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2016年11月 8日 (火)

後楽園ホール・11月7日

 

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“川越・小江戸”

 

6日の日曜日に奥さんと川越の小江戸に行ってみたんだわ。

 

道の両側に写真のような古い商家が数百メートルに亘って並んでて、

雑貨や飲食系の店が連なってるんだけど、どの店もとっても綺麗にしてたし、

商品やメニューも地域絡みの特徴のあるモノが多くて興味深かったんだわ。

 

全体的に他の観光地のようにガツガツしてないところも実に上品だったし、

繰り出してる客の数がジャブジャブ溢れてもいなくて歩き易かったなあ。

 

川越駅から小江戸の屋並みに至るまでの長い直線の商店街の充実度も驚きで、

頭の中では少しさびれた地方都市を想像してたもんでホントにタマゲテしまって、

物販系にしろ飲食系にしろ名の通ったチェーン店の殆どが揃ってる上に、

幅広い年齢層に対応してる数々の趣味系の店舗の他、

小洒落たデパートもあってそのバラエティーの広さに驚いてしまったし、

そもそも道幅がユッタリ広いし石畳だし商店街としては日本有数なんじゃないか、

川越侮るべからずってつくづく感じたんだよね。

 

川越っていえばその小江戸と共に小熊ジムだなってことで事前に調べたら、

駅からの商店街を少しだけ横道に入った所だったもんで、

磯丸水産で食事をした後3時頃コソッと寄ってみたんだわ。

 

ジムは入り口が一瞬解り難くて居酒屋の中を通って行くって感じの古いビルで、

昔風の雰囲気を予想したんだけど中に入ったらとっても綺麗にしてたし、

一つ上の階のトレーニングルームがサテライトみたいになってて、

階下のリングを見下ろせるようになってるんだわ。

 

そのリングでは1人のボクサーが小熊会長とミットをやってたところで、

見覚えがあったもんで一段落したところでもしかしたらって聞いたら、

やっぱり豊田和也君で 「ハイ、負け越してますけど……。」 って答えてくれて、

来年早々に試合をするってことでこれに勝てばイーブンなんだよね。

 

小熊会長とはいつの間にか言葉を交わすようになったんだけど、

黙ってキリッとしてるとちょっと近寄り難い職人風の風貌をしてるんだけど、

話をするととっても誠実そうな笑顔を見せてくれる、

第9代と第12代のWBCフライ級チャンピオンで、

「またおいでよ。」 って言ってくれたんだわ。

 

 

 

昨日はオール4回戦で話をしたことのあるボクサーは一人もいなかったし、

名前と顔が一致するボクサーも二人しかいなかったんだけど、

それでも心をときめかせてくれる新しいボクサーの発見ってことで……。

 

この日はスーパーバンタム級以上の試合ばかりで、

巧いなあって思ったボクサーは実は少なくて、

って言うよりどっちかっていうとまだまだ下手なボクサーが多かったんだけど、

それでも其々が十分な気持ちを見せてくれたもんで、

途中離席が殆ど無かったんだよね。

 

 

 

① 林勇汰君(花形)×井田洋介君(石川)……SB

デビュー戦の19歳・神奈川県と、1勝(1KO)0敗の28歳・東京都。

 

<1R>

頭半分ほどデカイ井田君に対して林君は前振りナシの瞬間飛び込み系で、

そこからの回転力はそこそこあったもんで井田君も捕まったらヤバそうで、

もっと早いジャブを打ちまくるか、いっそのこと井田君も敢えて突っ込み系でいくか、

その辺の選択が難しいところだったんだわ。

 

お互い、手数に大差は無かったんだけどヒット数では井田君だったなあ。

 

<2R>

林君は体勢を低く保ちながら踏み込みの機会を窺ったり、

井田君の打ち終わりを狙ってたんだけど、感じを掴んだのは井田君の方で、

お互いに大きなヒッティングが無かった中、繋ぎのジャブで優位を保ってたね。

 

