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2014年10月

2014年10月31日 (金)

後楽園ホール・10月30日

 

最近の子供達の約30%ほどは味覚が未発達で、

特に、苦味と酸味が味分けられないんだってね。

甘味と辛味は区別できても、旨味となるともう全く解ってないんだってさ。

 

殆ど味覚障害に近いんだけど、それは油分と糖分の摂取し過ぎが原因ってことで、

それですぐ頭に浮かぶのはファストフード・チェーンのことで、

要するに全ての元凶を遡るとマクドナルドに立ち至る訳で、

若い母親が安易な与え方すると、子供に影響するってことで……。

 

 

 

BSで東京JAZZのライブをみたんだけど、ランディ・ブレッカーがとっても良くで、

小曽根真、マイケル・スターンと一緒にやってたんだけど、

もう68歳になるっていうのに早くて細かいパッセージも難なくこなしてて、

透明感のあるリリカルな音色に聞き入ってしまったんだわ。

 

 

 

昨日のドームではコリアンアイドルのコンサートがあったもんで、

その辺りはオバサンとオネエチャン達に満ち溢れてたんだわ。

 

 

 

ホールに入って、セレスジムの小林会長とか大橋会長に御挨拶して、

自分の横には三迫ジムの久保マネジャーが座って試合開始。

 

この日のパンフレットには年齢記載がなかったもんで、解るとこだけね。

 

 

 

① 齋藤弘樹君(スターロード)×かべりーん祐耶君(駿河男児)

                                 ………B 4R

デビュー戦の33歳・埼玉県と、0勝1敗(1KO)1分の23歳・静岡県。

 

かべりーん君、パンフではかぺりーんになってるんだけどどっちなんだろね。

まあ、どっちでもいいんだけどね……。

 

<1R>

まあ二人共、乱暴系ボクシングでいきなり雑々な殴り合いで、

こりゃ絶対普通には終わらないなって感じだったんだわ。

 

<2R>

かべりーん君の頑張りが目立ってきて、齋藤君鼻血で、

息も苦しくなったか途端に動きが鈍ってきて、

かべりーん君の危険なパンチを避けきれず、残り1分、右ストレートをまとも被弾で、

ドーンと倒れ込んでしまったんだわ。

 

気が付いたらかべりーん君も鼻血だったんだけど勢いは圧倒的で、

リスタート後も手を緩めることなくの追撃で、齋藤君、もうどうにもならずのままで、

見るに見かねたレフェリーが2分31秒にストップエンドだったんだわ。

 

駿河男児ジムボクサーが勝つのを殆ど初めて見たんだわ。

 

 

 

② 鈴木涼次君(大橋)×田久保悟君(折尾)……54.3㎏ 4R

1勝0敗の20歳・神奈川県と、1勝2敗(1KO)の35歳・福岡県。

 

<1R>

これも前の試合に劣らず乱暴な試合だったんだけど、

これはもう初めっから鈴木君が力技で圧倒してて田久保君、明らかに気遅れ気味で、

ちょっと相手になってなかったんだわ。

 

<2R>

田久保君、ビビりまくりというか全く戦意喪失したみたいで見てられなかったなあ。

 

<3R>

こうなったら鈴木君の決着の仕方だけがポイントになってきたんだけど、

余裕あり過ぎた為か、もう少し丁寧にやった方がいいって感じだったね。

 

田久保君は相変わらず、一体何しに来たのかって感じのままで、

一度でいいからどっかでムチャ殴りして帰ればいいものを全然全くで、

結局、1分51秒、鈴木君のTKO勝ち。

 

 

 

③ 宮崎拳一君(大橋)×山地秀明君(広拳)……49.7㎏ 6R

6勝(1KO)1敗(1KO)の22歳・宮崎県と、

4勝(2KO)6敗(3KO)の31歳・広島県。

 

<1R>

山地君、ズリズリ寄って頭から突っ込むっていう見てくれの良くないボクシングで、

いちいち、シュッシュッって声出してるもんで、まるで蒸気機関車みたいだったなあ。

 

宮崎君、下がりながらではあったんだけど左右フックとかアッパーとか、

色々工夫しながら終始優勢に推移してたね。

 

そもそも山地君、腹周りも緩んでるし、ボクシングのレベルも違い過ぎてて、

もういいかあって感じになってしまったもんで、一旦休憩タイムってことで……。

 

結局、3R2分22秒、宮崎君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

④ 松本芳道君(大橋)×何チャラ・パンヤ……60㎏ 8R 

6勝(5KO)1敗のサウスポー、32歳・神奈川県と、

9勝(2KO)7敗2分の?歳・タイ。

 

この試合、始まって20秒で自分は見切り付けてしまったんだけど、

松本君は2R2分57秒でKO決着したってね。

 

 

 

出来た空き時間に久保パパと話しをさせて貰った後、

自分にとってのこの日のセミファイナルが始まったんだよね。

 

 

 

⑤ 原純平君(大橋)×スパイス松下君(セレス)……60㎏ 8R

14勝(9KO)5敗(1KO)2分のランク14位、29歳・神奈川県と、

12勝(2KO)8敗(2KO)の31歳・熊本県。

 

<1R>

松下君の方が10㎝ほどデカイんだけど、カッチリ感はやっぱり原さんだなあ。

 

松下君には岩佐亮祐さんから、ジャブとタイミングに関するアドバイスが飛んでて、

それがまあ良く通る声なもんでキッチリ届いてたんだよね。

 

始まってすぐに松下君の右ストレートボディが一発ヒットしたんだけど、

ワンツーが大き過ぎだしちょっと緩んだ感じだったなあ。

 

その後は原さんのプレスが目立って、鋭い出入りとかボディフェイントが目立って、

軽いヒットも重ねて見栄えのいいラウンドを作ってたんだわ。

 

<2R>

二人のリズム感の違いがハッキリしてきて松下君、

ちょっとでも手が止まると原さんに綺麗な形で攻め込まれてしまって、

たまに右の単発は当ててるんだけど返しの左までは配慮できてないし、

組み立て的には細かいコンビネーションが巧い原さんには見劣りしてしまって、

やっぱりちょっとシンドイのかなあって感じがこの時はしたんだよね、実は……。

 

<3R>

原さんもまだ飛ばし切れなくてエンジンが温まってないみたいな中、

松下君の右ストレートが原さんの顔面やボディに食い込み始めたんだわ。

 

松下君、徐々に腰高になってしまう癖が見え隠れしてきたんだけど、

残り30秒からの原さんのボディ攻撃を凌いだ後、右ショートをナイスヒットヒットで、

このラウンドは明確にポイントゲットしたんだわ。

 

<4R>

松下君、少しギクシャク気味なんだけど、結構いい右を当て続けてて、

もしかしたら原さん、松下君とのタイミングの違いに戸惑ってるみたいなんだわ。

 

1分20秒の原さん、バッティングで右目上をカットしてドクターチェック。

 

原さん、バランスとか体の動かし方、パンチや頭の動かし方とか、

とにかく個々のパーツについては松下君よりレベルが上だと思うんだけど、

この日はそれが有機的に繋がってないもんで、そこそこ前詰めはしてるんだけど、

段取りのいい攻撃ができてないっていう感じだったんだわ。

 

で、原さんの有効打が無い中、当たりはそれほど綺麗ではなかったんだけど、

このラウンドも松下君がポイントを拾って、自分の中ではこれでイーブン。

 

<5R>

流れが松下君に傾き始めたのは明らかで、始まってすぐの25秒、

またもやの右ストレートが今まで以上にハードヒットして、手応え掴んだか松下君、

一気のラッシュラッシュで、それはちょっと行き過ぎじゃないかって思うほどで……。

 

そういう激しい打ち合いは元々得意とするところなんだけど、この日の原さん、

一応ちゃんと対応してるんだけど、当て勘の悪さは目を覆うばかりで、

やっぱり松下君とのリズム感の違いにタイミングを崩してるみたいなんだよなあ。

 

それでも接近戦でのボディ攻撃なら外しようがなくて、

後半の松下君、ボディを打たれるのを大分嫌がってる素振りが目立ってたんだわ。

 

<6R>

何回も言うけど、個々の基本的な技量は原さんの方が優れてるんだけど、

それら全体が繋がった時の出来上がりとしての今一感が強かったんだけど、

このラウンドは残り1分15秒辺りから徐々に手数を上げていって、

そりゃこのままじゃマズイもんで流石に飛ばし返してたね。

 

ただ、そのまま一気に大きく形勢を逆転するってとこまではいかなくて、

残り30秒からは却って松下君の逆襲を貰ってたんだわ。

 

<7R>

この日の松下君、思うとこがあったみたいで諦めない気持ちの強いボクシングで、

原さんの戦い方に変化がないことにも助けられてたんだけど、

この回は初めの2分間をハッキリ支配されてしまって、

流石に疲れてきたか手数も落ちてきたし、一発右を打ってすぐ頭下げてしまってて、

とにかく早めに目線を切ってしまうっていう悪い癖も出始めて、

相当消耗したのが簡単に解ってしまって印象的にも良くないんだよなあ。

 

それでもここまでの自分のスコアは1ポイント松下君がリードだったね。

 

<8R>

一つ一つのパンチの強さは原さんなもんで、幾らでも逆転決着が有り得る訳で、

当てても外してもすぐ頭下げる松下君の見てくれも悪くなる一方だったんだけど、

原さんも一気に圧倒しまくるってとこまではいかなくて、

松下君にしても最後の根性見せってことで思い返したか、

1分半過ぎからは却っての逆襲大攻勢で、残り1分、残り30秒も頑張り切って、

何と何と最終ラウンドを押し切ってしまったんだわ。

 

 

原さん、このラウンドをシッカリ決めてたら少なくとも負けはなかったんだけど、

やっぱりいつもの馬力を発揮しきれないまま消化不良の終了ゴング。

 

 

で、自分のスコアは77-75で松下君だったんだけど、

結局、78-75、77-76、75-77ってことで松下君の2-1勝ちだったんだわ。

 

75-77っていうのは松下君のフック系のパンチがオープン気味だったって、

そういう風に判断したのかも知れないね。

 

 

松下君は勿論、セコンドヘルプしてた岩佐亮祐さんも自分のことのように喜んでて、

小林会長とか加藤トレーナーもニッカニカの大騒ぎだったし、

自分のすぐ後ろで見てた久保パパとも握手握手だったんだわ。

 

松下君、「今日は最後まで見てくれましたか?」 なんて言ってきて、

自分、恐縮しながら最後まで良く踏ん張ったねって伝えたんだよね。

 

 

実は試合前、ランカーになるにはある種の幸運が必要な場合もあって、

前々日に原さんがランクインしたっていうのもそういう事なんじゃないかって、

そんなような話を小林会長としてたんだけど、ホントにそうなってしまったんだよね。

 

 

一方、負けた原さんは折角のランキングをたった1ヶ月で失ってしまうってことで、

相変わらず厳しい世界な訳で、この後の試合の為にみんな出払った控室の中で、

たった一人でポツンと座ってたんだわ。

 

 

 

⑥ 鈴木徹君(大橋)×松田雄太君(SFマキ)……58㎏ 8R

23勝(7KO)4敗(3KO)の28歳・東京都と、

9勝(4KO)10敗(8KO)2分のサウスポー、36歳・京都府。

 

去年の6月に古橋大輔さん(今は岳地さん)にTKO負けして以来の鈴木君、

幾ら手際が良くないっていっても、関西の打たれ弱い負け越しボクサー相手なら

どう考えても苦戦は有り得ない訳で……。

 

で、上背が10㎝ほどデカくて懐の深い相手に鈴木君、

どうやって中に入るかってとこだったんだけど、

1Rの中盤以降は徐々にプレスを強めることに成功してたし、

松田君の腕振りはどう見ても自信無さ気でやたら鈍くて、

そうなると全く問題なさそうだったもんで早々の離席だったんだけど、

結局、5R1分29秒、鈴木君のKO勝ちだってね。

 

 

 

⑦ 原隆二さん(大橋)×田中恒成さん(畑中)

                    ………OPBF Mm タイトル戦

18勝(10KO)0敗のチャンピオン、24歳・静岡県と、

3勝(1KO)0敗のOPBF1位、19歳・岐阜県。

 

試合前に大橋会長と言葉を交わす機会があったもんで、

自分は田中さんをビデオでも見たことはなかったんだけど、

それにしても4戦目の12回戦ってことなもんで、

一発ガツンとかましちゃって下さいって伝えたんだけど、

大橋会長は相手はホントに強いよって言ってて、とっても警戒してたんだよね。

 

 

田中さんの入場曲はクイーンの “I Was Born To Love You” で久し振りってことで、

一方の原さんのはよく解らなかったんだけどミスチルっぽかったね。

 

田中さんの方の応援団は試合が始まるずっと前から大騒ぎで、

途中酔っ払いがウザかったなあ。

 

<1R>

やっぱり田中さんの方が10㎝ほどデカかったんだけど、

原さん、初っ端からいいプレスかけてたし、いきなり右クロスをヒットさせたね。

 

立ち上がりの田中さんはその動きの全体が硬かったんだけど、

ジャブ出してちょっとかすっただけでも応援団は大騒ぎだったんだわ。

 

その田中さん、少しでも当てられるとやたらグローブで顔を撫でるんだけど、

ああいうのは原さんを気持ち良くさせるばかりだと思うんだけど癖なのかなあ。

 

原さん、上下の打ち分けもきちんと出来てるし、手数、有効打共に圧倒してたね。

 

<2R>

原さん、そこそこ掴んだって感じでいきなりの攻勢で調子良さそうだなあ。

 

田中さんはまだまだ硬かったんだけど、それでも相手の動きが見えてきたみたいで、

初めの2分間、イーブンのやり取りをしてたんだけど、

残り1分からは原さんの攻め込みの巧さが目立ってて、

やっぱり経験差は大きいんだよなあってこの時は感じてたんだよね。

 

<3R>

田中さん、ボディブローは余り打たないんだけど、それでも先攻めしても

カウンター狙いをしてもとってもいいタイミング感を持ってるボクサーで、

徐々にこなれてきたような印象の中、残り52秒だったんだけど、

両者を通じてこの日一番の当たりの右フックを直撃させてて、

原さん、これは結構効いてしまったみたいで、

相手がギアアップしていったのに対応しきれてないとうなとこがあったんだわ。

特に原さん、接近してのショートブローを打った直後の危険度が高いんだよね。

 

<4R>

ここに来て田中さん、すっかり感じを掴んだみたいで、

原さんの左ガードが甘くなるとこに的確に打ち込んでたし、

密着からの右アッパーも抜群の角度だったなあ。

 

とってもスリリングな打ち合いが展開されたんだけど、

田中さんも顔面グローブ撫での他、左目をパチパチさせ始めてもいるし、

原さんのパンチの影響が出てるのかなあって印象だったんだわ。

 

見栄えのいい当たりは田中さんだったんだけど、細かいヒット数で原さんかなあ。

 

で、4R終わっての自分のスコアは39-37で原さんだったんだけど、

発表された中間スコアは3人揃っての38-38だったんだよね。

 

<5R>

流れは完全に田中さんの方に傾いていって原さん、顔面相当赤くなってるなあ。

 

田中さんはたった4戦目が強敵相手だっていうのに全く気後れしてなくて、

実に度胸のある打ち合いを挑んでるし、接近戦でもシッカリディフェンス出来てるし、

まだ19歳だっていうのに全ての面でバランスが取れてるのが驚異的で、

特に強い右を当てる感覚が抜群なんだわ。

 

原さんも詰め詰めから途中いい場面も作ってたんだけど、残り1分15秒、

またもやとっても強いのを貰ってしまってヤバイヤバイの大騒ぎで、

ここってとこでの田中さんのラッシュには実に見応えがあったんだわ。

 

<6R>

田中さん、攻撃の緩急も半端じゃなくて、無理な先攻めを避けながら、

この回は相手を誘うようなとこがあって、原さんの入り込み際や打ち終わりを狙って、

的確な当て込みを続けてたんだけど、大きく強く振ってもバランス崩さないし、

振り外すと体の揺らぎが目立つ原さんとは大きな違いがあったんだわ。

 

それでも原さんも、残り40秒からは再々のラッシュをかけていって、

有効ヒットはなかったんだけど、ラスト10秒からの打ちまくりに更に意地を見せてて、

自分はこっちの方を評価して原さんのポイントゲットってことで……。

 

<7R>

Mm級でこれほどの打ち合いっていうのはイーグル京和さんと八重樫東さん以来で、

もうスリル満々の展開が繰り広げられたんだけど、この回は田中さん、

先程の反省からかラスト30秒からも手止めない奮闘だったんだわ。

 

それにしても田中さん、フルショットの際にも歯を食いしばってっていうことがなくて、

とっても自然な体勢から無理なくスムースにパンチを繋げていくとこが凄いよなあ。

 

<8R>

最初の1分半は原さんの有効ヒットが目立って、右ストレートとか左フックとか、

そこそこの打ち込みだったんだけど、田中さん、体が揺らぐってことが全く無くて、

原さんのパンチはかなり強いと思うんだけど打たれ強いとこも見せてて、

あれだけボディを打たれてるのにフットワークにも何の支障もないみたいで、

早い引き足を駆使して原さんの追撃を交わしまくってたんだわ。

 

残り1分の田中さん、とっても綺麗なコンビネーションでこのラウンドを決めてたね。

 

で、自分のスコアは76-76になってたんだけど、

発表スコアは77-76、76-76×2ってことで田中さんの1-0だったんだけど、

いずれにしてもとんでもない僅差スコアで、ここから4回戦が始まるって、

そんなような感じだったんだよね。

 

<9R>

当然のようにお互い、最後のドライブアップをしていったんだけど、

ここに来てプレスをかけ返してるのは常に田中さんの方で、

これはちょっとなあって感じの中の残り29秒、接近して揉み合った直後、

田中さんの右ショートが激しくヒットして原さん、思わず大きくヨロケてしまって、

それ見た途端、田中さんは当然の猛然一気のラッシュラッシュで、

それはまだ試合が始まったばかりの体力満々の頃のような飛ばし方で、

自分はもう彼のポテンシャルの高さに呆れてしまうばかりで、

残り時間が少なかったから助かったけど原さん、凌ぐのに一杯一杯だったんだわ。

 

<10R>

この辺でダウンゲットしないとって感じだった原さんだったんだけど、

残念、前の回のダメージを回復し切れてないみたいで、それどころじゃなくて、

明らかに動きの劣化が見られる中、田中さんには何の落ち込みも見受けられなくて、

開始ゴング直後から、この回で倒すっていう意思を強く持ってたのか、

下がる下がるの原さんを一気に力強く追い詰めヒット重ねていったんだわ。

 

で、あっという間に田中さん、原さんを赤コーナーに貼り付けにしてしまって、

原さんの腰が伸び上がってとこでレフェリーが割って入ってのストップエンドって事で、

0分50秒、田中さんの見事なTKO勝ちのタイトルゲット劇だったんだわ。

 

 

原さん、試合開始当初はこれなら行けそうだなって感じだったんだけど、

田中さんのギアアップに対応し切れてないようなとこがあったし、

ことディフェンス面で言えば、田中さんの方が数段上だったと言わざるを得なくて、

途中、バランスを崩すほどの大振りが目立ってて、やたら歯を食いしばって打ってて、

変なとこに力が入ってしまったみたいで、当たりの割にはダメージを与え切れなくて、

もう少し体を柔らかく使えてたら大分違ってたんじゃないかなあ。

 

 

いずれにしても田中さんは素晴らしいボクサーであることは間違いなくて、

これからがとっても楽しみなんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 田中恒成さん

② スパイス松下君

③ 鈴木徹さん

 

 

 

それにしても例の白髪頭のカメラ爺さん、相変わらずの邪魔邪魔で、

そういう資格なんかないのにデカイ面してリングサイドを徘徊してて、

長く通ってるってことか誰も注意しなくて、敢えて揉めることもないかってことなのか、

大きな試合の時だけ現れてそこらじゅうバシャバシャ撮りまくって、

それも自分の前を右往左往しながらなもんで蹴飛ばしたくなる訳で、

撮った写真を関係者に上げるだけっていう人畜無害ではあるんだけど、

昨日は居場所がなかったもんで本来は畑中会長が控える位置にまで入り込んで、

畑中さんは穏健だったからいいけど、そこは普通ならどけって言われる場所で、

この日のコーナーインスペクターは元々無頓着系だったこともあって、

で、インターバルにはどかなければならないその場所にずっと陣取ってて、

残り10秒では移動して自分の前に突っ立つもんで、

普段は穏便な自分に邪魔だろガァって言わせるほどだったんだけど、

いい年しての不作法はつまり慣れから来る耄碌ってことで、

ああいうのはとっても恥ずかしい痴呆的な所作な訳で、自戒自戒なんだよね。

 

 

 

昨日はテレビは入ってたんだけど録画放送だったもんで、

進行が殆どそのまんまで、終わりが早くて9時大分前で、

お蔭でドームのコンサート終わりとバッティングしなくて大助かりだったんだわ。

 

 

 

いやあいい試合を見たなあって思いに浸りながらホール裏からドーム裏へ抜けて、

ふと見ると足元にはドングリが沢山転がってて、

そこらじゅうに秋が散らばってるっていう感じだったなあ。

 

2014年10月30日 (木)

10月度ランキング

 

“幸福の科学” っていうのはまだ生き残ってたんだね。

 

で今回、幸福の科学大学ってそのまんまの大学の設立申請をしてたんだけど、

教祖の思想を学ぶ科目が必修になってるようなところもあって、

一般化、普遍化からは程遠いってことで、不認可になってしまったんだけど、

審査途中で早く認可しろって恐喝めいたこともしてたってことで、

今後5年間は申請すらも受け付けないって審判が下ったんだってね。

 

そんな大学を卒業しても履歴書には書き難くくて却って就職に支障をきたしそうだし、

教祖の思惑は別にして、信者にとっては正解だと思うんだけどなあ。

 

ただ一方、創価大学とか立正大学では教祖の思想が必修にはなってないのかって

そういう素朴な疑問を感じる訳だし、高野山大学とか聖マリアンナ医科大学とか、

世の中には幾らでも特定宗教系の大学が存在してる訳で、

お前んとこは如何にもヤバそうだろっていうのが実は文科省の本音であって、

そんな大学を認可したら、オーム大学とか足裏診断大学とかもアリでしょって、

そういうことなんじゃないかなあって思ってるんだよね。

 

幸福の科学側は既に設立認可を前提に来年開校に向けて

パンフも作成してるらしいんだけど、如何にも読みが甘過ぎなんだわ。

 

 

 

元々9月度の月間賞はドロドロになるって予想してたんだけど、

ついに女子ボクサーが表彰されたってことで正直呆れてしまったんだわ。

 

彼女がどれだけのパフォーマンスをしたのかは全く知らないんだけど、

それはあくまで女子ボクシング界での事としか思えなくて、

遠慮してなるべくボディは打たないようにしてる別の競技だって思ってるし、

何処のプロスポーツ界が男女を混同にして表彰してるかってことで……。

 

草創期のスポーツ種目の育成には常に何らかの仕掛けが必要だとは思うし、

女子ボクシングに光を当てたいっていう関係者の願いも解るけど、

ちょっと違うと思うんだよなあ。

 

 

 

ってことで、10月度のランキングについてなんだけど、

ランキング会議自体は28日に開催されて29日付けで公表されて、

その日の15時前後に各ジムにファックスされたんだけど、

一部には公表前の28日に知らされてるんだけど、こういうのはどうなの……?

 

 

【世界チャンピオン】

井上尚弥さん(1)、河野公平さん(獲得)、カルロス・クァドゥラス(1)、

山中慎介さん(7)、内山高志さん(8)、三浦隆司さん(2)の計6名。

 

山中さんは10月22日、ソールンビサイに3-0勝ちして7度目の防衛成功。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

原隆二さん(獲得)、江藤光喜さん(獲得)、岩佐亮祐さん(1)、和氣慎吾さん(4)、

天笠尚さん(3)、中谷正義さん(1)、小原佳太さん(1)、亀海喜寛さん(1)、

柴田明雄さん(2)の計9名。

 

天笠さんは10月15日、竹中良さんとの防衛戦に12RKO勝ちして3度目の防衛。

中谷さんは10月28日、OPBF14位との防衛戦に3-0勝ちして初防衛。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……大平剛さん(2)

拳四朗さんがいきなり6位にランキングされてるんだけど、

彼、10月19日にB級デビューしての2戦目を勝ったんだけど、それが理由なの?

 

榮拓海さんは10月26日、タイボクサーに3RKO勝ちしたんだけど8位のまま。

 

5位だった松本直樹さんは引退ランクアウトで、空き7名分は変わらず。

 

 

【ライトフライ級】……木村悠さん(1)

ここは全く変動ナシで空き1名分も変わらず。

 

 

【フライ級】……村中優さん(2)

村中さんは10月4日、阪下優友さんとのタイトル戦にに8RKO勝ち。

敗れた阪下さんは11位から14位にダウン。

 

10月10日、久高寛之さんに3-0勝ちした粉川拓也さんが井上拓真さんと、

3位と4位を入れ替わってるね。

 

6位の佐藤洋輝さん、結婚して姓が変わって今月から斎藤洋輝さんなんだよね。

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(獲得)

10月24日に和氣年邦君に4RKO勝ちした船井龍一さんが戸部洋平さんと

4位と5位を入れ替わってるね。

 

10月15日に松山真虎君と負傷引き分けだった白石豊人さんは7位をキープ。

 

 

【バンタム級】……益田健太郎さん(1)

10月13日、椎野大輝さんに5RKO勝ちした坂本英生さんが9位にランクイン。

敗れた椎野さんは9位からもう後が無い15位にランクダウン。

で、15位だった池永達也さんがランクアウト。

 

 

【スーパーバンタム級】……空位

長谷川穂積さんが3位から5位にダウン。

 

10月14日、タイボクサーに5RKO勝ちした土居コロニータ伸久さんは7位のまま。

 

10月15日、瀬藤幹人さんに2RKO勝ちした戸井健太さんが10位にランク。

敗れた瀬藤さんは8位からのランク落ち。

 

10月25日、フィリピン人に6RKO負けしたジョナタン・バァトさんは13位のまま。

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(1)

10月15日、天笠尚さんとのOPBFタイトル戦に敗れた竹中良さんは

いい試合したってことかダウンは1個だけの13位。

 

宮崎隆司さんが橋本和樹さんと14位と15位を入れ替わってるね。

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(2)

内藤さん、10月13日に江藤伸悟さんとのタイトル戦に3-0勝ちして2度目の防衛。

敗れた江藤さんは6位から9位にダウン。

 

2位だった杉崎由夜さんがL級に転級したこともあって、其々若干自然アップして、

東上剛司さんが9位から7位、岩井大さんが10位から8位にアップしてるね。

 

10月22日、高畑里望さんに7RKO勝ちした尾川堅一さんが15位から10位に、

10月15日、三瓶数馬さんに1RKO勝ちしたさくら淳さんがL級14位だったのが

転入後11位にランクアップしてるね。

さくらさんに負けた三瓶さんは14位からの残念ランクアウト。

それと、尾川さんに負けた高畑さんも12位からのランク落ちだったね。

 

空が2名分出来たとこに原純平さんが14位に、小谷将寿さんが15位に

其々ランクインしたんだけど、これはプレゼントランクって感じで、

原さんはそこそこの相手に現在4連勝中ってことで妥当だと思うんだけど、

小谷さんの方は10連勝中の相手が全てカタカナボクサーってことで……。

 

 

【ライト級】……加藤善孝さん(7)

そうかあ、加藤さん、もう7回も防衛してるのかあ……。

 

10月22日、サルガドに3-0勝ちした粟生隆寛さんは3位のまま。

 

杉崎由夜さんがSFe級の2位から転入して5位にランク。

で、10月28日にノーランカーに3-0勝ちした鈴木悠平さんは5位から6位にダウン。

 

10月4日に稲垣孝さんに3-0勝ちした塚田祐介さんは8位のままで、

村田和也さんの上にはなったんだけどそれでも少なくとも7位だと思うんだけどね。

 

10月28日にOPBFタイトル戦で中谷正義さんに0-3負けした宇佐美太志さんが

9位から10位にダウンしてるけどこれは自然ダウン分だけなんだよね。

 

10月28日に宮崎辰也君に3-0勝ちした小出大貴さんが15位から14位にアップ。

 

14位だったさくら淳さんはSFe級に転出して13位だった原田門戸さんが15位。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(1)

2位のシャムガル興一さんが元の麻生興一に名前を戻したんだね。

 

10月24日に島村国伸さんに2-1勝ちした小口幸太さんが12位にランクインで、

島村さんは11位からのランク落ちで、空き2名分は変わらず。

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(4)

6位だった鈴木哲也さんがランクアウト。

で、空きが1名分増えて4名分。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(獲得)

チャーリー太田さんと細川貴之さんが1位と2位を入れ替わってるね。

 

10月4日にインドネシアボクサーに1RKO勝ちした清水優人さんが10位、

10月26日に同じくインドネシアボクサーに3RKO勝ちした丸木凌介さんが11位に、

其々ランキングされて、これはプレゼントランクだと思うんだけど、

とにかく空きが2名分減って4名分。

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(1)

10月13日にノーランカーに6RKO勝ちした福本翔馬さんが

5位のままだったもんで結局変動ナシで空き7名分も変わらず。

 

 

 

MLBワールドシリーズはジャイアンツとロイヤルズが3勝づつのマッチイーブンで、

今日これから炎の決勝戦なんだよね。

ってことで、本日は異常に早い更新を頑張りましたとさ……。

 

2014年10月28日 (火)

後楽園ホール・10月27日

 

26日に名古屋近辺で宮崎辰也君が小出大貴さんと戦って、          

実は自分、密かに期待してたんだけど、結局6R負傷判定で0-3負けだってね。

 

ただ、スコアをチェックしてみたら56-59、57-58×2ってことで、

日本で一番地元愛の強い判定が日常だって聞いてる場所での結果ってことで、

6Rやっての57-58が二人もいるってことは2-1勝ちもあったんじゃないかって、

そう思ってしまったんだけど、実際のとこはどうだったんだろうなあ。

最近はそんな事はないよおってあるジムの人が言ってたんだけどね。

 

それでも、宮崎君はKO勝ち以外は勝ちじゃないって考えてるとこあるから、

彼の中では負けだって十分納得してるのかも知れないね。

 

 

 

ジョン・マクラフリンっていうのは1960年代後半から

マイルス・デイビスのバンドに加わってたギタリストなんだけど、

その後、ロックとの境目を行ったり来たりしてるフュージョン系なんだよね。

 

で、彼の2010年のフランスでのライブを見たんだけど、

68歳になるっていうのにカッコよさは相変わらずで、

変幻自在の速弾きにも衰え見せてなかったのは流石だったなあ。

 

ベースやキーボード、ドラムスの3人のサイドメン達に見憶えは無かったんだけど、

みんな相当なテクニシャンで特にベースとドラムスの二人は尋常じゃなくて、

とっても難しいフレーズとかリズムを顔色一つ変えずこなしてたんだわ。

ベーシストが左手に黒い手袋をしてたのが面白かったね。

 

 

 

ちょっと用事があったもんで昨日はホールに行く前に帝拳ジムに寄ったんだけど、

長野マネジャーがとっても優しく丁寧に接してくれて、

初めてジムの中を見せて戴いたんだけど、隅々まで整頓されて実に綺麗だったし、

練習生達の挨拶がきちんとしてたのが印象的だったんだわ。

 

浜田さんと葛西トレーナーに御挨拶した後、

三浦隆司さんのミット打ちを見せて貰って、成程なって思いながら見てたんだけど、

30分ほどはあっという間に過ぎたんだよね。

 

神楽坂っていうのはこれまで殆ど縁が無かったんだけど、

威圧的な高層ビルも無いし、雰囲気のある店が多くて、素敵な街だったんだよね。

 

帝拳は1階にマックとファミマのあるビルの最上階の5階全フロアなんだけど、

ビルの外看板が2階の和民より下にあるっていうのがちょっと面白かったね。

 

 

 

ホールに入ってすぐ八王子中屋ジムの会長と井上トレーナー、筒井マネジャーに

御挨拶した後、一生さんに12月6日の試合ポスターを戴いて、

以前、話していたのを憶えてくれてたってことでアリガトでした。

 

伴流ジムの団会長とRK蒲田ジムの柳光会長、本多ジムの会長にコンチワして、

ポン・ポンタ君に頑張ってねコールして、本多ジムのセクシージャーマネ、

美佐子ちゃんとも久し振り~ってことで始まり始まり……。

 

 

昨日は “DANGAN” のオール4回戦で、全部で12試合。

 

 

① 濱田力君(本多)×大内俊太朗君(花形)……SB

1勝(1KO)0敗の18歳・千葉県と、1勝1敗の21歳・神奈川県。

 

<1R>

大内君、殊更構えが小さくて、一目で中間距離以上が得意じゃないのが解って、

何とか接近戦で活路って感じのまま前詰めするんだけど、

距離感抜群の濱田君に思うようにやらせて貰えなくて苦戦苦戦。

 

濱田君、後で聞いたらまだ高校生ってことなんだけど、とっても落ち着いてて、

力強さの中に巧さを備えたとっても正統派的なボクシングで、

大きな構えから左のトリプルフックを上下に効果的に打ち分けてたり、

伸びのいい右ストレートを打ち込んでて、いきなり勢いと技術の差を見せつけて、

緩急のある攻撃の前に大内君、全くシンドイ展開になってしまってたなあ。

 

大内君にとっては特に左のボディブローが強烈だったみたいで、

めっきり弱ってしまったとこに残り1分03秒、ほぼリング中央だったんだけど、

濱田君、またもや全く遠慮のない激烈左ボディを打ち込んだら大内君、

もう堪りませんって感じで体を斜めにしたまま倒れ込んでしまったんだわ。

 

それまでの打たれ方やその倒れ方があんまりだったもんでレフェリー、

殆ど即のストップエンドってことで、1分59秒、濱田君のTKO勝ち。

 

 

試合が終わってスタッフ達が引き上げる中、花形ジムの木村章司さんが最後まで、

きちんと後片付けをしてたのが印象的だったなあ。

 

 

上手に育ったらこの子はきっと強くなるなあって思ってたら、

試合後暫くしたら、美佐子ちゃんが濱田君を連れて寄ってくれて、

で、色々話したんだけど、自分、多少盛り込み過ぎたかなあって思ったんだけど、

先々が楽しみなボクサーを発見したもんで、つい力入ってしまったんだよね。

 

 

 

② 五十嵐淳介君(伴流)×松本憲治君(沼田)……50㎏

1勝(1KO)1敗(1KO)の36歳・千葉県と、1勝3敗(3KO)の27歳・福岡県。

 

試合前に伴流ジムの会長に聞いたんだけど五十嵐君、試合は3年振りで、

これが年齢的なラストファイトってことだったんだよね。

 

<1R>

倒し屋でもなさそうなのに狙い過ぎというか、

先攻めのきっかけ掴みかけてた松本君に対して五十嵐君、

これが最後だって踏ん切りついてたか初っ端からのワンツーにケレンミなくて、

そのタイミングもとっても良くて、まずは余裕のポイントゲットだったね。

 

