« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

2016年2月

2016年2月27日 (土)

2月度ランキング

Image_2

 

S&W 357マグナム。

 

357マグナムはコルト・パイソンの方が主流なんだろうけど、

自分はスミス&ウェッソンの方が好きなんだよね。

 

アメリカの銃社会は忌むべきものだとは思うし、勿論戦争にも反対なんだけど、

武器に対する憧れは自分の中では永久的なもので、

これはもう永遠の矛盾なんだよね。

 

 

 

【2月度ランキング】

2月度のランキングは1月30日~2月23日までの試合を対象にして、

25日に発表されたんだけど、元々試合数も少なかったもんで、

異動そのものも小さいモノだったんだけど、

その小さな異動の中にボクサーの思いと生き甲斐が込められてるんだよね。

 

 

【世界チャンピオン】

田中恒成さん(1)、田口良一さん(2)、木村悠さん(獲得)、八重樫東さん(獲得)、

井岡一翔さん(2)、河野公平さん(2)、カルロス・クァドラス(5)、

井上尚弥さん(1)、山中慎介さん(9)、内山高志さん(11)、

ホルヘ・リナレス(2)の計11名。

 

2月は彼らの試合は一切無かったもんで全く前月のまま。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

井上拓真さん(1)、山本隆寛さん(1)、久保隼さん(獲得)、竹中良さん(獲得)、

伊藤雅雪さん(1)、中谷正義さん(4)、高山樹延さん(獲得)、

細川貴之さん(獲得)、柴田明雄さん(5)、清田祐三さん(3)の計10名。

 

高山さんが2月23日、暫定王座決定戦で6RKO勝ちして王座ゲット。

 

 

 

【保留選手リスト】

高山勝成さん、原隆二さん、宮崎亮さん、帝里木下さん、五十嵐俊幸さん、

江藤光喜さん、赤穂亮さん、松本亮さん、岩佐亮祐さん、和氣慎吾さん、

小國以載さん、大竹秀典さん、長谷川穂積さん、天笠尚さん、三浦隆司さん、

粟生隆寛さん、加藤善孝さん、小原佳太さん、亀海喜寛さん、村田諒太さんの

計20名。

 

岩佐さんは2月6日にフィリピンボクサーに7RKO勝ち。

和氣さんは2月17日、インドネシアボクサーに5RKO勝ち。

加藤さんは2月5日、ジャカルタで0-3負け。

村田さんは1月30日に上海で2RKO勝ち。

 

 

 

【日本チャンピオン】

 

【ミニマム級】……福原辰弥さん(獲得)

この階級は誰も試合をしてなくて全くの不変で空き8名分も変わらず。

 

 

【ライトフライ級】……拳四朗さん(獲得)

2月6日にノーランカーに8RKO勝ちした大野兼資さんが、

村井貴裕さんと12位と13位を入れ替わってるね。

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(1)

2月11日にノーランカーに2-1勝ちした松尾雄太さんは2位のまま。

サイボーグ・何チャラさんは5位からの引退(?)ランクアウト。

2月17日、山下賢哉さんに3RKO勝ちした長嶺克則さんが10位にランクインして、

二度のケガを克服しながらよくぞモチベーションを維持したってことで……。

敗れた山下さんは9位から12位にランクダウン。

空き1名分には変わりがない。

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(4)

2月17に白石豊土さんに3-0勝ちした木村隼人さんが10位から5位にアップ、

敗れた白石さんは3位から8位にランクダウン。

異動はこれのみ。

 

 

【バンタム級】……空位

保留選手リスト入りしていた大森将平さんがランク復帰して4位。

で、押し出された形で松尾佳彦さんが14位からのランク落ち。

異動はそれだけ。

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(獲得)

2月17日に岡畑良治君に3RKO勝ちした田村亮一さんは10位のままで、

結局この階級も全く変動なし。

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(5)

2月12日に中国でWBCアジア・フェザー級タイトルをゲットした中嶋孝文さんが

14位にランクインして、14位だった高山和徳さんがランクアウト。

 

 

【スーパーフェザー級】……尾川堅一さん(獲得)

2月23日に三瓶数馬さんに3-0勝ちした粕谷雄一郎さんが、

去年全日本新人王資格でランクゲットした後自然押し出されてから久し振りの、

それもランカーとの大激闘を経ての見事な返り咲きで13位にランキング。

 

三瓶さんは11位からのランクアウトなんだけど、

タイボクサー相手にランクキープしてるボクサーの方が、

先に押し出されるべきじゃないかって思ったんだけどね。

 

 

【ライト級】……徳永幸大さん(2)

1月30日、ロスでホセ・フェリックスに1-2負けした原田門戸さんが、

土屋修平さんに2位を譲って3位に入れ替わりダウン。

2月17日に山田智也さんに2-1勝ちした野口将志さんが7位にランクインして、

敗れた山田さんが6位から12位に大幅ダウン。

野口さんのランクインに伴って14位だった高見良祐さんがランクアウト。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(3)

2月11日、OPBF王座決定で7RKO負けした岩渕真也さんが

2位から5位にダウン。

2月17日、ノーランカーに5RKO勝ちした松山和樹さんが一個上がって6位。

3月11日にノーランカーに2-0勝ちした永田大士さんは13位のまま。

 

 

【ウェルター級】……新藤寛之さん(獲得)

この階級は全く試合が行われなくて全く異動ナシで空きも5名分のまま。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(3)

ここも同上で空き4名分も変わりがない。

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(4)

更に同上で空きも8名分のまま。

 

 

 

ランキング表を見て毎月感じるのは、“保留選手リスト” っていうくくりのことで、

悪さをしたんだけど何とか起訴は免れて処分保留になったって感じが拭えないし、

其々のボクサー達もチケットを売るにもいちいちの説明が面倒なんじゃないかなあ。

 

ずーっと思ってるんだけど、15位以内の世界ランカーは一喝別欄にして、

日本ランキングは10位までにする方が余程スッキリすると思うんだけどなあ。

 

JBCは空きが目立つ日本ランキングを強引に埋めようとしてるみたいけど、

それは全く本末転倒で日本ランカーの権威を失わしめるだけだと思うけどなあ。

 

2016年2月24日 (水)

後楽園ホール・2月23日

 

Image

 

VLADMIR ASHKENAZY。

 

今年78歳のウラディミール・アシュケナージは現在は指揮者なんだけど、

以前はピアノ奏者だったロシア人。

 

1978年から1980年頃の録音のモノが最高で、

特にベートーヴェンの三大ピアノソナタである “月光” “熱情” “悲愴” は、

中音域の深みと伸びのいい録音も相まって実に心に沁みるんだよね。

 

ジャズでもクラシックでもロックでもあんまり大人数な構成は好きではなくて、

ビッグバンドジャズ、オーケストラ、ブラスロックっていうのは得意じゃなくて、

クラシックでもソナタ系を聞くことが多いんだよね。

 

で、この間、イグナツ・ヤン・パデルスキー(1941年没)を聞いてみたんだけど、

余りに古い録音のモノはやっぱり音質的にシンド過ぎだったんだわ。

 

 

 

夕方5時過ぎにホールに着いた時、

ちょっと前だったらかなり薄暗くて人の顔が見定められなかったのに、

最近では随分明るくなってきたんだよね。

そう言えば日の出も30分ほど早くなってるしね……。

 

 

 

昨日はドームでアイドルコンサートがあって、

いつものことなんだけど、客が立ち上がってジャンプを繰り返すもんで、

ホールが何度かユラユラ揺れて船酔いみたいな感じになったんだけど、

この日は特にそれが多くて、煩いガキどもだって腹立つほどだったんだよね。

 

 

 

29日に試合を控えてる溜田剛士さんとトイレでバッタリで、

挨拶交わした後、有澤会長とか石川ジムの田中マネジャーとよもやま話をして、

石川ジムのマスコット犬のマッチとひとしきり遊んで始まり始まり……。

 

 

 

① ライダー・ヒロ君(ナックルS)×保坂椋君(オザキ)

                          ………SFe 4R

0勝2敗(1KO)の29歳・東京都と、デビュー戦の23歳・東京都。

 

腰にオモチャの仮面ライダーのベルトを巻いて赤いスカーフ姿のヒロ君、

デビュー2連敗中なもんで、今日負けたら出落ちボクサーで終わってしまう訳で、

それなりのプレッシャーはあったんじゃないかなあ……。

 

<1R>

そのヒロ君、実にいい体をしてるんだけどそれが殆どボクシングに繋がってなくて、

そもそも距離の観念が全くないみたいで前詰めと打ち出しのタイミングが悪くて、

勿体ない動きを繰り返してたのは前回の試合と変わるところがなかったなあ。

 

よりきちんとした組み立てを目指してたのは圧倒保坂君の方で、

前の手の使い方で優位に立ってたんだけど、

終盤にかけてはヒロ君の力強い押しからの仕掛けに苦戦してたけどね。

 

<2R>

明らかに保坂君、細かい手数でも後れを取るようになって、

相手のプレスに下がる下がるを繰り返してるうちに

徐々に両手も下がってきてディフェンスも怪しくなっていったんだわ。

 

どっちにしろ中途半端同士の元気を貰えないやり取りが続いてたもんで、

ここで一旦休憩タイムってことで通路をブラッとしてたら、

坂本尚志君と彼の応援に来てた大野兼資さんと佐々木洵樹君がいて、

ちょっと言葉を交わしてね……。

 

後で確かめたら39-37、39-38、38-38ってことでヒロ君の2-0勝ち。

 

 

 

② 本吉豊君(reason)×坂本尚志君(青木)……SFe 5R

5勝(4KO)8敗(4KO)の28歳・東京都と、

6勝(1KO)6敗(2KO)の34歳・福井県。

 

<1R>

頭半分デカイ坂本君が慎重に立ち上がる中、

本吉君がフェイントからの右ストレートや打ち終わりに合わせた左フックとか、

結局それほどのクリーンヒットはなかったんだけど、

それでも先制に成功してまずはポイントゲット。

 

<2R>

お互い淡泊な攻めに終始してて、特に坂本君、

以前のような彼の仕事にはそぐわないような若干ムチャな仕掛けが見られなくて、

最近はハードなメンバー相手に3連敗中のせいか、

何か大人しく納まってしまってるって感じなんだよなあ。

 

何となく流れは本吉君だなあって思ってた残り10秒を切った辺り、

最初に右ストレートを当てたのは坂本君で、

ヨシッて感じで更に詰め寄ろうとしたその瞬間、残り1秒のところだったんだけど、

本吉君の右が実にタイミングよくカウンターヒットして坂本君、

一瞬両手両足が宙に浮いてしまってのスットンダウン。

 

本吉君、勝率は良くないんだけどパンチ力は半端じゃないんだよね。

 

<3R>

5回戦なもんで1個のダウンハンデを取り戻すのは簡単ではないんだけど、

坂本君は挽回目指して激しくギアアップするって感じにはなってなかったし、

本吉君の方も腕力では圧倒的なんだからもっと打ち合えばいいのにって感じで、

お互い、一次攻撃をしかけてその度に一段落してしまってたんだよね。

 

開始1分02秒に坂本君の右クロスがヒットした以降は平々凡々の展開で、

このまま何となく終わるのかなあって見てた残り2秒の青コーナーのすぐ前、

またしても終了ゴング寸前だったんだけど、

本吉君のワンツーがまともヒットして坂本君がこの試合2度目のダウン。

 

 

残り2つのラウンドで倒し切る力は元々坂本君には備わってないし、

この日の彼はどことなく覇気に欠けて鋭さからは程遠かったもんで、

これで勝負あったなあって感じで2回目の休憩タイム。

 

 

聞こえてきた判定結果は49-46、48-46×2ってことで、

思ってたほどの差が付かなかったけど、それでも本吉君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

③ 米永章吾君(宮田)×山口結人君(K&W)……B 5R

6勝(3KO)3敗(1KO)の27歳・宮崎県と、

4勝(1KO)5敗(1KO)1分の23歳・栃木県。

 

<1R>

いきなり力強く仕掛けて行ったのは米永君で、

山口君の方は性格がそのまま現れてるようないつもの大人しい立ち上がりで、

終始米永君に最初の攻撃を許してしまってたし、

一旦接近戦になった際にもショートブローに気合が入ってなかったなあ。

 

米永君の方は多少無駄な動きも目立ってたんだけど、

それでも打ち終わりを狙われないような配慮も出来てたし、

とにかく戦闘的な気持ちを前面に出して常に攻勢をかけ続けてたなあ。

 

<2R~3R>

山口君も徐々にテンポアップはしていったんだけど、

密着戦でのシツコサで相手に圧倒されっ放しだったし、

展開力の乏しい同士ではあったんだけど、

我慢比べ、意地の手数戦共に常に米永君が主導権を握ってたなあ。

 

ってことで山口君の怒りの大挽回も見られそうになかったもんで3試合連続離席。

 

 

結局試合はそのままだったみたいで、50-45、49-46×2ってことで、

やっぱり米永君の圧倒3-0勝ちだったみたいだね。

 

 

それにしても山口君、そこそこいいモノ持ってると思うんだけど、

折角のプロボクサーなんだからたまには思いっ切り弾けてみてはどうなのかなあ。

 

 

フラッとしてたら粕谷君の応援に駆け付けた臼井祐介さんと橋口雄斗君がいて、

臼井さんは仕事を休んでのことだったし、

2年近くリングを離れてる橋口君も近々また再開するってことで……。

 

 

 

④ 金子智之君(国際)×佐宗緋月君(小田原)……LF 5R

7勝(4KO)6敗(1KO)1分の24歳・東京都と、

6勝(2KO)2敗の20歳・神奈川県。

 

そこそこ注目してたカードで4連敗中ではあるんだけど金子君、

以前の様に吹っ切れて出来れば活きのいい佐宗君でも十分圧倒出来るって……。

 

自分の横にはE&Jの内藤会長がドッカリ座って、

度々スパーの相手をし合ってる佐宗君のサポートで、

そう言えば律樹さんとか小浦翼さんも応援に来てたんだよね。

 

<1R>

金子君は初っ端から力強い詰めからの実にタイトな腕振りで、

安易な先攻めを許すと気を良くする佐宗君の出鼻を挫いていって、

中々グッドグッドな立ち上がりを見せてたんだわ。

 

一方の佐宗君、右の強打に頼り過ぎでフォロー不足が目立ってたんだけど、

それ以上に気になったのはすぐに頭を下げて早めに目線を切ってしまうことで、

見た目の印象も良くないし、相手のパンチを交わす方法が偏り過ぎなんだわ。

 

<2R>

皮肉にも早めに目線を切ってしまう佐宗君のノールックの左右フックが、

この回は3発もクリーンヒットして、相手の打ち出しのタイミングを捉えるのは巧くて、

単調なワンツーばかりを繰り返してると金子君、しっかり読まれてしまうから、

たまには逆ワンツーとか、いきなりの左フックとかがいいと思ったんだけどなあ。

 

<3R>

少し感じを掴んできたってことか佐宗君、

若干チャラっぽい仕草も混ぜ込み始めたんだけどそんなのは余分の余分で、

案の定、残り40秒からは金子君の根性手数に晒されっ放しだったんだわ。

 

<4R>

佐宗君は徐々にジャブ無しの雑な一発系ボクシングに片寄り始めて、

力を込めて打ってはいるんだけどそんなに簡単には当たらない訳で、

隣の内藤会長が 「手数!手数!」 って声飛ばしてたんだけど、その通りなんだわ。

 

<5R>

この日の金子君は最後まで集中を切らさなかったし、

攻め続ける体力も十分だったみたいで、

徐々にヘバリが見えてきて反応も鈍くなってきた佐宗君にほぼ一方的で、

こりゃダウンゲットも有り得るかなって思ってた残り12秒、

金子君が多少攻め一方で防御の意識が薄らいでたところに佐宗君、

右のショートフックを綺麗に溜め打ちして金子君の膝を一瞬揺るがせたんだわ。                                                          

ただ、時としては余りに遅過ぎでそのまま終了ゴング。

 

自分は若干金子君に厳しく見てたもんで48-47だったんだけど結局、

50-45、49-46×2ってことで勿論金子君の圧倒3-0勝ちだったんだわ。

 

 

緩くない相手続きだったとはいえ金子君、

もし5連敗ともなると流石に続行に躊躇が出てくる筈で、

だからまた彼を見れるってことで目出度し目出度しだったんだよね。

 

 

 

⑤ 塚田直之君(セレス)×高橋悠斗君(K&W)……LF 5R

4勝(2KO)3敗(1KO)3分の27歳・千葉県と、4勝(2KO)1敗の22歳・東京都。

 

テキパキ動きのいい高橋君が優勢じゃないかって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

仕掛けが早かったのは塚田君で、詰め詰めからの常に先手で、

高橋君の方も正確には狙えてたんだけど手数で圧倒されてたなあ。

 

<2R>

塚田君、こんなに頑張るボクサーだったっけ? って感じで、

必ずしもクリーンヒットばかりでなかったんだけど、

あと一発あと一発の踏ん張りが尋常じゃなくて、

明らかに後れを取ってしまった高橋君は先攻めのきっかけを与え過ぎだったなあ。

 

<3R>

高橋君にいつものキレというかテキパキさが欠けてて、

中々展開を動かしきれないままの残り32秒、

塚田君の渾身の右を貰ってしまって思わず腰を落としてしまってたなあ。

 

それにしても変に揺れ続けるこの日のホールだったなあ。

 

<4R>

塚田君は相変わらず出る出る打つ打つで、

残念ながら八方塞の高橋君、ラウンドが進むごとに1ポイントづつ失う展開で、

一発大逆転の望みも見出しにくくなってしまったもんで再々再の離席……。

 