林君の方も返しの左フックにいいモノを見せてたんだけどね。

 

<3R>

一旦攻撃に入ると林君のガチャガチャ回転力は半端じゃなかったんだけど、

一方ではその一段落が解り易くて井田君に攻撃の機会を与えてしまって、

ラウンド終盤は見栄えの良くない被弾を増やしてて勿体無かったなあ。

 

井田君の方ももう少し返しの左をきちんと打てればなあって感じだったんだけどね。

 

<4R>

林君の頑張る気持ちは半端じゃなかったんだけど、

まだまだ具体的な試合展開に生かし切れてなくて、

井田君の右を山ほど貰ってしまって左顔面がかなり赤く腫れてきてたんだわ。

 

1分20秒、井田君の左ボディが鋭い食い込みを見せてたんだけど、

その後盛り返した林君から余計な被弾を増やしてしまって、

明確な主導権を握るに至らなかったのが残念だったね。

 

 

それでも自分の中では39-37で井田君だったんだけど結局、

39-37、38-38×2ってことで井田君から見ての1-0ドローだったね。

 

 

 

② 木野村知也君(横田S)×大保龍球君(神奈川渥美)……Fe

1勝(1KO)0敗のサウスポー、27歳・岐阜県と、デビュー戦の21歳・沖縄県。

 

<1R>

リング入りから若干落ち着きに欠けてた大保君がいきなりの飛ばし飛ばしで、

ちょっと汽車汽車シュッポシュッポみたいな両手両足が揃った踏み込みで、

木野村君が慎重にいなせれば問題ないだろうって思ってたら途端の問題発生で、

開始28秒、腰が伸びたままのところに大保君の右が炸裂して、

殆ど偶然に近いヒッティングだったんだけど木野村君、

それをまともに貰ってしまって東ロープ前で一発昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

余りにも倒れ方が倒れ方だったもんでレフェリーが即のストップエンドコールで、

正式には0分29秒、大保君のデビュー戦TKO勝ちだったんだわ。

 

 

第3試合は女子戦だったもんで一旦休憩タイム……。

 

 

 

④ 権田貴彦君(ワタナベ)×高井裕一郎君(角海老)……Fe

デビュー戦の21歳・埼玉県と、デビュー戦のサウスポー、27歳・福島県。

 

<1R>

度胸と当て勘が良くてガードが今一って聞いてた高井君がいい感じの出足で、

感じを掴んだかのように見えた開始1分27秒、

権田君にいきなりの特大右フックを直撃されてリング中央で一発ダウン。

 

リスタート後の権田君が一気の決着目指して攻め立てたところの残り1分、

それ程のダメージを引きずってなかった高井君が左ボディを強烈打ち込みで、

堪らず今度は権田君が倒れ込んでしまったんだわ。

 

そりゃ倒し倒されの展開なもんで観客を大いに騒がせてたんだけど、

二人共、牛でも殴り倒そうとでもするかのような無茶な大振りだったんだよね。

 

<2R>

お互いあれだけ振り回せば徐々のペースダウンは自然の成り行きで、

権田君は当て勘の良くない中、大きく右を煽り振り続けるもんで、

パンチがラリアット系になってしまう危なさを抱えてたし、

聞いてた通りガードが極端に緩い高井君も常に直被弾と紙一重を繰り返してて、

見てる方のハラハラ感もこの上なかったなあ。

 

<3R>

お互い、イッセノセの特攻隊みたいになってはいったんだけど、

相打ち上等ボクシングはそれはそれで見てて面白過ぎで、

権田君は振り過ぎで息が上がって来てたし、

高井君も顔を上げたまま突っ込んで何だか自爆テロみたいだったなあ。

 

終盤にかけて権田君が一発打ってお終いになりがちのところ、

返しまで踏ん張ってた高井君の方が優勢だったかなあ。

 

