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2016年11月17日 (木)

後楽園ホール・11月16日

 

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「鼻チョウチンですけど、何か……?」

 

 

 

一昨日の事なんだけど、見覚えのある青年に 「コンチワ」 って声掛けられて、

彼の目の周辺には絶対見覚えがあったんだけど思い出せなくて、

そしたら元八王子中屋ジムにいた芋生敏幸さんってことで、

スーツベスト姿にお洒落な細めのネクタイしてサラッと長めのヘアスタイルで、

まるでキャバクラの支配人みたいなイデタチだったんだけど、

彼は今JBCの職員になる為の研修中なんだってさ。

 

 

 

昨日は試合メニュー的に若干濃度が薄目だったもんで、

あっちこっちのジム関係者やボクサー達が押し掛けるってことも無くて、

自分もあっちこっち転々としながらのユッタリ観戦で、

そもそもセミファイナルとメインは全く見てないもんでくれぐれも悪しからずって事で、

藤井貴博君だけを見に行ったっていう感じだったんだよね。

 

 

 

① 岡田信之介君(スターロード)×春崎武裕君(上滝)……Mm 4R

1勝(1KO)7敗(2KO)2分の35歳・東京都と、0勝2敗の34歳・長崎県。

 

戦績的にはシンドイ30代同士の一戦。

 

<1R>

二人のボクシングレベルがほぼ同じだったもんで、

そういう意味では噛み合った試合だったんだけど、

Mm級としては絶対的なスピード感が不足してたんだよね。

 

二人共、特に得意な戦法はないみたいで、

軽いやり取りが延々と続いたんだけど、バッティングで春崎君が左目尻をカット。

 

お互いに決め手に欠ける中、やや春崎君優位で推移してたんだわ。

 

<2R>

岡田君の方が顔面の痛みが進んできたなあ。

 

<3R>

春崎君の方も左目周辺の出血が悪化していったなあ。

 

<4R>

二人共、テンポが落ちるってことはなかったんだけど、

格別のギアアップを見せることないままの終了ゴング。

 

結局、40-37×2、39-37ってことで春崎君の3-0初勝利だったね。

 

 

西板席のすぐ近くにモソーッと変にニヤケタ兄ちゃんが座ってきて、

そこが彼の席ではないのは明らかなのに、

こんなに空いてるのに何を考えてるのかってことで、

気持ち悪かったから早速の席移動。

 

 

 

② 黒﨑雪仁君(久米川木内)×今井朝日君(T&T)……SB 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、19歳・東京都と、

1勝0敗のサウスポー、22歳・青森県。

 

第一試合に登場した春崎君のサキは “崎” なんだけど、

黒﨑君のサキは “﨑” ってことで、名前は難しいんだわ。

 

<1R>

開始50秒、お互いのパンチが交差した刹那、

黒﨑君の右のショーフックが大直撃で今井君がいきなりダウン。

 

初っ端から大きなハンデを背負った今井君だったんだけど残り1分32秒、

今度はその今井君が左フックを被せ打ってお返しの四つん這いダウンをゲット。

 

これでイーブンになったんだけど残り1分03秒、

今井君が相手の左フックをまともに貰ってしまってこのラウンド2回目のダウン。

 

やっと優劣が付いたかと思った残り41秒、

最後は今井君に同じような左フックを貰ってしまって黒﨑君も2回目のダウン。

 

君達は事前にシナリオが出来てるプロレス系かってことで、

場内は大いに盛り上がりはしたんだけど、

周囲の観客はどっちが何回ダウンしたか相当混乱してたんだわ。

(二人が其々2回ずつのダウンだったんだわ。)                                                              

面白かったけどそれにしても、余りにも余りであることには間違いなくて、

全くガード無視で殴り掛かってればそういう事になるんだよね。

 

<2R~3R>

お互い前振りナシのいきなり系のケンカ上等ボクシングのままで、

とにかく力み過ぎのいきり立ち過ぎで、

もっとスムースな流れのボクシングを目指さないと先に行って苦労すると思ったなあ。

 

<4R>

最後は警戒し合ってのこう着状態に入って、

グズグズのままのエンディングってことで全く訳解らなかったなあ。

 

 

