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2013年12月

2013年12月30日 (月)

12月31日いっぱいで……。

 

前のコメント欄が長くなり過ぎてスクロールするのが大変になったもんで、

あっちは一旦切り上げて、こっちで明日(12/31)いっぱいまで解放しますね。

もう殆ど出尽くしたんじゃないかと思うんですけど、

自分、当初から年内って決めてましたもんで、

もしまだ言い足りないことなどありましたら、ヨロシクです。

 

それと、少し早目ではありますが固定客のみなさん、

今年もこのブログ読んで下さり、ホントにアリガトゴザイマシタ。

みなさん一人一人の訪問のお蔭で続けられることできて、自分は幸せです。

 

来年もどうぞヨロシクデスと共に、みなさん一人一人におかれましても、

ほんの少しでもいいですし、大いにでもいいのですが、

とにかくいい年になりますように……。

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2013年12月27日 (金)

12月度ランキング

 

戴いたコメントに返事書きながら自分、玄関から庭先、

キッチン周りから風呂、トイレ、奥さんの部屋のカーペットから階段まで、

毎日掃除掃除で、そりゃ大変だったんですわ。

 

 

 

コメント欄の方は当分解放しっ放しにしておきますんで、

その間お便り下されば適宜対応させていただきますね。

 

 

 

そう言えばJBCから発表があって、来年のチャンピオンカーニバルで、

試験的に途中採点を公開をすることになったんだってね。

あの時、瀬端さんが提案して自分もプッシュしたことが思いの外早いこと実現して、

そりゃ色々弊害も考えられるんだけど、まずは観客サービスになるし、

戦ってる双方の陣営にとっても戦略を立てる上での利点になると思うんだよね。

 

 

 

【12月度ランキング】

 

 

【世界チャンピオン】 

宮崎亮さん(2)、高山勝成さん(1)、井岡一翔さん(2)、八重樫東さん(2)、

山中慎介さん(5)、内山高志さん(7)、三浦隆司さん(1)、他1名。

八重樫さん、12月6日にエドガル・ソーサに3ー0勝ち。

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

岩佐亮祐さん(獲得)、和氣慎吾さん(2)、天笠尚さん(獲得)、加藤善孝さん(1)、

亀海喜寛さん(獲得)、チャーリー太田さん(8)、柴田明雄さん(獲得)、

清田祐三さん(獲得)。

亀海さんは12月7日、清田さんは12月10日、其々5R、3RKO勝ちして、

タイトルゲット。

 

 

 

【日本ランキング】

 

【ミニマム級】……空位。

岩橋裕馬さんが原隆二さんと3位と4位を入れ替わってて、

岨野豊さんと松本直樹さんも5位と6位を入れ替わってるね。

10月1日、福原辰弥さんに3-0勝ちした井上拓真さんが7位にランクインして、

負けた福原さんは8位から9位にダウン。

田中恒成さんがLF級から転入して8位にランキング。

11月29日、中村一弘君に2-1勝ちした山本浩也君が10位にランクイン。

全日本新人王の榮拓海君が11位にランキングされて、現在空き4名分。

 

 

 

【ライトフライ級】……空位。

タイトル返上して先月3位だった井上尚弥さんが自発的ランクアウト。

12月7日、14位だった大塚博之さんに2-0勝ちした山口隼人さんが、

11位から7位にアップして、破れた大塚さん、それでも13位なんだけど、

10位だった田中恒成さんが転出したのと井上さんがランクアウトしたお蔭だね。

全日本新人王の古藤愛樹さんが14位にランキングされて、空き1名分アリ。

 

 

 

【フライ級】……村中優さん(獲得)

12月10日、粉川拓也さんに挑戦した村中さん、

大激闘の末2-1勝ちして念願のタイトルゲットして、粉川さんは4位にダウン。

11月29日、暫定タイトル戦で12RTKO負けした江藤光喜さんが、

2位から6位にダウン。

C・C絡みで黒田雅之さんが4位から1位にアップ。

11月26日、11位だった福本雄基さんに2RTKO勝ちした阪下優友さんが、

12位にランクインして、福本さん、残念ランクアウト。

11月1日ではあったんだけど、A級トーナメントで松尾雄太君に3-0勝ちした

鈴木武蔵さんが14位にランクインしてるね。

全日本新人王の大保龍斗さんが15位にランクイン。

(追)

13位だった奈須勇樹さんがランクアウトしてましたが、

彼についてはまたいつか書きますね。

 

 

【スーパーフライ級】……帝里木下さん(5)

12月9日、大嶽正史君に3RTKO勝ちしたんだけど船井龍一さん、

7位から8位にダウンしてるね。

全日本新人王の永仮智洋さんが15位にランキング。

他に新規ランクインしたボクサーもいたもんで、14位だった森川真一郎さんと、

15位だった濱田修士さんが共にランクアウトしてしまったんだわ。

 

 

 

【バンタム級】……空位。

大場浩平さんがタイトル返上して4位にランキング。

1位だった岩佐亮祐さんがOPBFタイトルゲットして日本ランク卒業。

残念な過程でOPBF王座を陥落した椎野大輝さんが6位にランキング。

3位だった田中裕さんと4位だった益田健太郎さんが其々1位と2位にアップ。

12月8日、丹羽賢史さんに6RTKO勝ちした大村起論さんが10位にランクイン。

負けた丹羽さんは8位からのランク落ち。

全日本新人王の池水達也さんが15位にランキングされたもんで、

先月待望のランカーになった中川雄太さんが残念ランクアウト。

 

 

 

【スーパーバンタム級】……大竹秀典さん(3)

3位だった中嶋孝文さんが1位にアップ。

12月18日、福原力也さんとの一戦で3-0で敗れた芹江匡晋さんが、

5位から8位にダウン。

12月7日、菊地永太さんに8RTKO勝ちした源大輝さんが9位にランキング。

で、7位だった菊地さんはいきなりのランク落ち。

11月29日、ノーランカーに3-0勝ちした青木幸治さんが、ジョナタン・バァトと、

12位と13位を入れ替わってるね。

 

 

 

【フェザー級】……空位。

OPBF王者の天笠尚さんがタイトル返上。

で、C・C絡みで緒方勇希さんが3位から2位にアップ。

11月29日、河野洋佑君に3-0勝ちした上野則之さんは4位のまま。

芹江さんに3-0勝ちした福原力也さんが11位から6位に大幅アップ。

全日本新人王の河村真吾さんが15位にランクインした関係で、

荒井遼晴さんが残念ランクアウト。

 

 

 

【スーパーフェザー級】……空位。

12月8日にOPBFランカーに3-0勝ちした加治木了太さんが、

泉圭依知さんと7位と8位を入れ替わってるね。

11月29日、佐藤通也さんに2-0勝ちした岩井大さんが11位にランクインして、

佐藤さんは10位からのランクアウト。

12月9日、山田健太郎君に2RTKO勝ちした伊藤雅雪さんが、

15位から13位にアップ。

全日本新人王の三瓶数馬さんが15位にランクイン。

9位だった田川智久さんがいきなりのランク落ち。

 

 

 

【ライト級】……加藤善孝さん(5)

12月1日、レイ・ラバオに1-2負けした小出大貴さんが12位から14位にダウン。

12月22日、宇佐美太志さんに2-0勝ちした村田和也さんが12位にランクイン。

で、負けた宇佐美さんが13位からのランク落ち。

全日本新人王の池田竜司さんが15位にランキングされた関係もあって、

それまで15位だった中島涼さんがランクアウト。

 

 

 

【スーパーライト級】……空位。

12月9日に蓮沼テツヤさん相手に2回目の防衛果たした小原佳太さんが、

タイトル返上して4位にランキングで、蓮沼さんは2位から9位に大幅ダウン。

で、決定戦絡みで小竹雅元さんが4位から1位に、岡田博喜さんが7位から2位に、

それぞれ大幅アップして、1位だった岩淵真也さんが3位にダウン。

12月7に岡崎祐也君にKO勝ちした外園隼人さんは4位から5位にダウン。

11月26日、百田諭志君に6RTKO勝ちしたシャムガル興一さんは、

W級6位から転入しての7位にランキング。

6位だっ竹中聡さんが6位から8位にダウン。

12月20日、高桑和剛君に2RTKO勝ちした土屋修平さんが13位にランクイン。

全日本新人王のジャンボ・何タラさん、余りに長過ぎの名前なもんで、

案の定、米粒みたいな活字で判読しにくいまま15位にランキング。

で、あれやこれやで先月まで空き4名分あったのがキッチリ埋まったね。

 

 

 

【ウェルター級】……高山樹延さん(1)

3位だった亀海喜寛さんはOPBF王者となって転出。

12月20日、坂本大輔さんに2-0勝ちした新藤寛之さんが一個アップしての4位。

12月18日、大村朋之君に3-0勝ちした大川泰弘さんが7位から5位にアップ。

全日本新人王の田中亮治さんが11位にランクイン。

シャムガル興一さんがSL級に転出したこともあって、空き4名分に増加。

 

 

 

【スーパーウェルター級】……湯場忠志さん(1)

11月29日、十二村喜久さんとのタイトル戦を征した湯場さんが初防衛。

十二村さんは1位から4位にダウンして、細川貴之さんが1位にアップ。

12月11日、岡山リュウ君に4RKO勝ちした沼田康司さんが3位から2位にアップ。

12月18日、宮崎辰也君に5RTKO勝ちした長島謙吾さんが8位から一個アップ。

試合離れしてる清水優人さんが6位から7位にダウン。

先月と変わらず空きは5名分。

 

 

 

【ミドル級】……中川大資さん(獲得)

全日本新人王の前原太尊康輝さんが10位にランキングされて、空き5名分アリ。

後は全く何の変動もナシ。

 

 

 

色々返上ばやりで、ミドル級までの13階級のうち半分近くの6階級で、

チャンピオン不在ってことで、こんなことは恐らく初めてで、

まるで韓国ボクシング界みたいなんだよね。

 

 

 

【村木田渾身競馬】

2013年の競馬は12月23日で終わって12月は殆ど全損だったんだけど

これで今年はプラス月が7ヶ月、マイナス月が5ヶ月ってことで、

合計617レースに参加して最終的な回収率は147%だったんだわ。

中々いい感じで終わったんだけど、後半は変に迷うことも正直多くて、

来年からどういう戦法でいくか正月中に考えをまとめなくちゃいけないんだよね。

 

2013年12月24日 (火)

久し振りに……。

 

コメント欄を開放してみますね。

 

このブログのアクセス数は毎日2,000~5,000くらいほどで、

その数字は記事をアップしたかどうか、その試合の注目度で違いが出るんだけど、

月間では平均して9万アクセスくらいで、

これまでの通算では200万アクセスをとっくに超えてるんだけど、

訪問者となると、毎日大体800~1,500人くらいなんだよね。

 

記事を書かない日にも1,000人近くの人が毎日訪ねてくれるっていうのは、

何だかとっても有り難くて、始めた当初は100人ほどしかいなかったんだけど、

これまでその数字が一度も減ってないっていうのが、

5年間も続けられた原動力なのは間違いないんだよね。

 

 

最近、ココログのアクセス解析システムが変更されて、

そんな細かいデータまでは要らないだろって項目が多いんだけど、

アクセスデバイスってのは興味深くて、

このブログをどういう機器を使って読んでくれてるかってことで……、                                                            

第1位……アイフォン (35%)、第2位……アンドロイド系 (27%)、

第3位……パソコン (20%)、第4位……携帯 (18%) って順番なんだよね。

 

ってことはパソコン画面上で見易くなるように、変な改行にならないようにって、

文字数に神経使うっていうのも読者の20%ほどの人の役に立ってるに過ぎなくて、

そういう文章の整理に30分ほど余計な時間をかけてるのが無駄っぽくて、

今、ちょっと考えてるとこなんだよね。

 

 

ってことで、とにかく何かありましたら、この際どうぞってことで……。

 

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2013年12月23日 (月)

全日本新人王決定戦

 

そう言えば、クリスマスってことで……。

 

クリスマスソングって言えばまず、ビング・クロスビーの “ホワイト・クリスマス”、

それに、エルビス・プレスリーの “ブルー・クリスマス” があって、

更にジョン・レノンの “ハッピー・クリスマス” が頭に浮かぶんだけど、

そんな中で自分が一番気に入ってたのは、

ジャクソン・ファイブ時代のマイケル・ジャクソンが歌ってた、

“ママがサンタにキスした” なんだわ。

 

日本ではここんとこズーッと山下達郎の “クリスマス・イブ” みたいで、

確かに、中々心に沁みるいい曲だよね。

 

山下達郎って言えば、“ずっと一緒さ” とか “希望という名の光” もいいよなあ。

 

 

 

昨日、後楽園ホールへの道はドス黒い色合いのオッサン達に溢れてて、

何だこりゃあと思ったら、そうか有馬記念かってことで、

まるでこの日はとっても当て易くて、配当もいつもの倍額なのかってほどで……。

 

ホール前のプリズムホールでは大々的なフリーマーケットが大盛況だったし、

遊園地目当ての家族連れも山ほどで、で、それら目当てのカフェレストラン、

滞在60分制限なんか設定してて、調子に乗りまくってたなあ。

 

 

 

幸いなことにケガによる棄権者が出なかったねって思ってたんだけど、

残念ながら前日計量で不参加ボクサーが出てしまって、

それも期待してたLF級の前川龍斗君ってことで、体重作れなかったみたいだね。

 

実は彼、東日本の決勝戦の際にも体調が万全のようには見えなくて、

いつものような動きができてなかったんだけど、

やっぱり回復しきれないままだったのかなあ。

 

協栄ジムのトレーナーさんに確かめたら前川君、東日本の決勝戦の時に既に、

ウェイト作りに苦戦してて腰痛に苦しみながらだったんだってさ。

 

 

試合前、この日も来てた長嶺克則君と一緒に原有吉君とこへ寄って、

自分はついでに高見良祐君にも頑張ってねコールして、

さあ、いよいよだったんだけど、この日の自分、実はとっても機嫌が良くなくて、

それは東軍が3勝8敗って歴史的大敗したってことでは必ずしもなくて、

(前川龍斗君が棄権した時点で、自分の予想は東軍の5勝6敗だったからね。)

東軍の3賞ボクサーの全てが撃沈したってことでもなくて、

これまで8ヶ月ほど見てきた東軍ボクサー達の多くが、

持ってる力を充分発揮し切れてなかったって感じを強く持ったのと、

そもそも胸をときめかせ、ワクワクさせてくれた試合がこの日はとっても少なくて、

12試合中、何と7試合も殆ど真面目に見てなかったんだよね。

 

何回も何回も新人王決定戦を見てるけど、こんなに詰まんなかったのは初めてで、

その辺の4回戦と殆ど変らないんじゃないのっていう試合が多かったんだよね。

で、今回のブログの中身は殆どスッカスカなんだわ。

 

 

この日のパンフレット、全体にはとっても見易かったんだけど、

東西両軍の3賞ボクサーの記載が全く抜けてたっていうのは、

不手際というか少なくとも不親切な感じがしたんだけどね。

 

なお、試合は全て5回戦。

 

 

 

☆若原義敬君(協栄)×榮拓海君(折尾)……Mm

6勝(3KO)3敗(2KO)の31歳・兵庫県と、6勝(3KO)0敗の20歳・福岡県。

 

東軍技能賞と西軍MVPの戦いだったんだけど、榮君圧勝の予想だったんだよね。

 

1R、

榮君、期待通りの動きが初っ端から出来てて、先制ジャブも鋭く伸びてたし、

ワンツースリーの上下打ち分けとか、左ダブルフックとかいきなり惚れ惚れで、                                                            

これくらいの差はあるだろうなあって思ってた通りで、そもそものスピードの他、

ポジショニングとかディフェンス、バランスとかリズム感が抜群だったし、

とってもタイミングのいいパンチを力強く打ってて、若原君を圧倒しまくってたね。

 

若原君の方も、左右の強いのを数発ヒットさせてはいたんだけど、

セコンドから指示があったように、もっともっと距離詰めないと始まらないんだわ。

 

2R、

開始直後から更にプッシュかけていったのは榮君の方で、

強く腕振っても軸ブレのしないもう圧倒的な攻め立てで、

始まってすぐの18秒、ワンツーの後に左フックをフォローしていきなりダウンゲット。

 

若原君、何とか立ち上がってリスタートはしたんだけど、

その時点で既にもうかなりヤバそうで、レフェリーも常に止め時見計らいっ放しで、

今度、少しでもクリーンヒットしたら即止めるぞってのが見え見えで、

榮君、とっても手際のいい追撃で、結局やっぱり、0分52秒、

レフェリー割って入ってのストップエンド。

 

 

 

☆前川龍斗君(協栄)×古藤愛樹君(FUKUOKA)……LF

7勝(4KO)0敗の17歳・北海道と、5勝(3KO)1敗(1KO)1分の22歳・福岡県。

 

前川君が棄権したもんで、古藤君の不戦勝。

 

 

 

☆大保龍斗君(横浜さくら)×ユキヤ・ハナブサ君(カシミ)……F

5勝(2KO)0敗の19歳・神奈川県と、5勝1敗1分の19歳・石川県。

 

1R、

始まって最初の30秒、ハナブサ君、遠いとこからよく当てて、

その後の1分過ぎまで、優位なリーチ利して試合を支配してたね。

 

一方の大保君、ちょっとイキリ立ち過ぎで、距離の把握が不十分なまま、

安易に真っ直ぐ入って行くもんで自ずと被弾が多くなってしまってたんだけど、

それでも、終盤にかけては力強いのを数発ヒットさせてて可能性を見せてたね。

 

2R、

アレッて程いきなり二人の距離が縮まって、それは敢えてのことかハナブサ君、

あるいは大保君の前詰めが鋭かった結果なのかちょっと微妙な感じで、

それでもその距離は大保君の土俵であることは間違いなくて、

いきなりの接近激闘戦に突入していったんだわ。

 

ハナブサ君もそこそこ当ててはいるんだけど、当たりの強さには相当な差があって、

感じ掴んだ大保君、気持にも余裕でききたかジャブもビシビシ当たるようになって、

ハナブサ君の顔面、かなり赤味を帯びてきたんだわ。

 

3R、

大保君が更に更に攻勢強めていってすっかりペース掴んでいくにつれ、

ハナブサ君、クリンチ逃げする場面が多くなっていったんだわ。

 

同じ被弾数ならダメージ度の差が明白なもんで、ハナブサ君、シンドそうだなあ。

 

4R、

流れが固まってしまったハナブサ君、それでも手数で頑張ってはいたんだけど、

一発一発の打撃音にかなりの差があって、大きく展開変えにくくなってきたなあ。

ラスト30秒からの踏ん張りも大保君の方が目立ってたね。

 

5R、

パンチが当たった時の衝撃度に大きく差があって、

ハナブサ君、当てられる度に大きく頭を跳ね上げられる場面が多かったんだけど、

1分30秒辺りから、再度細かく当て返して最後の頑張り見せてたね。

 

でもそれが一段落すると大保君、あれだけ打っててまだ余力残してるのは立派で、

最後の30秒からの飛ばしでも圧倒してたなあ。

 

結局、50-45、50-46、48-47ってことで、勿論大保君の3-0勝ち。

1Rはハナブサ君だと思ったもんで、自分は49-46だったけどね。

 

 

 

☆田之岡条君(小熊)×永仮智洋君(本田F)……SF

7勝3敗のサウスポー、20歳・埼玉県と、2勝0敗の30歳・鹿児島県。

 

お互い、KO勝ち無し同士のポイントゲットボクシング勝負になる訳で、

つまりは距離支配が大きなポイントだと思ってたんだよね。

 

1R、

思ってた通りの流れで田之岡君、やっぱり距離キープが上手くて、

永仮君、如何に詰めるかで苦慮してるなあ。

 

永仮君、詰めてからでも一発必殺系ではなさそうなもんでちょっとシンドそうで、

終了ゴングなった時、既に薄っすら赤味が差してたなあ。

 

田之岡君、いつものようにできてるし、徐々にポイントアウトするんだろうなあって、

そういうのが見えてきたもんで、自分、ここで一旦離席したんだわ。

 

で、49-47、48-47×2ってコールがされた時、やっぱりねって思ったんだけど、

何と3-0で勝ったのは永仮君の方だったもんで驚いてしまったんだわ。

 

 

 

試合後暫くして田之岡君と話しする機会があったもんで、あの後何があったの?

どうしたの? って聞いたら、ボディブローでリズム壊して打ち合いにいってしまって、

要するにスッカリ相手のペースにハマってしまったみたいなんだわ。

 

可愛い顔には傷跡が見えなくて、まるでこれから試合するボクサーみたいで、

どうせ負けるなら、もっとガツガツになるまで打ち合えば良かったのになあ。

 

そんなような話、彼の応援に来てた同じジムの濱田修士さんと、

渡邊秀行君(W日立)ともしたんだけどね。

 

 

 

☆原有吉君(白井具志堅)×池水達也君(大阪帝拳)……B

6勝(3KO)2敗(2KO)のサウスポー、25歳・神奈川県と、

7勝(2KO)0敗の20歳・兵庫県。

 

関西方面の応援団の野次っていうのは相変わらずエゲツナイというか、

亀田さんとか辰吉さん系で、何だかいきなり場末っぽくなってしまうんだよなあ。

 

東軍MVPと西軍技能賞の一戦。

 

1R、

池水君、満々のかまし系、気合い一発型のボクシングで、

タイミング見計らっての飛び込みざま右一閃勝負ってスタイルなんだわ。

 

原君の方はそういう相手の動き見定めながら、入ってくるとこに合わせるタイミング、

ひたすら計ってるみたいだね。

 

お互い殆ど有効打の無い中、中盤過ぎ池水君の右ストレートが胸に当たって、

結局、それだけかなあって思ってたら、終了ゴング寸前、

原君、中々鋭い攻撃見せてたんだわ。

 

2R、

殆ど勢いだけの池水君、ローブローで二回目の注意受けてたね。

 

上体の動きはそこそこキビキビしてる池水君に対して原君、

ちょっと合わせ難そうにはしてるんだけど、それでも相手の攻め込みは単調だし、

そのうち何とかするんじゃないかなあ。

 

3R、

池水君、ひたすらイッセノセに奔走してたんだけど、いつの間にか顔面赤くて、

徐々に原君の細かいショットが的中するようになったんだけど、それでも、

頭下げながら突っ込んで後はガチャガチャするだけの相手に意外に苦戦してて、

やり難そうにしてる中、鋭く大きく振り出すショットの殆どが空を切ってるんだわ。

 

4R、

お互い、ブツブツ切れの単調な一発出会い頭系に終始してて、

噛み合いが悪いというか、いつまで経っても面白くない展開が延々で、

そもそも原君、体伸びきらせて打ち込んでくる相手の右を、

ひたすら引いて避けてるだけで、敢えてそこんとこに左を合わせるってこと、

彼なら出来るはずなのに何でやらないのかなあっていうのが何回も何回もで、

ついに我慢の限界になってしまったもんで、ここで離席してしまったんだわ。

 

 

後でスコア聞いたら、50-46、49-47、48-47ってもうテンデンバラバラで、

ジャッジ達も集中力欠いてしまってたようなそれでも3-0で、池水君だってね。

 

 

試合後、原君とも話する機会があって、実は田之岡君と一緒だったんだけど、

彼も顔面殆ど傷んでなくて、う~んって言って不機嫌そうな顔してたなあ。

 

 

 

余りにも場内が暑いもんで、エアコン止めて送風にしてよって、

係員の子に頼んだんだけど、殆ど効果ないもんで、仕方なく席移動したんだよね。

テレビが入ってて照明がいつもより強かった上に、満席の熱気だったからね。

 

 

 

田之岡君と原君が連続しての残念な内容だったもんで、

自分のテンションもいきなり下がってしまったんだわさ。

 

 

 

☆相川学己君(三迫)×見高文太君(大阪帝拳)……SB

4勝0敗1分の20歳・東京都と、5勝0敗2分のサウスポー、19歳・岡山県。

 

この試合も、2Rまでしか見てなくて、二人の力量差が歴然としてしまってて、

相川君、真面目な性格がそのまま出てるボクシングではあるんだけど、

相手の打ち終わりに合わせるタイミングが恐ろしいほどずれてしまってるし、

お互い、KO勝ち無い同士の当てっことなると如何にもシンドそうだったんだわ。

 

一方の見高君、ハードヒットできてないってとこはあったんだけど、

若いのにも関わらずボクシングを良く知ってるって感じで、

それはこの日の出場者の中でも出色だと思ったんだよね。

 

2Rに入っても流れは変わらなくて、相川君の新しい工夫が見られることもなくて、

で、仕方なくの休憩タイムゲットだったんだけど、

思ってた程の圧倒差にはならなくて、48-47×2、46-49ってことで、

見高君の2-1勝ちだってね。

 

 

それにしてもこのスコアのブレ、2つのラウンドで評価が全く逆転してるってことで、

やっぱりボクサー達、みんな明確な有効打を目指さないとダメなんだよね。

 

 

 

この試合が終わった後、勝又ジムの若松竜太君が強盗犯逮捕に貢献したって事で、

協会からの表彰があって感謝状と商品券貰ってたんだわ。

彼にその時の経緯を聞いたら、殆ど前後考えず車から飛び降りて友達と協力して、

刃物男を後ろから羽交い絞めにしたんだってさ、凄いよなあ。

彼、可愛い女の子と一緒だったもんで、彼女なのって聞いたら妹さんだったんだわ。

 

 

 

☆草野慎吾君(ヨネクラ)×河村真吾君(堺東ミツキ)……Fe

7勝(3KO)2敗1分のサウスポー、24歳・福島県と、

7勝(3KO)1敗(1KO)のサウスポー、23歳・大阪府。

 

シンゴ対決なんだけど、河村君は西軍敢闘賞ボクサー。

 

この試合も2Rが終わったとこで、渋々の連続休憩タイムで、

正直自分、そろそろ腹立ってきたんだわ。

 

お互い粘闘系で、似たようなレベルなんだけど、

常にプレスかけて攻勢取ってたのは河村君の方だったなあ。

 

勿論、両陣営にとっては真剣勝負のハラハラドキドキの展開だったんだろうけど、

自分、全く何の緊迫感もスリルも感じられなかったんだよね。

 

年齢のせいで我慢強さが失われつつあったのか、

この日の序盤からの流れが自分を追い込んでたのか、またしてもの離席。

 

 

メリハリのない試合はスコアにも表れてたみたいで、

結局、49-46、48-47、48-48って、訳わかんない2-0で河村君の勝ち。

 

 

詰まらない試合が4つも続くと、殆ど帰りたくなってしまう訳で、

東日本の予選の時でもこんなことなかったのになあ……。

 

 

 

☆三瓶数馬君(協栄)×藤本翔平君(中日)……SFe

8勝(2KO)0敗のサウスポー、18歳・埼玉県と、

8勝(7KO)2敗(2KO)3分の24歳・愛知県。

 

1R、

それにしても藤本君、体が緩んでるような肉の余り方してるんだけど、

全くストレート打たずの横殴り一辺倒で、後は潜り込んでの左右ボディだけだね。

 

こういう相手なら三瓶君、楽々な訳で、1分過ぎからはほぼ一方的で、

藤本君、サウスポーが不得意としか思えなくて、

終了ゴング鳴った時、既に顔面かなり赤くなってたなあ。

 

2R、

藤本君、前詰めは厳しいんだけど、全くジャブがおざなりで、

そんなんで大丈夫なのかなあって見てたらやっぱり大丈夫じゃなくて、

始まって44秒、中央やや西寄りのとこで、

打ち終わりに右を合わされてしまって、いきなり一発ダウン。

 

藤本君、何とか立ち上がりはしたんだけど、もう既に相当ヤバくて、

手抜かりない三瓶君の猛追撃に如何ともし難いまま、

南ロープに前に詰められ腰伸び切ってしまったとこでレフェリーストップエンド。

で、2分22秒、2ダウンKOってことで三瓶君の勝ち。

 

 