<2R>

この回の松本君、セコンドがマウスピースを入れ忘れてしまって、

その事を聞いたコーナーインスペクターやジャッジ、それにカメラマンも何度か、

レフェリーに声掛けしたんだけど、レフェリーが全く反応しなくて、

どうするんだろなあって見てたら結局、最後までそのままだったんだよね。

 

でもああいう場合は大声で何度もアピールするべきだと思う訳で、

もしバキッて前歯を折ってしまったら大変な事になるんだからね。

自分はその事が気になって気になって、ロクに試合を見てなかったんだわさ。

 

<3R>

松本君、若干心入れ替えて前詰め激しくしていったんだけど、

まだまだ手が遅くて、気が付けば随分顔面が腫れてきてしまったんだわ。

五十嵐君の方も勢いが落ちてきて早く鋭く打てなくなってしまったもんで、

リング上は若干ダラーンとしてしまったんだよね。

 

<4R>

このラウンドのアピールの仕方で決まりそうな試合で、だからこそか、

団会長が大きく激飛ばす中、五十嵐君も懸命に腕振りしてたんだけど、

残念ながら殆ど目立つような有効打を打てないままの終了ゴング。

 

 

微妙な判定なんじゃないかなあって思ってたんだけど、意外とスッキリしてて、

結局、39-37×3ってことで五十嵐君の引退3-0勝ちだったんだわ。

彼、プロ生活を勝ち越しで終えることができてハッピーだったね。

 

 

 

この後の10試合がC級トーナメントの準決勝戦ってことで……。

 

 

③ 中村亜泰君(RK蒲田)×中川公弘君(ヨネクラ)……Fe

2勝(1KO)3敗のサウスポー、26歳・神奈川県と、

2勝(2KO)0敗1分の23歳・秋田県。

 

中村君の名前、ツグヤスって読むんだってさ。

 

<1R>

パンチ力の有りそうな中川君が積極的に先攻めしていったんだけど、

中村君の左ストレートを貰った途端少し慎重になってしまったなあ。

 

お互い、ワンツー命って感じのシンプルなボクシングで、返しまで打ててなくて、

特に中川君、右一本に頼り過ぎなんだわ。

 

<2R~3R>

結構な殴り合いが続いて、お互い、ちょっと当て放題って感じになったんだけど、

中村君、相手のボディブローが効いてしまってる感じだったなあ。

 

<4R>

「気持ちだぞ、気持ち!」 って送り出された中村君、立て直しての踏ん張りで、

二人共、巧くは無いんだけど炎の根性戦って感じで盛り上がったなあ。

 

 

結局、39-37×3ってことで中川君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

④ 三浦仁君(三迫)×大木雅仁君(角海老)……Fe

2勝0敗の20歳・青森県と、2勝(1KO)1敗の24歳・埼玉県。

 

<1R>

お互い、いきなり激しい打ち合いから始まったんだけど、

大木君、力強さは見てとれたんだけど、細かい回転では三浦君が圧倒してて、

残り1分からは相手の見極めもできたみたいで巧さも発揮し出したんだわ。

 

<2R>

大木君、大きく振り出す瞬間を狙われ始めて被弾数が増した途端、

三浦君の右で左目上をヒットカットされてしまってたなあ。

 

大木君は比較的髪の毛を長くしてるもんで、ジャブが当たっただけでも

サラサラヘアーがバサッバサッてなってしまって見栄えもよくないんだなあ。

 

随分差が出て来てしまって大木君、こうなったら相打ち狙いしかないと思うんだけど、

まだその踏ん切りがついてない中途半端なままなもんで、

殆ど三浦君のやり放題になってしまって、出入りと打ち出しの緩急とか、

とっても気持ち良さそうにやってたんだわ。

 

<3R>

三浦君の華麗な上下打ち分けの前に大木君、殆ど為す術なくて、

こうなったら一発ドッカン狙いに絞られてきたんだけど、

まだまだ中途半端で戦い方に迷いまくってるみたいだったなあ。

 

<4R>

大木君、最後まで勝負のポイントが解ってないみたいで、

ラスト30秒からでもムチャ打ち出来なくて三浦君に圧倒されたまま終了ゴング。

 

結局、誰が見てもの40-36×3ってことで三浦君のパーフェクト3ー0勝ち。

 

 

三浦君は1月27日に一つ前の試合で勝った中川君とで決勝戦なんだけど、

これはもう圧倒的に三浦君じゃないのかなあ……。

 

 

 

⑤ 石川元希君(M・T)×小森光君(ワタナベ)……SFe

1勝0敗のサウスポー、21歳・東京都と、1勝(1KO)1敗(1KO)の26歳・埼玉県。

 

この試合だけがパンフレットでは赤青コーナーが逆になってたね。

自分の右隣には渡辺会長がドッカリ座って一緒観戦で、

セコンドには金城智哉さんと松山真虎君が付いてたね。

 

<1R>

二人共、無謀なことはなるべく避けたいって感じの立ち上がりだったんだけど、

リズム感とタイミングがいいのは石川君の方で、

小森君、意識的にそうしてるのかも知れないんだけど、

そもそもサウスポー相手に回り方が逆だと思うんだけどなあ。

 

<2R>

石川君もそれ程沢山の仕掛けを持ってる方ではないんだけど、

一瞬の動きの鋭さではかなり上回ってるね。

 

って見てたら1分過ぎ、小森君のボディブショットがローブローってことで、

石川君、それほどシンドそうには見えなかったんだけど1分程の休みを貰って、

いよいよリスタートってその直後、スッと寄ったとこでの左ストレート一閃して、

それがまだ心と体の準備が整ってなかったみたいだった小森君に直撃して、

あっという間に小森君が仰向けに倒れてしまったんだわ。

 

小森君、何とか立ち上がりはしたんだけど膝のポクポクが治りきらなくて、

それ見たレフェリーがカウント途中のストップエンドってことで、

1分36秒、石川君のとっても見事なTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

⑥ 佐々木大和君(ワタナベ)×田中利弥君(八王子中屋)……SFe

1勝0敗のサウスポー、23歳・千葉県と、1勝(1KO)1敗の23歳・静岡県。

 

<1R>

佐々木君、プレスも強いし必殺って感じの左を振って来るんだけど、

コンビネーションも何もない殆どいきなりなもんで、

もう少し前説的なモノがあればその左も生きるのになあって感じだったんだわ。

 

田中君、派手さはないんだけど結構堅実に上下に打ち分けてたね。

 

<2R>

残り1分までは行ったり来たりだったんだけど、

そのうち一発デカイのを当てればいいんでしょボクシングに変わりない佐々木君、

残り1分頃からは逆にプレスをかけられるようになってしまって、

田中君、巧いこと左を使い始めてとっても対照的な二人だったんだわ。

 

<3R>

佐々木君、二発ほど左ストレートを当ててはいたんだけど、

やっぱり右手の使い方の不十分さに目が行ってしまってて、

残り1分のとこでこの日最大の左ヒットが叶ってたんだけど、

決定的場面まで至らず、ちょっとカッコ付け過ぎなとこが気になるんだよなあ。

 

<4R>

始まって25秒、再度佐々木君の左がそこそこのヒットしたんだけど、

その後の1分20秒までに田中君も的確な小ヒットを重ねてのイーブンで、

ラスト1分からの勝負になっていったんだけど、残り32秒頃から、

田中君の右からの左右ボディが綺麗な形のナイスなヒットヒットで終了ゴング。

 

 

自分のスコアは腕振りの派手さはなかったものの的確なヒッティングを評価して、

田中君の39-37だったんだけど、結局、39-37、39-38、38-39ってことで、

佐々木君の2-1勝ちだったんだけど、そうかなあって感じだったんだよね。

 

 

佐々木君、迫力は認めるけど力づく腕づくってとこが気になって、

1月27日の石川君との対戦では自分、石川君を押すってことで……。

 

 

 

⑦ 成沢哲君(蓮浄院)×熊谷直昭君(T&T)……SB

1勝1敗の30歳・東京都と、2勝(2KO)2敗(1KO)の24歳・東京都。

 

成沢君とこの根本会長、髭も伸び放題になってて、

何だかアニメのキャラクターみたいだったなあ。

 

<1R>

成沢君、ちゃんとプレスをかけてるんだけど中々手を出さなくて、

不思議なほど見過ぎる中、熊谷君、常に突っ込み時を見計らう特攻系で、

結局、お互い随分雑な一発系ボクシングになってしまったもんで一旦休憩。

 

 

後でスコアを確かめたら、40-37、39-37、38-38ってことで、

まるでテンデンバラバラのとっ散らかった数字が並んでたんだけど、

とにかく熊谷君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

ホールの通路を歩いてたら18鴻巣の大塚隆太さんと小熊ジムの浜田修士君が、

二人つるんでやって来て、ファイナルの佐藤賢治君の応援ってことで、

だけどシンドイよおって伝えたら、エエーッとか言ってたんだわ。

 

 

 

⑧ 市村蓮司君(RK蒲田)×長岡舜也君(角海老)……SB

1勝(1KO)1敗の21歳・京都府と、1勝1敗(1KO)の23歳・茨城県。

 

<1R>

市村君、上背も十分の上大きな構えしてて立ち姿が綺麗なんだよね。

 

二人共、明らかに力が入り過ぎだったんだけど、始まって1分20秒、

まずは市村君のワンツーがヒットして、長岡君の顔面が紅潮した途端、

一気にヒートアップして実に凶暴な殴り合いが始まって、

お互いのパンチがカウンターのカウンターのタイミングで交錯しまくってて、

とっても偶然性の高い倒し合いが始まったんだわ。

 

長岡君も左の返しがいいタイミングで振れてたんだけど直撃までには至らず、

結局、2分02秒、ほぼリング中央のとこだったんだけど、

市村君のいきなりの左フックがこれ以上ないほどの激突で、

長岡君、バッタリ仰向けに倒れ込んだとこでの即ストップエンドだったんだわ。

 

見てる方にとってはとっても刺激的なエンディングだったんだけど、

孕んでた危険度は市村君も同じだったっていうことで、

柳光会長のご機嫌はあんまり良くなかったんだよね。

 

 

市村君の決勝戦の相手は熊谷君なんだけど、

落ち着いてやれば地力の差は明らかなもんで、ここは市村君に一票。

 

 

 

⑨ 芳賀慧彦君(協栄古口)×嶋宮聖太君(八王子中屋)……B

2勝0敗の17歳・東京都と、1勝(1KO)1敗(1KO)の27歳・秋田県。

 

芳賀君、サトヒコって読むんだね。

 

<1R>

お互い、いきなり体寄せ合っての接近戦から始まったんだけど、

始まって35秒、嶋宮君がガード固めて詰めようとするとこに芳賀君、

右ショートフックで一瞬相手をグラつかせた直後、ボディ連打で更に弱らせ、

極端に動きの悪くなった嶋宮君に緩めることの無い手数で、

右フック2発に続いて右ショートアッパーを打ち込んで、

嶋宮君のアゴがガクンと跳ね上げられたとこで、レフェリーストップエンド。

 

初っ端の勢いの差が全てだったかなあ。

 

 

 

⑩ 藍原伸太(新松戸高橋)×井田浩司君(UNITED)……B

1勝0敗の21歳・千葉県と、1勝0敗の19歳・東京都。

 

藍原君、勿論、のび太ではなくてシンタって読むんだけどね。

二人共、とってもシュッとした見てくれと雰囲気を持ってたんだわ。

 

<1R>

初めの30秒、お互い届かないジャブに終始してて、その後も殆ど進展が無くて、

21歳と19歳だっていうのにとっても慎重で、随分我慢強いなあって見てたんだけど、

自分の方が我慢できなくなってしまって途中退出だったんだよね。

 

 

そういうのがずっと続いたみたいで、少し遠くから4Rを見てたら、

相変わらず二人でチョンチョンやってたんだわ。

 

で、結局、39-37×3ってことで井田君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

井田君の相手はひとつ前の芳賀君なんだけど、

井田君のことは余り良く見てなかったもんで予想できないんだよね。

 

 

 

⑪ 阿部勝也君(RK蒲田)×らいす林君(青木)……SL

2勝4敗(2KO)の23歳・京都府と、1勝(1KO)0敗の27歳・北海道。

 

林君、姓名を逆に読むとハヤシライスなんだけど、それ狙いなのかなあ。

 

<1R>

阿部君、最初っから反応が良くなくて、何だかトローンとしてて、

1分過ぎには早くも左目上をヒットカットされてたんだよね。

 

1分23秒、何か当たったように見えなくも無かったんだけど、

直後に阿部君がダウンしてしまって、自分には一瞬スリップに見えたんだけど、

赤コーナーからの抗議の中、結局阿部君、ダウン裁定ってことで……。

 

ダウンじゃないってポーズした割には阿部君、リスタート後はちょっとズルズルで、

極端な差が付いてしまって、林君の猛追撃の前に打ち返す気力失せてしまって、

殆ど一方的になってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

 

寸前に赤コーナーサイドからタオルが投げ入れられてたんだけどね。

 

 

 

⑫ 佐藤賢治君(熊谷コサカ)×ポン・ポンタ君(八王子中屋)……SL

1勝(1KO)2敗(2KO)の23歳・埼玉県と、2勝(2KO)の23歳・東京都。

 

<1R>

ポンタ君の強いプレスの中、まずは佐藤君のジャブから始まったんだけど、

その後は佐藤君、相手の強打を警戒する余りか、

サークリングというかグルグル逃げ回ってるっていう印象が強くて、

苛立ったポンタ君が大きく空振りする場面も多かったんだわ。

 

<2R>

若干、鬼ごっこ的様相を呈してきた中、それでも佐藤君、機を見ての打ち込みで、

詰められると真っ直ぐ下がり気味になってしまうポンタ君も軽く被弾してて、

パーリングからの攻撃には普通じゃない可能性を見せてたんだけど、

それでも中々思うようにやらせてくれないところに相手の研究の跡が見受けられて、

佐藤君は都合の良くない時には見栄え無視して露骨にクリンチしてくるもんで、

やっぱりポンタ君、若干手こずり加減なんだよね。

 

<3R>

さあ、どうするポンタ君ってとこだったんだけど、ここでもきっかけはやはりボディで、

セコンドからの指示にも忠実に、特に右ボディを4発ほど打ち込んだら、

そりゃ半端じゃない威力なもんで流石の佐藤君の足回りにも徐々に影響出てきて、

動きが鈍ってきたとこへポンタ君、取り敢えずはグローブの上からでもいいかあって、

半分空いてたテンプルへの右フックをきっかけにして、

そしたら思いの外相手がヨロめいたもんで気を良くしたかのような一気攻勢で、

残り1分21秒の東ロープ前、ついについに左フックを直撃させて強烈ダウンゲット。

 

佐藤君、何とか立ち上がってのリスタートだったんだけど、

そこからは必死のディフェンスのみが精一杯で、

北西ポスト前で捕まってしまってのボッコボコで最後は北ロープに流れながら

精根尽き果てましたって感じの倒れ込みダウンしてしまって、エンド。

 

 

ポンタ君、2分10秒のKO勝ちだったんだけど、これでデビュー3連続KO勝ちで、

この日が初めての3Rってことだったんだけど、序盤やり難さに苦しみながらも

最後は何とかした訳で、対応力のあるところも見せてくれたんだよね。                                                              

 

 

ポンタ君に関しては次に誰が来ようと関係ないんじゃないかって思ってて、

もしオフトでボクシングも扱ってたら、ポンタの単勝に10万円ってとこなんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① ポン・ポンタ君

② 濱田力君

③ 三浦仁君

 

 

 

今日の午前10時頃、宮崎辰也君から電話があって、

「負けちゃいましたあ。」 ってことで報告があったんだよね。

で、色々話したんだけど、とっても気持ちのいい反省会だったんだよね。

 

 

 

今日は朝8時から午後にかけて au とJ-COMが次々やって来て、

光ケーブル工事とパソコン設定、それにCS放送の契約変更をやったもんで、

ブログを書き始めるが遅くなってしまったもんで……。

 

2014年10月25日 (土)

後楽園ホール・10月24日

 

CSで車のレストア番組を見るのが結構好きで、

“クラコレ” “名車再生” “ファスト&ラウド” なんかで、

録画を取る程ではないんだけど、ヒマができると番組表を探してみるんだけど、

日本人ならもう少し丁寧な仕事をするだろうなあって思いながらなんだけどね……。

 

 

 

27日から30日にかけて拉致問題協議で代表団が北朝鮮入りするんだけど、

例え調査が実施されたとしても正直な回答が戻って来るとも思えないんだけど、

他に手段がないもんで仕方ないとこもあるんだよね。

 

それにしても北朝鮮っていうのは一体何を最終目的にして沢山の日本人を

拉致したのかってことで、一般の民間人を洗脳してスパイで送り返しても知れてるし、

人質にして身代金代わりの経済援助を要求するつもりだとしか考えられなくて、

そうなるとその辺の三流悪党と同じってことになるんだけどなあ。

 

 

 

サンマを3枚におろして小骨を処理して竜田揚げを作るくらいなら

自分は普通にできるんだわ。

 

 

 

来年のダイアリーノートをゲットする季節になったもんで、

後楽園ホールに行く前に銀座の伊東屋へ寄って、

取り置きしておいて貰ってたのを受け取りに行ったんだわ。                                                           

伊東屋はまだ改装中のままの仮店舗で、13階建てが完成するのは来年だってさ。

 

その後、時間の余裕があったもんで山野楽器へも寄って、

4階のギター売場を覗いてみたんだけど、

リッチ―・ブラックモアのトリビュートモデルのストラトキャスターが66万円、

リッケンバッカ―のジョン・レノンモデルが36万円、ポール・マッカートニーのベース、

カールヘフナーの復刻版は20万円、レスポールの1970年代ものが130万円。

 

成程ねって目の保養をさせて貰った後、銀座4丁目界隈を久し振りに歩いたら、

何だかちょっと薄汚れた感じがして、ふと気が付いたら中国人の多さが原因で、

そのイデタチの時代遅れ感とか色彩感が場にそぐわないこと甚だしくて、

そういうのがアップルの前にも山ほど群れてたし、

松屋の前ではそんなとこに腰掛けるかって、

大勢がまるで雀のようになってショーウィンドウに寄りかかってて、

実に汚らしい絵図らになってたんだわ。

 

彼等に何の悪意はないにしろ、自分は銀座を汚されたような感じがして、

自分なんか40年前に初めてニューヨークに行った時なんか、

誠に恐れ入ってしまって道も端の方を歩いたもんなんだけど、

そういう感覚は中国人達にはないみたいで、それは国民性なのかも知れないけど、

カネが全てって感じを露骨に出されると嫌悪感が前面に出てしまうんだよね。

 

相手の事情を考えない強さは結局は相手の反感を買ってしまうってことは、

過去の日本もやったことがあって、バブル期にアメリカの土地や建物を買い占めて、

札束で相手の頬を叩くような仕業は地元から大きな反感を受けたものだし、

その少し前には農協が大集団作ってヴィトンに群がって恥をかいたんだけど、

そういう反省が受け継がれる事はなくて、どこの国でも仕方ないのかなあ……。

 

 

 

昨日は船井龍一さんと木村隼人君のホール入りと一緒になって、

渡辺会長の奥様にご挨拶して、ワタナベジムの小口トレーナーとか島村国伸さん、

山元浩嗣君、平山悦久さん、金城智哉君、それと河野公平さんにコンチワして、

12月興行のチケット分配にご苦労中の中屋ジムの筒井さんにご挨拶した後、

石川ジムの会長とマネジャーに頑張ってねコールして、始まり始まり。

 

この日は赤コーナーは全てワタナベボクサーだったんだわ。

 

 

 

① 瀬下鉄弥君×吉森真之介君(山龍)……Fe 4R

1勝(1KO)4敗(3KO)の21歳・栃木県と、

1勝(1KO)2敗(1KO)のサウスポー、24歳・東京都。

 

瀬下君、アンダースパッツがトランクスがはみ出してるのを直されたなあ。

 

<1R>

二人共、気合入りまくりで初っ端からの全力打ちだったんだけど、

相手の動きを見極めることができてたのは吉森君の方で、

瀬下君の打ち終わりに度々左ストレートをヒットさせてたね。

 

その差が殆ど全てで、手数にそれほど変わりは無かったんだけどヒット数は雲泥で、

瀬下君、見る見る被弾を重ねてしまって、流れがハッキリ決まってしまって、

瀬下君、踏ん張って倒れなかったのは立派だったんだけど、

余りに過酷な打ち込まれ方が続いたもんで、もう止めるべきだなあって感じで、

最後はフルボッコされてしまったとこで、赤コーナーからタオル投入される寸前の

2分15秒、ようやくレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

 

② 清水天蘭君×入稲福敬君(ドリーム)……F 4R

デビュー戦の18歳・岐阜県と、デビュー戦の21歳・沖縄県。

 

入稲福君、イリイナフクって読むんだけど、変わってる名前だなあって思ったら、

やっぱり沖縄出身で、ガッチリした体躯してるんだわ。

清水君の方はまるで錨吉人君を可愛らしくしたような感じだね。

 

<1R>

二人共、デビュー戦の割にはとっても落ち着いた入りをしてたなあ。

 

始まって1分15秒、入稲福君の左フックがヒットした刹那、

二人が絡んだまま倒れ込んでしまったもんでスリップ扱いにされたんだけど、

あれは被弾した清水君が入稲福君に抱き付いた結果だったと思ったけどなあ。

 

お互い、一旦打ち合いともなるとガード無視の狂熱系になってしまうんだけど、

パンチの強さっていう点では入稲福君の方が優位なんだよね。

 

<2R>

初めの30秒までの打ち合いは清水君が征してたんだけど、

それにしても二人共、飛ばし過ぎたかハァーハァーしてきたなあ。

 

入稲福君が狙い過ぎの余り手数が落ちてきた中、

清水君はちゃんとジャブ出せてたし、返しの左フックのヒット率もいいんだわ。

 

<3R>

プレスは入稲福君だったんだけど先手は常に清水君の方で、

入稲福君はいいボディブローを打つんだけど、あくまでジャブを打たなくて、

とっても片寄った戦い方をしてるんだけど当たりの強さで入稲福君かなあ。

 

<4R>

序盤飛ばして行ったのは清水君で、初めの1分半を手数で頑張り切ってたなあ。

 

お互い、足元踏ん張り切れなくなってはいたんだけど、

まだ余力を残してたのは入稲福君の方で中盤以降の可能性を見せたんだけど、

清水君も相手の自由にさせないように最後まで必死に踏ん張ってたんだよね。

 

 

自分は38-38だったんだけど、結局、40-36、39-37、38-38ってことで、

清水君の2-0勝ちだったね。

 

それにしても40-36っていうのはどう考えても有り得なくて、

入稲福君の1Rの左フックとか、3Rでのボディブローを全く評価してないんだよね。

 

 

 

③ 早瀬僚亮君×伊藤敏君(石川)……SB 4R

3勝1敗の22歳・東京都と、2勝(1KO)0敗の23歳・愛知県。

 

<1R>

二人共、とっても良く似た荒っぽいブン殴り系ボクシングで、

どっちがどうなってもアリだなって感じで始まったんだけど、

開始直後の0分16秒、伊藤君の右フックが激突して早瀬君がダウン。

 

強烈な倒れ方で、立ち上がった早瀬君、その一発で左目下が赤く傷んだんだけど、

戦意には全く影響が無かったみたいで、再開後は狂熱のブン殴り合いに突入。

 

早瀬君、若干ヤケクソ気味の大フックを振り回して行ったんだけど、

冷静でなかったのは伊藤君も同じだったみたいで、

二人共、ガードなんか全く眼中にないままのとっても危険な振り回しだったなあ。

 

伊藤君の腕振りの方が常に外側から出てるもんで危ない感が強かったんだけど、

案の定、北西ポスト近くで直撃喰らってしまってヨロけた直後、青コーナー前で、

それ0分56秒のとこだったんだけど、二人がもつれ合った瞬間、

伊藤君が倒れ込んでしまって、ダウン裁定。                                                           

少しかすったかも知れなかったんだけど、あれは押し倒しじゃなかったのかなあ。

 

いずれにしても、ダウン一個づつが交換されたってことだったんだけど、

伊藤君、北西ポスト近くで貰ったのが効いてたんだと思ったんだけどね。

 

ここに来てダメージが深くなってたのは明らかに伊藤君の方で、

再々開後の両者の力関係は圧倒早瀬君に傾いてしまってて、

伊藤君は殴り合いに夢中になり過ぎのまま危ない感が更に募っていって、

結局、またもや青コーナー前で、強烈なワンツースリーを直撃されてしまって

この回2度目のダウンってことで、2分41秒、早瀬君の逆転KO勝ち。

 

 

これは二人共に言えることなんだけど、どう見ても舞い上がり過ぎで、

相手も打ち返してくるってことを念頭に置いて、

ある程度の安全装置は常にオンにしておくべきだと思ったんだよね。

 

 

試合が終わってすぐ、石川ジムの木下貴大君が寄ってくれて、

彼、大晦日に試合が決まったんだけど、これで2試合続けて河野公平さんの

アンダーってことで不思議な縁があるんだよね。

 

そのずっと後、田中マネジャーと話したんだけど、

やっぱり伊藤君、我を忘れてしまうとこを改善するってことかなあ。

 

 

 

④ 伊藤真也君×山崎新記君(銚子)……SF 4R

2勝1敗の19歳・島根県と、1勝(1KO)3敗(1KO)の20歳・千葉県。

 

<1R>

プレスかけていったのは5㎝ほど背の低い山崎君で、

動き全体のテキパキさが見てて心地いいし、

序盤と終盤に見せてたボディフェイントからの左フックも実に効果的で美しくて、

とても1勝3敗っていう戦績のボクサーには見えなかったんだわ。

 

ただ山崎君、真面目過ぎるのが目立って、捨てパンチというか、

合い間合い間を埋めるような手が出ないもんで相手にタイミングを与えてしまって、

その辺りがこの戦績の要因じゃないかって思ったんだよね。

 

伊藤君は長いリーチを生かして、キッチリ距離取るっていう意識が徹底してて、

下がりながらではあるんだけど、機を見て鋭い右を届かせてて、

パンチの緩急もしっかり身に付けてるね。

 

<2R>

打ち合いになった時のパフォーマンスは抜群なんだけど、やっぱり山崎君、

一段落が解り易くて相手にきっかけを与え過ぎで、

動きの中にもう少し遊び感覚を入れたらボクシングに幅が出ると思うんだよね。

それでもテキパキした動きは伊藤君を上回ってて優勢をキープだね。

 

<3R>

伊藤君の方も中々気持ちの強いきっぷのいいボクシングで、

ちょっと相手にきっかけを求め過ぎのようなところはあるんだけど、

それでも、接近乱打戦の際には上手いこと肘を畳んだショートフックが抜群だし、

意外に巧いこと全ての距離をこなすボクサーなんだわ。

ただ、決めの右をもう少し強く打てるともっといいんだけどね。

 

<4R>

伊藤君、相手の入り込みざまとか打ち終わりに的確に合わせてるんだけど、

常に下がりながらなもんで威力的に今一感があって、やっぱり弱めなんだよね。

 

で、初めの1分半は山崎君の詰め詰めショート連打に目が行って、

残り1分からの接近戦を気持ちで征してたのもやっぱり山崎君だったんだわ。

 

 

で、終了ゴングが鳴った時の自分のスコアは39-37で山崎君だったんだけど、

結局、39-37、39-38×2ってことで、伊藤君の3-0勝ちだったんだわ。

 

後で聞いた話なんだけど伊藤君、途中から拳を痛めてたってことで、

で、何か打ち切れてないというか中途半端な右ショットだったんだね。

 

 

 

☆ 藪晋伍君×松坂拓哉君(石神井S)……SL 6R

4勝3敗(3KO)2分の28歳・大阪府と、

5勝(5KO)3敗(2KO)のサウスポー、21歳・岩手県。

 

この試合は、松坂君の棄権ってことで中止になったんだわ。

 

 

 

⑤ 島村国伸さん×小口幸太君(宮田)……65㎏ 6R

16勝(11KO)3敗1分のランク11位、サウスポー、29歳・東京都と、

9勝(1KO)13敗(1KO)の29歳・茨城県。

 

KO率5%未満の負け越し相手にランカーが6回戦ってことは、

これはもう完全にランクキープの為の試合が用意されたってことで、

島村さん、チャチャッとやらなければいけないのに実に情けなかったなあ。

 

あんまり酷かったもんで2Rで離席してしまったんだけど、

あんな島村さんは見たことなかったなあ。

 

日本人女性のバラード曲でのシンミリ入場の時点で場内の微笑み誘ってて、

小口君、まるでホテルのバスローブみたいなのを着込んでの登場だし、

それはまるで典型的な出落ちボクサーのパターンだったんだけど、

試合が始まると、とっても真面目一途の一生懸命ボクシングで、

倒す力は備えてないんだけど、雑々な島村さんを終始困らせ続けてたんだわ。

 

それでもその内、島村さん、ラウンドの進行を見やりながら、

結局、どこかで一発ドカンなんだろうなあって見てたんだけど、

いつまで経ってもダルダル、ズルズルのままで、遅くて届きの悪いパンチばかりで、

もう倒さないと負けるっていうのに最終回に入ってもそのままで、

結局、58-57×2、56-59ってことで小口君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

小口君、超幸運に恵まれてのランクゲットで、宮田会長もニッカニカしてたなあ。

 

試合前にはちょっと話したんだけど、試合後は目も合わせられなくて、

島村さん、幾らなんでももう少し練習しないとダメなんだわ。

 

 

 

すぐ傍に内山高志さんがいたもんで、サルガドを倒してタイトルゲットした試合での

レイジェスのナックルの具合を聞いてみたんだよね。

 

 

 

⑥ 船井龍一さん×和氣年邦君(M・T)……53㎏ 8R

21勝(14KO)6敗(3KO)のランク5位、29歳・東京都と、

8勝(2KO)13敗(6KO)3分の31歳・岡山県。

 

第5試合からの3試合は、ぶっちゃけランキングキープの試合ではあったんだけど、

島村さん以外は其々意識の高いパフォーマンスを見せてくれて、

それなりに見応えのある調整試合をしてたんだわ。

 

 

<1R>

やっぱり威圧感に違いがあって和氣君、初っ端からプレス掛けられっ放しで、

こういうのが格の違いっていうんだなって感じだったんだけど、

船井さん、そもそもジャブの鋭さが尋常じゃなかったし、

相手のジャブにもいきなりきっちり右ストレートを合わせてて、

初めの1分半でほぼ見えてきてしまったんだよね。

 

で、残り20秒の船井さん、とってもタイミングのいい右ストレートを一閃して、

和氣君からいきなり仰向けダウンをゲットしたんだわ。

 

終始上体を細かく動かしながらかなり良くやれてはいたんだけど、

全体にかなり硬かったし、ランク5位っていうのはやっぱり半端じゃなくて、

和氣君、常に気後れ感が漂ってたんだわ。

 

それにしても船井さん、下から上への繋げ方なんか芸術的でさえあったなあ。

 

<2R>

開始25秒、船井さんの右クロスストレートが鋭くヒットして、

それ一発で和氣君の左目上が大きくカットしてしまっていきなり出血。

 

その後にもヒットヒットを重ねられた和氣君、まるで赤鬼のように顔面真っ赤で、

いきなりエンディングが見えてきて、もうA級とC級程もの差になってしまって、

船井さんの仕留め方だけが興味の行方になってきてしまったんだわ。

 

<3R~4R>

和氣君、既にボロボロで軽ジャブ貰っただけで、頭がガクガクしてるもんなあ。                                                        

船井さん、もうこうなったら派手なエンディングを見せなくちゃってことで、

いつもとは比較にならない程のガンガン攻勢で、それはちょっと乱暴過ぎる程で、

だったんだけど、4R始まってすぐの15秒、和氣君の出血は酷くなる一方だったし、

力量差的にもどうにもならなくなったってことで、レフェリーストップエンド。

 

 

 

⑦ 福原力也さん×何チャラ・ロット……Fe 8R

29勝(21KO)7敗(5KO)1分のランク1位、35歳・東京都。

 

この試合は結局、2R1分52秒、左ボディー1発で福原さんがKO勝ちだったね。

 

自分は別の場所で石川ジムの田中トレーナーと並んで見てて、

完全な調整試合だったもんでダレるかなって危惧してたんだけど、

福原さん、こういうケースで有りがちな初っ端から乱暴に殴り掛かるってことなくて、

チャチャット片付けることも出来ない訳じゃないけど、大事に時間を使ってて、

相手との間合いを計りながら細かい動きを確認しながら、

つまり、位置関係とリズム、タイミングを丁寧にチェックしながら、

その時々に相応しいパンチを選択してるって感じがしたんだよね。

 

こういう丁寧な試合姿勢だと例え調整試合でもやっぱり見応えがあるんだよね。

 

 

 

⑧ 木村隼人君×小野木協栄君(協栄)……B 8R

20勝(14KO)7敗(3KO)の25歳・神奈川県と、

6勝(3KO)6敗(3KO)1分の27歳・東京都。

 

小野木君、イーブン戦績ではあるんだけどランカー相手が続いた結果だし、

多少出来不出来の波は有るんだけど、ここんとこいい動きができてて、

勝率からすると木村君、余裕のようにも見えるんだけど、

その木村君も実はフィリピンボクサー相手に2連敗中だし、

お互い、気合の入る試合で、自分の中ではこの日唯一のガチだったんだよね。

 

 

この試合の前に、内山高志さんと河野公平さん、それに田口良一さんの3人が、

リングに上がって大晦日のトリプル世界戦をアピールしてたんだよね。

 

 

<1R>

初っ端のジャブの差し合いは若干小野木君が優勢だったんだけど、

この日の木村君はとっても仕上がりが良くて上体の反応が抜群だったし、

イマジネイティブな一瞬のパンチの組み合わせが圧倒的で、

中盤過ぎには早くも小野木君の顔面が薄赤くなってきたんだわ。

 

小野木君も力強い動きが出来てたんだけど、

ちゃんと仕上がってる時の木村君はやっぱり凄いんだよなあ。

 

<2R>

木村君、先攻めの中に巧妙にカウンターを混ぜ込んでるし、

それが実にリズミカルで見ててとっても楽しいボクシングなんだよね。

 

一方の小野木君、接近戦でのアッパーで新しいパターンを織り込んできたんだけど、

その後は木村君のフットワークに翻弄されて中々得意の距離させて貰えなくて、

流れを取り戻すとこまではいってなかったんだよね。

 

<3R>

小野木君も更に気持込めて詰め詰めガンガンに攻め込んでいって、

お互い、キッチリ振ってるショートパンチがカウンターのタイミングで交差してて、

もうスリル満々だったんだけど、見せ方が巧かったのは木村君の方だったなあ。

 

木村君、相手が打ってくるタイミングがよく解ってるみたいで、

最小限の動きで交わしながら即の攻撃に移れてるんだよね。

 

