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2014年3月

2014年3月31日 (月)

4月のボクシング

 

昨日静岡での原隆二さん、115-113×2、113-113の2-0ってことで、

OPBF王座決定戦、結構ギリギリの勝利だったみたいね。                                                                       

ダウンゲットしてのこのスコアだったんだけど、

元々相手は無理な挑戦だったみたいで2㎏以上のオーバーウェイトってことで、

2階級も上の相手なら仕方なかったのかも知れないね。

 

同じリングにジェームス村重君も出てんだけど、58-56、57-57×2ってことで、

1-0ドローだったらしいんだけど、遠征組は今一だったみたいだなあ。

 

 

 

今日もボクシングがあるんだけど、明日からすぐ4月ボクシングが始まるもんで、

3月のベストボクシングを書く前に4月のスケジュールを書いておくね。

 

自分、4月は12ボクシングを予定してるんだわ。

 

 

【4月のボクシングスケジュールと注目カード】

 

・4月 1日………(後楽園)

有川稔男×坂本大輔、大村朋之×橋元納、長井一×永安潤之介。

 

・4月 3日………(メルボルン)

土屋修平×レニー・ザッパビグニャ。

 

・4月 4日………(後楽園)

平岡アンディ×中田侑、片桐康喜×山口拓也、大楽院章吾×吉松大樹。

 

・4月 5日………(後楽園)

亀海喜寛×梁正勲、胡朋宏×サトリア・アンタセナ、堀陽太×奥村健太、

松尾翼×草野慎吾、玉山将也×佐々虎太郎、萱沼徹平×齋藤建夫、

梶龍治×石井龍誠。

 

・4月 5日………(座間)

清田祐三×ビクトル・マヌエル・ラシオス。

 

・4月 6日………(大田区総合体育館)

井上尚弥×アドリアン・エルナンデス、八重樫東×オディロン・サレタ、

ローマン・ゴンサレス×ファン・プリシマ、細野悟×緒方勇希、

松本亮×久高寛之、井上拓真×ファーラン・サッククリーリンJr、

大木雅仁×飯島真吾。

 

・4月 9日………(後楽園)

船井龍一×星野晃規、佐藤浩輝×平龍太郎、塚田祐介×斉藤正樹、

源大輝×高野誠三。

 

・4月10日………(後楽園)

村中優×黒田雅之、シャムガル興一×稲垣孝、工藤優雅×山中章弘。

 

・4月11日………(後楽園)

コーヤ佐藤×横山隆司、中村量×中井雄規、田之岡条×大保龍斗。

 

・4月13日………(大阪)

加治木了太。

 

・4月13日………(石川)

木村隼人×マーロン・タパレス。

 

・4月13日………(大阪)

益田健太郎×川口裕。

 

・4月14日………(後楽園)

小原佳太×ジェイ・ソルミアノ、戸部洋平×江藤大喜、伊東雅雪×中野和也、

小山拓見×増田靖之。

 

・4月16日………(後楽園)

なかがまひょうぶ×石川幹也、齋藤志朗×上野雄大。

 

・4月20日………(大阪)

信長本屋、サイボーグ、太尊。

 

・4月20日………(浜松)

佐藤通也×水藤翔太、柘植雄季×坂本英生。

 

・4月21日………(後楽園)

興法裕二×新井雄大、花香雅治×安藤暢文。

 

・4月23日………(大阪)

山中慎介×シュテファーヌ・ジャモエ、長谷川穂積×キコ・マルチネス、

粟生隆寛×マルコ・アントニオ・ロペス。

 

・4月24日………(後楽園)

阿知和賢×ガンバレ将太、糸山良太×海老根範充、泉圭依知×高畑里望、

大平真史×住友将吾。

 

・4月30日………(後楽園)

加藤善孝×鈴木悠平、久保賢司×細貝淳、阪下優友×渡邊秀行。

 

 

 

これだけ試合があると、友達の多いボクサーはチケット購入費用がかさんで、

大変だろなあ……。

 

 

 

【4月ボクシング期待度ランキング】

 

① 井上尚弥×アドリアン・エルナンデス

② 山中慎介×シュテファーヌ・ジャモエ

③ 村中優×黒田雅之

④ 八重樫東×オディロン・サレタ

⑤ 長谷川穂積×キコ・マルチネス

⑥ 細野悟×緒方勇希

⑦ 亀海喜寛×梁正勲

⑧ 小原佳太×ジェイ・ソルミアノ

 ローマン・ゴンサレス×ファン・プリシマ

⑩ 松本亮×久高寛之

⑪ 加藤善孝×鈴木悠介

⑫ シャムガル興一×稲垣孝

⑬ 伊藤雅雪×中野和也

⑭ 泉圭依知×高畑里望

⑮ 胡朋宏×サトリア・アンタセナ

⑯ 阪下優友×渡邊秀行

⑰ 堀陽太×奥村健太

⑱ 戸部洋平×江藤大喜

⑲ 井上拓真×ファーラン・サッククリーリンJr

⑳ 佐藤洋輝×平龍太郎

 

 

4月は興行数も多いんだけど好カードも山盛りで、

期待度ベスト20を選ぶのが難しくて、以下の試合も十分その候補なんだよね。

 

塚田祐介×斉藤正樹、平岡アンディ×中田侑、船井龍一×星野晃規、

源大輝×高野誠三、小山拓見×増田靖之、阿知和賢×ガンバレ将太、

田之岡条×大保龍斗、工藤優雅×山中章弘、萱沼徹平×齋藤建夫、

久保賢司×細貝淳、長井一×永安潤之介、有川稔男×坂本大輔、

齋藤志朗×上野雄大、玉山将也×佐々虎太郎、糸山良太×海老根範充、

コーヤ佐藤×横山隆司、益田健太郎×川口裕、興法裕二×新井雄大、

中村量×中井雄規、なかがまひょうぶ×石川幹也、松尾翼×草野慎吾。

 

 

 

比較的背の低い河津桜はそろそろ散り時を待ってるようで、

今やソメイヨシノが正にこの世の春なんだよね。

 

ただ自分、満開の花よりはやっとのことで小さな花芽が出来て、

それが徐々に膨らんでいく過程を見る方が数段好きで、

それは桜だけではなくて、その辺の道端の草花についても同じなんだよね。

 

今年はもうダメかと思ってた小鉢の梅が今頃になって蕾を膨らませてきたもんで、

今とっても楽しみにしてるんだわ。

 

ただ、サツキの方は去年花後の剪定が遅過ぎたのと、

剪定後に強い日差しに当て過ぎてしまったみたいで思うように花芽が付かなくて、

こっちの方は来年の為に今の新芽を大事にすることにしたんだよね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

3月競馬もまだ勢いが付かなくて、結局28レースに参加して回収率は64%で、

これで2月3月連続マイナスってことで、

1月からの通算では88レースで79%ってことでまだマイナスなんだわ。

 

2014年3月30日 (日)

3月度ランキング

 

3月度のランキングは河野公平さんのタイトルゲットを待つように、

28日に発表されたんだよね。

【世界チャンピオン】

高山勝成さん(1)、八重樫東さん(2)、河野公平さん(獲得)、山中慎介さん(5)、

内山高志さん(8)、三浦隆司さん(2)、他1名の計7名。

 

河野さん、3月26日、デンカオセーンとの決定戦に8RKO勝ちして王座ゲット。

井岡一翔さんはベルト返上。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

井上尚弥さん(獲得)、岩佐亮祐さん(1)、和氣慎吾さん(3)、天笠尚さん(1)、

中谷正義さん(獲得)、亀海喜寛さん(獲得)、柴田明雄さん(1)、

清田祐三さん(獲得)の計8名は変わらず。

 

岩佐さんは3月25日に危ない危ないの2ー0防衛。

天笠尚さんはビンビン・ルフィーノに8RTKO勝ち初防衛。

柴田さんも3月1日、中川大資さんを3-0で下して初防衛。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……大平剛さん(獲得)

3月16日、世界ランカー(比)に3ー0勝ちした田中恒成さんが、

7位から3位にアップしただけで、後は異動なく空き5名分も変わらず。

 

 

【ライトフライ級】……木村悠さん(獲得)

3月1日、須田拓弥君に3-0勝ちした小野心さんは勿論2位のまま。

宮崎亮さんが4位にランクインしてるね。

3月22日、油田京士さんに6RTKO負けした大内淳雅さんが、

7位から13位にダウンして、油田さんが10位にランクイン。

その他動きないが、空きは2名減ってあと1名分。

 

 

【フライ級】……村中優さん(獲得)

世界王座返上した井岡一翔さんが2位にランクインしてるけど何か変だよね。

で、キッチリ空きが埋まったんだけどね。

 

 

【スーパーフライ級】……空位

3位だった河野公平さんが世界チャンプ転出。

3月25日、フィリピンボクサーに2RTKO勝ちした赤穂亮さんは一個上がって3位。

亀田さんとこの兄弟が4位と5位に並んでるんだけど……。

 

 

【バンタム級】……空位

3月26日、小野木協栄君に2ー0勝ちした冨山浩之介さんは4位のまま。

3月4日、若松竜太君に6RKO勝ちした石田將大さんが、

椎野大輝さんと入れ替わって5位にアップ。

3月26日、ノーランカーにTKO勝ちした高橋竜也さんは13位のまま。

 

 

【スーパーバンタム級】……大竹秀典さん(4)

大竹さん、3月24日、中嶋孝文さんとの防衛戦に3-0勝ちして防衛4回目。

破れた中嶋さんは1位から5位にダウン。

で、このクラスのランク1位は長谷川穂積さんなんだわ。

3月17日、平山悦久君に3RTKO勝ちした青木幸治さん一個上がって11位。

11位だった岩崎悠輝さんに5RTKO勝ちした久我勇作さんが12位にランクイン。

岩崎さんは残念ランクアウトなんだわ。

 

 

【フェザー級】……空位

3月17日、藤沢一成さんに3-0勝ちした関豪介さんは9位のまま。

3月25日、高橋謙太君と1-1ドローだった横山大輔さんも7位のまま。

高山慎司さん、試合離れのせいか10位から12位にダウン。

 

 

【スーパーフェザー級】……内藤律樹さん(獲得)

2月28日、梅津宏治さんに1-2負けした東上剛司さん、1位から8位にダウン。

梅津さんは5位にランクイン。

3月7日、相馬一哉君に3ー0勝ちした杉崎由夜さんは3位にアップ。

3月4日、石川昇吾君に3-0勝ちした岩井大さん、順位は変わらないんだけど、

西岡斗輝矢さんの上に替わってるね。

11位だった福原寛人さんがライト級に転出。

3月24日、タイボクサーに2RTKO勝ちした三瓶数馬さんは15位のまま。

 

 

【ライト級】……加藤善孝さん(5)

3月9日、荒川仁人さんに3-0勝ちしたホルヘ・リナレスは2位のままで、

負けた仁人さんも4位に変わりなく、そうなんだあって感じなんだけど、

そもそもこの二人、1位の鈴木悠平さんより格段に強いと思うんだけどなあ。

 

世界の上の方との試合しか考えてないようなボクサーを、

無理矢理日本ランクに押し込むとランキングそのものが訳わかんなくなるわけで、

そもそも彼らは日本ランクを望んでるとも思えなくて、

世界15位ギリギリボクサーの出たり入ったりの弊害に対処するだけでいいのにね。

 

それと、タイトル返上したボクサーをそのまま即中位にランキングするっていうのも、

やたら混乱を招くだけだと思うんだけどね。

 

3月7日、山元浩嗣さんに8RTKO勝ちした斉藤司さんが、

斉藤正樹さんと7位と8位を入れ替わってるね。

9位だった川瀬昭二さんがランク落ちしたスペースに、

福原寛人さんが転入して14位にランキング。

 

 

【スーパーライト級】……岡田博喜さん(獲得)

3月4日、小竹雅元さんとの決定戦に3-0勝利した岡田さんがベルトゲット。

小竹さんは1位から6位にダウン。

2月28日、ジムレックスハカに7RTKO勝ちした岩淵真也さんは1位のまま。

ここは1名分の空き発生。

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(2)

3月17日、鈴木哲也さんとの防衛戦に3-0勝ちした高山さん、2度目の防衛。

破れた鈴木さんは1位から6位にダウン。

2月28日、出田裕一さんに6RTKO勝ちした斉藤幸伸丸さんは自然アップの2位。

4名分の空きがあったとこに藤中周作さんが滑り込んで11位にランキング。

まだ3名分の空きアリ。

 

 

【スーパーウェルター級】……細川貴之さん(獲得)

3月4日、湯場忠志さんとのタイトル戦で2-1勝ちした細川さんがベルトゲット。

破れた湯場さんは王座陥落して6位にランキング。

ミドル級だった野中悠樹さんが転入して4位にランキング。

3月17日、タイボクサーに4RTKO勝ちした十二村喜久さんは5位のまま。

3月11日、1-1ドローに終わった沼田康司さんと下川原雄大さんは、

それぞれ自然アップの2位と3位。

空きは1名分減って3名分。

 

 

【ミドル級】……柴田明雄さん(獲得)

3月1日、中川大資さんとのダブルタイトル戦を3-0で征した柴田さんが新王者。

破れた中川さん、引退ってことで潔くランキングを返還。

同じ3月1日、渕上誠さんに3-0勝ちした西田光さんが渕上さんと、

3位と4位を入れ替わってるね。

空き1名分増えて7名分アリ。

 

 

 

来週は後楽園ホールでの4興行の他、大田区総合体育館で世界戦があるし、

座間で清田祐三さんだし、メルボルンでは土屋修平さんなんだよね。

 

2014年3月29日 (土)

後楽園ホール・3月28日

 

前日に再審請求が通って袴田巌さんが即日釈放されたんだけど、

お姉さんも来られてのちょっとしたイベントがあって、

内山高志さんと一緒に試合を終えたばかりの河野公平さんも来てて、

偶然近くに高橋トレーナーもいたもんで、確かめたかったことを尋ねたんだわ。

 

やっぱり、6R~7Rは意識的に手数を抑えて次に飛ばすタイミングを計ってて、

右手を痛めたってことは全く無かったんだってさ。

要するに、殆ど狙い通りに試合運びが出来て会心の勝利だったんだよね。

 

 

 

光ジムの石井会長に挨拶して、ジム手伝いに来てた興法裕二君にコンチワして、

ワタナベジムの佐々木さんとか平山悦久君と挨拶交わした後、

席に着いたら黒服のレディがコンチワって声掛けてくれて、ボヤッとしてたら、

やっぱり覚えてませんかあって言われて、ゴメンナサイって返したんだけど、

あるヒントをくれたもんで、去年の新人王トーナメントの東日本代表決定戦の際、

隣り合わせたのを思い出したんだよね。

 

誰の応援ですかって聞いたら彼女、特別誰ってことないってことで、

新人王戦予選の一日目を見に来るなんて半端じゃないんだよね。

それにしても彼女、自分が何者なのかを知ってるのかなあ。

 

 

ってことで、いよいよ今年の新人王トーナメントが始まったんだわ。

 

 

☆角本達治君(ワタナベ)×高橋周平君(金子)……F

2勝(1KO)4敗の21歳・徳島県と、2勝(1KO)1敗のサウスポー、22歳・千葉県。

 

角本君のチーフセコンドは高橋さんだったんだけど、

彼には2日前の栄光に浸り続ける暇はないんだよね、大変だよなあ。

 

1R、

いきなり距離潰した接近戦を仕掛けていったのは角本君で、

最初の1分40秒を圧倒してたんだけど、高橋君もショート戦は得意なもんで、

終盤にかけては大逆襲に転じたんだけど、そのまま押し切るかって思ってたら、

角本君、この日の気合の入り方は尋常じゃなくて再攻勢かけていったんだわ。

 

微妙な感じだったんだけど、角本君のラウンドだったかなあ。

 

2R、

正直、自分は高橋君優勢じゃないかって予想だったんだけど、

角本君、そんなに飛ばして最後まで持つのかって程全く手数が落ちなくて、

高橋君、ちょっと嫌気差してきたみたいなんだわ。

 

3R、

テクニックより体力と気力の戦いになってきたなあ。

 

4R、

高橋君、鋭く左右へ動くことが出来てなくて正面に立ったまま、

それ程威力は無いんだけどそれでも膨大な角本君の手数を受け止め過ぎで、

徐々にゴニョゴニョ戦に取り込まれてしまってボクシングさせて貰えなくて、

最後は気力が尽きてしまったみたいだったなあ。

 

結局、39-37、39-38×2ってことで角本君の3ー0勝ち。

 

 

 

☆宮原鰯君(レイS)×望月直樹君(横浜光)……F

1勝3敗(2KO)の36歳・秋田県と、2勝(2KO)0敗の20歳・神奈川県。

 

1R、

例の如く宮原君、いきなりの突貫ボクシングで突っ掛っていったんだけど、

それを予想してたか、反応がいいのか望月君、無理に正面から向き合わず、

腕よりは体と頭が前に出て来そうな感じの相手に冷静な対応が出来てたね。

 

望月君、それほど頑強な体つきには見えないんだけど下半身に粘りがあって、

ガッチリした相手の押し込みにも特に困ったとこ見せてなかったなあ。

 

2R、

始まってすぐ、宮原君の更にの前詰めで望月君、北ロープ際に追い詰められて、

さあどうなるかって見てたら、石井会長から右へ廻れって指示が飛んだ途端、

クルッと体入れ替えるとほぼ同時にとっても鋭い右ショートフック綺麗な打ち込みで、

宮原君、瞬間の失神みたいでヘナヘナってその場に膝着いてしまったんだわ。

 

で、レフェリーがカウント取ろうとした刹那、赤コーナーからのタオル投入されて、

0分45秒、望月君のツーダウンKO勝ち。

 

宮原君、既に36歳だし、無理には続けさせないってセコンドの意思が見えてたね。

 

 

試合後暫くしてみんなのいることで、

望月君に石井会長のアドバイス、しっかり聞いてたんだねって言ったら、

「いえ、聞こえませんでした。 でも、ああいうのはいつも練習してたんです。」

ってことで、大したモンだったんだわ。

 

 

いずれにしても望月君、これで3戦3勝3KO無敗ってことで、

次の試合はこの後の勝者となんだよね。

 

 

 

☆番場浩太郎君(横浜さくら)×岸井宗之君(協栄山神)……F

1勝(1KO)0敗の28歳・東京都と、2勝(1KO)2敗(2KO)の27歳・神奈川県。

 

1R、

上背とリーチは岸井君が圧倒してるもんで番場君、如何に距離潰せるかで、

何度も飛び込むタイミングを計ってたんだけど残り25秒、やっとその機会が訪れて、

左、右って振り込んだうちの右をそこそこ直撃ヒットさせて、その直後にも左フック、

それと最後は薄かったんだけど、またもや右をヒットさせて感じ掴んだんだわ。

 

岸井君、ジャブだけなら圧倒的だったんだけどね。

 

2R、

そういう感じで推移するのかなあって思ってた始まって10秒そこそこ、

番場君が踏み込んでいったその瞬間、岸井君、鋭いショートワンツーからの、

最後は左ショートをカウンター気味にヒットさせて、

前掛りのとこだった番場君から衝撃のダウンゲット。

 

番場君、何とかリスタートはできたんだけど、回復しきれなくて、

勢い付いた岸井君の猛追撃を交わしきれず逃げる逃げるのまま、

最後は西ロープ前で腰伸び切ったまま連打受けるようになってしまって、

0分59秒、レフェリー割って入ってのツーダウンKOストップエンド。

 

番場君、1Rがとってもいい感じでできたもんで、ついついその気になってしまって、

ちょっと不用意に行き過ぎたんじゃないかなあ。

 

 

この試合、ちょっと離れたとこで望月君とトレーナーが並んで見てたんだけど、

体格差は同じくらいだから基本的な戦法は番場君と同じだと思うんだけど、

油断することなく集中してできれば望月君が圧倒するんじゃないかなあ。

 

 

 

☆中根一斗君(レイS)×吉森真之介君(津軽山龍)……SF

1勝(1KO)1敗の25歳・東京都と、1勝(1KO)0敗のサウスポー、21歳・東京都。

 

吉森君のデビュー戦がとっても衝撃的だったもんで期待してたんだけどね。

 

1R、

初っ端いきなり突っかけていって右ストレートをヒットさせたのは中根君。

 

その30秒後、吉森君、得意の右アッパーからの左ストレートを綺麗に当て込んで、

そこから一気の攻め立てで、これが彼の必殺パターンなんだけど、

中根君、そこそこの直撃被弾だったと思うんだけど踏ん張りが凄かったんだわ。

 

で、残り1分から中根君が反転大攻勢に出て行った途端、

二人共前後不覚、ガードもクソもない大ブン殴り大会に突入してしまって、

コリャどっちか当たったモン勝ちだなってなってしまったんだけど、

大きく振り回してたお互いのパンチのうち、中根君の右が大直撃して、

吉森君、ヨロッとしたまま東ロープに飛ばされて、体勢戻したとこに、

中根君の鬼追撃の前に殆ど棒立ちになってしまったとこでストップエンド。

 

2分35秒、中根君のTKO勝ちだったんだけど、とにかく嵐の如く凄かったね。

 

 

 

☆三瓶一樹君(ワタナベ)×森下聖君(新日本木村)……B 

2勝1敗の22歳・福島県と、2勝(1KO)5敗の27歳・東京都。

 

三瓶君の応援に仕事帰りの山元浩嗣君が来てたもんで並んで観戦。

これくらいの戦績の相手なら三瓶君が圧倒すると思ってたんだけどね。

 

1R、

三瓶君、上背は5㎝以上優位だし、当然リーチも圧倒してたんだけど、

真っ直ぐ攻めてくる相手に対してちょっと振りが大きくて、

新人だと中々打てないような左フックも見栄え良かったんだけど、

それでもやっぱり全てのパンチが外側から出過ぎてて、

内側からシュシュッてストレート系で攻め込まれたら危なそうだなあって、

そんな話を山元君としてた直後の1分過ぎ、北ロープを背にしたとこで、

鋭く踏み込まれた刹那、ホントにシュンって右ストレート打ち込まれてしまって、

アッと言う間もなくそれ一発で三瓶君、倒れ込んでしまったんだわ。

 

三瓶君、何とか立ち上がろうとはしたんだけど足元踏ん張れないまま、

再度膝着いてしまったとこで、1分07秒、森下君のTKO勝ちだったんだわ。

 

 

 

☆丸山俊紀君(横浜さくら)×渡邊明君(石神井S)……SB

1勝(1KO)4敗(2KO)の25歳・長野県と、1勝(1KO)2敗の28歳・東京都。

 

お互い、いきなりガチャガチャのパワー系ボクシングだったんだけど、

終始主導権を握ってたのは丸山君の方で、渡邊君嫌がってる感じが浮き出てて、

執拗な手数の中で丸山君、特に光ってたのはそのボディブローで、

ラウンドが進むにつれて、渡邊君の嫌がり感が強まっていったんだわ。

 

途中、渡邊君が頑張りかえす場面も若干あるにはあったんだけど、

結局、最終4Rまで圧倒的手数優位で推移してた丸山君、

最後はその左ボディブロー、消耗進んでた渡邊君に見事な喰い込み打ちで、

もう我慢の限界だった渡邊君が崩れ落ちてしまったとこでストップエンド。

 

北東ポスト前、1分28秒のことだったんだけど、こういうKO劇も珍しかったなあ。

 

 

遠くからだったから間違いかも知れないんだけど、

玉木善文君がこの階級の試合をジッと観戦してたなあ。

 

 

 

☆若林駿君(協栄)×日野僚君(川崎新田)……SB

1勝0敗の23歳・東京都と、1勝0敗のサウスポー、23歳・神奈川県。

 

共に1勝0敗の23歳同士。

 

圧倒的なボクシングセンスを感じさせたのは日野君で、

そもそもポジショニングが抜群だし、動きに無駄がなくて軽いし、

打ち出すパンチにはキレがあったし、当て勘もとってもいいんだわ。

 

1Rのいきなりから、これは随分差があるなあって感じだったんだけど、

そういう印象は間違ってなくて、2R始まってすぐまず左ショートフックから、

最後は右をヒットさせて、開始早々の12秒、若林君から華麗なダウンゲット。

 

若林君、何とかリスタートは出来たんだけど、勝負は既に付いてしまってて、

残り57秒、またもやの直撃貰ってしまって正式には2分01秒、

日野君、ツーダウンゲットってことでKO勝ち上り。

 

 

 

☆板垣悠太君(国際)×石田玄治君(川崎新田)……SB

2勝(1KO)1敗1分の22歳・東京都と、1勝1敗(1KO)の34歳・東京都。

 

石田君、1R1分頃に相手の右クロスを貰ってから少しビビリ気味だったんだけど、

それでも、2R、3Rには気持ち入れ替えての手数勝負に挑んで行ったんだわ。

 

板垣君、力量的には圧倒してたんだけど、ちょっと右に頼り過ぎるとこあって、

攻撃のパターンが単調になってしまってて、あくまで右で決めたいっていうなら、

それに至るまでをもう少し工夫する必要がある訳で、

たまにはその右をフェイクに使っての逆ワンツーを混ぜ込んだりとか、

相手の意識を散らせる算段も考えた方がいいと思ったんだよね。

上の方へ行ったらそんなに簡単に当てさせてはくれないからね。                                                               

それでも板垣君、下半身とか軸、それに腕振りもシッカリしてるし可能性感じたね。

 

 

結局、板垣君、全くポイント取られるってことないままの40-36×3ってことで、

パーフェクト3-0で二回戦進出を決めたんだけど、

次の対戦相手はこの後の試合の勝者なんだわ。

 

 

 

この試合の後、袴田巌さん絡みのイベントがあったんだけど、

検察は意地というか単なる面子上の兼ね合いで即時抗告するみたいなんだけど、

そもそも時の法務大臣が死刑執行命令書に48年間もハンコ押さなかった、

押せなかったっていう時点で、引きづってた問題はあったと思わざるを得なくて、

この際、警察と検察は陳腐な仲間意識は捨てて頭下げるべきだと思うけどなあ。

 

今更78歳で例え億単位の補償金貰ってもどうしようもない訳だし、

当時もし証拠ねつ造がホントにあったのなら、生存してる当時の取り調べ官達、

今度は彼らを収監すべきだと思うんだよね。

で、やっぱりこの際 “疑わしきは罰せず” の意識を徹底すべきだと強く思ったね。

 

NHKのニュースには真部会長も映ってたけど、

感動したのは一緒にいた輪島会長のコメントで、

普段はニコニコしてるだけの人のようにも見えるんだけど、あの人は凄いんだわ。

 

 

 

試合終わって少し経ってから北席に移ってた自分とこに板垣君が寄ってくれて、

正直、自分、最初彼が誰だか解らなくて失礼してしまったんだけど、

「板垣です。」 って名乗ってくれた途端に試合内容を思い出したもんで、

暫く色々な話したんだけど、初対面のボクサーにちょっと言い過ぎたかなあ。

 

 

 

☆高木光(協栄)×高星光成君(F赤羽)……SB

3勝(3KO)4敗(3KO)の27歳・千葉県と、

1勝(1KO)3敗(1KO)の27歳・東京都。

 

1R、

お互い、ちゃんと距離取ってやりたい同士だったんだけど、

二人共ちょっと紳士的過ぎでもうすこしヤンチャなとこ見せないと先々シンドそうで、

特に高星君、心の動きというかその時々の気持ちが目付きと表情に出過ぎで、

素直な性格だとは思うんだけど、ボクシングするには明らかに不利な訳で、

相手の高木君、動きは遅いんだけどパンチ力は圧倒優位に見えて、

で、何となく勝負の行方が見えてきたしまったもんで休憩タイムってことで……。

 

結局、次の2R、0分52秒、高木君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

☆春川良多君(日東)×木村太一君(協栄山神)……Fe

2勝(2KO)2敗(1KO)の28歳・群馬県と、2勝(1KO)1敗の21歳・神奈川県。

 

お互い、実に乱暴な殴り合いなもんで、見ててとっても面白いんだけど、

まるで街中での出会い頭のケンカみたいで、とにかく二人共振り過ぎ振り過ぎで、

如何に当てるか、どういう戦略でいくかっていうより、

こりゃ疲れた方が負けだなあって見てたら、消耗激しかったのは春川君の方で、

2R、2分14秒、若い木村君のTKO勝ち。

 

 

 

☆宮川大吾君(日東)×中川公弘君(ヨネクラ)……Fe

1勝1敗2分の21歳・東京都と、1勝(1KO)0敗の22歳・秋田県。

 

お互い、なかなか形のいいボクシングにはならなくて、

体を強く寄せ合っての我慢比べみたいになってしまって、

要するに究極の手数勝負ってことで、そういうのは中川君の得意土俵みたいで、

宮川君、何だか嫌気差してるみたいでっていうのが続いてたんだけど、

4R、宮川君が根負けして凌ぐだけのディフェンスオンリーになったとこで、

赤コーナー側からタオルが投げ入れられて、1分丁度、中川君のTKO勝ち。

 

 

 

☆岩原慶君(本多)×鈴木貴彦君(横浜光)……Fe

2勝(1KO)0敗のサウスポー、23歳・埼玉県と、

2勝(2KO)0敗の18歳・神奈川県。

 

1R、

若干細身の鈴木君、良く伸びる右ストレートと、その右をフェイクに使った左フック、

その2種類のパンチが売り物なんだわ。

 

一方の岩原君、相手が入って来るとこへの右アッパーと、

それに続く左ストレートに威力あって中々鋭いモノ持ってるんだわ。

ただ岩原君、若干待ち過ぎで、もう少し先仕掛けが欲しいとこだったなあ。

 

2R、

開始1分、岩原君、右アッパーきっかけにしたショート連打が見栄え良くて、

それと比較すると鈴木君、この辺りから結構腕振りがデカくなっていって、

そりゃ一発当たったら大変だよおって感じは十分出てたんだけど、

正確性では遅れ取って来たんだわ。

 

3R、

鈴木君が大きく強く、岩原君が細かく鋭くって図式がハッキリしてきて、

タイプの違う、でもそこそこ巧いボクサーのぶつかり合いは緊張感に満ちてきて、

1分10秒付近での打ち合いは明らかに鈴木君が征してたんだけど、

右ストレートと右アッパーの戦いは決着がつかないままなんだわ。

 

4R、

ここまでそこそこタイミングのいい左ストレートを幾つか打ち込んでたんだけど、

岩原君、どういう訳か力込め切れてないようで残念な感じはあったんだけど、

初めの1分を激しい手数で征してたんだわ。

 

鈴木君、益々の右万振りで、まるで赤穂亮さんを彷彿とさせたんだけど、

それ、相手を脅かすには十分だったんだけど、的確なヒットには繋がってなくて、

岩原君の小刻みな当て込みの方にポイント流れたかなあ。

 

 

で、自分のスコアとしては38-38で、優勢点岩原君だったんだけど、

結局、38-37、39-38×2ってことで、鈴木君の3-0判定勝ち。

 

 

岩原君、思い返してみれば、たった1ラウンド、どっかで踏ん張り見せてたら、

逆の結果も十分有り得た訳で、つくづく1Rの入り方じゃなかったかなあ。

 

試合後この判定結果について石田將大さんとちょっと話して、

その後、先日の若松竜太君との試合のことに話が及んだんだけど、

彼、自分の話なんかでもとっても真面目に聞いてくれるんだよなあ。

 

 

ドームの野球終わりと若干バッティングしたもんで、ちょっと鈴木君とこに寄って、

石井会長にも話聞かせて貰ったんだけど、鈴木君、アマ経験のない高校生で、

初スパーの時も相手のパンチに後ろに引くようなこと全く無かったんだってさ。

 

 

 

この日、12試合の中に自分の中での優勝候補が5人出てたんだけど、

そのうちの3人が敗退してしまって、いきなり波乱波乱なんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 望月直樹君

② 日野僚君

③ 丸山俊紀君

 

 

 

野球は途中からの急転直下、4点ビハインドだったジャイアンツの大逆転、

中盤過ぎに8点差開いたもんで、観客の帰り方も三々五々って感じで、

延々のダラダラではあったけど、一挙に溢れ出すって感じじゃなかったね。

 

負けた阪神ファン、そこここに輪になっての反省会みたいなことやってたけど、

あの派手派手な特攻服とかは、オバサンの豹柄に通じるモノあるね。

 

2014年3月27日 (木)

後楽園ホール・3月26日

 

音楽とボクシングの合間に宇宙関連の本を読み漁ってるんだけど、

これがまあ深く読めば読むほど量子物理学の難しさに呑まれてしまって、

元々その方面の素養が全くないもんで混迷の限りなんだわ。

 

宇宙と地球の成り立ちについてはおおよそのとこが把握できたんだけど、

これから先、宇宙の行方に関してはもう少し時間がかかりそうなんだよね。

 

 

 

ホールまでの電車の中、アレッと気が付いたら粟生隆寛さんで、

やっぱり観戦ではなくて練習に行くとこだったんだわ。

 

 

 

ホールに入ってすぐ渡辺会長と奥様、それに高橋さんや佐々木さん、

小口さん達にご挨拶して、バンデージ巻いてた冨山浩之介さんと話して、

河野公平さんに挨拶した後、この日のテレビ解説を担う内山高志さんに、

コンチワしたんだけど、彼のいつもとっても丁寧な受け答えは恐縮するほどで、

そう言えば、途中途中で沢山のファンに囲まれて写真とかサインとか凄かったなあ。

 

 

その後、石川ジムの会長とマネジャーさんとも言葉交わしたんだけど、

自分が粕谷雄一郎君のことをまだ練習生だって書いてたのを、

それは誤解だよってお叱りを受けてしまったんだわ。

 

そうなんだわ粕谷君、1月14日、井川政仁さんが高橋竜也さんに勝った同じ日に、

2RTKO勝ちした実績携えて今年の新人王トーナメントにエントリーしてるんだわ。

ホント、いい加減なこと書いてしまって申し訳なかったです。

 

メインイベントが終わった後、予備試合として組まれてた木下貴大君の試合の時、

やっと粕谷君に会えたもんで目一杯頭下げたんだよね。

 

 

第一試合が始まる直前、金子ジムの藤井貴博君が 「今日はセコンドです。」 って、

声掛けてくれたんだけど、彼、5月にランカー戦が決まったみたいなんだわ。

 