<4R>

結構拮抗してた中、最後はどっちが飛ばし切れるかってところで、

お互いに危険な利き手のやり取りが続いたんだけど、

それにしてもこれだけ乱暴なデビュー同士も珍しくて、

呆気にとられたままの終了ゴング。

 

 

自分は1Rを8-7で高井君にしたもんで37-35だったんだけど結局、

39-38×2、38-38ってことで高井君の2-0勝ちだったんだわさ。

 

 

 

⑤ 小林譲二君(勝又)×沢田石伸雄君(UNITED)……Fe

1勝(1KO)2敗の20歳・東京都と、3勝3敗(1KO)の32歳・東京都。

 

<1R>

左手をヒョイヒョイ使いながら小林君が距離を詰めるんだけど、

そこから右フック一発だけの単調な攻撃に終始してるもんで沢田石君、

巧いこと捌ければ経験の差で押し切れそうだったんだわ。

 

<2R>

パンチのバリエーションを見せ始めた沢田石君がペースを掴み始めて、

やっぱりねって感じで見てた残り57秒のリング中央、

グイッて踏み込みざまの小林君のワンツーが劇的な直撃で沢田石君がダウン。

 

<3R>

ハンデを負った沢田石君、挽回の為のテキパキ波状攻撃が欲しかったんだけど、

何となくスリルを感じさせないままの若干ズルズルだった開始1分06秒、

ほぼリング中央でお互いの左フックがモロの相打ちになってしまって、

より強い直撃が叶った小林君が沢田石君からこの試合2回目のダウンゲット。

 

いきなりのバッタンダウンだったもんでレフェリーも即のストップエンドで、

1分08秒、小林君のTKO勝ちだったね。

 

 

それにしても沢田石君、終始相手にペースと距離を自由にさせ過ぎだったよなあ。

 

 

ここまでが普通の4回戦の試合だったんだけど、

この後の第6試合がルーキーズ・トーナメント、

その後第7試合から最後の第12試合までがC級トーナメントだったんだわ。

 

帝拳の長野マネジャーに山中慎介さんのことで業務連絡した後、

隣に座らせて貰って一緒観戦。

 

 

 

⑥ 大場竜君(ジャパンS)×KC・プラチャンダ君(角海老)……SB

0勝1敗の21歳・東京都と、デビュー戦の21歳・ネパール。

 

記憶してる限りではネパールのボクサーは初めてで、JBCの福地さんに聞いたら、

インドとかネパールとかでも結構ボクシングが盛んなんだってさ。

 

<1R>

いきなりケンカ腰の二人だったんだけどプラチャンダ君、

ジャブを含めてとってもいい形のパンチを打つんだわ。

大場君の方はちょっと体が流れ気味だったね。

 

<2R>

プラチャンダ君、中間距離は実にいいんだけど接近戦がまるでダメだったし、

膝とか腰の関節を含めてそもそも体全体が硬くてギコギコしてたし、

頭の位置にも無頓着なもんで打ち終わりが危ない危ないだったなあ。

 

相手を見極めたような大場君が本領発揮って感じの詰める詰めるで、

たまの被弾にも全く怯むことなく強い手数を更にアップしていって、

流れを一気に取り返したって感じだったんだわ。

 

<3R>

プラチャンダ君の動きが鈍ってきての手数落ちはスタミナの関係なのか、

ハードヒットではなかったんだけど、それでも見栄えの良くない被弾が続いて、

たまに遠くからチョン打ちするのが一杯一杯になってきてしまったんだわ。

 

2分を過ぎる頃からの更なる劣化は先の長くないことを予想させるほどで、

当然の如く大場君は益々意を強くしての攻め立てで、

自信に満ちた強い左右フックにはまるで何かが乗ってるような感じだったんだわ。

 

で、プラチャンダ君の反撃が止まって下がる一方になって腰が伸びた2分38秒、

レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

大場君はとってもいい試合をしたと思うし、

プラチャンダ君には山ほどの課題が見つかったんだよね。

 

