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2014年12月

2014年12月31日 (水)

東京体育館・12月30日

CSで “HUNTER×HUNTER” の全148話一挙放送ってことで、

29日の午前8時から1月1日の午前10時までの丸々三日間74時間連続放送で、

家に居る時はズーッと付けっぱなしなんだよね。

 

 

 

昨日も今日もボクシングなもんで年末の大掃除からは解放されてて、

じゃその前にやるかっていうとそんな事も無くて、

そもそも自分は無職なもんで、気になったら適当な時にやればいい訳で、

世間では9連休とかで大騒ぎしてるんだけど、自分は365連休なんだもんね。

 

 

 

地下鉄を乗り換えて総武線の市ヶ谷駅に立って下の方を見下ろすと、

そこに釣堀があるんだけど3割ほどの入りで、年の瀬が迫ってるっていうのに、

全く気楽ないい感じで、まるで自分の境遇みたいだったんだよね。

 

 

 

開場時間が12分ほど遅れて、自分はこういうのはキチット希望なんだけど、

とにかく本田会長とか三迫会長に御挨拶して、JBCの人達とちょっと色々話して、

いよいよかって思ったら、この日はやけにカネのかかったオープニングで、

よく解らない創作ダンスみたいのが始まったんだけどPAのクオリティーが最悪で、

ただただ煩いだけの雑な音質でまるで聞いてられなかったんだわ。

 

 

 

昨日は元々テレビにするかなあって思ってたんだけど、

ホルヘの世界戦が組み込まれた途端に行きたくなったら、

有るジムのご厚意でとってもいい席を戴いたんだよね。

 

 

 

リング上はちょっと霞がかかってるみたいな半透明感があって、

照明の光量が足りないように思ったんだよね。

 

この日は世界戦が3試合組まれてたせいもあって、いちいち大変ってことか、

試合開始前に国歌が君が代含めてまとめて4~5曲次々に流されたんだけど、

こういうのは面倒さが省けてとっても良かったんだわ。

 

 

 

① ネストール・ナルバエス×井上拓真さん(大橋)×……51.7㎏ 8R

20勝(10KO)2敗2分1NCの33歳・アルゼンチンと、

3勝(1KO)0敗のWBA5位、WBC10位、国内4位の19歳・神奈川県。

 

<1R>

開始ゴングが鳴った直後にいきなり二人のスピード差がハッキリしてて、

拓真さんがシュンシュンの手数で圧倒したんだわ。

 

ネストールの方はジャブ出すときに変にアゴが上るし動き全体も緩慢だし、

これといった武器が見えて来ずガードしてる時間がやたら長くてリズム感も悪いなあ。

 

<2R>

ネストールのトランクスは無刺繍黒無地のエバーラストの練習用のようで、

なんだか突然試合することになったやっつけボクシングみたいな感じだし、

カウンター狙うでもなくホントにやる気あるのかなあって感じがしてきたんだわ。

 

彼、2年前に五十嵐俊幸さんとのタイトル戦に0-2負けしたんだけど、

その時はとっても僅差だったもんで、この日の行方に注目はしてたんだけど、

殆ど勝負になってないっていう感じのまま時間が過ぎるだけになってしまって、

わざわざリングサイドで見るような試合じゃないって思い始めたもんで、ここで離席。

 

 

その後、遠くから眺めてたんだけど、拓真さんも徐々に中途半端になってしまって、

ネストールが前詰め厳しくするにつれ、著しく距離感を失ってしまったみたいで、

踏み込み不足で届き切らないショットが目立つようになっていったんだわ。

 

 

ラウンドが進んでもネストールから戦う気持ちが殆ど伝わって来ないもんで、

激しい打ち合いのとっても少ない退屈系に突入してしまったんだよね。

 

 

ネストールがポイントを取る可能性が全く無い中、拓真さんも正直トロトロ一直線で、

遠くから見てたら何だかキッズボクシングみたいなスケールの小ささなんだよね。

 

 

結局、80-72×2、80-73ってことで、勿論拓真さんの圧倒3-0勝ち。

 

それにしてもネストール、地球の裏側から何しにやって来たのかなあ。

 

 

 

② ルスリー・サモール×松本亨さん(大橋)

                ………OPBF SF 王座決定戦 12R

25勝(11KO)5敗2分のOPBF5位、30歳・タイと、

12勝(10KO)0敗のWBA10位、OPBF3位、国内4位、20歳・神奈川県。

 

<1R>

やっぱり松本さんの方が頭一個デカくて、リーチも圧倒してて、

サモールにとってはそれが殆ど全てって感じで、

で、プレスと踏み込みがどうかってとこだったんだけど、

松本さんのフットワークは秀逸だったし、届かない届かないが連続してたんだわ。

 

松本さんの方はいきなり相手の動きを見切ってしまったみたいで、

相手が打ち出す瞬間前に的確なショットを繰り出してて、何だかいきなり余裕余裕。

 

サモールっていうのはちょっと見、顔付がウィラポンに似てるんだわ。

 

<2R>

シッカリ距離キープからの細かくて正確な打ち込みで松本さん、

特に左ボディを組み込んだコンビネーションが殆ど思うままで、

サモールの距離詰めの工夫不足が目立つ一方だったなあ。

 

<3R~4R>

どれだけ打たれてもサモールはめげずに前には出て来るんだけど、

殆どの動きは徒労に終わってて、ウンウン声出しながら振ってるんだけど、

打ち出しの動作が大きいもんで、全て見切られてしまってるんだわ。

 

松本さん、気持ち良く打ち込み続けてるんだけど、若干単調に過ぎるとこがあって、

その単調さが自らの打ち疲れを招きそうな感じもしてきたんだよね。

 

<5R~6R>

サモールに大きく当てる機会が訪れないまま引き出しの少なさを露呈して、

このままだとラウンドが進むにつれ1ポイントづつ失うって感じが固まってしまって、

一方の松本さんの攻撃も多彩に上下打ち分けはしてるんだけど、

それ程キレとスピードのない左右を均等にトコトコ単調に繰り返してて、

もう少しパンチの緩急に工夫して倒すボクシングを見たかったんだけど、

いつまで経っても状況が変わらなかったもんで、残念ながらここでお終い。

 

 

結局、12R0分43秒、松本さんがTKO勝ちしたんだけど、

あれくらいのレベル相手にちょっと時間がかかり過ぎだと思ったんだよね。

 

 

 

③ ホルヘ・リナレス(帝拳)×ハビエル・プリエト

                ………WBC L 王座決定戦 12R

36勝(23KO)2敗(2KO)のWBC1位、国内1位、29歳・ベネズエラと、

24勝(18KO)7敗(3KO)2分のWBC2位、27歳・メキシコ。

 

自分的なこの日のメインイベントは実はこの試合で、

ホルヘとは彼が17歳か18歳だった頃からの付き合いなもんで、

冷静なまま見れないとこが正直あるし、そもそもプリエトは初見のボクサーだし、

ここはホルヘに一方的な肩入れしながらの大応援ってことで、

東VIP席に移動しての熱烈観戦だったんだよね。

 

<1R>

プリエトはとってもシッカリしたガタイしてて、ホルヘよりも上体も腕も太くて、

それで強いプレスをかけてくるもんで、ホルヘも序盤は敢えて無理には行かなくて、

それでも中間距離からのジャブは相手とは比較にならない程の当て込みで、

一番いい形での立ち上がり方だったんだわ。

 

<2R>

プリエトはジャブが少なくて、タイミング見計らってのいきなり系のボクサーで、

そこそこ力を込めて一発必殺系で振り出してるんだけど、

打ち出しの動作がデカイもんで、ホルヘはすっかり見極めた余裕の交わしで、

徐々に動きを鋭く早くしていって、殆ど被弾しない中、

右、左フックを其々一発づつまずはクリーンヒットさせて、

当てるタイミングをスッカリ把握したみたいな軽快なリズムを刻んでいったんだわ。

 

<3R>

それじゃあってことでプリエトは益々のプレスをかけていって、

セコンドからは 「コンビナシオン、コンビナシオン!」 って声が飛んでて、

それは多分、コンビネーションってことだと思ったんだけど、

忠実にそのコンビナシオンを実践してたのは圧倒ホルヘの方で、

左手をジャブ、ジャブ、ジャブって3連発させた直後、またもやの左を今度は

力込めた左フックで打ち出して、それを実に美しく当て込んで惚れ惚れだったなあ。

 

ホルヘは徐々にスピードに変化を付けだしてたし、パンチの緩急も抜群で、

攻撃のパターンを色々見せて相手を翻弄し始めて、

動きも攻めも単調なままのプリエトの不器用さを際立たせていったんだわ。

 

調子のいい時のホルヘの動きはラテン音楽のようなリズム感に満ちてて、

このリズム感はレオ・サンタクルスにも通じるって思ってるんだけど、

とにかく見てもとっても心地いいんだよね。

 

<4R>

クソッて感じでプリエトが愚直な前詰めを更に強める中、

始まって1分過ぎ、相手が踏み込んで距離が詰まった瞬間、

ホルヘのショートの左フックからの右が見事な直撃で、

それ、打ち込むっていうより打ち抜くって感じでヒットして、

瞬間、プエリトが自分の頭抱えるような動作をしたんだけど、

直後にそのままドーッと倒れ込んでしまったんだわ。

 

それまでにホルヘの特に左フックを幾つか強烈被弾してたこともあってか、

プリエトのダメージは思いの外深かったみたいで、そのままカウントアウトってことで、

1分50秒、ホルヘのとっても見事な王座返り咲きだったんだわ。

 

 

ズーッと以前、自分が貰ったサインには横文字と共に、

ホルヘ・リナレスって片仮名も書かれてあるんだけど、今でもそうなのかなあ……。

 

 

自分の中ではこの日のイベントは8割ほど終わってしまったんだけど、

テレビ中継はこの後の試合からなんだってね。

 

で、ハーフタイムショーってことでステージで大音量のバンド演奏が始まって、

下手なのかさえ判断しかねるハレーションPAは単なる騒音以外の何物でもなくて、

早々に喫煙所に逃げ込んだら、リーズンジムの森拓也君とバッタリで、

とっても可愛い子と一緒だったから、彼女?って聞いたら、何とナントなんと、

奥さんってことで、シミジミ見たらやっぱり笑顔がとっても可愛いかったなあ。

 

 

その後、加藤善孝さんとコンチワして、電通姐さんと来てた土屋修平君もいて、

“銀~” って背表紙のコミックを読んでたから “銀魂?” って聞いたら、

違ってたんだけど、“銀魂” も好きだって言ってたなあ。

 

 

その後だったかなあ、新人王になった粕谷雄一郎君とバッタリで、

改めてオメデトを伝えて、長い中休みの後、第二部開始ってことで……。

 

 

 

④ 村田諒太さん(帝拳)×ジェシー・ニックロウ……M 10R

5勝(4KO)のWBC9位、国内1位の28歳・奈良県と、

24勝(8KO)4敗3分の27歳・アメリカ。

 

この試合直前に西VIP席に移動して、渡辺会長と三迫会長に挟まれての観戦。

 

ニックロウ、とってもポール・ニューマンに似てて、

“Beast” って刺繍がベルトラインに入ってて、

そう言えばトランクスの後ろにゴジラの背びれみたいのが付いてて、

それが裾からはみ出るとこまで続いてたんだけど、

最初はトランクスの裾が破れてるのかって思ったんだよね。

 

<1R>

ニックロウは特別の技は持ってないみたいで、とにかく詰め寄ったとこで、

力溜めた一発ドコンをブチ当てたいってボクシングに終始してて、

それは昔のヘビー級ボクサーのようなパフォーマンスで、

その割にKO率が低くて初めっから不器用さを全面出しなんだわ。

 

村田さんの方はキッチリ距離を維持したきちんとしたボクシングで、

ジャブも鋭く伸びも良かったんだわ。

 

<2R>

相手が全て渾身に振ってくる中、村田さん、いなしながらの左右ショットが的確で、

セコンドからは足の位置に関するアドバイスが飛ぶ中、ポジショニングも抜群で、

常に左ジャブを中心にした組み立てを忘れないように意識してるみたいだったなあ。

 

この回は村田さん、4~5発ほどの右をかなり強く打ち込んでて、

早くもニックロウの左顔面が赤くなり始めて、益々ポール・ニューマンなんだわ。

 

<3R>

村田さん、中々いいペースを維持してたんだけど、ちょっと単調なとこも見え始めて、

もう少し緩急付けた打ち込みが欲しいとこだったし、

ガードのシッカリしてる相手の目線を変える為に極端な攻めもアリだと思って、

例えば徹底した左ボディを連発するのってどうなのかなあって思ったんだよね。

 

この辺りでやっと解ったことがあって、ニックロウの特技は打たれ強さってことで、

そこそこ力のこもった右を貰ってもあくまで前詰め止めなくて踏ん張ってるんだわ。

 

<4R>

この回手数をアップしてきたのはニックロウの方だったんだけど、

村田さんも陣営からの 「左、左!」 っていうアドバイスに忠実に反応してて、

流れと展開を渡さないままだったんだけど、

ニックロウの方もサウスポーチェンジしてみたり、右フックの角度を工夫したり、

一見地味な中、決してあきらめないところを見せてたもんで、

村田さんが思わず攻めあぐねる場面も作ってたんだわ。

 

ここまでの全ポイントを村田さんが獲ってて大きく展開が動かないままで、

このままやってれば村田さんには何の問題も生じそうになくなった辺りから

見てる方にも余裕が出てきて周囲は徐々にユッタリ観戦だったんだよね。

 

 

刺激に乏しかったのはニックロウの工夫不足に由来してたんだけど、

村田さんのパフォーマンスにも原因があって、兎に角単調な攻撃に終始してて、

あくまで真面目なボクシングは人柄を彷彿とはさせたんだけど、

乱暴に倒し切るっていう強い意志は全く無かったみたいだったし、

捨てパンチとか誘いパンチを駆使して相手が打ってるとこに被せるとか、

フェイントからのカウンターっていうのとか若干アクロバティックな場面も少なくて、

ラウンドが進むにつれ、ニックロウのめげない我慢強さの方に目が行って、

もう少し試合を動かしてくれって思ってたんだけど、やっぱり不器用なままで……。

 

 

8回以降は何度か危ない場面もあって、その度に潜り抜けて、

インターバルでは椅子にも座らなかったんだけど、爆発させきれないまま、

ニックロウも消化不良になってたみたいだったなあ。

 

で、判定ってことになれば誰がどう見ても明らかなフルマークってことで、

結局、100-90×2、100-91ってことで村中さんの圧倒3-0勝ち。

 

 

 

ペドロ・ゲバラ×八重樫東さん(大橋)

              ………WBC LF 王座決定戦 12R

23勝(15KO)1敗1分のWBC1位、25歳・メキシコと、

20勝(10KO)4敗(1KO)のWBC3位、WBA6位、WBO8位、31歳・岩手県。

 

ゲバラは軽快なマリアッチで登場してたね。

 

<1R~2R>

ゲバラっていうのは両肘を絞り加減にした構えをしてて、

そういうのはハードヒッターが少ないんだけど、彼、KO率が60%もあるんだわ。

 

最初のクリーンヒットは八重樫さんで1Rの1分過ぎ、

相手が下がるとこに左フックを直撃させてて、2Rに入っても的確性は上回ってて、

右フックで相手の左目上をヒットカットさせてたんだわ。

 

 

自分はこの試合の時西側に移ってたんだけど、

カメラマン達のプロ意識の欠如とメキシカンのセコンドのマナーの悪さが酷くて、

最前列ほど見難いって状況になってしまったもんで仕方なく再々の移動。

特に例のAPの雇われ外人カメラマンは終始立ちっ放しの最低で、

こういう場だから大人しくしてたけど後楽園だったら確実にパンフで頭叩いてたね。

 

 

まずまずの立ち上がりだと思ってた八重樫さんだったんだけど、

その後3Rには何か違和感が漂い始めて、そもそも動きにキレがない別人のようで、

やっぱりゴンサレスとの試合のダメージがまだ残ってるって感じだし、

そもそも減量に失敗してるんじゃないかって程の大人しさだったんだわ。

 

 

5Rには左フックのタイミングが合い始めて光明を見せてはいたんだけど、

6Rに右フックを合計4発ハードヒットされてからは一挙の落ち込みで、

クリンチ際も手緩いし、攻撃を受けた後の反撃もそれほどのことなくて、

そもそもパンチがとっても軽いって感じだったんだよね。

 

<7R>

最初の1分間、八重樫さんは殆ど手が出ない状態で戦意喪失してる感じさえあって、

それに乗じたゲバラのシツコイ連打を貰いまくっての一方的で、

こりゃエンディングも遠くないって程のやられ方で……。

 

右、右って強烈なのを打ち込まれた後の残り27秒、東ロープに近いとこで、

八重樫さん、ゲバラの渾身の左ボディを喰らってしまって、

フォローパンチのないままそれ一発であっけなくダウンしてしまったんだわ。

 

八重樫さん、四つん這いになったまま顔は苦痛に歪んでて、

そのまま立ち上がる素振りさえ全く見せないままそのままカウントアウトで、

飛び上がって喜んだゲバラが2分45秒、KO勝ちだったんだわ。

 

 

やっぱり八重樫さん、3ヶ月ちょっとの世界戦っていうのは元々無理で、

全然回復してないって感じの中でのこういう試合はマズイって思ったんだよね。

 

 

 

フロアをふらついてたらワタナベジムの石原さんとか三迫ジムの西尾さんがいて、

瀬端さんとか中屋会長、一生さんと古澤さん達に御挨拶して、10count姐さんもいて、

この日はふと横に渡辺会長の奥様と息子さんが座って来て、

息子さん、シュッとした顔付きした親父さんよりデカイ体躯してるんだけど、

ボクシングとは全く違う仕事してるんだってさ。

 

 

 

最終試合の前にまたもやダンス教室の創作ダンスみたいのをやってたんだけど、

それで時間が押してしまったみたいで、本末転倒だと思ったんだけど、

リングアナはレフェリーとジャッジの紹介を省いて試合を始めさせてたんだわ。

 

 

 

⑥ オマール・ナルバエス×井上尚弥さん(大橋)

               ………WBO SF タイトル戦 12R

43勝(23KO)1敗2分のチャンピオン、サウスポー、39歳・アルゼンチンと、

7勝(6KO)0敗のWBO8位、21歳・神奈川県。

 

井上さんも大橋ジムもリスクの大きい試合を組んだなあっていう意見が多くて、

その気概たるや立派、難航不落のディフェンスマスターによくぞ挑んだって、

そういう思いの中、居合わせた全員が固唾を飲んだ開始ゴングだったんだけど、

自分は密かに井上さんの単勝に持ち金全額投入って思いも強く持ってて、

だってさあ、相手は来年40歳なんだからさあって感じだったんだよね。

 

<1R>

一体お前はどういうボクシングをするのかって感じで、

オマールがまずは様子見ユッタリスタートする中、井上さん、

若い挑戦者っていう立場踏まえて、尚且つ自らのボクシングに自信溢れさせて、

いきなり積極的な前詰めからの仕掛けで、オマールを下がらせまくってて、

オマールのグローブを左で叩きながらガードを動かしてたんだよね。

 

この時のオマールにはまだまだ大物感が漂ってて、

お前はそう来るのかって感じである種余裕の対応ができてたんだけど、

直後の井上さんの微妙なリズム変化には惑わされてしまったみたいで、

いきなり右を二発続けて貰ってしまって、それ、開始僅か28秒のとこだったんだけど、

二発目の右がまともに当たってしまって、いきなり驚愕のダウンしてしまったんだわ。

 

それまで若干チンタラした試合が多かったとこだったもんで、

場内の盛り上がりは突然の怒涛のようで、みんなワーワーだったんだわ。

 

最初の大きな被弾はオマールにも精神的肉体的なダメージが大きかったみたいで、

リスタート後、殆ど動きがままならない中、ほぼ30秒後の1分01秒、

またもやオマール、殆ど同じ場所、南西ポストのすぐ前で、

今度は右ストレートからの左フックを貰ってしまって、またもやのダウン。

 

ただ自分はこの時、WBOルールっていうのはスリーノックダウン制なのか、

それともフリーノックダウン制なのか全く知らなかったんだよね。

 

で、再々開後に思いの外井上さんが飛ばして行かなかったのを、

まだ21歳だっていうのに冷静だなあって見る思いと同時に、

多分、フリーノックダウン制なんだなって思ったし、

それともって一瞬思ったんだけど、もしかしたら井上さん、

右手を痛めてしまったんじゃないかって思ったんだけどね。

 

それでも残り時間は充分1分半以上あったし、オマールの反撃も雑々だったもんで、

井上さん、これはこの回で終らせてしまうって思ってたんだけど、

結局、何気に取り逃してしまったような感じのままの終了ゴングだったんだわ。

 

<2R>

このままではマズイ、大変な事になるって感じでオマール、

開始直後から覚悟を決めた前詰めと攻め込みを見せたんだけど、

井上さん、相手が打ち込んで来る一瞬手前を読んでの先打ち込みで、

多分、オマールの反応も相当劣化してたと思うんだけど、やたらのヒットヒットで、

緩急の効いた連打と力のこもったビッグショットの組み合わせが極上で、

オマールに全く付け入る隙を与えないまま残り1分17秒、ほぼリング中央のとこで、

相手が踏み込む瞬間に絶妙に左フックを合わせて見事見事のダウンゲット。

 

勝負は殆どここで終ってしまってたんだけど、流石オマールは根性のリスタートで、

ただ今度こそは井上さんにもここで仕留めるっていう強い意志が溢れてて、

そこからは一気一気の追い込みで、最後は残り11秒、東ロープ前だったんだけど、

強烈左ボディがオマールのガードをすり抜けての大喰い込みで、

堪らずオマールが前のめりに崩れ落ちてしまって、これは殆ど無理そうなほどで、

苦しさに耐えるのが精一杯って感じのままカウントアウトだったんだわ。

3分01秒ってことだったんだけど、とにかく凄かったなあ。

 

 

このエンディングは直前の八重樫さんの試合の終わり方と全く同じだったもんで、

改めてボディブローの重要さを知らされる思いだったんだけど、

アマプロを通じで一度もダウンしたことが無いオマールをKOしたんだし、

井上さん、多彩な打ちのどのパンチでも倒せるってことを証明したんだよね。

 

試合の入り方っていう点で、二人の心構えの差が出たって感じで、

オマールは明らかに気持ちが整ってなかったというか油断があったと思うなあ。

 

 

オマールの家族が泣く中、リング上は文字通りのお祭り騒ぎだったんだけど、

それが一段落したらオマールが丁寧に観客に頭下げたっけなあ。

 

そのオマールの清々しさに反して彼の陣営はとっても潔良くなくて、

こんなに簡単に倒れるはずがないってことでリング上でクレーム付けて、

グローブの中に何か仕込んだんだろうってことだったんだけど、

で、大橋会長が自らその場でグローブを外すっていう場面があったんだよね。

 

そんなインチキがアルゼンチンでは未だにまか通ってるのかって思ったんだけど、

一方では信じ難いほどの井上さんのパンチ力だったってことで……。

 

 

 

昨日の6試合のうち初めの4試合はある程度勝負の行方が読めてたんだけど、

大橋ジムが4人、帝拳ジムが2名の6試合の中に4回戦、6回戦の全く無い、

全てランカー以上同士の戦いだったんだけど、2名の帝拳ボクサーはそれなりか、

それなり以上のパフォーマンスを見せてたのに対して、

4名の大橋ボクサー達のうち初めの3名は今一の出来だったもんで、

最後の尚弥さんの飛び抜け加減はそれらを帳消しにするだけじゃなくて、

興行全体を引き締める上で最高の役目を果たしたって感じだったし、

大橋ジムだけじゃなくて観客の全てを救ったって印象だったんだよね。

 

 

 

帰りの市ヶ谷駅でワタナベジムの山元浩嗣君とか成塚亮君、それと瀬端さん、

山下会長に挨拶して、意外に長くかかったなあ、明日もだぜって感じだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① ホルヘ・リナレス

② 井上尚弥さん

③ 村田諒太さん

 

 

 

結局、12月度のランキング発表は年明けになるんだってさ。

 

毎年全日本新人王が決まってから数日後、去年の場合なら26日だったんだけど、

例年大体その前後に発表されるんだけど、

今年は年末にかけてそれこそ山ほどデカイ試合が組まれてるし、

亀田一家からのJBC提訴もあったりってことで、

忙しくてとってもそっちまで手が回らないってことらしいんだわ。

 