<4R>

開始直後の14秒、お互い、前掛りの中、ガッツンバッティングしてしまって、

小野木君が右目上をカットしてしまってのドクターチェック。

 

それ程のことなくリスタートしたんだけど、この後、明らかに動きの差が見えてきて、

両者の当て勘の巧拙にもかなりの違いが出て来てたし、木村君、

左フックの使い方がとっても絶妙だし最近の中では極上のパフォーマンスだね。

 

<5R>

小野木君もまだまだ集中して頑張ってたんだけど、

ここまであれだけ打ってきたのに木村君、全く息も上ってない余裕余裕で、

残り1分15秒からは恐怖の滅多打ちまで見せて、

小野木君も必死の踏ん張りを見せてたんだけど、

たまに打ち返すパンチにも力込め切れてなくて、これはなあって見てた残り3秒、

余りの出血にレフェリーがドクターチェックを要求して、そのままストップエンド。

 

 

結局、2分59秒、負傷判定に持ち込まれての50-45×2、49-46ってことで、

勿論、木村君の圧倒3-0で、自分も50-45だったんだけどね。

 

持ってる引き出しの数の差が全てって感じだったんだけど、

試合後、控室に戻る木村君にグローブタッチした時、

とっても良かったよって伝えたら、まだまだですって答えてたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 木村隼人君

② 船井龍一さん

③ 福原力也さん

 

 

 

この日のワタナベボクサーは結局、6勝2敗のまずまずの出来で、

ワタナベ会長にお疲れ様ですを伝えて色々思い返しながら帰ったんだよね。

 

 

 

昨日、11月のボックスシートチケットが届いたんだけど、全部で10枚入ってて、

あと横浜での世界戦もあるし、11月は11ボクシングってことで……。

 

2014年10月23日 (木)

代々木第二体育館 (10/22)

 

昨日からMLBワールドシリーズが始まったんだけど、

青木がいるカンザスシティ・ロイヤルズと、日系4世のイシカワが在籍してる

サンフランシスコ・ジャイアンツとの戦いなんだけど、

イシカワっていうのはリーグ優勝決定戦で守備ミスして先取点を取られたのを、

9回裏サヨナラ3ラン打ってワールドシリーズ進出を決めた立役者なんだよね。

 

ってことで今回自分は若干ジャイアンツ寄りだったんだけど、

1回にジャイアンツが3点先取したのを3回裏のロイヤルズが

ノーアウト2、3塁って場面を作ったんだけど、その時の無得点が尾を引いたか、

結局、7-1でジャイアンツが先勝したんだわ。

 

 

 

ゴッホとゴーギャンは親友だった期間があって、

フランスのアルル地方で共同生活をしてたこともあったんだけど、

それは9ヶ月ほどしか続かなくて、初めにゴーギャンが売れたせいもあってか、

元々エキセントリックな性格のゴッホの嫉妬にゴーギャンが耐え切れなくなって、

転居を画策したことが更にゴッホの狂気を増長させて、

結果、自身の左耳を切り取ってそれを娼婦に与えたんだよね。

 

それはゴッホが35歳、ゴーギャンが40歳の時だったんだけど、

流石にゴッホも異常だって自覚して自ら精神病院に入院したんだけど、

結局、“麦畑と群れ飛ぶカラス” を遺作にして、

その麦畑の中でナイフで自らの腹を刺して自殺してしまったんだわ。

 

ゴーギャンが転居してからも二人は手紙のやり取りをしてたんだけど、

ゴッホの死が彼を開放したとも言えて、その10年後タヒチへ移住したんだよね。

 

ゴーギャンはその地でゴッホが重要な題材にしてたひまわりを描いた後、

彼も服毒による自殺未遂を図ったってことで、

ひまわりに取り付かれるとヤバイのかも知れないんだわ。

 

ゴーギャンは最後はフランスに戻ることもなく、

タヒチから少し離れた小島で54歳で亡くなったんだよね。

 

 

 

陶器製のホットコーヒー用のカップも、アイスコーヒー用のグラスでも、

色々選択の幅があるってことは楽しいんだけど、

いくら事前に温めておいても陶製カップのホットコーヒーはすぐ冷めてしまうし、

アイスコーヒーのグラスはすぐにビショビショになってしまうもんで、

自分はホットでもアイスでも二重構造式のステンレス製のコップを使ってるんだわ。

 

こいつはとっても優秀で、多少無粋というか色気不足ではあるんだけど、

どこを持っても熱くも冷たくも無いし、保温機能が抜群なもんで、

陶器やガラスとは比較にならない程長い時間、熱さと冷たさを維持できるんだよね。

 

 

 

試合開始1時間前の開場だったもんで、色んな人と話をする機会があって、

瀬端さんとか一生さん、筒井さん、それにJBCの福地さん達とよもやま話。

 

昨日はある方のご厚意でリングサイドの最前列で見ることができて、

近くには角海老ジムや三迫ジム、ワタナベジム、協栄ジムの会長達がゴッソリで、

4~5m先には日テレの放送席があって、セレス会長とか飯田覚士さん、

それに長谷川穂積さん達が控えてたんだよね。

 

メインイベントの開始時間が決まってたもんで、

途中の試合の決着次第では休憩タイムが長くなる可能性もあったんだけど、

それほどテキパキした進行にはならなかったもんで、ダレるってことがなかったね。

 

 

 

(予備) 山崎真儀君(協栄)×木ノ下克明君(ミナノ)……B 4R

0勝1敗にサウスポー、20歳・福岡県と、0勝4敗のサウスポー、34歳・岩手県。

 

結局、この試合はメインが終わった後にやったんだけど、

二人の戦績比べたら、何だか結果が見えてくるような感じがしたもんで、

メインイベントが終わった時に自分は帰ってしまったんだわ。

結果だけ調べたら、思った通り40-35×3ってことで山崎君のパーフェクト勝ち。

 

 

 

① 加川達志君(M・T)×本吉豊(reason)……58㎏ 4R

4勝(1KO)7敗(5KO)1分の32歳・神奈川県と、

3勝(3KO)8敗(4KO)の27歳・東京都。

 

この日は4回戦から入場曲付きだったんだよね。

 

<1R>

負け越し同士ではあったんだけど開始直後から気合の入った殴り合いで、

どっちにも可能性があった中、殆ど始まってすぐの0分20秒過ぎ、

加川君の打ち終りに振り出した本吉君の右フックが実にタイミング良くヒットして、

加川君、それ一発で昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

余りに強烈な当たりだったもんで、リスタートが危ぶまれたんだけど、

やっぱり加川君の足元が定まらないままだったもんで、そのままカウントアウト。

 

本吉君、0分32秒のKO勝ちだったんだけど、これで彼の勝ちは全てKOなんだわ。

 

 

 

② 布谷柾人君(八王子中屋)×磯崎亘平君(10count)

                           ………47.5㎏ 4R

0勝1敗(1KO)の21歳・東京都と、1勝0敗の25歳・神奈川県。

 

昨日、開場と同時に最初にコンチワしたのは中屋ジムの横田知之君で、

布谷君はいい仕上がりしてるって言ってたんだよね。

横田君はこの後も登場するからね……。

 

<1R>

上背もリーチも布谷君の方が優位なんだけど、磯崎君は潜り込み大作戦って事で、

取り付いたとこでのパワー全開を目指してて、その辺の駆け引きだったんだけど、

布谷君、相手の入り際にもう少し早い反応が要るんだよなあ。

 

1分過ぎから接近ボディ合戦になったんだけど、当て込みの巧いのは布谷君の方で、

磯崎君、残り1分過ぎてからは明らかに腕振りが鈍くなってしまったんだわ。

 

<2R>

優劣の付け難いゴニョゴニョ系になっていったんだけど、

それでもより力が込もってるのは布谷君で、

磯崎君、くっ付くまではいいんだけど、そこからの攻めが中途半端なままなんだなあ。

 

その後、リング上は美しくない方向へ向かってしまったんだけど、

それでも何とかボクシングをしようとしてるのは布谷君で、

ポジショニングとか捻じ込むようなショートフックとか、色々工夫してたね。

 

<3R>

磯崎君、意を決したかのような更なる密着戦を挑んでいって、

布谷君の嫌がる方へ、集中が切れる方へとドライブかけていったんだけど、

そういうのは勝つには上策だとは思うんだけど、何か違うんだよなあって見てた、

残り30秒近く、磯崎君が前掛りになったことに布谷君、右をドカン一発ブチ当てて、

磯崎君も一瞬踏み止まったんだけど、タタラを踏むように後ろに飛ばされて、

最後は踏ん張り切れずのダウン。

 

何とか再開はしたんだけど磯崎君、最早戦う気持ちと体力は取り戻せなくて、

そのまま布谷君の一気追撃に晒されるまま反撃の手が止まった2分28秒、

レフェリーストップってことで2ダウンKOエンドだったんだわ。

 

 

 

③ 山田健太君(セレス)×佐藤拓茂君(石神井S)……F 6R

6勝4敗の29歳・和歌山県と、5勝(2KO)5敗1分の29歳・新潟県。

 

とっても微妙な戦績の二人なんだけど、佐藤君が踏ん張るんじゃないかってね。

 

<1R>

佐藤君とグローブタッチして始まったこの試合、二人共よくこなれた動きをしてて、

ジャブの届きは山田君が優勢だったんだけど、ラウンド半ば頃、

佐藤君の右クロスがヒットして中々いい感じで推移してたんだわ。

 

以前、その事で佐藤君と話したことがあったんだけど、

残り30秒切ってからの見せ場作りドライブも完璧で、

残り10秒から右を続けて二発当て込んでまずはポイントゲットだね。

 

<2R>

佐藤君、まずはワンツースリーの攻撃で先行したんだけど、

山田君の立て直しもシッカリしてて、そこから一気に激しい攻防に突入していって、

甲乙付け難い中、佐藤君、返しの左フックまでの配慮がグッドグッドで、

一方の山田君、ちょっとリズム感が良くないというか、流れに乗りきれてないんだわ。

 

<3R>

それならって感じで山田君、更なるドライブアップで、

中間距離では大きく振り過ぎるんだけど、ガチャガチャ接近戦で威力発揮し始め、

力強いショートブローの連打で佐藤君を圧倒し始めたんだよね。

 

佐藤君、何となく距離を見失ってしまったみたいで巻き込まれてる感じだなあ。

で、このラウンドは手数で山田君だね。

 

<4R>

お互い、根気の要る手数系乱打戦になっていって微妙ではあったんだけど、

ラスト30秒で序盤のハンデを帳消しにした佐藤君かなあ。

 

<5R>

密着度が増して大きな展開にはなり難かったんだけど、

こうなるとちょっとした見せ方の差がポイントになってくる訳で、

ラスト30秒からの踏ん張りの差でやっぱり佐藤君かなあ。

 

<6R>

このまま行けば、苦しみながらも佐藤君が逃げ切りそうに思えたんだけど、

山田君のヘコタレナイ前詰めと手数が佐藤君を困らせ始めて、

その我慢強い積極姿勢の前に佐藤君、中盤以降ヘバリが浮いて見えて来て、

大きな有効打はなかったんだけど、見栄えの点で大きな差になってしまって、

佐藤君、殆どいいとこナシのまま終了ゴング。

 

 

それでも自分は58-56で佐藤君だったんだけど、

結局、58-57×2、57-57ってことで山田君の2-0勝ちだったんだわ。

 

少なくとも佐藤君、6Rを頑張り通せたら負けはなかったんだけど、

山田君の気持ちが強かったってことで……。

試合後、佐藤君とちょっと話したんだけど、やっぱり終盤バテたって言ってたなあ。

 

 

 

④ 尾川堅一さん(帝拳)×高畑里望さん(ドリーム)……SFe 8R

12勝(10KO)1敗(1KO)のランク15位、26歳・愛知県。

10勝(2KO)4敗(1KO)1分のランク12位、35歳・茨城県。

 

二人共、会えば言葉を交わすボクサーなもんで、自分的にかなり注目してて、

お互い負けたらランク落ちがほぼ必至で、高畑さんは年齢的にもシンドクなるし、

尾川さんの方もランクインが妥当なモノだって証明する大事な試合なんだよね。

 

高畑さんには申し訳ないって思ってたんだけど、

ここは期待の伸び盛り、尾川君が一蹴するんじゃないかって思ってたんだよね。

 

 

この試合、結果的には7R0分44秒、尾川さんがTKO勝ちしたんだけど、

それに至る過程では手際の悪さが若干気になったんだけど、

簡単には終わらせなかった高畑さんの踏ん張りの方に心が動いたんだよね。

 

試合開始直後からシッカリプレスをかけていったのは尾川君の方で、

上背あって懐深くリーチで優位な高畑君に対して尾川君、

明確な意思の下、力のこもったボディブローがとっても効果的だったんだわ。

 

尾川君の瞬間の踏み込みからの左右ショットは早さと力強さに満ちてたもんで、

高畑君、一瞬の反応遅れが目立ってしまってたんだけど徐々に対応していって、

尾川君にやり難さと距離の遠さを感じさせてたんだよね。

 

そうは言っても残念ながら高畑君は局面を一気にひっくり返すような、

そういう一撃必殺系のパンチは持ち合わせてないもんで、

底流としては尾川君優勢のまま推移してた4R終盤、

ボディを打たれるのを警戒し過ぎた余りか顔面のガードが緩みがちになったとこに

尾川君、強烈なヒッティングで右、右、右って連続直撃叶ってダウンゲット。

 

そこそこ激烈な打撃だったもんで高畑君、何とかリスタートはしたんだけど、

尾川君の鬼追撃の前に危ない危ないの連続で、直後青コーナーに追い込まれて、

ああこれはもうダメだなって感じのダウンを追加されてしまったんだわ。

 

会場に時計表示が無かったもんで残り時間が解らないままの再々スタートで、

って思った殆ど直後の終了ゴングで高畑さん、何とか生き延びたんだよね。

 

殆ど時間の問題と思われたんだけど、5R、6Rの高畑さんの踏ん張りは特筆モノで、

それは尾川さんの余裕から出た手際の悪さとも言えないこともなかったんだけど、

やっぱり自分は高畑さんの必死踏ん張りの方に心を打たれた訳で、

顔面を赤く腫らせて両目を細くされながらも最後まで無様を拒否し続けて、

目の具合を見かねたレフェリーがドクターチェックを依頼して、

何とか大丈夫ってとこ、リスタートされる寸前に、

青コーナーからタオルが振られてのストップエンドだったんだわ。

 

試合後、控室に戻る尾川さんとオメデトのグローブタッチしたんだけど、

ちょっと時間かかり過ぎたねとも伝えたんだけど、彼も苦笑してたなあ。

高畑さんには声掛けられなくて残念だったなあ。

 

 

 

⑤ 粟生隆寛さん(帝拳)×ファン・カルロス・サルガド

                          ………137P 10R

26勝(12KO)3敗1分のWBA5位、WBC4位、30歳・千葉県と、

26勝(16KO)3敗(3KO)1分1NCのメキシコ・29歳。

 

粟生さんはIBFの7位でもあるんだけど、サルガドの方は今ノーランクなんだね。

 

サルガドっていうのは相当な人気者みたいで、この5年は世界戦しかやってなくて、

ホルヘ・リナレスを衝撃の1RKOして王座を奪還した直後、

内山高志さんに最終12Rに倒されてからもう3年近くになる訳で、

そのリナレスも内山さんも会場に来てて、彼はほぼ2年弱振りの試合なんだけど、

粟生さんとしてはタイトル戦線に名前を刻んでおく為にもキッチリ決めたいとこで、

直近の試合はアメリカでの格下相手ではあったんだけど、

以前の粟生さんを彷彿とさせる体の動きとパンチのキレを見せてたもんで、

自分は相当期待してたんだけどね。

 

<1R>

いきなり感じたのはサルガドが思った以上に下手になってたことと同時に、

粟生さんの動きの硬さで、フットワークにも軽快さがなかったし、

肩から首にかけてが力入り過ぎというかとにかく何かとっても硬そうなんだよね。

 

それに粟生さん、見栄えのいい早い決着を目指す余りか、

初っ端から全ての腕振りに力込め過ぎで、いきなり歯を食いしばってるし、

打ち出す度にウンウンって声を発してるんだわ。

もう少し緩急付けながらリラックスしてパフォーマンスする方がいいんじゃないかなあ。

 

<2R>

粟生さん、若干動きにスムースさが無いままではあったんだけど、

仕掛けが大き過ぎるサルガドに対して、隙間狙っていい打ち込みが叶ってたね。

 

<3R>

始まって15秒ほどのことで粟生さん、サルガドの右フックをまともに貰ってしまって、

場内に悲鳴が轟く中、思わずヨロッとしてしまって一瞬危なかったんだけど、

中盤以降は良く立て直しての盛り返しで、左ボディが強烈ヒット。

 

<4R>

粟生さん、大分落ち着いてきたみたいで、相手がカウンター狙いになる中、

ここまでで一番の左ボディを打ち込んでたし、コーナーに詰めてのショート連打とか、

距離詰まったとこでの右ショートアッパーもとっても効果的だったなあ。

 

<5R>

中間距離での攻防を征した粟生さん、いきなりの左ストレートが見栄え良くて、

相手が力づく戦を挑んで来るのをまともに受けさえしなければ大丈夫そうだね。

 

<6R>

終始粟生さんのボディブローが目立ってて、

サルガドの右ストレートはまだまだ威力満々ではあったんだけど、

基本的には技を駆使するっていうタイプじゃない荒業系なんだなあ。

 

<7R>

全体に少しダレてしまって、サルガドは単発に終始してるし、

粟生さんも左で攻撃を終わるっていうパターンが続いてたんだわ。

 

<8R>

思い直したかサルガド、このラウンドは細かい手数で先行してたんだけど、

直後に粟生さんの小気味のいいショート連打を貰ってしまって、

続く右フックで思わずグラッとしてたなあ。

 

それにしてもサルガド、ストレートと比較するとフック系が全然ダメで、

ヒッチが大きくて外側からたわむようにスイングするもんでその点では粟生さん、

容易に見極めてるみたいなんだけど、ストレートを簡単に被弾することが多くて、

そう言えは左ガードが比較的低い位置で固まってて、

もう少し上下に動かした方がいいんじゃないかって思ったんだよね。

 

<9R>

粟生さん、雑になってきた相手の右に合わせる左のタイミングがずれてて、

中々見栄えのいいヒッティングが叶わないんだけど、動きに劣化は見られなくて、

その後終盤にかけて、見栄えのいい左ストレートを二発グッドヒットだったね。

 

<10R>

ポイント的には大差がついてるとは思ってはいたんだろうけどサルガド、

それほど挽回目指して飛ばして来るってことはなくて、普通の立ち上がり。

 

サルガドの不器用な右ストレート一本頼りの限界が見えて来て、

ショートブローもフック系も下手なままだし、返しも殆ど打ててないし、

攻撃の緩急ないままの諦め系かなあって見てたラウンド終盤、

粟生さんの左が二発、綺麗な連続直撃ヒットで、サルガドが倒れる寸前までいって、

最後締めるかって見てたんだけど、残念、時間不足の終了ゴング。

 

 

結局、98-92、97-93、97-94ってことで、勿論粟生さんの3-0勝ち。

 

ちなみに自分のスコアも98-92だったんだけど、

粟生さん、リズムを掴んだ時の攻撃は素晴らしかったんだけど、

相手の動きを利用したボクシングは出来てなかったって感じだったんだよね。

 

 

 

⑥ 山中慎介さん(帝拳)×スリヤン・ソールンビサイ

                      ………WBC B タイトル戦

21勝(16KO)0敗2分のチャンピオン、サウスポー、32歳・滋賀県と、

37勝(16KO)5敗1分のランク1位、25歳・タイ。

 

どっかで見たことあるよなあって思ったらソールンビサイ、

風貌が中屋ジムの横田君にそっくりで、ミドルからバンタムに縮めた感じなんだわ。

 

<1R>

元はフライ級のチャンピオンだったソールンビサイ、やっぱり体は小さいんだけど、

それをカバーするほどの動きの鋭さを持ってて、一瞬の飛び込みも迫力あって、

若干様子見スタートの山中さんを手数で圧倒してたんだわ。

 

<2R>

開始20秒の山中さん、この日最初の左ストレートを一発ナイスヒットしたんだけど、

ソールンビサイ、如何にも打たれ強そうな頭蓋骨をしてるんだわ。

 

<3R>

頑張り直しのソールンビサイ、再び1Rのように盛り返して、

ちょっと頭から行き過ぎるとこはあるんだけど、気合は十分なんだわ。

 

<4R>

山中さんの右ボディも素晴らしかったけど、ラスト20秒からのソールンビサイ、

ショートのコンビネーションで大きな見せ場を作ってたんだわ。

 

ここまでの自分のスコアは38-38だったんだけど、

発表された途中採点は39-37、38-38×2で、ソールンビサイ若干優勢で、

山中さん、まだまだエンジンかかってない感じなんだよね。

 

<5R>

ここんとこずっとこういう突貫小僧系とは試合してないもんで山中さん、

相手が正統派なら苦も無かったんだと思うけど、見ててやり難そうの限りで、

テンポとかリズム感がまるで違う相手に戸惑い気味なのが中々納まらなくて、

後半、左のいいのを一発打ち込んで形は作ってたんだけど、

前半は相手の右手を頭が一緒に出て来る戦法に困ってる感じだったなあ。

 

そういう風にしてソールンビサイ、山中さんのカウンターを防いでるって感じで、

結構研究してきたみたいなんだよね。

 

<6R>

ソールンビサイが頭下げて突っ込むもんで山中さん、打ち込む場所に困ってて、

自分はレフェリーの注意が必要だって思うほどそれはちょっと極端だったんだわ。

 

それでも山中さん、隙を見つけ見つけして結構直撃重ねていったんだけど、

ソールンビサイの打たれ強さは出色で、近くで一緒に見てた三迫会長も、

一度もKO負けがないし、抜群のスタミナが売り物なんだって言ってたんだわ。

 

自分、何となくなんだけど、ソールンビサイが突っ込んでくる瞬間が解りかけて、

そのつもりが無い時の頭の角度がちょっと違うって気が付いたんだよね。

 

<7R>

揉み合った直後に左フックを貰ってしまって山中さん、

一瞬体が揺らいでしまった時は場内悲鳴に包まれたんだけど、

そこからの冷静な立て直しは流石の流石で、

左、左の強烈連続ヒットが叶って衝撃的なダウンゲットでまたもや場内大騒ぎ。

 

ただこの時、一瞬全く信じられないことが起こってしまって、

レフェリーがカウントし始めたっていうのに山中さん、何とニュートラルに控えなくて、

カウント途中だっていうのにいきり立って打ち掛かりに行こうとしてしまって、

それを二度ほど注意されてて、その間、カウントが途中ストップしてしまって、

多分カウントファイブくらいからの数え直しで、数え終わった時はこれまた多分、

ゆうにテンカウントを超えてたと思うんだけど、あれは何だったのかなあ。

 

ソールンビサイがテンカウント以内でリスタートできたかは不明なんだけど、

それにしてもその時の山中さんの振る舞いはまるでデビューボクサーのようで、

それはまるで倒し慣れてないような新進ボクサーのようで、

それまでかなり追い込まれてた感があったせいというか、

相当焦ってたとしか思えなかったんだよね。

 

<8R>

全くめげないソールンビサイ、聞いた通り抜群のスタミナでのやり直しで、

いきなり右を二発ヒットさせて盛り返してまだまだの可能性を感じさせたんだわ。

 

山中さんが直後に左ショートで流れを取り戻したと思った途端、

少し体が流れ始めたとこにまたもやの右を貰ってしまってってのヤバイヤバイで、

目まぐるしい展開が繰り広げられて、見てたこっちはもう大変だったんだけど、

最後はまたもや終了ゴング直前のリングほぼ中央、

一段落したソールンビサイに山中さん、渾身のワンツースリーを見事な打ち込みで、

この試合2度目のダウンゲットだったんだわ。

 

山中さんの貰い過ぎも気になったんだけど、

いつでも逆転可能な一発を持ってるっていうのは何という強みなんだろね。                                                       

2回目の途中採点は78-72、77-73、76-74ってことで、

流れは大きく山中さんに傾いていったんだよね。

 

<9R>

幾らなんでもソールンビサイ、そろそろ参っただろうって見てたんだけど、

全く怯まないめげない気持ちの強さは驚異的ですらあって、

更なるガンガン頭突っ込み大作戦で、その上山中さんを投げ飛ばしてしまって、

そりゃダメだわって減点喰らってたんだけど、その再開直後だったかなあ、

山中さんの左ボディが相手の鳩尾にモノ凄い喰い込みで、

ソールンビサイ、自分の真ん前でガックリ膝着きダウンしてしまったんだわ。

 

ここに来ての強烈ボディに流石のソールンビサイももうダメでしょって、

それしか考えられなかったんだけど、またまたまたの根性のリスタートで、

彼の頭突込み系の試合スタイルには共感し難かったかったんだけど、

ソールンビサイの尽きることの無い踏ん張りには実に感動したんだよね。

後楽園で見かけるタイボクサー達とは全く違うモノを見せられたんだよね。

 

<10R>

常に頑張り続けるソールンビサイは最早驚きの存在ではなくなってて、

一休みしたがってるような山中さんに必死にくっ付きまくっての手数手数で、

目ぼしいパンチの無かった山中さんからポイントゲットしたんだわ。

 

<11R>

まだ行くまだ行くのソールンビサイで、1分過ぎかなあ、

山中さんの左ストレート一発ドスンで膝カックンしてるっていうのにまだ頑張るで……。

 

<12R>

当然の如くソールンビサイは飛ばして行く訳で、山中さんはどうするのかってとこで、

ソールンビサイ、やっぱり最後のあがき系頭特攻を仕掛けていったんだけど、

山中さんのタイミングのいい左フックの餌食になってヨロケヨロケしてしまって、

で、点差が広がるばかりだったんだけど、それでも踏ん張る手数に、

君はどこまで頑張るつもりなのかって、その気持ちの強さに感動してしまって、

メイウェザーの12回戦よりは450倍ほども面白かったんだわ。

 

 

終了ゴングが鳴ると同時にスコアを計算してみたら、117-108だったんだけど、

結局、116-108、115-109、114-110ってことで、

勿論山中さんの3-0だったんだけどね。

 

 

終わってみての一番の印象はやっぱりソールンビサイの頑張りで、

最終的には山中さん、3度のダウンを奪っての圧倒差勝ちではあったんだけど、

とってもやり難い相手だったとはいえ、意外なほど簡単に右を貰ってたし、

攻め方もムキになっての左、左に頼り過ぎてた印象も結構強くて、

もう少し変化に富んだ攻撃が見たかったなあって感じもしたんだよね。

 

ただ、ああいう風に極端な戦い方をしてくる相手だと、

その対応の仕方も決まって来るのかも知れないんだけどね。

 

 

 

昨日は個人的なトラブルは殆ど無くて、目立ちたいだけの怒号を繰り返して

周囲の客に迷惑かけてたオッサンに静かにしてねって頼んだのと、

古顔のボクシングライター、もう定型文しか書けないマンネリライターなんだけど、

古参なもんでひたすらデカイ面してるんだけど、席が用意されてなかったもんで、

勝手に椅子を持ち出して通行の邪魔になってるのを排除させたくらいだったね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① スリヤン・ソールンビサイ

② 山中慎介さん

③ 高畑里望さん

 

 

 

後楽園ホールの自分のボックス席の右隣が売れたっていうのは聞いてたんだけど、

困ったちゃん爺さんじゃないといいけどなあって思ってたら、

何となんとナント、ワタナベジムってことで、それを昨日渡辺会長から聞かされて、

以前から、日本を代表するジムの一つなんだし業界振興の為にもって、

そう言ってたのをやっと決心したみたいで、何かとっても嬉しかったなあ。

 

 

 

夜は相当冷え込むって聞いてたもんで、シーツをモカモカボアタイプに替えて、

モッカモカ毛布に今年初めて羽布団登場ってことで万全のレベル3だったんだけど、

万全過ぎたみたいで明け方4時頃暑くなって目が覚めてしまって、

この時期は中々難しいんだわ。

 

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2014年10月21日 (火)

日記 (10/21)

 

閣僚の中に女性が混じってるのを特別の目玉だとは思ってないけど、

結局、小渕優子と松島みどりは辞任して大騒ぎなんだわ。

 

親父の代からの付き合いだった地元の町長が経理を見てたって、

そもそもそういう事が許されるのかは知らないんだけど、

町内会や子供会での収支報告レベルにも達してなかった稚拙さは呆れるばかりで、

それを自身が何のチェックもしてなかったってことで、

小渕のお嬢様感覚と庶民感覚との乖離を感じたんだけど、

もっとムカついたのは妖怪べラ系女さんま松島のヘラヘラした会見態度で、

ああいうのは生来のモノだと思うんだけど不快以外の何物でもなかったなあ。

 

で、ここんとこ突っ込みどころを見失いつつあった野党連中がここぞの追及で、

あっちこっちで浮足立ってるんだけど、あんたらは大丈夫なのかってことで……。

 

 

 

大阪の橋下知事が朝鮮人に対するヘイトスピーチで有名な在特会のボスと昨日、

一対一の話し合いの場を持ったんだけど、

オームとかイスラム、ナチスのような狂信者相手に、

最初に 「お前」 って言われたのに激高してしまって、

そういう極端な考え方はダメなんだわって説得しなければならないっていうのに、

モノの見事に挑発されてしまって、そういうのは相手の作戦だっていうのに、

見事に引っ掛かってしまって、もう只の街中のケンカと同じになってしまって、

相変わらず橋下っていうのもバカ過ぎなんだよなあ。

 

 

 

風太と散歩に出るときには、必ずと言ってもいいほど、

半野良のチータン(チーさんとも呼ばれてる)と全野良のホル2(ホルニって読む)が、

近寄って来るんだけど、足元に猫がまとわりついてるっていう姿は他人にとっては、

とっても微笑ましくて、同時に自分がかなり善良な人間のようにも見えるみたいで、

実に気安く寄って来るんだけど、殆どの場合、それはとってもウザくて、

その人が飼ってる猫の話にまで及ぶことも多くて、もうどうでもいいんだわ。

 

散歩する猫にしてみようかって、面白半分にリード使って外に出して練習したら、

すっかり身に付いてしまって、今ではリード無しでも全然大丈夫なんだけど、

1日に2回ほど外出を催促するし、家に戻る際には体を拭かないとならない訳だし、

日向ぼっこをしてる時には自分もボーッとしておらざるを得ず、

何だか痴呆老人のようになってしまうんだわ。

 

 

 

予想通りゴロフキンは勝ったんだけど、危惧してた通りドネアは負けてしまって、

やっぱりピークは過ぎてしまったかなあって感じがしたんだよね。

 

 

 

先週、BSでチャンネルスクロールしてたら、

加山雄三の “日本一の若大将” をやってて、1962年公開なんだけどね。

 

辿る必要がないほどストーリーは全く他愛ないんだけど、

当時の街中の様子が描かれてるのがとっても興味深かったんだわ。

 

都電のレールとか走ってる車とか、建物とか人々のファッションだとか、

自分がビートルズにハマってた50年ほど前の東京の様子が懐かしかったなあ。

 

 

 

ギリシャ領エーゲ海の小島にエレオノラハヤブサっていう鳥が生息してるんだけど、

これがまあモノ凄いスピードで飛ぶってことで、

獲物を捕らえようと急降下する際には何と時速200㎞もの高速なんだってさ。

 

 

 

日本は四季の変化に富んでて、春夏秋冬は毎年ほぼ規則正しく訪れるんだけど、

1年は12ヶ月あるから四季のそれぞれは3ヶ月づつかっていうとそうは思えなくて、

自分は、春は4月と5月、夏は6月~9月、秋は10月と11月、冬は12月~2月って、

そう思ってるんだよね。

 

つまり、春と秋っていうとっても過ごし易い季節は年間4か月しかないってことで、

残り3分の2の8ヶ月は結構過酷なシーズンってことなるもんで、

今は10月だし、有り難く大事に過ごさないとねっていう感じなんだよね。

 

春と秋っていうのは其々次に到来する過酷なシーズンを迎えるにあたっての

心身の準備期間とも考えられなくもなくて、自然っていうのは上手いことできてて、

ってことで、19日には奥さんと二人で長瀞に行って来たんだわ。

 

まだ紅葉のシーズンには早かったもんで、ライン下りも待ち時間がなかったし、

ああいうとこはガラガラだと却って神経を使ってしまうんだけど、

ちょうどいい混み具合だったもんでとってもリラックスできたんだよね。

 

昼食に寄った店で田舎定食っていうのを食べたんだけど、

店のお婆ちゃんが自分の畑で作ったっていう野菜がとっても旨かったんだわ。

 

2014年10月18日 (土)

エキサイトマッチ

 

安倍内閣改造の目玉だった女性閣僚が次々の不祥事ってことで、

松島法相の件は横に置いといて、小渕経産相の今回の不始末には正直ガッカリで、

鼻がピノキオみたいなんだけど、頭脳明晰で理路整然とした丁寧な話し方をするし、

もし将来、女性首相が誕生するなら彼女じゃないかって思ってたんだけど、

要するに優秀なスタッフに恵まれてなかったってことなのかなあ。

昨日の夕方の話では、どうも辞任の方向みたいなんだよなあ。

 

この種の問題はいつまで経っても幾らでも出て来るんだけど、

地方議員にしろ国会議員にしろ、

議員連中っていうのはこれほどまでにカネに汚い連中が多いのか、

何度も何人も辞めさせられてる議員がこれだけ居るっていうのに、

これほどまでにバカが多いのかって思ってしまうんだよね。

 

 

 

中国の首相はリコッキョウっていうんだけど、

ウコッケイ(烏骨鶏)って聞こえてしまうんだけど、そんなことない?

