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2016年4月

2016年4月29日 (金)

後楽園ホール・4月28日

 

Image_2

 

小石川後楽園横のツツジ。

 

ツツジもサツキもそうなんだけど、

5片の花びらのうち一番上になる部分により濃い色が付くんだよね。

 

写真の道の先を右に曲がると白や紫のツツジがとっても綺麗なんだけど、

この花のように薄ピンクのモノは絶対数が少ないんだわ。

 

もっと貴重というか稀なのは基本白地なんだけど、

5片の花びらのうち1片だけが紫に咲き分けしたものとか、

全体がオレンジ色のツツジっていうのもあって、

この2種類は今自分のところで密かに苗木を育ててるんだけどね……。

 

 

 

テレビで犯罪者や容疑者が捕まる度に、ソイツが若ければ若いほど、

ソイツの学校時代のことを昔はああじゃなかったとか、

そう言えばちょっと変なところがあったとか、

当時の同級生がしゃしゃり出て来るんだけどそういう奴が自分は大嫌いなんだわ。

 

 

 

ホールに入るといきなり鴻巣茂野ジム御一党様とバッタリで、

泉圭以知さんとか大塚隆太さん、それに小澤剛さんがお子さんを抱っこしてて、

茂野ジムはこの日が新しい横断幕とかノボリ、スタッフジャージのお披露目で、

中々渋い色で統一されてたんだわ。

 

そこに山元浩嗣さんがやって来て、同時に東上剛士さんがリングアップしてて、

その二人共が自分の勝敗予想を知ってて、其々の反応が面白かったなあ。

 

 

やっぱり昨日は内山高志さんの敗戦があっちこっちで話題になって、

ある人が言ってたんだけど、コラレス側の事前対策が立派だったって事で……。

 

彼は普段はあれほど粗っぽいパフォーマンスをするボクサーではないんだけど、

まともにやったら絶対敵わないってことで、最初っから5回までの勝負って決めて、

初っ端から思いっ切り飛ばしまくって、それも出来る限り粗っぽくってことで、

絶対王者に勝つ為に極端な戦法を取ったことが幸いしたってことで、成る程ね。

 

 

 

① 柏原海君(協栄山神)×室田拡夢君(10count)

                         ……124P 4R

デビュー戦のサウスポー、19歳・神奈川県と、デビュー戦の20歳・群馬県。

 

デビューボクサー同士の試合でポンド契約っていうのはアメリカっぽくて珍しいね。

 

室田君の方にはいつもの村越さんが応援に来てなくて、

すぐ後ろには中村誠康君とか諏訪佑君達が詰めてたんだわ。

 

室田君はちょっと見辰吉丈一郎さんに似てるってトレーナーが言ってたんだけど、

成程、そこそこ感じを出してたんだわ。

 

<1R>

二人共、いきなりバネ仕掛け人形のような狂乱ボクシングで、

まずは室田君が強烈な特攻を仕掛けて行ったんだけど、

優しそうな感じに見えた柏原君もすぐにそれに反応して開始40秒、

殆ど無分別なままの室田君に右左を連続ヒットさせて膝カックンさせたんだわ。

 

大丈夫か室田君って感じだったんだけど、メゲルことなくいきなりの大盛り返しで、

そこからはお互い殆どノーガードのままの必死殴り合いの当たったモン勝ちで、

其々を応援してた人達はハラハラし通しだったと思うんだけど、

若干室田君が優勢を取り始めた0分58秒、

室田君がグワーンって右を振り込んで柏原君をなぎ倒して即のストップエンド。

 

 

何とまあ粗っぽい試合なんだって感じではあったんだけど、

興行の始まりとしては掴みはOKって感じだったんだよね。

 

 

 

② 何チャラ・パッタナー×中谷潤人君(M・T)……F 4R

7勝(4KO)6敗の19歳・タイと、4勝(3KO)0敗のサウスポー、18歳・三重県。

 

中谷君は新人王トーナメントを控えての調整試合だったんだけど、

セコンド周辺にいたオッサンがやたらの大声指示出しまくりで、

このくらいの相手なら自分で考えさせながらやらせた方がいいのに、

結局1R1分43秒でチャチャッと片付けてしまったんだけど、

勝たせたのは俺だっていう如何にもの顔付がとってもゲスかったんだわさ。

 

 

中谷君は今回のトーナメントの全ての階級を通じての圧倒優勝候補の一人

なんだけど、取り巻きが煩過ぎるっていうのは将来的には問題なんだよね。

 

 

 

③ 何チャラ・オカムシー×小山内幹君(ワタナベ)……B 6R

8勝(3KO)6敗の30歳・タイと、デビュー戦のサウスポー、23歳・青森県。

 

タイ人はタイ人なんだけど小山内君の相手、変わってない?

 

小山内君はワタナベジム期待の大学アマ出身三銃士の最後の一人で、

前の二人が確か1RKO勝ちしてたせいか、やたら力入り過ぎてガキゴキしてて、

正直、自分にはそれほどの逸材には見えなかったんだよね。

 

相手はフレームもデカくてそれに伴うリーチもそこそこの上、

タイボクサーにしては意外に頑張ってたんだけど、

それでも戦法としては実にシンプルな踏み込みながらの右ストレートオンリーで、

アマ70戦以上って聞いてたからそのうち何とかするんだろうって見てたんだけど、

確かに危ない場面に追い込まれるってことは無かったんだけど、

いつまで経っても何ともしなくてごく普通にほぼ対等に相手をし続けてたなあ。

 

相手の振り込みざまとか打ち終わりを狙い打つんじゃないかって思ってたら、

最後の最後まで合わせ打つタイミングがずれてて小山内君、

自分のタイミングに拘り過ぎでもっと相手の動きを冷静に見極めるべきで終始、

退屈で単純なリズムに取り付かれてしまってたみたいだったなあ。

 

途中3Rでは左ストレートからの一気攻勢で可能性を見せてたんだけど、

決め打った左を外した後の右のフォローが足りてなかったし、

被せ打つような右フックを習得すれば攻撃の幅がもっと広がるとも思って、

盛り沢山の課題が発見されたんだよね。

 

見た目ほどのパンチ力が小山内君には無いのか、

相手のタイボクサーがタフだったのか試合は最終ラウンドまでいって結局、

60-54×2、58-56って事でそれは勿論小山内君の3-0勝ちだったけどね。

 

 

 

アラッと見たら前の日に試合を終えたばかりの田口良一さんで、

全く傷んでないその余りに綺麗な顔に驚いてしまったんだけど、

休んでればいいのに何故? って聞いたら、山元さんからメールが来て、

見に来てくれれば嬉しいですって言われたもんでってことで、

彼はホントにはまあ何て優しいチャンピオンかってことで……。

(試合直後のチャンプに山元さんもよく言ったモンなんだわ。)

 

 

 

④ 東上剛司さん(ドリーム)×山元浩嗣さん(ワタナベ)

                          ………SFe 8R

12勝(2KO)13敗5分のランク7位、35歳・大阪府と、

19勝(3KO)11敗(6KO)2分のランク11位、32歳・熊本県。

 

自分の横に田口さん、その隣に荒川仁人さんと同じく試合直後の久我勇作さん。

 

ベテランのランカー同士の意地の対決の始まり始まりってことで、

そりゃ二人共、チャンプを目前にした勢いのある若いランカーではないんだけど、

戦績が示す通り常に激闘を期待できる老舗ボクサーって感じなんだよね。

 

東上さんはこれまでのキャリア途中で5連敗してもへこたれなかったし、

30戦してKO負けが一回もないってことだけでも実にホントに大したもんで、

この日は4年半ほど前にその5連敗目を喫した相手に雪辱を果たして、

苦労苦労の末の通算イーブン戦績に持ち込めるのか、

それに対して山元さんが例のタイミングの取り難い、行くような行かないような、

掴みどころのないようなパフォーマンスでまたもや翻弄するのか、

勝負の行方に思いが尽きることが無かったんだよね。

 

<1R>

詰めたところでのフィジカル系ボクシングとパンチの多彩さで、

まずは山元さんが先行したんだけど、お互いにフック系のパンチが少ない中、

終盤にかけての巻き返しでまずは東上さんがギリギリポイントゲット。

 

<2R>

東上さんの仕掛けが大きくなり過ぎるところに山元さん、

細かい上下の打ち分けがグッドグッドだったんだけど、

それにしても二人共、老獪というには程遠い若いボクシングをするんだわ。

 

<3R>

東上さんのストレート系、山元さんのフック系って図式だったんだけど、

いずれにしても二人共、一発豪打の倒し屋系ではないもんで、

丁寧な当て込み競争の様相だったんだけど、

残り1分20秒、東上さんの右ストレートがカウンター気味にヒットして、

明らかにダメージを受けた様子の山元さんを見て東上さんが一気攻め込みで、

終了ゴングが鳴った時、山元さんの左目上がハッキリ腫れてきてたんだわ。

 

<4R>

残り50秒までは明らかに東上さん優勢のままに推移してたんだけど、

山元さんがグズグズ密着戦に巻き込んで勢いを吹き返して、

最後残り15秒からの攻勢で再度東上さんがいい攻撃を見せてたんだわ。

 

東上さんはラウンドの残り時間が少なくなってきたところから

山場を作ろうとして意識的に飛ばしてる感じだったなあ。

 

<5R>

開始11秒、久し振りに東上さんの右ストレートが綺麗にヒットしたんだけど、

直後から山元さんが密着ボディ戦に持ち込んで活路活路って感じで、

東上さんは中盤以降多少手が止まることが多くなってしまったんだわ。

 

ここまでのところで自分的には東上さんが1ポイントリード。

 

<6R>

敢えて休んでるのか少し疲れたのか東上さんの手数が落ちてきて、

その間山元さんはジャブで間を埋めてのポイントリカバリーだったんだけど、

1分過ぎから持ち直した東上さんが反転攻勢のプッシュプッシュで、

そのまま主導権を握ったままの終了ゴング。

 

<7R>

最初のショート戦を征したのは東上さんだったんだけど、

一段落後には若干の消耗を見せるようになって、

山元さんの逆攻勢の場面ではあったんだけどその山元さんもかなり緩んでて、

一つ一つのパンチに力がこもってたのはあくまで東上さんで、

残り1分過ぎからは山元さんの劣化が目立ってきて危ない感じさえも漂ってたなあ。

 

実はこの日の山元さん、一度もオーソドックスチェンジすることなく、

常にサウスポースタイルを貫いてたんだけど、気分転換も必要だったかなあ。

 

この回1分28秒にバッティングカット出血で山元さんがドクターチェック受けたし、

終盤にはマウスピースを飛ばされてもいたんだよね。

 

<8R>

いよいよ最後の気持ちの見せ合いで、

最初のクリーンヒットは開始40秒での東上さんの左ボディだったんだけど、

その後、山元さんの立て直しにも気持ちが溢れてて、

一気に密着系の短打戦を仕掛けていって大きく挽回挽回の終了ゴング。

 

 

ってことで自分は77-75で東上さんだったんだけど結局、

77-75、77-76、76-77ってことでやっぱり東上さんの2-1勝ち。

 

 

東上さんは雪辱を果たした上でイーブン戦績に戻したってことで、

弾けるような笑顔でのグローブタッチだったんだけど、

山元さんは、「村木田さんの予想通りになってしまいましたよ。」 って、

両目上を絆創膏だらけにしてとっても悔しそうだったんだわ。

 

 

 

⑤ 青木クリスチャーノさん(駿河)×高見良祐君(鴻巣茂野)

                     ………63.3㎏ 8R 

10勝(6KO)4敗(2KO)2分の27歳・静岡県と、

8勝(7KO)1敗(1KO)の22歳・埼玉県。

 

青木さんの事を詳しく知らないっていうのに実は自分、

高見さんの方に十分な勝ち目があるって思い込んでたんだけどね……。

 

自分の知ってる青木さんはスリットを入れた丸刈りをしてて、

少しばかり残忍な風貌のボクサーだって思ってたんだけど、

リングに上がった彼は短髪ではあったけどトップをブリーチしたツンツンスタイルで、

目付きもそれほど残忍そうではなくて、ちょっとした好青年だったんだわ。

 

自分の横には泉圭以知さんと大塚隆太さん、高瀬亘君が控えてて、

高瀬君には 「初めまして…。」 って声を掛けられたんだわ。

 

それほど上背は変わらない二人だったんだけど、

普段はL級でやってる高見君の方がやっぱりフレーム的には小さかったね。

 

<1R>

青木君は一体どういうボクシングをするのかって興味深々だったんだけど、

相手の出方を様子見るってことが全然ないままのいきなりガンガンで、

大きく踏み込んで大きく振り込む殆ど力づくの戦法だったんだわ。

 

機先を征された高見君は対応というかやり過ごし方がちょっと中途半端で、

隙間を狙ってる訳でも無さそうだったし、

かといって足を使って距離を取って動きまくるってこともしなかったし、

ガード構わずグローブの上からでも思いっ切り叩き込むように打ってくるし、

時には止まないショートブローを浴びせかけてくる相手に戸惑うばかりで、

中盤には早くも左目下がプックリ腫れてしまったんだわ。

 

残り45秒、やっとのことで右ストレートを一発当て込んではいたんだけど高見君、

重戦車の如く詰め寄って来る相手にどうしたらいいのかなあ……。

 

かなり近寄っても相手が打ち返してこないもんで青木さん、

気持ちよさそうに左右のショートを打ちまくってたなあ。

 

<2R>

とにかく目の前の壁としては強大なんだけど、

青木さんは決して巧いとは思えないし、スタミナ的にも課題が有りそうな感じで、

試合序盤のこの苦しいところを凌げば高見君にも可能性は充分有りそうで、

踏ん張れ踏ん張れって感じだったんだけど案の定、

青木さんの畳み掛ける勢いが明らかに落ちてきてるし、

彼、攻撃する際に比較的アゴが浮くというか上がる癖があるもんで、

まだまだ行けるぞって、この時の自分は思ってたんだよね。

 

<3R>

視界的にも問題は無さそうだし、まだまだ腕振りには力がこもってたし高見君、

青コーナー周辺の期待を担っての立て直しだったんだけど、残り40秒、

打ち下ろした右フックを当て込んだところから一気の反転攻勢で、

追撃の左ボディから右フックを綺麗に繋げ打って青木さんを揺らがせて、

鼻血さえ見舞ったんだわ。

 

<4R>

開始22秒に高見君の左目下の腫れにドクターチェックが入ったんだけど、

ここに来て流れはハッキリ高見君に移ってて、

左ボディからの右フックがまたしてもクリーンヒットして、

明らかに青木さん、ボディを攻められるのを嫌がってたと同時に、

打ち出すショットがチョンチョンって感じの軽い手打ちになってたんだよね。

 

ってことでここまでのスコアは丁度イーブンってことで、

高見君がいい感じに戻したんだわ。

 

<5R>

ラウンド序盤を飛ばすって決めてたような青木さんが強気のショート連打で、

高見さんはちょっと相手の自由にさせ過ぎじゃないかって思ってたんだけど、

残り1分06秒、案の定青木さんの左右ショートアッパーが連続ヒットして、

高見君が思わず大きくグラついてしまったんだわ。

 

それまで主導権を奪われそうになってた青木さんが途端の元気満々で、

最終的な局面にまでは追い込めはしなかったけど、

それでも十分な主導権取り返しのポイントゲットだったなあ。

 

後で思い返えしてみれば高見君、このラウンドの最初の1分間が残念残念で、

殆ど無為のままに相手の自由にさせ過ぎてしまったのが痛恨だったんだよね。

 

<6R>

初っ端飛ばす青木さんはそのまま1分半まで手数で圧倒して、

この回はその後も高見君の反撃を許すことのないままだったなあ。

 

その青木さん、この辺りからムチャな大振りを極力控えるようになって、

それは消耗からくるものでもあったと思うんだけど、

万振り一発に使う力を山ほどのショートブローに分散させてるって感じで、

結果的には高見君に攻撃のきっかけを与えるのを封じてたんだわ。

 

<7R>

嫌な距離から打たれないように青木さん、頭や肩を巧いこと使ったりして、

色々神経を使って高見君の反撃を封じてたんだけど、

その高見君、やっぱり5Rでの被弾ダメージを引きずったままのように見えて、

コノヤロコノヤロって感じが全く見られないまま無為な時間が経過していって、

結局、1分58秒、左目の視界も相当悪化しただろうし、

反応が悪くなって打たれ方も良くなかったしってことで、レフェリーストップエンド。

 

 

ちょっと悲しいエンディングだったんだけど、

ボクシングっていうのは如何に自らのプラン通りに試合を進めるかと同時に、

如何に相手の思う通りにさせないかの競争だと思ってるんだけど、

ハマった時の高見君はそれこそ夜叉のように強いんだけど、

思い通りにならない時の対応にはまだまだ不十分というか、

不慣れなところがあるってことで、これからこれからなんだよね。

 

 

その後偶然、青木さんと行き会ったもんで試合の感想を伝えたら名刺をくれて、

近くにいた駿河ジムのジャージを着てた方が 「村木田さんじゃないですか?」

って声を掛けてくれて、勿論初対面だったんだけど彼の勘が当たったんだわ。

 

そしたら何と青木さんも自分のブログを読んでくれてるみたいで、

いきなりお互いの距離が縮まったもんで色々沢山話したんだわ。

 

きっかけを作ってくれたその駿河ジムの方も、

日記やら前説まで読んでないと出てこないような質問をしてくれて、

読み手によって引っ掛かる箇所が違うんだなあってシミジミ思ったんだよね。

 

 

 

⑥ 新藤寛之さん(宮田)×有川稔男さん(川島)

              ………日本 W タイトル戦 10R 

17勝(6KO)3敗1分のチャンピオン、サウスポー、29歳・北海道と、

12勝(10KO)4敗(3KO)のランク1位、31歳・東京都。

 

懐が深くてリーチの長い若干クネクネ系のサウスポーに対して有川さん、

持ち前のガッツンパンチを当て切れるかってことで……。

二人殆ど同じような身長なんだね。

 

<1R>

前の手の捌きでは新藤さんの方が若干優勢だなあって見てた開始55秒、

組み合った直後の離れ際寸前のリング中央、

有川さんがバッツンって感じ打った左フックの直撃を受けた新藤さん、

実に余りに呆気なくダウンしてしまったんだわ。

 

場内、アレレレーって感じだったんだけど、

心構えが出来てないところでの被弾っていうのは超効いてしまうっていうのは、

沢山のボクサーから聞いてたことなんだけど正にその通りだったんだよね。

 

結構なダメージを残したままのリスタートで、

新藤さんが凌げるのかっていうのがいきなりの大きな課題になったんだけど、

どういう訳か有川さんの追撃が全く考えられないほどのトロトロさで、

細かく正確に当てれば何てことはなかったっていうのに、

舞い上がってしまったのか大きく狙い過ぎのハズレパンチの嵐で、

そのうちどうしたらいいのか解らなくなってしまったかのような迷い方で、

実に中途半端な攻撃に終始しての終了ゴングだったもんで、

何だこりゃあって自分はちょっとバカバカしくなってしまってここでお終い。

 

 

その後はたまにモニターを眺めてたんだけど、

お互い、これでタイトル戦かってほど緊張感と技術レベルに欠けた超凡戦で、

この日の二人にならどのランカーでも勝てそうだったし、

申し訳ないけど自分にはB級戦くらいにしか見えなかったんだよね。

 

色んな人達と話をしてたら最終ラウンドになって赤コーナーからヒラヒラって、

バスタオルみたいなデカイタオルが投げ入れられてTKOエンドだったね。

 

 

 

⑦ 伊藤雅雪さん(伴流)×アーニー・サンチェス

            ………OPBF SFe タイトル戦 12R

18勝(8KO)1敗1分のチャンピオン、25歳・東京都と、

15勝(6KO)7敗(2KO)1分のランク11位、24歳・フィリピン。

 

この試合は伊藤さんがケガした為に中止。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 東上剛士さん

② 青木クリスチャーノさん

③ 特にナシ

 

2016年4月28日 (木)

TVボクシング・4月27日

 

Image_3

 

大森総合体育館。

昨日の会場風景ではないんだけどね……。

 

 

 

昨日の夜から降り始めた雨は朝になっても止まなくて、

空と街をどんより包み込んだ雲はまるで喪に服してるかのようだったんだわ。

 

 

 

☆ 久我勇作さん(ワタナベ)×何チャラ・ユット……B 6R

11勝(7KO)2敗1分のランク3位、25歳・東京都と、

戦績不明、年齢不詳・タイ。

 

ボクモバで確かめただけなんだけど久我さんは5R1分42秒のTKO勝ち。

 

 

 

☆ 田口良一さん(ワタナベ)×ファン・ランダエタ

           ………WBA LF 世界タイトル戦 12R

23勝(10KO)2敗1分のチャンピオン、29歳・東京都と、

27勝(21KO)8敗1分のランク7位、サウスポー、37歳・ベネズエラ。

 

上体を柔らかく使ってとってもリズム感が良かったランダエタに対して田口さん、

試合開始当初は若干動きが硬いようにも見えたんだけど、

それでもまあまあこなれたスタートを切ってたね。

 

二人共、ブルーのウィニングだったんだけど以前も田口さんはブルーだっけ?

 

2Rに右フックを当て込んで相手をグラつかせてからはいつもの田口さんで、

細かい手数の中、打ち終わりを狙ってきてたランダエタに戸惑うことなく、

攻めの緩急というか緩急を効かせたパンチがとっても有効度が高かったし、

特に残り30秒からの攻勢を中心にラウンドの中での山場作りにも長けてて、

6R以降からは腕振りの鋭さを増していったんだわ。

 

ランダエタの方は決めショットを敢えて決めショットらしく打たない、

っていうより回転の流れの中でクリーンヒットを目指してるような戦い方で、

常に前のめりになり過ぎないように気を付けてるみたいで、

まともな被弾を避けるべく巧みなボディワークを駆使してたんだわ。

 

そうは見えながらも7R以降の試合の主導権は完全に田口さんが握ってて、

9R0分21秒、強烈左ボディでまずは1回目のダウンゲットして、

それはもう相当の効き目だったみたいでリスタート後のランダエタ、

顔面を犠牲にしてまでも右手でボディを覆い続けるほどだったんだわ。

 

このラウンドの残り1分、田口さんは相手の隙間の出来た顔面と

弱ったボディを交互に攻めまくって2回目のダウンゲット。

 

次の10R、前の回かなり飛ばした田口さんが一休み的にやり過ごしてた中、

ランダエタは思いの外の回復力を見せてたんだけど、

またもや終盤の残り13秒、休み終えた田口さんの左、右、左がヒットヒットして、

ランダエタが弱々しくこの試合3度目のダウン。

 

ただ、この辺になるとランダエタのダウンは自発的に休むって感じもあって、

立っていられなくなったと言うよりはダメージを溜め込まないように、

ポイント的には最早どうにもならないところまできてしまったもんで、

体力を温存しながら持ち前の一発強打での大逆転狙いって感じもして、

そう感じたほどランダエタの腕振りにはまだまだ威力がこもってたんだよね。

 

手負いの獅子のようにまだまだ危険な臭いを漂わせてたんだけど、

11Rに入るとランダエタの劣化が突然いきなりハッキリしてきて、

開始40秒にそんなんで倒れるかって程の軽い連打でダウンしてしまったんだわ。

 

田口さん、余裕の追撃の中の残り1分12秒、またもやの左右ヒットで、

これで何回目だって数えたら合計5度目のダウンってことで、

最近の田口さんは一回で終わりにしない何となくなぶり殺し系なんだわ。

 

そのままテンカウントを迎えればいいのにランダエタも根性のリスタートで、

何とか何とかって踏ん張ってたんだけど、

殴るよりは如何に田口さんに抱き付くかに集中してたみたいだったなあ。

 

 

単にもう時間的な問題だっていうのがハッキリしてしまったって観念したか、

ランダエタ陣営がラウンド終了時点棄権ってことで田口さんのTKO勝ち。

 

 

序盤にハードヒットされなかったことで田口さん、

当て難いランダエタの動きを徐々に見切りながらの的確ショットの積み重ねで、

何度ものラッシュにもスタミナを落とすことも無かったし逞しくなったよなあ。

 

 

 

☆ 河野公平さん(ワタナベ)×インタノン・シッチャモアン

           ………WBA SF 世界タイトル戦 12R

31勝(13KO)8敗1分のチャンピオン、35歳・東京都と、

43勝(22KO)11敗(6KO)2分のWBA7位、サウスポー、29歳・タイ。

 

河野さんの粘着系ラッシュラッシュボクシングにインタノンが対応できるのか、

っていうかそもそもインタノンはどんなボクシングをするのかって……。

 

河野さんはグローブからトランクス、シューズに至るまで緑一色だったんだけど、

インタノンの方はちょっと貧乏臭いイデタチだったなあ。

 

 

見た目的には一歩以上の遅れを取ってたインタノンだったんだけど、

足元がとてもシッカリしててタイトなパンチを繰り出していってたね。

 

それでも一旦ショートの打ち合いになると回転力的には見劣り感が強くて、

河野さん、中間で勢いのいいのを貰わなければ大丈夫そうだったんだわ。

 

4R残り13秒、河野さんがとっても素直な感じで出したワンツーの右ストレートが、

相手の顎先に直撃してインタノンがスットンタイミングダウン。

 

5R残り30秒にもインタノンが前に倒れ込んでしまったんだけど、

これはどうも河野さんの頭が直撃してしまった結果のように見えたけどね。

 

その後インタノンは6Rから攻勢を強めていったんだけど、

ちょっと振り幅がデカ過ぎて見極め易くて、

河野さんは敢えて相手に振らせてるような感じがしたんだよね。

 

7R、相手が打ち返してこないと見切った河野さんが右フックを7連発で、

画面の中ではRK蒲田の柳光会長がメチャ声飛ばしてて、

直後にとどめの右フックを打ち込んで残り1分力づくのダウンゲット。

 

リスタート後、決着付けに行った河野さんだったんだけど、

途中でマウスピースを落としてしまって、やっぱりグリーンかあって思ったら、

レフェリーはてっきりインタノンが飛ばされたもんだと勘違いしてたんだわ。

 

8R以降のインタノンはかなりヘバリが浮き出てきて、

元々沢山の引き出しを持ってる方ではなかったもんで益々単調になってきて、

打たれ強さだけが彼の長所なんだなって自分には思えてきて、

折々ラッシュをかける河野さんも倒し切れないことに慣れてしまったかのようで、

相当反応が鈍ってたインタノンを結局倒し切ることが出来なくて、

最後はかなり打ちつかれてしまったような感じさえあったんだよね。

 

 

自分は途中からスコア計算を止めてしまってたんだけど結局、

119-106×3ってことで勿論河野さんの圧倒3-0勝ちだったんだわ。

 

自分は6R以外は全て河野さんだったんだけど、

ジャッジ達もそうだったのかなあ……。

 

 

 

☆ 内山高志さん(ワタナベ)×ジャスラエル・コラレス

           ………WBA SFe 世界タイトル戦 12R

24勝(20KO)0敗1分のスーパーチャンピオン、36歳・埼玉県と、

19勝(7KO)1敗1NCのランク1位、サウスポー、24歳・パナマ。

 

試合結果はボクモバの速報で既に知ってて、

やっぱり内山さんの2R2分59秒のKO勝ちだったかって、

どういう訳かその時はそういう風に思い込んだままの録画再生で、

だから2Rの残り30秒くらいで内山さんがダウンしてしまった時には

奥さんと一緒にそれこそ大驚愕で、

エエーッ内山さん、ここからの大逆転KO勝ちだったのかって一瞬頭をよぎって、

とにかく一旦再生をストップしてボクモバを再確認したんだわ。

 

そしたら何と×が付いてたのは内山さんの方で、

内山さんファンの奥さんは即座に自室に引き上げてしまったんだわ。

自分の方は一息ついての再生リスタートで……。

 

 

コラレスはとっても広くスタンスをとったサウスポーで、

それはまるでちょっと前に見た中川健太さんのようでもあったんだけど、

こういうサウスポーとはとっても距離が取り難い訳で、

コラレスはその上破格のスピードを備えてて、

更にその上、殆ど剥き出しのボクシングというか、

まだちゃんとボクシングを習ってないかのようなジャブ無しムチャ万振り王者で、

まるで予測しかねるパターンで攻め込んでくるボクサーだったんだわ。

 

試合後の内山さんは 「体が温まる前に倒されてしまいました。」 的なコメントを

残してたけど、これはやっぱり結果を見て言えることなのかも知れないんだけど、

初っ端から真正面から受け止め過ぎたんじゃじゃないかって……。

 

力づく系の変則サウスポーっていうのはハマるとこの上なく危険な存在だから、

内山さん、序盤は敢えてやり過ごす過程が必要だったんじゃないかって……。

 

 

1R、最初のクリーンヒットはコラレスのワンツーだったんだけど、

内山さんは極端に懐の深い相手にいきなり距離を探り過ぎてた感じで、

被弾したその時点で相手の速さと威力と変則性を警戒すべきだった訳で、

変なタイミングで早く大きく振りかざしてくる相手の危険度を察知して、

もう少し時間を掛けて相手の動きを把握するべきだったんだわ。

 

この回の残り30秒、コラレスが何度目かの乱暴粗暴系の仕掛けで、

足を使い切れなかった内山さんが下がるまま右、左を連続被弾してしまって、

結局はこの時の被弾ダメージが尾を引いたんじゃないかって思ったんだよね。                    

要するに内山さん、まだまだ対応が中途半端のままだったんだよね。

 

2Rに入ってからのコラレスは自らのスタイルに益々自信満々で、

右ガードを下げたまま一瞬の居合勝負に全力傾注してて、

内山さんは相変わらず相手の変則リズムにタイミングを取り難そうにしてたんだわ。

 

危ない危ないのままの1分11秒、内山さんは詰まったところで

ショートワンツーをカウンターで貰ってしまってダウン。

 

一度起き上がりかけて体を崩してからの立ち上がりは如何にもシンドそうで、

何とかリスタートはしたんだけど、その時は既にいつもの内山さんではなくて、

調子づいたコラレスはオーソドックスにチェンジしながらのやり放題で、

その後立て続けに2度のダウンを加算されて2分59秒、KOエンドだったんだわ。

 

 

試合直後にテレ東のアナが、「今後どうします?」 的なことを聞いてたけど、

どういう答えを求めての事かは知らないけど、

試合直後にそんなことに冷静に答えられる訳もないのに、

お前はホントのバカなのかとしか思えなかったなあ。

 

 

内山さんは昨日はちょっと入り方を間違っただけで、

そりゃ残念この上ないんだけど、落ち込む必要は全くない訳で、

世間は具志堅用高さんを防衛記録の点で史上最強の様に言ってるんだけど、

そういう防衛記録なんてのは正直二の次の話であって、

自分にとって史上最高の日本人ボクサーはあくまで内山高志さんであって、

音楽ではビートルズとモダンジャズ、ボクサーではマルケス兄さんとパッキャオ、

それに内山さんをリアルタイムで経験してるのが人生最高の幸福なんだよね。

 

その憧れのマルケス兄さんは実は7敗もしてるしパッキャオも6敗だし、

カントは9敗だしアルセは8敗、ラリオスは7敗でバスケスも5敗、

エストラーダは2敗してるし、ガンボアとアルバレスも1敗だし、

あのカシアス・クレイ(モハマド・アリ)なんか5敗もしてるんだよね。

 

今後は興行的な難しさも付きまとうんだろうけど、

内山さんは普通に復帰戦をするべきだって思ってるんだけど、どお?