印刷されたランキング表のコピーを山ほど抱えて帰省して、

親族やら地元の友達とかに配るっていうのは無上の喜びだって、

そういう風に言ってた新人王が何年か前にいたんだけど、

今回、ランキング委員会はそういうのを踏みにじってしまったんだよね。

 

自分が現役の頃は年内に終わらせなければならない仕事はどんなことしても、

例えば休日出勤したり、深夜まで働いてでもやり遂げたもんなんだけど、

いとも簡単に先延べしてしまうっていう神経というかそういう判断が信じられなくて、

全く呆れてしまう訳で、キラキラした世界戦だけにオタオタ囚われてしまって、

やるべき地道な日常には目もくれないっていうのはホント、腹立つんだよね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

有馬記念には3連複で臨んで、1着、2着馬はOKだったんだけど、

3着に人気馬が来てしまったもんで外してしまったんだけど、

それでも12月競馬は途中チョコチョコ当てた後、

27日の阪神11レースを3連複で大きくゲットしたもんで回収率195%。

 

で、1月~12月までの年間回収率もメデタク103%達成ってことで、

マイナスにならなかったのは大したもんだって自分でも思うんだけど、

要するに殆どチャラってことなんだよね。

 

2014年12月24日 (水)

日記 (12/24)

 

 

一昨日は1,600人ほどの方が訪問してくれて4,000ほどのアクセスがあって、

大きな試合があった翌日とか新人王戦の際には大体そんな感じになるんだけど、

何も書かない日にも取り敢えず訪ねてくれる人達が毎日1,000人ほどもいてくれて、

それはとっても嬉しい事なもんで、週3回から4回更新を目指しますってことで……。

 

 

 

昨日は知人を訪ねて奥さんと二人で御殿場へ行ったんだけど、

富士山がとっても大きくて綺麗だったなあ。

 

裾野の端の端まで見えるとこから眺めると、それはやっぱり偉大な感じがする訳で、

快晴の午前中のクッキリ富士山も勿論素晴らしかったんだけど、

中腹に僅かな雲をまといだした午後の姿も中々だったんだよね。

 

 

 

今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する可能性が発表されて、

首都圏では神奈川県の数字がとっても大きくて70%を超えててたんだけど、

東京は46%ってことなんだけど、30年後なら自分は多分生きてはいないから、

何とか先延ばしにして欲しいって思うんだけど、30年以内ってことになると、

極端に言うと明日明後日にでも起こり得るってことになる訳で、

震度5強は2011年に経験してるから、震度6弱位なら大丈夫だと思うけど、

震度8とかにでもなったらとっても自信がなくて困ったもんなんだわ。

 

 

 

JR北海道のデタラメさはここんとこ一段落してるんだけど、

彼の地の格安航空会社、AIR DOの安全管理のズサンさが露呈して、

適格性に疑問のあった副機長を無理矢理に機長に昇格させてしまって、

現場は彼に恩を売って、本社はそれに目をつぶってたのがバレたんだわ。

 

北海道の人達はユッタリして鷹揚な性格の人が多いんだけど、

こういうとこでの鷹揚さは絶対ダメだと思うんだよなあ。

 

 

 

“ペンタトニックス” っていうグラミー賞候補のアメリカのグループがいるんだけど、

女性一人を混じえたアカペラ5人組で、二人がベースとボイスパーカッション、

残り3人がボーカルを担当してるんだけど、これがまあ実に極上で、

日本にも “ゴスペラーズ” ってアカペラグループがあるけど、

全くもう比較にならない程のテクニックなんだよね。

 

 

 

音楽ネタをもう一つ。

 

キャメロン・カーペンターっていうクラシックのオルガン奏者がいるんだけど、

これはもう見たことないほどの超絶テクニックの持ち主で、

5段もあるエレクトリックキーボードを駆使しながらのフットペダル捌きとか、

それはもう驚愕の世界で、特にベースラインを弾くフットペダル捌きはまるで超人で、

ジャズ・オルガ二ストのジミー・スミスも足元にも及ばないって感じで、

それをジーンズにTシャツ姿、佐藤拓茂君のような髪型でガンガンやるもんで、

旧来のクラシックファンにはとっても付いて行けそうにないほどなんだわ。

それでバッハなんだからさあ……。

 

 

 

“ホワイトカラー” のニール・キャフリーも実に魅力的なキャラしてるんだけど、

やっぱり自分は “宇宙兄弟” の南波六太(なんばむった)の方が好きだなあ。

 

 

 

物凄く下っ腹を力んだ筈なのにそれ程のことはなくて、

カレンダーを眺めながらボヤーッとしてたにも関わらず驚くほど大量で……、

って、何の事かっていうとウンコの量で、クリスマスイブの話題ではないんだけどね。

 

 

 

8日間の空きの後、30日、31日って大きな試合が控えてるんだけど、

その前に12月度のランキング発表が待たれるし、

大晦日、元日のブログアップは勿論必須な訳だし、

12月のベストボクシングとか1月のボクシングスケジュールのこともあるし、

更には年間ベストボクシングのこともあるし、エキサイトマッチは溜ってるし、

正月には親戚の集まりもあるし、明日は知人と寿司ランチだし、

無職の自分といえども結構忙しくなりそうなんだよね。

 

ただ、1月ボクシングは17日からなもんで、

年明け久し振りにコメント欄を開放してみようかとも思ってるんだけど、

それ程望まれてないのかなあ……。

 

2014年12月22日 (月)

後楽園ホール・12月21日

 

小渕優子の地元事務所の連中っていうのはやっぱり姑息な田舎者ってことで、

違法性の高いデータを消し去る為にPCのハードディスクを電気ドリルで破壊して、

必要が無くなったからって嘘ぶいてるんだけど、

それはつまり証拠隠滅ってことで、あの小娘も全く信用ならないんだわ。

 

 

 

7億円が当たったら奥さんに6億上げて自分は1億だけ貰って、

このブログもいいとこあと5年くらいだと思ってるもんで、

その1億を5年分のベストボクサーへのご褒美にしようって思ってて、

年間100ボクシングとして1回当り20万なんだけどね。

 

 

 

昨日は今年最後の後楽園ボクシングでかつ全日本新人王決定戦だったんだけど、

木田尚揺君がケガで棄権するっていうのはかなり以前から聞かされてて、

勝ちが予想されてたもんでとっても残念だったんだけど、

つい最近になってライト級の平岡アンディ君も棄権ってことで、

彼もいい試合が期待されてたもんで、かなりテンションが下がってしまったんだわ。

それもインフルエンザってことで気の毒ではあったんだけど、

どんな自己管理をしてたのかってことで、ちょっと腹立だしくもあったんだよね。

 

 

で、結局全部で10試合ってことになって全て5回戦だったんだけど、

東西の勝負っていう目線より、一つ一つの試合を大事に見て、

自分の中での大切なボクサーを見極めたいって感じだったんだよね。

 

 

 

エレベーターホールで久保パパとママが岡畑良治君と話してるとこに行き合って、

そこに通り掛かった帝拳ジムの長野マネジャーにご挨拶して、

ホールの中に入ってから真正ジムの山下会長とか中屋ジムの筒井マネジャー、

石川ジムの田中マネジャー、KG大和の権会長、帝拳ジムの葛西さん達に

コンチワして、久保裕希君と粕谷雄一郎君に頑張ってねの合図送って、

リングでアップしてた山下賢哉君と付き添ってた和氣慎吾さんにコンチワして、

いよいよ始まり始まり……。

 

 

 

① 久保裕希君(セレス)×小西伶弥君(真正)……Mm

6勝(2KO)1敗のサウスポー、27歳・千葉県と、6勝(4KO)0敗の21歳・兵庫県。

 

<1R>

やっぱり小西君がいきなりのガンガン攻めで、技はそれ程ではなかったんだけど、

力づくが功を奏して久保君のやり場をなくしてしまったんだわ。

 

久保君、小西君が入って来るとこに左ストレートを何発か合わせ打ってたんだけど、

相手の前進を止めるとこまではいってなくて、もっとジャブなのかもっと足なのか、

早いうちに対応を決めないとマズイんだわ。

 

<2R>

小西君、殆どジャブは打たないんだけど、ボディブローはとってもグッドなんだわ。

 

久保君、中々いいタイミングで打たせて貰えないまま、

徐々に小西君のボクシングに巻き込まれてしまってるみたいで、

例え同じ数を当てたとしても威力にかなり差があるもんでダメージに開きが出て来て、

そもそも、パワーヒッター相手に同じスタイルのボクシングをしてはダメな訳で、

やっぱり取り敢えず山ほどのジャブから組み立てた方がいいんじゃないかなあ。

 

<3R>

久保君、本来の勝負スタイルとは違うパフォーマンスを強いられるまま、

どんどん追い込まれてしまって、それは最後まで持ちそうにないほどで、

殆ど一方的になってしまったんだわ。

 

 

見てるのが辛くなってしまったもんで、自分はここで離席したんだけど、

遠目に見てた5Rはそこそこいいアウトボクシングが出来てて、

やれば出来るんじゃないかって思ったんだよね。

 

 

結局、50-45×2、49-46ってことで小西君の圧倒3-0勝ちだったんだけど、

何度も言うけど久保君、やっぱり戦い方を間違ったと思うけどなあ。

 

 

 

② 大野兼資君(帝拳)×荻堂盛太君(平仲)……LF

6勝(3KO)1敗(1KO)のサウスポー、26歳・愛知県と、

6勝(1KO)1敗1分のサウスポー、21歳・沖縄県。

 

<1R>

荻堂君がジャブ無しのいきなり系なのに対して大野君、

いいプレスかけてるし先手先手で打ててはいたんだけど、

中盤以降、荻堂君の詰め詰め連打の勢いが良かったし、

ショートのカウンターの見栄えも良かったんだよね。

 

<2R>

大野君、左右ボディもグッドグッドだし、左アッパーもいい角度だったんだけど、

左アッパーが幾つか勿体なくて、もう少し力込めて打ち切れてればいいのになあ。

 

やり取りが激しくなるにつれ大野君、徐々にシッカリ感が失われてきて、

荻堂君がパワー系に持ち込もうとするのに簡単に乗ってしまうようなとこあって、

ちょっと流れを取られてるというか、自分らしさを見失ってる感じなんだよなあ。

 

<3R>

大野君、見栄えのいいボディブローを打ってたんだけど、

打ち終わりを狙われて折角のショットを帳消しにされてしまうことが多いなあ。

 

お互い、それ程レベルが高くない中、何を武器に頑張り切るのかだったんだけど、

荻堂君はセコンドからの 「ジャブ出せ! ジャブ!」 の声を全く無視したまま、

ちょっと舞い上がって来たのか、やたら薄っぺらい挑発行為を繰り返して、

その小生意気な態度がムカついたもんで、残念ながら自分はここでお終い。

 

 

5Rが終わった頃を見計らって戻ったら48-47×2、47-48ってことで、

結局、大野君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

すぐ後ろから、「こういうのが帝拳判定っていうんだよ。」 って声が聞こえたんだけど、

まだそういう捻くれた言い方がまかり通ってるのかって呆れてしまって、

そういう微妙な判定はどこのジムのどういう試合にも有り得る訳で、

少し前には勝ったと思った帝拳ボクサーが判定負けしたこともあったし、

要するに、負けた方を応援してた側の引かれ者の小唄に過ぎないんだよね。

 

 

高木ノコ君の親父さんが寄ってくれて、よく席を外しますねえってからかわれて、

遠くから自分が席を外すのをシッカリ見張られてたんだわ。

 

 

 

③ 山下賢哉君(古口)×小坂駿君(真正)……F

6勝(4KO)0敗の18歳・東京都と、9勝0敗の19歳・広島県。

 

お互い無敗同士だったんだけど、KO率の違いが試合内容を決定しそうで、

中々興味深かったんだよね。

 

<1R>

プレスを掛けてたのは山下君だったんだけど、小坂君もとってもいいボクサーで、

ジャブがとってもスムースだし、右の打ち出しのタイミングも抜群だし、

カウンターのセンスも見ててとっても心地良かったんだわ。

 

そういう試合巧者を相手に山下君、初めの1分間を優勢に推移させてたんだけど、

単調過ぎる攻撃を繰り返してたもんで、それ以降は明らかに押され気味だったなあ。

 

 

久し振りの黄色メガホンの兄ちゃんがバルコニーから指示出しまくりで、

誰に聞かせたいのか知らないけど、とにかく煩過ぎでセコンドの邪魔なんだわ。

 

<2R>

相変わらず動き全体がスムースなのは小坂君の方で、

最近は色んな戦い方が出来るようになった山下君がそれに合わせてるって感じで、

スタイリッシュなパフォーマンス競争となると若干の遅れ感は致し方が無くて、

山下君、もう少しいつもの乱暴系でやる方がいいんじゃないかなあ。

 

<3R>

そろそろ何とかしないと山下君、主導権を握られてしまいそうで、

この回は左右のボディショットが中々良かったんだけど、

小坂君の好調さもそのままで、的確なジャブで相手の踏み込みを阻止してたし、

上体の角度とかポジショニングとか滑らかな動きからのショートブローが抜群で、

凄味は無いんだけどとってもキッチリしたボクシングを続けてたんだわ。

 

<4R>

小坂君、連打の最後を何で締めるのかを考えながらやってるみたいで、

右ストレートボディだったり、左フックだったり見てて楽しいんだよね。

 

パンチ力は圧倒してるんだけど山下君、当てないことにはどうにもならない訳で、

プレスはかけてるんだけど、いいタイミングで打てないままだったんだけど、

徐々に本来の荒々しさを出していって挽回の流れを作っていって、

距離縮めながらの接近乱打戦に持ち込み成功して、残り1分20秒、

右アッパーをきっかけにしての一気攻勢をかけていって小坂君が鼻血。

 

<5R>

お互い必死のショートブロー戦から始まって、初めの45秒までは小坂君で、

そこから1分半までは山下君が大盛り返しでってとっても目まぐるしくて、

二人共、少し休みたがってるって思われるほど消耗はしてたんだけど、

最後の最後まで気持ち剥き出しに手数を頑張ってたのは山下君の方だったなあ。

 

 

自分のスコアは48-47で小坂君だったんだけど、結局、49-46×2、

49-47ってことで思いの外の大差で山下君の3-0勝ちだったんだわ。                                                             

 

自分は小坂君の華麗さに目を奪われてしまったもんで、

見る目が曇ったのかも知れないんだけど、でもこのスコアはないって思ったなあ。

 

 

試合後暫くして山下君に会った時に 「あなたは色々な相手と試合してきて、

とにかく勝ってきたんだから、やっぱり強いんだわ。」 って伝えたんだよね。

 

 

 

④ 米永章吾君(宮田)×橋詰将義君(井岡)……SF

6勝(3KO)1敗(1KO)の26歳・宮崎県と、

6勝(4KO)0敗のサウスポー、21歳・大阪府。

 

この試合は初めっから全く見るつもりは無かったんだよね。

で、後で確かめたらバッティングで米永君が右目上をケガしてしまって、

3R負傷判定の30-27、30-28、29-28って事で橋詰君の3-0勝ちだってね。

 

 

 

⑤ 高橋竜平君(横浜光)×田淵圭祐君(八尾)……B

4勝1敗(1KO)1分の24歳・新潟県と、8勝(6KO)1敗2分の21歳・大阪府。

 

これは高橋君が苦戦するだろなあって見てたんだけどね……。

 

<1R>

ハードヒッターの田淵君、まずはユッタリしたスタートで、

プレスはかけられながらも高橋君、軽快なフットワークからの手数が抜群で、

およそ8倍ほどもの手数で突っ突きまくってたんだわ。

 

この回だけ見れば田淵君、狙い過ぎって感じだったなあ。

 

<2R>

田淵君、必殺系ではあるんだけどやたらシンプルに突っ込み過ぎで、

そんなに簡単に当てるのは無理だと思うんだけど、そればっかりなんだわ。

 

高橋君、初めて見た時は正直ごく普通のボクサーにしか見えなくて、

アマ経験はあるんだけど10勝10敗でしかなかったし、

予選では大楽院章吾君か吉松大樹君のどっちかに一蹴されてしまだろうって、

そう思ってたんだけど、試合を重ねるごとに上達著しくて、

最後東日本の決勝戦では自分の中で圧倒的優勝候補だった

タフで力強い万能型の児玉堅君さえも破ってしまったんだよね。

 

<3R>

このままじゃマズイって田淵君、更なるガンガン前詰めからの左右フックで、

そのうち一発でも貰ったら高橋君、ひとたまりも無さそうだったんだけど、

ヒョイヒョイ交わして大きく被弾するのを徹底避けまくってたんだわ。

 

それでもこのラウンドは田淵君の攻勢の方が目立ってたかなあ。

 

<4R>

相手はあれだけ足を使ってるんだから田淵君、もっとボディボディだと思うんだけど、

これまでそういう戦い方はして来なかったみたいで、上ばっかり狙ってるなあ。

 

自分のタイミングだけで力溜めながらの一発狙いに固執し続けてるもんで田淵君、

打ち出す前に山ほど高橋君のショートを貰ってしまって、

見栄え悪い悪いのまま、終盤はあしらわれてしまってる感じさえあったんだわ。

 

<5R>

もうこうなったら田淵君、倒すしかなくて初っ端からの狂熱のガンガン攻めは当然で、

そういうの、もっと早い回からやればいいのにって感じで、

高橋君が逃げ切れないほどの勢いがあったんだけど、

残念ながら彼も相当消耗してたみたいで、1分過ぎたらメッキリだったんだよね。

 

で、今度は俺の番です的な高橋君の猛反撃喰らってしまって、

細かいコンビネーションを貰いまくってたし、

残り1分切ったとこでは却って、右、右って連続して大きく打ち込まれてたんだわ。

 

 

自分は3R以外は全て高橋君だったもんで49-46だったんだけど、

結局、50-45、50-46、49-46ってことで兎に角高橋君の圧倒3-0勝ち。

 

 

試合後に高橋君にオメデトを伝えて、石井会長とも話をしたんだけど、

ほぼ思い通りに展開できたって感じだったんだわ。

 

田淵君はどっかで一発デカイのを当てればいいんでしょボクシングに片寄り過ぎで、

それが功を奏しそうに無くなった時に戦法を変え切れなかったのが敗因だね。

 

 

 

⑥ 松戸佑生君(青木)×川島翔平君(真正)……SB

8勝(4KO)1敗のサウスポー、20歳・東京都と、

8勝(1KO)0敗2分の23歳・鹿児島県。

 

真正ジムはこの日3人目だったんだけど、

このジムは試合開始前と試合後に必ずボクサーとセコンドが一礼するんだよね。

 

<1R~2R>

川島君、空手経験者のような独特のフットワークで、たまに正対し過ぎるし、

左が使えてないんだけど、兎に角右が強くて使い方も巧いんだよね。

 

お互い手数が少ない中、松戸君、相手は一瞬の突っ込み系なんだから、

もっともっとのジャブが要るところだったんだけど、らしくないボクシングしてたなあ。

 

これは二人共に言えるんだけど、まるで8回まであるかのような出だしの低調さで、

特に松戸君、相手に打ち出しのタイミングを与え過ぎなんだわ。

 

<3R>

松戸君、いいショットは見せるんだけどすぐに一段落してしまって、

2次3次の攻め立てが欲しいとこではあったんだけど、残り1分06秒、

川島君の右の打ち終わりにこの日初めての左がビッグヒットで、

やっとやっとのポイントゲットだったんだけど、まだまだ若さの乏しい内容で、

ちょっと委縮してるって感じが拭えなかったんだよね。

 

<4R>

始まって14秒、お互いが間合い計って一瞬見合った直後、

川島君のいきなりの右ストレートが一閃大直撃して松戸君、

赤コーナー近くで一発大の字昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

10戦して1KOではあるんだけど川島君、倒すのはタイミングっていうのを立証して

ニュートラルに控える中、松戸君のダメージは甚大で、

そのまま0分26秒、テンカウントKOエンドだったんだわ。

 

 

松戸君、この日はやっぱり手が縮こまり気味のままで、

常に相手のリズムで試合してたし、キッチリ打たれ過ぎでもあったんだよなあ。

 

 

 

⑦ 阿部麗也君(KG大和)×殿本恭平君(ハラダ)……Fe

7勝(4KO)1敗のサウスポー、21歳・福島県と、

5勝(2KO)1敗の19歳・大阪府。

 

<1R>

二人共、とっても慎重な立ち上がりで、初めの30秒は殆ど何もなくて

その後も驚くほどの手数の少なさで、殿本君はちゃんとしたジャブさえ打たなくて、

阿部君の方も見てる場面が多過ぎで、オイオイって感じだったんだわ。

 

<2R>

倒し屋ではないと思うんだけど殿本君、殆ど自分から仕掛けなくて、

せいぜい右ストレートボディがやっとって感じのままだったなあ。

で、阿部君、早いこと畳み掛けてよって感じだったんだけど中々行き切れなくて、

また低調なまま終わるのかなあって思ってた残り58秒の西ロープ前、

阿部君、上体をクイッてスウェイさせたとこからの右フックを一発ブチ込みで、

殿本君からとっても見事なダウンゲット。

 

そこそこの打ち込みだったもんで、これで決着付けられるかって思ってたんだけど、

ここは殿本君も踏ん張ったし、阿部君の詰めも今一だったんだよね。

 

<3R>

殿本君は実に単調なままイッセノセ系の右ストレート一本槍で、

他に何か技は無いのかって感じで、

正直、これが代表なのかってほどのレベルの低さで、

阿部君にとっては東日本での対戦相手の方が余程ハードだった訳で……。

 

1分30秒には阿部君に右アッパーからの左をまたもやまともに貰ってしまってるし、

もう余り長いことないんじゃないかって思えたもんで、ここで一旦離席。

 

 

結局最終ラウンドまでいってしまっての49-45×2、49-46ってことで、

勿論、阿部君の圧倒3-0ではあったんだけど、手緩かったんじゃないかなあ。

 

いずれにしてもKG大和ジムにとっては初めての全日本新人王ってことで、

オメデトゴザイマスだったんだけどね。

 

 

 

⑧ 粕谷雄一郎君(石川)×脇田将士君(堺東ミツキ)……SFe

5勝(1KO)0敗の18歳・東京都と、

4勝(2KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、18歳・愛知県。

 

<1R>

脇田君はとっても細いもんで当然上背もあって手足が長くて懐も深いし、

粕谷君にとっては距離をどうするかがいきなりの大問題で、

そもそもの入り方に工夫が要るし、交わしざまの踏み込みも必要で、

1回の詰めで何とかしようとしないで複数踏み込みが肝要なんだよね。

 

脇田君、スピードは無いんだけど、遠くからのチョン当てでまずは先制かなあ。

 

<2R>

粕谷君、ジャブ多発させながら踏み込んで相手をのけ反らせたとこからかなあって、

そう見てた始まってすぐの26秒、相手が動き終わったとこに絶妙のタイミングで、

左、右って鋭い連続打ち込みで脇田君から綺麗なダウンゲット。

 

立ち上った脇田君、鼻血ではあったんだけど、気持ち立て直してのリスタートで、

粕谷君も舞い上がってムチャ攻め立てるっていうボクサーではないもんで、

その後も冷静なパフォーマンスを続けてたんだけど、残り45秒、

再度の猛攻モードに入っていったんだわ。

 

脇田君、やっぱり遠くからチョンチョンだけではダメだと思うんだけどなあ。

 

<3R>

この回は脇田君、初っ端から手数アップで反攻していって、

そこそこ当ててはいたんだけど、全体にペトペトした弱いパンチで有効性に乏しくて、

粕谷君の最小限のヘッドスリップからの鋭い打ち込みの美しさの方に

どうしても目が行ってしまうんだわ。

 

<4R>

この回は粕谷君、一旦休憩タイムってことか休み休みって感じで、

相手の先攻めを簡単に許してしまってたんだわ。

 

相手はショート戦がそれ程巧くないんだから粕谷君、

もっと踏み込んで打ち合ってもいいのに、ちょっとカウンター狙いに過ぎたかなあ。

 

<5R>

ちょっと今一感の強かった4Rを反省してか粕谷君、開始ゴングが鳴る寸前に、

自らの胸をグローブで叩いて気合入れ直して最終回に臨んだんだけど、

目付きの鋭さがとっても印象的だったんだわ。

 

圧倒しまくって出来れば倒したいっていう気持ちが明らかに手に取れて、

開始30秒を文字通り圧倒しまくって、それにしても脇田君は攻め込んで来なくて、

18歳対決はここに来てハッキリ明暗が分かれてきて粕谷君、

1分26秒、右から返しの左フックをクリーンヒットさせて南ロープによろけさせ、

その後も全く緩めることなくの連続攻め込みで相手にロープを背負わせ続けて、

残り30秒を切ったとこでは右ストレートを大きく正確にヒットさせて、

脇田君のマウスピースを吹っ飛ばしてたんだわ。

 