 

 

 

青色LEDの開発でノーベル賞を受賞した中村修二っていう人、

事あるごとに元の所属先の会社に対する反感が未だに失せてない様子で、

言葉の端々にそれが透けて見えるんだけど、

確かに個人と会社間の業績成果分担の問題は日本ではまだまだ不明瞭で、

結局、裁判に持ち込まれて会社が130億円支払えって判決が出た後、

最終的に8億円の示談金で手を打ったってことで……。

 

それでも、何から何まで全てを一人で成し遂げたかのような彼の物の言いようが、

自分は当初から引っ掛かってて、会社側の物的人的なサポートがあっての事

なんじゃなかったのかっていう思いもあるんだけどね。

 

一方では会社からの報奨金が2万円だっていうのもどうかと思う訳で、

こういう点に関する個人の感情と会社側のスタンスの乖離には

まだまだ埋めがたいモノがあるんだよね。

 

 

 

エキサイトマッチはいつも大体まとめ見なんだけど、

今回は9月8日から10月5日までの分。

 

 

 

【9月8日放送分】

 

☆ デオンテイ・ワイルダー×ジェイソン・ギャバーン……H 8R

31勝(31KO)0敗のWBC H1位、28歳・アメリカと、

25勝(11KO)15敗4分の37歳・アメリカ。

 

この位の戦績差、年齢差ともなると、ワイルダーがいつどうやって倒すのかって、

それだけが興味の行方だったんだよね。

 

<1R>

2mもあるワイルダーに対してギャバーンは如何にも負け慣れしてるデブって感じで、

飛び込みざまに右一発振りかざす他は何の手立ても持ってないんだよなあ。

 

ワイルダーの方はいきなりの大名ボクシングで、相手が入って来るとこにゴッツン、

強烈なのを合わせようって算段のちょっと手抜き系なんだなあ。

 

<2R>

日差しの中の屋外リングのせいもあってか、観客も集中してなくて、

殆ど真面目に見てない中、ワイルダーにも真剣味がないんだわ。

 

<3R>

やっとのことワイルダーが真面目にジャブ出すようになったらギャバーン、

もう全く為す術ないっていうのはこのことで、苛立ってカメラマンに当たってるし、

ベトベトした動きの中、残り42秒、ワイルダーに右を打ち下されてダウン。

 

<4R>

1分20秒、全く同じように打ち下されてギャバーンがまたダウンしたんだけど、

そもそもボクシングに向いてる体型じゃなくて、ラグビーかプロレスだなあ。

 

もう止めた方がいいようなトロトロだったんだけど、

結局、このラウンドが終了した時点で棄権だってさ。

 

 

 

☆ ショーン・ポーター×ケル・ブルック……IBF W タイトル戦

24勝(15KO)0敗1分のIBFチャンピオン、26歳・アメリカと、

32勝(22KO)0敗のIBF1位、28歳・イギリス。

 

ポーターは168㎝のガッチリ系で、ブルックは175㎝の細身。

 

チャンピオンが青のエバーラストで挑戦者の方が赤のグラント使ってて、

あっちでは日本のような赤青の使い分けなんかしてないんだよね。

 

<1R>

2人の距離が極端に違うもんでポーター、ひたすら接近からのガチャガチャ希望で、

引き気味にスタートしたブルックに対してほぼ優勢に推移してたんだけど、

最後の最後、ブルックのワンツーがクリーンヒットしてポイントを返してたなあ。

 

<2R~3R>

お互い、一瞬の接触後はクリンチ、ホールドの繰り返しだったんだけど、

辛うじて当たりが綺麗だったのはポーターの方で、

ブルックは左目尻をカット出血してたんだけど、あれはバッティングだったのかなあ。

 

ポーターはフェイント駆使して飛び込みのチャンスを窺ってたんだけど、

左も右も精度が高かったのはブルックスの方で、ポーターは雑々一途で、

力づくでブン回して、何でもいいからとにかく何か当たれって感じだったなあ。

 

<4R>

幾つか打たれたブルック、ちょっとヤンキースのジータみたいになってるんだけど、

やり難い突貫ポーターに対して正統派の力強いボクシングで対抗してるね。

 

<5R>

ポーターが益々のゴリゴリなもんで、徐々にもつれ合う場面が多くなってきて、

延々のクリンチの中、リング上が汚らしい感じになってしまって、

お互い、腕振りよりは押し合いに力を使ってるみたいなんだわ。

 

<6R>

二人共、殴り合うよりも抱き合ってる時間の方が長くて、

もう延々同じ場面の繰り返しで、仕方なく早回し早回しで、

動体視力を鍛えるにはとってもいい方法なんだけど、

結局、それ以降12Rまで殆ど何も起こらないまま終了ゴング。

 

117-111、116-112、114-114の2-0ってことだったんだけど、

申し訳ない、どっちが勝ったのか自分、全く憶えてないんだわ。

 

 

 

【9月15日放送分】

 

☆ レオ・サンタ・クルス×マヌエル・ローマン

………WBC SB タイトル戦

27勝(15KO)0敗1分のチャンピオン、26歳・メキシコと、

17勝(6KO)2敗3分1NCのランク12位、26歳・メキシコ。

 

ローマン、色んなボクサーの名前が混じり込んだ山田一郎的な名前なんだけど、

このKO率、ランキングだと相当シンドイだろなっていうのが事前予想なんだわ。

 

本来のサンタ・クルスじゃなくて便宜上、サンタクルスって繋げた名前にするね……。

 

<1R>

打つ前に距離とタイミング計ってる時のサンタクルスはやっぱり、

マナベジムの長嶺克則君に似てるんだよなあ。

 

そのサンタクルス、長い腕でカッチリガードしながら相手に全く隙を与えず、

それでもいきなりアグレッシブな先攻めで、例の左ボディアッパーを起点にして、

パパパンって畳み掛けたらローマン、いきなり気遅れ感が漂ってしまって、

いきなり、ダメだなこりゃって感じの明らかな手数負けなんだなあ。

 

<2R>

スッカリ相手を見切ったサンタクルス、今日は早く帰るって決めたみたいで、

いきなりのグイ詰めでローマンをコーナーポストに追い込んで、

実にタイミングのいいワンツーをヒットさせて見事なダウゲット。

 

それほどのハードヒットではなかったんだけど、ローマンが効きまくってしまって、

結局そのまま10カウントアウトになってしまったんだけど、

もしかしたらローマン、とっても勝てそうにないもんでバックレたのかもね。

 

 

 

☆ フロイド・メイウェザー×マルコス・マイダナ 

          ……WBA、WBCのWとWBCのSWのタイトル戦

46勝(26KO)0敗の37歳・アメリカと、

35勝(31KO)4敗の31歳・アルゼンチン。

 

どんだけタイトルが懸かってるのかって試合だったんだけど、

やっぱりメイウェザーの試合は全く面白くなくて、

世の中の多くのボクサー達が憧れてるっていうのが信じられなくて、

打たれないで打つっていうのはボクサーの理想かも知れないんだけど、

それを徹底されると空き巣狙い専門にしか見えないんだよね。

 

そんな彼がどうしてあれ程の高給取りなのかも信じられないんだけど、

もしかしたらそういう見方しかできない自分の方に問題があるのかも知れないなあ。

 

長くやろうとするならああいうスタイルが最適なんだろうけど、

敢えては倒しに行かないっていう姿勢にはどうしても親近感が湧かなくて、

避けるのが巧いなあっていう感想くらいしかないんだよね、結局。

 

で、1Rを見た後は最後の判定結果だけってことで、

116-111×2、115-112の3-0で勿論、メイウェザーの勝ちだったよ。

 

このスコアからすると途中でダウンが一個あったってこと?

まあ、どっちでもいいけどね。

 

とにかく自分の中でのメイウェザーの試合はこれでお終いってことで……。

 

 

 

【9月22日放送分】

 

☆ オマール・フィゲロア×ダニエル・エストラーダ

                         ………WBC L タイトル戦

23勝(17KO)0敗1分のチャンピオン、24歳・アメリカと、

32勝(24KO)2敗1分のランク1位、29歳・メキシコ。

 

チャンプはウィニングの青グローブ、挑戦者がレイジェスの赤グローブなんだけど、

二人共、グローブと同色のテープを使ってるもんでグルーブが随分長く見えるね。

 

この二人、過去に荒川仁人さんと対戦経験があるんだよね。

 

1R、

まずフィゲロアがサウスポーチェンジしながらグイグイ攻め込んだんだけど、

エストラーダの方も下がりながらもかなり強いのを的確に打ち返してたね。

 

<2R>

お互い、強引なほどの殴り合いに突入していったんだけど、

上背とリーチ優位なエストラーダが距離を取りきれない中、

それでもあくまで一方的にさせなくて、結構な奮闘なんだわ。

 

夕方の屋外リングだったんだけど、夕陽を浴びる観客がとっても眩しそうにしてて、

画面の上部分と下とでは明るさが違うもんで見難い映像になってたなあ。

 

<3R~4R>

そんなに飛ばして最後まで持つのかってほどのフィゲロア、

ガンガン前詰めからのブンブンで、一方のエストラーダがちょっと困り気味で、

相手が入って来るのを阻止できるほどのジャブも打ててないし、

何だか簡単に受け止めてしまってるって感じなんだよなあ。

 

<5R>

フィゲロアが更に前詰め激しくするにつれエストラーダがいつの間にか鼻血で、

必ずしもそれだけが原因だとは思わないけど、リズム感が良くないんだよなあ。

 

<6R>

フィゲロア、殆どボディを攻めないし、この回は少し休み気味だね。

 

<7R>

エストラーダはきちんとボディを打つ真面目真面目なボクシングなんだけど、

若干相手の前詰めが緩んでやり易い距離になっても行き切れてないんだわ。

 

<8R>

お互い、試合序盤にかなり力使ってしまったせいか、動きがトロくってまって、

スタミナ戦の様相も呈してきたんだけど、ヘバリが進んでるのはエストラーダで、

そろそろ見えてきたかなあって思ってたら残り25秒、

フィゲロアが右目の内側をカット出血した途端、この日一番の攻勢だったなあ。

 

<9R>

始まって33秒、エストラーダが若干ボヤーッと左を振り出しに行った瞬間、

そこにフィゲロアが右ストレートをキッチリ合わせて綺麗なダウンゲット。

 

すぐに立ち上がったエストラーダだったんだけど、

リスタート後のフィゲロアの鬼追撃は凄まじくて、

ロープに詰められての留まることの無いショート連打を浴びまくってストップエンド。

 

勝負っていうのはやっぱり行ける時に行かないとダメな訳だし、

一瞬の緩みが死を招くってことなんだよなあ。

 

 

 

☆ サキオ・ビカ×アンソニー・ディレル……WBC SM タイトル戦

32勝(21KO)5敗3分のチャンピオン、31歳・オーストラリアと、

26勝(22KO)0敗1分のランク5位、29歳・アメリカ。

 

<1R>

二人共、飛び込み乱闘型なもんでいきなり荒っぽい絡み合いから始まって、

其々が1~2発までで決めようとするイッセノセボクシングなもんで、

クリンチだらけの延々の瞬間芸だったもんで、早速早回し早回し。

 

<2R>

ドカーンって当たる場面だけをひたすら待つって感じで……。

 

<3R~6R>

殆ど状況変わらず……。

 

<7R~8R>

延々のクリンチなもんでレフェリーが大変大変で、

こういう試合の場合にはレフェリーに特別手当を払って上げるべきだなあ。

 

もつれ合う中、ディレルの右がヒットするとビカがヘラヘラ笑ってダレルんだわ。

 

<9R~12R>

ディレルがよく転んでて3回ほどもあったかなあ。

 

 

結局、117-110、116-111、114-113って殆どいい加減だったんだけど、

要するに先回微妙な試合だったのを合わせ技一本ってスコアかなあ。

 

 

 

【9月29日放送分】

☆ ダニエル・ジェイコブス×ジャロッド・フレッチャー

 

                       ………WBA M 王座決定戦

27勝(24KO)1敗のランク3位、27歳・イギリスと、

18勝(10KO)1敗のランク2位、30歳・オーストラリア。

 

<1R>

フレッチャーの方がチャカチャカ良く動いてるんだけど全体にドッシリ感が無くて、

1分20秒過ぎ、ガチャガチャッとしたとこで左フック貰ってしまってダウン。

 

リスタート後の残り42秒、ジェイコブスが一気剛腕のガツガツで、

右フックを貰ったフレッチャーが逃げ回る途中に右手をリングに着いたんだけど、

レフェリーが見逃してしまってたなあ。

 

ひ弱なアヒルが苛められてるみたいになってしまってのバッタバタで

もう止めてもいいんじゃないかなあってとこで終了ゴング。

 

<2R>

フレッチャーが再度頑張り直してトコトコ数を頼んで当て込んでいったんだけど、

やっぱりアマっぽい迫力不足は如何ともし難くて中々挽回するまでには至らなくて、

一方のジェイコブスもサウスポーチェンジしながらだったんだけど、

ちょっと一段落してしまったみたいで何となく緩んでしまってたんだわ。

 

<3R>

殆ど大きなヒットがないもんでフレッチャーのジャブジャブジャブにポイントだね。

それにしてもジェイコブスっていうのは大したボクサーで、

骨肉腫を乗り越えてのここまでで、背中にはハッキリ手術痕が見えるんだよね。

 

<4R>

プレスをかけてるのは却ってフレッチャーの方で、

ジェイコブス、見てることが多くなって手数も少ないんだよなあ。

 

<5R>

相変わらずいい感じで推移してたのはフレッチャーだったんだけど、

残り22秒、ショートブローが交差した刹那、ジェイコブスの右フックがナイスヒットで、

クラッとしたフレッチャーに一気に襲い掛かってコーナーに追い込んで、

残り8秒、2~3発のフォローパンチを打ち込んでダウンゲット。

 

フレッチャーは精根尽きたって感じの崩れ落ちだったもんで、

その時点でレフェリーにストップされてしまったんだわ。

 

 

 

☆ ダニー・ガルシア×ロッド・サルカ……SL 10R

28勝(16KO)0敗のWBA、WBCチャンピオン、26歳・アメリカと、

19勝(3KO)3敗のWBC中米カリブチャンピオン、31歳・アメリカ。

 

ガルシアは何となく、レオ・サンタ・クルスの兄貴みたいな風貌してるね。

 

サルカのこの階級でのKO率14%っていうのは如何にもシンドそうで、

得意技は何かって聞かれてフットワークだって答えが出るのは当然なんだよね。

 

<1R>

最初の接触で二人の力量差がハッキリしてしまって、

サルカはいきなり気遅れしてしまったみたいで体が縮んでたもんなあ。

 

こりゃとってもダメだって思ってしまった気持ちを立て直すのは容易じゃなくて、

二人の体の大きさが随分違ってしまってたんだよね。

 

<2R>

1分03秒、ガルシアの左ストレートボディ一からの右ストレートが炸裂して、

思わずガックンってなってしまったサルカ、直後に軽くかすられただけでダウン。

 

カウント9くらいで立ち上がったんだけど、サルカが凌いで凌いでた残り1分05秒、

今度は右フックを打ち下されてしまって再度のダウン。

 

もう十分ストップエンドのタイミングだったんだけど、

レフェリーとセコンドに続行を強いられての結局残り30秒、

思いっきりの左フックを締めに打ち込まれてしまって壮絶仰向けダウンしてしまって、

慌てたフェリーのストップコールとセコンドからのタオルインとが重なってたんだわ。

 

 

レフェリーもセコンドもほぼアホって感じだったんだけど、

そもそもこのマッチメイクは無理が有り過ぎだったんだわ。

 

 

 

☆ レイモンド・ピーターソン×エドガル・サンタナ

 

                      ………IBF SL タイトル戦

32勝(16KO)2敗1分のチャンピオン、30歳・アメリカと、

29勝(20KO)4敗のランク13位、35歳・プエルトリコ。

 

この試合も何となく結果が見えて来るような試合だったんだけどね。

 

ピーターソンっていうのは10歳の頃からホームレス生活してたのを

今のトレーナーに救われたんだってね。

 

<1R>

ピーターソンが様子見の中、サンタナがいいプレスかけながらの先攻めで、

中々気持ちのいい挑戦者だったんだよね。

 

<2R>

サンタナが更にプレスを強めてくる中、ピーターソンは徐々にのアップで、

軽いフットワークで相手を交わしながら攻めるとこは攻めて形を作ってたなあ。

 

<3R>

相手の足を止める意味でもボディブローが必要だったのはサンタナだったんだけど、

美しいボディ攻撃を見せてたのはピーターソンの方で、

遠くからでも近いとこでも流石の自在性を見せつけてたんだわ。

 

<4R>

サンタナはめげずに前へ出てるんだけど、見栄えのいいのはピーターソンの方で、

実直さと華麗さの図式が出来上がっていったんだわ。

 

<5R>

相手が打ち返して来ないもんでピーターソン、序盤からの飛ばし飛ばしで、

そのボディショットは力溜めながらの強烈打ち込みで明らかに効いてるんだわ。

 

その後、お互いもつれ合うようにしてのショート合戦で、

サンタナの左フックも中々のものだったんだけど、

ピーターソンのコンビネーションの美しさの方に目が行ってしまったんだよね。

 

<6R>

ピーターソンが中間距離に戻しての猛攻があったんだけど、

サンタナもよく耐えてたんだわ。

 

<7R>

ポイント的には最早どうにもならないサンタナ、それでも踏ん張る踏ん張る。

 

<8R>

力のこもったショート戦が展開されてサンタナ、気持ちを維持するのが大変そう。

 

<9R>

残り1分からピーターソンの激烈ラッシュに晒されたサンタナ、

とってもシンドそうにしながらも何とか打ち返してたけどパンチが流れてたなあ。

 

<10R>

ピーターソンは半端じゃなくて、10Rだっていうのにまだまだこれからって感じで、

力のこもった強い返しを振っても殆どバランス崩さないのは驚異的で、

初めの1分間の攻勢の手を全く緩めないままラウンド終盤、

もう止めてもいいんじゃないかっていう状態が続いた残り15秒、

やっとのことでレフェリーストップが入ってにTKOエンド。

 

サンタナ、最後までホントによく耐えてたんだけど、セコンドが放置し過ぎだったなあ。

 

それにしても、レフェリーがストップかける前にコミッションだったのかなあ、

リングエプロンに上って来てワアワア言ってたけど、あれは何?

 

 

 

【10月6日放送分】

☆ アルフレド・アングロ×ジェスス・デラ・ローサ……M 10R

22勝(18KO)4敗の32歳・メキシコと、

22勝(13KO)2敗の26歳・メキシコ。

 

<1R>

太めのアントニオ・マルガリートみたいなアングロ、接近してからが勝負って感じで、

デラローサにはスピード感はあるんだけど、軽いなあって印象なんだわ。

 

<2R>

一発の重さでアングロ、手数のデラローサだったんだけど、残り8秒、

デラローサの左2連発喰らってしまってアングロがダウンしてしまったんだわ。

 

中々巧い左ダブルではあったんだけど、アングロが真っ直ぐ出入りし過ぎで、

一見してドン臭いブルファイターって感じなんだよなあ。

 

<3R>

アングロは多少打たれても最後にデカイの当てればいいんでしょうって感じで……。

 

<4R>

デラローサの方は膨大な手数を頑張り過ぎたせいか少し体が緩み始めてきたし、

パンチも流れ始めたんだよね。

 

<5R~6R>

アングロ、右目周辺から出血してきてるし、顔面もかなり腫れてきてるし、

やられてしまってる感が強く漂ってきたんだよなあ。

 

<7R>

お互い、当てられ放題系になってしまっての我慢比べの根性勝負で、

二人共、前半の飛ばし過ぎがここにきて祟ってるのか大分緩んできたなあ。

 

<8R>

足止めての接近粘着戦だったんだけど、見苦しいってことは全く無くて、

巧くない同士ではあったんだけど、中々気合入ってたんだよね。

 

<9R>

ここまでポイント的に圧倒劣勢だったアングロだったんだけど、残り55秒、

かなり強めのショーブローを連続ヒットさせたらデラローサが一気の落ち込みで、

アングロに一気に大逆転の芽が見えてきたもんで自分も力入れての応援で、

彼のそういうとこも何となくマルガリートみたいな感じでもあったし、

相手はボディさえもシンドそうにしてたし、行け行け! 倒せ倒せ! だったんだけど、

消耗してたのはアングロも同じだったみたいで、

事態の急展開も彼に元気を与えるまでには至らなかったみたいで、

何となく一緒にズルズルしてしまっての残念終了ゴング。

 

<10R>

デラローサはまだダメージ引きずったままの逃げる逃げるだったんだけど、

アングロもここぞの一発が当て切れなくて出し切れないまま終了。

 

 

そうなるとアングロにとってはどうにもならない訳で、

結局、98-89、98-90、96-92ってことでデラローサの圧倒3-0勝ち。

 

 

 

☆ ルーカス・マティセ×ロベルト・オルティス

 

                 ………WBC シルバー SLタイトル戦

35勝(33KO)3敗1NCのWBC2位、31歳・アルゼンチンと、

31勝(24KO)0敗1分のWBCシルバーチャンプ、WBC5位の28歳・メキシコ。

 

<1R>

オルティスの方が上背もリーチも上体の動きも上回ってて、

お互い、クリーンヒットが無い中、手数で圧倒してたんだよね。

 

<2R>

徐々にマティセがプレスを効かせていくにつれ本領発揮ってことで、

思ってた通りやっぱりとっても巧いし強いボクシングを始めてた残り30秒、

オルティスの右をかいくぐってのマティセの強烈左ボディが絶妙の喰い込みで、

オルティス、一瞬の間を置いての時間差しゃがみ込みダウンで、

何とか再開しようとしてたんだけど意思が届かない程の気持ち悪さだったみたいで、

結局そのままテンカウントアウトだったんだわ。

 

ボディも真面目に打つと効くってことで、それだけで倒せることもあるってことで……。

 

 

 

☆ エイドリアン・ブローナー×エマニュエル・タイラー

28勝(22KO)1敗1NCの25歳・アメリカと、

18勝(12KO)2敗のWBC SL13位、23歳・アメリカ。

 

ブローナーはM・マイダナに負けて以来の復帰戦ってことで……。

 

<1R>

先仕掛けは若いタイラーの方で危険な相手に対して中々いい詰めしてるんだわ。                                                       

それでも一瞬のスピードは比較にならないもんで本気出せば軽そうなんだわ。

 

観客がよそ見してザワザワしてたんだけど、何があったのか誰かがいたのか……。

 

<2R>

タイラーが相変わらずの前詰めからの攻め込みだったんだけど、

少しでも手を手を止めるとブローナーの瞬発系が飛んで来るもんで危険危険。

 

<3R>

早いコンビネーションから最後に左ボディっていうのブローナーの得意技で、

そろそろ出しますかって感じだったんだわ。

 

<4R>

始まって1分、ブローナーのワンツースリー目の左アッパーがナイスヒットで、

いよいよ本気モードかって感じが漂ってきて、

最後は右アッパーから左フックが当たったとこで終了ゴング。

ブローナー、ジャブも当たり始めてたし左ボディがアクセントになってるね。

 

<5R>

打たれ強くて気持も強いタイラー、これじゃダメだって益々の前詰めで、

必死のショート連打を繰り返す中、ブローナーも息使いが荒くなったか、

いつものように口を大きく開きだしたんだけど、やっぱりだらしなく見えるんだよなあ。

 

<6R~7R>

お互い、少し休み加減かメリハリに欠けたラウンドだったなあ。

 

<8R~11R>

そりゃ見せ方は巧くないし、強烈なパンチも持ち合わせてないんだけど、

結局、目に付いたのはタイラーの頑張りの方で、

ブローナーの出し惜しみ感が強くなる一方で、

倒し切れないって判断したかブローナーが適当に勝つボクシングに徹してしまって、

そういうとこはメイウェザーに通じるモノを感じたんだけど、

見てて面白くないのは確かなんだよね。

 

<12R>

残り22秒のブローナー、ワンツースリー目の左アッパーを顎に的中させて、

途中でもちゃんとやれよって感じだったんだけど、とにかくダウンゲット。

 

それなりに消耗してたタイラーの反応が鈍ったとこへの直撃だったもんで、

再開しても危ないほどのダメージだったんだけど、

リスタート後の時間が少なくてそのまま判定へ……。

 

 

結局、116-111×2、115-112でブローナーの3-0勝ちだったんだけど、

思いの外拮抗したスコアだったんだよね。

ブローナーもそろそろ面白くないボクサーの仲間入りなのかなあ。

 

 

 

今週のボクシングは22日と24日の2回で、

勿論22日の山中慎介さん、粟生隆寛さんを大応援なんだけど、

当日のアンダーカードである尾川堅一さん×高畑里望さん、

佐藤拓茂君×山田健太君の試合も自分的には見逃せなないんだよね。

24日は、やっぱり木村隼人君×小野木協栄君の試合が注目なんだわ。

 

2014年10月16日 (木)

後楽園ホール・10月15日

 

今朝はこの秋一番の冷え込みってことだったんだけど、

夏掛けとフワフワ毛布の二枚掛け、長袖スウェットパジャマで丁度良かったね。

 

布団を持ち出すには自分にはまだちょっと早くて、それでもウズウズしてて、

羽布団シーズンの到来が待たれるんだよね。

 

風太が布団の中に潜り込んで来るのももう少し先になりそうなんだけど、

彼、今朝はとっても腹が空いたみたいで、枕元にやって来て、

左手の肉球で顔をトントントントンって叩いてきたんだわ。

 

たまにそういう事をするんだけど、寝返りをしてシカトしてると反対側に回って来て、

またもやトントントントンってしてくるもんで、とっても寝てられないんだわ。

 

 

 

少し前にCSのカー・オークション番組見てたらね、

フェラーリの “275GTB NART spider” って車が2,500万ドルってことで、

約27億円だっていうんだから、タマゲテしまったなあ。

 

 

 

今の法務大臣は女性なんだけど、恥ずかしくなるほど下品な顔と声をしてて、

絶対似合ってない真っ赤なジャケットを着たがるんだけど、

女性だからって舐められないようにっていう生き方を長くしてきたせいか、

非を突かれた時の反応の横柄さもまるでその辺のオッサンでガッカリなんだわ。

 

 

 

日本国内に居住してる外国人労働者は扶養家族をとっても数多く申請してて、

平均10人ほどもいて最多は26人もいたってことで、一体どういう事かっていうと、

扶養家族が多いと所得税が課税されないことも有り得る訳で、

海外在住の扶養家族はその確認が難しいことを利用してのインチキ申請らしくて、

これから詳しく調査をするってことなんだけどね。

 

 

 

税金で思い出すのは、オームの麻原某はまだ死刑になってないのかって事で、

これ以上いくら審理を重ねてもまともな事は判りそうにないんだから、

早々に結審して早々の処置が妥当な訳で、裁判にかかる諸経費の他、

生かしておく為の食費だって税金の無駄使いとしか考えられないんだけどなあ。

 

 

 

雨の中、昨日はドーム野球ってことで、オフトの競馬もやってたし、

ホール周辺はそこそこの人出だったんだわ。

 

 

 

バンデージを巻いてた白石豊土さんと目配せ交わして、

佐藤洋太さんとか三瓶数馬さんにコンチワした後、石川ジムの会長とかマネジャー、

それに守屋和明君と言葉交わして、渡辺会長に年末の試合のこと聞かせて貰って、

石原トレーナーが成塚亮君に、小口さんが松山真虎君に、

其々とっても真剣な顔してバンデージを巻いてるとこを見せて貰って、

ホール入りの天笠尚さんと挨拶交わして、三迫ジムの西尾さん、加藤さん、

相川学己君に挨拶したら、以前見間違った深谷知之さんが来てるよって

西尾さんが言うもんで案内して貰ったんだけど、やっぱり良く似てたんだわ。

 

 

昨日は6試合12人のうち名前と顔が一致しないのは3人だけで、

顔見知りの9人のうち、行き合えば声掛け合うボクサーが8人もいたんだよね。

 

で、これぞアップセットっていうのがあったり、劇的な結末が幾つかあったり、

とっても密度の濃い興行だったんだよね。  

 

 

 

① 長谷川晃平君(協栄)×箱田純平君(ライオンズ)……SFe 4R

0勝1敗の19歳・東京都と、デビュー戦の20歳・広島県。

 

<1R>

ディフェンスを無視してやたら打ち気に逸る同士のとっても危険な殴り合いで、

危ない危ないを交互に繰り返してた晃平君と純平君だったんだけど、

テクニックは殆ど関係なくて、リング上を支配してたのは運だけだったんだよね。

 

<2R>

全く変わりないパターンの繰り返しだったんだけど、

徐々に若干の余裕を見せ始めたのは長谷川君の方で、

箱田君、鼻血が出始めた頃から少しづつ遅れを取るようになってしまってたんだわ。

 

<3R>

顔面が相当傷んできた箱田君だったんだけど、気持ち立て直して頑張って、

再度、運不運の状況が続いてたんだけど、まともに貰い過ぎたのは箱田君の方で、

結局、1分26秒、極端に動きが悪くなってしまったとこでレフェリーストップエンド。

 

 

この後に女子戦が組まれてたもんで一旦休憩タイムってことで……。

 

で、ワタナベジムの高橋トレーナーとか源大輝君、三瓶一樹君達の傍らで、

成塚君のミット打ちを見せて貰ったんだよね。

 

 

 

③ 守屋和明君(石川)×成塚亮君(ワタナベ)……LF 8R

11勝(1KO)5敗のサウスポー、27歳・東京都と、6勝4敗の23歳・埼玉県。

二人共、良く知ってるボクサーなもんで、結構注目してたカードだったんだよね。

 

<1R>

お互い、倒し屋ではないもんで、始まって1分29秒、

成塚君が右フック一発で守屋君を倒した時は正直タマゲテしまって、

守屋君、気を抜いてた訳ではなかったと思うんだけど、一瞬もつれた直後の

離れ際の打ち難いとこを成塚君が巧く突いたってことで……。

 

仰向けに倒れてしまった守屋君、それ程のダメージ残さずの再開だったんだけど、

いきなり大きなハンデを背負ってしまったんだわ。

 

<2R>

守屋君、ここから1ポイントづつのリカバリーが必要になってきたんだけど、

成塚君は大きく振り出して来ることが多いから、

意図的にそういうのを誘ってそこに左を合わせるっていうのも得策なんだよね。

 

って見てた1分09秒、相手の打ち終わりに守屋君、実に綺麗な左をヒットさせて、

一瞬、成塚君の膝をカックンってさせてたんだわ。

 

守屋君、3発目の左フックのヒット率も上がってきて中々いい感じになってきたね。

 

<3R>

パンチ力のある方じゃないっていうのに二人共、鋭くよりは大きく振ってるし、

お互いにカウンター狙いに片寄ってしまってもいるみたいで、

見合ってる場面が多くなっていきなり手数が減ってきてしまったもんで、

もっとちゃんと打ち合いなさいって、途中でレフェリーに注意されてたんだよね。

 

ライトフライ級の試合にしては緩慢過ぎる試合だったのは間違いなくて、

自分も気分転換ってことで席移動したんだわ。

 

<4R~5R>

移った先の席で人と話してたもんで殆ど見てなかったんだわ。

 

<6R>

成塚君の動きに劣化は見られなかったけど、顔面が随分傷んできてて、

4R以降の守屋君の頑張り直しが効果を上げてたみたいだったんだけど、

成程、相手の動きが把握できてるみたいで経験の差を見せてたんだよね。

 

ただ、もう少しの工夫は欲しいとこで、相手の右と守屋君の左がぶつかり合って、

効果を上げ難くなってることが多かったもんで、その左はフェイクに使って、

返しの右を生かしてみればいいんじゃないかとも思ったんだよね。

 

<7R>

守屋君、当てるべき時は比較的キチンと当ててはいるんだけど、

それまで少し待ち過ぎるもんで若干消極的に見られてしまいがちで、

彼はとっても真面目な性格なもんで、素振りなんかできないのかも知れないけど、

それほど当てる気持ちの無いままでも攻めてる素振りみたいなものも要る訳で、

若干無茶振りが過ぎてる成塚君の方が積極的に見えてしまうんだよね。

 

<8R>

成塚君にとっては初めての8回戦なんだけど、スタミナ的にはまだまだ充分で、

これで最後ってことで、更に激しく攻め立てていったんだけど、

守屋君の方も全て出し尽くしたってとこまではいってなかったらしくて、

お互い、最後の見せ場作りに頑張ってたんだけど、

気ばかり焦って絡み合ってしまう場面も多くなってしまったままの終了ゴング。

 

 

自分は全部を通して見てなかったもんで勿論ハッキリとは言えないんだけど、

それでも、1Rでのダウンを取り戻して僅かに守屋君じゃないかって思えたんだけど、

結局、77-74、77-75、76-75ってことで成塚君の3ー0勝ちってことで、

ダウン分の差を最後まで引きずったって感じだったんだわ。

 

 

試合後暫くして守屋君と話す機会があったんだけど、

出し切れてなかった部分のこととか色々やり取りしたんだよね。

 

 

 

④ 白石豊土さん(協栄)×松山真虎君(ワタナベ)……SF 8R

24勝(11KO)8敗(2KO)1分のランク7位、28歳・福岡県と、

7勝(3KO)8敗(4KO)1分の25歳・鹿児島県。

 

松山君のセコンドには冨山浩之介さんが付いてて、そう言えば彼、

以前白石さんと対戦したことがあって、その時は大差3-0勝ちしたんだよね。

 

その白石さん、強豪達を相手にしてきた中でのこの勝率な訳で、冨山さんの他、

村中優さんとか山中慎介さん、赤穂亮さん、帝里木下さん達もいて、

更には福本雄基さん、大塚隆太さん、奈須勇樹さん、殿村雅史さんって……。

 

あれやこれや考えると、松山君にとって白石さんは間違いなく強大な壁な訳で、

今日のところはいっちょ揉んで貰いますかって感じだったんだよね。

 

松山君の方が10㎝近く上背ある細身なんだけど、いいフクラハギしてるんだわ。

 

<1R>

距離がどうなるのかがまず気になったんだけど、冨山さんが言うには、

白石さんは思いの外遠いとこもこなして来るってことで、ホントにその通りで、

無理に詰めないとこで始めてて、それはまずは様子見ってことでもあったんだけど、

弱目のプレスをかけながら相手の出方を見計らってたんだわ。

 

松山君の方は当たって砕けろっていう心構えがシッカリ出来てたみたいで、

開始ゴングと同時に積極的な姿勢のまま、意外なほどいい攻めが出来てて、

特に硬くなるってこともなく、ジャブも右ストレートもケレンミなく伸びてて、

上体の動きもいいし可能性を感じさせて、まずは1ポイントゲットだったんだわ。

 

<2R>

始まってすぐ、白石さんはこれで本気出してるのかなあって冨山さんに聞いたら、

そこそこ本気出してますよってことだったんだけど、

松山君は対等以上のパフォーマンスが出来てて実にパワフルな攻撃で、

指示通りのボディブローも打ててたし、白石さんがまだまだ全開ではなかったもんで、

軽はずみには言えなかったんだけど、面白い試合が出来上がりそうな予感がして、

って瞬間の始まって50秒、お互い激しくバッティングしてしまって、

松山君が右目上を大きくカットしてしまってドクターチェック。

 

それ程支障無さそうに再開されたんだけど、残り1分半過ぎ、

打ち合いが一段と激しくなった直後、再度のドクターチェックってことで、

続けざまのチェックは殆ど続行無理ってことになることが殆どで、

案の定、1分45秒、残念残念の負傷ストップ分けになってしまったんだわ。

 

2Rのここまで、白石さんも徐々に攻勢強めてきてはいたんだけど、

それでも有効打的には松山君だったもんで、陣営にとっては悔しさの限りってことで、

この日のワタナベジムは二人続けて格上相手にいい試合してたんだよね。

 

 

試合後大分経ってから偶然通りかかったとこで松山君と話したんだけど、

今後の試合もやれそうだって、そういう自信を深めてたみたいだったんだよね。

 

 

 

⑤ 瀬藤幹人さん(協栄)×戸井健太君(三迫)……SB 8R

34勝(18KO)11敗(2KO)3分のランク8位、34歳・千葉県と、

3勝4敗(1KO)の27歳・北海道。

 

試合前の戸井君のアップの時、三迫ジムのトレーナーと、

とにかく今日は当たって砕けろだよねって話してたんだけどね……。

 