 

結局、49-46、48-47、47-48って少し解り難い2-1だったんだけど、

それでもやっぱり塚田君の判定勝ちだったね。

 

 

 

通路へ出ようとしたら本多ジムの美佐子マネジャーとクドゥラ金子君がいて、

あれ? 誰の応援って尋ねたらスパーリングの相手をしたしってことで、

樹延さんの応援に来てたんだよね。

 

これまでクドゥラ君とは話したことはなかったんだけど、

この間の試合の感想を伝えたらとっても真面目に聞いてくれて、

試合の際に感じた印象は間違ってなかったことが確認できたんだけど、

それにしても彼、眼差しに謙虚さや正直さが溢れてたなあ。

 

彼は今年の新人王戦にエントリーしてるんだけど、

その初戦の相手がなんと1月末に試合したばかりの入江翔太君なんだよね。

 

 

 

⑥ 三瓶数馬さん(協栄)×粕谷雄一郎君(石川)……SFe 8R

12勝(4KO)2敗(2KO)のランク11位、サウスポー、21歳・埼玉県と、

8勝(1KO)0敗の19歳・東京都。

 

粕谷君の応援ってことで塚田祐介さんも来てたなあ。

二人の試合は距離の奪い合いが全てじゃないかって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

初っ端の動きが良かったのは三瓶君の方でキチッと前傾姿勢が取れてたし、

相変わらずの目の良さを発揮して近いところも余裕で交わしてたんだわ。

 

ポイントだって思ってた距離はいきなり三瓶君のやりたいところで始まって、

粕谷君、中々いいプレスを掛けてたんだけど、

腕振りがいつもより若干鈍いんじゃないかって見えたんだよね。

 

<2R>

前の手の出が良かったのは三瓶君だったんだけど、

粕谷君も相手が入って来るところを的確に狙えてて互角以上のヒット率だったね。

 

ただ、相手のタイミングで自由に飛び込ませないように粕谷君、

無駄玉でもいいからもう少し沢山のジャブが欲しいところでもあったんだよね。

 

<3R>

大差無い中、狭くなったところでも小さく打ち込んでる粕谷君のヒット数が多くて、

三瓶君、徐々に右頬が赤く腫れてきてたなあ。

 

<4R>

ショートレンジでの打ち合いが増えてくるにつれ三瓶君の迫力が増してきて、

打ち終わりの右フックも良くなってきたし、とにかく丁寧な打ち込みが目立ってて、

粕谷君も引かない打ち合いが続いたんだけど、

やっぱりもう少し意識的に中間距離を維持した方がいいんじゃないかなあ。

 

で、自分のスコアはここまでで丁度イーブンだったんだよね。

 

<5R>

前の回の中盤過ぎからより感じを出してきたのは、

三瓶君の方だったのかも知れなかったんだけど、

粕谷君の方も真面目なボディ攻めから上へ繋げてのヒットヒットに見応えあって、

一瞬三瓶君の膝を揺るがす場面も作ってて、

このラウンドは明らかに手数勝ちしてて最後は三瓶君の左目上をヒットカット。

 

<6R>

多分ボディブローが効いてきたせいじゃないかって思ったんだけど、

三瓶君が少しばかり踏ん張りが効かなくなってきて、

左目上の出血も酷くなるもんだから、止められたら負けるって必死の手数で、

1分23秒、ドクターチェックが入った後は更に激化していったんだけど、

もう少しの手数が欲しかったところ連打の一段落は思いの外早くて、

やっぱりスタミナ的にかなりシンドクなってる感じだったんだよね。

 

ただ、粕谷君の手数的な落ち込みも見過ごせない状況だったんだよね。

 

<7R>

いきなり飛ばして出る打つを繰り返していったのは三瓶君で、

三瓶君ほどには鋭く振り返せてない粕谷君が押し込まれ気味だった1分20秒、

連打の中で何が一番効いたのかは見極められなかったんだけど、

何かが鋭く当たって粕谷君がユラッとした途端一気に危険度が高まってしまって、

そこからの三瓶君の怒涛のような追撃の前にいきなり相当危なくなっていって、

あと一発クリーンヒットがあればセコンドもタオルを投げ入れそうだったし、

レフェリーも粕谷君の表情を覗きっ放しになってしまったんだわ。

 

で、ウワーッ、粕谷君、最早これまでかって状況に追い込まれていったんだけど、

残り20秒からの粕谷君、何となんとの驚異的な反転攻勢さえ見せていって、

もう半分意識が飛んでたんじゃないかって感じだったんだけど、

実は一方では三瓶君のヘバリも相当進んでたみたいだったんだよね。

 

リング上は物凄いことになってしまって、

そりゃそれほどパンチ力がある同士じゃなかったせいもあったんだけど、

それにしてもお互い歯を食いしばっての鬼と夜叉の正面切った踏ん張り戦で、

ラウンド終了ゴングが鳴った時、粕谷君の左目上はまるでお岩さんのようで、

あの端正なイケメンが実に無惨な姿に変わってしまってたんだよね。

 

正直自分のここまでのスコアは粕谷さんの1ポイント勝ちで、

最終ラウンドの行方次第って感じだったんだよね。

 

<8R>

どっちの体力が、どっちの気力が勝ってるかの最後の見せ合いで、

手を止めた方が負けのショート戦は最初の1分半までを三瓶君が、

そこからの1分間を粕谷君優勢に推移してて、

さていよいよの残り30秒だったんだけど、

より力強く振れてたのは三瓶君の方だったんだけど、

最後の最後までコツコツ当て続けてたのは粕谷君だったなあ。

 

 

で、自分は77-75で粕谷君だったんだけど結局、

78-74、77-75、76-77ってことで粕谷君の2-1勝ちだったんだよね。

 

 

医務室戻りの粕谷君とオメデトタッチをしたんだけど、

「打たれ過ぎました。」

「それでもあの場面よく耐えて盛り返したのは立派だったよ。」

っていうような会話を交わしたんだけど、その後暫くして彼、急に気分を悪くして、

結局救急車で病院に運ばれることになってしまったんだわ。

 

自分は彼が運ばれるところまで見てたんだけど、

その後家に帰っても心配で心配で、

石川ジムは午後14時始まりだったんだけど、朝10時に電話を入れたんだわ。

 

誰もいないと思ってたら桜井トレーナーがおられて、

あの後、深夜1時過ぎまで色々あったもんで家に帰れずのジム泊りってことで、

「粕谷君、どうでした?」 って聞いたら、

全く大事には至らず脳も眼窩底の方も異常がないってことだったんだわ。

 

その後更に石川会長とか田中マネジャーとかにも連絡取って、

詳しい話を聞かせて貰ったんだよね。

 

それにしても稀に見る激しい試合だったのは間違いなかった訳で、

今思い出しても場内大騒ぎだったし、

観戦してたボクサー達の興奮度も高かったんだよね。

今のスコアはどうでしたって沢山の人にも聞かれたしね……。

 

 

三瓶君とは左目上を治療して貰って医務室から出てきたところで、

内田トレーナーと3人で試合レビューをしたんだけど、

7Rの大事なところで行き切れなかった、当て切れなかったことを凄く悔やんでて、

面白い試合するだけじゃなくて勝たなくてはダメなんですって言ってたんだよね。

 

 

 

⑦ 高山樹延さん(角海老)×ジョエル・デラ・クルーズ

          ………OPBF W 暫定王座決定戦 12R

23勝(7KO)1敗のOPBF3位、30歳・秋田県と、

19勝(7KO)23敗(9KO)3分のランク4位、30歳・フィリピン。

 

お互いに1階級上げての決定戦だったんだけど、

シッカリ体が出来てたのは高山さんで、

クルーズの方はあっちこっちにまだ余裕が見受けられたんだよね。

 

<1R>

頭一個ほどデカイクルーズだったんだけど、圧倒プレスは高山さんで、

しっかりガードからの仕掛けで優勢に推移させてたんだわ。

 

クルーズは右ボディを多発してきたんだけど、

体を立てたままアッパー気味に打って来るもんで高山さん、

そこのところを敢えて狙って左フックを合わせればいいんじゃないのかなあ。

 

<2R>

クルーズにはそれほどの力強さもスピードもないし、

戦績表を見てたらここ10戦で2勝しかしてないほぼポンコツで、

高山さんがどういう勝ち方をするかだけがポイントだったんだけど、

まずは3年以上振りのKO勝ちが必須だったんだよね。

 

その高山さん、丁寧な左ボディからのダブルフックの打ち上げがグッドグッドで、

早くもクルーズの顔面を赤くしていったんだわ。

 

<3R>

セコンドに檄飛ばされたクルーズが少しだけ手数を上げていって、

ガツガツになる中、高山さんが右目上をバッティングカット。

 

高山さんはあくまで落ち着いて色んなパンチを試してるようなところもあって、

相手のオープン気味の右フックもすっかり見切ったみたいだったなあ。

 

<4R>

セコンドも真面目に真剣にタイトルを獲りに来てるって感じがしてて、

クルーズが更に手数アップしていったんだけど、

足元のシッカリ感が乏しいもんで手打ちの感じが免れなかったし、

決め打ちしてるフック系が妙にたわんでたんだわ。

 

で、自分はここまでで39-37だったんだけど、

公表された中間スコアは40-36×2、39-37ってことで、

勿論高山さんの3-0リードだったんだけどね。

 

<5R>

相手のアッパー気味の右ボディに左フックを合わせるっていうのは、

この日の高山さんの戦法にはなかったみたいだったんだけど、

それでも強く正確なヒッティングで圧倒し続けてて余裕余裕の安心安心。

 

<6R>

クルーズは何とかカウンターを合わせようとはしてたんだけど、

それを打ち出す前に高山さんのワンツーの方が早く届いてて、

何となく下がり下がりさせられるままの誤魔化しボクシングになってきたし、

簡単にバランスを崩してしまうことが多くなっていったんだわ。

 

このラウンドも高山さん主導のまま推移してたんだけど、

残り40秒からはクルーズも何とか何とかって必死の反撃で、

青コーナーのすぐ近くまで詰め寄ってのショート連打の真っ最中だったんだけど、

若干凌ぎ気味だった高山さんが強烈一閃の右ボディブローを打ち込んで、

それ、自分の目の前だったんだけど実にまあ恐ろしいほどの鳩尾喰い込みで、

こんな貰い方したら殆どのボクサーは耐えられないだろうってほどの喰い込みで、

途端にクルーズが糸の切れたマリオネットのようにヘタレ込んでしまったんだわ。

 

一瞬の失神系ではなかったもんで、これはもう文字通りの万事休すな訳で、

最近の流れのボディ決着がまたもや踏襲されたって感じだったんだよね。

で、2分53秒、カウントテンがコールされて高山さんが暫定王座ゲット。

 

 

試合後の医務室から出てきたところで高山さんとオメデトタッチしたんだけど、

あんなに弾けた笑顔の彼を見たのは初めてだったなあ。

 

 

暫くしたらクルーズサイドのチーフセコンドが自分のところに寄ってきて、

勿論初対面だったんだけど、煙草をくれないかって言ってきたもんで、

そこから二人で試合のことをちょっとレビューしたんだけど、

途中途中の高山さんのボディブローが最高度の効き目だったみたいね。

 

彼、コンサート終わりのドーム周辺の混み方にも驚いてたんだけど、

Tシャツ1枚なもんで 「フィリピンと比べて寒くないのか?」 って聞いたら、

「急に寒くなったぜ。」 って両腕ブルブルさせて面白い男だったなあ。

 

 

 

【本日のベスト4ボクサー】

① 粕谷雄一郎君

② 高山樹延さん

③ 三瓶数馬さん

④ 金子智之君

 

 

 

今はニュージーランド辺りを徘徊してる娘から朝メールが入って、

面倒なことを頼んできたもんだからブログを書き始めるのが遅れてしまって……。

 

2016年2月22日 (月)

日記・2月22日

 

Image_3

 

トイレの猫。

 

正確に言うとトイレのドアにぶら下げてあるカレンダーの猫ってことで、

我が家には猫カレンダーが3個ほどあるんだけど、

2月のトイレ猫の表情が面白くてね……。

 

一見するとただの可愛い白い子猫なんだけど、

目の辺りを見ると、少し白目を剝いてケンカを売ってるみたいで、

「何だコロヤロ!」 って雰囲気を出してるようでもあるんだわ。

いずれにしても今日は222でニャンニャンニャンってことで猫の日なんだってさ。

 

 

 

駅までの道沿いにマッサージ店があって、看板に “韓国アカスリ” とか、

“全身マッサージ” とか幾つかメニューが書いてあるんだけど、

その中に “泡泡洗体” っていうのがあって、

実にふしだらなイメージが無限大に膨らむんだけど、

ある時その店に出勤する(多分)オネエチャンとすれ違ったことがあって、

そのあまりの不細工さにビビってしまって体験の機会を逸したままなんだよね。

 

 

風俗関係で思い出すのは大学を卒業して就職したすぐの頃、

先輩が風俗を奢ってくれるって事で4人~5人連れである店に入った時のことで、

「お前行け」 「次はお前だ」 って先輩の指示のまま、

其々がパートナーと個室に移っていったんだけど、

そのすぐ後に先輩が自分に 「おい、代われ」 って言ってきて、

もっといい子がいるだろうって最後まで選り好みしてた先輩には結局、

最悪の子が回ってきてしまったみたいで自分にチェンジを命じてきたんだわ。

 

今思い出してもそれは泡泡洗体のオネエチャンと同じくらいの不細工三昧で、

それでも彼女も気の毒だと思ったもんで自分、急に腹痛を催したって伝えて、

でも済ませたことにしていいよってことにしたんだけど、

あれって優しかったのか失礼だったのか……。

 

 

 

3月18日からチャンピオンカーニバルが開催されて、

その後30日からは東日本新人王トーナメントも始まるんだけど、

新人王戦の方は今検討の真っ最中なもんで、

まずはチャンピオンカーニバルの予想なんかを……。

左側が勝者予想、敬称略。

 

 

・Mm級(3/26・熊本)………榮拓海×福原辰弥

・LF級(4/14・後楽園ホール)………拳四朗×角谷敦志

・F級(3/18・後楽園ホール)………粉川拓也×黒田雅之

・SF級(4/17・大阪)………石田匠×船井龍一

・B級(3/18・後楽園ホール)………益田健太郎×田中裕士

・SB級(4/2・後楽園ホール)………石本康隆×藤原陽介

・Fe級(3/28。後楽園ヒール)………福原力也×細野悟

・SFe級(4/2・後楽園ホール)………尾川堅一×杉田聖

・L級(4/16・京都)………荒川仁人×徳永幸大

・SL級(4/19・後楽園ホール)………岡田博喜×麻生興一

・W級(4/28・後楽園ホール)………新藤寛之×有川稔男

・SW級(?…?)………野中悠樹×清水優人

・M級(3/11・後楽園ホール)……柴田明雄×西田光

 

 

 

明日はホールで樹延さんのOPBF暫定王座決定戦があるんだけど、

相手の戦績を見るとかなり余裕の感じがするもんで、

自分的メインは粕谷雄一郎×三瓶数馬で、

セミファイナルは金子智之×佐宗緋月ってことで……。

 

2016年2月20日 (土)

日記・2月20日

Image_3

 

雲。

 

一番奥に見える青空の手前に白い雲が浮かんでて、

そのもっと手前にある黒い雲だけが右方向から左の方へ、

それこそ物凄い速さで流れていってたんだけど、

ちょっとしたスペクタクルって感じだったんだわ。

 

 

 

自然環境におけるサンゴ礁の役割とか貢献度を知らない訳ではないけど、

正直に言うと自分はサンゴ礁っていうのが好きではないんだわ。

 

ああいう風に小さいモノがゴニョゴニョ、あるいはブツブツって感じで

沢山固まって出来上がった形状っていうのが小さい頃から大嫌いで、

人間の脳の模型を見るのも嫌いだし、蜂の巣がギリギリのところなんだよね。

 

何が嫌いかっていうのは其々微妙なモノがあると思うんだけど、

自分、蛇やミミズ、ゴキブリくらいは大丈夫なんだけど、

ムカデやゲジゲジのような多足系昆虫はどうしても好きになれないんだわ。

奥さんは全く理解できないって言うんだけどね……。

 

 

 

コロンボとか寅さん、ちびまる子、両津勘吉、浜崎伝助っていうのは、

国民的支持を受けてるドラマやアニメの主人公たちなんだけど、

自分的には一緒に居たくはないキャラの代表選手って感じなんだけど、

他の人達はどう思ってるのかなあ……。

 

 

 

北朝鮮のあのクソデブは親父の死んだ後のこの4年~5年間で、

異論や反論を唱えたり注進をして来た周囲の人間達を親戚も含めて、

およそ100人程を粛清虐殺したって言われてるんだけど、

クソデブの親父はその親父である金日成から政権を引き継いだ際には、

3年間で2,000人以上を虐殺したんだから、まだまだ甘いんだわさ。

 

 

 

ロシア陸上競技界でのドーピング問題が明らかにされて、

オリンピック参加さえ危うくなってるところなんだけど、

彼の地の反ドーピングの砦となってた組織のエライサンが二人、

今月に入って立て続けに変死してるんだけど、やっぱり裏には何か有りそうで、

今の大統領のプーチンっていうのは元々は旧ソビエトのKGBの出で、

要するにCIAとかMI6、モサドみたいな秘密情報機関の出身なもんで、

物事を秘密裏に処理してしまうことに何の抵抗感も持ってないだろうしなあ、

ってことで実は北朝鮮もロシアも、更に言えば結局中国も同じようなもんで、

一党独裁の専制政治国家に生まれなくて自分らはヨカッタヨカッタってことで……。

 

