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2016年1月

2016年1月31日 (日)

2015年度 全国有力ジムランク

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故 小沢昭一。

 

話を聞いてて面白いのは、或いは面白かったのは、

写真の小沢昭一の他、立川談志、佐藤愛子、筑紫哲也、島田紳助、

植草甚一、立花隆、井上陽水かなあ……。

 

 

 

JR構内の “キオスク” っていうのは元々どういう意味なのかを調べてみたら、

中東や地中海沿岸地方の庭園の中にある簡易建物ってことなんだってさ。

それは謂わば日本庭園にある庵(いおり)のようなものなんだね。

 

 

 

 

色んな人達の協力を得て今年もまとめてみました “全国有力ジムランキング” 。

勿論公式のモノでは全く無くて、全てが独断なんだけどね。

 

より詳しい一覧リストは既に出来上がってて半強制的に配ってるんだけど、

今日はその抜粋というか要覧ってことで……。

 

例年通り、ランキングを作る上でのポイントの計算基礎には変わりがなくて、

世界チャンピオンが150P、OPBFチャンプが100P、日本チャンプは50P、

15位以内の世界ランカーが20Pで日本ランカーは10P、

それにA級ボクサーが一人当たり1Pって決めてて、

日本チャンプを保有するジムは上位20位までに入るように設定してるんだよね。

 

ランキングは12月度のモノを使ってるんだけど、

上級王座に挑戦するためにベルトを返上したような場合は、

世界ランクとの差30P~80Pを失ってしまうんだけど、

これも例年のことであって仕方のない織り込み済みってことで……。

尚、( )内は前年順位。

 

≪2015年版 全国有力ジムランキング≫

 

① 帝拳 (1)………880P

② ワタナベ (2)………735P

③ 大橋 (3)………512P

④ 井岡 (5)………398P

⑤ 角海老宝石 (4)………294P

⑥ 三迫 (6)………272P

⑦ 畑中 (10)………183P

⑧ 六島 (18)………158P

⑨ 真正 (11)………140P

⑩ フラッシュ赤羽 (7)………114P

⑪ 伴流 (ー)………106P

⑫ 宮田 (23)………78P

⑬ ウォズ (28)………72P

⑭ 横浜光 (13)………69P 

⑮ 本田フィットネス (ー)………62P

⑯ 白井具志堅 (8)………55P

⑯ グリーンツダ (19)………55P

⑱ 井岡弘樹 (ー)………51P

⑱ BMB (ー)………51P

⑳ セレス (23)………47P

 

(21) 八王子中屋 (14)………46P

(22) ドリーム (32)………45P

(22) 千里馬神戸 (20)………45P

(24) 仲里 (9)………44P

(24) 古口 (11)………44P

(26) 協栄 (ー)………39P

(27) 川崎新田 (25)………35P

(28) 折尾 (25)………34P

(29) E&Jカシアス (21)………33P

(29) 金子 (25)………33P

(29) 渡嘉敷 (ー)………33P

(32) 山上 (29)………32P

 

 

全国にある300近いボクシングジムのこれがベスト32ってことで、

やっぱり帝拳ジムとワタナベジムのポイントは半端じゃなくて、

このツートップっていうのは最近全く揺るぎないんだよね。

 

記載された32ジムのうち東日本管轄のジムが20、それ以外が12ジムだね。

 

更にまた自分の独断なんだけど、

A級ボクサーを10人以上保有してるジムを一流ジム、

なおかつ200P以上のジムを超一流ジムって勝手に決めてるんだけど、

で、一流ジムっていうのはワタナベ(25)、角海老(24)、帝拳(20)、真正(20)、

グリーンツダ(15)、大橋(12)、三迫(12)の計7つになる訳で、

そのうち超一流ジムっていうのは帝拳、ワタナベ、大橋、角海老、三迫の5つ、

ってことになるんだよね。

 

7つの一流ジムには2つの関西系ジムが入ってるんだけど、

超一流ジムってことになるとやっぱり5つ全てが首都圏ジムなんだよね。

 

ただ、このリストに載ってる時点で日本の上位ジムの10%に入ってる訳だから、

その時点で既に一流ジムだって言えないこともないとも思ってるし、

特に白井具志堅と真正、グリーンツダ、それにセレスジムの4つのジムは、

日本チャンピオンがいないのにベスト20以内っていうのは立派だと思うなあ。

 

2016年1月29日 (金)

後楽園ホール・1月28日

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ジョン・コルトレーン。

 

多分1962~63年頃の写真だと思うんだけど、いい表情してるよなあ……。

言わずと知れたジャズテナーの巨匠で、

彼の演奏は実に繊細というかある意味神経質な雰囲気さえ漂わせて、

尖がった音質が自分を突き刺さしてくるようなところがあったし、

その探究心の強さはコードに縛られることのない最後はモードの世界まで行って、

その時分になると、ある部分では保守的な自分がついて行けなくなって、

死に急ぐような彼のプレイに呆然としてしまったんだよね。

 

亡くなった白猫のファルコンがコルトレーンのバラードがとっても好きで、

特に “ネイマ” が流れてくるとすぐにスピーカーのところにやって来て、

身を捩りながらニャオニャオ歌ってたのを思い出すんだよね。

 

 

 

冬になると火事のニュースが伝えられることが多くて、

死亡者や怪我人の情報が流されて、

大体最後に 「警察では火事の原因を調べております。」 で終わるんだけど、

その後、その原因が明らかにされるってことが殆ど無くて、

自分としてはホントに煙草の火の不始末が多いんだろうかとか、

暖房機器の故障とか漏電が火災原因になってるケースはどれくらいあるのかとか、

色々知りたいんだけどなあ……。

 

 

 

メガネ姿にも見慣れたヨネクラジムの有岡康輔君が、

中谷潤人君の応援に来てたM・Tジムの石川元希君を連れて寄ってくれて、

石川君はとってもメリハリの利いた風貌をしてるから一度見たら忘れ難くて、

今はケガの回復待ちのところなんだけど、

夏頃には彼のリング姿が見れそうなんだよね。

それにしても石川君の彼女さんは知的で印象的な日本美女だったなあ。

 

 

 

前日に続いてこの日も “DANGAN” の興行で、またもやオール4回戦。

 

 

この日はエディ・タウンゼント賞の表彰式ってことで、

ワタナベジムの高橋トレーナーがスーツ姿でご家族もご一緒で、

まるで授業参観のような感じだったんだけど、

河野公平さんも同じくスーツ姿で第一試合を一緒観戦したんだわ。

 

 

 

① 守屋優介君(小熊)×ビバリー塚田君(ワタナベ)……B 

2勝(1KO)2敗(1KO)の25歳・宮城県と、

1勝(1KO)0敗のサウスポー、27歳・鹿児島県。

 

隣に座った河野さんに塚田君のリングネームの由来を聞いたら、

将来はビバリーヒルズに住みたいからってことだったんだわさ。

 

<1R>

細かい連打で先行したのは守屋君の方で、

上背とリーチで優位の塚田君は出遅れ気味の立ち上がりで、

残り30秒になってやっと動き始めたって感じだったなあ。

 

<2R>

勢い付いた塚田君が初っ端から飛ばしていったんだけど、

体の動きも腕振りもとっても大まかなままなもんで隙だらけだったんだけど、

守屋君もそれほど細かく動ける方ではなかったもんで何とか無事に済んでたね。

 

ガツガツの展開の中、1分10秒過ぎに二人が大きくバッティングしてしまって、

塚田君も左目上に突然大きなタンコブが出来てしまったんだけど、

守屋君の左目上はもっと深刻でザックリ切れて出血もおびただしくて、

即のドクターチェックの即のストップエンドで、

1分19秒、負傷ドローってことで……。

 

 

 

② 芦屋昌彦君(元気)×佐野祐一郎君(ドリーム)……58㎏

2勝(1KO)2敗(2KO)2分の27歳・埼玉県と、

3勝3敗(2KO)2分の28歳・山梨県。

 

<1R>

初めの40秒までの間にお互いに右ストレートを一発づつ当て込んだ後、

残り1分17秒のリング中央、もつれ合った体が離れたその瞬間、

芦谷君がアッパー気味の右フックをヒットさせて佐野君からダウンゲット。

佐野君がちょっと油断したところだったなあ。

 

リスタート直後から佐野君の危険な時間帯が続いたんだけど、

芦谷君の追撃を必死に凌ぎまくった残り20秒以降は何とか回復してたね。

 

<2R>

佐野君がどう立て直すかってところだったんだけど、

真面目に強烈に打ち続けたボディブローが突然の効き目を発揮し出して、

1分20秒辺りから芦谷君がいきなりメッキリの落ち込みで流れが一変。

 

<3R>

今度は芦谷君の立て直しがポイントになってきたんだけど、

ボディブローによるダメージはやっぱり短時間での回復は難しくて、

芦谷君が力を溜めながらしか打てなくなってたのに対して佐野君、

上下打ち分けを巧みに駆使してここぞここぞの一気攻め込みで、

ついには芦谷君が腰を屈めて防戦一方になったところで、

1分09秒、レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

佐野君、大きなダウンハンデを負ったところからの見事な巻き返しだったし、

メリハリを効かせた中々いいボクシングをしたんだよね。

 

 

 

③ 豊田和也君(小熊)×高瀬亘君(18鴻巣)……Fe

0勝1敗の25歳・埼玉県と、0勝1敗の20歳・埼玉県。

 

初勝利目指し組同士だったんだけど、高瀬君側のサポートの泉圭以知さんも、

この日が初セコンドってことでかなりテンパってて、

自分の隣に座った大塚隆太さんと一緒にちょっとからかってしまったんだよね。

 

<1R>

構えた感じとか腕の振り出しとかは豊田君の方が余程ちゃんとしてて高瀬君、

グローブを高く構えて両肘も絞ってて、たまに右手の方が前に出てるし、

明らかに強いフックを打ちにくい要するに一見ひ弱そうに見える構え方してたし、

ちょっと当てられただけで長く伸ばした髪の毛がバッサバサして見栄え良くないし、

泉さん達には申し訳なかったけど、こりゃ負けるなって予想だったんだよね。

 

一見頑張れそうに見えた豊田君も実はそれほどのことが無くて、

基礎は出来てるんだからもっとガンガン行けばいいと思うんだけど、

そのタイミングを計りかねてるような躊躇ばかりが目に付いたんだよね。

 

<2R>

結局は余り巧くない同士の気持ち戦の様相を呈していったんだけど、

気持ちの強さに関しては高瀬君の方が圧倒的で、

開始1分まで頑張った豊田君が解り易い一段落を見せた直後の1分25秒、

高瀬君が意を決めたようなワンツースリーフォーで、

それまで打ち込んでたボディブローの効果も残ってたところだったみたいで、

青コーナー周辺を大騒ぎにさせながら豊田君からダウンゲット。

 

リスタート後、畳み掛け慣れてない高瀬君にも助けられた豊田君、

自らも踏ん張って何とかしのぎ切って終了ゴング。

 


<3R>

それまでラウンドの序盤を飛ばしてた豊田君だったんだけど、

前の回のダメージを払拭し切れてないような若干トロトロしたスタートで、

お互い初めの1分間は行ったり来たりで、高瀬君も打ち疲れてたみたいで、

二人共、いきなりメッキリの手数落ちの代わり番この休み休みだったんだけど、

それでもラスト30秒から力を振り絞ってたのは高瀬君の方だったんだわ。

 

<4R>

開始1分までの一進一退は前のラウンドと良く似た状況だったんだけど、

最後になって気持ちを立て直して力こめ直してたのは今度は豊田君の方で、

ラスト30秒からも高瀬君、やっぱり後れを取ったままだったなあ。

 

 

それでもダウンゲットのポイントは大きくて自分は38-37だったんだけど、

結局、39-37×2、38-37ってことで目出度く高瀬君の3-0勝ち。

 

 

二人共、何をどう打つか、どう防ぐかっていうよりも、

まずは4ラウンドをフルに動き切れるほどの体力の増強が急務で、

泉さんが懸命になって送ってた念のお蔭で勝たせて貰ったって、

高瀬君はそういう風に思った方がいいかも知れないね。

 

 

 

④ 渡辺大地君(金子)×大野俊人君(石川)……SL

1勝(1KO)0敗の23歳・佐賀県と、1勝(1KO)0敗の19歳・東京都。

 

<1R>

とっても勢いのある同士の小気味のいい立ち上がりだったんだけど、

決着はいきなり訪れて、開始40秒ほどだったかなあ、

お互いのショートブローが交差したその刹那、

大野君の返しの左フックがクリーンヒットして実に見事なダウンゲット。

 

何とかリスタートした渡辺君だったんだけどダメージは拭い切れてなくて、

ここしかないって感じで飛ばしていった大野君の前にはひとたまりもなくて、

若干メチャ振りし過ぎてフック系がオープン気味ではあったんだけど、

最後はきっちり右をオーバーハンド気味に強烈打ち込みで、

渡辺君がまるで朽木の様に叩き倒されてしまった瞬間のストップエンド。

 

 

1分28秒、大野君はこれでデビュー2連続KO勝ちなんだけど、

後に出てくる上野太一君含めて、ここんところの石川ジム、

若いボクサー達がいい感じに育ってて、何か今年はブレイクしそうな感じだね。

 

 

 

⑤ 長谷川晃平君(K&W)×石井龍輝君(船橋D)……L

2勝(2KO)2敗(1KO)の20歳・東京都と、

デビュー戦のサウスポー、18歳・千葉県。

 

<1R>

デビュー戦の石井君なんだけど半端じゃない派手なトランクスを履いてたし、

初っ端から実に自信に満ちた動きをしててアマ経験を感じさせつつ、

スピード感に溢れ抜群の当て勘も見せびらかせまくってたんだわ。

 

連打しても少しも崩れないバランス感覚もちょっと普通じゃなくて、

途中、オーソドックスにチェンジしたりして色々披露しまくってたんだけど、

実は自分、彼のその全てがちょっとこれ見よがし過ぎじゃないかって、

惑わされ続けてた長谷川君とは別の感情が徐々に湧いてきたんだよね。

 

いずれにしても二人のポテンシャルの差を感じさせる試合で、

長谷川君としてはどこかで隙を狙うしかないんだよなあ。

 

<2R>

前の回で8.5-10程もの差を付けられてしまった長谷川さんだったんだけど、

勝負を投げそうな様子は全くなくて、そんならって感じで更に前詰め詰めで、

開始25秒、ガツガツガツって連続打ち込みしたうちの何かが効いたらしくて、

それは見てて実にあっけないほどだったんだけど、

いきなり石井君の左足が突っ張ってかかとも変に伸びてしまって、

アレレレーッて感じのまま突然別人になってしまったんだわ。

 

そこからは一気にヘロヘロの逃げ回る一方で、

長谷川君の鬼攻勢の前に一発も打ち返せないままの1分12秒、

最後はディフェンスも解けてロープにもたれ掛かってしまったとこでストップエンド。

 

 

やっぱりヘッドギア無しで受けるパンチはシンドかったみたいな石井君、

過信から来るカッコ付け過ぎと相手を舐め過ぎた結果としか言えなくて、

もう一度一から出直す覚悟が持てるかだと思ったなあ。

 

 

この日K&Wジムは初試合初勝利ってことで新井会長、オメデトゴザイマスだね。

 

 

 

⑥ 角田知浩君(山上)×工藤克比古君(ドリーム)……SFe

1勝3敗(2KO)のサウスポー、29歳・東京都と、

1勝(1KO)1敗(1KO)の35歳・北海道。

 

角田君には天笠尚さん、工藤君には東上剛士さんが其々ヘルプセコンド。

 

結果的には複数ダウンの際の新ルールが初めて適用された歴史的試合で、

自分の隣には高畑里望さんが座って近くには伊藤修平君も詰めてたなあ。

 

<1R>

角田君の方が頭半分以上デカいもんで工藤君がやり難そうにしてて、

それも相手はサウスポーなもんで、さあどうするってところ、

まずは左ボディを突っ込み打ちしてみたんだけどその直後の0分59秒、

タイミングのいい左ストレートをコッツンヒットされてしまっていきなりダウン。

 

リスタート後も工藤君、中々思うようには出来なくて1分17秒、

またもや同じパターンで角田君の左を貰ってしまって二度目のダウン。

 

今までの4回戦だったらこの時点でKOエンドだったんだけど、

フリーノックダウン制になったもんで長谷川君は続行出来るんだよね。

(個人的には4回戦のフリーノックダウン制には反対なんだけどね……。)

 

 

それ程のダメージを残さないままの再々スタートの工藤君、

中々相手の懐に入れないままだったんだけど、

諦めない前詰めからのボディショットを上に繋げて残り58秒、

一気に角田君を北西ポストに追い込んだところでやっとやっとの右ストレート、

顔面に直撃叶って、必ずしも打たれ強くない角田君から挽回のダウンゲット。

 

さあ、ポイント計算はどうなるのかってことなんだけど、

2回のダウンだと10-7でいいんだけど、ダウンを1回返されたとなると微妙で、

片一方は常に10にするんだから結局、1ポイント差の10-9になるんだろね。

1回目のダウンはマイナス2ポイントだけど次からは1ポイントってのがミソだね。

 

ただ自分は全体の試合の動きを解り易くする為に敢えての裸スコアで、

だから8-7にしたんだけどね……。

 

<2R>

詰めて詰めてボディから上へ繋げるっていうのが必殺法として完成して、

工藤君はそこに勝機を求めてひたすら頑張ってたんだけど、

そのボディ狙いのショットの打ち終わりが実に甘くなってしまって、

1分28秒、またもや角田君の左フックをチョン打ちされてしまってスットンダウン。

 

それにしても工藤君、実にまあ簡単に倒れてしまうんだよなあ。

 

<3R>

どういうスコア計算をしてたか知らないけど工藤君、

ジックリ間合いを計ってる場合ではなくて、

相手は休みたがってメッキリスピードが落ちてるこの際なんだから、

多少後先考えない程のガンガン勝負するしか勝ち目はないんだけどなあ。

 

<4R>

何かのきっかけさえあれば意外なほど簡単に倒せそうなのに工藤君、

三浦会長が言ってたように様子見してる場合じゃなかったんだけど、

ひたすら休みたがって早く終わりたがってた角田君の抱き付き作戦に

抗い切れないまま陣営のストレスが溜まる一方だったんだわ。

 

 

で、自分のスコアは36-35だったんだけど結局、

38-36、38-37×2ってことで仕方ないよね角田君の3-0勝ち。

 

 

 

⑦ 市川偉大君(三迫)×河野勇太君(SRS)……SF

0勝1敗の21歳・東京都と、0勝1敗(1KO)の23歳・東京都。

 

この試合は市川君の練習中のケガで中止になってしまったんだよね。

 

 

 

⑧ 富岡達也君(REBOOT)×頼政和法君(L玉熊)

                            ………48.5㎏

0勝1敗の18歳・埼玉県と、2勝(2KO)1敗の23歳・東京都。

 

この試合は少し離れて所から殆ど眺め見だったんだけど、

このレベルとしてはかなりスピード感に溢れたやり取りが続いてて、

1Rと2Rを取られた富岡君が3R、4Rを取り返して殆どイーブンって、

そんな印象だったんだけど正式には39-38×2、38-38ってことで、

富岡弟君の2-0初勝利だったね。

 

 

 

⑨ 芳賀慧彦君(古口)×上野太一君(石川)……B

3勝(1KO)1敗1分の18歳・東京都と、2勝(2KO)0敗の18歳・山梨県。

 

上野君はホール入りの際にコンチワって挨拶してくれたんだけど、

ホントに自分のことを知ってるのかなあ……。

 

慧彦君は “さとひこ” って読むんだよね。

 

<1R>

相手はガード固めて詰め詰めしたところからの左右連打狙いなんだけど、

上背とリーチで優位な上野君、意外に近いところもこなせるボクサーなんだよね。

 

一方の芳賀君もとっても負けん気の強いボクサーで、

シツコク強く打ち込んでくるから全く油断ならないんだよね。

 

チョン打ちが多かったけどヒット数で何とか上野君がポイントゲットだね。

 

<2R>

作戦的には限られるんだけどそれを徹底すれば効果はある訳で芳賀君、

ガキゴキやってるうちに上野君の色白の顔面も薄っすら赤くなってきたし、

少し上への攻撃に集中し過ぎだとは思うけど一念の強さは圧倒的だったなあ。

 

一方の上野君、上下の打ち分けには見るモノがあったんだけど、

ポジショニング的に今一感があって左右への動き不足で、

それが前詰め鋭い相手をやり過ごしきれない原因じゃないのかなあ。

 

<3R>

やりたい距離を潰され加減の中、さあどうする上野君ってところだったんだけど、

左フックを引っ掛け気味に当て込んでそのまま右に移動して、

直後に右フックを返すっていう手もあるけどなあって思ってたら、

彼はジャブを多用するっていう手段を選んだみたいで、それはそれで有効で、

再度流れを呼び戻したような感じだったんだけど、

1分過ぎからはまた元の様に芳賀君のやりたい距離にさせてしまってたし、

彼に踏み込みと打ち込みのタイミングを与え過ぎてしまってたんだよね。

 

<4R>

上野君、攻勢を取ったところからが若干雑になってきて、

相手もそれほど小さく鋭く振って来る方ではなかったから助かってて、

残り1分からは二人共、密着系のグズグズになってしまってたなあ。

 

当てたらすぐ動け、その場に留まるなって念を上野君に送ってたんだけど、

彼も大分消耗してたみたいだったんだよね。

 

 