で、10-8.5ほどもの差を付けたとこで終了ゴング。

 

自分のスコアは1Rと4Rは脇田君ってことで、48-46だったんだけど、

結局、49-46、48-46×2ってことで勿論、粕谷君の3-0勝ちだったね。

 

 

粕谷君、勢い付いた時は無敵なんだけど、

今一のラウンドになりそうな場合には次の回何とかしようって思わないで、

少なくともイーブンに持ち込むっていう必死の努力が大事だって思ったんだけどね。

4回~6回戦っていうのは明らかな負けラウンドを作らないってことで……。

 

 

 

⑨ 松永宏信君(横浜光)×別府優樹君(久留米櫛間)……W

6勝(3KO)0敗のサウスポー、27歳・愛知県と、

7勝(7KO)0敗の23歳・宮崎県。

 

別府君、物凄い戦績ではあるんだけど、松永君が巧いこと立ち回れば

十分勝機があるって思ってたんだけどね……。

 

<1R>

案の定別府君、例の突貫系丸出しで相手の出方関係なくの仕掛けだったんだけど、

勝手知ったる松永君が巧いこと交わしてた1分10秒、

左ストレート、右フックを直撃されてからは明らかに一段落してしまって、

その後のプレスは明らかに松永君の方だったんだわ。

 

で、松永君、残り30秒からも大攻勢かけていって左ストレートを2連続ヒットさせて、

あわやってとこまで追い込んだんだけど、少し行き過ぎなんじゃないかって、

正直、その時はそう思って、もう少しユックリ攻めてもいいんじゃないかって、

ちょっと倒す気満々過ぎじゃないかって……。

 

それでもこのまま押し切ってのラウンド終了かって見てた残り4秒、

少し絡み合った後の離れ際、松永君、少し油断してたと思うんだけど、

別府君の力のこもった左右ショートをまともに貰ってしまって、

思わずリングマットに左手を着いてしまったんだわ。

あ~あって感じだったんだけど、それでも自分のスコアは8-9だったんだわ。

 

<2R>

軽いダウンに見えたんだけど回復し切れてなかったのか、

それとももう少し慎重にやろうって思ったか、松永君の動きに躊躇が見られた瞬間、

自分には全く同じパターンに見えたんだけど、兎に角別府君が見逃さなくて、

またもやの右フックを直撃させて松永君を西ロープまで吹っ飛ばしてしまったんだわ。

 

松永君、ここは何とか立ち上がったんだけど、リスタート後の別府君も半端じゃなくて、

そのまま一気の追い込みで、松永君が逃げるまま最後は赤コーナー近くに詰めて、

ロープを背負わせて相手の反撃を封じたままのけ反らせたとこでストップエンド。

 

で、0分32秒、別府君の2ダウンKO勝ちでこれで8戦8KOってことで……。

 

 

全ては松永君が勝負を急ぎ過ぎたのが原因だったと思うんだけど、

それでも別府君、1R中盤にあれだけ強打を貰って凌いだのは立派だったなあ。

 

 

 

⑩ 成田永生君(八王子中屋)×甲斐斗志広君(宮崎W)……M

7勝(4KO)1敗(1KO)の24歳・青森県と、

4勝(1KO)6敗(2KO)2分の29歳・宮崎県。

 

ドームコンサートで観客がジャンプジャンプしたんだろうね、

そこそこ長い時間気持ちの悪い揺れを感じさせられたんだよね。

 

甲斐君はこの日唯一の負け越しボクサーだったんだわ。

 

<1R>

その甲斐君、相手に威圧されてるのか中々自分から仕掛けらないまま、

諦めない返しの返しでまずは成田君がポイントゲットだったなあ。

 

それにしても二人共、クリンチの離れ際がとっても雑だったなあ。

 

<2R>

甲斐君、左アッパーを混ぜ込んだコンビネーションに活路って感じで、

ガード低いまま入ろうとする相手に被弾が増えていって、

成田君、少し慌て気味にチャカチャカ行き過ぎだと思ったんだよなあ。

 

<3R>

荒っぽいド突き合いの中、お互いの危険度が上がっていって甲斐君が鼻血。

 

甲斐君、負け越しボクサーには見えない頑張り見せてたんだけど、

ラスト30秒からの巧いことのヒットヒットでやっぱりこの回も成田君。

 

<4R>

結構打ち込まれてはいたんだけど甲斐君、それほどヘバッてるようには見えなくて、

この回は却ってプレス強めて積極的なんだわ。

 

成田君はちょっと中途半端さが目に付いたんだけど、拳でも痛めたのかなあ。

 

<5R>

結構大味な打ち合いの中、初めの30秒を征してたのは成田君で、

3発ほどクリーンヒットさせてたんだけど、甲斐君は思いの外平気そうで、

残り1分10秒のとこで右アッパーも貰ってたんだけど、これも平気そうで、

まだまだシッカリした腕振りが出来てたんだけど有効打は少なかったんだわ。

 

成田君の方もその後それ程目覚ましい動きはできないままだったんだけど、

何とか優勢を維持したまま終了ゴング。

 

 

自分のスコアを計算したら48-47だったんだけど、

結局、49-46、48-47×2ってことで、成田君の3-0勝ち。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 高橋竜平君

② 粕谷雄一郎君

③ 別府優樹君

 

 

 

やっぱり新人王戦のレベルは年々低下してると言わざるを得ず、

経験豊富なアマチュアがB級デビューするケースが多くなってるのもあるんだけど、

プロボクサーの総母数が年々減ってることともリンクしてると思ってて、

JBCも協会も、その日その日って感じで過ごしてると明るい未来はなくて、

10年後のプロボクシング業界がどうあるべきか、どうあって欲しいかってこと、

真剣に考えて、じゃ今何するか何が出来るかってことだと思うんだよね。

 

2014年12月19日 (金)

後楽園ホール・12月18日

 

始めにお断りなんですけど、昨日は6試合組まれてた内4試合しか見てなくて、

セミファイナルの前には帰ってしまったもんでまずは悪しからずってことで……。

 

 

 

ホールに入ってすぐ長嶺克則君の顔を見に行って、真部会長とか刀根さん、

宮崎辰也君にコンチワした後、本多ジムの会長とちょっと立ち話して、

臼井欽士郎君と芹江匡晋さんに其々頑張ってねを伝えて、

胡朋宏君とか勅使河原弘晶君、塚本祐介さん達とヤアヤアして、

田之岡条さんと一緒に興法裕二君をいじり倒した後、

美佐子ちゃんと久し振りってことで始まり始まり……。

 

 

 

① 齋藤俊弥君(本多)×當銘義愛君(マナベ)……SB 4R

0勝0敗1分の20歳・千葉県と、0勝1敗(1KO)1分の21歳・沖縄県。

 

當銘君、トウメヨシアって昔の武人みたいで中々読み方が難しいんだわ。

お互い、初勝利目指し組だね。

 

<1R>

開始30秒頃から打ち合いが始まったんだけど當銘君、

皮膚が赤くなり易い体質みたいで、それ程のハード被弾でもないのにすぐ赤くなって、

ちょっとそういうのは不利なんだよなあって感じだったんだけど、

中間距離からのワンツーは中々強いのを打ってたんだわ。

 

ただ當銘君、相手が詰めて来るようになってからの接近戦では手を余してて、

殆ど大差なかったんだけど、印象的には齊藤君だったかなあ。

 

お互いに1~2発で終ってしまってて、しなやかな連打とは程遠かったなあ。

 

<2R>

二人共、一気に弾けるって感じにはならなくて微妙なやり取りが交換されて、

お互い、効き難い距離でやり合ってるって感じだったなあ。

 

<3R>

体寄せ合ってのショート戦に突入ってことで、序盤は齊藤君が優位だったんだけど、

後半ちょっとバテが見えてきたとこ當銘君が逆襲してたね。

 

二人共、テクニック的にはまだまだなんだけど、

強い気持ちだけは伝わって来たんだよね。

 

<4R>

どっちもアリの最終ラウンドだったんだけど、殆どグズグズの状態が延々続いて、

採点の難しい展開のまま終盤に近付いて、どうなるのかなあって見てたら、

ラスト20秒からの當銘君の頑張り直しがとっても印象的になっての終了ゴング。

 

 

自分は39-37だったんだけど、結局、39-38×2、38-38ってことで、

當銘君の2-0勝ちだったんだけど、

最終的には當銘君の最終ラウンド残り20秒からの踏ん張りが勝負を決めたんだわ。

 

 

 

② 大保龍斗君(横浜さくら)×長嶺克則君(マナベ)……F 8R

6勝(2KO)1敗1分の20歳・神奈川県と、9勝(6KO)0敗の23歳・沖縄県。

 

長嶺君の1年半振りの復帰戦はかなりハードな相手だったもんで、

リングサイドに詰めてたボクサー達は試合開始前から結構ドキドキだったんだわ。

 

ジム仲間の宮崎君の他、勅使河原君とか嶋崎俊君、

それに村中優さんとか土屋修平さんもすぐ近くに控えてたんだよね。

大保君は2013年の、長嶺君は2012年の其々全日本新人王なんだよね。

 

<1R>

いつもより積極的に仕掛けていったのは大保君の方で、

その大保君より4~5㎝ほど上背のある長嶺君、少し様子見加減のスタートで、

大保君が太い軸を感じさせるボクシングしながらいいプレスを掛けてたんだわ。

 

最終的な手数は大保君が圧倒してたんだけど、クリーンヒットは長嶺君だったね。

 

長嶺君、両肩の動きがやっぱりレオ・サンタクルスだったんだわ。

 

<2R>

二人のテキパキした動きは目ててとっても心地良くて、

相変わらず山ほどのジャブは大保君だったんだけど、

どうしても長嶺君の美しい上下打ち分けの方に目が行ってしまう訳で、

連打中でのブロッキングにも配慮が効いてて、とっても見栄えがいいんだよなあ。

 

大保君の振り幅の小さい、それでも鋭い打ち込みにも実に力がこもってたし、

お互い真っ向勝負のレベルの高い試合で、一瞬でも集中を欠いたり、

不用意に一段落してしまうととっても危険な事態を招くんだよね。

 

<3R>

まずは大保君の素早い連打でスタートしたんだけど、

長嶺君の折々の左ボディがとっても鋭い喰い込みを見せて、

それを顔面への攻撃に混ぜ込んだコンビネーションはとっても見栄え良くて、

どんな体勢からでもバランスを崩すことなく打ち出すことができてるんだわ。

 

<4R>

大保君、左ジャブでいいリズムを作りながらも

中々有効な右には繋げられてなかったんだけど、

長嶺君の方もちょっとこのラウンドは一休みって感じだったもんで、

結局は大保君の手数が優勢だったかなあ。

 

<5R>

大保君が前の回の勢いのまま更に詰め寄るとこ、始まって40秒、

左ボディをきっかけに長嶺君が一気攻めで、速射の中でも当て勘の良さを発揮して、

明らかに大保君を窮地に追い込んでいったんだわ。

ただ、長嶺君、もう少しパンチの緩急とかの工夫が欲しいとこだったと思ったなあ。

 

<6R>

大保君もシッカリ持ち直して諦めない手数を復活させつつ更に力を込めて、

長嶺君に危険な打ち合いを挑んで行って、

お互いにとっても危険なタイミングで強いパンチを交差させてたんだわ。

 

大保君の左右もとってもタイミングが良かったんだけど、

頭の位置に対する微妙な配慮の差が被弾の差に繋がってるって感じで、

大保君が首と腕が一体化してるような動きをしてたのに対して長嶺君、

それらが別々に稼働してるような感じで直撃を交わしてるって感じだったんだわ。

 

で、ヒット数は均衡してたんだけど当たりの綺麗なのはやっぱり長嶺君だったなあ。

 

<7R>

展開を動かそうとしてか大保君、いきなり飛ばして行って序盤の1分間を征して、

更にってことで強い気持ちと旺盛なスタミナを武器に大攻勢だったんだけど、

長嶺君もキッチリ応じて残り20秒からはこの試合一番の渾身の打ち合いだったね。

 

大保君、累積されたくボディ被弾が間違いなく効いてたと思ったんだけど、

弱味見せることなくまだまだ手数負けしてなくて前に出て来る出て来る。

 

長嶺君、やっぱりパンチの緩急的な今一感を引きずったままだったんだけど、

頭で考えて腕振りしてるのではなくて両腕に脳がついてるみたいな自在な動きで、

最後まで正確なヒットで上回ってたんだわ。

 

<8R>

大保君はポイント的にダウンゲットが欲しかっただろうし、

長嶺君は相手を倒して復帰戦を飾りたいって強く思ってたみたいで、

お互い、最後の倒し合いだったんだよね。

 

 

自分の隣に座ってた宮崎君とか勅使河原君、嶋崎君達は最後の最後まで

声を枯らしての大声援を送り続けてて、

自分はかつてこんな声援を貰ったことがないもんで、つくづく羨ましかったんだけど、

長嶺君だけじゃなくて大保君も、それを受けるに相応しいパフォーマンスだったなあ。

 

 

自分は長嶺君を多少厳しく見てたもんで終了ゴングが鳴った時の自分のスコアは

78-76だったんだけど、結局、79-73×2、77-75ってことで、

勿論長嶺君の余裕の3ー0勝ちだったんだわ。

 

 

試合後の長嶺君、KO勝ち出来なかったことを悔しがってたんだけど、

相手だって伸び盛りの去年の全日本新人王なんだし、

そもそも1年半振りの8回戦をフルに戦えたことにまずは素直に満足すべきで、

その次に倒せなかった理由について静かにビデオを見直すって段取りなんだわ。                                                            

 

何度も言うけど自分はポイントポイントでのパンチの緩急だと思ったんだけど、

村中さんはまた別の感想を持ってたから一度聞いてみるといいんだわ。

 

それでもこれで、宮崎君グループの負傷組が何とか全員復帰したってことで……。

 

 

 

③ 松尾雄大君(国際)×堀陽太さん(横浜光)……F 8R

6勝(4KO)1敗1分の25歳・青森県と、

12勝(7KO)2敗(1KO)2分のランク10位、サウスポー、28歳・福岡県。

 

石井会長が隣に座ってこの日はセコンドのお役免除ってことで一緒観戦。

 

<1R>

上体の太さにパワーがみなぎってる松尾君がまずは強いプレスをかけていって、

距離が縮まったとこで1発1発に実に力のこもったショットを振り出して行って、

堀さんはブロックとフットワークでそれを交わしながら、

合い間合い間を細かく突くっていう図式が固まったんだわ。

 

<2R>

松尾君、沢山の引き出しを持ってるボクサーではなくて、

そもそもジャブを省略した戦法にも片寄りを感じるんだけど、

それでも戦い方に強い意志が現れてて圧倒されてしまいそうなんだわ。

 

堀さんのあしらい方がポイントになってきたんだけど、

まずはとっても多彩なボディ攻撃にらしさを見せてたなあ。

 

それでも松尾君、相手がサウスポーっていうのも全く関係ないって感じだし、

そこそこ強く打ち込まれてるっていうのにそのボディブローも全然平気そうなんだわ。

 

<3R>

松尾君、相手の戦意を徐々に削いでいくような詰め詰めからの強振で、

ちょっとでも集中欠くと堀さんでも危険この上ないんだわ。

 

<4R>

基本的な流れは1Rと殆ど変ってなかったんだけど、

それでも堀さんの立ち回りの巧さが目立ってきてた矢先の残り7秒、

普通に終わりそうだったんだけど、堀さんがちょっと体勢崩したとこに松尾君、

その機を逃さずタイミングのいい左フックを引っ掛け気味に被せ打って、

思わずヨロけて両手を着いてしまった堀さんからダウンゲットしてしまったんだわ。

 

<5R>

挽回目指す堀さんが初っ端から手数で圧倒したんだけど、

ジャブは出ないんだけどディフェンスはシッカリしてる松尾君は普通に凌いでて、

相変わらず単発ハードヒット狙いの省エネボクシングに全く揺るぎがないんだわ。

 

中盤、ボディ中心のいい攻撃が出来てた堀さんだったんだけど、

終盤にかけては却って勢い負けしてしまってるとこもあって、

中々主導権を取りきれなくて消化不良のラウンドが続いたんだわ。

で、気が付いたらいつの間にか堀さんの方が顔面赤くなってたんだわ。

 

<6R>

どれだけ打っても松尾君の前進を止められなくて堀さん、嫌気差しそうで、

いい攻めを長く続けられなくて、攻撃が一段落してしまってるなあ。

 

<7R>

松尾君、実に単調ではあるんだけど全く落ちないのが驚異的で、

堀さんには手に余るって感じが漂ってきて、

常に下がり下がりなもんで印象的にも良くないんだよなあ。

 

<8R>

却ってダルーンとしてきたのは堀さんの方で、松尾君は相変わらずの絶好調で、

続けてもうあと1試合でも出来そうな感じさえあるんだわ。

 

堀さん、この回の1分辺りで見栄えのいい攻撃を見せてはいたんだけど、

この試合のどのラウンドのどの場面を思い返しても圧倒し切ったって感じがしなくて、

松尾君の溌剌とした印象の方が強く残ってたんだよね。

 

 

で、自分のスコアは75-76の僅差で松尾君だったんだけど、

ジャッジ達はもっと厳しく見てて、それは石井会長も同じだったんだけど、

78-73、78-74、77-74ってことで、もうとっても明白な3-0で松尾君の勝ち。

 

 

堀さん、全体のテクニック的には上回ってるって今でも思ってるんだけど、

先手打てるはずなのに相手のタイミングで自由に打たせ過ぎてたし、

いい攻撃を持続できてなかったかなあ。

 

 

松尾君の方はツボにはまった攻撃が出来てたんだけど、

もう少し戦いの幅を広げることが出来ればホントに強くなれるって思ったなあ。

 

 

 

④ 芹江匡晋さん(伴流)×臼井欽士郎君(横浜光)……SB 8R

25勝(10KO)6敗のランク8位、31歳・東京都と、

21勝(10KO)4敗(1KO)の34歳・宮崎県。

 

臼井さん、34歳になって3年振りほどの復帰戦の相手としては相当ハードで、

芹江さんにしてみれば再度上を目指すにあたっては必勝の一戦だったんだわ。

自分の横には赤穂亮さんと胡朋宏君が座って並んで観戦。

 

<1R>

気持の強い同士のいきなり激しい絡み合いから始まったんだけど、

それは殆ど予想通りではあったんだけど、ちょっと異種の格闘技みたいでもあって、

ラウンド終盤、組み合ってからの臼井君の右下手投げがあってからは

更にヒートアップしていったんだけど、既に自分はお腹一杯になってしまって、

石井会長に席を譲って後は人と話ししながらのモニター観戦だったんだわ。

 

 

その後もどっちが優勢なのかよく解らない展開が続いてたんだけど、

結局は1Rでの下手投げが勝負を決めたって感じで、78-74、77-76、

76-77の2-1ってことで臼井君の復帰即のランク入り勝利だったんだけど、

関係者と個人的な知り合いだけが大騒ぎしてたって感じだったなあ。

 

 

 

この日ファイナルの湯場さんの相手の試合前のミット打ちを見たあるジムの会長が、

「ローレンテ、凄いよ、キレキレだよ。」 って言ってたんだけど、

結果はその通りになってしまったみたいだね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 長嶺克則君

② 大保龍斗君

③ 特にナシ

 

 

 

例のスタップ姐ちゃんなんだけど、そんなに長くない期間に200回も成功したって、

そう豪語してたんだけど、結局4ヶ月かかっての再現実験に1回も成功しなくて

もういい加減にしろってことで打ち切りだってね。

 

毎日毎日、そういう風になりたい、そういう風になればいいって一心に願い続けると、

そうなったって勘違いするというか思い違いするってことがあるってことで、

自殺者を出しながらどんな思いで再現実験に携わってたかは知らないけど、

彼女、粛々として消えて出家するべきだね、絶対!

 

2014年12月18日 (木)

後楽園ホール・12月17日

ドーム脇を歩いてたら後ろから声掛けられて振り向いたら宮崎辰也君で、

で、二人でソロッとホール入りして、アップし終わったとこの小竹雅元さんと

西尾トレーナーに挨拶して、小竹さんの応援に来てた岩井大さんとか戸部洋平君、

麻生興一さん、椎名大輝さん、相川学己君達にコンチワコンチワして、

渡邊秀行君にエールを送って席に着いたら、大楽院章吾君が寄ってくれて、

彼、大嶽正史君とは同年のスパー仲間ってことなんだわ。

 

 

 

昨日はそれほど派手な組み合わせはなかったんだけど、

自分の中ではそこそこ期待感の強い試合が多かったんだよね。

 

 

 

① 伊島史紘君(三迫)×本郷智史君(輪島S)……53㎏ 4R

2勝2敗の20歳・東京都と、2勝(1KO)2敗(2KO)の25歳・東京都。

 

伊島君には加藤さんと西尾さん、岩井大さんが付いてたし、

本郷君には会長と中沢さん、大千さんが其々セコンドでお互い最強だったね。

 

<1R>

お互い、勝ち越し目指し組だったんだけど、

左の出し方を見てたらすぐに、これはもう伊島君の勝ちだなって思えてきて、

本郷君、余りに単純で正直過ぎるいきなり攻めを繰り返してるんだなあ。

 

伊島君、打ち終わりが少し甘いもんで多少被弾はするんだけど、

体の高さに変化付けながらの攻め込みで相手を翻弄してるんだわ。

 

<2R>

随分打たれ込んできたもんで本郷君、顔面がかなり赤くなってきてるし、

足元がバタつき始めてて、攻撃の多彩さにも欠けたままなもんでシンドそうだなあ。

 

一方の伊島君、左フックがオープン気味なのが気になるんだけど、

終盤はアッパーを混ぜ込んだショートブローの組み合わせに余裕を見せてたなあ。

 

<3R>

やっぱり伊島君、グローブの握りが甘いせいか相変わらずオープン気味だし、

そもそも綺麗な当たり方の割に効き目が緩いって感じなんだわ。

 

本郷君、益々単調になってしまって、たまにブン回す右か左のとにかくヒットを

ひたすら願ってるって感じだなあ。

 

<4R>

本郷君、左の返しはおろかそもそもちゃんとしたジャブが打ててないし、

決め打ちし過ぎるもんで連打にも繋がってなくて試合を組み立て切れてないまま、

大まかな振り出しを続けて隙ができてしまうとこ、相手に見栄え良く打ち込まれて、

殆ど万事休すのまま終了ゴング。

 

 

自分は40-36だったんだけど、結局、40-36、40-37×2ってことで、

勿論伊島君の圧倒3-0勝ち。

 

 

 

② 高橋悠斗君(協栄)×松西一高君(国際)……108P 4R

デビュー戦の21歳・東京都と、1勝1敗(1KO)1分の33歳・山口県。

 

<1R>

パワー系の松西君に対して高橋君、ちょっと華奢に見えるんだけど、

デビュー戦だっていうのにとっても素直に手が出てたし、

猪突系の相手に対して巧いこと足使ってやり過ごしながら冷静に戦ってたんだわ。

 

それにしても松西君、プレスかけながらやたら突っかけていくんだけど、

詰め寄ってから力づくでガチャガチャやりたがるだけで、

中間距離では全くと言っていいほどの無策なんだよなあ。

 

試合が進んで高橋君が動き切れなくなったら松西君タイムなんだろうけど、

高橋君、実にシッカリした動きができてたもんで、これなら大丈夫ってことで、

余りに単調な流れに退屈してしまったもんで、ここで一旦休憩タイム。

 

 

どこかのラウンドで松西君のダウンがあったみたいで、

後で確かめたスコアは39-36、39-37、38-37ってことで、

ちょっとバラついてたけどとにかく高橋君のデビュー戦3-0勝ちだったね。

 

 

 

フラッとしてたら今週15日にとっても残念な負け方をしてしまった

岡畑良治君が声掛けてくれて、二人でちょっと反省会したんだわ。

自分が書いたことと現実にとの間にそれほどの乖離は無かったんだけど、

それでもあの場面での本人の心境を聞かせて貰うっていうのは実に興味深くて、

試合を見る上でもとっても参考になるんだよね。

 

 

 

③ 鬼ヶ島竜君(三迫)×渡邊秀行君(W日立)……112P 8R

12勝(7KO)6敗(4KO)1分の26歳・香川県と、

7勝(5KO)6敗(3KO)3分のサウスポー、30歳・福島県。

 