試合終わって相当経ってから、三瓶君と初めて話したんだけど、

近くで見るとリング上とは全く違ってて、可愛い顔してるもんで驚いたなあ。

今まで見た試合で一番良かったって伝えたら、とっても嬉しそうにしてたなあ。

 

 

 

☆高見良祐君(18鴻巣)×池田竜司君(広島竹原)……L

4勝(3KO)0敗の20歳・埼玉県と、5勝(1KO)1敗1分の18歳・広島県。

 

高見君は東軍敢闘賞ボクサー。

 

実は高見君、ベストじゃなかったっていうのは事前に聞いてたんだよね。

 

1R、

池田君、とっても好戦的なガンガン虫なんだけど、KO率自体は低いんだよね。

彼、殆どジャブ打たないいきなり系で乱暴な丸太殴り系のフッカーなんだわ。

これなら高見君、本調子じゃなくても6割くらいの力で十分なんだわ。

 

2R、

池田君、細かいボクシングは全くできなくて、基本的には怖がりのせいか、

すぐに目線を切ってしまうことが多くて、1分35秒前後からの打ち合いも、

殆ど高見君優勢に推移してたんだわ。

 

これなら高見君、何とかなりそうだなあって、この時は思ってたんだよね。

それでももう少し落ち着いてユックリ目にやった方がいい、

足使って出入りと左右への動きで圧倒すればいいって思ってたんだわ。

 

3R、

乱暴系の池田君に対して高見君、ちょっとムキになって行き過ぎの感じで、

余りに真っ向から打ち合ってて、そりゃ回転力で打ち勝ってはいたんだけど、

相手のパンチ力が今一だったから助かってたけど、

危ない被弾が多過ぎたってうのも事実だったんだよね。

 

激しい打ち合いが続く中、著しく顔面赤くしていったのは池田君の方で、

で、高見君、ここは一気に決着させてしまおうって、

相手を北西ポストに追い詰めた瞬間、場内、歓声と悲鳴の渦に包まれたその瞬間、

何となんとナント、危なそうなとこからの池田君の右ショートストレートが、

前掛りになってた高見君にまともにカウンターヒットして、

それ殆ど残り1秒だったんだけど、高見君、ドターンって倒れ込んでしまったんわ。

 

その倒れ方が余りにも衝撃的だったもんで、瞬間のストップエンドで、

高見君、そんなに慌てる必要は全くなかった3分丁度のTKO負けだったなあ。

 

 

多分勝てるだろうって思ってた周辺はとってもピリピリしてるって思ってたんだけど、

実は高見君のお母さん、結構クールに分析してたもんで驚いたんだよね。

 

その後、高見君自身ともちょっと話したんだけど、

次頑張ればいいんだよってハグしたら、彼、自分の肩で泣いたんだわ。

高見君、そうなんだわ、次頑張ればいい訳で、

出し切れなかったとこ、出し過ぎてしまったとこ思い返して、

それを一個一個潰していけばいいんだわ。

 

 

いずれにしても自分、再度力が抜けてしまって、もう帰ろうかって思ったし、

元々この後の3試合は全て西軍のKO勝ちって予想だったし、

でも時間的にはまだ早いしって、気持も中途半端なまま、

あっちこっちうろつきながらの、それこそながら観戦だったんだよね。

 

 

 

☆藪晋伍君(ワタナベ)×ジャンボ・何チャラ君(六島)……SL

4勝2敗(2KO)1分の27歳・大阪府と、7勝(6KO)1敗の26歳・大阪府。

 

藪君の応援に久し振りだなあ、佐々木左之介さんが来てたんだわ。

 

この試合、荒井遼晴さんと長嶺克則君と並んで観戦したんだけど、

この二人、試合の楽しみ方をとっても心得てて、もう大騒ぎしながらだったなあ。

 

序盤、事前の作戦通りに藪君、相手をイライラさせながら出入り鋭く当て込んで、

とってもいい感じで、むしろジャンボ君がヨロッとする場面も時折作ってて、

こりゃ初のKO勝ちも見えたかなってとこまでいったんだよね。

 

で、いよいよ詰めるかってなった4R、流れが突然一気に変わったのは、

ジャンボ君の圧巻の強烈ボディーブローからで、藪君、明らかに体屈めてしまって、

そこからはジャンボ君の一気一気で、最後は左フックだったかなあ、

一発大直撃させて藪君から豪快なダウンゲット。

これはとっても無理でしょの一発だったもんで、レフェリー、即のストップエンド。

 

2分01秒のことだったんだけど、絵に描いたような衝撃の大逆転勝ちに、

青コーナー周辺、もう殆どお祭り騒ぎだったんだわ。

 

 

結果としては予想通りではあったんだけど、藪君、いいとこまで行ったんだよなあ。

 

試合後、藪君が渡辺会長と話してるとこに行き合ったもんで、

ちょっと事情を聞いたら、やっぱり4Rに受けたボディブローが全てだったんだよね。

 

 

 

チラッと目が合ったらワタナベジムの荒井勇輝君で、ニット帽で判り難くて、

コンチワって声掛けてくれて、そう言えば彼、今年もまた大晦日に試合なんだよね。

 

 

 

☆田中亮治君(ヨネクラ)×田岡大君(タキザワ)……W

5勝(2KO)2敗(1KO)1分の24歳・北海道と、

7勝(4KO)0敗のサウスポー、33歳・三重県。

 

試合前に角海老ジムの阪下優友さんとバッタリで、誰の応援? って聞いたら、

滝澤卓さんとの関係で、田岡君のセコンドなんだってさ。

 

二人ともよく似た粘着系のボクシングスタイルで、

遠くからだと何が当たってるのかが良く解らなかったんだけど、

常に田中君の方が細かいのを捻じ込んでたみたいで、

結局、49-46×3ってことで、田中君のほぼ圧倒3-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

☆清野航君(石橋)×前原太尊康輝君(六島)……M 

4勝(4KO)1敗(1KO)のサウスポー、24歳・東京都と、

4勝(4KO)1敗(1KO)1分のサウスポー、20歳・大阪府。

 

お互い、必殺系なもんで判定にはならないだろうって見てたんだけど、

前原君の方がちゃんとしたディフェンスができてるんだよなあ。

 

相手は元々上背あって顔も小さいんだから清野君、

無理に上下打ち分けなんかしないで、ちょっと恐怖感はあると思うんだけど、

まずはひたすらのボディ攻めじゃないかなあって思ってたんだよね。

 

それに清野君、何だかガードがとても心もとなくて、

危ないぞおそういうのって感じだったんだけど、ラウンド終盤、

ついに前原君の左ストレート貰ってしまって、途端に足元バタバタしてしまって、

で、前原君、そこんとこ手抜かりなく突きまくってのダウンゲット。

 

立ち上がった清野君、既に戦意喪失って感じで即のストップエンドってことで、

2分51秒、前原君の2ダウンKO勝ち。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 榮拓海君

② 三瓶数馬君

③ ジャンボ・何チャラ君

 

 

 

この日、協会の3賞表彰は前原太尊康輝君(MVP)、三瓶数馬君(技能賞)、

池田竜司君(敢闘賞)ってことだったんだけど、

自分は圧倒的に榮拓海君がベストだったって思ってて、

とにかく派手にドッカーンって一発ブチ当てて倒せば何か貰えるっていうのは、

何か違うんじゃないかって思ってるんだけどね。

 

 

 

“王将” の社長が殺害されたんだけど、銃を使ってってことで普通じゃなくて、

やっぱり反社会的集団の仕業だと思うんだけど、

それにしても、新社長就任が間髪入れずって感じで、

それも何人かを飛び越しての常務が新社長ってことで、

予め決まってたとしか思えない人事だよね。

 

 

 

そう言えば昨日は和歌山で、中屋ジムの林崎智嘉志君の試合があったんだけど、

何かちょっと微妙な数字が並んだ0-3負けだったんだけど、妥当だったのかなあ。

 

 

 

昨日の有馬記念、1番人気馬のオッズが余りに低過ぎたもんで、

3連複なら5ケタ、3連単なら6ケタ狙いの自分としては、

とっても参加し難くて、で、自分は有馬記念はスルーしたんだけど、

その他の参加レースでも全てスカだったもんで、結局、一緒だったんだけどね。

 

今日も競馬があって、今年最後なんだけど、参加できるレースは4つしかなくて、

あんまり力入らないんだけどね。

 

 

 

自分の今年のボクシングはあと1回、大晦日の大森総合体育館を残すのみで、

その後も1月10日まで間隔が空くもんで、適当な日を見計らって、

久し振りにコメント欄解放してみようかって思ってるもんで、ヨロシクです。

 

その前後に12月度のランキングとか、1月ボクシングの予定だとか、

2013年のベストボクシングなんかの記事も書いてみようかって思ってるんだわ。

 

2013年12月21日 (土)

後楽園ホール・12月20日

自分、北島三郎っていうのは北海道の漁師出身かと思ってたんだけど、

歌手になる前はお笑い関係の仕事してて、

ゲルピン・チン太ポン太っていう名前の漫才師だったんだってね、知ってた?

 

 

 

昨日は戸高ジムの興行だったんだけど、その戸高ジムからは4回戦一人だけで、

芋生敏幸君がケガで棄権してしまったもんで、あとは第一試合を除いて、

赤コーナーは全員角海老ボクサーで、実質角海老ボクシングだったんだよね。

 

それなのに、バルコニーからの垂れ幕は全面戸高ジムだらけで、

他のジム関係者にとっては実に気の毒なんだけど、

どっか違うとこ向いてるって感じの大人の事情が色々あるんだよね。

 

 

色んな人達と色んな話してた中、いよいよ試合開始。

 

 

 

☆岡田哲慎君(ランド)×神山匡史君(F赤羽)……SF 4R

デビュー戦の21歳・青森県と、デビュー戦の32歳・栃木県。

 

1R、

随分年齢差のあるデビュー同士だったんだけど、正直二人とも、

まだ試合は早過ぎるんじゃないかなあって程度の動きしかできてなくて、

結局は気持ち強く持って手数多い方が勝つだろなあって感じだったんだわ。

 

2R、

お互い、ガードもロクにしないままのフリーボクシングみたいで、

当て放題のチャンスを交互に差し出し合ってるように見えたんだけど、

其々が当て切れてないまま限度以上に振り回してたせいか、

残り30秒からはグダグダになってしまってて、ちょっと見てられなくて、

二人とも、まずはロードワークからじゃないかなあって感じだったんだわ。

 

で、自分、ここで離席したんだけど、結局、4R0分22秒、

神山君のTKO勝ちだってね。

 

ただこの試合後、負けた岡田君が救急車で搬送されて、

かなりシリアスな雰囲気が漂ってたんだけど、大丈夫だったのかなあ。

 

 

 

この後の6試合全部に角海老ボクサー出場ってことで、

試合終わって間もないボクサー以外沢山の応援ボクサーが来てて、

挨拶とか言葉交わしただけでも、加藤善孝さん、高山樹延さん、石川雄策君、

青木幸治さん、武田航君、荒井遼晴君、緒方勇希さん、小國以載さん、

阪下優友さん、石井大輔君、高橋光政君、石川貴章君達がいて、

今は本望信人さんとこのジムでトレーナーやってる中野晃志さんとか、

ちょっと前に引退した森田大介さんとも、久し振りーッってことで……。

 

 

そしたら荒川仁人さんともコンチワってことで、

勿論、坂本大輔君の応援に来てたんだけど、

どうしていつもの席で見ないのかって聞かれたもんで、

ちょっと事情があってねって答えたんだけど、大人の事情ではないんだわ。

 

 

 

☆中山和幸君(角海老)×大和菊地君(戸高)……F 4R

3勝(1KO)4敗(2KO)1分の29歳・東京都と、2勝4敗2分の25歳・宮城県。

 

1R、

いつのもように大和君、上体チャカチャカ動かしながらの前詰めなんだけど、

残念ながらいつものように、そこからが全く改善されてなくて、

タイトにパンチを打ち出すってことが全くできてないんだよなあ。

 

一方の中山君、動きは地味なんだけど、それでも最近はキッチリ動くことできて、

こちらの方はかなり改善されてるなあって感じがして、

ジャブにも気持ちが入ってたし、右フックも適度な感じで当て込んでたね。

 

2R、

中山君、もう少し相手の動きを見極めて、打ってくるタイミングは判り易いんだから、

敢えてそこに合わせていく度胸も欲しいとこだけどなあ。

 

大和君、無駄な動きが多過ぎで、勝手に自分で消耗してる感じなんだよなあ。

 

って見てた残り52秒、中山君、右ストレート二発を素直に打ち込むことができて、

大和君からしゃがみ込みダウンゲット。

 

それほどの大ダメージではなくて、再開後の大和君も踏ん張り直して、

右フックで中山君の左目上をヒットカットさせてたんだわ。

 

3R~4R、

これが9戦目になるんだけど大和君、やっぱり打ち方に課題抱えたままで、

もっときちんと当てることを意識しないと疲れが溜るだけだと思ったけどなあ。

 

中山君、派手さは全くないんだけど、基本通りをやり通すことができて、

これからはもう少し動きの変化とパンチの緩急が欲しいとこなんだけど、

この日の相手だと殆ど余裕の展開だったなあ。

 

で、自分は39-36だったんだけど、結局、40-36、39-36、38-37って事で、

勿論、中山君の3-0勝ちで、これでイーブン戦績に戻したんだよね。

それにしても38-37ってことだと、2Rのダウンが無かったらイーブンってことで、

この日も自分とは見てるトコが違うジャッジがいたんだよね。

 

 

 

☆市川雅之君(角海老)×山中章弘君(F赤羽)……49.8㎏ 4R

2勝(1KO)の23歳・東京都と、1勝1敗(1KO)の26歳・東京都。

 

1R、

山中君、小刻みに上体動かしながら詰めて打ち込みのタイミング計ってたんだけど、

スケールの大きさとか怖さは感じられなくて、ちょっと見切られ易いかなあ。

 

一方の市川君、とってもいいリズム感してるし、

タイミングのいい軽打でまずはポイントゲットだね。

 

2R、

いい感じのスタート切った市川君だったんだけど、見過ぎが目立つようになって、

綺麗に決めようとし過ぎな感じがしないでもなくて、もっと自分から仕掛けるべきで、

接近戦でもストロークが大き過ぎだし、前回の試合の方が良かったと思ったなあ。

 

3R、

初めの1分、交互に攻勢掛け合ったんだけど、お互いに主導権獲り切れず、

終了ゴングまで決定打らしきもの見受けられなくて、甲乙付け難かったなあ。

 

山中君、結構シッカリしたガードしてるもんで市川君、終始当て難そうにしてて、

もう少し捨てパンチ使って、いきなりキッチリ当てようとしない方がいいのにね。

 

4R、

市川君の見過ぎの攻めあぐみが目立って、若干フィジカル優勢な山中君に、

常に下がりながらを強いられて、印象的にも良くないんだよなあ。

 

山中君の方のそこからも今一感が強くて、お互いどっちもどっちのまま終了ゴング。

 

結局、40-37、39-38、38-38ってことで、市川君の2-0勝ち。

ちなみに自分は38-38だったんだけどね。

 

 

 

☆小池信伍君(角海老)×小野良祐君(国際)……SB 6R

5勝(2KO)2敗の23歳・山梨県と、5勝7敗2分の28歳・北海道。

 

1R、

小野君、真面目なワンツー一本槍だし、そもそもパンチ力ないし、

普通にできれば小池君、何の問題もないと思うんだけど、やたら慎重だなあ。

 

お互い、大きな有効打が無い中、小池君の右ストレートが唯一のヒットだったね。

 

2R、

積極的な前詰めと手数アップしていったのは小野君の方で、

小池君、まだまだアイドリング状態にしか見えなくて、

自分の中にある彼のイメージとは全く程遠いまだまだ受け身の迫力不足で、

もっときっぷのいい、自信に満ちたショットが打てるはずなんだけどなあ。

 

3R、

相手は距離詰めたとこでのガチャガチャの中から何とかしたい方なんだから、

小池君、鋭くて伸びのいいジャブ持ってるんだから、相手が入ってくる前に、

それ、ビシッと決めればいいのにって思うんだけど、中途半端過ぎで、

どこが吹っ切れてないようなパフォーマンスが続いてるんだわ。

 

中盤、小野君の打ち終わりにタイミングのいいワンツーをヒットさせてたんだけど、

直後に小池君、結構簡単に反撃する間を与えてしまってるし、

とにかく、自らのボクシングに確信が持てないって感じが強くしたんだよね。

 

 

で、自分が一旦休憩して、試合を動かそうって思ったんだけど、

それも叶わず、結局、ズルズルのままの終了ゴング。

 

58-57×2、57-58の2-1で、小池君辛勝したんだけど、

赤コーナーじゃなかったらヤバかったんだよね。

 

 

 

ロビー歩いてたら、中屋ジムの筒井さんが遅ればせのホールインで、

高速での事故渋滞に巻き込まれてしまったんだってさ。

聞いてた通り、残念ながら、芋生敏幸君は引退するってことで、

網膜裂孔が完治して練習再開したとこでの剥離ってことで……。

 

 

 

☆一場仁志君(角海老)×名雪貴久君(船橋D)……SFe 8R

7勝(3KO)5敗(1KO)1分の25歳・神奈川県と、

10勝(2KO)9敗(3KO)の26歳・千葉県。

 

この試合、緒方勇希さん達と並んで見てたんだけどね……。

 

1R、

10㎝ほど上背のある名雪君、突っ込まれてガツガツやられたらヤバイってことで、

両足ピョンピョンさせながらのフットワーク駆使してて、

そういうのどっかで見たことあるなって思ったら、勅使河原弘晶君のとよく似てて、

ただ、名雪君、パンチ打ち出す際にも足元踏ん張り切れないままで、

手打ちに終始してるとこが勅使河原君と違ってて、当たりが軽いんだよなあ。

 

で、とにかく一場君、距離詰めたとこでの回転力勝負に持ち込みたいんだよね。

 

2R、

いずれにしても、距離がポイントだなっていうのは誰が見てもいきなり明らかで、

一場君、鋭い踏み込みとか左右への動きから重く強いのをいつ打ち込めるかで、

ポイントゲットボクシングだって決めてる名雪君にどう対処するかってことで……。

 

3R、

一場君、そのうちきっと何とかするだろうって見てたんだけど、

攻め込む姿勢としてはそこそこいい感じは出してたんだけど、

名雪君のジャブが思いの外大きな障害になってて、中々思うに任せなくて、

攻勢は取りつつあったんだけど、ちょっと戦法の変更が必要な感じなんだわ。

 

4R、

一場君、1回の踏み込みでは足りなくて、二次三次の追い込みが要るんだけど、

そこまでできなくて、一時攻撃で決め打ちし過ぎてるとしか言いようがなくて、

明らかに攻めあぐんでるって感じが続いてるんだよなあ。

 

ここに来て相手を見切ったような動きを始めたのは名雪君の方で、

それまで全く使って来なかった左ボディも打ち込み始めたし、

残り半分からは強く攻勢かけていったんだわ。

 

5R、

二人とも、基本的には自分のリズムとタイミングを大事にし過ぎるというか、

もう少し、相手の動きを見極めた動きが必要だと思うし、

見せ場というか、山場の作り方に対する配慮も不足してて、

若干間延びというかメリハリに欠けたリング上になってきたんだけど、

底流の流れは徐々に名雪君の方に傾いていってるような感じだったんだわ。

 

6R、

思うようにならない感じは一場君の方により強くて、

で、パフォーマンス自体に自信が感じられなくなりつつあったし、

お互い、それほどのクリーンヒットはなかったんだけど、

一場君の精度の悪さの方が目立ってきたんだわ。

 

自分のスコア、ここまでで丁度イーブンになってたんだけどね。

 

7R、

両陣営がここまでのジャッジスコアをどう推測してたのか、

その辺のところは解らないんだけど、少なくとも拮抗してるって判断すべきで、

で、そこから残り2ラウンドの戦法と戦術が必要だって思ってたんだけど、

そういう意識をより強く持ってたのは青コーナーサイドだったみたいで、

相変わらずハードヒットではなかったんだけど、数当ててたのは圧倒名雪君の方で、

一場君、殆ど試合序盤と同じような動きしか出来てなくて、

ラスト30秒からも飛ばし切れてなかったもんなあ。

 

8R、

一場君、最初の接触で簡単に一段落してしまうってのが続いてた中、

名雪君、その一段落後のファーストショットは常にジャブを先打ちしてて、

相手のリズムを壊して攻撃のタイミングを与えてなかったなあ。

 

で、中盤過ぎだったかなあ、相手が打ち終わったとこで名雪君、

実に綺麗な右ストレート、見事に直撃ヒットさせてこの回も確かなポイントゲットだね。

 

ただ、名雪君も相変わらずの課題を抱えてるって思った瞬間でもあって、

この階級であのタイミングでの直撃ヒットなら殆どダウンゲットであるべき筈なのに、

相手をグラッとさせることさえ叶わなくて、それはやっぱり手打ちになってるって事で、

ここ一番の決め打ちの際にはもっと足元踏ん張って強く打ち込まないと、

逆転の危険性を常に背負いながらになる訳で、ボクシングの幅を拡げる意味でも、

パンチの緩急が要るんじゃないかって、これは試合後名雪君とも話したんだけどね。

 

一方の一場君、この日は終始消化不良の感否めなくて、

左目周辺に最後の右ストレートの痕跡残してただけで、

まだまだ全体には激闘の跡が殆どなくて、やり残し感が強かったんだよね。

 

 

で、自分の中では77-75で名雪君だったんだけど、

結局、77-75×2、77-77ってことで、名雪君の2-0勝ちだんたわ。

 

 

当然のことながら負けたボクサーは言葉少なめで、ちょっとだけ話したんだわ。

 

その後、通り掛かったとこで名雪君とトレーナーさんに呼び止められて、

感想を聞かせて下さいってことだったもんで、

ホントは一場君に勝って欲しかったんだけどねって、正直な気持ちから始めて、

名雪君のフットワークやポジショニングのこととか、パンチの打ち方のこととか、

とっても真面目に聞いてくれたもんで、色々話し込んでしまったんだよね。

その後、名雪君、一場君と二人だけで何か話してたなあ。

 

 

 

この後、当初は下川原雄大さんの試合が組まれてたんだけど、

相手のタイ人が来日出来なくて、それがまあ余りにお粗末な理由ってことで、

いい加減な人間が絡むとろくなこと無いっていう典型でクソみたいな話なんだわ。

ってことで急遽、岡田博喜さんとのスパーがあったんだけど、

自分は見てなかったんだけど、これはこれで中々面白かったみたいね。

 

 

 

☆坂本大輔君(角海老)×新藤寛之さん(宮田)……W 8R

7勝(3KO)7敗(1KO)1分の32歳・千葉県と、

14勝(5KO)2敗のランク4位、サウスポー、27歳・北海道。

 

坂本君の応援に八重樫東さんも来てて、声枯れるほどの声援送ってたなあ。

 

多分、そんな感じになるんだろなあって思ってた通りの試合内容で、

相手は10㎝以上上背のあるサウスポーなもんで坂本君、

いきなりかまし闘牛系のボクシングで、それを新藤さんがどう対処するかってことで、

序盤から中盤にかけては新藤さんが巧いこと対応してたんだわ。

 

坂本君、下から上を意識してたんだけど、上への攻撃はちょっと置いといて、

まずはボディ攻撃に専念すればいいのにって思ってたんだけど、

徐々に巧い事いくようになっていったんだけど、途中スタミナ切れしたのが残念で、

終盤、新藤さんがメッキリ落ちてしまったもんで、それは実に惜しかったんだけど、

あと1ラウンド、どっかで有意差付けられてたら違った結果も有り得たんだよね。

 

 

結局、78-75、77-76、76-76ってことで新藤さんの2-0逃げ切り勝ち。

 

 

 

☆土屋修平君(角海老)×高桑和剛君(輪島S)……SL 8R

14勝(12KO)2敗(2KO)の27歳・愛知県と、

9勝(2KO)7敗(4KO)の30歳・北海道。

 

1R、

高桑君、怖ろしい倒し屋相手だっていうのにシッカリ気持の踏ん切り付けてて、

全く臆するとこなかったし、動きにもキレがあって鋭いパンチ振り出してたなあ。

 

で、この試合、まず最初の有効打はその高桑君で、左フックを綺麗にヒット。

 

土屋君の方は、気迫に満ちた動きではあったんだけど、やっぱり少し力入り過ぎで、

それはもう無理ないとこあるんだけど、その半分の力で十分だと思ったんだよね。

 

その後もリング上、実に危険度の高いパンチが交錯してたんだけど、

土屋君の反応系はこの日十分に作動してて、以降の被弾は殆どないまま、

残り1分8秒、赤コーナー少し手前に相手を追い込んでのやおらの右フック、

見事なハードヒットで、高桑君が一瞬グラッとしたのを土屋君勿論見逃さなくて、

そこから一気の追い込み追い込みで、西ロープ前で今度は綺麗な右ストレート、

真っ直ぐの激打ち込みだったもんで、堪らず高桑君、ダウン。

 

これは効いただろうなあってとこから高桑君、持ち前の脅威の踏ん張り全面出しで、

見てたら腕振りにもそれほどの乱れもなくて、

まだまだ、まだまだってとこ見せてくれて、それはそれは凄かったんだわ。

 

2R、

あくまでヘコタレナイ高桑君だったんだけど、土屋君も体の動きがこなれてきて、

殆ど無駄のない攻め込みで相手を圧倒し続けてたなあ。

 

それでもまだセコンド陣から 「力抜け! 楽に行け!」 って声が飛んでたんだけど、

エンディングは突然やってきて、1分30秒前後、土屋君の強烈左フックがヒットして、

思わず高桑君が下がったとこでレフェリーがすかさず割り込んでの一旦ストップで、

TKOかなって思ったらドクターチェックってことで、

10mほど先の高桑さんの左目が変なことになってて、顔が変になってて、

で、そこで即のストップエンドだったんだわ。

 

 

後でドクターに確かめたら、左眼球が本来の眼窩から外れてしまって、

指で元に押し戻したってことで、想像しただけでも身震いする事態だったんだわ。

 

 

試合後高桑君に会いに行ったら、左目は塞がってたけどそれ程の大事ではなくて、

自分も大きく一安心したんだよね。

 

 

とにかく結局、1分36秒、土屋君のTKO勝ちって事で見事な復帰戦だったんだけど、

高桑君の真正面さも試合を盛り上げたのは確かな事であって、

あの一瞬、高桑君の右が直撃してたらって場面も実はあったんだよね。

 

 

土屋君、今年に入ってから川瀬昭二さん、中谷正義さん相手に2連続KO負けして、

ランク落ちした上、周囲取り巻く環境も変わったもんで、色々シンドかっただろうし、

この試合に向けての思いも格別だったと思うけど、

彼らしい、とってもいい試合だったよね。

 

 

試合後、高桑君と話した時、そこには勅使河原弘晶君とか嶋崎俊君もいて、

いい試合だったよ、よくやったよってことで……。

 

いつもは勅使河原君と一緒の長嶺克則君はこの日だけは袂を分かって、

土屋さんの応援団の方に回ってたんだよね。

その長嶺君、珍しくもスーツ姿で、理由を聞いたら仕事先の面接帰りだってさ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 土屋修平君

② 名雪貴久君

③ 中山和幸君

 

 

 

昨日の夜、1時過ぎだったと思うけど、震度3だか4の地震があって、

勿論、敏感な自分はすぐ目が覚めたんだけど、

風太とかうちの奥さんだとか、太っ腹達は全く何も感じなかったってさ。

 

2013年12月19日 (木)

後楽園ホール・12月18日

 

やっぱり最近見掛けた中では最低の男だったね、猪瀬っていうのは……。

百条委員会にかけるって言われた途端にビビって辞任だってさ。

 

誰がどう見ても、どう考えてもアウトだろあんた、っていうとこ粘りまくってたのに、

何だこのテイタラクというか、情けなさの程度も度を超え過ぎなんだわ。

 

パッキャオと試合した時のシェーン・モーズリーのへタレさ加減にも驚いたけど、

猪瀬はまがうことないクサレで、ポコチンの付いてない男だね。

 

