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2015年10月

2015年10月31日 (土)

11月のボクシング

 

三省堂っていうのは辞書と教科書の会社で、如何にも体質が古そうなんだけど、

その分プライドはシッカリしてそうだったんだけど、

今回その体質の古さが突出してしまって愚かさだけが際立ってしまったなあ。

 

検定前の教科書を教師に見せるのは禁止されてるのを知っての上での愚行で、

それも教科書の採否にかかわる教師達の判断を仰ぐっていうのは、

それを社長もサポートしてたっていうのは明らかに確信犯なんだよね。

 

三省堂にとっては来年の教科書採用にマイナスの影響が出るのは必至で、

姑息な賄賂が逆目に出てしまいそうなんだけど、

5万円に釣られて嬉々として参加してた教師達も情けない限りなんだよなあ。

 

古くは雪印乳業、最近では東洋ゴム工業、東芝、旭化成建材に三省堂って、

ここんところ日本を代表する企業のテイタラクが続いてるんだけど、

その場限りの安易で浅薄なインチキが結局は会社自体を破滅に追い込むって、

そんな事も解らないのかって思うんだけど、

そういうのは出来心で目の前の女性に手を出してしまって、

それがバレて奥さんに追い込まれてしまうオッサン達と同じなのかなあ……。

 

 

 

ボクシング業界も年末にかけていよいよ追い込みって感じで、

4回戦から世界戦まで実に中身の濃いメニューが用意されてるんだよね。

 

 

 

【11月のボクシングスケジュール】

*左側が勝者予想。

 

・11月 1日………(広島)

岡崎祐也×佐藤矩彰。

 

・11月 2日………(後楽園)

渡部あきのり×有川稔男、荒川仁人×杉崎由夜、坂本英生×益田健太郎、

阪下優友×黒田雅之。

 

・11月 3日………(後楽園) 東日本新人王決勝戦

小浦翼×佐宗緋月、細谷大希×塚田直之、武田航×垣永喜信、

三浦仁×市村蓮司、石川元希×岸文昭。

 

・11月 5日………(後楽園)

粉川拓也×林徹磨、斉藤正樹×坂本尚志、小山拓見×頴川裕、

市川雅之×デシエルト長池、三瓶数馬×山田健太。

 

・11月 7日………(後楽園)

比嘉大吾×レンレン・テソリオ、高見良祐×横山雄一。

 

・11月 7日………(ラスベガス)

村田諒太×ガナー・ジャクソン。

 

・11月 8日………(マイアミ)

小原佳太×ウォルター・カスティーリョ。

 

・11月 9日………(後楽園)

柴田明雄×前原太尊康輝、粕谷雄一郎×太田啓介、荒木貴裕×名雪貴之、

宮地隆佳×佐藤直也、阿知和賢×田部井要。

 

・11月11日………(後楽園)

天笠尚×ネイサン・ボルシオ、山田智哉×恩床健太、松戸佑生×田村亮一。

 

・11月13日………(後楽園)

井上岳志×美柑英男、大久保龍斗×山田健太。

 

・11月15日………(大阪) 新人王西軍代表決定戦。

 

・11月16日………(後楽園)

中嶋孝文×デニス・トゥビエロン、相馬一哉×野口将志。

 

・11月18日………(後楽園)

大竹秀典、藤井貴博。

 

・11月19日………(後楽園) “DANGAN” C級トーナメント

 

・11月21日………(ラスベガス)

三浦隆司×フランシスコ・バルガス。

 

・11月22日………(新宿フェイス)

阿部麗也×鈴木鹿平、中野敬太×相馬圭吾、荒谷龍人、林崎智嘉志、

真鍋圭太。

 

・11月24日………(後楽園)

五十嵐俊幸、岩佐亮祐。

 

・11月28日………(仙台)

カルロス・クァドラス×江藤光喜、木村悠×ペドロ・ゲバラ、

粟生隆寛×ガマリエル・ディアス。

 

 

 

11月11日の後楽園興行には女子の世界戦が組まれてるもんで、

ボックスシートは使えないって事なんだけど、どうしてかなあ……。

 

世界戦の際には使えないっていうのは以前からの決まりなんだけど、

それは男子戦に限ってのことで、先週の女子王座統一戦でもOKだったのに、

客が入りそうだからってそれはちょっと露骨過ぎで、

だったらこっちも拒否するって事で……。

 

 

11月22日の興行にも充分興味あるんだけど、

新宿フェイスっていうのはヒッソリ見るには相応しくないし、

何よりとっても埃っぽいのがシンドイもんで、

真鍋圭太君の6年振りの復帰戦も見てみたいんだけど、残念ながら……。

 

ってことで自分なりの期待度ランキングは以下の通りなんだよね。

 

 

 

【11月度ボクシング期待度ベスト30】

*左側が勝者予想。

 

① 荒川仁人×杉崎由夜

② カルロス・クァドラス×江藤光喜

③ 小原佳太×ウォルター・カスティーリョ

④ 三浦隆司×フランシスコ・バルガス

⑤ 粟生隆寛×ガマリエル・ディアス

⑥ 高見良祐×横山雄一

⑦ 柴田明雄×前原太尊康輝

⑧ 木村悠×ペドロ・ゲバラ

⑨ 小浦翼×佐宗緋月

⑩ 粉川拓也×林徹磨

⑪ 阪下優友×黒田雅之

⑫ 坂本英生×益田健太郎

⑬ 三浦仁×市村蓮司

⑭ 粕谷雄一郎×太田啓介

⑮ 武田航×垣永喜信

⑯ 小山拓見×頴川裕

⑰ 松戸佑生×田村亮一

⑱ 井上岳志×美柑英男

⑲ 阿部麗也×鈴木鹿平

⑳ 渡部あきのり×有川稔男

 

(21) 阿知和賢×田部井要

(22) 三瓶数馬×山田健太

(23) 斉藤正樹×坂本尚志

(24) 石川元希×岸文昭

(25) 相馬一哉×野口将志

(26) 細谷大希×塚田直之

(27) 市川雅之×デシエルト長池

(28) 山田智哉×恩床健太

(29) 荒木貴裕×名雪貴之

(30) 中野敬太×相馬圭吾

 

 

 

【村木田渾身競馬】

今日のJRAには全部で4レースに参加予定で、

狙い目は東京9R…5番、東京10R…10番、東京12R…5番、

それと福島11R…4番で、其々ワイド4点と三連複6通りで大儲けなんだわ。

 

2015年10月30日 (金)

10月ボクシングベスト10

 

日本シリーズはヤクルトがソフトバンクに1勝4敗負けしてしまったし、

MLBワールドシリーズもニューヨーク・メッツが2連敗なんだよなあ。

 

 

 

ビートルズが一世風靡してた1960年代のイギリスには、

彼等の弟系とも言えるロックバンドがそれこそ山ほど存在してて、

ビートルズを少し粗っぽくというか、ヤンチャ系にしたのが “キンクス” で、

ちょっと洗練された感じを前面に出してたのが “サーチャーズ” だったんだけど、                                                           

もう50年以上も前のバンドなんだけど、今聞いてもやっぱりシミジミいいんだわ。

 

 

 

そう言えば先週だったかなあ、後楽園ホールの入り口のところで、

50がらみの既に飲んだくれたオッサンが近づいてきて、

「あんた、村木田っていうんだよね。」 って話し掛けてきたんだけど、

如何にもバカそうだったし友達になりたくもなかったもんで、

「いや、違うけど何?」 って返してやったんだわ。

 

「好き勝手書いてんじゃねえよ。」 的な事を言いたかったのか、

ソイツは連れのところまで戻って3人ほどでヒソヒソやってたけどね。

 

 

 

自分の10月ボクシングは現場7ボクシングとテレビ1ボクシングだったんだけど、

正直、全体的に低調だったっていう印象が拭えなくて、

格上の方のボクサー達の出来の悪さが目立ってたんだわ。        

で、事前にはベスト20まで揚げてたんだけど、そこまでは無理だったんだよね。

 

 

 

【10月ボクシングベスト10】

*左側が勝者、( )内は事前期待度ランキング。

 

① 斉藤幸伸丸×下川原雄大 (10)………5RKO

② 下田昭文×ジェリー・ナルド (20)………5RKO

③ 諏訪佑×宮川大地 (ー)………1RKO

④ 原田門戸×加藤善孝 (6)………3-0

⑤ 河野公平×亀田興毅 (ー)………3-0

⑥ 神津徳臣×布谷正志 (11)………3-0

⑦ クドゥラ・金子×馬場一浩 (ー)………1RKO

⑧ 拳四朗×ロリー・スマルポンダ (1)………3-0

⑨ 山下賢哉×鈴木武蔵 (5)………7RKO

⑩ 末吉大×ローマン・カット (9)………3-0

⑩ 太田輝×中山和幸 (ー)………3-0

 

*事前期待度ベスト10内で選モレした試合は、

ジョナタン・バァト×丸亀光(3)、細野悟×渡邉卓也(4)、

佐々木洵樹×小澤有毅(7)、山口隼人×藤北誠也(8)の4試合。

 

 

 

秋の日はつるべ落としっていうし、日中の最高気温が20℃を下回って、

寒風が吹きすさぶようになると、流石にチャリはシンドクなるもんで、

今日も荒川河川敷をフラーッとね……。

 

2015年10月29日 (木)

10月度ランキング

 

いつも書いてるけど、ある試合の印象っていうのはそれこそ様々で、

評価は見た人の数だけ百人百様あると思ってるし、

それはボクサー本人やトレーナーの感想とも違ってる場合も多いから、

その個々についていちいち云々することは意味ないって思ってるんだけど、

公の見解っていうことになるとそれは話が別な訳で、

10月度月間賞の中の敢闘賞が渡邉卓也さんっていうのはどうかと思うんだよね。

 

試合に負けた方が表彰されるのが変だっていうつもりは全くないんだけど、

細野悟さんをかなりのところまで追いつめたっていっても、

それは当日の細野さんの近年にない不出来に基因してた訳だし、

だからこそ渡邉さんも千載一遇のチャンスだったんだけど、

その割に行き切れず、飛ばし切れず、余力を残したままの終了ゴングで、

つまり、その試合は自分にはごく凡庸なモノにしか見えなかったんだよね。

 

無理矢理スペースを埋めずに敢えて欠員にするのも普通にアリだと思うし、

それよりも何よりも、目前に定年を控えた36歳のランク6位が、

奮闘敢闘してランク3位に5RTKO勝ちした斉藤幸伸丸さんの方が余程適格で、

今まで日本チャンプ経験者以上にしか許されていなかった定年延長の道を

強く強く切り拓きつつある功績の方が圧倒的だと思ったんだけどね。

 

御意見番なんかを気取るつもりはさらさらないんだけど、

みんなはどう思ってるのかなあ……。

 

 

 

10月度のランキングは10月1日から10月25日までの試合を対象に

27日に発表されたんだわ。

 

 

 

【世界チャンピオン】

田中恒成さん(獲得)、高山勝成さん(2)、田口良一さん(1)、井岡一翔さん(1)、

河野公平さん(2)、カルロス・クァドラス(4)、井上尚弥さん(獲得)、

山中慎介さん(9)、内山高志さん(10)、三浦隆司さん(4)、ホルヘ・リナレス(2)

の計11名で、河野さんは10月16日にシカゴで3-0勝ちして、ホルヘは、

10月11日にイバン・カノにボディブローで10カウントを聞かせて其々防衛。

 

それにしても11名の内4名が帝拳ジム、3名がワタナベジムっていうのは凄いね。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

江藤光喜さん(2)、井上拓真さん(獲得)、山本隆寛さん(獲得)、

和氣慎吾さん(5)、竹中良さん(獲得)、伊藤雅雪さん(獲得)、中谷正義さん(4)、

小原佳太さん(2)、柴田明雄さん(4)、清田祐三さん(2)の計10名。

 

 

 

【日本ランク】

 

【ミニマム級】……空位

10月18日にノーランカーに3ー0勝ちした榮拓海さんは3位のまま。

 

10月17日にノーランカーに2RKO勝ちした華井玄樹さんは7位から5位にアップ。

 

4位だった岨野豊さんは3月のタイトル戦で大平剛さんに0ー3負けした後、

試合から遠のいてたんだけど今回ランキングから姿を消してるね。

 

で、空きが1名分増えて8名分。

 

 

 

【ライトフライ級】……堀川謙一さん(獲得)

10月12日にフィリピンボクサーに3ー0勝ちしてWBSユース王者になった

拳四朗さんは1位のままの指名挑戦者。

 

同じ10月12日に藤北誠也君に2-0勝ちした山口隼人さんが小野心さんと

5位と6位を入れ替わってるね。

 

後は異動ナシで空き3名分も変わらず。

 

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(獲得)

10月12日に福本雄基さんに3-0勝ちした大平真史さんが

嬉しい嬉しい10位にランキングで、敗れた福本さんは10位から14位にダウン。

 

10月17日にユキヤ・ハナブサさんに3-0勝ちした新井雄大さんが

11位にランクインして、敗れたハナブサさんは11位から14位にダウン。

 

10月3日、鈴木武蔵さんに6RKO勝ちした山下賢哉さんが12位にランクイン。

敗れた鈴木さんは12位からのランクアウト。

 

空き1名分が埋まったね。

 

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(3)

2位だった江藤大喜さんが4月以来の試合離れのせいか6位にダウンして、

10月21日に上岡泰君に2-1勝ちした中川勇太さんが3位から2位にアップ。

 

異動はこれだけで空き1名分も変わらず。

 

 

 

【バンタム級】……大森将平さん(1)

齊藤裕太さんと冨山浩之介さんが5位と6位を入れ替わってるね。

 

10月19日にノーランカーに3-0勝ちした上林巨人さんが

松尾佳彦さんと11位と12位を入れ替わってる。

 

後は異動ナシ。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……小國以載さん(2)

10月19日に丸亀光君と1-1引き分けたジョナタン・バァトは4位のまま。

 

10月13日にタイボクサーに2RKO勝ちした菊地永大さんも6位のまま。

 

同じ日にノーランカーに3-0勝ちした小坂遼さんが久保隼さんと

7位と8位を入れ替わってるね。

 

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(4)

細野さん、10月22日に渡邉卓也さんとのタイトル戦に2-0勝ちして防衛4度目。

敗れた渡邉さんは3位から5位にダウン。

 

10月12日に梅津宏治さんに7RKO勝ちした林翔太さんが4位から3位にアップ。

敗れた梅津さんはSFe級12位からのランクアウト。

 

10月9日にノーランカーに5RKO勝ちした大沢宏晋さんは5位から4位にアップ。

 

同じ日にノーランカーに1RKO勝ちした坂晃典さんが関豪介さんと

7位と8位を入れ替わってるね。

 

10月17日、マーク・メリゲンに2-1勝ちした玉川裕太さんが14位にランクイン。

 

敗れたメリゲンは12位からのランク落ちだったんだけど、

この日の渡嘉敷ジムボクサーは新井さんと玉川さんが関西に出張って行って、

揃ってのランクゲットだったんだよね。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(3)

12位だった梅津宏治さんのランクアウトの隙を狙ったって感じで、

藤田裕史さんが14位にランクインしてるんだけど、これは一体何なの?

 

藤田さんは今年3月に負け越しノーランカーに3-0勝ちしただけなのに、

7ヵ月間も試合してないとランカーでも圏外に落ちしてしまう可能性があるのに、

その7ヶ月試合してないノーランカーがどうしてランカーになれるのかって事で、

最近の姫路木下ジムボクサー達の不可解なランクインには首を傾げるばかりで、

ランキング委員会は何か弱味でも握られてるのか、

それとも今年は愛媛県押しのシーズンって決められてたのか? って感じなんだわ。

 

 

こんな訳わかんないランカーを水増しするのはランカーの価値を下げるだけだし、

元々37名分もの空きがある15位までのランキングなんて、

プロボクサーが減る一方の中では意味ないとさえ言えるんじゃないのかなあ。

 

自分の言ってること、間違ってるかなあ、

どっかで勘違いしてるのかなあ……。

 

 

 

【ライト級】……徳永幸大さん(1)

10月12日、加藤善孝さんに3-0勝ちした原田門戸さんが5位から3位にアップ。

 

10月18日にノーランカーに3-0勝ちした西谷和宏さんが

土屋修平さんと5位、6位を入れ替わってるね。

 

9月16日に徳永さんとのタイトル戦に敗れた鈴木悠平さんが

4位からの引退ランクアウトみたいで中々潔いね。

 

ってことで空き1名分増えて2名分。

 

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(2) 中澤将信さん(暫定)

この階級のランカー達は10月には全く試合をしてなくて、

空き3名分も含めて全く異動ナシ。

 

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(6)

10月21日に尹文鉉さんと0-1引き分けした新藤寛之さんは3位のままで、

勿論尹さんも5位のまま。

 

10月2日に稲垣孝君と0-1分けした坂本大輔さんも当然4位のまま。

 

10月4日に韓国でランドール・ベイリーに7RKO負けした藤中周作さんが

7位にダウンして7位だった矢田良太さんが入れ替わっての6位。

 

10月18日にインドネシアンボクサーに1RKO勝ちした別府優樹さんは

最下位9位のままで、空き6名分にも変わりナシ。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(2)

10月12日に下川原雄大さんに5RKO勝ちした斉藤幸伸丸さんが

6位から3位にアップして、敗れた下川原さんは3位から6位にダウン。

 

異動はこれだけで4名分の空きも変わりナシ。

 

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(3)

ここのランカー達も10月は試合に恵まれず全く異動ナシのままで、

空き9名分って要するにランカーは6名のまま。

 

 

 

階級全体を見渡して空きが目立つのはMm級、LF級、SL級、W級、SW級、

それにM級で、つまりはウェイトの軽いのと重い連中の層が薄いんだけど、

だからそれらの階級のマッチメイクは難しいってよく聞かされるんだわ。

 

それでも、お互いに対戦相手を選び過ぎるんじゃないかって自分は思ってて、

それらの階級のボクサー達はリーグ戦感覚を持ってとにかく選り好みしないで、

試合数自体を増やすべきだって強く思ってるんだけどね。

 

 

 

【保留ボクサー】

原隆二さん、大平剛さん、八重樫東さん、木村悠さん、宮崎亮さん、帝里木下さん、

五十嵐俊幸さん、赤穂亮さん、松本亮さん、岩佐亮祐さん、長谷川穂積さん、

天笠尚さん、粟生隆寛さん、加藤善孝さん、亀海喜寛さん、村田諒太さんの

計16名は変わらずなんだけど、半分が名前が一文字なんだよね。

 

この中で10月に試合をしたのは亀海喜寛さんと加藤善孝さんだけで、

亀海さんは10月3日にフィリピンボクサーに3RKO勝ちで、

加藤さんは上にも書いたように10月12日、原田門戸さんに0-3負けだったね。                                                         

 

 

明日は10月ボクシングの個人的反省会、明後日は11月ボクシングについて、

日曜日には東日本新人王トーナメントの決勝戦のことを書きますんで、

宜しかったら訪ねてみてくださいね。

 

2015年10月28日 (水)

後楽園ホール・10月27日

 

先週、大平真史さんから頂いた(貸して貰った?)DVDを見たんだわ。

 

対戦相手が濱田修士さんから福本雄基さんに代わった時点では、

正直更にシンドくなったなあって思ってたんだけど、

彼は最後まで劣化しない頑張りで見事3-0勝ちしてランクゲットしたんだよね。

 

福本さんが徐々にペースアップしたら何だか一方的になりそうだったもんで、

自分は序盤4Rまでしか見てなかったんだけど福本さん、

その後も一向にギアアップ出来てなくて、

腕振りの軌跡の綺麗さとか鋭さには流石のモノを見せてたんだけど、

終始手抜きというか疲れてる感じが抜けなくて、

どっかで飛ばすっていう事もなく躊躇しっ放しだったっていう印象だったんだわ。

 

大平君は元々相手に恐怖を与えるような腕振りではないんだけど、

フェイント効果を生むようなトリッキーな動きを最後まで貫き通してたし、

そもそも相手のパンチに全く怯んでなかったし、

自らのボクシングを信じ切ってたような確信に満ちてたんだわ。

 

二人共、6R過ぎになってやっとボディブローを使い始めたんだけど、

特に福本さんにとってはその単調な攻撃が一番の命取りだったと言えなくもなくて、

5Rに右目上をバッティングカットしたのが影響したとも思えなくて、

7Rにホールディング減点を喰らってもまだまだ拮抗してたんだから、

8Rからの踏ん張り直しが期待されたんだけど、全くの一本調子だったなあ。

 

結局、77-75、77-76、76-75だったんだけど自分は77-74だったね。

 

 

 

ホールに入ってすぐ角海老ジムの加藤トレーナーに挨拶して、生人さんと話して、

宮崎辰也君と神津徳臣君のホール入りでヤアヤアってことで、

それから天笠尚さんと今更ながらのリゴンドー戦の話をして、

松山和樹さんとは次戦のことなんかね……。

 

 

久し振りにホールにやって来た本多ジムの石田將大君が寄ってくれて、

積もる話を色々と聞かせて貰ったんだけど、彼、頑張ってるんだよなあ。

 

 

その後、福地さんに旨い蕎麦屋を教えて貰って始まり始まり……。

 

この日は第二試合以降がC級トーナメントとルーキーズトーナメントってことで、

オール4回戦だったんだけど、中々面白かったよ。

 

 

 

① 篠田壮君(山上)×坂口貴彦君(日東)……F 4R

デビュー戦の26歳。東京都と、デビュー戦の27歳・東京都。

 

<1R>

全く前振り無しの粗っぽいけど危険なブン殴り系の坂口君に対して篠田君、

L字ガードなんかしてる場合じゃなかったんだけど、

ちょっと動いたら坂口君がすぐ疲れが浮き出てタルくなってしまったもんで、

元々ちゃんとしたジャブから組み立てが出来る篠田君が優勢優勢だったなあ。

 

<2R>

明らかにスタミナ不足の坂口君だったんだけど、

そのまま一気に追い込まれてしまうのかと思ってた1分15秒、

気持立て直しての逆襲が始まって少なからずの可能性を見せてたんだわ。

 

ただ坂口君のスタミナ不足はやっぱり大きな課題のままで、

1分40秒ほどのところで篠田君に右ショートを喰らって膝カックンで、

篠田君、そこを一気攻め出来れば決着付けられそうだったんだけど、

実はその篠田君もスタミナ問題を抱えてたもんで、

二人共、すっかり疲れ切ってしまってのヘロヘロ状態になってしまったんだわ。

 

<3R>

篠田君がもっとテキパキやれれば何のことはないと思うんだけど、

要するに二人共、まずは走り込みからだねってことで、いったん休憩タイム。

 

 

結局、39-37、39-38×2ってことで篠田君の3-0勝ちだったね。

 

 

フラッとしてたら石川ジムの熊澤祥大君と宮地隆佳君が並んでて、

彼等結構迫力ある風貌してるんだよね。

 

 

 

② 工藤克比古君(ドリーム)×ライダー・ヒロ(ナックルS)

                               ………SFe 4R

0勝1敗(1KO)の35歳・北海道と、0勝1敗の28歳・東京都。

 

その世代なのかヒロ君、腰にライダーベルトみたいなのを装着してたんだけど、

梅津宏治さんレベルには達してなくて、何か出落ちボクサーに近いんだわ。

 

<1R>

プレスの強い工藤君に対してヒロ君、山ほどのジャブを打ってるんだけど、

全てがジャブの為のジャブに終わっててそこから次がないままで、

残り15秒からは逃げるのが精一杯になってしまってて、

とにかく少しでも殴り掛からないと始まらないと思うんだけどなあ。

 

<2R>

要するにヒロ君、そもそもの闘争心で遅れを取ってて、

セコンド周辺からは色々技術的なアドバイスは飛んでたんだけど、

ポイントはそういうことではなくて、あくまで気持ちの問題としか思えなくて、

この試合もこのラウンドで離席だなあって思ってた開始1分12秒の西ロープ前、

工藤君のテキパキワンツーをまともに貰ってしまってダウン。

 

何とかリスタートしたヒロ君、まだまだ開き直れ切れなくて、

相手が入って来ないように弱々しく手を伸ばしてるだけで、

最後は北西ポストに追い込まれてしまって一方的にされてしまったとこで、

1分58秒、レフェリーストップエンドってことで工藤君のツーダウンKO勝ち。

 

 

工藤君、35歳なんだけど中々気合の入ったパフォーマンスだったなあ。

 

 

 

③ 角田知浩君(山上)×マサキ・アンデルソン(T&T)

                               ………SFe 4R

0勝3敗(2KO)のサウスポー、29歳・東京都と、

デビュー戦のサウスポー、20歳・コロンビア。

 

アンデルソン君のフルネームは、

“マサキ・ムニョス・タイスケ・ヤスヒロ・アンデルソン” ってことで、

色々テンコ盛りの長い名前で試合前にT&Tの本木会長に聞いたら、

本人は日本生まれなんだけど両親共にコロンビア人なんだってさ。

 

