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2016年11月16日 (水)

後楽園ホール・11月15日

 

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「ハイ、そういうことです。」

 

 

 

ホールに入ってすぐリング上でのアップを終えた田之岡条さんに、

「川越ってさ、思ってた以上にデカイ街だねえ。」 って声を掛けたら、

「でしょ、でしょ。」 って田之岡さんが答えてきて、

「こうなったら川越の観光大使になるように頑張ってよ。」 って伝えたんだわ。

 

小熊会長に 「この間はどうも……。」 ってご挨拶して始まり始まり……。

 

 

 

① アンディ・アツシ君(宮田)×岡田真虎君(JBS)……Mm 4R

デビュー戦の25歳・岩手県と、デビュー戦のサウスポー、22歳・岡山県。

 

デビュー同士だったんだけど、アツシ君は外人じゃなかったね。

岡田君は髪の毛を黒子テツヤのような色に染めてたんだわ。

 

<1R>

二人共、そこそこの弾け方をしてたんだけど、

常に先手を取ってたのはアツシ君の方で、

格別のヒッティングは無かったんだけど優勢な手数をキープしてたんだわ。

 

ただ、このままの流れで終わるかって思ってた残り1分からは、

岡田君のヒット率が飛躍的に上がって大きく逆転のラウンドポイントゲット。

 

<2R>

アツシ君はまた一から出直しってことで再度飛ばしていったんだけど、

残り30秒を過ぎるとまたもや動きが落ちてきて、

岡田君の見せ場到来ってことで1Rと良く似た展開になったんだけど、

残り10秒の拍子木をラウンド終了の合図と勘違いした岡田君が、

突然手止めてしまったもんでセコンド陣を慌てさせてたなあ。

 

<3R>

初っ端飛ばしはアツシ君の決まったパターンになったんだけど、

このラウンドに限っては終盤にかけての一段落を封印しての頑張る頑張るで、

それまでみたいに岡田君が左アッパーを打ちこもうとしたその瞬間に合わせて、

右フックをタイミングよく打ち込んで、残り15秒の南ロープ前で、

岡田君から膝着きダウンをゲットしたんだわ。

 

<4R>

自分的にはイーブンの最終ラウンドだったんだけど、

アツシ君の右目上の腫れが目立ってきたんだわ。

 

対する岡田君は返しの右フックが不足してはいたんだけど、

ヒット率は常にアツシ君を上回っててポイントゲット。

 

それにしても二人共、最後まで劣化の見られないいい動きをしてたんだよね。

 

 

自分的にはダウンを取られた3R以外は全て岡田君だったもんで、

38-37だったんだけど発表されたスコアは38-37×3ってことで、

やっぱり岡田君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

② 小笠原梢太君(REBOOT)×荒木侑也君(本多)……F 4R

デビュー戦の21歳・岩手県と、2勝(2KO)0敗の29歳・千葉県。

 

デビューボクサーを2戦2KO勝ちしてる相手にぶつけるなんて、

中々いい度胸をしてるって思ってたんだけど、

リブートジムはデビューボクサーでもそこそこ仕上げてくるし、

開始ゴング直後に解ったんだけど、小笠原君の動きは尋常じゃなくて、

豊富なアマ経験を想像させるものだったんだわ。

 

<1R>

まずは荒木君の方が快調なプレスを掛けて始まったんだけど、

小笠原君は構えもフットワークも水準以上で、

接近戦でのショートブローのクオリティが半端じゃなかったんだわ。

 

あれって気が付いたら小笠原君、両足の踵を常に浮かそうとしてて、

勿論、場合によっては足裏全体をベタッと着くこともあるんだけど、

前後の出入りや左右への動く際の初速を素早くしようとしてなのかなあ。

 

荒木君も実績通り、フルショットの威力は水準を超えたものだったんだけど、

それにしても終始小笠原君の冷静な対応の方が目立ってたんだよね。

 

<2R>

開始直後の14秒、荒木君が攻め打ってきた直後に小笠原君、

左フックを瞬間に被せ打って北ロープ前で荒木君からダウンゲット。

 

それほどのダメージを引きずることなくの再開だったんだけど荒木君、

力づくで事態を打開するには小笠原君は巧過ぎで、残り52秒辺りだったかなあ、

2~3発の連続打ち込みの最後はまたしてもの左フックだったんだけど、

直撃された荒木君はリング中央で体を捻じり込むように倒れてしまったんだわ。

 

