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2014年11月

2014年11月29日 (土)

後楽園ホール・11月28日

 

トーマス・ツェートマイヤーっていうのは50歳代のバイオリニストなんだけど、

とっても素敵な風貌をしてたもんで、普段は殆ど聴かないクラシック音楽なんだけど、

ついつい聞き入ってしまったんだわ。

 

一切伴奏のない所謂無伴奏コンサートだったんだけど、

とにかく彼の表情とか佇まいとかが実に魅力的だったんだわ。

 

 

 

本来なら今日はマニラで山元浩嗣君がWBO7位と試合するはずだったんだけど、

相手の病気で一時延期になってしまったんだよね。

 

 

 

少しばかり用事があったもんで昨日はホールに行く前に帝拳ジムに寄ったんだけど、

長野マネジャーの他に本田会長もおられて、すぐに帰るつもりだったんだけど、

本田会長が時間を割いてくれて、二人だけで1時間ほど話したんだけど、

最近の出来事から昔の事に至るまで話題は尽きなく色々多岐にわたって

これがまあとっても面白かったというか実に興味深かったんだわ。

 

自分はジム関係者やマスコミではない只のボクシングファンにしか過ぎないもんで、

本田会長も気楽に思ってくれてるみたいで、、結構立ち入ったというか、

そこそこ微妙な自分の質問にもとっても丁寧に答えてくれたんだよね。

 

プロ達が来る時間帯より早かったんだけど、ジムの中は練習生で溢れてたなあ。

で、入り口にはスニーカーが山ほどだったんだけど、

帰る際、長野さんが一目で自分のスニーカーを見つけたのにはホントに驚かされて、

自分が脱ぐのを見てなかったはずなのに、あの能力は一体何なんだろうなあ。

 

 

 

ホール前の広場で中野晃志さんと久し振りで~ってことで、宮崎辰也君もいて、

一緒の入場だったんだわ。

 

 

 

昨日、自分の席は年に何回かの超不吉になる日だったもんで、

最初から最後まで1回も座るってことがなかったんだよね。

 

それにしても、このプロモーターの興行はいつもそうなんだけど、

ボクサーの入場に際して何故あれほど非常識な大音量で音楽を流すのかなあ。

クラブなんかじゃないんだし、若い連中でさえ耳を塞いでるっていうのに、

何らかの意図はあるんだろうと思うけど、殆ど常軌を逸してるんだわ。

 

その上、スポンサー以外の垂れ幕を許さないし、

何度もリングアナにスポンサー達の名前を連呼させるもんでウザイったらなくて、

要するにボクサーや一般客を無視したひたすらスポンサー様々でしかなくて、

そういう事を強いるスポンサーに自分はひたすら反感を覚えただけだったなあ。

 

そういうのは特にボクシングでなくてもいい訳で、

他のイベントでやってくれっていう感じだったんだよね。

 

 

 

八王子中屋ジムの筒井さんと、彼女と来てた石神井ジムの佐藤拓茂君に挨拶して、

始まり始まり……。

 

 

 

① 倉田拓弥君(鹿島灘)×大内佑太君(新松戸高橋)……F 4R

0勝2敗の23歳・茨城県と、デビュー戦の22歳・埼玉県。

 

<1R>

まあまあちゃんとしてる二人だったんだけど、気持ちが出過ぎてる感じで、

お互い、突っ込みからの決め打ちに終始してたもんでバッティングバッティング。

 

<2R>

始まって1分、倉田君の右ストレートで大内君の膝がガックンってなった以降、

二人の経験差がいきなり露骨に出て来てしまって、

大内君、鼻血が出て来ての一気の落ち込みで、

こりゃ長いこと無さそうだなあって思った途端の南ロープ前、

防戦さえままならなくなった大内君の様子を見て、レフェリーストップエンド。

 

ってことで2分35秒、倉田君の初勝利TKO勝ち。

 

 

 

② 山田大輔君(C山本)×つのだ紘介(花形)……F 4R

1勝0敗のサウスポー、29歳・福岡県と、1勝2敗(1KO)の36歳・神奈川県。

 

つのだ君、これに勝てはイーブン戦績で引退ってことだったんだけど……。

 

<1R>

開始直後から追い立てていったのは山田君だったんだけど、

始まって27秒、前掛りだったとこにヒョイと出したつのだ君の右がヒットして、

アレレ―ッて感じで山田君がひっくり返ってしまったんだわ。

 

ちゃんとやれば山田君だと思ってたんだけど、油断大敵なんだよなあ。

殆どノーダメージでリスタートした山田君、後は普通に盛り返してたけどね。

 

<2R>

また開始30秒程のとこだったんだけど、今度は山田君が左ストレートを当て込んで、

つのだ君から挽回のダウンを取り返したんだわ。

 

油断さえしなければ山田君、ダウン以外はここまで圧倒差を見せつけてたし、

リスタート後はつのだ君の戦意喪失に乗じての一気追撃で、1分13秒、

つのだ君が何の反撃もできないまま2度目のダウンしたとこでKOエンド。

 

 

 

③ 渡部拓央君(ワタナベ)×志賀弘康君(石神井S)……F 4R

2勝6敗(2KO)3分のサウスポー、27歳・山形県と、

3勝(2KO)0敗の22歳・広島県。

 

渡部君、性格はいいんだけどこの日の相手は如何にもシンドくて、

渡辺会長と瀬端さんに挟まれて見てたんだけどね……。

 

<1R>

まずは右ストレートボディから始めた志賀君、それほどスピードはないんだけど、

パンチ力はそこそこあるもんで渡部君、イッセノセ系になっては絶対ダメで、

もっともっとの先手手数が要るとこだったんだけど押され気味だなあ。

 

やっぱりシンドイかなあって思ってた残り僅か1秒、

殆どタイムキーパーが終了ゴングを叩く寸前だったんだけど、

押し込まれてた渡部君がシュンって出した左ショートストレートが直撃して、

それ、正しく絵に描いたようなカウンターのタイミングでヒットして、

自分、渡部君がダウンゲットするとこを初めて見たんだわ。

 

コーナーに戻って来る際、渡部君、余程嬉しかったんだろね、

高々と左手を掲げてたもんなあ。

 

<2R>

気を良くしたか渡部君、初っ端からいい感じの手数アップしての先攻めが出来てて、

その後、交互に有効ヒットを繰り返してたんだけど、1分20秒、

志賀君の右が見栄え良くヒットして渡部君、鼻血出し始めたんだけど、

それでも渡部君、怯むことなく踏ん張ってたなあ。

 

<3R>

志賀君、疲れたか動きが鈍って来て、それにつれまた渡部君の左が当たり始めて、

左ストレートからの右フックの逆ワンツーがとってもいい感じで、

最後までトコトコヒットを重ねてたもんで志賀君、結構顔面腫れてきたんだわ。

 

大事な3Rを獲ったもんで渡部君、例え最後のラウンドを獲られても、

自分の中では48-47ってことだったんだけどね……。

 

<4R>

実は渡部君の方の消耗もかなり進んでて、お互い、根性対根性になっていって、

渡部君も彼なりに奮闘してたんだけど、青コーナー近くだったと思うけど、

右ボディ喰らってからはガックリ落ち込んでしまって、

逆転狙いに全力出しの志賀君の前に反撃が叶わなくなったまま、

最後はリングほぼ中央のとこで、思いっ切りの右ストレートを貰ってしまって、

ガクンと首を右に張り飛ばされてしまったとこで、ストップされてしまったんだわ。

 

もう少し続けさせてもいいんじゃないかとも思ったんだけど、

4回戦だし、自分のとこからは渡部君の背中しか見えなかったし、

もう続行不能だったのかも知れなくて仕方なかったなあ。

 

ってことで、2分20秒、志賀君の逆転TKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

スッと自分の横に寄って来られたスーツ姿の紳士、絶対見憶えあったんだけど、

思い出せなかったら岡田博喜さんの親父さんで、

時間の都合をつけて中野和也君と斎藤裕太君を見に来たんだってさ。

 

 

 

④ 宮城伶次君(島袋)×越川考紀君(セレス)……65㎏ 6R

6勝(4KO)4敗(1KO)1分の30歳・沖縄県と、2勝(1KO)0敗の24歳・千葉県。

 

<1R>

越川君の方が10㎝ほどもデカイし宮城君、とってもガッチリしてるんだけど、

その分どうしても動きが重くなってるんだわ。

 

背の低い宮城君の方がボディを攻め切れてなくて、

越川君の上下打ち分けがとっても見栄え良くて、                                                              

宮城君、届き切れてないとこからの上向きストレート一本で限界あるなあ。

 

これはもうほぼ一方的にしか見えなかったもんで、

その後席移動して遠くから見てたんだけど、宮城君が踏ん張ったと同時に、

越川君が足使い切れなくなっての接近混戦系になってしまってたなあ。

 

越川君、敢えての接近戦を望んだのかは解らなかったんだけど、

それにしてはショートブローがぎこちなくて、決め切れないままだったなあ。

 

越川君の半端な攻め方のお蔭もあったんだけど、

それでも宮城君の最後の最後までの踏ん張りの方に心が動いたんだよね。

 

 

勝負としてはどうにもならない、60-54、60-55、59-55だったんだけど、

越川君としてもそれほど嬉しくない3-0勝ちだったんじゃないかなあ。

 

 

 

⑤ 名雪貴久君(船橋D)×中野和也君(花形)……SFe 8R

11勝(2KO)11敗(5KO)の27歳・千葉県と、

7勝(6KO)3敗(2KO)のサウスポー、28歳・静岡県。

 

中野君コーナーからは3人ほどの客が其々勝手なバラバラの大声アドバイスで、

もう困惑するばかりなんだけど、ああなると単なる自己満足で邪魔なだけだね。

 

<1R>

お互い、思ってた以上に慎重なスタートで、殆ど何もないまま。

 

<2R>

中野君は左ストレートボディのいいのを打ってたんだけど、

きちんと当てようとする余りかとにかく全体に手数が少な過ぎなんだわ。

 

そこに乗じて名雪君、もっと正確な打ち込みが欲しいとこだったんだけど、

そこそこの手数ではあったんだけど、この日は如何にも当て勘が良くなくて、

何とか何とかって振ってるうちに徐々にヒッチが大きくなって隙ができてきたとこに

中野君の左ストレートを貰ってしまってるなあ。

 

<3R>

相手が雑になるとこに名雪君、残り1分まではトコトコ結構当て込んでたね。

 

そもそも中野君、もっと色々出来るはずなのに左ストレート一本槍で、

名雪君の方ももっともっとが欲しいままだったもんで、退屈系になってしまったもんで、

ここで一旦休憩タイムゲットってことで……。

 

 

結局、5R2分15秒、中野君のTKO勝ちだったんだけどね。

 

 

名雪さんとこのトレーナーさんと通りすがりにミニ反省会をしたんだけど、

強打相手に普通にやり過ぎだったって思ったんだよなあ。

 

 

 

⑥ 中川雄太さん(角海老)×齊藤裕太君(花形)……B 8R

13勝(8KO)4敗(1KO)1分のランク9位、25歳・滋賀県と、

7勝(6KO)4敗2分の27歳・神奈川県。

 

<1R>

中川さんの方が7~8㎝ほど上背があるもんで齊藤君、

例の如くチャカチャカ動きながら鋭く踏み込んでの左右フック狙いだったんだけど、

中川さんはフットワークと左ジャブを駆使して巧いこと捌いてたね。

 

で、初めの2分間は中川さんがあしらってるって感じだったんだけど、

残り1分からはちょっとやり難そうにしてたんだわ。

 

<2R>

展開が固まってしまって、そういう意味では大きな発展は期待し難くなって、

中川さんの右アッパーと齊藤くんの右フックが交互にヒットしてたんだけど、

齊藤君は大体いつもの通りだったんだけど、

この日の中川さんは自分の中のイメージとはかなり違ってて、

全体の動きのキレが悪いとしか思えなかったんだけど、見間違いだったのかなあ。

 

 

結局、2度のダウンをゲットした上での78-72、78-73×2ってことで、

中川さんの圧倒3-0勝ちだったんだけど、

1年振り以上の齊藤君にも正直進歩を感じなかったし、

中川さんも本調子ではないように見えたんだけどなあ。

 

 

 

北板席に移ったら、塚田祐介さんと宮崎辰也君、勅使河原弘晶君、

それに久し振りの長嶺克則君達がズラーッと並んでたなあ。

 

 

 

⑦ 杉崎由夜さん(角海老)×ガブリエル・ロヨ……L 8R

19勝(6KO)9敗(5KO)1分のランク5位、27歳・神奈川県と、

9勝(8KO)10敗2分の29歳・フィリピン。

 

<1R>

10㎝近く小さいロヨなんだけど、結構パワフルだしバランスとかリズム感も良くて、

半端な立ち向かい方すると杉崎さん、危険なんだよね。

 

その杉崎さん、ライト級での初試合だったもんで、どうかなって見てたんだけど、

中々パワフルだし、キレのいい動きが見てて気持ち良くて、

出来不出来の波の激しい彼なんだけど、この日は調子良さそうだったんだわ。

 

<2R>

始まって42秒、大きくバッティングしてしまって杉崎さん、

左目上をカットしてしまってドクターチェック。                                                            

杉崎さんは勿論引かないボクサーだし、ロヨは一発振り込むと相手の返しを嫌って、

そのまま頭から突っ込むっていうのを繰り返してたからなあ。

 

再開後の杉崎さん、再度キレのいいジャブからやり直してたんだけど、

残り1分05秒、再度のドクターチェックが入ったんだわ。

 

こうなるとエンディングがすぐそこまでに見えてきたんだけど、

そういう意識は杉崎さんにもあったみたいで、再々開後の杉崎さん、

止められる前にって事で一気の倒し系に変身していって、

この辺の切り替えは見ててとっても小気味よくて、

ロヨも巻き込んでの大激闘に突入したんだわ。

 

<3R>

ロヨもより大きく左右フックを振り出すようになっていって、

それは若干雑ではあるんだけど、当たれば必殺系だったんだよね。

 

とっても危険なパンチが交差してて、こういうのは杉崎さんにはよくあることで、

真っ向からの殴り合いを挑み過ぎる傾向があるんだけど、

混ぜ込んでた左ボディがとっても美しくて効果的だったなあ。

 

今、角海老ジムで一番綺麗な左ボディを打つのは間違いなく杉崎さんで、

それ合計4発ほどだったんだけど、それを見れただけで来た甲斐があったほどで、

体を左に傾けて相手の右を交わしながらのアッパー気味の打ち込みなんだよね。

 

<4R>

激しいぶつかり合いの中、ロヨが頭バッティングカットしてたんだけど、

鼻の辺りをヒットカットされてもいたんだわ。

 

杉崎さんがあくまでシッカリした動きをキープ出来てたのに対してロヨ、

試合開始当初と比べると全体のバランスを崩し始めてたし、

足元もバタつき始めて、二人の間にはかなりの差が出て来たんだよね。

 

<5R>

ここまで来れば杉崎さん、もう止めて貰ってもいい訳で、

ロヨの丸太殴り右ショットにも大きく迫力を欠くようになってきてたんだわ。

 

その後予想通り、杉崎さんの左目上のカット傷が更に悪化したって事で、

ドクターチェック後の2分23秒、負傷ストップエンドになったんだわ。

 

 

自分は50-45だったんだけど結局、50-45、50-46×2ってことで、

杉崎さんの圧倒3-0勝ちだったね。

 

 

キッチリ出来てる時の杉崎さんのボクシングはまるで小堀佑介さんのようで、

リズム感が心地いいし、見てて楽しくてとっても美しいんだわ。

 

 

 

⑧ 土屋修平さん(角海老)×原田門戸さん(横浜さくら)

                                ………L 8R

16勝(14KO)3敗(3KO)のランク11位、28歳・愛知県と、

25勝(11KO)8敗1分の15位、27歳・フィリピン。

 

<1R>

お互い、若干様子見の中で原田さん、膝を柔らかく使って浅いスクワットを駆使して、

上体を上下、左右に微妙に動かして的を絞らせないようにもしてたし、

フルガードで一瞬屈めたとこからいきなり右ストレートを打ち上げてたなあ。

 

<2R>

上体の動かし方では後れを取ってて、元々左ガードも緩い土屋さんなんだけど、

残り51秒、原田君のいきなりの右オーバーハンドを直撃されてしまって、

東ロープ前で何と一発ダウン喰らってしまったんだわ。

 

場内に悲鳴が轟く中、リスタート後の原田さん、勿論の猛追撃で、

それ、一気に終わらせてしまおうとするかのような勢いで、

土屋さん、明らかにダメージ引きずったままのいきなり危ない危ないで、

って見てた途端、相手の振り回し終わりに今度は土屋さんの左フックが大ヒットして、

西ロープ前で原田さんを倒し返してしまったんだわ。

 

こりゃ大変な事になってきた訳で、近くのボクサー達は大盛り上がりで、

イーブンになった2人はそこそこのダメージを抱えたまま対峙してて、

お互いのダメージ度を推し量ってるみたいだったんだわ。

 

<3R>

これで仕切り直しだなって見てたいきなりの開始16秒、

アララーッて感じで土屋さん、またもや原田さんの右をまともに貰ってしまって、

西ロープ前でこの試合2度目のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

今度こそはってことで原田さん、再開後は決めのフルショットをブンブンで、

土屋さん、ここは凌いで無理に挽回に行かないで次のラウンドに期待したいとこで、

ガードを固めてたのは大正解だったなあ。

 

で、一段落した後、左フックで原田さんの右目上をヒットカットさせてたしね。

 

<4R>

お互い、ポイントボクシングではなくなっての観客大騒ぎ系だったんだけど、

序盤の土屋さんの回復度は今一だったなあ。

 

それでも中盤以降の土屋さん、徐々に回復が見えて来て、

それは2度の決着機会を逃した原田さんの打ち疲れにも助けられてたんだけど、

とにかく土屋さん、プレスも掛け直せてるし、パンチも流れてない中、

中小ヒットで挽回し始めてたし、後半での左ボディは明らかに原田君を傷めてて、

流れを取り戻しつつあったんだわ。

 

<5R>

かなり原状回復してきた土屋さん、1分10秒のとこで左ボディからの右フック、

絵に描いたような美しいヒッティングで原田さん、仕掛けし切れなくなってたなあ。

 

ただ、原田さんも流石の粘りで残り50秒からは大きく反撃してたんだけどね。

 

<6R>

原田さんの右ショットに対する警戒感は解けなかったんだけど、

ちょっと攻撃の幅が狭くなっていったのに対して土屋さん、

全体に当たりは薄かったんだけど、ジャブはキッチリ届いてたし、

時折の左ボディは相変わらずとっても見栄えが良くて、

一つ一つのパンチのキレ的にも随分違ってきたんだわ。

 

原田さんはどことなく休み休みになってきて、4~5発連打してはすぐ離れてて、

攻撃してる感じは見せてたんだけど有効性は認められなかったんだわ。

 

<7R>

原田さん、たまの右オーバーハンドと休みながらのトコトコ連打に留まってて、

後は土屋さんの周囲を回り回りすることが多くなってきて、

明らかに正面勝負を避けていったんだわ。

 

力を溜めながらでないと強く打てなくなってきた原田さんに対して土屋さん、

もう少しハードヒットが欲しいとこだったんだけど、とにかく当ててはいたなあ。

 

<8R>

結構微妙な最終ラウンドなもんで原田さん、

そうそうグルグル回ってばかりもいられなかったんだけど、

見せ方だけは巧くて、ラッシュ掛けていってる感じは出してて、

土屋さんはブロックして殆ど被弾していなかったんだけど、

とにかく攻めてるって感じは出してたんだわ。

 

一方の土屋さん、残念ながら目立つようなクリーンヒットが無かったもんで、

小さくは当ててたんだけど、ポイント的にはホント微妙だったんだよね。

 

 

自分は例えば2Rは8-8っていう表示方法を取った方が合計スコアが乱れて、

途中何かあったってことが知れるからそういう風にしてて、

75-73ってことで土屋君の勝ちだって集計だったんだけど、

結局、77-75、76-75、76-77の2-1で原田君の判定勝ちだったんだわ。

 

 

とっても微妙な判断通りに分かれて、どこかの1ラウンドの評価の行ったり来たりで、

こういうことになったんだけど、中々面白い試合だったんだわ。

 

 

原田さん、まともに打ち合わないように途中から戦法変えてたのとか、

ポイントポイントでラッシュ掛けてる素振りとか、とにかく試合巧者だったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 杉崎由夜さん

② 土屋修平さん

③ 原田門戸さん

 

 

 

杉崎さん、今頃は病院でカット傷の処置をしてると思うんだけど、

ああいうのは翌日かなり腫れるからなあ。

彼、試合後、「これからラーメン食べに行くんです。」 って嬉しそうにしてたっけなあ。

 

2014年11月27日 (木)

後楽園ホール・11月26日

 

政府は外国人観光客を増やそうってことで、それで外貨を稼ごうってことで、

それは地方再生の一つの手段と考えてるらしいんだけど、

年間1,000万人を2,000万にまでにしたいってことなんだけど、

今でも各地の観光名所や都内の有名スポットの混雑は気が滅入るほどだし、

こんな人口密度の高い国土に更に人を溢れさせるっていうのはどうなのかなあ。

 

特に目に余るのは政府の最近の中国に対する弱腰優遇策で、

数次旅券の発行基準を緩めるっていうのには自分は大反対なんだよね。

 

あれだけ大挙して小笠原辺りを領海侵犯して赤サンゴを盗みまくったり、

違法ドラッグや違法ソフトを売りまくったり、カネの為なら何でもやるって、

そういう人品良からぬ輩っていうのは勿論日本にも大勢いるんだけど、

相手は10倍以上もの人口だっていうのを忘れてはならないと思うんだよね。

 

あの国で一旦何かが起こって日本目掛けて押し寄せても対処し切れるのかって、

そういう事も常に頭の隅において置かなければならなくて、

政府の楽観主義を放置する訳にはいかないんだわ。

 

最近の浅草とか上野、秋葉原とかの状況は特にひどくて、

全く遠慮のない彼らのマナーの悪さとか騒音とかが自分には耐えられなくて、

文化の違いに寛容でない限りグローバリズムは有り得ないって言われるんだけど、

其々の国が其々あるレベルのナショナリズムを維持するっていうのも大事で、

地球を均一化するっていう必要は全く感じないんだけどなあ。

 

 

 

入場前のエレベーターホールで麻生興一さんとバッタリで、

彼、ケガの手術が済んだばかりってことだったんだけど、

この日は勿論、福本雄基君の応援ってことで、

すぐ後に一昨日試合したばかりの永田大士君と合流してたんだわ。

 

 

昨日の自分的メインイベントは勿論、福本雄基君となかがまひょうぶさんの一戦で、

再度のランキングゲットを実現するようにってことだったんだよね。

 

 

 

① 諸岡直樹君(白井具志堅)×デシエルト長池君(青木)

                              ………Mm 4R

2勝(2KO)1敗(1KO)の21歳・千葉県と、2勝1敗1分の28歳・東京都。

 

<1R>

長池君、ガードカッチリし過ぎる余りに打ち出しに時間がかかってしまってるし、

やっぱり攻防がハッキリし過ぎなんだわ。

 

諸岡君の方が攻防の形がきちんとしてて距離もキープできてたし、手数も多くて、

このままだと長池君、簡単に押し切られてしまいそうなんだわ。

 

<2R>

長池君が手数アップするにつれ諸岡君、打ち合いになると若干雑になってきて、

これまでだと雑な大振りを繰り返すのは長池君の方なんだけど、

この日は結構タイトなボクシングが出来てて、ただそれが長続きできなくて残念。

 

長池君、途中から鼻血が出て来て、残り1分からはまたもや手数落ちてきたなあ。

 

<3R>

打ち合いが激化すると二人共、極端にディフェンスが疎かになってしまうんだけど、

攻防がブツ切れになってるのはやっぱり長池君の方で、相手に読まれてしまうし、

これから先を考えるとこれは何とかしないとダメだと思うんだよなあ。

 

で、一気に諸岡君が圧倒していくのかって思ってたら、

彼もギアアップできないまま普通過ぎになってしまったんだわ。

 

1分30秒、諸岡君が右ショートをカウンターヒットしたのが唯一で、

後は細かいやったり取ったりが延々だったんだよね。

 

<4R>

長池君、最後まで仕掛けが遅過ぎだと思ったなあ。

 

かなり危険なタイミングでのパンチ交換があったんだけど、

お互いパンチ力不足で相手に大きなダメージを与え切れないままだったんだわ。

 

長池君、残り40秒からの勝負ドコでもまだ見てることが多かったし、

そこを攻め切れてない諸岡君の方にも問題残したまま終了ゴング。

 

 

自分のスコアは39-37で諸岡君だったんだけど、評価は大きく分かれて、

39-38×2、37-39ってことで、長池君の2-1勝ちだったんだわ。

まあ、どっちとも取れる試合ではあったんだけどね。

 

 

すぐ後ろに酒飲んで騒ぎたいだけのオッサン達が群れてて煩い煩いで、

一試合だけなら我慢しようって決めてたんだけど、すぐ帰ったもんで助かったなあ。

 

 

 

② 山本大智君(KTT)×稲葉直樹君(P渡久地)……F 4R

1勝(1KO)2敗1分の23歳・山梨県と、2勝2敗(2KO)の19歳・三重県。

 

パロディア・エルナンデスっていうのは元ワタナベジムのボクサーだったんだけど、

以前一度だけ話しただけなんだけど自分のことを憶えていてくれて、

今はP渡久地ジムのトレーナーをしてるんだけど、

稲葉君と試合前のミット打ちしてる時に明るく挨拶してくれたんだよね。

 

<1R>

二人共、全体に動きがギクシャクしてて、肩に力が入り過ぎなせいか、

いい当たりをしても効きが良くないパンチを繰り返してたんだわ。

 

中盤以降は稲葉君がガッチリガードで詰め寄りボクシングに徹すると山本君、

徐々に下がり下がりになってしまってやり難そうにしてたなあ。

 

<2R>

稲葉君が頭からのゴリゴリ詰めを更に強めるにつれ山本君、

グルグル回り始めてたまにチョンチョンの当て逃げ系になってしまって、

打ち出す度にアゴが上ってとっても頼り無さそうだったし、

そもそも二人共、ボクシングの試合らしくないとっ散らかり方で、

ちょっとシンドクなってしまったもんで、ちょっと休憩ね。

 

 

結局、39-37、39-38、38-39ってことで山本君の2-1勝ちだってさ。

 

 

 

③ 山形武史君(イマオカ)×若林駿君(協栄)……Fe 4R

1勝2敗(2KO)1分の28歳・兵庫県と、1勝1敗(1KO)の24歳・東京都。

 

同じような体格の同じようなボクシングスタイルだったんだけど二人共、

リーチがある割には距離を維持できないまま瞬間のガチャガチャ系に終始してて、

取り敢えずはこのままやるって決めたみたいなグズグズの泥沼で、

関係者だけが大騒ぎしてるだけだったなあ。

 

ってことで、2Rが終わったとこで、またまた休憩タイムゲット。

 

 

結局、39-37、39-38×2ってことで若林君の3-0勝ちだってね。

 

 

 

④ 川名北斗君(白井具志堅)×ジェイソール前田君(J中津)

                                ………Fe 4R

3勝(2KO)0敗の20歳・栃木県と、

2勝(1KO)1敗(1KO)2分のサウスポー、22歳・福岡県。

 

J中津ジムっていうのは大分県にあるんだってね。

 

<1R>

大分試合らしくなったんだけど、上背優位な川名君が圧倒しそうなのはすぐ解って、

前田君、とにかく詰めないと中間距離では全く勝負になってたかったからなあ。

 

<2R>

距離を空けられ過ぎてジャブから狙えなくなってるもんで前田君、

前詰めからのドコドコ一気したいとこなんだろうけど、中々叶わないまま、

1分38秒の北ロープ前で川名君、右ストレートヒットをきっかけにしての一気攻めで、

力強い左右連打を4~5発打ち込んで見事なダウンゲット。

 

何とかリスタートした前田君だったんだけど、すぐに川名君の追撃の餌食になって、

赤コーナー近くの東ロープ前であっけなく2度目のダウンを喰らってKOエンド。

 

 

1分57秒ってことだったんだけど川名君、

力量差のある相手とやり過ぎるきらいはあるんだけど、これで4勝3KOだね。

 

 

 

⑤ 比嘉大吾君(白井具志堅)×藤井敬介君(宇都宮金田)

                                 ………F 4R

2勝(2KO)0敗の19歳・沖縄県と、3勝(2KO)4敗(1KO)の30歳・栃木県。

 

この試合も簡単過ぎるマッチメイクとしか言えなくて、

殆ど試合にならないまま1分20秒、赤コーナー前であっけなく終わってしまって、

ダウンはなかったんだけど藤井君がボディブローで弱ってしまって、

続行無理って判断されてのTKOエンドだったんだわ。

比嘉君もこれで3勝3KOだね。

 

 

 

次の試合は芸人の思い出ボクシングで、それはそれでアリだとは思うんだけど、

バックにヘバリ付いてたのがテレビ朝日だったもんで自分は完全無視。

 

 

その後の試合も日本3位が大幅負け越し外国人相手のエキジビションに近くて、

全く見る必要を感じなかったもんでこれもスルーしたんだけど、

残念ながら最近のこのジムの興行はスポンサーを喜ばせるだけで、

それで十分だっていうなら別にそれでいいんだけど、

少なくとも自分にとっては全くスリルとリスクに欠けてる事が多いんだよね。

 

 

結局、スルーした2試合共がトロトロだったもんで時間が沢山出来て、

色んな人達と話をすることができたもんでそれはそれで良かったけどね。

 

 

 

⑧ 福本雄基君(三迫)×なかがまひょうぶさん(白井具志堅)

                              ………51㎏ 8R

16勝(5KO)9敗(5KO)の28歳・千葉県と、

17勝(12KO)11敗(1KO)4分のランク8位、31歳・東京都。

 

自分、奇をてらったようなリングネームがどうしても好きになれなくて、

中釜兵武さんが何故平仮名ネームにしたのか知らないんだけど、

今更みんなに読み易くってことでもないと思うんだけどなあ。

 

だとしても、福本君にとっては難敵であることに違いはなくて、

常に落ち着いて試合が進められるかに懸かってたんだよね。

その福本君には加藤さんと西尾さん、それに洪さんって最強のセコンド布陣で、

どうしても勝ちたい、勝たせたいっていう感じが出てたんだわ。

 

<1R>

5㎝ばかり上背優位な福本君がまずは積極的な仕掛けでジャブで圧倒しながら、

まあまあ程度ではあったんだけど、それでも何度もキッチリ当て込んでたんだわ。

 

シッカリ感のあった福本君に対してなかがまさん、

何となく迫力が感じられなくて小さくカチャカチャしてるって感じで、

たまに全然届かないとこから大きく振り出してたんだけど、

あれは意識的なフェイクだったのかなあ。

 

<2R>

なかがまさんはフワーッと出していく時とシュンって打っていく場合とを

時々に使い分けることがあるから結構な心構えが要るんだよね。

 

始まって30秒、この試合の最初のクリーンヒットは福本君の右だったんだけど、

その後はなかがまさんも帳消しショットを見せながら、いよいよ佳境ってことで……。

 

福本君、そこそこいいのを貰ってもすぐまたジャブから組み立て直してるし、

ここまでのとこでは中々冷静な試合運びが出来てたんだわ。

 

なかがまさんも右のいいのを2発ばかりヒットさせてたけど、

ラウンド総体としてみれば福本君が優勢だったと思うなあ。

 

福本君、バッティングで額を軽くカットしてたね。

 

<3R>

お互い、ボディ攻撃が不足気味で、特になかがまさんの方が顕著だったんだけど、

残り1分からは危険な顔面狙いショットが危険なタイミングで交差してたんだわ。

 

少ないヒットの中だったんだけど、攻撃の幅で福本君の方が見栄え良かったね。

 

<4R>

初めの30秒はなかがまさんが飛ばして、次の1分までは福本君ってことで、

そろそろなかがまさん希望の距離縮まっての乱打系になりつつあって、

1分20秒、そのなかがまさんの右が直撃した途端一気に二人に火が点いて、

足を止めた男気系の殴り合いに突入したんだわ。

 

つれて、それ程打たれ強くは無い福本君のムキが丸出しになってしまって、

セコンドサイドはまたこれかよって心臓バクバクだったと思うけど、

残り1分、なかがまさんが更に勢い上げていくにつれ福本君、

更に大きく被弾するようになってしまって、見ててハラハラの連続だったなあ。

 

福本君、それを何とか凌いだラスト30秒は盛り返してたんだけど、

それでもこの回は明らかになかがまさんのラウンドだったなあ。

 

<5R>

緩々やってるとなかがまさんが一気に挽回に出て来そうなとこで福本君、

いきなり機先制してジャブ、ジャブ、ジャブからの綺麗な右をヒットさせて、

その後26秒でも更に右のいいのを当て込んで、一気追い込みからの大攻勢の中、

なかがまさんも引くようなことはしないもんでいきなりのハードバッティング。

 

ドクターチェックの際の様子を見るとなかがまさんの左目上はそこそこの大傷で、

これは最後まで行きそうにないってことはすぐ解って、

案の定、リスタート直後に再度のドクターチェックは終了の合図みたいなもので、

結局、1分08秒、負傷ストップエンドってことで自分は49-46だったんだけど、

正式には49-47、48-47×2ってことで福本君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

相手は主催者側のランカーだったもんで、このスコアはほぼ妥当だと思うんだけど、

それにしても福本君、この5Rの1分間に大きく優勢を取れたのが大きくて、

もしこれが叶ってなかったら、多分1-0ドローだったと思うんだよね。

 

 

 

貴志会長も久保マネジャーもハラハラしながらの勝利だったせいか大喜びしてて、

福本君も上機嫌で沢山喋ってたっけなあ。

 

 

 

⑨ 江藤光喜さん(白井具志堅)×クリス・ポリーノ

                   ………OPBF F タイトル戦 12R

14勝(10KO)3敗(1KO)1分のチャンピオン、26歳・沖縄県と、

12勝(3KO)1敗のサウスポー、ランク1位、21歳・フィリピン。

 

試合の少し前にコンチワって山口隼人さんが声掛けてくれて、

誰の応援なのって聞いたら、以前に試合したことがあるもんで、

ポリーノですって答えが返ってきたもんで、

そんならってことで席を譲って上げたんだわ。

 

<1R>

緩いプレスをかけ続けてたのは10㎝以上上背優位な江藤さんだったんだけど、

そこから早目に仕掛けるってことはなくて、結局、二人共何もしなくて、

江藤さん、相手に合わせてるせいか、低く構え過ぎみたいに見えたんだよね。

 

<2R>

ポリーノはカッチリしたサウスポーなんだけど、一瞬の飛び込みに賭けてるのか、

そのチャンスをひたすら待ってるのか、江藤さんも無理して自分から行かないし、

この回も二人共殆ど何もしないままの静か過ぎるラウンドだったんだわ。

 

<3R>

二人共、12ラウンドを見据え過ぎのトロトロで、

こんな感じなら10回戦か8回戦でも十分な訳で、

少なくともポリーノ、アウェイでの挑戦者なんだからもっともっとの先攻めが必要で、

相手がそんな感じなら江藤さんも、ガンガン畳み込むとこを見せて欲しいんだけど、

二人共、自分の願いには全く答えてくれないんだよなあ。

 