それでも辞任だけでは済まなくて、今手入れ受けてる徳洲会がらみなもんで、

これから東京地検特捜が動くのは間違いなくて、刑事告発の流れだね。

 

 

 

今回の亀田ジムの対応をどう思います? ってある人に聞かれたんだけど、

亀田さんちの誰のどういう話なんだか、自分全く解ってなくて、

ごくごく初期の頃以来、彼らに関わってなくて、っていうより全く興味が湧かなくて、

それは女子ボクシング、親父ファイト、キッズボクシング、キックボクシング、

それにアマボクシングと同じくらい興味が向かわなくて、

あれは全く違うフィールドのボクシングだって思ってるんだよね。

 

 

 

昨日から自分の部屋にコタツ登場ってことで、途端に風太が入り込んでしまって、

食事と日向ぼっこ、トイレの時以外には出て来なくて、

それも真ん中から動かないもんで、足のやり場に困るほどなんだわ。

この季節、コタツに入っての昼寝っていうのは、

自分にとっては極上の過ごし方なんだけど、邪魔なんだよなあ。

 

 

ホール1Fのエレベーターホールで宮崎辰也君と長嶺克則君とバッタリで、

ハグしたりバカ話しながら5Fへ……。

 

中に入ってから小山拓見君にもコンチワして、大川泰弘さんにも頑張ってね伝えて、

山川豊さんと福原力也さんの話して、角海老ジムの小林生人さんと話して、

マナベジムの会長にご挨拶した後、刀根トレーナーとコーヒーの話したんだけど、

そう言えば真部会長、こんなに寒くなったのに髪の毛短くしてたなあ。

 

伴流ジムの団会長ともご挨拶して、いよいよ始まったんだけど、

昨日は知り合いのボクサー達が、とっても刺激的な試合をしたんだわ。

 

 

 

☆内川大輔君(伴流)×山口学君(新日本大宮)……SFe 4R

0勝1敗の27歳・佐賀県と、デビュー戦の31歳・埼玉県。

 

1R、

お互い経験不足のせいもあってか、流れの中からの動きができてなくて、

イッセノセ的なボクシングに終始してたなあ。

 

それでも伴流ボクサーらしくて内川君、力込めて打ててる分優位かなあ。

 

2R、

山口君、それに対抗するにはもっともっとの手数アップが必要なんだけど、

気持ち的に勝負仕切れないようなとこがあって、自分から仕掛け切れてなくて、

後半若干いい場面も作ってたんだけど、残念、ここも攻め切れてないんだわ。

 

3R、

お互い、特にどうってことない状態が続いたんだけど、

ここに来て、内川君の左のヒット率が高くなってきたね。

 

4R、

ここまで山口君の劣勢は免れないんだけど、

最終ラウンドになっても手数上げられないまま終了ゴング。

 

で、自分のスコアは39-37だったんだけど、結局、内川君の方から見て、

39-37、38-39、38-38で、1-1のドローだったんだけど、

山口君陣営自身が 「あれだけ行かなきゃダメだ、負けた、負けた。」 って、

そう嘆いてたもんで、ドローって聞かされてニッカニカしてたなあ。

 

自分にもちょっと理解し難かったんだけど、そのレフェリーにはそう見えたらしくて、

そう言えば、この日はこの後もアレッ? って思うような採点とレフェリングが多くて、

多分、昨日はそういう日だったんだろね。

 

 

 

☆本郷智史君(輪島S)×大楽院章吾君(新日本木村)

                            ………52.8㎏ 4R

1勝0敗の23歳・東京都と、1勝0敗の33歳・長崎県。

 

1R、

本郷君、開始直後は勢いあったんだけど、1分30秒過ぎ、

大楽院君に左ボディ打ち込まれてから極端に動きが鈍ってしまってたなあ。

 

その大楽院君、殆どストレートを打たない生まれながらのフッカーみたいで、

かつ、肝心の右はカラッキシなんだけど、左ボディだけはとってもグッドなんだわ。

 

2R、

そう言えば大楽院君、ジャブも殆ど省略のスタイルなんだけど、1分半過ぎ、

またもやの左ボディ打ち込みで、途端に本郷君、ガックリ弱ってしまって、

勢い得た大楽院君、更に左ボディからの右フックで、赤コーナー前、

時間差で効いてしまったみたいで本郷君、クラーッと倒れ込んでしまって、

まだ経験の少ない4回戦だしってことで、レフェリー、カウントせずのTKOエンド。

 

1分56秒、33歳デビューの大楽院君、これで2戦2勝。

 

 

 

☆樋口幸資君(新松戸高橋)×神辰郎君(厚木ワタナベ)

                              ………SFe 4R

1勝(1KO)0敗の26歳・ と、1勝(1KO)0敗の19歳・神奈川県。

 

樋口君、これが2戦目なんだけど、4年振りのリングなんだね。

 

1R、

その樋口君、合わせ打とうとする意識が強過ぎの片寄ったボクシングで、

もう少し先攻めと組み合わせたらずっと良くなると思うんだけどなあ。

それにしても二人とも、肩に力が入り過ぎだなあ。

 

2R、

樋口君、あまりにパターンが決まり過ぎ、狙い過ぎの弊害が出てしまって、

初めは躊躇してた神君の踏ん切りもあって追い込まれる場面が増えてるなあ。

 

樋口君、デビューKO勝ちに味しめてるのか一発右決め打ちが続いてて、

返しの左までは全く意識がいってないみたいで、

その間隙狙った神君の細かい手数に、ついに鼻血。

 

3R、

流れは神君かなあって思ってたら、何だかこの回いきなり手数が落ちてしまって、

思い直した樋口君に明らかに手数負けしてしまってるんだわ。

 

4R、

ここで押し切れば樋口君の判定勝ちで決まるってとこ、

今度は樋口君が大人しくなってしまって、拮抗した最終回だっていうのにお互い、

それが解ってないような低調さのままエンド。

 

で、自分のスコアは38-38だったんだけど、

結局、39-38×2、38-38ってことで、神君の2-0勝ちだったんだわ。

 

 

 

☆吹野一真君(東拳)×山下賢哉君(古口)……SF 4R

0勝1敗(1KO)の20歳・東京都と、デビュー戦の17歳・東京都。

 

1R、

山下君、そういう雰囲気はとっても強いか、見掛け倒しのどっちか極端だなって、

そういうイデタチと身のこなしで、デビュー当時の亀田一家系みたいだったんだけど、

吹野君、何だか対処し切れそうになくて、勝負はいきなり見えてきたし、

煙草も吸いたくなったもんで一旦離席ってことで……。

 

 

山下君、バリバリのパンチパーマだし、セコンドにはリーゼント和氣さんだし、

あと古口会長は寿司屋の大将みたいなヘアスタイルしてるし、

そっちの方が面白かったなあ。

 

やっぱり結局、3R山下君のTKO勝ちだったんだわ。

 

ロビーで岩淵真也さんとバッタリで、この後の小山拓見君の応援なんだよね。

 

 

 

☆小浜雅哉君(UNITED)×板倉永佳君(将拳)……Fe 4R

1勝1敗1分の20歳・千葉県と、2勝0敗の18歳・千葉県。

 

板倉君の名前、はるかって読むんだわ。

小浜君とこのチーフセコンドに阪東タカさんが付いてたなあ。

 

1R、

お互い、いい感じの打ち合いからスタートしたんだけど、

小浜君は回転力勝負、板倉君は一発一発の力強さ勝負って感じかなあ。

 

板倉君、攻撃パターンがシンプル過ぎだし、小浜君の左を貰うこと多いなあ。

 

2R、

板倉君、やっぱり決め打ち過ぎだと思うんだけど、

小浜君の方も鼻血で呼吸がシンドそうになってきたんだわ。

 

3R、

前半板倉君、後半は小浜君だったんだけど、

お互い、ヘバリが見えてきて迫力的には今一感が強くなってしまったなあ。

 

4R、

二人とも再度やる気になったみたいで、初回のようないい打ち合いになって、

それはラスト30秒まで続いて、ちょっと甲乙付け難かったなあ。

 

自分のスコアは38-38だったんだけど、結局39-38×2、37-40ってことで、

板倉君の2-1勝ち。                                                           

それにしても、このスコアのとっ散らかり方は尋常じゃないと思うんだけどなあ。

 

 

さてさてさて、昨日はここからが力の入る試合だったんだわ。

ちょっと離れたとこに座ってた久我勇作君と目が合って、お互い軽い会釈だね。

 

 

 

☆坂上淳平君(オザキ)×小山拓見君(草加有澤)

                          ………60.5㎏ 6R

4勝(3KO)2敗(1KO)2分の27歳・東京都と、7勝(5KO)2敗の23歳・埼玉県。

 

この試合、小山君が圧倒してしまうっていうのが事前の予想だったんだけど、

坂上君の頑張りが尋常じゃなかったもんで、とっても緊迫感に溢れてたんだわ。

 

1R、

お互いパンチ力ある同士だったんだけど、坂上君のジャブ無しのいきなり左フックに、

小山君、戸惑い気味というかちょっと見過ぎの手数少な過ぎで、

そこから繋げた坂上君の右を思いの外簡単に被弾してしまってるなあ。

 

坂上君、手数も多いしとっても調子良さそうで、小山君、動きも硬いんだわ。

 

2R、

小山君、たまに踏み込むんだけど、一回だけに留まってるもんで届き切れてなくて、

結局、プレスかけ続けられる状況に変わりないし、

打ち込まれた左ボディも効いてるのか、中々本来の動きが出来てないし、

顔面も徐々に赤味を帯びてきてしまってるんだわ。

 

小山君、もっと上体というか少なくとも顔の位置に注意しないとダメだなあ。

 

3R、

序盤の坂上君、相変わらずいきなりの左フックが絶好調だったんだけど、

1分過ぎからの小山君、このままじゃマズイってことでの大攻勢。

 

坂本君も負けてなくて、いきなり壮絶系の殴り合いに突入していって、

明らかに小山君優勢に傾いていって、いよいよ本領発揮かって思ってたら、

一気に決着付けるほどの勢い、この日の小山君にはなくて、

畳み込み不足だなあって思ってたら、徐々に坂上君の反撃も鋭くなって、

顔面かなり赤くなってきてるとは言え、気持の強いとこ見せてたんだわ。

 

4R、

坂上君、かなり傷んできて、右目下の腫れをドクターチェックされてたんだけど、

気持の強さに全く劣化なくて、小山君を手こずらせ続けてるなあ。

 

小山君、却って危険なタイミングで右のいいのを当てられてるしなあ……。

 

5R、

接近激闘戦の我慢比べから始まったんだけど、小山君、正直過ぎのボクシングで、

上体のボディワークとかフェイント使い切れてなくて、決定打打ち込めないまま、

残り1分、ちょっと打ち疲れてしまったようで、一段落してしまってたなあ。

 

で、ラスト30秒はお互い飛ばし切れないまま小康状態のまま終了ゴング。

 

6R、

坂上君、鼻血もかなり深刻になってて相当消耗してると思うんだけど、

それでもまだ右アッパーを混ぜ込み打つ工夫もしてて踏ん張ってるなあ。

 

小山君の攻め込み不足も目立ちはしたんだけど、

それよりも、坂上君の頑張りの方が印象的なまま終了ゴング。

 

 

結局、小山君の方から見て、59-56、57-58、57-57ってことでドロー。

ちなみに自分は58-56で小山君だったんだけどね。

 

試合後の二人の顔面比べたら、いくらなんでも坂上君の勝ちは有り得なくて、

ヒット数の方を有効打数より偏重し過ぎじゃないかって思ったけどね。

 

 

試合後暫くしてから小山君と話したんだけど、

やっぱり序盤に受けたボディブローはシンドかったみたいだったし、

途中、右拳を痛めてしまったんだってさ。

それにしても、拳痛めるほど殴ったのに倒れなかった坂上君も立派だったなあ。

 

 

 

☆大村朋之君(イマオカ)×大川泰弘さん(ワタナベ)……W 8R

7勝(3KO)3敗(3KO)の32歳・兵庫県と、

10勝(3KO)11敗(3KO)3分のランク7位、29歳・千葉県。

 

1R、

まず、突っ掛り気味にスタート切ったのは大村君の方で、

大川さん、終始冷静に相手見極めるとこから始めてたなあ。

 

で、残り30秒回ったとこから大川さん、左右ボディ6連発から最後は右アッパー、

見事なコンビネーションでしっかり見せ場と山場作ってたんだわ。

 

2R、

大川さん、ジャブもいい伸びしてるし、相手の右を交わしざまの左フックも極上で、

昔と比べると何だかとっても巧くなってるなあって思ってた途端の残り50秒、

リングほぼ中央のとこで、カウンター気味に右ストレートを直撃してダウンゲット。

 

大村君が必死のランク獲りに来るとこ大川さん、格とキャリアの差見せ付けたなあ。

 

3R、

大村君、優位なリーチ持ちながらそれを生かし切るジャブが打ててなくて、

比較的判り易い右に頼り過ぎなとこが残念なんだよなあ。

それと、左右を回転鋭く打ち切れてないもんで、大川さんを楽にさせてるんだわ。

それにこの日の大川さん、パンチの交わし方と共に、

体の入れ替え方も抜群で、ちょっと惚れ惚れなんだわ。

 

この回終盤、ガツガツって詰まったとこ、大川さんが追い込んでた最中、

その大川さんが左目上ヒットカット出血してしまったんだわ。

 

それほどキレのいい被弾は無かったように見えたんだけど、

レフェリーは自信持って宣言してたなあ。

で、この回の自分の採点は9-9だったんだけどね。

 

4R、

大村君、序盤から飛ばしていって大川さんのカット傷を狙いまくってて、

1分30秒まではとっても勢いあったんだけど、一段落した後はメッキリで、

ラスト20からは大川さんの大ラッシュに晒されまくって青コーナーに詰められ、

殆ど止められる寸前まで追い込まれてしまったんだわ。

 

5R、

この回もまず仕掛けていったのは大村君で、始まって45秒、

右のいいのをクリーンヒットしたんだけど、1分過ぎには逆襲喰らってしまって、

ラスト30秒からはまたもや大川さんの攻勢に為すべくもないまま、

この日度々の右アッパー被弾後一気に北西ポストに押し込まれて、

またもや危ない危ないの場面が訪れて、この時はホント、危なかったんだわ。

 

6R、

前の回凌いだ大村君、気持ち立て直して序盤飛ばしていったんだけど、

グッドなボディショットの直後、大川さんの攻勢タイム到来ってことで、

ここんとこそういう流れが固まってしまって、つまり大村君、

最後の1分が明らかにシンドクなって動き切れなくなってて、

大川さんが殺人系ではないから助かったけど、ラスト30は圧倒されまくってたなあ。

 

7R、

こうなると大村君、倒さなければランクインが遠のくばかりなんだけど、

残念ながら、彼も必殺パンチを持ってる訳ではないもんで、中々実現厳しくて、

コンビネーションの工夫も単調になる一方なんだよなあ。

 

で、あと残り1分ほどのとこで、またもや大川さんの左右ボディからの右アッパー、

強烈直撃受けてしまって鼻血だし、相当参ってしまってきたんだわ。

 

で、ここだ! ここだよ大川さん!って思いは彼自身も同じだったみたいで、

大村君を青コーナーポストに追い込んで、一気一気のラッシュだったんだけど、

ストップしそうなとこで、何とレフェリー自身がスリップして転がってしまって、

そのタイミング、惜しくも逃してしまったようなとこあって、そのまま終了ゴング。

 

それにしても大村君、ここは根性で凌ぎ切ってたなあ。

 

8R、

大村君は行かざるを得なくて、大川さんは再度ユックリ狙えばいい訳で、

ここに来て二人の立場には大きな違いがあったんだけど、

残り1分、飛ばして行ったのは却って大川さんの方で、

残り35秒、今度は相手を赤コーナーに詰めてのラッシュラッシュ。

 

大村君、もうヘロヘロだったんだけど、山ほどのクリンチ逃げだったもんで、

大川さん、最後まで倒し切るまでには至らないまま終了ゴング。                                                            

 

結局、80-71、80-72、79-73ってことで、勿論、大川さんの圧倒3-0勝ち。

 

 

試合後、大川さんと言葉交わしたんだけど、本人、納得し切れてないみたいで、

それは多分、倒し切れなかったことに対する不満と自戒があったんだけど思うけど、

通路で子供ちゃん抱っこしてたのが多分、奥さんだったと思うけど、

もう、思いっ切りの喜び方してたから、それで十分だと思ったけどね。

 

自分も正直、以前の大川さんと比較にならない程、巧く強くなってるのに驚いて、

冷静な試合運びと山場の作り方の巧さは今までの中で一番だと思ったんだよね。

これに一発のパンチ力が備わってたら、チャンピオンでしょってことで……。

 

 

 

☆宮崎辰也君(マナベ)×長島謙吾さん(角海老)……68㎏ 8R

8勝(8KO)4敗(2KO)1分の29歳・富山県と、

12勝(11KO)10敗(3KO)2分のランク8位、27歳・兵庫県。

 

前の試合の二人が計17勝しててKO勝ちが6個だったんだけど、

この試合の二人は計20勝してて、19個がKO勝ちっていうんだから、

どの道穏やかな決着っていうのは考えられなかったんだよね。

 

長島さんはここで負けてもランク落ちは無いと思うし、

ここは一番、宮崎君に言い目に遭わせたいなっていう方が実は強かったんだよね。

で、勅使河原弘昌君、長嶺克則君、原有吉君と一緒観戦ってことで、

自分の席を角海老スタッフに譲ったんだわ。

 

試合前、岡田博喜さんとも話したんだけど、彼、大きな試合が決まったみたいね。

 

1R、

二人が構え合ってみるとやっぱり長島さんの方が一回り以上デカかったんだわ。

 

途中、宮崎君も得意の右ボディを3発ばかり打ち込んではいたんだけど、

それでも長島さんの方にはそれがどうした? って平気感が全く消えなくて、

終始のプレスかけながら、仕掛け大きく力強い打ち込みだったんだわ。

 

2R、

宮崎君、中々パッキャオのようにはいかないんだけど、

それでも、もう少し出入り含めてテキパキ動いていかないと、

正面切った殴り合い一辺倒ではナチュラルで軽く二階級上の相手に厳しくて、

軽いけど重そうなジャブだけでもかなり被害甚大みたいなんだよなあ。

 

それにこの日の長島さん、いつもとは比較にならない程まとまりが良くて、

ジャブからのショートのコンビネーションを小さく鋭く振れてて当て勘もいいんだわ。

 

ラスト30秒、お互い特に飛ばすってことなくて、長島さん、左右連打の中、

宮崎君もボディ、ボディ、ボディに突破口求めてたね。

 

3R、

それにしても長島さん、こんなに巧かったっけ? ってほどの出来の良さで、

正確で届きのいいにジャブで相手のリズム壊しながら、

アッパー混ぜ込んだショートの組み合わせがとってもスムースで、

それも軸や足元乱すほど振りまくってないし、抜群の安定感なんだわ。

 

で、宮崎君、パターンを変えていかないとジリ貧になりそうだったんだけど、

ラスト30、左右のボディショットをきっかけにして、それを上へ繋げることできて、

ここは綺麗な当て込みができて充分な可能性を見せてたんだよね。

 

4R、

長島さん、再度ジャブから立て直していって、初めの1分、一方的な攻め込みで、

宮崎君、何とかしなくちゃってとこで却って左ボディ強烈打ち込みされてしまって、

思わず屈み加減になってしまったとこ上から押されて、倒れ込んでしまったんだわ。

 

どう見てもスリップだって思ったんだけど、何とこれがダウン裁定ってことで、

右目上もヒットカットされてしまってたし、流れは完全に長島さんだなあ。

 

5R、

宮崎君、カット傷も痛々しかったんだけど、その周辺の腫れも半端じゃなくて、

1分過ぎ頃、ドクターチェック受けた後、止められたら堪んないって感じで、

再開後、気持ち立て直して力振り絞って立ち向かって行ってたんだわ。

 

ただ、二人の消耗度には雲泥程もの差があったのも事実で、

同じくここが勝負どこって判断した長島さんの猛撃は宮崎君以上で、残り35秒、

宮崎君、気持ちのこもった左フックを二発当て込んではいたんだけど、

張り飛ばすまでには至らなくて、それ以外は終始凌ぐので手一杯になってしまって、

結局、2分58秒、ギリギリのとこだったんだけど、レフェリーストップエンド。

 

結局、長島さんの大人のボクシングにやられてしまったような感じだったんだけど、

宮崎君、体の大きいハードパンチャーを如何にも正面から受け止め過ぎで、

まともな被弾が多過ぎだったよなあ。

 

それでもお互い、元々超の付くほどの殴り屋倒し屋だったし、

宮崎君の肉と骨理論系のボクシングも一応筋が通ってはいたと思ったけどね。

 

試合後宮崎君、長嶺君が救急病院に付き添って、眼窩底骨折だったってね。

 

 

 

☆芹江匡晋さん(伴流)×福原力也さん(ワタナベ)……56.2㎏ 8R

24勝(10KO)4敗のランク5位、30歳・東京都と、

27勝(20KO)7敗(5KO)1分のランク11位、35歳・東京都。

 

福原さん、この日が誕生日だったんだわ。

サバイバルっていうのはこういう試合のこと言うんだよね。

 

1R、

予想通り、最初に仕掛けていったのは芹江さんの方だったんだけど、

例のチャカチャカ動きに対して福原さん、それほど動じることなくて、

残り1分5秒、お互いの左が相打ちになった時、

大きくよろけてたのは芹江さんの方だったんだわ。

 

で、福原さん優勢なまま推移してた残り4秒の西ロープ前、

芹江さんが突っ込みながらの左フック狙ってくるとこ、

一瞬、福原さんの体に跳ね飛ばされたようにも見えたんだけど、

その実、福原さんの左がカウンター直撃したってことで、芹江さん、ダウン。

 

2R、

芹江さん、若干慌てた立ち上がりだったんだけど、

ちょっとオープン気味な右、すぐ後に左フックって、有効打打ち込んでいって、

その後も、右フックを二発、綺麗なヒットで、福原さん、そこそこ辛そうにしてて、

芹江さん、かまし系ボクシングで挽回図って来たなあ。

 

 

福原さんの試合はいつもそうなんだけど、女性ファンの悲鳴に近い声援が凄くて、

不幸にも昨日は自分のすぐ後ろに熱狂的なオバサンが座って、

ちょっと当てても、少し打たれても、やたらキャーキャーの大声力也コールで、

それを体前のめりにしてやるもんで、自分の耳のすぐそばでやるもんで、

気持は解らないでもなかったんだけど、我慢の限度大きく超えたもんで、

仕方ないから席移動したら、すぐそばに中川雄太君兄弟がいて、

その後はお互い、感想交換しながらの観戦だったんだわ。

それにしても雄太君の息子、驚異的なほど大人しくしてたなあ。

 

3R、

芹江さん、相手にリズムを作らせないように細かく鋭く動きながら、

プレスも強めていって、仕掛けは多かったんだけど、

正確なヒットに繋げられてなくて、福原さんの精度の方が上回ってたなあ。

 

4R、

殆ど一進一退のまま推移してたんだけど、最後20秒、

左フックが大きくヒットして、福原さんが明確なラウンドゲットしたね。

 

5R、

始まって30秒、芹江さんの踏み込みから大きく振り込んだ左右フックが直撃で、

福原さん、南ロープ前でいきなりの危ない危ないで、場内の悲鳴は頂点に……。

 

追う追うの芹江さん、凌ぐ凌ぐの福原さんだったんだけど、

西ロープまで移動しながら何とか頑張ってた福原さん、

1分24秒、ついにガツゴツ打ち込まれて思わずロープに掴まってしまって、

ロープダウン宣告受けてしまったんだわ。

 

リスタート後の福原さん、この後にも芹江さんの右を貰ってしまって、

この回、マジでヤバかったんだけど、必死の踏ん張りで凌ぎながら、

最後の最後、却って大きく左をヒットさせて芹江さんの前進止めてたもんなあ。

 

6R、

福原さんの軽い右ストレート、芹江さんの左ボディから始まったんだけど、

1分過ぎ、芹江さん得意の伸び上がるようにして打ち放ったワンツー、

福原さんにヒットしてたけど、福原さんも前の回のダメージは引きずってなくて、

結果的には助かってたけど、これからどうするかなあ福原さん、

どんどん先攻めしていくか、相手が飛び込んで来るとこに合わせるのか……。

 

7R、

始まって34秒、福原さんの左アッパーで芹江さん、大きく東ロープに飛ばされて、

両手挙げてたんだけど、ああいうポーズは参った参ったしてるみたいだったし、

その後1分2秒、更に綺麗にワンツースリーを打ち込まれてしまってたなあ。

 

芹江さん、突っかけていく場面が大分減ってきたなあって思った途端、

残り1分から立て直してのラッシュ掛けていったんだけど、

波状的には仕掛けられなくなって、ちょっと消耗してきたかなあ。

 

若干、ここまで劣勢な芹江さんだったんだけど、その割に飛ばして来なくて、

どうしたのかなあって思ってたら、1分過ぎから右ストレートをきっかけに勢い付けて、

1分30秒くらいまでの打ち合いを征してたんだけど、

その後残り1分、残り30秒、形になってたのは福原さんの方だったなあ。

 

 

で、自分のスコアは77-73だったんだけど、

結局、77-73、77-74、76-75ってことで勿論福原さんの3-0勝ち。

 

 

ただ、二人とも自分が知ってるキレキレの時とは正直大分違ってて、

芹江さん、腕振りが大きいのは変わりないんだけど、

体の動きは変則とかトリッキーとは程遠かったもんで、そりゃヒット率は下がる訳で、

福原さんも、あのカミソリのような右ストレートは不発だったんだよね。

 

その福原さん、備わった筋肉の強さに骨が付いていけてないような感じがしてて、

これまで結構故障が多いボクサーなんだけど、

取り敢えず次に繋げることができて、また勇士を見ることできるんだわ。

 

 

いずれにしてもこの日のワタナベジム、大事な試合に2戦2勝ってことで、

小口さんや高橋さん達、最近勝率もいいし、とっても上機嫌だったなあ。

 

福原さんとグローブタッチした後、すれ違った船井龍一さんや金城智哉君、

それに平山悦久君達もニッカニカだったなあ。

 

すぐそばにこの間神戸でランカーにTKO勝ちした源大輝君もいたもんで、

オメデト伝えたんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 長島謙吾さん

② 大川泰弘さん

③ 福原力也さん

 

 

 

さっきね、病院の待合室から宮崎君が連絡くれてね、

「取り敢えず、眼窩底治しまーす。」 だってさ。

 

2013年12月17日 (火)

日記 (12/17)

 

 

勝又ジムに若松竜太君ってボクサーがいて、結構親しくさせて貰ってるんだけど、

22日に後楽園ホールで東日本協会から表彰されるんだってね。

 

彼、去年11月、包丁を持った強盗を友達と二人でとっ捕まえたってことで、

地元の警察からは既に表彰されてたんだってさ。

 

若松君とはその後もホールで何回も会ってるんだけど、

彼、そんなような事全く言ってなかったけどなあ。

それにしても、刃物持ちの相手をどうやって〆たのか、今度詳しく聞いてみようね。

 

 

 

このブログの初めの頃からの読者だっていうボクサーがいて、

つまりもう5年間も毎日読んでくれてるってことなんだけど、その彼に一昨日、

16日に書いた全日本新人王決定戦の記事の中の決定的なミスを指摘されて、

関係者以外で気が付いた人は殆どいないと思うんだけど、

実は彼自身も関係者ではないんだけど、気が付いて連絡くれたんだよね。

 

西軍代表のSL級とW級のボクサーが入れ替わってしまってたんだけど、

自分ではその理由が解らないんだけど、多分ボーッとしてたんだろね。

其々のボクサーの印象とか二つの階級の勝敗予想に変わりはないんだけど、

要するにアホかってことで、関係者の方々にはお詫び申し上げますです。

尚、記事は既に訂正済みです。

 

 

 

