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2016年2月18日 (木)

後楽園ホール・2月17日

 

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試合開始前のひと時。

 

そもそもいつ撮られたのかも知らないし、

何の話をしてたのかも覚えてないんだけどね……。

 

それにしても自分の指はホロビッツくらい異常なほど長くて、

小学生の頃にはピアノの先生に随分羨ましがられたもんなんだよね。

 

 

 

写真って言えば先週の金曜日(12日)のブログで使った山岡荘八なんだけど、

自分の奥さんが見た瞬間に長嶺君に似てるねって言ってたんだよね。

 

そう言われて改めて見直してみたらどことなく彼がイメージされてきて、

長嶺克則君が60歳を超えるとこんな感じのオッサンになるんだわ、多分。

 

 

 

アメリカ大統領の予備選挙。

 

共和党のブッシュ以外のトランプにしろクルーズは勿論のこと、

民主党もクリントンが敗れてサンダースが台頭してくるとなると、

これはもう日本にとっては全くのアゲインストになる訳で、

国際問題が手に負えなくなると極論すれば鎖国、

そこまではいかなくても自国愛が極端に強まるもんでTPPは勿論のこと、

二国間貿易や日米安保にも影響を及ぼす可能性が高くなるんだよね。

 

アメリカの政権の行方によって日本の防衛網に濃淡が生じるっていうのは、

それは実にまあ心許ないことであって、まずは沖縄が中国の脅威に晒されて、

米軍基地は他県に出て行けって唱えてる場合じゃなくなる訳で、

こうなるとやっぱり自国の防衛はあくまで自国負担が原則だと思うんだよね。

 

 

 

長嶺君は沢山チケットを捌くってことか、受付に神津徳臣君が座ってて、

挨拶を交わした後、中に入ってすぐのところに渡辺会長の奥様がおられて、

その横にいたのが木村隼人さんの奥様で、生後5ヶ月のレオン君も一緒で、

ちょっと抱っこさせて貰ったんだけど9㎏って言ってたけど重かったなあ……。

 

 

この日は7試合が組まれてて第一試合こそ4回戦だったんだけど、

残りの6試合は全て8回戦以上で、それも全てにランカーが絡んでたんだわ。

 

 

 

① 橘ジョージ君(協栄)×森田陽君(M・T)……L 4R

デビュー戦の20歳。新潟県と、

3勝(1KO)2敗(2KO)のサウスポー、24歳・神奈川県。

 

<1R>

橘君はひたすら右を打ちたい打ちたいっていうのが露骨で、

殆ど全くジャブを出さない一発屋って感じの立ち上がりだったなあ。

 

それと比較すると森田君の方がちゃんとジャブから組み立ててたんだけど、

橘君の右を警戒する余りか、肝心の左が思い切り打ち切れないままだったなあ。

 

森田君の方が6倍ほどの手数はあったんだけど、

橘君の2発の右ヒットの方が有効度が高かったと思ったなあ。

 

<2R>

橘君は終始とっても雑なんだけど、森田君の気持ち負けが著しくて、

折角のリングなんだからもっと弾ければいいと思うんだけど如何にも弱腰で、

ちょっと見ていられなくなったもんで一旦離席ってことで……。

 

発表されたスコアは39ー37×2、39-38ってことでやっぱり橘君の3-0勝ち。

 

 

 

② 山田智也さん(協栄)×野口将志君(船橋D)……L 8R

13勝(4KO)6敗(3KO)のランク6位、31歳・千葉県と、

8勝(4KO)5敗(4KO)1分の26歳・山口県。

 

野口君はかなり変則的な動きをするんだけど、

結局、山田さんがそこそこ対応するんじゃないかって思ってたんだけどね。

すぐ横に宮崎君が座って野口君寄りに偏っての観戦だったね。

 

<1R>

相変わらずの変則ヒットの野口君に対して山田さんがそこそこのプレスで、

中々いい感じのスタートが切れてたんだけど反応的には鋭さに欠けてて、

野口君の途中からのサウスポースイッチからの左ストレートボディを、

それも何と5発連続して自由にさせてしまっていきなり問題化してしまったんだわ。

 

そこから一気に流れが変わってしまって、

残り1分03秒では野口君が右ストレートを強烈打ち込みで、

その後もパンチ角度を工夫しながら山田さんを戸惑わせ翻弄していったんだわ。

 

で、残り27秒、またもや野口君が右アッパーをきっかけにしての一気一気で、

そのまま山田さんを追い込みながら最後は西ロープに追い詰めての連打連打で、

山田さん、結局かき乱されたままあえなくダウンしてしまったんだわ。

 