 

 

⑦ 尾﨑誠哉君(K&W)×上林直樹君(石川)……SB

1勝(1KO)0敗の19歳・長崎県と、1勝3敗(1KO)の26歳・大阪府。

 

<1R>

若干相手を舐めてるような仕草は気になったんだけど尾﨑君、

パンチのクオリティーは秀逸で小さいのを鋭く打つのが実に巧いんだわ。

 

彼、決め系の右フックを打つ際に体を大きく左に傾けるんだけど、

その動作が打ち終わりを狙われるのを回避するのにも繋がってたしね。

 

上林君も何とか何とかって踏ん張ってたんだけど、

中々クリーンヒットに繋げることが出来ないで戸惑ってたなあ。

 

<2R>

ショートアッパーを混ぜ込んでの尾﨑君の組み立てが抜群で、

対応しきれない上林君の被弾が増える一方で、

一旦はガード固めて詰め寄り仕掛けていってたんだけど効果を上げられないまま、

中盤過ぎからは上林君が一方的に打ち込まれる場面が目立ってきて、

殆ど反撃がままならなくなった2分40秒、レフェリーが割って入ってのストップ。

 

 

尾﨑君は若いのにボクシングセンスがとってもいいからこれから楽しみだね。

 

 

 

⑧ 三尾谷昴希君(帝拳)×酒井大成君(角海老)……SB

デビュー戦のサウスポー、19歳・栃木県と、0勝1敗(1KO)の20歳・山口県。

 

<1R>

酒井君と比べてフレームが一回り大きい三尾谷君は前の手の使い方が巧くて、

リーチ差だけの試合になってしまいそうな酒井君としては作戦が要る訳で、

とにかく詰めて詰めてのガッチャガチャ戦に持ち込みたい訳で、

って感じの踏み込み合いがいきなり始まった1分20秒、

お互いの頭がモロバッティングで三尾谷君の右目上がカット出血。

 

どれほどの傷か確認できなかったんだけど、

ドクターチェック後即のストップエンドになってしまったんだわ。

 

ってことで勿論正式には負傷ドローだったんだけど、

C級トーナメントルールで酒井君が優勢ポイントを2つゲットして決勝進出。

 

三尾谷君としては悔しい結果だったんだけど、

試合後に浜田代表が何かしら話し掛けてたんだよね。

 

 

 

⑨ 佐々木悠登君(ワタナベ)×内藤未来君(E&Jカシアス)……L

デビュー戦のサウスポー、22歳・岩手県と、

デビュー戦のサウスポー、24歳・神奈川県。

 

この日ホールに入った直後に律樹さんと話したんだけど、

未来君は生まれる前から名前が決まってて、

もし女の子だったら “みく” って読ませるんだって内藤会長が言ってたんだってさ。

 

その未来君は子供時代は律樹さんと違う道を歩んでたみたいで、

ボクサーになる前は体重が100㎏以上あったんだってね。

 

自分は未来君と話したことはないんだけど、

試合前に目が合ったらコンチワって挨拶してくれたんだわ。

 

自分の右には一人置いて内藤会長、左には同じく一人置いて律樹さん、

ヘルプセコンドには小浦翼君が付いて始まり始まり……。

 

<1R>

同じくこの日がデビューで同じサウスポーの佐々木君もいきなりやる気満々で、

実にとってもパワフルな左ショットを繰り出していったんだけど、

体の使い方で上回ってた未来君に中々直撃ヒットが叶わなくて、

その単調な攻撃は見切られ易くて未来君の方が優勢だったなあ。

 

未来君は兄ちゃんのようなテクニシャンとはちょっと程遠かったんだけど、

それでもとにかくその一生懸命さは十分伝わってきたんだよね。

 