自分はマストで採点してたから39-37だったんだけど結局、

39-37、39-38、38-38ってことでやっぱり上野君の2-0勝ち。

 

 

この結果に芳賀君陣営は納得し難かったらしいんだけど、

4回戦ではどこかのラウンドの評価の違いで1ポイントが動く訳で、

そういうのはごく日常のことで、今回の点差もその範囲のことであって、

それ程いきり立つことではないんじゃないかって思ったし、

そりゃ芳賀君はそこそこの手数を出してたのは間違いなかったけど、

有効打とは認め難いパンチが多かったのも事実だったと思うけどなあ。                                                          

 

 

それにしても前にも思ったんだけど上野君サイドの応援団の一部、

「相手はビビってんだからよお!」 っていうお決まり台詞は絶対拙くて、

それを聞いた当の相手はふざけんじゃねえって必要以上に頑張る訳で、

却って足を引っ張るだけだっていうのが解らないかなあ……。

 

 

 

⑩ 坂口翔平君(協栄)×佐々木和君(SRS)……Fe

1勝(1KO)0敗1分の24歳・長崎県と、1勝(1KO)0敗の31歳・群馬県。

 

佐々木君のセコンドは恐ろしいほどの超豪華版で坂本会長と中島吉謙さん、

それに川崎タツキさんってことで、力づくで勝たせてしまいそうだったんだわ。

 

 

佐々木君は “かず” でもなくて勿論 “わ” でもなくて “やまと” って読むんだわ。

 

序盤ペースを握ったのは坂口君の方で佐々木君、

思いっ切り振るのが大好きなんだけど元々バランスが良くない危ない系で、

今回は苦戦するかなあって見てたんだけど2Rには右の万振りがヒットして、

坂口君を大きくよろめかせたんだわ。

 

3Rに入って決着を焦る佐々木君もかなり危ない場面に見舞われたんだけど、

巧いこと潜り抜けての強烈ワンツーを決め返して見事なダウンゲット。

 

それまでもかなり直撃を貰ってたし倒れ方も激しかったもんで1分50秒、

レフェリーも殆ど即のストップエンドで、陣営からのタオルもフワッて舞ってたなあ。

 

勝った佐々木君も試合後まだ膝がポクポクしてるような感じだったし、

坂本会長も危なかったなあって言ってたんだよね。

 

 

 

⑪ 富岡哲也君(REBOOT)×中谷潤人君(M・T)……LF

1勝(1KO)0敗の20歳・埼玉県と、

3勝(2KO)0敗のサウスポー、28歳・三重県。

 

2日連続の4回戦シリーズは実は前日の方が相対的レベルが高かったんだけど、

この試合だけは違うだろなって思ってて、

古澤さんも巧いことラストにもって来るなあって……。

 

 

身長に大きく差のあるボクサーとの戦い方については、

自分的にはこの2日間で随分勉強になったんだけど、

この二人の戦いもその典型的なケースであって、

どっちが強いかっていうよりどちらの方が巧いかが問われる一戦だったんだわ。

 

<1R>

背の低い富岡君はまるで井上尚弥さんのような構えと初期動作をするんだけど、

中谷君は中間距離からの圧倒的な威力とスピードを誇る左ストレートと、

長い腕を畳みながらの回転の速いショートブローの両方を装備してて、

ちょっと攻略法が見出し難いって思ってるんだよね。

 

富岡君は相手のタイミングをずらすように細かく動きながら、

一瞬の踏み込みの機会を窺ってたんだけど、最初のクリーンヒットは中谷君で、

やっぱり中谷君の左ストレートは目にも留まらないって感じだったなあ。

 

その後残り1分28秒でもいきなりの左ストレート一閃で、

その一発で富岡君、右目上をヒットカットされてしまって、

自らグローブで拭って出血を確認してたんだわ。

 

残り43秒に富岡君の傷にドクターチェックが入った後は更に勝負が激化して、

残り12秒では中谷君もバッティングカットしてしまって頭から出血してたなあ。

 

<2R>

富岡君はインターバルでも止血できないまま辛い戦いに入ったんだけど、

それでも彼の持ってるリズム感やタイミング勘には損傷が無くて、

中々いい感じで打ち込んでたんだけど、やっぱりリーチ差は障害になってたし、

前の回の強烈被弾によって表には見えない何かが狂わされてたようだったなあ。

 

交差する相手の長い腕をかい潜って富岡君、細かく当て込んではいたんだけど、

より大きく見栄えのいいショットの全ては中谷君が持っていってたなあ。

 

それにしても激しく高度な戦いを目の当たりにした場内の盛り上がりは凄かったね。

 

<3R>

レフェリーが腰を屈めてインスペクターと話してるっていうのに何を思ったか、、

タイムキーパーがレフェリーの合図を待つことなく、

一人で勝手に開始ゴングを鳴らしてしまって、

ボクサー達が冷静だったから良かったけどあんなのは初めて見たなあ……。

 

 

流れは完全に中谷君に傾いてたんだけど、

富岡君には機会さえあればいつでも相手を倒し切るパンチ力があるもんで、

リング上はまだまだ予断を許さない緊張感に満ちてたんだけど、

二人のジャブの届きに大きく差があるもんで、

そこからの組み立ての違いは更に大きくなる訳で……。

 

動きの何の迷いもない中谷君がとっても華麗なワンツーを打ち込んだ直後、

残り46秒だったかなあ、実に鋭利な左フックを直撃させて壮烈ダウンゲット。

 

立ち上がりかけた富岡君をレフェリーが抱きかかえてのストップエンドで、

2分17秒、中谷君の劇的なほどのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 中谷潤人君

② 長谷川晃平君

③ 佐野祐一郎君 

(当初は②のボクサーを間違えてしまったもんで、お詫びと訂正です。)

 

 

 

八王子中屋ジムの所属ボクサーのことについて一生会長と色々話したんだけど、

彼らの試合に関する自分の見方もそれほど大きくは間違ってなかったって、

そういう事が確認されたし、このブログも好意的に読んでくれてるみたいで、

とってもいい感じの話が出来たんだよね。

 

2016年1月28日 (木)

後楽園ホール・1月27日

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エリック・クラプトン。

 

この写真は一昨年の武道館コンサートの時のもので、

もうワールドツアーはしないってことだったもんで、

これが見納めだねって奥さんと一緒に行ったんだよね。

 

クラプトンはビートルズとほぼ同じ頃、

ジェフ・ベックと一緒にヤードバーズってバンドからそのキャリアをスタートして、

その後クリームを結成したんだけど、その頃は余り目立たなくて、

以降ソロアルバムを出してた時期も実にか細い女性的な歌声をしてて、

ギターだけ弾いてればいいものをって思ってたんだけど、

1990年代を過ぎる頃から年齢のせいか喉を痛めた為か、

適度にしゃがれた声が実にいい感じになって自分の中で評価が激変したんだわ。

 

写真の様に彼はとっても中庸な構え方をするギタリストで、

ジミー・ペイジの様に低過ぎず、リッチー・ブラックモアほどには高過ぎず、

自分の中では一番綺麗な構え方をするギタリストなんだよね。

 

難しいフレーズを弾く際にもこれ見よがしの安っぽい仕草は一切しないし、

いい感じの老け顔も自分の憧れなんだよね。

 

ただ、もう海外コンサートはしないって言ってたのに、

今年もまたやって来るっていうのには賛同し難くて、

今でも彼のベストパフォーマンスは2001年の武道館だって思ってるから、

勿論自分は行かないけど、何の心の変化があったのかは気になるところだなあ。

 

 

 

ホールへのエレベーターに乗り合わせた女性にコンチワってされて、

「さあ大変だ、この人は誰だ? いつどこで会ったのか……。」 って、

頭の中をグルグルさせたんだけど思い出すことが出来なくて恐る恐る尋ねたら、

花形ジムの関係者の方ってことで、初対面だったんだよね。

 

彼女、昨日から花粉症ってことでマスク姿だったんだけど、

大平剛さんのこととか女子ボクシングのこととか話したんだけど、

大平さんが12月のランキング表から姿を消した理由は知らないって事で、

だから自分は彼は引退してしまったのかって思ってたんだけね。

 

で、その少し後にトレーナーの木村章司さんに確認してみたら、

保留選手リストにも載ってない理由は解らないけど、

兎に角止めてはいないってことで次に向けてガンガン練習中だってさ。

 

 

 

野崎雅光さんが吉野ムサシ君のミット打ちに付き合ってた横で、

八王子中屋ジムの中屋代表からスマホ写真を見せて貰ったんだけど、

25日の桧原村の雪降りの様子がまるで北陸みたいで、

同じ東京でも八王子から西は全く別の世界で驚いてしまったなあ。

 

 

 

RK蒲田の柳光会長のこの日はちょっと控え目な見通しを聞いた後、

奥様に猫のイラストを描いて貰ったんだけど、頭がデカくて可愛かったなあ。

 

 

この日は “DANGAN” のC級トーナメント決勝戦だったもんでオール4回戦。

 

 

 

①  若松大輝君(ワタナベ)×藤本孝二君(青木)……Fe

1勝(1KO)1敗(1KO)の20歳・神奈川県と、

1勝(1KO)3敗(1KO)のサウスポー、29歳・愛知県。

 

<1R>

フレームのデカい藤本君は遠くから粗っぽい単打を繰り返すだけで、

それが余りにも雑な振り方で隙間が沢山出来てしまってるもんで、

若松君の詰め詰め強連打の前にいきなり危険度が高かったんだわ。

 

<2R>

藤本君は右手をジャブでは使わなくて殆どが大きいフックで打ち続けてて、

どこかでもう少し修正しないと危ないなあって見てた残り7秒、

案の定、若松君の鋭いワンツーをまともに貰ってしまってダウン。

 

<3R>

基本的な流れは殆ど変わらないままだったんだけど、

若松君の方も若干手数が落ち気味になってきて、

相手に簡単に打ち込むタイミングを与えないように、

無駄打ちになってもいいからもっともっとのジャブが要ると思ったけどなあ。

 

<4R>

もっとガンガン行かないと藤本君、勝ち目がないと思うんだけど、

ポイント的な判断と自らのパフォーマンスに関するアイデアに欠けてて、

何となくズルズルやってる間に若松君が右ストレートをきっかけに一気一気で、

最後は藤本君に西ロープを背負わせたまま連打連打でストップエンド。

 

っと同時に青コーナーからもタオルインってことで、

0分35秒、若松君のTKO勝ち。

 

 

 

② コウジ神南君(花形)×松本英一君(10count)……55㎏ 

1勝(1KO)1敗の19歳・福島県と、1勝(1KO)1敗の33歳・神奈川県。

 

<1R>

神南君のトランクスの左裾がスリットが入ってるところから横に大きく裂けてて、

どうしたのかってそれが気になって気になって……。

 

お互いに肩に力が入り過ぎで柔らかさに欠けてるガキゴキ系なんだよね。

 

<2R>

二人共、時間が経つにつれ腕振りが大きくなる一方で、

気合が入ってるのは良く解るんだけど、

一発に頼り過ぎの雑々系一直線って感じでリズム感が悪いんだよなあ。

 

<3R>

ディフェンスが悪い同士なもんで運良く当てたモン勝ちの様相なんだけど、

二人共、右を必殺系に振った後は左のフォローが殆ど無くて、

相打ちの危険性が刻々と高まってきたんだわ。

 

<4R>

消耗が進んできたのは明らかに神南君の方で、

松本君も正確さを第一に考えればいいものをまだまだ力を入れ過ぎで、

半分が過ぎた頃にはすっかり打ち疲れてしまったんだわ。

 

そこからは更に物凄いボクシングになっていって、

お互い、一気にノーガードの殴り合いに突入していってたなあ。

 

 

お互いの陣営は最後までハラハラの展開だったんだけど、

スコアに現れた結果は39-38×3って実にとっても地味なもので、

自分は39-37だったんだけど、とにかく松本君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 吉野ムサシ君(八王子中屋)×岡翔太君(BMB)……SF

0勝1敗(1KO)の22歳・山梨県と、2勝(1KO)3敗(1KO)の20歳。京都府。

 

4月に後楽園ホールで初防衛戦をする拳四朗さんがヘルプセコンドだったね。

 

<1R>

岡君は正対し過ぎる傾向が強いのがまずは目についたし、

ジャブも出し難くそうにしてて、全体にガキゴキして柔らかさも無かったなあ。

 

吉野君は力むことなく実にバランスのいい動きが出来てて、

きっちりしたジャブから組み立てるっていう強い意志が伝わってきたなあ。

 

<2R>

仕掛けの遅い岡君はどういうボクシングをしたいのかが見えて来ないままで、

テキパキ感も欠けたまま明るい見通しが立て難くなる一方で、

それを封じ続けてる吉野君のカッチリさが際立ってたなあ。

 

<3R>

吉野君のシッカリプレスからの先制先制は見てて実に気持ちが良くて、

1分過ぎからは岡君はただ何となくやらされてるだけって感じになってしまって、

八方も十方も塞がれてしまって全く勝負にならなくなってしまったんだわ。

 

ってことで吉野君の勝利が揺るぎなくなったところで一旦休憩タイム。

 

結局、40-36、40-37×2ってことで勿論当然吉野君の圧倒3-0勝ち。

 

 

 

④ 會津達也君(川崎新田)×あぐ~マサル君(鉄拳8)……SM

2勝(2KO)6敗(4KO)のサウスポー、26歳・東京都と、

3勝(2KO)1敗(1KO)の35歳・神奈川県。

 

自分の隣には塚田祐介さんと藤山健二君がマサル君の応援ってことで……。

 

マサル君のことは良く覚えてるんだけど4年振りの試合ってことは意外だったなあ。

 

<1R>

このウェイトだから仕方ないんだけど、二人共如何にも鈍重で、

自分のイメージだともっと動ける筈のマサル君もトロトロのスタートで、

フレームの大きさで上回ってた會津君の腕振りのデカさも問題だったなあ。

 

<2R>

相手は動きが大まかなんだからマサル君、もっと先仕掛けしていけば、

隙が沢山出てくると思うんだけど手数負けしてるようではダメなんだわ。

 

<3R>

やっぱりマサル君は単発に終始してて動き切れてなくて、

手数の少ない會津君に更に後れをとったままで、

一発いいのを当て込んでも後が続かないまま却って反撃喰らってて、

残り20秒になってからやっとやっとやる気を見せてたけどね。

 

<4R>

お互いの消耗が目立ってきて雑な大殴りを交換してたんだけど、

前の回の終盤からやる気を出し始めたマサル君が手数で押し切ってたね。

 

 

自分は38-38だったんだけど結局、39-37、39-38×2ってことで、

とにかくマサル君の3ー0勝ちではあったけどね……。

 

 

 

⑤ 松本竜也君(角海老)×本間大地君(ワールドS)……SB

3勝2敗(1KO)の21歳・福島県と、

2勝1敗(1KO)のサウスポー、25歳・新潟県。

 

自分の中では松本君はずっと前に角海老ジムにいた齋藤直人さんに似てて、

もっとテキパキ動けるはずだと思ってるんだけどね。

 

<1R>

柔らかさには欠けるんだけどパワフルな本間君に対して松本君、

相手の打ち出しや打ち終わりを的確に狙えてたし、

相手のリズムにしないようなジャブも丁寧に打ってたなあ。

本間君は自分のタイミングだけのボクシングになってしまってるって感じだね。

 

<2R>

本間君は力のこもったショットを放ってはいたんだけど、

何となく小さく固まってしまってるような動きのままで、

貰ったパンチを体で逃がすことが出来ないままだなあって見てた1分27秒、

出会い頭に松本君の右ショートストレートをカウンターヒットされてしまって、

瞬間に失神してしまったみたいで一瞬の間を置いて、

ユラ~っと腰から崩れ落ちてしまったんだわ。

 

 

レフェリーがカウントする中、陣営からタオルが入ってのストップエンドで、

1分35秒、松本君が初めてのKO勝ちだったんだわ。

 

この日の松本君はとっても丁寧で力強いパフォーマンスだったなあ。

 

 

 

⑥ 中村亜泰君(RK蒲田)×諏訪佑君(10count)……Fe

2勝(1KO)5敗1分のサウスポー、28歳・神奈川県と、

1勝(1KO)0敗のサウスポー、18歳・神奈川県。

 

試合前、三迫ジムの久保マネジャーと話してたところに、

目のキリッとした女性が、「村木田さんですよね。」 って近づいてきて、

さあさあこの人には全く覚えがないぞって思ってたら諏訪君の母上ってことで、

息子はまだデビューしたばかりだっていうのにどこで自分のことを知ったのか、

誰に聞いたのかってことで、こっちもなかなか油断できない訳で、

いいボクサーだなあって書いた場合はいいんだけど、

反対の記事には猛反発を受けてるって、そういう事なんだろね。

 

諏訪君は実は自分の奥さんの弟に横顔が似てるんだよね。

 

例の如く村越マネジャーが自分の横に座って突き抜けるような応援声だったなあ。

 

二人の力量差からいってこの日の試合は諏訪君の勝ち方が注目であって……。

 

<1R>

相手の間でやらせないようにまずは中村君が懸命の詰め詰めだったんだけど、

一旦打ち出した時の諏訪君のハンドスピードは実にもう半端じゃなくて、

中村君の3倍ほどもあって、それにこの上なくキレがあるもんだから、

中村君、いきなり対応に苦慮してたなあ。

 

諏訪君は一方ではとっても冷静な組み立ても出来る新人で、

ボディブローを混ぜ込みながら中村君のガードを動かしてもいたし、

フットワークを駆使してポジショニングの工夫も怠りなかったんだわ。

 

こりゃいきなり先が見えてきたなあって思ってた残り58秒、

右ストレートからの左フックを返して諏訪君が実に見事なダウンゲット。

 

再開後の諏訪君、相手の懸命な踏ん張りもあったし、

それほど無理に追い立てることなかったんだけど、

自分ももう少し見たいってところもあって正解正解。

 

<2R>

諏訪君は攻守が分離してなくてディフェンスからの攻撃がとってもスムースだし、

とにかく体全体の動きのバランスが美しいまでにグッドグッドなんだよね。

 

一方、これと言った決め手に欠ける中村君なんだけど、

それでもそのメゲナイ必死踏ん張りは彼を知らない人の声援をも貰ってて、

柳光会長のアドバイスにも何とか何とかって応えようとしてたんだわ。

 

<3R>

ヨーシそろそろ行け諏訪君、倒しに行って倒し切るボクシングが出来るかって、

自分の中ではそんな感じだったんだけど、当人は中々ギアアップしないままで、

自らは殆ど被弾ないまま相手は相当傷みが進んでたもんで、

そんな半端なイタブリは止めて即行けって心の中で命じてたんだけど、

何か普通にやってたんだよね。

 

<4R>

相変わらず強振しても全くバランスを崩さないシッカリ感はあったんだけど諏訪君、

テンポが上がらないちょっと単調なままで、

スタミナ面に課題があるようにも見えなかったんだけど、

明確な力量差を示しきれない諏訪君に対して自分は徐々に欲求不満だったなあ。

 

一方、傷だらけになりながらも諏訪君のパンチに慣れてきたか中村君、

そりゃポイントを奪還するってまではいってなくて、

勝ち負けとしてはどうにもならなかったんだけど、

その必死頑張りは場内の共感を呼ぶほどだったんだよね。

 

 

結局判定に持ち込まれて自分は40-35だったんだけど、

正式にも40-35×2、40-36ってことで勿論諏訪君の圧倒3-0勝ち。

 

 

試合後暫くして諏訪君と廊下で行き合ったもんでちょっと話したんだけど、

やっぱり不満ごとが多くて、圧倒ポイント差があって流しても余裕勝ちしたけど、

去年の全日本新人王を争った萱沼徹平さんとか仲里周磨君達は絶対甘くなくて、

一瞬の手抜きも許してくれそうにないボクサー達な訳で、

だからこそ決定的ダメージを与えるべく常に全力が必要だと思ってて、

敢えて1ポイント負けてる4Rって自分で設定にして、

少なくともダウンゲットしなければ勝てないって、

そういうプレッシャーを仮想してやってみても良かったんじゃないかって、

そんなような話をしたんだよね。

 

 

 

⑦ 及川唯君(川崎新田)×中川兼玄君(三迫)……SFe

2勝1敗の23歳・北海道と、3勝(3KO)2敗(1KO)の20歳・大阪府。

 

自分のすぐ横に三迫会長が座って一緒観戦。

 

<1R>

序盤テキパキしてたのは及川君の方だったんだけど、

これはお互いに言えることなんだけど、返しのパンチへの配慮不足が顕著で、

折角いいのを当てても単発に終わってて後が続かない同士だったんだわ。

 

<2R>

中川君、そこそこの右ストレートボディを打つんだけどそれで終わってしまってたし、

途中、2発ほど右のロングフックが当たり出してからはジャブも省きだして、

ドッスン大きいのを当てたがり過ぎてたなあ。

 

<3R>

二人共、そこは行くべきでしょってところで行き切れない中途半端が多くて、

特に中川君、相手に少しヘバリが見えてきてからは、

三迫会長とか麻生興一さんからも大声でアドバイスが飛んでたんだけど、

耳に届いてなかったか、聞こえてたけど対応できなかったのか、

チャンスを目の前にして見過ぎ見過ぎの勿体なさだったんだわ。

 

それでも残り1分15秒からは中川君、やっとやっとのスパートで、

最後は及川君の右目上をヒットカットさせてたんだわ。

 