<2R>

回復し切れてないような山田さんに対して野口君、

開始即の11秒、いきなり右ストレートをヒットさせて山田さんをふらつかせて、

そこからは倒す気満々の一気攻勢を仕掛けて行ったんだけど、

決めきれないまま徐々に打ち疲れが見えてきてしまって、

そこを何とか凌いだ山田さんの回復を助けてしまってたんだわ。

 

それで山田さん、最後はいいタイミングでのヒットを幾つか見せてたんだけど、

残念ながら若干のパンチ力不足が勿体なかったんだよね。

 

<3R>

お互いにパンチ力不足の中でのやり取りが続いたんだけど、

野口君が左右アッパーを混ぜ込みながらの変則ステップからのスイッチスイッチで、

自らがバランスを崩しそうな場面も見え隠れしてたんだけど、

山田さんにはそこのところを突く機敏さに欠けてたと言わざるを得なかったんだわ。

 

<4R~5R>

山田さんがやり難そうにしてたのが終始改善されないままで、

ライト級ボクサーには見えないような野口君の手数の嵐に晒されっ放しで、

野口君は常に適当な距離をキープしてたし、打った後のポジショニングも抜群で、

刺激的なショットは少なかったんだけどコツコツヒットでポイントゲット。

 

山田さんは相手の打ち出しに合わせ打つっていう意識を持ってないみたいで、

ポイント的には追い込まれる一方だったんだから、

敢えて相打ちを挑んでいったらどうなのかなあって思ったんだけどね。

 

5R終盤、山田さんの右ストレートの直後に二人鋭くバッティングしてしまって、

野口君の左目上が大きくカット出血。

 

<6R>

それにしても山田さん、相手の動きに翻弄され続けてたんだから、

もっともっともっとの左ボディじゃないかって思ってたんだけど、

ショットの多くを顔面に集中させてたのは如何にも工夫不足だったし、

序盤の飛ばし過ぎで若干足元がポクポクしてきた野口君を攻めきれず、

単発に終始してたのが調子の悪さを示してたんだよね。

 

<7R>

お互いに力の入り難いところで打ち合ってたんだけど、

ここに来てのヘバリ感は野口君の方に圧倒的で、

体勢を戻すのにも間が要るようになってきてたし、

元々ガードが低いもんで山田さん、いくらでも攻めようがあったと思ったんだけど、

同じように一段落してしまって全く覇気が感じられなくなってしまったんだわ。

 

<8R>

開始40秒、山田さんがバッティングで左目上をカットしてしまってドクターチェック。

 

鋭いクリーンヒットの1発でも叶えば山田さんの大逆転も充分有り得たんだけど、

ヘトヘトになりながらもまだ右ショートアッパーで踏ん張ってた野口君、

相手に決定的な場面を作らせないまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は78ー73で野口君だったんだけど結局判定は割れて、

78-75、77-75、76-77の2-1で野口君の勝ちだったんだけど、

ジャッジは安易なイーブンに逃げ過ぎだと思ったし、

この試合を見て山田さんの勝ちはないって思ったけどなあ……。

 

 

 

③ 田村亮一さん(古口)×岡畑良治君(セレス)……SB 8R

5勝(2KO)2敗1分のランク10位、28歳・東京都と、

9勝(1KO)11敗(3KO)5分のサウスポー、30歳・福岡県。

 

9戦目と26戦目の一戦だったんだけど、

余りに予想通りの展開になってしまったんだわ。

自分の隣には久保祐希君が座ってすぐ後ろは久保パパだったね。

 

<1R>

実は試合の流れは1Rの序盤1分ほど決まってしまって、

岡畑君は終始得意の距離でやらせて貰えないままだったし、

中間距離から打ち出してすぐに動いて相手の詰めを避けるってことができなくて、

あくまで強気の田村さんの寄り寄りからの左右強打が主導権を握ったんだわ。

 

一旦密着してからの彼の手数はそれこそ半端じゃなくて、

だからこそ岡畑君、まずはポジショニングとか足使いだと思ったんだけどなあ。

 

<2R>

鋭く強く打てる方ではないんだから岡畑君、あくまで手数が要るんだけど、

相手の距離での力づくの打ち合いを強いられてしまって、

残り35秒では右ストレートを2発まともに貰ってしまってたし、

詰められたところでの左ボディも強烈喰い込みされてしまってたなあ。

 

田村さんのガツガツ詰めで岡畑君が右目上をバッティングカット。

 

それにしても岡畑君、相手が詰め詰めからのガンガン強打でくるっていうのは

最初から解ってたと思うんだけど、全く対応不足としか言えなかったなあ。

 