 

 

東京12ch の真っ白なリングマットに、いつもより照度の高いライトが注いでて、

眩しいくらいの中、第一試合が始まったんだわ。

 

 

 

本橋雅人君(土浦)×大和雄大君(本庄)……SFe 4R

0勝1敗(1KO)の20歳・茨城県と、デビュー戦の24歳・福岡県。

 

1R、

デビュー戦の大和君の方が圧倒的にタイトに動けてて、

本橋君、何かカクカクして弱々しくてちょっと形になってないボクシングなんだけど、

大和君が今一行き切れない中、本橋君が手数勝ちしてたね。

 

2R、

これじゃダメだって大和君、初っ端から飛ばしてガッチャガチャにさせに行くと、

本橋君も怯まずの反攻激しく、二人共巧くはないんだけどリング上、

いきなり気持溢れまくった騒乱状態に突入したんだわ。

 

本橋君、手数では負けてないんだけど、当たりの強さは大和君圧倒優勢で、

相手をなぎ倒してしまいそうだったんだけど、それでも本橋君踏ん張りまくって、

二人のスタミナ勝負って様相を呈してきたんだわ。

 

3R、

少しでも気後れした方が負けるって雰囲気に満ちてきて、

より一層ガチャガチャゴニョゴニしてきたんだけど、

ヘバリが浮き出てきたのは大和君の方で、

本橋君、全く威力は無いんだけど、止まらない手数は驚異的だったんだわ。

 

4R、

前の回の終盤、もっと動かないと止められそうな感じだった大和君、

気持振り絞って挑んで行ったんだけど、1分過ぎにガタッと落ちてしまって、

1分半過ぎからは既に時間の問題化してしまって、

結局、2分10秒、ついにスタミナ切れのレフェリーストップエンド。

 

本橋君、とっても嬉しい初勝利だったね。

 

 

 

☆名雪貴久君(船橋D)×後藤俊光君(金子)……SFe 6R

11勝(2KO)9敗(3KO)の27歳・千葉県と、

11勝(4KO)10敗(1KO)1分のサウスポー、31歳・長野県。

 

どこかのジムでのスパーリングで会った時からだったかなあ、

とにかくいつ頃からだったかは忘れてしまったんだけど、

いつの間にか挨拶を交わすようになった後藤君を応援なんだわ。

 

お互い、KO率も低いし勝ち負け拮抗してるんだけど歴戦士なんだよね。

 

1R、

この日の後藤君、噴き出したやる気が空回りしてなくて、

体格的に一回りデカイ相手に的確果敢に飛ばしまくって、

名雪君の体と心の準備が整う前に一気に流れを作ってしまってたんだわ。

 

後藤君、そんなに飛ばしまくって大丈夫かってほどの行く行くで、

ラスト30からも全く手を緩めずの一気攻めであと少しでダウンゲットだったなあ。

 

2R、

立て直すことが出来るのか名雪君ってとこで、

常に前詰め厳しく出て来る相手にやり難そうにしてるのは間違いなかったんだけど、

それでも必死に踏ん張っての手数アップで、後藤君にも被弾が目立ってきたなあ。

 

ただ名雪君、常に下がりながらの若干腰伸び加減の体勢からだったもんで、

大きなダメージを与え切れてないんだわ。

 

3R、

始まってすぐ、後藤君の打ち終わりに名雪君、

右ストレートをカウンター気味に打ち込んだその直後、

その打ち終わりに今度は後藤君が左ストレートを強烈に合わせていって、

それ、踏み込みも良かったし、相手は前掛りになってたとこだったし、

まともに貰ってしまった名雪君、真後ろに大きくバターンって倒れてしまったんだわ。

 

ちょっと後頭部を打ったような感じでもあったもんで大丈夫かなあってとこ名雪君、

気力で立ち上がったんだけど、やっぱり足元覚束なくて、

結局、続行不能って判断されて、0分26秒、後藤君のTKO勝ち。

 

控室へ戻る通路で声を掛けたら後藤君、満面の笑みで目が無くなってたなあ。

 

 

☆小野木協栄君(協栄)×冨山浩之介さん(ワタナベ)

                            ………54.3㎏ 6R

6勝(3KO)5敗(3KO)1分の26歳・東京都と、

23勝(8KO)6敗(3KO)1分のランク4位、30歳・千葉県。

 

1R、

一時の不調を乗り越えた小野木君、格上ハイランカー相手に金星も有り得て、

初っ端から全く気後れすることなく吹っ切れた戦い方してて、

ちょっとした調整試合かなって緩く構えてると冨山さん、ヤバイんだよね。

 

小野木君、少しタイミング早めたり、遅らせたりの工夫しながらのワンツーが、

当たりは薄いんだけど、とってもいい感じなんだわ。

 

一方の冨山さんも相手を舐めるってことのない慎重な立ち上がりだったんだけど、

流石、中盤以降は大きくて見栄えのいいパンチを打ち込んでたなあ。

ただ、まだそれほど力込めて振り込まなくてもいいんじゃないかとも思ったけどね。

 

2R、

残り45秒、お互い引かない引かないの中、大きくバッティングしてしまって、

小野木君は前頭部から流血、冨山さんも左目上をカットして、共にドクターチェック。

 

お互い、血を見て更に気持ち高ぶったか、リスタート後はより凶暴になってたなあ。

で、終了ゴングが鳴った時、小野木君、元々紅潮しやすい顔面が血塗られて、

もう真っ赤に近くまでなってしまってたなあ。

 

3R、

何とか流血止めての小野木君、冷静に攻勢かけていって、

何となく冨山さんの打ってくるタイミングを見極めたようなとこもあって、

冨山さんの自由にさせてないとこもあったんだけど、

それでも冨山さん、元々当て勘は抜群だし当たりの強さで圧倒してたなあ。

 

4R、

小野木君、依然強い気持ちが維持できてるみたいな攻め立てで、

冨山さんのトレーナーからは 「気抜くな! 右は小さく打て!」 って声が飛んでて、

お互い、大きな被弾の無い中、小野木君、ほぼ互角の戦いができてるんだわ。

 

気が付けば冨山さんも鼻血なんだわ。

 

5R、

始まって1分半、冨山さんの見栄えのいいショート連打が一段落した直後、

小野木君、再びの流血の中、右ショートをカウンター気味にヒットさせて、

一瞬、冨山さんの両膝をカックンとさせてたんだわ。

 

この時のことを試合後冨山さんに確認したら、バランス崩したって言ってたんだけど、

見てた誰もがあれは効いたって受け取ったと思ったけどね。

 

それでもラウンド全体を見渡してみれば冨山さん優勢は覆らなくて、

小野木君、想像してた以上に踏ん張ってはいたんだけど、

残念ながらあともう一押しが足りてないんだよなあ。

 

6R、

流石ハイランカーだなって思ったのはこの回の冨山さんで、

それまでは比較的相手のやりたい距離とやりたいスタイルに敢えて合わせて、

それでも圧倒するとこ見せようとしてたようにも見えてたんだけど、

しっかり距離キープしながら、より遠い距離からの本来の攻防を見せて、

小野木君に付け入る隙を全く与えてなかったんだよね。

 

 

で、自分のスコアは59-55だったんだけど、

結局、58-56、58-57、57-57ってことで、

思いの外の僅差2ー0だったんだけど、とにかく冨山さんの判定勝ちだったんだけど、

そうかあ、あれで57-57も有るんだあって感じがしたんだよね。

 

そう言えば冨山さん、序盤から右を派手に振り込み過ぎるとこがあって、

ナックルが返る前に当たることも多くて、見栄えは良かったんだけど、

打撃音が大きかったからオープン気味なヒットだって判断されたのかもなんだわ。

 

 

試合後、冨山さんと話す機会があって、彼、ひたすら反省してたんだけど、

6回戦っていうのは試合の作り方にまた別の難しさがあったと思うし、それでも、

最終回はちゃんと出来てたし、まずまずだったんじゃないかなあ。

 

ただ、試合を一方的なものにしないでそこそこ面白くしたのは、

小野木君の功績だったのも間違いなかったんだよね。

 

 

 

アレッと思ったら前の日に続いて10count 姐さん、この日も来てて、

誰の応援?って聞いたら、ワタナベジムのファンでもあるってことで、

河野さんサポーターのオレンジTシャツ、しっかり着込んでたんだわ。

 

 

 

☆高橋竜也さん(土浦)×田村啓君(花形)……SB 8R

15勝(10KO)5敗3分のランク13位、25歳・茨城県と、

6勝(2KO)21敗(5KO)1分の31歳・神奈川県。

 

高橋さん、1月に井川政仁さんに負けてからまだ2ヶ月ほどにしかならないのに、

また試合ってことで、彼、ここんとこズーッとそんな使われ方してて、

目減りしないボクサーなのかも知れないし、ランク維持の為なのかも知れないけど、

酷使され過ぎとしか思えないんだよね。

 

ここんとこランキングを与えるような試合が続いたもんで、

そのご褒美にこの日は楽々ランクキープ出来る試合が用意されたって感じで、

現在8連敗中で1年半振り登場の大幅負け越しボクサーが選ばれたんだわ。

 

ただ、こういう試合が面白いはずは絶対なく、自分、自由時間ゲットってことで、

色んな人と色んな話をして過ごしたんだけど、やっぱり3Rで終わってたね。

 

 

テレビ進行の兼ね合いで、この後は一つ目の予備カードの4回戦だったんだわ。

 

 

 

☆荒川宗毅君(レイS)×伊藤為治君(浜松堀内)……Fe 4R

デビュー戦の31歳・栃木県と、デビュー戦のサウスポー、20歳・静岡県。

 

1R、

世界戦の前座デビューってことで二人共思い出に残るだろなって思ったんだけど、

全くその通りで、お互い全く巧くはないんだけど、弾けに弾けてて、

何だかエビが跳ねてるような感じだったんだわ。

 

かなりの年齢差があったし、片一方がサウスポーだしってことで、

こういう場合は若いサウスポーが勝つって自分の中ではほぼ決まってたんだけど、

やっぱり全くその通りで、荒川君、終始腰が浮き気味だったとこを攻められまくって、

殆ど一方的なまま、2分15秒、もうそろそろいいよねって感じで止められてたね。

 

 

 

昨日は開始時間が30分ほど早かったこともあって、この時点ではまだ7時前で、

メインイベントは8時からって決まってたもんで、またもや沢山の自由時間ゲットで、

降るって聞いてた雨も全くだったもんで、外に食事しに出たんだわ。

 

 

 

☆デンカオセーン・カオウィチット×河野公平さん(ワタナベ)

                    ………WBA SF 王座決定戦

57勝(23KO)3敗(2KO)1分のランク1位、37歳・タイ国と、

29勝(12KO)8敗のランク2位、33歳・東京都。

 

座った席の左隣が帝拳ジムの本田会長で、ヤアヤアってことだったんだけど、

自分みたいな素人に対して本田会長、とっても親しく優しく接してくれて、

ラウンド終了ごとは勿論、試合中にも気が付いたことを適宜話してくれて、

こういう言い方は失礼かとも思うんだけど、

やっぱり適切で実に鋭い分析をされるもんで、とっても勉強になったんだよね。

 

試合の作り方、ポイントの流れについての自分の未熟な質問にも答えてくれたし、

とにもかくにも、河野さんの最後の決めパンチをキッチリ予見してたんだよね。

 

開始ゴング鳴る前、会長にどっちだと思いますって尋ねたら、

全く一瞬の躊躇もなく、こっちだって河野さんの方を指差したんだわ。

 

1R、

開始当初から動きの良かったのは河野さんの方で、

デンカオセーンが様子見スタートする中、キッチリ距離キープしながらのジャブ、

結構鋭いし届きも良くて、何か河野さん、いきなり行けそうな感じなんだわ。

 

自分、実はデンカオセーンのことも結構好きで、まず立ち姿が綺麗だし顔もいいし、

意思と意図がシッカリ込められてるような腕振りをするし、

打ち出しのタイミングが素晴らしいパンチを持ってるって思ってるんだよね。

 

そのデンカオセーン、1分40秒辺りから、じゃそろそろ行きますかって感じで、

前詰めドライブ強めていった途端、リング上に緊張感が満ちてきたんだわ。

 

2R、

デンカオセーン、攻撃に転じた時の勢いは流石だったんだけど、

河野さんも全く負けてなくて、1分過ぎ、この日最初の右ストレートがビッグヒットで、

もう場内いきなりの大盛り上がりだったなあ。

 

その後残り1分、デンカオセーンの巻き返しも見栄え良くて、

彼、相手が打って来そうにないタイミングを捉えるのが実に巧いんだわ。

 

3R、

デンカオセーン、明らかにプレス強めていって、

手数勝負に持ち込みたい河野さんを圧倒する感じも出してきて、

途中、歯食いしばっての万振り打ち込みにも迫力あったなあ。

 

残り1分、河野さんもまたもやも右ストレートをヒットさせてはいたんだけど、

総体的に見て、デンカオセーンのラウンドのように見えたんだよね。

 

3ラウンド終わったとこでの河野さん、1ポイントは取ったかなって思ったんだけど、

本田会長は全部取られたって思った方がいいって言ってたんだわ。

 

4R、

デンカオセーン、やっぱり短期勝負に出てるみたいで、更に更にの前掛り。

 

相手が突っかかって来るもんで、ホントは長丁場に持ち込みたかったんだろうけど、

河野さんも受けて立つ中の残り59秒、南ロープ前、相手が踏み込んで来るとこ、

河野さん、見事な右ショートを打ち下し気味に合わせヒットさせて、

場内阿鼻叫喚の中、オオーッの一発ダウンゲットしてしまったんだわ。

 

ただ、大ダメージ系のダウンではなくあくまでタイミング系だったもんで、

デンカオセーン、河野さんの追撃許さず普通にリスタートしてたんだけどね。

 

それでもお互い気持ちが高ぶったせいか、結構危険な距離の危険な打ち合いで、

河野さん、この回はもう十分だから流そう流そうって、自分は思ってたんだよね。

 

やっぱり打たれ強くはないんだよねデンカオセーンはって、本田さん言ってたな。

 

5R、

デンカオセーン、勿論挽回大攻勢ってことで初めっから行く行くだったんだけど、

それにしてもボディ攻めが少ないせいか、河野さんのガードを下げきれなくて、

終始、追う追うではあったんだけど目的を達せられなかったなあ。

 

河野さん、この回はひたすらのサークリングに努めてて敢えて打ち合わず、

当初の予定通りの長期戦に持ち込もうとしてるみたいだったんだわ。

 

6R、

無理には行かないって戦法はこの回も続けてたみたいで河野さん、

折角見栄のいい右をヒットさせても敢えて左の返しに繋げようとはしてなくて、

すぐにディフェンスに移ってしまうもんで何だか勿体ないなあっていうのが目立って、

本田会長も、相手は河野さんのノーモーション系の右は見えてないから、

もっと打って行っていいのになあ的なことを呟いていたんだわ。

 

このラウンド終わったとこでここまでのスコアを確認してみたら、

本田会長と自分とで評価ラウンドは微妙に違ってたけど、

それでも河野さんの1ポイント劣勢っていう点では全く同じで、

いよいよ勝負ドコって感じになっていったんだわ。

 

7R、

初めの1分、殆ど有効打は無かったんだけど、それでもとにかくデンカオセーン、

終始手数で圧倒してて、それもかなり強い打ち込みで、

それに引き換え河野さん、驚くほどの手数ダウンで、

たまにチョイチョイって左出すだけだったもんで自分、

ひょっとしたら河野さん、右拳痛めてしまったんじゃないかって思ったんだわさ。、

 

場内もそこはかとない不安感に包まれていったのは間違いなくて、

気を引き締めて祈るように8Rの開始ゴングを聞いたんだわ。

 

8R、

河野さん、作戦転じたかいきなり前詰め姿勢を強くしていって、

開始当初から相手に厳しいプレスをかけていって、前の回との比較というか、

その辺の緩急に戸惑ったかデンカオセーン、明らかに対応が遅れてしまって、

オウオウ河野さん、いい感じ取り戻したねって、始まって40秒だったんだわ。

 

河野さん、南東ポスト近くにデンカオセーンを追い込んだとこで、

久し振り、ホントに久し振りの右ストレート、強烈真っ直ぐ打ち込みで、

ここ2ラウンド程その右を見てなかったせいもあってかデンカオセーン、

その左フックからの右ストレート、殆どまともに側頭部に貰ってしまって、

つまり、大好きな河野さんが大好きなデンカオセーンをブッ飛ばしてしまって、

0分50秒、正真正銘のテンカウントアウトKOエンドだったんだわ。

 

 

勿論、周囲はエライことになってしまって、ワタナベジムの連中は飛び跳ねてたし、

河野さんの母上も涙涙だったんだけど、余りの事に父上は呆然としてたなあ。

 

それに10count 姐さんなんか、もうベショベショになって涙流してたもんなあ。

 

 

8時半頃のことだったもんで、テレビ放映的にも最高のタイミングだねって、

本田会長も言ってて、じゃこの次は5日にってことでお別れしたんだけど、

自分、中々興奮が収まらなかったんだわ。

 

 

その後青コーナーからの通路のとこで渡辺会長の奥様と一緒に並んでたんだけど、

見せて貰ったデンカオセーンのグローブは傷みも汚れも殆どなくて、

ってことは河野さん、殆どハードヒットされなかったってことなんだよね。

 

それにしても河野さん、6R、7Rは意図的に右を封じて相手の目を逸らして、

ここぞのとこまで取っておいたってことなのかなあって疑問が湧いてきて、

一度機会があったら確かめてみようって思ったんだよね。

 

 

試合途中に気付いたんだけど、高橋トレーナーが珍しく黒い鉢巻してて、

気合入ってるなあって思ったら、あれはカメラだよって本田会長が教えてくれて、

ホントだ、よく見たら鉢巻幅くらいの小さなCCDカメラを付けてたんだわ。

 

その高橋トレーナー、いつもはとっても物静かな思いやりの深い人で、

この間山元浩嗣君が残念な負け方した時も、

まるで自分が負けたかのように俯きっぱなしだったんだけど、

そう言えば河野さんも、俺が俺がって前出ていくタイプではないもんで、

この二人、中々いい組み合わせなんだよね。

 

 

そりゃみんなとワイワイやりたい気持ちもあったんだけど、

実はこの後、二つ目の予備試合が組まれてて、

自分、木下貴大君の頑張るとこが見たかったもんでね……。

 

 

 

☆木下貴大君(石川)×飯田宗弘君(国際)……F 6R

4勝(2KO)3敗(1KO)1分の22歳・東京都と、

4勝(2KO)3敗1分の22歳・東京都。

 

全く同じ戦績の同い年、東京出身同士の一戦でお互いの意地がかかってたんだわ。

 

かなり観客が減った中、自分は赤コーナーに移動したんだけど、

すぐ横に興法裕二君が座って、その隣に宮崎辰也君と田之岡条君が並んで、

3人全員ジムが違ってて、木下君、どれだけ好かれてるかってことで……。

 

1R、

腕振りの鋭さは木下君が圧倒なんだけど、飯田君もいいリズム感持ってるんだわ。

 

木下君、返しを含めて左の配慮がちゃんとできてるし、

ラスト20秒からの左右ボディブローがとっても見栄え良かったなあ。

その木下君、打ち終わりにガードが疎かになるとこあるから、その点だけだね。

 

2R、

木下君の方がリーチあると思うんだけど、ジャブの届きは飯田君もかなりのもので、

このままの距離での打ち合いが楽しみになってきたんだけど、

徐々に飯田君の前詰めも厳しくなってきたんだわ。

 

木下君、パンチに力こもってるし上下打ち分けも申し分ないね。

 

3R、

木下君はどっちもできるんだけど、飯田君、得意は接近戦ってのが見え見えで、

左ジャブもおざなり系になって接近する為の手段的な使い方に変わってきて、

木下君も敢えてそれを嫌ってないみたいで、何となく根性戦の様相なんだわ。

 

4R、

始まって44秒、中間より少し詰まった距離で木下君、左右連続ショートがヒットして、

最後は右だったと思うけどとってもいいタイミングでヒットして、アレーッと思ったら、

若干の時間差で飯田君、その場にヘナヘナって倒れ込んでしまったんだわ。

 

それほどのダメージではなかったもんで飯田君、リスタート後は却って一気反攻で、

風貌通り、気持ちの強いとこ見せてたんだよね。

 

5R、

相手はショートフッカー専門ボクサーなもんで木下君、

もっと足使うか強いジャブ打ち込んで距離キープするべきじゃないかなあ、

って見てる間に何度か危険なタイミングで右アッパー貰ってたし、

途中、右目上ヒットカットされてたし、

飯田君のスタミナとフィジカルの強さにちょっと困ってるみたいなんだわ。

 

6R、

飯田君が益々飛ばしてくる中、木下君に消耗が見えてきて、

大きく打ち込まれることはないんだけど、明らかに相手の土俵で戦ってる訳で、

鼻血も出て来たんだけど、それでも一歩も引かない気持ちの強さは大したもんで、

友達の声援に応えて最後まで必死に頑張る姿を見せてたね。

 

結局、お互いに大事に至らないままの終了ゴングで、

自分は58-55だったんだけど、結局、58-55×2、57-56ってことで、

木下君の妥当3-0勝ちだったんだわ。

 

 

二人共とってもいいボクサーなんだけど、勿論お互いに改善箇所はある訳で、

飯田君はもっと中間距離で戦えるようになるとボクシングに幅が出ると思ったし、

木下君の方も、相手に合わせ過ぎないようにした方がいいと思ったんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 河野公平さん

② 後藤俊光君

③ 木下貴大君

 

 

毎度毎度の長い文章で、まあ全部を通して読んでくれてる人は少ないと思うけど、

それでもスマホのスクロールも半端じゃないと思うしホント、アリガトなんだわ。

 

明確な意図の下とか何となくとか理由は色々あるんだろうけど、

今もガラ携を使ってるって人、昨日も300人ほどいたんだけど、

もう親指がシンドイシンドイだろうなあって……。

 

 

 

みんなの党の渡辺代表、DHCから借りた8億円は政治資金ではないって、

目泳がせながら言い訳してたんだけど、あれはどう見ても猪瀬某と同じだなあ。

 

2014年3月26日 (水)

後楽園ホール・3月25日

 

NHKBSで、ボブ・ディランのデビュー30周年記念コンサートやってて、

それ1992年の映像だったんだけど、色々懐かしいメンバーが揃ってて、

ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、ザ・バンド、オージェイズ、バーズ、

ニール・ヤング、ハートブレイカーズ、ロン・ウッド……。

 

ただ、まあまあだったのは身振りがキモかったニール・ヤングだけで、

バーズ始め、みんな昔の名前で出てるだけで聞いてて情けなるばかりで、

特にジョージ・ハリスンは黒のパンツに白のドレスシャツ、パープルのジャケットって、

着てる服のセンスは抜群だったんだけど、この時期はもう声が出てなくて、

この9年後に亡くなってしまうんだけど、思わず早回ししてしまうほどだったんだわ。

 

やっぱりクラプトンだけが飛び抜けたギターを弾いてたし、

ヴォーカルもちゃんとしてて、60年代から鍛え続けてたのはホント彼一人で、

それも常にみんなの後ろに控えるようにしてて、好感度高かったんだわ。

 

最後に当時51歳のボブ・ディランが登場したんだけど、

このイベント、彼こそが最悪最低で声が極端に低くなってるし、

元々のダミ声が殊更汚らしくなってて殆ど聞くに堪えがたいほどだったんだわ。

自分、彼のデビューアルバム、大事に聞いてたんだけどなあ。

 

 

 

後楽園ホールの入り口近くでセレスジムの久保さんご夫婦にご挨拶した後、

翌日の世界戦の打ち合わせで来てたみたいだった渡辺会長と言葉交わして、

10count ジムの応援イケイケ姐さんに声掛けられて、いよいよ試合開始。

 

 

この日のパンフレットにはボクサー達の生年月日の記載がなくてね……。

 

 

 

☆根本真也君(セレス)×畑優太君(10count)……56.7㎏ 4R

3勝(1KO)3敗(1KO)1分の32歳・茨城県と、2勝(1KO)1敗の22歳・東京都。

 

自分の隣に10count 姐さんが座って、その隣には山口隼人さん。

 

1R、

根本君、去年の新人王トーナメントで悔しい引き分け優勢負け後の復帰戦だし、

この試合に勝てばB級昇格でもあるし、モチベーションは高いんだよね。

 

始まって45秒、いきなり距離が詰まって激しい手数の交換になったんだけど、

お互い、テクニックよりはまだまだ気持ち勝負の部分が多いんだわ。

 

ラスト30秒からも手数で頑張ったのは畑君の方ではあったんだけど、

当たりの強さでは根本君が優勢だったなあ。

 

2R、

畑君、基本的にはフックが巧く打ててなくて、ストレート系に片寄ってるんだけど、

数と回転を意識し過ぎる余りか、とにかく当たりの全てが軽いんだよなあ。

 

根本君、1発1発を大事に打つ方で、左ボディとかアッパーとかも混ぜ込んで、

中々見栄えのいい攻撃ができてるね。

 

3R、

根本君に特別のグッドショットがない中、畑君、この回は明らかに手数勝ちだね。

 

4R、

ここまで全体としては根本君優位に推移してたんだけど、

ポイント的には僅差で文字通りのこの回勝負。

 

畑君、強い気持ちで攻め立てていったんだけど、でもやっぱり当たりが薄いし、

フック系がオープン気味なもんで有効打と判断され難いと思うなあ。                                                           

それでも止まらない手数が根本君の攻勢を阻んでて、2分過ぎまで拮抗した展開。

 

根本君も消耗進んだか、少し動きにキレがなくなってきたんだけど、

それでもヒットの印象で上回ったまま終了ゴング。

 

自分のスコアは39-37だったんだけど、結局40-37、39-37×2ってことで、

根本君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

☆赤尾文弥君(セレス)×柳澤昌吾君(国分寺S)……LF 4R

1勝0敗のサウスポー、?歳・千葉県と、1勝(1KO)4敗(1KO)の29歳・東京都。

 

1R、

柳澤君、力量的には見劣り感がするんだけど気持ちは強く保ってて、

相手の鋭い左ストレートに怯むことなく、却ってそれに合わせて行ってるんだわ。                              

ただ、接近した途端にすぐ頭下げてしまうのが気になるなあ。

 

一方の赤尾君、かなりキレのいい左を打つんだけど、それ一本に頼り過ぎだし、

それを有効ヒットするまでの段取りに欠けてて勿体無さ過ぎなんだよなあ。

 

柳澤君、バッティングで右目上カット。

 

2R、

柳澤君、気持ちが入り過ぎてるのか肩に力込め過ぎだし、前のめり過ぎなもんで、

ダメージ与えられる距離とタイミングでパンチが打ててないんだわ。

 

赤尾君の方も相変わらず左、左ってこだわりが強くて、

つくづく右の返しが欲しいとこなんだけどまだ2戦目だし、これからなんだよね。

 

その赤尾君、いつの間にか左目下ヒットカットされてたし、

インターバルでもシンドそうな様子見せてたなあ。

 

3R、

相手の打ち終わりが甘いもんで柳澤君、幾らでもチャンス有りそうなんだけど、

中間距離で飛ばし切れなくて、何となく安易なゴニョゴニョ戦になってしまって、

擦るようなパンチに終始してしまってるなあ。

 

4R、

お互い消耗が見えてきた中、途中までは相手よりシンドそうだったのを立て直して、

最後の最後まで力振り絞ってたのは赤尾君の方だったんだわ。

 

で、自分の中では39-37で赤尾君だったんだけど、

結局、39-38、38-39、38-38ってことで絵に描いたような1-1ドロー。

 

 

赤尾君、まだまだ幼いボクシングではあるんだけど、

気持の維持と動き自体には可能性あって、左の打ち終わりに配慮して、

左に頼り過ぎず右手の活用を考えるようにしたらいいボクサーになると思ったなあ。

 

 

 

☆本間愛登君(帝拳)×吉田浩樹君(ライオンズ)……L 6R

5勝(2KO)3敗(2KO)の27歳・新潟県と、

4勝(2KO)3敗(1KO)の?歳・東京都。

 

本間君、去年5月、宮崎辰也君に5RKO負けして以来の試合なんだよね。

 

1R、

本間君、取り敢えずのプレスはかけていくんだけど、そこからが中途半端で、

先仕掛けしきれなくて相手に手数許してしまってるし、

そもそも突っ立地気味の構えとか距離勘とリズム感にも問題あるんだよなあ。

 

吉田君、相手を見切ってるような自信に満ちた動きができてて中々いいんだわ。

 

本間君、終盤はいい攻撃を見せてたんだけど、もっとできると思うんだけどなあ。

 

吉田君サイド、4人セコンドでインスペクターに注意されてたなあ。

 

2R、

本間君、特別カウンター狙いでもなさそうなのに先攻めし切れてなくて、

たまに合わせ打っていく時も明らかにタイミングがずれてるんだわ。

 

吉田君の方がリズム感のいい攻撃ができてたんだけど、

それでも上級のB級レベルではなくて、二人共何か低調なもんでここで離席。

 

 

横浜光ジムの石井会長に挨拶してたら、この試合いきなり終わりってことで、

吉田君、鼻骨骨折したみたいで2R終了時点で本間君のTKO勝ちだってさ。

 

 

 

☆越川考紀君(セレス)×クウエ・ピーター君(KG大和)……W 6R

デビュー戦の23歳。千葉県と、5勝(3KO)3敗(1KO)1分の25歳・ガーナ。

 

インターハイ王者の越川君、10戦目を相手にB級デビュー戦。

 

ピーター君、とっても印象的なリアルブラック・ボクサーなんだけど、

見た目ほどスピード無いし、それほど打たれ強くもないもんで心配心配。

 

1R、

越川君、いきなり自信に満ちた打ち合いを仕掛けていって迫力あるんだわ。

 

ピーター君も途中、タイミングのいい右ストレートを打ち込んでたんだけど、

終始手数で圧倒してたのは越川君の方で、アマっぽくないパフォーマンスなんだわ。

彼、インターバルでも冷静にセコンドのアドバイスを聞いてたなあ。

 

2R、

ピーター君、いつもの若干のひ弱さがこの日は全く感じられず、

剛腕系の相手に怯むことなく果敢に手数勝負に挑んでたなあ。

ただ、パンチの見栄えと有効度では越川君かなあ。

 

3R、

越川君、ジャブのクオリティーも高いし常に攻撃的な姿勢に好感持てるんだけど、

徐々に解ってきたんだけど、振ってる割に実はパンチ力はそれほどでもなくて、

左のガードが下がり気味になってしまうとこも目に付き始めたんだよね。

 

4R、

ピーター君、身近に何かいい事あったのか、この日は稀に見るほどの頑張りで、

距離詰めたとこでの右ショートの的中度もいいし、とにかくやたら勇敢で、

自分が見た中では一番のパフォーマンスなんだわ。

 

5R、

越川君、真面目な性格なのか攻め方がどんどん単調になって行く中ピーター君、

力は込め切れてないんだけど色々工夫しながらっていうのが見えてきて、

1発貰ってもすぐ取り返しに行ってるし、いいよいいよなんだわ。

 

越川君、ここまで少し飛ばし過ぎたかちょっと休み休みになってきたなあ。

 

6R、

見違えるほどのスタミナで前詰めしてるのはピーター君で、

ガタイの勝る相手に押し込まれても手数で跳ね返してたもんなあ。

 

デビュー戦の越川君、やっぱり疲れてきたか長い時間攻め続けられなくなってるし、

単調な攻撃はそのままで、ピーター君、10戦目のキャリア十分に見せてたね。

 

 

で、色々あって自分のスコアは57-57のイーブンだったんだけど、

結局、59-56、58-56×2ってことで越川君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

高橋謙太君(協栄)×横山大輔さん(ワールドS)……57.5㎏ 8R

10勝(3KO)7敗2分のサウスポー、24歳・広島県と、

15勝(6KO)5敗(2KO)のランク7位、サウスポー、27歳・広島県。

 

サウスポー同士、広島県出身同士の対決だったんだけど……。

 

1R、

上背とリーチで劣勢の高橋君、そういう戦法しかないんだろうけど、

やたらの突っかけ飛び込みざまの一発勝負って感じだったんだけど、

横山さんの方も正面から受け止めてしまうもんで、

お互い、頭ガッツガツの荒っぽいアメフトボクシングになってしまって、

二人共いきなり前頭部カットのドクターチェック。

 

2R、

横山さん、セコンドから動け動けの声が飛んでたんだけど、

片一方が極端なボクシングを仕掛けてきた場合、この試合のケースだと、

フットワーク駆使してとか、ジャブ多用してっていうのはかなり難しくて、

気後れして押し込まれたら大変だっていう意識保つので精一杯みたいなんだわ。

 

で、リング上、出来上がり的にはとっても汚らしくなってしまったもんで、

いやー、ちょっとなあって感じで自分は休憩タイムゲットってことで……。

 

 

時間が沢山出来たもんでブラットしてたら、

クウエ・ピーター君とバッタリだったもんで、「今までで一番いい試合だったよ。」

って伝えたら、真っ白な歯見せてニッコリしてたなあ。

 

そしたら、ジムの手伝いで来てた久保幸平さんもいたんだけど、

彼、少しふっくらしてて穏やかな眼差しの優しい表情になってたもんで驚いたなあ。

 

それから横浜光の石井会長とトレーナーの瀬川正義さんと話してたとこに、

岡田博喜さんが通り掛かって、この間お会いしたご両親の話になって、

この日も一緒に観戦なんだってさ。

 

 

思ってた通り、この試合フルラウンドまで延々行ってしまって、

結局、横山さんから見て、77-76、76-76×2の1-0ドローだってね。

 

 

 

☆リチャード・ガルシア×赤穂亮さん(横浜光)……53㎏ 10R

25勝(7KO)17敗1分の国内13位、?歳・フィリピンと、

21勝(14KO)1敗2分のWBC8位、WBO14位の27歳・栃木県。

 

1R、

プレスかけていったのは勿論赤穂さんの方で、ガルシア、意外に慎重だね。

 

大きな当たりが無い中、それでも赤穂さんが押し気味に進めてた残り1分9秒、

その赤穂さん、踏み込みざまに左フックを大きくヒットさせたんだわ。

 

