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2015年1月

2015年1月30日 (金)

後楽園ホール・1月29日

昨日は女子戦を除いて7試合が組まれてたんだけど、

正直、全く面白くなくて、4回戦も昨日一昨日とは格段のクオリティー差があったし、

3人のランカー達の試合も色々な事情と判断があるんだろうけど、

兎に角とっても楽なマッチメイクの割に実に締まりのないダラダラで、

全試合殆ど真面目に見てなかったんだよね。                                                             

 

二人ほど見ておきたいボクサーがいたもんで迷った末に出向いたんだけど、

やっぱり後悔が大きくて地元開催が適当な興行だったんだよね。

 

 

 

通路で宮崎辰也君とバッタリで、どうしたの? って聞いたら、

女子ボクサーと西田光さんだって言ってたんだけど、

勅使河原弘晶君もその後すぐに姿を見せて宮崎君と並んでたんだわ。

 

昨日は渥美ジムからの出張ボクサーがいたもんで、

関係者に荒井遼晴君のその後を聞いてみようって思ってたら暫く経って、

当の本人がブラリと現れて久し振り~ってことで宮崎君達と合流したんだよね。

 

 

言葉を交わせる間柄のボクサーは昨日はデシエルト長池君と守屋和明君だけで、

二人に声掛けてから赤青コーナーが逆になってたもんで東側に緩々席移動。

 

 

どの試合が離席せずに最後まで見れるのかって初めっから不安だったんだけど、

見回したら業界の関係者もとっても少なかったんだわ。

で、リポートの方も尻切れになってるのが殆どなもんで悪しからずです。

 

 

 

それにしても須藤リングアナのアナウンス、いつ聞いても歯切れがいいし、

リズム感が実に心地いいんだよね。

 

最初のボクサー紹介は勿論なんだけど、

途中途中の 「3回目、ナウ、ラウンドスリー!」 っていうのが自分は大好きで、

フレーズの中に “Now” って入れるのは決まりではないらしいんだけど、

入れないのとではリズム感がまるで違うんだよね。

 

WOWOWで耳にするような安っぽい煽り系は全く肌に合わないし、

してやったり感が透けて見えるようなのには辟易してしまうもんで、

やっぱり自分にとっては須藤さんがベストなんだよね。

昭和30年代から色々聞いてるけど、歴代のベストだと思うなあ。

 

 

 

① 柿島和規君(川崎新田)×坂本直之君(KG大和)……LF 4R

2勝4敗(3KO)のサウスポー、24歳・静岡県と、1勝(1KO)1敗の31歳・愛媛県。

 

<1R>

一見動けてるようではあるんだけど柿島君、その実無駄無駄が満載で、

余裕無いこと甚だしかったし、届かないとこで腕振るエアボクシングみたいで……。

 

4~5㎝ほど上背優位な坂本君にしても、リーチ利した先攻が全くできてなくて、

怖がり同士の静か過ぎるボクシングが出来上がってしまって、

昨日一昨日のボクサー達と比べての見劣り感が半端じゃなかったんだわ。

 

<2R>

少し攻撃的になった柿島君の入って来るとこにひたすら合わせるっていう、

坂本君の戦法がハマり出して展開が固まっていったんだけど、

お互い、著しく工夫と気迫に欠けてたもんでいきなり休憩タイム。

 

 

結局、40-36、40-37、39-37ってことで、やっぱり坂本君の3-0勝ち。

 

 

 

② B・渡辺広司君(渋谷三迫)×坂本将哉君(元気)……SL 4R

0勝1敗(1KO)1分の27歳・神奈川県と、デビュー戦の21歳・石川県。

 

渡辺君のベンジャミンっていうのは関西系のおふざけリングネームではなくて、

ホントの外国人ハーフでその上とってもイケメンなんだけど、

一方の坂本君もそれに劣らないほどのイケメンだったんだわ。

 

前回の試合では渡辺君、信じられないほど簡単に1Rの初っ端、

ほんの少しかすっただけで倒れてしまった殆ど30秒ボクシングで、

その打たれ弱さに却って驚愕したんだけど、今日はどうなのかなあ……。

 

 

<1R>

開始ゴング直後、積極的にまずは坂本君が2~3回腕振っていって、

そのうちの1発がヒットしたかなと思った瞬間、渡辺君が呆気なくひっくり返って、

そこまで僅か11秒ってことで、リスタート後の追撃受けて殆ど即のストップエンド。

 

0分32秒ってことで、それはもう前回のVTRを見るようで、

あれだけ衝撃に弱いといつかは後頭部なんか打って大ケガしてしまいそうだから、

ボクシングは趣味だけにしておいた方が絶対いいと思うんだよね。

 

 

 

③ 三浦崇史君(川崎新田)×かべーりん祐耶君(駿河男児)

                                ………SF 4R

0勝4敗(3KO)のサウスポー、25歳・青森県と、

1勝(1KO)1敗(1KO)1分の23歳・静岡県。

 

4回戦の入場曲が “天城越え” っていうのが意味解んなかったなあ。

“かべーりん” っていうのも解んなかったけどね……。

 

<1R>

三浦君、背を低くした詰め詰めにじり寄り系なんだけど、どことなくひ弱そうで、

それでも開始直後から相手に若干やり難さを感じさせてはいたんだけど、

始まって48秒、かべーりん君が右ストレートをヒョイって出したら、

それ一発で相手に体もつれさせながら前のめりに倒れ込んでしまったんだわ。

 

先日の岩原慶君の時のレフェリーならスリップだって判断しかねないとこ、

一瞬の様子を冷静正確に見てたレフェリーのこのダウンコールは大正解で、

やっぱりリスタート後の三浦君は明らかにダメージを残したままだったし、

案の定、直後のかべーりん君の追撃に弱々しく下がるままの1分過ぎ、

南東ポストに追い込まれて連打喰らったとこでのストップエンドで、

正確には1分11秒、かべーりん君のツーダウンKO勝ち。

 

 

 

アレッと思ったら真正ジムの山下会長がポツンと座ってたもんで、

「コンチワ、今日はどうしたんです?」 って尋ねたら、エディ賞の関係ってことで、

その後競馬の話を色々聞かせて貰って中々興味深かったんだわ。

 

 

 

昨日は名古屋からの出張ボクサーがいたんだけど、

地方ジムの人達は普段では考えられない場所で試合前のミット打ち始めるし、

付添い応援団はそもそも遠足気分ってこともあってか、

お目当ての試合が始まるまで飲食と会話に忙しく歩き回って正直邪魔なんだよね。

 

 

 

④ 桜井昌幸君(川崎新田)×デシエルト長池君(青木)

                               ………Mm 4R

3勝7敗2分の25歳・東京都と、3勝1敗1分の28歳・東京都。

 

長池君、強くも巧くもないし、その上イケメンでもないボクサーなんだけど、

その頑張り方が妙に心に響くボクサーでちょっとした知り合いなんだよね。

 

二人合わせて17戦してるんだけどKO勝ちはゼロだから、

多分、最後はグズグズダラダラ系の試合になるって予想だったんだけどね……。

 

<1R>

初っ端大きく飛ばしていったのは桜井君の方で、長池君は明らかに出遅れ。

 

桜井君、テキパキ動いて最後まで手数も圧倒したまま終了ゴング。

 

相手はパンチ力がないから多少の被弾は問題ないとは言え長池君、

いつも立ち上がりに難があるとは言え長池君、この日は難が有り過ぎだわ。

 

<2R>

セコンドに檄飛ばされたか長池君、ちょっとピッチを上げていったんだけど、

それでも自分の目にはまだまだ感が強くて、

そもそも普段ほどの腕振りが出来てなかったんだけど、

相手も無駄玉が多いから助かってて、少ないヒットをまあまあ的確に当ててたから、

この回は何とか取り戻したかなあ。

 

桜井君、右目上をバッティングカット出血。

 

<3R>

いつもこの辺りから本領発揮してくる長池君なんだけど、

この日の粘着力は自分には不満があって大丈夫かあって感じだったんだけど、

桜井君の理由不明の落ち込みが著しくて、またもや助けられてるって印象で、

お蔭で明確なポイントゲットだったんだけど、

桜井君、どうしたのかなあ、やたら下がる場面が増えていったんだけど……。

 

<4R>

こうなると長池君の負けは無くなった訳で、一方桜井君は落ち込む一方で、

ストレートが押すようになってしまってるし、やたらクリンチしたがってるし、

45秒過ぎにカット傷のドクターチェック後は更に劣化してしまってのヘロヘロで、

もう殆どダメそうになってしまって、長池君の初KO勝ちが見えてきたんだけど、

あと一発キッチリ当てればってことからズルズルになるのもまた長池君な訳で、

こっちかイラつく程攻め切れないままの終了ゴング。

 

 

自分は39-37だったんだけど、結局、39-37×2、38-38ってことで、

長池君、これが4勝目の2-0勝ち。

 

 

ここまでの4試合は赤コーナーが全敗だったんだよね。

 

 

 

⑤ 黒田雅之さん(川崎新田)×守屋和明君(石川)……F 8R

22勝(14KO)5敗(1KO)3分のランク7位、28歳・東京都と、

11勝(1KO)6敗のサウスポー、27歳・東京都。

 

南席に移って三迫ジムの貴志会長と一緒観戦だったんだけど、

5試合目だっていうのに相変わらず盛り上がらなかったんだわ。

 

黒田さんの方が一回り以上体格が大きく見えたんだよね。

 

<1R>

初っ端から終始強いプレスを受けながらだったんだけど守屋君、

まずは潔く打って出てて、最初の40秒までに2発の左ストレートをヒットヒット。

 

ただその直後の48秒、ほぼリング中央のとこだったんだけど、

またもやの左ヒットを目指して守屋君が前掛りになった瞬間、

黒田さんが一瞬のタイミングを合わせて左ショートをカウンターヒット、

守屋君が思わず四つん這いダウンしてしまったんだわ。

 

アアーッ、やっぱり力量差は埋めようがないのか、

まだ残り時間は充分過ぎる程残ってるし守屋君、

リスタート後の追撃を受けて早くも一巻の終わりかって、その時は思ったんだよね。

 

ところがところが、余りに早いダウンゲットだったせいか黒田さん、

その簡単さに慢心したというか、その後は実に実に雑なボクシングに終始してて、

サークリングで凌ごうとしてた守屋君を雑な追い込みのまま仕留めきれず、

却って残り37秒には左フックを大きく打ち込まれてたんだよね。

守屋君、よく立て直して踏ん張ったなあ。

 

<2R~8R>

試合は結局判定まで持ち込まれてしまっての79-73、78-73、77-74で、

勿論黒田さんの3-0勝ちだったんだけど、

試合を見終わっての感想は結局1Rが全てだったってことで……。

 

守屋君には距離キープのああいう戦法以外考えられなかった訳で、

最後まで捕まることなくとっても忠実に貫き通したなっていう印象で、

途中途中でかなりいい感じで当て込んではいたんだけどダメージを与え切れず、

そのパンチ力不足は若干悲しくはあったんだけど、

他の相手なら倒しててもいいようなタイミングでキッチリ打ってたんだよね。

 

ただ、4Rと5Rでの一休みボクシングだけはダメだと思ったし、

ポイント的にはどうしようも無くなった終盤はもう少し、

破れかぶれ感を見せてもいいんじゃないかとは思ったけどね。

 

 

今一感の強かったのは圧倒的に黒田さんの方で、

とにかく一発当てればいいんでしょボクシングから最後まで抜け切れず、

それは相手を舐めた上での雑々からきたものとしか思えなくて、

良かったのはショート戦でのコンビネーションブローくらいなもので、

それ以外は実に単調な一発屋ボクサーにしか見えなくて、

上下の打ち分けなんか殆ど出来てなかったんだわ。

 

要するに、格下相手にとっても雑な攻めを繰り返してたっていう印象しか残らなくて、

ずっと以前にあるボクサーに言ったことがあるんだけど、

ライオンは例えウサギ相手でも全力出して狩りに行くってことで……。

 

 

 

⑥ 片桐秋彦さん(川崎新田)×横田佳久君(厚木ワタナベ)

                                ………Fe 8R

15勝(6KO)7敗(1KO)2分のランク9位、28歳・神奈川県と、

7勝(2KO)10敗(4KO)1分の30歳・神奈川県。

 

大体の展開が読めるもんでそれほど期待はしてなかったんだよね、実は……。

 

<1R>

初めの30秒間のジャブの差し合いは数は変わらなかったんだけど、

やっぱり片桐さんの方がキッチリ打ってて威力も段違いだったんだわ。

 

それにしても片方のセコンドからの指示が余りに具体的過ぎて相手に筒抜けで、

そのうえ、一瞬も止むことなくの延々なもんで、

あれじゃあ自分の頭で考えるボクサーが育たないんじゃないかって思ったなあ。

 

試合中、自分で考えないボクサーは絶対巧く強くならないっていうのが、

自分の信念なんだけど、間違ってるかなあ……。

 

<2R>

片桐さんが徐々にプレスを強めるのを横田君が簡単に許してしまって、

自分にはこの時点で既に横田君の勝ちは見え難くなってしまって、

案の定、片桐さんが右ストレートボディを2発打ち込んだ直後、

間合いを掴まれた横田君、綺麗な右ストレートを顔面に貰ってしまって、

残り35秒でも全く同じパターンからの右をハードヒットされてたんだわ。

 

元々横田君はそれほど沢山の引き出しを持ってるボクサーじゃないもんで、

こうなるとプロモーターの思惑通り、勝負の行方がハッキリ見えてしまったもんで、

自分はここで離席したんだけど、決着には意外なほどの時間が掛って、

それはチョットかかり過ぎじゃないかと思われるほどで、

結局、7R2分02秒、片桐さんのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑦ 西田光さん(川崎新田)×美柑英男君(渥美)……M 8R

10勝(3KO)7敗1分のランク3位、27歳・新潟県と、

7勝(2KO)7敗(1KO)1分の30歳・鳥取県。

 

西田さんのボクシングは良く知ってるんだけど、

美柑君がどういうパフォーマーかは全く知らなかったもんで興味あったんだけどね。

 

<1R>

西田さんが相手を見極めるべく慎重な立ち上がりをする中、

美柑君、誰が相手でもやることは決まってますって感じで、

とにかく山ほどの手数からリズムを掴もうって感じだったんだわ。

 

必ずしも強く当てようとは思ってないみたいで大体が中途半端ではあったんだけど、

西田さんが殆ど何もしなかったもんでそれでも取り敢えずの攻勢点ゲットだね。

 

ただ、西田さんが本気出してゴリゴリ前詰めし始めたらシンドイんじゃないかなあ。

 

<2R>

美柑君の下がり下がりからのチョン当てボクシングに対して、

西田さんの詰め詰めネバネバ系っていう図式が早くも固まって、

そうなればもう西田さんの負けは考えられない訳で、

この試合もプロモーターの事前設計通りの結果が明白な訳で、

この日の相手なら西田さん、1年以上振りのKO勝ちも十分あるねってことで、

自分はここで帰ったんだけど、何とダラダラ最後まで行ってしまったみたいで、

結局、77-75×3ってことで西田さん、勝つには勝ったけど、

どっかのラウンド一個でも獲られてたらイーブンってことだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

昨日は3連投の最終日で、30試合も連続してボクシングを見てると、

疲れて見る目が濁るってこともあるだろうし、そもそも飽きも来るんだろうけど、

それにしてもこの日の試合は全くもう酷いもんで、

技も気持ちも見せてくれない試合のどこを見ろっていうのかってことで……。

 

そこそこ経験を積んだボクサーだって、だからこそかも知れないんだけど、

たまには昨日一昨日みたいな活きのいい4回戦を見るべきで、

ボクシングを始めた頃の自らの原点の気持ちというか、

青々しくも必死の一生懸命さを思い出すべきだって強く思った訳で、

自分は疲弊した安サラリーマン仕事みたいなボクシングは断固拒否なんだよね。

 

 

2015年1月29日 (木)

後楽園ホール・1月28日

連日の猫ネタで恐縮なんだけどね……。

 

最近よくやって来る野良の茶トラなんだけど、その鳴き方がとっても変わってて、

ホーッって感じの、まるで縦笛を思いっ切り吹いた時の調子外れのような声で、

奥さんに話したら、「嘘ばっかり。」 なんて顔してたんだけど、

一昨日彼女がその悲鳴のような声を初めて聞いて、「ホントだ。」 ってことになって、

で、その茶トラの名前はシャラポワってことで……。

 

 

 

昨日の後楽園ホールも “DANGAN” のオール4回戦で、

女子戦を省くと全10試合だったんだけど、

手抜きの無いマッチメイクだったもんで、そこそこ楽しめたんだよね。

 

 

ホールに入ってすぐ八王子中屋ジムの一生さんとポンタ君とヤアヤアってことで、

ポンタ君とは暫く後に二人でちょっとレビューと言うかミニ反省会をしたんだよね。

 

近くにいたEBISUジムの加山会長に今年の初勝利のオメデトゴザイマスを伝えて、

その後、JBCの試合役員とかリングアナの須藤さんとも、

結構踏み込んだ話をさせて貰ったんだよね。

 

E&Jの内藤会長が小浦翼君を連れて来てくれたもんで色々と話して、

ヨネクラジムの横井さんともお久し振り~ってことで……。

 

 

第一試合に女子戦が組まれててちょっと横目で見てたんだけど、

正直、とっても他人に見せるようなモノとは思えなくて、

女子戦っていうのはやっぱり違うジャンルのボクシングだったんだわ。

 

 

 

① 福永亮次君(宮田)×嶋宮聖太君(八王子中屋)……SF

1勝(1KO)1敗のサウスポー、28歳・大阪府と、

1勝(1KO)2敗(2KO)の27歳・秋田県。

 

一方は勝ち越し、もう一方はイーブンを目指す一戦だったんだけどね……。

 

<1R>

嶋宮君、相手の強いプレスを受けながらもよく手が出てたんだけど、

全体に無駄な動きが多いしバランスも良くないんだよね。

 

構えがシッカリしてて攻防に余裕を感じさせてたのは福永君の方で、

嶋宮君、体が伸び切ったとこで右ストレートを打ってるもんで、

返しの左までは打ち切れてなくて、そこんとこを福永君に狙われてるね。

 

<2R>

フィジカルとテクニックで後れを取ってる嶋宮君なんだけど、

それでも単純なワンツーだけじゃなくて、左フックからの攻め込みだとか、

打ち終わりの際の体の逃がし方や的を絞らせないような動きに配慮出来てたなあ。

 

そうやって福永君のリズムを壊そうとはしてたんだけど嶋宮君、

残念ながら相手に脅威を与えるまでには至ってなくて、

中盤のボディ中心の攻撃に見せ場は作ってたんだけど、

序盤と終盤での被弾が重なって最後は残り21秒、南東ポスト近くだったんだけど、

福永君の強烈左ストレートをタイミング良く打ち込まれてしまってダウン。                                                             

何とか立ち上がりはしたんだけど、再開できるまでには至らずのカウントアウト。

 

 

2分52秒、福永君のKO勝ちだったんだけど、嶋宮君側の応援団が、

「まだ止めるの早いだろ!」 って怒鳴ってたのには思わず笑ってしまったんだわ。

 

 

 

② 山縣光男君(木更津GB)×平原直君(鹿島灘)……SB

デビュー戦の27歳・千葉県と、デビュー戦の23歳・秋田県。

 

<1R>

デビュー同士のとってもガキゴキした打ち合いから始まったんだけど、

初めの1分は若干山縣君優勢に推移してたとこ、1分21秒、

平原君がタイミングのいい左右ショートをヒットさせてダウンゲット。

 

それ程の強打ではなかったもんでリスタート後の山縣君も懸命の盛り返しで、

途中、平原君も危険な被弾を受けてたんだよね。

 

<2R>

どっちが優勢なのか判別し難いやったりとったりで、

お互い、徐々に腰高になっての猫パンチの嵐になってしまって、

こうなると気持ちの挫けた方が負けるなあって見てたら、

2分過ぎ、平原君の右ストレートがヒットしたとこでいきなりのストップエンド。

 