<1R>

10㎝ほどデカイ角田君は3戦全敗ではあるんだけど、そこそこちゃんとしてて、

プレスも強いし、近い所でも鋭く腕が振れてたんだよね。

 

相手のフレームのデカさに戸惑ったかアンデルソン君、

中々巧いこと入り込めなくて顔も上向き加減になってしまってたなあ。

 

中盤過ぎのアンデルソン君、右頬をヒットカットされてたし、

その直後に右目上を同じくヒットカットされていきなり出血してたんだわ。

 

<2R>

アンデルソン君も基本的にそんなに悪くは無くて、1分20秒、

この試合初めて左ストレートをクリーンヒットさせて、

途端に角田君の動きを大人しくさせてたんだけど、

どうしても腰高気味になってしまってたのが気になったんだよなあ。

 

残り30秒、動きの鈍くなった角田君に対してアンデルソン君が一気ラッシュで、

角田君は必死踏ん張りしたところで終了ゴング。

 

<3R>

流れはアンデルソン君に移ったかって思ったんだけど角田君、

気持立て直しての頑張り直しで始めの1分間をほぼイーブンで推移してて、

その後、アンデルソン君の飛ばしを凌いだ後の残り45秒、

今度は角田君の逆襲の飛ばし返しで白熱白熱。

 

途端にアンデルソン君の右顔面の出血が酷くなってのドクターチェックで、

やっぱりなあって感じのそのままストップエンドで、

仕方ないなあ、アンデルソン君のTKO負けかあって思ってたら、

ストップの原因が新たに出来た同じ右目上のバッティングカット傷ってことで、

2分29秒負傷判定ってことで、ここで切られたら自分も29-28だったんだけど、

結局、29-28×2、29-29ってことで角田君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

ってことでルーキーズSFe級の決勝戦は工藤克比古君×角田知浩君なんだけど、

自分はオールドルーキーの工藤君の勢いに期待だなあ。

 

 

 

④ 中村亜泰君(RK蒲田)×伊藤敏君(石川)……Fe 4R

2勝(1KO)5敗のサウスポー、27歳・神奈川県と、

2勝(1KO)2敗(2KO)の24歳・愛知県。

 

中村君は “つぐやす” って読んで、伊藤君は “はや” ってことで、

最近の若い子の名前は中々読み難いんだわ。

 

<1R>

中村君が全体にしなやかさに欠けて、スムースな攻防が出来てなかった中、

伊藤君はケレンミの無い利き手の腕振りで優勢に推移してたなあ。

 

<2R>

お互いに変に攻めあぐんでて、かと言って相手の入り込みざまを狙えてもいなくて、

一体どうしたいのかが見えて来なかったんだけど、

攻めの一段落がより解り易過ぎてたのは中村君の方だったなあ。

 

で、柳光会長がインターバルで中村君に激しく気合入れてたんだわ。

 

<3R>

ってことで、序盤から飛ばしていったのはその中村君の方で、

やっとやる気の出し方が解ってきたみたいな攻勢攻勢だったね。

 

若干手を焼き加減だった伊藤君も1分25秒、

右ストレートを2発ヒットさせてたんだけど、そこから押し通すことは出来なくて、

気持ち負けしたか終盤にかけては徐々に緩んできてしまってたなあ。

 

<4R>

いずれにしても僅差のファイナルラウンドな訳で、

お互いにそれを解ってた上での手数戦突入だったんだけど中村君、

再び相手にきっかけを求め過ぎのボクシングに戻ってしまってたし、

伊藤君の方も残り1分、ラスト30秒からのアピール度に欠けてたんだよなあ。

 

 

で、自分は38-38だったんだけど結局、39-38、38-38×2ってことで、

記録的には中村君の1-0ドローなんだけどトーナメントなもんで、

優勢点のうちの1個が中村君に振られて中村君が決勝進出。

 

 

 

⑤ 松本竜也君(角海老)×山崎誠人(本多)……SB 4R

2勝2敗(1KO)の21歳・福島県と、1勝(1KO)1敗(1KO)1分の18歳・千葉県。

 

<1R>

一発のパワーは5㎝ほど上背優位な山崎君の方で、

松本君は一瞬のスピードに賭けてたんだけど、

殆ど大差なかった中、僅かに松本君の真面目なヒッティングが優勢だったかなあ。

 

<2R>

このラウンドは松本君の左フックからの右ストレートがグッドグッドで、

山崎君、単調なワンツーに固執し過ぎで、もう少し遊び感覚が欲しかったなあ。

 

<3R>

松本君のカッチリしたボクシングはどこが齊藤直人さんを彷彿とさせてたんだけど、

齊藤さんは行く時はもっともっと行ってたんだよね。

 

お互いに相手を圧倒するような攻め込みが出来てないままの低調低調。

 

<4R>

利き腕の相打ちでは山崎君のハードヒットが目立ってたんだけど、

一発当ててからの次の攻撃が今一のまま、

松本君の細かいヒットヒットでチャラにされてたなあ。

 

 

お互いに圧倒的なアピールに至らないままの終了ゴングで、

自分は38-38だったんだけど結局、39-37×3ってことで松本君の3ー0勝ち。

 

 

 

⑥ 本間大地君(ワールドS)×上林直樹君(石川)……SB 4R

1勝1敗(1KO)のサウスポー、25歳・新潟県と、

1勝2敗(1KO)の25歳・大阪府。

 

<1R>

少し大きい上林君のプレスから始まったんだけど、ここぞのショットがデカ過ぎで、

本間君の方も中々鋭い左ストレートを打つんだけど、ガード位置が低いんだわ。

 

<2R>

ディフェンスに課題があるのは上林君も同様で、

本間君の左を実に簡単に貰ってしまってたんだよね。

 

上林君が若干無防備なまま右を打ち込んで来るタイミングを捉えて本間君、

とっても見栄えのいい左ストレートを合わせ打ってたんだけど、特に1分40秒過ぎ、

上林君の右の打ち終わりに合わせた左は素晴らしかったなあ。

 

<3R>

お互いがガードポジションに問題を抱えたまま危険なパンチが交錯してて、

二人共にパンチ力が不足気味だったもんで助かってるって感じが続いて、

山場作りの意識もどこかに薄れてしまったみたいでもあったし、

要するに全体にメリハリに欠けた展開になっていったんだわ。

 

<4R>

初っ端から飛ばしたのは本間君の方で、いきなりの左、左、左、左で、

兎に角上林君、最後まで相手の左を貰い過ぎのままで、

終盤は少々休み加減にもなってたし、若干残念なままの終了ゴング。

 

 

自分は39-37で本間君だったんだけど結局、

39-37、39-38、37-39ってことで、本間君の2-1勝ち。

 

 

ってことでトーナメントのSB級の決勝戦は松本竜也君×本間大地君なんだけど、

松本君は上林君より数段粘り強くキビキビしてるから好試合になるね。

 

 

 

⑦ 諏訪佑君(10count)×宮川大吾君(日東)……Fe 4R

デビュー戦のサウスポー、18歳・神奈川県と、

1勝4敗(1KO)2分の23歳・東京都。

 

この日デビューの諏訪君、“ゆう” って読むのかと思ってたら “たすく” ってことで、

リングインした時にとってもリラックスしてて、髪の毛の色もあるんだけど、

その風貌が帝拳ジムの萱沼徹平君にそっくりで、

相手はこの日が8戦目なんだけど、何かやりそうな雰囲気を漂わせてたんだよね。

 

<1R>

諏訪君、いきなりとってもパワフルな身のこなしで相手を圧倒してて、

宮川君も右のロングフックを1発当ててはいたんだけど、

諏訪君は表情一つ変えることのない攻勢攻勢を譲らず、

その細かく鋭い動きはフェザー級のデビューボクサーのレベルを遥かに超えてて、

こりゃ萱沼君ともいい勝負をするだろうなって見てた1分30秒、

一瞬のフェイントからの右アッパーを打ち込んで、即左ストレートに繋げて、

赤コーナー前で宮川君から実に見事なダウンゲット。

 

四つん這いになってしまった宮川君も何とか立ち上がっての再開だったんだけど、

諏訪君は全く舞い上がることのない冷静な追い込み追撃で、

反撃ままならない宮川君に2~3発打ち込んだところで、

レフェリーが腰が伸び切ってしまってた宮川君を抱えてストップエンド。

 

 

ってことで1分56秒、諏訪君のツーダウンゲットKO勝ち。

 

ってことでC級トーナメントの決勝は結局、諏訪佑君×中村亜泰君なんだけど、

中村君は余程心してかからないと一蹴されてしまうと思うんだよなあ。

 

 

それにしても諏訪君のママさんはまるでお姉さんくらいにしか見えなかったなあ。

 

 

 

⑧ 神津徳臣君(マナベ)×布谷正志君(宮田)……B 4R

1勝(1KO)1敗の18歳・東京都と、2勝(2KO)3敗の24歳・北海道。

 

自分的にはこの試合がこの日のメインイベントだったんだよね。

 

普段は試合前のボクサーには殊更話し掛けるってことはしないんだけど、

周囲にジム関係者しかいないところで結構リラックスしてたし、

自分は神津君のデビュー前から知っててとってもいい感じの子だし、

前回のような敗戦を繰り返してしまいそうなこの日の相手だったし、で、

真部会長とか刀根トレーナー、宮崎辰也君のいる前で一席ぶってしまったんだわ。

 

<1R>

やっぱり思ってた通り全てがフルショットの布谷君だったもんで神津君、

振り出しや打ち終わりに冷静に合わせることが出来ればって感じだったんだわ。

 

ジャブを省略したような相手のボクシングに巻き込まれてしまって、

真正面からの打ち合いを挑み過ぎるとヤバイのは神津君の方で、かと言って、

余りに綺麗にキッチリしたボクシングを押し通すのも却って危険でもあって、

その辺の緩急が難しいんだよなあってハラハラしながら見てたんだよね。

 

<2R>

相変わらず力任せ過ぎの布谷君に対して神津君、開始57秒の北西ポスト前で、

鋭い右フックを綺麗に当て込んでダウンゲット。

 

リスタート後、そこそこのダメージだって判断したか神津君が一気の詰め寄りで、

それはまるでここで倒してしまおうって気迫に溢れてたんだけど、

二人の右が交差した瞬間、布谷君がヒョイって軽い感じで振った右フック、

それがタイミングよくヒットして何とナントなんと神津君がダウンしてしまったんだわ。

 

多分布谷君が全力打ちじゃなかったもんで助かった神津君、

軽い膝着きダウンで殆どダメージを残さないままのリスタートが出来たんだけど、

布谷君に元気を取り戻させるには充分なやり取りだったんだわ。

 

その後はお互いに気持ちと力のこもった返しの左フックが危険な交差を見せ合って、

中々スリルのある展開を見せてたんだけど、二人共打ち終わりが甘いんだよなあ。

 

<3R>

気持は立て直せてたど布谷君、やっぱり累積被弾ダメージは比較にならなくて、

それまで飛ばし過ぎだったのも影響してか徐々に体が緩んできて、

口元もハァーハァーしだしてきたんだわ。

 

神津君の方には消耗感が全く見られなくて、再度きちんとジャブから始めてて、

面白いように鋭いのを打ち込んで、イラついた布谷君の空振りを誘ってたんだわ。

 

<4R>

二人のダメージ差はお互いの顔面の傷み方の差に歴然と現れてきて、

布谷君も気合を入れ直して挑んで行ってたんだけど、

ここに至ってもいい振りはしてたんだけど如何にも粗っぽくて、

前振り無しのいきなりにはやっぱり限界があるんだよなあ。

 

神津君の方は最後の最後までキッチリ動き通せてて、

それはしっかり練習した形跡を相手にも知らしめるほどで、

ビッグヒットはなかったんだけど堅実な当て込みで余裕の終了ゴング。

 

 

自分は2Rを8-7って計算したもんで37-35だったんだけど結局、

39-37、39-38×2ってことで勿論神津君の3-0勝ち。

 

 

神津君の決勝の相手は手元に組み合わせ表がないもんで解らないんだけど、

この日のような動きが出来たら誰が来ようと殆ど問題ないんじゃないかなあ。

 

 

 

⑨ 高田朋城君(ワールドS)×菅野和輝君(小田原)……L 4R

2勝1敗1分の22歳・青森県と、1勝(1KO)0敗の23歳・神奈川県。

 

<1R>

菅野君の方が4~5㎝ほどデカかったんだけど、

動きが鋭かったのは高田君だなあって見てたんだけど、

それでも前の試合の緊迫感とは程遠くて何かタルく見えてしまって、

ちょっと息抜きかなあってことで休憩タイム。

 

 

この試合は結局、3R0分21秒、高田君のTKO勝ちだってね。

 

 

何とここまで9試合連続の赤コーナー勝利ってことで……。

 

 

 

⑩ 慶野高志君(ワタナベ)×中川兼玄君(三迫)……SFe 4R

0勝1敗の28歳・栃木県と、2勝(2KO)2敗(1KO)の20歳・大阪府。

 

この試合は全く見てなくて、角海老ジムのエライさん達や、

色んなボクサー達と話をしてたんだよね。

 

 

この日、4回戦が1試合だけだっていうのに渡辺会長がちゃんと来てて、

チャンピオン達の大きな試合だけじゃなくて、ホントにマメなんだよね。

ただ試合の方は3R0分59秒、慶野君がTKO負けしてしまったんだけどね。

 

 

 

⑪ 小林孝彦君(10count)×浜野秀平君(小田原)……SL 4R

0勝1敗の19歳・埼玉県と、1勝(1KO)3敗(2KO)の23歳・神奈川県。

 

<1R>

何となく佐藤洋太さんのような体の動きと腕振りをしてる小林君、

初っ端の攻めでまずは軽くポイントゲット。

 

浜野君は相手の懐の深さに戸惑い気味の中、一瞬の機会を狙ってたんだけど、

小林君のフットワークの前に思うようにさせて貰えなかったんだわ。

 

<2R>

開始1分13秒のリング中央、浜野君の打ち終わりに小林君、

カウンター気味のワンツーをヒットさせて浜野君から膝着きダウンゲット。

 

相手がそこそこのダメージだったもんで小林君、ここは一気の勝負どころって事で、

まだ時間は充分残ってたし、こりゃ危ないなあ浜野君ってところだったんだけど、

その浜野君、時折膝をカックンカックンさせながらも必死の抵抗で、

もう左目が塞がりそうな程腫れてきてはいたんだけど必死の踏ん張りだったなあ。

 

そこに小林君の雑さが重なったもんで決着付かないままの終了ゴング。

 

<3R>

すっかり大雑把なボクシングになってしまった小林君に対して浜野君、

ほぼ勝負は付いてる上での諦めないボクシングで、

見てる人の共感を呼んでたんだけどラウンドほぼ半ば、

ホンのチョン打ちに近いモノに見えたんだけど、右をヒットさせたら小林さん、

アレってほどいきなりヘロヘロってなってしまって、

直後の浜野君の逆襲を大幅に受け容れてしまってのされるままで、

西ロープに押し付けられてのボディからのフックラッシュを喰らって危機到来で、

場内大騒ぎになってしまったんだわ。

 

<4R>

前の回で決着できなかった浜野君にはもう殆どスタミナが残されてなくて、

立て直した小林君と対等に戦うまでの力が残ってなかったみたいで、

殆ど目立った反撃を見せることの無いままの2分56秒、

右フックからの小林君の一連の攻め込みに耐えきれずのストップエンド。

 

 

 

⑫ 馬場一浩君(角海老)×クドゥラ・金子君(本多)……W 4R

2勝(1KO)3敗(1KO)1分の23歳・東京都と、

1勝(1KO)0敗の17歳・アフガニスタン。

 

馬場君も決して弱いボクサーじゃないんだけど、

やっぱり金子君の強さは本物かも知れないね。

 

<1R>

全ては開始ゴング直後に決まってしまって、

相撲でいう立ち会いに遅れを取ってしまったのは馬場君で、

何とか相手の最初の攻撃を凌ごうというか、いなそうとしてたんだけど、

金子君は最初っから本気モードのフル回転で、開始僅か39秒、

青コーナー前での左右連打で実に手際のいいダウンゲット。

 

リスタート後の馬場君、文字通り今度は凌ぎ凌ぎはしてたんだけど、

基本的に相手に自由にやらせ過ぎだと思ったんだけど、

実は既に思うようにならなかったのかも知れないんだよね。

 

一旦勢い付いた時の金子君は手が付けられない程の迫力で、

それでもひたすら乱暴になるってこともない実に冷静な畳み込みで、

残り10秒に右ストレートを強烈打ち込んだ直後、

そのまま馬場君を南東ポストに追い込んだところでの連続打ち込みで、

どこにも体を逃がしようもなくなった馬場君が堪らず崩れ落ちてストップエンド。

 

 

2分56秒、金子君はこれでデビュー2戦2勝2KO勝ちなんだわ。

 

 

結局昨日は赤コーナーの10勝2敗ってことで……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 諏訪佑君

② 神津徳臣君

③ クドゥラ金子君

 

 

 

【村木田渾身競馬】

25日の競馬は5レースに参加して、その狙い目を前日に公表したんだけど、

菊花賞は外したんだけど、京都10Rで自分の軸馬が3着に入ってグッド!

2着ー3着のワイド(4点買い)と、3連複(10点買い)をゲットして大幅プラス。

 

結局のところ賭け事は中穴以上狙いでしか通算プラスは有り得ないと思ってて、

だから自分は競馬でも10番人気前後の軸馬を探すのが全てだと思ってて、

最終的には3連単だと思ってるんだけど、

それも3連複の6倍以上の配当になる組み合わせを

20点以内でっていうのが理想で、今自分なりの手法固めをしてるんだよね。

 

いずれにしてもそうなると、50レース連続外ししても平気な顔が要る訳で、

3,000倍配当狙いなもんで100レースに1本ゲットで回収率150%ってことで、

年間500レース程参加するとして年に5本も取れればグッドグッドなんだよね。

 

2015年10月25日 (日)

日記・10月25日

 

安倍首相が唱えてる “三本の矢” っていうのは、

つまりは “三つの的” にしか過ぎないっていうのは大正解で、

こういう風になってたらいいなあっていう単なる希望的観測に過ぎず、

それを実現する為の具体的手法を云々してる訳じゃなくて、

綺麗になりたい、痩せたいっていう女子達の希望と何ら変わりないんだわ。

 

 

 

見下ろすと石神井川の護岸工事の為に超大型のクレーン車が作業してて、

ソイツは今まで見たことが無いほどデカくてタイヤが24輪ほどもあるんだけど、

高速の橋げた下のそれほどスペースの無い所での超絶運転は見とれるほどで、

前輪だけじゃなくて後輪のうち後ろの2列もカーブを切れるようになってるんだわ。

 

10人ほどの作業員達が見守る中、全てはそのクレーン車次第の仕事運びで、

自分も含めて尊敬と憧れの的になりながら注目を浴びまくってたんだけど、

運転席から出て来たのが只の小さいオッサンだったのがちょっと可笑しかったなあ。

 

 

 

ジャージの上下っていうのを “ジャーゲのジョージ” って言い間違えたり、

“一本締め” をついつい “イッピョン締め” って言ってしまったり、

タクシーの運転手に 「そこを曲がって。」 って言うのを 「そこを歪んで。」 とか、

会議で 「私は…、」って発言すべきところ緊張してしまって 、

思わず 「パパは…、」 って発してしまったっていうんだけど、ホントかなあ……。

 

 

 

ボクシング帰りにたまに夜食で “王将” に寄るんだけど、

そこで頼むのは餃子じゃなくて、“極王チャーハン” か “極王天津飯” なんだよね。

 

餃子を含めて全てのメニューには全国統一のレシピがあるだろうから、

誰が作っても出来上がりや味のバラつきは殆ど無いんだけど、

ただ唯一 “極王チャーハン” だけは別で、

御飯のパラパラ度とか塩加減とかに明らかに違いがあって、

徐々に作り手の癖というか傾向が固まってくるみたいなんだよね。

 

自分の近所の “王将” には主に3人の作り手がいるんだけど、

自分の中では彼等にはボクサーのようにA級、B級、C級の区別がシッカリあって、

A級は余裕、B級はギリギリセーフなんだけど、

だからC級が担当の時には、「今日は“極王天津飯”の日だな。」 ってことで……。

 

 

 

日本のプロ野球、セリーグはヤクルト、パリーグは日ハム応援ってことで、

ソフトバンクも嫌いじゃないけど今年の日本シリーズはだからヤクルトだね。

初戦の昨日はソフトバンクに先勝を許したんだけど、今日は何とかね……。

 

 

 

MLBの方はメッツとブルージェイズでのワールドシリーズ希望だったんだけど、

メッツはシカゴ・カブスを4タテしたんだけど、

(バック・トゥ・ザ・フューチャーでの予言は外れてしまったんだわ。)

トロント・ブルージェイズはロイヤルズに2勝4敗で負けてしまって、

で、ワールドシリーズはニューヨーク・メッツ×カンザスシティ・ロイヤルズって事で、

ここは何としてもメッツの頑張りに期待だね。

 

ワールドシリーズが決着する前後にNFLやNBAが佳境に入る訳で、

暫くはアメリカンスポーツから目が離せないんだわ。

 

 

 

今日の競馬は5レースに参加するってことで、

京都の10Rは2番、11Rは12番、12Rは2番、

新潟の11Rは2番、12Rは9番を軸にしてみるね。

 

東京は適当なレースがなかったもんで回避なんだけど、

いずれにしても自分の狙い馬は滅多に来ないもんで夜確認なんだけどね……。

 

 

今年の競馬界には騎手絡みで納得出来ない出来事が幾つかあって、

その一つは人気ジョッキーだった後藤浩輝の自殺で、

その原因の本当のところは自分の耳には聞こえてこなかったんだよね。

 

もう一つは藤田伸二の引退なんだけど、

それは結局彼が馬主達から干された結果なんだよね。

 

彼が、外国人ジョッキーを重用する最近の傾向を批判した途端、

有力馬主達が一斉に彼を排斥したその結果、彼は強い馬に騎乗させて貰えず、

去年までは例年常にランク30位以内までに入っていたのに、

今年はいきなり50位ほどからのスタートで、それは8月末までそのままで、

馬主達の藤田排除は最後の最後まで緩むことの無いままで、

で結局、彼は嫌気差して辞めてしまったみたいなんだよね。

 

一介の騎手にしては言い過ぎだったのかも知れなくて、

それはプレーヤーの監督批判に通じるモノなのかも知れないけど、彼は彼で、

日本の若手ジョッキーが育たないことを思いやってのことらしくて、

マスコミ含めて殆ど誰も彼のサポートに回らなかった結果の引退劇で、

だからテレビもラジオも彼を解説者に使うことを避けてるんだよね。

 

無かったことにする、いなかったことにするっていうのはこの世の常套で、

いちいち引っ掛かっていては物事が進まないのも事実なんだけど、

忘れないでいるっていうのも其々の存在の証明でもあるって思ってるんだわ。

 

2015年10月23日 (金)

後楽園ホール・10月22日

 

強圧的で横柄なナベツネがしゃしゃり出るようになってから、

自分はジャイアンツを嫌いになって、だから読売新聞も止めてしまったし、

実に当たり前のことを殊更のようにどや顔して喋ったり、

女性問題でヤクザから1億円恐喝されたらしい原監督は常に恥ずかしかったし、

大金投じて拾ってきた使い古しのロートル達のテイタラクは笑ってしまう程だし、

欠陥商品みたいな外国人ばかり誘ってくるスカウト達の真剣味に欠けた弛みは、

2軍の若手達の賭博三昧にも正しく通じると思ってるし、

前任者が投げ出したチームを今度は高橋由伸が監督するっていうんだけど、

どう見ても劣化一途のチームは引き受けたくないはずなんだけど、

身内の借金を球団に肩代わりして貰ってる関係上断り切れなかったって事で、

要するに今のジャイアンツをクソ球団以外に何と呼べばいいのかってことで、

自分は来季ジャイアンツが優勝しない方に賭けたいんだけど、

河野公平さんの試合のケースと同じ1:6でいいんだけど、

ウィンズかオフトで特別に受けて貰えないだろうか。

 

 

 

ホールに入ったらリングで渡邊卓也さんがアップしてて、

付き添ってたトレーナーさんにも伝えたんだけど、

自分は6:4くらいで渡邊さん優勢だって予想だったんだよね。

 

 

 

昨日は女子戦を除いて6試合が組まれてたんだけど、

ちゃんと最後まで見たのは3試合だけだったもんで、またもやスカスカですわ。

 

 

 

① 清田亨君(大橋)×渡邉明君(石神井S)……Fe 4R

1勝(1KO)の20歳・熊本県と、2勝(2KO)4敗(1KO)1分の30歳・東京都。

 

