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2016年12月 7日 (水)

後楽園ホール・12月6日

 

Img_0951

「ん~とね……。」

 

 

 

日中はそこそこホカホカしてたのが出掛ける頃には北風ビュービューで、

ポッケに両手を突っ込んで肩をすくめながらのホール入りだったなあ。

 

石井会長や柳光会長、それから武士道ボクシングの星島さんとか、

一力ジムの鈴木さん、三迫ジムの久保さん達と、

昨日は業界の中の少しばかりヤバイ系の話をした後、

玉木善文君と相馬一哉君に頑張ってよコールして始まり始まり……。

 

昨日は赤コーナーは全て角海老ボクサー。

 

 

 

① 星大翔君×小玉将君(新日本仙台)……SL 4R

デビュー戦の18歳・埼玉県と、1勝(1KO)1敗(1KO)の30歳・秋田県。

 

自分はデビュー前のボクサーに関する事前知識は殆ど持ってないんだけど、

何人かの人に星君は凄いよおって聞かされてたんだよね。

 

リングインした星君は確かに凄くて、デビューボクサーだっていうのに、

オーダートランクスにスポンサーシールが10個ほども貼ってあったもんなあ。

 

<1R>

その星君は地味~なイデタチと風貌の児玉君とは明らかに一線を画してて、

年齢差も大きかったんだけど技術レベル的にも大差があったんだわ。

 

開始20秒ほどまでには早くも決着が見えてきそうな展開だったんだけど、

相手を見切って甘く見たか星君も何だか粗っぽいパフォーマンスで、

大きな雑振りを続ける中、中々正確なヒットに繋げられないままだったんだわ。

 

お互い、殆ど有効打が無いままに推移してた残り34秒のリング中央、

小玉君の右の打ち終わりに星君が綺麗に右ストレートを合わせ打って、

この辺のタイミングの捉え方はやっぱり下馬評が高いだけのことはあって、

実に見応えのあるダウンゲット。

 

何とかリスタートした小玉君、このまま終了ゴングかって思われた残り1秒、

赤コーナー近くで今度は右フックを多分ボディじゃないかと思ったんだけど、

強烈に打ち込まれてしまってこの回2度目のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

<2R>

小玉君の回復具合を確認する前に決着場面がいきなり訪れて、開始18秒、

とにかく距離を詰めなくちゃって感じの小玉君を星君が巧いこと捌いて、

直後に実にタイミングのいい右フックを強烈打ち込みで、

小玉君のバッタンダウンを見たレフェリーが即のストップエンドで、

0分20秒、星君の前評判通りのTKO勝ちデビューだったんだわ。

 

 

圧倒的な力量差を感じさせはしたんだけど星君、

デビュー戦で舞い上がったってこともあったのかも知れないんだけど、

それにしても少々大きく振り回し過ぎてたのは間違いのないところで、

この日みたいに簡単にぶちのめしてしまうような試合を繰り返すのは良くなくて、

先に行って苦戦するのは渡部あきのりさんの二の舞になってしまう訳で、

ビデオレビューして来年の新人王トーナメントに向けて修正修正だと思ったね。

 

ただ、今後丁寧な試合が出来るようなら間違いなくレベルは突出してて、

岡田博喜さんのデビューの頃を彷彿とさせたのも事実だったんだわ。

 

 

星君は帝拳の梶兄弟とは幼馴染だっていうし、

田之岡条さんにとっては中学の後輩ってことで、

またもやボクサー同士の繋がりに成程なあって思わされたんだよね。

 

試合後大分経ってからロビーで星君とすれ違ったらニコッとしてくれたもんで、

ついつい感想を伝えてしまったんだけど、

後で思い返したらどう考えても初対面だったのにって訳わかんなかったんだけど、

もしかしたら以前田之岡さんや梶君兄弟達と話してた際に、

その取り巻きの若い連中の中にいたのかも知れないなあってことで……。

 

 

 

② 細谷大希君×戸高達君(L玉熊)……49.5㎏ 6R

4勝(1KO)1敗1分の21歳・東京都と、

5勝(1KO)1敗3分の27歳・東京都。

 

<1R>

プレスを掛け続けてたのは戸高君だったんだけど、

一瞬の打ち出しで後れを取ることが多かったし、

中間距離での捌きが巧くなくて細谷君の左フックがとっても目立ってたんだわ。

 