自分的にはこの試合がセミファイナルだったんだけど、

試合前に話した時に渡邊君、直近の試合ではシューズサイズが合ってなくて、

マメができてしまったんですって言ってたんだけど、この日はキッチリだってさ。

 

<1R>

鬼ケ島君、ミニマム級の時と比べるとかなり体が太くなってるんだけど、

身長はそのままなもんでやっぱり渡邊君の方が6~7㎝ほども上背あって、

優位なリーチ駆使して遠いとこでの対応が巧かったなあ。

 

鬼ケ島君、距離を縮めたとこで何とか左右フックを当てたいとこだったんだけど、

渡邊君は右ジャブで踏み込みを邪魔してたし、左右への動きも抜群だったなあ。

 

残り44秒、お互いの利き手のストレートが相打ちになったんだけど、

ハードヒットさせてたのは渡邊君の方で、鬼ケ島君は右目上をヒットカット。

 

<2R>

相変わらず距離は渡邊君が征してて、常に下がりながらではあったんだけど、

右アッパーを混ぜ込んだ多彩なショットを空いてるとこに正確に打ち込んでて、

1分20秒からはこの試合最初のラッシュを成功させて、

残り40からも再度のラッシュラッシュでシッカリ山場を作ってたんだわ。

 

渡邊君、相手の力強い踏み込みに対しても、華麗なバックステップとか

左右へのポジションチェンジを駆使した見事な対応ができてて、

二人には随分の差が出て来てしまったんだわ。

 

<3R>

始まってすぐのショートの打ち合いでも圧倒してたのは渡邊君で、

1分過ぎにはとっても華麗な左ストレートをヒットさせて鬼ケ島君を揺らがせてたね。

 

その鬼ケ島君、相手の打ち終わりに右の強いのを合わせたがってるんだけど、

どの距離でどういう風に打ったらいいのか戸惑ってるみたいで、

余りにタイミングを見計るせいか、繋ぎのパンチが打てなくなってるみたいで、

いきなり系の大まかなボクシングになってしまってるんだわ。

 

<4R>

被弾数が増えていく中で鬼ケ島君、それでもまだまだ力強く振れてて、

どっかで大きく当てたいってことでひたすら打ち合いを挑んでいったんだけど、

ヒット数には倍程もの違いが出来てしまってたなあ。

 

ただ、残り半分に差し掛かったとこで鬼ケ島君、やっとやっとの右ストレートが、

やっとやっとのクリーンヒットで、直後に右ボディから左右フックに綺麗に繋げて、

途端に渡邊君が凌ぐので精一杯になるほどの一気反攻だったんだわ。

 

赤コーナーサイドが大騒ぎする中、渡邊君、そこからの1分間を耐え切って、

残り30秒からはタイミングのいい当て返してて弱ってないとこ見せてたけどね。

 

<5R>

鬼ケ島君、相当なダメージを溜めこんでたと思うけどしつこい前詰め留まることなく、

その頑張る気持ちが凄かったんだけど、渡邊君のペースにも全く揺るぎがなくて、

細かい連打後の体の逃がし方とかが実にグッドグッドで、

で、残り1分頃には右、左を更に打ち重ねてまたもやポイントゲットだったんだわ。

 

<6R>

不用意な一発さえ貰わなければ渡邊君の勝利が揺るぎなくなってきて、

彼、まだまだ充分動けてて今回はとっても巧く仕上げてきたって感じだったなあ。

 

かなりヘバリが見えてきた鬼ケ島君、まともに貰い過ぎる場面が多いんだわ。

 

<7R>

仕上げにかかった渡邊君が初っ端から飛ばして行って一気のラッシュラッシュで、

殆ど反撃らしい反撃を見せられないままの鬼ケ島君、

追い込まれるまま東ロープを背にしてしまって腰が伸び切ってしまったとこで、

0分45秒、レフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

この日の渡邊君、近年稀に見るいい出来してて、

上半身と下半身の動きのバランスがとっても素晴らしくて、

8月に林徹磨さんと試合した時より数段出来が良くて、

彼、30歳にして何か掴んだって感じがしたんだよね。

 

 

 

④ 藤北誠也君(三迫)×大嶽正史君(石橋)……51.5㎏ 8R

7勝(1KO)1敗の26歳・鹿児島県と、

14勝(7KO)12敗(4KO)3分の35歳・東京都。

 

3倍以上ものキャリアがある相手に対して藤北君がどこまでやれるかって事で……。

 

<1R>

上体を細かく動かしながらプレスをかけていったのは大嶽君だったんだけど、

藤北君も相手が踏み込んで来る寸前にキッチリした対応が出来てたし、

パンチ出しのタイミングとか全体のリズム感がとっても良かったんだわ。

 

それ程のハードヒットは無かったんだけど、それでも藤北君、

ジャブと右ストレートボディでまずは先制点ゲットだね。

 

<2R>

大嶽君、もう少し遠いとこから組み立てることが出来るといいんだけど、

打ち出しにくい距離をキープされ続けてるんだなあ。

 

残り1分10秒、藤北君の打ち終わりのガードが下がったとこに大嶽君、

左フックから右ストレート綺麗に打ち込んでたんだけど、見せ場はそこだけで、

ラウンド総体としてはやっぱり藤北君のヒット数の方が上回ってたなあ。

 

<3R>

藤北君が打っては動く、打っては突き放すっていうのがとっても絶妙だったもんで、

大嶽君、中々気持ち良く攻め込むチャンスを見い出しかねたままが続いて、

それはまるで一つ前の渡邊君と鬼ケ島君の試合を彷彿とさせたんだけど、

大嶽君、何とか接近ガチャガチャ系に持ち込んでそこで一発ガツン狙いなんだけど、

あくまで藤北君、相手の思うようにはさせなくて、良く研究したんだろなあ。

 

<4R>

余りに工夫の無い入り方を繰り返してるもんでかなり顔面が赤くなってるのは

やっぱり大嶽君の方で、不器用なインファイター丸出しって感じで、

藤北君、そこそこパンチ力の有る歴戦士を見切ってしまったみたいなんだわ。

 

この回1分06秒、バッティングで大嶽君の左側頭部からカット出血。

藤北君はインターバルの間立ったままだったね。

 

<5R>

大嶽君、更に更にシツコク前詰めはするんだけど、ただジリジリ歩み寄るだけで、

ジャブ多発させながらとかもしないもんで、藤北君に楽々対応を許してしまってて、

もう延々そういうのばかりなもんで、もういいかなってことでここで離席。

 

 

結局、80-72×2、79-74ってことで藤北君の圧倒3-0勝ちだったね。

 

試合後の大嶽君に対して客席から、「お前は自分には勝ったぞ。」 って

とっても暖かい声が飛んでたんだけど、それが精一杯だったんだろなあ。

 

 

 

⑤ 上野雄大君(渋谷三迫)×中山聰歯君(F赤羽)……141P 8R

7勝(6KO)7敗(3KO)2分の30歳・山形県と、

7勝(3KO)8敗(3KO)のサウスポー、33歳・静岡県。

 

中山君、以前は萩崎って名乗ってたんだけど、特に養子に行った訳ではなくて、

ちょっと別の事情みたいなんだよね。

 

<1R>

同じような戦績同士で若干変則同士でもあるんだけど、お互い突っ込みが過ぎてて、

こんなんで最後まで行くのかなあって思う程初めっからバッティングの嵐で、

特に上野君、頭下げながら右ストレート打ち込むもんで危ない危ないなんだわ。

 

お互い、細かいやり取り無しの即発系でいきなり雑々なんだよなあ。

 

<2R>

雑々には変わりないんだけど、より細かく対応しようとしてるのは中山君で、

一方の上野君は相変わらず下を見ながら打ち出してるんだよなあ。

 

思った通り、徐々にちょっと汚らしい試合になってしまって、いきなり限界なんだわ。

 

<3R>

自分の右隣には赤羽ジムの川島会長が座ってたもんで、

いきなり離席するのもどうかと思ったんだけど、やっぱり我慢できなくなって、

二人共、十分なリーチを持ってるにも関わらずメインテーマは揉み合いって感じで、

お互いの顔面は被弾よりバッティングで腫れてきてしまってたんだわ。

 

それでもここまで優勢に推移してたのは中山君かなあって思いながら離席して、

後で確認したら、77-76、76-77、77-77ってことで見事な1-1ドロー。

 

 

 

⑥ 小竹雅元さん(三迫)×松山和樹君(山上)……140P 8R

9勝(5KO)8敗2分のサウスポー、ランク5位、28歳・福島県と、

9勝(5KO)5敗(1KO)の28歳・青森県。

 

昨日の自分的メインイベントがこの試合だったんだよね。

 

<1R>

これで同じ階級かってほど松山君の方が全体にデカくて、

結構遠くから合わせ打ってるもんで小竹さん、ちょっとやり難そうにしてたんだけど、

隣りで観戦してた福本雄基さんが気合のこもった声を送ってたなあ。

 

松山君がガサーッと仕掛けて来るとこに小竹さん、

鋭く立ち回って思いの外届かせててまずは優勢かなあって思ってた残り57秒、

松山君が伸びのいい右ストレートをキッチリヒットさせてきて、

それでもそれだけならまだ小竹さんの優位は揺るぎなかったんだけど、

残り36秒にも、今度は返しの左フックが角度良くヒットして、

それまで小竹さんが真面目に積み上げてきたポイントを奪い返してしまったんだわ。

 

<2R>

小竹さん、もう少し前の手の使い方を工夫する必要があって、

相手のタイミングで長いショットを打たせないようにすべきだと思うんだけどなあ。

 

小竹さんが打ち気を見せないままソロッと下がるとこに松山君、

良く伸びる右ストレートをヒットさせてたのが印象的で、

直後に小竹さんも左フックを返したんだけど、こっちはちょっと半端だったなあ。

 

<3R>

距離潰せの声を背に小竹さん、1分20秒から見栄えのいいラッシュを掛けていって、

一気に展開を動かしたんだけど、圧倒し切る前に打ち疲れてしまったみたいで、

一段落後は松山君に却って右ストレートをカウンターヒットされてしまって、

中々ペースを取り戻せないんだよなあ。

 

最近の松山君、巧くなったっていうより強くなってるって感じがするんだけど、

この回右目上をバッティングカット。

 

<4R>

お互い、顔面が相当赤くなってきたんだけど、一段落が目立つのは小竹さんで、

とってもグッドな左ストレートを打ち込んだ直後に相手の強烈右ボディ貰ってるし、

とにかく連続攻撃に繋げられないままタイミング見計られてて、

松山君にキッチリ合わされてしまってるんだわ。

 

試合の半分が過ぎたとこでの自分のスコアは39-37で松山君。

 

<5R>

それまでに注意されたこともあって小竹さん、いきなり痛い痛いバッティング減点で、

それ始まってすぐの僅か15秒ほどのとこだったもんで、更に焦ったか、

その後も何だか中途半端なパフォーマンスで、

最後残り16秒では見栄えのいい右ストレートを打ち込まれてしまったんだわ。

 

<6R>

松山君、必ずしもクリーンヒットではなかったんだけど、

それでも力のこもったショットをドカンドカン打ち込み続けて攻勢を維持してるし、

前の手も巧いこと使い始めたんだよね。

 

小竹さん、途中途中でのボディ被弾が効いてきてるみたいだしなあ。

 

<7R>

この回も先攻めは松山君だったんだけど、始まって40秒、

久し振りに小竹さんの左がいい直撃を見せて、松山君が一瞬緩んだんだけど、

まくし立てるようには攻め込めなくて、すぐに松山君も立て直していったんだわ。

 

それにしても松山君、打ち終わりの頭の位置に十分配慮できてるなあ。

 

<8R>

小竹さんが勝つには倒すしかないっていうのは誰もが解ってたんだけど、

で、初っ端から攻め立てていって初めの30秒を支配してたんだけど、

45秒に松山君のカット傷のドクターチェックが入った以降に流れが一変して、

残り1分20秒、松山君の右ボディがこの日何回目かの強烈喰い込みで、

途端に小竹さんの動きに迫力が無くなってしまってっていうよりヨレてきてしまって、

パンチに力込め切れなくなってしまったまま終了ゴング。

 

 

自分のスコアを計算したら78-73だったんだけど、

結局、78-73、77-74×2ってことで勿論松山君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

松山君は終始自信に満ちた力強い動きが出来て、これでランクゲットだね。

小竹さんの方はいつものキビキビした彼らしい動きが全く出来てなかったなあ。

 

 

 

⑦ ア―ネル・ティナンパイ×斉藤幸伸丸さん(輪島S)

                              ………68㎏ 8R

20勝(6KO)16敗1分の国内10位、30歳・フィリピンと、

20勝(11KO)6敗(2KO)1分のランク3位、35歳・北海道。

 

自分の左右には綺麗なお姉さんたちが並んだんだけど、

其々大千さんと中沢トレーナーの奥様ってことで……。

 

その隣には勅使河原弘晶君が控えてたもんで、

8日の試合で痛めた右手を見せて貰ったんだけど、

腫れも殆ど目立たなくて、これなら大丈夫だなって感じだったんだわ。

 

ティナンパイっていうのはケガで棄権した長島謙吾さんの代役なんだけど、

去年、八王子中屋ジムの福本祥馬さんにKO勝ちしてるんだよね。

 

<1R>

如何にもパワーが有りそうなティナンパイなんだけど、

戦績もKO率も意外なほど大したことないんだけど、それでも腕振りは強烈で、

直撃されたら一たまりも無いって感じで初っ端から大きく振り出して来るんだわ。

 

一方の斉藤さん、大声援を背に細かくテキパキ動けてて、

特に大きなヒットはなかったんだけど、それでも空いたとこ狙い狙いで、

ティナンパイの雑な打ち終わりを目掛けてたんだわ。

 

何となく斉藤さんが仕切りきったかなあって感じの残り14秒の北ロープ前、

特に油断してたって感じではなかったんだけど斉藤さん、

ちょっと足の長いワンツーをっ貰ってしまってダウンしてしまったんだわ。

 

それ、大直撃って感じではなくてグローブの上からのようにも見えたんだけど、

それでもティナンパイのフルショットの威力は半端じゃなかったんだわ。

 

<2R>

斉藤さんが回復してるのかが気になった開始ゴングだったんだけど、

それを見極めるまでに至らない始まってほんのすぐの10秒過ぎ、

今度は南ロープ前でティナンパイ、これはもう絵に描いたようなショートワンツーで、

それまで大きく振り出してたのと比べてとっても小さなストロークでの鋭い速射で、

やっぱり回復してはいなかったみたいだった斉藤さん、

ちょっと考えられない程まともに貰ってしまって、

それは頬か顎の骨を砕くかのような大直撃で、

暫く立ち上れなくて担架搬出寸前の一発昏倒ダウン劇だったんだわ。

 

 

当然レフェリーは即のストップエンドってことで0分15秒、ティナンパイのTKO勝ち。

 

 

ティナンパイはトランクスのベルトライン中央に日本国旗を縫い込んでて、

「日本大好き、また呼んでね。」 って感じだったんだよね。

 

 

自分の左右の女性達は悲鳴を上げるし、宮崎君も勅使河原君も言葉少なくて、

自分も含めてみんな押し黙って帰るだけだったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】 

① 渡邊秀行君 

② アーネル・ティナンパイ

③ 松山和樹君

 

 

 

あるジムの会長のことなんだけど、彼はとってもマナーが悪くてね、

ボクサーの控室とかホール通路で平気でタバコを吸うんだよね。

 

以前に注意したら、「うるせえんだよ、バカヤロ。」 ってまるでチンピラ丸出しで、

昭和30年代から何の進歩もしてない只のアナクロバカジジイなんだろうけど、

取り巻き含めて周囲にいる誰もが注意しないのもどうかと思うんだよね。

 

実は昨日も会場係に2回も注意されてるのにまだ灰皿の無い所でタバコ吸ってて、

ふざけるなこの老いぼれボケ野郎としか思えなかったもんで、

「あんた、いい加減にしなよ、それでもジムの会長なんだろがあ。」 って、

思いっ切りドヤしてやったら、何も返して来なくてオタオタしてたけどね。

お互い、ドヤされてオタオタするような事態は是非是非避けたいモンなんだわ。

 

興行全体を仕切るのはプロモーターだから、

そっちの方から一発ガツンと厳しく言って貰うしかないね。

ボクシング業界のレベルってそんなもんかって思われてしまうんだからね。

 

 

2014年12月16日 (火)

後楽園ホール・12月15日

 

衆議院選挙はやっぱり自民の圧勝で、対立軸がハッキリしてた共産党が躍進して、

政策の不鮮明さとトップ達のキャラ立ちの今一感で後れを取ったのが民主党で、

次世代、生活、社民、改革らの主張はどっちつかずで判り難いことこの上なくて、

要するに既存政党の中での微妙な権力争いに負けたっていう図式だったなあ。

 

維新は橋下氏のキャラだけで持ってる第3政党でしかなくて、

共産党は既に共産主義ではないんだから党名変更すべきだとも思ったね。

 

まだ結果の出てないアベノミクスを争点にするっていう時点で、

選挙の必要性自体を認めにくくて、戦後最低の投票率も当然な訳で、

一人当たり700円弱貰っても殆ど何の足しにもならないけど、

何かに700億円を集中投下したらかなりの事ができるのにとも思ったんだよね。

 

 

 

つい最近、知人から “紅まどんな” っていうミカンを戴いて、

これがまあ夏ミカンほどもの大きさがあるんだけど、

外皮がとっても薄い上に中の薄皮が更に薄いもんで

袋ごと無理なく全部食べることができて、キレのいい甘さが抜群だったんだわ。

 

 

 

14日に荒井遼晴君から電話を貰って、彼、少し前に渥美ジムに移籍したんだけど、

仕事含めて元気にやってるようだったね。

 

一緒にいた以前同じ緑ジムに所属してた小出大貴さんとも話したんだけど、

聞いてた通りとっても高い声をしててまるで声変わり前の中学生みたいで、

荒井君との関係とか、ボクシングに対する考え方とか結構色々話したんだわ。                                                          

荒井君、思い出して電話くれてアリガトね、遠くから応援してるからね。

 

 

 

ホールのエントランスで久保ママに挨拶された後、中に入ったら久保パパもいて、

直後に裕希君も合流して、21日の作戦会議ってことで……。

 

その後、瀬端さんと加藤善孝さんとよもやま話して始まり始まり……。

 

 

 

① 玉川裕太君(渡嘉敷)×大坪タツヤ君(T&T)……57.6㎏ 6R

6勝(2KO)5敗(1KO)1分のサウスポー、20歳・東京都と、

5勝(3KO)6敗1分の25歳・神奈川県。

 

<1R>

やっぱり玉川君、必殺の左ストレートに頼り過ぎというかやたら見せ過ぎで、

そこまでの段取りを全く省いてしまってるんだよなあ。

 

大坪君の方も相手のペースに合わせ過ぎて流れの良くないブツ切れボクシングで、

お互い、いきなりイッセノセ系の雑な展開になってしまってるんだわ。

 

<2R>

お互い、若干手数アップしていったんだけど、まだまだジャブが少な過ぎで、

基本的には柔軟さを欠いた一発勝負が続いてたんだけど、

大坪君の方が小さいストロークで的確にヒットさせてて、残り20秒、

右ストレートを綺麗に当て込んで、これは明らかに効いてたなあ。

 

<3R>

お互い、相変わらず肩に力が入り過ぎのいきなり系のままだったし、

相手の打ち終わりを狙うってことも少なくて、全体に工夫の乏しい退屈系で、

この回は若干玉川君優勢に推移してたんだけど、

二人共、基礎的な部分はとってもシッカリしてて、もっと色々出来そうな感じなのに

っていう今一感が強くなってしまって一旦休憩タイムってことで……。

 

 

その後6Rに戻ったんだけど、結局1Rからズーッと同じような事を繰り返してて、

最後まで動きが劣化しないのは立派ではあったんだけど、

中間距離でも接近しても振り幅がデカくて随分精度が落ちてたし、

間合いを計り合っての一発勝負っていうのは変わりないまま終了ゴング。

 

 

結局、59-56×2、58-57ってことで、大坪君の3-0勝ちだったんだけど、

何か勿体ないなあって感じの二人だったなあ。

 

 

 

この日はパンフの第二試合と第四試合が入れ替わってたし、

第八試合がメインになってたんだけど、第五試合の記載が無くて、

要するに最初っから7試合しか組まれてなくて、ちょっとバタバタした感じだったなあ。

 

 

 

② 新井雄大君(渡嘉敷)×桜井康弘君(L玉熊)……F 8R

5勝(3KO)1敗(1KO)3分のサウスポー、22歳・東京都と、

7勝17敗(2KO)のサウスポー、33歳・埼玉県。

 

<1R>

大きく負け越してる桜井君、この階級にしてはやっぱり動きが緩慢で、

一回りデカイ体を生かし切れておらず、辛うじて右がいいんだけど、

中途半端な攻撃に終始してるんだわ。

 

<2R>

新井君、ボディフェイントからの細かく鋭いワンツーがとっても的確で、

いいプレスも掛け続けてる中、桜井君、特別の売り物がないもんでツライなあ。

 

ちょっと勝負が見えてきた感じだし、時間の問題さえ感じ始めたんだよね。

 

<3R>

桜井君、徐々に詰め詰めの粘っこい接近戦を挑むようになっていって、

そう言えばこれが桜井君の売り物だった訳で、相手の嫌気を誘い始めたんだわ。

 

新井君のもっと手際のいい攻め立てが見たいとこだったんだけど、

何だかペースに巻き込まれつつあって、明らかにダルーンとしてきてしまって、

こうなるとズルズル長引いてしまいそうだったもんで、ここでまたもやの離席。

 

 

その後は相馬一哉君と一緒にモニターを眺めながらだったんだけど、

桜井君に決定的場面が訪れるってことは無かったんだけど、

それでも新井君はやり難そうにしたまま終了ってことで……。

 

 

結局、79-73、79-75、78-76ってとっても散らばった3ー0で、

それでも新井君優位は揺るぎなかったんだよね。

 

 

 

③ 丸亀光君(T&H)×岡畑良治君(セレス)……SB 8R

2勝(1KO)0敗の25歳・広島県と、

9勝(1KO)9敗(1KO)5分のサウスポー、29歳・福岡県。

 

自分の隣には瀬端さん、その隣に岩佐亮祐さんと林徹磨さんが座って、

久保幸平さんがセコンドに入ってたね。

 

岩佐さんは高校時代に丸亀君と3回試合してて3回とも勝ったらしいんだけど、

丸亀君、大学に行ってから強くなったんだってさ。

その丸亀君、ちょっと見、鬼ヶ島竜君に似てる童顔なんだわ。

 

<1R>

5㎝ほど上背のある岡畑君の方がチャカチャカ良く動けてたし、

良く伸びるジャブでペース掴んで初めの1分で主導権を取ったんだわ。

 

その岡畑君、タイミングのいい右も当て込んでたんだけど、残り1分15秒、

リングほぼ中央のとこで丸亀君の右を貰ってしまった直後の打ち合いで、

実にタイミングのいい返しの右フックを直撃させて見事なダウンゲット。

 

岡畑君、24戦して1KO勝ちしかないんだけど、

やっぱりパンチはタイミングって事で丸亀君、

思わずヘロッと膝着いてしまったんだよね。

 

殆どダメージ残さないリスタートだったんだけど丸亀君、

それまで前詰めはするけど大きいのを当てようとして手数少なかったからなあ。

 

<2R>

丸亀君、中々のボディブローだったし、右ストレートも当て始めてて、

岡畑君の方も細かく当て込んではいたんだけど、ハードヒットは圧倒丸亀君で、

岡畑君、真っ向打ち合いを避けてとにかく先出しが肝要だったんだけど、

ちょっと相手を見過ぎるようなとこが増えていった残り20秒前後、

プレス掛けられるまま南ロープに詰められた直後だったんだけど、

丸亀君のここ一番の右ストレートからの左の返しをまともに貰ってしまってダウン。

 

何とか何とかって岡畑君、懸命に立ち上がろうとはしたんだけど、

中腰になった途端再度倒れ込んでしまったもんで、カウント途中ストップエンド。

 

 

2分46秒、丸亀君のTKO勝ちだったんだけど岡畑君、

そこに至るまでは結構いい攻めが出来てたもんで残念だったなあ。

 

 

 

④ 中川とん虎君(角海老)×若松竜太君(勝又)……B 8R

11勝(4KO)6敗2分の30歳・新潟県と、

10勝(7KO)10敗(7KO)の30歳・鹿児島県。

 