セコンドには加藤さんと西尾さん、それに相川君が入ってて、

この日は小竹雅元さんと岩井大さんはお役御免だったんだわ。

 

瀬藤さんもそろそろの年齢でもあるし、勿論このキャリアだしこのランクだし、

こんなとこで躓く訳には当然いかなくて、残念ながら戸井君、

今日のところは粉砕されてランカーの恐ろしさを知って2連敗目を覚悟しなさいって、

そういう感じだったんだけどね……。

 

<1R>

瀬藤さん、ディフェンス的にはいつも以上の余裕を見せてて、

グローブガードは使わずウィービング主体で交わしてて、

戸井君も全く怯むことなく手数は頑張ってたんだけど、

瀬藤さんのジャブがいきなり幾つか届いてたし、

クロス気味の右ストレートも綺麗にヒットしてて、

このラウンドが終わった時、戸井君の顔面は既にかなり赤くなってたんだよね。

 

<2R>

“ラブストーリーは突然に” じゃないけど驚愕の場面が突然訪れて、

それは始まって僅か44秒のことだったんだけど、

戸井君が恐れ知らずのまま瀬藤さんを詰め詰めして、

そういうのは瀬藤さんがよくやる手で、詰めさせておいて瞬間の隙を狙うってやつで、

あんまり調子に乗って前詰めしてると戸井君、危ないよおって思ってた、

西ロープまで寄って来たその瞬間だったんだわ。

 

瀬藤さんが右ストレートを打ち出すのとほぼ同時だったんだけど、

戸井君も思いっ切りの右を出してて、それは後で思い返してみれば、

ほんの僅かな速度と方向のズレが作用したとしか言えなくて、

瀬藤さんの右が戸井君の左顎のほんの斜め下に行ってしまったのに対して、

戸井君の右が前掛りになってた瀬藤さんの下顔面を大直撃してたんだわ。

 

一瞬顔を右に張られた瀬藤さん、次の瞬間に前のめり四つん這いに倒れ込んで、

一旦は起き上がろうとする素振りも見せたんだけど両手で支え切れなくて、

そのまま再度、今度は右頬をペタッとリングに付いてしまったんだわ。

 

それを見たレフェリーがダメージが深刻だって判断して、

即カウントを途中で止めてのストップエンドってことで、0分50秒だったんだよね。

 

 

戸井君、ボクシング人生初のTKO勝ちの相手があの瀬藤さんだったんだけど、

やっぱりKOっていうのは腕力だけじゃなくてタイミングなんだなあってことで、

自分はその時、パッキャオを倒したマルケス兄さんのカウンターを思い出してて、

ネームバリュー的には雲泥では勿論あるんだけど、

その絶妙なタイミングはそっくりだったんだよね。

 

その瞬間の青コーナー周辺のハッチャケ具合はもう尋常じゃなかったなあ。

 

 

瀬藤さん、必ずしも相手を舐めてかかってた訳ではないと思うけど、

1Rの立ち上がりでいきなり十分な手応えを感じたせいもあってか、

いつもはたまにもう少しガード上げる仕草をするんだけど、

この日は終始、肘の高さ前後くらいまでしか上げなくて、

そういう点では油断とか緩みがあったとしか言えないことも無かったんだよね。

 

 

戸井君とは今まで言葉を交わしたことがなかったんだけど、

控室へ戻る際にオメデトって声掛けたら、

「明日は良く書いて下さいね。」 って返されてしまったもんで、

傍にいた小竹さんに自分のこと知ってるのかなあ? って確かめたんだよね。

 

 

 

この日の試合開始前、三迫ジムの貴志会長と、

前々日の興行では酷い目に遭ってしまったけど、

ボクシングの神様は勝ち続けもさせない代わりに負け続けもさせないから、

絶対いいこともあるんですからっていうような話をしてたんだけど、

ホントにその通りの大アップセットで、この上ない喜び方してたんだわ。

 

 

大きな興奮を冷めさせて一段落させて戻ったんだけど、

息をつく間もない展開が次の試合にも用意されてたとは、

この時点では全く思ってなかったんだよね。

 

 

 

⑥ 三瓶数馬さん(協栄)×さくら淳君(横浜さくら)……L 8R

11勝(4KO)0敗のSFe14位、サウスポー、19歳・埼玉県と、

11勝(8KO)0敗のL14位、サウスポー、20歳・フィリピン。

 

さくら君が三瓶君の体重に合わせたって感じだったんだけど、

まだ絞れそうな体してたなあ。

 

11戦全勝同士のガチ戦で、かなり激しい試合になるのを予想してたんだけど、

余り最初から相手を受け止め過ぎないで、

引き気味にユックリ始めた方がいいと思うよって試合前に三瓶君と話したんだけど、

勝負事っていうのは中々思い通りにならないって事で……。

 

<1R>

予想通りさくら君、相手の動向をまず探るってこと全くしないまま、

いきなり強いプレスから大きく突っかけていったんだけど、

この日のパンチにも威力が満ち溢れてて、三瓶君は軽くあしらう感じだったんだけど、

1分が過ぎる頃、さくら君の右ジャブが綺麗にヒットした途端、

三瓶君にも火が付いてしまったようで、正面からの打ち合いを挑んでいって、

そうなると70%以上のKO率を誇るさくら君の完全土俵な訳で、

三瓶君、まだ早い早いよって思ったんだけどなあ。

 

で、やっぱり三瓶君、腕振りの強烈さでは明らかに後塵を拝してしまってて、

直後に強烈ボディ打ち込まれてるし、さくら君の揺るぎない攻勢に晒されたまま、

最後は右フックをモロに打ち込まれてしまって壮絶倒れ込んでしまって、

それは直前の瀬藤さんの倒れ方に通じるものがあって、

途端にレフェリーがノーカウントストップを告げるほどの強烈さで、

1分24秒、あっという間のTKOエンド劇だったんだわ。

 

 

さくら君、並んだとこを見るとバンタム級の椎野大輝さんより背が低いんだけど、

胸板の厚味とか腕っぷしとか半端じゃないんだよね。

 

 

 

この日、自分の右隣に30代の男性が一人で座って来て、

それがまあ、青コーナーの真下だっていうのに協栄ジム応援丸出しで、

それならどうして青コーナーなのかなあって不思議でならなかったんだけど、

周囲に青応援団が詰めてるっていうのにひたすら一人で大声出しながら、

瀬藤さんと三瓶さんに声援送ってたんだけど、そんな嫌味で間抜けなことするから、

お蔭で二人共、あんな事になってしまったんだわって腹立ったんだわ。

 

 

 

⑦ 天笠尚さん(山上)×竹中良さん(三迫)

                   ………OPBF Fe タイトル戦

27勝(18KO)4敗2分のチャンピオン、28歳・群馬県と、

11勝(6KO)2敗(1KO)1分のOPBF6位、29歳・熊本県。

 

防衛戦の相手が変わったからって天笠さん、決して楽な相手とは言えなくて、

最近の竹中さんの上昇度はパンパじゃなくて、

一旦眉毛が吊り上ったら手が付けられなくなるんだからね。

 

女性が出て来てリング上でアカペラの “君が代” を歌ってたんだけど、

息継ぎする箇所が間違ってて、みんな相対的に楽をし過ぎるんだよね。

 

協栄古口ジムの会長に、面白い試合が続くねえ的な声掛けられた後、

貴志会長に席を譲って自分は南席からの観戦だったんだわ。

 

<1R>

遥かにデカイ相手に竹中さん、チビチビながら何とか前詰め欠かさなくて、

試合後に聞いたら天笠さん、相手はもっと離れてやるのかって思ってたって、

そう言ってたんだけど、とにかくお互い、それ程無理せずに距離が計れてて、

まずは天笠さんがお手並み拝見って様子見の中、竹中さん、

真面目真面目のチョン当てでポイントゲットかなあ。

 

それまでは相手の反応を確かめるように時間を使ってた残り30秒、

天笠さんがこの日初めての一気の乱れ打ちを披露してたんだけど、

一段落後の竹中さんの反撃にも魂がこもってて、

この試合、この後も一方が攻勢かけるともう一方が即反撃するって、

常に一方的にはさせないっていう、そういう頑張り競争が繰り返されたんだよね。

 

<2R>

それにしても竹中さんの気合の入り方は尋常じゃなくて、

いつもの通りの天笠さんをスピードで圧倒してたし、フットワークもいいんだわ。

 

一発一発のパンチ力は比較にならないし、二発目三発目が遅れ気味に、

若干タイミングがズレとこに飛んで来るもんで天笠さんのパンチは見切り難くて、

そのうちの一発でも貰ってしまうとエライことになってしまうし、

ちょっとでも怯んだとこ見せると鬼のように一気に攻め込んでくるし、

そりゃもう大変じゃないかって思うんだけど、竹中さんの集中度はとっても高くて、

一旦作った流れを相手に渡さないように懸命にやってたんだわ。

 

それでも、天笠さんの左右フックは威力に満ちてて、

この回の竹中さん、終わってみれば左右両目の上をヒットカットされてたなあ。

 

<3R>

竹中さんが距離詰めてのショート戦を希望して天笠さんもそれに応じてたんだけど、

右ストレートを2本届かせてたのは竹中さんの方で天笠さん、

その他大きな被弾はなかったんだけど少し相手に自由にさせ過ぎの感じがしたね。

 

<4R>

当たった時の衝撃が違うみたいで竹中さん、顔面の腫れが目立ってきたんだけど

全く怯むことのない数えきれない手数の結果、天笠さんも赤くなってきたんだわ。

 

ここまでの中間スコアが発表されて、39-37×2、38-38ってことで、

竹中さんの2-0リードってことだんだけど、自分も39-37だったなあ。

 

<5R>

相手に打たせておいてカウンターを狙うっていうボクシングではなくて、

竹中さん、あくまで自分のリズムとタイミングを大事にしながらなんだけど、

もう少し意識的に打ち終わりを狙う戦い方を混ぜる必要があると思うなあ。

 

その竹中さん、残り30秒辺りのとこで綺麗な左フックを連発してたんだけど、

ラウンド総体としては天笠さんが競り勝ってたんじゃないかなあ。

 

<6R>

竹中さん、アイデアに詰まることなくボディからの左ダブルがグッドグッドで、

接近してのショートのコンビネーションで十分な見せ場を作ってて、

天笠さん、詰められっ放しになると文字通り手を余してたんだけど、

残り44秒、右を当てた直後と、残り15秒からに大いに見せ場作ってたんだわ。

 

コーナーに戻った竹中さんの顔面、2Rでのカット出血が酷くなってて、

左顔面が血で塗られたようになってたんだわ。

 

<7R>

相手の動きが一瞬でも止まると天笠さん、一気の豪打を爆発させるわけで、

竹中さんの左顔面は更に急を告げてる感じで、1分26秒、ドクターチェック。

 

殆ど問題なく短時間で再開されたんだけど、途端に飛ばして行ったのは竹中さんで、

ここで止められたらTKO負けってことの必死感が手に取るようだったんだわ。

 

で、勢い付いた竹中さんがフック、ストレートって右を立て続けにヒットさせて、

一瞬、天笠さんを防戦一方にさせてたんだわ。

 

<8R>

この辺りから竹中さん陣営の盛り上がりっていうか、

力の入り方が尋常じゃなくて、関係者達が浮き立ってきて、

行けるっていうか、ハッキリ勝ち目を意識し始めたって感じだったんだわ。

 

前の回、全くいいところが無かった天笠さんだったんだけど、

このラウンドも序盤、どう見てもガードを固めてる時間が長くて、

竹中さんが事あるごとに真面目に打ち込んでた左ボディが効いてる感じで、

試合後、確認したら全くその通りだったんだけど、このままじゃマズイって、

天笠さん、1分過ぎから久し振りのラッシュをかけていったんだけど、

一段落した時の竹中さんはそれほど弱ってる様子も無くて、

その後休み休みになってしまったとこを突かれまくって、

竹中さんにこの期に及んでフックからアッパーって左のダブルなんか打ち込まれて、

天笠さんはそれらを簡単に打ち込まれてしまってたんだわ。

 

あれえヤバイぞ、天笠さんってとこだったんだけど、

残り20秒からの二人はかなり激しい攻防を交互に繰り返してたんだけど、

その際には必ずしも打ち負けてはいなくて、まだ死んでないとこを見せたんだわ。

 

それでも流れは一気に竹中さんに傾いていったのは間違いないとこで、

自分もジャッジ3人も示し合わせたかのような全く同じスコアの77-75ってことで、

この先、更に差が開きそうな予感さえしてたんだよね。

 

<9R>

天笠さん、あと4ラウンドしか残ってないけどどうするの?

一方の竹中さんにしても傷の方はまだ大丈夫なのかってことで……。

 

左目上のカット傷からの出血は遠くから見ても相当のモノだったと思うけど、

自分が感心したのは竹中さんが流れる血を試合中に一度も拭わなかったことで、

例え血が目に入らなくてもついついグローブで拭いたがるものなんだけど、

そういう素振りをすると、見え難いのかってレフェリーに判断されてしまって、

不本意なストップを受けてしまうことがあるからね。

 

お互い、かなりの消耗度だったのは間違いなくて、

好まざるとに関わらずの接近戦が多くなっていったんだけど、

それでもこの二人は必要以上に揉み合って、休み休みの為のクリンチや

ホールドを繰り返すってことが全く無かったのはホントに驚きで、

あれだけ二人が血まみれになってるっていうのに、

レフェリーのシャツは最後まで綺麗なままだったんだよね。

 

天笠さんも力振り絞って追い込んではいたんだけど、

そこからの詰めというか、そこからの攻撃の今一感が強くて、

既に相当バテてるって感じが伝わって来たんだわ。

 

<10R>

竹中さんサイドにとってはカット傷の行方が気に掛かる中、

天笠さんとしては飛ばさない訳にはいかなかったんだけど、

竹中さんは動きが劣化するのを必死に食い止めてたんだよね。

 

そんな中の天笠さん、始まって25秒、やっとのことで右のハードヒットが叶って、

竹中さんがヨロめいた一瞬を見逃さず、そこから一気一気の攻め立てで、

あれは効いてたはずなんだけど、天笠さんの挽回のショート連打には残念ながら、

元気な時の早さがなかったし、力も込め切れてなかったんだよなあ。

 

<11R>

天笠さん、まだまだって諦めない手数ではあるんだけど、既に怖さはなくなってて、

最早倒し切るパワーは残ってないみたいで、どっちつかずの中、

残り22秒、竹中さんの右がヒットした途端、天笠さんの無茶攻めも再開したんだけど、

力振り絞ってる割には威力に乏しく有効打とは認めにくかったんだよね。

 

この回終わっての自分のスコアは107-102にもなってて、

勝負あったかなあって感じが漂い始めてたんだよね。

 

<12R>

って見てた開始ゴング直後、絶対倒してやるってそういう感じじゃなくて、

多分、みっともない終わり方だけは避けなくちゃって感じだったと思うんだけど、

とにかく初っ端から天笠さんが最後の攻撃を仕掛けていったんだけど、

何となんとナント竹中さん、殆どまともにそれに応じてしまって、

前の回のインターバルで何て言われてたかは知らないんだけど、

誰が見てもここでの無理勝負は無い訳で、アレーッて思ってる間に竹中さん、

右の打ち終わりに天笠さんに左フックをタイミング良く合わされてしまって、それ、

始まってすぐの28秒のことだったんだけど、ドーンって仰向けダウンしてしまって、

阿鼻叫喚っていうのはこういうのを言うんだっていう場内からの歓声と悲鳴。

 

何とか立ち上がった竹中さん、それでもこの後を凌げばまだ115-112だなって、

自分は素早く計算したんだけど、竹中さんにはそういう計算はなかったみたいで、

っていうより後で確認したら、あの時の左で既に意識が飛んでたみたいで、

最早セコンドのアドバイスさえも聞こえてなかったみたいで、

だって試合直後の竹中さん、まだボーッとしてたみたいで、

シャワーはどこですかって自分に聞いてきたんだからね。

 

で、竹中さん、たった一人で天笠さんに向かっていったんだけど、

驚くべきことに途中では却って相手を追い込む場面も作ってたんだけど、

ダメージ残したままの2分以上の時間はやっぱり長い長いで、

もうここしかない天笠さんの地獄からの復活のアガキを止めるべくも無くて、

1分15秒の西ロープの前で、そこは青コーナーのすぐ近くだったんだけど、

天笠さん、右のアッパー気味から最後は左フックを渾身の打ち込みで、

竹中さん、またもや仰向けにバッタリ倒れてしまったもんで、

その倒れ方の激しさを確認した直後にノーカウントストップだったんだわ。

 

 

試合後の天笠さんは相手が勝負してくれたお蔭ですって言ってたんだけど、

全くその通りで、竹中さんは勝負には負けたけど男を上げたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 天笠尚さん、竹中良さん 

② 戸井健太君

③ さくら淳さん

 

 

 

全部の試合が終わって三迫ジムの関係者の人達にお疲れさんでしたって伝えて、

天笠さんに苦笑いしながらオメデトですって伝えたら、天笠さんも苦笑して握手して、

外に出ようとしたらドームの野球終わりと重なってしまったもんで、

それじゃあってことでその辺に腰を下ろしてコーヒー飲んでタバコ吸いながら、

この日の試合を始めから思い返してたんだよね。

 

かなりの時間を費やした後、マスコミやジム関係者もはけたとこで、

まだいるかなって天笠さんとこへ行ったらまだ残って着替えしてたとこで、

近くに綺麗な女の子がいたもんで、天笠さんの彼女さんですかって聞いたら、

いいえ俺の彼女ですって内田トレーナーが答えて、で、あと一人を加えた5人で、

試合のレビューを色々山ほど30分ほども聞かせて貰って、

スコアシートも見せて貰ったんだけど、11Rまでのポイント差は相対的に、

自分ほど開いてなかったんだよね。

 

ボクシングっていうのは最後まで諦めないっていうのが肝心なんだなあって、

自分はつくづく思ったんだわ。

 

 

 

この日、一番腹立ったのはあるリングドクターの振る舞いで、

それは特定された彼なんだけど、スーツが汚れないようにってブルゾン着た上に、

ボクサーの血とか汗が跳ね飛ぶのを極度に嫌う余りか、

顔の前のかなり高い位置に終始A4ほどの白い紙をかざし続けてて、

その仕草はまるで汚いモノに接するのをひたすら避けてるかのようで、

そんなに嫌ならもう来るな、他に人材はいないのかってことで、

以前自分も経験してるんだけど、すぐ後ろの客にとっては邪魔でさえあって、

ボクサーが近付くと体を反らせるし、色々配慮のできるようなデブではなくて、

リング上の血みどろの戦いを侮辱してるとしか思えない所作だったんだわ。

 

 

 

昨日は色々感情が高ぶる試合が多くて中々寝付けなくて、

倒されてしまった何人かとか、倒した何人かの顔が次々交互に浮かんできて、

彼等ことが思いやられたし、最高の試合になりそうだったのを中断されたり、

不覚のダウンを取り戻せなかったボクサーを思い出した訳で……。

 

圧倒的なポイント差を付けられながらも最後の最後まで諦めなかった天笠さん、

彼はやっぱりチャンピオンだったし男でしたって、小原佳太さんも言ってたんだけど、

それでも最後に行き着いたのはやっぱり竹中良さんってことで……。

 

12R、あそこで敢えて勝負に行かなかったら、後で人に何と言われようとも、

3分間ひたすら逃げまくってたら、OPBF王者として歴史に名を残せたんだし、

何でかなあって行きつ戻りつ何度も考えたんだけど、

辿り着いたのは彼もやっぱり男だったってことで……。

 

年一回のタイトル欲しさに敢えて試合に出なかったり、

挑戦してきた相手を全部敬遠してるようなその辺の超へタレプロ野球選手達とは

そもそも人間的なクオリティーとかグレートが全く違うってことで、

連中の100分の1ほどもの収入しかないかも知れないけど、

自分にとっては余程気高いっていう結論が出たのが4時頃だったんだわ。

 

それでも朝は風太のお蔭で普通に起きたもんで寝不足なのは間違いなくて、

案の定、書き始めたらすぐ眠くなって、眠気ざましに風太と散歩に出たんだけど、

戻ったら更に眠気が加速してしまったもんで2時間ほど仮眠したもんで、

こんな時間の更新になってしまった訳で、

昼12時からの1時間には600人程もの訪問(アクセスじゃなくて)を戴いてて、

こりゃマズイって急いで書いたんですけど、待っててくれてホント、アリガトです。

 

2014年10月15日 (水)

後楽園ホール・10月14日

 

日本国内には現在120万人の自閉症患者がいるってことで、

それは100人に1人にもなる訳で、自分、そんなに沢山だとは思わなかったんだわ。

 

今回、東大や金沢大とか4大学が共同で新薬の大規模な開発テストをするって事で、

個別の事例ではかなりの効果があったってことで期待感が募るんだよね。

 

 

 

iPhone に付属してくるイヤホンは音楽を聴くには全く不向きなもんで、

いいものを探してるんだけど、ソニーにいいのがあるって聞いて調べてみたら、

何と7万円弱もするってことでブッ飛んでしまったんだわ。

それ、ヘッドホンじゃなくてあくまでイヤホンなんだけどね……。

 

 

 

ホールに貼ってある格闘技系のポスターの中にはプロレス興行のもあって、

ぼんやり見てたら、勅使河原弘晶君に良く似たレスラーがいて、

小幡優作っていうんだけど、知ってる?

 

 

 

今日も玉木善文君親子が来てて、少し後に濱田修士君も姿見せて、

真部会長と刀根さんとか秋葉さん、大平真史君達に挨拶して、

高橋拓海君に目配せした後、ヨネクラジムの横井さんにコンチワして、

帝拳ジムの葛西さんと佐々木洵樹君にちょっと声掛けて、始まり始まり……。

 

 

 

① 有岡康輔君(ヨネクラ)×菅原大悟君(小熊)……SFe 4R

1勝(1KO)1敗の20歳・東京都と、2勝0敗1分の30歳・埼玉県。

 

<1R>

気合の入った先攻を仕掛けていったのは有岡君の方で、

初めの1分間を圧倒してたんだけど、それ以降は菅原君も盛り返して、

中々激しい展開になったんだけど、残り1分10秒過ぎ、

ショートのワンツーをモロに貰ってしまって菅原君がダウン。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど菅原君、若干心もとないとこあって、

序盤にそこそこ打たれ込んでたこともあってか、

カウント途中でコーナーからの躊躇の無いタオルインが為されて、

1分48秒、有岡君のKO勝ち。

 

 

 

② 竹内護君(ヨネクラ)×小林和輝君(角海老)……W 6R

4勝5敗(3KO)2分の28歳・神奈川県と、4勝6敗(3KO)の23歳・埼玉県。

 

二人共、B級にしては頼りなさ過ぎで、行くのか行かないのか見ててイラつく程で、

二人で合計21戦してKO勝ちナシっていうのは決定力の無さも示してるんだけど、

そもそも戦う気持ちが出来てないような感じがしたんだよね。

 

 

どっちに振っていいのか解らないラウンドが続いてジャッジを悩ませてたんだけど、

結局、58-57×2、58-58ってことで竹内君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

③ 草野慎吾君(ヨネクラ)×佐々木洵樹君(帝拳)……Fe 8R

8勝(4KO)3敗1分のサウスポー、25歳・福島県と、

12勝(5KO)2敗のサウスポー、23歳・北海道。

 

昨日の自分的メインイベントはこのサウスポー対決で、

予想としては若干佐々木君が優位じゃないかって思ってたんだけどね。

 

<1R>

草野君はとっても軽いいい動きをしてたんだけど、

佐々木君の厚味のある攻撃は如何にも力感に溢れてたんだわ。

 

で、始まってすぐの26秒、いきなり佐々木君の左クロスがヒットして、

アッと思う間もなく、草野君がダウンしてしまったんだわ。

 

再開後の佐々木君、セコンドの指示通り慌てず冷静な上下打ち分けで、

強いプレスからの左右ボディも喰い込み鋭く、草野君は凌ぐのに精一杯で、

まだ時間もタップリ残ってるもんで、いきなりこりゃ危ない感に満ちてきたんだけど、

ここからの草野君の踏ん張りはホントに尋常じゃなくて、

結局は10-7ほどもの差が付いてしまったんだけど、

ヘロヘロにもならずについについに凌ぎ切ってしまったんだわ。

この間、佐々木君の追撃が甘かったってことは一切無かったんだからね。

 

<2R>

パワーと言うか、圧倒的に近い力量差を見せつけられてしまった草野君、

さてどうする、何を突破口にするかってとこだったんだけど、

やっぱり鋭い動きしかないだろうなあって思ってたんだけど、

ジャブの重さにさえ随分違いがある中、大苦戦は免れそうになかったんだよね。

 

で、佐々木君がまたもやの左ストレートを一閃してまたもやのダウンゲットで、

青コーナー前、1分27秒のことだったんだわ。

 

セコンドからのガードに注意しろっていうアドバイスに従いながら佐々木君、

今度こその追撃にまっしぐらって感じで、今度こそ草野君、ヤバイ、ヤバイで、

自分の中にも壮絶なエンディングが見えてきたんだよね。

 

ところがところが自分と観客達を驚かせたのはここからの草野君で、

それはもしかしたら佐々木君にも脅威を感じさせたかも知れないんだけど、

その後もかなりの被弾を重ねたにも関わらず草野君、その踏ん張りは超人的で、

全くヘタレないまま却って反撃に出る場面も見せつつ、

このラウンドの残り半分ほどを乗り切ってしまったんだわ。

 

<3R>

大きな打撃が続いたせいか佐々木君、遠くから大きく振り過ぎるようになってて、

それほど劣化してない草野君の腕振りとほぼ対等になってたんだけど、

それにしても草野君の回復力には驚かされた訳で、気持ちも強いんだよなあ。

 

<4R>

にしても、個々のテクニックっていう点では佐々木君の優位には揺るぎなくて、

草野君のショートブローは外側から出過ぎる傾向があって、

内側から鋭く打ち込んでる佐々木君とは見栄え的にも随分差があったんだよね。

 

ただ、佐々木君にも大きく振り外して体勢を崩す瞬間が幾度かあって、

そこを狙い切れてない草野君に助けられたって印象もあったんだわ。

 

このラウンドは中盤以降にいきなり距離が縮まったんだけど、

自分には草野君が潰しにかかったんじゃないかって見えたんだけど、

試合後に佐々木君に確認したら、彼の方が意識して詰めたって言ってたんだわ。

 

結局、このラウンド、ヒット数は大差なかったんだけど、

有効性の点ではやっぱり佐々木君だったかなあ。

 

<5R>

接近戦になった途端、草野君がそこを目掛けて打ってるって感じがしなくなって、

若干適当に左右ショートを打ち出してるように見えた中、

佐々木君はどこをどうやって打とうかっていうのを考えてた感じだったんだわ。

 

やっぱり消耗が進んでたのは草野君ではあったんだけど、

佐々木君の反応も若干鈍って来てたみたいで、

相手の打ち終わりを正確に狙い切れなくなってたんだわ。

 

<6R>

ポイント的にはどうにもならなくなってるっていうのは草野君も自覚してて、

で、彼が仕掛けたいきなりの押し合いと殴り合いが始まったんだけど、

殆ど倒せそうだったとこから長引かせてしまってる佐々木君の方にも徐々に、

草野君とは別の種類の疲労感が漂ってきたみたいだったんだわ。

 

<7R>

草野君、ショートフックがパタパタ団扇みたいな打ち方になってはいるんだけど、

全くめげない手数というか頑張り続ける気持ちの強さは殆ど感動的ですらあって、

そこんとこに強めのショートアッパーを混ぜ込めば、元々彼はパンチ力あるし、

場内狂強熱の大逆転劇も見えそうでもあったんだけど、

そう簡単に巧いことは起こらないもので、パンチのキレは落ちては来てたけど、

佐々木君のガードはここにきても緩んではなかったんだよね。

 

<8R>

それでも佐々木君の右目上には被弾の跡がマザマザとしてきてて、

草野君もまだまだ倒しに行ってたんだけど、流石にバテが見えてきて、

体も流れるようになって腕振りも緩んできたんだわ。

 

その点、佐々木君のシッカリ感には鍛えた跡が見受けられて、

足元の踏ん張りもシッカリしてたし、上半身とのバランスも崩れてなかったんだわ。

 

ただ、佐々木君も3度目のダウンを奪えるようなタイミングでは打ち切れてなくて、

ラスト30秒から強いジャブを3発当て込んで優位を確かなモノにしながら、

最後はお約束のコノヤロコノヤロ系の殴り合いのまま終了ゴング。

 

 

二人の頑張りで出来上がった極上の試合に場内大拍手だったんだけど、

米倉会長もニコニコしながらコーナーに戻る草野君を迎えてたなあ。

 

 

結局、78-73×2、77-74ってことで勿論佐々木君の圧倒3-0だったんだけど、

ポイント差からだけでは計り知れない面白さに満ちてたんだよね。

ちなみに自分のスコアは78-72だったんだけどね。

 

 

試合後、佐々木君にオメデト伝えたんだけど、ちょっと照れ笑いしながら、

草野君のパンチは硬かったって言ってたなあ。

 

 

コンチワって声掛けてくれたのは青木ジムの弁護士ボクサー、

スーツ姿の坂本尚志君だったんだけど、そう言えば彼、以前は帝拳ジム所属で、

その時の縁で佐々木君の応援に駆け付けたってことだったんだけど、

仕事の都合上若干遅れての5R辺りでのホール入りってことで、

一番いいとこを見逃してしまったんだわ。

ちょっと後に佐々木君もやって来て、一緒にヤアヤアやったんだけどね。

 

 

 

④ 宇津見義広君(ヨネクラ)×高橋拓海君(マナベ)……SB 8R

11勝(6KO)5敗3分の30歳・東京都と、

6勝(1KO)3敗(2KO)1分の32歳・埼玉県。

 

この試合が自分のセミファイナルで、勝率も似たような30代ボクサーってことで、

高橋君は前回とってもいい勝ち方したんだけど、

その時の相手の熊澤祥大君よりは遥かに動けるボクサーだと思ってるもんで、

今回は宇津見君が若干優勢じゃないかって予想してたんだけどね。

 

<1R>

やっぱり高橋君の方が頭一個以上も上背があって宇津見君、

相手の懐の深さにどう対処するかってとこだったんだけど、

まずはジャブを貰わないようにって、前後左右に動きながら飛び込みのチャンス、

ひたすら窺ってたんだけど、思いの外惑い無いというか思い切りが早くて、

こういう風にやろうって決めてた意思の強さが早くから現れてたんだよね。

 

圧倒的に小さい的に対して高橋君、正確に狙ってジャブを当てようとする余りか、

手出しが少な過ぎで、もっと無駄打ちしてもいいんじゃないかって思えて、

長い槍が飛んで来ないもんで宇津見君、体格差をそれほど苦にしてないんだわ。

 

で、始まって1分20秒、一瞬の間を突いて宇津見君、とっても見事な踏み込みで、

あっという間に高橋君を赤ロープに追い込んだとこで左右のショートフック、

ボディ連打からスムースに上へ繋げての一気の攻勢で流れを掴んだんだわ。

 

その後も宇津見君、鋭い動きによって高橋君のジャブを封じ続けて、

相手が攻撃の糸口を見い出せないままでいるのに乗じてペース緩めず、

またもやの一気詰めからの同じような攻め立てで、

赤コーナー近くでの連続技の中から左フックをハードヒットさせて、

何とか逃れようとしてた高橋君に更にの追い打ちで、残り18秒の西ロープ前、

強烈な右ショートフックを打ち込んで、高橋君からとっても見事なダウンゲット。

 

 

試合後に話聞いたら宇津見君、最後の右の前の左の手応えが充分だったって、

そう言ってたんだけど、とにかく高橋君、ダメージの深そうな倒れ方だったもんで、

レフェリーのカウント中に陣営からタオルが投げ込まれてのKOエンド。

 

 

2分47秒ってことだったんだけど、それにしてもこの日の宇津見君、

体格差を克服するにはこういう攻め方をするべきだっていうのを明確に見せてて、

大事なのは取り付いてからではなくて、取り付く寸前って事で、

その一瞬の間にどれだけ厳しい攻撃ができるかってことなんだよなあ。

 

それと、ジャブを当てさせない動きっていうのも実に参考になったし、

そういう動きをする小さい相手にどう対処したらいいかっていうのも考えさせられて、

中々勉強になった一戦だったんだわ。

 

 

 

宇津見君はもう30歳なんだけど、とってもそうは見えなくて、

人懐こい童顔の少年っぽい佇まいをしてるボクサーなんだよね。

試合後に自分の感想を伝えたらとっても嬉しそうにしてたもんで、

こっちも嬉しくなってしまったんだよね。

 

 

 

⑤ 土居コロニータ伸久さん(ヨネクラ)×何チャラ・カーン

                             ………SB 8R

28勝(10KO)14敗(8KO)8分のランク7位、36歳・東京都。

 

チラッと遠目に土居さんを見たんだけど、髪の毛をかなり伸ばしてて、

こっちの方が圧倒的にいいよなあって思っただけで、

試合の方は全く見てなかったんだよね。

 

結局、5R1分31秒、勿論土居さんのTKO勝ちだったんだけど、

面白かったのは対戦相手のタイボクサーの何チャラ・カーンの本名で、

ファーカムラーム・プラサートウィッタヤーカーンっていう恐ろしく長い名前で、

今まで自分が記憶してた一番長い名前のタイボクサーだった、

コンデット・ラットラートラッガーンより6文字も長かったんだよね。

 

 

 

八王子中屋ジムの筒井マネジャーは一昨日に続いて昨日も来てて、

多分今日も来ると思うんだけど、筒井さんはそこそこの会社の社長さんなんだけど、

社業の方は大丈夫なのって心配したら、社員さん達がとっても優秀ってことで、

前日の福本祥馬さんの試合の話なんかしたんだよね。

 

 

 

⑥ 田中亮治さん(ヨネクラ)×大村朋之君(イマオカ)……W 8R

7勝(2KO)2敗(2KO)1分のランク12位、28歳・北海道と、

8勝(4KO)5敗(3KO)の33歳・兵庫県。

 

この試合を見てたのは2Rまでで、予想通りやっぱりとっても大味で、

田中さんは結構目線を切るのが早い力づくのギクシャク系だし、

大村君の方も自分の距離を把握しかねてるその場その場の思い付き系で、

お互い、密着してからが勝負って感じの組手っぽい揉み合いが多くて、

殆ど華麗なショットが見られない雑な当たりに終始してたもんでね……。

 

序盤に大村君がダウンゲットして、このままだとランク返り咲きかだったんだけど、

ラウンドが進むにつれ田中さんのシツコイ巻き返しに遭ってしまったみたいで、

結局、77-75×2、75-77って、何だか見方が異なる結果の2-1ってことで、

田中さんの判定勝ちだったんだよね。

 

 

 

⑦ 溜田剛士さん(ヨネクラ)×花木銀造君(岐阜ヨコゼキ)

                           ………56.5㎏ 8R

9勝(7KO)1敗2分の21歳・長野県と、

6勝(4KO)10敗(5KO)1分の31歳・愛知県。 

 

花木君、何だか花の応援団みたいな名前なんだけど本名なのかなあ。

彼、以前はヨネクラジム所属だったらしくてその縁での上京なんだけど、

最近、ここのジムは関東ボクサー達の狩場みたいになってるんだよなあ。

 

戦績と登場してきた感じではちょっと勝負になりそうにない感じで、

花木君、ポッキーみたいな体型してるんだわ。

 

 

クサレ老いぼれ関係者が自分の席近くのボックスシートに堂々と勝手に座って、

今では殆ど仕事干されてるっていうのに常に最前列でウロウロ邪魔なもんで、

以前ドヤしたこともあるんだけど、老いぼれてるから仕方ないのかなあ……、

ってことで、自分は離れたとこで見てたんだけどね。

 

 

溜田君、ベートーベンの “運命” での登場は意表は突いてるんだけど、

ちょっと大袈裟さ過ぎじゃないかなあ。

 

<1R>

頭一個ほどデカイ花木君、浅黒い短髪なもんで一見タイボクサーみたいなんだけど、

どっかで見たことあるなあって思ってたら、アンガールズの田中だって気が付いて、

斜め後ろから見たとこの猫背の感じとか、そもそもその動きの全てがまるで田中で、

そう思い当たったらら花木君はもう田中にしか見えなくなってしまって、

ちょっと申し訳なかったんだけど、笑いが止まらなくなってしまったんだわ。

 

で、そうなった途端、試合の進行はそっちのけになってしまって、

もう田中が気になって気になって、終始遠いとこから恐々突っ突いてる動作とか、

2Rの0分30秒ほどのとこで溜田君の強烈な右を二発打ち込まれた際の様子とか、

カウンターにカウンターを合わされてピョンピョンできなくなってしまって、

最後3Rの1分20秒過ぎに連打からの強烈な右クロスを貰ってしまって

南東ポスト方向に向かってユラーッと倒れ込んだ時の様子だとか、

それはもう田中以外には有り得ない程だったんだわ。

 

 

結局、この試合はダウン後リスタートしての溜田君の一気追撃の前に、

あっという間に為す術を無くてしまった田中がレフェリーに止められてしまって、

1分48秒、溜田君のTKO勝ちだったんだけどね。

 

 

思い返してみれば溜田君、鋭い動きで長い手をかいくぐるタイミングが素晴らしくて、

打ち終わりにカウンターのアッパーを合わされそうになったんだけど、

まともに貰うってことは一切無くて、最後まで安心して見ていられたんだよね。

 

自分、少し離れたとこから見てたもんで、

一見溜田君の左頬が腫れてるようにも見えてたんだけど、

試合後見せて貰ったらそんなことにはなってなくて、殆ど傷んでなかったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 宇津見義広君

② 佐々木洵樹君

③ 草野慎吾君

 

 

 

いい試合を幾つか見ることはできたんだけど、

それにしてもこの日のメニューでリングサイド2万円っていうのは如何にも高過ぎで、

12月6日の八王子中屋ジムの後楽園ホール興行の荒川仁人さん×加藤善孝さん、

柴田明雄さん×渕上誠さん、小國以載さん×石本康隆さんの3本立てで、

15,000円ってことを考えるとちょっと破天荒な感じさえするんだけど、

(小國さん×石本さんは決定後持ち込みではあったけどね。)

やっぱり後援会組織がシッカリしてるってことなんだろうなあ。

 

 

 

帰り道で iPod から最初に流れてきたのは、

大好きなコニ―・フランシスのヒット曲 “Too Many Rules” だったんだわ。

 

1960年代当時、日本では伊東ゆかりが 「大人になりたい」 っていう邦題付けて

カバーしてたんだけど、その際彼女は 「トゥーメニルール」 って歌ってて、

“Rules” の最後のSを省いてたんだけど、

C・フランシスは合計13回の “Too Many Rules” のSを当然なんだけど、

キッチリ発音してて、何故か自分はそこんとこがとっても気に入ってるんだよね。

 

2014年10月14日 (火)

後楽園ホール・10月13日

JRA菊花賞のTVCMにボクサーが出て来るんだけど、あれ、伊藤雅雪さんだよね。

 

 

 

何だか中途半端な咲き方をするリンドウよりはやっぱり桔梗の方が好きで、

咲くギリギリ手前まで蕾を閉じててンパッっていきなり花開く姿とか、

その後ほんの4~5日であっという間に白く枯れ萎むっていうのも

何だかとっても潔いい感じがするんだよね。

 

リンドウも桔梗も雨風には弱いもんで、夜から台風19号ってことだったもんで、

一応安全な所に収納したんだよね。

 

 

 

ボクシングを見に出掛ける時も帰る時も、風雨は予想したほどのことも無くて、

台風19号は西日本での猛威のままには攻めて来なかったみたいで、

当初900hPa だった気圧も985hPa にまで弱ってて、

こと後楽園ホールでのボクシング興行に限って言えば、

昨日の試合が終わった後に荒れだして、今日の試合の前には去ったって感じで、

良かった良かったんだけど、みなさんの所では大丈夫だったですか?