 

このレフェリーはまだ新人なんだけど、昨日もこういうケースがあって、

一度倒れたボクサーが再開して被弾したら即止めるって予め決めてるみたいで、

そりゃデビュー同士なんだから妥当だって言えないこともないんだけど、

止められた方が面食らってるのを見ると、余裕が無さ過ぎの感じもしたんだよね。

 

 

 

③ 箱田純平君(ライオンズ)×若松大輝君(ワタナベ)……Fe

0勝1敗(1KO)の19歳・広島県と、デビュー戦の19歳・神奈川県。

 

ドカッと横に座ったのは渡辺会長、セコンドには高橋さんと佐々木さんってことで、

年末の世界戦のメンバーがこの日はデビューボクサーのサポートだったんだわ。

19歳同士の活きのいい試合を期待したんだよね。

 

<1R>

箱田君の反応もとっても良かったんだけど、始まって10秒ほどで、

若松君の勝利が見えてきて、彼、久し振りに頭抜けたデビューボクサーで、

とにかくジャブが素直に鋭く出るのには驚いてしまったんだわ。

 

そこから右への繋ぎも実にスムースだし、コンビネーションも新人の域を超えてて、

って見てたら始まって僅か30秒ほどのとこ、リングほぼ中央だったんだけど、

右ショートからの左の返しを直撃させて衝撃のダウンゲット。

 

当たり方と倒れ方がとってもハードだったもんで、途端のレフェリーストップで、

0分33秒、若松君の見事なデビューTKO勝ちだったんだわ。

 

 

若松君、これで新人王トーナメントにエントリーするみたいで、

将来が楽しみなボクサーを発見した瞬間だったんだよね。

 

 

 

この後もう1試合の女子戦が組まれてたもんで、ロビーでポンタ君と話したんだけど、

今回の敗戦で彼が学んだ事はとっても大きいはずで、

今後どういう対応をするかで彼のボクシング人生が決まると思ったんだよね。

 

 

 

④ 亀山磊輝君(協栄)×花香雅治君(渡嘉敷)……SL

3勝(2KO)1敗(1KO)のサウスポー、27歳・兵庫県と、

3勝(2KO)1敗(1KO)1分のサウスポー、27歳・東京都。

 

年齢も戦績もほぼ一緒のサウスポー同士の興味深い一戦だったんだわ。

 

短めのトランクスを履いた花香君の太ももの逞しさは尋常じゃないんだけど、

その分当然ながら上背的なハンデは負う訳で……。

 

<1R>

お互い、いきり立ち過ぎというか打ち気にはやり過ぎで、

ディフェンス軽視の力任せの殴り合いはそりゃ見てて面白くはあるんだけど、

陣営や身内は見ててハラハラなんじゃないかなあ。

 

二人共、とっても良く似た試合スタイルで、その点では噛み合いがいいんだけど、

もう少しスムース感が欲しいのも共通してるんだわ、

 

亀山君が左目上をバッティングカットしてたね。

 

<2R>

一旦打ち合いに入ると、そこからは殆ど偶然が支配するっていう展開で、

殆どボディ打たずのひたすら顔面狙いだって二人で決めたみたいなんだわ。

 

リーチ優位な亀山君が自からそれを放棄してしまっての接近戦希望で、

手数手数って頑張ってたんだけど、当たりが綺麗だったのは花香君だったなあ。

 

<3R>

亀山君、ショートブローのストロークがデカ過ぎだし、

そもそも攻撃の組み立てがシンプル過ぎで見切られ易いんだよなあ。

 

花香君も内側から小さく振れてはいるんだけど当て勘が今一だったし、

相手の背丈に合わせて徐々に腰高になってしまって威力不足なんだよなあ。

 

<4R>

花香君、益々腰高になっていって、それは疲れが見えてくるにつれ顕著になって、

亀山君の消耗も進んでたもんで助かってたけど、ホント、メッキリなんだよね。

 

二人共、オーバーペースだったのは明らかで、休み休みの間欠泉ボクシングで、

最後は技も気持ちも見せられなくなってしまったままの終了ゴング。

 

 

自分は39-37だったんだけど、結局、39-38×2、38-38ってことで、

花香君の2-0勝ちだったんだけど二人共、どこか勘違いしてるって感じだったね。

 

 

 

⑤ 来山悠一君(花形)×中胡貴之君(E&Jカシアス)……L

1勝(1KO)1敗(1KO)1分の28歳・神奈川県と、

2勝(1KO)5敗(2KO)1分の31歳・広島県。

 

内藤会長がドッカリ横に座っての一緒観戦。

 

<1R>

ちょっとひ弱な小原佳太さんって感じの中胡君がまずは詰め詰めからの先手で、

パワーは殆ど感じられないんだけどジャブさえ出してれば大丈夫そうだね。

 

来山君、中盤まで攻め込みのタイミングを見出しかねてたんだけど、

1分44秒の南ロープ前、中胡君のジャブが一休みした途端、

この試合初めてのワンツーをヒットさせて中胡君からダウンゲット。

 

立ち上がった中胡君、何とかやれそうなんだけど、ホント、ジャブ、ジャブなんだよね。

 

<2R>

初心に戻った中胡君、それこそ山のようなジャブでの盛り返しで、

1分30秒まで優勢をキープして、残り1分でも何とかなりそうで、

応援してた小浦君達も 「ジャブ、ジャブ!」 って声上げ続けてたんだけど、

またもや中胡君、それはもう1RのVTR再生のようで、

誰かのアドバイスに従って変に右を合わせようとしてリズムを壊してしまって、

ジャブが止まってしまった途端の残り46秒の北西ポスト前、

またもや絶妙のタイミングで右を貰ってしまって、呆気なくダウンしてしまって、

2分17秒、もういいでしょって感じのレフェリーストップエンド。

 

 

来山君はたった2発だけで勝ってしまったんだわ。

来山君の名前はキタヤマって読むんだよね。

 

 

 

⑥ 長谷川晃平君(協栄)×有岡康輔君(ヨネクラ)……SFe

1勝(1KO)1敗の18歳・東京都と、2勝(2KO)1敗の21歳・東京都。

 

<1R>

二人共、充分なスピードあるし、動きもシャープでとってもレベルが高いんだわ。

 

長谷川君の左ボディブローとか右の合わせ打ちもとってもグッドグッドなんだけど、

有岡君の左ダブルや上下打ち分けも抜群だったし、

ディフェンス面への配慮も有岡君の方が上だったかなあ。

 

長谷川君、若さ故ってことなんだろうけど、終盤、ちょっと小生意気な態度を見せて、

そういうのは相手の反感を買っていつも以上の頑張りを招いてしまうし、

一般観客も 「青のボクサー、頑張れ!」 ってなるから絶対自重すべきなんだよね。

 

<2R>

まずは長谷川君がショートのワンツーで先制したんだけど、

その後の0分42秒、スッと詰め寄ったとこで有岡君が右からの左フック、

実にとっても見事な直撃で長谷川君からダウンゲット。

 

長谷川君、何とかリスタートは出来たんだけど、

気持ちのこもった左の衝撃からのダメージを拭いきれないまま、

有岡君の手際のいい揺るぎない追撃に晒されるまま、

最後はまたもやの左フックを貰ってしまって、

南ロープに吹っ飛ばされてしまったとこでレフェリーストップエンド。

 

0分55秒、有岡君のとっても見事なツーダウンKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑦ 阿部義樹君(元気)×太田輝君(五代)……48.5㎏

3勝(1KO)2敗2分の28歳・宮城県と、3勝(1KO)3敗(2KO)の19歳・兵庫県。

 

太田君は勝ち越しを賭けた大事な試合だったんだけど、

彼、若い頃の小堀佑介さんを可愛らしく小さくしたような風貌をしてて、

その甘めのウルフヘアなんかも一時の小堀さんにそっくりなんだよね。

 

荒川仁人さんが近くにいたもんで、ひとつ前の有岡君の話をしながらの観戦で、

そこからパンチ力と筋肉の使い方の話に流れた後、

それにしても “DANGAN” の4回戦シリーズは面白いですよねえってなって、

それは古澤さんが殆ど全ての興行に顔出して丁寧にボクサー達を見てるからで、

ってことになって、強さと技術を見せてくれ、それがないなら気持ちを見せてくれって、

そういう要望を満たしてくれる試合が多いってことなんだよねって……。

 

ってことで、試合後暫くして太田輝君がわざわざ寄ってくれはしたんだけど、

ラウンド詳細リポートは出来てなくて、元気ジム応援の仁人さんと話しながらで、

太田君が圧倒してしまうんじゃないかって自分は思ってたんだけど、

スコアだけ見ると、40-36、39-37×2って3-0勝ちだったんだけど、

最後の最後まで必死感を前面に出してたのは正直、阿部君の方じゃないかって、

彼、最終ラウンドの残り10秒の拍子木の音を、実は昨日の試合でもあったんだけど、

終了の合図と勘違いしてしまうほど全てを出し切ってたって感じだったんだよね。

 

一方の太田君、何度か決着付けられそうなとこまで行ったにも関わらず、

最後の詰めが甘くなってしまってたって感じがしたんだけどね、どうなの太田君。

 

彼、逸り過ぎる気持ちと若干無駄な動きを抑えてクールに相手を見極めれば、

今後、負け越すってことはないと思ってるんだけどね。

 

太田君、いつもこのブログを読んでくれてるみたいでアリガトね。

 

 

その後、通路で大平剛さんとバッタリだったもんで、

自分初めて彼と話したんだけど、以前からの知り合いみたいな感じのまま、

高山勝成さんとの試合のことを聞かせて貰ったんだけど、

百戦錬磨のボクサーはやっぱり半端じゃないってことだったんだよね。

 

 

ヨネクラジムの横井トレーナーと話してたらそこに有岡康輔君もやって来て、

で、ちょっと話したんだけど、着換えた彼は全く普通の若者だったもんで驚いたなあ。

 

 

 

⑥ 矢代明博君(日東)×成沢哲君(S蓮浄院)……56㎏

1勝1敗(1KO)1分のサウスポー、20歳・東京都と、1勝2敗の30歳・東京都。

 

成沢君のところのスパイダー根本会長が隣に座って来て、

色々話ながらの観戦だったんだけど、

試合が進むにつれ会長の興奮度がドンドン上っていったんだわ。

 

<1R>

矢代君、ピョンピョンフットワークからのプレスが効いてたし、

リーチのある相手に対して常に先手先手の攻めが出来てたね。

 

成沢君、そもそも見過ぎ待ち過ぎで、もっともっとの手数が要るとこなんだけど、

何だか若干恐々やってるみたいで、遠くからの右ストレートも弱々しいんだわ。

 

<2R>

成沢君、相手の打ち終わりを狙ってるみたいでもあるんだけど、

その割にはイザって時の踏み込みも良くないし、

右ストレートが相手のボディに届くようにはなったけど、細かい連打はシンドくて、

やっぱり矢代君の反応の良さの方に目が行ってしまうんだわ。

 

<3R>

成沢君の見過ぎは改まらなくて相手に攻め込みの間を与えてしまってて、

もっとガムシャラにガンガン行かないと勝機が見えてきそうにないんだけど、

ふと気が付けばこの日の矢代君の攻撃の今一感も強くなってて、

お互い、一段落の多い休み休みの低調なリング上になってしまったんだわ。

 

何だこのチンタラチンタラした印象は……、って感じだったんだよね。

 

<4R>

お互いの陣営はストレスが溜る一方じゃないかって思ったんだけど、

二人が本気を出したのは残り30秒辺りから、

成沢君の右目下がかなり腫れてきてドクターチェックを受けた直後からで、

特に成沢君、如何にも遅過ぎだったし、それに矢代君もこんなもんだったっけ?

って、そんな印象しか残らなかったんだよね。

 

結局、39-37×2、39-38ってことで矢代君の3-0勝ちだったけどね。

 

 

 

⑨ 塚田直之君(セレス)×小浦翼君(E&Jカシアス)……LF

3勝(2KO)2敗1分の26歳・群馬県と、1勝(1KO)0敗の20歳・神奈川県。

 

自分の左に内藤会長が、右には武田航君が座ったんだけど、

小浦君は武田君と同じ高校の1年後輩なんだってさ。

 

<1R>

とってもレベルの高い二人で、塚田君は接近乱打戦に持ち込んでの強打狙いで、

小浦君の方は適度な距離をキープしたいっていうボクシングなんだけど、

お互いの距離の取り合いは小浦君のフットワークの方が勝ってて、

バランスのいい動きから鋭い左右を垣間見せて、左ボディも良かったんだけど、

塚田君の打ち終わりに合わせた右ストレートが特別の見栄えだったんだわ。

 

終盤には塚田君もクリンチ際のしつこいとこを見せてたんだけど、

小浦君、離れ際もシッカリ集中できてたね。

 

<2R>

勝負は意外なほど早い時間で決着してしまって、まずは開始15秒、

塚田君の右フックのクリーンヒットから始まったんだけど、その1分後、

小浦君のこの日3発目の右ストレートが炸裂して、

それ、相手の打ち終わりに合わせた見事な被せ打ちで、

塚田君、その一発で左目上をカットされての鮮血ドクターチェックで、

結局、1分26秒、続行不能ってことで小浦君のTKO勝ち。

 

 

小浦君、若いのにあくまで冷静で、

最後まで一瞬も相手にガツガツゴニョゴニョさせなかったことが勝因だったね。

 

 

 

⑩ 荒木悟君(EBISU)×永吉祐哉君(ヨネクラ)……W

0勝1敗の19歳・栃木県と、3勝(1KO)6敗(4KO)の24歳・鹿児島県。

 

<1R>

体付きとか動きとか見てたら、荒木君が圧勝しそうな感じがして、

彼、何となく楽しそうにやってたんだよね。

 

一方の永吉君、ディフェンスが緩みがちで、

一旦打ち合いに入るととっても危険な感じがしたんだよね。

 

<2R>

やっぱり荒木君が押し気味だなあって見てたんだけど、

永吉君が手数を上げていくにつれ、荒木君は急にぎこちなくなってしまって、

ちゃんと打ち合えば問題ないと思うんだけど、何故か躊躇が見え隠れしてきたし、

攻め切れないまま手こずってる感じが前面に出てきてしまったんだわ。

 

お蔭で永吉君、これでいいんだなって自信深めての手数手数で、

打ち合いの中、右目上をヒットカットされてはいたんだけど、終始優勢をキープ。

 

<3R>

荒木君、明らかにキビキビさに欠けてきてしまってたし、

疲れてしまったかテンポもピッチも上がらなくて、

永吉君の粘着系のボクシングに仕切られまくってたんだわ。

 

荒木君、一体どこで飛ばすのかってことで……。

 

<4R>

最終ラウンド、流石に荒木君も飛ばしていったんだけど、

同様に永吉君も最後の振り絞った踏ん張りな訳で、

お互い、それほど巧くない同士ではあったんだけど気持ちは充分見えてきて、

ヘロヘロの中、根性の持久戦は終了ゴングまで続いたんだわ。

 

で、ほぼ互角ではあったんだけど、自分は僅差で永吉君ってことで……。

 

スコアを計算してみたら、39-37だったんだけど、

結局、39-37×2、39-38ってことで、勿論永吉君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 有岡康輔君

② 小浦翼君

③ 若松大輝君

 

 

 

ここんとこ寒さがぶり返してる感じで、明日は最高気温4℃ほどってことで、

首都圏にも雪が降りそうなんだってね。

 

昨日、北海道の陸別ってとこは最低気温がマイナス24℃だったってことで、

東京では低くてもせいぜいマイナス2℃ほどだから想像を超えるんだわ。

 

夏は北海道、冬は沖縄っていう生活をしてる人は一体何人ほどいるのかなあ……。

 

2015年1月28日 (水)

後楽園ホール・1月27日

ホールへ向かうエスカレーターでのことなんだけど、

後ろから登って来て自分にぶつかりながら通り過ぎたのは、

何と70歳過ぎの爺さんで、それも殆ど直角に腰の曲がった爺さんで、

エライ元気だなあって見てたら、自分を過ぎてすぐに登るのを止めてしまって、

いきなり両手を膝にあてながら思いっ切り頭を下げたもんで、

爺さん、ゲロでも吐くのかって見てたら、そういう姿勢で休んでたんだわ。

 

次のエスカレーターまで歩いてるのを眺めてたら、

殆ど床しか見えないんじゃないかっていう歩き方してて、

自分、後学の為、どうしてそんな風になってしまったのか、

どうしたらそんな風にならないで済むのかってような事を確かめたかったんだけど、

まさか聞く訳にもいかなかったんだよね。                                                       

 

 

 

昨日はオール4回戦だったもんで、沢山のジムが出場してたもんで、

沢山の人達と挨拶を交わしたんだよね。

石川ジムの会長と田中マネジャー、八王子中屋ジムの会長と一生さん、有澤会長、

三迫会長と久保マネジャー、EBISUジムの加山会長とT&Tの本木さん、

瀬端さんに古澤さんとかね……。

 

自分、たまにT&TジムとM・Tジムを混同してしまうことがあるんだけど、

実は本多ジムと石川ジムを取り違えてしまうってこともあって、

昨日も間違ってしまって怒られたんだわさ。

 

自分の印象では本多ジムと石川ジムはとっても良く似た雰囲気を漂わせてるし、

両ジムとも女性が活躍してるとこも共通してるし、なんだよね。

 

 

 

昨日はホントは13試合が組まれてたんだけど、濱田力君×宮城仁也君、

中川公弘君×芳賀慧彦君の2試合が中止になってしまって、

濱田君と中川君の棄権が原因だったんだけど、

そこそこ楽しみにしてたもんでちょっと残念だったんだけどね。

 

 

 

① 頼政和法君(L玉熊)×佐久間勇斗君(相模原)……50㎏ 

デビュー戦の22歳・東京都と、デビュー戦の23歳・東京都。

 

パンフレットの頼政君の名前が瀬政君ってミスプリントされてたね。

 

<1R>

デビュー同士の若干舞い上がった二人だったんだけど、

とってもキビキビ潔い戦いで、頼政君のプレスに対して佐久間君、

山ほどのジャブで対抗してたんだわ。

 

一進一退のままの終盤の残り40秒、頼政君が右アッパーから左フックを連続に

ヒットヒットで、思わず佐久間君がグラついてポイント差が明らかになったなあ。

 

頼政君、打ち出しのタイミングがとっても良くて、

佐久間君が打ち終わりが甘くなるところを的確に突いてたんだわ。

 

<2R>

佐久間君のダメージはそこそこ深刻みたいで、いきなりジャブが出なくなって、

ディフェンスに費やす時間が多くなってしまって、

で、頼政君は攻撃に益々の自信を深めてシッカリ打ち込んでいって、

佐久間君、ちょっとシンドそうなのが目に見えて来たんだわ。

 

2分過ぎからの佐久間君の落ち込みは更に著しく勢いの差は見まがうべくもなく、

赤コーナー前で佐久間君の抵抗が止んでしまったとこでレフェリーストップエンド。

 

2分20秒だったんだけど、頼政君、とってもグッドなデビュー戦だったね。

 

 

 

② 阿部勝也君(RK蒲田)×佐藤賢治君(熊谷コサカ)……SL

2勝5敗(3KO)の33歳・京都府と、1勝(1KO)3敗(3KO)の23歳・埼玉県。

 

10歳差の負け越し同士のサバイバル戦ってことで……。

 

<1R>

お互いに力が入り過ぎのスムースさに欠けた若干雑なボクシングで、

佐藤君はひたすらストロークがデカかったし、阿部君はイッセノセ過ぎなんだわ。

 

<2R>

いきなり距離が詰まってのガッチャガチャになってしまったんだけど、

馬力頼りの佐藤君の方が優勢に進めてて、残り1分15秒からは一気一気で、

それにつれ阿部君の手数がメッキリ落ちていって、攻め手が見えて来ないまま、

展開は完全に固まってしまったんだよね。

 

 