するとガルシア、お決まりのそんなの効いてませんよおポーズで、

でもそれはそこそこの当たりだったってことを白状してるのと同じなんだけど、

とにかく赤穂さん、コノヤローふざけんな、じゃ一気に倒してやるって感じで、

大きく殴り掛かってブンブンって左右ブン回して空振りに終わった直後、

チョンと出したガルシアの右ストレートがタイミング良くヒットして、

赤穂さん、思わずグローブ着いてしまって残り50秒、いきなり驚きのダウン。

 

勿論赤穂さん、殆どダメージ残さないでリスタートできたんだけど、

あんなんで手着いてしまうかなあってほど、頼りない感じも正直あったんだよね。

 

再開直後の赤穂さん、右フックをナイスヒットさせてたんだけど、

このダウンを機に二人共、かなり大まかなショットが目立っていったんだけど、

ガルシアの方は味シメタか露骨な右カウンターを狙ってたなあ。

 

結局、8-9くらいの内容だったんだけど、相手は国内13位だし、

赤穂さん、これくらいのハンデを与えた方が見てる方としては面白いかもね。

 

2R、

ガルシア、無理に先攻めしないって決めてるようだったんだけど、

それでも、長いリーチからのジャブはそこそこ鋭いし届きもいいし、

右ストレートはそれ以上だし、赤穂さん、中途半端な後ずさりは危険なんだわ。

 

で、勝負の行方に息を呑んでたんだけど、2分過ぎくらいから攻勢強めたのは、

またもや赤穂さんの方で、北西ポストに追い込みながら途端の踏み込みで、

右、左って大きく力のこもったフック連続打ち込みで、その左フックがバスン直撃で、

ガルシア、ポストにもたれながらその場にグシャッと倒れ込んでしまったんだわ。

 

ガルシア、一度は踏ん張って立ち上がりかけたんだけど、再度の座り込みで、

結局、テンカウントアウトで2分23秒、赤穂さんのKO勝ち。

 

後で聞いたら、ガルシア、右手でガードしてたちょっと上を打ち込まれててしまって、

どうやら目の周囲の骨を骨折してしまったらしいんだわ。

 

 

終わってみれば赤穂さんの手際の良さが際立ってた試合で、

それまでが比較的刺激の乏しい試合が続いてたもんで、

2ラウンドっていう短時間の中でまず倒され、最後倒し返して終わるっていう、

まるでアニメのようなストーリー展開にみんな大喜びしてたなあ。

 

 

 

☆岩佐亮祐さん(セレス)×リチャード・プミクピック

                  ………OPBF B タイトル戦

16勝(10KO)1敗(1KO)のチャンピオン、サウスポー、24歳・千葉県と、

13勝(4KO)5敗1分のランク1位、?歳・フィリピン。

 

相手のプミクピック、KO率はそれほどでもないほぼ3勝1敗ペースのボクサーだし、

とにかくズングリ系豆タンクの体型だし、余裕じゃないかなあって見てたんだけどね。

 

1R、

プミクピック、身長とリーチにハンデあるもんで、突貫気味なのは止むを得なくて、

小さいけど太い体のバネは凄くて、岩佐さん、ちょっと困り気味だね。

 

2R、

岩佐さん、右を捨てパンチに使って相手のリズムを壊してるとこなんか流石で、

ひたすら飛び込みのタイミングを計ってるプミクミックの合間合間を突いて、

この回左目上をヒットカットさせてたんだわ。

 

3R、

プミクピックって言い難いからリチャードにするけど、彼、更に前詰め激しくして、

取り付いたとこでの左右フックに渾身の力込めてるし、

中間距離からのいきなりの右大振りフックにも意思の強さがこもってるんだわ。

 

岩佐さん、相手の右の振り出しに合わせられないかなあとも思うんだけど、

敢えてリスクは冒さないって決めてるみたいだし、

とにかくガチャガチャさせたがってる相手に少し手を焼いてるって感じなんだわ。

 

4R、

残り30秒、岩佐さん、相手を青コーナーに追い込んで左ストレートナイスヒットで、

それ、普段ならグラッとするほどの直撃度だったんだけど、

めげないリチャードに普通に反撃されてたんだよね。

5R、

岩佐さん、ポイント的には十分なんだけど、この日はまるでアマチュアボクシングで、

幾度かのクリーンヒットにも気持ちと力が入ってなかったのか、

必ず直後にリチャードにそれ以上の頑張り返しを見せられ続けてたんだわ。

 

リチャードの方も連続長時間の攻め込みできるほどの力量は無いんだけど、

それでも力溜め溜めしながらの間欠泉的ブン回しには根性がこもってて、

それと比較すると岩佐さん、この日はとってもひ弱な感じかしなくて、

ショート連打もおざなりだったし、左ストレートも必殺とは程遠かったんだよね。

 

6R、

リチャード、決して巧くはないんだけど、とっても気合入ってて、

被弾するとすぐ挽回に行くし、そもそもとってもタフなんだよね。

 

相手の戦法はとってもシンプルなままなんだから岩佐さん、

もっと何とかしようがあると思うんだけど、同じように単調になってしまってるし、

反応も良くなくて、思いの外簡単に相手の右ストレート貰ってしまってたんだわ。

 

7R、

この日の岩佐さん、全くダメだっていうのがハッキリ見えてきてしまったもんで、

自分、首傾げながら席離れてしまったんだよね。

 

 

で、試合終えたばかりの赤穂さんと石井会長達にちょっと話聞かせて貰った後、

早々に帰ったんだけど、電車の中で確認したらやっぱりあのままで、

結局、116-112、116-113、114-114の2-0ってギリギリだったってね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 赤穂亮さん

② 赤尾文弥君

③ クウエ・ピーター君

 

 

 

うちの風太はとっても外面のいいネコで、普段家の中では自分にベタベタのくせに、

一旦外に出ると、あんたなんか知りませんよおって態度で呼んでも来ないし、

どんな野良猫にもヤアヤアって感じで愛想いいし、全く信じられないんだわ。

 

ここんとこ暖かくなったもんで夜に布団にもぐりこんで来るっていうことが無くなって、

とっても助かってるんだけど、朝5時頃に枕元に座り込んで御飯はまだなのかって、

自分の顔をトントン叩くのは変わらなくて、これはホント参るんだわ。

 

2014年3月25日 (火)

後楽園ホール・3月24日

 

ソメイヨシノはまだなんだけど、濃いピンクの小さな川津桜はほぼ満開で、

駅への道がとっても綺麗なんだわ。

 

 

 

全く花は咲かないんだけど、カズラって植物が好きで、

前庭のうちの長さ3mほどに “初雪カズラ ” と “黄金カズラ” を並べてるんだけど、

両方とも冬でも葉を落とすことはないんだよね。

 

初雪カズラの方は寒くても暑い中でも殆ど変化ないんだけど、黄金カズラは、

黄色い葉をショボンと下げてひたすら寒さを凌いでる感じがするんだけど、

暖かくなるにつれ徐々に立て直すっていうかピンと葉を横に張りだすもんで、

毎年、そうかあもう春かあって思うんだよね。

 

 

 

で、昨日は近所のホームセンターの園芸売り場に出掛けて、

サフィニアとミリオンベル、アズ―ロの苗を12株買ってきて鉢植えにしたんだよね。

 

 

 

会場に入ったらすぐ佐藤拓茂君が声掛けてくれて、第一試合の前にいきなり、

意味わかんないスパーリングが二つあって、そういうのはジムでやってよって感じの、

どうしようもない時間帯を一緒に過ごすことができたんだよね。

それにしても、佐藤君の彼女、素敵過ぎなんだよなあ。

 

 

 

☆前川龍斗君(協栄)×ナムチャイ・何チャラ……SF 4R

7勝(4KO)0敗の18歳・北海道と、3勝(1KO)1敗の18歳・タイ国。

 

前川君の戦績、パンフには3勝0敗って記載されてて、

海外での試合がネグレクトされてるんだけど、去年の新人王戦に参加した時点で、

国内で試合してなかったのにエントリーできた事に対して色々議論があった筈で、

今更3勝0敗だっていう申告はちょっと理解し難かったもんで、

自分としては上記のようにしたんだけどね。

 

いずれにしても前川君、全日本決勝戦を棄権してからの復帰戦で、

この日は2階級上げての試合でちょっと注目してたんだよね。

 

1R、

タイボクサー、始まって15秒で、こりゃダメだっていうのが即露呈してしまって、

そのビビり加減があんまりで腹立たしくなってしまったもんで、

30秒もしないうちに席外してしまったんだわ。

 

で、結局、2R1分35秒、立て続けに2回転がされてしまってのKOエンド。

 

 

 

☆三瓶数馬さん(協栄)×何チャラ・クルンテープ……SFe 6R

9勝(3KO)0敗のランク15位、サウスポー、19歳・埼玉県と、

9勝(6KO)6敗の22歳・タイ国。

 

1R、

相手のタイボクサー、前川さんの相手よりはかなりマシで、

頭下げて突っ込みながらの乱暴フックだし、ローブロー気味だしで、

かなり大雑把ではあるんだけど、取り敢えずのやる気は見せてたんだわ。

 

三瓶さん、やっぱり頭の位置が危険な感じはあるんだけど、

相手が休み休みなとこ細かく突いて、微妙だったけどまずはポイントゲットだね。

 

2R、

タイボクサー、単発なんだけど常にフルショットなもんで危険度は高くて、

そういう相手のスタイルに三瓶さんも巻き込まれてしまったみたいで、

お互い、ちょっと力づくの雑々系になってしまったんだわ。

 

3R、

三瓶君、頭の中のイメージよりは単調攻めだったし、上体が殆ど動いてなくて、

ガードポジションも低いし、一発貰ってしまいそうな危険な雰囲気も漂ってて、

ちょっと鎧塚真也君と同じようなディフェンスの危うさを感じさせてたんだわ。

 

それでも、タイボクサーの劣化に助けられてガツガツッて当て込んだ最後、

青ポスト前での残り51秒、お決まりの左ボディブローを打ち込んでダウンゲット。

 

もうとっても起き上がれませんってアピールだったもんで、

レフェリーも仕方なくの2分14秒、三瓶さんのTKO勝ち。

 

 

前川君も三瓶さんもとってもいいボクサーなのは間違いなくて、

ジムとしても大切に育てたいのは解るんだけど、

こういう相手との試合っていうのは見てる方としては全く詰まらないんだよね。

 

 

 

この後女子戦が組まれてた上、予め決められた時間通りに進めるってことで、

合計1時間近くの余りができてしまって、お蔭で沢山の人と色々話出来たんだよね。

 

東上剛司さんとちょこっと話してから中嶋孝文さんのミット打ちを見せて貰って、

彼の応援に来た大川泰弘さんと挨拶して、中嶋さんの奥さんに呼び止められて、

三迫ジムの貴志会長とか天笠尚さんに挨拶して、話したことはなかったと思うけど

天笠さんのすぐそばにいた松山和樹君もコンチワってしてくれて、

瀬端さんと筒井さんとあれやこれやの話して、声掛けてくれたのが佐藤克哉君。

 

佐藤君、引退して故郷の宮城へ戻って実家の仕事を継ぐんだってさ。

彼、去年の8月、坂晃典さんに負けた時、左目を眼窩底骨折してしまって、

その支障がまだ残ってるもんでこの際ってことで、引退決めたみたいなんだよね。

 

通算戦績は5勝(1KO)6敗(2KO)だったんだけど、

坂晃典さんの他の負け試合の相手も溜田剛士君に2回、松尾翼君、高林良幸君、

末吉大君ってことで、十分誇っていい負け越しで、

常に全力出しの前向きで溌剌としたボクシングが記憶に残ってるんだよね。

佐藤君、来月から新しい生活が始まるんだけど、元気でね。

 

 

 

☆大竹秀典さん(金子)×中嶋孝文さん(ドリーム)

                   ………日本 SB タイトル戦

21勝(9KO)1敗3分のチャンピオン、32歳・福島県と、

22勝(9KO)6敗(2KO)1分のランク3位、29歳・青森県。

 

応援の声が若干多かったのは中嶋さんの方だったんだけど、

自分はこの試合、何とか中嶋さんに勝って欲しいって思ってたんだよね。

 

1R、

お互い、手の内知ってる同士のせいか中々慎重な立ち上がりで、

自らのリズム確認しながらお互いの間合いを測ることに時間使ってたなあ。

 

大竹さんのシングルジャブが殆ど届いてない中、中嶋さん、ジャブ3発の他、

ラスト30秒からはスピード感のあるワンツーを綺麗に打ち込んでたね。

 

2R、

大竹さん、いつものように立ち上がりは少し硬かったんだけど、

徐々にプレス強めていく中、左ジャブ連発しながらの距離詰めが成功しつつあるね。

 

3R、

大竹さん、左でかき回しながら距離詰めしてからの右フック狙いがハッキリで、

そのパターンに決め込み過ぎじゃないかと思ったんだけど、

中嶋さんが結構簡単に許してしまってるのがちょっと理解できなくて、

試合序盤のキレのいいジャブの数が少なくなってるし、

プレス掛けられてズルズル下がってしまう場面が多くて印象良くないんだよなあ。

 

それでもラウンド半ばでのショートの連打交換では中嶋さんが圧倒してて、

そういうちょっと縮まった中間距離での打ち合いではパンチスピードと回転力で、

中嶋さん、とっても見栄えのいいボクシングするんだわ。

 

4R、

始まって20秒、中嶋さんの右が綺麗にヒットしたんだけど、

大竹さんの粘っこい攻め返しも流石で、お互いのヒット数が増した終盤、

中嶋さん、右目上ヒットカットされてしまったんだわ。

 

大竹さんのパンチ、当たりはそれほど鋭いようには見えないんだけど、

当てられると石みたいに硬いって聞いたことあったなあ。

 

5R、

大竹さん、益々粘っこい攻め立てで小さいんだけど数稼いでるなあ。                                                             

中嶋さん、大きく有効ヒットでは勝ってるんだけど、手数負けが残念なんだわ。

 

それにしても中嶋さん、もっと足使って相手の動きをいなせるはずだし、

相手のタイミングで打たせないこともできるはずなんだけど攻め遅れも目立つなあ。

 

ここまでの自分のスコア、それでも48-47で中嶋さんだったんだけど、

公開された途中スコアは48-47×2、47-49ってことで大竹さんの2-1。

 

6R、

大竹さんはいきなり乱暴に右を振り回してくるってことが殆ど無いんだから、

中嶋さん、その分何かやりようがあると思うんだけど、

ゴタゴタした揉み合いの中、大竹さんにコツコツ当てられてしまってるんだわ。

 

7R、

始まってすぐの15秒、中嶋さんの右ストレートがこの日一番の直撃で、

大竹さん、明らかに効いてしまって、勿論中嶋さん、途端に一気の攻め込みで、

その後45秒でもまた右がヒットして、ここだここだってとこだったんだけど、

後先考えずに攻め立て続けるって事は控えたみたいで、

大竹さんのリカバリーを助けてしまってたのが、正直とっても残念だったんだわ。

 

この辺りから、お互いに攻防がハッキリしてきてやり取りが単調になってきて、

いつの間にか距離取り切れなくなった中嶋さんがペース取られてしまって、

下がりながらが目立ってきてロープを背にする場面が増えていってんだわ。

 

8R、

お互い、印象的な有効ヒットが殆ど無い中、どっちかって決めるとなると、

常に前詰めして手数アップしてる大竹さんにポイントが行かざるを得なくて、

中嶋さん、必死感というかガムシャラ感が薄まってる感じなんだよなあ。

 

9R、

相手が攻め込んでくるとこ中嶋さん、何とか狙えないかって思うんだけど、

細かいやり取りを交互に繰り返すだけで、決して美しくは無いんだけど、

やっぱり大竹さんの攻めてる感じの方が優勢だったなあ。

 

10R、

勝負は明らかなゴニョゴニョ戦のスタミナ勝負になってしまって、

ってことになるとそれは大竹さんの大得意な分野なもんで中嶋さん、

もう倒すしかないんだけど、元々それ程の必殺系でもないもんで、

大竹さんに常に先攻めを許してしまって万事休すのまま終了ゴング。

 

自分は8Rまではイーブンだったもんで、96-94で大竹さんだったんだけど、

結局、97-93、96-94、96-95ってことで大竹さんの3-0勝ちだったんだわ。

 

 

中嶋さん、いつもの溌剌とした跳ねるような動きができてなかったと思ったなあ。

 

大竹さんはいつも通り、派手さは全くないんだけど、

いつの間にか相手を自分のペースに巻き込んでしまって、

ジワジワ締めていくようなまるでヘビのようだったんだわ。

 

 

この試合の中嶋さんの入場曲、景気のいい音楽ではなくて、

はっぴ姿の集団が “キヤリ” やってたんだけど、気合の入らないこと甚だしくて、

中嶋さんがリングインする時はシーンとしてしまっての大間抜けで、

相撲取りがヒップホップで入場するのと同じくらい場違いだったんだわ。

 

 

 

また少し時間が空いたもんで、ブラブラしてたらE&Jカシアスの内藤会長がいて、

で、二人で終わったばかりの試合について色々話したんだわ。

その後、律樹さんの初防衛戦のことも聞かせて貰ったんだよね。

 

 

 

☆天笠尚さん(山上)×ビンビン・ルフィーノ

                  ………OBBF Fe タイトル戦

25勝(16KO)4敗2分のチャンピオン、28歳・群馬県と、

34勝(16KO)15敗3分のランク1位、サウスポー、32歳・フィリピン。

 

天笠んの応援に仕事帰りの山元浩嗣君が駆けつけてたね。

 

1R、

天笠さんの方が10㎝ばかりデカイんだけど、ルフィーノ、名前の通りビンビンで、

威圧的なプレスかけていっていきなりの左フック、力込めてブン回してて、

残り50秒、ガァーッて突っ込んだとこからの左2発軽くヒットさせてたんだわ。

 

天笠さん、慌てず様子見のスタートだったんだけど、もっと左が要ると思うなあ。

 

2R、

天笠さんのカウンターのタイミングが合ってきたせいかルフィーノ、

警戒して益々体を浴びせながらの左大振りになってきたね。

 

3R、

1分過ぎ、ルフィーノ、天笠さんをロープに詰めここぞのメチャ打ちだったんだけど、

大きな有効打ないまま一段落した後の残り58秒、ほぼリング中央のとこで、

お互い距離詰まってショートブローが交差した刹那、

天笠さんの右ショートがタイミング良くカウンターヒットして綺麗なダウンゲット。

 

結構な直撃度だったもんで何とかリスタートしたルフィーノ、足元ままならず、

勿論、天笠さんの追い込みも急で、残り39秒、南西ポスト近く、

今度は右アッパーが角度良く食い込んでこの回2回目のダウンゲット。

 

まだ時間的にそこそこ残ってたもんでこれで終りかって思ってたとこ、

ルフィーノ必死で凌ぎ切って大したもんだったんだわ。

 

4R、

ルフィーノ、回復しきってないみたいで少しシンドそうだったんだけど、

どういう仕留め方するのかって見てた天笠さん、誘いパンチも混ぜ込みながら、

とっても冷静な試合運びだったんだわ。

 

ここまでの途中採点は39-35×3ってことで勿論天笠さんの3-0。

 

5R、

天笠さん、あくまで丁寧な進行で、ワンツー外した後の左のフォローもできてるし、

中々いい感じではあったんだけど、味しめたカウンターを狙い過ぎるあまりか、

手遅れ感が見えてきたとこ、ルフィーノに先攻めの間を与え過ぎてたんだわ。

 

6R、

天笠さんが多少手緩かったことも幸いしてルフィーノ、試合序盤の動きが戻ってきて、

またもや攻め込む姿勢を強めていってた中、天笠さん、盛んに誘ってるんだけど、

それでもちょっと無為な時間が増えていってしまってるんだわ。

 

7R、

天笠さん、もっとスピードとキレを重視して軽いショットで時間繋げばいいのになあ。

で、何だか中弛みって感じでダレてきてしまったんだわ。

 

それでも残り50秒ほどのとこの南西ポスト前で見栄えのいい右ストレート、

またもやのナイスヒットさせて、ポイントは渡してなかったけどね。

 

8R、

自分、天笠さんの右カウンターよりは、右ストレートを敢えて誘いパンチに使って、

返しの左フックをブチ当てるっていうのが見たいなあって思ってた始まって44秒、

ストーンって伸ばした天笠さんの右ストレートが相手の顔面を跳ね上げて、

ルフィーノが下がったとこで、さあこれからこれから今度こそって感じだったとこ、

いつもは普通にもう少し続けさせるレフェリーが突然割って入ってのTKOエンド。

 

このラウンド前のインターバルの時、ちょっとルフィーノの様子見に来たドクターに、

「大丈夫、大丈夫。」 ってそのまま戻らせたっていうのになあ……。

 

そもそもOPBFのタイトル戦なんだし、大分消耗してたかも知れないんだけど、

3Rでのダメージも克服してたように、ルフィーノは文字通りのタフガイなんだから、

二人の納得がいくように、見てる方が仕方ないよねって思うまで、

もう少しくらい続けさせても良かったんじゃないかって思ったんだけど、

レフェリーからは別の景色が見えたかも知れないから、一度聞いてみようかなあ。

 

で、結局、0分46秒、天笠さんの初防衛成功だったんだけどね。

 

 

 

本日のベスト3ボクサー】

① 特にナシ

② 特にナシ 

③ 特にナシ

 

 

 

期待してたボクサー達だったんだけど、自分の中のイメージとはかけ離れてて、

この日はちょっと不満感が大きかったもんでね……。

 

2014年3月24日 (月)

宇宙の中での地球の位置

 

ショック!!

故郷兵庫に帰った大内さん、無名のノーランカーにTKO負けしてしまったんだわ。

 

相手のボクサーはKO率は高いけど勝ち負け拮抗してる粗っぽい感じだったもんで、

まあまあ余裕だろうなあって思ってたもんでとっても驚いてしまったんだわ。

 

序盤に一度ダウン喰らってから立て直して、倒し返してからは優勢に進めてたとこ、

6Rにまた左フック貰ってダウンして、そのままレフェリーストップだったんだってさ。

 

自分、大内さんとはかなり以前からの知り合いで、6年前のある負け試合の後、

観客席で一人呆然としてた時に声掛けてからの付き合いで、

途中、不幸なリング禍に遭遇して実家に戻ってしまった後、色々あって復帰して、

もう少しのとこで (自分の中では間違いなく勝ち試合だったけどね。)

日本チャンピオンを逃してしまったんだけど、またまたの試練到来ってことで……。

 

彼、その後結婚して子供ができたんだけど、東京で仕事しながらボクシングして、

家族との暮らしを維持するっていうのはとっても難しいってことで、

去年、故郷へ帰ったんだよね。

 

角海老ジムに居た頃はスパー相手に困るって事全く無かったんだけど、

練習環境が激変したことが敗因だったのかなあ。

 

 

 

今日のテーマは宇宙における地球の位置についてってことで、

何処までも飛んで行けるような万能宇宙船をまず頭に描いて、

そいつに乗って地球から外へ外へと出て行った場合の事なんだけどね……。

 

まず太陽系を脱出するとその最外周部に “オールト” っていう部分があって、

星屑の残骸と氷とで出来た小さな塊が浮遊した帯状の空間に出会うんだよね。

 

星屑の残骸っていうのは太陽系が形成される過程での星々の衝突の中、

結局は各惑星に吸収されなかった浮遊小岩石や粉塵の類いで、

惑星の軌道が膨張するにつれ太陽系の外周部に追いやられたもので、

ちょっと本筋からは外れるんだけど、そのオールトにおける浮遊物が、

何かの拍子に太陽系内に侵入落下するのが彗星なんだわ。

(何かの拍子にっていうのが漠としてていいんだよなあ。)

 

最近だとアリソン彗星が注目されて、太陽の直近を通るって予想だったんだけど、

彗星の成分のうち氷の比率が高かったってことで、途中で蒸発してしまったんだわ。

 

 

太陽系を大きく引いて見ると、数えきれないほどの星を抱えながら渦を巻いてる

“天の川銀河” の最外周部に近いとこに位置してるのが解るんだけど、

太陽系から天の川銀河の中心まではおよそ3万光年もあるんだってさ。

(3万年光年っていうのは秒速30万㎞で3万年かかるってことなんだよね。)

 

地球が属する天の川銀河のすぐ隣にあるのが、“アンドロメダ銀河” で、

すぐ近くと言っても勿論宇宙レベルでの距離であって239万光年もあるんだけど、

この天の川銀河 とアンドロメダ銀河を合わせて “局部銀河群” と呼んでるんだわ。

 

宇宙の広大さに直面して途方も無くなってしまうのはいよいよこの辺りからで、

そういう局所銀河群を2,000個以上も包有してるのが “おとめ座超銀河団” で、

その中にはもう無数としか言えないほどの恒星と惑星を抱えてるんだわ。

 

まだ電磁波が届いてないもんで何とも言い切れない想像上の宇宙の端のことを

取り敢えず “宇宙の地平線” って呼んでるんだけど、それでも今のところ、

つまり、宇宙の地平線の手前にある観測可能な宇宙には

そういう超銀河団が数千億もあるっていうんだから、もう何をか言わんやって事で、

座り小便するくらいしか、こっちとしてはできることがなくなってしまうんだよね。

 

 

その上、話はこれで終りっていう訳じゃなくて、まだ証明されてはいないんだけど、

その宇宙の地平線の先にはまた他の無数の宇宙があるとも言われてるし、

宇宙のそこかしこに存在してるブラックホールの裏側のホワイトホールの先にも

パラレルにというか別の宇宙が有り得るんじゃないかって言われてて、

マルチバース(複数宇宙)っていう考え方なんだけど、結局その総数は例えば、

イグアスの滝の滝つぼで泡立ってる泡の一つ一つほどにも相当するって話で、

もうどうしようもなくなるほど遠大な物語なんだよね。

 

 

宇宙における地球のおよその位置関係を把握する為には、

まず想像上も含めて最大限に拡げたエンドレスの宇宙空間をイメージした後、

そこからどんどん焦点を絞り込んでいく作業を延々繰り返せばいい訳で、

そして最後、ついに地球に辿り着くっていう感覚だと思うんだよね。

 

2014年3月22日 (土)

宇宙カレンダー

 

宇宙は137億年前のビッグバンから始まった訳なんだけど、

(直前のインフレーション期間はここではちょっと棚上げしておいて……。)

そこから現在までの137億年間を便宜上1年間として設定し直して、

その1年、12ヶ月分が1枚になったカレンダーを想像してみると、

これが所謂想像上の宇宙カレンダーってモノで、

宇宙137億年の歴史をたった1枚の紙で表せるんだよね。

 

そのカレンダーに過去に起きたエポックメイキングな出来事をプロットしていくと、

まず1月1日がビッグバンで、12月31日の深夜が現在ってことになるんだわ。

 

時間的な縮尺としては1ヶ月が約11億4,000万年相当になって、

1日が3,800万年、1時間が158万年、1分が26,000年、

それに1秒が約435年ってことになるんだけど、

その宇宙カレンダーに宇宙の中で起きた主な出来事を記入していくと

以下のようになるんだよね。

 

 

・ 1月 1日………ビッグバンによる宇宙誕生。

・ 1月10日………最初の星が誕生。(ビッグバンから3億8,000万年後)

・ 1月13日………恒星が集まり最初の銀河が誕生。

・ 3月15日………天の川銀河の誕生。(太陽はまだ出来てない)

・ 8月31日………太陽及び太陽系が誕生。(ビッグバンから103億年後)

 

(ここから先は地球に起こった出来事に限定して……。)

 

・ 9月21日………地球に生命が誕生。(勿論まだ単細胞系)

・11月 9日………生命が生物としての形をなしてきた。

・12月17日………生物が陸上に上がり植物も誕生。

・12月25日………森林が誕生、恐竜、鳥類、昆虫が繁栄。(今から約2億万年前)

・12月28日………植物に最初の花が咲いた。

・12月30日………午前6時24分、地球に惑星(隕石)が落下し恐竜絶滅。

 

(最後12月31日に人類関連の全ての出来事が起こったんだわ。)

 

・午後9時45分……………猿人誕生。(今から355万年前)

・午後11時00分…………人類誕生。(今から158万年前)

・午後11時59分46秒……人類が文字を発明。(今から6,100年前)

・午後11時59分53秒……モーゼが誕生。

・午後11時59分54秒……仏陀が誕生。

・午後11時59分55秒……キリスト誕生。

・午後11時59分57秒……ムハンマド誕生。

(仏陀は紀元前600年、キリストは紀元前7年に誕生とされてる。)

・午後11時59分59秒過ぎ……現在。

 

もしかしたら自分が計算間違いした箇所があるかも知れないんだけど、

大体のとこはこんな感じなんだよね。

 

で、宇宙137億円の歴史の中で人類が関わったのはまだ僅か158万年って事で、

つまり人類は宇宙の中ではつい最近やって来たばかりの新参者に過ぎなくて、

宇宙カレンダーの中では大晦日のそれも最後の1時間にしか関わってなくて、

例えばリンカーンとか徳川家康っていってもコンマ単位の中での微細な出来事で、

自分の生きてきた時間とか自分自身の存在とかはまるでもうPM2.5以下な訳で、

自分、ただただ呆然としてしまうんだよね。

 

ただ同時に、地球が45億年かかって作り上げてくれた生命に満ちた環境と、

人類が158万年かかって築いてきた変革と進歩の歴史を、

ほんのちょっとした誤りでチャラにしてしまうような事だけは避けるべきだって、

またもやシミジミ思うんだよね。

 

 

次回は自分たちの地球の宇宙の中での位置関係についてまとめてみるね。

 

 

2014年3月20日 (木)

エキサイトマッチ

 

 

ウクライナの一部だったクリミア自治区がロシアに戻りたいって事で、

国民投票でもイエスって結果が出て、元々クリミア人が多数を占めてる地域の上、

ウクライナ人は投票ボイコットしたから、98%が賛成ってのは至極当然のことで、

ロシアのプーチン大統領も編入を決めて、チャンチャン、これで一件落着、

戻りたいと思ってた人達が戻れて良かった良かったって、

世の中そんな風に簡単にはいかない訳で、

ウクライナ、ロシア其々の憲法上の問題と共に国際法上の課題もあるんだよね。

 

ウクライナ側にしてみればみすみす自国の領土を失う訳にはいかないし、

他の何処の国でもそんなことを許せば国家の保全は図れないってことで、

EUもアメリカもそんなのは絶対認められないってことで、

大反対の上経済制裁を課すって事なんだよね。

 

民族がキッチリ区分けされた上での国家区分けではない場合特有の問題な訳で、

かつてのボスニア・ヘルツェゴビナとかチェコ・スロバキア、

現在の中国とモンゴル自治区の関係と良く似てて、

地続きの国境を持ってるってことは色々難しいんだよね。

 

事前のロシアの軍事介入も勿論問題だとは思うけど、

自分、クリミアもクリミヤで余りに勝手じゃないかって思わないこともなくて、

ソヴィエト崩壊のどさくさの際、とにかく民主国家側に付きたいって、

ウクライナ独立に組したのに、その後ロシアの民主化が進んだもんで、

やっぱりロシアに戻りたいっていうのもご都合主義過ぎじゃないか、

そんなこと許してたら国家は成り立たなくなるって思ってるんだよね。

 

そういうクリミア人に対してロシア側も実はいい感じは持ってなくて、

その立地的なメリットの前に感情封じてるんじゃないのかなあ。

 

ロシアの強行に対してある程度の理解を示してるのは中国とインドなんだけど、

両国とも核を背景にした軍事力を前面にした露骨な覇権主義国で、

広大な領土を誇る国が経済力と軍事力を保有すると大国になるんだけど、

余りに奢り過ぎると古くはローマ帝国の例もあるように破滅への道だと思うんだわ。

 

元々国家っていうのは民族分布に配慮するのが自然だと思うんだけど、

カナダでもフランス系国民がちょっとニュアンスの違った固まり方してるみたいだし、

信念と便宜上の問題、本音と建て前のせめぎ合いみたいなとこもあるんだよね。

 

 

問題を日本に置き換えて考えてみると、島国だから考え難いとこあるんだけど、

例えば沖縄が独立するって表明したらってあくまで仮定のことなんだけど、

基地問題含めてこれまで内地から冷遇されてきたし、

そもそも民族的にはミクロネシア系に近いとこもあるし、

ってことで、この度トンガ王国に編入したいと思いますって、

突然表明したら日本国としてはどういう対応が考えられるかってことなんだけど、

やっぱり国防上の観点を最重視してこの際地域的民族的な思惑には目を瞑って、

必死に食い止めようとすると思うんだよね。

 

こういう問題には、常に要求する方とされる方とには別々の基準というか、

感情や事情とかの他に様々な利権が絡んでる訳で、

中立な立場からの判断基準さえ明確にできないんだよね。

 

頭にきたEUやアメリカが制裁の為貿易制限するって言っても。

これだけ経済のグローバル化が進んでると、制裁を課した方も打撃を受ける訳で、

もう殆どグッチャグチャなんだわ。

 

 

 

次のボクシングの24日までは中6日あるもんで、

今週はエキサイトマッチのまとめ見と宇宙関連の読書、

それに春に向けての庭と鉢物の手入れなんだよね。

 

 

 

【エキサイトマッチまとめ見】

 

≪2月24日放送分≫

 

☆何チャラ・ジャリトラム×イーゴル・メコンツェフ……LH 6R

4勝(1KO)0敗のタイ国と、1勝(1KO)0敗のサウスポー、ロシア。

 

メコンツェフっていうのはロンドンオリンピックの金メダリストで、

ここは大事に大事にってことで、そうなるとあっちでもタイボクサーなんだね。

 

1R、

メコンツェフ、基本に忠実なとってもタイトなボクシングで、

目や反応もいいしプレスも強くて攻撃的だし、とってもいいボクサーなんだわ。

 

一方のジャリトラム、相手の打ち終わりに合わせ打とうとはしてるんだけど、

スピードに付いていけなくて、距離が半端なまま強引な腕振りに終始してるんだわ。

 

2R、

パワー負けが明らかなジャリトラ、何とか潜り込もうとはしてたんだけど、

中々思うようにならないまま、残り1分、メコンツェフが一気の攻勢で、

相手のグローブの上からでもおかまいなく力強い打ち込みでリズム掴んで、

タイミング計ってからの右ボディから左ストレートが華麗に決まって、

ジャリトラムから見事なダウンゲット。

 

リスタート後のジャリトラム、何とか挽回って飛ばして行ったんだけど、

一段落後、コンツェフの落ち着いた追撃にひとたまりもなく、

コリャ止められるなあって見てた残り46秒、全く一方的になったとこでストップ。

 

これからがとっても楽しみなロシアン・ファイターなんだわ。

 

 

 

☆何チャラ・ゴーキャットジム×ゾウ・シミン……LF 8R

15勝(11KO)3敗の19歳・タイ国と、3勝0敗の32歳・中国。

 

1R、

お互い立ち上がりから心地良い打ち合いから始まったんだけど、

シミンのカウンターのタイミングっていうのはとってもいいんだね。

 

2R、

ゴーキャットジム、とっても攻撃的ないいボクシングするんだけど、

左ガードが甘々で累計被弾を増やしていってしまって早くも顔面赤くしてるね。

ただ、シミンの方もそれほど優秀なガードではないんだわ。

 

3R、

ゴーキャットジム、常にフルショットの連続だし被弾も減らなくて、

徐々に消耗見えてきて、ウンウン唸りながら腕振ってたなあ。

 

シミンも振ってる割には当たりが軽くて手数の必要なボクサーなんだわ。

 

4R~7R、

当て勘はいいんだけど威力的には今一で攻撃自体も単調なシミン、

結構倒しに行ってるみたいなんだけど、結局は手数勝ちかっていうのが見えてきて、

このままズルズルなのかなあって見てた7R、

消耗進んでヘロヘロになったゴーキャットジムが3回倒れてKOエンド。

 

 

 

☆ミゲール・ガルシア×ファン・カルロス・ブルゴス

 

                     ………WBO SFe タイトル戦

33勝(28KO)0敗のWBO チャンピオン、26歳・アメリカと、

30勝(20KO)1敗2分のWBO 1位、26歳・メキシコ。

 

二人共凄い戦績で、ブルゴスの1敗は長谷川穂積さんの時だけだし、

とっても期待してたんだけどね。

 

1R、

ガルシア、超ユッタリスタートで有効打の無い中、手数でブルゴス。

 

2R、

ブルゴス、まだまだ慎重で、届きのいいストレートでブルゴスが優位に立って、

残り20秒、若干行く気になったガルシアがショート連打挑んでいったとこ、

交差した二人のパンチのうちブルゴスの左ショートフックの方が優先直撃して、

ガルシア、思わずの膝カックンしてしまったんだわ。

 

3R、

始まってすぐの10秒、ガルシアの右ショートストレートがナイスヒットで、

効いたかブルゴス、ホールドの逃げ逃げだったんだけど、

何故だかガルシア、もっと追撃すればいいのにってとこ、

また淡白攻めに戻ってしまって、あんたどうしたの? って感じだったんだわ。

 

 

その後の4R以降9Rまで見てたんだけど、最近見た中では最低のタイトル戦で、

お互いがお互いのカウンターを警戒してか、無理な攻め込みを避け続けて、

特にブルゴス、挑戦者だっていうのに全く明るい未来の見えないパフォーマンスで、

何しに来たのか解らないくらいで腹具合でも悪かったのかも知れないんだわ。

 

二人共安全が確保されたような距離でぺチぺチ薄い当たりを単発で繰り返してて、

この試合は20回戦かとも思わせるほどのテイタラクだったんだわ。

 

ガルシアの方は手抜きの楽々防衛でこりゃたまらんわってことなんだろうけど、

それでもファンは減ってしまうだろうなあって思ったんだけど、

ブルゴスに対してはもう引っ込めっていう感じしかしなかったんだよね。

 

結局、119-109、118-110×2ってことで勿論ガルシアの3-0防衛。

それにしてもつくづく酷かったなあ。

 

 

 

≪3月3日放送分≫

 

☆オルランド・サリド×ワシル・ロマチェンコ

 

                   ………WBC Fe タイトル戦

元WBC Fe チャンピオン、メキシコと、

WBC5位、サウスポー、ウクライナ。

 

ロマチェンコ、4回戦しか経験してないプロ2戦目でのタイトル戦。

 

1R、

ロマチェンコ、プレスは強いんだけど、そこからガンガン行く方では全くなくて、

結局二人共、お互いに間合いとタイミング図るだけで終わってたなあ。

 

2R、

サリドの方は相手を動かしてスタミナ消耗させてからが勝負ってことか、

まだまだユックリ目なんだわ。

 

3R~12R、

サリド、頭と右フックを同時に出していくようなボクシングスタイルで、

ロマチェンコは足使って避けまくって、ってのが延々で、あんたら本気なのか?