若松君には同じ相手に3連敗は許さんぞ的な声をかけたんだけどね……。

 

<1R>

プレスが強いのは中川君で詰めたとこでの左右ボディがグッドグッドだったけど、

最初のクリーンヒットは若松君で、右ストレートがとってもいい伸びを見せてて、

残り52秒では左右ショートからの右アッパーがとっても見栄え良かったんだわ。

 

<2R>

お互い、一方的にはさせないで片方の攻撃には必ずもう一方の反撃が伴ってて、

一発一発は中川君の方が力がこもってたんだけど、細かい手数は若松君で、

左ボディを軸にシッカリ打ち込んでくる中川君に対して、軽打を積み重ねて、

微妙なラウンドではあったんだけどポイントを持って行ったかなあ。

 

それでも若松君、ちょっと真っ直ぐ下がり過ぎるとこが気になるんだよなあ。

 

<3R>

最初の30秒、大きく仕掛けていったのは中川君で、

その後残り1分10秒での再度の攻勢でも相手の顎を跳ね上げてたし、

それ程のスピードはないんだけどボディブローとの組み合わせがとっても有効で、

このラウンドから挽回挽回っていう姿勢が見て取れたんだよね。

 

若松君の方の顔面攻撃もそこそこだったもんで中川君、かなり赤くなってたけどね。

 

<4R>

どっちも一方的にさせない展開は更に続いてたんだけど、

中川君の無骨系パワーボクシングに対して若松君、

パンチの組み合わせで見せ場作ってたし、拮抗してた中、

残り20秒からの飛ばしも成功してまたもやポイントを取り返してたなあ。

 

<5R>

ことさらのカウンター狙いでもないみたいな若松君、もっと先攻めが要るとこで、

この回序盤は中川君に先攻を許してたんだけど、

残り1分を過ぎるころから中川君が若干緩んできてくるにつれ、

細かく丁寧な打ち込みが目立ってたなあ。

 

この日も若松君、インターバルで椅子に座るってことなくて、

それは結局最後までだったんだけどね。

 

自分の中ではここまでのとこで若松君の3ポイント優勢だったもんで、

今回は何とか若松君が押し切るんじゃないかって、この時は思ってたんだわ。

 

<6R>

結構打ち込み続けてた中川君のボディブローの行方も気になってたんだけど、

若松君、相変わらず右のクロス気味のフックがいい感じでヒットしてたんだわ。

 

劣勢だった中川君、前の回には少し緩み気味にもなってたんだけど、

盛り返しの気持ちの強さで動きがシッカリしてきて、強い前詰め復活で、

相手が真っ直ぐ下がるもんで届きやすくなった左右フックで挽回挽回。

 

<7R>

始めの1分半は中川君が圧倒優位で、この辺からの粘りは驚異的で、

思わず巻き込まれてしまった若松君、リズムが悪くなってしまってたんだわ。

 

相手のテキパキさが徐々に失われていく中で中川君、

手数でも圧倒し始めて、大きなクリーンヒットはなかったんだけど、

とにかく攻め込んでるっていう姿勢を保ち続けたんだわ。

 

<8R>

流れが変わりつつあった最終回、ホントの勝負ラウンドだったんだけど、

中川君、終始、相手に強く打たせない、綺麗に打たせない距離をキープしながら、

常に先手先手を取り続けたままの終了ゴングだったなあ。

 

 

自分のスコアは76-76だったんだけど、結局、78-75×2、76-76ってことで、

中川君の2-0追い込み勝ちだったんだわ。

 

中川君の後半の大反攻も大したモンだったんだけど、

若松君、最後3連続でラウンドを取られてしまったのは大反省だね。

 

試合後、また鍛え直して中川君にかかって行けって若松君に伝えたんだけど、

中川君にも4回目の挑戦受けてやってよって頼んだんだよね。

横にいた伸広兄さんはニコニコ笑ってたけどね……。

 

 

 

⑤ 上林巨人さん(T&H)×オスカル・ブランケット(一力)

                           ………53.5㎏ 8R

6勝(4KO)0敗1分のランク12位、27歳・広島県と、

32勝(23KO)7敗(3KO)1分の29歳・メキシコ。

 

どんな経緯で日本ジムに所属したのか解らないんだけど、

ブランケットは八重樫東さんとローマン・ゴンサレスに連敗してるメキシカンで、

結構、とっ散らかったボクシングをするっていうイメージなんだよね。

 

<1R>

7~8㎝ほど上背優位なブランケット、パワフルではあるんだけど、

やっぱりストロークがデカ過ぎだし、腕が体から離れがちになるもんで、

そこんとこを見極められると危なそうなんだよね。

 

上林さんの方が当たりは綺麗なんだけど、この回手数はブランケットだったね。

 

<2R>

残り1分05秒、バッティングでブランケットが眉間カットしてドクターチェック。

 

ブランケットの腕振りが更に大きくなるにつれ、

上林さんもちょっと雑系になってしまってお互いの危険度が増したんだけど、

ブランケットの右よりは上林さんの左フックの当たりの方が正確で強かったんだわ。

 

<3R>

もうバテたのかブランケット、大きく口を開き始めて、

この回最初のパンチ交換でも明らかに後れを取ってしまってたし、

残り1分からは上林さんのカウンターショットが決まり始めて、

いきなり足元がバタバタし始めて踏ん張りきれなくなっていったんだわ。

 

<4R>

初っ端に攻勢かけていったのはブランケットだったんだけど、

そこそこの手数は出してたんだけど如何にも当たりがルーズで、

一つ一つのパンチのキレとか当たりの綺麗さで上林さんだったなあ。

 

<5R>

相手の右大空振りに上林さん、何とか合わせられないかなあって見てたんだけど、

ブランケットが雑なボディブローを仕掛けて来るとこに3発ほど顔面ヒットさせて、

もう流れは完全に上林さんってことでブランケット、一気に緩んできてしまって、

事あるごとにクリンチ逃げを繰り返してるし、

体と気持ちの両方に揺らぎを見せ始めたんだわ。

 

<6R>

ブランケットは殆どやる気を見せなくなってしまってるし、

上林さんの方も敢えて倒し切るようなボクシングをしないもんで、

まあ終わったねってことで、ここで離席したんだけど、

結局、79-72、78-73、77-74ってことで勿論、上林さんの3-0勝ち。

 

 

 

⑥ 関豪介さん(角海老)×長井祐太君(勝又)……Fe 8R

15勝(3KO)1敗(1KO)2分のランク4位、サウスポー、29歳・熊本県と、

28勝(19KO)10敗(2KO)4分の33歳・三重県。

 

<1R>

長井君のボディ攻撃にも見所があったんだけど、

利き手の当たりは関さんの方が見栄え良かったし、

細かい返し打ちにまで配慮が効いてたんだよね。

 

<2R>

残り1分06秒、この回2回目のバッティングで二人共がドクターチェックが入って、

眉間からの出血が酷かったのは関さんで、長井君も右目上をカット。

 

再開後、関さんの出血が更に激しくなって目に入らないか気になったんだけど、

この日、角海老ジムの優秀なカットマンは海外出張中だったんだよなあ。

 

<3R>

お互い、頭もぶつけるけど足も踏み合うっていう接近激闘系に突入して、

関さんの出血が止まらない中、長井君の右ストレートボディから左の返しがグッドで、

その後も粘っこいショート連打でらしさを見せつけてたんだわ。

 

関さん、相手のその右ストレートの打ち出しに合わせられないかなあ。

 

<4R>

接近戦ではあるんだけどお互い、適度な距離を維持したいい打ち合いが続いて、

それは1分半にも及んだんだけど、より顔面が赤くなったのは長井君の方で、

関さん、執拗なボディ攻撃を受けながらもラスト20秒からのヒットヒットで、

微妙になりそうだったラウンドに決着を付けたんだわ。

 

<5R>

前の回に左目上もバッティングカットしてしまった長井君だったんだけど、

関君の出血も酷いままで、結局1分丁度のとこで再度のドクターチェックが入って、

関さんの方の続行が無理って判断されての負傷判定ってことで……。

 

 

自分は49-46だったんだけど、結局49-46、49-47、48-48ってことで、

関さんの2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑦ 山田智也君(協栄)×近藤明広君(一力)……L 8R

11勝(3KO)5敗(3KO)の30歳・千葉県と、

20勝(9KO)4敗1分の29歳・埼玉県。

 

帰る時の都合で北板席に移ったら、そこに泉圭依知さんが来てくれての一緒観戦で、

彼が指さす方を見上げたら、18鴻巣のスタッフとかボクサーとか5~6人来てて、

そう言えば近藤君は元々そっち方面の出身で練習もそこでやってたんだってさ。

 

2勝1敗ペースと5勝1敗ペースの戦いだし、そもそも戦ってきたメンバーが違うし、

山田君の勝ち目は薄いって思ってたんだけどね。

 

ただ近藤君、前の試合の時点で既にこの日の試合が組まれてて、

それは間隔1ヶ月にも満たないもんで、そういうのはどうなのかなあってことで……。

 

<1R>

山田君、初っ端から全く怯むことなくというかケレンミノのない仕掛けで、

鋭くジャブ出してるし、その後左フック2発と右ストレート1発がグッドヒットで、

終始のプレスも十分で、近藤君がまだ全開ではなかった中ではあったんだけど、

シッカリ打ち勝ってたなあ。

 

<2R>

近藤君、被せ打つような例の右ショートフックに可能性を見せてたんだけど、

山田君の左右アッパーを交えた攻撃にも全く揺るぎがなくて、

接近してからのショート合戦も優勢をキープしてたんだわ。

 

<3R>

近藤君、キツイノを一発当てて何とか流れを変えたいとこだったんだけど、

残念ながら元チャンピオンのボクシングには見えないちょっと普通過ぎで、

全体の手数、ヒット数共に負けてしまってるんだわ。

 

ただ山田君の方も試合当初から全力飛ばしに近い状況が続いたもんで、

それで最後まで持つのかっていう不安が付きまとってたんだけどね。

 

<4R>

この日の山田君、相手の今一感に助けられてってとこもあったんだけど、

それでも落ちることの無い手数はホントに目覚ましいモノがあって、

この回も優勢なまま終わるかって思われた残り13秒、ほぼリング中央のとこで、

近藤君の右ストレートを貰ってしまって、アチャーッて感じで、

体をもつれさせるようにしての痛恨のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

<5R>

前のダメージを引きずってるって感じでは必ずしもなかったんだけど山田君、

少しだけダルーンとしてきた中、近藤君が大分キリッとしてきて手数もアップだね。

 

ここまでで自分のスコアは丁度イーブンだったんだわ。

 

<6R>

あと残り3ラウンドで山田君、立て直せるかってとこで、

残り17秒ではとっても見栄えのいい右をヒットさせてはいたんだけど、

そこに至るまでの近藤君のショート戦でのキッチリ感の積み重ねの方を評価。

 

<7R>

山田君、気持ち強く維持してのガンガン行く行くで、

心配したペース配分のミスも全く見せないまま最後の攻め込みだったんだけど、

甲乙付け難い攻防が続いた中、ラスト10秒からの印象でこの回も近藤君。

 

<8R>

お互い、全く譲ることの無い全部出しボクシングだったんだけど、

右目上をヒットカットされながらも山田君、1分過ぎと残り40秒での右ヒット2発、

これで優勢ポイント奪取って感じだったんだよね。

 

 

終了ゴングが鳴ってポイント計算したら結構なやったり取ったりで、

それでも自分は辛うじての76-75で近藤君だったんだけど、

結局、77-76、76-75、76-77ってことで、山田君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

山田君は久し振りにとってもいいパフォーマンスを見せてくれたんだけど、

近藤君の方は正直復帰後は全く彼らしくなくて、無理しなくていいって思ったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 山田智也君

② 中川とん虎君

③ 丸亀光君

 

 

 

帰りはドームのフットボール終わりと若干重なったんだけど、

客の動員数が野球やコンサートとは大分違うもんで楽々だったね。

 

2014年12月14日 (日)

日記 (12/14)

 

CSのモンドTVで麻雀を放映してることがあるんだけど、

やることが無い時にボヤーッと見てると結構面白いんだわ。

 

プロの試合の他芸能人のトーナメントとかメニューも色々あるんだけど、

特に女子プロ達が可愛いというかセクシー系で不細工が皆無なのに驚くんだわ。

 

ある男子プロがいて、コイツがいちいちやたらの長考で、

将棋じゃないんだからさあって言ってやりたいほど捨て牌が遅くて、

彼は明らかにそれをわざとやって相手を苛立たせたり、読みを戸惑わせたり、

策を弄し過ぎて見てて腹立つほどで、今はもう自分は麻雀はやらないんだけど、

ああいうヤツは絶対誘わないなあって思ったなあ。

 

 

 

フェラーリは308GTB、328GTS、F355チャレンジ、F430スパイダー、

512BB、250テスタロッサ、512TR、F348、F40、F50って続いて、

今のエンツォに至るんだけど、その中で何が好きかってことなんだけど、

エンジン音だけならF355、F430、512BB、512TRだと思うんだけど、

デザイン的には308GTB、328GTS、F50が好きで、

最新のエンツォは仰々し過ぎというか、威嚇してくるようなとこが今一で、

やっぱり自分は328GTSが一番好きなんだよね。

 

で、年末宝くじが当たったら、完璧にレストアされた328GTSを買うつもりなんだわ。

 

 

 

画家のセザンヌと小説家のゾラとは13歳頃からの親友だったんだけど

先に名声を得たのはゾラの方で、そうなると二人の関係がギクシャクしてしまって、

セザンヌはブルジョア化したゾラを非難して、ゾラの方はセザンヌのヒガミを嫌って、

結果的に二人は徐々に距離を置くようになったんだけど、

そういうのは以前書いたゴッホとゴーギャンの関係ととっても良く似てて、

世間における親友っていう関係もあやふやなことこの上ないんだよね。

 

その後ゾラは売れない画家を主人公にした “制作” っていう小説を書くんだけど、

行き詰った主人公が最後は自殺してしまうっていうストーリーで、

それがセザンヌを想起させるってことで、二人は完全に決別してしまったんだわ。

 

お互い40歳を過ぎての決別だったんだけど、

30年間もの親交っていっても実にはかないモノなんだよなあ。

 

セザンヌも基本的には偏屈な激情派だし被害妄想の強い男でもあったもんで、

次第に閉じこもるようになったんだけど、「今にリンゴ一個でパリを圧倒してみせる。」

っていう夢と執念は最後には叶えられて、で、ゾラとほぼ対等の立場になって、

16年振りに再開する機会が訪れたんだけど、今度はゾラがそれを避けて、結局、

二人は最後まで再会することなく62歳でゾラが事故で亡くなってしまったんだわ。

 

その後田舎にこもったセザンヌはいつものように写生に出掛け、

畑の中で倒れた翌日、自宅の庭で農夫を写生中に再度倒れて1週間後、

67歳でゾラの後を追ったんだわ。

 

 

 

今日は衆議院選挙の投票日なんだけど、自分は子供の頃から開票速報が好きで、

今晩8時からが楽しみ楽しみってことで……。

 

2014年12月12日 (金)

高倉健……。

 

8日の試合でケガしたかも知れないって気になってた勅使河原弘晶君の具合、

昨日、人を介して確かめてみたら、大丈夫ってことで良かった良かったなんだわ。

 

 

和氣慎吾さんの今回のあれやこれやに関しては自分、

かなり取っ掛かりの頃から知ってたんだけど、何とか納まるとこに納まったって事で、

沢山の人間の思惑が絡むと物事がややっこしくなるっていう見本だったんだけど、

とにかく取り敢えずのところは良かった良かったってことで……。

 

 

 

クリームシチュー有田とか志村けんは嫌いなもんで、

それらと関係を持ってるって聞いたローラとか優香も好きになれないんだよね。

 

 

同じ芸能人でも高倉健っていうのは自分にとってとっても存在感のある俳優で、

時折気に掛かかりながらも露出度が少なかったのも好感持ってたし、

その亡くなり際の潔さみたいなものにも憧れてしまうんだよね。

 

“網走番外地” とか “昭和残侠伝” とかは正しくリアルタイムで、

描かれてたのは単なるヤクザだったんだけど、其々の場面場面での決断とか、

所謂男の身の振り方については随分影響を受けたもんで、

どんな職業に就いても、常にそういう風にありたって思ったもんなんだわ。

 

ただ、上の二つの延々のシリーズは申し訳ないけどマンネリの極致にしか過ぎず、

どれでもいいから其々一つづつ見れば十分で、その後の “南極物語” とか、

“八甲田山” とかいった所謂スペクタクル系の邦画には元々拒絶反応が強くて、

撮影秘話とかを耳にすると、やっぱり健さんは流石だなあとは思うんだけど、

やっぱり自分には “幸せの黄色いハンカチ” と “鉄道員(ぽっぽや)” なんだよね。

 

ただ、この系統の映画も実はマンネリ系に陥りつつあったって言わざるを得ず、

遺作の “あなたへ” も正直、自分にはそれ程強くは響いて来なくて、

この雰囲気は以前にも感じたよなあっていう思いを強くしたんだよね。

 

 

年齢も80を越えてる中、背中と腰はシッカリしてたけど、

両肩は弱々しく下がり気味だったし、膝の緩みにも老いを感じさせたんだよね。

 

そんな中でも高倉健はあくまで健さんを期待される訳で、

無様な老いぼれを演じる訳にもいかなくて、

そこんとこのギャップが自分にはちょっと痛々しくさえあったんだよね。

 

 

高倉健の役者としての幅に関して言えば、やっぱり狭かったとしか言えなくて、

それは 「不器用ですから……。」 っていう台詞にも表れてるんだけど、

そういうのは寅さんにこだわり続けた渥美清に通じるものを感じるんだけど、

観客達はいつもの寅さんに会いたくて映画館に向かったと同じように、

いつものあの健さんに会いたがり続けたんだろうけど、

自分はジャック・ニコルソンのように様々な高倉健も見たかったんだよね、実は……。

 

“あなたへ” の後、健さんは病床に付く前に既に次作の構想が出来てて、

“風に吹かれて” っていうらしいんだけど、

だから自分は全く見るつもりは無かったんだよね。

 

 

10日発売の文芸春秋に高倉健の遺稿が掲載されてて、

亡くなる4日前に脱稿したってことなんだけど、

自らの俳優人生を淡々と語ってて彼の人となりを感じさせてはくれたんだけど、

自分にとって格別衝撃的なことは書かれてなかったんだよね。

 

ただ彼、 “八甲田山” の撮影の頃から禁煙したらしいんだけど、

それまでは一日何と200本も吸ってたっていうのだけは初耳で、

そもそも一日1カートンもの煙草が吸えるのかって思ったし、

今の価格だとで月額12万を超える訳で、

やっぱり銀幕のスターっていうのは凄いんだわ。                                                                                                                        

 

自分にとってビートルズは “シー・ラブズ・ユー” と “抱きしめたい” 、

それに “プリーズ・プリーズ・ミー” と “ツイスト&シャウト” だし、

ディープパープルは日本公演での “スモーク・オン・ザ・ウォーター” で、

マイルス・デイビスは “フォア&モア” であって、

エリック・クラプトンは2001年の武道館ライブなんだけど、

それと同様に自分にとっての高倉健はあくまで “幸せの黄色いハンカチ” と、

“鉄道員(ぽっぽや)” なんだよね。

 

 

2014年12月10日 (水)

後楽園ホール・12月9日

 

勿論、朝のゴミ出しは自分の役目なんだけど、

ここんとこの冷え込みには本気が混じり始めてて身が震えるね。

 

 

 

アニメ “宇宙兄弟” の主題歌の中に、“すべて欲しがって、そこに星があって”

っていうフレーズがあるんだけど、“欲しがって” と “星があって” の韻が面白くて、

最近とっても気に入ってるんだよね。

 

 

 

何をするにおいてもトップを極める為に必要なのは、

“度胸” と “忍耐力” それに “勘の良さ” だって言われてるんだよね。

 

それだけかなあと思わないでもないんだけど、

この三つを極めるだけでもそれなりに難しいのは間違いなくて、

少なくともボクサーが上へ行くにはこれだけ備えてれば十分だと思うんだよね。

 

 

 

昨日のホールは前日までのような殺気を帯びたカードが少なかったし、

観客数もそれなりの若干緩んだ雰囲気だったんだけど、

自分はそういう雰囲気が大好きなんだよね。

 

緩めの雰囲気が好きだからと言って、緩い試合が好きってことではないんだけど、

昨日はチョットなあっていうような試合が実は多かったんだよね、残念ながら……。

 

 

 

中に入ってすぐ、リングでアップしてた清田祐三さんにコンチワして、

近くに控えてた古里トレーナーと村中優さんのこととか色々話したんだよね。

 

その後、玉木善文君と玉木パパともちょっと世間話をしたんだけど、

玉木パパは自分のブログを読んでくれてたみたいで、

「最近は宇宙の話はしないんですか。」 なんて言われたんだわ。

 

 

この日は第一試合が女子戦だったもんで第二試合からってことで……。

 

 

 

② 山中章弘君(F赤羽)×岸井宗之君(協栄山神)……50㎏ 4R

3勝3敗(1KO)の27歳・東京都と、3勝(2KO)4敗(2KO)の28歳・神奈川県。

 

<1R>

5~6㎝ほど背の高い岸井君の方が大きく仕掛けていったんだけど、

相手を無視したようなちょっと独りよがりのようなとこがあって、

距離詰まったとこでは山中君のショートブローの方が優勢だったんだわ。

 

で、始まって40秒、ほぼリング中央のとこだったんだけど、

それまで左リード中心に若干優勢に推移してたのは岸井君だったんだけど、

体寄せ合った途端、山中君に右フックを被せ打たれてしまって、

ヘタッとその場に崩れ落ちてしまったんだわ。

 

それ程のダメージ残さないリスタートで岸井君、再度の踏ん張り直しだったんだけど、

大きく挽回するまでには至らず、一方の山中君も右フック以外はいいとこナシで、

結構雑々な展開になっていったんだわ。

 

<2R>

いきなりの接近戦はリーチの関係でやっぱり山中君が圧してて、

自らの距離を維持できなくなった岸井君が徐々に左顔面を赤くしていって、

残り48秒、山中君の例の右フックが再度炸裂して岸井君が膝カックンで、

途端に左目上をヒットカットされてしまったんだわ。

 

岸井君、癖なんだろうけど、もっと左ガードに注意しないと何度でも繰り返しそうで、

見てて危ない感が拭えないんだよね。

 

<3R>

岸井君、大きく落ち込んではいないんだけどそれでも動き全体がガキゴキしてきて、

スムースさが無くなってきた中、隙が増えていくばかりなんだわ。

 

これでいいんだなって感じ掴んだ山中君、華麗とは程遠いんだけど、

それでも左トリプルからの右フックなんか気持ち良さそうに打ち込んでたし、

二人の戦い方の工夫には随分差が出て来た感じだったんだよね。

 

<4R>

ここまでの全部のラウンドを獲られてしまってるもんで岸井君、

倒さない限り勝ちは有り得ないっていう自覚は持ってたみたいで、

懸命の手数アップではあったんだけど、強く正確にっていうのとはかけ離れてて、

1分半頃までの揉み合いでも先手取られてしまってたなあ。

 

山中君、殆ど劣化することないまま常に押し込みながらの手数手数で圧倒して、

勢いのいいのを続けざまに打ち込んで最後は右ボディブローかなあ、

南ロープ前、残り10秒ほどのとこで強烈打ち込みしたとこで、

一方的な展開を見切ったレフェリーがストップエンド。

 

2分50秒だったんだけど山中君、嬉しい嬉しい勝ち越しTKO勝ちだったね。

 

 

何故止めたのかってセコンドの中には不満顔が混じってて、

最後までやらせたいっていうのも解らないでもなかったんだけど、

例え判定までいっても40-36×3は明らかだったんだし、

そもそもボクサーの健康を最優先させるべきだから、あれは妥当だったね。

 

それにしても岸井君に向けたアドバイスに山中君が反応してたのが興味深くて、

そういう事があるからジムによっては暗号で指示を出すところもあるんだけど、

試合中に怒鳴りっ放しっていうのはそもそもあんまり効果がなくて、

インターバルの間に的確な指示を伝えて、試合中は敢えて控えて、

ボクサー自身に考えさせる方が後々の成長がずっと早いような気がするんだよね。

 