 

 

自分らの世代だとジャン・ポールとくればサルトルかベルモンド、

あるいはゴルティエってことになるんだけど最近では

“ジャン・ポール・エヴァン” が主流みたいで、

フランスの菓子メーカーなんだけど日本では伊勢丹だけでしか売ってなくて、

長い列が出来たバレンタインデーの目玉チョコレートで、

重さ換算すると明治の板チョコの20倍ほどの値段を付けてるんだけど、

自分だったら明治の板チョコを20個貰った方がいいかなあっていう程度で、

アップルの作戦と同じで包装材に異常にカネを掛けてるだけだと思ったなあ。

 

奥さんが長い時間並んでゲットしたもので有り難いことは有り難いんだけど、

お互い、まあ話のタネっていう程度だったんだけど、

そもそもその “ジャン・ポール・エヴァン” はフランスが原産国ってなってるけど、

製造者の所在地は東京の文京区なんだよね。

 

 

 

ニュースで見知った人も多いと思うんだけど、

建築中の14階建てのビルが強風の影響で足場の一部が倒壊してしまって、

確かに春一番の吹いたそれは14日の出来事だったんだけど、

現場が蒲田ってことだったもんで、RK蒲田ジムの所在地だなあって、

薄っすらそう思ってたら何となんとナント、

倒壊した鉄筋や足場やらがガラガラ崩れてベランダに倒れ込んでしまった、

隣のそのマンションっていうのが実は柳光会長の御自宅ってことで、

もう少しのところで瓦礫がバルコニーのガラス戸をブチ破る寸前だった訳で、

危ういところでケガとか大きな物損を免れたってことだったもんで、

あれから5日も経ってるしってことで昨日、お見舞いがてら訪ねてみたんだわ。

 

電話を入れないまま蒲田駅に降り立ったらまたもや何となんとナント、

ちょうど東日本新人王トーナメント予選の組み合わせ抽選会に向かうところの

柳光会長とバッタリで、その後の経緯とか現場の場所を教えて貰ったんだわ。

 

建築中のビルはヘンテコリンな帽子を被った例のオバサンのアパホテルって事で、

10階以上まで届く大きなクレーン車が狭いところで稼働中だったんだけど、

今時、強風だったからって足場を倒壊させるような三流業者は危なっかしくて、

周囲に注意を払いながらの見物だったんだよね。

 

会長御一家は更なる倒壊の危険を避けるべく別の住居への避難生活が続いてて、

昨日からやっと戻ることができたらしいんだけど、エライ災難だったよなあ。

 

ジムは奥様が外出中ってことで、あの市村蓮司さんが受付をしてて、

「オッサン、何しに来たんだ?」 って顔してたっけなあ……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

今日の競馬は以下の軸馬に頑張って貰いますわ。

東京10R……⑫、東京11R……①、京都11R……⑩、

小倉11R……⑧、12R……⑰

 

2016年2月18日 (木)

後楽園ホール・2月17日

 

Image_2

 

試合開始前のひと時。

 

そもそもいつ撮られたのかも知らないし、

何の話をしてたのかも覚えてないんだけどね……。

 

それにしても自分の指はホロビッツくらい異常なほど長くて、

小学生の頃にはピアノの先生に随分羨ましがられたもんなんだよね。

 

 

 

写真って言えば先週の金曜日(12日)のブログで使った山岡荘八なんだけど、

自分の奥さんが見た瞬間に長嶺君に似てるねって言ってたんだよね。

 

そう言われて改めて見直してみたらどことなく彼がイメージされてきて、

長嶺克則君が60歳を超えるとこんな感じのオッサンになるんだわ、多分。

 

 

 

アメリカ大統領の予備選挙。

 

共和党のブッシュ以外のトランプにしろクルーズは勿論のこと、

民主党もクリントンが敗れてサンダースが台頭してくるとなると、

これはもう日本にとっては全くのアゲインストになる訳で、

国際問題が手に負えなくなると極論すれば鎖国、

そこまではいかなくても自国愛が極端に強まるもんでTPPは勿論のこと、

二国間貿易や日米安保にも影響を及ぼす可能性が高くなるんだよね。

 

アメリカの政権の行方によって日本の防衛網に濃淡が生じるっていうのは、

それは実にまあ心許ないことであって、まずは沖縄が中国の脅威に晒されて、

米軍基地は他県に出て行けって唱えてる場合じゃなくなる訳で、

こうなるとやっぱり自国の防衛はあくまで自国負担が原則だと思うんだよね。

 

 

 

長嶺君は沢山チケットを捌くってことか、受付に神津徳臣君が座ってて、

挨拶を交わした後、中に入ってすぐのところに渡辺会長の奥様がおられて、

その横にいたのが木村隼人さんの奥様で、生後5ヶ月のレオン君も一緒で、

ちょっと抱っこさせて貰ったんだけど9㎏って言ってたけど重かったなあ……。

 

 

この日は7試合が組まれてて第一試合こそ4回戦だったんだけど、

残りの6試合は全て8回戦以上で、それも全てにランカーが絡んでたんだわ。

 

 

 

① 橘ジョージ君(協栄)×森田陽君(M・T)……L 4R

デビュー戦の20歳。新潟県と、

3勝(1KO)2敗(2KO)のサウスポー、24歳・神奈川県。

 

<1R>

橘君はひたすら右を打ちたい打ちたいっていうのが露骨で、

殆ど全くジャブを出さない一発屋って感じの立ち上がりだったなあ。

 

それと比較すると森田君の方がちゃんとジャブから組み立ててたんだけど、

橘君の右を警戒する余りか、肝心の左が思い切り打ち切れないままだったなあ。

 

森田君の方が6倍ほどの手数はあったんだけど、

橘君の2発の右ヒットの方が有効度が高かったと思ったなあ。

 

<2R>

橘君は終始とっても雑なんだけど、森田君の気持ち負けが著しくて、

折角のリングなんだからもっと弾ければいいと思うんだけど如何にも弱腰で、

ちょっと見ていられなくなったもんで一旦離席ってことで……。

 

発表されたスコアは39ー37×2、39-38ってことでやっぱり橘君の3-0勝ち。

 

 

 

② 山田智也さん(協栄)×野口将志君(船橋D)……L 8R

13勝(4KO)6敗(3KO)のランク6位、31歳・千葉県と、

8勝(4KO)5敗(4KO)1分の26歳・山口県。

 

野口君はかなり変則的な動きをするんだけど、

結局、山田さんがそこそこ対応するんじゃないかって思ってたんだけどね。

すぐ横に宮崎君が座って野口君寄りに偏っての観戦だったね。

 

<1R>

相変わらずの変則ヒットの野口君に対して山田さんがそこそこのプレスで、

中々いい感じのスタートが切れてたんだけど反応的には鋭さに欠けてて、

野口君の途中からのサウスポースイッチからの左ストレートボディを、

それも何と5発連続して自由にさせてしまっていきなり問題化してしまったんだわ。

 

そこから一気に流れが変わってしまって、

残り1分03秒では野口君が右ストレートを強烈打ち込みで、

その後もパンチ角度を工夫しながら山田さんを戸惑わせ翻弄していったんだわ。

 

で、残り27秒、またもや野口君が右アッパーをきっかけにしての一気一気で、

そのまま山田さんを追い込みながら最後は西ロープに追い詰めての連打連打で、

山田さん、結局かき乱されたままあえなくダウンしてしまったんだわ。

 

<2R>

回復し切れてないような山田さんに対して野口君、

開始即の11秒、いきなり右ストレートをヒットさせて山田さんをふらつかせて、

そこからは倒す気満々の一気攻勢を仕掛けて行ったんだけど、

決めきれないまま徐々に打ち疲れが見えてきてしまって、

そこを何とか凌いだ山田さんの回復を助けてしまってたんだわ。

 

それで山田さん、最後はいいタイミングでのヒットを幾つか見せてたんだけど、

残念ながら若干のパンチ力不足が勿体なかったんだよね。

 

<3R>

お互いにパンチ力不足の中でのやり取りが続いたんだけど、

野口君が左右アッパーを混ぜ込みながらの変則ステップからのスイッチスイッチで、

自らがバランスを崩しそうな場面も見え隠れしてたんだけど、

山田さんにはそこのところを突く機敏さに欠けてたと言わざるを得なかったんだわ。

 

<4R~5R>

山田さんがやり難そうにしてたのが終始改善されないままで、

ライト級ボクサーには見えないような野口君の手数の嵐に晒されっ放しで、

野口君は常に適当な距離をキープしてたし、打った後のポジショニングも抜群で、

刺激的なショットは少なかったんだけどコツコツヒットでポイントゲット。

 

山田さんは相手の打ち出しに合わせ打つっていう意識を持ってないみたいで、

ポイント的には追い込まれる一方だったんだから、

敢えて相打ちを挑んでいったらどうなのかなあって思ったんだけどね。

 

5R終盤、山田さんの右ストレートの直後に二人鋭くバッティングしてしまって、

野口君の左目上が大きくカット出血。

 

<6R>

それにしても山田さん、相手の動きに翻弄され続けてたんだから、

もっともっともっとの左ボディじゃないかって思ってたんだけど、

ショットの多くを顔面に集中させてたのは如何にも工夫不足だったし、

序盤の飛ばし過ぎで若干足元がポクポクしてきた野口君を攻めきれず、

単発に終始してたのが調子の悪さを示してたんだよね。

 

<7R>

お互いに力の入り難いところで打ち合ってたんだけど、

ここに来てのヘバリ感は野口君の方に圧倒的で、

体勢を戻すのにも間が要るようになってきてたし、

元々ガードが低いもんで山田さん、いくらでも攻めようがあったと思ったんだけど、

同じように一段落してしまって全く覇気が感じられなくなってしまったんだわ。

 

<8R>

開始40秒、山田さんがバッティングで左目上をカットしてしまってドクターチェック。

 

鋭いクリーンヒットの1発でも叶えば山田さんの大逆転も充分有り得たんだけど、

ヘトヘトになりながらもまだ右ショートアッパーで踏ん張ってた野口君、

相手に決定的な場面を作らせないまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は78ー73で野口君だったんだけど結局判定は割れて、

78-75、77-75、76-77の2-1で野口君の勝ちだったんだけど、

ジャッジは安易なイーブンに逃げ過ぎだと思ったし、

この試合を見て山田さんの勝ちはないって思ったけどなあ……。

 

 

 

③ 田村亮一さん(古口)×岡畑良治君(セレス)……SB 8R

5勝(2KO)2敗1分のランク10位、28歳・東京都と、

9勝(1KO)11敗(3KO)5分のサウスポー、30歳・福岡県。

 

9戦目と26戦目の一戦だったんだけど、

余りに予想通りの展開になってしまったんだわ。

自分の隣には久保祐希君が座ってすぐ後ろは久保パパだったね。

 

<1R>

実は試合の流れは1Rの序盤1分ほど決まってしまって、

岡畑君は終始得意の距離でやらせて貰えないままだったし、

中間距離から打ち出してすぐに動いて相手の詰めを避けるってことができなくて、

あくまで強気の田村さんの寄り寄りからの左右強打が主導権を握ったんだわ。

 

一旦密着してからの彼の手数はそれこそ半端じゃなくて、

だからこそ岡畑君、まずはポジショニングとか足使いだと思ったんだけどなあ。

 

<2R>

鋭く強く打てる方ではないんだから岡畑君、あくまで手数が要るんだけど、

相手の距離での力づくの打ち合いを強いられてしまって、

残り35秒では右ストレートを2発まともに貰ってしまってたし、

詰められたところでの左ボディも強烈喰い込みされてしまってたなあ。

 

田村さんのガツガツ詰めで岡畑君が右目上をバッティングカット。

 

それにしても岡畑君、相手が詰め詰めからのガンガン強打でくるっていうのは

最初から解ってたと思うんだけど、全く対応不足としか言えなかったなあ。

 

<3R>

岡畑君に全く糸口さえ見えなくなってしまったもんで、

このラウンドで一旦離席だなって思ってた途端の残り13秒、

そこまでほぼ一方的に攻勢に出てた田村さんが更に飛ばしていった途端、

岡畑君は西ロープ際に簡単に追い詰められてしまって山ほどの連続被弾で、

最後は右フックだったと思うんだけど、積み重ねダメージでのズルズルダウン。

 

レフェリーがカウントを数え始めたとほぼ同時に、

その少し前からアドバイスの声が途絶えてしまってた陣営からもタオルインで、

2分52秒、最初っから最後まで自らを押し通しまくった田村さんのKO勝ち。

 

 

 

④ 松山和樹さん(山上)×森定哲也君(鈴鹿ニイミ)

                          ………63㎏ 8R

12勝(6KO)6敗(2KO)のランク7位、29歳・青森県と、

6勝(6KO)4敗(3KO)のサウスポー、20歳・三重県。

 

2ヶ月前に土屋修平さんに衝撃的な1RTKO負けをしてしまった松山さんが、

ショックを残してないのかっていう復帰戦だったんだよね。

 

鈴鹿っていうことは三重県からの遠出ってことで心配してたらやっぱり、

セコンドがオッサン5人体制でいきなり試合役員に注意を受けたんだけど、

地方開催ではそういう事がルーズなのかなあ。

その鈴鹿ニイミジムの森定君、3勝2敗ペースの戦績ではあるんだけど、

勝ち星の全てがKOってことで松山さんも油断ならないんだわ。

 

<1R>

松山さんが慌てない立ち上がりをしてた中すぐに解ったのは、

森定君の左リストレートが侮りがたいってことと同時に攻め方が単純ってことで、

ラウンド終盤になると後はこれといった武器が無さそうだってことだったんだわ。

 

相手がボディも攻めてこないのが知れると松山さんは更に余裕で、

右ストレートを2発ほどタイミングよく軽く打ち込んで森定君が鼻血。

 

 

自分のすぐ後ろに座った森定君のところの応援女性がひたすらの大音量で、

意味も無いというか全く状況を把握してない却って邪魔なだけのアドバイスで、

本人はちゃんとしてるつもりのような自信たっぷりさで、

セコンドの指示をかき消してしまうような大声でがなりっ放しで、

そもそも距離取ったらどうやって森定君がポイントを獲るのかってことだし、

とにかく脳に突き刺さるような煩さだったもんでこのラウンドで席替えしたんだけど、

彼女、その後も飽きることなく勝手気ままの言い放題は北席にも充分届いて、

その自信は一体どこから生まれるのかって首傾げてたんだけど、

既に相打ち覚悟の局面に入ってるのにディフェンス、ディフェンスって、

一体何なのかって全く理解不能だったなあ。

 

<2R>

前回の試合では松山さん、こりゃ行けるかなって思ったところからの、

必ずしも油断してた訳ではなかったんだろうけど、土屋さんの右一閃喰らって、

あっと言う間の1分過ぎで終わってしまったことの反省が充分出来てたみたいで、

気合だけのやたらのムチャ攻めに逸ることもない冷静なパフォーマンスで、

そうなるとガチャガチャの絡み合いの中からのハードヒットも森定君は叶わなくて、

多分これまでそれで相手を倒してきたと思われる森定君の左ストレートだけを、

それだけを注意をしていればほぼ大丈夫っていう感じがしてきたんだよね。

 

土屋さんとの試合の際には立ち上がりが実にいい感じだったもんで、

強打者に対する警戒心が一瞬緩んだ結果だと思ってたんだけど、

今回はそれをちゃんと修正してきたんだよね。

 

森定君はこれまであまり強い巧いボクサーと試合した経験が無いみたいで、

一つの攻め技を封じられると次の一手を工夫するっていう感じではなかったし、

その強烈な左を生かす為の段取りっていうか、前振りが全く無くて、

松山さんにパターンを覚えられて手も足も出なくなってしまってたし、

そうこうするうちに森定君の鼻血はひどくなる一方だったんだわ。

 

<3R>

森定君の左一発頼りの攻撃は2発までに限られてたし、

仮にもランク奪取を賭けて出張って来てるっていうのに、

いつまで経っても挑戦者としての激しい気概も見えて来なくて、

技術的には勿論気持ちの面でも全く見るべきところがなかったんだよね。

 

まあ勝負あったかなあってことで自分は席を外して後は遠目に眺めてたんだけど、

森定君、途中では右フックのいいのを当て込んでたんだから、

単純なワンツーではなくて右フックからの左ストレートって逆ワンツーが打てれば、

少しは展開を動かし得たのかも知れないんだけど、そのままだったなあ。

 

 

ってことで結局、5R終了時点で森定君の棄権ってことで松山さんのTKO勝ちで、

森定君がボロボロにされる前のこの判断だけが陣営の正解だったね。

 

 

試合後暫くしてから天笠尚さんが後片付けをしてるところに行き合って、

ちょっと試合のレビューをしてたらそこに内田トレーナーが加わって、

最後は松山さんも合流してのミニ反省会だったんだけど、

ジム仲間の復帰戦圧倒勝利に嬉しかったか天笠さんも随分喋ったし、

それまで話したことが無かった内田さんも以前からの知り合いのようだったんだわ。

そう言えば内田さん、この日は協栄ボクサーのセコンドもしてて、

最近は山上ジム協栄主張所みたいな感じなんだよね。                                                            

 

 

⑤ 山下賢哉さん(古口)×長嶺克則君(マナベ)……SF 8R

8勝(5KO)1敗のランク9位、19歳・東京都と、

10勝(6KO)1敗(1KO)の24歳・沖縄県。

 