適当にCSチャンネルをスクロールしてたら、1974年のザイール、キンシャサでの、

モハメッド・アリ×ジョージ・フォアマンのタイトル戦をやってたんだわ。

 

当時はリングサイドカメラマンが管球フラッシュでバシャバシャやってて、

その度に画面がハレーション起こして驚くんだけど、

二人のグローブがエバーラストだったんだなあ。

リング上に、若き頃のドン・キングがいたね。

 

アリに距離取ってやられると勝ち目がないもんでフォアマン、やたら詰め詰めで、

やたらのボディ攻めだったんだけど、アリも敢えてそういうのを避けないで、

7Rまで延々ロープを背にしながらの接近密着戦だったんだよね。

 

アリはいつも “蝶のように舞い、ハチのように刺す” って言われてたんだけど、

この日はひたすらフォアマンのスタミナを削ぐって戦法だったみたいで、

合い間合い間に鋭いのを打ち込みながら時間の経過を待って、

8R、フォアマンが消耗したのを見計らっての一気のKO勝ちだったんだよね。

 

それまでほぼ一方的にやり込められて、誰もがこれはヤバイなって思った頃、

いきなり倒してしまったもんで、当時 “キンシャサの奇跡” って言われたんだけど、

自分も当時、こんな調子の悪いアリは初めてだなあって見てたんだよね。

 

そこそこ力込めたフォアマンのボディブローを凌ぎ切ったアリも凄かったんだけど、

そもそもアリは初めっからそういう作戦だったのかなあって今でも思うんだよね。

 

 

 

北朝鮮でそれまでNO.2だったチャン・ソンテクが反逆罪で処刑されたんだけど、

マシンガンで90発も打ち込まれて最後は火炎放射器で黒コゲに焼かれて、

これからいよいよ彼の関係者たちの処刑が始まるらしいんだけど、

その数数千人になるとも言われてるんだよね。

 

で、徐々に兄の正男とか正哲達の周辺にも危険が及びそうなんだけど、

そういう後継者トラブルは過去の日本にも普通に起こってた事なんだけど、

それでもそれは戦国時代から徳川時代にかけてのことな訳で……。

 

元々 “人民” ってのが付いてる国家っていうのはどうもインチキ臭くて、

一般人民のことを大事に思ってないような国ほどそういう名称になってて、

北朝鮮も正式名称は “朝鮮民主主義人民共和国” だし、

そう言えば中国も “中華人民共和国” なんだよね。

 

共通してるのは国民や人民、民衆が不在で民族も尊重されてなくて、

特に北朝鮮っていうのはただの部族って感じしかしないんだよなあ。

 

それにしても、力道山からの流れに乗っかって北朝鮮に通いまくって、

やたらチャン・ソンテクと仲良くしてたアントニオ猪木も気を付けた方がいいよね。

 

 

 

今、国内でやたら面白いのは何と言っても猪瀬問題で、

あれ程追い込まれてるっていうのにまだ踏ん張ってて、

それはもうボクサー達も見習うべきレベルで、

ただ、相当参ってるのは映像見ても明らかで、そろそろ時間の問題みたいで、

今日も7時間もぶっ続けでやり込められるんだってさ。

 

自分は知らない、秘書とか女房とかが勝手にやった事だっていう逃げ口上は、

男らしくない男の決まり文句ではあるんだけど、

そもそも、そのカネを政治資金として使ったかどうかってこと以前に、

初対面の人間から無担保無利息無期限で5.000万ものカネ受け取った時点で、

その仲介をしたのがガッチガチの右翼団体の代表だったってことだけで、

それは完全にアウトでしょって一般の人達は思ってる訳で、

それだけで充分道義的な責任があるでしょって言ってる訳で、

今まで彼はそういう事を舌鋒鋭く追及してた張本人だってでしょって非難してる訳で、

彼の家族とか友達は一体どう思ってて、彼にどう言ってるのかなあ。

 

 

 

セグロアジサシって鳥がいて、南太平洋一帯を飛び回ってるってるんだけど、

ソイツ、一度も着地することなく4年間もぶっ続けで飛ぶことが出来るんだってさ。

エサ獲りとか子育てとかどうするのかってこともあるんだけど、

セグロアジサシ、とにかく凄いんだわ。

 

2013年12月15日 (日)

全日本新人王決定戦予想

“ニューハーフ” って言葉を作ったのは桑田佳祐なんだってね、知らなかったなあ。

 

 

 

CSの “アニマルプラネット” をよく見るんだけど、

この間、ネコ番組をやってた時のことなんだけどね、

それまでベッドで眠りこけてた風太、子猫の鳴き声でいきなりムックリ起き出して、

テレビの前に座ってジーッと画面を見つめてたんだけど、

暫くして、やおらテレビの裏側に行こうとしてて、

どうやら子猫達に会いに行こうとしてたんだわ。

風太は元々とっても気のいいネコで、どんな野良猫にも友達感満々で、

怒りとか不満を込めた唸り声は一度も聞いたことがないんだよね。

 

 

 

昨日の昼前後、宮崎辰也君が電話くれて、試合直前なもんでちょっと驚いて、

そしたら芋生敏幸君の件で、芋生君は宮崎君の2日後に試合控えてたんだけど、

眼のケガが悪化して結局棄権することになったって知らせてくれたんだわ。

 

彼、2012年の新人王トーナメント準決勝での柳達也君との対戦を棄権してから、

ほぼ1年5ヵ月ぶりの復帰戦で、自分、とっても楽しみにしてたんだけどね。

 

芋生君、見た目角海老ジムの石川雄策君にちょっと似てるんだけど、

試合スタイルは比較にならない程の激闘タイプなもんで、傷付く可能性も大きくて、

今回の試合に向けての練習の中で網膜剥離にまで追い込まれてしまったんだわ。

 

芋生君、1982年生まれの東京都出身の31歳。

2011年デビューして、ここまでの戦績は5勝(1KO)0敗なんだけど、

年齢的なものもあってか彼自身は引退を仄めかしてるみたいなんだけど、

個々の事情によってはJBCの判断も以前より緩めてるから、

今の段階で可能性の全部を閉ざしてしまうこともないって思ってるんだけど、

いずれにして来週手術ってことだから、何とか無事に済むことを祈ってるんだよね。

 

芋生君、自分に事情を知って欲しいってことで宮崎君に連絡を頼んだんだけど、

それにしても宮崎君、相変わらず顔が広いんだわ。

 

 

 

22日に2013年の全日本新人王決定戦が開催されるもんで、

ここでちょっと勝敗予想なんかをね……。

 

東軍代表ボクサーのことは第一試合から殆ど見てて知ってるんだけど、

西軍代表ボクサーについては代表決定戦だけしか見てないもんで、

その時の相手がやり易かったのか不得意タイプだったのかとか、

そもそもサウスポーが嫌いなんじゃないかっていうのとかも全然判らなくて、

たった一試合だけで判断するっていうのは間違いの元ではあるんだけど、

あくまで一見しての独断ってことで御勘弁願いますね。

 

便宜上、左側が東軍代表、右側が西軍代表。

 

 

 

☆若原義敬君(協栄)×榮拓海君(折尾)……Mm

6勝(3KO)3敗の31歳・兵庫県と、6勝(3KO)0敗の20歳・福岡県。

 

東軍の技能賞と西軍のMVPの戦い。

 

若原君、かなり凶暴系の税理士ボクサーでパンチ力はあるんだけど手数少なくて、

攻撃のパターンとかパンチの種類も限られてるしスピード的にも不足してるんだわ。

 

正直、彼の技能賞は荷が重いと思ってるんだけど、榮君のMVPは本物なんだわ。

 

榮君、軸のシッカリしたスピード系ボクサーで豊富な手数と鋭い回転力持ってるし、

パンチの当て方が頭抜けてて、特に左フックが抜群なんだよね。

左右への動きはまだまだなんだけど、スタミナも十分だし、

榮君が負ける要素は見い出し難いんだよね。

 

彼、去年の優勝者の山本浩也君を遥かに超えるボクサーだと思うなあ。

 

 

 

☆前川龍斗君(協栄)×古藤愛樹君(FIKUOKA)……LF

5勝(4KO)0敗の17歳・北海道と、5勝(3KO)1敗1分の20歳・沖縄県。

 

二人とも去年の優勝者の横山隆司さんを超えてないんじゃないかなあ。

 

前川君、東日本決勝戦は本来の出来じゃなくて、得意の左フックも不発だったし、

動き全体もトロかったんだけど、回復してればそこそこやると思ってるんだよね。

 

一方の古藤君、上背あるんだけど多少動き硬いんだよね。

それに、中間距離からの当て勘はそれ程いい方じゃないし、

積極的に仕掛けられないとこもあるんだけど、

それでも基本がシッカリしたボクサーで反応系もとっても良くて、

最後まで動けるスタミナも持ってそうなんだわ。

 

彼、ジャブと接近戦が巧いんだけど、ここは前川君の回復に期待ってことで……。

 

 

 

☆大保龍斗君(横浜さくら)×ユキヤ・ハナブサ君(カシミ)……F

5勝(2KO)0敗の18歳・沖縄県と、5勝1敗1分の19歳・石川県。

 

残念ながら二人とも、去年の長嶺克則君ほどではないんだわ。

 

大保君、東日本決勝戦で、1Rにダウン喰らったとこからの見事な逆転劇で、

とっても気持ちの強いとこ見せてたっけなあ。

ちょっと振りが大き過ぎるとこはあるんだけど元々のフィジカルも強いし、

ここぞのラッシュは見所十分でスタミナも充分なんだよね。

 

ハナブサ君の方は上背とリーチ、懐の深さで勝負するアウトボクサーなんだけど、

攻撃のパターンは貧弱だし、迫力不足のポイントボクシングだと思ったなあ。

 

お互いの距離の取り合いがポイントになると思うんだけど、

それでも大保君が何とかして優勢に推移するっていう予想なんだわ。

 

 

 

☆田之岡条君(小熊)×永仮智洋君(本多F)……SF

7勝0敗3分のサウスポー、19歳・埼玉県と、4勝1敗の30歳・鹿児島県。

 

お互い、去年の斉藤裕太君くらいのレベルかなあ。

 

田之岡君、上背とリーチ生かしたアウトボクサーで、まあまあのスピードなんだけど、

決定力がないとこあって、常に微妙な逃げ切りが続いてるんだよね。

 

永仮君、代表決定戦では終始ゴニョゴニョしてたんだけど、

これが彼のスタイルなのか相手に押し込まれての結果なのかは判らなくて、

予想に苦しむとこなんだけど、田之岡君、最後まで足使い切れるし、

距離の取り合いを征して得意のアウトボクシングで勝ち切るんじゃないかなあ。

 

 

 

☆原有吉君(白井具志堅)×池水達也君(大阪帝拳)……B

6勝(3KO)2敗のサウスポー、25歳・神奈川県と、

7勝(2KO)0敗の20歳・兵庫県。

 

東軍のMVPと西軍の技能賞の一戦。

 

二人とも去年の優勝者の大森将平君よりレベルが高いと思うんだよね。

 

原君、全く怖がることなく相手の打ち出しに合わせる度胸とスキルを持ってるし、

右手の使い方がとっても巧いし、抜群の瞬発力と反応力を備えてるんだよね。

 

池水君、フィジカル強いし、スタミナも十分でスピード感のある左が魅力だね。

彼、瞬発力もあるんだけど、ただ回転力はそれほどのことないし、

攻撃も若干一本調子のとこあるもんで、ここは原君が圧倒するんじゃないかなあ。

 

 

 

☆相川学己君(三迫)×見高文太君(大阪帝拳)……SB

4勝0敗1分の20歳・東京都と、5勝0敗2分のサウスポー、19歳・岡山県。

 

お互い、去年の優勝者の堀池雄大君並みかなあ。

 

相川君、基本的には真面目ボクシングで距離勘がとってもいいんだよね。

ただ、伸びのいいストレートを持ってる一方、回転力とかパワーが不足してて、

ちょっとおざなりのジャブ打つ時がとっても危険だし、

打ち合いになるとグローブが体から離れ過ぎてしまうようなとこあるんだよね。

 

見高君、結構仕掛け早いし中間距離からのワンツーも鋭いんだけど、

当て勘そのものは余り良くないし、流れから組み立てるっていうより瞬発系で、

絶対的な手数が不足してるし、接近戦は巧くないし、ちょっと単調系なんだよね。

 

お互い、それほどの決定力はないもんで迷うとこなんだけど、

微妙に見高君じゃないかなあって思ってるんだけどね。

 

 

 

☆草野慎吾君(ヨネクラ)×河村真吾君(堺東ミツキ)……Fe

7勝(3KO)2敗1分のサウスポー、24歳・福島県と、

7勝(3KO)1敗(1KO)の23歳・大阪府。

 

河村君は西軍の敢闘賞ボクサー。

 

二人とも去年の優勝者の伊藤雅雪さんにはとっても敵わないだろなあ。

 

草野君、手数多くて右手の使い方も巧いんだけど、全体に力入り過ぎなとこあるし、

そもそも、サウスポーが不得意なんじゃないかなあ。

ただ彼、ここぞのまとめ打ちができるし、スタミナも十分あるんだよね。

 

一方の河村君、フィジカルも腕振りも力強いパワーボクサーなんだけど、

同時に手数の少ない単発系で、相手の打ち終わり狙いたがり過ぎだし、

カウンターを打ちたがる傾向が強過ぎだと思うんだよなあ。

 

それでもパワー勝負の試合になりそうな感じがするもんで、

とっても微妙だとは思うんだけど、河村君の勝利を予想してるんだわ。

 

 

 

☆三瓶数馬君(協栄)×藤本翔平君(中日)……SFe

8勝(2KO)0敗の18歳・埼玉県と、8勝(7KO)2敗(2KO)3分の24歳・愛知県。

 

ここも去年の優勝者の柳達也君の方がかなり上だと思うんだよね。

 

三瓶君、突っ立ち気味な構えなんだけど、いいプレスかけるしディフェンスもいいし、

上体の動きは硬いんだけど体勢崩したとこからでも頑張って打てるし、

前の手のさばきが実に巧くて、もう少しパンチ力あればとは思うんだけどね。

 

一方の藤本君、西軍代表戦では1Rにダウン喰らってるっていうのに、

レフェリーの明らかなミスジャッジで助けられてたし、

ファールカップの位置も腹巻みたいに異常に高くて共感できなかったし、

それに、サウスポーが得意じゃないみたいな動きしてたし、

踏み込みの鋭さも水準以下だったし、ここは三瓶君の順当勝ち予想。

 

 

 

☆高見良祐君(18鴻巣)×池田龍司君(竹原)……L

4勝(3KO)0敗の20歳・埼玉県と、5勝(1KO)1敗1分の18歳・広島県。

 

高見君が東軍の敢闘賞ボクサー。

 

お互い相当レベル高くて、去年の奥田翔平さんより上だと思うんだよね。

 

高見君、ここまで強豪揃いの対戦相手にかなりの圧倒勝ちで、

対応力の優秀さ見せてて、とにかく強烈な左フックが魅力だし、

左右とも大きくも小さくも鋭く打てるし、ちゃんとしたボディブローも打てるし、

一瞬の馬力もスタミナもあって、ちょっと穴が無いんだわ。

 

池田君、ガンガン先攻めタイプではないんだけど、いい左打ってて、

打ち合いの際には鋭く重いパンチをそこそこの回転で打てるし、

上背の高さを利用した特に右のボディアッパーがいいんだよね。

 

ただ彼、終始ガード位置低いし、その位置から打っていくことが多いもんで、

上の方が空き気味になってしまうんだよね。

それと、当て勘はそれ程よくないし、スタミナにも不安ありそうな感じするもんで、

ここは高見君の余裕勝ちを予想してるんだわ。

 

 

 

☆藪晋伍君(ワタナベ)×……ジャンボ・何チャラ君(六島)……SL

4勝2敗1分の27歳・大阪府と、7勝(6KO)1敗の26歳・大阪府。

 

残念ながら、二人とも去年の福地健人君を上回ってないと思うなあ。

 

最近の六島ジムボクサーのリングネームには面倒臭いのが多いんだけど、

ジャンボ・何チャラ君は度を超えてて優勝してもランキング表に載り切らない程で、

ちょっと嫌気が差してしまうんだけど、強いのは間違いなくて、

全体にちょっと鈍クサイとこがあって、右手一本槍ではあるんだけど、

その右手を色々使い分けるのが巧いし、度を超えた威力持ってるんだわ。

 

藪君、東日本決勝戦では徹底したアウトボクシングで作戦勝ちしたんだけど、

元々全体のリズム感と打ち出しのタイミングはいいモノ持ってるんだよね。

いずれにしても、どっちが距離キープするかがポイントだと思うけどなあ。

 

 

 

☆田中亮治君(ヨネクラ)×田岡大君(タキザワ)……W

5勝(2KO)2敗1分の27歳・埼玉県と、7勝(4KO)0敗のスイッチ、33歳・三重県。

 

この二人なら、去年の糸山良太さんの方が上だと思ったなあ。

 

田岡君、西軍代表決定戦ではTKO勝ちしたんだけど、

この試合何か変で、相手のマウスピースが落ちたとこでレフェリーが割って入って、

そのマウスピース拾ったとこでまだ残り7秒ほど残ってたのにいきなり終了ゴングで、

って思ったら、結局レフェリーストップエンドってことで、見てて訳分かんなくて、

とにかく、ボーッとしたレフェリーだったなあ。

 

その田岡君、ちょっと慎重過ぎなとこあってスピードは無いし手数も多くないし、

ボディブローは得意みたいなんだけど、ストレート系が今一で、スタミナも無さそうで、

結局それ程の魅力ないんだけど、それでも田中君と比較すると若干優位かなあ。

 

一方の田中君、積極的に攻撃仕掛ける方なんだけど、接近ショート連打が身上で、

距離あるとこからのストレート系は貧弱なんだよなあ。

 

で、一発当たったモン勝ちって展開になった時は、

田岡君の一撃で簡単に決まってしまいそうなんだわ。

 

 

 

☆清野航君(石橋)×前原太尊康博君(六島)……M

4勝(4KO)1敗のサウスポー、24歳・東京都と、

4勝(4KO)1敗(1KO)1分のサウスポー、20歳・大阪府。

 

二人とも多分去年の優勝者の寛座隆司さんを上回ってるんじゃないかなあ。

 

清野君、乱暴な殴り合い大希望なんだけど、基本的には大味なボクシングで、

腕振りも緩くて雑な右打つし、攻めも単調と言わざるを得ないんだわ。

 

前原君、上背ある上に頭小さくて的絞りにくそうなんだよなあ。

ただ、西軍代表戦は1R1分ほどで終わってしまったもんで、

良く解らなかったんだけど、角度のいいワンツーで決めてたんだよね。

 

そのパンチにはそこそこのキレがあったもんで、前原君の勝ち予想なんだけど、

いずれにしてもKO必死の大男の殴り合いが見られそうだね。

 

 

 

以上、東軍と西軍の12試合の勝敗予想をしてみたんだけど、

去年は東軍の8勝4敗って予想だったんだけど、今年は6勝6敗だったんだわ。

それと、前年のレベルを超える階級は5階級ってことだったんだよね。

 

 

 

【2013年度全日本新人王決勝戦期待度ベスト5】

*左側が勝者予想。

 

① 高見良祐君(東)×池田龍司君(西)

② 榮拓海君(西)×若原義敬君(東)

③ 原有吉君(東)×池水達也君(西)

④ 三瓶数馬君(東)×藤木翔平君(西)

⑤ 前川龍斗君(東)×古藤愛樹君(西)

 

 

 

負けるんじゃないかって予想されたボクサー達、毎年のことなんだけど、

ふざけんじゃねえパフォーマンス、是非是非お願いなんだわ。

 

2013年12月12日 (木)

後楽園ホール・12月11日

 

今日はまず、お詫びからです。

12月9日の試合のことを書いた記事の中にとっても大きな間違いがあって、

それ、“DANGAN” の担当者から昨日知らされたんだけど、

その日の第二試合に出場してた、ワタナベジムの木田尚遥君のことを、

間違って本田君って書いてしまったんですわ。

失礼この上ない事なもんで、ご本人並びに関係者の方々に対して、

ここに心からお詫び申し上げますが、特に木田君、どうぞ勘弁して下さい。

 

 

 

で、気持ち入れ替えて、いつものように前説です。

 

ああ見えて、イカには心臓が3個あるそうなんだけど、知ってた?

 

 

アフリカのナミブ砂漠にゴミムシダマシって昆虫がいるんだけど、

そいつ、砂漠の上を驚異的なスピードで走り回るんだけど、

何でそういうことするかっていうと、立ち止まってると酷暑で死んでしまうから、

超高速で走ることによって自らに風を当てて体を冷やすんだってさ、凄いね。

 

 

 

昨日の自分的メインは立川雄亮君×益田健太郎さんの試合だったんだけど、

前日の激闘戦メニューと比較すると全体に若干見劣りしてしまったんだけどね。

 

 

 

☆阿部準希君(新松戸高橋)×坂下寛一君(レイS)……B 4R

1勝2敗(1KO)1分の24歳・埼玉県と、1勝0敗の36歳・千葉県。

 

坂下君、来年1月に37歳になるから、これがラストファイトってことなんだけど、

前回の試合はもう6年も前なんだってさ。

 

1R、

その坂下君、基本的にストレートオンリーで組み立ても何もないし、

腕引きも甘いもんで、被弾数が多くなってしまってるなあ。

 

阿部君の方は右クロスを打つのが巧いんだけど、下半身の安定感に問題あって、

全体にバッタバタのボクシングになってしまってるんだわ。

 

2R、

阿部君の腕振りが雑々なんだから坂下君、そこんとここそにストレートなんだけど、

そんな意識は全くないみたいで、ただ何となくやってるって感じしかしないんだわ。

 

阿部君の方が力のこもった打ち方してるもんで、その点だけでも優位かなあ。

 

それでも気持ちも見えて来ない退屈な展開が続くもんで、一旦休憩タイム。

 

結局、39-37、39-38、38-39の2-1で、坂下君の引退記念試合勝ち。

 

 

 

☆上田知和君(横田S)×安藤暢文君(高崎)……SL 4R

2勝1敗の28歳・石川県と、2勝(2KO)2敗の25歳・長野県。

 

上田君、トランクスからスパッツ丸出しなんだけど、誰も注意しないなあ。

 

1R、

二人とも、ガッチガチの力入り過ぎなんだけど、特に安藤君、力み返ってるんだわ。

 

お互いに足りないのは当て勘以前の距離感であって、

当たってもダメージ与え切れないとこでゴニョゴニョやり続けてるもんで、連続休憩。

 

後で確かめたら、39-38×2、38-39ってことで、上田君の2-1勝ちだってね。

 

 

 

☆阿部勝也君(RK蒲田)×宮内寛臣君(鉄拳8)……62㎏ 4R

1勝3敗(2KO)の32歳・京都府と、1勝2敗(2KO)の33歳・鹿児島県。

 

鉄拳8ジムの塚田祐介君と並んで観戦。

 

1R、

二人とも、それ程フィジカルが強くないし、パンチの打ち出しも優し過ぎだなあ。

終了ゴングの時、より消耗してたのは宮内君の方で左目上ヒットカットされてたなあ。

 

2R、

阿部君、ショートブローが得意じゃないみたいだから宮内君、

もっと詰めて詰めてやれば展開大きく変えられると思うんだけどなあ。

 

3R、

初めの1分間、宮内君、接近連打戦を征して明らかにポイント稼いでたんだけど、

1分半過ぎからは阿部君優位の距離に戻してて、

中間距離から綺麗に打ち込みたいっていうのは解るんだけど、

それは阿部君の土俵になる訳で、取り敢えずイーブン戦績を目指すっていうなら、

ここは徹底した接近戦に持ち込むべきだと思ったんだけどなあ。

 

4R、

阿部君、距離潰されると辛そうにしてるんだけど、宮内君が緩めてくれる度に、

見栄えのいいショットを打ち込んで挽回したり先制したりができてるね。

 

この回宮内君、最後の頑張りでかなり手数アップしてたんだけど、

有効打的には阿部君じゃないのかなあ。

 

 

自分のカウントでは38-38だったんだけど、結局、39-37×2、39-38って事で、

阿部君の3-0勝ちで、イーブン戦績まであと1勝。

 

 

 

☆稲葉直樹君(P渡久地)×山崎新記君(銚子)……51.5㎏ 4R

1勝1敗(1KO)の18歳・三重県と、1勝(1KO)1敗(1KO)の19歳・千葉県。

 

1R、

一回り体のデカイ稲葉君にいきなりパワー戦を挑まれてしまって山崎君、

それを回避するだけのテクニックはまだまだみたいで、

初っ端から距離潰れたとこでの揉み合いで、只のフィジカル勝負になってたなあ。

 

2R、

そういう感じはこの回も続いてて、相手のフィールドを強いられるままに山崎君、

徐々に顔面赤くなっていって、どうにもなりそうになかったもんでまたまたの休憩。

 

結局、40-36×3ってことで稲葉君の完封勝ちだったね。

 

 

 

☆綱嶋亨平君(RK蒲田)×藤山健二君(鉄拳8)……Fe 4R

3勝(3KO)3敗(3KO)のサウスポー、30歳・東京都と、

3勝(2KO)2敗(2KO)の27歳・鹿児島県。

 

この日二試合目のRK対鉄拳の戦い。

 

1R、

お互い、いいリズム感持ってるんだけど、まず先行したのは網嶋君で、

薄くて軽くはあったんだけど、形の綺麗なストレートを沢山当ててたね。

 

で、網嶋君、これなら行けるかなって気持ち良くやってたとこ、残り45秒、

藤山君の力のこもった左右を連続で貰ってしまって流れ中断されてしまったなあ。

 

それでも網嶋君、その直後に即の反撃ができて再度流れを取り戻して、

ヒット数でも上回ったとこで終了ゴング。

 

藤山君、途中途中でフッと手が止まったり、ガードが緩んでしまうとこあるんだわ。

 

2R、

藤山君、若干強引過ぎではあったんだけど、初めの30秒を積極的に動けてて、

網嶋君の左目上をヒットカットさせてたんだわ。

 

網嶋君の方にも打ち出す時に反対側の手が緩んでガードがルーズになる癖あるね。

 

3R、

前の回ポイント取られたもんで網嶋君、序盤から飛ばして必死に挽回していって、

お互い、強い気持ちに満ちた質の高い打ち合いが続いていって、

網嶋君の右を貰った藤山君も、左目周辺がかなり腫れてきたんだわ。

 

中盤、網嶋君のカット傷のドクターチェックが入ったんだけど、

再開後、まず網嶋君の左ストレートがヒットしたんだけど、

残り45秒くらいでの藤山君のストレートの有効性の方が高かったかなあ。

 

4R、

藤山君1ポイント優位の最終回だったんだけど、まず飛ばして行ったのは網嶋君で、

初めの1分半を支配してて、あと半分ってとこも優勢に推移しそうなまま、

残り1分、一旦体寄せ合って離れた瞬間、心構えができてたのは網嶋君で、

藤山君に一瞬の間ができてしまったとこに、鋭く素早いワンツー打ち込んで、

何とナント、この段階に来ての大逆転のダウンゲットしてしまったんだわ。

 

それ程のダメージでは無さそうに見えたんだけど藤山君、

立ち上がってリスタートした時は、それこそ鼻血ドバァーッで大変だったんだわ。

 

それまでの4試合が全て判定決着だったせいもあってか、

そのダウンシーンでは場内、異常な盛り上がり方だったんだけど、                                                              

試合はその後、大きく展開変わることなくの終了ゴング。

 

 

自分のスコアは38-37だったんだけど、結局、39-37、38-37×2ってことで、

勿論、網嶋君の逆転勝ちで見事な勝ち越しゲームだったなあ。                                                          

 

それにしても藤山君、いい感じで進めてる時でもフッと抜けてしまう様なとこあって、

必ずしも油断したってことじゃないと思うんだけど、集中集中だと思ったなあ。

 

 

 