 

 

自分はもしものことを考えて昨日は深夜2時まで起きてたんだけど、

覚悟してた風雨までにもならなかったし、朝の透明度が清々しかったなあ。

 

JRも殆ど平常通りなんだけど、中央区や渋谷区の小中学校では

前日のうちに休校を決めてるところも多いんだけど、ああいうのは嬉しいんだよなあ。

 

 

 

昨日、八王子中屋ジムの人達は万一電車が止まった場合のことを考えて、

(中央線とか総武線はとっても風に弱いみたいなんだよね。)

出場ボクサーやスタッフ達は車出動だったんだってさ。

 

昨日夕方5時過ぎにホールに着いたんだけど、

隣のオフトでは川崎競馬の1Rが終わったとこだったんだけど、

あの後大丈夫だったのかなあ。

 

 

ホールの中に入ってまず中屋ジムの筒井さんと井上トレーナーにコンチワして、

その後中屋会長にもご挨拶して、福本祥馬さんとグローブタッチして、

極東ジムの会長とかSRSの中島吉兼さん、ヨネクラジムの横井さんとか、

三迫ジムの貴志会長と久保さん、西尾トレーナーにもコンチワして、

久保さんにはエクアドル産のコーヒーがいいって教えて戴いて、

西尾さんからは相川学己君の次戦について聞かせて貰ったんだよね。

 

次にカシアスジムの内藤会長と律樹さんに頑張ってねコールして、

その後、船橋ドラゴンのトレーナーさんとちょっと話をして試合開始。

 

 

 

① 鈴木啓修君(M・T)×牛腸拓也君(ヨネクラ)……58㎏ 4R

0勝2敗(1KO)の23歳・東京都と、0勝2敗(2KO)の29歳・新潟県。

 

まだ未勝利同士の初勝利目指し組だったんだけどね。

 

<1R>

体格的には牛腸君が圧倒してて、少し被さるように攻め立てていって、

終始いいペースで進めてて終盤にかけてもとってもいい感じで、

もう少しで終了ゴングってとこで、見事な右クロスをヒットさせてダウンゲット。

 

<2R>

鈴木君、中々いいジャブを打つんだけど効果的な右に繋げなくて、

牛腸君の方もリーチ利したジャブが打ち切れてなくて、

二人共、体格の特徴を生かし切れてないし、山場作りとの意識も出来てなくて、

一気に行くかって思ってた牛腸君が一段落してしまってた分、

鈴木君の細かい手数のほうにポイントが流れてたんだよね。

 

<3R>

始まってすぐの20秒、やや距離詰まったとこでのやり取りになった途端、

鈴木君の右ショートがまともに直撃して牛腸君、思わずダウンしてしまったんだわ。

 

カウントが進む中、牛腸君、再開可能かとも思わせたんだけど、

青コーナーポストに寄りかかりながらファイティングポーズを取りきれなくて、

結局、0分31秒、カウントアウトってことで鈴木君のKO勝ち。

 

 

 

昨日は台風絡みでもあったもんで、試合前にコミッションの人に、

「今日は早く終わる為に、1ラウンド2分、インターバル30秒でやりませんか。」

って言ったらケラケラ笑ってたっけなあ。

 

 

ゴングの鳴りが良くないというかどうも弱いもんで、どうしたのかなあって見やったら、

いつものタイムキーパーがいなかったみたいで、何と浦谷さんが代行してたんだわ。

暫く経ったら慣れたみたいで、ガンガン叩いてたけどね……。

 

 

 

② 中川兼広君(三迫)×福山大介君(熊本)……SFe 4R

デビュー戦の19歳・大阪府と、2勝(2KO)2敗(2KO)1分の28歳・熊本県。

 

福山君、熊本から台風の中、よくぞ間に合わせたってことなんだけど、

セコンドの3人は何故か新日本大宮ジムのTシャツ着てたんだよね。

 

<1R>

まず仕掛けていったのは遠来の福山君の方で中川君、明らかに出遅れてしまって、

その後も気後れ感を回復できないまま満足に打ち返していけないもんで、

福山君が益々気持ち良さそうがガンガン攻めなんだわ。

 

中川君、もっとヤケクソにならないとダメだと思うんだけどなあ。

 

<2R>

多分、お互いの右だったと思うんだけど、稀に見る相打ちになってしまって、

久し振りに見る二人共ダウン。

 

お互いすぐに立ち上がって戦おうとしてたもんでレフェリーが為すに任せたんだけど、

自分はもう少し時間かけてリスタートすべきだって思ったんだけね。

 

中川君の方も気持ち立て直して頑張り始めて、勝負は一気に混沌としてきて、

二人共、巧くはないんだけど妙に試合の行く末が気になったんだよね。

 

ただ、基本的な流れは相変わらず福山君の方で、そろそろ終了ゴングの残り15秒、

それまでより的確なヒットを重ねてた福山君の右フックがまたもやのナイスヒットで、

中川君のアゴが跳ね上げられたとこでレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

 

③ 大鐘悠太郎君(船橋D)×石渡剛君(オサム)……48.3㎏ 4R

デビュー戦の24歳・千葉県と、デビュー戦の18歳・埼玉県。

 

大鐘君、真っ白なウィニングのトランクスにはまだ折り目が付いてて初々しかったね。

 

<1R>

デビュー同士は、まずは石渡君の狂乱の攻め立てから始まったんだけど、

それが一段落すると、大鐘君の正統派系のボクシングが仕切り始めて、

とにかく、いきなりワンツー打ちたくでウズウズしてる石渡君を圧倒し始めてたね。

 

石渡君、かなりの舞い上がり過ぎみたいで、残り10秒の拍子木で止めてしまって、

この時はちょっと危なかったんだよね。

 

<2R>

石渡君、相変わらず飛び込みざまの一発だけなもんで、

そろそろ見極めたか大鐘君、相手が入って来るとこに左フックを引っ掛けたり、

結構冷静に対処できてるし、中々いいリズム感もしてるんだよね。

 

って見てた1分過ぎ、特に油断してた訳ではなかったと思うんだけど、

ヒョイって感じで出した石渡君の右が直撃して大鐘君がダウンしてしまったんだわ。

 

元々、殆どがフルショットだった石渡君のパンチは当たれば強烈だったみたいで、

何とか立ち上った大鐘君だったんだけど、そのままテンカウントアウトってことで、

1分51秒、石渡君のKO勝ちだったんだわ。

 

 

大鐘君、不幸だったとしか言いようが無かったんだけど、

それがボクシングっていうもので、そのボクシングスタイルには全く問題ないから、

次に試合する時は相手の利き手の動きに注意するってことで、出直しだね。

 

 

 

④ ベンジャミン渡辺広司君(渋谷三迫)×梅本大治郎君(極東)

                               ………SL 4R

0勝0敗1分の27歳・神奈川県と、デビュー戦の20歳・福島県。

 

渡辺君はファーストネームはリングネームで付け足したんじゃなくて、

多分、見た目通りのハーフだと思うんだけど、ちょっとひ弱なんだよね。

 

<1R>

渡辺君、やっぱりいきなりのひ弱さで、ちょっと当たっただけでヨロめいてるし、

そもそも恐々しながら手を出してる感じで、あれじゃあ舐められるんだよなあ、

って見てたら始まって20秒からは益々の一方的で、見てて危ない危ないで、

結局、0分37秒、レフェリーもどうしようもないって判断したか、

右、右、右って打ち込まれてしまったとこでストップエンドだったんだわ。

 

 

 

ここまでの4試合は3R、2R、2R、1Rって決着で、中々の進行速度だったんだわ。

 

 

⑤ 佐藤亨也君(S蓮浄院)×錨吉人君(SRS)……B 4R

2勝0敗のサウスポー、22歳・岩手県と、3勝(3KO)1敗1分の25歳・鹿児島県。

 

錨君は殆ど2年振りの登場でかなり期待してて、普通に出来れば問題ないって、

スピードとキレでは圧倒してるからって思ってたんだけどね。

 

<1R>

佐藤君、中々バランスのいい動きをするサウスポーで、いい前詰めもするんだけど、

攻撃がちょっとまとも過ぎかなあ。

 

錨君、右フェイントからの左フックとか、入って来るとに合わせての速射連打とか

やっぱり動き的には工夫に富んでて見てて楽しくなるパフォーマンスなんだわ。

 

終始いい感じで進めてたんだけど錨君、打ち合いになるとムキになる傾向があって、

このラウンドも終盤、かなり危険な殴り合いに付き合ってしまって、

もう少し冷静にやり過ごす余裕が欲しいとこだったんだわ。

 

<2R>

沢山の被弾にも関わらず佐藤君、あくまでめげない怯まない前向きボクシングで、

常にプレスをかける意識が強くて、ちょっと困惑加減なのは錨君の方で、

相手を見切ったようなノーガードも佐藤君を挑発するに至らずのままで、

そのうち、何だか動きが緩んできたっていうか、口を開き始めてるんだよなあ。

 

アレレレ錨君、いきなりヘバリ感が浮き出てきたんじゃないのかって中、

それでもラスト30秒からいい感じになって決めドコかなってとこでも、

鋭く細かい回転で打てなくなってしまってたんだわ。

 

<3R>

錨君にスタミナ的な課題があるのがハッキリしてきて、

全く劣化してない佐藤君との差が随分目立ってきて、

コーナーに詰められてのショート戦では明らかに打ち負けるようになってきて、

ちょっと風雲急を告げるようになってきたんだわ。

 

<4R>

このラウンドも錨君、2度も簡単にコーナーに追い込まれてしまって、

流石にここまで来ると佐藤君の勢いも徐々に落ちて来たもんで助かったけど、

初めの2分間、かなり受け身のままだったのは間違いなくて、

残り1分からは吹っ切っての最後のラッシュで形にはしてたんだけど、

最後はお互い、壮絶系の足止めての打ち合いで場内を湧かせてはいたんだけど、

自分的にはちょっと問題を感じたこの日の錨君のパフォーマンスだったんだわ。

 

 

4Rを辛うじてゲットしたってことで自分のスコアは錨君の39-37だったんだけど、

結局、39-38、38-38×2ってことで、錨君から見た1-0ドローだったんだわ。

 

 

試合後暫くして吉兼さんと話したんだけど、やっぱりスタミナだと思ったなあ。

 

 

 

⑥ 鈴木亮輔君(全日本P)×大坪タツヤ君(T&T)……SFe 6R

4勝1敗(1KO)の28歳・千葉県と、4勝(2KO)6敗1分の25歳・神奈川県。

 

<1R>

大坪君、如何にもパワーが有りそうなんだけど、

見た目地味な鈴木君の方が堅実で正統派的なボクシングなんだよね。

 

ただ鈴木君、自分の距離が把握できてないみたいで、必要以上に突っ込み過ぎで、

手を余してしまうことが多くて殆ど連打に繋がらないんだよなあ。

 

<2R>

鈴木君は気負い過ぎみたいで、ガスッとした後はすぐクリンチ状態を作ってるし、

大坪君も、もう少し早い対応が欲しいとこで、結局は簡単にクリンチに応じてて、

そういうのが固まってしまったもんで、一旦休憩タイムってことで……。

 

 

この試合、結局、3R0分22秒、大坪君のTKO勝ちだったんだってさ。

 

 

 

ふと通り掛かったとこに18古河ジムの長嶋会長が奥さんと一緒におられて、

ちょっと色々からかわれてしまったんだよね。

 

 

その後、用件があったもんで帝拳ジムのマネジャーさんと話したんだけど、

長野さんと話をするのはやっぱりとっても緊張するんだよね。

 

 

 

⑦ 上川隆顕君(三迫)×福本祥馬さん(八王子中屋)……M 6R

デビュー戦の23歳・熊本県と、

4勝(4KO)1敗(1KO)のラン5位、23歳・千葉県。

 

お互い良く知った同士の一戦で、高校アマ2冠と5冠対決ってことだったんだけど、

この試合、期待に胸ふくらませて瀬端さんと並んで見てたんだけど、

余りの酷さに呆れてしまって、自分、普段はそういうことはしないんだけど、

抗議の意味も含めて、3R途中で離席してしまったんだよね。

 

<1R>

福本さん、中間距離で突っ立ち気味になってしまうことがあるんだけど、

上川君がやたら前詰めしての押し合い力比べになってしまったもんで、

そういう危うさが見えなくて、若干手打ち方式になればそのパンチ力が生きる訳で、

上川君、ガード固めながらもグローブの上からの一撃にも揺らいでたんだわ。

 

上川君、1分過ぎると意を決したように益々くっ付いていって、

もがいた直後にホールディングで逃げることが多くなって見栄え悪い悪いなんだわ。

 

それと、ガードを硬くする余りかディフェンス位置から打ち出すのに手間取ってて、

明らかに攻防がハッキリしてて、それはまるで大昔のヘビー級ボクサーのようで、

福本さんに簡単に見切られてしまってるって感じなんだよなあ。

 

<2R>

福本さん、余裕出て来たか、上下のショートのコンビネーションが抜群で、

貰い続けることの多い上川さん、クリンチ逃げは殆どがホールディングになってて、

まともな勝負を避けてるとしか見えなくて、2冠と5冠の違いかって思えてきて、

この時点で、自分はかなりのガッカリ感に見舞われてしまったんだよね。

 

福本さん、試合になり難い中、集中の切れないパフォーマンスは大好感で、

やれること、やらなければならないことを一生懸命やってたんだよね。

 

1分28秒、福本さんの左ボディがローブローってことで、

1回の注意後すぐに減点されてたんだけど、あの程度は見逃されるか、

せいぜい2回目の注意が相当じゃないかって思ったんだけどね。

 

<3R>

上川君、自分都合で1~2発打っちゃ後は抱き付くっていうのを延々繰り返してて、

もう休み休みしか出来なくなってるみたいなグズグズのダルダルで、

とっても見ていられなくなってしまったもんで、ここでお終いってことで、

福本さんの大差判定かKOしか考えられなくなったもんでね……。

 

 

結局この試合、6R2分44秒、福本さんのTKO勝ちだったんだよね。

 

 

 

⑧ 椎野大輝さん(三迫)×坂本英生君(フジタ)……54㎏ 8R

11勝(10KO)3敗(2KO)のランク9位、28歳・茨城県と、

14勝(4KO)1敗2分の28歳・佐賀県。

 

坂本君、2009年の全日本新人王で凄い戦績ではあるんだけど、

これまで戦ってきたメンバー的にはかなり見劣りするもんで、

ここは椎野さんが一蹴するかなあって思ってたんだけどね。

 

<1R>

単発のショットは椎野さんの方が力込もってたんだけど、

坂本さんは4発~5発目まで頑張って打ってたんだよね。

 

椎野さん、やり放題にさせない範囲での様子見って感じで、

ラスト30秒からのクリーンヒットで見せ場作ってはいたんだけど、

その手前までの坂本君の細かいヒットヒットには悩まされてる感じだったんだわ。

 

<2R>

坂本君は殆ど怖さは感じない典型的なポイント稼ぎボクシングで、

強振するってことはないんだけど、その分当て勘がとってもいいし、

シンプルワンツーの中に右、左、右とか工夫したショットを組み合わせてるんだよね。

 

それと彼、自らの距離を維持するのがとっても巧くて、

椎野さんが強く打てる距離をことごとく潰してたんだよね。

 

強打の椎野さんと坂本君の軽打積み重ねだったんだけど、坂本君かなあ。

 

<3R>

坂本君が感じを掴んだような試合序盤ではあったんだけど、

それでも椎野さんは椎野さんなもんで、

そのうちきっと何とかするんじゃないかってこの時は余裕で見てたんだよね。

 

で、始まって1分半頃の椎野さん、まずはこの日初めて左をハードヒットさせて、

その直後にもワンツーを綺麗に打ち込んで、ほらねって感じだったんだわ。

 

坂本君の方もその後立て直して反撃に出てた残り20秒の北ロープ前、

椎野さんの一瞬の右クロスが直撃して、坂本君がダウン。

 

同時に椎野さんも転んでしまったんだけど、これは足が絡まってのスリップって事で、

流れは一気に椎野さんに傾き始めたんだわ。

 

<4R>

椎野さんが一気攻めに出るかって思ってたところ、

いきなり飛ばしていったのは坂本君の方で、この辺の気の強さは流石と言うか、

後で思い返してみれば、ここが重大なポイントだったんだよね。

 

で、坂本君、始まって40秒に鋭い右を当て込んで椎野さんの顎を跳ね上げて、

オイオイオイ、椎野さん、もっとキビキビ出来るでしょっていう感じが拭えなくなって、

止まらない坂本君の手数に対応しきれなくなってきてるんだよなあ。

ちゃんとボディブローまで配慮出来てるのも坂本君の方だしなあ……。

 

モチベーションの違いが全てだとは思えなくて、椎野さん、

体調不良じゃないかって程、いつもの動きが出来てなかったんだわ。

 

<5R>

たった1ラウンドで流れを戻された椎野さん、どうするのかってとこだったんだけど、

坂本君としてはこのままのイケイケでいい確信に満ちたパフォーマンスで、

ふと見やると椎野さん、右目下辺りがかなり腫れてきてしまってるんだわ。

 

何とか何とかって感じの椎野さんだったんだけど、如何にも狙い過ぎの大振りで、

残り1分10秒からはそこそこいいとこ見せてはいたんだけど、

長続きさせることが叶わなくて、その前後は全くいいトコのないまま、

残り50秒の東ロープ前での接近戦の際、坂本君の右ショートを貰ってしまって、

そんなんで倒れてしまうかってほどあっけなくダウンしてしまったんだわ。

 

リスタート後の椎野さんは何だか回復できてないままで、そうなれば坂本君、

勿論ここぞの一気の鬼追撃で、一発一発はそれほどのことはなかったんだけど、

この時の椎野さんにはとってもシンドかったらしくて、逃げる逃げるのまま、

北ロープに詰められて思わず横向きになってしまったとこで、

戦う姿勢になってないってことで、残り僅か1秒のとこでレフェリーストップエンド。

 

 

椎野さん、ここを生き延びても次のラウンドで危ないって感じで、

アナウンスされた時間は3分丁度ってことだったんだけど、

間違いなく1秒前だったんだけど、そんなことはどうでも良くて自分には実に衝撃で、

通路を戻る椎野さんと目を合わせられなくて思わずよそ見してしまったんだよね。

 

 

坂本君は10日の試合での宮坂航さんと同じで、

パンチ力で遅れ取ってても勝つ手段は幾らでもあるってことなんだよね。

坂本君、天候に気を使うアウェイの中、見事なランキングゲットだったね。

 

 

 

⑨ 内藤律樹さん(E&Jカシアス)×江藤伸悟さん(白井具志堅)

                      ………日本 SFe タイトル戦

10勝(5KO)0敗のチャンピオン、サウスポー、23歳・神奈川県と、

14勝(9KO)2敗(1KO)1分のランク6位、25歳・沖縄県。

 

盛り上げようとしてるんだろうけどリングアナの紹介はあくまで自己満足系で、

興味の無いボクサーには素っ気ないんだよなあ。

 

個人的には正直、内藤さんプッシュで、江藤さんは戦績的には立派なんだけど、

2011年に高畑里望さんに3-0勝ちした後は日本人との対戦は全く無くて、

タイボクサー4人とフィリピン1人ってここ5試合カタカナボクサーばかりとやって、

辛うじてランキングをキープしてるって感じなんだよね。

 

内藤さんは、ドゥ―ビー・ブラザーズの “チャイナ・グルーブ” で入場、

アレッ、“ロングトレイン・ラニング” だったっけ……?

 

<1R>

江藤さん、手も足も長いんだけど、意外なほどジャブが届いてなくて、

それは踏み込み不足もあるんだけど、内藤さんのポジショニングがいいせいで、

内藤さんはとっても精悍な風貌してるもんでイケイケボクサーのように見えるけど、

実はとっても慎重でクレバーなボクサーで、無闇に飛び掛かるってことが全く無くて、

まずは出入りの鋭さで江藤さんを圧倒してたんだわ。

 

このラウンド唯一のクリーンヒットは江藤さんの右だったんだけど、

ただこの試合の青コーナーは終始全く統制取れてなくて、まるで舞い上がってて、

セコンド達がすぐ立ち上がるもんで後ろの客の邪魔になってしまうのを

インスペクターに何度か注意されても目吊り上げて睨み返してたし、

内藤大助さんと並んで見てた会長もまるで一観戦者みたいだったせいか、

セコンド陣が思いつくままそれぞれが勝手なことを怒鳴りまくってて、

あれじゃあ、足があと2本、手が4本ほど要るんだわ。

 

内藤さんが左目上をカットしてたんだけど、ヒッティングかバッティングかは不明。

 

<2R>

始まって25秒、内藤さんの左が初ヒットして、途端に江藤さんが右目尻をカット。

 

その後、内藤さんの鼻っ柱から結構な出血で、これは多分バッティングで、

それでも内藤さん、ちょっとした血まみれになってしまったんだわ。

 

で、少し口開き加減になってしまったんだけど、それは大体いつものことだなって、

気が付いてからは少し安心したんだけど、見た目のやられてる感はしたんだわ。

 

江藤さんの左はそれほど左は大したこと無いんだけど、右がとっても良く伸びてて、

この右ストレートをどう生かすかがポイントだって思ったんだよね。

 

<3R>

相変わらず青コーナーサイドが浮足立ち気味の中、江藤さん、

中々ままならない展開打破すべくか力の入った大振りが目立ち始めて、

外側外側からしか打ててないもんで、内藤さんが見切り易くなってるみたいで、

あくまで細かく鋭い対応は抜群で、全ては内藤さんに傾き始めたんだわ。

 

<4R>

焦り始めたか江藤さん、どんどん動きに無駄が多くなっていったせいか、

内藤さんにあしらわれてる感じが強くなっていって、

力込めた2発目までで決めようとし過ぎる印象も強くなっていったんだわ。

 

<5R>

ここんとこ暫く江藤さんのクリーンヒットが無い中、

内藤さんが開始直後の23秒、右を強く打ち込んでまたもやいい感じのスタートで、

江藤さん、上体の動きはいいんだけど全体のリズム感が良くなくて、

攻め自体もとっても単調になってしまって工夫不足が目立つんだよね。

 

ここまでの中間採点、自分は49-46だったんだけど、

49-47×2、49-46ってことで勿論内藤さんの3-0だったね。

 

<6R>

江藤さん、何かを変えていかないとこのままだと完全に内藤さんのペースのままで、

右を強振しても左を返せないままクリンチを繰り返してては絶対ダメな訳で、

テクニックの差は如何ともし難いみたいで、何だか先が見えてきてしまって、

やっぱり江藤さん、この2年ほど楽な試合をやり過ぎだったって思ったんだよね。

 

その江藤さん、打ち込まれると右手挙げて変なガッツポーズしてみたり、

しょっちゅう両手でトランクスを上げようとしてたんだけどあれは何なんだろね。

 

ってことで、そろそろ感に見舞われてしまったもんで自分はこの回で離席して、

試合の行方をたまにモニターで見やりながら帰りのタイミングを計ってたんだわ。

 

 

結局、98-92、98-93×2ってことで、内藤さんの大差3-0勝ちで、

会長と律樹さんにオメデト伝えて少し強くなった雨の中を帰ったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 内藤律樹さん

② 坂本英生君

③ 福本祥馬さん

 

 

 

昨日は三迫ジム系から4人が出場したんだけど全敗だったもんで、

貴志会長は肩落とし加減で、こういう日もあるんだよなあ……。

 

 

それにしても瀬端さんご夫婦は揃いも揃っての寒がりなんだよなあ。

 

 

今日もボクシングで、佐々木洵樹君×草野慎吾君、宇津見義広君×高橋拓海君、

田中亮治君×大村朋之君、それに溜田剛士君達を見に行くんだわ。

 

これで今年75回目の現場ボクシングってことで、ある人にも言われたんだけど、

多分、自分は今んとこ日本で一番沢山試合を見てる客だと思うんだけど、

その割に目が肥えきたとは言えない中、知り合いが沢山出来たのが宝物だって、

自分、そう思ってるんだよね。

 

2014年10月11日 (土)

後楽園ホール・10月10日

 

いきなりのトイレ話で恐縮なんだけど、二つばかりね……。

 

トイレに入った途端にセンサーが感知して、

便器の蓋がモアーンって感じで上るのにはまだ全然慣れてなくて、

一瞬、何かが出て来そうな感じがするんだけど、みんなはどお?

 

自宅のウォシュレットの水の勢いには結構ムラがあって、

たま~に肛門を突き上げるほど噴射して来るんだけど、そんな時は

自分の肛門がへタレてしまったのかって心配になるんだけどそんな経験ない?

 

 

 

今年のボクシングの日に撮影された “HAPPY BOXING” のビデオなんだけど、

それ、5月のことなんだけど、みんなは見たことある?

 

ボクシングの日にイベントがあったのは勿論知ってたんだけど、

そんなビデオになってるとは知らなくて、自分は昨日初めて見たんだけど、

これがまあ、相当面白くてね……。

 

ボクサーの他、ジムの会長やJBCとかマスコミの人達も出て来るんだけど、

色々喋るんじゃなくて、其々がひたすらリズムに乗ってのパフォーマンスで、

まずは大橋会長から始まって、須藤リングアナとJBCの浦谷さん、カシアス会長、

岡田博喜さんと加藤善孝さん、高山樹延さんの角海老トリオ、新田会長って続いて、

更に八重樫東さんと井上尚弥さん、原隆二さん、和氣慎吾さんと太目の岩佐亮祐さん、

金平会長、河野公平さん、輪島会長、三浦隆司さん、清田祐三さんと村中優さん、

花形会長、重田玲さん、戸部洋平さん、内山高志さんと山中慎介さん、だいごさん、

大竹秀典さん、セレス会長、内藤律樹さん、柴田明雄さんって次々に……、

だったんだけど、ボクサー達のリズム感の良さは流石だったんだよね。

 

とてもそんな事をしそうな人には見えなかったもんで、

自分的にはまずは金平会長のステップワークにバカ受けしてしまって、

須藤さんと浦谷さんもホッコリしてたし、律樹さんがハッチャケてたし、

普段とのギャップ見せてた内山さんのチャラ系も抜群だったし、

セレス会長や花形会長のシャドウも中々貴重なんだよね。

 

角海老トリオと和氣さんの出番がやたら多かったんだけど、

彼等は酒でも入ってたのかなあってほどいいノリしてたんだよね。

 

とにかく、普段とは違うみんなを見れるから必見だと思うんだけど、

今頃になって、こんなこと言ってるのは自分だけなのかなあ。

 

 

 

ホールに入ってから色んな人達と挨拶やら言葉交わして、

有澤会長と瀬端さん、角海老ジムの生人さんに宮坂航君と武田航君、

それに長島謙吾さん、18鴻巣の茂野会長代行と松村マネジャー、高見良祐君、

その後ワタナベジムの小口さんと佐々木さんに東大河君、

中屋ジムの筒井さんと一生さん、小熊ジムの玉木善文君と田之岡条さん、

それと宮田ジムの粉川拓也さん……とかね。

 

ふと見たら荒井遼晴君が久し振りーってことで、彼とはちょっと寂しくなるんだよね。

 

中川勇太さんが子供ちゃんを連れて来てたんだけどスマホ遊びが好きなんだね。

 

そう言えば筒井さんに聞いたんだけど、林和希さんが復帰するんだってさ。

 

 

 

① 東大河君(ワタナベ)×武田航君(角海老)……B 4R

1勝(1KO)0敗の19歳・熊本県と、

2勝(1KO)0敗1分のサウスポー、20歳・神奈川県。

 

この日は第一試合から必見の好カードだったんだけど、

二人の距離は全く違うからどっちがどうするかが全てで、

武田君が中途半端にすると東君の右剛腕の餌食になってしまうだろうし、

フットワークを駆使できたら東君を翻弄してしまうんじゃないかなあってことで……。

 

<1R>

東君、いきなり突っかけ系からの右フック狙いオンリーだね。

 

武田君、事前の心構えがちゃんと出来てたみたいで全く慌てることなく、

頭から突っ込んでくる相手を巧いこと捌いてるしジャブもシッカリ当ててるんだわ。

 

<2R>

東君、いつかは何とかなるだろうっていきり立ち過ぎの荒っぽ過ぎで、

ちょっとボクシングになってないようなとこがあるんだけど、

それでも試合慣れしてないと危険なんだけど武田君、あくまで冷静で、

それはもう大したもんだなあって領域だったんだよね。

 

<3R~4R>

この辺からは中川勇太さんと並んで見てたんだよね。

 

武田君、やり易い相手じゃないのに全く嫌気見せなくて、

集中切らさないで常に主導権をキープし続けてたんだよね。

 

東君のスタイルが固まってしまってるもんで展開とか流れも固まってしまって、

テンポもタイミングもそのままなもんで、武田君もスッカリ慣れて余裕すら出て来て、

左アッパーとか右ショートストレートとかポジションチェンジしながらの多彩さで、

見せ方にも随分差が出て来てしまって、後はもう不用意な一発にさえ注意すれば、

って感じになってきたんだよね。

 

2戦目と4戦目とではやっぱり差が出てしまうらしくて東君、

まだまだ戦い方のバリエーションが少ないもんで八方塞がりは仕方なくて、

元々持ってるポテンシャルには素晴らしいモノがあるんだから、

今度は力づくだけじゃない違う種類のボクシングが見たいよね。

 

 

結局、39-37×2、39-38ってことで武田君の妥当3-0勝ちだったね。

 

試合後暫くしてから武田君と中川勇太さんと3人で話したんだけど、

武田君は殆ど顔面が傷んでなくて元気に試合を振り返ってたんだけど、

あっちこっちからのアドバイスの声は結構聞こえてたってことで、

終始冷静な試合運びだったんだよね。

武田君が育った土地は自分が子供の頃住んでた所のすぐ近くなんだわ。

 

 

 

② 石井龍誠君(伴流)×山田健太君(草加有澤)……SB 4R

3勝(2KO)1敗のサウスポー、18歳・東京都と、3勝(3KO)0敗の20歳・東京都。

 

KO率の高い同士の一騎打ち。

 

<1R>

上背とリーチで優位な石井君の方がリズミカルで動きの全体も軽やかで、

山田君、若干硬いかなあって感じだったんだよね。

 

山田君、リードブローが少ないせいかタイミングが掴みきれてないみたいだし、

そもそもサウスポーが得意じゃないみたいなんだよね。

 

フットワークも上体の動きも石井君が圧倒してたんだけど、

お互いに、ケレンミのない打ち込みなもんで結構なスリルだったんだよね。

 

<2R>

山田君の左ストレートはとっても破壊的ではあるんだけど、

そこに繋げるまでの段取りが悪くて中々いい感じにならなくて手こまねいてて、

最初のきっかけは常に石井君が仕切ってたんだよね。

 

残り1分05秒、東ロープ前のとこで石井君、

左ショートストレートを綺麗にカウンターヒットしてのダウンゲットで、

山田君、左目尻をヒットカット出血してしまったんだわ。

 

<3R>

ここまで来ると山田君、少なくともダウンゲットが必要になってきたんだよね。

 

で、始まって25秒には中々のタイミングで右クロスをヒットさせたんだけど、

これは石井君の巧みなスウェイバックがハードヒットを阻止してたんだわ。

 

それでもこの回は石井君の有効打が少なくて山田君、何とか1ポイントバックだね。

 

<4R>

お互いに、一接触後には一息入れるっていう間断ができてしまって、

山田君、もっとガッチャガチャいかないとダメなのに切り替えが出来てなくて、

大きな有効打がメッキリ少なくなった中、石井君の左ストレートが顔面とボディに

各一発づつヒットしたのが目立ってたんだわ。

 

 

自分のスコアは39-36だったんだけど、結局、40-36、39-36×2ってことで、

石井君の妥当な3-0勝ちだったね。

 

 

 

③ 石田凌太君(宮田)×守屋優介君(小熊)……SB 4R

1勝(1KO)0敗の18歳・東京都と、1勝0敗の24歳・宮城県。

 

相手の方が10㎝ほど上背があるもんで、守屋君がどうするかってことで、

セコンドには玉木君親子が入ってたね。

 

田之岡条さんがすぐ隣で大応援だったんだけど、

彼、いよいよのランカー対決が決まったらしいんだわ。

 

<1R>

守屋君がガード固めて前詰めしていくんだろなあって思ってたら全く逆で、

上背のある石田君の方がやたらの距離詰めで守屋君、いきなり引く引くなんだわ。

 

守屋君、殆ど前傾姿勢を取れないまま突っ立地気味にさせられてしまって、

見ててとって危なかったんだけど、案の定、始まってすぐの23秒の青ポスト前で、

右ストレートをまともに打ち込まれてしまって、ダウンしてしまったんだわ。

 

それほどの大ダメージは引きずってなかったんだけど守屋君、

やっぱりその構え方はとっても危険だし、

攻めるに際しても無理して顔面狙いに打ち上げていくより、

相手の前詰めを阻止する意味でもまずはボディボディじゃないのかなあ。

 

<2R>

守屋君が色々改善しきれない中、石田君、決着の意思の下いきなりの大攻勢で、

一切の反撃を許さないまま一気に相手を南東ポスト近くに追い込んでの連打連打、                                                            

で、守屋君の腰伸び切ってしまったとこでレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

0分44秒だったんだけど、実は勝負は試合開始10秒で決まってたんだよね。

 

 

 

④ 荻野圭介君(世田谷)×小浜雅哉君(UNITED)……SB 4R

2勝(1KO)5敗(2KO)の33歳・東京都と、1勝2敗1分の21歳・千葉県。

 

小浜君の方には阪東ヒーローさんがセコンドで付いてたね。

 

ちょっと休憩が欲しかったもんで真面目に見てなかったんだけど、

2Rにどっちかがダウンしてて、二人共、ガードが甘いなあって眺めてたんだけど、

結局、40-36×2、39-36ってことで小浜君の圧倒3-0だったね。

 

 

 

中小ジムの応援団の中には酔っ払いが多いっていうのが、

自分的都市伝説なんだけど、どう思う?

