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2015年8月

2015年8月31日 (月)

日記・8/31

 

そろそろ起きようかなって思ってた今朝6時半、

ブレーキの音の直後に車のぶつかる衝撃音が聞こえてきたんだわ。

 

それはもうこの4ヵ月半で5回目の追突事故ってことで、

4回目が昨日の夜だったっていうこの頻度はちょっと異常なんだわ。

 

目にした5件の事故は殆ど50mほどの範囲に限られてて、

勿論、コースター程ではないんだけど、

首都高が自分とこのマンションに向かってかなり下って来て、

更に緩く下りながら左カーブに入るポイント近辺に事故は集中してて、

渋滞の最後尾の見通しが効かなかったことが主原因みたいなんだわ。

 

死人が出たり車が大破するような大事故には至ってないんだけど、

それでもこの頻度はやっぱり問題じゃないかってって思う訳で、

首都高でもこの路線は比較的新しい部類なもんで、

土地スペース的に余裕がないままの無理した設計施工の結果としか言えず、

関係者達は頭を抱えてるんじゃないかなあ。

 

 

 

ジェット旅客機の歴史はイギリスの “コメット” から始まったんだけど、

その後ヨーロッパのジェット旅客機はアメリカに席巻され続けて、

超音速の“コンコルド” でやっと世間の注目を浴びたんだけど、

その“コンコルド” は僅か100名ほどの座席しか確保できなかったことと、

何より音速の2倍の速度が発する騒音と衝撃波、

更にはオゾン層の破壊が致命傷になって僅か14機しか作られなかったんだわ。

 

で、世界の航空機はアメリカのマグダネル・ダグラスとボーイングが牽引して、

其々DC3~DC8、707~747が大勢を征してたんだけど、

自分にはDC8と727、747がやっぱり身近だったんだよね。

 

“747ジャンボ” は合計1,400機も作られたベストセラーだったんだけど、

その後は苦節16年の英仏共同開発の “エアバスA300” が大盛り返しで、

今では殆ど拮抗するというか却って逆転させて1,700機も販売されてるんだわ。

 

ただ最近はハブ空港の利用を前提とする大型航空機開発は一段落しつつあって、

目的地へ直接安全に早く到着する為の小型ジェット機の台頭が盛んなんだけど、

それは14年ほど前の9.11以降、発着手続きが極端に煩雑になったって事と、

そもそも得体の知れない多くの人間と同乗する危険を避けたいっていう、

そういう風潮が基因してるんだってね。

 

で、今世界の空には約10,000機のジェット旅客機が飛んでるらしいんだけど、                                                             

YS-11っていうターボプロップのプロペラ機って知ってる?

 

戦後日本が航空機開発を禁じられた時期空けに作られたんだけど、

自分は1回だけ、大阪から高松まで乗ったことがあるんだけど、

あの若干のオモチャ感がとっても新鮮だったし、

プロペラで飛んでるっていう安心感を強く感じたんだよね。

 

 

 

今、世界の厄介事は3個あると思ってて、

①過激派イスラム ②中国 ③アフリカの最貧国問題なんだけど……。

 

① 過激派イスラムについては日本での暴力団対策に習って、

武力と経済力を伴った国際的封じ込めと徹底した監視体制の構築だね。

オームもしかりってことで宗教絡みっていうのはとかく面倒なんだけど……。

 

② 横暴な覇権主義を防ぐ為、兎に角彼の国を儲けさせないことで、

アップルとかユニクロみたいな安易な企業進出を極力控えること。

目先の利潤を求め過ぎるとこういう結果を招くってことで……。

 

③ 先進国が若干無理してでも経済的に彼らを支えることが、

結局は大きな破綻や移民問題を回避できるんじゃないかな。

それはつまりEUのギリシャ支援と同じ訳で……。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

8月競馬は45レースに参加して4本ゲットってことで回収率は118%。

1月からの累計では参加325レースで回収率は236%だね。

 

例年不振の夏競馬を経てこれからいよいよ得意の秋競馬なんだけど、

中々3連単までは到達できなくて、未だに3連複の泥沼の中なんだよね。

 

10Rから12Rのなかで13頭以上、1番人気のオッズが3.0以下っていう

対象レースに変わりは無いんだけど、

どういう買い方の3連複を選択するかで未だに時折迷ってて、

フォーメーション乃至流しの10点買いが主体だったんだけど、

最近は6頭ボックス(20点)を主体にしてみようかとも思ってるんだよね。

 

2番3番人気のうち1点、4番から6番人気から2点、7番から9番人気から2点、

それと10番から12番人気のうちの1点をセレクトしてボックス買いってね……。

 

こうすると、2番4番5番人気が最低オッズで、

最高オッズは8番9番12番人気っていう組み合わせになって、

約5,000円から200,000円ほどまでカバーできるんだけど、

1日5レース程参加するってことになると最低でも10,000円になる訳で、

1本ゲットしても最低オッズだと回収率は50%にしかならない訳で、

200,000円っていう高額配当までフォローすることは控えて、

最低でも100倍狙いの組み合わせを充実させる方が

最終的な回収率をキープする上で有効なんじゃないかとも思ってるんだけどね。

 

2015年8月28日 (金)

8月度ランキング

 

夜もエアコンを使いまくったもんで7月末から8月末までの電気代、

少なくとも1ヶ月前の倍ほどになるんじゃないかって覚悟してたんだけど、

何とナントなんと40%弱のアップで納まってて、

省エネタイプの新型エアコンの威力を知る思いだったんだわ。

 

 

 

もう少しすると全米オープンテニスが始まるんだけど、その賞金総額を知ってる?

そっち方面のことは疎いもんで53億円って聞いて自分、ブッ飛んでしまったんだわ。

 

 

 

8月度ランキングからその様式が一部改定されて、

必ずしも日本チャンピオンを目指してない世界ランカーは日本ランキングを抜けて、

別掲することになったもんで日本ランキングの若干の矛盾が解消されたんだけど、

そのボクサー達は以前のように15位以内の世界ランカーという括りではなくて、

“保留選手” っていう括りになってるんだよね。

 

15位以内の世界ランクを失った際には日本ランクに復帰するっていう点で、

保留という言葉が妥当なのかも知れないんだけど、

何となく “処分保留” っていうイメージが付いて回るんだけどね。

 

 

それと、ここんところ目に余るほどのウェイトオーバーが立て続いたもんで、

それに対する対策っていうか、未然に防ぐ為の一種の防御策として

何らかのペナルティを課すっていう話は聞いてたんだけど、

これからはっていう話ではなくていきなりランキング剥奪っていうのは驚いたなあ。

 

そいういのは試合における減点と同じで、

まず警告を与えてからっていうのが妥当なんじゃないかとも思うんだけど、

いきなり厳しい判断が下されたんだよね。

 

ってことで今回、SB級10位の臼井欽士郎さん、SL級9位の丸木和也さん、

W級2位の渡部あきのりさんの3人が処分対象になったんだけど、

2㎏、3㎏ものオーバーは度を超えてたってことなんだろうね。

 

3人は其々ノーランカー、インドネシア、タイに勝利はしたんだけど、

試合相手に緊張感を感じなくてモチベーションに欠けたってことで共通してたし、

其々35歳、27歳、30歳ってそろそろ代謝が悪化する年代でもあったんだよね。

 

彼等がいつまでランキングを剥奪されるのかは聞いてないんだけど、

村中優さんが6ヶ月間だったから、3ヶ月ほどが妥当なんじゃないかなあ。

 

その村中優さんは10月2日、渡邉秀行さんとの復帰戦が決まったんだよね。

 

ってことで8月度のランキングです。

 

 

 

≪世界チャンピオン≫

田中恒成さん(獲得)、高山勝成さん(1)、田口良一さん(1)、

井岡一翔さん(獲得)、河野公平さん(1)カルロス・クァドラス(4)、

井上尚弥さん(獲得)、山中慎介さん(8)、内山高志さん(10)、三浦隆司さん(4)、

ホルヘ・リナレス(1)の計11名。

 

カルロス・クァドラスは8月16日に5RKO勝ちして4回目の防衛。(相手失念)

 

 

 

≪OPBFチャンピオン≫

江藤光喜さん(2)、井上拓真さん(獲得)、山本隆寛さん(獲得)、

和氣慎吾さん(5)、竹中良さん(獲得)、伊藤雅雪さん(獲得)、中谷正義さん(3)、

小原佳太さん(2)、柴田明雄さん(4)、清田祐三さん(2)の計10名。

 

山本さんは8月2日に川口裕さんに7RKO勝ちして王座ゲットだったんだけど、

それにしても川口さん、日本ランク13位にやられるなんて……。

 

竹中良さんは8月10日、ビンビン・ルフィーノに5RKO勝ちして新チャンピオン。

伊藤雅雪さんも同じ日、岩井大さんとの決定戦を10RKOで征して王座ゲット。

 

ってことで前月より2名増。

 

 

 

≪日本ランキング≫

 

【ミニマム級】……大平剛さん(3)

ランク1位だった原隆二さんが保留選手リストへ転出。

8月2日にノーランカーに3-0勝ちした山中竜也さんが、

須田和弥さんと5位と6位を入れ替わってるね。

 

空き1名分増えて7名分。

 

 

 

【ライトフライ級】……空位

3位だった八重樫東さん、4位の木村悠さん、5位の宮崎亮さんの3人が、

保留選手リスト行き。

 

8月10に大前貴史さんに4RKO勝ちした拳四朗さんが7位から3位にアップ。

敗れた大前さんも上がゴッソリ抜けたもんで却って9位から一個上がっての8位。

 

8月1日、元木謙太君に3-0勝ちした大野兼資さんは、

15位から12位にアップしたんだけど最下位のまま。

 

空きナシだったのがいきなり3名分の空き発生。

 

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(獲得)

8月23日に帝里木下さんに1-2負けしたサイボーグ・何チャラさんは、

5位から7位にダウン。

 

ここは空きナシ。

 

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(2)

1位だった帝里木下さんと3位だった五十嵐俊幸さんが保留者リストへ転出。

 

8月2日にノーランカーに3-0勝ちした奥本貴之さんが11位から8位にアップ。                                                             

8月10日にノーランカーに3-0勝ちした久高寛之さんが12位にご褒美ランク。                                                              

2名減って1名増ってことで空き1名分増の2名分。

 

 

 

【バンタム級】……大森将平さん(獲得)

ここは1位だった赤穂亮さん、2位の松本亮さん、3位の岩佐亮祐さんって、

“亮” 3人組がゴッソリ抜けたもんで4位だった坂本英生さんがいきなりの1位。

 

其の他も漸次のアップになってるんだけど、

OPBFタイトルを失った川口裕さんが6位にランキング。

上林巨人さんは4月にOPBF3位に8RKO勝ちしたのが今頃評価されたか、

13位にランキング。

 

8月21日に久保賢司君に3-0勝ちした高橋竜平さんが15位にランクイン。

 

それと、マーク・ジョン・ヤップが14位ってことなんだけど、

彼、8月2日に大幅負け越しノーランカーに3-0勝ちしただけなのに

高橋さんより上の14位っていうのは妥当性に欠けると思うけどね。

 

3人抜けて3人入って来てチャラの空きナシのまま。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……小國以載さん(1)

8月7日、1位だった高橋岳成さんに3-0勝ちした石本康隆さんが、

5位から2位にアップして、敗れた高橋さんは入れ替わっての5位にダウン。

 

10位だった臼井欽士郎さんがペナルティ抜けして出来たスペースに

宮崎隆司さんが14位にランクインしてるんだけど、

彼、3月に勝ち負け拮抗のノーランカーに1-0引き分けしただけなのになあ。

 

ってことで、ここも空きナシのまま。

 

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(3)

細野さんは8月20日、11位だった大坪タツヤさんを3-0で征して3度目の防衛で、

敗れた大坪さんは保留リスト転出者がいたもんで助かっての14位。

 

1位の長谷川穂積さん、2位の天笠尚さんが保留者リスト入りしたもんで、

福原力也さんが1位にアップ。

 

8月5日に嶋崎俊君に3-0勝ちした渡邊卓也さんが5位から3位にアップ。

7月30日、7位だった高山和徳さんに2-1勝ちした荒谷龍人さんが

9位にランクインして、敗れた高山さんも12位に踏みとどまってるね。

 

8月9日にノーランカーに5RKO勝ちした加治木了太さんがSFe級から移って、

以前の11位から一個上がっての10位にランキング。

8月5日にOPBFランカーに7RKO勝ちした溜田剛士君が13位にランキング。

 

2名抜けて2名増ってことでここも空きナシのまま。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(3)

8月10日、4位だった伊藤雅雪さんが岩井大さんとのOPBF王座決定戦で

10RKO勝ちしてチャンプとして転出。

敗れた岩井さんは7位から10位にダウン。

 

8月23日にノーランカーと1-1引き分けだった松下拳斗さんは1位のまま。

8月21日に金子大樹さんに2-1勝ちした仲村正男さんが10位から3位にアップ。

敗れた金子さんは2位から6位にダウン。

 

8月8日に斉藤正樹さんと1-1引き分けた東上剛司さんは9位から8位にアップ、

一方の斉藤さんもライト級の13位から11位にアップ。

 

8月1日に伊藤弘一君に3ー0勝ちした山元浩嗣さんが13位にご褒美ランキング。

14位に藤田裕史さんがランキングされてるんだけど、

3月に勝ち負け拮抗したノーランカーに3-0勝ちしてるだけの意味不明で、

そう言えばバンタム級の宮崎隆司さんといい不鮮明すぎるランクインで、

要するに姫路木下ジムから相当強い捻じ込みがあったってことなのかなあ。

その実力が見たいから一度是非後楽園ホールで試合して欲しいもんだなあ。

 

 

 

【ライト級】……徳永幸大さん(獲得)

2位だった粟生隆寛さんと3位の加藤善孝さんが保留者リストに転出。

 

8月4日に中野和也君に4RKO勝ちした原田門戸さんが、

村田和也さんと入れ替わって5位にアップ。

 

2名分の空きが出来たところにアクセル住吉さんが13位にランクインしたんだけど、

6月にOPBFの12位に3-0勝ちした実績ってこと……?

 

ここは編入者が1名だけだったもんで空き1名分が発生。

 

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(2)

9位だった丸木和也さんがペナルティ抜けしただけで、

そのまま空き1名分増えて2名分になっただけで他は全く異動ナシ。

 

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(5)

2位だった亀海喜弘さんが保留者リスト入り。

3位だった渡部あきのりさんはペナルティ抜け。

 

8月3日、タイボクサーに1RKO勝ちした有川稔男さんは2位のまま。

同じ日、大村朋之君に1RKO勝ちした藤中周作さんは8位から6位にアップ。

井上岳志さんがSW級に転出したもんで空き3名分増の5名分。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(2)

8月2日にコリアンボクサーに3-0勝ちした細川貴之さんは1位のまま。

8月1日、切間康裕さんに3-0勝ちした清水優人さんも2位のままだけど、

敗れた切間さんは3位から5位にダウン。

 

8月16日に大石豊さんに3-0勝ちした甲斐斗志広さんが10位にランクインして、

敗れた大石さんは9位からのランク落ち。

 

7月30日に成田永生さんに2-1勝ちした井上岳志さんがW級12位から転入して、

9位にランキング、敗れた成田さんはまだ後があるってことで最下位の11位。

空き1名分減って4名分。

 

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(3)

8月8日に秋山泰幸さんとの防衛戦を

8RKO勝ちで征した柴田さんが3回目の防衛。

敗れた秋山さんは1位から3位にダウン。

 

村田諒太さんは保留者リスト入り。

 

ってことで空きが更に1名分増えて9名分ってことで、

要するにランカーは6名しかいないんだよね。

 

 

 

8月は色々な面で異動が激しかったから、

どっかで間違いがあるかも知れないんだけど気が付いたら教えてくださいな。

 

いずれにしても新しいランキング様式がこのまま定着するのかってことで、

自分としてはランク15位までっていうのは廃止して、

元々の形の10位までで十分なんじゃないかとさえ思ってるんだよね。

 

業界全体が今のままの状態を良しとせず積極的な仕掛けをしない限り、

少子化の流れの中で敢えてこのスポーツを選択する若者は少なくなる一方な訳で、

中身の薄まった日本ランキングがそれを象徴しつつあるんだよね。

 

一方では各ジムともその運営に苦慮するばかりで、

騙されなくてもいい話に乗せられてしまうっていうのもその無理が祟っての事だし、

そもそも根本のJBC自身の脇が甘くなってるのも気になるんだよなあ。

 

2015年8月26日 (水)

9月のボクシング

 

昨日、テレビでやってたんだけど、

棕櫚(シュロ)製のタワシっていうのがあって絶妙の使い勝手らしいんだけど、

1個2,700円もするんだよなあ……。

 

 

 

4月から5月にかけて剪定した6種のサツキ達、

種類によって若干の早い遅いはあるんだけど、直後から新芽が芽吹いて、

その薄緑色が冬越しした濃い緑色の葉と素敵なグラデーションを見せてたのが、

3ヶ月ほど経って全体に濃い緑色に統一されつつあるんだわ。

 

で、ここからの約1ヶ月ほどで来年に向けての花芽が育成されるんだけど、

今年は環境が変わったし、肥料も固形の油粕から液肥に変えたもんで、

果たしてちゃんと花芽が出来るかっていうのが当面の大問題なんだわ。

 

 

 

自分にとって8月は9ボクシングあって、およそ70試合ほど見て、

その中で心を動かされた試合とその順位は以下の通りなんだけど、

そもそもボクシングっていうのはあくまで相手ありきっていうところがあって、

一方が素晴らしかったとしても片方が残念なパフォーマンスだった場合には、

やっぱりいい試合だったとは言い難いんだよね。

 

 

 

【8月のボクシングベスト15】

*左側が勝者、( )内は事前期待度順位。

 

① 伊藤雅雪×岩井大 (1)……10RKO 

② 藤中周作×大村朋之 (8)……1RKO 

③ 溜田剛士×マーク・ベルナルデス (12)……7RKO 

④ 木村悠×ヘスス・ファロ (19)……3-0 

⑤ 阿部麗也×日野僚 (11)……3-0 

⑥ 高橋竜平×久保賢司 (7)……3-0 

⑦ 拳四朗×大前貴史 (5)……4RKO 

⑧ 三浦仁×若林駿 (9)……3-0 

⑨ 石本康隆×高橋岳也 (3)……3-0 

⑩ 三村利伸×石澤一路 (ー)……1RKO 

⑪ 東上剛司×斉藤正樹 (6)……1-1 

⑫ 渡邊卓也×嶋崎俊 (14)……3-0 

⑬ 大野兼資×元木謙太 (13)……3-0 

⑭ 當大幸×芳賀慧彦 (10)……1-1 

⑮ 竹中良×ビンビン・ルフィーノ (16)……5RKO

 

*期待度ベスト10圏内で選モレした試合は、

仲村正男×金子大樹(1)、細野悟×大坪タツヤ(4)。

勝敗予想を外したのは⑥、⑪、⑭。

 

 

 

【9月のボクシングスケジュール】

*今のところ9月は8ボクシングを予定。

*左側が勝者予想。

 

・9月 3日………(後楽園)

濱田修士×大平真史、麻生興一×宮崎辰也、合田剛士×齋藤大樹、

田中康寛×角本達治。

 

 

・9月 5日………(後楽園)

中澤将信×小竹雅元、岩渕真也×ロメオ・ジャコサレム、福原力也×中川祐輔、

大塚隆太×石川貴章、山本浩也×須田拓弥。

 

 

・9月17日………(後楽園)

小野心×堀川謙一、宮坂航×益田健太郎、高畑里望×三瓶数馬、

田之岡条×松山真虎、木村翔×成塚亮。

 

 

・9月22日………(大森)

山中慎介×アンセルモ・モレノ、尾川堅一×デイビ・フリオ・バッサ、

スパイス松下×竹嶋丈、金子智之×青山功。

 

 

・9月24日………(後楽園) 東日本新人王トーナメント準決勝戦Ⅰ

小浦翼×高橋悠斗、戸高達×塚田直之、志賀弘康×岸井宗之、

梶颯×横山拓成、梶龍冶×三浦仁、岩原慶×白石将晃、石川元希×西村直哉、

阿久津光生×中嶋龍誠。

 

 

・9月25日………(後楽園) 東日本新人王トーナメント準決勝戦Ⅱ

池谷優樹×佐宗緋月、細谷大希×山中章弘、工藤優雅×金田聖博、

福永亮次×松原陵、武田航×山口結人、石井龍誠×市村蓮司、

萱沼徹平×石田凌太、岸文昭×永田翔、坂本将哉×河田神二郎、

三村利伸×海藤正晴、渡邉玲央×阿久津朋生。

 

 

・9月26日………(茨城)

佐藤拓茂×金子達也。

 

 

・9月27日………(大阪)

石田匠×木村隼人。

 

 

・9月29日………(後楽園)

永田大士×乙川健、仁平宗忍×中村誠康、海老澤昇治×興法裕二。

 

 

・9月30日………(後楽園)

小國以載×源大輝、高山樹延×田中亮治、緒方勇希×上野則之、

糸山良太×越川考紀、中川とん虎×澤田京介。

 

 

 

【9月のボクシング期待度ベスト20】

*左側が勝者予想。

 

① 山中慎介×アンセルモ・モレノ 

② 麻生興一×宮崎辰也 

③ 小國以載×源大輝 

④ 尾川堅一×デイビ・フリオ・バッサ 

⑤ 永田大士×乙川健 

⑥ 梶颯×横山拓成 

⑦ 梶龍治×三浦仁 

⑧ 福原力也×中川祐輔 

⑨ 小浦翼×高橋悠斗 

⑩ 小野心×堀川謙一 

⑪ 大塚隆太×石川貴章 

⑫ 田之岡条×松山真虎 

⑬ 高山樹延×田中亮治 

⑭ 萱沼徹平×石田凌太 

⑮ 工藤優雅×金田聖博 

⑯ 高畑里望×三瓶数馬 

⑰ 中澤将信×小竹雅元 

⑱ 濱田修士×齋藤大樹 

⑲ 武田航×山口結人 

⑳ 三村利伸×海藤正晴

 

 

 

20組40人の中には行き合ったら言葉とか挨拶を交わすボクサーが22人いて、

だからそういう彼が負けるって予想するのはツライところがあるんだけどね……。

 

2015年8月24日 (月)

日記・8月24日

 

先週末のあっちこっちのボクシング、

帝里木下さんはやっとこさの2-1勝ちだったし、

松下拳斗さんは初8回戦のノーランカーに1-1引き分けだったし、

マニラの柳達也君は0-3負けだったし、ちょっと散々だったなあ。

 

 

 

母の日ってことで息子の嫁さんから奥さんに届いたシルク・ジャスミンの苗木、

まだ3ヶ月ほどなんだけど倍以上もの高さに伸びてきたんだわ。

 

シルク・ジャスミンっていうのはジャスミンとは異種の植物で、

ジャスミンティーが作れる訳ではないんだけど、

生長するにつれ白い薄皮が緑色の幹を包むようになるもんで、

まるで白樺が育つのを見るようでとっても面白いんだよね。

 

 

 

3ヶ月が経つのも早いんだけど、一週間はもっと早く過ぎる訳で、

毎週日曜日にはサツキに液肥を与えて、

日当たりを均等にさせる為に植木鉢を4分の1づつ回転させるんだけど、

感覚的にはつい2~3日前にやったばかりって感じることさえあるんだよね。

 

毎日がシンドイと中々時間が進まなくて、楽しいと早く過ぎるんだけど、

それでも共通してるのは過ぎ去った日々は正しく走馬灯の如くなんだよね。

 

 

 

“NORTH FACE” か “RSC” なのか、どっちが先だったか知らないけど、

最近、大型の四角いリュックが大流行で、

それはデザイン的には陸軍兵士の背嚢(はいのう)のようなもので、

だからエスカレーターでは一段おきに並ぶのは無理無理だし、

混雑した電車の中では大いに他人の邪魔になることが多くて、

背負ってる当人が人ひとり分余計にスペースを取ってることを忘れないことで、

10年以上前、リュックに関する電車の中でのトラブルが多発して、

車両の中に警告書が貼られてたのを思い出したんだわ。

 

 

 

高校野球で何だこりゃって思ったのは……。

 

① 智弁和歌山の1試合で7~8個のエラーの山。

② 6~7回までで4人もの投手を送り込んでた早実の2回戦の相手チーム。

③ キャップがかなり恥ずかしかった仙台育英。

 

 

 

日本人の責任の取り方にはある種の特徴があるってことで、

上位者に対してとか、事の経緯に関してはその責任を果たすけど、

下位者に対してとか、結果に関しては中々責任を取らないってことで、

最近だと、膨大な費用が掛かるってことで中止になった

新国立競技場のデザイン決定に関する最終責任者がぼやかされてるし、

その前だと、広島県での土砂崩れ地に関する建設認可の責任者とか、

福島原発事故の最終責任とか川内原発の再稼働に関する責任所在も不明瞭で、

全て所属団体全体の共同責任っていうことにしてしまって、

民間なら考えられないような責任逃れ体制が構築されてるんだわ。

 

 

 

責任って言えばJBCのホームページに関する事なんだけど、

以前にも直接クレームを付けたことがあったんだけど、

大会日程の記載が実にいい加減で、9月度予定なんかまるでなってなくて、

後楽園ホールでは7興行あるっていうのに1興行しか記載されてないし、

関西含めて4興行が記載されてるんだけどその全てが “Not Ready” になってて、

つまり組み合わせが一つも書かれてないんだわ。

 

これほど情けないホームページっていうのは珍しくて仕事としてもなってないし、

そもそもボクシングが好きな連中が携わってるって訳じゃないみたいで、

全くやる気が感じられないんだけど、その責任は何処に所在するのかなあ。

 

2015年8月22日 (土)

後楽園ホール・8月21日

 

用事があって少し早めにドーム近辺に着いたら結構な混雑で、

まだ4時半で試合開始は6時半だっていうのに、

巨人戦じゃなくて日ハム戦だっていうのに、エライ人出だったなあ。

 

 

 

9個あった8月ボクシングは昨日で終了して、

次は9月3日まで間隔が空くんだけど、

ジャズと映画、サツキの世話とチャリ、それに炊事、洗濯、掃除って、

これでも毎日結構忙しいんだわ。

 

年初からのボクシングはこの日が62回目だったんだけど、

8月末までに去年は64回だったし、その前は68回だったけどね。

 

 

試合開始前、席に着いてiPodでヴァン・ヘイレンを聞きながらパンフを眺めてたら、

通りすがりに膝をポンって叩かれて、帝拳ジムの長野マネジャーで、

「今日も来てたのね。」 ってことで、この後何回も話する機会があったんだよね。

 

 

 

① 佐藤純平君(T&T)×不藤潤君(RK蒲田)……LF 4R

デビュー戦の20歳・神奈川県と、0勝1敗の31歳・兵庫県。

不藤君、名前を英語読みすると “ジュンフドウ” (順不同)ってなるんだよね。

 