<4R>

お互いに最後の飛ばしを競う合うほど体力が残ってなかったみたいで、

どちらかが踏ん張って強気の連打さえ見せればポイントも微妙だったし、

大きく勝敗を動かしそうだったんだけど、結局何とか動いてたのは中川君の方で、

セコンドサイドからの檄のお蔭で若干の差を見せ付けての終了ゴング。

 

 

で、自分は僅差積み上げの結果の39-37だったんだけど結局、

ジャッジ3人も全く同意見だったみたいで、39-37×3ってことで、

中川君が3-0勝ちしたんだけど三迫会長はストレスが溜まったと思ったなあ。

 

 

 

⑧ 荻原惇君(ワタナベ)×小林孝彦君(10count)……SL

1勝(1KO)0敗のと、2勝(1KO)1敗(1KO)の19歳・埼玉県。

 

<1R>

1年半ぶりくらいの荻原君、多分試合慣れの問題じゃなかったのかなあ、

開始50秒、何となく無意識に踏み込んだところにまともに貰ってしまって、

小林君の左フックを真正面からカウンターで貰ってしまって一発昏倒ダウン。

 

何となく危ういままのリスタートだったんだけど案の定、

最後は担架搬出されるほどの再度の左を貰ってしまってたんだけど荻原君、

心構えが十分出来てなかったんじゃないのかなあ……。

 

 

 

⑨ 白鳥大珠君(八王子中屋)×高田朋城君(ワールドS)……L

2勝(1KO)1敗(1KO)のサウスポー、19歳・東京都と、

3勝(1KO)1敗1分の22歳・青森県。

 

まだまだ試合経験の少ない白鳥君、長身と長いリーチが武器なんだけど、

負けるならこういうパターンじゃないかっていうような前回の負け方で、

自らの距離を維持し切れない場合にどうするかってことで……。

 

彼を研究すればこそ殆どの相手は詰めて詰めて寄って寄って来て、

密着して白鳥君の長い手を封じ込めながら接近強連打を目指すんだけど、

それを承知した上で、じゃあどうするかってことで、

敢えてショートブローの練習に励むかあるいは、

フットワークとジャブを鍛えて相手の踏み込みを阻止するかだと思うんだよね。

 

<1R>

自分には二人共吹っ切れたジャブが打ち切れてないように見えて、

その後、白鳥君が目にも留まらないような右、左、右を打ち出して、

若干高田君の度肝を抜いてからは傾向が一層ハッキリしてきて、

この日の白鳥君はこの手法で行こうって決めたみたいで、

つまりは相手が入って来る瞬間に強く当て込むって戦法主体でいこうって、

そう決めたようで、そこからは目に見えてジャブが減ったような感じだったんだわ。

 

そういうのが自分には余りにも必殺系に偏り過ぎのようにも見えたんだけど、

高田君は若干漫然とやってたようなところがあったからそれでも充分で、

正面切っての打ち合いに負ける筈は元々無いからね。

 

さあこの先どうなるかって思いは次のラウンドに馳せたんだけど、

残り12秒、白鳥君は自分ほど緩く考えてなかったみたいで、

行けるときには行くって、その点では強い意志を持ってたみたいで、

終了ゴング間近になってからの連続攻撃で最後は右フックだったなあ、

高田君の右顔面に強烈直撃ヒットさせて実に見事なダウンゲット。

 

青コーナーサイドの応援団からは不満の声も上がってたけど、

何とか何とかって立ち上がった高田君の特に膝が覚束なくて、

そのままレフェリーストップエンドってことで2分55秒、白鳥君のTKO勝ち。

 

 

高田君は初っ端から戦い方を間違ったとしか思えなくて、

白鳥君に距離を自由にさせたらひとたまりもないんだって、

そういう予習が全く出来てなかったみたいだったなあ。

 

 

ってことでこの日の白鳥君は結果的には実に楽な試合をさせて貰ったわけで、

この次、シツコク面倒な動きをしてくる相手をした時が注目だね。

 

 

 

⑩ 神津徳臣君(マナベ)×小野力也君(E&Jカシアス)……B

2勝(1KO)1敗の18歳・東京都と、1勝0敗のサウスポー、20歳・神奈川県。

 

高校の後輩とかで武田航君が小野君の応援に来ててすぐ後ろ、

内藤会長が自分の隣に座って始まり始まり……。

 

<1R>

まずは出入り鋭くスピード感に溢れた左ストレート2発で小野君が先攻。

 

お互いにもっとジャブが要るところ常にプレスは神津君の方だったんだけど、

ただ二人共、タイミング見計らっての一発に頼り過ぎのような感じで、

もう少し色々前振りが必要だと思うんだけどなあ……。

 

残り29秒、神津君の右ストレートがそこそこハードヒットしてたんだけど、

ラウンド総体としては僅差小野君のポイントかなあ。

 

<2R>

セコンドサイドから檄が飛んで小野君のジャブジャブから始まって、

とっても素早いワンツーに繋げていったんだけど、

神津君の左右にもパワーが込められてて、お互い予断を許さない中、

1分40秒辺りからのショート戦は明確に神津君が征してて、

彼、ラスト20秒からは山場作りの手数アップがとっても的確だったし、

打ちにくいところからも最後まで頑張り手数でジャッジに好印象……多分。

 

<3R>

先に仕掛けて行ったのは神津君だったんだけど、

小野君の左ストレートでいつの間にか鼻血。

 

それでも全く怯みもメゲもせず神津君、益々の詰め詰めからの連続攻撃で、

小野君は追い回されてるって感じがしてきて印象的に悪いんだよなあ。

 

<4R>

下がり下がりしながらのチョン打ちでは小野君、

中々ポイントにはなりそうになくて、そのグルグル回りはまるで、

大きくポイントアウトしてるボクサーが逃げ切る為のスタイルなんだけど、

状況は全くそれとは違うんだから、周囲のみんなが叫んでるように、

もっと打ち合え殴り合えってことで、掴まって頭下げてる場合でもない訳で……。

 

この日の神津君からは絶対勝ちたいっていう強い気持ちが感じられて、

腕の動きを封じられそうなところからでも、相手の隙間が狭いところでも、

とにかく何とか何とかって攻撃の手を止めなかったし、

逃げ足の早い相手を捕まえる努力を最後まで欠かさなかったんだわ。

 

 

で、自分は39-37だったんだけど結局、39-37、39-38×2ってことで、

勿論神津君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑪ 入江翔太君(KG大和)×クドゥラ金子君(本多)……W

3勝(2KO)2敗(2KO)の28歳・神奈川県と、

2勝(2KO)0敗の17歳・アフガニスタン。

 

金子君が一蹴してしまうんじゃないかって実は思ってたんだけど、

これがまあ入江君の想像以上の頑張りで……。

 

ポンポンって後ろから肩叩かれて振り返ったら、

本多ジムの美佐子マネジャーでこの日は平場からの観戦ってことで……。

 

<1R>

アレッと思ったのはこの日の金子君の若干硬そうで重そうな動きで、

そんなに早くはない入江君の波状的なワンツーが刺激的に見えたし、

リズムを合わせ切れてないような感じさえしたんだよね。

 

<2R>

楽をしてっていう訳ではないんだろうけど金子君、

カウンターを狙い過ぎてるように見えて、

あくまで真面目なワンツーボクシングを貫いてる入江君の頑張りの好感度が高くて、

そりゃ一旦きっかけ掴んだ時の金子君の連続攻撃は迫力満々ではあるんだけど、

全体に繊細さに欠けてるっていう印象なんだなあ。

 

<3R>

多少まともに貰っても入江君、殆どユラッともしないもんで、

効いてないのかって金子君が面食らってるような感じさえあって、

密着してからのシツコイ手数に手を焼いてるようなところもあったんだわ。

 

残り58秒での右ショートをきっかけに金子君、

この試合何度目かのラッシュラッシュだったんだけど正確性に欠けてたし、

そもそも攻撃が休み休みの間欠泉的になってしまって、

合間合間を入江君に細かく突かれてしまうことも多かったんだよなあ。

 

<4R>

初っ端から接近打撃戦に突入したんだけど、

1分過ぎる頃からはお互いからはメッキリと力感が失われていって、

最早倒すようには打ててない中、いよいよ最後の気持ち戦に入っていって、

より多く手を出し続けた方がポイントゲットって感じだったなあ。

 

 

自分のスコアは金子君を厳しく見てたせいが38-38だったんだけど結局、

39-37×2、38-39ってことで金子君の2-1勝ちだったね。

 

 

 

【本日のベスト5ボクサー】

① 神津徳臣君

② 松本竜也君

③ 吉野ムサシ君

④ 白鳥大珠君

⑤ 諏訪佑君

 

 

 

全部の試合が終わった時、神津君の応援に来てた長嶺克則君とか濱田力君、

それに加藤港君とか市村蓮司さん達が固まってたもんで写真を撮って上げて、

さあ、帰ろうかって思ったら知らない人が声を掛けてきて、

今度こそ一回も会ったことないぞって思ってたら白鳥大珠君の親父さんで、

そばに白鳥君本人もいたもんで、ちょっと試合のミニレビューをしたんだよね。

 

親父さん、自分の話はあくまで一つの感想に過ぎない訳で、

見た人の数だけ試合の感想がある訳で、色々勘弁です……。                                                                                                                                                                         

それにしても最近、自分にはボクサーの親御さんの知り合いが増えてきて、

熱心にブログを読んでくれてるみたいで有り難いっていうか単純に嬉しいなあ。

 

 

 

最後にブラッとしてたら、試合を終えた小野力也君を囲んで内藤会長と律樹さん、

それに大久保大騎君とか鈴木鹿平達が反省会しててちょっと混ぜて貰ったんだわ。

 

2016年1月26日 (火)

後楽園ホール・1月25日

Image

 

ジェット・コースター。

 

ドーム横のコースター、赤い車両が正に真っ逆さまのところなんだけど、

自分が高所恐怖症だって自覚したのは10歳の頃で、

どこかの遊園地でのコースターはまるで地獄の体験で、

だからそれ以来ずっと避け続けてたんだけど、

それから10年以上を経て就職した最初の夏に課内の親睦旅行があって、

富士急ハイランドに行った際、あれ以来もう10年も経っててもう大人だしって、

そう言い聞かせながら挑戦したコースターは、

カタカタ坂を登るところからやっぱり自分にとっては地獄に変わりなくて、

隣に座ってた女の子の腕に最後まで掴まりっ放しだったんだよね。

 

 

 

先週、大相撲で10年ぶりに日本人力士が優勝したってことで、

世間が大騒ぎしてる様子がニュースで伝えられてたけど、

中学の頃まではとっても熱心に見てた自分の目からすると、

相手の日本人力士の相撲が実にもう全く手緩いとしか言えなくて、

スーッと押されてそのまま土俵際まで滑らされて、

一瞬踏ん張ってみせたようなところで絵に描いたように引きながら投げうたれて、

そこは咄嗟に右足出して踏ん張るところでしょっていうのを、

まるでブツカリ稽古のように両足を揃えてそのままブッ倒れるって……。

 

盛り上がってる人達には申し訳ないんだけど、

自分の中ではそんなモノは全く真剣勝負じゃなかったんだよね。

 

 

 

ドームでは毎年この時期恒例の “世界のキルト展” をやってて、

自分には全く縁のない世界なんだけど、

それにしても丸々一週間ドームを借り切ってイベントってことで、

要するにパッチワークのようなモノだと思うんだけど凄いよなあ……。

 

 

 

ホール入口で良く似た青年がいるなあって思ったら黒木健孝さん本人で、

東北震災の募金の呼び掛けをしてて、久し振り~ってことで……。

 

 

昨日は第5試合と第7試合に九州ボクサーの試合が組まれてたんだけど、

二人共がタイボクサー相手にどうしてわざわざ東京に出張って試合するのか、

自分にはその意味が全く解らなくて、勿論スルーだったね。

 

 

 

① 馬場流雲侍君(横田S)×石谷隆嘉君(ワタナベ)

                          ………67.5㎏ 4R

デビュー戦の22歳・東京都と、デビュー戦の36歳・茨城県。

 

馬場君はパンフでは “リュウジ” ってなってるんだけど、

多分それも本名じゃなさそうで、ちょっとメンドクサイ感じなんだよね。

 

一方の石谷君も36歳の思い出ボクシング系で、

兎に角14歳差もあるデビュー同士だったんだわ。

 

<1R>

デビュー同士なもんで仕方ないんだろうけど、

二人共、距離を意識してやるってことが全く出来てなくて、

一触して後は組み合っての乱闘系で、ちょっと違う種類の格闘技って感じで、

偶然のヒットが支配する世界に突入してしまってたんだわ。

 

 

ってことで1Rでいきなり一旦休憩タイムってことになったんだけど、

結局、2R1分29秒、石谷君のTKO勝ちだったみたいだね。

 

 

 

② 根本裕也君(Y土浦)×大間和友君(八王子中屋)

                        ………71.5㎏ 4R

3勝(1KO)4敗(3KO)の29歳・茨城県と、

2勝(2KO)0敗2分の28歳・東京都。

 

久し振りの試合が決まった林和希君が後ろから声を掛けてくれて、

そのすぐ隣にはポンポンタ君も控えてて、彼は再度の新人王チャレンジだってさ。

 

<1R>

開始1分10秒頃までは大間君のペースで進んでたんだけど、

その直後に相手の右フックを貰ってしまってからは大きく展開が変わって、

根本君は巧くも早くもないんだけどパンチはとっても重そうなんだよね。

 

残り47秒、今度は大間君の右フックがヒットして根本君がダウン、

ってそう思ったら、二人の頭がゴッツンぶち当たってのことでスリップ扱い。

 

それからは一進一退のまま終了ゴングだったんだけど、

それにしても根本君は殆ど全くボディを攻めていかないんだよね。

 

<2R>

二人共、初っ端からいきなりのショート連打戦に突入して、

我慢比べの凌ぎ合いの様相を呈してきた中、

手数では根本君が圧倒したまま、残り1分には大間君の力が抜けてきて、

流れが一変しそうな感じも漂ってきたんだよね。

 

そのまま押し切られそうになったところから大間君、

最後の方は敢えて手数勝負を捨てて力を溜め込んでの強打に方針転換して、

何とか何とかって踏ん張ってたなあ。

 

<3R>

根本君は相変わらずあくまで手打ちではあるんだけどその手数が止まらなくて、

その間を縫って大間君、きっかけを掴めそうなクリーンヒットを見せたんだけど、

残念ながらそこから一気に行き切れなくて、撫でるような弱打ちなんだよなあ。

 

<4R>

お互い、密着もたれ合い系になってしまった中、大間君、

ホントはもっと距離作って強く打ち込みたいところを封じられてしまって、

折々に打ち込んでたボディブローで相手は明らかに弱ってきてたんだから、

あと一発強く打ち込めたら倒し切れそうだったのが返す返すも残念で……。

 

 

で、自分は38-38だったんだけど結局、39-38×2、38-39ってことで、

さあどっちだって思ってたら大間君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 玉木善文君(小熊)×祝井航平君(大星森垣)……SB 6R

5勝(2KO)3敗1分のサウスポー、21歳・東京都と、

5勝(5KO)4敗1分の29歳・京都府。

 

祝井君は全く初見のボクサーだったんだけど勝ちの全てがKOってことで、

ここんとこ2連敗中の玉木君にとっては決して楽な試合ではない訳で、

3連敗ってことになれば流石の親父さんも 「もうお前のセコンドはやらない!」

ってそう言いそうな感じで、後で聞いたら凄いプレッシャーだったんだってさ。

 

<1R>

祝井君は下半身が太い分、身長やリーチ面では玉木君に後れを取ってて、

どれだけ距離を潰せるかがポイントだっていうのがいきなりハッキリしてて、

あとは玉木君の対応次第だったんだわ。

 

その玉木君、常に自らの距離をキープ出来てたし、

リーチを利したジャブの届きもとっても良かったんだよね。

 

開始38秒、相手の右ストレートに合わせて玉木君、

左ストレートを実にタイミング良くヒットさせて祝井君をヨロッとさせたんだわ。

 

とにかく近い距離でやりたい祝井君だったんだけど、

それ以降は警戒心を強くしたか思うように踏み込めなくなっていったんだわ。

 

残り49秒のところでも玉木君、グローブの上からだったと思うけど、

強烈な左ストレートを真っ直ぐ打ち込んで祝井君を4~5歩ほど吹っ飛ばしてて、

ジャブを含めたパンチや体の動き自体のスピードも玉木君が圧してたし、

変な油断と過信さえしなければ安心して見てられそうだったんだよね。

 

いきなり10:8.5ほどもの差が出てしまったし余り長いことかかりそうになくて、

やっぱり関西方面の戦績っていうのは信頼性が低いんだよなあ。

 

<2R>

玉木君、ボディブローも丁寧に打ってたし、

左カウンターを外した際の右のフォローもキッチリ出せてたし、

一旦詰められそうになったところからは左ボディを打ちながら体を右に移して、

そこから更に右フックなんか打ち込んでて、とにかく抜群のパフォーマンスで、

彼、迷いのないボクシングが出来るときはホントに美しいんだよね。

 

密着しての強打で倒してきたのが推測できる祝井君のボクシングだったんだけど、

それが叶わないと為す術がないっていう感じのままの八方塞りで、

残り46秒には左、右ってショート連打を貰ってしまって脆くもダウン。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど全く手も足も出ないって感じのままで祝井君、

7.5:10ほどもの大差をつけられてしまってエンディングも間近だったなあ。

 

終盤にかけてはグッドグッドだったんだけど玉木君、

ラウンド途中では余りの余裕からか、ジャブを省いてしまってるところがあって、

誰が相手でも、どんな展開になろうと強く丁寧なジャブは大事なんだよね。

 

<3R>

如何にも希望を失ってしまったかのような祝井君に対して玉木君、

初っ端から一方的な攻勢を強めていって、あとは決着のつけ方だったんだけど、

開始45秒くらいだったかなあ、左ストレートをきっかけに一気の攻め立てで、

途中緩むことなく嵐のような連続攻撃で祝井君を北西ポストに追い込んで、

巧みで冷静な上下打ち込みに会場のみんなが止め時を予感してて、

自分もタオルを入れるべきだって思ってたんだけど、

セコンドが呆然と見つめる中、仕方なくレフェリーが割って入ってのエンディング。

 

0分56秒、玉木君の実に見事なTKO勝ちだったなあ。

 

 

玉木君、相手の動きをあれこれ気にするより、まずはこの日のように、

自分のボクシングを貫くことを第一にするってことで……。

試合後に玉木君親子とちょっと話したんだけど、二人共会心の笑みだったなあ。

 

それにしてもこの日は田ノ岡条さんが来てなかったけど、どうしたのかなあ……。

 

 

 

④ 小山哲也君(横田S)×村田宗一郎君(セレス)……Fe 6R

5勝(2KO)7敗(1KO)の34歳・神奈川県と、

4勝(2KO)4敗(1KO)3分の33歳・茨城県。

 

微妙な戦績の30代同士の一戦。

 

<1R>

お互いに距離の意識が不完全だったんだけど、プレスの強いのは村田君で、

小山君はすぐに頭下げるしすぐ掴まりたがって見栄え良くないし、

全体の動きが鈍いまま殺気が伝わって来ないんだけどなあ……。

 

<2R>

村田君の方にもそれ程の巧さも迫力もないんだけど、

見た目の優勢は保ってたもんで、多分このままだろなあってことで、

一旦離席したんだけど、やっぱりフルラウンドまでいったんだわ。

 

 

発表された59-55、58×56×2っていうスコアを聞いたときは、

やっぱり村田君だったかあって思ってたら、

何とまあ丸っきり逆の小山君の3-0勝ちって事で、

あれから村田君、思いっ切りひっくり返されてしまったのかなあ……。

 

 

 

次のタイボクサー戦は元々見るつもりはなかったもんでブラブラしてたら、

帝拳ジムの長野マネジャーから連絡が入って、

「一緒に見ませんか?」 ってことだったもんで、

この後は最後まで並んで観戦させて貰ったんだけど、                                                          

世間話から始まって目の前の試合に関するお互いの感想まで、

それこそ色々沢山の意見を交換し合ったんだわ。

 

長野さんはボクシング以外に関してもモノの見方の全てに一本芯が通ってて、

ある意味妥協を許さないような厳しいところがあるんだけど、

部分部分では異なる意見とか感想を伝えた自分のことも、

意外な程の太っ腹で受け容れてくれるもんで話をしててとっても面白いんだよね。

 

この日最後の試合に出場した高橋竜也さんがよくスパーに通ってくるって事で、

それでわざわざのホールだったんだってさ。

 

 

 

⑥ 守屋和明君(石川)×桜井康弘君(L玉熊)……F 8R

12勝(2KO)7敗のサウスポー、28歳・東京都と、

7勝20敗(2KO)のサウスポー、34歳・埼玉県。

 

桜井君は勝ちの3倍ほどもの負け数があるんだけどKO負けは少なくて、

それでも守屋君もこの戦績の相手には負ける訳にはいかなくて、

っていうより勝ち方の内容が問われる一戦だったんだよね。

 

桜井君は事ある後に頭を下げて、相手の直撃を避けてて、

それがKO負けの少ない理由だと思うんだけど、

同時に相手にクリーンヒットを与え切れない理由だとも思うんだよね。

 

例の如く、守屋君はガードの低いところを何回も狙われてたんだけど、

桜井君の貧打に助けられてるようなところもあって窮地までには至らず、

チャカチャカフットワークを駆使しながらヒット数で圧倒してたんだわ。

 