 

倒れ方の激しさを見てレフェリーが即のストップエンドで2分10秒、

結局小笠原君は左手一本で勝ってしまった様な感じだったんだけど、

射場さんがとっても嬉しそうにしてたのが印象的だったんだわ。

 

 

 

③ 岸部久也君(宮田)×幸田健太郎君(石川)……SB 4R

0勝1敗(1KO)の18歳・秋田県と、デビュー戦の21歳・東京都。

 

<1R>

開始すぐの15秒、岸部君が左フックを放ってきた刹那、

幸田君がそれに右ショートを綺麗に合わせて瞬間のダウンゲット。

(開始すぐで油断してたもんで、幸田君のパンチはもしかしたら右かも……。)

 

一見殆どダメージ残さずリスタートできたような岸部君ではあったんだけど、

幸田君のジャブで体を揺らがせてて危ない感じも漂ってたんだわ。

 

それ以降の岸部君は相手のハードな打ち返しを回避すべく、

大きく右を振り放ちながら飛び込んでそれでお終いを繰り返してて、

それも早めに目線を切って頭から突っ込むもんで違う意味で危ない危ないで……。

 

それでも冷静に組み立ててた幸田君はデビューの割にはシッカリしてて、

残り35秒の北西ポスト近くで右ショートでこの回2回目のダウンゲット。

 

<2R>

攻撃手段を封じられつつあった岸部君は益々瞬間の右フッカーになっていって、

常に目線を下げるもんで返しの左までは配慮が行き届かずのままで、

残り1分20秒に幸田君のショート連打でメッキリ感を強めてしまったんだわ。

 

<3R>

岸部君は相打ち覚悟の振り回し系ボクシングの度合いを強めていって、

右手と頭を同時に突撃させるっていうギリギリの荒っぽい作戦で、

それは怖がりの裏返しだと思ってるんだけど、危ないのは危ない訳で、

それを厳重に注意しないレフェリーもどうかと思うほどで、

徐々に汚らしい試合が出来上がりつつあって、

幸田君も嫌気を差してきたみたいだったんだよね。

 

<4R>

岸部君は早いうちにそのスタイルを直さないと対戦相手を探すのに苦労しそうで、

相変わらず減点対象に近いパフォーマンスは放置のままだったんだけど、

案の定1分12秒、大きくバッティングして即の負傷ストップエンドになったんだけど、

傷付いたのは幸田君の方で実に実に気の毒だったなあ。

 

 

ってことで自分的には39-35だったんだけど結局、

39-37、38-36×2ってことで勿論幸田君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

④ マイケル・カメリオン×京口紘人君(ワタナベ)……107P 8R

8勝(6KO)3敗の国内10位、?歳・フィリピンと、3勝(3KO)0敗の22歳・大阪府。

 

同じ時期にワタナベジムに入った谷口将隆さんの試合は先月見たんだけど、

京口君はこの日が初めてで期待はしてたんだけどね……。

 

<1R>

カメリオンもそこそこテキパキはしてたんだけど、

その全貌が見えて来ないままの開始僅か21秒、

京口君の左アッパーが信じられないほどの瞬間強烈喰い込みで、

それ一発でカメリオンが昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

自分が見てた所からは縦位置だったもんで、喰い込み先はハッキリしないんだけど、

カメリオンの顎は跳ね上げられてなかったしボディじゃなかったのかなあ……。

 

結局カメリオンは回復し切れないままテンカウントが数えられて、

正式には0分33秒、京口君の衝撃KO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑤ 田之岡条さん(小熊)×阿知和賢さん(ワタナベ)

                         ………53㎏ 8R

13勝(1KO)3敗3分のランク6位、サウスポー、23歳・埼玉県と、

11勝(4KO)11敗(1KO)4分のランク8位、30歳・神奈川県。

 

キャリア10年と5年の対決だったんだけど、

最終的には田之岡さんが巧いこと捌いてしまうんじゃないかって思ってたんだわ。

 

<1R>

いつものように阿知和さんが左手下げてトリッキーな動きで始めてて、

一瞬の踏み込みのチャンスを窺ってたんだけど、

田之岡さんの反応がかなり良かったもんで思うに任せず、

結局は田之岡さんが届きのいいジャブと数発の左ストレートで先制。

 