って感じがホント延々で、早回しのままのエンディングで、

結局、116-112、115-113、113-115って2-1でサリドの勝ち。

 

ジャッジもどっちでもいいかあって感じの出鱈目採点だったし、

招待券貰っても見に行く価値のないような放映不要の試合だったんだよね。

 

 

 

☆ブライアン・べラ×フリオ・セサール・チャベス・Jr……SM 12R

23勝(14KO)7敗のWBC6位、アメリカと、

47勝(32KO)1敗1分1NCの前WBC Mチャンピオン、28歳・メキシコ。

 

この二人、前回疑惑の3-0判定だった試合の再戦。

 

1R、

初っ端からリズム感良く攻めていったのはチャベスで、

べラの方も前詰めはするんだけど、常に先攻めされてるなあ。

 

2R、

始まって26秒、左から繋げた右ストレートが2発、チャベスがナイスヒット。

べラってのも頭から行くようなとこが目立つなあ。

 

3R、

チャベスがジャブの差し合いを征して右2発、左ボディがグッドグッドで、

べラは右フック1発だけで、殆どボディブローを打たないんだわ。

 

4R、

べラ、ショートを山ほど貰うようになって下がる場面が増えてきたし、

調子上げたチャベスが上下打ち分けも見事だし流れが決まった感じだね。

 

5R~12R、

試合が進むにつれてべラ、ラウンドの序盤しか攻撃できなくて、

チャベスのパンチに耐え切ったっていうのだけが唯一の功績だったね。

 

そういう意味では倒しに行ってるチャベスも中途半端と言わざるを得なくて、

117-110×2、114-113ってスコア聞いても、

成程、ここにも結構デタラメジャッジが入ってるなあって感想だったんだけど、

それにしても13ポイント動いてて、どっちかがダウンしたか、

減点喰らったかなんだろうけど、どっちでもいいとしか思わなかったなあ。

 

 

 

≪3月17日放送分≫

☆レオ・サンタクルス×クリスチャン・ミハレス

 

                    ………WBC SB タイトル戦

26勝(15KO)0敗1分のWBC SBチャンピオン、25歳・メキシコと、

49勝(23KO)7敗2分の元WBA、WBC SFチャンピオン、32歳・メキシコ。

 

この試合も立ったまま上体揺さぶりまくるジャッジがウザ過ぎてたなあ。

 

1R~3R、

サンタクルス、相変わらずプレス強いし固いガードからの手数も豊富だし、

多彩なパンチもリズミカルで、遠くからの若干大きめなショットと、

上下や左右を組み合わせたショート連打を混ぜ込むもんで見てて惚れ惚れだね。

 

4R、

始まって30秒、サンタクルスがバッティングで右目上カット出血したんだけど、

ちゃんとやったらとっても敵わないってことでミハレス、やたらの頭前出しだし、

2発ほど打ったらすぐ抱き付いていくし、打ち返しを警戒する余り、

攻めそのものが中途半端に終わってしまってて、見てて情けないんだわ。

 

5R~12R、

ミハレスの逃げ逃げボクシングは見ててみじめになるなだけで、

怖がって倒すようには打ててない非力感が情けなくて、

後はバッティングだけが頼りって感じしかしなかったなあ。

 

実はサンタクルスの方も自分の中のイメージほどには動けてなくて、

そもそもいつもよりスピードがなかったし、相手がサウスポーだったせいか、

試合後半、得意の左ボディが滑ってしまってるようなとこあって、

攻撃を組み立てる上でリズム壊してしまったようなとこもあって、

そもそもサウスポーは得意じゃないのかって感じだったんだわ。

 

結局、120-108×2、119-109ってことで勿論サンタクルスの圧倒3-0勝ち。

 

 

それにしてもミハレス、初めっからジリ貧過ぎで、

倒すボクシングができないのに終始手数が少なかったし、

これ以上ないほど情けない負け方だったんだわ。

 

 

 

☆アドリアン・エルナンデス×ジャニエル・リベラ

 

                       ………WBC LF タイトル戦 

28勝(17KO)2敗1分のWBC LFチャンピオン、28歳・メキシコと、

10勝(6KO)1敗2分のWBC6位、22歳・ベネズエラ。

 

エルナンデス、足短い上に頭デカくて、まるで日本人体型なんだわ。

体のバランスは圧倒的にリベラの方が良くて、身長も5㎝ほどデカイんだわ。

 

1R~2R、

エルナンデス、鋭く踏み込んでからの強烈左右フックが売り物なんだよね。

 

リベラ、見た目如何にもひ弱で大丈夫かって感じだったんだけど、

相手が踏み込んで来るのを明らかに嫌がってる割にはジャブが出し切れてなくて、

下がり下がりしながら一体どんな戦法を考えてるのか見えて来ないんだわ。

 

残り30秒、エルナンデス、ボディから顔面って左ダブルフックがナイスヒットで、

そこから一気攻勢かけたらリベラ、必死の逃げ逃げだったなあ。

 

それにしてもリベラのトランクス、異常なほど股上深いし、

ベルトライン幅も普通の1.5倍ほどもあって、まるでバカボンパンツなんだけど、

そういうのはつまりボディは打たないでねっていうメッセージ出してるの同じで、

要するにインチキ臭ささにまみれてるんだけど、

そうなると自分としては、何とかエルナンデスにブッ倒して貰いたいと思う訳で……。

 

3R、

自分の気持ちが通じたかエルナンデス、1分30秒からは一気の飛ばしで、

ドカンドカンの後、右フック大きく打ち込んだらリベラ、自コーナーにもたれ掛って、

ヘロヘロと座り込んでしまったんだけど、明らかにやる気ないダウンで、

ホント情けない限りだったなあ。

 

 

 

☆ローマン・ゴンサレス×ファン・カントゥン

37勝(31KO)0敗の元2階級チャンプ、26歳・ニカラグアと、

21勝(15KO)5敗3分のメキシカン。

 

何かとっても狭いリングだったなあ。

 

1R、

カントゥン、広いスタンスからいきなり大きく右を振り込んでいくボクサーで、

格上相手に吹っ切れたような攻撃的スタイルが好感持てるんだわ。

 

1分半ごろまで相手の様子見てたゴンサレス、見極め付いたかやっと本気出して、

鋭いショートのコンビネーションでいきなり圧倒してたなあ。

 

それにしてもゴンサレス、チャカチャカ動き回る相手に対する反応が抜群なんだわ。

 

2R、

この回も初っ端飛ばしたのはカントゥンの方だったんだけど、

精度悪いまま振り回し過ぎて1分半を過ぎると途端に疲れてしまったか手数落ちて、

そこんとこ狙ったゴンサレスの餌食なってしまって、

やっぱりゴンサレス、相手を引きつけたとこでのショートボディがいいんだよなあ。

 

カントゥンも必死に頑張ってるんだけど、明らかに打ち負けてるし、

そもそもパンチの品質に大差があるんだよなあ。

 

3R、

カントゥン、それでも潔いい戦い方で、力量差ある中、

敢えてのパワー戦に挑んでいってたんだけど、

振り疲れと累積被弾とで消耗が進んでたなあ。

 

とにかくゴンサレス、パンチの繋がりのスムースさは驚異的なんだわ。

 

4R、

序盤カントゥン、一段落待ってゴンサレスって展開は変わらないんだけど、

この回はカントゥン、最後にもうひと頑張りしてたんだわ。

 

5R、

ゴンサレス、いよいよ仕留めにかかりますって感じの開始直後からの大攻勢で、

カントゥンもめげずに踏ん張ってたんだけど、ラスト20秒からは危なかったなあ。

 

ゴンサレス、若干ヤケクソ気味強引に打ってくる相手にあくまで冷静に、

空いてるとこ空いてるとこ丁寧に強く打ち込んでたんだわ。

 

6R、

始まって35秒、左右フック連打でカントゥン堪らずのダウンは限界に近くて、

リスタート直後の48秒、今度はゴンサレス、実に絶妙なタイミングでの右ストレート、

相手のボディに強烈打ち込みでカントゥン、ついに力尽きてしまったなあ。

 

 

ゴンサレス、次の試合は4月6日、東京で見れるんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

 

① ローマン・ゴンサレス

 

② イーゴル・メコンツェフ

 

③ アドリアン・エルナンデス

 

 

 

花粉症、ホントに今年はそれほどのことがなくて、

そりゃ多少、目薬とか点鼻薬を使うんだけど去年までとは雲泥なんだよね。

 

目薬とか点鼻薬は山ほど店頭に出ててその成分に大きな差はないんだけど、

それでも使用感にはかなりの違いがあるんだよね。

で、目薬は “アルガード” のクール系、点鼻薬は “ナザール” にしてるんだけど、

それに決まるまでは結構浮気しまくったんだよね。

 

2014年3月18日 (火)

後楽園ホール・3月17日

 

日本には北海道、本州、四国、九州も含めて、全部で6,800もの島があって、

そのうちの何と6,400ほどが無人島なんだってね。

 

日本には元々そんなに沢山の島があるのかってまず驚いてしまって、

自分なんか、佐渡ヶ島、淡路島、沖縄諸島、礼文島、伊豆諸島、小笠原諸島、

奄美群島、対馬列島、尖閣諸島、竹島、壱岐くらいしか頭に浮かばないんだけど、

無人島の数の多さにも再度ビックリしてしまったんだよね。

 

 

 

録画してたWOWOWのストーンズ特集を見てたら、

60年代のテレビショーにジョン・レノンやキース・リチャーズと一緒に、

クリーム時代のエリック・クラプトンが出てたんだわ。

 

ジョンがヴォーカルとリズムギターを担当してて、

キースが珍しくベースを弾いてて、クラプトンはリードギタリストだったんだけど、

構えたギターの高さとか角度とかあの頃から殆ど変ってなくて、

終始うつむき加減のままの長髪ブロンドが懐かしかったなあ。

 

 

 

昨日は中5日振りの後楽園ホール。

 

中屋会長、筒井マネジャーにご挨拶した後、荒川仁人さんと少しばかり話して、

武田航君や中川勇太君、平山悦久君、関豪介さん達と言葉交わして、

組み合わせ的には角海老ジム圧倒のメニューかなあって思いながらの着席で、

昨日、赤コーナーは全て角海老ボクサー。

 

個人的には青木幸治さん×平山悦久君の試合と、

武田航君が初勝利できるかに興味持ってたんだよね。

 

 

 

☆武田航君×嶋宮聖太君(八王子中屋)……B 4R

0勝0敗1分のサウスポー、19歳・神奈川県と、デビュー戦の26歳・秋田県。

 

武田君、自分の中では今年の新人王トーナメントに出てる筈だったんだけど、

5ヶ月ほど前のデビュー戦で38-38×3って、

絵に描いたようなドロー劇演じてしまって、この日が再挑戦だったんだよね。

 

1R、

初っ端から比較的スムースにこなれた動きができてたのは武田君の方で、

嶋宮君、肩周りに力が入り過ぎのせいか、上体を柔らかく使えてないなあ。                                                            

で、相手の打ちやすい位置に頭がきてしまいがちになるもんで、

セコンドから 「頭動かせ! 頭動かせ!」 のアドバイスが飛んでたんだわ。

 

1分30秒辺りまで終始武田君が試合を支配してて、ヒット数もかなりのもので、

嶋宮君、既に顔面紅潮してきたんだけど、ちょっとかすり系のパンチが多くて、

武田君、もう少し高い直撃度が欲しいとこだったなあ。

 

嶋宮君の方は前傾を深めていって取り付いたとこでの左右ボディフック狙いで、

距離潰されると武田君、腰伸びてしまうようなとこも垣間見えたし、

先回と同じようにガードが下がり過ぎる傾向も拭い切れてなくて、そういうとこで、

相手にノールックの右フック振り込まれるとヤバイけどなあって思ってたんだよね。

 

その後も嶋宮君の被弾数は減っていかなかったんだけど、

それでもその割に効いてるようには見えなくて、相手に手数出させまくって、

先々の打ち疲れを待って攻勢かけるのかなあって見てた、2分19秒、

リング東寄りのとこで、武田君に何度目かの攻勢かけられたとこで、

いきなりレフェリーが割って入ってのやや唐突な感じのストップエンドだったんだわ。

 

それ程には見えなかったデビューボクサーが亡くなった事がちょっと前にあったし、

まだまだ神経質にならざるを得ないのも解るんだけど、

個人的にはもう少しやらせてみても良かったんじゃないかとも思ったなあ。

 

ただ、嶋宮君の被弾数が多かったのも一方では間違いなかったもんで、

試合を仕切る側の判断としては仕方なかったのかも知れないなあ、

とも今は思ってるんだけどね。

 

 

武田君に対しては大きな期待感を持ってるせいか、

この日の彼の動きも絶賛って訳にはいかなくて、まだまだガードが緩いし、

攻撃的姿勢に片寄る余り出入りが直線的になり過ぎるとこや、

打ち終わりが甘くなるとこなんかが目に付いたんだよなあ。

打ち出しや打ち終わりに強烈に合わせられたら危険な場面何回かあったからね。

 

 

試合が終わって暫くして、西席に紛れてたとこに武田君が寄ってくれて、

二人で試合のことを色々振り返ったんだけど、彼、このブログ読んでくれてて、

取り敢えずは初勝利オメデト以外はなかったんだけどね。

 

改善するとこは勿論幾つかあったんだけど、

それは彼が巧くなり強くなるために必要な障害物な訳で、

多分、来年の新人王トーナメントに挑むんだろうけど楽しみなボクサーなんだわ。

 

 

 

☆中川勇太君×田部井要君(宮田)……B 8R

11勝(7KO)4敗(1KO)1分の25歳・福島県と、

10勝(7KO)7敗(1KO)2分の28歳・東京都。

 

続いて武田君の兄ちゃんが登場って事で……。

KO率の高い同士の一戦なんだけど、中川君はキレで倒す方だし、

田部井君の方は剛腕でなぎ倒すボクシングなんだけど、

中川君の方が5㎝ほど上背あったね。

 

1R、

華麗で鋭いジャブから始めたのは中川君の方で、中々いい感じだね。

 

一方の田部井君、ジャブ無し強引詰め寄りからの右フック強振ってことで、

ゴリゴリファイター丸出しなんだけど、そういう戦法はある面正解であって、

中間距離で綺麗なボクシングをしようとしたら、中川君にひとたまりもないからね。

 

田部井君の猛牛系突進スタイルに若干手を焼きながらも中川君、

キレのいい的確な左右打ち込みで確実にポイントゲットしていったんだけど、

終盤は少しジャブが減って、相手に打ち込みの機会を与えてしまってたなあ。

 

田部井君、終了ゴング鳴った時は既にかなり顔面赤くなってたね。

 

2R、

田部井君、一発当てたい当てたいっていうのが前面に出過ぎのせいか、

相変わらず粗っぽいブン殴り系に終始してるんだけど、

ちょっと休み休みでショットの間を繋ぐ動きが出来てないんだよなあ。

 

中川君、主導権を渡すってことは全くないんだけど、

やっぱり気になるのは打った後のポジショニングで、

打った後に体を横に逃がして相手のパンチを交わしながら、

即サイドから攻撃に繋げるっていうのも見てみたいんだけどなあ。

 

中川、武田兄弟の常に攻撃的なボクシングには大きな魅力を感じるんだけど、

出入りが直線的過ぎるって点も共通してるんだよね。

 

粉川拓也さんが子供さん連れて田部井君の応援に到着。

 

3R、

この回は更に中川君の圧倒的怒涛波状の攻め立てが目立って、

そこそこの直撃が連続したんだけど、田部井君の踏ん張りも驚異的だったなあ。

 

中川君、相手の強打を警戒してのガードもしっかりしてるし全く危なげなかったね。

 

実はこの回の1分10秒過ぎ、田部井君が打ち込まれる一方になった途端、

宮田会長がタオルを手に取ったんだけど、展開はそれほど一方的で、

自分は10ー8程もの差を感じたんだよね。

 

4R、

それでも田部井君の諦めない心は凄まじくて益々前へ出て来るし、

前振りもないいきなりなもんで中々クリーンヒットは叶わなかったんだけど、

力のこもったドカ打ちにはまだまだ十分威力残してて、危険度は落ちないんだわ。

 

これほど打っても、どれだけ当てても弱らない田部井君を前に、

中川君、効いてないのかって迷いが出て来てしまったか、

彼本来のキレではなくて力づくが顔を見せてきてしまってバランス崩して、

変なバックブローなんか打ってしまって注意されたんだわ。

 

5R、

田部井君、動き自体は初回と殆ど変らなくて、ちょっと唖然とするくらいの頑張りで、

ついに鼻血出してるんだけど、全く怯まない気の強さは圧巻だったんだわ。

 

で、中川君、思わず距離間違ってしまってるし、早い回転で打ててないし、

上半身と下半身のバランスが崩れるほど強振するもんで足元バタついてるんだわ。

 

田部井君にもう少し前説というか、いきなりさを抑えた攻めの緩急されたり、

細かく丁寧なイントロから攻められたら、中川君、シンドイとこだったんだよね。

 

6R、

ポイント的にはフルマーク負け状態だったもんで田部井君、

益々最後一発KOパンチに頼らざるを得ない状況に追い込まれてて、

この回もいきなり飛ばして行ったんだけど、飛ばし切るとこまではできなくて、

あれだけ打たれ込んでたからそれは当然だったんだけど、

あっという間に一段落した直後、中川君の大反抗に見舞われてしまって、

右ストレートをタイミング良く打ち込まれて東ロープに飛ばされた途端、

レフェリーがスッと割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

田部井君の累積被弾数から考えるととっても妥当なストップだったなあ。                                                            

で、結局、0分13秒、終わってみれば中川君の圧倒TKO勝ちだったんだよね。

 

 

相手が繊細な攻め込みをしてくるタイプじゃなかったから助かったけど、

中川君、この日は少しムキになり過ぎの強振が目立ってたし、

直線的な出入りからの正面攻防にこだわり過ぎてたんじゃないかなあ。

 

もっと左右への動きが欲しいとこだったし、相手に振らせたとこへの被せ打ちとか、

カウンター狙いの誘いパンチも見たかったんだけど、それは次の課題ってことで、

ガードに対する配慮も十分だったし総合的にはいいボクシングしてたよね。

 

 

 

席移動したらそこにスーツ&ネクタイの紳士が寄って来られて、

「間違いだったら申し訳ないのですが、村木田さんですか?」 って話し掛けられて、

ジムや業界関係者には見えないしなあって瞬間に思ったら、

何と岡田博喜さんの親父さんってことで、すぐ後に母上も紹介されたんだけど、

うちの風太のことも知ってくれてて、そんなとこまで読んでくれてる優しい読者で、

こういうのはとっても嬉しいんだけど、同時にこういう時いつも思うんだけど、

そもそもどこで自分の事を知ったのかが不思議なんだよなあ。

ご夫婦、この日は高山樹延さんの応援なんだってさ。

 

何の面識もない人間に話しかけるっていうのはかなり意を決したことだと思うもんで、

こういう場合自分、ついつい沢山喋ってしまうんだけど、煩過ぎだったかなあ。

 

 

 

☆関豪介さん×藤沢一成君(L玉熊)……58㎏ 8R

14勝(3KO)0敗2分のランク9位、サスポー、28歳・熊本県と、

9勝(2KO)11敗(5KO)4分の36歳・神奈川県。

 

この試合はどう考えても関さんの勝ちとしか考えられなくて、

藤沢君、取り付かれたらお終いって事は十分承知してたような動きしてたんだけど、

開始直後、いつもよりユッタリ始めた関さんにちょっと面食らったようだったなあ。

 

2Rに入っても詰められないように的絞らせないようにって神経使ってたんだけど、

藤沢君、徐々に関さんの餌食になってしまいそうな雰囲気が漂ってきたんだけど、

いずれにしても長丁場だと思ってたもんで、ここで一旦の席外しで、

終盤戻ろうって思ってたら、6Rに関さんのバッティング傷が悪化しての負傷判定。

 

で、60-55、59-56、59-57って事で関さんの無難な3-0勝ちだったんだわ。                                                            

 

途中、藤沢君も右のいいのを当ててたんだけど、関さんの無尽蔵な手数の前に

比較評価負けしてしまったんだよね。

 

 

試合後の関さん、右目上のバッティング傷以外殆ど無傷だったなあ。

 

 

藤沢君、大村光矢さんと関豪介さんに連続引き分けした2011年以降、

これで6連敗目で年齢的にも多分引退試合だったんだけど、

それでも阿部隆臣さん、加治木了太さん、岩井大さん、斉藤正樹さん、

横山大輔さん、それにこの日の関豪介さんって、

6人が6人共ランカー相手の結果だし、それ以外の負け試合の中にも、

泉圭依知さんや杉崎由夜さんが入ってる訳だし、通算負け数は12なんだけど、

そのうちの8個がランカー相手っていう結果なんだよね。

 

藤沢君、通算戦績は9勝(2KO)12敗(5KO)4分なんだけど、

充分誇っていい負け越しで、ホント、お疲れさんなんだわ。

 

 

 

☆青木幸治さん×平山悦久君(ワタナベ)……56.5㎏ 8R

15勝(5KO)7敗(5KO)2分のランク12位、27歳・福岡県と、

10勝(4KO)9敗(3KO)1分の32歳・栃木県。

 

この日も応援に来てた山川豊さんに席譲って自分は西板席に移動。

 

1R、そういう戦い方じゃダメなんじゃないかなあっていきなり正直思って、

平山君、もっともっと相手が嫌がるくらいに取り付いていかないとダメなんだわ。

 

1年前に中村幸裕君にTKO勝ちしてからは少々の詰め寄りくらいなら青木さん、

フットワーク駆使して容易にいなせるようになってるんだよね。

 

始まって1分10秒、スリップ気味のダウン喰らった平山君、

相手の好きな距離を渡してしまってるって感じだったんだわ。

 

2Rに入っても気持ち良さそうにやってるのは青木さんの方で、

平山君、徐々に手詰まり感が大きくなってしまって、

青木さんの速射連打の前に為す術無くなってしまってたなあ。

 

3R目に入った青木さん、こうなればほぼ余裕の一方的な攻め込みで、

南ロープ際でまたもやの速射ワンツー見事な打ち込みで、

堪らず平山君が伸び上がってしまったとこ、0分34秒、レフェリーストップエンド。

 

 

ちょっと前に試合を終えたばかりの山元浩嗣君も応援に駆け付けてたし、

試合後の控室には大川泰弘さん他若いボクサー達も沢山いて、自分、

ちょっとだけ平山君と話したんだけど、もっとガツガツ厭らしく行くんだと思ったって、

そう伝えたんだけどね。                                                           

 

近くに久我勇作さんもいたもんで、負けるって予想してゴメンって謝ったんだわ。

 

 

この日の青木さんは終始本来の動きを全うしてたんだけど、

この先は相手の名前に呑まれてしまうようなとこを克服するとこが見たいよね。

 

 

 

アレッと思ったら若松竜太君がコンチワって寄ってくれて、

白いギブスの左腕を吊ってて、ちょっと痛々しかったんだけど、

あの時自分が思った通り、左肩ではなくて左肘脱臼だったんだわ。

 

あの折、自分、ジムの会長とかトレーナーに言い過ぎた部分もあったもんで、

代わりに謝っておいてねとは伝えたけど、本筋には絶対の信念持ってるんだよね。

 

 

 

☆十二村喜久さん×ワントーン・何チャラ……SW 8R

16勝(4KO)9敗(2KO)4分のランク5位、30歳・千葉県と、

8勝(2KO)3敗の26歳・タイ国。

 

結局、この試合、十二村さんが4R1分30秒にTKO勝ちしたんだけど、

実は自分、この試合真正面からは見てなくて、

それでも十二村さんがもし負けるようなことにでもなったら、

これで彼も止めるかも知れないって、勝手に自分で決め込んでて、

隅っこでドキドキしながらだったもんで、ホント、良かった良かった、だったんだわ。

 

この日の十二村さん、ホントはそういう風にやりたいんだなってのがよく解って、

丁寧なジャブからの上下打ち分けに淀みがなくて、

そうなんだわ、強豪相手にでもそれでいい訳で、

あとはもう少しポイントになるパンチを意識的に強く打つことを目指して、

つまりパンチの緩急が実現できればまだまだやれるって感を強くしたんだよね。

 

 

この日は早い回の決着が多かったもんで勝利者インタビューがあったんだけど、

十二村さん、あくまで謙虚な受け答えしてて彼の人柄が微笑ましかったなあ。

 

 

 

☆高山樹延さん×鈴木哲也さん(六島)

                 ………日本 W タイトル戦 10R

19勝(7KO)1敗のチャンピオン、28歳・秋田県と、

29勝(17KO)11敗(3KO)のランク1位、サウスポー、31歳・大阪府。

 

鈴木さん、元ミドル級チャンピオンなのに2階級もウェイト調整して、

凄いなあと思うと同時にスタミナが気になってたんだけどね。

 

結局、この試合、序盤から中盤を高山さんが引っ張って、

終盤は落ちるんじゃないかって思ってた鈴木さんが、

意外な踏ん張り見せての判定で、96-94×3ってことで高山さんの3-0勝ち。

 

自分のスコアも、1R、2R、5R、6R、8R、9Rが高山さんで、

残りが鈴木さんってことでの96-94だったんだよね。

 

途中、2Rとか8R、10Rではお互い鬼の殴り合いで大盛り上がりだったんだけど、

基本的には高山さんの序盤からのボディ攻めのポイントが勝ってて、

鈴木さん、踏ん張りは見事だったんだけど、驚くほど攻撃が単調で、

倒しに逸り過ぎる傾向が強かった高山さんの被弾も目立ったんだけど、

あれだけ大雑把な攻め込みだとこの階級ではちょっとシンドかったんだわ。

 

そこそこの直撃重ねても思いの外ダメージ与え切れなくて高山さん、

更に力づくを強めていったもんで中盤以降振り過ぎてバランス崩してたんだけど、

鈴木さんがそこんとこ攻めてこなかったし、打ち出しや打ち終わりにも

合わせて来なかったもんで高山さん、ちょっと消化不良ではあったと思うけど、

危ないって場面は一切なかったんだわ。

 

 

それでも、もっとやりようがあったんじゃないかって思ったのは高山さんの方で、

見過ぎて相手のタイミングで左ストレートを打つ間を与えてしまってたし、

フェイント多用したり誘いパンチに合わせるってことも少なかったんだよなあ。

 

途中途中でセコンドから、「楽に!楽に!」って声飛んでたけど、

正にその通りで、一発にパワーを注ぎ切るよりも、

早い回転の方により力使ってたらもっと違った展開も十分あったと思ったんだよね。

 

鈴木さんはKO率は高いんだけど通算としてはほぼ3勝1敗ペースだし、

強豪日本人相手の戦績としては高山さんの方が圧倒充実してるもんで、

高山さんが負けるっていうシナリオは自分の中には全くなかったんだけど、

それでも勝ち方としては課題を残したって感じがしたんだよね。                                                                

ってことはまだまだ発展していく可能性に期待できるってことで……。

 

 

 

この試合始まる前、リングで男性が君が代を歌ってたんだけど、

以前にも聞き覚えのある独唱で、音は外すしブレスも変で、

貧弱な声量の中、度胸の良さは大したモンだって認めるけど、

聞いてる方が恥ずかしくなってしまうほどの下手さ加減で、

そもそもあんなモノは人に聞かせるような代物では絶対なくて、

色々義理絡みだとは思うんだけど、やめた方がいいと思ったけどなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 青木幸治さん

② 武田航君

③ 中川勇太君

 

 

 

帰り際に十二村さんご夫婦とバッタリだったんだけど、

奥さん、全体的に小さいんだけど、顔が更にまた小さくて可愛くて、

その上、とっても感じのいい女性でいいよなあ。

 

 

 

段々暖かくなるのは勿論大歓迎なんだけど、

夜寝る時にモッカモカ、ヌックヌクの寝具から遠ざかるのは如何にも残念なんだわ。

 

夏は寝るのが待ち遠しいとは特に思わないんだけど、

寒い冬の夜に暖かい寝具に包まれるっていう感覚が異常に好きで、

早く寝付いてしまうと翌朝の残念感が半端じゃない程なんだよね。

それぞれの季節には其々長所と短所があるってことで……。

 

2014年3月16日 (日)

過去、未来、生命……。

 

14日に理化学研究所のエライさん達の記者会見があって、

まだ中間報告ってことだったんだけど、例のSTAPネエチャンは本格的にヤバくて、

論文は取り下げるって言ってるらしいけど、それで済む問題とは思えなくて、

ノーベル賞受賞者の理事長にも頭下げさせて大恥かかせてしまってたなあ。

 

間違いました、未熟でしたとか言ってるみたいだけど、それは全く嘘とデタラメで、

そもそも彼女の博士課程時代の論文からして盗用してたのがバレてしまって、

母校早稲田大学のいい加減さにまで問題が波及してしまってるんだけど、

そのインチキ博士号論文から適当に写真を転載したっていうんだから、

このオネエチャンの生き方、何から何までインチキのテンコ盛りで、

一番のポイントになる部分の写真をインチキ貼り付けしたのさえ、

「そういうことが良くないことだとは思ってませんでした。」 ってほざいてるのを聞く時、

一体このネエチャンの頭と心の中はどうなってるのかって呆れてしまったなあ。

 

彼女、法廷で裁かれるっていうことはないんだろうけど、

それでも今回のインチキ騒動は下着ドロボーで捕まってしまったくらい恥ずかしくて、

そもそもこのインチキ論文に対して共同執筆者とか理化学研究所の上司、

それに、論文を掲載した科学誌 “ネイチャア” なんかも、

きちんと検証しなかったのかって事なんだよね。

 

 