<1R>

10㎝近くデカイ清田君の方が積極的プレスからの鋭いジャブ出しで、

右に繋がるようなジャブを打ち切れてない渡邊君を初っ端から圧倒してて、

いきなり渡邊君に暗雲立ち込めてたんだけど、開始1分12秒、

清田君が左フック一閃して、直撃受けた渡邊君が一発昏倒ダウン。

 

何とか立ち上がった渡邊君だったんだけど、

やたら右目を痛そうにしてたし足元も覚束なかったもんで、

レフェリーがカウント途中でストップエンドを宣告。

 

正式には1分21秒、清田君はこれでデビュー2連続のTKO勝ち。

 

 

 

② 小石直輝君(大橋)×来山悠一君(花形)……L 4R

3勝2敗の23歳・千葉県と、3勝(3KO)2敗(1KO)1分の29歳・神奈川県。

 

<1R>

良く似た戦績同士ではあったんだけど、開始1分で流れが決まってしまって、

終始押し気味だった小石君の密着戦希望に対して来山君、

足やジャブを使って距離を確保できないまま常に追い込まれ気味で、

いきなり勝負が見えてきてしまってシンドそうにしてたなあ。

 

そこそこパンチ力が有りそうな来山君なんだけど、

自分の距離とタイミング打てないまま、為す術が無かったもんでちょっと休憩。

 

 

ほどなく小石君が倒してしまいそうな雰囲気だったんだけど、

小石君の決定力の無さが意外なほど試合を長引かせてしまって、

来山君の劣化待ちのやっとの3R、それまでも止めたくて仕方なかったレフェリー、

小石君が右をチョン当てしたところで大急ぎのストップエンドで、

1分56秒、小石君にとって初のTKO勝ちだったね。

 

 

 

③ 宮崎拳一君(大橋)×何チャラ・ブラパット……LF 8R

9勝(2KO)1敗(1KO)1分の23歳・宮崎県と、

7勝(1KO)4敗1分の?歳・タイ。

 

宮崎君にKO勝ちさせるっていう設定の下に組まれた試合だと思うんだけど、

タイボクサーもそこのところはシッカリ心得てたような立派なテイタラクさで、

そもそも動きがトロかったし、全く力入れて打ってなかったんだよね。

 

宮崎君はテキパキ型の真面目なとってもいいボクサーなんだけど、

元々それほど手際のいいハードパンチャーではないもんで、

少々長引いてしまったんだけど4R、1分33秒、右フックを綺麗にヒットさせた途端、

タイボクサーが西ロープ前で大の字仰向けダウン。                                                        

もう出来ませんポーズもキッチリ決めての見事な着地だったね。

 

 

今年、試合に勝ったタイボクサーはどこかにいるんだろうか。

こういうマッチメイクをして楽しいのか、見てて嬉しいのか……。

 

 

 

④ 松本芳道君(大橋)×前田絃希君(Gツダ)……L 8R

8勝(6KO)1敗のサウスポー、33歳・神奈川県と、

2勝(1KO)0敗の?歳・兵庫県。

 

前田君はアマ出身のB級デビュー後2連勝でのA級昇格で、

そこそこやるって聞いてたもんで期待してたんだけど、全くの外れだったなあ。

 

名うての乱暴者の松本君に同じように乱暴系で突っ掛ってもそれは全くダメな訳で、

同じ手法で勝てる相手ではないんだからもっと頭を使うべきで、

只の偶発狙いで勝てるような相手ではないんだけどなあ……。

 

 

ってことで1R早々の休憩タイムだったんだけど、

結局、4回ほど倒された後の4R2分47秒にあっけなくTKO負けだったってね。

 

 

 

⑤ 松本亮さん(大橋)×何チャラ・バルネー……55㎏ 8R

15勝(13KO)0敗のWBO5位、IBF8位、WBC11位、21歳・神奈川県と、

14勝(2KO)11敗1分の?歳・タイ。

 

松本亮さんは宮崎君よりも数段強いのにその宮崎さんの相手より数段弱いって、

もう戦績比較しただけで松本さんは片手だけでも勝てそうだったもんで、

ホントに全く二人の姿さえ見てなかったんだけど、

やっぱり結局、5R0分35秒のTKO勝ちだったらしいけど、

ちょっと時間かかり過ぎだって思ったなあ。

 

 

次の試合は女子戦だったもんで一旦休憩タイムってことで……。

 

 

これでほぼ4試合続けての休憩休憩だったもんでやることが無くなってしまって、

仕方なく2階のバルコニーから見るともなく見てたんだけど、

やっぱり、申し訳ないけど女子ボクシングは全く別のフィールドのボクシングで、

正直、女子サッカー、女子バレーの水準にはまだまだ程遠くて、

世界タイトル統一戦ってことだったんだけど片方は只の駄々っ子みたいで、

そもそもあんなに髪の毛をフワフワさせてたら、

ちょっとかすっただけでもバッサバサ揺れて実際以上の被弾に見えてしまって、

そんな事にも配慮出来てなくて世界チャンプかって腹立つほどだったし、

とにかく、普通の男子4回戦レベル以上には見えなかったんだよね。

 

 

 

⑦ 細野悟さん(大橋)×渡邉卓也さん(青木)

                  ………日本 Fe タイトル戦 10R

28勝(20KO)2敗1分のチャンピオン、32歳・福島県と、

26勝(12KO)5敗1分のランク3位、26歳・東京都。

 

ほぼ4試合分も飛ばした後だったもんで若干中弛みのままの開始ゴング。

 

訳知り顔しながら実に間抜けな声出してたオッサンがウザかったなあ。

 

細野さんはスロースターターだから、試合序盤にいい感じだったとしても渡邊さん、

調子こいて行き過ぎないようにねって思いで見てたんだけどね。

 

<1R>

間合いを測りながら自らのリズムと相手のタイミングを確認しながらの3分間で、

細野さんもまずまずのジャブだったんだけど、残り15秒、

渡邉さんの右クロスがヒットしてまずは幸先のいいポイントゲット。

 

<2R>

細野さんがプレスを強めるにつれ渡邊さんの顔面が紅潮していって、

相手のパンチ力を警戒する余りか渡邉さん、

シッカリ打ち切れてなくてチョン当てに終始してたなあ。

 

<3R>

細野さんの落ち着いた目付きは既に相手を見極めたような感じで、

中盤に渡邉さんが初めて右フックをクリーンヒットさせてたんだけど、

その前後をシッカリヒットで固めてたのは細野さんだったんだわ。

 

渡邉さん、まだまだ余裕が無くてボディショットまで気が回ってなかったなあ。

 

<4R>

まだまだ余裕の細野さんに対して渡邊さん、

左右フックをタイミング良く当ててはいたんだけど、

ダメージを与えるほど吹っ切れたような打ち方が出来てないのが残念残念。

 

<5R>

それは余裕じゃなくて単にトロトロしてるだけか細野さんって感じが漂ってきて、

その間隙突いて渡邉さん、取り敢えず細かく丁寧なヒッティングでポイント稼ぎ。

 

ってことでここまでのところで自分は48-47だったんだけど、

発表された中間スコアは49-47、48-47、47-48ってことで渡邊さんが優勢。

 

<6R>

この辺りからそろそろ本領発揮って、いつもならそうなんだけど細野さん、

4気筒エンジンの内の一つが不調のままのまるで3気筒エンジンのようで、

渡邉さんより若干強く右をヒットさせてたもんで、

自分の中ではイーブンに持ち込んではいたんだけどまだまだ物足りないんだわ。

 

<7R>

アレッと思ったのは渡邊さんの右アッパーがヒットした以降で、

それ程のパンチには見えなかったんだけど、途端に細野さんの動きが鈍ってきて、

何だか休み休みなっていきなり手が出なくなってしまったんだわ。

 

そこからは殆ど渡邊さんの一方的な展開が続いて

もし彼が後先考えずにあそこで思いっ切り飛ばしまくってたら劇的なシーンも、

って感じだったんだけど、やっぱり細野さんのカウンターを警戒してたみたいで、

前後不覚の攻め攻めは望むべくもなかったんだわ。

 

残り40秒でやっと息吹き返した細野さん、

相手を打ち合いに誘い込もうとするそういう作戦かって思いもしたんだけど、

どうやらホントに効いてしまってたみたいだったんだわ。

 

<8R>

これじゃダメだって細野さんがいきなり攻勢をかけていって、

初めの1分半を圧倒して、その後の渡邊さんの反撃も思うに任せず、

自分のスコアはここまでマッチイーブン。

 

<9R>

ここからが勝負ってところで渡邊さん、まだまだ普通過ぎるボクシングを続けてて、

タイトルを獲るっていう挑戦者としての必死感に欠けてたのがちょっと不思議で、

もっともっと死にもの狂いの攻めを見せて欲しかったんだよね。

 

そこそこいいタイミングで当ててはいたんだけど渡邉さん、

相変わらず腰の入ったパンチじゃなかったもんで軽い印象に留まってて、

もっとガムシャラな姿勢さえ見せまくれば何とかなったと思うんだけどなあ。

 

<10R>

細野さんは益々小堀佑介さんみたいな風貌になっていって、

ここにきて返しの左ショットにも磨きがかかっていって歴然差を見せ付けて、

最後まで躊躇を見せてた渡邉さんを圧倒したままの終了ゴング。

 

 

渡邉さんは元々倒し屋ではないんだから止めどない手数が前提の筈で、

大江健三郎の “見る前に跳べ” じゃないけど、“見る前に打て” ってことで……。

 

 

自分は8Rまでイーブンで9R、10Rは細野さんってことで、

96-94だったんだけど結局、97-94、96-95、95-95の2-0ってことで、

細野さんの僅差防衛成功だったんだけど、

ここまで拮抗したのは渡邊さんの健闘っていうより正直、

細野さんのテイタラク系の劣化としか思われず、だからこそ渡邉さん、

チャンスはそここに幾らでもあった訳で、7Rに飛ばし切ってたらとか、

少なくとも挑戦者が9R、10Rに余力残してどういうつもりかって、

正直とっても腹が立ったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

それにしてもここんところの日本タイトル戦の今一感には驚かされる訳で、

先月のタイトル戦6試合のうち(内テレビ観戦が3試合)、

まあまあちゃんとしてたのは小國以載さん×源大輝さんの試合くらいなもので、

とてもチャンピオンとは呼べないような姑息な戦い方をしてた試合と、

挑戦者、チャンピオン共に今一感が強かったのが其々1試合、

あとは挑戦者の情けなさがひたすら目立ってたのが3試合ってことで……。

 

2015年10月22日 (木)

後楽園ホール・10月21日

 

ここんとこの維新の党の分裂気味の勢力争いっていうのは、

まるでイスラム教のスンニ派とシーア派と変わりなくて、もっと解り易く言えば、

高崎山でボスの座を争ってる猿どものケンカとの違いを見つけられない程だね。

 

 

 

ドライバーって言ってもネジ回しのことではなくて、

運転手のことでもなくてゴルフクラブのことなんだけど、

自分がゴルフを始めた頃はドライバーのヘッドはパーシモン(柿)製で、

ボールも糸巻だけだったんだけど、その感触の良さは忘れられないんだよね。

 

今、ヘッドはチタン製になってるんだけど当時の容積の3倍程もあって、

自分にはまるで間抜けに見えてしまうんだよね。

 

そいつでツーピースボールを打つと “バッキャーン” ってひたすら騒々しくて、

実は自分のミズノとタイトリストのドライバーもチタン製ではあるんだけど、

一昔前の小ぶりのヘッドで、そんな馬鹿っぽい音を立てないで済んでるんだよね。

 

20年ほど前くらいかなあ、ジャズアルト奏者のナベサダ(渡邉貞夫)が、

既にチタンヘッド全盛の中、ひたすらパーシモンに拘って、

そういう同好の士だけを集めてプレイしてたんだけどお洒落だったよなあ。

 

 

 

自分くらいの年齢になると毎日そこそこの覚悟が必要で、

両親は90歳過ぎまで存命したけど祖父は自分の年齢の時には亡くなってて、

だから少し大袈裟に言うと、無事に朝を迎えることに感謝するって感じになってて、

工藤優雅君と神津徳臣君の区別はようやく出来るようになったんだけど、

未だに坂入裕君と濱田力君が判別し難いっていうのは、

やっぱりそれは徐々に老いぼれつつあるってことだし……。

 

 

 

昨日はホールに行く前にコーヒー豆を買いに池袋に寄って、

少し悩んだんだけど、普通のフレンチローストを800gゲット。

 

一番高価なのは100g当たり3,000円ほどもするんだけど、

コロンビアとジャマイカのブレンドフレンチローストは100g600円ほどで、

それはその店で一番安い豆なんだけど、自分はコーヒーに酸味を望んでなくて、

求めるのはやっぱり苦味とコクなもんでこれで十分なんだよね。

 

昨日は幾つかの豆が20%増量サービスデーってことで、

自分が選んだフレンチローストも対象になってて16杯分も得したんだわ。

 

 

 

ホールに入ってすぐ真部会長と話をして、

最近の長嶺克則君の様子を聞いたんだけど、調子いいみたいなんだわ。

 

 

有澤会長に頂き物をした後、この間の試合を最後まで見てなかったって事で、

大平真史さんからDVDを貰ったんだよね。

 

昨日は最後の試合は初めから見るつもりはなかったもんで悪しからずです。

 

 

 

① 松本憲治君(沼田)×武藤準君(マナベ)……Mm 4R

1勝5敗(3KO)の28歳・福岡県と、1勝0敗の26歳・東京都。

 

武藤君には宮崎辰也君がヘルプセコンに付いてたね。

 

<1R>

開始ゴングが鳴った途端に狂熱の殴り合いが始まって、

それは事前に打ち合わせをしてたかのようなまるでアニメのような展開で、

いきなり疲れたモン、気持ちの折れたモン負けの様相を呈していったんだわ。

 

二人共、正直技術的にはまだまだで、殆どノーガードのままだったんだけど、

それでもその手数の多さは驚異的なほどで気持ちが溢れてたんだわ。

 

ただ、最後の最後までその手を止めなかったのは武藤君の方で、

顔真っ赤にしてハァーハァーしながら、指示に従ってしっかりボディも打ってたしね。

 

<2R>

気持を立て直してこの回はまずは松本君が先攻して、

歯を喰いしばっての大奮闘だったんだけど、

徐々に武藤君の左ボディが効いてきてしまったようだったなあ。

 

で、やっぱり武藤君のより正確なヒッティングの方が目立ってたんだけど、

残り30秒からは二人共、ヘロヘロになってしまってたんだわ。

 

<3R>

巧くない同士ではあったんだけど、

その必死感には妙に惹きつけられるものがあったなあ。

 

松本君はボディが相当シンドくなってきて、顔面の傷みも進んでて、

それでも必死の踏ん張りで何とか何とかって反攻してたんだけど、

終盤には右目上の腫れが著しくなってしまったなあ。

 

<4R>

それでもまだ小さく鋭く振れてたのは松本君の方で、

攻勢を取ってた武藤君の方が振りがタルくなっていったんだわ。

 

開始34秒、松本君の傷にドクターチェックが入って、

1分36秒にも再度のチェックが入ったんだけど、まだやれるってことで……。

 

このままでは止められてしまうってことで松本君が再々の踏ん張り直しで、

残り1分からは二人共、殆どドロドロになってしまったんだけど、

それでも最後まで気持ちが折れるっていうことがないままの終了ゴング。

 

 

自分のスコアは39-37だったんだけど、

結局、40-36、40-37、38-38ってことで武藤君の2-0勝ち。

 

それにしても何だこりゃって程の採点のバラつきで、

幾らなんでもフルマークはないと思ったし、

見てるところがまるで違うんだっていう感じもしたんだよね。

 

 

この試合、JBCの田中さんが後楽園でのレフェリーデビューだったんだけど、

試合後にお疲れさんって感じで背中に触ったら、ジットリ湿ってたなあ。

 

 

 

② 山本大智君(KTT)×大森健太郎君(イマオカ)……SF 4R

3勝(2KO)3敗(1KO)1分の24歳・山梨県と、2勝(1KO)0敗の31歳・岡山県。

 

<1R>

少し飛び跳ね過ぎのフットワークの山本君に釣られてか、

大森君もその傾向が強まっていって、

何だかバッタのケンカみたいになっていったんだけど、

残り26秒の北ロープ前、追い込み追込みしてた山本君が右、右、右って、

その最後の右をヒットさせて大森君からダウンゲット。

 

山本君、如何にも右一発ボクサーなんだけど信念はこもってたなあ。

 

<2R>

相手の振り幅が大きくて隙が沢山出来るところを狙えればいいんだけど大森君、

今一踏ん切りが付かないみたいな中途半端さが続いた中の1分20秒、

左をチョイ伸ばしされて南ロープ方向にオットットットってなってしまって、

直後に一気一気の山本君の攻撃に晒されるまま、

最後は東ロープ前でドカドカ連打喰らってしまってダウン。

倒れ込んだ途端のレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

ってことで1分26秒、山本君のTKO勝ち。

 

 

 

③ 板垣悠太君(国際)×大久保康司君(横浜さくら)……SB 4R

3勝(1KO)2敗2分の24歳・東京都と、3勝1敗(1KO)2分の29歳・神奈川県。

 

二人共、2分けの恩恵受けてのB級昇格ってことで……。

 

<1R>

やっぱり大久保君、自分からの仕掛けが遅いしジャブも打たなくて、

接近しての左右フック一本槍って片寄りの強いボクシングで、

キビキビしたタイトなパフォーマンスの板垣君の方が見栄え良かったんだわ。

 

ただその板垣君も、左ガードが下がり気味になってしまうのが気になったけどね。

 

<2R>

二人共、カウンターのタイミングを捉え切れてなくて、

代わり番こに自分のタイミングだけでの攻撃を繰り返しててちょっとなあ……。

 

大久保君は相変わらずいきなり殴りかかり過ぎの傾向が強かったんだけど、

それでもこの回は執拗なボディブローで優位に立ってたんだわ。

 

<3R>

何とかカッコは付いてるもんで大久保君、

中間距離からの丁寧なジャブを省略しっ放しで、何か勿体ないんだよなあ。

彼、ちゃんとやれば強くなると思うんだけど、

今のまま前振り無しの接近系のシンプルボクシングだけだと、

上へ行って苦労すると思うけどなあ。

 

残り1分05秒、この日初めて板垣君の右がクリーンヒットして、

大久保君が大きく揺らぐところ板垣君、それこそ一気一気ではあったんだけど、

畳み掛け方がルーズだったし、カウンターのタイミングを逃しまくって、

振り返ってみればこの試合唯一最大のチャンスを取り逃がしてしまったんだわ。

 

<4R>

大久保君の左ボディが相当効いてきたみたいで板垣君、

著しくテキパキ感を欠いてしまって相手の流れを押し戻せないまま、

左目上をバッティングカット。

 

<5R>

気持立て直して先手取った板垣君だったんだけど、

大久保君も遅れを取らない十分な反撃態勢で、

ここにきてシッカリ振れてたのは断然大久保君の方で、

接近ゴチャゴチャ大作戦を圧倒勝利して、残り1分40秒からラッシュラッシュで、

初のKO勝利も見えてきたんだけど、倒し慣れてないせいか、

畳み込み方に手抜かりがあって実現しないままのラウンド終了ゴング。

 

<6R>

板垣君も勝負を諦めてない再度の踏ん張りではあったんだけど、

残念ながら力込め切れてなくて、当たりの正確さと手数で大久保君だったなあ。

 

ってことで自分は58-56だったんだけど結局、

58-56、58-57、57-57ってことで大久保君の2-0勝ち。

 

 

それにしても大久保君、接近戦は抜群なんだから、

もう少し中間距離からの攻撃を何とかしたらいいのになあ。

 

 

 

④ 加瀬康司君(レイS)×横田知之君(中野サイトウ)……SW 6R

5勝(2KO)5敗(3KO)の28歳・千葉県と、

5勝(2KO)4敗(3KO)の29歳・埼玉県。

 

勝ち負けが拮抗した結構大雑把な試合をする二人なんだけどね……。

 

<1R>

加瀬君、実にとっても片寄った作戦で、ガード固めてにじり寄って、

それでも中々手を出さなくて、倒し屋でもないのに何を狙ってるのかって事で……。

 

大きな有効打はなかったけど、真面目で細かいヒットと攻勢で横田君だね。

 

<2R>

加瀬君、適当な距離になったらいきなり特大右フック一閃だけって感じで、

その省エネ度は半端じゃなくて、これなら20ラウンドくらいはやれそうだなあって、

そう思ってた瞬間の1分22秒、右ストレートの背伸び打ちがクリーンヒット。

 

横田君、相手の勝手にさせないようにするには、

やっぱり、ジャブジャブジャブでの詰め寄りからの左右フックじゃないのかなあ。

 

<3R>

やっぱり加瀬君はショート戦になるとカラッキシで肘を絞り切れてないから、

横田君、そこんとこもっともっとのガチャガチャが要ると思うんだけどなあ。

 

多少いい感じになってきた横田君、相手に鼻血出させてたね。

 

<一休みして戻った5R>

途中までヘロヘロしてたのは加瀬君の方だったんだけど、

残り1分切ったとこで左右フックを連続ヒットさせた途端生き返って、

横田君が効いてしまいましたっていうのをあらかさまに見せてしまったもんで、

で、益々勢い付いた加瀬君の一気呵成で2分13秒、

横田君が腰が伸びて反撃の姿勢が取れなくなったところでストップエンド。

 

横田君、最後の最後に緩んでしまっての不覚だったなあ。

 

 

試合後大分経って、輪島Sジムの嶋崎俊君と話してたところに横田君が来て、

彼等は同じ大学の先輩後輩ってことだったんだけど、

とにかく自分は横田君とミニ反省会したんだよね。

 

 

試合開始前、河野公平さんの試合のことで思い付いて渡辺会長に電話して、

オメデトゴザイマスって伝えたら想像以上にとっても喜んでで、

その河野さんが7時にホールに挨拶に来るって聞いてたもんで、

早速会いに行ってサイン貰ったんだよね。

以前のサインとは違うねとか、レフェリーの事とか聞かせて貰って面白かったなあ。

 

それにしても渡辺会長、時差ボケの方は大丈夫ですかあって尋ねたら、

「私はいつも時差ボケみたいなもんですから。」 って言ってて笑ってしまったなあ。

 

 

 

昨日は何かのイベントが抱き合わされてたもんで少し時間が出来て、

その後ブラブラしてたら角海老ジムの鈴木会長と小國以載さんがいて、

またもや色々個人的な世間話なんかをね……。

 

 

 

⑤ 尹文鉉さん(ドリーム)×新藤寛之さん(宮田)……W 8R

16勝(3KO)4敗2分のランク5位、31歳・栃木県と、

16勝(6KO)3敗のランク3位、サウスポー、29歳・北海道。

 

この二人が試合をするとなると相当ややっこしくなるのは簡単に予想出来て、

案の定、噛み合いの良くない、更には正直美しくないリング上になってしまって、

お互い、綺麗に当て込むチャンスがとっても少ない難しい展開で、

見てて疲れる一方だったもんで、3Rが終わってところで休憩タイム。

 

 

結局、尹さんから見て77-75、76-77、76-76ってことで勿論1-1ドロー。

 

 

 

⑥ 中川勇太さん(角海老)×上岡泰君(元気)……SB 8R

15勝(9KO)4敗(1KO)1分のランク3位、26歳・滋賀県と、

9勝(5KO)3敗(1KO)2分のサウスポー、33歳・埼玉県。

 

勝率もKO率も中川さんの方が1割ほど上回ってるし、

テクニック的な部分もかなり上だから楽勝かなあって思ってたんだけどね。

 

あれっと思ったら宮崎君が横に座って来て一緒観戦。

 

<1R>

お互いの気合の入り方は開始前の目付きにも込められてたんだけど、

それはジャブの交換にも現れてて、とにかく鋭いのが飛び交ってたんだわ。

 

残り1分までの幾度かの打ち合いは上岡君の手数が優勢だったんだけど、

残り少なくなった時間帯でのヒットヒットの印象が良くてで中川さんかなあ。

 

それにしても上岡君、前髪の乱れが気になるのかやたらいじりまくるんだわ。

 

<2R>

相手の動きが良く見えるせいもあってか中川さん、

やたら簡単に打たせてしまう傾向があるんだけど、

そりゃシッカリ防いではいるんだけど攻勢を取らせ過ぎるのはマズイんだよね。

 

若干バラケてきたような印象が強まった中川さんに対して上岡君、

キッチリ丁寧にやってる感じを前面に出してきたんだわ。

 

<3R>

上岡君、攻撃が顔面に限られててボディが殆ど打ててないのが残念で、

やっぱり中川さんの上下打ち分けコンビネーションの方が美しく見える訳で、

って見てたら、徐々に上岡君の顔面が赤く腫れてきたんだわ。

 

