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2016年6月

2016年6月29日 (水)

後楽園ホール・6月28日

 

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GM ポンティアックのトランザム・ファイヤーバード。

 

何十年も前に奥さんの親父さんが乗ってた車で、

彼は50代で “火の鳥” でぶっ飛ばしてたんだわ。

ボンネットにペイントの入った市販車は今では全く見掛けないけど、

雨漏りはするし、エアコンも効きが悪いんだけどねって言ってたっけなあ……。

当時、アメ車はそういうもんだってみんな思ってたんだよね。

 

 

 

ソフトバンクの孫正義が後継者として招聘してた役員を突然退任させて、

「まだもう少し社長を続けたくなったもんで……。」 って弁明してたけど、

ソイツの2年間の報酬が240億円、つまり月給10億円だったんだってね。

 

儲けたカネを料金を安くしたり顧客サービスに使わなくて、

身内の莫大な給料なんかに注ぎ込みまくって実に腹立ったもんで、

東芝、シャープと共にソフトバンクも本日から自分拒否会社にしたんだわ。

 

 

 

ロビーで宮崎辰也君に付き添われた神津徳臣君に頑張ってねを伝えて、

その後、伴流ジムの団会長に奥様を紹介されたんだけど、

これがまあちょっと度を超えた美形でタマゲテしまったんだわさ。

小熊ジムの玉木善文君親子と色々話をして始まり始まり……。

 

 

 

① 小松裕道君(相模原)×田中利弥君(八王子中屋)

                          ………58.5㎏ 4R

1勝(1KO)2敗(1KO)の23歳・神奈川県と、1勝(1KO)2敗の25歳・静岡県。

 

<1R>

お互い、やたらシュッシュッて言いながらやってたんだけど、

小松君は何でもかんでもちょっと大きく強く振り過ぎじゃないかなあ。

 

久し振りの試合になる田中君は相手のパンチが良く見えてたみたいで、

無駄な動きの少ないバランスのとれた動きをしてたんだけど、

それでも何となく右を打つのを躊躇してたみたいで手数負けが残念残念。

 

<2R>

開始すぐの26秒、それまで何となく中途半端で、

キッチリ打ち切れてなかった田中君の右ストレートがいきなりの炸裂で、

元々左ガードが甘かった小松君の左顔面に直撃ヒットしてダウンゲット。

 

何とかリスタートした小松君だったんだけど動きは明らかに劣化してて、

回復し切れないまま凌ぎ凌ぎしてたんだけど更に田中君が攻勢を強めていって、

追い打ちの右を二発ヒットヒットしたところの北ロープ前、

レフェリーが右手をサッと挙げてストップエンドかと思わせたところからの、

何となんとナント、もう少しやらせてみるかっていう驚愕の継続放置だったんだわ。

 

で、直後の残り45秒の赤コーナーの前、強烈な右を畳み込まれて小松君、

今度こそ耐え切れずの倒れ込みダウンで即のストップエンド。

 

 

2分15秒、田中君の見事な復帰戦TKO勝ちではあったんだけど、

レフェリーのあの中途半端な挙動は簡単には見逃せないほどの問題を孕んでて、

もしかしたらあの瞬間、二人のボクサーは一瞬力を抜いてしまったかも知れなくて、

瞬間の対応に遅れて被弾を覚悟をしてなかった小松君のダメージを

無駄に深めてしまったかも知れななくて、

あのタイミングで止め切れなかったレフェリーは大反省だと思ったなあ。

 

 

 

② 引地昭裕君(ヨネクラ)×和田優麻君(REBOOT)……Mm 4R

3勝7敗(2KO)4分のサウスポー、27歳・福島県と、デビュー戦の19歳・東京都。

 

デビューボクサーが15戦目を相手にするってことで、

和田君には山ほどの応援団が付いてたなあ。

 

<1R>

相変わらず引地君は左の打ち終わりが実に甘いというかルーズなもんで、

いとも簡単に和田君に右を合わされまくってたなあ。

 

和田君はそれほど飛び抜けたボクサーには見えなかったんだけど、

それでも年齢差以上の勢い差は常に発揮してて、

これといった危険なパンチを持ち合わせていない引地君にはいきなりシンドくて、

勝負あったかなあってことでここで席を外したんだけど、

結局やっぱり40-36×3ってことで和田君の圧倒3-0勝ちだってね。

 

 

 

③ 金澤圭介君(ワタナベ)×大間和友君(八王子中屋)

                          ………Mm 4R

2勝(1KO)6敗(1KO)のサウスポー、34歳・愛媛県と、

3勝(2KO)0敗2分の29歳・東京都。

 

大間君は10月の新人王トーナメント準決勝戦に向けての調整試合で、

キッチリした勝ち方が望まれるところだったんだよね。

 

<1R>

二人共、比較的ユッタリした立ち上がりをしてたんだけど残り55秒、

それまで若干優勢に推移してた金澤君に対して大間君が青コーナー前で、

右からのフォローしたアッパー気味の左フックを直撃させてダウンゲット。

 

そりゃもう物凄いタイミングだったもんで金澤君、

何とか立ち上がりはしたんだけど大間君の一気追込みに耐えうるべくも無く、

リングほぼ中央の所で左右連続被弾してしまって崩れ落ちてしまったんだわ。

 

その瞬間の即のストップエンドで2分29秒、

大間君の実に手際のいいTKO勝ちだったね。

 

 

 

④ 中山和幸君(角海老)×矢島大樹君(松田)……F 5R

5勝(1KO)5敗(2KO)2分の32歳・東京都と、

6勝(3KO)5敗1分の25歳・愛知県。

 

ある業界人と延々話し込んでたもんで、

遠目から見たり見なかったりだったんだけど、

中山君が劣勢じゃないかなあって感じだったらやっぱりその通りで結局、

49-46×2、48-47ってことで矢島君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑤ 小川直樹君(越谷634)×蒲山直輝君(小熊)……SF 4R

デビュー戦の31歳・埼玉県と、1勝(1KO)0敗1分の19歳・埼玉県。

 

<1R>

小川君はちょっとカッコ良くやりたがるようなところがあって、

相手の入って来るところに合わせたがり過ぎで先制不足だったなあ。

 

相手が待ってるのが解ってたせいか蒲山君、

中盤以降は入れず行けずの半端半端なボクシングに終始してたなあ。

 

<2R>

それほどきちんとは当たってはいなかったんだけど小川君、

返しの左フックが中々いい感じだったし、

行く時には行くっていう姿勢の頑張り手数でアピールしてたね。

 

一方の蒲山君はただ何となくやってるっていう感じが拭えなくて、

山場作りとか見栄えとかいう意識を全く持ち合わせていないみたいだったなあ。

 

 

流れが決まってしまったみたいだったもんで一旦離席して、

4Rに戻って続きを見てたんだけど、

年齢差とか経験差からして蒲山君はもっと弾け切るべきだったし、

劣勢だった割には普通にやり過ぎだったと思ったなあ。

 

ってことで結局、39-37×3ってことで小川君のデビュー戦3-0勝ち。

 

 

 

⑥ 江澤宏之君(角海老)×ライダー・ヒロ君(ナックルS)

                            ………SFe 4R

1勝1敗の26歳・東京都と、1勝2敗(1KO)の29歳・東京都。

 

いつまでそんな事を続けるつもりなのかってほどヒロ君は貧弱ライダーで、

首に赤いスカーフを巻いて腰にはオモチャのライダーベルトで、

本人も吹っ切れてないままのパフォーマンスは場内の失笑を買うばかりで、

試合中、 「ライダーパンチだ!」 とか 「ヒロ、ライダーラッシュだ!」 とか、

セコンドが言ってるのを聞いたら彼らはどれだけ真剣にやってるのかって感じで、

そばにいるのも恥かしくなったもんで席移動。

 

<1R>

そのヒロ君が終始フワフワした感じだったのに対して江澤君、

中々シッカリしてて安定感のある腕振りを見せてたんだけど、

SFe級にしてももう少し軽快な感じが欲しかったのも事実だったんだわ。

 

それでも二人の実力差は明らかだったもんで、

この分なら3R辺りまでで決着するねって思いながらまたもやの休憩タイム。

 

 

暫くして戻ったら4Rをやってる最中で、どうしたの江澤君って見てたら、

彼、鼻血出してたし息も上がってしまってて明らかにスタミナ欠乏症だったんだわ。

 

そういう感じの江澤君に対する評価は全くのバラバラで、

発表されたスコアは40-37、39-37、38-39っていう散らかり方で、

それでも何とか江澤君の2-1勝ちだったんだけどね。

 

 

試合後、C級トーナメントの次の相手の試合を見てた江澤君と少し話をして、

タイトなとってもいいボクシングを支え続ける為のスタミナが課題じゃないかって、

余りにも勿体無さ過ぎるって感じがしたもんでね……。

 

 

 

⑦ 長谷川慎之介君(青木)×納屋和希君(三迫)……SFe 4R

デビュー戦のサウスポー、24歳・栃木県と、1勝0敗の21歳・大阪府。

 

今自分が抱えてるプロジェクトに関してある人と色々と話してたもんで、

殆ど真面目に見てなかったんだけど、

1R、2Rは納谷君の方が優勢に見えてて、その後若干混沌として、

どっかのラウンドの評価で行って来いの結果になりそうな感じだったんだわ。

 

 

案の定、発表されたスコアは39-37、39-38×2ってことで、

微妙ながらも長谷川君の3-0勝ちで、

流れを取られてしまいそうだったところからの踏ん張り勝ちだったね。

 

 

この後の2試合は東日本新人王トーナメント予選。

 

 

 

⑧ ビバリー・塚田君(ワタナベ)×神津徳臣君(マナベ)

                             ………B 4R

2勝(1KO)0敗1分のサウスポー、27歳・鹿児島県と、

3勝(1KO)1敗の18歳・東京都。

 

神津君はいいボクサーなんだよおって教えてあげたもんで、

前の試合の納屋君の応援に来てた堀川謙一さんがそのまま居座り観戦。

 

<1R>

中間距離からのコンビネーション戦では絶対不利だって思ってか塚田君、

いきなり詰めてのショートの強打戦を挑んでいって、

神津君も激しく受けて立ってのまるで最終回残り20秒みたいになってしまって、

あれよあれよの中、開始17秒、塚田君が左、右を連続ヒットさせてダウンゲット。

 

北西ポスト前で倒れ込んでしまった神津君、

何とか立ち上がったんだけど色白の顔面はそこそこ赤くなってたし、

リスタート後も却って不安を感じさせてしまうほどの正面からの突っ込みで、

すぐ近くで長嶺克則さんとか塚田祐介さんと一緒に座ってた宮崎辰也君が、

「休めー!」 「離れろー!」 って声を張り上げてたんだよね。

 

ここでいくら頑張り直しても絶対9-8にはならないんだから、

今はひたすら回復に努めるべきだって自分も強く思ってたんだよね。

 

ああ見えて神津君はムキになってすぐに取り返そうとするところがあって、

却ってもっと危険な目に遭ってしまうことが多いんだけど、

誰でもリング上で常に冷静でいられる訳でもないし、彼はまだ18歳だし……。

 

<2R>

一発必殺系パンチの持ち主でもないんだから神津君、

まずは2R、3Rで確実にポイントゲットしてのイーブン戻しで、

男気全開するのは4Rってことで……。

 

若干の鼻血を出しながら神津君、セコンド周りからのアドバイスに従って、

綺麗な当て込みと距離キープを繰り返してペースを取り戻していったんだけど、

特に折々に見せてた左ボディは18歳離れをした食い込みだったんだわ。

横で見てた堀川さんも 「巧いなあ。」 って感心してたんだよね。

 

<3R>

このままじゃヤバイって感じで塚田君が再度の密着戦希望を強めていって、

その頑張り直しには気持ちがこもってたんだけど、

前の回からのボディブローのダメージがあってか1分過ぎからはメッキリで、

残り40秒からの密着戦では得意の状況なのにも関わらず、

ハッキリした主導権を神津君に握られてしまったんだわ。

早くて勢いのあるショートのコンビネーションで神津君が圧倒圧倒。

 

<4R>

ほぼイーブンと見ていい最終ラウンドで、

塚田君も死にもの狂いで来るだろうし神津君、

ここからが真価を問われるところだったんだけど、

神津君は打って離れて打って離れてが冷静に出来て最初の1分半を支配して、

残り30秒からの最後の必死飛ばし合いも十分優位を保ったままの終了ゴング。

 

 

ってことでジャッジ3人も全く自分の評価と一致しての38-37×3ってことで、

神津君は絵に描いたような見事な逆転勝ちだったんだよね。

 

 

最初にダウンを喰らってしまうと、

残り3つのラウンドを全部ゲットしないとこういう結果にはならない訳で、

そういうのは滅多に見られない自分が大好きなパターンだったんだよね。

 

堀川さんも試合途中からはすっかり神津君応援に気持ちが入っていって、

逆転勝ちコールの際には万歳してたし、

いいモノを見せて貰いましたって言ってたんだわ。

 

 

神津君は次は10月4日、神谷治昭君が相手なんだけど、

やっぱり事前に思ってた通りの展開になっての優勝候補対決で、

もし神津君が勝たないとBグループでは新島聖人君が決勝に出てくると思ってて、

となると去年と同じように同門対決を避ける為に決勝戦無しになってしまうから、

ここは是非とも神津君に勝って欲しいんだよね。

 

 

 

⑨ あぐ~・マサル君(鉄拳8)×加藤収二君(中野サイトウ)

                             ………M 4R

4勝(2KO)1敗(1KO)35歳・神奈川県と、

2勝(1KO)1敗(1KO)のサウスポー、25歳・東京都。

 

今年の新人王戦のこの階級には元々5人しかエントリーがなくて、

Aグループの大間君とあぐ~君のうち勝った方がそのまま東日本新人王って、

そういう予想なもんでここは普通にあぐ~君が勝つんじゃないかってね……。

 

試合前に鉄拳8ジムの権会長にこの間の内藤チサ君のことを聞いたらね、

彼女、一杯一杯に弾け切ったってことか、

最近はちょっと燃え尽き症候群みたいだってことでちょっと笑ってしまったなあ。

 

<1R>

仕掛けが大き過ぎるあぐ~君は相変わらずで、

お互いに殆ど評価すべき有効打の無かった中、

右チョンジャブで加藤君かなあって思ってたら、残り30秒からあぐ~ラッシュで、

大いに逆襲していったんだけど、最後の7秒ほどからはまたもや加藤君で、

結局僅かながら加藤君ポイントだったなあ。

 

<2R>

そこそこ詰め詰めはしてたんだけど加藤君、そこから切り込めなくて、

このラウンドは薄くてそれほと効果的では無かったんだけど、

あぐ~君の左の被せ系フックが目立ってたんだよね。

 

<3R>

あぐ~君の打ち終わりが雑になるところに加藤君、

見極めが出来たか細かく正確はヒッティングが有効有効。

 

<4R>

気が付けば二人共、殆どボディを攻めない片寄った顔面攻撃に終始してて、

この階級にしても大味なやり取りから抜け出せないままで、

低調などっちもどっちだったんだけど、消耗の進んでたのはあぐ~君だったなあ。

 

ってことで自分は39-37で加藤君だったんだけど結局、

39-38、38-38×2ってことであぐ~君の1-0ドローだったんだけど、

優勢点が割れて1票があぐ~君に振られたもんで加藤君が脱落。

 

 

大間君にとってはもしかしたら加藤君の方がやり難かったかも知れなくて、

10月4日の対戦では敢えて大間君の勝ちを予想するんだわ。

 

 

 

⑩ 佐野祐一郎君(ドリーム)×石井龍誠君(伴流)……Fe 5R

4勝(1KO)3敗(2KO)2分の29歳・山梨県と、

5勝(3KO)2敗のサウスポー、20歳・東京都。

 

石井君は去年の新人王戦で市村蓮司君に惜敗してからの復帰戦で、

この日は一個階級を上げての参戦だったんだけど、

本気出した時の彼の槍のような鋭いストレートは誰にとっても脅威で、

的確な距離をキープできたら佐野君はひとたまりもないんじゃないかって……。

 

いつの間には宮崎君の隣には西田光さんが座ってたね。

 

<1R>

一階級上げても石井君は元々Fe級の佐野君よりフレームが大分デカかったし、

石井君としてはリーチ差があって懐の深い相手に対してどう詰めるかって事で、

ガード固めてジリジリ寄るか、石井君の打ち出しに敢えて合わせるのかって、

興味深く見てたんだけど石井君は後者を選択したみたいだったなあ。

 

ただ、石井君の打ち出しは相当スピードがあるもんで佐野君、

タイミングよく合わせ打つことが中々出来なくて、

強烈なフック気味の左アッパーを顔面にボディに喰らってしまってたんだわ。

 

<2R>

何とか密着したところから飛ばしたいところだったんだけど佐野君、

そういう場面も何回かあったんだけど思う通りにはさせて貰えず、

ゴニョゴニョってするだけに終わってしまってて殆ど八方塞だったなあ。

 

暫く試合から遠ざかってた間に余程鍛えてたって感じがして石井君、

この日の力強さは圧倒的で市村君との再戦が見たいって思ったほどで、

いきなり勝負の行方が見えてきてしまったモンで一旦休憩タイムゲット。

 

 

途中3Rにダウンゲットした石井君が最後は左ストレートで試合を終わらせて、

4R2分20秒、見事復活のTKO勝ちだったね。

 

 

 

⑪ 大嶋剣心君(帝拳)×水谷直人君(KG大和)……B 5R

デビュー戦の20歳・青森県と、3勝(1KO)1敗のサウスポー、27歳・神奈川県。

 

以前も書いたけど水谷君は自分の高校の後輩で、

この高校出身のプロボクサーっていうのは遡っても彼だけじゃないかなあ……。

大嶋君はこの日がB級デビュー戦なんだよね。

 

<1R>

どっちも負けず嫌いの突っ込み系で、

如何にバッティングを回避するかっていう技にもまだ長けてなくて、

開始直後にガッツンして大嶋君が思わず膝を着いてしまったんだわ。

 

お互い、若干当たったモン勝ちの危険な殴り合いに突入していった1分23秒、

距離の詰まったところで強いヒッティングが叶ったのは大嶋君の方で、

右のショートをまともなカウンターで貰ってしまった水谷君がダウン。

 

糸の切れたマリオネットのようにその場に崩れ落ちてしまった水谷君、

カウントの進行を聞きながら少し休もうっていう判断はまだ勿論出来なくて、

すぐに何とか立ち上がろうって慌て過ぎてしまったみたいで、

それはまるで産まれたばかりの小鹿のように足元が覚束ないままのヨロヨロで、

最後は北ロープに引っかかったようにしてまたもや倒れ込んでしまったんだわ。

 

観客の誰も驚いてしまった再度の倒れ込みだったもんで勿論、

レフェリーが即のストップエンドで1分28秒、大嶋君のTKO勝ちだったんだけど、

ちょっと出会い頭の事故みたいな感じだったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 神津徳臣君

② 石井龍誠君

③ 大間和友君

 

 

 

最近のジャイアンツのテイタラクは自分がかつて見たことが無いほどで、

昨日もあっと言う間の早負け0-5だったもんで帰り客とバッティングしないで、

それはそれでグッドグッドだったんだけど、

監督の無策ぶりは圧倒的で、ファンはあれでいいって思ってるのかなあ……。

 

 

 

 

2016年6月25日 (土)

日記・6月25日

 

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内藤チサ君。

 

自分が唯一持ってる女子ボクサーのサインで、

この日がデビュー戦で下手下手だったんだけど何とか判定勝ちして、

試合後の写真撮りでいきなりこんなポーズをしたもんで大笑いさ。

 

女子戦は殆ど見ないんだけどこの日はE&Jカシアスジムの内藤会長が

一緒に見ようよって感じだったもんでね。

 

彼女は現役大学生なんだけど、余りにも嬉しかったみたいで、

後で聞いたら突然こんなポーズが出てしまったんだってさ。

 

余りのキャラだったもんで同門の塚田祐介さんに彼女のサインを頼んだんだけど、

中々のセンスのサインを書いてくれたんだよね。

後ろに見える権会長も終始笑顔だったんだけど、

あと3枚ほどの面白い鮮明な写真が見たい人は是非ボクモバでね。

(写真の無断転載ですが野原さん、どうぞご容赦を……。)

 

 

 

23日の国民投票でイギリスのEU離脱が決まって、

残留派のキャメロン首相が辞任したんだけど、

51%対49%ってことは離脱反対派が半分ほど存在してる訳で、

これから先も半端じゃないほど混乱するのは必至で、

其々の利害が拮抗してるから場面場面で衝突するのは目に見えてて、

少し後に再度国民投票すれば逆の結論が出ることも充分有り得る訳で、

そういう意味では実に不安定な状況になってしまったんだわ。

 

それまでイギリスのEUへの拠出金は加盟28ヵ国のうち第3位でもあって、

今後のEUの運営にも間違いなく大きな影響を及ぼすんだけど、

事の影響はイギリス国内やEU域内に留まらず、

途端に日本でも円高、株安を引き起こしてるし、

アメリカの大統領選挙の動向にも影を落としつつある訳で、、

グローバル経済の下ではそのメリットよりもデメリットの方が伝播し易くて、

暫くは事の成り行きに世界中がウロウロしてしまうんだよね。

 

EU加盟国の中から初めて離脱国が出たそもそもの直接的な理由は、

毎年20万人にも及ぶシリア難民の異常流入問題ってことなんだけど、

宗教も生活習慣もまるで異なる人間の大量流入ってなると事はそこそこ深刻で、

例えば日本に大量の中国人が流入してくるとなると自分も平静ではいられなくて、

鎖国化っていう発想も極端な話ではなくなりそうなんだよね。

 

民主主義やグローバル社会化っていうのは、

あらゆる其々の違いを認める包容力を期待するものだとは思うんだけど、

元々持ってる文化とか習慣がないがしろにされるっていう側面も持ってて、

いい習慣が悪い習慣を改善するのはとっても難しいんだけど、

悪貨が良貨を駆逐するのは実に簡単だっていうことでもあるんだよね。

 

 

 