<3R>

岡畑君に全く糸口さえ見えなくなってしまったもんで、

このラウンドで一旦離席だなって思ってた途端の残り13秒、

そこまでほぼ一方的に攻勢に出てた田村さんが更に飛ばしていった途端、

岡畑君は西ロープ際に簡単に追い詰められてしまって山ほどの連続被弾で、

最後は右フックだったと思うんだけど、積み重ねダメージでのズルズルダウン。

 

レフェリーがカウントを数え始めたとほぼ同時に、

その少し前からアドバイスの声が途絶えてしまってた陣営からもタオルインで、

2分52秒、最初っから最後まで自らを押し通しまくった田村さんのKO勝ち。

 

 

 

④ 松山和樹さん(山上)×森定哲也君(鈴鹿ニイミ)

                          ………63㎏ 8R

12勝(6KO)6敗(2KO)のランク7位、29歳・青森県と、

6勝(6KO)4敗(3KO)のサウスポー、20歳・三重県。

 

2ヶ月前に土屋修平さんに衝撃的な1RTKO負けをしてしまった松山さんが、

ショックを残してないのかっていう復帰戦だったんだよね。

 

鈴鹿っていうことは三重県からの遠出ってことで心配してたらやっぱり、

セコンドがオッサン5人体制でいきなり試合役員に注意を受けたんだけど、

地方開催ではそういう事がルーズなのかなあ。

その鈴鹿ニイミジムの森定君、3勝2敗ペースの戦績ではあるんだけど、

勝ち星の全てがKOってことで松山さんも油断ならないんだわ。

 

<1R>

松山さんが慌てない立ち上がりをしてた中すぐに解ったのは、

森定君の左リストレートが侮りがたいってことと同時に攻め方が単純ってことで、

ラウンド終盤になると後はこれといった武器が無さそうだってことだったんだわ。

 

相手がボディも攻めてこないのが知れると松山さんは更に余裕で、

右ストレートを2発ほどタイミングよく軽く打ち込んで森定君が鼻血。

 

 

自分のすぐ後ろに座った森定君のところの応援女性がひたすらの大音量で、

意味も無いというか全く状況を把握してない却って邪魔なだけのアドバイスで、

本人はちゃんとしてるつもりのような自信たっぷりさで、

セコンドの指示をかき消してしまうような大声でがなりっ放しで、

そもそも距離取ったらどうやって森定君がポイントを獲るのかってことだし、

とにかく脳に突き刺さるような煩さだったもんでこのラウンドで席替えしたんだけど、

彼女、その後も飽きることなく勝手気ままの言い放題は北席にも充分届いて、

その自信は一体どこから生まれるのかって首傾げてたんだけど、

既に相打ち覚悟の局面に入ってるのにディフェンス、ディフェンスって、

一体何なのかって全く理解不能だったなあ。

 

<2R>

前回の試合では松山さん、こりゃ行けるかなって思ったところからの、

必ずしも油断してた訳ではなかったんだろうけど、土屋さんの右一閃喰らって、

あっと言う間の1分過ぎで終わってしまったことの反省が充分出来てたみたいで、

気合だけのやたらのムチャ攻めに逸ることもない冷静なパフォーマンスで、

そうなるとガチャガチャの絡み合いの中からのハードヒットも森定君は叶わなくて、

多分これまでそれで相手を倒してきたと思われる森定君の左ストレートだけを、

それだけを注意をしていればほぼ大丈夫っていう感じがしてきたんだよね。

 

土屋さんとの試合の際には立ち上がりが実にいい感じだったもんで、

強打者に対する警戒心が一瞬緩んだ結果だと思ってたんだけど、

今回はそれをちゃんと修正してきたんだよね。

 

森定君はこれまであまり強い巧いボクサーと試合した経験が無いみたいで、

一つの攻め技を封じられると次の一手を工夫するっていう感じではなかったし、

その強烈な左を生かす為の段取りっていうか、前振りが全く無くて、

松山さんにパターンを覚えられて手も足も出なくなってしまってたし、

そうこうするうちに森定君の鼻血はひどくなる一方だったんだわ。

 

<3R>

森定君の左一発頼りの攻撃は2発までに限られてたし、

仮にもランク奪取を賭けて出張って来てるっていうのに、

いつまで経っても挑戦者としての激しい気概も見えて来なくて、

技術的には勿論気持ちの面でも全く見るべきところがなかったんだよね。

 