 

2016年4月27日 (水)

後楽園ホール・4月26日

 

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ブッカー・リトル。

 

玉木パパにはアビー・リンカーンを取り上げてくれって言われたんだけど、

申し訳ないけど自分はビッグバンド・ジャズとジャズ・ボーカルっていうのには

殆ど興味が向かなくて、ビリー・ホリデイからエラ・フィッツジェラルド、

ナンシー・ウィルソン、ヘレン・メリル、サラ・ヴォーン、カーメン・マックレイ、

くらいなら一応何度か聞いたことがあるんだけど、

ジュリー・ロンドンは何とまあエロいんだろうかとか、

アニタ・オディはいいオッパイをしてるなあくらいの感想しか湧かなかったんだわ。

 

ってことで今日は玉木パパも好きだって言ってたブッカー・リトル。

 

ジャズ・トランぺッターで、自分は19歳で亡くなったって思ってたんだけど、

確か23歳の時だったよって玉木パパに教えて貰ったんだわ。

 

写真の横にあるのはタイムレコードから1960年に発売された

彼の初リーダーアルバムである “ブッカー・リトル” のジャケットなんだけど、

その秀逸なデザインに当時はブッ飛んでしまったんだよね。 

 

彼はクリフォード・ブラウン系の基本的にはリリカル・トランぺッターで、

その翌年 “アウト・フロント” と “ブッカー・リトル&フレンド” って、

2枚のリーダーアルバムを残して僅かホントに僅か23歳で、

尿毒症の合併症で亡くなってしまったんだわ。

 

それは丁度アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズが

初来日してた時だったんだよね。

 

 

 

三菱系の会社は三井系や住友系よりも融通とか機転が効くっていうイメージで、

まあそれはあくまで自分の中のイメージではあるんだけど、

だからって競合メーカーに合わせて排ガスデータを偽装するほどの、

それほどの融通を効かせるようには見えなかったんだけどなあ……。

 

奥さんが運転する車に初めて載せて貰ったのが “デボネア” だったし、

“ギャランGTO” と “ギャランFTO” は当時実にイカシタ車だったんだわ。

 

これまでの何度か経営危機に際しては三菱本体からの援助を受けながら、

何とか切り抜けてきたんだけど、今度という今度はなあ……。

 

 

 

昨日は最初の2試合は東日本新人王トーナメント予選だったんだけど、

その2試合と最後の2試合の計4試合しかまともに見てなくて、

その間は何人かの人と大事な話を結構長々としてたもんでね……。

 

 

 

① 高田勇仁君(ライオンズ)×長谷部守里君(三迫

                           ………Mm 4R

2勝(1KO)0敗の17歳・埼玉県と、3勝3敗(1KO)の20歳・東京都。

 

高田君の名前は “ユニ” っていって、

何だか三菱の高級鉛筆みたいなんだよね。

 

その高田君は自分の中での優勝候補の一人なもんで、

長谷部君のどちらかと言うと優しいボクシングではシンドイんじゃないかって……。

 

<1R>

中間からいい感じのスタートを切ったのは長谷部君だったんだけど、

1分過ぎ頃から高田君の詰めが強くなるにつれ今一感が漂ってきて、

それ以降は高田君のショートブローの力強さが印象的だったんだわ。

 

そもそも長谷部君は相手のタイミングを受け入れ過ぎだと思ったなあ。

 

<2R>

相変わらずプレスを効かせてたのは高田君で、

腕振りの強さも圧倒してたもんで長谷部君としては何を対抗策にするかってことで、

多分取り敢えずは手数だと思ってたんだけどそれも徐々にままならなくなって、

流れは完全に高田君の方から動かなくなってしまったんだわ。

 

<3R>

セコンドに言われたか、それとも自分で判断したか長谷部君、

若干打ち込みを強めにしていくにつれヒット数が増えていったんだけど、

それでも打撃の有効度的にはやっぱり高田君だったんだよね。

 

<4R>

劣勢を大きく覆すようなハードヒットを長谷部君に期待するのは難しくて、

高田君のボディフェイントからの左フックがとってもいい感じだったし、

これはもう残念ながら長谷部君の36-40負けだなあって思い始めた1分05秒、

その高田君が自信満々に突っ掛って行こうとしたその瞬間、

長谷部君の右ショートストレートがとっても素直な形で伸びての直撃で、

まともにカウンターヒットされてしまった高田君がゴロンダウンしてしまったんだわ。

 

倒し慣れてない長谷部君は一瞬唖然とした表情を見せてたんだけど、

高田君が立ち上がってリスタートする頃には我に返っての猛追撃で、

ハッキリ効いてしまってた高田君は反撃はおろか防戦さえままならなくて、

そのまま東ロープを背負わされてしまったんだわ。

 

長谷部君は若干精度に掛ける攻撃ではあったんだけど、

相手は打ち返してこないもんでそりゃ何発か一発は当たる訳で、

リスタート後15秒ほどが経過して腰が伸び切ってしまったところでストップエンド。

 

 

1分33秒、長谷部君の大逆転TKO勝利だったんだけど、

三迫ジムの関係者とかボクサー達はタイトルでも獲ったかのような大騒ぎで、

長谷部君は一瞬のうちに英雄になってしまったんだわ。

 

 

それまで圧倒的に優勢だった高田君、無防備なまま出て行ったところに

絵に描いたようなカウンターっていうのは明らかに油断し過ぎだった思ったなあ。

 

一方の高田君は最後まで諦めない頑張りが勝利に導いたってことで、

ダウンを奪った時のパンチの感触とかニッカニカして話してたっけなあ。

 

 

 

② 大森健太郎君(イマオカ)×田中公士君(三迫)……F 4R

2勝(1KO)1敗(1KO)の21歳・岡山県と、

0勝1敗(1KO)のサウスポー、24歳・大阪府。

 

<1R>

お互いに迫力不足同士で、余り工夫の無いワンツーにしてて、

何だか遠くからチョンチョン突っ突きあってるようにしか見えなかったんだわ。

 

<2R>

大森君の方がリーチがあるんだけど、その分単に振り幅が大きくなってるだけで、

その分却って隙が増えてるだけで危ない危ないだったんだわ。

 

開始55秒、大森君の攻めパターンが単調だったところに田中君、

右フックを引っ掛けるようにクロス気味にヒットさせたんだけど、

丁度二人の足が一瞬絡まったこともあって大森君が躓き系のダウン。

 

全くダメージを残さないままのリスタートで、

再開後動きが良かったのは却って大森君の方だったんだわ。

 

<3R>

挽回目指して大森君が更に強めに出ていったんだけど、

ストレートは押すようだったし、フック系は団扇のようなショットの今一で、

田中君も省エネボクシングに転換して打ち終わり狙いに徹したもんで、

何だか急に面白くない系になってしまったんだよね。

 

<4R>

ダウンを取り返さないと負けが確定の大森君がやっとムチャをし始めたんだけど、

時既に遅しっていうのは正にこのことで、

若干逃げ込み系に転じて敢えて勝負をしなくなった田中君とは噛み合わなくて、

そのまま何となくのズルズルエンド。

 

 

ってことで自分は39-36だったんだけど結局、39-37×3ってことで、

田中君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

試合後の田中君は自分のこと知ってたみたいで、エッヘッヘッヘーって感じで、

自分の方から今一だったことを告白したもんで、

「次は今日ほど簡単じゃないと思うよ。」 って伝えたんだよね。

 

次戦の相手はプロ3勝1敗なんだけどアマ戦績は6勝13敗ってことで、

田中君の11勝2敗の方が圧倒してるもんで、

自分としては優勝候補の一人に挙げたんだけど、

この日のような中途半端さだとちょっとヤバイかも知れないんだわ。

 

 

 

③ ジロリアン陸君(F赤羽)×小川晧平君(日東)……Fe 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)の27歳・福島県と、1勝2敗(2KO)の30歳・東京都。

 

デロリアンなら知ってるけどジロリアンって何だ? って感じだったんだけど、

人と話をしてたもんで全く見ることもないままの4R1分26秒、

そのジロリアン君のKO勝ちだってね。

 

 

 

④ 馬庭大樹君(ONE TWO)×大場龍君(ジャパンP)

                           ………SB 4R

0勝1敗1分の18歳・東京都と、デビュー戦の20歳・東京都。

 

 

この試合もまた別の人と話をしてたもんで全く見てなかったんだわ。

結局、40-36、40-37×2ってことで馬庭君の3-0勝ちだってさ。

 

 

 

⑤ 守屋優介君(小熊)×本郷智史君(輪島S)……SF 4R

2勝(1KO)2敗(1KO)1分の25歳・宮城県と、

3勝(1KO)4敗(3KO)の26歳・東京都。

 

守屋君には玉木君親子がセコンドに付いてるなあって眺めてたんだけど、

ただ試合内容としては実に何とも低調の限りで、

二人共リスクを負うのを極端に嫌がってる風にしか見えなくて、

特に本郷君、何をそんなの怖がってるのかって不思議なほどで、

これなら守屋君の余裕勝ちだねってことでコーヒータイムゲット。

 

 

後で確かめたらその後もあのまんまだったみたいで結局、

40-36×3ってことでやっぱり守屋君のパーフェクト3-0勝ちだってね。

 

 

 

⑥ 富岡哲也君(REBOOT)×何チャラ・トゥーム……LF 6R

1勝(1KO)1敗(1KO)の20歳・埼玉県と、

7勝(2KO)2敗の20歳・タイ。

 

こういう試合は基本的には知り合い以外は見る必要はない訳で……。

 

結局、2R1分06秒、直前に想定外のダウンは喰らったものの

富岡君のTKO勝ちだったね、やっぱり。

 

 

 

⑦ 山口結人君(K&W)×伊島史紘君(三迫)……B 6R

4勝(1KO)6敗(1KO)1敗の23歳・栃木県と、5勝3敗(1KO)の21歳・東京都。

 

この試合は伊島君の棄権で中止になってたんだわ。

 

 

 

⑧ 荒木貴裕君(極東)×相川学己君(三迫)……57㎏ 6R

8勝(4KO)4敗(2KO)の29歳・三重県と、6勝(1KO)3敗1分の22歳・東京都。

 

荒木君が力強く詰め寄ってブン回すのを相川君がどう凌ぐか、

距離をキープし続けられるかがポイントだったんだけど、

荒くれ者と真面目な学生さんの対決っていう図式でもあって……。

 

<1R>

相川君は良く動けてはいたんだけど圧力はやっぱり荒木君で、

大きな有効打は無かったんだけど左の伸びも良かったし、右フックも一発ね。

 

相川君は距離を保つ意識が強かったせいか手は出してたんだけど、

あくまで当たりが薄くて評価的にはどうなるのかなあ……。

 

<2R>

開始1分20秒、この試合初めて相川君の右ストレートがハードヒットしたんだけど、

その前後はきっかけを掴みきれないままでまだまだ大人しくやってたんだわ。

 

荒木君の方は少しでも距離が詰まった途端からの力づく狙いがまざまざだったね。

 

<3R>

フィジカルの差が出てきて徐々に荒木君の優勢度が高まっていったんだけど、

それでも以前の彼と比べると全てが大きく雑になってしまってる感じだったなあ。

 

相川君もポイントとは認め難いショットが多くて、

どちらにも傾き切らないような微妙な展開だったんだわ。

 

<4R>

お互いに返しのパンチの少ない単純ワンツー系が多くなって、

最初の接触の強さだけの勝負になりつつあって、

その強さだけだとやっぱり荒木君の方が上回ってたんだけどね。

 

<5R>

もっと手数が必要だって目覚めたような相川君が積極的な攻め込みで、

距離が近くなったその途端、荒木君の登場シーンも増えての乱戦状態で、

相川君のヒット率も意外なほどアップしていったんだけど、

辛うじて当たりの強さで荒木君かなあって感じだったんだわ。

 

<6R>

自分の中では行かないと負けなもんで相川君、一気一気の大攻勢で、

最初の1分間のヒットヒットで荒木君の顔面がエラく腫れてきてしまったんだわ。

 

その荒木君、本来ならば激闘は望むところの筈なんだけど、

殆ど打たれっ放しの反撃無しはまるで消耗した別人のような消極さで、

鼻骨が折れてしまったかのような容貌の変わり方でもあって、

全くらしくないままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

自分は試合前半の貯金があった荒木君の58-56逃げ切りだったんだけど、

結局、58-57×2、57-58ってことで相川君の2-1勝ちだったなあ。

 

 

 

⑨ 濱田修士さん(REBOOT)×中川健太さん(レイS)

                          ………SF 8R

13勝(2KO)7敗(2KO)7敗4分のランク11位、28歳・東京都と、

10勝(7KO)2敗1分のランク4位、サウスポー、30歳・東京都。

 

濱田さんは少し前まで小熊ジムに所属してた関係からか、

今はSRSジムに移ってる櫻井孝樹君ともロビーでバッタリコンチワだったし、

玉木君親子と一緒観戦でもあったんだわ。

 

理由はハッキリ知らないんだけど中川さんはまるで麻生興一さんのように

所属ジムを何ヶ所か転々としてるんだよね。

 

濱田さんの方は2013年に齋藤裕太さんに勝ってランクゲットした後、

大嶽正史さんに勝って、林徹磨さんに負けて、

大保龍斗さんと引き分けて堀陽太さんに勝った後、

去年12月に勅使河原弘晶さんに負けてからのこの日は復帰戦だったんだけど、

その以前にも星野晃則君、渡邊秀行君、田部井要君、石川雄策君、

うすい裕介君ってそこそこ有力なボクサー達と戦ってきてのこの戦績な訳で、

そのキャリア豊富な対応力と中川さんのパンチ力との勝負だったんだわ。

 

<1R>

4~5㎝ほど上背のある相手に濱田さん、基本的には良く動けてて、

前回の試合よりは大分調子がいいみたいだったんだわ。

 

前の手の捌きもほぼ互角だったんだけど、

マストでスコアを付けるとなるとやっぱりリーチ差の分だけ

中川さんの届きの方が良かったかなあ。

 

<2R>

濱田さんの細かい動きと踏み込み難くしてる左のせいか中川君、

このラウンドは若干攻めあぐんでの手数ダウンで濱田さんが優勢。

 

<3R>

中川さんがパンチを上下に散らし始めるにつれ展開が少し動きだして、

特に見栄えのいいボディショットが決まり出してリズムを掴んだみたいで、

中川さんが積極的になるほど距離的には濱田さんにも可能性が増したんだけど、

それでも中々打てるタイミングにさせて貰えないようなところがあったんだよね。

 

<4R>

お互いにキッチリ打ち合う根性が決まってきたみたいで、

距離が微妙に近くなっていって均等のチャンスが二人に訪れつつあったんだけど、

この日の幸運の女神は中川さんの方にニッコリ微笑んだ残り46秒、

濱田さんがグイッと踏み込むところに中川さんの左ストレートが見事な直撃で、

まともなカウンターで貰ってしまった濱田さんが瞬間に失神倒れ込みダウン。

 

余りの当たりの強烈さと倒れ方を見たレフェリーが即のストップエンドで、

2分22秒、中川君のTKO勝ちで、濱田さんは担架搬出されたんだわ。

 

 

大丈夫かなあっていう自分の心配はこの日のプロモーターだった三迫ジムの

関係者達も同じだったみたいだったんだけど、

暫くして濱田さんは自力で歩いて控室に引き上げて行ったんだわ。

 

 

多分なんだけど、中川さんはつい最近船井龍一さんにやっとこ2-0勝ちした

石井匠さんよりは強いんじゃないかって自分は思ってて、

まだまだ荒削りなところはあるんだけど、彼のあの左ストレートは極上だし、

あれだけ広いスタンスを取りながら鋭く出入りできるボクサーは少なくて、

相手は距離を合わせるのに相当苦労するんじゃないかなあ。

 

 

 

途中の試合をシッカリ見てなかった上でのベストボクサーっていうのは

どうかと思ったんだけど、取り敢えず……。

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 中川健太さん

② 長谷部守里君

③ 特にナシ

 

 

 

石川ジム立川の守屋和明君が引退するんだってね。

 

彼はジム内でのパフォーマンスをリング上で出し切れないようなところがあって、

それを最後まで引きずったままの野球でいうブルペンエースだったんだけど、

自分にとってはいつも顔を真っ赤にしながら一生懸命に戦う姿が印象的で、

何とか勝て勝て! って応援したボクサーだったんだわ。

 

それほど人懐こいタイプではなかったから沢山話したことはなかったんだけど、

コンチワってする際にいつもはにかんだような笑顔を見せてくれたんだよね。

 

守屋君は2012年にガンバレ将太君に3-0勝ちした後、

2試合連続の圧倒3ー0勝ちを評価されて2013年にランクインして、

最高8位までっていうのは普通のA級ボクサーとしては絶対立派な訳で、

通算13勝(2KO)8敗っていう戦績でパンチ力は無かったんだけど、

一方ではとっても打たれ強くてKO負けは一回もなかったんだよね。

 

リタイアを決めるきっかけは人様々なんだけど、

2度ものダウンを奪いながらも1-2負けしてしまったつい最近の

大保龍斗君との試合が余程堪えた(こたえた)んじゃないのかなあ……。

 

誰でもいつまでもボクシングを続ける訳にはいかなくて、

ある程度の踏ん切りをつけたら次は違う分野で力を発揮すればいい訳で、

守屋君、お疲れさんだったね……。

 

 

 

少し悩んだんだけどやっぱり今日はちょっと外せない用事があって、

大森総合体育館には行けないことになってしまったんだわ。

で、後で録画した分を見るってことで……。

 

2016年4月25日 (月)

4月度ランキング

 

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キンクス。

 

1964年に結成されたビートルズの弟分的存在のイギリスのバンドで、

サーチャーズが洗練された感じの弟分だったのに対して、

音作りも含めてキンクスは若干ラフというかヤンチャ系だったんだわ。

 

レイとデイブのデイヴィス兄弟が中心になって結成された4人組で、

“You Really Got Me” “Set Me Free” “She's Not There” “All Of The Night”

なんかはホントに良く聞いたもんなんだわ。

 

1978年にレコードデビューしたアメリカのバンド “ヴァン・ヘイレン” が

そのデビュー曲に使ったのが “You Really Got Me” のリメイク版で、

自分は今でもこれがヴァン・ヘイレンのベストだって思ってるんだよね。

 

キンクスは印象的なギターリフを創り出すことに関しては圧倒的で、

後のハードロックバンドにも大きな影響を及ぼしたんだよね。

 

 

 

先週末の試合、ドネアとクァドラス、ローマン・ゴンサレス、ゴロフキン達は

相手のこともあるんだけど余裕の勝利だったんだけど、そんな中、

ざっと見しかしてないんだけどゴンサレスはいつものテキパキ感がなかったね。

タイでの小野心さんとコブラ諏訪さんもタイボクサー相手に其々2R、5Rって、

見事TKO勝ちで良かったヨカッタってことで……。

 

ただオーストラリアでの切間康裕さんは108×120×3ってパーフェクト0-3だったし、

三重県でも林翔太さんはノーランカー相手に7RKO勝ちしたんだけど、

期待してた頴川裕君は中川祐輔さんに2RKO負けしまったし、

広島の板垣幸司さんも世界ランカーに4RKO負け、

池田竜司さんもノーランカー相手に0-3負けしてしまったんだわ。

 

 

 


≪4月度ランキング≫

4月度のランキングは3月24日から4月20日までに行われた試合を対象に

4月21日に発表されたんだけど、その間にOPBF戦は2試合あったんだけど、

日本タイトル戦は6試合も実施されたんだわ。

 

 

≪世界チャンピオン≫

田口良一さん(2)、八重樫東さん(獲得)、井岡一翔さん(2)、河野公平さん(2)、

カルロス・クァドラス(5)、井上尚弥さん(1)、山中慎介さん(10)、

内山高志さん(11)、ホルヘ・リナレス(2)の計9名。

 

WBOのMm級チャンピオンだった田中恒成さんはベルトを返上して、

保留選手リスト入りして前月より1名減。

 

 

 

≪OPBFチャンピオン≫

井上拓真さん(1)、山本隆寛さん(1)、久保隼さん(獲得)、竹中良さん(1)、

伊藤雅雪さん(1)、中谷正義さん(5)、高山樹延さん(獲得)、

細川貴之さん(獲得)、西田光さん(獲得)、松本晋太郎さん(獲得)の計10名。

 

竹中さんは4月14日に正野晃さんに6RKO勝ちして初防衛。

松本さんは4月12日、清田祐三さんに3-0勝ちして王座ゲット。

 

 

 

≪日本ランキング≫

 

【ミニマム級】……福原辰弥さん(1)

福原さんは3月26日に榮拓海さんとのタイトル戦に3-0勝ちして初防衛。

敗れた榮さんは1位から5位にダウン。

 

3月28日、宮崎拳一君に6RKO勝ちした山本浩也さんが一個上がって4位。

 

4月14日にタイボクサーに4RKO勝ちした小浦翼さんは、

須田拓弥さんと入れ替わって6位にアップ。

 

 

【ライトフライ級】……拳四朗さん(1)

拳四朗さんは4月14日に角谷敦志さんとのタイトル戦に1RKO勝ちして初防衛。

敗れた角谷さんは1位から5位にランクダウン。

 

6位だった大嶽正史さんんがF級へ転出。

 

4月10日、原隆二さんに3RKO負けしたはずの大前貴史さんが、

前月と同じ8位にランクされてるんだけど、何かのミス?

普通に考えると9位か10位が妥当なんじゃないのかなあ。

 

4月3日にノーランカーに3-0勝ちした村井貴裕さんが大野兼資さんと

11位と12位を入れ替わってるね。

 

最近の4連続KO勝ちが評価されたか木村翔さんが13位にランクイン。

 

14位だった油田京士さんは4月17日にF級14位の坂本真宏さんに

0-2負けしてランク落ちして空き1名分発生。                                                                                                             

 

【フライ級】……粉川拓也さん(2)

7位だった李明浩さんが突然のランクアウト。

 

大嶽正史さんがLF級の6位から転入して11位にランキング。

 

4月17日に油田さんに2-0勝ちした坂本真宏さんは15位のままなのは何故?

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(5)

石田さんは4月17日に船井龍一さんとのタイトル戦に2-0勝ちして防衛5度目。

敗れた船井さんは1位から3位にダウン。

 

4月3日にタイボクサーに1-2負けした奥本貴之さんが3位から5位にダウン。

 

4月17日、マーク・ジョン・ヤップに0-3負けした久高寛之さんが

11位から13位にダウン。

 

 

【バンタム級】……益田健太郎さん(獲得)

4月3日にタイボクサーに2RKO勝ちした川口裕さんは勿論1位のまま。

 

4月16日、インドネシアボクサーに4RKO勝ちした大森将平さんも2位のまま。

 

4月3日にコラレス・カワシモ君に3-0勝ちした齋藤裕太さんも4位のまま。

 

4月18日、ノーランカーに3-0勝ちした高橋竜也さんは

坂本英生さんと入れ替わっての7位。

 

4月17日に久高さんに3-0勝ちしたマーク・ジョン・ヤップは、

14位から9位にアップ。

 

4月12日にノーラーンカー相手に6RKO勝ちで復帰戦を飾った村中優さんが

以前はF級だったのがこの階級でのランクインで11位。

 

3月27日にノーランカーに3-0勝ちした小澤サトシさんは2個下がって12位。

 

4月14日、澤田京介君と1-1引き分けた中野敬太さんも2個下がって13位。

 

村中さんの編入によるあおりを喰らった形で勅使河原弘晶さんが

13位からの残念ランクアウト。                                      

村中さんはこのままB級を主戦場とするのかなあ。

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(1)

石本さんは4月2日に藤原陽介さんとのタイトル戦に3-0勝ちして初防衛。

敗れた藤原さんは1位から6位にダウン。

 

3月27日、中澤奨さんに4RKO勝ちしたテイル・渥美さんが9位にランクイン。

敗れた中澤さんは7位から13位にダウン。

 

押し出された形で水野拓哉君が15位からのランクアウト。

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(6)

細野さんは3月38日に福原力也さんとのタイトル戦で3-0勝ちして防衛6度目。

敗れた福原さんは1位から4位にダウン。

 

4月10日、タイボクサーに1RKO勝ちした加治木了太さんは8位のまま。

 

4月19日にノーランカーに3-0勝ちした関豪介さんも10位のまま。

 

 

【スーパーフェザー級】……尾川堅一さん(1)

尾川さんは4月2日の杉田聖さんとのタイトル戦で9RKO勝ちして初防衛。

敗れた杉田さんは1位から5位にダウン。

 

4月14日のOPBFタイトル戦で竹中良さんに6RKO負けした正野晃さんが

12位からのランク落ち。

 

4月10日、ノーランカーに3-0勝ちした大里拳さんは一個上がっての13位。

 

1名分のスペースが出来たところに末吉大さんがランクインして14位。

末吉さんはランカー達の中で唯一の左右対称漢字名の貴重なボクサーで、

2012年、まだ4回戦の頃に伊藤雅雪さんに1-2負けして以来現在8連勝中で、

対戦を避けられて苦労してたんだけど、やっと先が見えてきたんだわ。

 

 

【ライト級】……荒川仁人さん(獲得)

荒川さんは4月16日、徳永幸大さんとのタイトル戦に3-0勝ちして王座奪取。

敗れた徳永さんは4位にダウン。

 

4月19日にタイボクサーに1RKO勝ちした土屋修平さんは自然アップの1位。

 

4月17日、ノーランカーに3-0勝ちした村田和也さんも自然アップの3位。

 

3月28日に岡田誠一さんと1-1引き分けたスパイス松下さんは9位のまま。

 

4月3日、ノータンカーに3-0勝ちした恩床健太さんもまた13位のまま。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(4)

岡田さんは4月19日、麻生興一さんとにタイトル戦に7RKO勝ちして防衛4度目。

敗れた麻生さんは1位から4位にダウン。

 

5位にランクされてた岩渕真也さんが引退ランクアウト。

6ヶ月の期限切れまで放置することが多い中、スッキリ潔いね。

 

4月13日に細川バレンタインさんに3-0勝ちした佐藤矩彰さんが、

6位にランクインして、敗れた細川さんが3位から9位にダウン。

 

3月26日、タイボクサーに1RKO勝ちした吉田龍生さんは10位のままで、

空き1名分も変わらず。

 

 

【ウェルター級】……新藤寛之さん(獲得)

4月3日に川崎真琴君に7RKO勝ちした矢田良太さんが大川泰弘さんと、

4位と5位を入れ替わってだけで、後は空き5名分も含めて変わらず。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(4)

野中さんは4月17日に清水優人さんとのタイトル戦に3-0勝ちして防衛4度目。

敗れた清水さんは1位から4位にダウン。

 

6位だった下川原雄大さんは只のズルズルダウンで8位。

空き5名分も変わらず。

 

 

【ミドル級】……西田光さん(獲得)

4月17日にタイボクサーに1RKO勝ちした太尊康希輝さんは6位のままで、

全体に全く異動なくて空き8名分も変わらず。

 

 

 