一生懸命練習して、こんなに楽しそうに試合を終えることができた内藤チサ君、

こういうボクサー達を見ることは自分の極上の楽しみなんだけど、

一方では勝っても素直に弾け切れないし、もし負けでもしたら、

この際だから止めてしまおうって思ってるボクサーも沢山いて、

自らの処遇やファイトマネーに関して首を傾げながら続けてるボクサーの中には

本人が思ってる以上にジムに食い物にされてるボクサーが山ほどいるんだわ。

 

そういう気の毒なボクサー達の事は “こんなジムは……。” シリーズで、

何回かに分けて書いたんだけど、実はその前後、

この2ヶ月弱の間に今は親しくしてるボクサーが一人救出されつつあるし、

もう数人もあと僅かで何とかなりそうなところまで漕ぎ着けつつあるんだわ。

 

 

 

昨日の後楽園ホールはやっぱりどうにも足が向わなくて、

1試合でも魅力的なマッチメイクがあればって思ってたんだけど、

興味を引く試合が全く見つからなかったもんで欠席したんだよね。

 

 

 

 

2016年6月21日 (火)

後楽園ホール・6月20日

 

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“千代錦” と “天真爛漫” 。

 

 

2年ほど使ったスマホケースがあっちこっち傷んできたもんで、

少し早めに家を出て秋葉原のヨドバシカメラに行ったんだわ。

 

数えきれないほど沢山あって探すのも面倒だったから、

手帳タイプではないこと、スイカを挟むことが出来ること、立てて使えるように

スタンドが付いてることの3点を伝えて店員に探して貰ったんだけど、

中々優秀な女子店員であっと言う間に見つけてくれて4200円也。

 

 

 

昨日は角海老ボクシングだったんだけど、

4本のリングロープを繋ぐテープがオリジナルネーム入りに新調されてたね。

ってことで、赤コーナーは全員角海老ボクサーだったんだわ。

 

 

① 酒井大成君×尾﨑誠哉君(K&W)……SB 4R

デビュー戦の20歳・山口県と、デビュー戦の19歳・長崎県。

 

試合前にK&Wの新井会長と話をする機会があって、

色々頑張ってる様子を聞かせて貰ったんだよね。

 

ミット打ちをする様子を見てたら尾﨑君の迫力が半端じゃなくて、

お互い、アマ経験が22戦と31戦もあるデビュー同士だったんだけど、

勝率は坂井君が圧倒してはいたんだけど、とにかく尾﨑君が凄かったんだわ。

尾﨑君は “崎” ではなくて “﨑” なんだよね。

 

<1R>

二人共、初っ端から見るからにケンカ腰の刺激的なスタートを切ったんだけど、

7~8㎝ほど上背優位な尾﨑君の方の先制が目立ってて、

ガード位置が低いのが気にはなったんだけどとっても勢いあったんだわ。

 

酒井君は打ち合いのきっかけを相手に求めてるようなところがあって、

そこに一気に合わせていってたんだけど、

距離差というかリーチ差が克服出来てなくて、ちょっとシンドそうだったなあ。

 

尾﨑君のパンチには終始何の迷いもないみたいで、

酒井君の左目尻と右目上を立て続けにヒットカットさせてたんだわ。

 

<2R>

尾﨑君は空手経験者のようなリズムの取り方をしてたし、

若干突っ立ち気味の構え方をするんだけど、

そこを突っ込み狙われる以前に攻撃を仕掛けて無難に進めてた0分20秒過ぎ、

右アッパーをきっかけにしての一気一気で、

火が付いた19歳は圧倒的に物凄くて、酒井君の反撃がママならない中、

その両目周辺からの出血が著しくなった開始約1分にドクターチェック。

 

結局そのままストップエンドってことで0分55秒、尾﨑君のTKO勝ち。

 

 

デビュー間も無いボクサーは多少乱暴に過ぎるくらいの方がいいと思ってて、

その後経験を積むにつれ余分な角を取りながら技術を磨けばいい訳で、

そういう題材としては尾﨑君は育て甲斐のあるボクサーだと思ったなあ。

 

 

 

② 渡邊聖二君×芦澤天明君(姫路木下)……SFe 8R

6勝(2KO)4敗(3KO)1分の28歳・静岡県と、

6勝(2KO)3敗(2KO)の21歳・兵庫県。

 

元々この試合は宮坂航君が試合することになってたんだけど、

練習中のケガで急遽渡邊君が代役を務めることになったんだけど、

彼のいつものウェイトとは随分違うからどうなるのかなあ……。

 

<1R>

若干やっつけ系だったにも関わらず渡邊君、結構ちゃんと動けてて、

手数的には今一だったんだけどいいプレスをかけてたんだわ。

 

芦澤君の方はとっても安定感のある下半身を土台にして、

ブレの少ない腕振りが見栄え良かったなあ。

 

<2R>

二人共、全くゴニョゴニョしないいい打ち合いを続けてたんだけど、

左手の使い方の巧さで芦澤君が圧倒し始めて渡邊君が鼻血。

 

<3R>

左フックを上下に打ち分けてた芦澤君がまずは先行したんだけど、

南ロープ前での渡邊君の右ストレートが初めてのクリーンヒットで、

そこから一気の反転攻勢を強めていったその直後の残り34秒、

芦澤君が右ストレートをカウンター気味に綺麗に当て込んでダウンゲット。

 

崩れ落ちるように倒れ込んだ渡邊君、気力を振り絞って立ち上がったんだけど、

リスタートし切れるまでは戻しきれなくてそのまま10カウントアウト。

 

 

遠征してきた芦澤君が2分37秒のKO勝ちしたんだけど、

ここぞって攻め込んでいった時こそが危険な瞬間だっていう見本だったなあ。

 

 

 

③ 小池信悟君×藤山健二君(鉄拳8)……Fe 6R

8勝(4KO)2敗の25歳・山梨県と、6勝(4KO)6敗(3KO)の29歳・鹿児島県。

 

結構期待してたんだけど、藤山君のケガで中止になってしまったんだわ。

 

 

 

④ 武田航さん×古谷裕樹君(F赤羽)……B 8R

8勝(2KO)0敗1分のランク15位、サウスポー、22歳・神奈川県と、

6勝(2KO)7敗(3KO)の33歳・秋田県。

 

試合前の武田さんは相手の試合スタイルを知ってたみたいだったんだけど、

思ってたことがリング上で再現できるかってことで……。

 

<1R>

思ってた通り古谷君はガチガチにガード固めてのにじり寄りで、

辿り着いたところで左右フックっていう一辺倒で、

セコンドからの指示もあったんだけど、もう少し手前から振りながらがいいのに、

武田君の打ち出しを警戒した余りかくっ付くまで全く手を出せなかったんだわ。

 

得意の中間距離での打ち合いが全く期待できない武田さんは、

それでも嫌気差すことなく抜群のポジショニングを駆使してて、

相手が入って来るところに的確に打ち込んで、

直後にポジションチェンジして更にの攻撃を重ねていってたんだわ。

 

ゴニョゴニョ戦を徹底的に回避されると古谷君、

他にはこれといった戦法を持ち合わせてないもんでいきなりの八方塞で、

自ら頭から突っ込み過ぎて左眉辺りから出血してたなあ。

 

 

既に勝負あったなあって思ったモンで自分はここで離席したんだけど、

その後遠くから見てた5R0分45秒、武田さんが左ストレートを3発連続発射して、

古谷君がヨロッとしたところでレフェリーストプエンド。

 

 

試合後大分経ってから田之岡条さんと一緒にいた武田さんと話したんだけど、

もし負けでもしたらランキングを失ってしまう試合を常に冷静に切り抜けて、

顔面にかすり傷さえ無しのままの会心の出来だったんだよね。

 

「途中から居なくなったでしょう!」 って言われたんだけど、

周りを見る余裕もあったってことで……。

 

 

 

声を掛けられたときは一瞬解らなくて、大昔に引退したボクサーかと思ったら、

ほぼ10年振りくらいのK君はSB級からSW級に変身しまってたんだわ。

仕事で近くにきたもんでって事で加藤善孝君の応援だったんだわ。

 

 

 

⑤ 今野裕介さん×中山聰歯君(F赤羽)……65㎏ 8R

9勝(4KO)3敗のランク5位、27歳・神奈川県と、

7勝(3KO)9敗(3KO)1分のサウスポー、35歳・静岡県。

 

中山君のいきなりの左ストレートにさえ注意してれば今野さん、

充分余裕の勝ちじゃないかってね……。

 

<1R>

プレスはかけてたんだけど今野さん、この日は何だかピリッとした感じに欠けてて、

初っ端だったからかも知れないんだけど、パンチにもキレが無かったんだわ。

それでも相手に自由に左ストレートを打たせないようにはしてたね。

 

<2R>

今野さんの合間合間のボディショットが抜群の出来で、

接近ショート合戦になっても明らかに打ち勝ってたなあ。

 

<3R>

中山君はショットの最後を全て左で終える攻撃が多いもんで見切られ易くて、

あと一発あと一発を頑張る前にクリンチにいってしまってて、

相変わらず左手一本のボクシングなんだよなあ。

 

残り24秒の今野君の右がポイントゲットのショットで、

中山君には中々見せ場が訪れないままだったなあ。

 

<4R>

今野さんに力強さと鋭さが戻るにつれ中山さんの腕振りが鈍くなっていって、

得意の左がトロトロになると他にはこれといった武器がないもんで、

もう全く中山君の勝ち目が見えなくなってしまったモンで一旦休憩タイム。

 

 

最終ラウンドまでいったスコアは80-72×2、80-73ってことで勿論、

今野さんのほぼパーフェクト3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑥ 阪下優友さん×藤北誠也君(三迫)……F 8R

14勝(9KO)6敗(2KO)2分のランク2位、25歳・愛知県と、

8勝(1KO)3敗の28歳・鹿児島県。

 

試合前、会場入りしたばかりの阪下さんとも言葉を交わしたんだけど、

藤北君とも知り合いなもんで加藤トレーナーと一緒にちょっと話して、

彼らは阪下君が優位だっていう自分の予想を知った上だったんだけどね。

 

最近応用力が増した阪下君に対して藤北君がどういうボクシングをするかで、

KOパンチは無いんだけどカチッとした中々いいボクシングをするんだよね。

 

<1R>

少しフレームの大きい相手に対して藤北君は更に体を低くしてみたり、

上体を小刻みに動かしながら入り込むタイミングを窺ってたんだわ。

 

アレーッと思ったのはいきなり阪下さんがやり難そうにしてたことで、

全くリズム感が合ってなかったというか、

右ストレートを2発ほどヒットさせてはいたんだけど明らかに距離をミスしてたし、

リーチの短い藤北君の方が届きのいいジャブを打ってたんだよね。

 

結局甘い単発で終わってた阪下さんに比べて藤北君、

終始の頑張り手数でまずはポイントゲットだったんだわ。

 

<2R>

気持ち良さそうなリズムを刻んでたのは藤北君の方で、

阪下さんは徐々に顔面を赤くしていったんだよね。

 

終盤近く、藤北君に右のフック系とストレート系を連続直撃されてしまって、

途端に阪下さんが左目上を大きくカット出血してしまったんだわ。

 

そもそも藤北君はそれほどキレのいいパンチは持ち合わせてないから、

余程角度良くヒットしたんだろなあってその時は思ったんだけど、

最終的には結局、このショットが阪下さんにとっての致命傷になったんだわ。

 

<3R>

止血には定評のある角海老セコンド陣も流血を止められないままで、

藤北君は益々気持ち良さそうにやってるし阪下さん、

この辺りで大きく挽回の会心のショットが欲しいところだったんだけど、

この日の阪下さんは何だか下半身を踏ん張り切れてなくて、

出血で視界を妨げられたせいもあってか力強いショットが中々打ち切れなくて、

この回も手数負けに終わりそうだったんだけど、

残り1分からの打ち合いを辛うじて優勢に終えてたし、

相手より有効度の高いショットを放つことが出来て僅差ポイントゲット。

 

<4R>

相変わらず流血が止まらない中での坂下さん、

充分状況が分かった上での頑張っての強い打ち出しだったんだけど、

細かく丁寧な当て込みで藤北君が最初の2分間を支配してたんだわ。

 

藤北君が一段落した後の残り1分からの30秒間は阪下さんが挽回して、

そこからはお互いに実に気持ちのこもった打ち合いが続いて、

場内を大いに沸かせてたんだよね。

 

<5R>

前の回までのポイント推移とか阪下さんの傷の具合からして、

自分はこのラウンドこそがキーポイントになるなって見てたんだけど、

思った通りまずは藤北君の飛ばしからスタートしたんだけど、

前の回と同じように残り1分頃になるとメッキリ感が強くなっていったんだわ。

 

で、さあここからだよ阪下さんってところだったんだけど、

彼の消耗もそこそこだったみたいで思うように攻め切れなくて、

終盤は手数を抑えてカウンターに切り替えたような藤北君の餌食になってて、

いよいよ大挽回の逆転ショットに期待せざるを得なくなってしまったんだわ。

 

<6R>

藤北君も相当疲れてきたみたいで、

この回は早い時間帯から先攻めを控えたカウンター戦略で、

その後1分過ぎ、阪下さんも右ストレートをクリーンヒットさせてはいたんだけど、

倒し込むような必殺系では打ち切れてないままの1分29秒、

やっぱりなあって感じで阪下さんのカット出血が酷くなったところでストップエンド。

 

 

陣営の喜び方を見てたら圧倒不利予想からの勝利だったことは間違いなくて、

もう全員が弾けてたもんなあ……。

 

結局、藤北君は常にセコンドのアドバイスに忠実だったし、

持ってるモノを素直に全部出し切ったってことだったんだわ。

 

一方の阪下さんは余りに相手に合わせた取っ掛かりを作ってしまった訳で、

最初っからもっと我を通しても良かったのかも知れないなあ……、

って終わってから言えることではあるんだけどね。

 

 

負け試合だったもんで自分は敢えて阪下さんから遠のいてたんだけど、

試合後かなり経ってからカット傷の絆創膏が痛々しいままの彼が寄ってくれて、

ちょっと話したんだけど、負け試合なのにわざわざ寄って来てくれたもんで、

まだまだ彼は大丈夫だって却って思ったんだよね。

 

 

 

⑦ 加藤善孝君×ブランドン・オギルビエ……L 10R

29勝(9KO)7敗(1KO)1分の31歳・茨城県と、

16勝(8KO)1敗(1KO)のWBA10位、22歳・オーストラリア。

 

オギルビエ側のセコンドの一人が丸っきりのオージー・サーファー風で、

髭面長髪ブロンドの刺青だらけだったんだわ。

 

<1R>

オギルビエはディフェンスに難があるって聞いてたんだけど、

そこそこちゃんとしてたし、勢い付いた時のメチャ打ちには迫力があって、

元々近いところでの乱打戦が得意みたいだったんだわ。

 

いつものように慎重な立ち上がりを見せた加藤君、

オギルビエに目立ったヒッティングが無かった中、

ジャブの届きは浅かったんだけど軽い左フックでポイントゲット。

 

<2R>

オギルビエは中間距離を綺麗にこなすボクサーでは全く無くて、

体寄せての密着戦希望ってことで、要するにいきなり詰まらなくなったんだけど、

残り45秒、赤コーナー前で強めの右フックを打ち込んだのは加藤君の方で、

オギルビエは一瞬体を揺らがせてたんだわ。

 

<3R~7R>

オギルビエは相変わらず一本調子の接近戦オンリーの攻撃だったんだけど、

加藤君の方も地道に対処するだけで中々派手な展開にならなくて、

ラウンドの何処かで、あるいは何処かのラウンドで、

思いっ切り加藤君が飛ばすところが見たかったんだけど思いが叶わなくて、

噛み合いの悪いやり取りが延々続いたんだわ。

 

4Rに突っ込み過ぎのオギルビエが左目上をバッティングカットして、

その後は加藤君のボディブローを嫌がる素振りも見せ始めたんだけど、

お互いにそれほど器用じゃない同士なもんで単調さを克服し切れなくて、

オギルビエの大仕掛けに見えるけどその実それほど威力のないフック系を

オープンブローと見るか否かでスコアが割れそうな感じがしたんだよね。

 

7Rを終わったところで一旦離席したんだけど、

そこまでの自分のスコアは加藤君の1ポイント勝ちだったんだけど、

最終的に発表されたモノは96-95、95-95×2ってことで、

加藤君の1-0ドローだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 藤北誠也君

② 武田航君

③ 尾﨑誠哉君

 

 

 

昨日は月曜日だったもんでドーム野球は無かったし、

電車の中もいつもより混んでなくて快適な帰り道だったんだわ。

 

 

 

2016年6月20日 (月)

日記 (6/20)

 

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小堀佑介さん。

 

ベッドサイドには未だに彼とホセ・アルファロの試合のポスターが貼ってあって、

もう8年も前になるんだあって、時たま思い出すんだよね。

 

 

 

最近、盆栽は “盆栽道” かって思われるほど成り上がってる感じがしてて、

有名な盆栽家には海外からも弟子が集まってるし、

そのうち其々が何々流だとか何々家だとか名乗り出すんじゃないかなあ。

 

古来より日本には様々な “道” があって……、

柔道、剣道、合気道、相撲道、弓道のような武術系から、

茶道、華道、書道、香道等の文化系に至るまで色々とあるんだよね。

 

“道” として確立することによって、

それまで其々が勝手にやってたことを整理統一して

勝ち負けのルールやあるべき所作を明確にしたり権威付けしてるんだけど、

そのうち盆栽も “盆栽道” になってしまうんじゃないかってね……。

 

 

 

昨日、久し振りにチャリで荒川河川敷を走って、

一休みした時に土手に腰を下ろして暫く少年野球を見たんだけど、

自分らの子供の頃とは随分違ってたなあ。

 

そもそも自分らにはお揃いのユニフォームなんて無くて、

其々が勝手なユニフォームを着てき来て、

それも背番号3っていうのが何人もいたんだけど(長嶋茂雄の背番号)、

とにかく泥だらけになって思いっ切り投げて打って、思いっ切り走って、

ただそれだけだったんだけど、今の少年野球は色々戦略的にも細かくて、

盗塁や牽制、守備位置の工夫とかピックオフプレーなんかもこなしてて、

小さな小さなサイズのプロ野球って感じだったんだわ。

 

色々小細工系には習熟してたんだけど、良く見てたら実にとっても詰まらなくて、

そもそも投げる打つ走るの全てに全く迫力が感じられなくて、

ホームランを狙って万振りして大きくバランスを崩す子もいなかったし、

内野ゴロの送球もトロかったし、進塁する際もそれで全力走かってほどで、

野球に必要な一つ一つの所作が鍛えられてない印象が強かったんだよね。

 

自分らの頃はピッチャーは全て三振を取りにいったし、

バッターは全打席ホームランを狙ったもんで、そりゃ粗雑の限りだったんだけど、

やってる方も見てる方も余程興奮度が高かったんだよね。

 

 

 

ボクシングも初めの頃は変に小さくまとまるより、

多少粗暴乱雑な方がいいんじゃないかって自分は思ってて、

徐々に色んな技術を身に付けて行けばいいって思ってるんだよね。

 

基本的に相手を殴り倒してナンボの競技なんだから、

まずは殴り倒せるようなパンチを鍛えるべきじゃないかって思ってるんだけどね。

 

 

 

ボクシングで思い出したんだけど、

ここのところのJBCの混迷はちょっと目を覆うって感じで、

それはずっと昔の三越のようでもあるし、

最近の大塚家具のようでもあるんだよね。

 

ことほど左様に人の集団である組織を、

それが元々は共有の目標を実現する為の組織であったとしても、

健全な形で維持運営し続けるっていうのは実はとっても難しくて、

それは政党とか会社といった利益集団から同好会的な趣味集団に至るまで、

人が集まって作られた組織が本来的に持つ共通欠陥のようなものなんだよね。

 

JBCの最終的な落としどころに関して若干の興味は湧くんだけど、

いずれにしても協会のメンバーやボクサー、ファン達にしてみればただ一点、

興行や試合を円滑に運営して欲しいと願うだけだから、

対岸の火事って感じもあるんだけどね……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

先週の土日には5レースに参加したんだけど、

18日の函館の11Rでは9番人気馬を軸にして、

19日では同じ函館11Rで12番人気を軸にしたのが共に見事な1着で、

確認してみたらそれでもiPat残高は一向に増えてなくて、

其々3連複の相手を1点づつ外してて1円にもならなかったんだわさ。

 

 

 

2016年6月18日 (土)

後楽園ホール・6月17日

 

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“天真爛漫”

 

サツキは基本的には5片花びらなんだけど、

これは6片花びらを多く咲かせる種類なんだけど、

一個一個の花は “絞り大王” ほど大きい上にとってもシッカリしてて、

落花しても原型を保ってる強者なんだよね。

 

 

 

安倍首相。

 

去年、「来年は社会福祉を充実させる為に消費税を10%にします。

これは断言致します。」 って言ってたし、

今年1月には次の参院選では憲法改正を争点にするって強がってたけど、

その両方共をシラッと反故にして経済政策を争点にチェンジってことで、

アベノミクスのエンジンを更にギアアップして……、とか言ってるんだよなあ。

 

安倍首相は元々抽象的な比喩表現で政策を語ることが多いんだけど、

そのアベノミクスのエンジンとやらを見せてくれって自分は思うし、

“1億総活躍社会” とかいうお題目も掲げてるんだけど、

そもそも日本の人口は1億3,000万人なんだから、

端数の3,000万人は切り捨てるのかってことでもあって……。

 

 

 

1階のホール入口でヨネクラジムの有岡康輔君とバッタリで、

実に他愛のないことを色々話したんだけど、

一緒にいたデビュー待ちのSFe級のボクサーがとってもカッコ良かったんだわ。

 

 

昨日は東日本新人王トーナメント予選で、

オール4回戦が10試合組まれてたんだけど、

中には早くも準々決勝戦っていう試合もあったんだよね。

 

この日は自分が優勝候補だと思ってたボクサーが9人も出場してて、

そのうちの何試合かは期待以上の激闘を見せてくれたんだけど、

事前に展開予想した8試合の内、2試合の勝敗予想を外してしまったね。

 

 

 

① 墨田大祐君(レイS)×諸岡直樹君(白井具志堅)……Mm

1勝(1KO)0敗の18歳・千葉県と、3勝(2KO)3敗(2KO)の23歳・千葉県。

 