先日の宮崎辰也君の試合の際に駆けつけてたメンバーが今日も集まってて、

長嶺君の応援に土屋修平さん、塚田祐介さん、勅使河原弘晶さん、宮崎辰也君、

大平真史さん、田之岡条さん達がゴソッとリングサイドに控えてて、

自分の横には宮崎君が座って応援観戦。

 

それにしてもこのメンバーの多彩さは不思議な感じさえする訳で、

マナベジムだけではなくて角海老、鉄拳8、輪島S、小熊ジムが混在してるんだわ。

 

自分的にはかなり前から注目してた一戦で勿論この日のメインイベントで、

目のケガからほぼ1年振りの復帰の長嶺君、大丈夫かってことで……。

 

長嶺君の1敗は拳四朗さんにTKO負けしたもので、

山下さんの1敗は田之岡君に大差の3-0負けだったんだよね。

 

<1R>

左と右の違いはあっても体型とリーチの長さは田之岡さんと長嶺君は似通ってて、

だから山下さん、長嶺君のやりたい距離をとにかく封じ込めようって、

それは確かな対策を練ってきた上での実に妥当な作戦で、

強い意思の下、いきなり全開ガンガンの詰め詰めで、

長嶺君の振り切れない距離からの左右ショートの連続打ち込みで、

見事に機先を制した立ち上がりを見せたんだわ。

 

最初からのムチャな打ち合いは避けるってことで長嶺君、

引き気味にやり過ごそうとしてた開始1分26秒、

赤コーナーポストに詰まって逃げ場を失ったところだったんだけど、

山下さんの強烈ワンツーを喰らってしまって思わずいきなりの座り込みダウン。

 

ビックリしてしまったのはそこからの山下さんで、

明らかに倒れ込んでしまってる長嶺さんに殴りかかってしまって、それも2発もで、

当然の如く1ポイントの減点を喰らってしまったんだわ。

 

あの場面、打ちかかっていく方にも勿論問題はあったんだけど、

ダウンの途端レフェリーが二人の間に割って入っていくのが遅れたのも事実で、

それにしても山下さん、実はそれほど舞い上がってたってことでもあったんだわ。

 

それでもリスタート後の山下さんには一気追撃決着の意志が固くて、

青コーナーは一挙に声が潜んでしまったんだけど、

一人宮崎君だけは、「もっとくっつけ!」 って高い声を飛ばしてたんだよね。

 

打ち返してる長嶺君のパンチにはいつもの鋭さが無かったから、

自分も取り敢えずはムキにならないで回復が一番だと思ってたんだよね。

 

結構時間が残ってた筈だったんだけど、長嶺君が巧いこと凌いだというか、

終盤近くでの左ボディが山下さんには効いてたんじゃないのかなあ。

 

<2R>

まだまだ出てくる山下さん、開始30秒では長嶺君を南東ポストに押し込んで、

それこそ渾身の左右ショートフックを雨あられで、

長嶺君は防戦一方のまま顔面がかなり赤くなってきてたんだけど、

狭いところからの右のショートフックを綺麗に当て込んでから流れが一変して、

手数そのものは山下さんが圧倒してたんだけど、有効ヒットの多くは長嶺君で、

彼、狭いところでの腕を畳んでの強打のコンビネーションが目立ってたし、

頭を低くして交わそうとしてた山下さんの側頭部へのフックが、

それこそゴンゴン当たってたんだよね。

 

長嶺君に本来の落ち着きが見られるようになるにつれ、

山下さんの左目下の腫れが突然目立ってきたんだわ。

 

<3R>

勿論あくまでメゲナイ山下さんがこのラウンドも先制前詰めだったんだけど、

その入って来るところに長嶺君が絶妙な右ストレートを見事な打ち込み返しで、

それ一発で山下さんが思わずヨロっとしてしまったところを間断のない鬼追撃で、

それは見事なまでの正確さを備えた右、右の打ち下ろし当て込みで、

堪らず山下さん、南ロープの少し前で大きく前のめりダウンしてしまったんだわ。

 

何としてでも長嶺君に勝たせたかった宮崎君はその瞬間、

「タオル!タオル!タオル!」 って大絶叫してたもんなあ。

 

カウントが数えられ始めた中、余りの倒れ方の激しさに気使ったか、

宮崎さんの絶叫が効いたか、山下さん陣営から直後のタオルインエンド。

 

その後一旦は起き上がりかけた山下さんが横崩れしてしまってたから、

陣営のあの判断はとっても適切だったんだよね。

 

 

いずれにしても0分40秒の長嶺君の劇的な逆転KO勝ちは、

友人達に極度の感動を与えたことに間違いない訳で、

だから一声掛けたかった自分も遠慮したんだけど、

唯一気にかかってた目の具合だけを確認したんだけど、

大丈夫だったみたいで、ヨカッタヨカッタだったんだよね、

 

 

 

⑥ 白石豊土さん(協栄)×木村隼人さん(ワタナベ)

                         ………54㎏ 8R

25勝(12KO)8敗(2KO)3分のランク3位、29歳・福岡県と、

24勝(16KO)8敗(3KO)のランク10位、26歳・神奈川県。

 

木村さんのセコンドの一人に荒川仁人さんが付いてたね。

 

 

直前の試合が余りにも刺激的だったせいもあったんだろうけど、

共に30戦以上を経験してるランカー同士の試合としては平々凡々過ぎで、

白石さんがいつものようなガンガン虫系で攻め込まなかったことによって、

木村さんが戸惑った対応に終始してたって感じで、

相手のカウンターを警戒して無難な距離キープ作戦で逃げ切ったんだわ。

 

結果的には78-75×2、77-76で木村さんの3-0勝ちだったんだけど、

自分は78-74でとっても1ポイント差の試合には見えなかったんだけど、

白石さんはどういうポイント計算をしてたか解らないんだけど、

そろそろ行くんじゃないかって見てた中盤以降も殆どずっとそのままというか、

いつまで経っても本気モードに入らないままで全く覇気が感じられなかったんだわ。

 

一方の木村さんにしても倒し切るっていう強い意志が伝わって来なくて、

盛り上がらないまま淡々とラウンドを消化していったって感じが拭えなくて、

申し訳ないけどレオン君、君のパパの試合は次に期待するっていうことで……。

 

 

 

⑦ 和氣慎吾さん(古口)×ワルド・サブ……124P 10R

19勝(11KO)4敗2分のIBF1位、サウスポー、28歳・岡山県と、

7勝(2KO)2敗の国内チャンピオン、28歳・インドネシア。

 

相手が国内王者とはいえ和氣さんが苦戦するとは全く思えなくて、

遠くから見たり見なかったりだったんだけど、

とにかく相手のサブ、初めっから動きがどことなく変で、

それはラウンドを追うごとにハッキリしていって、

和氣さんに打ち出されて後ろに下がる時のフットワークとか、

体勢を整える一瞬の間の動きがまるで右利きじゃないみたいで、

かと言って必ずしもサウスポーでもないみたいで訳解らなったなあ。

 

 

結局和気さん、5R1分25秒にKO勝ちしたんだけど、

この日は最初っから動きが硬くて、それは舎弟格山下さんの壮絶KO負けとか、

突然のセコンド陣の豪華さが影響したのかも知れないんだけど、

とにかくいつもより鋭さとかしなやかさに欠けた力づく系になってしまってたんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 長嶺克則君

② 松山和樹さん

③ 田村亮一さん

 

 

 

やっぱり昨日は誰が何と言おうと長嶺君ってことで、

ケガの治り具合のことも全く全然気にしてないとは言い切れなかったと思うし、

もし負けたら田之岡君より弱いってことにもなってしまうし、

とか色々プレッシャーがキツイ中だったと思う訳で、

一つの勝ち星とは違う何かを掴んだと思う訳で、

とにかくコングラッチュレーションってことで……。

 

2016年2月16日 (火)

日記・2月16日

 

Image

 

シクラメン。

 

今の時期サツキは休眠中だから殆ど手が掛からないんだけど、

頂き物のこのシクラメンは今を盛りに次々と花を咲かせるもんで、

水を切らすこともできないし、昼夜の温度差に晒し過ぎると弱ってしまうもんで、

鉢の出し入れが毎日の作業になってるんだわ。

 

他の沢山の花々と同じようにシクラメンの花弁も五片あるんだけど、

伸びたガクの先に付いた花芽が常に下向きに育ってきて、

それはまるで道路脇の街灯のように下を向いてるもんで、

そこから上向きに開花する花弁の全てが上に向かって開き切れない事もあって、

1片がガクを包み込むように下の方に残ってしまうことがあるんだよね。

 

写真の左側の花弁は5片全てがガクにつっかえることなく運よく上向きだけど、

右の方の幾つかは花弁の1片がガクに邪魔されて上に咲き切れてないんだよね。

自分的にはこの1片が咲き切れてない状態の方が実は好きなんだけどね。

 

以前シクラメンを落花後のタネから育てたことがあるんだけど、

やたら葉っぱだらけのシクラメンが出来上がってしまってあれは失敗だったなあ。

 

 

 

1,000万人とも言われる中央競馬ファンの中で毎週金曜と土曜日に

競馬専門紙を宅配して貰ってる人は一体どれくらいいるのかなあ……。

 

その競馬なんだけど、2月は4開催を終えたところで的中は1本も無くて、

ここまで22レースに参加したんだけど、6日の東京11Rでは3着馬が、

そして14日は京都8Rと小倉10Rでは1着馬が、

それぞれ来なくてもいい人気馬だったもんで不発に終わってしまったんだわ。

 

このペースで残りが全外れしても1月からの通算ほぼチャラだから、

3月から出直しって感じになるのかなあ……。

 

 

 

先週だったかなあ、近所を歩いてる時だったんだけど、

“富士山” ってナンバーを付けたワゴンに出会ったんだけど、

“世田谷” とか “湘南” なんかとは比較にならないほどカッコ良かったなあ。

 

 

 

小学生の頃習った、“スイキンチカモクドテンカイメイ” っていうのは、

太陽の惑星である水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、

冥王星のことで、何で地球だけが星って付かないのかって不思議に思ってたし、

ずっと後になって実は冥王星は太陽の惑星ではなかったとされて以来、

太陽の惑星は8個ってことになってたんだけど、

つい最近になって9個目の惑星が発見されたんだってさ。

 

ただその9個目の惑星の存在は色々難しい計算の結果から導き出されただけで、

まだ誰も見たことがないってことで、まあややっこしい世界なんだよね。

 

地球は太陽の周りを1年かかって周回してるんだけど、

その9個目の惑星は太陽を1周するのに1万年~2万年もかかるんだってさ。

 

 

 

北朝鮮が日本の要請に応えて拉致問題に真剣に取り組むっていうようなことは、

絶対に有り得ないって自分は初めっから思い続けてて、

彼の国が国連安保理との約束事を破って核実験やロケット発射をしたもんで、

日本が独自の制裁策を打ち出した途端にあのクソデブが反応して、

自国の拉致問題調査委員会を解体しろって言ったんだけど、

元々そんなモノが実態としてあったのか、具体的な活動をしてたのか疑問だし、

日本がカネを払わない限り持ってる情報を公開するつもりもないんだろうし……。

 

イスラム過激派達と違って国境間を移動することも出来ないんだから、

結局あの国はあの地域に封じ込めておけばいい訳で、

その中で勝手に何でもやらせておけばいい訳で、

外にはみ出して迷惑を掛けるようになったらはみ出た分を潰せばいいんだわ。

 

それにしても何かといえば登場するあの北朝鮮テレビのオバサン、

テレビ東京のボクシング中継の際のナレーターと同じくらいの大仰さだよなあ。

 

 

 

近頃街中や駅の構内を歩いてて実に痛快なのは

ボヤーッとスマホ見ながら歩いてる同士が正面衝突するところを見ることで、

間抜け同士がドウモスイマセンって頭下げ合ってる場面なんか最高なんだわ。

 

前方からそういう間抜けが歩いて来ても自分は殆ど避けなくて、

敢えてぶつかっていくようなひねくれたところがあるんだけど、

それでも出産間近の奥さんを病院に置いたまま、

自宅に女を連れ込んでたインチキ育休議員の宮崎某だとか、

“歯舞”を読めなかった北方四島担当大臣とか、

福島原発関連の残留放射能の数値についてデタラメを語った環境大臣、

わざわざ電波停止のことまで言及した強権総務大臣達よりは、

まだまだずっとマシじゃないかって思ってるんだけどね。

 

2016年2月14日 (日)

10年前のランカー達

Image

 

ソニー・ロリンズ。

 

ジョン・コルトレーンと双璧を為すジャズ・テナーの天才。

写真は1968年のモノなんだけど彼の全盛期はもう少し前だと思ってるんだよね。

 

彼は今でもその豪放磊落なプレースタイルを貫いてるんだけど、

一時は音楽的に行き詰まって自ら表舞台から姿を隠した時期もあって、

その間、鉄道の高架下でひたすらスケール(音階)の練習をしてたんだよね。

 

マウスピースのリードの硬さの違いにもよるんじゃないかと思うんだけど、

コルトレーンが鋭く硬い音質なのに対してロリンズはあくまで野太く、

楽器が張り裂けてしまうんじゃないかってほどの肺活量を感じさせたんだよね。

 

 

 

牛乳は普通1000ml入りのパックで130円から230円ほどで売ってるんだけど、

容器に其々能書きが書いてある割にはそれほどの差がなくて、

それならってことで一番高い1パック400円もするのを買ってみたんだけど、

それでもやっぱり大した違いはなかったんだよね。

 

大昔、自分が学生だった頃、北海道の知床に近い標津(しべつ)っていうところで、

帯広畜産大学の研修生達に混じって牧場でバイトした事があるんだけど、

朝4時~5時頃から一働きした後の朝食で飲んでた牛乳はホントの生乳で、

そのまま飲むと腹を下すもんで、大きな鍋で煮沸してそれをオタマですくって、

大きめのマグカップでがぶ飲みしたもんだったんだわ。

 

その濃厚さはそりゃもう画期的で、その記憶が離れがたくなってるもんで、

今の店頭の牛乳は全て水っぽくて満足できる訳はないんだわ。

 

 

 

JBCのホームページにあるランキング表を遡って眺めてたら色々面白くてね、

今からちょうど10年前の2006年1月度のモノなんだけどね……。

尚、全て敬称略。

 

 

≪2006年 1月度ランキング≫

 

【世界チャンピオン】

新井田豊、イーグル京和、徳山昌守、長谷川穂積。

 

 

【OPBFチャンピオン】

嘉陽宗嗣、小松則之、榎洋之、稲田千賢、クレージー・キム、オケロ・ピーター。                                                            

 

 

【日本チャンピオン】

小熊坂諭、増田伸晃、内藤大介、サーシャ・バクティン、福原力也、渡邊一久、

小堀佑介、伊藤俊介、木村登男、大曲輝斉、クレージー・キム、板垣俊彦。

 

穂積さんと福原さんは今でも現役なんだからなあ……。

 

 

当時既に世界ランカーで現在も稼働中なのは高山勝成さんと久高寛之さん、

それにホルヘ・リナレスがいるんだけど、

日本ランカーで今でも頑張ってるボクサーは以下のようになるんだわ。

当時はランキングは10位までだったんだけど、( )内はその階級での順位。

 

八重樫東(7)、堀川謙一(10)、臼井欣士郎(7)、河野公平(8)、玉越強平(2)、

下田昭文(8)、粟生隆寛(4)、野中悠樹(5)、清田祐三(9)。

 

 

 

現在の世界チャンプ達が10年前はどうしてたかというと、

八重樫さんと河野さんは既に日本ランカーだったんだけど、

田中恒成さんはまだ10歳、井上尚弥さんも12歳だったし、

田口良一さんと木村悠さんは共にプロデビュー直前だったし、

井岡一翔さんはプロデビュー3年前だったし、

山中慎介さんもB級デビューを果たしたばかりだったんだよね。

ホルヘ・リナレスは17歳でデビューして4年目のところで、

2006年に正式に帝拳所属ボクサーになった翌年に世界チャンプになったんだわ。

 

 

そして最後に内山高志さんについてなんだけど、

彼はB級デビューして3戦を終えてA級に昇格したばかりだったんだよね。

 

ここ10年間でのボクシングシーンで自分が一番残念に思ってることは、

その内山さんと小堀佑介さんの対戦がついに実現しなかったことなんだよね。

 

小堀さんは翌2007年5月にOPBFチャンプのベルトもダブルゲットしたんだけど、

彼は獲得したOPBF王座を一度も防衛することなくすぐさま返上してしまって、

それは当時角海老ジムにはこの階級に有望な後進がいなかった事に伴うもので、

本望信人さん→小堀さんっていうようなラインが出来てなかった事に依るもので、

OPBFへの道を選択しつつ日本ランキングにさえ入っていなかった内山さんに、

結果的には大きな扉が開かれた最初の瞬間だったんだよね。

 

内山さんはその後小堀さんのベルトを獲りに行くことなく日本王座さえスルーして、

4ヶ月後の9月、小堀さんが返上したOPBF王者の座をナデル・フセインと争って、

デビュー8戦目にして見事OPBFチャンプになったんだわ。

 

そこから2008年5月に小堀さんがホセ・アルファロのWBAベルトを奪取するまで、

OPBF王者が内山さんで日本王者が小堀さんっていう逆転?現象が発生して、

こりゃいよいよダブル王座統一戦かって思わせたところで、

小堀さんがその後三浦隆司さん、松崎博保さん相手に防衛を重ね(通算5度)、

内山さんの方も初防衛を遂げた丁度その頃、

急遽小堀さんの世界戦が決まってしまったんだよね。

 

今思い返せばあの8ヵ月間こそが二人が対戦する唯一のチャンスだった訳で、

返す返すも残念この上なかったんだよね。

 

 

もしあの時、小堀さんがOPBFではなく日本タイトルの方を返上してたら、

これまたその後の事態は大きく変ってただろうとも思われるんだけど、

それにしても日本ランキングにさえ入ってなかったボクサーが、

世界チャンピオンになった例っていうのは他にあるんだろうか……?