<1R>

二人共、まだ経験が浅いもんで利き手を振り回すのが精一杯で、

返しとかボディブローとかには全く配慮が出来ないままだったんだけど、

きちんとプレスかけてたのは佐藤君で、

少しお調子者系のボクシングだったんだけど、

終始硬さの抜けなかった不藤君よりは余程柔軟な動きが出来てたなあ。

 

<2R>

佐藤君はきちんとジャブを目指して距離をキープしてたのに対して不藤君、

そのままではパンチを届かせるのが難しくて、

もっと詰めてゴリゴリやらないと勝負になり難いんだわ。

 

<3R>

真面目な性格なんだろうなあってそのままの不藤君のボクシングで、

相変わらず動きが硬いままだったんだけど、何となく吹っ切れたか、

前詰め厳しく真面目な手数で徐々に挽回開始ってことで、

試合序盤飛ばし過ぎたかスピードと手数が落ちてきた佐藤君に拮抗し始めて、

一気に青コーナーサイドが盛り上がって来たんだけど、

1分30秒過ぎからはお互いのメッキリ感が目立ってきて、

極度にタル~クなってしまったもんで一旦離席したんだけど、

結局、39-38、38-38×2ってことで、佐藤君から見て1-0のドロー。

 

 

 

② 利川聖隆君(横浜光)×工藤篤志君(古口)……SFe 4R

2勝(2KO)2敗の19歳・神奈川県と、

3勝(3KO)4敗(1KO)2分の25歳・東京都。

 

工藤君の応援に来てた和氣慎吾さんが右隣に座ったんだけど、

彼、ニューバランスのML72 ABのサンドベージュを履いてて、

BLACKは多いんだけどサンドベージュはもう売り切れらしいんだよね。

 

勝ち越しとイーブン戦績を賭けた一戦。

 

<1R>

全体の勢いと腕振りの鋭さは利川君が圧倒してて工藤君、

相手は大きな横振りが多いんだからもっとストレート系だと思うし、

距離が足りてないんだから、もっともっとの踏み込みと二次三次攻撃なんだわ。

 

<2R>

利川君、振り過ぎが祟ってか残り1分からは疲れが見えてきたんだけど、

そこんところを突くような工藤君ではなかったのが残念なままだったなあ。

 

<3R>

最初飛ばしたのは利川君だったんだけど、工藤君もやっと気合い見せ始めて、

中々いい展開になりそうだったんだけど、残り55秒、

利川君の左フックが直撃して工藤君、思わずクラッとしてしまったんだわ。

 

結局、このラウンドは終始利川君の頑張り手数が目立ってたかなあ。

 

<4R>

和氣さんの 「倒せ! 倒せ!」 の檄飛ばしに工藤君、

力負け、手数負けしながらも必死の踏ん張りを見せてたんだけど、

決定的な場面に追い込むには至らないままの終了ゴング。

 

ってことで自分は39-37だったんだけど結局、40-36×2、40-37って事で、

利川君の圧倒3-0勝ちは仕方のないところだったなあ。

 

 

 

③ 坂田北斗君(石神井S)×藤岡飛雄馬君(宮田)……B 6R

5勝(3KO)5敗(3KO)1分の26歳・山梨県と、

5勝3敗(1KO)1分のサウスポー、23歳・東京都。

 

<1R>

気持ちが先走りしてパフォーマンス全体が空回りしてる点で二人は良く似てて、

力感には溢れてたんだけどリズム感やバランスが良くないんだよなあ。

 

<2R>

お互い、10戦前後の経験がある割に余り進歩が見られない残念さで、

このままだと延々勝ち負けを繰り返しそうな感じなんだよなあ。

 

延々ファーストコンタクトだけの戦いは見ててどうしても飽きてしまうし……、

ってことで休憩タイムゲットだったんだけど、

6Rに戻って見たたら、坂田君の顔面の腫れが進んでたんだけど、

あれだけ力入れて振り込んでるのにKO勝ちの無い藤岡君も不思議で……。

 

 

結局、59-55、59-56、58-56ってことで藤岡君の大差3-0勝ち。

 

 

 

④ 山口祥吾さん(唯心)×有馬啓祐君(協栄)……L 6R

7勝(4KO)0敗1分のランク15位、21歳・静岡県と、

8勝(1KO)10敗1分のサウスポー、32歳・滋賀県。

 

山口さんは2014年度の全日本新人王資格のランカーってことで、

倍以上のキャリアを持つ粘着系ボクサー相手にホントに強いのかってことで……。

 

<1R>

最初プレスを掛けていったのは有馬君の方で、

山口さんは様子見加減で始めてたんだけど、

一旦打ち合いになるやそのパワーとスピードを如何なく発揮してたんだわ。

 

有馬君は前の手の使い方で優位に立てそうな感じもあったんだけど、

左ストレートの打ち込みが甘いというか距離が合ってなかったなあ。

 

<2R>

お互い、明確な主導権を取れないまま若干の手数で有馬君かなあ。

 

<3R>

残り18秒、山口さんの右が実にグッドなタイミングでヒットして、

カウンターで貰ってしまった有馬君が思わず尻餅ダウン。

 

<4R>

こりゃ楽に勝てそうだって思ったか山口君、この辺りから面白さに欠けてきて、

無理しない安全運転に終始した刺激の乏しい手先だけのボクシングで、

一方の有馬君も挽回目指して更に中に入ってガチャガチャするでもなくて、

全体に実にメリハリに欠けたリング上になってしまったんだわ。

 

完全に相手の距離とペースの中でやらされてしまってた有馬さん、

一発のパンチ力はないもんで大きく展開も動かし難く、

山口さんは敢えて倒しに行くようなボクシングをしないし、

全く詰まらなくなってしまったもんで、またもやの休憩タイムゲット。

 

 

結局、60-53、60-54、58-56ってことで山口さんの圧倒3-0勝ち。

 

 

 

⑤ 臼井欽士郎さん(横浜光)×堀池雄大君(西遠)……B 8R

23勝(10KO)4敗(1KO)のランク10位、35歳・宮崎県と、

9勝(2KO)4敗(2KO)3分の30歳・静岡県。

 

結構頭のデカイ同士の対決だったんだけど、

やっぱり臼井さんは大塚隆太さんに似てると思うけどなあ。

 

<1R>

臼井さんが実に綺麗な立ち上がりを見せて、プレスの掛け方、攻めの緩急、

リズムの刻み方で堀池君を圧倒してて、

ジャブの数や左ボディのコンビネーションでも見せ場を作ってたんだわ。

 

<2R>

臼井さんの対応力の前に堀池君は中々見せ場を作れなくて、

ちょっとマトモ過ぎなんじゃないかなあ。

 

<3R>

一個一個のパンチはチャンとしてるんだけど堀池君、

それらの繋げ方が巧くないままで、戦い方を変える必要もあると思うんだけど、

それが嫌なら少なくとも、もう少し力込めて打たないと効果を上げられないんだわ。

 

残り1分20秒、左ボディと右ストレートをヒットヒットさせてたんだけど堀池君、

細かく丁寧な当て込みに必要な技量では明らかに後れを取ってたんだわ。

 

<4R>

堀池君、やっぱり場繋ぎ系のパンチが著しく不足してて、

折角の前詰めが勿体ない結果に終わることが多いんだよなあ。

 

<5R>

どれだけコツンコツン叩かれても堀池君、めげずの反撃を止めなくて、

って見てたら徐々に力込めて打てるようになってきたんだわ。

 

それにつれ臼井さんの方に若干の手こずり感が透けて見えて来て、

堀池君の頑張り感が目立つようになっていったんだわ。

 

<6R>

この辺りから臼井さんの顔面の腫れが目立ってきたし、

動きや腕振りにキレが無くなっていって、

やっぱり前日の1回目計量で3㎏オーバーの影響がモロに見えてきてしまって、

年齢のせいで代謝が悪くなってるみたいだったんだわ。

 

<7R>

相手が頑張ったっていうより臼井さんが勝手に劣化していったみたいで、

ポイントが拮抗しつつあるっていうのに何だか休み休みになってて、

いとも簡単にプレス掛けられてるし、試合前半とはエライ違いなんだわ。

 

<8R>

臼井さんは既にかなりの誤魔化し系になってしまってて、

真面目な頑張りを見せてた堀池君の方に思いは傾斜しがちになっていって、

何だかなあって感じのまま終了ゴング。

 

 

ってことで、自分は76-76だったんだけど、

結局、78-75、77-75、77-77ってことで辛くも臼井さんの2-0勝ち。

 

 

思い返してみれば、振ってる割には堀池君のパンチはちゃんと当たってなくて、

それほどのポイントにはなり得なかったのかも知れないんだけど、

自分には臼井さんの落ち込みがとっても印象的だったもんでね……。

 

 

堀池君のセコンドには帝拳のトレーナー達が付いてたし、

それで浜田代表とか長野さんも来てたんだけど、

その長野さんの隣に座ってちょっとした反省会をしたんだよね。

 

 

昨日は水泳の北島康介が来てて、ミーハー達に握手求められてたけど、

そのすぐ後に粟生隆寛さんがコンチワってことで、

彼、実は北島康介に良く似ててその事でちょっと盛り上がったんだよね。

 

 

その後、ふと前を伊藤雅雪さんが通り掛かったもんで、オメデトオメデトってことで、

自分は彼の新人の頃からの進化が見ててとっても嬉しかったもんで、

そんなような事を伝えたら、彼自身も納得のいく試合が出来たってことで、

底抜けに嬉しそうな表情をしてたんだわ。

 

 

 

⑥ 高橋竜平君(横浜光)×久保賢司君(角海老)……B 8R

6勝1敗(1KO)1分の25歳・新潟県と、

5勝(2KO)3敗(2KO)の26歳・東京都。

 

この試合に負けたら久保君、止めるとか言ってたらしいんだけど、

高橋君は一筋縄じゃいかない曲者なんだけど、それを知っての上なのかなあ。

 

<1R>

例の如く高橋君がヒョイヒョイ動き回る中、久保君は結構冷静な対応で、

これなら行けるかなって思ってた1分32秒、リング中央やや南寄りのとこで、

お互いの右がクロス気味に重なり合った刹那、久保君の方が正確にヒットして、

それほどの大ダメージではなかったんだけど兎に角高橋君がダウン。

 

再開後はそれ以上の大事の事態は起こらずのまま。

 

<2R>

ちゃんとやれるのか高橋君ってとこだったんだけど、

もっと丁寧に動かなければヤバイって反省を生かしての立て直しで、

サウスポーチェンジしたりサイドチェンジを駆使して久保君を翻弄し始め、

動きまくりながら細かく正確に当て込んで、まずは1ポイントリカバリー。

 

<3R>

トリッキーさを増した高橋君の動きに久保君、若干付いて行けないようになって、

戸惑いが浮き出て来て攻め手を見出し得ないままだったなあ。

 

腰据えて力を込めてはいないもんで高橋君、

一発で倒すようなパンチは打ててないんだけど相手に嫌気を差さすには十分で、

何とかしないと久保君、徐々に流れを取られてしまいそうなんだわ。

 

ってことで、ここで早くもチャラ。

 

<4R>

相当やり難そうにしてた中、久保君、敢えてのショート戦を挑んでいって、

それはそれで正解であって、相手に前後左右の距離を自由にさせない為に、

敢えて距離潰してショート戦のパンチ力勝負に持ち込むとか、

あとは少しでも足を止めるべくのボディブローなんだよね。

 

って感じだったんだけど、初めての接近戦の中で傷付いてしまったのは久保君で、

それはもう不運としか言いようがなかったんだけど、

鼻っ柱の上部をヒットカットされて出血してしまったんだわ。

 

<5R>

開始21秒、気持ち良さそうにやり始めてた高橋君が左フック一閃、

丁度バランスを崩して足元バタついたところだったもんで久保君、

結果的にはオットットットって感じで南ロープまで飛ばされてしまってのダウン。

 

まともな被弾ではなくて、久保君もダウンじゃないポーズを示してたんだけど、

相手の手が触れた結果飛ばされたんだし、倒れてしまったんだし……。

 

リスタート後の久保君、顔面血だらけになってて、

まるで大敗しつつあるボクサーのような感じだったんだわ。

 

<6R>

久保君、挽回目指して若干メチャ攻め始めたんだけど、

まだまだ充分じゃなくて、この辺でもっとハッキリ切り替えないとダメなんだわ。

 

<7R>

いつの間にか久保君の左顔面が結構腫れてきて別人のようになってて、

鼻からの出血も苦しそうで口開けて呼吸してたなあ。

 

高橋君は仕掛けた後の久保君の打ち返しに対する配慮もちゃんとしてて、

体の逃がし方なんか実に巧かったんだわ。

 

久保君、ポイントの取りようがないラウンドが続くなあ。

 

<8R>

結局、久保君はボディを攻め切れないまま単純な顔面攻撃に終始してて、

当たれば絶大な効果を上げるワンツーも空転すればただ風を巻き起こすだけで、

あんなに動きまくる相手にそんなに簡単には当てられない訳で、

リング上でもっと頭を使うボクシングが要るんだよなあ。

 

終了ゴングが鳴った時、自分のスコアは77-73だったんだけど結局、

78-72、78-73×2ってことで勿論高橋君の圧倒3ー0勝ち。

 

 

ハッキリ打ち負けた訳じゃないから久保君、ストレスが溜ったと思うけど、

それでも途中から戦い方を変更調整し切れなかったのが敗因だと思うし、

思うようにいかなくなったところからどうするかでボクサーの資質が決まるんだわ。

 

 

 

元角海老所属で今は渥美ジムの荒井遼晴君が遠目に見えてたなあ。

 

相変わらず関西系の客のマナーは最悪で、

目当ての試合までオヤジ達は酒飲んで大声の宴会状態だし、

ガキ達は床にポップコーンなんかバラ撒き放題で、とにかく煩くて汚くて、

いざ試合が始まるとなるとやたら立ちまくって他の客の邪魔ばかりするし……。

 

 

 

⑦ 金子大樹さん(横浜光)×仲村正男さん(渥美)……SFe 10R

21勝(14KO)4敗(1KO)3分のランク2位、27歳・愛知県と、

19勝(19KO)3敗(2KO)のランク10位、27歳・大阪府。

 

ってことでここは金子さん、一発ブチ倒してやってくれって事だったんだけどね……。

 

 

結局、この試合はラウンドごとに追いかける必要は全く無くて、

何かあったのか、どうしたのか金子さん! のままで終ってしまったんだよね。

 

初回、まず気合の入った先攻を見せたのは仲村さんで、

金子さん、ここは余裕の様子見からなのかなあって見てたんだけど、

その後、ラウンドが進んでも大人しいままで、ホントにジャブも出せてなくて、

ガード固めてにじり寄ってブンブンってまるで普通過ぎるボクサーのままで、

始めはわざとそういうことをしてるのかって思ってたんだけどそういうのが延々で、

何の工夫も見せないまま2Rには左目上をヒットカットされてしまってたなあ。

 

仲村さんは単にジャブを打つ時には右手が体から離れる傾向が強くて、

それが離れない時には直後すぐに右を打って来るっていうのはすぐ解ったし、

常に体の真ん中が空き気味なもんで、いくらでも攻めようがあると思ったんだけど、

金子さんはごくごく単純な前後の動きを繰り返してるだけで、

自分の中では内山高志さんと戦ったボクサーとはとても思えなかったんだよね。

 

4R以降は全く自分から仕掛けられなくなって、

さりとてカウンターを狙ってるでもなくて、一体何がしたいんだか全く解らなくて、

見てて余裕のかけらもないまま顔面の傷を増やすばかりだったんだわ。

 

その後多少のやったり取ったりはあったんだけど、

大きく展開を動かすまでには全然至らなくて、

ホントに金子さん、このままじゃ負けちゃうぞおって、こっちも追い込まれてしまって、

自分は金子さんが圧倒してしまうっていう予想だったもんでそのギャップが大きくて、

終了ゴング後計算した97-93っていう自分のスコア差以上の感じだったんだわ。

 

 

結局、97-93、96-94、95-95ってことで仲村さんの2-1勝ちだったんだけど、

この試合、どこをどう見たら95-96ってスコアになるかってことで、

ランク上位者、主催ジム重視の地元判定としか言わざるを得なかったんだわ。

 

 

 

一緒に見てた長野さんに 「じゃ次は5日にね。」 って言われてサヨナラした後も、

やっぱりそのスコアには納得し難かったんだけど、

それ以上に納得できなかったのはこの日の金子さんのパフォーマンスで、

正直、こんなテイタラクをするボクサーじゃないもんでその理由が解らなくて、

大きく体調を崩してたのか、心の中に大きな悩みを抱えてたのかとか、

色々思い悩んでしまったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 高橋竜平君

② 仲村正男さん

③ 特にナシ

 

 

 

長野マネジャーが 「一緒に見ましょ。」 って言ってくれたもんで、

最後の2試合は東側のTEIKENシートに並んで観戦させて貰ったんだけど、

およそ1時間半、色々感想とか意見を交換しながらだったんだけど、

長野さんはホント、ボクシングとかボクサー達の事を良く知ってて、

こっちも生半可な受け答えは出来ないって感じだったんだけど、

合い間合い間の自分の差し出がましい意見もまともに聞いてくれたし、

他の人なら聞けないような様々な質問にも開けっぴろげに答えてくれたんだわ。

 

自分はマスコミ系でも業界関係者でもない只の素人のオッサンなもんで、

それで気軽に接してくれてるんだと思うんだけど、

そういう立場っていうのは自分にとって実に貴重だなって再確認したんだよね。

 

2015年8月21日 (金)

後楽園ホール・8月20日

 

委員会答弁を見てる限り、中谷防衛大臣の知能の低さと不誠実さは圧倒的で、

人生あんなもんでいいんだって、こっちを気楽にさせてはくれるんだけど、

国防のトップとしてはやっぱり不適格者と言わざるを得ないんだわ。

 

不誠実さっていう点では安倍首相も人後に落ちてなくて、

で、自分としては石破茂国務大臣(地方創生担当)の出馬に期待してるんだわ。

 

 

 

大事なのは常に申し開きが出来る生き方をしてるかってことで、

まずは自分自身に対してであり、次に家族や友人達に対してであり、

更には少しでも好意を持ってくれてる人達に対してでもあるんだわ。

 

仕事グループのボスなら部下に対して、

社長なら社員に対して、知事や市長なら住民に対して、

そして、総理大臣なら国民全体に対して、

それぞれ常に申し開きが出来るのかってことなんだよね。

 

 

 

                                                           一昨日のブログに書いた7月度のランキングの訂正に関してなんだけど、

JBCのある人に確認してみたらね、

7月度ランキングに向けて亀海喜寛さんがOPBFタイトルを返上したことを

ランキング委員会が失念してしまってたのを慌てて訂正したみたいなんだわ。

 

事情は分かったんだけど、それでも改定の表示はするべきだったし、

ホームページにそれなりの記載があってしかるべきなのには変わりないけどね。

 

 

 

それにしても昨日の後楽園ホールは胸がときめく試合が一個も無くて、

原隆二さんは大きな試合に向けてエントリーを取り下げてしまった上、

4回戦一個も中止になってしまったもんで全部で4試合しかなくて、

メインが8時って決まってたもんでやたら休憩とかスパーリングとかが山盛りで、

初めてホールに来たような人達はボクシングっていうのは、

何てチンタラしてるのかって負の印象を持ったんじゃないのかなあ。

 

なもんで昨日は最後まで真面目に見たのは一個も無かったし、

今日のブログには読みどころが全く無いのですわ。

 

 

 

① 福田慶太朗君(川崎新田)×かぺーりん祐耶君(駿河男児)

                               ………SF 4R

1勝(1KO)0敗の18歳・東京都と、

2勝(2KO)1敗(1KO)1分の24歳・静岡県。

 

祐耶君、何が “かぺーりん” なんだか全く解らないんだけど、

所謂リングネーム落ち系なんだろなあってことで……。

 

<1R>

祐耶君の方が上背、リーチ共にかなり優位なんだけど、

福田君の踏み込みも鋭くて、どっちが距離的な主導権を獲るかだったんだけど、

当初、ジャブで距離をキープしてた祐耶君の諦めが呆気ないほど早くて、

福田君の詰め詰めショート連打に晒されることが多くなって流れが決まって、

半分が過ぎた頃にはこりゃ勝負あったかなあって感じだったんだわ。

 

近距離の手数勝負になったら祐耶君、勝ち目がなくなる一方だっていうのに、

薄笑いしてる意味が解らなかったなあ。

 

<2R>

このラウンドが終わったら一旦切り上げようって思ってたんだけど、

いきなりのショート戦に巻き込まれてしまった祐耶君があっと言う間の劣化で、

開始僅か16秒で福田君のワンツースリーフォーを連続被弾してしまって、

南ロープ前で実に脆くものダウン。

 

リスタート後の福田君、近距離では強く打てない相手の欠点を見抜いて、

元気満々のトコトコ連打で早々の決着待ちになって、

残り1分からはレフェリーの止め時待ちにもなったんだけど、

結局2分30秒、東ロープ前でボコッボコッてやられたとこでストップエンド。

 

福田君が強かったっていうより、祐耶君が弱過ぎだったんだわ。

 

 

 

☆ 柿島和規君(川崎新田)×入江遼君(スターロード)

                               ………LF 4R

2勝5敗(3KO)のサウスポー、24歳・静岡県と、

1勝(1KO)4敗(1KO)の26歳・東京都。

 

この4回戦は理由は知らないけど入江君の棄権ってことで中止。

この後予定されてた原隆二さんは上に書いた理由で急遽の中止。

 

ってことで時間が沢山余ってしまったもんで、

スパーリングを2セット組み込んだりして主催者も大変だったんだけど、

そんなのを見せられてもなあって感じだったんだよね。

 

 

ってことでブラブラしてたら、八重樫東さんの応援に来てた坂本大輔さんがいて、

ここんとこの宮崎辰也君とのスパーの様子を聞かせて貰ったんだけど、

中々興味深かったんだわ。

 

 

 

④ 松本亨さん(大橋)×ルイス・メイ……54㎏ 8R

14勝(12KO)0敗の国内2位、21歳・神奈川県と、

17勝(7KO)8敗1分のWBC10位、?歳・メキシコ。

 

<1R>

一応世界ランカー同士だしってことで見てたんだけど、

上背とリーチで圧倒してる松本さんに対してちゃんとジャブが出るのか、

踏み込みはいいのかメイってとこだったんだけど、

これがまあその両方が全然ダメで、パワーは有りそうだったんだけど、

スピードが世界レベルとは程遠くていきなりガッカリだったんだわ。

 

<2R>

くっ付いてからの左右フック命ってメイ、要するにそれだけで、

延々の単調さから脱し切れなくて、松本さんのリズム感の良さだけが目立ってて、

右アッパーと右ショートフックを軸にしたコンビネーションがグッドグッドだったなあ。

 

<3R>

このままじゃラチが明かないってことでメイ、粗っぽさ全開にしていって、

終盤に右フックを二発ほど薄くヒットさせてたんだけど、それだけで、

終始松本さんが気持ち良さそうにやってたなあ。

 

<4R>

乱暴な接近戦に巻き込まれることなく松本さん、

左ボディやら打ち下し気味の右ショートフックを面白いようにヒットさせて、

途端にメイのメッキリ感が目立ってきて、

後は不用意な一発さえ貰わなければ大丈夫ってことで……。

 

 

ってことで、一旦席を外して遠巻きに見てたんだけどメイ、

5Rに右の肩か肘を傷めてしまったみたいで、脱臼でもしたかのように痛がって、

不慮の事故ってことで休憩タイムが与えられるのかって思ったら、

暫くしてからレフェリーのカウントが始まって、そのままテンカウントアウトで、

2分41秒、松本さんのKO勝ち。

 

 

また休憩やらスパーがあっての中弛みで……。

 

ってことでまたまたブラブラしてたら田之岡条さんが声掛けてくれて、

松山真虎君との試合のこととか最近の練習のことなんか話してたら、

そこにこの日月間賞の表彰がある粉川拓也さんが現れて、

二人は近々にスパーリングをやるらしいんだわ。

 

その後塚田祐介さんとロビーでバッタリで、あれやこれやの立ち話。

 

 

 

⑤ 八重樫東さん(大橋)×サイド・サイド……F 10R

21勝(11KO)5敗(2KO)の国内3位、32歳・岩手県と、

10勝(4KO)5敗1分の国内6位、?歳・インドネシア。

 

本来サイド・サイドは原隆二さんの対戦相手のはずじゃなかったかなあ……。

 

<1R>

あんたどうなの?って見てたサイド、

最初のワンツーだけで全くダメそうなのがハッキリしてしまって、

パワーもスピードも八重樫さんの相手になるようなボクサーじゃなかったなあ。

 

ってことでいきなりこの日何度目かの休憩タイムだったんだけど、

結局、3R1分10秒、当然の如く八重樫さんのKO勝ちだったね。

 

 

月間賞の表彰式があって、また間延びしまくってたなあ。

 

細野さんと同じ階級の渡邊卓也さんが来てて、

ちょっと立ち話したんだけど、彼ももうランク5位だしね……。

 

 

 

⑥ 細野悟さん(大橋)×大坪タツヤさん(T&T)

………日本 Fe タイトル戦 10R

27勝(20KO)2敗2分のチャンピオン、31歳・福島県と、

8勝(3KO)6敗1分のランク11位、26歳・神奈川県。

 

大坪さんは今年4月、片桐秋彦さんに僅差3-0勝ちしてランクインして、

即のタイトル挑戦って事でとっても実に幸運を背負ったボクサーで、

こういうケースではトントーンってチャンプになってしまう可能性もあるんだよね。

ってことで細野さんに負けない程の応援団が駆け付けてたんだわ。

 

<1R>

基本的なプレスは細野さんだったんだけど様子見主体の中、

沢山のジャブと軽い右二発でまずは大坪さんが主導権ゲット。

 

<2R>

それじゃあってことで細野さんが始動開始したんだけど、

その途端、大坪さんに委縮感が漂ってきて、

ショート戦では引き出しの数の差を見せ付けられてたし、

怖がってるせいかボディブローが全く打ててなかったんだわ。

 

<3R>

大坪さん、相手の足元に目線を下げてみたりして色々工夫してたんだけど、

自分から仕掛けるというかきっかけを作り切れてなくて、

気が付けばすっかり細野さんにペースを握られてしまってたんだわ。

 

<4R>

相手が全くいいとこ無しのまま、細野さんは徐々に徐々に消耗を強いていって、

大坪さん、一体どこで弾けるのかなあって感じだったんだわ。

 

<5R>

大坪さん、まるで渡り鳥でもあるかのようにコーナーの四隅を渡り歩いて、

それが延々で、たまにいいのをヒットさせても直後に大きく打ち返されてるし、

右よりも左フックを主体にしてたんだけど、それも細野さんに見切られてしまって、

要するに殆ど全く為す術の無いままだった中間採点は、

50-46、49-46×2ってことでいきなり大きく劣勢を背負ってしまったんだわ。                                                          

 

自分も49-46だったんだけど、それでも細野さん、

途中途中で何度も相手をロープ際に追い込んだとこからがいつもより甘くて、

何か適当に打ってるって感じしかしなくて、

正確に当て込む、強く打ち込むっていう感じからは程遠かったんだよね。

 

 