 

 

 

⑤ 松土翼君(ワタナベ)×高見良祐君(18鴻巣)……62.2㎏ 6R

4勝(1KO)8敗(3KO)4分の29歳・東京都と、

4勝(3KO)1敗(1KO)の21歳・埼玉県。

 

高見君の応援に泉圭依知さんと大塚隆太さんが詰めてたんだけど、

大塚さん、まだ短パンいっちょでいつまで頑張るのかなあ。

 

<1R>

松土君のいきなりのガツガツ前詰めから始まったんだけど、

高見君のショートの打ち込みスピードが圧倒的に速かったし、

場面場面でのポジションチェンジも絶妙で何の苦にもしてないって感じだったなあ。

 

この日、ワタナベジムは二人出しだったんだけど、

二人が二人共、闘牛系ボクサーで距離詰めてからの左右フックってパターンで、

それも殆どボディブローを打っていかなかったんだよね。

 

高見君、抜群の足元シッカリ感の上、左はジャブもボディショットもキレキレで、

前回の敗戦の後、久し振りに見たんだけど見事に立て直してきたんだわ。

 

<2R>

ボディ合戦は圧倒的に高見君優勢に推移してて松土君、

幾つかまともに貰ってしまって顔しかめながらになってたなあ。

 

相手の一見シツコイ前詰めも泉圭依知さんほどではなかったもんで高見君、

かなり見切ることができたみたいで、若干余裕が出て来た残り42秒の北ロープ前、

ふっと二人が離れた瞬間、左ショートフックを実に鋭く当て込んでのダウンゲット。

 

リスタート後の松土君、それでもかなり頑張って追撃を許さなかったんだけど、

残り3秒のとこでヒットカットしてしまった左目尻のドクターチェックだったなあ。

 

<3R>

松土君、全くめげずに前へ出る気持ちの強いボクシングで、

ちょっと大きく振り過ぎではあったんだけど結構な手数で、

相当シンドかったと思うけどよく踏ん張ってたんだわ。

 

ただ、ボディブローをはじめ有効打としてはやっぱり高見君の方が優勢で、

セコンドからは相手に巻き込まれて大振りするな、小さく小さく打てって指示で、

高見君、それに敏感に応じてたんだよね。

 

<4R>

残念ながら、松戸君の方に限界感が見えてきて、特にボディが辛そうで、

高見君の細かい上下打ち分けにガードを散らされてしまっての被弾被弾で、

既に気持ちだけでやってた足元がバッタバタになってしまったんだわ。

 

で、1分30秒過ぎ、殆どリング中央のとこだったんだけど、

高見君の渾身の左ボディを打ち込まれてしまった松土君、

それはもう見てても身震いするほどの打ち込まれ方だったんだけど、

松土君、とっても堪らずその場にしゃがみ込みダウンしてしまって、

レフェリーのストップとセコンドからのタオルインとがほぼ同時だったんだわ。

 

 

正式には1分37秒、高見君のとっても見事なTKO勝ちで、

高見君は勿論、茂野さんも松村さんもとっても嬉しそうにしてたなあ。

 

 

高見君のボディブローはちょっと前にロベルト・オルティスを左ボディ一発で葬った

ルーカス・マティセみたいでもあったし、

タイミングと喰い込みの角度はまるでエイドリアン・ブローナー並みだったんだわ。

 

 

 

⑥ 岩崎悠輝君(新開)×宮坂航君(角海老)……SB 8R

11勝(6KO)5敗(1KO)の26歳・新潟県と、

8勝(2KO)2敗1分の25歳・東京都。

 

この試合が自分的なメインで、10㎝近くの身長差がある中、

宮坂君がどう距離を詰めるかだったんだけどね……。

 

二人共、とっても良く知ってるボクサーなもんで静かに息潜めて見つめてたんだわ。

 

<1R>

岩崎君がユックリ立ち上がる中、宮坂君、意外なほど簡単に距離をものにして、

それは岩崎君が甘過ぎだったのに由来してたんだけど、

とにかく初っ端からジャブが届いてて、それもかなりカッチリ当たってたんだわ。

 

残り50秒のとこで最初のワンツーをクリーンヒットさせてたのもその宮坂君で、

それもごくごく自然なプレスからの一撃だったもんでホント意外だったんだよね。

 

<2R>

岩崎君、そろそろちゃんとしなければいけないのにまだまだトロトロで、

宮坂君を益々気持ち良くさせるばかりで心配させられたんだけど、

残り10秒前後からの一気の攻勢にやっぱり流石のとこ見せて、

東ロープ近くで相手の打ち終わりに右ストレートを合わせたのをきっかけにして、

それこそあわやってとこまで宮坂君を追い込んだんだわ。

 

<3R>

いよいよ岩崎君の強烈挽回が始まるかって思ったんだけど、

宮坂君の立て直しも実に見事で、まるで何も無かったかのような感じのまま、

とても軸のシッカリした腕振りでジャブジャブジャブが再度当たりだして、

岩崎君、まるで見えてないかのように顔面跳ね上げられてたんだわ。

 

二人のリズムが大分違うもんで岩崎君、ちょっとやり難いのかなあ。

大きな当たりの無い中、目立ったのはやっぱり宮坂君のジャブだったなあ。

 

<4R>

相手のジャブに対して岩崎君、中々右を合わせ切れてなくて、

それは宮坂君のジャブがとってもタイミングが良くで鋭かったからなんだけど、

それでも自分の知ってる岩崎君なら何とかするんじゃないかって思ってたんだけど、

いつまで経っても何とも出来なくて、気が付けば顔面腫れてきてるし、

全体の動きにもいつものキレが無かったんだよなあ。

 

<5R>

岩崎君、ここまでのとこでは2R以外殆ど積極的に出て行ってなくて、

こんなんでいいのかって多分思いながらの完璧宮坂君のペースで、

岩崎君、戦い方の方針が全然見えて来ないんだよなあ。

 

<6R>

岩崎君、一体どこで飛ばして来るのかって思い思いしながら見てたんだけど、

そのジャブは未だにおざなりと言うか、いつまで経っても中途半端なままだし、

今まで見たことないほどのテイタラクとしか言わざるを得ず、

身体的肉体的問題を抱えて吹っ切れないまま試合してるとしか思えず、

その後も元気満々の宮坂君のジャブをポンポン当てられまくって、

顔面跳ね上げられるばかりだったんだわ。

 

それにしても宮坂君、全く劣化の見られないまま手数も落ちないんだよなあ。

 

<7R>

試合後に話した際に宮坂君、そろそろ相手が飛ばして来るんじゃないかって、

そういう覚悟をしてたって言ってたんだけど、岩崎君は変身しきれないままで、

腫れてきた風貌は何となく小堀佑介さんを彷彿させていったんだよね。

 

ここまで来れば宮坂君、色気出して大振りさえしなければ勝ちが見えてた訳で、

セコンドからのジャブジャブの声に最後まで応えてたんだわ。

 

この回は若干岩崎君の強打に見るべきものがあっての微妙な出来上がりで、

殆どイーブンに近かったんだけど、手数の差で自分は宮坂君に振ったんだよね。

 

<8R>

岩崎君、何だか諦めてしまったかのようで、

KO率20%に満たない相手に相打ち上等の打ち掛かりも挑めないまま、

思い返してみればこの日は最初から最後まで腰の入ったパンチが打ててなくて、

こりゃもう如何ともし難い完敗で却ってスッキリするほどだったんだわ。

 

 

ジャッジの意見も全く割れることの無い79-74×3ってことで、

宮坂君、ランカーへの道を一歩踏み出したんだわ。

 

自分のスコアはは79-73だったんだけど、

倍ほどものKO率を誇ってる相手に対して宮坂君、

こうやれば勝てるってことハッキリ見せてくれたんだよね。

 

 

医務室から出て来た試合直後の岩崎君と少し話し込んでしまったんだけど、

特別大きな被弾があった訳でもなかったのに顔面がかなり傷んでて、

やっぱりジャブをはじめ色々コツコツ貰い過ぎで、最近は少し悩んでるみたいだし、

巧く出来なかった試合だったけどビデオで確認してやり直そうねってことで……。

 

 

宮崎君の方は会心の出来っていうことでの笑顔笑顔で、

サポートした生人さんも喜び噛みしめてたんだけど、

途中途中のガードに対するアドバイスは抜群だったんだよね。

 

 

 

⑦ 粉川拓也さん(宮田)×久高寛之君(仲里)……53㎏

22勝(13KO)4敗のランク4位、29歳・東京都と、

22勝(10KO)12敗(2KO)1分の29歳・大阪府。

 

久高さんの方のリングサイドには高山勝成さんが詰めてたね。

 

自分としては8:2で粉川さんじゃないかなあって表明してたんだけど、

二人共、現在2連敗中でもあって、お互い負けられない戦いだったんだよね。

 

粉川さんは去年の暮、村中優さんに1-2負けした後、

ヨドモンコンとの世界戦では勝ってたはずのまさかの0-2負けで、

尋常じゃない悔しい日々だったんじゃないかって思いやる訳で、

ナルバレスとの世界戦でKO負けした後、松本亮さんに0-3負けした久高さんも、

文字通り生き残りを賭けた必死戦だったんだよね。

 

 

多分、長引くと思ってたもんで試合後のボクサー達と話して、

3Rに戻ったんだけど、体格のいい久高さんの方がやたらガチャガチャしてて、

それじゃあいくらなんでも詰め過ぎでしょって程の前詰めで、

強い腕振りが出来ない距離のままの揉み合い上等って感じになってしまって、

中間距離が抜群に巧い粉川さんに対する対抗策なんだろうけど、

何か無残な感じが拭えなかったんだよね。

 

粉川さんの方も巻き込まれ加減になってしまって、何だか汚らしいリング上で、

それでも色々工夫しようとして足使いながら色んなタイミングで打ってたんだよね。

 

久高さんはジャブ無しの飛び込みざまの一発に終始してて、

後はゴニョゴニョするだけなもんで、もういいかあって感じになってしまって、

5Rを終わったとこで帰ることにしたんだよね。

 

 

結局、思ってた通り判定に持ち込まれたんだけど、

78-74、77-74、77-75ってことで粉川さんの3-0勝ちだってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 宮坂航君

② 高見良祐君

③ 武田航君

 

 

 

ボクシング関係者の中で信用を失っていく典型は、

知ったかぶりの適当発言を繰り返す人と、

耳に入った情報を誰彼となくバラ撒いてしまう人なんだよね。

 

それ程シリアスな問題でない場合にはそれは会話の中での無害なワンショットで、

潤滑剤のようなものなんだけど、色んな人の思惑とか利害が絡むような

そういう内容の場合には喋りたくてもそれを飲み込む大人加減が要るんだよね。

 

自分は関係者ではないんだけど、いつの間にか色々な話を聞ける立場になってて、

こんな事もあんな話も知ってるもんで人に聞かせて上げたいっていう、

そういうゲスな思いも正直湧かないでもないんだけど、もしそれをやったら

興味深い話や大事な案件が伝わって来なくなるのは目に見えてるもんで、

これでも必死に堪えてるんだわさ。

 

 

 

今までは☆印だったのを第何試合かを明示して、第ラウンドかも判り易くって、

そういう依頼があったもんで変更してみたんだけどどうですかあ?

 

2014年10月 8日 (水)

続・映画……。

 

自分には多少女々しい所があるから、“君に届け” は普通に見れるんだけど、

うちの奥さんは照れくさくてとっても無理って言うんだよね。

 

 

 

電話の仕組みっていうのは子供の頃に糸電話を経験してるから、

その延長線上で何となく理解できるんだけど、

FAXとかメールの仕組みってことになると全く想像もつかないんだよね。

 

うちの奥さんが最近購入したニュータイプの体重計っていうのはもっと凄くて、

機械に乗っただけで体重の他、体脂肪率から骨密度、水分率までもが、

一度に一瞬で解ってしまうんだわ。

 

更に驚くのはそこからで、何もしないのにそれらのデータを iPhone に送信して、

それぞれの推移をグラフ化してしまうんだけど、そういうのって今は当たり前なの?

 

 

 

それでは昨日の続きの映画の話ってことで……。

 

 

“ジャッジ・トレッド”

1995年・アメリカ。

シルベスター・スタローン。

 

2139年の地球では現場の警官が法律であり執行官だっていう設定になってて、

基本的には勧善懲悪の他愛ない話なんだけど、

上層部の醜い権力争いをサイドストーリーにして、

途中までは中々いい感じで進んでたんだけど、いつまで経っても展開が陳腐で、

レベルの低いコミックスを高いカネ使ってCG化したって感じしかしなかったもんで、

最後まで辿り着けなかったんだよね。

 

 

 

“眼下の敵”

1957年・アメリカ。

ロバート・ミッチャム。

 

第二次世界大戦下の南大西洋でのドイツのUボートと、

アメリカ軍の駆逐艦の戦いが描かれてるんだけど、

ドイツ軍将校が英語で喋ってるのがちょっと可笑しかったね。

 

海上と海中の戦いがとってもスリル満々に描かれてて、

お互いの心理の探り合いが繰り返される場面は、

“レッドオクトーバーを追え” を彷彿させるとこもあったんだよね。

 

魚雷と爆雷のやり取りは最後、痛み分けみたいな形で終わるんだけど、

両艦の船長が二人でラッキーストライクを吸ってたのが印象的で……。

 

艦艇の装備の中に24時間表示の時計が出て来るんだけど、

ああいう時計が是非欲しいって思ったんだよね。

 

 

 

“リディック”

2004年・アメリカ。

 

暗黒の新世界の支配者との戦いが描かれてるんだけど、

悪が善によって駆逐される時代はとうに過ぎ去り、

悪は悪をもって抹殺するっていう未来の主人公がリディックで、

荒唐無稽で雑な設定ではあるんだけど、アニメ的な面白さはあったね。

 

 

 

“ステルス”

2005年・アメリカ。

 

落雷によって異常をきたしたステルス戦闘機が勝手に判断して勝手に動いて、

ついには情緒とか感情に近いモノまで備えるに至ったんだけど、

軍はその事情をひたすら隠そうとして関係者の抹殺まで図るんだわ。

 

感情を持つに至ったステルス戦闘機は北朝鮮に不時着して、

仲間の救出を目指して最後は自らを犠牲にするっていう話。

 

 

 

“アップサイド・ダウン”

2012年・カナダ。

 

其々他方の物質には重力の影響を及ぼさないっていう不思議な法則の惑星は、

貧困層が下段、富裕層は上段っていう設定が為されてて、

下段は上段の生活を支える為の存在意義しか持たないんだけど、

その二つの世界を繋ぐ唯一の巨大企業がトランスワールドで、

さあどうなるってとこまで見てたんだけど、片一方の世界を描いてる時には、

もう一方の世界が真っ逆さまに描かれるもんで、もう見難い見難いなもんで、

それだけで疲れるというか嫌になってしまって20分ほどで終了。

 

 

 

“ロック・オブ・エイジス”

2012年。アメリカ。                                       

キャサリン・ゼータジョーンズ、アレックス・ボールドウィン。

 

ロックオペラ見たいな導入部からのちょっとお気楽過ぎな展開で、

そういう気分じゃなかったもんで、14~15分ほどでお終い。

 

 

 

“633爆撃隊”

1963年・イギリス。                                

クリフ・ロバートソン、ジョージ・チャキリス。

 

G・チャキリスていうのは “ウェストサイド物語” に出てたんだよね。

 

1944年、ノルウェー山麓に築かれたナチスドイツの要塞の破壊を試みるのが、

イギリスの633爆撃隊のモスキート双発複座爆撃機ってことで、

まだCGもない時代の映画なもんで、肝心の爆撃場面が多少チャッチイんだけど、

途中、B25やメッサ―シュミットも出て来るもんで中々興味深いんだよね。

 

結局、作戦は成功するんだけど犠牲の方も多くて生存者はたった2名だけで、

要塞の破壊がその後の戦況に大きな影響したのかは不明なんだけどね。

 

 

 

近所のスーパーでそれはマズイでしょっていうことが幾つかあって、

まずはレジでの支払いの際、長い列の中、小銭の用意でやたら手間取ってる人で、

探しまくった末に適当な小銭が見つからなくて結局、紙幣で払ってるんだよなあ。

何度も金額を確かめながらで、まだ若いっていうのになあ。

 

それとパンや牛乳、卵なんかをやたら奥から取り出して、

入れ替えながらなるべく新しい日付のモノをゲットしようとしてる人とか、

野菜や果物でも色々持ち替えて手応え確かめたりしてる人とか、

どっちも自分と同じようにもうそれほど先が無さそうなんだから、

そんなに神経質になる必要なんかないと思うんだけどなあ……。

 

2014年10月 7日 (火)

映画……。

 

台風18号は首都圏を直撃するってことだったんだけど、

取り敢えず直撃はしたんだけど、少なくとも自分のとこは大したことなくて、

前日から降りっ放しだった雨が止んだ途端、真夏並みの日差しで、

久し振りに散歩に出た風太も暑そうにしてたなあ。

この後の19号も18号の後をトレースするような動きをしてるらしいから、

関係する方々はくれぐれものご注意をってことで……。

 

 

 

宇宙ロケットが打ち上げられて、一段二段ロケットを次々切り離して、

最後宇宙船が地球の軌道に乗るまでには約8分かかるってことで、

自分は4~5分くらいじゃないのかなあって思ってたもんで、

意外に時間かかるもんなんだなあっていうのが感想だったね。

 

 

 

少し前にモダンジャズの入門的なCDについて聞かれたことがあって、

彼の好きな楽器を確かめながら挙げた幾つかのアルバムの中に

“ポール・ウィナーズ” っていうのがあったんだよね。

 

ポール・ウィナーっていうのは人気投票なんかの一番っていうことで、

今から55年ほど前、“ダウンビート” っていうアメリカのジャズ専門誌が、

楽器別の人気プレーヤーを選定した際に、ギター、ベース、ドラムス部門の

其々1位を獲ったのがバーニー・ケッセル、レイ・ブラウン、シェリー・マンで、

その3人で作ったアルバムのタイトルが “ポール・ウィナーズ” なんだわ。

 

たった3人の演奏ではあるんだけど、その音の響きの奥深さがグッドグッドで、

どっちかって言うと愚直なギタリスト、至上の余裕大明神ベーシスト、

そんなとこまでリズムを刻み込むかっていうドラマーが、

肩の凝らないとってもリラックスした演奏を聴かせてくれて、

一曲当たりの時間も短くて飽きがこないようになってる9曲40分なんだよね。

 

結構評判が良かったもんで、その後 “Again” “Third” って続編が出たんだけど、

お薦めは1番目と3番目で、これを聴いてみて面白いって感じなければ、

モダンジャズとは距離置いた方が正解だと思うんだよね。

 

 

 

最近、iPod の中に頼んでもいないU2のニューアルバムがインストールされてて、

自分の中では既に終わってるバンドだっていうのに、

全くアップルも余計なことをするってことで……。

 

 

 

さて、今日は最近見た映画のことなんかを書いてみますね。

 

 

“恋する輪廻”

2007年・インド。

 

二回目のお気楽インド娯楽映画で、相変わらずストーリーとは関係ないとこでの

突然の歌や踊りに笑い転げてしまうんだけど、

出演者の中のディーピカー・パードゥコーンっていう新人女優が飛び抜けてて、

自分、こんな魅力的な女性には今まで出会ったことなくて、

それだけでも一見の価値は十分あるんだよね。

 

それでも2時間50分は長過ぎる訳で、彼女の登場場面だけの飛ばし見が正解。

 

 

“崖っぷちの男”

2012年・アメリカ。

 

原題の “Man Of Ledge” そのままの邦題で、知ってる俳優は全くいないんだけど、

簡単な予想を許さないスリルに富んだ犯罪と陰謀絡みのストーリーなんだわ。

 

まず初めにホテルの21階から飛び降り自殺をしようとしてる男が登場して、

何とか説得して思いとどまらせようとする女性刑事って場面から始まって、

必ずしも単純な自殺にも見えず、裏にあるものが徐々に見えて来るんだけど、

中々工夫に満ちたストーリー立てになってて飽きるってことがなかったね。

 

 

“ザ・エッグ”

2008年・アメリカ。

モーガン・フリーマン、アントニオ・バンデラス。

 

“ロマノフの秘宝を狙え” っていうのが副題になってるもんで、

ロシアのロマノフ王朝時代の秘宝泥棒の話なのかって思ってたら、

“ロマノフ” って名前の宝石店絡みの話で、主役の二人が泥棒二人組ってことで、

そこにロシアンマフィアとFBIも絡んだ上の40億円のダイヤを巡っての色々で、

かなり入り組んだ展開ではあったんだけど、ナイスなエンディングだったんだわ。

 

アントニオ・バンデラスは思いの外背が低いんだなってのが新発見で、

モーガン・フリーマンとは10㎝ほどもの差があったんだよね。

 

 

“チャイナ・シンドローム”

1979年・アメリカ。

ジャック・レモン、マイケル・ダグラス、ジェーン・フォンダ。

 

この映画を見るのはもう3~4回目なんだけど、

35年も前の作品なのに原発問題の現代性は色褪せてなくて、

原題のチャイナシンドロームっていうのは、原発の炉心が溶けてしまったら、

地球の裏側の中国にまで突き抜けてしまうっていう比喩に由来してるんだよね。

 

トラブルで原発が停止すると電力会社は一日当たり50万ドルの損失が出るもんで

稼働に一直線の中、当の原発所長が文字通り命を張って警告するんだけど、

カネと身の保全が錯綜する中での良心と正義のせめぎ合いが見物なんだわ。

 

そんな中でのマスコミの立ち位置にも大きな問題が内在してるのも知らされて、

何の為の原発なのかを改めて考えさせられんだよね。

 

 

“コンタクト”

1997年・アメリカ。

ジョディ・フォスター、マシュー・マコノビー。

 

地球からどんどん離れていくところを見せるイントロのCGが秀逸なんだよね。

 

宇宙との交信を目指してる幼くして両親を失った女性研究者がJ・フォスターで、

“他に生命体がいないとしたら宇宙っていうのは勿体無さ過ぎる” っていうのが、

とっても印象的なフレーズで、ある日、突然宇宙からのコンタクトが舞い込んで、

そこからのあれやこれやにさまざまな人間の思惑とか損得が紛れ込んで、

人間っていうモノの仕様が無さが露呈するんだけど、

彼女が神という概念を最後まで引用しなかったことに自分としては共感を覚えて、

エンディングの 「カール・セーガンに捧げる」 っていうロールもシミジミなんだよね。

 

彼女が経験した18時間は地球では僅か数秒のことだったんだけど、

それはアインシュタインの相対性理論に基づくところなんだよね。

 

宇宙にはこれだけ膨大な銀河に溢れてるんだから、他にも知的生命体がいて、

それが地球とは比較ならない程の進化を遂げてるとしても何の不思議はない訳で、

自分らが生きてるうちに遭遇し得るかはまた別の話なんだけど夢はあるんだよね。

 

 

“容疑者”

2002年・アメリカ。

ロバート・デ・ニーロ、ジェイムス・フランコ。

 

原題は “City By The Sea” ってことで随分の邦訳なんだよね。

 

J・フランコっていうのは、ちょっとジェームス・ディーンの雰囲気持ってる俳優で、

“スパイダーマン” の主役のオーディションに落ちて脇役のハリー役に当てられて、

屈折した演技を見せてた今36歳の中々の演技者なんだよね。

 

薬物中毒の青年役がそのJ・フランコで、ドラブルの末、売人を殺害してしまって、

その後も警官殺しの疑いもかけられてしまうんだけど、

その父親がR・デ・ニーロで何と刑事ってことで、事件の解明と並行して、

複雑な家庭環境の末、心が散り散りになってしまった親子が丁寧に描かれてて、

実はデ・ニーロの父親も殺人の疑いで処刑されたっていう経歴があって、

全ては夫婦とか親子関係の崩壊が遠因なんだけど、

世の中にはどうにもならない事ってやっぱりあるもんで、

一人の人間が生きていくうちには色んなモノを抱えざるを得ない場面もある訳で、

真っ直ぐ生きていくっていうのはホント、シンドイってことで……。

 

当然の如く担当を外されたデ・ニーロは警察の見込み捜査に阻まれながらも、

最後はとっても心に沁みるエンディングを迎える訳で、

バックには “夕陽に赤い帆” が流れるんだけど、

自分は以前エリック・クラプトンがライブのアンコールで演奏してた、

“Over The Rainbow” ととってもよく似た感動を感じたんだよね。

 

 

“ジョイフル・ノイズ”

2012年・アメリカ。

クイーン・ラティファ、ドリー・パートン。

 

例のピエロみたいな派手派手メイクでデカパイのD・パートンが、

教会聖歌隊の後任指導者の選に漏れてってことなんだけど、

聖歌隊っていうのは信者をハイな気持ちにさせて信仰を煽るのがその役目で、

“天使にラブソング” でもその雰囲気を感じてたんだけど、

純然たる音楽としては興味深いんだけど、

それでもとにかく教会絡みのあれやこれやっていうのは自分には少し面倒臭くて、

結局、15分で終了ってことで……。

 

 

“エリジウム”

2013年・アメリカ。

マット・デイモン、ジョディ・フォスター。

 

21世紀末、人口過剰になった地球から宇宙空間への脱出を遂げた富裕層が、

新たなコロニーを作ったんだけどそれがエリジウム。

 

取り残された地球の下層階級の住人達は劣悪な環境の中、

エリジウムの存続の為だけに生かされてるって感じなんだよね。

 

何種類もの悪党が交錯して複雑な展開を見せるんだけど、

最後はエリジウムの全てのシステムがリブートされて、

全ての地球人が新市民として認定されるっていう肩の凝らないハッピーエンド。

 

 

“アウトロー”

2012年・アメリカ。

トム・クルーズ。

 

ライフルによる複数の無差別殺人から話は始まるんだけど、これも2回目かなあ。

 

カネ儲けの為、陰謀渦巻かせる薄汚れた連中に一人で立ち向かうっていう、

勧善懲悪のスーパーヒーローの話で、面白いことは面白いんだよね。

 

 

 

“スリー・デイズ”

2010年・アメリカ。

ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス。

 

冤罪絡みみたいだったんだけどR・クロウらしくなかったもんで、11分でお終い。

 

 

“インディペンス・デイ”

 

“ディープ・インパクト”

二本続けて見たんだけど、もう何回目か忘れるほどなんだけど、

何回見ても、やっぱり心が躍っていいんだよなあ。

 

 

 

まだ何本かあるんだけど、それはまた明日ってことで……。

 

2014年10月 5日 (日)

後楽園ホール・10月4日

 

一昨日のパ・リーグの試合では首位打者争いが懸かってるってことで、

5打席連続敬遠っていうのがあって、また例の如くのインチキプロ野球ってことで、

そんなことまでしても勝ちたいっていうのは、

戦争だからって生物兵器や核兵器を使うのと一緒で、

勝っても後ろめたいだけなんじゃないのかなあって思う訳で……。

 

 

 

ブータンっていう国は世間一般でのGDPとかGNPとかを超越してて、

国民の90%以上が幸福だって感じてることで有名なんだけど、

仏教国故の全ての生き物に対する殺生を控えるっていう考え方も徹底してて、

ハエとか蚊がブンブン飛び回る中での食事が普通になってるんだよね。

それがまあホントにブンブンなもんで、自分はチョット無理かなあ……。

 

 

 

昨日はホール入りとドームの野球終わりとが重なったもんでエライ混雑だったなあ。

 

 

是非勝って欲しいボクサーが3人いたもんで、村中優さんと氏原文男君、

それに塚田祐介さんと挨拶交わしてグローブタッチして、

赤羽ジムの川島会長と古里さん、鉄拳8ジムの権会長にご挨拶して、

久し振りに八王子中屋ジムの筒井マネジャーと一生さんがおられたもんで、

12月6日の興行が荒川仁人さん×加藤善孝さん、渕上誠さん×柴田明雄さん、

それに小國以載さん×石本康隆さんってもうテンコ盛りになってしまったもんで、

チケットの分配が大変じゃないかって聞いたら、ホント大変なんだってさ。

 

 

その後、伴流ジムの団会長と iPhone の話をしたんだけど面白かったなあ。

 

 

席に着いたら石神井Sの佐藤拓茂君が寄ってくれて、

いつものように彼は仕事柄、とっても気を使ったイデタチしてて、

土曜日は忙しいはずなのに段取り付けて駆けつけてきたんだよね。

 

 

この日はG+が録画で入ってたんだけど、絶対見ておくべきだと思うなあ。

 

 

① 高木秀明君(F赤羽)×秋月望夢君(船橋D)……L 4R

デビュー戦の29歳・埼玉県と、デビュー戦のサウスポー、21歳・東京都。

 

1R、

高木君、それまでは明らかに相手に手数負けしてたんだけど、

始まって1分頃、振り出した右ストレートを一発ヒットさせて、

西ロープ前で秋月君からいきなり仰向けダウンゲット。

 

こりゃシンドイかなあって見てた秋月君、何とかリスタートしたこの後、

残り40秒ほどのとこでまたもやの右を貰ってしまって危なかったんだけど、

鼻をケガしながらも何とか何とか凌ぎ切って気持ちの強いとこ見せたんだわ。

 

高木君の詰の甘さはデビュー戦ってことで……。

 

2R、

持ち直した秋月君ではあったんだけど、ガードに対する意識が今一のままで、

やっぱり危険な状態が続いたんだけど高木君の右単発ボクシングにも助けられて、

お互い、クリーンヒットの無い中、手数で頑張ってたんだわ。

 

3R、

展開が殆ど変らない揉み合いの中、気持ち勝負の手数戦になっていって、

秋月君の必死さが高木君の粗っぽさを上回ってたんだよね。

 

4R、

秋月君、この回も初っ端から飛ばして行って、

相変わらずクリーンヒットは無かったんだけど、常に攻めてる感じは十分出してて、

結局は大きな展開の無いままの終了ゴングだったんだけどね。

 

 

自分のスコアは38-37だったんだけど、正式には40-36、39-36×2って事で、

高木君の3-0勝ちだったね。

 

 

この試合の片方のセコンドワークがとっても荒っぽくて周囲に水撒き散らしてたし、

ボクサーに対する接し方も雑でデビューボクサーに残り時間のコールさえしなくて、

どうなのかなあって感じがしたんだよね。

 

 

 

② 山中章弘君(F赤羽)×丹羽祥平君(L玉熊)……LF 4R

2勝3敗の27歳・東京都と、1勝1敗の21歳・東京都。

 

イーブン戦績に戻したい山中君と何とか勝ち越したい丹羽君の戦い。

 

1R、

左ジャブには大差なかったんだけど、プレスを効かせてるのは山中君だったし、

5~6発目までの連続打ちを頑張ってたんだわ。

 

一方の丹羽君、初めの2~3発はとってもイマジネイティブだったんだけど、

外した時の姿が美しくなかったなあ。

 

2R、

一発一発の威力は丹羽君の方が上回ってると思うんだけど、

どうしても下がりながらの事が多いせいか余計に一発に頼り過ぎてしまってたし、

とにかく自分の方から仕掛ける積極性にも欠けてたんだよね。

 

山中君、揺るぎない意志の下の手数手数だったなあ。

 