試合終わってかなり経ってから、ちょっと会ってみたくなったもんで、

控室に寄ってみたら、川村トレーナーと網嶋君ご夫婦が一緒にいたもんで、

いつものように取りとめのない話をさせて貰ったんだけど網嶋君、

顔面アザだらけで特に左目周辺は赤黒く腫れ上がってヒドイことになってて、

「ファンデーションで誤魔化せるよ。」 って奥さんに簡単に言ってたけど、

それはとっても無理そうで、まるで負けボクサーと話してる感じだったんだわ。

 

今頃はもっと凄いことになってると思うけど、客仕事してるってのに大丈夫かなあ。

途中、10count ジムの山口隼人さんから電話が入って、

あそこはKO勝ちでしょとか言われてたみたいだね。

 

とっても知的な奥さんだなあって思ってたら、そこに柳光会長の奥様も来られて、

アレッと思ったらメガネかけてたんだけど、これがまあとっても似合ってたんだわ。

いずれにして、この日ジムとしては2戦2勝ってことで、みんな活気あったなあ。

 

 

 

☆原田門戸君(横浜さくら)×ランディ・メグリノ……L 8R

24勝(10KO)7敗1分の26歳・フィリピンと、

13勝(7KO)15敗2分の国内9位、25歳・フィリピン。

 

前の日に続いてこの日もフィリピン人同士の試合があったんだよね。

 

原田君、本名はリッキー・シスムンドっていって、元国内チャンピオンで、

彼、この試合が来日2戦目だったんだわ。

へタレタイ人同士の戦いを想像するとウンコ漏らしそうになってしまうんだけど、

フィリピン人同士のボクシングは殆ど外れがないんだよね。

 

1R、

豆タンク原田君、先回と同じように初っ端からのガンガン飛ばしで、

その迫力は極上だったんだけど、1分29秒、余りに調子に乗り過ぎたか、

余りにデカ過ぎの腕振りの隙、メグリノに突かれてワンツー直撃されて、

アレレレーッて間にいきなり衝撃のダウン喰らってしまったんだわ。

 

致命的なダメージではなかったから助かったけど原田君、

相手は負け越しボクサーだからってちょっと無暗に仕掛け過ぎてたかなあ。

 

2R、

原田君も立て直しての激闘から始まったんだけど、

お互い、恐怖に満ちたパンチが交差してて、特に返しの左が凄いんだよね。

 

3R、

無闇さを封印した原田君が試合を支配するようになって、

いきなりの左フックの当てっこも征して、メグリノを徐々に弱らせていったんだけど、

そのメグリノ、徐々に手数が減ってきてしまったなあ。

 

4R、

ここまでのとこでお互いの持ってるモノ全部出してしまったみたいで、

一見迫力ある殴り合いは続いてたんだけど、特に新しい工夫が見られる訳でもなく、

ちょっとマンネリ系に突入で、それでも流れは原田君って決まってしまった感じで、

最後まで行かないうちにKO決着するだろなあって思ったもんで一旦離席。

 

 

それにしてもすぐ後ろに群れてた酒飲みサラリーマン達、いちいち煩くて、

そりゃ憂さ晴らしに来てるんだろうから仕方ないとは思うんだけどね……。

で、しょうがないから、その後は自分の席を離れてジプシーみたいだったんだわさ。

 

この試合結局、5R1分37秒にTKO勝ちだってね、やっぱり。

 

 

 

☆星野晃則君(MT)×ジロ・メルリン……B 8R

10勝(7KO)5敗(2KO)1分の25歳・神奈川県と、

13勝(2KO)18敗2分の国内11位、25歳・フィリピン。

 

試合前、星野君とちょっと話して、負け越しボクサーでもタイ人とは違うから、

気抜かないようにって伝えたんだわ。

 

二人とも1988年7月の1週間差生まれってことで、

お互いの両親達、ほぼ同じ頃に……、って想像してちょっと笑ってしまったなあ。

 

1R、

相手のメルリン、ワンツー主体の比較的基本に忠実なボクシングなんだけど、

全体的の腕振りが鈍い上に回転力も大したことないし、フェイントにも弱そうで、

要するに星野君、殆ど大丈夫そうなんだわ。

 

2R、

こうなると星野君、負けない戦い方をするのか、見せる試合をするのかってのが、

ポイントになってきた訳なんだけど、少なくとももう半歩の踏み込みは必要だね。

 

3R、

相手の見極め出来たか星野君、距離詰めての積極策に打って出て、

徐々に自らのペースに巻き込みつつあって、中々グッドグッドの序盤戦だね。

 

一方のメルリン、流れの中から何とかするタイプではなくて、

あくまで自分のタイミングだけを大事にするボクサーみたいで、

そのタイミングで2~3ショット、力込めてそれでお終いって感じだなあ。

 

ところが残り1分02秒、相手の打ち終わりに合わせた左が綺麗にヒットした直後、

こりゃ行けるって星野君が攻勢かけていった途端、メルリンの逆襲喰らってしまって、

アッパーがとっても危ない当たり方してしまって星野君、もういきなりヨロヨロ。

 

そこからの1分間は正しく悪夢のよう、もう危ない危ないの連続で、

初めにも言ったように、メルリンが回転の利かないボクサーだから命拾いした訳で、

早く鋭いショート連打の相手だったら、ここでエンドってとこまで追い込まれて、

星野君、よく踏ん張った、必死必死の凌ぎだったんだわ。

 

それにしても見難いアッパー打って来たなあ、メルリンは……。

自分、ここで流れを変えないとマズイと思って、再度の席移動したんだよね。

 

4R、

星野君、教訓生かしてまた一から立て直せばいいんだわ。

 

一方のメルリン、それまでかなり劣勢な中での大挽回攻勢だったもんで、

明らかに希望が見えて来たってことで、ガンガン仕掛けてきたんだわ。

 

それでも、すっかりダメージ払拭できた星野君、元の動きが出来てきて、

残り35秒、相手の打ち終わりに左ストレート合わせてアゴを打ち抜いてたなあ。

 

5R、

足元も完全復活した星野君、更に距離詰めるべく追い追いで、

突然のラブストーリーは来なかったけど、エンディングが突然やって来て、

相手も自分も予期してなかったような左ボディ、強烈一発喰い込みで、

心構えできてないとこでのボディブローは誰にもとっても効いてしまう訳で、

メルリン、一瞬の時間差で痛いし気持ち悪いしの四つん這いダウンしてしまって、

もうとっても出来ませんのままテンカウントアウトで、1分27秒、星野君のKO勝ち。                                                            

 

 

試合後、ちょっと言葉交わしたんだけど、3Rを良く踏ん張ったって思ったなあ。

 

 

戻って、また違う席に移動したら、そこに岩崎悠輝さん親子がいて、

お久し振りの挨拶交わしたんだけど、星野君の応援だったってね。

 

 

 

☆立川雄亮君(P渡久地)×益田健太郎君(新日本木村)

                                ………SB 8R

9勝(3KO)3敗の25歳・東京都と、

17勝(9KO)6敗(2KO)のランク4位、30歳・鹿児島県。

 

立川君、多分、今までで一番髪を短くしてて気合入ってたみたいで、

経験に差はあっても殆ど勝率変わらないし、勝てばランカーだしね……。

 

益田さんの方も、もし負けでもしたら、チャンピオン・カーニバルはフイになる訳で、

お互い、とってもモチベーションの高い試合だったんだよね。

 

1R、

益田さん、とっても慎重な立ち上がりしながらも、とにかく抜群のジャブで、

相手が入って来るタイミングをことごとく徹底的に壊してたんだわ。

 

一方の立川君、何だかいつもの覇気に欠けてるし、動きも硬いんだよなあ。

 

2R、

初っ端接近していいトコ見せてたのは立川君だったんだけど、

長続きできないまますぐに益田さんの反撃貰ってしまって、

益田さん、追い追いしながらの足の長いボディショットが見栄え良かったなあ。

 

以降、距離は常に益田さんが支配してて、立川君、踏み込もうとする途端、

届きのいいジャブを連発されて、ことどとく狙いを挫かれてたなあ。

 

 

見てたのはここまでだけなんだけど、展開というか流れは完全に固まってしまって、

益田さん、極上のジャブをきっかけに殆どやりたい放題で、

ディフェンスは完璧だし、攻防の流れもスムースだし

例え一旦攻め込まれる場面があっても、直後に即反撃していくし、

結局、立川君、殆どの道を閉ざされてしまってて、

そう言えばこの日の立川君、相手に位負けしてしまってるというか、

去年の新人王トーナメントの時のイメージとはかけ離れてて、

殆ど委縮してしまってるような感じさえあったんだよね。

 

 

で、既に勝負あったなあってことで、自分はここでお終いだったんだけど、

益田さん、つくづく強くなったなあ、巧くなったなあって印象だったんだよね。

 

結局、6R分33秒、益田さんのTKO勝ちだったんだわ。

 

 

試合後暫くして、通りすがりに話させて貰ったんだけど、

益田さん、自信に満ち溢れてたなあ。

 

 

 

☆岡山リョウ君(Gツダ)×沼田康司さん(真闘)……SW 8R

8勝(5KO)1敗(1KO)のサウスポー、25歳・大阪府と、

20勝(15KO)7敗(3KO)1分のランク3位、29歳・東京都。

 

ある人から、岡山君はアマ経験あって強いらしいよおって聞いてたんだけどね。

それにしても沼田さん、相変わらず沢山の応援団を動員してて驚くんだわ。

 

岡山君、10㎝ほど背高いし、それにサウスポーだし、

沼田さん、まるで湯場忠志さん相手の試合みたいだね。

 

1R、

要するに岡山君、典型的なアウトボクサーで、遠いとこからチョン当てしたり、

タイミング計っていきなり飛び込にざまの左ストレートってことなんだけど、

ただ、その他には特にこれといった技は持って無さそうで、とっても単調だし、

ヒット率重視のせいか、それほど力こもってないんだよね。

 

一方の沼田さん、まずは右ロングボディから始めたんだけど、

相変わらず全部のショットが必殺系だから岡山君、危ないよお。

 

2R、

岡山君、自分のタイミングだけのボクシングで、カウンター狙えないみたいだし、

ショートブローも巧くない上、誘いパンチを使う方でもないもんで沼田さん、

有無言わせない激闘系に巻き込んでしまえば殆ど難なく決着できそうな感じだなあ。

 

3R、

沼田さん、得意の密着ボディ合戦には圧勝してはいたんだけど、

実は結構被弾も多くて、例の肉切らせて骨絶つ戦法ではあったんだけど、

この日は正直、スピードと迫力ある動きには程遠くて、つまりキレが感じられなくて、

チャーリー太田さんとの試合の時より出来は良くなかったんだわ。

 

それでもこの日の相手レベルなら長くはかかりそうになくて、

何の問題も無さそうだったもんでここで離席。

 

そしたら次の第4R、岡山君を3回倒して沼田さん、2分34秒KO勝ちだってね。

 

もっとスリルのある試合を期待してたんだけど、

岡山君、アマの延長みたいなボクシングでガッカリだったんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 益田健太郎さん

② 星野晃則君

③ 網嶋亨平君

 

 

 

試合の合い間に、JBCの役員とかプロモーターの人、それから専門誌の方と、

ドーピングのこと色々聞かせて貰ったんだけど、中々興味深かったんだわ。

 

 

それから日本タイトルマッチでのオープンスコアシステムについても話が及んで、

こっちの方は瀬端さんが押し押しで可能性有りそうなんだよね。

 

 

 

昨日夜急に思い当ったんだけど、大場浩平さんのタイトル返上っていうのは、

要するにチャンピオン・カーニバルで後楽園ホールで試合したくないだけだって、

そういうことなんじゃないかなあ……。

 

2013年12月11日 (水)

後楽園ホール・12月10日

 

ライオンの群れっていうのは一頭のオスが何頭かのメスを率いてるんだけど、

オスはある特定のメスと、2日間に何と157回も交尾したんだってさ、タマゲタなあ。

他にもメスはいる訳だし、一体彼はどんだけやるのかって事なんだけど、

それにしても昼夜にわたって四六時中、まるで交通量調査員のように、

カウンターでカチッカチッて数えてる人も何か凄いよなあ。

 

 

 

タイの元副首相が現政権に反旗を翻して、連日デモを扇動してるんだけど、

首相が、そんなら議会を解散して選挙をしようって提案したら、

選挙したら必ず負けるからって、それにも反対してて、

ただひたすら政権を放棄しろって要求してるんだけど、そういのはどうなのかなあ。

 

 

 

シンガポールの首相は、何チャラ・シェンロンっていうんだってね。

まるでドラゴンボールなんだわさ。

 

 

 

ホールロビーでフラッシュ赤羽ジムの川島会長とかマネジャーさん、

チーフトレーナーさん達にご挨拶した後、中に入ってすぐ、

久し振りにチャーリー太田さんとヤアヤアやったんだよね。

勿論、筒井マネジャーも一緒だったんだけど、                               

そう言えば一昨日は、一生さんに来年のジムカレンダーを戴いたんだわ。

今年のはデビュー前のボクサー達も一緒に写ってたなあ。

 

 

その後、赤羽ボクサー達に会いに行ったんだけど、

古里トレーナーの他、清田祐三さんと村中優さん、それに氏原文男君が一緒にいて、

色々話したんだけど、一番リラックスしてたのは村中さんだったんだわ。

 

同じ控室にW日立の渡邊秀行さんもいたもんで、頑張ってねコールをね……。

 

 

☆河田神二郎君(宮田)×本間靖人君(勝又)……SL 4R

デビュー戦の23歳・?県と、0勝3敗(3KO)のサウスポー、千葉県。

 

1R、

カーンって開始ゴング鳴った途端、デビューボクサーの河田君、

絶対飛ばして行くんだって予め決めてたみたいで、もうガンガンのガンガンで、

もっとユックリやるつもりだったみたいだった本間君をいきなり圧倒して、

左右フックから右へ繋げて、始まって13秒、瞬殺系のダウンゲット。

 

本間君、殆ど訳分からないまま何とか立ち上がりはしたんだけど、

リスタート後の河田君、更にの猛ラッシュ狂熱の大追撃で、

本間君、再び訳分からないまま倒されてしまって、0分31秒、2ダウンKOエンド。

 

 

前の日にも同じような内容の試合があったんだけど、

カーンって鳴ったら、何が起こっても対処できるような心構えが必要なんだわ。

 

 

 

☆藤岡飛雄馬君(宮田)×藤井敬介君(宇都宮金田)……B 4R

3勝2敗1分のサウスポー、21歳・東京都と、

3勝(2KO)2敗(1KO)の27歳・栃木県。

 

1R、

戦績は似たようなモノなんだけど、ボクシングのレベルにはかなり違いがあって、

上背とリーチ優位な藤岡君、まずはシッカリジャブから組立ててたんだけど、、

藤井君の方は相手の打ち終わりをいきなり大きく狙って行くって戦法なんだわ。

 

ただ藤井君、相手の懐が深いもんで、合わせパンチが全く届かないもんで、

半ば過ぎからは潜り込み作戦に変更していったんだけど、

鋭く踏み込むっていうより、頭下げて体低くして突っ込むだけが精一杯で、

すぐ目線切ってしまうもんで、突っ込んでお終いってのが延々で、

いきなりお先真っ暗になってしまってるなあ。

 

2R、

体格差があるから、中間距離では戦いきれないのは解るんだけど、

藤井君、ただただ絡まるだけではどうにもならない訳で、

その一瞬手前で敢えて危険な打ち合いを挑んで行かないと明るい未来は無い訳で、

そのままだとラウンド進むにつれ、ズルズルポイント取られるだけだと思うなあ。

 

殆ど状況が変らないもんで、この後は真面目に見てなかったんだけどね。

 

結局、40-36×2、40-37ってことで、藤岡君、あのままの圧倒3-0勝ち。

 

 

その藤岡君、勝利者インタビューで、勝因はなんですか? って聞かれて、

「ショウインの意味が解らんないんですけど……。」 って応えてて可笑しかったなあ。

綺麗なオネエチャンに話し掛けられて藤岡君、一瞬舞い上がったのか……。

 

 

 

☆佐藤陽亮君(勝又)×氏原文男君(F赤羽)……SFe 4R

2勝(2KO)6敗(4KO)の28歳・秋田県と、1勝(1KO)1敗の27歳・高知県。

 

氏原君、実は自分の中では今年の新人王候補だったのに、

体硬くなって動けないまま当て逃げ系ボクサーにトロトロの1-2負けしてしまって、

何と初戦敗退してしまったんだけど、元々持ってるモノは素晴らしくて、

落ち着いて力み過ぎないでやれたら、ちょっと凄いボクサーだと思ってるんだよね。

とにかく彼の場合、スムースな立ち上がりができるかなんだよね。

 

1R、

ゴング鳴った途端、いきなり距離詰めていったのはその氏原君で、

まず左ジャブを2~3発飛ばした後、即の右ストレートを大きく長く伸ばしていって、

そのショットは相手のブロックを若干かすったように見えたんだけど、

直後、同じ位置からのまたもやの右ストレート、今度はより強く打ち込んで行って、

それ、一発目と殆ど同じ軌道だったんだけど、佐藤君、

同じパンチが間断なく立て続けて飛んで来るとは思ってなかったみたいで、

迷いのない氏原君のフルショットをまともに貰ってしまって、ドーンとダウン。

 

氏原君の渾身に近い打ち込みだったもんで、佐藤君、一発で失神してしまって、

そこまで僅か14秒、結局、そのまま担架でリングから降ろされたんだわ。

 

 

ああいう打ち方は昔の小堀佑介さんを思い出させた訳で、

あの時はまともにヒットしなかったんだけど、真鍋圭太さんとのタイトル戦で、

開始ゴング鳴った途端の脅かしの右大フック3連発を彷彿とさせたんだよね。

 

 

試合後暫くして、氏原君と話をする機会があったんだけど、

彼、今どき信じられない程の礼儀正しさで驚いてしまうんだよね。

その几帳面さというか真面目さが、そのままリングに出てしまうことがあるから、

もっと遊びの感覚を取り入れた方がいいんじゃないかって伝えたんだけどね。

 

 

 

次の試合前に通路に出てたら少し離れてとこから声掛けられて、

何となんとナント、長嶺克則君だったんだわ。

まだ治療途中ではあるんだけど外出許可が出たって事で、

村中優さんの応援に駆けつけてきたんだわ。

 

全く体動かしてないもんだから、顔がパンパンになってるかと思ってたんだけど、

意外なほど普通だったもんで驚いてしまったなあ。

まあとにかく、ここまでこぎつけたんだから、あともう少しの辛抱を大事にね。

 

一緒にいたスーツ姿の人が親父さんだって紹介されて、ドウモドウモだったんだけど、

親父さん、自分のブログを読んでくれてるってことで、アリガトですだったんだよね。

最近、ボクサーだけじゃなくて、その親御さんとも知り合いになることが多いんだわ。

 

 

 

☆レネ・ダッケル(UNITED)×渡邊秀行君(W日立)……F 6R

10勝(3KO)1敗の国内9位、22歳・フィリピンと、

6勝(5KO)5敗(3KO)2分のサウスポー、福島県。

 

渡邊君、パンフには国内6位って記載されてたんだけど、まだだよね。

 

1R、

ダッケル、如何にもフィジカル頼りの超強引系でブンブン振ってくるんだけど、

打ち方が良くないせいか、そもそも見た目ほどのパンチ力がないのか、

KO率はそれほどのことないんだよね。

それでも直撃されたら一発でもヤバイほどなもんで渡邊君、慎重慎重。

 

渡邊君、もう少し遠い距離でやりたい方なんだけど、

ダッケルの体ごとの突っ込みを捌き切れなくて、

入り込みざまにも合わせられないまま、ちょっと苦戦してるなあ。

 

2R、

とにかくダッケル、体全体はとっても良く動くんだけど、

パンチそのものはストロークがデカイし、スピードもそれ程のことないし、

右一本頼りのショート下手なもんで、渡邊君、助かってるとこあるんだけど、

それは大きく被弾しないってことだけで、彼自身が攻め込む場面が少な過ぎで、

全て相手のリズムで進行してるって感じが免れないんだよなあ。

 

3R、

渡邊君、派手さはないんだけど小さく細かくヒットするようになって、

少しばかり可能性が見えてきたんだけど、

それまで実は押し切られてしまいそうな感じが強かったもんで、

彼が負けるとこ見るの嫌だったもんで、席外す寸前だったんだよね。

 

渡邊君、もう少しチャカチャカ系に動けるといいんだけどなあ。

ここまでの渡邊君、自分の中では3ポイント連続取られてたんだわ。

 

4R、

ダッケル、そんな感じで最後まで動き切れるのかってほど飛ばしてるんだけど、

まだまだパワー溢れてて、とにかく、狙って狙って狙っての右一本なんだなあ。

 

渡邊君、ちょっと長い時間かかりはしたんだけど、

徐々に相手の動きを見極めることができてきて、合い間隙間狙いが成功してて、

よーし、最後まで見てて上げるねって感じがしてきたんだよね。

 

5R、

ダッケルの凶暴系が渡邊君を巻き込んだか、この回渡邊君一気で、

1分25秒、赤コーナー前でこの日一番の左ストレート一発直撃ヒットで、

やっと出ました待ってましたって感じで、ダッケル、思わず腰落としてしまって、

ロープ掴んで難逃れたって感じで、飛天さんの時はロープダウンだったのになあ。

 

で、とにかくそのまま続行したんだけど、残り40秒、またもやの左がナイスヒットで、

それ、この日初めて相手の右の打ち終わりに合わせることができて、

渡邊さん、やっと本来のボクシングが出来るようになって流れが大きく変わったね。

 

6R、

ダッケル、明らかに消耗してるし、リズム乱されてて、

で、益々粗っぽい右丸太殴り系になってしまって、隙が多くなっていったとこ、

渡邊君、見切ったように相手の打ち終わりを敢えて狙えるようになっていったね。

 

で、ここまできて渡邊君、やっとイーブンに戻したんだわさ。

 

7R、

渡邊君、攻めの組み立てが良くなったんだけど、

自信が過信になってしまうようなとこあって、ディフェンスがルーズになったとこ、

無駄な被弾も目について、気抜いたらダメなんだわ。

ダッケルが連打の利かないボクサーだから助かってるけど、集中集中なんだわ。

 

8R、

微妙なスコアの最終回なもんでダッケルも飛ばしてきて、

ダメだなあ渡邊君、ディフェンスへの意識が雑になったとこ、

序盤の30秒間に都合右3発、左1発貰ってしまってたなあ。

 

その直後、渡邊君、左ストレート、左アッパーの2発でチャラにしてたけど、

余りに勿体なさ過ぎの序盤で、中盤以降、お互い大きく被弾しないままで、

渡邊君、最後の最後の踏ん張りは相手以上だったと思うけど微妙なエンディング。

 

 

実は自分としては、7Rは渡邊君、8Rはダッケルで、76-76だったんだけど、

結局、78-76、77-76、76-76ってことで、渡邊君の2-0勝ち。

 

どのスコアも妥当性があって、途中途中のダッケルの右ショット、

実はラリアット気味のことも多くて、本人はグローブでも腕でもいい、

とにかく何でもいいから当たれって感じで、結構肘に近いとこで打ち込んでたからね。                                                        

試合後、渡邊君に確かめさせて貰ったら、肩とか首筋とかアザになってたんだよね。 

で、大きく当たってたダッケルのパンチが反則系を内在してたって判断したら、

少なくとも8Rも渡邊君のラウンドになって、充分77-75だったけどね。

 

 

医務室帰りの渡邊君と話したんだけど、真面目ないい子なんだよなあ。

話してるうちに徐々に自分がブログ書いてる人間だって気が付いたみたいで、

彼、滅多にホールには来ないから、今まで話しするチャンスなかったんだけど、

堤英治さんに似てるよなあってとこで、バレてしまったんだよね。

 

彼、まだまだやりきれなかったことを反省してたんだけど、

自分は十分頑張ったって思ったけどなあ。

 

 

 

☆アンへリート・メリン×ジョビー・カツマタ(勝又)

                ………WBCユースタイトル SF 10R

7勝(1KO)2敗2分のチャンピオン、23歳・フィリピンと、

9勝(3KO)1敗のサウスポー、OPBF5位、19歳・フィリピン。

 

タイトル戦ってことで、君が代独唱があったんだけど、これがまあ申し訳ないけど、

余りに酷過ぎで、多分地元のコーラス愛好会かなんかの人なんだろうけど、

本来ブレスしてはいけないとこで息継ぎしてたし、そもそも音程が乱れ過ぎで、

それをこの後含めて計3回やってたんだけど、結局その全部で音を外してて、

人前で歌うのまだ早過ぎで、いっその事、赤羽ジムの会長に頼めば良かったのなあ。

 

 

要するにフィリピン同士だったんだけど、面白かったなあ。

 

1R、

お互い、キレキレ系の上、とっても迫力に満ちたボクサーだったんだけど、

始まって32秒、スッと詰めたジョビー君、いきなりの左ストレートだったんだけど、

強く真っ直ぐ伸びてメリンの顔面直撃して、北西ポスト前でいきなりのダウンゲット。

 

リスタート後のジョビー君、勿論一気のエンディング目指して猛追撃。

 

こりゃ早い決着かなあって思った瞬間、途端にメリンの右ストレートがヒットして、

それちょっとカウンター気味に当たって、今度はジョビー君がクラッとしてしまって、

そこはジョビー君が耐えたんだけど、やっぱり無闇に行くとヤバイってことで、

二人とも、一旦の小休止ってことで……。

 

それにしてもお互い、一瞬のストレート系が命ですって感じだったなあ。

ジョビー君とこのセコンド陣、殆ど全員フィリピン人で、それも4人もいたよ。

 

2R、

二人とも半端じゃないスピードと強さなもんで目が離せなかったんだけど、

基本的にはより冷静慎重になったジョビー君が主導権を握ってて、

初回は上体と下半身とのバランスがあまり良くないように見えたんだけど、

この回は足元もとってもシッカリしてて、大きくも小さくもシッカリ打ててたなあ。                                                          

彼、パンチの組み合わせにも工夫してて、見てて楽しくなるボクサーなんだわ。

 

そういう点ではメリンの方が単調に見えてしまった始まって58秒のリング中央、

ジョビー君の左とメリンの右が交錯した直後、ジョビー君の返しの右がナイスヒットで、

それちょっと芸術的でもあったんだけど、直撃喰らったメリンがダウン。

 

何とかリスタートしたんだけど、この右フックは相当効いてしまってたみたいで、

メリン、逃げるだけで一杯一杯になってしまって、直後からのジョビー君の猛攻、

耐え得るべくもなく、青コーナーポストに詰め込まれて腰落とし加減になったとこで、

スタンディングのロープダウン宣告で、飛天さんの時のレフェリーと同じ人だったね。

 

一応タイトル絡んだ試合だし、妥当な判断だったんだけど、

再々開後のメリン、反攻できる状態じゃないまま一方的に打ち込まれてとこで、

2分13秒、改めてレフェリー割って入ってのストップエンドだったんだわ。

WBCルール準拠だから、3ダウンKOではなくてあくまでTKOなんだよね。

 

ジョビー君、ちょっと度を超えてるから見て損はないボクサーで、

ひょっとしたら帝里木下さんよりも強いんじゃないかって思ってるんだけどね。

 

 

試合後ある人に聞いたんだけど、そのジョビー君、実は右手拳を相当痛めてて、

ジムから中止要請されたんだけど、是非試合させてくれって泣いたんだってさ。

2R、その右で倒したんだからなあ……。

 

 

 

☆粉川拓也さん(宮田)×村中優さん(F赤羽)

                   ………日本 F タイトル戦 10R

22勝(13KO)2敗のチャンピオン、28歳・東京都と、

18勝(5KO)2敗1分のランク1位、28歳・鹿児島県。

 

誰に聞いても、最近の粉川さんなら村中さんはシンドイって予想だったんだけど、

自分はあくまでも村中さん押しってことで、粉川さんも知り合いなんだけど、

この試合だけは何とか、何とかっていう思いだったんだよね。

 