墨田君はこの階級での自分的優勝候補の一人なんだわ。

 

<1R>

諸岡君はとってもパワフルなんだけど近距離限定なのが致命的なんだよなあ。

 

当初は接近揉み合い戦に付き合ってた墨田君だったんだけど、

残り1分からは冷静に距離を取り始めてキッチリ主導権を奪って、

左ボディからのコンビネーションで明らかなポイントゲットだったなあ。

 

墨田君はインターバルの際に椅子に座らないんだね。

 

<2R>

ガードを固めてガリゴリ寄り詰めていく諸岡君に対して墨田君、

そういうスタイルの相手に不慣れなところを垣間見せ始めてたんだけど、

それでもポイントを取られるまでには至ってなかったね。

 

手数的には終始諸岡君が圧倒してたんだけど、

ゴニョゴニョしたパンチが多くて有効打とは認め難かったんだけど、

彼の打たれ強さとかタフさに関してはちょっと驚異的だったんだわ。

 

<3R>

諸岡君が更に手数を詰め詰め度を上げるにつれ、

墨田君の顔面もそこそこ赤くなっていったんだけど、

その墨田君の右を沢山貰ってしまった諸岡君の左目下はそれ以上に傷んできて、

残り1分16秒、腫れを心配したジャッジがドクターに視界チェック依頼。

 

再開後も諸岡君の手数は落ちなかったんだけど、

やっぱり有効打的には今一歩だったんだよなあ。

 

<4R>

新人時代なら諸岡君のような戦法もそこそこ有効で、

何とかイーブン戦績を保てるんだろうけど、

ゴリゴリオンリーだけでは先へ行っての行き詰まりは目に見えてる訳で、

もう少し違った手法も取り入れていかないとダメだと思ったんだよね。                                                     

 

 

結局、39-37×2、38-39ってことで墨田君の2-1勝ちだったね。

 

 

この日の墨田君は実力を出し切ったってところまではいってなかったんだけど、

10月4日の準決勝戦の相手は富岡達也君なもんで、

噛み合ったいい試合が見れそうなんだよね。

 

 

 

② 渡久地辰優君(スターロード)×佐藤剛君(角海老)……LF

4勝(3KO)2敗の19歳・東京都と、1勝0敗のサウスポー、21歳・東京都。

 

佐藤君はこの階級の優勝候補の一人だって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

渡久地君はとにかく強く打ちたい打ちたいっていう気持ちが全面に出過ぎで、

相手構わず力づくで振り回すところがあるんだけど、

佐藤君の左が殆ど見えてなかったみたいで1分22秒の北ロープ前、

若干無暗に攻め込んでいったその瞬間、

佐藤君の左ストレートをカウンターで貰ってしまってダウンしてしまったんだわ。

 

リスタート後の渡久地君、いきなり大きなハンデを負ってしまったんだけど、

それでも更に更にって強い気持ちを丸出しにして攻め返していってたんだわ。

 

<2R>

渡久地君のコノヤロコノヤロボクシングは益々勢いを増していって、

少し突っ込み過ぎて薄くバッティング気味ではあったんだけど開始0分30秒、

的を絞られないように上体を左右に揺さぶりながら西ロープ際に詰め寄って、

上体を左に捻じったところから左フックを振った直後に今度は右に傾けて、

その反動で右フックを大きく決め打っていっての大直撃で、

佐藤君はそれ一発で赤コーナー近くで失神ダウンの担架搬出だったんだわ。

 

 

ってことで0分32秒、渡久地君の大逆転TKO勝ちだったんだけど、

次は10月4日に準決勝戦なんだけど、

軽い階級の割には今年はハードヒッターが多くて予断を許さないし、

一方のBグループではアマ経験の豊富なボクサーが勝ち上がりそうだし、

参加人数の少ない割には(6名)楽しめそうなんだよね。

 

 

佐藤君の方は医務室に運ばれて間もなく意識を回復したってね。

 

 

 

③ 神谷治昭君(帝拳)×芳賀慧彦君(古口)……B 4R

4勝(1KO)0敗の25歳・兵庫県と、3勝(1KO)2敗1分の19歳・東京都。

 

神谷君が優勝候補の一人なんだよね。

 

<1R>

10㎝近く上背のある相手に対して芳賀君、第一試合の諸岡君とほぼ同じ戦法で、

突っ込んだ瞬間に左右フックを打ってお終いの攻撃が延々で、

途中からは何だか神谷君にあしらわれてるような感じがしたなあ。

 

その神谷君も入って来るところを狙い過ぎる傾向が強過ぎの手数少な過ぎで、

中々大きな展開に持ち込め切れてなかったんだけどね。

 

<2R>

芳賀君はガード固めてにじり寄ってのガリゴリボクシング一辺倒のままで、

このまま神谷君は巧いこと立ち回ってお終いっていうのが見えてきてしまって、

一旦休憩タイムゲットってことで、次の試合の上野太一君とか石川会長、

田中マネジャー、桜井さん達にコンチワしたり、

守屋和明さんと久し振り~なんてしてたんだわ。

 

 

試合は最終回までトロトロのまま進んだみたいで結局、

40-37、39-37ってことで勿論神谷君の3-0勝ちだったんだけど、

こういうゴリゴリ接近オンリーボクサーの試合の場合、

評価がキッチリしないことが多くてどうしても好みの差が出るみたいなんだよね。

 

 

 

この日は非番のジャッジ達が3人程南記者席に集まってヘッドホンしてて、

何事かって確かめたらWBC方式ってことで、

場内の声援等に影響されることなく採点するテストってことだったんだけど、

自分は無音状態のヘッドホンはそもそも不快じゃないかって思ったし、

パンチの音さえも遮断するっていうのはどうかと思った訳で、

即刻採用中止にすべきだって思ったけどね。

 

 

 

④ 新島聖人君(帝拳)×上野太一君(石川)……B 4R

3勝(3KO)1敗の19歳・沖縄県と、3勝(2KO)0敗の18歳・山梨県。

 

この試合がこの日の自分的なメインイベントで、

優勝候補同士の一戦で勝った方がそのまま決勝進出だと思ってたんだけど、

微妙はところではあったんだけど、身長とリーチ差で上野君かなあって……。

 

<1R>

新島君は10㎝ほどもある身長差をそれほど苦にしてるようには見えなくて、

想定練習も重ねてたみたいで、鋭い出入りがとっても印象的だったんだわ。

 

立ち上がりの上野君はいつもより少し動きが硬くて、

無駄玉でもいいからもっと手を出すべきだって思ったんだよね。

 

<2R>

相手は積極的に入って来るから、その踏み込みざまとか、

打ち終わりに合わせ打つっていう上野君の戦法に偏りが目立ってて、

中々クリーンヒットに繋げられないままの仕掛け不足だったし、

ボディブローに対する配慮も出来てなかったんだよなあ。

 

若干オープン気味ではあったんだけど新島君、

全般的に二人に印象的なパンチが少なかった中、

中盤過ぎの右フック3発の見栄えが良くて、

上野君はまだまだ後手後手に回ってるような印象が強かったんだよね。

 

<3R>

新島君がプレスをかける中、上野君のボディを含めたショートのコンビが抜群で、

相手の右アッパー、右フックの有効性を少しばかり上回ってて、

このままだと上野君だなあって思ってた残り15秒、

新島君の右クロスが激しくヒットして一発挽回のポイントゲットだったんだわ。

 

<4R>

最終回になってやっと上野君、本来の鋭いジャブがきちんと出るようになって、

攻撃全体のリズム感も良くなっていって、

試合当初から何故そうしなかったのかって悔やまれたんだよね。

 

二人共、まだ19歳と18歳の伸び盛りの活きのいい動きを続けてて、

期待通りのちょっとレベルの違うボクシングを見せてくれて、

ここに来ても動きに何の劣化も見られなかったし反応もいいままだったんだわ。

 

残り1分10秒での新島君の右クロスも良かったんだけど、

1分過ぎでの上野君の左フックの被せ打ちの有効度の方が上回ってたね。

 

 

ってことで自分は39-37で新島君だったんだけど結局、

39-37×2、39-38ってことでやっぱり新島君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

この試合、自分の隣で宮崎辰也君が上野君の応援観戦だったんだけど、

僅かに上野君が優勢じゃないかって言ってたんだけど、

確かに試合後の二人の顔を間近で見たら擦り傷は新島君の方に多くて、

上野君は殆ど傷んでなかったんだけどね……。

 

 

身長差、リーチ差を克服して積極的な先攻めも出来てたし、

カウンターのタイミングでのクロス系のフックも決めてたし新島君、

ほぼ会心の出来だっていう自覚があってかとっても嬉しそうにしてたなあ。

 

この分なら新島君、10月5日の準決勝戦は殆ど問題なくて、

Aグループの神津徳臣君と神谷治昭君の試合の勝者と決勝戦だね、多分。

 

 

 

⑤ 坂井祥吾君(久米川木内)×新座宏君(F赤羽)……Fe

3勝(1KO)3敗(1KO)1分の27歳・東京都と、

2勝(2KO)1敗(1KO)の34歳・埼玉県。

 

激戦区の階級なもんで二人共優勝候補には選ばなかったんだけど、

高齢公務員ボクサーの新座君に期待してたんだわ。

それにしても新座市職員の新座君ってリングネームなのか……。

 

<1R>

迫力的には今一同士の二人だったんだけど、

もう少し前傾姿勢が欲しいところではあったんだけど新座君、

ハードヒットっていう点では坂井君を上回ってて、

左ボディとか右アッパーを意表を突くようなタイミングで打ち込んでたんだわ。

 

坂井君は体を寄せられると何の術も無く押しまくられてしまうんだけど、

残り39秒、またもやそういう場面に追い込まれた直後だったんだけど、

新座君の右ストレートをまともに貰ってしまって西ロープに飛ばされてのダウン。

 

<2R>

初回のハンデを盛り返すには相当の心構えと身体的努力が要る訳で坂井君、

どうするかって見てたんだけど特に変わったところも見受けられずのままで……。

 

一方の新座君も攻め込まれると伸び上りながら真っ直ぐ下がってしまうっていう

大きな弱点を持ってるんだけど、坂井君が頑張る時間が短くなってきてたもんで、

何とか大きな危機を迎えないままだったんだわ。

 

 

ってことになると、新座君の勝ちは動かし難くなったモンで、

川島会長に、これで勝負ありましたねって挨拶して離席したんだわ。

 

で、結局39-36、39-37×2ってことでやっぱり新座君の3-0勝ちで、

次は7月29日に次の試合の勝者と準々決勝戦なんだよね。

 

 

 

⑥ 内川大輔君(伴流)×安藤和隆君(L玉熊)……Fe

3勝(1KO)2敗1分の29歳・佐賀県と、2勝(1KO)0敗の23歳・東京都。

 

安藤君はこの階級の優勝候補の一人で、

まあまあの余裕で勝つんじゃないかって思ってたんだけど、

二人共、ほとばしる気持ちが伝わって来なかったし、

技術的にも惹き付けるものがなかったもんで遠見だったんだけど、

4Rに安藤君がダウンゲットしての3-0勝ちだったんだけど、

スコアとしては39-36、38-37×2だったからどっちもどっちで、

7月29日の新座君との試合も正直低調なものになるんじゃないかなあ……。

 

 

 

⑦ 乾諒介君(花形)×望月嘉人君(石神井S)……Fe

2勝(1KO)0敗のサウスポー、19歳・大阪府と、2勝(2KO)0敗の20歳・沖縄県。

 

<1R>

望月君はアマ経験が豊富なんだけどらしくない荒っぽいボクシングで、

いきなり突っ掛け系の乱暴ショット一発狙いなんだよね。

 

乾君がそんな相手の入って来るところに合わせられるかってところだったんだけど、

始まって1分40秒、左ストレートをボディから顔面にハードヒットしてたね。

 

望月君はイッセノセで打ちかかって当たらなかったらそれでお終いって感じで、

ただ、揉み合いに本領発揮しそうだしフィジカルも強そうなんだから、

他の格闘技系に転身した方が絶対いいんじゃないかって思ったんだわ。

 

<2R~4R>

余りにも余りなもんで遠目に見てたたんだけど、

案の定、どこかでそういう終わり方をするんじゃないかって思ってた、

最終回の0分44秒、望月君のバッティング傷悪化によるストップエンドで、

40-37、40-38、39-38ってことで乾君の3-0勝ちだったね。

 

その乾君は7月29日に次の試合の勝者と準々決勝戦なんだわ。

 

 

 

⑧ 佐々木和君(SRS)×中川公弘君(ヨネクラ)……Fe

3勝(2KO)0敗の32歳・群馬県と、4勝(2KO)1敗1分の24歳・秋田県。

 

この試合もそこそこ期待に満ちた自分的セミファイナルで、

僅かに中川君が優勢じゃないかって思ってたんだけど、

実に呆気なくカタがついてしまったんだわ。

 

<1R>

立ち上がり若干動きが若干硬かった佐々木君に対して中川君、

初っ端から吹っ切れたいい動きが出来てて、ジャブが鋭かったんだわ。

 

少し体格で勝ってる相手に対して中川君、一度も攻め込まれる場面のないまま、

開始0分55秒、スッと距離が詰まったところでのショートのワンツースリー、

そのスリー目の左フックが綺麗にヒットして佐々木君が膝着き崩れ落ちダウン。

 

何とかリスタートした佐々木君だったんだけど、ダメージをひきずったままで、

手抜かりない中川君の猛追撃に耐えうるべくも無いままの1分24秒、

ショートブローを薄く当てられてまたもやのダウン。

 

思いの外の打たれ弱さを露呈した形になってしまった佐々木君、

何とか何とかって踏ん張ろうとはしてたんだけど、

もう全く反撃の兆しさえ見せられなくなったまま赤コーナーに詰められて、

背中が伸び切ってしまって3度目のダウンが間近に迫ったところで、

レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

ってことで1分55秒、中川君のTKO勝ちだったんだけどその中川君、

倒したのは初めてじゃ無い筈なのに最初のダウンゲットで舞い上がってしまって、

まるで世界戦でベルトをゲットしたかのように両手を掲げての大喜びで、

ニュートラルへ戻れ戻れって周囲は大騒ぎしてたんだけど、

ほぼそれに近いことを2回目のダウンゲットでも繰り返してたのは全くダメで、

会長やトレーナーも凄く怒ってたんだよね。

 

気持ちは解らないではないけど中川君、

この程度で舞い上がっていては先々思いやられる訳で反省反省なんだわ。

 

ってことで結局、乾君は中川君と戦うことになって、

乾君はとっても強気だしいいタイミングを持ってるボクサーなんだけど、

中川君が冷静に戦えればって条件付きで自分は中川君押しなんだわ。

 

 

 

⑨ 廣濱慎太郎君(伴流)×坂田尚樹君(ワタナベ)……SFe

4勝(3KO)3敗(1KO)2分の27歳・鹿児島県と、

2勝(1KO)0敗の32歳・福岡県。

 

ここは一番、年齢に似合わない万振り大魔王坂田君に期待するってことで……。

 

<1R>

気持ちが逸り過ぎてか坂田君、明らかに力が入り過ぎで、

カウンターが得意じゃなさそうなもんで助かってたけど常に危ない危ないで、

若干廣濱君優勢のまま終了ゴングかって思ってた残り3秒、

ショートの打ち合いで反動もあってか跳ね飛ばされてたのは廣濱君だったんだわ。

 

 

その後はちょっとなあって感じのどっちもどっちもって感じのトロトロ戦で、

あんまり真面目に見てなかったんだけど結局、

廣濱君から見ての39-38、38-38ってことで1-0ドローだったんだけど、

優勢点を獲得した廣濱君が準々決勝戦進出で次は7月29日、

高木秀明君が相手なんだけど、この試合はどっちが勝つか微妙だなあ……。

 

 

最終試合の観戦に来てた大橋会長に御挨拶した後、

最近自分が考えてることについて相談というかアドバイスを求めてたら、

色々話してたところに渡辺会長も来られて二人に挟まれながら続きをね……。

 

 

 

⑩ 高田朋城君(ワールドS)×小石直輝君(大橋)……L

4勝(2KO)2敗(1KO)1分の22歳・青森県と、4勝(1KO)2敗の24歳・千葉県。

 

高田君の方が少しばかりデカイんだけどそれにしても二人共、鈍重で、

これ以上上へ進むのはとっても難しそうな感じだったんだわ。

 

小石君は相手と比較にならないほど手数は多かったんだけど、

その全ての当たりが薄かったし軽くて相手にダメージを与えきれてなくて、

たまには緩急を付けて強めに打たないとダメだって思ったんだよね。

 

2,000発のペトペトヒットより一発のドカンヒットを評価する世界なんだから、

その辺を考えてやらない限り勝ち負けを交互に繰り返しそうなんだよなあ。

 

最後までシッカリ腕を振ってる感じがしたのは高田君で、

全体を通して必ずしも小石君との間に圧倒差があった訳ではないんだけど、

若干彼が優勢じゃないのかなあって感じの終了ゴング。

 

 

結局、高田君から見て39-37、38-39、38-38の1-0ドローだったんだけど、

優勢点が小石君に振られて準決勝戦進出を決めたんだわ。

 

試合後、大橋会長が 「どっちも負けだな。」 ってボソッと言ってたなあ。

 

 

その小石君は次は10月4日で、

白鳥大珠君と森田陽君の試合の結果待ちなんだけど、

戦績の割には試合巧者の森田君を最終的には白鳥君が何とかしそうで、

そうなると正直、小石君には全く勝ち目はないって思ってるんだけどね。

 

そう言えば昨日はその白鳥君が一生会長と試合観戦に来てたんだけど、

自分が思うに彼は今回の東日本新人王トーナメント出場ボクサーの中で、

総勢156名の中でイケメン度では第一位だと思ってるんだけど、どお?

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 新島聖人君

② 中川公弘君

③ 渡久地辰優君

 

 

 

ビートルズの “ハード・デイズ・ナイト” は自分が生涯の中で只一回だけ、

長い長い列に並んだ見た映画で、初めての彼らの動く姿を見たんだわ。

 

当時はYouTubeなんか無かったから感激と衝撃の度合いは半端じゃなくて、

結局自分は今までに22~23回ほど見たんだよね。

 

今ではごく普通のロングヘアも元々は彼らが仕掛け人だったんだし、

ギター2本にベース、ドラムっていうとってもシンプルなバンド構成とか、

演奏者がボーカリストも兼ねるっていうスタイルも彼らから始まった訳で、

敢えて白黒映像の他愛ないセミドキュメンタリー仕立てになってるんだけど、

昨日の晩、NHKBS103で放映してたんだよね。

 

 

 

2016年6月16日 (木)

日記・6月16日

 

Image_2

 

“絞り大王” の全容。

 

全容っていうのは大袈裟過ぎなんだけど、

自分の家のサツキの中では一番大きくて樹高が90㎝あるんもんでね。

 

毎年上の方が朱一色の花が多くて、

咲き分けや絞り模様の花は下の方に多いんだよね。

 

 

 

今朝バルコニーからふと見下ろしたら石神井川のあっちこっちで鯉が跳ねてて、    

“今が恋の季節か川の鯉” “今が季節か川の鯉の恋” って感じで、

真鯉ばかりでなく緋鯉も見え隠れしてたんだわ。

 

 

 

プロ野球は今交流戦の真っ最中なんだけど、

野球しか遊びがなかった子供の頃は巨人一辺倒だったんだけど、

色々あった今ではタイガースと共に嫌いな球団の筆頭になってて、

今は特に応援してる球団はないんだけど、スワローズ、ベイスターズ、

ファイターズ、ライオンズなんかを陰ながら応援してるんだよね。

 

野球って言えばイチローがアメリカに渡って大分経つんだけど、

日米での通算安打数がピート・ローズの記録に並んだってことで、

秒読みに入ってからは連日彼の全打席の動向が連日報道されてたんだけど、

自分が思うに彼の記録はあくまで日米における通算安打数であって、

P・ローズが持ってるメジャー記録とは全くの別物だって思ってるんだよね。

(そのP・ローズは自らが監督してたチームの絡んだ野球賭博に関わったのが

バレてしまって永久追放されてしまったんだけどね……。)

 

それは王貞治のホームラン記録っていうのも世界記録なんてものではなくて、

あくまで日本記録に過ぎないのと同じなんだわ。

 

 

 

恥晒し舛添のこれまでの開き直りには呆れるばかりだったんだけど、

自民党からも不信任案が提出されるに至り解任が確実になったって事で、

昨日の午前中に辞表を提出したんだけど、

最終的にこうなるっていうのはもう随分前から解ってたはずなのになあ……。

 

高校生と中学生の子供の事を思いやれば早く辞めた方がいいとも思ったけど、

公益の為に何としても9月まで留まりたいって涙ながらに語ったらしいんだけど、

リオ五輪にとって舛添が必要欠くべからざる人物で有り得る筈も無く、

次の次の都知事選と東京五輪がバッティングするからっていうのも、

彼の延命を正当化するものでも決してなくて、

そもそも子供のことを持ち出して感情的になってる時点で完璧アウトなんだわ。

 

 

これまでの都議会での彼の弁明を聞いていて思い出したのは所謂東大論法で、

攻め込まれたり追い込まれた場合の切り抜け方としての三段論法なんだけど、

不祥事を起こした企業経営者や官僚や政治家達が釈明する際に

それを悪転用することが多いんだけどね……。

 

今回の舛添も以下のような段取りを踏むことによって言い逃れようというか、

何とか自らを守り切ろうと腐心してた節を感じたんだよね。

 

 

① 相手(攻め手)の言い分を徹頭徹尾認める。

② 起こしてしまった不祥事に関してひたすら謝る。

③ 今後そのような事態を起こさないように充分注意すると答える。

 

 

上記の段取りを踏むことによって相手の主張を認めながらも、

自らが致命的な責任を取らされる事だけは回避しようとする手法なんだけど、

今回は結果的にはその思惑の全てが計画通りには運ばなくて、

彼の不誠実性を深めるばかりになってしまったんだわ。

 

失敗してしまった場合にどういう対処をするかで人間の本性が知れる訳で、

その失敗に対して率直で真摯な姿勢で臨むって心に決めない限り、

その後は辻褄合わせの嘘と不実を積み重ねるばかりであって、

つまり、事に当たっては何よりも最初が肝心ってことで、

シャツの一番上のボタンを掛け間違ってしまうと

最後のボタンまで確実に掛け間違ってしまうってことなんだよね。                                                            

 