<4R>

ラウンド序盤に先手とっていったのはやっぱり上岡君だったんだけど、

当て方の綺麗なのはあくまで中川さんの方で、

目のいい中川さんの直接被弾は驚くほど少ないままで、

上岡君、前にだ出てるんだけど、徐々にハァーハァーしてきて、

中川さんの左ジャブ、右ストレートボディが抜群だったんだわ。

 

<5R>

ここにきて、前の手の使い方に更に大きく差がついてきて、

それと共に上岡君のヒット率も下がってきて、

大きく振り込むだけ上岡君の消耗が進んできたみたいだったんだわ。

 

<6R>

大体が下がり気味ではあったんだけど中川さん、

正確な左ジャブで繋ぎのポイントをこまめに集めてて、

たまの強い右で更にそれを手堅いモノにしていったって感じだったなあ。

 

上岡君、残り1分切ったとこで左ストレートを綺麗にヒットさせてたんだけど、

打たれ込んだ際に、来い来いっていう身振りは負け惜しみにしか見えなくて、

如何にもいいのを貰ってしまいましたっていうのを公表してるのと同じで、

そういうのは絶対やめた方がいいと思うんだけどなあ。

 

<7R>

上岡君は随分口を開き始めたんだから中川さん、

もう少し攻め攻めすべきだって思ったんだけど、この日は何か中途半端で、

試合の流れは取られてはいないんだけど山場作りには無頓着な感じで、

ホントはもっとやれるのになあっていう感じが強くしたんだよね。

 

残り1分17秒のところで上岡君が右をハードヒットさせてたんだけど、

何故かその時は一気に行けないままで、

却って中川さんにまたもやの右ストレートボディを打ち込まれてしまって、

今度は何と舌を出してしまっての効いてしまったですポーズでダメだなあ。

 

鼻血を出し始めた上岡君だったんだけど、

残り2秒、力のこもった右ストレートを当て込んだところでラウンド終了ゴング。

 

<8R>

試合中盤以降の中川さんの受身系待ち待ちボクシングは詰まらない限りで、

残り1分からでも必死に倒しにいってる上岡君に親近感が湧いたんだけど、

最低限思うようにさせない中川さんのテクニックはやっぱり流石で、

その点では安心して見ていられたし、距離感とか当て勘も抜群だったんだけど、

まるで虎の様に襲い掛かるところも見たかったなあって感想のまま終了ゴング。

 

より消耗が進んでたのに最後まで必死踏ん張りしてたのは上岡君だったなあ。

 

 

自分は77-75で中川さんだったんだけど結局、

77-75×2、75-77ってことで中川さんの2-1勝ち。

 

それにしてもってことはここでも言える訳で、

77と75っていうのがまるっきりひっくり返ってたのは全く理解できなくて、

ひたすら前へ出さえすればポイントをくれるのかってことだし、

キチンと当たってなくても取り敢えず手を出してればポイントになるのかって事で、

こういうのを見せ付けられると判定っていうのはホント怖いって思う訳で……。

 

 

上岡君、やたらヘアスタイルを気にし過ぎたり、打たれて舌出したり、

来い来いってやらなければもしかしたら勝ってたかもね……。

 

上岡君とはかなり以前に話をした記憶はあるんだけど、

彼がそれを憶えてるとは思わなかったもんでシラッとしてたら、

「村木田さん、どうでしたか?」 っていきなり声をかけてくれて、

トレーナーと一緒のまだ医務室行く前の汗ビショビショのところだったんだけど、

取り敢えず感じたままをそのまま伝えたんだけど、悔しそうにしてたっけなあ……。

 

 

 

ってことでベストボクサーを選ぶにあたってはちょっと悩んだ訳で、

そこそこのボクサー達がそこそこ以下のパフォーマンスだったっていう、

そういう印象が強かったのに対して、この上なく下手ではあったけど、

その気持ちの溢れ方に日常を越えるモノを感じさせてくれたってことで……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 武藤準君と松本憲治君

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

今朝は少し早く目が覚めて、ちょっと濃い目の夜明けのブラックコーヒーで、

さてって感じでバルコニーに出てみたら、首都高の橋げたから朝日が昇るところで、

それがまあ、ついこの間見たモネの “印象・日の出” みたいな空と太陽の色で、

思わずシミジミ見入ってしまった6時04分だったんだわ。

 

2015年10月20日 (火)

後楽園ホール・10月19日

 

TPPには12ヶ国が加盟してて現在その方向性のまとめにはいってるんだけど、

その12ヶ国っていうのは日本を始めアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、

シンガポール、チリ、ブルネイ、ペルー、ベトナム、マレーシア、メキシコ、

それにカナダなんだよね。

 

環太平洋ってことだから、中国や韓国が漏れてるのは理解できるんだけど、

インドネシアやタイ、フィリピンが加わってないのがちょっと不思議だね。

 

そもそものアメリカがこれまでのところでまとまった案件を議会が承認するのか、

それが次期大統領選挙も絡んでクリントンも変節してしまっての適当適当で、

暗中模索っていうのはこういうことを言うんだろね。

 

 

 

季節の切り替わり目はサツキの世話のタイミングでも知ることもできて、

夏肥料は10月末で切り上げて、そろそろ休眠状態入るんだよね。

 

植物向けの肥料の三要素っていうのは中学の理科で習ったように、

窒素、リン酸、カリ(カリウム)で、窒素は茎や葉、リン酸は花、カリウムは根に

其々効果を発揮するんだけど、市販の液肥系はその内リン酸の含有量が多くて、

だから適宜油粕の玉肥料を併用する必要があるんだけど、

その全てをキッパリ切り上げてのいよいよ冬支度なんだよね。

 

春、ほんの少し早く咲くツツジの花芽はまだまだなんだけど、

サツキの方は既に小さな花芽を作ってて、春までジックリ育て上げるんだわ。

 

 

 

昨日もホールに行く前に寄り道して銀座に行ったんだけど、

中央通りをツーシーターのオープンカーが行列して走ってて、

MGとかモーガン、カルマンギア、ブガッティなんかのビンテージカーがゾロゾロで、

それはそれはとっても魅力的ではあったんだけど、

だけど、そういう風に群れて見せびらかすっていうのはフェラーリの連中と同じで、

どうよっていう感じが何となく疎ましくて浅ましいって思うのは自分だけかなあ。

 

 

 

ホールの入り口で相馬一哉君とコンチワして、

エレベーター降りてから渡邊秀行君とバッタリで、お互い何となく苦笑い。

その後、T&Hの竹原会長に業務連絡して始まり始まり……。

 

 

昨日は最後の試合が女子戦だったもんで全部で5試合だったんだけど、

その5試合の殆ど全部が期待外れだったもんで力入ってませんから……。

 

 

 

①池上渉君(郡山)×松本成月君(船橋D)……54.5㎏ 4R

デビュー戦の25歳・福島県と、デビュー戦の21歳・千葉県。

 

当初この試合は女子戦かって思ってたんだよね。

 

<1R>

活きのいい松本君には圧倒的な数の応援団がついてて、

その松本君、一瞬素早く飛び込んでの一発ボクシングに終始してたんだけど、

とにかく、カッコ付け過ぎでちょっと鼻に付くほどだったんだわ。

 

こういう子は初めの頃は勢いで勝つんだけど、負けるとすぐ止めてしまうっていう、

そういう傾向が強いんだよね。                                                            

見てても元気貰えるって感じではなかったもんで、即の席外し。

 

池上君には何とか頑張って欲しいなあって思ってたんだけど、

ロビーにいたら次のラウンドに決着のゴングが聞こえてきて、

やっぱり池上君がやられてしまったかなあってアナウンスを聞いてたら、

何とナントなんと、2R0分50秒、池上君のTKO勝ちだったんだわ。

 

戻って見たら池上君のセコンドに付いてた渡邉秀行君も嬉しそうにしてなあ。

 

 

 

② 清野航君(石橋)×古川昭裕君(一力)……M 6R

4勝(4KO)3敗(2KO)のサウスポー、26歳・東京都と、

12勝(9KO)6敗(5KO)1分の36歳・茨城県。

 

古川君は元ランク1位だったんだけど、

12月で37歳になるもんでこれがラストファイトってことで……。

 

<1R>

開始直後からまるで相撲かレスリングみたいになってしまって、

こりゃちょっとなあって感じだったんだけど、基本的には古川君の大攻勢で、

押し押しのままの1分28秒、それまでは劣勢だった清野君が、

エイヤッて振った左フックが驚きの大直撃ヒットして古川君が一発昏倒ダウン。

 

北ロープ前で吹っ飛ばされて頭がロープの外へ出てしまって古川君、

いきなりダメそうになってしまってレフェリーが途中カウントストップして、

1分38秒、清野君の驚愕のTKO勝ち。

 

古川君にはキッパリ諦めのつくラストゲームだったね。

 

 

 

③ 上林巨人さん(T&H)×細貝淳君(W日立)……54㎏ 8R

7勝(4KO)1敗(1KO)1分のランク12位、28歳・広島県と、

7勝9敗(4KO)の33歳・福島県。

 

3㎝ほどデカイ細貝君なんだんだけど、かなり厳しいって予想だったんだわ。

 

<1R>

細貝君、思いの外いいジャブを打ってたんだけど、

いきなりの左右フックは振りが緩いし、そもそも大き過ぎなんだよなあ。

 

中盤以降、細貝君の手が止まり加減になった途端、

上林さんの手際のいい攻勢が目立ってたなあ。

 

<2R>

細貝君の動きと攻めが単調になって打ち終わりがルースになるところ、

上林さんが巧いこと狙い打って鋭い連打で見せ場を作ってたね。

 

細貝君の方は上下の打ち分けを含めてコンビネーションを使い切れてなくて、

どうしても見てくれ的に後れを取ってしまってるんだわ。

 

<3R>

一撃必殺ではないのに細貝君、単発に終始してるのがちょっと理解できなくて、

大丈夫かなあって思ってたら開始40秒、見計らった上林さんが一気ラッシュで、

そろそろ細貝君の寿命が訪れたかって思ったら想像以上の大反攻で、

この試合初めて右ストレートをクリーンヒットさせてたんだわ。

 

<4R>

上林さんが更にプレスを強めていって、それにつれ細貝君の被弾数が増して、

残り1分20秒からは殆ど一方的になってしまったんだけど、

細貝君、ホントに全くボディブローを打たないんだよなあ。

 

<5R>

細貝君、殴られると舌出して来い来いって安っぽ過ぎのヘタレポーズで、

そういうのは弱い方が見せるお決まりのパフォーマンスで、

終りを早めるだけなもんで、そろそろ見切り時かなあ。

 

<6R>

そんならってことで上林さん、開始56秒、左右フックを連続ヒットさせて、

細貝君を北ロープに吹っ飛ばして見事なダウンゲット。

 

リスタートした細貝君はそれほどのダメージを残してはいなかったんだけど、

それでもハァーハァーの若干引き気味なところ上林さん、

一気に決着付けるかって思ってたら意外な程の手緩さで、残り15秒、

変なサウスポーチェンジした途端、細貝君の逆襲を喰らってたんだわ。

 

<7R>

消耗が進んでるのは明らかに細貝君の方なもんで上林君、

相手に大きい右を誘い出して、そこに合わせるってとこも見たかったんだけど、

何だか全体に平坦なボクシングになってしまって、

大量ポイントリードってことで敢えて冒険はしないってことなのか、

可もなく不可もない平凡で迫力のないパフォーマンスだったなあ。

 

<8R>

まず攻勢は細貝君の方で、左右ボディでの攻め攻めで、

上林さんが下がらされる場面が増えていったんだけど、

それでも倒し切るようには打ててなかったもんで大逆転の目は考えられなくて、

上林君にとっては安心安心の終了ゴングだったんだわ。

 

それにしても上林君、ガス欠してしまったかって思われるほどの終盤劣化で、

最近は試合するごとに彼の今一感が強まるんだよなあ。

 

 

自分は79-72だったんだけど結局、78-73×2、78-74ってことで、

勿論上林さんの圧倒3-0勝ちだったんだけどね。

 

 

 

④ 大和田寿君(厚木ワタナベ)×中井雄規君(船橋D)

                              ………SB 8R

6勝(1KO)9敗(2KO)1分の25歳・神奈川県と、

6勝(2KO)4敗(3KO)2分の27歳・北海道。

 

<1R>

開始直後から中井君のボディブローがグッドグッドで、

全体のショットも大和田君より力がこもってたんだわ。

 

その大和田君、近い所も嫌いじゃなさそうなんだけど、

それでも手打ち感が強かったんだよね。

 

<2R>

大和田君もいい感じを出してきた途端、密着ボディ合戦になっていって、

ポイント振り分けの難しい展開になってしまったんだけど、

中井君、ショートフックの際にもう少し拳を返して打つといいと思うんだけどなあ。

 

<3R>

甲乙付け難いジャッジ泣かせのやったり取ったりで、

それはまるでゾーンに入ってしまったかのような接近戦だったんだけど、

ちょっとした頑張りの差で中井君だったかなあ。

 

<4R>

開始40秒、中井君が左目尻をバッティングカットしてドクターチェック。

 

それ程の事なくの再開後、シッカリ打ててたのは大和田君だったんだけど、

必死の手数で中井君がポイント奪取って思ったなあ。

 

<5R~6R>

それほどのパワーと巧さもない二人、勝負のカギは気持ちってことだったんだけど、

徐々に大和田君の体が流れるようになっていったんだわ。

 

<7R>

中井君の方も右のショートフックを打つ際、頭を下げながら体を左に傾けて、

それは相手の打ち返しを避ける為なんだろうけど、

とにかく目線を切ってしまう時点で次の攻撃に繋げられなくて半端半端。

ただ、大和田君の方はもっと中途半端な感じが強かったんだよね。

 

<8R>

最後まで気持ちを維持してスタミナを発揮してたのは中井君だったなあ。

 

 

ってことで自分は80-72だったんだけど結局、80-72、79-72、79-73

ってことで中井君が圧倒圧倒の3-0勝ち。

 

 

 

⑤ 丸亀光君(T&H)×ジョナタン・バァト(カシミ)……SB 8R

5勝(3KO)0敗の25歳・広島県と、

30勝(14KO)6敗(2KO)3分のランク4位、サウスポー、35歳・フィリピン。

 

最近の中では飛び抜けて上玉のラウンドガールが登場してきて、

スタイルは言うを待たなくて、可愛さの中に極上の知的雰囲気を備えてたんだわ。

 

 

この日一番期待してた試合だったんだけど、ガッカリだったんだよね。

 

丸亀君はピッカピカのラメを効かせたポンチョみたいなイデタチで、

一方のジョナタンは最近フィリピンボクサーで流行ってるのか、

エバーラストのハイカットブーツでの登場で、6戦目と31戦目の一戦。

 

<1R>

お互いに利き手からの逆ワンツーがとっても良かったんだけど、

体の太いジョナタンは勿論なんだけど、丸亀君の方も軽快なフットワークって、

そんな感じとはほど遠くて、そもそも少し動きが硬いんだわ。

 

ジョナタンはそんなにスピードは無いんだけど上体を柔らかく使って、

タイミングのいい打ち出しを見せてたなあ。

 

<2R>

中間距離だとヤバイってことかジョナタンが密着戦を大希望ってことで、

途端に実に泥臭いリング上になってしまって、

丸亀君もそれならそれでもいいって感じだったんだけど、

ホントにそれでいいのかなあ……。

 

<3R>

ジョナタンのゴリゴリ先攻めが目立ってきて丸亀君、

相手が頭を低くして詰めて来るもんで打ちどころを見つけ難くて、

徐々に嫌気を差してしまいそうなんだわ。

 

ジョナタンは元々この位置にいるのが当然のボクサーっていう訳でもなくて、

スタミナ不足なのか年齢から来るモノなのか、上下のバランスも崩れてきて、

何だかキャリアだけでやってるって感じだったんだよね。

 

<4R>

殆ど全く面白くないボクシングになってしまった原因の殆どはジョナタンで、

咎められない範囲ギリギリの頭突きとホールディングがその巧さってことか……。

 

只の期待外れのロートルに対して丸亀さんも巻き込まれ過ぎのズブズブで、

もっと意識的に距離取って左右に鋭く動いて何とかして欲しかったんだけど、

後は丸亀さんの健闘を祈るってことで、ここで帰宅したんだわ。

 

 

電車の中で確かめたら、96-95、95-96、95-95ってことで、

ホントにまあ絵に描いたような1-1ドローだったんだってね。

 

 

昨日のベストは結局あのラウンドガールだったなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ

③ 中井雄規則君

 

 

 

そう言えばシカゴの河野さん、試合翌日に奥様とシカゴ美術館に行ったって事で、

あそこにはモネの作品も幾つか所蔵されてて、

“サン・タドレスの浜辺” っていうのが自分のお気に入りなんだけど、

見たのかなあ、羨ましいなあ……。

 

2015年10月18日 (日)

河野さん in シカゴ

 

MLBワールドシリーズに向けて今シカゴ・カブスは、

ニューヨーク・メッツとの間でナ・リーグ優勝決定戦をしてるんだけど、

そのシカゴで河野さんが3-0で勝ったのは事前に知ってて、

そうじゃない場合だったら見ないつもりだった録画をさっき見たんだわ。

 

相変わらずテレビ東京のナレーションは亀田さんちと同じくらい恥ずかしくて、

そんなのに煽られて堪るかって感じしかしなくて早回し早回し。

 

自分の中で亀田さんちのボクシングっていうのは、

女子ボクシング、アマボクシング、キッズボクシングと親父ボクシング、

それに井岡さんちのボクシングと同じで、違うフィールドのボクシングなんだよね。

 

そもそもリング外でのパフォーマンスが恥ずかし過ぎるほど演技過剰だし、

その割に試合そのものは口ほどでもない超怖がりだっていうのが情けなくて、

そのカマドウマみたいなボクシングスタイルが自分はとっても嫌いなんだよね。

 

何年か振りに見た亀田長男は何だか生活に疲れた40代のオッサンのようで、

レフェリーの見え難い所での得意のローブロー作戦は健在だったんだけど、

小うるさいほどのレフェリーに見咎められて2回も減点喰らってからはメッキリで、

そうなると他に何の手立てもなくて、単に普通のことを繰り返してたんだよね。

 

3Rまでにダウンと減点2を喰らってからも取り返すっていう気概に全く欠けてて、

12Rにあれだけ動けるなら途中でもっと飛ばせってことで、

いつものように黙々と自らのスタイルを貫いてた河野さんが目立つ一方で、

途中で止めたくなってしまったようにも見えたんだよね。

 

ってことでそれ以降試合そのものは大きな展開がないままの淡々で、

で、そのうち興味は違うところにいってしまって、

声は若干低いけど、河野さんは知的系の綺麗な人と結婚したなあとか、

井上トレーナーも同行したんだとか、カラーバランスからすると河野さん、

グローブテープは青よりグリーンの方が良かったのになあとか、

ラスベガスのリングと違ってリングロープは一切の広告が入ってない黒一色で、

とっても見易いなあ……、とかね。

 

河野さんは要するに手数とスタミナがキーワードのボクサーなもんで、

元々解説し易いとは思うんだけど、田口良一さんも思ってた以上に喋れてたし、

内山高志さんは充分解説で食っていけるよなあって思ったし、

ギャラはやっぱりスーパー王者の方が高いのかなあとかね……。

 

4R頃からは亀田長男の顔面が腫れる一方、河野さんは殆ど傷んでなくて、

手数と共に正確なヒッティング数で終始圧倒してたんだよね。

 

河野さんは最初から最後まで冷静な試合運びに徹してて、

途中、4Rだか5Rにレフェリーにホールディング系のクリンチを咎められた時も、

「Sorry」 って声出して詫びてたし、7Rにお互い粗っぽくなった際に注意された際も、

ちょっと意味が解らなかったみたいで、「clean?」 って確かめてたんだよね。 

 

 

元々自分はこのマッチメイクは希望も期待もしてなかったもんで、

試合が決まった直後に渡辺会長にもどうして受けたのかって聞いたんだけど、

WBAの指名だから仕方ないんだわ的な答えが返ってきたんだよね。

 

 

いずれにしても河野さん、よかったヨカッタ良かったんだわ。

 

2015年10月17日 (土)

日記・10月17日

 

ちょっと前の東芝や東洋ゴム工業、それに今回の旭化成といい、

ここんところ日本を代表する大企業のテイタラクが目立ってて、

まるで一時の中国の食品加工会社がやってたインチキといい勝負なんだよね。

旭化成は会社ぐるみではないみたいなんだけど、

自分の中では東芝と東洋ゴム工業は今や唾棄すべき企業の筆頭なんだよね。

 

 

 

Windows10をダウンロードしようとしたんだけど、3回とも失敗で、

「問題が発生しております。」 とかアナウンスが出て、

勝手に修復を試みるんだけど、どうしてもインストールできなくて、

結局最後は 「以前のバージョンに修復し直します。」 ってこれまた勝手に処理して、

自分としては今のWindows7で何の不都合もないからそのままにしてるんだよね。

 

 

 

安倍首相の学歴コンプレックスっていうのはかなり有名みたいで、

彼の祖父や父親は勿論、親類も東大卒ばかりなんだけど、

彼だけは成蹊大出身ってことでちょっと飛び抜けてデキが良くないらしいんだよね。

 

現在は知らないけど、自分らの世代だと成蹊大っていうのはブッチャケ、

わざわざ受験勉強をしてまで入る大学ではなかったんだけど、

何か特別の理由でもあったのかなあ。

 

ってことで彼は自らの周辺に東大出身者を置きたがらないというか、

周囲を私立大学出身者で固めたがる傾向が強いってことで、

で、現在約20名ほどの閣僚達の中に東大卒はたった3名しかいなくて、

あのクソ横柄な官房長官も法政大卒なんだよね。

 

 

 

パ・リーグは昨日ソフトバンクが勝って日本シリーズ進出を決めたんだけど、

セ・リーグはヤクルトがあと1勝のところまでこぎつけたんだよね。

自分、今回はヤクルト一押しってことで……。

 

その東京ヤクルト・スワローズっていうのは自分が子供の頃は、

国鉄スワローズっていって、現在のJRの保有球団だったんだよね。

その後、サンケイ・スワローズ→サンケイ・アトムズ→アトムズ→ヤクルト・アトムズ

→ヤクルト・スワローズって経緯を経てるんだよね。

 

昔からズーッと球団名が変わらないのはセ・リーグの読売ジャイアンツ、

阪神タイガース、中日ドラゴンズ、広島カープの4チームだけで、

セ・リーグの残りの球団のDeNAは大洋ホエールズだったし、

パ・リーグは全チーム変わってて、日本ハム・ファイターズは東映フライヤーズ、

ソフトバンクは南海・ホークス、西武ライオンズは西鉄ライオンズ、

ロッテ・マリーンズは大毎・オリオンズ、楽天イーグルスは近鉄バッファローズ、

オリックスは阪急・ブレーブスだったんだよね。

 

 

 

結果は知ってたんだけど、昨日改めて録画を見たんだわ。

 

☆ 大森将兵さん×向井寛史さん

14勝(9KO)0敗のチャンピオンと、11勝(1KO)3敗2分のランク3位。

 

サウスポー対決は1Rの中盤過ぎには勝負があったって感じで、

向井さん、2Rにはもうシンドそうな感じで、

3Rには連打の後の左ボディ貰ってダウンしてしまって、

そのダメージ引きずったまま4Rにはまたもや左ボディでダウン。

 

やっぱり向井さん、この戦績の中でのこのKO率の低さでは無理過ぎだったなあ。

それに大森さんもすぐに倒せそうって所からとっても乱雑になってしまって、

途中、振り疲れてしまって、結局6Rまでかかってしまったって感じだったなあ。

 

 

 

 

☆ 石田匠さん×木村隼人さん

19勝(10KO)0敗のチャンピオンと、23勝(15KO)7敗のランク11位。

 

試合開始当初いいプレスかけてたのは石田さんだったんだけど、

木村さんの方が打ち出しが早くて、3Rには石田さんの右目下を腫れさせてて、

木村さん、中々いい立ち上がりを見せてたんだわ。

 

この日の石田さんは自分の中のイメージとはちょっと違ってて、

強いって感じは全くしなくて、当てられない巧さだけが目立ってたんだよね。

 

構え方や動き方は木村さんの方が余程美しかったし、

石田さんの戦い方自体からも何の魅力も感じられなかったんだよね。

 

5R~6Rからは半分下がりながらのチョン当て逃げ逃げボクシングで、

石田さん、ホントにこんなもんだったっけ?って感じに終始してたんだよね。

 

木村さん、こういう相手と試合するのは多分初めてで、

だから、すっかりペースを乱されてしまったというか、

詰め方追い込み方に工夫を欠いたままだったのが残念だったなあ。

 