ってことで、一旦離席したら次の3R1分02秒、

やっぱり佐藤君のTKO勝ちだってね。

 

 

フラッとしてたら北板席に横浜光ジムの石井会長がいて、挨拶した後、

先日の金子大樹さんの試合の事で色々教えて貰って、成程なあってことで……。

 

 

 

③ 鈴木啓修君(M・T)×中川兼玄君(三迫)……Fe

1勝(1KO)2敗(1KO)の24歳・東京都と、0勝1敗(1KO)の19歳・大阪府。

 

自分の横には三迫会長が座って、その隣には麻生興一さん、

それにセコンドヘルプには椎野大輝さんが付いてたね。

 

<1R>

中川君の方が5~6㎝ほど上背あって、それに伴うリーチも優位なんだけど、

彼、それを有効に使えないまま、距離は終始鈴木君が支配してたんだわ。

 

残り21秒での右の相打ちは中川君の当たりの方が強かったし、

途中途中のボディブローも良かったんだけど、

それでもやっぱり全体の手数と総体の当たりの良さは鈴木君だったかなあ。

 

<2R>

若干後れを取った中川君が初っ端から手数アップしていって、

左ボディ、右アッパーで鈴木君を圧倒してたんだけど、

残り1分からは二人共、メッキリ落ち込んでしまってバテが浮いてきたんだわ。

 

ラスト30秒からは鈴木君も頑張り直したんだけど、

ラウンド総体としてはやっぱり中川君だったなあ。

 

<3R>

ここまでポイント的には拮抗してて、勝ちたい気持ちの強い方が勝つって展開で、

この回はまず鈴木君が飛ばしていったんだけど、長続きできないままの1分10秒、

中川君の右ボディが強烈ヒットして、鈴木君、明らかに効いてしまったみたいで、

それ以降はボディショットを嫌がる余りか気持ちが萎えてしまったみたいで、

力が抜けてしまったような感じのまま北西ポストに追い込まれてしまったんだわ。

 

それまでも大声で声援を送ってた麻生さんが、「手止めるな!」 って檄飛ばして、

中川君が最後の連打をかまして、鈴木君の腰が伸び切ったとこでストップエンド。

 

 

結局、途中途中での中川君のボディブローが試合を決めたって感じで、

1分55秒、中川君の初勝利TKO勝ちと共に三迫ジムも今年の初勝利。

 

 

 

④ 小浜雅哉君(UNITED)×広川哲矢君(P堀口)……56㎏

2勝2敗1分の21歳・千葉県と、

2勝(2KO)3敗(1KO)のサウスポー、26歳・神奈川県。

 

パンフの広川君の戦績が5戦3勝3敗ってなってるんだけど計算が合わなくて、

多分上記が正しいと思うんだけどね……。

 

<1R>

それまでいい感じで攻め込んでたのは広川君の方だったんだけど、1分過ぎ、

若干振りが大きくなったとこ小浜君に左からの右を綺麗に合わされてしまって、

リングほぼ中央のとこでいきなりダウンしてしまったんだわ。

 

かなり激しく倒れはしたんだけど広川君、再開後は結構きちんと腕が振れてて、

決着付けにいった小浜君も一瞬危ない場面もあったんだけど、

レフェリーは次に広川君がハードヒットされたら即止めるって決めてたみたいで、

直前にもその仕草が見えた直後の1分51秒の南ロープ前、

小浜君の右がヒットした途端の即のストップエンドだったんだわ。

 

 

自分にはもう少し続けさせてもいいんじゃないかって見えたんだけど、

いずれにしても、小浜君の一気追撃は見事だったね。

 

 

 

⑤ 宮地隆佳君(石川)×武藤拓也君(鹿島灘)……B

1勝(1KO)0敗の21歳・東京都と、1勝(1KO)1敗の22歳・茨城県。

 

以前にも書いたと思うんだけど、小さな外園隼人さんって感じの宮地君に対して、

武藤君はとっても真面目な雰囲気を漂わせてたんだよね。

 

<1R>

宮地君、一見乱暴者のように見えるんだけど、とってもシッカリしたボクシングで、

前後に鋭い動きを見せながらのキッチリしたジャブが素晴らしいし、

接近してのショートブローのコンビネーションもとっても美しいんだわ。

 

一方の武藤君は攻めのパターンとかパンチのバリエーションは今一なんだけど、

見た目通りの真面目でパワフルな前詰めを欠かさず、腕振りも力強くて、

油断して被弾すると宮地君もヤバそうな感じで、中盤までの劣勢を取り返すべく、

武藤君がとってもいい感じの挽回を図ってた残り僅か4秒、

宮地君のアッパー気味の左フックがカウンターで直撃して武藤君がダウン。

 

何とか立ち上がったとこで終了ゴングだったんだけど、

実に見応えのある攻防だったんだわ。

 

<2R>

ラウンド終盤のダウンだったせいか武藤君、若干ダメージ引きずったままで、

危なそうだなあって見てたんだけど、これがまあとっても気持ちのこもった反撃で、

初めの1分間を攻勢のまま推移させてたんだわ。

 

お互い全くゴニョゴニョせず適度な距離を保った勢いに満ちた打ち合いで、

ワクワクはラウンド最後まで続いたんだけど、若干のヒット数差で武藤君。

 

<3R>

殆ど互角のまま、中間距離から接近戦に移って行って、

ヒット数は大差なかったんだけど、当たりの正確さでこの回は宮地君で、

武藤君、ショート連打になると右手が少しオープン気味なるとこがあるんだわ。

 

それにしても武藤君、宮地君の直撃はかなりの衝撃があると思うんだけど、

試合後に宮地君に聞いたら、右拳が痛いって言ってたんだけど、

それほどの直撃喰らっても全く怯まずめげずは立派だったなあ。

 

<4R>

ポイント的には劣勢だったもんで武藤君、倒すボクシングが出来るかってとこで、

まずは気持ちのこもった先制攻撃だったんだけど、

一つ一つのパンチの綺麗さはやっぱり宮地君で、丁寧な左の返しも目立ってて、

武藤君、徐々に膝に来てるって感じだったんだわ。

 

半分ほどが過ぎた頃の北西ポスト近くで、まずは武藤君の右がヒットしたんだけど、

直後の宮地君の右の方が明らかに威力に満ちてたんだよね。

 

そこからお互い、最後の根性戦に突入して、ラスト30秒からは殆ど感動の域で、

直前の右の当てっこでより深いダメージを負ってたのは武藤君だったんだけど、

顔を赤く腫らせた奮闘のまま判定かなあって思ってた残り10秒、

終了10秒前の拍子木の音をラウンド終了の合図と間違えてしまった武藤君、

思わず手緩めて一段落してしまったとこに宮地君が右の強いのを一発ヒットで、

前傾姿勢解いてたとこにのけ反ってしまったもんで、即のストップエンド。

 

 

で、2分54秒、宮地君のTKO勝ちだったんだけど、

武藤君、思わず勘違いするほどのダメージ抱えたままの踏ん張りで、

色々鍛えるといいボクサーになると思ったなあ。

 

それにしてもここんとこの石川ジムには若いいいボクサーが育ってるんだわ。

 

 

 

⑥ 遠藤正吾君(Jスポーツ)×菊池利則君(EBISU)……SW

0勝2敗(1KO)の35歳・東京都と、0勝1敗(1KO)の30歳・茨城県。

 

初勝利目指し組の30代の重いクラスだったんだけど、

遠藤君は全体に緩みが目立っててナチュラルウェイトのような感じだったんだよね。

 

<1R>

まずは遠藤君が相手の体勢が整わないうちの飛び込みブン回しだったんだけど、

そこからはひたすら相撲系ボクシングだったなあ。

 

1分29秒の北西ポスト前、遠藤君が勢いのまま相手を追い込んで、

ショート連打をかましてたその瞬間、詰められた菊池君が右ショートフックを一閃、

途端に遠藤君が実にあっけない感じでダウンしてしまったんだわ。

 

リスタート後の菊池君も手際が良くなくて、もっと離れてやればいいと思うんだけど、

密着からの正確さと威力に欠けたショットに終始してて、

遠藤君を生き延びさせたままダラダラの終了ゴング。

 

<2R>

大男同士が思わず肘打ちになってしまいそうなショートフックの交換に終始してて、

体寄せ合っての絵に描いたようなゴニョゴニョ戦になってしまったんだけど、

ゼーゼーしながらやってたのはやっぱり遠藤君の方で、

勝負あったなあって感じが強くしたもんで、ちょっと休憩タイムってことで……。

 

 

結局、3R2分37秒、北ロープ前でレフェリーストップエンドってことで菊地君の勝ち。

 

 

ここまでの6試合の全てがKO決着ってことで、中々テンポが良かったんだけど、

どうもリングの北半分が鬼門って感じだったんだよね。

 

 

 

⑦ 岩原慶君(本多)×中川祐君(横浜光)……Fe

3勝(2KO)1敗のサウスポー、24歳・埼玉県と、2勝1敗の21歳、東京都。

 

この試合は岩原君が圧勝するんじゃないかって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

中川君は大きく動きながら、タイミング見計らっての飛び込みに賭けてて、

二人共、3~4発目までシッカリ打とうとはしてるんだけど、

岩原君の方がまだ相手の動きに合わせ切れてなくてタイミングがずれてるんだわ。

 

お互い、殆ど目立った有効打が無かった中、

中川君の右ストレートボディが印象に残ったね。

 

<2R>

中川君、動きに若干無駄は多いんだけど被弾を避ける身のこなしに長けてて、

いい逃げ足も持ってるんだよね。

 

岩原君としては相手の打ち込みの瞬間に合わせたいとこだったんだけど、

中川君が倒そうとするボクシングをして来ないもんで打ち合いに持ち込めなくて、

焦りとか苛立ちが垣間見えてきて、そこが狙い目みたいな中川君、

益々当て逃げ系を強めていったんだわ。

 

こういう感じのまま推移すれば中川君の逃げ切りは明らかなんだけど、

岩原君、どっかで捕まえることが出来るかなあ……。

 

<3R>

岩原君、中間距離を封じて敢えての接近戦を目指す方がいいんじゃないかって

そう見てた残り半分ほどのとこの東ロープ前だったんだけど、

やっとやっと出ましたって感じで岩原君の左ストレートがこの日初めてヒットして、

中川君が足をもつれさせ右足を滑らせてしまってダウン。

 

って思ったら何とレフェリーがスリップだっていう裁定で、

自分にはこれは明らかにミスとしか思えなくて、

被弾した中川君が膝に来て足がもつれたことが引き起こしたスリップな訳であって、

そういう判断ならバッタンダウン以外は全てスリップになってしまうんだわ。

 

<4R>

中川君も消耗してきたみたいでピョンピョン出来なくなってきたんだけど、

岩原君の方も一気の反撃が出来てなくて、もっと前振りが要ると思うんだけど、

さっきのスリップ劇で気持ちが途切れてしまったみたいで、

手数が落ちる中、中川君に右ストレートを2発ほど簡単に許してしまって、

ラスト30秒からも見過ぎ行き切れずのまま終了ゴング。

 

 

自分は3Rは岩原君のダウンゲットで計算したんだけど、

それでも残りのラウンドは全て中川君ってことで38-37だったんだけど、

結局、39-37、39-38、38-38ってことで中川君の2-0勝ち。

 

 

岩原君、当て逃げ系を相手にしたのは初めてで面食らったとこあったみたいで、

途中修正が効かないまま実力発揮出来ないままだったんだけど、

そういう練習をすればいいだけのことだから落ち込むことはないんだわ。

やっぱりボクシングには試合中の修正と工夫が大切ってことでもあって……。

 

 

 

⑧ 井田浩司君(UNITED)×芳賀慧彦君(古口)……B

2勝0敗の19歳・東京都と、3勝(1KO)0敗の17歳・東京都。

 

芳賀君には和氣慎吾さんとか山下賢哉さんが応援に来てて、

自分の横に和氣さんが座って、声掛けまくってたんだけどね……。

 

<1R>

若干イキリ立ち気味の芳賀君に対して井田君、

エリートサラリーマンのような髪型してたんだけどとっても冷静だったなあ。

 

その井田君、パンチ力はそれほどでもないみたいなんだけど、

相手の打ち終わりに正確なショットを打ち込むのがとっても巧いんだわ。

 

芳賀君、徐々に相手の懐の深さに戸惑い始めてるみたいで、

もう少し戦法を変える必要があるんじゃないかなあ。

 

<2R>

攻撃の最初のきっかけを作り難くそうにしてた芳賀君、

気持が空回りしてるような感じが漂ってきて、

冷静な井田君の蜘蛛の巣に捉えられてしまったかのようなギコチ無さで、

ショートブローもキチッと打ててる井田君の前に手も足も出ないんだわ。

 

井田君、相当巧いボクサーなんだわ。

 

<3R>

普通にやってたんじゃ勝機は見えて来ない訳で芳賀君、

もっと強引な前詰めからのムチャが必要なとこだったんだけど、

攻めあぐんでるまま逆に相手に攻め込みのタイミングを与えてしまってて、

井田君、全くヘアスタイルが乱れないまま会心のボクシングなんだわ。

 

<4R>

顔面赤く腫れてきた芳賀君、セコンドに檄飛ばされて必死感は見せてるんだけど、

相変わらず井田君には揺るぎが無くて全くバランスを崩さないままだし、

ポジショニングとか腕振りとかのシッカリ感にも全く劣化が見られなくて、

それはこのまま8回ほどまでもやれそうな感じだったんだわ。                                                          

で、ラスト30秒からもまだ勢いのあったのは圧倒井田君のまま終了ゴング。

 

 

自分は40-36だったんだけど、結局、40-37、39-37、39-38って事で、

勿論、井田君の3-0勝ちだったんだよね。

 

 

この日、UNITEDジムは二人出しの全勝だったんだけど、

二人共とってもいい勝ち方してて、そう言えば阪東ヒーローさん、

小浜君の試合の時から気合の入った表情してたっけなあ。

 

 

 

⑨ 市村蓮司君(RK蒲田)×熊谷直昭君(T&T)……SB

2勝(2KO)1敗の21歳・京都府と、3勝(2KO)2敗(1KO)の25歳・東京都。

 

<1R>

熊谷君がチャカチャカよく動くもんで市村君、若干リズムが合わなかったんだけど、

それでも安定感のある構えからのプレスは抜群で、

ラウンド終盤間際には相手の打ち終わりにタイミングのいい右を二発、

綺麗に合わせ打ってたね。

 

<2R>

熊谷君、益々ピョンピョン跳ね跳ねからのイッセノセ系を強めていって、

この回はそれが巧いこといってて、市村君の攻めあぐみが目立ってたなあ。

 

市村君、相手のイッセノセを外したとこからの攻撃の組み立てがポイントなんだわ。

 

<3R>

それにしても市村君、それは彼の何気ない癖なんだろうけど、

そしてそれは自らのリズム感を作るのに必要なのかも知れないんだけど、

何回も何回も右手で前髪を直してるんだけど、そういう仕草は絶対ダメで、

見抜かれた相手に攻撃の間を与えてしまうこともあるし、

背後から見ると、被弾したところを撫でてるみたいでもあるんだよね。

 

お互い、フック系はそこそこなんだけどストレート系が鋭く打ててなかったんだけど、

特に熊谷君は余りにチャカチャカ動き過ぎるせいか、

いい感じで当てても体勢が崩れたままのことが多くて効果的には今一だったなあ。

 

<4R>

お互い、必要以上の力を込めて右フックを振り合ってて、

外れたパンチが大きな弧を描いてて、それはそれで美しい円弧だったんだけど、

現実的には何の効果も残さないままのどうなるどうなるだったんだけど、

徐々に自分を取り戻して正確なショートブローに見せ場を作ったのは市村君で、

残り1分からもちゃんとしたボクシングを貫いてて見せ方の違いも明白だったなあ。

 

 

ってことで、自分は39-37で市村君だったんだけど、

39-37、39-38×2って発表されたスコアを聞きながら、

まあまあ妥当なんじゃないかなあって市村君に判定勝ちのマークを入れてたら、

最後コールされたのは何とナントなんと熊谷君ってことで、

場内には計らず 「エーッ!」 の声が大きく響き渡って、

市村君サイドのセコンドはちょっと荒れ気味になってしまってたし、

自分の周囲で試合を見てた幾つかのジム関係者とかボクサー達も首傾げてて、

熊谷君の勝ちが妥当だっていう声は全く聞こえてこなかったんだよね。

 

会場の大勢の印象と全く異なるジャッジの判断だった訳で、

大多数の人の眼が節穴だったって言われたんだよね。

 

 

 

⑩ 石川元希君(M・T)×佐々木大和君(reason)……SFe

2勝(1KO)0敗のサウスポー、21歳・東京都と、

2勝0敗のサウスポー、24歳・千葉県。

 

無敗のサウスポー同士だったんだけど、決定力は石川君で、

見れくれ的にも圧倒してたんだよね。

 

<1R>

やっぱり石川君のプレスは半端じゃなくて、

終始威圧を感じてたみたいな佐々木君、いいタイミングで打ってはいたんだけど、

下がり下がりからではキッチリ当て切れないままだったし、                                                            

ワンツーの鋭さにも随分と差があるように見えたんだよね。

 

<2R>

ちょっとハーフ気味に見える石川君の浅黒いカッコ良さも度を超えてて、

見た目の差がそのまま現れたような試合展開のまま、始まって間もない0分36秒、

やっぱり鬼門の北西ポスト近くに詰められたとこで佐々木君、

石川君の左ストレートを一本棒のようにまともに貰ってしまって、

そのままドーンと仰向け一発ダウンしてしまったんだわ。                                                            

その倒れ方が余りにも激しかったもんで、レフェリー即のストップエンドだったなあ。

 

石川君、ちょっと帝拳ジムの横山雄一君を彷彿とさせるんだよね。

 

 

 

北板席に座ってた青年がコクッと挨拶してくれて、久し振りの坂入裕君だなって、

そのつもりの会話が噛み合わないとこ、何となく彼が合わせてくれたんだけど、

直後に本多ジムの美佐子マネジャーが来られてたもんで、

実は濱田力君だってことが判明して平謝りの後、ケガの事を色々と話したんだけど、

無理をして新人王トーナメントにエントリーするのだけは止めた方がいいって

伝えたんだよね。

 

知ってる人は同意してくれると思うんだけど、

濱田君はホントに坂入君に似てるんだわ。

 

そこに、石川ジムの田中マネジャーと宮地君も寄ってくれて、

いい試合だったなあって感想を伝えてたら、市村君と話す機会もあったんだよね。

 

 

 

⑪ らいす林君(青木)×ポンポンタ(八王子中屋)……SL

2勝(2KO)0敗の27歳・北海道と、3勝(3KO)0敗の23歳・東京都。

 

この日の自分的なメインイベントはこの試合だったんだけどね……。

 

<1R>

林君はポンタ君の強打は既に承知してるみたいで、

相手に攻め込みのタイミング与えないようにジャブを連発して、

自らの右ショット狙いを裏に隠しながらの中々の戦法なんだわ。

 

攻め込みのタイミングを封じられるままポンタ君、明らかな手数不足で、

パンチの形とかキレは圧倒してるんだけど、打たなければ差は見えない訳で……。

 

<2R>

ほぼ相手の様子は解ったしポンタ君、そろそろ行くんじゃないかって見てて、

この子は凄いよって試合前に他のボクサーにも話してたんだけど、

この日のポンタ君は中々凄くならなかったなあ。

 

特に当てようとはしてないような林君の左や右の連打が邪魔で仕方ないみたいで、

ポンタ君、いきなり当てようとはしないで捨てパンチからのきっかけが欲しいとこで、

始まって57秒には左フックで林君をグラつかせてて、

有効打的にはポイントを取ったとは思うんだけど、

それでもまだまだ先行きを明るくさせるようなとこまでの手数じゃないんだわ。

 