それでも大坪さんに特別何か新技が出そうな感じもなかったしってことで、

まあこの辺かなあってことで帰宅したんだけど、

せいぜい7Rくらいまでかなあって思ってたらダラダラ最後までいったみたいで、

99-91×2、99-92ってことで勿論細野さんの超圧倒3-0だったんだけどね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

面白い試合ばかりが続くってこともないけど、

詰まらない試合ばかりが続くこともないから今日に大きく期待だね。

2015年8月19日 (水)

日記・8月19日

 

大阪の方で中1の女子が殺されて、

後ろ手に縛られて頭部をガムテープでグルグル巻きにされて、

刃物で全身30ヵ所も刺されて発見されたんだけど、

こういうニュースはたまにあって、

その度に被害者達の日常の素行にも若干問題があるように感じられて、

事件を呼び込んでるようなところがあるんじゃないかって思うことが多いんだけど、

今回の事件はどうなんだろうなあ。

 

夜中1時から朝5時まで男子の同級生と街中をブラついてるその時点で、

元々ちょっと残念系の中学生じゃないか、親はそういうのを許してたのかって、

そういう風に思ってしまうんだけど、真相はどうなのかなあ。

 

 

 

7月度のランキングは7月31日付けで既に発表済みなんだけど、

いつの間にか一部が訂正されたものが再発行されてたんだわ。

 

唯一の変更点はウェルター級の亀海喜寛さんが突然2位にランクされてる事で、

亀海さんにとって2位が妥当な順位なのかは別にしても、

ソーッと出されたような感じのするランキング表なんだよね。

 

8月度からランキングが新しい方式に変わるもんで、

世界ランクへ転出するボクサーが複数出そうな中、

世界ランカーから新たに転入することは考慮されてない可能性を感じて、

ジム側が急遽申し入れたのか、元々日本ランキングへの編入を依頼されてたのを、

JBCとかランキング委員会が失念してたのか、

いずれにしても一旦発表されてからの訂正は実に異常な事態だし、

公式文書の訂正であるにも関わらず敢えて改訂版の表示をせず、

そのまま7月31日付けっていうのも如何にもやっつけというか、

正直さに欠けるというか姑息な感じさえするんだけど、どうなのかなあ……。

 

 

 

五輪のシンボルマークとかサントリーのオマケとか東山動植物園の件とか、

自称デザイナーの佐野某はそろそろエンディングが見えてきたね。

ああいう顔付の男は元々好きではないし、あの目付きは姑息というか、

少なくとも正直者の眼差しではないって前からも言ってたんだけどね……。

 

 

 

大学を卒業して一部上場のメーカーに就職して、

営業に配属されてすぐに社内研修があって、

講師が、「沢山の人脈を作る方法を考えて下さい。」 ってテーマを与えてきて、

同僚達は、地元社会との繋がりを深めるとか、趣味の世界を充実させるとか、

各種の勉強会に参加するとか、卒業生達の集まりを有効活用するとか、

まあ色々とアイデアを出して講師を満足させてたんだけど、

自分が 「既に沢山の人脈を持ってる人と付き合う方法を考えます。」 って答えたら、

その講師がとっても失望した表情をしてたのを突然思い出したんだわ。

 

 

 

中9日振りのボクシングが明日、明後日って連続するんだけど、

その後はまた中12日って、まあユッタリしたスケジュールなんだよね。

 

 

 

今日はこの後11時から高校野球の準決勝戦なんだけど、

東京×2と神奈川、宮城ってことで西日本は一つも残ってないんだけど、

こういう組み合わせでも地元の人達は見に行くものなのかなあ。

 

自分の予想では早実と東海大相模が勝って、

最終的には東海大相模じゃないかって思ってるんだけどね……。

 

2015年8月16日 (日)

日記・8/16

 

実家が地方にあって、その実家と比較的良好な関係を維持できてて、

仕事に差し支えなくて、尚且つ間近に試合を控えてないしってことで、

沢山のボクサー達が帰省してたんだけど、

東海大相模の二人のピッチャーと早実の清宮はやっぱ大したもんだなとか、

ポコチンをチョン切られるとどれだけ痛えのかとか、やっぱ戦争はダメだなとか、

色々言いながらそろそろ帰って来る頃なんだよね。

 

 

 

どういうもんか、自分は昔から人の顔を区別するのが得意じゃなくて、

だからボクサー達の見極めが出来難くなってるケースが結構あって、

以前、三迫ジムの西尾トレーナーと深谷知之さんを間違えてからかわれたし、

今でも例えば、マナベジムの工藤優雅君と神津徳臣君がこんがらかるし、

ヨネクラの溜田剛士君とM・Tジムの星野晃規君とか、

古口ジムの田村亮一さんと岡田拓真君が同系統に見えてしまうんだよね。

 

 

 

アイスコーヒーの作り方には幾つか方法があって、

基本的には深い焙煎のフレンチローストとかイタリアンローストの豆を使うんだけど、

イタリアンローストの豆の方がより焙煎が深くて見た目も真っ黒なんだよね。

 

自分は氷温焙煎のフレンチローストを使うことが多いんだけど、

飲みたい時に飲みたい分量だけ作って、

氷を入れたグラスにそのまま入れるのが本来なんだろうけど、

自分は専用のアイスコーヒーメーカーで一度に600~650ccほど作って、

冷蔵庫に入れておくっていう手抜きのやり方をしてたんだけど、

そういうやり方だとハワイコナだとかブルーマウンテン系の高級豆は勿体なくて、

本来の風味が損なわれるし味も薄くなってしまうんだよね。

 

で、最近はまず普通に600ccほどホットコーヒーを作ってそれを自然に冷まして、

その後冷蔵庫に入れて更に冷やした後、適宜氷を入れたグラスに注ぐって、

そういう手法を採用してるんだよね。

要するになるべく濃度の濃いまま冷やすってことで……。

 

 

 

マヨネーズっていえばキューピーか味の素なんだけど、

この間アメリカ製の瓶詰のモノをゲットしたらこれがまあグッドグッドで、

いちいちスプーンを使わなくちゃならないもんで面倒なんだけど、

変に上品ぶってない味が中々いいんだわ。

 

 

 

“ベルゼばぶ” の女性の声優達が結構気に入ってて、

沢城みゆき(ベル坊)と豊崎愛生(国枝)、伊藤静香(ヒルダ)が最高なんだわ。

 

 

 

困った時に頼るのが友人なんだろうけど、

困った時には敢えて友人には頼らないっていう生き方をしてきたなあ……。

 

2015年8月13日 (木)

8月のボクシング

 

35℃ってことになるとチャリは如何にもシンドかったもんで昨日は久し振り。

 

2時間ばかりの河川敷には交尾相手を探してか、

コガネムシやらカナブンが窓ガラスでもブチ破るような勢いで飛び交ってて、

肌に当たってもそこそこの衝撃度で、もしも目に直撃受けたらヤバイヤバイで、

やっぱりサングラスが要るんだよね。

 

野良猫達がどうしてるかと思って、ついでに少し足を延ばして

以前住んでた所まで行ってみたんだわ。

 

一番仲の良かった半野良の黒猫チータンが日陰で涼んでたんだけど、

今までだったら姿を見せればすぐに走り寄って来たもんだったんだけど、

4ヶ月振りだったせいか警戒の声を出しながら全くのシカトだったんだわ。

 

5分くらいしたら、「ああ、あんたか見たことあるよ。」 って感じで寄って来て、

自分の足元でゴロンと寝転んだんだけど、初めはちょっとショックだったなあ。

 

 

 

7月の最終週から8月の第一週にかけて10ボクシングもあったもんで、

こんな間抜けな時期になってしまったんだけど、

一応自分の憶えってことでまずは7月ボクシングの個人的反省会から……。

 

 

 

7月は自分には10ボクシングあって約80試合ほど見たんだけど、

その中から選んだ自分のベスト20は以下の通りで……。

 

 

【7月のボクシングベスト20】

*( )内は事前の期待度ランキング、左側が勝者。

 

① 粉川拓也×斉藤洋輝 (1)……3-0 

② 勅使河原弘晶×坂本英生 (4)……1-1 

③ 小浦翼×諸岡直樹 (8)……4RKO 

④ 藤原陽介×久永志則 (3)……3-0 

⑤ 井上岳志×成田永生 (18)……2-1 

⑥ 萱沼徹平×小池和博 (20)……4RKO 

⑦ 梶龍冶×三浦泰明 (12)……4RKO 

⑧ 横山拓成×新島聖人 (ー)……2-0 

⑨ 守屋和明×石川幹也 (10)……4RKO 

⑩ 中川勇太×岡畑良治 (6)……5RKO 

⑪ 工藤優雅×村松崇 (11)……3-0 

⑫ 武田航×井田浩司 (ー)……3-0 

⑬ 市村蓮司×横山渉 (ー)……3RKO 

⑭ 仁平宗忍×藤本直人 (17)……3-0 

⑮ 池谷優樹×デシエルト長池 (ー)……3-0 

⑯ 福永亮次×山本大智 (ー)……2RKO 

⑰ 石川元希×有岡康輔 (ー)……1RKO 

⑱ 石井龍誠×山崎真儀 (ー)……2RKO 

⑲ 東大河×神津徳臣 (5)……3-0 

⑳ 臼井欽士郎×佐藤鋼太 (9)……2-1

 

 

*事前期待度ランク10位以内で選モレした試合は、

土屋修平×相馬一哉(2)、土屋浄司×ポンポンタ(7)。

 

 

 

8月度の興行は既に9分の7が終わってるもんで今更感が強いんだけど、

事前予想と比較してみるってこともあるし……。

 

 

【8月のボクシングスケジュール】

*左側が勝者予想。

 

・8月 1日………(後楽園)

木村悠×ヘスス・ファロ、大野兼資×元木謙太、清水優人×切間庸裕、

山元浩嗣×伊藤弘一、正木脩也×中村慎太郎、玉山将也×藪晋伍、

松原陵×郡司成悠。

 

 

・8月 3日………(後楽園)

藤中周作×大村朋之、當大幸×芳賀慧彦、有川稔男。

 

 

・8月 4日………(後楽園)

原田門戸×中野和也、河野洋佑×オリオン拓也。

 

 

・8月 5日………(後楽園)

溜田剛士×マーク・ベルナルデス、渡邉卓也×嶋崎俊、草野慎吾×高橋謙太。

 

 

・8月 7日………(後楽園)

石本康隆×古橋岳也、渕上誠×西田光、市川雅之×桜井昌幸、

柏野晃平×佐宗緋月、白鳥大珠。

 

 

・8月 8日………(タイ)

赤穂亮×プンルアン・ソーシンユー。

 

 

・8月 8日………(後楽園)

柴田明雄×秋山泰幸、東上剛司×斉藤正樹、阿部麗也×日野僚、

荒木貴裕×鈴木亮輔、三浦仁×若林駿、芹江匡晋。

 

 

・8月10日………(後楽園)

伊藤雅雪×岩井大、竹中良×ビンビン・ルフィーノ、拳四朗×大前貴史、

松尾雄太×新井雄大、小原佳太。

 

 

・8月20日………(後楽園)

細野悟×大坪タツヤ、八重樫東、松本亨、原隆二。

 

 

・8月21日………(後楽園)

金子大樹×仲村正男、久保賢司×高橋竜平、臼井欽士郎×堀池雄大。

 

 

・8月22日………(マニラ)

柳達也×ジュリッズ・チャベス。

 

 

・8月23日………(神戸)

帝里木下×サイボーグ・何チャラ。

 

 

 

【8月ボクシング期待度ベスト20】

*左側が勝者予想。

 

① 金子大樹×仲村正男 

② 伊藤雅雪×岩井大 

③ 石本康隆×古橋岳也 

④ 細野悟×大坪タツヤ 

⑤ 拳四朗×大前貴史 

⑥ 東上剛司×斉藤正樹 

⑦ 久保賢司×高橋竜平 

⑧ 藤中周作×大村朋之 

⑨ 三浦仁×若林駿 

⑩ 當大幸×芳賀慧彦 

⑪ 阿部麗也×日野僚 

⑫ 溜田剛士×マーク・ベルナルデス 

⑬ 大野兼資×元木謙太 

⑭ 渡邊卓也×嶋崎俊 

⑮ 渕上誠×西田光 

⑯ 竹中良×ビンビン・ルフィーノ 

⑰ 原田門戸×中野和也 

⑱ 柴田明雄×秋山泰幸 

⑲ 木村悠×ヘスス・ファロ 

⑳ 松尾雄太×新井雄大

 

 

 

自分らが食事を始めると風太はテーブルの下のいつも決まった位置に座って、

何かくれるなら頂きますけどって控えるし、

奥さんが寝る時には彼女のベッドに上って暫くお休みのひと時を過ごして、

朝は朝で今度は自分のベッドに上ってきて、何度も鼻先で自分を突っ突いて、

オッサン、朝ですけど…って起こしに来るんだけど、

それらは驚くほどブレとムラの無い毎日のルーティン作業で、

人見知りしない、振動や騒音にもオタオタしないっていう大物風でありながら、

意外な程きめ細かいところも併せ持ってるんだよね。

 

2015年8月11日 (火)

後楽園ホール・8月10日

 

後楽園に着いた時にはそのかけらも無かったんだけど、

家を出た時にはザァーザァー横殴りの雨振りで、

“所によって雷雨” っていう “所” が自分のところだったんだわ。

 

 

 

KG大和の片渕会長に8日の阿部麗也君の試合の話を聞かせて貰ったんだけど、

この日第一試合の水谷君にも期待してるんだって言ってたんだよね。

 

有澤会長と三迫プロモーション社長の奥様に御挨拶して始まり始まり……。

 

 

 

① 水谷直人君(KG大和)×鈴木章裕君(松田)……Fe 4R

1勝0敗のサウスポー、26歳・神奈川県と、0勝2敗の26歳・東京都。

 

<1R>

ちょっと硬かったけど水谷君、とってもバランスの取れた立ち姿してたし、

打ち出しの形も良かったしディフェンスもシッカリしてて水準以上だったね。

 

一方の鈴木君は如何にも目がオドオドしててプレス掛けられっ放しだったなあ。

 

で、1分過ぎの北ロープ前、水谷君が返しに打った右フックがアゴ先をかすって、

それ、大した当たりではなかったんだけど、鈴木君が前にのめり込んでしまって、

思わずリングに両グローブを着いてしまってダウン。

 

<2R>

中間距離での打ち合いが出来ないのか避けてるのか鈴木君、

飛び込みざまに雑なワンツーを打つだけの単調さを繰り返してたんだわ。

 

これなら余裕だね水谷君って思ったんだけど、その水谷君も実は今一で、

彼は間違いなく巧いとは思うんだけど、もっと流れからの攻撃が見たいところで、

上体が硬くなってるせいかパンチの繋がりにスムースさを欠いてたんだよね。

 

それでも二人の力量差には大きなモノがあるもんで水谷君、

残り20秒からの一気の攻め込では相手を防戦一方に追い込んでたんだわ。

 

<3R>

水谷君、普通にやれば何の問題もないと思うんだけど、

ちょっと見過ぎだったのが残念だったし、決めのショットの踏み込みが足りてなくて、

2戦2勝は間違いのないところだったんだけど、倒し切るまではいかなそうだなあ。

 

<4R>

状況は全く変わらずのままで、鈴木君には頭に来たっていう感じが乏しかったし、

水谷君も友人達の前で弾けた英雄になるつもりまではなかったみたいで、

そのまま小康状態のまま終了ゴング。

 

 

誰が見てもの40-35×3ってことで勿論水谷君だったけどね……。

 

水谷君、どっかで弾けるというか一皮剥ける必要があって、

アマチュア出身で金融機関勤めのボクシングそのままって感じだったなあ。

 

試合後に確認したら何と水谷君は自分の高校の後輩ってことが解ったんだけど、

自分と彼とでは40歳ほどもの年齢差があるもんで、

彼の在学中はどんな感じだったのか聞いてみたかったなあ。

 

 

 

② 松尾雄太さん(国際)×新井雄大君(渡嘉敷)……F 8R

7勝(4KO)2敗1分のランク7位、25歳・青森県と、

6勝(3KO)2敗(2KO)3分のサウスポー、23歳・東京都。

 

雄太と雄大対決ってことで、戦績も良く似た二人の一本勝負。

 

<1R>

プレスは松尾さんだったんだけど先手は常に新井君で、

それ程のクリーンヒットは無かったんだけど攻める姿勢と手数で新井君。

 

<2R>

二人の手数は増えたんだけどパターンとしては1Rと同じで、

松尾さんは相手の打ち終わり狙いに徹してる感じが強くて、

きちんとボディまで頑張ってたのは新井君の方だったんだけど、

その新井君もいつの間にか右目上をヒットカットされてたんだわ。

 

<3R>

こんなはずじゃない松尾さんがやっとの本気出しってことで、

前詰めゴリゴリ度をアップして接近一気の畳み掛けで新井君がカット出血。

 

新井君、詰まったとこでの馬力戦に持ち込まれるとシンドイシンドイで、

最後まで飛ばしまくった松尾さんに圧倒され通しだったなあ。

 

やっぱり松尾さん、一発一発のパンチの強さとか重さが比較にならなくて、

このラウンドは10-8.5ほどもの差がついたんだわ。

 

<4R>

新井君が頑張り直したのと松尾さんの一休みとが重なって、

残り1分17秒のところで新井君の傷にドクターチェックが入った後の大打撃戦も、

結局新井君が手数勝ちしてたんだわ。

 

<5R>

この日の松尾さんの戦い方にはかなりムラがあって、

この回もちょっと見過ぎ、きっかけを求め過ぎのボクシングだったんだけど、

残り1分15秒からは力溜めた後の再度の本気出しってことで、

そうなると途端に新井君の手際の悪さが目立っての苦戦苦戦で、

打ち終わりにカウンターを狙うってことも出来ないまま追い込まれる一方で、

最後は北西ポスト前でボディやら色々打ち込まれてしまって、

腰折ってしまったとこでレフェリーストップエンド。

 

 

2分30秒、結果的には松尾さんの余裕のTKO勝ちだったんだけど、

勘違いバカジジイが青コーナー間近で大声で松尾さんに声援を送ってて、

そういうのは一つ間違うとトラブルの元なんだよなあ。

 

 

 

③ 拳四朗さん(BMB)×大前貴史さん(中日)……LF 8R

3勝(2KO)0敗のランク7位、23歳・京都府と、

14勝(2KO)4敗5分のランク9位、28歳・岐阜県。

 

竹中良さんは普通に勝つと思ってたから、

この試合が自分にとってのセミファイナルだったんだよね。

 

拳四朗さんのトランクスには10個ほどものスポンサーシールが貼ってあって、

売出し中っていうのがマザマザだったんだわ。

 

<1R>

普通にやったら多分圧倒されてしまうと思うから大前さん、

どれだけ嫌らしくやれるかってところだったんだけど、彼、結構スピードあったね。

 

それでも一発必殺系ではなさそうなもんできめ細かい勝負が出来るかってとこ、

そこそこの頑張りは見せてたんだけど残り30秒頃からの拳四朗さん、

出し惜しみのすることの無い右、左、右のヒットヒットでまずはポイントゲット。

 

<2R>

1分13秒、拳四朗さんの右ストレートが綺麗なカウンターヒットで、

直撃された大前さんがグラッとした途端、拳四朗さんが一気の飛ばしで、

留まることのない攻勢のまま残り1分03秒、若干変な当たりではあったんだけど、

兎に角右フックがブチ当たって大前さんがダウン。

 

それにしても拳四朗さん、ここぞってとこでの勢いはやっぱり半端じゃないなあ。

 

リスタート後の残り26秒、拳四朗さん、今度は左フックを見事な当て込みで、

とにかく当て勘のいいところを如何なく発揮してたんだわ。

 

大前さんは良く動けてはいるんだけどってだけで、

全くいいところがないまま腕振りも緩んできてしまってたなあ。

 

<3R>

大前さんも気持ちを立て直して踏ん張ってたんだけど、

拳四朗さんは頭の位置に対する配慮が抜群で決定的な当てられ方をしないし、

体勢を崩したとこからでも打つ打つなもんで大前さん、手も足も出ないんだわ。

 

残り20秒からは大前さん、ヤバイヤバイのままの終了ゴングだったんだけど、

10-8.5程もの差がついてしまったんだわ。

 

<4R>

前の回まででかなり打たれ込んでたもんで大前さん、

大丈夫なのか、まだやれるのかって感じだったんだけど、

やっぱり相当消耗が進んでしまってたもんで拳四朗さん、

それじゃあって一気の決着付けにいってのほぼ一方的で、

開始59秒、全く反撃が止まったとこでレフェリーストップエンド。

 

 

大前さん側のセコンドはストップが早いって不満をあらわにしてたんだけど、

あそこから盛り返せるとでも思ってるのかって呆れてしまって、

続行させて大ケガさせるのが落ちだっていうのが解らないのかなあ……。

倒される前に止められるのは不名誉なことだって思ってるようだったなあ。

 

 

大前さんにはスピードはあったんだけど一発の力は無かったもんで、

とにかく数多くの有効ヒットを必要としてたんだけど、

続けて何発も当てさせて貰えるほど相手は甘くなかったってことで、

残念ながら初めから全く勝機がなかったって言わざるを得なかったんだよね。

 

 

試合後大分経ってから偶然行き合ったもんで、拳四朗さんと色々話したんだけど、

彼、とっても素直な性格してたなあ。

 

 

 

④ 何チャラ・サイトーン×小原佳太さん(三迫)……65㎏ 8R

21勝(10KO)9敗2分の30歳・タイと、

14勝(13KO)1敗(1KO)のOPBFチャンピオン、28歳・岩手県。

 

この試合は初めから見るつもりは無かったもんで席を三迫会長に譲って、

会長が座ってたとこに三浦仁君が座って、その後に久保マネジャーって、

まるで玉突き席移動だったんだわ。

 

タイボクサーはパワーは有りそうだったんだけど打ち方が変だったし、

体ごとブチかます相撲系ボクシングで、

東南アジアの重いクラスっていうのは殆どがああいう形のボクシングなんだよね。

 

これじゃあ3ラウンドまでだなあって思ってたら全くその通りの結果で、

3R2分06秒、何度か倒された後のKOエンドだったんだわ。

 

 

 

⑤ ビンビン・ルフィーノ×竹中良さん(三迫)

                 ………OPBF Fe タイトル戦 12R

37勝(16KO)16敗(7KO)3分のチャンピオン、サウスポー、33歳・フィリピンと、

12勝(6KO)3敗(2KO)1分のOPBF9位、30歳・熊本県。

 

試合前のルフィーノ御一行の中に嶋崎俊君が混じってて、

フィリピンで世話になったんだって言ってたなあ。

 

頑強な倒し屋のイメージの強いルフィーノなんだけど、

勝ち試合のKO率は竹中さんと変わらないし、

ほぼ2勝1敗ペースっていうのは竹中さんの4勝1敗ペースを下回ってるんだわ。

 

一時は出来不出来に波があった竹中さんなんだけど最近は安定してるし、

勢いの落ちたルフィーノに余裕の判定勝ちっていうのが予想だったんだけどね。

実は二人共、天笠尚さんにKO負けしてるんだよね。

 

<1R>

二人共思いの外、間合いとリズムを見計り合う時間が長くて、

残り1分が過ぎた頃から竹中さんの方が仕掛けていって、

大きなヒットはなかったんだけど、4~5発の右ストレートボディでポイントゲット。

 

<2R>

やっぱりルフィーノはタイミング見計らって体ごと突っ込みボクシングで、

丁寧に前振りするってことがない粗っぽいボクシングだったんだけど、

昔のような恐ろしさとは程遠くて、ちゃんと練習してきたのかって感じだったんだわ。

 

相手がトロトロしてる間に竹中さん、すっかり自分の動きが出来るようになって、

こりゃあんまり大したこと無いなって思ったかのような攻勢攻勢で、残り1分09秒、

ルフィーノを北西ポストに追い込んだとこでの右ストレートをキッチリ打ち込んで、

それが相手のアゴ先を打ち抜いて喉元にかけての大直撃でダウンゲット。

 

青コーナー周辺大騒ぎの中でのリスタートで、

ルフィーノはそこそこ効いてしまってたんだけど、

竹中さんはセコンドの 「無理に行くな!」 のアドバイスに冷静に応じてたもんで、

お蔭でルフィーノが命拾いしたとこで終了ゴング。

 

<3R>

「慌てるな、落ち着け!」 って声に送り出された竹中さん、

指示に従ったクールな攻め込みを続けてた開始1分20秒、

今度は赤コーナー前で上下左右色々ヒットヒットヒットで、

残り45秒からもラッシュラッシュの鬼連打でルフィーノ、

最後は誤魔化し逃げ逃げボクシングになってしまったんだわ。

 

で、この回は10-8.5もの大差があったなあ。

 

<4R>

開始59秒の竹中さん、またもやの右ストレートをキツく当て込んで、

ルフィーノを南ロープまで吹っ飛ばしてたんだけど、

既に相当ダメージを溜め込んでたみたいで足元も踏ん張れてなかったなあ。

 

ただ、もう殆ど倒せそうなところまで追い込んでたのに竹中さん、

ちょっと一段落してしまって相手を休ませてたのがちょっと解せなかったんだわ。

 

どうもおかしいと思ったもんで試合後にそのことを確かめたら、

ルフィーノの石頭で右拳を少し傷めてしまったってことだったんだわ。

だから思いっ切り左フック、左ボディを打ってたのかあってことで……。

 

<5R>

追い込まれたルフィーノがムチャ攻めしてくるんじゃないかって思ってたんだけど、

その前に機先を制したのはこのラウンドも竹中さんの方で、

初っ端から積極積極の攻め込みで、始まって56秒の東ロープ沿い、

鋭く長く伸ばした右ストレートがこの日最大の直撃で、

それ一発でルフィーノが仰向けバッタンダウンしてしまったんだわ。

 

それまでのダメージもあったし、とにかく倒れ方が激しかったもんで、

即のストップエンドで、竹中さんがチャンピオンベルトをゲット。

 

 

それにしてもルフィーノ、ビンビンって感じとは程遠くて、

せいぜいヒンヒンって感じだったなあ。

 

 

 

⑥ 伊藤雅雪さん(伴流)×岩井大さん(三迫)

               ………OPBF SFe 王座決定戦 12R

16勝(7KO)1敗1分のOPBF2位、24歳・東京都と、

17勝(6KO)3敗1分のOPBF1位、26歳・千葉県。

 

試合前の伊藤さんはニッコリ笑って落ち着いて自信に満ちてたし、

岩井さんのミット打ちの音とかリズム感も抜群だったんだよね。                                                   

<1R>

観客も息を呑みながらの緊迫感に満ち満ちた立ち上がりで、

安易に行くと危ないぞっていうのがお互いの共通の認識になってたなあ。

 

より慎重な様子見に徹してたのは岩井さんの方で、

半分が過ぎた頃には伊藤さんのスムースな左が目立ち始めて、

それをストレート系に打ったりフック系で打ち込んだり色々試してたんだわ。

 