<4R>

何だか普通の退屈なA級ボクサーの試合程度にしか見えなくなってしまって、

どっかでどっちかの爆発大噴火が起こるのかも知れなかったんだけど、

その予感が全くないまま延々待つっていうのは自分の性分ではないもんで、

この回までの公開採点が39-37×2、38-38で江藤さんの2-0を確かめて、

冷たい雨の中、ここで切り上げてトボトボ帰ったんだよね。

 

 

後で確かめたら、10R、江藤さんのTKO勝ちだったんだってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 福本雄基さん

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

日本のバスケット業界が真っ二つに割れてしまってるもんで、

国際試合の出場禁止ってことで、このままだとオリンピック予選にも出れないって、

今更になって大騒ぎしてて、そりゃお互い其々言い分はあるんだろうけど、

要するにイスラムの中でのシーア派とスンニ派の勢力争いと同じで、

みんなの党が解党になった理由とも同じで、人が群れるとロクな事にはならないし、

群れなくては力にならないし、カネと権力が絡むとグズグズになるんだよね。

 

2014年11月26日 (水)

後楽園ホール・11月25日

 

ここんとこほぼ順調に気温が下がってきて、夜も冷え込むようになったもんで、

自分の寝具はついにレベル3にまでになって、モカモカシーツにフワフワ毛布、

更には羽布団に昇格してるんだけど、夜10度以上だとまだ暑いんだよね。

ただ、家の奥さんは既にとっくにレベル4に達してるんだけどね。

 

 

 

12月に衆議院選挙があるんだけど、大臣を辞任した小渕優子が再出馬だってね。

 

彼女、まだ身の潔白が全く立証されてないというか、ミソギさえ済んでなくて、

政治資金規正法違反で検察にもマークされてるっていうのに乱暴この上なくて、

余りに世間を舐めてるとしか言いようがなくて、

でもどうせああいう地元の連中は犯罪者でも再選させてしまうんだろうけど、

自分の中での小渕優子は完全に終わってしまったんだよなあ。

 

 

 

① リーゼント楠本君(倉敷守安)×上田龍君(石神井S)

                               ………85㎏ 4R

2勝0敗の18歳・岡山県と、2勝(2KO)0敗のサウスポー、22歳・東京都。

 

楠本君、リングネーム通りの超リーゼントでの登場で、

ベイスターズの三浦投手の比じゃなくて、ってことなら上田君、

楠本君の顔面よりも髪の毛の方を狙った方が有効かも知れないんだわ。

 

<1R>

全勝同士のクルーザー級はとっても迫力ある殴り合いから始まって、

テクニックを超えた大男の乱闘って言うのはそれなりに凄かったんだけど、

1分半過ぎ頃からは随分の違いが出て来てしまったんだわ。

 

余りにも雑々な楠本君に比べて上田君、意外と細かい打ち分けが出来てるし、

相手の打ち終わりに的確な打ち込みが連続ヒットして、

あっという間に楠本君の左目下周辺が腫れ上がってきたんだわ。

 

楠本君、やたら突っ掛ってひたすら右大振りに賭けるっていうスタイルで、

後は抱き付いてお終いっていうのが延々なんだよなあ。

 

で、楠本君、終了ゴングが鳴った時には自慢のリーゼントが総崩れしてしまって、

何だか普通のボッサボサ頭のオバサンみたいになってしまってたなあ。

 

<2R>

上田君、相手の空いてるところに左ショートフックが当て放題って感じで、

楠本君、既にハァーハァーのグダグダでボディブローも無制限被弾してるし、

ちょっと勝負にならなくなってしまったんだわ。

それにしても楠本君、ショートブローが全く打てないんだよね。

 

<3R>

楠本君、意外ほどのスタミナを発揮し始めての初っ端からのイノシシ飛ばしで、

こりゃ大逆襲かって思わせたんだけど、1分半過ぎからはメッキリで、

ソロソロ決着かなあって思ってたら、上田君も同じようにメッキリで……。

 

ただ、メッキリ同士になっても何とか当てようとしてたのはやっぱり上田君だったね。

 

<4R>

開始ゴング直後、やっぱり楠本君がイノシシ飛ばししたんだけど、

今度は30秒ほどしか持たなくて、すぐにクリンチクリンチの逃げ逃げで、

ってことで殆どダーラダラのまま終了ゴングだったんだけど、

お互い、4ラウンドを戦い切るだけの体力がまだまだ出来てない感じだったね。

 

 

自分は40-36だったんだけど、結局、40-36、40-37×2ってことで、

上田君の圧倒3-0は仕方なかったなあ。

 

 

 

② 澤田京介君(JBS)×中川倭君(オサム)……SB 6R

1勝(1KO)2敗(1KO)の26歳・北海道と、

4勝(2KO)4敗(2KO)のサウスポー、20歳・埼玉県。

 

澤田君、B級デビューしての2連敗は結構シンドかっただろうなあってことで、

何とか今日勝ってイーブン戦績にしたいとこなんだよね。

 

<1R>

中川君、中々グッドな左ストレートを持ってるんだけど、

両腕共に体から離れがちになってしまうとこ、澤田君の右を必要以上に貰ってて、

もう少しタイトなボクシングをすると大分違ってくると思うんだけどなあ。

 

お互い、水準以上の動きは出来てるもんで、中々返しまでは許してなかったけどね。

 

<2R>

中川君、コンビネーションとか上下打ち分けとかが殆ど無い左必殺系過ぎなもんで、

細かい連打に繋げられないまま、澤田君に手数負けっていうのが固まってるなあ。

 

とにかく中川君、一発に込めてる力を細かいショットに分散させないと、

そんなに決め打ちしても簡単に当たるもんじゃないと思うんだけどなあ。

 

<3R>

全体のリズムを支配してたのは圧倒澤田君で、

多少踏み込み不足だったもんでキッチリ届き切ってはなかったんだけど、

それでも薄いヒットを積み重ねてついに中川君が鼻血。

 

<4R>

このままだと中川君、ラウンド進むごとに1ポイントづつ失ってしまう訳で、

何とか何とかって更にビッグヒットを狙っていったんだけど、始まって24秒、

まあまあの左ストレートを当てた直後に澤田君に右フックを直撃し返えされて、

そのままもつれてしまったもんでスリップダウン裁定ではあったんだけど、

それでも明らかに効いてしまってたなあ。

 

中川君、その後は下がる下がるが多くなってしまって、

鼻血もヒドクなった中、まだ一発単発強打に頼ってるんだなあ。

 

<5R>

澤田君、もう少し体を柔らかく使えるともっと楽に試合を進められと思うし、

相手の打ち終わりを積極的に狙えてないのも残念なとこで、

試合の趨勢はほぼ決まった上でのあと一歩のグレードアップが見たかったんだわ。

 

中川君の方はポイントを取り返そうとするようなボクシングでは今更どうにもならず、

更に更にの一発ビッグヒットに頼らざるを得なくなってるんだよね。

 

<6R>

二人共にこのままだと限界のあるボクシングで、反省と将来への展望が必要で、

どういうボクシングがしたいのかハッキリさせるべきだって思ったなあ。

 

 

自分のスコアは5R以外は全て澤田君だったもんで59-55だったんだけど、

結局、59-55、58-55×2ってことで澤田君の3-0圧勝だったね。

 

 

試合後暫くして澤田君とちょっと自分の感想なんか聞いて貰ったんだよね。

 

 

 

③ 加藤裕君(ワタナベ)×若松徹君(宮田)……SFe 4R

デビュー戦の25歳・千葉県と、デビュー戦の22歳・東京都。

 

同じデビュー同士だったんだけど、若松君の応援団は山ほどだったなあ。

 

<1R>

加藤君はちゃんとやろうとしてたんだけど、若松君がケンカ上等ボクシングなもんで、

結局、只の乱闘、街中のイザコザみたいなモノに巻き込まれてしまって、

経験浅い同士の場合、一方が極端な戦い方をするともう一方は対処しきれなくて、

そもそもそういう戦い方はスパーでもやったことないもんで、

結果はほぼ見えてしまったもんで、途中で一旦離席ってことで……。

 

 

結局、4R2分05秒、若松君のTKO勝ちだってね。

 

若松君、そういう戦い方は近いうちに必ず破綻をきたすって言い切れるし、

加藤君の方もそれほど落ち込む必要はないんだよね。

 

 

アレッと思ったら若松竜太君が試合が決まったって声掛けてくれて、

何と中川とん虎君と3回目ってことで、過去2連続TKO負けしてるっていうのに、

その今度こそ今度こそって感じが中々いい感じだったんだわ。

それにしても若松君、異常に可愛い子と一緒だったんたけど、あれは彼女?

 

 

 

④ 永田大士君(三迫)×ジェフリー・アリエンザ……SL 4R

0勝0敗1分のサウスポー、24歳・埼玉県と、

12勝(7KO)2敗1分のWBCユースチャンピオン、サウスポー、24歳・フィリピン。

 

永田君は同じB級デビュー同士との戦いを引き分けたこれが2戦目で、

この日の相手は伊藤雅雪さんに10RTKO負けはしたんだけど、

そこそこのハードヒッターだし、緩々カードでは無かったんだよね。

 

試合前の永田君、近くで見ると中々いい体してて、自衛隊だったんだってね。

 

<1R>

初っ端からハードヒットを仕掛けていったのは永田君で、

その容赦の無さにアリエンザ、若干怯んでしまったみたいだったんだわ。

 

残り53秒のアリエンザ、中々の左ストレートを当て込んでたんだけど、

その後の永田君のポジショニングがとっても良くて追撃受けないまま、

細かいパンチの組み合わせでシッカリ流れを掴んでたんだわ。                                                           

「距離とリード!」 っていうセコンドからのアドバイスにもキッチリ反応してたしね。

 

 

 

横に座ってたレブ・サンティリャンのとこに内藤大助さんがやって来て、

色々話し掛けてたんだけど、中々通じてなかったもんで自分が通訳したんだわ。

 

 

<2R>

気持立て直したアリエンザがこの回は積極的前詰め開始ってことで、

一方的になりそうな展開を覆し始めてたんだよね。

 

<3R>

アリエンザ、詰め詰めからのボディ連打に何とか活路って感じだったんだけど、

その手前での仕掛けも必要なとこだったんだよなあ。

 

一方の永田君も余りに真っ当過ぎるというか正確に当てようとし過ぎてて、

もっとグローブの上から叩いてガードを動かすとか、誘いパンチを出してみるとか、

敢えて打ち終わりを狙ってみるとか、色々混ぜ込むといいんだけどなあ。

 

<4R>

お互い、自分のリズムとタイミングだけでやってるって感じで、

もっと相手の動きを見極めての攻め込みが欲しいとこで、

単調なやり取りにちょっと退屈系になってしまったんだわ。

 

<5R>

永田君、距離取りきれなくなって若干巻き込まれてしまってるみたいで、

アリエンザのフルガードからの接近トコトコ勝負に付き合ってるって感じだね。

 

<6R>

殆どまともに貰ってない永田君とそこそこ被弾してたアリエンザだったんだけど、

二人共、まだまだ力残してる感じで、まずは開始30秒、

アリエンザが右ボディを決めてから我慢比べの接近戦に突入して、

1分30秒まではそのアリエンザの方が見栄え良くて、

そのまま諦めない手数で終了ゴングまで頑張り切ってたんだよね。

 

 

より的確なヒッティングを評価して自分は58-56で永田君だったんだけど、

結局、58-56×2、57-58ってことで永田君2-1の判定勝ち。

 

 

自分が意外に思ったのは判定が割れたってことではなくて、

結構なクリーンヒットだったにも関わらず永田君が、

大きなダメージを与え切れてなかったことで、ああ見えてパンチが軽いのか、

それともアリエンザが打たれ強かったのかってことだったんだよね。

 

 

 

⑤ 田村亮一君(古口)×久保賢司君(角海老)……54㎏ 8R

2勝1敗1分の27歳・東京都と、5勝(2KO)2敗(1KO)1敗の25歳・東京都。

 

B級デビューの田村君なんだけど、決定力はそれほど無いし、

連打のフックがパタパタ系なもんで、ここは余裕で久保君だって思ってたんだわ。

 

<1R>

初っ端から飛ばしていったのは田村君で、強くはないんだけど手数で圧倒して、

軽いんだけど左アッパーがタイミング良くヒットしてて、

途中何となく中途半端だった久保君の立て直しを許さなくて、

ラスト30秒からもエライ勢いでまくし立ててたんだよね。

 

相手はやっぱりパタパタ系フックではあったんだけど久保君、

そんなに簡単に貰ってしまっててはダメだと思ったんだけどなあ。

 

<2R>

田村君、数は多いんだけど基本的に早くないしヒッチも大きいパンチで、

ハードヒットは久保君だったんだけどね。

 

<3R>

いきなり根性のショート合戦が始まって、30秒過ぎからは最終ラウンドみたいで、

お互い必死の消耗系になっていったんだけど、より鋭かったのは久保君で、

田村君の方が顔面傷んできたんだわ。

 

<4R>

めげない田村君、相変わらず手数王者ではあったんだけど、

ツンツン突っ突くような感じで、キチンと当ててるのはやっぱり久保君なんだけど、

それでも久保君、もっと頭とか上体を動かさないと絶対ダメで、

いくら相手のパンチが軽いからってそんなに簡単に貰ってては絶対ダメな訳で、

このディフェンスの甘々さは一体どうしたってことなのかなあ。

 

<5R>

いきなりの右とか左とか久保君、とにかく簡単に貰い過ぎで、

ハードヒッターなら一発で倒されても仕方ないタイミングのパンチを普通に貰ってて、

相手のパンチ力を見切っての上かって思う程で、

田村君のスタミナもごく普通だったから助かってたけど、

残り16秒でのワンツー被弾も見栄え悪過ぎなんだよなあ。

 

<6R>

田村君、長い時間飛ばし切れなくなってちょっと誤魔化し系ボクシングで、

若干腰引きながらの当て逃げ系になっていったんだけど、

久保君もそこ一気に突けなくて、カウンターのセンスも発揮し切れてないんだわ。

 

ここまでのとこ、自分は当たりのハードさで久保君の2ポイントリードだったんだけど、

イーブンっていうのも十分あった訳で、残り2ラウンドがホントの勝負だったんだよね。

 

<7R>

序盤の30秒を飛ばした後は田村君、やっぱり休み系誤魔化しボクシングで、

今度こそ久保君、行かなければならなかったとこだったんだけど、

半端半端が改善されなくて、ラスト30秒も普通過ぎだったんだわ。

 

<8R>

多分微妙なスコアの中、それを解って久保君、ここは行け行けだったんだけど、

開始1分、田村君にかなり強烈な右、左をヒットされてしまって、

直後の田村君、ここで決めようってしなかったもんで助かってたけど久保君、

実はこの時の被弾が効いてしまってたんじゃないかって後で思ったんだよね。

 

その後残り1分半、残り1分、ガムシャラさを出してたのは田村君の方で、

このまま終わるととっても微妙だなあって思ってた残り20秒ほどのとこ、

東ロープ前で田村君、最後は渾身の左フックを打ち込んで見事なダウンゲット。

 

そこまでの久保君の動きとか倒れ方を見てレフェリーが即のストップエンドで、

2分40秒、田村君の初TKO勝ちだったんだよね。

 

 

正直な感想を言えば、田村君が強かったっていうよりも、

久保君が情けなさ過ぎというか今まで見た中で最悪で、

どこか体調崩してたのかって思われるほどだったんだけど、

とにかくあのディフェンスを何とかしないと明るい未来は無いんだわ。

 

 

 

⑥ 合田剛士君(草加有澤)×細川バレンタインさん(宮田)

                               ………SL 8R

7勝(2KO)2敗(2KO)1分の30歳・愛媛県と、

17勝(8KO)4敗(2KO)3分のランク9位、33歳・宮崎県。

 

この試合はひとえに合田君がらしさを発揮して挑めるかってことだったんだけどね。

 

<1R>

始まって30秒で合田君、これはダメそうだなっていうのが見えてしまって、

そりゃ一瞬のスピードとか力強さでは細川さんにはとっても敵わないんだけど、

いきなり威圧感を感じてしまってるっていう感じで、

それは慎重さっていうより気後れ感の方が前に出てる感じで、

そんなに無理しないでも勝てそうな時の細川さんは揺るぎなくて、

いきなり勝負の行方が見えてきてしまったもんで、休憩タイムゲットってことで……。

 

 

後で確かめたら、5R2分12秒、細川さんのTKO勝ちだったんだわ。

 

途中で合田君、意地を見せた場面があったのかなあ。

 

 

 

フラッとしてたら内藤利樹さんがいたもんで、ちょっと話して、

ある試合の勝ち負けについて予想勝負したんだよね。

 

その後、すぐ横にいたたまにしか試合しない大久保大騎君にも声掛けられて、

シカトしないで下さいよおって感じだったんだよね。

 

 

 

⑦ 久我勇作さん(ワタナベ)×高橋謙太君(協栄)……56㎏ 8R

9勝(6KO)1敗1分のランク6位、24歳・東京都と、

10勝(3KO)8敗(1KO)3分のサウスポー、25歳・広島県。

 

倒し屋対ポイントボクサーの一戦ってことで……。

 

<1R>

やっぱり相手をかき分けていくような力強さで久我さんが主導権を取って、

高橋君、そこそこ当て込んではいたんだけど如何にも当たりが軽くて、

大事なとこで明らかに打ち負けてるし、見栄えのいいのを貰ってるんだわ。

 

<2R>

高橋君、左アッパーに可能性を感じさせないでもなかったんだけど、

そこまでの段取りが不十分で勿体ない感じなんだなあ。

距離が詰まるとヤバイって感じで高橋君、グルグル回り始めて、

時折のチョン当てで相手のリズムを崩そうとするかのようだったんだけど、

パンチ交換が少なかったにも関わらず、久我さんに左右をハードヒットされて、

早くも顔面を赤くしていったんだわ。

 

<3R>

高橋君が一次的な踏み込みからの単発に終わってしまってるのに対して久我さん、

きっかけ掴んだ時の連続攻撃がとっても見栄え良かったなあ。

 

残り15秒からの久我さんの益々の攻勢の中で高橋君、

一気に弱り込んでしまって、このまま決着かって思われたその瞬間、

時間的には残り2秒ほどのとこだったんだけど、

手負い状態の高橋君が殆どメチャ振りしたワンツースリー目が直撃してしまって、

それ、予想も準備もしてなかったとこでの大直撃だったもんで久我さん、

思わず南ロープまで吹っ飛ばされてしまって、ロープが無かったら倒れてたとこで、

時間にも助けられての終了ゴングだったんだわ。

 

そこそこのダメージだったのは久我さんの顔から知れて、

右目下がいきなり内出血してたもんなあ。

 

<4R>

明らかに回復し切れてない久我さんに対して高橋君、

勝とうとすればここでの飛ばしが必至だったんだけど、

反応が悪くなったままの相手は簡単にジャブを貰ってるんだから、

ここは一気ってことで、1分30秒、左ストレートを綺麗にヒットさせて、

一瞬、久我さんをガックンってさせてたんだけど、

その後は気持ちが逸り過ぎたか突っ込み過ぎが目立っていって、

残り40秒、大きくバッティングしてしまって高橋君にドクターチェックが入って、

左目上を大きくカット出血してしまってたなあ。

 

<5R>

前の回まで落ち着かない目付きしてた久我さん、やっと元に戻ったみたいで、

いきなり立て直しの飛ばし返しでまずは大きく右フックを当て込んで、

そこから1分までは壮絶な打ち合いに入ったんだけど久我さん優勢は変わらなくて、

そのまま追い詰めたとこで再度のハードバッティングでまたもや高橋君、

今度は眉間からの大出血で仕方なくのドクターストップエンドだったんだわ。

 

 

1分08秒のとこだったんだけど、このラウンドの1分間が勝負を決定してしまって、

自分は48-47だったんだけど、結局、49-47、48-47×2ってことで、

久我さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

久我さんは途中で無防備過ぎた攻撃から受けた劣勢からの大挽回だったし、

高橋君の方もあと一歩で番狂わせだったんだよなあ。

 

 

 

⑧ 伊藤雅雪さん(伴流)×ライアン・セルモナ……133P 8R 

15勝(6KO)0敗1分のランク4位、23歳・東京都と、

16勝(9KO)6敗のサウスポー、OPBF10位、27歳・フィリピン。

 

<1R>

フレームの大きい伊藤さんとガッチリ型のセルモナだったんだけど、

セルモナは体を大きくユッサユサさせながらの力強いプレスで、

そこからのワンツーが結構力強かったんだよね。

 

中途半端な打ち返ししてると押し切られるって判断したか伊藤さん、

最小限のポジション移動からの左右の回転がとってもスムースで、

それもいつになく初めっからそこそこハードな打ち出しをしてたんだよね。

 

お互い力のこもった打ち合いが続く中、軌道がキッチリしてたのは伊藤さんの方で、

始まって1分20秒の伊藤さん、相手を南ロープに詰め寄ったとこで、

左ボディからの右が超ハードヒットしてセルモナ、いきなりザックリ眉間から大出血。

 

セルモナが西ロープ際へ逃げるとこ、伊藤さん揺るぎない更なる追い込みで、

最後は多分、右アッパーだったと思うんだけど、ドッカン打ち込んだとこで、

2分10秒にレフェリーが割って入ってのストップエンドだんたんだわ。

 

 

伊藤さんの仕上げの手際の良さも勿論素晴らしかったんだけど、

西ロープに追い込まれた手負いのセルモナが思いっ切りの左を打ち込んだ際、

伊藤さん、シッカリ見極めて右グローブでガードした直後の左の返しから、

果断の無いフィニッシュショットに繋げたってとこが自分には一番だったんだよね。

あれはホント、見応えあったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 伊藤雅雪さん

② 久我勇作さん

③ 澤田京介君

 

 

 

今日も昨日に続いて冷たい雨なんだけど、勿論、後楽園ホールだね。

 

2014年11月23日 (日)

横浜国際プール・11月22日

電車の中で他人の目を気にせず化粧してる女性の98%は不細工で、

見てて、それで精一杯なのかって思うことが多いんだよね。

 

それに比較すると電車の中で物を食べてる女性は少し綺麗な人が多いんだけど、

これはこれでいざ付き合うとなるとマナーの悪さに辟易してしまいそうなんだよね。

 

 

 

横浜国際プールに行くには日吉から横浜地下鉄で8分、北山田っていう駅で降りて

徒歩5分っていうルートが楽そうだなって思ってたんだけど、

その徒歩5分の殆どが階段ってことで、数えたら179段もあって大変だったんだわ。

 

 

 

① 大貫英晃君(B水戸)×今村寛生君(横浜光)……SFe 4R

デビュー戦の24歳・茨城県と、0勝2敗(1KO)の30歳・宮崎県。

 

<1R~2R>

序盤のテキパキ感は大貫君だったんだけど、

2Rに入ると今村君も腹が据わったみたいで盛り返していったんだわ。

 

<3R>

大貫君、当て勘はいい方ではないんだけど、一瞬の勢いは圧倒的で、

今村君はボワ~ンっと1~2発ほど振ってお終いというか、

すぐに休み休みになってしまってるなあ。

 

<4R>

今村君は接近したとこからが勝負ドコみたいなんだけど、

挽回するまでにはとってもいかなくて、大貫君が最後まで勢いが落ちないまま、

有効打的には今一感はあったんだけど、とにかくシッカリ打ってたんだわ。

 

 

ってことで、誰が見てもの40-36×3っていうのは仕方なくて、

大貫君のデビュー3-0勝ちだったんだけど、その大貫君、

嬉しかったんだろうけど、レフェリーに催促されるほどリングに留まってたんだわ。

 

 

 

② 豊嶋亮太君(帝拳)×垂水稔朗君(協栄)……W 4R

デビュー戦の18歳・福岡県と、1勝(1KO)0敗1分の21歳・愛媛県。

 

<1R>

二人共、とてもよく似た力強いボクシングスタイルしてるんだけど、

少し肩に力入り過ぎなんじゃないかなあ。

 

それでもパワフルな手数でまずは豊嶋君がポイントゲットだったね。

 

<2R>

気持は全く負けてない垂水君なんだけど、殆どボディブローを打たないし、

やり取りが進んで行く中で顔面の赤さも増していったんだよね。

 

<3R>

お互い、見栄えのいい有効打が無い中、やっぱり豊嶋君の手数だなあ。

 

<4R>

距離取れなくなった二人は激しい接近戦を繰り広げていったんだけど、

小さく鋭く打ててるのは豊嶋君の方で、垂水君はまだ余力残してるんだけど、

力の入る距離で打てないまま不発弾って感じだったなあ。

 

残り30秒頃になって危険なカウンターのタイミングが何度か交差したんだけど、

垂水君の右の方が若干ハードヒットしてたね。

 

 

で、自分は39-37で豊嶋君だったんだけど、ジャッジ達はちょっと違ってて、

豊嶋君から見て39-37、38-39、38-38ってことで1-1ドローだったんだわ。

 

 

 

③ 福島俊介君(青木)×金城優君(横浜光)……62.3㎏ 6R

3勝(2KO)3敗2分の32歳・神奈川県と

4勝(3KO)3敗(2KO)の23歳・神奈川県。

 

<1R>

金城君、初っ端に中々いいボディブローから始めてたね。

 

福島君の方が少し大きいんだけど何だかモッサリしたボクシングで、

やりたくない距離で嫌々やらされてるって感じだったなあ。

 

<2R>

二人共、驚くほどいきなりスピードが落ちてきてしまって、

福島君はやたらクリンチ休みしたがってるみたいだったし、

要するに二人共何だかグズグズになってしまったもんで、一旦休憩タイム。

 

 

後で確かめたら、58-56、58-57、57-57ってことで福島君の2-1勝ち。

 

 

APかロイターの外国人カメラマンが来てたんだけど、これがまあのっぽでさあ、

それも後ろの客に対する配慮が全くできてなくて、ダメなヤツだったんだわ。

 

 

 

④ 赤穂亮さん(横浜光)×アントニオ・ガルシア……B 10R

24勝(16KO)1敗2分のWBO5位、WBC6位、IBF10位、WBA14位、

日本1位、28歳・栃木県と、14勝(6KO)3敗の20歳・メキシコ。

 

<1R>

まずはガルシアの方を中心に見てたんだけど、

彼、ガッチリした体躯でパワーは有りそうだったんだけど、

スピード自体はそれほどでもなかったんだよね。 

ただ、左手の使い方が巧いもんでその点だけは要注意なんだよね。

 

<2R>

お互い、ボディフェイントを駆使しながら相手の出方を探り探りしてたんだけど、

ガルシア、これといった得意技が見えて来なかったなあ。

 

残り10秒を切ったとこでいきなり大きく試合が動いて、

まず赤穂さんが強い左ボディを打ち込んだ直後、ガルシアが右フックを当て返して、

と思ったら再度赤穂さんが今度は右フックを強烈ヒットし返して、

その右フックがガルシアが下がり加減のとこでの直撃だったもんで、

必ずしも大ダメージではなかったんだけどガルシア、踏ん張り切れずダウン。

普通に立ち上がったとこで終了ゴング。

 

<3R>

やり直しのガルシア、上半身をより大きく動かしだして反応も中々良かったんだけど、

赤穂さんはこの日は絶好調のようで相手が良く見えてるみたいだったんだわ。

 

で、何発かいいジャブを当てて上々の序盤だったんだけど、

1分過ぎ、ガードが下がったとこに右ストレートを直撃されてしまったんだわ。

 

一瞬、アレレーッて感じだったんだけど、ただ赤穂さん、そのままにはさせないで、

その直後の左ボディからの右ストレートでチャラにしてたんだよね。

 

その後もガルシアがガサッと大きく仕掛けてくるのを避けながら、

鋭く的確なパンチを積み重ねて格の違いを見せつけていったんだわ。

 

中途半端に荒っぽい相手は赤穂さんが最も得意とするとこなんだよね。

 

<4R>

流れはすっかり赤穂さんで、中盤以降に強烈左ボディを2発打ち込んだ後、

右フックを決めてこの日2回目のダウンゲット。

 

何とかリスタートはしたんだけどガルシア、それまでの勢いは霧散してしまって、

赤コーナーのすぐ前で赤穂さんの追撃に晒されるまま、またもやのダウン。

 

立ち上がって来るもんでレフェリーも続行せざるを得なかったんだけど、

この時点で殆ど無理になってて、あっという間にこの回3度目のダウンって事で、

2分32秒、赤穂さんのスリーダウンKO勝ちだったんだわ。

 

 

この日の赤穂さん、ホントにちゃんとしてて最後まで乱暴に流されるって事も無くて、

ダウンゲットしてからは勿論一気に攻勢を強めていったんだけど、

それはあくまでカッチリしたボクシングの中でのギアアップで、

ちょっと別人のような印象さえ受けたんだよね。

 

 

 

昨日は前にはカメラマンしかいない席で見せて戴いて、

近くの渡辺会長とか金平会長、原田会長、三迫会長と久保マネジャー、

それにすぐ横の角海老ジムの鈴木会長と小堀佑介さんに御挨拶したんだけど、

小堀さん、ホセ・アルファロに勝った時の例の幸せの黄色いグローブは

誰かに上げてしまったってことで、彼らしかったなあ。

自分はその時のバンデージとクローブテープを今でも持ってるっていうのになあ。

 

 

 

⑤ ローマン・ゴンサレス×ロッキー・フエンテス

                  ………WBC F タイトル戦 12R

40勝(34KO)0敗のチャンピオン、27歳・ニカラグアと、

35勝(20KO)7敗(2KO)2分のWBC8位、28歳・フィリピン。

 

ゴンサレスは八重樫東さんと試合した時より調子がいいって聞いてたし、

自分、一番いい時のゴンサレスの記憶が染みついてるせいか、

難敵フエンテスとは言え、ここはシンドインじゃないかなあって思ってたんだよね。

 

フェンテスと呼ぶのが正しいのかフエンテスが正解なのか、

リングアナのジミー・レノンの発音を聞いてたらフエンテスだったもんで、

ここではそういう風に書くけど、彼、どことなく十二村喜久さんに似てるんだよね。

 

<1R>

いつものようにゴンサレスが少し様子見の中、フエンテスの仕掛けが結構早くて、

リーチ差利しながら、右ショートフックの差し込み打ちが目立ってたんだわ。

ゴンサレスは慌てず常に柔らかめのプレスを掛けてジックリスタートだったね。

 

<2R>

それなら行きますって感じでゴンサレスのエンジンの回転数が上って、

小気味のいいコンビネーションからまずは左ボディがナイスヒットで、

村中優さんより低い背丈がいきなり大きく見え始めたんだわ。

 

フエンテスも全く打ち負けてはいなかったんだけど、

当たりの的確さと強さでは既に比較になってなかったんだよね。

 

<3R>

フエンテス、力を込めた右フックをカウンターで狙ってるんだけど、

ゴンサレスはせいぜい肩を打たせる殆ど余裕で交わしながら、

即の打ち返しでフエンテスの顔面を早くも赤くさせていったんだわ。

 

聞いてた通り、ゴンサレスは八重樫さんの時より格段に動きにキレがあって、

鋭く緩く踏み込みの緩急は見てて殆どアートだったんだわ。

 

フエンテス、この日初めて右ストレートをそこそこハードヒットしたんだけど、

左、左、左ってボディと顔面を打ち分けるゴンサレスの方が魅了したんだよなあ。

 

<4R>

気持を強く保ったフエンテスのパフォーマンスも見ててとっても心地良くて、

右一発に頼り過ぎの若干単調な攻撃は気になったけど、

直撃されたら流石のゴンサレスも堪え切れるかって感じだったんだよね。

 

苦しい展開の中、散発で右フックを当ててはいるんだけど、

充分な体勢の中からではないもんで、ダメージを与え切れないまま、

ゴンサレスの厳しい追い込みにロープを背にされることが多くなったなあ。

 

近くのそれもすぐ下から見てると解るんだけどゴンサレス、

相手の攻撃をブロックしながらシッカリ相手の動きを見極めてて、

直後にタイミング見計らったとっても効率的な反撃に繋げてるんだよね。

 

ゴンサレスの巧さというか凄さについてはそれを話す人の数だけあるんだけど、

自分はこの攻防の切り替えというか流れのスムースさが一番だと思ってて、

次にとっても緩急の効いた強い連打をそれほど力を込めなくて打てるもんで、

攻撃が一段落するタイミングを見極めにくいところだと思ってるんだわ。

 

勿論、そういうのが全体のバランスの良さとかリズム感やタイミング感、

それにシッカリした下半身に支えられてるからなんだけどね。

 

 

4R終わっての公開採点は39-37×3ってことで、

自分と同じで1R以外は全てゴンサレスって感じだったんだよね。

 

<5R>

それまで相当打たれ込んでたもんで明らかにフエンテス、全体に緩んできて、

足元にも安定感を欠いてきたんだけど、それでも根性の踏ん張り見せて、

諦めてない気持ちを間欠的な右ショットに見せてたんだけど、

ゴンサレスの変わることの無い力強い連続攻撃の前には残念殆ど無力に等しくて、

そろそろのエンディングが見えてきてしまったんだわ。

 

<6R>

タフタフタフのフエンテスもついに下がる下がるで精一杯になってきて、

冷静なゴンサレスは殆ど無駄なパンチを出さないままの冷酷な追い込みで、

ついに青コーナー前で屈みこみ気味になった相手にまずアッパーから始めて、

直後に鋭いショートワンツーの全部をハードヒットさせてダウンゲット。

 

フエンテス、踏ん張って踏ん張って立ち上ったんだけど、まだ1分ほども残ってて、

倒し慣れてるゴンサレスには十分な時間だったんだわ。

 

で、例の全く留まることの無い追って追っての鬼追撃の前に2分11秒、

背が伸び切ってしまったフエンテスを見てのレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

ゴンサレスの試合を全部見た訳ではないんだけど自分、

彼の追い込まれたとこからの逆転勝利っていうのは勿論、

そもそも窮地に追い込まれたとこを見たことないんだよなあ。

 

 

 

⑥ 市山怜君(M・T)×西村直哉君(新日本木村)……60㎏ 4R

3勝(1KO)5敗(1KO)の24歳・北海道と、

3勝(2KO)6敗(2KO)1分の29歳・京都府。

 

テレビ的な時間的余裕が出来たもんで、予備カード1が差し込まれたんだけど、

こういう試合は実はとっても気の毒で、

赤穂さん、ゴンサレスって凄いボクサーの直後だったもんで、

その見劣り感は倍増されてしまうからなあ。

 

 

<1R>

やっぱりごく普通の4回戦以上には見えなくて、

市山君のチョンチョン手数ボクシングに対して西村君も、

比較的キッチリ打ち込もうとはしてるんだけど、覇気ってものが伝わって来なくて、

やっぱり仕方ないまま一旦休憩タイムってことで……。

 

 

 

コーヒー飲んで一服して一番離れた高いとこに移ったら、

横から声掛けられて、小野心さんだったんだわ。

彼、ゴンサレスの試合には間に合わなかったってことだったもんで、

やっぱり凄かったよおって内容を教えて上げたんだよね。

 

 