自分は1Rを7:6で黒﨑君にしたから最終的には36-34だったんだけど結局、

40-38、39-38×2ってことでいずれにしても黒﨑君の3-0勝ちだったんだわ。

 

自分のスコアの付け方は邪道ではあるんだけど、

破天荒な内容だったことが推測されるグッドな計算方法だと思ってるんだよね。

 

だって40-38とか39-38って聞かされると実に地味~な試合のようでしょ。

 

試合後暫くして木内会長にその事を聞いてみたら、

ピンとは来ないみたいだったんだけどね……。

 

 

 

③ 馬場リュウジ君(横田S)×向後大寿君(上滝)……68㎏ 4R

0勝2敗(1KO)のサウスポー、21歳・東京都と、

0勝1敗(1KO)の20歳・東京都。

 

初勝利目指し組の若手同士だったんだけど二人の体の色が随分違ってて、

真っ白対真っ黒って感じだったんだよね。

 

<1R>

開始僅か19秒の北西ポスト前、白い馬場君の攻め込みは荒っぽ過ぎだなあって、

そう思った瞬間、黒い向後君の右ショートストレートをまともに貰ってしまってダウン。

 

何とかリスタートした馬場君だったんだけど回復ままならないままで、

またまたムチャ攻めしたところに全く同じ右ショートを貰ってしまって、

1回目にダウンしたところと殆ど同じ場所に倒れ込んでしまったんだわ。

 

 

ってことで1分43秒、即のストップエンドだったんだけど、

馬場君、あのガードを何とかしないと今後も勝つのは難しいと思うけどなあ……。

 

 

 

④ 細川チャーリー忍君(金子)×清野航君(石橋)……M 6R

5勝(4KO)2敗の32歳・宮崎県と、

5勝(5KO)4敗(2KO)のサウスポー、27歳・東京都。

 

<1R>

清野君の方が4~5㎝ほどデカイんだけど、デカイ分だけ荒っぽい腕振りで、

その狂熱の特大左フックは相手のレベルが上がると当てるのは難しくて、

細川君もそれほど飛び抜けたボクサーでは実は無いんだけど、

このくらい雑々の相手ならってことで余裕余裕の立ち上がりで、

細かく正確なヒッティングを続けてたんだわ。

 

<2R>

仕掛けが大きくてその上遅い清野君は元東日本新人王だったんだけど、

3年前のその頃から殆ど進歩してないっていう印象で、

本来ならサウスポーの最大の武器である左ストレートが全く使えてなかったし、

中間距離を捨てて接近戦オンリーって感じがとっても極端だったんだわ。

 

それにしてもリング上は実に大雑把な試合が出来上がってしまったもんで、

退屈で眠くもなってきたもんで一旦休憩タイム。

 

 

初回から何となくダメそうだった清野さんは結局あのままだったみたいで、

4R2分05秒、最後はカウント途中にタオルを入れられてのKOエンドだったね。

 

 

 

⑤ 藤井貴博君(金子)×大田朋徳君(SFマキ)……F 8R

8勝(2KO)5敗(1KO)1分のサウスポー、27歳・東京都と、

6勝(3KO)8敗(1KO)の28歳・京都府。

 

太田君の戦績が若干不鮮明で自分はボクモバのデータに従ったんだけど、

試合パンフには6勝9敗になってたしKO勝ちの記載も無かったんだよね。

 

太田君は最近そこそこ強豪と試合してのこの戦績なんだけど、

京都辺りでのこの戦績の信ぴょう性も確認してみたかったんだよね。

 

<1R>

太田君はまあまあ普通のボクサーだったんだけど余り怖さは感じさせなくて、

フィジカル的に優位な藤井君がいきなり吹っ切れたようなスタートで、

残り1分02秒からは右フックから左ストレートに繋げてヒットヒットヒット。

 

これが多分初めての8回戦の太田君、気持ちはそこそこ強いモノを感じたんだけど、

テクニック面では明らかに藤井君に後れを取ってたんだよね。

 

自分の中ではこのラウンドは10:8.5程もの差があったんだわ。

 

<2R>

ペースを取り戻そうとして太田君、更に前詰め詰めしてたんだけど、

とにかくやたら振りがデカ過ぎだったし、そもそもボクシングが雑なんだよね。

 