<2R>

岩井さんも優秀なガードをしてるもんで中々クリーンヒットはしないんだけど、

それでも伊藤さんは攻撃のリズムを掴むためだけでもいい、

それは相手のグローブの上からでもいいって感じで積極的に打ってたなあ。

 

で、伊藤さん、中間距離からは見栄えのいい派手な打ち込みだったし、

ショート戦でも実に力強いパフォーマンスだったんだわ。

 

岩井さんはまだ慎重な姿勢を崩さなかったんだけど、どうするつもりなのかなあ。

 

<3R>

伊藤さんが積極的に振って動き全体がかなりこなれてきたのに対して岩井さん、

まだ動きが硬い感じが拭えなかったし、何だか迷ってる感じさえしたんだわ。

 

相手が打ち込んで来る間隙を狙って岩井さん、中々の右アッパーだったんだけど、

腕振りにキレがなくて強いパンチになり切れてないところがあって、

直後の伊藤さんの右ストレートにチャラにされてしまってたんだわ。

 

伊藤さんは左のスピードも更に上ってきて、何だか絶好調だぞお。

 

<4R>

伊藤さんに比べると岩井さん、どうしても当たりが弱くてアピールしきれてなくて、

もうちょっと力込めて打った方がいいんじゃないかなあ。

 

1分40秒、この日最初の激しいショートの打ち合いになったんだけど、

仕掛けていった伊藤さんが終始圧倒して岩井さん、右目上ヒットカット出血。

 

伊藤さんは僅かに赤味が差した程度だったんだけど岩井さん、

更に鼻血も出し始めて、やられてる感を強めてしまったんだわ。

 

10-8.5ほどもの差が出来てしまってのここまでの自分のスコアは40-36で、

発表された中間スコアも40-36、39-37×2ってことで伊藤さんの3-0。

 

<5R>

それでも岩井さんもめげることの無い前詰めで、

何とか何とかって感じで頑張ってたんだけど、吹っ切れた感じに乏しくて、

どっかで弾けるつもりなんだろうけど、今は真面目で地道って感じなんだわ。

 

伊藤さん、常にキッチリ打ってる感で圧倒してたんだけど、

力み過ぎのちょっと手前の力の込め方なもんで

フルショットしても全くバランス崩さないし、

体を寄せ合ったとこでの左肩の使い方も絶妙で巧くなってたなあ。

 

<6R>

岩井さん、相手の打ち出しに合わせようとはしてたんだけど、

それを簡単に許さないほど伊藤さんの腕振りは工夫に満ちてたんだわ。

 

残り1分10秒からは再度伊藤さんが仕掛けていっての打ち合いで、

勿論その全部をヒットさせてた訳ではなかったんだけど、

それでもパンチの組み立てと緩急は見てて嬉しくなるほどで、

あれだけ打っても一向に打ち疲れる様子も無かったんだわ。

 

<7R>

残り1分までは若干抑え気味の伊藤さんだったんだけど、

それでも左ボディからの右アッパーとか小さなストロークの中で鋭く振れてたし、

最後の接近戦も全く危なげなくこなしてたんだわ。

 

岩井さん、出血は止まらなかったんだけど顔面の傷はあれ以上大きくならなくて、

ってことはその後はその辺りへの打ち込みは許さなかったってことだったんだよね。

 

<8R>

ここからが勝負ってことで岩井さんが更に前詰め厳しくシツコサ発揮したんだけど、

残り1分ほどからの接近ショート戦で勢いと見栄えの良さを見せ付けたのは

やっぱり伊藤さんの方だったんだわ。

 

8R終わって自分は80-72だったんだけど、発表されたものは80-72、

79-73、79-74ってことで依然伊藤さんの優勢変わらず。

 

<9R>

ここまで来たら岩井さん、後は相手を倒せるかってところだったんだけど、

岩井さんが出て来るところ、カウンターのタイミングを狙ってたのは伊藤さんの方で、

同じような当たり方をしてても打撃音がかなり違ってたんだよね。

 

<10R>

こうなったらもう岩井さん、相手のパンチをブロックしてばかりもいられなくて、

メチャメチャペースアップしての乱打戦を挑んでいくべきところまできてたんだけど、

相変わらず伊藤さんには手抜かりが無いままの1分30秒、

強烈な右フックで岩井さんを南ロープまで飛ばしてからは一気一気で、

全く緩むことの無い追撃追撃で結局、2分27秒の西ロープ前、

伊藤さんが左右のショートを連続打ち込みしたところで、

それまで止めるタイミングを見計ってたレフェリーがストップコールだったんだわ。

 

 

それにしても伊藤さん、アメリカでの修行はダテじゃなかったんだね。

 

 

殆ど全ラウンド獲られたまま最後はKOエンドっていう負け方は岩井さん、

心が折れてしまいそうになると思うんだけど、エヘヘってやり直しなんだわ。

 

 

控室に戻る団会長とグータッチした後、

ヤッタヤッタの伊藤さんにオメデトを伝えたんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 伊藤雅雪さん

② 拳四朗さん

③ 竹中良さん

 

 

 

日本タイトルのベルトは回り持ちなんだけど、OPBFベルトは買い取り方式で、

デザインと作る地域によって違いがあるんだけど凡そ30~40万円ほどで、

一生身辺に置いておけるんだよなあ。

使用したグローブも記念買取りすると14,400円也なんだわ。

 

 

 

次のボクシングまでは10日ほどもあって、この業界も夏休みなんだけど、

間近に試合を控えてるジムは全面休みにする訳にもいかなくて大変なんだわ。

 

T&Tの本木さんも大坪タツヤさんのタイトル挑戦が20日に迫ってるから、

って言ってたもんなあ……。

 

 

 

8月のボクシングは9興行のうち7興行が済んでしまったもんで、

今更 “8月のボクシング” でもないと思うんだけど、

事前に期待度ランキングも考えてたし、“7月のベストボクシング” もあることだし、

2~3日中に書いてみようと思ってますから宜しかったら……。

 

2015年8月 9日 (日)

後楽園ホール・8月8日

 

ホールロビーでね、三迫ジムの会長が右足に痛々しい包帯姿で、

事情を聞いたら事故じゃなくて階段での踏み外しトラブル系だったみたいで、

フクラハギの筋だとか腱を傷めてしまったんだってさ。

松葉杖は卒業したけど歩くのにまだまだ苦労されててお気の毒様だったんだわ。

 

 

 

① 高田勇仁君(ライオンズ)×大島滉平君(三迫)……Mm 4R

デビュー戦の17歳・埼玉県と、デビュー戦の20歳・静岡県。

 

自分の右には貴志会長とか永田大士君、左に福本雄基さんが座って応援応援。

高田君の名前は “ゆに” って、ちょっと鉛筆みたいな読み方なんだわ。

 

<1R>

二人共、水準以上の動きをしてたんだけど、

30秒ほど経過したら気持ちの差がそのまま試合内容に現れてきて、

より戦闘的だったのは高田君の方で圧倒的な手数だったんだわ。

 

で、終了ゴングが鳴った時、大島君はかなり顔面が紅潮してたんだよね。

 

<2R>

セコンド周りから檄を飛ばされて大島君、気持ち入れ替えての頑張り直しで、

左ガードが時折下がり過ぎるもんで危険な場面も作ってたんだけど、

それでもとにかく戦う気持ちにはなったみたいで、返しの左まで懸命に打ってて、

高田君に残り1分から疲れが見えて来て手数が落ちてきたこともあって、

ほぼ対等のところまで立て直していったんだわ。

 

<3R>

今度は高田君の頑張り直しが目立って序盤からの攻勢攻勢で、

それほど手際のいい方ではない大島君が相手に間を与え過ぎることもあって、

比較的自由にやらせて貰ってるって印象だったんだわ。

 

折角いい感じになってた大島君が残念なほど大人しくなってしまったんだわ。

 

<4R>

やろうとしてた事の内容は大島君の方がレベルが高くて、

残り55秒では右アッパーを混ぜ込んでのショートのコンビネーションさえ見せてて、

成程ねって感じだったんだけど、結局小手先だけで終わってしまってて、

気持の強さとパフォーマンスのシッカリ感で終始高田君が優勢のまま終了ゴング。

 

 

自分は39-37だったんだけど、ジャッジ達は更に大島君に厳しくて結局、

40-36×2、40-37てことで “ゆに” 君の圧倒3-0勝ちだったんだわ。

 

 

次の試合がこの日唯一の新人王トーナメントの準々決勝戦。

 

 

 

② 若林駿君(協栄)×三浦仁君(三迫)……SB 4R

4勝(1KO)1敗(1KO)の24歳・東京都と、4勝(1KO)0敗の21歳・青森県。

 

この階級はスーパーフライ級と同じくらい今年はレベルが高いんだけど、

そんな中でも9月24日のAグループの準決勝戦が

事実上の東日本新人王決勝戦だと思ってるもんで三浦君、

その試合を前にここで負ける訳にはいかないんだけど、

この日の若林君も気の強いボクサーだから容易じゃないんだよね。

 

<1R>

若干の上背差で若林君の方がリーチ優位なんだけどスタンスも広いんだわ。

 

気持ちの強さが腕振りにも出てて、二人共、少し振り過ぎから始まったんだけど、

それでも返しの左にまで配慮ができてたんだわ。

 

ただ、若林君の攻めは殆ど顔面に限られてたもんで、

実に力強くはあったんだけど単調さが気になったところだったんだわ。

 

<2R>

若林君がカウンター狙いの若干待ちボクシングに移行した中、

三浦君は殆ど躊躇することなくの積極ボクシングそのままで、

却って彼の方が相手の打ち出しや打ち終わりに合わせてたんだよね。

 

<3R>

タイミング良く鋭く振れてたのは相変わらず三浦君の方だったんだけど0分49秒、

リング中央やや北寄りのところでガツガツってお互いの右が激しく相打ちで、

直撃度は若林君の右の方が上回ってて、一瞬三浦君がヨロッとしてしまった直後、

殆ど無意識に返した三浦君の左フックが見事なカウンターヒットでダウンゲット。

 

それ程のダメージは残してなくて若林君、すぐに立ち直っての攻撃参加で、

三浦君の追撃を思うに任せなかったんだけど、

残り42秒、三浦君の綺麗なワンツーヒットがまたもや光ってたんだわ。

 

<4R>

トーナメントなんだから三浦君にはそれ程無理しなくていい最終回の一方、

若林君にはダウンゲットが絶対必須な訳で……。

 

気持が出過ぎたか若林君、少し腕振りが雑になってきた三浦君と同様、

力任せの一発狙いは仕方なかったのかも知れないんだけど、

大きく精度を欠いたままだったもんで大きく動くことないままの終了ゴング。

 

 

で、自分は39-36だったんだけど結局39-36×2、38-37ってことで、

3-0勝ちの三浦君が準決勝進出。

 

 

試合後暫くしてからその三浦君がわざわざ寄ってくれて、

良かったヨカッタってことだったんだけど、

若林君のパンチも結構強かったって言ってたなあ。

 

 

 

③ 安藤仁君(郡山)×本吉豊君(reason)……58㎏ 6R

4勝(3KO)9敗(5KO)1分の34歳・福島県と、

4勝(4KO)8敗(4KO)の27歳・東京都。

 

お互い、イーブンに戻すにはちょっとシンドイ同士ではあるんだけど、

勝った試合のKO率は高い同士でもあるんだよね。

 

<1R>

モワァーッと若干けだるく振っていくところがその後も改善されてなくて安藤君、

そこそこ鋭い腕振りの本吉君に隙間隙間を狙われてていきなりヤバそうなんだわ。

 

それにしても二人共、6ラウンドたっぷりやろうとしてるのか、

まるでユッタリやってたんだわ。

 

 

ってことで左右対称漢字名ボクサーの本吉君の圧勝がいきなり見えてきたもんで、

休憩タイムゲットってことで周辺をブラブラしてたら、

溜田剛士君が左目上の絆創膏とレイバンのようなサングラス姿で現れて、

まるで出入りを終えたばかりの任侠みたいな感じだったなあ。

 

そのすぐ後にこの間試合を終えたばかりの嶋崎俊君も声を掛けてくれて、

負けはしたけどレベルの高い相手にそこそこ戦えたってことか、

何だかとっても嬉しそうにしてたんだわ。

 

 

 

4Rくらいには倒しそうな感じだった本吉君だったんだけど、

結局最後までいってしまって60-55×2、59-55の3-0勝ちだったんだけど、

何となくこの日の長丁場を予想させるものがあったなあ。

 

 

 

④ 鈴木亮輔君(全日本P)×荒木貴裕君(極東)……SFe 6R

4勝3敗(3KO)の28歳・千葉県と、6勝(3KO)4敗(2KO)の28歳・三重県。

 

<1R>

骨組の若干デカイ鈴木君に対して荒木君、中々いいプレスを効かせてて、

相手が入って来るところにタイミングのいい右を合わせてたんだわ。

 

鈴木君、どのタイミングで行ったらいいのか迷ってたみたいだったし

相手の鋭さを警戒してるのが目立ち過ぎてて荒木君に余裕を与えてたんだわ。

 

<2R>

いきなりちょっとシンドそうな鈴木君に対して荒木君、

タイミングのいい右フックのカウンターがまたしてものヒットヒットで、

入り方を工夫しないと鈴木君、やられるばっかりなんだなあ。

 

鈴木君、KO勝ちはないんだけど結構一発のパワーは有りそうなんだけど、

もう少し色々な技を身に付けないとそれを見せ付ける場面が訪れなくて、

後半からは若干腰引き加減で恐々やってるって感じだったなあ。

 

で、勝負あったなってことでここでまたもやの離席だったんだよね。

 

 

 

通路で10countジムの鳥海会長とちょっと色々話してたら、

柴田明雄さんの応援に来てた荒川仁人さんと木村隼人さんが通り掛かって、

木村さんはランク13位で石田匠さんに挑戦が決まってとっても明るくしてたなあ。

 

仁人さんがワタナベジムに移籍したのがまだ頭の中で固まってなくて、

思わず 「今日は誰の応援?」 って聞いてしまったんだよね。

 

 

 

結局、この試合は5R負傷判定で50-45、50-46、49-46ってことで、

鈴木君はその後の殆どあのままだったみたいな0-3負けだったね。

 

 

 

⑤ 阿部麗也君(KG大和)×日野僚君(川崎新田)……Fe 6R

8勝(4KO)2敗のサウスポー、22歳・福島県と、

5勝(2KO)0敗1分のサウスポー、24歳・神奈川県。

 

骨のあるサウスポー同士の試合で結構な期待感を持ってたんだけど、

そこそこいい試合だったね。

 

<1R>

体格的には日野君優位なもんでシンプルなジャブの差し合いは圧倒してて、

どうするのかなあって見てた阿部君、相手の大きな仕掛けに注意しながら、

細かく丁寧な動きの対応が出来て隙を狙って相手を動かしまくってたね。

 

<2R>

グローブ1個分ほど距離が縮まって力強いショットが交差し始めたんだけど、

日野君が若干振り幅が大きかったのに対して阿部君、

小さく鋭く腕が振れてたんだわ。

 

開始1分19秒、その少し前に右の被せ打ちクロスをヒットさせた阿部君、

日野君を西ロープ前へ詰めたとこで右からの左ストレートを綺麗に打ち込んで、

幸先のいいダウンゲットだったんだわ。

 

追撃に逸る阿部君に対して日野君、それほど慌てることなくのリスタートで、

相手の打ち気に乗じた冷静なカウンター狙いだったんだわ。

 

激闘が収まり加減になって終了ゴング待ちになった残り4秒の青コーナー近く、

阿部君の両足が揃ってた偶然の瞬間に日野君の右フックが当たってしまって、

ダメージは殆どなかったんだけど今度は阿部君がダウンしてしまったんだわ。                                                      

打ち込まれたっていうより張られたって感じだったんだけどね。

 

<3R>

お互いに激しく打ち合ってはいたんだけど狙いがほぼ顔面に限られてて、

そういう意味では攻撃の幅っていう点では問題があって、

二人共、これから上に行く為にはちゃんとしたボディ打ちが出来ないとダメな訳で、

日野君、相手がスーッと左ストレートを打って来るところに綺麗に右を被せて、

大きく優位に立ちそうだったんだけどその彼も鼻血に見舞われてたんだわ。

 

<4R>

開始2分まではほぼイーブン状態だったんだけど、

その後のプレス強めながらの細かい対応で阿部君かなあ。

 

自分の中ではここまでは阿部君の1ポイントリードのかなりの拮抗状態で、

残りの2ラウンドがそれこそ勝負ラウンドってことで……。

 

<5R>

この辺りからジャブの刺し合いでも阿部君が勝るようになってきて、

そこからの左ストレートの見栄えもとっても良くて、日野君の鼻血が悪化。

 

日野君の頑張りを掻い潜って阿部君、残り1分からも終始優勢だったなあ。

 

<6R>

二人共、まだまだシッカリ振れてたんだけど、

一発打たれ込んだ後の反撃の素早さは圧倒阿部君だったし、

最後細かい手数で押しまくっての終了ゴングだったなあ。

 

 

ってことで、自分は2Rを8-8にしたもんで56-55だったんだけど、

結局60-55、59-57、58-57ってことで、

いずれにしても阿部君の3-0勝ちだったんだけど、

自分は阿部君に厳し過ぎだったのかあ……。

 

 

 

⑥ ローマン・カント×芹江匡晋君(伴流)……124P 8R

10勝(5KO)6敗2分の25歳・フィリピンと、

25勝(10KO)7敗の32歳・東京都。

 

今更なんだけど芹江さんは “まさあき” って言うんだよ、知ってた?

 

<1R>

カントは基本的には乱暴なブン殴り系で前振り無しのいきなりなんだけど、

それでも十分なパワーは備えてて危険度もそこそこなんだよね。

 

ただ、接近戦はまるで不得意科目みたいで、

押し込まれると簡単に左右のボディフックを許してたんだわ。

 

<2R>

この日の芹江さんは体調も良かったみたいで動きも溌剌としてたし、

そもそもこういう相手は大好物って感じだったなあ。

 

相手の中間距離からのいきなり打ちを見切ったような芹江さん、

安心して接近ボディ攻撃からのブン殴り系全開だったなあ。

 

久し振りに気持ち良さそうにやってた芹江さんは左右ボディから右アッパー、

右を行くと見せかけての左フックとか色々楽しそうにやってて、

何だか 「いただきまーす!」 って感じだったんだわ。

 

<3R~4R>

相手は自分のリズムだけで打って来るんだから芹江さん、

もう少しカウンターのタイミングを探って欲しいところだったんだけど、

あんまり無理しないでも勝てそうだったからなあ……。

 

4Rにはカントが既にそろそろ限界になってしまって、

後は彼の我慢の問題って感じだったもんで離席したんだけど芹江さん、

決着付けられないままの判定持ち込みっていうのはどうなのかなあ……。

 

 

結局、80-72×2、80-73だったって聞いて余計に首を傾げたんだよね。

 

 

 

⑦ 東上剛司さん(ドリーム)×斉藤正樹さん(10count)

                              ………SFe 8R

12勝(2KO)13敗4分のランク9位、35歳・大阪府と、

12勝(3KO)10敗(1KO)4分のランク13位、30歳・神奈川県。

 

勝ち負け拮抗した苦労人の30代のランカー同士の生き残り戦。

 

<1R>

10㎝ほど上背優位な斉藤さんがまずはジャブの刺し合いを圧倒して、

スピードはそれ程ではないんだけどその後も積極的な先攻だったなあ。

 

相手の打ち終わりに合わせていくフック系のタイミングは合ってたんだけど、

東上さん、殆ど届いてなかったから距離をどうするかだよなあ。

 

<2R>

斉藤さんが長いリーチを駆使して間断なく打って来るもんで東上さん、

どういう組立で行くか、どう狙うか迷いが出てたみたいだったんだけど、

相手の逡巡に乗じて斉藤さんが打ち気に逸って一気に距離が縮まって、

そうなると東上さんにもやっと出番がやって来るってことで、

青コーナーからは盛んに 「行き過ぎるな!」 って声が飛んでたんだわ。

 

東上さん、パンチの早さは充分でたまに当ててはいたんだけど、

まだまだ吹っ切れてないのかキレは今一で大きな効果は上げきれてなかったなあ。

 

で、ここまでは斉藤さんの体格勝ちって感じだったんだよね。

 

<3R>

どこから切り崩していくのか東上さんってとこだったんだけど、

まだまだ同じようなパターンを繰り返してたんだけど、

半分が過ぎた頃、一気に詰まっての打撃戦が始まって、

いきなり東上さんの登場場面到来ってことで、

流石に狭いところでのショートブローの打ち分けでは精彩を放ってたんだわ。

 

残り40秒からは斉藤さんも意を決しての接近激闘に突入していって、

これぞ男のボクシングって感じだったんだけど、

根性のコンビネーション連打で最後に目立ってたのは東上さんだったなあ。

 

<4R>

さあ斉藤さん、距離をどうするってところだったんだけど、

やっぱりまた1Rのようにやり直すって感じだったね。

 

大分目が慣れたか東上さん、大きなストロークの相手のパンチをブロックして、

空いてるところ隙間を狙っての小さなヒットを積み重ねてたんだわ。

 

<5R>

序盤は斉藤さんがまずは仕掛けて、中盤から終盤にかけて東上さんが盛り返す、

打たれてから踏ん張り返すってパターンが続いてたんだけど、

この回は斉藤さんの正確で重いパンチが終始優勢だったんだわ。

 

<6R>

斉藤さんの打ち出しのタイミングとかパンチのパターンが固まってきて、

東上さんに見極められる場面も増えて来て、

この回残り40秒からのショート戦はハッキリ東上さんだったんだけど、

それでも当たりの強さでは斉藤さんがまだまだ上回ってたんだわ。

 

<7R>

打たれ方の形は悪かったんだけど東上さん、その後の頑張り直しは圧巻で、

決して倒し屋ではないんだけどその鬼連打には心が動かされるほどで、

残り1分からも再度の踏ん張りで、まるで疲れを知らないって感じだったんだわ。

 

一方の斉藤さんも敢えての接近戦を挑んでいって激闘激闘。

 

<8R>

最終ラウンドってことで東上さんも初っ端から飛ばしていって、

絶対にヘコタレナイって気持ちを全面出しの中、

この期に及んでもボディ混ぜ込んでのコンビネーションに揺るぎがなくて、

殆ど休むことなくの連打連打で、最後は斉藤さんを押し気味のまま終了ゴング。

 

 

そりゃ有効打第一主義ではあるんだけど、

1個の大きなショットと5個の小さなヒットの総体の一体どっちを評価するのかって、

ジャッジ達に難しい判断を迫った試合で、自分は77-75だったんだけど、

結局、東上さんから見ての77-75、75-78、76-76ってことで1-1ドロー。

ちなみに自分は斉藤さんだったんだけどね……。

 

 

 

試合後大分経ってから東上さんにお疲れ様を伝えに行ったんだけど、

奥様と3人の子供さんを前に一仕事終えたパパって感じだったなあ。

 

 

 

⑧ 柴田明雄さん(ワタナベ)×秋山泰幸さん(ヨネクラ)

         ………OPBF・日本 M ダブルタイトル戦 12R

25勝(11KO)8敗(5KO)1分のチャンピオン、33歳・神奈川県と、

10勝(8KO)4敗(1KO)1分のOPBF7位、国内1位、35歳・神奈川県。

 

戦場での肉弾戦ならば秋山さんの方が有利だと思うけど、

現状のルールの中でのボクシングってことになれば、

申し訳ないけど秋山さんの勝ち目は全く無いんじゃないかって思ってたんだよね。

 

<1R>

秋山さんがワッサワッサ動く中、柴田さんが鋭い切れ込みからのワンツーヒットで、

そのスピードの違いを見せ付けてたんだわ。

 

秋山さんにはどう仕掛けるかに迷いがあったみたいで、

取り敢えずはガァーッて体ごと左を打っていって、

取り付いたとこで何とか何とかって感じだったなあ。

 

<2R>

秋山さんは殆どジャブとかボディブロー、その上ストレート系を打たないもんで、

柴田さんにとっても対応が容易で早くも楽々って感じが漂ってたなあ。

 

<3R>

秋山さんには間を埋めるショットが全く無いもんで、

踏み込みのタイミングさえ与えなければ危険度が少ないんだよね。

 

ジャブをきっちり決められてたし、ストレートもガードを割って届いてたもんで、

秋山さんはいつの間には左目下辺りが腫れてきてたなあ。

 

<4R>

秋山さん、チビチビプレスは掛けるんだけどそこから仕掛け切れなくて、

調子良さそうな柴田さんの動きと比較するとヘビー級位の動きにしか見えなくて、

やっぱりこりゃとっても無理としか思えなかったもんで離席したんだけど、

4R終了時点での中間採点は40-36、39-37×2ってことで圧倒してて、

結局3Rで目立ち始めた左目下の腫れが酷くなる一方ってことで、

ついに8R1分40秒にドクターストップだったってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 阿部麗也君

② 三浦仁君

③ 東上剛司さん、斉藤正樹さん

 

 

 

色々考えて自分にとってのベストボクシングを選んでるんだけど、

それはあくまで個人的な納まりを付けてるだけなんだけど、

その日に試合をしたボクサーの中には結構気になる人もいるみたいなんだわ。

 

で、試合レポートを読む前にまずは一番最後までスクロールして確認して、

それほど期待してなかったのに3位までに入ってて驚いたボクサーとか、

充分その可能性があったと思ってたけど圏外だったことに首を傾げたとか、

様々な感想を直接貰うことがたまにあって、

昨日も二人のボクサーに声を掛けられてアリガトでしたって言われたんだわ。

 

何の権威もない素人のオッサンのつぶやきにしか過ぎないモノに嬉しい限りで、

ちゃんと考えてやらなくちゃなあって改めて思うんだけど、

それでもやっぱり素人のオッサンのつぶやきに過ぎないんだからね……。

 

 

 

それにしてもあのオッサン、関係者面して全く意味不明のチケット無しの最前列で、

小金を持ってるせいかデカイ面してボクサー達によく絡まってるんだけど、

周囲が沸き立ってるっていうのにロクに試合見ないままの横座りで、

後ろの人間と邪魔な喋りを続けるキチキチTシャツのまるで腹ボテバカボンで、

真っ白な豚足のようなフクラハギに短パン姿っていうのも気持ち悪かったなあ。

 

で、仕方なくの席移動だったんだけどね。

この業界はとにかく敷居が低いもんで、

一つ間違うと自分もああいう風になってしまうから自重自重なんだよね。

 

2015年8月 8日 (土)

後楽園ホール・8月7日

 

基本的に自分のモノは自分で洗濯してるんだけど、

フンワリ仕上がるのより乾くとガリガリするくらいの方が好きなもんで、

今流行の濃縮型液体洗剤ではなくて昔風の粉石鹸を使ってるんだよね。

 

最近は知人から貰ったセメント袋のような紙袋に入った5㎏入りのモノを使ってて、

湿気は厳禁だし飛び散り易くて扱いは多少面倒臭いんだけどね……。

 

 

 

赤穂亮さんのタイでの世界挑戦は2RにTKO負けしたって知らせを貰ったんだけど、

ホテルが会場から1時間もかかる場所に急に変更になったとか、

試合自体も相手方が実に汚いデタラメボクシングだったとか、

機会があったらホントの事を確かめてみようね。

 