1R、

予想通り、粉川さんのフェイント織り交ぜた細かい動きに村中さん、

若干付いて行けてないようなとこあって、そもそもちょっと硬いんだわ。                                                              

粉川さん、ジャブでリズム作って、早くて角度のいい右を伸ばしてたなあ。

 

村中さん、終盤にフェイントからの左ボディが見栄え良かったんだけど、

総体の手数、ヒット数ではとっても敵わなくて、誰が見ても粉川さんのラウンドで、

気持ち良さそうにやってたもんなあ。

 

2R、

粉川さん、ジャブ3連発してサッと引く時もあるし、ジャブ2発から右へ繋げたり、

いきなりの右を放ってくる場合もあるし、それらを適宜取り混ぜてくるもんで、

ボヤーッとしてるとアレヨアレヨって間に巻き込まれてしまって、

いつの間にかすっかりペースを握られてしまうんだけど、

村中さん、既にそんな感じになってしまってて、粉川マジックに翻弄されてるなあ。

もう手こずり感一杯で、早くも左顔面赤く腫れてるしなあ……。

 

粉川さんが取り敢えず強さより正確さと数を目指してる中、それでも村中さん、

このままではどうにもならないでしょって感じで気を取り直して、

残り15秒からだったんだけど、気合込めた前詰めから、

やっとらしさ全面出しの接近連打を見せて、絶望してないとこ見せたんだわ。

 

3R、

粉川さん、元々ポジショニングが抜群だし、フットワークはこの日も快調で、

終始クリーンヒットを許さない動きをしてて、村中さんが不器用に見えてしまう程で、

どうしたらいいもんかなあって思ってた、それは残り39秒だったんだわ。

 

粉川さんの元々緩いガード、それは上体の動きに自信があってのことで、

常にグローブ位置が低いとこにあるんだけど、その時の村中さんの踏み込み鋭くて、

粉川さんがバックステップで避けようとした以上に鋭くて、

その上、同時に放たれた右ストレートの伸びも想像してた以上だったみたいで、

北ロープ前、大ダメージではなかったんだけどとにかく粉川さん、衝撃ダウン。

 

途端の場内大騒ぎで、リスタート後の村中さん、勿論の大追撃で、

粉川さん、ここは凌いで凌いで凌ぎまくってたんだわ。

 

自分のスコア、ここで丁度イーブンだったんだけど、俄然未来が明るくなったんだわ。

 

4R、

さあ、改めてここから始まるってとこだったんだけど、

思ってた通り、粉川さん、それ程のダメージは引きずってなくて、

村中さんも無理に行ってないで、で、粉川さんが試合開始当初のスタイルに戻って、

的確なチョン当てを目指すようになっていったんだけど、

中盤以降、ガチャガチャする場面も多くなって、それはもう村中さんの大好物な訳で、

粉川さん、手数とフットワークでそういう場面を避け切れなくなっても来たんだわ。

 

5R、

村中さん、少し飛ばし過ぎてたこともあってか、この回はちょっと休み気味で、

流石だね粉川さん、そこんとこ見逃さなくてすっかりペースを取り戻して、

まるで1Rか2Rのように試合を組み立て直して、確実にポイントゲットしたんだわ。

だからさ、またここでイーブンなんだわ。

 

6R、

再度立て直しの村中さん、初めの30秒までに左右各一発づつヒットさせて、

あと少し、捨てパンチで誘って合わせ打ちできれば最高なんだけど、

その前にもう一歩の踏み込みと、あと一発の返しのパンチが欲しいよなあ。

 

粉川さん、何とか手数で防ごうとしてたんだけど、

打ち合いを中断するのは常に粉川さんの方で、クリンチが多くなってきたんだわ。

 

この回、手数は粉川さんだったんだけど、有効打は村中さんだったなあ。

 

7R、

威力より精度っていう粉川さんの戦法には変わりはなかったんだけど、

前の回良くなかったと判断したら必ず取り返しに来る姿勢は流石で、

それまで大体ラスト30は大体において村中さんの方が目立ってたんだけど、

この回は最後の最後まで主導権渡してなかったなあ。

 

粉川さん、それ程の迫力はないんだけど、やっぱり試合運びが抜群に巧いんだわ。

 

8R、

両陣営とも、ポイント計算が微妙だったと思うんだけど、

そのせいか二人とも、この回は初っ端から意決したような打ち合いだったんだけど、

初めの1分間は村中さんが征してて、粉川さん、下がってクリンチが目立ったなあ。

 

村中さん、そのまま残り30秒まで、気持ちの強いボクシングを見せてくれて、

一気に押し切りかって思ってたら、粉川さん、見事立て直しての猛反撃で、

両者、終了ゴング鳴るまで、それこそ男の意地賭けた死闘だったんだわ。

 

この日の自分、強く村中さんを応援してたし、相手はチャンピオンだしってことで、

敢えて彼に厳しい採点をしてたもんで、ここはヒット数で粉川さんだったんだわ。

 

9R、

まずは粉川さんの右アッパーと左右ストレートから始まったんだけど、

村中さん、緩んだ訳ではないと思うんだけど、それでもちょっと見過ぎで、

流石に消耗進んでたか、相手に攻め込みのタイミング与え過ぎてたんだけど、

1分過ぎからは本気を取り戻して、西ロープ際で一気の攻め込みで、

ここでは粉川さんも敢えて足止めての打ち合いを受けていって、

もう殆ど壮絶系だったんだけど、お互い打ち負けたくないってのが凄くて、

見てたこっちが疲れるほどだったんだけど、打ち合いが一段落した時、

より疲れてたのは粉川さんの方のように見えたんだよね。

 

この回残り40秒、村中さんの左目上が大きくバッティングカットしたんだけど、

実はこれが勝負の分かれ目、幸運の天使は村中さんに微笑んだって思ったんだわ。

 

っていうのは村中さんの左目の上、それまでも結構腫れが進んでて、

頭ぶつかったら勿論なんだけど、軽いパンチがかすっても切れてしまってたって、

そう思ってたもんで、これがもしヒットカットってことにでもなったら、

当然採点が大きく振れる訳で、それは勝負そのものを決めるものだったんだよね。

 

10R、

勿論二人とも、行く行くの打つ打つで、最後の力振り絞り合ってて、

始めは村中さんの長打、変わって粉川さんの短打ってのが続いたんだけど、

優劣付け難いまま残り1分が過ぎて、お互いそこそこヘロヘロになってたんだけど、

村中さん、追う追う打つ打つを止めなくて若干流れを掴んだと思ってたら、

ついに粉川さんも足止めての打ち合いを挑んでいったんだわ。

 

そこからの30秒間、もう激烈壮絶としか言いようがなくて、

気持さらけ出した二人の殴り合いは最近では最極上のものだったんだわ。

 

終了ゴングが鳴った時、自分、一瞬力抜けてしまって、

思わずスコア計算を忘れてしまったんだけど、冷静になって見直してみたら、

95-94で粉川さんの勝ちだったんだよね。

 

結局、96-95、96-94、94-95の2-1で、村中さん王座ゲットってことで、

初めの方にも書いたように、自分は村中さんに厳しくしてたし、

その上、大きなショット一発と山盛りの小さなショットとの比較も難しかったんだわ。

 

 

試合後、村中さんとこへ行ったら、勿論とっても喜んではいたんだけど、

舞い上がるって程じゃなくて、やっぱりいつも淡々のリラックスボクサーなんだよね。

そばにいた奥さんの方がニッカニカしてて、アリガトゴザイマスを連発してたんだわ。

 

 

 

☆松本晋太郎さん(ヨネクラ)×清田祐三さん(F赤羽)

                 ………OPBF SM タイトル戦 12R

10勝(8KO)3敗(2KO)のOPBF10位、28歳・新潟県と、

23勝(21KO)4敗(2KO)1分のOPBF1位、30歳・北海道。

 

一番気掛かりだった試合が物凄い内容だったもんで、

この試合に対する気合の込め方は正直、充分じゃなかったんだわ。

 

1R、

北国生まれの大物対決、最初に動いていったのは松本さんの方で、

その後も積極的な仕掛けで気持ち見せてたんだけど、

中盤の清田さんの左ボディ、考えられない程強烈で、

途端に松本さん、メッキリ落ちてきてしまったんだわ。

 

2R、

始まって45秒、清田さん、もう今日は早く帰ろうって決めてたような一気攻めで、

松本さんを北西ポストに押し込んだまま、大ラッシュ掛けていったんだわ。

 

で、いきなり、自分も早く帰れるなって思ったんだけど、

松本さん凌ぎまくってたし、清田さん、ちょっと振りが大き過ぎの雑過ぎで、

結局、仕留めきれないまま、相当シンドそうにしてる松本さんの方が、

若干逆切れ、ヤケクソのような頑張り見せて、打たれても打たれても打ち返してて、

清田さんが一段落してしまって、松本さんは命拾いしたんだわ。

 

3R、

それでも、どう考えても二人の力量差は明白で、

松本さん、踏ん張りの利かないデカ過ぎる単発に終始してるし、

清田さんの方がセコンドのアドバイスに忠実に内側内側から小さく鋭く振ってて、

今回は殴り倒しではなくて、細かい連打で結末させようとしてるみたいなんだわ。

 

で、ラスト30秒、清田さん、相手を青ポスト前に釘付けにしたまま、

再びのショートラッシュしたとこで終了ゴング。

 

松本さん、左目尻を大きくヒットカットされて出血。

 

4R、

体力的にもヒットカット傷の方も松本さん、そろそろダメそうだったんだけど、

取り敢えずのドクターチェックを受けて続行されたんだけど、

始まってすぐの0分37秒、やっぱりストップエンドってことで、清田さんのTKO勝ち。

 

 

相手が相手だけに清田さん、終わってみればそりゃ圧倒勝ちではあったんだけど、

打ち合って被弾するとすぐムキなって粗っぽくなってしまったとこは課題かなあ。

 

それと、豪快なパフォーマンスは相変わらず魅力に満ちてたんだけど、

この日は今一、鬼神のような迫力と、動きにキレが足りなかったと思うんだけどなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 村中優さん

② ジョビー・カツマタ君

③ 渡邊秀行君と氏原文男君

 

 

 

今日も後楽園ホールってことで、今週はこれで3連投。

その後はまた6日間隔が空くんだけど、もう少し飛び飛びの方が助かるんだけどね。

 

2013年12月10日 (火)

後楽園ホール・12月9日

 

魚をさばく時に使うのが出刃包丁なんだけど、

出っ張ってる刃の形状から由来した呼び名かと思ってたんだけど、

大阪方面の鍛冶職人が考案した包丁ってことなんだけど、

その職人が出っ歯だったからそう名付けられたんだってさ。

 

 

 

ゴルフの宮里三兄妹って言えば、聖志、優作、藍なんだけど、

妹の藍の活躍の割には兄達が目立たなくて、それでもとっても仲のいい兄妹で、

ただ、次男の優作だけが未勝利で、もう33歳の11年目だったんだけど、

ついに8日、悲願の初優勝ってことで、自分、中継見てたんだけど、

ホント、感動的ですらあったんだよね。

その場に両親と共に藍も応援に来てて、最後は涙、涙のハグだったんだわ。

 

その場面を撮ろうとして、例のゴミ虫のようなカメラマン連中が10人以上殺到して、

いつもの見苦しい揉み合いを演じてて、全く情けない仕草ったらなかったんだわ。

 

あいつら、ホントに常に自分のことだけしか考えてない真の自己中で、

他のスポーツ場面でも芸能人を追っかけるケースでも、いっつも同じで、

居合わせた人達や同業達を強引に押しのけ、時には足で蹴ったり、肘打ちしたり、

大きな試合がある時だけ後楽園ホールに湧いてくる連中とそれは全く同じで、

そんな事やってて何かの役に立ってるのか、そもそも面白いのかって……。

 

買い取って貰えるような一枚目指しての必死の姿はホント情けなくて、

あんなに群れなくても、代表者が撮れば余程いいショットが撮れると思うんだけど、

人とカネ使って無駄で邪魔になる事してるとしか思えないんだけどなあ。

 

 

 

猪瀬都知事、議会で追及されて冷や汗ダラダラ流してて笑ってしまったんだけど、

あんな風に情けなくなってしまっても辞めないっていうのが不思議この上なくて、

ただの小賢しい臆病者が開き直ってるだけとしか見えないんだけど、

このまま粘り切って都知事を続けられるとでも思ってるんだろうかなあ。

 

 

申し訳ないけど、嫌な話をもう一つ……。

 

つい最近、大場浩平さんが日本タイトルを返上して来年世界を目指すって聞いて、

その際、真正ジムの代表代行が 「もう弱い者いじめは止めるってことです。」 って、

そう発言してたってことが伝わって来たんだけど、

自分、それ聞いた瞬間、猪瀬知事に対すると同じくらいの怒りを感じたんだよね。

 

大場さん、2006年と2007年に後楽園ホールで試合した際、

彼、メイウェザー信奉者でもあるもんで、典型的な当て逃げボクシングやり続けて、

観客から 「お前の試合はつまんねー、二度と後楽園に来るな!」 って怒鳴られて、

で、それ以来こっちには姿見せてないボクサーなんだけど、

勿論、今回の一件には無関係なんだけど、応援しにくくなったのは事実なんだよね。

 

亀田一家と同じスタンスで、元々関西にはこういうノリの関係者が多いんだけど、

発言者はどうしてそんなに調子に乗れるのか、山下会長はそういうの許すのかって、

そう思ってるんだけど、帝拳系ジムだっていうのにレベルが低過ぎなんだわ。

 

 

 

さてさてさて、気持ち入れ替えて昨日の試合のフォローをしてみるね。

 

 

☆番場浩太郎君(横浜さくら)×久原成二君(石橋)……F 4R

デビュー戦の28歳・東京都と、0勝1敗の35歳・長崎県。

 

1R、

二人とも、ゴング鳴ってからの1分間はとっても慎重な立ち上がりで、

番場君がきっかけ掴んだ1分過ぎ、いきなりの打ち合いが始まったんだけど、

お互い、ガードに無配慮のとっても危険な打ち合いなんだなあ。

 

久原君、中間距離以上は全くの不得意で接近しての左右ボディ狙いなんだけど、

その前に番場君のワンツーの餌食になってしまってるんだわ。

それにしてもお互い、スピード無さ過ぎだと思うんだけどね。

 

2R、

久原君、勝ちたい気持ちに溢れたプレスでガンガン手数増やしていったら番場君、

途端に手数落ちてしまって防戦主体になってしまったんだけど、

残り50秒、久原君が一段落したとこ狙っての反転一気攻勢かけていったんだわ。

 

で、久原君、序盤の攻撃で体力使い過ぎてしまったのか全く対応できないで、

殆ど打ち返せないまま下がる一方、徐々にガードも解けてしまって、

南東ポスト近くまで押し込まれて打たれ放題になってしまったとこでストップエンド。

 

久原君、先回の試合でも感じたんだけど、ペース配分だと思うんだよなあ。

 

相手に助けられた感はあったんだけど番場君、2分25秒、デビュー戦TKO勝ち。

 

 

 

ちょっと目線を変えたくなって移動したらそこに岩井大さんと福本雄基さんがいて、

岩井さんとこの間の試合のこと話したんだけど、

「勝っても厳しいんですからあ……。」 って言われてしまったんだよね。

自分、必ずしもそういうつもりはなかったんだけど、

彼はもっと出来るはずだから、ついつい厳しくなってしまうのかも知れないんだけど、

直した方がいいと思ってたある癖は殆ど是正されてたって伝えたんだけどね。

 

 

その大分後、山元浩嗣君の試合の応援の列に並んでた佐藤通也さんに出くわして、

岩井さんとの試合どうだった? って聞いたら、「強かったっす。」 って言ってたなあ。

 

 

 

☆木田尚遥君(ワタナベ)×石井健司君(山上)……62㎏ 4R

2勝(2KO)の20歳・大阪府と、3勝(3KO)2敗(2KO)の29歳・神奈川県。

 

木田君には山川豊さん、石井君には天笠尚さんがサポートに付いてたね。

 

1R、

まず石井君、強いプレスからパワフルなショットを振りかざしていったんだけど、

その後もそうだったんだけど、とにかくシンプルなワンツー限定なもんで、

木田君に見切られてしまってて、返しの左フック無しの右決め打ち過ぎだなあ。

 

終盤、距離が詰まってショートの打ち合いになっていったんだけど、

色々工夫してるのが見えるのは圧倒木田君の方で、

石井君、力づくで何とかしようとし過ぎるんだわ。

 

2R~4R、

一旦縮まった距離は結局最後までそのままで、

お互い、力のこもったインファイトに終始してたんだけど、

ゴニョゴニョ、グズグズにはならず中々の気持勝負になっていったんだけど、

打ち込みの工夫とかラスト30秒からの見せ方だとかは木田君が圧倒してて、

自分的には39-37だったんだけど、結局、39-38×2、38-39ってことで、

木田君の2-1勝ちだったんだわ。

 

 

木田君、この日は正面から相手を受け入れてしまってたけど、

ホントはもっと動いて、距離キープしたとこからやりたいとこだったんだけど、

石井君の意思が固かったから仕方なかったかなあ。

それでも、強いフィジカルと重そうなパンチに対する対応力は見せてたね。

 

 

試合後かなり経ってから、通路で天笠さんがニコッとしてくれてたもんで、

石井君の試合のことちょっと話したんだけど、共感してくれたみたいだったんだよね。

それにしても天笠さん、髪の毛ちょっとポワポワしてて、モンチッチみたいだったなあ。

 

 

 

☆住友将吾君(RK蒲田)×金子達也君(横浜光)……51.8㎏ 4R

4勝(3KO)5敗(4KO)の26歳・愛媛県と、

6勝9敗(2KO)1分の26歳・神奈川県。

 

同じようなボクシングスタイルと力量同士だったんだけど、

これまでの戦績には大きな違いがあって、

住友君、倒すか倒されるかって、ちょっと判り易過ぎることが多いんだよなあ。

 

その住友君、3Rに入ると左目周辺の腫れが目立つようになってきたんだけど、

それにつれ、益々振りが大きく雑になってしまってたなあ。

 

彼、ラウンド半ばのとこでドクターに傷チェックされてたんだけど、リスタート後、

このままでは止められてしまうって思い直して大攻勢かけていったんだけど、

距離縮まったとこでの奮闘だったもんで、大きくポイント取り難かったんだわ。

 

4Rに入ると、お互い消耗が著しく進んでしまって、

そんなんで6Rまで持つのかってほど力振り絞り合ってたんだけど、

事の成り行き上そうなってしまったような、まるでラストラウンドのようで、

お互いグダグダになってしまってたとこで終了ゴング。

 

さあ、これからどうなるのかなあって思ってたら、住友君、

やっぱり左目周辺の傷みがひどくて続行がシンドイってことで、

4R終了時点でのTKO勝ち決着になったんだわ。

 

金子君、17戦目にして初の記念すべきTKO勝ちだったんだよね。

 

 

 

☆佐藤拓茂君(石神井S)×岡田拓真君(古口)……F 6R

4勝(1KO)4敗1分の28歳・新潟県と、4勝(2KO)7敗(4KO)の24歳・広島県。

 

力量的には佐藤君、余裕なんじゃないかなあって思ってたんだけどね。

 

1R、

やっぱり岡田君、この日も前振り無しのいきなり過ぎで、

殆ど左手の要らないボクシングになってしまってるなあ。

 

取り敢えず相手の出方計ってた佐藤君、この試合失うと負け越し転落って事で、

だからこそ必勝期してムチャして当たったモン勝ちボクシングはできない訳でって、

それが十分伝わって来る、とっても慎重な立ち上がりだったんだけど、

ラスト30からはシッカリ見切った上での大きく、細かくって打ち分けて、

結果的には余裕のポイントゲットだったなあ。

 

2R、

岡田君、機先制せられて、こりゃ無闇に行くと合わせられるって警戒強めたか、

途端に先攻めできなく手数もパッタリ落ちてしまってるし、プレスかけらっ放しだし、

とにかく攻撃時間が極端に少なくなってしまったんだわ。

 

すっかりペース握った佐藤君、自分のやりたいボクシングがそのまま出来てて、

全く殆ど被弾無いまま一方的な展開での残り31秒、東ロープ前で、

とってもタイミングのいい綺麗な右ストレート、見事直撃させてのダウンゲット。

こんなキレのいいパンチ持ってたか佐藤君、って感じだったんだわ。

 

3R、

こりゃ大変だって思ったか岡田君、気合入れ直しての再攻勢だったんだけど、

そうなればなるほど単調な攻めが繰り返されるだけで、

大きな腕振りに隙が増えるばかりになってしまった残り58秒、

今度は接近しての打ち合いの中で、佐藤君に左右ショート打ち込まれてしまって、

この試合、二度目のダウンを喰らってしまったんだわ。

 

それでも岡田君、リスタート後の頑張りは大したもので、鼻血出しながらの奮闘で、

却って佐藤君の方が粗っぽくなってしまっての狙い過ぎで、

相手は打ち気満々になってるんだから、誘ってそこに合わせるってのができるのに、

ちょっとムキになり過ぎての終了ゴングだったんだわ。

 

4R、

岡田君、かなりダメージ蓄積されてるはずなのに結構頑張ってるんだわ。

 

何だか一区切りしてしまったような雰囲気は佐藤君の方から感じられて、

再度立て直そうとしてたのかも知れないんだけど、見ててマンネリで、

彼、もっと工夫に満ちた動きができるはずなんだけど、何か一段落してたなあ。

 

5R、

佐藤君の緩みみたいなモノが岡田君を元気付けたか、彼、まだまだ踏ん張ってて、

幾度か佐藤君が危険な被弾する場面さえ作ってたんだけど、

それでもやっぱり岡田君の消耗は相当進んでて、休み休みになっていったとこ、

佐藤君、ここでズルズルやってたらダメだって、やっと強い意志見せ付けて、

残り45秒から一気の大攻勢で、岡田君、徐々に足元覚束なくなってきたんだわ。

 

で、レフェリーもこれまでの経緯考えてたか、今度大きく被弾したら止めるぞって、

そういう意思が垣間見えてたんだけど、残り30秒、右フックかなあ、アッパーかなあ、

とにかく右がヒットしたとこで、割って入ってのストップエンド。

 

 

2分30秒、佐藤拓茂君、何とデビュー戦以来のTKO勝ちだったんだわ。

と同時に、長嶺克則君、石川幹也君、松尾雄大君、横田隆司さんって、

強豪揃いではあったんだけど、4連敗からの見事な復活だったんだよね。

 

いくら気の強い佐藤君でも流石に4連敗は辛かっただろうなあって想像する訳で、

自分、今シミジミ良かったなあって思ってるんだよね。

 

試合後大分経ってから、佐藤君とバッタリで、探してたんですよおって言われて、

二人でちょっと試合のことリビューしたんだけど、自分、少し厳し過ぎたかなあ、

もっと、オメデトオメデトを連発すべきだったかなあ……。

それでも拓茂君、これで勝ち越しだし、いよいよここからが本気なんだよね。

 

 

 

☆石川昇吾君(新日本木村)×山元浩嗣君(ワタナベ)

                              ………SFe 8R

10勝(3KO)4敗(1KO)の30歳・沖縄県と、

15勝(2KO)9敗(5KO)2分のスイッチ、30歳・熊本県。

 

山元君、2010年、荒井遼晴さんに負けた後は、小澤大将さん、内田義則君、

谷口浩嗣さん、東上剛司さん、泉圭依知さん相手に5連勝した後、

2012年には細野悟さんに負け、山田健太郎さんに勝って1勝1敗だったんだけど、

今年になってどうしたことかの3戦全敗ってことで、

ここでもし負けて4連敗ってことになるといかにも辛過ぎる訳で、

山元さん自身のプレッシャーもいかばかりかって思いやられてたんだけど、

見てた自分の力の入り方も実は尋常じゃなかったんだよね。

 

試合前、石川君の弟雄策君とすれ違いざまだったんだけど、久し振りの挨拶交換。

 

山元君とは試合直前話す機会があったもんで、

いい試合したら、7億円宝くじが当たったら500万円上げるねって伝えたんだよね。

自分、もし7億円ゲットしたら、後楽園での試合のベスト1ボクサーに、

100万円提供して、年間100回は行くからそれで年に1億円使って、

7年間で7億円使う頃には丁度自分も老いぼれてるなあって思ってるんだけどなあ。

 

 

1R、

山元君、スイッチもできるボクサーなんだけど、この日は終始サウスポーだったね。

 

相手の石川君、フィジカル全体が強くて前の手の威力も上回ってるし、

まずはの左ストレートボディも中々だったんだけど、

山元君、軽かったんだけど真面目なヒット数の方が評価できたなあ。

 

お互い、南国産まれの元ランカー同士の微妙で厳しい生き残り戦なんもんで、

最初っからそんなにムチャには行けないんだよね。

 

2R、

お互い大きく当てさせない工夫は流石で、かなりの膠着状態が続いてた中、

1分40秒、山元君の左ストレートがこの日初めてのクリーンヒットだったんだけど、

石川君、この後もこの左を当てられ続けてて、見難かったのかも知れないなあ。

 

山元君、打ち終わりに飛んでくる相手のショットに対する準備も充分だったし、

最後に比較的いい右フックを貰ってはいたけど総対的にペース握りつつあったね。

 

3R、

山元君、この日はとっても細かく良く動けてて、

痺れ切らしたような石川君が大きくかましてくるとこの隙間狙いが成功してて、

特に入り込みざまの右ストレート、左アッパーなんか工夫に満ちてたなあ。

で、徐々に石川君の顔面の方が赤く染まっていったんだわ。

 

4R、

石川君、距離掴みきれず、タイミングもずらされまくってて苛立ってる感じだなあ。

で、二次三次の踏み込みがないもんで山元さん、少し余裕が出てきたかなあ。

 

5R、

石川君、もっと巧くもっと強くなっていいボクサーだと思ってるんだけど、

残念ながら、力持て余し気味の単調ボクシングになってしまってるんだよなあ。

 

それでも何とかしなくちゃって思いが徐々に強い前詰めに現れてきて、

山元君との間で危険なイッセノセ的な打ち合いになってきたんだわ。

 

そういうのは山元君にとって必ずしもいい兆候じゃなくて、

若干雑なパフォーマンスも見えてきて、俄然、石川君が息吹き返してきたんだわ。

お互い、ガツガツの中、山元君が右目上バッティングカットしてしまったなあ。

 

6R、

石川君、いよいよパワーとスタミナ全開にしていったんだけど、

山元君の方もまだまだ試合当初の動きとスピードを維持できてたもんで、

中々一方的にならないまま今度は石川君の方が左目尻をバッティングカット。

 

そこそこの出血だったもんでドクターチェックが入ったんだけど、

何とナント勝負はここであっけなく終了ってことで負傷判定へ……。

 

自分のスコアは59-56だったんだけど、59-57、58-57、57-58ってことで、

結局山元君の2-1勝ちだったんだよね。

 

石川君、徐々の手応え強く感じてたせいか、悔しそうにしてたなあ。

 

一方の山元君、それでも勝ちは勝ちな訳で、先制は見事だったし、

悪夢の3連敗脱して、いい正月迎えられるんだよね、良かったよね。

 

昨日はタイミングが合わず話が出来なかったんだけど、

山元君、今度ユックリ色々聞かせて下さいな。

 

 

 

☆船井龍一さん(ワタナベ)×大嶽正史君(石橋)……53㎏ 8R

19勝(13KO)6敗(3KO)のランク7位、28歳・東京都と、

14勝(7KO)11敗(3KO)3分の34歳・東京都。

 

1R、

船井さん、慌てて仕掛ける必要は全くなくて、

大嶽君の余りにいきなりではあるんだけど、

それでもとにかく強烈なそのワンツーにさえ注意すればいい訳で……。

 

大嶽君、今更スタイル変えるって訳にはいかないんだろうけど、

余りジャブを打たないっていうのはやっぱり問題な訳で、

技巧派の船井さんに攻撃のことごとくを見切られてしまってるんだわ。

 

