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2016年12月 4日 (日)

後楽園ホール・12月3日

 

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“紙ネコ”

 

 

 

朝起きたらBSでフェニックス・オープンの最終日最終ラウンドをやってて、

松山英樹とリッキー・フェンテスがプレーオフってことで、

4ホール目で決着して松山が2年振りの米ツアー優勝だったんだけど、

ギリギリの中での二人の攻防は緊張感満々だったなあ……。

 

 

 

朝は6時半にならないと明るくならないし、夕方は5時を過ぎる頃には夕闇で、

近くに寄らないと人の判別が付き難い中、梶兄弟の親父さんが声を掛けてくれて、

この日の颯さんの相手は何チャラ・何チャラとしか書きようのない、

難しい名前のタイボクサーだったせいか、

「どうせ今日は見てくれないんでしょ。」 って言われてしまったなあ。

前後に小浦翼さんも加わって色々話してのホール入り。

 

 

エレベーターで本田会長とバッタリで 「お久しぶりです。」 って挨拶した後、

長野マネジャーにある件で御礼を伝えて始まり始まり……。

赤コーナーは全て帝拳ボクサー。

 

 

 

① 堤アキラ君×川島克彦君(将拳)……SF 4R

3勝(2KO)2敗1分の24歳・東京都と、2勝(2KO)0敗の34歳・千葉県。

 

10歳差のあるどっちかっていうと乱雑なハードヒッター同士。

 

<1R>

上背とリーチで劣勢の川島君が例の如くチャカチャカ動きまくって、

とにかく嫌らしいほどの手数で圧倒してたんだわ。

 

堤君は相手が入って来るところに右を合わせたがってたんだけど、

的を絞り切れないままのやり難さが表情に出てきてしまってたなあ。

 

<2R>

ショート戦は分が悪いんだから堤君、もう少し先攻めも混ぜるべきなんだけど、

早くも腕振りが甘くなって、って見てたら川島君も緩んできてしまって、

お互い、覚悟の上の弱い被弾を交互に繰り返してたんだわ。

 

<3R>

スタミナ系の殆ど気持ち戦のようになってきて堤君、

もう少ししっかり当て込めばダウンゲットまで見えてきたんだけど、

回転力の見劣り感が強くてのズルズルで、

一方の川島君もボディブローが効いてしまったかのようなグズグズで……。

 

<4R>

お互い、ブッチャケ下手の見せ合いになっていったんだけど、

どちらもヘロヘロの中、最後まで踏ん張り切るのはどっちかってことで、

興味はその行方に移って行ったんだわ。

 

前のラウンドと同様に最後の30秒を頑張ったのは川島君ではあったんだけど、

ラウンド序盤は堤君だったもんで、このまま判定に持ち込まれそうで、

自分的には38-38だなあって見てた残り14秒、

何を思ったか何が危ないと思ったか突然のレフェリーストップで、

2分44秒の赤コーナー前、川島君のTKO勝ちになってしまったんだわ。

 

あと16秒が待てなかったのかってことでもあったし、

ここで止めるなら3Rの後半にも幾らでも止め時はあったと思う訳で、

陣営の抗議にも同情的になってしまったんだよね。

 

 

 

② 松原陵君×魯成伯君……SF 6R

5勝(5KO)1敗の25歳・岐阜県と、6勝7敗2分の36歳・韓国。

 

これも11歳差もある一戦で相手は定年間近のコリアン・ボクサーで、

この戦績差では殆ど試合になりそうになかったもんでトイレに行って戻ったら、

もう既に終わってて1R0分50秒、勿論松原君のKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 梶颯さん×何チャラ・何チャラ……SF 6R

5勝(4KO)0敗のランク13位、19歳・神奈川県と、

9勝(1KO)7敗1分の23歳・タイ。

 

やっぱり颯さんのふくらはぎは物凄くて、

一方のタイボクサーは細身細身のまるで割り箸のようだったんだわ。

 

<1R>

割り箸タイボクサーは見た目通りの気持ちまで割り箸で、

何だかゲイのような仕草をしながら余り痛くしないでねって感じで、

殆ど全く自分からは手を出さない来日目的不明のまま、

1分33秒の青コーナー前でゴロンと倒されてしまったんだわ。

 

余りにも余りだったもんでカウント中に離席してしまったんだけど、

結局1R2分18秒、颯さんのTKO勝ちだったんだけど、

あの程度なら自分でも勝てそうな感じで、

颯さんには練習にもならなかったんじゃないかなあ……。

 

 

 

④ 永野祐樹さん×垂水稔朗君(協栄)……W 8R

9勝(6KO)2敗(1KO)のランク9位、サウスポー、27歳・熊本県と、

5勝(3KO)2敗3分の23歳・愛媛県。

 