 

 

ホールに行く前に池袋のキーコーヒーに寄ってコーヒー豆をゲット。

 

アイスコーヒー用なもんで高価なモノは必要なくて、

氷温焙煎のフレンチローストを800gだったんだけど、

今年は天候不順とか病虫害に見舞われたりして豆が高騰してて、

ハワイコナは100gで2,100円になってたし、ブルーマウンテンは2,900円って、

高級牛肉並みの価格になってたんだよね。

 

 

 

久保パパは昨日はママと次男裕希君の3人連れでやって来てて、

市川雅之君の応援だったんだよね。

 

 

 

第一試合は女子戦だったもんで久保パパ一家と並んで見てたんだけど、

ちょっと信じられない程で男を取り合う痴話げんかみたいなモノだったなあ。

 

 

 

第二試合と第三試合の2試合が新人王トーナメント準々決勝戦。

 

 

 

② 及川唯君(川崎新田)×永田翔君(アベ)……SFe 4R

2勝0敗のサウスポー、22歳・北海道と、4勝(2KO)1敗の20歳・長崎県。

 

<1R>

いきなりのガンガンは及川君だったんだけど、

それにしても二人共、振りがデカ過ぎの力任せの瞬間芸に終始してて、

偶然当たってしまった方が御不幸って感じしかしなかったなあ。

 

 

ってことでいきなりの休憩タイムだったんだけど、

結局大事には至らずの39-38×2、38-39ってことで永田君の2-1勝ち。

 

 

 

③ 柏野晃平君(川崎新田)×佐宗緋月君(小田原)……Mm 4R

2勝(1KO)0敗のサウスポー、27歳・大阪府と、4勝1敗の20歳・神奈川県。

 

<1R>

ひたすらガァーッと行き過ぎの佐宗君に対して柏野君、

左ストレートをそこそこ正確に届かせてたね。

 

それにしても佐宗君、隙を狙っての右イッセノセだけで、

左手を全く使わないボクシングなんだわ。

 

<2R>

右をブン回してそれでお終いの佐宗君、打ち終わりを狙われ始めて苦戦苦戦。

 

柏野君は距離をキープして普通にやってれば問題無さそうだったもんで離席。

 

 

その後、4Rの途中から遠目に見てたら様相が一変してて、

何と柏野君、相手にやり放題にされてて最後は南ロープ際の青コーナー近くで、

されるがままのボッコボコにされてしまったとこでのストップエンドだったんだわ。

 

 

 

④ 中野亮君(川崎新田)×白鳥大珠君(八王子中屋)

                            ………62.5㎏ 4R

1勝2敗(1KO)2分の26歳・新潟県と、

1勝(1KO)0敗のサウスポー、19歳・東京都。

 

白鳥君は今年5月、内山高志さんがジョムトーンを倒した日にデビューした

小さく鋭い腕振りのハードヒッターで冷静な試合運びも素晴らしかったし、

スッキリした体型の甘いマスクは将来のスターボクサーを予感させたんだわ。

 

ディープ・パープルの “スピードキング” が入場曲だったね。

 

<1R>

白鳥君、ジャブもコンビネーションも水準を遥かに超えるモノを持ってるし、

体の動きやパンチのスピードも申し分なかったなあ。

 

中野君の方はとにかく接近してのガチャガチャ戦希望って感じだったなあ。

 

<2R>

1分半過ぎから距離が縮まってきて、それは敢えて白鳥君が受けて立ったのか、

何となく巻き込まれてしまったのかよく解らなかったんだけど、

いずれにしても勿体ない事この上なかったんだよね。

 

その白鳥君、いいボディブローは打ってたんだけど、

肝心のジャブが出なくなったのが接近戦の原因だよね。

 

<3R>

間違いなくその距離は相手の土俵な訳で、やっぱりムキになってるのかなあ、

白鳥君、もっとカッコよくやる意識を持てばいい訳で、

例えば、ジャブで誘って相手が打って来るところに左を合わせるとか、

体を左へ逃がしながらの右フックだとかもっと色々出来るんじゃないかなあ。

 

ポイントを取られるってことはないんだけど白鳥君、

やっぱりちょっと勿体なかったなあ。

 

<4R>

ヘバリが目立ってたのは明らかに中野君の方ではあったんだけど、

白鳥君の方も押し合いに力を使ってきたせいか疲れが見えてきたんだよね。

 

ポンポンって打ってサッと引いたとこからの左ストレートとか、

もっと色々カッコいいところが見たかったなあ。

 

 

自分は40-36だったんだけど結局、40-36、39-37、39-38ってことで、

勿論白鳥君の3-0勝ちだったんだけど反省会は盛り上がりそうだなあ。

 

 

 

⑤ 桜井昌幸君(川崎新田)×市川雅之君(角海老)……Mm 4R

3勝8敗2分の25歳・神奈川県と、5勝(2KO)2敗の25歳・東京都。

 

市川君の応援に来てた久保裕希君が左隣に座って始まり始まり……。

<1R>

お互い、ジャブから組み立てるって感じじゃなくて若干大味なスタートの中、

プレスを効かせながら力強かったのは市川君の方だったなあ。

 

少しひ弱な印象の桜井君も手数手数を頑張って一方的にさせてなかったけどね。

 

<2R>

桜井君、体の動きが少し変というか見ててちょっと可笑しくて、

グローブを前に揃えて左右に揺らせた反動でフックを打っていくところがあって、

それを笑顔の様な表情でやるもんだから、気になって気になって……。

ストレート系もヒョイヒョイって感じで打つっていうより押し出してるって感じだし…。

 

<3R>

懸命にやってはいるんだけど桜井君、やっぱりこの戦績は仕方ないところで、

市川君の圧倒劇を期待する展開になっていったんだよね。

 

<4R>

お互い、ボディに対する攻め立てが殆ど出来てなくて、

ひたすらの顔面狙いに終始してたのが試合を単調にしてたんだけど、

ここにきて解ったのは桜井君の打たれ強さだったんだよね。

 

<5R>

市川君、遅まきながらやっとやっとの左ボディで何となく大人の形になってきて、

下を意識させての上への攻撃にいきなり幅が出て来たんだわ。

 

桜井君の方は相変わらず黒マウスピースの口を開きながらなもんで

お歯黒ばあさんが笑いながらボクシングやってるみたいだったんだよね。

 

<6R>

かなり打たれ込んでたもんで桜井君、大分疲れて全体に緩んで手数もダウン。

 

残り50秒からは市川君の一気攻めに晒されてお腹も痛そうにしてたなあ。

 

ボディブローを混ぜ込んだコンビネーションで力の差を見せ付けたんだけど、

市川君、もっと早い回からの工夫が欲しいところだったんだよね。

 

 

ポイント的には比較にならなくて、自分は60-54だったんだけど結局、

60-55、59-55×2ってことで勿論市川君の圧倒3-0勝ち。

 

 

 

⑥ 西田光さん(川崎新田)×渕上誠さん(八王子中屋)……M 8R

12勝(4KO)7敗1分のランク3位、28歳・新潟県と、

21勝(12KO)10敗(4KO)のサウスポー、ランク5位、34歳・鹿児島県。

 

元々層の薄い階級の3勝1敗ペースと2勝1敗ペースの潰し合いで、

渕上さんの左右のアンダースローフックと西田さんの打たれ強さって図式で……。

 

<1R>

密着した際の左右ショートフックの鋭さは流石の西田さんだったんだけど、

渕上さんのジャブジャブからの左右ボディアッパーが圧倒的で、

後は距離を維持する為のフットワークと体の入れ替えがポイントだったんだわ。

 

<2R>

見た目は良くないんだけど西田さん、粘っこい左右ショートに可能性を見せてて、

この回は中々いい感じだったんだけど残り42秒、

渕上さんの思いっきりの左ボディが喰い込んで西田さん、

それ以降は若干両肘絞り加減になってかなり嫌がってたんだよね。

 

<3R>

ほぼ同等の手数の中、細かく正確なヒットは渕上さんだったんだけど、

それにしてもちょっと飛ばし過ぎじゃないかって感じもあって、

渕上さん、早目決着を意識してたのかなあ。

 

<4R>

渕上さんが右フック、左ストレートをいい形でヒットヒットさせてたんだけど、

密着ボディ合戦では西田さんの方が明らかに優勢で、

ちょっと動きが緩慢になってきた渕上さんが左目上をヒットカットされたんだわ。

 

<5R>

消耗系の密着ボディ合戦から始まったんだけど渕上さん、

足元の安定感が悪くなっていってパンチのキレも落ちてきて、

それを見取った西田さんの益々の元気を引き出していったんだけど、

渕上さんの急激なスローダウンが前の回辺りでのボディ被弾によるものなのか、

それ以前のショートフックが効いてたのか、それともスタミナの問題なのか……。

 

で、残り55秒、赤コーナーに追い込まれたところで渕上さん、

西田さんの右ストレート2発をそのまままともに貰ってしまって顎跳ね上げられて、

元々グニャグニャしてる渕上さんの体が更にグニャグニャになってしまって、

大きく反撃に移る体勢も作れないまま西田君の追撃に晒されてしまって、

2分36秒、またもや強い右を打たれ込んでしまったとこでレフェリーストップエンド。

 

やっぱり渕上さん、初っ端から飛ばし過ぎたんじゃないのかなあ。

 

 

 

⑦ 古橋岳也さん(川崎新田)×石本康隆さん(帝拳)……SB 8R

17勝(7KO)5敗1分のランク1位、27歳・神奈川県と、

25勝(7KO)8敗(1KO)の5位、33歳・香川県。

 

中間距離からの華麗なパフォーマンスっていうより、

どちらかというと西田さんに似た若干不器用な接近系の古橋さんに対して、

前回今一感の強かった石本さんがどういうボクシングをするかってところで……。

 

<1R>

プレスは若干古橋さんだったんだけど5㎝ほど上背優位な石本さん、

きちっと立ち過ぎてて的になり易いような印象はあったんだけど

とっても素直で鋭いジャブからスムースな右に繋げてたんだよね。

 

<2R>

ここまではリーチ差の分だけの試合になってて古橋さん君、

少し委縮してるというか硬くなってる感じが強くて、1分10秒、

お互いの右が相打ちになった際にも次のショットも打ち遅れてしまってたし、

そもそもボディブローも殆ど打ち込めてなくて単調な攻撃に終始してたんだわ。

 

<3R>

ちょっと前のクリンチの際、古橋さんの少しラビット気味のパンチに苛立ったか、

石本さん、3~4発ほどムチャな打ち方してたんだけど、

冷静になってからは右ストレートが意外な程すんなり当たるようになってたなあ。

 

残り50秒からはこの試合最初の激しい打ち合いになったんだけど、

最後の最後、手数で上回ったのは石本さんの方だったんだわ。

 

<4R>

古橋さんは詰まったところでのショート戦希望に大きく傾いていったんだけど、

石本さんの組み立ての巧さの前に中々希望が叶えられないままで、

そりゃ倒すようには打ててないんだけど石本さん、右も左もキッチリ当て込んでるし、

ショットショットの間に丁寧なジャブを埋め込んでポイントを渡さないんだよなあ。

 

<5R>

古橋さん、ちょっと淡々とやり過ぎで折角のボディフェイントも攻撃に生かし切れず、

ラウンドの中で見せ場というか盛り上げる場面を作り切れないまま、

打ち終わりに被せ打たれてるし、形のいいショットの全部を持っていかれてるなあ。

 

<6R>

こうなったら石本さん、雑にならないよう集中力の維持が大事な訳で……。

 

1分過ぎから古橋さんが前詰めを更に厳しくするにつれ揉み合う場面が増えて、

って見てた途端、近くに控えてた浜田代表がセコンドに何かアドバイスしてたなあ。

 

<7R>

フットワークが使い切れなくなったせいか、それとも敢えてなのか石本さん、

一気に距離が潰れてきての意地のゴニョゴニョ戦に突入してしまって、

こうなると技術っていうより気持ちだけの戦いになる訳で、

それでも石本さんは元々嫌々の密着戦だったもんでついついのホールディングで、

ひたすら突っ込んで取り付いて来る相手にしょうがないかなって思ってたら、

レフェリーが許してくれなくて1点減点を喰らってしまったんだわ。

 

<8R>

大きく動いて倒し切るようじゃないと勝ち目のない古橋さんだったんだけど、

相変わらず強いパンチを当て難い距離に終始してて、

それなら石本さんにしてみれば軽く流してればいい訳で、

結局最後は寄り寄りからの接近激闘に付き合ってたんだけど、

改めて距離を取り直してキチンとしたボクシングを見せて欲しかったかなあ。

 

 

自分の採点としてはほぼ一方的な78-73だったんだけど、

ジャッジ達はもう少し石本さんに厳しくて、77-75、77-76、76-75で、

あれで1ポイント差かあって感じだったんだけどそれでも石本さんの3-0勝ち。

 

 

 

激闘の跡まざまざの石本さんと軽くグローブタッチした後、

一人で座ってた渕上さんと少し苦笑しながら無言の目配せして帰宅。

 

 

この日7人出しだった川崎新田ジムは結局、1勝6敗ってちょっと散々だったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 石本康隆さん

③ 特にナシ

 

 

 

朝起きたら今日は何だか涼しく感じるほどの気持ち良さで、

ドーム野球は2時からだし、“DANGAN” は面白いメニューを用意してくれてるし、

後は競馬で久し振りのドッカーンがあれば言うことがないんだけどなあ。

 

2015年8月 6日 (木)

後楽園ホール・8月5日

 

ここんとこの記録的猛暑のせいか、

眼下の石神井川に釣り人の姿もなく、

ホールも年寄り常連達とかマスコミ連中の足も遠のいてるんだわ。

 

 

 

プロレスのポスターに出てた面白い名前のレスラー達。

 

<女子>

星ハム子(名前の通りの小デブ)、ダイナマイト関西、北沢ふきん、

旧姓;広田さくら、ポリス(そういうロゴのキャップを被ってるだけ)。

 

<男子>

モハメッド・ヨネ、CIMA(日産の車?)、中年もぐら男、問題龍、

ヨースケ・サンタマリア。

 

 

 

アップしてた渡邉卓也さんとそれを近くで見てた有吉会長と言葉を交わして、

この日の対戦相手の嶋崎俊君に頑張ってねって伝えて始まり始まり……。

 

 

 

① 北國陽君(極東)×打越隆誠君(ワタナベ)……48㎏ 4R

デビュー戦のサウスポー、29歳・鹿児島県と、

デビュー戦のサウスポー、27歳・福岡県。

 

アラサーのサウスポー、かつデビュー同士の九州男児対決。

 

<1R>

開始僅か16秒、北國君が打越君を赤コーナーポストに追い込んで、

ワンツースリーを当て込んでいきなりのダウンゲット。

 

リスタート後の二人はまるでマンガみたいな舞い上がり方をしてたんだけど、

北國君はデビュー戦KO勝ちを目指し、打越君は仕返しを目指してたんだわ。

 

それほどのダメージではなかったのが幸いして打越君、

試合開始当初は若干ぎこちない動きをしてたんだけど徐々に改善されて、

残り50秒ほどからは距離感も良くなったしパンチの軌道もシッカリしてきたんだわ。

 

で、残り33秒のリングほぼ中央、格段に動きが良くなっていった打越君が

左ストレートからの右、左フックを連続ヒットさせて見事なダウン取り返し。

 

こっちのダウンの方が圧倒的に効果的だったみたいで、

頑張ってリスタートした北國君は如何にもダメそうで、

そこを一気攻めの打越君が赤ポスト前で弾けたような追い込み追込みで、

ラウンドをまたぎそうだったギリギリの2分57秒のレフェリーストップを呼び込んで、

ここんとこヘルプセコンドが多い角本達治君も大喜びの逆転KO勝ちだったんだわ。

 

 

それにしても一度倒されたところから打越君、デビュー戦だっていうのに

よくまあ自らを取り戻すようなパフォーマンスが出来たんだよね。

 

 

 

② 佐藤広幸君(ヨネクラ)×関根翔君(厚木ワタナベ)……Fe 4R

デビュー戦の18歳・東京都と、0勝1敗(1KO)のサウスポー、19歳・神奈川県。

 

<1R>

佐藤君、実にいいジャッブを打つしそもそも動いてる形がとっても良くて、

開始35秒での右ストレートもデビューレベルを越えてたんだわ。

 

明らかに強くて巧い相手に関根君、行きかねるっていうか気後れ感が強くて、

返しまでシッカリ打ててテキパキしてた佐藤君に手も足も出てなかったなあ。

 

<2R>

仕掛け遅れ気味の関根君に対して佐藤君、とっても攻撃的だったんだけど、

少し突っ込み過ぎで自分から距離を潰してしまってくっ付き過ぎ始めて、

もっとテキパキ出入りで勝負すれば何てことないと思うんだけどなあ。

 

<3R>

中間距離ではシンドかった関根君も密着戦なら登場場面もある訳で、

そりゃ追い込まれる場面にはならなかったけど佐藤君、違うんじゃないかなあ……。

 

前に出るのがボクシングっていう訳じゃないし、

ひたすら勿体ないっていう印象が強かったんだよね。

 

<4R>

タナボタ的にチャンスを貰った関根君、たまに可能性は見せてたんだけど、

頑張りを長続きさせられずすぐに相手の反撃を受け容れてしまって、

大きく取り返すに至らずのまま終了ゴング。

 

 

自分は40-36だったんだけど結局、40-36、40-37、39-37ってことで、

見たまんまの佐藤君の圧倒3-0勝ちだったんだけど、

とにかく勿体ないっていう感じが抜けなくて佐藤君、まずは距離の勉強だなあ。

 

 

 

③ 渡邊明君(石神井S)×藤本孝二君(青木)……Fe 4R

1勝(1KO)4敗(1KO)1分の30歳・東京都と、

0勝2敗のサウスポー、28歳・愛知県。

 

コンチワって声掛けてくれたもんで振り向いたら坂本尚志君で、

デシエルト長池君も一緒で、勿論藤本君の応援だったんだよね。

 

<1R>

何とか初勝利をってまずは藤本君が飛ばしていって、

始めの40秒間に左ストレートを二発ヒットさせて先攻先行。

 

って見てた直後、若干追い込まれたとこで渡邊君、

最初は肘が当たったんじゃないかって思ったんだけど、

右のショートフックの巻き込み打ちをタイミングよくヒットさせて、

藤本君が左目上一発ヒットカットの大出血。

 

即のドクターチェック後即のストップエンドってことで、

0分45秒、渡邊君のTKO勝ちだったなあ。

 

 

 

④ 何チャラ・セーリー×荻堂盛太君(平仲)……LF 8R

10勝(3KO)4敗1分の21歳・タイと、

7勝(2KO)2敗1分のサウスポー、22歳・沖縄県。

 

沖縄からわざわざタイボクサー相手にご苦労さんってことだったんだけど、

この試合の意味が全く解らなかったから初めっから見るつもりもなくて、

二人がどんな顔してるボクサーかさえも知らないんだけど、

やっぱり当然の如く、生活費稼ぎ系右腹打って頂戴ね型のタイボクサー、

1R2分28秒、事前の練習通りの見事な倒れ方でチャンチャンだったんだけど、

他の試合が組めなかったのかなあって感じしかしなかったね。

 

 

 

⑤ 草野慎吾君(ヨネクラ)×高橋謙太君(協栄)……Fe 8R

9勝(4KO)4敗1分のサウスポー、26歳・福島県と、

10勝(3KO)9敗(1KO)3分のサウスポー、26歳・広島県。

 

そこそこ期待してたカードだったんだけど、

前振り無しのイッセノセ系のワンツー思いっ切りショットの交換が一段落した後は、

根性見せ合い系の延々の密着戦になってしまって、

一度ハマってしまうとそこから中々抜け出せなくて、

二人の必死感は伝わっては来たんだけど試合展開としては退屈退屈で、

途中からは協栄ジムの新井トレーナーがブリーチした長い髪をバッサリ切って、

短髪黒髪にしたんだあってそっちの方に興味が移ってしまって、

スッキリして急に若返ってカッコ良くなったなあってね。

 

力の入った消耗系接近戦を4Rまで見て離席したんだけど、

高橋君がポイントを取るイメージが湧かなかったのが最後まで続いたみたいで、

結局、78-74×2、78-75ってことで草野君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑥ 嶋崎俊君(輪島S)×渡邊卓也さん(青木)……Fe 6R

6勝(1KO)6敗(1KO)1分の24歳・埼玉県と、

25勝(12KO)5敗1分のランク5位、26歳・東京都。

 

嶋崎君はいつも一生懸命なボクシングするし、

キリッと背筋の伸びたハーフの彼女はとっても可愛いし、

渡邉さんは冗談の分かる懐深い頭のいいボクサーなんだよなあ……。

 

ただ、こと勝負に関する限りこの日の嶋崎君には1:9ほどしか勝ち目はない訳で、

どういうパフォーマンスが出来るかが大事なんだよね。

 

<1R>

失うモノが無い嶋崎君、格上にはどうすればいいかっていうことが解ってて、

何の躊躇もない積極ボクシングを仕掛けて詰めての乱打戦目指して行ってて、

ジャブの突き合いではとっても敵わないことも知った上だったね。

 

まずは様子見って感じだった渡邊さん、機先を制されたのは間違いなくて、

いつもよりもっとイカリ肩にして警戒を強めてたなあ。

 

嶋崎君、打ち終わりに対する配慮から良く上体を動かしてたし、

そのケレンミの無い攻撃は見てて気持ち良くて、

渡邉さんの方が最初に左顔面を赤くしてたんだよね。

 

<2R>

渡邉さんの表情は相当真剣になってて余裕の序盤っていう感じとは程遠くて、

素晴らしい左ボディは打ってたんだけど中々上への攻撃に繋げられないままで、

気合の入った嶋崎君の詰め詰めからの大健闘ボクシングが光ってたんだわ。

 

<3R>

このままの筈ではない渡邉さんが圧倒するシーンが中々訪れなかったんだけど、

嶋崎君が攻撃に専心する余り腕の動きが大きくなって隙間が増えてきた中、

狙いどころを絞った攻勢のチャンスを窺ってるかのようでもあったんだよね。

 

嶋崎君、手数は減ってなかったんだけどパンチが流れて的中率が落ちてきて、

ちょっと暗雲が見えてきたんだけどね。

 

<4R>

先に手を出してるのはやっぱり嶋崎君の方で、

渡邉さんをロープに詰める場面を何度も作ってて、打った後の体の位置とか、

フェイントにも工夫を凝らしてまだまだ可能性を見せてたんだよね。

 

それでもこのラウンドの渡邊さんの左ボディからの右アッパーが抜群で、

明らかに左ボディを軸にした攻撃に自信を深めたみたいだったんだわ。

 

<5R>

勝率、KO率共に大差のある二人がほぼ対等に戦ってるっていうその時点で、

嶋崎君のボクシングは応援してた人達の誇りを満足させてたんだけど、

ラウンドの序盤は相手にそこそこ振らせておいて、

中盤以降に印象的なラウンドを作るっていう渡邊さんの作戦は

やっぱり彼の頭の良さを示すもので徐々に地力の差を見せ付けていったんだわ。

 

<6R>

渡邉さんの緩急のある見栄えのいい攻撃を前にして嶋崎君、

最後の攻め立てに全く諦め感の微塵も見せずに踏ん張る踏ん張る。

 

ただ、ここに来ての手数と打ち分けはやっぱり流石の渡邊さんで、

自分は必ずしも絶好調だったとは思わなかったんだけど揺るぎないんだよなあ。

 

嶋崎君、ハァーハァーしながらもまだ前へ出て、足元は多少緩んでたんだけど、

それでも最後まで渡邊さんに決定的なとこまで追い込まれるって事はなかったね。

 

 

終了ゴングが鳴った時の自分のスコアは58-56だったんだけど

結局、59-55、58-56、58-57ってことで渡邊さんの妥当3-0勝ち。

 

 

渡邉さんはムキに行かなくて、それが若干大人しい印象を与えたんだけど、

嶋崎君の方も相手の左ボディを貰い過ぎで体力を奪われたって感じだったし、

それを貰わない工夫か、その左ボディに敢えて右フックを合わせるとか、

まだまだ課題の多い試合だったんだけど、

それでも1:9じゃなくて3.5:6.5くらいの試合はしたんだよね。

 

 

 

⑦ 溜田剛士君(ヨネクラ)×マーク・ベルナルデス……Fe 8R

11勝(9KO)1敗2分の22歳・長野県と、

15勝(10KO)0敗の国内12位、23歳・フィリピン。

 

絶対に面白くない試合をしない溜田君と、

戦績からすると多分同じ傾向のベルナルデスだったんだよね。

 

<1R>

お互い示し合せてたかのような初っ端からのブンブンショットの交換で、

少し小さいベルナンデスもとってもいいタイミングしてたんだよね。

 

溜田君、無意識にスッと入って行くととっても危険で、

ベルナンデスには絶妙のタイミング感の他に

十分なスピードとパンチ力が備わってたし、

返しの返しにまで必殺感が漂ってたんだわ。

 

<2R>

相手の目と反応の良さにも気が付いてたみたいな溜田君、

まずはってことで左ボディの試し打ちが中々グッドグッドで、

これがこの後重要な武器になり得るっていう可能性を感じたんだよね。

 

お互い殆どがフルショットだったもんで交差するパンチの危険度は半端じゃなくて、

ベルナルデスは左フックに絶大な自信を持ってるみたいだったんだわ。

 

残り18秒、見栄えのいい右を貰ってしまった溜田君だったんだけど、

その直後に意地のワンツーをハードヒットさせて取り返す取り返す。

 

<3R>

お互いに一発喰らうと即の反撃ってパターンを繰り返してたんだけど、

いつの間にか溜田君、右目上を傷めてて、

やっぱりちょっと左フックを貰い過ぎてたんだわ。

 

少し助かったのはベルナルデスがそれほど熱心にボディを攻めて来なかった事で、

ユッタリしたとこからのいきなりの殴り込みにも大分慣れてきたみたいなんだわ。

 

<4R>

ボディブローを混ぜ込んだ上下打ち分けコンビネーションが抜群の見栄えで、

溜田君、明らかな優位を見せ付け始めたんだけど、

ベルナルデスの瞬間のワンツースリーにもまだまだ気合がこもってたなあ。

 

<5R>

折々のボディブローが徐々に効いてきたかベルナルデス、

若干膝がポクポク緩んできたようだったんだけど、

一瞬の踏み込みからのシツコサは失われてなくて、

辛そうなところからも懸命に頑張ってたんだわ。

 

ただ残り20秒、溜田君が左ボディ、左フックを決め込んでの一気一気の際には、

もう凌ぐのが一杯一杯って感じで消耗が進んでたのを見せてしまってたなあ。

 

<6R>

ベルナルデスは大丈夫なのかっていうスタートだったんだけど、

却って軽いのを4~5発当て込んでてまだまだ死んではいないところを見せてて、

溜田君、相手はまだカウンターのタイミングもキッチリ合わせて来てるし、

敢えて相打ち系の危険な右の交換に挑む必要はないんだよなあ。

 