≪保留選手≫

高山勝成さん、原隆二さん、大平剛さん、宮崎亮さん、田中恒成さん、

木下帝里さん、五十嵐俊幸さん、江藤光喜さん、松本亮さん、岩佐亮祐さん、

和氣慎吾さん、小國以載さん、大竹秀典さん、長谷川穂積さん、天笠尚さん、

三浦隆司さん、加藤善孝さん、小原佳太さん、亀海喜寛さん、村田諒太さんの

計20名は変わらないが、木村悠さんが引退アウトして田中恒成さんが新規イン。

                                                      原さんは4月10日に大前貴史さんに3RKO勝ち。

帝里木下さんは4月17日、タイボクサーに2RKO勝ち。

小國以載さんは4月19日にIBF8位に5RKO勝ち。

天笠尚さんは4月16日、イギリスでジョシュ・ワーリントンに0-3負け。

小原佳太さんは4月14日にタイボクサーに1RKO勝ち。

 

2016年4月23日 (土)

後楽園ホール・4月22日

 

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カンザン。

 

ソメイヨシノが花びらを落としきって一気に新葉が芽吹き始める頃、

それじゃあって感じで開花するのが八重咲きタイプの桜で、

これは新潟から寄贈されたカンザン。

 

 

 

先月だったかなあ、レッドツェッペリンの “天国への階段” は盗作だって、

1971年リリースの楽曲に対して今頃になって因縁をつけてきたのがいて、

何の意味と必要があってのことか知らないけど、

45年も前に付き合った女性に訴えられたようなものだからなあ……。

 

 

 

4月に入って夜のニュースショーのキャスターが何人か交代してるんだけど、

テレ朝は古館からそれほど名前の知れてない若手局アナに交代して、

今のところはよりアナウンサーに近い立ち位置でやってるんだけど、

今後徐々に個人的な意見も加えていくのかなあ。

 

年棒2億5,000万円だったTBS膳場貴子の後釜には取材能力はあるんだけど、

見栄えが悪過ぎるオッサン登場でまるでガッカリだったなあ。

 

 

 

最初はデビュー同士の戦い3試合から始まったんだけど、

昨日は心躍るような試合が一つもなくて、

どういう具合に面白くなかったのかを伝える文章になりそうなんだわ。

 

 

 

① 中島彬君(KTT)×花森成吾君(JBS)……B 4R

デビュー戦の20歳・福岡県と、デビュー戦の17歳・東京都。

 

<1R>

全体のシッカリ感もプレスも圧倒的に花森君の方で、

残り30秒を切ると中島くんはメッキリ落ちてきてパンチもヘロヘロだったなあ。

 

<2R>

中島君はフック系にしろストレートにしろ何もかもが強く打ててなくて、

花森君にもまだまだ感が強いんだけど勝負としては見えてきてしまったんだわ。

 

<3R~4R>

二人共、20歳と17歳の割には元気無さ過ぎとしか見えなくて、

中島くんはラウンドが進むにつれ戦意を喪失してしていって、

余りにも簡単にボディブローを貰い続けてたせいか、

最後はお腹が痛い痛いって言いながらやってたみたいだったんだわ。

 

 

ちょっとなあって思いながらの終了ゴングで結局、

40-36×3ってことで見たまんま花森君のパーフェクト3-0勝ちだったね。

 

 

 

② 松本章汰君(青木)×奥野竜矢君(相模原)……SB 4R

デビュー戦の22歳・茨城県と、デビュー戦のサウスポー、17歳・神奈川県。

 

殴り倒そうとする気持ちが出てる分前の試合よりはちゃんとしてたんだけど、

奥野君は沢山のボディブローを打ちたがる余りか、

顔面に隙が出来てしまってそこのところをやたら松本君に狙われてたなあ。

 

その松本君も頑丈そうな上体をしてるんだけど、

筋肉にはしなやかさが欠けてるみたいで振ってる割には効き目が薄いんだわ。

 

<2R>

一見パワフルな松本君には距離感と当て勘が足りてなかったし、

相変わらず奥野君は上の方を犠牲にしたボディ攻撃に執着したままだったし、

中々優劣を付け難い展開になってきたんだわ。

 

<3R~4R>

どちらにも主導権が渡らないまま松本君の動きが劣化していって、

落ちない奥野君の手数優勢に推移しつつあったんだけど、

それでも決定的とも言えるまでにはいってなくて、

やっぱり時折余りにも簡単に顔面を打たれてしまう癖が治らないままだったなあ。

 

 

結局自分は38-38だったんだけど発表されたスコアは、

39-37、39-38、38-39ってことで松本君の2-0勝ちだってさ。

 

 

 

③ 田嶋学君(宇都宮金田)×新冨凌君(JBS)……Mm 4R

デビュー戦の23歳・栃木県と、デビュー戦の18歳・東京都。

 

<1R>

二人共、一応のテキパキ感はあったんだけどまだまだ至ってない部分も多くて、

新冨君は連打する際のバランスはとっても良かったんだけど若干ひ弱だったし、

田嶋君の方は全体に仕掛けが雑だったし何となくやってるって感じだったんだわ。

 

それでも新冨君の優勢感が全体の流れになってて、

田嶋君の勝つ姿が見え難くなっていったんだよね。

 

 

ってことで一旦休憩タイムってことでそこからは遠目に見てたんだけど、

3Rにダウンゲットしてから田嶋君がやっとやる気になったみたいで、

大きく流れを取り戻しながらの終了ゴング。

 

 

どっちもアリ的な内容だったもんで田嶋君の手が上げられた時には

まあそんなもんかなあって思ったんだけど、直後にリングアナから訂正があって、

珍しいね、須藤アナのコールミスってことで改めて新冨君の勝ちってことで……。

 

スコアとしては38-37×2、38-38の2-0だったんだけどね。

 

 

 

井上岳志君の応援に来てた岡田博喜さんにコンチワしたんだけど、

左目の下が多少青黒くなってた以外激闘の跡は殆ど見受けられなかったなあ。

 

 

そのすぐ後、石川ジムの粕谷雄一郎さんが寄ってくれて、

勿論同門の守屋和明君の応援に来てたんだけど、

相変わらず距離の離れた大学とジムの往復を頑張ってるってことで……。

 

 

 

④ 今井健裕君(ワールドS)×青木日向君(五代)……SFe 4R

2勝(1KO)0敗の22歳・埼玉県と、1勝3敗(2KO)の20歳・埼玉県。

 

<1R>

全体の形がシッカリしててキチンとしたジャブを打ってたのは今井君の方で、

1分18秒には右ストレートからの左ボディを綺麗に決めた後、

ショートのワンツーで青木君をグラつかせてたんだわ。

 

青木君は攻めの組み立てとガードが雑過ぎていきなりシンドそうで、

もう殆ど勝負あったなあって感じだったんだよね。

 

<2R>

手は出してたんだけど青木君、如何にも緩くて相手にダメージを与え切れないまま

初っ端からいきなり危ない危ないだったんだけど、

開始23秒、今井君に鋭いワンツーを立て続けに2回貰ってしまって、

大きくグラッとしてしまったところでレフェリーストップエンド。

 

 

この後の2試合は東日本新人王トーナメントの予選だったんだわ。

 

 

 

⑤ 林大誠君(白井具志堅)×新井隆介君(野口)……SB 4R

1勝(1KO)2敗のサウスポー、22歳・東京都と、

0勝5敗(2KO)2分の26歳・東京都。

 

この試合は新井君の棄権ってことで林君の不戦勝ち上がりだったんだわ。

 

 

 

⑥ 槐勇人君(石橋)×中村駿介君(新松戸高橋)……SL 4R

1勝(1KO)0敗の26歳・神奈川県と、2勝(1KO)0敗1分の23歳・東京都。

 

関係者以外で槐君の姓を何と読むのか知ってる人はまずいなくて、

勿論自分も例外でないんだけど、“えんじゅ” って読むんだよね。

 

 

実に全く目まぐるしい試合で、自分は槐君が勝つっていう予想だったんだけど、

その槐君が気持ち良さ気に追い込んでた1R2分過ぎ、

中村君の左フックを貰ってしまって自分には衝撃のダウンだったんだわ。

 

アラララーッてことだったんだけど槐君、それほど大したことはなかったみたいで、

リスタートしてからは更に行け行け度を上げていっての猛烈挽回で、

確か北西ポスト近くだったと思うけど追込み追込みしながらの手数アップで、

一瞬対応の遅れた中村君に左右フックを怒涛の強烈打ち込みで、

2分55秒、堪らず中村君が崩れ落ちてしまったところでストップエンド。

 

 

槐君、それほど巧いとは思わないんだけど見てて気持ちのいいボクサーなんだわ。

 

 

よく知ってる若手ボクサーが二人、大保龍斗君の応援に来てたんだけど、

そのうちの一人が、 「俺のスニーカー、村木田さんと同じニューバランスで、

996のベージュのスウェードなんですよ。」 って見せてくれたんだけど、

スウェードのカッティングとかメッシュの編地が微妙に違ってる感じがして、

あれっ?って確かめさせて貰ったらやっぱり中国製の “996” だったんだわ。

 

ニューバランスが何故そういう出鱈目な商品構成をするか理解不能なんだけど、

あれは絶対 “996” ではなくて “996.5” って表示すべきだと思うんだよね。

 

 

 

⑦ 竹迫司登君(ワールドS)×何チャラ・ヨンジム……SW 6R

2勝(2KO)0敗の24歳・大阪府と、7勝(2KO)3敗1分の29歳・タイ。

 

この試合には興味が湧かなくて全く見てなかったんだけど、

案の定の1R1分27秒、竹迫君がKO勝ちしたらしいんだけど、

相手のタイボクサーは招聘禁止対象にならないだけの戦い方をしたのかな。

 

 

 

⑧ 守屋和明君(石川)×大保龍斗君(横浜さくら)……F 8R

13勝(2KO)7敗のサウスポー、28歳・東京都と、

8勝(2KO)2敗1分の21歳・神奈川県。

 

大保君は勢いはあるんだけどパンチ力はそれほどのことはないから、

結局は試合経験の差で守屋君が押し切るんじゃないかって予想だったんだよね。

 

<1R>

戦いたい距離とリズム感に差のある二人で、

中距離からのジャブ主体の組み立てでまずは守屋君が優位に進めてて、

大保君としてはどういう入り方をして詰めてからのショート連打に繋げるかで、

そのせめぎ合いが面白かったんだけど、最初のクリーンヒットは大保君で、

開始1分12秒、相手の打ち終わりに合わせた右ストレートがヒット。

 

その後大きく展開が動くことは無くてこのまま平穏に終わるかって思われた

残り18秒の北ロープ前、自分にはお互いの右フックが相打ちしたように見えて、

当たりの強さは大保君のように見えたんだけど、彼のポジショニングが良くなくて、

スットンって感じでダウンしてしまったのはその大保君の方だったんだわ。

 

<2R>

立て直した大保君が更にプレスを強めていって、

守屋君が振り出してくるところに的確に合わせ打ってたんだわ。

 

守屋君は打ち終わりの自らの体勢に対する配慮に若干欠けてて、

もっとポジションチェンジして体を入れ替える動きが欲しいところだったんだわ。

 

<3R>

お互いに代わり番こに相手の打ち終わりを狙って当て込んでたんだけど、

印象的だったのは大保君の火が付いたようなしつこいボディラッシュで、

守屋君、少し自由にやらせ過ぎじゃなかったかなあ。

 

<4R>

相手が打ってくるのも構わず大保君、とにかくガンガンの攻め込みで、

取り付いてからの左右ボディフックで徐々に流れを取り戻しつつあって守屋君、

明らかに押しまくられつつあったしボディも効いてきたような感じだったんだわ。

 

<5R>

主導権を掴みつつあった大保君が初っ端からの攻め攻めだったんだけど、

一旦凌いだ守屋君が東ロープ前で一気の反転攻勢をかけた開始35秒、

左右ショートフックを連続ヒットさせてあっと言う間に大保君からダウンゲット。

 

二度目のこのダウンは大いに効いてしまってたみたいで大保君、

リスタート後も実に心許ないままで、

こりゃ守屋君の一気決着も有り得るなってみてたんだけど、

その追撃が想像以上に手緩くて、彼自身もかなり消耗してたみたいだったんだわ。

 

<6R>

相当シンドかったはずの大保君だったんだけど、

打ち出しの様子を見てたらそこそこ力が込められてて、

却って連続のボディ攻めでシンドそうにしてたのは守屋君の方だったんだわ。

 

相手の反撃を比較的安易に許してしまった守屋君だったんだけど、

それでもまだこのラウンド終了時点では守屋君の2ポイントリードで、

残りあと2ラウンドをやったり取ったりのイーブンで終えることが出来ればねって、

そんな感じだったんだよね。

 

<7R>

足元が踏ん張り切れず、だから強く打ち切れなくなってきたのは

2度もダウンゲットしてた守屋君の方で、ここに来て明らかな形勢逆転で、

何とか挽回挽回って一生懸命さを全面に出してた大保君に対して守屋君、

そんなんで凌ぎ切れるのかってほど消耗してしまってたんだわ。

 

<8R>

お互いにポイント的に拮抗してたのは知ってたと思うんだけど、

ここが頑張りどころだってハッキリ気持ちを高めてたのは大保君の方で、

開始ゴングが鳴ると同時の一気一気でアピールしてたんだわ。

 

守屋君の方もそれなりの感じは出してたんだけど、

チョイ出しパンチには殆ど威力を感じさせなかったから、

ホントは力を溜めながら強い打ち出しが要るところだったのかも知れないなあ。

 

 

ってことで自分は75-75のイーブンだったんだけど結局、

76-74×2、74-76ってことで大保君の頑張り2-1勝ちだったんだけど、

守屋君の戦いぶりはやっぱり残念としか言わざるを得なかったんだよね。

 

 

 

⑨ 井上岳志さん(ワールドS)×エルフェロス・ベガ(平石)

                              ………SW 8R

5勝(2KO)0敗1分のランク7位、26歳・東京都と、

6勝(4KO)2敗(1KO)のランク11位、コロンビア。

 

<1R~2R>

ベガさんの方が4~5㎝ほど上背があってリーチ差もそれなりだったもんで、

要するにどちらが距離を支配するかだったんだけど、

踏み込みのタイミングが良くて動きが鋭かったのは圧倒井上さんの方で、

ベガさんは思いの外簡単に距離を相手の自由にさせてしまったんだわ。

 

その結果、ベガさんが長い腕を巧く畳み切れないままの場面が多くなって、

多分これは井上さんが押しまくって終わるとしか思えなくなってしまって、

ドームの野球終わりも気になったし早々の帰宅だったんだわ。

 

家に帰って確認して見たらやっぱり井上さんの3-0勝ちで、

78-74、78-75、77-76だってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 槐勇人君

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

熊本地震は史上稀にみる終息の見え難い実に気の毒な展開で、

自分は超地震嫌いなもんで現地の人達の毎日は如何ばかりかと……。

 

そもそも震度7の揺れっていうのは想像し難いんだけど、

被害の状況からするとホントに震度7だったのかってことでもあって、

震度計の目盛が7までしかなかったからそう発表してるだけで、

実際には7強とか8弱くらいはあったんじゃないのかって……。

 

活断層って解ってるだけで日本には2,000ヶ所もあるってことで、

だからいつ何処でも熊本や大分のようになる可能性がある訳だし、

首都圏近辺にも立川や荒川以外にもまだ解明されてない活断層がありそうだし、

東京の地下鉄は13路線もあって地面の下はスカスカなんだろうしって、

とにかく心配事が絶えないんだけど、

いざ大災害が起こった時、人間の真価が問われるんだろね。

 

2016年4月20日 (水)

後楽園ホール・4月19日

 

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ヘイリー・ミルズ。

 

“ライアンの娘” でアカデミー助演男優賞を貰ったジョン・ミルズの娘で、

ガキの頃の自分のアイドル的存在で、“罠にかかったパパとママ” と、

“ポリアンナ” が忘れられないなあ。

 

“罠に~” では一瞬彼女のパンツが見えて、

外国の女の子は青色のパンツを履いてるんだってその時は思ったんだよね。

 

 

 

丸川珠代っていうのは今は政治家に転身して何チャラ大臣をやってるんだけど、

元々はテレ朝のアナウンサーで、

久米宏のニュースショーでアシスタントをしてたんだけど、

あの頃はとっても知的な美人だったんだけど、最近は変に眼が吊り上って、

年齢以上に老け込んでしまってかなりの下品系の只のオバサン顔になってて、

そういう仕事がしたいんだろうけど、心が捻じ曲がってしまってるみたいだったなあ。

 

 

 

昨日は角海老ボクシングだったもんで、

赤コーナーは全員角海老ボクサーだったんだわ。

 

ホールに入って角海老ジムの会長と大会長に御挨拶した後、

阿部さんや田島さん、加藤さん、小堀さんってトレーナーにもコンチワコンチワして、

小國以載さんとか市川雅之君とちょっと話した後、

リングでアップしてた関豪介さんと麻生興一さんに地元は大丈夫だった?って、

熊本と大分の彼らの実家や知り合い達の事情について聞いたんだけど、

家の中が多少被害を受けたくらいで大事にはならなかったってことで……。

 

三迫社長ご夫妻と今日も来ましたね的な会話を交わして始まり始まり……。

 

 

 

① 三船世翔君×瀧野貴之君(郡山)……60㎏ 4R

デビュー戦の23歳・山形県と、0勝2敗(1KO)の33歳・福島県。

 

この日も渡辺秀行君が瀧野君のサポートに来てて、

彼、6月に試合が決まったって言ってたなあ。

 

それにしても前日計量を含めると郡山からの交通費がバカにならないし、

試合をするボクサーは宿泊する場合もあるらしいんだけど、

プロモーターから補助金みたいなものが出るのかなあ。

まあ、何事も決め事なんだけどね。

 

<1R>

立ち上がりは三船君の冷静さが目立ってて、

瀧野君は少しビビり気味のように見えて、

中間距離以上からは容易に攻めきれてなかったなあ。

 

ただ三船君の方も必ずしも余裕の余りからではなかったんだろうけど、

右アッパーにしろ左ボディにしろ、やたら派手なパンチを使おうとし過ぎる余り、

あっちこっちに隙が出来てしまってたんだよね。

 

<2R>

初っ端からより積極的に出て行ったのは瀧野君の方で、開始僅か10秒、

相手が出て来るところにタイミング良く右チョンストレートを合わせてダウンゲット。

 

三船君は殆どダメージを残さないままのリスタートで、

挽回目指して激しく反撃していったんだけど、

そんなに慌てる必要はない訳で、残りの二つのラウンドで戻せばいいんだわ。

 

<3R>

瀧野君は怖さは感じさせないんだけど思いの外粘っこいボクシングで、

基本的には接近してからのショートストレート狙いで、

波状的な攻撃が出来なくなりつつあった三船君より手数優位だったんだけど、

それでも当たりの有効度では三船君だったんじゃないかなあ。

 

<4R>

いずれにしてもこのラウンド勝負のアピール競争だったんだけど、

瀧野君の手数落ちが目立ってきた中、三船君も圧倒的では無かったんだけど、

中盤でのボディブローの有効度が勝ってたように見えたんだよね。

 

 

ってことで自分は三船君の38-37だったんだけど結局、

三船君から見て38-37、38-38×2ってことで1-0ドローだったんだわ。

 

この採点に関しては青コーナーに不満そうにしてた関係者がいたんだけど、

どう見ても自分は瀧野君の勝ちはないと思ったけどね。

 

 

 

② 大谷広忠君×ヒル・コーネリアス君(金子)……H 4R

1勝0敗の31歳・愛知県と、デビュー戦の33歳・アメリカ。

 

控室で見掛けたコーネリアス君は漆黒のとてもデカイ体をしてたんだけど、

リングに上がったら何だかボブ・サップ系の迫力満々で、

隣に座った藤中大和君によるとパワーが半端じゃないんだってさ。

 

一方の大谷君はこれが2戦目なんだけど、初戦の動きが半端じゃなくて、

大きな可能性を感じたんだけど、元々物怖じしないというか実にリラックスしてて、

これから始まる試合にワクワクしてるような感じだったんだよね。

 

<1R>

約10ポンドだから4.5㎏ほど重いコーネリアス君がまずは力づくの積極策で、

その右フックには絶大なパワーが込められてたんだけど、

ワクワクしながらやってた大谷君は結構度胸よく受け止めながら、

相手の大きなパンチ軌道を見極め交わし交わししながら的確な打ち込みで、

たまのイッセノセの右フックの同時打ち出しには危険が溢れてたんだけど、

なんだか既に見切ってしまったみたいないい感じで進めてて、

中盤以降は早々にコーネリアス君の攻めあぐみを誘ってたんだよね。

 

<2R>

大谷君はムキになってやたら倒しに行くっていうようなところがなくて、

試合そのものを楽しむって感じの進行で、

とにかくヘビー級の割には軽やかに動けるしコンビネーションはそこそこ華麗だし、

右を大きく振り込んだ後も直後の腕引きもとっても早いんだよね。

 

コーネリアス君もこの回の1分10秒、やっと右フックを当て込んでたんだけど、

これ以降を含めてもクリーンヒットは結局この一発だけで、

ジャブも打てなくなるにつれ鼻血が出始めてしまったんだわ。

大谷君は益々絶好調で終盤には左フックのトリプルまで見せてたんだよね。

 

<3R>

コーネリアス君は大谷君のジャブだけでのけ反るようになってきて、

仕掛け切れないまま下がり下がりすることが多くなってきたんだわ。

 

大谷君、決めの右を外した後の左の返しもキッチリ打ち切れたなあ。

 

コーネリアス君には何人ものアメリカ人が応援に来てて、

彼らはデカイ声でアドバイスを送ってたんだけど、

その全部が英語だったもんでまるでラスベガスかのようだったんだわ。

 

<4R>

大谷君、交わしてからの左ボディとか実に美しい打ち込みだったし、

的確な右ショットでコーネリアス君の鼻血をあっちこっちに跳ね飛ばしつつ、

最早相手の反撃も失せてしまっての余裕余裕の終了ゴングだったんだわ。

 

 

ってことで自分もジャッジ3人の判断も完全に合致しての40-36×3ってことで、

これで2試合続けての40-36×3のパーフェクトエンドなんだよね。

 

 

 

③ 市川雅之君×高橋悠斗君(K&W)……Mm 6R

6勝(2KO)3敗の25歳・東京都と、4勝(2KO)2敗の23歳・東京都。

 

勝率は同じなんだけどスピードと手数で市川君だなって思ってたんだけどね。

 

<1R>

前の手の捌きではまずは市川君が先制したんだけど、

多少振りがデカいとは言え高橋君の手数は想像以上で、

市川君も最後には綺麗なコンビネーションを見せてはいたんだけど、

ヒット数も含めて高橋君が主導権を獲ったんだわ。

 

<2R>

同じように高橋君の積極的な手数手数で始まったんだけど、

市川君もよりハードなヒットを目指しての反攻を見せてきて、

残り30秒までとっても微妙な展開だったんだけど、

当てられた直後の反撃の鋭さが目立ってた高橋君かなあ……。

 

それにしても二人共、全くクリンチの無い見てて気持ちのいい試合をしてたね。

 

<3R>

大きく挽回を図りたい市川君に対して高橋君、

あくまでテキパキ感で優勢を保ってて、前詰めからの止まらない手数が圧倒的で、

このまま流れを持っていきそうだったんだけど、

手数では遅れを取ってた市川君も有効ヒットで持ち直しつつあったんだわ。

 

いずれにしてもお互いに一発当てた後と当てられた直後の対応が肝要で、

その点に関してはまだまだ互角だったんだよね。

 

<4R>

お互いに連打が一段落した直後に危ない感じを漂わせ始めてたんだけど、

特にこのラウンドは高橋君のシッカリ感が若干落ちてきた感じがしたんだよね。

 

ただ、市川君にしてもそこを突っ込み切れてなかったのも事実だったんだわ。

 

<5R>

またもや初っ端から手数をアップしてきたのは立て直した感じの高橋君で、

初めの1分間を支配した流れのままの1分34秒での右フックだったなあ、

消耗の進んでた市川君にタイミング良くヒットさせてダウンゲット。

 

何とかリスタートした市川君だったんだけど、回復はままならなかったみたいで、

そのまま南ロープまで一気に追い込まれてしまって、

高橋君の気持ちのこもった連打を浴びまくって、

最後、腰が伸び切ってしまったところでレフェリーストップエンド。

 

 

1分58秒、試合全体を思い返してみれば高橋君の気持ち勝ちだったなあ。

 

 

 

④ 関豪介さん×太田啓介君(L玉熊)……SFe 8R

16勝(3KO)2敗(1KO)2分のランク10位、サウスポー、30歳・熊本県と、

9勝(2KO)9敗(2KO)の31歳・神奈川県。

 

<1R>

地元熊本への思いを強く抱いてたせいか関さんが初っ端から飛ばす飛ばすで、

それは少しムキになり過ぎじゃないかと思われるほどで、

手数だけじゃなくてもう少し丁寧な当て込みを重視するべきだったんだわ。

 

一方の太田君、元々刺激的なボクシングをするタイプじゃないんだけど、

やり難いリズムに乱されることなく一生懸命な感じを出してたなあ。

 

目立った有効ヒットは無かったんだけどそれでも関さんの攻勢が印象的で、

このまままずは1ポイントゲットかなあって思ってた残り23秒の北ロープ前、

相手の両足が揃ったところに関さんのパワフルなワンツーがヒットして、

太田君から仰向けコロンダウンゲット。

 

<2R>

太田君にも一発で倒す破壊力はないんだけどピストン系のチョンチョンヒットで、

それを休みなく繰り出してくるもんで関さんも少しばかり出鼻を挫かれて、

ダウンゲットしたってことで一気にカタを付けに行こうとし過ぎる余りか、

突っ込み過ぎのまま右目上をバッティングカットしてしまったんだわ。

 

有効打的には関さんだったけど手数を頑張ってたのは太田君だったね。

 

<3R>

太田君は中間距離で攻めきれてない分、勝機が見え難くなってきて、

突っ突くようなショットが多くて関君にダメージを与えきれてなかったんだわ。

 

関さんの方も開始40秒での右目上傷のドクターチェック後は益々粗くて、

変な止められ方をされそうなのを焦ったか、とにかく殴り倒したかったのか、

その雑々さ加減というか粗っぽさは稀に見るほどだったんだわ。

 

ってことこで何となく関さんの負傷判定が見えてきてしまって休憩タイムゲット。

 

 

通路で、「関君ってこんなに粗っぽかったっけ?」 って聞かれたんだけど、

案の定、そこから長い時間はかからなかった6R1分07秒の負傷判定で、

結局59-54、59-55、58-56ってことで、

採点的には妥当な関さんの3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑤ 土屋修平さん×何チャラ・トンブリ……L 8R

19勝(16KO)4敗(3KO)のランク2位、29歳・愛知県と、

8勝(3KO)2敗の20歳・タイ。

 

この試合は全く見るつもりはなかったんだけど、

西板席に座ってた勅使河原弘晶さんと長嶺克則さんに声掛けられたもんで、

傍で一緒に見てたんだけど、初っ端から腰引け気味のタイボクサー、

いきなり3回ほど倒されてしまって、あっと言う間の1R2分31秒でお終いだったね。

 

 

 

⑥ 小國以載さん×マイク・タワッチャイ……124P 10R

16勝(5KO)1敗(1KO)1分のWBO13位、WBC9位、IBF9位の

27歳・兵庫県と、

38勝(21KO)8敗(1KO)1分のIBF8位、30歳・タイ。

 

相手の事は全く知らないし実は自分、この試合の行方が一番気になってたんだわ。

試合前の小國さんは当然なんだけど顔がスッキリ絞れてて、

「カネの為にガンバレ!」 って声掛けたらニヤッと笑ってたんだわ。

 

<1R>

ガッチリ型のタワッチャイに対して小國さんは10㎝近く上背があって、

だからタワッチャイの方がガンガン詰めてくるのかって思ってたらそんなこと無くて、

初っ端から小國さんがキッチリプレスを効かせてたんだわ。

 

最初のグッドヒットは小國さんの左ボディで、いい食い込みを見せて、

その後若干乱暴な右フックを一発貰って、直後に右上手投げも喰らってたけど、

全体としての出来上がりは小國さんが圧倒してたんだよね。

 

 

自分のすぐ後ろの二人連れのオッサンが呑んだくれてのお喋りお喋りで、

尋ねたら麻生さんの応援ってことだったんだけど、

幾らそれ以外の試合は興味がないからって、

息を呑んで見つめてるリングサイドにそいつ等は全く相応しくない邪魔邪魔で、

やっぱり我慢が出来なかったもんで軽くドヤして黙らさせてやったんだわさ。

酒喰らっての花見気分の観戦者っていうのはどうも腹立つんだわ。

 

<2R>

タワッチャイは更に力づく度を上げていって、KO率も高いんだけど、

相当ラフなのも間違いないところで、中盤には小國さんの右手を脇に挟んで、

何度も殴り掛かってレフェリーに注意されてて、

つまりはすぐ前の試合のタイボクサーとは根性の入り方がやっぱり違ってて、

ちょっとでも気を抜くとそこを一気に突かれそうな感じもあったんだよね。

 

それでも小國さん、冷静な立ち回りで残り1分からは絶妙なコンビネーションで、

明らかに打ち終わりを狙ってきてた相手の動きもシッカリ見極めてたんだわ。

 

<3R>

年齢を重ねてる割にはタワッチャイ、ある意味若過ぎる力づく系のままで、

元々スタミナに問題があるのか自分から仕掛けることが減ってきて、

小國さん、その右の大振りフックにさえ注意してれば問題無さそう無さそう。

 

って感じだった残り1分06秒のリング中央での小國さん、

グイッと踏み込んだところで左ボディからの右フックをクロス気味に打ち込んで、

これがまあ実に美しい直撃でタワッチャイから強烈ダウンゲット。

 