<2R>

単調な直線的出入りを繰り返してる限り阿知和さんの組み立てはシンドくて、

リズムとかタイミングは田之岡さんが掌握してたって感じだったなあ。

 

阿知和さんとしてはもう少しガチャガチャにして相手のリズムを壊す必要があって、

少なくとも入り方の工夫が求められてたんだけど、

やたら頭から突っ込むことで活路を見つけたみたいだったなあ。

 

ただ阿知和君にはこれと言って特に何もなかった分、

ラウンドトータルの印象としてはこのラウンドも田之岡さんだったね。

 

<3R>

阿知和さんにとっての打開策と田之岡さんの展開策の凌ぎ合いで、

阿知和さん主導で徐々にガチャガチャ感が強まっていって、

少しばかり目眩まし系の動きも混ぜ込んできたんだけど、

それでもあと一発あと一発に最後までこだわってたのは田之岡さんだったね。

 

阿知和さんのジャブは殆ど全く役に立ってなかったもんで、

戦法的に限定されることが多かったんだけど、

いずれにしてもお互い、ハードパンチャーではなくて、

二人で45戦してKO勝ちが5試合しかないもんで、

ここからはコツコツの当てっこ競争の積み重ねってことで……。

 

<4R>

リング上は見てて美しくない方向へ一直線って感じになってしまって、

阿知和さんは頭ごと突っ込みながら一振りしてお終いっていうのが延々で、

対応に苦慮し始めた田之岡さんの嫌気感が手に取るように解って、

阿知和さんとしてはそういう戦い方を徹底しないと勝てないから仕方ないんだけど、

自分としては何だかなあって感じが強くなってしまったモンで一旦休憩タイム。

 

 

最後の方を遠くから見てたんだけどガチャガチャ度は最高潮で、

田之岡さんがポイントバックされてるって感じだったなあ。

 

発表されたスコアは阿知和さんから見て77-76、75-77、76-76ってことで、

お疲れさんドローだったんだけど田之岡さんは憮然としてたなあ。

 

 

 

⑥ クウエ・ピーター君(大橋)×永田大士さん(三迫)……SL 8R

9勝(5KO)7敗(2KO)2分の28歳・ガーナと、

7勝(4KO)0敗1分のランク3位、サウスポー、26歳・宮崎県。

 

ピーター君は生粋のアフリカンだから身体能力的には日本人を凌駕してるんだけど、

ことボクシングのパフォーマンスだけ見るとあくまでの正統派、

言葉を変えると工夫に乏しい展開力しか持ってなくて、

永田さんが色々仕掛けて揺さぶれば造作ないって思ってたんだけどね。

 

<1R>

いきなりのダウン劇は1分23秒、

ピーター君が真面目なワンツーを打って来るところに永田さん

綺麗に左ストレートを合わせ打ってまずは早々のダウンゲット。

 

<2R>

永田さんは同じようなタイミングで左ストレートをボディと顔面に打ち分けて、

ピーター君のガードを動かし始めてたね。

 

<3R>

開始17秒の北ロープ前、今度は右ショットだったと思うんだけど、

永田さんが押し込むように打ち込んでこの試合2度目のダウンゲット。

 

ピーター君は相変わらずオーソドックス過ぎるボクシングに固執し続けてたし、

一方の永田さんにしてももう少し無駄打ちを散らばせながら、

決めパンチをカムフラージュするような工夫が欲しいところでもあったんだわ。

 

それと相手の右の打ち終わりに合わせる左ショットのタイミングが若干ずれてて、

もう少し早いタイミングでの打ち出しが要るところでもあったんだよね。

 

 

 

<4R>

永田さんがこの試合をどう締めくくるのかっていう段階に入ってきて、

一気に即攻決着を目指すのか、スタミナを確認しながら色々試すのかって事で、

自分としては相手は今更意表を突いてくる訳ではないもんで、

後者の方針でいくのがいいと思ったんだけどね。

 

これはお互いに言えることだったんだけど、

一連の攻撃の殆どが利き手で終わってしまうことが多くて、

自分としては利き手のショットをフェイクに使って、

返しを強く打ってみるっていう工夫なんかも見たかったんだけどね。

 

<5R>

この試合に勝てばハイランカーも夢ではないのにピーター君、

相変わらずやる気があるのか無いのかが伝わってきにくいボクシングで、

いつまで経ってもギアアップしないままで理解に苦しんだんだわ。

 