3R、

丹羽君、苦しい中での右のショートフックが当たりだして希望が見えてきたんだけど、

延々の接近戦から始まったボディ合戦に敗れてしまったみたいで、

ラスト40秒辺りからボディ打たれるのを極端に嫌がってたなあ。

 

4R、

丹羽君、やっぱり明らかにボディがシンドそうで、鼻血も出て来たし、

ロープやコーナーから出られなくなることが多くなって、反撃全く叶わないまま、

一番の大差ラウンドを作られたままの終了ゴング。

 

 

自分は39-37だったんだけど結局、40-36×2、39-37ってことで、

山中君の順当3-0勝ちだったなあ。

 

 

 

③ 土屋浄司君(F赤羽)×中野亮君(川崎新田)……SL 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)の21歳・東京都と、0勝2敗(1KO)の25歳・新潟県。

勝ち越したい土屋君と何とか1勝をって感じの中野君の一戦。

 

1R、

二人共、雑な大振りが目立つ良く似たスタイルで、

お互い、長いジャブの距離のまま右を振り出していくもんで、

そりゃ当たらないでしょっていうのが延々でちょっと鈍重になってしまったもんで、

一旦休憩タイムゲットってことで……。

 

 

その後、少し離れたとこから見てたんだけど土屋君、

大きく打ちに行く時にアゴが上ってとっても危なくて、体の動きも緩んできてて、

中野君が良くなってた訳ではないんだけど、勝負としてはハッキリしてしまって、

再度の離席ってことで、後で確かめたら40-39、39-37×2ってことで、

中野君の3-0勝ちだったんだけど、それにしても40-39っていうのは珍しくて、

まるで評価するのを諦めてしまったって感じなんだよね。

 

 

 

この後席に戻ったら鉄拳8ジムの藤山健二君が寄ってくれたもんで、

この間の試合のミニ反省会をしたんだけど、やっぱり彼考え過ぎてたみたいで、

この次は本来の姿を見せてねってことで……。

彼、左拳に包帯巻いてたんだけど、日常に支障をきたしてないのかなあ。

 

 

 

④ 氏原文男君(F赤羽)×廣濱慎太郎君(伴流)……SFe 4R

2勝(1KO)2敗(1KO)の27歳・高知県と、1勝(1KO)2敗1分の26歳・鹿児島県。

 

勝ち越したい氏原君とイーブンに戻したい廣濱君ってことで……。

 

1R、

氏原君が強いプレスをかける中、廣濱君は優位なリーチを生かし切れず、

氏原君がシッカリガードなもんで打ちどころを見失ってるって感じだなあ。

 

氏原君、この日はとっても冷静な立ち上がりしてて気負うとこも全く無かったし、

左ジャブに相手が右を合わせてきてるんだけどちゃんと見極め出来てたし、

安心して見ていられる感じがしたんだよね。

ただ、手数的には全然足りてなかったのも事実だったんだけどね。

 

2R、

氏原君、残りラウンドを考えてもう少し積極策が要るって見てた始まって1分05秒、

廣濱君をスッと南ロープに追い込んだとこで、とってもキレのいいワンツー、

見事にヒットさせて廣濱君の腰を砕いてそのままロープに絡ませダウンゲット。

 

何とかリスタートした廣濱君だったんだけど、ダメージはシッカリ残ってしまってて、

残り1分、またもやの右を貰ってしまって、そこは何とか踏ん張ったんだけど、

最後、残り40秒ほどの東ロープ前で、またもやまたもやの右フックを打ち込まれて、

2分39秒、この回2度目のダウンってことでここでストップエンド。

 

 

試合後に氏原君と話したんだけど、この次は強い左フックが見たいなあって、

そう伝えたら、「中々練習通りにはいかなくて……。」 って言ってたんだわ。

氏原君、殆ど全く顔面は傷んでなくて、古里さんもニッカニカだったんだわ。

 

 

 

⑤ 新井雄大君(渡嘉敷)×金子智之君(国際)……50㎏ 6R

4勝(2KO)1敗(1KO)3分のサウスポー・22歳・東京都と、

7勝(4KO)3敗の23歳・東京都。

 

1R、

金子君のプレスもとっても強かったんだけど、新井君の出入りも鋭くて、

残り20秒、まずは新井君の左が、直後に金子君の右が其々ナイスヒットで、

終盤まで拮抗したままだったんだけど、タイミングがいいのは新井君だったなあ。

 

金子君、相手をかき回すようなボクシングができるのかってことで……。

 

2R、

金子君、いきなりの左右フックとか左アッパーの混ぜ込みとか、

ちょっと感じが出て来たんだけど、まだまだ新井君の動きが目立ってて、

この回は新井君の右ストレートボディがいい喰い込みしてたんだよね。

 

3R、

詰まったとこでのショートの打ち合いでは金子君の右が威力を発揮してたんだけど、

中間距離以上だと新井君のコンビネーションの見栄えがとっても良かったし、

上体の逃がし方なんかB級には見えないほど巧かったし、

とにかく大きく被弾するって事が全く無いんだわ。

 

4R、

新井君、巧いこと頭逃がして打ち終わりに際しての配慮もできてる中、

初めの30秒で右フック系を2発ヒットさせて金子君の左目上をヒットカットさせて、

当たりの綺麗さでは圧倒的だったんだわ。

 

金子君、こうなったら徹底ボディ攻めじゃないかと思ったんだけど中々叶わず、

随分差が出て来てしまって持ち前の迫力も一休みって感じなんだなあ。

 

5R、

それでも金子君、めげない気持ちで前詰めしていったんだけど、

固まってしまった流れはどうにもならず、そのままこの回も終わる寸前の残り1秒、

新井君が左から返した右ショートフックを目にも止まらない速度でナイスヒットさせて、

それは青コーナーの応援ボクサー達が左と見間違うほどの早さだったんだけど、

金子君、瞬間に赤コーナー前でダウンしてしまったんだわ。

何とか立ち上がったとこで終了ゴング。

 

6R、

少し前のラウンドから金子君、倒さなければ負けるっていうのが続いてて、

その事は金子君自身も自覚してたみたいで、残った力振り絞っていったんだけど、

開始30秒過ぎ、すぐに新井君に捕まってしまっての連続打ち込み喰らってしまって、

一方的になってしまったとこでレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

正式には0分34秒ってことで金子君、11戦目にして初めてのTKO負けだったなあ。

 

 

新井君、何て巧いんだって思いながら通路歩いてたら林徹麿さんがいたもんで、

どう思うって聞いたら、「巧いボクサーですわ。」 って全く同じ感想だったんだよね。

 

 

 

⑥ 佐々木健介君(帝拳)×ジャック・マディソン……F 6R

1勝(1KO)1敗のサウスポー、22歳・岩手県と、

7勝(2KO)2敗1分の?歳・インドネシア。

 

佐々木君、とってもいいボクサーだからちょっと見てようかと思ったら、

これがまあとんでもない相手だったもんで台無しだったんだわ。

 

マディソン、見た目が和氣慎吾さんにそっくりなもんでタマゲテしまったんだけど、

似てるのは風貌だけで、30秒見たらもういいって感じで、

ユックリしたドアスイングはいきなり時間の問題がハッキリしてしまって、

昨日はテレビが入ってたからラウンド途中での退出は控えて、

1Rの終了ゴング鳴ったら離席しようってそう決めてたんだけど、

何とギリギリの2分59秒で終わってしまったんだわ。

 

もう少しマシなのを呼べないもんかって思った訳で、余りに佐々木君に失礼な訳で、

敢えてそういうのを呼ぶように頼まれでもしたのかってムカついたなあ。

 

 

 

⑦ ムハムド・イマム×清水優人君(木更津GB)……SW 8R

パンフに戦績載ってないような27歳・インドネシアと、

7勝(1KO)2敗2分の26歳・千葉県。

 

なんでこんなインドネシアボクサーが赤コーナーかってことだったんだけど、

そもそも戦績記載が間に合わないようなボクサーの試合なんか

基本的に見る価値は全くないと思ってるもんで人と話してたんだけど、

1R、1分17秒のKOエンドってことで、それだけはグッドジョブだったんだわ。

それにしてもこんな屑ボクサー達をよく呼んで来るもんなんだわ。

 

 

 

⑧ 稲垣孝君(F赤羽)×塚田祐介さん(鉄拳8)……L 8R

17勝(7KO)12敗(5KO)1敗の28歳・東京都と、

6勝(3KO)4敗(3KO)のランク8位、25歳・東京都。

 

実は自分、稲垣君が以前の彼だったら塚田さんはヤバイって思ってたんだよね。

 

1R、

稲垣君にはコーナーサイドから 「リードパンチ! 顎引け!」 の声が飛んでたね。

 

ジャブの差し合いはいきなりリーチ分だけの差が出てて、

塚田さん、結構ビシバシ当て込んでたなあ。

 

稲垣君はプレスからの距離詰め攻勢からの一気ワンツー狙いだね。

 

2R、

距離を詰められっ放しにされるとどうしても塚田さんは腕を余してツライ訳で、

もう少し動きの中でのキレが要るんだけど、彼、ちょっと鈍い感じがして、

相手に怖さを感じさせることができないままで、

赤コーナーからは 「相手はビビってる。」 って囁きが聞こえてきたんだわ。

 

それ聞いた自分、そんなに簡単に見切ったら危ないぞおって思った訳で、

こういうパターンっていうか序盤のユッタリさは塚田さんの持ち味だからね。

 

稲垣君の踏み込みがもう半歩足りてなかったから助かってるけど、それでも、

そこそこ気持ち良さそうに強振するのを許してるのはちょっとマズイよなあ。

 

3R、

塚田さん、直近のランク取りの試合の際も序盤はこんな感じの若干トロトロで、

明らかに遅れ取ったところから徐々に盛り返したんだけど、

この日の相手は体を低くすることが多いからもう少し下を狙わないとダメな訳で、

って見てたら顔面赤くしながらも塚田さん、徐々にスロットルを開いていって、

ジャブの当たりが激しさ増していくにつれ稲垣君の踏み込みを阻止し始めて、

中々いい感じになっていったんだわ。

 

4R、

稲垣君、ジャブもボディブローも打たないまま大きなショットが虚しく空を切ってて、

距離意識を増した塚田さんのこれは完全なペースになりつつあったんだわ。

 

5R、

稲垣君、足元が付いていかないまま大きく振り出していくもんで、

上体が伸び切ってしまって返しが全く打ててなくて、

一発目を外すと後はクリンチするだけになってしまってるんだわ。

 

一方の塚田さんは色々工夫しようとしてて左がまたもやポンポン当たり出すと共に、

右ストレートの伸びにも自信が溢れてきたみたいで、単調な稲垣君を圧してたなあ。

 

青コーナーのリングサイドからは宮崎辰也君の甲高い声援が聞こえてたっけなあ。

 

6R、

稲垣君、焦り始めたか頭や体ごと突っ込む場面が増えていって、

途中、レフェリーに注意を受けた途端、更に動きがぎこちなくなってしまって、

瞬く間にリーチ差だけのボクシングに陥ってしまって八方塞がりになる中、

右ストレート単発ヒットだけっていう単調さから逃れられなくなって、

陣営からは 「ラビット!ラビット!」 って相手を非難するだけで一杯になってたなあ。

 

7R、

始まって35秒、バッティングで塚田さんが左目上カットしてドクターチェック。

 

再開後の残り1分27秒、今度は稲垣君がカットってことで、

ドクターチェックが入ったんだけど、こっちはヒットカットってことで……。

 

残り1分、気持ち立て直して稲垣君、グッドグッドの反転攻勢で、

塚田さんも一瞬危険な感じに追い込まれたんだけど、残念稲垣君、

既にそんなに長い時間を割けなくなってるみたいで中途半端なまま、

最後は塚田さんの左の方が見栄えのいい当たり方してたんだわ。

 

8R、

倒さないと負けるってことで稲垣君、最初の1分間を踏ん張ったんだけど、

大きく精度を欠いてたし、そもそも倒すような腕振りが出来てなくて、

ラスト1分からも、ラスト30秒も頑張ってたんだけど最早万事休すのまま終了。

 

 

結局、78-74×3ってことで、塚田さんの3-0勝ちだったんだわ。

ちなみに自分は77-75だったんだけどね。

 

 

試合後控室に戻る塚田さんにオメデトウを伝えたら、

思いっ切りの大声が返ってきたんだよね。

そう言えば試合前通り掛かったとこで二度目のグローブタッチした時、

塚田さん、思いっ切り力込めてきたもんで驚いたんだけど、

あの時から気合入りまくってたんだね、きっと……。

 

 

 

⑨ 村中優さん(F赤羽)×阪下優友さん(角海老)

                    ………日本 F タイトル戦 10R

20勝(6KO)2敗1分のチャンピオン、29歳・鹿児島県と、

12勝(7KO)4敗(1KO)2分のランク11位、23歳・愛知県。

 

この試合は結局、村中さんのアートに近いパフォーマンスを堪能した訳で、

彼は試合全体をどう組み立てるか、個々のラウンドをどう作り上げるかについて、

どういう動きがポイントを奪うのかっていう視点を常に念頭に置きながらも、

殆ど無意識のうちにそれを為してしまう特異体質じゃないかって思うほどで、

試合後のインタビューでは不満感を伝えたらしいんだけど、

詰めていく時の体のバランスとか上体の傾け方、左手の使い方見てても、

どこが不満だったのか解らなかったほどで、それが素人の限界だと思うんだけど、

機会があったらその辺のことを聞かせて貰おうって思ったんだよね。

 

話したことがある人は知ってると思うけど、

村中さんっていうのはいつでもとって自然体って感じのする人で、

力むとか怒るとかすることがあるんだろうかって思うんだよね。

 

この日も試合を終えた氏原君と話をしてた時、偶然彼が傍にいて、

後輩の試合ぶりについてコメントしてて、彼、これからタイトルマッチだっていうのに

まるで日常のスパーが始まるのを待ってるかのような落ち着きようで、

ニッカリ笑顔はいつものベビーフェイスのままだったんだわ。

 

 

村中さんのアートは相手が阪下さんだったから実現したってとこもあって、

まだまだ改善点はあるんだけど、若き挑戦者としては極上だった訳で……。

 

阪下さんは堀川謙一さんと喜久里正平さんに連敗した後角海老に移籍してきて、

そこからは破竹の4連勝で、その中には福本雄基君と渡邊秀行さんも含まれてて、

普段の練習でのスパーリングパートナーに困るってことなくて、

最近の上昇度は注目に値するんだよね。

そう言えば、福本君と渡邊さんもこの試合を見に来てたんだよね。

 

この試合が決まった時、自分は二人に均等に其々のポイントを伝えてて、

早目のKO決着なら阪下さん、長引いて判定なら村中さんって思ってたんだけど、

基本的には村中さんの8:2くらいじゃないかって思ってて、

阪下さんが今や登り龍なのは間違いないんだけど、

もう少し上位ランカーとの修業が要るんじゃないかって思ってたんだよね。

 

その阪下さんなんだけど、ポスターの写真は何でそれを選んだかってことで、

自分ならボクモバのプロフィールショットの方がずっといいと思ったんだけどなあ。

 

勝率では勿論村中さんなんだけど、KO率は阪下さんってことで……。

 

1R、

上背とリーチはやっぱり阪下さん優位で、

まずはシッカリと距離とポジショニングを確認しながら、

無駄見することなく巧みに足使ってのジャブ攻勢で仕掛けていったんだわ。

 

初めの2分間まで若干距離の足りてなかった村中さんもキッチリ合わせて行って、

この辺が凄いとこだと思うんだけど、いつの間にか自身の距離を把握していって、

一瞬の攻め込みに見せ場作っててやっぱり流石だったんだわ。

 

2R、

阪下さんの丹念なジャブの嵐の中、村中さんは強く的確なプレスをかけ続けて、

お互い、一方的にさせない攻防だったんだけど、

キレのいい手数で阪下さんが若干ポイント奪取したかなあ。

 

3R、

始まって20秒は村中さんが先攻して、

次の30秒は阪下さんが優勢に推移させてたんだけど、

それ以降は村中さんのアッパーまで混ぜ込んだコンビネーションが実に美しくて、

左フックの角度の使い分けなんかも惚れ惚れだったんだわ。

 

4R、

村中さんが巧みな攻撃の緩急見せる中、阪下さん、何故か若干の手数落ちで、

ひょっとしたら細かい組み合わせブローの中で効いたのがあったのかなあ。

 

5R、

ラウンドの中での山場作りっていう点で二人の巧拙がかなり目立ってきて、

阪下さん、残り40秒からは久し振りに飛ばして行ったんだけど、

ラウンド全体の出来上がりを左右するまでには至ってなかったかなあ。

 

ってことで、自分のここまでの途中スコアは49-46だったんだけど、

ジャッジ3人は阪下さんの一生懸命さにほだされたか、

発表されたスコアは3人が3人共、48-47だったんだよね。

 

6R、

これは試合後に阪下さんから聞いたんだけど、彼は8Rの最後のパンチはおろか、

どうも4R~5R辺りから時折意識が薄れ薄れだったみたいで、

5R終わっての採点がこんなに拮抗してたってことをキッチリ把握した上で、

6R以降を戦ったっていう訳ではないらしいんだよね。

 

で、阪下さんが基本的には大きく戦い方を変えるってことのないまま、

村中さんは更に自らを高めていくような更に詰め詰めでのバランスが極上で、

右をヒットしてもミスしても返しの左が即強く打ち出せてて、

ここまでそこそこ力使い込んでるっていうのに全く勢いの落ちないままなもんで、

自分なんかもう溜息混じりに見てたんだよね。

 

7R、

目まぐるしいボディ合戦を征したのはもしかして阪下さんだったかも知れなくて、

中々いい感じの巻き返しだったんだけど、一段落したとこを見計らって村中さん、

相手に息付かせない的確猛反撃で、残り15秒からもしっかりアピールしてたなあ。

 

8R、

村中さんの豊富な攻撃バリエーションと多彩なパンチは全く衰えなくて、

阪下さんは一発ビッグヒット狙いに切り替えるのかなあって見てたんだけど、

エンディングは思ってもみなかったところで突然訪れて、

この回ももうそろそろかなあって思ってた残り30秒を切ったとこの西ロープ前、

グイッと寄った村中さん、相手のショットを外しざまだったと思うんだけど、

左ボディからの右ショートストレートを瞬間に直撃ヒットさせた途端、

その一発だけで阪下さんが仰向け昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

強烈な倒れ方だったし、一瞬ビクともしなくなってしまったもんで、

レフェリー、ノーカウントのままのストップエンドだったんだけど衝撃的だったなあ。

 

正確には2分42秒のことだったんだけど、村中さん、どこが不満だったのかなあ。

 

 

控室に戻る阪下さんに自分は声掛けるのを控えてたんだけど、

わざわざ話し掛けてくれて 「いやあ、凄く強かったです。」 って言ってたんだけど、

やり尽くしてスッキリしたって感じもしてたんだよね。

阪下さんはホントにいい挑戦者だったんだよね。

 

 

試合が終わって、阪下さんが担架搬出されることもなく立ち上がった時、

何故か村中さんがリングに正座して阪下さんに頭下げる仕草をしてたんだけど、

その意味が解らなかったもんで、聞きたい事がまた一つ増えたんだよね。

 

 

村中さんがサポーター達から中々解放されなかったもんで、

医務室のドクターが随分苛立ってたなあ、そう言えば……。

 

 

自分は村中さんに一声かけた後、とっても足取り軽く帰ったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 村中優さん

② 塚田祐介さん

③ 新井雄大君、氏原文男君

 

 

 

今日のアップはとっても遅れてしまって、

元々書き上げたのは11時少し前だったんだけど、

保存掛けたらその全部が吹っ飛んでしまって、

もうスッカリションボリだったのは想像して貰えると思うんだけど、

待ってくれてる人がいるって思いはしても気力が付いていかなくて、

そこそこの雨降りの中、奥さんと取り敢えず散歩ってことで、

その後食事して、再度書き始めたのが1時過ぎだったもんで、

こんな時間になってしまったんですわ。

 

ニフティがダメでアメブロがいいってことでもないと思うんだけどなあ。

 

2014年10月 3日 (金)

10月のボクシング

 

アニメ “宇宙兄弟” はそれほど熱心に見てる訳ではないんだけど……。

 

宇宙飛行士の採用試験での最後のフリー面接で、

「宇宙飛行士になるに際して君は死ぬ覚悟ができてるか?」 って質問されて、

「Yes」 って答えることは期待されてなくて、

どんな状況に追い込まれても最後の最後まで

必死に生き抜く努力をすることを求められてるんだってね。

 

それは普通の人間にも求められることなのか、

それは痴呆になってしまった上でも求められることなのかって自分は思う訳で……。

 

この兄弟の天真爛漫さは彼らの両親のそれを引き継いでるとしか思えなくて、

小学校時代の彼らが登校する際、「行って来まーす。」 って挨拶するのを、

母親が 「行ってらっしゃーい。」 ではなくて、「行ってきなー。」 って返すのが

何だかとっても微笑ましいんだわ。

 

 

 

10月のボクシング予定に入る前にいつものように、

まずは9月度ボクシングの個人的反省会からってことで、

左側が勝者で、( )内は事前予想、なお以下の全ては敬称略。

 

 

【9月のボクシングベスト20】

 

① ローマン・ゴンサレス×八重樫東 (1)……9RKO

② マルコム・ツニャカオ×大塚隆太 (2)……5RTD 3-0

③ 尹文鉉×糸山良太 (5)……2-0

④ 五十嵐俊幸×レンレン・テソリオ (ー)……3-0

⑤ 上岡泰×相川学己 (11)……3-0

⑥ 仁平宗忍×望月直樹 (13)……3-0

⑦ 頴川裕×阿久津光生 (ー)……2RKO

⑧ 山下賢哉×横山拓成 (ー)……2RKO

⑨ 阿部麗也×板倉永佳 (ー)……2RKO

⑩ 久保裕希×引地昭裕 (18)……3-0

⑪ 久保賢司×佐藤鋼太 (7)……3-0

⑫ 初見旭×金子直也 (ー)……3RKO

⑬ 木田尚遥×河田神二郎 (ー)……3-0

⑭ 粕谷雄一郎×荒木貴裕 (10)……2-0

⑮ 玉木善文×日野僚 (15)……△0-1

⑯ 本間愛登×三谷雄造 (8)……4RKO

⑰ 松永宏信×川崎真琴 (9)……2-1

⑱ 大野兼資×太田輝 (ー)……4RKO

⑲ 児玉堅×小原準一 (ー)……2-1

⑳ 松戸佑生×板垣悠太 (ー)……1RKO

 

*期待度ベスト10内で選モレした試合は、

松本亮×デンカオセーン・カオウィチット(3)、末吉大×長井祐太(4)、

坂本大輔×齋藤志朗(6)。

 

 

 

【10月のボクシングスケジュール】

*左側が勝者予想。

 

・10月 4日………(後楽園)

村中優×阪下優友、塚田祐介×稲垣孝、金子智之×新井雄大、

氏原文男×廣濱慎太郎。

 

・10月10日………(後楽園)

粉川拓也×久高寛之、岩崎悠輝×宮坂航、石川幹也×大嶽正史、

高見良祐×松土翼、東大河×武田航。

 

・10月13日………(後楽園)

内藤律樹×江藤伸悟、椎野大輝×坂本英生、福本祥馬×上川隆顕、

錨吉人×佐藤亨也。

 

・10月14日………(後楽園)

溜田剛士×花木銀造、大村朋之×田中亮治、宇津見義広×高橋拓海、

佐々木洵樹×草野慎吾、土居コロニータ。

 

・10月15日………(後楽園)

天笠尚×竹中良、三瓶数馬×さくら淳、瀬藤幹人×戸井健太、

白石豊土×松山真虎、守屋和明×成塚亮。

 

・10月22日………(代々木)

山中慎介×スリヤン・ソー・ルビンサイ、粟生隆寛×ファン・カルロス・サルガド、

尾川堅一×高畑里望、佐藤拓茂×山田健太。

 

・10月24日………(後楽園)

木村隼人×小野木協栄、船井龍一×和氣年邦、島村国伸×小口幸太、

福原力也。

 

・10月27日………(後楽園)

ポンポンタ×佐藤賢治、市村蓮司×長岡舜。

 

・10月30日………(後楽園)

原隆二×田中恒成、岡田誠一、鈴木徹、原純平。

 

 

*9月末現在、ミドル級までの13階級の日本ランカーは、

チャンピオン含めて182名いて、その内75名が西日本所属なんだけど、

9月も10月も西日本には興味をそそる試合が全く無いんだよね。

 

それは元々自分が西日本ボクサーのことを殆ど知らないからだと思うんだけど、

それは東西交流の少なさに依るところが大きいと思ってるんだけど、

東西が混在してるランキングが必ずしも実力差を現してるとはとっても思えなくて、

こうなったらいっそのこと東西で別々のランキングを作った方がいいって思うくらいで、

関東や関西だけで其々ランキングをやったり取ったりしてるに過ぎないんだよね。

 

東西交流を阻害してる一番の元凶はファイトマネーの現金支給比率問題だって

自分は思ってて、財政状況に余裕のないジムが数多くある現在、

それを解決する手段はとっても見出し難いんだよね。

 

個々のジムに任せてたんじゃいつまで経っても消化不良は延々続く訳で、

東西の協会は其々の利益代表だからまとまるはずもなくて、

テレビはその場限りの視聴率に汲々としてるだけで全く頼りにならないし、

こうなったらもう “DANGAN” に任せるより他ないんじゃないかって思ってるんだわ。

 

“DANGAN” はジム同士の利害を超えてファンに面白い試合を提供しようとしてて、

最近では自身で興行権を持ってるような大手ジムからの信頼も厚くなってて、

この10月も後楽園での8興行のうち3興行に絡んでるんだよね。

 

関西にはそういうプロモーターが存在しないから難しさはあるとは思うんだけど、

東西のランカー対決シリーズを1年ごとの代わり番こ開催にするってことで、

“DANGAN” に仕切って貰うって事できないかなあ。

 

そうなると当然 “DANGAN” の現金負担が大きくなるんだけど、

ファイトマネーはオールチケットってことで、更に旅費、宿泊費、食事代の全ても

チケット上乗せ払いってことで何とかならないかなあ。

 

学校のクラスや職場なんかで知らないヤツが半分弱もいるっていうのは、

とっても気持ち悪いとしか言えないと思うんだけどなあ……。

 

 

 

【10月ボクシング期待度ベスト30】

*左側が勝者予想。

 

① 原隆二×田中恒成

② 村中優×阪下優友

③ 内藤律樹×江藤伸悟

④ 天笠尚×竹中良

⑤ 山中慎介×スリヤン・ソー・ルビンサイ

⑥ 尾川堅一×高畑里望

⑦ ポンポンタ×佐藤賢治

⑧ 東大河×武田航

⑨ 岩崎悠輝×宮坂航

⑩ 三瓶数馬×さくら淳

⑪ 椎野大輝×坂本英生

⑫ 木村隼人×小野木協栄

⑬ 粉川拓也×久高寛之

⑭ 福本祥馬×上川隆顕

⑮ 粟生隆寛×ファン・カルロス・サルガド

⑯ 錨吉人×佐藤亨也

⑰ 佐々木洵樹×草野慎吾

⑱ 佐藤拓茂×山田健太

⑲ 塚田祐介×稲垣孝

⑳ 宇津見義広×高橋拓海

 

21 高見良祐×松土翼

22 白石豊人×松山真虎

23 船井龍一×和氣年邦

24 瀬藤幹人×戸井健太

25 守屋和明×成塚亮

26 島村国伸×小口幸太

27 氏原文男×廣濱慎太郎

28 市村蓮司×長岡舜

29 溜田剛士×花木銀造

30 大村朋之×田中亮治

 

 

 

10月は自分にとっての好カードが山盛りで世界戦が1試合、

OPBFと日本タイトル戦が其々2試合の他、

ランカー対元ランカー、ランカー対登り龍、登り龍対登り龍等々、

主役の座を守ろうとする者、主役の座を奪おうとする者、

主役の座に近付こうとする者達がそれこそ入り乱れての熱戦が期待されるんだわ。

 

2014年10月 1日 (水)

9月度ランキング

 

御嶽山の噴火で死者が40人ほど出たんだけど、

28日に息子と話した時、どう思うかって聞かれたもんで、

勿論不運と言うか気の毒ではあるんだけど、噴火予知がままならない中、

活火山への山登りなんだから、結局は自己責任としか言いようがないかなあって、

そう答えたんだけど、息子からも大きな反論は喰らわなかったんだよね。

 

 

 

昨日は午前中一杯かけて、秋咲きの花の鉢植えをやったんだわ。

 

桔梗とかリンドウ系が好きなもんで3種類、小菊の新種を2種類合計10株を、

培養土と赤玉土、鹿沼土を微妙なレシピで混ぜた土を作って木製鉢に入れて、

最後に見た目のバランスを考えて鉢の位置を考えるのが結構面白いんだよね。

 

 

 

昨日、9月度のランキングが発表されたんだけど、

Fe級以下ではそこそこの異動があったんだけど、

SFe級以上は試合数が少なかったせいか殆ど動きが無かったんだよね。

 

 

 

【世界チャンピオン】

井上尚弥さん(1)、河野公平さん(獲得)、カルロス・クァドラス(獲得)、

山中慎介さん(6)、内山高志さん(8)、三浦隆司さん(2)の計6名。

 

八重樫東さんは9月5日、ローマン・ゴンサレスとの防衛戦で9RKO負けして

残念王座陥落。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

原隆二さん(獲得)、江藤光喜さん(獲得)、岩佐亮祐さん(1)、和氣慎吾さん(4)、

天笠尚さん(2)、中谷正義さん(1)、小原佳太さん(1)、亀海喜寛さん(1)、

沼田康司さん(獲得)、柴田明雄さん(2)、清田祐三さん(獲得)の計11名。

 

9月は全ての階級においてタイトル戦はなかったね。

 

 

 

【日本ランキング】

9月度は何故か軽量級での転級が多くて一部影響を及ぼしたんだよね。

 

 

【ミニマム級】……大平剛さん(1)

大平さんは9月24日に山本浩也さんとの防衛戦を3-0で征して初防衛。

敗れた山本さんは7位のまま。

ってことで結局は何の異動も無くて空き7名分も変わらず。

 

 

【ライトフライ級】……木村悠さん(1)

世界戦に敗れた八重樫さんが編入して2位にランキング。

9月16日にフィリピンボクサーに2RKO勝ちした宮崎亮さんが、

9月27日、マニラで0-2負けした山口隼人さんと6位と7位を入れ替わってる。

9月14日にタイボクサーに4RKO勝ちした角谷淳志さんは8位のまま。

3位だった井上拓真さんはフライ級に転級。

14位だった大内淳雅さんは試合間隔が空いたってことか

空き1名分あるにもかかわらず残念ランクアウト。

 

 

【フライ級】……村中優さん(1)

9月16日に3-0勝ちした井岡一翔さんが林徹麿と1位と2位を入れ替わってるね。

9月5日にタイボクサーに2RKO勝ちした井上拓真さんが転入して

同じ3位にランキング。

9月17日にタイボクサーに2RKO勝ちした黒田雅之さんは自然ダウンの5位。

5位から6位に自然ダウンした佐藤洋輝さん、まだ斎藤性になってないんだね。

9月6日にフィリピンボクサーに3-0勝ちした五十嵐俊幸さんはSF級へ転出。

 

 

【スーパーフライ級】……石田匠さん(獲得)

9月16日に大塚隆太さんに5R負傷判定で3-0勝ちしたマルコム・ツニャカオは

勿論1位のままで、敗れた大塚さんは白石豊土さんに入れ替わられての8位。

五十嵐さんが転入して以前の9位から6位にランクアップ。

8位だった松本亮さんはB級へ転出。

8月31日に永仮智洋さんに2-0勝ちした森崎正人さんが14位にランキングで、

敗れた永仮さんは14位からのランクアウト。

空いていた1名分のスペースに清水裕司さんがランクインして15位なんだけど、

これはちょっと意味不明で、最近いい試合してるってことなのかなあ。

 

 

【バンタム級】……益田健太郎さん(1)

試合間隔の空いてる石田將大さんが3位から6位にダウン。

9月14日に相馬圭吾君に3-0勝ちした大場浩平さんは3位のまま。

9月14日、ノーランカーに3-0勝ちした川口裕さんは6位から4位にアップ。

9月5日にデンカオセーンに2RKO勝ちした松本亮さんが転入して、

以前の8位から5位にアップしたもんで、冨山浩之介さんが5位から7位にダウン。

9月27日にタイボクサーに2RKO勝ちした高橋竜也さんは12位から13位にダウン。

松本さんの転入に伴い15位だった井川政仁さんが残念ランクアウト。

 

 

【スーパーバンタム級】……空位

大竹秀典さん、ケガの回復が芳しくない中、指名試合期限も守りきれなくて、

それじゃあいっそのこと世界戦狙いってことでベルトを返上して5位にランクダウン。

9月28日にタイボクサーに5RKO勝ちしたジョナタン・バァトは13位のまま。

4位だった中嶋孝文さんが突然のランクアウトなんだけど何故かなあ。

 

 

【フェザー級】……細野悟さん(1)

5位だった下田昭文さんがランクアウトしたせいもあって、

9月10日、ノーランカーに2-1勝ちした緒方勇希さんが8位から6位にアップ。

9月17日にのランカーに7RKO勝ちした片桐秋彦さんが11位から8位にアップ。

9月29日、タイボクサーに2RKO勝ちしたマーク・エコー・メリゲンは、

13位から11位にランクアップ。

空いたスペースに宮崎隆司さんが15位にランクインしてるんだけど、

これも理由が不明で大内さんのランク落ちとのバーターなのかなあ。

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(1)

ここは全く全然異動ナシ。

 

 

【ライト級】……加藤善孝さん(7)

ここも全く全然異動ナシ。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(1)

ここも全く異動ナシで空き2名分も変わらず。

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(4)

9月24日に糸山良太さんに2-0勝ちした尹文鉉さんが

渡部あきのりさんと入れ替わって4位にアップして、敗れた糸山さんは9位にダウン。

9月10日に齋藤志朗君と3RTD引き分けに終わった坂本大輔さんは8位のままで、

有川稔男さんが9位から7位にアップ。

空き3名分も変わらず。

 

 

【スーパーウェルター級】……野中悠樹さん(獲得)

全く異動ナシで空きも6名分のまま。

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(1)

9月5日にメキシカンボクサーに3-0勝ちした村田諒太さんは勿論1位のまま。

 

 

 

結局、9月は世界戦が2試合、日本タイトル戦が1試合あった中、

日本ランカー戦は相対的に少なかったんだけど、10月はシーズン到来ってことで、

世界戦1試合、OPBFと日本タイトル戦が其々2試合組まれてる他、

日本ランカーがぞくぞく登場ってことで、期待感が募るんだよね。

 

ランキングを死守して欲しいっていう気持ちと、何とかアップセットって気持ちとが

複雑に錯綜して千々(ちぢ)に乱れるんだわ。

 

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