その船井さん、終始とっても冷静な対処ができてて、

大きなヒットはなかったんだけど、工夫に満ちた打ち分けで見栄え良かったなあ。

 

2R、

大嶽君、左が巧く打てないもんで攻撃のきっかけ作り難くくしてる間に、

船井君、それほど力込めてるようには見えなかったんだけど、

とにかく実に的確に右も左もビシッ、ビシッと鋭い打ち込みを続けてて、

これほどレベルが違うもんかなあって感じがしてしまったんだよね。

 

で、大嶽君、1分20秒過ぎからは既にかなり効いてしまってるみたいで、

目をシバシバさせてたし、顔面もボディも打たれ放題になってしまったんだわ。

 

船井さんサイドからは、「慌てるな! 慌てるな!」 って声が飛んでたんだけど、

その船井さん、もう全くクールにやってたんだわさ。

 

大嶽君、終盤は何となくやってるって感じしかしなくて、とっても危なくて、

10-8に近いほどの差が出てしまってたなあ。

 

3R、

それでも大嶽君、気合入れ直してまずは飛ばしていって挽回図ってたんだけど、

残念、長い時間は続けらなくて一段落した途端、船井さんの猛攻が始まって、

アッパー混ぜ込んだショートのコンビネーションを立てづづけに打ち込まれて、

最後は左フック直撃ヒットされてしまって、始まって58秒、北ロープ前でダウン。

 

大嶽君、もうダメそうなとこから気力で立ち上がったんだけど、

レフェリーのもう止めたい止めたいっていうのがハッキリ見えてて、

何とかリスタートした直後、今度は南ロープに追い込まれてしまって、

殆ど外れショットの無いショートを連続で貰ってしまったとこでストップエンドで、

1分37秒、船井さん、これ以上ないほどの手際の良さでのTKO勝ちだったね。

 

 

大嶽君も決して打たれ弱い方だとは思わないんだけど、船井さん、

思いっ切り打つって感じじゃないのにこの結末のこのKO率の高さなんだけど、

やっぱり当てるタイミングがいいのと、当て方そのものが巧いんだろうなあ。

 

 

 

この日3人出場のワタナベボクサーの応援に沢山のジム仲間も来てて、

佐藤浩輝さんとか阿知和賢君、平山悦久君、柴田明雄さん、齋藤志朗君、

それに久我勇作君達とヤアヤアってことで……。

 

この日、山川豊さんも若いボクサーのサポートに来てたもんで、

7日、神戸での源大輝君の試合のこと詳しく聞かせて貰ったんだわ。

7Rまでそこそこ拮抗してたもんで、8Rでの決着はやっぱり劇的だったんだってさ。

 

 

 

☆伊藤雅雪さん(伴流)×山田健太郎君(全日本P)……SFe 8R

12勝(4KO)0敗1分のランク14位、22歳・東京都と、

8勝(6KO)3敗(1KO)1分の29歳・新潟県。

 

山田君、元ランカーだし、相打ちの狙いの右ショットには抜群の威力あるし、

伊藤さん、半端な気持ちだとヤバイんだよね。

 

1R、

山田君、ランク奪取に向けての挑戦者らしい積極的な先仕掛けで、

いつものように近いとこでの右の相打ち狙いに見えるなあ。

 

伊藤君、上背とリーチで優位ではあるんだけど、安易に中に入れると危ないぞお。

 

その伊藤君、ちゃんと左が出てるし、距離キープもとってもグッドグッドで、

右の伸びもいいし、いきなり殆ど試合を支配してるって感じがしてたんだけど、

最後の最後、ちょっと安易にイッセノセ的に右を打ち出してしまって、

勿論山田君、それに合わせて右振り出してきたもんで、

一瞬ではあったんだけど、とっても危ない瞬間があったんだよね。

 

2R、

伊藤さん、前の回を教訓にしてますます自分の距離を大事にするようになってて、

山田君も結構鋭い踏み込みからのショットを放っていってたんだけど、

届き切れないことが重なって、薄い当たりに留まってるなあって思ってた途端、

それならって感じで山田君が更に鋭く踏み込もうとした瞬間のリング中央、

伊藤君、体若干左に傾けながらの右ショートストレートがこれ以上ないタイミングで、

これ以上ない鋭さで、前掛りになってた山田君を大直撃したんだわ。

 

山田君が一番得意にしてたはずの右相打ちの場面で、

その右を交わしざまってことで、それ、ちょっと前にマルケス兄さんが、

一発でパッキャオを倒した時の体の傾け方とタイミングに似てたんだけど、

自分がそれ以上に素晴らしいって思ったのは、その決めパンチの直後、

伊藤さん、即、反射的に返しの左フックをフォローしてたってことで、

勿論、結果的にはそれは空を切ってて、

その前に既に山田君はその場に昏倒ダウンしてしまってたんだけどね。

 

山田君、失神してしまったかのような仰向け状態だったもんで、

レフェリーもカウントしないままのTKOエンドってことで、0分59秒だったんだわ。

 

 

周りのボクサー達もあれはヤバイわって言ってたんだけど、

それまで横で一緒に見てた瀬端さんが電話で席外した直後だったんだよね。

 

 

試合後医務室から出て来た伊藤さんと話ができたんだけど、

思った通りの展開での会心のデキに彼自身も納得いってたみたいで、

新人王戦を戦ってた頃は、もっと行けそうなのになあって感じがしてたんだけど、

1敗もできないって状況から解放されたってことで、とにかく嬉しそうにしてたなあ。

 

 

 

☆小原佳太さん(三迫)×蓮沼テツヤさん(角海老)

                 ………日本 SL タイトル戦 10R

9勝(8KO)1敗(1KO)のチャンピオン、27歳・岩手県と、

7勝(3KO)4敗3分のランク2位、34歳・埼玉県。

 

自分が勝利者予想をするときには2通りあって、

勿論、純然と力量差を比較して判断する場合が殆どなんだけど、

そういうのとは別に、何とかして勝たせてやりたいっていう場合も実はあって、

それらを敢えて混在させてるんだけど、この試合の蓮沼さんがそれだったんだよね。

 

勝率やKO率含めて小原さん優位は動かしずらかったんだけど、

蓮沼さん、この日が誕生日でもあったしね……。

 

三迫ジムの方からも沢山のボクサーが応援に来てたんだけど、

蓮沼さん、意外なほど沢山の応援団を集めててちょっと驚くほどだったんだわ。

 

1R、

蓮沼さん、殆ど互角な立ち上がりをしてて、結構プレスかけてるし、

何となく体一回り大きく見えるし、ジャブの届きもいいんだわ。

 

それほど技巧のこもったパンチじゃないんだけど、ヒット数は蓮沼さんが圧倒してて、

アレーッて気が付いたんだけど、この日の小原さん、何だか体が重そうだし、

動きに覇気というかキレがないように見えたんだよね。

それはまるで熊野和義さんとのデビュー戦の時のようだったんだわ。

 

2R、

こんなもんじゃないはずなんだけど小原さん、まだまだ動き切れてなくて、

蓮沼さんの正面からの正々堂々とした戦い方の方が目立ってて、

相変わらずまだジャブ当てられ続けてるんだわ。

 

それでも、中盤以降、ユッタリしたリズムからいきなりスピードアップした時の、

鋭い回転の連打には怖さが滲み出ていて、このテンポの緩急がヤバイんだわ。

 

で、蓮沼さんの被弾も少なからずあったんだけど、まだまだ蓮沼さんの流れだね。

 

3R、

小原さん、やっと動きがスムースになってきて、初めはわざとユックリやってたのか、

相手のタイミングとリズムを壊そうとしてやってたのかってそんな感じがしたんだけど、

コンビネーションの中に右アッパーを混ぜ込むようになって激変して、

結局、この右アッパーがキーショットだったなあって後で思った程有効で、

蓮沼さん、ハッキリ翻弄され始めてしまったんだわ。

 

それでも、小原さんの攻防の間隙狙って蓮沼さん、左右ストレートを当て込んで、

一方的な場面になるのを必死に防いでたよなあ。

 

う~ん小原さん、やっぱりいつものキレとは程遠いもんで、

蓮沼さんにもまだまだチャンスは見えてたんだけど、

顔面の紅潮度を比較すると蓮沼さんの方が目立ってたなあ。

 

小原さん、いつもの迫力にはまだまだではあるんだけど、それでも見せ方巧いし、

一見、体勢崩したようなとこからで思いがけないショットを打ち込んで行くもんで、

徐々に力量差を見せつけていったんだわ。

 

蓮沼さん、合い間合い間にもう少しハードヒットできると全然違うと思うんだけどなあ。

 

4R、

蓮沼さんのストロークが大きくなるとこ小原さん、

巧いこと肘畳んでのショートブローが抜群で、綺麗な上下打ち分けしてるなあ。

 

途中、お互いの打ち終わりにクリーンヒットが交わされたんだけど、

やっぱり当たりの強いのは小原さんの方だったなあ。

 

その小原さん、いいショット連発するにつれ動きも良くなってきてるしなあ。

 

5R、

蓮沼さん、かなり動いてかなり当ててはいるんだけど、あくまで軽いヒットで、

残り1分からは明らかにパンチが流れるようになってしまって、

最後はヒット数でも小原さんに負けてしまってたなあ。

 

6R、

小原さん、やっぱり絶好調とは言えないと思うんだけど、

この回は手数、ヒット数ともに蓮沼さんを上回ってるし、

返しのパンチの多彩さで見る者の目を楽しませてたんだわ。

 

7R、

蓮沼さん、返しのパンチに工夫し切れてないとこありながらも、

中盤まで、例の左で主導権取ってたんだけど、

1分30秒、小原さんの左右のハードヒット貰ってから大人しくなってしまって、

そこからは小原さん、とっても気持ち良さそうにやってたもんなあ。

 

一発でいいから神様、蓮沼さんに必殺パンチを授けて下さいって感じだったなあ。

 

8R、

ここに来て蓮沼さん、相当消耗が進んでて、腕振りも踏み込みも甘くなってて、

この回序盤から中盤にかけての小原さん、ちょっと休み加減にしてたっていうのに、

キッチリ攻め込めなかったもんなあ。

 

で、蓮沼さんが一段落した直後、力溜めてた小原さんの一気攻めが始まった訳で、

残り30秒からは明らかに倒しに行くボクシング全開で、

例の右アッパー強烈ヒットを起点にしての猛攻で、

蓮沼さん、それ凌ぐのが精一杯のまま、10-8に近い打ち込まれ方だったなあ。

 

9R、

そろそろ席外そうかなあって思ったほどの差が出てきてしまったんだけど、

蓮沼さんの最後の力振り絞っての反撃、それほど有効ではなかったんだけど、

それでも見てる人に感動与えるには十分で、

驚くべきことに初めの1分間は優勢に推移してたんだわ。

 

ただ、ほぼ力使い切ったとこからは既に小原さんの猛攻に耐えうるべくもなく、

そこからは殆ど小原さんのフリーボクシングみたいになってしまって、

色んな混ぜ込みショット、山のように貰ってしまって、

最後は左アッパーからの右フックだったかなあ、

これ以上ないようなほどの張り飛ばされ方してしまって、

西ロープに飛ばされた反動でモンドリうって倒れ込んでしまったんだわ。

 

勿論、レフェリー、途端のストップエンドってことで、1分24秒だったんだわ。

 

ホント、一度でいいから蓮沼さんにいい目に遭わせた上げたかったんだけどなあ。

 

蓮沼さんを応援してたから、小原さんにもオメデト言えなかったし、

蓮沼さんには流石に声掛けられなかったし、自分、スゴスゴ帰ったんだよね。

で、蓮沼さん、これで引退するってね……。

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 伊藤雅雪さん

② 船井龍一さん

③ 山元浩嗣君と佐藤拓茂君

 

 

 

今月の22日に全日本新人王決定戦があるもんで、

ビデオ見ながら西軍ボクサーの戦力分析してみたんだよね。

で、週末には勝敗予想を書いてみるつもりなもんで、興味のある方はどうぞ……。

 

2013年12月 8日 (日)

後楽園ホール・12月7日

 

アラッと思ったら、駅のホームに亀海喜寛さんと鈴木武蔵君がいて、

頑張って下さいねって声掛けたんだけど、鈴木君、付き人だってね。

亀海さん、何だか寝起きみたいでボソーッとしてて苦笑してたなあ。

 

 

 

ホールに入ってから10countジムの鳥海会長と山口隼人さんと話して、

すぐそばにいたヨネクラジムの横井さんともコンチワしたんだよね。

 

この日赤コーナーは全て帝拳ボクサー。

元々は濱名潤君も出る予定だったと思うけど、流れたみたいなんだよね。

 

 

 

☆松原陵君×星野真一君(三津山)……SF 4R

デビュー戦の22歳・岐阜県と、1勝1敗の32歳・静岡県。

 

1R、

この試合は全くの心の準備勝負になってしまって、

開始ゴング直後からの松原君の気が触れたような狂熱飛ばしに星野君、

全く付いて行けないまま、あれよあれよって間に一気に南ロープを背負わされ、

そこから青コーナーまで一瞬に追い込まれてしまってのボッコボコで、

一切何もできないまま、あっという間に倒されてしまった途端のストップエンド。

そこまで、たった35秒間の出来事だったんだわ。

 

 

それにしても星野君とこのセコンド、終始舞い上がってたのか、

リングコールしてこれから試合が始まるっていうのに椅子出せって言ってたし、

試合終了した途端、本来の階段じゃなくて、カメラマン席を土足で駆け上がって、

降りる時、椅子の上をまた土足で踏んで、その上こけてたし、何だろね、アレ。

 

 

 

初め自分の周囲はかなり空いてたんだけど、そこに7~8人ほどの白人が座って、

どうも、メインのオーストラリアボクサーの付添いみたいなんだけど、

これがまあ、男女ともモデルみたいに小奇麗な連中でビックリしたなあ。

 

 

 

☆玉山将也君×坂本健介君(ヨネクラ)……W 4R

1勝(1KO)の20歳・岩手県と、3勝(1KO)4敗(2KO)の27歳・熊本県。

 

1R、

坂本君、結構いい詰めするんだけど、中間距離からの当て勘が今一で、

それでもとっても積極的な手数だし、ボディブローもいい打ち方してるんだわ。

 

一方の玉山君、注目のハードヒッターなんだけど、まずは余裕の様子見だね。

 

2R、

同じような立ち上がりだったんだけど、玉山君、序盤からジャブがいいし、

返しの左フックもグッドグッドで、体寄せて離れた直後の1分20秒、

綺麗な右クロスをヒットさせて、それ、必ずしも大直撃ではなかったんだけど、

坂本君、明らかに効いてしまって思わずフラッとしてしまったとこ、

玉山君、見逃さず手抜きせずの一気の大攻勢かけていったんだわ。

 

で、追撃の右が連続ヒットして、坂本君、もう堪らずの崩れ落ちダウンしてしまって、

その余りに激しい倒れ方見てレフェリー、即のストップエンドだったんだわ。

 

1分22秒、玉山君、とっても手際のいいパフォーマンスだったなあ。

 

 

 

☆松尾翼君×本田正二郎君(10count)……56㎏ 6R

7勝(3KO)2敗(2KO)の26歳・岐阜県と、

4勝(3KO)3敗(2KO)の23歳・神奈川県。

 

1R、

本田君、ちょっと正直過ぎるボクシングではあるんだけど、

まずは積極的な仕掛けを見せてたね。

 

松尾君の方はちょっと硬めの立ち上がりだったんだけど、

相手の打ち終わりをキッチリ狙いながらの慎重スタートだったね。

 

2R、

松尾君、もう少し先に仕掛けてもいいと思うんだけど、

それでも徐々に感じを掴んできたみたいで、手数に差はないんだけど、

正確なヒット数で圧倒し始めたんだわ。

 

本田君、もう少し上体を動かしていかないと危険だと思うけどなあ。

 

3R、

本田君、いい攻撃もできてるんだけど、直後に簡単に反撃許してしまってるし、

相手の意表を付くような攻めができてなくて、真面目さが浮き出てるんだよなあ。

 

4R、

試合の流れは決まってしまった感じで、それは二人のダメージ差に出てきて、

本田君既に鼻血だし、腕振りの勢いも落ちてきてるし、正確性もなくなってるなあ。

 

松尾君、パンチの角度もいいし返しまでキッチリ打ててるし、って思った残り13秒、

相手を一気に北西ポストに追い込んだとこでのワンツー見事な直撃で、

本田君からダウンゲット。

 

本田君、殆どダメそうなとこから根性で立ち上がったとこで終了ゴング。

 

5R、

開始ゴングは鳴ったんだけど本田君、既にかなりシンドそうで、

いきなり行方が気になったんだけど、それでも力振り絞っての大奮戦で、

危険な大振りになってしまったとこ突かれながらも、必死の挽回見せてたなあ。

 

本田君、悲壮な程のパフォーマンスを続けてたんだけど、

それでもそれでも被弾免れることできなくて、エンディングが近くなってしまった、

っていうのはどうにも仕方ないことで、グイッと松尾君に赤コーナーに追い込まれて、

いよいよフィニッシュかってとこで、状況見極めたレフェリーが割って入るのと、

青コーナーからのタオルがほぼ同時で、1分03秒のストップエンドだったんだわ。

 

松尾君、これで4連勝ってことで、中々いい感じになってきたんだよね。

 

 

 

ヒョイと見たらさっきのアーストラリア人の内の一人が渡辺会長と話してて、

紹介して貰ったらあっちのプロモーターってことで、そこそこの日本語話すんだわ。

 

 

 

☆外園隼人さん×岡崎祐也君(中内)……SL 8R

16勝(9KO)4敗(3KO)1分のランク4位、27歳・鹿児島県と、

8勝(2KO)6敗(1KO)1分のサウスポー、26歳・広島県。

 

中内ジムって、ナカウチだと思ってたらチューナイって言うんだってね。

 

外園さんの応援横断幕に “けしんかぎい” って書いてあったんだけど、

多分、鹿児島の方の言葉だとは思うけど、何のことなのかなあ。

 

岡崎君、全く知らないボクサーなんだけど、この戦績だとシンドそうだよなあ。

 

1R、

岡崎君、それほど細かい組み立てはできそうにないのはすぐ解ったんだけど、

それでも、ランク4位の強豪に全く臆することのない積極的な手出しで、

強そうなフィジカルから威力秘めた左ストレートをケレンミなく打ち込んでるんだわ。

 

外園さんの方はまずはユックリ様子見からのスタートだったね。

 

2R、

外園さんのエンジン、中々暖まらないみたいで反応系も今一で、

ちょっと待ちボクシングになってるとこ岡崎君、気遅れせずガンガンなんだわ。

 

3R、

岡崎君、当て勘的にももう一つなんだけど、相変わらず勇敢な手数が目立ってて、

一方の外園さん、徐々にプレス強めつつはあるんだけど、

ペースを握り切るってとこまでは全然行ってなくて、

自分、3~4Rくらいまでには決着するんじゃないかってのが大外れなんだわ。

 

4R、

外園さん、やっぱりサウスポーは得意じゃないのかなあって思わせるほど、

動きがギクシャクしてて攻防の流れが良くないんだよなあ。

 

それでもやっと残り1分過ぎ辺り、強烈なボディブローきっかけにした攻め込みで、

応じた岡崎君とこの試合初めての激しい打ち合いになったんだわ。

 

激闘の殆どを外園さんが征してて、岡崎さん、そろそろ危ない感じしてきたんだけど、

それでも最後は一方的な流れをひっくり返して懸命な反攻だったなあ。

 

5R、

前の回の激闘でヘバッたか岡崎君、目付きがかなり大人しくなってきて、

力強い連打が打ち切れなくなってるし、残り1分からはほぼ一方的にされてたなあ。

 

この日の外園さんのギアアップ、少し時間かかり過ぎだったって思ってたから、

岡崎君の方にもう少し工夫に満ちた攻撃があったら大分違ってたと思うんだけど、

残念ながらここまで来ると、ちょっと一方的な展開になってしまったんだわ。

 

6R、

岡崎君、飛び込みざまの左一発に賭けるしかなくなってきて、

そろそろかなあって思ってた1分30秒、何と突然の盛り返しの一気反撃で、

外園さんの左目上をヒットカットさせてドクターチェックさせてたんだわさ。                           

岡崎君、左ストレート4発、右フック1発、必死のナイスヒットだったんだよね。

 

途端にいきなり面白くなったリスタート後の残り32秒、

岡崎君、継続して中々いい感じで攻め立ててたとこ、

ちょっとした瞬間狙った外園君の右ショートフックが絶妙なタイミングでヒットして、

一瞬岡崎君がガクッとしてしまったとこから流れ急遽の一変で、

外園さんのここぞの決め打ちの嵐で岡崎君、もう殆どダメそうになってしまって、

ロープ背負わされ一方的になってしまってるし、いよいよ止め時かなあって……。

 

そう思ってた残り15秒、何となんとナント、またもや岡崎君、渾身の巻き返しで、

幾つものパンチを外園さんに打ち込んだもんで、もう場内大騒ぎになったんだわ。

 

自分の周囲で見てたオーストラリア人達なんか、まるで興奮のルツボだったし、

みんな初めて見るボクサーに心からの後押ししてたって感じだったんだよね。

 

それでもホントのとこ岡崎君、ここまでの被弾も半端じゃなかったのも事実な訳で、

外園さんのプライド賭けた強烈な再度の猛襲は凌ぎ切れず、

フラフラにされて南西ポストに押し込まれたままの一方的な連続被弾で、

想像超えた踏ん張りは見せてくれたんだけど、誰がどう見てもの止め時な訳で、

終了ゴングとほぼ同時のレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

 

結局、6R終了時点での外園さんのTKO勝ちってことになったんだけど、

ゴングが先だったとしても、これ以上はとっても無理そうだったもんで、

適切な裁定だったと思ったなあ。

 

 

コーナーに戻った岡崎さん、左目上が大きく腫れてしまってたんだけど、

観客たちは見も知らないボクサーに、よく頑張ったって大拍手だったんだよね。

 

 

 

試合後暫くして、ちょっと岡崎君に会いに行きたくなったもんで通路歩いてたら、

先程のアーストラリア人達が岡崎君に、いい試合見せてくれたって握手求めてて、

その後に話させて貰ったんだけど、後楽園ホールは暖かいですって言ってたなあ。

 

彼、負けはしたんだけど、会場のみんなの感動を呼んだのは間違いなくて、

広島からなもんで、もう一晩泊りなんだけど、いい夜が過ごせるといいよなあ。

 

その岡崎君、驚いたことに自分の事を知ってくれてたもんで、

それならってことで許して貰って、ちょっと技術的なことまで話したんだよね。

岡崎君、決して巧くはないんだけど、また見たいボクサーだったなあ。

 

 

 

☆大塚博之さん×山口隼人さん(10count)……LF 8R

6勝(5KO)1敗のランク14位、27歳・栃木県と、

10勝(1KO)4敗(1KO)1分のランク11位、24歳・北海道。

 

実は自分、第一試合が始まる前、ある人に、

この日の帝拳ボクシング、青コーナーで勝てるのは山口さん一人だと思うって、

そう広言してて、その人にたしなめられてたんだよね。

 

大塚さん、とっても戦績優秀なハードパンチャーで、

直近の試合では大内淳雅さんに負けてはいるんだけど、

その前の福原辰弥さんと岨野豊さんには連続KO勝ちしてるし、

今回は連敗避けるべく必死で来るだろうし、

で、元々非力な山口さんが勝つには相当な工夫が要るんだけど、

その前にまずスピードで圧倒できるかがポイントだって思ってたんだよね。

 

 

10countジムっていうと必ずやって来る女子、名前も知らないんだけど、

例の練習生、この日も気合入れての出動で、ヤアヤアだったんだよね。

 

1R、

山口さん、グッドグッドなスピードはまずまずの安心感与えてくれてたし、

右ストレートも左ボディもスムースな打ち出しだったんだわ。

その上、いきなりの右ショートアッパーがこの上ないナイスヒットで、

大塚さんをかなり面食らわせてたんじゃないかと思ったなあ。

 

一方の大塚さん、力強いフィジカル、シッカリした軸は相変わらずだったんだけど、

初回だったせいかも知れないんだけど、攻撃が単調と言うか、

真正面、真っ正直過ぎじゃないかって思ったんだよね。

 

2R、

大塚さん、シッカリ詰めるんだけどそこからがやっぱり単調で、

山口さん、変化に富んだ自在な攻めで相手を翻弄してるって感じなんだわ。

 

これ以上ないような立ち上がりをした山口さんなんだけど、

それでも余りに調子に乗り過ぎて打ち合うと、そこには大きな危険が待ってる訳で、

その辺の緩急が大事だと思うんだけど、中々グッドなパフォーマンスで、

体寄せ合ったとこでのボディ合戦でも全く負けてないんだわ。

 

3R、

山口さん、2~3発打っては相手の左へ体を逃がすってのがとっても巧くて、

打ち終わりを狙われないようにする配慮もできてるし、

移動したとこからの左フックも返せてて、デキの良さを見せてくれてたなあ。

 

大塚さん、ショート戦でも溜めてからしか打ててないのがちょっと不思議で、

山口さんの素直な回転の前に見せ場を作り切れてないんだわ。

 

で、ここまで被弾数が多いのは圧倒的に大塚さんの方なんだけど、

顔面が赤くなってるのは、却って山口さんの方で、

大塚さんの一発一発にはやっぱり威力があるってことで、

その上、山口さん、すぐ赤くなってすぐ腫れるっていう体質なんだよね。

 

4R、

このままだとヤバイって判断からか大塚さん、セコンドにも檄飛ばされたか、

意決したかのような一気の前詰めからの力強い接近戦を挑んでいって、

それにまともに応じた山口さんとの間でこの日一番の打ち合いが始まって、

まるで拮抗した試合のラストラウンドみたいになってしまったんだわ。

 

大塚さん、気持ちの入った連打は流石で、

手数では負けてなかった山口さんだったんだけど、

一気に消耗が進んでしまったんだわ。

 

5R、

流れが変わりかけてたんだけど山口さん、まだまだ工夫に満ちた攻撃ができてて、

またもやのこの日何発目かの右アッパーも見栄え良くヒットしてたし、

大きな被弾避けるべく、上体も良く動けてたなあ。

 

薄っすら鼻血の大塚さん、若干の力づくは仕方ないのかも知れなくて、

とにかく一発強いのを当てたがり過ぎの大まかボクシングになってるかなあ。                      

それでも残り45秒、山口さんの左目上をヒットカットさせてたけどね。

 

自分、そのカット場面良く見えてなくて、二人ともかなりのガツガツの中だったし、

バッティングカットかも知れないって見えたんだけどね。

 

山口さんの工夫は劣化してないんだけど、消耗が進んでるのは間違いなくて、

これ以上に大塚さんのドライブが強くなると流れが逆転しそうだったんだけど、

その大塚さん自身にも相当な疲労が浮き出てきてるもんで、

お互いに残ってるスタミナと気持ちの強さの見せ合いになっていったんだわ。

 

6R、

始まって20秒、いきなりのバッティングで山口君、再びカットしてドクターチェック。

 

レフェリーとドクターが協議してる最中、鳥海会長もそこに呼ばれて、

こういうケースの殆どがここで終了ってことが多いもんで、

自分、一瞬、山口さんのTKO負けも有り得るなって思いも浮かんだんだけど、

結局、この回のバッティング傷原因によるストップってことを、

レフェリーと各ジャッジが確認し合った上での決定がされて負傷判定へ……。

 

自分、慌ててスコアを確認したら、6Rをイーブンとして、

5Rを一発のヒットカットショットだけだったんだけど大塚さんのラウンドとして、

58-57で山口さんだったんだけど、結局、58-57×2、57-57ってことで、

0分39秒、やっぱり山口さんの2-0勝ちだったんだよね。

 

ジャッジの一人が、57ー57ってスコアにしてたけど、

どんなラウンドでも全てマストで付けるって事に固執し過ぎだと思う訳で、

あの20秒間で優劣付けるのはとっても無理だと思ったんだけどなあ。

 

 

 

試合後、鳥海会長と山口さんとも話したんだけど、

実は会長、色々結構頑張ったんだよね。

 