普通のタイボクサーならこれで終わるところ枯れても世界ランカーってことで、

敢えての密着戦を挑んでいって必死の抵抗を見せてたんだわ。

 

<4R>

スッカリ流れを掴んだ小國さんだったけど、

タワッチャイも挽回目指して諦めてなくて前に出る出るで、

小國さんの左右フックに合わせ打つタイミングもまだまだ合ってたんだよね。

 

それでも小國さんの左ボディがいつもより渾身の打ち込みだったせいか、

タワッチャイが明らかにシンドそうな素振りを見せ始めて、

だから距離を獲られることを嫌がってすぐに小國さんに掴まりだしたんだわ。

 

<5R>

タワッチャイの消耗が進んで長い時間は頑張り切れなくなって、

休み休みして力を溜めたところからの右一発さえ見切れば後は簡単で、

さあ小國さん、どう決着付けるのかって見てた1分過ぎ、

左ボディを混ぜ込んだ左右攻撃の最後の右ストレートを真っ直ぐ打ち込みで、

直撃喰らったタワッチャイが西ロープに吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

バッタンダウンしてしまったタワッチャイは何とか立ち上がろうとはしたんだけど、

当たった時の音が半端じゃなかったし、それまでも相当打たれ込んでたって事で、

1分06秒、即のストップエンドってことで小國さんの実に手際のいいTKO勝ち。

 

 

試合後の小國さんは顔面の何処にも試合をしたっていう痕跡というか、

擦り傷の一つさえも残ってなくてホント驚いてしまったんだわ。

移籍する前は実に気の毒な境遇だったからこれからいい目に遭わないとね……。

 

 

 

⑦ 岡田博喜さん×麻生興一さん(三迫)

                ……日本SL タイトル戦 10R

11勝(9KO)0敗のチャンピオン、26歳・東京都と、

20勝(13KO)6敗(3KO)1分のランク1位、30歳・大分県。

 

麻生さんは先週の地震で被災した大分県出身なんだけど、

関係者の中に被災した人はいなかったって試合前に言ってたんだわ。

 

約2年前、二人は対戦したことがあってあの時も稀に見る激戦で、

その時は2ポイント差ほどで岡田さんが何とか征したんだけど、

お互い相手が驚くような新戦法を今更出してくる訳はなく、

今回も勝手知ったる同士の超激戦を予想してたんだよね。

 

岡田さんは早いものでこれが4度目の防衛になるんだわ。

 

麻生さんのチーフセコンドは加藤さんだったんだけど、

サブの一人には射場さんが付いてたね。

 

<1R>

まずは距離をどうするかってことだったんだけど、

それと同じくらいリズム感が大事じゃないかって思ってたんだけど、

ガードを固めて細かく詰め寄る麻生さんのリズムに岡田さんもシッカリ同調してて、

初っ端から惜しげも無くショートアッパーを混ぜ込んでの鋭い短打連打で、

麻生さんのグローブの間を差し込むように打ち込んでたんだわ。

 

相手のペースに乗ってしまってきっかけを与えるとヤバイってことで岡田さん、

思ってた以上にいきなり全開させていったんだけど、

麻生さんも早いこと自分の展開に持ち込みたがってか、

多少いつもより初っ端から飛ばし過ぎっていうか、

もしかしたら岡田さんの先制に戸惑ったか少し焦り過ぎのような感じだったんだわ。

 

要するに麻生さんの諦めないシツコイ前詰めと手数に岡田さんが嫌気差さないか、

予想通りいきなりそういう問題になっていったんだよね。

 

手数的にはそれ程の大差が無かった中、有効ヒットは圧倒的に岡田さんだったね。

 

<2R>

麻生さんの前詰めは更に厳しかったんだけど岡田さんも全く揺るぎなくて、

狭いところを正確に出来る限り強く打ち込み続けてて、

で、早くも麻生さんの顔面はかなり傷んできてしまったんだけど、

それでもそういうところからが麻生さんの本領発揮でもあるんだよね。

 

中盤、岡田さんの右ショートで麻生さんの左眉辺りがヒットカットされたんだけど、

若干目に入りそうだったにも関わらず麻生さんは決してそれを拭うなんてことなくて、

全く怯むことなく殆ど平気な顔をしてやってたんだよね。

 

終盤、岡田さんが一段落したところを見計らって麻生さん、

大攻勢を仕掛けて行ったんだけどポイントバックするまでにはいってなかったなあ。

 

<3R>

ここまで岡田さんは相当振り込んでたんだけど、

敢えてのショート戦にここでも自ら挑んでいったんだわ。

 

あくまでめげずに打ち返してくる麻生さんはあっちこっちそれこそ傷だらけで、

このラウンドでは新たに右目上もヒットカット出血を見舞われてしまったんだわ。

 

自分の中でこの試合はここまでだなって思ったもんで三迫会長に目配せして、

一旦離席して、それからは長嶺さんと勅使河原さんの傍らに移って、

それでも最後まで見てたんだけど、そりゃ岡田さんも凄くて、

途中2回ほど左アッパーを4連とか5連させてたし、

麻生さんのガードを見極めながら上下を散らし打ってたんだわ。

 

一方の麻生さんも顔面を血で真っ赤に染めながらそれを一度も拭うことなく、

そりゃ途中で腕振りが緩んだこともあったんだけど、

その都度気を取り直してシッカリしたパンチに戻していってたし、

最後の最後まで岡田さんの打ち終わりを狙えてたんだよね。

 

 

会場中に 「何だこの頑張りは……。」 っていう感動が徐々に充満してきて、

ポイント的にはどうにもならない中での麻生さんの諦めない気持ちは物凄くて、

勝ち負けを度外視した人間の頑張りに触れたような思いがしたんだよね。

 

結局7R2分15秒、

麻生さんの傷に2回目のドクターチェックが入ったところでストップエンドで、

控室に戻る通路で 「凄かったよ、よく頑張ったよ。」 って麻生さんに声を掛けたら、

「村木田さんの予想通り、負けちゃいました。」 って言ってたんだけど、

顔面は傷んでたんだけど眼光はあくまで鋭かったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト5ボクサー】

① 岡田博喜さん

② 小國以載さん

③ 麻生興一さん

④ 大谷広忠君

⑤ 高橋悠斗君

 

2016年4月19日 (火)

後楽園ホール・4月18日

 

Image_2

 

パティ・デューク。

 

これはTVシリーズ “パティ・デューク・ショウ” でのワンシーンで、

彼女もヘイリー・ミルズと同じく、ブルーがとっても似合ってたんだよね。

 

 

 

九州の地震は熊本から大分方向へ北東に震源が移動してるんだけど、

活断層は南西方向にも伸びてるってことで、自分は地震が大嫌いだから、

周辺に在住の方々の思いは如何ばかりかと……。

 

身内や知り合いを突然失ってしまった方々の心の立ち直りも心配だけど、

家屋の倒壊や崖崩れによる道路や橋が寸断される新しい場面が減るにつれ、

テレビは普通放送になるし一般の人々の関心も徐々に薄れていくんだけど、

住居を破壊されてしまった被災者達のこれからこそが大変な訳で、

インフラ整備の行方や自らの住む場所の確保に頭と心を悩ますばかりで、

“俺がやらなきゃ誰がやる” っていう台詞の “誰が” の “が” の濁点を省いて、

“俺がやらなきゃ誰かやる” っていうのが最近の自分の心境なんだけど、

それでも機会があれば僅かではあるけど募金に協力するつもりなんだよね。

 

 

 

17日の日曜日、大阪でSF級の日本タイトル戦があって、

挑戦者の船井龍一さんがチャンピオンの石田匠さんに0-2負けしたんだけど、

95-97、94-96、96-96って結構微妙な数字なんだけど、

これって妥当な採点だったの?

自分、名古屋や大阪方面の試合の採点については

信じ切ってない部分があるんだけど偏見?

 

 

 

少し早くホールに着いたもんで、裏の方にある小石川後楽園の横道を散歩。

 

ツツジは紫、白、ピンクって色々咲き始めてたけど、

やっぱりサツキはまだまだって感じだったね。

散歩道ですれ違った7人の全員が欧米人だったのには驚いたなあ。

 

 

 

ホール前に黒木健孝さんがいたもんで久し振りにちょっと昔話をした後、

瀬川トレーナーに連れられた横浜光ジムの鈴木英樹君と高橋竜平君、

最近絶好調の石川ジムの会長と田中さんと橋口悠斗君、それから、

またもやの玉木君親子にコンチワコンチワした後、

本多ジムの美佐子マネジャーとちょっと打ち合わせをして始まり始まり……。

 

 

最後の試合は見るまでもないと思ってたもんで、

昨日はセミファイナルで帰宅したもんで悪しからずってことで……。

 

 

 

① 豊田和也君(小熊)×中沢聖二君(新日本カスガ)……F 4R

0勝2敗の27歳・埼玉県と、0勝2敗(2KO)の25歳・長野県。

 

お互い、初勝利目指し組だったんだけど中沢君、

応援に来てた女性が折角の花束を渡し損ねてて気の毒で、

スタッフは声を掛けてくれなかったってレフェリーのせいにしてたけど、

あれはハッキリ言ってスタッフの気配り不足なんだわ。

 

<1R>

二人共とってもよく似たファイトスタイルでチョン当てに終始してて、

たまにはもっと力を込めた方がいいのになあって見てたんだけど、

残り40秒、豊田君のワンツーがヒットして途端に中沢君がガックリするところ、

豊田君が一気追込みをかけて最後は綺麗に右を当て込んでダウンゲット。

 

何とかリスタートはしたんだけど中沢君、回復がままならない中、

豊田君の抜かりない追撃に為す術なくそのまま2分50秒レフェリーストップエンド。

 

 

試合後に小熊会長とも話したんだけど、1勝2敗と0勝3敗とでは大違いで、

豊田君は次勝てば即イーブン戦績になるんだけど、

中沢君は3連勝しないとイーブンには戻せないんだよね。

 

 

 

② 荒木侑也君(本多)×岸部久地君(宮田)……54㎏ 4R

デビュー戦の28歳・千葉県と、デビュー戦の18歳・秋田県。

 

10歳の年齢差のあるデビュー戦同士。

 

<1R>

初っ端、圧倒的に勢いがあったのは岸部君の方で、

若さに任せてガンガンガンガン行ってたなあ。

 

若干受けて立ってた荒木君、それほど慌てているようには見えなかったんだけど、

ストロークが大き過ぎでもう少し細かいヒッティングが欲しかったし、

鋭く振り切れてない中でのアッパーは危険度が高いんだよね。

 

<2R>

接近戦に移行するにつれ徐々に荒木君の優勢が目立ってきて、

岸部君は目線を切るのが余りに早くなってしまって、

その頭を下げたところに山ほどショートフックを貰ってしまってたんだわ。

 

ヘバリが進んできた岸部君は明らかにガス欠になってしまったみたいで、

それを見て元気を増した荒木君の攻勢の前に為す術なくしてしまって、

結局2分13秒に実に呆気なく止められてしまったんだわ。

 

岸部君、そもそもまだ体が出来てないというかスタミナに問題が有り過ぎたね。

 

 

黒木健孝さんがスッと寄って来て、九州大震災の為の募金活動ってことで、

そう言えば彼は5年前の東北大震災の際にも駆り出されてたっけなあ……。

 

 

 

③ 根本裕也君(土浦)×高橋誠(新日本カスガ)……M 4R

3勝(1KO)5敗(3KO)の30歳・茨城県と、

1勝(1KO)8敗(2KO)1分の34歳・長野県。

 

<1R>

負けが先行した30代同士の一戦だったんだけど根本君の方が10㎝もデカくて、

その根本君の方が中々いい感じのスタートを切ってたんだけど、

残り30秒近くからは二人共トロトロになってしまったんだわ。

 

それでもまだ根本君の方がまだマシって感じで高橋君は見るも無残だったなあ。

 

こりゃ勝負あったなあって感じだったもんで席を外して、

その後は遠目から見たり見なかったりだったんだけど、

二人共、何だか酔っ払いのケンカみたいになってしまってたんだわ。

 

結局、決着が付かないまま最終ラウンドまでズルズルで、

39-37×2、38-38ってことで根本君の2-0勝ちだったね。

 

 

途中、ブラッとしてたら塚田祐介さんと粕谷雄一郎さん、

それに先週試合に勝ったばかりの大野俊人君達のホール入りとバッタリで……。

 

 

 

④ 橋口雄斗君(石川)×小山哲也君(横田S)……57.9㎏ 6R

6勝(5kO)3敗1分の27歳・宮城県と、

6勝(2KO)7敗(1KO)の35歳・神奈川県。

 

橋口君はほぼ2年振りの試合だったんだけど、

シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダンのユニフォームでの登場で、

彼の風貌にとっても似合ってたんだよね。

 

<1R>

橋口君の強いプレスから始まったんだけど、

最初のクリーンヒットは1分21秒、小山君の右ショットで、

橋口君は見掛けによらず打たれ強くないところを一瞬見せてしまったんだわ。

 

その後立て直した橋口君が更に攻勢を強めていくにつれ小山君、

目線を切るのが早過ぎる欠点を露呈し始めて劣勢の印象を強くしていって、

気を良くしていった橋口君がかなり挽回した残り16秒の赤コーナー前、

見事に右ストレートをハードヒットさせて幸先のいいダウンゲット。

 

<2R>

立て直し切れてないのか小山君、パンチのストロークが雑に大きくなってるし、

やたらお助け下さいクリンチが増えていったんだわ。

こりゃ長いことはないんじゃないかってこの時は思ったんだけどね……。

 

<3R>

橋口君、もっとボディを攻めて相手のガードを下げさせた方が得策で、

腕力に頼った単調な顔面攻め一辺倒が目立ち始めてたし、

長い時間飛ばし切れないうちに小山君も回復していったみたいだったなあ。

 

<4R~5R>

小山君も意外なほど頑張り直したんだけど、

橋口君の中途半端な攻撃がそれを助けたっていう部分もあって、

パンチの緩急不足が相手にパンチ慣れをさせてしまってたみたいで、

却って小山君の細かい手数が橋口君の粗っぽさを上回ってたんだわ。

 

<6R>

それでもやっぱり小山君の方がより消耗が進んでたみたいで、

若干休み休みしたがってたし、打たれた時の体勢の崩れ方が見栄え悪くて、

何とか手数は踏ん張ってたんだけど有効ヒットとは言い難いまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は58-55だったんだけど結局、

60-54、58-55、58-56ってことでやっぱり橋口君の圧倒3-0勝ち。

 

 

ただ、どう考えても60-54っていうのは理解し難くて、

4R、5Rの両方共が橋口君の10-9っていうのは有り得ないと思ったけどね。

 

 

それにしてもここのところの石川ジムは絶好調で、

確かではないんだけどこれで10連勝くらいじゃないのかなあ、

それって中々出来ることじゃなくてホント、凄いんだわ。

 

 

この日は協会の理事会があったみたいで、通り過ぎた横浜光ジムの石井会長も、

自分の横で一緒観戦してたRK蒲田ジムの柳光会長もキッチリダークスーツで、

ちょっと見違えるほどカッコ良かったんだわ。

 

 

 

⑤ 岩原慶君(本多)×鈴木亮輔君(全日本P)……SFe 6R

5勝(2KO)3敗(1KO)のサウスポー、25歳・埼玉県と、

4勝4敗(3KO)の29歳・千葉県。

 

<1R>

「もうちょっと離れてやった方がいいんじゃないかなあ。」 って、

隣で見てた柳光会長が言ってたんだけど岩原君、ホントその通りで、

充分届き切るリーチがあるんだから打ち気に逸って詰め過ぎることはない訳で、

自分から相手のやり易い距離を作って上げる必要はないんだわ。

 

初っ端から倒す気満々の岩原君に気押され気味の鈴木君、

ラウンド中盤過ぎには左顔面が赤く腫れ始めてたし口も空いてたんだけど、

そもそも鈴木君、マウスピースのサイズが合ってなかったんじゃないのかなあ。

 

<2R>

殆ど岩原君のペースで進んでた中、開始57秒の北西ポスト前、

連続攻撃からの最後は若干バランスを崩した中での右アッパーだったんだけど、

それが見事に直撃して鈴木君がダウンしてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がってのリスタートだったんだけど鈴木君、

そこそこのダメージを引きずったままだったもんで岩原君の猛追撃を凌ぎ切れず、

再開後10秒ほどしか持たなかった1分22秒、

最後は東ロープ前で右、左って連続して3発ほど貰ってしまって再度のダウン。

 

レフェリーが何気に青コーナーを見やりながらのカウント開始だったんだけど、

直後に陣営からタオルが投入されて1分27秒、岩原君のKO勝ち。

 

 

この日二人出しの本多ジムは二人共が見事なKO勝ちだったね。

 

 

 

⑥ 鈴木英樹君(横浜光)×堤箸弘幸君(宮田)……SB 6R

6勝(1KO)4敗2分の23歳・神奈川県と、

7勝(1KO)8敗(2KO)2分の30歳・東京都。

 

自分は以前提箸君のことを “ツツミハシ” だと思ってたことがあるんだけど、

“サゲハシ” って読むんだよね。

 

<1R>

お互いがお互いのことをよく知ってるような戦いで、

刺激的なパンチ力は持ってない二人が打ち負け手数負けしないようにって、

初っ端からそこそこ見応えのあるやり取りが続いてたんだけど、

1分20秒、まずは鈴木君の返しの左フックが展開を大きく動かしたんだわ。

 

鈴木君、接近戦の際にディフェンスが疎かになることが多かったんだけど、

それでも手数ヒット数ともに優勢のまま終了ゴング。

 

<2R>

事前に打ち合わせでもしてたかのようないきなりの接近鬼手数戦が始まって、

1分15秒、提箸君がマウスピースを飛ばされてたんだけどあれは拙くて、

有効打による結果と見られがちになってしまうんだよなあ。

 

鈴木君はもっと離れてやった方がいいと思ったんだけど、

お互い意地の通し合いみたいになってしまって引かない引かないで、

先は長いっていうのに二人共、まるでラストラウンドのような飛ばし方で、

このラウンドは終盤の提箸君の必死手数が勝ってて、

鈴木君の消耗の方が若干進んでたような感じだったんだわ。

 

<3R>

我慢比べ根性の打撃戦がそのまま続いて、

それはまるでゾーンに入ってしまったかのようで、

セコンドを含めて周りの人間はただただ見守るしかない二人だけの世界で、

少しでも気後れしたり気を抜いた方が負けるって感じだったんだわ。

 

<4R>

君達、その手数をどこまで続けるのか、最後まで持つのかって心配になるほどで、

パンチ力が無いのを自覚した上での戦い方は度を超えた素晴らしさで、

ちょっと稀に見る激闘戦で、二人共日頃ちゃんと練習してるんだろうなあ、

気持ちの維持も凄いよなあって見てたんだけど鈴木君、

ショートフックばかりじゃなくてアッパーはどうなのよって見てたら、

終盤になってそのショートフックを打ち始めたのは相手の提箸君の方で、

最初は左、すぐ後に右アッパーを二発打ち込んでたんだわ。

 

ただその直後激しく反撃していった鈴木君の当たりの方が圧倒的にハードで、

終了ゴングが鳴った時のダメージの度合いにはかなりの差があったんだわ。

 

 

さあどうなるあと2ラウンドって思ってたら、

提箸君サイドから棄権の申し入れがあっての試合終了ってことで、

4R終了時点で鈴木君のTKO勝ちだったんだわ。

 

こういう展開の際に宮田会長は比較的早い決断をすることが多いんだけど、

試合後暫くして事情を聞いてみたらやっぱり的確な判断だった訳で、

これでお終いじゃないんだから次の試合の為にダメージを溜めさせないって、

そういうことだったみたいね。

 

 

 

⑦ 高橋竜也さん(土浦)×品部正秀君(B水戸)……B 8R

22勝(16KO)6敗(1KO)4分のランク8位、26歳・茨城県と、

7勝(3KO)13敗(5KO)2分の33歳・愛媛県。

 

帰りの電車の中でチェックしたら、結局ズルズル最後までやったみたいで、

圧倒的3-0でやっぱり高橋さんだってね。

 

ってことで昨日は7試合の全部が赤コーナー勝ちだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 鈴木英樹君 

② 提箸弘幸君 

③ 岩原慶君

 

 

 

今日は角海老ボクシングなんだけど、

メインのみならず目を離せない試合が多くて、とってもお得なんだわ。

 

2016年4月17日 (日)

日記・4月17日

 

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ボケ。

 

「何しとんじゃ、ボケ!」 のボケでは勿論なくて、

一見、梅に似てるんだけどバラ科の植物なんだわ。

 

去年引っ越しをする際に、何だか枯れてしまってるみたいだったし、

捨ててしまおうかって思ったんだけど、取り敢えず持って来たらその後、

ユックリユックリ回復して、ちょっと季節外れではあったんだけど、

ギリギリ一個だけ花を咲かせたんだわ。

 

 

 

サツキっていうのは “深山霧島” を原種とする元々はツツジ系なんだけど、

開花時期には1ヶ月ほどの差があるんだよね。

 

サツキは前年の7月末頃に花芽が形成されるんだけど、

その頃ツツジの花芽は豆粒ほどの大きさにもなってないんだけど、

年が明けて3月に入った途端一気に花芽が成長して、

街路の植え込みでも早いモノは今週初めから開花し始めてるんだけど、

自分のサツキの方はあと半月から1ヶ月ほどかかるんじゃないかなあ。

 

 

 

昨日は京都で日本ライト級のタイトル戦があって、

荒川仁人さんがどうだったか夕方以降気になって気になって……。

 

 

 

☆ 徳永幸大さん(Woz)×荒川仁人さん(ワタナベ)

               ………日本ライト級 タイトル戦 10R

17勝(11KO)3敗(2KO)のチャンピオン、26歳・京都府と、

27勝(16KO)6敗1分のランク1位、34歳・東京都。

 

 

仁人さんは1Rと5Rにダウンゲットした上でのフルラウンドで、

結局、96-92、96-94、95-93ってことで仁人さんの3-0勝ちだったね。

 

映像を見てないもんでこの採点が妥当なのかは不明なんだけど、

とにかく仁人さん、これに負けたら止めてしまうんじゃないかって思ってたもんで、

ホントにホントにホントに良かったヨカッタってことで……。

 

 

仁人さんの担当トレーナーは井上さんなのか小口さんなのか、

それとも別の人なのか知らないんだけど、

ワタナベジムはここのところ日本タイトル戦では敗戦続きだったもんで、

関係者の人達も胸をなで下ろしたと思うなあ。

 

 

ボクモバに結果が出ると殆ど同時に渡辺会長に電話したら、

やっぱりとっても嬉しそうにしてて、協会長就任お祝いにもなったんだよね。

 

2016年4月16日 (土)

後楽園ホール・4月15日

 

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ビル・エヴァンス・トリオ。

 

1961年、ビレッジ・ヴァンガードでのライブの際、

とってもリラックスした3人のインターバルショット。

 

真ん中がビル・エヴァンスで、右がドラムスのポール・モチアン、

左側が亡くなる10日ほど前のベーシストのスコット・ラファロなんだわ。

 

 

 

3月の末頃かなあ、パティ・デュークが亡くなったんだよね。

まだ69歳だったんだけど、死因は敗血症だってね。

 

知らない人の方が多いと思うんだけど、

1962年の映画 “奇跡の人” でヘレン・ケラー役を演じた女優なんだけど、

自分はテレビシリーズの “パティ・デューク・ショウ” の大ファンだったんだわ。

 

当時、自分には国内にアイドルっていう存在がいなくて、

彼女はヘイリー・ミルズと共に自分の憧れの女の子だったんだよね。

昨日は東日本新人王トーナメント予選のオール4回戦で、

自分の中での優勝候補が4人登場したんだわ。

 

 

 

① 春崎武裕君(上滝)×大島滉平君(三迫)……Mm

0勝1敗の33歳・長崎県と、0勝2敗の21歳・福岡県。

 

<1R>

年齢差の大きい初勝利目指し組でもあったんだけど、

シッカリ感で上回ってたのは大島君で、

幾つか効果的な右ストレートを打ち込んでたんだわ。

 

春崎君の方はガードを固めて上半身を揺らしながらの詰め詰めで、

結構迫力があったのは左フックだったなあ。

 

<2R>

大島君優勢のまま推移してたんだけど開始40秒の南ロープ前、

ヒョイと出した春崎君の右ストレートが直撃して大島君の方がコロンとダウン。

 

大きなダメージなく再開出来た大島君、まずは慌てないことで、

残念ではあるんだけど2ポイントは相手に上げてこのラウンドは回復に努めて、

残り2つのラウンドをシッカリ取りきるっていう考え方が大事なんだよね。

 

<3R>

大きくて見栄えのいいパンチを打ってたのは春崎君の方だったんだけど、

大島君は山ほどの中小パンチで対抗しつつ、

終盤にかけて少し疲労が見えてきた春崎君に対して、

ラスト30秒からも印象的な頑張りを見せて、自分の中ではこれでマッチイーブン。

 

<4R>

勝ちたい気持ちの強さ勝負って感じだったんだけど、

大島君が懸命に手数圧倒を目指す中、春崎君は鼻血を出し始めてたし、

足元が踏ん張り切れなくもなってて攻撃が単調になってしまってたんだわ。

 

大島君も正直、飛び抜けたボクサーではないんだけど、

苦しい中、必死になって上下打ち分けまで頑張ってたんだわ。

 

 

ってことで自分は38-37で大島君だったんだけど結局、

38-37×2、37-38ってことで大島君のギリギリ2-1勝ちだったんだわ。

 

それにしても隣に坐ってた貴志会長のアドバイスは迫力あるんだわ。

 

 

 

② 渡辺翔太君(ライオンズ)×ビバリー塚田君(ワタナベ)……B

1勝(1KO)1敗の27歳・東京都と、

1勝(1KO)0敗1分のサウスポー、27歳・鹿児島県。

 

<1R>

将来ビバリーヒルズに住みたがってる塚田君は接近戦が不得意で、

詰められると手を余してしまうことが多いんだけど、

それでもどういう訳か接近し過ぎるんだよなあって思ってた途端の開始8秒、

渡邉君のストレートを貰って思わず一瞬腰砕けになってからが凄かったなあ。

 

殴られて頭に来た塚田君と一気に倒してやろうって感じの渡邉君、

いきなり火が点いたような狂熱の大乱闘が始まったんだわ。

 

で、開始33秒の西ロープ前、あれよあれよのドサクサ戦の中、

ガッツンヒットが叶ったのは塚田君の方で渡邉君がドサッとダウン。

 

再開後の渡邉君、距離を取られるのを嫌がってやたらもたれ掛っていって、

そこから必死の手数ではあったんだけど、

残念ながらその殆どがまともなパンチとは認められない様な感じだったんだわ。

 

<2R>

中に入らない事には何も出来ない渡邉君には他に方策が見当たらなくて、

勝負の行方は殆ど決まってしまって鼻血も出してたしなあ……。

 

<3R~4R>

渡邉君は休み休みになっていってくっ付いてゴニョゴニョするのが精一杯で、

最終ラウンドになってもまだまだカウンターを狙えてた塚田君とは随分差が

出てきてしまっての終了後ゴングだったなあ。

 

 

ってことで、40ー35×2、39-36で勿論塚田君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

チースって横に座って来たのは、ビックリしたなあ久し振りのコーチ義人君で、

彼、2010年の全日本新人王で2012年には引退してしまったんだけど、

通算11勝(3KO)2敗(2KO)1分って戦績の引き分けの相手は和氣慎吾さんで、

敗戦の相手は中嶋孝文さんと堤英治さんだったんだけど、

千波丈二君、松尾翼君、高橋謙太君、更には大橋建典君や古橋岳也君達を

撃破したとってもキレが鋭かったボクサーだったんだよね。

 

一緒に来てた彼女もそばに呼んで貰って話したんだけど、

キャピキャピしたところがないとってもいい感じの女の子だったなあ。

 

ってところにあるボクサーがやって来てハイヨって感じでニヤニヤしながら、

キリン・ファイアの “スペシャル・ロースト” と “挽き立て微糖” をくれたんだわ。

 

階級は違うんだけど同じ時期に新人王戦を戦ってた同士で、

だから “挽き立て微糖” の方をコーチ君に渡してたんだわ。

 

 

 

③ ザッパトウキョウ君(P渡久地)×宮地隆佳君(石川)……SB

3勝(1KO)0敗の29歳・ドミニカと、

3勝(3KO)1敗(1KO)の22歳・東京都。

 

宮地君はこの階級の優勝候補の一人なんだけど、

ザッパ君もそこそこの強打者なんだよね。

 

中南米やアフリカから来日してボクシングを始めたボクサー達っていうのは、

一見しなやかそうな細身のいい体をしてるんだけど、あくまで私見なんだけど、

地道なロードワークは省略してるかのようなスタミナの無さが共通してて、

だから、最初勝手に振らせておけば意外に早めに劣化することが多いんだわ。

 

案の定ザッパ君も試合序盤はオープン気味ではあったけど力強いショットで、

宮地君も2R頃までは若干苦戦してたんだけど、

相手の休み休みが目立つにつれ本来の力を発揮し始めたんだよね。

 

それでも残り2つのラウンドを獲ってもイーブンになってしまう可能性も大きくて、

だから3Rにはもっともっとの攻勢が必要だと思ったんだよね。

 

結果的には4RTKO勝ちはしたんだけど宮地君、

攻勢に転じるタイミングが少し遅かったんじゃないのかなあ。

 