まあ勝負あったかなあってことで自分は席を外して後は遠目に眺めてたんだけど、

森定君、途中では右フックのいいのを当て込んでたんだから、

単純なワンツーではなくて右フックからの左ストレートって逆ワンツーが打てれば、

少しは展開を動かし得たのかも知れないんだけど、そのままだったなあ。

 

 

ってことで結局、5R終了時点で森定君の棄権ってことで松山さんのTKO勝ちで、

森定君がボロボロにされる前のこの判断だけが陣営の正解だったね。

 

 

試合後暫くしてから天笠尚さんが後片付けをしてるところに行き合って、

ちょっと試合のレビューをしてたらそこに内田トレーナーが加わって、

最後は松山さんも合流してのミニ反省会だったんだけど、

ジム仲間の復帰戦圧倒勝利に嬉しかったか天笠さんも随分喋ったし、

それまで話したことが無かった内田さんも以前からの知り合いのようだったんだわ。

そう言えば内田さん、この日は協栄ボクサーのセコンドもしてて、

最近は山上ジム協栄主張所みたいな感じなんだよね。                                                            

 

 

⑤ 山下賢哉さん(古口)×長嶺克則君(マナベ)……SF 8R

8勝(5KO)1敗のランク9位、19歳・東京都と、

10勝(6KO)1敗(1KO)の24歳・沖縄県。

 

先日の宮崎辰也君の試合の際に駆けつけてたメンバーが今日も集まってて、

長嶺君の応援に土屋修平さん、塚田祐介さん、勅使河原弘晶さん、宮崎辰也君、

大平真史さん、田之岡条さん達がゴソッとリングサイドに控えてて、

自分の横には宮崎君が座って応援観戦。

 

それにしてもこのメンバーの多彩さは不思議な感じさえする訳で、

マナベジムだけではなくて角海老、鉄拳8、輪島S、小熊ジムが混在してるんだわ。

 

自分的にはかなり前から注目してた一戦で勿論この日のメインイベントで、

目のケガからほぼ1年振りの復帰の長嶺君、大丈夫かってことで……。

 

長嶺君の1敗は拳四朗さんにTKO負けしたもので、

山下さんの1敗は田之岡君に大差の3-0負けだったんだよね。

 

<1R>

左と右の違いはあっても体型とリーチの長さは田之岡さんと長嶺君は似通ってて、

だから山下さん、長嶺君のやりたい距離をとにかく封じ込めようって、

それは確かな対策を練ってきた上での実に妥当な作戦で、

強い意思の下、いきなり全開ガンガンの詰め詰めで、

長嶺君の振り切れない距離からの左右ショートの連続打ち込みで、

見事に機先を制した立ち上がりを見せたんだわ。

 

最初からのムチャな打ち合いは避けるってことで長嶺君、

引き気味にやり過ごそうとしてた開始1分26秒、

赤コーナーポストに詰まって逃げ場を失ったところだったんだけど、

山下さんの強烈ワンツーを喰らってしまって思わずいきなりの座り込みダウン。

 

ビックリしてしまったのはそこからの山下さんで、

明らかに倒れ込んでしまってる長嶺さんに殴りかかってしまって、それも2発もで、

当然の如く1ポイントの減点を喰らってしまったんだわ。

 

あの場面、打ちかかっていく方にも勿論問題はあったんだけど、

ダウンの途端レフェリーが二人の間に割って入っていくのが遅れたのも事実で、

それにしても山下さん、実はそれほど舞い上がってたってことでもあったんだわ。

 

それでもリスタート後の山下さんには一気追撃決着の意志が固くて、

青コーナーは一挙に声が潜んでしまったんだけど、

一人宮崎君だけは、「もっとくっつけ!」 って高い声を飛ばしてたんだよね。

 

打ち返してる長嶺君のパンチにはいつもの鋭さが無かったから、

自分も取り敢えずはムキにならないで回復が一番だと思ってたんだよね。

 

結構時間が残ってた筈だったんだけど、長嶺君が巧いこと凌いだというか、

終盤近くでの左ボディが山下さんには効いてたんじゃないのかなあ。

 

<2R>

まだまだ出てくる山下さん、開始30秒では長嶺君を南東ポストに押し込んで、

それこそ渾身の左右ショートフックを雨あられで、

長嶺君は防戦一方のまま顔面がかなり赤くなってきてたんだけど、

狭いところからの右のショートフックを綺麗に当て込んでから流れが一変して、

手数そのものは山下さんが圧倒してたんだけど、有効ヒットの多くは長嶺君で、

彼、狭いところでの腕を畳んでの強打のコンビネーションが目立ってたし、

頭を低くして交わそうとしてた山下さんの側頭部へのフックが、

それこそゴンゴン当たってたんだよね。

 