市山君と西村君の試合は4R負傷判定になって、

39-38×2、38-38ってことで市山君の2-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

⑦ 三浦隆司さん(帝拳)×エドガル・プエルタ

                ………WBC SFe タイトル戦 12R

27勝(20KO)2敗(1KO)2分のチャンピオン、サウスポー、30歳・秋田県と、

23勝(19KO)4敗1分のランク1位、32歳・メキシコ。

 

<1R>

プルエタ、何となくオスカー・ラリオスみたいな動きをするボクサーで、

まずはジャブで先手取って、いきなりの右ストレートも良く伸びてたんだよね。

 

三浦さん、シッカリ様子見スタート切ってたんだけど、残り1分頃かなあ、

少し詰まったとこで三浦さんが軽く打ち出した左ショートフックだったんだけど、

それがプルエタの側頭部にヒットして、それ程のハードヒットではなかったんだけど、

アレレッて感じでプルエタ、腰砕けて膝着きダウンしてしまったんだわ。

 

それ、余りにあっけなかったもんで却って驚いてしまったんだけど、                                                            

三浦さんのパンチ力というより、プルエタの打たれ弱さって感じだったんだよね。

 

殆どダメージ残さないままプルエタは普通にリスタートしてて、

彼の右ストレートにはまだまだ威力が十分に込められてたんだよね。

 

<2R>

プルエタ、脅威なのは右ストレートだけではなくて、

距離詰まったとこでのショートの左右フックもとっても強くて巧いし三浦さん、

余り力任せにやり過ぎると危険な場面もあり得る感じで、

ヒット数も増やしてたんだけどそう言えば被弾数もそこそこなんだよね。

 

ただ、全く打たれないまま当て続けるっていうのは考えられなくて、

それは攻撃性の強いボクサーの宿命でもあるんだけどね……。

 

<3R>

初っ端のショートの交換はほぼ互角だったんだけど、

ヒット率はやっぱり三浦さんかなあって見てたんだけど、

三浦さん、メキシカンよりボディブローが実に巧くて、

それがプルエタのリズムを壊していってたし、単純に効いてきたみたいで、

徐々に足元をバタバタさせる場面が増えていったんだわ。

 

で、終了ゴングが鳴った時、プルエタの左目下がかなり腫れてきてたんだわ。

 

<4R>

プルエタの右、右、右に対して三浦さん、ボディ、ボディ、ボディで対抗してて、

その後はお互い、鬼のボディ合戦に突入したんだけど、

やっぱり凱歌はここでも三浦さんだったなあ。

 

辛くなったプルエタが頭を下げ気味にすることが増えてきたもんで、

三浦さんの顔面狙いが思わず相手の頭をかすめることが多くなったもんで、

プルエタ陣営からはラビットだろって抗議も出てて、

この回は一度休憩も与えられてたんだけど、

打たれる瞬間に真下に頭を下げるんだからそれは仕方ないことだと思ったなあ。

 

プルエタは途中で左目上をヒットカットされてたんだけど、

ラウンド終盤には三浦さんの強烈な左フックで血しぶきを飛ばしてて、

それはまるでアニメのようだったんだわ。

 

<5R>

この頃になるとそれはまるで寸前のデジャブのような感じになってきて、

ゴンサレスと三浦さんが重なってきて、プエルタはフエンテスに近くなってきて、

プルエタも踏ん張って手数を頑張ってたんだけど、流れはほぼ圧倒的で、

同じようなエンディングが見えて来て、節目節目の三浦さんの左がヒットヒットで、

反応が悪くなってたプルエタに小気味よく当たりまくってたんだわ。

 

<6R>

前の回からの三浦さんの左ヒットヒットはこのラウンドに入っても変わらなくて、

合い間合い間のボディブローだけでも倒せそうにもなってきて、

プルエタの気力と体力の全てを削ぎ落してしまったみたいで、

もういつ止めても誰からも文句が出無さそうになったまま、

最後はコーナーに追い詰め大き目の左右フックを振り出したとこで、

ゴンサレスと殆ど同じ、2分15秒にレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

事前に話には聞いてたんだけど三浦さん、ホントに巧く強くなってて、

常に冷静で力強い対応は今までで一番だったんじゃないかなあ。

 

 

 

⑧ 来山悠一君(花形)×木賊陵太郎君(ワタナベ)……L 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)の28歳・神奈川県と、1勝(1KO)0敗の22歳・北海道。

 

二つの世界戦を見た後に普通の4回戦を見るっていうのはやっぱりシンドくて、

この試合を見る前に帰ってしまったんだよね、実は……。

後で結果を確かめたら、この試合も4R負傷判定で、

木賊君から見て39-38.38-38×2ってことで1-0ドローだってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① ローマン・ゴンサレス

② 三浦隆司さん

③ 赤穂亮さん

 

 

 

昨日はアンダーカードの充実度が今一だったんだけど、

これだけシッカリした試合を3試合見せられるとそれだけでお腹一杯だったんだわ。

 

 

 

イギリスのリバプールは言わずと知れたビートルの出身地で、

彼等は “キャバーン” っていうライブハウスで鍛えられたんだけど、

そのリバプールでの大竹秀典さんの世界挑戦は大差の0ー3ってことで、

109-119×2、110-118ってことで、やっぱりスコット・クイッグは強かったね。

 

2014年11月21日 (金)

2014年・全日本新人王予想

 

秋のカマキリは夏と違って茶色をしてて、家の前をトボトボ歩いてたんだけど、

それを見た全野良のホル2君は一瞥して知らん顔してたんだけど、

風太は前足でカマキリにチョンチョンチョンチョン軽く触れて、

それは彼の遊ぼうぜアクションだったんだけど、カマキリには理解されなくて、

背中を反らせながらカマを頭の横にセットして引っ掛け狙いのポーズに固めて、

それはボクサーにも見習わせたいほどのガードポジションだったんだわ。

 

二人が遊ぶってとこまでいかない中、通り掛かったのは半野良のチータンで、

少し臭いを嗅ぐようにした後、いきなりムシャムシャってカマキリを食べてしまって、

何事もなかったかのように立ち去ったんだよね。

そう言えばチータン、普段面倒見てる人が納豆さえ食べるって言ってたもんなあ。

 

 

 

先日ある方から鹿肉を戴いて、まだ新鮮だから刺身で食べられるってことで、

薄くスライスしたものを生姜醤油で食べたんだけど、想像以上に旨かったんだわ。                                                                 

マグロの赤身よりも濃い色をしてて歯ごたえも強いんだけど、

噛み切るのにシンドイってことも臭味もなくて、そこそこ美味の範疇に入るんだわ。

 

 

 

今年の新人王トーナメントは既に東西の代表者が決まってて、

12月21日に全日本新人王決定戦が行われるんだわ。

 

勝ったボクサーは年末に発表される12月度ランキングでランカーになる訳で、

勝つと負けるとではそれこそ天と地ほどもの違いがあるもんで力が入るんだよね。

 

 

東軍代表のボクサーの試合は予選から全部見てるんだけど、

西軍代表ボクサーに関しては代表決定戦の録画を1回見ただけだし、

決定戦にも関わらず著しくレベルが違い過ぎて評価の難しい試合が幾つもあって、

単に相手に恵まれただけなのか、まだまだ余力を残してるのかが解らない中で、

東西の勝ち負けを予想するのが無理に近いケースもあったんだけど、

まあ自分の予想は外れることが多いもんで、必ずしも渾身っていうことではなく、

それでも頭の中の記憶とデータを駆使して何とか頑張ってみるんだわ。

 

どうしても東軍の立場から西軍ボクサーを分析する傾向が強くなってしまって、

どうしたら東軍が勝てるかっていう見方になってしまうんだけどね。

 

負けるって予想された各位におかれては、ふざけんじゃねえって気持ち丸出しにして、

自分の予想を見返してくれってことで……。

 

便宜上、左側が東軍、右側が西軍ってことで、全て5回戦。

 

 

【ミニマム級】

久保裕希君(セレス)×小西伶弥君(真正)

6勝(2KO)1敗のサウスポー、27歳・千葉県と、6勝(4KO)0敗の21歳・?県。

 

西軍の小西君は技能賞ボクサー。

 

6:4で小西君。                                                             

 

小西君は初っ端から積極的に飛ばして行くボクサーでプレスも強いし、

基本的には力技系なんだけど手数も多いしキチンとした左ボディも打てるし、

スタミナがあるから長い時間強いパンチを打てる難敵なんだよね。

 

パワー系の戦いになると久保君もシンドクなるから、

フットワークを駆使した距離キープと鋭い出入りがポイントになると思ってて、

スピードは勝ってると思うからボディフェイントからの中間距離からのヒットとか、

いきなりの左ストレートが結構有効なんじゃないかなあ。 

 

 

 

【ライトフライ級】

大野兼資君(帝拳)×荻堂盛太君(平中BS)

6勝(3KO)1敗(1KO)のサウスポー、26歳・愛知県と、

6勝(1KO)1敗1分のサウスポー、21歳・?県。

 

7:3で大野君。

 

代表決定戦での荻堂君の相手はパワー系なんだけどかなり雑で、

イッセノセ系のいきなりのワンツーと片寄ったカウンター狙いに終始してて、

荻堂君も若干巻き込まれてた印象だったんだわ。

 

それが彼の本来の姿なのかは不明だったんだけど、全体にしなやかさに欠けてて、

接近しての左右フックには見るべきものはあったんだけど、

前の手の使い方はそれほど巧くなかったし、決定力にも欠けてたんだわ。

 

で、応用力と決定力のある大野君の方がかなり優勢だと思うんだよね。

 

 

 

【フライ級】

山下賢哉君(古口)×小坂駿君(真正)

6勝(4KO)0敗の18歳・東京都と、9勝0敗の19歳・広島県。

 

6:4で山下君

 

小坂君の代表決定戦の相手は大きく負け越しててレベル的にも差があったもんで、

あんまり参考にならなかったんだけど、距離感が抜群だし攻防のバランスが良くて、

スピードも有ってポイントを取るのがとっても巧いんだけど、

決定力的には山下君の方が圧倒的だと思ってるんだよね。

 

 

 

【スーパーフライ級】

米永章吾君(宮田)×橋詰将義君(井岡)

6勝(3KO)1敗(1KO)の26歳・宮崎県と、

6勝(4KO)0敗のサウスポー、?歳・?県。

 

西軍の橋詰君がMVP。

 

6:4で橋詰君。

 

橋詰君、いきなり飛ばしての大振りフックで圧倒した決定戦だったんだけど、

すっかり気遅れしてしまった相手が何も出来ないまま1Rで終ってしまったもんで

乱暴なフィジカリストっていう印象しか残らなかったんだけどね。

 

米永君も動きはいい方だから一方的にはならないと思うけどね。

 

 

 

【バンタム級】

高橋竜平君(横浜光)×田淵圭祐君(八尾)

4勝1敗(1KO)1分の24歳・新潟県と、8勝(6KO)1敗2分の?歳・?県。

 

7:3で田淵君。

 

田淵君はとってもパンチ力あるし連打も早いボクサーで、

仕掛けも積極的だし、一旦距離が詰まったとこでの左右フックは脅威なんだわ。

 

決定戦の試合は2Rで終ってしまって詳しいとこまでは解らなかったんだけど、

高橋君がどれだけ自分の距離を維持できるかの一点に絞られると思うなあ。

 

 

 

【スーパーバンタム級】 

松戸佑生君(青木)×川島翔平君(真正)

8勝(4KO)1敗のサウスポー、20歳・東京都と、

8勝(1KO)0敗2分の?歳・?県。

 

7:3で松戸君。

 

川島君、若干突っ立ち気味の姿勢からいいワンツーを打つんだけど、

前の手の使い方は巧いとは言えず、当たりも薄いような感じなんだわ。

 

ショットにも滑らかさは感じないんだけど、当て勘自体はそこそこいいし、

接近戦もそこそここなすし、スタミナも十分あるみたいでフットワークもそこそこで、

つまり、全体に普通のそこそこのボクサーっていう印象だったんだわ。

 

ってことになると、松戸君の決定力が最後は圧倒してしまうんじゃないかって、

そういう予想なんだけどね。

 

 

 

【フェザー級】 

阿部麗也君(KG大和)×殿平恭平(ハラダ)

7勝(4KO)1敗のサウスポー、21歳・福島県と、

5勝(2KO)1敗の19歳・?県。

 

阿部君は東軍の敢闘賞。

 

6:4で殿本君。

 

殿本君、そもそも早いリズム感持っててプレスも強いし、

とってもパワフルな手数が驚異的で、接近戦になってからもシツコイし、

その上、抜群のスタミナを持ってるもんで相当の難敵なんだよね。

 

阿部君も半端なボクサーじゃないんだけど、まず中間距離からのジャブが肝要だし、

徹底したインファイト勝負が出来るかってとこでもあるんだわ。

 

 

 

【スーパーフェザー級】 

粕谷雄一郎君(石川)×脇田将士君(堺東ミツキ)

5勝(1KO)0敗の18歳・東京都と、

4勝(2KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、28歳・?県。

 

粕谷君は東軍のMVP。

 

7:3で粕谷君。

 

脇田君、長いリーチからジャブがよく出るんだけど、

一つ一つキッチリ打つ方ではなくて、若干ぼやけたボクシングだったんだわ。

 

ショートアッパーには要注意なんだけど、それ程の決定力はないし、

カウンターを狙われ易い動きだし、左右への動きも不得意みたいだったし、

それ程の強豪には見えなかった相手に引き分け優勢進出ってこともあって、

ここまでかなりの難敵を何とか工夫しながら下してきた粕谷君の応用力に期待だね。

 

 

 

【ライト級】 

平岡アンディ君(E&Jカシアス)×山口将吾君(西遠)

6勝(3KO)0敗のサウスポー、18歳・神奈川県と、

6勝(3KO)0敗1分のサウスポー、21歳・静岡県。

 

8:2で平岡君。

 

山口君の代表決定戦の相手はそれまで1勝0敗って戦績しかなくて、

決定戦に進出できた経緯が解らないんだけど、

二人共実に雑で荒っぽいボクシングだったもんで殆ど参考にならなかったんだけど、

取り敢えず山口君、きちんとジャブからってスタイルではなくて、

普通の粗っぽいC級ボクサー以上には見えないいきなり系だったなあ。

 

それほどスタミナがあるとも思えず、平岡君が気遅れすることなく、

キッチリしたアウトボクシングが出来れば殆ど問題ないんじゃないかなあ。

 

 

 

【スーパーライト級】 

木田尚遥君(ワタナベ)×森定哲也君(鈴鹿ニイミ)

6勝(3KO)0敗の21歳・大阪府と、

4勝(4KO)3敗(2KO)のサウスポー、19歳・三重県。

 

9:1で木田君。

 

森定君の代表決定戦の相手は信じ難いほど巧くない上に超打たれ弱かったもんで、

全く殆ど参考にならなかったんだけど、これが決勝ならそれまでが知れるって事で、

たった1Rで終ってしまったんだけど、二人の勝率にも大きな差があるしってことで、

ここは木田君の圧倒勝ちを予想するんだよね。

 

 

 

【ウェルター級】 

松永宏信君(横浜光)×別府優樹君(久留米櫛間)

6勝(3KO)0敗のサウスポー、27歳・愛知県と、

7勝(7KO)0敗の23歳・?県。

 

松永君は東軍の技能賞、別府君は西軍の敢闘賞。

 

6:4で松永君。

 

別府君の決定戦も1Rで終ってしまったんだけど、

とにかく背は低いけどやたらブン回し系だなあっていうのが感想で、

細かい作業は得意ではないような印象を受けたんだよね。

 

今回の情報だけで判断するのは必ずしも正当ではないと思うんだけど、

とにかく松永君、シッカリガードと打たれ込まれない距離キープだよね。

 

 

 

【ミドル級】

成田永生君(八王子中屋)×甲斐斗志広君(宮崎W)

7勝(4KO)1敗(1KO)の23歳・青森県と、

4勝(1KO)6敗(2KO)2分のサウスポー、29歳・宮崎県。

 

9:1で成田君。

 

甲斐君の決勝戦の相手は1勝5敗って戦績の動きの鈍いボクサーだったんだけど、

トロトロの相手に中々決め切れなくて3Rまでかかってしまって、

正直、代表決定戦レベルの試合にはとっても見えなかったんだよね。

 

彼、ショートブローがそこそこ巧いんだけど、あくまでトコトコパンチしか打ててなくて、

決定力的には成田君とは大きな差があるって思ったんだよね。

 

 

 

ってことで、今年の全日本新人王に関しては東軍の8勝4敗ってことで、

ただ、去年の事を思い返すと甘い予想と言えないでもない訳で、

当日の其々のボクサーの体調とか精神状態とかの色々もあるだろうし、

最近の自分の予想は良く外れるし、そもそも外れるのが予想とも言える訳だし……。

 

4回戦で1ラウンド分の評価が逆になると39-37が38-38になるし、

今回の12試合も世界戦の12回戦に置き換えてみれば、

8ポイントゲット対4ポイントゲットの116-112っていうスコアも、

2ラウンド分の評価がひっくり返れば114-114のイーブンになる訳で、

8勝4敗っていう予想も容易に6勝6敗になるんだよね。

 

 

どっちが勝つかっていう対抗戦として見る見方も勿論あるとは思うけど、

観客其々が思い入れを持ってるボクサーの健闘を祈るっていうのが真っ当で、

全体の勝敗予想なんかまるで意味が無いとも言えるんだけどね。

 

ってことで、~君、~君、~君、~君、~君、少なくとも君達だけは頑張ってくれ!

 

2014年11月19日 (水)

後楽園ホール・11月18日

 

ホルヘ・ソリス、ホルヘ・アルセ、サウス・アルバレス、ジョニー・ゴンサレス、

ホセ・アントニオ・アギーレ、リカルド・アルデドンド、アルフレド・アングロ、

ダニエル・エストラーダ、エリック・オルティス、ミゲール・カント、エリック・モラレス、

アントニオ・デマルコ、マルコ・アントニオ・バレラ、オスカー・ラリオス、

レオ・サンタ・クルス、アントニオ・マルガリート、エドガル・ソーサ、

ダニエル・サラゴサ、イスラエル・バスケス、それにファン・マヌエル・マルケス……。

 

何のことかっていうとメキシコのボクサーの名前は何てカッコいいかって事で……。

 

 

 

今日19日は国連が設定してる国際トイレの日なんだってね。

 

地球上60億人のうち、未だに屋内トイレがない人は10億人もいて、

それはつまり6人に1人が屋外で用を足してるってことで……。

 

例えばインドなんだけど、あそこには12億人もの国民がいて、

それはアフリカ大陸全土の人口合計11億人をも上回ってて、

現在は核兵器も保持してるし、IT産業関連で羽振りがいいんだけど、

実はそれはほんの上澄みの話で、何と半分の6億人にはトイレがないって事で、

広い国土と山ほどの国民を抱えてるから大国っていう訳ではないんだよね。

 

 

 

面白かったのは昨日のチケット料金で、自分は初めて見たんだけど、

普段だったら10,000円、5,000円、3,000円ってなってるとこ、

10,800円、5,400円、3,240円って8%の消費税が上乗せされてたんだけど、

今までにもこういうのがあったっけ?

 

 

 

ホールに入ってすぐ石川ジムの田中マネジャーと色んな話して、

久米川ジムの会長と挨拶交わして、渡辺会長と話した後、

藤中周作さんと今野祐介君の両方に頑張ってねを伝えて、

角海老ジムの会長にこの間の石川貴章君の試合のこと聞かせて貰って、

山下賢哉君とは新人王トーナメントの西軍代表ボクサーの話をして始まり始まり。

 

 

この日は当初、藤井貴博君とか藤中大和君の試合が予定されてたと思うんだけど、

上手いことマッチメークできなかったみたいだなあ。

 

昨日の第一試合は女子戦だったもんで、第二試合からね。

 

 

 

② 渡久地辰優君(スターロード)×鈴木健司君(日東)……LF 4R

0勝1敗の17歳・東京都と、0勝6敗(3KO)1分の26歳・東京都。

 

渡久地君、ピューマ渡久地ジム所属だったら、

協栄ジムの小野木協栄君みたいだったのにね。

 

渡久地君も鈴木君も初勝利目指し組なんだけど、鈴木君の方が深刻なんだよね。

 

<1R>

鈴木君、それ程ダメなボクサーとは思えなくて、ただ余りにも普通過ぎで、

単発系の偶然ヒットに頼り過ぎで、何か一つでも得意技を習得すべきで、

キチンと当てようとしてる渡久地君とはやっぱり見劣りしてしまうんだなあ。

 

<2R>

二人共、相変わらずリズム感と当て勘が良くないんだけど、

それでも上下の打ち分けを何とか何とかって頑張ってる渡久地君の方が、

少しづつ感じを掴んでいっみたいで、何となく鈴木君、緊張感がないんだわ。

 

<3R>

始まって1分過ぎ、渡久地君が右ストレートを綺麗にヒットしてダウンゲット。

 

すっかり心が折れてしまったみたいな鈴木君、リスタート後も全く踏ん張れないまま、

渡久地君の一気追撃に晒されるまま直後の1分17秒、再度のダウンでKOエンド。

 

 

 

③ 飯塚誠君(金子)×大久保康司君(横浜さくら)……SB 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)の29歳・茨城県と、2勝1敗(1KO)1分の28歳・神奈川県。

 

二人共、呼ばれても中々出て来なかったなあ。

 

<1R>

リーチ優位な飯塚君のジャブから始まってプレスも強かったんだけど、

一旦打ち合いになった時の回転力とか打ち分けは大久保君の方が見栄えが良くて、

このままの感じで推移するのかなあって見てたら、始まって1分25秒、

飯塚君の右が綺麗にヒットして、そこから一気一気の挽回だったんだわ。

 

大久保君、打ち終わりが若干ルーズになってしまうところがあるんだよね。

 

<2R>

青コーナーからのアドバイス、みんな其々勝手なことを言ってるもんで、

結局、ゴチャゴチャになって何言ってるのか解らなくなってしまってたなあ。

 

大久保君、左ボディや右フックをいい感じでヒットさせてて、

結構数を当てるんだけど当たり自体が軽いもんでダメージ与え切れてなくて、

それともう少し止めどの無い攻め立てが要ると思うんだけどなあ。

 

<3R>

ふと気が付いたんだけど大久保君、バンタムまで充分絞れそうな体付きしてるね。

 

それにしても彼、タイミング良く当てる技量はあるんだけど強く打ち切れてなくて、

より強く打つ為にもっとサンドバッグで鍛えるべきじゃないかって思ったんだよね。

 

ここに来て余力を残してたのは飯塚君だったんだけど、クリーンヒットは大久保君で、

でも評価の分かれるようなラウンドだったなあ。

 

<4R>

大久保君が初めの1分を支配して、ここまで微妙なスコアの中、飯塚君、

先攻し切れてなくて、残り1分からはメッキリで数も落ちてきたし、

最後の最後まで気持ちで手数を頑張ってた大久保君が圧倒して終了ゴング。

 

 

で、自分は39-37で大久保君だったんだけど、結局、飯塚君から見て、

39-38、38-38×2ってことで飯塚君の1-0で、勿論ドロー。

 

 

試合後暫く経ってから大久保君と話す機会があったもんで、

感想を伝えたんだけど、とっても真面目に聞いてくれたんだわ。

 

 

 

アレッと思ったら重田玲さんとバッタリで、久し振り~ってことで握手握手。

彼女、新しい仕事がまずまず順調ってことで元気そうだったなあ。

仕事柄、朝遅く夜遅いってことなもんで中々ホールに来られないって言ってたなあ。

 

 

 

④ 工藤篤志君(古口)×春川良多君(日東)……Fe 4R

2勝(2KO)3敗2分の24歳・東京都と、3勝(2KO)3敗(2KO)の29歳・群馬県。

 

工藤君とは家族ぐるみの付き合いがあるらしくて、

東上剛司さんが家族で来てたんだけど、奥様が度を超えて綺麗なんだよなあ。

 

<1R>

それ程反応のいい同士ではなくて、殆ど目ぼしいパンチが無かった中、

若干届きが良かったのは工藤君の方だったかなあ。

 

 

リングサイド最前列だっていうのに、すぐ横の40代くらいの二人連れ、

ビールと枝豆でクチャクチャさせながらひたすら無関係のお喋りだらけで、

自分、運が悪いったら無い訳で、いきなりの席移動で最後まで戻れなかったなあ。

 

酒飲みながら、何か食いながらのボクシングっていうのは自分にはとっても無理で、

どっちかを応援してるでもないのにたまに行け行けーって怒鳴るっていう連中は

単なる間抜けにしか見えないんだよね。

 

 

<2R>

始まって29秒、いきなり工藤君が気合の入ったワンツーをヒットさせて、

あんまり強く打ってるようには見えなかったんだけど効きがいいらしくて、

春川君が何の踏ん張りもできないままあっけなくダウンしてしまったんだわ。

 

何とかリスタートはしたんだけど春川君、クリンチ逃げしまくるばかりで、

その追撃しにくい体勢の中で工藤君、とっても巧いこと腕を畳んでのショート連打で、

再開後僅か十数秒で再度のダウンをゲットして、0分52秒のKO勝ち。

 

工藤君はこれでイーブン戦績に戻してのB級昇格なんだよね。

 

 

 

⑤ 高木ノコ君(KS)×塚本鉄平君(横浜さくら)……SFe 4R

2勝(1KO)0敗の18歳・東京都と、

2勝4敗(2KO)のサウスポー、36歳・神奈川県。

 

塚本君、ここから定年まで2連勝すればイーブン戦績に戻せるんだけど、

この日は半分の年齢18歳のとっても生きのいい相手だからなあ……。

 

<1R>

何回見ても高木君の構えは美しくて、そこから強いプレスを掛けてたね。

 

塚本君、若干変則のサウスポーだし、リーチも長くてやり難そうだなあ。

 

で塚本君、結構届きのいいジャブやストレートを打ち込んでるんだけど、

何となく気合が入ってないっていうか、如何にもひ弱そうなパンチなんだよね。

 

だからね高木君、相手は基本的には逃げ腰気味なんだし、

どっかで相打ちを挑んでも十分大丈夫だと思うんだけど、かなり慎重だったし、

そもそも距離詰めが正直過ぎというか、直線的過ぎるって感じはしたんだよね。

 

<2R>

相手のパンチが遅れたタイミングで飛んで来るもんで高木君、

やっぱり少しやり難そうだったし、そもそもサウスポーが得意じゃないみたいだし、

もっと左右への動きからの踏み込みが要ると思ったし、

折角のいい攻撃を自分から一段落させてしまうのが目立ってたんだよね。

 

一方の塚本君、性格的に攻撃的になり切れないみたいで逡巡が目に余るなあ。

 

<3R>

ちゃんと打ち合って来ない相手にどう対応するのか高木君ってとこだったんだけど、

1分過ぎから更に追う追う詰める詰めるからの打つ打つが徐々に叶ってきて、

それはより鋭い動きから感じを掴んだ結果だと思うんだけど、

最早逃げ逃げボクシングしかなくなってしまった塚本君を追い込み続け、

見てて心地のいい上下と左右の打ち分けを見せながら、

最後は東ロープに詰め寄ったとこの残り56秒、左から右フックを返し打ちして、

塚本君から見事なダウンゲットだったんだわ。

 

そこに至るまでの約1分間で塚本君、かなり打たれ込んでたってこともあってか、

倒れ込むとほぼ同時の2分04秒、レフェリーストップエンドだったんだよね。

 

 

試合後に高木君とも話したんだけど、この日は相手の今一感が強くて、

ああいう戦い方でも十分だったんだけど、来年の新人王トーナメントに向けては、

もう少し手際のいい攻撃が必要なんじゃないかなあ。

 

 

そのずっと後、「村木田さんですよね。」 って近付いてきたちょっと年配の方がいて、

真っ赤なブルゾンがお洒落だったんだけど、なんと高木君の親父さんって事で、

結構、このブログを読んでくれてるみたいで、とっても話しやすい人で、

高木君はフィリピンではなくて、タイランドママとのハーフってことで、

何でノコって名前なのかってことや、彼の生い立ちのこととか更には、

親父さん自身の波乱に富んだ人生の事にまで話が及んでエライ盛り上がったなあ。

 

 

 

⑥ 藤中周作さん(金子)×今野裕介君(角海老)……65㎏ 8R

10勝(6KO)4敗(2KO)2分のランク11位、28歳・宮崎県と、

7勝(3KO)2敗の25歳・神奈川県。

 

7:3くらいで藤中さんが優位じゃないかって思ってて、

今野君は14ヶ月振りの試合なんだよね。

 

リングアナからコールされてるっていうのに今野君が中々出て来なかったなあ。

 

<1R>

今野君の方が少しデカイんだけど、まずはキッチリジャブの真面目スタートで、

藤中さん、ちょっといきなり大きく行き過ぎで、舐めてかかってるみたいで、

残り1分20秒では勢いのいい右ストレートで一瞬今野君の腰を落としたんだけど、

いい場面はそれに限られてて、藤中さんの右の打ち終わりにキッチリ合わせてた

今野君の左フックの方にこの後の可能性を感じたんだよね。

 

<2R>

お互い、上下への打ち分けが疎かになってる中、

それでも当たるまで振りにいってる藤中さんの勢いが見栄えが良くて今野君、

ジャブ単体はいいんだけど効果的な右に繋げられてなかったなあ。

 

ただ、1分35秒辺りでの右の相打ちの際の当たりの良さは今野君の方で、

それ以降も藤中君が大きく雑に振って来るのを落ち着いて見極めて、

その打ち終わりをシッカリ狙ってたんだよね。

 

藤中さん、パワーで一気に圧倒してしまおうとしてかやたら飛ばしてるんだけど、

勝率自体は今野君の方が上回ってるんだから、もう少し繊細さが要るんだよなあ。

 

<3R>

今野君、仕掛けが遅いと言うよりは相手が勝手にどんどん突っ込んで来るもんで、

そこんとこを迎え撃てばいいって考えてるみたいで、

そこにたまの先攻を混ぜ込めばそれでいいって戦法が固まったみたいだったなあ。

 

藤中さんの方は相変わらずで、雑な打ち終わりに被弾することが改善されなくて、

こっちはこっちでそういうのが固まってしまったみたいで、顔面腫れてきたんだわ。

 

<4R>

それならって藤中さん、更に更にの初っ端飛ばしで始めの30秒を圧倒して、

一段落後に今野君が右、右、右って3連発を返してからは戦いは益々激化して、

この回は藤中さん、左右ボディを合計12発ほども打ち込んで、

今野君の見栄えのいい左右フックを捻じ伏せたって感じだったんだわ。

 

それにしても二人共、そんなんで最後まで持つのかって感じだったんだけど、

そんなこと考えてられるか、まずこの場をどうするかって事で一杯だったみたいで、

藤中さんは鼻血だし、今野君も左目下を被弾内出血してて、

とっても消耗度の高い試合になっていったんだわ。

 

<5R>

細かく丁寧に打ってるのはやっぱり今野君の方で藤中さん、

力強さで圧倒はしてるんだけど、大き過ぎ雑過ぎはそのままなもんで、

今野君のショートワンツーからのアッパーのヒット率がとっても高くて、

彼、相手の躊躇を見計らって、この回は結構な先攻めもしてたなあ。

 

<6R>

ジャブ、ジャブからのショートのスリーワンツーでまずは今野君が先攻して、

半分が過ぎた頃には今度は藤中さんの反撃が見栄え良かったんだけど、

残り1分からは今野君の右ショートのヒット数が目立ってたなあ。

 

で、ここまでの自分のスコアは藤中さんの2ポイントダウンだったんだわ。

 

<7R>

初めの30秒を支配したのは藤中さんの方で今野君、

左目尻をヒットカットされてしまったんだけど、直後の反撃はそこそこ目覚ましくて、

右ストレートで藤中さんの顎を跳ね上げてのシッカリ挽回で、

ここにきてショートの打ち方にも威力的にも全く劣化が見られなくて、

随分試合間隔が空いたんだけどキッチリ仕上げてるって感じだったんだわ。

 

藤中さん、残り1分20秒からはやられっ放しに近くて、

相手の一休み後に反撃はしてたんだけど、直後の打ち終わりにまたもやの右、

キッチリ当て込まれてしまってるし、足元の踏ん張りとか全体のバランスとか、

今野君と比較しての見劣り感が強くなってしまったんだわ。

 

で、65-68ってことで藤中さん、倒し切らなければ負ける訳で……。

 

<8R>

まだ全く緩んでない今野君を倒せるのか藤中さんってとこだったんだけど、

緩んでるのは却って藤中さんの方で、腕振りもタルくなってしまってて、

初めの1分半まで劣勢を強いられて、その後右のいいのをヒットさせてたんだけど、

力込め切れてないまま続くボディ連打にも意地を見せてたけどそれでは倒せなくて、

最早これまでかなあって終了時間まで刻々だった残り僅か2秒、

リング中央での最後の思いっ切りの殴り合いの最中、

見事なハードヒットを見せたのは今野君の右ショートフックで、直撃された藤中さん、

その場で体捻じらされての倒れ込みダウンを喰らってしまったんだわ。

 

何とかカウントアウトは免れたんだけど、立ち上がったとこで終了ゴング。

 

 

自分のスコアは更にポイント差が広がっての78-73だったんだけど、

結局、78-73、77-74×2ってことで勿論今野君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

今野君は今まで見た中での最高のパフォーマンスだったし、

藤中さんは4回戦時代のボクシングをしてたって感じが抜けなかったなあ。

 

 

 

昨日も最終試合は元々見るつもりはなかったもんでね……。

 

 

⑦ 古橋岳地さん(川崎新田)×ウォラス・何チャラ(タイ)

                            ………56㎏ 8R

16勝(6KO)5敗のランク3位、27歳・神奈川県と、

8勝(2KO)3敗1分の19歳。

結局は2RKOだったってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 今野祐介君

② 高木ノコ君

③ 工藤篤志君

 

 

 

帰り際に藤井貴博君とバッタリで、この後金子会長と一緒に渡英するってことで、

彼、少年野球時代はそこそこのピッチャーだったらしくて、

ヨーロッパに遠征して試合したことあるんだってさ、ちょっと凄いよね。

 

 

 

昨日のドームはコリアンアイドルコンサートで、やたらオバサンが群れてたもんで、

終りがバッティングしないように願ってたんだけど、何とかギリセーフで、

兎に角足早足早に帰ったんだわ。

 

 

 

老害石原慎太郎がまたまた立候補するってことなんだけど、もう82歳なんだし、

彼の時代錯誤のギラギラ感はひたすら鬱陶しいだけなんだけどなあ。

 

それに比べると、10日に亡くなった高倉健はやっぱり男の鏡みたいなとこがあって、

“網走番外地” とか “昭和残侠伝” とかはそれほど真面目に見てなかったんだけど、

それでも 「母ちゃん、許してくんない。」 って言いながら死地に赴くってシーンは

忘れ難くて、その後の “幸せの黄色いハンカチ” も良かったけど、

自分は “居酒屋兆治” とか “鉄道員” が心に沁みたんだよね。

 

これから色々特集が組まれるんだろうけど、

いっそのこと全部見てやろうって思ってるんだわ。

 

 

2014年11月18日 (火)

後楽園ホール・11月17日

 

今年もあと40日ちょっとばかりになってしまったんだけど、

年末にかけての準備といっても大したことは無くて、

来年用の猫カレンダーとスケジュールノートを買って、

オセチの予約だけで殆どお終いなんだよね。

 

 

 