<3R>

始まって14秒、林君のチョコチョコに対してポンタ君、

右フック一発をグローブの上から叩き込んで林君をグラつかせたんだけど、

そこから一気には繋げられなくて、少し後の左ボディも良かったんだけど、

単発単発に終始してて全く流れが悪いんだわ。

 

ここに来て林君の足元のシッカリ感にも揺らぎが見え始めたんだからポンタ君、

もっともっとの手数手数だと思うんだけど、一段落が多くて相手に間を与えてて、

それまでのいい攻撃をチャラにされてるんだよなあ。

 

残り30秒の折角のスパートも直後の林君の反撃の方が気持ちがこもってて、

やっぱりこのラウンドも頑張り切れないまま明らかな手数負けなんだわ。

 

<4R>

流れを変えるべく席移動しての観戦だったんだけど、

ポンタ君の必死さには火が点かなくて、パンチの重さは優勢なんだけど、

数が1:3ほどにもなるとパンチの威力だけは勝てそうになくて、

却って小さな被弾を積み重ねてポイントを失ってしまったんだよね。

 

ポンタ君がいい場面を作れないまま、最後は林君が相手を舐めたような、

ふざけた態度を取ったもんでやたらムカついたんだけどね……。

 

 

自分のスコアは39-37だったんだけど、結局、39-38×2、38-38ってことで、

林君の2-0勝ちだったんだよね。

 

 

ポンタ君にしろ林君にしろ、後味の良くないファイナルだったもんで、

そそくさと会場を後にしたんだけど、それでも思い返したらいい試合が沢山あって、

やっぱりボクシングはいいんだよなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 宮地隆佳君

② 井田浩司君

③ 武藤拓也君

 

 

 

ここんとこ忙しくて接触時間が少なくて、昨日もボクシングだったし、

で、ストレスが溜ってたのか風太が寝かせてくれなくて、

オッサン遊ぼうぜ、話しようぜオッサンって感じでベッドの出入りを繰り返す中、

顔の上を歩くし、トントン頬を叩くし、要するに自分、完全に寝不足なんだよね。

 

2015年1月26日 (月)

映画……。

 

それにしてもイスラム国家っていうのはつくづく迷惑の極致で、

通常の社会では出番が無かったような連中を世界中から集めまくって、

それまでそいつらは八方塞で行き場の無かったのが、カネと女と仕事を貰えるって、

思想や信仰なんて多分どうでもよくて、存在感みたいなモノを獲得出来るって事で、

みんな舞い上がるようになって略奪と人殺しを繰り返してるんだけど、

それは結局全て貧困に基因してるんだと思うんだよね。

 

一部の富裕層が富を独占し続けると、いつかは貧困層が破れかぶれになる訳で、

革命は思想に支えられてるのでは無くて、全てカネの分配の問題なんだよね。

 

今回拉致された二人の日本人は渡航禁止区域に敢えて踏み込んでるんだから、

捕まったからって何としてでも救出するべきだとは正直自分は思ってなくて、

他にやるべき事が山積みなのに日本政府もいい迷惑だろなって思ってて、

一人は民間の軍事会社の経営者で要するに傭兵仕事絡みなんだから、

殺害もリスクの内じゃないかと思ってるし、彼を救出しようとしてたっていう、

もう一人の行動も日頃の活動内容と趣旨が違ってたんじゃないのかなあ。

 

 

 

25日にギリシャの議会選挙があって、急進左派が60年振りに政権奪取って事で、

エライ盛り上がってるらしいんだけど、彼らはこれまでの緊縮財政拒否って事で、

緩々の政策を掲げてて、EUからの債務も削減させるって言ってるんだけど、

そんなこと簡単に許したらEU全体のタガが緩んでしまうもんで、

EUとの関係が相当悪化しそうで、そうなるとギリシャは更に行き詰まる訳で、

ヨーロッパ経済の混乱は目に見えてるんだよね。

 

 

 

明るい話の無い中、明日からのボクシング3連投を前に今日は映画の話……。

 

 

“リアル・スティール”

2013年・アメリカ/ヒュー・ジャックマン。

 

近未来、人間が実際にやるボクシングが廃れ、代役にロボット登場ってことで、

CGによる格闘場面も中々良く出来てるんだけど、

親父と息子とのヒューマンストリーがメインで、そういうのはこれまでもよくある話で、

ってことはマンネリ系であって、要するに “水戸黄門” と同じなんだけど、

見ててほのぼのしてしまうっていうのも事実なんだよね。

 

 

 

“ハングリー・ラビット”

2011年・アメリカ/ニコラス・ケイジ。

 

暴漢に襲われ重傷を負った妻の復讐に私的解決を依頼した高校教師の主人公が

その代償を求められるにつれ組織と警察の間に板挟みになってしまって

苦悩する話で、N・ケイジがとってもリアルでやっぱり巧いんだわ。

 

 

 

“ゴリラ”

1886年・アメリカ/アーノルド・シュワツェネッガー。

 

シュワルツェネッガーの出世作みたいなもので、

ヤクザ組織に乗り込んでのドンパチで、実に他愛ないんだけど、

ローリング・ストーンズの “サティスファクション” が印象的なんだよね。

 

 

 

“ハドソン・ホーク”

1991年・アメリカ/ブルース・ウィリス、ジェームズ・コバーン。

 

窃盗で服役してた主人公が出所後懲りないいきなりの泥棒稼業で、

レオナルド・ダヴィンチが製作した馬の像を盗むんだけど、

少々コメディータッチではあるんだけどとってもテンポがいいんだわ。

 

CIAとマフィアに挟まれ、更にはバチカンも巻き込んでの大騒ぎなんだけど、

20年以上前のB・ウィリスの髪の毛の状態を見るってことで……。

 

 

 

“レイヤー・ケーキ”

2004年・イギリス/ダニエル・クレイグ、コルム・ミーニイ。

 

“レイヤー・ケーキ” っていうのは“断層世界”っていう意味なんだよね。

 

麻薬ビジネスの腕利きだった主人公が失踪した大物ヤクザの娘を探すっていう

役目を負う中、様々なトラブルに巻き込まれてしまっての四面楚歌、

何とか生き抜いて最後に待ってたモノは……。

 

やっぱりD・クレイグは実にイケテて、自分、ああいう男になりたかったなあ。

 

ローリング・ストーンズとアニマルズのオールディーズが流れてていい感じで、

最後の “Don't Let Me Be Misunderstood” が心に沁みたんだよね。

 

 

 

“パシフィック・リム”

2013年・アメリカ。

 

太平洋の底が時空の裂け目になってしまって、そこから大怪獣が出現して、

地球を荒らしまくるのに対して、こっちは巨大ロボットで対抗するって話しで、

その巨大ロボットは機械操作じゃなくて人間の神経組織で操縦するシステムで、

戦闘場面もそこそこ迫力あるCGで、とっても単純なストーリーなんだけど、

“インディペンス・デイ” みたいな感じでシンプルに楽しめるんだわ。

 

 

 

“ショーシャンクの空に”

1994年・アメリカ/モーガン・フリーマン、ティム・ロビンス。

 

要するに刑務所からの脱獄物語なんだけど20年がかりの話で、

これを見るのは4回目くらいになるんだけど、何回見ても心に沁みるんだわ。

 

 

 

“針の眼”

1981年・イギリス&フランス/ドナルド・サザーランド。

 

第二次世界大戦下、1940年のロンドンから話が始まるんだけど、

ナチスドイツのスパイと彼と絡む夫婦のストーリーで、

1944年の連合軍のノルマンディ上陸作戦前後の情報戦がそこそこリアルで、

スパイであることを見破った夫を殺害された妻が最後は復讐を遂げるんだけど、

戦争ともなると色々あるんだろなあってのが思いやられたんだわ。

 

 

 

“ペイ・フォワード”

2000年・アメリカ。

 

これは素直に泣けるんだよね。

 

 

 

“実写版・宇宙兄弟”

キャスティングには問題ないしロケットの打ち上げ場面もリアルなんだけど、

大きな逸話が幾つも省略されてて、やっぱり2時間では無理があるんだよね。

 

 

 

“あなたへ”

高倉健が81歳ってことで、顔の皮膚は下がって肩は落ちてるし、

歩く時に膝がポクポクしてるし、正直、もう無理って感じしかしなかったし、

役の年齢が果たせてなくて痛々しさしか感じなかったんだわ。

好きだったボクサーが落ちぶれていく様を見せられるようだったなあ。

 

 

 

“最強の二人”

2012年・フランス。

 

“最後の人生の見つけ方”

2007年・アメリカ/ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン。

 

上の二つとも、もう3回から4回目なんだけど、

何度見てもいい映画っていうのは確かにあって、

ストーリーは全部解ってるんだけど、見る度に心が和むし、

細かい新しい発見もあるんだよね。

 

 

 

“ペントハウス”

2011年・アメリカ/ベン・スティーラー、エディ・マーフィー。

 

大金持ちが住まうハイタワーマンションのコンシェルジェが主人公で、

E・マーフィーは彼の近所に住む貧しい男って役どころ。

 

詐欺まがいのトラブルの末解雇された主人公が大金持ちから財産を取り戻すべく、

同じ憂き目にあった6人程と組んで、2,000万ドルを奪還するってストーリーで、

もう痛快痛快のエンディングだったんだわ。

 

 

 

“素晴らしき哉、人生”

1946年・アメリカ/ジェイムズ・スチュワート、ドナ・リード。

 

D・リードっていうのは “うちのママは世界一” っていうTVシリーズで有名で、

その笑顔は今でも印象に残ってるんだけど、その彼女の若い時の映画で、

ちょっと仲間由紀恵に似てるんだよね。

 

自分が生まれる前の映画で、古き良きアメリカの風俗が描かれてて、

街並み、車、ファッションとかチャールストンダンスなんか興味深かったなあ。

 

ある善良な男の窮地を救うため、空の星々が協議して天使を派遣するっていう、

ちょっとお伽噺話系なんだけど、とっても心温まるいい映画なんだわ。

 

 

 

“パリ・エキスプレス”

2008年・フランス/ミカエル・コーン、ジュラルディン・ナカシュ。

 

主人公はしがないバイク便のアルバイターで、

ある陰謀に巻き込まれてしまうっていうコミカル・サスペンスなんだけど、

ちょっと作りが半端で必見ではないんだわ。

 

 

 

“ゴースト”

やっぱり、また見てしまったなあ。

デミ・ムーアも勿論いいんだけど、もしウーピー・ゴールドバーグがいなかったら、

随分違ったモノになってたと思うなあ。

 

 

 

“俺はまだ本気を出してない”

2013年/堤真一、橋本愛、生瀬勝久。

 

特にやりたい事があってのことではなく、40歳で会社を辞めてしまった主人公、

日々ダラダラの生活を送ってた中、突然漫画家を志して、って話なんだけど、

出版社の編集者っていうのはそんなに気長に付き合ってくれるとも思えなくて、

ちょっと現実離れしてるとは思ったんだけど、

見終わって何となくホンワカした気持ちになったんだよね。

 

やっぱり堤真一はとっても巧い役者だったんだけど、

橋本愛っていうのもいい味出してて存在感あったんだよね。

 

生瀬勝久がパン屋を始める事によって別れた奥さんと縁りを戻すっていう

サイドストーリーはちょっと安直過ぎだとは思ったけど、

人生にはその種の緩さもアリかなってことで……。

 

2015年1月24日 (土)

有力ジムランキング

 

700系新幹線は最高速度332㎞(営業速度は270㎞)なんだけど、

フランスのTGVの最高速度は575㎞(営業速度は320㎞)もあるんだってさ。

 

TGVは更に最高速度700㎞を目指して鋭意開発中とのことで、

新幹線が世界一だと思ってたら大間違いな訳で、

今アメリカでの大きな商談も実は苦戦しそうなんだってね。

 

700系が大袈裟と言うか威嚇するような見てくれをしてるのに対して、

TGVは東武特急のようなシンプルなデザインなのが不思議でもあるんだよね。

 

 

 

各ジムが保有するA級ボクサー数がまだ把握できてないもんで、

最終的なポイント数と順位についてはまた後日なんだけど、

チャンピオンとランカー数は12月度で確定してるもんで、

それを基礎に計算した結果の中間報告で、

毎年ベスト30ジムまでを挙げてるんだけど、便宜上ベスト20までってことで……。

 

例年通り、世界チャンピオンを150P、OPBFチャンプは100P、

日本チャンプは50P、更に15位以内の世界ランカーを20P、日本ランカーを10P

と設定して、その合計ポイントを多い順に並べると以下のようになるんだわ。

 

ポイント数や順位に関わらずA級ボクサーを10人以上保有してるジムを一流ジム、

尚且つ200P以上のジムを超一流ジムって自分で勝手に設定してるんだけど、

去年の一流ジムは帝拳、角海老、ワタナベ、真正、三迫、横浜光、グリーンツダ

の7ジムで、超一流ジムは帝拳、角海老、ワタナベってことだったんだよね。

 

 

 

【2014年度・全国有力ジムランキング(暫定)】

*( )内は2013年度の順位とポイント数。

 

① 帝拳 920P (1位 692P)

② ワタナベ 720P (3位 448P)

③ 大橋 480P (4位 278P)

④ 角海老 390P (2位 460P)

⑤ 井岡 270P (5位 207P)

⑥ 三迫 190P (15位 101P)

⑦ F赤羽 170P (6位 186P)

⑧ 白井具志堅 150P (20位 56P)

⑧ 仲里 150P (9位 165P)

⑩ 畑中 140P (ー ー)

⑪ 古口 130P (12位 121P)

⑫ 真正 110P (10位 148P)

⑬ 横浜光 100P (18位 71P)

⑬ 八王子中屋 100P (8位 176P)

⑮ 渥美 90P (ー ー)

⑯ 花形 80P (ー ー)

⑰ 新日本木村 70P (ー ー)

⑰ 千里馬神戸 70P (16位 93P)

⑲ 六島 60P (14位 107P)

⑳ グリーンツダ 50P (26位 44P)

⑳ E&Jカシアス 50P (ー ー)

 

 

 

帝拳ジム4人、ワタナベジム3人の世界王者っていうのは空前絶後の

出来事であって、3位以下とは圧倒差が出てしまったんだよね。

 

1位から4位は毎年微妙な順位変動はあるんだけど、

常にその辺のランキングを維持してるっていうのはやっぱり凄いことなんだよね。

 

全21ジムのうち13ジムが東日本で8ジムがそれ以外だね。

 

日本王者ベルトを獲得すると自動的に20位以内に入るように設定してるんだけど、

今回順位を大幅に上げたのは三迫ジムと白井具志堅ジムで、

若干残念な結果に終わったのは八王子中屋ジムだね。

 

2015年1月21日 (水)

日記 (1/21)

 

近所のスーパーに米を買いに行ったんだけどね……。

自分のところは二人暮らしだから5㎏入りにしてるんだけど、

それでも10種類くらいあっていつも色々迷うんだよね。

結局、4,000円ほどの一番高いのを買ったんだけど、

最近は沢山食べたいっていうより、いいものを食べたいって方向になってて、

半額のモノを倍食べるのと一緒だろってことで……。

 

 

 

特許っていうのは1件に付き年間数万円の維持費が掛かるんだってね。

例えば富士通は10万件ほどの特許を保有してるんだけど、

そうなると年間数十憶円もの経費がかかるってことで、

あまりに負担が大きいもんで積極的に他業者に解放しつつあって、

勿論何らかの形で使用料は取るんだけど、

他業者はそれを新商品開発に活用をするっていう流れが出来つつあるんだってさ。

誰にも使わさないまま宝の持ち腐れにするよりは余程現実的で有益だよね。

 

 

 

1960年前後の邦画では石原裕次郎や小林旭がブイブイ言わせてたんだけど、

当時も今も見てて恥ずかしいとしか言いようの無いダサさで、

ストーリーは安直の極致だし、彼らの表情の安っぽさといったらこの上ないのに、

なんであんなに人気があったのか全く信じられないんだよね。

 

それでは何故見るかって言うと当時の街並みとかがとっても懐かしいからで、

縦横に走ってた都電とかオート三輪、観音開きのトヨペット・クラウン、

それに今ではすっかり変わってしまった都会の佇まいなんかが印象深いんだよね。

 

 

 

今、韓国での日本人絡みの裁判沙汰が二つあって、

産経新聞支局長の方は明らかに朴大統領側の弾圧だと思うんだけど、

水泳の冨田選手がカメラを盗んだっていう事件はどうなのかなあ。

 

「僕はカメラを盗んでいません。」 って台詞の言い方に、少し前の小保方女子の

「STAP細胞はあります。」 っていうのと若干近いモノを感じたんだけどなあ。

 

間違ったらゴメンなんだけど、インタビューでの彼のオドオド感は半端じゃなくて、

やってないならもっと怒りを滲ませて自信を持った対応を見せて欲しいとこで……。

 

 

 

コンサートピアノは “スタインウェイ” “ヤマハ” “ベーゼンドルファー”

の3つで決まりだって思ってたら最近はイタリアの “ファツィオーリ” が台頭してて、

それ、1981年創業のとっても新しいピアノメーカーのモノなんだよね。

 

かのニューヨークのジュリアード音楽院には300台ものピアノがあるんだけど、

その全てが “スタインウェイ” だったのが2010年 “ファツィオーリ” が導入されて、

徐々に幅を利かせつつあるんだってさ。

 

日本では納入されてまだ間もなくて、滋賀県の栗東芸術会館とか、岩手県の

北上市文化文化センター、石川県のこまつ芸術劇場でしか聞くチャンスが無くて、

実は千葉県にも2台あるんだけど一般公開はされてないもんで、

自分には当分聞く機会がないんだよね。

高いのは1,480万円もするから普及には時間が掛りそうなんだよね。

 

 

 

昨日の一番のニュースはイスラム国で日本人が二人拉致されて、

身代金2億ドル(240億円ほど)を要求された事件なんだけど、

そんな身代金は絶対払うべきではないっていうのが自分の結論なんだよね。

 

人命第一だから何としても対応すべきだっていう意見も解らないでもないんだけど、

だからってカネで解決するっていうのは絶対反対なんだわ。

 

今回のケースは全く関係ない一般人が拉致された場合とは明らかに違ってて、

元々彼らは危険を知った上での金儲けに絡んだ行動の結果な訳で、

そういうのはコース外を滑って事故死したスキー客に同情し難いのと同じで、

特に一人は戦争ゴッコに近い感覚で乗り込んでるんだから更にそれが言える訳で、

気の毒だとは思うけど、ある意味放置するしかないって思ってるんだよね。

 

アメリカ人とイギリス人が拉致された際、両国が身代金の支払いを拒否したもんで、

結果的には殺害されてしまったんだけど、フランスとスペインの場合には

15人ほどを解放するのに20億円ほど使ったらしいんだよね。

で、イスラム国は米英人の拉致はカネにならないってことで矛先を変えて、

今回の事件に繋がってるって見ることもできるんじゃないかなあ。

 

連中はそのカネで武器と人員を更に補充して 

更に殺人テロを拡大するのは目に見えてる訳で、

一人を救うことに依って100人が殺されるっていう仕組みなんだよね。

その点でも連中の要求には絶対応じるべきではないって思ってるんだよね。

 

他の宗教の存在を認めず、捻じ曲がった被害者意識を正当化させるような

そういうかたくなで独りよがりの宗教っていうのはホントに全く始末に負えなくて、

そういうのは正しくオウムにも通じる訳で……。

 

それにしても今イスラム国の連中がやってることは、

年寄りから金品をひったくるのと変わりない卑怯でセコイ仕業としか言えなくて、

共感を呼ぶってとこまではとってもいかない訳で、

不幸な連中だとは思うけど結局、害虫として殲滅するしかないんじゃないかなあ。

 

イスラム過激派と普通の穏健イスラム系とを見た目で区別をするのは難しいから、

欧米での宗教的、人種的軋轢はこれからも更に強まるんじゃないかなあ。

 

 

それにしても今日はとっても寒いぞ。

 

2015年1月18日 (日)

後楽園ホール・1月17日

モダンジャズを聴きながら色々思い出し思い出ししながら、

ホントはもっと早く12時過ぎには書き終わってたんだけど、

保存掛けた途端、記事が飛んでしまって、8試合分全部が飛んでしまって、

以前にもこういう事があったんだけど、久し振りで……。                                                           

アメブロとかにも有るっていうし、結構いい加減だってことなのかなあ。

 

で、メッキリやる気無くして、今日は勘弁して貰おうかなって奥さんに言ったら、

それは毎日訪ねてくれる人達に失礼でしょって言われてしまって、

それでもすぐには立ち直れなかったもんで、こんな時間になってしまいましたとさ。

 

 

 

パンとかカップ麺とかに爪楊枝入れたり、万引き場面を自撮りして投稿してた若造、

頭と心の両方がいかれてるみたいで、無記名投稿のチャンスが出て来るにつれ、

それまでは誰にも相手にされず道の端を歩いてたのが妙に堂々としてたんだけど、

それでも元々頭悪いし結局あっという間に捕まってしまったんだよなあ。

 

で、偽計業務妨害ってことで3年以下の懲役か50万円以下の罰金なんだけど、

その若造、少年法適用だねってうそぶいてるんだけど、どうする?