長嶺君に本来の落ち着きが見られるようになるにつれ、

山下さんの左目下の腫れが突然目立ってきたんだわ。

 

<3R>

勿論あくまでメゲナイ山下さんがこのラウンドも先制前詰めだったんだけど、

その入って来るところに長嶺君が絶妙な右ストレートを見事な打ち込み返しで、

それ一発で山下さんが思わずヨロっとしてしまったところを間断のない鬼追撃で、

それは見事なまでの正確さを備えた右、右の打ち下ろし当て込みで、

堪らず山下さん、南ロープの少し前で大きく前のめりダウンしてしまったんだわ。

 

何としてでも長嶺君に勝たせたかった宮崎君はその瞬間、

「タオル!タオル!タオル!」 って大絶叫してたもんなあ。

 

カウントが数えられ始めた中、余りの倒れ方の激しさに気使ったか、

宮崎さんの絶叫が効いたか、山下さん陣営から直後のタオルインエンド。

 

その後一旦は起き上がりかけた山下さんが横崩れしてしまってたから、

陣営のあの判断はとっても適切だったんだよね。

 

 

いずれにしても0分40秒の長嶺君の劇的な逆転KO勝ちは、

友人達に極度の感動を与えたことに間違いない訳で、

だから一声掛けたかった自分も遠慮したんだけど、

唯一気にかかってた目の具合だけを確認したんだけど、

大丈夫だったみたいで、ヨカッタヨカッタだったんだよね、

 

 

 

⑥ 白石豊土さん(協栄)×木村隼人さん(ワタナベ)

                         ………54㎏ 8R

25勝(12KO)8敗(2KO)3分のランク3位、29歳・福岡県と、

24勝(16KO)8敗(3KO)のランク10位、26歳・神奈川県。

 

木村さんのセコンドの一人に荒川仁人さんが付いてたね。

 

 

直前の試合が余りにも刺激的だったせいもあったんだろうけど、

共に30戦以上を経験してるランカー同士の試合としては平々凡々過ぎで、

白石さんがいつものようなガンガン虫系で攻め込まなかったことによって、

木村さんが戸惑った対応に終始してたって感じで、

相手のカウンターを警戒して無難な距離キープ作戦で逃げ切ったんだわ。

 

結果的には78-75×2、77-76で木村さんの3-0勝ちだったんだけど、

自分は78-74でとっても1ポイント差の試合には見えなかったんだけど、

白石さんはどういうポイント計算をしてたか解らないんだけど、

そろそろ行くんじゃないかって見てた中盤以降も殆どずっとそのままというか、

いつまで経っても本気モードに入らないままで全く覇気が感じられなかったんだわ。

 

一方の木村さんにしても倒し切るっていう強い意志が伝わって来なくて、

盛り上がらないまま淡々とラウンドを消化していったって感じが拭えなくて、

申し訳ないけどレオン君、君のパパの試合は次に期待するっていうことで……。

 

 

 

⑦ 和氣慎吾さん(古口)×ワルド・サブ……124P 10R

19勝(11KO)4敗2分のIBF1位、サウスポー、28歳・岡山県と、

7勝(2KO)2敗の国内チャンピオン、28歳・インドネシア。

 

相手が国内王者とはいえ和氣さんが苦戦するとは全く思えなくて、

遠くから見たり見なかったりだったんだけど、

とにかく相手のサブ、初めっから動きがどことなく変で、

それはラウンドを追うごとにハッキリしていって、

和氣さんに打ち出されて後ろに下がる時のフットワークとか、

体勢を整える一瞬の間の動きがまるで右利きじゃないみたいで、

かと言って必ずしもサウスポーでもないみたいで訳解らなったなあ。

 

 

結局和気さん、5R1分25秒にKO勝ちしたんだけど、

この日は最初っから動きが硬くて、それは舎弟格山下さんの壮絶KO負けとか、

突然のセコンド陣の豪華さが影響したのかも知れないんだけど、

とにかくいつもより鋭さとかしなやかさに欠けた力づく系になってしまってたんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 長嶺克則君

② 松山和樹さん

③ 田村亮一さん

 

 

 

やっぱり昨日は誰が何と言おうと長嶺君ってことで、

ケガの治り具合のことも全く全然気にしてないとは言い切れなかったと思うし、

もし負けたら田之岡君より弱いってことにもなってしまうし、

とか色々プレッシャーがキツイ中だったと思う訳で、

一つの勝ち星とは違う何かを掴んだと思う訳で、

とにかくコングラッチュレーションってことで……。

 

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