知性というものは人間に論理性を求めるけど、

倫理的であれとか、道徳的に行動しろとかは強いないから、

豊かな知性を備えてるからといっても必ずしも尊敬される訳ではないし、

損得勘定の前には人間の理性が霧散してしまうってことも日常な訳で、

自分としてもそんなようなことはとっくに承知してるんだけど、

それでも其々のレーゾンデートル(生存価値)に関わる部分についてだけは、

やっぱりちゃんとやらないとダメだと思うんだよね。

 

 

このオネエチャン、研究者としての将来は完全に閉ざされてしまったんだけど、

話題性に便乗したヘアヌードでひと稼ぎする道は十分に開かれてる訳で、

つまり、第二の人生の為の資金稼ぎのフィールドは残されてて、

こういう時、女性は得だよなあっていつも思うんだよね。

 

 

で、問題のSTAP細胞なんだけど、今はその存在そのものを問われてるんだけど、

自分個人的には存在する可能性が高いって思ってるんだけどね。

 

 

 

で、今日のテーマに移るんだけど、ここでいう過去、未来っていうのは、

自分の個人的な些末な流転の経緯では勿論なくて、日本や世界の歴史でもなくて、

地球とか宇宙に関する遠大な過去と未来のことなんだけどね。

 

宇宙の始まりからその終焉についてを解明するには、

現代物理学の進歩がその必須条件なんだけど、

その現代物理学っていうのは量子力学と相対論の二つが柱になってるんだけど、

自分にとってはその両方共が遠いとこにあるもんで、

今解ってるとこまでを理解するだけでもとっても難しいんだけど、

それでもなおかつ知りたいっていう気持ちは収まらないんだよね。

 

 

その現代物理学においても、空間は四方に広がるけど、

時間は一方向にしか経過しない、つまり未来向かってにしか時間が進まない、

っていうことについてその理由を明確に答えきれてないっていうんだけど、

4次元時空を扱う相対論を駆使しても証明できないっていうんだから、

もういきなり混迷以外の何物でもないんだけど、めげずに頑張るんだわ。

 

 

宇宙には電磁力、重力、強い力、弱い力っていう4つの力が存在してるって、

いうんだけど、電磁力と重力と比べると後の二つの力の表現の仕方が何だか

とっても幼稚っぽいもんで思わず笑ってしまうんだけど、それでもこの4つの力が、

宇宙のこれまでとこれから先の行方を決定付けてるんだってさ。

 

ただ、この辺の個々の詳しいことを理解するのはもう少し先になりそうなもんで、

まずはこの宇宙の歴史についてをごく大雑把に把握することから始めたんだわ。

 

 

宇宙はビッグバンから始まったっていう考え方は今は若干の修正が加えられてて、

ビッグバンを引き起こした直接の原因はインフレーションだったっていうことで、

明らかにそういうビッグバン前期の期間があったってことが解明されてて、

その何もない真空の空間の急膨張こそがビッグバンの要因だったっていうんだわ。

 

ビッグバンが起こったのは今から約137億年前のことで、

その90億年後の今から約46億年前に太陽が誕生したんだけど、

地球に生命が誕生したのはそれからまた10億年後の今から35億~40億年前、

っていうことが大体解ってるんだよね。

 

 

宇宙の成り立ちについての他その未来についての考察もとっても盛んで、

極端なケースだと今から100兆年後の宇宙を推測する研究者も沢山いて、

有名なホーキング博士は宇宙は最後は閉じて終焉するって言ってたんだけど、

ほぼ永久的に拡張解放し続けるって予想してる人もいるし、

ある時期にほぼ平坦な状態になってそれを維持し続けるって考えてる人もいて、

上に挙げた宇宙の4つの力をどう考えるかによって結論が分かれるみたいで、

今んとこは平坦説が有力みたいなんだけど、自分はまだ決めかねてて、

一番収まりのいいのを模索中なんだよね。

 

 

宇宙の過去と未来を思いやる時、その経過の中での生命の誕生と存続について、

自分はどうしても関心が向いてしまう訳で、何故生命というものが誕生したのか、

何故人類に高度の知性が備わったのかとか興味が尽きないんだよね。

 

人類の誕生に関してあれこれ色々突き詰めて考えてると、

全く偶然の為せる技の結果としか思えなくなってしまうんだよね。

 

其々個々に分離してた様々な元素が置かれた環境の中で有機結合して、

生命が誕生したって言われてるんだけど、まだまだ解明しきれてはいなくて、

その解明しきれない偶然性の中に神というモノが介入する余地がある訳で、

ただ自分にとっての神っていうのは現存する特定宗教の特定の神や開祖者、

なんかでは決してなくて、奥さんの出産の際とか、子供が受験した時とかに、

「神様お願いしますよ。」 って思わず天空に向かって祈ったそういう神であって、

それはやっぱり、“宇宙の意思” とか “宇宙のデザイン原理” って把握する方が、

究極的に収まりがいいんだよね。

 

 

生物物理学者の中には生命には常に死が備わってることの根拠について、

つまり何故生命は永遠ではないのかについて研究してる人がいて、

「全ての生命種は現在でも世代を重ねる過程で常に変異を起こしてて、

生命種として更に合理性に富んだ機構を持つことを目指してる。

その世代交代をより容易にするために死という過程が準備されてる。」

っていう学者もいて、成程なあって考えさせられるんだよね。

 

そう考えれば考えるほど、ここでも何らかの “宇宙の意思” を感じざるを得なくて、

物理学のほんの基礎さえも解ってない自分としては、

なるべくこの “宇宙の意思” って概念を拠り所にして宇宙論と寄り添っていきたい、

その方がとっても夢があるんじゃないかって思ってるんだよね。

 

 

生命の誕生を思いやる時、必ずしも “宇宙の意思” には基づいてないような、

人間自らが自らを変異させてしまうような昨今の医学的進歩や、

細胞そのものを操作する事などをどう考えるかっていう命題にもぶつかるし、

人間がそこまで踏み込むのも結果的には “宇宙の意思” かも知れないとも思うし、

自分の中でも決着してない部分がまだまだ山ほどあるんだけど、

少なくとも生命誕生から人類にまで辿り着くまでの進化の過程における偶然性や

神秘性について思いを及ばせる時、自分、シミジミ思うんだよね、

今地球上のあっちこっちで起きてる諸々の揉め事、

そんな事やってる場合じゃないだろってね……。

 

 

一方では今日のメシが食えないと明日のことまでは考えが及ばないっていうのも、

至極当然な事実な訳で、で、殆どの場合、

人は個人的な、国は国家的な損得勘定に基づいて動かざるを得なくて、

それが人や国家の発言や行動の大部分を構成してるとは思うんだけど、

たまーに、ほんのちょっとでもこの宇宙の成り立ちや行く末、

更には生命の誕生のことなんかに想いをはせることも大事なんじゃないかって、

そして、自らの矮小さに目を向け、謙虚に見直すことも必要なんじゃないかって、

今日は意外なほどマジに考えてるんだよね。

 

 

ボクシングブログに期待されるような内容ではないことは十分承知してるんだけど、

このシリーズはまだまだ続くんだわ。

 

2014年3月14日 (金)

2014年・東日本新人王戦

 

昨日未明というか今日の早朝2時、スマホの防災速報で目が覚めて、

伊予灘を震源とする大きな地震があって最大震度5強ってことで、

それは自分が2011年に経験した震度と同じだったんだけど、深夜だったし、

あの辺りでこれほど大きな地震は珍しいから、驚いただろうなあ。

 

伊予灘っていうのは瀬戸内海の西端にあたる海域で、

(震度5強)……愛媛県、(震度5弱)……山口県、大分県、

(震度4)……島根県、鳥取県、岡山県、高知県、徳島県、佐賀県、福岡県、

熊本県、宮崎県って、震度4以上でもこんなに広範囲に亘ってたんだよね。

 

この辺りはブログを読んでくれてる人が比較的少ない地域ではあるんだけど、

其々出身ボクサー達もいる訳で、大事には至りませんでしたように……。

 

 

 

神奈川大学名誉教授の桜井邦朋さんっていう人が2008年に書いた本に、

“なぜ宇宙は人類をつくったのか” っていうのがあるんだけど、

その中の一節にこんなのがあるんだわ。

 

「科学の研究には実験がつきものだが、これは条件を整えて、

純粋に余計な事柄を排除した経験なのであって、その経験には、

人間の感情や欲得による恣意的なものが入ってならないのは当然のことである。」

 

これは本論とは直接関係ないとこでの著者の呟きなんだけど、

古来からの学者間のゲスな研究開発競争を揶揄してる感じもあるんだけど、

今回の理化学研究所がらみのゴタゴタを象徴してるようにも思えるんだよね。

 

 

 

自分の3月には11ボクシングあるんだけど、興行は月の前半と後半に集中してて、

月中では中5日とか中6日とか結構隙間があるんだよね。

で、この期間を利用して今年の新人王トーナメントに付いてチェックしてみたんだわ。

 

 

【2014年度・東日本新人王トーナメント】

 

≪総論≫

今年のトーナメントの参加者数は全12階級(例年通りSW級はナシ)で、

合計154名ってことなんだわ。

残念ながらこの数字は漸減傾向にあって、2013年は170名、

2012年は191名だったから、毎年およそ20名づつ減ってるんだよね。

 

昨年比で5名以上参加者が減った階級は、B級(9名)、SF級(6名減)、L級(6名)、

SFe級(5名)の4階級。

 

 

3名以上の複数エントリーしてるジムは全部で16ジムで、

エントリー数の多い順に書きだすと以下の通りになるんだわ。

 

・11名………ワタナベ

 

・8名…………角海老

 

・7名…………帝拳、RK蒲田

 

・6名…………協栄

 

・5名…………フラッシュ赤羽、宮田、川崎新田

 

・4名…………伴流、三迫、白井具志堅、横浜光、花形

 

・3名…………セレス、レイスポーツ、青木

 

 

 

≪階級別優勝候補予想≫

毎年よく外れる優勝者予想なんだけど、めげずに今年も強行するんだわ。

経験の浅いボクサー達がトーナメントの過程で急激に強くなっていくっていうのは、

それは結構普通の事だっていうことが逃げ道になるんだよね。

 

以下は第一戦が始まっていない段階での実にあやふやな予想であって、

初戦が一通り終わった時点での修正が必要なんだけどね。

 

 

【ミニマム級】……参加者8名(去年比マイナス4名)

2013年の若原義敬さん、2012年の山本浩也君達と比較しても、

特に見劣りするすることはないんだけど、頭抜けてるとも言えないかなあ。

 

トーナメント表の左側の山をAグループ、右側をBグループとすると、

Aグループでは市川雅之君(角海老)、Bグループは久保裕希君(セレス)が、

優勝候補だと思ってるんだけどね。

 

 

 

【ライトフライ級】……参加者12名(去年比1名増)

2013年の前川龍斗さん、2012年の横山隆司さん達と比較すると、

今の段階では若干の見劣り感がするんだけど、

Aグループでは塚田直之君(セレス)、Bグループでは工藤優雅君(マナベ)と、

海老澤昇治君(伴流)が優勝候補かなあ。

 

 

 

【フライ級】……参加者16名(去年比3名増)

2013年の大保龍斗さん、2012年の長嶺克則君のように飛び抜けた存在が無く、

Aグループでは高橋周平君(金子)、矢野乃莉守君(花形)、松原陵君(帝拳)、

Bグループだと中村誠康君(10count)、望月直樹君(横浜光)が候補かなあ。

 

 

 

【スーパーフライ級】……参加者13名(昨年比6名減)

2013年の田之岡条君、2012年の斉藤裕太君達と比較すると、

印象的にも若干大人し系が多いんだけど、

Aグループでは米永章吾君(ヨネクラ)、石本純君(ワタナベ)が、

Bグループでは吉森真之介君(山瀧)、垣永喜信君(帝拳)、

坂本達雄君(川島)達が優勝候補なんだわ。

 

 

 

【バンタム級】……参加者12名(昨年比9名減)

2013年の原有吉君、2012年の立川雄亮君達と比較すると、

今年は少々線が細いメンバーが多いし、そもそもエントリー数も少ないんだけど、

Aグループでは大楽院章吾君(新日本木村)、

Bグループは三瓶一樹君(ワタナベ)が有力なんじゃないかなあ。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……参加者20名(昨年と同数)

2013年の相川学己君、2012年の久野伸弘君達とほぼ同レベルと考えてて、

Aグループでは玉木善文君(小熊)、市村蓮司君(RK蒲田)、

Bグループでは松戸佑生君(青木)、梶竜治君(帝拳)が優勝候補かなあ。

 

 

 

【フェザー級】……参加者22名(昨年比1名増)

2013年の草野慎吾君、2012年の伊藤雅雪さん達に比べると、

やっぱりちょっと小粒な感じがするかなあ。

 

Aグループでは大木雅仁君(角海老)、川名北斗君(白井具志堅)、

Bグループでは萱沼徹平君(帝拳)、鈴木貴彦君(横浜光)達が候補ってことで……。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……参加者13名(去年比5名減)

2013年の三瓶数馬さんは勿論、2012年の柳達也さんもランクをキープしてて、

この階級は強豪を輩出してるんだけど、今年も期待できそうなメンバーが多くて、

Aグループでは荒木貴裕君(極東)と氏家文男君(F赤羽)、

Bクループでは阿久津光生君(協栄)と永井光君に期待してるんだわ。

 

 

 

【ライト級】……参加者11名(昨年比6名減)

2013年の高見良祐君、2012年のジェームス村重君達とほぼ同レベルで、

Aグループでは小林政裕君(新日本大宮)と、平岡アンディ君(花形)、

Bグループだと中村慎太郎君(角海老)、古賀翔磨君(ワタナベ)が候補だね。

 

 

 

【スーパーライト級】……参加者12名(昨年比2名増)

2013年の藪晋伍君、2012年の福地健人君達と比べて見劣り感はないんだけど、

かと言っても弾け感に恵まれてるとも言い切れず若干微妙なんだけど、

Aグループでは木田尚遥君(ワタナベ)と飯塚稔君(E&Jカシアス)、

Bグループだと花香雅治君(渡嘉敷)、片桐康喜君(草加有澤)が候補だね。

 

 

 

【ウェルター級】……参加者7名(昨年比1名増)

2012年には14名ものエントリーがあったんだけどここんとこ減ってるんだよね。

 

2013年の田中亮治君、2012年の糸山良太さんと比較しても十分で、

特に去年途中棄権した松永宏信君(横浜光)には大きく期待してるんだけど、

Aグループではもう一人、川崎真琴君(RK蒲田)も有力で、

Bグループでは玉山将也君(帝拳)が優勝候補だと思ってるんだわ。

 

 

 

【ミドル級】……参加者8名(昨年比2名増)

例年、それほど高いレベルではないんだけど、2013年の清野航君、

2012年の入澤和彰君達と同レベルか若干それ以上で、

Aグループだと成田永生君(八王子中屋)、

Bクループなら金子真也君(山上)が優勝候補なんだわ。

 

 

 

月末の8日間には5ボクシングもあって、相当気合入れないといけないんだけど、

その間、録画分のテレビ番組を消化するのも結構大変なんだよね。

 

自分が今録画予約してる番組は、“エキサイトマッチ” と “クール・ジャパン” 、

後はアニメの “べるぜバブ” “ハンター×ハンター” “黒子のバスケ” で、

“エキサイトマッチ” “クール・ジャパン” 以外は全て再放送なんだけど、

毎週の他毎日っていうのもあるもんで、すぐ溜ってしまうんだよね。

 

2014年3月12日 (水)

後楽園ホール・3月11日

 

昨日図書館に寄った後、近くの本屋を覗いてみたんだけど、

今回のエリック・クラプトンのコンサートの写真集とか特集雑誌とかはまだみたいで、

ローリング・ストーンズのモノは幾つか出てたね。

 

ストーンズって言えば、昨日のホールに久し振りに18古河の長嶋会長が来てて、

「俺はストーンズを見に行ったよお。」 ってことで色々盛り上がったんだよね。

 

 

この日は八王子中屋ジムのボクサーが出てたもんで、

まだアメリカでの試合が終わったばかりだっていうのに会長始めみんな揃ってて、

仁人さんの試合のことをちょっと聞かせて貰ったんだよね。

 

 

 

☆入江遼君(スターロード)×川崎元君(京浜川崎)……50㎏ 4R

1勝(1KO)3敗の24歳・東京都と、0勝1敗のサウスポー、20歳・神奈川県。

 

川崎君、川崎生まれの上の川崎ジムボクサーって、川崎ずくめなんだわ。

 

1R、

活きが良かったのは川崎君で、積極的な仕掛けからの左ストレートが素晴らしくて、

相手の体の真ん中に打っていくもんで、時には顔面、時には鳩尾に直撃して、

入江君の心と体が準備出来る前に圧倒しきってたんだわ。

 

立ち遅れ気味の入江君、とにかく被弾が多くていきなり暗雲立ち込めてきたなあ。

 

2R、

勢い付いた川崎君が更にガツガツ度を上げていったもんで入江君、

気持ち負けと手数負けが著しくなってほぼ一方的展開の中、

1分過ぎからレフェリーが止め時見計らい始めてたんだけど、

1分43秒、ついに東ロープ背負わされ続けてしまったとこでストップエンド。

川崎君、吹っ切れたパフォーマンスでとってもいい初勝利だったね。

 

 

 

☆中川裕己君(P渡久地)×高木ノコ君(KS)……SFe 4R

デビュー戦の33歳・三重県と、デビュー戦の18歳・東京都。

 

高木君の応援に来たんですって高校生が挨拶に寄ってくれて、

絶対見たことあるなって思ったら、石川ジムの練習生で、

とっても素晴らしいスパーリングしてた子で、名前は覚えてなかったんだけどね。

で、彼に聞いたんだけど、高木君、これが本名みたいなんだわさ。

 

1R、

33歳と18歳のデビュー戦っていうのは元々若干の無理を感じてたんだけど、

初め飛ばしていったのは年上の中川君の方で、手数で圧倒してたんだけど、

見るからに無駄な動きが多くて、そんな感じだとすぐ疲れてしまうんじゃないかって、

そう見てた途端の始まって53秒、デビュー戦でそんなの打てるかって程の、

高木君の華麗な右アッパーが直撃して中川君、一発ダウンしてしまったんだわ。

 

何とかリスタートした中川君だったんだけど、如何にも動きが心もとなくて、

それ見たセコンドからタオルが投げ入れられて2分35秒、高木君のKO勝ち。

 

中川君、残念ではあったけど、セコンドの判断は実に適切だったと思ったね。

 

 

 

☆福本翔馬君(八王子中屋)×アン・ギュンジュン……73㎏ 8R

2勝(2KO)1敗(1KO)の23歳・千葉県と、

6勝(5KO)2敗1分のOPBF14位、国内チャンピオン、22歳・韓国。

 

アン君、2年前に宮崎辰也君にTKO負けしてるんだよなあって思ってたら、

その宮崎君が横に来て、その横には相馬一哉君も座ったんだわ。

そのアン君、Kpop系の中々のイケメンなんだわ。

 

1R、

驚いたのは二人共いきなり近い距離で始めたことだったんだけど、

その後、福本君の左ジャブがビシバシ当たるようになって試合が動いて、

そのまま1分40秒までは殆ど福本君ペースだったんだわ。

 

ところがいきなり距離が縮まった途端、アン君の左右のショートフックが炸裂して、

直撃貰った福本君、思わずヘロヘロっとなってしまって、その場に膝着きダウン。

 

残り26秒ほどのとこだったんだけど福本君、そんなにムキになる必要ないのになあ。

 

2R、

福本君、距離キープできれば何の問題もないと思うんだけど、

何故か前詰め激しくしてたんだけど、その詰め方が無意識過ぎだったし、

突っ立たままの手打ちが危なっかしい事この上なかったんだわ。

 

それでも残り1分ちょっとのとこで福本君、やっとのことでの右ストレート、

この日一番の直撃させることが出来たんだわ。

 

強いのを貰ってしまったアン君、南ロープに飛ばされた後、

一気に北サイドに逃げたんだけど、福本君の追い打ち一発更に貰ってしまって、

北ロープに尻餅付くようになってしまったとこで、ダウン宣告されてしまったんだわ。

 

それ、残り50秒ほどのとこだったんだけど、リスタート後のアン君、

かなりシンドそうではあったんだけど、何とか凌ぎ切っての終了ゴング。

 

倒し倒されだったもんで、そりゃもう場内大騒ぎではあったんだけど、

それはお互いのディフェンスへの無配慮というか雑なボクシングの結果ってことで、

其々のセコンドはハラハラの連続だったと思うけどなあ。

アン君、右目上ヒットカットしてたね。

 

3R、

よりヘバッてきてるのはアン君の方みたいで、間欠泉的にしか動けてなくて、

打っては休み、休んでは打ってみたいな感じだったんだけど、

打って行く際にはまだ力込めてたもんで、福本君も安心しきれなかったんだけど、

揉み合いの中でのショート戦も征してて、いいボディブローで圧倒してたね。

 

残り1分、アン君の消耗が進んで腰が伸び加減になってしまったとこに福本君、

綺麗な右ストレートを打ち込んで、アン君のアゴが反り返ったとこの1分51秒、

レフェリー割って入ってのストップエンド。

 

福本君、こんなもんじゃないと思ってて、まだまだ化けるのを期待したいよね。

 

 

 

☆コブラ諏訪さん(P渡久地)×何チャラ・ウォースラポン

                              ………SW 8R

12勝(5KO)11敗(5KO)2分のランク10位、33歳・東京都と、

9勝(5KO)6敗1分の31歳・タイ国。

 

1R、

体シッカリしてるしイケメンでもあるしウォースラポン、何かやりそうだったんだけど、

そんな立ち方はないだろってほどスタンスが広くて、やっぱり下手クソなんだわ。

 

序盤の諏訪さん、相手のブワァ~ンとしたトローイ左右フックを結構貰ってて、

そんなんで大丈夫かって思ってたら、中盤のボディブローで立て直して、

そしたら途端に詰まらない試合になってしまって、後は相手の倒れ時だけで……。

 

余りに恥ずかしくも情けない試合だったもんで、即席外そうかとも思ったんだけど、

だけど周囲に失礼だよなあって思ってた途端、案の定タイ人がゴロンと転がって、

途端にすぐ倒れるタイ人ボクサー専門の例の呼び屋が 「止めて、止めて。」 って、

言葉発したもんで、もうホント、バッカバカしかしくなって腹立ったモンで、

そいつに 「何だこりゃ!」 ってそれとなく悪態付いて席蹴ったんだけど、

その後またすぐ倒れて、今度は起き上がらなくてそれで終わりだってさ。

 

 

この後、女子戦が組まれてたんだけど、開始時間が決められてたみたいで、

元々組まれてた試合も少なかったし、で、50分近く間が空いてしまって、

まるで世界戦の時みたいみたいにダラダラになってしまったなあ。

で、色んなボクサー達と話しながら時間過ごしたんだけどね。

 

 

 

☆沼田康司さん(トクホン真闘)×下川原雄大さん(角海老)

                 ………OPBF SW タイトル戦 12R

21勝(16KO)7敗(3KO)1分のOPBF3位、国内3位、29歳・東京都と、

19勝(6KO)8敗(1KO)2分のOPBF8位、国内4位の32歳・東京都。

 

場内そこそこの客入りで、それが二手に分かれての応援合戦が凄かったんだけど、

実はこの試合、期待してた程のことはなくて、正直、全く面白くなくて、

其々が自らのスタイルを貫き通してはいたんだけど、お互い噛み合い悪いし、

12R最後の最後まで工夫の見られない一本調子に終始してたんだわ。

 

下川原さんの方はあれが精一杯だった思うから、問題は沼田さんだったかなあ。

 

下川原さんが距離取ってジャブ主体の当て逃げ系だったの対して、

沼田さん、とにかく一発デカイのブチ当てたいです系だったんだけど、

踏み込みも甘いし、最後まで直線的な出入りからの一次攻撃だけで終わってて、

ヒット数より空振りの方が圧倒多かったんだわ。

 

下川原さんの方も距離だけが命なもんで、詰まったとこでの打ち合いになると、

途端に危険度が上がってしまってて、

途中、若干アルバレスのような細かく素早い打ち分けも見せてたんだけど、

残念ながら威力的には今一歩なもんで大きくダメージ当たえ切れてなくて、

それでも最後までらしさを発揮し続けたのは下川原さんの方だったなあ。

 

自分、デビューの頃から沼田さんを知ってて、

当時持ってた先々の期待感を思い返してみると正直、失望感の方が大きくて、

試合ごとの出来のバラつきが目立つし、こんなもんじゃないだろ感が強かったなあ。

 

山ほどのチョン当てと、それより格段に威力のある、でも超間欠泉的なヒット、

それをどう比較評価するかってことがポイントになった訳で、

それは多分、ジャッジも悩むとこだったろうとは思ったんだよね。

 

そのうち沼田さんが大きく当て込むんじゃないかって期待感もずっと残ってて、

で、自分も最後まで見てしまったんだけど、いつまで経っても決定打は出なくて、

それでも中盤から終盤に賭けての有効ヒットで2ポイントほど沼田さんかなあって、

そう思ってたんだけど、結局、115-113、113-115、114-114ってことで、

きっちり1-1のドローだったんだわ。

 

8R終了時での途中採点でも77-75、75-77、76-76だったから、

その後もそういうのがそのまま積み重なっただけってことだったんだよね。

 

ってことで、思い返してみればこの日は初めの4回戦2試合の方が印象に残ったね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 川崎元君

② 高木ノコ君

③ 特にナシ

 

 

 

試合終了後、何となく追い立てられるようにして帰ったんだけど、

決定戦がドローってことになるとどうなるのかなあ、再戦するのかなあ……。

 

2014年3月11日 (火)

仁人さん、アルバレス……。

 

今日で東北大震災から3年経つんだけど、被災地は未だ復興叶ってなくて、

大きなスケールの天災の前では人は小さい小さいモノなのを痛感するんだよね。

 

あの折、宮城県のある小学校では児童74人が津波の犠牲になったんだけど、

そのうちの23人の遺族が学校側の避難誘導にミスがあったってことで、

今回一人当たり1億円の損害賠償訴訟を起こしたんだよね。

 

津波に対する状況判断や避難に際して明らかなミスがあったから、

そういう結果を招いたってことも確かにあるんだろうけど、

前例や予想を遥かに超えた事態に対して、どこまで冷静適切に対処できるかって、

そういう事にもなる訳で、自分は急に自信無くなってしまうとこもあるんだけどね。

 

謝って済むなら警察は要らないって論理に近いものを感じないでもないんだけど、

学校側の対応はそれほど稚拙だったのかなあ。

 

それにしても、その小学校の犠牲児童はあと50人ほどいるんだけど、

彼らの遺族は今回の訴訟をどう捉えてるんだろね。

もっと大きな訴訟を考えてるのか、取り敢えず行方を見つめているのか、

そういうのから離れたとこでひたすら鎮魂の祈りを捧げているのか……。

 

 

 

iPs細胞の後、またもや日本人の快挙ってことで、華々しく伝えられたSTAP細胞、

理化学研究所のオネエチャンがエライ注目だったんだけど、

共同研究者の一人が、あれはどうも早急に過ぎたんじゃないか、

細胞の再現は難しいし、データや画像の不審な使い回しも見受けられるし、

そもそもSTAP細胞の存在すら確信持てなくなったって言い出したんだわ。

 

で、早いこと論文自体を取り下げた方がいいって申し入れたそうなんだけど、

どうなるのかなあ、どうするのかなあ理化学研究所ってことなんだよね。

 

 

 

荒川仁人さんがラスベガスのリングに立ってた時、

実は自分、奥さんと息子、それに息子の婚約者の4人で食事してたんだわ。

 

奥さんの二人の兄弟には男の子が生まれなかったし、

自分の息子も娘も結婚とか家庭とかの形式には興味が向かわなかったみたいで、

それで両家とも、天皇家のような状況に陥ってるっていうか、

少なくとも其々お家断絶ってことだなあって思ってて、

それでもそれほど由緒正しい家柄でも家系でもないしなあって思ってたんだよね。

 

それが今年の1月息子に会った時、何やら彼女的な存在がいるってこと聞かされて、

ホーッて思ってたら先月、紹介するから一緒に食事しようって電話が来て、

ちょっと待て、それは本格的だろって思ったら、何とこの7月に結婚するんだってさ。

 

彼女は大手アパレルの企画スーパーバイザーみたいな仕事してるみたいだし、

息子はCGデザイナーだし、何か最先端カップルって感じなんだよね。

 

仕事柄人慣れしてるみたいで彼女、初対面なのに打ち解け方がとっても上手で、

個室での懐石料理だったもんで、静まり返ってしまったら困るけどなあって、

そう思ってたこっちの危惧を初っ端から払拭してくれたんだよね。

 

まあ形式はともかく、一緒に暮らしたいって思う人間が出来るっていうことは、

それはとってもいい事だと思ってるもんで、良かった、良かったね。

 

 

 

ってことで、仁人さんとアルバレスの試合は昨日の夜見たんだよね。

 

 

☆荒川仁人さん(八王子中屋)×ホルヘ・リナレス(帝拳)

               ………WBC L級 挑戦者決定戦 10R

24勝(16KO)4敗1分のWBC2位、サウスポー、32歳・東京都と、

34勝(22KO)2敗(2KO)のWBC5位、28歳・ベネズエラ。

 

 

仁人さんはトランクスやハイソックス、シューズからグローブに至るまで黒ずくめで、

ホルヘの方もグローブは黒だったけど、トランクスとシューズはグリーンで、

どうせならクローブもグリーンにすればいいのにとも思ったんだけど、

そうなると何だかケロロ軍曹みたいになってしまうかなあ。

 

二人のグローブはレイジェスで、自分、アディダスやウィニング、エバーラスト、

それにグラントの中では一番のお気に入りで、小指側の丸みを帯びた感じとか、

皮の艶感がもう堪んない訳で、それも黒がベストだって思ってるんだよね。

 

 

ラスベガスMGMグランドのリングの上で日本人とベネズエラ人が、

八王子中屋ジムと帝拳ジムのボクサーが戦うのをWOWOWが中継するって、

そういうシチュエーションだけで、自分何か迫るモノがあったなあ。

 

中屋さんとこのコーナーには勿論、会長とか筒井さんが付いてたんだけど、

一生さんもお気に入りのニット帽被って控えてたね。

 

 

この試合、結果的には100-92×2、98-92ってことで、

ホルヘの圧倒3-0勝ちで、自分も98-92だったんだけど、

小さくても見栄えのいいとこを全部ホルヘが持って行ってしまったって感じで、

仁人さん、最後の最後まで強い左や右フックを当て切れてなかったんだわ。

 

そうさせなかったホルヘのポジショニングやディフェンスが優れてて、

仁人さんのタイミングをことごとく外してたって言わざるを得なくて、

結果的に大きな差が出てしまったんだけど、それは小さな差の累積だったんだよね。

 

そこそこ強いのを幾度も打ち込まれても仁人さん、

腰が砕け気味になったのは7Rでの1回だけだったし、

とにかく、ホルヘが困惑するほどの打たれ強さというか気持ちの強さ見せてて、

最終インターバルでの根性の入り方は感動的ですらあったんだよね。

 

戦法としては前回のフィゲロア戦を更に徹底するって方向だったみたいで、

珍しく初回から飛ばして行って、流石に9R辺りからは動きが緩んでたんだけど、

それでも終始距離潰しまくってホルヘの思う通りにはさせてなかったんだよね。

 

6回の左フックみたいなのがもっと当たってたら随分違ってたと思うけど、

最後までそれをさせなかったホルヘの巧さが抜群だったとも言える訳で……。

 

とにかくこの日のホルヘ、先攻めもできるしカウンターも狙ってくるし、

中間距離からの素早いワンツーは勿論、接近戦でのショートブローも絶妙で、

長い腕畳んで早い回転で、それもフックとアッパーを組み合わせてたもんなあ。

 

それと特に目に付いたのは左アッパーで、合い間合い間に混ぜ込んたんだけど

あれはサウスポーにはとっても有効で仁人さん、自分の右手が視界の邪魔して、

殆ど出所が見えなかったんじゃないかってほど被弾繰り返してたからなあ。

 

 

ホルヘっていうのは元々全てのパンチを見栄え良く打ち込む技術に長けてて、

キレのいいパンチを淀みなく繋げていって見てる者に心地良さを感じさせるし、

上下の打ち分けをそれも緩急付けて見せてくれるもんで惚れ惚れなんだよね。

 

一度出来たホルヘのリズムを崩すべく、仁人さんも懸命の前詰めで、

途中何度か相手のヤル気を削いではいたんだけど、

そこから大きく当て込むことが最後まで出来なくて残念だったんだよね。

 

 

それ程打たれ強いとは思ってないボクサーはディフェンスにも十分配慮する訳で、

その点でホルヘがムチャ倒しに来るタイプじゃないとこも仁人さん苦戦の要因で、

中々大きな隙を見い出せないままに終わってしまったって感じだったなあ。

 

終盤に近付くにつれ、仁人さんの左顔面の傷み方が進んで行ったんだけど、

やっぱりジャブと特にあの左アッパーだったかなあって見てたんだけど、

最終回の途中でお互い、微笑み交わしててとってもいい感じだったなあ。

 

仁人さん、攻め手封じられて、この日のホルヘがとっても巧かったってことで……。

 

 

 

☆サウル・アルバレス×アルフレッド・アングロ……SW 12R

42勝(30KO)1敗1分の前WBC、WBA SWチャンピオン、23歳・メキシコと、

22勝(18KO)3敗の元WBO SW暫定チャンピオン、31歳・メキシコ。

 

 

好きな外国人ボクサーの第2位のアルバレス、前回はメイウェザーの前に、

最後まで消化不良の試合してしまった後の復帰戦ってことで、

応援しない訳にはいかなかったんだよね。

 

アルバレス、とにかく体幹の太さが圧倒的で強振しても軸ブレしないし、

常に倒しに行く迷いのない腕振りなんだけどデリケートなパンチ組み合わせするし、

抜群の緩急だし、様子見することのない初回からの全力出しだし、

あくまで自分のボクシングを貫こうとするその迫力に惚れ惚れなんだよね。

 