リング上の二人のパフォーマンスを見ながらディフェンスに関して、

長野さんの見解を聞かせて貰ったんだけど、中々興味深かったなあ。

 

残念ながら桜井君はいつまで経っても何の改善も見られなくて、

最後まで動き切ってはいたんだけどポイントを取るっていう意識に乏しくて、

殆ど全く明確なラウンドを作れないままの終了ゴング。

 

この試合の7R、カウンター気味の右フックを貰ってダウンした桜井君、

リスタート後、KO決着を目指す守屋君に守勢一方のままのクリンチクリンチで、

苛立った守屋君が二度目の下手投げを食らわしたところで減点1をゲット。

 

結局、桜井君のゲットしたポイントはこの減点ポイントだけで、

自分はそのまんま79-71だったんだけど、

発表されたスコアは79-72×2、78-72ってことで守屋君の圧倒3ー0勝ち。

 

 

そろそろ年齢的な限界も見えてきたところでもあるんだし桜井君、

そもそもここはボクササイズ会場ではないんだから、

一度倒すか倒されるかのパフォーマンスをしてみるっていうのはどうなのかなあ。

 

 

この後登場した別府さん、強いのは間違いないと思うんだけど、

全日本新人王になった以降の相手がタイ、タイ、韓国、そしてこの日のタイって、

まるで見る気を失わせてしまうんだけど、敢えてこういう路線をキープしてるのか、

それとも相手が見つからない結果の片手でも勝てそうな相手ばかりなのか、

いずれにしてもそんな試合をわざわざ東京まで出て来てやるかなあ……。

 

 

 

⑧ 高橋竜也さん(Y土浦)×中川とん虎君(角海老)

                          ………B 8R

21勝(16KO)6敗(1KO)4分のランク7位、26歳・茨城県と、

13勝(5KO)7敗2分の31歳・新潟県。

 

勝率68%、KO率52%と勝率59%、KO率23%との一戦だったもんで、

勝負の行方としては読みやすかったんだけど、

それでも二人の熱の入ったやり取りは実に見応えがあったんだよね。

 

<1R>

高橋さんは長いリーチを肘畳んで短く打つのがとっても巧いんだけど、

中川君も元々怯むことのない激闘派なもんで初っ端から白熱だったんだけど、

もう少しスピードが欲しい中、高橋さんのジャブの差し合い勝ちだったなあ。

 

<2R>

強いプレスを掛け続けてる中川君がどこまでしつこくやれるかだったんだけど、

小競り合いが続く中、残り15秒ほどのところでの中川君の右ショートフックが、

一瞬高橋さんをクラッとさせてて明らかな有効ポイントゲットだったんだわ。

 

<3R>

接近戦が多い中、お互いにクリンチの少ないクリーンな勝負姿勢が好ましくて、

流れがどっちかに極端に傾くってことはなかったんだけど、

それでも細かいヒット数では中川君が後れを取ってたなあ。

 

<4R>

腕の長い高橋さんよりは中川君の方が積極的にボディを攻めてて、

それと高橋さんの顔面ヒットとの比較だったんだけど、

やっぱり高橋さんの手数の方が印象深かったんだよね。

 

それにしても二人共、落ちない手数で最後まで持つのかって感じなんだわ。

 

<5R>

中川君の腕引きが若干ルーズになってきたのに対して高橋さん、

右も左も打ち終わりの腕引きが早くて、ガードが大きく開くってことがなくて、

大きく一発被弾するってことがないままで、その辺の巧さが際立ってたなあ。

 

それでも中川君の手数も止まらないままだったもんで高橋さん、

そこそこ顔面が赤く腫れてきたんだよね。

 

<6R>

メゲナイ中川君の前詰め前詰めではあったんだけど、

それでも一個づつ返していくのもシンドクなりつつあるのは間違いなくて、

どこかでダウンゲットしないと辛い局面になりつつあったんだけど、

ヒットカットされた右目上からの出血が目に入るのを気にしてたのは中川君で、

高橋さんも右目上をカットしてたんだけど、それはバッティングってことで……。

 

<7R>

高橋さんがあくまで雑にならず、細かく正確なショットを目指し続けてるもんで、

中川君は狙いどころを絞り切れないまま飛ばしどころさえ見い出せなくて、

試合はもうすっかり固まってしまったって感じだったんだよね。

 

<8R>

驚異的だったのは二人のスタミナと全く緩みない気持ちの維持で、

中川君も最後の最後まで追いまくってたし、

高橋さんの方もそこそこ真正面から受け止めて、

それが殆どクリンチの無い中での激闘に繋がってたもんで、

場内は大いに盛り上がったままの終了ゴングだったんだわ。

 

 

スコア的にはどうにもならない自分は78-74だったんだけど結局、

80-72、78-74、77-76ってことで勿論高橋さんの3ー0勝ち。

 

 

ここのところ殆ど毎度になりつつあるんだけど、

自分的には80-72も77-76も有り得なくて、

とっても見易い試合だったと思うけど、

それでも1P差から8P差までが共存してるっていうのはつくづく判定は恐ろしくて、

全く知らない人が今のスコアをどう思うかって自分に聞いてきたんだわさ。

 

 

 

試合後、中川君の応援に来てた阪下優友さんと武田航さんとちょっと話をして、

阪下さんの奥さんと御嬢さんとは初めましてだったんだけど、

御嬢さんがとっても愛想のいい笑顔してたっけなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 玉木善文君

② 高橋竜也さん

③ 中川とん虎君

 

 

 

今週は27日と28日に “DANGAN” のオール4回戦の連続興行があるんだけど、

28日の中谷潤人君×富岡哲也君、上野太一君×芳賀慧彦君も見逃せないけど、

特に27日にはドキドキの試合が山盛りで、諏訪佑君×中村亜泰君、

白鳥大珠君×高田朋城君、神津徳臣君×小野力也君、

それにクドゥラ金子君×入江翔太君の試合は絶対見ておくべきだと思うなあ。

 

2016年1月23日 (土)

日記・1月23日

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木製自転車。

 

ある船大工が作ったのが写真の木製チャリで、

マホガニー合板製で十分な強度を確保できてるんだってさ。

 

一番優れた点は重量が金属製の半分ほどしかないところで、

実に斬新な印象もあってか世界中から注文が舞い込んでの6年待ちなんだけど、

何とまあ価格が200万円もするんだってさ。

 

自分としては大きな衝撃には弱いんじゃないかとか、

温度や湿度の影響を受けて歪みが出るんじゃないかって気になるし、

例え10万円でも買う気はしないけどね。

 

 

 

今回の甘利経済再生(TPP)担当大臣の贈収賄疑惑の件、

どう見ても逃げ切れそうにないんだけど、

割と誠実で真面目そうな男だと思ってたらガッカリ感も大きくて、

委員会の席に控えてる際の彼の瞬きの多さが追い込まれてるのを示してて、

質問されてる際にも与党席からは何の野次も飛んでなかったんだよね。

 

それにしても贈賄側が渡した紙幣の通し番号を予め控えていたり、

何回かのやり取りの様子を録音しておいたり、受け渡しの写真さえ隠し撮ってて、

それは依頼を実行して貰う為の保険のようなモノにするつもりだったのか、

あるいはTPPの国会承認を阻もうとする勢力が仕掛けた罠じゃないかとか、

後々、恐喝に使うことさえ想定してたんじゃないかって邪推も生ずる訳で、

やっぱり濡れ手に粟っていう話には乗らない方がいいと思うんだよなあ。

 

 

 

ちょっと前にロシアのメドヴェージェフ首相が国後とか択捉に行ったことを

日本政府が怒って、安倍首相がロシア訪問をキャンセルした事があったけど、

あと50年ほどは北方四島が返還されるってことは絶対ないって自分は思ってて、

ああいう国だからその可能性を小出しにしながら経済協力を引き出すって、

そういうのは中国や北朝鮮の手法と変わるところがないと思ってて、

日本が負けそうになった途端に日ソ不可侵条約を破って攻め込んできたっていう、

そういう国が簡単に日本の要求に応える筈はないんだよね。

 

戦争中に占領した領地を返せっていうのはそもそも理不尽な要求にも思えて、

それは沖縄返還とか米軍基地撤去っていう問題とも共通してて、

ヨーロッパだったらどこの時代まで遡ればいいのかってことにもなるんだわ。

 

戦略上ロシアは絶対に北方四島を手放さないと同時に、

アメリカが沖縄基地から撤退するってことも考えられなくて、

それは日本の国防上からも有り得ない訳で、

感情だけでは物事は動かないってことだと思うんだよね。

 

 

 

去年、売春を合法化しろっていう女性集会が開かれた国があって、

驚くことにそれは韓国で、今の時代に全くどうかと思うんだけど、

要するに元々そういう素地がある国なのかってことで、

70年前の日本軍のやったことの全てを言い逃れる事が出来るとは思わないけど、

太平洋戦争当時の慰安婦問題を考えるに際にもふと頭に浮かぶんだよね。

 

それにしても70年以上も前のことをいまだにネチネチ攻め立てるっていうのは、

何でもっと前にガンガン言ってこなかったのかっていうのが全く理解出来なくて、

日本からの補償経済援助を受けてた頃は殆ど沈黙してたのになあ……。

 

 

 

3日、明治神宮に初詣に行った時のことなんだけど、

拝殿前の長い列を仕切ってたのは勿論警視庁機動隊だったんだけど、

列の途中に何人かがプラカードを掲げてて、それを裏表すると、

“どうぞお進み下さい” っていう表示と “どうぞお待ち下さい” が出るんだけど、

“お進み” っていうのと “お待ち” って文字だけが大きく書かれてるもんで、 

なんだかオネエ言葉みたいで実にとっても可笑しかったのを思い出したんだわ。

 

2016年1月21日 (木)

後楽園ホール・1月20日

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日の出10分ほど前の朝焼け。

 

尋常じゃないほどの綺麗さで、ここに朝日が出たらどんなことになるかって、

そりゃもうワクワクしながら待ってたんだけど、

日の出が近づくにつれ、丸い塊の雲がどんどん解けて全体に薄く溶けていって、

結局いつもの日の出と全然変わりなくて拍子抜けしてしまったんだわさ。

 

 

 

自分は日向ぼっこが大好きで、それは小学2年頃にも遡るんだけど、

ある冬の日、校舎の南側の角地の所が陽だまりになってるのを発見して、

少々の寒風も届いて来なかったもんで休み時間の度にそこに佇んで、

温まった木造校舎に寄り掛かりながら、ここはまるで天国だなあって……。

 

休み時間ごとに姿を消す自分を友人達が不思議がって、

ついにその秘密の場所を知られてしまったんだけど、

3人~4人の友人達とのそこは秘密基地ってことにしたんだったけなあ。

 

今の家の南東側のバルコニーは8時を過ぎると太陽が燦々で、

木製ベンチに腰掛けながらコーヒーを飲むと、ここはまるで天国だなあって……。

 

 

 

朝のバルコニーは2℃しかなかったんだけど気温は昼過ぎから頑張り直して、

ホールに入る頃には殆ど寒さを感じないまでになってて、

本木会長、団会長、小熊会長、長嶋会長、渡辺会長、中屋代表と筒井さん、

それに芹江匡晋さん、天笠尚さん、内藤律樹さん、田之岡条さんと上田有吾君、

玉木善文君親子、久保さん、荒川仁人さん達に挨拶して始まり始まり……。

 

 

 

① 篠田壮君(山上)×百田康平君(KG大和)……F 4R

1勝0敗の26歳・東京都と、1勝0敗1分の25歳・福岡県。

 

<1R>

百田君がガードを固めて低く入ろうとするところを篠田君、

中間距離で巧く捌けるかがポイントだなっていうのはすぐ解ったんだけど、

お互いが自らのやりたい事を貫き切れないまま若干篠田君が優勢だったね。

 

<2R>

顔面が赤くなってきたのは百田君だったんだけど、

それでも常に前詰め前詰めの意志は固くて、

そこからのボディボディに活路求めて踏ん張ってて、

残り30秒からも頑張り通してたなあ。

 

<3R>

ボクシング全体の技量的には篠田君の方が上回ってると思うんだけど、

極端な接近戦を仕掛けてくる相手にはまだ慣れてないみたいで、

徐々に距離を失って捌き切れなくなって流れは完全に百田君に固まって、

それにつれゴニョゴニョ戦が出来上がってしまったもんでここで一旦離席。

 

 

結局、40-36、39-37、38-38ってことで百田君の2-0勝ち。

 

ただ、たった4ラウンドでこれほどスコアがバラつくもんかって首を傾げたんだけど、

それはこの後の納得し難いスコアのほんの前兆だったんだよね。

 

 

 

② 定常育郎君(T&T)×寺井俊太君(小熊)……SB 4R

1勝(1KO)0敗1分のサウスポー、18歳・神奈川県と、

2勝(2KO)3敗(1KO)1分の22歳・東京都。

 

<1R>

第一試合よりは見応えのある試合ではあったんだけど、

寺井君のジャブ抜きいきなり一発力づく系には課題が多くて、

色々段取りを考えてるような定常君のパフォーマンスの方に目が行ったんだわ。

 

ただ、相手の打ち終わりに合わせた寺井君のパンチにも必殺感があったね。

 

<2R>

定常君の手数手数から始まって総ヒット数でも上回ってたんだけど、

ただ、たまにではあったんだけど寺井君の右の方が有効性は高かったなあ。

 

<3R>

寺井君は更に溜めて溜めて、狙って狙って一筋になっていったんだけど、

少しばかり遮二無二なり過ぎるところがあるロスの多い攻め立てで、

もう少し距離とタイミングに対する配慮が欲しいところだったなあ。

 

一方の定常君の方もロープに詰められたところからの逃れ方が今一で、

お互いの課題がハッキリ見えた攻防だったんだわ。

 

<4R>

二人共、スタミナ的にはシッカリしてて、最後まで動き切ってたんだけど、

細かいヒッティングの巧拙は明らかで、定常君余裕の終了ゴング。

 

で、自分は39-37だったんだけど結局、39-37、39-38×2ってことで、

見たまんま定常君の3-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

③ エルフェロス・ベガ(平石)×成田永生さん(八王子中屋)

                            ………SW 6R

5勝(3KO)2敗(1KO)の31歳・コロンビアと、

9勝(4KO)3敗(1KO)のランク11位、25歳・青森県。

 

ベガ君はここのところ主たる練習場所をワタナベジムに移してて、

練習相手含めて環境がかなり改善されつつあるし、

トレーナーは元中屋ジムの井上さんで、ボクサーの気持ちを盛り上げる名手だし、

普通に考えたら成田さんなんだろうけど油断ならなかったんだよね。

 

<1R>

立ち上がりのベガ君は多少動きが硬くて、ショートブローのストロークもデカくて、

これなら細かい使い分けで成田さんが優勢だなあって見てたんだけど、

残り50秒、ベガ君の若干雑な追い追いパンチに対して成田さん、

真っ直ぐ下がってしまったところにそれほどの強さではなかったんだけど、

突っ突くような右ストレートを貰ってしまって東ロープ前で脆くもダウン。

 

リスタート後のベガ君の追撃がそれほど正確ではなかったから助かったけど、

成田さん、意外なほどダメージを引きずってるような感じだったんだよね。

 

<2R>

まだ始まったばかりだし成田さん、十分挽回の可能性が残されてて、

ベガ君の攻撃が顔面に限られてたのに対して左ボディが実に見事で、

いい感じの反撃を始めてたんだけど、残り1分12秒の赤コーナー前、

またもや簡単にって感じで右フックを貰ってしまって、

またもや簡単に倒れ込んでしまって、立ち上がった成田さん、

ベガ君の右一発で左目上をカット出血してたなあ。

 

<3R>

当然の如く益々勢い付いたベガ君だったんだけど、

倒し返さないと勝ち目がないってことで成田さんも敢えての乱闘を挑んでいって、

開始54秒にカット傷のドクターチェックが入ったんだけど、幸運にも続行で、

ここまで振り過ぎの傾向が強かったベガ君が若干鈍ってきたのに乗じて、

成田さんが渾身の反転攻勢を見せてたんだわ。

 

<4R>

それでも成田さん、相手の前詰めに終始真っ直ぐ下がってしまってるし、

上体を柔らかく使ってやり過ごすってことも出来てない不安はそのままで、

相手は全くボディを攻めてこないんだからディフェンスし易いと思うんだけど、

現実はそうはいかないみたいで、1分が過ぎた頃だったなあ、

今度は北ロープ前だったんだけどベガ君が力づくのワンツー攻撃で、

それまでのダメージを完全には払拭し切れてなかったか成田さん、

脆くもこの試合3回目の倒れ込みってことで、

見かねたレフェリーが即のストップエンドってことで1分13秒、

ベガ君が嬉しい嬉しいランクゲットTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 芹江匡晋君(伴流)×戸井健太さん(三迫)……124P 8R

26勝(10KO)7敗の32歳・東京都と、

4勝(1KO)6敗(3KO)のランク11位、28歳・北海道。

 

試合前の芹江君は明るい表情をしてて、

再ランクゲット目指して今日は大丈夫そうだっていう感じが漂ってたんだよね。

 

お互い、ここ5戦は2勝3敗同士で、

芹江君は強豪の日本人ランカーに全敗だったし、

戸井さんの方も瀬藤幹人さんに衝撃的なKO勝ちしてランクインした以降は

連続KO負けっていう戦績で、二人共が正しくサバイバルだったんだよね。

 

<1R>

芹江君が両手を大きく構えるっていうのは知ってたと思うんだけど戸井さん、

そこからガバーッと一気に攻め込んで来るのも充分承知してたと思うんだけど、

いざ対峙してみると解っててもそのリズム感の違いに戸惑わされるみたいで、

いきなり芹江君がペースを掌握して中々の立ち上がりだったんだよね。

 

自分から行った方がいいのか待ち打ちした方がいいのか戸井さんが迷う中、

それ程大きな有効打は無かったんだけど芹江君が余裕のポイントゲット。

 

<2R>

この日の芹江君は何となく吹っ切れての自信に満ちたパフォーマンスで、

一方の戸井さんは踏み込みと打ち出しのタイミングの遅れが目立ってて、

芹江君に対して一回の踏み込みで綺麗に当て込もうとするのはちょっと難しくて、

シツコイ二次三次の攻撃が必要だと思うんだけどなあ。

 

<3R>

いつものようにインターバルでは立ったままの戸井さん、

気持ち負けしてる訳ではないと思うんだけど仕掛け遅れが目について、

綺麗に真面目に当てようとはしてるんだけど、それがいつまでも叶わなくて、

だからいっそのこと、もっとムチャ攻めしてもいいと思うんだけど、

本人もストレスが溜まりそうな展開の中、残り45秒、

見栄えのいい右ストレートを貰ってしまって、このラウンドも芹江君。

 

<4R>

芹江君は打った後の体の逃がし方が巧いというか独特だから、

そんなに簡単に最初の一撃を的中させては貰えないから戸井さん、

やっぱり飽くなき連続攻撃が要るところなんだけど、

芹江君のいきなりの右ストレート、左フックにも合わせ切れないままで、

明らかに攻めあぐんでるのが見えてきてしまってるんだわ。

 

元々戸井さんはいつでも一発逆転が可能なハードパンチャーではないし、

ここまで一方的になってしまうと勝ち目を閉ざされてしまう訳で、

ってことで一旦休憩タイムをゲットして、7R、8Rをバルコニーから見てたんだわ。

 

試合展開に大きな変化はないままで、二人共最後まで普通にやってて、

戸井さんは死にもの狂いに力を使い果たしたって感じではなかったし、

芹江君の方もまずは安全なランクゲットを目指してたみたいで、

敢えて倒しに行くって姿勢が見えて来なくて、実に大人しいエンディングだったね。

 

 

で、結局、80-72、80-73、78-75ってことで芹江君の余裕3-0勝ち。

 

 

 

⑤ 美柑英男君(渥美)×渕上誠さん(八王子中屋)……M 8R

7勝(2KO)10敗(1KO)1分の31歳・鳥取県と、

21勝(12KO)11敗(5KO)のランク5位、サウスポー、32歳・鹿児島県。

 

この二人、ここ5戦で勝ったのは其々タイとインドネシア人相手だけで、

日本人相手には全敗っていう1勝4敗っていう残念同士だったんだけど、

より追い詰められてたのは間違いなく渕上さんだったんだよね。

 

美柑君は名前が珍しいから記憶に残り易くて、

見た目の印象は強面なんだけど普段はとっても人懐こそうなんだよね。

 

<1R>

体一回り、リーチも優位なのは渕上さんの方で、

まずはって感じで例のクニャクニャ系のジャブを伸ばしてて、

リズムと距離の確認をしてたんだけど、

一方の美柑君は丁寧なワンツーから組み立てるっていうタイプではなくて、

強く振り出してる割には低いKO率の精度の良くない大きな腕振りで、

渕上さん、普通にやれば全く問題無さそうな感じのスタートだったんだわ。

 

<2R>

美柑君は特に技という技を持ち合わせてはいないもんで、

その雑なブワーンショットを不用意に貰いさえしなければ渕上さん、

殆ど全く何の心配も要らなそうで……。

 

<3R>

渕上さんもなんだけど、気になり始めたのは二人共、

いつまで経っても自らのタイミングだけで打ってて、

カウンターのタイミングで打ち切れてないことで、

残り1分からは美柑君の落ち込みが目立ってきて更に見応えがなくなって、

このラウンド以降は席移動して古澤さんと話しながら見てたんだけど、

美柑君サイドのセコンドは全く手の施しようがないって感じで、

黙ったまま呆然とした感じで試合を眺めてたんだよね。

 