ザッパ君が赤コーナー近くの北ロープに腰落としながら引っ掛かった途端、

レフェリーがストップしたもんで、ちょっと早いかなあって感じもあって、

陣営からも不満が出てたんだけど、それでもそれに至る直前、

南ロープ際でかなり痛めつけられてたのも事実だった訳で、

間近で見てたレフェリーがザッパ君の視線に不安を感じたのかも知れなくて、

たらればを言うのも何なんだけど、遅かれ早かれって感じでもあったんだよね。

 

 

試合後の宮地君は試合序盤にやたら貰ってた左フックのせいか、

右目周辺が青黒く腫れてたなあ。

 

 

 

④ 乾諒介君(花形)×アバンジュール瀬下君(ワタナベ)……Fe

1勝(1KO)0敗のサウスポー、19歳・大阪府と、

1勝(1KO)6敗(4KO)の23歳・栃木県。

 

アバンジュールとかビバリーとかワタナベジムも最近色々出て来て、

陰で主導してるのは佐々木左之介さんだっていうんだけどホントかなあ……。

 

結局、終始攻めあぐんでたのは瀬下君の方で、

乾君も距離感は余り良くないんだけど、打ち出しのタイミングは良かったし、

長い距離も接近しても結構自在にこなしてたし、

何よりも強い気持ちが見てて心地良かったんだよね。

 

瀬下君は最後まで立て直しが効かなくて、

ポイントを取り難いパフォーマンスを続けてたもんで、

40ー36×3で乾君のパーフェクト3ー0勝ちっていうのは実に妥当だったね。

 

 

 

⑤ 佐々木和君(SRS)×小林譲二君(勝又)……Fe

2勝(2KO)0敗の32歳・群馬県と、0勝1敗の20歳・東京都。

 

お互い十分なリーチがある割にやたら近いところでやりたがり過ぎで、

そういうのは接近戦が好きっていうんじゃなくて、気負い過ぎてるか、

単なる怖がりなんじゃないかっていうのが自分の意見なんだけど、

余りのグズグズ戦にどっちが優勢なのか自分には全く解らなかったんだけど、

結局、39-37×2、39-38ってことで佐々木君の3-0勝ちだってさ。

 

 

 

⑥ 有岡康輔君(ヨネクラ)×利川聖隆君(横浜光)……SFe

4勝(4KO)2敗(1KO)の22歳・東京都と、

3勝(2KO)3敗(1KO)の19歳・神奈川県。

 

有岡君はこの階級の4人の優勝候補の一人なんだけど、

相手の利川君は戦績的には今一なんだけど大きな第一関門で、

自分的にはこの試合がこの日のメインイベントだったんだよね。

 

<1R>

二人共初っ端から物凄い殺気で、ファーストコンタクトからして尋常じゃなくて、

正直、ここまでの試合のレベルとは全く違ってたもんで、

一緒に見てたコーチ君と彼女さんと共に大興奮だったんだわ。

 

タイミング感で圧倒してたのは利川君の方で、

彼、こんなに巧かったっけって驚くほどの左フックを打ってたんだわ。

 

守りよりも攻めを重視してた有岡君が意外なほど簡単に貰ってしまって、

そりゃ勿論、有岡君も一方的にさせるようなことは無かったんだけど、

正確なヒットの積み重ねでまずは利川君がポイントゲットだったなあ。

 

<2R>

若干ガードへの配慮を強めた有岡君だったんだけど、

自分には両肘を内側に絞り過ぎのように見えて、

そのポジションから強い特にフック系を打ち出すのは難しいというか、

余計な手間がかかってしまうんじゃないかなあって感じたんだよね。

 

利川君は益々の絶好調で、左はジャブさえも冴えを増してきたんだけど、

有岡君の方も冷静な上下打ち分けからの必殺右ストレートが可能性を秘めてて、

とっても緊張感に満ちた見応えのある攻防が続いたんだよね。

 

二人のパンチのどれもが瞬殺系の打ち込みだったし、

ガチガチャ、ゴニョゴニョもたれ合うってことも全く無かったなあ。

 

<3R>

もっと明白なラウンドを作れって言われたか有岡君、

更に前へ前へのブンブン丸登場って感じだったんだけど、

残り1分半頃の南ロープ前、何を思ったのか突然のサウスポーチェンジで、

それが元々の作戦でないとすると単なる一瞬の気分転換か、

攻めあぐんで困ってしまった末かしかないんだけど、

とにかくその瞬間を利川君に狙われてしまって、

強烈左フックをガッツンヒットされてしまって一発昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

その倒れ方が余りに壮絶だったもんで、レフェリーは即のストップエンドで、

1分34秒、利川君の見事なTKO勝ち。

 

 

ふと目が合った石井会長がニヤッとしたもんでちょっと話したんだけど、

利川君の会心の出来にいつも以上に嬉しそうにしてたんだわ。

 

 

敗れた有岡君には勿論声を掛けなかったんだけど、

試合後暫くしたら別席に移動してた自分を見つけて寄ってくれたもんで、

二人でミニ反省会をして色々感想を伝えたんだけど、

彼、とっても真面目に聞いてくれて試合ビデオで確認してみるって言ってたんだわ。

 

 

 

⑦ 江澤宏之君(角海老)×齋藤建夫君(マナベ)……SFe

1勝1敗の26歳・東京都と、2勝2敗(1KO)の29歳・埼玉県。

 

この試合は江澤君のケガ棄権で齋藤君の不戦勝ち上りだったんだけど、

彼、彼女さんと余裕の観戦してたね。

 

 

 

石川ジムボクサーの応援に粕谷雄一郎さんが来てたんだけど、

久し振りの木下貴大君が隣に座ってたもんでちょっと話したんだけど、

彼、今は小金井消防署勤務なんだってさ。

 

 

 

⑧ 高木秀明君(F赤羽)×角田知浩(協栄)……SFe

2勝1敗2分の31歳・埼玉県と、

2勝3敗(2KO)のサウスポー、29歳・東京都。

 

2Rに高木君が角田君からダウンゲットした後、

更に攻め込んで相手を北ロープに追い込んでの一気攻勢した直後、

のけ反ってしまった角田君を見てレフェリーが割って入ってのストップエンド、

って思ったら、アッと驚く急遽のスタンディングダウンってことで、

タイムキーパーが勝手に判断したのか、インスペクターの指示だったのか、

とにかく続行されてしまったんだわ。

 

続行しても角田君の3度目のダウンかストップエンドかって感じだったんだけど、

何とナントなんと、角田君が苦し紛れにブン回した左フックが直撃してしまって、

今度は高木君がダウンしてしまって、場内大騒ぎ大騒ぎ。

 

その後多少のやったり取ったりはあったんだけど、

基本的にはグズグズ系に突入したままの終了ゴングで、

40-36、39-37×2ってことで高木君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

だけど、もし高木君が判定負けしてたら大きく揉めるところで、

多分みんなが何となく胸をなで下ろしたと思うんだけど、

2Rのあの場面、レフェリーは明らかに角田君の体を支えたんだから、

レフェリーは絶対ストップエンドを意図してた訳で、

もっと自信を持ってキッチリやり通すべきだったんだよね。

 

 

自分は2Rは8-7として計算したもんで最終38-34だったんだけど、

実体通り減点方式にした方が途中で何かあったっていうのが解るんだよね。

 

 

 

⑨ 五十嵐康次君(UNITED)×冨髙信君(大橋)……L

2勝(1KO)0敗のサウスポー、31歳・福島県と、

3勝(1KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、26歳・神奈川県。

 

五十嵐君はこのクラスの優勝候補の一人に選んでたんだけど、

彼ってこんなもんだったっけ? って感じで肩に力入り過ぎのガキガキで、

アマ3勝7敗の冨髙君に終始全く歯が立たないままの2R2分50秒、

最後は左ストレートをガッツン打ち込まれてしまってTKOエンドだったんだわ。

 

 

 

⑩ 久保宗義君(伴流)×武沢龍一君(E&Jカシアス)……L

2勝(1KO)1敗の36歳・北海道と、0勝1敗(1KO)の19歳・神奈川県。

 

倍ほどもの年齢差のある対戦で、久保君はギリギリの挑戦なんだよね。

 

利川君と有岡君の試合の興奮というか刺激的な印象がまだ尾を引いてて、

実はあんまり真面目に見てなかったんだけど、

久保君のトコトコ打ちをどう評価するのか難しい感じだったんだけど、

39-37×3で久保君の勝ちって発表されても、

まあそんなもんかなあっていう感じだったんだよね。

 

 

 

⑪ 中野亮君(川崎新田)×大野俊人君(石川)……SL

2勝3敗(1KO)2分の26歳・新潟県と、2勝(2KO)0敗の20歳・東京都。

 

大野君はこの階級の優勝候補の一人。

 

<1R>

如何にも強そうな大野君が初っ端から威圧感を見せ付けていって、

最初のジャブにさえ半端な打ち出しじゃなかったもんで、

中野君には明らかに気後れ感が見えてしまってた中、開始僅か18秒、

左、右が軽くヒットした途端、中野君が一瞬クラッと揺らいでしまったんだわ。

 

それを見逃さず間髪を置かずの大野君の一気猛攻は更に物凄くて、

最後は右フックだったんだけど実に綺麗な打ち込みで中野君からダウンゲット。

 

相当ハードな当たりだったし、前のめりにダラッと倒れ込むのを見て0分24秒、

レフェリーが即ストップエンドさせたんだわ。

 

 

大野君はこれで3戦3勝3TKO勝ちなんだけど多分全てが1R決着なんだわ。

 

 

この日石川ジムは二人出しの両方がTKO勝ちだったもんで、

会長と田中さんにオメデトゴザイマスを伝えに行ったら、

E&Jカシアスジムと控室が同じだったもんで律樹さんとか小浦翼さんもいたけど、

ジムのお喋りマシン1号と2号の鈴木鹿平君と大久保大騎手君もいたもんで、

石川ジムのボクサー達とゴッチャゴチャになってしまってたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 利川聖隆君

② 大野俊人君

③ 有岡康輔君、宮地隆佳君

 

 

 

出場予定だったジム仲間の試合が中止になったにも関わらず、

マナベジムの宮崎辰也君がフラッと来てたんだけど、

以前一回だけお会いしたことがある彼の母上の話になったんだよね。

 

ちょっと前の彼の試合の際のことなんだけど、

いつも使ってる入場曲を止めさせて自分に喜んで貰おうってことで、

折角クイーンの “Don't Stop Me Now” を流したのに、

自分がそれを聞いてなかったもんでガッカリしてたってことで……。

 

“We Will Rock You” だとちょっとベタ過ぎるところ中々の選曲で、

折角のご配慮を無にしてしまって宮崎母さん、ホント申し訳なかったです。

 

歌詞的には “Let Me Entertain You” も相応しいと思うんだけど、

リズムとテンポはやっぱり圧倒的に “Don't Stop Me Now” なんだよね。

 

「ところでさ、それはスタジオ録音の “JAZZ” からのものなの?

それともライブCDの “Live Killers” からのものなの?」 って聞いたら、

そんなこと知るかあって感じだったんだけど宮崎母さん、

自分は1979年の “Live Killers” が一番好きなんですわ。

 

 

 

熊本方面の地震、夜半過ぎに震度6強ってことで、

震度6強と7とでどれくらいの差があるのかは知らないけど、

マグニチュードとしては前日より大きくて被害は更に広がってるんだけど、

気象庁の担当官は実はこれが本震で昨日のは前震でしたって言ってたけど、

昨日は今後の余震に注意しろって言ってたのに全く申し訳無さそうではなくて、

事ほど左様に地震予測は難しいんだろうけど、

余りに普通過ぎる言い方だったもんでちょっとなあって思ったんだよね。

 

それにしてもNHKヘリコプターの中継カメラマンがとっても優秀で、

カメラワークは勿論のこと状況説明が実に的確で解り易いんだわ。

 

 

 

そんなこんなで九州での地震の中継を見続けてたもんで、

ブログアップが遅れてしまってゴメンゴメンです。

 

2016年4月15日 (金)

後楽園ホール・4月14日

 

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スコット・ラファロ。

 

モダンジャズのベーシストとしてはベスト・オブ・ベストだと自分は思ってて、

ビル・エヴァンスとのインタープレイは今聞いても緊張感に満たされるんだわ。

 

エヴァンスは51歳で亡くなったんだけど、ラファロの人生はもっともっと短くて、

交通事故で死んでしまったのは絶頂を迎える遥か前の25歳の時だったんだわ。

 

ビル・エヴァンス・トリオにおける彼の至高のライブ演奏は1961年6月25日、

“サンデイ・アット・ザ・ビレッジヴァンガード” と “ワルツ・フォー・デビー”

っていう2枚のレコード(CD)に収録されてるんだけど、

その僅か10日ほど後の7月6日にラファロは亡くなってしまったんだよね。

 

余りのショックにビル・エヴァンスは暫くの間ピアノが弾けなくなって、

一時期再び酒とヘロインに溺れてしまったってね。

 

 

 

今週の月曜日に運転免許の更新に行って来たんだけど、

そこに驚くほどヨボヨボの70歳を遥かに超えた爺さんが来てて、

歩くのにさえ危なっかそうだったし、書類を書くにも係員が付きっきりで、

もう返上すればいいのになあとしか思えないようなトロトロさで、

こういう爺さんがコンビニに突っ込むんだろうなあってシミジミ思ったなあ。

 

 

 

ホールに入ってE&Jカシアスの内藤会長と小浦翼君に頑張ってねって伝えて、

KG大和の片渕会長とか三迫プロモーションの社長ご夫妻とか、

三迫ジムの賢祐さんご夫妻と久保マネジャー、瀬端さんご一家にコンチワして、

諏訪佑君の試合が相手の棄権で流れてしまったことを実に実に

残念に思いながらの始まり始まりだったんだけど、

昨日はセミファイナルまでが赤青コーナーが普段とは逆だったもんで、

正直見難かったんだけど、チケット販売の関係もあって仕方なかったんだわ。

 

 

 

昨日のブログに引き続いて今日のも最後になればなるほどスッカスカで、

挑戦者達のテイタラクはそりゃもう腹立つほどだったんだよね。

 

 

 

① 柴沼智樹君(KG大和)×丹羽祥平君(L玉熊)……48.5㎏ 4R

デビュー戦のサウスポー、29歳・神奈川県と、

1勝3敗(1KO)1分の23歳・東京都。

 

いきなり瀬端さんが横に座ったもんで柴沼君を見に来たのかと思ったら、

新しいグローブの確認ってことで、“DANGAN” では4回戦に限ってってことで、

そう言えば以前にも “グラント” を使ったこともあったんだよね。

 

 

29歳デビューの柴沼君のいきなりの飛ばし飛ばしから始まったんだけど、

弾け方が半端じゃなくて、相手の体勢が整わないままの開始32秒、

東ロープ前で強い左ストレートを当て込んで丹羽君を膝カックンさせてたね。

 

その後、丹羽君も立て直しはしたんだけど、

それでもペースを取り戻すまでには至らなくて、

やっぱり柴沼君、デビュー戦の割にはとっても試合慣れしてて、

右フックを引っ掛け気味に被せ打ってポジションを変えて反撃を交わしたり、

それを距離を縮める手段に使ってそこから左フックに繋げたり巧かったなあ。

 

 

1R開始のゴングの音色が明らかにいつもと違ってて、

この鳴り方は大森体育館の時に近いけどなあって思いながら、

インターバルの時に聞いてみたらいつものが壊れてしまったもんで、

予備のモノを使ったんだってさ。

 

 

2R以降も柴沼君のテキパキ感が常に主導権を握り続けて、

随時の上下打ち分けもとっても見栄えが良かったんだよね。

 

柴沼君、実は振り込んでる割にはパンチ力が少し足りない感じはあったし、

最終4Rには流石に少し息が上がったような感じでもあったんだけど、

それでも全くポイントを取られないままの終了ゴングだったね。

 

丹羽君には決定力がないもんで大きくひっくり返すまでは出来なかったんだけど、

それでも最後の最後までしっかり動けてたね。

 

 

ってことで結局、見たまんまの40-36×3で柴沼君の3-0完勝。

 

 

 

② 諏訪佑君(10count)×坂口翔平君(協栄)……Fe 4R

2勝(1KO)0敗のサウスポー、18歳・神奈川県と、

1勝(1KO)1敗(1KO)1分の24歳・長崎県。

 

この試合のみが東日本新人王トーナメント予選で、

とっても楽しみしてたんだけど坂口君の負傷棄権で中止になってしまったんだわ。

 

 

 

③ 何チャラ・チーム×小浦翼さん(E&Jカシアス)……Mm 6R

7勝(2KO)2敗の32歳・タイと、6勝(3KO)0敗のランク7位、21歳・神奈川県。

 

この階級の関東ランカーは他には2名しかいないし、

こういうマッチメイクになってしまうのは仕方ないところもあって、

早いこと小浦さんが成長することを願うしかないのかなあ……。

 

ってことで結果が見える試合を見てもなあってことで離席したら、

三迫ジムの三浦仁君とか相川学己君達に 「見ないんですかあ?」 って、

からかわれてしまったんだよね。

 

相川君は次の試合で負けるって自分が予想したのを知ってたもんで、

ちょっと気まずかったんだけどとってもクールに受け止めてくれてて、

だからちょっと二人で対策に関して話をしたんだよね。

 

 

試合はちょっと時間かかり過ぎの4R2分45秒、

勿論小浦さんのTKO勝ちだったんだけど、

客席から聞こえて来てた内藤利樹さんのアドバイスは誰よりも的確だったなあ。

 

 

 

④ 中野敬太さん(KG大和)×澤田京介君(JBS)……B 8R

13勝(4KO)10敗(1KO)4分のランク11位、30歳・福岡県と、

4勝(2KO)2敗(1KO)の28歳・北海道。

 

中野さんは戦績を見ても解るように決して華々しいボクサーではないんだけど、

2014年に井川政仁さんに2-1勝ちしてランクゲットしてからほぼ1年半、

ランク落ちすることなく安定したレベルをキープしてるんだよね。

 

一方の澤田君も同じ角海老ボクサーの中川とん虎君からランクゲットして、

これからいい感じになるかなってところの先月だったかなあ、

転入ランカーがいたもんで押し出されランクアウトしてしまったんだけど、

フィジカルの強さは中野さんを凌いでるんじゃないかなあ……。

 

<1R>

ジャブの精度は中野さんだったんだけど、

一旦打ち合いともなるとやっぱり澤田君の力感の方が優勢だったなあ。

 

<2R>

中野さんにはいつものキビキビしたリズム感が少し足りてなくて、

右ストレートとか左ボディとか時折若干の片鱗は見せてはいたんだけど、

ジャブが届き始めた澤田君が何だか気持ち良さそうに動き始めてて、

気迫と自信に満ちた腕振りが目立ってきたんだわ。

 

<3R>

明白な主導権が定まらないままではあったんだけど、

それでもとにかく、返し、返しって常に意識してたのは澤田君の方で、

中野君が大きく右を振り外すところも丁寧に狙えてたなあ。

 

手数的にそれほどの大差は無かったんだけど、

印象的なパンチの殆どが澤田君だったんだわ。

 

<4R>

中野さん、このままでいいのか、そろそろギアアップしないと拙いでしょって、

半ば心配しながら見てたんだけど、やっぱりハードヒットは澤田君が多くて、

体調今一なのか中野さんって感じで、終始相手の距離でやってたんだよね。

 

<5R>

アレッ?って程いきなり簡単に距離が詰まって体寄せ合ってのショート戦になって、

中野さんはショートアッパーを混ぜ込んでのコンビネーション全開で、

俄然流れが変わった途端、澤田君が薄っすら鼻血で、

今度は澤田君が相手の距離に巻き込まれっ放しになってしまったんだわ。

 

<6R>

中野さんが更に益々詰めてくる中、澤田君は見栄えの良くない引く引くばかりで、

元気を吹き返した中野さんに比べて疲れが浮き出てきてしまってたんだわ。

 

それにしても澤田君、ショートアッパーが全然打ててないし、

接近戦そのものが得意じゃないんだから距離取り直せばいいと思うんだけど、

中々思うに任せないまま完全にペースは中野さんに移ってしまったんだわ。

 

<7R>

試合序盤との局面の違いが勝負の行方を面白くしていったんだけど、

中野さんの強気の先攻めに更に磨きがかかっていくにつれ澤田君、

徐々に顔面の腫れがハッキリしてきてたし、腕振りに力を込め切れてなくて、

連打も続かない明らかな手数負けに陥ってて、

ガス欠って単語が頭に浮かんできて二人のキャリア差を感じさせたんだよね。

 

<8R>

顔面の腫れが進んでまるで泉圭依知さんの風貌に似てきた澤田君、

体とパンチが流れ始めてはいたんだけど、それでも何とかランク奪取ってことで、

そういうのは中野さんとても同じ訳で、何とか何とかランク死守ってことで、

お互い気持ちを見せ合った最後の激闘だったんだけど、

終了ゴング寸前までシッカリ打ててたのは中野さんだったんだよね。

 

 

自分のスコアは1~4Rは澤田さん、5~8Rは中野さんって実にハッキリしての

76-76だったんだけど結局、中野さんから見て77-76、74-78、77-77

ってことでキッチリ1-1のドローエンドだったんだわ。

 

 

ここでもやっぱり採点の割れ方が極端過ぎて首傾げてしまったんだけど、

JBCっていうのは定期的に採点方法や結果についての見直しやってるのかなあ。

 

 

それにしてもこの試合の二人、一旦相手のペースになるとそれを中々覆せなくて、

その主導権の奪い合いこそが面白いところでもあったんだけど、

それにしても自らのスタイルを簡単に崩してしまうようなところもあったんだよね。

 

 

試合後に偶然中野さんとすれ違ったんだけど、

自分がスコア発表の際に廊下に出てたのを(何故かそうする事が多いんだよね。)

「見ててくれませんでしたか……。」 っていきなり声を掛けてくれて、

彼が自分のことを知ってるとは思わなかったもんでちょっと驚いて、

そこから1~2分、「そんな事ないよ、最後まで見てたよ。」 から始まって、

頑張ったところとちょっと残念に感じたことを伝えたんだよね。

 

 

 

⑤ 小原佳太さん(三迫)×何チャラ・サーム……65㎏ 8R

15勝(14KO)1敗(1KO)1分のWBO11位、IBF3位、29歳・岩手県と、

8勝(4KO)3敗の30歳・タイ。

 

試合前にロシアから戻ったばかりの貴志会長に色々話を聞かせて貰って、

小原さんもいよいよいよいよって感じのこの日の調整試合だったんだけど、

これは見なくてもいいよねってことでブラブラしてたら、

あっと言う間の1R2分31秒のTKO決着だったね。

 

 

 

⑥ 拳四朗さん(BMB)×角谷淳志さん(金沢)

                 ………日本 LF タイトル戦 10R

6勝(3KO)0敗のチャンピオン、24歳・京都府と、

17勝(10KO)4敗(4KO)1分のランク1位、30歳・兵庫県。

 

申し訳ないけど角谷さんの戦績は最初っから何となく胡散臭くて、そもそも、

いつの間にかシラッとランクインした以降、

ここ10戦は7勝(5KO)2敗1分ってことなんだけど、

5KOの相手っていうのはタイ4人とインドネシアってことで、

日本人とは2012年以降試合してなくて、他のランカー達が熾烈な争いをしてた中、

ただただ負けなかったってだけでの自然押し上げのランクアップを続けてて、

ジムの広告塔ってことで大事にされてきたんだろうけどただそれだけで、

だから拳四朗さんより3~4倍ほどの試合キャリアはあるんだけど、

多分、絶対、最後まで持たなくてせいぜい5R位までじゃないかってね……。

 

 

それにしてもリングアナの須藤さん、

拳四朗さんの名前をコールするのに、のっぺり 「ケンシロー」 じゃなくて、

ケンで一拍置いて、シローって聞いてて実にリズム感のいい呼び方で、

そう言えば彼は普段から4回戦ボクサーにも手を抜かないし、

最終ラウンドを伝えるに際しても、「ラウンドエイト、ナウ、ラストラウンド!」 って、

ナウを差し込むことによってとっても心地いいリズムを作ってるんだよね。

 

 

角谷さんの方が5㎝ほど上背があるんだけど前傾が深いもんでほぼ同身長で、

長い手足のせいばかりではないと思うんだけど角谷さんはひ弱にしか見えなくて、

最初っから腰引け気味だしこりゃダメだなってすぐに知れてしまったんだよね。

 

拳四朗さんが比較的ユッタリスターを切ってたもんで、

開始直後に角谷さんの最初のヒットが叶ったんだけど、

それが拳四朗さんの逆鱗に触れてしまってからはまるで勝負になってなくて、

もう全く見てられない程情けなくて、技術負け気持ち負けが甚だしくて、

一体何しに後楽園ホールまで来たのかって、それはまるでちょっと前のデジャブで、

彼に負けるようなランカーが居るんだろうかって感じしかしなくなってしまって、

テレビが入ってた事も知ってたし、ラウンド途中で失礼かとも思ったんだけど、

余りの腹立たしさに残り1分を待たないうちに憤激の退席だったんだよね。

 

 

試合後にあんな相手に右手を使っちゃダメじゃないって伝えたら拳四朗さん、

キョトンとした表情してたんだけど、1Rも持たないうちのTKO決着だってね。

 

 

この階級は関西方面ボクサーの宝庫で、チャンピオン含めたランカー16名の内、

何と12名までが関東以外のジムボクサーなんだけど、

1位がこんなレベルだと後は推して知るべしって感じなんだけどどうなの?