少年院出たての保護観察中だったって事で、このガキは何度でもやるね、絶対。

 

 

 

平塚の方で26歳の女性が殺されて、34歳の元カレが捕まったんだけど、

逮捕前のインタビュー見ると目が泳いでて、如何にも自分がやりましたって感じで、

二人共、相当チャラッコイ人生を送ってたみたいで同情が湧き難いんだけど、

いずれにしても、死刑又は無期懲役若しくは5年以上の懲役ってことで、

それに見合うモノかを前もって考えておく必要がある訳で、

何事においても発作的にっていうのはロクな事がないんだわ。

 

 

 

久し振りのボクシングはそこそこの入りで、自由な席移動が出来ないほどだったし、

ロビーも真っ直ぐ歩けない程だったんだわ。

 

ホールに入ってから八王子中屋ジムの会長とか筒井さん、ビータイトの古澤さん、

JBCの役員さん達やカメラマン、帝拳ジムの長野マネジャーさんや三迫会長に

新年のご挨拶して始まり始まり……。

 

 

 

① 新島聖人君(帝拳)×春田賢志君(協栄)……SF 4R

デビュー戦の18歳・沖縄県と、デビュー戦の27歳・神奈川県。

 

アレレーッ 新島君の当初の相手が変わったの?

 

<1R>

いきなり、リングアナが時計表示ミスだったね。

 

デビュー同士だったんだけど二人の力量差はいきなり明らかで、

5~6秒ほどでの立ち姿、15秒ほどまでのパンチの出し方で、

これはもう新島君の圧倒勝ち以外は考えられなくて、

春田君、手数は頑張ってたんだけど、どことなく弱々しくパタパタしてたなあ。

 

プレスも強い新島君が確信に満ちた打ち込みを続けながらの1分20秒、

春田君を北西ポスト前に追い込みざま右ストレートを綺麗に打ち込んで、

いきなりのダウンゲットだったんだけど、それまでの被弾数も考慮してってことか、

レフェリーが即のストップエンドだったんだわ。

 

 

新島君、次も見たい期待のボクサーだね。

 

 

 

② 萱沼徹平君(帝拳)×利川聖隆君(横浜光)……58㎏ 4R

2勝(2KO)0敗の20歳・埼玉県と、1勝(1KO)1敗の18歳・神奈川県。

 

<1R>

10㎝ほどデカイ利川君がまずは仕掛けていったんだけど、

彼、あんなにリーチあるのに自ら距離を封じてるようなとこがあるもんで、

萱沼君が何の苦労も無く距離を縮めることができてるんだよね。

 

好戦的な二人の男気溢れた打ち合いは新年早々見ててとっても気持ち良くて、

お互い、もっとしなやかに出来るといいとは思ったんだけど、

手数で利川君、有効打で萱沼君って感じだったなあ。

 

<2R>

あのリングアナ、またもやの時計表示ミスで小さな試合にはやる気見せないんだわ。

 

利川君、打つ打つなんだけど攻撃が単調過ぎるし当て勘も今一の中、

萱沼君、体を入れ替えながら角度に工夫して効き目のいいパンチを打ってるね。

 

若干消耗が見えてきたのは利川君の方で、色白なもんで顔面紅潮が目立って、

如何にもかなり打たれ込んでますって感じだったんだわ。

 

<3R>

利川君の一番いいのはボディブローで、初めの1分を頑張ってたんだけど、

徐々に腕が体から離れることが多くなって、いよいよ萱沼君の詰めってことで、

残り1分から舞台が整ったんだけど、アレレレッ? 彼の動きも芳しくなくて、

何だか大味の雑々ボクシングになってしまってるんだわ。

 

自分、萱沼君に対する失望感が尋常じゃなくて、ホントガッカリだったんだわ。

 

<4R>

利川君、詰められながらも手数を頑張ってたんだけど、

1分過ぎからはお互い、益々雑々になっての単調なやり取りに終始してて、

残り1分からはすっかりタル~クなってしまったんだわ。

 

最後の勝負どころの残り30秒に差しかかってもそれは変わることなく、

そのままズルズルの終了ゴング。

 

 

自分は38-38に近い39-37だったんだけど、

結局、40-37、39-38×2ってことで萱沼君の3-0勝ち。

 

 

 

③ 原英右君(岐阜ヨコゼキ)×横田涼介君(横浜光)……SL 4R

3勝(2KO)0敗の23歳・岐阜県と、

3勝(2KO)1敗のサウスポー、22歳・神奈川県。

 

<1R>

ヨコゼキジムボクサーがホールで勝利したのは最近記憶に無いんだけど、

原君は2年振りだっていうし、横田君は就職が決まったもんでこれが最後って事で、

何となく中途半端な試合になりそうな予感だったんだけどね。

 

<1R>

一回り体のデカイ横田君なんだけど、中間以上からの左ストレート一本しかなくて、

一旦距離が縮まると原君の回転力に圧倒されてたなあ。

 

それにしても二人共、もう少し肩の力を抜いたほうがいいと思うけどなあ。

 

<2R>

横田君、常に体が伸び切ったとこで左ストレートを打つもんで返しが打ててなくて、

もっともっと出来そうな印象の原君も、何か中途半端な動きしかできてなくて、

お互い、どっちもどっちって感じだったなあ。

 

<3R>

それでも相対的には原君優位に推移してた始まって50秒、

とっても綺麗な打ち下し気味の右フックで横田君から見事なダウンゲット。

 

ただ、再開後のバッティングで横田君が倒れてしまってからは変な遠慮があったか、

もっと行けるでしょってとこで攻め切れなくて、簡単に取り逃がしてしまったんだわ。

 

<4R>

既に5ポイントほど貯金があるしってことで手緩めたか原君、単調の極みって感じで、

勝つには倒すしかない横田君の最後の猛攻を受けるでも流すでもなく、

何となく集中を欠いたまたもや中途半端なパフォーマンスを続けてたんだけど、

残り59秒、横田君の渾身の左をまともに貰ってしまって、場内大騒ぎのダウン。

 

何とかリスタートはしたんだけど原君、既にヘロヘロで、

相手に絡まりながらでも凌ぎ切りたいとこだったんだけど、

横田君にとってはそれこそ千載一遇の大逆転チャンスってことで、

最後は当たったような当たらなかったような微妙なパンチだったんだけど、

兎に角、原君があと5~6秒を踏ん張り切れず倒れ込んでしまって

2分54秒、横田君のツーダウンKO勝ち。

 

 

最終回を迎えるにあたって原君側はどんなアドバイスをしてたのかなあってほど、

結局原君は集中力を欠いてたとしか思えなかったんだよね。

ってことで、やっぱりヨコゼキジムが負けてしまったんだわ。

 

 

 

④ 岡田拓真君(古口)×望月直樹君(横浜光)……F 6R

5勝(2KO)9敗(6KO)の25歳・広島県と、5勝(4KO)1敗の21歳・神奈川県。

 

望月君は去年の東日本新人王戦の準決勝で0-3負けしてしまったんだけど、

とっても素早く反応のいいボクサーなもんでここは圧倒かなあって……。

 

<1R>

初っ端からテキパキ攻め込んでたのは望月君で、

リングサイドで和氣慎吾さんが見守る中、岡田君も積極的に応じてたんだけど、

二人のスピード差はかなり明らかで、そのテキパキさのまま望月君、

一気に相手を追い込んでいって、それ、1分04秒の南東ポスト前だったんだけど、

岡田君の打ち終わりにクロス気味に右フックを見事に合わせてダウンゲット。

 

起き上がれそうにない岡田君を見てレフェリーがストップエンドってことで、

2分10秒、望月君が実に手際のいいKO勝ち。

 

 

 

⑤ 高木光君(協栄)×鈴木英樹君(横浜光)……55㎏ 6R

6勝(5KO)5敗(4KO)の28歳・千葉県と、5勝4敗1分の22歳・神奈川県。

 

鈴木君が約束のウェイトを守れなくて、56㎏契約に変更しての試合で、

リングアナに 「リミットオーバー」 って紹介されてたなあ。

 

高木君、コーナーには松崎博保さんが控えてて、これが初の6回戦。

途中、渡辺会長と世界戦のマッチメイクのことなんか話しながらの観戦。

 

 

<1R>

序盤詰めてたのは頭半分上背優位な高木君だったんだけど、

そこからの腕振りが常に遅れ気味で鈴木君に結構鋭いのを貰ってたなあ。

 

高木君はKO率は高いんだけどちょっと弱々しい打ち方してる一方、

とっても鋭く振れてる鈴木君にはKO勝ちがないんだよね。

 

高木君がどういう攻めをしたいのかが見えて来ない中、鈴木君のペースだね。

 

<2R>

鈴木君、とっても理に叶った美しい攻撃が出来てて、

一方の高木君は手数的にも遅れ取り始めて、流れはハッキリしてきたんだわ。

 

<3R>

このままじゃマズイって高木君が反転攻勢かけ始めて詰める詰めるで、

途端に鈴木君、いきなり弱気というか見てて何だかシンドそうになってきて、

弾けきれない半端感が漂ってきて、実に凡庸で刺激の乏しいリング上で、

ってことで、今年最初の休憩タイムってことで……。

 

 

フラッと通り過ぎたら以前ホールで働いてた懐かしい二人が北席に座ってて、

一緒に重田玲さんもいたもんで、久し振り~ってことで3連続のハグで、

次にロビーで荒川仁人さんに遭遇して色々とね……。

 

 

その後、この試合のスコア発表を聞いてたら、5R、2分57秒のTKOエンドって事で、

やっぱり殆どあのままかって思ってたら勝ったのは何とナント高木君の方で、

やっぱり鈴木君、ウェイト作りに苦戦したのが影響したかなあ。

 

 

(追)

っていう上記の記事は全くの誤りでありまして、

先程友人から間違ってるぞって電話が入ったんですけど、

TKO勝ちしたのはやっぱり鈴木君の方だったんだわ。

 

パンフには鈴木君に◎が付けてあるのにどこでミスったか分からないんだけど、

鈴木、高木の両君には心からお詫びを申し上げると共に、

ここに訂正させて戴きます。

 

 

 

⑥ 川端達郎君(白井具志堅)×胡朋宏さん(横浜光)

                             ………73㎏ 8R

6勝(2KO)5敗(4KO)のサウスポー、27歳・兵庫県と、

12勝(12KO)4敗(4KO)のランク1位、26歳・兵庫県。

 

二人は6年前に対戦してて、その時は胡さんが1RKO勝ちしてるんだけど、

元々は二人共、西宮市出身の近い年齢だし幼馴染なのかなあ。

川端君もかなりのイケメンなんだよね。

 

<1R>

初っ端から少し少しのプレスを掛けていったのは胡さんで、

タイミングと距離を計りながらのウォームアップの動きもスムースで、

やっぱりその威圧感は半端じゃないんだわ。

 

川端君は一発屋ではないんだから、もう少し手数が要るとこで、

それ、詰められるままの北ロープ前だったんだけど、

胡さん、一瞬上体を細かく鋭くフェイントさせた直後、右ショートストレート一閃で、

まともに貰ってしまった川端君がいきなり崩れ落ちダウンしてしまったんだわ。

 

とってもダメージが深いって判断したレフェリーが即のストップエンドで、

2分10秒、胡さんのTKO勝ちだったんだわ。                                                                

胡さん、大振りカマスってこと全く無くて、新しい面を見せてくれたね。

 

彼、前の試合から4㎏落としての試合だったんだけど、

体全体がスッキリしてたし動きも軽やかだったから、

今後はこれくらいのウェイトでやる方がいいんじゃないかなあ。

 

 

加藤善孝さんと小國以載さんに挨拶交わして、いよいよセミファイナル。

 

 

 

⑦ 福本祥馬さん(八王子中屋)×福山和徹君(冷研鶴崎) 

                                 ………M 8R

5勝(5KO)1敗(1KO)のランク5位、24歳・千葉県と、

9勝(2KO)5敗(1KO)の33歳・鹿児島県。

 

<1R>

試合前に筒井マネジャーが言ってた通り福山君、結構シツコク細かく打つね。

 

動き全体もチャカチャカしてるもんで福本さんのリズムには合ってなくて、

やり難そうにしてるまま前傾が取りきれなくなってるし、被弾も多いんだわ。

 

<2R>

この回もまずは福山君の細かい手数で始まって、

どうしても福本さんの後手後手感が目立ってしまってて、

パワーヒットはされないんだけど、それでも終盤マウスピースを飛ばされてたし、

このままの流れだと完全に行き止まりなんだけど、何か方策はあるのか。

 

<3R>

ペースはスッカリ福山君が握ってしまって、福本さん、明らかに突っ立てるし、

強く打ち込める距離にさせて貰えてないし、返しの左まで打ててもいないんだわ。

 

<4R>

福山君はたまに若干乱暴な右を振り出して来るから福本さん、

そこんとこに強い右を合わせられないかって思うんだけどなあ。

 

<5R>

どっかでシツコク続けざまの攻撃を見せないとなんだけど福本さん、

中々叶わないまま経験の差を見せ詰められてるって感じなんだよなあ。

 

<6R>

あと3ラウンド残ってるし、まだまだやりようはあるんだけど福本さん、

相手がもたれてきて揉み合うのに付き合ってしまってて、

ゴニョゴニョやってるうちに疲れてしまったみたいで、どっちもどっち感が強くなって、

そのうちグズグズ系に突入してしまったもんで、自分はここで離席したんだけど、

あと2つのラウンドを獲られたとしても福山君の負けは無いなって思ってたんだけど、

結局、発表されたスコアは78-74、77-76、76-76ってことで、

何と福本さんの2-0勝ちだったんだわ。

 

 

周囲にはちょっと唖然とした感じが漂って、控室に戻る福山君に

「お前は負けてないぞお。」 って声掛ける人が沢山いたんだよね。

 

試合途中から福本祥馬さんの応援垂れ幕が半分ほど剥がれてしまってたんだけど、

やっぱりあれが良くなかったかなあ……。

 

 

 

⑧ ジョムトーン・チューワッタナ×金子大樹さん(横浜)

                ………OPBF SFe タイトル戦 12R

8勝(4KO)0敗のチャンピオン、サウスポー、25歳・タイと、

21勝(14KO)3敗(1KO)3分のOPBF1位、26歳・愛知県。

 

久し振りのジョムトーンはやっぱり顔が小さくて膝下と肘先が長かったなあ。

 

<1R>

相手はとっても懐が深いから金子さん、一次踏み込みで何とかしようとしないで、

二次三次の攻め込みが必要なんだよね。

 

お互い、これといった大きなやり取りが無かった中、

金子さんの右ストレートが顔面とボディに一発づつヒットしてたんだけど、

途中で金子さんの左頬骨の少し上辺りがボコッと腫れ上ってきて、

バッティングじゃなかったと思うから、やっぱり右フックが当たったのかなあ。

 

<2R>

タイミングの取り方自体は金子さんの方がいいと思うんだけど、

ジョムトーンのいきなりの左ストレートも良く伸びてるんだよね。

 

それにしても金子さん、気が付いたらズーッと右回りしてるんだけど、

それは敢えてのことで、相手の左に右を被せ打とうとしてるのかなあ。

 

でも、もしかしたらジョムトーンの右フックを嫌ってのことで、

つまりは相手に右回りを強要されてるのかも知れないとも思ったんだよね。

 

<3R>

ジョムトーンは左強打一発ってイメージがあるんだけど、

中間距離での被弾を避ける上体の動きがとっても上手だし、

実はアッパー含めたショートブローのコンビネーションがとっても巧いし、

接近戦でも相手に打たせないような腕の位置に配慮してるし、

右肩の使い方も抜群のディフェンスマスターでもあるんだよね。

 

KO率も高くないし、で、強いっていうより巧いボクサーっていう評価なんだよね。

 

<4R>

徐々にプレスを強めていったのはジョムトーンの方で、

金子さんに若干暗雲を感じ始めたんだけど、

この回は右ショート二発で盛り返しが叶ったね。

 

それでもまだまだ本来の金子さんの動きではないって思ったんだけどね。

 

<5R>

中盤までは大きな動きがないままだったんだけど、半分ほどが過ぎた頃、

金子さんの左フック二発がヒットヒットで大きく試合が動いて、

金子さん、一気に流れを取り戻すかってとこだったんだけど、

その後のジョムトーンの巻き返しの方が却って見栄えが良くて、

彼、相手のいい攻撃を直後にすぐにチャラにする反撃が抜群で、

一段落した時には金子さんが鼻血だったんだよね。

 

<6R>

金子さん、単調な攻めを繰り返してて上下の打ち分けが殆ど出来てなくて、

だからジョムトーンの防御意識も散漫にならずに済んでるし、

何かもう少し画期的な戦法はないかってとこだったんだけど、

始まって40秒、飛び込みながら右アッパーはグッドグッドで、

そこからの連打に可能性を見せたんだけど、ここも直後が甘くなってしまって、

ジョムトーンに更に見栄えのいい左ストレートを二発も返されてしまってたんだわ。

 

 

試合前に渡辺会長からジョムトーンはウェイトをクリアするのに何回もかかって、

その上39度近い発熱もあったって聞いてたんだけど、

実はそれは金子さんだったんじゃないかって程、金子さんには溌剌さが無くて、

その動きの悪さにどうしてなのかなあって疑問が湧き上りっ放しだったんだわ。

 

金子さんが内山高志さんとやった時と、そう言えば顔付きが全然違ってて、

そもそも殆ど目力が感じられなくて、戸惑い感のようなモノが浮かんでたんだわ。

 

<7R>

金子さん、鼻血が止まらないまま同じようなリズムで同じような攻撃パターンで、

残り15秒からのショート合戦でも明らかに打ち負けてたんだわ。

 

<8R>

たまに左回りを混ぜていったんだけど金子さん、

何だか怖がって自分から仕掛けられなくなってるみたいで、

それはカウンター一発に賭けるって戦法に転換したせいなのかも知れないんだけど、

自分は行き切れないって様子をヒシヒシと感じたんだよね。

 

ここまでの自分のスコアは77-75だったんだけど、発表されたスコアは

78-74、77-75、76-76ってことでジョムトーンの2-0リード。

 

<9R>

1分30秒過ぎ、金子さんの仕掛けが実って見栄えのいい連続攻撃が叶って、

って思った途端、直後に見事な反撃に遭うっていうパターンが固まってしまって、

金子さんのやる気を削ぐ一方の展開だったんだけど、

この回はラスト20秒からの必死手数で何とか取り戻したんじゃないかなあ。

 

<10R>

前の回のいい流れからの一気攻め込みを期待したんだけど、

金子さん、相手の隙を見計らってのシンプルなイッセノセ系になっていって、

そりゃ一発デカイのが欲しいとこではあったんだけど流れの中から攻められなくて、

もうすっかり見極められてしまったって感じだったなあ。

 