 

で、その後も様相が一変するってこともないままの5R2分10秒、

戦意喪失して体も動かなくなってしまったところでTKOエンド。

 

美柑君がこの敗戦によって何らかの事態が起こるって事はないんだろうけど、

渕上さんは進退が掛かってたようなところもあって、

まずは良かった良かったってことで……。

 

 

 

⑥ 鈴木悠介さん(八王子中屋)×ソニー・ボーイ・ハロ

                      ………116.5P 8R

6勝(4KO)2敗のランク8位、サウスポー、27歳・茨城県と、

41勝(29KO)13敗(7KO)5分のWBC4位、33歳・フィリピン。

 

そこそこ楽しみにしてたカードだったんだけど、

結局ハロが体重を作れなくて中止になってしまったんだわ。

 

ジム関係者やプロモーター、それにJBCの役員達とその事を話し合ったんだけど、

今回で3回目になる契約ウェイトに対するハロの不誠実さはやっぱり許し難くて、

気合を入れてチケットを捌いた鈴木さんはあっちこっちのサポーター達に

ジム関係者と一緒に頭を下げ回ってて、実に全く気の毒だったなあ。

 

 

 

⑦ 大川泰弘さん(ワタナベ)×新藤寛之さん(宮田)

               ………日本 W 王座決定戦 10R

14勝(5KO)11敗(3KO)3分のランク1位、31歳・千葉県と、

16勝(6KO)3敗1分のランク2位、サウスポー、29歳・北海道。

 

試合スタイルが極端に違う二人で、間合いの取り方が全てを決めてしまうって、

そういう風に思ってたんだけど、全くその通りだったんだよね。

 

<1R>

普通のジャブの差し合いから始めると不利はハッキリしてるもんで大川さん、

いきなりの突っ込みガンガン攻撃で、終始プレスを掛けまくってたんだけど、

入り込みざまや打ち終わりを丁寧に新藤さん、細かく正確に狙い打ってたなあ。

 

すぐ後ろの応援団の声援が自分の後頭部を激しく直撃してくるもんで、

ちょっと席移動ね……。

 

<2R>

お互いに相手の試合スタイルを熟知してるのは明らかで、

だから予想してた通りの展開が繰り広げられたんだけど、

解ってはいてもそれが其々の相手に有効なのも事実だし、

今更意表を突いて戦法を変えるっていうのは冒険が過ぎる訳で、

新藤さんの下がりながらのカウンター気味の見栄えのいい小ヒットと、

ガツゴツ不器用な詰め寄りからの大川さんの力を込めた左右ボディショットと、

そのどちらを有効と見るか、っていうよりももしかしたらそのどちらが好きかを、

それこそ見る側の一人一人に問うような流れが出来上がっていったんだわ。

 

<3R>

相手が嫌がるようなボクシングを貫けるかっていうのが大川さんのテーマで、

まだまだ甘いんじゃないかっていう感じが自分には抜けなくて、

新藤さんに中間距離をキープされたまま、

打ち終わりが緩くなるところを軽いんだけど幾つかクリーンヒットされてたなあ。

 

<4R>

最初の5ラウンドまでの評価で一番迷ったのがこのラウンドで、

新藤さんがやや強めに打ってきた中、大川さんも残り15秒からは大激闘で、

お互いにガツガツ当たるうちに大川さんは右目上を、

新藤さんは頭部を其々バッティングカットしてたんだわ。

 

ラウンド序盤からの手数では新藤さんが圧倒し続けてたんだけど、

最後の踏ん張り所での有効度で大川さんのポイントだったのが自分の評価。

 

<5R>

この回は大川さんの先制攻撃が目立ってて、特に左右のボディショットが強烈で、

一段落した後に新藤さんが思ったほどの反撃をして来なかったのを見ると、

そこそこの消耗を与えてたんじゃないかなあ。

 

 

ってことで、ここまでの自分のスコアは48-47で大川さんだったんだけど、

発表された途中採点は49-46、49-47、46-49ってことで、

評価が大きく割れた2-1で、それでもとにかく新藤さんが優位に立ったんだわ。

 

それにしてもタマゲテしまったのはこの途中採点のバラつき加減で、

49-46と46-49っていうのが併存するっていうことは、

5つのラウンド中、3つのラウンドで評価が真逆になってるっていうことで、

そんなにアラカサマに人生観を出していいんだろうかって感じさえしたんだけど、

問題はこの後、この一人かけ離れた評価をしたジャッジの採点の動向で、

試合後、勝ち負けの結果とは別のところで腹が立ってしまったんだよね。

 

<6R>

途中スコアを聞かされて元気を盛り返したのは明らかに新藤さんの方で、

大川さんとしては若干心を乱されたような後半の入りだったなあ。

 

動きの良くなった新藤さんは追い込まれてからの体の入れ替えがスムースで、

そこから直後に見栄えのいいワンツーをヒットヒットで圧倒。

 

<7R>

このままフテたりメゲテしまうのか大川さんって感じだったんだけど、

気持ち立て直しての頑張り直しで渾身のボディ連打に気合がこもってて、

直後にショート連打を貰いながらも再度追い追いからの右強烈ボディで、

終了間際、新藤さんに見栄え良く整えられてはいたんだけど、

それでも自分はそれまでの大川さんの方を評価したんだわ。

 

<8R>

大川さんに印象的刺激的な攻撃或いはヒットが無くて、

そうなると若干当て逃げ系を強めていった新藤さんにポイントが流れる訳で、

勝ちに徹すればそれもアリなんだろうけど、メイウェザーは好きではないもんで、

一般的にはそういうのを巧いって言うんだろうけど、

チャンピオンのボクシングとは言えないんじゃないかっていうのが自分の、

ある意味片寄ってるっていう自覚はあるんだけど、

それでもそれがボクシングを見る際の自分のスタンスで、

堅実なサラリーマン仕事のようなボクシングにも共感できないんだよね。

 

ただ、そういう観点から見てもこの回は新藤さんに振らざるを得なかったなあ。

 

<9R>

大川さんのチーフトレーナーは石原さんなんだけど、

この回が始まる前、サブの井上トレーナーが、

後ろ向きからでも自分に届いて来るほどの激しい檄を飛ばしてたんだわ。

 

新藤さんは明らかに自分から行かないカウンター狙い一本で、

後はチョン打ちしてひたすら足、足、足を使っての無理しない逃げ切り作戦で、

そういうのはヨーロッパ系なのかも知れないけど、

リングジェネラルシップの観点から自分は大川さんポイント。

 

<10R>

自分は前のラウンドまでで大川さんが1ポイントリードだったんだけど、

二人のジャッジはそんなに甘くはなくて、

多分もう、ダウンゲットしか勝ち目のない最終回。

 

新藤さんは既に戦う姿勢を欠いた面白くもないボクシングのままだったんだけど、

大川さんはまだまだ諦めずの奮闘大奮闘で、

開始43秒、やっとやっとやっとの右フックの強烈ハードヒットが叶って、

そのパンチはこの試合最大のクリーンヒットだったもんで思わず新藤さん、

大きく体を揺るがせてしまったんだわ。

 

勿論のこと大川さん、千載一遇の大チャンスってことで最後の力振り絞っての

追撃追撃だったんだけど、元々逃げるのが上手な新藤さんを捕まえきれなくて、

残念、そのまま大事に至らずのまま終了ゴング。

 

 

計算した自分のスコアは96-94で大川さんだったんだけど、

結局はやっぱりあのまま2-1かなあって思いながら採点結果を聞いてたら、

97-94×2、96-94ってことで何と新藤さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

5Rまでが新藤さんの49-46っていう評価なら、

最終の97-94っていう数字も充分理解出来るんだけど、

5Rまでは逆に大川さんの49-46だって判断してたジャッジが、

最終的には94-96にしたってことは、

6R~10Rの全部が全部を大川さんの9-10にしたってことになるんだよね。

 

他の二人が48-48ってしたのを思うと天地が逆になる程もの一貫性の欠如で、

それは多分、途中発表で一人だけ余りにもかけ離れてしまったもんで、

ビビって以降のラウンドで慌てて大調整したとしか考えられなくて、

終始新藤さんのパフォーマンスを指示してた二人のジャッジでさえ、

最終10Rは10-9で大川さんにしてたっていうのに、

そのラウンドさえ9-10にしたっていうのは、

試合の前後半で採点基準を大きく変えたと言わざるを得ないんだよね。

 

自分でさえも48-47だったそれを49-46って判断したそのままの基準で、

それ以降を採点してたら、もっと大差で大川さんの判定勝ちになってた筈だけど、

例えそうなってもそれなりに毅然としたところを見たかったんだよね。

 

ファンサービスの為だからって始めたはずの途中スコア発表なんだけど、

ジャッジの採点調整に使われるんなら止めた方がいいって強く思ったんだよね。

 

元より人間のすることに絶対は有り得ないんだけど、

ボクサー達はある意味人生を賭けてやってるところがあるんだし、

見る方も身銭を切ってるんだから、

例え十分ではないにしても報酬を受けてやってる以上、

決して後ろ指を指されるような事はないっていう気概こそが欲しいんだよね。

 

まあ今回はジャッジを3人置いてる根拠が明らかにされたって事で……。

 

 

 

確かに大川さん、もう少し行き切れなかったのか、

もっとムチャしても良かったんじゃないかって思わないこともなかったけど、

そういうのも含めてこの日の大川さんのベストパフォーマンスだった訳で、

その一生懸命さは彼を知らない人にも十分伝わったと思ったなあ。

 

 

田口良一さんや船井龍一さん、木村隼人さん、山元浩嗣さん達が、

一言も喋らず最後まで控室に残ってたなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 大川泰弘さん

② 渕上誠さん

③ 芹江匡晋さん

 

 

 

大川さんとは最近になって色々話せる関係になってたから言うけど……。

 

君は元々ことボクシングに関しては天賦の才に恵まれてた訳でもなかったし、

体つきの割には、更には振ってる割にはパンチも強くなかったし、

素早く器用にコンビネーションを駆使するってほどでもなくて、

それなら一体何故ランク1位まで登り詰めてタイトル戦が出来たかっていうと、

勝手な判断なんだけど、やっぱり気持ちの強さだったと思うんだよね。

 

それは決して下がらない、決して怯まない君の勝負姿勢に常に現れてたし、

歯を食いしばっての全力打ち込みにも現れてて、

緩急を付けてパンチを打つことさえ君は拒んでるようなところがあったんだわ。

 

失礼ながら不器用と言わざるを得ない君がここまで来るまでには、

それはもう自分らの想像を超えるような努力と工夫があったと思ってて、

アマエリートがアッと言う間にチャンピオンになっていくそれとは違う、

別物のボクシングがそこにはあるっていうのを見せてくれたんだよね。

 

君はキャリアの途中で一時足を洗ったようなこともあったし、

その風貌から一見無頼系に見えたこともあったんだけど、

その実一方ではちゃんとした正業に就きながら結婚して家買って子育てもしてて、

ある意味ごく普通の社会人としての役目も果たしながらの13年間だった訳で、

自分よりは遥かに濃密な人生を送ってきた様にも思ってるんだよね。

 

君自身にやり尽くした感があるかは知らないけど、

少なくとも自分には君を見尽くした感があるし、

今までボクシングに注いできた思いと時間を、

これからは家族に注ぐべきじゃないかって思ってるんだけどね……。

 

2016年1月19日 (火)

コーヒー特集

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≪コーヒードリッパー≫

 

まず最初にコーヒードリッパーのことなんだけど、

今、一般家庭ではサイフォン式でもネルドリップ方式でもなくて、

コーヒーはペーパーフィルターを使った簡単ドリップ方式が主流なんだけど、

問題はそのドリッパーなんだよね。

 

自分は今まで陶器製やプラスティック製のを使ってたんだけど、

陶器製のモノは重過ぎるしドリッパーの底面でカップやコップの淵が傷付くもんで、

つい最近まではごく普通のプラスティック製のモノを使ってたんだけど、

ドリッパーの底がカップに吸い付いてしまうような不具合も起こってたんだよね。

 

更に言えば陶器製にしろプラスティック製にしろ、

そのどちらもが底に縦に3個の穴が開いてるんだけど、

コーヒーの粉の粒が小さかったり、お湯に溶けやすい豆の場合だと、

詰まってしまってドリップに時間が掛かり過ぎるっていう欠点もあって、

若干の不満を抱えたままの毎日だったんだけど、

先週大発見したのが写真の “HARIO” のプラスティックドリッパーなんだわ。

 

見た通り、こいつには側面と底面に斜めの突起ラインが入ってて、

まずはドリッパーがカップに密着するのを防げるし、

サイドから空気が入ることで風味を損ねないってことで……。

 

従来のモノとの一番の相違点は底面の落とし口の形状で、

真ん中に大きめの穴が一個だけ開いてるんだよね。

 

だから、ペーパーフィルターも円錐形のモノを使う必要があるんだけど、

3個穴のモノと比較すると圧倒的に早くドリップが完了するんだよね。

 

余りに早過ぎると味が薄目になり過ぎるから、

お湯の注ぎ方で調整することになるんだけど、

豆の種類によってお湯の注ぎ方を変えたり、同じ中細挽きの豆でも、

今日は少し薄目にとか濃い目にしたい際にもとっても便利だし、

エスプレッソ用極細挽きの “illy” でも十分対応できるしね……。                                                           

よく行く “KEE COFFEE” でたまに頼む場合には8番で挽いて貰うんだけど、

殆どは自分の家のコーヒーミルを使ってて、

だからコーヒー豆によって挽き方を調整すればいいんだけど、

今度のドリッパーならそういう面倒な調整が要らなくて、

500円くらいだったんだけど、実にグッドグッドなんだわ。

 

 

≪マグ≫

小さくてお洒落なカップでコーヒーを飲むっていう習慣は自分には元々無くて、

一回に180~200ccほどを夏以外の季節は陶器製のマグカップを使って、

アイスコーヒーの場合はバカラのウィスキーグラスを使ってて、

確かにバカラに氷が当たる音は実に魅力的だったんだけど、

グラスの側面にベチョベチョ結露は出来るしコースターも必要だし、

一方、淹れたてのホットコーヒーは両手で持つには熱過ぎる割に、

直ぐ冷めてしまうっていう決定的な弱点があったもんで、今では夏冬問わず、

真空二重構造のステンレス製のマグカップを使ってるんだよね。

 

熱湯も全く熱くなく、冷水でも結露が出来なくて言うこと無しなんだわ。

 

 

≪全自動コーヒーマシン≫

今流行りの本体レンタル式のカプセルタイプのモノではなくて、

粉からでも豆からでも1人前から5人前ほどのコーヒーが作れるっていうヤツで、

パナソニック製なんだけど、一番便利なのはアイスコーヒーを作る時なんだわ。

 

ただこいつは保温時間が2時間ほどしかないもんで、

普段ホットコーヒーは一杯づつドリップすることの方が多いんだよね。

 

 

≪アレンジコーヒー≫

大昔、テレビの西部劇 “ローハイド” 。

この番組でデビューの頃のクリント・イーストウッドを知ったんだけど、

カウボーイ達の為にウィッシュボン爺さんが淹れてたコーヒーが元々の憧れで、

だから、コーヒーっていうのはブラックしか有り得ないっていう思いが強いし、

その方がそもそもの豆の違いが解り易いしね……。

 

気分によっては少しだけ砂糖を入れる場合もあるんだけど、

だから、ミルクとかクリームを混ぜるっていうのは殆どしたことがなくて、

カフェオレとか言っても何のことやら全く解らないし、

クリームの泡で模様を描いて喜んでるっていうのは別世界のことなんだよね。

 

ちょっと前にあるボクサーにココナッツオイルを混ぜると旨いって聞いて、

試したことがあったんだけど、コーヒーの表面全体にギトギトの油膜が浮いて、

まるで座礁したタンカーから海にこぼれた原油みたいで気持ち悪かったなあ。

≪コーヒー豆≫

豆にはそれ程こだわりがある方ではなくて、

今は頂き物を含めて4種類の豆があるんだけど……。

 

① ブラジルとコロンビアとガテマラ豆のジャーマンブレンド

② ブラジルとガテマラ豆のフレンチロースト

③ ブラジル豆のカフェ・ナ・ソンブレ

④ ブラジル豆のカフェ・ショコラータ

 

この中では一番安い②が普段飲みの代表銘柄で、

深い焙煎をして苦味とコクを追及した豆が大好きなんだよね。

それらをもっと追究したのがイタリアンローストなんだけど、

自分には少し渋味が強過ぎるように思うんだよね。

 

今、世界中の天候不順が影響してコーヒー豆が高騰してて、

ブルーマウンテンは勿論ハワイコナまで知ってる限りの最高値で、

ピュアタイプのものだと100gで3,000円以上もするんだよね。

 

ブルーマウンテンは浅い焙煎系の代表格なんだけど、

上品過ぎるというか刺激に欠けてる感じがするし、

ハワイコナは自分には酸味が強過ぎるんだよね。

 

その点②は100gで600円ほどだから、1杯当たり12gほど使うとして、

72円ほどにしかならないから、缶コーヒーより余程安上がりなんだよね。

 

 

ホントは使用する水にも神経を使うべきなのかも知れなくて、

今は浄水器を通した水道水を使ってるんだけど、

海洋深層水とか銘水100選系とかも確かめるべきなのかも知れないね。

 

2016年1月17日 (日)

後楽園ホール・1月16日

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高倉健。

 

彼の写真は色々あるけど一番好きなのがこれ。

こういう表情と雰囲気を醸し出せるのは日本人では他に誰もいないと思うね。

もし彼の様になれるならタバコを止めてもいいけどなあ……。

 

 

 

ここのところやっと冬らしく気温が下がりつつあるんだけど、

ロシアのモスクワと比べると日本は正しく温帯にある訳で、

彼の地では最低気温はマイナス20℃にまで達し、

最高気温でもマイナス15℃までしかならないっていうんだよね。

 

そんな中でみんなはどういう生活をしてるのか、

そもそもエアコンが効くのか、普通に買い物に出掛けるのかとかね。

 

一時、寝具をレベル4に上げたんだけど寝汗をかくもんで、

羽布団と薄いシャーリング毛布の2枚に下げたんだけどまだそれで十分で、

朝起きた時のリビングの室温は大体17~18℃くらいもあるし、

以前の家よりかなり密閉性が高いみたいなんだよね。

 

でも、そうなると毎朝の窓ガラスの結露が半端じゃなくて、

最近の自分の朝一の仕事がスクイジーでの結露処理になってるんだわ。

 

 

 

ちょっと前までは5日か6日が年初ボクシングだったんだけど、

この日は16日って待ちに待ったって感じで、

今年も何卒トラブルのないボクシングをってことで、

リング上では恒例のお祓いが実施されたもんで、

この日の興行には直接関係のないジム関係者も沢山集ってたんだわ。

 

 

で、大橋会長とか本田会長と長野マネジャー、渡辺会長、鈴木大会長、

三迫会長と久保マネジャー、賢祐さん、有澤会長、柳光会長の奥様、有吉会長、

10countの村越マネジャー、石井会長、川島会長、加山会長、

それに瀬端さんと古澤さん、この日は12月の月間賞表彰式もあったもんで、

石本康隆さんと尾川堅一さん、市村蓮司さんも来てたし、その他、

溜田剛士さん、宮崎辰也君と長嶺克則君、神津徳臣君、武田航君達も続々で、

挨拶を交わした人だけでも山ほどいたんだわ。

 

 

 

試合開始前のリングアップでは偶然、阪下優友さんと大平真史さんが一緒で、

阪下さんとはちょっと前に彼のパフォーマンスの事で話をしたもんで、

ちょっと声掛けたら、何だか吹っ切れた様子をしてたんだよね。

 

 

昨日は恒例の年初め角海老興行ってことで赤コーナーは全て角海老ボクサー。

 

 

 

①  江澤宏之君×安藤和隆君(L玉熊)……58㎏ 4R

1勝0敗の26歳・東京都と、1勝(1KO)0敗の23歳・東京都。

 

<1R>

江澤君はとってもいい体躯をしてて実に力強いんだけど、

体全体に力が入り過ぎてる感じでスピード不足だったしリズム感も良くなくて、

より柔軟な動きが出来てた安藤君の対応力の方が目立ってたなあ。

 

その安藤君の方が手数的にも圧倒してたんだけど、

ヒット数は劣ってたけど当たりの強さで何とか江澤君じゃなかったかなあ。

 

<2R>

開始から1分間はまたもや安藤君の積極手数が支配してて、

最後、左ショットからの連続攻撃で江澤君からロープダウンゲット。

 

リスタート後の江澤君も相手の追い込みを交わしながら踏ん張り直して、

残り20秒にはそこそこ力強い右を打ち込んでたんだけど、

直後に連続打ち返しを喰らってしまって展開は刻々とで、

見てて面白くはあったんだけど、二人共、攻める意識が強過ぎで、

若干ディフェンスが疎かになってたと言わざるを得なかったんだよね。

 

<3R>

お互い、明らかに手数が落ちてきた中で江澤君、

相手の細かい打ち込みに閉口しながらも凌いだ後に大きく打ち込んでて、

まだまだ可能性を残してたんだわ。

 

<4R>

自分の中ではイーブンの最終ラウンド、勝機を残してた江澤君だったんだけど、

1分過ぎまでの安藤君の攻勢が一段落した後に攻め返せず、

出してるパンチにも最早力が込められてるように見えないまま消耗が進んで、

最後はスタミナ負けって感じの終了ゴング。

 

 