ジャブをちょい出しして逃げるか、右を振って抱き付くかって石田さん、

ホントに全く情けないパフォーマンスしか出来てなくて、

途中から早回しだったんだけど、会場にいたら間違いなく休憩タイムだったなあ。

 

 

 

今日の競馬はちょっと力入れてみようと思ってるんだけどね……。

 

2015年10月15日 (木)

日記・10月15日

 

一戸建てから引っ越したせいか自分には昨日の夜が今年初めてだったんだけど、

駅までの道沿いの街路樹の根本のツツジの植え込みから

コオロギの鳴く声が聞こえてきたんだわ。

そろそろ薄い夏掛け一枚からふっくら毛布へ変えないとなあっていう秋の始まり。

 

 

 

やっぱりそうかあ……、っていう感じの東日本新人王トーナメントの決勝戦、

帝拳ジムが同門対決を忌避して松原陵君と白石将晃君を棄権させて、

F級梶颯君とFe級萱沼徹平君の優勝が決まったんだわ。

 

色々と考えさせられる今回の棄権決定なんだけど、

自分が思い出すのは数年前にあるジムで実際に起こった出来事で、

ある時同階級の二人共が充分優勝しうるってことがあって、だから、

ジムは一方に転級を示唆したんだけど、ソイツはあくまで強いヤツとやりたいって、

最後の最後まで譲歩しなくて、結局仕方なくジム側もそれを許したことがあって、

そういうのはその時点で家族内で戦うってことを認めた事にもなるんだよね。

 

家長としては何とかそれは避けたいっていうのも充分理解できるんだけど、

家庭内で争う可能性が有ることをオープンにした時点である種の覚悟が必要で、

それはつまり家族同士の争いを公衆の目に晒す覚悟が要るって事で、

同門対決になる前にどっちかが敗退すればもう一方が勝ち残るからって、

もしも、もしもそういうことを事前に考えていたとしたら、

それは余りに都合よく考え過ぎじゃないかって思うんだよね。

 

同門対決をしないっていうのは絶対譲れないジムの基本的方針だとすれば、

そうなる可能性を初めっから徹底して排除しておくべきで、

素朴なボクシングファンを無視したような今回のやりようは問題が多いと思うし、

そもそもトーナメント自体が成り立たなくなる訳で、

協会内に何の議論も起らなかったのかとも思ったんだよね。

 

勿論、こういう決定に至るまでにはジム内にも色々議論や葛藤があったと思う訳で、

この件に関して帝拳ジムのホームページには何も書かれてないことが、

却ってそれが苦渋の選択だったことを示してるんじゃないかとも思ったけどね。

 

 

 

謎の素粒子 “ニュートリノ” なんだけど、

それは太陽から際限なくガンガン飛んで来てるモノらしくて、

1㎠当たりおよそ660億個にもなるんだってね。

 

それまではこのニュートリノには重さが無いってされてたんだけど、

今回ノーベル賞を受賞した梶田隆章っていう物理学者が、

実はニュートリノにも質量がある(重さがある)ってことを発見したんだよね。

 

その素粒子標準模型における “ミューニュートリノ” っていう

第二世代ニュートリノに関しても云々されてたけど、もう全く訳解んなくて、

これくらい訳解んないと呆然の域を越えて、何となく清々しくなってしまうほどで、

たまには人間界の様々のあーだこーだから離れるのも悪くないんだよね。

 

2015年10月13日 (火)

後楽園ホール・10月12日

 

昨日はホールに行く前にちょっと用事があって銀座伊東屋へ。

探し物は見つかったんだけど、それにしても大混雑だったなあ。

 

改装後の伊東屋の中をじっくり見るのは初めてだったんだけど、

売り場面積を少し狭くして通路を広くしてたのはとても良かったんだけど、

そもそも1階のジューススタンドは全く不要だと思うし、

エスカレーター部分はいじってないみたいで相変わらず昇りだけで、

今回12階建てにしたのにも関わらず今まで通りの9階までしかないもんで

実に実に不便極まりなかったし、降りる客がエレベーターに集中してしまうもんで

6階くらいから下の階からだともう乗れないくらいの混雑になってしまうから、

伊東屋は休日には行くべきではないんだよね。

 

 

 

ホールに入ってすぐマナベジムの真部会長と話をする機会があって、

このブログを読んでくれてるみたいで嬉しかったなあ。

大平真史君の相手が濱田修士さんから福本雄基さんに代わったこととか、

村中優さんのこととか色々とね……。

 

 

 

第一試合が始まる前に三迫ジムの吉野修一郎君のB級テストがあって、

3分3Rだったんだけど、1R開始20秒ほどで自分の中では合格で、

ただウェルター級としても体がまだ絞り切れてないような感じだったし、

ホントはもっと動きにキレがあるんじゃないかとも思ったんだけどね。

 

高校4冠の124戦して102勝だか104勝っていうのはホント半端なじゃなくて、

これから対戦相手を見つけるのに苦労しそうではあるんだけどね。

 

 

 

① 守屋優介君(小熊)×嶋宮聖太君(八王子中屋)……B 4R

1勝2敗(1KO)の25歳・宮城県と、1勝(1KO)4敗(3KO)の28歳・秋田県。

 

<1R>

嶋宮君は吹っ切れた感じに欠けてて、常に仕掛け遅れが目立ってて、

動きも硬いまま攻め時が解ってないみたいだったんだわ。

 

守屋君の方もそれほど戦闘的な感じではないんだけど、

相手の今一感が強いのに助けられたって感じかなあ。

 

<2R>

嶋宮君はもっと闇雲に攻めていって展開を変えないとダメだと思うんだけど、

気持の整理がつかないのかまだ色々悩みながらの躊躇躊躇で、

どういうボクシングをしたいのかが伝わり難いままの残り44秒、

右を軽く押されたようにしか見えなかったんだけど嶋宮君、

それくらいを堪え切れないかって感じで後ろにオットットットって踏ん張り切れず、

4~5歩ほど後ずさって倒れ込んでしまってダウン。

 

こりゃちょっと勝負になり難いなあってことでいきなりの休憩タイム。

 

 

梅津宏治さんがアップしてるところに内山高志さんとか大川泰弘さんがいて、

小口トレーナーや佐々木トレーナーが見守ってたんだよね。

 

 

結局、この試合は4R0分43秒、やっぱり守屋君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

② 藤北誠也君(三迫)×山口隼人さん(10count)……F 8R

8勝(1KO)1敗の27歳・鹿児島県と、

12勝(2KO)6敗(2KO)のランク6位、26歳・北海道。

 

試合前、山口さんのアップ中に鳥海会長と冗談話をしてからの……。

 

<1R>

開始50秒、まずは山口さんの右ストレートが綺麗にヒットして、

それ一発で藤北君、左目周辺がいきなり赤くなってたなあ。

 

その藤北君、いいプレスはかけてたし鋭いジャブも垣間見せてたんだけど、

一瞬の回転力ではやっぱり山口さんが圧倒してたなあ。

 

<2R>

お互いに一発撃殺系ではないもんで、正確なヒット数競争になるんだけど、

藤北君、先攻め度を上げてはいったんだけど返しのショットが打ち切れてないし、

カウンターのタイミングも捉え切れてなかったし手数も少な過ぎだったなあ。

 

残り12秒、藤北君、やっといいタイミングで右のショートをヒットさせたんだけど、

その前後に山口さんが右目上をバッティングカット。

 

<3R>

藤北君が更に激闘度を上げていってそれにつれ山口さんの顔面も赤くなって、

彼、元々赤く腫れやすい肌質なもんでちょっと不利なんだよね。

 

単発系と細かい手数っていう図式に変わりはなくて藤北君、

もう少し二次三次の攻め込みが欲しいところだったんだよね。

 

<4R>

藤北君が更に動きをアップさせていったんだけど、

強く振って大きく外すってケースが多かったし、ボディブローも少なくて、

勢いがいいのはいいんだけど、もう少し攻撃に工夫が要ると思うんだけどなあ。

 

<5R>

開始20秒、藤北君の右ショートフックが実にいいタイミングだったんだけど、

それにしても3発目が打ててないのが勿体ない限りで、

直後に山口さんに右ショートフックをカウンターヒットされてたもんなあ。

 

ただ残り7秒、藤北君のストレート気味の左が直撃して山口さん、

2Rでのバッティングカット傷から大きく出血。

 

<6R>

ボクサーっていうのは相手の出血を見ると急に元気になるものらしくて、

まずは藤北君がいきなり攻勢を強めていったんだけど、

山口さんに細かく見栄え良く打ち込まれてしまって、

途中からは今一行き切れない状況が続いてしまったんだわ。

 

一方の山口さんも、いつもならこの辺りから一気に攻勢に出るっていう、

自分の中でのイメージとはかけ離れててちょっと飛ばし切れてなかったんだけどね。

 

<7R>

徐々に気持ち戦の様相を呈してきた残り1分20秒での打ち合いはほぼ互角で、

さあどうなる残り30秒ってところで踏ん張ってたのは藤北君だったなあ。

 

<8R>

お互い当然の如く、飛ばす飛ばすの最終ラウンドで、

初めの1分は藤北君、次の1分間は山口さんって目まぐるしかったんだけど、

残り1分からの勢いはまたもや藤北君だったんだけど残り42秒、

激しい打撃戦の中で山口さんのカット傷からの出血が酷くなったもんで、

ドクターチェック後そのまま2分17秒、負傷ストップエンド。

 

自分は若干山口さんに厳しく見てたせいか、77-75で藤北君だったんだけど、

結局、78-75、77-76、76-76ってことで山口さんの2-0勝ち。

 

 

試合後暫くしてから山口さんと二人でミニ反省会をしたんだけど、

やってる本人と見てる方とでは感じ方の点でやっぱり少しズレがあるみたいで、

藤北君がもう少しガムシャラにランク取りに来てたらヤバかったよって、

自分は感じたままを伝えたんだよね。

 

 

 

③ 梅津宏治さん(ワタナベ)×林翔太さん(畑中)……58㎏ 8R

22勝(10KO)16敗(2KO)3分のランク12位、39歳・千葉県と、

25勝(15KO)5敗1分のランク4位、27歳・岐阜県。

 

ちょうど一回りの年齢差のある二人の対決で、

青コーナーサイドには内山高志さんと柴田明雄さんが並んで応援観戦。

 

<1R>

力強さを感じたのは林さんだったんだけど、プレスをかけてたのは梅津さんで、

アラフォーボクサーとしては全体的に上々の立ち上がりだったんだよね。

 

<2R>

接近力づく戦になるとヤバそうなもんで梅津さん、打ってすぐ離れる方が良くて、

中々いい動きを見せてたんだけど、林さんの方も只の殴り屋ではなくて、

一瞬体を左に傾けたところからの左ボディが抜群の喰い込みを見せたんだわ。

 

それでいい感じを掴んだか林さん、更に攻勢度を強めていった1分46秒、

相手のガードを割ってショートの右ストレートを強烈打ち込みで、

思わず梅津さん、効いてしまってたみたいだったなあ。

 

林さんはそれ程のスピードはないんだけど打つポイントがいいんだよね。

 

<3R>

行けると思ったか林さん、益々ゴリゴリ度を上げていって、

あくまで怯まない梅津さんとの間で激しい右の相打ちがあったのが開始56秒、

被弾直撃度は梅津さんの方で、左目上を一発ヒットカット出血。

 

ここから流れが一気に傾いて林さんは益々いきり立っていったし、

梅津さんの方は血が目に入るのを気にし始めたんだわ。

 

で、残り34秒、林さんがまたもやの右をハードヒットさせて、

梅津さんが南ロープまで吹っ飛ばされてしまったんだわ。

 

一連のガツゴツで今度は林さんが右目上をバッティングカット。

 

<4R>

林さんが一気に飛ばすところまたもやガッツンバッティングで、

開始20秒でその林さんが今度は左目上をドクターチェック。

 

リスタート後の梅津さん、一方的になりそうなところを必死踏ん張りしてたなあ。

 

<5R>

セコンドからのガンガン檄で梅津さん、相手の若干の消耗にも乗じて、

得意の気持ち戦に持ち込みつつあったんだけど、

揉み合ってからの激闘っていうのは林さんも望むところだったみたいで、

梅津さん、中々ポイントを取りきるってとこまではいってなかったんだよね。

 

<6R>

一気に粘着消耗戦に突入していったんだけど、

より消耗の進んでたのはで梅津さんの方だったみたいで、

序盤を過ぎるとやたら体が流れてしまうようになっていって、

残り1分前後からは気持ちが折れてしまったような感じさえしたんだよね。

 

<7R>

仕掛けていったのはやっぱり林さんの方で、ほぼ前のラウンドと同じだなあって、

そう見てた開始52秒、レフェリーが一旦ストップコールして梅津さんの傷チェックで、

ドクターが診断してたその最中に陣営からのタオルインでTKOエンド。

 

元々ヒットカットだったし、残り2ラウンドで倒し切るのは無理そうだし、

ってことでのセコンドの判断だったんだろうけど、正解だったね。

 

ってことで正式には0分51秒、林さんのTKO勝ち。

結局、梅津さんにとっては3Rのヒットカットが全てだったなあ。

 

 

 

④ 福本雄基さん(三迫)×大平真史君(マナベ)……51.5㎏ 8R

17勝(5KO)10敗(6KO)のランク10位、29歳・千葉県と、

5勝(2KO)4敗(3KO)2分の31歳・神奈川県。

 

大平君、相手が濱田修士さんだったら若干の可能性もあったけど、

福本さん相手っていうのは如何にも厳しいんじゃないかって思ってたんだよね。

 

試合前、神津徳臣君がチョコンと頭を下げて挨拶してくれたなあ。

 

<1R>

福本さんが様子見するでもなく初っ端から積極的なプレスからの手数で圧倒して、

色んなパターンのパンチをスピード差付けて振って来るもんで大平君、

いきなりちょっと捉えにくそうにしてたし、

キチンと綺麗に当てる技術で随分差のあるところを見せ付けられてたんだわ。

 

<2R>

初めの1分間で大平君、少しトリッキーな動きからの右ストレートを2発ほど、

いい感じで当て込んで一方的にはさせないってところを見せてたんだけど、

残り1分05秒、福本さんが右アッパーをきっかけに一気の盛り上がり。

 

こうなると大平君、それでなくても若干打たれ弱いところがあるもんで、

右の相打ちだけでもいきなり危険度が上ってしまうんだわ。

 

<3R>

大平君、左右連打の際にどうしても手打ち系になってしまっての威力不足で、

直撃されても大丈夫そうだって福本さんは見切ってるみたいだったなあ。

 

相手が一段落したところが攻め時なんだけど大平君、一緒に休んでるしなあ。

 

<4R>

展開とか流れが変わらないままで、

福本さんがより本気モードになったら大平さん、

それこそ一蹴されてしまうんじゃないかなあとしか思えなかったもんで、

自分はこのラウンドで離席したんだけど驚いてしまったなあ。

 

途中で福本さんが倒し切ってしまうんじゃないかって思ってたもんで、

何だ最後までやったのかって思いながら発表されたスコアを聞いてたら、

77-75、77-76、76-75ってことで意外に僅差だったなあって思ってたら、

「勝者、青コーナー、大平真史ーっ!」 ってコールでひっくり返ってしまったんだわ。

 

 

真部会長とはオメデトゴザイマスグータッチしたんだけどとっても嬉しそうにしてて、

「いいところを見せる前に一発大きいのを貰いさえしなければ……。」 って、

試合前に仰ってた通りの経緯だったみたいだね。

 

 

試合後、まるでおたふく風邪をひいたように左頬を腫らせてた大平君とバッタリで、

最後まで見てなかったことを謝ったんだけど、

決して巧くない、決して早くない、決して強くないボクサーでも、

勝率45%、KO率18%のボクサーでも、頑張ってれば何とかなることもある訳で、

大平君も今月末から日本ランカーなんだよね。

 

それにしても情けなかったのは福本さんの方で、

相手を舐めた結果なのかは知らないけど、大反省だと思うなあ。

 

 

 

⑤ 斉藤幸伸丸さん(輪島S)×下川原雄大さん(角海老)

                             ………SW 8R

21勝(11KO)7敗(3KO)1分のランク6位、36歳・北海道と、

19勝(6KO)10敗(3KO)3分のランク3位、33歳・東京都。

 

<1R>

明らかに下川原さんの方が懐深いしリーチもあるし斉藤さん、

そこんところをどうするかが全てだったんだけど、

初めの2分間は下川原さんのジャブが試合を支配してたんだよね。

 

それでも終盤にかけて斉藤さん、距離詰め踏み込みのタイミングを計ってて、

何となくではあったんだけど、そこそこ感じを掴んだみたいだったんだわ。

 

<2R>

斉藤さんが踏み込みを鋭くするにつれバッティングの可能性が増してきて、

1分26秒、下川原さんが右目上を薄くカット。

 

ギアアップした斉藤さんが残り40秒、一気に相手を追い込んで、

引き足使った下川原さんに届きそうになかったところからあともうひと踏ん張りして、

最後は北ロープ際で伸ばしに伸ばした左フックを見事ヒットで、

下川原さんの顎を跳ね上げたんだわ。

 

<3R>

下川原さん、徐々にリーチのアドバンテージを活かし切れなくなって、

この回はワンツーで先攻したんだけど、すぐに斉藤さんに直撃打ち返されて、

その後も見栄えのいいワンツーとか左フックを打ち込まれてしまってたなあ。

 

36歳の斉藤さん、それにしてもまあ良く動けてて力強いんだわ。

 

<4R>

打ち終わりの防御も斉藤さんの方がシッカリしてるなあって見てた開始40秒、

その斉藤さんの左フックが実に見事なボディ喰い込みで、

これは相当効いたんじゃないかって自分は思ったんだけど、

若干集中の切れたような下川原さんが盛り返す場面が訪れないままの残り43秒、

リング中央で接近して2~3発、お互いのパンチが交錯した直後、

ほぼクリンチ姿勢のまま下川原さんがヘナヘナって感じで崩れ落ちダウン。

 

それは見てて、アレーッて感じたほどあっけなくて、

多分、斉藤さんの右ショートがカウンターヒットしたせいだと思うんだけど、

思いっ切り打ち込んだっていう感じじゃなかったんだけどなあ……。

 

何とかリスタートした下川原さんだったんだけどこの時既に目がオドオドしてて、

いきなりダメそうな雰囲気に覆われてたんだけどやっぱり残り1秒、

自コーナーに追い込まれたとこでショート連打喰らって弱々しく四つん這いダウン。

 

<5R>

元々一発大逆転系のパンチを持ってないし、

既に時間の問題化してしまった相手に対して斉藤さん、

どういう締め方をするかってところだったんだけど、開始1分18秒の東ロープ前、

軽く連打をかましたらもう限界だった下川原さんが力なく左へ横倒れしてしまって、

途端にレフェリーは即ストップエンドだったなあ。

 

ってことで正式には1分20秒、3ダウンゲットの上の斉藤さんのTKO勝ち。

 

 

斉藤さんが全く衰えを見せないテキパキした動きが出来てた一方、

下川原さんは意外に早い段階でジャブを捨ててしまったみたいな感じがして、

それに代わる攻撃手段にも特に工夫が見られなかったし、

そもそもスピード不足が致命的だったなあ。

 

 

試合後に中沢トレーナーと一緒のところで斉藤さんと少し話したんだけど、

彼、殆どどこも傷んでなくて一瞬で医務室から出て来てたしなあ……。

 

 

斉藤さんはこのままだと来年2月に37歳になって定年引退になるんだけど、

どう見てもまだまだやれそうな36歳で、何事にもルールはあるべきだとは思うけど、

引退ギリギリのボクサーには個々に継続可不可の判断が為されていいと思う訳で、

更には一度年齢枠を外されたボクサーはマルケス兄さんの様に40歳過ぎても、

あるいは山本昌のように50歳までも現役を続けてもいいってことで……。

 

ただ定年オーバーボクサーは試合ごとに継続可審査を受けるってことで、

だから例えば37歳になったばかりの元チャンピオンでも、

1試合で引退勧告を受ける場合もあり得るっていう事にすればいいとも思ってて、

現在の様に定年延長がチャンピオンになったボクサーだけの特典に限定する

っていうのはだから大反対で、この際定年延長に関しては、

ランカー以上っていう条件に緩めるべきじゃないかって思うんだよね。

 

余りに杓子定規的に処するとこの業界は観客を呼べる、

観客を喜ばせる事の出来る貴重なボクサーを失なってしまうことになるんだわ。

 

 

 

⑥ 加藤善孝さん(角海老)×原田門戸さん(横浜さくら)……L 8R

29勝(9KO)5敗(1KO)1分のWBO14位、31歳・茨城県と、

29勝(13KO)8敗2分のランク5位、28歳・フィリピン。

 

原田さんはまるでスキーブーツみたいなハイカットのシューズだったなあ。

 

この試合はラウンドごとに追いかける必要は全く感じられなくて、

自分は77-74だったんだけど結局、76-75×3ってことで、

兎に角原田さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

加藤さんは7Rと8Rだけを攻め立てたって感じで、

残りの6ラウンド分はちょっと見てられないような内容だったんだよね。

 

それは劣化というか老化さえ感じさせたほどで、

この試合をするにあたってのモチベーションの確認は出来てたのか、

ホントにやる気を持って試合に臨んだんだろうかとさえ思ったんだよね。

 

加藤さんがユッタリ立ち上がった中、試合序盤に原田さんがクリーンヒットで、

途端に加藤さんが自らの最大の武器である左ジャブを早々に捨ててしまって、

それからはムキになってやたら右のデカイのを当てたい当てたいばっかりで、

もしそれが当たれば劇的ではあったんだろうけど、

ただ、そういうのは何だかまだデビュー間もないボクサーと変わるところがなくて、

元々倒し屋ではないのに急遽の一発屋になってしまって、

色々と考えて距離を調節してた原田君に翻弄されっ放しだったんだわ。

 

一度出来てしまった流れを途中から変えるのは難しかったのかも知れないけど、

原田さんは見た目ほどボディは強くないんだから、

もっともっと徹底的にボディを攻め立てるっていう戦法もあったと思うし、

詰めまくってガチャガチャ攻めっていうのもアリだと思ったんだよね。

 

全体の動きもパンチのスピードとかテキパキ感も圧倒されっ放しで、

実際はスコア以上の差があったと言わざるを得なかったんだわ。

 

 

 

⑦ 拳四朗さん(BMB)×ロリー・スマルポン

             ………WBCユース LF 王座決定戦 10R

4勝(3KO)0敗のランク1位、23歳・京都府と、

9勝(4KO)0敗1分のOPBF2位、21歳・フィリピン。

 

感じたのは拳四朗さんは実は必ずしも倒し屋ではなくて、

展開とか流れの結果KOも有り得るっていう、

丁度内藤利樹さんのボクシングに通じるものを持ってるボクサーってことで、

始めはいつ決めるんだって見てたのが、

途中からはその攻防の巧みさに別の意味で見入ってしまったんだわ。

 

2Rには相手に最後は左フックを直撃されて捻じれ込むようにダウンしてしまって、

ウワーッて感じだったんだけど、全く慌てることなくすぐさま立て直して、

常に自分の中でポイント計算をしながら試合をしてるような感じだったんだわ。

 

拳四朗さんは距離とパンチの緩急が抜群だし、

目がいいせいか必要以上に大きく避けないから即の反撃に移れるし、

とにかく打たれると即2倍も3倍も打ち返しにいくところが極上だったんだわ。

 

相手のロリーも無敗ボクサーらしく常に強気強気の引かないボクシングで、

一発当てたところからの勢いは半端じゃなくて、

独特のリズム感を持っててやり難さを全開にさせてたんだけど、

残念ながら、まともなジャブが殆ど打ててなかったんだよね。

 

殆ど思い通りに出来なかったのにイライラしてかロリー、

最終回に拳四朗さんの左肩に噛み付いたってことで1点減点。

 

それにしても拳四朗さん、打っても打たれても全く表情に変化を見せない、

まるで能面のようなボクサーなんだよね。

 

 

自分はロリーのパンチの多くはオープン気味に見えたもんで、

98-90だったんだけど結局、97-91、96-92×2って事で、

勿論拳四朗さんの圧倒3-0勝ち。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 斉藤幸伸丸さん

② 原田門戸さん

③ 拳四朗さん

 

 

 

お腹が空いたので今日は後書きはナシってことで……。

 

2015年10月12日 (月)

日記・10月12日

 

昨日は8時半に家を出て、奥さんと上野の東京都美術館。

 

9時少し前に着いたんだけど、9時半オープンを目掛けた人の列は想像以上で、

モネ展は雨模様だからっていう自分の予想を大きく裏切ったんだわ。

 

自分が目当てにしてた “印象・日の出” はやっぱり感動的だったんだけど、

頭の中にあったサイズとは違ってかなり小さく感じて、

50㎝×65㎝っていう実寸がいつの間にか

80㎝×1m位に膨らんでたみたいだったんだわ。

 