 

 

 

⑦ 竹中良さん(三迫)×正野晃さん(アポロ)

                ………OPBF Fe タイトル戦 12R

13勝(7KO)3敗(2KO)1分のチャンピオン、30歳・熊本県と、

10勝(5KO)6敗(2KO)2分の日本12位、OPBF14位、35歳・長崎県。

 

正野さんは4月2日にホールで試合をした杉田聖さんにKO負けしてるくらいだし、

殆ど有力なボクサーと試合してない中でのこの戦績の上の高齢だし、

竹中さんがボヤーッとしてない限り超安泰安泰の選択試合なんだよね。

 

正野さんのトランクスの後ろには “鬼速” って刺繍が入ってたんだけど、

普通はそれはちょっと言い過ぎだろって思わせながらも、

若干の片鱗くらいは見せるモノなんだけど彼のは全くの虚言にしか過ぎず、

普通のA級ボクサーの水準にも達してない感じだったし、

そのひ弱なチョン打ちをいつまで続けてるのかって不思議でならなくて、

ヒットカットされたら自分からドクターチェックを求めるような仕草もしてたんだわ。

 

幾らなんでもこれで全部出しってことはないだろう、

初めはわざとユックリ動いてて突然ギアアップするんじゃないかとか、

そのヘロヘロチョン打ちパンチを隠れ蓑にしていきなり強烈ヒットじゃないのかとか、

色々想像を巡らせてたんだけど、3Rまで見てたんだけど結局何にも出て来なくて、

なもんで、ドクターチェックの頃合いを見計らって早々の離席だったんだよね。

 

結局この試合、やっぱりちょっと時間かかり過ぎに思えたんだけど、

6R1分20秒の決着だったね。

 

 

下手クソなら気持ちを見せてくれっていうのが自分の観戦ポリシーなんだけど、

セミもメインも全くどうにもならない連中だったなあ。

 

そう言えば最近やって来る西方からの挑戦者達は

4人立て続けに信じられない程下手クソの上の根性無しのヘタレばかりで、

勝つつもりでやってるのか、そもそも勝つ気があるのかって感じしかしないんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 柴沼智樹君

② 中野敬太さん

③ 澤田京介君

 

 

 

去年の暮かなあ、元世界チャンピオンがホールの関係者入口を通ろうとした際、

彼の事を知らない受付手伝いの女の子に止められた時に、

「俺を誰だと思ってるんだ!」 って声を荒げたことがあったんだけど、

その子には単なる不細工顔のオッサンにしか見えなかったんだから仕方なくて、

やっぱり見た目通りの勘違いバカなんだなあってその時は思ったんだけど、

実は昨日もそれに近いことがあって、ソイツも元世界チャンプなんだけど、

左右の受付やプロモーターに挨拶するでもなく当然の如く通り抜けてたんだよね。

 

そういうヤツらに共通してるのは極端なファッションセンスの悪さで、

昨日のソイツも靴に至るまで相当みっともないイデタチをしてたんだけど、

あれで家族に何も言われないのかなあって思ったんだよね。

 

 

 

それとね……、選手や関係者達の写真を撮っては配ってる例の白髪のチビ老人、

基本的にはご苦労さんってことなんだけど、

コイツがね全然カネを払わなくてマスコミ関係のノートにちょろっと名前書いて、

プロモーターにも碌に挨拶もしないで普通に潜り込んでて、

以前も事情を知らない若い受付と 「話は通ってるから」 とか揉めてたんだけど、

もう老い先短いからって放置してるんだけど、その実みんな結構気分害してて、

長い間の悪習を許してしまった結果の報いではあるんだけど、

自分にしてみれば喜んで写真を貰ってるんじゃないよってことでもあるんだよね。

 

入場料を払った上でのことなら単なる好々爺なんだろうけど、

写真を配ることを免罪符にした小賢しい振る舞いは単なる不正入場な訳で、

プロモーターが許してるなら他人がどうこう言う問題じゃないんだけど、

この老いぼれが我が物顔でやたら自分の前をヨロヨロ行ったり来たりするもんで、

邪魔する奴は若造であろうと老いぼれであろうと、男であろうと女子供であろうと、

常連客であろうと初見の客であろうと、政治家であろうと相撲取りであろうと、

自分の観戦の邪魔をするヤツはキッチリどやしてやるって決めてるもんで、

昨日はその老いぼれが堂々とインスペクター席に座ってたこともあって、

「あんた、たまにはカネ払えよ、タダで入って偉そうにしてるんじゃないよ!」 って、

優しく伝えたら何の反応もなくカチンって固まってしまってたんだけど、

普段は先生とか呼ばれてる割にはまるで失語症のように一言もなかったなあ……。

 

自分に何を言われてもこの老いぼれには反論の余地は全くない訳で、

今度自分の前に留まったらつまみ出してやるんだわ、絶対……。

 

 

 

昨日の夜、家に帰ってテレビ見てたら熊本県で震度7の地震発生ってことで、

その後も最大震度6強の余震が数え切れないほどで、

死者や負傷者も出てるし倒壊損壊した家屋も結構多くて……。

 

それにしても震度っていうのは最大7までしかないんだけど、

揺れ方としてはそれ以上っていうのは有り得ないってことなのかなあ。

 

だからマグニチュードで表示してるんだろうけど、

小さい数値でも震源が浅い場合だと揺れは大きくて、

自分は今日もボクシング観戦ではあるんだけど、

心からのお見舞いでもあるんだわ。

 

2016年4月14日 (木)

後楽園ホール・4月13日

 

Image

 

クリフォード・ブラウン。

 

玉木パパがマイルス・デイビスの記事を気に入ってくれたもんで……。

 

ドラマーのマックス・ローチに育て上げられた夭折の天才トランぺッターで、

初録音は1952年だったんだけどその4年後の1956年、

僅か25歳で亡くなってしまったんだわ。

 

これからっていう時に交通事故で亡くなってしまったもんで、

残されたリーダー・アルバムは少ないんだけど、

とってもリリカルな演奏と素直な性格はジャズ仲間達にも愛されたみたいで、

ベニー・ゴルソンが作曲したバラードの名作、

“アイ・リメンバー・クリフォード” にみんなの思いが込められてて、                                                            

自分の中では “レフト・アローン” と共にジャズ追悼曲の双璧なんだよね。

 

 

 

若い女の子によくあるんだけど、超内股っていうのが多いよなあ。

多分マンガやアニメの影響なんだろうけど、

細く長い脚で内股にして佇むとそりゃ一見可愛くは見えるんだけど、

太く短い脚だと豚足が佇んでるだけみたいだし、

例え細く長い脚の子もいざ歩き出すとなると足首が妙に歪んだ弧を描いてしまって、

その子がちゃんとしたファッションをしてればしてるほど、

その見っともなさが強調されるんだわ。

 

 

 

F赤羽の川島会長に村中優さんと清田祐三さんの話を聞かせて貰って、

吉野ムサシ君のミット相手をしてた八王子中屋ジムの廣隆さんに御挨拶した後、

蒲山直輝君のサポートに来てた玉木善文さん親子に声を掛けられたんだけど、

玉木パパは若い頃自分と同じくモダンジャズとオーディオに凝ってたってことで、

マイルス・デイビスの記事を喜んでくれたみたいで、当時のレコード・タイトルとか

他のジャズメンの話とか、タンノイとかJBL、アキュフェーズって、

オーディオ・ブランドにまで話が及んだんだよね。

 

 

 

昨日は最初の3試合が東日本新人王トーナメント予選だったんだわ。

 

 

① 本間靖人君(勝又)×関根翔馬君(ワタナベ)……L 4R

1勝(1KO)6敗(5KO)のサウスポー、32歳・千葉県と、

2勝3敗(1KO)2分の30歳・東京都。

 

<1R>

近い所でやりたがる傾向が強い関根君に対して

本間君がどう対応するかって試合だったんだけど、

その本間君、パンチの形はこの戦績とは信じ難いほど綺麗なんだけど、

その他の一切が残念ながら水準に達してないもんでいきなり苦戦苦戦。

 

本間君はポジショニングが悪いし、相手の踏み込みを防ぐ算段も取れてなくて、

関根君の方も突進力以外これといった決め手は持ってないんだけど、

見事得意のフィジカル戦に巻き込むことに成功して優勢優勢。

 

<2R>

本間君が気持ちと体勢を立て直し切れないままスタートした中、

関根君はこれでいいんだなっていきなり確信に満ちた飛ばし飛ばしで、

彼、そんなに巧いとは思わないんだけど気持ちの溢れ方が凄くて、

一気に本間君を東ロープに追い込んでの鬼ラッシュラッシュだったんだわ。

 

巧いこと体を入れ替えて逃げることも出来ず、反撃もままならない本間君、

いきなり万事休す状態に見舞われてしまって、

レフェリーの止め時だけが問題になってしまった開始0分54秒、

誰が見ても仕方ないよねレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

初のTKO勝ちに関根君はとっても嬉しそうにしてたんだけど、

試合後暫くして自分の席のすぐ傍に座ったもんでちょっと話をしたんだわ。

 

「俺を褒めてくれてもいいんだぜ、オッサン。」 的な表情をしてたもんで、

次の試合は今日ほど楽じゃないよとか、

上手なサウスポー相手に彼の戦法をやり通す手段だとか色々話したんだけど、

彼はとっても素直に聞いてくれて、以前から自分のことを知ってたんだってさ。

 

 

 

② 宍戸燎平君(全日本P)×バッテン亮輔君(神奈川渥美)

                              ………B 4R

0勝1敗の19歳・東京都と、

1勝(1KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、25歳・福岡県。

 

何がバッテンだか良く解らない亮輔君だったんだけど、

ワタナベジムの井上トレーナーが第一試合に引き続いてサポートしてたんだわ。

 

<1R>

一旦距離が詰まると亮輔君の回転力に圧倒されそうなのはすぐに解って、

だから宍戸君はもっと中間距離からの先仕掛けが欲しいところだったんだけど、

殆ど思うに任せないままの残り1分02秒の北ロープ前、

亮輔君のショートコンビをまともに貰ってしまった宍戸君がゴロンダウン。

 

リスタート後の亮輔君の一気追い込みに対して宍戸君、

全く対応し切れないまま逃げ逃げの最後は南東ポスト前だったんだけど、

ボッコボコにされてしまったところで2分38秒、レフェリーストップだったなあ。

 

 

 

③ 森田陽君(M・T)×小森光君(ワタナベ)……L 4R

3勝(1KO)3敗(2KO)のサウスポー、24歳・神奈川県と、

2勝(1KO)3敗(2KO)の27歳・埼玉県。

 

<1R>

戦績には近いモノがあるんだけど二人の力量には随分差があって、

森田君は出入りのタイミング含めてポジショニングが抜群だったし、

全体の動きがとっても綺麗で、プロ戦績は今一ではあるんだけど、

彼、アマでは3戦3勝だったんだよね。

 

<2R>

森田君は小森君と比較して当て方が綺麗だし当てられないようにするのが巧くて、

小森君としては一気に距離を潰して乱戦に持ち込みたいところだったんだけど、

試合の組み立てとか主導権を獲られっ放しだったし、

右ストレートの打ち終わりに腕引きが甘くなるところを狙われまくってたんだわ。

 

<3R~4R>

相変わらず小森君、相手の左ストレートが良く見えてないみたいだったし、

攻防に迷いが出てしまって手が出なくなりつつあって打開策が見当たらなくて、

いっそのこと開き直ってドサクサ紛れを目指しても良かったんだけど、

それも叶わないまま勝負の行方がハッキリ見えてきてしまったんだわ。

 

4R残り1分14秒では森田君の左チョン当てストレートで右膝着きダウン喰らって、

小森君、もう誰が見てもの万事休す休すのまま終了ゴング。

 

 

ってことで40-35×3ってことで森田君のパーフェクト3-0勝ちだったね。

 

 

 

④ 二瓶直樹君(F赤羽)×蒲山直輝君(小熊)……SF 4R

デビュー戦の34歳・福島県と、0勝0敗1分の19歳・埼玉県。

 

蒲山君はパンフの戦績とか名前までミスプリントされてたなあ。

 

<1R>

二瓶君は明らかに思い出ボクシング系で、

いきなり勢いよく飛ばしていったんだけど明らかなヘッピリ腰で、

ヒッチの大きいフックをやたらブンブン振り回してたんだけど精度が良くなかったし、

残り1分頃からはメッキリというか既に疲れてしまったみたいだったなあ。

 

蒲山君もそれ程のパフォーマンスではなくて余計な被弾が多かったんだけど、

相手のメッキリ落ち込みに助けられて残り6秒のリング中央、

ワンツーをキッチリヒットさせてダウンゲット。

 

<2R>

試合は前の回で既に終わってたんだけど2R開始のゴングが鳴ったもんで、

二瓶君もやらざるを得ずのいきなりヘロヘロのスタートで、

そもそもが試合が出来るほどには体を鍛えてなかったみたいなテイタラクで、

開始僅か17秒、あっという間に蒲山君に畳み込まれてしまって、

あっと言う間に2度目のダウンを喰らってしまってストップエンド。

 

 

 

⑤ 吉野ムサシ君(八王子中屋)×池上渉君(郡山)……53㎏ 4R

1勝1敗(1KO)の22歳・山梨県と、2勝(1KO)0敗の26歳・福島県。

 

吉野君は今年の新人王トーナメントの優勝候補の一人なんだけど、

シードボクサーでもあるもんで初戦が7月になってしまうもんで、

一試合実戦経験を積ませるってことなんだろうけど、相手は結構強いんだよね。

 

池上君のサポートに付いてた渡邉秀行さんがコンチワって感じで……。

 

<1R>

上背やリーチでハンデを負ってた池上君だったんだけど、

一瞬の踏み込みとか腕振りもとっても鋭かったし、

そもそも常に攻防が一体化してるのがとっても良かったんだわ。

 

吉野君の方も相手の早い動きに主導権を獲られない動きが十分に出来てて、

池上君の打ち出しや打ち終わりをシッカリ狙えてたんだけど、

二人のタイミング感にはかなりの違いがあって、

池上君の細かいリズム感の方が優勢だったかなあ。

 

それにしても池上君、決めのショットをミスしても即フォローが出てるんだよなあ。

 

<2R>

開始すぐの15秒だったなあ、更に強気の池上君がグイッと入って行くところ、

吉野君が実にタイミングのいいショートワンツーを強烈ヒットさせて、

池上君から膝着きダウンゲット。

 

それ程傷むことなくの池上君のリスタートだったんだけど、

やっぱり無暗に入って行くのは危険だってことで若干抑え気味だったね。

 

お互いの距離の違いを相手にどう強いるか、どう克服するかが面白くて、

その後も目の離せない展開が続いたんだよね。

 

<3R>

挽回挽回を目指して池上君の戦闘的スタイルには更に磨きがかかっていって、

1分40秒には吉野君の左目上をヒットカットさせてたし、

体を寄せ合った際の爆発的手数も魅力ではあったんだけど、

印象的なパンチとなると吉野君の方が上回ってて評価の難しいラウンドだったね。

 

<4R>

お互いの陣営が微妙なスコアだっていうのが解ってた最終ラウンドで、

全く劣化の無い二人の動きは1分半まではほぼイーブンだったんだけど、

ここに至ってもきちんとボディブローを混ぜ込んでた吉野君の方が好ましくて、

結局自分は38-37で吉野君だったんだけど、

発表されたスコアは38-37×2、37-38ってことで吉野君の2-1勝ち。

 

 

 

⑥ 蜃気楼松本君(渡嘉敷)×加藤広大君(戸高)……58.3㎏ 4R

デビュー戦の25歳・富山県と、デビュー戦の26歳・福岡県。

 

蜃気楼が好きなのか松本君……。

 

加藤君のサポートの星野晃則君がニコッとコンチワしてくれたんだわ。

 

<1R>

さてどうなるかデビュー戦同士って見てたらいきなりの狂乱戦で、

距離もガードもコンビネーションもクソも無いお互い鬼のブン殴り合いで、

1分過ぎたら二人共いきなりメッキリのヘロヘロになってしまって、

何だかスロー再生みたいになってしまったんだわ。

 

より消耗が進んでたのは加藤君の方だったんだけど、

残り49秒、エイヤッて適当に振った左フックが相手に直撃してしまって、

松本君が一発バッタンダウンしてしまったんだわ。

 

リスタート後は二人共更にヘロヘロ度が増していって、

このまま終了ゴングかなあって思ってた残り8秒、

この日の幸運の女神は加藤君に降臨してたみたいで、

またもやの左フックが東ロープ前で偶然系にヒットしてしまって、

またもや松本君が弱々しい蜃気楼の如くヘタレ込んでしまって即のストップエンド。

 

 

加藤君、一見いきなり華々しいいデビューのようではあるけれど、

これで明るい未来が見えてきたのでは決してない訳で、

まずはもう少しスタミナ面を鍛えないとダメだと思うんだよなあ。

 

 

 

普通はここからメインに向かってが大事になっていくんだけど、

申し訳ないけど、この後の4試合共が実は全く面白くなくての退屈退屈で、

ジム関係者なら自分のところのボクサーがこの相手にどうやったら勝てるかって、

そう真剣になって見るところなんだろうけど、例えそうだとしても、

それは以前の試合録画を見ても十分理解出来るほどのマンネリマンネリで、

其々最終ラウンドはそれなりの頑張り全力パフォーマンスは見せてたんだけど、

そこに至るまでの3ラウンドから7ラウンド分の我慢が自分には出来なくて、

それならオール2ラウンド戦にした方が余程スリリングじゃないかなあってことで、

もう殆ど読む価値の無いスッカスカですから、ホントに……。

 

 

 

⑦ 廣濱慎太郎君(伴流)×木村勇樹君(極東)……61㎏ 4R

4勝(3KO)3敗(1KO)1分の27歳・鹿児島県と、

5勝(4KO)8敗(4KO)のサウスポー、32歳・岐阜県。

 

B級ボクサー同士の4ラウンド戦だったんだけど、

自分はどう考え直しても4R以外は廣濱君の39-37だったんだけど、

発表スコアは40-36、38-38×2ってことで廣濱君の1-0ドローってことで、

いくら面白くないからってこんなスコアを突き付けられたら、

ジム側としては何だこりゃあああああーっとしか言いようが無くて、

4回戦でこれだけバラケるとセコンドの対応としては、

ジャッジの顔ぶれを見ながらのアドバイスが必要になってくるんだけど、

それにしても最近のジャッジ達は自らの人生観を出し過ぎるんじゃないかなあ。

 

 

 

⑧ 笹森雄人君(青木)×藤岡飛雄馬君(宮田)……B 8R

8勝(3KO)4敗(2KO)の28歳・北海道と、

6勝3敗(1KO)1分のサウスポー、25歳・東京都。

 

ピンクずくめで登場した藤岡君、ソンブレロまでピンクってことで、

地味~なボクシングするのに何だか派手な出落ちボクサーみたいになってたね。

 

勝率ほぼ50%同士の一戦だったんだけど、

笹森君は擦られただけで顔面が赤くなってしまう不利な体質で、

長い手足を巧く使い切れないままどうしてもひ弱に見えてしまう訳で……。

 

藤岡君の方も以前はもっとキビキビ動けたと思うんだけど、

元々パンチ力が無いもんでこの位のスピード感だとこの先は辛そうなんだわ。

 

相手にパンチ力が無いから助かってたけど笹森君はやっぱり簡単に貰い過ぎで、

もっと自信を持って右ストレートをガンガン打ち込めばいいのに、

トコトコ系ボクサー相手の勝負は2Rには決着したように見えたんだわ。

 

結局、77-75×2、75-78ってことで藤岡君の2ー1勝ちだってね。

 

 

 

⑨ コーヤ佐藤君(伴流)×ガンバレ将太君(戸高)

                           ………51.5㎏ 8R

7勝(1KO)3敗1分の26歳・岩手県と、

11勝(2KO)6敗(3KO)1分の32歳・東京都。

 

初っ端からカッチリ攻めてたのは将太君の方で、

佐藤君は例の如く時折サウスポーチェンジしてみたり、

その他色々トリッキーな動きで相手を幻惑させようとしてたんだけど、

全体の反応に一時ほどのキレが無くなってて、

比較的冷静だった将太君のペースで試合は始まったんだわ。

 

ただ、その後もまるで世界タイトルでも懸かってるかのように

二人は慎重慎重のままで、勝ちたい負けたくないっていうのは解るし、

この間のパッキャオ×ブラッドリー戦に際しての、

間合の取り合いが面白かったなあっていう意見も認めるけど、

そういうのを延々見せられて満足するほど自分には余裕が無いのか、

派手な結果を求めてせっかちになってるのかとも反省するんだけど、

一つ前の試合よりはマシだったんだけど、それでも我慢の限界がすぐ訪れて、

二人合計して29戦して3KO勝ちしかないもんで刺激的な展開は予想し難くて、

このままフルラウンドだろなあって思いながら3Rには早々の離席だったんだわ。

 

 

結局、77-75、77-76、76-76ってことで将太君の2-0勝ちだってね。

 

 

 

⑩ 佐藤矩彰君(新日本木村)×細川バレンタインさん(宮田)

                              ………SL 8R

2勝1敗(1KO)1分のサウスポー、31歳・福島県と、

20勝(9KO)4敗(2KO)3分のランク2位、34歳・宮崎県。

 

佐藤君っていうのは良く解らないボクサーで、

B級デビュー戦でTKO負けしたのは2008年なんだけど、

2試合目が2010年で、そこからまた5年空いて去年2戦しての冒頭の戦績で、

風貌とはかけ離れた比較的地味なボクシングをするんだわ。

 

細川さんとしては2回目の8回戦相手なんかにヘタは打てない訳で、

その勝ち方が課題だって思ってたんだけど、これがこれが……。

 

7~8㎝デカイ佐藤君が思いの外のフットワークを使ってくるもんで細川さん、

いつもくらいの踏み込みでは全然足りてなかったんだけど、

いつまで経ってもそれに気が付かないのか、

気が付いてたけどギアアップが出来なかったのか、

実は3Rまでしか見てなかったんだけど、こりゃ細川さんが負けるなって、

いきなり感じてしまったんだよね。

 

細川さんはタイミングを見計らって一気にガァーッて突っ込んで行って、

そこからのガンガン攻めでここまで来たんだけど、

実は佐藤君も良く似たタイプで、だから細川さんの思惑が見て取れるみたいで、

その瞬間を見極めての引きがとっても早かったんだわ。

 

細川さんにはこれと言って別の戦法がある訳ではないもんで、

それを見切られると後はグズグズ戦になった際のガチャガチャ狙いなんだけど、

中々思うに任せなくて、7分の1ほどのキャリアしかなくて、

まだ2回目の8回戦だっていう相手にほぼ対等のままだったんだよね。

 

ただ、佐藤君の方にも不満足感が多くて、

もう少し右を遊びで使えるといいのにとか、

相手が入って来るのを引いて交わさなくてその瞬間を狙えないのかとかね……。

 

いずれにしてもお互いにファーストコンタクトだけで終りっていう、

つい最近も見たサーブだけで終わってしまって全くラリーのないテニスのようで、

それは居合抜きのような緊迫感だって言えないことも無いんだけど、

どっちも傷付くことが無い延々の居合抜きっていうのも実に退屈なんだよね。

 

ってことでこの試合も3Rには肩を落としながらの退席だったんだわ。

 

その後もモニターを見ながらの観戦だったんだけど、

細川さんにとって事態は一向に改善されないままの終了ゴングで、

結局、77-75、77-76×2ってことで佐藤君の3ー0勝ちだったんだけど、

次はタイトル戦かっていうランク3位の細川さん、

幾らなんでもこの試合はなかったよなあ……。

 

 

正直、この日は期待感に胸膨らませてのホールではなかったもんで、

こんなもんかっていう感じだったんだけど……。

 

 

 

本日のベスト3ボクサー】

① 吉野ムサシ君

② 池上渉君

③ 特にナシ

 

 

 

一昨日はF赤羽ジムの松本トレーナーに声を掛けられたんだけど、

昨日は中屋ジムの吉沢さんとか戸高ジムの清水さんとか、

顔は知ってたけど名前は知らなくて、

きっかけもないから話をしたこともないトレーナーさん達に声を掛けられたんだわ。

 

いつも思ったことをそのまま書いてるもんで勘違いも多いんだろうし、

担当ボクサーに関する記事に関して腹を立ててる人も多分いるだろうって、

そう思ってるもんで、話をしたことがないジム関係者がすっと寄って来ると、

「勝手な事ばっかり書いてんじゃねえぞ。」 って言われるんじゃないかって、

少し緊張してしまって、だけどこっちもある程度の信念を持って書いてるもんで、

簡単には引かないけどね、なんて思わず身構えてしまうんだけど、

幸運なことにそういうことには全然ならなくて、

最後はこれからも宜しくヨロシクですで終わるもんでとっても有り難いんだよね。

 

 

 

宮田会長と立ち話した際に何故かチキンハートの話になって、

打たれ弱さとチキンハートは改善されないってことだったんだけど、

チキンハートって言葉で自分が思い出したのは、映画 “理由なき反抗” なんだわ。

 

主人公のジェームズ・ディーンが仲間からチキンハートって罵られて、

それじゃあ勝負しようぜってことになって、

崖っぷちまで車を飛ばしてどっちがギリギリまで飛び降りるのを我慢できるかって、

まあムチャな勝負になって、結局は相手が車の中で何かに引っ掛かってしまって、

哀れ転落死してしまったっていうエピソードが思い出されたんだけど、

事ほど左様にチキンハートって言われるのは、

男にとって究極の恥なんだよね、ってことで……。

 

 

2016年4月13日 (水)

後楽園ホール・4月12日

 

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ウェス・モンゴメリー。

 

彼がジャズギターの第一人者ってことに異論を挟む人は少ないと思うんだけど、

リーダー・アルバムは勿論、サイドメンとして参加した全ての録音に外れが無くて、

そのどれを聴いてもいつも手抜きの無い全力プレイだったんだけど、

自分は “フル・ハウス” “インクレディブル・ジャズギター” 、

それと “スモーキン・アット・ハーフノート” を聴くことが多いんだわ。

 

彼も早死にで1968年45歳で亡くなってるんだけど、

当時はとっても斬新だった所謂オクターブ奏法の開発者で、

親指の爪をピック代わりに使った独特のプレイスタイルは孤高の域だったんだわ。

 

自分は楽器としてのエレクトリックギターがとっても好きなもんで、

好きなモダンジャズギタリストも結構沢山いるんだよね。

 

エレクトリックジャズギターの始祖はチャーリー・クリスチャンってことになってて、

彼、1942年に25歳の若さで亡くなってるんだけど、

残されてる演奏を聴くと音質的には今一なんだけど、中々いいんだよね。

 

その後、ジャンゴ・ラインハルト、タル・ファーロウ、ジョー・パス、グラント・グリーン、

ジム・ホール、バーニー・ケッセル、ハーブ・エリス、ケニー・バレルって、

枚挙にいとまがないほどのキラ星達が輩出したんだわ。

 

 

 

南米のウルグアイっていう国は普段全く馴染がなくて、サッカーが強いのと、

GATTのウルグアイ・ラウンド(多角的貿易交渉)くらいしか浮かばないんだけど、

そのウルグアイの元大統領のムヒカ(ホル・アルベルト・ムヒカ・コルダノ)が

先週来日して東京、大阪、広島を回ったり講演をしたんだわ。

 

彼は1935年生まれの80歳なんだけど、

若い頃は奥さんと共に人民開放戦線ゲリラの英雄的な存在で、

通算13年間の投獄生活を強いられたこともあったんだけど、

その後、大統領になってからも報酬の9割を慈善団体に寄付して、

“世界一貧乏な大統領” って言われたんだわ。

 

ムヒカは工業化が進んだ超消費社会に悲観的な見方をしてるんだけど、

未開発国にとっては取り敢えずはそこを目指さるを得ないことも認めてて、

その先に何があるのかを突き止める意味でも今後の日本に注目してるんだってさ。

 

政治家のあるべき姿についての見解も、

「政治家は名誉を求めて働くべきで、カネを求めてはいけない。」 って実に明解で、

若い頃から気合の入った政治家っていうのはやっぱり別物なんだよね。

 

 

 

F赤羽ジムの川島会長に御挨拶した後、何人かの知り合いと久し振り~ってして、

村中優さんとちょっと立ち話して始まり始まり……。

 

 

 

① 倉田拓弥君(鹿島灘)×鈴木拓也君(レイS)……F 4R

1勝(1KO)3敗の26歳・茨城県と、2勝(2KO)2敗1分の22歳・東京都。

 

<1R>

ジャブを含めて左手の使い方が巧かったのは鈴木君で、

倉田君の方は右ショットでのパワー勝負って感じだったね。

 

大きな有効打が無かった中、細かい手数で鈴木君が優勢優勢。

 

<2R>

一旦打ち出すと鈴木君も特に左フックが必要以上に大きくなってしまって、

だから倉田君もそこのところを狙って右ストレートを合せればいいって、

そう思ったんだけど、倉田君の方も徐々にストロークがデカくなってしまって、

結局は手数差がそのままヒット数差になってしまって、

終了ゴングが鳴った時には倉田君の顔面がかなり傷んでしまってたんだわ。

 

<3R>

どこかで幸運なビッグヒットを期待するって感じの倉田君だったんだけど、

鈴木君はまあまあディフェンスが良かったし、

カウンターを打てない倉田君には訪れ難そうな期待だったんだよね。

ってことで勝負の行方が固まってしまった感じだったもんで一旦離席。

 

 

結局、39-37×2、38-38ってことでやっぱり鈴木君の2-0勝ちだったね。

 

 

 

② 土屋浄司君(F赤羽)×片桐康喜君(草加有澤)……SL 6R

4勝(4KO)4敗(2KO)1分の22歳・東京都と、5勝(1KO)2敗の28歳・埼玉県。

 

<1R>

詰めてからの一発ドカン系の土屋君に対して片桐君は遠くからのチョンチョン系で、

まるでタイプの違う同士のまるで噛み合わない戦いだったなあ。

 

土屋君には距離を詰める工夫が足りてなくてとってもやり難そうにしてたんだわ。

 

<2R~3R>

土屋君はとにかく右を当てたい当てたいが見え過ぎてしまってたし、

片桐君の方も見掛けが慎重な割には実はとっても雑なボクシングで、

お互い、実に危険度の高い最初の接触の後は絡まってのグズグズになって、

そういうのが延々続いてて、それはまるでサーブで終ってしまうテニスみたいで、

立て続けの休憩タイムゲットってことで……。

 

 

どういう採点になるかって思ってたら案の定のバラバラ評価で、

土屋君から見ての58-57、56-59、57-57って事で1-1ドロー。

 

 

 

③ 横山拓成君(F赤羽)×中根一斗君(レイS)……SF 6R

5勝(2KO)2敗(1KO)のサウスポー、20歳・埼玉県と、

4勝(4KO)2敗(2KO)の27歳・東京都。

 

<1R>

リーチがある割には近い所でやりたがってたのは中根君だったんだけど、

その中根君がガードを固めて上体を揺さぶりながら詰めていくもんで、

横山君が的を絞り切れずにとってもやり難そうにしてたんだわ。

 

ジャブのタイミングが中々合わなくて苦戦スタートの横山君、

もっと早目のいきなりの左ストレートでもいいんじゃないかなあ……。

 

<2R>

中根君はいざってところからは結構大雑把な横振りが多いんだから横山君、

内側内側からのストレート系だと思ってたんだけど、

この回は結構ショートブローのヒット率が高くなってたね。

 

<3R>

横山君のワンツーは水準以上だと思うんだけど、

相手の打ち出しや打ち終わりを狙えてないままで、

徐々に中根君の力づくに押し込まれ加減になってしまった後半残り57秒、

中根君が左右フックで明らかに横山君にダメージを与えた直後だったんだけど、

一気決着を目指して中根君が相手を西ロープに追い詰めたその瞬間、

横山君がチョンって感じで出した左ストレートがタイミング良くヒットして、

何とナント中根君がダウンしてしまったんだわ。

 

それほど大きなダメージを残さず再開したんだけど、

やっとのことで横山君、綺麗な狙い撃ちが叶ったんだわ。

 

<4R>

ダウンゲットはしたんだけど横山君、相変わらず左からのフォローが打ててなくて、

左ショートを打つのは巧いのに勿体ないままで、

そのうち徐々に顔面が腫れてきてしまって何だか村中優さんに似てきたんだわ。

 

残り1分を切ったところから一気に接近連打戦になってしまったんだけど、

そういう展開は中根君の望むところであって横山君、拙いんだよなあ……。

 

<5R>

中根君は中間距離からの腕振りは実に雑なんだけど、

一旦接近系になると水を得た魚って感じで残り30秒までを支配してたんだけど、

そこからの横山君の踏ん張り直しが目立ってて、

キッチリ当て込んでる印象が強かったなあ。

 

<6R>

自分の中ではダウン分の2ポイントリードしてた横山君、

相手の中根君は足元を踏ん張り切れなくてバランスを崩すようにもなってたし、

前の回からラウンド半分を過ぎる辺りから劣化も目立ってたし、

あんまり安易に接近戦さえしなければ横山君が逃げ切りだねって、

そう見てた最終ラウンドの押し詰まった残り20秒だったんだわ。

 