で、自分は38-37だったんだけど結局、39-36×2、38-37ってことで、

これはまあ誰もが見たまんま安藤君の3-0勝ちだったね。

 

 

判定結果が発表される前に青コーナーの応援サイドから、

「角海老興行だからなあ……。」 って心配の声が聞こえてきたんだけど、

そんなアラカサマなことは最近殆ど無いんだけどね。

 

 

 

② 馬場一浩君×菊池利則君(EBISU)……68㎏ 4R

2勝(1KO)4敗(2KO)1分の23歳・東京都と、

2勝(2KO)2敗(2KO)の31歳・茨城県。

 

<1R>

的確なジャブでまず先行したのは菊池君の方で馬場君、

前の試合の江澤君のように若干スムースさに欠けるボクシングで、

接近しての左右ボディフックは力強いんだけど、

中間距離では殆ど何も出来ない片寄りが目立ってたんだわ。

 

<2R>

そもそもジャブが出ない馬場君、バランスも良くないまま顔面も赤くなって、

このままだと展開が固まってしまいそうだったんだけど、

真面目に続けてたボディショットが効いてきたのか、

菊池君の足元のシッカリ感が徐々に失われてきて、

繰り出すパンチにも力感が乏しくなってきて、

相変わらずショット数は上回ってたんだけど有効性としては今一で、

最終的には馬場君のボディブローの方に目が行ったんだよね。

 

<3R>

気を取り直してまずは菊池君が飛ばしていったんだけど、

その一段落が解り易くて、馬場君の方も細かく鋭くは打ち切れてなかったんだけど、

菊池君の落ち込みが著しいところに大きな打ち込みからの最後は左フック、

ドスンって感じでヒットしたところで勝負あったって事でストップエンド。

 

 

2分09秒ってところだったんだけど、お互いに弱点を見せ合ったような展開で、

改善点がハッキリ解り易かっただけに次の頑張りなんだよね。

 

 

 

③ 緒方勇希さん×有馬啓祐君(協栄)……SFe 8R

21勝(3KO)2敗(1KO)1分のランク10位、31歳・佐賀県と、

8勝(1KO)11敗1分のサウスポー、32歳・滋賀県。

 

お互い、KO率の低い同士で正確な当てっこ競争だったんだけど、

緒方さんはこのレベルの相手には圧倒的なところを見せるべきだったし、

有馬君は折角のランクゲットのチャンスだっていうのに、

とにかく二人共、何だか穏やかに普通にやってただけで、

伝わって来るものが実に少ない試合だったんだわ。

 

 

1Rの最初、いつものように様子見で始めてた緒方さんに対して有馬君、

まあまあのプレスを掛けていったんだけど開始40秒、

緒方さんの右ストレートをまともに貰ってしまって大きく膝カックン。

その後も有馬君、緒方さんの右が殆ど見えてなかったみたいだったんだわ。

 

2Rに入っても距離を支配されっ放しだった有馬君、

そういう距離ではラウンドが進むごとに1ポイントづつ失うしかなくて、

もっと鋭い踏み込みが必要だったんだけど殆ど工夫が為されないままで、

一方の緒方さんも、ひたすら右ストレートを当てたがってるのが露骨で、

それに至るまでの組み立てが実に雑々のひたすら単調な展開だったもんで、

多分このまま延々進むんだろうなあって感じしかしなったもんで休憩タイム。

 

 

結局、8R1分07秒、緒方さんのTKO勝ちだったんだけど、

相手が強豪続きとはいえ有馬君は負け慣れしてしまってるみたいだったし、

緒方さんの方も相手に合わせたような緩いボクシングに終始してたんだよなあ。

 

 

 

④ 阪下優友さん×大平真史さん(マナベ)……F 8R

13勝(8KO)6敗(2KO)2分のランク5位、24歳・愛知県と、

6勝(2KO)4敗(3KO)2分のランク8位、31歳・神奈川県。

 

元々の技量としては阪下さんの方がかなり上回ってるんだけど、

彼、最近ボクシングに迷いを抱きつつあったし、

大平さんの方はその独特のスタイルに自信深めつつあるところなもんで、

流れひとつで展開が決まってしまう可能性も大きかったんだけどね。

 

すぐ後ろに長嶺君が座って神津君とか工藤優雅君とかズラッと並んでたね。

 

<1R>

阪下さんがいつもより積極的に出ていったもんで、

お互い、序盤からそこそこのせめぎ合いからスタートしたんだけど、

それでもプレスは常に阪下さんの方で、

相手にトリッキーな動きをさせないように間断のない手数を使いまわしてたね。

 

<2R>

阪下さんが少し間を与えるつれ大平君、怖さは感じさせないんだけど、

例の変則リズムを駆使しながら解り難いタイミングでパンチを繰り出し始めて、

阪下さんのリズムを壊しタイミングをずらせ始めたんだわ。

 

阪下さん、そういうのに巻き込まれないで冷静に自らを取り戻さないと……。

 

<3R>

阪下さん、若干リズムをかき乱されつつあって、

嫌気を差さないといいんだけどって見てたんだけど、

意外なほど簡単に右を貰ってしまう場面も増えてきて、

大平さん、トリッキーなままに動きまくれるのかがポイントになってきたんだわ。

 

さあどうする阪下さんってところだったんだけど残り30秒、

右ストレートを当て込んだところからの一気攻めはとっても見事で、

強烈な左ボディも実に効果的で大きく展開を動かしたんだわ。

 

チャンスと見たら残り時間、残りラウンドを計算することなく、

自らのスピードをスタミナを信じて飛ばしまくってたもんなあ。

 

<4R>

一つ一つのパンチに込めるパワーには差はあったんだけど大平さん、

それでも気を取り直してのスタートからの巻き返しで、

最初の1分をモノにした直後、阪下さんの反撃が始まって、

またもや右をきっかけにしての一気の攻め返しで、

左、左からの右ストレートで大平さんの顎を大きく跳ね上げ、

北ロープを背負わせたところで鬼の追撃連打で、

相手に全く反撃の糸口さえ与えないままの約9連発で、

ついに見かねたレフェリーが割って入ってのストップエンドで、

1分34秒、阪下さんの久し振りに見る吹っ切れた手際のいい試合だったんだわ。

 

 

最後の場面、一桁ランカー同士の対戦だったんだし、

第一試合のように一旦ロープダウンを取るのがが正解じゃなかったかって、

自分はそう思ったんだけど陣営の方は十分納得してたみたいだったんだわ。

 

大平君、それほどの大ダメージではなかったみたいなんだけど、

ガード固めて下向いたまま無抵抗状態を続けたのはやっぱり拙くて、

それならクリンチすると見せかけながら体を入れ替えるとか、

思い切って一旦クリンチ逃げしてしまえば良かったんだよね。

 

 

試合後の阪下さんはとっても晴々した笑顔を見せてて、

会心の出来に二人でグローブタッチを交わしたんだよね。

 

 

 

⑤ 福本翔馬さん×秋山泰幸さん(ヨネクラ)……M 8R

7勝(6KO)1敗(1KO)のランク4位、25歳・千葉県と、

10勝(8KO)5敗(2KO)1分のランク3位、36歳・神奈川県。

 

福本さんはこれが移籍初戦で文字通りの心機一転を見せてくれるかって、

そこそこ期待してたんだけど、これがまあ実にガッカリのテイタラクだったんだわ。

 

 

自分は4Rまで見てたんだけど、見苦しい出来上がりの試合と言わざるを得なくて、

福本さんはそもそもどういうボクシングがしたいのかが全く伝わってこないまま、

秋山さんの両手と頭の3点攻撃を嫌がりながらも受け入れ続けてたんだわ。

 

ランク3位と4位がこの有様だと柴田明雄さんは余裕余裕の安定政権だね。

 

福本さんにとっては秋山さんのような詰め詰めオンリーの相手は初めてで、

やり慣れてないこと甚だしかったのかも知れないけど、

それでも終始相手の土俵の中で戦い続けることはない訳で、

足使うなりジャブを多用するなり自由にさせない手段は幾つもあると思うけど、

3R以降は入って来るところに右のショートフックを巧いこと合わせてはいたけど、

絶対もっと色々出来るボクサーだと思ってるから勿体なさ過ぎだったんだわ。

 

 

フットワークだとか上体の逃がし方だとか色々考えられるんだけど、

まずはそれだけで相手を揺らがすことの出来る左ジャブを習得するべきで、

リズムだけ、右に繋げるだけのジャブとはモノの違うジャブだと思うけどなあ。

 

 

自分は4Rで切り上げたんだけど、この日の福本さんは見た中では最悪で、

っていうより見る度に悪くなる一方で、この辺で真剣に見直さないと、

アマでは5冠だったんだけどねで終わってしまいそうなんだよね。

いっそのことトレーナーを変えて更に心機一転だと思うけどなあ……。

 

 

後で確かめたスコアは結局、78-74、77-75、75-77ってことで、

何とか福本さん2-1勝ちしたんだよね。

 

 

自分は見てなかったから何とも言えないんだけど、

それにしても何だこれはってほどのスコアのバラつきで、

8ラウンド中3つものラウンドで評価が真逆にならないとこうはならない訳で、

これじゃあ勝てた試合も負けてしまうし負けた試合でも勝ちうる訳で、

色々ルールが改正されてるところではあるんだけど、

採点に関して内部で十分確認し合う作業が必要なんじゃないかって思ったなあ。

 

 

 

⑥ 岡田博喜さん×中澤将信さん(帝拳)

              ………日本 SL 王座統一戦 10R

10勝(8KO)0敗の正規王者、26歳・東京都と、

18勝(7KO)1敗(1KO)1分の暫定王者、33歳・福島県。

 

中澤さんは戦績でも知れるように一発を誇るハードパンチャーではないし、

器用に華麗なコンビネーションを駆使する方でもなくて、

それじゃあ何故この勝率での暫定チャンプでいるかっていうと、

絶対勝負を捨てない超粘着系の我慢強さで相手を封じてきたって感じで、

最後は相手が根負けしてしまうって感じのボクサーなんだよね。

 

これを負けたら引退って雰囲気だった前回の小竹雅元さんとの決定戦では

途中5Rまでは0-3負けしてたのを手数を落とさないまま追いまくって、

詰めまくって最後は逆転3-0勝ちにしてしまったんだよね。

 

一方の岡田さん、元々練習大好きボクサーって訳ではなくて、

その天才肌を生かしながらなるべくハードな練習は避けたいっていうサボり派で、

だから以前はトランクスのベルトライン中央に自らを皮肉って、

“SABO” って刺繍を入れてたんだよね。

 

そんな彼、右手を痛めて10ヶ月間のブランクもあったし、

だから自分はとっても心配してたんだよね、実は……。

 

自分の隣に浜田代表、すぐ後ろに三浦隆司さんや五十嵐俊幸さん、

それに本田会長達がズラッと並んでの応援観戦。

 

<1R>

どっちかっていうとスロースターターの中澤さんを尻目に岡田さん、

相手の動きをユックリ見定めてからってことなくて、

まずは自らが確認しておきたいジャブのタイミングと速さと伸び、

それと届き具合を試し確かめながらの積極スタートだったんだわ。

 

そのスターティングジャブが余りにも抜群のクオリティーで、

開始1分には中澤さんの顔面は既に赤くなってたし、

残り42秒では2発の左アッパーで早くも鼻血を出させてたんだわ。

 

それじゃあってことで前詰めを強めて行った中澤さんに対して岡田さん、

福本さんも見習うべきだと思うほどその交わし方が尋常じゃなかったし、

細かいショットが1年前とは比較にならないほど巧くなってて、

早い動きの中、鋭く連打しながらも相手の空いてる所の見極めが神業に近くて、

左ジャブ、左ボディ、ワンツー、いきなりの右ストレート、左ダブル、

左右のショートアッパーとか、それを距離の長短の中で見事に使い分けてて、

それこそいきなり持ってるモノ全部出しで、

本人は殆ど被弾の無いままの初回だったんだわ。                                                           

 

自分は初回から色々見せ過ぎじゃないかってそれは思うほどで、

特に左手の使い方が革命的に進歩してて、

そういうのは同じ右手を痛めた内山さんの左の威力増しみたいな感じさえして、

どっかを痛めるっていうのはそれほど悪いことではなくて、悲観することなく、

使える部分を鍛えるいい機会になるんじゃないかとさえ思ったんだよね。

 

で、このラウンドはいきなり10-8.5ほどもの大差がついてしまったんだわ。

 

<2R>

このままにはさせないってことで中澤さん、

更に更にの前詰めからの左右ボディショットにきっかけを求めたんだけど、

相手の粘っこい攻め立てに岡田さんはキッチリ決めさせないような巧みな動きで、

開始53秒、若干押し込まれ加減だったところからの右ショートフックだったなあ、

中澤さんの左顔面に華麗にカウンターヒットさせて思わずフラつかせてたんだわ。

 

それでもメゲナイ中澤さん、一旦は接近ボディ攻撃にいい感じを出してたんだけど、

直後に岡田さんの滅多に見せない力を抜いたショート連打に一気に下がらされて、

そこからの大きな打ち込みに繋げられて危ない場面を作ってしまって、

酷くなった鼻血の上にこの回は右目尻もヒットカットされてしまったんだわ。

 

それにしても岡田さん、久し振りの試合だっていうのに全くそれを感じさせなくて、

ずっと彼の表情を見てたんだけど、どこにも力みのないごく普通のままで、

打ち込む際にも打ち込まれた時にも全く歯を食いしばるところが無かったし、

右ショートフックをミスしてもそのすぐ後に左をフォローしてて、

それも同じフックで返すのではなくで、相手のディフェンスを確認しながら、

左アッパーを返していくのを見せられて自分、心底タマゲテしまったんだよね。

 

残念ながら中澤さん、このラウンドも10-8.5ほどもの差をつけらてしまったなあ。

 

<3R>

試合がほぼ一方的になるにつれ青コーナーからの応援声が小さくなって、

もうそんなに長いことは無いんじゃないかって思われた開始直後の僅か8秒、

中澤さんがグイッと詰めたその瞬間、岡田さんが狙い澄ました右をカウンターで、

もう絵に描いたようなカウンター大直撃で、中澤さんが大きくヨロケてしまって、

倒れ込む寸前で踏ん張り留まったんだけど、場内悲鳴と大歓声!

 

踏み留まるのが精一杯だった中澤さんに対して岡田さんは強い決着意思の下、

そこからはもう圧倒的な鬼追撃で、暫くは凌いでたんだけど中澤さん、

最後は北西ポストに押し込まれてしまって、上下左右をそれこそ雨あられで、

そのちょっと前から白いタオルを握り続けてた中澤さんサイドのセコンドが、

フワッと投げ込むのとレフェリーがストップ割り込みしたのとがほぼ一緒で、

0分58秒、岡田さんの衝撃的に強過ぎたTKO勝ちだったね。

 

 

試合終了直後、一言二言本田会長と言葉を交わしたんだけど、

中澤さんはここまで良くやってきたってことで意見は一致したんだよね。

 

 

多分、次の挑戦者になりそうな麻生興一さんも3列目くらいで観戦してたけど、

申し訳ないけど、今の岡田さんに他の誰もが攻略策は見出しに難くて、

自分の思いとしては岩淵真也さんがOPBFベルトをゲットした後に挑戦して、

その間小原佳太さんが再度の挑戦者決定戦を征して世界王座もゲットして、

その小原さんと岡田さんが日本で世界戦をやるっていうのが夢なんだけどね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 岡田博喜さん

② 阪下優友さん

③ 特にナシ

 

 

 

試合終了後、顔見知りの人達と少し話し込んだ後、

1階のホール入り口で人を待ってたら、「村木田さん。」 って声掛けられて、

一瞬見定めかねてたら岡田博喜さんの親父さんで、母上もご一緒で、

岡田さんが 「親父です。」 って紹介されてから1年以上振りだったもんで……。

 

もう一人の女性と合わせて4人でちょっとした試合レビューをしたんだけど、

自分は結構興奮を残したままだったもんで、ちょっと喋り過ぎたって反省したけど、

兎に角親父さん、貴方の息子さんは驚くほど成長してて強いチャンプでしたよ。

 

2016年1月14日 (木)

1月のボクシング

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                                                      地域別アクセス状況。

 

これは以前アクセス解析のことを書いた際のオマケみたいなもので、

このブログの地域別の絶対的アクセス数を表したものではなくて、

各都道府県のインターネット利用人口に対して、

このブログにアクセスしたユーザーの割合を算出して、

平均値に比して高いか低いかを色で表したもので、

滅多にみないんだけどこれが日々表示されるんだわ。

 

赤い方が高くて青くなるほど低いってことで、

このブログがどの都道府県のユーザーにより受け入れられてるのかが一目で、

つまり、このブログは北海道、山形県、東京都、滋賀県、徳島県、宮崎県辺りで

受けがいいってことになるんだってさ。

 

 

 

つい最近、子供の顔面に熱湯をかけて殺してしまった母親と同居男がいて、

うちの奥さんは 「死刑だね。」 って言ってたんだけど、

そういう幼児虐待っていうのは学校でのイジメと根っこは同じだと自分は思ってて、

弱い者をかさにかかって痛めつけるっていう実に卑怯な所作なんだよね。

 

そして、卑怯っていうのはとっても恥ずかしいことだっていうことを

小さい頃にキッチリ教えられてないことが全てだと思ってるんだけどね。

 

 

 

SMAPが解散するとかしないでザワザワしてるんだけど、

今では5人其々が其々の分野で活躍はしてるけど、

こと歌に関してはガキの頃から40過ぎの今まで、

ずっと単純な斉唱系から成長できてなくて、

それをずっと一緒にやり続けてるっていうのは自分には考えられなくて、

お互いが殆ど成長してないんじゃないのか、面白くないんじゃないか、

カネ儲けの為に取り敢えずグループを維持してるに過ぎないんじゃないか、

くらいにしか思ってなかったんだけどね。

 

 

 

≪1月のボクシングスケジュール≫

1月の5ボクシングは全て後楽園ホールで、開催日は少ないんだけど、

新人戦からタイトル戦まで実にとっても中身が濃いんだわさ。

*左側が勝者予想、敬称略。

 

 

・1月16日………(後楽園)

緒方勇希×有馬啓祐、 阪下優友×大平真史、福本翔馬×秋山泰幸、

岡田博喜×中澤将信。

 

 

・1月20日………(後楽園)

成田永生×エルフェロス・ベガ、芹江匡晋×戸井健太、渕上誠×美柑英男、

ソニー・ボーイ・ハロ×鈴木悠介、大川泰弘×新藤寛之。

 

 

・1月25日………(後楽園)

大間和友×根本裕也、玉木善文×祝井航平、守屋和明×桜井康弘、

高橋竜也×中川とん虎。

 

 

・1月27日………(後楽園) C級トーナメント決勝

諏訪佑×中村亜泰、神津徳臣×小野力也、クドゥラ金子×入江翔太、

白鳥大珠×高田朋城。

 

 

・1月28日………(後楽園ホール) ルーキーズトーナメント

富岡哲也×中谷潤人、佐々木和×坂口翔平、上野太一×芳賀慧彦。

 

 

 

≪1月度ボクシング期待度ベスト15≫

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 岡田博喜×中澤将信

② 大川泰弘×新藤寛之

③ 福本翔馬×秋山泰幸

④ 阪下優友×大平真史

⑤ 諏訪佑×中村亜泰

⑥ 神津徳臣×小野力也

⑦ ソニー・ボーイ・ハロ×鈴木悠介

⑧ 緒方勇希×有馬啓祐

⑨ クドゥラ金子×入江翔太

⑩ 渕上誠×美柑英男

⑪ 成田永生×エルフェロス・ベガ

⑫ 玉木善文×祝井航平

⑬ 芹江匡晋×戸井健太

⑭ 守屋和明×桜井康弘

⑮ 白鳥大珠×高田朋城

 

 

 

上記30名のボクサーの中には会えば挨拶したり、

言葉を交わす知り合いのボクサーが15名いるんだけど、

敢えて負けるって予想した試合もあって、色々複雑な心境なんだよね。

 

2016年1月13日 (水)

競馬! 競馬! 競馬!