この日の藤井君はポジショニングがとっても良くて、

打ち終わりに合わせられるってこともなくて、攻撃の緩急が素晴らしくて、

このラウンドも残り1分20秒からのラッシュラッシュは圧巻で、

余りの手数に思わず先のことが心配になるほどだったんだわ。

 

藤井君は残り15秒に一段落させたんだけど、

太田君はそこを狙って反撃を仕掛けるってことも無かったんだわ。

 

<3R>

太田君の中途半端感が目立ってきて、まずボディブローを全く打たないし、

ラウンドの中の山場作りっていう意識も乏しかったと言わざるを得なくて、

試合序盤の劣勢を立て直す工夫にも欠けてたんだよね。

 

1分14秒の藤井君の左フックで太田君の足元がバタバタッとしてからは、

徐々に藤井君が2年振り以上のKO勝ちをゲットしそうな感じがしてきたんだわ。

 

 

その後も藤井君は舞い上がることも無い冷静な組み立てで、

上下打ち分けを含めとってもバランスのとれたボクシングをして、

結局、7R2分16秒、ホントにTKO勝ちをゲットしたんだわ。

 

 

試合が終わった時にSFジムボクサーの応援に堀川謙一さんも来てるかなって、

ふと見回したら彼も自分を見つけたとこで、階段をトコトコ上がってきたんだわ。

 

少しばかり感想を交換し合って彼は控室に向かったんだけどその後、、

フラッと廊下を歩いてたら長い髪の綺麗なお姐さんに手を振られて声を掛けられて、

間違ったらみっともないから後ろを見たら誰もいなくて、

この女性も見たことあるって頭の中をグルグルさせたんだけど思い出せなくて、

「嫌だなあ村木田さん、忘れたんですかあ、藤井の妻です。」 って言葉が返ってきて、

オウオウオウオウってことでやっと思い出したんだわさ。

 

そこに藤井君自身も戻ってきて、良かったヨカッタってことで、

ちょっと試合レビューをしたんだけど、

試合後のボクサーの表情を見れば満足の結果だったかそうでなかったか、

一目で解るモンなんだけど、この日の藤井君は会心の笑みを見せてたんだよね。

 

そうこうしてるうちに試合相手の太田君もやって来て、

3人でちょっと色々話したんだよね。

 

 

 

⑥ 藤中周作さん(金子)×何チャラ・サイトーン……W 8R

14勝(9KO)6敗(3KO)2分のランク7位、30歳・宮崎県と、

9勝(4KO)6敗1分の?歳・タイ。

 

この試合は3R2分25秒、TKOで勿論藤中さんの勝ち。

 

 

 

⑦ 大竹秀典さん(金子)×アレキサンドル・エスピノサ

                          ………123P 8R

26勝(12KO)2敗3分のIBF14位、35歳・福島県と、

11勝(10KO)8敗1分の国内2位、35歳・ベネズエラ。

 

結局、77-74、76-74、75-75ってことで大竹さんが2-0勝ちしたんだけど、

スコアだけ見ると結構苦戦したみたいだったね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 藤井貴博君

② 向後大寿君

③ 特にナシ

 

 

 

遠藤圭さんって言っても知ってる人は限られると思うんだけど、

元ワタナベジムのA級ボクサーで通算戦績は6勝(3KO)3敗(2KO)なんだけど、

A級昇格初戦の試合であの外園隼人さん(帝拳)に挑んでいって、

見事5RTKOに散ってしまったのを機にスパッと足を洗ってしまったんだわ。

 

彼は元々教員希望だったし、負けたら辞めるって決めてた上のことで、

その後大島を赴任地としてたんだけど今回久し振りの首都圏への転勤ってことで、

今は金子ジムでプラクティスに励んでるみたいなんだわ。

 

彼は昔でいう現代国語と漢文、それに古文を高校で教えてるんだけど、

自分らの時代ではそろぞれ別の教師がいたもんなんだけど、

今は一人が担当するってことで、社会科系の科目も日本史、世界史、

それに地理も一緒の教師が教えてるんだってね。

(自分らはこの科目にも3人の教師がいたんだけどね……。)

 

丁度5年目に引退した遠藤さんももう35歳なんだけど、

何だか最後のチャレンジをしたそうな雰囲気が漂ってたなあ……。

 

 

 

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