彼、このクラスでのパンチスピードも頭抜けてるもんで、

アングロのパンチがトロく見えてしまう程だったんだけど、いきなりの全部出しで、

もっと段取り踏んで徐々に色々見せていった方がいいんじゃないかって、

その方が戦略的にいいんじゃないかって思わないでもないんだけど、

とにかくいきなりの左フックとか全速ワンツーとか強烈ボディブローとか、

終いには左ダブルまでも、もうとにかく初っ端からの全部見せだったんだわ。

 

で、いきなり長引きそうにないって感じがしたんだけど、結局、10Rまでいって、

その直前既に一発貰うごとに足元覚束なくなってたアングロが、

アルバレスの華麗な左アッパー喰らって顎が上がってしまったとこで、

レフェリーが割って入ってのもう止めようねストップかけてのTKOエンド。

 

アングロは何すんだよ、まだ止めるなよって仕草してたけど、

これはこの間の山元浩嗣君の場合とは状況がかなり違ってて、

本人の認識とは全然別にホントにもうダメそうだったから仕方なかったんだよね。

 

 

アレグロ、最後は別人のように顔面腫れ上がってたんだけど、

その踏ん張りは度を超えてて、中盤はアルバレスが打ち飽きてしまったような、

そんな雰囲気も見せるほどで、それはそれなりに見せ場作ってたんだよね。                                                               

ポイント的にはほぼ全ラウンド獲られてるっていうのに、

その諦めの悪さに思わず心動かされてしまうほどだったんだよね。

 

 

それにしてもアルバレス、やっぱり右ストレートの真っ直ぐな打ち出しとか、

左アッパーから繋げた打ち下しの右フックって斜め打ちがカッコ良かったなあ。

 

 

 

今日はこれから図書館寄っての後楽園ホールなんだけど、花粉はどうなのか。

今年の自分の花粉症、去年までと比較すると信じ難いほど軽症なんだけど、

予報通り花粉の飛来が少ないのか、まだまだこれからなのか……。

 

2014年3月 8日 (土)

後楽園ホール・3月7日

 

どっちか上げるって言われたらひたすら迷ってしまうよなあって見てたのが、

“マクラーレン・F1” と “ブガッティ・ベイロン” だったんだわ。

 

 

 

イカサマ作曲家が弁明記者会見やってたんだけど、

佐渡河内某にしろ新垣某にしろ、要するに典型的な目クソ、鼻クソな訳で

つまり二人共ただのクソに過ぎない訳で、

ケンカ別れの原因もやっぱりつまりはゲイにまつわるこじれじゃないかって、

で、結局、どっちが嘘をついてても別にどうでもいいんだよね。

 

 

 

なんか最近寒いよなあって首すくめながらのホール入りで、

杉崎由夜さんと阿部トレーナー、山元浩嗣君と高橋さんや小口さん、佐々木さん、

それからMTジムの会長とか渡辺会長、団会長、鈴木会長達にご挨拶した後、

知り合いのジムの出場者以外の試合には全く何の興味示さなくて、

ひたすらしゃべりまくってる連中がすぐ後ろで煩かったし、

横にはクサレ業界人が得意そうに知ったか話してるしだったもんで、

昨日もまた知り合いのボクサーに席譲って自分は放浪観戦だったんだわ。

 

あれって気が付いたら宮崎辰也君がこの日も来てて、

相馬一哉君と斉藤司さんの応援なんだよね。

 

 

 

☆内川大輔君(伴流)×須田仁洋君(石神井S)……SFe 4R

0勝1敗1分の27歳・佐賀県と、デビュー戦の29歳・秋田県。

 

須田君の応援に佐藤拓茂君が来て、自分のすぐ横で大声援送ってたね。

その須田君、“きみひろ” って読むんだってさ。

 

1R、

須田君、初戦ってこともあってかちょっと怖がってるみたいなジャブの出し方だし、

そこそこ前詰めはしてるんだけど、ストローク全体が微妙に緩いんだよなあ。

 

相手がそういう風なんだから内川君、もっと強気に手を出していってもいいのに、

彼もちょっとオドオド感が強いし、かなり隙だらけの腕振りしてたんだわ。

 

お互いの戦法が見えて来ないまま一方的にもならず、いきなりズルズルだなあ。

 

2R、

二人共ヒッチもストロークもデカイもんで交互に危機がやって来るもんで、

其々の関係者達はそれこそヒヤヒヤの連続の中、

初めの2分間は須田君が手数頑張ってたんだけど、急に疲れてしまってみたいで、

残り1分は内川君の反転攻勢に晒されてたなあ。

 

インターバルの時の須田君、レフェリーに大丈夫かって聞かれて様子見されてて、

かなり消耗が進んでるって判断されてたみたいだったなあ。

 

3R、

顔面が赤くなってるのは内川君だったんだけど、シンドそうなのは須田君の方で、

行方が読み切れなかったとこ、須田君、取り敢えず前へ前へと詰めてるんだけど、

その詰め方があやふやというか無防備過ぎて何だかとっても危なそうで、

って見てた1分過ぎ、内川君の右ショットまともに貰ってしまって、

それ、カウンターのタイミングでのハードヒットだったもんで、

須田君、倒れはしなかったんだけどレフェリー、もう止めようねストップエンド。

 

1分10秒、内川君、3戦目での初勝利TKO勝ちってことで嬉しそうだったなあ。

 

 

この日は試合数が少なかったせいもあってか二つほどスパーが組み込まれてて、

まずは岨野豊さんが登場したんだけど、相手と同じようなトランクスだったし、

グローブやヘッドギアでも区別が出来なくて、あれは不親切だったなあ。

 

 

 

☆海老澤昇治君(伴流)×栗原慶太君(一力)……50.2㎏ 4R

4勝1敗(1KO)の22歳・東京都と、3勝(3KO)2敗(1KO)の21歳・東京都。

 

海老澤君、自分の中の今年の新人王トーナメントの優勝候補の一人で、

Bグループ(右側の山)での工藤優雅君との対戦が待たれるんだよね。

 

1R、

ワンツーの形とか威力とかは栗原君の方が上だと思うんだけど、

攻撃のパターンがとっても単調なもんで相手に読まれ易いと思うんだけどなあ。

 

坊主頭の海老澤君、無暗に相手に合わせないで様子見しながら、

的確なジャブでタイミング掴みながらの1分30秒、

素早いコンビネーションからの左フックを華麗にヒットさせてたね。

 

2R、

栗原君、勝ちは全てKOってこともあってか、雑な攻め込みが目立ってしまって、

馬力は見せてるんだけど力入れ過ぎだし大まか過ぎなんだわ。

 

海老澤君、ハードヒットではないんだけど当たりの正確さと手数で圧倒してるね。

 

それにしてもお互いにもっとボディブローへの配慮が要る訳で、

上への攻撃に限定し過ぎだと思うけどね。

 

栗原君、コツコツ当てられて大分赤くなってたんだけど、

この回、右目上と左目下を傷めてしまってたなあ。

 

3R、

栗原君、劣勢を意識してか益々闘志剥き出しの殴り掛かりではあるんだけど、

大きく当てたい当てたいっていうのが前面に出過ぎで、結果益々雑になってて、

そりゃ一発当てたら大逆転ではあるんだけど、ちょっと無理そうな感じなんだわ。

 

海老澤君、相手が大きく振り被ってくるとこにできる隙、巧いこと突いてるし、

栗原君、残念ながら接近戦はまるで不得意みたいなんだよね。

 

4R、

倒さなければ勝てない栗原君、その馬力と気持ちの強さは魅力的なんだけど、

威力のある一発一発に繋がりが無くて、勿体ないこと甚だしくて、

パフォーマンス全体にスムースさが欠けてるのが致命的なんだよなあ。

 

一方の海老澤君、徐々にパワー負けしつつあったんだけど、

それでも大きく被弾するってことだけは上手に避けてて無理しないまま終了ゴング。

 

自分の中では判り易い39-37だったんだけど、

結局、40-37×2、39-37ってことで勿論、海老澤君の圧倒3-0勝ち。

 

 

それにしても栗原君、もう少し何とかしたらいいボクサーになると思うんだけどなあ。

 

 

 

☆中川健太君(ロッキー)×萩原猛君(T&T)……53.1㎏ 8R

6勝(4KO)2敗のサウスポー、28歳・東京都と、

7勝(6KO)7敗(1KO)3分の28歳・神奈川県。

 

1R、

お互い、いかにもKO率高い同士の戦いって感じで、

そりゃ、イッセノセのどっちか当たりのKO決着は魅力的ではあるんだけど、

要するに一発に賭け過ぎのボクシングで雑過ぎなんだわ。

 

始まって41秒の赤コーナー前、それまでも左ストレートを2発打ち込んでて、

ペース掴んだ中川君、ここんとこそこそこの相手に4連勝中なんだけど、

またもやの左ストレートを過激に打ち込んで、萩原君から早々のダウンゲット。

 

萩原君、何とかリスタートはしたんだけど、そこそこ効いてるみたいで、

リカバリーを予感させる動きが出来てなかったんだけど、

中川君の方も追撃が雑だったもんで、命拾いしてたんだわ。

 

2R、

始まって48秒、中川君の左と萩原君の右が強烈相打ち交錯したんだけど、

当たりの強さは萩原君の方で勢い取り戻したって感じだったなあ。

 

それでも二人共、細かいとこには全く神経使ってない利き手ストレート一本槍で、

特に萩原君、右手頼りのボクシングをし過ぎなんじゃないかなあ。

 

お互い、もうちょっと形造ったらいいボクサーになると思うんだけど、

やたら単調なやり取りを繰り返すばかりで、結局、どっちかが倒すんだろうけど、

自分、ひたすら退屈になってしまったもんで、ここで休憩タイムってことで……。

 

そしたら次の3R、2分29秒、中川君のTKO勝ちってアナウンスだったんだわ。

 

途中、萩原君の右が中川君をグラッとさせる場面もあったんだけどね。

T&Tジムの会長さんとすれ違ったもんで、ちょっと感想伝えたら、

実は萩原君、仕事で左手痛めてたみたいだったんだよね。

 

 

 

☆杉崎由夜さん(角海老)×相馬一哉君(一力)……L 8R

18勝(6KO)9敗(5KO)1分のランク6位、27歳・神奈川県と、

6勝(5KO)4敗(1KO)2分の34歳・福井県。

 

杉崎さん、満々の体力ボクサー相手に一階級上げての一戦なんだけど、

最後まで集中切らさずにできるのかなあってのがちょっと心配だったんだよね。

 

1R、

やっぱりナチュラルライトの相馬君は力強くデカかったんだけど、

杉崎さん、まずは左フックと鋭いワンツーで先攻してたね。

 

一方の相馬君、若干不気味な雰囲気を漂わせてはいたんだけど、

一発必殺直撃目指す余りかちょっと手数が不足気味なんだわ。

 

初回は大体こんなものかなあって見てた残り14秒、

相手の打ち終わりに大きく合わせヒットさせた杉崎さん、一気の大攻勢で、

まるで倒し切ってしまおうかって程の飛ばし方で相馬君を南東ポストに追い込んで、

ガァーッと連打しかけて行った途端、相馬君の打ち返しの右ショートフックを貰って、

残り6秒、アララーの逆転ダウン喰らってしまったんだわ。

 

打たれ強くないのに杉崎さんもムキに行って彼らしいと言えばらしかったし、

相馬君も打たれ強さと重いパンチを披露して、らしさ発揮してたんだわ。

 

2R、

杉崎さん、再度冷静に立て直していって相手の手数が少ないことにも助けられて、

軽いジャブを重ねながらワンツーでリズム取り戻しつつ、

その後左ボディ、右ストレートをナイスヒットさせていったんだわ。

杉崎さん、無理に男気発揮しないで普通にやれば何の問題もないんだわ。

 

相馬君も思いの外突っかけて行かなくて、杉崎さんを休ませてたなあ。

 

3R、

相馬君、多少プレスを強くしていったんだけど、細かい打ち分けが出来ない分、

見栄えの差がでてきてしまって、丁寧なボディブローやアッパーを貰ってしまって、

杉崎さんにポイントを返却してるって感じだったんだわ。

 

相馬君、その1発に注ぐパワーを2発目3発目に分散して、

スピードと回転を上げる方に使えれば全然違うと思うんだけどなあ。

 

いずれにしても、このラウンドでハンデ取り戻したね杉崎さん。

 

4R、

体力と腕力では圧倒してる相馬君、揉み合う中でのショートブローも有効で、

杉崎さん、そういうとこでの擦りパンチにも注意が要るんだけど、

相馬君の迫力がこの日は今一歩だったもんで随分助けられてたなあ。

 

で、杉崎さん、ワンツーからの右アッパーの連続技で華麗なとこ見せてたね。

 

それにしても相馬君、何だかモサーッとしてて、こんな感じだったっけかなあ。

 

ただ最後の5秒ほど杉崎さん、またもや危険な殴り合いに付き合ってしまってて、

ああいうとこはホント治らないんだよなあ。

 

5R、

相馬君、そうだこれしかないんだって感じの吹っ切れたようなガツガツ前詰めで、

揉み合いの中から右フックブチ当てようって、やたらもがいてたんだけど、

そういうのは杉崎さん、実はとっても不得意で、集中切れるのはこういう展開からで、

自分、ちょっとハラハラ系になっていったんだよね。

 

ここまで進んでまたチャラスコア。

 

6R、

一発の危険度には雲泥の差があるのに杉崎さん、またもや引くってことしなくて、

1分45秒辺りから、この日3回目の大ブン殴り大会が始まって、

そりゃ場内大盛り上がりではあったんだけど、見てる方はヒヤヒヤだったんだわ。

 

とっても危険なタイミングで二人のパンチが交錯してたのが一段落した後、

まだ頑張って手出し続けてたのは何と杉崎さんの方で、

最後の最後まで倒しに行くボクシングしてたもんで驚いたね。

 

7R、

結構クリーンに被弾してるっていうのに相馬君、殆ど平気な顔してて、

彼、異常に打たれ強いし、残念ながら杉崎さんのパンチは軽いんだよね。

其々が持ってる弱点を他の何かで埋めて戦うのがボクシングなんだよね。

 

いつもだったそろそろこの辺りで動きが劣化してくることの多い杉崎さん、

この日は初めと変わらない程終始動けてて、細かいパンチを丁寧に当て込んでて、

スタミナ落ちを狙ってた相馬君に思うようにさせてなかったんだよね。

 

8R、

相手が左の使い方が今一の右フック一辺倒で、他にこれといった技が無かったのと、

そもそものパンチスピードが不足してた事が助かって杉崎さん、

終盤は若干グズグズにはなったけど、それは相馬君も同じで、

最後の最後、お約束の狂乱男気殴り合いになってしまって、

僅かに左目上ヒットカットされてはいたけど、致命的な被弾ないまま終了ゴング。

 

 

結局、77-74、77-75×2ってことで、杉崎さんの3-0勝ち。

 

自分は8Rをヒット数では杉崎さんだったんだけど、カットさせた相馬君ってことで、

76-75だったんだけどね。

 

 

この後、女子戦が組まれてて時間的な余裕ができたもんで、

二人と沢山話すことができたんだけど、杉崎さん、負けてると思って頑張ったって、

結構腫れてきた顔付がどことなくホルヘ・リナレスを彷彿とさせてたんだよね。

 

いつもならヘナヘナってしてしまいそうなとこ踏ん張り通してエラかったって、

自分、そう伝えたんだけど、ジム関係者達は寄ってたかって、

ああいう打ち合いはないだろってやっぱり言ってたなあ。

 

相馬君とも話したんだけど、彼、とっても真面目に聞いてくれたもんで、

主にパワーの配分とか左の使い方とかについて話したんだよね。

 

 

 

山元浩嗣君(ワタナベ)×斉藤司さん(三谷大和)

                           ………60.6㎏ 8R

16勝(2KO)9敗(5KO)2分のスイッチ、32歳・熊本県と、

18勝(13KO)2敗(1KO)のランク9位、23歳・千葉県。

 

勝率やKO率から判断すると、ここは斉藤さん優位は譲れないとこだったんだけど、

一方ではかき回されると弱いとこもあるもんで、綺麗にやろうとしたらダメだよって、

事前に山元君と話してたんだよね。

 

1R、

相手は5㎝ほどデカかったんだけど、まず先制していったのは山元君で、

この日は終始サウスポー構えだったんだけど、とにかく右ジャブが絶好調で、

斉藤さんが殆ど何もせず様子見の中、やりたい事がほぼできて圧倒してて、

中盤に左ボディ打ち込む際も何の怯みも見せてなかったなあ。

 

斉藤さん、余裕なのか調子良くないのか、ホントに何もしないままで、

ゴング鳴った時、早々に顔面赤くなってたなあ。

 

 

この試合、斉藤さんには毎回毎回、合計8回のチャンスがあると思ってて、

つまり、途中スコア関係なくいつでも決着させる力と機会を8回持ってて、

一方の山元君は1Rから8Rの全部24分間を集中し通さなければいけないって、

二人にはそういう立場的なというか品質的な違いがあるって思ってたんだよね。

 

2R、

山元君、前の手の使い方圧倒して、斉藤さんのタイミングを外しまくってて、

相手が躊躇してる間に小さく細かい回転でヒット数を重ねていったんだわ。

 

斉藤さん、やっとのことで初めてキレのいいワンツー打ち込んでたけど、

それ1回きりでポイントゲットには程遠いんだわ。

 

3R、

斉藤さん、既に赤鬼のような形相で被弾の多さを露呈してて、

この試合、DANGANの古澤さんと並んで観戦してたんだけど、

何か山元君、行けそうだねって言葉交わしたんだよね。

 

山元君、斉藤さんの強い右に対する警戒も十分で、

とにかく相手のタイミング打たせない気配りが抜群で、やっぱりジャブが絶妙で、

初回から流れを変えさせてなくて、斉藤さん、ラスト30も平凡だったなあ。

 

4R、

このままじゃマズイってことで斉藤さん、若干強引に出て来たんだけど、

大きく当てたい右には繋げきれなくて、この回もやっぱり山元君のコツコツが優勢で、

いいとこで打たせない距離のキープもできてて、巧いんだわ山元君。

 

斉藤さんの前詰めが激しくなったせいもあって、山元君、右目上バッティングカット。

 

5R、

斉藤さん、とにかく全く何の工夫も見せなくて、チャンス8回あるとは言え、

このままじゃラウンド重ねる度に1ポイントづつかすめ取られるだけだっていうのに、

ことさら乱暴になるでもなく、フェイント駆使する訳でもなく、

直線的な出入りを繰り返してて、例の惚れ惚れ左ダブルフックの面影さえ見せず、

それでもディフェンスは大事だってことさらのフルガードするもんで、

そこから攻撃に移る際にどうしてもワンテンポ遅れてて、相打ちでも勝てそうなのに、

やっぱり打たれるのを極度に嫌がってるんだよなあ。

 

で、ここまでのスコアを振り返ってみれば山元君のフルマークなんだよなあ。

 

6R、

殆ど同じような展開で、っていうことはあと3ラウンド例え全部取られても山元君、

久し振りのランカー復帰じゃないのっていうのがハッキリ見えてきたんだよね。

 

ちょっとウキウキしながら見てた残り1分、二人ガッツンバッティングしてしまって、

斉藤君の方の当たりどこが悪かったみたいで、左目上から出血。

 

ドクターチェック後普通に再開されたんだけど、

理解できなかったのはこの時のレフェリーの裁定で、

いきなり山元君に減点を通告したんだよね。

 

そのバッティング、どう見ても山元君の一方的な責任ではなかったし、

それまで焦って突っ込んでたのは却って斉藤さんの方だった訳だし、

バッティングの際には傷付かなかった方にペナルティを課すっていう、

そういうどこぞのルールが日本でも適用されるようになったとは聞いてないし、

事前に大きな注意も受けてないのにいきなり減点っていうのは受け入れ難くて、

2回も3回も注意した後、それでも減点課さないレフェリーが幾らでもいるのに、

出血したから一発減点っていうのは余りに簡単過ぎで片寄り過ぎだと思ったなあ。

 

この時点では山元君にポイント的な余裕があったから陣営は大人しくしてたけど、

まさかレフェリー、試合を面白くしようとしたってかあって感じだったんだよね。

 

この回のパフォーマンスとしてはやっぱり山元君の方にポイント振らざるを得なくて、

結局自分、9-9ってしたんだけどね。

 

7R、

カット出血した途端、いつどこの時点で負傷ストップかけられても、

間違いなく斉藤さんの判定負けは明らかで、それについては誰にも全く異論なくて、

ってことが解ってか当の斉藤さん、やっと最後の本気丸出しってことで、

もはや失う物が無い者の強さをいきなり全面に出していっての一気一気。

そのまま開き直ったボクサーの強さを全開にしたままの残り1分18秒、

これは明らかなこの日一番のクリーンヒットで、右、左を連続打ち込みだったんだわ。

 

で、斉藤さん、この試合初めてのポイントゲットだったんだわ。

 

8R、

最後のヤケクソパワー発揮の斉藤さんが優位に進めてた始まって54秒、

一気に山元君を赤コーナー近くに追い込んで、右、左を強く低く打ち込んで、

特にアッパー気味の左フックが効いたと思うんだけど、

山元君が思わず体屈めてしまったとこを斉藤さん、

バックステップしながら手前に引き込み倒すようにしてダウンゲット。

 

この時、レフェリーは縦位置にいて斉藤さんの背中越しに見てて、

自分は赤コーナーのすぐ近くで見てたんだけど、それでもここの場面は結構微妙で、

直前にそこそこのを被弾してたのは間違いなかったし、斉藤さんが下がったとこに、

ダメージ負った山元君がもたれ掛って倒れたようにも見えたし、

まあダウン裁定っていうのは仕方なかったかなあ。

 

リスタート後の斉藤さん、勿論ここぞの鬼追撃で残り2分近くもあるし、

斉藤さんには十分な時間かも知れない中、山元君、如何に凌ぎ切るかで、

場内、双方の応援団の悲鳴に近い絶叫が飛び交ってワァンワァンしてたんだけど、

あと30秒ほどを凌げばダウン一個取られたとしても山元君逃げ切りだったとこ、

斉藤さんが山元君を再度赤コーナー寄りの北ロープに押し込んで、

やたらの攻め立てをしたとこで、レフェリー、いきなり割り込んでのストップエンド。

2分38秒ってことで、残りあと22秒での劇的幕切れで、

込められたモノには随分の差があったんだけど、場内更に大騒ぎだったんだわ。

 

正直、自分にはまだまだ早過ぎるストップじゃないかって見えて、

4回戦や6回戦の経験の乏しいボクサー達だったら妥当な判断だったとは思うけど、

二人合わせてほぼ50戦目のバリバリランカーと元ランカーの試合なんだから、

もう少し行方見て見定めてもいいんじゃないかって思ったんだよね。

 

ただ山元君の方も、怖がりなレフェリーだったら思わず止めてしまうような、

堪忍して下さいって言ってるようなポーズを若干見せてたのも事実だったから、

本人の感覚とは違うとこで判断されてしまったいう不満は解るんだけど、

その点については素直に反省すべきなんじゃないかとも思ったんだよね。

 

 

8Rに山元君がダウン一個で凌ぎ切ったら自分のスコアはそれでも76-74で、

待望のランカー復帰だったもんで、ホントに残念の極みだったんだよなあ。

 

3人のジャッジ達の7R終わったとこでのスコアを確認したら、

69-64、69-65、68-65だったから、8Rを8-10で終えてたら、

やっぱり77-74、77-75、76-75ってことで、3-0勝ちだったんだよなあ。

 

 

試合後の山元君の控室には残念感や後悔と共に怒りと憤懣も満ちてたんだけど、

渡辺会長の冷静な発言が全てっていうとこもあったなあ。

 

 

山元君、これでヘバッてはダメだよ。

自分、もう少しで君のベストを見ることが出来たっていうのに、

また持越しされてしまったんだからね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 杉崎由夜さん

② 海老澤昇治君

③ 特にナシ

 

 

 

ホール出て駅への帰り道、自分、久し振りにトボトボしてしまったんだわ。

 

2014年3月 6日 (木)

後楽園ホール・3月5日

 

そう言えば月曜日、4時間半もエリック・クラプトンを聞きまくって疲れたっけなあ。

 

 

ここんとこの雨模様にも関わらず、野良猫たちが沢山やって来るんだけど、

風太はその全てに分け隔てなく接してて、懐の深いとこを見せてるんだわ。

 

昨日はホルパパと白ママの娘AとBが一緒にやって来たんだけど、

その後はホルパパのライバルオスのニャンコ先生が縄張りを荒らしに来たんだわ。                                                              

彼らの食事の量も半端じゃないし、水の世話とか自分、結構忙しいんだわ。

 

 

 

前日の途中ケガボクサーの件、色んな人に考え方を聞いてみたんだけど、

自分の考えは大筋で間違ってなかったって確認できたんだよね。

 

 

 

ホールに入ってすぐ、伴流ジムとRK蒲田ジムの会長に連チャンの挨拶して、

有澤さんとちょっと話して金子ジムの会長にコンチワした後、

マナベジムと石川ジムの会長にも頑張って下さいコールして、

自分、結構沢山のジムの人達が普通に相手してくれて、とっても有り難いんだよね。

 

その後第1試合のデビューボクサーの応援に来てた藤井貴博君にコンチワした後、

第5試合の三谷雄造君にエール送って、セミファイナルの熊澤祥大君に目配せして、

高橋拓海君の応援に来てた大平真史君が寄ってくれて、和氣慎吾さんに挨拶して、

この日の深夜にラスベガスへ旅立つ中屋ジムの筒井マネジャーに、

向こうでの荒川仁人さんの受け入れられ方の凄さを映像で見せて貰ったんだわ。

 

 

 

昨日はB級トーナメントってことで、中々のメンバーが集まってて、

実は普段、優秀なB級ボクサーのマッチメイクっていうのは意外なほど難しくて、

自分とこのランカーだとかA級ボクサーとのバーターみたいな試合が組めないと、

対戦相手的にとっても陳腐な試合が出来上がってしまうことが多いんだよね。

 

こういうちゃんとしたトーナメントが成立すると少なくとも、

新人王トーナメントの決勝戦レベル以上の試合が幾つか潜んでる訳で、

彼ら、ネームバリュー的にはまだまだなんだけど、

実はとっても見応えあるボクサー達が混じってる訳で、

昨日はそれが沢山のエントリーで、こういう日こそ面白い試合が期待できるんだわ。

 

 

 

☆大西輝君(M・T)×麻生真也君(金子)……62㎏ 4R

デビュー戦の19歳・東京都と、デビュー戦の23歳・広島県。

 

この試合だけが普通の4回戦として組まれてたんだわ。

 

1R、

デビューボクサーはこうでなくちゃっていうくらい二人共実に活きが良くて、

初っ端から力感溢れたとっても過激な打ち合いが始まって、

どっちもアリの危険な展開が続いたんだけど、的確性で優位だったのは麻生君で、

始まって47秒、リング中央のとこで打ち下し気味の右フックが直撃して、

大西君、堪らずのダウン喰らってしまったんだわ。

 

そこそこの衝撃度だったみたいで、リスタート後の大西君、ボヤーッとしたままで、

勢い付いた麻生君の鬼追撃に耐え得るべくもなく、すぐさま2度目のダウンって事で、

0分58秒、麻生君の2ダウンKO勝ち。

 

 

次からの7試合がB級トーナメントってことで……。

 

 

 

☆山口祥之君(RK蒲田)×小関準君(伴流)……SF 5R

6勝(3KO)5敗(3KO)1分の27歳・神奈川県と、7勝(3KO)2敗の24歳・東京都。

 

最近元気な若手が続々で、月末から始まる新人王トーナメントにも、

多くのボクサーをエントリーさせてる急上昇ジム同士の対決。

 

小関君の応援に珍しく伊藤雅雪さんが来てて自分の隣に座ったんだけど、

話をすると解るんだけど彼、人間的な幅があってとってもいい感じなんだよね。

 

1R、

5㎝ほど上背のある山口君なんだけど、当てっことなるとシンドイもんで、

どれだけ自分の距離を維持できるかなんだよね。

 

一方の小関君、前振りナシでいきなり殴りかかり過ぎだとは思うんだけど、

そのケンカ腰は見てて中々魅力的でもあるんだよね。

 

始まって15秒、いきなりの右フックがそこそこヒットしたせいもあってか小関君、

最初っから決め打ちし過ぎるっていうのがスッカリ固まってしまってたなあ。

 

開始直後に1発貰ってしまった山口君、そこからはとっても慎重な進め方で、

常に相手との間合いに注意して相手の隙を丁寧に突くボクシングを徹底してたね。

 

2R、

最後の最後に、綺麗なワンツーを貰ってはいたけど小関君、

この回は残り1分辺りでの右ショットからの一気攻めでポイントゲットだね。

 

3R、

小関君、男気一直線って感じで出入りも直線的だし右フック命って感じなんだけど、

そうそう思う通りにはさせては貰えなくて、徐々に山口君の動きが勝ってきて、

相手の打ち終わりに合わせようとして色々工夫してるのが見えてきたんだわ。

 

4R、

始まってすぐの10秒、小関君、またしても右ヒットからのメチャ攻めで、

そのまま中盤までを支配してたんだけど、山口君も途中立て直しての後半突入。

 

残り30秒からがポイントの分かれ目だったんだけど小関君、

この回は効果的なラストスパートが効いてポイント引き寄せたとこで終了ゴングで、

これで丁度イーブンだねって、そんな話を伊藤さんとしながらの最終回。

 

5R、

開始20秒での右の相打ちは山口君の有効性の方が大きくて、

その後の打ち合いの中でも返しまで懸命なフォローを見せてたのも山口君で、

どうした小関君、ちょっとヘバッタか、ここが勝負どこだっていうのに、

何を今更躊躇してるのかってほど攻めあぐんでたんだよなあ。

 

 

で、自分のスコアは48-47で山口君だったんだけど結局、

49-47、48-47×2ってことで、やっぱり山口君の3-0勝ちだったんだわ。

 

 

山口君、決勝戦は5月23日(他の階級も同じ)で次の試合の勝者となんだわ。

 

一つ置いた後にもう一試合、伴流ジムの試合が組まれてたもんで伊藤さん、

そのまま一緒観戦したんだけど、色々話しながらで面白かったよお。

 

 

 

☆菱川諒君(船橋ドラゴン)×冨田正俊君(川島)……SF 5R

5勝(2KO)3敗(1KO)の27歳・千葉県と、

5勝6敗(2KO)1分のサウスポー、29歳・東京都。

 

少しモッサリしたような印象の冨田君、2Rまではそこそこの距離取ってたんだけど、

それは菱川君のとってもやり易い間合いだったせいか、

その2Rに綺麗な左ストレートをまともに貰ってしまってダウンしてしまったんだわ。

 

で、冨田君、3Rからはこれじゃダメだのいきなりの接近戦に切り替えて、

どうだどうだの密着根性戦に持ち込んだんだけど、これが大正解。

 

菱川君、足使いきれなくて、ジャブ打ち切れないまま距離潰されまくってしまって、

いかにもやり難そうな困った困った状況に追い込まれてしまったんだわ。

 

最終回、菱川君、嫌気は見せてなかったんだけど、スタミナ削られまくって、

お互い、それ程の有効打の無い中、冨田君のひたすらの前詰めの評価が全てで、

自分としては48-46で菱川君だったんだけど、ジャッジは極端なバラバラで、

菱川君から見て、48-47、46-48、47-47ってことで1-1ドローだったんだわ。

 

 

勿論、公式記録としてはドローだったんだけど、トーナメントなもんで、

優勢点の行方が注目されたんだけど、冨田君優勢ってことで……。

 

で、冨田君、次は山口君との対戦になるんだけど、距離が全てになりそうで、

冨田君は小関君より前詰め圧力が強いから、そこんとこだね山口君。

 

 

 

☆松坂拓哉君(石神井S)×乙川健(伴流)……SL 5R

5勝(5KO)2敗(1KO)のサウスポー、21歳・岩手県と、

5勝(4KO)4敗の34歳・東京都。

 

乙川君、全く何の飾りも刺繍も入ってない真っ黒無地のトランクスで、

そういうのが彼にはとっても似合ってたんだよね。

 

学生さん風の松坂君、基本的にはカッチリやりたい方みたいなんだけど、

一旦スイッチ入ると、目が座ってまるで白鬼のようになるんだわ。

 

二人のKO率の高さを思いやると穏やかには終わりそうにないんだわ。

伊藤君の隣にいたのはコーヤ佐藤君だったね、多分。

 

1R、

やっぱりいきなりとっても危険度の高い殴り合いから始まって、

松坂君の左アッパー、乙川君の右クロスが殺気を帯びて飛び交ってたんだわ。

 

2R、

お互い、全てがイッセノセ的なフルショットって感じで、

もう少し前振りが要ると思うんだけど、倒し合いのゾーンに入ってしまってて、

コノヤロ、コノヤロって感じの決めショットの連続なもんで、

そりゃ荒っぽ過ぎではあるんだけど、見てて面白いのは間違いないんだよね。

 

3R、

二人共、全く遊びの無い、いきなり一発系の居合抜き型ボクシングで、

見てる仲間達にとっては冷や冷やの連続だったと思うけど、

とにかく当たったモン勝ちって感じで推移していったんだわ。

 

ただ、徐々にではあったけど、乙川君の右のヒット数の方が多くなっていって、

元々突っ立地気味な松坂君、更に前傾が取り切れなくなって腰が浮いてきたなあ。

 

4R、

始まって1分頃、乙川君、右ショートをタイミング良くヒットさせての一気攻めで、

彼、この辺からの飛ばし方にはとっても勢いあって、

松坂君に累積被弾ダメージもそこそこあったこともあって、

乙川君が手抜きないまま押しまくった残り19秒、またもやの右フック直撃させて、

松坂君がドーンと倒れ込んでしまったとこでレフェリー、即のストップエンド。

 

2分43秒ってことだったんだけど、松坂君、消耗進んでたからなあ……。

 

乙川君は5月23日、この後の試合の勝者との対戦なんだよね。

 

 

 

☆松山和樹君(山上)×三谷雄造君(八王子中屋)……SL 5R

7勝(3KO)5敗(1KO)の27歳・青森県と、

5勝(2KO)2敗(2KO)の32歳・広島県。

 

通路ですれ違いざま、天笠尚さん達山上ボクサーとコンチワして始まり始まり。

 