もし何か伝えるにしても試合中のアドバイスは、あれを打てとかこれで防げとか、

ああせいこうせいを具体的に伝えるんじゃなくて、

動き方全体に対する工夫とか、気持ちを高める為の言葉を掛けて上げる方が、

特に経験の浅いボクサー達には有効なんじゃないかとも思ってて、

ギャーギャーわめき続けるっていうのはセコンドの自己満足にしか見えないんだわ。

 

 

 

③ 土屋浄司君(F赤羽)×山口拓也君(W日立)……SL 4R

1勝(1KO)2敗(1KO)の21歳・東京都と、

1勝(1KO)2敗(1KO)1分の29歳・茨城県。

 

<1R>

前回、ポンポンタ君とやった時と同じように山口君、

ゴング鳴った途端に私にはこれしかありませんって感じの突貫ボクシングで、

それはもうラグビーかと思わせるほどのもので、いきなり火を吹いてたんだわ。

 

土屋君もそういう相手をいなすのが巧い方じゃないもんで、

これはもう絶対最後までいかないバッティング終了がいきなり見えてきて、

案の定、1分08秒にガッツンカットで山口君が左目上をドクターチェック。

 

上背で劣る山口君なもんで、そういう戦法は仕方ないのかとも思うんだけど、

接近しての右ショットにはそこそこの威力を秘めてるんだから、

もう少し手前で勝負しても十分だと思うんだけどなあ。

 

山口君のイノシシ系ボクシングはその後も全く納まることなく、

残り21秒、再度のガッツンガッツンでまたまた山口君、

今度は右目上をカットしてしまってのドクターチェックで、ここでお終い。

 

で、2分40秒、負傷ドローだったんだわ。

 

 

山口君、何から何まであっという間に一人で決着した独演会って感じで、

そういうのを繰り返してると明るい見通しは見出し難くくて、

もう少し手前勝負しても絶対大丈夫だと思うんだけどなあ。

 

 

 

④ 中島祐樹君(多寿満)×小浜隆次君(渋谷三迫)……SL 4R

デビュー戦の21歳・東京都と、0勝1敗の28歳・福岡県。

 

中島君はこの日唯一のデビューボクサーだったんだわ。

 

<1R>

中島君はいきなり詰め詰めのいい形を作るんだけど兎に角手が遅いし、

一方の小浜君はひたすら逃げ逃げからのチョン当てボクシングだし、

二人共、いきなり自分から遠ざかってしまったもんで一旦休憩タイムってことで……。

 

お互い体力っていうよりまずは気持ちの持ち方とか、

どういうボクシングがやりたいのかっていうことを考えた方がよくて、

最後は酔っ払いのケンカみたいになってたんだよね。

 

 

結局、39-37、39-38、38-39ってことで小浜君の2-1勝ちだったんだけど、

陣営は負けたって思ってたらしくて大騒ぎしてたんだわ。

 

 

 

⑤ 寺井俊太君(小熊)×徳岡裕章君(五代)……B 4R

0勝2敗(1KO)の21歳・東京都と、0勝1敗の23歳・埼玉県。

 

<1R>

初勝利目指し組同士だったんだけど、初っ端から飛ばしていったのは徳岡君で、

寺井君は相手の打ち終わりを狙ってたみたいだったんだけど、

その前のショート連打で圧倒されてしまってたし、

多少の無駄打ち覚悟の上に自分から組み立てるようにしないとダメなんだわ。

 

<2R>

前の回の反省からか寺井君、この回は積極的な先仕掛けが出来てたんだけど、

中々いい感じは初めの30秒で一段落してしまって元の木阿弥だったなあ。

 

以降は明らかに手数負けしてたんだけど、一旦接近戦になると頑張り発揮して、

中間距離の場合より余程キッチリ打ち込んでたんだわ。

 

<3R>

徳岡君が思いっ切りの左右ボディでまずはポイント稼いで、

直後に寺井君の逆襲を軽く受けた後、とっても雑ではあったんだけど、

振りかざすような右フックを7発ほどまとめ打ちして勢いを取り戻したんだわ。

 

寺井君、折々の攻撃は相手より数段シッカリ打ててるのに勿体無さ過ぎなんだわ。

 

<4R>

お互い、ここまで結構拮抗した勝負ラウンドだっていうことは解ってたみたいで、

かなりの必死感が浮き出てたんだけど、初めの1分は徳岡君が圧倒してて、

寺井君、やっぱりここでも遅れ取ってしまってこのままだと押し切られるなあって、

そう思ってた残り45秒からはまるで何かが乗り移ったような別人登場で、

最後は徳岡君が凌ぐので一杯一杯になるほどの飛ばし飛ばしで、

その爆発力にタマゲテしまったんだけど、それだけ頑張れるなら、

もっと途中途中で見せられないのかってことで……。

 

 

結局、誰が見ても38-38しか有り得なくて、ジャッジ3人と自分も一致したんだわ。

 

 

寺井君、初めの3ラウンドのうち2つを絶対取るっていう強い意識の下、

試合を組み立てるようにすればすぐにでも勝てると思ったんだけどなあ。

 

 

 

⑥ 須藤大介君(三迫)×鈴木拓也君(レイS)……48㎏ 4R

2勝2敗の18歳・埼玉県と、1勝(1KO)1敗1分の20歳・東京都。

 

自分の真後ろの耳元でやたら大声でがなり立てる関係者がいたもんで、

渋々の席移動ってことで、ああいうのはとっても耐えられないし、

そもそも、周囲が見えてなくていいボクサーを育てられる訳ないんだわ。

 

<1R>

須藤君、上背が低いもんで戦い方が限られる訳で、如何に詰めるかなんだけど、

鈴木君が巧いこと足を使っていなし続けてたもんで中々思う通りになってないなあ。

 

<2R>

須藤君の地道な前詰めが徐々に功を奏してきたし、

鈴木君のフットワークもそれ程のことがなくなってしまったのも重なって、

流れは大きく須藤君に傾いていったんだけど、それにしても鈴木君、

接近戦になった時の見劣り感が大きくて、パンチも力無くなってしまうんだなあ。

 

<3R>

ペースは須藤君で展開も固まってしまって、鈴木君の手詰まり感が目立ってきて、

下がり下がりしながらのチョン打ちには限界が見えてきて、

それ程のクリーンヒットはなかったんだけど須藤君の打ってる感の方が優勢優勢。

 

ただ須藤君、残り30秒からの行けるとこ行き切れてなかったのは反省だね。

 

<4R>

最終ラウンドってことで鈴木君も頑張り手数アップしていったんだけど、

その全てが如何にも弱々し過ぎで気持ちがこもってるとは言えなかったなあ。

 

須藤君もそれ程のことはなかったんだけど、とにかく真面目な頑張り勝ちだったね。

 

 

で、自分は39-37だったんだけど、結局39-38×3ってことで、

須藤君の3-0勝ちってことで、これで2連勝だし勝ち越しだね。

 

 

土居コロニータさんがわざわざ寄ってくれての久し振り~ってことで、

この日は清田さんの応援なんだってさ。

 

引退イベントとか月間賞の表彰とかあって時間ができたもんでフラフラしてたら、

赤羽ジムの村中優さんとか氏原文男君が声掛けてくれて、ちょっと立ち話。

 

 

 

⑦ 中村量君(野口)×中川健太君(エルコンドル)……B 8R

7勝(3KO)4敗(3KO)の26歳・兵庫県と、

7勝(5KO)2敗のサウスポー、29歳・東京都。

 

中川君はこの日唯一人のサウスポーだったんだよね。

 

エルコンドルジムっていうのは耳慣れないんだけど、

コンドルタクシーが以前のロッキージムを買収したみたいなんだよね。

 

<1R>

まずは中川君が左ストレート、左フックの其々ボディブローで先制してたね。

 

中川君は前置きの無いいきなり瞬間勝負系のボクサーなもんで中村君、

巻き込まれてしまうとパワーが半端じゃないからとっても危ないんだよね。

 

中村君、まだまだそんなんじゃ不十分な訳で、もっと細かい仕掛けが必要で、

相手のタイミングで左ストレートを打たせないような工夫しないとホントに危ないよ。

 

<2R>

中村君、無理に当てようとしなくていいから、取り敢えずは相手のリズムを壊して、

敢えての接近戦を挑んでもいいし、そのサウスポーチェンジも有効なんだけど、

ただ、もっともっとかき回すほどの手数が要るんだよなあ。

 

って思ってたら中村君、徐々に距離縮めつついい攻め込みができるようになって、

中々いい感じになってきたんだわ。

 

で、流れを作り変えつつあるなって見てたんだけど、残り21秒の北西ポスト前、

若干前掛りになってたとこに右のショートをカウンターで貰ってしまって中村君、

実にあっけなくダウンしてしまったんだわ。

 

やっぱりパンチ力の強さっていうのは全てに勝るってとこがあるんだよなあ。

 

<3R>

中村君が回復復成ってるかは解らないままの始まってすぐの僅か5秒、

ドッカーンって感じで中川君の左ストレートがいきなりの炸裂大直撃で、

それ、ほぼリング中央のとこだったんだけど、中村君、一発昏倒仰向けダウンで、

その倒れ方が余りに激しかったもんでレフェリー、即のストップエンドだったんだわ。

 

 

中川君の戦い方は基本的には左ストレート一本頼りの片寄りが強くて、

それは一昔前の渡部あきのりさんを彷彿とさせるんだけど、

取り敢えずこの3年間は負けてないんだよね。

 

 

 

⑧ 清田祐三さん(F赤羽)×アブハイ・チャンド

                 ………OPBF SM タイトル戦 12R

26勝(24KO)4敗(2KO)1分のOPBFチャンピオン、31歳・北海道と、

16勝(10KO)13敗のOPBF10位、36歳・フィジー。

 

この試合は結局、5R1分25秒、清田さんがKO勝ちしたんだけど、

自分は実は3Rまでしか見てなかったんだわ。

 

やっぱり急ごしらえの試合っていうのはそれだけの事でしかなくて、

いくら無理矢理のランキングだとは言えチャンドのやる気の無さは目を覆うというか、

途中からは怒りさえこみ上げてきて、カネに釣られて寒い中来たってだけだったね。

 

そんな相手だったもんで清田さん、3Rまでだねって自分で期限を付けてたんだけど、

ふざけんなコノヤロってブチ倒すとこまではいってなくて、

お互いの準備不足が目立っただけだったなあ。

タイトル戦の一方が招聘禁止になりそうなほどのテイタラクって……。

 

 

昨日はドームコンサートがあったもんで終りが重なると辛いもんで、

ちょうど良かったとも言えて、寒風の中、9時前にそそくさと帰ったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 中川健太君

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

まあ、こういう日もあるってことで……。

 

2014年12月 9日 (火)

後楽園ホール・12月8日

 

今ね、生活保護を受けてる人が全国に210万人いるってことなんだけど、

それはおよそ国民57人に1人ってことになるんだけど、

その数字が大きいのか小さいのかは解らないんだけど、

満員の後楽園ホールだとその中に35人ほどいるっていう感じになるんだよね。

 

生活保護を受けてるか否かとはとは別に、所謂貧困児童っていうのも増えてて、

その数子供6人に1人とも言われてるし、預貯金ゼロの家庭も30%あるって事だし、

そうなると生活保護予備軍的国民は17%ほども存在する計算になるんだよね。

 

一方では国の借金も90兆だとか100兆だとか言われてるし、

今どきヘイトスピーチなんかしてる場合じゃなくて、

どこをどういじったら国家全体の底上げができるかってことになるんだけど、

また一方では民間企業の内部留保の総額はおよそ260兆とも考えられてて、

それは1日当たり700億円づつ吐き出しても10年もかかる金額な訳で、

世の中の大体の問題のケリが付くんじゃないかって思うんだよね。

 

とっても乱暴な考え方だっていうのは勿論承知の上で、

またぞろのデフレ弊害とか、企業マインドの低下だとか色々あるとは思うんだけど、

余裕のある時に国の将来像を見据えた上での一気建て直しを図らないと、

このままだとスパイラル系のジリ貧状態に陥るんじゃないかって思うんだよね。

 

 

 

この日のホールも結構な入りで、沢山の人達と話が出来たんだよね、

 

試合直前の岩井大さんとか小原佳太さん、勅使河原弘晶君、小山拓見君達の他、

彼等の応援に来てた宮崎辰也君、長嶺克則君、佐藤拓茂君、星野晃規君とかね。

 

その後、瀬端さんと古澤さん、三迫会長と久保さん、有澤会長、

それに色んなジムのトレーナーさん達と挨拶交わしたんだわ。

 

ここんとこの5試合は全てタイトル戦だったもんで、

常に広いスペースを貰ってた小原さんがメインイベンターじゃなかったもんで、

ギュウギュウの大部屋に突っ込まれてたのが妙に可笑しかったなあ。

 

 

6日に新潟から出張ってたボクシングファンの男性は言ってた通りこの日も来てて、

「ブログに書いてくれて記念になります。」 って言ってくれて何か嬉しかったなあ。

新潟からの新幹線往復運賃と二泊分の宿泊費、それにチケット代を合算すると

かなりの出費になると思うんだけど、こういう熱心なファンは大事なんだよね。

 

 

昨日の試合から自分の右隣の席がワタナベジムのボックスシートになったんだわ。

 

 

 

① 藤本直人君(新日本木村)×岡本ナオヤ君(東拳)……B 6R

7勝(4KO)3敗1分の23歳・福岡県と、7勝(4KO)4敗(1KO)の26歳・三重県。

 

<1R>

お互い同じような戦績なんだけど、ボクシングスタイルとかリズム感も良く似てて、

全体の動きがカキコキしてるし、前振り無しのいきなり決め打ちが目立つんだわ。

 

馬力はあるんだけど効率の良くない腕振り合戦が続いたんだけど、

それでもヒット数を比べると若干藤本君が優勢だったかなあ。

 

<2R>

お互い、ボディショットが少なくて、返しが打ててないのは変わりなくて、

大体が1~2発で終ってしまってたんだけど、この回は岡本君だね。

 

<3R>

徐々に動きがこなれてきたのは岡本君の方で、それにつれてプレスも強くして、

ボディブローも混ぜ込むようになって攻撃の多様性を見せてきたんだわ。

 

藤本君もそこそこ当ててはいるんだけど単発に終始してるもんで見劣り感が強くて、

無暗な突っ込みを繰り返すもんで岡本君が右目上をバッティングカット。

 

<4R>

岡本君の左ガードが下がり気味になるとこに藤本君の鋭いワンツーがヒットして、

挽回の流れが作れそうになったんだけど、中盤以降に岡本君も手数盛り返して、

最後まで踏ん張り勝ってたのはやっぱり岡本君の方で、

終了ゴング寸前の藤本君、マウスピースを飛ばされてしまってたんだわ。

 

<5R>

1分辺りで岡本君のカット傷にドクターチェックが入って、

その際には何とかリスタートしたんだけど、やっぱり続行するのは危険って事で、

直後の1分17秒、負傷ストップエンドになったんだわ。

 

 

ってことで、自分は49-46だったんだけど、結局49-46、49-47×2で、

勿論岡本君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

それにしても昨日も自分、運が悪くて後ろには訛りの強い年寄り達が山ほどで、

明らかにメイン狙いの応援団なんだけど、第一試合から缶ビールと裂きイカ状態で、

試合中だっていうのに近所の噂話で盛り上がっての煩い煩いで、

小便の近い連中なもんで出入りも激しく、適当な場所に座りまくるしで、

余りに邪魔だから注意したら酒が入ってるもんでやけに強気の老いぼれ田舎者で、

まるで農協の集まりなもんで仕方ないかなあとも思ったんだけど、

田舎へ行って都会人全面出しにするのと同じくらい恥ずかしいんだよね、

都会で田舎モン丸出しで気張るっていうのは……。

 

 

 

② 勅使河原弘晶君(輪島S)×相川学己君(三迫)……SB 8R

8勝(4KO)1敗1分の24歳・群馬県と、6勝(1KO)2敗1分の21歳・東京都。

 

昨日の自分的なセミファイナルがこの試合で、三迫会長と並んで観戦。

 

<1R>

勅使河原君、ケガ復帰からの久し振りでそれも1階級上げてだったもんで、

自分、結構一人でドッキドキしながら見てたんだけど、立ち上がりからいい感じで、

1年振りの試合が嬉しいって感じの溌剌とした動きをしてていいプレスかけてたなあ。

 

特に力むってこともない素直な右ストレートが小気味良くて、

殆ど同じようなグローブ位置から顔面とボディに打ち分けてるもんで相川君、

ちょっと対応に戸惑ってるような当たり方してたんだわ。

 

この日の勅使河原君、例のピョンピョンウサギさんフットワークは封印してて、

かなりドッシリした構えから初っ端からビシバシって感じだったんだよね。

 

<2R>

相川君の動きも決して悪くは無かったんだけど、ちょっとしなやかさに欠けてて、

始まってすぐの16秒、勅使河原君の右ストレートを大きく被弾してしまって、

それで一瞬動きが止まった途端、勅使河原君一気の追い込みで、

とってもスムーススムースな攻撃を繋げていったんだわ。

 

で、0分53秒、相手の右の打ち終わりに勅使河原君、とっても見事な右ストレートで、

そのタイミング感はちょっと岡田博喜さんを彷彿とさせたんだけど、

とにかく絶妙なタイミングでヒットさせて相川君から膝着きダウンをゲットしたんだわ。                                                           

この1発だけでも見に来た甲斐があった程で、とっても素晴らしかったんだよね。

 

残り時間は2分近くあるし、一気に決着付けに行くかとも思われたんだけど、

勅使河原君は意外なほど落ち着いてて、比較的ユッタリした追い込みだったんだわ。

もしかしたら古傷を傷めたんじゃないかって、その時ふと思ったんだよね。

 

<3R>

相川君も気持ちと動きを立て直してタイトなショート戦に持ち込んでたんだけど、

もう少し振り幅を小さくした方がいいと思うんだけどなあ。

 

勅使河原君、七色の左ショットを駆使してそれはそれで見応えあったんだけど、

それは右手が思うように使えないことに基因してるんじゃないかなあ。

 

鼻血が出始めたんだけど相川君、相手よりキッチリ打ち込んでたし、

勅使河原君は若干休み休みだったもんで、この回は手数勝ちしてたね。

 

<4R>

相川君、もう少し相手の打ち終わりを狙えるといいんだけど、

その点では勅使河原君の方が大分上手で、安易な打ち込みだと危ないんだわ。

 

手数は相川君だったんだけど、有効ヒット数ではやっぱり勅使河原君だったなあ。

 

<5R>

久し振りの実戦はやっぱりスパーリングとは違うってことか勅使河原君、

この辺りから口が開いてきて、何だかハァーハァーし始めたんだよなあ。

 

で、二人の差は前の回よりは縮まったんだけど、

それでも見せ方の巧さで勅使河原君がポイントゲットだったね。

 

<6R>

相川君もまだまだキッチリ打ててたんだけど、絶対的な当て勘に差があったし、

前の回ちょっと休んだ勅使河原君の初っ端からの飛ばしに遅れ取ってしまって、

始めの2分間を持って行かれてしまってたんだわ。

 

その後は二人共、ディフェンスが緩んだとこで危険なパンチが交差してて、

結構スリルがあったんだけど、終了ゴング寸前にドッコンドッコン、

見栄えのいいのを打ち込んでたのは勅使河原君の方で、

この辺の見せ方というか試合運びは流石だったんだよね。

 

<7R>

そこそこいいのを貰ってるっていうのに相川君、耐える力は半端じゃなくて、

ラウンドが改まる度に立て直して気持ちのこもったパフォーマンスで、

もう少し全体のディフェンスレベルを上げて、

得意な攻撃手段を身に付けると随分違ってくると思うんだけど、

その真面目なボクシングには好感持てるんだよね。

 

勅使河原君、この回もちょっと休み休みって感じだったなあ。

 

<8R>

セコンドから檄飛ばされた相川君、初っ端からの踏ん張り踏ん張りだったんだけど、

ここに来て腕振りの鋭さが鈍ってきて初めの1分半を思うように出来ないまま、

勅使河原君の正確なショーロブローでマウスピースを飛ばされてしまってたし、

お互い消耗した中での最後の力を振り絞った凶暴戦ってことになれば、

普段はとっても人懐こい笑顔が鬼の形相に変身するってことになれば、

それはもうとっても勅使河原君には敵わない訳で……。

 

 

計算した自分のスコアは78-73だったんだけど、

結局、80-71×2、79-72ってことで勅使河原君の圧倒3-0勝ちだったんだわ。                                 

ただ、いくらなんでも80-71ってことはないんじゃないかとは思ったけどね。

 

 

勅使河原君、右手の都合で途中苦労しながら左手を色々使い分けてたんだけど、

あれはあれでとっても巧く使えてて新しい武器発見って感じだったんだよね。

 

 

試合後に会いに行ったらちょっと苦笑しながらだったんだけど、

いつもの勅使河原君の人懐こい笑顔を見ることができたんだよね。

 

 

すぐそばに長嶺克則君が付いてて、彼自身も18日に試合を控えてるんだけど、

スマホで村中優さんとのスパーを見せて貰いながらの作戦会議ってことで、

彼、多分、とってもいい試合すると思うから必見なんだよね。

 

 

頃合い見計らって勅使河原君の右手の具合のこと聞いてみようかなあ。

 

 

 

③ 河野洋佑君(新日本木村)×松尾実君(M・T)……Fe 8R

7勝(3KO)4敗(1KO)1分の26歳・宮崎県と、

6勝(3KO)3敗(1KO)の30歳・福岡県。

 

<1R>

お互い、そこそこではあるんだけどちょっとモッサリした立ち上がりで、

ワンツーだけ見ててもそれ程スピードなかったなあ。

 

<2R>

どっちが飛ばして行くのかって見てたんだけど、殆ど変化なくて、

プレスかけながらのワンツーは河野君の方が鋭かったんだけど、

それはあくまで比較論で言えることであって水準以上とは言えなくて、

お互い、形は綺麗なんだけど退屈なワンツーボクシングに終始してて、

仕掛けの面白さとは程遠いまま、徐々にマスボクシングみたいになってしまって、

真面目な単調さっていうのは見てる方に限界が来るもんで、一旦休憩タイム。

 

 

たまに遠目に見てたんだけど、結局そのまま終了ゴングってことで、

77-75、77-76、75-77ってことでどっちつかずの2-1で河野君だったね。

 

 

 

④ 小山拓見君(草加有澤)×岩井大さん(三迫)……SFe 8R

9勝(7KO)2敗1分の24歳・埼玉県と、

15勝(5KO)3敗1分のランク10位、25歳・千葉県。

 

この日の自分的メインイベントがこの試合。

 

試合前のアップ中に、「今日、俺が勝ちますからね。」 って岩井さんが言ってて、

そう言えば髭が何だか逞しかったんだけど、最後の最後の予想で自分、

小山君の豪打が炸裂するんじゃないかって、そう思ってたんだよね、実は……。

 

<1R>

小山君の立ち上がりはいつも通りだったんだけど、

この日の岩井さんは何だかとっても安定感があって自信に溢れてて、

チャカチャカ動きながら距離を詰めようとしてくる小山君に対して、

タイミングと届きのいいジャブをキッチリ当て込んでたんだわ。

 

で、始まって暫くした57秒、南ロープ前でのことだったんだけど、

小山君が若干体勢崩して両足が揃い気味になったとこに岩井さん、

実にタイミングのいい右を当て込んで驚きの初回ダウンゲットだったんだわ。

 

岩井さんは超強打の持ち主ではないし必殺系で打ち込んでもいなかったもんで、

小山君も殆どダメージ引きずることなく再開出来てたんだけど、

それにしても初回のダウンでリズムは壊れてしまったみたいだったなあ。

 

<2R>

挽回目指した小山君、より力を込めた腕振りをし始めていったんだけど、

岩井さんの左ジャブは絶好調で常に自らの距離を維持できてたし、

そもそもこの日は何の躊躇とか困惑が見受けられない目付きをしてたんだわ。

 

小山君も何とか何とか強いの1発って感じで攻め込んではいたんだけど、

やり過ごされることが多くて、焦れて単調になってる感じもしてきたんだわ。

 

岩井さん、シッカリしたディフェンスの中、多彩な攻めを見せてるし、

とにかく豊富な手数を抜群のタイミングで出せてて、最近の中では最高なんだわ。

 

小山君、最後の最後で右ストレートを軽くではあったんだけどとにかくヒットで、

それ1発で岩井さんの左目上を薄くヒットカットしてて、

やっぱりパンチ力は抜群だっていうとこを見せてはいたけどね。

 