“ホワイトカラー” って海外ドラマに女性FBI捜査官役で出てる黒人女優、

名前は知らないんだけど、今まで見た黒人女性の中で一番魅力的なんだわ。

 

 

 

EUの何とか委員会の委員長、何だか元気が無さそうな風貌してるんだけど、

彼の名前がユンケルって聞いて可笑しくってさあ……。

 

 

 

今の季節の夕方5時頃、ドームでイベントの無いウィークデイは人出も少なくて、

ちょっと寒々とした中でのライトアップが散歩するには一番いいんだよね。

 

 

 

① 本間靖人君(勝又)×水戸日立太郎君(W日立)……SL 4R

0勝4敗(4KO)のサウスポー、30歳・千葉県と、デビュー戦の31歳・茨城県。

 

<1R>

初めの1分間、水戸君が殆ど手を出さないもんで本間君、トコトコトコトコ、

連続打ち込みで、ただそれとっても優しいパンチで水戸君は助かってたんだけど、

その後たまに打ち出した水戸君も当たりが軽いというか撫でてるみたいで、

二人からはSL級の試合のようなパンチ音が全く聞こえて来なかったんだよね。

 

そもそも水戸君、観客の前で試合をするのはまだ全然無理で、

まずはサンドバッグ打ちをちゃんとやる必要があるんじゃないかなあ。

 

ってことで、早速の休憩タイムだったんだけど、

左目周辺を四谷怪談のお岩さんのように腫らされてしまった水戸君、

どう見てもこの先に何の明るい見通しがないっていうのに、

まだ続けたがってたんだけど、結局2R2分33秒、本間君のTKO勝ちだったね。

 

 

 

② 青木日向君(五代)×下村昌則君(渡嘉敷)……SFe 4R

デビュー戦の18歳・埼玉県と、0勝1敗(1KO)のサウスポー、27歳・埼玉県。

 

<1R>

セコンドから 「ボディだ、ボディを攻めろ!」 って言われて下村君、

とっても素直に左ストレートボディを打ちにいった途端、

そこに右フックをきっちり合わされてしまって、開始僅か29秒でダウンしてしまって、

申し訳ないけど自分、思わずズッコケてしまったんだわ。

 

殆どダメージ残さずの再開だったんだけど下村君、如何にも優しいパンチで、

それは青木君もそれほど変わりは無くて、この試合も殴り合いになってなくて、

お互い、打ち合いになると極端にガードが緩むもんでどっちもアリだったんだけど、

兎に角、信じられない程緩いパンチの交換なもんで何も起こらないんだわ。

 

<2R~>

こういう試合はセコンドの腕が試されと思ってるんだけど、

一方は頭から行き過ぎるなってレフェリーから注意を受けてるっていうのに、

もっと頭から行けってムチャクチャなアドバイスを飛ばしてるし、

もう片方は殆ど放置状態で二人共、お先真っ暗なんだよね。

 

ホンの2~3発ほども打ててないのに、10発打てってそれは無理な話な訳で、

冗談に近いアドバイスに笑ってしまう程だったなあ。

 

1分半過ぎからは二人共ヘロヘロのグズグズになってしまって、

その後3R以降はそれが限界に近くなって最後はヨレヨレにしか見えなくて、

「左を返せ!」 って怒鳴られてもとにかくどっちかの手を伸ばすだけで精一杯で、

そういうのは見てて解ると思うんだけど、無理な注文だらけだったなあ。

 

結局、二人共、4ラウンドを戦い切る体力が備わってないって感じだったんだわ。

 

自分は殆ど真面目に見てなかったんだけど、38-37×3ってことで、

青木君のデビュー勝ちだったね。

 

 

 

③ 渡邊明君(石神井S)×芦谷昌彦君(元気)……56.7㎏ 4R

1勝(1KO)3敗(1KO)の29歳・東京都と、1勝(1KO)0敗1分の26歳・埼玉県。

 

<1R>

多少試合らしくなったね。

 

始まって33秒、相手の打ち終わりに合わせて芦谷君、右フックを綺麗にヒットして、

その後も徐々にプレスを強めていったんだわ。

 

渡邊君、中々いいジャブを持ってるんだけどそれに留まってるし、

接近してのショートブロー戦では全く遅れ取ってしまってるなあ。

 

<2R>

渡邊君の距離意識が乏しい中、流れはどんどん芦谷君の方に傾いていって、

やりたくない接近戦を強いられてしまってる感じなんだわ。

 

で、殆ど展開が固まってしまった感じだったもんで、離席してブラブラしてたら、

この間引退した沼田康司さんとバッタリで、「また、やりたくなったの?」

って聞いたら、知人からチケットを貰ったもんでってことで……。                                

彼、去年のチャーリー太田さんとの試合で実は終わってたって言ってたなあ。

 

 

その後あるボクサーが寄って来て、自分に会いたがってるボクサーがいるから、

是非会ってやって下さいって言うもんで付いて行ったら、大楽院章吾君で、

ただ、実は彼はそれほど会いたがってたって感じではなくて、

興法裕二君、今度会ったら頭張り飛ばすからね。

 

 

 

結局この試合は判定に持ち込まれて、芦谷君の余裕勝ちかって思ってたら、

何とナントなんと、38-38×3ってことで全くの0ー0だったんだわ。

渡邊君が大挽回したんだろうけど、押し切れなかった芦谷君も問題なんだわ。

 

 

 

アレッと思ったら隣に村中優さんが座って来て、何しに来たの? って聞いたら、

沼田康司さんに誘われたってことで、F級とSW級のボクサーの接点って何?

って更に尋ねたら、結構家が近いんだってさ。

直近に世界戦を控えたボクサーとのスパーのことを聞かせて貰って、

何が参考になったかを確かめたんだけど、とっても興味深かったなあ。

 

 

 

④ 栗原慶太君(一力)×森下聖君(新日本木村)……53㎏ 4R

3勝(3KO)4敗(2KO)の21歳・東京都と、3勝(2KO)6敗の28歳・東京都。

 

<1R~2R>

良く似たボクシングスタイルではあるんだけど、見せ方が巧いのは栗原君の方で、

特大右フックの中に細かいコンビネーションを混ぜ込んでたんだわ。

 

それに比較すると森下君の方は攻撃が単調で見切られ易いとこあるんだよね。

 

<3R>

森下君、たまにいい場面は作るんだけどきっかけ掴んだ時の一気攻めができなくて、

一段落したとこを打ち込まれることが多くて、残り1分、右フックを大きく被弾。

 

<4R>

ポイント的には結構追い込まれてるもんで森下君、倒すボクシングが出来るかで、

懸命に打ちに行ってるんだけど、まだまだブツブツ切れの攻撃に終始してて、

ここに及んでシッカリディフェンスをしてる場合じゃなくて、

敢えての相打ちを狙っていくべきなんじゃないかなあって思ったんだよね。

 

残り1分、栗原君も消耗して勢いが落ちてきたんだけど、

残り時間を見やりながら踏ん張り踏ん張り手を出してたんだわ。

 

最後の10秒、森下君の必死の総攻撃には見るべきものがあったんだけど、

如何にも遅過ぎだったんだよなあ。

 

で、結局、40-37×2、39-37ってことで栗原君の妥当3-0勝ちだったね。

 

 

 

⑤ 堀口立君(T&T)×渡邊聖二君(角海老)……B 6R

4勝(3KO)3敗(1KO)1分の26歳・北海道と、

5勝(2KO)4敗(3KO)1分の27歳・静岡県。

 

自分の記憶に残ってる堀口君はちょっとヤンチャ系のボクサーで、

デビューから3勝0敗1分の時の勢いは凄かったんだけど、

2012年に田之岡条さんや森拓也君に連敗して、

その後は関西方面に移ったのは知ってたんだけどね……。

 

渡邊君も粘着度の高いボクシングをするんだけど、

記憶の中の堀口君の突撃力の前では少しシンドイかなあって予想だったんだわ。

 

<1R>

坊主頭になってた堀口君、思いの外慎重な立ち上がりだったんだけど、

始まって1分、二人が絡まって捻じれた瞬間に右肩を脱臼してしまったみたいで、

ドクターチェック受けての負傷ストップかなって一瞬思ったんだけど、

外れ易い肩はハマり易いってことか、すぐに普通に再開されたんだわ。

 

その堀口君、接近しての左右フックとか右アッパーとかいいとこ見せてたんだけど、

渡邊君の迫力ある前詰めからの左右ボディフックの方が印象的だったね。

 

<2R>

渡邊君、ボディ攻撃に自信深めるのはいいんだけど、

余りに片寄り過ぎる傾向が強くて、空きがちの顔面に左右フックを貰ってしまって、

ちょっと危険な場面も増えてきたんだわ。

 

ただ、堀口君の方も渡邊君の左ボディブローを相当嫌がってて、

時計回りに逃げることが多くて、正面突破の彼のイメージとは随分違ってたなあ。

 

<3R>

渡邊君、プレスプレスで中々いい感じをキープしてるんだけど、

合い間合い間の被弾も多くて、ちょっと鼻血だね。

 

堀口君、以前はきっかけ掴むとガァーッと行く方だったのに何だか大人しくて、

やたら足使ってるのも休み休みしたがってるって感じなんだわ。

 

<4R>

堀口君、消耗が進んでるのか下がり下がりしながらの間欠泉的攻撃で、

チョンチョン打ちして誤魔化してるって感じで、以前のイメージとは程遠くて、

ラスト30秒からは打ち出すパンチにも力が込め切れてないんだよなあ。

 

<5R>

堀口君、やっと初っ端から飛ばしていって初めの1分は頑張ってたんだけど、

1分20秒辺りで渡邊君の返しの左フックを打ち込まれた後はメッキリで、

渡邊君の執拗なボディ攻撃に参ってるみたいで、また休み休みボクシングで、

右目上をヒットカットされてしまったんだわ。

 

<6R>

堀口君、結構いいタイミングで左右フックやアッパーを打ってはいたんだけど、

やっぱり力が込め切れてなくて、渡邊君の左右ボディの方が好印象で、

そういう感じは最後まで変わらなくて、そのまま終了ゴング。

 

 

自分のスコアは58-56だったんだけど、

結局、58-56、58-57、57-57ってことで渡邊君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

この後は女子戦が組まれてたんだけど、あっという間の1R決着で、

一休みする時間もなかったんだわ。

 

 

 

⑦ 相馬一哉君(一力)×恩床健太さん(渡嘉敷)……60.8㎏ 8R

7勝(6KO)5敗(1KO)2分の34歳・福井県と、

3勝(3KO)0敗のランク13位、25歳・京都府。

 

自分の中ではこの試合が昨日のメインイベントだったんだけどね。

 

<1R>

全体のスピード感は恩床さんが圧倒してて、相馬君が勝ってるのは上背だったね。

 

始まって43秒、若干体勢の整わないままだった相馬君を追い込んで恩床さん、

北ロープ前で右からの左フックを顎に打ち込んでいきなり見事なダウンゲット。

 

それほどのハードヒットではなかったんだけど、それでも再開後の相馬君は今一で、

で、恩床さんが一気の猛追撃だったんだけど、ここから凄かったのが相馬君で、

こりゃ危ないぞおってとこでの驚異的な踏ん張りで、

まだ2分も時間を残しての殆ど反撃許さない状況の中だったんだけど恩床さん、

結局決着付け切れずに最後は再度のダウンゲットを諦めてたんだわ。

 

 

隣りに座った爺さんがどっちかのパンチが当たる度にいちいち、

アーア―、ウッウッ、オーオー声出して煩いったらないもんで席移動だね。

 

<2R>

相馬君、細かいことは不得意なもんで、何とかタイミングのいいのを一発、

とにかく一発ビッグヒットって目指してるんだけど、恩床さんの足は軽快で、

中々思う通りにはさせてくれなくて、っていうのが延々だったんだわ。

 

試合のリズムとか展開だとかをすっかり握られてしまって相馬君、

ちょっと八方塞がりのドツボにハマり込んでしまったんだわ。

 

<3R>

相馬君、持ち前のそのタフネスと男気で何とか持たせてるなあ。

 

<4R>

たまに飛んで来る相馬君のパンチの威力を察してか恩床さん、

一気に攻め立てるってことを一切止めてしまって、ちょっと当て逃げ系だね。

 

<5R~8R>

展開はスッカリ固まってしまって、恩床さんはグルグル回りのチョン当てだし、

相馬君は鋭い追い足を持ってる方ではないもんで、

この後はラウンドが進むにつれ超タルーイ試合になってしまったんだわ。

 

当て逃げ系でもチョン当てでもとにかく当ててるのは恩床さんの方なもんで、

自分はボヤーッとしか見てなかったんだけど、相馬君の出番はその後も殆ど無くて、

そのままダラダラの8R終了ゴングだったんだわ。

 

 

で、結局、80-71×2、80-72ってことで恩床さんのパーフェクト3ー0だったね。

 

 

試合後、相馬君の応援に来てた宮崎辰也君と話してたら、

そこに相馬君がやって来たもんで、色々話したんだけど、

二人の敗戦に関しては共通のモノを感じたもんで、まくし立ててやったんだわ。

 

いっそのことこの二人が戦ったら、とっても面白い試合をすると思うんだけど、

ってことは二人の不得意科目も共通してるってことで、

その改善方法について自分が思ってることを話したんだけど、

そういうのはとっても疲れますって答えが戻って来て、やっぱり彼らは面白くて、

ただ、それでも30男が工夫もしないままボクシングを続けるっていうのは、

それはバカに等しいっていうような内容の檄を飛ばしてやったんだわ。

 

 

 

⑧ 秋山泰幸さん(ヨネクラ)×入澤和彰君(P堀口)……M 8R

9勝(7KO)4敗(1KO)1分のランク3位、35歳・神奈川県と、

8勝(5KO)5敗(4KO)の30歳・神奈川県。

 

この試合は前の試合と全くの逆パターンで、グルグル回り逃げしてた入澤君を

最後は秋山さんが詰め寄り仕留めて、7R2分54秒TKO勝ちしたんだわ。

 

入澤君、足は速いんだけどそれと比較すると腕振りのスピードが遅いんだから、

いっそのことガード固めて詰め寄ってのゴリゴリ接近戦を仕掛ければいいのに

っていうのが延々で、終始遠目から腰引け気味にチョンチョンやってて、

単に決着を先延ばししてるだけにしか見えなくて、

結局、2分40秒頃、赤コーナーに詰められ一方的になったとこで、

レフェリーがストップさせようとして割って入ろうとした途端、

倒れ込んだ入澤君が秋山さんに抱き付いて手を放そうとしなかったもんで、

二人はそのまま抱き合ったままドーンと倒れてしまって、

秋山さんがK1のマウント攻撃みたいになってしまったのが可笑しかったなあ。

 

 

それにしてもいつも思うんだけど、どういう訳かヨネクラジムっていうのは

相対的にボクサーがリングインするまでの時間が長いんだよね。

 

 

最後の試合は元々見るつもりは無かったもんで、

宮崎君と相馬君にサヨナラして、ここで帰ったんだわ。

 

 

 

⑨ 近藤明広君(一力)×ケーオクラ・何チャラ(タイ)……63㎏ 8R

19勝(8KO)4敗1分の29歳・埼玉県と、9勝(4KO)4敗1分の18歳。

 

後で確認したら、何てことない1RKOエンドだったってことで、

そういう結末が解ってたからこそ近藤君、12月15日に試合組んでるんだろね。

いずれにしても、こんな試合をメインイベントで見せられる方も気の毒なんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 渡邊聖二君  

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

このブログを書いてる時、風太はソファーの隣で丸くなって寝てたんだけど、

何かの夢でも見てたか、やたらクークー、ニャニャッとか色々喋ってたなあ。

 

 

 

昨日の午前中、新人王の西軍代表決定戦の録画放送を見たんだけど、

階級によってレベルが随分バラけてる印象が強かったし、

其々の決勝進出までの試合数のバラつきにも驚かされたんだよね。

 

西軍各階級の優勝者の試合もこの1試合しか見てないし、

どうしても東日本贔屓になってしまうもんで、勝敗予想も傾いてしまいがちで、

結局、東日本の8勝4敗かなあって思ったんだけど、

詳しい感想とか予想については20日前後に書いてみますね。

 

2014年11月15日 (土)

後楽園ホール・11月14日

 

昨日は少し早く出て、待ち時間に翌日の競馬予想でもしようって思ってたんだけど、

参加できるレースがたった一つだったもんで、随分時間ができてしまったんだわ。

 

11月競馬はいきなり調子が良くて、9日までに11レースに参加して2本ゲットで、

いよいよ競馬の神様が降りてきたかってとこなんだけど、

ここは狙いレースを絞ることを忘れないことが大事なんだよね。

 

で、今日は東京の11Rのみのエントリーで、

3、10、11、12、14のボックス三連複10点勝負ってことで……。

 

 

 

昨日のドームは日米野球ってことで、そこそこの人出だったんだけど、

岩隈だとか和田だとかMLBも観光試合なんだよね、結局……。

 

 

 

ホールに入ってすぐ、RK蒲田ジムの柳光会長とバッタリで、

韓国での高林良幸君の試合の様子を聞かせて貰ったんだよね。

 

色んな人と挨拶交わしていよいよ試合が始まったんだけど、

前日の試合と比べるとちょっと緩んでしまうようなカードが多くて、

場内はそれなりに盛り上がってたんだけど、自分的には今一感が強かったなあ。

 

 

 

① 茂木健次君(ワールドS)×矢野乃莉守君(花形)

                             ………51.5㎏ 4R                                                         

2勝3敗(1KO)1分の30歳・群馬県と、2勝1敗(1KO)の20歳・大分県。

 

<1R>

矢野君の方が圧倒的にリズム感が良くて、そのリズムに茂木君も巻き込まれて、

何となくやらされてしまってるって印象だったんだけど、

それでも二人共、まあまあちゃんと出来てるって感じだったんだわ。

 

ただ、茂木君はそこそこのリーチがあるのに近いとこでやりたがり過ぎだし、

矢野君の方も遊びが少なく変化の乏しいボクシングではあったんだけどね。

 

<2R>

矢野君のシューズはナイキなんだけど、ソール面積がとっても狭くて、

まるで短距離走用みたいなんだけど、足首が動き過ぎるんじゃないのかなあ。

 

その矢野君がまずはグッドなボディブローで先行したんだけど、

直後の茂木君も詰め詰めからの左右ボディフックで反攻してたんだよね。

 

残り20秒の北西ポスト前で矢野君、相手に詰められた瞬間、

右ショートをキッチリ当て込んで茂木君の膝を一瞬ガックンってさせてたんだわ。

 

<3R>

茂木君、中間距離以上でもやれるようになると随分違ってくるとは思うんだけど、

取り敢えずこのラウンドは手数で優位を保ってて、

いい場面は作り切れなかったんだけど、諦めない手数で、

矢野君の方が根負けしてしまったような感じだったなあ。

 

<4R>

余力を残してるのは茂木君の方で、初めの30秒、次の1分までを手数勝ちして、

少しバテが見えてきた矢野君をフィジカルでも圧倒し始めたんだけど、

決定力的にはまだまだなもんで新しい局面はやっぱり訪れなくて、

残り50秒では矢野君に見栄えのいい左ボディを打ち込まれてしまったんだけど、

それでも最後まで手が止まらなかったのは茂木君の方だったんだわ。

 

 

終了ゴングが鳴った時の自分のスコアは38-38だったんだけど、

結局、茂木君から見て39-37、38-38×2ってことで勿論ドロー。

 

 

 

② 新井隆介君(野口)×三浦泰明君(RK蒲田)……SB 4R

0勝2敗(1KO)1分の25歳・東京都と、デビュー戦の21歳・神奈川県。

 

デビュー戦の三浦君には山ほどの応援団が来てたなあ。

 

<1R>

お互い、頭から突っ込みがちなもんで危ない感が強かったんだけど、

新井君が荒っぽいかまし系なのに対して三浦君、ちゃんとジャブが打ててるし、

全く戦略が見えて来ない新井君に助けられてもいたんだけど、まずは優勢だね。

 

<2R>

新井君がひたすらデカイ右を振り回して来るのに対して三浦君、

何となく感じを掴んだみたいで更に落ち着いてきて、手数も頑張ってたね。

 

新井君はどっかで勘違いしてるみたいで、決定力が無いのに決め打ちし過ぎで、

連続技が全くできない一発屋って感じが抜けないんだよなあ。

 

ただ、いざ打ち合いになると三浦君もアゴが上ってしまうもんで危ないんだけどね。

 

<3R>

新井君は何とか初勝利、三浦君は沢山の友達の前でいいとこ見せたいって、

そういう思いが交錯する試合だったと思うんだけど、お互い、ままならなくて、

それほど飛ばしてきた訳でもないのに二人共、消耗系の気持ち戦って感じで、

ちょっとグダグダしてきて、どっちかが一発クリーンヒットできれば、

それで終わりそうな雰囲気だったんだけど、やっぱりグダグダのままで……。

 

で、最後の方は殆ど真面目に見てないまま終了ゴング。

 

 

結局、40-36、40-37、39-37ってことで新井君の3-0勝ちだったね。

 

 

 

③ 高田朋城君(ワールドS)×小山泰弘君(小熊)……59.5㎏ 4R

0勝0敗1分の21歳・青森県と、1勝2敗(1KO)の26歳・東京都。

 

小山君の方には田之岡条さんと玉木善文君が付いてたね。

試合前に田之岡さんと少し前の斎藤洋輝さんとの試合のことを話したんだけど、

自分のブログも読んでくれてて丁寧な感想を伝えてくれたし、

その試合の前後の気持ちをとっても率直に教えてくれて嬉しかったなあ。

 

<1R>

高田君の方が圧倒的におっかなそうな風貌してたんだけど、

意外に大人しいボクシングで、お互い、とっても慎重な立ち上がりをしてて、

そろそろ行くかなって思ってた残り1分からは絡み合うことが多くなってしまって、

中々ボクシングになりにくいまま、退屈感が漂ってきたんだわ。

 

二人共、いい体格してるし、長いリーチを持ってるのにグズグズなんだなあ。

 

<2R>

二人共、変な所に力を使い合ってる感じが抜けなくて、

どっちかが一発打つと後はそのまま抱き合うっていうのが延々だったもんで、

自分としては仕方なく一旦休憩タイムゲットってことで……。

 

 

結局、39-37×3ってことで高田君の3-0勝ちだったってね。

 

 

 

④ ファイア寺門君(野口)×奥村龍太君(相模原)……58.5㎏ 4R

デビュー戦の26歳・?県と、デビュー戦の20歳・東京都。

 

デビュー戦同士の二人には同じくらい沢山の応援団が来てたなあ。

 

<1R>

やたら短いトランク履いてた寺門君がまずはガァーッと仕掛けていって、

そこからいきなり市街地での大乱闘みたいのが始まったんだけど、

0分37秒、寺門君が大きく空振ったとこに奥村君の右が大ヒットして、

寺門君、訳わかんない感じのままドーンと倒れ込んでしまったんだわ。

 

倒れ方の割にはダメージは残してなくて寺門君、リスタート後は一気飛ばしで、

今度は奥村君の方が危うくなって、まるでガキのケンカみたいだったんだけど、

ダウン喰らった寺門君の巻き返しの方が勢いが良かったままの残り50秒、

大きく振り出した寺門君の右が奥村君を南ロープまで吹っ飛ばしてしまって、

場内大騒ぎの中、寺門君が仕返しのダウンゲットだったんだわ。

 

とっても最後までは行きそうにない中、殆ど偶然の神様が支配してた試合で、

どっちに微笑むかだけの丁半賭博みたいなリング上だったんだけど、

残り26秒、その幸運が降りたのは奥村君の方で、

結局、要するに代わり番この倒れ合いってことで、2分35秒、

寺門君がバッタン倒れてしまったとこでやっと収束して奥村君のツーダウンKO勝ち。

 

 

倒し倒されは彼らを知らない人達をも興奮させてはいたんだけど、

ひたすら荒っぽいだけで、そういうのは自分には中学生のケンカにしか見えなくて、

ボクシングにはなってなかったって感じだったなあ……正直。

 

 

 

⑤ 布谷正志君(宮田)×友利優貴富君(シュウ)……SF 4R

1勝(1KO)1敗の23歳・北海道と、1勝0敗の19歳・沖縄県。

 

北海道と沖縄の青年が東京で戦うっていう図式で……。

 

<1R>

布谷君はフライ級らしからぬ力技系でいきなり右を振り出す一発屋だったし、

友利君の方も大事にジャブからって感じではなかったもんで、

代わり番このイッセノセに終始してて、この試合も乱暴過ぎの偶然勝負系で、

この日の自分の気分にはそぐわなかったみたいで早々の離席ってことで……。

 

 

後で確かめたら、39-37、39-38、38-39ってことで友利君の2-1勝ち。

 

 

 

ここまで4回戦が5試合続いたんだけどクオリティー的には今一感が強くて、

前日と比較するとかなり見劣りしたのも事実だったなあ。

 

 

時間ができたもんでフラフラしてたら佐々木洵樹君と本間愛登君がいて、

昨日は帝拳ボクサーの出場はなかったもんで、誰の応援? って聞いたら、

そうかあ、この後の試合に出る坂本尚志君は元帝拳所属だったんだよね。

そう言えば以前、佐々木君の試合に坂本君がスーツ姿で応援に来てたっけなあ。

 

ってことで、いよいよその坂本君の試合が始まったんだわ。

 

 

 

⑥ 綱島亨平君(RK蒲田)×坂本尚志君(青木)……58㎏ 6R

4勝(3KO)4敗(3KO)のサウスポー、31歳・東京都と、

5勝(1KO)3敗(1KO)の33歳・福井県。

 

坂本君の入場曲はピンクレディの “わーたしピンクのサウスポー” で、

綱島君の方は場には相応しくない何故か女性のジャズボーカルだったんだわ。

 

 

やっとボクシングらしくなったなあって安堵感に包まれたのが正直な感想で、

同じ法学部出身でもあるし、会えば話もするしってことで、

ここはそれほど器用ではない坂本君の応援ってことで……。

 

実は二人は8月に対戦してて、自分はその足立区での試合は見てないんだけど、

坂本君の僅差3-0勝ちだった直後のダイレクトリマッチだったんだよね。

 

<1R>

綱島君、開始当初は積極的に仕掛けていったんだけど、少し振りが大き過ぎで、

その隙間隙間に坂本君の例のちょっと見え難い右ストレートを続けて貰ってて、

残り27秒でこの日初めての形のいい左ストレートをヒットさせてはいたんだけど、

それまでに右ストレートボディを3~4発、右ストレートを3発ほど喰らってたなあ。

 

<2R>

綱島君、上体を柔らかく使って相手のパンチを交わしながらのカウンター、

っていうのをひたすら狙ってたみたいなんだけど、それは中々実現できなくて、

代わりに残り40秒、ちょっと雑に振り込んだ右フックがクリーンヒットして、

一瞬、坂本君がクラッとしてしまったんだけど、良かったのはその一発だけで、

ラウンドトータルを締めてみれば坂本君のヒット数の方に分がある感じだったなあ。

 

流れが坂本君の方に大きく傾いてるのを感じてか、

インターバルの赤コーナーでは柳光会長の檄が飛んでたっけなあ。

 

<3R>

気合入れ直した綱島君が先攻め意識しつつ手数アップしていったんだけど、

坂本君もそれに巧いこと対応ができて同じくの手数アップで、

相手が若干前掛りになってるとこだったせいもあってか、

ショートワンツーが意外なほど効果を上げてたみたいで、

綱島君、明らかに効いてたみたいだったなあ。

 

坂本君、威力はそれほどではないんだけど、元々抜群の当て勘を備えてて、

綱島君の方はそのまるで逆の特質を持ったボクサーなもんで、

対照的な二人のどっちが主導権を握るかってとこが興味深かったんだけど、

ここまでのとこでは坂本君の方がかなりの優勢を維持してたんだよね。

 

綱島君の方は若干見過ぎのせいか力を溜めて打ち込むチャンスを見逃してて、

結果的に相手に先攻めを許してしまってるってそういう感じがしたんだよね。

 

<4R>

パンチ力で圧倒してる綱島君ではあるんだけど、やっぱりまだまだ手数不足で、

沢山出してる中で工夫も産まれると思うんだけど単調なままで、

半分過ぎ頃、軽かったけど右のいいのを当て込んではいたんだけど、

攻撃が一段落する度に坂本君のショートを簡単に受けてしまって、

右目上をヒットカットされてるし、中々ペースを取り戻せないんだわ。

 

<5R>

坂本君、益々絶好調でジャブも良く届いてたし、ボディブローもいい感じで、

相手のワンツー外しざまにとっても見栄えのいい左フックがナイスヒットだし、

綱島君には中々出番が訪れないって感じだったなあ。

綱島君、詰めるとこまではいいんだけどなあ。

 

<6R>

赤コーナーからのアドバイスが耳に届いて、そうだよそうなんだよって思って、

綱島君、相手のジャブに合わせて思いっ切り右の強打を打ち出せばいい訳で、

こうなったら相打ち上等な訳で、一発逆転目指しのボクシングが必要なんだけど、

残念ながら全体の反応が落ちてきてしまってたんだよなあ。

 

一方の坂本君、元々動きとパンチにそれ程のキレがある方ではないんだけど、

それでも試合開始当初からの落ち込みが殆ど見られないもんで、

二人の動きの差は随分広がってしまったって感じで、

坂本君にはまだまだ色々見えてるみたいで、空いてるとこ細かく丁寧に突いてて、

余裕余裕のエンディングだったんだわ。

 

 

で、4Rを取られたくらいの自分のスコアは59-55だったんだけど、

ジャッジ3人も同じ感想だったみたいで、結局59-55×3ってことで、

勿論坂本君の圧倒3-0勝ちだったんだわ。

 

 

試合後の坂本君やスタッフの人とも話したんだけど、

会心の出来って感じでみんなの言葉がとっても軽かったなあ。

 

 

 

⑦ 井上岳志君(ワールドS)×何チャラ・メーター(タイ)

                              ………SW 6R

0勝0敗1分の25歳・東京都と、7勝(2KO)2敗の?歳。 

 

井上君のB級デビュー戦が引き分けだったもんで、

ここは絶対勝たせたいっていうマッチメークな訳で見る必要はまるで感じなかったし、

その後に全く全然訳が分からない2ラウンドスパーが組まれてて、

大久保雅史さんの相手は経験1戦だけのC級ボクサーってことで、

そういうのはジムでやればいい訳で、ってことで色々ブラブラしてたんだよね。

 

井上君の試合は案の定、3RKO勝ちだってね。

 

 

 

⑧ 高山和徳君(野口)×上野則之さん(RK蒲田)……Fe 6R

19勝(4KO)8敗(1KO)4分の32歳・千葉県と、

17勝(5KO)11敗(2KO)5分のランク4位、32歳・栃木県。

 

以前、船橋ドラゴンにいた高山君の移籍初戦ってことで、

ただもう3年半振りほどの試合だし、相手はバリバリのハイランカーだし、

正直、この試合はキツイかなあって思ってたんだけどね。

 

その高山君、絶対リアルタイムじゃないと思うんだけど、

ドゥ―ビー・ブラザーズの “チャイナ・グルーブ” での入場だったんだわ。

 

二人共、倒し屋ではないもんで多分フルラウンドだなっていうのが予想されて、

それでもこの日は事情あっての6回戦だったもんで、

多少、二人の戦い方もいつもと変わって来るんじゃないかとも思えて……。

 

<1R>

プレスは上野さんで、高山君はグルグル回りながら時折の突っ込みで、

相手の様子窺いながら上野さん、高山君が大きく右を振って来るとこに、

思いっ切りの左フックを合わせようとしてたんだけど、かなりタイミングが遅れてて、

そんなんで大丈夫なのかなあってその時は感じたんだよね。

 

高山君の一発屋系ボクシングに巻き込まれてしまったか上野さん、

この日はいつもと違って敢えて殴り倒しに行ってるみたいで、

腕振りが雑になってるなあって思ってた残り57秒のリングほぼ中央のとこで、

高山君の被せ打つような大きな右フックをまともに貰ってしまって、

いきなり驚愕のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

高山君も振ってる割にはハードヒッターではないもんで助かって、

上野さん、それ程ダメージ残さずの再開で残り11秒辺りで、

強烈な左ボディを打ち込んでたんだけど、マイナス2はマイナス2だったんだわ。

 

決して甘く見てた訳ではないと思うんだけど上野さん、

高山君のあの大きな軌道が見えなかったのかなあ。

 

<2R>

立て直した上野さんだったんだけど、、それでも心配感は拭い切れなくて、

高山君の大きな右フックの軌道上に頭があることが多くて、

もっと上体を動かしていかないとブロッキングだけでは危険過ぎるんだわ。

 

攻撃に際してもヒッチが大きい高山君に反応し切れてなくて、

残り45秒には前の回と同じような右を貰ってしクラッとしてしまって、

相手の右に対して何とか左を合わせようとはしてるんだけどムキになり過ぎで、

全く届いてないような状況が続いてるんだよなあ。

 

<3R>

このラウンドも落とすとなると上野さん、実にとってもシンドクなるってことで、

いよいよ格の違いを見せつけに出て、まずは例の左ボディを強烈喰い込ませ、

1分過ぎにはショートラッシュで高山君をクラッとさせて流石のところを見せて、

明らかにダメージ負った高山君は逃げる逃げる上でのクリンチ三昧で、

上野さん、早くも大逆転の仕上げかってとこ、残りほんの2秒だったんだけど、

コノヤロって振り出した高山君の今度は左フックだったんだけど、

またもやガッツン、まともに貰ってしまって西ロープまで吹っ飛ばされてしまって、

何でそんな事になるかって感じの2度目のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

何とか立ち上がったとこで終了ゴングだったんだけど上野さん、

自分のスコアでの3Rまでで5ポイント差っていうのはちょっと絶望的で、

振ってる割には当たりが優しいのは同じようなモノなもんで、

残り3ラウンド、逃げ回って全部取られても高山君は勝てる訳で、

一筋の望みは勿論残してはいたんだけど、ほぼ終わってしまってたんだわ。

 

<4R>

倒し切らないと勝てない上野さんだったんだけど、

一番効果のある打ち出しや打ち終わりに合わせることが殆ど出来てないもんで、

ダウンゲットのチャンスすら見えて来なくて、焦りが増してくる中、

却って手数が伴わなくなってきてるし、パンチの繋がりも全く良くないんだよなあ。

 

高山君の方は日本とOPBFのランキングゲットが目の前なもんで、

行くような行かないようなそんな感じのボクシングで十分な訳で、

多分、セコンドは絶対無理に行くなって言ってたと思ったなあ。

 

<5R~6R>

上野さんが途方に暮れてる中、高山君は当然無理には行かない訳で……。

 

 

ってことで結局、58-55、58-56、57-55で高山君の3-0勝ち。

 

 

倒し倒しだったもんで、いい試合だったなあって周囲は騒いでたんだけど、

自分には全くそうは思えなくて、そりゃ高山君の奮闘も目立ったんだけど、

申し訳ないけど、上野さんのテイタラクの方に実は腹立ったんだわ。

 

 

試合後の野口会長や詩延さんは勿論ニッカニカの大喜びだったんだけど、

すぐ傍に誠さんがシンミリ控えてたのが印象的だったなあ。

多分、誠さんは自分の事は知らないと思うもんで話し掛けられなかったんだよね。

 

 

 

⑨ 横山大輔さん(ワールドS)×伊藤圭太君(花形)……58㎏ 8R

15勝(6KO)5敗(2KO)1分のランク2位、サウスポー、28歳・広島県と、

8勝(4KO)18敗(4KO)2分の34歳・東京都。

 

どう見ても横山さんの調整試合になってしまう訳で、1Rだけ見てたんだけど、

伊藤君、距離の壁を克服できそうに無い動きだったんだよね。

 

その後も時折遠目に眺めてたんだけど、最初の印象が払拭できなくて、

伊藤君程度の動きしかできないと、殆ど直撃ヒットは叶いそうになくて、

もっともっとも突撃系玉砕戦法が求められるとこだと思ったなあ。

 

横山さんも敢えて倒し系のボクシングをしなかったもんで最終ラウンドまでいって、

結局、80-72、80-73、78-74ってことで勿論横山さんの圧倒3ー0勝ち。

 

 

 

全てが終わったのは9時45分頃で、それはドーム終わりとバッティングして、

で、仕方なく近くを夜の散歩だったんだけど、そもそも余分なメニューがあって、

女子のトライアルマッチは開始時間前にやってたんだけど、

セミの前の2ラウンドのスパーリングなんか全く必要ないと思ったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 坂本尚志君

② 高山和徳君

③ 特にナシ

 

 

 

そう言えば昨日ね、いきなり自分のとこに寄って来て、

ある試合のことを 「どう思いました?」 って尋ねてきた若者がいて、

自分、彼が誰だか全く思い付かなかったもんで、

「おたく、どちらさん?」 って聞き返したら、

「いえ、ちょっと聞きたかったもんですから。」 って質問とは違う答えをしてきて、

どういう訳か彼は自分の事を知ってるみたいではあったんだけど、

そもそもボクサーなら外すとこマスクしたままで……。

 

こういう場合、他の人なら丁寧な受け答えをするのかも知れないんだけど、

自分にはそういう博愛の精神がないし、初見の第三者に語る立場にもないもんで、

自分の感想を伝えるってことは全く思い付かなくて、

「全然知らない人に喋ることではないでしょ。」 って突っ返したんだけど、

こういう態度は間違ってるとは思ってなくて、初対面ならまず自らが名乗って、

その次に相手を確認して話し掛けるのが世間の段取りっていうもんだと思ってて、

悪気は無くても余りに単刀直入過ぎる手法は自分らの世代には通用しないんだわ。

 

 

 

ボクサーや関係者の中にはこのブログを結構丁寧に読んでくれてる人も多くて、

だからって受け狙いをすることは決してないんだけど、

こんな文章ではあるんだけどそれでもちゃんと書こうって実は思ってて、

事実関係だけを伝えるマスコミ系とは違った伝え方もあるんじゃないかって、

試合を見てない人にも映像的に見えて来るような書き方が出来ないかって、

これでも色々考えてるんだけど難しいんですわ、これが……。

 

2014年11月14日 (金)

後楽園ホール・11月13日

 

今週の初め頃、CSをスクロール見してたらね、

プロの麻雀士同士のトーナメント戦をやってたんだわ。

 

4人の内の2人が女子プロで、水準以上の美人だなあって見てたその途端、

一人の女子プロが何となんとナント、少牌してしまったんだわ。

 

そういうのは芸能人大会でも見たことない珍事で、

昔、自分がやってた当時、少牌はチョンボってことで、

流局した時点で相手3人の半満貫払いってルールだったんだけど、

テレビでは単に上がり放棄ってなってたんだけど、

プロでも少牌するかあって感じではあったんだけど、何か微笑ましかったなあ。

 

 

 

ホールに入ってすぐリング上を見やったら、アップ中のボクサーの中に

マスをやってるボクサーがいて、ああいうのは初めて見たなあ。

 

 

横浜光ジムの石井会長とか中屋会長、本多会長、渡辺会長、団会長、

それから三迫会長、石川会長達とコンチワコンチワした後、

石井会長からは金子大樹さんとジョムトーンの試合の話を聞かせて貰ったんだわ。

 

 

 

昨日は4回戦が12試合組まれてて、中に8人のデビューボクサーがいて、

其々のジムの関係者には知り合いが多かったんだけど、

行き合えば挨拶を交わすようなボクサーが一人もいなかったっていう

とっても珍しい日だったんだよね。                                                           

 

延々の判定試合だと辛いモノがあったんだけど、半分の6試合がKO決着で、

それなりに緩急のあるいい興行だったんだよね。

 

 

 

① 武藤拓也君(鹿島灘)×高橋純(輪島S)……SB 

0勝1敗の22歳・茨城県と、デビュー戦の26歳・秋田県。

自分の隣に高橋君の応援で勅使河原弘晶君と嶋崎俊君が並んでたんだわ。

 

<1R>

武藤君、オレンジ色のトランクスがちょっとキツそうだなあって見てたら、

いきなり勢いが良かったのは高橋君の方で、ただそれは少し飛ばし過ぎみたいで、

案の定1分半過ぎからはメッキリ落ちて武藤君の反撃許してしまって、

残り30秒からはほぼ乱闘状態に突入してしまったんだけど、

かろうじて高橋君が手数勝ちはしてたと思うんだけど、

この調子で最後まではとっても無理そうな感じがしたんだよね。

 

<2R>

武藤君は右を溜め打ちしてくるもんで高橋君、油断してると危なそうで、

ただ手を出してますっていうのでは対抗し切れなくなりそうなんだよなあ。

 

<3R>

高橋君、初めの元気は霧散して心が折れてしまってるみたいで、

ここに至って完全に打ち負けしてるし、どっかでムチャ殴りが要るんだけど、

流されてるような動きを改善できないまま、半分過ぎからはちょっと無残で、

レフェリーに止めるタイミングを見計らい続けてるって感じだったんだけど、

結局、2分45秒、レフェリーストップエンドで武藤君のTKO勝ち。

 

 

 

② 宮地隆佳君(石川)×高橋史君(ヨネクラ)……B

デビュー戦の21歳・?県と、デビュー戦のサウスポー、28歳・埼玉県。

 

<1R>

リングに上がった時点での宮地君は外園隼人さんを小さくしたような風貌してて、

かなりの迫力を感じさせてたんだけど、その印象は試合が始まっても変わらなくて、

とっても力強くて自信に満ちた落ち着いた入りをしてたんだわ。

 

一方の高橋君も見た目すぐ解る水準以上のサウスポーで、

何だかアマチュア経験がありそうなシッカリ感があったし、

いきなりこの試合、好対決の予感に満ちてきたんだよね。

 

宮地君の方が若干強いプレスかけながらだったんだけど、始まって37秒、

北ロープ前だったんだけど、素直で綺麗なワンツーが抜群のタイミングでヒットして、

まともに貰ってしまった高橋君がいきなりダウンしてしまったんだわ。

 

開始直後のダウンゲットで宮地君、普通なら舞い上がってしまいそうなとこ、

とっても落ち着いたリスタートで的確な追撃の手を緩めずのまま、

回復しきれないままの高橋君を追い込み追込みして、結局、1分17秒、

ほぼリング中央のとこで2度目のダウンを右ストレートでゲットしてエンド。

 

 

試合前に勅使河原君に宮地君は強いみたいですよって聞かされてたんだけど、

全くその通りで、試合後暫くして話をすることができたんだけど、

次の試合も是非見たいっていうボクサーだったんだわ。

石川ジムは粕谷雄一郎君に続いて、

来年の新人王候補のボクサーをまた育てたって感じなんだよね。                                                            

 

この日は実力を見せられなかったけど高橋君、彼もそこそこだと思うもんで、

次を期待するボクサーなんだよね。

 

 

 

③ 丸山俊紀君(横浜さくら)×西原俊樹君(伴流)……SB

3勝(2KO)5敗(2KO)の26歳・長野県と、3勝(1KO)3敗1分の24歳・東京都。

 

丸山君にはさくら淳さんがセコンドに付いてたね。

 

<1R>

それほど巧くは無いんだけど気持ちの溢れた二人で、

中途半端じゃないとこが見てて心地良かったね。

 

<2R>

負け越してる方の丸山君がちゃんとコンビネーションを目指してて、

西原君の方は若干イッセノセ系だったんだけど、二人共ストレート系が打てなくて、

徐々に横殴り一辺倒なのが気になったんだよね。

 

後半にかけて目立ってたのは西原君の左右のボディフックだったなあ。

 

<3R>

お互い、ひたすら荒っぽく粗っぽくなってしまって、

そもそも丸山君、全く距離を間違ってると思うし、西原君も返しが打ててないし、

二人共、相手の動きが見えてないと言うか敢えて見ない自己満足系みたいで、

目線を切るのが早いせいか、必要のない時にフルガードしてるんだよなあ。

 

ってことで、ここで一休みってことで……。

 

 

結局この試合、39-38×3ってことで西原君の3-0勝ちだったんだわ。

 

丸山君、自分の距離を把握できるようになるとかなり違ってくると思うんだけどなあ。

 

 

 

④ 山口結人君(協栄)×大楽院章吾君(新日本木村)……B

3勝(1KO)4敗の21歳・栃木県と、2勝(1KO)1敗の34歳・長崎県。

 

<1R>

山口君、5㎝ほどの上背差を利して遠いとこからの先攻めがグッドグッドで、

大楽院君、届く距離の手前でやられてしまうもんで、

もう少し詰め方の工夫が要る訳で、山口君がいきなり楽々ボクシングなんだわ。

 

大楽院君、コツコツ軽いの積み重ねられて早くも顔面薄赤くなってるなあ。

 

<2R>

基本的には大楽院君、鋭く左右に動きながら詰めるっていうのができないもんで、

そうなるとガード固めて詰め寄るしかないんだけど、そこからの左右フックが命で、

腕振りの鋭さ自体は山口君を圧してるんだけど、中々当たらないんだわ。

 

山口君、若さの感じられないパフォーマンスで、もう少し強く振れないもんかなあ。

 

<3R>

山口君のフットワークが落ちて来ると同時に、大楽院君の出番が増えてきて、

やっぱり山口君、どう見ても打ち込みが軽過ぎるもんで、

折角いい形の左ボディなんだけど効果を上げきれてないし、

そもそも距離を潰されるとショートブローの欠陥も浮き出て来て、

もう少し肘を畳んで打つ練習も要るんじゃないかなあ。

 

<4R>

微妙なスコアの中、お互い、弾けたスタートを切ったんだけど、

本来は密着戦が好きみたいな大楽院君がアッパーがまるで打ててなくて、

左右のショートフックだけでは攻撃に変化をつけられないままが残念で、

飛ばし切れてない感じの中、山口君、最後まで軽い当たりではあったんだけど、

この回は手数勝ちだったね。

 

 

自分のスコアは38-38だったんだけど、結局、39-38×2、38-39ってことで、

山口君の2-1勝ちだったね。

 

 

 

⑤ 山崎誠人君(本多)×鳥山慶樹君(ヨネクラ)……SB

デビュー戦の17歳・栃木県と、デビュー戦の26歳・神奈川県。

 

<1R>

デビュー戦の二人、肩に力が入り過ぎなのは仕方なかったんだけど、

開始ゴングからの狂乱の1分間が過ぎて最初に正気に戻ったのは山崎君の方で、

強めのプレスからのスムースな腕振りが出来てきたし、返しの配慮もできてて、

時間が進むにつれ鳥山君を圧倒し始めて、残り1分05秒のリングのほぼ中央、

タイミングのいいワンツーをヒットさせて鳥山君からダウンゲット。

 

リスタート後の鳥山君はかなりシンドそうではあったんだけど、

山崎君も必要以上に慌て過ぎで、鳥山君の必死抵抗にも遭ってしまって、

結局、決着付け切れないままの終了ゴング。

 

<2R>

鳥山君、元々の粗っぽさがダメージ引きずったままだともっと顕著になる訳で、

上半身と下半身のバランスが崩れ始めるにつれ強く打ち込めなくなって、

特にこれと言った技を持ってない中、気持で戦うってとこは見せてたんだけど、

残り1分、かなりシンドイとこまで追い込まれてしまって、鼻血だし……。

 

山崎君がいい感じで攻め込んでた残り1分、

鳥山君、左目下辺りが随分腫れてきたなあって見てたら、

前の回での山崎君の左目上のバッティング傷にドクターチェックが入って、

ここで止められたら折角のってとこ、何とかのリスタートが出来て、

そんならってことで山崎君、一気の飛ばす飛ばす大作戦で、

緩むことない攻め込みの結果、2分42秒、赤コーナー前でのボッコボコが叶って、

もうこの辺でいいでしょってレフェリーが割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

山崎君、1Rでは若干舞い上がって雑な追撃だったんだけど、

その後は冷静に立て直してて、17歳らしからぬパフォーマンスを見せてたなあ。

 

 

 

⑥ 永嶋翔平君(横浜さくら)×川西真央君(三迫)……62.5㎏

0勝1敗(1KO)のサウスポー、19歳・神奈川県と、

0勝1敗(1KO)の20歳・岡山県。

 

永嶋君、赤いトランクスの丈がやけに短くてそこに白ハイソックスだし、

何だか昔のサッカー選手みたいなイデタチだったなあ。

 

<1R>

永嶋君、相手の周りを逆時計回りにピョンピョン跳ねながらやってたんだけど、

腰浮いたまま自分でバランス崩してしまってるとこがあって強く打ち込めてないし、

川西君の方にももう少し仕掛けが要るように見えて、何か噛み合いが良くなくて、

いきなりの接戦が見えてきたんだよね。

 

こういう試合っていうのは勝たせるためのセコンドの力が大きいんだわ。

 

<2R>

永嶋君の左ストレート対川西君の右フックっていう図式が出来てきたんだけど、

川西君、もっと無駄打ちというか捨てパンチからの攻めが欲しいとこで、

永嶋君の方が何とか何とかって手数を頑張ってるんだけど、

パンチが散らかってしまってるって感じが拭えないままで、

当たりのシッカリ感は川西君の方かなあ。

 

<3R>

初めの2分間は永嶋君が飛ばしてて、川西君にはもう少しの乱暴さが欲しいとこで、

そのままだと川西君、手数で押し切られそうだったんだけど、

残り30秒からは見栄えのいい右をヒットヒットさせて大きく挽回してたなあ。

 

<4R>

永嶋君の方が余力を残してる感じだったんだけど巧いこと使い切れてなくて、

ブツブツ切れではあったんだけど、川西君の当たりの方がやっぱり見栄えが良くて、

いつまでも正面からの打ち合いを避けてると永嶋君、勝ち切れない感が強くて、

どっかで弾けないとって感じのまま終了ゴング。

 

 

自分は38-38だったんだけど、コーナーからの折々の檄飛ばしが効いたか、

結局、39-37、39-38×2ってことで川西君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑦ 上林直樹(石川)×斎藤利彦君(ワタナベ)……SB

0勝1敗(1KO)の24歳・大阪府と、デビュー戦の33歳・東京都。

 

<1R>

斎藤くんは33歳のデビュー戦だったんだけど、

とにかく殴りたい殴りたいっていうのが前面に出過ぎの疎かディフェンスだし、

そもそもの腕振りのヒッチが大き過ぎなもんで初めっから危ない危ないで、

上林君にはいきなりのチャンス到来だったんだけど、彼もそこそこ粗っぽくて、

お互い、とっても危険な打ち合いが続いたんだわ。

 

<2R>

二人共、ショートブローが巧くないんだけど、それでも上林君の方がちゃんとしてて、

斎藤くん、徐々に突っ立地気味になってしまって更に危ない危ないで、

上林君、このまま普通にやれば多分大丈夫だねって事で、一旦休憩タイム。

 

 

結局、40-37、39-37、39-38ってことで上林君の初勝利3-0勝ち。

 

 

 

⑧ 神辰郎君(厚木ワタナベ)×利川聖隆君(横浜光)……SFe

2勝(1KO)1敗(1KO)の20歳・神奈川県と、0勝1敗の18歳・神奈川県。

 

<1R>

こりゃ利川君が勝つんじゃないかっていきなり感じたラウンドの入りだったんだけど、

彼、いいプレスかけてるし、無理のないスムースなワンツー打ってたんだけど、

やっぱり後半、見事な追い打ち系の右をヒットさせてダウンゲット。

 

<2R>

終始いい感じで進めてたのは利川君の方だったんだけど、

終了間際、引きながらのポジションから神君、見事な右クロスをヒットさせて、

一瞬、利川君をユラッとさせて、このままじゃ終わらない感を出してたんだわ。

利川君、少し油断してたよね、明らかに……。

 

<3R>

一見、持ち直した感はあったんだけど神君、冷静に出直した利川君には敵わなくて、

残り1分頃、左フックを2発連続で貰ってしまって、それ結構効いたと思うんだけど、

そのまま一気に東ロープに詰められてしまったとこで、強烈左ボディでえぐられて、

それ、心構えが出来てなかったとこだったみたいで、そのまま倒れ込んでしまって、

2分23秒、利川君の初勝利TKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑨ 小川皓平君(日東)×小松裕道君(相模原)……Fe

デビュー戦の28歳・東京都と、デビュー戦の21歳・神奈川県。

 

<1R>

無駄なとこは多かったんだけど、とにかく二人共、ちゃんと動けてたね。

 

お互い、そこそこ危ないタイミングでの打ち合いだったんだけど、開始1分17秒、

北西ポスト前で小松君のワンツーがカウンター気味にヒットして、小川君ダウン。

 

それまで押し気味に進めてたのは終始小川君の方で、

一気に倒してしまいそうなとこまで攻め込んでた途端だったんだよね。

 

リスタート後の小川君、それほどのダメージは引きずってなくて、残り1分19秒、

今度はその小川君が綺麗にワンツーをヒットさせて、小松君にダウンを仕返して、

再々開後は反対にエンディングに持ち込みそうだったんだけど、ままならなくて、

どっちもアリの危険な殴り合いが続いてたんだわ。

 

<2R>

お互い、一から出直しって感じだったんだけど、

相変わらず無駄の多い動きは改善されないままで、

残り1分からの小松君の攻勢の方がやや目立ったかなあって感じだったんだわ。

 

<3R>

二人共、雑過ぎなやり取りに終始してて、ちょっと興ざめって感じだったなあ。

 

<4R>

交互のダウン劇はあったんだけど、このままだと微妙だなあって思ってたら、

徐々に小川君の勢いが落ちてきて、下がる下がるになったとこ、2分33秒、

小松君の右ストレートが一発大ヒットで、小川君が脆くも倒れ込んでしまったとこで、

レフェリー、即のストップエンドだったんだわ。

 

 

 

⑩ 上村優君(ドリーム)×石井健司君(山上)……L

2勝(2KO)2敗(1KO)の31歳・三重県と、

3勝(3KO)4敗(2KO)の30歳・神奈川県。

 

勝ちは全て、負けもKO決着の多い二人だったんだけどね……。

 

<1R>

接近戦大希望の上村君、残り1分20秒のとこで石井君を西ロープに追い込んで、

左右からの最後は右ショートフックをヒットさせて、石井君を膝カックンさせてて、

石井君、終始やりたくない距離でやらされてるって感じだったんだわ。

 

<2R>

上村君、常にシツコイ前詰め詰めで石井君、嫌気差さないのか、

根負けしないのかっていうのがポイントになっていったんだけど、

何となく自分の方が先に根負けしてしまって、

近くの飲んだくれた5~6人の若い連中の安っぽい芸人口調がとってもウザくて、

席移動のまま休憩タイムゲットってことで……。

 

 

後で確認したら、上村君から見た39-38、38-38×2ってことで勿論ドロー。

 

 

 

⑪ 荒木悟君(EBISU)×海藤正晴君(シュウ)……W

デビュー戦の19歳・栃木県と、デビュー戦のサウスポー、26歳・山形県。

 

荒木君はアマ30戦して16勝14敗、海藤君の方は同じく30戦して25勝5敗って、

特に海藤君の戦績には目覚ましいものがあるもんで期待してたんだけどね。

 

<1R>

そうかあ、海藤君、そういうボクシングをするんだあっていうのがすぐ見えてきて、

抜群のフットワークを持ってるんだけど要するに超当て逃げ系ボクシングで、

ウェルターであれほど動ける新人ボクサーは滅多にいないもんで、

そりゃ荒木君、中々捕まえられなくて苦戦する訳で……。

 

正直、試合としては全く面白くなかったもんでこの後はザッとしか見てなくて、

海藤君、どこかで勝負に出るんだろなあって願いは結局最後まで叶えられなくて、

そういうやり方は昔の大場浩平さんを彷彿とさせて、

下手くそなメイウェザーみたいでもあったし……。

 

 

後でスコアを確かめたら、40-37、39-37、38-38ってことで、

ジャッジのボクシング感が露骨に出てしまったような2-0で海藤君の勝ち。

 

 

 

⑫ 大間和友君(八王子中屋)×阪田壮亮君(船橋D)……SW

1勝(1KO)0敗の27歳・東京都と、2勝(1KO)1敗(1KO)の20歳・千葉県。

 

<1R>

無事には終わりそうにない迫力に満ちた二人はいきなり見応えあって、

パンチのどれもが必殺系だったんだけど、1分20秒からのショートの打ち合いでは

完全に大間君が征してたんだけど、坂田君もそれなら挽回挽回って感じで、

更に大きく振り出していったんだけど、多少派手にやり過ぎなとこあって、

沢山の友達応援団も来てたしってことで必要以上に力入り過ぎだったみたいで、

大きくワンツーを空振った直後に右をカウンターで貰ってしまって、残り48秒、

赤コーナーの少し前で坂田君、いきなりダウンを喰らってしまったんだわ。

 

そこそこの当たりだったと思ったんだけど阪田君、再開後はほぼ普通にやれてて、

一気追撃かけていった大間君の方もちょっと無茶に行き過ぎで危なくて、

若干ヤケクソ気味の手負いの獅子、阪田君は更に力をこめていって、

激しいショート合戦の中でお互い2~3発ほど被弾してて、

双方のセコンドがヒヤヒヤしながらの終了ゴング。

 

ショートブローの安定感は大間君の方にあって、その辺の差が大きかったし、

相手の動きの見極めっていう点でもやっぱり大間君の方に余裕があったかなあ。

 

<2R>

大間君優位で始まった開始の直後の0分19秒の東ロープ前、

前の回と同じような事が繰り返されて、阪田君が大きく振り出した打ち終わりに、

大間君、またもやとってもタイミングのいい右ストレートを大ヒットで、

そんなに何度も綺麗に当たるかって程の直撃で、堪らず阪田君が再度のダウン。

 

当たり方も倒れ方もとってもハードだったもんで0分21秒、

レフェリーが即のストップエンドを宣したんだわ。

 

 

直前の2~3試合がチョットなあっていうような感じだったもんで、

締めとしては最高のエンディングだったなあ。

 

それにしても阪田君、雑と言うかちょっと男気出し過ぎだった思ったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 宮地隆佳君

② 大間和友君

③ 利川聖隆君、山崎誠人君

 

 

 

ある業界関係者が自分の席に勝手に座ってて、コイツはいつもそうで、

もう殆ど相手にされてないっていうのに常にリングサイドの最前列をうろついてて、

いつも勝手にボックスシートに座わってて、普通は後ろに控えるもんなんだけど、

クサレ老いぼれにはそういう事が解ってないみたいだし、

そもそもはボクサーをバカにするような台詞吐くもんで腹立ってて、

だから仕事が無くなる訳で、自分の競馬のツキも無くなってしまいそうだったもんで、

どこ座ってんだこのボケって優しく声掛けしてどかしたんだわ。

ちょっと話してたんだろがって反論してきた割にはすぐ消えてたけどね。

 

 

 

この日、ある負けたボクサーに雑言吐いて人前で平手打ちしたオッサンがいて、

巨人の星を気取ったのかも知れないんだけど、

それ、ジム関係者じゃなさそうな如何にもの安チンピラ風情してて、

自分、近くに人がいなかったら多分、ブチノメシテただろうなあ。

 

2014年11月11日 (火)

エキサイトマッチ

 

9日の日曜日、大阪では坂晃典君がノーランカーに8RKO勝ちしたんだけど、

韓国で試合した高林良幸君(RK蒲田)は、残念ながら7RKO負けだってね。

 

 

 

日経新聞の次長が覚醒剤所持ってことで逮捕されてしまって、

覚醒剤関係っていうのは万引きとか盗撮、下着ドロボーと同じくらい恥ずかしくて、

個人的には暴行や傷害で捕まる方がまだマシだと思うんだけど、

自衛官のイジメとか、ストーカーの消防士とか、女子トイレ覗きの教師だとか、

もう色々百花繚乱なんだけど、後は誰の何が残ってたっけって感じなんだよね。

 

要するに、どこのどういう組織にもある比率で屑が混じってしまうのは仕方なくて、

上の20%が組織を引っ張ってて、60%が可もなく不可もない無害な普通の人達で、

下の20%は組織の足を引っ張るロスだっていう自分の考え方は間違ってなくて、

それでも上質な上部組織は腐った下部構造をも敢えて牽引するってことで……。

 

 

 

カオスっていうのは混沌っていう意味なんだけど、

反対語は何かっていうと、それはコスモスなんだよね。

 

コスモスっていうと宇宙っていうイメージが強いんだけど、

元々はギリシャ語の秩序って意味なんだってね。

 

成程、宇宙っていうのはつまり何らかの秩序なのかあとも思うんだけど、

自分は宇宙こそが混沌なんじゃないかって思うんだけどね。

 

 

 

エキサイトマッチも4回分を一気にまとめ見すると、

インターバル他余計な部分を飛ばし見しても5時間ほどもかかってしまうんだよね。

 

 

 

【10月13日放送分】

 

 

☆ スティーブ・アップシャー・チャンバース×アンドレ・ベルト

 

                              ………W 10R

24勝(6KO)3敗1分1NCの29歳・アメリカと、

28勝(22KO)3敗の31歳・アメリカ。

 

お互いに2連敗中のほぼ1年振りの試合。

レフェリーが清掃用の紫色のゴム手袋みたいなのをはめてて違和感あったなあ。

 

身長とリーチのあるチャンバース、ちょっと目付きが岩井大さんに似てるんだけど、

終始ベルトにプレス掛けられっ放し打だったし、打ち出しも自信無さ気で、

これならベルト、あんまり長いことかからないうちに撃破って感じだったんだけど、

結局、最終ラウンドまで行ってしまったんだわ。

 

腰高でフワフワした感じのままで行くのか行かないのか

終始不鮮明なチャンバースに対してベルト、2Rに返しの左フックを喰らったせいか、

やけに慎重になってしまって、見掛けは獰猛なゴリラって感じなんだけど、

まあ呆れるほどの中途半端が最後まで改善されなくて、

負け癖が付くのを余程嫌ったせいか、見るに堪えないパフォーマンスだったんだわ。

 

チャンバースにしてもビッグネームに一泡吹かせて名前を売るチャンスだってのに、

何しに来たのかってままだったもんで、そこそこ満員の観客も静まり返ってたなあ。

 

結局、99-91×3ってことで、勿論ベルトが3-0勝ちしたんだけど、

詰まらない事この上なかったなあ。

 

 

 

☆ キコ・マルチネス×カール・フランプトン

 

                     ………IBF SB タイトル戦

31勝(23KO)4敗のチャンピオン、28歳・スペインと、

18勝(13KO)0敗のタンク2位、27歳・イギリス。

 

二人は以前対戦したことがあって、その時はフランプトンがKO勝ちしたんだけど、

それがマルチネスにとって唯一のKO負けなんだよね。

 

マルチネスは近いとこ限定ボクサーなもんで如何に距離縮めるかがポイントで、

そこそこの踏み込みは見せてたんだけど、相手はそれ以上の技量を持ってて、

フランプトン、抜群のフットワークを駆使して常に詰められるのを回避してたし、

踏み込んで来る寸前のショットがホントにタイミングがいいんだわ。

 

フランプトンは長いのも近いとこからでも色んな角度から

スピードに変化を付けたショットがとっても見栄え良かったし、

決めのショットを外した際にも相手の右の反撃を貰わないように、

とっても素早く左の返しに繋げてたんだわ。

 

中々思うように行かなくて苛立ってきたかマルチネス、

5Rにはスリップで転んだ相手に後ろから殴り掛かってしまって、

当て勘の悪さで空振ってしまってたんだけど、焦り丸出しだったなあ。

 

再開後の残り30秒、マルチネスがムキになって前掛りになって詰め寄ってたとこ、

フランプトンが左フック、右アッパー、左の返しって打った直後、

更に右ショートストレートをカウンターヒットして見事なダウンゲットして、                                                      

マルチネスはそれほどのダメージではなかったんだけど、それでも左目上から出血。

 

その後、マルチネスの攻撃は単調一途になってしまって、

直線的な出入りを繰り返すもんで被弾を重ねてしまってたんだよね。

 

相手の動きを見切ったフランプトン、それほどカッチリガードする方ではなくて、

フットワークと上体の動きで相手のパンチを交わしてて、

マルチネスにとってはどうやってポイントをもぎ取ったらいいか惑うばかりで、

届く前に打たれてしまうって感じだったんだわ。

 

10R以降、気合入れ直してマルチネスも飛ばして行ったんだけど、

一段落する度に小気味のいいショート連打に晒されてしまって、

フランプトンは最後まで華麗なフットワークとパンチのキレを維持してたし、

自分は初めて彼を見たんだけど、素晴らしいボクサーだったんだわ。

 

 

殆ど手玉に取ったフルラウンドは結局、119-108×2、118-111ってことで、

フランプトンの圧勝劇だったなあ。

 

 

 

【10月20日放送分】

 

 

☆ ノニト・ドネア×ニコラス・ウォーターズ

 

                      ………WBA Fe 王座統一戦

33勝(21KO)2敗のスーパーチャンプ、フィリピンと、

24勝(20KO)0敗のレギュラーチャンプ、ジャマイカ。

 

プレスも強かったし、自信持って先攻めしてたのはウォーターズの方で、

開始当初、ドネアは様子見しながら左フックのタイミングを計ってたみたいで、

2Rから手数をアップしていったんだけど、振りの鋭さはウォーターズだったなあ。

 

その2Rの終了寸前、左、右ヒットヒットされてドネアが思わずヨロけてしまってて、

次の3Rの残り30秒では接近戦で右のショートアッパーを貰ってしまって、

尻餅は着かなかったんだけど思わず右手を着いてしまうほどの膝カックンで、

勿論ダウン宣告されてしまったんだわ。

 

上体の柔らかさではドネアなんだけど、ウォーターズの頑強さは尋常じゃなくて、

力づくだけで戦うとドネアもとってもヤバそうな感じで、

左フックを打ち出す際にももう少し段取りというか前振りが要ると思うんだけどなあ。

 

4Rに右目周辺をカット出血してからのドネアは益々プレス掛けられてたし、

相手のストレートのような鋭いジャブも見え難かったみたいで、

肘から先がとっても長いウォーターズには打ちどころというか隙が中々見えなくて、

その長い手を畳んでショートブローを打ち込むのも実に巧いし、

ドネアにとっては活路の見出し難い展開になってしまったんだわ。

 

出血が酷くなって勝負を急がなくてはならなくなったドネア、

6Rの終了間際の残り10秒ほどのとこで一気のラッシュを仕掛けていったんだけど、

左、右、左をフルショットした直後、空振った左の打ち終わりにウォーターズ、

綺麗に右フックを合わせ打って、それこの日一番の強烈ヒットで、

ドネア、壮絶バッタリうつ伏せダウンしてしまったんだわ。

 

結局、そのままカウントアウトってことでウォーターズのKO勝ちで、

強烈なエンディングだったんだけど、やっぱりここんとこのドネアは何か変で、

この日も全くいいところのないまま撃沈させられてしまって、

余りにもらしくないムチャ打ちし過ぎたって感じだったんだよね。

 

 

 

☆ ゲンナディ・ゴロフキン×アントニオ・ルビオ

 

               ………WBA、WBC M 王座統一戦

30勝(27KO)0敗の32歳・カザフスタンと、

59勝(51KO)6敗1分の34歳・メキシコ。

 

ゴロフキンは何と12回目の防衛戦なんだわ。

 

相手は一回り以上デカイんだけどゴロフキン、いつもと何ら変わることが無くて、

いきなりテキパキ緩急自在の攻撃で、初っ端から鋭い回転で圧倒したまま、

2Rの1分過ぎ、左フックをテンプルヒットさせて相手を追い込んで、

直後にドスドスドスって3発ほど連続打ち込みしたら、

ルビオ、あっけなくロープ沿いに倒れ込んでしまってそのままカウントアウト。

 

 

 

☆ マルコス・レイジェス×アブラハム・ハン……M 10R

32勝(24KO)1敗のWBC9位、26歳・メキシコと、

22勝(14KO)1敗のアメリカ。

 

レイジェスは現在19連勝中ってことだし、ハンの方もかつて19連勝したんだってさ。

レイジェスって名前なのにグローブはレイジェスじゃなくてエバーラストだったね。

 

ハンっていうのは韓国系アメリカ人なんだけど、当て難いほど頭が動いてたし、

慎重そうな中、ここぞって時にはそこそこ鋭い腕振りで、危険度は高いんだわ。

 

4R頃から二人の打ち合いが激化していったんだけど、

お互い、ミドル級には見えない程工夫に満ちた細かいやり取りで、

中々見応えのある試合になっていって、ハンは細かく早いし当て勘もいいんだわ。

 

6R頃からのレイジェス、中々綺麗に当て切れない状況が続いてて、

自らの当て勘の悪さに苛立ってたみたいだったんだけど、

7Rから更に攻勢強めていくにつれハンの消耗が見えてきて、

8R、ついにレイジェスのショート連打が炸裂して、ハンが溜らずのダウン。

 

その後はレイジェスも攻め切れないことが目立って、

ハンの立て直しもそれ程もことなく、やったり取ったりのまま終了ゴング。

 

結局、97-91×2、94-94ってことで、ハンの逃げ切り2-0勝ちだったね。

 

 

 

【10月27日放送分】

 

 

☆ アムナット・ルエンロエン×マクウィリアムス・アローヨ

 

                        ………IBF F タイトル戦

13勝(5KO)0敗のチャンピオン、タイと、

15勝(13KO)1敗のランク1位、プエルトリコ。

 

アムナットは井岡一翔さんから王座ゲットしてしの初防衛戦だったんだけど、

実にクダラナイというか詰まらないボクシングだったもんで呆れてしまったんだわ。

 

二人共、同じブルーのツインズのグローブだったね。

 

アムナットは距離取りたい、アローヨは何とか詰めたいっていうのが延々で、

アムナットはチョン当てしての逃げ逃げだし、それを追い切れないアローヨも問題で、

見ててストレスが溜る一方で、クリンチの巧さではアムナットは秀逸で、

それはボクシングで許された手法ではあるんだけど、

自分の中では全く別の種類のボクシングでしかないんだよね。

 

6R、アムナットがアローヨを投げ飛ばした直後、リスタートしたアローヨ、

左ボディからの左フックを効かせて、直後に右を被せて見事なダウンゲット。

 

それ残り1分10秒ほどのとこだったんだけど、アムナットのダメージは深くて、

自分の気持ちはアローヨ、倒せ倒せ一途で力が入ったんだけど、

何となんとナント、残りまだ17秒を残していきなり終了ゴングが鳴ったんだわ。

 

それはもう見ててインチキ以外の何物でもなくて、

アムナットが殆どやられてしまいそうだったもんで、

早目の終了ゴングで助けて上げたって感じだったんだよね。

 

世界にはまだまだ色んなボクシングがあるってことで、

アムナットはこの後の10Rには足を掛けて浴びせ倒してたし、

11Rには左フックを打ったついでにそのまま押し倒してるし、

滅多に見れないほどの小汚い世界戦で笑ってしまったんだけど、

発表されたスコアが114-113×2、113-114ってことで、

アムナットの2-1勝ちって決まった時は、

あんたら勝手にやってろって、そういう感想しか湧かなかったんだわ。

 

 

 

☆ ジョバンニ・セグラ×ファン・フランシスコ・エストラーダ

 

                  ………WBA、WBO F タイトル戦

32勝(28KO)3敗1分の1位、32歳・メキシコと、

26勝(19KO)2敗のWBA、WBOチャンピオン、24歳・メキシコ。

 

男気に溢れた打ち合いから始まったんだけど、セグラは如何にも振りがデカくて、

その上緩々ガードなもんで、そこんとこ細かくエストラーダに突かれてたなあ。

 

エストラーダも巻き込まれ加減になって徐々に振りが大きくはなったんだけど、

密着戦になっても何とか何とかってショートブローを工夫してて、

アムナットのように小汚いクリンチに終始するってことは全く無かったんだわ。

 

打たれ強いセグラではあったんだけど、それでも毎回打たれ過ぎで、

ラウンドが進むごとに1ポイントづつ失いっていくっていう暗い展開で、

どれだけ喰らっても前に出ては来るんだけど、流石にボディは嫌がってたなあ。

 

6R以降はお互いのパターンが固まってしまって若干退屈系になって、

打たれ強いセグラにも動きの劣化が目立っていって、

8R、エストラーダが攻勢を強めていくにつれセグラの顔面の腫れが進んで、

11R、そろそろ限界かなあって見てたら1分30秒過ぎ、

コーナーに詰まったセグラがどうしようもなくなってしまったとこで、

レフェリーが割って入ると同時にタオルが投入されたんだわ。

 

外側外側から腕振りしてたセグラなんだけど、ガード疎かにしたまま、

そのうち一発ドッカン当てますわ的なボクシングだけではやっぱり限界ある訳で、

得意の戦法が巧く行かなかったときの工夫も必要なんだよね。

 

 

 

【11月3日放送分】

 

 

☆ ランセス・バルテレミー×フェルナンド・サウセド

 

………IBF SFe タイトル戦

20勝(12KO)0敗のチャンピオン、28歳・キューバと、

52勝(8KO)5敗3分の32歳・アルゼンチン。

 

サウセド、52勝して8KOっていうのはある意味度を超えてて、

倒さないで勝ち切るボクシングの信奉者って感じなんだけど、

トランクスのデザインがちょっと変わってて何だか解けたフンドシみたいなんだわ。

 

見た目だけなら10㎝近く上背のあるバルテルミーが勝ちそうだったね。

 

長身のバルテルミーがキッチリプレスで、ジャブも早くて良く伸びてるし、

まず中に入るのが課題のサウセドの望みを初っ端から砕いていったんだわ。

 

バルテルミーは強いって感じよりは巧さが売り物みたいで、

全てのラウンドでポイントを獲るっていう考え方をしてるみたいなんだよね。

 

サウセドにしてみれば多少の被弾は覚悟の上に前詰めするより勝ち目は無くて、

頑張ってはいたんだけど、5Rには左ボディ、左フックを連続ハードヒットされて、

思わずよろめかされて、その後も揉み合いの中でもがいてたんだけど、

明るい見通しが見えないまま、9Rにはボディがに効いてきてしまったみたいで、

後はバルテルミー、慣れからくる油断さえしなければほぼ大丈夫なんだわ。

 

サウセド、ポイント的には絶望的なまま気持ちと打たれ強さは半端じゃなくて、

最後までフルショットしてたんだけど、この階級でKO率13%は如何にもシンドくて、

大逆転が殆ど考えられないまま終了ゴング。

 

結局、120-108×3ってことで、滅多に見られないスコアだったんだけど、

バルテルミー、距離の把握とかタイミングとかスピード感が圧倒的ではあったけど、

決定力不足って感じは拭えなかったんだよね。

 

 

 

☆ オルランド・サリド×ターサック・ゴーキャットジム

 

                  ………WBO SF 暫定王者決定戦

41勝(28KO)12敗2分1NCのランク1位、33歳・メキシコと、

53勝(33KO)4敗1分のランク2位、サウスポー、33歳・タイ。

 

二人共、凄い試合数なんだけど、サリドの12敗っていうのもある意味凄いんだわ。

 

この試合、最近では見たことないほどの倒し倒されで、二人が3回づつのダウンで、

試合としては楽しめたけど其々その時その時に決め切れなかったっていう点では

大味と言わざるを得なかったんだよね。

 

1Rにターサックが連打4~5発目の左フックをヒットさせてまずはサリドがダウン。

 

2R、立て直したサリドだったんだけど、終了間際にまたもや左フック貰ってしまって、

それ絵に描いたようなカウンターヒットで、サリド2度目のダウン。

 

4R、若干グダグダになりながらもサリド、手数は落ちてなくて、残り18秒、

思いっ切りの右ストレートボディを打ち込んだらターサック、

ロープまで吹っ飛ばされてしまってダウン。

 

5R、ヘバってたのは却ってサリドの方だったんだけど、それでもラッシュラッシュで、

右オーバーハンドからの左フックでターサックをロープに追い込んで、

いよいよ締めの連打ってとこでターサックの左ショートがカウンターヒットして、

アレレ―ッて感じでサリドが倒れ込んでしまってこれで3度目のダウン。

 

ただ、リスタート後のターサックも一気の追撃が叶わない程消耗してて、

お互い、休みたい休みたいのラウンドだったんだわ。

 

6R、息を吹き返したのはサリドの方で回転力で大きく圧倒して、

もたれ合いながらの消耗戦を征して残り10秒ちょっと、

ターサックが殆ど無抵抗になってストップされそうなまでに追い込まれた刹那、

実に不可思議なことが起こってしまって、何とレフェリーが残り10秒の合図を

終了ゴングと勘違いしてしまって割って入ってしまったんだわ。

 

始め自分はああストップされてしまったかあって思ったほどで、

タイトル戦の大詰めに差し掛かったとこでの信じられない失態だったんだわ。

 

7R、既にヘロヘロになってたターサック、初めっからハァーハァー逃げ逃げで、

1分15秒、ロープに詰められたとこでそれ程のハードヒットではなかったんだけど、

ターサックが倒れ込んでしまって彼にとっては2回目のダウン。

 

再開後のターサック、打ち返しもままならなくなってたんだけど、

一方のサリドの方も腕振りが雑になってしまって、

もう少し鋭く小さく振れば簡単に決着付けられるとこをズルズルやってたんだわ。

 

結局、試合は11Rまでいってしまって、サリドがいきなり勝負打ちにいって、

右、左、右って3連発ヒットさせて、やっとやっとの殴り倒しが叶ってターサック、

開始0分30秒、リング中央でドーンと仰向け大の字ダウンしてしまったんだわ。

 

直後にレフェリーがターサックの様子を覗き込んだ途端のストップエンド。

 

たまにはこういう試合も面白いんだけど、ちょっと素人っぽかったんだよね。

 

 

 

それにしても中国人っていうのはどこでも腹立つことばっかりやってて、

小笠原諸島界隈での領海侵犯とか密漁なんか何とも思ってないみたいで、

その件では韓国とも揉めてて、連中は漁師というよりは海賊に近くて、

厳しく規制できないのか敢えて規制してないのか、中国政府も同罪な訳で、

海上保安庁の取り締まりも手緩いとしか言いようがなくて、

やっぱり下品な連中がカネを持つとロクなことにはならないっていうのは世の常で、

そんな連中に擦り寄る日本人達にもプライドはないのかって思う訳で、

中国人観光客の招致とか生産拠点や販売先を求めるとか、

生活の為なんだろうけど、そういう事に関わってる日本人もどうかと思うんだよね。

 

カネがないとどうにもならないっていうことは解るんだけど、

カネの為だけに生きるっていうのも抵抗があるんだよね。

 

 

2014年11月 8日 (土)

後楽園ホール・11月7日

 

先だっての韓国でのアジア大会で日本の水泳選手がカメラを盗んだとか

盗まなかったとかで会見を開いてたんだけど、

そんな会見を開く前に韓国の裁判所へ提訴すればいい訳で、

申し訳なかったけど、その選手の目付きを見てたら利巧そうには見えなくて、

一緒に並んでた弁護士だけが舞い上がってて笑ってしまったなあ。

 

 

 

ラテとかオーレとかは余り得意じゃなくて、やっぱりコーヒーはブラックでしょって、

そういうのは子供の頃、テレビで “ローハイド” を見たのが影響してて、

ウィッシュボン爺さんが淹れたのが最高だって刷り込まれてて、

ブリキかアルマイト製のあっちこっちボッコボコに凹んだポットとかカップは

今でも憧れなんだよね。

 

 

 

“レッド・ツェッペリン” は、ジミー・ペイジ(g)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b)、

ジョン・ボーナム(d)、ロバート・プラント(vo)って4人組のロックバンドで、

ロックアルバムの通算ランキングでは1位の “イーグルス・ベスト” 、

2位のマイケル・ジャクソンの “スリラー” に次いで、

“ツェッペリン VOL.4” が第3位なんだよね。

 

ビートルズの武道館ライブは1966年だったんだけど、

ツェッペリンの初来日武道館はその5年後の1971年で、

ファーストアルバムの発売が1969年だったから、デビューしてすぐにの来日で、

その当時まだ発売されてない名曲 “天国への階段” を初演奏したんだよね。

 

彼等の曲は沢山あるんだけど、やっぱりその “天国への階段” と “移民の歌”、

それに “胸いっぱいの愛” がベスト3だって思うんだよね。

 

彼等は1980年に解散したんだけど、それはR・プラントの交通事故での重傷とか、

J・ペイジの息子やJ・ボーナムの死とかが重なってのことだったんだけど、

その27年後の2007年にJ・ボーナムの息子をドラマーにしての一夜限りのライブを

開催して、その際のチケットオーダーは2,000万人を超えてたんだけど、

J・ペイジの腕は全く衰えてなくて、それはもう驚異的なほどで、

見てたこっちも負けてられないって感じがしたんだよね。

 

 

 

昨日はドームでアイドルコンサートがあったもんで、もう女子、女子、女子って感じで、

ホールまで真っ直ぐには歩けなかったんだわ。

 

 

中に入ったら大川泰弘さんと佐々木左之介君がアップしてて、

大川さんとは試合の心構えのことをちょっと話したんだけど、

佐々木君とは一体どうしてたのって事で、8月の試合が流れたままだったんだけど、

7月に交通事故に遭って左足首を折ってしまって2ヶ月近く入院の重傷ってことで、

今ではまあまあ普通の生活はできるようになったみたいなんだけど、

それでも足首にはまだ保護具が付いてたんだよね。

 

 

その後、梅津宏治さんと小口トレーナーや石原トレーナーに御挨拶してたら、

東上剛司さんと三浦会長のホール入りに出くわして、瀬端さんと三迫会長、

それから玉木善文君ともコンチワってことで、彼とはこの間の試合の反省会だね。

 

 

 

① 本田正二郎君(10count)×村田宗一郎君(セレス)……Fe 6R

5勝(4KO)5敗(3KO)の24歳・神奈川県と、

4勝(2KO)2敗(1KO)3分の32歳・茨城県。

 

この日も青コーナーには岩佐亮祐さんが控えてて気合の入った応援で……。

 

<1R>

正二郎君と宗一郎君の戦いなんだけど、二人共、若干力が入り過ぎで、

ちょっと予測し難い展開が続く中、村田君のガード固めての前詰めが功奏してきて、

本田君が好きな距離でやらせて貰えない流れになっていったんだわ。

 

<2R>

村田君、ちょっといいのを当てると冷静さを欠いてしまうようなとこがあって、

もう少しユッタリ攻め込むことができると大分違ってくると思ったんだよね。

 

残り1分38秒、村田君がバッティングで右目上をカットしてドクターチェック。

 

村田君、頭下げて目線を切るのが早いような感じだし、

全体に力入れ過ぎの大きく振り過ぎで、もう少し早く振る意識が要ると思うなあ。

 

<3R>

始まって28秒、村田君がバッティング減点されたせいで余裕が出て来たか、

本田君、引き足を早くして自分の距離を維持できるようになってきたね。

 

中盤以降、消耗系乱闘戦になっていったんだけど、

お互い、長い時間は頑張り切れず、攻めるも守るも何か雑になっていったんだわ。

 

<4R>

開始30秒、村田君がまたもやバッティング減点されたんだけど、

これはちょっと厳し過ぎじゃなかったかなあ。

 

村田君、何度も打たれてた左ボディも効いてきたみたいだし、

減点2を取り戻すっていうのはどう考えても難しそうだなあって見てたら、

残り24秒、村田君のバッティングカット傷が悪化したってことでここでストップ。

 

 

結局、40-35、39-36、38-37ってよく解らないスコアで、

とにかく本田君の3-0勝ち。

 

 

 

② 渡部大介君(ワタナベ)×工藤徹君(福田)……56㎏ 6R

デビュー戦の23歳・北海道と、4勝(1KO)3敗(3KO)2分の28歳・群馬県。

 

<1R>

B級デビューがみんな素晴らしいってことは経験上言えないんだけど、

渡部君は力むことなくとっても落ち着いたボクサーで、

5㎝以上デカイ相手に初っ端からそれ程露骨ではない上品なプレスかけてて、

まだもう少し絞れそうな体躯はしてたんだけど、軸のシッカリした腕振りしてるし、

リズム感とか見てて心地いいし、自信に満ちたパフォーマンスだったね。

 

左でも右でも工藤君、安易に出していくと即シッカリ合わされてしまうもんで、

1分半過ぎ以降は気後れ感と言うか何となく恐々やってたなあ。

 

 

それにしてもすぐ後ろのオッサン3人組、いちいち解説が煩いんだわ。

 

<2R>

渡部君、フェイント駆使しながらの上下打ち分けも十分水準以上だし、

とっても軌道の綺麗なパンチを打ってるね。

 

ただ、相手の見極めができたせいか、上体の動き主体のディフェンスに頼ってて、

将来の為にもう少し真面目なガードを身に付けた方がいいって思ったんだよね。

 

このままじゃマズイって工藤君も若干手数アップしていったんだけど、

その分被弾することも多くて、かなり顔面が赤くなっていったんだわ。

 

<3R>

1分20秒、渡部君、タイミングのいい右、右をヒットさせたんだけど、

一見重そうなパンチなのに工藤君にそれほどの被害を与え切れてなくて、

見た目より軽いのか、それとも工藤君が打たれ強いのかって……。

 

その工藤君、ショートフックはまあまあなんだけど、コンビネーションが巧くなくて、

特に他に得意技もないもんで、ちょっとシンドイかなあ。

 

<4R>

工藤君、頑張って手数出してはいるんだけど段々腰高になってきるし、

渡部君に色々組み合わされてしまって鼻血も出て来てしまってて、

倒れされないだけで精一杯って感じになってしまったんだわ。

 

<5R>

そろそろ渡部君のフィニッシュショットって段階になっていったんだけど工藤君、

足元ポクポクさせながらも必死の踏ん張り見せてたなあ。

 

それでも時間が進むにつれ、エンディングが見えてきたラウンド終了間近、

連打から顎をヒットされたとこでレフェリー割って入ってのストップエンド。

 

 

自分にはとっても妥当なストップに見えたんだけど、

例のリングサイドの爺さんには納得がいかなかったみたいで、

「早いだろうがあ。」 って怒鳴ってて、実は自分、以前もソイツをドヤしたことあって、

ある4回戦で、挽回不能なほど打たれ込んで血だらけになっての第3Rで、

レフェリーが止めに入ったのを 「まだ早いだろー!」 ってがなり立てて、

足元覚束ないこのチビデブはあくまでボクサーが倒れるとこまで見たいらしくて、

何十年も通ってる業界関係の経営者なんだけどバカはバカなもんで、

そういうのがボクシングだっていう誤解と偏見も唾棄すべきだと思ったし、

何十年見てても続行が無理だってことが解らないのは気の毒だったんだけど、

「あんたの息子や孫でも続けさせるのか。」 って言ってやったら黙ってしまって、

何の信念もなしにいい加減な事を言うなってことだったんだけど、

まだ解ってないみたいで、それが老いぼれが老いぼれたる所以なんだろうけど、

貴方は相変わらずのバカですね、

このまま続けてこの先彼に明るい未来があるとお思いですか? って尋ねたら、

またもや沈黙してしまって、だったら初めから黙ってろってことで……。

 

常連客をドヤしてしまったもんでプロモーターの方々とそれに、

JBCの役員に後で詫びを入れておいたんだけど、全く腹立つジジイなんだわ。

 

 

実は近くにもう一人クサレ老いぼれが控えてて、見ててホント情けない男で、

大昔に試合役員だったっていう威を借りてるつもりなんだろうけど、

今では全くのお払い箱になってて温情だけでそこに座わらせて貰ってるのに、

未だに試合を仕切ってるつもりかセコンドにゴチャゴチャ文句言ってて、

気に入らないならまずインスペクターに伝言だって言われてるのに、

やっぱりバカは中々治り難いモノみたいで、

時代が変わってるのが解ってないっていう年寄りがこの業界には多過ぎなんだわ。

 

こう言う自分も実は彼らの年代に近いモノがあるもんで、

色んな知り合いが増えたことでデカイ面してるって思われがちだと思う訳で、

あくまで自戒、自戒なんだよね。

 

 

 

話は渡部君に戻るんだけど、自分は彼とは昨日が初対面だったんだけど、

そう言えば試合前にも挨拶してくれてたしなあって思ってたら、

彼は以前から自分の事を知ってくれてるみたいだったんだよね。

 

 

 

③ 中嶋竜太君(RK蒲田)×横山一喜君(古口協栄)……SB 6R

5勝(4KO)3敗1分のサウスポー、26歳・神奈川県と、

5勝(3KO)2敗(2KO)の31歳・福岡県。

 

ここは中嶋君がスタイリッシュに決めるんじゃないかって思ってたんだけどね。

 

<1R>

予想とちょっと違って中嶋君、相手の地道な詰めに対処し切れてないとこあって、

始まって30秒、横山君を気持ち良くさせる攻撃を許してしまったんだわ。

 

<2R>

相手が粗っぽい右一本被りに終始したせいか中嶋君も巻き込まれたみたいで、

二人共、前振りの少ないイッセノセ系のボクシングになってしまったんだけど、

最初の1分半までの打ち合いは細かく早い回転で中嶋君が征してて、

やっとらしさを見せ始めたって感じだったね。

 

横山君、やっぱり肩に力が入りっ放しだったんだわ。

 

<3R>

乱暴過ぎの横山君、今更変身できる訳は無くて、一瞬のタイミング見計らいながら、

あくまでグワーン1発に賭けますって感じなもんで、ショートレンジは辛そうだなあ。

 

<4R>

セコンドサイドの和氣慎吾さんからは 「相手の打ち終わりを狙え!」 って、

アドバイスが飛んでたんだけど中々思うに任せなくて、

1分20秒、ラビットパンチで減点喰らってしまってたなあ。

 

その横山君、力を溜めてからでないと攻撃しきれないとこがあって、

ここは横山君の単発ビッグショットと中嶋君の山ほどの中小パンチとの比較で、

ちょっと評価の難しいラウンドだったんだけど、自分は中嶋君だったなあ。

 

<5R>

とにかくデカイの一発当てて何とかしたい横山君に対して中嶋君、

相手のガードの隙間突いて細かく正確に当て込んでたなあ。

 

で、横山君、そこそこ顔面腫れてきたんだけど、まだまだ気持ちは切れてなくて、

終盤になっての腕振りの勢いは却って勝ってて、いいボディ打ってたんだわ。

 

<6R>

前のラウンドまでの自分のスコアは48-46で中嶋君だったんだけど、

多分、両陣営は微妙なとこだって感じてたと思うんだけど、

で、二人共、初っ端からのフル稼働で、初めの1分間は若干横山君で推移してて、

1分13秒に強烈な左をヒットさせて更に流れを取り戻していったんだわ。

 

中嶋君、明らかに効いてしまったんだけど、ここを凌げば何とか勝利って、

残り時間を見やりながら必至に踏ん張ってはいたんだけど、残り28秒、

殆どリング中央のとこだったんだけど、横山君の返しの左フックが必殺ヒットして、

その時の中嶋君には既に耐える体力が残ってなかったみたいで、

体を捻るようにしての倒れ込みで、こりゃ無理だって判断されて即のストップで、

2分34秒、横山君の見事な逆転TKO勝ちだったんだわ。

 

 

当然、青コーナーサイドは大盛り上がりのみんな大騒ぎだったんだわ。

横山君って打たれ強いの? って近くにいた山下賢哉君に聞いたら、

そんな事ないって言ってたんだけどなあ。

 

 

煩かった後ろの3人連れは実は本来の席ではなかったみたいで、

後から来た客にどかせられててザマミロなんだわ。

 

 

 

④ 大川泰弘さん(ワタナベ)×サンディ・コルガ……W 8R

12勝(3KO)11敗(3KO)3分のランク2位、30歳・千葉県と、

8勝(2KO)5敗1分の?歳・インドネシア。

 

大川さん、やっとやっとでここまでランキングを登り詰めて来たんだし、

来年の大一番に向けてこんなとこで取りこぼしはできないから、

格下相手だからっていいとこ見せようとなんかしないで、

1ラウンドに1ポイントづつゲットするような試合をすればいいって思ってたんだわ。

 

試合前の彼に聞いたら、外国人と試合するのは初めてだってことで、

そういう緊張はあるって言ってたんだよね。

 

<1R>

大川さん、ジワジワプレスが効いてるし、ジャブも良く届いてるね。

 

コルガの方は自分から積極的に仕掛けていくつもりは無さそうで、

大川さんの打ち出しとか打ち終わりに合わせようとしてるんだけど、

タイミングが遅くて、そういう点では危険度は低いんだけど、

甘く見て合わされると危ないことは危ないもんで大川さん、

その点に対する備えと言うか心構えは要るんだよね。

 

残り13秒、左、左、右のボディショットで大川さん、まずはポイントゲットだね。

 

<2R>

コルガは巧くは無いんだけど思いっ切り振ってるもんで、当たったら怖いね。

 

大川さん、もう少し強く振ってもいいとは思うんだけど慎重こそがベストってことで、

相手の打ち出しのタイミングや軌道を見計らいながらやってたね。

 

<3R>

手際を大事にする余りか大川さん、手数が少ない今一の前半だったんだけど、

残り1分20秒辺りからは一変力強く変身して、下から上への力強い繋ぎで、

これでもう殆ど安心だねって感じで、自信に満ちたパフォーマンスだったんだわ。

 

<4R>

大川さん、そもそも一発ドカン系ではないもんで、そりゃ刺激的ではないんだけど、

やろうとしてるボクシングはよく伝わって来て、それは彼の風貌とは違ってて、

ああ見えて彼は中々クレバーなスタイルを持ってるんだよね。

 

で、残り1分からのボディ攻めにもとっても力がこもってて、

スムースな顔面攻撃も叶ってて、コルガは如何ともし難くなってきたんだわ。

 

で、もう大丈夫ってことで、席移動したらそこに大川さんの奥様がおられて、

お子さんを抱っこしながらだったんだけど、その泰駕クンももうすぐ2歳ってことで、

月日の経つのが早いのに驚かされたんだけど、

結局5R、2分06秒、ついにTKOで決着を付けたんだわ。

 

その瞬間、奥様が泰駕クンの首がガクガクするほどピョンピョン跳ねて喜んで、

自分はかつてそういう風に奥さんを飛び上がらせるほど喜ばせたことがないもんで

とっても羨ましかったんだけど、泰駕クンもパパの試合中、

とっても真剣な目線をリング上に釘付けにさせてたっけなあ。

 

 

 

⑤ 斉藤正樹君(10count)×東上剛司さん(ドリーム)

                              ………SFe 8R

11勝(3KO)10敗(1KO)3分の29歳・神奈川県と、

12勝(2KO)13敗3分のランク7位、34歳・大阪府。

 

二人共、勝率もKO率も目立たないし、先頭切って行くボクサーではないんだけど、

常に気持ちのこもったボクシングをするもんで、ついつい応援なんだよね。

 

 

結局この試合、お互い全く引かないままのガツガツだったもんで、

3Rに大きくバッティングして、東上さんの左側頭部がカットしてしまって、

その流血量が半端じゃなかったもんで、4Rに2回目のドクターチェックがあった後、

負傷ストップ引き分けになってしまったんだわ。

 

 

正直この日の東上さん、立ち上がりから動きにキレが無くて、

っていうより斉藤君のデキが極上で、多分今までの最高に近くて、

終了時点までの自分のスコアは39-37で、この日は特に左フックが抜群で、

長い腕を畳んでのショートブローにも冴えを見せてたし、

このままなら再度のランクゲットも目の前にしての惜しい残念この上なくて、

一方の東上さんは明らかに命拾いしたって感じだったなあ。

 

 

二人共、良く知ってるボクサーだし、特に東上さんは後楽園からの帰り道、

地下鉄の中で一緒になった時、もう何年も前のことなんだけど、

傍にいた中嶋孝文さんに自分の事を紹介してくれて以来なんだよね。

 

 

ボクサーは長いことやっててもいつもいい感じではないし、悪いままでもないし、

ホント、やってみなければ解らない事が多いんだよなあってことで……。

そういうのは実は次の試合にも言えたんだけど……。

 

 

 

⑥ 梅津宏治さん(ワタナベ)×中川祐輔君(市野)……SFe 8R

22勝(10KO)14敗(2KO)3分のランク2位、38歳・千葉県と、

6勝(4KO)3敗(3KO)1分の29歳・三重県。

 

梅津さん、現役最年長ボクサーってことで、もう14年目の40戦目だし、

この日の相手くらいなら普通に凌駕してしまうんじゃないかって思ってたんだわ。

 

中川君、出張ボクシングの青コーナーだっていうのに

赤トランクスと赤シューズっていうのは無いんじゃないかって感じで、

それは梅津さんのイデタチと全く同じだったんだよね。

 

 

<1R>

梅津さん、前回は外国人相手ではあったんだけど、とってもいい動きが出来てて、

左右へ鋭く動いたとこからの詰め方とか体を傾けたとこからの打ち出しとか、

更に新しいモノさえ見せてくれたんだけど、この日は全く普通のボクサーで、

動きに鋭さが全く無かったし、パンチのキレさえ見るも無残って感じだったんだわ。

 

無防備なままの真っ直ぐ出入りを繰り返してるし、見るべきところが全く無くて、

それでも相手が相手だし、まあ何とか勝ち切るんだろなって思いながら、

自分はこの回で離席したんだわ。

 

 

戻ったのは7Rだったんだけど、途中でダウンゲットしてたのは聞いてて、

8Rフルにやっての判定勝ちかって見てたら梅津さん、やられっ放しの最初の1分で、

途端にいきなりストップエンドってことで、梅津さんバッティング負傷してたんだわ。

 

 

で、ここで判定結果が発表されて、68-65、67-65、67-66ってことで、

やっぱり梅津さん、何とか逃げ切ったのかって思ってたら、

何と何と何と中川君の3-0勝ちってことで、途中経過は全く見てなかったんだけど、

とっても驚いてしまったんだわさ、そうかあ負けたのかあ……ってね。

 

 

 

それにしてもこの日の青コーナーサイドはやっぱりマナーがなってなくて、

やたら立ち上がって邪魔になってるし、そもそも独特の関西弁の怒号が口汚くて、

付いて来た応援団達も下品この上なくて、まるで昭和30年代みたいだったね。

 

 

 

⑦ 斎藤洋輝さん(ワタナベ)×田之岡条さん(小熊)

                              ………52㎏ 8R

8勝(5KO)4敗のランク6位、28歳・岩手県と、

9勝1敗3分のサウスポー、ランク13位、20歳・埼玉県。

 

またまた良く知ってる同士のランカー対決で、

隣には大塚隆太さんと濱田修士君が座ってたんだけど、

これまで戦ってきたメンバーとか経験からすると微妙なとこではあるんだけど、

自分は斎藤さんが優位じゃないかって思ってたんだわ。

 

<1R>

まずは足使って様子見るんじゃないかって思ってた田之岡さんだったんだけど、

いきなり結構前向きで、予想してたアウトボクシングではなかったんだわ。

 

田之岡さん、リングイン後のオチャラケパフォーマンスでの心身ほぐしが成功したか、

当たりは軽かったんだけどリーチを利したワンツーが絶好調で、

それも、左ストレートの前の右がストレートジャブではなくて、

フック系に打ち出してたのが良かったみたいで、

斎藤さん、若干見切れないまま被弾してたんだわ。

 

もう残りは数秒しかなくて、自分がこの回は田之岡さんのポイントだなって、

印付けた直後の残り1秒、リズム掴んだ田之岡さんが前掛りなっていった瞬間、

斎藤さんの右ショートが直撃して田之岡さん、オットットのたたらを踏んで、

そのまま3~4歩下がって最後は踏ん張りきれなくて尻餅ダウンしてしまったんだわ。

 

ほぼリング中央のとこから振り返って、大丈夫大丈夫の合図出してたんだけど、

田之岡さん、ちょっと無防備に行き過ぎてしまったかなあ。

 

<2R>

斎藤さんも感じ掴んでプレスをかけ返すようになってて、

振り出す右に左を合わされ加減にはなってたんだけど、

距離を潰して相手のいい形にさせないまま接近戦で主導権を握ったんだわ。

 

<3R>

始まって20秒、田之岡さんのワンツー、直後の左ストレートが其々ナイスヒットで、

それを1分04秒、斉藤さんが右をヒット、ヒットでチャラにしてたんだけど、

一発の潔さでは斎藤さんだったんだけど、この回は手数評価で田之岡さんだね。

 

<4R>

斎藤さんが更に細かくリズムを刻み始めると同時に、当たりもキツクなって、

同じ手数だとダメージ感は田之岡さんの方だったんだけど、

彼、一見チャラッこく見えるんだけど、その実心根に筋金が入ってるみたいで、

中々一方的にはさせないし、相手にとってはやり難いタイミング持ってるし、                                                             

お互い、利き手の打ち終わりに危険を孕んできたんだわ。

 

田之岡さん、少しでも手を緩めたら一気に畳み込まれるって解ってたみたいで、

懸命な手数手数で応戦応戦。

 

<5R>

田之岡さん、ここまでかなり飛ばしてきたもんでスタミナが心配されたんだけど、

まだまだ大丈夫って感じで、密着しても最後まで諦めない手数を頑張ってたなあ。

 

残り54秒、バッティングで田之岡さん、側頭部をカット出血してドクターチェック。

 

リスタート後、飛ばして行ったのはカットした田之岡さんの方で斎藤さん、

目線切るのがちょっと早いし、何だかリズムも悪くなってたんだわ。

 

一方の田之岡さんも左目の下辺りがかなり腫れてきてたなあ。

 

<6R>

立ち上がりの田之岡さん、何だかちょっと行き切れてなくて、

休んでるのかってとこに斉藤さん、始まった直後の20秒にラッシュかけて、

1分半まで明らかに優勢を維持したまま残り1分からも大攻勢で、

田之岡さん、最後は青コーナーに詰められ、そこそこヤバイとこまで追い込まれて、

アレーッそろそろなのかっていきなり思わせてしまったんだわ。

 

<7R>

8回戦を戦い慣れてるかどうかの差が出るのはこの辺りからなんだけど、

やっぱり消耗は田之岡さんの方により進んでるみたいで、

たまにいい当たりを見せるんだけど追撃し切れてないし、

そもそも腕振りも明らかに鈍ってきたんだよなあ。

 

きっかけ掴んだ時の齋藤さんの勢いは流石で、正に試合を知ってるって感じで、

田之岡さんも最後までそのままにはさせないって感じで、残り47秒、

とっても綺麗な左ストレートを打ち込んでたんだけど、

それでも少し休み休みって感じが抜けなかったんだよね。

 

<8R>

お互い、最後のガムシャラ戦に突入って感じで、

斎藤さんの方が小さく鋭く振れてはいたんだけど、田之岡さんも手数負けしてなくて、

初めの1分半まではほぼイーブンで、いよいよ残り1分、

お互い、綺麗なボクシングは仕切れなくなってはいたんだけど気持ちは溢れてて、

コノヤロ、コノヤロっていうのが伝わって来た見事なエンディングだったんだわ。

 

 

有効打と手数に関して見解の分かれる試合だと思ってたらその通りで、

結局、79-72、78-75、77-74ってことで齋藤さんの3-0勝ちだったんだけど、

自分は結果的には田之岡さんの山ほど軽ヒットを評価した形になってて、

勝ちは斎藤さんに変わりは無かったんだけど、それでも76-75だったんだよね。

 

 

試合後の二人と話すことが出来たんだけど、

田之岡さんは顔面を相当打たれ込まれた跡が残ってたんだけど、

それでもいつものあっけらかんとした彼に戻ってて、

自分は正面切った打ち合いに応じてた彼を誉めてあげたかったんだよね。

 

この日の田之岡さん、多分興法裕二君から譲って貰ったと思うんだけど、

“オラオラオラ” Tシャツ着込んでのリングインだったんだけど、これが効いたか、

ホントにオラオラオラって感じでやってたもんなあ。

 

 

斎藤さんは結婚後の初試合だったんだけど、男気見せた戦いができて、

ちょっとリズム感の合い難い相手にいい対応が出来てたと思ったなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 斎藤洋輝さん

② 大川泰弘さん

③ 阿部大介君、田之岡条さん

 

 

 

この日は試合終わりとドーム終わりがモロバッティングで、

余韻楽しんでるオネエチャン達が、金曜日でもあるしってことか、

中々ハケなくて、自分は混雑に紛れるのは勘弁なもんで、

1時間近く試合を思い返しながらその辺をブラブラしてたら、

控室にはもう誰も残ってなかったなあ。

 

2014年11月 5日 (水)

日記 (11/5)

 

一昨日、J-COMに来て貰って奥さんのテレビチューナーを入れ替えたんだけど、

今度のHDDの容量は2TB(テラバイト)もあって、要するに2,000GBってことで、

DR録画でも今まで(250GB)の8倍もの余裕があって、

これで撮り溜め過ぎて残容量不足で焦るってことが無くなりそうなんだわ。

 

ちなみに自分のも500GBしかないもんで、この際2TBに替えようと思ったら、

DVDプレーヤー付きのものはなくて、外付けのブルーレイやDVDプレーヤーに

ブルートゥースみたいに電波を飛ばすのが今の方式なんだってさ。

 

自分はデジタル契約をしてるもんでアナログ表示の番組表は不要というか、

チャンネルスクロールをする際にとっても邪魔なもんで、

何とかならないかって聞いたら、色々操作してマスキングしてくれたもんで、

ハッピー、ハッピーだったんだよね。

 

 

 

若い頃に女性と付き合い慣れてない男ほど、歩くのも飯食うのも早いって、

そう思ってるんだけど、どお?

 

 

 

ロサムンド・パイクっていう女優知ってる?

“アウトロー” でトム・クルーズと共演してたんだけど、

あんな感じの女性が自分は好きで、飛び切り綺麗ではないんだけど、

何となく世事の細々したことを超越した雰囲気を持ってるんだよね。

 

 

 

偶然、極秘映像が手に入って、勿論、ボクシングに関してなんだけど、

7月21日の和氣慎吾さんのOPBFタイトル防衛戦と、

つい最近(10月26日)の宮崎辰也君のランカー挑戦とを一緒に見たんだわ。

 

 

 

☆ 和氣慎吾さん(協栄古口)×李・ジェーソン(韓国)

                  ………OPBF SB タイトル戦 12R

16勝(9KO)4敗2分のチャンピオン、サウスポー、27歳・岡山県と、

戦績不明の韓国チャンピオン、OPBF1位。

 

和氣さんの凱旋試合ってことで岡山でやったんだけど、

リングアナは須藤さんだったし、レフェリーも福地さんだったんだわ。

 

結局、この試合は10R0分27秒、和氣さんがTKO勝ちしたんだけど、

4R時点での途中採点は40-36、39-37、38-38の2-0で和氣さん、

8R時点での途中採点も78-74×2、75-77の2-1で和氣さんだったんだけど、

要するに3人の中に1人、韓国最高ーって人が混じってたみたいだったんだわ。

 

ジェーソンはガッチリガタイのガッツン系でジャブ無しいきなりのブン殴りで、

和氣さんもとってもやり難そうにしてて、途中思わず巻き込まれてしまって、

力技系の粗っぽいスタイルを取らざるを得ない場面もあったんだわ。

 

で、全体的には多少大味の出来上がりだったんだけど、それでも和氣さん、

打ち終わりに何度も綺麗にヒットさせてて何とか形にしてたって感じだったなあ。

 

ジェーソンの方は相手構わずひたすら自分のタイミングでの突っ込み突っ込みで、

2Rからバッティングの嵐だったし、接近戦になると手首の内側で殴ることもあって、

昔のコリアンファイターそのままのような感じで好感持ち難かったんだよね。

 

で、和氣さんも4R辺りで嫌気差してるのが透けて見えてきて、

自らのスタイルを貫き通せないもんで余計に消耗してるみたいで、

イラついてしまったか7Rでは結構危険な打ち合いをしてしまってたんだよね。

 

9R終盤、連打からの左ストレートでジェーソンをリング外に吹っ飛ばして、

結局10R、ジェーソンがその時のダメージが抜け切れないままだったもんで、

レフェリーストップエンドになったんだけど、

インターバルで意識的にトロトロやってた時点でもう殆どダメだったみたいね。

 

 

 

☆ 小出大貴さん(薬師寺)×宮崎辰也君(マナベ)……SL 8R

22勝(9KO)7敗(2KO)2分のサウスポー、ランク15位、28歳・愛知県と、

8勝(8KO)6敗(3KO)1分の30歳・富山県。

 

刈谷市っていうのは全く見当が付かないんだけど名古屋近辺なんだろね。

会場はどこかの体育館みたいで、何か町内会の祭りのイベントみたいな雰囲気で、

宮崎君の入場に際して長嶺克則君とか大平真史君、勅使河原弘晶君、

それに塚田祐介さんなんかがゾロゾロ映ってたなあ。

 

リングアナが、「本日のメインイベント」 じゃなくて、「メインエベント」 って言ってて、

アレッて思ったらビニー・マーチンが出張レフェリーだったんだわ。

 

この試合、バッティングの繰り返しで結局、6R終了時点の負傷判定ってことで、

59-56、58-57×2で小出さんの3-0勝ちだったんだけど、

まあ59-56っていうのは無いとは思ったんだけど、

必ずしも名古屋判定ってことはなくて宮崎君、普通に負けてたと思ったなあ。

 

体一回りデカイ相手に宮崎君、初っ端からとってもいプレスをかけてたんだけど、

何しろ相手が常に引き気味のチョンチョン当て逃げボクシングだったのが災いして、

倒すか倒されるかの大殴り合いには持ち込めなかったのがつくづく残念で、

折角の返しの必殺左フックも打ち合って来ない相手にはそりゃ空砲になる訳で、

結局は腰入れて倒すようには打って来ない小出さんの手打ちボクシング、

そういう戦い方はまるで余り巧くないメイウェザーのようで、

宮崎君、マイダナのごとく翻弄されてしまったって感じだったんだよね。

 

宮崎君、打ち気に逸る余りかディフェンスが疎かになってしまってたし、

押し切れそうなとこで一段落してしまったようなところもあったし、

6R辺りではちょっと腕振りも緩んでたようなとこもあったんだよなあ。

 

試合序盤も少し見過ぎで、もっとチャカチャカ仕掛けていっても良かったのに、

上体の動きに下半身が付いて行ってないような感じもしたんだよね。

 

 

 

地方ジムのセコンドワークがやたらトロックサイのはもう確信犯化してるみたいで、

小出さんとこは毎度催促されてのリングアウトだったし、

4R開始の時はゴングが鳴ってるっていうのに椅子から立たなくて、

レフェリーがストップしてマウスピースを入れるのを待ってたんだけど、

ああいうだらしなさっていうのはホントどうかと思ったんだよね。

 

 

 

今日は朝からとっても寒くて、で、夏に入れ替えたエアコンの初めての暖房運転で、

そろそろコタツの準備もしておかないとって感じだったんだよね。

 

2014年11月 3日 (月)

後楽園ホール・11月2日

 

ボクシングの試合をする際に、ダウンを取られても勝つ方法は幾らでもある訳で、

それ以外のラウンドを如何にゲットするかって当たり前の話に尽きるんだけど、

まずはフルラウンドを前提にした戦い方が基本にあるんじゃないかと思ってて、

自分はどんな試合でも3ラウンド単位で試合の流れを掴むようにしてるんだけど、

つまりそれは裏返せばボクサーの戦い方でもあると思うんだよね。

 

例えば4回戦の場合だったら、まずは1R~3Rの中で必ず2つ獲るってことで、

そうすれば最後の4Rを失っても最悪38-38のイーブンに留められる訳で、

39-37か39-38の勝利が確保されるんだよね。

 

次に6回戦の場合なんだけど、同じように1R~3Rで2つ獲って、

残り半分も3つのうち2つ獲れば58-56になる訳だし、

相手に2つ獲られた場合でも57-57で終れるんだよね。

 

そして、どっかでダウンを喰らっても3ラウンドのうち2個獲るっていうが出来れば、

57-56で勝ち切ることができるんだわ。

 

そういう考え方は8回戦でも言えて、1R~3Rで2つ、4R~6Rで2つ其々獲れば、

残りの7Rと8Rのうち1つでも獲れば77-75の勝利が約束される訳で、

両方獲られても76-76で終れるんだわ。

 

途中でダウン1個獲られた場合には7R、8Rの両方を失えば75-76で

負けなんだけど、1個でも獲ればそれでも76-75で勝てるんだよね。

 

試合中のボクサーやセコンドが細々と計算し尽くすのは無理も多いと思うけど、

それでも常に試合の進行を3ラウンド単位で見つめるととっても判り易くて、

それはこの日のような5回戦でも言えるんだよね。

 

つまり1R~3Rで2つ獲れば、残り4Rと5Rのうち1つ獲れば48-47で勝てるし、

どっかでダウン喰らっても47-47で優勢点勝負に持ち込めるんだよね。

 

 

そういう風に考えてくると、とにかく連続してポイントを獲られるっていうことは

一発必殺系のパンチを持ってない限りはひたすら避けるべきなことが解る訳で、

試合を見る上でも大事なポイントじゃないかって、自分は思ってるんだよね。、

 

 

 

ホールに入ってすぐ、マナベジムの会長と話してたらそこに宮崎辰也君と

長嶺克則君がつるんでやって来て、宮崎君、思いの外顔面傷んでなかったんだわ。

 

 

昨日は2014年度の東日本新人王トーナメント決勝戦の全12試合で、

基本的には5回戦だったんだけど、

表彰式まで含めると6時間にも及ぶ延々の長丁場だったんだわ。

 

 

 

① 市川雅之君(角海老)×久保裕希君(セレス)……Mm

5勝(2KO)0敗の24歳・東京都と、5勝(2KO)1敗のサウスポー、27歳・千葉県。

 

試合前のアップ中に市川君とすれ違ったんだけど、

彼、自分が久保君勝ちの予想をしてるのを知ってて、「今日は俺が勝ちますよ。」

って言ってきたもんで、「オウ、頑張ってな。」 って答えたんだよね。

 

久保君は幸平兄ちゃんのトランクスを身に付けてのリングインだったね。

 

<1R>

市川君、これまで見たことないほど気合が入って、まず目付きが全然違ってたし、

試合後に久保君に聞いてみたら彼も同じこと言ってたんだけど、

この試合に賭けてた彼の心持ちが手に取るように解ったんだわ。

 

一方の久保君、若干気負い込み気味の相手の入り際にまずは好ヒットしてて、

「行き過ぎるな!」 っていうセコンドからのアドバイスにも的確に反応してて、

まずは上々のスタートを切ってたんだわ。

 

で、久保君優勢なままに推移してたんだけど、ところがところが残り56秒、

ちょっと距離を取りきれなくなったとこで市川君の右ショートまともに貰ってしまって、

周囲から悲鳴が上がったほど驚愕の唐突一発ダウンしてしまったんだわ。

 

それ程の衝撃度ではなかったんだけど、足元が不揃いになったとこだったんだよね。

 

で、殆どダメージ引きずらないままのリスタートではあったんだけど、

それでも市川君の一気一気の追撃の前に久保君、ギリギリ凌ぎだったんだわ。

 

<2R>

市川君も相当力を使ったもんで、久保君のダメージとの比較だったんだけど、

二人共、生半可なボクサーじゃないもんで普通に始めてて、

接近してのショートブローは市川君で、距離を保ちながらの細かいストレート系は

久保君って感じだったんだけど、久保君の持ち直しの方が目立ってたなあ。

 

<3R>

市川君、流れの中からの攻撃ができてない若干ポキポキしたボクシングで、

パンチの繋がりは久保君かなあって見てた1分29秒の青コーナー手前、

久保君のワンツーが見事な直撃で、今度は市川君が倒れてしまったんだわ。

 

リスタート後の市川君、右目下が少し腫れてはいたんだけど、

久保君の時と同じで殆どダメージ引きずってないままのリスタートで、

お互い全く弱ってないままの激闘の再開だったんだわ。

 

<4R>

動きがより軽くなってるのは久保君の方で、始まってすぐの16秒、

綺麗な左ストレートがヒットして市川君、思わずバランス崩してしまって、

その後も久保君の左、左が気持ちいいようにヒットしてたんだわ。

 

ただ、あんまり左が良く当たるもんで、右の返しまで打ち切れてないことが多くて、

それが少し気にはなったんだけど、あれだけ左が当たればいいかあって感じだね。

 

相手に巧く立ち回られてるもんで市川君、中々出番が無かったんだけど、

それでも必死必死の反攻見せてたんだよね。

 

やったり取ったりの展開でスコアが激しく動いたんだけど、

自分のスコアはここまで38ー36で久保君だったんだわ。

 

<5R>

勿論、市川君も全く諦めてなくて、当然の如くの倒しに行くボクシング全開で、

厳しい前詰めから下を攻めて上へ繋げる極上のパフォーマンスで、

打ち合いの際、ガードが下がり気味になってる久保君にも危険が迫ってたんだけど、

残り1分からは市川君の一段落を見計らって久保君の一気反撃が始まって、

左、左を連続ヒットさせて市川君の思いを砕いたとこで終了ゴング。

 

 

結局、48ー45×2、47-46ってことで久保君の見事な逆転勝ちだったんだわ。

 

ちなみに自分も48-45だったんだけど、応援してた岩佐亮祐さんも林徹磨さんも、

もう大騒ぎの大喜びで、最近のセレスジムはスパイス松下さんから林徹磨さんって、

絶好調の連鎖は見てるこっちが気持ち良くなるほどなんだよね。

 

久保君の御両親の喜び方も半端じゃなかったんだけど、

久保君は二人兄弟だと思ってたら何と幸平兄ちゃんに兄ちゃんがいるってことで、

みんなみんな笑顔に満たされてたんだけど、

試合をするにあたっての彼の状況を知ると、みんなの気持ちがよく解ったんだわ。

 

 

 

② 大野兼資君(帝拳)×小久保聡君(三迫)……LF 4R

5勝(3KO)1敗(1KO)のサウスポー、26歳・愛知県と、

1勝3敗3分のサウスポー、31歳・埼玉県。

 

この試合は4回戦だったんだけど、大野君の方がとってもいいバランスしてるし、

スピードも決定力も上回ってるって思ってたんだよね、

 

<1R>

積極的なプレスをかけてたのは小久保君で、入り込んでの左右フック命って感じで、

大野君としてはもう少し距離を取りたいとこなんだけど中々思うに任せず、

それでも何とか何とかって感じでポイントを引き寄せつつあったんだけど、

残り30秒からの揉み合いが続いた中で、

最後、泥くさくポイントを浚っていったのは小久保君の方だったんだわ。

 

<2R>

小久保君の左ボディ、大野君の左右フックで始まったんだけど、

相変わらず揉み合う中、1分20秒、大野君の右ボディ2発が見栄え良くヒットした後、

残り45秒では小久保君の右フックが当たってたんだけど、

それでも基本的には大野君優位に流れていたんだよね。

 

ただ大野君、本来はもっとフットワークが使えるはずなんだけど、

何だか意地になって相手に合わせてるような感じがしたんだよね。

 

<3R>

今回の新人王トーナメントで一番ラッキーな決勝進出者の小久保君、

相手が困惑するほどのシツコイ前詰めとガムシャラ系ボクシングが出来てて、

大野君も真っ直ぐ下がり過ぎるとこがあるし、こういう形の試合は初めてみたいで、

途中のバッティングで左目上をカットしてしまってるし、何だかシンドそうなんだわ。

 

こうなるとどっちが最後まで体力がもつかって感じになってきたんだよなあ。

 

<4R>

多分、微妙なスコアのままの最終ラウンドだったんだけど、

大野君、やっと距離取れるようになって遠目からの左右フックがナイスヒットで、

序盤の1分間を優位に進めてたんだけど、どっちもどっちもの30秒が続いて、

お互い、かなり消耗が進んでたんだけど、残り1分からは小久保君の手数が落ちて、

当て方も雑になっていく中、大野君の方がまだきちんと当ててたんだわ。

 

 

ってことで、自分のスコアは39-37で大野君だったんだけど、

結局、39-38×2、37-39ってことでギリギリ大野君の2-1勝ちだったんだわ。

 

小久保君、ラストラウンドを頑張り切れれば逆の2-1勝ちも有り得たんだよなあ。

自分の隣には三迫会長、その隣に小原佳太さんが並んで声援送ってたんだけどね。

 

幸平兄ちゃんとか野崎雅光君とかポンポンタ君達と挨拶交わして、

第三試合の始まり始まり。

 

 

 

③ 仁平宗忍君(ワタナベ)×山下賢哉君(協栄古口)……F

5勝(1KO)0敗1分の20歳・栃木県と5勝(4KO)0敗の18歳・東京都。

 

パワー系速攻手数王者の山下君に対して仁平君、準決勝で見せた対応力は

半端じゃなかったもんで仁平君が山下君を翻弄するんじゃないかってね……。

 

<1R>

スタイリッシュ派と倒し屋系の負け無し対決だったんだけど、

いつもはいきなりガンガン飛ばして行く山下君、この日はピョンピョン跳ねながら、

出入りのタイミングを計りながらも相手との距離を一定にさせないようにしてたね。

 

そこからの手数では仁平君を圧倒してたんだけど有効打は少なくて、

仁平君の左ストレートボディとジャブの当たりの方を自分は評価したんだわ。

 

<2R>

自分の頭には準決勝での仁平君の極上の出来の記憶が残ってたもんで、

この日の彼には若干の期待外れを感じざるを得なくて、

山下君のテキパキボクシングについつい目が行ってしまったんだけど、

手数では後れを取りながらも精度に関しては流石のところを見せてて、

残り5秒切ったとこでのワンツースリーを綺麗にヒットさせて、

山下君を一瞬膝カックンさせてたんだわ。

 

<3R>

山下君、フットワークが落ちてきて、途中途中のボディブローが効いてきたのか、

若干、勢いを失いつつあって目にも迫力が無くなってきてるんだわ。

 

<4R>

流れは仁平君に傾きつつあって、そろそろ本気出しかなって思ってたら、

山下君の立て直しの方が上回ってて、1分20秒、右フックを鋭く当て込んで、

それ、彼の久し振りのクリーンヒットだったんだけど、

仁平君のガードが低くなり過ぎるところの方が気になったんだよね。

 

<5R>

感じを掴み直した山下君が最初の1分間を支配して仁平君、

何だか疲れてしまったような感じだし、打ち終わりを狙われてしまってるみたいで、

右、右、右って簡単に貰ってしまってたんだわ。

 

残り1分からもちゃんと出来てたのは山下君の方で、

仁平君、パンチが流れてるし、残り30秒でも飛ばし切れなくて、

最後は手が止まったままの終了ゴング。

 

 

それでも自分のスコアは前半のポイントリードで逃げ切った形になってて、

48-47で仁平君だったんだけど、結局、49-47×2、47-48ってことで、

山下君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 米永章吾君(宮田)×坂田北斗君(石神井S)……SF

5勝(2KO)1敗(1KO)の26歳・宮崎県と、

5勝(3KO)3敗(2KO)1分の25歳・山梨県。

 

右一本の米永君と馬力勝負の坂田君って図式なんだけど、

正直自分には元々期待感の乏しい試合だったんだよね、実は……。

 

<1R>

二人共、イッセノセ的ないきなり感が強い、当たったモン勝ちボクシングで、

余りに力づく過ぎなんだわ、やっぱり。

 

<2R>

二人共、荒っぽ過ぎの雑々で、斉藤裕太君とか田之岡条さん達とはエライ違いで、

ってことで、一旦休憩タイムゲットってことで……。

 

 

結局この試合、3R0分40秒、米永君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

⑤ 児玉堅君(T&H)×高橋竜平君(横浜光)……B 4R

4勝(1KO)0敗1分の24歳・鹿児島県と、3勝1敗(1KO)1敗の24歳・新潟県。

 

高橋君のガツガツボクシングもそこそこなんだけど、

児玉君はとっても力強い万能型でスタミナもあるし、ここは圧倒の予想だったんだわ。

この試合も4回戦。

 

<1R>

序盤からチャカチャカ動いて積極的に手を出してるのは高橋君で、

1分30秒からはちょっと薄かったんだけど、4~5発ほどヒットさせてたんだわ。

 

一方の児玉君、相手の動きの早さに戸惑わされたかちょっと狙い過ぎなのか、

明らかに出遅れてしまって、攻め込みのタイミングを見逃してる感じだなあ。

 

<2R>

児玉君が手をこまねいてる感じの中、高橋君、いきなりの右クロスがナイスヒットで、

児玉君、きちんと当てようとする余りかとにかく手数が少な過ぎだし、

相手のパンチが軽いとはいえ、ちょっと貰い過ぎなんだよなあ。

 

<3R>

セコンドから檄飛ばされたか児玉君、やっと飛ばしていったんだけど、

高橋君も打ち負けてなくて、彼、何だかこの日は気合入ってて、

いいのを打ち込まれるとそれ以上に打ち返していって、

児玉君のポジショニングが良くないとこに付け込んでとにかく良く当ててるんだわ。

 

 

インターバルの間にセコンドの役割に関して、

石井会長からとっても興味深い話を聞かせて貰ったんだよね。

 

<4R>

高橋君の様変わりに比較して児玉君の不調は象徴的なほどの落差があって、

最後の詰めに気持ちを見せてはいたんだけど、一気の先攻めまではいってないし、

カウンターのタイミングも取れてなくて、全く引かない高橋君のペースのままで、

自分、高橋君のこんな気持ち良さそうなパフォーマンスを見るのは初めてで、

石井会長も今日は良く出来てるって言ってたんだけど、

最後まで緩めることなく、残り37秒には綺麗な右ストレートを打ち込んで、

完全勝利をもぎ取ったんだよね。

 

 

で、自分は40-36のパーフェクトだったんだけど、

結局、40-36×2、40-37ってことで、勿論高橋君の3-0勝ち。

 

 

試合後暫く経ってから近くにいた高橋君に声掛けたら、

このブログを読んでくれてるみたいで嬉しかったなあ。

負けるっていう予想だったのにニッカニカしてくれたんだわ。

 

 

 

⑥ 玉木善文君(小熊)×松戸佑生君(青木)……SB

5勝(2KO)1敗1分のサウスポー、20歳・東京都と、

7勝(4KO)1敗のサウスポー、20歳・東京都。

 

そりゃ松戸君のパワーは凄いんだけど、ここは玉木君が巧く捌くんじゃないかって、

そんな予想をしてたんだけどね。

 

<1R>

若干プレスが強いのは松戸君だったんだけど、玉木君も一方的にさせないで、

打ち込んでくるタイミングを乱そうとして右ジャブを良く出してたね。

 

玉木君、右手をL字にして、違う角度から鋭いのを飛ばそうとしてるんだけど、

まだ使い切れてないようなとこがあって、ガードの方が心配なんだわ。

 

<2R>

大きなショットは松戸君なんだけど、細かいやり取りは玉木君の方が長けてて、

始まって1分25秒、綺麗な連続攻撃で玉木君がポイントをさらって行ってたなあ。

 

松戸君、ちょっとやり難そうな感じなんだわ。

 

<3R>

お互い、カウンターのタイミングでは打ててなくて其々のリズムでのその時その時で、

基本的には変わり番こにやってるって感じで攻守が解り易過ぎだと思うなあ。

 

松戸君の左顔面の赤味が増していったんだけど、

このラウンドからの巻き返しには力がこもってて、

玉木君、交わす方に重点がいってしまってて、若干受け身になってたなあ。

 

<4R>

お互い、ハッキリした決め手、見栄えのいいショットが無い中での

微妙な当てっこだったんだけど、玉木君、交わすいなすが主体になってしまって、

たまに打ち出すショットにも力を込め切れてない何となくおざなりって感じで、

動きにもキビキビ感が感じられず、どことなくドンヨリしてたんだわ。

 

で、懸命な打ち込み頑張り見せてた松戸君の方に心が動いたんだよね。

 

<5R>

文字通り、自分の中ではこの回勝負だったんだけど、

玉木君、いつまで経ってもダルーンとした感じが抜けなくて、飛ばし切れなくて、

それはもうどこか体調崩してるとしか思えない程で、

こうなると元々倒し屋系ボクサーじゃないのがシンドイ訳のそのままで、

体寄せ合っても最後まで踏ん張って何とかしようとしてたのは松戸君で、

玉木君はすぐにクリンチに行ってしまって休みたがってるようでもあったんだわ。

 

 

で、自分のスコアは48-47で松戸君だったんだけど、

ジャッジ達はもっと厳しく見てて、結局、50-46、49-46×2ってことで、

松戸君の圧倒3-0勝ちだったんだよね。

 

 

 

第一試合で勝利した久保裕希君が寄ってくれて、二人でいつもの反省会で、

っていうよりこの日は、あそこからよく踏ん張り返したねって以外は何も無くて、

彼は自分の下の子どもより若いもんで、思わず頭なでなでしたんだよね。

 

 

 

⑦ 阿部麗也君(KG大和)×森屋直人君(ワールドS)……Fe

6勝(3KO)1敗のサウスポー、21歳・福島県と、

6勝(3KO)1敗1分の23歳・埼玉県。

 

“天才ですから” っていう阿部君の刺繍は大分浸透してきたみたいなんだけど、

以前にも書いたけど、実はそれほどのことはないんだけど、

それでも動きとパンチの緩急は尋常ではないことは確かなんだよね。

 

前詰めと手数系の森屋君ではあるんだけど、ここは阿部君押しってことで……。

 

<1R>

森屋君、まずは伸びのいいジャブ打ってリズム掴んだみたいだったけど、

調子がいいからって無頓着に攻め込んでいくと危ないんだけどなあって、

そう思ってた瞬間、それは始まってまだ1分17秒でのことだったんだけど、

追い込み気味だった森屋君に対して阿部君、一瞬のワンツーボディから、

最後は左ストレートを鋭く顔面ヒットさせて、森屋君からダウンゲットしたんだわ。

 

それはもう見事としか言いようが無くて、何とか立ち上がった森屋君だったんだけど、

相当のダメージは明らかで、それを見逃す阿部君ではないし、

リスタート後は一気の鬼追撃のまま1分53秒の南東ポスト前で森屋君、

色んなパンチを一度に山ほど貰ってしまって二度目のダウンは仕方なくて、

1分53秒、阿部君、とっても手際のいいKO勝ちだったんだわ。

 

 

やっぱり森屋君、調子が良かったんだろうけど、行き過ぎだったよなあ。

 

 

 

⑧ 粕谷雄一郎君(石川)×頴川裕君(RK蒲田)……SFe

4勝(1KO)0敗の17歳・東京都と、

5勝(2KO)2敗(2KO)1分のサウスポー、25歳・鹿児島県。

 

ちょっと飛び抜けた動きしてたもんで、粕谷君のことはデビュー前から偶然知ってて、

高校の制服のままジムに来てたのが印象的だったんだよね。

準決勝戦はパンチ力の有る相手に思ってた以上の苦戦をしてしまったもんで、

その反省がどう生きてるかって事に興味があったんだよね。

 

頴川君も良く知ってるボクサーで、初戦はヤバかったんだけど、

試合をするごとに自分が解ってきてるような感じで伸びてる伸びてるって感じで、

お互い、それ程打たれ強くはないっていう弱点を抱えてるんだけど、

ここは一番、スタミナの点で粕谷君かなあって思ってたんだよね。

 

<1R>

粕谷君は普通の立ち上がり方してたんだけど、頴川君はとっても調子良さそうで、

スピード感に溢れてたしパワーがみなぎってたんだわ。

 

若干、頴川君の勢い勝ちで推移してたんだけど残り1分18秒の南ロープ前、

粕谷君がタイミングのいい左フックを打ち込むと頴川君、思わずヨロけてしまって、

西ロープ側に逃げようとするとこ粕谷君、いきなり訪れた大チャンスに、

勿論、行け行けの猛然大ラッシュで、自分の目の前で頴川君、

ロープ背にしてもう殆ど危なそうになってしまったんだわ。

 

ってとこで、いきなりストンと倒れ込んでしまったのは何と何と粕谷君の方で、

余りに攻撃一辺倒になったとこに頴川君の右ショートフックが、

必ずしも狙ってた訳ではないと思うけど、カウンターのタイミングでヒットしたんだわ。

 

余りの逆転ショットに場内はもう大騒ぎで、無理に行き過ぎたか粕谷君っていうのは

もう既に後の祭りってことで、ここは何とか根性で凌いだんだけど、

自分は嬉しいやらションボリやらで……。

 

<2R>

それでも粕谷君の回復力は普通じゃなくて、お互い、仕切り直しって感じで、

粕谷君、まずは左フックをヒットさせてスリップにはなったんだけど頴川君を転ばせ、

直後にも右フックを当て込んですっかりペースを取り戻して、

残り1分20秒、相手の打ち終わりに鋭いのを合わせてるしプレスも強めてるし、

この高校生、やっぱり半端じゃないんだわ。

 

頴川君もタイミングのいい右フックを返し打ってたんだけど、

ちょっと仕掛けが大きくなったとこを粕谷君に見透かされてたかなあ。

 

<3R>

粕谷君、2ポイントハンデのうち1ポイント取り戻してのこれからこれからで、

まずは始まってすぐの13秒、綺麗な右をいきなりヒットさせたんだけど、

頴川君も直後に左ストレートを直撃させて粕谷君の足元をバタバタさせてて、

まだまだどっちもアリの満々のスリルの中、目の離せない展開だったんだわ。

 

で、始まって43秒、打ち合いの中で粕谷君の右ストレートが当たって頴川君、

南ロープ前で一発昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

流石にこの時は前の回からかなり打たれ込んでたし、ダメそうに見えたんだけど、

頴川君の回復力も驚異的で、リスタート後の残り半分頃からは殆ど壮絶系で、

途中、粕谷君が何度か鼻の辺りをグローブで探ってたもんで、

青コーナーサイドでは粕谷君が鼻の骨を折ったんじゃないかっていう憶測も飛んで、

急に元気づいていったんだわ。

 

試合後粕谷君に確認してみたら痛めたことは事実だったんだけど、

結局それ程のことは無くて、試合は残り15秒に差し掛かったんだけど、

まずは頴川君の挽回のヒットヒット、残り8秒からは粕谷君の逆襲って、

それはもう目まぐるしいほどのやり取りで、会場はこの日一番の盛り上がりで、

二人のことを全く知らない人達を大狂乱に追い込んでいったんだわ。

 

9-8に近かったくらいの頴川君の奮闘だったんだよね。

 

<4R>

試合はまだまだ落ち着く様子が無くて始まって18秒のリング中央、

粕谷君の右ストレートがまたもやのビッグヒットで、頴川君が二度目のダウン。

 

粕谷君、あと一回倒せば終りなんだけど、1Rのようなムチャには行かなくて、

あの年齢でのこの段階での冷静さはやっぱり普通じゃなくて、

ジックリ攻め立てていったんだわ。

 

一方の頴川君もまだまだ平気なんだわって感じのリスタートで、

根性のこもった倒し合いが続いていったんだけど、残り55秒、

勢いの落ちてない頴川君の右ストレートがヒットして挽回ドライブかけてたとこ、

まるで水を差すような一旦ストップで、頴川君が右目上バッティングカットってことで、

ドクターチェックが入ったんだわ。

 

殆ど大したことのないままの再開で、全くいいとこでって感じもあったんだけど、

仕方なかったかなあ。

 

<5R>

若干スコアが解らなくなってしまう程の最終ラウンドだったんだけど、

二人はそんなこと関係ないって感じの懸命な殴り合いで、

お互い、反応は落ちてはきたんだけど、腕振りは全く緩んでなくて、

1分過ぎ、頴川君のラッシュラッシュで、粕谷君危ない危ないで、

頴川君、1分30秒までに左右一発づつのハードヒットが叶ったんだわ。

 

そこからの残り1分、頴川君は益々行くし、粕谷君も逃げなかったし、

其々右目上からの出血と鼻血の中、残り30秒を切っても壮絶な殴り合いで、

どっちかクリーンヒットあれば終わってしまいそうなスリル満々のまま終了ゴング。

 

 

怒涛のような大歓声の中、発表されたスコアは当然のように明白で、

自分も3人のジャッジの全員もが全く同じ評価の47-45だったんだわ。

 

5回戦でのこのスコアっていうのはちょっと信じ難いほどだったんだよね。

 

 

試合後暫くしてから柳光会長が寄ってくれて、楽しめましたかって聞いてきて、

勿論、勿論って答えたんだよね。

 

試合後の二人共に話をする機会があったんだけど、

頴川君も実にカラッとしてて、ただ高校生に負けたっていうのが悔しそうだったなあ。

 

一方の粕谷君、思いの外顔面が傷んでなくて周囲は勿論ワイワイ大騒ぎで、

友達の前であんなカッコいい試合をすることができて羨ましかったなあ。

 

 

この試合が余りにも刺激的過ぎだったもんで、

それ以前の試合の印象が薄れてしまうほどだったし、

この後の試合も今一だなって感想が多くなってしまったんだよね。

 

 

 

⑨ 平岡アンディ君(花形)×中村慎太郎君(角海老)……L

5勝(3KO)0敗のサウスポー、18歳・神奈川県と、

5勝(2KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、25歳・青森県。

 

これはもうテクニック的に平岡君の圧勝って予想で……。

 

<1R>

遠いとこから早いのが飛んで来るもんで中村君、若干戸惑い気味のスタートで、

無理に行かないで入って来るとこ狙いって感じだったなあ。

 

それじゃあって感じで平岡君、積極的な攻め込みだったんだけど、残り47秒、

歩幅大きく踏み込んで打ちに行ったとこに中村君の左ショートを貰ってしまって、

アレレーッて感じで衝撃のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

一瞬のタイミングダウンだったもんで平岡君、

それ程のダメージ残すことの無くの再開だったんだけど、油断かなあ。

 

<2R>

さて平岡君、どう立て直すのかってとこで強めの右ジャブが当たりだしたし、

アッパーもいい角度だったんだけど、そこそこの前振りの割には次に続く左が

デカイというかとにかく粗っぽ過ぎだったんだわ。

 

<3R>

やっぱり平岡君、この日は大きな左に頼り過ぎる感じが強くて、

効率的な返しの右に殆ど繋がってなくて、

最初にダウンを貰ってしまった影響もあったんだろうけど、雑な感じだなあ。

 

中村君もその後は目立った活動は余りしてなくて、ジャブも打たなくなってるし、

ひたすら1Rのようなチャンスを狙ってるっていう印象だったんだわ。

 

で、ラスト15秒からの平岡君のボディショットがポイントを決定してたなあ。

 

<4R>

中村君の待ち待ちボクシングには自ずと限界がある訳で、

平岡君の動きにもその後工夫か見られないし、ちょっと飽きてきたんだわ。

 

<5R>

中村君、その後アピールする場面がないままで、もう少しちゃんとやらないとって、

そういう感じが抜けきらなくて、平岡君も顔面ヒットの精度が今一なもんで、

ひたすらボディショットで稼いでるって感じだったかなあ。

 

 

正直自分、あんまり真剣に見てなかったもんで、48-47×3で平岡君の勝ちって

そう聞いた時はそんなもんかなあって感じだったんだよね。

 

 

 

⑩ 木田尚遥君(ワタナベ)×片桐康喜君(草加有澤)……SL

5勝(3KO)0敗の21歳・大阪府と、4勝(1KO)0敗の26歳・埼玉県。

 

片桐君、そこそこの対応力は有ると思うんだけど、ちょっと当たりが雑だし、

ここは強烈な右クロスを持ってる木田君のKO勝ちを予想してたんだわ。

 

<1R>

普通にできれば木田君の圧倒だと思ってたんだけど、

この日の片桐君はシッカリ作戦を練ってたみたいで、

タイミングの取り難いかき回すようなフック連打で木田君を翻弄してたんだわ。

 

片桐君の気合十分って感じの先手先手が相手の躊躇を誘ってて、

木田君、片桐君の入り込み際を狙ってるみたいだったんだけど、

一瞬の間が遅れてるって感じだったんだよね。

 

<2R>

木田君、相手の力づくにまだ惑われてて、そりゃハードヒットはされてないんだけど、

常に先手を取らせてたのは作戦だったのかも知れないんだけど、

それにしてはカウンターを狙ってるようにも見えない中途半端なままで、

形の良くない攻め方とパンチではあったんだけど、片桐君の方が健闘してたなあ。

 

片桐君が振り込んで即クリンチするのを木田君が受け止めてっていうのが延々で、

もう5時間ほどのボクシングでもあったし、その刺激の無さ加減に眠くなって、

ちょっとコーヒータイムってことで……。

 

 

結局この試合、48-47×2、47-48ってことで木田君の2-1辛勝だってね。

 

 

 

⑪ 玉山将也君(帝拳)×松永宏信君(横浜光)……W

4勝(3KO)0敗の21歳・北海道と、5勝(3KO)0敗のサウスポー、27歳・広島県。

 

この試合は結構期待してて、松永君のここぞの手数迫力は凄いし、

玉山君もカッチリしたワンツーを打っていくハードパンチャーなんだよね。

 