 

2016年2月12日 (金)

後楽園ホール・2月11日

Image

 

故 山岡荘八。

 

言わずと知れた歴史小説の巨匠で、自分の唯一の愛読書 “徳川家康” の著者。

 

最近は雑誌を含めて新しい出版物を手に取るっていうことが殆ど無くて、

それは音楽でも同じなんだけど、

年齢的にも相当押し詰まってきてるもんで、

とにかく今の自分に心地いいモノだけしか聞かないし読まないんだよね。

 

一巻500ページの全26巻っていうのはかなりのボリュームなんだけど、

歴史の流れや転換点を再確認する面白さは勿論なんだけど、

登場人物の折々の心の揺れ動きは常に新鮮な衝撃だし、

人間のあるべき姿についても考えさせられるんだよね。

 

吉川英治とか司馬遼太郎とかの読み易い文章も捨て難いものがあるんだけど、

山岡荘八の文章の格調の高さに触れると身が引き締まる思いがするんだよね。

 

 

 

シャープは中々優秀なメーカーだと思ってて、我が家ではテレビと冷蔵庫、

それに4台のエアコンのうち2台がシャープ製なんだけど、

近々台湾のメーカーに買収されてしまうんだよね。

 

政府系金融機関が3,000億円融資して不足分は主力銀行が協力して、

1,500億円の債権放棄と新規融資を2,000億円ほどで取り敢えず何とか凌ぐって、

元々はそういうプランだったのをホンハイっていう台湾の部品メーカーが、

ポンッと7,000億円出して一切の銀行負担も無しにするって横入りしてきて、

で、例の如く目先のカネに目の眩んだ銀行団がゴリ押しして、

憐れシャープは台湾に売られていくことになったんだよね。

 

またもや日本のモノ作りの精神と重要な技術が流出することになったんだけど、

結局要するにみずほと三菱東京UFJが売国奴ってことだな。

 

 

 

ホール横には南関東公営競馬の場外馬券売り場 “オフト” があるんだけど、

昨日は大井、浦和、船橋、川崎の4競馬場のうちの特に賑わう大井開催で、

その上休日だったもんで今までのうちの最高の混み合い方だったなあ……。

 

 

 

ホールに入って三迫会長と中屋オーナーとちょっと話させて貰った後、

近くにREBOOTジムの射場トレーナーがおられて、

自分は三迫ジム時代の射場さんも知ってるけど、

今までこれといって特にきっかけも無かったし、

相手構わず無暗に誰にでも話し掛ける性向でもないし、

そもそも自分の事を知ってるとも思ってなかったんだけど、

「コンチワ」 って気さくに話し掛けてくれたんだわ。

 

以前、自分がREBOOTボクサーの試合の際に離席したことについても、

苦笑しながらも真っ直ぐに話してくれて何だかとっても気持ち良かったんだよね。

 

 

 

① ムニョス・タイスケ・アンデルソン君(T&T)

         ×屋根内譲太君(REBOOT)………Fe 4R

0勝1敗のサウスポー、21歳・コロンビアと、

デビュー戦の20歳・?県。

 

この試合はアンデルソン君の負傷で中止だってさ。

 

 

 

② 安藤教祐君(KG大和)×具志堅広大君(T&H)

                          ………50㎏ 4R

デビュー戦の23歳・宮崎県と、デビュー戦の23歳・沖縄県。

 

<1R>

デビュー同士の二人は平均的な活きの良さを見せてたんだけど、

一瞬の突破力に関しては具志堅君の方が圧倒的で安藤君、

中々いいジャブを打つんだけど右ショットへの繋がりが今一で、

終始の詰め詰めからの攻勢でまずは具志堅君がポイントゲット。

 

<2R>

前の回の終盤頃から少しづつ盛り返しつつあった安藤君、

相変わらず下がりながらではあったんだけど細かいのを丁寧に打ち込み始めて、

返しの左も結構いい感じになってきたんだわ。

 

具志堅君には単調さが徐々に目に付き始めて、

ラウンドが進むにつれ攻撃のパターンを見極められて明らかな苦戦に陥って、

終了ゴングが鳴ったときには鼻血だったし、左目上もヒットカットされてたんだわ。

 

<3R>

開始30秒までに右を2発当ててたんだけど具志堅君、

その直後に安藤君の一気反撃に遭ってしまって1分02秒、

ショートのワンツーでバタバタってヨロケさせられた直後、

更に安藤君の追撃の右ストレートを貰ってしまってダウン。

 

そこそこの衝撃度だったみたいで具志堅君、

立ち上がりかねてる様子を見たレフェリーがそのままストップエンドで、

1分11秒、安藤君のTKO勝ち。

 

試合序盤、若干ひ弱そうに見えてた安藤君がその後冷静に立て直して、

練習通りのことが出来たって感じだったなあ。

 

 

 

③ 佐藤純平君(T&T)×長谷川晃亮君(熊谷コサカ)

                          ………48㎏ 4R

0勝0敗1分の20歳・神奈川県と、0勝1敗(1KO)の19歳・埼玉県。

 

初勝利目指し組。

 

<1R>

組み立てと腕振りが大き過ぎる佐藤君に対してまずは長谷川君、

開始27秒に右ストレートのいいのをクリーンヒット。

 

残り1分20秒ほどのところから激しい打ち合いを仕掛けて行った佐藤君、

ガァーッと攻め込んだところに長谷川君に右を被せ打たれてダウン。

 

リスタート後はお互い殆ど狂乱状態に入ってしまったんだけど、

決着を急ぎ過ぎた長谷川君が残り13秒、

佐藤君の右ストレートをかなりまともに貰ってしまって大きく膝カックンしてたなあ。

 

<2R>

前の回からのダメージをより強く残してたのは長谷川君の方だったんだけど、

彼、鼻血出しながらどう見ても慌て過ぎのボクシングで、

やたら無暗にブン廻すもんで更なるヘバリの進みも早くて、

開始28秒の東ロープ前で佐藤君に連打からの右フックを貰ってダウン。

 

この辺りでほぼ勝負はついてしまってたんだけど、

長谷川君が立ち上がってきたもんでリスタートしたんだけど、

陣営からはすっかり声が飛ばなくなってしまってた残り51秒、

最後は左フックだったんだけど連続被弾してしまった長谷川君、

北西ポストにズルズル座り込みダウンしてしまって、

精も根も尽き果ててしまったようなその姿を見てレフェリーが即のストップエンド。

 

正式には2分11秒ってことで佐藤君のTKO勝ち。

 

 

それにしても長谷川君、1Rの中盤過ぎからは

セコンドの指示が殆ど耳に届いてなかったみたいだったなあ。

 

 

次の試合のインターバルの際に草加有澤ジムの小山拓見君が寄ってくれて、

結局23日の試合は相手が決まらず流れてしまったんだってさ……。

 

 

 

④ 木橋拓也君(上滝)×山田大輔君(REBOOT)

                         ………50㎏ 4R

3勝(2KO)3敗(1KO)の25歳・東京都と、

3勝(1KO)1敗のサウスポー、31歳・福岡県。

 

B級昇格狙い同士の一戦だったんだけど自分は木橋君の勝ち予想。

 

<1R>

体全体が良く動けて吹っ切れて先手先手を取ってたのは木橋君の方で、

山田君、全体に硬かったし狙い過ぎの余りか如何にも手数が少な過ぎなんだわ。

 

一応相手の打ち終わりを狙えてはいたんだけど山田君、

一旦打ち合いになった際の手数負けはどうにもならなかったなあ。

 

<2R>

開始38秒、まずは木橋君の右ストレートから始まったんだけど、

山田君はまだまだ積極的に出れなくて、

一発必殺系でもないのに、そもそも4回戦だっていうのに、

一体この先どうしようとするつもりなのかが全く見えて来ないんだよなあ。

 

ただ木橋君の方も相手に合わせてしまってるようなところもあって、

二人のボクシングはフライ級には見えないほど大雑把過ぎてきたんだよね。

 

<3R>

お互い、そもそも慎重派なのかさもなくば単なる怖がりなのかなあ……。

 

木橋君が左目上眉間近くをバッティングカットしてしまったすぐ後の1分30秒、

ショートの相打ちでアラッと思ったら山田君がコロンとダウンしてしまったんだわ。

 

タイミング系の軽いモノだったもんで山田君、難なくのリスタートしてて、

終盤は若干疲れが見えてきた木橋君をそこそこ追い込んでたんだわ。

 

<4R>

それでもどう見ても山田君、ダウンの一つでも取り戻さないと負けがほぼ確定で、

そういうポイントを獲りに行くボクシングだけではどうにもならない訳で、

確かにポイントを取り終えてこのラウンドを終えることは出来たんだけど、

自分の中では38-37で木橋君優位が動かし難くて、

3人のジャッジも同じ見解だったみたいでやっぱり38-37×3ってことで、

木橋君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑤ 垂水稔朗君(協栄)×林和希Jr君(八王子中屋)

                        ………66㎏ 6R

3勝(2KO)2敗3分の22歳・愛媛県と、

7勝(6KO)5敗(3KO)1分の29歳・兵庫県。

 

昨日一番注目してたのは実はこの試合で、

2年ぶり復帰の林君は生まれ変わったつもりのJr. ってことで、

並んで見てた三迫社長の奥様も 「何て強そうなんでしょ。」 って驚嘆するほど、

林君は体をキッチリ仕上げてきて、度を超えた面構えをしてたんだけどね……。

 

<1R>

もう少しリラックスした方がいいとは思ったんだけど林君、

それでもまずはキッチリしたジャブから始めてたし、

途中の左ボディ2発もそこそこの食い込みを見せてたんだよね。

 

ただ一方の垂水君のジャブも思いの外鋭く伸びてて威力満々だったんだわ。

 

<2R>

脅威のハードパンチャー相手に垂水君、

少しも臆することもなくジャブを連続打ち込みしてからの右ストレートで、

それは実に自信に満ちたパフォーマンスだったんだけど、

それにしても林君、相手に自由に打たせ過ぎだと思ったなあ。

 

そりゃ一旦攻勢に出たときの林君の迫力は比類ないモノがあったんだけど、

流れを感じさせない間欠泉的なブツブツ切れの攻撃に終始してたもんで、

垂水君にとっては見極めやすかった感じだったんだよね。

 

<3R>

林君のどこが変わったのかって首を傾げ始めたのがこの回辺りからで、

全てのショットを必殺系で振り回す姿は以前と何ら変わるところが無くて、

30%ほどパワーを落としてその分をスムースな腕の回転に回せないのかとか、

上下の打ち分けはそこそこ出来てたんだけど、

相手のディフェンスを見ながらパンチに緩急を付けられないのかとか、

ちょっと鬱憤が溜まり始めた開始1分過ぎから垂水君が一気攻勢で、

ショートのコンビネーションを駆使してあくなく手数で圧倒し始めたんだわ。

 

林君は相変わらずいいのはボディブローくらいなもので、

却って相手のボディショットを効かされてしまったような場面もあったし、

大きなダメージは受けなかったものの見栄えの良くない打たれ方をしてたなあ。

 

<4R>

林君は密着した際にも相手にフィジカル負けして突っ立たされる場面が多くて、

踏ん張ったショートブローが打ち切れてなかったし、

兎に角まだ全てを必殺系で打ち過ぎる不器用さが拭いきれてなくて、

得意なはずの中間距離でも常に垂水君の先手を許してしまうようになって、

ついには彼の中の何かのタガが外れてしまったような混乱状態になってしまって、

この時点で最早林君は林君でなくなってしまったんだわ。

 

で、開始1分17秒の北ロープ前だったんだけど、

垂水君の2発目の右ストレートをまともに貰ってしまって林君がダウン。

 

それまでにかなり弱らされてたところでの被弾だったもんで林君、

何とかリスタートはしたんだけどコノヤロコノヤロって反撃するまでには至らなくて、

冷静な垂水君のショート連打に晒されて全く打ち返せないまま、

1分49秒、スタンディングのままのリング中央で、

ついにはレフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

復帰戦に向けて引き分け資格のB級相手にやらせて貰ったっていうのに……、

っていう失望感は林君自身と共に自分にも大きくて言葉も出なかったんだよね。

 

それにしても垂水君、この日はとっても素晴らしい別人パフォーマンスで、

帝拳ボクサー相手の2連敗後だったんだけど良くぞ立て直してきて、

ディフェンスも改善されてた上に積極的な攻めが出来てたし、

これからは何よりあのジャブを更に磨いて、後は左ボディブローだね。

 

 

試合後暫く経ってから久し振りの、っていうか今はボクシングから退いてる、

芋生敏幸さんと林崎智嘉志君に 「どう思いましたか?」 って聞かれたんだけど、

自分の残念感は腹立たしさの領域まで達しつつあったんだよね。

 

 

 

⑥ 永田大士さん(三迫)×遠藤健太郎君(大橋)……SL 6R

5勝(3KO)0敗1分のランク13位、サウスポー、26歳・宮崎県と、

5勝(4KO)6敗(2KO)の27歳・岩手県。

 

既にランカーの永田さんにとっては余裕のB級戦かって思ってたんだけどね。

 

<1R>

A級昇格とランカーへの道が同時に開けるってことで遠藤君、

実にとっても気合の入った立ち上がりで、

永田さんの方は若干様子見のスタートだったんだわ。

 

遠藤君はひたすら右ストレートに頼り過ぎるきらいがあったんだけど、

永田さんの方ももう少し柔らかく動けないのかって感じだったんだよね。

 

<2R>

遠藤君が狙い澄ました右ショットの直後にもフォローしてくるもんで永田さん、

その打ち終わりに合わせ打つってことが中々出来ないまま、

若干粗っぽい遠藤君の腕振りに変な合わせ方をしてしまって、

同じように外側からのフック系が多くなってしまって、

もっと内側からストレート系の鋭いのを打てばいいのになあって思ったんだけどね。

 

<3R>

お互いにジャブの少ないイッセノセの一触系の雑なボクシングになってしまって、

前の回で遠藤君は鼻血、永田さんも右目上をバッティングカットしてたんだけど、

遠藤君はこの回更に頭部をバッティングカットしてしまったんだわ。

 

<4R>

二人共、初っ端からカウンター狙って見合う場面が増えてきてしまって、

ガキゴキ、ブツブツ切れの実に大味で流れの良くない展開になってしまって、

永田さん、そもそも相手のペースに合わせ過ぎで、

残念ながら大雑把にやってるような感じしかしなかったんだよなあ。

 

<5R~6R>

そのまま殆ど展開が変わらないままの退屈この上ないリング上で、

お互い、休み休みしながらたまにイッセノセを繰り返してただけだったなあ。

 

打ち合いは決して激しくなかったんだけど、

二人のバッティング出血だけがおびただしくて不思議な感じだったなあ。

 

 

全く盛り上がらないままの終了ゴングで自分は59-55だったんだけど結局、

58-56、58-57、58-58ってことで永田さんの2-0勝ちだったね。

実に低調なイーブン系のラウンドが多かったってことなんだろうね。

 

 

 

⑦ 何チャラ・サイトーン×吉野修一郎君(三迫)……SL 6R

40勝(22KO)14敗4分の35歳・タイと、1勝(1KO)0敗の24歳・栃木県。

 

59戦目と2戦目っていう戦いも何やら凄かったんだけど、

赤コーナーから出てきたタイボクサーは白いテンガロンハットを被ってて、

その上それはもう恥かしいほど全く似合ってないグラサンのオッサンで、

こんなボクサーに強いヤツはいないっていうのが自分の中でのほぼ常識で、

途端にこれはもう全く見る必要はないって思ったもんで離席、離席。

 

 

途中2回ほど遠目に見てたんだけど、

吉野君の動きは初戦の時とはかなり見劣りしてたんだよね。

 

結局、ズルズル最後までいってしまっての60-54×2、59-55ってことで、

そりゃ勿論吉野君の圧倒3-0勝ちだったんだけどね。

 

 

三迫ジムのSL級で小原佳太さんの後継者に納まるのは吉野君じゃないかって、

そう思うほど彼は見てくれのいい華のあるボクサーなんだけど、

この日の試合の感じではまだまだ程遠いんじゃないかって見えたんだけど、

試合後に聞いたら彼、途中で手を痛めてしまったらしいんだよね。

 

 

 

⑧ 松尾雄太さん(国際)×藤北誠也君(三迫)……F 8R

9勝(5KO)2敗1分のランク2位、26歳・青森県と、

8勝(1KO)2敗の27歳・鹿児島県。

 

松尾さんは強打のハイランカーではあるんだけど、

実はそれほど器用なタイプではなくて戦い方にも偏りがあるもんで、

藤北君にも十分な勝機があるって思ってたんだけどね。

 

<1R>

自らのやるべきことがハッキリ解って吹っ切れてたのは藤北君の方で、

いい感じのリードパンチを出せてたし、プレスもグッドグッドだったんだわ。

 

松尾さんも相手の一段落に合わせての二段三段の反撃の片りんを見せつつ、

そこそこ危険度の高い腕振りを見せてたんだけど、

藤北君の精度の高い上下打ち分けの方が評価できたね。

 

<2R>

松尾さんが得意の右クロスを2発ほど打ち込んでたんだけど、

藤北君は芯を喰わないようなポジショニングが出来てて、

セコンド周辺からの 「打ったら動け!」 の支持を忠実に守ってたなあ。

 