<2R>

未来君サイド周辺はそれこそ気が気じゃなくて、

常に様々なアドバイスが大声で飛び交ってたんだけど、

未来君はその一つ一つに解りましたって感じで丁寧に、

時には声のする方を向いて頷くもんで、周辺は更に気が気じゃなくなって、

「振り向くな! 前向いてやれ!」 って声も飛んでて笑ってしまったんだわ。

 

ロープ際に追い込んだ時の佐々木君の頑張りにも迫力があったんだけど、

1分20秒からのボディ合戦は未来君の方が征してたね。

 

その後いつの間にか佐々木君が薄っすら鼻血を出し始めてたし、

未来君の右目の下も腫れてきたんだけど、

残り45秒からの未来君の再度のボディラッシュが印象的だったんだわ。

 

<3R>

佐々木君の集中もまだまだ途切れてなくて頑張り手数だったんだけど、

威力的にはかなり落ちてきて、動きに劣化が少なかったのは未来君だったなあ。

 

<4R>

二人共、ここまでかなり飛ばして来たせいか、消耗が目立ってきたんだけど、

殆どヘトヘトの中、あと一発あと一発を頑張ってたのは未来君の方で、

佐々木君の方は若干ガス欠のような印象が強かったなあ。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、

40-37、39-37×2ってことで未来君が3-0勝ちしたんだわ。

 

 

未来君、クリーンヒットに見えたパンチの数で圧倒してたんだけど、

相手をグラつかせるまでには至らなくて、

打ち方が良くないのかそもそもそれ程のパンチ力ではないのか、

それとも佐々木君が打たれ強かったのかの判断は次の試合待ちだね。

 

試合後の律樹さんは汗ビッショリになってたなあ……。

 

 

 

⑩ 木原宗孝君(帝拳)×橘ジョージ君(協栄)……L

デビュー戦の19歳・愛知県と、1勝2敗の21歳・新潟県。

 

<1R>

初っ端からプレスを効かせてたのは橘君で、

最初のクリーンヒットもその橘君の左フックだったんだわ。

 

木原君も形の綺麗なパンチを打つんだけど攻めが単調だったし上体も少々硬くて、

色々考えながら柔らかく体を使えてた橘君とは対照的だったなあ。

 

<2R>

木原君がギアアップするにつれショート戦が激化していって、

1分40秒、木原君の右ストレートがカウンターヒット。

 

その後は小さなやり取りに終始してたもんで、

この時の木原君の右がポイントの分かれ目だったんだわ。

 

<3R>

まずは橘君が先制したんだけど木原君も即の反撃で、

手数アップするにつれ的確なヒッティングが目立ってきて挽回挽回。

 

<4R>

ここまでポイント的には微妙だったと思ったんだけど、

どちらもアピールし切れずのもうあとひと踏ん張り欲しいところだったんだけど、

二人共、何となく中途半端なままの手狭なボクシングなってしまってたんだわ。

 

 

ってことで自分は38-38だったんだけど結局、

39-37×3ってことで橘君のカッチリ3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑪ 大場翔君(ジャパンS)×マモル・エクスプレス君(神奈川渥美)

                           ………L

1勝(1KO)0敗の22歳・東京都と、1勝(1KO)1敗(1KO)の23歳・新潟県。

 

<1R>

マモル君はジャブも含めて細かく綺麗に打つタイプではなくて、

“黒子のバスケ” の主人公のような髪色をした大場君の方が丁寧な打ち込みで、

相手の奇をてらうパフォーマンスに惑わされさえしなければ大場君だねって、

その時は感じたんだけど、その後マモル君が徐々に違う方向に進み始めて、

ガキの喧嘩かキッスのベーシストじゃあるまいし汚らしく舌をベロベロさせてるし、

ちょっと連打しただけで大袈裟に両手上げて勘違いも甚だしくて、

エクスプレスって名乗ってるけど元々スピードなんか全く無くて、

要するに只心の弱いエンタメ系かあってことで早々の離席だったんだわ。

 

 