 

東日本新人王トーナメントもいよいよ佳境を迎えるってことで、

明日は自分の中での優勝候補が8人も出場するんだよね。

 

 

 

2016年6月14日 (火)

後楽園ホール・6月13日

 

Image

 

“絞り大王”の赤。

 

冬の間にもう少し花芽を摘んでおく必要もあって、

結果的には無茶咲きさせてしまったんだけど、

これはこれでかなりの迫力だったんだわ。

 

 

 

今世界は微妙に動いてるんだけど、起因になってるのは大義とはほど遠くて、

全ての底流にあるのは自己利益の追及だけのように思えるんだよね。

 

トランプがごときガサツな人物がアメリカ大統領の共和党候補になったり、

イギリスではEU離脱派と残留希望派がそこそこ拮抗してたり、

国連裁定を頭から無視した中国は相変わらず覇権主義の手を緩めなかったり、

地球、或いは世界は将来どうあるべきなのかっていう議論の登場も無いまま、

取り敢えず自分達の利益を如何に確保増大させるかだけに奔走してて、

其々の剥き出しの個人的欲望は賤しいとしか言いようがないんだわ。

 

政党が利益集団の代表だっていう側面を持ってることは否定しないけど、

倫理や大義に支えられないそれは単なる烏合と変わるところがないんだよね。

 

 

 

昨日は世界戦が組まれてたもんでライセンス入場もボックスシートも使えなくて、

そんなら止めるかって思ってたんだけど、

やっぱり2試合目と4試合目は見逃し難くて、

久し振りに5,000円の自由席券買ってのバルコニー観戦だったんだわ。

 

最近多くなったこの日も赤青コーナー逆設定だったもんで、

自分は東側から見下ろすことにしたんだけど、

ボクサーの背丈が縮んで見えたし表情が読み取り難かったなあ。                                               

最後の2試合の前に帰ったもんで試合リポートも3試合だけですので……。

 

 

 

① 山口結人君(K&W)×栗原慶太君(一力)……B 6R

4勝(1KO)6敗(1KO)1分の23歳・栃木県と、

5勝(4KO)4敗(2KO)の23歳・東京都。

 

<1R>

この日の山口君はそもそも相手に与える威圧感に欠けてたし、

ジャブ含めた腕振りも吹っ切れてないように中途半端だったし、

一旦打ち合いになった際の回転力不足が目立ってたんだわ。

 

印象的な有効打は少なかったんだけど、

それでも1分13秒辺りの栗原君の右フックがポイントの流れ目だったなあ。

 

<2R>

二人共、良く似たガキゴキしたボクシングになってしまってて、

もう少しスムースな動きの繋がりが欲しいところで、

特に山口君、ラウンド終了後に客席に向かって右手を上げてたんだけど、

ポイントを取るまでには全然至ってなかったんだよね。

 

<3R>

どっちかっていうとカッタルイ二人だったんだけど、

決め時にテキパキしてたのは圧倒的に栗原君の方で、

中盤過ぎに山口君の左目上をヒットカットさせてたんだわ。

 

山口君は一見力強く振ってる感じはしてるんだけど、

上体ごと打っていくもんで見た目ほどには威力がないんだよなあ。

 

<4R>

このままじゃダメだって山口君がいきなり飛ばしていったんだけど、

20秒もしないうちにいきなり一段落してしまった後はメッキリで、

連続被弾するまま弱々しくなる一方だった0分44秒、

陣営からタオルが投入されてのTKOエンド。

 

勝った栗原君はこれでA級昇格ってことなんだけど、

一旦攻撃に移った時の飛ばし感は見ててとっても気持ちいいんだけど、

次の攻撃との間を繋ぐ動きが今一歩で一休みしてる感じがしてしまってるから、

その辺の場繋ぎの工夫が出来ればいいA級ボクサーになると思うけどなあ。

 

 

 

② 上林巨人さん(T&H)×瀬藤幹人君(協栄)……SB 8R

9勝(5KO)1敗(1KO)1分のランク14位、29歳・広島県と、

34勝(18KO)12敗(3KO)3敗の36歳・千葉県。

 

パンフのラウンドスコア記入欄には上林さんの相手は玉川裕大君になってて、

これほどのミスは滅多に見られなくて、

そもそも上林さんの対戦相手は当初は玉川君だったのかとも思ったんだけど、

元々バンタム級の上林さんの相手にフェザー級っていうのはなあ……。

 

瀬藤君は戸井健太君に衝撃のTKO負けして以来1年8ヶ月ぶりの復帰戦で、

ってことは彼と会うのも1年8ヶ月ぶりってことで正しく光陰矢の如しなんだわ。

 

<1R>

いつものようにまずは瀬藤君が独特のリズムを刻みながらの詰め詰めで、

中々いい感じのスタートだなあって見てたんだけど、

最初のクリーンヒットは開始47秒、上林さんの右フックだったんだわ。

 

瀬藤君も残り17秒から同じ右フックを当て返してて、

それに至るまでのジャブの届きも上回ってたもんで瀬藤君ポイントだったなあ。

 

<2R>

お互いに攻めが顔面に限られ過ぎる印象が強かったんだけど残り1分02秒、

上林さんのいきなりの右、左のフックが連続ヒット。

 

この日の瀬藤君は相手のワンツーこそ見切ってたんだけど、

この後も上林さんのいきなりのフック系を貰い過ぎてたんだよね。

 

前の回に続いてこの試合2度目のバッティングで瀬藤君が右目上をカットして、

ドクターチェック。

 

残り15秒を切ったところからは瀬藤君の小ヒットの積み重ねが目立ってたけど、

それでもラウンド全体を見渡しての有効打としては上林君が勝ってたなあ。

 

<3R>

残り1分までは有効度の低いやり取りに終始してたんだけど、

残り30秒を切った辺りから瀬藤君、右ストレートを2発ヒットさせてポイントゲット。

 

<4R>

ラウンド半分までは瀬藤君が支配してた残り1分06秒、

瀬藤君のカット傷に再度のドクターチェックが入ってのリスタート。

 

最後まで持つのかっていう不安はボクサー達も同じだったみたいで、

いきなり激しく打ち合っていったんだけど当たりが綺麗だったのは瀬藤君で、

上林さんは届き切ってないことが多かったんだよね。

 

<5R>

開始直後に瀬藤君が右ストレートをクリーンヒットさせて、

気が付けば上林君の顔面もかなり赤く腫れてきて、

思いなしか待ち加減のことが多くなっていったんだわ。

 

トランクスがずり下がってファールカップのベルトラインが丸出しになってたし、

上林君、残り18秒には右ストレートを綺麗に当て返してはいたんだけど、

見た目のみっとも無さでかなり印象を悪くしてたなあ。

 

<6R>

上林君、飛ばせる時間が短くなってきてるような感じもあったんだけど、

それでもまだまだスピードはあったしタイミングも合ってて、

前の回休んで体力を温存した事もあってか、トレーナーに激を飛ばされたせいか、

この回はかなり手数をアップして攻勢度をアップさせていって、

目ぼしい有効打が無かった瀬藤君からポイントバック。

 

それにしても瀬藤君、やっぱり相手のいきなりの左フックを貰い過ぎだなあ。

 

<7R>

自分的には前の回までで瀬藤君の2ポイントリードではあったんだけど、

それでも結構微妙であることに変わりは無くて、

最終回はお互い飛ばして行くだろうから、

何れにしてもこのラウンドがポイントになるって思ってたんだよね。

 

そんな中、最初の1分半を優勢に進めてたのは瀬藤君で、

上林さんを東ロープに追い詰め追い詰めしてたその直後、

それまで何回も喰らってた左フックをいきなりカウンターで貰ってしまったんだわ。

 

明らかに効いてしまったのは上林君にはもっと解り易く届いてて、

逆襲の一気一気に晒されるまま最後は右ショットで南ロープに飛ばされてしまって、

アラーッてところでレフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

確かに瀬藤君は打たれ強くはないんだけど、

まだまだガードポジションを取ってたし早過ぎるんじゃないかとも思ったけど、

近場で見てたレフェリーにはもっと深刻な状況に見えてたのかも知れないね。

 

 

ってことでジャスト2分00秒、上林さんのTKO勝ちだったんだけど、

彼は相手の独特のリズムに戸惑わされることが無かったし、

途中追い込まれ加減になったところからの立て直しも見事で、

どんな攻め方やパンチが有効なのかを考えながらやってたみたいで、

約2年前に当時のOPBF3位のフィリピンボクサーにTKO負けはしてるんだけど、

あの頃よりは格段に進歩してるって思ったなあ。

 

 

瀬藤さんは今年の11月に37歳になるとボクサー定年を迎えるんだけど、

どうするのかなあ、もう一戦セットされるのかなあ。

こういう負け方は戸井健太君に不意打ちを食らった時を彷彿とさせたんだけど、

それにしてもTKO負けだから9月半ば以降にしか試合出来ないけどなあ……。

 

この後通路で、帰るところの瀬藤君と目が合ったら足を止めてくれたもんで、

二言三言言葉を交わしたんだけどね……。                                                            

 

 

次の試合は近藤明広さんとタイボクサーの試合だったもんでスルーって事で、

丁度バルコニーに上がってきた横浜光ジムの石井会長と少し話してたら、

当然のように近藤さんは1R2分54秒で終わらせてたね。

 

 

 

④ 中嶋孝文さん(T&H)×ジョナタン・バァト(カシミ)……SB 8R

25勝(10KO)7敗(2KO)1分のランク13位、31歳・青森県と、

30勝(14KO)7敗(2KO)5分のランク1位、サウスポー、35歳・フィリピン。

 

<1R>

プレスは強いんだけどバァト、殆ど先手を打たなくて、

大きな有効打の無い中、攻勢と小ヒットで中嶋さんがポイントゲット。

 

<2R>

ユックリスタートのバァト、スタミナ温存してのことかってほどで、

気合の入ってないようなショットを繰り返してたんだけど、

それでも左ボディだけは力を込めて打ってたなあ。

 

 

ラウンドガールはヒールの高いサンダル系を履いてることが多いんだけど、

この子はビキニで登場したにも関わらず、

普通履きのローヒール・パンプスみたいな靴だったもんで笑ってしまったなあ。

 

<3R>

少し危険なパンチが交差するようになってきて、

バァトは以前見た感じのままだったんだけど、

中嶋さんは明らかにいつものパフォーマンスが出来てなくて、

そもそもキビキビした動きからは程遠かったし、

決めに打ってるショットのことごとくを上に外すことを繰り返してて、

たまに思い出したかのように左右へのポジションチェンジを見せてたんだけど、

特別の効果とか意味を見い出せないままだったんだわ。

 

<4R>

残り1分04秒、普段は鈍重系のバァトに簡単にラッシュのきっかけを与えてたし、

アピールする場面を作れないまま無為な時間が過ぎていって、

こんな中途半端な中嶋さんを見るのは初めてだったなあ。

 

<5R>

華麗とは決して言えないバァトの粘っこいボクシングが更に幅を利かせ始めて、

ワクワクするような中嶋さんの動きは全く何処かへ行ってしまって、

このまんまズルズル負けてしまいそうな感じが強くなったもんで、

石井会長に挨拶して自分はここでお終いってことで、

この後の2試合は女子戦だったもんで帰宅したんだわ。

 

 

最終ラウンドまでいった結果は78-75、77-76、76-76ってことで、

バァトの2-1勝ちだってね。                                                           

 

 

ホールに着いた時に降ってた霧雨は止んでたんだけど、

瀬藤君といい、中嶋さんといい、自分の足取りを重くしてしまったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 上林巨人さん

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

昨日は午後から舛添に対して都議会委員会による質疑があったんだけど、

彼の続投を前提にしたかのような自民党の質問には全く呆れてしまって、

追及すると言うよりは説諭に近い全く時間の無駄以外の何物でもなかったんだわ。

 

それに比べると同じ与党連合の公明党の女性議員の追及は舌鋒鋭くて、

最後にははっきり辞任を要求してたね。

 

続く共産党と民進党もそれに倣ったような発言をしてて結局、

野党5会派が協調してる不信任案提出に対して議席の6割を占める自民、

公明がどう対処するかがポイントになってきたんだけど、

自民党がここでの対応を誤ると夏の参院選にも影響を及ぼすってことで、

安倍内閣周辺も神経を尖らせてるんだよね。

 

事ここに至った嘘つきの恥かき舛添、公益に支障をきたす可能性があるから、

不信任案の提出はリオ五輪終了まで待ってくれって懇願してたけど、

彼の続投こそが公益に反するってことに気が付いてないのが致命的だったなあ。

 

 

 

2016年6月10日 (金)

後楽園ホール・6月9日

 

Image

 

“山の光”

 

咲き分けの妙を一番楽しめる種類なんだけど、

どういう訳か今はあんまり流行ってなくて持ってる人が少ないんだよね。

 

一見ボヤーッと咲いてるだけに見えるんだけど、

5片の花びらの其々の先がほんの少しキュッて絞られてるのが好きなんだわ。

 

 

 

徳川家康が生まれたとき秀吉は7歳、信長が9歳で謙信が13歳、

それに信玄は22歳だったんだよね。

今日から多分5回目の “徳川家康” (山岡荘八)の読み始めなんだわ。

 

 

 

斉藤幸伸丸さんに挨拶して、三迫ジムの久保さんとちょっと話して、

丁度ホール入りした岩井大さんや永田大士さん、それに加藤さんや椎野さん、

福本さんと三迫ジム御一党にコンチワコンチワした後、

中屋ジムの廣隆チーフに最近飼い始めたヤギの話を聞かせて貰ったんだけど、

垂れ下がった長い耳と間隔の広い垂れ目が相まって、

これがまあ信じられないくらい可愛い顔をしてるんだわ。

ペットにヤギを飼えるほどの生活環境っていうのは羨ましいよなあ、

って思いながら始まり始まり……。

 

 

 

① 武藤準君(マナベ)×太田椋介(石神井S)……Mm 4R

2勝0敗の27歳・東京都と、デビュー戦のサウスポー、20歳・青森県。

 

武藤君には7月に浜松での試合が決まった宮崎辰也君が

ヘルプセコンドに付いてたね。

 

<1R>

武藤君は一見、そんな年齢にはとっても見えなくて、

何だかヤンチャな中学生って感じで、

頑張る姿はとっても印象的ではあったんだけど、

残念ながらパンチのシッカリ感では太田君に後れを取ってたなあ。

 

その太田君はデビュー戦の割にはとっても落ち着いてたし、

ポジショニングもしっかりしてたし、実にスムースな連打を打ってたんだわ。

 

<2R>

太田君の左ストレートと右フックがヒットヒットで、

武藤君は返しのタイミングが遅くなるところを狙い打ちされてる感じで、

そういう展開で固まってしまって打開が難しそうになってしまったんだわ。

 

<3R>

武藤君はヒッチが大きくなる癖が直らなくてとっても危険度が高いままで、

二人共、距離が潰れたところではまだまだ感が強かったんだけど、

それでも試合のほぼ全般を支配してたのはやっぱり太田君だったなあ。

 

 

明らかに勝負の行方が見えてきてしまったもんで一旦離席したんだけど、

発表されたスコアは39-37、39-38×2ってことで武藤君の3-0勝ちで、

今更ながら自分の見る目の無さを知らされてしまったんだけど、

遠目に見てた無関係のボクサー達も一応にエエーッと声を上げてたけどね。

 

 

 

② 富岡達也君(RBOOT)×大島滉平君(三迫)……Mm 4R

1勝1敗の18歳・埼玉県と、1勝2敗の21歳・福岡県。

 

この試合はこの日唯一の東日本新人王トーナメント予選だったんだわ。

 

大島君には麻生興一さんとか相馬圭吾さん、三浦仁君、長谷川守里君とか

色々沢山の応援ボクサー達から声が飛んでたなあ。

 

<1R>

二人共、そこそこカッチリしたボクシングをしてて、

開始50秒ほどまではほぼ対等のやり取りをしてたんだけど、

徐々に富岡君の方がタイミング感とかパンチの種類とかで圧倒し始めて、

対照的に大島君の攻撃の単調さが目立ってきたんだわ。

 

<2R>

残念ながら二人のボクシングの元々のクオリティーの違いが露呈してしまって、

大島君も気持ちを強く保って踏ん張り続けてはいたんだけど、

中間も接近戦もほぼ同じレベルでこなせる富岡君には歯が立ってなかったなあ。

 

 

ってことで一応の見切りを付けて一旦離席して離れた所で見てたんだけど結局、

40-36×3っていうのは妥当だったと言わざるを得なかったんだよね。

 

 

席を移った先に最近よく見かける堀川謙一さんによく似てるボクサーがいて、

それにしても彼は京都のジムの所属の筈だからなあって思ってたんだけど、

「間違ったらゴメンナサイなんだけど……。」 って声を掛けたら、

やっぱり本人で、ここんとこ暫く東京滞在なんだってさ。

 

 

試合後暫くしてニコニコして寄って来たのがパーフェクト負けした大島君で、

福岡にいた頃からこのブログを読んでくれてたってことで、

それから試合のミニ反省会みたいなことになって、

相手が如何に巧かったか、大島君には何が足りなかったかなんてね……。

 

 

勝ち上がった富岡君は次は10月4日の準決勝戦で、

相手は6月17日の試合の勝者とで多分墨田大祐君だと思うんだけど、

彼も優勝候補の一人だからこれはもういい打ち合いになるんじゃないかなあ。

 

 

 

③ 斉藤幸伸丸さん(輪島S)×何チャラ・ソムポン

                          ………71㎏ 8R

22勝(12KO)8敗(3KO)1分のランク2位、37歳・北海道と、

9勝(4KO)9敗の25歳・タイ。

 

幸伸丸さんが3試合目に登場なんてとっても珍しかったんだけど、

相手はとっても足の太いボクサーだったんだわ。

 

正直、余り真面目に見るつもりは最初っから無くて、

案の定、相手のタイボクサーはモッサリした大人しそうなパフォーマンスで、

自分には足が生えたサンドバッグ程度にしか見えなくて、

幸伸丸さん、こんなのに手間取ってたら問題だからねって暗黙の圧力をかけて、

3Rまでに決着付けなければ幸伸丸さんの負けだって勝手に決めたんだわ。

 

 

やっぱり流石の幸伸丸さんで結局、2R1分26秒、

手際よく畳み込んでのTKO勝ちだったね。

 

 

 

④ 松山和樹さん(山上)×永田大士さん(三迫)……SL 8R

13勝(7KO)6敗(2KO)のランク3位、30歳・青森県と、

6勝(3KO)0敗1分のランク11位のサウスポー、26歳・宮崎県。

 

この試合は小気味のいい鋭い出入りで永田さんが勝つって予想してたんだけど、

結果はさておき、随分予想とは違った展開になったんだわ。

 

<1R>

上背とリーチで優勢な松山さん、最近は以前のような鈍重さが無くなってきたし、

先仕掛けとカウンターをバランス良く組み込んで攻撃の幅が広がってきたから、

さあどうする永田さんってことだったんだけど、

序盤からいいプレスを掛けてた1分20秒、左ストレートをきっかけにして、

一気一気の攻め込みで松山さんを西ロープに追い込んでのヒットヒットで、

一段落後も積極的な先攻めを仕掛けてたんだわ。

 

<2R>

前の回、若干様子見からスタートした松山さんが徐々に前に出て来て、

自らの攻撃に夢中になり過ぎになってきた永田さんの隙間隙間を狙い出して、

変な間を与えるようになった永田さんにワンツーヒット。

 

永田さん得意の接近戦の打ち合いに際しても松山さん、

結構巧いこと肘を畳んで対等以上のパフォーマンスが出来てて、

目ぼしいヒッティングの無かった永田さんからポイントバック。

 

<3R>

リズムの良くなってきた松山さんに対して永田さん、

少し松山さんのペースに合わせ過ぎだったし、

相手に打たせておいてそこを合わせ打つっていうような技にも長けてなくて、

結局は一瞬の勢い頼りの単調な攻撃に終始してて、

思った以上の被弾でそこそこ顔面を赤くしていったんだわ。

 

松山さんの方ももう少し左ボディを打っていけば、

攻撃のバリエーションが広がると思ったけどね。

 

<4R>

開始57秒、バッティングで永田さんが左目上カット出血でドクターチェック。

 

再開後、いきなり二人が同時に飛ばしていったんだけど、

激しい打ち合いの中、より精度の高い攻撃が出来てたのは永田さんだったけど、

それでもやっぱり、永田さんにはカウンターショットが欲しいところだったけどね。

 

<5R>

序盤の1分までに永田さんが左ストレートを3発ばかりクリーンヒットさせて、

中盤は松山さんも盛り返したんだけど、終盤にかけての有効ヒットは永田さんで、

松山さんには行くような行かないような中途半端さが目立ってたんだわ。

 

<6R>

アレッて気が付いたらいつの間にか永田さんの疲労の色が濃くなって、

体の安定感が怪しくなってきたしパンチも流れ始めたんだわ。

 

永田さんがカウンターを狙ってこないもんで松山さん、

攻撃の際には思いっ切り打つことに集中できるみたいだなあ。

 

ってことでここまでの自分のスコアは丁度イーブンで、

永田さんの折々の右フックはオープン気味のことが多かったもんで、

自分の評価は低かったんだけど、有効だったって見方もあると思ったけどね。

 

<7R>

結構拮抗したスコアだと思ってたんだけど永田さん、

何だか休み休みになってきて、ここに来てプレスは明らかに松山さんだったし、

見栄えのいいコンビネーションで永田さんの消耗を深めていったんだわ。

 

何だかキャリア差が出てきてしまったような感じだったんだよね。

 

<8R>

二人共、最後の踏ん張りだったんだけど、ハァーハァーしてたのは永田さんで、

手は出してたんだけど力強く打てなくなってて、残り1分からは殆どヘロヘロで、

自分の中では倒さない限り永田さんの勝ちは無いって思ってたもんで

このまま松山さんの逃げ切りだなって思ってた残り僅か5秒、

そんなに大きく振りかぶって今更倒しに行かなくてもいいのに松山さん、

って思った瞬間、殆どイッセノセで振り出した永田さんの右フックが激直して、

それはこれまで延々見たかった永田さんのこの日唯一のカウンターヒットで、

松山さんには思いっ切り前掛かりだったところへの激しい被弾だったもんで、

北ロープに近いところで一発昏倒ダウンで担架搬出。

 