特別大きなヒットは無かったんだけど、ジョムトーンの丁寧で細かいショットが、

幾つかヒットヒットで確実にポイントゲットなんだわ。

 

 

どっかでドカン一発はとっても望むべくもなくなってしまったもんで、

自分、仕方なくこのラウンドでスゴスゴ帰宅したんだよね。

 

 

電車の中で確認したスコアは116-112、115-113×2って事だったんだけど、

現実には点差以上の大差があったって思ってるんだけどね。

 

 

いずれにしても、この試合を勝って次の世界戦にどう繋げるかっていう

そういう関係者達の様々な思惑をジョムトーンが一気に粉砕してしまったんだよね。

 

 

 

この日、自分の2列後ろにいた爺さんがファイナルまででベロベロで、

近しい人間なのかデカイ声で金子さんを大樹って呼び捨てで、

それも何か言った後に必ずバカヤロを付けるもんで、

応援してるのかケナシてるのか訳解んなかったなあ。

 

「左に回れバカヤロ! 回れって言ってるだろがバカヤロ!」

「左を打てバカヤロ!」 って延々怒鳴られたら自分だったらやる気なくすと思うし、

多分、この爺さんのせいで金子さん、気持ちがめげたんじゃないかなあ。

 

それにしてもやっぱりジョムトーンは巧いボクサーだったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① ジョムトーン・チューワッタナ

② 胡朋宏さん

③ 望月直樹君

 

 

 

次のボクシングまでまた9日間空くんだけど、コメント欄は解放するつもりはなくて、

そう言えば自分、結構やることがあって、近々引っ越そうと思ってて、

今でも家から40分ほどでホールに行けるんだけど、

それを更に半分ほどに縮めようって算段で色々画策してるんだわ。

 

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2015年1月17日 (土)

色々コメント、アリガトでした。

 

最後のコメント返しを終わったとこで、コメント欄をオフにさせて貰いました。

 

他人がどういうコメントを入れるか、それに対して自分がどう答えるのかって、

興味深々の人が多かったみたいで連日4,000~5,000程ものアクセスがあって、

大きな試合ではなかった時の観戦記より余程多かったんだわ。

 

それでも訪問者数は1,200~1,500人ほどで、

要するに一人当たり一日3回~4回ほどアクセスしてくれてるって勘定になる訳で、

コメント欄を開放するとアクセス数が稼げるってことなんだよね。

 

そうすると大きなサイトになるって言われたこともあるんだけど、

そういうのは自分が望むところではなくて、

細々の独断系っていうのがやっぱり納まりがいいんだよね。

 

コメントは事前承認ナシの形式にしてたんだけど、昨日の夕方に3人ほどかなあ、

スーパーの菓子に爪楊枝を入れる場面をYou Tubeに投稿しながら

セコセコ逃げ回ってる例のガキと同じような臭いがするのが訪ねて来て、

いちいち相手をするのも面倒だったもんでそれらは削除したんだけど、

外国のこういう八方塞系の連中がイスラム国へ行くんだろなって思ったね。

 

ってことで、今年も明日からいつものように試合感想を書きますんで、

宜しかったら訪ねて下さいな。

 

2015年1月11日 (日)

第57回 コメント欄大解放!!

12月度のランキングは1月8日に発表されて各ジムにファックスされたんだけど、

JBCのホームページは11日現在まだ更新されてないんだわ。

 

以前、試合組み合わせの公表が遅れ遅れだったことがあったもんで、

電話したら即更新されたってことがあったんだけど、

JBCのホームページ管理は外部に委託してるらしくて、

そもそもJBCの指示自体が遅いのか、委託会社の処理が遅いのか、

その辺のとこはハッキリしないんだけど、

とにかく、一般のボクシングファンにとっては不親切と言わざるを得ないんだよね。

 

 

 

若い頃に想像してたよりはかなりマシじゃないかとは思ってるんだけど、

御存じの方も多いように自分はもう65歳なんだよね。

 

両親は90歳以上まで生きたんだけど、祖父は確か70歳前後で亡くなってるし、

自分もそろそろ終末期に差し掛かったなあっていう感慨深い正月だったんだわ。

 

で、自分のボクシング観戦やらこのブログもあとせいぜい5年、

70歳がギリギリのとこじゃないかって思ったんだよね。

 

後楽園ホールのリングサイドを見やれば解ると思うんだけど、

ボックスシートに座ってるメンバーは情けない見てくれの相当の年寄り達が多くて、

だから自分は意識的にそういう連中から距離を置いてるんだけど、

孫だとか血圧の話だとかが一杯一杯みたいな感じだし、肝心の試合を見てても、

「今のは右? 左だった?」 とか間抜けなことばかり言ってるんだよね。

 

自分は五感のうち動体視力と聴力が常人より優れてるっていう測定結果なんだけど、

それでも年齢が進むにつれ劣化するのは明らかな訳で、

みっともない観戦者、間違いだらけのブロガーになる日もそれ程遠い事ではなくて、

アクセス数が落ちない限り続けるっていうのは本意ではないんだよね。

 

で、もしあと5年ほど続けることができたらそこでスッパリ、

ボクシングそのものからも足を洗おうって考えているんだよね。

 

ただ、それまでは何卒お付き合い願いますってことで、1週間ほどですけど、

久々にコメント欄をオープンしますので優しいお言葉をどうぞヨロシクです。

 

 

(追)

自分の iphone からだと、コメントを見るのも書き込むのも何故だか出来なくて、

① ブログ最上部の “スマートフォン表示に切り替え” をタップしてブログを表示して、

最後の “コメント” 部分を更にタップするか、

② ブログのサイドバーの “最近の記事” の一番上をタップすると、

従来通りのコメント表示と書き込み欄が出て来ますので、御面倒ですが……。

 

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2015年1月 9日 (金)

12月度ランキング

山ほどの人が集まる観光スポットではあるんだけど、

フランスにあるモンサンミッシェルっていうのがとっても好きなんだよね。

訪ねたことはないんだけど、その遠景の色んな時間帯の映像が堪らないんだわ。

 

“モンサンミッシェル” っていうのは、モン・サン・ミッシェルって分割できて、

モンはマウンテン、サンはセイント、ミッシェルはミカエルってことで、

要するに “聖ミカエルの山” っていう意味で、

一番高い建物の塔の先端で翼を広げてる天使がそのミカエルなんだよね。

 

 

 

出版科学研究所っていうとこが出版物に関して色々分析してて、

去年の出版物の売上高が前年比マイナス4.8%、800億円も落ち込んで、

それは過去最大の落ち込みってことで、

その最大の要因を消費税のアップって結論付けてたんだけど、

確かに要因の一つではあると思うんだけど、自分は必ずしも最大とは思ってなくて、

どうしても書物と言う形で手元に置いておきたい本に関しては、

その欲望が消費税3%アップで抑えられるとは思ってなくて、

そもそも読書の習慣が漸減しつつあることと、書物の電子書籍化の方が、

余程大きな要因じゃないかって思ってるんだよね。

 

 

 

関係者が余りに忙しかったってことで12月度ランキングは、

初めてじゃないかなあ、越年してしまったんだけど、要するに手抜きだと思うなあ。

ランキング委員会の構成メンバーのこと、一度調べてみるかなあ。

 

 

 

【世界チャンピオン】

高山勝成さん(WBO・IBF獲得)、田口良一さん(獲得)、河野公平さん(1)、

カルロス・クァドゥラス(2)、井上尚弥さん(獲得)、山中慎介さん(7)、

内山高志さん(9)、三浦隆司さん(3)、ホルヘ・リナレス(獲得)。

前月まで5名だったチャンプがいきなり4名増の計9名。

 

高山さんは12月31日に大平剛さんに7RKO勝ち、

田口さんは12月31日にアルベルト・ロセルに3-0勝ち、

井上さんは12月30日にオマール・ナルバエスに2RKO勝ち、

ホルヘ・リナレスは12月30日にハビエル・プリエトに4RKO勝ちして、

其々コングラッチュレーションのタイトルゲット。

 

河野さんは12月31日にノベルト・ヒメネスと1-1引き分け、

内山高志さんも同じ日にイスラエル・ロペスに9RKO勝ちして、其々防衛。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

田中恒成さん(獲得)、江藤光喜さん(1)、松本亨さん(獲得)、和氣慎吾さん(4)、

中谷正義さん(2)、小原佳太さん(1)、亀海喜寛さん(1)、柴田明雄さん(3)、

清田祐三さん(1)の計9名。

 

松本さんは12月30日、決定戦に3-0勝ちしてタイトルゲット。

小原さんは12月8日、フィリピンボクサーに4RKO勝ち、

柴田さんは12月6日、渕上誠さんとのWタイトル戦に12RKO勝ち、

清田さんは12月9日に5RKO勝ちして其々防衛。

 

岩佐亮祐さん、天笠尚さんは返上したもんで2名減、1名増の前月比1名減。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……大平剛さん(2)

2位だった高山勝成さんが世界チャンピオンとして転出。

全日本新人王の小西伶弥さんが8位にランキング。

空き7名分は変わらず。

 

 

 

【ライトフライ級】……木村悠さん(2)

3位だった井上尚弥さんと4位だった田口良一さんが其々世界チャンピオン転出。

長田瞬志さんがF級から転入して同じ14位にランキング。

新人王の大野兼資さんが15位にランキング。

押し出されランクアウトは無し。

 

 

【フライ級】……村中優さん(2)

林徹磨さんが指名挑戦者として井岡一翔さんと1位2位を入れ替わり。

4位だった井上拓真さんが12月30日にナルバエス弟に3-0勝ちして

粉川拓也さんと3位と4位を入れ替わり。

12月18日に堀陽太さんに3-0勝ちした松尾雄大さんが11位にランクインして、

破れた堀さんは10位から14位にダウン。

14位だった長田瞬志さんはLF級に転出。

新人王の山下賢哉さんが15位にランキング。

その結果、15位だった田之岡条さんが押し出されランクアウト。

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(1)

石田さん、12月31日に14位だった森崎正人さんに5RKO勝ちして初防衛。

破れた森崎さんはランク落ち。

指名挑戦者とし江藤大喜さんが3位から1位にアップ。

12月14日にコリアンボクサーに2RKO勝ちした帝里木下さんは3位キープ。

11月28、斉藤裕太君に3-0勝ちした中川勇太さんが12位から一個アップ。

12月7日にノーランカーに2RKO勝ちした奥本貴之さんがランクキープの12位。

同日、金子達也君に3-0勝ちした清水裕司さんもランクキープの14位。

試合から遠ざかってる翁長吾央さんが11位から13位にダウン。

新人王の橋詰将義さんが15位にランキング。

押し出されランクアウトは無し。

 

 

【バンタム級】……益田健太郎さん(2)

12月8日、高橋竜也さんに薄氷の3-0勝ちして、益田さん2回目の防衛。

敗れた高橋さんは11位から14位にダウン。

大森将平さんが赤穂亮さんと入れ替わって1位にアップしての指名挑戦者。

4位だった松本亨さんがOPBF王者として転出。

OPBFベルトを返上した岩佐亮祐さんが3位に暫定?ランキング。

12月7日にノーランカーに5RKO勝ちした川口裕さんはランクキープで4位。

12月15日にメキシカンに3-0勝ちした上林巨人さんは12位から10位にアップ。

新人王の高橋竜也さんが15位にランキングして1名分あった空きが埋まった。

 

 

【スーパーバンタム級】……小國以載さん(獲得)

12月6日、空位だった王座を石本康隆さんと争った小國さんが3ー0勝ちしてゲット。

敗れた石本さんは2位から4位にダウン。

古橋岳地さんが指名挑戦者として3位から1位にアップ。

12月28日に高田小次郎さんに3-0勝ちした菊地永大さんが11位にランキング。

敗れた高田さんは13位からのランク落ち。

12月18日に芹江匡晋さんに2-1勝ちした臼井欽士郎さんが12位にランク。

下位ランカーの健闘もあって敗れた芹江さんが8位からのいきなりランクアウト。

12月19日、WBC11位に3-0勝ちした久保隼さんが13位にランクイン。

12月28日にストロング何チャラさんに2-1勝ちした丹羽賢史さんが

14位にランクされて、ストロング何チャラさんが15位からランク落ち。

14位だった西田至孝さんも押し出されランクアウト。

新人王の川島翔平さんが15位にランキング。

 

 

 

【フェザー級】……細川悟さん(1)

12月31日、リゴンドーとの世界戦で11RKO負けした天笠尚さんが3位にランク。

12月10日に長井祐太君に3-0勝ちした関豪介さんはランクキープの5位。

阿部麗也さんが新人王資格で15位にランキング。

2名が新規ランキングだったもんで14位だった竹中良さんと15位の宮崎隆司さんが

押し出されての残念ランクアウト。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(2)

3位の玉越強平さんが改名というより松下拳斗って変名なんだけど意味不明。

12月8日に小山拓見君に3-0勝ちした岩井大さん7位のまま。

12月14日レイ・ラバオに2RKO負けした仲村正男さんが4位から8位にダウン。

12月19日に西岡斗輝矢さんに2RKO勝ちした横川聡也さんが14位にランキング。

敗れた西岡さんは13位からのランク落ち。

新人王の粕谷雄一郎さんが15位にランクインして、

15位だったスパイス松下さんが押し出されランクアウト。

 

 

【ライト級】……空位。

加藤善孝さんがベルト返上して、前月まで4位だった徳永幸大さんと6位だった

杉崎由夜さんが其々1位2位にアップして決定戦予定。

1位だったホルヘ・リナレスはワールドチャンピオンとして転出。

12月6日に荒川仁人さんとノンタイトル戦に3-0勝ちした加藤さんは

暫定?4位にランキングして、荒川さんは2位から6位にダウン。

12月14日にノーランカーと1-1引き分けの西谷和宏さんは7位のまま。

同日ノーランカーにKO勝ちした村田和也さんが塚田祐介さんと8位9位を

入れ替わり。

11月28日に土屋修平さんに2-1勝ちした原田門戸さんが

15位から10位にアップして、敗れた土屋さんは10位から12位にダウン。

新人王の山口祥吾さんが15位にランクされて、小出大貴さんが押し出されアウト。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(1)

12月17日に小竹雅元さんに3-0勝ちした松山和樹さんが6位にランキング。

敗れた小竹さんは5位から9位にダウン。

12月6日に丸木和也さんに3-0勝ちしたクウエ・ピーターが8位にランキング。

敗れた丸木さんは7位から11位にランクダウン。

6位だった竹中聡さんは試合間隔が空いてしまったせいかいきなりのランク落ち。

5~7位がまとめてランクを下げるか失ってしまったもんで、

お蔭で3位ほどランクアップしたボクサーが多出してるね。

新人王資格で森定哲也さんが15位にランキングされた関係もあって、

ペタジーニ何チャラさんが14位からのランク落ち。

前月までの空き1名分は埋まった。

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(4)

12月7日にフィリピンボクサーに2RKO負けした斉藤幸伸丸さんが

3位から7位にダウン。

新人王の別府優樹さんが13位にランキング。

異動はこれだけで空き1名分減って2名分。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(1)

12月28日にチャーリー太田さんとのタイトル戦に2-1勝利して野中さん初防衛。

1位だったチャーリーは4位にダウン。

12月18日のOPBF王座決定戦でフィリピンボクサーに

6RKO負けした湯場忠志さんが3位から5位にダウン。

ここは新人王トーナメントの階級が無いため空き4名分も変わらず。

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(2)

12月6日、渕上誠さんとのタイトル戦に12RKO勝ちした柴田さんが2回目の防衛。

敗れた渕上さんは2位から4位にダウン。

3位だった秋山泰幸さんが村田諒太さんに変わって1位にアップして指名挑戦者。

村田さんは12月3日にアメリカンボクサーに3-0勝ちしてたね。

新人王の成田永生さんが9位にランキングして空き1名減って6名分。

 

 

 

ライト級以外の各階級のランク1位がズラーッと指名挑戦者として揃ったね。

 

岨野豊さん(Mm)、小野心さん(LF)、林徹磨さん(F)、江藤大喜さん(SF)、

大森将平さん(B)、古橋岳地さん(SB)、福原力也さん(Fe)、伊藤雅雪さん(SFe)、

外園隼人さん(SL)、新藤寛之さん(W)、細川貴之さん(SW)、秋山泰幸さん(M)。

 

L級は上述のように徳永幸大さんと杉崎由夜さんで決定戦。

 

 

 

暫くボクシングがないから近々久し振りにコメント欄をオープンする予定ですので、

何卒ヨロシクです。

 

 

 

それにしてもサラ・ブライトマン、天使の歌声ってことなんだけど、

何曲聴いてもみんな同じなもんで正直、飽きるね。

 

2015年1月 4日 (日)

2014・年間ベストボクシング

 

“ノームコア” って言葉知ってます?

 

Normcore ってスペルのノーマルとハードコアの合成造語なんだけど、

ちょっと前にアメリカの社会学者が唱え始めて徐々に広まりつつあるんだけど、

外見上特別な存在になろうと躍起になって差別化を図るっていう考え方は

実はとってもダサイんじゃないかっていうことで、つまり、最先端の流行を追ったり

奇をてらったような服装に個性を語らせるっていうのはダサイっていうことなんだわ。

 

それを聞いて自分の頭の中には最初にレディ・ガガが浮んだんだけどね。

 

普通の中に埋もれる究極の普通さの外見こそが素敵な訳で、

その中で個人個人がどれだけの個性を発揮したパフォーマンスをするかってことで、

例えば少し前に亡くなったスティーブ・ジョブズのファッションを挙げてるんだわ。

 

そう言えばジョブズはいつもごく普通の恰好をしてて、濃紺のセーターにジーンズ、

ブランドが解り難いような地味なスニーカーっていうイデタチだったもんなあ。

 

見た目の普通さ(ノーマル)の中にキッチリした芯(ハードコア)を保持してるって事で、

そういう考え方は何となく自分の琴線に触れるとこでもあるもんで、

自分今年はノームコアの精神に基づいたスローライフで行くってことで……。

 

 

 

自分なりの2014年のベストボクシングを選ぶに当たって

まずは去年1月から12月の月次ベスト3を改めて見直してみたんだわ。

 

 

【1月】 

① 木村隼人×久保幸平………3-0 

② 井川政仁×高橋竜也………3-0 

③ 堀陽太×鈴木武蔵………3-0

 

【2月】 

① 内藤律樹×松崎博保………8RKO 

② 濱名潤×坂晃典………3-0 

③ 和氣慎吾×ジョビー・カツマタ………2RKO

 

【3月】 

① 河野公平×デンカオセーン・カオウィチット………8RKO 

② 岡田博喜×小竹雅元………3-0 

③ 天笠尚×ビンビン・ルフィーノ……8RKO

 

【4月】 

① 村中優×黒田雅之………10RKO 

② 井上尚弥×アドリアン・エルナンデス………6RKO 

③ 加藤善孝×鈴木悠平………7RKO

 

【5月】 

① 長島謙吾×藤中周作………7RKO 

② 大塚隆太×藤原陽介………5RKO 

③ さくら淳×柳達也………3-0

 

【6月】 

① 江藤光喜×アーデン・ディアレ………8RKO 

② 三瓶数馬×濱名潤………3-0 

③ 内藤律樹×玉越強平………3-0

 

【7月】 

① 岡田博喜×シャムガル興一………3-0 

② 伊藤雅雪×仲村正男………3-0 

③ 久我勇作×青木幸治………6RKO

 

【8月】 

① 小原佳太×岩淵真也………12RKO 

② 益田健太郎×冨山浩之介………3RKO 

③ 堀陽太×鈴木武蔵………8RKO

 

【9月】 

① ローマン・ゴンサレス×八重樫東………9RKO 

② マルコム・ツニャカオ×大塚隆太………5R負傷3-0 

③ 尹文鉉×糸山良太………2-0

 

【10月】 

① 田中恒成×原隆二………10RKO 

② 天笠尚×竹中良………12RKO 

③ 山中慎介×スリヤン・ソールンビサイ

 