このラウンドの永田さんはいきなりの右アッパーからの左ストレートが

とってもいい感じで、左右のボディフックで更に相手のやる気を削いでたんだわ。

 

<6R>

手数の少ないままのピーター君はセコンド陣を苛立たせるほどで、

まるで4回戦ボクサーに対するような檄を飛ばされてたもんなあ。

 

残り45秒からの永田さんのラッシュにピーター君、

凌ぐのに手一杯って感じで足元もバタつき始めたんだわ。

 

<7R>

永田さんも少々疲れてきたか若干の当て勘の悪さを露呈し始めて、

手際のいいコンビネーションからは程遠い攻め込みだったなあ。

必殺系でもないピーター君は相変わらずのやる気の無さで……。

 

<8R>

倒して来いっていう檄を背に永田さんが打ち掛かっていったんだけど、

肝心のピーター君が全く攻め込んでこないもんで盛り上がりに欠ける欠けるで、

ジムを変わってからの彼は悪くなる一方なんだよなあ……。

 

お互いに最終ラウンドだっていうのに波状的な攻撃をし切れず、

一段落が多過ぎるままの終了ゴング。

 

 

自分は79-71だったんだけど結局、80-71、79-71、78-72ってことで、

勿論永田さんの超圧倒3-0勝ちだったんだけど、

ピーター君はどこか体調壊してたのか、心配事を抱えたままのリングだったのか、

プロとしては恥かし過ぎるパフォーマンスと言わざるを得なかったんだわ。

 

 

 

この試合の後に冨山浩之介さんの引退式があって、

久し振りの再会でヤアヤアってしたんだけどこの日はスパーも組まれてて、

相手は何と今はトレーナーをやってる川村貢治さんだったんだけど、

その川村さんの体が尋常じゃなくてまるでボディビルダーのようだったんだわ。

 

冨山さんとは色々あって、以前彼が負けるって自分が予想した試合に勝った時、

「村木田さん、俺が負けるって予想してたでしょ。」 って遠くから大声で、

あれは今思い出しても可笑しかったなあ……。

 

 

 

⑦ 田村亮一さん(古口)×市村蓮司君(RK蒲田)……SB 8R

7勝(4KO)2敗1分のランク7位、29歳・東京都と、

7勝(6KO)3敗(1KO)の23歳・京都府。

 

接近戦王者の田村さんなんだけけど、

適度な距離を維持して市村さんが上手に捌くんじゃないかと思ってたんだけどね。

 

<1R>

田村さんのいきなりの右フックの突っ掛け打ちから始まったんだけど、

上背とリーチ共に優位な市村君もそれほど慌てることなく対応してて、

開始52秒には右のショートフックで田村さんをグラッとさせたんだけど、

喰らって更に火が付いた田村さんの激前詰めに付き合ってしまったんだわ。

 

で、お互いにイッセノセ系の実に危険なパターンに入ってしまったんだけど、

そういうのは田村さんにとっては強く望んでる展開な訳で、

市村君は折角の身体的優位さを活かし切れてなかったんだよね。

 

<2R>

市村君はもっとクールな試合運びをするべきだったんだけど、

田村さんのケンカ上等ボクシングにすっかり巻き込まれてしまって、

市村さんもそういうボクシングがしたかったっていうなら仕方ないんだけどね。

 

それにしても接近ショート戦は元々不得意な筈なのに全て相手の土俵の中で、

開始1分10秒の北ロープ前、田村さんのブチかまし右フックを続けざまに貰って、

脆くも倒れ込んでしまったんだわ。

 

振り返ってみれば勝負は殆どここで決まってしまってた訳で、

リスタート後の市村さんにしてみれば一度固まってしまったスタイルは動かし難くて、

益々気負い立った田村さんのブレイク後の加撃とか、

ラビット系のパンチに見舞われながら一気の大苦戦になってしまったんだわ。

 

<3R>

セコンドに言われたか、自ら反省したか市村さん、

中間距離からの攻撃に転換し始めて若干の光明が見えてきたんだよね。

 

 

インターバル中に田村さんがマウスピースをリングに落としてしまったんだけど、

驚いたことに彼のセコンドはそれをそのまま彼の口の中に突っ込んでて、

ああいう場合はザッとでもいいから水洗いするのが妥当だと思ったけどなあ。

 