松山君、とっても強そうに見えるんだけど実はデビュー2連敗してて、

その後そこそこの相手に6連勝して、これは凄いぞって思わせたその後、

そこそこの相手に今度は3連敗してしまって正直、自分の中での評価が下がってて、

去年暮れ、連敗は脱出したんだけど、ホントはどうなのって感じだったんだわ。

 

1R、

思ってた以上に松山君、体がデカイ感じがして驚いたんだけど、

驚いたのは体だけじゃなくて、この日は何だかとっても落ち着いてたし、

その一方では自信に満ちた気迫のようなモノを漂わせていたんだわ。

 

三谷君、中途半端な間合いから一気に来られたら危険だって察知したか、

ひたすら距離キープを意識してたみたいだったけど、

松山君、プレスはキツいし、打ち終わりにキッチリ合わせ打っていくし、

詰めてからの打ち合いでも圧倒的だったんだわ。

 

2R、

三谷君、チョン打ち繰り返して相手のリズムにさせないようにはしてたんだけど、

この日の松山君、そういうのをかき分けていくような、なぎ倒していくような、

そういう迫力に満ち満ちていて、始まって48秒、左フックを振り込んだ後、

一気に三谷君を赤コーナー近くの東ロープに追い込んだとこでの鬼連打。

 

その何発かが連続直撃してしまって三谷君、もう堪らずのダウンだったんだけど、

直撃度と倒れ方を見てレフェリー、そのままストップエンドさせたんだわ。

 

 

結局、0分50秒、松山君のTKO勝ちってことで次戦は乙川君ってことで、

この試合も絶対見逃せなくて、恐ろしいほどの打ち合いが予想されるんだわ。

 

正直に言うと、松山君がこの日のような出来をキープできたら、

豪打の乙川君もちょっとシンドイかも知れないって思ったんだけどね。

 

 

ふと後ろを見たら三谷君の応援に、久し振りだったなあ、林和希君が来てて、

もうとっくに故郷に帰ったのかって思ってたもんで、ちょっとビックリしたんだけど、

自分、嬉しくもあって、そうか、このままじゃ帰れないかって伝えたんだよね。

 

 

 

☆高橋拓海君(マナベ)×向井達也君(木更津GB)……SB 5R

4勝(1KO)3敗(2KO)1分の32歳・埼玉県と、

5勝(1KO)2敗2分のサウスポー、26歳・千葉県。

 

高橋君、1年半振りくらいの登場で勝ち負け拮抗した戦績ではあるんだけど、

結構ハードな相手が続いた結果なんだよね。

彼、マナベジムには珍しい色白長身のちょっとジャニーズ系なんだよね。

この試合は大平真史君と並んで観戦。

 

1R、

思ってた通り、二人の身長差は半端じゃなくて頭一個は違うかなあ。

 

で、向井君、どうやって中に入るかだったんだけど、中々叶わなくて、

入ろうとするとガッツン右ストレートが飛んで来るし、ジャブも届きもしないんだわ。

 

向井君が手をこまねいてる間に高橋君、それほどのクリーンヒットではないんだけど、

とにかくヒット数でポイントゲットだね。

 

2R、

右2発をきっかけに高橋君、2分過ぎまで攻勢を維持してて、

左ショートフックなんかもいい当たり見せてたんだわ。

 

一方の向井君、チャカチャカ動いて相手の目を眩ませながら、

とにかく何とかして距離を潰さないと何も始まらないって感じなんだよなあ。

 

3R、

距離のせめぎ合いが激しくなった開始20秒、高橋君の左フックナイスヒットで、

向井君、思わずヨロッとしてしまったんだけど、そこからの高橋君がちょっと半端で、

相手には見難いような右アッパーなんか打てると圧倒なんだけどなあ。

 

そう言えば高橋君、ちょっと体緩んできて動きが若干緩慢になってきて、

揉み合いの中鼻血なんだわ。

 

4R、

高橋君、腰が浮き気味になってきてパンチにパワーを乗せ切れてないみたいで、

交互の被弾を繰り返す中、向井君の方が勢い保ってるんだわ。

久し振りのせいか高橋君、少し疲れたか……。

 

5R、

高橋君の方が消耗進んでるみたいでチョン打ちして抱き合うってのが、

延々続いてしまって、そこんとこ向井君何とかしなくちゃいけないんだけど、

同じように簡単に組み合ってしまって、刺激の乏しい最終ラウンドだったなあ。

 

 

自分のスコアはそれでもマストで付けたら49-46で高橋君で、

正式にも49-46×2、49-47ってことで高橋君の圧倒3-0だったんだけど、

実質的にはそんなに差のある内容ではなかったのも事実だったんだよね。

 

高橋君、次はこの後の試合の勝者との対戦なんだよね。

 

 

 

☆中嶋竜太君(RK蒲田)×熊澤祥大君(石川)……SB 5R

5勝(4KO)2敗1分のサウスポー、25歳・神奈川県と、

5勝(4KO)5敗(1KO)1分のサウスポー、27歳・青森県。

 

試合前、熊澤君とコクッと挨拶交わしたんだけど気合入ってたし、

彼、瀬藤幹人さん系のとってもボクサーらしい面構えしてるもんで好きなんだよなあ。

 

1R、

中嶋君の方が3㎝ほど上背あったんだけど、いい感じで始めてたのは熊澤君で、

ワン・ツー・スリーまで頑張って届かせてたなあ。

 

中嶋君の方はとってもクールな立ち上がりしてて、あんまり無駄玉打たなくて、

それでも終盤にかけては右手の使い方に非凡さを見せてたけどね。

 

2R、

中嶋君、まだまだ左ショットを温存してた中、またもや熊澤君が先制して、

いい流れを作ったまま直後に左をナイスヒットして、そこから細かい連打に繋げて、

中嶋君を北西ポストに追い込んだとこで華麗で強い左を見事直撃させて、

開始1分15秒、いきなり中嶋君からダウンゲットしてしまったんだわ。

 

それほどの大ダメージではなかったんだけど中嶋君、リスタート後も精彩ないまま、

残り1分のとこでまたもやショートを連続被弾してしまってたなあ。

 

3R、

熊澤君、終始支配したまま鋭い踏み込みからの左右フックが絶好調で、

きめ細かい動きで圧倒してて、ラウンド最後も見せ場作ってたんだけど、

1分半辺りでは中嶋君の右アッパーが極上のクリーンヒットでいいとこ見せてたね。

 

4R、

ただ中嶋君、この日は省エネボクシングのカウンター狙いに終始し過ぎで、

もう少し手数アップして自分から攻め込む場面を多くしていかないと、

益々熊澤君を気持ち良くさせていくばかりなんじゃないかって思ってた、

始まってすぐの20秒過ぎ、そういう考えは中嶋君にもあったみたいで、

この回は前掛りを強めていっていよいよ挽回開始ってとこのリング中央、

お互いのショートブローが鋭く交差したその刹那、

熊澤君の左からの返しの右が強烈大直撃ヒットして、中嶋君、壮烈ダウン。

 

体を捻じり飛ばされるほどの衝撃だったもんで、即のレフェリーストップエンドで、

0分29秒、熊澤君のTKO勝ち。

 

 

余りにも劇的なエンディングだったもんで自分、

思わず田中トレーナーと握手握手だったんだけど、とっても力こもってて、

守屋和明君とか木下貴大君とかもニッカニカだったなあ。

 

 

どうやら中嶋君、完璧な体調ではなかったらしいんだけど試合は試合な訳で、

みんな色んな事情を抱えながらのリング上ってことは織り込み済みなんだよね。

 

 

熊澤君、次の相手は高橋君なんだけど、二人の身長差は尋常じゃないんだけど、

デカイ相手はやり難いのと同時に余りに小さい標的っていうのも実はやり難い訳で、

そう考えると条件は五分五分で、熊澤君が鋭く動き切れるかがポイントなんだよね。

これも見逃せない一戦になるねきっと……。

 

 

 

☆田村亮一君(古口)×岡本ナオヤ君(東拳)……B 5R

1勝1敗の26歳・東京都と、7勝(4KO)3敗(1KO)の26歳・三重県。

 

田村君側のリングサイドに和氣慎吾さん、勿論控えてたんだわ。

 

3戦目対11戦目っていうこの日の最終戦だったんだけど、度を超えた激しさで、

半端な日本タイトル戦や世界戦なんかよりよっぽど面白かったんだわ。

 

1R、

お互い、何の前手続もナシのいきなり度肝を抜くようなブン殴り合いから始まって、

とにかくジャブもクソもなくて、ふざけんなコノヤロボクシングだったんだわ。

 

まず機先制して突っかかっていったのは田村君の方で、

勢いのまま初めの1分間を圧倒してたんだけど、その後岡本君も立て直して、

一気の激闘戦突入でもう大変なことになったんだわ。

 

岡本君の終盤にかけての手数は相手を上回るものがあったんだけど、

それでも有効ヒット的には田村君が優位だったなあ。

 

2R、

気が触れたような腕振りからの危ないパンチの交換は益々激しくなっていって、

お互い優劣付け難い展開ではあったんだけど、中盤での田村君、

左ボディを4発ほど強烈打ち込みしてたのが印象的だったなあ。

 

それでも岡本君の方も、ヒットの的確性とここぞの手数で踏ん張り返してて、

オイオイ君達、そんなに飛ばしまくって最後まで持つのかってほどだったんだわ。

 

3R、

田村君がプレス強めてきた中、岡本君、冷静に戻っての打ち分けが見栄え良くて、

ペース掴みそうになった1分20秒、田村君、いきなりのギアアップで、

左ボディ2発からの右ストレートを強烈ヒットさせてからの一気攻めで、

直後、岡本君の左顔面いきなり傷んでコメカミ辺りからヒットカット出血。

 

流れは一気に田村君の方に傾いていったんだわ。

 

4R、

お互い結構な直撃率なんだけど、よりハードにヒットしてたのは田村君の方で、

それに彼の極上の打たれ強さは驚異的で、岡本君、めげそうなんだわ。

 

それでも当てるタイミング感は岡本君の方が勝ってるなあって見てた残り45秒、

お互いのパンチがこすれ合った途端、若干勢い余ったって感じだったんだけど、

田村君、前のめりにオットットットってなってしまってリングに手着いてしまって、

バランス崩したことでのスリップかなあって思ったらダウン宣告ってことで、

その直前にかすってたのは間違いないから仕方なかったかなあ。

 

それでもこれでポイント的には益々面白くなった訳で、岡本君、やる気再全開。

 

5R、

顔面の傷み方は比較にならないほど岡本君の方が辛そうだったんだけど、

だけど彼、一瞬も怯むことないし体グラッともさせないで凄いんだよなあ。

 

お互い、テクニカルな部分で参考になることは少なかったんだけど、

それでもとにかく、闘志モロムキ出しのボクシングの原点を見せつけてくれて

手数止めない止めないのままの1分過ぎ、田村君の右フック、左ストレート、

連続有効ヒットで試合はほぼ決まったって感じだったんだけど、

それでも岡本君、顔面凄いことになってるっていうのにまだ諦めなくて、

最後の最後まで相手を倒しに行ってて、感動以外の何物でもなかったんだわ。

 

自分のスコアは48-46ってことになってはいたんだけど、

心情的には引き分けにして貰って彼らの再戦が見たいって気持ちだったんだけど、

そうもいかなかったみたいで、結局、48-46×2、47-47ってことで、

予想通り田村君の2-0勝ちだったんだよね。

ただジャッジの中に一人、自分と同じ気持ちの人が混じってたみたいだったんだわ。

 

 

通路で和氣さんのそばにいた時、医務室帰りの岡本君とすれ違ったもんで、

「お疲れさん、とってもいい試合だったよ。」 って声掛けたら、

「ああ、いえ…。」 とか答えてたんだけど、ホント物凄い形相になってて、

「あれは翌日ヒドイことになるだろなあ。」 って和氣さんも苦笑いしてたんだわ。

 

 

 

ほらね、例えまだ名前の知れてないボクサーの試合でもテンション異常に上って、

沢山の元気が貰える試合っていうのが埋もれてるんだから、

みんな、こまめにホールに通わないと損するんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 熊澤祥大君

② 松山和樹君

③ 田村亮一君

 

 

 

途中で聞き慣れないネコの鳴き声がしたもんで、ついつい外に出てみたら、

ホルパパとニャンコ先生が例の縄張り争いで気合の入った脅かし合いしてて、

近くにいた黒猫チータンがどうしましょうかって感じで寄って来て、

少し遠くにいた白ママ親子がこっちに来たそうにしてたんだけど、

そのうち風太が日向ぼっこがしたいって出て来てしまって、

で、もうその辺りが猫だらけになってしまって、

自分、結局は風太の日向ぼっこに付き合う羽目になってしまって、

ホントはもっと早くブログアップできるはずだったんだけど、遅れてしまいましたです。

それにしても自分、何故かネコ達には受けがいいんだよね。

 

2014年3月 5日 (水)

後楽園ホール・3月4日

 

オフトから響いて来るドス黒い怒号の横を沢山の人達が東京ドームに向かってて、

そう、昨日はローリングストーンズのコンサートってことで、

開場前のグッズ売り場には途方もない人数が列を作ってたんだわ。

 

自分は彼らをデビューの頃から知ってて、初めに “Tell Me” にハマったんだけど、

当時リバプールにはビートルズがいて、ロンドンにはストーンズってことで、

イギリスが世界の音楽シーンを牛耳ってて、それはもう実に勢いあったんだよね。

 

ビートルズはいいタイミングで解散したんだけど、ストーンズはズルズルやってて、

自分の中では10年以上前に既に終わってるって思ってて、

ミックは声出てないし、キースはヘロヘロアル中ギターだし、ビルは止めちゃってるし、

やっぱり、ブライアン・ジョーンズが率いて時がベストだと思ってて、

昔の財産をすり減らしながら続けてるだけで、その後何の積み増しもできてなくて、

現在のストーンズはストーンズモドキとしか言えなくて、それは言うなれば、

ノーキー・エドワーズが抜けてもベンチャーズを名乗るのと同じだと思うんだけど、

それでも現実にあれだけの人を集めてるんだから、

自分とは違う感じ方があるのかも知れないね。

 

 

 

RK蒲田の柳光会長にご挨拶した後、草加有澤ジムの会長にも頑張って下さい、

高橋光政君、若松竜太君達には頑張ってねコールしたんだよね。

 

 

激戦を終えて10日ほど経った福本雄基さん、左眉に傷跡残してたんだけど、

小竹雅元さんは気合入ってるって言ってたなあ。

 

 

この日、初めの2試合はB級トーナメントってことで変則5ラウンド戦だったんだわ。

 

 

 

☆荒谷龍人君(KG大和)×高林良幸(RK蒲田)……Fe 5R

5勝1敗1分の26歳・神奈川県と、6勝(3KO)3敗のサウスポー、25歳・北海道。

 

1R、

荒谷君、詰め詰めしたとこからのガチャガチャ戦希望なんだろうけど、

どう見ても頭から行き過ぎだと思うけどなあ。

 

そういう相手に高林君、腰高に受け止め過ぎで踏ん張り切れないとこあるんだよね。

 

2R、

高林君、正面に立ち過ぎるとこあるし、もう少し上体動かせるといいんだけど、

それでも中々いい左ストレートを持ってるもんで、典型的なフッカー相手に、

隙間縫うように打ち込めると有効性が高いと思うんだよね。

 

荒谷君、勝率はいいんだけどKO勝ちナシっていうのは、

やっぱりそれなりのファイトスタイルに基因してるんだよね。

 

大きな有効打の無いまま、若干荒谷君の攻勢が強まってた残り58秒、

相手が踏み込んだとこに高林君、左ショートストレート、ナイスヒットで、

それカウンター気味のタイミングでの直撃だったもんで、荒谷君、ダウン。

 

3R、

荒谷君、劣勢を取り戻すべく益々突っ込み度を上げていって、

瞬間のイッセノセにすべてを賭けてる感じなんだけど、型にハマり過ぎなんだなあ。

 

相手が粗っぽくなるにつれ高林君も徐々に振りがデカくなっていって、

雑さが目立っていったんだけど、残り24秒、左右のショートフックがグッドグッドで、

そうなんだわ、そういう風にタイトにできればもっと楽に進められるんだわ。

 

4R、

荒谷君、足が付いていかないまま上体から突っ込み過ぎで、

バランス崩すことも多いせいか、やたらのスリップダウンで、

自分から膝着いたりもしてて、この試合通じては6~8回ほど倒れてたんだけど、

打ち合いを続けるのを避けてわざとしゃがんでたのかも知れないなあ。

 

二人共、カウンターも何もなくて終始自分都合のタイミングだけのボクシングで、

行方を見図り難い展開だったんだけど、この回は荒谷君のガチャガチャ勝ちかなあ。

 

5R、

荒谷君の元気さには変わりはないんだけど、高林君、少し疲れたかなあ。

 

1分20秒辺りでの打ち合いは高林君が征してたんだけど、

一段落した後は荒谷君の回転力が圧倒し始めて、急に高林君の危険度が高まって、

あと一発大きいのが当たればって感じもあったんだけど、

高林君、懸命に凌ぎ凌ぎしたとこで終了ゴング。

 

結局、49-46、48-46×2ってことで、高林君の妥当3-0勝ち。                                                    

自分も48-46で、結局2Rのダウンが勝負の分かれ目だったんだよね。

 

 

 

本多ジムのマネジャーさんに、ある事でちょっとお詫びを伝えてたら、

ジムの会長さんを紹介してくれて、次にお姉さんともご挨拶したんだけど、

何とみなさんこのブログ読んで下さってるっていうんだから驚いたなあ。

 

 

 

☆三好英登君(伴流)×安藤仁君(W日立)……Fe 5R

6勝(4KO)2敗1分のサウスポー、32歳・香川県と、

4勝(3KO)5敗(1KO)1分の33歳・福島県。

 

この試合、力量的には随分差があると思ってたし、

ある関係者と話し込んでたもんで、殆ど横見だったんだけど、

2R、やっぱり三好君がチャチャッと畳み掛けて、2度のダウンゲットしたとこで、

レフェリー途端のストップエンドで、2分21秒、三好君のTKO勝ちだったね。

 

 

三好君、デビューから2連続0-3負けしたとこからのキャリアスタートなんだけど、

これで1分挟んで7連勝ってことで決定力もあるし、注目なんだよね。

 

一方の安藤君、3連勝中だったんだけど、これまでも実力伯仲以上が相手だと、

必ず苦戦してしまう傾向が強いんだよなあ。

 

 

 

☆高橋光政君(角海老)×合田剛士君(草加有澤)……SL 8R

8勝(2KO)4敗の26歳・東京都と、7勝(2KO)2敗(2KO)の27歳・愛媛県。

 

合田君の応援に同じジムの小山拓見君が来てたんだけど、

帽子被ってたし、ふっくらしてたしで一瞬見間違うほどだったんだけど、

彼、4月14日、石神井Sの増田靖之君と試合するんだってさ。

 

1R、

合田君が様子見主体の中、高橋君、まずは積極ジャブでポイントだね。

 

2R、

合田君、プレスからのボディショットが中々いい感じで出始めてきたんだけど、

それでもまだまだ攻めあぐんでるって感じが強くて、そういうのは高橋君も同じで、

二人共KOファイターではないんだから、もっともっとの手数が必要なんだわ。

 

3R、

合田君、詰めてからの左右フック命ではあるんだけど、ちょっと片寄りが過ぎてて、

大分こなれてきた高橋君と比べると攻撃パターン的に見劣りしてしまうなあ。

 

1分26秒、高橋君、ワン、ツー、スリーを綺麗にヒットさせてたし、

その後も右アッパーを混ぜ込んだコンビネーションブローで見せ場作ってたね。

 

4R、

合田君、パワーに頼り過ぎというか、やたらの突っ込み過ぎが目立ってきたんだけど、

それでも一気に手数アップしていって、いよいよエンジン全開って感じだったね。

 

距離潰された高橋君、少し困り始めて終盤まで押し込まれてたんだけど、

ラスト30秒からの打ち合いはヒット数で征したんじゃないかなあ。

 

5R、

お互い、ちょっと消耗が浮き出てきて、踏ん張り勝負になっていって、

高橋君、まだまだ上下打ち分け頑張ってたんだけど、

終盤にかけては合田君の強引系が押し切ってたなあ。

 

6R、

何回も言うけど、二人共一発必殺系ではないもんで、とにかく手数手数なんだけど、

ここに来て相手のシツコイボディブローに踏ん張りが利かなくなってきてるのは

高橋君の方みたいで、気合入れ直さないとヤバイ感じになってきたんだわ。

 

7R、

始まってすぐの10秒、まずは合田君が右フックナイスヒットさせて、

その後も高橋君の必死手数をかいくぐって、より多くの有効打で押してたなあ。

 

8R、

自分のスコアだと前の回まで高橋君の1ポイント優勢だったもんで、

ここがホントの勝負ドコだと思ってたんだけど、二人共そう感じてたみたいで、

最後の気持ちの見せ合いになっていって、合田君、前へ前へだったんだけど、

高橋君も引かず引かずのまま残り1分まではほぼ互角。

 

そこからのパフォーマンスは微妙に若干高橋君優勢かなあってまま終了ゴング。

 

で、自分は77-75で高橋君だったんだけど、

結局、78-75、76-76×2ってことで、高橋君の1-0ドロー。

 

 

試合終わって暫くして高橋君と話したんだけど、彼、顔面殆ど傷付いてなくて、

何かスパーリング終えたような感じだったなあ。

 

 

 

☆石川昇吾君(新日本木村)×岩井大さん(三迫)……SFe 8R

10勝(3KO)5敗(1KO)の30歳・沖縄県と、

13勝(5KO)3敗1分のランク11位、25歳・千葉県。

 

1R、

岩井さんが若干様子見スタートの中、特筆するような有効打は無かったけど、

石川君、ハッキリ攻勢取ってたね。

 

2R、

この日の岩井さん、ちょっとタラーンとした入りで、正直、怖さを感じさせない動きで、

石川君のテキパキした動きの方が圧倒的に見栄えが良くて、

殆ど大振りすることなく鋭い回転でリズム感のいい攻め立てしてたんだわ。

 

3R、

試合の主導権は完全に石川君が握ってて、とにかく彼、体のバランスが良くて、

大きく振り込んだ右を外してもすぐ返しの左に繋げることもできててグッドグッド。

 

一方の岩井さん、まだまだアイドリング状態みたいな感じが免れなくて、

ボヤボヤしてるとリズム壊されたままペース取られてしまいそうなんだわ。

 

ってことで、これ以降は岩井さんの今一感が不甲斐なくなってしまって、

観戦するのにかなり真面目さが欠けてしまったんだけど、

それでも終始石川君優勢としか思えなかったもんで、

78-74×2、78-75の3-0ってコール耳にした時は、

やっぱりなあ、そのくらいは仕方ないかなあって思ったんだけど、

勝者が岩井さんって聞いてタマゲテしまったんだわ。

 

 

この試合、二人のボクサー達と一緒に見てたんだけど、

その二人共もがこの判定には意表突かれた言葉発してたんだよね。

 

その後、自分の感想は岩井さんと石川君の弟の雄策君に伝えたんだけどね。

自分の見方、どっかズレてたのかなあ……。

 

 

 

☆石田將大さん(本多)×若松竜太君(勝又)……54.5㎏ 8R

13勝(7KO)5敗(1KO)2分のランク6位、25歳・千葉県と、

9勝(6KO)8敗(6KO)の29歳・鹿児島県。

 

二人共、とっても良く知ってるボクサーなもんで自分、静まり返っての観戦。

 

1R、

10㎝ほど上背優位な相手に対して若松君、どれだけ中に入れるか、

石田さんはその体躯とリーチを生かし切れるかがポイントだったんだけど、

石田さん、キチンとジャブ出してて、たまにストレートのように強くヒットさせてるし、

中盤までは若松君、こりゃ大変だあって感じだったんだけど、

それでも3発目の左フックを何とか頑張って当ててたなあ。

 

石田さん、ここんとこ吹っ切れたようなパフォーマンスに自信が溢れてて、

一時の若干受身的な立ち上がりではなく、序盤から強いプレスかけていってるね。

 

2R、

石田さんが以前みたいに大雑把な狙い過ぎに片寄らないもんで若松君、

中々入れさせて貰えないんだけど、それでも踏み込みの鋭さ増していって、

徐々に左右を届かせていたんだけど、有効打ってことになると石田さんが圧してて、

相手の打ち終わりをとっても丁寧に突いてたんだわ。

 

石田さん、相手を甘く見て打ち終わりを緩くしないこと、

特に右手の引きに神経を使わないと、若松君はそこに左を合わせて来るからね。

 

3R、

踏ん切れたか若松君、気持ち強く保って堂々の打ち合いに挑んでいって、

ショートアッパー混ぜ込んで、それ2発ナイスヒットさせて可能性見せたんだけど、

ラウンドトータルで見れば、やっぱり石田さん優勢は動かし難くて、

足元に安定感あったし、細かく丁寧な打ち込みで大きくヒット数を稼いでたんだわ。

 

4R、

若松君、度胸のいい攻め込みで左ダブルフックがとってもいい感じだったんだけど、

長い時間の攻勢は石田さんが許してくれないんだよなあ。

 

お互い、返しの左フックが鍵みたいな感じだったんだけど、

若松君、結構相手の顔面に脅威を与えてるからって言っても、

もう少しボディから攻め直した方がいいんじゃないかなあ。

 

5R、

石田さん、一気に攻勢強めていって、この辺は流石の試合巧者だったんだけど、

攻めに意識が行き過ぎてるせいか、ガードがちょっと緩くなってきたなあ。

 

若松君の方は何とかそこんとこを突きたい場面だったんだけど、

石田さんの手数の前に思うに任せないって感じだったなあ。

 

6R、

石田さん、更に攻勢強めていった始まって40秒、南ロープ近く、

若松君の体勢が崩れたとこに石田さんの右がカウンター気味に直撃して、

若松君、ガクッとしてしまったんだけど、その際左肘を大きく痛めてしまったみたいで、

自ら膝着くようにしまってのダウン。

 

若松君、妙に伸び切った左手をダランと下げて、とっても顔しかめてて、

自分、肘脱臼かとも思ったんだけど、レフェリーは出来るかって確認後続行。

 

その時既に自分、もうとっても無理なんじゃないかって思ってて、

やれるかって聞かれてやれませんって答えるボクサーはいない訳で、

当然の如く再開直後の若松君、ちょっと当てられただけでまたすぐ膝着いてしまって、

途端に自分、我忘れて、「危ないぞ、止めろ、止めろ!」 って怒鳴ったんだけど、

一旦ドクターチェックを受けさせるべきだったレフェリーは平然と再々開させてたし、

若松君の方のセコンドもタオル首にかけたまま、どうする? どうする? って、

お互いオロオロ顔を見合うばかりで、案の定、若松君はすぐまた膝着いてしまって、

要するに石田君のKO勝ちではあったんだけど自分、ハラワタ煮えくり返って、

青コーナーのセコンドに向かってついつい大声で極度の悪態ついてしまったんだわ。

 

そもそもあのセコンド達、試合の進行をどう見てたのかってことで、

5Rまで自分の中ではフルマークで石田さんだと思ってたんだけど、

スコア的にいい勝負してるとでも思ってたのかってことで、

ボクサー一人壊してしまうかも知れないっていうのに、全く信じられなかったんだわ。

 

ボクサーを守る際にレフェリーの役割もあの場面絶対別にあったって思ってるし、

ボクシングにおける一番レベルの低い部分を見せつけられた瞬間だったんだわ。

 

 

試合後、二人のどっちとも話できなかったんだけど、

特に若松君、左肘、大丈夫だったのかなあ。

一方の石田さん、落ち着いたとってもいい試合をしたのは間違いなかったね。

 

 

 

岡田博喜さん(角海老)×小竹雅元さん(三迫)

                    ………日本 SL級 王座決定戦

7勝(7KO)0敗のランク2位、24歳・東京都と、

9勝(5KO)7敗1分のランク1位、サウスポー、27歳・福島県。

 

小竹さんの応援にすぐ横に小原佳太さんと戸部洋平さんが控えてたね。

 

小竹さん、勝率は良くないんだけど戦ってきたメンバーは圧倒的で、

小池浩太さん、岩淵真也さん、近藤明広さん、島村国伸さん、菊池祐輔さん、

蓮沼テツヤさん、林和希君って名の知れたボクサーばっかりで、

岡田さんのキャリアとは比較にならないんだよね。

 

それでも今回自分は岡田さんのポテンシャルの高さに1票ってことで……。

 

1R、

プレス強かったのは岡田さんの方で、まず1発目の左をヒットさせた後、

後半にかけては右ストレートボディから左フックを返してみせたり、中々いいんだわ。

 

一方の小竹さん、折角小原さんがくれたチャンスを逃す訳にはいかないって、

そういう強い気持ちを見せながら、1分20秒、左ストレートをファーストヒット。

 

ほぼ互角の中、ヒット数で岡田さんが先制したかなあ。

 

2R、

前の手の使い方は岡田さんの方が多様性あったし、

まずはキッチリボディが打てるし、格上相手に冷静な試合運びだね。

 

小竹さんも一瞬の踏み込みからの鋭い腕振りに凄みを見せてたね。

 

3R、

小竹さん、更に前詰め厳しく、岡田さんにロープを背負わす場面が増えていって、

そこからの連打に糸口見つけようとしてたんだけど、始まって44秒、

攻勢続けてた小竹さんが西ロープに岡田さんを追い詰めたとこ、

一瞬の間を突いて岡田さん、右から左を鋭く返して突然見事なダウンゲット。

 

最後のパンチが右だったか左だったかについては見てた人ばかりでなく、

当の本人達も正確に把握しきれてなかったみたいで、

二人共、あれは右だったって試合後言ってたんだけど、自分には左に見えて、

ワサワサしてた中で貴志会長がビデオで確認したら、

やっぱり左だったって事で、つまりはそれほど素早いショート連打だってことで……。

 

4R、

岡田さん、とにかく立ち姿に安定感あるしバランスもいいし、ガード硬いし、

これは予想外なほど圧倒しそうだなあって見てた始まってすぐの20秒、

小竹さんのノーモーション系の左ストレートが綺麗に直撃して、

その刹那からの一気の攻勢でまたもやの左がナイスヒットで、

途端に岡田さんの顔面が薄赤くなってしまったんだわ。

 

あれあれ、流れが変わって来たかって感じも漂ってきたんだけど、

残1分、今度は岡田さんが相手のパンチ交わしざまに右ストレート直撃ヒットさせて、

それ、彼の持ってる一番美しいパンチなんだけど、そこから一気の反転大攻勢で、

残り20秒でも見栄えのいい左フックを打ち込んでたんだわ。

 

相手の打ち終わりに合わせるのはやっぱり岡田さんの方が巧かったなあ。

 

5R、

少し顔面薄っすら腫れてきたせいか小竹さん、

ちょっと見、武士道BOXの星島さんみたいな感じになっていったんだけど、

突っ込みながらの左ストレートは益々健在で、いいボディ打ってたんだわ。

 

岡田さんも勿論半端なボクサーじゃなくて、決め打ちの右ショットをミスっても、

臨機応変にすぐさま左を返して行けるほどのバランスの良さ見せ付けてたなあ。

 

場内ほぼ二手に分かれての大声援が渦巻く中、中間採点発表ってことで、

50-45、49-45、49-46ってことで思いの外の大差がついてて、

勿論、岡田君の大幅3-0リードだったんだわ。

 

6R、

この回は岡田さんに目ぼしいショットがなく、小竹さん優勢に推移してたんだけど、

それでも圧倒的な攻め込み出来てる訳でもなく、いい感じに終わり切れないんだわ。

 

7R、

始まって20秒での相打ちは大きく小竹さんが征してて、

その後クリンチの離れ際に右フックもナイスヒットさせてたんだけど、

妙に一段落してしまうようなとこもあって、その途端、岡田さんの巻き返しで、

ショート4連発を都合2回も披露して見栄えの良さを持って行ったんだよね。

 

小竹さん、一段落が判り易くなってるし、ラスト30切ってからがちょっと甘いなあ。

 

8R、

小竹さん、セコンドからのアドバイスに素早く反応できてるし、まだまだ元気満々で、

この回また、いきなりの左ストレート打ち込み成功なんだけど、

岡田さんも意外なほど簡単に貰ってしまってるんだよなあ。

 

その岡田さん、距離潰されてたとこでも長い手巧いこと畳んで対処してて、

却って小竹さんの方が接近戦で打ち負けてしまってるようなとこあるんだわ。

 

それにしても岡田さん、ラウンド最後の山作りに長けてるんだわさ。

 

9R、

相手のパンチを体低くして交わすことの多い小竹さんに対して岡田さん、

対応し切れてないようなとこが目立ってきて、消耗も進んできたか、

決めのパンチが頭上を空転することが多くなってきたなあ。

それでも相変わらずラウンド最後の頑張りは岡田さんが上回ってたね。

 

10R、

ポイント的にはかなりの差が付いてることを承知してたか小竹さん、

猛然と壮絶系に挑んで行ったんだけど、そうなると自ずと隙は出て来るわけで、

始まって46秒の小竹さん、岡田さんの右ストレートをカウンターで貰ってしまって、

明らかに腰落としてしまう場面を作ってしまったんだわ。

 

それでも最後の可能性に賭けて小竹さん、飛ばす飛ばすの一直線だったんだけど、

岡田さんの方も堂々とあくまで倒しに行くボクシングしてたんだよね。

 

 

試合終了のゴングが鳴った時、まだ余力残してたのは小竹さんの方かも知れなくて、

8ラウンド以上はこれがまだ2試合目の岡田さん、やっぱり疲労感は大きかったなあ。

 

 

発表されたスコアは98-92、97-92、96-94ってことで岡田さんの3ー0勝ち。

ちなみに自分は97-92だったけどね。

 

 

試合後一人でいるとこで岡田君とちょっと話したんだけど、

7回はちょっと効かされたって言ってたなあ。

 

自分的にはいつものイマジネイティブさが不足してたんじゃないかって、

そう思ったんだけど、そう言えば今までの相手とは格段の違いがあったんだし、

レベル慣れすればもっと幅広い創造力に富んだパフォーマンスが見れそうだよね。

 

 