【11月】 

① ローマン・ゴンサレス×ロッキー・フェンテス………6RKO 

② 三浦隆司×エドガル・プルエタ………6RKO 

③ 木村悠×油田京士………3-0

 

【12月】 

① 内山高志×イスラエル・ペレス………9RKO 

② 井上尚弥×オマール・ナルバエス………2RKO 

③ 田口良一×アルベルト・ロセル………3-0

 

 

 

で、月次ベスト3以下の試合もつらつら思い出しながら、

2時間ほど考えた結果の年間ベスト20が以下なんだよね。                                                          

 

 

【2014年度年間ボクシングベスト20】

 

① 内山高志×イスラエル・ペレス (12月) 

 ローマン・ゴンサレス×ロッキー・フェンテス (11月) 

③ 井上尚弥×オマール・ナルバエス (12月) 

④ 田口良一×アルベルト・ロセル (12月) 

⑤ 三浦隆司×エドガル・プルエタ (11月) 

⑥ 河野公平×デンカオセーン・カオウィチット (3月) 

⑦ ホルヘ・リナレス×ハビエル・プリスト (12月) 

⑧ ローマン・ゴンサレス×八重樫東 (9月) 

⑨ 村中優×黒田雅之 (4月) 

⑩ 長島謙吾×藤中周作 (5月) 

⑪ 小原佳太×岩淵真也 (8月) 

⑫ 天笠尚×竹中良 (10月) 

⑬ 伊藤雅雪×仲村正男 (7月) 

⑭ 江藤光喜×アーデン・ディアレ (6月) 

⑮ 内藤律樹×松崎博保 (2月) 

⑯ 田中恒成×原隆二 (10月) 

⑰ 岡田博喜×シャムガル興一 (7月) 

⑱ 大塚隆太×藤原陽介 (5月) 

⑲ 濱名潤×坂晃典 (2月) 

⑳ 木村隼人×久保幸平 (1月)

 

 

上に挙げた順位はあくまで自分が見た試合に限った中での、

それも個人的思い入れも微妙に混じり合った実に片寄りに満ちた独断な訳で、

当然のことながら関東圏限定ってことになるんだけど、

試合の評価、感想っていうのは見た人の数だけあると思ってるんだよね。

 

関西圏のファンにはどういうランキングがあるんだろうなあ……。

 

自分は一般にはオフレコになってた現場での裏事情とかに接する機会も結構多くて、

例えばあるボクサーの素晴らしいパフォーマンスが、

実は相手方の不調に支えられた結果だったってこともあった訳で、

知らなかった方が幸福だったかも知れない情報によって試合の感想も変わる訳で、

そういう事を言い出したら全くキリがなくなるから、

結局、其々の人が見た其々の感想こそが全てなんだって思ってるんだよね。

 

2015年1月 3日 (土)

1月のボクシング

昨日は恒例の親戚の集まりがあって初詣と墓参りをした後食事会で、

13歳から99歳までの男性3人女性7人の10人だったんだけど、

みんなそこそこのキャラ立ちなもんで面白かったんだよね。

 

 

 

午前中にそれまで撮り溜めしてた “HUNTER&HUNTER” 全148話のうちの

最後の部分を一気見したんだわ。

 

途中のキメラ編では余りに辛気臭くなって若干嫌気が差したんだけど、

“鋼の錬金術師” と同様、全編の収束の仕方はとっても心地良かったんだよね。

 

で、その後は “ハケンの品格” の一気録画に入ったんだけど、

ケーブルテレビに故障発生してしまって急遽業者に来て貰っての修理ってことで、

親戚との食事会を出たり入ったりだったんだわ。

 

 

 

大晦日の大阪興行の殆どは見る必要のない試合だったんだけど、

唯一、天笠尚さんとリゴンドーの試合を見逃したのは悔やまれるんだわ。

 

時間を不明にしたまま5時間枠のバラエティーの中に差し込むっていう、

ああいうクソテレビのやり方は自分には嫌悪以外の何物でもなかったんだよね。

 

自分は今回のリゴンドーのマッチメイクについての色々に関しては

その初っ端から聞かされてたもんで最後まで天笠さんを見届けたくて、

元々あれだけ細い体なのに更に一階級落として、

最後は椅子に座ると尾てい骨が直接触れるようで痛かったらしいんだけど、

そういうのは折角周囲の人からご馳走になっても、

直後に喉に指突っ込んで吐き出したっていう河野さんの話と通じるモノを感じてて、

だから実はとっても見たかったんだけどね……。

 

 

 

12月は自分にとって9ボクシングあって、普通の4回戦から始まって新人王決定戦、

日本とOPBFのタイトル戦っていう流れが最後、

栄光の世界戦6試合戦まで辿り着いたっていう感慨が深かったんだよね。

 

 

 

【12月のボクシングベスト20】

*左側が勝者、( )内は事前期待度順位、以下全て敬称略。

 

① 内山高志×イスラエル・ペレス (4)………9RKO 

② 井上尚弥×オマール・ナルバエス (2)………2RKO 

③ 田口良一×アルベルト・ロセル (1)………3-0 

④ ホルヘ・リナレス×ハビエル・プリスト (未)………4RKO 

⑤ 小國以載×石本康隆 (9)………3-0

⑥ 長嶺克則×大保龍斗 (14)………3-0 

⑦ 勅使河原弘晶×相川学己 (13)………3-0 

⑧ 渡邊秀行×鬼ケ島竜 (19)………7RKO 

⑨ 松尾雄大×堀陽太 (23)………3-0 

⑩ 岩井大×小山拓見 (17)………3-0 

⑪ 加藤善孝×荒川仁人 (7)………3-0 

⑫ 松山和樹×小竹雅元 (18)………3-0 

⑬ 小原佳太×ロデル・ヴェンセスラオ………4RKO 

⑭ 山田智也×近藤明広 (29)………2-1 

⑮ 高橋竜平×田端圭祐 (ー)………3-0 

⑯ 藤北誠也×大嶽正史 (28)………3-0 

⑰ 粕谷雄一郎×脇田将士 (ー)………3-0 

⑱ クウエ・ピーター×丸木和也 (30)………3-0 

⑲ 別府優樹×松永宏信 (ー)………2RKO 

⑳ 林崎智嘉志×荒木貴裕 (24)………4RKO

 

 

 

【1月のボクシングスケジュール】

1月のボクシングは後楽園ホールだけでの開催でそれも僅か4回だけなんだけど、

後半の3回が3連投になってて、もう少しバラして貰った方が助かるんだけどね。

4回のうちの2回が “DANGAN” 興行で、自分にとって功績大なんだよね。                                                        

 

 

・1月17日………(後楽園)

金子大樹×ジョムトーン・チューワッタナ、福本祥馬×福山和徹、

胡朋宏×川端達郎、望月直樹×岡田拓真、萱沼徹平×利川聖隆。                                                            

 

・1月27日………(後楽園) オール4回戦

ポンポンタ×らいす林、佐々木大和×石川元希、三浦仁×中川公弘、

市村蓮司×熊谷直昭、芳賀慧彦×井田浩司、岩原慶×中川祐、

濱田力×宮城仁也、宮地隆也×武藤拓也。                                                            

 

・1月28日………(後楽園) オール4回戦

 

・1月29日………(後楽園)

西田光×美柑英男、片桐秋彦×横田佳久、黒田雅之×守屋和明。

 

 

 

【1月ボクシングのベスト10】

*左側が勝者予想。                                                         

 

① 金子大樹×ジョムトーン・チューワッタナ 

② ポンポンタ×らいす林 

③ 濱田力×宮城仁也 

④ 黒田雅之×守屋和明 

⑤ 胡朋宏×川端達郎 

⑥ 福本祥馬×福山和徹 

⑦ 望月直樹×岡田拓真 

⑧ 萱沼徹平×利川聖隆 

⑨ 片桐秋彦×横田佳久 

⑩ 西田光×美柑英男

 

 

 

明日は2014年度の年間ベストボクシングについて考えてみるね。

2015年1月 1日 (木)

大田区総合体育館・12月31日

ジャズギターの始祖はチャーリー・クリスチャン(1916年生)なんだけど、

フランスのギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト(1928年生)も中々のもので、

特にバイオリニストのステファン・グラッペリとのコラボは聴き応えあるんだよね。

 

グラッペリは90歳近くまで生きたんだけど、ラインハルトは43歳で死去して、

原因は脳卒中だったんだけど、その若死にが彼を伝説化したとこもあるんだわ。

 

彼は幼い頃に左手を大やけどして薬指と小指の自由が効かなかったもんで、

Fコードさえも押さえられなくてコードバッキングは全く出来なかったんだけど、

残りの3本の指を使って神業みたいなソロ演奏をしたもんで、

“スリーフィンガーの魔術師” って呼ばれたんだよね。

 

残された演奏フィルムはとっても少ないんだけど、

終生左手の甲のケロイドがとっても痛々しかったんだよね。

 

 

 

これで4年続けて大晦日の大田区体育館ってことで、

更に今年丁度100回目の現場観戦ってことで……。

 

 

実は昨日もある関係者の方がVIP席を用意してくれてて有り難かったなあ。

こんな自分なんかにとっても良くしてくれるもんで感謝感謝なんだよね。

 

 

この日は予備カードが2試合組まれてたんだけど、

気力が続かなかったこともあって殆どまともに見てなかったもんでゴメンです。

 

 

 

① 麻生一稀君(EBISU)×馬場一浩君(角海老)……W 4R

0勝1敗の22歳・千葉県と、0勝2敗(1KO)の22歳・東京都。

 

記者席には殆ど誰も居なくて、例外の着席記者達は世間話に余念が無くて、

ボクシングに関して物申すことを仕事にするっていうことは、

見ないでもいいような詰まらない試合も見なければならない一方で、

22歳同士の初勝利目指し組のそれこそ必死の戦いをスルーするって事でもあって、

見てる人間もいるんだから、あんたら煩いから黙ってろって言いたくなるんだよね。

 

 

<1R>

今日こそは勝ってやるっていう気概の溢れ切った二人はいきなりのガンガンで、

麻生君が右アッパー、馬場君は右クロスを必殺の武器にして行く行くで、

手数はほぼ同等だったんだけど最終的なヒット率では僅かに麻生君だったかなあ。

 

<2R>

お互い荒っぽい隙だらけの攻防だったんだけど、あれっと思ったら馬場君が鼻血で、

勢い付いた麻生君が更に攻め立てるとこ、そろそろ終了ゴングってとこで、

馬場君の左フックが前掛りになってた麻生君にカウンター気味にヒットして、

大きく流れを変える逆転のダウンゲット。

 

<3R>

二人共の危なさ加減はそのままに、若干優勢取り戻した馬場君ペースで進んで、

ヒット数は却って麻生君が上回ってたんだけど、有効性では馬場君だったなあ。

 

<4R>

ポイント拮抗してるっていうのは両陣営とも解ってたみたいで、

セコンドが最後の檄飛ばしての最終回、元気を残してたのは麻生君の方で、

開始1分までは右ショートアッパーをそれこそ嵐のように打ちまくって、

それほどの有効性は無かったんだけど、それでも攻めてる感じは十分出してて、

その後一進一退のまま終了ゴングが鳴った時に印象に残ったんだよね。

 

 

自分は38-37で馬場君だったんだけど、ジャッジ3人も全く同じだったね。

 

二人共、気持ち的には充分整ってたんだけど、技術的にはホントにまだまだで、

同じ階級の上級者にアイドルを見つけてひたすら真似することだと思ったなあ。

 

 

 

② 荒木貴裕君(極東)×林崎智嘉志君(八王子中屋)……SFe 6R

5勝(3KO)3敗(1KO)の27歳・三重県と、

5勝(1KO)4敗(1KO)1分の27歳・青森県。

 

この試合は、決定力の点で若干荒木君が優勢だって思ってたんだけどね。

 

<1R>

二人共、立ち上がりからそこそここなれた動きが出来てて、

倒してやる感満々の荒木君に対して林崎君、全く気後れすることなく、

残り1分15秒のとこでの交互の左フックの交換では十分なとこを見せてたんだけど、

微妙な中、右のヒット率で若干荒木君だったなあ。

 

<2R>

お互い、譲ることがない中、徐々に一触即発系になっていって、

そういうのは荒木君得意の土俵なんだけど林崎君も気持ち丸出しの攻め攻めで、

ただ二人共、流れのいい打ち合いができないままだったなあ。

 

<3R>

ガチャガチャする中、大きく目立ってたのは荒木君の右フックだったんだけど、

あくまで引かない中、林崎君もかい潜っての細かい右を結構ヒットさせてて、

いつの間にか荒木君の左目上をヒットカットさせてたんだよね。

 

<4R>

ここまでいつも以上に力み過ぎてたのはやっぱり荒木君の方みたいで、

カット傷のドクターチェックの後は更に手負いの獅子化してしまって、

ここで止められたらTKO負けなもんでもう狂熱の行く行くで、

ブアンブアン右フックを飛ばしてくる中、林崎君陣営からは

「ガード、ガード! 小さく、小さく!」 の指示が飛びまくってたんだけど、

林崎君の耳には届いてないみたいで、負けない程右をブン回しまくって、

最後の右ブン回しが巧いこと相手を直撃して、思わず荒木君がのけ反ったとこで、

レフェリーが割って入ってのストップエンドで、1分50秒、林崎君のTKO勝ち。

 

 

林崎君、この日はとっても荒っぽくはなってたけど、

とにかく荒くれ荒木君に打ち勝ったってことで、

ここまで不本意な結果が続いた中屋ジムも年の最後を勝利で締めくくれたんだわ。

 

 

そう言えば筒井マネジャー、30日には見掛けなかったもんで、

試合前に理由を聞いたら手違いがあっての欠席だったんだってさ。

 

 

 

③ 中村誠康君(10count)×木下貴大君(石川)……SF 6R

4勝(4KO)1敗の22歳・神奈川県と、

5勝(2KO)3敗(1KO)1分の22歳・東京都。

 

試合開始前、リング上の木下君とちょっとしたアイコンタクトが成立して、

相当ブが悪いとは思ってたんだけど、とにかく頑張れってことで……。

 

<1R>

プレスはやっぱり中村君で、詰めてからの一発狙いがちょっと露骨で、

それを察した木下君が巧いこと立ち回って、下がりながらではあったんだけど

ジャブをきちんと当て込んでたのが目立ってたなあ。

 

中村君、左ボディ2発はグッドグッドだったんだけど、前振り無しの狙い過ぎで、

もう少し中間距離から組み立てることができたら全然違うと思うんだけどなあ。

 

<2R>

中村君、詰め詰めからの馬力戦に持ち込みたがり過ぎなのは変わらなくて、

相変わらずボディ攻撃には見所があるんだけど単発系に留まってる一方、

良く動いて交わしながら丁寧な打ち込みを続けてる木下君の方に目が行く訳で、

もう少しハードに打てればもっといいんだけど、返しの配慮もできてたんだよね。

 

<3R>

一気に攻勢取ろうって中村君が更に更にの詰め詰めで、

木下君が我慢強くやり切れるかってとこだったんだけど、

そこそこの頑張り見せて相手の打ち終わりに形のいいショットを打ち込んでたね。

 

<4R>

展開は殆ど変らず、中村君はどれだけ大きいのを当てることが出来るか、

木下君の方はどれだけ沢山細かく繰り出せるのかって感じで……。

 

<5R>

木下君、まだまだ巧いこと動けてたんだけど、中村君も必死の距離詰めが叶って、

お互い、ここからが勝負どころの我慢比べになってきて、

やっと来ました自分の出番って感じの中村君の飛ばし飛ばしが優勢で、

木下君、常に下がり下がりっていうのは仕方なかったんだけど、

この回は明らかに手数負けしてたし、見せ場も作り切れてなかったなあ。

 

<6R>

二人共、文字通り根性の最終ラウンドって感じだったんだけど、

有効打こそ少なかったんだけど中村君、最後まで攻める姿勢と手数頑張りは立派で、

木下君、もっと山のような手数が欲しいとこだったし、右目下の腫れも目立ってきて、

印象的なハンデは拭いきれなかったんだよね。

 

 

それでも自分は58-56で木下君だったんだけど、結局、中村君から見て、

58-57、56-58、57-57ってことで1-1ドローだったんだわ。

 

 

試合後、木下君とはミニ反省会をしたんだよね。

 

 

 

④ 大和田寿君(厚木ワタナベ)×嶋崎俊君(輪島S)……SB 6R

5勝8敗(2KO)1分の24歳・神奈川県と、5勝(1KO)6敗(1KO)の23歳・埼玉県。

 

リングサイドへの入場が厳しかったせいか、応援ボクサーが溢れるってことなくて、

かなり遠いとこから勅使河原弘晶君の声援が聞こえてたんだよね。

 

<1R>

お互い、早いとこイーブン戦績に戻したいっていう二人だったんだけど、

初っ端から良く動けててガリゴリ手が出てたのは大和田君の方で、

嶋崎君、若干出遅れてしまったって感じだったなあ。

 

先制許した嶋崎君だったんだけど、残り45秒からは大盛り返しで、

左右ボディがとっても良かったし、右アッパーも上手にヒットさせてたんだわ。

 

<2R>

序盤の接近乱打戦の中、より的確に当ててたのは嶋崎君の方で、

ラスト30秒からも緩むことなく最後は相手のマウスピースを飛ばしてたし、

大和田君、徐々にボディが効いてきたみたいなんだわ。

 

相手はフックオンリーの相手なんだから嶋崎君、同じフックで対抗するだけじゃなくて、

絶対アッパーが有効だと思ったんだけどなあ。

 

<3R>

まずは大和田君のショート連打から始まったんだけど、ちょっと効き目が薄そうで、

直後の嶋崎君のボディ、ボディ、ボディが見栄え良かったんだけど、

後半は大和田君の左右フックがいい場面を作ってて、

要するに混沌としてきたんだけど、このラウンドは大和田君の手数勝ちだったなあ。

 

お互い、技術的に工夫しきれてないとこはあったんだけど、

気持の見せ合いっていう側面では十分すぎるもの見せてたんだよね。

 

<4R>

お互いのショートフックが若干オープン気味になってきて、特に大和田君、

モソモソした当たりを繰り返してて、その点では嶋崎君の方が綺麗だったんだわ。

 

主導権を譲らない交互の攻防が繰り返されてたんだけど、

この回の有効ヒットっていう点では嶋崎君だったなあ。

 

<5R>

優劣付け難い延々のショート戦に突入してしまって、

お互い、手数を頑張るのが精一杯になってきて、もっと力込めて打つとか、

パンチに緩急付けるとかいったとこまではとっても無理そうだったなあ。

 

<6R>

相手の攻め込み後の反撃の様子を比べると、やっぱり嶋崎君の方が形が良くて、

それでもその度に大和田君も立て直していくもんで、更に混沌の混沌で、

結局、ジャッジ泣かせのリング上のまま終了ゴング。

 

 

自分は58-56で嶋崎君だったんだけど、ジャッジ3人も全く同じだったんだわ。

 

 

 

ここまでの4試合のうち林崎君と木下君、それに嶋崎君の3人は、

会えば必ず挨拶やら言葉を交わす仲なんだけど、

この日3人が3人共青コーナーで、控室には自分の前を通って戻るもんで、

その度ごとに言葉交わしたりグローブタッチしたんだよね。

 

 

 

⑤ アルベルト・ロセル×田口良一さん(ワタナベ)

                  ………WBA LF タイトル戦 12R

32勝(13KO)8敗1NCのチャンピオン、36歳・ペルーと、

20勝(8KO)2敗1分のWBA8位、国内3位、28歳・東京都。

 

 

この日会場に入ってすぐその辺をウロウロしてた時に、

コンチワって声掛けてくれたのが田口さんで、

世界タイトル戦を控えてなるべくヒッソリとしていたいとこだと思うんだけど、

彼、仲間の応援に来ててホールで出会った時と全く変わりがなくて、

その普段と変わり無い自然体に自分の方が驚かされてしまったんだけど、

とってもリラックスしてて、いい練習が出来たんだろなって感じだったんだよね。

 