垂水君と親しい宮崎辰也君が隣に座っての観戦で、

スマホの待ち受け画面の晴太クンが既にもう彼にそっくりで、

「やっぱり相手の方が強いですか?」 って言ってたんだけどね……。

 

<1R>

同じモデルで同色のアシックス・シューズの二人が登場して、

やっとボクシングらしくなったんだけど、永野さんが思いの外慎重な中、

まずは垂水君の積極的な仕掛けが目立ってて、

薄かったんだけど右ストレート3発、左フックからの右ボディ2発で先行して、

とにかく垂水君の右ストレートのキレの良さが特に際立ってたんだよね。

 

<2R>

永野さんが若干プレスを強めていって、体の入れ替え方も良かったんだけど、

中々当てさせてくれない状況が続く中、

距離感がいい垂水君の右ストレートが継続して見栄え良かったんだよね。

 

<3R>

2ポイントビハインドの永野さんが相当攻めあぐみ始めて、

チョン当てしてもそこからの踏み込みが甘くて中々ハードヒットに繋げられなくて、

中盤にはやっとのことで左ストレートをクリーンヒットさせたんだけど、

前後の中ヒットの山でやっぱり垂水君が優勢だった残り僅か2秒のリング中央、

待ちに待ってた永野さんの左フックがカウンターヒットして見事なダウンゲット。

 

<4R>

垂水君はそれほどのダメージを残さずの立て直しだったんだけど、

永野さんにとってもここからが一からの組み立て直しな訳で、

左をフェイク打ちして右フックって方法も有効なんじゃないかって見てたんだけど、

残り2分までは垂水君の立て直しの方が成功してたんだよね。

 

ところがところが垂水君がいい感じで攻め立ててた残り42秒、

前のラウンドとほぼ同じようなタイミングで永野さんの左フックを貰ってしまって、

垂水君が実にもったいない感じのダウンを喰らってしまったんだわ。

 

垂水君はこのダウンもまずまずのリカバリーでそれ以上追い込まれることなく、

何とか終えることが出来たんだけど、右目下には明らかに傷を作ってたんだわ。

 

<5R>

永野さんのショートカウンターのタイミングは相変わらず抜群だったんだけど、

垂水君も上下打ち分けに活路を見出しつつあって、

お互い、クリーンヒットは少なくてポイントを振り分けるのが難しかったんだけど、

残り15秒を切ってからの右ストレート2発で垂水君がポイントゲット。

 

<6R>

開始30秒、永野さんの左と垂水君の右がほぼ相打ちになって、

衝撃度の違いと足送りの差で垂水君が弾かれ系のダウン。

 

セコンドからのアドバイスに素早く反応してたのは明らかに永野さんの方で、

リスタート後もこのまま押し切るかって思われた残り34秒、

まだまだ体力と気力を失ってなかった垂水君が大きく反攻で、

左ボディの後の右ストレートを綺麗に打ちこんで永野さんを揺らがせたんだわ。

 

アラララーッて思った直後、それはまたもやまたもやって感じだったんだけど、

攻勢に出た際の垂水君のガードが危ないままのガラガラで、

そこをシッカリ狙い切れた永野さんも流石のランカーってことで、

千載一遇の垂水君のチャンスを瞬間に摘み取ってしまっての左、左で、

3発ほどの連続打ち込みの全てが直撃してあっと言う間に垂水君、

赤コーナー際に追い込まれてしまって半身になっての目が虚ろで、

それを見計らったレフェリーが2分55秒のストップエンドだったんだわ。

 

垂水君、ここが攻め時だっていう時の粗っぽさがアダになってしまったなあ。

 

 

 

⑤ 大野兼資さん×阿久井政悟君(倉敷守安)……50㎏ 8R

11勝(6KO)1敗(1KO)のランク9位、サウスポー、28歳・愛知県と、

8勝(4KO)0敗1分のランク12位、21歳・岡山県。

 

去年の全日本新人王の阿久井君があの時より実力を付けてたんだわ。

 

<1R>

同じLF級のランカーなんだけど、二人のフレームの大きさには大差があって、

阿久井君の方が1~2階級上のような感じだったし構えも大きかったなあ。

 

若干プレスを掛けられ気味のまま気後れ感も感じられた大野さん、

開始僅か39秒に阿久井君のいきなりの右ストレートを貰ってしまってダウン。

 

その直前の阿久井君の返しの左フックが既に効いたみたいで、

いずれにしても何とかリスタートはしたものの大野さん、

明らかにダメージを回復し切れてないままいきなり終焉間近な感じだったんだわ。

 