<7R>

まずは開始直後にいきなりのワンツーヒットで大きく元気を取り戻していって、

ベルナルデスがまだ動けるまだ打てるってとこ見せて行った途端の1分過ぎ、

お互いがガッツンバッティングしてしまって溜田君がドクターチェック。

 

カット傷についてのレフェリーの説明が無いままのリスタートで、

とにかくベルナルデスとしてはここは一気挽回の大チャンス到来ってことで、

最高に飛ばしていったその直後、正しく相手の攻撃時にチャンスはあった訳で、

溜田君の渾身の左右フックが続けて3発ほどカウンター気味に鋭くヒットして、                                                            

それ残り1分03秒のことで自分のすぐ前だったんだけど、

ベルナルデスが西ロープにもたれ掛りながらの座り込みダウン。

 

それまでの被弾ダメージも積み重なってたし、相当シンドそうだったベルナルデス、

浅尾レフェリーのカウントナインのまだやれるだろリスタートだったんだけど、

その時点で既に決着はついててベルナルデスの反撃もほぼ無視してもいい程で、

ってことで溜田君の白鬼一気のブンブン渾身の上下打ち込みで、

最後はこの日やっぱり一番の鍵になった左ボディを総仕上げの打ち込みで、

堪らずのベルナルデスが青コーナーポストにもたれ掛りながら、

ズルズル座り込んでしまったとこでレフェリーストップエンド。

 

2分21秒ってことだったんだけど、ベルナルデスも最後まで踏ん張って、

幾度か相手のパンチをまともに貰ってた溜田君だったんだけど、

最後は見事に打ち勝ったって事でとっても面白かったなあ。

 

 

ベルナルデスは契約時にはOPBF7位ってことで、

それなりのファイトマネーだったと思うけど直後に大幅ランク落ちしてしまって、

そうなるとファイトマネーの減額っていう事になるのかなあ。

 

で、勝った溜田君の日本ランク入りの方も微妙なことになってしまったんだけど、

来月は日本ランキングから転出する世界ランカーも出てきそうだし、

そもそもこれだけの試合をしたんだからランクインの正当性も十分で、

彼の様なボクサーをランカーにしたら観客の喜ぶ試合も組み得る訳で……。

 

 

横井トレーナーと草野君とか溜田君のことを話してたら、

中川公弘君が通り掛かって、彼、今年の新人王の優勝候補の一人だったんだけど、

初戦で1-2負けしてしまって見てくれだけだったら優勝なんだけどなあ……。   

彼、三迫ジムの三浦仁君系でホントいい顔してるんだわ。

 

 

溜田君とは試合前に相手はどんなボクサーなのかとかちょっと話したんだけど、

彼は強いっていうより巧いボクサーっていう印象を受けたみたいだったんだけど、

この日のベルナルデスは溜田君の戦績を念頭に置いてとにかく、

打ち負けないようにっていつもより強めのパフォーマンスだったのかも知れなくて、

自分は巧いっていうより強いボクサーっていう印象だったんだよね。

 

 

何度もまともに貰ってんじゃねえよ的な事をトレーナー達に言われた後、

溜田君はバッグを背負いながら右手に勝利者トロフィー、左手に花束を抱えて、

左目上に絆創膏貼ってあっちこっちアザだらけのその顔のまま、

電車で帰るみたいだったんだけど、周囲からジロジロ見られるんだろなあ。

自分も一度だけでいいからそういう事してみたかったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 溜田剛士君

② マーク・ベルナルデス

③ 嶋崎俊君、打越隆誠君

 

 

 

前日と違って昨日はまたいいボクシングを色々見せて貰ったなあ。

 

2015年8月 5日 (水)

後楽園ホール・8月4日

 

幾つかの銀行が合併して所謂メガバンクが誕生して、

“りそな銀行” だとか “みずほ銀行” ってことになって、

元々何銀行と何銀行が母体になってたのかが分からなくってるんだけど、

“三菱東京UFJ銀行” だけはその由来が知れるように頑張ってるんだよね。

 

でもそうなると他の平仮名中心の5文字銀行と比べると9文字にもなってしまって

宛名書きする際の面倒臭さったらないんだよね。

 

生損保合体型企業の方はもっともっと面倒臭いことになってて、

“東京海上日動あんしん生命” なんかは12文字だし、

“損保ジャパン日本興和ひまわり生命” に至っては何と16文字ってことで、

こいうとこに電話をかけたら相手はどういう風に社名を名乗るのかなあ。

 

多分、「ハイ、あんしん生命です。」 とか、

「ひまわり生命ですが…。」 だと思うんだけど、フルネーム名乗るのかなあ。

一度確かめてみようかなあ……。

 

 

 

二日続けてのドキドキ興奮系ボクシングっていうのは神様も用意してなくて、

正直、ファイナル以外に事前に興味をそそられた試合は無かったんだけど、

ホントに全くその通りになってしまって、今日のブログはスッカスカの頂点で、

途中で書くのを止めようかって思ったほどで、スルーが正解かも知れないんだわ。

 

 

ロビーで古口ジムの山下賢哉君と田村亮さんと岡田拓真君のことを話して、

ガーラガラの場内、どこでも自由に見られるって状況だったもんで、

取り敢えず隙き隙きの北板席に座ってたらセレスジムの久保パパが寄ってくれて、

ちょっと久し振りのそれでも暖かい会話を交わして始まり始まり……。

 

 

 

① 沢田石伸雄君(UNITED)×渋谷尚史君(山龍)……Fe 4R

1勝2敗(1KO)の31歳・東京都と、デビュー戦の21歳・秋田県。

 

沢田石君、変わった3文字名前のボクサーなんだけど、

その3文字のうち2文字を使い分けるとよくある色んな苗字が作れるんだよね。

沢田、沢石、田沢、石沢、石田ってね……。

 

<1R>

二人共、緊張感が無いというかユッタリしてたんだけど、

特に渋谷君、何だかモッサリした印象なんだわ。

 

<2R>

ラウンド途中からレフェリーは渋谷君の方ばかり見やってたんだけど、

基本的に何をやりたいのかが全く解らなかったんだよね。

 

だから、沢田石君、もっとテキパキやれば簡単だと思うんだけどなあ……。

 

ってことで、いきなりの休憩タイムだったんだけど結局、

40-36×2、39-37ってことで初回の印象のまま沢田石君の3-0勝ち。

 

 

 

② 大久保康司君(横浜さくら)×熊切誠志郎君(伴流)……SB

2勝1敗(1KO)2分の29歳・神奈川県と、

3勝(1KO)4敗(1KO)の26歳・静岡県。

 

白いマウスピースを出しっ放しなもんで大久保君、まるで明石家さんまみたいで、

それで思い出したんだけど久し振りだったなあ。

 

<1R>

振り出しが鋭いのは圧倒大久保君だったんだけど、

熊切君も真面目な前詰めからの真面目な手数だったんだわ。

それにしても、熊切誠志郎ってまるで戦国武士みたいな名前がカッコいいね。

 

<2R>

その熊切君、武士みたいな潔さに欠けてきて若干躊躇が目立っての手数不足で、

大久保君に好きなようにやられてしまいそうな感じになってきたなあ。

 

<3R>

お互いに明らかな優勢をキープできないままだったんだけど、

それにしても熊切君、左ボディを自由に打たせ過ぎなんだわ。

 

<4R>

熊切君、そこそこムチャしないと負けが見えて来てしまうんだけどそのままだし、

当て勘の良くない大久保君なんだけど、取り敢えずシッカリ振れてる勝ちかなあ。

 

 

ってことで結局、40-37、39-37、39-38で大久保君の3-0勝ち。

 

それにしても4回戦の判定勝ちにいちいちインタビューは不要だよね。

 

 

 

③ 鈴木淳君(三谷大和)×前田大成君(山龍)……SFe 4R

0勝0敗1分の25歳・山形県と、デビュー戦の19歳・福岡県。

 

<1R>

まずは鈴木君が仕掛けて、前田君がそれに応じるっていう展開だったんだけど、

二人共、噛み合いの良くないガッチャガチャだったし、

相変わらず赤コーナーからは一瞬も休むことのない指示が飛びっ放しだったし、

青コーナーボクサーは戦う気持ちに欠けたひ弱系だったもんで、

ちょっと逃げるような感じの休憩タイムゲット。

 

 

結局、39-38、38-39、38-38ってどっちつかずの1-1ドロー。

 

 

 

④ 岡田拓真君(古口)×山田健太君(セレス)……F 6R

5勝(2KO)10敗(7KO)の26歳・広島県と、7勝4敗1分の30歳・和歌山県。

 

<1R>

岡田君には正確さ、山田君にはスピードが其々欲しいところで、

開始2分までは岡田君の勢い勝ちでこのまま進むのかなあって思ってたんだけど、

残り1分6秒の北ロープ前、山田君がヒョイって出した右ストレートが直撃して、

岡田君、一瞬の間を置いてヘトヘトって感じでダウンしてしまったんだわ。

 

<2R>

途端に岡田君、行き難そうになってしまってのプレス掛けられっ放しで、

受け身のままの残り19秒の今度は南ロープ前、

トコトコって連打貰ってしまってまたもや弱々しく倒れ込んでしまったんだわ。

 

<3R>

初めてのKO勝ち目指して勢い込んだ山田君だったんだけど、

その分隙が出来てしまったか開始17秒、岡田君の左右ショートでグラッとして、

アララララーって感じになってしまって、そこからはお互い大雑把大雑把で、

もっとシッカリやらないとダメなんじゃないのっていう感じが強かったんだよね。

 

あんまり休み休みやってるもんで一旦席を外したら、久保パパに笑われたなあ。

 

 

結局4R1分47秒、最後は岡田君、東ロープに詰められて山田君の連打連打で、

全く手が止まってしまったとこでのストップエンドだったなあ。

 

初めてのKO勝ちだねって通りすがりの山田君に伝えたら、

いつも辛口コメントアリガトです的なこと言われてしまったなあ。

 

 

 

⑤ 河野洋佑君(新日本木村)×オリオン拓也君(セレス)

                            ………58.1㎏ 8R

9勝(4KO)4敗(1KO)1分の27歳・宮崎県と、

9勝(4KO)10敗(3KO)3分の28歳・千葉県。

 

<1R>

薄くはあったんだけど拓也君、リーチ優位を生かして、

右ストレートと左フックを一発づつ届かせてたんだけど、

残り35秒、河野君がいきなりの右フックをハードヒットさせてポイントゲット。

 

<2R>

開始20秒、拓也君がまたもやの右ストレートを当て込んでたんだけど、

まだまだ激しい打ち合いにはならなくて河野君、

もっと細かく出来るはずなんだけど雑な大振りに終始してたんだよなあ。

 

<3R>

お互いにもっとキビキビ出来ないもんかなあって感じだったんだけど、

1分過ぎからの河野君のボディボディで拓也君、いきなりシンドそうだったし、

距離も作れなくなって急に弱々しくなってしまったんだわ。

 

<4R>

先攻したのは拓也君だったんだけど、もう少し力込めて打たないとダメで、

1分過ぎからは落ちてしまって何だかタル~クなってしまって、

残り1分からは安易な被弾が増えてしまってたなあ。

 

<5R>

拓也君、打ち返しのパンチが緩々だし、腰折ったり逃げる場面が増えていって、

見てくれ悪い悪い。

 

<6R>

ここんとこのラウンドは拓也君、初めの1分ほどしか頑張れなくて、

それ以降はメッキリになってしまうんだけど、河野君の方も飛ばし切れてなくて、

それはちょっと自分の中のイメージとは違ったボクシングになってて、

何だか猛暑仕様のような休み休みのパフォーマンスになってしまってたなあ。

 

あんまりタルイもんで又もやまたもやの休憩タイムってことで……。

 

 

結局、77-75、77-76、76-75の3-0で河野君の勝ち。

 

 

 

⑥ 品部正秀君(B水戸)×ガンバレ将太君(戸高)……53㎏ 8R

7勝(3KO)12敗(5KO)2分の32歳・愛媛県と、

10勝(2KO)5敗(2KO)1分の31歳・東京都。

 

ジッと見てたら眠くなる一方だったもんで南席最後部に移ったら、

既にあるジムの会長さんが寝ちゃいそうだったからさあってそこにいたんだわ。

 

 

30代同士の戦いってシナリオで見れないこともなかったし、

久し振りの試合の将太君の相手としては妥当だったのかも知れないんだけど、

もう31歳なんだし、ランキング狙った試合が見たいところで、

普通に勝てる試合を重ねていっても何のキャリアにならないと思うんだけどなあ。

 

 

って終始遠くから眺めてたんだけど将太君、78-73、78-74、77-74って事で、

結局3ー0勝ちではあったんだけど、この日の相手に善戦を許してるようだと、

キツイチャレンジは避けた方がいいのかも知れなくて、

ジムの広告ボクサーとしての立場を全うした方がいいのかも知れないね。

 

 

 

⑦ 原田門戸さん(横浜さくら)×中野和也君(花形)……L 8R

28勝(12KO)8敗2分のランク8位、28歳・フィリピンと、

8勝(7KO)4敗(3KO)1分のサウスポー、28歳・静岡県。

 

この二人は今年5月、中野君の出身地の静岡県で対戦したんだけど、

いきなりのバッティング負傷ドローだったもんでその再戦なんだよね。

 

<1R>

基本的には2勝1敗ペースと3勝1敗ペースの細かい技抜きの殴り倒し屋同士で、

双方共がイッセノセ系なんもんで前回と同じドロー再現も有り得る動きをしてて、

原田さんのジリジリプレスに対して中野君、

好きにさせないようなジャブが要ると思うんだけど、

とにかく左を狙う溜めるなんだわ。

 

お互い、まずはジャブから組み立てるっていう面倒なことは嫌いみたいだね。

 

<2R>

中野君、左が当たれば勝ち、当たらなければ負けっていう解り易いボクシングで、

ひたすらの左狙いの中、原田さんが右ストレート2発、ワンツー1セットヒットだね。

 

<3R>

開始34秒のリング中央西寄りのとこでいきなり中野君、

左アッパーをカウンターヒットさせて原田さんからダウンゲット。

 

それほどのダメージ残さないままのリスタートではあったんだけど原田さん、

その後残り15秒からのブン殴り合いの際には足元若干バタバタしてたから、

もしかしたらそこそこ効いてたのかも知れないね。

 

<4R>

ダウンハンデを背負った原田さんが凶暴な反撃に出て行って、

アンダースローピッチャーの様なアッパーとか右特大フックを振り回し始めて、

そのどっちもがグローブのナックル部分では当たってなかったんだけどね。

 

残り1分25秒のリング中央、中野君がグイッと踏み込もうとしたその瞬間、

原田さんの右のチョン打ちがカウンターヒットして今度は中野君がダウン。

 

立ち上がりはしたんだけど中野君、何だか相当効いてしまってたみたいで、

リスタート後10秒も経たずにまたもやの右チョンでまたもやダウン。

 

何とか立ち上がったんだけど中野君はもう既にヨレヨレで、

大丈夫じゃなかった再々開はあっという間の終幕で、

無抵抗なまま原田さんのゴリラパンチに晒されての3度目のダウンだったんだわ。

 

で、2分10秒、原田さんのKO勝ちだったんだけど、

当たったモン勝ちの大味な試合っていう印象は拭えなかったんだよね。

 

 

二人共、一発の恐怖感は漂わせてたんだけど細かい対応は殆ど出来てなくて、

其々の右肩と左肩を見てれば打ち出しの瞬間を見極めるのは難しくなくて、

鋭く早いジャブを持ってるボクサーには攻略が容易なんじゃないかなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

昨日の興行はスポンサーの、スポンサーによる、スポンサーの為のボクシングで、

参加ボクサーとか一般観客を軽視する形態はホントに嫌気を差すほどで、

元々中身も薄いことが多いもんでこれからは自分は不参加ってことで、

それにしてもこの日のメニューで料金5,000円からっていうのは理解に苦しむ訳で、

まずは無用な割増照明代を削るべきだって思ったけどね。

 

2015年8月 4日 (火)

後楽園ホール・8月3日

 

それにしても磯崎っていう総理補佐官の不適格性には目に余るものがあって、

如何にも国民を見下したような目線は信じ難いほどで、

それを側近に据えたままの安倍首相、立場が悪くなる一方だと思うんだけどなあ。

 

 

 

野球は無いはずなのにドーム周辺は大混雑で、

宗教団体の集まりでもあるのかと思ったらドリームマッチってことで、

つまり昔のプロ野球選手達の草野球だったんだけど、

あんなモノ見て面白いもんなのかなあ。

 

一塁まで走るのも辛そうな腹ボテのジイさん達は醜いだけだと思うし、

そういうのはつまり、未だにプロレスを諦め切れてない曙とか、高山善廣、

大仁田厚みたいなモノなんだろうと思うし、

声が伸びなくてギターも弾けなくなってるローリング・ストーンズみたいなモノで、

見てて哀しく情けなくなる一方じゃないのかって思うんだけどね。

 

 

 

地道にホールに通ってるとボクシングの神様が時折素晴らしい試合を

用意してくれるっていうそういう日だったんだよね、昨日は……。

 

昨日は最初の2試合が新人王予選だったんだよね。

 

 

 

① 引地昭裕君(ヨネクラ)×高橋悠斗君(協栄)……Mm 4R

3勝5敗(2KO)3敗のサウスポー、26歳・福島県と、

3勝(2KO)0敗の22歳・東京都。

 

そもそもドクターが遅刻してたし、コールされてからも赤コーナーの登場が遅くて、

ここのジムにはたまにあるんだけど待たされる方の気分は良くないよね。

結局、試合開始ゴングが鳴ったのは電車3本分ほど遅れの6時8分過ぎで、

世界戦かあって嫌味も言いたくなったんだわ。

 

<1R>

遅出の引地君はそもそも怖がりなんだろね、

打つたびに頭下げるし、すぐ相手に抱き付くし、ちょっと見てられなかったなあ。

 

一方の高橋君も、もう少しテキパキやれそうな感じがするのに手際が悪過ぎで、

何から何までいきなり過ぎで、とっても雑っていう印象が拭えなかったんだよね。

 

どちらが勝ち上っても次の小浦翼君には瞬殺されてしまいそうなほど、

そもそも準々決勝戦のレベルには達してないって思えて早々の離席。

 

 

結局、39-37×2、38-39ってことで高橋君の2-1勝ちだったけどね。

 

 

 

② 三村利伸君(マナベ)×石澤一路君(オサム)……W 4R

3勝(2KO)0敗1分のサウスポー、28歳・埼玉県と、

3勝(1KO)4敗(1KO)のサウスポー、27歳・埼玉県。

 

石澤君の方が少しデカイんだけど、体全体が緩み気味なんだわ。

正直、最初の頃はそれほどのことがないって思ってた三村君なんだけど、

試合するごとにここんとこ巧さと強さを発揮してるんだよね。

 

<1R>

やっぱり三村君の動きの方がテキパキしてて、石澤君はちょっとタルイんだわ。

 

普通に出来れば三村君、殆ど問題なさそうだなあって見てた1分07秒、

ワンツーからの返しの右フックを直撃させて石澤君から見事なダウンゲットで、

きちっと返したパンチがヒットしたってことで、ワンツーよりいい形だったなあ。

 

何とかリスタートはしたんだけど石澤君、続行は相当無理そうで、

そのまま三村君の一気の鬼追撃に晒されて即の2回目のダウンでKOエンド。

1分25秒ってことだったんだけど三村君、この先も行けそうなんだわ。

 

 

 

本多ジムの美佐子マネジャーが寄ってくれて、

この間の岩原慶君の試合のミニ反省会なんかしたんだけど、

本人も納得できる試合じゃなかったって自覚してたんだってさ。

 

 

 

③ 小松裕道君(相模原)×乾諒介君(花形)……Fe 4R

1勝(1KO)1敗の23歳・神奈川県と、デビュー戦のサウスポー、19歳・大阪府。

 

<1R>

二人共、とっても気合が入ってたんだけど、ひたすら突貫系のワンツーオンリーで、

出会い頭のガッツンで決着しそうな感じが強くて、

運とか偶然とかが支配する丁半賭博みたいなリング上だったもんで、

この回が終わったら休憩タイムだなって思ってたら、残りあと少しのところで、

小松君の右に乾君が綺麗に右を被せてダウンゲット。

 

リスタート直後終了ゴング直前に乾君、今度は左ストレートをきっちりヒットさせて、

体力と気力を失ってた小松君から2度目のダウンゲットでKOエンド。

 

 

2分59秒ってことだったんだけど乾君、

相手より少しだけ冷静にやれたのが正解だったね。

 

 

 

西席の端っこに座ってたのを見つけてくれた宮崎辰也君が寄ってくれて、

この後セミファイナルまで並んで観戦してたんだけど、

事前にはそれほど期待していなかった試合含めてタルイ試合は一個もなくて、

二人でオウオウオウって言いながらのワクワクの観戦だったんだよね。

 

3人のデビューボクサー達も自由研究の発表会みたいなのとは全然違ってて、

初めてのヘッドギア無しでよくまそこまで頑張れるなあって程だったんだよね。

 

 

 

④ 市川皓啓君(川島)×山崎誠人君(本多)……SB 4R

デビュー戦の22歳・東京都と、1勝(1KO)1敗(1KO)の18歳・千葉県。

 

二人共に沢山の応援団が付いてたなあ。

 

<1R>

デビュー戦にしてはそこそこちゃんとしてた市川君だったんだけど、

より圧力が強かった山崎君が序盤の1分間をモノにしてたなあ。

 

その後慣れてきたか市川君、それじゃあ行くかって打ち返し始めたんだけど、

結構的確に当て込んでたんだよね。

 

山崎君、充分なリーチがあるんだからもっとジャブから組み立てるべきなんだけど、

簡単に相手の打ち易い距離を作ってしまって細かく打たれ込んでたんだわ。

 

このままじゃ市川君が挽回ポイントゲットだなあって思ってた残り11秒、

山崎君が渾身の右ストレートをヒットさせてからの一気一気で、

市川君の左目上をヒットカットさせて挽回の挽回のポイントゲットだったんだわ。

 

若干腰がフワフワしてた市川君に対して山崎君、

下半身の安定感が素晴らしかったね。

 

<2R>

山崎君が倒してしまいそうな感じでスタートしたんだけど、

1分過ぎから市川君が盛り返してあっという間に流れを変えて、

残り20秒から今度はまた山崎君が反転攻勢で、

そのまま終わるかってとこの最後の最後、市川君の右ストレートがナイスヒット、

ってとこでようやく終了ゴングでもう目まぐるしい目まぐるしい。

 

二人共、確かにディフェンスに課題があるんだけど、

ボクシングはまず殴り合いでしょっていうのをみんなに見せ付けて、

私設応援団以外の一般客をも大喜びさせてたんだよね。

 

<3R>

こんなに場内大騒ぎの4回戦っていうのも久し振りで、

一見落ち込みそうなところからの市川君の踏ん張り直しが繰り返されたもんで、

山崎君の方にも徐々にヘバリが見えてきて、

その間隙を縫って市川君、打つ打つ打つだったなあ。

 

<4R>

狂熱の最終ラウンド。

 

ここまで1Rと2Rを獲られた市川君が盛り返しの流れを定着させつつあって、

それでもとっても拮抗してたと思うから、どっちか気を抜いた方が負けるって、

そういう展開だったんだけど、開始40秒にまずは市川君が左フックをヒットして、

そこからの手数手数にらしくない程の気合が入ってたんだよね。

 

残り20秒からは山崎君も気持ち立て直しての最後のラッシュに突入して、

そりゃもう大盛り上がりの終了ゴングだったんだわ。

 

 

それにしても二人共、相当消耗してたと思うんだけどある程度の距離を維持してて、

ズルズル安易にもたれ合ったり、絡み合うっていうのが全く無かったなあ。

 

 

自分は38-38だったんだけど結局、39-38、38-39、38-38ってことで、

正しく三者三様の1-1ドローだったんだわ。

 

 

 

面白いねえ面白いねえって宮崎君と話してたところに三村利伸君が寄ってくれて、

彼とはあまり話したことがなかったんだけど、準決勝戦に向けての話とかね……。

 

 

 

⑤ 南優作君(川島)×クドゥラ金子君(本多)……W 4R

デビュー戦の23歳・神奈川県と、デビュー戦の17歳・千葉県。

 

本多会長にクドゥラ君なんだけど金子っていうのは本名なの? って聞いたら、

トレーナーの名前ってことで生粋のアラブ系みたいなんだよね。

 

<1R>

そのクドゥラ君、如何にもいかつくて正面に立たれると圧迫感有りそうだなあ。

 

それでもこういう外国人に有りがちな外見だけなんじゃないのって見てたら、

開始僅か18秒の青コーナーポスト前で見事な左フックを一閃して、

南君からいきなりのダウンゲットしてしまったんだわ。

 

それほど重大なダメージを与えてないって判断もあってかクドゥラ君、

特に舞い上がるってこともない冷静な追撃リスタートで、

これがまあとってもシッカリしたボクシングをするもんで驚いてしまったんだわ。

 

まずバランスがとってもいいしプレスも強いし、ちゃんとボディブローも打てるし、

相手の右に左フックを合わせ被せるってことも出来てたんだよね。

 

<2R>

こんな感じだとクドゥラ君の早い回のKO決着かなって見てた開始すぐの6秒、

何とナントなんと、南君の左フックがカウンターヒットしてクドゥラ君、

赤コーナー前で明らかにグラついてしまってのアレレーッ! のヤバイヤバイで、

そう言えば南君、右ショットは全く変な猫パンチ系なんだけど、

左フックはそれとは比較にならない程ちゃんと打ててたんだよね。

 

クドゥラ君もそこんとこは耐え耐えしてたんだけど、それでも抱き付かないで、

気が付けばこの二人も殆ど揉み合いのないクリーンファイトだったんだけど、

それでも流れは一変一気に南君に傾いて行ったんだわ。

 

これは危ないぞおクドゥラ君ってドッキドキが暫く続いて、

それでもなんとか耐えて凌ぎ切るかクドゥラ君って感じだった残り20秒、

回復成ったクドゥラ君のワンツーが呆気ないほど綺麗にヒットして、

今度は南君がヨレッとしてしまったとこクドゥラ君、一気一気の巻き返しで、

最後は東ロープ前だったんだけど実に手際のいい連打連打で、

終了ゴング寸前2分58秒のレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

お互い、ディフェンスに難点を抱えたままではあったんだけど、

それが流れを二転三転させて結果的には試合を面白くさせたんだけどね。

 

 

 

⑥ 當大幸君(川島)×芳賀慧彦君(古口)……B 4R

2勝(2KO)0敗の20歳・鹿児島県と、3勝(1KO)1敗の18歳・東京都。

 

<1R>

中間距離からテキパキ出来てたのは當君だったんだけど、

距離が詰まったとこでの芳賀君のアッパー含めたショートブローも中々のもので、

採点に困るとこではあったんだけど、総ヒット数の積み上げで當君かなあ。

 

それにしても二人共、とっても活きが良くて全くゴニョゴニョしないんだわ。

 

<2R>

中間距離からの攻撃を初めっから捨ててしまってるような芳賀君、

相手にヒット&アウェイを繰り返されるとツライツライなんだけど、

當君の方も最後までその足が使えるのかってとこでもあったんだよね。

 