横山君がちょっと簡単に右を貰ってしまってから流れが一変してしまって、

ボクサーっていうのは一発いいのを当てると突然豹変するものなんだけど、

それまでは若干ヘタレてた中根君が突如鬼変化しての猛攻猛攻で、

ここを凌げば念願のA級昇格だった横山君だったんだけど、

レフェリーも残り時間を見やりながらだったのに踏ん張り切れず、

結局、2分52秒、レフェリーに止められてのTKO負けだったんだわ。

 

 

横山君、時折安易に相手の距離を簡単に受け容れ過ぎてしまった結果で、

もっと自らのボクシングにしっかりした信念を持つべきだったんだわ。

 

 

 

 興法裕二君(新日本木村)×太田輝君(五代)……F 6R

7勝(1KO)2敗1分のサウスポー、23歳・東京都と、

6勝(2KO)3敗(2KO)の21歳・兵庫県。

 

テキパキした動きで太田君が競り勝つんじゃないかって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

すぐに解ったのは太田君がリーチのあるサウスポーが得意じゃないってことで、

勿論興法君が前の手を巧く使って相手を惑わせてたんだけど、

それにしても太田君、自分の距離にする工夫が足りてなかったんだよなあ。

 

明らかにやり難そうにしているうちに太田君、早くも顔面を赤くし始めてたなあ。

 

<2R>

普段は実に間抜けな事を言ってる興法君なんだけど、

リング上ではとってもクレバーな動きをしてて、

長いリーチの割にとっても器用にショートブローを打ってたんだわ。

 

このままじゃヤバイって太田君も気持ちを立て直しての前へ前へで、

しつこい前詰めからのワンツー、右ストレートをヒットヒットし始めて、

少し感じを掴み始めたみたいだったんだわ。

 

<3R>

一発で決着を付けるようなボクシングではないのを自覚した上でのヒットヒットで、

興法君、相手に流れを渡さない連続攻撃を仕掛けた開始44秒、

左ストレートからの右フックを返して太田君を北西ポストに飛ばしてのダウンゲット。

 

やっぱりダウンっていうのはタイミングなんだよなあって思いながらのリスタートで、

それほどダメージを負ってなかった太田君の渾身の挽回挽回だったんだわ。

 

<4R>

太田君の得意なショート戦になっても興法君は打ち負けてなかったし、

下がりながらっていう場面も多かったんだけど、

適宜的確なショットでほぼ圧倒してたんだわ。

 

<5R>

太田君の方ももっと更にって感じでプッシュを掛けてはいったんだけど、

正確な右有効ヒットまでは繋ぎ切れなくて、

二次三次の攻撃を仕掛けられないまま、興法君に反撃の間を与えてしまってて、

何となく上手に立ち回られてしまってるって感じだったんだわ。

 

<6R>

ダウンゲット目指して太田君も最後まで諦めずの奮闘だったんだけど、

相変わらず興法君は右を被せ打つのが実に巧かったし、

細かいけどキチンと当てる能力で上回り続けてたんだわ。

 

太田君、最後は興法君に鼻血を見舞ったんだけど倒すまでには至らず、

細かいヒットヒットで圧倒されたままの終了ゴング。

 

 

ってことで自分は59-54だったんだけど結局、

60-53、59-54、59-55ってことで勿論興法君の圧倒3-0勝ち。

 

 

 

⑤ 大橋建典君(角海老)×渡邉義友君(レイS)……Fe 8R

11勝(7KO)4敗(3KO)2分の26歳・島根県と、

8勝(6KO)1敗の23歳・栃木県。

 

大橋君の担当トレーナーは加藤さんなんだけど、

この日サブセコンドに付いてたのは小林生人さんと小堀佑介さんの二人で、

小堀さんは先週草加でセコンドデビューはしてたんだけど後楽園は初めててで、

生人さんと並んでるのを見るのは感慨深かったんだよね。

二人は確か中学生の頃からの友達なんだよね。

 

この試合、テクニック的には渡邉君が圧倒してるって思ってたんだけどね。

 

<1R>

一発剛腕系とスピードスター系の対決っていう図式はとっても判り易くて、

相打ち上等っていう大橋君に対して渡邉君、

全体のリズム感がとっても良かったし、踏み込む際のタイミングもグッドグッドで、

左手の使い方で大橋君を翻弄し続けてなるほどなあって感じだったんだけど、

大橋君もヒット数では遅れはとったものの当たりの強さは圧倒的だったんだわ。

 

<2R>

一旦体を寄せ合ったところからの大橋君の左右ボディはそれこそ強烈で、

渡邉君は明らかにそれを嫌がってたんだわ。

 

その渡邉君コーナーからは 「離れろ! 動け!」 の指示が、

一方の大橋君には 「ガードを上げろ!」 の指示が其々飛び交ってたなあ。

 

大橋君のリズムが大分良くなってきてたんだわ。

 

<3R>

よりプレスを強めていった大橋君に対して渡邉君、

相手の全くケレンミの無い強打を明らかに警戒し始めてて、

このラウンドは当初に戻って距離をキープしながらの左、左、左が的確で、

残り15秒、大橋君の右ストレートがハードヒットはしてたんだけど、

ラウンド総体としては渡邉君のテクニックが上回ってたんだわ。

 

<4R>

細かいヒット数の合計で渡邊君がポイントゲットしたんだけど、

それでも一方では相当強烈なボディブローを喰らってたのも事実だったんだわ。

 

<5R>

残り1分までは渡邉君が主導権を獲ってたんだけど、

一旦詰まってしまうと途端に見栄えが悪くなってしまって、

早目に体を入れ替えるとかショートブローで対抗するとかもなくて、

嵐が去るのをひたすら待ってるような感じだったんだよね。

 

とにかく大橋君のボディブローはまるで渾身の力で丸太を叩き込むようで、

見ててもあれはシンドイだろうなあって感じだったんだよね。

 

デカイのをブチ込みますよおって感じで大橋君がフェイント仕掛けると渡邉君、

いちいち明らかに反応してしまってたんだわ。

 

<6R>

前の回に少し振り過ぎたか大橋君が休み休み加減になってるところに渡邉君、

お返しの強烈左ボディを渾身の打ち込みで、

この回はその左ボディをもう2発ばかり追加喰い込みさせてたんだわ。

 

自分のスコアはここまでで丁度チャラだったんだけど、

流れは再度渡邉君に傾き始めてたんだよね。

その渡邉君サイドのセコンドがある意味とっても優秀で、

インターバルの際に 「まだ負けてるぞ!」 ってキッチリ引き締めてたんだよね。

 

<7R>

決して巧くは無いんだけど大橋君の試合はいつもとっても面白くて、

ブン殴り合いこそがボクシングの原点でしょってことを自分に思い出させてくれて、

またもやハードヒット目掛けて一直線で始めてたんだけど、

開始30秒での渡邉君のショートのコンビネーションは圧巻で、

やっぱりなあって感じが漂ってきたんだわ。

 

大橋君にもまだまだ倒し切る力は残ってたんだけど、

それでも消耗が進んでるのは隠せてなかったんだよね。

 

<8R>

あれっ?って思ったのは試合終盤に入って優勢をキープしてた渡邉君で、

ここに来て意外なほど足元が踏ん張れてないことが多くなって、

ちょっとした接触でも簡単に弾かれて後ずさりし始めたことだったんだわ。

 

いきなり渡邉君に暗雲が立ち込めてきて、

場面場面では綺麗なショットを放ってはいたんだけど、

何だか行けそうな感じを出してきた大橋君の勢いが勝ってきて、

追い込みをかけられてからは防戦一方になってしまったんだわ。

 

それでもあと1分を凌げば何とか逃げ切れそうだった残り49秒の北ロープ前、

大橋君の一気追い込みに思わず前屈みになったところだったんだけど、

最後は絵に描いたような右アッパーを打ち抜かれてしまって渡邉君、

まるで全部の糸が一度に切れてしまったマリオネットのように、

その場にクタッとヘタレ込んでしまってのダウン。

 

その瞬間、渡邉君が失神してしまったのは明らかで、

余りに激しい倒れ方にレフェリーも即のストップエンドで、

結局は担架搬出されてしまったんだわ。

 

その途端、自分の横に座ってたレイスポーツジムのサポーター達は、

中根一斗君の逆転TKO勝ちと、渡邉義友君の衝撃的な逆転TKO負けを

一度に見せられたショックの余りか帰ってしまったんだわ。

 

 

最終8Rの2分14秒、衝撃の逆転TKO勝ちをした直後の大橋君からは、

「楽しんでくれましたか?」 的な言葉が返って来たんだよね。

 

 

ちょっとした休憩時間があったもんでブラッとしてたら田之岡条さんと

上田有吾君に行き合ったもんで今の試合見てた? って聞いたら、

彼等は興法裕二君とジャレ合ってたみたいで見逃してしまったみたいね。

 

 

 

⑥ 村中優さん(F赤羽)×石橋俊君(仲里)……53㎏ 10R

22勝(7KO)2敗1分のWBO15位、IBF11位の30歳・鹿児島県と、

10勝(4KO)18敗(5KO)1分のサウスポー、28歳・佐賀県。

 

村中さんは2006年に金城智哉さんに0-2判定負けして以来、

ほぼ10年間も負けてない訳で、こりゃもう凄いとしか言いようが無いんだよね。

 

試合前の村中さんと話をする機会があって、

自分はウェイト作りが上手くいってるのかが心配で心配で、

数日前に知り合いのボクサーにも連絡してみたし、

前日計量の結果を知ってホントに胸をなで下ろしたとか伝えたんだけど、

実は村中さん、この日を迎えるまでの過程が実はとっても大変だったってことで、

自身や近しい人達に色々不幸というか不運が一度に訪れて、

一時は本気でボクシングを止めようかって思ったこともあったってことで、

最後は身内から励まされての再起だったんだよね。

 

復帰戦に当たってのこの日の相手は自分が全く知らないボクサーだったんだけど、

大きく負け越してるし何の問題もないだろうって思ってたんだけど、

これがもうとっても踏ん張る気持ちの強い真面目ないいボクサーだったんだわ。

 

二人の九州出身ボクサーの東京対決ってことで……。

 

<1R>

元々は2階級上の相手に村中さん、やっぱりキッチリプレスだったんだけど、

相手の石橋君も長いリーチを生かしながらのジャブジャブで、

踏み込み鋭い村中さんに自由にさせない動きが出来てたんだわ。

 

石橋君とのフレーム差はあったし、とにかく久し振りの試合ってことで村中さん、

相手の様子見に時間を掛けながら自らの動きの一つ一つを確かめてるみたいで、

実にとってもユッタリしたスタートを切ってたなあ。

 

<2R>

ショートのコンビネーションで圧倒してたのは勿論村中さんだったんだけど、

石橋君も常に勇気を持って打ち合いに挑んでいって、

早くも顔面を赤くしながらも強気強気のいいボクシングをしてたんだわ。

 

この回終盤近く村中さんの左目上がカットしてしまったんだけど、

アナウンスではバッティングって言ってたんだけど、

それほどガッツンの場面は無かったから、自分はヒットカットだと思ったけどね。

 

<3R>

そろそろ村中さんもエンジン全開の頃合いだったんだけど、

石橋君も一向に怯むことなくの正面からの応戦で、

とっても形が良くて威力充分な左ボディを打ち込んでたんだわ。

 

それでも1分30秒と残り15秒の2回に亘る村中さんの鬼ラッシュは流石で、

ワンツーの打ち合いでも明らかに優位を保ってたなあ。

 

<4R>

インターバルの間、椅子に座らないっていうのはいつもの村中さんで、

開始ゴング直後から更に全開の飛ばす飛ばすで、

最初の2分間を圧倒的に支配してたんだけど石橋君も踏ん張り王者で、

まだまだ懸命に立ち向かっていってた根性はホントに立派で、

村中さんが明らかに倒しに行ってたのに凌ぎ切っての終了ゴング。

 

村中さんの方もほぼ3分間を打ち続けるパワーとスタミナを見せてたね。

 

<5R>

大丈夫なのか石橋君って感じではあったんだけど、

流石に前の回飛ばしまくった村中さんにも一時の休憩は必要だったみたいで、

ちょっと休み休みだった中、最後はキッチリ見せ場を作ってて、

コーナーに戻る石橋君の足元がポクポクし始めてたんだわ。

 

<6R>

前の回休んだ村中さんが絶対飛ばしていくっていう確信が自分にはあって、

それを凌ぎ切るには如何に頑張り屋の石橋君にも無理なんじゃないかって、

そんな感じの中の開始ゴングだったんだけど、

ここに至っても詰められてからの石橋君の踏ん張り手数も驚異的で、

あれだけ当てても倒れないのかってほど二階級差の壁は厚いのか、

それとも村中さんのパンチ力が落ちたのかって思うほどだったんだよね。

 

それでもやっぱり村中さんの圧倒的ヒットヒットが続く中、

徐々にパッキャオとマルガリートの試合の際の終盤のようになってしまって、

村中さんは相手を思いやりながらだったし、

レフェリーも止め時を見計らいながらの進行だったんだけど、

石橋君が何度も何度も頭を跳ね上げられた末の1分23秒、

ほぼリング中央のところだったんだけど、

レフェリーが割って入ってのご苦労様ストップエンドだったんだわ。

 

 

試合後暫くしてから石橋君が村中さんに挨拶する場面に遭遇したんだけど、

石橋君は奥さんと子供3人と一緒でみんなとっても礼儀正しくて、

見ててとっても気持ち良かったし、村中さんも実に丁寧に接してて、

お互い、何が良かったか悪かったかを率直に話し合ってたんだわ。

 

 

実は今回村中さんの再起に当たってトレーナーも古里さんに代わってたんだけど、

その古里さんからも色々内容の濃い話を聞かせて貰って感慨深かったんだよね。

 

 

この日の勝利で村中さんにとっての全ての問題が解決した訳ではないんだけど、

一つの大きな課題をクリアしたことは間違い無い訳で、

持ち前のとっても明るい前向きの姿勢で次々乗り越えて欲しいよなあ。

 

 

 

⑦ 清田祐三さん(F赤羽)×松本晋太郎さん(ヨネクラ)

                ………OPBF SM タイトル戦 12R

29勝(27KO)4敗(2KO)1分のチャンピオン、32歳・北海道と、

12勝(9KO)4敗(3KO)のOPBF3位、31歳・新潟県。

 

二人は2012年と2013年って過去2回対戦してるんだけど、

共に清田さんが7R、4R、其々TKO勝ちしたんだけど、

それ以来、清田さんも日本人ボクサーと対戦するのは2年振り以上なんだわ。

 

 

アレッ? この日の清田さんはどっか変だぞって気が付いたのはいきなりの1Rで、

序盤、警戒感を強くしてた松本さんに対して清田さん、

そこそこいいジャブを届かせてたんだけど、足元に軽快感が全く無くて、

前詰めしてからが甘くて徐々に松本さんに行けそうな感が漂ってきて、

いきなりの左フックなんかいとも簡単に当てられてしまってたんだわ。

 

松本さんの打ち終わりに合わせようとしてるショットもタイミングがずれてて、

2Rには青ポストに詰められたところで右ストレートをまともに貰ってしまって、

思わず膝カックンしてしまってたし、とにかく攻撃が余りにもシンプルで、

試合が進むにつれて松本さんは自信を深めていってたみたいだったし、

清田さんからはあの独特の恐怖感のかけらも感じられなかったんだよね。

 

松本さんもそんなにスタミナ抱負って訳ではないし、

結局は長丁場に持ち込んで清田さんが勝つんじゃないのかなあ、

でももしかしたら押し切られてしまいそうだなあって思いながら、

その後は離席して一人モニター観戦してたんだけど、

その後の清田さんは自分が見た中では一番良くないままだったんだわ。

 

 

結局、8Rにバッティング負傷した松本さんの傷が悪化してしまって、

9R負傷判定になっての88-84、87-85、86-85ってことで、

松本さんの3ー0勝ちだったんだわ。

 

ヨネクラジムにとってはやっと帰ってきたチャンピオンベルトってことで、

そんなに久し振りだったかって思うほどの8年振りだったんだわ。

 

 

ヨネクラジムの横井トレーナーとちょっと試合のレビューをしたんだけど、

彼もいつもの清田さんではなかったって言ってたんだよね。

 

 

この階級ともなるとその先のステージが見え難くなる中、

頑張り続けるモチベーションを維持するのはやっぱりとっても難しいってことで、

必ずしも担当トレーナーが変わったことが原因ではないと思ってるんだけど、

普段の清田さんは余裕で90㎏以上はあると思うからこうなったらいっそのこと

竹原虎辰さんや藤本京太郎さんとやったらどうかとも思うんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 村中優さん

② 大橋建典君

③ 興法裕二君、石橋俊君

 

 

 

ドジャーズの前田健太が2回目の登板で6回を投げ終わって1-0勝ちで、

2試合続けてのクオリティースタートは立派だったなあ。

ただその後、ドジャーズの弱体系中継ぎピッチャーが打たれ込んでしまって、

勝ち星が消えてしまったんだけどね。

 

2016年4月11日 (月)

日記・4月11日

 

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ベスト・オブ・缶コーヒー。

 

色々試した結果、缶コーヒーのベストはやっぱり今回もファイアだったんだわ。

 

やっぱりっていうのは以前に比較した際の結果と同じだったからで、

自分にとってその差は圧倒的とも言えるんだよね。

 

元々缶コーヒーっていうのは普段飲んでるドリップコーヒーとは全く違うモノで、

だから自販機でブラックを選択することは全くなくて、

コーヒー系飲料としての独自のクオリティだけがポイントだと思ってるんだよね。

 

今は自販機の設置数の差がそのままシェア差になってると思うんだけど、

そうなるとダイドーや伊藤園、ポッカ、AGF、UCCは早々の圏外なんだけど、

これらは正直どれも特徴の乏しい十把一絡げにしか思えなくて、だから、

選択の範囲はジョージア、ワンダ、ボス、ルーツ、ファイアに限定されるんだけど、

利き酒ならぬ利き缶コーヒーっていうかブラインドテストまでやってみたんだけど、

まずはその水っぽさと甘さの程度比較ってことが第一になるんだよね。

 

多くの缶コーヒーは水っぽさを甘さで誤魔化してるようなところがあって、

その甘さ加減がコーヒー本来の味を損ねてる加減に直結してると思うんだよね。

 

香りや口当たりっていう点では大差はないから後は喉越し系が問題になる訳で、

この辺からが更に好みが分かれるところだと思うんだけど、

自分は酸味よりも苦味を大事にしてるもんで選択肢はここでも絞られて、

濃度と苦味の点で結果的には次の順位になったんだわ。

ファイア→ボス→ワンダ→ルーツ→ジョージア。

 

商品のバリエーションとしてはジョージアが群を抜いてるんだけど、

移り気なユーザーの気を引こうとしてやたらチャカチャカ目先を変えてるだけで、

そのどれもが甘過ぎて水っぽ過ぎる基本には変わりが無いし、

ワンダはアイスはいいんだけどホットが今一で、

ボスやルーツはそもそも自販機設置数で大きなハンデを負ってるんだよね。

 

幾つかあるファイアシリーズの中で最終的に絞られたのは、

写真の “スペシャル・ロースト” と “挽きたて微糖” で、

ベスト・オブ・ベストは左側の “スペシャル・ロースト” なんだけど、

もう少し甘さが欲しい時には “挽きたて微糖” もいいんだよね。

 

不思議なのは其々の内容量の差で、“スペシャル・ロースト” が170gなのに、

“挽きたて微糖” の方は165gになってることなんだけど、                                                             

いずれにしても自分の中での缶コーヒーのベスト・オブ・ベストは

“ファイア” シリーズってことで……。

 

ただ、缶コーヒー全体としてのクオリティの低さには無視し難いところがあって、

他に選択肢がなくて仕方ないから飲んでるって感じもない訳でもなくて、

コンビニの100円コーヒーが台頭すればするほどシェアが危うくなるんだよね。

 

 

 

今年からドジャーズに移籍した前田健太が初先発でいきなりの大活躍で、

4回まで被安打3で4-0勝ちの中、

自らも今季チーム初のホームラン打ってたんだわ。

 

相手のパドレスのピッチャーの方が余程スピードがあったんだけど、

結局はコントロールの差が大きかったんだよね。

 

 

 

中9日振りの後楽園ボクシングは今週4連投のハードハードなんだけど、

タイトル戦としてはOPBFが2試合、日本タイトルが1試合ある他、

東日本新人王トーナメントの優勝候補が5人登場するし、

中堅同士の蹴落とし戦とか新鋭の実力確認戦もあるし、

元チャンプのペナルティ明けの復帰戦とか色々興味満載なんだよね。

 

ホールを離れた週末には大阪、京都、神戸、イギリスでも興行興行で、

関西方面は相変わらずランカー達の気楽な一戦が多いんだけど、

それでも行方が気になる日本タイトル戦が3試合あるんだよね。

 

 

 

先週の日曜日(10日)には国内3ヵ所で興行があって、

静岡で原隆二さんが大前貴史さんに3RTKO勝ちしたし、

中嶋龍成さんもノーランカーに圧倒3-0勝ちって予想通りで、

加治木了太さんと大里拳さんは大阪でタイボクサーとノーランカーと対戦して、

其々1RKO勝ち、3-0勝ちしてこれまたこれまたで、

埼玉草加では山田健太君が2-1勝ち、嶋崎俊君が4RKO勝ちしたってね。

 

 

 

そして昨日はWOWOWでパッキャオのラストファイトの中継があって、

試合前にこれまでの彼の功績のレビューもやってたんだけど、

VTRではファン・マヌエル・マルケスがブッ倒されるシーンが何度も何度もで、

ちょっと気分悪かったなあ。

 

セミのアルツール・アブラハム×ヒルベルト・ラミレスの試合も酷かったけど、

肝心のパッキャオ×ティモシー・ブラッドリーの一戦も申し訳ないけど、

パッキャオにとっての思い出ボクシングの域を出ていなくて、

倒せば名前を売ることができるのにブラッドリーも終始アホバカボクシングで、

彼はホントは頭が悪いのかって思ったし、セコンドは何やってたかって事で、

2度もダウン喰らってるのに最後まで待ち待ちボクシングを続けてるもんで、

パッキャオも全然死にもの狂いにならないままで、

まるで後楽園ホールで見かける引退スパー程度にしか見えなくて、

最後までは見てなかったんだよね、実は……。

 

 

 

9日のブログの冒頭の写真について、

自分は勝手に思い付くまま “桜流れ” って言葉を使ったんだけど、

“花筏” (ハナイカダ) っていう正式な言葉があるんだってね。

 

女子カーリングのことを書いた際に、

男子のカーリングはあるんだろうかって書いたんだけど、

正式種目でちゃんとあるんだってさ。

 

間違いがあったりすると電話やメールで知らせてくれる人がいて、

Kさん、N君、何か気が付いたらまたお願いしますね。

 

 

 

桜花賞はスルーしたけどプラス成績の週末だったよ。

 

2016年4月 9日 (土)

日記・4月9日

 

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桜流れ。

 

川の中、白い帯状の洗剤汚れのように見えるのは散り落ちた桜の花びらで、

ここのところ毎日色んな形を作りながら東京湾に向かって流れてるんだわ。

 

 

 

罵弩民豚(バドミントン)のオリンピック代表をほぼ手中にしてた若造も含めて、

NTT東日本の男子バドミントン部のほぼ全員が、

都内の違法カジノに出入りしてたことがバレてしまって、

オリンピック出場はおろか廃部の憂き目に遭いそうなんだよね。

 

リーダー的な存在の年長者が率先して誘ったってことでソイツは、

以前マカオの賭場に出入りしたのを注意されてたのにも関わらずなんだけど、

自分は元々コイツらのことが大嫌いで、

普段から高級アクセサリーをジャラジャラさせたチャラさが鼻に突いて、

クソ生意気な野郎としか思ってなかったんだわ。

 

NTT東日本もこんな奴らを飼ってる訳にはいかないだろうから、

違法カジノの見張り役に転身ってことで……。

 

 

 

タックス・ヘイブンに関する2.6TB(テラバイト)もの “パナマ文書” の流出で、

世界中がそれこそテンテコ舞いで、

今のところ140名ほどの実名が挙がってるんだよね。

 

およそ12億人分のデータの全容解明には数ヶ月ほどかかるってことなんだけど、

暫くは自分の興味も尽きることがないんだわ。

 

タックス・ヘイブンっていうのは租税回避地っていう意味で、

その存在には功罪があると思ってるんだけど、

今はその罪の部分である税金逃れっていう点が主流になってるし、

世界中のマフィアや闇組織のマネーロンダリングの手段にも使われてて、

暗黒マネーとか地下経済を支えてるとも言われてるんだよね。

 

自国の租税制度に基づいて自国で納税をするっていうのが、

国民としての最も基本的な義務だと思うんだけど、

国の元首クラスや主要企業の経営者、著名な文化人、スポーツ選手達が

こぞってエントリーしてるっていうのは一体何を考えてるのかってことで、

世の中には腐った豚どもが如何に多いかってことなんだよね。

 

全ての名簿がオープンになってる訳ではないし、

それが実体や真実を捉えたものかどうかはまだハッキリしてないんだけど、

今のところ流出した著名な連中だけでも以下の通りなんだわ。

 

シリア大統領、毛沢東の親族や習近平一派、北朝鮮銀行、FIFAの新会長、

パキスタンとマレーシアの首相、アルゼンチン大統領、メキシコ大統領、

ウクライナ大統領、アイスランド首相、ウクライナ大統領、

サウジアラビア国王、アラブ首長国連邦首相、イギリス首相、ロシア大統領、

元国連事務総長、メッシやプラティニ、ジャッキー・チェン……。

 

内戦に荒れて瀕死状態のシリア、汚職の徹底撲滅を目指してた筈の中国、

ミサイルや核開発経費の捻出に四苦八苦の北朝鮮、

汚職体質を一変するはずの新FIFA、まだまだ先進国とは言えないパキスタン、

マレーシア、アルゼンチン、メキシコ、ウクライナの親玉達、

濡れ手に粟だらけの石油産出国のボス達から、

一応ちゃんとしてるんじゃないかって思ってたイギリスとロシアの元首級まで、

それこそ千客万来の百花繚乱で、名前が無いと二流と思われるほどなんだわ。

 

個人事業主の脱法行為がバレたら最終的には個人的に責任を取ればいいって、

そう思わないでもないんだけど、こと国家元首系ってことになるとそうはいかなくて、

現在のタックス・ヘイブンの大得意先は中国の富裕層ってことなんだけど、

国のトップがインチキ仲間ってことで安心してやってるんだろね。

 

日本人では唯一セコムの会長の名前が挙がってて、

やっぱり、さも有りなんって感じなんだけど、

どういう訳か官房長官は特に調査はしないってコメントしてたね。

 

そんなら “ふるさと納税” の感覚で自分もトライしてみようか思ったんだけど、

10億円が最低ロットってことで泣く泣く諦めたんだけど、

結局バカを見るのは殆どが源泉されてしまう一般庶民ってことなんだよね。

 

 

今回の件でなるほどねって思ったのは案の定の中国政府のネット遮断で、

その時点でそういうインチキを認めたに等しいほどの判り易さで、

いつもは超強気で喋りまくってるメガネ広報官も終始ノーコメント一本槍で、

改めて彼の国の闇の部分を見せられた思いで、

そういうところは北朝鮮なんかと変わるところが無いんだよね。

 

 

それにしても最終的な落としどころが気になるところなんだけど、

追及主体であるICIJ(国際ジャーナリスト連合)のメンバーの内の何人かが

既に行方不明になってるって言われてるし、

元KGB出身のプーチンが2,000億円も関わってるってこともあってか、

揉み消しに躍起な闇組織が動き始めてるみたいなんだよね。

 

 

 

今日はクソ腹が立つ話題を二つってことで……。

 

 

 

2016年4月 7日 (木)

日記・4月7日

 

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80円コーヒー。

 

二つ隣りの駅の近くの自販機の缶コーヒーは80円で売ってて、

メジャーブランドでこの価格は一体どうなの?

 

ベンダーの卸価格は変わらないはずだからこれでも利益が出るってことは、

設置者には60円ほどで卸してるんじゃないのかなあ。

そうなるとメーカー出値は30円ほどにしかならない訳で、

普通130円の缶コーヒーは100円も上乗せされてるって事で……。

 

それにしても普通130円するモノを80円で売るっていうのは、

ジャパネットタカタも真っ青なんだわさ。

 

 

 

アメリカの南北戦争は150年ほど前に起こったアメリカ人同士の主導権争いで、

双方に100万人近い死者を出した末に北軍が勝利して、

その後リンカーンが合衆国大統領になって奴隷も解放されたんだけど、                                                            

あの時もし南軍が勝利してたら随分違うアメリカになってたはずなんだよね。

 

歴史を遡るとあの時もしっていう場面に幾らでも遭遇する訳で、

現在があるのは歴史の必須の結果では必ずしもなくて、

ほんの偶然みたいなモノが支配してるんじゃないかって思えるんだわ。

 

 

 

朝鮮半島における南北戦争勃発の可能性が云々されつつあるんだけど、

ここはすんなり北軍勝利って訳にはならないと思うし、

元々北軍自体に何の大義もないから他国からのサポートも期待できないし、

今のところ折角保全されてる領土があるんだから、

もう少し頭を使った外交をすればどうということもないと思うんだけど、

あれだけの時代錯誤とか情勢判断力不足は信じ難いほどなんだけど、

わざと外してるのか、マジなのか……。

 

 

 

空き巣狙いを捕まえて素性を調べたら消防署員ってことで、

日常の火の用心見廻りをしながら不在の家を確かめた上で押し入るって、

そりゃもう実に成功率の高い空き巣だと思うんだけど、

これだけ防犯カメラが普及してるってことは解ってなかったみたいなんだわ。

 

 

 

デブデブの汚らしい体を晒してカネを稼いでる安村っていう芸人がいて、

ソイツが女性とラブホから出て来たところを又しても文春に捕まってしまって、

何の言い訳けも出来なくてひたすら情けないったらなかったんだけど、

あんなクソデブでもテレビに出るようになると女遊びには困らないみたいで、

女性はデブ専なのかって疑ってしまうんだけど結局そういうのは、

マラソン中継の際にカメラに向かって手を振って舗道を走ってるバカボンと同じで、

要するに兎に角目立ちたいっていう実に下世話な人間が多いってことだな。

 

 

 

ちょっと前にカーリングの世界大会があって、

日本女子は過去4位が最高位だったのが準優勝ってことで快挙快挙。

 

決勝戦の相手はここ4年で3回も優勝してるスイスだったんだけど、

そういう強豪相手に中盤から後半にかけて優位に進めてたんだけど、

最終第10エンドでの一投を明らかにミスしてしまって結局6-9って逆転負け。

 

ミスした選手の落ち込みは気の毒の限りだったんだけど、

ここまで来れたのは彼女の驚異的な踏ん張りがあってのことでもあったもんで、

自分的にもよくやったよくやっただったんだわ。

それにしても男子カーリングっていう種目は無いのかな?