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サンデーサイレンス。

 

御存じ、日本の現代競馬を形造った伝説の種牡馬で、

今活躍してる競走馬を辿っていくとその多くが最後は彼に行き付くんだよね。

 

 

 

今日は競馬のことだけしか書かないもんで、

一体どれくらいの人が読んでくれるのかとも思うんだけど、

頭に浮かぶ何人かはきっと読んでくれるんじゃないかと……。

 

 

自分は馬に惚れたり、予想に基づきレースを楽しむっていうよりは、

馬券を買うことは不動産や株式にカネをつぎ込むのと同じように、

果たして投資の対象になり得るのかっていうのが全てなんだよね。

 

長いこと馬券に関わってきて自分なりに解ってきたことは、

ずっと以前、ある統計学者も分析してたように、

賭け事に関して長期間に亘って通算利益を生み出すためには、

結局は中穴から大穴狙いしか有り得ないってことなんだよね。

 

で、ここ7~8年は100倍~1,000倍の配当を目指すことにしてて、

それに一番向いてる3連複を中心にしてるんだわ。

 

つまり参加するレースごとに馬券の買い方を考えるってことは一切なくて、

決めた買い方に相応しいレースを探すっていうのが基本的アプローチで、

40レースほどで1本ゲットすべく人知れず密かに網を張ってるって感じなんだわ。

 

で、1日5レースほどに参加するとして月約40レースになるんだけど、

それを例えば100円単位で考えると月4万円の出資になる訳で、

それで月1本ゲットしすると1万~10万の見返りってことで、

回収率は25%~250%になるんだよね。

で、年間の最終回収率の目標を125%に置いてて、

それが実現できれば株式投資なんかより余程効率がいいんだよね。

 

大きな配当を狙うならいっそ3連単ってことにもなりそうなんだけど、

3連複の6倍もの買い目が必要になる割には6倍の配当にならないことも多いし、

効率的に狙い切るまではまだまだデータの積み上げが足りてないんだわ。

 

100倍~1,000倍の配当の3連複を狙うに際しては、

それが出現し易いレースに狙いを定める必要があるんだけど、

以下はその出現率に関するデータで、もう何年も前のモノなんだけどね……。

 

 

 

≪3連複100倍以上の配当出現率≫

 

【レースグレード別の出現率】

① GⅢ……10.7% 

② 1600万下……10.1%

③ GⅡ……8.0%

④ 1000万下……7.8%

⑤ オープン特別……7.3%

⑥ 500万下……6.6%

⑦ GⅠ……5.4%

⑧ 未勝利戦……5.2%

⑨ 新馬戦……4.1%

 

→だから自分は基本的には①から⑤までのレースしか参加しなくて、

GⅠの出現確率も驚くほど低いもんでスルーすることが多いんだわ。                                                          

 

 

【芝・ダート別出現率】

・芝……7.0%

・ダート……5.6%

 

→芝レースの方が最後の大外一気で大逆転っていうのが多いんだよね。

 

 

【その他の出現率】

・ハンデ戦……10.9%

・牝馬限定……7.4%

 

 

【コース別出現率】

① 函館・芝2000m……13.8%

② 福島・芝2000m……12.8%

③ 東京・ダ2100m……11.8%

④ 京都・芝1400m外……11.5%

⑤ 福島・芝1800m……10.7%

⑥ 中山・芝1800m……9.8%

⑦ 福島・芝1200m……9.4%

⑧ 函館・芝1800m……9.1%

⑨ 京都・芝1800m外……8.9%

⑩ 中京・ダ1700m……8.5%

 

 

【出走頭数別出現率】

11頭立て(3.5%)~13頭立て(5.0%)~18頭立て(10.3%)。

 

→出走頭数が増えるにつれ出現率がアップする訳で、

で、自分は12頭以下のレースには参加しないことにしてるんだわ。

 

 

【ジョッキーの3着内率】

自分は毎月そのデータの推移を記録してて、

ただ年の初めの1月と2月は前年の年間戦績を基にしてるんだけど、

いずれもリーディング成績ではなくてして3着内率を重視してるんだよね。

 

 

【調教師の3着内率】

必ずしもリーディングを重視してないのは騎手の場合と同様で、

上位40位までで出現率40%から20%まであるんだよね。

 

 

 

≪具体的な馬券作戦≫

以下は全て前日予想を前提にしてるもんで、

的中した場合に思いの外の高配当だったり、その逆だったりすることがあって、

去年の最高配当は2264.5倍だったけど100倍台のこともあったんだわ。                                                        

 

① グレードの①から⑤までのレースを対象とする。(但し12Rは特例)

     →最終12Rは通常の買い方をする人が減って思いの外配当妙味がある。

 

② 13頭以上のレース。

 

③ 1番人気馬のオッズが3.0以上のレース。

 

④ 10番人気から12番人気くらいの中で狙える馬を軸馬として選定する。

     →より先行しそうな馬をジョッキーと調教師の3着内率と合わせて考える。

 

⑤ そこから3番人気から8番人気までの中から5頭を選定するして流す。

     →3連複流し10点。

 

 

*1番人気馬の3着内率は66.2%、2番人気馬の3着内率は51.6%あるもんで、

結局、これらが来そうにないレースを必死に探すってことで……。

 

 

 

【2016年のここまで】

今年はここまでの4日間で丁度20レースに参加したんだけど、

1月5日の京都11R、9日の中山10R、11日の中山8Rの3本を見事ゲットで、

ただ後の2レースは100倍台だったもんで合計回収率は457%だったんだわ。

 

浜中俊で1本とコントレラスが2本だったんだけど、

余り良く知らない外国人ジョッキーの場合はとっても迷うんだよね。

 

これまでの実績だと大体40レースくらいで1本くらいだから、

20レースで3本っていう確率は出来過ぎなんだけど、

2本はごく低配当だったっていうのがこれまた実に微妙で、

まあ例年1月はそんなに悪くはないんだけどね……。

 

 

競馬必勝法っていうのは馬券に携わる人の数だけあって、

だから書店には常にその手の必勝本が溢れてるんだけど、

ベストセラー、ロングセラーになってるモノは全く皆無だから、

結局は必勝法なんてものはこの世には無いに等しいと思ってるんだけど、

それでもその人なりの買い方を変えないのが一番大事じゃないかと思ってて、

それを貫き通せた人が最後は勝つんじゃないかって思ってるんだよね。

 

2016年1月12日 (火)

コメント欄解放終了!

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猫舌。

 

10日、近所の公園に散歩に行った帰り道、

塀の上にいた猫に 「おいで、おいで」 をしたら振り向いてアッカンベー。

 

っていう決定的瞬間を収めたモノではなくて、

この猫、もともと舌が長いみたいでずっと出しっ放しだったんだけど、

なんかとっても可愛かったなあ……。

 

 

 

コメント欄はさっき閉じたんだけど、今回も沢山の投稿アリガトゴザイマシタ。

 

ブログが汚れてしまうようなやり取りは全て削除した上で、

大切に保存させて頂きますね。

 

毎度のことではあるけど、相変わらず自分に嫌悪感を抱いてる人がわざわざ

ブログを読みに来てわざわざ悪態をつくっていうその精神構造が理解出来なくて、

自分なら普通に無視するか徹底的にスルーするだけだけどなあ……。

 

比較的自分に好意を持ってくれてる人がいる一方で、それと同じだけの数、

自分を嫌ってる人がいるんだろうなって思ってるんだけど、

それでもこのブログを大事に読んでくれてる人に出会うのは嬉しくて、

もう少し続けてもいいのかなあって思うんだよね。

 

この間毎日の訪問者は1,200~1,300人ほどで余り変わりはないんだけど、

コメント欄をオープンにするとアクセス数が急に増えて、

何にも記事を書かないにも関わらず普通に5,000アクセスにもなるのが驚きで、

また機会がありましたらヨロシクです。

 

 

 

明日は競馬特集、その次は1月度のボクシングについて書きますので、

其々興味のある方は読みに来て下さいな。

 

2016年1月 5日 (火)

第945回コメント欄解放!

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マルケス兄さんと小堀佑介さん。

 

前の家は壁から天井まで隙間が無いほどポスターやらサイン色紙やら、

もうベタベタ貼りまくってたんだけど、引っ越した今はそれが許されなくて、

だけど、どうしてもこの2枚だけはってことで……。

 

上はファン・マヌエル・マルケス×マルコ・アントニオ・バレラの試合の時のモノで、

下のは小堀祐介さんが日本タイトルを取って後楽園ホールに飾られたモノで、

翌2007年、OPBFチャンピオンになって写真を入れ替えた際に、

サインした上で譲って貰ったんだわ。

(この頃の小堀さんが五代ジムの太田輝君にとってもよく似てるんだよね。)

 

マルケス兄さんと小堀さんの二人が今の自分のボクシング観戦の基礎の基礎で、

それまでは飛び飛びに見てたのを年間シートを買うようになったんだし、

このブログを始めるきっかけにもなったんだよね。

だから今だに自分がボクシングを見る際の基準になってるのは、

マルケス兄さんと小堀さんなんだよね。

 

その後、上のポスターのマルケス兄さんとバレラの試合に際して、

そのマルケス兄さんのスパーリングパートナーとして小堀さんが指名されて、

その時は最終的にはバレラの相手をすることに変更になったんだけど、

あの折はアメリカに同行しようかって本気で思ってたんだよなあ。

 

 

 

今年は初詣に2回行ったんだけど、自分は初詣以外は詣でない習慣なもんで、

改めて “初” っていわれるとちょっと申し訳ない感じもするんだよね。

 

柏手を打って何を願うかっていうと、「競馬で大穴をゲット出来ますように……。」

とか、「宝くじが当たりますように……。」 とか超個人的で姑息なものではなくて、

「世界に平和が訪れますように……。」 って大それたものでもなくて、

「自分に好意を持ってくれてる人が幸せでありますように……。」 って感じだね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

競馬を始めるきっかけは大体が職場の同僚に誘われてってことが多くて、

それも殆どが年末の有馬記念か年明け早々の金杯ってことになってるんだよね。

 

で、今日の参加レースはその東西の金杯と京都8Rの3レースってことで、

中山11R……⑪、京都8R……⑤、11R……⑭を軸馬にしてみるんだわ。

 

 

 

さてさて、年末ボクシングも一段落して2015年度の自分なりの総括も済んで、

年明け最初のボクシングは16日からだし、

14日~15日に1月ボクシングの予定を書くまで随分間隔が空くもんで、

久し振りにコメント欄を開放しますので、よろしかったらどうぞってことで……。

 

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2016年1月 4日 (月)

年間ベストボクシング(2015)

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マクドナルド。

 

ただここは普通のマックではなくて、ある信頼できる筋から聞いたんだけど、

何とこのマックは年間売上高が世界一なんだってさ。

 

近くに附属系の高校や中学、それに専門学校やらが沢山あるもんで、

確かに曜日や時間を問わずいつも賑わってるんだけど、

それにしても世界一っていうのは凄くて今でも記録が続いているのかなあ……。

 

 

 

昨日は明治神宮に出向いた後、久し振りに原宿でクレープを食べて、

とにかく人混みにまみれて帰りましたとさってことだったんだけど、

3日目だっていうのに明治神宮の初詣客は実にホントに半端な数じゃなくて、

元旦だったらどんなだったろうかって恐ろしくなるほどだったんだよね。

 

知ってる人も多いと思うんだけど、あそこのおみくじは吉凶を占うんじゃなくて、

古い五七調の文体で様々な人生訓のような文章が書かれてあるんだけど、

それは日めくりカレンダーによく書いてあるような、

改めて襟を正すような、あるいは極めてありふれてるような……なんだよね。

 

 

 

夜、“百円の恋” を見たんだけど、激賞する人がとっても多いのも知ってたけど、

実に申し訳ないんだけど、自分にとっては只の駄作としか思えなかったんだわ。

 

登場人物達の誰一人もが自分には魅力的な存在には見えなくて、

ドン詰まり感を漂わせてる連中ばかりなもんで中盤までは気がめいる一方で、

大体そういうのが現実世界なんだろうけど、一方でいざ試合の場面ともなると、

ボクシング漫画とか “ロッキー” と同じようにいきなり現実とかけ離れ過ぎてて、

いきなり 「それは違うだろ。」 っていうような違和感を強く感じてしまって、

リアルを目指すなら最後までそれを押し通して欲しくて、

普段の福地さんならとっくにストップさせてただろうって思ってしまったんだよね。

 

自分にとってボクシングっていうのはやっぱりあくまで現実的なものであって、

映画的あるいはアニメ的にはどうしても見られないんだよなあ。

 

試合をしてるボクサーを見てその非日常性に驚嘆して感動さえして、

その瞬間に人間関係がいい方向に揺さぶられるのは間違いないとは思うんだけど、

そういう系統の感動は時が経つとすぐ薄まってしまって、

また元の魅力的ではない人間関係と心が躍らない日常に戻ってしまうのもまた、

現実な訳で、あの37歳の男もすぐに別の女性に手を付けるでしょってことで……。

 

ただ、主人公自身は何となく旧態を脱し切れたんじゃないのかっていうのが、

唯一の温かい系の救いではあったんだけどね。

 

全体に嘘っぽ過ぎるストーリーの中で最後まで唯一現実的だったのは、

トレーナーを演じてた松浦さんの存在感で、

多分決められた台詞以外のアドリブも多かったと思うんだけど、

一度彼の主役系を見てみたいなあって思ったんだよね。

 

他にアレッて気付いたのは試合会場に田口良一さんとか平山悦久さん、

それに大保龍斗君達の応援横断幕が吊るされてあったことだったね。

 

 

                                                      さてさて、今日の本題に移るんだけど、     

元より見ていない試合が山ほどある上でのことでもあるし、

見た試合の中でも其々には其々のベストボクシングがある訳で、

それは一つ一つの試合の見方と評価が個々によって違うことでもあって、

だからこそ臆面もなく年間ベストを考えてみたんだよね。

 

他の人達と大きく評価が異なる部分は多分、

三浦隆司さん×フランシスコ・バルガスの試合と、

井上尚弥さん×ワルリト・パエリスの試合だと思うんだよね。

 

自分はあの試合の三浦さんは4Rにダウンゲットして5Rには決着目指してて、

それが叶わなかった時点で何だか一段落し過ぎてしまったように感じて、

そこんところを改めてきっちり立て直すことができないまま、

8R、9Rって相手の先攻を許してしまったのが敗因だったと思ってて、

確かにバルガスの踏ん張り直しも大したモンだったんだけど、

充分勝てた試合だったのになあっていうガッカリ感の方が大きかったんだよね。

 

井上さんのテキパキ感は実にホントに圧倒的ではあったんだけど、

パエリスの下手クソ加減が残念過ぎだったもんでね……。

 

 

 

≪2015年・年間ボクシングベスト30≫

*左側が勝者、敬称略。

 

① 内山高志×ジョムトーン・チューワッタナ……2RKO

② 内山高志×オリバー・フローレス……3RKO

③ 八重樫東×ハビエル・メンドーサ……3-0

④ 内藤律樹×荒川仁人……3-0

⑤ 岡田博喜×外園隼人……3RKO

⑥ 拳四朗×長嶺克則……7RKO

⑦ 斉藤幸伸丸×下川原雄大……3-0

⑧ 三浦隆司×ビリー・ディブ……3RKO

⑨ 土屋修平×松山和樹……1RKO

⑩ 田口良一×クワンタイ・シッモーセン……8RKO

⑪ 木村悠×ペドロ・ゲバラ……2-0

⑫ 石本康隆×久我勇作……3-0

⑬ 粉川拓也×佐藤洋輝……3-0

⑭ 伊藤雅雪×江藤伸悟……3-0

⑮ 小國以載×源大輝……3-0

⑯ 小原佳太×岡崎祐也……6RKO

⑰ 井上尚弥×ワルリト・パエリス……2RKO

⑱ 尾川堅一×中野和也……3RKO

⑲ 柴田明雄×前原太尊康輝……7RKO

⑳ 下田昭文×ジェリー・ナルド……5RKO

 

(21) 萱沼徹平×仲里周磨……1-0

(22) 高畑里望×塚田祐介……2RKO

(23) 麻生興一×宮崎辰也……7RKO

(24) 藤中周作×大村朋之……1RKO

(25) 梶颯×吉野ムサシ……1RKO

(26) 田口良一×ルイス・デラローサ……9RKO

(27) 小原佳太×ウォルター・カスティーリョ……1-0

(28) 諏訪佑×宮川大地……1RKO

(29) 大森将兵×益田健太郎……3RKO

(30) 溜田剛士×マーク・ベルナルデス……7RKO

 

(31) 正木脩也×氏原文男……3RKO

(32) 小浦翼×佐宗緋月……3-0

(33) 田ノ岡条×山下賢哉……3-0

(34) 佐々木健介×角本達治……5RKO

(35) 徳永幸大×杉崎由夜……8RKO

(36) 福原力也×中川祐輔……4RKO

(37) 胡朋宏×川端達郎……1RKO

(38) 渡部大介×荒谷龍人……2RKO 

(39) 藤原陽介×久永志則……3-0

(40) 横山一喜×熊澤祥大……4RKO

 

 

「俺の順位が低すぎるんじゃねえのか?」 とか、

「そもそも俺が載ってねえじゃんか?」 とかいう声が聞こえてきそうなんだけど、

そもそもが単なる素人のオッサンの所謂ゴタクってヤツなんだから、

その点は緩くというか何卒寛大に読んで下さいなってことで……。

 

 

 

昨日の夕方、思い出して宝くじの当選番号をチェックしてみたんだけど、

末等の300円が3本の他、3,000円が当たってたんだけど勿論マイナスで、

1等賞をゲットしたら2億円ばかり、ボクサー達にバラ撒くっていう快挙は不発で、

せいぜい先着30名様に缶コーヒーってことでしかなくて、

また来年のお楽しみってことで……。

 

2016年1月 3日 (日)

12月のベストボクシング

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事故。

 

毎月何回か起こる追突事故現場で、写真の左の方から下りながらの左カーブ、

曲がりっ鼻のところが渋滞のケツになる時が一番ヤバくて、

この日は2台が絡んだ軽い事故だったんだけど、

それでも消防車やらパトカーや警察車両、レッカーだとか7台も出動してて、

20人近くが道路上を右往左往してたんだわ。

 

世間的に名の通った運送会社のトラックが巻き込まれるってことは殆ど無くて、

通常走行の際もいかにも落ち着いた運転をしてて流石だねって思うんだよね。

 

 

 

昨日は昼過ぎから気が置けない親戚連中が5人、自分の家に集まってくれて、

彼らは全員、ボクシングとかジャズとかには無縁の人達なもんで、

自分の出番は全く無かったんだけど、ワイワイ結構楽しかったんだわ。

 

 

 

自分にとっての12月のボクシングは僅か11興行でしかなくて、

大阪や神戸、京都、名古屋、山口、新宿のボクシングは全く見てないもんで、

井岡一翔さんや田中恒成さん、高山勝成さん、石田匠さん、長谷川穂積さん、

拳四朗さん、野中悠樹さん達のパフォーマンスは含まれてないから、

ベストボクシングを選定しても、それはあくまで首都圏に限ってのことなんだよね。

 

 

 

≪12月のボクシングベスト20≫

*左側が勝者、( )内は事前期待度ランク、敬称略。

 

① 内山高志×オリバー・フローレス (3)……3RKO

② 八重樫東×ハビエル・メンドーサ (12)……2RKO

③ 田口良一×ルイス・デラローサ (4)……9RKO

④ 土屋修平×松山和樹 (15)……1RKO

⑤ 石本康隆×久我勇作 (13)……3-0

⑥ 伊藤雅雪×江藤伸悟 (2)……3-0

⑦ 萱沼徹平×仲里周磨 (6)……1-0

⑧ 高畑里望×塚田祐介 (20)……2RKO

⑨ 井上尚弥×ワルリト・パレリス (12)……2R

⑩ 勅使河原弘晶×濱田修士 (11)……7RKO

⑪ 中川公弘×舟山大樹 (33)……3-0

⑫ 長井一×ガンバレ将太 (30)……1RKO

⑬ 正木脩也×氏原文男 (34)……3RKO

⑭ 市村蓮司×金井隆明 (28)……1RKO

⑮ 梶颯×井上太陽 (14)……1RKO

⑯ 小浦翼×北村流生 (7)……3-0

⑰ 藤本直人×嶋崎俊 (29)……3-0

⑱ 藤原陽介×熊谷直昭 (26)……3-0

⑲ 上田有吾×山本大智 (36)……1RKO

⑳ 永野祐樹×ジラフ麒麟神田 (ー)……1RKO

 

(21) 武田航×清瀬天太 (17)……3-0

(22) 松永宏信×齋藤志朗 (25)……5RKO

(23) 桜井孝樹×大久保大騎 (37)……4RKO

(24) 鈴木基伸×尼ケ崎匠 (ー)……3-0

(25) 千葉開×今川未来 (ー)……3RKO

 

 

 

今日はこれから奥さんと明治神宮へ行くんだわ。

明日は2015年のベストボクシングを書くつもりなんだけど、

今年最初の競馬の予想もしなければならないし、色々忙しくなりそうなんだわ。

 

2016年1月 1日 (金)

大田区総合体育館・12月31日

Image_4

 

初日の出。

 

富士山山頂の御来光って訳にはいかないんだけど、

取り敢えず今年も色々ヨロシクねってことで……。

 

 

 

元々才覚も無い上に勤勉さも持ち合わせてなようなIQやモラルの低い人間が、

結果的に区別されて経済的にも追い込まれて、 

溜めた不満を最後の最後に爆発させるっていうのは、

何もISに限ったことではなくて、先進国における最貧困層にも言えることで、

負のスパイラルから抜け出すのは中々難しいもんで、

富んでる者へ攻撃を仕掛けたり、社会に対して捻じ曲がった欲望を吐き出して、

それで憂さを晴らす者も出てくるんだけど、

それが宗教にまつわることであろうと、人種や民族問題に基づこうとも、

普通に暮らしてる人々の安寧を乱してる時点でただの犯罪なんだよね。

 

 

 

去年の10月頃かなあ、今年は大晦日ボクシングはないみたいだし、

頼んでおいたお節料理を取りに行くのは今年は自分の番かなあって思ってたら、

いきなりトントンって話がまとまって昨日の開催になったんだよね。

 

アンダーカードは若干見劣り感が強かったんだけど、

Wメインを待ちに待ったっていう雰囲気にするには大いに役立っだったんだわ。

 

 

この日ワタナベジムのアシスタントに駆り出されたボクサー達は、

上下お揃い、靴まで揃えたユニフォームで統一されて、

試合ごとに応援Tシャツを着替えるきめ細やかさで一体感を出してたんだわ。

 

山元浩嗣さんが例年通り会長の付き人をやってたんだけど、

柴田明雄さん達も寒い外でグッズ販売の手伝いしてたしなあ……。

 

 

久し振りだった重田玲さん、ごく近々にいいことがあるんだって言ってたなあ。

 