このラウンドも藤北君の真面目な手数勝ち。

 

<3R>

残り1分05秒、松尾さんの右クロスが2発ヒットして藤北君、

思わずバランスを崩すようなところを見せてしまってポイントロス。

 

藤北君、調子が上がってきたその途端に往々にして悪魔は潜んでる訳で、

左手の引きを甘くしてると地獄を見ることになるんだわ。

 

<4R~5R>

ほんの少しペースを上げて行った松尾さんだったんだけど、

それでもまだ自分から積極的に仕掛けるってところまではいってなくて、

相手の打ち終わりや一段落を待っての反撃に終始してて、

だからこそ益々、藤北君の打ったら動くは実に有効のまま、

結局は手数勝負になってきてしまったんだわ。

 

<6R>

真面目にボディにもパンチを散らしてたのは藤北君の方で、

松尾さんは相変わらず攻撃がワンパターン過ぎだと思ったけどなあ。

 

<7R>

不器用というか松尾さんが単調さを脱しきれない中で藤北君、

そりゃパンチ力的には若干残念なところはあったんだけど、

ラウンド開始からの1分半までを細かいヒットヒットで圧倒して、

中盤以降大きく戻されることなく大事なポイントゲット。

 

<8R>

自分は前のラウンドまでで藤北君の1ポイント勝ちだったんだけど、

スコア的に微妙だったことは間違いのない最終ラウンドな訳で、

自分だったら松尾さんには 「このままだと負けるぞ!」 って声を掛けて、

藤北君には 「最後まで飛ばし切ればランカーだぞ!」 って檄を飛ばすところで、

さあどうなるって見てたんだけど、気持ちを出してたのは明らかに藤北君の方で、

結局、松尾さん側はポイントをどう判断してたかは知らないけど、

最後の最後まで中途半端なままで開始1分半までも、残り1分も、残り30秒でも、

必死に攻め込んでいくって事がないままの終了ゴング。

 

 

で、自分は77-75で藤北君だったんだけど結局、

77-75、77-76、76-77ってことで松尾さんの2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑨ 岩淵真也さん(草加有澤)×アル・リベラ

             ………OPBF SL 王座決定戦 12R

26勝(22KO)5敗(1KO)のサウスポー、OPBF3位30歳・埼玉県と、

14勝(12KO)2敗(2KO)のOPBF9位、サウスポー、22歳・フィリピン。

 

リベラのことは何も知らなかったんだけど、勝率もKO率も岩渕さんを上回ってるし、

若い勢いのあるフィリピンボクサーで予断も油断も許されないって感じだったね。

 

ただ、ここんところの3年、10戦では7R以上戦った試合は2つしかなかったし、

更にこの1年以上は3R以上戦ってないってことで岩渕さん、

序盤の3Rは巧いことあしらって6R以降位から勝負だねって思ってたんだよね。

 

<1R>

まずはリーチの優位なリベラの方が積極的な立ち上がりを見せて、

開始58秒には最初のクリーンヒットを左ストレートでゲットしてたんだけど、

岩渕さんの方は終始冷静に様子見加減のスタートだったね。

 

如何にも力強いリベラなんだけど、鋭くて届きのいいジャブも魅力的なんだわ。

 

残り1分切ったところでお互いの右が差し合いになった刹那、

リベラの口からマウスピースが落ちてしまって、

彼は元々口空き気味だし、マウスピースも出来合いのモノみたいだったんだよね。

 

<2R>

一見更に凶暴化していったリベラなんだけど、結構いいボディブローも打ってて、

若さに逸った力づくだけではないところも垣間見せつつ、

元々は右利きじゃないかって思わせるジャブがストレートほどもの力感あって、

岩渕さんは早くも鼻血出してたし、左の打ち下ろし気味のショートフックが抜群で、

そりゃもう半端じゃないほど強いんだよね、リベラは……。

 

<3R>

試合序盤はリベラに振らせまくってスタミナを消耗させてって、

そういう考え方を忘れなけばここまではまずまずではあったんだけど、

残り46秒にまたもや右をストレート気味に貰ってからの残り4秒、

リベラが右からの左ショートフックを巻き込むように打ち下ろしていって、

そいつが岩淵さんの右テンプルのやや後ろに直撃してしまったんだわ。

 

途端に岩渕さんがオットットットってなってしまって、

体勢を崩したまま南ロープに絡んでしまったところで幸運の終了ゴング。

 

それでも明らかに大きく効いてしまってたことは間違いなかったなあ。

 

<4R>

大丈夫なのか岩淵さんってところだったんだけど、

残念ながらそこそこ深いダメージを負ったままの開始ゴングで、

始まってすぐの26秒からのリベラの一連の攻撃が一段落した後の0分44秒、

またもやの鋭い左ショートフックを貰ってしまって南東ポスト前で岩渕さんがダウン。

 

効いたままのリスタートの岩淵さんには意識があるのかって感じさえ漂ってて、

残りはまだ2分近くあるしって思った途端の1分05秒、

今度はリングほぼ中央のところだったんだけど、

またもやまたもやの左を喰らってしまって体を捻じるようにして崩れ落ちてしまって、

岩渕さん、この時はもう殆ど相手の左が見えてなかったみたいだったんだわ。

 

再々リスタートの岩渕さんは足元覚束ないまま強くは打ち出せてなくて、

こりゃもうそろそろかなあって自分は息を呑んでたんだけど、

残り1分からは何とリベラも打ち疲れてしまったみたいな小休止で、

却って岩渕さんの方が渾身のボディ攻撃を見せてたんだよね。

 

<5R>

リベラは無駄な力を使わず狙い澄ました左一発に賭けるって方針転換で、

だから岩渕さんも合間合間を縫って必死の手数だったんだけど、

力を込め切れてないのは変わらないままで、

一段落後にリベラのショートフックを幾つか貰ってしまって右目上をヒットカット。

 

<6R>

若干休み休みではあったんだけどリベラ、一つ一つのパンチは鋭いままで、

場繋ぎ系のジャブからの左ショートアッパーで岩渕さんのアゴを跳ね上げて、

残り1分からは岩渕さんの顔面の傷みは更に進んでいったんだけど、

とにかくリベラのノールック気味の左フックのヒット率が高かったんだわ。

 

足元を踏ん張り切れてない岩渕さんのショットは

振ってる割には相手にダメージを与えきれないままだったんだよなあ。

 

<7R>

セコンドに言われたか自ら思ったか、明らかに仕留めにいったリベラ、

節約ヒットを封印してのいきなり一気の攻め攻めで、

東ロープ沿い近くで左ストレートで大きく岩渕さんの顎を跳ね上げて、

岩渕さんがのけ反り下がるところを更に追撃ってところで、

レフェリーが割って入っての1分25秒でのストップエンドだったんだわ。

 

 

思い返してみれば岩渕さん、序盤は相手に振らせてスタミナを消耗させてって、

そう思ってた3Rに決定的なのを貰ってしまって、

その辺りから一気にって思ってた6Rに倒されてしまったんだよなあ。

 

 

三迫会長に聞いたらリベラは7人兄弟の6番目ってことで、

OPBFチャンプのベルトがもたらすであろう彼ら一家にとっての富っていうのは、

日本のそれとは比較にならないほどのモノなんだってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① アル・リベラ

② 藤北誠也君

③ 垂水稔朗君

 

 

 

いつもホールでお会いするあるカメラマンに 「ハイ、これ。」 って渡されたのが、

自分がE&Jの内藤会長と何やら話してるところのツーショット写真で、

いつ撮られたモノかは全く覚えがなかったんだけど、

それがまあセピア仕上げのほぼモノクロのとっても渋いヤツで、

いざっていう時には内藤会長の部分を切り取って葬式に使うかなあって……。

 

 

 

今日は随分アップが遅れてしまって、申し訳ないですなんだけど、

実はね、一度書き上げた文章が飛んでしまってね、

一旦決着した記事をもう一度書き直すっていうのは自分には正に地獄な訳で、

別にカネ貰ってやってることではないから今日は終わりにしようかって、

全くメゲテしまって、気を取り直すまでに結構時間がかかったんですわ。

 

2016年2月 9日 (火)

元気ですかあ……?

Image_2

 

ボクシングポスター。

 

写真は以前住んでた家の玄関先の眺めなんだけど、

植木や鉢物は全て自分が手入れをしたもので、

奥さんはたまに綺麗ねって言うだけだったんだけど、

奥の壁に貼ってあるのはボクシングのポスターなんだよね。

 

開催日に関係なく、気に入ったものを2枚~3枚貼ってたんだけど、

“DANGAN” のモノクロ系と八王子中屋ジムのモノが多かったんだよね。

 

 

 

先週、北朝鮮が打ち上げたミサイルのことなんだけど、

アメリカではミサイルとロケットの違いを明確に区別してて、

一旦大気圏に突入した後に降下して再突入するものが大陸間弾道ミサイルで、

再突入せずそのまま宇宙空間に留まるものをロケットっていうんだってさ。

 

だから今回の打ち上げはミサイルではなくてあくまでロケットってことになる訳で、

精度の高いミサイルの再突入技術にまでは手が届いてないらしいんだよね。

 

北朝鮮が崩壊したらそれこそ膨大な数の難民が押し寄せるってことで、

中国も韓国もだからひたすら現状維持を望んでて、

必要以上に厳しい制裁には賛成しかねてるんだけど、

それは結局あの気持ち悪い髪型の自己中クソデブをのさばらせるだけで、

後は国内の不満分子の爆発に期待するしかないんだろうけど、

国民は腹ペコにさせられ続けてるもんで覇気ってモノが育たないんだよなあ。

 

 

 

年の初め、ボクシング興行に2週間ばかりの空きが出来た際に、

最近見掛けないボクサー達のことを色々思い浮かべてたんだけど、

最低1年以上も試合から離れてるっていうことは単なる休養とか、

ケガや病気の治療って場合もあるんだろうけど、

仕事とか家庭の事情ってことも考えられるし、

もしかしたらボクシングから足を洗ってしまったのかも知れないってことで、

そんな彼らに、元気にしてますかあ?ってことで……。

 

彼らの全てがお気に入りのボクサーって訳でもないんだけど、

その事情をボクサーから直接聞かされたっていうケースから、

言葉を交わす間柄でもそのことをハッキリ確かめたことがない場合もあるし、

とにかく自分の記憶に残る最近見掛けないボクサー達ってことで、

以下にジムごとに列記してみるけど、自分の勘違いだったらゴメンです。

全て敬称略ってことで……。

 

 

(帝拳)

・喜久里正平……10勝(5KO)2敗(1KO)

・カルロス・リナレス……9勝(8KO)2敗(2KO)

 

(宮田

・田部井要……10勝(7KO)10敗(4KO)2分

 

(MT)

・伊藤史耶……5勝(3KO)8敗(2KO)1分

 

(セレス)

・久保祐希……6勝(2KO)2敗

・ドラゴン純……6勝(4KO)11敗(6KO)

 

(ワールドスポーツ)

・三田村拓也……12勝(2KO)1敗(1KO)

・横山隆司……11勝(3KO)1敗1分

・横山大輔……16勝(6KO)5敗(2KO)1分

 

(大橋)

・吉田ARMY真……8勝(5KO)8敗(2KO)2分

・原純平……14勝(9KO)6敗(1KO)2分

 

(横浜光)

・安慶名健……10勝(5KO)1敗1分

 

(ドリーム)

・田中教仁……14勝(7KO)5敗

・田村瑞樹……5勝3敗(1KO)

・佐藤克哉……5勝(1KO)6敗(2KO)

 

(三迫)

・鬼ケ島竜……12勝(7KO)7敗(5KO)1分

・椎野大輝……11勝(10KO)4敗(3KO)

・伊原健太……8勝(6KO)1敗(1KO)

・大村光矢……16勝(12KO)8敗(4KO)1分

・座間カイ……6勝(4KO)4敗(1KO)

 

(八王子中屋)

・芋生敏幸……5勝(1KO)0敗

 

(ワタナベ)

・金城智哉……19勝(8KO)7敗(4KO)2分

・冨山浩之介……24勝(8KO)8敗(4KO)1分

・天沼圭介……5勝(1KO)4敗(1KO)2分

・荒井翔……11勝(6KO)1敗

・木田尚遥……6勝(3KO)0敗

・下薗亮太……6勝(1KO)1敗(1KO)

・島村国伸……16勝(11KO)4敗1分

・加藤壮次郎……27勝(13KO)13敗(2KO)4分

 

(石神井スポーツ)

・平龍太郎……8勝(3KO)5敗(3KO)2分

・佐藤宗史……6勝(3KO)0敗1分

・増田靖之……8勝(1KO)6敗(1KO)

 

(熊谷コサカ)

・時松友二……7勝(1KO)4敗(2KO)

 

(琉球)

・屋冨祖裕信……10勝(8KO)2敗2分

 

(角海老宝石)

・石川貴章……11勝(6KO)7敗(7KO)

・青木幸治……16勝(6KO)8敗(6KO)2分

・鳥本大志……10勝(1KO)5敗3分

・久永志則……16勝(9KO)7敗(1KO)2分

・石井大輔……5勝(1KO)3敗(1KO)

・高橋光政……8勝(2KO)4敗1分

・長島謙吾……14勝(13KO)11敗(3KO)2分

 

(レパード玉熊)

・元木健太……6勝(1KO)8敗1分

・藤沢一成……9勝(2KO)12敗(5KO)4分

 

(立川石川)

・木下貴大……5勝(2KO)5敗1分

 

(本多)

・石田將大……14勝(8KO)5敗(1KO)2分

・中堀剛……17勝(8KO)12敗(11KO)1分

 

(イマオカ)

・木下良介……9勝(3KO)9敗(4KO)1分

 

(ヨネクラ)

・杉田純一郎……16勝(7KO)9敗(4KO)

・杉田祐次郎……16勝(9KO)2敗(1KO)

・出田裕一……13勝(7KO)10敗(5KO)1分

・太田ユージ……7勝(3KO)4敗(3KO)3分

 

(野口)

・龍ケンシロウ……5勝(2KO)5敗(4KO)1分

・中村量……7勝(3KO)5敗(4KO)

 

(川崎新田)

・尾島祥吾……10勝(2KO)3敗(1KO)1分

 

(ピューマ渡久地)

・立川雄亮……9勝(3KO)4敗(2KO)1分

・中村幸裕……13勝(6KO)5敗(1KO)1分

 

(駿河)

・柘植雄季……12勝(6KO)4敗(4KO)

 

(白井・具志堅)

・原有吉……6勝(3KO)3敗(3KO)

 

(KG大和)

・村田智哉……5勝(2KO)4敗(2KO)

・ジェームス・村重……7勝(4KO)3敗2分

 

(reason)

森拓也……5勝(4KO)2敗

 

(新開)

・岩崎悠輝……11勝(6KO)6敗(1KO)

 

(協栄)

・瀬藤幹人……34勝(18KO)12敗(3KO)3分

・松崎博保……22勝(11KO)7敗(4KO)2分

・鎧塚真也……11勝(5KO)9敗(5KO)1分

 

(オサム)

・久野伸弘……9勝(5KO)2敗1分

 

(石丸)

・前之園啓史……16勝(6KO)5敗(1KO)2分

・佐藤通也……10勝(6KO)6敗(1KO)4分

 

(渥美)

・荒井遼晴……12勝(3KO)4敗(2KO)1分

 

(金子)

・後藤俊光……12勝(5KO)11敗(1KO)1分

・山川和風……11勝(2KO)7敗(2KO)1分

 

(勝又)

・千波丈二……8勝(5kO)3敗(2KO)

・長井祐太……28勝(19KO)11敗(2KO)4分

 

(新日本大宮)

・阿部隆臣……15勝(1KO)3敗2分

 

(戸高秀樹)

・小澤大将……21勝(13KO)8敗(4KO)2分

・庄司恭一郎……10勝(4KO)4敗(1KO)4分

 

(TI山形)

・健太郎マイモンコンプロモーション……9勝(3KO)6敗(5KO)

 

(五代)

・涼野康太……18勝(5KO)13敗(1KO)3分

 

(沖縄ワールドリング)

・中真光石……17勝(8KO)5敗(1KO)

 

(花形)

・アンディ平岡……6勝(3KO)0敗

 

(18鴻巣)

・小澤剛……14勝(2KO)4敗(1KO)1分

 

(横田スポーツ)

・迫田大治……10勝(7KO)4敗1分

 

(輪島スポーツ)

・高桑和剛……9勝(2KO)8敗(5KO)

 

(国際)

・千葉透……15勝(11KO)8敗1分

 

(E&Jカシアス)

・林欣貴……9勝(8KO)0敗1分

 

 

 

日本では毎年400人~500人ほどのプロボクサーが誕生してるんだけど、

実はそれとほぼ同数のボクサーが毎年引退してるんだよね。

その数はボクサー全体の約5分の1にもなる訳で、

プロボクシングっていうのはああ見えて中々厳しいアイテムなんだよね。

 

 

2016年2月 7日 (日)

後楽園ホール・2月6日

Image

 

P-51マスタング。

 

太平洋戦争当時、日本軍最強の戦闘機は三菱重工が作った零式艦上戦闘機

(レイシキカンジョウセントウキ)、御存じゼロ戦だったんだけど、

そのゼロ戦に唯一性能的に上回ったのがアメリカ戦闘機、P-51マスタングで、

4枚プロペラと機体下部の空気取り入れ口が特徴的で、

当時の数知れない日米の戦闘機の中で一番好きだったんだよね。

 

 

 

“ピュア・メデュケーション” って知ってる?