ただ、高校の時初めて図書館で目に触れた時も、

その後買った画集を見た時にも感じた色彩というか画面の明るさが全然違ってて、

そこそこ暗くしたコーナーに単体でポツンと飾られて、

それは如何にもこれが一番の売り物ですって感じだったんだけど、

天井からの2本のLEDスポットで強く照らされてたせいだと思うんだけど、

全体に白っちゃけて、特に水面の白味が強くて、

日の出ではなくてまるで午後の日差しの様な印象だったんだよね。

 

今回のモネ展、“印象・日の出” 以外にも幾つか期待してた絵があったんだけど、

水蓮の連作の中に一つだけ素敵なのがあったんだけど、

セーヌ川沿岸を描いた沢山の大好きな風景画は一つも展示されてなくて、

正直、なんだこりゃって感じもあったんだわ。

 

家に帰って確認したら、それはある意味当然のことで、

今回はパリのマルモッタン美術館所蔵の作品に限られてたみたいで、

当然の如くモネの作品は世界中に散らばってるから仕方のないことで、

自分が好きな風景画の多くはパリのオルセー美術館のほか、

ニューヨーク、シカゴ、ワシントンってアメリカ中に散在してる他、

ロンドン、チューリッヒ、モスクワなんだよなあ。

 

それでもまあ、“印象・日の出” の実物を見ることができたのはやっぱり感動で、

思わずその複製画をオーダーしてしまったんだよね。

注文生産なもんで1ヶ月かかるって言われたんだけど楽しみなんだよね。

 

マルモッタン美術館にとっても “印象・日の出” はモネの最大の目玉みたいで、

だから余りの長期貸し出しは許されないってことで、

モネ展自体は12月13日までやってるんだけど、

“印象・日の出” は今週の18日で引き揚げなんだってさ。

 

 

東京都美術館では別階で何チャラ書道展っていうのも同時開催されてて、

元々奥さんは書道に感心があるもんでついでに見て回ったんだけど、

難しい梵字みたいのが100も200も羅列されたようなものには

自分は殆ど興味が湧かなかったんだけど、

さだまさしや中島みゆきの歌の歌詞を綴ったものはかなり面白くて、

書き手の感じた思いが文字の大小や強弱に表れてたんだよね。

 

 

その後御徒町駅の近くで昼御飯を食べて一旦帰宅して、

奥さんは近所の図書館に行ったんだけど、

自分は前日に約束してたもんで、村中優さんに会いに行ったんだわ。

 

実は村中さんと自分は駅を挟んだ反対側に住んでて、

以前一度だけ駅の近くでバッタリ遭遇したことがあったんだけど、

コーヒーを飲みながら2時間ほど色々話し込んでしまったなあ。

 

例の件の事の次第は試合当日にある人から事細かく聞いてたから、

今更確認するまでもなくて、さてこれからどうするってことで、

一つのキーワードで全ての問題が解ける訳ではなかったんだけど、

村中さんは最後まで自分の話を丁寧に聞いてくれて、

微力ながら何とか相談に乗れればっていう気持ちも解ってくれたみたいで、

どれだけ役に立てるかについては勿論全く自信はないんだけど、

それでまもた連絡をくれるってことで……。

 

2015年10月10日 (土)

ランカー達のデビュー5戦

 

毎年100興行以上を10年近く見続けてると自然に顔見知りも増えてきて、

知ってるボクサーは約300人ほどいるし、

その内の知り合いのボクサーも約160人ほどにもなったんだよね。

 

ちなみに知ってるボクサーっていうのは顔と名前が一致してなおかつ、

彼のボクシングスタイルが頭に浮かぶボクサーのことで、

知り合いのボクサーっていうのはその中で挨拶や言葉を交わすボクサーのこと。

 

ボクサー達を通じたり、ブログを読んでくれてるってことで、

ジムの会長さん達とも徐々に親しくなって、指折り数えたら、

今では32のジムの会長さんと言葉を交わすようになって、

その上その数倍のトレーナーさん達とも気楽な関係になってるんだよね。

 

ただ、自分は元々全方位外交っていうタイプではないし、

このブログも感じたままをそのまま書いてるもんで

自分のことを好ましく思ってない、っていうよりむしろ嫌ってるっていう、

そういう関係者達も一方では沢山いるだろうってことは勿論了解してて、

だから滅多に自分から話し掛けることはしないようにしてるんだよね。

 

 

そういう知ってる、あるいは知り合いのボクサーの中のランカー達、

彼等のデビュー5戦までの戦績について、以前も書いたことがあるんだけど、

9月度ランキングを見ながら、ちょっと暇だし調べてみたんだわ。

 

5戦全勝から1勝しかできなかったランカーまで以下の通りなんだけど、

例えば3勝っていうボクサーの残りの2試合には敗戦と共に引き分けを含んでて、

今を時めくあのボクサーもデビュー間もない頃は結構苦戦してたんだなあとか、

色々思いを馳せてしまうんだよね。

では、敬称略ってことで……。

 

 

 

【5勝】

高山勝成、田口良一、井岡一翔、八重樫東、井上尚弥、三浦隆司、内山高志、

ホルヘ・リナレス、原隆二、松本亮、岩佐亮祐、中谷正義、亀海喜寛、清田祐三、

小國以載、細野悟、内藤利樹、岡田博喜、高山樹延、粟生隆寛、赤穂亮、

荒川仁人、五十嵐俊幸、胡朋宏、大森将平、尾川堅一、翁長吾央、金子大樹、

粕谷雄一郎、木村隼人、粉川拓也、斉藤司、榮拓海、坂晃典、三瓶数馬、

下田昭文、鈴木武蔵、関豪介、土屋修平、冨山浩之介、中川勇太、林徹磨、

福原力也、福本雄基、藤原陽介、松永宏信、村田諒太、山本浩也、尹文鉉、

渡部あきのり、渡邉卓也、江藤大喜、古橋岳地、江藤伸悟、徳永幸大、今野裕介。

 

 

 

【4勝】

河野公平、山中慎介、江藤光喜、加藤善孝、小原佳太、柴田明雄、木村悠、

村中優、麻生興一、伊藤雅雪、梅津宏治、大野兼資、緒方勇希、小野心、

久我勇作、黒田雅之、近藤明広、佐藤洋輝、斉藤幸伸丸、白石豊土、新藤寛之、

杉崎由夜、鈴木悠介、高橋竜也、高畑里望、竹中良、溜田剛士、成田永生、

原田門戸、源大輝、渡邉義友、上林巨人、高山和徳、宮崎亮。

 

 

 

【3勝】

和氣慎吾、天笠尚、益田健太郎、大竹秀典、石本康隆、岩井大、岩渕真也、

大内淳雅、大塚隆太、小竹雅元、コブラ諏訪、坂本大輔、坂本英生、清水優人、

下川原雄大、須田和弥、スパイス松下、高橋竜平、田之岡条、田村亮一、

塚田祐介、東上剛司、中澤将信、久田哲也、福本翔馬、藤中周作、松下拳斗、

細川バレンタイン、山口隼人、山元浩嗣、荒谷龍人、加治木了太、松山和樹、

有川稔男、長谷川穂積。

 

 

 

【2勝】

大平剛、野中悠樹、細川貴之、秋山泰幸、上野則之、岡崎祐也、斉藤正樹、

阪下優友、西田光、濱田修士、久高寛之、岨野豊、齊藤裕太、中野敬太、

戸井健太。

 

 

 

【1勝】

大坪タツヤ、大川泰弘。

 

 

 

一人一人の名前を辿ってみると実に感慨深いモノがあるんだけど、

やっぱり一番は大川泰弘さんかなあ。

 

彼、ちゃんとした正業に就いてて結婚して子供を育てつつ家も買って、

途中へタレてしまいそうなところから盛り返しての今ランク1位のタイトル戦待ちで、

14勝(5KO)11敗(3KO)3分のデビュー13年目の31歳。

 

彼のデビュー戦は同じくデビューだった下川原雄大さんとドロー、2戦目もドロー、

3戦目が判定負け、4戦目でようやく初勝利判定勝ちして、

5戦目の相手はこれがデビュー戦だった渡部あきのりさんで判定負け。

 

渡部さんはこの後の2戦目からタイトル戦で湯場忠志さんに1RKO負けするまで、

15連続KO勝ちした強者なんだけど、そのKOデビューを阻止したんだよね。

 

ってことで、若いボクサー達が目標とするべきなのは、

実はもしかしたら大川さんなのかも知れないんだわ。

 

 

 

ランカー達のデビュー5戦については以上なんだけど、

ちょっと思い付いたもんで、連敗ボクサー達のことも書いておくね。

 

2014年度末までの戦績での連敗記録なんだけど、

世の中、5連敗6連敗くらいはごく普通のことのような気もしてくるんだよね。

 

大きく連敗中のボクサーはそれでもリングに立つ訳で、

チャンピオンを目指すボクシング以外にもボクシングはあるってことを立証しつつ、

サポーター達もこうなったら彼等の久し振りの勝利まで、

意地になって応援するって感じなんだよね。

 

 

【5連敗を経験したボクサー】

木ノ下克明(ミナノ)、品部正秀(Boy's水戸)、杉本了(八王子中屋)、

スミーマン翔騎(塚原京都)、金城吉廣(正拳)、小柳一樹(倉敷守安)、

新谷隆人(アポロ)、岩下幸右(Gツダ)、大島圭五(輪島S)、大原健一(RK蒲田)、

橘博文(渋谷三迫)、東上剛司(ドリーム)、冨田正俊(川島)、林昭文(川田)、

中村晃司(ロマンサ雅)、野澤翔輝(ワイルドビート)、帆足隆輔(中内)、

細貝淳(W日立)、丸屋竜翔(真正)、森泉正巳(鈴鹿ニイミ)、和氣年邦(MT)、

竹本裕規(ハラダ)。

*竹本君は過去2回の5連敗の経験の持ち主。                                                             

 

 

【6連敗を経験したボクサー】

出田裕一(ヨネクラ)、大浦公治(博多協栄)、小橋晃之(中日)、小山哲也(横田S)、

佐藤広幸(冷研鶴崎)、須田和弥(沼田)、高橋秀治(宮田)、藤沢一成(L玉熊)、

森下貴之(SFマキ)、山本マッハ淳史(江見)、吉冨宏昭(大成)、

吉村拓記(ハラダ)。                                                           

 

 

【7連敗を経験したボクサー】

伊藤圭太(花形)、金城正廣(正拳)、中里祐也(鈴鹿ニイミ)。

*金城君は5連敗と7連敗を経験してるある意味凄いボクサーなんだよね。                                                            

 

 

【8連敗を経験したボクサー】

石橋俊(Gツダ)、小口幸太(宮田)、原口大樹(京拳)。                                                              

 

 

【9連敗を経験したボクサー】

佐藤駿介(北澤)、田村啓(花形)。                                                               

 

 

【10連敗を経験したボクサー】

桜井康弘。

*ちなみに桜井君は2014年末に連敗記録を阻止したんだわ。

 

 

 

通算の負け越し記録(2014年末現在)としては桜井康弘君の7勝18敗(2KO)、

金城正廣君の7勝(2KO)19敗(7KO)2分っていうのが際立ってて、

彼等が負け分をチャラにする望みは殆どないんだけど、

それでも彼らがリングに上がる理由を自分はシミジミ思いやるんだよね。

 

2015年10月 8日 (木)

9月度ランキング

今週は家の中で色々イベントがあって、

冷蔵庫を新しいモノと入れ替えたり、大型のマッサージチェアを導入したんだよね。

 

冷蔵庫は壊れた訳ではないんだけど、最近のモノは省エネ度が半端じゃないし、

とにかく冷凍スペースが広いモノが欲しかったんだよね。

 

今まで使ってたのは左右どちらからでも開けられる1枚ドアだったんだけど、

今度のは、っていうより今のモノは殆ど全てほぼ真ん中観音開きになってて、

幅は変わらないんだけど奥行が少し大きくなってるせいか500Lの収納があって、

製氷も大きさとか透明度とか幾つか選べるようになってるし、

脱臭や殺菌装置まで付いてるんだわ。

 

それと、今まではドアのところに磁石を使ってカレンダーやら水道やガスの

“トラブルが起きたらここに電話下さい。” 的な磁石シートを貼ってたんだけど、

新しいのは表面が全面強化ガラス仕様になってるもんで、

そういう類いを全く受け付けないもんで実にスッキリしてて、

食器棚に合わせた濃いワイン色っていうのも気に入ってるんだよね。                                                                                                                     

 

 

マッサージチェアの方は自分のテレビやオーディオ用の椅子が少し前に

壊れてしまったもんで、そのスペースにどうせならってことで急遽決まったんだわ。

 

壊れた椅子は奥さんの亡くなった親父さんから受け継いだ総革張りの大型の

肘掛回転椅子で親子二代で40年近くも使ってたんだけど、

皮の方は何でもないのに中の骨組みの一部が折れてしまったんだわ。

 

マッサージチェアはパナソニックの最上ランクのものを頑張って、

幅1m×長さ2mって殆どシングルベッド程のスペースを占有するんだけど、

残り少ない人生の少しばかりの贅沢ってことで……。

 

 

 

今日は少々遅ればせながらの9月度ランキングについてです。

 

≪9月度ランキング≫

 

【世界チャンピオン】

田中恒成さん(獲得)、高山勝成さん(2)、田口良一さん(1)、井岡一翔さん(1)、

河野公平さん(1)、カルロス・クァドゥラス(4)、井上尚弥さん(獲得)、

山中慎介さん(9)、内山高志さん(10)、三浦隆司さん(4)、ホルヘ・リナレス(1)の

計11名。

 

高山さんは9月27日、原隆二さんとのタイトル戦で8RKO勝ちして2度目の防衛。

山中さんは9月22日、アンセルモ・モレノに2-1勝ちして9度目の防衛。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

江藤光喜さん(2)、井上拓真さん(獲得)、山本隆寛さん(獲得)、

和氣慎吾さん(5)、竹中良さん(獲得)、伊藤雅雪さん(獲得)、中谷正義さん(4)、

小原佳太さん(2)、柴田明雄さん(4)、清田祐三さん(2)の計10名。

 

中谷さんは8月28日、村田和也さんとのタイトル戦で8RKO勝ちして防衛4度目。

 

 

 

【日本ランク】

 

村中優さん、臼井欽士郎さん、丸木和也さん、渡部あきのりさんの4名が

契約ウェイトを守り切れずランキング剥奪の上のJBC預かりボクサー。

 

また、原隆二さん、大平剛さん、八重樫東さん、木村悠さん、宮崎亮さん、

帝里木下さん、五十嵐俊幸さん、赤穂亮さん、松本亮さん、岩佐亮祐さん、

長谷川穂積さん、天笠尚さん、粟生隆寛さん、加藤善孝さん、亀海喜寛さん、

それに村田諒太さんの計16名が保留ボクサー。

 

9月度ランキングは8月28日から9月30日までの試合を対象としてるんだわ。

 

 

【ミニマム級】……空位

大平剛さんが王座を返上して空位。

9月5日に須田和弥さんに2-0勝ちした山本浩也さんは2位のままなんだけど、

福原辰弥さんに代わって1位にアップするのが妥当だと思うけどね。

この試合に敗れた須田さんは6位から8位にダウン。

榮拓海さんと岨野豊さんが3位と4位を入れ入れ替わってるね、

8月28日にノーランカーに2-0勝ちした小西伶弥さんが8位から6位にアップ。

空き7名分は変わらず。

 

 

 

【ライトフライ級】……堀川謙一さん(獲得)

9月17日に空位王座を競った堀川謙一が小野心さんに7RKO勝ちして、

新チャンピオン。

敗れた小野さんは1位から5位にランクダウン。

ってことで拳四朗さんが3位から1位にアップ。

9月27日にタイボクサーに2RKO勝ちした角谷淳志さんも4位から2位にアップ。

8月30日、タイボクサーに3-0勝ちした板垣幸司さんも1個アップの8位。

9月26日に内野々大叶さんに7RKO勝ちした小野晃輝さんが10位にランクインで、

敗れた内野々さんは空きがあるにも関わらず11位からのランク落ち。

空き3名分は変わらず。

 

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(獲得)

李明浩さんが2位から7位にダウンしてるけど理由は不明。

阪下優友さんが佐藤洋輝さんを越えて5位から3位にアップ。

11位だった田之岡条さんがSF級に転出して空き1名分発生。

 

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(3)

9月30日、木村隼人さんとのタイトル戦を3-0で征した石田さんが3度目の防衛。

敗れた木村さんは11位から13位にダウン。

9月5日に石川貴章君に7RKO勝ちした大塚隆太さんが田村亮一さんと

入れ替わって6位にアップ。

9月17日に松山真虎君に3-0勝ちした田之岡条さんがF級から転入して、

前の順位と同じ11位にランキング。

9月27日にタイボクサーに1RKO勝ちした橋詰将義さんは最下位のまま。

空きは1名減って1名分。

 

 

 

【バンタム級】……大森将平さん(1)

9月16日、向井寛史さんとのタイトル戦で6RKO勝ちした大森さんが初防衛。

負けた向井さんは3位から7位にダウン。

9月17日、宮坂航君に3-0勝ちした益田健太郎さんは2位のまま。

9月20日に齊藤裕太さんに3-0勝ちした田中裕士さんが1個上がって4位で、

敗れた齊藤さんが1個下がっての6位。

で、冨山浩之介さんがソロッと7位から5位にアップ。

9月26日、タイボクサーに4RKO勝ちした高橋竜也さんは8位のまま。

9月30日に中川とん虎さんに2-0勝ちした澤田京介さんが13位にランクイン。

負けた中川さんは11位からのランクアウト。

この階級は入り1名、出1名で空きナシのまま。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……小國以載さん(2)

小國さんは9月30日、源大輝さんとのタイトル戦を3-0で征して2度目の防衛。

敗れた源さんは6位から10位にダウン。

8月28日にタイボクサーに1RKO勝ちした久保隼さんが2個上がって7位。

8月28日にタイボクサーに2RKO勝ちした上谷雄太さんが13位にランクイン(?)。

8月28日、ノーランカーに6RKO勝ちした川島翔平さんは最下位のまま。

前月まで7位にランクされてた高橋拓海さんと、

若干首を傾げたランクインだった14位の宮崎隆司が共にランク落ちしたもんで

新たに空き1名分発生。

 

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(3)

9月5日に中川祐輔さんに4RKO勝ちした福原力也さんは勿論1位のまま。

負けた中川さんはSFe級の5位から9位にダウン。

9月30日、緒方勇希さんに2-1勝ちした上野則之さんが久々6位にランキング。

負けた緒方さんは4位から9位にダウン。

上野さんのランクインで15位だった片桐秋彦さんが押し出されランクアウト。

ここは依然空きナシ。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(3)

9月22日にWBC12位のデイビ・フリオ・バッサに10RKO勝ちした

尾川堅一さんが4位から一気に1位にアップ。

9月17日、高畑里望さんに2-0勝ちした三瓶数馬さんが10位にランクインして、

敗れた高畑さんが9位から14位にダウン。

9月5日、タイボクサーに2RKO勝ちした正野晃さんは11位のまま。

三瓶さんのランクインで藤田裕史さんが14位からのランク落ち。

 

 

 

【ライト級】……徳永幸大さん(1)

9月16日のタイトル戦で鈴木悠平さんに10RKO勝ちした徳永さんが初防衛。

敗れた鈴木さんは1位から4位にダウン。

8月28日、小原佳太さんにタイトル挑戦して5RKO負けした村田和也さんが

6位から9位にダウン。

試合枯れしてる斉藤司さんが恩床健太さんと入れ替わって10位にダウン。

空き1名分に変化ナシ。

 

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(2)、暫定…中澤将信さん(獲得)

9月5日の暫定王座決定戦を3-0で征した中澤さんが暫定王者ゲット。

敗れた小竹雅元さんは6位から8位にダウン。

9月5日にフィリピンボクサーに3RKO勝ちした岩淵真也さんが

2位から1位にアップ。

9月3日、宮崎辰也君に8RKO勝ちした麻生興一さんも1個上がっての2位。

空き1名分増えて3名分。

 

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(6)

9月30日の田中亮治さんとのタイトル戦を3-0で征した高山さんは防衛6度目。

負けた田中さんは9位からのランクアウト。

9月30日に糸山良太さんに7RKO勝ちした矢田良太さんが7位にランクインして、

敗れた糸山さんは7位からのランクアウト。

で、空きが1名分増えて5名分アリ。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(2)

9月にこの階級で試合したボクサーは一人もいなくて全くの異動ナシ。

4名分の空きも変わらず。

 

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(3)

この階級も全く試合が無くて6名のエントリーに変わりがないんだけど、

4位の福本翔馬さんが八王子中屋ジムから角海老宝石ジムへ移籍したんだわ。

 

 

 

自分的にはやっぱり日本ランキングが15位まであるっていうのは何だかタルくて、

空きが目立つからってこともあるんだけど、そもそもが10位までで十分で、

無理矢理のような下位ランカーのクオリティの低さが最近目に付くことが多いし、

プロボクサーの母数が少なくなりつつあって業界の裾野が狭まってるってのに

ランカー数を増やすっていうのはそもそも逆行してるんじゃないかとも思うんだよね。

 

元々世界ランカーを日本ランクに編入するって条件で増やした枠なんだから、

保留ボクサーとして別記載するようになった今は元に戻すべきだと思うなあ……。 

 

2015年10月 6日 (火)

9月ボクシングベスト20

 

そこそこデカイ犯罪を犯したヤツは捕まった時でもビシッとしてろってことで、

刑務所を出るのは何十年も先のことで顔を見られても関係ないんだから、

警察車両の中で思いっ切りうなだれたり、帽子やマスクで顔を隠したり、

女々しいというか見っともないことをするんじゃないっての。

 

止む無くにしろ確信犯であるにしろ、犯罪を犯すにあたっては、

頭の隅に捕まるリスクを置きながらそれ相応の覚悟をしておくべきなんだわ。

 

犯罪を犯して捕まって有罪判決を受けたら執行猶予の場合は別にして、

有期刑から死刑まで、つまり、全く自由を許されない非常に面白くない長い年月を

冷たく狭い牢獄の中で過ごすか、最悪は首を荒縄で吊られたまま床を抜かれて、

ヨダレや鼻水を垂れ流し海老のようにバタバタ足を痙攣させながら絶命する、

っていう目に遭わされる覚悟が必要なんだよね。

 

 

 

読売ジャイアンツの二人の投手の野球賭博が発覚して、

取り敢えず謹慎処分ってことなんだけど、何だこの甘々の処置はって感じで、

自分がファンだった川上巨人の頃だったら即の永久追放だったろうし、

クライマックスシリーズも辞退してたと思うけどなあ……。

 

 

 

昨日、今年のノーベル生理学医学賞が発表されて、

日本人のノーベル賞受賞者としては湯川秀樹以来これで23名なんだってね。

 

アメリカの863名と比較するとちょっと愕然とするんだけどそれでも、

イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン、スイス、ロシアに次いで第8位だし、

人口が日本の10倍以上もある中国でもまだ3名だけだし、

韓国にいたっては未だにゼロっていうのを聞くとちょっと安堵かなあ……。

 

 

 

自分にとって9月は8ボクシングあって今年丁度70回目の観戦だったんだけど、

相変わらず独断に満ちたベスト20は以下の通り……。

 

 

【9月ボクシングベスト20】

*左側が勝者、( )は事前期待度順位。

 

① 小國以載×源大輝 (3)………3-0 

② 麻生興一×宮崎辰也 (2)………7RKO

③ 尾川堅一×デイビ・フリオ・バッサ (4)………10RKO

④ 小浦翼×高橋悠斗 (9)………3-0

⑤ 福原力也×中川祐輔 (8)………4RKO

⑥ 仁平宗忍×中村誠康 (22)………3-0

⑦ 田之岡条×松山真虎 (12)………3-0 

⑧ 大塚隆太×石川貴章 (11)………7RKO

⑨ 萱沼徹平×石田凌太 (14)………2RKO

⑩ 山中慎介×アンセルモ・モレノ (1)………2-1

⑪ 岩淵真也×ロメオ・ジャコサレム (ー)………3RKO

⑫ 市村蓮司×石井龍誠 (ー)………2-0

⑬ 永野祐樹×坂田壮亮 (ー)………3RKO

⑭ 三浦仁×梶龍冶 (7)………3-0

⑮ 武田航×山口結人 (19)………2RKO

⑯ 松原陵×福永亮次 (ー)………1RKO

⑰ 梶颯×横山拓成 (6)………3-0

⑱ 石川元希×西村直哉 (23)………1RKO

⑲ 細谷大希×山中章弘 (25)………3-0

⑳ 山本浩也×須田和弥 (24)………3-0

 