ってところで自分のすぐ隣に若い男女が座ってきて、

そいつらはボクシングには全く興味がないけど只券貰って仕方なくって感じで、

スマホを見ながらの世間話が実に実にウザかったもんでいきなりの席移動。

 

<2R>

細谷君は下がりながらではあったんだけど常にヒットの正確さで上回ってて、

特に中間距離でのやり取りでは圧倒してて、

戸高君としては接近してのシツコサだけで勝負って感じだったなあ。

 

<3R>

1分13秒、相手が前詰めしてくるところに細谷君が右フックを激しくヒット。

 

戸高君はジャブで繋げない片寄りの強いボクシングスタイルで、

めげずに前に出てはいるんだけど、見栄えのいいヒッティングからは遠かったなあ。

 

<4R>

開始すぐの14秒、細谷君が右を振り終わった際にバランスを崩してしまって、

左足をスリップしてしまったんだけどレフェリーはダウン裁定。

 

だけどあれはどう見ても戸高君の左が細谷君の首の後ろをかすっただけで、

すぐ近くで見てたはずのインスペクターが知らんふりしてたのは怠慢であって、

細谷君はいい加減な性格じゃないから違う違うっていうポーズも信じられる訳で、

前の日の村中さんのダウンをスリップって判定したのとは真逆の扱いだったんだわ。

 

インスペクター始め最前列で見てるジャッジ達がレフェリーに全部を任せ過ぎで、

結果的にはレフェリーの誤判断が横行してしまう事態を招いてしまう訳で……。

 

ってことで自分はこのラウンドも細谷君の10-9だったね。

 

<5R>

戸高君はスタミナ充分の上の山ほどの手数ではあったんだけど当たりが不正確で、

一方の細谷君もキッチリ当ててる割には効かせることが出来てなかったんだわ。

 

<6R>

二人共、まだそこそこの動きを維持できてて、ただ山場作りの意識に欠けてて、

相変わらず戸高君は精度の良くないショットを繰り返してて、

残り30秒からの踏ん張りショットの積み重ねで細谷君がポイントゲット。

 

 

ってことで自分は59-55で細谷君だったんだけど結局、

細谷君から見て58-57、56-57、57-57ってことで1-1ドローだったんだわ。

 

細谷君にはお疲れさんとだけ声掛けたんだけどね……。

 

 

 

③ 宮坂航君×玉木善文君(小熊)……SB 8R

9勝(2KO)4敗1分の27歳・東京都と、

7勝(4KO)3敗1分のサウスポー、22歳・東京都。

 

玉木君がキチンと距離をキープしてシッカリジャブから組み立てればって……。

 

<1R>

頭一個分ほど上背があってリーチも圧倒してる玉木君と、

一瞬の突貫からの連打が命っていう宮坂君の正しく距離が全ての一戦で、

相手が入って来る瞬間を玉木君が狙い打てるかってことでもあったんだわ。

 

中盤までは打ち出しが高過ぎた玉木君が徐々に低い打ち出しに修正できて、

中々いい感じのスタートを切ったんだけど、

宮坂君の方も終盤にはワンツーをそこそこ届かせるタイミングを掴んでたね。

 

<2R>

お互いに必ずしもKO率を誇る同士では無かったもんで、

究極の正確な当てっこ競争になっていったんだけど、

まだまだ警戒感の方が強かったか小康状態だったなあ。

 

<3R>

どちらが先に仕掛けるかってところだったんだけど、

まずは宮坂君が踏み込みざまの左フックで先行して、

玉木君の待ち過ぎの手数不足が目立ってきて、

合わせ打ちに絞り過ぎてるような感じで、

もっと先攻めも混ぜ込んでいかないと見切られてしまいそうなんだわ。

 

1分23秒、またもや宮坂君の左フックがヒットして、

玉木君はまだ淡泊な攻撃に終始してて、

無駄になってもいいから畳み掛けるような攻め込みが欲しいところだったんだわ。

 

<4R>

新しい展開を工夫して、とにかくこれまでとは別の動きを加えないと玉木君、

その手数不足は致命的な結果を招いてしまいそうで、

先を見据えてのことなのか慎重さだけが際立ってたんだよね。

 

一方の宮坂君にしてもいつも活きの良さとは程遠くて、

お互い、睨み合った蛇とマングースみたいなほぼ膠着状態が続いたんだわ。

 

 

試合半分にさしかかってこれじゃあなあって感じが強くなってしまったモンで、

自分的な気分転換の為の一旦休憩タイムってことで……。

 