 

入り口で木村隼人さんと頑張ってね挨拶して、

試合前の田口良一さんも声掛けてくれて始まり始まり……。

 

 

 

① 木ノ下克明君(ミナノ)×木村哲史君(18古河)……SB 4R

0勝6敗(2KO)のサウスポー、35歳・岩手県と、

2勝(1KO)2敗(2KO)のサウスポー、31歳・埼玉県。

 

<1R>

まだ場内がザワザワしてた中での第一試合はサウスポー同士で、

初めの1分間が過ぎたら大分落ち着いてきたんだけど初めはちょっと狂乱で、

木ノ下君、正対して構え過ぎからの連打が掻き回すようで、

もっと殴るっていう意識が欲しいようなあって見てたら1分15秒辺りから、

冷静さを取り戻した木村君にポンポンポンポン当てられまくってたんだわ。

 

被弾消耗と打ち疲れが重なって残り1分頃からは二人共動きが鈍ってきて、

緊張感がほぐれ過ぎになってしまったんだけど、

それでも木村君の圧倒優勢は揺るぎなかったなあ。

 

<2R>

木ノ下君は相変わらず汽車汽車シュッポシュッポみたいで、

力を込め切れてない打ち出しで中々相手にダメージを与えられてない中、

木村君の方もディフェンスに難を抱えたままではあったんだけど、

頑張り手数とヒット数で圧倒し続け試合の決着が見えたもんで一旦離席。

 

 

結局、この試合は次の3R2分18秒、予想通り木村君のTKO勝ちだったんだけど、

長嶋会長がとっても嬉しそうに引き上げて行ってたんだけど、

そりゃ年末最後の試合を勝ちで締められたらグッドグッドだもんなあ。

 

 

② 坂井祥吾君(久米川木内)×望月嘉人君(石神井S)

                             ………Fe 4R

3勝(1KO)2敗1分の26歳・東京都と、デビュー戦の20歳・沖縄県。

 

第一試合は4時に始まったんだけど4時半に知人のN君から電話が入って、

名古屋での田中恒成さん、5Rにダウン喰らってそれまでも圧倒負けたてたのを、

6Rに大逆転KO勝ちってことで、それも左ボディ一発だったらしくて、

この日はこの後のWメインの試合も含めてボディブローがポイントだったんだわ。

 

 

<1R>

この日がデビュー戦の望月君が初っ端から驚異的な飛ばしで、

気後れ出遅れてしまった坂井君が体勢が整わないままの開始僅か20秒、

望月君の多分左フックだったと思うけど、ガッツン当たってしまって坂井君ダウン。

 

リスタート後、益々勢いを増した望月君を前にして坂井君、

殆ど為す術ないまま追い込まれてしまって連続被弾を重ねていって、

最後は左アッパーをまともに貰ってしまって激しく2度目のダウンで、

1分07秒、望月君のKO勝ち。

 

 

 

③ 柳沼直道君(EBISU)×市川皓啓君(川島)……54㎏ 4R

デビュー戦の22歳・北海道と、0勝0敗1分の22歳・東京都。

 

<1R>

前の2試合のボクサー達以上にちゃんとした二人で、

市川君は上体を激しく動かして被弾を避けてたんだけど、

その分自らのパンチの命中率も良くなかったなあ。

 

一方、これがデビュー戦の柳沼君は少し元気不足って感じだったね。

 

<2R>

市川君が徐々にガチャガチャ度を上げていくと柳沼君、

とってもやり難そうにしてて、ジャブのタイミングも遅れがちになってきたし、

残り1分ではこの試合初めて見栄えのいい右ストレートをヒットさせてたんだけど、

相対的には市川君の粗っぽさに巻き込まれてしまってるって感じだったんだわ。

 

<3R>

疲れ知らずのガンバルマンの市川君、効率の良くない攻めが続いてたんだけど、

それでも圧倒的な手数差で柳沼君を翻弄してたなあ。

 

柳沼君の方は相手にリズムをかき乱されて攻め込むタイミングを逃しがちだったし、

とにかくもう少し自分から仕掛けて行かないと……。

 

<4R>

市川君が詰め詰めガンガンしていく中、柳沼君、

何とか何とかって感じで右ストレート、やっとこさ見栄え良く当て込んで、

もう少しラウンド数があれば展開も変わり得たんだろうけど、

これじゃあイーブンだなあってとこで終了ゴング。

 

 

結局、39-38×2、38-38ってことで市川君の2-0勝ちだったね。

 

 

すぐ前を荒川仁人さんが通りかかったもんで、

29日の細野悟さんと下田昭文さんと試合のことをちょっと話したんだけど、

彼、Tシャツ一枚で別に寒くないって言ってたなあ。

 

 

 

④ 寺西裕紀君(ワタナベ)×富永康太君(L玉熊)……L 4R

デビュー戦の24歳・広島県と、1勝0敗の21歳・愛知県。

 

<1R>

リーチは富永君でプレスは寺西君って感じで始まったんだけど、

その寺西君、とっても形のいいワンツーを打ってたし、

連打の最後を左ボディで締めるっていう中々のところも見せてたんだわ。

 

寺西君の手数が増えるにつれ富永君が大人しくなってしまって、

寺西君、ホントはもう少しスピードが欲しいところではあったんだけど、

それでもデビュー戦ににしてはまあまあの立ち上がりだったんだわ。

 

<2R>

寺西君もごく普通のボクサーだったんだけど、

富永君も攻撃は終始単調だし、全体にパワーも感じさせなかったんだよね。

 

それでも富永君、左フックにだけは力が込められたんだけど、

残念ながら狙い打ってるようには見えなかったなあ。

 

寺西君の方もポイントを奪うようなボクシングにはなってなかったんだけどね。

 

<3R>

お互い、たまには全力打ちしてみるべきだって思ってたんだけど、

このままじゃダメだって手数アップしていったのは富永君の方で、

寺西君、疲れてきたか何だかいきなり弱々しくなってきたんだわ。

 

<4R>

最後のラウンドってことで寺西君も手数を頑張ってたんだけど、

如何にも当たりがペトペト弱々しくて、富永君の方に傾いていしまったんだわ。

 

 

自分は前の試合と同じ38-38だったんだけど結局、

39-37、39-38、38-38ってことで寺西君の2-0勝ちだったね。

 

 

⑤ 住友将吾君(RK蒲田)×冨田正俊君(川島)……SF 6R

5勝(4KO)7敗(6KO)1分の28歳・愛媛県と、

5勝8敗(3KO)2分のサウスポー、31歳・東京都。

 

二人共、負け越し分を如何に埋めるかのある意味サバイバルだったんだけど、

住友君、一瞬危ない場面を作りつつも全体としてはそのパンチ力を活用して、

初回にデカイ円弧の右フックを直撃させていきなりダウンゲットだったなあ。

 

最近の目立った武器がフットワークだけになってる冨田君には辛い展開で、

住友君の倒すか倒されるかの若干丁半賭博系のボクシングは怖い怖いな訳で、

案の定、3Rに右で大きく張り飛ばされてしまって一発仰向昏倒ダウン。

 

その倒れ方が余りに激しかったもんでレフェリーも即のストップエンドで、

0分40秒、住友君のとっても見栄えのいいTKO勝ちだったんだけど、

今度はパンチ力のある相手もこなせるように、もう少しディフェンスだね。

 

 

 

⑥ 木村隼人さん(ワタナベ)×何チャラ・ヨーキット……B 8R

23勝(15KO)8敗(3KO)のランク11位、26歳・神奈川県と、

戦績も良く解らない26歳・タイ。

 

どうせ3R~4Rに決着するんだろうからって人と話してて、

そろそろ見てみるかって会場に入ったら、入り口ドアから出てくる人が一杯で、

丁度、重田さんとバッタリだったもんで聞いたら1Rで終わりってことで、

1分33秒にテンカウントアウトKO勝ちだってさ。

 

やっぱり木村さんもボディブローで決めたみたいなんだわ。

 

この日はテレビの都合で全ての試合開始時間が予め決められてたもんで、

田口さんの試合が7時始まりだったから何と小一時間も間が出来てしまって、

グッズ系や飲食の出店にとってはウハウハだったんだろうけど、

木村さん、余りに早過ぎた決着だったんだわ。

 

 

 

⑦ 田口良一さん(ワタナベ)×ルイス・デラローサ

              ………WBA LF タイトル戦 12R

22勝(9KO)2敗1分のチャンピオン、29歳・東京都と、

24勝(14KO)5敗(3KO)1分のランク7位、30歳・コロンビア。

 

コロンビア国歌っていうのは新興国に多い行進曲調だったんだけど、

それにしてもやたら長くてまるで第三楽章まであるようで、

AメロからBメロへ繋がってサビで終わると見せかけて最後またAメロって感じで、

君が代のAメロのみっていうのが淡泊過ぎに聞こえてしまうほどだったんだわ。

 

 

石原トレーナーが珍しくちょっと変な帽子を被ってたんだけど、

よく見たら小さなカメラが付いてたんだよね。

 

 

ジャッジの一人が女性だったのが自分にはちょっと心配で、

以前WOWOWに出てた女性ジャッジが節穴女王だったもんでね。

 

<1R>

5㎝ほど上背優位な田口さんに対してデラローサ、意外にしっかりガードで、

上体を揺らせたところからのいきなりの右大フックとか左アッパーとか、

必ずしも巧さは感じないんだけど、結構意表を突いた攻撃が目立ってたなあ。

腕振りにも実に力がこもってたし、そこそこ強いプレスをかけてきてたしね。

 

相手がちょっと解り難いポジションからいきなり打って来るもんで田口さん、

直撃はされてなかったけど右フックを二発貰ってて、

立ち上がりのリズムがいいようには見えなかったし、

何よりも距離が近過ぎるんじゃないかって思ったんだよね。

 

<2R>

年齢的なモノもあるしスタミナにも課題があるようにも見えるデラローサ、

早い決着を求めてか、いきなり飛ばしての力任せの強引さは粗っぽいんだけど、

それでも直撃された際の危険度はとっても高そうで、

田口さん、とにかく相手のペースに合わせ過ぎないようにって感じだったんだよね。

 

<3R>

デラローサは声を出しながら確信に満ちたショットを放ってきてるし、

中々一段落を見せない連続攻め込みで、

田口さんも徐々に細かいコンビネーションで対応しつつあったんだけど、

だけどやっぱり時折見せるデラローサのオーバーハンド気味の右は怖いよなあ。

 

<4R>

デラローサの体を屈めたところからの右フックも必殺系ではあったんだけど、

田口さんの右アッパーから左ボディの組み合わせが印象深くて、

残り1分くらいでの一瞬のサウスポーチェンジも相手の意表を突いてたんだわ。

 

<5R>

このままのペースで飛ばし通せるのかデラローサって感じだったんだけど、

田口さんの方もかなり相手の動きに慣れてきたみたいで、

細かく鋭くボディを攻め続けてるうちにデラローサ、

明らかにそれを嫌がる素振りを見せ始めたし、

心なしか足元のシッカリ感が失われつつあって、

秘めたる必殺パンチが別に用意されてるようにも思えなくて、

ここまで来ると怖さというよりは彼の単調さにこっちも慣れてきてしまったんだわ。

 

<6R>

デラローサは距離が縮まるまで待つようなところが見受けられるようになって、

つまり、自分から積極的に詰め仕掛けることが極端に少なくなってきて、

上体を揺さぶりながらひたすら待って待って待って、

一瞬のチャンスに万振り仕掛けっていう戦い方に変わっていったんだわ。

 

それはつまり消耗してることの証しではあったんだけど、

それでもこの瞬間だって振り込む際にはまだまだパワーが込められてたんだわ。

 

田口さんは相変わらず致命打は貰わないままだったんだけど、

それでもたまに顔面を軽く張られて見栄えの良くない打たれ方もしてたんだよね。

 

<7R>

田口さん、ラウンド終了間際に超綺麗な右ストレートを当て込んでたんだけど、

それでも序盤は何回か相手の右フックで顔面を反らせる場面があったなあ。

 

<8R>

ここに来て田口さんの動きが益々スムースになってきて、

相手の弱り方が目に見えてきたもんで元気満々って感じになってきて、

左ボディストレートからの右フックの繋がりもスピードとパワーに溢れてて、

防戦主体になってきたデラローサの反撃も目に見えて減ってきて、

最後は左目上をヒットカットされてたし随分差が出てきて終焉も見えてきたんだわ。

 

<9R>

それほど驚異的なパンチ力の持ち主でもない田口さんなんだけど、

ここまでくれば敢えてのKO勝ちを自らに課しての本気殴りで、

頑張り直したデラローサも前へ出てきたんだけど、

それは却って彼の被弾を増やしてしまうことに繋がって、

最早対等の戦いは出来ないって見切りをつけたか諦めたか、

自らの得意の距離になっても打ち切れずのついには戦意喪失で、

残り1分からは殆ど逃げ回るので精一杯だったんだわ。

 

中南米ボクサーのこういうところでの見極めというか諦めは実にハッキリしてて、

日本人のように 「気持ち出せ!」 とか 「最後の根性見せろ!」 とかにはならなくて、

案の定、このラウンドが終了した時点での棄権だったんだわ。

 

ってことで田口さん、9R終了時点TKO勝ちってことで……。

 

 

怖いもんだなあって思ったのは後で聞いたそこまでのWBAのジャッジ達の採点で、

ある人に聞いたんだけど、女性ジャッジだけが田口さん優勢にしてたんだけど、

残りの2名はデラローサの方を優位にしての1-2だったんだってさ。

 

ことほど左様にジャッジにバラつきがあるのは洋の東西でも日常のことで、

田口さんが軽く被弾して頭を振られたのを全てそのラウンドの最有効打って、

そういう判断がされればそれもアリだったんだよね。

 

 

この日の田口さん、試合序盤の3Rくらいまではどことなく戸惑い感があって、

必ずしも自信に満ちた動きではなかったんだけど、

徐々に相手を自分のペースに取り込んでの見事な決着だったんだよね。

 

で、やっぱり大きく試合を動かしたきっかけは左ボディだったんだよなあ。

 

 

 

⑧ 内山高志さん(ワタナベ)×オリバー・フローレス

              ………WBA SFe タイトル戦 12R

23勝(19KO)0敗1分のチャンピオン、36歳・埼玉県と、

26勝(16KO)1敗(1KO)2分のランク6位、サウスポー、24歳・ニカラグア。

 

佐々木トレーナーは石原さんのような変な帽子は被ってなかったね。

 

相手は干支的に一回りの年齢差があって立派な勝率とそこそこのKO率だし、

何よりサウスポーだったもんで、実は他の人より心配してたんだけどね……。

 

<1R>

内山さんの方が2㎝ほど上背があってリーチも長いってことだったんだけど、

フローレスもとってもいい体格してたし、白を効かせたトランクスだったせいか、

大きめに見えたんだよね。

 

そのフローレス、結構真面目にジャブを出してたし、

回転力はそれほどではなかったんだけど重そうな左に見えたし、

リズミカルではないもんで変なタイミングで貰ってしまいそうな雰囲気もあって、

自分的には少しドキドキの立ち上がりだったんだけど内山さん、

必要以上に大きく動いて交わすってこともなく見切ってからの即の打ち返しで、

相手の左ストレートを1発だけ貰ってはいたけど、

圧倒的に届きのいいジャブでまずは先行したんだわ。

 

 

それにしても何人かの観客達、ここまで随分酒を喰らってたせいもあってか、

あの内山さんにああせいこうせいの指示出しまくってたんだけど、

ホントにいい度胸してるとしか思えなかったし、恥かしくもあったんだよね。

 

<2R>

フローレス、ユッタリ動いたところからのいきなりの早い左はやっぱり脅威で、

以前、三浦隆司さんに貰った左ストレートが思い出されたんだけど、

内山さんの方はこの時点で既に殆ど見極めることが出来てたみたいだったなあ。

 

唯一左の強烈フックが新しい武器として登場したに過ぎず、

フローレスにこれといった必殺系の新技が見られなかった中、

内山さん、相手が屈んでやり過ごそうとするのを見計らって、

鋭い右ショートストレートを打ち下ろしてたし、左アッパーも自由自在で、

様々なパンチを全く体勢を崩すことなく次々に打ち出し続けてたんだわ。

 

この辺りになると試合当初に感じてた一抹の不安は全く霧散してて、

こりゃ5Rくらいには決着してしまうんじゃないかって思い始めてたんだよね。

 

その一方、フローレスは徐々に若さに欠けるような動きになっていって、

自信の無さというか踏ん切りの悪さが目立ってきたんだわ。

 

<3R>

内山さんのテキパキ感は益々半端じゃなくなって、

鋭く伸びのいいジャブはフローレスの打ち出しのタイミングをことごとく封じてたし、

右ショットを外した時でも相手の左の打ち返しを避けるべく、

瞬間に更に素早く右をもう一度振り出していってたんだよなあ。

 

既に距離は内山さんの自由自在になってて、

それじゃあってことで詰めたところでの打撃戦を仕掛けて行ったその瞬間、

二人の両手が交差したその刹那、実は内山さんには左手がもう一本あって、

それまでとは全く違う角度でフローレスの右腹を強烈にえぐったんだわ。

 

心と体の準備が出来てないところでのボディブローは信じ難いほどの効き目で、

フローレスが顔を歪めながらの昏倒一回転もんどりうってのうつ伏せダウン。

 

早速レフェリーがカウントを数え始めたんだけど、

仮死状態のフローレスを見て途中ストップの1分47秒、TKOエンドだったんだわ。

 

 

セコンドやら係員が抱き起そうとするのを、もう少しこのまま動かさないでくれって、

そりゃもうシンドかったろうなあって姿だったんだよね。

 

 

内山さんのどこが凄いかっていうと、もう6年間も世界チャンピオンを続けてて、

職業は世界チャンピオンですっていう感じが尋常じゃないし、

具体的には左ボディだとか右ストレートだとか色々あるんだけど、

自分が一番驚くのはそのデビューから25戦目の昨日の試合まで、

アレッ今日はちょっと調子が良くないのかなって思ったことが、

今まで一度もないっていうことで、内山さん自身は微妙なデキの差を感じつつ、

修正しながら試合してた事もあったのかも知れないんだけど、

常にベストの精神状態と体調を維持してるとしか思えなくて、

全くブレない最高レベルのパフォーマンスを見せてくれてることなんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 内山高志さん

② 田口良一さん

③ 住友将吾君

 

 

 

昨日は今年のボクシングもこれで最後ってことで、

ホントに沢山の知り合いが来てて、空き時間もタップリあったもんで、

沢山話が出来たんだよね。

 

 

会場入りしてすぐ渡辺会長の奥様に実に温かい配慮を頂いて、

御嬢さんも紹介してくれて、クッキリした大きな目は奥様譲りだったし、

控え目な所作は多分、親父さんから受け継いだんだろなあってことで……。

 

 

“DANGAN” の古澤さんも29日のある試合のスコアの話に付き合ってくれたし、

10countジムの村越さんが名刺作って貰ったんですよおって寄ってくれたし、

ワタナベジムの手伝いに来てた久し振りの松浦さんもブログを読んでくれてたし、

多忙な中、渡辺会長も自分なんかに気を使ってくれたし、

帝拳ジムの本田会長も気さくに話しかけてくれたんだよね。

 

本田会長は長年この業界の中で物事を瞬時に決断する環境に慣れてるせいか、

試合を含めて何事に対しても冷徹な分析と判断をする一方で、

個々のボクサーに対する思いやりの温かさは半端じゃなくて、

自分はほぼ同年代だし、全く利害関係の外にあるもんで、

実に気楽に接してくれてるみたいで、で、自分もついつい甘えてしまって、

公式にはとっても聞けないような話題にまで触れてしまうんだよね。

 

このブログもそろそろ10年になるんだけど、

そもそも本田会長を自分に繋いでくれたのは粟生隆寛さんだったんだけど、

あれはもう3年ほど前になるんだけど、

「あんた、中々センスあるよお。」 って言って下さったのが最初で、

だから続けてるっていう訳でもないんだけど、

それでもとっても光栄に思ってて励みになってるのも事実なんだよね。

 

ブログの有り方、書き方に関しても実に示唆に富んだアドバイスを戴き、

それは日頃自分でも思いつつってことでもあったもんで、

改めてとっても心に沁みたんだよね。

 

 

 

それと、この際だから自分の奥さんにも感謝を書いておくんだけど、

まだ十分働けるのを 「もう無理して働かなくてもいいでしょ。」 って言ってくれて、

だから、こんなに頻繁にボクシングを見ることが出来るようになった訳で、

人生の最後に差し掛かって新たな楽しみに関われるようになったのは、

正しく奥さんのお蔭であることは間違いないんだよね。

 

 

 

去年、あるいはその前から自分に関わって下さった方々に、

まとめてで恐縮なんですけど、ホントに色々アリガトございましたってことで、

更には今年もどうぞヨロシクってことなんですわ。

 

 

最後に……。

 

【村木田渾身競馬】

2015年は結局、合計550レースに参加して最終回収率が187%ってことで、

参加したレースは全て記録に残してあるもんで、

正月休みの間にジックリ分析し直すつもりなんだけど、

1年間でゲットしたレースはちょうど10本しかなくて、

ってことは1ヶ月平均45~50レースに参加して、

1ヶ月ちょっとに1本ゲットってことで相変わらず気の長い話なんだけど、

長期間に亘っての賭け事で通算プラスにするには、

結局は中穴以上狙いしかないっていう信念を貫くしかないんだよね。

 

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