阿久井君は益々自信を深めたかのような更に鋭い腕振りで、

大野さんも何とか何とかって手は出してたんだけど如何にもひ弱になってしまって、

下がる下がるのままの2分03秒、大きく反撃するのは最早無理ってことで、

セコンドからのタオル投入でのTKOエンドだったんだわ。

 

 

 

ここまで5試合32ラウンドの予定だったところ13ラウンドで終わってしまって、

途中休憩もあったんだけどメインにはまだまだ余りにも早過ぎるってことで、

30分ほどもの休憩が挟まれたもんで、色んな人と話なんかして、

伊藤雅雪さんとか三迫ジムの久保さんとか、一力ジムの鈴木さんとかね……。

 

自分の勝敗予想にもダメ出しされたんだけど、

あれには自分の思いもこもってるってことで安易な妥協はしなかったんだわ。

 

 

 

⑥ 尾川堅一さん×内藤律樹さん(E&Jカシアス)

               ………日本 SFe タイトル戦 10R

19勝(16KO)1敗(1KO)のチャンピオン、28歳・愛知県と、

15勝(5KO)1敗のランク1位、サウスポー、25歳・神奈川県。

 

昨日はこのカードだけでホールが満杯になったと言えないこともなくて、

第一試合からバルコニー含めて立ち見の人達が溢れてたんだわ。

 

事前の期待度が高かった分、正直自分にとっては期待外れ感の方が大きくて、

この試合はラウンドバイを追いかける必要は全くない延々のマンネリで、

強い者同士の再戦っていうのは往々にしてそうなりがちなんだけど、

終始それなりの緊張感は続いてたんだけど、

二人共、最後の最後まで吹っ切れてなかった言うか、

結果的にはお互い充分な余力を残しての退屈な試合だったんだよね。

 

5Rを終わっての自分のスコアは48-47で内藤さんだったんけど、

3人のジャッジは真逆の48-47で尾川さんで、

最終判定は3人共が96-94で尾川さんだったんだけど、

これは殆どチャンピオンフェイバーに過ぎないほどの小差だったんだわ。

 

自分は95-95でいずれにしても尾川さんの3度目の防衛が叶ったんだけど、

ジャッジのスコア的には前半の48-47がそのまま2倍されただけで、

前半を終えての僅差戦をどちらかが打破すると思ってたのが結局そのままで、

実に盛り上がりに欠けた展開だったと言わざるを得ないんだわ。

 

特に内藤さんの頑張り不足感は残念この上なくて、

尾川さんが最後までとっても単調な瞬間ボクシングに終始してたんだから、

幾らでも突破口はあった筈だし、見つけるべきであった訳で、

陣営は尾川さんのバッティング系を大きく非難し続けてたけど、

オーソドックスとサウスポーが利き腕をイッセノセで打ち合えば、

同じ位置に頭が行くのはある意味当然でもある訳で、

戦法の転換をこそ強く指示すべきじゃないかって思ったんだけどね。

 

二人共、上下の打ち分けが不十分なままで終わってたし、

カウンターのタイミングも狙い切れてなくて、連続攻撃も全く見られなかった中、

全体を通して刺激的なクリーンヒットも殆ど無かったもんで、

結局は打ち出しが派手な分、尾川さんに傾かざるを得なかったかなあ……。

 

 

 

それにしてもあのカメラジジイ、名古屋辺りから出張って来るらしいんだけど、

腕章も付けないままリングサイドをウロウロしまくってウザかったから、

以前どやしてからは自分の近くには来ないようにはなったんだけど、

試合写真の他リングサイドの関係者にカメラを向けることが多くて、

出来上がったプリントを後日その関係者達に配って、

そのことを免罪符のように使ってこのカメラジジイ、

1回も入場料を払わないっていう全くの不正入場者なんだよね。

 

プロモーターが目を瞑れば他人がとやかく言う問題ではないんだけど、

以前ある興行で関係者受付席に若者しか座ってなくて、

いつものようなスンナリの不正入場が叶わなかった際、

俺の事を知らないのかって面して憤慨してて勘違いも甚だしかったし、

そもそもやたら他人にカメラを向ける行為は時には周囲の不快を伴う訳で、

浅草ウィンズ辺りでそんな事やったらボコボコにされる場合だってあるんだからね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 永野祐樹さん

② 阿久井政悟君

③ 特にナシ

 

 

 

【村木田渾身競馬】

昨日の競馬には3レースに参加したんだけど中山10Rの3連複をゲットして、

回収率1,113%、つまり投資額の10倍以上のリターンがあったんだわ。

5頭ボックス買いをしたんだけど、ナントその5頭全部が5着以内ってことで、

何年かに一度あるんだけど5連複ゲットの快挙でもあったんだわさ。

 

 

 

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