<4R>

田村さんの右フック3発よりも市村君の左フック一発の方が有効度が高くて、

このまま盛り返せるかと思ってたら市村君が左右フックを打ち込んだ直後、

それまでもかなりの食い込みを見せてた田村君のボディブローが強烈強烈で、

アレッと思ったらその途端に市村君は一気に勢いを失ってしまったんだわ。

 

相手のそういう仕草を見過ごすような甘さは勿論田村君にはない訳で、

そこからは正に怒涛のような追撃攻め込みで最後は赤コーナー前、

3発ほど打ち込むと精根尽き果てたように市村君が崩れ落ちてしまったんだわ。

 

 

消耗の激しさを見計らってレフェリーが即のストップエンドだったんだけど、

その直後に青コーナーからタオルが投げ入れられたんだわ。

 

ってことで2分38秒、田村君はツボにはまったような戦い方が出来てのTKO勝ち。

 

 

 

⑧ 新藤寛之さん(宮田)×佐々木左之介君(ワタナベ)

                           ………SW 8R

17勝(6KO)4敗(1KO)1分のランク8位、サウスポー、30歳・北海道と、

11勝(5KO)5敗(3KO)の29歳・神奈川県。

 

基本的には4勝1敗ペースと2勝1敗ペースの戦いってことで、

二人のファイトスタイルは大きく違うからどれだけ噛み合うかってことで……。

 

<1R>

一発当たれば必殺ではあるんだけど佐々木君、

見極められると辛くなることも多くて、相手の新藤さんは早くも見極めて、

佐々木君のヒッチが大きくなるところの隙間隙間を正確に狙って、

佐々木君が殆どヒットが無かった中、4発ほどの左ストレートをクリーンヒット。

 

ジャブでも圧倒してたし新藤さん、余裕余裕のポイントゲットだったなあ。

 

<2R>

佐々木さんは新人王戦を突っ走ってた頃と殆ど何も変わりがなくて、

猛牛系の突進が報われない限り何も始まらない訳で、

ジャブは打って来ないっていう見極めも出来た新藤さんの格好の的になるばかりで、

そもそも佐々木君は新藤さんの左ストレートが殆ど見えてないみたいだったんだわ。

 

<3R>

こりゃ苦労するぞお佐々木君って感じだったんだけど、残り1分19秒、

佐々木君の強連打の最後の返しの左フックがヒットして、

それは見た目それ程派手な当りではなかったんだけど、

やっぱり流石のハードヒッターってことで、

瞬間両足がピクピクって変な痙攣を見せた直後、

新藤さんは東ロープ前で思わず倒れ込んでしまったんだわ。

 

一発大逆転のパンチを持ってるボクサーの強味ってことで……。

 

リスタート後の新藤さんは必死の形相をしながら何とか凌いだんだけど、

とにかくこれで一旦チャラってことで……。

 

<4R>

大きなダメージを引きずることなく再開できた新藤さんはシッカリ立て直して、

カウンターのタイミングも合ってたし、2発の左ボディも強烈で、

残り30秒からは佐々木君も攻め返してたんだけど、

それでも有効打の総数ってことになるとやっぱり新藤さんだったなあ。

 

<5R>

ラウンド開始30秒までは新藤さんの細かく鋭い攻め込みが圧倒してて、

ここは何とか踏ん張ったんだけど佐々木君、何だか徐々に反応が悪くなってきて、

何気ない感じで入っていって3~4発狙い打ちされてたんだよなあ。

 

両者バッティングで新藤さんの前頭部からカット出血。

 

<6R>

終盤に差し掛かったところで佐々木君がどこで爆発するかってことだったんだけど、

残念ながら状況は一向に改善される気配さえ見えて来なくて、

新藤さんの動きにはそれ程の劣化が見られなかった中、

佐々木君の消耗は見た目にも著しくて、飛ばし切れずの詰め切れずだったんだわ。

 

<7R>

佐々木君陣営からはそろそろの雰囲気が漂い始めてたんだけど、

この回新藤君が2回目の攻勢を掛けた直後の0分43秒、

ついにタオルが投げ入れられてのストップエンドだったんだわ。

 

 

佐々木君はただ動いてるだけになって、必殺パンチも期待できなくなってたから、

とっても妥当なタオルインだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 新藤寛之さん

② 田村亮一さん

③ 小笠原梢太君

 

 

 

今日の後楽園ホールは興味をそそられ難いメニューなんだけど、

取り敢えずちょっとだけ顔を出してみるかなあ……。

 

 

 

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