 

7Rに戻って、あるジム関係者にどんな感じですかって尋ねたら、

やっぱり玉木君の手数が少ないままで、このままなら負けだって……。

 

そおかあ、あのままだったかあって見てたら、

玉木君の左ストレートが突然のヒットで宮坂君がダウンしてしまったんだわ。

 

それでもまだ玉木君が負けてるって、その人は言ったもんで、

自分はリスタート後からの玉木君の追撃をしっかり見据えてたんだけど、

負けてる方の追撃としては正直甘かったと言わざるを得なかったし、

そもそも玉木君、ショートブローの練習が足りないと思ったんだよね。

 

8Rにも玉木君、左を直撃させて宮坂君を北西ポスト近くまで吹っ飛ばして、

すぐ後ろのロープに助けられたけどあわやダウンゲットってところまでいって、

結局ダウンゲットに至らなかった分だけの判定負けで、

77-75、77-76、75-77ってことで宮坂君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

最後にダウンまで追い込めてれば逆の2-0勝ちだったんだけど玉木君、

それより何よりも序盤の4ラウンドまでを無為にやり過ごし過ぎであって、

そのことは試合後暫くして彼に行き合った際にも話したんだけどね……。

 

 

 

④ 今野祐介さん×相馬一哉君(一力)……SL 8R

10勝(4KO)3敗のランク4位、27歳・神奈川県と、

7勝(6KO)10敗(4KO)2分の36歳・福井県。

 

昨日は相馬姓のボクサーが二人出場したもんで一哉君ってことで、

彼は来年2月に定年を迎える負けたら引退必至のボクサーな訳で、

そりゃ巧くはない証のこの戦績なんだけど、

ボクシングの原点を知らしめてくれるまるでグラデュエイターのようなボクサーで、

それは今では彼のトレーナーをしてる沼田康司さんのようでもあって、

友人の宮崎辰也君にも通じるところがあって、

今野さんはランク3位だから負けてもランク落ちする可能性は無いんだから、

不謹慎この上ないことを承知したうえで、

この1試合だけ一哉君に譲ってくれないかってことでもあったんだけどね……。

 

<1R>

最初っから危なっかしいのは解った上ではあったんだけど、

まともなジャブの差し合いでは一哉君、全く勝負になってなくて、

ビシバシ決め込まれて早くも顔面が紅潮し始めたんだわ。

 

そのままの流れだった残り25秒には一哉君、

青ポスト前に追い込まれてのボッコボコでいきなり危ない危ないで……。

 

ところがところがこのまま一気終わりかって思わされた残り12秒、

追い込まれた一哉君が渾身の右フックを見事にカウンターヒットさせて、

一瞬今野さんの膝を緩ませて僅かばかりの希望の光を残したんだわ。

 

それでも自分の評価的には10:8.5ほどもの差が出てしまってたんだけどね。

 

<2R>

開始1分19秒、今野さんの右フックで一哉君がヨロッとしてしまって、

しっかりしたバランスの下の今野さんの正確なショットを前にして一哉君、

徐々に反応も悪くなっていっていったんだわ。

 

それでもそれでも一哉君、一旦自分の距離になるとここだここだって頑張って、

残り20秒からは今野君に西ロープを背負わせての連打連打で、

残念ながら正確なヒッティングには繋げられなかったんだけど、

ジム関係者や後援者、友人達に自らの気持ちを見せてたんだわ。

 

<3R>

時折の一哉君の反攻にも気持ちがこもってたんだけど、

試合の大勢は如何にも動かし難いままの残り38秒、

打ち終わりにキッチリ合わされてしまった今野さんの右ストレートは

この日一番の直撃度で、ついに一哉君がバッタンダウン。

 

かなりのダメージに見えたんだけど立ち上がってリスタートした一哉君、

ここは凌いで凌ぎまくっての終了ゴングだったんだわ。

 

<4R>

その前後はほぼ一方的に打ち込まれてはいたんだけど一哉君、

1分25秒辺りでの渾身のボディ連打には最後の気持ちを込めてたみたいで、

やることはやった、役目を終えたって感じの一段落を見せた途端、

当然なんだけど直後の今野さんの鬼攻めに晒されるばかりになってしまって、

そこからのフルボッコにレフェリーが見るに耐え切れなくなってのストップエンド。

 