小竹さんにしてみれば、例の粘着系の攻め立てが若干淡白に見えてしまったし、

途中途中のボディブローへのこだわりが足りなかったのかも知れないね。

 

 

 

☆湯場忠志さん(都城レオ)×細川貴之さん(六島)

                    ………日本 SW級 タイトルマッチ

45勝(32KO)8敗(5KO)2分のチャンピオン、サウスポー、37歳・宮崎県と、

24勝(8KO)10敗(6KO)3分のランク2位、サウスポー、29歳・大阪府。

 

 

湯場さんの全盛期を知ってるもんで、ここんとこの姿はちょっと満たされなくて、

元々層の薄い階級だからそれでも何とかやれてるんだわって感じしかしなくて、

で、遠目に見てたんだけど相手もダンプみたいなだけだったし、

全然面白くなかったもんで、ドームのコンサート終わり待ちってことで、

会場から出て色んな人と話してたんだけど、コール聞いてたら2-0ってことで、

湯場さんギリギリだったのかって思ったら、何と細川さんの勝ちだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 岡田博喜さん

② 石田將大さん

③ 石川昇吾君

 

 

 

ドームコンサートの客も殆どはけてて、天気予報が言ってたように冷え込んでて、

細かい雨が降って来た中、駅まで頑張ったボクサーを頭に浮かべながら歩きで、

それにしても、納得しかねる判定とか、ボクサーへのケガ対応だとか、

ちょっと首傾げることが多かったんだわ、昨日は……。

 

2014年3月 2日 (日)

後楽園ホール・3月1日

 

一昨日の試合の記事は勿論ボクモバにもあるんだけど、

梅津宏治さん×東上剛司さん、久我勇作君×岩崎悠輝さんの2試合については、

宮崎辰也君のブログにも詳しく書いてあるから是非の一見で、

本職の視点からのものなんでとっても参考になるんだよね。

 

 

その梅津さんなんだけど、前日に試合を終わったばっかりで、

まだ顔面の傷みが癒えてないっていうのに柴田明雄さんの応援にやって来てて、

申し訳ない、負けの予想だったんだわって謝ってから試合のこと聞いたんだけど、

例の東ロープからの衝撃の場外転落事件の詳細も確かめたんだよね。

 

殆ど真っ逆さまだったんだけど、落ちて行く時はスローモーションのような感覚で、

グローブで頭部を守る余裕があったもんで大事には至らなかったんだってさ。

本人は 「やっぱり僕はニュータイプかも知れないです。」 って言ってたんだけど、

近くでそれを見てた粟生隆寛さんも、あれは凄かったなあって言ってたよ。

 

 

 

ホールに入ってすぐ中屋ジムの一生さんに挨拶した後、

会長や筒井さんにこの間の林智嘉志君の試合内容を聞かせて貰ったんだわ。

 

その後色んな人が声掛けてくれて、 「クラプトンは良かったですか?」 とか 、

「僕は20日の武道館に行ったんですよ。」 とか、

「私はねえストーンズの方を見に行ったんですよ。」 とか色々話が弾んだんだよね。

「昨日みたいな面白い日に来ないなんて……。」  とも言われてしまったなあ。

 

 

渕上誠さんや尾川堅一君、小野心さん、柴田明雄さんにも頑張ってね挨拶して、

渡辺会長には28日の大事試合の2連勝のオメデトゴザイマスを伝えたんだけど、

小口トレーナーには 「梅津のこと書いてくれると思ったのになあ……。」 って、

言われてしまったんだけど、色んな写真見ると彼、最高度のニッカニカだったなあ。

 

 

 

☆伊藤真也君(ワタナベ)×川野拓夢君(本多)……SF 4R

0勝1敗の18歳・島根県と、0勝1敗(1KO)の18歳・千葉県。

 

1R、

お互い初勝利目指し組だったんだけど川野君、そもそもやる気あるのかって事で、

トランクスの後ろがずり下がってるし、見過ぎというよりもカッコ付け過ぎで、

カウンターを合わせたいんだろうけど、イメージだけのボクシングなんだわ。

 

伊藤君、正直巧くはないんだけどそれでも真面目な取り組み方してて、

有効ヒットはないんだけど、ひたすらの手数でポイントゲットだね。

 

2R、

川野君、絶対先には打たないって決めてるみたいで、

あくまで合わせ打ちの際の偶然ヒットの可能性を追求してるみたいなんだけど、

世の中そんなに簡単にはいかない訳で、基本的にどっか勘違いしてるんだわ。

 

3R、

苛立ったセコンド周辺からも、自分から行け!自分から! って声飛んでたんだけど、

川野君、あくまで自分スタイルを貫くつもりみたいで、全く聞く耳持ってないなあ。

 

伊藤君の右ショットもとっても雑でバランスも崩してて危ない危ないなんだけど、

川野君の手数が極端に少ないもんで助かってるんだよね。

 

パンチの打ち方自体は川野君の方が数段上なのに、ホント、勿体ないんだよね。

 

4R、

自分の中では川野君、前の回まで3ポイント取られてるから倒さないと負けな訳で、

必死のガンガン攻めが必要なんだけど、まだ攻撃のきっかけを相手に求めてて、

接近戦になってからは若干本領発揮してたんだけど、もっともっとなんだわ。

 

一発大きめの右ショット被弾してからは伊藤君、それまでの打ち疲れも加わって、

半分過ぎからは極端に弱ってきて相当ヘロヘロになってしまって、

ここでいいとこ見せれば川野君、見事な逆転KO勝ちも見えてたんだけど、

いつ行くの? 今でしょ! ってタイミングだっていうのにまだ行かなくて、

踏ん張り切れそうになかった伊藤君を助けて上げてて、

ちょっと信じ難いままの終了ゴング。

 

自分は39-37だったんだけど、39-37、39-38×2の3-0で、伊藤君初勝利。

 

 

川野君、こういう試合に勝てないってことだとこの先誰にも勝てそうになくて、

きっちりビデオ見直して考え方を変えないと絶対ダメだと思うけどなあ。

 

 

 

☆ヨーダウレット・何チャラ×佐々木健介(帝拳)……F 6R

8勝(2KO)6敗の18歳・タイ国と、0勝1敗のサウスポー、21歳・岩手県。

 

この日はジムから3人出場ってことで、帝拳ボクサー達沢山やって来てて、

自分の右には山中慎介さん、その隣に粟生隆寛さんと五十嵐俊幸さん、

すぐ後ろには石本康隆さんと木村悠さん達が控えてたんだわ。

 

1R、

デビュー戦でコケタ佐々木君、やっぱりまだまだ力入り過ぎのとこあるし、

攻撃してる時に打ち返されるってこと度外視してるようなとこあるんだけど、

ボクシング自体は超攻撃的なもんで見ててとっても面白いんだよね。

 

この日の佐々木君、右手の使い方が優秀でそれもかなり強い打ち込みが出来てて、

中々いい感じだなあって見てた1分過ぎの南ロープ前、

カウンター気味に左ストレートを綺麗にヒットさせてダウンゲット。

 

それほどの大ダメージではなかったもんで、リスタート後のヨーダウレット、

元々気が強いみたいで鼻血出しながらも必死の抵抗見せてたね。

 

2R、

開始ゴング直後からヨーダウレット、一気の挽回大攻勢かけていって、

乱暴で雑な腕振りではあるんだけど気合は十分で、

佐々木君も気持ちが溢れ過ぎる傾向が強いもんで、

お互い一気の必殺系パンチが交差するようになっていきなりヒートアップ。

 

佐々木君、利き手中心のリスクの高い殴り合いに巻き込まれてる感じで、

相手もケレンミなく振って来てるし、偶発的な被弾が怖いけどなあって見てたら、

すぐ横にいた粟生さんが、「右使え! 右!」 って怒鳴りまくってたんだわ。

 

3R、

前の回と同じようにヨーダウレット、初めの1分間を飛ばしまくってたんだけど、

どうやらそういうのを長くは続けられないみたいで、一段落した後、

やっと右手をチョンチョン使えるようなった佐々木君のリズム感が格段に良くなって、

肩の力も抜けてきたみたいだし、そうなんだわ8分目くらいで十分なんだわって、

見てた途端の1分過ぎ、殆どリング中央のとこで、弱ってきた相手に左、左って、

連続ヒットさせて思いっ切り横っ面張り飛ばしたとこでレフェリーが割り込もうとして、

途端にヨーダウレット、体捻じるように倒れ込んでしまっての即ストップだったんだわ。

 

1分04秒、佐々木君、気持ちのいい初勝利だったね。

 

 

彼、去年11月のデビュー戦では1-2負けしてしまったんだけど、

12勝1敗1分の相手に超強気のマッチメイクで、

その時はディフェンスの差で負けたって記憶があるんだけど、

この日のパフォーマンスでもそういう危険性は垣間見せてて、

余りに攻撃に夢中になり過ぎるんじゃないかって思ったんだよね。

いずれにしても佐々木君は詰まらない試合は絶対しないから今後も注目だよね。

 

 

 

☆大原健一君(RK蒲田)×大和田寿君(厚木ワタナベ)

                                ………SB 6R

4勝7敗(2KO)の29歳・山口県と、4勝8敗(2KO)の23歳・神奈川県。

 

1R、

お互い殆ど力量差のない良く似たボクシングスタイルなんだけど、

距離をキープするのが得意じゃないみたいで、効き難いとこで打ち合ってるんだわ。

 

そういう距離にしてるのは大和田君の意思が勝ってるからみたいで、

大原君、もう少し足使えたりいなせたりするといいんだけど、

それでもとにかく、気持ちと手数でまずはポイントゲットだね。

 

2R、

大原君、近距離での打ち下しの右フックがとっても有効で、

一方の大和田君、やたら詰め寄るんだけどそこからのアイデアが不足してて、

それでもひたすら詰めるもんで試合は徐々に押し合い中心のゴニョゴニョ戦突入で、

そうなると二人合わせて23戦しててKO決着ナシっていう展開も見えてくる訳で、

それでも小原君が優勢かなあって感じだったもんで休憩タイムってことで……。

 

 

で、石本康隆さんと話してたんだけどそこに木村悠さんもやって来て、

一緒に話したんだけど、自分、ちょっと生意気言い過ぎたかなあ。

もしかしたら失礼な物言いもあったかも知れなくて、気分害したのならゴメンです。

 

 

この試合、結局、58-57×2、57-58ってことで、

やっぱり大原君だったのかなあって思ったら、何と大和田君の2ー1勝ちだってね。

 

 

 

☆小野心さん(ワタナベ)×須田拓弥君(沼田)……LF 8R

16勝(2KO)5敗(2KO)2分のWBC6位、国内2位、サウスポー、

31歳・神奈川県と、10勝(2KO)9敗(2KO)2分の33歳・埼玉県。

 

この試合前に冨山浩之介さんが近くに来てくれて、ランキングの事色々話してから、

心情的には須田さん応援もアリなんだけどなあって言ってたんだけど、

その後やっぱりってことで赤コーナーに移動して行ったんだわ。

 

 

この日も佐藤拓茂君が声掛けてくれて須田さんを全面応援してたんだけど、

ここんとこ何回かスパーリングした仲ってことだったんだわ。                                

それにしても佐藤君、仕事柄もあってかファッションセンスが飛び抜けてるし、

同じカッコっていうことがないのが凄いんだよなあ。

 

 

須田君、3年振りのリングだっていうのにいきなり世界ランカー相手っていうのは、

それはいかにも小野心さんを舐めてるというか少なくとも乱暴過ぎるマッチメイクで、

もう少しジム側の配慮も必要なんじゃないかって思ったんだけどね。

 

1R、

お互い、KO率は高くないから的確なヒッティングと手数勝負なんだけど、

前の手の使い方の巧さは圧倒的に小野心さんで、須田さん、いきなり暗雲なんだわ。

 

小野心さん、そもそもポジショニングが抜群だし、ジャブからの左ストレートボディ、

いきなり何発もの打ち込み成功で、シッカリペース掴んだんだわ。

 

3分後に終了ゴングが鳴った時、既に須田さんの左顔面薄赤くなってたなあ。

 

2R、

小野心さん、この日最初の左ストレートがクリーンヒットしてすっかり色々掴んだね。

 

須田さんの方は流れの良くないブツ切れボクシングのままだし、

返しの左まではとっても意識がいかないみたいなんだわ。

それにしても小野心さん、殆ど被弾してないよなあ。

 

3R、

須田さん、リズム感が改善されないまま無理な突っ込みが目立っていって、

始まって50秒、やっぱりって感じのガッツンバッティングで二人共ドクターチェック。        

須田さんは右目上、小野心さんも右目上の額部分からカット出血。

 

それを機に須田さん、一気に攻勢強めていってはいたんだけど、

何分攻撃の幅がとっても狭くて、もっと上下の打ち分けを混ぜ込んで行かないと、

いきなり顔面ヒットは難しい訳で、終盤にかけては却って被弾数を増やしてたなあ。

 

お互い、出血が目に入る箇所なもんでちょっと辛そうなんだわ。

 

4R、

出血が止まらないのは須田さんの方で、焦ったか須田さん、単発大振りが目立って、

そこそこ前詰めするんだけどそこからのシツコサに欠けてて淡白なんだよなあ。

 

小野心さんの方には大分余裕が出来てきたみたいで、

フットワーク駆使して距離キープしながら的確なショットを重ねていってたね。

 

5R、

ここまでの全ラウンド、小野心さんポイントは仕方なくて、

ここはもう倒すより勝ち目はないとこなんだけど須田さん、正直パンチ力ないし、

小野心さんに動きの全て見切られてしまってるようなとこあるし辛いよなあ。

 

須田さんの必死の気持ちが空転する中、その後の被弾で傷の悪化も甚だしくて、

出血が右顔面を覆うようになったとこでドクターチェック後のストップエンド。

 

1分52秒での負傷判定、50-45×3っていう圧倒差は見たまんま仕方なくて、

勿論小野心さんのパーフェクト3ー0勝ち。

 

 

 

☆尾川堅一君(帝拳)×ヨン・アーメッド……132P 8R

10勝(8KO)1敗(1KO)の25歳・愛知県と、

10勝(6KO)4敗2分の国内4位、27歳・インドネシア。

 

1R、

アーメッド、尾川君の打ち終わりに合わせて思いっきりの右フックブン回してきて、

そういうので6KOゲットなんだろうなあって感じではあったんだけど、

それ以外にこれと言った技は持ち合わせていないみたいで尾川君、

集中欠いて不用意な被弾にさえしなければ大丈夫そうだなあ。

 

その尾川君、とってもいいリズムをキープしてるしプレスも強いよなあ。

 

2R、

すっかり相手の見極めができたような尾川君、動きに余裕と自信が溢れてて、

こういう試合をどれだけキッチリ決着付けらるかがポイントになったんだけど、

開始50秒ほどのとこ、北西ポスト前で、途中から逃げ逃げになってしまった相手に、

踏み込み鋭く強烈な右クロスをブチ込んで見事なダウンゲット。

 

相当激烈な直撃だったもんでアーメッド、10カウントでも立ち上がれなくてエンド。

 

格下の相手なら段取り良くキチッと倒し切るっていうのがいいボクサーなんだよね。

 

 

試合後暫く経ってから廊下で尾川君と会ったんだけど、

2歳くらいの子供抱いてて、知らなかったなあ彼、パパだったんだわ。

目元はパッチリ系の奥さんよりも尾川君に似てたね。

 

 

 

☆渕上誠さん(八王子中屋)×西田光(川崎新田)……M 8R

20勝(11KO)8敗(3KO)のランク4位、サウスポー、30歳・鹿児島県と、

9勝(3KO)6敗1分のランク5位、26歳・新潟県。

 

1R、

久し振りの渕上さん、どんな感じかなあって見てたんだけど、

例のテンタクルス的な両手の揺らがせ方はいつもの通りではあったんだけど、

そこからヒッティングに行く時の腕振りの鋭さは自分の中のイメージとは遠くて、

それにそもそも体というか下半身の動きにも若干の鈍重さを感じたんだよね。

 

西田さんの方はこれしかありません的な距離詰めからのガツガツ戦希望で、

その割にはボディを打たないよなあって見てたんだけど、

開始2分まで主導権を握ってたのは間違いなくて、

渕上さん、やっとのこと残り1分で巻き返してたんだけどね。

 

2R、

西田さん、あれだけ体デカイのに距離取らない粘着系ボクシングで、

殆どの相手が嫌気差すと思うんだけど、そこが狙いなんだよね。

 

それにしても渕上さん、パンチにキレが無いんだけどなあ。

 

3R~4R、

西田さん、ズリ寄りしてのトコトコヒットでまるで相撲とのコラボみたいなスタイルで、

そういうのを敢えて目指してるんだろうけど、

もっと男らしい殴り合いができないのかなあって正直思った訳なんだけど、

相手のひたすらのゴニョゴニョ作戦に対して渕上さんも持て余してるような感じで、

何だかとってもだらしない試合が出来上がってしまったもんで、

残念、自分はここで離席したんだわ。

 

 

後で確かめたら、78-75、77-75、77-76ってことで、

西田さんの3-0勝ちだったんだけど、流石に渕上さんに声掛けられなかったなあ。

 

 

 

素人のオバサンカメラマン、どういう訳かとっても強気の振る舞いで、

突っ立ったまま自分の前を右往左往するもんで、邪魔なんだわって言ったら、

実に不服そうな顔して、その後北西ポストに登ってコミッションに注意されたら、

今度はプロカメラマン席に座り込んで嫌がられて、またもやJBCの注意を受けて、

最後はいい加減にしなさいよって感じで摘み出されてたんだけど、

オバサン、大恥かきで、知り合いの人が注意して上げなければダメだと思ったなあ。

 

 

 

☆柴田明雄さん(ワタナベ)×中川大資さん(帝拳)

                ………日本&OPBF M タイトル戦

21勝(9KO)8敗(5KO)1分のOPBFチャンピオン、32歳・神奈川県と、

22勝(17KO)3敗(1KO)2分の日本チャンピオン、36歳・東京都。

 

柴田さんのことを日本チャンピオンってリングアナが間違いコールしてしまって、

この日はG+が入ってたし、ちょっとマズかったよなあ。

 

2年弱前は柴田さんが判定勝ちしてるもんで、統一戦ってこともあるんだけど、

中川さんにとっては同じ相手に連敗すろのはどうしても避けたいとこであって……。

 

1R、

プレス強いのは柴田さんで1分15秒、キレのいいワンツーヒットでまず先行。

 

中川さん、前振り無しのいきなりの右振込みからが攻撃のきっかけなんだけど、

相変わらず、ちょっと仕掛けが大き過ぎなもんで、その途端も狙われるんだわ。

 

2R、

中川さん、やっぱり右振込みからスタートしてるんだけど、

独特のタイミングのせいか柴田さん、この回は意外に簡単に貰ってしまってて、

特に1分45秒ほどのとこでの右ストレートはかなりの直撃度だったんだわ。

 

ただ柴田さん、相手の力づくの若干大雑把な攻め込に対して、

フットワーク駆使してちゃんとしたジャブから立て直そうって意思が見えたね。

 

3R、

初っ端攻勢に出たのは柴田さんの方だったんだけど、1分45秒過ぎから、

中川さんの右フックが2発、左フックが1発、それぞれクリーンヒット。

 

終盤にかけては柴田さんが相当盛り返してたんだけど、

中盤までの有効打で中川さんのポイントかなあ。

 

中川さん、スタイリッシュとは程遠いんだけど、ガァーッて踏み込みは迫力あるし、

理想的な打ち方ではないんだけどパンチ力あるし、独特のタイミングだし、

気分良くやらせると柴田さん、一気にやられてしまうもんで注意注意なんだよね。

 

4R、

1分20秒頃の右の相打ちは大きく中川さんポイントで、

その流れでほぼ終了ゴングまで推移してたんだけど、

最後の最後、柴田さんも流石ってことで右ストレート、とっても見栄えのいいヒットで、

自分はこれを評価して柴田さんの逆転ラウンドゲットだったんだわ。

 

中間採点が発表されて、39-37、38-38×2ってことで柴田さん1-0優位。

ちなみに自分は38-38だったんだけどね。

 

5R、

相手の大仕掛けボクシングに対して柴田さん、足使って間合い取り始めて、

細かく立ち回って小さく丁寧に当て始めて、そうなると中川さんはシンドイ訳で……。

 

6R、

始まって40秒、遠距離からの右がナイスヒットしたんだけど中川さん、

中間距離からの連打が打てないもんで単発に終わってしまってるなあ。

 

柴田さん、サウスポーチェンジしてみたり左右への動きに変化を付けてみたり、

懸命に中川さんのリズムを崩そうとしながら小ヒットを重ねてるなあ。

 

7R、

前のラウンド劣勢だったと判断したか中川さん、いきなりの勢いアップで、

ガンガン行くんだけど殆どが正直過ぎるほどの直線的な動きなもんで、

却って被弾する場面を多くしてるとこあって、一発ドッカンヒットに賭けるって感じで、

そういうのを柴田さん、見極めてるような動きでいなしてるんだわ。

 

ちょっと流れが定まってきたって感じがしたんだよね。

 

8R、

今更器用に戦法を変えることもできる訳もない中川さん、

とにかく一発デカイのを狙い撃ってはいるんだけど、逆にそこを細かく狙われて、

で、粟生さんも大声で、「頭の位置! 頭の位置!」 って怒鳴ってたんだわ。

 

一方の柴田さんの方もここまで結構動きまくって手出し続けてたこともあったし、

中川さんの押し込みは累積すると消耗はしてくる訳で、

あんまり長い時間は攻め続けられなくなってきたんだよね。

 

それでも2回目の中間採点は78-74×2、77-76ってことで、

柴田さんの優勢がよりハッキリしてきたんだわ。

 

9R、

始まって35秒、また中川さんが右ストレートのいいのをヒットさせたんだけど、

そこから続かなくて、全てが単発単発で終わってしまってたんだけど、

半分が過ぎた頃、珍しく中川さんのショートブローが連続ヒットした途端、

アレレレーッ、柴田さん、明らかに効いてしまったみたいで、

そこからは必死の逃げる逃げるで中川さん、あと2~3発クリーンヒット叶ってたら、

大挽回のダウンゲットも有り得たんだよね。

 

柴田さん、右目上ヒットカットされてたもんなあ。

 

10R、

柴田さんが回復してるかが気になったんだけど、取り敢えず中川さんは行く行くで、

相手を休ませないように打ち続けられるかってとこだったんだけど、

柴田さんも攻撃よりディフェンス重視を徹底しての懸命のサークリングで、

敢えて攻勢点を差し出しても回復を待つって感じだったんだよね。

 

11R、

中川さん、大きく振り込むより詰めてのショート連打でも十分じゃないかって、

それだけ中川さんのパンチは重いんだし、相手はヘバッてるんだしって、

そう思ってたんだけど、その中川さん、見てて歯がゆいほど攻めあぐんでて、

キッチリ綺麗なパンチで決着付けようっていう思い違いしてるみたいだったんだわ。

 

で、そのうち、前の回に薄くヒットカットされた左目周辺が腫れ出してきて、

それは柴田さんの元気を戻させる効果もあったみたいで、

中川さん、もっともっとガンガン行かないとスコア的には負けてるっていうのに、

勝負に行ってるって感じが全くしなくて、結果的に柴田さんを助けてたんだわ。

 

12R、

インターバルでの二人の呼吸の仕方を比べたら、柴田さんの方が余程激しくて、

やっぱり相当シンドかったと思ったんだけど、、何故か中川さんも行き切れてなくて、

苦しい中からの柴田さんの右フックなんか簡単に貰ってしまってるし、

相打ちでもOKなんだからガンガン打ち合えばいいのにやたら躊躇が目に付いて、

多分セコンドサイドは歯痒い事この上なかったと思うんだよなあ。

 

これほど中途半端な中川さんは珍しくて、

途中何度か直撃されてもビクともしてなかったんだけど、

実は彼も相当消耗してたのかも知れないなあ。

 

 

結局、判定に持ち込まれたんだけど勝負としては殆ど明らかで、

117-111、116-113、115-113ってことで柴田さんの3-0勝ち。

 

自分は4Rまでをイーブン、5R~8Rは全て柴田さん、

9R~12Rはイーブンってことで、116-112だったんだけどね。

 

 

この試合の最終回、柴田さんの顔面がいきなり異常に青くなってて、

帝拳の応援ボクサー達は 「酸欠だ、酸欠!」 って希望の声を上げたんだけど、

後で見せて貰ったら柴田さんの白いグローブテープが真っ青に染まってて、

それは中川さんの青グローブの色落ちが原因だったみたいで、

それほど中川さんとのせめぎ合いが激しかったのか、品質上の問題なのか、

それは解らないんだけど、とにかくそれで顔を拭ったもんで柴田さん、

今にも倒れそうなほど顔面が青白くなってしまったんだわ。                                                         

 

試合直後の柴田さん、今までで一番シンドかったですわあって言ってたなあ。

 

 

この試合、途中2回ほど本田会長がセコンドに厳しくアドバイス伝えてたんだけど、

自分がスコア発表前に席立ったら通路の角におられたもんで挨拶したんだけど、

多分ツライ結果だと思ったから言葉を交わすのは控えたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 小野心さん

② 尾川堅一君

③ 佐々木健介君

 

 

 

ゴディバって言えば勿論チョコレートなんだけど、

この間ゴディバのコーヒーっていうのを頂いたもんで、さっき飲んでみたんだけど、

酸味にも苦味にも片寄ってなくて中庸な誰にでも飲みやすい味だったんだよね。

一番の特徴はフィルタードリップしてる時の香りがとっても甘ったるくて、

ちょっとココアとブレンドしたような喉越し感もあるしアメリカンロースト系かなあ。

 

で、今は100%ブルーマウンテンとブレンドのイタリアンローストと併せて、

3種類のコーヒーを飲み分ける毎日なんだわ。

 

 

 

途中、競馬予想してたりうたた寝してしまったりして、アップ遅れてスンマセンです。

 

2014年3月 1日 (土)

E・クラプトン in 武道館

 

昨日は後楽園ではなくて武道館に出動。

 

ダフ屋を搔き分けて5時半ごろに着いたんだけど、

開場が6時なのにも関わらず周辺は結構ごった返してて、

グッズ売り場テントなんか入るのにも長い列ができてたもんなあ。

 

思ってた通り、集まってた人達の年齢層はそこそこ高かったんだけど、

若い人達が多かったのにも驚かされたんだよね。

自分は1960年代のヤードバーズの頃からのクラプトンを知ってるんだけど、

ああいう若い連中は何をきっかけに彼を知ったのかなあ。

 

クラプトンは来月に69歳になるんだけど、これが20回目の来日公演。

 

奥さんも一緒に行ったんだけど、すぐ隣に自分らより少し年上の夫婦が座ってて、

こっちにニッコリしてきたもんでちょっと話したんだけど、とっても上品なご夫婦で、

何と彼らは広島からの遠征で、それも大阪公演も追っかけたってことだったんだわ。

 

前にデカイのがいると見難くなるもんで、アリーナは敢えて避けて2階席の、

それもかなりの俯瞰で見れる位置を選んでたもんで、

クラプトンが足元に敷いてた例のカーペットとか、楽器係の兄ちゃん達の動き、

それにバックステージのゴッツイエンジニアのオッサンも見えたんだよね。

 

 

例の如くクラプトン、ソローッと出て来て “Good Evening” も無くのいきなりのスタート。

 

茶色の縁のメガネを掛けたクラプトン、あれから12年も経ってるっていうのに、

見てくれ的にもまだまだ充分イケてて、心配してた落ちぶれ感なんか全く無くて、

声もちゃんと出てたし、肝心のギタープレイもしっかりしてて、

耳につくようなミスタッチも全く無かったんだわ。

 

ことクラプトンについては左様に全く何の不満も無かったんだけど、

ただ、全体の演奏、グループとしてのまとまり、音楽の聞こえ方には問題があって、

それはやっぱりメンバー構成と楽器編成にあったんじゃないかなあ。

 

過去最高のライブだった、そしてそれはスタジオレコーディングも越えてるんだけど、

2001年の来日時にはセコンドギターにアンディ・フェアフェザー・ロウがいて、

ベースはネイザン・イースト、キーボード&ギターにデイビッド・サンシャス、

もう一人のキーボードはグレッグ・フィリゲインズがいて、

それにドラムスのスティーブ・ガッドの計6名だったんだけど今回は5人になってて、

それも同行してたのはネイザン・イーストとスティーブ・ガッドの二人だけで、

アンディとデイビッドが欠けてたのがホント残念の極みだったんだよね。

 

一番問題だって思ったのはセコンドギターがいなかったってことで、

その分、アンサンブルをキーボードが担うってことが多くて音が太く交わり過ぎで、

そもそもクラプトンの負担が増してたように思ったんだよね。

 

代わりに入ってた二人のキーボード・プレーヤーはとっても巧くて、

それはそれで聴き応えあったんだけど、どっちもギターが弾けなかったもんで、

2001年では最大3本のギターアンサンブルがあって、デイビッドがリフを担当してて、

“レイラ” の迫力ったらそりゃ凄かったんだけど、今回それは全く叶わなくて、

“レイラ” もアコースティックバージョンになってたんだよね。

 

ただ、この曲の途中でクラプトンが突然喋り出して、

そいういのはとっても珍しいことで……、

「俺はここで演奏するようになって40年経つよ。

まだ生まれる前のヤツもいるんだろうけど、

ここは演奏するには世界でも最高の場所だぜ、来てくれてアリガトな。」 って、

そう言ったもんで、ハッキリ意味が解らなかった人達も含めて、

とにかくクラプトンが何か御礼みたいな事を言ってるみたいだってことで、

みんなぶっ飛んでの大拍手で、とってもとっても盛り上がったんだよね。

 

 

この日はバックコーラスに二人の黒人女性が付いてて、

全体のハーモニーとしては綺麗ではあったんだけど、個人的な好みから言えば、

ネイサンとアンディの男だけのバッキングの方が相応しかったって思ったんだよね。

 

2001年の時にはクラプトンはストラトキャスターを2本の他、アコースティックを2本、

セミアコースティックを1本って、計5本のギターを駆使してたんだけど、

今回はストラトとアコースティックを1本づつしか使ってなくて、

ちょっと手抜きを感じたんだけど、それでもそのストラトが往年のブラッキータイプで、

それはそれで懐かしさでちょっと胸が一杯になって、

スポット照明に照らされたブラッキーが時折キラッキラッと光るのを見てたら、

嗚呼、神様クラプトンがこの場にいるんだなってシミジミしたんだよね。

 

一番オリジナルに近いバージョンで歌ってたのは “Tears In Heaven” で、

他の曲はテンポを変えたりアレンジに工夫を加えてて、

やっぱりクラプトンは私生活は出鱈目だったけど、ギターはちゃんとやってたんだわ。

 

大好きな “Got You On My Mind” とか “Bellbottom Blues” “Change The World”

が聞けなかったのは残念だったんだけど、“Wonderfull Tonight” は素敵だったし、

“Cocaine” の入り方はとっても工夫に満ちてて、

自分も最後の “Cocaine!” を叫んだんだわ。

 

アンコールには “Over The Rainbow” 的な曲が用意されて、

最後にメンバー紹介なんかあるのかって思ってたんだけど、そういうのは全くなくて、

冒頭の片手上げての “そんじゃあ” 的なエンディングだったんだよね。

 

 

武道館は満席だったんだけど自分らの近くでは安っぽい総立ちも全くなくて、

みんな、これが最後の生クラプトンだって気持ちを込めたような聞き込み方だったし、

折々の拍手と声掛けがクラプトンを気持ち良くさせたみたいで、

初めの頃、聴衆の一人が 「We Love You」 って叫んだのに対して、

クラプトンが 「Thank You!」 って答えてて、隣りの上品なご夫婦が言ってたけど、

大阪会場とは随分雰囲気が違ってて、其々のソロパートもかなり長かったし、

クラプトン自身のノリもとっても良かったってね。

ただ音響に関してだけは大阪城ホールの方が良かったってさ。

 

 

7時頃始まって8曲目の “I Shot A Sherrif ” までで丁度1時間。

ここでアコースティックに持ち替えての13曲目が “Tears In Heaven” 。

 

14曲目から再度ストラトキャスターに戻してアンコールまで一気、

全部で20曲を終わったのが9時ちょっと過ぎだったかなあ。

 

一番頑張ってたのは勿論クラプトンで、一番の聞きどころだったのは、

3分間ほどにも及んだ “I Shot A Sherrif” でのソロで、小便漏れそうだったなあ。

 

その次ってことになると、自分的にはやっぱりスティーブ・ガッドで、

彼、クラプトンと同い年なんだけど、もうすぐ70歳だっていうのに、

あのパワーは有り得なくて、その上常に真面目なドラミングは好感持てる訳で、

スネアを叩くタイミングではハイハットを敢えて叩かないってことが多くて、

そういうのはストーンズのチャーリー・ワッツもやるんだけど、

シンバルの音がスネアと混じるのを避ける繊細さも持ち合わせてて、

ワンショットワンショットに全く手抜きが無いし、超正確なタイムキープなんだよね。

彼、肩周りが硬そうな感じがするんだけど、その無骨そうなのがいいんだよなあ。

 

 

自分、21日の武道館公演の時の規則違反の生写真をゲットしてたんだけど、

その内の3枚を広島からのご夫婦に上げたんだけど、とっても喜んでたなあ。

 

 

アンコールが済んだ後、“Thank you ” も “Good Noght” もとにかく何もなくて、

さっきも書いた通り、そんじゃあって感じで片手上げて、

いつもの若干肩を揺さぶるような歩き方でそのままあっさり去っていったんだわ。

 

 

 

外に出たら昼間の温かさがどこかへ行ってしまったような冷え込みで、

それでもとにかく、即座にボクモバをチェックしたんだけどショックだったなあ。

 

岩渕真也さんは7R、斉藤幸伸丸さんも6R、それぞれTKO勝ちだったんだけど、

岩崎悠輝さんは5RTKO負け、東上剛司さんも1-2負けしてたんだわ。                                                             

やっぱ、自分が行かなかったのが良くなかったのかなあって落ち込んだね。

 

久我勇作君も梅津宏治さんも良く知ってるボクサーなもんで、

それはそれでとっても嬉しいことではあるんだけど、

片一方の事実がシンド過ぎるんだよなあ。

 

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