発表されたTKOタイムは2分58秒ってことで、正にブザービーターに近くて、

10年ほど前、クレイジー・キムさんが最終ラウンド2分59秒に一発貰って、

そのままテンカウントアウトされてしまった試合を思い出したんだわさ。

 

 

その瞬間、陣営の喜びに目を奪われることなく三迫ジムの久保マネジャー、

終始心配そうに松山さんを見やってたんだけど、

「大丈夫みたい、一人で歩いてたし……。」 って後で教えてくれたんだわ。

 

 

松山さんはその前後の記憶が全く無いってことだったんだけど、

彼に付いてたトレーナーが 「スコア的にも負けてたです。」 って言ってたから、

あそこで勝負の一発に懸けて行ったのはあながち松山君のミスではなくて、

それこそ瞬間勝負のアヤってことだったんだろうね。

 

 

大分後になってから永田さんとも話したんだけど、

彼は彼なりに自らの不十分さを理解してたんだよね。

 

 

 

⑤ 渡邊秀行君(郡山)×松尾雄太さん(国際)……F 8R

8勝(6KO)8敗(3KO)3分のサウスポー、31歳・福島県と、

10勝(5KO)2敗1分の26歳・青森県。

 

<1R>

相手が瞬間系の強打ボクサーだってことは知ってたみたいで渡邊君、

リーチを利して適切な距離を保ちつついいジャブ打ってたなあ。

 

松尾さんはちょっと上体の動きが硬くて踏み込みもガキゴキしてたんだけど、

中盤以降は大分こなれてきて顔面よりはまずは相手の足を止めるべくって感じで、

右ストレートボディを何発か届かせてたんだわ。

 

<2R>

このままどこまで渡邊君が自らのペースを守れるのかってところだったんだけど、

松尾さんは踏込のタイミングを工夫したり鋭さに緩急を付け始めて、

必ずしも全部がクリーンヒットではなかったんだけど自信に満ちた右ストレートで、

渡邊君が左右へ動き切れず真っ直ぐ下がるようになってしまった1分58秒、

グイッと踏み込んでからの右ストレートを綺麗に当て込んで、

まともに貰ってしまった渡邊君が北ロープ前で一発仰向けダウン。

 

倒れ方の余りの激しさにレフェリーのすぐにカウント途中のストップエンド。

松尾さんは流石の1位ってことで2分05秒のTKO勝ち。

 

 

試合後に渡邊君と話す機会があったもんで、

トレーナーさん達含めてちょっとミニ反省ってことで……。

 

 

 

⑥ 林崎智嘉志君(八王子中屋)×岩井大さん(三迫)

                         ………58㎏ 8R

7勝(3KO)5敗(2KO)1敗の28歳・青森県と、

17勝(6KO)4敗(1KO)1分のランク10位、27歳・千葉県。

 

<1R>

林崎君の返しの左フックも中々強力だったんだけど、

岩井さんは左ボディからのショートのコンビネーションが抜群だったし、

そもそも終始きちんとしたジャブを届かせてたんだわ。

 

<2R>

もう少し全体の腕引きを早くした方がいいとは思ったんだけど岩井さん、

右ショートアッパー、右フックって連続ヒットヒットで、

中間距離から接近戦の打ち合いの殆どを征してたなあ。

 

林崎さんも懸命に打ち返してたんだけど、

ついていくだけで精一杯って感じで余裕が無くなってるようだったんだわ。

 

<3R>

引かない同士だったもんでそれまでも軽いバッティングを繰り返してたんだけど、

開始20秒過ぎ、お互いの頭が激しくぶつかってしまって一旦一休み。

 

被害は林崎君の方に大きくてとっても痛そうにしてて、

もう少し休ませた方がいいのにって思ったんだけど比較的すぐの再開で、

自分には多少眩暈がしたままのリスタートのように見えたんだけど、

案の定、殆どダメージの無かった岩井さんの手際のいい攻め込みに林崎君、

殆ど何も出来ないまま右のショートストレート、左フックを連続被弾してしまって、

そのままズルズル倒れ込んでしまってレフェリーストップエンドだったんだわ。                                                   

 

ほぼ同時に陣営からタオルも投げ入れられて、

1分03秒、岩井さんの見事なTKO勝ちだったね。

 

 

 

⑦ 益田健太郎さん(新日本木村)×川口裕さん(グリーンツダ)

                ………日本 B タイトル戦 10R

24勝(13KO)7敗(3KO)のチャンピオン、33歳・鹿児島県と、

25勝(12KO)7敗(1KO)のランク1位、29歳・三重県。

 

<1R>

川口さんが実に真面目なカッチリしたボクシングから始めてたんだけど、

まずは様子見ってことかプレスを掛けながらも殆ど手を出さないままで、

益田さんの右ストレート二発が先行してたんだけど、

残り4秒でのまたもやの右で川口さんが揺らぐ場面も作ってたんだわ。

 

<2R>

追い立てる際の益田さんの迫力は流石で右クロスをクリーンヒット。

残り6秒からのダブルの右フックも中々印象的だったんだわ。

 

それにしても二人共、ちょっとボディブローが少ないんじゃないかなあ……。

 

<3R>

川口さんは全体にバランスのとれたいいボクシングをするんだけど、

特にこれといった武器が見えて来ないし、攻めそのものも単調で、

怖さとか迫力とかいったモノは伝わって来なかったんだよね。

 

益田さんはこの回も終盤残り10秒から飛ばして好印象。

 

序盤は敢えて捨てるってことか川口さん、

後半にかけて秘策があるのかとも思ったんだけど、

このままじゃタイトルゲットはとっても無理そうに見えたんだよね。

 

<4R>

開始40秒での右ストレートはここまでの川口さんの会心のショットだったんだけど、

そこから流れに乗った攻撃に繋げられないまま単発に終わってしまってたし、

見てたら左は殆ど怖くなくて、攻撃も顔面に限られてたんだよね。

 

益田さんも中盤過ぎ、左フックから逆ワンツーをヒットさせてたんだけど、

この回は最初の川口さんの右がポイントを取り返してて、

コーナーに戻る益田さんは左顔面を赤くしてたんだわ。

 

<5R>

相変わらず川口さんは自ら仕掛けていくってことが少なくて、

中盤には益田さんの右ストレートをまともに貰ってしまって左目上をカット出血。

 

大阪から沢山の応援団に来て貰って、これでいいのか川口さんって感じで、

彼からはタイトルを奪い取るっていう覇気が全く感じられず、

そろそろ嫌気が差してきてところでの中間スコア発表で、

自分は49-46だったんだけど、49-46、48-47、47-48ってことで、

益田さんの事が好きではないジャッジが混ざってたみたいで、

ここまで見て川口さんが勝ってるっていう採点自体が信じられなくて、

コミッションのごたつきが影響を及ぼしてるのかとさえ思ったし、

5ラウンドの内2つのラウンドで評価が真逆っていうのはさあって感じで、

そもそも試合もトロトロだったし、急に興が覚めてしまったもんでここでお終い。

 

 

結局、益田さんが余裕勝ちだったんだろなあって家で確認してみたら、

何となんとの接戦で96-94、96-95、95-96ってこで、

益田さんのギリギリ2-1勝ちだってね。

 

 

それにしても途中スコアで他の二人とかけ離れた採点をしたジャッジ、

後半の5つのラウンドも他の二人と真逆で調整したとした思えないんだよなあ。

もしそうではないとすると試合の見方の違いに首を傾げてしまうんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 岩井大さん

② 松尾雄太さん

③ 富岡達也君

 

 

 

2016年6月 8日 (水)

後楽園ホール・6月7日

 

Image_4

 

“晃山”

 

自分の家のサツキで一番サイズが小さいんだけど、

一つ一つの花びらはとってもシッカリしてるし、

全体にキリッとした印象の清楚な感じの品種なんだよね。

 

 

 

東京オリンピックを招致する為に悪党セネガル人に振り込んだ闇の金、

2億2,000万円の追及はその後どうなったんだっけ?

 

 

 

一昨日の舛添の記者会見。

 

政治資金として支出された項目を調査した弁護士達が同席の上で結局、

不適正な点は多々あったが違法性は無かったってことで、

本人は清々しい面をして職務を続けたいとか言ってたんだけど、

現在の政治資金規正法には使途について細々した規定がないから、

違法性がないっていうのは最初っから解り切ってたことで、

“不適正” と指摘されたこと自体が問題なんだわ。

 

彼は評論家時代は政治学者として政治資金の使途について色々追及してて、

それで評価を上げて最終的に今の位置をゲットした経緯があるから、

そういうカネの使い方が適切であるか否かの区別は充分出来てる筈で、

わざわざ第三者に判断を仰ぐまでもないんだわ。

 

そんな感覚しか持ってなくて違法性はないからって居座るような男、

そんな姑息で潔くない唾棄すべき男は一刻も早く猪瀬の如く去れってことで、

全く恥知らずっていうのは始末に困ってしまうんだわ。

 

都議会主流の自民公明が議会での解明追及に手を緩めるようなことがあれば、

次に控えてる参議院選にも大きく影響してくると思うんだけどね。

 

 

 

少し早めに家を出てホール近くのデニーズで待ち合わせて、

昨日に続いてワタナベジムの会長としてではなく、

日本プロボクシング協会会長としての渡辺会長と色々と1時間半ほどね……。

 

そしたらすぐ近くの席にこの日出場する鈴木鹿平君が、

内藤会長と奥様(?)とコーヒーなんか飲んでで、

「俺が負けるっていう予想ですよね。」 って鈴木君にからかわれてしまって、

「まあ、見てて下さい。」 ってことで……。

 

 

昨日は第1試合とセミファイナルが女子戦で韓国ボクサー戦が一つあったし、

他の試合の観戦リポートもスッカスカなんですわ。

 

 

試合開始前、白い大きなレンズを装着したカメラを下げた目パッチリの女子が、

コンチワって寄ってくれて、絶対会った記憶があるんだけど思い出せなくて、

ゴメンナサイって謝りながら名前を確かめたら、

花形ジム関係の岸本さんってことで……。

 

 

昨日は普段の赤青コーナーが逆位置になってて、

第一試合の女子戦の際に北板席にボヤッとして座ってたら、

E&Jカシアスジムの内藤会長がヤアヤアって感じで横に来てくれて、

前日計量の際に誰かの付き添いで来てたと思ってた女の子が

いきなり体重計に乗ったモンでビックリしてしまってさあ、

って青コーナーから登場の内藤チサさんのことを言ったもんで、

そこから最後まで一緒に見ることになったんだわ。

 

相手もデビュー戦で34歳だったんだけど、内藤さんは18歳の明大生ってことで、

随分年齢差のある対戦だったんだけど新田さんも負けないくらい可愛い子で、

そりゃ女子のデビュー戦だったから色々課題満載ではあったんだけど、

気持ちを強く保って打ち合う姿は見てた人達を十分魅せたんだわ。

 

拮抗した展開は最終回の若干の頑張りの差で内藤さんが2-0勝ちしたんだけど、

試合後の写真撮りの際の内藤さんは田ノ岡条さん顔負けの受け受けポーズで、

後で確かめたら、そんな事をするつもりは全く無くていきなり出てしまったって事で、

その天真爛漫さには人を惹き付けるような不思議なモノがあったんだわ。

 

彼女の応援に来てた同じジムの塚田祐介さんに彼女のサインを頼んだら、

とってもアーティスティックなセンスを感じさせるモノを書いてくれたんだよね。

ってことで自分のサインノートの唯一の女子ボクサーになったんだんだけど、

権会長もとっても嬉しそうにしてたっけなあ……。

 

 

 

② 齊藤辰弥君(川崎新田)×倉本和史君(T&T)……48.3㎏ 4R

1勝2敗(1KO)1分の27歳・神奈川県と、0勝2敗(1KO)の27歳・神奈川県。

 

<1R>

戦績的には今一同士ではあるんだけど、

二人共、結構いいボクシングをしてたんだわ。

 

齊藤君の方が中々いい左フックを打ってて、

倉本君は若干右に頼り過ぎるんじゃないかなあって見てたんだけど、

始まって44秒の西ロープ前、倉本君のその右が大きくヒットして齊藤君がダウン。

 

リスタート後の残り36秒、またもやの右ストレートを貰って齊藤君が揺らいでて、

そこそこ打ち返してはいたんだけど当て勘の悪さが目立って、

結局、横断幕のような “コンクリ拳” を披露する間が無かったんだわ。

 

<2R>

相手の打ち終わりを狙えてはいたんだけど齊藤君、

ジャブがちゃんと打ててないもんで倉本君の踏み込みを簡単に許してしまって、

徐々に顔面が腫れてきたし鼻血にも見舞われてしまったんだわ。

 

後半踏ん張り直して齊藤君、タイミングのいいショットを打ち込んでたんだけど、

絶対的な手数ではやっぱり倉本君が圧倒してたなあ。

 

<3R>

齊藤君は見た目以上に消耗が進んでたみたいで開始21秒、

倉本君の軽い左フックでそこそこ体を揺らがせてしまってて、

その様子を見た倉本君が直後に抜かりの無い追撃の左右を重ね打って、

この試合2度目のダウンゲット。

 

何とかリスタートした齊藤君だったんだけど最早足元を踏ん張り切れないまま、

体を密着させたショート戦で更に打たれ込んでしまって、

そのまま倉本君に寄り掛かったまま崩れ落ちダウンしてしまったんだわ。

 

消耗の進み方を判断したレフェリーが即のストップエンドで、

0分46秒、倉本君の初勝利TKO勝ちだったんだわ。

 

 

試合後大分経ってから直ぐ横に立ってた倉本君に、

「良かったね、いい試合したね。」 って声を掛けたら、

彼は自分のこと知ってくれてたみたいで、

「ハイッ、ハイッ!」 ってとっても嬉しそうにしてたなあ。

倉本君、もう少し上体を柔らかく使えるといいよね。                                                             

 

 

③ 及川唯君(川崎新田)×中村亜泰君(RK蒲田)……SFe 4R

2勝2敗のサウスポー、23歳・北海道と、

2勝(1KO)6敗1分のサウスポー、28歳・神奈川県。

 

この試合はこの日唯一の東日本新人王トーナメント予選。

 

<1R>

前の手の捌きと全体のシッカリ感で及川君が圧倒優勢で、

残念ながら中村君は弾ける感じに欠けてたし反応も今一で、

どういうボクシングを目指してるのかが伝わり難いままだったんだわ。

 

<2R>

及川君の方もポジショニングっていうのが解ってないような所があったんだけど、

それでも場面場面で劣勢に追い込まれるようなことも無く無難にこなしてて、

流れは完全に掴んだみたいだったんだよね。

 

中村君の方は相変わらずアピールする場面が訪れないままだったもんで、

一旦このラウンドで休憩タイムゲットってことで……。

 

 

結局、展開が動かないままの終了ゴングだったみたいで、

40-36、39-37、39-38のピリッとしない3-0で及川君の勝ち。

 

 

その及川君は次は7月29日、大浦直毅君と対戦なんだけど、

お互いに普通にちゃんとしてるボクサーだから、

刺激性は乏しいと思うけど意外と接戦になるんじゃないかなあ……。

 

 

 

廊下に出たら宮崎辰也君と久し振りにバッタリで、

西田光さんや古橋岳也さん、それに鈴木鹿平君達を見に来たんだってさ。

 

 

ジムから貰ったかそれとも買ったのか、

最近、得意げにマネジャーライセンスを首から下げ始めた老いぼれ酔っ払い、

ジム関係者でホール内で常に呑んだくれてるアル中ジジイは唯一彼だけで、

ライセンスを発行したジムの見識さえ疑ってしまうんだけど、

ソイツがこれまた前世紀の遺物で今ではもう誰も相手をしない業界関係者と

最前列のボックスシートに並んでふんぞり返ってる姿っていうのは正しく醜悪で、

ちゃんとしたジムとかちゃんとした業界関係者達は絶対そんなことしなくて、

そもそもチケットを持ってないからそれは当然のことで、

そいつらは自らの胸に “クズ” っていうゼッケンを付けてるのと同じなんだけど、

少しでも自分の邪魔をするようなことがあれば蹴り飛ばしてやるんだわ。

実際どやしたり蹴り飛ばしてやったことが1回づつあるんだけどね……。

 

 

 

④ 日野僚君(川崎新田)×何チャラ・ジェフン……Fe 6R

6勝(2KO)1敗1分のサウスポー、25歳・神奈川県と、

3勝2敗1分の29歳・韓国。

 

B級ボクサーのそれも強いB級ボクサーの試合を組むのはとっても難しくて、

だから止むを得ずの外国人相手だったと思うんだけど、

元々日野君はクールで半端じゃないサウスポーの狙撃手で、

唯一の敗戦は阿部麗也君に0-3負けしただけだし、

ってことで自分は全く見てなかったんだけど、

結局やっぱり、4R1分59秒のTKO勝ちだったってね。

 

 

 

⑤ 古橋岳也さん(川崎新田)×鈴木鹿平君(E&Jカシアス)

                               ………Fe 8R

17勝(7KO)7敗1分のランク10位、28歳・神奈川県と、

7勝(3KO)6敗(5KO)2分の26歳・宮城県。

 

この試合の最終回、実はとんでもない終わり方をしたんだわさ。

 

<1R>

4~5㎝ほどやっぱり鈴木君の方が上背があってリーチも優位で、

二人の試合スタイルの違いからしてまずは距離の取り合いだったんだけど、

古橋さんがプレスを掛けてきた中、鈴木君もいいジャブを打ってて、

序盤から中盤までをいい感じに進めてたんだけど、

終盤の左ボディを絡めての古橋さんの攻撃がとっても見栄えが良かったなあ。

 

<2R>

古橋さんの先制攻撃を覆して鈴木君、

幾つもの届きのいいジャブがとっても効果的だったんだけど、

その後古橋さんが左ボディ二発の後に左フックをクリーンヒット。

 

それにしても古橋さん、一瞬上体を左に傾けたところからの左フックがグッドで、

それをボディか顔面のどちらへ打ち込んでくるのかが見え難かったなあ。

 

鈴木君は徐々に自らの距離を失いつつあって、こうなると辛いんだよなあ。

 

<3R>

古橋さんが益々テキパキ感を強めていっての華麗な上下打ち分けで、

頭の位置に対する鈴木君の配慮不足が目立つようになってきて、

中間距離からの強打が欲しくもあったし、

返しの左フックが欲しいところでもあったんだよね。

 

同じヒット数だとしてもその有効度的にはあくまで古橋さんだったし、

完全にリズムに乗ってきたって感じだったんだわ。

 

<4R>

序盤の右のアッパーの相打ちは鈴木君の方が効果的だったんだけど、

直後からのショート戦で古橋さんが盛り返して回転力の差を見せ付けて、

シツコイ連続攻撃の中、見栄えの良さをアピールしてたんだわ。

 

半分を終わって全て古橋さんポイントってことで、

こりゃ勝負あったなあ、鈴木君は5~6R辺りで倒されそうだなあ……、

ってそんな感じがしたもんで一旦離席して青コーナーに移動して、

内藤会長と渡辺会長が並んで座ってた横が空いてたもんでね……。

 

あんまり長く持ちそうに見えなかった鈴木君だったんだけど、

そこから最終ラウンドまでの気持ちのこもった踏ん張り直しは圧巻で、

途中、右目上をバッティングカットして流血させながらの奮闘は感動的でもあって、

決着を付けきれない古橋さんにも疲労の色が濃くなる場面もあったんだわ。

 

リングサイドからは律樹さんを始めとして大久保大騎君とか

小浦翼君達の声援がそれこそ山ほど飛んでて特に律樹さんは

親父さんのアドバイス内容を聞き定めてそれを大声で復唱してたんだよね。

 

顔面を血だらけにさせながらも鈴木君、

7R後半になってもまだ相手の打ち終わりに合わせる正確さを保持してたし、

最終ラウンドに入ってさえも、そりゃKOでもしない限り、

ポイント的にはどうにもならないところまでいってはいたんだけど、

終了ゴングが鳴るまではって必死必死のパフォーマンスだったんだわ。

 

 

そして問題の8R残り10秒の拍子木が鳴った途端、

何故か突然レフェリーが二人の間に割って入ったんだわ。

 

自分は何事かってレフェリーの所作を注視してたんだけど、

どうやらそのレフェリーは10秒前の拍子木を終了ゴングと勘違いしたみたいで、

残り4秒、鈴木君が何気に北ロープから青コーナーへ戻ると同時に

全く唐突にレフェリーストップを宣言したんだわ。

 

瞬間間違いに気が付いたレフェリーが咄嗟に修正しきれず、

丁度攻撃中だった鈴木君に負傷ストップを言い渡すのは不自然ってことで、

更に思いっ切り咄嗟のTKOエンドにしてしまったとしか思えなかったんだよね。

 

勿論、止めた理由が解らないって事で陣営は大騒ぎだったんだけど、

観客もまるで置いてきぼりを喰らってしまったかのようだったんだわ。

 

内藤会長だから良かったけど、これがあのジムやこのジム、

はたまた例のジムだったらとんでもない事態に発展してた可能性も充分あって、

この日は二つのOPBF戦があったから海外から複数の試合役員も来てて、

彼らの前で大恥の大失態をやらかしてしまったかも知れなかったんだよね。

 

多分JBCは拍子木と終了ゴングを間違えたとは口が裂けても言わなくて、

ストップのタイミングをミスしたとか答えるんだと思うんだけど、

彼のレフェリーは以前オープンスコアシステムの途中経過発表の際、

自らが残り二人と余りにかけ離れたスコアを付けたもんで、

その後全部のラウンドで明らかに修正して帳尻合わせをした事があって、

元々自分の信頼感も薄いんだけど、この日も酷かったよなあ……。

 

 

最後まで踏みとどまって頑張り通しての圧倒0-3負けと、

途中TKO負けとは同じ敗戦でもボクサーにとっては雲泥の処遇で、

そういうことをレフェリーはキッチリ理解しておく必要がある訳で、

自分が確認してた場内時計では残り4秒でのことだったんだけど、

その4秒が待てなかったのかって事でもあったんだわ。

(割って入ってしまった以上、それは有り得ないかもね。)                                                             