<3R>

体を寄せ合う場面になってからも當君、体全体の使い方がとっても巧くて、

細かい手数を駆使してたんだけど、得意の距離になった芳賀君の方が力強くて、

何とか何とかって懸命の打ち込みだったんだわ。

 

<4R>

フットワークが使い切れなくなった中、當君、揉み合いの中でのボディボディで、

芳賀君の反転攻勢を食い止めてたなあ。

 

その芳賀君も残り1分からは更に更にの強振だったんだけど、

残念、今一当たりが的確じゃないままの終了ゴング。

 

 

自分は39-37で當君だったんだけど結局、39-37、38-39、38-38

ってことで1-1ドローだったんだよね。

 

 

 

⑦ 藤中周作さん(金子)×大村朋之君(イマオカ)……W 8R

11勝(7KO)5敗(2KO)2分のランク7位、28歳・宮崎県と、

8勝(4KO)7敗(4KO)の34歳・兵庫県。

 

リング入りの通路で宮崎君と一緒に藤中さんに声掛けしての始まり始まり。

 

<1R>

5㎝ほどデカイ相手に藤中さん、最初っから集中集中で、

実にとってもいい動きが出来てた中、開始27秒のリングほぼ中央、

それは全くのタテ位置で大村君の肩越しではあったんだけど、

大村君が右ストレートを振り込んでいったその瞬間、

それを踏み込みざまに右に交わしながら藤中さんが右ストレートを一閃して、

抜群のタイミングでの直撃で大村君、一発前のめりダウンしてしまったんだわ。

 

絵に描いたようなカウンターヒットだったもんで大村君、

何とかリスタートはしたんだけど明らかにダメージを引きずったままで、

それを優しく許してくれる藤中さんでは勿論ないもんで、

ここで一気の決着鬼追撃ってことで左右フックの連打の後、

最後は左フックからの右ストレートだったと思うんだけど、

全く何の遠慮もない直撃ヒットで大村君、さっきとほぼ同じところで、

アッという間にブチ倒されてしまってレフェリーが即抱きかかえてのストップエンド。

 

 

今まで見たことないような0分47秒の藤中さんの手際の良さで、

彼自身も会心の試合ができたってことかエライ吠えまくってたなあ。

 

 

全く一発も当てることが出来ないまま終わってしまった大村君なんだけど、

もう少しやれてもいいのに伸び切れないボクサーの一人なんだよね。

 

 

 

⑧ 有川稔男さん(川島)×何チャラ・エアー……W 8R

10勝(8KO)4敗(3KO)のランク3位、30歳・東京都と、

7勝(3KO)3敗1分の18歳・タイ。

 

最初っから見るつもりは無かったもんで帰りの電車の中での結果チェックのみ。

結局やっぱり2分14秒、有川さんのKO勝ちだってね。

やっぱりここを打って下さいっていうお約束の左ボディだったみたいね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 藤中周作さん

② 三村利伸君

③ 當大幸君

 

(次点) 

市川皓啓君と山崎誠人君、南優作君とクドゥラ金子君、芳賀慧彦君。

 

 

 

ホールを出た時はまだ8時半頃で、

ドームの野球終わりとぶつからなくて快適な帰り道だったんだわ。

で、“王将” で極王天津飯と餃子で939円也。

 

2015年8月 3日 (月)

7月度ランキング

 

毎日のように自爆テロやら指名殺人やらを繰り返してるイスラエルとアラブ。

 

つまりはユダヤ教とイスラム教との間での殺し合いなんだけど、

両者は元を辿れば根っこは一緒で、その後微妙な教義の違いとか、

派閥間の主導権争いの結果、今のように様々な宗教が林立するに至った訳で、

それはつまり海の神を信じるか山の神を信じるかっていう差に過ぎなくて、

信じるモノが違うから殺し合うっていうのは余りにも愚かで、

人の救いにならない宗教っていうモノの存在意義さえ疑問になってくるんだよね。

 

反ユダヤ、反キリストっていう点では一枚岩の筈のイスラム教でさえ、

内部はスンニ派とシーア派に分かれて抗争を繰り返してるんだけど、

そういうのは、同じように山の神を信じてるけど愛宕山を崇拝してる派と、

飛鳥山を崇めてる派が殺し合ってるようなもので、

ここまでくるとそのバカさ加減に呆れるしかないんだよね。

 

どこまで人間はバカなのかってことなんだけど、

そもそも人類っていうものが優秀な生き物であるとすれば、

未だに戦争が絶えないっていうことは有り得ない訳だから、

世界中バカの山盛りってことなのかなあ……。

 

 

 

来月から少し中味が変わるもんで、

今までの形のランキング表は今月限りなんだよね。

 

 

 

≪7月度ランキング≫

 

【世界チャンピオン】

田中恒成さん(獲得)、高山勝成さん(1)、田口良一さん(1)、井岡一翔さん(獲得)、

河野公平さん(1)、カルロス・クァドゥラス(3)、井上尚弥さん(獲得)、

山中慎介さん(8)、内山高志さん(10)、三浦隆司さん(4)、ホルヘ・リナレス(1)

の計11名。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

江藤光喜さん(2)、井上拓真さん(獲得)、川口裕さん(獲得)、和氣慎吾さん(5)、

中谷正義さん(3)、小原佳太さん(2)、亀海喜寛さん(1)、柴田明雄さん(3)、

清田祐三さん(2)の計9名。

7月6日、マーク・アンソニー・ヘラルドに3-0勝ちした井上さんが王座獲得。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……大平剛さん(3)

この階級は7月に試合が無くて全く異動ナシの空き6名分も変わらず。

 

 

 

【ライトフライ級】……空位

7月20日、ノーランカーに8RKO勝ちした堀川謙一さんは2位のまま。

7月12日に長田瞬志さんに3-0勝ちした松本健太さんが

大前貴史さんと8位と9位を入れ替わってて、

敗れた長田さんは3個下がってのフライ級15位。

7月17日、油田京士さんに2RKO勝ちした久田哲也さんが2個上がって10位、

負けた油田さんは11位から13位にダウン。

 

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(獲得)

7月17日、斎藤洋輝さんとの決定戦を征した粉川さんが王座ゲット。

敗れた斎藤さんは2位から4位にダウン。

上が抜けたもんで林徹磨さんが1位にアップ。

7月20日、ノーランカーに3-0勝ちした李明浩さんも4位から2位にアップ。

7月24日にWBCユースタイトルを獲った比嘉大吾さんが8位にランクイン。

 

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(2)

7月4日に岡畑良治君に5RKO勝ちした中川勇太さんが8位から5位にアップ。

7月6日、大嶽正史君に7RKO勝ちした翁長吾央さんは11位から7位にアップ。

7月17日に鈴木悠介さんに2-1勝ちした田村亮一さんが8位にランクされて、

敗れた鈴木さんは7位から10位にダウン。

井上拓真さんがOPBFチャンプに転出したもんで空き1名分発生。

 

 

 

【バンタム級】……大森将兵さん(獲得)

7月9日に戸井健太さんに4RKO勝ちした高橋竜也さんが2個上がって10位、

敗れた戸井さんは11位から14位にダウン。

7月20日、松尾佳彦さんに2-1勝ちした小澤サトシさんが11位にランクインして、

負けた松尾さんは9位から大幅ダウンの15位。

15位だった上林巨人さんが押し出されランクアウト。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……小國以載さん(1)

7月9日に佐藤鋼太君に2-1勝ちした臼井欽士郎さんは10位のまま。

7月12日、タイボクサーに1RKO勝ちした小坂遼さんさんは1個上がって11位。

7月20日にフィリピンボクサーに3-0勝ちした中澤奨さんも12位に2個アップ。

7月4日、久永志則さんに3-0勝ちした藤原陽介さんが13位にランクインして、

久永さんは13位からのランク落ち。

 

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(2)

7月は誰も試合をしなかったもんで全くの不変。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤利樹さん(3)

ここも誰も何もしなくて不変。

 

 

 

【ライト級】……徳永幸大さん(獲得)

7月4日に相馬一哉君に3-0勝ちした土屋修平さんが西谷和宏さんと

9位と10位を入れ替わってるね。

後は異動ナシ。

 

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(2)

決定戦の関係か中澤将信さんが3位から1位にアップ。

7月27日にIBFランカーに4RKO勝ちした近藤明広さんが8位にランクイン。

7月18日、マカオで3RKO負けした吉田龍生さんが

岡崎祐也さんと順位を入れ替わっての11位にダウン。

7月26日にノーランカー相手に4RKO勝ちした塚原信一さんが

ウェルター級12位から転級しての同じく12位にランキング。

クウエ・ピーターが11位から13位にダウン。

7月26日、ノーランカーに4RKO勝ちした森定哲也さんは最下位のままで、

新規ランクインが2名あった関係で12位から14位になってるね。

空き2名分減ってあと1名分。

 

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(5)

7月4日に田中亮治さんに3-0勝ちした坂本大輔さんが尹文鉉さんと

5位と6位を入れ替わってるね。

敗れた田中さんは9位から10位にダウン。

空き1名分増えて計3名分。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(2)

7月26日にインドネシアボクサーに3-0勝ちした丸木凌介さんが

斉藤幸伸丸さんと5位、6位を入れ替わってるね。

異動はそれだけで空き5名分も変わらず。

 

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(2)

全く試合が無くてそのままで、空き8名分も変わらず。

 

 

 

さてさて8月度のランキングなんだけど、

現在タイトル挑戦権のある15位以内の世界ランカーで、尚且つ

日本ランカーっていうのは日本チャンピオンを除くと全部で22名いるんだけど、

そのうち誰が日本ランキングのエントリーを遠慮するかっていうのが興味津々で、

今頃ジム間で 「お宅はどうします?」 って電話が飛び交ってるんじゃないかなあ。

自己申請じゃなくて一人一人にコミッションから確認の電話がいくんだよね。

 

抜けたボクサーの数だけ新規ランカーが増えるって、

必ずしもそういう訳ではないと思うんだけど取り敢えずは15位までは変わらないし、

期待感持ってるボクサーも多いことだろうし、

各ジムからの売り込みも激しくなってランキング委員会も大変だろなあ。

今日から真夏の後楽園ホール3連投で、今週は5ボクシングもあるんだけど、

今日はまず藤中周作さんと三村利伸君に期待してるんだけど、

當大幸君×芳賀慧彦君の試合も見逃せないんだよね。

 

2015年8月 2日 (日)

後楽園ホール・8月1日

 

5Fのホール入口横にある事務所近くにはボクシングの興行ポスターの他に

キックとかプロレスのポスターも沢山貼り出してあるんだけど、

これがまあ其々随分結構な団体数で驚くんだよね。

 

出場メンバーの名前が面白いのは圧倒プロレスの方で、

ふざけてるのかって思うのも結構あるんだけど、元々ふざけたモノなんだよね。

 

プロレスっていえば自分は力道山をリアルタイムで知ってるんだけど、

小学生でありながら、これは絶対インチキだろうって薄々感じてて、

ここを打ってくださいって胸元をガラ空きにしたとこに空手チョップ打ってて、

それを見た大人達が興奮熱中するのが全然解らなかったんだよね。

 

そこに至るまで外人レスラーに散々いたぶられて、

もう我慢の限界ですっていう場面で伝家の宝刀を繰り出すっていうシナリオは、

“昭和残侠伝” とか “水戸黄門” と通じるものがあるんだけど、

そういうのは日本人の永遠のテーマなんだろうね。

 

フレッド・ブラッシーが相手の頭に噛み付いての流血っていうのもお決まりで、

お前、黙ってかじられてんじゃねえよっていっつも思ってたけど、

そんな中唯一ルー・テーズだけは本物じゃないかって思ってたんだよね。

 

 

 

ドームでは昨日に続いての巨人ー中日戦だったんだけど、

その東京ドームの空調が東京ガスのガスエアコンだっていうの知ってる?

 

今、日本でどれだけの家庭でガスエアコンが使われてるか知らないけど、

実は以前、自分の家で電気のエアコンと併用してたことがあったもんで、

何となくヘエーッて思ってしまったんだよね。

 

使った経験から言うとガスエアコンっていうのは冷房にしろ暖房にしろ、

とっても立ち上がりが早かったっていう記憶があるんだけどね。

 

 

競馬終わりと野球始まりとが重なった周辺の混雑を潜り抜けてのホール入り。

 

この日、最初の二試合は新人王トーナメント戦だったんだけどね……。

 

 

 

① 松原陵君(帝拳)×郡司成悠君(ひたちなか)……SF 4R

2勝(2KO)1敗の24歳・岐阜県と、

1勝(1KO)0敗1分のサウスポー、20歳・茨城県。

 

二人共、リングコールされてからも中々出て来なくて、

特に郡司君サイドの遅れは飯でも食ってるのかって程だったなあ。

こういう場合、申し訳ないけど遅刻した方にはどうしても肩入れできないんだよね。

 

<1R>

まずはキチンとしたジャブって感じではない、お互い良く似たケンカボクシングで、

勢いだけのガキの乱闘って感じだったんだけど、1分半を過ぎた頃、

メッキリ落ちてきたのは松原君の方で足元がバタバタし始めたのに比べると、

郡司君の方が腰据えてシッカリ打ててるって感じだったなあ。

 

<2R>

松原君、なんだか反応も悪いなあって感じが抜けなかったんだけど、

これなら簡単だって郡司君も思ったような初っ端からの畳み掛けで、

詰め詰め一気って感じだったその途端の開始35秒、

ヒョイって出した松原君の右ショートフックがカウンターで郡司君のアゴにヒットして、

あくまで強打っていう感じじゃなかったんだけど、絶妙なタイミングだったんだろね、

郡司君が呆気なくコテンって倒れ込んでしまったんだわ。

 

リスタートした様子を見てたら郡司君、そこそこのダメージを引きずったままで、

何が起こったか把握できて無さそうな中、残り時間は充分過ぎるくらいあるし、

そんならって勢い付いた松原君の追撃を凌げそうにはなくて、

結局1分12秒、時間の問題にケリが付いたんだわ。

 

 

自分の周囲の郡司君サポーターはストップが早いってブー垂れてたけど、

長引かせたらもっとヒドイ目に遭わされてしまうのが解ってなかったなあ。

 

 

それより何より郡司君、冷静に攻めてればなんてこともなかったのに、

相手にも腕があることを忘れてたかのようだったのを反省なんだわ。

 

 

 

② 垣永嘉信君(帝拳)×金城悠弥君(白井具志堅)……B 4R

3勝(1KO)1敗の21歳・長崎県と、4勝5敗(2KO)の29歳・沖縄県。

 

 

この試合は金城君の棄権によって垣永君の不戦勝勝ち上がり。

垣永君は前の試合の相手も棄権してしまってたから、

一試合もしないままの準決勝進出ってことで強運の持ち主なんだわ。

 

 

 

③ 玉山将也君(帝拳)×藪晋伍君(ワタナベ)……W 6R

4勝(3KO)1敗の21歳・北海道と、4勝5敗(4KO)2分の28歳・大阪府。

 

やっぱり藪君は河野公平さんをデカくしたような風貌なのは間違いなくて、

隣りで観戦してた渡辺会長の奥様も同意されてたんだわ。

 

玉山君は9ヶ月振り、藪君は1年8ヶ月振りだったんだけど、

ロンズデールのトランクスがカッコ良かったのは藪君だったね。

 

<1R>

プレスは玉山君で、リードジャブが出てたのは藪君だったんだけど、

二人共、もっとしなやかな前振りが欲しいよなあって思ってた残り1分01秒、

スッと踏み込んでの玉山君の右ストレートがヒットして藪君がダウン。

 

北西ポスト近くの西ロープでのことだったんだけど、

リスタート後の玉山君、まだ1Rだしってセーブしたか思いの外手緩い追撃で、

お蔭で藪君が命拾いしたって感じだったんだわ。

 

<2R>

意外にダメージ残してないまま藪君の逆襲が始まって、しっかりした左ボディで、

フェイントからの右ストレートもグッドグッドで、

もう少しパンチ力があったらグラッとしてもいい場面だったんだよね。

 

玉山君は相変わらず右強打を頼りにし過ぎの不器用ボクシングで、

どうしても戦い方が雑に見えてしまうんだよなあ。

 

この回の藪君、密着したとこでもあと1発あと1発を頑張ってたね。

 

<3R>

ショートのコンビネーションでは上回ってたんだけど藪君、

それでも全体のリズムはまだまだ相手ペースを抜け切れてなくて、

玉山君が狙い過ぎの大振りに終始してるうちに細かく鋭い手数勝負をするべきで、

勝率、KO率共に上回る相手をやり難くさせることが大事だと思ったなあ。

 

それでも初回のダウンハンデをこの回までで帳消しにしてたんだわ。

 

<4R>

セコンド周りからコーナーに詰まるなって声が飛んでた中、藪君、

赤コーナーに詰められてしまったとこで玉山君の薙刀系左フックを貰ってしまって、

レレレレーッて感じで横倒れダウンしてしまったんだけど、

パンチ力はないけど藪君の打たれ強さは人一倍で、まだまだ出来るリスタート。

 

開始49秒のことだったんだけど、鼻血出しながらの相手に対して玉山君、

相手が踏ん張ったとはいえこのケースでも詰めの甘さを露呈してたなあ。

 

<5R>

ダウンゲットの直後は一休みするって決めてたかのような玉山君の一段落で、

お蔭で藪君の立て直しボクシングが再度の功を奏して、

開始25秒で右、右をヒットさせて2分までを大きくリードして、

終盤残り50秒以降は盛り返されてはいたけど、

ラウンド総体としてはポイントの取り返しに成功してたんだわ。

 

<6R>

当たりが鋭く綺麗なのは玉山君の方だったんだけど、

気持を強く保ってまず先攻していったのは藪君で、

その一生懸命さはついついほだされそうになるほどだったんだよね。

 

ただ残念ながらこのラウンドは残り30秒からの玉山君の奮闘が勝ってて、

序盤の攻勢をチャラにさせられての終了ゴングだったなあ。

 

 

自分のスコアは57-55だったんだけど、

結局、58-54×2、57-55ってことで勿論玉山君の3-0勝ちだったね。

 

 

それにしても玉山君、その若さで何となく老成したようなボクシングが勿体なくて、

6回戦だっていうのに8R、10Rまでを見据えたかのような戦いぶりなんだよなあ。

 

 

 

④ 正木脩也君(帝拳)×中村慎太郎君(角海老)……L 6R

1勝(1KO)0敗の21歳・大阪府と、

5勝(2KO)4敗(2KO)1分のサウスポー、26歳・青森県。

 

正木君はアマ53勝8敗っていう驚異的な戦績を誇ってのプロデビューで、

その時は地元大阪だったもんで自分は昨日が初見だったんだよね。

 

<1R>

正木君が様子見加減の中、積極プレスと先攻めは中村君だったんだけど、

歴戦のアマと同じように綺麗にやろうとしたら絶対ダメで、

自分はもう少しガチャガチャやった方がいいって思ったんだよね。

 

それにしても正木君はやっぱり半端じゃなくて、

まず構えた時の立ち姿が美しいしし、動いてる中でのバランスが抜群だし、

反応含めたディフェンスとか当て勘も頭抜けてたんだわ。

 

そもそも対峙した際に打ち込む隙を見つけるのが難しいから中村君、

まずガードを動かしたり体勢を崩すところから始めないといけないんだわ。

 

<2R>

パンチの軌道がとっても綺麗でストレート系の連打が実にスムースなんだけど、

正木君はまだまだ基本ユッタリのままだから中村君、

この際、一気のガチャガチャ勝負に出てプロ10戦の根性見せのケースで、

かなり期待感があったんだけど、そんなにバカみたいには行けないかあ……。

 

<3R>

折々のボディ被弾が効いてきたか中村君、早くもちょっとヘバリが見えてきて、

正木君の飛ばしどころが注目されたんだけど、まだまだまだまだ……。

 

<4R>

そうかあ正木君はそんなに無暗に飛ばさないコンスタントボクサーで、

攻撃よりまずはディフェンスを大事にしながらのポイントボクシング、

つまりメイウェザー系なのかあっていうのがやっと解ってきて、

そう考えると彼のボクシングが見えて来て、

そんなら中村君は余程の仕掛けをしないと敵う訳ないんだよなあ。

 

<5R>

とにかく正木君、とってもタイトな腕振りに終始してて、

ストレートは常に内側から真っ直ぐ伸びるし、

フック系は自分の周囲50から60㎝以内で振り込んでて全く隙のないままで、

打ち出しや打ち終わりに合わせろって言っても誰が出来るのかって感じで、

惚れ惚れ見てたら何だか上級者向けのボクシングレッスンみたいになってしまって、

場内もシーンと静まり返ってしまってたんだわ。

 

<6R>

それまでも結構打たれ込んで気持ちを削がれてしまってた中村君、

開始1分20秒からは危ない危ないの連続で、

あと1分半の時間は正木君には充分な時間だろうなあって見てたんだけど、

中村君のギリギリの踏ん張りも大したモンだったんだけど、

それよりも倒しに行って倒し切れない正木君の方に問題を感じてしまって、

そういうことに慣れてないのかなあって思ってしまったんだよね。

 

 

結局、中村君が凌ぎ切っての終了ゴングで自分は59-55だったんだけど、

正式には60-54×2、60-55ってことで勿論正木君の圧倒3ー0勝ち。

 

 

それにしても正木君、まだ21歳だっていうのに玉山君以上に老成したボクサーで、

これからもう少し粗っぽくなれたら人を呼べるボクサーになると思うんだけど、

粗っぽいのを大人しくさせるのよりは数段難しいからなあ……。

 

 

 

⑤ 山元浩嗣君(ワタナベ)×伊藤弘一君(黒崎KANAO)

                             ………SFe 8R

16勝(2KO)11敗(6KO)2分のスイッチ、31歳・熊本県と、

10勝(9KO)3敗(2KO)3分の28歳・福岡県。

 

山元君はホントに久し振り、1年4~5ヶ月振りの後楽園ホールで、

相手は九州とは言え勝率63%、KO率56%っていうのは、

山元君の55%、7%を上回ってる訳で大丈夫かあってことで……。

 

<1R>

多分、山元君は大丈夫だろなってことは始まって1分頃には解って伊藤君、

体一回り小さい割に踏み込みは甘いし雑な大振りに終始してたんだよね。

 

山元君、1分20秒に左ショートをタイミング良く当てた後に

相手の右ストレートを当てられたんだけど、直後の3連続ヒットでペース掴んだね。

 

伊藤君、上下の打ち分けは省いてひたすらの顔面狙いなんだけど、

仕掛けが如何にも単純なもんで中々願いが叶わないんだよなあ。

 

それでもこの日の山元さん、自分の中のイメージよりは数段出来が良くなくて、

返しの左フックなんか実にダルーンとしてて怖くもなんともなかったし、

足元の安定感も心もとない事この上なかったんだよね。

 

<2R>

開始10秒、左ストレートのヒットヒットで山元さんが一気一気の大攻勢で、

珍しくここで決着させてしまおうって感じのブン殴り系全開だったんだけど、

足元がシッカリ感不足のままだったせいか、威力今一のままパンチが流れてて、

当たりそうな感じがしなかったんだよなあ。

 

<3R>

相手は取り敢えず万振りしてくるから安易な打ち出しはくれぐれも注意の山元君、

的中率の良くないロング系は捨てパンチに使ってのショート勝負が妥当で、

後はパンチの引きをもっと素早くすれば何の問題もないでしょってことで……。

 

一方の伊藤君、結局、地方でこそのこの戦績かあって思われるような残念さで、

殆ど意識的にボディを打っていかないから山元さんも楽そうにしてたんだわ。

 

<4R>

とにかく一発デカイのを当てないと何も始まらない当てたい当てたいの伊藤君、

結果的には益々雑になる一方で、実はこの日の山元さんはそれ程良くなくて、

動きにキレは無いし腰の入ってない手打ち系パンチになってたんだけど、

そんな彼でも楽勝でってことで、自分はここで休憩タイムに突入したんだけど、

後で確かめたら80-71、80-72×2ってことで山元君が完封したんだね。

 

 

試合後かなり経ってからロビーで山元君とバッタリで、

お互い、そこそこ本音で喋れる関係にあるもんで上に書いたような事を伝えたら、

彼、あれで結構緊張してたんだってさ、可愛いとこあるんだよね。

 

 

 

昨日はテレビが入ってたもんで全体照明がキツかったせいもあったんだけど、

あんまり暑いから冷房の温度を下げてくれないかって係員に頼んだら、

これで一杯一杯なんです、何せ古いビルですからってことで、

場所を移したらそれほどのことは無かったから冷房の効きにムラがあるんだわ。

 

 

 

⑥ 大野兼資さん(帝拳)×元木謙太君(L玉熊)……LF 8R

8勝(4KO)1敗(1KO)のランク15位、サウスポー、27歳・愛知県と、

6勝(1KO)7敗1分の31歳・山形県。

 

元木君とは会えば挨拶を交わす仲なんだけど、そおかあ2年振りの試合かあ……。

勝ち負けも拮抗しててKO率も低い地味なボクサーなんだけど、

かつては現在ランク4位の岨野豊さんに勝ってるし、

守屋和明君、木村悠さん、山口隼人さん達と戦ってのこの戦績な訳で、

その一生懸命さに魅かれるタイプなんだよね。

 

<1R>

いつものように元木君、キッチリプレスは成功してるんだけど、

残念ながらそこから鋭く攻め切れなくて、それは大野さんが優秀だからなんだけど、

入り込む寸前に手際のいいショットを貰ってしまってたし、

変幻自在な足捌きに翻弄されてしまってたんだわ。

 

<2R>

大野さん、多彩なパンチを細かく鋭く上下に使い分けて、

それを更に緩急で打ち分けるもんだからとってもメリハリの効いた攻撃に見えて、

もっと上のメンバーとの試合が待たれるって感じだったんだわ。

 

一方の元木君、中々思い通りにならない状況にも投げやりになってなくて、

何とか何とかっていう不器用ながらの奮闘を続けてたんだけど、

あと半歩の踏み込みとあともう少し小さい振り込みが要ると思ったんだよね。

 

 

大体勝負あったってことで席を外したんだけど、

結局78-74、78-75、77-75ってことで大野さんの3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑦ 清水優人さん(木更津GB)×切間庸裕さん(折尾)

                             ………SW 8R

9勝(3KO)2敗2分のランク2位、27歳・千葉県と、

21勝(14KO)4敗(2KO)2分のランク3位、30歳・長崎県。

 

切間さんは強いメンバーには必ず負けるっていうイメージが残ってて、

外国人相手に勝率キープしてるって感じかなあ……。

 

で、若干遠くから見始めたんだけど最後まで近くで見るってことなくて、

2R終わったとこで完全休憩だったんだけど、

七夕飾りみたいなトランクス履いた切間さん、それでランク3位なのかって

ヒラヒラヒラヒラ情けなくて、元々層の薄い階級ではあるんだけど、

他のランカー達の誰にも勝てないんじゃないかって程のテイタラクで、

一体何しに来たのかって正直腹立ったんだわ。

 

 