1分51秒ってことだったんだけど、

一哉君はそれでも立ったままボクサー生活を終えることが出来たんだわ。

 

 

試合直後の一哉君とグローブタッチした後、

小林会長ともちょっと言葉を交わしたんだけど、

取り敢えず一段落させたって感じが漂ってたんだわ。

 

 

 

⑤ 阪下優友さん×望月直樹さん(横浜光)……F 8R

14勝(9KO)7敗(3KO)2分のランク5位、25歳・愛知県と、

10勝(6KO)1敗のランク9位、22歳・神奈川県。

 

<1R>

フレームのデカい阪下さんに対して望月さんが初っ端から強いプレスで、

活き活きした動きの中から例の鋭い回転力の左右を仕掛けていって、

途中の右の相打ちでは阪下さんが上回ったんだけど、

その後の小ヒットの積み重ねで僅かながらも望月さんのポイントだったなあ。

 

立ち上がりに手間取るというかエンジンの掛かりの遅い阪下さん、

フルショットに行く前の左手の捌きが不十分過ぎだったなあ。

 

<2R>

明らかに望月さんの方がいい感じのスタートを切ってて、

阪下さんは先手を取って望月さんを崩し切れないままっていうか、

どことなく吹っ切れないままのパフォーマンスで、

それは前回の藤北誠也さんとの試合の際にも感じた雰囲気でもあって、

早くもこの時点で阪下さんの勝ちが見え難くなってしまったもんで一旦離席。

 

 

足りなかったのはカウンターを狙うセンスなんかでは決して無くて、

そもそも試合に集中し切れて無いって言うか、

何を目的にリングに上がってるのかっていう踏ん切りさえ付いてなくて、

だから体の反応全体が中途半端に終わってるんじゃないかってことで……。

 

移籍したすぐの頃はもっとギラギラしてて刺激的なボクサーだったんだけど、

結婚して子供も出来て、パパボクシングになってしまったって感じなんだよね。

 

 

ブラブラしてる間に麻生興一さんと椎野トレーナーと次戦の話なんかして、

玉木君の応援に来てた田之岡条さんともヤアヤアってことで……。

 

 

結局、この試合は80-73、79-73、79-74ってことで、

見たまんまの望月君の圧倒3-0勝ちで、

来年のフライ級王座戦線に向けて名乗りを上げることになったんだわ。

 

 

 

この日も例の姑息な感じの目線の定まらない知ったかバカが来てて、

自らがそのボクサーに試合させてるような生意気この上ない大声を上げてて、

全くの見当外れなのにその自信たっぷりさが恥かしくないのかってことで、

結局コイツもサイコパス系なんだろなあってことで……。

 

 

 

⑥ 中川勇太さん×相馬圭吾さん(三迫)……SB 8R

18勝(9KO)4敗(1KO)1分のランク2位、27歳・滋賀県と、

8勝(4KO)11敗(2KO)2分のランク9位、21歳・茨城県。

 

阪下さんといい玉木君といい、ガツガツジリジリ詰め寄るボクサーに

呆気ないほどの負け方をしてしまったんだけど、

流石にハイランカーの中川さんは彼らとは違うところを見せ付けたんだわ。

 

ガツガツ来られるのが嫌いなボクサー達は一体どう交わして、

どう攻めたらいいのかを中川さんのボクシングから学ぶべきだと思ったね。

 

客席からはチョンチョン手打ちばっかりしてないで倒しに行けって、

大声出してた酔っ払いがいたけど全くの節穴なんだわ。

 

この日二人目の相馬君なもんで圭吾さんってことで……。

 

<1R>

頭半分以上デカい中川さんに対して圭吾さんは予想通りの戦法で、

更に背を低くしてしっかりガード固めてのジリジリ寄りで、

辿り付いたところで強烈左右フック狙いだったんだけど、

中川さんも勝手を知ってる上での冷静な対応が出来てて、

常に適度の距離を保ちつつ、相手が入って来る前の処置としては万全で、

全力打ちして返しに困ったりバランスを崩すってことのない軽ヒット軽ヒット。

 

<2R>

圭吾さんは近寄った瞬間に頑張り打ちしてたんだけど、

殆ど当たらずのまま下向いたままの攻撃で、

中川さんのボディ辺りを見ながら適当に打ってるって感じしかしなくて、

そういう時でもシッカリ上目使いしてる麻生興一さんとは随分違ってたんだわ。

 

中川さんからは早くも余裕のようなものすら感じられて、

それは具体的には彼のパンチの多彩さに現れてきて、

ガードが固くて当てどころの少ない正面攻めに敢えて拘らず、

大きなフックを耳際に打ってみたりボディに喰い込ませたり、

ショートフックの合間にアッパーも混ぜ込んで、

それも色んなタイミングで打ち分けて圭吾さんの出鼻を挫いてて、

一緒に見てた10count ジムの村越マネジャーも巧いわねえって言ってたんだわ。

 

<3R>

圭吾さんはデンプシーロール一本狙いのようになってしまって、

相変わらず下を向いたまま明るい未来が見えにくいままだったし、

後は中川さんが嫌気を差さないかだけがポイントになってきたもんで、

ソロッと離席してコーヒータイム。

 

 

この試合は中川さんが無理に行かずの判定OKでやってたと思うんだけど、

8Rに飛ばして1分31秒にTKO勝ちしたんだけどね……。

 

 

「兄ちゃんはいい試合したと思うよ。」 って航君に伝えたら嬉しそうだったなあ。

 

 

その航君はラウンドガールのリング出入りの際のサポートの役目を

この日は奥村健太君に譲ってたんだけど、その奥村君、

目の前を大きなバストが去来するもんでたまのチラ見は仕方なくて、

彼、九州の超悪徳クソジムから移籍してきて以来いいことばっかりなんだってさ。

 

 

 

⑦ 加藤善孝さん×レオナルド・ドロニオ……L 10R

29勝(9KO)7敗(1KO)2分のランク4位、32歳・茨城県と、

15勝(10KO)13敗3分の国内10位、28歳・フィリピン。

 

フィリピンボクサーとはいえ勝率ほぼ五分五分の国内10位だし、

自分の中では加藤さんの勝ち方が問われる試合だったんだけどね……。

 

フルラウンドまでいっての最終スコアは97-94、96-94、95-96ってことで、

加藤さんが2-1勝ちしたんだけど、何だかギリギリって感じが否めなくて、

陣営は試合終盤のスコア読みに若干バタバタしてたんだわ。

 

自分的には1R~4Rはイーブンで、5Rを取られた後の6R~8Rはゲットして、

9Rはまた相手のポイントで、その時点で1ポイントだけリードじゃないかって、

聞かれたからそう伝えたんだけどね……。

 

加藤さんの立ち上がりは特別悪いことはなかったんだけど、

いきなりのアッパーを起点にしたドロニオの意表を突く攻撃に面食らったか、

その後は例のストレートに近い鋭いジャブも出し惜しむというか、

キッチリ出し切れないことが多くなって相手に打ち込みのタイミングを与えてたし、

自らのリズムが取り切れなくて相手のボクシングに合わせてしまった様な、

若干大味の振り出しでの同じタイミングでの危険な打ち合いも多くなってたんだわ。

 

加藤さんは元々それほど器用なボクサーではないから、

上体を左右に振りながら攻めたりステップを工夫したりフェイント駆使したり、

兎に角そういう技を使い分けるボクサーではないんだから、

真正面に立つ以上ジャブは基本中の基本な訳で、

それが思うに任せなくなった時点でそれは自分の中では苦戦な訳で、

残念ながら明らかな格下相手にヘタを売ったとしか言えなかったんだよね。

 

加藤さんは最後までドロニオのアッパーから始まる強烈連打に戸惑ってたって、

それが自分の感想だったんだけど、どうなのかなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 中川勇太さん

② 望月直樹さん

③ 今野裕介さん

 

 

 

昨日試合が終わって一休みしてた時に宮崎辰也君から電話が入って、

メモを落としてませんかっていきなり言ってきて、

そんな筈はないだろって確認したら、アララ、バッグの中に無くて、

ある場所で落としてしまったのを偶然の偶然で宮崎君が見つけてくれて、

中を見たらそれらしい事が書いてあったもんでもしかしたらってことで……。

 

あんな大勢の人の中では違う人に拾われる可能性の方が莫大な訳で、

そんな汚いメモはゴミ箱行きが妥当なところの彼は救世主ってことで、

自分はそのメモを眺めながらその試合の流れを録画の様に思い出しながら、

結局はこういう試合だったって自分なりの結論付けをしてからブログを書くもんで、

これが無かったら書く気さえ失せてしまったかも知れないんだわ。

宮崎君、ホント、アリガトなんだわ。

 

 

 

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