 

試合後暫くして古橋君と話したんだけど、

君は何も恥じることはない堂々の勝利だったんだからねって伝えて、

鈴木君には今まで見たことないほどの頑張りだったって伝えたんだよね。

 

 

色々な人達に確かめてみたら、やっぱり拍子木と終了ゴングを間違えたって、

そういう風に受け取った人が多かったんだよね。

 

さあJBC、多分カシアスジムから抗議文が届くんだろうけど、

どういう裁定を下すのかってことで……。

 

 

この後女子戦が組まれてたもんでまやもや一旦休憩タイム。

 

 

 

⑦ 西田光さん(川崎新田)×ドゥワイト・リッチー

                  ………OPBF M タイトル戦 12R

15勝(7KO)7敗1分のチャンピオン、26歳・新潟県と、

13勝(1KO)0敗4NCのランク1位、24歳・オーストラリア。

 

D・リッチーはこの階級で全勝なんだけどKO勝ちは一個しかなくて、

何故か無効試合が4つもあるボクサーっていうのはさあ……、

って色々想像してたんだけど全く想像した通りのボクサーで、

若いくせに自分が打たれ弱いのを知ってか尋常じゃないディフェンスをしてて、

徹底したアウトボクシングをしながらひたすらポイントを拾っていくっていう、

倒しに行こうとする片鱗さえ見せない典型的なアマチュアスタイルで、

こういうのはヨーロッパでは受けるんだろうなあって見てたんだけど、

少なくとも自分受けするところが全く無かったんだよね。

 

西田さんにとっても他の全てのミドル級ボクサーにとっても多分、

今まで相手をしたことのないタイプの異種格闘技に近いモノがあって、

これはもう全く勝負にならないというか、

正直競技として成り立たないって感じがしたもんで自分は4Rで帰ったんだよね。

 

自分は120-108じゃないかって思ってたんだけど、

後で確認したら119-109、118-110×2ってことだってね。

メイウェザー好きには堪らない試合だったんだろうけどね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 古橋岳也さん

② 鈴木鹿平君

③ 倉本和史君

 

 

 

さあ午後からはサツキの剪定をしなくっちゃなあ……。

 

 

 

2016年6月 7日 (火)

後楽園ホール・6月6日

 

Image_2

 

“星の輝”

 

自分が持ってるサツキの中で唯一の単色系で、

実際はもう少し深い紫色で、正に “ディープ・パープル” なんだわ。

 

今年は今一花芽が上手く育たなくて例年の半分以下になってしまったんだけど、

いつものように他のモノに比べても一番長い間咲き続けるんだよね。

 

 

 

昨日のボクシングは6試合が組まれてたんだけど、

観戦した第二試合以外は女子戦が3試合の他、タイ、タイの2連発で、

青コーナーからの日本人はたった一人だったんだわ。

 

で、自ずと観戦記は1試合のみってことで、試合前に草加有澤ジムの会長と、

小山拓見さんと奥様、それに応援に来てた岩渕真也さん達とご挨拶して、

始まり、始まり……。

 

 

 

② 山田智也さん(協栄)×小山拓見君(草加有澤)……L 8R

13勝(4KO)7敗(3KO)のランク12位、31歳・千葉県と、

10勝(8KO)4敗1分の25歳・埼玉県。

 

この試合は小山君の攻撃力が圧倒するって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

緊張の第一ラウンド、序盤から体全体を柔らかく使えてたのは小山君で、

2㎝ほど上背のある山田さんはまずは慎重な様子見って感じだったなあ。

 

山田さんの左手の使い方に今一感があった中、

ジャブにしろフック系にしろ小山君が終始優勢優勢だったし、

残り40秒ほどからが勢いを増した連続攻め込みでキッチリ山場を作ってたね。

 

<2R>

山田さんは左目尻をヒットカットされながらも左フックと更には

若干打ち下ろし気味の右フックがいい感じで当たり始めて、

僅差ではあったんだけどポイントリカバリーで、

いよいよ山田さんもエンジンをかけていったんだわ。

 

<3R>

小山君が落ち終わりの甘さを突かれるようになって来たのとほぼ同時に、

妙に手数が落ちてきて相手に間を与えてしまってリズムを取られ始めて、

やっぱり山田さんの打ち下ろし気味の右フックを見極め難そうにしてたんだわ。

 

<4R>

小山君は徐々に自分が知ってる彼ではなくなっていって、

いつもの溌剌とした攻め込みの面影さえなくなってきて、

もっともっとムチャ攻めしないとランク取りは程遠くて、

正直、その大人しさは腹立たしくなるほどだったんだわ。

 

<5R>

やっぱり小山君は全然ダメで、それまで一緒に見てた人にもそれを伝えて、

こりゃ離席せざるを得なくなったってことで移動したら、

少し離れた所に岩渕さんがいたもんで一言二言言葉を交わしたんだわ。

 

それで少し気持ちが変わって一応最後まで見届けるかって翻意して、

西板席の端っこに座り直したんだよね。

 

<6R>

そしたら小山さんがいきなり泥臭い前詰めをし始めて、

密着戦でも粘り強く踏ん張ってた山田さんを徐々に凌ぎ始めて、

残り1分20秒辺りからは吹っ切れたような飛ばし飛ばしで圧倒し始めて、

最後は山田君に明らかな消耗を与えてて、

このラウンドは明確なポイントバックだったんだわ。

 

<7R>

そうだよ、そういうボクシングでしょ小山君って見てたんだけど、

前の回飛ばした小山君にスタミナ的な問題は無いのか、

山田さんは回復してるのかっていうのが観戦ポイントになってきて、

勝負の行方は小山君が挽回のダウンゲットが出来るかに懸かってきたんだわ。

 

その小山君は開始1分28秒、左ボディからの右フックを綺麗に当て込んで、

終始優位に進めてはいたんだけど決定的な局面までには追い込め切れず、

もう少しカウンターのタイミングを狙えればなあって感じだったんだよね。

 

<8R>

正直、山田さんは逃げ切りを目指すしかなくなってしまったんだけど、

それでも自分のスコアではやっぱり小山君にはまだダウンゲットが必要だった中、

中盤は山田さんの踏ん張り直しに見舞われはしたんだけど、

試合前半と終盤は大きく優勢ではあったんだけど、

またもや決定的な場面に詰め切れないままの終了ゴングだったなあ。

 

 

ってことで自分は76-76だったんだけど結局、

77-75、76-76×2ってことで山田さんの1-0ドローだったんだわ。                                                            

 

小山君、試合後半にあれだけ頑張れたんだから、

3R~5Rのうち一つでもちゃんとやれてたら2-0勝ちだったのになあ……。

 

 

試合後控室に戻る小山君が自分に最初に言った言葉が、

「目をやられてしまいました。」 で、

実は彼、3Rの序盤に相手の右で左目を傷めてしまって、

それからは最後まで物が二重に見えたままだったんだってさ。

 

3R~5Rの自分には腹立たしくさえ見えた彼の不可解なパフォーマンスは

実はそのケガに依るところのモノだった訳で、それを思いやれば、

最終的には引き分けに持ち込んだ6R~8Rの踏ん張り直しは

生まれてくる彼の子供にとっても実に賞賛に値するモノだったんだわ。

 

多分、眼底か眼窩底骨折だと思うんだけど、

完治させての復帰を強く待ってるからね。

 

だとしても、ケガを引き起こしてしまった原因は小山君の不手際にもあった訳で、

それまでも山田さんの右を簡単に貰い過ぎてたのも事実だったし、

攻撃に意識を割き過ぎる余りディフェンスが疎かになってて、

特に打ち終わりの腕引きが遅くなってたところとか、

頭の位置に対する配慮も甘くなってたのは改善要なんだよね。

 

 

 

小山君の試合の前後に昨日は今自分が関わってるボクサーの処遇について、

二人のキーマンと色々話し込んだんだけど、

取り敢えずの自分の考え方を理解いただいた上、

今後の方向性とか最終的な落としどころについての助言を貰ったんだわ。

 

この日の小山君の様に収入を圧迫しつつその上身体を切り刻みながら

必死に頑張ってるボクサー達を食い物にしてるジムも現実には存在する訳で、

犠牲になってる全てのボクサーを救済するってことは勿論不可能なんだけど、

ボクサーが単独でも問題解決が出来るような道筋だけは作って上げたいって、

今は結構真剣に取り組んでるんだよね。

で、あと1~2ヶ月ほどの間で一応の目途を付けたいって思ってるんだけどね。

 

 

 

2016年6月 5日 (日)

後楽園ホール・6月4日

 

Image_2

 

“絞り大王”。

 

正直に言うとサツキの銘柄にはそれほど執着がなくて、

これも手に入れた時は憶えていたんだけど忘れてしまって、

自分が勝手に付けた名前なんだわ。

 

“絞り大王” は自分の持ってる中では最大で樹高も1m以上あるんだけど、

直径12㎝ほどの花がゴソッと一斉に咲くとかなり壮観なんだわ。

 

白や朱色の無地花もあるんだけど多くは絞り模様が入ってるし、

花びら全体も緩やかな絞りが効いてるんだよね。

 

 

 

物質と反物質っていう物理のテーマが最近頭から離れなくて、

未だにその両者を繋ぐドアのようなモノの有りかが解ってないんだけど、

もしそれが見つかったとしてそのドアを開いた途端、

自らは無論、今自分が見えてる全ての存在が無に帰すっていうんだよね。

 

全ての物質を形作ってる素粒子には全て反素粒子があるってことで、

それは宇宙における暗黒物質の存在にも通じる訳であって、

科学とか物理を突き詰めると結局、何も無かったって事で収束するらしいんだわ。

要するに自分も君も全てはそれが解明されるまでの仮の姿ってことで……。

 

 

 

そう言えば昨日は昼前に帝拳ジムの田中トレーナーと道で行き合って、

ほんのちょっと末吉大さんの調子を聞かせて貰ったんだわ。

 

ホールに着いた時、ドームの野球終わりとバッティングして周辺大混雑。

 

大野兼資さんに頑張ってね挨拶して始まり始まり……。

 

 

 

① 千葉開君(横浜光)×何チャラ・ヤント……SF 4R

1勝(1KO)0敗の23歳・沖縄県と、

3勝(1KO)1敗1分の?歳・インドネシア。

 

 

根性不足のひ弱なボクサー達に逃げられたか、

千葉君は2戦目にして早くもカタカナボクサー相手ってことで、

あっちこっちに悪辣インチキ契約不履行ジムが蔓延してるせいで、

プロボクサーを目指す若者の絶対数が減ってる事も影響してると思うんだけど、

強いっていう情報がちょっとでも伝わったり、強いボクサーの弟だったり、

そこそこのアマ経験がある若手達の試合はとっても組み難くいんだけど、

そもそもC級やB級の試合が活気づかないと

ボクシングの未来は無いっていうのに面白くない方向へ加速中なんだわさ。

 

 

<1R>

相手のインドネシアンはリーチの長い恵まれた体形をしてるんだけど、

最初っから目が死んでてやる気が感じられないたわんだストレートを打つ男で、

こりゃ1Rで離席だなって思ってたら、開始1分49秒、

千葉君の左フックをバッスン一発喰らってしまって、それでお終い……。

 

 

この後の2試合は東日本新人王トーナメント予選。

自分はその2試合共、赤コーナーの勝ちを予想してたんだけどね……。

 

 

 

② 松本竜也君(角海老)×舟山大樹君(帝拳)……SB 4R

4勝(1KO)2敗(1KO)の21歳・福島県と、

3勝(2KO)2敗1分のサウスポー、22歳・静岡県。

 

自分のすぐ後ろには山中慎介さん、村田諒太さん、尾川堅一さん、

それにチャーリー太田さん達が一列になって控えてたね。

 

<1R>

舟山君は接近してからがパワフルで左ボディストレートもいいんだけど、

基本的に前の手の使い方が巧くなくて攻撃のきっかけが単調なんだよね。

 

それに比べると松本君の方がジャブも届いてるし左フックも当たってて、

終盤にかけては薄かったけど右ストレートも何発かヒットさせてたんだわ。

 

<2R>

舟山君としてはガチャガチャ戦に持ち込んで活路を開きたいところで、

ゴリゴリインファイト戦は何とか避けたい松本君とのせめぎ合いだったんだけど、

その松本君は中盤まではスムースに打って移動、打って移動が出来てて、

残り1分を切った辺りでは見栄えのいい右ストレートを当て込んで、

舟山君の右目上をヒットカットさせてたんだわ。

 

<3R>

舟山君が更に前詰めドライブを強めていったもんで松本君、

もう少しキッチリしたジャブが要るよなあって見てたんだけど、

1分03秒、少しもつれ合ったところで松本君の右ショートフックがヒットして、

ちょっと足が絡まったようにも見えたんだけど、とにかく舟山君がダウン。

 

殆どダメージを残さないままのリスタートだったんだけど舟山君、

中間距離からの攻め手に欠ける分、

若干ガードに課題を残す松本君を攻めきれないままだったなあ。

 

<4R>

こうなると舟山君には大きく挽回っていうか倒し切るボクシングが必要で、

まだまだシッカリした下半身を土台にしてキッチリ振ってはいたんだけど、

ヒッティングの精度が今一のままだったなあ。

 

松本君は相手のフィジカルの強さにかなり体力を消耗させられたか、

全体のバランスも悪くなってきたし腰高になってきたんだわ。

 

初めの2分間を手数で圧倒した舟山君がそのまま押し切った形だったんだけど、

劇的な場面は訪れないままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分のスコアは39-36だったんだけど結局、

39-36、39-37、38-37ってことで勿論松本君の3-0勝ち。

 

 

松本君は準決勝進出を決めたんだけどその相手は7月21日の試合の勝者で、

自分は多分宮地隆佳君だって思ってるんだけど、これはいい試合になるね。

 

 

 

③ 諏訪佑君(10count)×白石将晃君(帝拳)……Fe 4R

2勝(1KO)0敗のサウスポー、18歳・神奈川県と、

3勝(2KO)0敗1分の25歳・長崎県。

 

Fe級は今年の新人王戦の中で有望なボクサーの多い階級なんだけど、

この試合は自分が選んだ5人の優勝候補うちの2人の対決なんだわ。

 

<1R>

この日帝拳ジムは珍しくガキゴキインファイターを2人も揃えてきたんだけど、

やっぱり白石君も決して華麗とは言えない接近系ゴリゴリインファイターで、

まだまだ試合経験の少ない諏訪君がどう対処するかだったんだけど、

巧く足を使って比較的いいポジションが取れてたし、

いきなりの右ロングフックが印象的でもあったんだわ。

 

<2R>

ひたすら前詰め狙いの白石君に対して諏訪君、

簡単に打たせないような動きが出来てて、

白石君が的を絞り難そうにしてたなあ。

 

印象的なパンチが無かった中、まだまだ諏訪君の軽ヒットが目立ってたね。

 

<3R>

益々粗暴度を上げてきた白石君に対して諏訪君、

華麗さを封じ込められつつあって若干対応に苦慮するようになってきて、

突っ込みながらのワンツーオンリーではあったんだけど、

白石君の方が攻めてる感じを出してたんだよね。

 

<4R> 

クリンチとかホールド状態からが勝負って感じの白石君、

その凶暴度は帝拳ボクサーより伴流やドリームジム系で、

左目上をバッティングカットしながら懸命な奮闘ではあったんだけど、

自分には諏訪君の引っ掛け気味の右フックの方が有効度が高く見えたんだよね。                                                             

 

 

ってことで自分は39-37で諏訪君だったんだけど結局、

39-38、38-39、38-38ってことで1-1ドロー。

 

イーブンとしたジャッジが白石君に優勢点を振ったもんで白石君が勝ち上がりで、

次は7月29日に木村吉光君となんだけど、

白石君の超シンプルな戦い方がどこまで通じるかなんだけど、

自分としてはあくまで冷静で鋭いショットの持ち主の木村君に期待だね。

試合後暫くして諏訪君と話したんだけど、思ってたほど落ち込んでなくて、

だから色々感想を伝えたんだけど、この次この次なんだよね。

 

 

 

④ 望月直樹さん(横浜光)×太田輝君(五代)……F 8R

9勝(5KO)1敗のランク12位、22歳・神奈川県と、

6勝(2KO)4敗(2KO)の21歳・兵庫県。

 

望月さんにとってこれがランカーになっての初戦なんだけど、

太田君には初の8回戦が初ランカー挑戦ってことでもあって、

これはどう考えてもシンドイんじゃないかなあってことで……。

 

<1R>

太田君もチャカチャカ細かく動いて的を絞らせないようにしてたんだけど、

望月君の相手の動きを見極める才能は実に飛び抜けてるもんで、

全く何の支障もないって感じで初っ端から鋭いジャブを当て込んでて、

開始1分21秒のリングほぼ中央で右ショートをヒットさせてダウンゲット。

 

何とかリスタートした太田君ではあったんだけど、

最早勝負あったって感じで追い込まれたままの残り1分02秒、

今度は北ロープ前で更に強烈な右を貰ってしまって仰向け昏倒ダウン。

 

倒れ方からして続行は如何にも難しそうで、レフェリーがカウントしてようと、

陣営からタオルインすべきだなって自分は思ったんだけど、

太田君が踏ん張って立ち上がってのリスタート。

 

何とか終了ゴングは迎えたんだけど太田君、

この先は見るまでもないって思ったモンでここで自分は退席。

 

結局太田君、3R0分30秒にブッ倒されてしまって担架搬出だったんだわ。

 

 

 

⑤ 斉藤正樹さん(10count)×野口将志さん(船橋D)……L 8R

13勝(4KO)10敗(1KO)5分のランク8位、31歳・神奈川県と、

9勝(4KO)5敗(4KO)1分のランク6位、26歳・山口県。

 

二人は過去に2度対戦してて野口さんの1勝1分なんだよね。

 

野口さんにはふと見ると久し振りの遠藤一充さんがセコンドに付いてて、

やっぱり随分ふっくらしてたんだわ。

 

<1R>

野口さんはきちんとしたジャブから試合を組み立てるボクサーではなくて、

いきなりの左右フックとか右アッパーを振っていくタイプなんだけど、

独特のリズムとタイミングを持ってるもんで戦い易い感じはしなくて、

ある種のボクサーにとっては天敵に等しいほどの存在なんだよね。

 

この日の斉藤さんは弱目ではあったんだけど常にプレスを掛けてたし、

これまでとは違うところを見せようとはしてたんだけど、

やっぱり自分には強い時の斉藤さんとは違って見えたんだよね。

 

<2R>

野口さんが徐々にスピードを上げて手数を増すようになるにつれ斉藤さん、

更に辛そうな感じが漂ってきた開始0分46秒、

野口さんに右ストレートをハードヒットされて思わず腰を落としてたんだわ。

 

その後の斉藤さんは鈍重って感ずるほど動きが緩慢になっていって、

距離を潰されると手を余して有効な攻撃を封じられてしまってたし、

何となく蛇に睨まれたカエル状態になってしまったんだよね。

 

 

ってことでこれじゃあとても斉藤さんの勝ち目はないって思ったモンで、

ここで離席したんだけどやっぱり斉藤さんの大敗だった訳で、

79-72、78-73×2ってことで勿論野口さんの圧倒3-0勝ち。

 

 

 

大野兼資さん達の応援に来てた石本康隆さんとコンチワした後、

試合後に体が膨らんで別人になってた松永宏信さんと

この間の佐々木左之介戦の話をちょっとね……。

 

 

 

⑥ 須田拓弥さん(沼田)×大野兼資さん(帝拳)……LF 8R

12勝(3KO)11敗(2KO)2分のランク8位、36歳・埼玉県と、

10勝(5KO)1敗(1KO)のランク12位、サウスポー、28歳・愛知県。

 

<1R>

常にプレスをかけてたのは大野さんだったんだけど、

相変わらず須田さんは入り方が巧くて、主導権を取った訳ではなかったんだけど、

打ち合いのきっかけは殆ど須田さんが作ってたんだわ。

 

若干単発系の須田さんに対して回転力の美しさで大野さんかなあ……。

 

<2R>

須田さんは打ち込みざまに頭を下げることが多いせいか、開始12秒、

いきなり大きくバッティングしてしまって大野さんが右目上をカット出血。

 

体を寄せ合った所で頭を下げながらノールックの左右フックっていうのが

須田さんの大きな武器ではあるんだけどケガの危険度が高いんだよね。

 

<3R>

開始45秒、今度は須田さんが左目上をバッティングカット。

 

大野さんもバッティングを警戒するっていうか何だか接近戦に備え過ぎで、

もう少し気持ちを強く前に出して、

中間距離からの攻め込めばいいのにって思ったんだよね。

 

<4R>

2人共、少し消耗したか攻め手に窮したか休み休みになってきて、

大野さんも相変わらず先手を取り切れてないんだよなあ。

 

<5R>

1分20秒、相手の左右フックを掻い潜って大野さん、

左ストレートを久し振りに強ヒットさせて、

この回は最後までハードに動き続けてたんだわ。

 

須田さんの方は激しく動ける時間が徐々に短くなってきてたなあ。

 

<6R>

それまで打たれてた左ボディがここにきて効いてきたか須田さん、

動きが緩くなるにつれ顔面被弾も増えていってかなり腫れてきたなあ。

 

その須田さん、残り12秒から相手の左の外しざまを狙って飛ばしたんだけど、

ラウンドトータルとしては大野さんの優勢は動かし難かったなあ。

 

<7R>

二人共、そんなんで持ってるモノを全部出したのかって感じの低調さで、

それは特に須田さんに由来するところが大きかったんだけど、

大野さんも巻き込まれてしまっての中途半端さは目を覆うばかりで……。

 

<8R>

お互い、最後の飛し合いだったんだけど、やっぱり勢い的には今一で、

このままズルズルの終了ゴングかなあって思ってた1分30秒、

大野さんの左からの右フックが激しく直撃したところで、ダウンの無いまま、

いきなりレフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

須田さんの消耗が半端じゃないのを見計らっての判断だったみたいね。

 

 

 

⑦ 江藤伸悟さん(白井具志堅)×末吉大さん(帝拳)