*事前期待度ベスト10以内で選モレしたのは、永田大士×飯塚稔(5)、

堀川謙一×小野心(10)。

 

 

9月度ランキングについては明後日頃に書く予定ですから宜しかったら……。

 

2015年10月 4日 (日)

後楽園ホール・10月3日

 

2日、荒川河川敷チャリの帰り道、自分の家まで100mほどの所で、

路上に黄色いインコがうろうろしてたんだわ。

 

通り掛ったオバサンが両手でウワッと抑えこもうとしてたところだったんだけど、

インコはそういう風にして捕まえるものではないもんで、

「お宅のインコですか?」 って聞いたら違うってことだったもんで、

自分が手に取り上げたら手乗りで育てられたまだ1歳ほどの小さなインコで、

そのままにしておいたら猫にやられるか、自転車に轢かれてしまうか、

とにかく無事には済みそうになかったし、飼い主も探してるんじゃないかと思って、

すぐ近くの4階建てほどのマンション2棟の上から下までピンポンして、

「これ、お宅のインコじゃないですか?」 って聞き回ったんだけど、

該当者が見つからなくて、で、仕方なく一旦自宅に持ち帰るしかなかったんだわ。

 

自分の家には鳥カゴなんかないもんで、急遽洗い物カゴの内ケースを逆さにして、

レタスを細かく刻んだモノと水を与えたら、以前から居るように普通にしてたんだわ。

 

で、昨日ホールに行く前に駅前の交番に寄って、インコの失踪届が出てないかって、

確認したらそういう届はないってことで、仕方ないよなあ……。

 

奥さんは大の動物好きだから特に問題は無いんだけど、

家には風太がいるから、ちゃんとした鳥カゴを準備しなくちゃいけないんだよなあ。

 

 

 

この日のホールは集客力のあるメンバーがゾロゾロ登場ってことで、

結構な混雑度で適宜移動もままならなかったほどだったんだわ。

 

 

試合開始まで南席に座ってたら、古口ジムの会長がコンチワって声掛けてくれて、

「良く来るよねえ、たまにはうちのジムにも遊びに来てよ。」 って言われたんだわ。

 

 

この日は帝拳ジム興行で赤コーナーは帝拳ボクサーオンリーだったなあ。

 

 

 

① 豊嶋亮太君(帝拳)×石澤一路君(オサム)……W 4R

2勝(2KO)1敗1分の19歳・福岡県と、

3勝(1KO)5敗(2KO)のサウスポー、27歳・埼玉県。

 

<1R>

フレームとリーチで優位だったのは石澤君の方だったんだけど、

それを有効に活用しようっていう考えを押し通すことは全く出来なくて、

豊嶋君のいきなり突っ掛っていっての乱戦希望に巻き込まれてしまってたなあ。

 

初っ端からの接近大乱闘、こうなるとツライのは距離を潰された石澤君の方で、

残り40秒からの豊嶋君のショート連打で試合の流れが決まってしまったんだわ。

 

<2R>

豊嶋君がいきなりの飛ばす飛ばすで、まるでここでお終いにしようとする勢いで、

石澤君、大丈夫なのかって感じだったんだけど踏ん張る力はそこそこだったね。

 

打ち疲れた豊嶋君が一段落した後が石澤君の反撃時だったんだけど、

かなり打たれ疲れてしまったか、流れを戻すに至らずのままだったなあ。

 

<3R>

打ち疲れと打たれ疲れのちょっとグズグズの試合になってしまって、

お互い、代わり番この休み休みでいきなり緊張感がなくなってしまったんだわ。

 

<4R>

このラウンドも前の回と殆ど同じでズルズルのまま終了ゴング。

 

 

ってことで自分は40-36だったんだけど結局、40-36×2、40-37ってことで、

見たまんま豊嶋君の圧倒3-0勝ちだったね。

 

 

それにしても青コーナーのセコンドが如何にもやる気の無いやっつけって感じで、

レフェリーにシューズ紐をしっかりバンデージで止めろって言われたんだけど、

手持ちがなくて控室に戻って行ってたし、もう一人はサンダル履きだったもんなあ。

自分、ゴムサンダル履きのセコンドなんか見たことがなかったけどね……。

 

 

 

② 波田大和君(帝拳)×ムアンポン・何チャラ……SFe 4R

デビュー戦のサウスポー、18歳・埼玉県と、7勝(1KO)6敗1分の19歳・タイ。

 

インターハイ準優勝って肩書きだと中々試合相手が決まらなくて、

多分仕方なくのタイボクサーって感じかなあ。                                                            

沢山のサポーターの声援の中、波田君はニッカニカのリングインだったんだけど、

デビュー戦の相手が15戦目って……。

 

<1R>

ムアンポンはジャブが下手でKO率が低い割には振り回して来る雑々のボクサーで、

波田君、少し硬い感じはしたんだけどシッカリ鋭く動けてたなあ。

 

デビュー戦ってことで波田君、慎重に相手を見定めてる感じだったんだけど、

もう少しジャブを出しても良かったんじゃないかなあ。

 

<2R>

それじゃあ行きますかって感じで波田君、初っ端から攻撃度を上げていって、

途端にビビり始めた臆病者のムアンポンは及び腰の体勢から右を出すだけで、

それはもう倒れ時を窺ってるかのような情けなさだったもんで、

電話が懸かってきたのを幸いにラウンド途中で離席したんだけど、

結局2分20秒、予定通りというか希望通り2回倒れてのKOエンドだってね。

 

こんなのが相手だと波田君、ホントに強いのかは全く解らなかったなあ。

 

 

 

③ 末吉大君(帝拳)×ローマン・カント……SFe 8R

9勝(6KO)1敗の24歳・東京都と、

10勝(5KO)7敗の国内15位、25歳・フィリピン。

 

カントは国内15位ってランキングなんだけどそれはバンタム級のことで、

この日はSFe級なんだけど大丈夫なのかってことで……。

 

 

要するにカントは単なる乱暴者でしかなくて、

ジャブもボディも省略した一発顔面大殴り一本で試合をしてきたボクサーみたいで、

幾ら打たれてもヘコタレナイ頑張り屋なのは認めるけどただそれだけで、

末吉君、打ち出しと打ち終わりに合わされないようにしてさえいれば大丈夫で、

後はガッチャガチャのドサクサ紛れに巻き込まれないようにって事だけで……。

 

で、5R終了したところで離席したんだけど、

あの後、相手の大きな打ち終わりを狙えてたかなあって8Rに戻ったら、

状況は殆ど変わりなくて、圧倒劣勢なカントが最後は更にムチャ飛ばしするかって、

そう思いながら見てたんだけどそれ程のことないままの終了ゴング。

 

 

末吉君は最後まで巧いこといなしまくったみたいで殆ど顔面無傷で、

あんな乱暴な相手に危険度の高い殴り合いを挑んでいって、

何かの拍子に不用意な一発を喰らうのは得策じゃないって思ってたからね……。

 

 

結局、80-72、80-74×2ってことで勿論末吉君の圧倒3-0勝ち。

 

末吉君の戦い方は間違ってなかったって自分は思ったんだけど、

自らの顔面を傷めるほどのリスクを冒してちゃんと殴り合ったのか、

観客を喜ばせたのかって事を帝拳ジムのある関係者は随分気にしてたんだよね。

 

 

 

④ 佐々木洵樹君(帝拳)×小澤有毅君(筑豊)……Fe 8R

13勝(5KO)3敗のサウスポー、24歳・北海道と、

10勝(2KO)4敗(1KO)の23歳・群馬県。

 

いつものように筑豊ジムにはSRSの坂本会長がサポートセコンドに付いてたね。

 

 

この試合も結果的には一つ前の試合と全く同じ設定になってしまって、

二人の間には埋め難いほどのレベル差があったんだわ。

 

正直に言うと、小澤君はもう少しやれるんじゃないかって思ってたんだけど、

昇格してからの今一感が半端じゃなくて、

これほど所謂A級の壁を感じさせるボクサーもホントに稀で現在4連敗中なんだわ。

 

 

それは本人さえ納得しかねてるんじゃないかって思う程の中途半端さで小澤君、

何がしたいのか、どういう風に戦いたいのかが全く見えて来なくて、

そいういうのがいきなり1Rからハッキリしてしまって、

圧力と全体のスピードとリズム感、腕の回転力でも大きく後れを取ったままで、

その気後れ感だけが伝わってきたんだよね。

 

3Rにはちょっと勝負になりそうにないなあって感じが強まってしまって、

ホントに全力を出してるのかって感じがして、必ずしも怖がってるとは思わないけど、

どう戦っていいのか途方に暮れてるって感じがしたもんで4Rで離席したんだわ。

 

 

そういう相手なら佐々木さん、自らのボクシングをシッカリ押し通して、

中盤以降でのKO決着が必須のテーマだと思ってたんだけど、

結果的には大いに思いの外のフルラウンドで、

ただこれは末吉君のフルラウンドとは訳が違ってると思ったんだよね。

 

 

結局80-72×2、80-73ってことで佐々木さんの倒し切れない3-0勝ち。

 

 

 

⑤ 鈴木武蔵さん(帝拳)×山下賢哉君(古口)……51.5㎏ 8R

11勝(4KO)3敗(2KO)のランク14位、サウスポー、29歳・北海道と、

7勝(4KO)1敗の19歳・東京都。

 

<1R>

開始ゴングと同時に突っかけていった山下君に対して鈴木さん、

開始23秒に相手の右の打ち終わりに冷静に左フックを合わせてクラッとさせて、

その後45秒の北ロープ前、今度は右フックを綺麗にヒットさせてダウンゲット。

 

殆どダメージを残してなかった山下君、リスタート後は更に強気強気で、

鈴木さん、余裕が出来たか若干気持ちの緩んだようなパフォーマンスで、

もっともっと細かい右ジャブが要ると思ったんだけど、

距離もリズムも相手に合わせてしまってるような感じがしたんだわ。

 

山下君の唯一の敗戦の相手は田之岡条さんで、

あの時は終始距離を取られてリズムを乱されて苦戦しての結果で、

山下君に接近戦を許したらその爆裂連打は半端じゃないのに鈴木さん、

何だか雑な戦い方をしてるような感じが免れなかったんだよね。

 

<2R>

開始直後、山下君が吹っ切れたきっぷのいい右ストレート、

鈴木さんのディフェンスグローブの間を通してクリーンヒット。

 

鈴木さんがどの距離でやるのかを相手任せにしてしまってるもんで、

山下君は益々元気元気の強振ショートブローが絶好調で、

彼はフック系よりもショートのストレートが抜群に威力あると思ってるんだけど、

結構気持ち良さそうに打たせてるもんで、いきなり危ない感が漂ってきたんだわ。

 

試合経験はまだまだなんだけど、勝率もKO率も相手が上なんだから鈴木さん、

もっともっともっと慎重にやるべきなんだよね。

 

<3R>

鈴木さん、腕振りもタルくなってきてるし、カウンターのタイミングで狙えてないし、

山下君の圧倒的回転力と執拗なボディブローに悩まされてるって感じで、

ここに来て顔面のダメージは鈴木さんの方が進んでて、

元々細い彼の目が、特に右目が更に細くなってきたんだわ。

 

<4R>

鈴木さんに打たれ疲れが出て来たと同時に山下君にも打ち疲れが見えてきて、

若干タルイ展開にはなったんだけど、まだまだ山下君ペースで、

ずっと続いてる接近戦は一体どっちが望んでの事なのかなあとか、

鈴木さんは戦法を変える気がないのかなあなんて考えてたんだよね。

 

<5R>

やっぱり消耗系ショート戦は鈴木さんの望むところではなかったみたいで、

1~2発打っては先にクリンチに行ってるし、明らかに休み休みなんだよね。

 

それでもこのラウンドは若干のヒット数差で鈴木さんのラウンドに見えて、

流石の山下さんにもそこそこ濃厚な疲労感が漂ってきたんだわ。

 

<6R>

鈴木さんの右目はその視界に支障をきたすほどに塞がりつつあったし、

そもそも半端じゃないほど消耗してたもんで、

彼のセコンドは実はラウンド当初からタオルインの準備をしてたんだよね。

 

やっぱり山下君の立て直してのショートラッシュから始まって、

鈴木さんもそこそこ反撃してて手が止まってしまった訳ではなかったんだけど、

大きく2発ほど貰ってしまったとこでやっぱり陣営からのタオル投入ってことで、

2分17秒、山下君のランク返り咲きTKO勝ち。

 

 

やっぱり鈴木さん、最初にダウンゲットしたことで戦い方を修正出来なくて、

って感じを強く持ったんだけどね……。

 

 

 

⑥ 亀海喜寛さん(帝拳)×ネルソン・グルぺ……W 10R

25勝(22KO)3敗1分のWBO6位、IBF15位の32歳・北海道と、

8勝(3KO)5敗の国内6位、22歳・フィリピン。

 

亀海さんの当初の相手はマイク・ミラフェンテスって、

やっぱり同じ若手のフィリピンボクサーだったんだけどいつの間にか変わってたね。

 

どっちにしてもこの辺りのボクサーに亀海さんが苦戦するとは全く考えられなくて、

要するに倒しどころだけが見どころってことで……。

 

<1R>

グルぺはまあまあちゃんとしてるボクサーだったんだけど、

余り真面目にジャブを打つタイプではなくて、

いきなり変な所から変なタイミングで左アッパーなんか打って来るし、

ワンテンポずれて飛んで来る左右フックも危険度の高い全力打ちなんだわ。

 

で、亀海さん、最初に左アッパー、残り27秒にも左フック貰ってて、

あくまでハードヒットはさせなかったんだけどそれでも見栄えは良くなかったんだわ。

 

<2R>

この日一階級上げた亀海さん、プレスも強かったしドッシリ感はあったんだけど、

鋭いキレ込みで相手に恐怖感を与えるほどまではいってなくて、

何となく力づくで捻じ伏せようって感じが強くて正直スピード感はなかったんだわ。

 

相変わらず形の良くない打たれ方をしてたし、

ここまで良かったのはボディブローだけなんだけどなあ。

 

<3R>

それにしてもグルぺはあくまで強気に打ち返して来るボクサーで、

一気に圧倒してしまうかって思ってた亀海さんとここまではほぼ対等で、

まあ亀海さんはまだ本気モードではなかったんだろうけど、

もう少し丁寧なパフォーマンスが見たかったところの残り30秒、

左右左のショートフックの内の多分最後の左だったと思うんだけど、

亀海さんのショットがグルぺの左テンプル上にハーフヒットして、

それでグルぺが一瞬アレッて感じになった途端、亀海さんの猛攻に繋がって、

相手を北西ポストに追い込んでの超強烈左ボディを一発ブチ込みで、

堪らずグルぺがスットンダウンしてしまったんだわ。

 

何とか何とかグルぺ、タイボクサーとは違うんだってところを見せて立ち上って、

何とか続行したんだけど、これでお終いにするっていう亀海さんの意思も固くて、

もう時間切れかなあって見てた残りほんの1秒、

左ボディから右ストレートを綺麗に打ち込んで再度のダウンゲット。

 

これはもうタイボクサーじゃなくても立てそうにないほどのハードダメージで、

結局そのままテンカウントアウトってことで3分09秒、亀海さんのKO勝ち。

 

ちょっと粗っぽ過ぎだとは思ったけど、観客を喜ばせたのは間違いなかったね。

 

 

 

⑦ 下田昭文さん(帝拳)×ジェリー・ナルド…… Fe 10R

29勝(12KO)4敗(2KO)2分のランク2位、サウスポー、31歳・北海道と、

21勝(11KO)7敗の国内12位、24歳・フィリピン。

 

そおかあ、下田さんももう31歳なんだあ……。

 

前回の復帰戦は何とか勝利したんだけど、何となくの今一感は免れなくて、

今回はちゃんとやれるのかって結構なプレッシャーだと思ったんだけどね。

それにしても下田さん、大昔の “ジュリアナ東京” みたいな音楽で入場だったね。

 

<1R>

ナルドっていうのは自己都合のきっかけ掴んでの一気攻めボクサーって感じで、

その瞬間のパワーは相当あったし、ノーモーションの右ストレートが得意みたいで、

反応が遅れるとそのパンチ力はかなり危険度が高いんだわ。

 

下田さん、この日はとっても落ち着いて冷静でドッシリ感も半端じゃなくて、

全くチャラチャラしたところがない大人のボクシングから始めてて、

1分20秒にまずは左ストレートをクリーンヒットせて、

1分40秒には左ストレートと右ボディで一瞬ナルドをたじろがせてたんだわ。

 

中盤以降はナルドが右を打ちながら入って来るタイミングを見切ったか、

そこんとこに左フックを合わせ打って相手に入り難くさせてたんだわ。

 

<2R>

すっかりリズムを掴んだような下田さん、残り12秒の北ロープ前、

美しいワンツーをヒットさせてナルドから両手着きダウンゲット。

 

<3R>

すんなりやったら敵わないってことでナルド、

何とかガチャガチャ戦に持ち込みたがってたんだけど下田さんは引っ掛からなくて、

却ってフェイントかけたり、誘いパンチを出してみたりして相手を困惑させてたし、

そもそもパンチのクオリティーが全く違ってたんだよなあ。

 

下田さん、常に右周りに徹してて距離とパンチの緩急で圧倒してて、

格の違いっていうのはこういうことなんだなあって感じで、

徐々にナルドの顔面が傷んでいって、この回ついに左目上をヒットカット。

 

<4R>

一転この回はナルドが待ってましたの接近ガチャガチャムードだったんだけど、

リスクの高い打ち合いを終えた後、如何にもシンドそうだったのはナルドだったね。

 

<5R>

ここまで下田さん、どういう場面になっても気持ちを乱すってことが無くて、

その常に冷静な振る舞いは今までとは全然違ってて、

受け狙いの派手さを封印して手堅くシッカリしたボクシングをやってたんだよね。

 

一方のナルド、右は全く当たらなかったんだけど左フックはたまに当たってて、

ただ殆どが充分な体勢からではなかったから下田さんを傷めるまではいかなくて、

それまで結構ダメージを溜め込んだボディブローが効いての踏ん張り不足みたいで、

って見てた1分40秒辺りから下田さんの爆裂攻勢が始まって、

それは明らかに決着を目指した全力出しでナルドを一気に北ロープに追い込んで、

連打連打は嵐のようで、ナルドは凌ぐ凌ぐの大頑張りで、

そんならってことで下田さん、更に冷静な上下打ち分けを徹底していって、

晒されたナルドの反撃が止まった後に更に2~3発打ち込まれたところで、

2分55秒、レフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

いやあ下田さん、この日は最後まで冷静マシン1号で、

とってもいいボクシングしたんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】 

① 下田昭文さん 

 山下賢哉君

③ 末吉大君

 

 

 

昨日家に帰ったら例のインコは奥さんととっても仲良くしてて、

いつの間にか勝手に “ピーちゃん” って名前も付けられてて、

余りに安直な名前じゃないかって言ったら即却下で、

ピーちゃん以外考えられないでしょってことで、

今日はこの後、鳥カゴを買いに行くんだわさ。

 

2015年10月 3日 (土)

後楽園ホール・10月2日

 

実はね1日の夕方、あるボクサーから電話があって、

村中優さんが減量失敗ってことで、

あと500gが落とせなくて失格してしまったって知らされたんだわ。

 

相手方が了解した上で急遽当日ウェイト契約でオープン試合をすることも実は、

場合によっては可能なんだけど、数時間の猶予を貰った2回目の計量でも

僅か100gしか落とせなくて、再度現れた時の村中さんの消耗度は半端じゃなくて、

とても試合を強行できるような状態ではなかったんだってね。

 

連続ミスは許されない村中さん、今回はちゃんとやるだろうって、

誰もが考えたと思うんだけど、途中まではそこそこ順調に推移してたのが、

最後の最後で落とし切れなかったってことで、

その経緯を関係者に聞かされて自分も心が縮んでしまう思いだったんだわ。

 

どうせなら契約ウェイトを52㎏にすればよかったのにって思っても後の祭りで、

彼の立場はこれ以上ないほど悪くなってしまったんだけど、

どうなるのか、どうするのかなあ……。

 

 

 

村中さんの件で色んな人と様々な話をしたし、自分も考え込んでしまったもんで、

正直、この日の試合は殆ど真面目に見てなくて、

とっても大雑把なコメントに終始してしまってるから殆ど何の参考にもならなくて、

申し訳ないっていう気持ちなんですわ。

 

 

 

① 木橋拓也君(上滝)×丹羽祥平君(L玉熊)……LF 4R

2勝(1KO)3敗(1KO)の24歳・東京都と、1勝2敗1分の22歳・東京都。

 

<1R>

背が低い割には丹羽君、スタンスが広過ぎで、

この階級に求められる踏み込みと引き足の早さが足りてないんだよなあ。

 

木橋君の方は遠い所も近い所もとにかく全てのショットが大き過ぎで、

あっちこっち隙だらけなんだよなあ。

 

<2R>

ショットの形は丹羽君の方がシッカリしててそこそこ優勢に推移してたんだけど、

始まって1分05秒、それまで攻め勝ってた丹羽君が一段落したその途端、

木橋君の即反撃だったんだけど丹羽君、どういう訳かその場に突っ立ったままで、

右、右、右って驚くほど簡単に連打を許してしまって、

東ロープに沿ってそのまま横倒れしてしまってのダウン。

 

 

倒れ方も結構激しかったもんで即のレフェリーストップエンドで、

1分08秒、木橋君のTKO勝ち。

 

 

 

② 大黒福太君(F赤羽)×安藤和隆君(L玉熊)……Fe 4R

デビュー戦の29歳・東京都と、デビュー戦の22歳・東京都。

 

大黒君には安藤君の3倍ほどもの大応援団が来てたなあ。

 

お互い、間違いなく舞い上がってのデビュー戦だったんだけど、

試合序盤優勢だったのは上背でも優位だった大黒君だったんだけど、

2Rに入ったらメッキリ勢いが無くなってきて安藤君が挽回挽回。

 

元々雑な二人が疲れて更に荒っぽく粗っぽくなっていって、

どっちもアリだなあって見てた1分24秒、安藤君の方がラッキーヒットで、

右フックを貰ってしまった大黒君が場内の悲鳴と共にダウン。

 

何とか立ち上がってリスタートしたんだけど大黒君、

そのまま北西ポスト近くに追い込まれてしまって、

勢い付いた安藤君に続けざまに3~4発打たれ込んだどことろストップエンド。

 

 

1分57秒、安藤君のTKO勝ちだったんだけど、

もう一度やったら違う結果も考えられるような展開だったなあ。

 

 

 

ジム付きのカメラマンなんだかトレーナーだか知らないけど、

最前列でカメラ持って大声のアドバイスをそれも体乗り出しながらなもんで、

視界も遮られてそりゃウザイったらないんだけどなあ……。

 

 

 

③ 森山敏彦君(F赤羽)×松本和士君(銚子)……Fe 4R

0勝1敗(1KO)の24歳・広島県と、デビュー戦の21歳・千葉県。

 

松土君の応援ってことでワタナベジムの大川泰弘さんがホール連投だったんだわ。

大川さんは以前銚子ジムにいたことがあって、今でもたま~に顔出してて、

松土君のスパー相手をしたこともあるんだってさ。

自分は西板席の最後列から見てたんだけど、大川さんは最前列に移っての応援。

 

<1R>

開始ゴングが鳴って、まずは森山君が軽快なフットワークだなって見てた瞬間、

松土君が恐ろしく素早い踏み込みから狙い澄ました右ストレートを一閃で、

それは開始僅か7秒のところだったんだけど、

そんなに見事に当たるかってほど正確に森山君のアゴ辺りにめり込んで、

ああいうのを貰ったら誰でも倒れてしまうだろうなあって思ったんだけど、

とにかく森山君、一発昏倒仰向けダウンしてしまったんだわ。

 

即担架が準備されたんだけど大事には至らなかったけど森山君、

何が何だか解らなかっただろうなあ。

 

正式には0分11秒ってことだったんだけどその瞬間、

大川さんは自分の方を振り返って、どおよって感じだったんだよね。

 

 

 

④ 村上善記君(タキザワ)×木村哲史君(18古河)……56㎏ 4R

1勝(1KO)4敗(4KO)の33歳・愛知県と、

1勝2敗(2KO)のサウスポー、31歳・埼玉県。

 

久し振りの18古河ボクサーの登場で長嶋会長も顔面テラテラに光ってたなあ。

 

この試合もアッと言う間の決着で、初っ端から木村君のグイグイ攻めで、

1分10秒過ぎ、村上君をロープ際に追い詰めてのショートの連打連打で、

堪らず村上君が思わずお手付きダウンしてしまったんだわ。

 

それ程のダメージのようには見えなかったんだけど村上君、

既に気持ちが折れてしまったみたいで、リスタート直後に何の反撃もできなくて、

そのまま木村君の一気追撃に晒されままになってしまってストップエンド。

 