 

2016年4月 5日 (火)

日記・4月5日

 

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花見。

 

曇り空の中、先週の日曜に荒川の河川敷に花見にいったんだけど、

上野とか千鳥ヶ淵のようにごった返すってことがなくてグッドグッドだったんだわ。

 

画面奥の方では沢山のグループが宴会飲食してたんだけど、

斜面にシートを敷かなければならないもんでちょっと大変そうだったんだわ。

 

 

花見っていえば上野公園にやって来る客の内の6割ほどが中国人ってことで、

例の如く大声上げながら桜の木を揺すって花びらを散らして喜んでたり、

枝を折ったり、そのやりたい放題は留まるところがないらしくて、

流石に中国大使館も広報から注意を喚起してるほどなんだわ。

 

必ずしも好意を持ってる訳でもない中国人旅行者にたかって、

生活を潤わせざるを得ない人達の心の捻じれは推して知るべしで、

煎餅や人形焼は味見に一個よこせってゴネたり、

洗面台で子供に小便をさせたり、そこらじゅうに唾を吐いたり

他人の家や庭に入る際には相手の流儀に敏感であるべきだと思うんだけど、

それが出来ないっていうのは要するにカネを持った猿に過ぎないんだわ。

 

そういうカネを持った猿状態は恥ずかしながら実はかつての日本にもあった訳で、

バブル当時、農協の連中がパリのブランド店で恥をかきまくったり、

三菱地所がニューヨークのロックフェラーセンターまで買いまくって、

現地のヒンシュクを買ったこともあったりして、

つまりは中国人ばかりを責め切れないところもかつての日本にもあった訳で、

気長に30年ほど待つのが正解なのかなあってことで……。

 

 

 

4月4日からNHK朝ドラの新シリーズが始まって、

その主題歌を歌ってるのが宇多田ヒカルなんだけど、

声質も歌い方も以前とはまるで違ってて驚いてしまったなあ……。

 

 

 

たまに見るインド映画はとっても面白くて、

ストーリーとは関係ないところで突然集団ダンスが始まったりして、

それはもう不思議不思議の世界なんだよね。

 

自分は “マダム・イン・ニューヨーク” の主演女優のシュリー・デヴィが大好きで、

容貌から立ち居振る舞いや目線の動きにいつもドキドキなんだわさ。

 

 

 

3月の初防衛戦に敗れた木村悠さんが引退するってね。

 

その潔さは小堀佑介さんに通ずるところがあるんだけど、

ボクシングをやってても中々経験出来ない頂を見た訳だし、

これで一段落付けて次の人生へシフトチェンジってことで……。

 

アマチュアで65勝(8KO)15敗、プロで18勝(3KO)3敗(1KO)1分ってことで、

其々の勝率が81.3%と81.8%って、これほど近寄ってるのも珍しかったんだわ。

 

 

 

引退って言えばつい最近日本で試合をしたデンカオセーン・カオウィチットも、

早い回のKO負けをきっかけに引退を決めたってね。

 

自分が見た彼の最後の試合は2014年3月の後楽園ホール、

河野公平さんとのタイトル戦だったんだけど、

自分は彼の風貌とか試合スタイルが好きだったもんで、

あの試合の際にはある人とコーヒーを賭けて見事奢らされてしまったっけなあ。

 

 

 

次のボクシングまで中9日間もあるんだけど、

12日からは19日間で10興行ものハードスケジュールで、

その12日からは4連投もあるんだから、もう少し調整出来ないもんかなあ……。

 

2016年4月 3日 (日)

後楽園ホール・4月2日

 

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ビル・エヴァンス。

 

寡黙で耽美的なジャズ・ピアニストの代表なんだけど、

当時のジャズメンの多くと同じで彼も麻薬中毒だったんだわ。

 

この写真ではちょっと解り難いんだけど、

風貌が “バック・トゥ・ザ・フューチャー” の主人公の父親役の俳優にソックリで、

一見真面目なサラリーマン風だったんだわ。

 

ちょっと女性的なタッチをしててバラードを弾かせたら抜群で、

全てのピアノトリオのアルバムは全く外れナシって言えるほどなんだけど、

“ワルツ・フォー・デビイ” と “ポートレイト・イン・ジャズ” が特にお薦めだし、

ギタリストのジム・ホールとのデュオ “アンダー・カレント” もいいんだわ。

 

 

 

「お久し振りです。」 って声掛けてくれたのは2年振りの佐藤克哉君で、

今は故郷の宮城県に戻って公務員をしてるってことで、

以前所属してたドリームジムの三浦会長ともニッカニカの笑顔で握手してたね。

 

 

昨日は最初の2試合が新人王トーナメント予選だったんだわ。

 

 

① 郡司勇也君(帝拳)×亀山大輝君(ワタナベ)……LF 4R

デビュー戦の19歳・茨城県と、デビュー戦の19歳・静岡県。

 

23戦と13戦ってアマ経験がある19歳同士のデビュー戦なんだけど、

郡司君の方が自分的な優勝候補なんだよね。

 

<1R>

二人共、充分水準以上だってことは開始後すぐに知れて、

プレスが強かったのは郡司君だったんだけど、

亀山君の右フックもかなりパワフルで元々は右利きみたいだったんだわ。

 

ラスト5秒での郡司君の2発の右ストレートも効果的ではあったんだけど、

ラウンドトータルでの手数と印象的な右で亀山君かなあ……。

 

お互いにデビューだから仕方ないところがあるんだけど、

もう少し肩の力が抜けるといいね。

 

<2R>

まだまだジャブを使い切れてないところはあるんだけど郡司君、

強いフィジカルを武器にした早い仕掛けが目立ってきて、

亀山君もその打ち終わりを狙ってたんだけど、

郡司君の積極手数が試合をコントロールし始めた感じだったんだわ。

 

<3R>

手数負けしないようにって亀山君もギアアップしていったんだけど、

若干丁寧さに欠ける中、いきなりの大きなフック系を振り外した直後に、

郡司君が内側からストレート系で的確にヒットヒットだったなあ。

 

<4R>

亀山君も最後の最後までスタミナが切れるって事はなかったんだけど、

大きく振り込み過ぎてバランスを崩すことが多くなって、

そこのところを郡司君に正確に突かれてしまってたなあ。

 

 

ってことで郡司君が主導権を渡すことないままの終了ゴングで、

自分は39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38、37-39ってことで郡司君の2-1勝ちだったんだけど、

郡司君の負けは有り得ないって思ったけどね。

 

 

試合後大分経ってから新島聖人君と一緒にいた郡司君と行き合ったもんで、

試合の感想を伝えたんだけど、彼、とっても真面目に聞いてくれたんだよね。

新島君の方は5月に試合が決まったって言ってたなあ。

 

 

 

② 舟山大樹君(帝拳)×飯塚誠君(金子)……SB

2勝(1KO)2敗1分のサウスポー、22歳・静岡県と、

2勝(1KO)2敗(1KO)1分の30歳・茨城県。

 

随分年齢差はあるけどKO負けの有無以外戦績が全く同じなんだわ。

 

<1R>

お互いにもっと上体を柔らかく使うべきじゃないかって思ったんだけど、

年齢差が力強さの差にそのまま出てしまったような感じで、

飯塚君の打ち出しは如何にも優し過ぎで、

これなら相打ちでも大丈夫だって舟山君に見切られてしまってたんだわ。

 

 

それ程時間がかからないうちに飯塚君が粉砕されそうだったもんで、

一旦休憩タイムをゲットして帝拳の長野マネジャーと雑談。

 

 

結局、3R0分20秒、やっぱり舟山君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

③ 堀池雄大君(帝拳)×何チャラ・ソーン……SB 8R

9勝(2KO)5敗(2KO)3分の31歳・静岡県と、

8勝(2KO)7敗の25歳・タイ。

 

現在4連敗中で移籍初戦の堀池君への何とか勝たせる温情マッチメイクで、

勿論堀池君は感謝感謝しながらの恩返しファイトで2R1分52秒のTKO勝ち。

 

 

 

④ 喜久里正平君(帝拳)×何チャラ・ディママ

                             ………SF 8R

10勝(5KO)2敗(1KO)のサウスポー、24歳・沖縄県と、

7勝(3KO)6敗5分の21歳・フィリピン。

 

喜久里君は2年ほど前に及川太郎君にいい勝ち方をしてからの久振りで、

長い期間をケガの治療回復に費やしてたってことだったんだわ。

 

喜久里君は行ける時は必ず行くボクサーで、

危険度の高い打ち合いにも敢えて挑んでいくタイプなんだけど、

この日の彼はリズムとタイミングを意識しながら8ラウンドフルに動けるのか、

腕振りとフットワークをバランス良く保ち続けられるのかを確認しつつみたいで、

復帰に向けての調整試合を丁寧にこなしてたって感じだったんだわ。

 

相手の上背とリーチ、懐の深さを前にしてディアマには、

一瞬の飛び込みからの一発ビッグヒットを狙うしか手立てがなかったんだけど、

喜久里君のジャブは簡単にそれを許さない鋭さを常に保ってたし、

ショートブローのコンビネーションにも十分なパワーがこもってたんだわ。

 

敢えて倒しに行かないようなパフォーマンスは最終回までいって、

自分は途中から遠目に見てたんだけど結局、

80-72、80-73、79-73ってことで勿論喜久里君の圧倒3-0勝ち。

 

 

 

⑤ 石本康隆さん(帝拳)×藤原陽介さん(ドリーム)

                ………日本 SB タイトル戦 10R

27勝(7KO)8敗(1KO)のチャンピオン、34歳・香川県と、

16勝(4KO)3敗(2KO)のランク1位、29歳・島根県。

 

藤原さんはフジワラではなくてフジハラって読むんだけど、

この日は石本さんとこに負けないくらいの応援団が詰めかけてたし、

故郷島根からも山陽放送の取材も来てたんだよね。

(島根県は山陰地方だけどね……。)

 

その藤原さん、デビューの頃の様にゴリゴリファイターに徹し切れれば、

充分チャンスがあるって思ってたんだけどね。

 

<1R>

いつのもように石本さんが若干突っ立ち加減なのに対して藤原さん、

前傾を深めてまずは互角のジャブの差し合いから始めてたんだけど、

いきなりの左フックがグッドグッドだったなあ。

 

一方の石本さんも例の真面目真面目のワンツーが的確だったね。

 

<2R>

いい感じの立ち上がりを見せた藤原さんが前掛りになったその刹那、

石本さんのコンパクトなワンツーが華麗にヒットして藤原さんが驚愕のダウン。

 

それで倒れてしまうかってほど薄い感じしかなかったんだけど、

タイミングが良かったんだろね、きっと。

 

殆どダメージを引きずらないままのリスタートだったんだけど藤原さん、

大きく面食らってしまったみたいで動きが中々元に戻り難くなってて、

その後も石本さんのコンパクトなショートブローを貰いまくってたなあ。

 

<3R>

1分25秒、藤原さんの右ショートアッパーが綺麗なヒットで、

このラウンドは充分な手数勝ちも見せてたし藤原さんが復活復活。

 

ただ、距離だけはまだまだ石本さんが主導権を握ってて藤原さん、

もっと厭らしい詰め詰めを仕掛けた方がいいと思ったんだけどなあ。

 

<4R>

リング上は石本さんの細かいリズム感が支配してて、

打ち出し角度に工夫を加えた彼のショートブローが見栄え良くて、

強く打つよりキチンと当てることに徹してる感じが伝わって来たんだわ。

 

藤原さんは一瞬手が遅れると簡単に先手を許してしまうことが多いもんで、

青コーナーサイドからは 「先! 先!」 って声が何度も大きく飛んでたんだわ。

 

<5R>

二人に圧倒的な力量差がある訳ではないんだけど、

気が付けば左顔面をかなり赤くしてるのは藤原君の方で、

1分20秒での左フックの相打ちをきっかけにした始まった打ち合いも、

手数は変わるところがなかったんだけどヒット数ではやっぱり石本さんだったね。

 

ってことでここまでの自分のスコアは48-46だったんだけど、

発表された中間スコアは49-45×3で勿論石本さんだったんだよね。

 

<6R>

残り半分、こうなると藤原さんはどこかで大きく当ててダウンゲットが欲しい所で、

それが叶わないなら残りラウンド全てでポイントアウトが必要な訳で、

かなり追い込まれてきたのは事実だったんだけど、

そういう事に拘らず一つ一つのラウンドにらしさを発揮するって感じだったんだわ。

 

<7R>

前の回まで試合の流れは明らかに石本さんが握ってたんだけど、

この回始まって30秒までのうちに藤原さんが何とナントなんと、

右ストレートを3発も打ち込み大成功で、

若干怯んで下がり加減になった石本さんを追い込みながらの一気一気で、

チャンスチャンスチャンスの瞬間で、石本さんはひたすらのクリンチ逃げ逃げで、

思い返せば唯一この時間帯が藤原さんの好機だったんだけど、

残り45秒、相変わらず押され気味だった石本さんがバッティングで頭部出血。

 

ここで一旦ドクターチェックが入った後再開されはしたんだけど、

石本さんにとっては貴重な一休みの時間が取れたんじゃないかなあ。

 

その前後に石本さんに対してホールディングの注意が3回為されて、

結局減点はされなかったんだけど、

ローブローやヘッドバットだったら減点になってるケースだと思うんだけど、

レフェリーの注意は何回までOKっていう決まりはないのかなあ。

 

終盤には藤原さんの左目上もバッティングカット出血してたなあ。

 

<8R>

開始すぐの13秒、二人の傷にドクターチェックが入って、

最後まで行きそうにない感じはしたんだよね、この時は……。

 

立て直した石本さんが元の様に当て方の綺麗なショットを積み上げてて、

一方の藤原さんにはもっと力込めた左フックが要ると思ったんだけどなあ。

 

<9R>

始まって43秒のリング中央、石本さんの右、左、右の最後の右アッパーが、

綺麗に喰い込んで藤原さんが終盤ここに来てこの試合2度目のダウン。

 

大きなチャンスと見た石本さんがこの日最大のラッシュラッシュで、

実に危うくなってしまった藤原さんが必死踏ん張りだったんだわ。

 

 

隣りの隣に座ってたオッサン2人連れの片方が知ったか解説屋で、

それまでもやたら見当外れな事を恥ずかしげもなく吹いてたんだけど、

「ここまでくればチャンピオンはもう勝負を避けるね。」 って声高にほざいたもんで、

一体誰に言ってるのかって余りに腹立ったモンで、

若干強めのガンを飛ばして黙らせてやったんだけど、

そうなんだわ、石本さんはポイントアウトに逃げ回るボクサーでは決してなくて、

相手が望むなら敢えての危険を冒してでも勝負するボクサーなんだよね。

 

<10R>

藤原さんが気持ちを振り絞って最後の全力攻め込みだったんだけど、

石本さんの方もそれを正面から受け止めての同じく全力打ち返しで、

自分としては 「どうだ見たかオッサン!」 って隣の隣のバカに言いたいところで、

最終ラウンドでも手数負けするってことろがなかったんだよね。

 

 

ってことで結局98-90×3ってことで終わってみれば石本さんの圧勝で、

自分も97-91の大差だったんだわ。

 

 

石本さんはいつも通りのことをシッカリやり通してたのに対して藤原さん、

彼のいつも通りが通じそうになかった頃からの工夫が足りなかったよなあ。

 

 

試合後暫くして藤原さんのセコンドに付いてた東上剛司さんと話をしたんだけど、

やっぱり石本さんのフィジカルの強さは半端じゃなかったみたいね。

 

 

石本さんとも後で話をすることが出来たんだけど、

激闘の跡まざまざの中、もうちょっと出来たのになあって感じを漂わせてたね。

 

 

 

⑥ 尾川堅一さん(帝拳)×杉田聖君(奈良)

                ………日本 SFe タイトル戦 10R

17勝(14KO)1敗(1KO)のチャンピオン、28歳・愛知県と、

11勝(7KO)2敗(1KO)1分のランク1位、26歳・大阪府。

 

ランカー同士の戦いを勝ち上がってきた訳でもない挑戦者には若干の

見劣り感があるものの尾川さんのパフォーマンスにそこそこ期待してたんだわ。

 

杉田さんは自分が嫌いな歌手の楽曲での入場で、

尾川さんにはせいぜい5Rまでだっていうノルマを与えて見てたんだよね。

 

<1R>

杉田さんは尾川さんにとってやり易そうなボクサーだってすぐに思えて、

まるで度胸の強さを感じられないごくごく普通のA級だなってね……。

 

結構ジャブが得意みたいで尾川さんと対等近くに届かせてたんだけど、

早くも顔面を赤くしてたのは杉田さんの方だったんだわ。

 

残り1分、これならいけるなって思った尾川さんが攻勢を強めて楽勝楽勝。

 

<2R>

杉田さんは自分から攻め込むってことが殆ど無くて、

結構いいジャブを打つんだけどジャブの為のジャブに終始して、

有効な右に繋げられないままだし、左を二段では打ててないし、

ボディブローも全く打ててないままひたすら尾川さんの右を怖がってるみたいで、

ちょっとしたフェイントでもやたらビクビクしてたんだわ。

 

その杉田さん、右のショートフックをカウンターで打ち込んでたのが唯一のグッドで、

尾川さんの右ストレートボディ5発とか左フックの見栄えの方が圧してたんだわ。

 

<3R>

杉田さんには自分から何とかかき分けていくっていう気概が全く感じられず、

開始1分には尾川さんの右のロングをヒットされてかなり顔面赤くなってきてるし、

この先もジャブとチョン打ちのカウンターだけを武器に凌ぐつもりなのか、

他に何か得意技を見せるのかって感じだったんだけどね。

 

<4R>

それにしても後半飛ばしってことなのか、杉田さんが情けなさ過ぎの下手過ぎで、

尾川さんは余りに余裕を感じ過ぎての手抜きというか、

集中を切ってしまわないようにっていうのが唯一のテーマになってきたんだわ。

 

ちょっと前にもこんな風に緊張感の感じられないタイトル戦があったなあって、

自分、大きなデジャブ感に襲われてきてしまったんだわ。

 

<5R>

そんなレベルの低い挑戦者を相手にこの日の尾川さんも実はトロトロで、

いつものようなキビキビというかテキパキ感が全く無くて、

雑でシンプルなワンツーに終始してて、キチンと左フックを打っていかないし、

二次三次詰め攻めもしないし、今までで一番くすんだような印象だったんだわ。

 

それは拳でも痛めたのかってほどのダルダルさで、

一体何しにやって来たのか不明な挑戦者と一緒でちょっと腹立ったんだわさ。

 

 

ってことで余りに詰まらないもんで離席したんだけど、

アナウンスされた中間スコアも50-45、49-46、48-47ってことで、

ジャッジ3人も余り真面目に見てなかったようなバラバラさ加減で、

ホントにもう何から何まで呆れてしまったんだよね。

 

 

で、帰ろうとしたら丁度ドーム野球の終わりとバッティングしてしまったもんで、

結局一人でモニターを見てたんだけど、9RまでかかってしまってのTKOで、

そりゃ勿論尾川さんの勝ちではあったんだけど、

通りすがりに顔を合わせた尾川さんは相当な苦笑いだったんだわ。

 

 

最後に本田会長にこの日の総括を聞かせて貰ったんだけど、

喜久里君と郡司君のことは褒めてたね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 石本康隆さん

② 郡司勇也君

③ 喜久里正平君

 

 

 

雨模様の曇り空の中、これから奥さんと花見なんだわ。

 

2016年4月 2日 (土)

4月のボクシング

 

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マイルス・デイビス。

 

帝王マイルスの自分的ベストショットで、1960年代初頭の頃かなあ……。

この頃、マイルスはやっとのことでヘロイン中毒から脱することが出来て、

その壮烈な様子が彼の自伝の中で描かれてるんだけど、

汗腺の一つ一つから毒素が滲み出て来るようだったんだってさ。

 

ジョン・コルトレーン関連のLPレコードは80枚ほど持ってたんだけど、

その次に多かったのがマイルスで、60枚ほどはあったっけなあ。

 

彼のミュート(弱音器)プレイも勿論孤高の域にあるんだけど、

自分的なベストはライブ版の “Four & More” で今でもゾクゾクなんだよね。

 

 

 

あのシャープがついに台湾のホンハイに買収されてしまったんだけど、

ホンハイは当初5,000億円だった出資額を最終的には4,000億円って、

1,000億円も買い叩いてきて酷い奴らだと思ってたら、

シャープの方にも隠し負債が3,500億円もあったとかで、

もうどっちもどっちものクソ話になってしまったんだわさ。

 

我が家ではテレビと冷蔵庫、エアコン2台がシャープ製なんだけど、

まだ新しいからいきなり捨ててしまうって訳にもいかないしなあ……。

 

 

 

4月のボクシングは今日から始まる訳で、

自分の現場観戦予定は11回なんだよね。

 

【4月度のボクシング】

*左側が勝者予想で敬称略。

 

・4月 2日……(後楽園)

尾川堅一×杉田聖、石本康隆×藤原陽介、舟山大樹×飯塚誠、

郡司勇也×亀山大輝、喜久里正平。

 

 

・4月 3日……(大阪)

川崎真琴×矢田良太、デンカオセーン。

 

 

・4月 3日……(千葉)

片桐秋彦×恩床健太、齊藤裕太×コラレス・カワシモ。

 

 

・4月10日……(静岡)

原隆二×大前貴史、中嶋龍成。

 

 

・4月10日……(草加)

山田健太×西原俊樹、嶋崎俊×内藤剛。

 

 

・4月12日……(後楽園)

清田祐三×松本晋太郎、渡邉義友×大橋建典、太田輝×興法裕二、

村中優×石橋俊。

 

 

・4月13日……(後楽園)

コーヤ佐藤×ガンバレ将太、吉野ムサシ×池上渉、細川バレンタイン。

 

 

・4月14日……(後楽園)

拳四朗×角谷淳志、竹中良×正野晃、諏訪佑×坂口翔平、

中野敬太×澤田京介、小原佳太、小浦翼。

 

 

・4月15日……(後楽園) 東日本新人王トーナメント

大野俊人×中野亮、五十嵐康次×冨髙信、有岡康輔×利川聖隆、

宮地隆佳×ザッパ・トウキョウ。

 

 

・4月16日……(京都)

荒川仁人×徳永幸大。

 

 

・4月16日……(イギリス)

天笠尚×ジョシュ・ワーリントン。

 

 

・4月17日……(大阪) 

野中悠樹×清水優人、石田匠×船井龍一、成田永生×大石豊。

 

 

・4月18日……(後楽園)

岩原慶×鈴木亮輔、橋口雄斗×小山哲也。

 

 

・4月19日……(後楽園)

岡田博喜×麻生興一、小國以載×マイク・タワッチャイ、市川雅之×高橋悠斗、

大谷広忠×ヒル・コーネリアス、土屋修平、関豪介。

 

 

・4月22日……(後楽園)

井上岳志×エルフェロス・ベガ、守屋和明×大保龍斗。

 

 

・4月22日……(南アフリカ)

シンピウエ・ベチェカ×溜田剛士。

 

 

・4月24日……(三重)

頴川裕×中川祐輔。

 

 

・4月26日……(後楽園)

中川健太×濱田修士、荒木貴裕×相川学己、田中公士×大森健太郎、

高田勇仁×長谷部守里。

 

 

・4月27日……(大森)

内山高志×ジャスウェル・コラレス、河野公平×インタノン・シッチャイモアン、

田口良一×ファン・ランダエタ、久我勇作。

 

・4月28日……(後楽園)

有川稔男×新藤寛之、東上剛司×山元浩嗣。

 

・4月29日……(中国)

中嶋孝文×シェン・ウェイ・チュン。

 

 

 

【4月のボクシングベスト30】

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 岡田博喜×麻生興一

② 田口良一×ファン・ランダエタ

③ 荒川仁人×徳永幸大

④ 尾川堅一×杉田聖

⑤ 拳四朗×角谷淳志

⑥ 石本康隆×藤原陽介

⑦ 内山高志×ジャスウェル・コラレス

⑧ 河野公平×インタノン・シッチャイモアン

⑨ 小國以載×マイク・タワッチャイ

⑩ 東上剛司×山元浩嗣

⑪ 石田匠×船井龍一

⑫ 村中優×石橋俊

⑬ 竹中良×正野晃

⑭ 原隆二×大前貴史

⑮ 溜田剛士×シンピウエ・ベチュカ

⑯ 大谷広忠×ヒル・コーネリアス

⑰ 有岡康輔×利川聖隆

⑱ 諏訪佑×坂口翔平

⑲ 市川雅之×高橋悠斗

⑳ 清田祐三×松本晋太郎

(21) 守屋和明×大保龍斗

(22) 荒木貴裕×相川学己

(23) 太田輝×興法裕二

(24) 渡邉義友×大橋建典

(25) 岩原慶×鈴木亮輔

(26) 嶋崎俊×内藤剛

(27) コーヤ佐藤×ガンバレ将太

(28) 橋口雄斗×小山哲也

(29) 有川稔男×新藤寛之

(30) 野中悠樹×清水優人

 

 

上記30試合の中には会えば言葉を交わすボクサーが29人いて、

よく知ってる方が負けるっていう予想は結構辛いんだけど、

その予想が外れた試合後に、「俺が負けるって予想してたでしょ。」 って、

どうだって感じで言われるのも嫌いではないんだよね。

さあみんな、気合の入ったパフォーマンスを見せてくれ!

 

2016年4月 1日 (金)

3月のベストボクシング

 

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東京ドーム前のペイブメント。

 

ちょっと前にドーム周辺のペイブメントの修復工事をやってて、

タイミングを計りながら全面改修するのかと思ってたら、

一応こんな感じで終了みたいなんだよね。

右側が新しい部分なんだけど、古い部分を色々幾何的に区分してるんだよね。

 

 

 

突然思い付いたんだけど、オフコースの小田和正っていうのは、

ホントはとっても男っぽい性格の持ち主なんじゃないかなあ……。

 

ただ、ああいうメロディーにああいう歌詞を載せてああいう声で歌えば、

絶対に女子受けするっていうのを知ってたってことで、

つまり彼はとっても優秀なビジネスマンだったってことで……。

 

 

 

新国立競技場の当初設計デザインに関わってたザハっていう名のオバサン、

実に権威主義的な怪女系で、まるでジャバ・ザ・ハットだなって思ってたんだけど、

つい最近、心臓麻痺で死んだってね。

 

 

 

【3月度ベスト20ボクシング】

*左側が勝者、( )内は事前期待度ランク、敬称略。

 

① 西田光×柴田明雄 (4)……3RKO

② 阿部麗也×丸亀光 (13)……3-0

③ 勅使河原弘晶×渡辺健一 (17)……1RKO

④ 山本浩也×宮崎拳 (14)……6RKO 

⑤ 比嘉大吾×メル・オリバレス (8)……2RKO

⑥ 中村誠康×上田有吾 (23)……2RKO

⑦ 源大輝×玉川裕大 (9)……5RKO

⑧ 細野悟×福原力也 (1)……3-0

⑨ ガニガン・ロペス×木村悠 (3)……2-0

⑩ 望月直樹×角本達治 (28)……3-0

⑪ 藤中周作×稲垣孝 (2)……3-0

⑫ 三浦仁×若林駿 (20)……2-0

⑬ 益田健太郎×田中裕士 (12)……8RKO

⑭ 清田亨×當銘義愛 (ー)……3-0

⑮ 青山巧×藤井貴博 (25)……3-0 

⑯ アクセル住吉×柳達也 (15)……3RKO

⑰ 若松大輝×高瀬亘 (ー)……3-0

⑱ 胡朋宏×甲斐斗志広 (19)……2RKO

⑲ 白鳥大珠×キングペッチ・ソーキングペッチ (ー)……3-0

⑳ 永田翔×氏原文男 (26)……2-1

 

 

事前期待度ベスト10内で選モレした試合は……、

山中慎介×リボリオ・ソリス(5)、粉川拓也×黒川雅之(6)、

福原辰弥×榮拓海(7)、金子大樹×相馬一哉(10)の4試合。

 

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