 

自分もつい最近知ったんだけど、仲間による仲裁活動訓練ってことで、

欧米では以前から行われてるらしいんだけど、

揉めてる二人を別の一人が仲裁するっていう設定を作って、

仲裁者は双方の言い分を聞きながら調停を進めるっていう訓練で、

いじめや中高生の中退率を低下させるのに大きな効果があるんだってさ。

 

 

 

ホールはそこそこの入りで帝拳の長野マネジャーに御挨拶した後、

三迫会長と久保マネジャー、有澤会長と瀬端さん達にコンチワして、

一生さんと賢祐さんに遠目から黙礼して、三迫ジムの三浦仁君と、

あれは誰?って聞いたら、去年9月頃に角海老の超乱暴者相手に面食らって、

開始40秒でTKO負けしてしまった田中公士(さとし)君が一緒にいて、

なんてまあ人懐こい笑顔をしてるんだろって思いながら始まり、始まり……。

 

 

 

① 渡久地辰優君(スターロード)×小久保聡君(三迫)

                            ………LF 4R

2勝(2KO)2敗の18歳・東京都と、

1勝6敗(1KO)3分のサウスポー、32歳・埼玉県。

 

<1R>

下半身がガッチリしてる分、小久保君は上背的にはハンデを負ってて、

だから思ってた通りのガツガツ詰め詰めからの左右フック狙いだったんだけど、

詰められる前に渡久地君が中間から的確なワンツー打って対応してたんだわ。

 

それならってことで小久保君、更に詰め詰め度を上げて、

懸命なボディブローに活路を求めていったんだけど、

キレのいいパンチを打つ方ではないからもっと手数が欲しいところだったなあ。

 

攻撃の見栄え的には終始渡久地君が圧倒して、最後は小久保君がかなりの鼻血。

 

<2R>

小久保君の戦法がかなり限定される中、渡久地君もそれに合わせていって、

お互い、延々のショート合戦が続いたんだけど、

小久保君がボディから上へ中々繋げられてない中の開始48秒、

渡久地君の右のショートフックがヒットして小久保君がダウン。

 

リスタート後の小久保君、殆どダメージ残さずの再開だったんだけど、

展開的には動かし難いものを感じてしまったんだよね。

 

<3R>

小久保君の止まらない鼻血は渡久地君の真っ白なトランクスを赤く染め始めて、

小久保君のトランクスは黒だったもんで血痕が全く目立ってなくて、

だから、打たれ込んでるのは逆に渡久地君の方に見えてしまったんだわ。

 

お互い、我慢比べのショート戦をまだまだ続けるって決めたみたいで、

小久保君の動きには大きな劣化は見られなかったんだけど、

手数を頑張ってきた渡久地君には流石に疲れが浮き出てきたんだよね。

 

<4R>

小久保君の詰め詰めの動きはどっかで見たことあるなあって思ってたら、

それは以前TVアニメで見た “はじめの一歩” のデンプシーロールで、

ちょっと迫力には欠けてたんだけど、それより何よりも左右フックだけじゃなくて、

アッパーでも打てたら随分違うんじゃないかって思ったんだけどね。

 

渡久地君もそもそも戦い方を間違ってるとは思ったけど、

最後までパンチの形はキチンとしてたのは立派だったね。

 

 

ってことで、自分は39-36だったんだけど結局、

39-36、38-37、38-38ってことでやっぱり渡久地君の2-0勝ちだったね。

 

それでも38-38っていうのはちょっと考えられなくて、

青コーナー陣営でさえ驚いていたからね……。

 

 

 

② 梶龍冶君(帝拳)×三宅寛典君(ビッグA)……SB 6R

4勝(3KO)2敗の19歳・埼玉県と、5勝(1KO)4敗の27歳・広島県。

 

二人共、これが初の6回戦だったんだけど……。

 

龍冶君は去年の新人王戦で三浦仁君に0-3負けして以来の復帰戦で、

自分的にはかなり期待してたんだけどね……。

 

 

わざわざ広島から来たっていうのに三宅君が終始情けないボクシングで、

彼自身はそれでいいと思ってたんだろうけど、とにかく打ち合わなくて、

遠くからチョン当てして後はひたすらグルグルのメリーゴーラウンドボクシングで、

見てた自分も、多分やってた龍冶君もストレスが溜まる一方で、

それなら龍冶君、チャチャッと追い詰めてボコ殴りして頂戴なだったんだけど、

相手は逃げ足だけは一流だったもんで中々思うに任せないままで……。

 

ジャブを打つ時に右手が下がるし、ワンツーにしろいきなりの左右フックにしろ、

三宅君はかなりヒッチが大きくて腕が体からかなり離れるんだから龍冶君、

そこをカウンターのタイミングで狙えないのかとか、

キチンとしたワンツーよりはいきなりの左フックがいいんじゃないのかとか、

足止める意味でももっとボディブローが要るんじゃないのかとか、

色々頭を巡るままの観戦は3Rまでが限界で、一旦休憩タイム……。

 

 

発表されたスコアを聞いてたら、59-56、58-56、58-57ってことで、

当然の如くの龍冶君の3-0勝ちだったんだけど、

6回戦だっていうのに1P差から5P差まであって、

最近は3人のジャッジの中に飛び外れたのが一人混じることが多いんだよなあ。

 

 

 

③ 佐々木洵樹君(帝拳)×何チャラ・ナンタン……Fe 8R

14勝(5KO)3敗のサウスポー、24歳・北海道と、

12勝(2KO)10敗の20歳・タイ。

 

同じアジア系カタカナボクサーでもフィリピンとタイとでは大違いで、

だからちょっと離れたところで、三浦仁君達と話しながらだったんだよね。

 

 

青コーナーからは割り箸かキリンみたいな細っそーいのが出てきて、

開始15秒で時間の問題だなっていうのがハッキリしてしまって、

まるで沢山打ってはダメだよって事前に言い含められてたかのようで、

それはそれは佐々木君には気の毒過ぎるような相手だったんだよね。

 

殆ど半笑いしながら見てたんだけど結局、割り箸タイボクサーは2R2分01秒、

お約束のもう立ち上がれませんダウンで生活費はゲットのテンカウントアウト。

 

 

こういう場合、佐々木君のファン達はどういう風に声を掛けるのかなあ……、

自分は彼とは会えば挨拶を交わす関係にあるんだけど、

ちょっと声の掛けようがなかったんだよね。

 

 

 

④ 末吉大君(帝拳)×マルボン・ボディオンガン……SFe 8R

10勝(6KO)1敗の25歳・東京都と、

12勝(10KO)3敗2分の国内15位、21歳・フィリピン。

 

末吉君は自分の中では左右対称漢字名前の貴重なボクサーの上、

唯一の敗戦は新人王トーナメントで伊藤雅雪さんに僅差1-2負けしただけで、

一方は今やOPBFチャンピオンなのに彼自身は未だノーランカーってことで、

マッチメイクに恵まれないところもあってのことなんだけど、

何卒メゲナイでフテないでってことなんだけどね……。

 

相手のマルボンなんだけど、髪の毛の後ろの方を長く伸ばしてて、

それを4ヵ所ドレッド風に編み込んで先っちょをビーズで止めてたんだけど、

ああいうのはピアスと同じでダメなんじゃなかったかなあ……。

 

<1R>

マルボンはタイボクサー達とはまるで違って初っ端から闘志丸出しで、

ガードを固めながらグイッグイッて力強く前詰めしながらの左右強打で、

手数の頑張りもそこそこなもんで末吉君、

雑に捌こうとすると危険な目に遭いそうな感じもしたんだけど、

とっても冷静な立ち上がりしてて下がりながらも正確にヒットヒット。

 

<2R>

相手は細かく打っては来ないから末吉君、

その振り被ってくるところを狙えないかって感じが続いたんだけど、

大きく試合を動かしたのは自分が期待してたカウンターブローではなくて、

中盤以降の3発ほどボディブローだったんだわ。

 

<3R>

最初の1分半過ぎまではお互いの攻防のパターンに大きく変わりがなくて、

末吉君を上回るKO率60%近いマルボンの右ショットの危険度にも変わりなくて、

上体の逃がし方は巧いんだけど元々ガードポジションの低い末吉君、

このままで大丈夫かって思ってた残り1分20秒、

右ストレートが初めてクリーンヒットして途端の一気ラッシュで、

山ほど貰ってしまったマルボンが顔面をかなり赤くしてたんだわ。

 

一気にテンポを切り替えた末吉君の攻撃は見応えあったなあ。

 

<4R>

前の回に少し飛ばした末吉君の若干の一段落を見計らってマルボン、

一気の逆襲に出るかって見てたんだけどそれ程のことはなくて、

大きなやり取りのないままマルボンの消耗が目立ってたかなあ。

 

<5R>

きっかけはまたもや右ストレートだったんだけど末吉君、

そのままマルボンを南ロープに押し付けての左右ボディ連打を見舞わせた後、

マルボンが東ロープに伝い逃げるところを間断なく追い詰めながら、

その間右フックを合計何と9発も連続に思いっ切り打ち込んでいって、

勿論その全部がクリーンヒットではなかったんだけど、

それでもグローブの上からでも効きそうな、それはコノヤロコノヤロって感じで、

自分はあれほどの末吉さんの連続渾身万振りは初めて見たんだけど、

まるで左手がないような気持ちのホトバシリだったんだわ。

 

頑強なマルボンは最後まで踏ん張ってはいたんだけど、

ロープに寄っ掛かるだけで精一杯になったところを見計らって、

1分18秒、レフェリーが割って入ってのストップエンド。

 

 

試合後、暫くして末吉君と行き合った際に感想を伝えたら、

とっても嬉しそうな笑顔をしてたなあ。

 

 

 

⑤ 佐々木基樹君(帝拳)×宮崎辰也君(マナベ)……SL 8R

39勝(24KO)10敗(3KO)1分の40歳・東京都と、

8勝(8KO)7敗(4KO)1分の31歳・富山県。

 

ここんところ試合枯れしてるから宮崎君も受けたんだろうけど、

そもそもロートルの40男を倒しても何のキャリアにもならないだろうし、

もし負けたらカッコ悪いだろなあって思ってたんだけど、

それにしても佐々木君の往生際の悪さがなあ……。

 

OPBFチャンピオンになって世界戦まで組んで貰って、

その後は加藤善孝さんに結構大差の0ー3負けして、

それで彼のボクシングストーリーはそれなりの終焉を遂げた訳で、

だから大々的な引退イベントもやったっていうのに、

正直、元々殆ど興味が向かないボクサーだからどうでもいいんだけど、

あれから3年近く経って今更また世界でも目指すっていうことなのかなあ……。

 

ちょっと前の真鍋圭太君の復活劇の際にも感じたんだけど、

足を洗い切れないボクサーの深情けというか哀れささえ感じたんだけどね。

 

 

ってことで一旦席を外してモニターを眺めてたら本田会長が近づいて来て、

そこからは二人だけで20分以上も話し込んだんだけど、

その試合のことの他、他のボクサーのこととか、ちょっと前の試合のこととか、

マッチメイクに関することとか、話題は色々多岐に亘って、

自分の他愛ない質問にも一つ一つ丁寧に答えてくれたし、

お互いの見解の違いに対しても解きほぐすような説明をしてくれたんだわ。

 

モニターを通した試合は宮崎君の方が手数で勝ってたようにも見えたんだけど、

試合後に近くで見てた人に聞いてみたら、数の割に精度が良くなかったって事で、

結局、6R2分31秒、相手の右を貰ってしまった宮崎君、

何とか立ち上がったんだけど足元覚束ないままタオルインも重なってのKO負け。

 

 

今日の午前中、その宮崎君が電話をくれたんだけど、

負け試合明けのすぐだったから色々詳しいことは後回しってことで、

まずはユックリ休んでねってことだったんだけど、

いずれにしても宮崎君、これで8勝(8KO)8敗(5KO)ってことで、

その破天荒な戦績はまるで無法松をイメージするようなボクサーなんだけど、

さてさて、これから何処に行くかってことなんだけど、

取り敢えずのところは出産を控えた奥さんを全力で面倒見るってことで……。

 

 

 

⑥ 大野兼資さん(帝拳)×滝川潤君(薬師寺)……LF 8R

9勝(4KO)1敗(1KO)のランク12位、サウスポー、27歳・愛知県と、

7勝(4KO)1敗1分の25歳・愛知県。

 

今は東西に分かれてるけど二人共、愛知県出身なんだね。

 

滝川君は結構な勝率とKO率の生半可ではないボクサーの予感がしてて、

軟投型の大野さんがそれを捌き切れるかっていうのがポイントだったんだわ。

 

<1R>

初っ端から吹っ切れて積極的だったのは滝川君で、

仕掛けは大き過ぎると思ったんだけど打ちにくいところも頑張ってたし、

僅差ではあったんだけど手数勝ちしてたなあ。

 

<2R>

お互いに返しのパンチの危険度が高かったんだけど、

最初のクリーンヒットはユッタリスタートした大野さんの方で、

1分02秒、綺麗な左ストレートで滝川君を西ロープまで吹っ飛ばしたんだわ。

 

この後何度も感じたんだけど滝川君、激しく大きく動けるんだけど、

体のバランス系に弱点があって見栄えの良くない打たれ方が多かったんだよね。

 

大きく被弾した後も滝川君、力強さに変わりはなかったんだけど、

何となく全体の動きが更に大まかになっていってたなあ。

 

この回は大差で大野君のポイントだったなあ。

 

<3R>

滝川君の肩の力の入れ過ぎと動きのおおまかさに変わりなくて、

殆ど小技が使えないんだっていうのが透けて見えてきてしまって、

左右のボディフックさえまるで封印してるかのような片寄った攻撃で、

殆ど自分だけのタイミングで大きく仕掛けていくところを大野さんに狙われて、

何度もカウンターのタイミングで捉えられて最後は鼻血だったなあ。

 

<4R>

ほぼ流れが決まってしまったところで滝川君、

さあこれからどうする?ってところだったんだけど、

陣営は根性だけで戦わせようとし過ぎるきらいがあって、

自分は青コーナーのすぐ近くだったから良く聞こえてたんだけど、

右のガードとかポジショニングとか、パンチの緩急とかのアドバイスは全くなくて、

気持ちで負けるなってやたらそれだけで、そんなんで大丈夫なのかって事で……。

 

滝川君の当てられ方の良くないのは全く改善されないまま、

このラウンドも圧倒差がついてしまってたなあ。

 

<5R>

ホントに滝川君、セコンドの教え通り気持ちの維持だけはとっても素晴らしくて、

後はテクニックが備わったら実にとってもいいボクサーになると思うんだけど、

勿体無さ過ぎの状態が続いた開始50秒、

やっとこさのワンツーがこの日初めてハードヒットしての一気攻勢で、

流れを取り戻す感じもかなり見えてきたんだけど、

そこからの大野君の巻き返しもそれに劣らずで、

残り1分でチャラにされてしまって、一旦守りに入った時の脆さを露呈してたなあ。

 

で、残り45秒、単打が交差する中、滝川君が左目上をヒットカットされて、

ドクターが傷チェックに入ってたなあ。

 

<6R>

それにしても青コーナーの手伝い連中なんだけど、

1分経過のアラームなんかまでセットしてていちいち煩くて、

そんなの誰かがタイムキーパー役をすればいいだけだと思うんだけどなあ……。

 

滝川君が益々大きく振り込んでくるところに大野君、

細かく正確にヒットヒットさせてて、もはや滝川君は気持ちだけになってしまって、

残り2秒にショート連打を貰って南ロープに飛ばされた反動で跳ね返されて、

最後は躓くようにダウンしてしまって、やっぱりバランスが良くないんだよなあ。

 

<7R>

開始13秒の南東ポスト前で滝川君、

大野君の左ショートを貰ってしまっていきなりのダウン。

 

大きなダメージを残さないままリスタート後の滝川君、

更に気持ちを高めての反転攻勢は大したモンで1分17秒、

お互いの左、右、左が交差した刹那、今度倒れたのは大野さんの方で、

二人のやり取りはライトフライ級とは思えないほどの激しさに満ちてたんだわ。

 

このままだとほぼイーブンのままに終わりそうだった終盤残り48秒、

意外なほど簡単にまたもや滝川君が赤コーナー前で倒れ込んでしまって、

再々スタート後の踏ん張りは見る人の心をかなり揺さぶったんだけど、

やっぱりそのバランスの悪さは致命的ですらあったんだよね。

 

正式スコアは10-8になるんだろうけど、

自分はこういう場合8-6ってすることにしてて、

そうする方が途中で色々あったのが容易に推測されるからね……。

 

<8R>

そろそろ限界じゃないのかって見えた滝川君がまだまだ出る出るで、

足元フラついてるのは明らかだったんだけど頑張る気持ちは圧倒的で、

これほど最後まで諦めないで頑張るボクサーは関東にも少なくて、

ちょっと感動的ですらあったんだよね。

 

ただ、それを充分サポートし切れてないような陣営にも首を傾げた訳で、

被弾すれば 「大丈夫だ!」 って言うだけだったし、

後はひたすら 「気持ちで負けるな!」 って一つ覚えを繰り返してるだけで、

どう防ぐか、どう攻めるかっていう技術的なアドバイスを与えきれないままで、

彼はとってもいいボクサーでまた見たいなって思ったんだけど、

それはあくまで別ジムへの移籍が大前提だとも思ったんだよね。

 

頑張ってた滝川君も気持ちだけでは乗り越えられない壁を前にして、

1分45秒、大野さんの気持ちのこもった連打に晒されたところで力尽きて、

レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

大野さんも相手が挑んできた打ち合いの全てを受けてて、

自分的には改めて彼の男気を見る思いだったんだけど、

陣営としては危険な打ち合いを敢えて避ける場面もあっただろうって、

多分試合後に小言言われたんじゃないかとも思ったんだけど、

つくづく残念というか勿体無かったのは滝川君だったなあ……。

 