山口さん、いつものように激闘の跡マザマザの左目上の絆創膏で、

殆ど視界が塞がれるほどだったんだわ。

試合内容について話しが及んだんだけど、特にあの右アッパー、

シッカリガードの相手に何度もナイスヒットさせて攻め手を拡げてたんだけど、

あれはかなり練習したって言ってたなあ。

 

 

 

☆亀海喜寛さん×ティム・ハント……OPBF W 王座決定戦 12R

22勝(19KO)1敗1分のIBF11位、国内3位の31歳・北海道と、

16勝(6KO)3敗のOPBF1位、26歳・オーストラリア。

 

出て来たハント、背中に大きく刺青入ってたけど、これまたそこそこのイケメンで、

あんたらどこぞのモデルクラブかって感じだったんだよね。

 

亀海さんとこにはイスマエル・サラスが付いてて、ここんとこ大活躍なんだわ。

 

1R、

2連敗する訳には絶対いかない亀海さん、恐ろしいほどのガチガチハイガードで、

強く前詰めしながもグローブの間から相手の動きを確認することに努めてて、

殆ど手出ししない中ハント、下がりながらではあったけど、

グローブの上からでも取り敢えずはって打って出ていったなあ。

 

ハント、20:1ほどの手数だし、それ、絶えず動き回ってのことだし、

そんな風で最後まで持つのかって感じしたんだけどね。

 

2R、

何だなんだハント、もう既に口開いてるけど大丈夫なのか、

それでもランク1位なのかって感じがいきなりしてきたんだけど、

一方の亀海さんも、この日は今まで見たことないほどの慎重さで、

負ける訳には行かない負ける訳には行かないって、そう呟きながらやってるようで、

相手が一発打ってガチャガチャして来る前に打ててなくて、この回も手数負け。

 

3R、

それでもハントを見てると、手数と足で頑張ってはいるんだけど、

そのうち亀海さんにデカイの一発喰らって終わってしまいそうな感じも漂ってきて、

亀海さん、中々いい一発デカイの打たないもんで延々続いてるんだけど、

結構ボディブローが効いてるみたいで、いきなり先が見えてきてしまったんだわ。               

基本的にハント、凶暴さが足りてなくて、ハッキリビビリ系ボクサーなんだわさ。

 

一方の亀海さんに対しても不満はあって、相手の腕振りが結構大雑把なもんで、

隙間が色々あると思うんだけど狙い切れてないし、

キチンとしたカウンターのタイミングも取り切れてないんだよなあ。

それに、いつもは見せてたL字ガードも全く封印してて、

こっちが想像してた以上に慎重な組み立てを意識してたみたいだったんだわ。

 

4R、

亀海さんが冷静に普通にやってる一方ハント、明らかにハァハァしてしまってて、

逃げ足使うのに息上がってしまってるみたいで、パンチもおざなりなんだわ。

 

ハントに自滅的な限界見えて来たのと同時に、亀海さん、やっとの全開で、

残り時間少なくなったとこから一気の攻め立てで、相手を青ポストに追い込みながら

左右連打から最後は力のこもった右フック打ち込んで残り2秒、見事ダウンゲット。

 

5R、

ハント、最早イケメンの面影何処にもなくて、隣の美女達の声も悲鳴に近くて、

始まってすぐの7秒、激烈右ボディ打ち込まれて思わず腰屈めて倒れそうで、

そこからだったら自分が代わっても倒せそうなほどに弱ってしまって、

フラフラになりながら何となくみたいに手を出してたんだけど、

もう殆ど戦うボクサーではなくなってしまっての助けて下さいポーズだったなあ。

 

勿論、鬼に化した亀海さんが許すべくもなくの怒涛連打で、

最後は左、左って強烈フックの連続打ち込みで、堪らずハント、倒れ込みダウン。

 

もう力残ってないのは誰が見ても明らかだったもんで、

レフェリー、途端のストップエンドってことで、0分53秒、亀海さんのTKO勝ち。

 

 

絶対負けられない試合に勝利して亀海さん、良かった良かったで、

変な負け方したら止めかねない感じもあったもんで、ホント、良かったんだわ。

 

それでも、反省点は上に書いたようにも幾つもあって、

この日は特別の想いを携えてのリングだったから仕方ないとは思うんだけど、

それでも、巧くないへタレに助けられたってとこもあったんだよね。

いずれにしても亀海さん、OPBF王者からの再度の巻き返しなんだわ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 山口隼人さん

② 岡崎祐也君

③ 亀海喜寛さん

 

 

 

昨日、とっても気になってた試合がもう一つ、神戸であったんだけど、

源大輝君、ランク7位の菊地永太さんに見事8RKO勝ちしたんだってさ。

 

源君、厳しい相手にここんとこ2連敗中だったし、相手の地元でもあったもんで、

よくぞよくぞ頑張ったって、何だか異常に嬉しかったんだよね。

源君、ホントにオメデトだよね、今月から源さんになるんだよね。

 

そう言えば、源君には三瓶一樹君がいつも子分みたいにくっ付いてたけど、

今回も一緒だったのかなあ。

 

 

 

 

2013年12月 7日 (土)

両国TVボクシング

 

揉めに揉めた特別秘密保護法、昨日の夜参院でも可決されたなあ。

 

安倍首相も石破幹事長もそれ程のバカだとは思ってないんだけど、

何故あれだけ沢山の学者や文化人達がこぞって反対して、

国会前のデモが止まないような法案の成立にいきり立って、

それもあまりに拙速としか言いようがないほど急いだのか、

急がないと明日にでも大変なことになってしまうかのように急いだのか……。

 

自分、そこんとこが全く理解できなくて、それ程重要な法案だっていうなら、

それこそトコトン国民に説明すればいいい訳で、数の論理だけで押し通してると、

国民の間には未開人扱いされてるような反感が増長していって、

次の選挙で総スカン喰らうだけだと思うんだけどなあ。

 

経済政策や対中韓政策も一応の筋通してて、それなりの賛同得て成果上げてて、

大体このペースでいいんじゃないかって思ってたんだけど、

何故この問題だけ急いだのかが、ホント、解んないんだよね。

 

担当大臣自身もシッカリ腹に収まってないみたいで、

やたら答弁がフラついてて、元々少子化担当のアルバイト仕事みたいで、

全く真剣味足りてなくて、まるで他人事みたいなボーッとした目付きしてたもんなあ。

 

以前、民主党が政権取った時の状況に近いほどの横暴さを感じるんだけど、

最近の自民党、経験が生かせてないような稚拙さを感じるし、

公明党もその時の政権に寄生するだけだってことも証明されてしまったしなあ。

何事も調子に乗り過ぎるっていうのはマズイと思うんだよなあ。

 

 

 

昨日の両国ボクシング、行こうと思えば行けたんだけど、

結局テレビ観戦したんだわ。

 

 

 

☆井上拓真君(大橋)×福原辰弥さん(本田F)……LF 6R

デビュー戦の17歳・神奈川県と、

12勝(3KO)3敗(1KO)3分のランク8位、24歳・熊本県。

 

この試合は放映されなかったんだけど、結局、59-55×2、59-56ってことで、

拓真君の圧倒3-0だったんだってね。

 

プロテストの時しか見てないんだけど、拓真君、スピードとキレは尚弥さん以上で、

正直、福原さんではとっても敵わないんじゃないかって思ってたんだけど、

スコア見ると1ラウンドはゲットしたみたいだね。

 

いずれにしても拓真君、デビュー戦勝利でいきなりランカーなんだよね。

 

 

 

☆椎野大輝さん(三迫)×岩佐亮祐さん(セレス)

                  ……OPBF B タイトル戦 10R

10勝(9KO)2敗(1KO)のチャンピオン、WBC11位、27歳・茨城県と、

15勝(9KO)1敗(1KO)のWBC1位、WBO4位、IBF13位、国内1位、

サウスポー、24歳・千葉県。

 

実は一番見たかった試合だったんだけど、これがまあ全く放映されなくて、

やっぱり行けば良かったかなあって反省したんだよね。

 

残念ながら椎野さん、5RTKO負けしてしまったってことで、

いい感じの打ち合いしてた中、岩佐さんの宝刀的な左ストレートを貰ってしまって、

一気に崩されたみたいなんだけど、ここんとこ今一感の強かった岩佐さん、

やっとやっとの復活だったみたいだなあ。

 

 

 

☆井上尚弥さん(大橋)×ヘルソン・マンシオ

                  ……OPBF LF タイトル戦 12R

4勝(3KO)0敗のWBA5位、WBC9位、WBO15位、OPBF1位、国内3位の、

20歳・神奈川県と、

18勝(9KO)3敗3分のOPBF2位、26歳・フィリピン。

 

1R、

立ち上がりのマンシオ、そこそこいいジャブ打ってたんだけど、

井上さんがスピード上げていった1分過ぎからは随分差が出てきてしまってて、

1分半、綺麗なワンツー貰ってからは下がる一方で手も止まってしまってたなあ。

 

いきなり長いラウンドはかかりそうになくて、せいぜい3Rくらいしか持たなそうで、

10-8に近いほどの10-9だったんだわ。

 

2R、

マンシオ、そもそもちゃんとしたストレートが打てないし、

ヒッチがデカイもんでフックの打ち出しも見切られてしまって、井上さん楽々だなあ。

 

井上さん、腕引きも抜群だし攻防の流れがとってもスムースで、

マンシオ、不器用極まりないように見えてしまってるなあ。

 

素早いワンツーヒット直後の残り45秒、井上さん、綺麗に当て込んでダウンゲット。

 

マンシオ、相当なダメージで井上さん再開後一気のラッシュだったんだけど、

ここはマンシオの懸命な踏ん張りが立派で何とか凌ぎ切ってたなあ。

 

3R~4R、

マンシオ、こうなると一発ビッグヒットしかないって感じで、

そこそこ力のこもった左右を振り出していってるんだけど、

殆ど単発系なもんで直撃には程遠いんだよなあ。

 

井上さん、終始サラーッとした表情しながら力みのないパフォーマンスで、

相手の動きを見切ってるせいか上体フェイントなんか一切使わないまま、

きちんとしたボディブローで相手を更に弱らせていってたなあ。

 

マンシオ、左顔面も相当傷んできてて、ラウンド序盤の1分程は頑張れるんだけど、

それ以降はかなりシンドそうで、体と精神面のタフさは見せてるんだけど、

全ての組み立てをバラバラにされてしまったって感じで途方に暮れてるなあ。

 

井上さん、体を柔らかく使うっていうより、カッチリ動かしてるって感じで、

スピードと距離の見極めで圧倒して殆ど大きな被弾ないまま綺麗な顔してるなあ。

 

5R、

手の施しようのないままのマンシオには絶望的なエンディングが見えてきて、

それでもよくまあここまで踏ん張ったって感じだったんだけど、

既にパンチに勢いないし、体が流れてバランス崩してるんだわ。

 

で、残り40秒、井上さん、カウンターの右アッパーを起点にしての一気攻め込で、

最早されるがまま立ってるだけになってしまった相手を青コーナーに追い込んで、

もう誰が見ても止め時でしょってとこで2分51秒、レフェリーストップエンド。

アレッて気が付いたんだけど、このストップタイム、ラウンドも含めて、

岩佐さんの試合と全く同じだったみたいね。

 

結局は二人の力量に大差のある試合ではあったんだけど、

井上さんは見ててとっても爽快なボクシングするなあ。

 

 

 

☆村田諒太さん(三迫)×デーブ・ピーターソン……161P 8R

1勝(1KO)0敗のWBC18位、OPBF1位、国内1位の27歳・奈良県と、

14勝(8KO)1敗の27歳・アメリカ。

 

ピーターソン、素晴らしい戦績なんだけど、それでいてこれまで全く無名ってことは、

J2リーグみたいなとこでやってるんだろなって想像されたんだけどね。

 

村田さん、やっぱりそこそこ強くてガードしっかりしてるし、上下打ち分けられるし、

足使えるし……、なんだけど、やっぱり何か刺激に乏しいというか、

つまりは大人のボクシングなんだけど、興奮させてくれないんだよなあ。

 

終始当て続けてたもんで相手がヘバッて緩んでたから助かってたけど、

5R以降は同じようにガクッとスピード落ちてたし、パンチも緩かったもんなあ。

 

相手の劣化が著しかったもんで最後は消耗勝ちしてたけど、

村田さん、攻防のブツ切れが目立ってたし、元々というかまだまだというか、

あくまで序盤勝負のボクサーのようにに見えたんだよね。

 

世界レベルではグローブの上からでも効いてしまうようなパンチを打ってくるし、

これくらいのレベル相手に8Rまでかかったっていうのは、とっても心配なんだよね。

 

 

 

☆八重樫東さん(大橋)×エドガル・ソーサ

                     ……WBC F タイトル戦 12R

18勝(9KO)3敗のチャンピオン、30歳・岩手県と、

49勝(29KO)7敗のランク1位、34歳・メキシコ。

 

そりゃソーサは凄いんだけど、それは凄かったに近い訳で、

八重樫さんのスピードには最早付いて行けないんじゃないかってのが予想で、

終始、やっぱりって感じで見てたんだよね。

 

出来の良くないソーサと、最近では最高の動きができてた八重樫さんとでは、

緊張感を保ててたのはほんの3Rまでのことで、あとは殆ど八重樫さん、余裕余裕。

 

八重樫さんが無茶な殴り合いを挑んで行かない限りソーサにはチャンスは無い訳で、

鋭い出入りを繰り返されて、かなり苛立ってたみたいだったんだわ。

 

多分、こんな感じで最後まで行くんだろなあって思いのまま一応最後まで見てて、

自分のスコアとしては116-112だったんだけど、緊張感は殆どなかったなあ。

結局、117-111×2、116-112ってことで八重樫さんの3ー0勝ち。

 

 

何しろ世界チャンピオンだし、ベルトが全てなんだろうけど、

正直、守りに入ったボクシングっていうのは、メイウェザーのボクシングと同じくらい、

面白くないのは自分にとっての確固たる事実なもんで、実に退屈だったなあ。

 

やっぱり、パッキャオとかマルケス兄さんのようには中々いかないみたいだなあって、

そういうのが正直な感想だったんだわ。

 

子供3人抱えて生活懸かってるボクシングなもんで、

ケガしないように負けないボクシングを目指すっていうのは当然なんだろうけど、

自分はもっと理不尽なモノ、非日常的なモノをついつい期待してしまうんだよなあ。

 

殴り合ってカネ貰うなんて、そもそも考えられない程の異常事態な訳で、

試合開始前のリングアナは 「あくまでスポーツ……。」 とか言ってるけど、

異常事態に当たって、余りに日常的なモノを持ち込まれると冷めてしまうんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 井上尚弥さん

② 特にナシ

③ 特にナシ

 

 

 

今日は中7日振りの後楽園ホール。

6試合が組まれてるんだけど、その内の4試合は見どころ満々なんだよね。

 

2013年12月 4日 (水)

12月のボクシング

 

この間テレビでやってたんだけどね、100万円を全部新札に替えて貰うには、

別途に手数料として315円要るんだってね、知らなかったなあ。

それって100万円を買うのに100万315円掛るってことで、

何かおかしいと思うんだけど、そういう機会はまずないからどうでもいいかあ……。

 

 

 

政府は特定秘密保護法の成立をエライ急いでるんだけど、

自分、必ずしもマスコミに同調する訳ではないんだけど、

もう少し時間かけてユックリ協議してもいいんじゃないかって思ってるんだよね。

 

 

 

2~3日前、WOWOWで初期のローリングストーンズのドキュメンタリーやってて、

当然、ブライアン・ジョーンズも出演してたし、キース・リチャーズも顔が崩れてなくて、

チャーリー・ワッツもミック・ジャガーもとっても生き生き若々しかったなあ。

やっぱり、一番カッコ良かったのはビル・ワイマンだったけどね。

 

余り大きくない劇場でのコンサートとか、“Tell Me” の練習中のとこが見られたり、

お終いの方では、ビートルズの “Eight Dyas A Week” なんか歌ってたんだわ。

あの時代の彼らとあの時代の自分とは、完全にリンクしてたんだよなあ。

 

 

 

12月のボクシングのことに入る前に、まずは11月のボクシングの自分的反省会。                                                          

 

 

【11月のボクシングベスト20】

*左が勝者、( )内は事前期待度、なお敬称略。

 

① 中川雄太×藤原陽介 (8)……1RKO

② 久保幸平×喜久里正平 (6)……4RKO

③ 阪下優友×福本雄基 (16)……2RKO

④ 高見良祐×小宮山玲雄 (4)・・・・4RKO

⑤ 久保賢司×望月太朗 (ー)……2RKO

⑥ 青木幸治×小澤有毅 (ー)……3-0

⑦ 山中慎介×アルベルト・ゲバラ (ー)……6RKO

⑧ 原有吉×横山一喜 (7)……1RKO

⑨ 尾川堅一×三好裕樹 (11)……2RKO

⑩ 鈴木武蔵×松尾雄太 (12)……3-0

⑪ 木村隼人×杉田純一郎 (15)……4RKO

⑫ シャムガル興一×百田諭志 (ー)……6RKO

⑬ 関豪介×堤箸弘幸 (ー)……6RKO

⑭ 若松竜太×中村量 (ー)……4RKO

⑮ 斉藤正樹×稲垣孝 (ー)……2-1

⑯ 林徹磨×濱田修士 (ー)……3-0

⑰ 合田剛士×萩崎聰歯 (ー)……3-0

⑱ 増田靖之×長井祐太 (ー)……2-1

⑲ 飛天かずひこ×齋藤志朗 (1)……7RKO

⑳ 窪田晃則×榑井勇輝 (ー)……1RKO

*TKOでも一律KOと表示。

 

 

 

【12月のボクシングスケジュール】

 

・12月 6日………(両国)

八重樫東×エドガル・ソーサ、椎野大輝×岩佐亮祐、井上拓真×福原辰弥、

村田諒大。

 

・12月 7日………(後楽園)

山口隼人×大塚博之、亀海喜寛、外園隼人、濱名潤。

 

・12月 7日………(神戸)

源大輝×菊地永太。

 

・12月 8日………(新宿)

中川とん虎、ジェームス村重。

 

・12月 8日………(大阪)

加治木了太。

 

・12月 9日………(後楽園)

蓮沼テツヤ×小原佳太、伊藤雅雪×山田健太郎、山元浩嗣×石川昇吾、

船井龍一×大嶽正史、佐藤拓茂×岡田拓真。

 

・12月10日………(後楽園)

村中優×粉川拓也、清田祐三、渡邊秀行。

 

・12月11日………(後楽園)

益田健太郎×立川雄亮、沼田康司、星野晃則。

 

・12月18日………(後楽園)

福原力也×芹江匡晋、宮崎辰也×長島謙吾、大川泰弘×大村朋之、小山拓見。

 

・12月20日………(後楽園)

土屋修平×高桑和剛、一場仁志×名雪貴久、芋生敏幸×今井勝典、

新藤寛之×坂本大輔、小池信伍。

 

・12月22日………(後楽園) 全日本新人王決勝戦

高見良祐×池田龍司、榮拓海×若原義敬、原有吉×池水達也、

三瓶数馬×藤木翔平、前川龍斗×古藤愛樹。

 

・12月31日………(大田区)

内山高志×金子大樹、田口良一×ライアン・ビト、三浦隆司。

 

・12月31日………(大阪)

井岡一翔、宮崎亮。

 

 

 

【12月ボクシング期待度ベスト20】

*左側が勝者予想、敬称略。

 

① 内山高志×金子大樹

② 村中優×粉川拓也

③ 蓮沼テツヤ×小原佳太

④ 椎野大輝×岩佐亮祐

⑤ 八重樫東×エドガル・ソーサ

⑥ 福原力也×芹江匡晋

⑦ 宮崎辰也×長島謙吾

⑧ 田口良一×ライアン・ビト

⑨ 土屋修平×高桑和剛

⑩ 大川泰弘×大村朋之

⑪ 井上拓真×福原辰弥

⑫ 伊藤雅雪×山田健太郎

⑬ 源大輝×菊地永太

⑭ 山口隼人×大塚博之 

⑮ 山元浩嗣×石川昇吾

⑯ 佐藤拓茂×岡田拓真

⑰ 芋生敏幸×今井勝典

⑱ 船井龍一×大嶽正史

⑲ 清田祐三×松本晋太郎

⑳ 氏原文男×佐藤陽亮

 

 

 

標高5,000mもの高地に住むチベットの民にも祈りはあって、

それがたった二つってことで、

“体が健やかでありますように……。” っていうのと、

“心が穏やかでありますように……。” っていうんだってさ。

そうだよなあ、世の中色々あるけど、結局はこれだけでいいんだよなあ。

 

2013年12月 2日 (月)

林翔太さん×荒井遼晴さん

 

1週間ほど前かなあ、ウォシュレットの水の勢いがやけに強く感じたことがあって、

自分、いよいよ肛門もへタレてきたかって思ったんだけど、

2日ほどすると元のように戻ってたんだわ。

何だったんだろねアレ、ちょっと攻撃的ですらあったんだよなあ。

 

 

 

52インチのニューアクオス、もう嬉し過ぎで、生きてて良かったなあ。

 

 

 

今更って感じではあるんだけど、ビデオ見たのがつい最近だし、

裁定に色々物議かもした試合なもんで、

11月10日、名古屋での標記の試合のことをちょっとね……。

 

 

 

☆林翔太さん(畑中)×荒井遼晴さん(角海老)……Fe 8R

20勝(12KO)5敗1分のSB級9位、25歳・岐阜県と、

12勝(3KO)3敗(1KO)1分のFe級14位・28歳・東京都。

 

勝敗の数字は試合前なんだけど、これまでの対戦相手を眺めると随分差があって、

林さんがランカーや元ランカーっていうのが全くないのに対して荒井さん、

中村幸裕さんから始まって、方波見吉隆さん、山元浩嗣さん、渥美博美君、

小澤大将君、渡邊義友君、それに佐々木洵樹君って、

ノーランカーでもかなりの実力者相手の7連勝中なんだよね。

 

全くのアウェイかと思ってたら荒井さん、結構な声援貰ってて、

林さんの方の応援の少なさに驚いてしまったんだけどね。

 

1R、

林さん、とっても慎重な立ち上がりでやたらの様子見で、

相手の打ち終わりを狙ってるみたいなんだけど、全く仕掛けて行かないんだわ。

 

荒井さんの方はいつもの通り、きっちりジャブからスタートして手数も圧倒してるね。

 

それにしても林さん、上体フェイントの意味が解らなくて、

相手のパンチを避けるでもなく、そこからの攻撃って訳でもないし、何なのかなあ。

 

タイミングのいいジャブ連発で、まずは荒井さん、楽々のポイントゲットだね。

 

2R、

この回も序盤から積極的に手を出してるのは荒井さんの方で、

上下打ち分けもグッドグッドで、すっかりペース掴んだ感じだね。

 

一方の林さん、必殺の右を出すのはまだ早いって判断なのか、相変わらずで、

終始プレスかけられっ放しだし、体硬そうだし、そこはかとなく不器用そうなんだわ。

 

そもそもの手数不足も考えられないほどで、

この回は1R以上の差が付いてしまってたなあ。

 

3R、

林さん、何だか打たれるのを極度に嫌がってるみたいで、                                                            

このままの感じを続けるのかって不思議だったんだけど、

現実に飛んで来るパンチが少ないもんで荒井さん、徐々に大胆になっていって、

腕振りが大きくなってちょっと雑になってる感じもするんだけど、

ヒット数そのものは優位に推移してるもんで、このラウンドも荒井さんだったなあ。

 

4R、

林さん、やっとのことで前に出るようになって手数もアップしてきたね。

 

荒井さん、元々ガードポジションきっちり取ってブロックするタイプじゃないし、

低い位置からの攻撃が主体なもんで、上体と頭の動きで交わしてたんだけど、

薄くではあったんだけど、徐々に被弾数が増えていって、

ちょっと微妙ではあったんだけど、この回は林さんのポイントじゃないかなあ。

 

5R、

中盤までは荒井君の左が圧倒してたんだけど、半分が過ぎた頃かなあ、

一瞬、荒井さんが体を斜め横にしながら下がり加減になったとこ、

例の如く、上体で避けようとした林さんの右クロスをまともに貰ってしまってダウン。

 

さあ、問題はここからなんだよね。

 

荒井さんの倒れ方見てたら明らかに効いてたのは間違いなかったんだけど、

致命的なものとは言えず、荒井さん、直後に気取り直してスッと立ち上がってたし、

ロープにもたれてカウント聞きながら時計を見やるポーズもしてたんだよね。

 

再開後の林さん、当然の如く千載一遇ってことでガンガン飛ばしていって、

その間の荒井さん、若干弱々しい印象のまま応戦できない状態だったんだけど、

そういう風に体をユラユラさせながら凌ぐっていうのはいつもの荒井さんな訳で、

自分には、もう参りました助けて下さいっていうのとは程遠かったんだけど、

荒井さんがコーナーに追い込まれてゴニョゴニョとなった直後、

軽い右ショートを打ち込まれた途端に割って入ってのストップエンドだったんだわ。

 

 

自分もアレレレだったんだけど、荒井さんはもっとアレレレレレだったみたいで、

オッサン、冗談じゃないぜって感じで右手でレフェリーを軽く叩いてたんだわ。

 

レフェリーを叩く行為自体は勿論褒められるものではないんだけど、

それ、ポンって感じでのあくまでチョットチョットって感じで、

それ程大きく咎められるものではなかったっていうのが自分の感想だったけど、

荒井さん、その後も気持収まらなくて、会長とか阿部さんが懸命に動いてたなあ。

 

勝者コール受けた林さんにも、少なからず納得し切れてない終り方だったみたいで、

とっても申し訳なさそうに荒井さんに挨拶に行ってたのが却って気の毒だったなあ。

 

 

自分、試合開始当初からのレフェリーの動きを注視してて、

勿論知らない人だったんだけど、印象的にはとっても慎重というか、

神経質な性格なんじゃないかなあって感じがしたんだけどね。

 

だけど、そもそも経験の少ない4回戦辺りの試合ではなかったんだし、

って言うより、お互い15戦以上の戦歴持ってるバリバリのランカーなんだから、

そのプライドに対するそれなりの配慮があってもしかるべきだって思ったんだよね。

 

もしあの場面、荒井さんが相当参ってるって判断したのなら、

自分が以前から言ってるように、それこそスタンディングダウンを取ったらいい訳で、

あくまでボクサーの安全を期してってことなんだろうけど、

どう考えても、あの場面でのストップは早過ぎだと思ったんだよね。

 

そこまでの過程を見てると、レフェリーはあと一発のヒットさえあれば、

即ストップするって予め決めていたとしか思えなくて、

ああいうとこから荒井さん、俄然盛り返すっていうのは普通のことなんだけどなあ。

 

ただ、レフェリーは荒井さんがああいう場面ではああいう風にクニャクニャする、

っていうのを知らなかったっていう逃げ道は認めなければならないかもなんだよね。

要するにあのストップ、荒井さんや自分にとっては如何にも早過ぎだったけど、

レフェリーにしてみれば妥当だったっていうことなんだよね。

 

 

いずれにしても、勝った方が申し訳なさそうにしてるっていうのは、

お互いにとって気の毒この上ないことだし、林さん、試合直後の11月ランキングで、

わざわざ荒井さんと同じFe級に移ってて何か意味深でもあるし、

荒井さんの方からは言い出し難いんだけど、林さん自身も収まり悪いと思うから、

いっそのこと今回はホーム&アウェイ方式ってことにして、

今度は後楽園ホールでスッキリ決着させるっていうのはどうなのかなあ。

 

 

 

今回の結果に伴って残念なことがもう一つ起こってしまって、

1月17日に予定されてたA級トーナメントの優勝戦、

久我勇作君との一戦が流れてしまったことで、自分、楽しみにしてたんだけどなあ。

 

 

 

明日は後楽園ホールで試合があるんだけど、それほど興味をそそらないもんで、

欠席ってことで、自分のボクシングは次は7日なんだわ。

 

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