                          ………132P 8R

17勝(9KO)4敗(1KO)1分のランク9位、26歳・沖縄県と、

11勝(7KO)1敗のランク14位、25歳・東京都。

 

末吉さんはランカーになるまで対戦相手に困ってたような事が多かったんだけど、

一旦ランク入りさえすれば丁度尾川堅一さんのように、

トントントンって上り詰めるんじゃないかって思ってて、

自分にとってはこの試合がこの日のメインイベントだったんだけどね……。

 

身長とかリーチとかほぼ同じだったね。

 

<1R>

相手が上体をチャカチャカ動かしてくる中、末吉さんは冷静な対応が出来てて、

ディフェンス面からするとホントはもっと顎を引いた方がいいと思ったけど、

それでもジャブにしろフックでも左手の使い方で優位に立ったんだわ。

 

江藤さんの方は中間距離から一気に突っ込んでのワンツー狙いだったんだけど、

如何にもいきなりの前振り無しだったもんで成果は上げられてなかったなあ。

 

<2R>

相変わらず江藤さんはシンプルな突貫小僧のままだったから末吉さん、

もっともっと自分から攻め込んでもいいのにって感じで……。

 

それにしても末吉さん、上体が立ち過ぎのまま体を柔らかく使えてなくて、

何だかガツゴツした印象が抜け切れないんだけどなあ……。

 

<3R>

クリーンヒットはないものの攻めてる感じは江藤さんが圧倒してて、

末吉さんからはどういうボクシングがしたいのかが伝わって来なくて、

試合をしてるって感じがしないままだったんだけど、

楽に或いは綺麗にやろうとし過ぎてるのか、

それとも体調が今一なのかなあ……。

 

<4R>

やっぱりこの日の末吉さんは自分の頭の中にある彼とはまるで違ってて、

怖さが全く伝わって来なくて遠くからジャブをチョン当てしてお終いの繰り返しで、

手抜きのカウンター狙いとしか思えなかったんだよね。

 

一方の江藤さんのその後も何の進展も見せないままのトロトロさで、

お互いに、まるで20回戦でもしてるかのような、

大きなマイナス・スパイラルにでも埋没してしまったかのようだったもんで、

自分はこのラウンドで怒りの退席だったんだわ。

 

 

試合後に末吉さんが自分の前で足を止めてくれたもんで、

ちょっと言い過ぎたかも知れないんだけど、感想を伝えたんだけど、

スターになれるかも知れないチャンスをわざわざやり過ごすことはなくて、

気持を強く保って相手を倒しに行くのがボクシングなんだし、

基本的にはアウトボクシングを極めたがってるのかも知れないんだけど、

必要とあれば敢えてインファイトを仕掛けることも大事だと思うんだけどなあ。

 

 

結局78-74、78-75、77-75ってことで末吉君の3-0勝ちだったんだけど、

リスクを張った打ち合いを最後までしなかったせいか、

二人共、とっても綺麗な顔をしてたなあ……。

 

 

 

⑧ 金子大樹さん(横浜光)×高畑里望さん(ドリーム)

                           ………SFe 10R

22勝(15KO)5敗(1KO)3分のランク5位、27歳・愛知県と、

12勝(4KO)6敗(2KO)1分のランク6位、36歳・茨城県。

 

この試合は金子さんの勝ち方が問われる試合だと思ってて、

流石の高畑さんもこの相手にはシンドイだろうなあって思ってたんだよね。

 

 

結局は98-91×3の圧倒3-0で金子さんではあったんだけど、

2Rにボディブローをきっかけにしての左右フックで高畑さんからダウンゲットして、

次の3Rか4RでKO勝ちだろうなって思ったところを決着出来なくて、

そのまま延々、結局は最終ラウンドまでいってしまったんだわ。

 

その間、観客の心を掴んだのはやられてしまいそうになる度に

コノヤロ、コノヤロって歯を食いしばって踏ん張り直す高畑さんの姿で、

自分は少し遠目から古澤さんと立って見てたんだけど、

二人で、凄いね頑張るねを連発だったんだよね。

 

 

金子さんが日本チャンピオンだった頃はホントに物凄かったし、

あの内山高志さんからダウンを奪った左、右は実に圧巻だったんだけど、

この日の金子さんはあれが彼のピークだったかと思わせてしまって、

10回戦のメインイベンターとして最後は倒し切るって思わなかったのか、

今日のところはこんなもんでいいか、次頑張ろうって思ったのか……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 望月直樹さん

② 大野兼資さん

③ 松本竜也君

 

 

 

明日もボクシングがあって女子の世界戦も組まれてるんだけど、

自分にとってはその他これほどスッカスカのメニューも実に稀なんだけど、

それでも6試合のうち第2試合だけは見逃せないもんで出動なんだわ。

 

 

 

2016年6月 4日 (土)

6月ボクシング

 

Image

 

今年のサツキはほぼ咲き終わって、来週辺りから来年の為の剪定で、

また結構手の掛かる1年が始まるんだわ。

 

写真は “山の光” の咲き始めで、様々な色合いの花を咲かせることに成功して、

真っ白から右上の色分け系まで色々あって見てて飽きないんだよね。                                                             

この先暫くサツキ、サツキって続くから覚悟が要るんだわ。

 

 

 

函館の近くの山道でシツケの為だってほんの5分置き去りにされた子供のこと。

 

すぐに戻ったけど姿が見えなくてその後沢山の人達で探しても痕跡さえなくて、

マスコミのインタビューに答えてる父親の様子を見て、

もしかしたら既に別の所で殺されて遺棄されてんじゃないのかって、

正直そういう思いも持ってたんだけど、

昨日6日振りに保護されたってね。

 

現場から6㎞ほど離れた自衛隊の施設の中で発見されたんだけど、

父親の車を追うことなく敢えて山道に分け入っていった時の彼の気持ちは

如何ばかりだったかと思いやってしまうんだけど、

それにしても食べ物も電気も無い中での6日間、大した男の子だなあ……。

 

 

 

≪6月のボクシングスケジュール≫

自分にとって6月は9ボクシングあって、

そこそこ胸湧き血が躍るって感じなんだよね。

*左側が勝者予想、敬称略。

 

 

・6月 4日……(後楽園)

金子大樹×高畑里望、末吉大×江藤伸悟、大野兼資×須田拓弥、

斉藤正樹×野口将志、望月直樹×太田輝、諏訪佑×白石将晃、

松本竜也×舟山大樹。

 

 

・6月 6日……(後楽園)

小山拓見×山田智也。

 

 

・6月 7日……(後楽園)

西田光×ドゥワイト・リッチー、古橋岳也×鈴木鹿平。

 

 

・6月 9日……(後楽園)

益田健太郎×川口裕、岩井大×林崎智嘉志、松尾雄大×渡邊秀行、

永田大士×松山和樹、富岡達也×大島滉平、武藤準×太田椋介。

 

 

・6月13日……(後楽園)

中嶋孝文×ジョナタン・バァト、上林巨人×瀬藤幹人。

 

 

・6月17日……(後楽園) 東日本新人王トーナメント

小石直輝×高田朋城、坂田尚樹×廣濱慎太郎、中川公弘×佐々木和、

安藤和隆×内川大輔、上野太一×新島聖人、神谷治昭×芳賀慧彦、

佐藤剛×渡久地辰優、黒田大祐×諸岡直樹。

 

 

・6月20日……(後楽園)

加藤善孝×ブランドン・オギルビエ、阪下優友×藤北誠也、今野裕介×中山聰歯、

武田航×古谷裕樹、宮坂航×芦澤天明、小池信伍×藤山健二。

 

 

・6月28日……(後楽園)

あぐ~マサル×加藤収二、神津徳臣×ビバリー・塚田、細谷大希×矢島大樹、

大間和友×金澤圭介。

 

 

・6月30日……(後楽園)

岡本ヤオヤ×藤岡飛雄馬、佐藤緋月×若原義敬。

 

 

 

≪6月ボクシングベスト30≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 中嶋孝文×ジョナタン・バァト  

② 末吉大×江藤伸悟 

③ 永田大士×松山和樹 

④ 益田健太郎×川口裕 

⑤ 諏訪佑×舟山大樹 

⑥ 上野太一×新島聖人 

⑦ 斉藤正樹×野口将志 

⑨ 上林巨人×瀬藤幹人 

⑩ 小山拓見×山田智也 

⑪ 阪下優友×藤北誠也 

⑫ 大野兼資×須田拓弥 

⑬ 今野裕介×中山聰歯 

⑭ 神津徳臣×ビバリー・塚田 

⑮ 松尾雄大×渡邉秀行 

⑯ 古橋岳也×鈴木鹿平 

⑰ 富岡達也×大島滉平 

⑱ 望月直樹×太田輝 

⑲ 小池信伍×藤山健二 

⑳ 宮坂航×芦澤天明

 

(21) 武田航×古谷裕樹 

(22) 松本竜也×舟山大樹 

(23) 細谷大希×矢島大樹 

(24) 武藤準×太田椋介 

(25) 大間和友×金澤圭介 

(26) 佐宗緋月×若原義敬 

(27) 西田光×ドゥワイト・リッチー 

(28) 金子大樹×高畑里望 

(29) 加藤善孝×ブランドン・オギルビエ 

(30) 岡本ナオヤ×藤岡飛雄馬

 

 

 

6月ボクシングはいきなり今日から始まるんだけど、

予想はあくまで予想で、とにかくみんな面白い試合も見せてよねってことで……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

今日は2レースに参加するんだけど、

東京12Rは7番、9番、阪神12Rは3番、16番が自分の軸馬なんだわ。

 

 

 

2016年6月 3日 (金)

5月度ランキング

 

Image_6

 

WINS。

 

後楽園ホールの横にあるウィンズは夕方5時過ぎでも賑わってて、

そろそろナイター競馬の季節なんだわ。

 

自分は地方の公営競馬には参加しないんだけど、

関東の4競馬場(大井、浦和、船橋、大宮)では代わり番こに開催してるもんで、

月曜~金曜日まで延々毎日が競馬なんだよね。

 

ごく稀に若者のグループも混じってるんだけど殆どがオッサンや爺さん達で、

くすんだ色合いの服装の連中がうごめいてるんだよね。

仕事終わりや途中サボりのスーツ姿も若干コソコソ気味の参戦で、

そうなると1年365日、競馬競馬競馬になってしまうんだよね。

 

 

 

5月度のランキングは4月21日~5月29日までの試合を対象に

5月31日に発表されたんだよね。

 

 

≪5月度ランキング≫

 

【世界チャンピオン】

田口良一さん(3)、八重樫東さん(1)、井岡一翔さん(2)、河野公平さん(3)、

カルロス・クァドラス(6)、井上尚弥さん(2)、山中慎介さん(10)、

ホルヘ・リナレス(2)の計8名。

 

田口さんは4月27日にファン・ランダ・エダに11RKO勝ちして3度目の防衛。

八重樫さんは5月8日のタイトル戦に2-1勝ちして初防衛。

河野さんも4月27日の防衛戦に3-0勝利して3度目の防衛。

クァドラスは4月23日の防衛戦で3RKO勝ちして6度目の防衛。

井上さんは5月8日のタイトル戦に3-0勝ちして2度目の防衛。

 

内山高志さんは4月27日のジャスウェル・コラレスとの12度目の防衛戦で、

2RKO負けしてしまって王座陥落してしまったんだわ。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

井上拓真さん(2)、山本隆寛さん(1)、久保隼さん(1)、竹中良さん(1)、

伊藤雅雪さん(1)、中谷正義さん(5)、高山樹延さん(獲得)、

細川貴之さん(獲得)、西田光さん(獲得)、松本晋太郎さん(獲得)の計10名。

 

井上さんは5月8日、インドネシアの挑戦者に2RKO勝ちして2度目の防衛。

久保さんは5月16日のタイトル戦に3-0勝ちして初防衛。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……福原辰弥さん(1)

5月16日にタイボクサーに3RKO勝ちした山中竜也さんは1位のまま。

LF級の6位だった小野心さんが転入して5位にランキング。

ってことで空きが1名分減って7名分。

 

 

【ライトフライ級】……拳四朗さん(1)

4月22日にインドネシアボクサーに5RKO勝ちした久田哲也さんは1位のまま。

タイトル戦が決まった大内淳雅さんが7位から5位に自然アップ。

板垣幸司さんは4月24日にWBC8位に4RKO負けして4位から6位にダウン。

5月12日にノーランカーに5RKO勝ちした木村翔さんが

大野兼資さんと順位を入れ替わって11位にアップ。

6位だった小野心さんがMmへ転出したもんで殆どが自然アップ。

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(2)

試合から遠ざかってる林徹磨さんが5位から7位にダウン。

7位だった大平真史さんが松山真虎さんに1-2負けして13位にダウンして、

松山さんが9位に新規ランクイン。

8位だったユキヤ・ハヤブサさんが試合枯れの為かいきなりのランクアウト。

ってことで長嶺克則さんが幸運なナチュラルアップで9位から6位に。

4月26日、中川健太さんに4RKO負けした濱田修士さんは1個下がっての11位。

5月8日に14位だった長田瞬志さんに3-0勝ちした森崎正人さんが

15位にランクインして長田さんがランク落ち。

2名落ちて2名入って空きも無くピッタリなんだわ。

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(5)

4月26日に濱田修士さんに4RKO勝ちした中川健太さんが

翁長吾央さんと入れ替わって1位にアップ。

4月22日に南アフリカで7RKO勝ちした戸部洋平さんが7位から5位にアップ。

鈴木悠介さんは5月4日、マニラで1-2負けして一個ダウンしての7位。

5月19日、赤穂亮さんに0-3負けした白石豊土さんと入れ替わって

田之岡条さんが8位にアップ。

5月12日、ノーランカーに3-0勝ちした阿知和賢さんが

大塚隆太さんと10位と11位を入れ替わってるね。

梶颯さんは5月7日にノーランカーに5RKOしたんだけど15位のままなんだけど、

少なくとも14位の橋詰将義さんとは入れ替わっていいって思うけどなあ。

 

 

【バンタム級】……益田健太郎さん(獲得)

5月19日に白石豊土さんに3-0勝ちした赤穂亮さんが

大森将平さんと入れ替わって2位にアップ。

異動はそれだけ。

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(1)

5月4日にフィリピンで2-0勝ちした中川勇太さんは3位のまま。

5月12日、芹江匡晋さんに2-1勝ちした相馬圭吾さんが12位にランクインして、

敗れた芹江さんは12位からのランクアウト。

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(6)

4月24日にノーランカーに7RKO勝ちした林翔太さんは1位のまま。

5月16日、タイで2RKO勝ちした渡邉卓也さんも5位のまま。

4月22日にロンドンでシンビウエ・ベチュカに判定負けした溜田剛士さんは

一個下がって12位。

5月7日、ノーランカーに1RKO勝ちした萱沼徹平さんは15位のまま。

 

 

【スーパーフェザー級】…… 尾川堅一さん(1)

5月12日にタイボクサーに3-0勝ちした内藤律樹さんは3位のまま。

4月28日、山元浩嗣さんに2-1勝ちした東上剛司さんが7位のまま

っていうのはちょっとおかしくて少なくとも高畑里望さんと入れ替わりだと思うね。

東上さんに敗れた山元さんが粕谷雄一郎さんと入れ替わって

12位にダウンしたのとバランスが取れてない感じがするんだよね。

4月24日、頴川裕君に2RKO勝ちした中川祐輔さんは8位のまま。

 

 

【ライト級】……荒川仁人さん(獲得)

全く驚くべきことにこの階級のランカー達は5月に全然試合をしてないんだよね。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(4)

4月28日に高見良祐君に7RKO勝ちした青木クリスチャーノさんが

麻生興一さんと入れ替わって4位にアップ。

丸岡裕太さんが岡崎祐也さんと7位と8位を入れ替わってるね。

5月8日、ノーランカーにKO勝ちした吉田龍生さんは10位のまま。

4月24日、池田竜司さんに3-0勝ちした岡本和泰さんが12位にランクインして、

敗れた池田さんが11位から14位にダウン。

5月28日に山口祥吾さんに2-0勝ちした前田紘希さんが13位にランクインして、

敗れた山口さんは13位からのランク落ち。

5月22日、ノーランカーに3-0勝ちした藤田光良さんは15位のまま。

前月までの空き1名分が埋まったね。

 

 

【ウェルター級】……有川稔男さん(獲得)

4月28日のタイトル戦に7RKO勝ちした有川さんが王座ゲット。

敗れた新藤さんはSW級へ転出しての8位って大幅ダウン。

5月12日にタイボクサーに2RKO勝ちした尹文鉉さんは自然アップの2位。

5月7日、タイボクサーに1RKO勝ちした永野祐樹さんは

最下位の10位から2個上がっての8位。

代わった最下位は8位からダウンした渡部あきのりさん。

新藤さんの転出もあって空きが1名増えて6名分。

 

 

【スパーウェルター級】……野中悠樹さん(4)

丸木凌太さんは5月8日、コリアンボクサーに3-0勝ちして1位のまま。

OPBF5位に0-3負けした切間庸裕さんと入れ替わって

斉藤幸伸丸さんが2位にアップ。

4月22日にエロフェロス・ベガに3-0勝ちした井上岳志さんが

6位から5位に一個アップしてるんだけど4位が妥当じゃないのかなあ。

敗れたベガは最下位11位のまま。

8位だった下川原雄大さんが引退ランクアウトしたところに

前述したように新藤寛之さんが転入して8位にランキング。

5月19日に佐々木左之介君に5RKOかちした松永宏信さんが

7位から6位にアップ。

試合から遠ざかってるチャーリー太田さんが5位から7位にダウン。

大石豊さんが10位にランクインしてるんだけど、

彼の最新の試合は4月17日だった筈だけど今頃何なのかなあ……。

空き1名減って4名分。

 

 

【ミドル級】……西川光さん(獲得)

この階級のボクサーも5月は誰も試合をしてなくて変動がないんだけど、

3位だった柴田明雄さんがランクアウトしてて

保留選手リストにも載ってないからいよいよ引退してしまったのかなあ……。

ってことで空きが更に増えて9名分もあるんだわ。

 

 

今月は特にランクキープの為の比較的安易なマッチメイクが多くて、

カタカナ系乃至国内ノーランカー相手の緊張感の乏しい試合が多かったなあ。                                                             

 

 

【保留選手】

高山勝成さん、原隆二さん、大平剛さん、加納陸さん、宮崎亮さん、田中恒成さん、

帝里木下さん、五十嵐俊幸さん、江藤光喜さん、松本亮さん、岩佐亮祐さん、

和氣慎吾さん、小國以載さん、大竹秀典さん、長谷川穂積さん、天笠尚さん、

内山高志さん、三浦隆司さん、加藤善孝さん、小原佳太さん、亀海喜寛さん、

村田諒太さんの計22名。

 

加納さんが5月8日に勝った試合はOPBFのタイトル決定戦じゃなかったの?

田中恒成さんは5月28日にIBF9位に6RKO勝ち。

五十嵐さんは5月7日にフィリピンボクサーに3-0勝ち。

江藤さんは5月12日にフィリピンボクサーに3-0勝ち。

松本さんは5月8日、メキシカンに5RKO負け。

三浦さんは5月7日にフィリピンボクサーに1RKO勝ち。

村田さんは5月14日香港で4RKO勝ち。

内山さんが新規リスト入り。

 

 

毎度の事なんだけど、自分はこの保留選手リストっていうのが全く理解出来なくて、

そもそも処分保留って感じがしてとってもイメージが良くないし、

掲載根拠も今一不鮮明で15位以内の世界ランクを持ってないボクサーも

含まれてるし、例え経過措置だとしても全く意味が解らなくて、

業界の人達がこれでいいって言ってるならとやかく言う事でもないんだけど、

以前のように別掲の世界ランカーリストにした方が

ファンにとっても余程も解り易いと思うんだけどなあ……。

 

 

 

2016年6月 2日 (木)

5月度ベスト20ボクシング

 

Image

 

カリブラコア。

 

とっても長い間(半年ほど)咲き続けて大きく育つ花で、

遺伝子組み換えに関する基礎研究等に使われることも多くて、

この種の花には意外な会社が関わってて、確かサントリーも生産してるんだよね。

各社が作り上げた花に大きな違いはないんだけど、

其々独特の名前を付けて勝手に栽培して販売するのを禁止してるんだわ。

沢山の色があるんだけど、自分はこの紫と黄色がとっても好きなんだわ。

 

 

 

≪5月度ベスト20ボクシング≫

*左側が勝者、( )内は事前期待度順位、敬称略。

 

① 三浦隆司×ジュネル・ガダパン (ー)……1RKO

② 内藤律樹×チャイヤン・シットサイトーン (9)……3-0

③ 松永宏信×佐々木左之介 (4)……5RKO

④ 三浦仁×大久保康司 (13)……3-0

⑤ 木村吉光×松澤拳 (29)……4RKO

⑥ 小林孝彦×佐藤賢治 (ー)……2RKO

⑦ 石田凌太×鈴木貴彦 (16)……2RKO

⑧ 阿知波賢×藤本直人 (7)……3-0

⑨ 玉木善文×横山渉 (15)……1RKO

⑩ 萱沼徹平×本吉豊 (12)……1RKO

⑪ 若松大輝×熊切誠志郎 (20)……3RKO

⑫ 大橋波月×中島珠旗 (ー)……3RKO

⑬ 児玉堅×中村誠康 (23)……2-0

⑭ 濱田力×矢代明博 (18)……2RKO

⑮ 白鳥大珠×橘ジョージ (17)……3-0

⑯ 梶颯×梁裕 (10)……5RKO

⑰ 木村翔×内野々大叶 (8)……5RKO

⑱ 栗田裕之×須賀原直雄 (25)……1RKO

⑲ 南優作×石谷隆志 (ー)……2RKO

⑳ 坂本将哉×永嶋翔平 (27)……3RKO

 

 

事前期待度順位が10位以内で選モレした試合は……。

井上尚弥×ダビド・カルモナ(1)、八重樫東×マルティン・テクアぺトラ(2)、

赤穂亮×白石豊土(3)、井上拓真×アフリザル・タンボレシ(5)、

清田亨×中川兼玄(6)。 

 

 

何故ランキングに入らなかったのかとか、順位的に納得がいかないとか、

ボクサーによってはその理由を尋ねてくることもあるんだけど、

自分はそう言われるのを若干楽しみながら色々話した後に、

「あくまで素人のオッサンの独断なんだからさあ。」 って答えるんだよね。

 

 

明日は5月度のランキング、明後日は6月のボクシングスケジュール、

日曜日には6月4日の後楽園ボクシングの観戦記って何と5連投なんだわ。

 

2016年6月 1日 (水)

後楽園ホール・5月31日

 

Image_2

 

ザ・ビーチボーイズ。

 

1960年代のサーフ・サウンドの旗手。

左からアル・ジャーディン、カール・ウィルソン、ブライアン・ウィルソン、

デニス・ウィルソン、マイク・ラブ……。

カールとブライアン、デニスは兄弟で次男、長男、三男の順で、

残る二人も確か姻戚関係なんだよね。

 

薄毛のマイク・ラブがメインボーカルなんだけど、

残り3人とのハーモニーがもう抜群で今でもよく聞くんだわ。

 

ギターとベースは全てフェンダー社製なんだけど、ヴェンチャーズ、

スプートニクスと共に常にフェンダーによる独自のサウンドを創り出してて、

“サーフィンUSA” “アイ・ゲット・アラウンド” “ファン・ファン・ファン” が、

自分的なベスト3かなあ……。

 

 

 

先週、オバマ大統領が来日した際、核兵器廃絶に関する小演説があったけど、

それに関して元防衛大学長がコメントしてたんだけど、

その人の名前が今まで聞いたことないほと珍しくて、

五百籏頭真(いおきべ・まこと)っていうんだわ。

 

 

 

ホールに入って三迫ジムの久保さんとよもやま話。

 

その後瀬端さんとか鳥海会長、本多会長達にご挨拶して、

三迫ジムの加藤さんと福本さんとある案件で話を聞かせて貰って、

久し振りの試合の濱田力君とちょこっと話して始まり始まり……。

昨日はその濱田君の久し振りの復帰戦の行方が気になってたし、

白鳥大珠君、金子智之君、中村誠康君、三浦仁君、櫻井孝樹君達が

ちゃんとしたパフォーマンスが出来るのかとか色々とね……。

 

 

 

① 江黒央君(K&W)×西中聡志(中野サイトウ)……W 4R

デビュー戦の27歳・群馬県と、デビュー戦の28歳・兵庫県。

江黒君の名前は “ひさし” って読むんだね。

 

<1R>

お互いに力感に溢れてたんだけど、前詰めと手数でまずは西中君が先行。

 

その後1分20秒辺りから江黒君が一気に盛り返しての形勢逆転で、

徐々に西中君の戦う気持ちと手数が削がれてしまったみたいだったんだわ。

 

それにしても二人共、粗っぽさに関しては甲乙付け難くて、

どっちか右フックを当てたモン勝ちって感じだったなあ。

 

<2R>

お互いにスタミナに課題が有るのが露呈してしまって、

4ラウンドを動き切れそうになくてガードは緩くなるし、とにかく雑々のまま、

1分過ぎたら休み休みのグズグズになってしまったんだけど、

あと15秒ほどで終了ゴングが鳴るってところで江黒君、

西中君を青コーナーに追い詰めながらの右フックが綺麗な直撃でダウンゲット。

 

これで勝負あったなってことで席を外したんだけど、

結局試合は最後まで進んで、39-36、39-37、38-37ってことで、

勿論、江黒君の大差3-0勝ちだったね。

 

 

三迫ジムの賢祐マネジャーの近くに三浦仁君の彼女さんがいたもんで、

ちょっとオチャラケ話をした後席に戻ったら、

初対面の白鳥大珠君のパパさんが寄ってくれて、

いつも色々とか言われて、こちらこそどうぞヨロシクってことで……。

 

 

 

② 大橋波月君(10count)×中島珠旗君(三迫)……Mm 4R

デビュー戦の17歳・神奈川県と、デビュー戦の19歳・東京都。

 

アマ経験豊富な大橋君と、日体大在学中の中島くんの一戦。

大島君の名前は “なつ” って読むんだってさ。

 

<1R>

17歳と19歳のとっても活きのいい戦いで、

第1試合のデビュー戦とは比較にならないほどレベルが高かったんだわ。

 

中島くんは返しの左フックに拘り過ぎじゃないかなあって思ってたところ、

残り1分05秒に大橋君の右フックを貰ってしまってダウン。

 

リスタート後の大橋君の一気追撃は何とか凌いだんだけど中島くん、

初っ端から大きなハンデを負ってしまったなあ。

 

<2R>

やっぱりアマ30戦っていうのはダテじゃなくて大橋君、

如何にも戦い慣れてるって感じで、

中島くんも水準以上の動きは出来てたんだけど、

大橋君は振り幅の小さいところからとっても鋭く打ち込んでたし、

全体のスピード感や手数でも中島くんを圧倒してたんだわ。

 

<3R>

中島くんも時折いいのを打ち込んでたんだけど威力的には今一で、

少しもペースの落ちない大橋君を前にしてかなり顔面が傷んできたんだわ。

 

中島君はその後も中々ペースを取り戻せないままで、

それでも踏ん張り続ける姿はデビューボクサーとしては立派だったんだけど、

時間が進むにつれ二人の差は広がるばかりで、

残り20秒を切ったところでついに陣営からのタオル投入でTKOエンドで、                                

2分44秒、大橋君の実に見事なデビュー戦だったんだわ。

 

 

試合後の鳥海会長、ジム開設100戦目の記念試合だったこともあってか、

とっても嬉しそうだったなあ。

 

 

次の第3試合は女子戦だったもんで一旦休憩ってことで……。

 

④ 矢代明博君(日東)×濱田力君(本多)……56㎏ 4R

2勝3敗(1KO)1分のサウスポー、21歳・東京都と、

2勝(2KO)0敗の19歳・千葉県。

 

この日一番気になってたのは濱田君の1年7ヶ月振りの復帰戦かも知れなくて、

その濱田君、ちょっと髪の毛が長過ぎるんじゃないかなあって感じの開始ゴング。

 

<1R>

濱田君は以前のように中々力強い感じでスタート出来てたんだけど、

振り幅が大きくなるにつれ打ち終わりを狙われてしまって、開始1分11秒、

矢代君の右フックをカウンターで貰って一瞬バランスを崩してしまって、

そこからは若干リズムを壊してしまったかのようで、

このままだとポイントを獲られてしまうぞって思ってたら残り7秒、

実に効果的な打ち分けで一気に盛り返して、

久し振りにしてはとっても見事に試合を立て直したんだわ。

 

<2R>

前の手の差し合いを征して余裕が出てきたか濱田君、

いきなり主導権を握っての攻め攻めで、開始0分35秒、

右ショートストレートをタイミングよくヒットさせていきなりのダウンゲットで、

濱田君は思いっ切り力を込めない時の方が強いパンチを打てるんだわ。

 

何とか気持ちで立ち上がった矢代君だったんだけど、

ニュートラルではなく赤コーナー方向へ戻る様子も甚だぎこちなかったもんで、

これはもう続行が無理だなって判断したレフェリーがストップエンドコール。

 

 

ってことで0分43秒、濱田君はケガをしてから長い間よく我慢して、

色々他の事に目移りしがちな年頃なのにひたすら回復に努めた結果のTKO勝ち。

 

試合後暫くして濱田君がわざわざ自分のところに寄ってくれて、

ホントに良かったね、ヨカッタネってことで……。

 

 

 

⑤ 白鳥大珠君(八王子中屋)×橘ジョージ君(協栄)……L 4R

4勝(2KO)1敗(1KO)のサウスポー、20歳・東京都と、

1勝0敗の20歳・新潟県。

 

この日この試合だけが東日本新人王トーナメントの予選だったんだわ。

 

自分の横に三瓶数馬君が座ったんだけど、相手の白鳥君のことを

「強くて、その上イケメンなんて許し難いです。」 とか言ってたんだわ。

 

<1R>

上背とリーチのある白鳥君の方がやっぱりいきなりの主導権で、

左手をジャブとフックに使い分けながら橘君を戸惑わせてたんだけど、

開始49秒、お互いの距離が詰まったところで返しの右フックをヒットさせて、

白鳥君、狭いところを巧いこと肘を畳んでの打ち込みだったんだけど、

橘君が体をもつれさせながら思わず膝着きダウンしてしまったんだわ。                                                            

白鳥君は遠くからも近いところからもとっても強く打てるんだよね。

 

リスタート後の橘君も全く怯むことなくの立て直しで、

まだまだ威力を秘めたタイミングのいいショットを打っていったんだけど、

相手が入って来るところに合わせてた白鳥君の右フックの方が脅威だったなあ。

 

<2R>

行かなければポイントが取れないし、行けば待ち打たれるって橘君、

中々流れを取り戻すチャンスが訪れなくて、躊躇が目に付いてきたなあ。

 

この日の白鳥君は相手の正面に立ち過ぎるっていう悪い癖も是正されてたし、

余裕の為せる技か実に効果的なボディブローも混ぜ込んでたんだよね。

 

<3R>

橘君にとっては一旦距離が詰まってからが勝負どころで、

そこそこタイミングのいい鋭い腕振りをしてて危険度も高くて、

手数の方も少しづつ増えていったんだけど、

残念ながらクリーンヒットには繋がってなかったなあ。

 

この日の白鳥君は終始冷静なパフォーマンスが出来てて、

ムキになって危険な打ち合いを仕掛けて相手にチャンスを与えることもなく、

そりゃ相手を倒すことがボクシングの醍醐味ではあるんだけど、

トーナメントではケガを負うことなくキッチリ勝ち切るのが第一だから、

自分はそれでいい、それでいいって感じで見てたんだよね。

 

<4R>

無理に強く振ろうとすると腕が体から離れがちになってしまう癖が出できて白鳥君、

橘君はまだまだ小さく鋭く振れてたもんで、危ないぞおって見てたんだけど、

残念ながら橘君の方には入り方詰め方の工夫が足りてなかったもんで助かって、

最後残り1分からのショート戦も大きく白鳥君が征したまま終了ゴング。

 

 

自分は40-36だったんだけど結局、40-36、39-36×2ってことで、

勿論白鳥君の圧倒3-0勝ちだったんだわ。

 

 

その白鳥君、次は7月21日に森田陽君となんだけど、

パンチ力は大したことなくて戦績的にも今一歩ではあるんだけど、

それでも戦績以上に巧いサウスポーだから油断大敵なんだよね。

 

 

ここから最後までがDANGANのB級トーナメントの決勝戦だったんだわ。

 

 

⑥ 金子智之君(国際)×塚田直之君(セレス)……LF 5R

8勝(4KO)6敗(1KO)1分の25歳・東京都と、

5勝(2KO)3敗(1KO)3分の28歳・千葉県。

 

この試合実は自分、金子君が頑張り勝ちするんじゃないかって思ってたんだわ。

 

<1R>

思ってた通り金子君の積極先制から始まって、

そもそもジャブがとっても効果的だったし、

1分30秒過ぎの右フックで塚田君をユラッとさせてたし、

残り20秒からもきっちりまとめ上げてまずは余裕のポイントゲットだったんだわ。

 

<2R>

塚田君は力強い左右フックの持ち主なんだけど、

全体のしなやかさに欠けてたし、攻撃そのものは実はとっても単調で、

時間繋ぎ、場繋ぎの攻撃が殆ど出来てなかったんだわ。

 

このラウンドも金子君の有効性の方が上回ってたなあ。

 

<3R>

塚田君、少なくとももう少しスピードアップしないとなあって思ってた開始24秒、

アレレッて感じでその塚田君の右ストレートがタイミングよくヒットして、

アレレレーッて感じで金子君がダウンしてしまったんだわ。

 

明らかに効いたままのリスタートだったんだけど金子君、

相手の追撃が甘かったのに助けられて何とか何とかってしてたら、

残り1分になる頃には大分回復してたんだよね。

 

<4R>

丁度イーブンになった残り2ラウンド、さてどうなるってところだったんだけど、

金子君がシッカリ元に戻して一からの出直しで、

塚田君の右もいい感じではあったんだけど、

お互い、それほど見栄えのいいパンチが無かった中、

自分には金子君の優勢勝ちって感じだったんだよね。

 

<5R>

勝負は最後の気持ち戦に突入していって、

お互いにキレのいいパンチを打ち切れなくなった中、

塚田君がバランスを悪くしながらもシツコイ頑張り打ちで優勢のまま終了ゴング。

 

 

自分は47-47のイーブンだったんだけど結局、

48-47×3ってことで塚田君の1ポイント差3-0の辛勝だったんだわ。

 

 

 

⑦ 山本大智君(KTT)×米永章吾君(宮田)……SF 5R

5勝(3KO)4敗(2KO)1分の24歳・山梨県と、

7勝(3KO)3敗(1KO)の27歳・宮崎県。

 

試合開始前、後ろからポンと肩を叩かれて振り向いたら石田凌太君で、

上田有吾君とか色々リングサイドに控えてたんだわ。

 

<1R>

体がデカイせいもあってか山本君、どうしても動きが緩慢に見えてしまって、

巧いこと左手が使い切れてない中、米永君がキビキビ動きが鋭くて、

当たりは薄かったんだけど綺麗なヒッティングを重ねていったんだわ。

 

山本君の方はやっぱり遠くからが上手くなくて、

近距離の方が強く打てるっていう勿体無い系のボクサーなんだよね。

 

<2R>

一度打ち出すと山本君、そこそこの破壊力を見せるんだけど、

如何にも先制の仕掛けが足りなかったし、攻撃そのものが間欠泉的だったなあ。

 

<3R~4R>

少しでも米永君の動きが止まると山本君のドッコンパンチが脅威なんだけど、

何だか十分大丈夫そうだったもんで自分はここで離席したんだけど、

結局5R0分15秒、米永君のTKO勝ちだったね。

 

 

 

⑧ 中村誠康君(10count)×児玉堅君(T&H)……B 5R

6勝(6KO)2敗1分の23歳・神奈川県と、

5勝(1KO)2敗(1KO)1分の26歳・鹿児島県。

 

攻撃力の凄まじさからいって中村君が圧勝するんじゃないかってね……。

 

<1R>

やっぱり中村君がいきなり半ば強引に飛ばす飛ばすで、

児玉君としてはひたすら嵐をやり過ごすって感じだったんだけど、

それにしても中村君、少しイキリ立ち過ぎじゃないかなあ。

 

そうなると大きく振り過ぎる余り、あっちこっちに隙が出来てしまう訳で、

そこのところ狙いで児玉君、しっかり鋭い腕振りだったなあ。

 

<2R>

この回もまずは中村君の力づくから始まって開始29秒、

左ボディからの右ストレートをキッチリ当て込んで児玉君を大きく膝カックンさせて、

そこから残り1分までを中村君が更に飛ばしまくって

効かせられた児玉君の必死踏ん張りの時間帯が続いたんだけど、

余りのパンチ数と力み過ぎで打ち疲れが透けて見えてきた中村君に対して児玉君、

終盤に右フックを当て返して今度は中村君の体を揺らがせてたんだわ。

 

中村君、ムキになればなるほどパンチの精度が無くなってしまって、

その無駄玉の数が半端じゃなかったんだよね。

 

左目上をヒットカットされた児玉君だったんだけど、

シッカリ打ててる感じでは中村君を圧倒してたなあ。

 

<3R>

いつの間にか中村君の顔面が相当傷んできてたし、

体の緩みも目立ってきて、益々児玉君のカッチリ感が際立っていって、

手数アップさせた中での左ボディが強烈喰い込みで中村君を弱らせてたんだわ。

 

中村君は完全にペース配分を誤ったとしか言えなくて、

2Rに倒し切れなかったツケがしっかり回ってきたような感じで、

それが体全体の動きと表情に出てくるようになってきたなあ。

 

<4R>

どっちが頑張り切れるのか体寄せ合っての消耗系ショート戦に突入して、

序盤は中村君の手数頑張りが展開を作ってたんだけど、

一段落後は児玉君が盛り返しのシッカリ連打で、

お互いちょっと休み休みにはなってきたんだけど、

やっぱり児玉君のシッカリ感の方が印象的だったんだわ。

 

<5R>

開始1分30秒までは中村君が優位だったんだけど、

その後児玉君が盛り返して、そこからは究極のやったり取ったりで、

ハッキリ優劣付けるのが難しいまま試合終了ゴング。

 

 

それでも自分は48-47で中村君だったんだけど結局、

49-48、48-47、48-48ってことで僅差ながら児玉君の2-0勝ち。

 

 

この試合に対する場内の声援がこの日一番大きくて、

当初は劣勢を強いられた児玉君が最後は辛抱強く跳ね返したってことで、

この日のB級トーナメントのMVPに選出されたんだわ。

 

 

 

⑨ 大久保康司君(横浜さくら)×三浦仁君(三迫)……SB 5R

5勝1敗(1KO)2分の30歳・神奈川県と、

7勝(1KO)1敗(1KO)の22歳・青森県。

 

この試合はもう三浦君の圧倒勝ちを期待するってことで……。

 

<1R>

お互い、鋭い腕振りをしてる割には意外なほどKO勝ちの少ない同士なもんで、

基本的には見栄えのいいパンチの当てっこ競争だったんだけど、

少し上背のある相手に対して三浦君、これがまあ極上の左ジャブで、

強引な左右フックに頼り過ぎる大久保君に対してしっかり距離キープが出来て、

隙間を突いての緩急に配慮した上下打ち分けが抜群で、

終了ゴングが鳴った時、既に大久保君の両頬が赤くなってたんだよね。

 

<2R>

自分的には既に勝負あったってことだったんだけど、

三浦君は実に気持ち良さそうに出入りとポジショニングに気を配りながら、

大久保君の殆ど全てのショットを無駄玉に終わらせながらの1分08秒、

相手のパンチを外しざまにまるでそれは教則本に載ってるかのようだったんだけど、

右ストレートを綺麗にカウンターヒットさせて実に華麗なダウンゲット。

 

それほどの大ダメージを引きずることなくの大久保君のリスタートだったんだけど、

ここからの三浦君もやっぱり彼らしくて、ここで一気の決着をって感じではなくて、

それは殆どいつものことで、KO率の低いのもそれに由来してて、

それは彼の性格とか人生観に依るものなんじゃないかって思ってるんだけど、

またごく普通に試合を再開してたんだよね。

 

一方の大久保君は一発逆転を狙って益々振りが大袈裟になってたなあ。

 

<3R>

攻撃パターンが少な過ぎる大久保君は更に強い前詰め狙いで、

お互いの頭が交錯する危険な状態が繰り返されたんだけど残り1分10秒、

ついに大きくバッティングしてしまって三浦君の左目上から流血。

 

即のドクターチェックが入ってこのまま終わるかなって思ってたら

何とか再開できるってことで……。

 

それにしてもこの時のタイムキーパーの連携には不手際があって、

場内の時計表示をずっと動かしっ放しで、

見てる方もやってる方も残り時間が解らないままだったんだよね。

 

<4R>

何とかガチャガチャ戦に持ち込みたがった大久保君だったんだけど、

試合は開始直後の29秒にストップされてそのまま負傷判定で、

自分はギリギリ4Rも評価して40-35だったんだけど結局、

40-36×2、39-36ってことで勿論三浦君の圧倒3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑩ 上村優君(ドリーム)×櫻井孝樹君(SRS)……L 5R

6勝(3KO)3敗(1KO)1分の33歳・三重県と、

7勝(3KO)5敗(1KO)1分の28歳・埼玉県。

 

すぐ横にチケットもないのにワーワー騒ぐだけの飲んだくれの若いのが座って、

自分の席の上に飲み残しのチューハイみたいのを置くもんで、

ちょっと睨んで優しく諭したら、やけに反抗的なもんだから優しさを緩めたら、

そそくさと席を外したもんで、空いた所に坂本会長に座って貰ったんだわ。

 

どちらも粘っこい接近戦を得意にするボクサーだから、

我慢比べの気持ち戦になるって予想だったんだけど正にその通りだったね。

 

<1R>

思ってた通りの初っ端からガツガツ戦で、開始僅か9秒、

頭ガッツンぶつけてしまっていきなり30秒ほどの休憩タイム。

 

上村君の方がショートフックでもストロークが大きくなりがちなもんで、

櫻井君の右ショートアッパーが中々効果的だったんだわ。

 

このまま櫻井君の明確なポイントゲットかなあって思ってた残り40秒、

上村君が意を決したような一気の左右ボディ攻撃で盛り返したんだわ。

 

<2R>

この回は上村君が先制からの止まらない手数で開始1分弱、

右フックをハードヒットさせて櫻井君から大きく挽回のダウンゲット。

 

何とかリスタートした櫻井君だったんだけど、左目上をヒットカットされてたし、

その後も明らかに手数負けしてたしパンチも流れ始めてたんだわ。

 

<3R>

櫻井君の頑張り直しから始まったんだけど、

1分過ぎには上村君の反転攻勢があって、

その後、残り1分からは櫻井君の再浮上ってことで、

お互い大きなダメージは与えきれてなかったんだけど、

目まぐるしい展開にポイントの行方が微妙だったんだよね。

 

<4R>

お互い、決め手を欠く中、消耗系の気持ち戦に突入していって、

二人共、実はそれほど巧くは無いんだけど溢れる気持ちは誰にも負けてなくて、

その必死感が凄かったんだよね。

 

<5R>

またもや櫻井君がまずは先行して最初の1分半を支配したんだけど、

どうしてもそのまま押し切るってことが出来なくて、

一段落したところに上村君の逆襲が来るっていうこれまでも繰り返された展開で、

どうなのどうなの? どっちなの?って感じのまま終了ゴング。

 

 

自分は結構目を凝らしてた結果の47-47だったんだけど結局、

48-46、48-47、47-47ってことで上村君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

上村君や櫻井君のように中々大きな有効打が生まれ難いような場合、

如何に見栄え良く見せるかっていう工夫が出来るかだと思うんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 三浦仁君

② 大橋波月君

③ 児玉堅君

④ 濱田力君

⑤ 白鳥大珠君

 

 

 

昨日はベスト3を選ぶのに色々迷って結局5人選んでしまったんだけど、

自分はボクサーの出来っていうのはあくまで相手有りきだと思ってて、

つまりは相手との元々の力関係や当日の出来との兼ね合いだと思ってる訳で、

色々数々ご不満はあろうかとも思いますが……。

 

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