最終4Rを遠くから眺めてたらエンタメ系の方がヘロヘロになってて、

最後は南東ポストに詰められたところで連打貰ってヘナヘナって崩れ落ちてたね。

 

エンタメ系は勝たないとひたすらみっともないだけだからマモル君、

次は謙虚にちゃんとやった方がいいと思うけどなあ……。

 

 

 

⑫ 中村駿介君(帝拳)×菊池利則君(EBISU)……W

2勝(1KO)1敗(1KO)1分の23歳・東京都と、

2勝(2KO)4敗(2KO)の32歳・茨城県。

 

<1R>

フレームのデカイ中村君が更に大きく構えてるせいか菊池君、

ガードを固めて体を揺すりながら一瞬の飛び込みのチャンスを狙うって作戦で、

何とか何とかって手数で頑張ってたんだけど中々有効打に繋がらないまま、

ラウンド中盤に中村君が勢いのいい右ストレートでまずは先行。

 

その中村君、返しまでは打ち切れてなかったんだけど、

右ストレートは水準以上の威力を持ってるんだわ。

 

ラウンド終了ゴングが鳴った直後に菊池君が加撃してしまって1点減点。

 

<2R>

菊池君も細かく捻じ込むようなショートフックが中々いい感じだったんだけど、

それでも頭から突っ込み過ぎで威力半減してたのが勿体無かったなあ。

 

って見てた開始25秒、自分からは縦位置だったんだけど、

中村君の狙い澄ましてたような多分左ボディが強烈な食い込みを見せて、

一旦は踏ん張った菊池君が溜まらず一瞬の間を置いてしゃがみ込みダウン。

 

何とか立ち上がったんだけど菊池君、ダメージは拭いきれなかったみたいで、

リスタート後はほぼ一方的に攻め込まれるまま最後は右ストレートだったなあ、

中村君に仕上げのキツイのを打ち込まれてしまって再度のダウン。

 

その倒れ方を見たレフェリーが即のストップエンドだったんだけど、              

中村君の緩急に優れた攻撃と冷静な試合運びが目立ってたね。

 

 

 

⑬ 江黒央君(K&W)×吉村鉄也君(KG大和)……W

1勝0敗の28歳・群馬県と、1勝(1KO)1敗(1KO)24歳・神奈川県。

 

江黒君の名前は “ひさし” って読むんだけど、

最近は振り仮名の必要な名前が多くなったよなあ。

 

そう言えば第8試合に出場した三尾谷君の “昴希” も “こうき” って読むんだけど、

ある老眼の人が “こんぶ” かって言ってたのには笑ってしまったんだわ。

 

<1R>

まず江黒君の方がガツガツ攻め込んで行ったんだけど、

如何にも丸太殴りの超乱暴系フッカーのそれも延々の右オンリーで、

そりゃ直撃されたらひとたまりもないんだろうけどね……。

 

一通り見極めることが出来たか吉村君、残り1分からはそれじゃあって感じで、

残り40秒にはカウンターで右ストレートは貰ってたけど大したこと無くて、

残り20秒からは左右ショットを大きくヒットヒットさせてたんだわ。

 

それにしても二人共、この階級にしてはそこそこ直撃しても殆どビクともしなくて、

お互いにパンチ力が無いのかそれとも打たれ強いのか……。

 

<2R>

吉村君としては序盤に江黒君に飛ばさせて打ち疲れを生じさせて、

中盤以降に一気勝負する方がいいんじゃないかって思ったんだけど、

その序盤の接近戦を明らかに打ち勝ってから強気強気で、

江黒君もそこそこ打ち返してはいたんだけど大きく精度を欠くようになって、

当て勘の良さと回転力で吉村君が圧倒していったんだわ。

 

江黒君は見栄えの良くない被弾を増やしての下がる下がるで、

結局1分24秒、極端に動きが鈍くなったところを見咎められてレフェリーストップ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 尾﨑誠哉君

② 中村駿介君

③ 内藤未来君、大場竜君

 

 

 

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