<3R>

リーチ差の関係で小山君、何とかして詰めたい詰めたいの中、

ショート戦での回転力を上げていったんだけど、相手の傷を狙い切れず、

岩井さんの距離の緩急に戸惑わされてしまって届き切れないことが多かったなあ。

 

<4R>

小山君には1発でチャラにするだけのパワーがあるもんで、

岩井さんも気の抜けないラウンドが続いてたんだけど、

小山君の益々の詰め寄りショートブローの中、岩井さんの顔面も傷んできて、

気が付けば二人共、そこそこ顔面赤くなってきたんだわ。

 

一進一退が続く中、この回は若干小山君の踏ん張りが目立ってたんだけど、

残り13秒のとこでの岩井さんの右クロスが綺麗にヒットしてポイントゲット。

 

岩井さん、途中のバッティングで右目上を結構大きくカットしてたなあ。

 

<5R>

元々そういう傾向はあるんだけど小山君、左ガードが更に甘くなってきたもんで、

岩井さんの右ストレートを余りに簡単に貰い過ぎなんだわ。

 

1分17秒のとこで岩井さんのカット傷にドクターチェックが入って、

難なくリスタートはしたんだけど小山君、ここで止められたら負けは明らかなもんで、

気持込めてのガンガン飛ばしで、残り1分辺りで2回ほど右の相打ちに持ち込んで、

この時は小山君の方がハードヒッティングだったなあ。

 

残り37秒、再度のドクターチェックが入って、1ラウンドで2回はほぼダメだって、

そう思ってたらポイント充分優位な岩井さんがまだまだ出来るって男気アピールで、

その時のことを試合後に確かめたら岩井さん、

このまま終わったらチケット買ってくれた人達に申し訳ないって泣かせる台詞で、

いずれにしても流血の中で試合が再開されたんだわ。

 

一方の小山君は益々何とかしないとヤバイヤバイが出過ぎてしまったか、

残り30秒からの激闘の際にも何となく空回りしてて焦りが見えてたんだよね。

 

<6R>

やってやるやってやるって気持ち丸出しだった小山君だったんだけど、

ここに来ての冷静なヒッティングはやっぱり岩井さんの方で、

始めの1分間をほぼ圧倒してたんだわ。

 

事ここに至れば小山君、単調になっても力技系に頼らざるを得なかったんだけど、

中々いいとこ見せられないままいつの間にか鼻血出してて、

岩井さんの冷静さには揺るぎ無くて、ホントに右ストレートの当たりがいいんだわ。

 

<7R>

岩井さん、このまま緩めることなく出来るのかが焦点になっていったんだけど、

その点は全く心配する必要ないほどのこの日の集中力だったなあ。

 

山ほどの右を貰ってたもんで小山君、左顔面がかなり腫れてきて、

それと共に倒し切るような腕振りもできなくなって手詰まり感が漂ってたんだわ。

 

残り1分での岩井さんの右がまたしてものクリーンヒットだったなあ。

 

<8R>

小山君も意を決しての最後の全力打ちに挑んで行ったんだけど、

0分57秒、悪化した岩井君の右目上のバティングカット傷にドクターチェック。

 

この時は岩井さん、ドクターの差し出す指の動きが確認できなくなってたってことで、

1分04秒、負傷ストップエンドってことで……。

 

 

自分のスコアは79ー72だったんだけど、結局、79-73、79-74、78-73で、

勿論岩井さんの圧倒3-0勝ちだったね。

 

 

試合後の岩井さん、何故かこの日はとっても緊張したって言ってたんだけど、

その顔はまるで負けたボクサーのようにあっちこっち傷みまくってて、

やっぱり小山君のパンチは半端じゃなかったんだよね。

 

 

 

 

⑤ 小原佳太さん(三迫)×ロデル・ヴェンセスラオ……147P 8R

12勝(11KO)1敗(1KO)のOPBFチャンピオン、28歳・岩手県と、

8勝(2KO)9敗1分の国内10位、21歳・フィリピン。

 

久し振りにタイトル戦から解放された小原さんなんだけど、

この日はデビュー頃のウェルターに戻っての試合だったんだよね。

 

<1R>

小原さんの方が5㎝以上デカかったんだけど、ロデルの頑丈さは半端じゃなくて、

巧くはないんだけど1発に込めたパワーに全く躊躇がないもんで、

小原さんといえども不用意に貰うと危険この上無かったんだわ。

 

でも、巧かったのはやっぱり小原さんで、上を突っ突いての強烈ボディとか、

反対に下を突っ突くと見せかけて顔面強打とか色々見せてくれたんだわ。

 

乱暴な腕振りの割にロデル、結構キッチリガードなんだよね。

 

<2R>

ロデル、いきなりの右や左フックを大きく振り込んでいって、1分28秒、

そこそこの右クロスをいいタイミングでヒットさせてたなあ。

 

そこからお互いがヒートアップしていって小原さんもプレスかけながらのガンガンで、

残り22秒、大きくバッティングしてしまってカットしたのは小原さんの方で、

眉間右寄り辺りからタラ―ッと出血してしまったんだわ。

 

この回は小原さん、とにかくボディボディが強烈だったなあ。

 

<3R>

小原さん、何とか出血を収めたんだけど、それにしてもこの日の相手のロデル、

小原さんにとっては久し振りの乱暴系ゴリゴリファイターで、

ジャブ無しのいきなりフルショットにはまだまだ危険が孕んでたんだよね。

 

小原さん、相手の固いガードを動かしながらの左右アッパーと左右フックが抜群で、

その組み合わせは見てて楽しくて、その緩急も心地良かったんだわ。

 

で、残り1分18秒、そんな中からの右ショートを鋭く当て込んで、

ロデルの左目上を見事にヒットカットさせてたんだわ。

 

<4R>

自らの血を見たロデルが更に凶暴度を増していって、

勿論、小原さんも負けてたまるかの強打強打なもんで、

お互い、とってもストロークが大きくなっていったんだけど、

そんな中、やっぱり小原さんのアッパーの強烈さが目立ってたんだよね。

 

小原さんのバッティング傷はカットマンの腕でスッカリ納まってたんだけど、

ロデルのヒットカット傷からの出血は酷くなるばかりで、

いきなり収束が見えてきた1分36秒、やっぱりストップエンドっていうことで、

小原さんのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

試合後の小原さんとちょっと話したんだけど、

相手は負け越してはいるんだけど決して楽な対戦者ではなくて、

大きな左フックを右グローブでブロックした際の衝撃は凄かったって言ってたし、

頑丈そうな強打相手にいつも以上にシッカリ踏ん張って打ち込んでたんだよね。

 

ドッシリ感が増して見えたもんで、このままウェルターがいいんじゃないかって、

自分には思えたんだけどね。

 

 

 

⑥ 益田健太郎さん(新日本木村)×高橋竜也さん(ヤマグチ土浦)

                     ………日本 B タイトル戦 10R

20勝(11KO)6敗(2KO)のチャンピオン、31歳・鹿児島県と、

18勝(13KO)5敗(1KO)3分のランク11位、25歳・茨城県。

 

高橋さん、戦績はいいんだけど相手を選んでるって印象が拭えなくて、

今ではどんな経緯でランカーになったのかも忘れてしまったんだわ。

 

一方の益田さんはこの3年間で負けたのは大竹秀典さんと岩佐亮祐さんだけだし、

これまで戦ってきたメンバーのレベルがまるで違うもんで、

ここは殆ど一蹴してしまうんじゃないかって思ってたんだけどね。

 

<1R>

リーチ優位な高橋さんがまずは挑戦者らしく積極的に先攻めしていったんだけど、

あくまでチョン当て系に留まってた中、益田さんの力強さは比較にならなくて、

1Rが終わった時には既に高橋さんの顔面はかなり赤くなってたんだわ。

 

やっぱりこれまで戦ったきた相手の違いが露骨に出てきてしまったみたいで、

10-8に近いほどの10-9だったんだよね。

 

<2R>

一旦思い立った時の前詰めの鋭さとか、連打の際の迫力とか、

もうまるでA級とC級程もの差に見えてきてしまって、

いきなり時間の問題に思えてしまったもんで、自分はここで帰ってしまったんだけど、

5Rくらいまでには決着したんだろなあって確かめたら、何と判定までいって、

何と97-93×2、96-94ってことで益田さん、勝つには勝ったんだけど、

あの後どうしたのって驚いてしまったんだわ。

 

 

96-94っていうことは、あの後の8ラウンドのうち半分は取られたって、

そういうことになる訳で、一体益田さん、どうしちゃったのかなあ。

序盤で倒せるって飛ばし過ぎて、高橋さんの前にスタミナ負けしてしまったのかなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 岩井大さん

② 小原佳太さん

③ 勅使河原弘晶君

 

 

 

今日も後楽園ホールってことで、久し振りの清田祐三さんなんだわ。

 

2014年12月 7日 (日)

後楽園ホール・12月6日

 

昨日はホールへのエレベーターは並ばないと乗れないほどの久し振りの混雑で、

全てのチケットがソールドアウトってことだったんだわ。

 

自分の右隣に座った人は遥々新潟から出向いたってことで、

膝までの雪の中を長靴で出て来て、それを途中でスニーカーに履き替えて、

6日と7日に東京に泊まって8日もホールなんだってさ、凄いよね。

 

どういう訳か彼は自分の事を知っててくれて、

ブログも読んでくれてるみたいだったんだけど、

実に寡黙な孤高の観戦者だったのがとっても素敵だったんだよね。

 

それと比較するとすぐ後ろのオッサン二人連れが舞い上がってたのか煩くて、

酒飲んだデブがやたらデカイ声で実に下らない知ったか振りがシンドくて、

真後ろの耳元でガナルもんで途中からはヘッドホンだったんだわ。

 

 

ホールの入り口で山口桂太さんと横田知之君とバッタリした後、始まり始まり……。

 

 

 

① 杉本了君(八王子中屋)×永田翔君(アベ)……SFe 4R

1勝6敗(3KO)1分の33歳・東京都と、1勝(1KO)1敗の19歳・長崎県。

 

エライ年の差対決だったんだけど、杉本君には野崎雅光君が付いてたね。

 

<1R>

杉本君、いつも以上に髪の毛がバッサバサだったもんで、

チョン当てされただけで大きく被弾したみたいになってしまってるし、

体から手が離れ過ぎてるし、全体のバランスも良くないんだよなあ。

 

永田君も体に力が入り過ぎではあるんだけど、基本はシッカリしてて、

動きが大まかな相手に細かい対応ができそうな感じだったなあ。

 

<2R>

杉本君、手数アップしていったんだけど、全てのショットが大き過ぎるもんで、

外した時の危険度が半端じゃなくて、カウンターのタイミングで貰ってるなあ。

 

<3R~4R>

永田君も徐々に巻き込まれてしまったみたいで、

二人共、何だかガッサガサしてきてしまって、実に荒っぽくなってしまって、

杉本君、そこそこ手は出してるんだけど当たりが如何にもルーズで、

クリーンヒットの殆どを相手に持って行かれてしまってたなあ。

で、顔面赤くなって、終いには鼻血も出してたし……。

 

 

結局、39-37×3ってことで、永田君の3-0勝ちだったんだけど、

自分には40-36に見えたんだよね。

 

 

 

② 加藤収二君(中野サイトウ)×近藤雅之君(10count)

                                ………77㎏ 4R

0勝0敗1分のサウスポー、24歳・東京都と、

1勝(1KO)1敗(1KO)の26歳・神奈川県。

 

<1R>

二人共、まあまあのボクシングで、序盤は近藤君優勢のまま推移してたんだけど、

1分20秒、若干追い込まれ気味だった加藤君の左アッパーで流れが一変して、

多分その一発で近藤君、かなり効いてしまったみたいだったなあ。

 

で、動かされるまま南から西ロープに詰められたとこだったんだけど、

加藤君の左からの返しの右フックをまともに貰ってしまって、

それ、弱ってたとこでの直撃だったもんでドーンと倒れ込んでしまったんだわ。

 

で、カウント始まった直後に陣営からタオルが投げ込まれてのKOエンドってことで、

1分50秒、加藤君の初勝利KO勝ちだったね。

 

 

 

③ 米重貴博君(八王子中屋)×野村和也君(山龍)……73㎏ 4R

1勝(1KO)1敗の33歳・神奈川県と、0勝2敗(1KO)1分の23歳・東京都。

 

重たいクラスが続いたんだけど野村君、まだまだ絞れそうな体型だったね。

 

<1R>

キッチリ体が作れてた米重君がプレスかけながらの先行策で、

野村君は待ちボクシングからのカウンター狙いだったんだけど、

その丸太殴り系は余りに鈍重だったもんで隙を突くまでにはなってなくて、

中間距離を征した米重君ペースは明らかだったなあ。

 

<2R>

始まって42秒、米重君の重そうな右フックを貰って野村君、

いきなりバタついてしまってからは劣勢は更に明白になってしまって、

元々スタミナ面にも課題があるみたいで、いきなりハァーハァー口開いてたなあ。

 

<3R~4R>

野村君、何だかボーッとしてる感じで、米重君は実に楽々な展開で、

段取りのいい攻撃さえできれば早目に決着付けられそうだったんだけど、

詰め切れずというか手際が良くなくて、そのままズルズルの中、

時折意識が飛んでるみたいだった野村君の踏ん張りの方が上回ってて、

結局そのまま終了ゴング。

 

自分のスコアは40ー36だったんだけど、40-36、39ー37×2ってことで、

勿論、米重君の圧倒3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 丸木和也さん(天熊丸木)×クウエ・ピーター君(KG大和)

                              ………65㎏ 6R

17勝(11KO)2敗(1KO)のランク7位、26歳・熊本県と、

5勝(3KO)5敗(1KO)2分の26歳・ガーナ。

 

クウエ君は直近の5試合は0勝4敗1分で、丸木君はこの戦績でのランク7位だし、

こりゃとっても勝負にならないんじゃないかって思ってたんだよね、実は……。

 

試合前にクウエ君にちょっと声掛けたんだけど、

彼、若い頃のマイルス・デイビスにちょっと似てるんだよね。

 

<1R>

丸木さん、結構いいジャブ打つし全体のバランスも良くて流石だったんだけど、

初めの30秒までで綺麗なワンツーを2回ヒットさせてたのはクウエ君の方で、

丸木さん、序盤はやっぱり様子見なのかなあって、この時は思ってたんだよね。

 

<2R>

丸木さん、手数アップすると共に左ボディもシッカリ打ち込んできたんだけど、

まだまだトータルのヒット数ではクウエ君の方が上回ってたんだよね。

 

いずれにしても丸木さん、どっかで飛ばすんだろうなあって見てた残り25秒、

赤コーナーのすぐ前でクウエ君、とっても角度のいい右クロスがナイスヒットで、

そんなに強烈ではなかったんだけど丸木君、脆くもダウンしてしまったんだわ。

 

殆どダメージを残さないダウンではあったんだけど丸木さん、

前半の2ラウンドで既に3ポイントのハンデを負ってしまったんだわ。

 

<3R>

ふざけんなコノヤロって感じで逆転KO目指してプライド賭けて飛ばして来るって、

絶対そうするだろうなって見てたんだけど丸木さん、それ程のことなくて、

始めの2分間は攻勢かけていってたんだけど、いいのは左ボディだけで、

これまでのカタカナボクサーならそれで倒れてたんだろうけど、

関東のボクサー達はそれだけでは倒れない訳で、

それを有効な右に繋げられないままで、戦績とは程遠い動きのままで、

残り1分頃からは却ってクウエ君の逆襲を喰らってしまってたんだわ。

 

<4R>

1分半までの左の差し合いでも丸木さん、明らかに劣勢で、

とってもランク7位のボクシングには見えなくて、どっか体調崩してるのかって感じで、

首傾げるばかりだったんだよね。

 

<5R>

始めの1分過ぎまではほぼイーブンに推移してたんだけど、

クウエ君もボディブローが効いてきたみたいで、動きも鈍って手数も減ってきて、

疲れてくると出て来る例の猫パンチ風が多くなってきたもんで丸木さん、

ここぞの一気攻めが始まるかと思ってたら、ここでもそれ程のことなくて、

これまでの劣勢を一気に取り戻すチャンスだっていうのにまだ普通にやってて、

一体、陣営と本人はどういうポイント計算をしてるかってことで不思議だったなあ。

 

<6R>

丸木さん、ヤケクソの最終ラウンドパフォーマンスかと思ったらあくまで普通で、

何かズルズル下がり気味でもあるし、最後まで返しの左は打ててないし、

残り1分ではクウエ君にまたしても見栄えのいいワンツーを打ち込まれてるし、

ラストラッシュでも完全に負けてるし、なんだこりゃのまま終了ゴング。

 

 

自分のスコアでは5R以外は全部クウエ君の59-54だったんだけど、

結局、60-53×2、58-55ってことで丸木君、完敗の0-3負けで、

これ程情けないランカーっていうのも久し振りに見たんだわ。

 

こういうボクサーがいるから西方面のランカーっていうのはその実力が判り難くて、

丸木さんもここんとこ5試合はカタカナボクサー相手のランクキープってことで、

この日もカタカナボクサー相手の6回戦ってことで、

何とかランキング維持って目論みだったんだろうけど、

余りに弱過ぎの下手過ぎで、異常に腹立ったんだわ。

 

 

 

⑤ 小國以載さん(角海老)×石本康隆さん(帝拳)

                  ………日本 SB タイトル戦 10R

13勝(4KO)1敗(1KO)のランク1位、26歳・兵庫県と、

24勝(7KO)7敗(1KO)のランク2位、33歳・香川県。

 

周囲で尋ねたお終いの2試合の予想は殆ど一致してたんだけど、

この試合については見解が真っ二つって感じだったんだよね。

 

石本さんは強い相手の場合だと実に頼もしいパフォーマンスを見せるし、

小國さんもカッチリしたボクシングをすると難攻不落系だからね。

 

<1R>

手数的には小國さんの方がスムースでラウンドトータルでも圧してたんだけど、

常に若干のプレス効かせつつよりシッカリ当ててたのは石本さんの方で、

残り1分での右フックとか左ストレートの印象がとっても良くて、

この日の石本さん、最初っから結構強めに打ち込んでたんだわ。

 

<2R>

石本さん、タイトなショートブローの中に大胆な右も混ぜ込んでて、

展開を動かす中々のパフォーマンスで始めの1分で右、右をヒットヒットさせて、

以降挽回していった小國さんといい勝負ではあったんだけど僅差でゲットだね。

 

<3R>

二人合わせてのKO率が24%ってことで、要するに倒し屋ではないもんで、

ヒット数と当て方の綺麗さを争う試合の中、自分はこのラウンドは小國さんに

振ったんだけど、以降、とっても微妙なやり取りに終始するラウンドが続いて、

どこのどういう場面を評価するかで別れるような展開だったんだわ。

 

<4R>

序盤の1分間は小國さんの取り敢えずの攻勢に目が行ったんだけど、

お互い、ガードがシッカリしてて殆どクリ―ヒットを許さないままで、

結局、小國さんの左ボディブローが見栄え良かったって印象だったんだわ。

 

<5R>

始まってすぐの17秒、石本さんの右フックが2発連続ヒットして、

途端に小國さんの左目上がヒットカットしてしまって1分過ぎにドクターチェック。

 

リスタート後、甲乙付け難い激しい攻防が続いて、

やっぱりお互いの一発の決定力には今一感を感じつつではあったんだけど、

それでもそれを自覚してる二人の軽快で気持ちのこもったパフォーマンスは

見ててとっても心地良かったんだよね。

 

ここまでの自分のスコアは48-47で石本さんだったんだけど、

発表された中間スコアは48-47×2、47-48ってことで小國さんの2-1。

 

<6R>

石本さん、相手のボディ攻めを嫌がる余りか、攻め込んだ後の逆襲避ける為か、

若干、頭を下げる傾向が強まってきて印象的に良くないんだけどなあ。

 

このラウンドは1分半頃の小國さんの右フックのハードヒットを評価したもんで、

ここまでで自分の中では丁度イーブンだったんだわ。

 

<7R>

見せ方が左右する展開は更に続いて、石本さんも手数落ちはしてないんだけど、

クリーンヒット数は小國さんだったかなあ。

 

<8R>

二人共、タイトなボクシングスタイルに全く緩みはなくて、

石本さんの右フックもそこそこではあったんだけど、

小國さんの左フックの方が工夫に満ちてて印象深かったんだよね。

 

<9R>

まず先行したのは小國さんの方だったんだけど、1分20秒、

石本さんの左右がとっても綺麗にヒットして、その後は優劣付け難い攻防で、

終了ゴングが鳴った時には中盤での石本さんの攻勢が記憶に残ってたんだわ。

 

<10R>

お互い、全く緩まないままの最終ラウンドはやっぱり流石って感じで、

頭寄せ合って歯食いしばってのショートブロー合戦で、

手数は石本さんだったんだけど、ここでのシッカリ感は小國さんだったなあ。

 

 

一瞬でも気を抜くと倒されてしまうっていうような緊張感は無かったんだけど、

綺麗な当て方の競争としてはとっても面白かったんだよね。

 

やったり取ったりの結果、自分は96-94で小國さんだったんだけど、

結局、96ー94×2、96-95ってことで小國さんの3-0だったんだけど、

石本さんも負けた気はしなかったんじゃないかなあ。

 

 

二人共、サポーターが沢山いるもんで話す機会はなかったんだけど、

いい試合を見せてくれてアリガトだったんだわ。

 

 

 

⑥ 柴田明雄さん(八王子中屋)×渕上誠さん(ワタナベ)

             ………OPBF&日本 M タイトル戦 12R

23勝(9KO)8敗(5KO)1分のOPBF 、日本チャンピオン、33歳・神奈川県と、

21勝(12KO)9敗(3KO)のサウスポー、OPBF4位、日本2位、31歳・鹿児島県。

 

自分には何となく、イカ対タコの戦いっていうイメージだったんだけどね。

 

<1R>

初っ端から結構なハイペースだったんだけど、より細かく出来てたのは柴田さんで、

渕上さん、中間距離から中々左のいいのを打たせて貰えてなかったんだわ。

 

<2R>

柴田さんの右、渕上さんの左がそこそこ当たりだしたんだけど、

まだまだ渕上さん、例のチョンチョン右ジャブからのドッコーン左が打ち出せなくて、

その辺は柴田さんに読まれてしまってるみたいで、

もう少し違った角度からのアプローチが要ると思ったんだよね。

 

<3R>

お互い、ちょっと工夫に欠けてきて同じようなパターンを繰り返してて、

やってる方も見てる方もちょっと我慢比べって感じになっていったんだわ。

 

って見てた残り45秒、イカの足のように伸びた柴田さんの右ストレートが直撃して、

それ丁度、渕上さんの両脚が揃い気味だったとこだったもんで、

呆気ないほど簡単に渕上さん、リング中央で仰向けにダウンしてしまったんだわ。

 

このパンチ、実はセコンドに入ってた佐々木トレーナーが、

「自分から行け! 自分から!」 って檄飛ばした直後のことで、

結果的にはそれまでの小康状態を破るべくの実に適切なアドバイスだったんだわ。

 

<4R>

渕上さんの挽回攻勢から始まったんだけど、圧倒するまでには至らなくて、

前々には詰めてるんだけど有効打には繋げられないまま、

何となく退屈系になってきたのは、二人共が自分都合でやり過ぎというか、

相手の打ち終わりに合わせて危険なパンチを打ち出すってことが無いせいか、

イカとタコが足をからませ合うような感じになってきたからだって思ったんよね。

 

 

この回が終わっての中間スコアは39-36、38-37×2ってことで、

柴田さんの3-0だったんだけどちょっと判り難くかったなあ。

ただ、自分の40-35っていうのもどうかと思う訳で、

あんまり真剣に見てなかったのかも知れないんだわ、正直に言うと……。

 

<5R>

やっぱり全体にとっても大雑把な試合になってしまって、

お互い、小突かれ続けてたもんで消耗進んで動きもダルーンとしてきてしまって、

結局は工夫の無いまま単調に過ぎる渕上さんが徐々に追い込まれてるって、

そういうイメージしか浮かばなくなってしまったもんで、一旦離席ってことで……。

 

 

ブラブラしながら色んな人と色んな話をしてたら結局最終ラウンドまでいって、

最後の最後、渕上さんが力尽きて体伸び切ってアゴが上ったとこでTKOエンド。

 

 

 

⑦ 荒川仁人さん(八王子中屋)×加藤善孝さん(角海老)

                               ………62㎏ 10R

25勝(16KO)4敗1分のサウスポー、ランク2位、32歳・東京都と、

28勝(9KO)5敗(1KO)1分の日本チャンピオン、30歳・茨城県。

 

