くなかったのは間違いなくて、

結果的には実際の被弾数によるポイント差以上の差になってしまったんだわさ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 福本祥馬さん

② 佐宗緋月君

③ 澤田京介君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日の夜、スマホで口座残高をチェックしたら全く増えてなかったから、

14日は全外れだったみたいで、元々滅多に当たらないんだけどね……。

 

今日は中京が雪で中止延期らしいんだけど、

初めっから参加するつもりはなかったもんで影響ないんだけど、

京都も投票は9時からなんだってさ。

ってことで以下4レースで勝負勝負……。

 

・中山 8R……③④→①③④⑪→③④⑦⑨⑭

・中山 9R……①④→①④⑦⑮→①④⑥⑬⑭

・中山10R……③⑮→①③⑪⑮→③⑥⑫⑬⑮

・京都 9R……①⑤→①⑤⑦⑬→①②④⑤⑪

 

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