結局、79-74×2、78-75ってことで勿論清水さんの3-0勝ちだったんだけど、

倒し切れなかった清水さんにも問題あったって思わざるを得なかったなあ。

 

 

ってことでメインまでの3試合で沢山の空き時間が出来てしまったんだけど、

帝拳ジムの長野マネジャーが1時間ほど相手をしてくれて、

色んな話を聞かせて貰うことが出来てとっても有意義な時間を過ごせたんだわ。

 

マッチメイクのこととかランキングの話から始まって、

この日出場の大野兼資さんや正木脩也君、玉山将也君のことや、

試合終えたばかりの萱沼徹平君とか三浦隆司さん、村田諒太さん、

それに中澤将信さん達のことにまで話が及んで実に実に興味深かったんだわ。

 

途中でワタナベジム関係の女子がチケットのことで長野さんに話しに来て、

それはそれは可愛い子だったんだけど、その子が自分に向かって、

ニコッとしながら 「この間はどうも。」 って挨拶してきて、

こっちにはまるで心当たりがなくて、いつどこで接触したんだって頭グルグルして、

ああそうかって思い当ったら彼女は女子ボクサーだったんだわ。

 

あの日、彼女の前の試合の4回戦が続けて休憩タイム系で、

確か宮崎辰也君がこの試合はちゃんとしてると思いますよって言うし、

煙草もコーヒーも済ませてたしってことで見てたら男子よりも余程シッカリしてて、

確か高崎ジムだったかの相手に結局判定負けしてしまったんだけど、

すぐ後に誰もいないとこで偶然通りすがったもんで、

いい試合だったよ的なことを喋った覚えがあるんだけど、その彼女だったんだわ。

 

そこからまた長野さんと女子ボクシングについて語り合ったんだけどね……。

 

 

 

⑧ 木村悠さん(帝拳)×ヘスス・ファロ……LF 10R

16勝(3KO)2敗(1KO)1分のWBC3位、IBF3位、WBO6位、WBA10位、

OPBF1位、国内4位、31歳・千葉県と、

14勝(9KO)9敗のWBC28位、25歳・メキシコ。

 

木村さん、山盛りの肩書で代表取締役営業企画担当副社長って感じだね。

 

WBC28位っていうのがどれくらい強いのか多分誰も知らないと思うんだけど、

兎に角木村さんがちゃんとやれるかってことが大事な訳で……。

 

この日、帝拳ジムはボクサー達に総動員命令が下ったみたいな賑わいで、

そう言えば、矢代義光さんも来てたしなあ……。

 

メキシコっていうのは共和国かって思ってたら合衆国だってね。

 

<1R>

若干小さいヘススだったんだけどモチベーションの大きさは半端じゃなくて、

だからそれだけの動きはするんだろうなって思ってたんだけど、

フットワークはリズミカルではあったんだけど、それ以外はチョットなあ……。

 

まだお互い大きく仕掛けないうちでのことではあったんだけど、

それでも右ストレート2発と左ボディブローの当たりの綺麗さで木村さんだったね。

 

<2R>

ヘスス、やっぱりこれといった武器が見当たらず、もっと距離詰めが必要なのに、

大野兼資さんに対した元木謙太君ほどにも出来ないままの中途半端で、

そういう雑な腕振りでは当たりようがなかったし、

全体の反応とか攻撃の際のコンビネーションとかもごくごく普通の範囲で、

木村さんに脅威を感じさせるまでにはいってなかったんだわ。

 

<3R>

それでもどっかでギアアップして飛ばしていくんだろうって思ってたヘスス、

この回やっと強めのプレスからの強めのヒットを見せてきたんだけど、

やっぱり全体の雑々感は拭えなくて、持ってるモノがこれ以上無いってことだと

とっても木村さんの対等の相手にはなり得なくて、

折々の木村さんのショートコンビネーションの引き立て役に留まる訳で……。

 

 

ってことで自分は一旦離席したら近くに佐々木洵樹君がいて、

気軽に挨拶してくれたもんで、木村さんって巧くなったよね的な会話を交わしつつ、

その後、7R~8Rくらいまで見てたんだけど、

倒してしまいそうな場面を幾度か見せてくれつつ、

最後までムチャ打ちしない木村さんも何となく彼らしいなあって思いながら帰宅。

 

 

電車の中で確認したら100-90×2、100-91ってことで、

木村さんのフルマーク3-0勝ちだったね。

 

 

 

本日のベスト3ボクサー】

① 木村悠さん

② 大野兼資さん

③ 正木脩也君

 

 

 

東京ドーム野球は連日の巨人逆転サヨナラ勝ちってことで、

そうなると喜びの反省会をする観客達のハケが極端に悪くなるんだよなあ。

 

2015年8月 1日 (土)

後楽園ホール・7月31日

 

正直なところ、安倍首相なんかに戦後70年を総括して欲しくはないんだよね。

 

最近の彼を見てるとその人相の悪さがどんどん進行してるし、

答弁での喋り方も早くなる一方で、それは通り一遍の適当な事を喋ってるか、

極端な場合だと真実と思ってない事を喋ってる場合の特徴だし、

少なくとも相手を説得する丁寧な気持ちに欠けてると言わざるを得ないんだよね。

 

更に言えば、戦後の総括をするよりももっと先にやるべきことがあるとも思ってて、

過去よりも日本の未来のあるべき姿こそを語るべきだと思ってて、

それも国際貢献に関することではなくて、

まずはもっと身近な国内問題の処理に奔走すべきじゃないかって思ってて、

将来を見据えて今何をする必要があるのかを語るべきだと思うんだよね。

 

 

 

オフトの前で煙草を吸ってたら、ヨネクラジムの有岡康輔君が声を掛けてくれて、

彼、メガネ掛けてたし、そもそも初対面だったもんで一瞬判らなかったんだけど、

28日にTKO負けしたばかりだって言うのにその事を気軽に話してくれて、

とっても気持ちのいいボクサーだったんだわ。                                                             

そう言えば昨日は相手の石川元希君も来てたけどあの後二人話したのかなあ。

 

有岡君と一緒にホールに向かう途中 「コンチワ。」 ってニコニコ顔だったのは、

岩原慶君の応援に来てた本多ジムの濱田力君だったんだけど、

有岡君は 「彼、2戦2勝2KOですよね。」 って濱田君のことを知ってたんだよね。

 

 

ホールに入って青木ジムの会長とか久米川木内ジムの会長、柳光会長、

宮田会長、ヨネクラジムの横井トレーナー、梶龍冶君と葛西トレーナー、

デシエルト長池君達にコンチワコンチワした後に席に着いたら、

有岡君と同じ日に0-3負けしたマナベジムの神津徳臣君が寄ってくれて、

二人でちょっとした反省会をしたんだけど、

それにしても敗戦直後の悔しさが残ってたと思うんだけど彼も気持ちいいなあ。

 

 

 

昨日は全12試合、東日本新人王の準々決勝戦で、

デシエルト長池君、堤アキラ君、梶龍冶君、岩原慶君、石田凌太君、萱沼徹平君、

阿久津光生君、森田陽君、らいす林君達に期待してたんだけどね。

 

 

 

① デシエルト長池君(青木)×池谷優樹君(マーベラス)……Mm

4勝1敗1分の28歳・東京都と、2勝(1KO)1敗(1KO)の21歳・東京都。

 

<1R>

初っ端からガード固めて頭くっ付け合った接近戦を挑んでいったのは池谷君で、

それは長池君の望むパターンでもあったんだよね。

こうなるとどっちのガリゴリが勝るのかってとこだったんだけど、

頭がガツゴツ当たる中、物凄いボディ合戦が始まって、

手数は池谷君が優勢だったんだけど、有効ヒット数では長池君だったなあ。

 

<2R>

少しばかり距離を取り始めた池谷君が最初の1分間を征してたんだけど、

どっちのボディブローが相手を痛めつけるのかっていう密着戦に移行したんだけど、

このラウンドは手数、有効ヒット数共に池谷君が抑えた感じだったんだわ。

 

<3R>

テクニックより体力と気力勝負はいよいよ佳境に入っていったんだけど、

顔面との打ち分けっていう点で優勢だったのは池谷君の方で、

少しヘバッたか長池君、腕振りの鋭さとか手数も落ちてきたんだわ。

 

<4R>

長池君、最後の力を振り絞って手数アップの奮戦奮戦だったんだけど、

池谷君の方も勿論諦めない山のような手数で、二人共大したモンだったんだわ。

 

最後の最後、若干手が止まったのは長池君の方で、

折々の左ボディの当たりの強さで池谷君が目立ってたね。

 

 

ってことで自分は39-37だったんだけど、結局40-37、39-38×2ってことで、

やっぱり池谷君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

リングから降りる時、シンドそうにしてたのは勝った池谷君の方で、

フクラハギを傷めてしまったみたいだったなあ。

 

 

 

② 西原俊樹君(伴流)×上田有吾君(宮田)……B

4勝(1KO)3敗2分の25歳・東京都と、5勝(4KO)2敗(2KO)の24歳・東京都。

 

<1R>

ちょっと大まかな二人だったんだけど特に西原君、一発で決めようとし過ぎで……。

 

それにしても二人共、ジャブからきちんとって感じとは程遠くて、

雑過ぎというかとにかくBグループの連中とはかなりレベル差があって、

このままではどちらが勝ち上っても明るい未来は見えて来ないんだわ。

 

 

ってことで一旦の席外しだったんだけど結局、39-37×2、38-39ってことで、

やっぱりあのままどっちつかずだったらしくて西原君の2-1勝ち。

 

 

 

③ 堤アキラ君(帝拳)×山口結人君(協栄)……B 

3勝(2KO)0敗の23歳・東京都と、4勝(1KO)4敗の22歳・栃木県。

 

<1R>

上背とリーチで優位でかつ独特の動きをする山口君に対して堤君、

距離含めてちょっとやり難そうにしてるんだよなあ。

 

ちょっとカッコ良くやろうとしてるのが目に付く山口君だったんだけど、

相手の入り際に合わせる感覚は抜群だったんだよね。

 

<2R>

懐の深い相手に堤君、一回だけの踏み込みでは足りてなかったし、

折角距離が詰まった際の攻めにはもっとシツコサが要ると思ったし、

相手がデカイから仕方ないとこもあるんだけど堤君、突っ立地気味だしなあ。

 

<3R>

二人共、もう少し細かくて丁寧な動きが欲しいところだったんだけど、

堤君は変な間を作って相手に攻め込みの機会を与えてしまってたし、

山口君も一気に行けそうなとこあくまでポイントアウト狙いの老成したボクシングで、

見てて刺激の乏しいリング上だったんだよね。

 

<4R>

堤君はいつまで経ってもやり難そうにしてる感じが抜けないままで、

終始タイミングを掴みかねてる印象が強くて、

型にハマらないと力が発揮できない弱さを露呈してたんだけど、

一方の山口君の方も敢えて打ち合わずあしらってるっていう感じが強かったなあ。

 

 

ってことで、盛り上がりに欠けたままの終了ゴングってことで、

自分は39-37だったんだけど結局、山口君から見ての39-37、38-39、

38-38の1-1ドローだったんだけど優勢点は山口君だったんだよね。

 

 

 

④ 梶龍冶君(帝拳)×三浦泰明君(RK蒲田)……SB

3勝(2KO)1敗の19歳・埼玉県と、3勝(1KO)0敗の21歳・神奈川県。

 

充実度の高いこの階級もいよいよレベルの高いガチ戦突入ってことで……。

 

協会のパンフは未だに “龍治” ってなってたから “龍冶” って伝えておいたんだわ。

 

<1R>

梶君、相変わらずポジショニングとか追い足の鋭さは抜群だったんだけど、

それでもこの日は若干仕掛けがデカ過ぎる立ち上がりだったなあ。

 

一方の三浦君、特に見劣り感はないんだけどカッチリ感では後れを取ってたなあ。

 

ほぼ梶君優勢なままに推移してた残り7秒、

三浦君がバランス崩したのと梶君の右被せ打ちが重なって、

三浦君、オットットットって感じで前のめりダウンしてしまったんだわ。                                                        

スリップとも見えないこともなかったんだけど、当たったのは確かだったからね。

 

それにしても梶君、体を傾けてワンテンポずらせたとこからの何発かの左フックが

とってもとってもビューティフルだったなあ。

 

<2R>

三浦君、そんならってことで体ごと寄せていっての揉み合い戦を挑んでいって、

それは中間距離ではヤバイからって判断だったのかも知れないんだけど、

接近戦でも梶君、十分やれることを証明してショートフックの精度が極上で、

三浦君は薄っすら鼻血だったもんなあ。

 

<3R>

再度距離を取り始めた三浦君だったんだけど、中々綺麗なヒットに繋がらなくて、

中盤に2発、終盤に1発、右ストレートをハードヒットさせてたのはやっぱり梶君で、

スピード的には若干落とし加減ではあったんだけど、

全ての距離に即応した動きの的確さとバランスの良さは正しくアートだったなあ。

 

<4R>

このままではどう考えてもマズイってことで三浦君、

一気挽回目指しての攻勢を強めていったその瞬間は始まって14秒の西ロープ前、

梶君に出会い頭に左フックをきっちり合わされてしまって前のめりダウン。

 

実に激しい当たりで激しい倒れ方だったもんで、

カウント途中に青コーナーからのタオルインで0分15秒、

梶君のとっても見事なTKO劇だったんだわ。

 

 

 

⑤ 坂井祥吾君(久米川木内)×岩原慶君(本多)……Fe

2勝(1KO)1敗1分の26歳・東京都と、

4勝(2KO)2敗のサウスポー、24歳・埼玉県。

 

体の色が実に対照的で坂井君、真っ白なんだわ。

 

<1R>

少しひ弱なイメージだった坂井君の印象がこの日は払拭されてて、

結構危ないタイミングでも相手の打ち出しや打ち終わりを狙ってたんだわ。

 

この日の岩原君は余程気合が入ってたのか初っ端からの行け行けで、

それはちょっとムキになり過ぎの感さえあって、

打ち気にはやる余りガードの甘さが目に付いて目に付いて……。

 

<2R>

お互い、タイト感に欠けたままのディフェンス疎か系の危ない危ないで、

力み過ぎのせいか徐々に動きにキレが無くなってしまってたなあ。

 

<3R>

岩原君には攻撃一辺倒になり過ぎる余り、打ち終わりの甘さが更に目立ってきて、

坂井君にも俄然逆転KO勝ちさえ見えてきたんだけど、

一旦接近戦ともなると二人共いきなりのグズグズで、

どうしても近いところが不得意っていうのなら、

お互い、きちんとジャブから組み立てるべきだと思うんだけど、

何か楽に雑にやってるとしか思えなかったんだわ。

 

<4R>

二人共、余計なところに力の入ったパフォーマンスを続け過ぎたか、

ここに来て何だかグローブが重そうなほどガードが低い低いで……。

 

岩原君の一段落後に逆襲を目指してたんだけど坂井君、

中々飛ばし切れないままダルダルになってしまったまま終了ゴング。

 

 

自分は39-37で岩原君だったんだけど結局、39-38×2、38-38ってことで、

岩原君のギリギリ2-0勝ちだったね。

 

 

それにしても坂井君、東側バルコニーに下がってた応援横断幕なんだけど、

“何度でも立ち上がる” ってフレーズが書き込まれてたんだけど、

それって、ダウンを喰らう前提になってるって感じがしたんだけどね……。

 

 

 

⑥ 舟山大樹君(帝拳)×石田凌太君(宮田)……Fe 

2勝(1KO)0敗1分のサウスポー、21歳・静岡県と、

4勝(3KO)0敗の19歳・東京都。

 

まあ石田君が勝つんだろうなあとは思ってたんだけどね……。

 

<1R~2R>

お互い、事前に取り決めてたかのようないきなりの狂熱系殴り合いで、

それがまあとっても良く似たボクシングスタイルだったんだわ。

 

延々落ち着かなくて中々ボクシングっぽくならないままの荒っぽ過ぎで、

街中の乱闘なら彼らに敵うヤツはいないって感じだったなあ。

 

<3R>

徐々に自力の差が浮き出て来て、石田君が若干追い込まれ気味になってたね。

 

<4R>

お互い、壮絶系で頑張ってたんだけどオーバーペースのヘロヘロ感の方が強くて、

当然の如く知り合いたちは大騒ぎしてたんだけど、

自分は何気に白けてしまってスコアも付けてなかったんだよね。

 

 

結局、39-38×2、38-39ってことで石田君の2-1勝ちだったんだけど、

どっちもアリって感じだったなあ。

 

 

試合後、大分経ってからボンヤリ椅子に座ってた時に、

前を通りがかった石田君がコクッと挨拶してくれたもんで、

「次の相手はキツイよお。」 って話したんだけど、彼も承知してたね。                                                            

それにしても石田君、自分、君の試合をちゃんと見てなかったんだわ、ゴメン。

 

 

自分の左右にクサレ常連崩れが座って来て、運が悪いよなあってことで、

ここからは一切席に戻らずのジプシー観戦だったんだよね。

ロクに試合見ないでアイツら一体何しに来てるのかってことで……。

 

 

で、北席の外れの柳会長と川崎真琴君が一緒のところに座らせて貰って、

その後三迫ジムの久保マネジャーとかEBISU K’s BOXの加山会長も合流して、

色々教えて貰いながらの観戦だったんだわ。

 

 

 

⑦ 萱沼徹平君(帝拳)×小池和博君(ヨネクラ)……Fe

4勝(2KO)0敗の21歳・埼玉県と、

5勝(4KO)3敗(1KO)1分の36歳・東京都。

 

周囲の人達は負けたらこれで引退っていう小池君の方に肩入れしてたんだけど、

自分は萱沼君の圧倒勝ち予想だったんだよね。

 

小池君のプロフィールの詳しい事は知らないんだけど、

2003年のデビューだったからもう12年生ってことで、

必ずしも高齢デビューってことではないんだよね。

 

<1R>

初っ端きっちり届きのいい鋭いジャブを出してたのは小池君の方で、

頭一個小さい萱沼君がどうやって距離を潰すのかってことだったんだわ。

 

相手のキビキビした動きに対して小池君も、いい返しを打ち込んでたんだけど、

やっぱり萱沼君の一旦体を沈めたところからの左フックが抜群のヒットヒットで、

小池君のブロッキングもそこそこだったもんで、

その全部をキッチリ当てたっていう訳ではないんだけど、実にいい攻撃だったなあ。

 

<2R>

萱沼君、以前のように全ショット全力打ちって訳ではなかったんだけど、

それでも力込めたショットと強い前詰めは極上の武器で、

小池君がロープを背にする場面が増えていったんだわ。

 

その小池君、必ずしも詰められて焦るってことなくて、

長い腕を上手に畳んでショートブローを巧みに打ち込んでて、

そういうのは天笠尚さんを彷彿とさせるって加山さんが言ってたんだけど、

それでも詰められ過ぎはいいことないって思ってたんだよね。

 

<3R>

やっぱり少し飛ばし過ぎたか萱沼君、ちょっと一段落が見えて来て、

相手の動きを見極めつつあった小池君に低い位置でも狙い打たれてなあ。

 

ちょっと流れが変わるのかなあって見てたんだけど、

一休みを終えた萱沼君の新たな飛ばし返しが始まって、

勢い付けた時の萱沼君は全く尋常じゃなくて、それこそ一気一気で、

それまでの被弾ダメージの蓄積もあったんだろうけど小池君、

残り11秒の南ロープ前、ガスガスっていう連打を避けらないままダウン。

 

<4R>

開始ゴングでリング中央に歩んでいった小池君は既にダメージを引きずってて、

そんならってことで体中を火の玉にしたような萱沼君の一気一気で、

最早攻撃力を失ってしまった小池君を赤コーナーに釘付けにしたまま、

それこそ連続サンドバッグ打ちのような14連発で、

堪らず小池君の体がグニャグニャになってしまったとこでレフェリーストップエンド。

ってことで0分20秒、萱沼君のTKO勝ち。

 

 

萱沼君、デビュー当初と比べるといい意味で丸くなってきて、

恐怖のムチャ振りっていうより、的確なショットを目指しつつあって、

連打の合間に見せるパンチの緩急も身に付きつつあるし、

何よりもディフェンスに対する意識が備わってきたみたいなんだよね。

 

 

正直、石田凌太君ではシンドイと思うし、Aグループのメンバーは更にシンドイし、

体調さえ崩さなければこれでもう東日本新人王が決まりって感じかなあ。

 

 

 

⑧ 冨髙信君(大橋)×阿久津光生君(協栄)……L

3勝(1KO)1敗1分のサウスポー、25歳・神奈川県と、

4勝(3KO)1敗(1KO)の25歳・東京都。

 

<1R>

思ってた通り、剛腕阿久津君がガードって何?って感じのままのガンガン攻めで、

冨髙君、同じようなリズムでやっててヤバイヤバイだったんだけど、

案の定、思いパンチを幾つか貰ってしまって早くも顔面が腫れてきてるんだわ。

 

冨髙君、もっと細かく鋭くやらないとホントに危ないんだからね。

 

<2R>

ディフェンスはシッカリしてきたんだけど冨髙君、攻撃の単調さは改められなくて、

ラウンド半分頃、挽回攻めするとこにいきなり左フックをカウンター被弾で、

それ一発で既に終わってとこに倒れ込む途中で右ストレートの追い打ち喰らって、

そのまま仰向けバッタンダウンで一瞬モロに頭打ったかに見えたんだけど、

とにかく1分31秒、その時点で即のストップエンドだったんだわ。

 

冨髙君、リングドクターの呼び掛けにすぐ名前を返すことが出来て、

何とか大事には至らなかったんだけどね。

 

 

 

⑨ 森田陽君(M・T)×中嶋龍誠君(山龍)……L

3勝(1KO)1敗(1KO)のサウスポー、23歳・神奈川県と、

4勝(2KO)1敗(1KO)のスイッチ、20歳・秋田県。

 

ここは森田君が勝つっていうのが自分の予想だったんだけどね。

スイッチってことなんだけど中嶋君、終始サウスポー構えのままだったね。

 

<1R>

最初の左ストレートは開始1分02秒の森田君だったんだけど、

彼、中々角度のいいストレートを打つんだわ。

 

中嶋君、とってもいいジャブを持ってるんだけど出し惜しみし過ぎで、

相手が入って来るとこに合わせ打ちたいんだろうけど簡単には叶わなくて、

その手数の少なさが致命的なんだわ。

 

<2R>

中嶋君、余りに溜めての狙い過ぎなもんで振りがデカ過ぎだし、

省エネボクシングっていっても限度があると思うんだけどなあ。

 

そもそも体調不良なのかって思わせる程の動きの悪さだったし、

一体どこで飛ばすのかって不思議だったなあ。

 

<3R>

ここまでほぼ森田君優勢のまま推移してて、中嶋君がこのままだと、

多分40-36か39-37で森田君だろなあって思ってた開始46秒、

森田君がこの回二度目の攻勢をかけていこうとしたその瞬間、

出会い頭に中嶋君がヒョイって感じで出した右がタイミングよくヒットして、

それでもそんなんで倒れるかあって程の当たりにしか見えなかったんだけど、

森田君の方が一発昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

リスタート後の森田君、明らかにダメージを拭いきれないままで、

千載一遇って感じの中嶋君の鬼追撃に堪え切れず2度目のダウンでエンド。

1分07秒ってことだったんだけど、森田君、勿体なかったなあ。

 

 

 

⑩ 市山怜君(M・T)×上村優君(ドリーム)……L

4勝(1KO)5敗(1KO)の24歳・北海道と、

4勝(2KO)2敗(1KO)1分の32歳・三重県。

 

<1R>

上村君、所謂ドリームスタイルってことで、

若手のそれ程器用じゃないボクサーによくそういう風にさせるんだけど、

兎に角ガチガチにガード固めてにじり寄り続けて、

相手に取り付くまでは何もしないっていうスタイルで、

一旦距離が詰まると一気の左右フック大満開って感じなんだよね。

 

で、市山君がどう対処するかってことで、

足捌きでいなすのか、相手が打ち出す寸前狙いで行くのかって見てたんだけど、

市山君、その両方を駆使して追い足より速い引き足を使ってたし、

入り込み際の右ショットのタイミングもとっても良かったんだわ。

 

<2R>

相手の嫌気を誘うような上村君の動きは同じパターンを繰り返してて、

市山君、飽きずに出来るか、嫌気を刺さないで出来るかってとこだったんだけど、

頭から突っ込みボクシングに自分の方が先に嫌気を刺してしまっての離席。

 

 

後で確かめたら39-37、39-38、37-39ってことで上村君の2ー1勝ち、

だったんだけどスコアを見る限り自分と同じような感想を持ったジャッジもいたね。

 

 

 

⑪ らいす林君(青木)×河田神二郎君(宮田)……SL

3勝(2KO)0敗の28歳・北海道と、2勝(2KO)1敗1分の25歳・北海道。

 

<1R>

プレスを強めて積極的に攻め立てていったのは河田君で、

林君、ちょっと受け身の立ち上がりになってしまったんだわ。

 

どっかで立て直さないと林君、すっかりペース取られてしまってるんだけど、

何の改善もみられないままのズルズルで残り1分、

河田君の左フックが強烈にヒットして林君、東ロープ前で仰向けダウン。

 

何とかリスタートはしたんだけど林君、ダメージを残したままで、

河田君の鬼追撃を凌ぎ切れないまま今度は西ロープに詰められてしまって、

ボッコボコにされてしまったとこでレフェリーが割って入ってのストップエンド。

で、2分15秒、河田君のTKO勝ち。

 

 

 

⑫ 海藤正晴君(シュウ)×荒木悟君(EBISU)……W

2勝0敗のサウスポー、26歳・山形県と、0勝2敗の20歳・栃木県。

 

2戦2勝と2戦2敗の厳しい組み合わせだったんだよね。

 

<1R>

荒木君が追う追う、海藤君が逃げる逃げるっていう図式がいきなり固まって、

あとは回ってる方と回られてる方の出会い頭の一発勝負ってことで、

お互い延々のランニングボクシングで何だかルーレットみたいだったなあ。

 

若干の当て勘の差で海藤君が優勢に進めてたんだけど、

お互い、腕には自信が無いけど足には自信があるって感じで、

自分はもう12試合目だったし、ルーレット系ランニングボクシングはシンドくて、

この回でリタイアしたんだけど、そういうのが4ラウンドキッチリだったみたいで、

結局、39-37×3ってことで海藤君の3ー0勝ちだったんだってね。

 

 

 

この日、複数ボクサーを出場させたジムの成績は以下の通り。

帝拳……2勝1敗1分、宮田……2勝1敗、協栄……1勝0敗1分、

青木……0勝2敗、M・T……0勝2敗。

 

 

 

本日のベスト3ボクサー】

① 萱沼徹平君

② 梶龍治君

③ 池谷優樹君

 

 

 

今日もドーム野球と重なるんだけど、

それでもホールの試合メニューは格別で、

新旧見逃せないメンバーが揃ったんだよね。

 

 

ここんとこ試合が立て混んでるもんで、

7月度のランキングとか、8月のボクシング(7月のベストボクシング)とかは、

ちょっと先になりそうなんだよね。

 

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