お互い、花束の数でも負けたくないって程の女の子の列だったね。

 

<1R>

初っ端から加藤さん、それほど無理しないままに圧力をかけることが出来てて、

その力強さは若干様子見の仁人さんをかき分けていくような感じだったね。

 

<2R>

この日の仁人さんはラスベガス仕様を封印して、カッチリ型に戻してたんだけど、

戦い方がスッキリ納まってなくて、何か小さくまとまってしまってる感じさえして、

この回は前の回以上の差が出て来てしまって、どうするつもりなのかなあ。

 

加藤さんは以前のようなロボコップみたいなカキコキした動きから脱し切れてて、

ガッシリ感は維持したまま、バランスの取れた実にスムースなパフォーマンスで、

素直に出る右ストレートが余りにも自然なせいか、やたらヒットヒットだったんだわ。

 

<3R>

仁人さん、普通以下ではないんだけどキレ的には今一感が強い中、

徐々に左顔面が赤くなってきてるし、アゴの辺りをやたら気にしてて、

ケンカして殴られたことのある人は解ると思うんだけど、

アゴがちゃんとしてないような気がするもんなんだけど、ちょっとそんな感じで、

それはやっぱり加藤さんのパンチがキッチリ届いてるっていう証拠なんだよね。

 

加藤さん、左ボディもそこそこの打ち込みで、キッチリ感じ掴んだみたいだね。

 

<4R>

仁人さん、相手の打ち出しに合わせようとはしてるんだけど合わせ切れてなくて、

左アッパーも当たりが良くない為か、加藤さん陣営はとっても警戒してたんだけど、

しつこく続けるってこともしないまま戦術的な行き詰まり感が漂ってきて、

加藤さんのワンツーやいきなりの右、逆ワンツーなんかがとっても見栄え良くて、

そもそも加藤さん、打ち出すタイミング感がとっても良かったんだよね。

 

<5R>

仁人さんもそこそこいい場面を作ってたんだけど、

加藤さんにはそれを圧倒し切るフィジカルと当たりの強さがあったなあ。

 

<6R>

始めの1分間の接近ショート戦を加藤さんが征した後、

仁人さんが左ボディの強打に成功したんだけど、

その直後、加藤さんがまたもやの右フック、左ストレートで大きく巻き返してて、

仁人さん、綺麗に当て込むタイミングを逃してるって感じだったんだよね。

 

<8R>

大きな展開の無い中、仁人さんの左右ストレートが目立ってたね。

 

<9R>

始めの2分間は小康状態が続いてたんだけど、

ラスト30秒からは気合再注入の仁人さんペースで、

このラウンドも連続ゲットかなあって思ってた残り17秒、

加藤さんの右ショートフックが直撃して仁人さん、足元バタバタさせてたなあ。

 

<10R>

お互い、最後まで大人のボクシングをしてて、

ラストだからってメチャな鬼打ちすることもなく、

加藤さんに右と仁人さんの左右ボディの比較ってことで、

残り1分からの体寄せ合ってのショート戦も決着付かないまま終了ゴング。

 

 

自分は97-93だったんだけど結局、97-94×2、96-95ってことで、

加藤さんの3-0勝ちだったんだけど、正直なところ、スコア差以上の差があって、

加藤さんは9年前と比べると若干遅々とではあったんだけど、

それでも確実に進歩してきたって感じがしたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 加藤善孝さん

② 小國以載さん

③ クウエ・ピーター君

 

 

 

昨日は7試合しか組まれてなかったんだけど、

最後の方は10回戦、12回戦、10回戦のフルラウンドだったし、

途中のKO決着は1試合しかなかったもんで、終わったら10時をとっくに過ぎてて、

誰とも話しないで、そのままヒッソリ帰ったんだわ。

 

2014年12月 5日 (金)

2007年6月……。

 

何でもないとこから2007年6月度のランキング表がヒョイと出て来たんだよね。

 

今から7年ほど前になるんだけど、この時期は自分がブログを始めた頃でもあって、

今活躍してる知り合いのボクサー達がデビューした頃でもあるんだけど、

登場する名前の中には今だに現役で頑張ってるボクサーもいるし、

そうだよなあって懐かしく思い出すボクサー達も沢山いるんだよね。

 

当時のランキング表は世界ランクと日本のそれとが別表示になってて、

力関係がとっても判り易かったし、日本ランクは12位までだったんだよね。

 

 

以下に掲げるのはその中で個人的な記憶に残るボクサー達なんだけど、

便宜上、敬称略ってことで……。

 

 

  

 

【世界チャンピオン】

新井田豊(5)、イーグル京和(5)、坂田健史(獲得)、長谷川穂積(4)の4名。

当時のチャンプはバンタム級までだったんだよね。

 

 

【OPBFチャンピオン】

和賀寿和、相澤国之、ロリー松下、榎洋之、小堀佑介、丸元大成、クレイジー・キム、

佐藤幸治の計8名。

 

 

【世界ランキング】

高山勝成、ロデル・マヨール、黒木健孝、三沢照夫、八重樫東、嘉陽宗嗣、

山口真吾、國重隆、翁長吾央、内藤大助、吉田健司、名城信男、川嶋勝重、

菊井徹平、相澤国之、三谷将之、ロリー松下、大場浩平、西岡利晃、下田昭文、

山中大輔、ホルヘ・リナレス、榎洋之、粟生隆寛、松田直樹、小堀佑介、嶋田雄大、

長嶋健吾、木村登男、クレイジー・キム。

 

 

【日本ランキング】

 

 

【ミニマム級】……黒木健孝(獲得)

①堀川謙一、②辻昌建、③金田淳一郎、④熊田和真、⑤小熊坂諭、⑥久田恭裕、

⑦斎藤直人、⑨松本博志、⑩小川利樹。

 

 

【ライトフライ級】……嘉陽宗嗣 

①家住勝彦、⑤池原繁尊、⑥山中力、⑦瀬川正義、⑨黒田雅之。

 

 

【フライ級】……吉田健司

②清水智信、④久高寛之、⑤今宮佑介、⑦金城智哉、⑩佐藤常二郎、

⑪五十嵐俊幸。

 

 

【スーパーフライ級】……河野公平

①丸山大輔、③中広大悟、⑤姫野崇史、⑥三枝健二、⑦本田秀伸、⑧杉田純一郎、

⑩有永政幸。

 

 

【バンタム級】……三谷将之

①臼井欽士郎、④福島学、⑤寺畠章太、⑧名護明彦、⑨木嶋安雄、⑪冨山浩之介。

 

 

【スーパーバンタム級】……下田昭文

①木村章司、③瀬藤幹人、④玉越強平、⑦三浦数馬、⑧杉田祐次郎、⑩小林秀徳、

⑫長井祐太。

 

 

【フェザー級】……粟生隆寛

①沢永真佐樹、③渡邊一久、④福原力也、⑤梅津宏治、⑥秋葉慶介、

⑧上野則之、⑩河村貢治、⑪細野悟、⑫宮田芳憲。

 

 

【スーパーフェザー級】……小堀佑介

①三浦隆司、②真鍋圭太、③藤田和典、④松崎博保、⑤大之伸くま、

⑥阪東ヒーロー、⑦矢代義光、⑩竜宮城、⑪三上朗央、⑫ジャガー哲也。

 

 

【ライト級】……長嶋健吾

①リッキー・ツカモト、②中森宏、③石井一太郎、⑥三垣龍次、⑦五十嵐圭、

⑩内山高志、⑪熊野和義、⑫大沢宏晋。

 

 

【スーパーライト級】……木村登男

①長瀬慎弥、②伊藤俊介、⑥小野寺洋介山、⑩亀海喜寛、⑫吉田真。

 

 

【ウェルター級】……湯場忠志

①牛若丸あきべえ、②沼田康司、③大曲輝斉、④新井雅人、⑤上石剛、

⑧新井恵一、⑨出田裕一。

 

 

【スーパーウェルター級】……石田順裕

①日高和彦、②野中悠樹、④川崎タツキ、⑤今井桃太郎、⑦荒井操、⑧古川明裕。

 

 

【ミドル級】……江口啓二

①鈴木典史、②鈴木哲也、③小松学、④氏家福太郎、⑤保住直孝、⑥清田祐三、

⑦中堀智永、⑧渕上誠。

 

 

 

上記の中には27名ほどの現役ボクサーがいるんだけど全部判りますかあ。

 

 

 

明日の後楽園ホールは稀に見る豪華カードだっていうのにG+は、

プロレスとかゴルフの録画放送なんかトロトロ放送する予定になってるんだけど、

全く正気の沙汰とは思えないんだけどなあ。

 

 

2014年12月 3日 (水)

12月のボクシング

 

昨日の午後、11月25日に移転したワタナベジムに行って来たんだわ。

五反田駅のホーム挟んでまるで真向いなんだよね。

 

総面積は聞かなかったんだけど、今まで3フロアだったのが2フロアになってて、

3面あるリングは勿論、マシーンやらサンドバッグに至るまでの全部が新品で、

ゲロッパの排水がそのまま下水菅に繋がってるのがちょっと凄かったね。

 

時間帯が早かったもんで、プロは福原力也さんと松土翼君しかいなかったんだけど、

小口さん、高橋さん、佐々木さん、石原さんって、トレーナーが揃ってて、

小口さんにジムの中を案内して貰ったんだよね。

 

その後渡辺会長にコーヒーを御馳走になりながら、

年末の8個の世界戦について色々話をしたんだよね。

 

 

いつもの通り、12月のボクシングの前にまずは11月ボクシングの個人的反省会。

 

11月は11ボクシングあって100試合近く見たんだけど、

これだけの試合数を見てる一般客はまずいないと思うんだけど、

片寄った見方をしてるんじゃないかっていう自覚もしてるもんで、

以下の其々の順位に関してもあくまでもあくまでもなんだよね。

 

自分より沢山の試合を見てるのはボクモバ以外にはないと思ってて、

彼等がもし順位付けをしたらどうなるのかって興味あるんだけど、

多分、スタッフの数だけのベスト20があるんじゃないかなあ。

 

で、自分的な11月のベスト20は以下の通りなんだわ。

 

 

 

【11月のボクシングベスト20】

*左側が勝者、( )内は事前期待度順位。

 

① ローマン・ゴンサレス×ロッキー・フエンテス (1)……6RKO 

② 三浦隆司×エドガル・プルエタ (2)………6RKO 

③ 木村悠×油田京士 (3)………3-0 

④ 斎藤洋輝×田之岡条 (5)……3-0 

⑤ 林徹磨×平龍太郎 (10)………3RKO 

⑥ 赤穂亮×アントニオ・ガルシア (ー)………4RKO 

⑦ 伊藤雅雪×ライアン・セルモナ (8)………1RKO 

⑧ 杉崎由夜×ガブリエル・ロヨ (ー)………3-0 

⑨ 久我勇作×高橋謙太 (11)………3-0 

⑩ 今野裕介×藤中周作 (6)………3-0 

⑪ 原田門戸×土屋修平 (4)………2-1 

⑫ 須田和弥×大塚博之 (14)………1RKO 

⑬ 宮地隆佳×高橋史 (ー)………1RKO 

⑭ 粕谷雄一郎×頴川裕 (17)………3-0 

⑮ 久保裕希×市川雅之 (18)………3-0 

⑯ 坂本尚志×綱島亨平 (16)………3-0 

⑰ 大間和友×阪田壮亮 (ー)………2RKO 

⑱ 阿部麗也×森屋直人 (26)………1RKO 

⑲ 高橋竜平×児玉堅 (29)………3-0 

⑳ 大川泰弘×サンディ・コルガ (ー)………5RKO

 

 

 

【12月のボクシングスケジュール】                                                                                                              

今年は11月末までに91回のボクシング観戦をしてるんだけど、

12月は9ボクシングを予定してるから丁度100回になるんだよね。

去年までは大体107~108回だったから興行数が少し減ったんだね。

 

12月30日、31日の二日間に何と8試合もの世界戦が組まれてて、

こういうのは初めてだと思うんだけど、自分はその内6試合観戦予定なんだわ。

 

8試合の全てに日本人ボクサーが勝つっていうことになると、

新たに6名の世界チャンプが誕生する訳で、合計11名にもなるんだよなあ。                                                            

 

*左側が勝者予想。

 

・12月 6日………(後楽園)

荒川仁人×加藤善孝、柴田明雄×渕上誠、小國以載×石本康隆、

丸木和也×クウエ・ピーター。

 

・12月 7日………(大阪)

加治木了太。

  

・12月 8日………(後楽園)

益田健太郎×高橋竜也、小原佳太×ロデル・ヴェンセスラオ、

小山拓見×岩井大、勅使河原弘晶×相川学己。

 

・12月 9日………(後楽園)

清田祐三×アブハイ・チャンド。

 

・12月14日………(大阪)  

帝里木下。

 

・12月15日………(後楽園)

山田智也×近藤明広、関豪介×長井祐太、若松竜太×中川とん虎、

岡畑良治×丸亀光、上林巨人。

 

・12月17日………(後楽園)

小竹雅元×松山和樹、鬼ヶ島竜×渡邊秀行、藤北誠也×大嶽正史。

 

・12月18日………(後楽園)

芹江匡晋×臼井欽士郎、堀陽太×松尾雄大、長嶺克則×大保龍斗。

 

・12月21日………(後楽園)  全日本新人王決定戦

 

・12月28日………(大阪)

チャーリー太田×野中悠樹。

 

・12月30日………(東京都体育館)

ホルヘ・リナレス×ハビエル・プリスト、井上尚弥×オマール・ナルバエス、

八重樫東×ペドロ・ゲバラ、松本亨×ルスリー・サモール、

井上拓真×ネストール・ナルバエス。

 

・12月31日………(大田区総合体育館)

内山高志×イスラエル・ペレス、河野公平×ノルベルト・ヒメネス、

田口良一×アルベルト・ローゼル、嶋崎俊×大和田寿、木下貴大×中村誠康、

荒木貴裕×林崎智嘉志。

 

・12月31日………(大阪)

ギジェルモ・リゴンドー×天笠尚、高山勝成×大平剛。

 

 

 

【12月のボクシング期待度ベスト30】

*左側が勝者予想。

 

① 田口良一×アルベルト・ローゼル

② 井上尚弥×オマール・ナルバエス

③ ホルヘ・リナレス×ハビエル・プリスト

④ 内山高志×イスラエル・ペレス

⑤ 河野公平×ノルベルト・ヒメネス

⑥ 八重樫東×ペドロ・ゲバラ

⑦ 荒川仁人×加藤善孝

⑧ チャーリー太田×野中悠樹

⑨ 小國以載×石本康隆

⑩ 柴田明雄×渕上誠

⑪ 芹江匡晋×臼井欽士郎

⑫ 高山勝成×大平剛

⑬ 勅使河原弘晶×相川学己

⑭ 長嶺克則×大保龍斗

⑮ 清田祐三×アブハイ・チャンド

⑯ 益田健太郎×高橋竜也

⑰ 小山拓見×岩井大

⑱ 小竹雅元×松山和樹

⑲ 鬼ヶ島竜×渡邊秀行

⑳ 松本亨×ルスリー・サモール

 

(21) 井上拓真×ネストール・ナルバエス

(22) 関豪太×長井祐太

(23) 堀陽太×松尾雄大

(24) 荒木貴裕×林崎智嘉志

(25) 嶋崎俊×大和田寿

(26) 木下貴大×中村誠康

(27) 若松竜太×中川とん虎

(28) 藤北誠也×大嶽正史

(29) 山田智也×近藤明広

(30) 丸木和也×クウエ・ピーター

 

 

 

14日は衆議院選挙の投票日なんだけど、自分的な選挙の争点は大きく4つで、

アベノミクス、原発再稼働、集団的自衛権、特定秘密保護法だと思ってるんだけど、

ただ、其々の課題についての自分の考えにピッタリ合う政党は皆無なもんで、

こういう場合はどうしたらいいんだろうかって迷うばかりなんだわ。

 

2014年12月 1日 (月)

11月度ランキング

 

近くのスーパーでアメリカ産の白玉ネギっていうのを買って来たんだけど、

ホントに皮まで真っ白で、そのままサラダに使える生食可ってことだったんだけど、

試しに一かけら食べてみたら、これがまあとんでもなくて、

ゲーッて吐き出すほど苦辛い普通の玉ネギで、全く酷い目にあったんだわ。

 

 

 

次のボクシングまで久し振りの中1週間ってことで、

どっかのジムへ見学に行ってみようかとも思ってるんだよね。

 

 

 

11月のランキングは10月29日~11月26日までの試合結果を対象にしてて、

11月28日に発表されたんだわ。

 

 

【世界チャンピオン】

河野公平さん(獲得)、カルロス・クァドゥラス(2)、山中慎介さん(7)、

内山高志さん(8)、三浦隆司さん(3)の計5名。

 

三浦さんは11月22日、指名挑戦者のエドガル・プエルタに6RKO勝ちして

3度目の防衛成功。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

田中恒成さん(獲得)、江藤光喜さん(1)、岩佐亮祐さん(1)、和氣慎吾さん(4)、

天笠尚さん(3)、中谷正義さん(2)、小原佳太さん(1)、亀海喜寛さん(1)、

柴田明雄さん(2)、清田祐三さん(獲得)の計10名。

 

田中さんは10月30日、原隆二さんに10RKO勝ちして王座ゲット。

 

中谷正義さんは10月28日に宇佐美太志さんとのタイトル戦に3-0勝ちして

2度目の防衛成功。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……大平剛さん(2)

田中恒成さんにOPBFベルトを奪われた原隆二さんが3位にランクイン。

 

3位だった岨野豊さんが指名挑戦者として1位にアップ。

 

最下位の8位に華井玄樹さんがランキングされてるんだけど理由は知らない。

 

4位だった岩橋裕馬さんがランクアウトしたもんで空きは7名分のまま。

 

 

 

【ライトフライ級】……木村悠さん(2)

木村さんは11月1日、油田京士さんとのタイトル戦に3-0勝ちして2度目の防衛。

敗れた油田京士さんは11位から14位にダウン。

 

3位だった小野心さんが指名挑戦者として1位にアップ。

で、1位だった田口良一さんが3位、2位だった八重樫東さんが4位に其々ダウン。

 

11月24日、李明浩さんに3-0負けした大前貴史さんが9位から11位にダウン。

 

11月1日、大塚博之さんに1RKO勝ちした須田和弥さんが13位にランクインして、

大塚さんは13位からの残念ランクアウト。

 

11月1日にノーランカーに2-0勝ちした古藤愛樹さんは14位から15位にダウン。

 

先月まで1名分の空きがあったのがキッチリ埋まったね。

 

 

 

【フライ級】……村中優さん(2)

11月7日、田之岡条さんに3-0勝ちした斎藤洋輝さんは1個上がって5位、

敗れた田之岡さんは13位からもう後の無い15位にダウン。

 

11月24日、大前貴史さんに3-0勝ちした李明浩さんが7位から6位にアップ。

 

試合の無かった黒田雅之さんが5位から7位にダウン。

 

11月24日、長田瞬志さんに3-0勝ちしたサイボーグ何チャラさんが

10位から8位にアップして、敗れた長田さんは12位から14位にダウン。

 

11月26日、なかがまひょうぶさんに3-0勝ちした福本雄基さんが11位にランク。

敗れたなかがまさんは8位から13位にダウン。

 

ランクダウンが何人かいたもんで14位の阪下優友さんが12位にアップ。

 

15位にランキングされてた渡邊秀行さんが押し出される形でランクアウト。

 

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(獲得)

11月26日にフィリピンボクサーに3-0勝ちした江藤大喜さんは3位のまま。

 

11月2日にタイボクサーに3RKO勝ちした森川真一郎さんも10位のまま。

ってことで結局、この階級は全く異動ナシ。

 

 

 

【バンタム級】……益田健太郎さん(1)

11月22日に強豪メキシカンに4RKO勝ちした赤穂亮さんは勿論1位のまま。

 

11月23日にインドネシアボクサーに3RKO勝ちした田中裕士さんは

8位から6位にアップ。

 

11月15日に石川貴章君に7RKO勝ちした中野敬太さんが12位から9位にアップ。

 

大場浩平さんと石田將大さんがランクアウトした為、其々が2位ほどアップ。

 

11月16日にノーランカーに2RKO勝ちした池永達也さんが14位にランクイン。

 

空き1名分発生してるね。

 

 

  

 

【スーパーバンタム級】……空位

3位の古橋岳地さんが正規に指名挑戦者に昇格して、

小國以載さんと石本康隆さんの試合の勝者への挑戦が決まったね。

 

11月25日、高橋謙太君に3-0勝ちした久我勇作さんが6位から4位にアップ。

 

11月22日、スコット・クイッグとの世界戦で0-3負けした大竹秀典さんが

4位から5位にダウン。

 

長谷川穂積さんがランクアウトしてできたスペースにストロング何チャラさんが

15位にランキングされてるけど全く意味が不明なんだわ。

 

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(1)

1位の福原力也さんが指名挑戦者表記になってるね。

 

11月14日、ノーランカーに2-0勝ちした横山大輔さんは2位のまま。

 

11月8日にタイボクサーに1RKO勝ちした渡邊卓也さんも3位のまま。

 

11月23日、インドネシアボクサーに3-0勝ちした林翔太さんは7位から6位に、

11月24日、ノーランカーに3-0勝ちした京口竜人さんも10位から9位にアップ。

 

11月14日に上野則之さんに3-0勝ちした高山和徳さんが7位にランクされ、

敗れた上野さんは4位から13位に大幅ダウン。

 

11月9日、タイボクサーに2RKO勝ちした大沢宏晋さんは12位のまま。

 

15位だった橋本和樹さんは押し出されてのランク落ち。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(2)

11月25日、フィリピンボクサーに1RKO勝ちした伊藤雅雪さんが

3位から1位にアップしての指名挑戦権獲得。

 

11月7日、梅津宏治さんに3-0勝ちし中川祐輔さんが6位にランキング。

敗れた梅津さんは2位から12位へ大幅ランクダウン。

 

10月30日、原純平さんに2-1勝ちしたスパイス松下さんが15位にランキング。

負けた原さんは14位からのランクアウト。

 

 

 

【ライト級】……加藤善孝さん(7)

10月28日にノーランカーに3-0勝ちした鈴木悠平さんは

杉崎由夜さんと入れ替わっての5位にアップ。

 

11月17日、相馬一哉君に3-0勝ちした恩床健太さんが13位から11位にアップ。

 

10月28日、OPBFタイトル戦に敗れた宇佐美太志さんが10位から13位にダウン。

 

 

 

【ウェルター級】……岡田博喜さん(1)

1位の外園隼人さんが正規の指名挑戦者に昇格。

 

11月1日、ノーランカーに5RKO勝ちした中澤将信さんは3位のまま。

 

11月25日、合田剛士君に5RKO勝ちした細川バレンタインさんが

9位から8位にアップ。

 

11月9日、ノーランカーに3RKO勝ちした岡崎祐也さんが10位から9位にアップ。

 

11月1日、奥田翔平さんに3RKO勝ちした吉田龍生さんが10位にランクインして、

敗れた奥田さんは8位から12位にダウン。

 

11月24日、ノーランカーに3-0勝ちしたジャンボ何チャラさんは14位のまま。

 

空き1名減って1名分。

 

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(4)

1位の新藤寛之さんが正規指名挑戦者になってる。

 

11月7日、インドネシアボクサーに6RKO勝ちした大川泰弘さんは2位のまま。

 

11月18日、藤中周作さんに3-0勝ちした今野裕介さんが11位にランクインして、

敗れた藤中さんは10位から最下位の12位にダウン。

 

空き1名減って3名分。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(獲得)

ここは全く異動ナシで空き4名分も変わらず。

 

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(1)

11月17日、ノーランカーに7RKO勝ちした秋山泰幸さんは3位のままだけど、

柴田さんと太田さんのタイトル戦の勝者への挑戦権を獲得したんだわ。

 

11月24日、タイボクサーに4RKO勝ちした前原何チャラさんは6位のまま。

 

空き7名分も変わらず。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

毎年この時期になると出稼ぎ外国人ジョッキーが沢山やって来るんだけど、

自分はそういうのは大反対で、折角のジョッキーデータが役に立たなくなるからね。

で、なるべく参加を控えることが多いんだよね。                                                             

 

11月は全部で35レースに参加して、中盤はタレたんだけど、

序盤と終盤を健闘して回収率は181%だったんだよね。

 

で、1月からの通算は297レースに参加して、回収率が95%まで回復して、

あと8回で根性の100%超えを目指すんだわ。

 

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