勝率だけでいえば、田口さんが10勝1敗ペースなのに対して、

ロセルは4勝1敗ペースってことだし、彼、去年井上尚弥さんには負けてるんだけど、

最終ラウンドまで戦って強いボクサーには慣れてると思ってたから、

充分以上の可能性はあるって思ってたんだよね。

 

試合前に挨拶交わした石原さん、小口さん、金城さんがそのままセコンドだね。

昨日はワタナベトレーナー達は全員、蛍光イエローのナイキスニーカーだったね。

 

<1R>

直立して頭半分だったんだけど、いざ構えたらロセルが体丸めたもんで、

田口さんの方が頭一個ほどもの上背あるんだわ。

 

その田口さん、初っ端から積極的なプレスで、普通だったら逆だと思うんだけど、

ってことはロセルは無理に突っ込むことなく容易に距離を縮めることができる訳で、

だから田口さん、余り無理して詰めない方がいいんじゃないかなあ、

っていうのが最初の感想だったんだよね。

 

そんな中、最初のヒットは田口さんの左で、その後も長いストレート気味の左を、

それ程深くは無かったんだけど上下にタイミング良く打ち分けてたんだよね。

 

まだまだ届き切ってはいなかったんだけど、ロセルの右もタイミングは合ってて、

一旦勢い付いた時の一気攻め立てる雰囲気には十分な恐ろしさが備わってて、

そうなると一瞬で身長差は関係なくなるって感じで、

そういう戦い方をしてきてチャンプになったって感じがしたんだわ。

そのいきなりのスピードアップと鋭い回転力には注意を払わないと危険なんだわ。

 

<2R>

ロセルはそれにカッチリ右を合わせようとしてるから、

田口さんもきちんとした考えの下にジャブを出さないと危ないんだけど、

今のところ心配は殆ど無用で、相変わらず自信に満ちたプレスだし、

届きのいいジャブもそのままだし、ちょっと安心感が自分には漂ってきたんだけど、

それでもラウンド後半、接近したとこでの左ショートアッパーは危なかったなあ。

 

<3R>

大差ないラウンド序盤、挑戦者として明白なポイントが欲しいとこだったんだけど、

自分の思いが通じたみたいで田口さん、中盤以降に右ストレート2発、

右クロスを同じく2発、綺麗にヒットさせてたなあ。

 

幾度か相手をロープに詰めてたし、ここまでで一番明確なポイント差を付けたんだわ。

 

<4R>

感じ掴んだか田口さん、リズム感がとっても良くなって、

創造性に富んだ攻撃は見てる方が嬉しくなるほどで、

ロセルが打ち終わりに力込めた右ショートを合わせたがってる中、

左アッパーからのボディをハードヒットで、どうよどうよって感じだったなあ。

 

WBAなもんで、途中スコアの発表はないんだけど、

試合3分の1で十分なポイントをゲットしたんじゃないかなあ。

 

<5R>

先手先手は常に田口さんだったんだけど、ロセルも油断ならなくて、

イザッて時に一気飛ばしのガンガン攻めしようとしてるのは明らかで、

そのタイミングを計りながらの進行なんだけど意外なほど攻防がハッキリしてるし、

正面から打ち合おうとするタイプでもないのも解ってきて、

一瞬の間と隙さえ与えなければ殆ど大丈夫そうな感じがしてきたんだよね。

 

で、この回ラスト20秒からは田口さんがロセルを圧倒しまくってたんだわ。

 

<6R>

ロセルもこのままでいいとは思ってないはずなんだけど、

1分20秒、交わしざまに右ストレートを当て込んだのはやっぱり田口さんで、

それ、思わずロセルが揺らぐほどのハードヒットだったんだけど、

だからって大きく挽回目指してくる訳でもなく、ディフェンスに専念してるし、

青コーナーサイドはこれなら行けるって、もう大盛り上がりだったんだわ。

 

<7R>

流れを変えようとしてかロセル、若干先攻め仕掛けてきたんだけど、

殆どボディは攻めて来ない判り易いコンビネーションだったなあ。

 

一段落して小康状態が続いた残り1分、田口さんの右ストレートからの左ボディが

逆手で飛んできたもんで避けられなかったロセルがまともに被弾してしまって、

シンドそうなのが見えた直後、それを払拭しようとして乱暴化してしまってたし、

今までしてなかったクリンチ逃げを見せるようになったんだわ。

 

あと5ラウンドほどだし田口さん、勝ちが見えてきたかあってことだったんだけど、

残り7秒、そのクリンチ直後の一瞬を狙われて田口さん、

この日初めてのクリーンヒットを貰ってしまって、それ右ショートフックだったんだけど、

ロセルは確かな手応え感じたみたいで、そこからは人が変わったような一気攻めで、

残り時間が殆どなかったから助かったけど田口さん、あれは危なかったなあ。

 

要するにロセルはそういう瞬間が来るのをひたすら待ってたって感じだったんだわ。

 

<8R>

元気取り戻したかロセルが力込めて大きく振り込んでくる中、田口さん、

まずは右のショートをクリーンヒットさせて大人しくさせた後、

バッティングだってめげた抗議態度示したロセルがレフェリーに無視された直後、

田口さんが強烈で芸術的な左ボディブローを一発ブチ込みで、

ロセルから見事なが屈み込みダウンをゲットしたんだわ。

 

それ、残り40秒ほどのとこの南ロープ前で、

リスタート後の田口さんは勿論のこと鬼攻めだったんだけど、

ロセルは何とか何とか逃げて凌いでの終了ゴングだったんだわ。

 

<9R>

かなり追い詰められたロセス、既に色々段取りできる状態ではなくなってるみたいで、

やたら力込めての一発屋に変身していって、だからこそまだ危険は孕んでる訳で、

田口さんが同じようなリズムの攻撃してると危ない訳で……。

 

残り30秒ほどのとこだったかなあ、今度は北ロープ際だったんだけど、

またもや田口さんの左ボディが炸裂して、それ、ちょっとスリップ気味だったんだけど、

それでも兎に角ロセルは踏ん張れなかった訳で、田口さんまたもやのダウンゲット。

 

この時、場内はワーワー大騒ぎの限界点で凄かったんだわ。

 

そろそろ仕留めてしまうのかなっていう思いも湧いてきたんだけど、

再開後、更にヤケクソに振り回して来る相手にまともに対するのは得策じゃなくて、

田口さん、冷静な対応のまま終了ゴング。

 

<10R>

田口さん、事ここに及んでもまだまだちゃんとジャブから組み立ててるし、

やっぱり難しい試合を沢山こなしてきただけの事はあるなあって感じだったんだわ。

 

ロセルについて実は自分、もう少し攻め幅があるんじゃないか、

まだまだ色んな武器を隠してるんじゃないかってずっと思ってたんだけど、

同じく事ここに及んでそれは全く無くて、単なる危惧に過ぎないって事が判明して、

これで世界チャンピオンなのかっていう思いが支配してたんだよね。

 

 

「全く勝負になってないなあ。」 ってあるジムの会長さんが離席したんだけど、

自分より早く席を立つ人を久し振りに見たんだよね。

 

<11R>

田口さん、集中さえ切らさなければ勝ちは明らかで、

ロセルは攻めるべきとこで自らクリンチに行ってて、それは正しく限界ってことで……。

 

<12R>

消耗の進んだロセルには狂熱のラストラウンドを演出するのはとっても無理そうで、

もうこうなったら田口さんも冒険する必要は全く無くて、

ロセルの出方を見極めながらの対応なんだけど、

相手が右クロスのいいのを打ち込んで来るとすぐに右ストレートを打ち返してたし、

連続攻撃がままならなくなったロセルが焦るような諦めてるような中、

残り10秒を切ったとこからロセルが突然最後の噴火みたいなものを見せたんだわ。

 

このままでは故郷に帰れないって今頃になって思い至ったかのような猛攻で、

そういうのが出来るのならもっと初めの方に見せるべきだったんだけど、

10秒切ったとこだったからできたってことかなあ、要するに……。

 

 

結局、117-109、116-110、116-111ってことで勿論田口さんの3-0勝ち。

ちなみに自分は7Rと12R以外は全部田口さんだったもんで118-108だったね。

 

 

思い返せば田口さんの勝因は鋭い左ジャブに依るところが大きかったんだけど、

実はこの日のファイナルの内山さんのジャブもそれ以上に凄くて、

最近、左ボディを如何に打てるかが大事だって言われることが多いんだけど、

それはまず、相手に緊張と恐怖を抱かせるほどのジャブが打てた上でのことだって、

そう思ってるんだけどね。

 

 

 

それにしても誘蛾灯に集まる蛾のような記者やカメラマン達な訳で、

どうせ誰が撮っても同じような写真、誰が書いても似たような文章なんだから、

誰かが代表して撮ったり書いてコピーを配布すれば安上がりだし簡単に済む訳で、

報道する側の不遜さっていうのは朝日新聞を見てれば容易に知れるんだけど、

そもそも只見のくせに何の権利があって試合後に、

一斉にリングエプロンに群がり登るのかは知らないけど、

見てて殆どが安物の汚い服着てて貧乏臭いったらないんだけど、

リングに近いとこに居ればいる程、視界を邪魔されて何も見えないっていうのは、

どうなのよってつくづく思うんだよね。

 

 

 

⑥ 河野公平さん(ワタナベ)×ノルベルト・ヒメネス

                  ………WBA SF タイトル戦 12R

30勝(13KO)8敗のチャンピオン、34歳・東京都と、

20勝(10KO)8敗3分のWBA5位、23歳・ドミニカ。

 

<1R>

10㎝近くデカイように見えるヒメネス、リーチも絶対優位の領域なんだけど、

若干後ろ足体重にしながら体を少し右に傾けながらの構えっていうのは

打たれたくないっていうか、少なくとも正面切った打ち合いは避けたいって、

そういう意思表示だと思ったんだよね。

 

勿論、河野さんは中間距離以上をキープされたら辛い訳で、

その辺の駆け引きがまずは一番の見どころだったんだよね。

 

ヒメネスは意外にショートブローも思いっ切り打ってくるし、クリンチ際はずる賢いし、

河野さん、ちょっと苦戦しそうな感じも漂ってたんだけど、

相手は振り出しとかの仕掛けが大きい分隙も多いから何とか何とか……。

 

<2R>

ヒメネスは基本的にはチャカチャカした落ち着きに欠けるボクシングで、

何だかフェイントには簡単に引っ掛かりそうな感じもするし河野さん、

チョット的を絞り難いとこはあるんだけど、充分やりようは有りそうなんだわ。

 

ヒメネスは決して巧くはないボクサーで、ストレート系が打てないんだけど、

フック系とアッパーの全てを万振りして来るもんで、

くれぐれも河野さんが不用意な被弾をしませんように、

もっとガンガン詰めて相手の嫌気を誘ってくださいなって感じだったんだわ。

 

そのヒメネス、徐々に自分の嫌いな挙動不審系になってきて、

動作がいちいちがウザくなってきたんだよなあ。

彼のセコンドワークも催促されまくりのデタラメで、やっぱり中南米ってことで……。

 

<3R>

河野さんに打たれる度に下手クソの若僧のくせにヒメネス、

それがどうしたって感じのポーズするし、隠れてローブロー打とうとはするし、

ラリアットというか機会があれば手首の内側で殴ろうともしてるし、

だから全てのパンチがフックなんだなって思うようになってしまって、

イライラする超生意気のインチキ野郎に過ぎないって評価が固まってしまって、

そんな若僧の試合なんかとっても見る気がしなくなって、

もし河野さんが負けるようなことになったらそれこそ暴徒化しそうだったもんで、

河野さん、後はヨロシク頼みますわって、自分は外の風に当たりに出たんだわ。

 

 

結局、116-111、112-115、114-114って1-1ドローだったんだけど、

このスコアがそこそこ妥当なのかも解らないんだけど、結構デタラメだったんだね。

 

 

 

木村隼人君と彼女が一緒のとこに出会った後、

いつの間にかランク4位にまでなってる久我勇作さんにも行き合って、

彼もまた彼女同行ってことで、ヒメネスはどうなのって話を彼らとしたんだけど、

クソ頭に来たってことでは殆ど一緒だったんだよね。

 

 

フラッとしてたらギリギリランカーの田之岡条さんとバッタリで、

彼、埼玉県の中でも北の方からだからかなりの長距離遠征なんだけど、

彼にとってもこの日の田口さんの戦い方は参考になったんじゃないかなあ。

 

 

 

⑦ 内山高志さん(ワタナベ)×イスラエル・ペレス

                  ………WBA SFe タイトル戦 12R

21勝(17KO)0敗1分のチャンピオン、35歳・埼玉県と、

27勝(16KO)2敗1分のWBA8位、35歳・アルゼンチン。

 

アルゼンチンは昨日2戦2敗だったし、3戦全敗は気の毒ではあるんだけど、

同情は禁物で、こっちとしてはそういう訳にはいかないんだよね。

 

<1R>

いつものように内山さん、まず相手の出方をジックリ見計るってことはしないで、

それよりもそもそも自分がちゃんと動けるか、ちゃんとしたジャブが打てるのか、

タイミングのいいコンビネーションの間合いはどうかってことなんかを

序盤の相手とのやり取りの中で確認するのを第一義にしてるみたいなんだよね。                                                            

スパーリングと実戦はやっぱり違う訳で、1年振りの試合だってことを実感しながらね。

 

ペレスもかなり好戦的なボクサーで結構危険なタイミングで振ってきたんだけど、

攻め込みのきっかけが判り易いもんで、内山さんは余裕でやり過ごしながら、

強弱多彩な山盛りのジャブの上に、喰い込みのいい左ボディと、

キレのいいワンツーを其々1個づつ追加して余裕の1ポイントゲットだったんだわ。

 

<2R>

ペレス、基本的にはインファイターでいい左ボディも打つし接近戦がしつこいし、

ガード固めたとこからいきなり強い右も器用に打ち出してもくるし、

内山さん、余り自由に密着させるのは得策じゃないんだよね。

 

って思ってたら内山さん、右からの左フックをダブル打ち込みで、

いやあ美しいよなあって惚れ惚れしてたら、終盤には右アッパーから左ボディって、

今まであんまり見たことないコンビネーションで、それも全く軸ブレしないとこから、

上体だけ捻じっての強烈ヒットで、いきなり内山ワールド全開だったんだわ。

 

やっぱり、年の最後にいいモノ見たなあって思いが強くなって、

自分、これ見ただけでもう満足満足って感じだったんだわ。

 

そりゃ内山さんに勝って欲しいのは無論なんだけど、

これはもう芸術の世界だなって、思わず溜息をついてしまって、

パッキャオを倒したマルケス兄さんの絶妙カウンターと同じ感動だったんだわ。

 

<3R>

ペレスにしなやかさは無いんだけど結構緩急の効いた芯の強いパンチを打ってて、

前後の組み合わせがシンプルなもんで見破られ易いんだけど、

一発一発、ウンウン、アッアッて声が聞こえてくるほど力込めてるもんで、

不用意な一発を貰えば内山さんと言えども危ないことは危ないんだけど、

内山さん、何てこともないように対応してて、余り露骨なディフェンスもしないし、

相手が見えてるからなんだろうけど、見てるこっちはヒヤヒヤだったなあ。

 

この回も左ボディ2発を強烈打ち込んで相手下がらせたとこを一気攻めで、

ペレスは明らかにシンドそうな素振りが見えてきたんだわ。

 

そのペレス、内山さんの合わせ打ちはとってもヤバイって感じたか、

返し打たれない距離と体勢を見計って右を打ってて、

結果的には威力の乏しいショットになってしまったなあ。

 

<4R>

ペレスは密着戦になると人が変わったように頑張るんだけど、

中間距離になるとひたすらのディフェンスマスターにまたもや変身してしまって、

それでも内山さんの強く正確なジャブでグローブの間を突かれてたんだわ。

 

<5R>

内山さん、必ずしもそうではないと思うんだけど、格下を鍛えて上げてるみたいで、

敢えて距離を取らないでペレスの好きに攻めさせてるって感じさえもあるんだわ。

 

<6R>

ペレスはまだまだへこたれてなくて、ショートブローには力がこもってたし、

接近戦に備えてそれまではひたすら力を溜めてるって感じさえするんだけど、

この回内山さんが2回の密着機会を与えたにも関わらず思うように出来なくて、

為す術ないまま粉砕直前にされてしまったペレス、最後は逃げる逃げるだったなあ。

 

内山さん、相手のグローブをチョンチョン叩いて打ち気を誘って、

相手がその気になった瞬間に備えてるとこが圧巻だったなあ。

 

ペレスがローブローってことで減点されてたんだけど、

自分はただひたすら内山さんの動きだけ見てたもんで気が付かなかったなあ。

 

<7R>

内山さん、そろそろ頃合いを計ってるような感じで、相手の弱り方を判断しながら、

時には弱く、時には強く、まるで緩急の見本みたいな打ち込みで、

もうペレスには幸運なブチ当たりを期待するしかなくなってきたんだよね。

 

 

2階席の奥の方からオッサンの声が届いてきて、

「内山君、もっと下から下からだよ。」 とか 「左、左!」 って指示出し続けてて、

内山さんに指示出すなんていい度胸してるっていうか、

要するにアホの酔っ払いなんだろうけど、実はとっても恥ずかしいことなんだから、

周囲の誰かが止めて上げるべきなんだよなあ。

 

<8R>

あれだけ打たれ込んでるペレスなんだけど、結構我慢強くてその踏ん張りは立派で、

ここに及んでもまだ細かく鋭い腕振りが出来てたんだけど、

徐々に消耗が見えてロープに詰まらされる場面が増えてきて、

最後は右目上をヒットカットされてたし、得意の密着戦でも殆ど何もできなくて、

終了ゴングが鳴った時には哀しい絶望感みたいなものが漂ってたんだわ。

 

<9R>

内山さんの右がほんのチョン当たりしただけでペレス、4~5歩も後ずさりしてて、

そういうのが2回続いて、いよいよ足元が踏ん張り切れなくなったみたいで、

残り20秒からは全くの一方的で、この時初めて内山さんも本気で倒しに行ってて、

北ロープを背負わせ最後の仕上げにかかったとこで終了ゴング。

あと10秒ほどもあればケリが付いてたんじゃないかなあ。                                                           

コーナーに戻るペレスはもう殆どトボトボ歩きだったもんなあ。

 

 

本人が言い出したのか、陣営が説得したのかは解らなかったんだけど、

開始ゴングが鳴るかならないとこで、ペレスサイドからの棄権の申し入れがあって、

結局、9R終了時点でのTKOってことで内山さんはこれで防衛9回目。

 

 

V9ってことは巨人の黄金時代、つまりは自分がまだジャイアンツファンだった頃の

あの川上巨人と並んだ訳なんだけど、

内山さんは王座奪取も入れると自分の中では実はV10なんだよね。

 

内山さん、今年は井上尚弥さんとセットでラスベガスっていうのはどうかなあ……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 内山高志さん

② 田口良一さん

③ 林崎智嘉志君

 

 

 

30日も31日もファイナリスト達がキッチリ仕事をして興行全体を締めて、

やっぱり流石ってとこを見せつけたって感じだったなあ。

 

 

それにしても5時間45分に亘るボクシングっていうのは

全部見ようとする身にとってはやっぱりシンドくて、

コンサートでも映画でも集中を保てる時間はほぼ2~3時間ってことを思うと

ルーズな観戦態度に陥りそうになってしまうんだよなあ……。

 

 

 

今日は朝起きてゴロゴロして、昼頃に朝昼兼用の御節料理を食べてから、

奥さんと近所へ初詣に行ってたもんで、ブログの書き出しが大幅に遅れてしまって、

どうせみんなテレビで見たんだろうしって悠然と構えてたら、

午後3時には2,000ほどものアクセスを戴いてて、

こりゃマズイって感じでブッ飛ばして書いてのひっそりディレイアップってことで……。

 

 

最後になりましたけど、新年オメデトゴザイマス、今年もヨロシクです。

 

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