1分26秒、木村君とっても手際のいいTKO勝ちだったなあ。

 

勿論、長嶋会長もニッカニカでオメデトゴザイマスの握手を交わしたんだよね。

 

 

 

⑤ 斎藤利彦君(ワタナベ)×ザッパ・トウキョウ君(P渡久地)

                              ………56.5㎏ 4R

0勝2敗(1KO)の24歳・東京都と、1勝0敗の29歳・ドミニカ。

 

 

昨日の4回戦達の中で巧いなあって思ったのは一人もいなかったんだけど、

それでも気持ちの激しさというか闘争心は抜群で、

ある意味違う種類のボクシングと言えないこともなかったんだけど、

殴り合いの原点を見せられる思いでそれはそれで楽しめたんだよね。

 

この試合もそういう流れに乗った典型的な試合で、

代わり番こに実に大雑把な被弾を繰り返してて、

いつどっちが倒れても不思議のないやり取りが続いて、

殆ど気違い沙汰、街角の乱闘って感じだったんだけど、

2R終盤は齋藤君の打たれ方が甚だしくて鼻血も出してきたし、

って思ってたら消耗とダメージがヒドイって事で3Rに入る前に棄権だったんだわ。

 

何度かの危機を潜り抜けてザッパ君、2R終了時点TKO勝ちってことで……。

 

 

 

⑥ 高木秀明君(F赤羽)×菅原大悟君(小熊)……SFe 4R

2勝1敗の30歳・川口県と、3勝1敗(1KO)1分の31歳・埼玉県。

 

菅原君の応援に田之岡条さんが来てて、

この間の興法裕二君の試合の事で一通り盛り上がったんだよね。

偶然近くに来た大川さんも入れて3人で色々とね……。

 

 

肝心の菅原君の試合は荒っぽい30代同士のぶつかり稽古そのもので、

あっと言う間の1分08秒、ガッツンバッティングで高木君が大出血、

それ、続行不能のレベルって判断されて、

頭突き勝ちで菅原君ってところだったんだけど勿論ドロー。

 

 

 

⑦ 山口拓也君(W日立)×小浜隆次君(渋谷三迫)……SL 4R

1勝(1KO)3敗(1KO)2分の30歳・茨城県と、2勝1敗の28歳・福岡県。

 

この試合も粗っぽくてどっちでもいいかあって感じだったんだけど、

徐々に何となく山口君に肩入れするようになって、

彼、小浜君より頭一個背が低いんだけどガッチリした体付きしてて、

体形や風貌、ボクシングスタイルが何気に輪島功一さんを彷彿とさせたんだわ。    

トランクスも当時の様な短いモノだったもんで余計ね……。

 

それまで余裕のあったのはリーチも優位な小浜君だったんだけど、

山口君の諦めないシツコサに徐々にやる気を削がれてしまったみたいで、

ラウンドが進むにつれ手をこまねいてる感が強くなっていったなあ。

 

最終4R、左フックの相打ちから小浜君、大きく挽回のチャンス到来だったんだけど、

結局、山口君にフニャフニャ逃げられての終了ゴング。

 

で、40-37×2、39-37で山口君の余裕3-0勝ち。

 

 

 

⑧ 中山和幸君(角海老)×太田輝君(五代)……F 6R

5勝(1KO)4敗(2KO)2分の31歳・東京都と、

5勝(2KO)3敗(2KO)の20歳・兵庫県。

 

中山君、引き分けを幾つか挟んでるんだけどここ2年以上負け無しで、

地道にこの戦績まで戻してきていよいよA級昇格を目指すんだわ。

 

一方の太田君もA級目指し組には変わりなくて、

年齢差は10歳ほどあるんだけど意地をかけた一戦だったんだわ。

 

 

試合序盤、太田君のリズム感の良さも魅力的だったんだけど、

当て勘の良さとリーチ優位を保った中山君が若干優勢に進めてて、

3Rが終わった時には太田君の顔面は相当赤くなってたんだわ。

 

中山君のテンポや戦い方が殆ど変わりなかったのに対して太田君、

4R以降にかなり手数をアップしていってたし、

アッパーを混ぜ込んだショートのコンビネーションの見栄えが抜群で、

最終6Rは中山君の気持ちのこもった逆襲に若干手を焼きはしたんだけど、

総体的にはやりたい事、やるべきことが出来たんじゃないかなあ。

 

 

ってことで発表されたスコアは58-56、58-57×2ってことで、

小差ではあったけどやっぱり太田君の3-0勝ちだったなあ。

 

 

太田君は小堀佑介さんをミニサイズにしたような風貌とボクシングスタイルで、

以前から気になってるんだよね。

 

 

 

⑨ 稲垣孝君(F赤羽)×坂本大輔さん(角海老)……68㎏ 8R

17勝(7KO)13敗(5KO)1分の29歳・東京都と、

10勝(5KO)8敗(1KO)2分のランク4位、34歳・千葉県。

 

坂本さんは高校の先輩だってことで粟生隆寛さんが応援に来てたね。

 

この試合は如何ともコメントし難くて、

多分そんな感じなるんだろうなってそのままのリング上で、

ただこの日の稲垣さんからはいつも以上の積極性が感じられて、

だからこそ余計に荒っぽいぶつかり合いになってしまった訳で、

お互いに粗っぽい大横振りフックとクリンチに終始してて、

そのうち頭ぶつけるんじゃないかなあって思ってたら全くその通りで、

5R、2分34秒、前のラウンドでの坂本さんのバッティング傷をドクターチェック。

 

結局そのまま負傷ストップエンドってことで、

稲垣さんから見て48-47、48-48×2ってことで1-0ドロー。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 太田輝君

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

試合が始まってすぐ田之岡条さんが寄ってくれてのヤアヤアってことで、

彼の身内の方がこのブログを大事に読んでくれてるっていう話を聞かされて、

ブログを続けてて良かったなあってやっぱりホントに嬉しかったなあ。

 

ただ一方、良く書かれてない場合のボクサーについては、

その親御さんが腹立たしく思ってるっていうことも充分有り得る訳で……。

 

 

 

ふと振り向いたら大川泰弘さんが後輩の応援にやって来てて、

お互いにオーッてことで、いよいよ現実味の増したタイトル戦の話なんかね……。

 

彼、右まぶたが赤く腫れてたもんで今の時期にスパーリングかって確かめたら、

モノモライって事で、今どきまだそんな病気にかかるのがいるのかって思った訳で、

大川さん、子供じゃないんだから汚い手で目をこすったらダメなんだわ。

 

 

 

その少し後に 「コンチワ」 って気さくに声を掛けてくれたのが粟生隆寛さんで、

そもそも本田会長との最初のきっかけを作ってくれたのが粟生さんだったもんで、

あの時のエピソードとか今までの最高試合の話だとか、

11月の仙台での試合の事とか、そうだなあ30分ほども付き合ってくれたんだわ。

 

2015年10月 1日 (木)

後楽園ホール・9月30日

 

昨日はホールに行く前にちょっと用事があったもんでアポ無しのまま帝拳ジムへ。

 

本田会長と浜田さんはおられなかったんだけど葛西さんと繊大さんに御挨拶して、

この日は随分な賑わいでプロボクサーやら練習生やら結構な混み混みで、

3時から4時過ぎまで長野マネジャーが相手をしてくれて実に楽しかったなあ。

 

ボクシングやボクサーの話の他、ぶしつけでプライベートな質問にも答えてくれて、

週末2日の興行の下準備や色々な手配をしておられた中、

ホントにホントにアリガトゴザイマシタだったんだわ。

 

 

 

ホールに入ったら久し振りにRK蒲田ジム柳光会長の奥様とバッタリで、

相変わらずモデルさん体形をキープしてたし極上の笑顔だったなあ。

 

 

 

あっちこっちに御挨拶して始まり始まり……。

 

この日の角海老ボクサー達は正直、自分の中のイメージとはエラくかけ離れてて、

最後まできちんと見たのは実は最後の試合だけだったんだよね。

 

 

 

① 小林和輝君(角海老)×片桐康喜君(草加有澤)……66㎏ 6R

4勝8敗(3KO)の24歳・埼玉県と、4勝(1KO)2敗の27歳・埼玉県。

 

多分、そういう試合になるんじゃないかなあって思ってた通りの展開で、

お互いに慎重というか、明らかにビビリ気質が浮き出てしまって、

強くはない、巧くはないならせめて気持ちを見せて欲しいところだったんだけど、

それも叶わないままだったもんで1R終了後に早々の離席だったんだわ。

 

 

結局この試合、50-46、49-47、48-48ってことで、

1Rでの様子のまま片桐君の2-0勝ちだったんだけど、

それにしてもジャッジも判断に窮したようなスコアのバラケ方だったなあ。

 

 

 

② 中川とん虎さん(角海老)×澤田京介君(JBS)……B 8R

13勝(5KO)6敗2分のランク11位、30歳・新潟県と、

3勝(2KO)2敗(1KO)の27歳・北海道。

 

澤田君の応援ってことで東上剛司さんが隣に座って終始アドバイス送ってたね。

 

<1R>

まず積極的に打って出たのは澤田君で、

見てたら中川さん、立ち上がりは反応が良くないままで、

1分40秒、沢田君の右一発で明らかに効いてしまってのトロトロで、

そこを一気の澤田君だったんだけど、まだ初回だからって全力で行きかねたか、

もっと爆発して一気決着目指してもいいんじゃないかって思ってたんだけど、

残り20秒からは相手を回復させてしまって、ちょっと勿体なかったんだわ。

 

<2R>

ジャブの数で圧倒してた澤田君なんだけど、

ミスショットしたりちょっと当てられたりすると舌を出す癖があるみたいで、

そういうのは相手に心理状態を読まれるから止めた方がいいんだよね。

 

一方の中川さん、後半は大分持ち直してきたんだけど、

それでもこの日は動きが変というかぎこちなさ過ぎで、

打たれても前出る出るの粘り強さは見せ始めてはいたんだけど、

トータルの有効ヒットではやっぱり澤田君だったなあ。

 

<3R>

当てられてもへこたれないところは見せてた中川さん、

開始50秒ではショートブローのコンビネーションから右ストレートをナイスヒットで、

そのまま流れを取り戻すかに見えたんだけど、

その後1分30秒からはまたもや澤田君の手数手数でチャラにされてたなあ。

 

<4R>

澤田君もそれほどスムーズな動きが出来てた訳ではないんだけど、

中川さんよりは動けてたって感じかなあ。

 

<5R>

中川さん、もっとキビキビやって大きく挽回目指さないとダメだと思うんだけど、

何かタルイままで、大した動きが出来てる訳でもない澤田君にさえ見劣りしてて、

そう言えはお互いに、相手の動きを見極めた上での打ち込みも出来てなくて、

自分都合での攻撃に終始してて緊迫感が感じられないんだよなあ。

 

<6R>

澤田君が少しテンポアップしてきたのを中川さん、

上手に対応出来ずの遅れ遅れで、それは技術的な問題っていうより、

どこか体調が優れないのか、気持ちの問題なのかって感じだったんだよね。

 

 

もう6Rだし、中川さんはタラタラのままで勝負あったなって感じだったもんで休憩。

 

 

後で確かめたスコアは77-75、77-76、76-76ってことで、

澤田君の2-0勝ちだったんだけど、もっと差があると思ったけどなあ。

 

 

 

③ 糸山良太さん(角海老)×矢田良太君(Gツダ)……69.5㎏ 8R

10勝(5KO)7敗(3KO)1分のランク7位、30歳・沖縄県と、

8勝(6KO)3敗の26歳・大阪府。

 

この試合も大きく期待外れで糸山さん、そもそもちゃんと練習したのかってことで、

今まで見た中では最低のデキで、詰め寄りも中途半端なままだったし、

相手に合わせてしまったような一発大空振りを繰り返して振り疲れてしまってたし、

相手の矢田君も右大振り一発だけの判り易いボクシングだっていうのに、

そんなの貰うかってほど貰いまくってたんだよね。

 

糸山さん、3Rにはもう足元踏ん張り切れなくなっての単なる体力負けで、

一発当てたところからの例の炎の連打も全く見られず、

4R頃からはこれは行けるなって相手に見切られてたみたいだったし、

6Rにはガードが下がりっ放しになってしまうほどでちょっと見てられなくなって、

そろそろ離席するかなあって思ってた7Rの開始40秒、

矢田君の右フックを喰らって左目上を大きくヒットカットされてからは実に惨めで、

完璧に気持ちが折れてしまったかのように北西ポストに押し付けられたまま、

殆ど反撃もしなかったもんでそのままレフェリーストップされたんだわ。

 

 

ってことで1分23秒、1ヶ月前に急な試合を引き受けた矢田君のTKO勝ちで、

わざわざ東京に来た甲斐もあったってことで見事ランクゲットだったね。

 

 

 

④ 緒方勇希さん(角海老)×上野則之君(RK蒲田)

                            ………57.6㎏ 8R

21勝(3KO)1敗(1KO)1分のランク4位、31歳・佐賀県と、

17勝(5KO)13敗(3KO)5分の33歳・栃木県。

 

この二人の試合ってことになればそりゃもうフルラウンドが必至で、

元々派手な打ち合いは望むべくもなく一見地味なやり取りが予想されて、

それでもレベルの高い攻防が見られる筈だったんだけど、

上野君はいつも通りの事をシッカリやってたんだけど、

訳分かんなかったのは緒方さんの方で、

その内色々出して来るんじゃないか、

それじゃなきゃこの位置にいてこの戦績は有り得ないからなって、

自分のすぐ後ろにいた上野君応援の客も警戒しながら話してたんだけど、

緒方さんは自分の期待と彼等の危惧の全てを裏切っての殆どテイタラクで、

ずっと詰まらなそうに試合をしてて、自分の気持ちもスッカリ落ち込んでしまって、

そろそろかなって思った5Rになっても退屈なままだったもんでほぼ怒りの離席。

 

 

結局、78-75、77-76、75-78ってことで上野君の2-1勝ちだったんだけど、

ジャッジも面白くなかったもんで適当に見てたのか、

それにしても78ー75と75ー78が共存する試合って何?

 

 

更にそれにしても角海老ジム、ここまで4連敗なんだけど大丈夫なのか……。

 

 

ロビーをうろついてたらワタナベジムの大川泰弘さんと渡部大介君がいて、

3人でふざけ話をちょっとね……。

 

 

 

⑤ 高山樹延さん(角海老)×田中亮治さん(ヨネクラ)

                   ………日本 W タイトル戦 10R

22勝(7KO)1敗のチャンピオン、29歳・秋田県と、

8勝(2KO)4敗(1KO)1分のランク9位、28歳・北海道。

 

 

田中さんには申し訳ないんだけど、

これくらいのレベルの相手だったら高山さん、

せいぜい5R~6Rまでの決着だなって見てたんだよね、実は……。

 

結局高山さん、10㎝ほどデカくて若干変則的なリズムを持ってる田中さんに

すっかりリズムを壊されてしまったみたいで、それを最後まで修正できないままで、

それは何だか田中さんが異常に頑張ったって見えなくもないほどだったんだわ。

 

1~2発ほど打ってすぐ抱き付いて来る相手だから、そりゃ嫌気差したと思うけど、

もう5度も防衛してる優秀なチャンプなんだから高山さん、

そんなのは一蹴してドコンドコン粉砕してしまうべきだったんだけど、

一度狂った歯車は最後まで正常に戻せないまま、

本人にしても観客にとってもストレスが溜ったままだったんだよね。

 

パタパタ山ほどの手数を出してた田中さんだったんだけど、

すぐ後ろにいた青コーナーの彼のサポーター2人が、

途中スコア発表で 「そんなインチキ採点はねえだろ!」 って怒りまくってたけど、

その山ほどの手数の中でまともに当たってたのは実はホントに少なくて、

ちゃんとナックルで打ってない事が多かったっていうのが解かってないみたいで、

ソイツら、首からライセンスカードを下げてるのに缶酎ハイ飲みながらの声援で、

自分みたいな素人以下の以下の事を平気の大声でほざいてたんだけど、

こんな奴らにサポートされてる田中さんも気の毒この上なかったなあ。

 

発表された中間スコアは50-46、49-46、48-47で、

勿論高山さんの3-0だったんだけど、彼自身も自分も面白くはなかったなあ。

 

 

この後は自分、途中で席を外して遠く近く見るともなしに見てたんだけど、

高山さんのボディショットは美しいなあって思った以外特別の感想も湧かなくて、

97-93×2、97-94で高山さんの3-0勝ちって聞いた時も、

まあまあそんなもんかなあっていう感じだったんだよね。

 

 

 

ブッチャケ、自分のストレスは最高潮に達しつつあって、

小國さん、源さん、最後は何とかしてねってすがる思いだったんだよね。

 

 

 

⑥ 小國以載さん(角海老)×源大輝さん(ワタナベ)

                   ………日本 SB タイトル戦 10R

14勝(4KO)1敗(1KO)1分のチャンピオン、27歳・兵庫県と、

10勝(9KO)4敗(2KO)のランク6位、24歳・大分県。

 

この日のホール入りのエレベーターは偶然小國さんと一緒で、

軽く挨拶を交わしたんだけど、横でニコッとしてたのは親父さんだったのかなあ。

 

 

試合前の通路で仁平宗忍君と目が合って挨拶を交わしたんだけど、

彼、試合終わったばかりなのに顔面殆ど傷んでなかったなあ。

 

自分のすぐ右には山川豊さんが座ってその横には渡辺奥様、

後ろから肩を叩いてきたのが倒し屋ランカーの山元浩嗣さんで、

彼の横には久我勇作さんとか阿知和賢君なんかがズラッと並んでたんだわ。

 

 

テクニックは圧倒小國さん、一方パンチのパワーは源さんが圧倒っていう、

JRとメトロほども路線の違う二人なんだけど、

勝負の行方については色々興味が尽きなかったんだよね。

 

<1R>

ほぼ同じ体格の二人だったんだけど、最初のヒットは源さんで、

軽くではあったんだけど左フック、そのちょっと後に右ストレートを一発づつ。

 

一方の小國さんは4発ほど右ストレートボディを打ち込んでたんだけど、

残り1分、源さんのいきなりの右のロングショットが見事なクリーンヒット。

 

ウワーッて声が上がったんだけど、その直後今度は小國さんのワンツーで、

そのまたすぐ後に源さんが再度の右ストレートって、目まぐるしい目まぐるしいで、                                                           

最後の試合になってやっとやっとやっとボクシングらしくなったんだわ。

 

若干気負ってるせいか源さんの振りがデカイのが気になって、

やっぱり小國さん、実に落ち着いててきめ細かく見栄え良く当てるのが巧いなあ。

 

<2R>

プレスかけてるのは源さんでいきなりの左フックがまたまたのヒットだったんだけど、

直後の小國さんの2~3発の素早い打ち返しはやっぱり流石の流石で、

一方的な流れのままに相手の攻撃を終わらせないっていうパターンで、

こういうのはこの後も常に小國さんのテーマみたいで実に試合慣れしてるんだわ。

 

残り12秒での右の相打ちは小國さんの方が正確にヒットしてたんだけど、

相手のスムースなジャブを掻い潜っての源さんの強気の攻撃が目立ってたなあ。

 

<3R>

とにかく源さん、どっかで大きいのを当てたいっていうのが前面に出過ぎで、

何とか何とかって頑張ってたんだけど思いが片寄り過ぎたか、

顔面への単発攻撃に集中し過ぎてる感じが続いてたんだわ。

 

それに比べると小國さん、返しのパンチのスムースさは惚れ惚れだったし、

上下の打ち分けも見栄えが良くで見せ方の巧さで圧倒してたなあ。

 

<4R>

源さんからは物凄い気合の入り方をまざまざと感じたんだけど、

小國さんの方もキッチリ試合を作り始めてて、

左ボディを強烈ダブル打ちして更に即顔面へって左トリプルだったり、

左ボディから今度は右ストレートへ淀みなく繋ぐハードヒットで、

多分源さん、最初の左ブルボディがかなり効いたんじゃないかなあ。

 

で、残り40秒からは小國さんのプレスの方が強くなっていったんだわ。

 

<5R>

一旦取られそうになった流れを取り戻すべく源さん、

この回はシッカリ立て直しての追う追うで、

若干ガチャガチャしたところでの強いショートを目指したみたいだったんだけど、

中々思うに任せないまま、小國さんに繋ぎ系のパンチを自由に打たせてたなあ。

 

ってことで、ここまでの中間採点は49-46×2、48-47ってことで、

自分も49-46だったんだけど、とにかく小國さんの3-0勝ち。

 

<6R>

そうかあってことで源さん、この日はそれでもメゲナイ諦めない前向き姿勢で、

そんならってことで相打ち覚悟の小國さんにとっては危険な手法も見せて来て、

両手をダラーンと下げて誘い始めもしてて色々考えてる考えてる。

 

それにしても小國さんのパンチはとっても形が良くて、

ストレートもフック系も軌跡が綺麗なんだよなあ。

 

残り30秒辺りからは結構リスキーな打ち合いになったんだけど、

右ストレートの強烈ヒットでそれでも小國さんが征してたなあ。

 

<7R>

初めの30秒ほど、源さんが出遅れたんだけど、その15秒後の源さん、

右ヒットをきっかけにしての一気攻めはこの日一番の見せ場で、

大きくチャンス到来だったんだけど、残念ながら飛ばし切れなくて、

やっぱりそれまでの被弾ダメージが半端じゃなかったみたいで、

折角のチャンスを生かし切れないまま、最後は疲れてしまったみたいで、

小國さんの回復を助けてしまったって感じだったんだよね。

 

<8R>

前の回の終盤、若干誤魔化し系になってしまったのを反省してか源さん、

一転立て直して気持ちと一緒に前に出る出るで、

この日は何故かよく当たってたいきなりの左フックがまたもやのヒットで、

そこからの返しが打ち切れてなかったのが常に勿体なかったんだけど、

とにかく思いの外簡単に小國さんが顔面を張られてたんだよね。

 

残り14秒に大きな右を当て込んではいたんだけど源君、

ちょっと休み休みが見えて来ての単発で終ってて、

その間その間を細かく繋げてた小國さんの丁寧さが目立ってたんだわ。

 

<9R>

こうなったら源さん、もっともっと乱暴にやるべきで、

1ポイントづつ返しても間に合いそうになくてダウンゲットが必要だったんだけど、

より顔面の傷みが進んでたのは小國さんの方だったにも関わらず、

ちょっとした一段落が多くなってきたのは源さん自身の方だったんだわ。

 

それにしても小國さん、あくまでペースを落とさなかったのは正しく練習の賜物で、

普段からちゃんとやってたことが忍ばれて、いつまで経っても雑にならなかったし、

反応も鈍らないままだったんだわ。

 

源さんの方も相変わらず上体は良く動けてて大きな被弾は避けてたんだけど、

中々目ぼしい有効打まで繋げられてなかったんだよね。

 

例の左右のいきなりのビッグショットに細かいコンビネーションを混ぜ込んで、

パンチの大きさと強さの緩急ができれば随分違うと思ったんだけどね。

 

<10R>

倒し切る以外、源君にチャンピオンになるチャンスは無かったもんで、

まずは行く行くだったんだけど、一方では消耗も半端じゃなかったみたいで、

1分くらいしか持たなくて、やっぱり二次三次の攻め立ては今更シンドイみたいで、

残り1分、残り30秒からも目立ってたのは小國さんの方で、

彼、最後の最後までキッチリしたボクシングをしてたんだわ。

 

 

倒し切るのだけがボクシングではなくて、

丁寧な攻防の中に限りない面白さを含んだ試合ってうのもあるんだよね。

 

 

ってことで自分は98-92だったんだけど結局、98-93×2、97-93ってことで、

勿論小國さんの圧倒3-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 小國以載さん

② 源大輝さん

③ 特にナシ

 

 

 

ああいうのはマズイんじゃないかって思うのはここのところのリングドクター。

 

別にその常に不機嫌そうな表情をどうこう言うつもりはなくて、

どういう理由でその殆どヨボヨボに近い医者を使うのかってことで……。

 

で、いざボクサーのカット傷をチェックするっていう場面になると、

普通は前のテーブルをそのままトントンって上がって役目を果たすんだけど、

その爺さんはそんなパワーも気力も全く無いような殆どヨボヨボなもんで、

だからJBCの役員が普段はリングアナが昇り降りする北西ポストまで案内して、

そこのステップをヨロヨロ登ってからなもんで、その間悠に10秒は要してしまう訳で、

要するにダウンなら10カウントが終了してしまうほどの猶予を、

もしかしたら休憩をどちらかのボクサーに与えてしまうほどで、

JBCはホントにあれでいいって思っているのか、他に候補者がいないのか、

ハタマタ何かの義理が絡んでるのかって首傾げてしまうんだよね。

 

自分の中ではやっぱりSさんが最高だったんだけど、

彼は転勤してしまったからなあ……。

 

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