ただ玉山君、右ストレートは力強いんだけど、それに頼り過ぎるとこあるし、

そもそも試合の組み立てとか全体の技量ってことになると松永君だなあ……。

 

<1R>

最初のヒットは松永君の左ストレートボディで、

カッチリ感は玉山君、リズム感は松永君って感じだったんだわ。

 

多彩なパンチを出してたのは玉山君だったんだけど、届いてたのは松永君だね。

 

<2R>

玉山君、始まって25秒、この日初めて右がヒットしてたんだけど、

その後1分までに松永君にリカバリーされてしまってたなあ。

 

その玉山君、攻撃が上に限られてて見切られ易くなってしまってるし、

接近戦の際の回転力でも遅れ取ってるもんで、見せ場が中々訪れなくて、

密着して打ち難い場面になってもあと一発もう一発って頑張ってる松永君に、

どうしてもポイントが流れてしまうんだわ。

 

<3R>

玉山君、この日は上体の動きも硬いし、シンプルワンツーオンリーだし、

それがきっちりハマらないと何も始まらないって感じの若干せせこましい感じで、

必ずしも形は良くないんだけど、松永君の必死系に心が動くんだよね。

 

<4R>

玉山君のパフォーマンスに改善の可能性が感じられない中、松永君、

1分10秒辺りから意決したような一気攻撃で、何となく受け止めてしまった玉山君、

松永君のショートの嵐に晒されまくってのもうボロボロの立ってるだけで、

こりゃ危ないなあって思ったとこからは良く踏ん張っての巻き返しで、

それは松永君の打ち疲れに助けられたとこもあったと思うんだけど、

殆どやられてしまいそうなとこを良く踏ん張りきったんだわ。

 

<5R>

玉山君、正直なとこ大きく期待を外したんだけど、最後はちゃんとやれるのか、

松永君の打ち疲れはどうなのかってとこだったんだよね。

 

玉山君は気持ち立て直して攻め込んで、徐々に手数も根性アップしてたんだけど、

残念がら相手を倒し切る程には強くは打ててなくて、それは松永君も殆ど同じで、

お互い、残り1分、残り30秒、形だけは壮絶系のやり取りではあったんだけど、

劇的な結末は訪れそうにないままのエンディングだったんだよね。

 

 

自分は49-46だったんだけど、結局、50-46×2、49-46ってことで、

勿論、松永君の圧倒3-0勝ちだったんだけど、

彼、去年は決勝戦を前にケガ棄権してしまったもんで、

これが2年かけての東日本新人王ってことで、

コングラッチュレーション以外の何物でもなかったんだよね。

 

 

彼とはそれ程親しく言葉を交わす間柄ではないんだけど、

それでも満面の笑みを返してくれたんだけど、顔面は玉山君より傷んでたなあ。

 

 

 

⑫ 初見旭君(宮田)×成田永生君(八王子中屋)……M

4勝(2KO)1敗(1KO)の23歳・茨城県と、

6勝(4KO)1敗(1KO)の23歳・青森県。

 

5㎝以上デカイ初見君なんだけど、戦い方がいつも単調なもんで、

競馬でも騎手の乗り替わりで馬が一変することが多いし、

で、ここは一番、成田君の移籍効果に期待してたんだわ。

 

<1R>

初見君は遠いとこでチョン打ちしながら時折いきなり長いのを打ち込んで来るもんで、

そのタイミングには要注意で、要は入り方の段取りが重要な訳で、

無意識に詰め寄ろうとすると、結構遠いとこ方強いのが飛んで来るからね。

 

この回は初見君の遠いとこからのチョン当て意外目ぼしいショットがなかったけど、

成田君はそんな感じでいいと思ったなあ。

 

<2R>

成田君、まずは近寄ってのボディブロー主体って決めたみたいで、

初見君が遠距離かすり打ちが多い中、巻き返しのポイントゲットだったなあ。

 

<3R>

詰め詰め、引き引きの駆け引きの中、印象的な有効打が殆ど見受けられなくて、

チョットしたかすりヒットでも差が付いてしまいそうで

初見君が正面切っての打ち合いをする気持ちがないもんで盛り上がり難くて、

中々ちゃんとしたボクシングならなくて、詰まんないなあって思ったら眠くなって、

テレビ中継中に最前列で居眠りは流石にマズイだろってことで離席したんだよね。

 

 

後で結果確かめたら、49-47、48-47×2ってことで、

やっぱり成田君の3-0勝ちだったんだけど、

やっぱり初見君、人生観の違いかもしれないんだけど、

勝つことが大事な訳じゃなくて、どういうパフォーマンスするかだと思うんだけどなあ。

 

 

 

全12試合のうち、勝敗予想を外したのは3試合で、

その何れもが勝ちを予想してたボクサーが力を出し切れてなかったのが残念で、

その結果より何より悔しかったんだよね。

 

 

12人の表彰式では三賞の選定もなされて、MVP;粕谷雄一郎君、

敢闘賞;阿部麗也君、技能賞;松永宏信君ってことだったんだけど、

見てたみんなはこれで納得したんだろうかって思いが強くしたんだよね。

 

残念ながら今年はズバ抜けたMVPボクサーがいなかったもんで、

消去法的に考えて粕谷君は妥当なとこだとは思うんだけど、

阿部君と松永君が残りの2名だとしても、阿部君は相手の動きを見極めた上での

その手際のいい決着が称賛されるべき技能賞が相応しいと思ったし、

松永君はどう考えても技能っていうよりは粘着系敢闘がポイントだと思うんだよね。

 

ただ、敢えて自分の感想を言えば粕谷君と阿部君の選出には同意するんだけど、

敢闘賞は致命的な逆境からの大逆転を遂げた久保君以外には絶対考えられなくて、

そりゃ松永君も奮闘してたんだけど、相手の不器用な一本調子の方が気になって、

重量級の全勝対決ってことだけに目を向けたって感じのただキャッチ―なだけで、

選考委員の全員が第一試合から全部ちゃんと見ていたのかっていう

そういう素朴な疑問を抱かざるを得なかったんだよね。

 

まあ試合一つとっても、そのジャッジにはエエーッとタマゲルことは日常なんだから、

三賞選定でも同じことなんだろうけどね。

 

 

 

昨日の試合で自分にとって印象的だったボクサーは全部で7人で、

久保裕希君、市川雅之君、高橋竜平君、阿部麗也君、粕谷雄一郎君、頴川裕君、

松永宏信君。

 

そのうち、自分的な三賞は以下なんだけどね……。

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 粕谷雄一郎君 (MVP)

② 久保裕希君 (敢闘賞)

③ 阿部麗也君 (技能賞)

 

 

 

日曜日の昼下がりのドームシティには男女のペアが数多くたゆたってて、

やっぱりイケメンには素敵な美女が、それなりの男にはそれなりの女性が、

不細工には不細工が連れ添ってることが多かったんだけど、

ごく稀にバカ綺麗なオネエチャンがブサメンと腕組んでたり、

不細工がイケメンと一緒したりしてたんだけど、そういう組み合わせを見ると

昔なら見てくれじゃないとこに惚れてるんだなって微笑ましく思ったもんだけど、

最近はひねくれてしまったか、あいつらは絶対カネで繋がってるんだって、

そういう不純な思いしか浮かばなくなってしまったんだわ。

 

 

 

そう言えば昨日の天皇賞、3連複の2頭軸のうち1頭は2着したんだけど、

もう1頭が何と13着ってことで、もう話しにならなかったんだわ。

 

 

 

折角下書きが終わったとこで、改行整理に入った途端、記事が飛んでしまって、

あんまり悔しいからウンコしてたら遅くなってしまって……。

2014年11月 2日 (日)

後楽園ホール・11月1日

 

現在、安楽死が認められてる国はヨーロッパのスイス、オランダ、ベルギー、

それにルクセンブルグの4ヵ国で、後はアメリカの5州だけなんだよね。

 

超高齢化が進む中、最後の納まりの付け方について色々論議があるんだけど、

不治の病からの奇跡的な生還の例もある中、難しいんだよなあ。

 

スイスでは約100万円の予算で安楽死を請け負う会社とか病院があって、

ほんの50ccほどの水薬で睡眠導入からの死を保証してて、

家族の見守る中でのVTRを見たんだけど、それはそれでアリだなって思いがして、

老醜と苦痛から逃れる手段として認めてもいいんじゃないかってね……。

 

ただ、少なくとも今の日本においては自殺幇助罪との兼ね合いがあるもんで、

当分は正当な手段とは認められ難いんだけどね。

 

 

 

ホールに入って帝拳ジムの本田会長と長野マネジャーに御挨拶した後、

久し振りの佐藤通也君とバッタリで誰の応援?って聞いたら、

最後の試合の相手が浜松での水藤翔太君ってことだったんだわ。                                                           

その直後に元とよはしジムの阪下優友さんもやって来て、色々とね。

 

 

豊橋辺りからそこそこの応援団が来てて、

場内のライトが点いただけで盛り上がってたなあ。

 

 

第一試合から第三試合まで阪下さんが隣に座っての一緒観戦だったんだよね。

 

 

① 白石将晃君(帝拳)×谷川大輔君(とよはし)……Fe 4R

デビュー戦の24歳・長崎県と、デビュー戦の27歳・愛知県。

 

<1R>

デビュー同士だったんだけど白石君、そういう風にやるって決めてたみたいで、

開始ゴングと同時に電車道を走るような一気突っ込みで、

全く想像さえもしてなくて度肝をつかれてしまったみたいで谷川君、

思わず下がって受けてしまったとこ、右ストレートをまともに貰ってしまってダウン。

そこまで僅か8秒のことだったんだわ。

 

谷川君、何とかリスタートはしたんだけど、とても立て直すとこまではいかなくて、

そのまま白石君の一気一気の鬼追撃に晒されるまま青コーナー近くに詰められて、

連続被弾からの最後はまたもやの右を打ち込まれてしまって二度目のダウン。

 

結局、0分22秒、白石君のKO勝ちだったんだけど、まるで嵐のような試合で、

隣りの阪下さんも流石に何のコメントも出なかったんだわ。

 

谷川君、下がらないで頭ぶつけてやれば良かったのにね。

 

 

 

② 中澤将信さん(帝拳)×乙川健君(伴流)……SL 6R

15勝(5KO)1敗(1KO)1分のランク3位、32歳・福島県と、

6勝(5KO)4敗の34歳・東京都。

 

これはもう中澤さんのランクキープの試合以外の何物でもない6回戦な訳で、

乙川君、ここは一番の奮起が期待されたんだけどね。

 

<1R>

中澤さんがまずまずのプレスをかけていってジャブも出してはいるんだけど、

殆ど有効打と認めにくい中、乙川君、10㎝ほどもデカイ相手にいい踏み込み見せて、

右ボディと右フックを其々2発ほどヒットさせてたんだよね。

 

<2R>

中澤さん、予想通り攻勢強めてきたんだけど、乙川君も対応力のあるとこ見せて、

相手の左に角度のある右フックを被せ打ってて、中々いい感じだったんだわ。

 

ただ、乙川君、多少早目に目線を切ってしまうようなとこがあるんだよなあ。

 

<3R>

中澤さん、徐々に得意の接近戦に持ち込むことができて、

初めの1分半を攻めまくってて、左右ボディとかアッパーとか、

力強い打ち込みを見せ始めたんだわ。

 

体の大きい相手が前詰めしてくると逃げ場がないって感じになるんだよなあ。

 

<4R>

距離とペースは完全に中澤さんのもので、相手に嫌気を差さすボクシング全開で、

いつの間にか乙川君の左目の下が大きく腫れてきた残り1分25秒、

中澤さんの返しの左フックがハードヒットして乙川君、青コーナーまで飛ばされて、

その後、踏ん張って打ち返してはいたけど勢いで圧倒されてしまってたんだわ。

 

乙川君、もう少し早い出入りが出来ると思ってたんだけどなあ。

 

<5R>

開始ゴングと同時にラッシュラッシュは中澤さんで、終わらせに行ってる感じで、

この日最高の飛ばし飛ばしで、乙川君、鼻血だしヘバリが浮いて見えて来て、

それでも頑張って手は出してるんだけど、倒すようには打ててなくて、

タイミングのいい右を当ててはいたんだけど、相手は全く揺らぎもしないんだわ。

 

終了ゴングが鳴った直後のインターバルでドクターが赴いて、

腫れが酷くなった乙川君の左目周辺をチェックしてたんだけど、

あと1ラウンド残してても挽回する余力はもうないって判断したか、

団会長が棄権を申し入れて、中澤さんの5R終了時点TKO勝ち。

 

 

乙川君、体格で勝る相手を正面から受け止め過ぎだと思ったし、

常に相手の距離でやらされてたって感じだったんだよね。

 

中澤さんは与えられた試合に備えてプロらしくきちんと仕上げていたね。

 

 

 

③ 末吉大君(帝拳)と水藤翔太君(とよはし)……SFe 8R

7勝(5KO)1敗の24歳・東京都と、9勝(1KO)3敗(1KO)1分の26歳・愛知県。

 

末吉君の1敗の相手は新人王トーナメントでの伊藤雅雪さんなんだよね。

 

元々この試合は濱名潤君がやることになってたのを末吉君が急遽の代打で、

それでも末吉君が難なく一蹴してしまうんじゃないかって予想してて、

戦績やKO率を見れば誰でもそう考えたと思うんだよね。

 

とよはしジムにはお世話になったってことで、翌日の試合の計量に来てた

横浜光ジムの石井会長が見つめてたんだよね。

 

水藤君、ミズフジかと思ってたらスイトウっていうんだわ。

それにしても、とよはしジムっていうのは見てて気持ちのいいマナーしてて、

一人が 「礼!」 って声出してみんなが一礼してからリングに上がるんだよね。

 

<1R>

始まって20秒、末吉君が最初のワンツーを打った時、その迫力を前にしても

全くビビらなかった水藤君は度胸のあるボクサーだってことがすぐ解ったね。

 

末吉君、必ずしも相手を舐めてたとは思わないんだけど、

それにしてもこの日はいつも以上に雑なパフォーマンスで振りがデカイんだよなあ。

 

末吉君の有効打が殆ど無い中、当たりは軽いんだけど、ヒット数で水藤君だね。

 

<2R>

末吉君にとって水藤君のチョンチョン連続ジャブが結構面倒だったみたいで、

中々自分のタイミングで仕掛けられなくて、

佐藤通也君もそのやり難さについて試合前に言ってたんだけど、

残り1分20秒、やっと意を決したか末吉君、一気のラッシュラッシュで、

水藤君も打ち返してたんだけど、正面切ったガチの殴り合いってことになると

一発一発のパワーが相当違うもんで水藤君、如何にもシンドイんだわ。

 

<3R>

距離詰まった接近戦をどっちが望んだのかは解らなかったんだけど、

末吉君、グローブの上からも構わず歯を食いしばっての左右フルショットで、

水藤君、踏ん張ってはいたんだけどちょっと辛そうにしてたんだわ。

それでも、前詰めを止めなかったのは立派だったなあ。

 

<4R>

水藤君、まだまだ怯まずの前詰めではあったんだけど、

ここにきて全体の流れは間違いなく末吉君優勢で、

一発逆転ショットを持ってるようにも見えないし、特に新しい戦法も無さそうだし、

ここからはほぼ一方的というか近いうちに倒されてしまいそうな感じだったもんで、

自分はここで席移動して遠目に見てたんだよね。

 

水藤君にも新境地が訪れはしなかったんだけど、

一方の末吉君の雑々さも中々改善されないままのマンネリで、

近くの人とどうしたんだろねえ末吉君、っていうような話しをしてたんだわ。

 

結局この試合は最後までいってしまったんだけど、

印象に残ったのは水藤君の決してめげることの無い頑張りだったんだよね。

 

 

発表されたスコアは80-73、79-74×2ってことで一方的なまま、

末吉君の圧倒3-0勝ちだったんだけど、反省点は多かったと思うなあ。

 

 

 

④ 大塚博之さん(帝拳)×須田和弥君(沼田)……LF 8R

7勝(6KO)2敗のランク13位、28歳・栃木県と、

10勝(2KO)10敗(2KO)2分の34歳・埼玉県。

 

佐藤拓茂君が須田君の応援に来てて、

自分は多分4Rくらいまでに決着するんじゃないかなあって言ってたんだけどね。

 

<1R>

大塚さん、中間以上の距離を維持できれば殆ど問題無いんじゃないかって、

そう思ってたんだけど、須田さんのいきなりの飛ばしもちょっと意外なほどで、

距離を取るって間もなく大塚さん、巻き込まれ加減になってしまって、

ドサクサ紛れみたいな左右を貰ってしまって、それ、彼の体勢整う前のことで、

何だかよく解らなかったんだけど、とにかく一発ガッツン貰ってしまって、

西ロープ前でいきなり驚愕のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

それ、始まって47秒のことだったんだけど、

大塚さんがかなり効いたままのリスタートをさせられた直後の須田さん、

それこそ千載一遇、密着戦命って感じのラッシュラッシュで、

残り1分、大塚さんはまだまだダメージ引きずったままで、

残り35秒、須田君は更なる密着ショートフックの嵐を浴びせかけ、

大塚さんの手が止まってしまったとこでレフェリーが割って入ってのストップエンド。

 

で、結局、2分38秒、須田さんのTKO勝ちで、

青コーナー周辺は狂喜乱舞してたなあ。

 

 

 

⑤ 横山雄一君(帝拳)×ジョネル・アリビオ……L 8R

14勝(13KO)2敗(2KO)の24歳・東京都と、

17勝(7KO)16敗4分の国内13位、31歳・フィリピン。

 

<1R>

横山君、初っ端から本気モードでいい感じの先攻めを仕掛けてたんだけど、

アリビオも全力で重そうなパンチを打ってるし、返しのタイミングもいいし、

くれぐれも不用意な一発を貰わないようにしないとね。

 

それでも、相手はひたすらの丸太殴り系だし、その間横山君は左右一発づつ、

見栄えのいいクリーンヒットを見せてたもんで大丈夫そうだねって、

この時はかなり余裕で見てたんだよね。

 

で、次の2Rにちょっと一息入れてから戻っての……。

 

<3R>

始まって20秒、横山君が強い右ストレートを打ち込んでそのまま一気追い込みで、

全力打ちの中、そろそろかなあって見てたら、アビリオが思いの外の頑張り反撃で、

残り1分からはほぼ同等の戦いになってしまったんだわ。

 

横山君、若干引き気味になってる相手に対して効率よく攻め切れてなくて、

決めに行ったラッシュで決着しきれなかったことで打ち疲れてしまったか、

何発か強烈ボディを貰ってしまって単純に弱ってしまったのか、

とにかく、攻撃に工夫と細やかさが欠けてしまって雑になる一方だったんだわ。

 

<4R>

消耗が進んでるのはアリビオもそれ程変わりはなかったと思うんだけど、

技術無用の体力勝負の力づくの殴り合いとなれば彼の得意な土俵みたいで、

このラウンドは開始直後から横山君、明らかに後れを取ってしまって、

1分20秒過ぎからは殆どやられっ放しのボッコボコで

どっかできっかけ掴んで反撃しないとヤバイぞおって思ってたら、

そこからの1分間、殆どそのきっかけさえ掴めないままのやられ放題で、

早目に止めるレフェリーだったんだけど、よく我慢してるなって感じが続いて、

下がりっ放しのままついに全く手が止まってしまったとこで2分20秒、

ストップエンドがかかって、同時に赤コーナーからもタオルインだったんだわ。

 

 

横山君、今まではあそこで倒し切ってしまってた3Rでのフル稼働で

体力の全てを使い切ってしまってたみたいで、試合後の横山君、                                                         

長椅子にションボリ座ってトレーナーと二人で何か話してたなあ。

 

 

一方試合後のアリビオ、結構観客に祝福の声掛けられまくってて、

調子に乗ってリングサイドを半周して赤コーナーから帰って行ってたんだわ。

 

 

結局、中堅帝拳ボクサーが3人続けて、らしくない試合をしてしまったんだよね。

 

 

 

⑥ 林徹磨さん(セレス)×平龍太郎君(石神井S)……F 8R

24勝(8KO)2敗2分のランク2位、26歳・愛知県と、

8勝(3KO)4敗(2KO)2分の25歳・鹿児島県。

 

駅降りて歩道橋を渡ってる時、ふと前を見たら、

絶対ボクサーだなって感じの若者が歩いてたもんで、近付いたら平龍太郎君で、

ホールまで一緒しながらこの日の試合をするにあたっての色々を話して、

とにかくチャンスを大事にねってことだったんだよね。

 

この試合、パンフレットではフェザー級になってたんだけど勿論、フライ級だよね。

 

<1R>

二人共、初っ端からとってもキビキビ動けてて、鋭いジャブの突き合いから始まって、

特に林さん、近年稀に見るほどの躍動感にみなぎってて手も軽いんだわ。

 

1分25秒、まずは林さんが素早いワンツースリーをヒットさせたんだけど、

その後、残り42秒のとこでも平君の左の打ち終わりに合わせて、

上体を右に傾けながらの右フックを差し込むように正確に打ち込んでて、

実にとっても美しい立ち上がりを見せてたんだわ。

 

一方の平君も決して悪い出来ではなかったんだけど、

異常なほどキレのいい林さんに付いて行き切れなくて、

終了ゴングが鳴った時には早くも左顔面を赤くしてたなあ。

 

<2R>

平君、とってもいいプレスをかけてたんだけど、そこからの攻撃に繋がらなくて、

林さんが上体の動きとステップワークの両方で微妙に距離を調整してくるもんで、

正確に届き切らないパンチがとっても多かったんだよね。

 

何となく平君、相手との距離が計り切れなくての困ってる感が漂ってるなあ。

 

<3R>

平君も全体的にはいいボクシングをしてたのは間違いなかったんだけど、

この日の林さんはいつもの林さんじゃなくて、とにかくもう動きの全てがキレキレで、

これなら十分村中優さんと対等の戦いになるんじゃないかって思ったほどで、

平君にはもう少し攻撃の変化が要る訳で、正直過ぎるって感じだったんだよね。

 

それまでも林さん、見栄えのいい上下打ち分けを垣間見せてたんだけど、

始まって1分14秒、エンディングはいきなりやって来て、

ちょっとタイミングをずらせた左ボディがドッスン物凄い喰い込みで、

隣りで見てた有澤会長が息吐いたとこだったんじゃないかって言ってたんだけど、

平君、その左ボディ一発で堪らずその場に四つん這いダウンしてしまって、

それはもうとっても苦しそうなままのテンカウントアウトだったんだわ。

 

 

林さん、自分が見た中での一番のパフォーマンスだったんだけど、

彼自身も気持ち良かったみたいで、とっても晴々したグローブタッチをしたんだけど、

試合後の小林会長も超ご機嫌で、次の試合の解説の為の着替えをしながら、

今回は減量がとっても上手くいったって言ってたんだよね。

 

 

一方の平君、それ程傷付いてはいなかったんだけど、

とにかくずーっと最後まで距離が掴みきれなかったって言ってたなあ。

 

 

 

⑦ 木村悠さん(帝拳)×油田京土さん(E・タウンゼント)

                        ………日本 LF タイトル戦

14勝(2KO)2敗(1KO)1分のチャンピオン、30歳・千葉県と、

9勝(5KO)6敗のランク11位、24歳・鹿児島県。

 

木村さんが負けたのはワタナベジムの小野心さんと田口良一さんの二人だけで、

パワー的にはそれほどなんだけど、ここんとこ半端じゃなく巧くなってるんだよね。

 

油田さんは勿論、ユデンじゃなくてアブラダっていうんだけど、

京士もキョウシじゃなくてアツシってちょっと難しい読み方で、                                                            

移籍したばかりで十分じゃなかった大内淳雅さんに勝ってのランクインなんだけど、

油田さん、正直、まだまだ経験不足じゃないのかなあって思ってて、

試合前に見たら、ちょっと顔色良くなかったし緊張してたなあ。

 

<1R>

いつも初めっからは飛ばさない木村さんに対して油田さん、

挑戦者らしく初っ端からのガンガンで、結構鋭いいい動きしてたんだわ。

 

で、残り40秒、右ストレートをきっかけにいきなり一気の飛ばし飛ばしで、

殆ど大きく打って行かなかった木村さんから最初のポイントゲットだったね。

 

ただ油田さん、勢いも手数もあるんだけど、当て勘は悪いんだよなあ。

 

<2R>

油田さん、基本的には突っ掛けながらの単純ワンツーボクサーみたいで、

中間距離よりはどっちかっていうと近いとこでやりたがってて、

勢いだけでやってるとそのうち木村さんの思う壺にハマりそうだなあ。

 

<3R>

油田さん、ヒットするタイミングよりは突っ込むタイミングに執着してるみたいで、

一旦当てるとそこからの勢いは凄くて、1分頃、右フックをクリーンヒットさせて、

一気に木村さんを追い込もうとしてたんだけど、とにかく突っ込み過ぎなんだわ。

 

経験の乏しい相手ならそれで押し切ってしまえるんだろうけど、

老巧なテクニシャン木村さんにはそれだけではとっても無理で、

案の定、残り1分15秒辺りからシッカリ反撃されてしまって、

木村さん、右ボディから顔面への左右フックとか、いきなりの右ボディとか、

そりゃそれ程のハードヒットではないんだけど、着実にポイントゲットだね。

 

<4R>

木村さんのボディショットと油田さんの右大フックって図式になっていったんだけど、

そんなデカ振りのフックは簡単には当たらない訳で油田さん、

特に他に得意技が有る訳でもないみたいなもんで木村さん、楽々なんだわ。

 

<5R>

それにしても木村さんの左ボディは良く当たる訳で…、って見てた1分10秒、

お互いの頭がぶつかって油田さんの左目上がカット出血してドクターチェック。

 

再開後の油田さん、ここで負傷判定になったらヤバイってことで、

更に更に突っかけていって、血が目に入ってそうなんだけど頑張る頑張る。

 

ただ、木村さんっていうのは相手が大攻勢に出て来た時には、

もう恥も外聞もなく見てくれの悪さもお構いなくのひたすらガードガードで丸まって、

それは思わず相手側が相当追い込んだなって勘違いしてしまう程で、

彼はただ嵐が去るのをひたすら待ってるだけだっていうのが

油田さん側は解ってなかったみたいだったんだわ。

 

終了ゴングが鳴ってここまでの中途スコアが発表されたんだけど、

1Rだけ獲られて後は全部木村さんっていう自分のスコアと全く同じで、

3人のジャッジ共、49-46だったんだわ。

 

 

自分は青コーナー近くに座ってたもんで、周囲からはブーイングが起こってて、

アウェイだと倒さないと絶対勝てないとかがなってたんだけど、

チョンジャブ出しただけで大騒ぎして、大きく振り出しただけで狂喜してるような

遠足気分で飲んだくれた応援団には殆ど何も見えてなかったみたいだったなあ。

 

<6R>

やっぱり油田さん、ボクシングが幼いっていうかとにかく雑過ぎで、

何でも力づくで解決できると思ったら大間違いで、その事にやっと気付いたか、

1分過ぎからは少し大人しくなって考え始めたみたいだったんだけど、

木村さんの地道なボディショットがここに来て効いてきたとも見えた訳で、

1分30秒辺りからは殆ど一方的になってしまってたなあ。

 

少し考えた後の油田さん、やっぱり今んとこ自分にはこれしかないって感じで、

今まで以上に乱暴に仕掛けていったんだけど、消耗が進んでた中だったもんで、

もうパンチだけじゃなくて体ごと流れるっていうか全体に緩々になってしまって、

もう完全に木村マジックにハマってしまったんだわ。

 

<7R>

油田さん、折角の後楽園だし、タイトル戦だしってことで最後の踏ん張り見せて、

この辺は見てて気持ち良かったんだけど、根性の連打が一段落するとメッキリで、

次は自分の番ですね的な木村さんの反撃をモロに喰らうようになってしまって、

つれて油田さんの顔面はドンドン血に染められてしまって、

一旦ドクターチェックが入ってリスタートはされたんだけど、

最早続行不能ってことで、1分50秒、レフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

負傷判定の結果は誰の目にも明らかで、それは自分のスコアも同じだったんだけど、

結局、69-64×3ってことで木村さんの2度目の防衛成就だったんだわ。

 

 

木村さん、ベビーフェイスというか格闘系には見えない風貌してるんだけど、

そういうのは試合中も殆ど変らなくて、歯を食いしばってとか鬼の形相とかからは

全く縁遠いまま淡々と試合をこなしていくとこがとっても興味深いんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 林徹磨さん

② 木村悠さん

③ 須田和弥君、水藤翔太君

 

 

 

今日は勿論、東日本新人王トーナメントの決勝戦なんだけど、

同時に天皇賞の日でもあって、普段GIっていうのは余り参加しないんだけど、

色々考えて、①と⑭を2頭軸にしてそこから10点流しの3連複ってことで、

②、③、④、⑤、⑦、⑧、⑨、⑩、⑬、⑮ で遊んでみるかあってことで……。

 

 

 

今日の後楽園ホールは2時開始なもんで1時には出たいから、

他にも風太の散歩とか植木鉢の移動とかやる事があるし、

ちょっと急いでのアップだったもんで間違ったとこもあるかも知れないんだわ。

 

2014年11月 1日 (土)

11月のボクシング

 

日本における認可された様々のギャンブルのうち競馬愛好家は1,100万人、

パチンコ好きは980万人いて、両者は重複してるかも知れないんだけど、

その他競艇、競輪、オートなんかもあるんだけど、

ギャンブル愛好家のうち約536万人が依存症なんだってね。

 

これは成人の5%ほどにもなって、先進国の中でも比率が高いんだけど、

この上、カジノを作ってどうすんだっていう反対論者の根拠にもなってるんだよね。

 

 

 

31日に韓国で渡邊卓也さんがIBFのアジアタイトル戦をやったはずなんだけど、

まだ結果が届いてないんだよね。

 

 

 

10月のボクシングは一昨日終わったばかりなんだけど、

いつものように自分的なベストから以下、敬称は全て略ってことで……。 

 

 

 

【10月のボクシングベスト20】

*左側が勝者、( )内は事前期待度ランク、TKOもKO表示。

 

① 田中恒成×原隆二 (1)………10RKO

② 天笠尚×竹中良 (4)………12RKO

③ 山中慎介×スリヤン・ソールビンサイ (5)………3-0

④ 村中優×阪下優友 (2)………8RKO 

⑤ さくら淳×三瓶数馬 (10)………1RKO

⑥ 宮坂航×岩崎悠輝 (9)………3-0

⑦ ポン・ポンタ×佐藤賢治 (7)………3RKO

⑧ 戸井健太×瀬藤幹人 (24)………2RKO

⑨ 内藤律樹×江藤伸悟 (3)………3-0

⑩ 尾川堅一×高畑里望 (6)………7RKO

⑪ 塚田祐介×稲垣孝 (19)………3-0

⑫ 佐々木洵樹×草野慎吾 (17)………3-0

⑬ 高見良祐×松土翼 (21)………2RKO

⑭ スパイス松下×原純平 (ー)………2-1

⑮ 武田航×東大河 (8)………3-0

⑯ 木村隼人×小野木協栄 (12)………3-0

⑰ 氏原文男×廣濱慎太郎 (27)………2RKO

⑱ 船井龍一×和氣年邦 (23)………3RKO

⑲ 宇津見義広×高橋拓海 (20)………1RKO

⑳ 市村蓮司×長岡舜 (28)………1RKO

 

 

*事前期待度ベスト10以内で選モレした試合はナシ。

*事前の勝敗予想を外した試合は、①、⑤、⑥、⑧、⑭の5試合だったね。

 

 

 

11月のボクシングはいきなり今日からの土日2連投から始まって、

自分は今のところ11ボクシングを予定してるんだよね。

全て敬称略で左側が勝者予想。                                                          

 

 

【11月のボクシングスケジュール】

 

・11月 1日………(後楽園)

木村悠×油田京土、林徹磨×平龍太郎、大塚博之×須田和弥、

中澤将信×乙川健、横山雄一、末吉大。

 

 

・11月 2日………(後楽園) 東日本新人王決勝戦

久保裕希×市川雅之、大野兼資×小久保聡、仁平宗忍×山下賢哉、

玉木善文×松戸佑生、阿部麗也×森屋直人、粕谷雄一郎×頴川裕、

平岡アンディ×中村慎太郎、木田尚遥×片桐康喜、松永宏信×初見旭、

児玉堅×高橋竜平。

 

 

・11月 7日………(後楽園)

斎藤洋輝×田之岡条、東上剛司×齋藤正樹、中嶋竜太×横山一喜、

梅津宏治、大川泰弘。

 

 

・11月 9日………(韓国)

高林良幸。

 

 

・11月13日………(後楽園)

“DANGAN” オール4回戦。

 

 

・11月14日………(後楽園)

上野則之×高山和徳、横山大輔×伊藤圭太、坂本尚志×網野亨平。

 

 

・11月15日………(新宿フェイス)

石川貴章×中野敬太、荒谷龍人×望月翼。

 

 

・11月17日………(後楽園)

秋山泰幸×入澤和彰、相馬一哉×恩床健太、堀口立×渡邊聖二。

 

 

・11月18日………(後楽園)

藤中周作×今野裕介、古橋岳地、藤中大和。

 

 

・11月22日………(横浜)

三浦隆司×エドガル・プエルタ、ローマン・ゴンサレス、

赤穂亮×アントニオ・ガルシア。

 

 

・11月22日………(リバプール)

スコット・クイッグ×大竹秀典。

 

 

・11月25日………(後楽園)

伊藤雅雪×ライアン・セルモナ、久我勇作×高橋謙太、久保賢司×田村亮一、

合田剛士×細川バレンタイン。

 

 

・11月26日………(後楽園)

福本雄基×なかがま・ひょうぶ、江藤光喜×クリス・ポリーノ。

 

 

・11月28日………(後楽園)

土屋修平×原田門戸、中川勇太×齋藤裕太、名雪貴久×中野和也、杉崎由夜。

 

 

・11月29日………(フィリピン)

山元浩嗣×ファン・マーチン・エロルデ。

 

 

・11月30日………(タイ)

渡邊義友。

 

 

【11月ボクシングの期待度ベスト20】

 

① ローマン・ゴンサレス×ロッキー・フェンテス

② 三浦隆司×エドガル・プエルタ

③ 木村悠×油田京土

④ 土屋修平×原田門戸

⑤ 齋藤洋輝×田之岡条

⑥ 藤中周作×今野裕介

⑦ 福本雄基×なかがま・ひょうぶ

⑧ 伊藤雅雪×ライアン・セルモナ

⑨ 東上剛司×齋藤正樹

⑩ 林徹磨×平龍太郎

⑪ 久我勇作×高橋謙太

⑫ 仁平宗忍×山下賢哉

⑬ 合田剛士×細川バレンタイン

⑭ 大塚博之×須田和弥

⑮ 石川貴章×中野敬太

⑯ 坂本尚志×網野亨平

⑰ 粕谷雄一郎×頴川裕

⑱ 久保裕希×市川雅之

⑲ 横山大輔×伊藤圭太

⑳ 平岡アンディ×中村慎太郎

 

(NEXT)

木田尚遥×片桐康喜、上野則之×高山和徳、玉木善文×松戸佑生、

大野兼資×小久保聡、阿部麗也×森屋直人、中澤将信×乙川健、

松永宏信×玉山将也、児玉堅×高橋竜平、相馬一哉×恩床健太。

 

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