 

 

⑦ 岩佐亮祐さん(セレス)×デニス・トゥビエロン

                       ………124P 10R

20勝(12KO)2敗(2KO)のIBF5位、サウスポー、26歳・千葉県と、

19勝(8KO)4敗(2KO)2分のサウスポー、26歳・フィリピン。

 

この試合は岩佐さんがどういう勝ち方をするかだけがポイントだったんだけど、

岩佐さんは色々な試みを実戦の中で確認しようとしてるようなところがあって、

敢えてパパッとした決着を目指してる感じじゃなかったんだよね。

 

で、そろそろどうなのかなあって雰囲気が観客に漂い始めた7R、

それまではもう少し強めに打ったらどうなのかなあって思ってた左ボディが、

それこそ鬼の食い込みで堪らずトゥビエロンが顔しかめてのダウンで、

そのままテンカウントアウトで1分42秒、岩佐さんのKO勝ち。

 

相手のトゥビエロンも中々逞しい体つきをしてたんだけど、

残念ながらこの階級に求められるスピードに達してなかったし、

あれだけ広いスタンスだと一発大きく振り込んだ後にフォローが打てないし、

動き全体がまるでライト級のボクサーのようだったんだよね。

 

 

途中でトゥビエロンのマウスピースが飛んでしまって、

レフェリーは死角で見えなかったみたいだったんだけど、

北西ポスト近くだったからジャッジとインスペクターも2人づついたのに、

誰も気が付かないままのほっときっ放しで、そのうちシューズで踏まれたし、

一体みんな寝てたのかってことで……。

 

 

この試合、遠目から帝拳ジムの長野さんと粟生隆寛さん、

それに五十嵐俊幸さん達と4人で見てたんだけど、

半分からかい気味ではあったんだろうけど、

長野さんに自分のボクシング観をクソミソに言われてしまって、

全く、アハハハの帰宅だったなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 大野兼資さん

② 末吉大君

③ 滝川潤君

 

2016年2月 5日 (金)

2月のボクシング

Image_3

 

ロベール・オッセン。

 

フランスの映画俳優なんだけど、現在88歳で存命中みたいなんだよね。

 

彼の映画を沢山見てるって訳ではなくて、

自分の中には1969年の “傷だらけの用心棒” 一本が強烈な印象を残してて、

知ってる人はとっても少ないと思うけど、

言葉が少なく佇まいで魅了する男の代表に思えたんだよね。

 

 

 

三菱東京UFJ銀行の “UFJ” って一体何の意味なんだろうって調べてみたら、

United Financial of Japan なんだってさ。

 

それなら “DoCoMo” は? ってことなんだけど、

自分は Do Communication with Mobile phone だと思ってたんだけど、

Do  Communication over the Mobile network って説もあるんだよね。

 

 

 

1月に続いて今月も国内のボクシングは後楽園ホールの5興行だけで、

関西方面のファンは丸々2ヶ月間、約80試合分も置いてきぼりなんだよね。

 

【2月のボクシングスケジュール】

*左側が勝者予想、敬称略。

 

・2月 5日………(ジャカルタ)

加藤善孝×ダウド・ヨルダン。

 

 

・2月 6日………(後楽園)

岩佐亮祐×デニス・トゥビエロ、梶龍冶×三宅寛典、大野兼資×滝川潤、

宮崎辰也×佐々木基樹、末吉大、佐々木洵樹。

 

 

・2月11日………(後楽園)

岩淵真也×アル・リビラ、藤北誠也×松尾雄太、永田大士×遠藤健太郎、

林和希×垂水稔朗。

 

 

・2月17日………(後楽園)

和氣慎吾×ワルド・ザブ、木村隼人×白石豊土、長嶺克則×山下賢哉、

松山和樹×森定哲也、岡畑良治×田村亮一、山田智也×野口将志。

 

 

・2月23日………(後楽園)

高山樹延×ジョエル・デラ・クルーズ、粕谷雄一郎×三瓶数馬、

金子智之×佐宗緋月、坂本尚志×本吉豊。

 

 

・2月29日………(後楽園)

溜田剛士、渡邊卓也×今井勝典、木村翔×寺次孝有希、草野慎吾。

 

 

 

【2月のボクシング期待度ベスト15】

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 長嶺克則×山下賢哉

② 木村隼人×白石豊土

③ 粕谷雄一郎×三瓶数馬

④ 藤北誠也×松尾雄太

⑤ 林和希×垂水稔朗

⑥ 高山樹延×ジョエル・デラ・クルーズ

⑦ 梶龍冶×三宅寛典

⑧ 永田大士×遠藤健太郎

⑨ 木村翔×寺次孝有希

⑩ 松山和樹×森定哲也

⑪ 金子智之×佐宗緋月

⑫ 山田智也×野口将志

⑬ 岡畑良治×田村亮一

⑭ 大野兼資×滝川潤

⑮ 渡邊卓也×今井勝典

 

2016年2月 3日 (水)

1月度ランキング

Image

 

ジミー・ペイジ。

 

エリック・クラプトン、ジェフ・ベックと並ぶロック界三大ギタリストの一人で、

愛用のギターはギブソンの名器レス・ポール。

 

ソイツをとっても低く構えるスタイルを日本人が随分マネしてたっけなあ。

 

彼はレッド・ツェッペリンのリードギタリストであって、

バンドのメインをボーカルにしてた点でクラプトンやジェフ・ベックとは違ってて、

ディープ・パープルのリッチー・ブラックモアに近い存在だったんだよね。

 

 

 

アメリカでは次期大統領選挙に向けての激しい指名争いが始まって、

昨日、アイオワで民主、共和両党の党員集会が開かれたんだけど、

これがまあ今までとはちょっと違う雰囲気が漂ってるんだよね。

 

トランプは共和党のピエロかと思ってたら事前支持率第1位だっていうし、

オバマの後釜を選ぶ民主党も社会主義者が本命クリントンに迫ってるっていうし、

何だか現在の状況は

ヒットラーが登場した頃のドイツに似てる感じがしてて、

当時は反ユダヤだったんだけど、それが反イスラムに入れ替わってるだけで……。

 

今、世界のあっちこっちで起こってるテロの殆どはイスラム絡みなもんで、

そいつらを一掃して封じ込めてしまおうっていう考え方も解らないでもないけど、

そういう短絡的な処方だけでは問題の根本的な解決にはならなくて、

経済と教育の格差問題が根底にあるって事を忘れてはならないって思うんだよね。

 

 

 

ふと思ったんだけどね……、

ボクサーがB級からA級に昇格するにあたっての要件についてなんだけどね。

 

周知のようにデビューしたC級ボクサーは4勝するとB級になれて、

そこで2勝するとA級に昇格できるシステムになってるんだけど、

(便宜上ここでは引き分けポイントのことは排除しておくね。)

B級ボクサーはそれほど長い期間B級に滞留することなく昇格することが多くて、

だから結果的にはB級ボクサーの総数がとっても少なくなるんだよね。

 

で、B級ボクサー同士のマッチメイクが意外なほど困難になることが多いし、

B級デビューボクサーの対戦相手選びにも行き詰まって、

結局はカタカナ系弱小ボクサーを呼んで来るっていうケースが増えてしまうんだわ。

 

その上、それでA級なの? っていうような、

レベル的に首を傾げてしまうようなA級ボクサーが最近増えてるように思えて、

チャンピオンやランカーを目指す一つ前に、

A級になるっていう目標を新たに設定するのはどうかって思ってるんだよね。

つまり、B級ボクサーは4勝しないとA級になれないってことで……。

 

 

 

1月度ランキングは12月24日から1月29日までの試合を対象にして、

2月1日に発表されたんだけど、異動の大半はフェザー級以下に集中してたね。

 

 

【世界チャンピオン】

田中恒成さん(1)、田口良一さん(2)、木村悠さん(獲得)、八重樫東さん(獲得)、

井岡一翔さん(2)、河野公平さん(2)、カルロス・クァドラス(5)、

井上尚弥さん(1)、山中慎介さん(9)、内山高志さん(11)、

それにホルヘ・リナレス(2)の計11名。

 

田中さんは12月31日にビッグ・サルダールに6RKO勝ちして初防衛。

田口さんも12月31日、ルイス・デラローサに9RKO勝ちして2度目の防衛。

八重樫さんは12月29日にハビエル・メンドーサに3ー0勝ちして王座ゲット。

井上さんも同じ12月29日、ワルリト・パレナスに1RKO勝ちして初防衛。

内山さんは12月31日にオリバー・フローレスに3RKO勝ちして11度目の防衛。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

井上拓真さん(1)、山本隆寛さん(1)、久保隼さん(獲得)、竹中良さん(獲得)、

伊藤雅雪さん(1)、中谷正義さん(4)、細川貴之さん(獲得)、

柴田明雄さん(5)、清田祐三さん(3)の計9名。

 

井上さんは12月29日にレネ・ダッケルに3ー0勝ちして初防衛。

山本隆寛さんは12月30日、ストロング・何チャラ君に2RKO勝ちして初防衛。

久保さんは12月26日にロイド・ハルデリサとの決定戦に5RKO勝ちして戴冠。

SL級チャンピオンだった小原佳太さんは王座返上。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……福原辰弥さん(獲得)

ここは全く変動ナシのまま空き8名分も変わらず。

 

 

【ライトフライ級】………拳四朗さん(獲得)

拳四朗さんは12月27日のタイトル戦で堀川謙一さんに3ー0勝ちして王座ゲット。

敗れた堀川さんは4位にダウン。

 

12月26日、杦本健太さんに2-0勝ちした大嶽正史さんが6位にランクインして、

敗れた杦本さんは3位から11位に大幅ダウン。

 

小野心さんと大前貴史さんが7位と8位を入れ替わってるね。

12月27日にノーランカーに3-0勝ちした大内淳雅さんが一個上がって10位。

 

12月27日、油田京士さんに2-1勝ちした村井貴裕さんが12位にランクイン。

負けた油田さんは10位から14位にダウン。

 

新規に2名のランクインがあったもんで空き2名分が埋まったね。

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(1)

1月16日に大平真史さんに4RKO勝ちした阪下優友さんが5位から3位にアップ。

敗れた大平さんは8位から10位にダウン。

 

3位だった斎藤洋輝さんが引退ランクアウトして空き1名分発生。

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(4)

石田さんは12月27日に大塚隆太さんとのタイトル戦に4RKO勝ちして

4度目の防衛で、敗れた大塚さんは5位から9位にダウン。

 

木村隼人さんは12月31日、タイボクサーに1RKO勝ちして2個アップしての10位。

 

久高寛之さんは12月27日、マーク・ジョン・ヤップに0-3負けして

9位から11位にダウンして、勝ったヤップはバンタム級の14位から12位にアップ。

 

12月30日にタイボクサーに4RKO勝ちした橋詰将義さんは1個上がって13位。

 

2位にいた中川勇太さんがSB級へ2階級転出したし、

大塚さんと久高さんがランクダウンしたもんで10位だった戸部洋平さんと、

11位だった田之岡条さんが其々7位と8位のシングルランカーにアップ。

 

で、空き1名分発生。

 

 

【バンタム級】……空位。

12月30日にインドネシアボクサーに1RKO勝ちした田中裕士さんは2位のまま。

12月27日、高林良幸君に5RKO勝ちした齋藤裕太さんも4位のまま。

1月25日に中川とん虎君に3-0勝ちした高橋竜也さんが1個上がって6位。

 

小澤サトシさんは12月26日に松尾佳彦さんに2-1勝ちして一個上がって7位。

敗れた松尾さんは12位から14位にダウン。

 

12月27日に久高寛之さんに3-0勝ちしたマーク・ジョン・ヤップが

14位から2個上がって12位。

 

 

【スーパーバンタム級】……石本康隆さん(獲得)

5位だった久保隼君がOPBFチャンピオンで転出。

中川勇太さんがSF級から転入して5位にランキング。

 

1月27日に戸井健太さんに3-0勝ちした芹江匡晋さんが12位にランクイン。

敗れた戸井さんは11位からのランクアウト。

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(5)

細野さんは12月19日に下田昭文さんとのタイトル戦で2-1勝ちして防衛5度目。

敗れた下田さんは1位から4位にダウン。

 

12月27日にタイボクサーに2RKO勝ちした大沢宏晋さんは1個上がって3位。

12月27日、タイボクサーに4RKO勝ちした坂晃典さんは7位のまま。

 

1月16日に有馬啓祐君に8RKO勝ちした緒方勇希さんが

関豪介さんと9位と10位を入れ替わってるね。

 

少し試合から遠ざかってる高山和徳さんが12位から14位にダウン。

 

 

【スーパーフェザー級】……尾川堅一さん(獲得)

この階級は全く異動ナシ。

 

 

【ライト級】……徳永幸大さん(2)

ここも全く不変。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(3)

中澤将信さんとの正規王座決定戦に3RKO勝ちした岡田さんが3度目の防衛。

敗れた中澤さんは暫定王座から5位にランクダウン。

 

丸岡裕太さんと吉田龍生さんが順位が入れ替わって10位と11位。

これだけ……。

 

 

【ウェルター級】……新藤寛之さん(獲得)

1月20日、大川泰弘さんとの決定戦に3-0勝ちした新藤さんが王座ゲット。

敗れた大川さんは1位から4位にダウン。

 

1月25日にタイボクサーに2RKO勝ちした別府優樹さんは9位のままで、

空きは1名分増えて5名分。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(2)

野中さんは12月27日、斉藤幸伸丸さんとのタイトル戦に3-0勝ちして

3度目の防衛で、敗れた斉藤さんは1位から4位にダウン。

 

1月20日に永田永生さんに7RKO勝ちしたエルフェロス・ベガが

最下位ではあるけれど11位にランクイン。

敗れた成田さんはその11位からのランクアウト。

 

空き4名分に変わりナシ。

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(4)

1月16日に秋山泰幸さんに2-1勝ちした福本翔馬さんが1個上がっての3位。

敗れた秋山さんは3位から5位にダウン。                                                            

1月20日にノーランカーに5RKO勝ちした渕上誠さんが1個上がって4位。

異動はそれだけで空き8名分も変わらず。

 

2016年2月 2日 (火)

1月のボクシングベスト15

Image_2

 

スティーブ・マックイーン。

 

写真は “大脱走” の頃なんだけど、

彼のことを知ったのはTVシリーズの “拳銃無宿” で、

ウィンチェスターライフルの銃身を半分ほどにカットしたモノを腰に下げて、

それ、ランダル銃っていうんだけど、自分もそのオモチャを買ったんだよね。

 

日本人がどうやったって彼のようなサングラス姿は無理なんだよなあ。

 

 

 

廃棄されたCoCo壱番のカツ横流し問題があっちこちに飛び火して、

産廃業者は勿論、依頼者側も巻き込んでガッチャガチャの大騒ぎなんだけど、

とにかく中国人のような事をやってんじゃないよってことで……。

 

ただ、これは自分だけの感想なんだけど、

あそこのカツカレーのカツは段ボールみたいなパッサパサの食感しかしなくて、

安く売ってたからってあんなモノを買う気には全くならないけどね。

 

 

 

1月は5興行しかなくて、そのうちの2つはオール4回戦だったんだけど、

その4回戦が中々クオリティーが高くてね……。

 

 

≪1月のボクシングベスト15≫

*左側が勝者、敬称略、( )内は事前期待度順位。

 

① 岡田博喜×中澤将信 (1)………3RKO

② 中谷潤人×富岡哲也 (ー)………3RKO

③ 阪下優友×大平真史 (4)………4RKO

④ 玉木善文×祝井航平 (12)………3RKO

⑤ 神津徳臣×小野力也 (6)………3-0

⑥ 長谷川晃平×石井龍輝 (ー)………2RKO

⑦ 松本竜也×本間大地 (ー)………2RKO

⑧ 吉野ムサシ×岡翔太 (ー)………3-0

⑨ 佐野祐一郎×芦屋昌彦 (ー)………3RKO

⑩ 白鳥大珠×高田朋城 (15)………1RKO

⑪ 高橋竜也×中川とん虎 (ー)………3-0

⑫ 新藤寛之×大川泰弘 (2)………3-0

⑬ 渕上誠×美柑英男 (10)………5RKO

⑭ 諏訪佑×中村亜泰 (5)………3-0

⑮ 芹江匡晋×戸井健太 (13)………3-0

 

事前期待度10位以内で選モレした試合は、福本翔馬×秋山泰幸(3)、

緒方勇希×有馬啓祐(8)、クドゥラ金子×入江翔太(9)の3試合。

鈴木悠介×ソニーボーイ・ハロ(7)はハロの計量失格で中止。

 

 

4回戦から選ばれた9名ほどのうちの何人かは、

今年の新人王レースで主役を務めそうなレベルのボクサーも混じってて、

大きな期待を抱かせるんだよね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

1月は合計54レースに参加して上出来の4本ゲットだったんだけど、

前日予想のせいか当日の配当が大きく上下することが多くて、

最初の的中では一応の目標の600倍台をゲットしたんだけど、

後の3本は100倍台が2本と200倍台だったもんで、

最終的な回収率は198%に留まったんだわ。

 

一番悔やまれたのは1月24日の中京の12Rで、

狙い馬が3着に入って2着馬も捉えてたんだけど1着馬をミスしてしまって、

みすみす700倍台を取りこぼしてしまったことなんだよね。

 

2月は従来の3連複10点買いの他に、

狙った穴馬を2着付けにしての馬単を5点加えてみようかなあ……。

 

« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »