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2012年12月

2012年12月30日 (日)

どうぞ、良いお年を……。

                                                         

昨日までの沢山のコメント、ホントアリガトでした。

                                                           

色々ボロカスに言われるかとも思ってたんですけど、

皆さん、大人の対応して下さいまして感謝感謝です。

また、機会がありましたら、その時もヨロシクです。

                                                          

                                                         

                                                          

どうぞ、良いお年を……、って言ったって、

2013年になったら突然バラ色の日々が訪れるって、

そんな甘いことはある訳ないんだけど、

それでも、其々に一個や二個くらいはいいことあると思うんだよね。

                                                           

だからやっぱり、言おうと思うんだよね、

自分にとっても固定客の皆さんにとっても、

どうぞ、良い年が来ますように……。

                                                          

                                                          

2012年12月24日 (月)

何かありますかあ?

                                                          

昨日の上野公園、結構な人出で、アメ横なんかエライことになってたなあ。

                                                         

昼飯はロースカツ定食に決めてて、で、路地裏の名店ってとこへ行ったんだけど、

1,700円だったんだけど、これがまあ大外れだったんだわ。

                                                         

まるで事前に茹でて油落とししたみたいにカッサカサしてて、

肉の甘みも全くなくて安物の鳥のササミみたいな素っ気無さで、ムッとしたなあ。

                                                          

                                                          

                                                          

不忍池のカモ、以前より数が少なくなってたんだけど、

キンクロハジロ、ハシビロガモ、オナガガモ、マガモ、ホシハジロがいたね。

他には沢山のミヤコドリとかクイナ系も3羽ほど見掛けたね。

都内近郊では一番近い距離でカモ達のこと見ることできる貴重な場所なんだよね。

                                                         

                                                          

                                                         

有馬記念は三連複10点買いで4,020円ゲット。

ただ、この日トータルの回収率では、121%だったんだけどね。

                                                         

                                                           

                                                          

夜は知り合いの家に呼ばれて忘年食事会。

8点盛りの刺身と鳥と大根の煮物をウニ・アワビ御飯でご馳走になったんだわ。

                                                       

                                                           

さてさて、久し振りにコメント欄を開放しますんで、

もし、何かありましたらどうぞってことで……。

                                                            

ただ、事前チェック後の公開となりますので、その点ご了承下さいな。

先回オープンした時は、それほどのモノはなかったんだけど、

わざわざ悪態だけ付きに来るヒマヤカラは排除したいもんで……。

                                                            

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2012年12月23日 (日)

12月度ランキング

                                                         

昨日、長谷川穂積さんとマルコム・ツニャカオの試合があったんだけど、

二人とも勝ったんだってね。

                                                         

長谷川さんは、98-93、98-94、97-95の3-0ってことで、

ツニャカオは挑戦者決定戦で、クリスチャン・エスキバルに7RTKO勝ちってことで、

山中慎介さんに対する挑戦権ゲットなんだよね。

それにしてもツニャカオ、長いことモチベーション維持して頑張ってんだよなあ。

                                                       

                                                          

                                                          

12月度のランキング、21日の結果待って発表されるかって思ってたんだけど、

そう言えば、プロボクシング協会の泊まり込み忘年納会が24日にあるもんで、

少し前倒し的な発表だったんだよね。

                                                           

                                                           

                                                           

【世界チャンピオン】

五十嵐俊幸さん(1)、佐藤洋太さん(1)、亀田興毅さん(5)、山中慎介さん(2)、

内山高志さん(5)の5人。

                                                           

佐藤さん、内山さんは12月31日に防衛戦。

                                                          

                                                          

                                                            

【世界ランキング】……15位以内

・角谷淳志さんが日本ランクから転入してWBA13位にランク。

・江藤光喜さんがWBA10位に2RKO勝ちして、WBA13位にランク。

・渡部あきのりさん、WBC10位にランキング。

・渕上誠さん、WBC15位にランキング。

・河野公平さん、WBA10位→8位にアップ。

・菊地永大さん、WBA11位→9位にアップ。

・細野悟さん、WBA10位→8位にアップ。

・国重隆さん、ノーランカーに負けてWBC15位を失って、国内ランクへ転出。

・三田村拓也さん、WBA9位→15位にダウン。

・長谷川穂積さん、WBC2位→6位にダウン。

                                                          

                                                            

                                                             

【OPBFチャンピオン】

ロリー松下さん(3)、小國以載さん(3)、大沢宏晋さん(3)、荒川仁人さん(2)、

渡部あきのりさん(4)、チャーリー太田さん(6)、渕上誠さん(獲得)、

清田祐三さん(6)の計8人。

                                                          

                                                          

                                                           

【日本ランキング】

                                                   

【ミニマム級】……原隆二さん(1)

大平剛さんに2-1負けした國重隆さんが世界ランクから転入して6位。

で、大平さんが4位にランクイン。

全日本新人王の山本浩也さんが8位にランキング。

前月7名分の空きが4名分に減ってる。

                                                           

【ライトフライ級】……黒田雅之さん(4)

11位だった町田ヨシトモさんを3RKOで下した金沢晃佑さんが11位にランク。

全日本新人王の横山隆司さんが12位にランクイン。

で、12位だった沖田英志さんが残念ランクアウト。

異動は下位ランカーのみ。

                                                            

【フライ級】……粉川拓也さん(2)

4位だった江藤光喜さんが世界ランクへ転出。

ロッキー・フェンテスに敗れた奈須勇樹さん、同じ5位なんだけど、

中釜兵武さんと上下入れ替わってる。

佐藤洋輝さんに3-0勝ちした林徹磨さん、上がつかえてるもんでそのままの2位、

負けた佐藤洋輝さんも、順位変わらずの7位。

タイ人にKO勝ちした久保幸平さん、順位変わらずの9位。

全日本新人王の長嶺克則さん、11位にランキング。

空き1名分は変わらず。

                                                            

【スーパーフライ級】……帝里木下さん(2)

2位だった角谷淳志さんが世界ランクへ転出。

11位だった江藤大喜さん、直近の試合で0-3負けしたんだけど、

同じ順位に留まってるけど、12位だった宮森卓也さんが上へ行っての10位。

全日本新人王の斎藤裕太さんが12位にランキング。

                                                             

【バンタム級】……岩佐亮祐さんが返上して空位。

中川とん虎君、12位だった長井一さんを2-1で破ったんだけど、

新人王のランキングに阻まれて、残念、ランクインならず。

代わりに大森将平さんが全日本新人王資格で12位にランキング。

                                                             

【スーパーバンタム級】……大竹秀典さん(1)

大竹さん、1位だった瀬藤幹人さんとのタイトル戦征して、初防衛。

負けた瀬藤さんは4位にランクダウン。

中村幸裕さん、直近の試合征して、和氣慎吾さんと9位と10位を入れ替わり。

全日本新人王資格で堀池雄大さんが12位にランキングで、

12位だったジョナタン・バァトさんがランク落ち。

                                                          

【フェザー級】……天笠尚さん(2)

ズリ・カンナンさんを衝撃の1RKOで下した後藤俊光さんが、9位にランクイン。

負けたカンナンさん、6位だったんだけど、いきなりのランクアウトなんだけど?

全日本新人王の伊藤雅雪さんが12位にランキングされて、

12位だった京口竜人さんがランク落ち。

                                                           

【スーパーフェザー級】……金子大樹さん(2)

金子さん、タイトル戦で6Rに加治木了太さんを倒して、2回目の防衛。

負けた加治木さんは1位から5位にダウン。

名雪貴久君を2-1で下した田川智久さんが5位から4位に一個アップしたけど、

それは加治木さんのダウン効果ってことで、松崎博保さん、岡田誠一さん、

杉崎由夜さん達も其々一個づつアップ。

柳達也さん、全日本新人王資格で12位にランキング。

前月まで12位だった梅津宏治さん、直前の試合に勝利してたもんで生き残り、

代わりに11位だった谷口浩嗣さんがランク落ち。

                                                            

【ライト級】……加藤善孝さん(3)

近藤明広さんは小池浩太君に3-0勝ち、稲垣孝さんも大崎展幸君に3-0勝ち、

ではあったんだけど、上がつかえてるもんで変動ナシ。

土屋修平さん、SL級6位から転級して同じ6位にランキング。

奥田翔平さん、新人王資格で12位にランキング。

で、12位だった中谷正義さんがランク落ち。

3位だった嶋田雄大さんは期限切れランク落ち。

もうやる気ないような場合には、自発的にランク返上して後輩達に譲った方が、

よっぽどカッコいいんじゃないかって、いつも思うんだよね。

                                                             

【スーパーライト級】……岩渕真也さん(2)

土屋さんがL級に転級してできた空きに、新人王資格の福地健人君がランクイン。

ここはそれだけ。

                                                          

【ウェルター級】……渡部あきのりさん返上して依然空位。

西禄明君に6RKO勝ちした有川稔男さんが10位から9位にアップ。

タイ人を1RKOした和宇慶勇二さんは8位変わらず。

9位だった出田裕一さんを5RKOで下した長島謙吾さんが10位にランキング。

負けた出田さんはランクアウト。

韓国人に3-0勝ちしたコブラ諏訪さん、11位にランクイン。

全日本新人王の糸山良太さんが12位にランキング。

先月まであった二名分の空きが埋まった。

                                                          

【スーパーウェルター級】……柴田明雄さん(1)

田島秀哲君を7RKOで下した沼田康司さんがミドル級3位から転級して、

2位にランキング。

直近の試合で8RKO勝ちした庄司恭一郎さんが水本昌寛さん上下入れ替わって、

それぞれ7位、8位。

ここはまだ4名分の空きアリ。

                                                            

【ミドル級】……佐々木左之介さん(獲得)

3位だった沼田さん、SW級に転出。

新人王資格で寛座隆司さんが7位にランキング。

空きは変わらずの6名分アリ。

                                                          

                                                           

                                                          

日本ランクだけ(チャンピオン含む)に限った、ジム別のボクサー数は以下の通り。

                                                            

角海老~14人、 ワタナベ~12人、 三迫、帝拳~6人、 横浜光~5人、

真正、大橋~4人、 宮田、協栄、グリーンツダ、ハラダ、伴流~3人。

                                                           

関東以外では、真正、グリーンツダ、ハラダが常連なんだよね。

                                                              

それにしても、相変わらず、角海老とワタナベは凄いよなあ。

積極的にエリートアマを集めてる訳ではないから、

其々、育成する力が優秀ってことだと思うし、常に大勢のランカーがいるって、

そういう練習環境が引き継がれてる面も大きいと思うんだよね。

                                                                                                                   

                                                           

今日は奥さんと上野公園へ出向いて、

毎年、シベリアから越冬しにやって来る、カモを見に行くんだよね。

自分、実は10種類ほどのカモの名前分かるし、オスメスの識別できるんだよね。

                                                       

                                                          

                                                        

有馬記念、さっきパソコンに打ち込んだんだけど、

三連複二頭流しの、9・13-1、6、7、11 と、

同じく三連複フォーメーションで、9-1、15、16-3、8 って、

合計10点買いしたんだけど、さあ、どうなりますか……。

                                                          

                                                           

                                                       

自分のボクシングは21日で一段落して、あとは31日が待たれるんだけど、

それまで結構間があるもんで、久し振りにコメント欄オープンにしてみようかって、 

明日からだけどね……。

                                                                                                                                                                         

2012年12月22日 (土)

後楽園ホール・12月21日

                                                          

ボクシング専門誌のことなんだけどね。

                                                           

自分、一応毎月二誌に目通してるんだけど、最近、ボリューム感なくなってて、

イベントの数とか規模には月ごとに変化あるもんで、

それに対応してるのかとも思わないでもないんだけど、どうもそうではなくて、

絶対的なページ数の漸減傾向あるみたいなんだよね。

                                                           

ある雑誌の1月号、12月号から10数ページも減ってて、なんかペラペラで、

6年前と比べると60数ページも減ってるんだよね。

                                                            

でも、価格は900円、6年前の890円の殆ど据え置きってことで、ってことは、

実質30%も値上げされてる訳で、このデフレ時代に相当逆行してるんだわ。

                                                            

その上、総ページ数の16~17%が広告誌面になってるから、

本来の記事っていうのは110ページほどしかなくて、寂寥感レベルなんだよね。

                                                           

具体的な発行部数がどう変化してるかは解らないんだけど、

支えてる人達が減ってきてるのは間違いないとこだと思うから、

結果的には発行部数減ってて、それに伴って広告収入も減ってるだろうし、

営業的にはとってもシンドイ状況じゃないかって思うんだよね。

                                                              

ボクシング業界の為に、大きな黒字出すのは諦めてでもってプライドあるなら、

みんなも何とか支えていくべきだと思うんだけど、

それでも、作り手の方にも何らかの工夫が必要じゃないかって思うんだよね。

                                                          

これだけのネット環境なもんで、個々の試合結果の速報性は既に全く無い訳だし、

試合経緯についての細々したことなんかも、改めて過ぎにしか思えないこと多くて、

昔みたいに、発売日が待ち遠しくなるような、何か別なモノを盛り込まないと、

お互い、夢の無い毎月になってしまうと思うんだよね。

                                                            

それほど世間の注目度の高くない分野ってのは、晒されない部分が多くて、

中々改革が目立たないし、変革そのものも疎かになりがちなんだけど、

何か事を起こさないと、このままシュリンク続ける一方じゃないかって思うんだよね。

で、……。

                                                            

① 徹底的にオタク化を図る。

この際、焦点絞り切れてないような、最大公約数的な誌面作りを排除して、

その書き手だからこそ得られる、つまり、一般のファンにはとても得られないような、

とってもコアな情報満載の誌面を目指す。

                                                           

② いっそのこと、写真週刊誌化する

誰が書いても同じような出来の試合前記事や画一的レビューなんか全廃して、

保存しておきたいような決定的瞬間写真だけで誌面構成する。

                                                            

両方の場合とも、個々の試合経緯はホームページに事務的に積み上げて、

検索用有料サイトにする。

                                                          

とかね……。

                                                           

                                                          

☆松井亮介君(ワタナベ)×清野航君(石橋)……M 4R

0勝1敗(1KO)の36歳・奈良県と、0勝1敗(1KO)のサウスポー、23歳・東京都。

                                                            

初勝利目指し組同士なんだけど、松井君は誕生日前日の36歳で、

佐々木左之介さんがセコンドに付いてたね。

                                                          

1R、

松井君、こんなに重いクラスなのに、何かフワフワしてて安定感無いなあ。

                                                          

対照的に清野君、初っ端から勢いが違ってて、ちょっと飛ばし過ぎに見えるけど、

とにかく、初勝利に向けて気持ち溢れさせて殴りかかってたんだわ。

                                                                

1分35秒、松井君、相手の左フック、軽くかすっただけで、クラッとしてたなあ。

                                                          

2R、

清野君、もっと落ち着いて攻めればいいのにってほど慌ててるんだけど、

松井君を圧倒するには十分で、松井君、耐えるだけが取り柄って感じで、

そもそも足元覚束ないし、ちょっと可哀そうな感じさえ漂ってきたんだわ。

                                                           

3R、

清野君、殆ど無傷のまま、始まってすぐの22秒、全く無防備な相手に対して、

左ショートフック、見事に直撃させることできて、そしたら松井君、

壊れたバネ仕掛け人形みたいに、膝カクカクになってしまって、

今にもバッタリ倒れそうになってしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                                                                                      

0分25秒、清野君初勝利。

思い返せば松井君、初めっからいきなり時間の問題だったもんなあ。

                                                          

                                                          

                                                           

☆安川隆浩君(宮田)×小澤貴裕君(小熊)……Fe 4R

デビュー戦の30歳・富山県と、デビュー戦の25歳・神奈川県。

                                                             

最近、ボクサーのエイズ感染が話題になったせいか、

セコンド達に薄いゴム手袋着用させてたなあ。

                                                               

デビュー戦同士、タカヒロ君同士。

                                                              

1R、

小澤君、初め相手に気持ち負けしてるのかってほど攻め込まれてたんだけど、

48秒、タイミングのいい右フック打ち込んで、安川君からダウンゲット。

                                                           

リスタート後、これでやっと対等の戦いになったって感じだったなあ。

                                                             

2R、

半分が過ぎた頃から、二人とも急にヘバッてきたか、

極端にスピード落ちてしまって、迫力なくなってしまったなあ。

                                                           

小澤君、細かい手数で頑張ってたんだけど、有効打の点で安川君かなあ。

                                                            

3R、

元気残ってるのは安川君の方で、微妙な展開ではあったんだけど、

安川君、初回のダウン取り戻して、自分の中ではこれでチャラ、最終回勝負だね。

                                                            

4R、

小澤君、大きく振れなくなって、突っ突くようになってしまってるなあ。

                                                         

1分30秒過ぎから、足止めて、っていうより足動かなってしまったようで、

二人とも、ヘロヘロの殴り合いだったんだけど、

残り30秒からの落ち込み、安川君の方が著しくて、いいとこまでいってたんだけど、

勿体ないほど急なガス欠で、全く動けなくなってしまってたなあ。

                                                           

で、結局、38-37×3って判り易い3-0で、小澤君の勝ち。

                                                           

                                                           

負けた方の安川君の応援に来てた女性達、頑張ったね、頑張ったねって、

試合後暫くしても感動の涙止まらなくて、ベショベショの泣き顔だったんだけど、

実はそれほどの試合ではなかったんだけど、いつも見てる安川君とは違う姿に、

彼女達、異常に感動したみたいで、色んなボクシングがあるってことなんだよね。

                                                             

昨日はセミの前まで、勅使河原弘昌君と梅本耕孝君と一緒に見てたんだけど、

同じ30歳デビューだったし、それもいい勝ち方したし、

梅本君、女の子にキャーキャー言われてモテたでしょって聞いたら、

彼の場合は、全然だったとのことで、やっぱ色々あるんだわ。

                                                           

                                                          

                                                          

☆工藤篤志君(小熊)×小林政裕君(新日本大宮)……L 4R

1勝(1KO)0敗22歳・東京都と、1勝(1KO)1分の27歳・埼玉県。

                                                            

1R、

1分28秒、小林君、まずは左フックで相手をガクッとさせて、直後の1分40秒、

リング南寄りのとこで、今度は右フック、直撃させて、工藤君からダウンゲット。

                                                           

リスタート後、工藤君、何とか凌ぎきったんだけど、

二人とも、ジャブなんて知らねえって感じのいきなりのブン殴り合いで、

そりゃ見ててスリル満点ではあるんだけど、

とっても偶然性に満ちてて、危険度の高いボクシングなんだよなあ。

                                                           

2R、

工藤君の方が、何とかちゃんとやろうとはしてるんだけど、

結局、小林君の勢いに巻き込まれてしまって、始まってすぐの18秒、

赤コーナー前で、右ストレート、まともに打ち込まれてしまって、またまたダウン。

                                                            

このまま一気に攻め込まれるかと思ったところから、工藤君、必死の挽回で、

残り50秒、小林君の右目上ヒットカットさせてたなあ。

                                                          

3R、

ポイント的には大差あったんだけど、二人の様子見てたらまだまだ分からなくて、

リング上、狂乱度高まる一方で、まるで酒場の乱闘のようだったなあ。

                                                           

4R、

お互い、自分都合の乱暴さだけが目立ってきたんだけど、

最後の最後まで手抜きしない本性剥き出しって感じで面白かったなあ。   

でもまあ、ボクシングしてるって感じはなかったけどね。

                                                            

結局、39-35×2、38-36って3-0で、小林君の勝ち。

                                                         

                                                      

                                                           

☆石井大輔君(角海老)×小山拓見君(草加有沢)……SFe 6R

5勝(1KO)2敗(1KO)のサウスポー、22歳・秋田県と、

4勝(3KO)2敗の22歳。埼玉県。

                                                              

この試合が決まったすぐ後くらいに、殆ど同時に二人から、

どうやったら勝てるか、どうやって戦えばいいのかって相談貰って、

お互いの得意技について不公平にならないように、感じてること話したんだけど、

終始貫き通してたのは小山君の方だったなあ。

                                                           

1R、

石井君、距離キープできてるし、打ち終わりにも配慮してて、

とっても見栄えのいい左ストレート打ってるね。

小山君、思いの外頑丈そうな太い体してて、威圧感あるなあ。

                                                           

2R、

小山君、一層のプレス強めていってるんだけど、まだまだ手数が伴ってなくて、

目に付くのは石井君の先仕掛けなんだけど、それ一次攻撃に留まってしまってて、

あと一歩の追撃欲しいいとこなんだよね。

                                                           

石井君、気持ちとかが表情に出過ぎるとこあって、必死感が浮き出てて、

それに引き換え小山君、まだまだ余裕のごく普通の表情してるんだわ。

                                                           

4R、

この辺から一気に距離縮まってきて、それ、小山君の前詰めの厳しさというより、

石井君のフットワークの方に問題ありそうで、いきなり小山君の土俵ってことで、

力のこもった左右フックが威力発揮し始めたんだわ。

                                                          

石井君、全体に打ち出しが軽くて、たまには強く力込めるべきだと思うけどなあ。

                                                           

5R、

石井君、手数は出してるんだけど、小山君と比べると弱々しさ禁じえなくて、

小山君、普通の顔して、圧倒的な力感なんだよなあ。

                                                           

ちょっと前からのボディブローも強烈で、石井君、徐々に体折ること多くなってるし、

シンドさが表情に出てしまってて、益々小山君を気持ち良くさせてるんだわ。

                                                            

6R、

石井君、苦しい中から、それでもたまにいいショット当ててるんだけど、

相手にダメージ与えるようには打ててなくて、ボディが相当効いてたみたいで、

体屈める場面が見栄え悪くしてしまってたなあ。

                                                            

結局、59-56、59-57、57-57の2-0で、小山君だったけどね。

                                                          

試合序盤、立ち上がり遅れ気味だった小山君だったんだけど、

冷静に立て直して、彼らしさ出して押し切ったんだけど、

時々、岩淵真也さんみたいな動きというか、戦い方彷彿とさせてたなあ。

                                                          

自分は58-56だったんだけど、57-57ってのはどうなのかなあ。

                                                          

                                                         

試合後、ちょっとだけ石井君と話す機会あったんだけど、

試合の流れが変わったポイントが把握できてないみたいだったなあ。

                                                            

                                                           

                                                            

☆高林良幸君(RK蒲田)×佐藤克哉君(ドリーム)……Fe 6R

5勝(3KO)2敗のサウスポー、24歳・北海道と、

4勝(1KO)3敗(2KO)の30歳・宮城県。

                                                          

佐藤君のセコンドには東上剛君が付いてたね。

あんな清々しい笑顔するボクサーって滅多にいないよね、東上君モテるよね。

                                                             

1R、

高林君の懐とっても深いもんで、佐藤君、届きにくそうにしてるなあ。

                                                            

高林君、ガンガン行くかと思ったら、意外に慎重な立ち上がりで、

それでも、届きのいいジャブ3発ほどで先行。

                                                         

でも、基本的には低調なやり取りに終始してたなあ。

                                                               

2R、

高林君、徐々に気合の入った先攻めできてるね。

佐藤君、迷いがあるみたいで、まだ行き切れてないなあ。

                                                            

3R、

始まって20秒、高林君、得意の左ストレートが二発、ナイスヒットだったね。

                                                          

佐藤君、とにかく当たる距離まで詰めないとどうにもならないんだけど、

その手段が今一決めかねてるみたいで、踏み込みも中途半端だし、

いっそのこと、見せパンチやフェイクで誘ってみたらどうなのかなあ。

                                                           

4R、

佐藤君の攻めあぐみ、依然まだ続いてて、

このままだと完全に相手のペースになってしまうんだけどなあって見てたら、

高林君も意外なほどギアアップができなくて、パンチが外側から出がちになるとこ、

佐藤君に巧いこと内側突かれて、ストレート打ち込まれてるんだわ。

                                                          

5R、

高林君、落ちてはいないんだけど、佐藤君の頑張り直しの方が目立ってきて、

この辺が勝負の分かれ目になりそうな感じだったんだけど、

佐藤君の方も、決定的に追い込んでるって感じでもないんだよなあ。

                                                           

6R、

高林君、やっぱり落ちてはいないんだけど、ガンガン気合入れ直してるのは、

圧倒佐藤君の方で、そう言えば高林君、

前のインターバルでちょっとシンドそうにしてたもんなあ。

                                                             

お互い、場内湧かせるほどのクリーンヒットのないまま終了ゴング。

                                                          

自分は58-56で高林君だったんだけど、

58-57×2、56-58の2-1で、佐藤君5勝目でA級が見えてきたんだよね。

                                                         

                                                            

試合直後の高林さんに、感想伝えたんだけど、

本人以上に悔しそうにしてたのは柳光会長だったなあ。

                                                            

その暫く後、柳光会長と三浦会長と三人で話す機会あって、

お互いに、終わったばかりの試合の反省会したんだけど、

二人とも、5R終わって自分とこのボクサーの方が負けてるって捉えてたんだよね。

                                                         

それから、B級ボクサーの試合機会の少ないことなんかにも話及んだんだけど、

二人とも力入ってたなあ。

                                                           

その後、佐藤君本人とも話ができて、彼、殆ど顔面傷んでなくて、

飛ばせって三浦会長の指示、ちゃんと実現できたことが嬉しそうだったなあ。

                                                           

                                                           

                                                          

☆鳥本大志君(角海老)×小澤有毅さん(筑豊)……55.8㎏ 8R

9勝(1KO)4敗3分の31歳・群馬県と、

10勝(2KO)0敗のランク11位、20歳・群馬県と、

                                                          

31歳と20歳、東京と九州って、年齢と住居は離れてるんだけど、

同じ群馬県出身ってことで、同郷対決。

                                                                                                                   

色んな人達と話ししてたもんで、勅使河原君達のとこに戻ったら5Rってことで、

どんな感じ? って聞いたら、大体ずっとこんな感じですってことだったんだけど、

リング上、全く危険な感じになってなくて、ユッタリした雰囲気に満ちてて、

だけど、そういうのは全く鳥本君のペースな訳で、

小澤さん、去年、岩崎悠輝君を2-1で下した全日本新人王だし、

今年も2連勝してて、今も負け無しなんだけど、その面影どこにもないんだわ。

                                                          

あまりのトロトロさに、こっちも気が抜けてしまって5Rだけ見て、休憩突入。

                                                          

後で聞いたら、78-75×2、76-76の2-0で、案の定鳥本君の勝ちだってね。

                                                          

それにしても角海老ジム、12月に入って絶好調で、全日本新人王2人の他、

長島謙吾君、中川とん虎君、そしてこの日の鳥本君って、連続ランク取りの嵐で、

いい正月迎えられそうなんだよなあ。

                                                           

                                                           

                                                           

☆高山樹延さん(角海老)×斉藤幸伸丸(輪島S)

                ………日本 W 王座決定戦 10R

16勝(7KO)1敗のランク2位、27歳・秋田県と、

18勝(10KO)4敗(2KO)1分のランク3位、33歳・北海道。

                                                             

場内移動が不可能なほど席が埋まってたね、

斉藤さんの応援の方が少し多かったね。

                                                           

ぶっちゃけ自分、斉藤さんの方が6:4で有利だって予想してたんだけどね。

                                                           

1R、

予想通り、威圧感強い相手にテキパキやってたのは斉藤さんの方で、

ボディブローのいいのも打ち込んでたし、序盤の流れは掴んでたんだけど、

後半、高山さんのプレス更に強まって、分厚い攻撃で圧倒し始めて、

とにかく、一発一発の迫力というか、重さも含めてド級だったなあ。

                                                             

2R、

前半、やっぱり斉藤さん、見事な先制で、右ストレート3発、左フック1発、

とっても効果的に打ち込んでたんだけど、残り40秒、

高山さん、強烈右フック一発ブチ込みで、思わず膝カックンのしゃがみ込みで、

斉藤さん、あと5㎝ほどでグローブがリングに着いてしまうとこだったんだわ。

                                                             

あそこからの踏ん張り立て直し、見てて驚異的だったんだけど、

その後も残り25秒のとこで、またもやの強烈右フックで、斉藤さん、

南ロープ前でふらつかされてしまったんだわ。

                                                               

3R、

一気に一方的になってしまうんじゃないかって見てたんだけど、

斉藤さん、またしても立て直してきて、右フック二発、右ストレート一発、それに、

左フック一発での再度の先攻で流れ引き戻してて、残り1分切ったとこからの、

高山さんの力感溢れた、グローブの上からでも叩きつけてくるような豪打に、

そりゃ危険度高かったんだけど、それでも累計のヒット数でポイントゲットなんだわ。

                                                            

斉藤さん、顔面かなり紅潮はしてきてるんだけど、気持ち強いんだわ。

4R、

やっぱり、初めの1分は斉藤さんのラウンドで、

この回から右アッパーも交えて攻撃の幅出しし始めたし、

気持ちも吹っ切れたみたいで、動きとパンチにキレでてきたんだわ。

                                                             

斉藤さん、残念ながらこの回も最後の1分は落ちてしまったんだけど、

それでも前半の頑張りで連続ポイントゲットってことで、

高山さんの左目上ヒットカットさせてたね。

                                                            

5R、

斉藤さん、相手追う場面増えてきてるし、返しのパンチの意識高いし、

手数は圧してたんだけど、やっぱりハードヒット数は高山さんだなあ。

                                                             

6R、

ここにきて、キッチリした威力あるジャブ打ってるのは高山さんの方で、

斉藤さん、右も左もダブルフックなんかの見栄えはいいんだけど、

ちょっといきなり系になってて、攻撃の連続性の点では見劣りしてきたかなあ。

それでも、一発いいのを打ち込まれた後の反撃には気合入ってたなあ。

                                                           

7R、

斉藤さん、従来の高山さんみたいな、シンプルいきなり系に益々傾斜していって、

高山さんが、ジャブから組み立てた、堅実で幅広い斉藤さんのような攻め込みで、

その対比が面白かったんだけど、お互い、少しディフェンスが疎かになってて、

とっても危険なパンチが交差してたんだわ。

                                                                

8R、

斉藤さん、瞬間のワンツー、結構当たるもんで、攻撃の主体がそれになってて、

ただそれが、相手の攻め込みをきっかけにしようとし過ぎてる感じが強くて、

流れがブツブツ切れるような感じがしてきたんわ。

狙ってるような狙っていないような、そういう感じが作れるといいんだけどなあ。

                                                            

9R、

高山君、試合後半に相手に細かく突いてこられるとツライとこあるんだけど、

この日の斉藤君、そろそろ消耗というか、少なくとも疲労感が見え隠れしてきて、

その点で高山君、とっても助かってて、相手が左目上のカット傷狙ってくるのを、

思い通りにさせないまま、予定通りのラウンドエンディングラッシュかけてるなあ。

それにしても彼、上下の打ち分け、格段に巧くなってるなあ。

                                                            

10R、

結構拮抗してるここまでだったもんで、場内、二人の最後の激闘期待して大騒ぎ。

                                                          

まず先攻したのは例によって斉藤さんなんだけど、始まって20秒、

いきなりのバッティングで、高山さんの方が眉間辺りをカットして出血。

                                                             

ただ、ドクターチェック後、飛ばしていったのは傷付いた高山さんの方で、

一気の殴りかかり、全く勢い落ちてなくて、同時にとっても冷静だったし、

ここまでラウンド進んで、まだその勢い保てるかってほどで、

ついに斉藤さんの左目上ヒットカットさせてたんだわ。

                                                            

斉藤さん、バランス悪くなって、休み休みやりたがってるみたいのまま終了ゴング。                      

最後はサークリングに終始してて、引き気味だったもんなあ。

                                                            

自分のスコア計算したら、97-93だったんだけど、

正式には98-92、96-94×2の3-0で、高山さんがチャンピオン。

                                                              

高山さん、渡部あきのりさんが返上したタイトル、見事ゲットしたんだけど、

人づてに、最近何か掴んだって聞いてたし、トレーナーもちょっと違ってきたよって、

そう言ってたんだけど、ここまで力強くタイトになってるとは思ってなくて、

正直、驚いてしまったんだよね。

あの左ジャブはホント、圧巻だったもんね。

                                                            

彼、真っ白なマウスピースしてるんだけど、

黒く日焼けした表情、薄っすら開いた口からそれが垣間見えた時なんか、

もう無上にカッコ良かったもんなあ。

                                                            

斉藤さん、合い間合い間の高山さんの豪打貰いながらも、一方的にさせなくて、

その度の反撃、それはもう大したもんで、途中からジャブの差し合い諦めたのは、

ちょっと納得し難かったんだけど、常に強い気持見せてくれたんだよね。

                                                           

                                                         

                                                          

☆天笠尚さん(山上)×脇本雅行さん(高砂)

                ………日本 Fe タイトル戦 10R

21勝(15KO)4敗2分のチャンピオン、27歳・群馬県と、

20勝(7KO)2敗(1KO)1分のランク1位、サウスポー、24歳・兵庫県。

                                                                                                                      

両者、白トランクスなんだけど、天笠さん、肌白い痩身だし、

脇本さんの方が黒く焼いてて、見た目だけでは強そうな感じしたんだけどね。

                                                              

1R、

脇本さん、勿論、事前に十分研究したんだろうなってことで、

まずは強めのプレスから始めたんだけど、

そこからがまだ遠くて、中々届かないっての続けてるうちに、

天笠さん、右ボディ、左フック、右フックって脅かし打ち大成功。

                                                            

2R、

脇本さん、踏み込み勝負ってことで、やたら目のフェイント仕掛けるんだけど、

天笠さん、殆ど引っ掛からなくて、まるで意に介してないみたいなんだわ。

                                                            

その天笠さん、右ストレートボディからの左フック、とっても美しい形で、

どうやら、この日の決めショットの一つにしてるみたいなんだよね。

                                                          

お互い、手数まだまだ少なかったんだけど、ヒット数でかろうじて天笠さんかなあ。

                                                           

3R、

だけどこの日の、天笠さん、いつも以上に荒っぽいというか、とにかく雑々で、

力込めてはいるんだけど、そのうち何か当たるだろうって感じで、

適当に振ってるみたいで、雑な振り終わりを脇本君に細かく突かれてるんだわ。

                                                             

1分20秒、天笠さん、左フックが一発ナイスヒットしたんだけど、あとはスカ。

ただ、脇本さんの方はもっとスカってことで、何か盛り上がらないんだよなあ。

                                                         

4R、

脇本さん、このままタラタラやってても、糸口さえ見えてこないんだし、

ベルト奪取の為には、普通以上のガンガン攻めが要ると思うんだけど、

入り込みざまにガツンってやられるの怖がってるとしか思えないんだよなあ。

                                                            

そんなような感じで推移してる相手に対して天笠さん、

それじゃあって、益々のひだすら粉砕系ボクシングになってしまって、

もう目覆うばかりに荒っぽくなってしまって、普段から体から手が離れがちなのに、

この日は、初めて見るような度を超えた粗っぽさで、

まるで、神経系をやられてしまったカマキリみたいになってるんだよなあ。

                                                            

5R、

片方は、一発狙いの空回りボクシング、もう一方は強打怖がっての当て逃げ系って、

ちょっと見るも無残な感じになってしまったもんで、ここでお終い。                                                      

それにしても二人とも、殆どカウンターってものが打てないんだよね。

                                                       

                                                           

で、5Rが終わったとこで、高山さんに会いに行ったら、

会見も済んで、殆どの人達は帰ってしまってて、

土屋修平さんと二人だけだったんだけど、ホント、嬉しそうにしてたなあ。

                                                             

左目上と頭のカット傷はちょっと痛々しかったけど、その他はそれほどでもなくて、

元々頑丈そうな頭蓋骨してるし、見るからに打たれ強そうって感じだったなあ。

                                                           

それにしても、ベルトの入ったハードケースとか、勝利者トロフィーとか、

その他色々荷物山盛りだったけど、無事に持って帰れてのかなあ。

                                                          

                                                           

その後、幸伸丸さんとこのスタッフに話し掛けられたんだけど、

やっぱり残念そうな感想言ってたなあ。

                                                           

                                                            

トロトロ戻って、メインイベントの結果聞いてたら、

97-94、96-95、95-96って結構微妙な2-0で、

天笠さん、際どく防衛成功だってね。

                                                            

どう見ても天笠さん、足使えるサウスポーは苦手って感じだったんだけど、

来年のC・Cでは、そのサウスポーの横山大輔さんとなんだけどなあ……。

                                                          

                                                             

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 高山樹延さん

② 斉藤幸伸丸さん

③ 小山拓見君

                                                  

                                                  

                                                 

ホール出たのが10時過ぎだったもんで、

ドームの安室奈美恵のコンサート帰りの客もハケてて、ユックリ帰れたね。

                                                       

                                                             

12月のランキングは昨日発表されたんだけど、昨日の結果は反映されなくて、

高山さんとか鳥本君とか、楽しみが1ヶ月先延ばしされたんだけど、

明日はその12月ランキングのこと書きますね。

2012年12月20日 (木)

後楽園ホール・12月19日

                                                         

どうしようかなあとも思ったんだけど、やっぱり昨日も行ったんだよね。

                                                                      

元々5試合36ラウンドしか組まれてなかったのに、8回戦が1個なくなって、

4試合28ラウンドになってしまって、こういうのは通常の興行では考えられなくて、

自分にとっても初めての経験だったんだよね。

                                                            

一般客集める気、初めっから全くなくて、江藤兄弟関係だけでいいってことで、

まるで亀田一家の興行みたいだったんだよね。

                                                       

最後まで見たのは、4回戦二つだけで、スッカスカの内容なもんで、

スルーが正解なんじゃないかって思うんですわ。

                                                          

                                                         

ヒッソリ隅にいたんだけど、佐藤洋太さん来てたね、息抜きかな。

                                                                                                                  

                                                          

☆岸井宗之君(山神)×高橋秀平君(金子)……F 4R

デビュー戦の27歳・神奈川県と、デビュー戦のサウスポー、19歳・千葉県。

                                                            

1R、

華奢な感じの高橋君、開始直後は結構気持ち良さそうに攻め込んでたんだけど、

始まって42秒、いきなり岸井君の左フック貰ってしまって、あっけなくダウン。

                                                            

リスタート後、岸井君が厳しい追撃できなかったもんで、何とか助かったんだけど、

そこそこヤバイ感じなんだよね。

                                                            

2R、

ダウンゲットで気良くした岸井君、倒す気満々のスタートだったんだけど、

0分50秒、二人がガスッて寄ったとこで、高橋君の左ショートストレート、

ガッツンカウンター直撃して、何と、今度は岸井君がダウンしてしまったんだわ。

                                                           

再開後、回復しきれなかったか、岸井君、相手の追撃全くやり過ごせず、

再度の左ストレートまともに浴びてしまって、そのまま敢え無く二回目のダウン。

                                                         

1分08秒、高橋君、デビュー戦、大逆転KO勝ち、頑張ったね。

                                                          

                                                        

                                                             

☆星野真生君(具志堅)×植木秀利君(ワタナベ)……50㎏ 4R

2勝8敗(3KO)1分の22歳・群馬県と、3勝6敗(4KO)1分の33歳・兵庫県。

                                                           

自分、昨日はリングサイドではなくて、北席の上の方から見てたんだけど、

青コーナー近くに福原力也さんが来てて、彼、普段はワンコと一緒の事が多くて、

滅多にホールに来ないもんで、ちょっと不思議な感じで、何かあったのかなあ。

昨日に続いて、平山悦久君がセコンドに付いてたね。

                                                           

それにしても渡辺会長、年末の色々の段取りあるとこ、

たった一人のボクサーの為に、この日もちゃんと来てたんだよね。

他の大手ジムでは絶対有り得ないからね、エライよね。

                                                           

1R、

お互い、シンドイ戦績同士なんだけど、とにかくいい動きはしてるんだわ。

二人とも、見るからにパンチ軽いもんで、手数勝負一本なんだよね。

                                                         

手数は星野君だったんだけど、ヒット数は植木君だったなあ。

両君とも、あと一発、最後の返しに対する意識が要ると思うなあ。

                                                         

2R、

大きな展開ないもんで、時間が経つのが遅いんだけど、

本人達の必死感、とっても強く伝わってくるんだよね。

                                                         

植木君、右打つ時にかなり左手が下がりがちになるもんで、そこんとこ狙われて、

星野君にキッチリ右打ち込まれてて、ついに左目上ヒットカット。

                                                          

3R、

お互い、際限なく手が出せるかが勝負になってて、代わり番こにヘバリ乗り越え、

多分、クソッて思いながらの復活の手数アップって感じで、

二人とも、巧くはないんだけど、気持ちの強さは驚異的で中々面白くて、                                                         

技術見せられないんなら、気持ち見せてよってのを十分満足させてくれたんだよね。

                                                          

そんな中、星野君の方が僅かに見せ方が巧くて、左ボディからの右フックとか、

結構正確に当てて、ポイント呼び込んでるんだよね。

植木君、ちょっとヘバッてきたかなあ。

                                                          

4R、

力こもってるのは星野君だったんだけど、一度下降しかけた植木君、

ここにきて、気持立て直しての再ドライブで、根性あるんだよなあ。

                                                          

お互い、フェイントとかカウンターとかのカタカナ系には縁がないんだけど、

自分、途中でカウントしてみたんだけど、植木君なんか、

1分間に62発も打ってて、そうなるとラウンド186発ってことで、

1試合で744発ってことになる訳で、ちょっと驚きだったんだよね。

                                                          

数犠牲にするのは、今の植木君にとっては危険度高いとは思うんだけど、

でもとにかく、もう少しパンチ精度を上げる工夫したらいいって、

そしたら次はB級昇格だって思ったんだけどなあ。

                                                          

結局、39-37、39-38、38-38の2-0で、星野君の勝ち。

自分も39-37だったんだけどね。

                                                           

                                                        

                                                          

☆江藤伸悟君(具志堅)×何チャラ・カンワル……60㎏ 8R

9勝(5KO)2敗(1KO)1分の23歳・沖縄県と、10勝(2KO)4敗の26歳・タイ国。

                                                           

二人、対等な体重にはとても見えなくて、カンワル、まるで割り箸のような細さで、

伸吾君の方が圧倒太い上に、身長も上回ってるもんなあ。

                                                            

1R、

カンワル、普段はムエタイやってるみたいな上下バランスしてるし、

サウスポーチェンジ、とってもスムースなんだよね。

体格にハンデあるんだから、カンワルは足使っていいことにすればいいのに。

                                                           

伸悟君、圧倒的威圧感でプレスかけると、カンワル、いきなりダメそうで、

こりゃ早めに終わりそうだなあって見てた途端、始まって1分弱、

何と伸悟君、ドッコン、左フック打ち込まれてしまって、ゴロンダウン。

                                                          

それほど大したことなく再開したんだけど、伸悟君、極端に慎重になってしまって、

警戒警戒ってことで、以降はジャブだけで全く詰まんなくなってしまったなあ。

残り1分でも、また打ち込まれて、南ロープに飛ばされてたし……。

                                                         

2R、

試合数が少ないんだから、ユックリやれって言われたかのような、

相変わらずの伸悟君のトロトロさで、厳しい攻め込み全くしないし、

本気でやればチャチャッと片付くモノを、

無理に引き延ばしてるみたいにしか見えなくて、

もしも攻めあぐんでるなら、それはそれで問題大きくて、

で、結局、訳解んなくなってしまって、休憩タイム突入。

                                                          

後で聞いたら、6R2分43秒、伸悟君のTKO勝ちだってね。

                                                          

                                                        

                                                          

☆高橋謙太君(協栄)×増田靖之君(石神井S)……58㎏ 8R

9勝(3KO)5敗2分のサウスポー、23歳・広島県と、

7勝(1KO)2敗の24歳・東京都。

                                                         

少し期待してたこの試合、増田君の都合で中止だったもんで、

セミファイナルが終わったときはまだ7時で、そんなこと初めてで、

しょうがないから、リング上ではジャンケン大会なんかやってて、ダラケタなあ。

                                                          

で、ワタナベジムの人達と話したんだけど、

どうして福原さんが植木君の応援に来てたのか教えて貰って、

その後、植木君とも色々話したんだよね。

                                                           

                                                          

                                                            

☆江藤大喜さん(具志堅)×アーサー・ビラヌエバ

                 ………OPBF SF タイトル戦 12R

10勝(7KO)1敗(1KO)の24歳・ランク11位、沖縄県と、

19勝(11KO)0敗のOPBF2位、23歳・フィリピン。

                                                            

大喜さんの相手、初めはフレッド・マンドラビー(豪)で、ビラヌエバ、

急遽の代役ってことだったんだけど、結構馬力あるボクサーみたいなんだわ。

                                                          

1R、

ビラヌエバ、頑丈そうだなあって見てた途端の、始まってすぐ25秒、

大喜さん、右ストレート、いきなりの直撃でダウンゲット。

なんだこりゃ、前日のフェンテスとは大違いだなあって感じだったんだよね。

                                                       

これでランク2位ってんだから、OPBFも大したことないんだわって感じで、

ビラヌエバ、スピード無いし、腕振り緩いし、雑なんだよなあ。

                                                          

2R、

初回に倒されたビラヌエバ、インターバル中、クソッて頭に来たような素振りしてて、

まるでOS替えたような動きになって、この回いきなりの力任せスタイルに変貌。

                                                          

大喜さん、華麗に捌き切れないまま、徐々に巻き込まれてしまってる感じで、

ビラヌエバの圧倒プレスの前に、もうずっと下がりっ放しだし、

強烈ボディブロー、何発も打ち込まれてしまってシオシオしてきたんだわ。

                                                           

3R、

大喜さん、見る前に打てって感じの殆ど防戦一方で、

相手の入り込みざまに合わせようと考えてるのか、とにかく手数少ないし、

肝心のその合わせ打ちも、相手の動きを捉えきれてなくて、全然なんだわ。

                                                         

大喜さんが強く打って来ないもんで、ビラヌエバの前進、全く止まらないんだよね。

                                                           

4R、

大喜さん、久し振りに右フックがヒットしたんだけど、その後1分18秒、

あれは上腕部に当たっただけだと思うんだけど、大喜さん、思わずバランス崩して、

西ロープのとこで、オットットットって躓いて転んでしまって、ダウンコール。

                                                         

上半身のどこに当たっても、とにかく打たれて倒れればダウンって、

そういう事じゃないと思うんだけどなあ。

具志堅会長もコミッション席に確認に行ってたけどね。

                                                         

ここまでのオープンスコアは、3人ともがビラヌエバの38-36だったけど、

自分は大喜さんのダウンを勘定に入れてないもんで、38-37だったけどね。

                                                          

5R、

大喜さん、攻撃が全くパワフルじゃないし、攻め方の工夫も足りないし、

フォローパンチの無い一発瞬間勝負だけに終始してて、

相手を怖がってて、沢山打てないように見えてしまうんだよなあ。                                                             

ビラヌエバの動き、結構雑だから、いくらでも攻め込む隙あると思うんだけどなあ。

                                                          

                                                            

何か全然詰まらなくなってしまったもんで、昨日はここでお終い。

                                                          

具志堅ジムのボクサーってのは、出稽古すること少ないせいか、

変則系や乱暴系に慣れてないようなとこあるんじゃないかなあって思ったんだよね。

                                                          

                                                             

家帰って確かめたら、114-112、113-112×2ってことで、

ビラヌエバの3-0勝ちだったんだけど、あの後、結構いい試合だったのかなあ。

                                                         

大喜さん、昨日は前半流して後半勝負って戦略だったのかも知れないんだけど、

昨日の自分、気が短かったか、初めっからのガンガン勝負ってのが希望で……。

                                                        

                                                       

ボクサーやジム関係者なんかの場合だと、もし対戦したらって想定の上、

どんな試合でも色々興味深く見れるんだろうけど、

その辺がただの観戦者との違いなんだろうなあって、シミジミ思ったんだよね。

                                                         

                                                           

                                                       

【本日のベスト3ボクサー】

① 植木秀利君

② 高橋周平君

③ 星野真生君

                                                 

                                                  

                                                 

外に出た時、まだ8時10分頃で、オフトではまだナイター競馬やってたんだわ。

                                                          

昨日と比べると、一段の冷え込みで、足元から冷気が登ってくる感じで、

思わず、焼け死ぬのと凍え死ぬのとでは、どっちがシンドイのかなあって、

そんなこと考えながら、トボトボ帰ったんだわ。

                                                        

2012年12月19日 (水)

後楽園ホール・12月18日

                                                       

20億年後の地球のことなんだけどね。

                                                         

ついに中心部のマグマが冷え切ってしまって、地表温度も激下がりで、

結果、砂漠化進んで、まるで火星のようになってしまうんだってね。

                                                         

で、その時までに、人類が地球で生き残る工夫ができてるもんか、

あるいは他の惑星に移住してるのかどうか、学者たちは研究中ってことで、

まあ、取り敢えず今後10億年ばかりは、多少プレート移動繰り返すくらいで、

自分も固定客さん達も安泰らしいんだけどね。

                                                         

                                                        

                                                            

昨日の注目ボクサー、やっぱり奈須勇樹さんで、次は源君だね、

                                                          

                                                            

☆大西裕太君(横田S)×渕昭人君(ワタナベ)……Fe 4R

デビュー戦の28歳・神奈川県と、デビュー戦の32歳・東京都。

                                                          

ワタナベジム、年末に大きな試合複数控えてるもんで、

平山悦久君がセコンド手伝いだね。

                                                          

1R、

大西君、腕が痙攣したような、ちょっと変わった連続ジャブなんだけど、

基本的には狂熱系のブン回しボクシングなんだよね。

                                                         

渕君、長いリーチ持ってるんだから、もっと先に仕掛ければいいのに、

無駄玉打たない主義か、怖ろしいほど手数少ないんだわ。

                                                            

大西君の方が10倍以上の手数なんだけど、空回りの連続で、

結局、3発ほど当てたのが有効打になってしまって、渕君ポイントゲット。

                                                            

2R、

渕君、絶対当たるっていう確信がないと右出さないみたいで、

そのうち、大西君のガチャガチャに巻き込まれてしまって、為すべくもないまま、

始まって40秒、青コーナー前で崩れ落ちダウン喰らってしまったんだわ。

                                                          

渕君、気持ち負けしてるとしか思えず、再開後も殆ど全く一方的になってしまって、

心折れてしまったみたいなまま、北西ポストに追い込まれて、

最後は右ストレート打ち込まれてしまって、二度目のダウン。

                                                            

大西君、1分2秒、デビュー戦KO勝ち。

                                                         

                                                         

                                                           

☆藤本直人君(新日本木村)×小原隼人君(船橋ドラゴン)

                          ………55㎏ 4R

2勝2敗の21歳・福岡県と、2勝(1KO)1敗の19歳・千葉県。

                                                            

1R、

二人とも、近いとこは巧くないのに、やたらの接近戦で、

小原君、リーチあるのに勿体ないし、藤本君もよく動いてはいるんだけど、

何か散らばり過ぎて全く有効打になってないんだよなあ。

                                                          

試合も緊張感ないし、セコンドも視界邪魔するもんで、席移動して見てたんだけど、

何か延々のグズグズだったもんで、そのまま休憩ってことで……。

                                                       

結局、藤本君から見ての、39-38、37-39、38-38の1-1ドロー。

                                                          

                                                           

                                                              

☆藤山健二(鉄拳8)×浦尚仁君(沼田)……Fe 4R

1勝(1KO)2敗(2KO)の26歳・鹿児島県と、1勝(1KO)0敗の24歳・東京都。

                                                          

1R、

浦君、肘曲げたままなもんで、当たりが軽くてダメージ与え切れてないなあ。

                                                          

1分26秒、南ロープ前、藤山君、返しの左フック、綺麗に打ち込んで、

浦君からダウンゲット。

                                                           

殆どダメージ残さない再開だったんだけど、藤山君の勢いが勝ってて、

残り30秒、またもやのチャンス、藤山君に訪れたんだけど、

ここは詰め切れず、浦君、ゴングに救われたんだわ。

                                                             

2R、

浦君、相変わらず、力の入り難いとこで打ってるんだけど、

藤山君も打ち終わりが甘いもんで、結構被弾してるなあ。

                                                          

それでも、藤山君の左フックがとっても効果的で、この回、浦君鼻血。

                                                           

3R、

お互い、細かく鋭く振れなくなってて、決定打にほど遠かったんだけど、

徐々のヘバリは浦君の方が大きかったみたいで、ふらつき目立ってきたとこ、

藤山君に、強烈右アッパー打ち上げられてマウスピース飛ばされ、

腰伸びきってしまったとこに右ストレート打ち込まれてたとこで、

2分26秒、セコンドからのタオルインでTKOエンド。

                                                         

                                                          

この後女子戦が組まれてたもんで、自分は見てなかったんだけど、

隣に座ってた上品な女性が負けた方のお母さんで、少しシンミリ話したんだよね。

                                                          

                                                         

                                                          

☆鳥越勝馬君(本多)×天沼圭君(ワタナベ)……SFe 6R

1勝1敗1分のサウスポー、21歳・千葉県と、

5勝(1KO)3敗(1KO)1分のサウスポー、31歳・栃木県。

                                                            

天沼君のセコンドに付いてた冨山浩之介さんとちょこっと話したら、

今度下位ランカーと試合するらしんだけど、新人王のランクインとの関係で、

若干微妙な組み合わせになりそうなんだってさ。

                                                            

鳥越君、B級デビューの2勝目目指してるし、天沼君も引き分け以上で、

それぞれA級昇格なんだよね。

                                                          

ただ、鳥越君、ウェイトオーバーのグローブハンデみたいなんだわ。

                                                            

1R、

鳥越君、パンチ重そうなんだけど、体自体も重そうで、動き全体が遅くて、

左ストレート二発クリーンヒットはさせてはいたんだけど、

その前後、天沼君の連続軽打貰ってしまって、ポイント取られてるんだなあ。

                                                              

2R、

鳥越君の右、左以上の威力はらんでるもんで、天沼君、もっとガード上げないとね。

                                                           

3R、

単発強打と軽連打の対決って構図だね。

                                                          

4R、

天沼君、相変わらず打ち終わりの引きが甘いもんで、危ない感じあるんだけど、

相手がそこ狙えてなくて大助かりってことで、中々いいボディショット見せてるし、

重いパンチではないんだけど、積み重ね効果はあるもんで、

鳥越君、徐々にへバリ感浮き出てきたんだわ。

                                                            

途中、ガッツンバッティングがあって、天沼君が傷付いたんだけど、

それほどには見えなかったんだけど、二回目のドクターチェック入った直後、

2分49秒、やっぱり負傷ストップエンドになってしまったんだわ。

                                                           

結局天沼さんの39-38、38-38×2の1-0ドローってことで……。

ちなみに自分は39-37で、天沼君だったけどね。

                                                           

                                                           

この日も山元浩嗣さんが来てて、2月11日の試合の話になって、

角海老ジムの一場仁志君とやるんだってね。

                                                          

                                                         

                                                            

☆林達也君(本多)×中村雅敏君(協栄)……54.5㎏ 6R

4勝(1KO)2敗(1KO)の21歳・千葉県と、

5勝(3KO)5敗(2KO)の25歳・神奈川県。

                                                         

1R、

中村君、序盤真面目にシッカリ距離詰めてたんだけど、

そこからが緩かったんだけど、中盤以降修正して懸命な手数で頑張ってたなあ。

                                                            

一方の林君、やりたい距離潰されまくっていかにもやり難そうにしてるんだけど、

入って来るとこ阻止するでもなく、ひたすらガード固める一方なもんで、

益々中村君を気持ち良くさせてるんだなあ。

                                                          

で、ラウンド終了寸前、中村君、右ストレートからの左フック連続打ち込み叶って、

林君からダウンゲット。

                                                          

勝率のいいのは林君の方なんだけど、なんだか立場が大きく逆転してて、

そう言えば中村君、負け数多いんだけど、相手は在塚太一郎君とか、岩崎悠輝君、

中川とん虎君、尾島祥吾君、石川貴章君ってとってもハードだった結果だし、

ここまで相当揉まれて鍛えられてるんだよなあ。

                                                           

中村君、体格的なハンデも乗り越えての頑張りで、

それに比べて林君、終始自分の距離取り切れないってのが延々で、

殆どそれが全てって感じの不本意パフォーマンスで、

こりゃボロ負けするなって感じしかしなかったもんで、休憩タイム突入。

それにしても林君、こんなモンだったけかなあ。

                                                           

結局、60-53×2、59-55って3-0で、中村君圧勝。

                                                          

                                                           

                                                           

☆鈴木鹿平君(E&Jカシアス)×源大輝君(ワタナベ)……Fe 8R

7勝(3KO)3敗(2KO)2分の23歳・宮城県と、

6勝(5KO)1敗(1KO)の21歳・大分県。

                                                             

平山悦久君に席譲って、自分は席移動。

偶然すぐ近くに座ってた、鉄拳8の権会長とコンチワ挨拶。

                                                           

1R、

3㎝ほど上背ある鈴木君、ジャブは鋭いし、細かく正確なワンツー打ち込んでるね。

                                                            

一方の源君、強いフィジカル頼りにガンガンプレスなんだけど、

いつも以上に振りデカ過ぎじゃないかなあ。

                                                            

で、いきなりテクニックとパワー対決って図式なんだよね。

                                                           

残り36秒、お互いの左右が交差した刹那、より正確にヒットしたのは、

鈴木君の右ストレートで、殆どダメージは無かったんだけど、源君、

どっかに体が引っ掛かったみたいで、バランス崩してしまって、

左グローブをマットについてしまって、ダウンコール。

                                                           

ガチの殴り合いになれば負ける気しないって感じだったんだけど、源君、

変なポーズ交えて相手甘く見てるとやられるよお。

                                                            

2R、

試合当初、とってもメカニカルなボクシングしてた鈴木君だったんだけど、

これで行けるって思ったか、結構大きく仕掛けてくるようなって、

そうなると、それは源君得意の土俵な訳で、いきなり可能性浮上って感じで、

荒っぽい乱打系の展開になればなるほど、源君、生き生きしてきたんだわ。

                                                           

3R、

源君、グローブの上からでも叩いていく訳で、相打ち上等ってなる訳で、

得意の左フックも面白いように当たるようになったんだわ。

鈴木君、そんなにまともに打ち合うと危ないよお。

                                                           

4R、

焦ってきたのか鈴木君、益々の大振りで、お互いイッセノセが多過ぎで、

源君、相手が大きく振ってくるとこ、外しざまに合わせればいいのになあ。

                                                             

この回、合計の被弾数は源君の方が多かったんだけど、

ド級の左フックで、鈴木君の右目上ヒットカットさせたから、源君かなあ。

                                                          

5R、

鈴木君、再度のジャブ多用で立て直してきたね。

                                                           

ただ、お互いどう見ても、決め打ちし過ぎのフォローパンチ少な過ぎなんだわ。

                                                           

残り40秒、鈴木君のカット傷悪化ってことで、ドクターチェック入って、

セコンドも呼ばれたもんで、ああいよいよここでストップかなあって見てたら、

ここで止められたら鈴木君、TKO負けってことになるもんで、

大丈夫、大丈夫って必死の大声で訴えるもんで、レフェリー、

ほだされてしまったかのようなリスタートだったんだわ。

                                                           

で、鈴木君、貰った幸運生かして、いきなり鬼ラッシュかけていって、

一気に源君を青コーナー近くに追い詰め、残り24秒、

右ストレートから左フック連続打ち込みで、源君をブチ倒してしまったんだわ。

                                                            

残り時間が少なかったもんで、源君、何とか凌ぎきったんだけど、

結構深いダメージ負ってて、場内、もう大騒ぎになってしまったんだわ。

                                                           

片方は2度ダウン獲られてて、もう片方のカット傷は限界にきてるし、

複雑で微妙なまま、第6Rが始まったんだわ。

                                                            

6R、

当然の如く、檄と指示が飛んでたんだろうけど、

前の回のダメージもそれほど残ってなかったみたいで、源君、

今度は抜かりない気持ち満々のゴングと同時のフルスロットルで、

いきなり、右、右、右って、それ、全力込めての振り出しと直撃だったもんで、

今度はレフェリー、何の躊躇もなく、誰にも相談せずのレフェリーストップエンド。

                                                           

始まってすぐの0分26秒のことだったんだけど、

鈴木君とトレーナー、二人、リングに座り込んで抱き合って泣いてたね。

少し離れたとこで内藤会長、静かに見つめてたのがとっても印象的だったなあ。

                                                          

                                                             

だとしても、勝ち負けとしてはハッキリしてて、

例え何度もダウン喰らっても、最後相手に致命傷与えた方が勝ちなんだよね。

                                                        

                                                          

反省すべきは二人ともにあって、まずは源君、先々の格上相手だと、

ああいう荒っぽさだけのパフォーマンスは絶対許してくれない訳で、

もう少し、自らを俯瞰で見てみるってことも必要だと思うんだよね。

                                                         

鈴木君の方は、試合初めの頃のスタイル、もう少し長く続けてれば、

相手も焦れてきて、違った展開あったと思ったんだけどね。

                                                        

それにしても、闘う男の気持に溢れた熱い試合だったことは間違いなかったね。

                                                          

                                                           

全部の試合が終わった後、偶然、内藤会長と話したんだけど、

この試合の事、とっても冷静に振り返ってたもんで驚いてしまったんだわ。

                                                         

                                                        

                                                        

☆ロッキー・フェンテス×奈須勇樹さん(角海老)

                ………OPBF F タイトル戦 12R

34勝(20KO)6敗(2KO)2分のチャンピオン、26歳・フィリピンと、

23勝(16KO)6敗(4KO)のランク5位、30歳・大阪府。

                                                           

奈須さんの応援に、角海老ボクサーの殆どが来てた感じの大動員だったなあ。

もう何年も前に引退した金沢知基さんも来てたしなあ。

                                                          

奈須さん、これが30戦目だし、もう30歳だし、

この日、納得いき難い試合してしまったら、色々考えてしまいそうだったんだよね。

                                                          

その奈須さん、2006年にフェンテスとは一度対戦経験あって、

当時、デビュー12連勝中(9KO)だったんだけど、1~2P差の1-2負けで、

これが雪辱とメインストリームへの進出賭けた、正に晴れ舞台なんだよね。

                                                           

フェンテス、OPBFベルトの他、WBC、WBA、IBF、WBOのランクも持ってて、

要するに、おまけ満載って感じなんだよね。

                                                          

                                                           

1R、

奈須さんとほぼ同じような体形なんだけどフェンテス、何から何までが力強くて、

それ、いいリズム持った上でのことだし、更には良く動く上体してるし、

鎧のような固いディフェンスしてるし、日本人まだ誰も勝ててないの分かるんだわ。

                                                          

奈須さん、ここんことの得意技のボディショットが中々いい喰い込みしてたね。

                                                          

一方のフェンテス、体左に傾けて相手の左フック交わしての右オーバーハンド、

これがまあ実に威力満々なんだけど、奈須さん、大直撃避けてるね。

                                                         

2R、

基本的には良く似たボクシングスタイルなんだけど、だから、

お互いの決めパンチが同時に危険なショットにもなり得るもんで、

見ててスリル満点なんだけど、フェンテスの右の方がタイミング合ってるなあ。

                                                            

フェンテス、体左傾斜させた途端、右フック打ち下して、直後に左フック、

アッパーに近い角度で打ち上げてくるんだけど、そのどれもが万振りなもんで、

見てて、もう冷や冷やだもんなあ。

                                                           

終盤近く、それは望むとこの足止めての殴り合い、奈須さん、全く負けてなくて、

ただ、精度の点ではフェンテスが上回ってて、奈須さん左目上ヒットカット。

                                                           

それにしても二人とも、あんなに思いっ切り振ってるのに軸ブレしてないんだよなあ。

                                                           

3R、

二人、とっても勉強になるっていうか、見ててとっても面白い攻防で、

お互いのやりたいことをお互いが知ってるって感じで、

そういう相手はやり易いのか、やり難いのかって考えてしまったんだけど、

少し手が止まると、手出せ―って怒鳴る客もいたけど、

安易な気持ちで無暗に手出すと、瞬間でやられてしまうんだよね。

                                                             

4R、

フェンテス、久し振りに見たけど、こんなに巧かったっけ? て感じで、

大きく振り抜いてる割に腕の引き早いし、片方の手でしっかりガード忘れないし、

結構足も使えるし、中々打ち込むとこ見つけ難いんだよなあ。

                                                            

お互い、集中切らせたらお終いで、特に奈須さん、打ち終わりに一瞬気抜くと、

それで一巻の終わりだからね。

                                                             

どっちに転んでもアリの中間採点は、40-36、38-38×2で、

フェンテス優勢なんだけど、極端な配点したのはフィリピ―ナなんだよね。

ちなみに自分は、39-37でフェンテスだったんだけどね。

                                                          

5R、

お互い、そこそこ振りまくってるし、被弾も積み重なっていったもんで、

消耗して反応鈍った方が負けじゃないかって思うようになったんだけど、

大差ない中、この回は奈須さんの方がヒット数で上回ってたなあ。

                                                             

6R、

奈須さんの方が顔面赤くなってるんだけど、殆ど腫れてはいなくて、

ここに来て、プレスかけてるのはその奈須さんの方で、

フェンテス、何だか小休止みたいで、奈須さんのボディブローが喰い込む喰い込む。

                                                              

終盤、休憩明けのフェンテス、力溜めての強烈右フック、怒涛の打ち込みで、

この時は奈須さん、そこそこヤバかったんだわ。

フェンテス、ペースの緩急付けるのも巧過ぎなんだわ。

                                                           

7R、

前の回一休みしたフェンテス、この回から本気出しで、

両肘使って奈須さん押し付けながら、いきなりガンガン飛ばして来たんだわ。

                                                        

で、引かない奈須さんとの間で、フェンテス、左目上かなあ、バッティングカット。

                                                          

フェンテス、トロトロやってんじゃねえって、セコンドから檄飛ばされたか、

更に大きく振り出していったんだけど、奈須さん、全く怯まず緩まず、

細かく当て込んで、かなりペース掴んだって感じなんだわ。

                                                           

8R、

フェンテス側、セコンドリングアウトが遅くなってきて、時間稼ぎしてるみたいで、

疲れたかフェンテスって感じで、この回、自分からは行かないで、

奈須さんの攻め込みざまに合わせるって戦法で、拮抗した推移だったんだけど、

最後30秒、お互い見せ場作りの激しい打ち合い始まって、

まずは奈須さん、綺麗な右フック打ち込んだんだけど、直後、フェンテス、

右フック、左フックって二発連続ヒットさせて、流れ渡さないんだわ。

                                                           

フェンテスの左目上のバッティング傷、奈須さんに大分打ち込まれたこともあって、

かなり傷みが進んでて、顔全体も赤黒く腫れっぽくなってきたんだわ。

                                                           

8Rまでのオープンスコア、79-73ってフィリピ―ナは無視して、

肝心なのは残りの日本人とタイ人なんだけど、77-75、76-76ってことで、

まだまだフェンテス有利、っていうより差が開いてしまったんだよね。

ちなにみ自分は、76-76だったんだけどね。

                                                            

9R、

奈須さん、こうなるとどうしても、一回のダウンゲットが欲しいとこなんだけど、

で、相変わらずペース落とすことなく、対等以上の打ち合い続けてたんだけど、

最後の最後、残り3秒ってとこで、南ロープに押し付けられてしまって、

初めの右フックは薄かったんだけど、返しの左フックが大直撃してしまって、

奈須さん、思わずロープに寄りかかりながら腰落としてしまったんだわ。

                                                           

直後の終了ゴングに救われたんだけど、時間残ってたら危なかったんだよね。

                                                          

10R、

奈須さん、一見ではダメージ引きずってなくて、

疲れてるのは却ってフェンテスの方みたいなんだけど、

そこからヘバらないフェンテスも凄くて、最後、見せ場作ろうとする意識も高くて、

足止めた打ち合いでは、溜めた力、一気に噴出させてたんだわ。

                                                             

奈須さん、途中途中、とっても効果的なボディブローを打ち続けてたもんで、

それ、やっぱりジワジワ、岩石フェンテスにも効いてたみたいではあるんだけど、

その過程で顔面を犠牲にすることもあって、そこ狙われてキツイの打たれてたけど、

あれだけの直撃何度も受けて、9R以外、グラッともしてなかったのも凄いよなあ。

                                                            

11R、

消耗は当然、二人に同時にきてるんだろうけど、乗り切れてるのは奈須さんの方で、

ひたすらの攻め込みなんだけど、残念ながら、決定的な場面まで作れてなくて、

とにかくフェンテス、大きく打たれないようにするのがとっても巧いんだわ。

                                                          

ただ、フェンテス、攻撃的姿勢には大分欠けてきて、無理しないまま、

このまま何とか穏やかに終わらせたいって感じなんだよなあ。

                                                            

12R、

かなりヘバッてはいるんだけど、1発、2発で倒せる相手じゃないもんで、

奈須さん、メチャ打ちが必要なんだけど、それをさせないフェンテスも巧くて、

逃げてるって思われてもいい、それも作戦だからって、

無理に行かないポイントアウト狙いに徹してしまってるもんで、

決め倒すとこまで行かないままの終了ゴングだったんだけど、最後の最後まで、

奈須さん、軸ブレの無いバランスのいいパフォーマンスだったんだわ。

                                                          

結局、117-111、116-112、115-113でフェンテスの3-0勝ち。

                                                         

全く同じスコアのジャッジがいて、自分も115-113だったんだよね。

                                                          

                                                          

                                                         

奈須さん、流石に強烈左フックのせいで、右目周辺かなり腫れてたんだけど、

取り敢えずやるべき事やりきったって感じで、清々しい表情だったなあ。

相手が以前より足使ってきたもんで、ちょっと面食らったって言ってたなあ。

                                                          

                                                           

                                                          

【本日のベスト3ボクサー】

① 奈須勇樹さん

② ロッキー・フェンテス

③ 天沼圭介君

                                                   

                                                  

                                                   

ホントは、もっと早い時間にアップできてたはずだったんだけど、

鈴木君と源君の試合を書き終わったとこで、それまでの全部が吹っ飛んでしまって、

あんまり頭に来たから、パソコンブチ壊しそうになったんだけど、

グッと我慢して、取り敢えずはフテ寝だなって思ったんだけど、

こんなブログでも結構沢山の人が読んでくれてるし、

今日も試合あることだしって、また一から、地球の話から書き直したんだけど、

初めの文章とかなりニュアンス違ってしまったとこもあるんだわ。

ちょっと荒っぽくなってしまったかも知れないんだけど、二時間でなんとか……。

                                                         

後楽園ホール・12月17日

                                                        

最近のテレビニュース、国内政治と経済の不透明さ、中国と韓国の面倒臭さ、

北朝鮮とイスラム原理主義のアホさ加減、年中行事みたいなアメリカでの銃乱射、

みたいなことばっかりで、要するにもう暗くなるばっかりなもんで、で、自分、

無責任な現実逃避に走る訳で、更に映画と音楽とボクシングに傾斜する訳で、

申し訳ないけど、とてつもなく気楽な毎日を過ごそうと思ってるんだよね。

                                                           

                                                          

                                                           

昨日のボクシング、女子戦なんだけど世界戦が組まれてたもんで、

本来ならボックスシートは使えないんだけど、特別の配慮ってことだったもんで、

取り敢えず、沼田康司さんの具合を見に行ったんだよね。

                                                              

ホール入りが沼田さんと重なったモンで、頑張ってねって声掛けしたんだわ。

親しいジムとかボクサー達、全くいなかったもんで、終始黙ったままだったなあ。

                                                           

                                                              

☆稲葉直樹君(P渡久地)×入江遼君(スターロード)……50㎏ 4R

デビュー戦の17歳・三重県と、デビュー戦の23歳・東京都。

                                                          

1R、

二人とも、思いっ切り力入りまくったスタートだったんだけど、

1分過ぎたらもうガッチャガチャで、まあ、デビュー戦だから仕方ないんだけどね。

こうなると、気持ち強い方が勝つね、多分。

                                                             

2R、

正に生き残り競争って感じなんだけど、二人ともグローブ重そうだなあ。

                                                          

3R、

目に勢い残ってるのは稲葉君の方だなあ。

                                                            

4R、

二人とも、中々練習のようにはいかないみたいなんだけど、

初めのグズグズ、それなりに維持してて、それ以上極端な落ち込みなくて、

最後までヘバらず頑張ってたんだわ。

                                                            

2R以降、いかにもダメそうな感じだった入江君も、最後は驚くほど踏ん張ってて、

相手より手数圧倒するほどだったんだわ。

                                                            

結局、40-37×2、39-37で、稲葉君の3-0勝ちだったね。

                                                          

                                                           

                                                           

☆吉松大樹君(協栄)×大野顕君(新田)……SF 4R

2勝(1KO)1敗の18歳・山梨県と、2勝(2KO)1敗の20歳・千葉県。

                                                           

1R、

1分過ぎ、大野君、右ストレートのいいのを当ててたなあ。

                                                          

吉松君、何となく相手に威圧感じてるみたいなんだけど、

初めっから口開いてるもんで一見苦しそうに見えてしまうなあ。

                                                               

で、残り1分頃、大野君、左フック一発直撃で、吉松君からダウンゲット。

                                                       

それでも吉松君、それほどのダメージ引きずってなくて、再開後は普通にやってたね。

                                                        

2R、

吉松君、取り敢えず何とかなるんじゃないかって大きく振り出して、

それで終わり、後はクリンチ逃げってのが延々なんだけど、

大野君の方も、殆どいいパンチが出せてなくて、いきなりの低調リングなんだわ。

                                                                  

3R、

大野君、終始プレスかけてはいるんだけど、全く生かされてなくて、

ちょっと仕掛けが大き過ぎなんじゃないかなあ。

それは吉松君も同じで、徐々に動き良くなってはいるんだけど、振りデカ過ぎなんだわ。

                                                           

4R、

吉松君、逆転目指して必死のドライブなんだけど、動きが浮つき過ぎてて、

正確に当てきれなくて空回りの連続なんだよね。

                                                             

一方の大野君、左フックが小さく鋭く振れててとってもいいんだけど、

全体にもう少し細かく沢山の手数が欲しいとこなんだよね。

                                                            

結局、そのまま大きな展開ないままの終了ゴングで、

39-36、39-37×2ってことで、大野君の3-0勝ち。

                                                        

                                                         

                                                            

☆吉野史紘君(P渡久地)×大滝真之介君(高崎)……SFe 4R

デビュー戦の31歳・東京都と、デビュー戦の26歳・新潟県。

                                                            

吉野君、弁護士ってことで客席には沢山のネクタイ組。

                                                            

1R、

一回りデカイ吉野君、明らかにアマ経験ありそうな動きができてて、

そもそもパンチの形ちゃんとしてるし、緩急つけて打ててるし、ディフェンスもいいね。

                                                               

一方の大滝君、全てが万振りだし、ガチャガチャになったとこからしか打ててないし、

中盤以降は攻め込むタイミング見い出せてなくて手数落ちてるなあ。

                                                             

2R、

吉野君、課題はスタミナみたいで、いきなりのペースダウンで、

体にキレ無くなってるし、パンチも流れるようになってきたんだわ。

                                                           

元気有るのは大滝君の方なんだけど、とにかく、体から行き過ぎなんだわ。

                                                           

3R、

吉野君、直撃させれば一気に決着させることできるんだと思うけど、

あんまり当て勘よくなくて、勿体ない時間が過ぎるばかりなんだわ。

                                                          

大滝君の方は、相変わらず頭と体ごと突っ込むばっかりで、明るさ見えてこないし、

で、ちょっとばかり中抜け。

                                                           

結局、40-37×2、30-37で、吉野君の3-0勝ち。

                                                        

                                                       

                                                           

☆池ノ内ワタル君(福田)×宮本真幸君(トクホン真闘)

                              ………Fe 6R

5勝8敗(3KO)1分の26歳・埼玉県と、

5勝(2KO)7敗(3KO)1分の33歳。東京都。

                                                           

二人のボクシング、とっても良く似てて、多分途中休憩になる予想だったんだよね。

一番面白かったのは、いつもは坊主頭だった宮本君が髪の毛伸ばしてて、

池ノ内君の方が坊主になってたってことだったなあ。

                                                          

1R、

お互い、KO率が低いのに、1~2発で決着したがるボクシングで、

結果、すぐ絡み合ってしまうんだよなあ。

                                                           

池ノ内君、右ストレート二発、宮本君は左フックと右ストレートボディが一発づつ、

其々グッドショットあったんだけど、基本的には頭から行き過ぎなんだなあ。

                                                           

池ノ内君、いきなり左目上ヒッティングカットってことだったんだけど、

あれはバッティングにしか見えなかったけどなあ。

                                                            

2R、

池ノ内君、始まってすぐカット傷のドクターチェックってことで、

再開後も、相変わらず血沸かず肉も躍らない展開だったもんで、休憩タイム。

                                                             

結局、3R、1分50秒、池ノ内君のテンカウントKO勝ち。

池ノ内君、15戦目にして初めてのKO勝ちで、宮本君はこれで引退だってね。

                                                         

                                                           

                                                            

☆コブラ諏訪君(P渡久地)×梁正勲……W 8R

11勝(5KO)9敗(4KO)2分の32歳・東京都と、

7勝(2KO)4敗のOPBF5位、27歳・韓国。

                                                       

1R、

二人、ほぼ同体格なんだけど、相手の韓国人、如何にものコリアンファイターで、

顔付も体つきもゴッツくて、かなり強いプレスかけていってるね。

ただ、攻撃の主体はシンプルなワンツーだけでパンチの種類も乏しいし、

しつこい攻め込みする訳でもないんだよね。

                                                           

2R、

コリアンファイター、動き遅いし、パンチの出し方も変だし、それほどパワーも無くて、

諏訪君、これはオイシイランク取りって感じだなあ。

                                                              

3~4R、

お互い、小突き合いに終始してるせいか、重いクラスにしては迫力的には今一で、

力入り切らない密着戦が延々なんだわ。

                                                          

5~6R、

コリアンファイター、唯一の長所は際限ないスタミナって感じで、

諏訪君、ちょっと持て余し気味にしてるなあ。

                                                            

7~8R、

お互い、そこそこ手は出してるんだけど、振りが緩くて被害度少ない打ち合いで、

諏訪君もかなりヘバッてきてるみたいで、足が付いていってないんだよなあ。

                                                              

最終ラウンド、初めに飛ばしていったのはコリアンファイターの方で、

有効打は殆どないんだけど、それでもとにかく、手数は頑張ってたんだけど、

ラスト30では、お互いズルズルになってしまって、

もたれ合って撫でるようにしか打ててなかったなあ。

                                                           

結局、79-74、78-75×2ってことで、諏訪君の3-0勝ちだったんだけど、

それほどの差があるようには見えなかったけどね。

遠くから見てたせいもあったかも知れないけど、全く面白くなかったなあ。

                                                          

                                                          

                                                          

☆中村幸裕さん(P渡久地)×前田俊君(相模原ヨネクラ)

                            ………Fe 8R

12勝(5KO)4敗1分のランク10位、27歳・東京都と、

7勝(3KO)5敗(2KO)2分の28歳・神奈川県。

                                                            

1R、

軸太くてパワー命の相手に前田君、正面戦ってのはリスク大き過ぎだけどなあ。

                                                           

2R、

前田君、とってもいいジャブ持ってるんだから、相手が突っ込んでくる前に、

もっともっともっと、左差し込めばいいと思うんだけどなあ。

体寄せられてネバネバやられると、徐々に消耗してしまうと思うんだよね。

                                                           

3R、

中村さん、いつものように頭下げての特攻大作戦大成功で、

思ってた通り、残り14秒、前田君、バッティングカットしてしまったなあ。

                                                               

体形的ハンデ乗り越えて、勝つボクシング、負けないボクシングを徹底すれば、

中村さん、ああいうボクシングスタイルになるんだろうけど、

知り合いだけが大騒ぎしてるとこ、自分、休憩タイムゲットなんだわ。

                                                            

結局、7R、0分36秒、中村さんのTKO勝ちだってね。

                                                            

前田君、正面から受け止め過ぎで、元々左右にも動けるんだし、

もっと出入りのボクシングするべきじゃなかったのかなあ。

                                                           

                                                           

                                                            

☆田島秀哲君(西遠)×沼田康司さん(トクホン真闘)

                        ………71.5㎏ 10R

13勝(8KO)9敗(6KO)1分の31歳・静岡県と、

18勝(13KO)6敗(2KO)1分のランク3位、28歳・東京都。

                                                          

沼田さん、契約ウェイトより1.5㎏軽くて、殆どSW体重なんだよね。

で、田島君が157.5ポンド、沼田さんは154.5ポンドってことで……。

                                                            

大きな試合の時だけやって来る、どっかの雇われカメラマンが前にやって来て、

二人共、腹出っ張った見苦しいのが邪魔だったもんで、席移動なんだわ。

                                                          

1R、

田島君の方が10㎝ほどデカイんだけど、ユックリ過ぎる立ち上りなんだわ。

                                                          

沼田さん、長い距離の右フック一発当てた直後、いつものように、

いきなり凶暴化してのガンガン攻めなんだけど、

彼の場合、ホントはこの瞬間が一番危険なんだよね。

                                                          

ただ、田島君、そこんとこ冷静に狙えるって感じじゃないんだよなあ。

突っ込み過ぎがたたったか、沼田さん、左目上バッティングカット。

                                                            

2R、

田島君、リーチ差生かして、もっとジャブ出せばいいと思うんだけど、

何か消極的にしか見えないんだけどなあ。

                                                           

沼田さん、相手があんまり振って来ないもんで、カウンターも狙えなくて、

誘い気味に例のごとく、両手ダラーンとさせてるんだけど、

田島君、警戒してか、何にも仕掛けてこないんだよね。

                                                           

3R、

田島君、カウンターの名手でもないんだから、もっと先仕掛けすべきなのに、

勝負はもっと先だって思ってるのか、怖がってるのか、実に控えめな攻撃で、

一回目の踏み込みで終わってしまってて、とっても淡白なんだよなあ。

                                                            

沼田さんの方も、相手の反応がそれほど良くないもんで、

いきなりの右フックが結構当たってるんだけど、基本的にはあんまり良くなくて、

ウェルターでやってた頃のようなキレ感じられないんだけどね。

                                                        

結局、このラウンド、沼田さんは右フック二発、田島君はジャブだけ。

                                                         

4R、

残り1分、沼田さん、この日初めて相手の打ち終わりに見事に左フック合わせて、

これはホント、華麗で威力のあるショットだったんだわ。

                                                           

田島君の方は相変わらずの迫力の無さで、踏み込み甘過ぎだし、

二回ほど振ってすぐ身引いてしまってるし、遠くからテキパキやるでもなく、

長引かせて後半に持ち込もうとしてる以外考えられないんだよね。

                                                            

5R、

田島君、勝てばランカーだってのに、まだまだ行けてなくて、低調の限りだなあ。

                                                       

6R、

田島君、やっと手数増やしていったんだけど、ただそれも初めの1分間だけで、

また元に戻ってしまって、沼田さんに安心感与えるばっかりなんだわ。

                                                            

前日の新人王戦で、そこそこスリリングな試合沢山見たせいか、

正直、何だかとっても退屈で、あとは沼田君がいつ倒すのかってだけで、

その沼田さんも、動きに繊細さなくて、例の恐怖感も乏しかったんだよね。

                                                         

7R、

始まって45秒、沼田さん、右アッパーで田島君に大きな衝撃与えた直後、

赤コーナー前で飛び込みざまの左フック直撃させて、田島君からダウンゲット。

                                                                

当たり方の割に田島君、それほどのダメージ負ってないように見えた再開後、

沼田さん、当然の如くの一気鬼攻め、オープン気味の丸太殴りだったんだけど、

勢いは半端じゃなかったもんで、田島君、反転攻勢全くかけられないまま、

残り23秒、殆どリング中央のとこで、最後は強烈右ストレート、

これは誰でもダメでしょってほどの当たり方してしまったもんで、

田島君、昏倒ダウンで、途端のレフェリーストップエンド。

                                                            

2分40秒、沼田さん、相変わらずの粉砕型ボクシングは健在だったんだけど、

上級者とやるときは、もう少し細かく鋭い動きが必要だと思ったんだよね。

                                                          

                                                          

この後、女子戦が組まれてたんだけど、自分のボクシングはここでお終い。

                                                          

                                                         

【本日のベスト3ボクサー】

特にナシ

                                                  

                                                  

昨日は静かに始まって、途中も静かで、静かに終わったって感じで、

静かに帰ったんだよね。

                                                            

2012年全日本新人王決定戦

                                                        

民主党が破滅的崩壊したことに伴って、自民、公明が躍進。

それと、日本維新が台頭したんだけど、橋元某、調子に乗りやがって、

インタビュアーをバカ扱いした不遜で高慢な態度が鼻についたっていうか、

とにかく、この上ないほど生意気な受け答えしてて、呆れてしまったなあ。

彼も、言葉だけが巧みな、その実とっても薄っぺらな人間なんだってことで……。

                                                        

                                                          

                                                             

昨日、ちょっと朝寝してたら、奥さんが遊びに行ってしまって、 

で、ノソノソ起きて、野良猫に御飯上げて、植木や鉢物に水やって、

朝昼一緒の食事したら、もう12時近くになってて、12時30分頃出動。

                                                           

                                                           

後楽園ホール、この日は全て5ラウンド戦。

やっぱり、きっちり人集めてたね。

                                                             

                                                         

☆山本浩也君(全日本P)×内野々大叶君(W延岡)……Mm

5勝(1KO)0敗の21歳・千葉県と、2勝(1KO)1敗(1KO)5分の宮崎県。25歳。

                                                            

1R、

内野々君、一回りデカイ体格と長いリーチ利して、まずは届きのいいジャブスタート。

                                                             

残り1分まで、完全にペース取られた山本君だったんだけど、

相手の振りが大きくなってきたとこ突いて、特に打ち終わりに狙い定めて、

とっても見栄えのいいショット連発して、序盤のハンデ、見事に取り戻してたね。

                                                          

2R、

内野々君、一発目はそこそこいいのを打ち込むんだけど、

次に続くショットが全くダメで、回転が緩過ぎなんだわ。

この回も初めの2分まで頑張るんだけど、徐々に吐き出すって展開なんだなあ。

                                                           

3R、

それでも全体の勢いは内野々君が上回ってて、山本君、ロープに詰められてるし、

簡単にワンツー貰い過ぎてるし、上下の被弾も度を超えてるんだよなあ。

ただ内野々君、残念なのはラスト15秒くらいからが弱くて、最後鼻血なんだよね。

                                                            

4R、

このままじゃヤバイって感じで、山本君、ゴング直後からの一気飛ばしで、

内野々君、完全に遅れ取ってしまっての追い込まれ追い込まれで、

最後、ほぼ一方的に打ち込まれてしまったとこで、レフェリーストップエンド。

                                                           

ちょっと早過ぎる感じ、しないでもなかったんだけど、

そう言えば、前の回のラストから足元フラ付いてから、仕方ないかなあ。

                                                           

山本君、ここは行くって決めた見事な戦略で、0分38秒、あっという間だったね。

                                                          

                                                          

                                                                

☆横山隆司君(Wスポーツ)×早川大助(とよはし)……LF

6勝(2KO)1敗のサウスポー、26歳・埼玉県と、4勝(3KO)0敗の18歳・愛知県。

                                                           

東日本闘賞と中日本技能賞・西軍MVP。

試合前、横山君にグローブタッチ激励。

                                                           

1R、

早川君、遠いとこが巧くなくて、距離詰まったときの一気攻めが命ってことで、

とっても片寄りの強いボクシングで、飛び込むタイミング掴めないとツライんだよね。

                                                          

横山君、距離あるとこからの左ストレートがとっても強力だなあ。

                                                            

2R、

早川君、やっぱり瞬間飛込みボクシングなもんで、

横山君、油断というか集中欠かなければ問題無さそうだなあ。

                                                          

3R、

早川君、接近すると元気になって、右ストレート相打ちでは明らかに勝ってて、

相手の打ち終わりを懸命に狙いながら、活路見出そうとしてるね。

                                                         

横山君、もっと沢山の右ジャブ要るなあ。

                                                          

4R、

横山君、近距離戦ではもう少し小さく振るべきで、ちょっと振り負けてるけど、

ヒット数でかろうじて優勢保ってるかなあ。

それと、相手の狙い外すべく、逆ワンツーなんかどうなのかなあ。

                                                           

5R、

横山君、全体に少し緩んできてて、より強く打ててるのは早川君の方で、

だから早川君、もっとガンガン行ってもいいのに、行ききれないまま終了ゴング。

                                                            

自分のスコアでは、早川君が3R、5R獲ったんだけど、

残り3つは横山君だったもんで、48-47だったんだけど、

正式にも48-47×3って、全く同じ感想だったみたいで、横山君の3-0勝ち。

                                                          

                                                           

近くの西軍応援団、判定じゃ勝てる訳ないって言ってたけど、

間違いなく早川君は勝ってはいないって思ったけどね。

                                                           

                                                          

                                                       

☆長嶺克則君(マナベ)×川村琢磨(畑中)……F

6勝(4KO)0敗の21歳・沖縄県と、6勝(5KO)1敗(1KO)の22歳・愛知県。

                                                         

川村君は西軍敢闘賞。

                                                         

長嶺君とは軽く挨拶したんだけど、近くには当然、宮崎辰也君が控えてて、

そのすぐそばに、東日本の決勝で戦った佐藤拓茂君も来てて、

彼、仕事休んでの応援なんだわ。

                                                           

自分、初めて話したんだけど、ある試合で彼が負けるって予想したのを読んで、

頭に来たっすよおって言ってたなあ。

そういう風にあっけらかんと言うか、正直に言われて、却って気持ち良かったなあ。

                                                          

1R、

川村君、意外にデカくて威圧感もそこそこあるんだよね。

彼、ボディブローはとってもいい打ち方してるんだけど、遠いとこは全く巧くないなあ。

                                                           

長嶺君、プレスの強い相手に、序盤苦戦気味ではあったんだけど、

中盤以降、積極攻め込みで、見栄えのいいショットを5~6発打ち込んで、

幸先のいいラウンドゲットだね。

                                                            

2R、

川村君、一番得意のショットは密着した途端のボディ攻撃みたいなんだけど、

長嶺君の左フック、やたら貰ってるなあ。

                                                          

長嶺君、上体上手く使ってるし、上下の打ち分け、とっても美しいし、

打ち終わりに対する配慮もちゃんとできてるね。

やっぱり、村中優さん達とのスパーリングの効果、ハッキリ出てるんだわ。

                                                           

3R、

川村君、1分過ぎた頃から動きが悪くなって、足元ふらついてバランス崩してるし、 

明らかに効いてきてるみたいなんだわ。

                                                           

4R、

川村君、気持ち立て直して、いきなり攻勢強めて、距離詰めて、

得意の密着ボディブロー打ちまくってて、長嶺君、大丈夫かあ。

                                                           

川村君、距離取ってやるつもり全くないみたいなんだけど、

好きにさせるととっても危険な感じするなあ。

                                                           

アレレレ、長嶺君、結構な鼻血流してるんだけど……。

後で聞いたら、長嶺君、ボディブローはそれほどのことなかったけど、

この鼻血には、ホント、参ったんだってね。

                                                           

5R、

相手の流血見ると元気取り戻すってのは、古今の殴り合いの常道で、

川村君、文字通り一気呵成ってことで、長嶺君、途端の落ち込みで、

いきなり腕振りタルくなってしまって、川村君、別人のように元気満々なんだわ。

                                                          

長嶺君、左目下の腫れも相当なことになってて、凌ぐのに一杯一杯で、

最後は結構ギリギリのところで逃げ切ったんだわ。

                                                           

結局、49-48、48-47×2で、長嶺君のスレスレ3-0勝ち。

自分のスコアでも、1R、2R、3Rを先行奪取したのが効いての48-47だったね。

                                                         

試合後の長嶺君、刀根トレーナーとか、宮崎君、坂入裕君達のそばにいたんだけど、

まるで負けたボクサーみたいになってて、左目周囲は赤黒く腫れ上がってるし、

鼻血止めのティッシュ突っ込んだままだし、これで、電車で帰れるのかって感じで、

色々話したんだけど、1R初っ端から飛ばしたのはエラかったって伝えたんだわ。

                                                          

12月にランクインするんだけど、そうなると長嶺君から長嶺さんになるんだけど、

彼、俺はまだまだですから、今までのままでお願いしますって言ってたんだけど、

やっぱり決まりは決まりなもんでって答えておいたんだよね。

                                                         

                                                         

                                                          

☆齊藤裕太君(北澤)×冨山智也君(蟹江)……SF

6勝(5KO)3敗1分の25歳・神奈川県と、4勝(4KO)0敗の24歳・愛知県。

                                                           

東日本MVPと中日本MVP。

冨山君の4KOってのは全て1Rなんだってさ。

                                                          

1R、

前半ペース握ったのは齊藤君だったんだけど、残り1分、

冨山君、左ダブルフックから立て直して対等以上のパフォーマンスだったなあ。

ただ、総クリーンヒット数で齊藤君、何とかポイントゲットだったなあ。

                                                             

2R、

冨山君、少し自信持ったか、スピードも上がってきたし、

回転鋭い左右フックがグッドだし、そもそもジャブの精度がとっても高いんだわ。

                                                         

齊藤君、打ち終わりが甘いし、頭の位置動かさなくて危険度高いなあ。

                                                         

3R、

1分半頃、齊藤君、強烈左ボディ打ち込んだら、冨山君、

いきなりシンドそうな表情になってしまってるし、鼻血も出始めたんだわ。

打ち合いになった途端、二人の腕力差、徐々に出てきてしまった感じなんだわ。

                                                              

4R、

それでも冨山君、自分から仕掛けたり誘ったり色々見せてくれてるし、

そもそものポジショニングがとっても良くて、手数もアップしてきたね。

                                                              

齊藤君、最後の場面で巧みに山作るのには成功してたけど、

それまでは殆ど冨山君のペースで、出入りも真っ直ぐ過ぎなんだわ。

                                                          

冨山君も、折角主導権取り返したのに、維持し切れないとこに問題あって、

それをさせない齊藤君の方が巧いって事なのかも知れないね。

                                                             

5R、

結構微妙な採点になってるもんで、ここが勝負どこだと思ったんだけど、

気合入れ直して初めっから飛ばしていったのは齊藤君の方で、

この辺の緩急はとっても優秀で、冨山君、完全に後手踏まされてしまったなあ。

                                                          

二人の被弾数と消耗度にも差があったせいか、冨山君、一気の落ち込みで、

殆ど何もできないまま、北ロープに詰められてしまって、体がグニャッとして、

足元覚束なくなってしまったとこでレフェリーストップエンド。

                                                          

齊藤君、行くべきとこで行ける地力で圧倒したって感じだったなあ。

                                                           

                                                         

ロビーで八王子中屋ジムの三谷雄造君に声掛けられて、

彼、来年再度新人王戦に挑戦なんだってさ。

今年は、東日本代表の決勝戦でジェームス村重君に惜敗した遠藤健太君に、

準決勝戦で負けたんだけど、中々カッチリしたバランスのいいボクサーで、

あと少し、先仕掛けの気持と手数があればって可能性秘めてるんだよね。

                                                          

来年のライト級には飛び抜けた将来性持ってるボクサーが二人出て来るけど、

何とか一角に喰い込むとこ見たいよね。

                                                         

                                                          

                                                         

☆立川雄亮君(P渡久地)×大森将平(ウォズ)……B

7勝(2KO)2敗(1KO)1分の24歳・東京都と、

6勝(3KO)0敗のサウスポー、19歳・京都府。

                                                           

大森君は西軍技能賞。

                                                           

1R、

大森君の方が5㎝ほどデカいし、リーチはそれ以上って感じで、

左ストレートボディとか、入ってくるとこの右フックだとか、とっても巧いんだわ。

                                                          

一方の立川君、何だかリズムも良くないんだけど、

そもそも自分の距離にさせて貰えなくて、苦戦浮き出てしまってるなあ。

                                                          

2R、

こうなると立川君、飛び込みざまの一発に賭けるしかないって感じなんだけど、

大森君、大きく足使えるし、その上、上体の動きも良くて、的絞らせないなあ。

彼、打ち終わりもシッカリしてるし、返しに対する意識も高くていいボクサーだなあ。

                                                         

3R、

まだ19歳だってのに、大森君、とっても可能性感じさせるパフォーマンスで、

ディフェンスから攻撃に移る時の動きもとっても滑らかだし、反応もいいなあ。

                                                             

立川君、相変わらず殆ど何もさせて貰えてなくて、イライラ増していったか、

益々雑な仕掛けになってしまって、頭から突っ込み過ぎだなあ。                                                          

そういうのあしらうの、大森君、とっても巧くて、まるで教則本のような対応だね。

                                                            

で、残り32秒、相手の打ち終わりにキッチリ合わせた、大森君の左ショート、

絶妙なタイミングのカウンターで直撃させて、立川君から見事なダウンゲット。

                                                           

4R、

それほどの大ダメージじゃなくて、立川君、何とか逆転目指しの前進ドライブで、

出来る限りのプレスかけていったんだけど、

大森君、あくまで冷静な対応で、最小限の動きであしらってるって感じなんだわ。

                                                          

5R、

立川君、倒す気満々に仕掛けては行ってるんだけど、空回りの連続で、

大森君に足使われまくって、何とすることもできないまま終了ゴング。

                                                          

結局、50-45×2、49-45の圧倒3-0で、勿論大森君の勝ち。

ちなみに自分は、49-45だったけどね。

                                                          

                                                         

試合後暫く経ってから、大森君と話す機会があったんだけど、

彼、とっても冷静に自己分析してて、ちょっと大きく振り過ぎたって言ってたなあ。

殆ど直撃受けてなかったせいもあって、とっても綺麗な顔してたね。

                                                       

                                                        

                                                          

☆久野伸弘君(オサム)×堀池雄大君(西遠)……SB

8勝(4KO)1敗1分の27歳・埼玉県と、

5勝(2KO)1敗(1KO)3分の27歳。静岡県。

                                                          

1R、

強いプレスで始めた久野君だったんだけど、堀池君の方も負けず嫌いみたいで、

お互いの闘志が透けて見えるとってもいい試合だったんだよね。

                                                         

序盤は堀池君の左の当たりがとっても良かったんだけど、中盤以降、

徐々に持ち前の体圧で圧していった久野君がペース握りかけたかなって途端、

残り13秒、久野君の右外しざまの右ストレート、堀池君、見事な打ち下しで、

久野君からダウンゲットしたんだわ。

                                                            

2R、

久野君、ガード下がり気味だし、挽回目指した振りがデカくなるとこ、

堀池君、鋭く細かく当て込んでるなあ。

                                                          

3R、

久野君、攻勢強めて腕振りに力込めてるなあ。                                                           

で、堀池君の方が顔面赤くなってて、左目下なんかかなり腫れてきたんだわ。

久野君、まだまだ全然余裕で、ヘバってきたのは堀池君の方なんだわ。

                                                          

4R、

この辺りから、二人の基礎体力の違いみたいなものハッキリ出てきてしまって、

堀池君、全く攻勢かけられなくなって、防戦一方に傾いていって、

ひたすらクリンチ逃げする場面が目立つようになっていったんだわ。

                                                           

5R、

流石に堀池君も最終ラウンド、心立て直して打ち合いに挑んでいってるね。

                                                          

久野君、もう見てるヒマは全く無い訳で、ガンガンの追い込みなんだけど、

最後、堀池君も振り絞っての踏ん張りなもんで、決定的な場面まで至らなくて、

顔面だけ見てたら、堀池君の方が敗者って感じのまま終了ゴング。

                                                           

自分のスコアだと47-47のドローで、優勢点堀池君ってことだったんだけど、

正式には48-46、48-47×2の3-0で、やっぱり堀池君の勝ちだったなあ。

                                                         

試合後、堀池君、左目下ドンドン腫れ上がってたなあ。

                                                         

                                                         

                                                         

☆伊藤雅雪君(伴流)×坂晃典(仲里)……Fe

8勝(3KO)0敗1分の21歳・東京都と、6勝(5KO)0敗の20歳・大阪府。

                                                        

坂君は西日本MVP。

                                                          

1R、

坂君、腕振り力強いし、とっても引きのいい左ジャブ打つんだよね。

                                                          

全体にしなやかな感じするのは伊藤君の方なんだけど、

いきなりの右ストレートはヒッチが大き過ぎて、分かりやす過ぎで、

もう少しノーモーションっぽく、スッと出せるといいのになあ。

                                                         

常にプレスかけてたのは坂君の方だったんだけど、

一発右ストレートのクリーンヒットで、まずは伊藤君、ポイントゲットだなあ。

                                                          

2R、

坂君、とってもいいボクサーだって事前に聞いてたんだけど、

正直、それほどのことはなくて、遠いとこは不得意みたいだし、

やたら、突っかけ気味だし、連発ジャブからの踏み込みにも恐怖感ないんだよね。

                                                         

3R、

坂君、流れの中からのボクシングじゃなくて、とにかく瞬間飛込み型だなあ。

全体の反応とかディフェンス面もごく普通って感じしかしなくて、

最後の10秒間で、伊藤君に3連続被弾させられてたんだわ。

                                                           

4R、

坂君、接近乱打戦に持ち込みたがってるんだけど、攻め込みが単調なもんで、

伊藤君に思うようにさせて貰えなくて、益々雑になってしまってるんだわ。

                                                           

この回、伊藤君、当たりは薄いんだけど、結構な数届かせてたね。

                                                         

5R、

坂君、近くでしかできませんって感じなんだけど、いつもこうなのかなあ。

                                                         

中間距離で見栄えのいいのを打ち込んでるのは常に伊藤君の方で、

この日の伊藤君、東日本決勝の時よりは、ちゃんと自分のボクシングできてたね。

                                                         

坂君、最後まで焦ったようなガチャガチャ系で、いいとこ無しのまま終了ゴング。

                                                           

結局、49-46、48-47で、伊藤君の3-0勝ち。

自分も49-46だったけどね。

                                                       

                                                          

試合後の伊藤君、晴れやかな顔してて、あんまり打たれた跡もなくて、

やるべきことできたって感じで、とっても爽やかな口調してたなあ。

                                                         

                                                        

                                                            

☆柳達也君(伴流)×山口翔太君(真正)……SFe

6勝(3KO)0敗のスイッチ、23歳・栃木県と、8勝(5KO)0敗の22歳・長崎県。

                                                         

東日本技能賞と西日本敢闘賞。

                                                               

1R、

開始直後、勢いあったのは山口君の方で、常に前詰め攻め立ててたんだけど、

始まって40秒、相手を北西ポスト近くに追い込んだ直後、

お互いの右ストレートが交差したんだけど、直撃したのは柳君のショートの方で、

山口君、瞬間ダウンしてしまったんだわ。

                                                           

それほどのダメージ残さないリスタートだったんだけど、

慌てたか山口君、ちょっと力任せ過ぎみたいで、前のめりが極端だったなあ。

                                                           

1分半過ぎ、柳君、自然なサウスポーチェンジした途端、相手のセコンドから、

チェンジしたぞのコールで、以降、チェンジと戻しの度に大声出してたなあ。

                                                         

2R、

山口君も前の試合の坂君みたいになって、やたらの距離詰めに専念するあまり、

力入り切らないとこで打ってるし、第一美しくないボクシングになってしまってるなあ。

                                                           

そういうのはセコンドからのひたすらの指示なんだけど、

とにかく詰めたとこからのガチャガチャの中で、何とかしたいってスタイルで、

そういう風にして、ここまでの戦績誇ってはいるんだろうけど、

先々の事考えたら、あまりに片寄り過ぎだと思うし、

勝とうと思ったら、これが正解なのかも知れないんだけど、

正直、見てて面白くないっていうのも事実な訳で、で、ここで休憩タイム。

                                                          

5Rの中頃戻って見てたら、揉み合いの中での密着型根性ボクシングの真っ最中で、

山口君、右顔面、血だらけになってたなあ。

                                                         

結局、49-45、49-46、48-46の結構な差が出た3-0で、柳君の勝ち。

                                                        

ワクワクしながら見てた西軍の全勝ボクサー達、続けて期待外れだったなあ。

                                                           

                                                            

ロビーで一休みしてたら、山元浩嗣さんとバッタリで、

この日はワタナベジムからの出場者いなかったのに、彼も好きなんだよね。

                                                         

                                                         

                                                          

☆ジェームス村重君(KG大和)×奥田翔平君(真正)……L

6勝(3KO)2敗1分の、27歳・東京都と、

6勝(4KO)0敗の、22歳・兵庫県。

                                                         

公式プロフィールでは二人ともサウスポーになってたんだけど、

オーソドックスなんだよね。

                                                              

1R、

奥田君、見るからに頑丈そうな体躯してて、どのショットも万振りで、

圧倒的なパワー感じるんだけど、返しの意識は少し薄いみたいだね。

                                                            

一方の村重君、岩のような相手前にして、怯むことなく細かく突いてるなあ。

テクニックとパワーの正面対決って感じなんだわ。

                                                          

2R、

お互い、適度な距離キープしながらの、ハードなショート合戦だったんだけど、

村重君、いきなり右目下腫れてきて、奥田君のパンチ力、やっぱ半端じゃなくて、

彼の正面突破型粉砕系ボクシング、見てて気持ちいいんだわ。

                                                         

いつものように村重君、インターバルで立ったままだね。

                                                           

3R、

二人とも、こういう戦い方が気に入ったか、終始の接近ショート戦で、

それでも殆どクリンチの無い綺麗な打ち合いで、お互い、全く手止めずで、

どっちがヘバルのかって競争みたいになっていったんだけど、

最後の15秒で、右ショートフック、二連続ヒットで村重君かなあ。

                                                         

4R、

始まってすぐの15秒、奥田君、思いっきりの左ボディ、

村重君のみぞおち下に怖ろしいほどの喰い込みで、

あれはシンドイの間違いなくて、村重君、途端に勢い落ちてしまって、

足元踏ん張り切れてないみたいで、一気にヘバリが見えてきたんだわ。

                                                           

その後、村重君、右目下の腫れのドクターチェック受けて、

一休みの時間貰ったんだけど、回復ままならないままのリスタート。

                                                           

奥田君、当然の猛ラッシュで、村重君、ガックリ勢い落ちてしまったんだよね。

で、左目上からもヒットカット出血してしまったんだわ。

                                                            

5R、

最終ラウンド、村重君、右目塞がり気味だったんだけど、そこからの頑張り凄くて、

最後まで持つのかってほど、腕振りの勢いなくなってはいたんだけど、

終始全く気持ち切らすことなく、倒しに来てる剛腕奥田君の思うようにはさせなくて、

とにかく手止めることなくの踏ん張りは感動的で、

何とここにきて、奥田君の左目の上ヒットカットさせてたんだよね。

                                                          

公開された初めのスコアは、49-46×3だったんだけど、後でそれが訂正されて、

50-47、49-46、48-47の3-0ってことで、勿論、奥田君だったんだけど、

あれはリングアナの間違いだったのか、単なる計算違いだったのかなあ。

ちなみに自分は、48-47で奥田君だったけどね。

                                                         

                                                           

試合後の村重君、ロビーで沢山の応援団に囲まれてたんだけど、

激闘の跡まざまざって感じだったなあ。

                                                           

ここでちょうど6時ってことで、まず4時間経過だったんだわ。

                                                        

                                                          

                                                         

☆福地健人君(角海老)×小川浩一君(ハラダ)……SL

5勝(5KO)1敗(1KO)の23歳・東京都と、8勝(4KO)2敗1分の27歳・大阪府。

                                                         

1R、

小川君、とっても鋭いワンツーが脅威なんだけど、

ただ、それにとどまってるって感じで、福地君の方が幅の広さ感じさせるなあ。

                                                         

半分が経過した頃、福地君、タイミングのいい左フック二発的中させてたね。

                                                          

                                                          

                                                        

2R、

二人のリズムには随分違いがあって、小川君、小刻みないい動きしてて、

チョコチョコショットで、福地君を追い詰めた直後、右ストレート、見事な打ち込みで、

1分33秒、福地君から見事なダウンゲット。

                                                           

いやあ、いきなりだったなあって感じ残ったままのリスタートだったんだけど、

で、当然のように仕留めに行った小川君だったんだけど、

福地君、殆どダメージ残してなかったみたいな瞬間の対応抜群で、

いきなりの左フック、払うように一閃したら、それ絵に描いたような大直撃で、

小川君、ちょっと油断あったのかも知れないんだけど、とにかくそれ一発で、

小川君、仰向け昏倒ダウンしてしまって、リングで後頭部打ってしまったもんで、

レフェリー、すかざずのストップエンド。

                                                              

それ、福地君のダウンから僅か14秒後のことで、圧巻だったなあ。

                                                             

福地君、確か東日本の準決勝戦で、合田剛士君からダウン喰らったとこからの、

2RTKO勝ちだったんだけど、それ再現したって感じだったなあ。

                                                                                                   

福地君、デビュー戦KO負けして以来、これで6連続KO勝ちなんだよね。

最初のダウン、ちょっと余裕感じたせいじゃないのかって聞いたら、

そんなことはありませんよおって本気で答えてたなあ。

                                                          

                                                           

                                                             

☆糸山良太君(角海老)×丸木凌介君(薬師寺)……W

7勝(5KO)4敗(2KO)の28歳・沖縄県と、4勝(3KO)0敗1分の21歳・熊本県。

                                                          

糸山君、前の日が誕生日だったんだよね。

そのせいか彼、いつも以上カッチリした7:3リーマンカットで登場。

                                                          

1R、

丸木君、とってもバランスのいいボクサーで、近いとこの回転力もあるし、

細かく丁寧に打ててるし、最後の返しにもちゃんと配慮できてるんだよね。

                                                         

それに比べると糸山君、やっぱり荒削り感拭えなくて、これは苦戦しそうだなあ。

丸木君、左目上軽くバッティングカット。

                                                           

2R、

細かい技で圧倒する丸木君、負け無しってのが知れるなあ。

                                                          

糸山君、サラリーマン風なのが、暴れ太鼓みたいに変身するとこが面白くて、

とにかく打たれ強いし、めげずに打ち掛かっていくし、常に前向き前向きなんだわ。

                                                          

3R、

糸山君、岩石みたいな体してるしパンチだし、丸木君、

それヒシヒシ感じてるみたいで、慎重になってきて、先仕掛け控え気味になって、

相手の打ち終わりに合わせようって、戦法変更してるみたいだね。

                                                           

相手が待っていようと、そんなの構わず、糸山君、やたらの突撃でプレス強い強い。

                                                          

4R、

糸山君、いいの貰っても決して下がらず、当てられるとそれ以上の頑張りで、

丸木君、シンドクなったか、ちょっと休み休みになってきたんだわ。

                                                             

5R、

最後、力振り絞って飛ばしていけるのはどっち? って感じだったんだけど、

まず先攻したのは丸木君だったんだけど、力込めたポジションでは打ててなくて、

徐々に糸山君の反撃に押され気味になってしまったんだけど、

残り1分切ったとこからは、再度の持ち直しで、お互い激闘のまま終了ゴング。

                                                        

最後まで、クリンチの無いとってもいい試合で、見てて気持ち良かったなあ。

                                                           

糸山君、打たれないようにするより、打つことに集中してるボクサーなもんで、

そこそこの被弾してて、圧倒しきるってことなかったんだけど、

前向きなパフォーマンスはとっても感動的で、

元々ここまで来るようなボクサーには見えなかったもんで、感慨深いんだよね。

                                                            

自分のスコアでは、48-47で糸山君だったんだけど、正式には、

49-47×2、48-47の3-0で、糸山君全日本新人王。

                                                           

実は敗戦予想してたもんで、ちょっと話しかけ難かったんだけど、

よくここまで来たもんだって、自分、ちょっと感動してしまったもんで、

その事、素直に伝えたんだよね。

で、彼、村木田さんって言ってくれて、二人でハグしたんだよね。

                                                            

                                                         

                                                         

☆入澤和彰君(P堀口)×寛座隆司君(ハラダ)……M

5勝(4KO)4敗(3KO)の28歳・神奈川県と、

4勝(3KO)1敗(1KO)の22歳・大阪府。

                                                            

1R、

寛座君、このクラスにしてはとっても早いジャブ持ってるもんで、

こりゃ手強いなあって見てたんだけど、そこからが慎重過ぎるというか、

見てて歯がゆいほど行かなくて、セコンドから、

“今行くんや、行かんかいアホ!” とか “何でもええから打たんかいアホ!” って、

アホ、アホ言われっ放しだったなあ。

                                                             

そう言えば、関西系のジムってのは、とにかく3人のセコンドとか、

その後ろに控えてる連中も、其々思い浮かんだこと、勝手に大声喚きまくりで、

あれじゃあ、単なる一般応援団と変わらなくて、言われる方じゃ混乱するばかりで、

そのうちどれかを参考にしろってことなのかなあ。

                                                           

大声飛びまくってる割には、リング上、正直、レベル的には今一感強かったし、

もう11試合も真剣に見てきたこともあって、疲れてもいたもんで、ここで休憩。

                                                           

で、長嶺君達と色々話し込んでたんだよね。

結局、4R、2分01秒、寛座君のTKO勝ちだったってね。

                                                          

                                                          

                                                           

☆大和藤中(金子)×マサ竹蔵君(Gツダ)……H

2勝3敗(1KO)の27歳・宮崎県と、

3勝(1KO)2敗(2KO)のサウスポー、35歳・岐阜県。

                                                            

104.3㎏の相撲取り出身と97.2㎏の元キックボクサーの戦い。

これが二人再戦で、前回はマサ君の3-0判定勝ち。

藤中君、10月4日の試合の時の迫力満々の体つきと比べると、

この日は体に張り感とかツヤが欠けてて、ちょっと緩んだ感じなんだわ。

                                                          

1R、

パワー的には藤中君なんだけど、パンチ打ち慣れしてるのはマサ君で、

終始優位に進めてたんだけど、ラスト15秒、藤中君、一気の詰め寄りで、

怒涛の左右フック連発で、それまでの劣勢一気にひっくり返したんだわ。

                                                           

2R、

細かい動きと多彩なコンビネーション駆使されると、藤中君、

明らかに見劣りといか、正直ツライとこあって、このままだとシンドイなあって、

そう見てた残り1分切ったとこ、どっかで一度は飛ばさなくちゃって考えてたか、

藤中君、右フックがかすったのをきっかけに突然のブッ飛ばしで、

マサ君を北ロープへガンガン追い詰めたんだわ。

                                                          

それ、両足拡げて腰落としながらの、まるで相撲のガブリ寄りみたいで、

そこから藤中君、渾身のフック系左右ストレート打ち込んだら、

それ、言うなれば張り手ストレートって感じで、見事、右がドッコン直撃で、

マサ君、堪らず、ロープに絡むようになって倒れ込んでしまったんだわ。

                                                           

途端のTKOストップで、2分13秒、藤中君、初めてのKO勝ちってことで、

これでイーブン戦績に戻したんだよね。

                                                         

長い時間激しく動けなかった分、瞬間に全てを賭けたって感じだったなあ。

                                                           

試合後、周作君と宮崎君の周辺、良かった良かったの連発だったなあ。

                                                          

                                                          

予想した12試合のうち、外したのは4試合。

東軍の齊藤裕太君、柳達也君、糸山良太君達の勝利が見抜けなかったのと、

久野伸弘君の残念な結果だったんだよね。

                                                          

                                                         

                                                          

【協会三賞受賞者】

・MVP; 齋藤裕太君

・技能賞; 福地健人君

・敢闘賞; 横山隆司君

                                                

                                                                                                   

ある程度レベルが揃った12試合だったもんで、

ベストボクサーを3人に絞り難かったもんで、今日はベスト10ってことで……。

                                                          

【本日のベスト10ボクサー】

① 伊藤雅雪君

② 奥田翔平君

③ 大森将平君

④ 糸山良太君

⑤ 福地健人君

⑥ 柳達也君

⑦ ジェームズ村重君

⑧ 齋藤裕太君

⑨ 横山隆司君

⑩ 長嶺克則君

                                                  

                                                  

例年よりは飛び抜けたボクサーが少なかったんだけど、

拮抗した試合見るのは結構面白かったし、

接近戦でもグズグズ揉み合うことなく、キッチリ打ち合ってるのが良かったなあ。

                                                           

                                                           

昨日からホール4連投なんだけど、今日は沼田康司さん×田島秀哲さんだね。

2012年12月15日 (土)

2012年新人王プロフィール

                                                         

明日は全日本新人王決定戦。

で、全12階級24名のプロフィール、眺めて気が付いたことなんか書いてみるね。

                                                                           

                                                           

【年令】

・平均;23.5歳

・最年少;18歳……早川大助君(西・LF)

・最年長;28歳……入澤和彰君(東・M)

                                                            

                                                            

【血液型】

・A型……12名 (50%!)

・B型……5名

・O型……5名

・AB型……2名

                                                            

                                                             

【出身地ベスト3】

・東京都……5名

・愛知県、大阪府……各3名

・神奈川県、沖縄県……各2名

                                                            

                                                            

【生年月日】

・2月生まれ……5名

・1月生まれ……4名

                                                              

*6月、7月生まれは不在。

寒い時期に生まれたボクサーが強い、暑苦しい時期に生まれたボクサーは弱い?

                                                          

                                                         

【名前ベスト4】

・スケ (介、助、亮、典)……4名

・タ (太、大)……4名

・ヤ (也)……3名

・ショウ (翔、将)……3名

                                                            

                                                            

【右・左】

・右……19名

・左……4名 (東軍;横山隆司君、ジェームス村重君、

西軍;大森将平君、奥田翔平君)

・スイッチ……1名 (東軍;柳達也君)

                                                            

                                                              

【アマチュア経験の有無】

・無し……17名

・有り……7名(東軍;横山隆司君、ジェームス村重君、西軍;川村琢磨君、

大森将平君、山口翔太君、小川浩一君、丸木凌介君。)                                                              

*東軍;2名、西軍;5名。

                                                           

                                                             

【複数ボクサー出場ジム】

・伴流、角海老、真正、ハラダが各2名で、東西2ジムづつ。

                                                             

                                                            

【最多試合数】

・11試合……小川浩一君(西・SL)、糸山良太君(東・M)

                                                             

                                                           

【最少試合数】

・4試合……早川大介君(西・LF)、冨山智也君(西・SF)

                                                            

                                                             

【平均試合数】

・7.4試合

                                                             

                                                             

【全勝ボクサーリスト】

・山口翔太君(西・SFe)……8勝(5KO)

・坂晃典君(西・Fe)……6勝(5KO)

・長嶺克則君(東・F)……6勝(4KO)

・奥田翔平君(西・L)……6勝(4KO)

・大森将平君(西・B)……6勝(3KO)

・柳達也君(東・Fe)……6勝(3KO)

・山本浩也君(東・Mm)……5勝(1KO)

・冨山智也君(西・SF)……4勝(4KO)

・早川大助君(西・LF)……4勝(3KO)

                                                            

*東軍;3名、西軍6名。

*全勝対決は、Fe級の柳達也君×坂晃典君のみ。

*最低勝率は内野々大叶君で、2勝(1KO)1敗5分。

                                                             

                                                            

【勝敗予想】

東軍のボクサー達は全員、どんなボクシングするか完璧に頭に入ってるんだけど、

西軍ボクサーのことは全く見てないもんで、お互いの戦績比較が中心ってことで、

もう殆ど出鱈目なんだけどね。

*左側が東軍、右側が西軍。

                                                             

                                                            

・ミニマム級……山本浩也君×内野々大叶君

山本君も粗いんだけど、内野々君、勝率25%しかないし、

ここは全勝の山本君かなあ。

                                                               

・ライトフライ級……横山隆司君×早川大助君

全勝の早川君のような感じもするけど、横山君、49戦ものアマ経験もあるし、

とにかく独特の間合いとリズム持ってるもんで、ここは横山君ってことで……。

                                                              

・フライ級……長嶺克則君×川村琢磨君

川村君、アマ14戦の経験あるし、7戦して1敗だけだし、かなり可能性感じるけど、

最近の長嶺君、半端じゃないもんで、長嶺君の勝ち予想。

                                                             

・スーパーフライ級……齋藤裕太君×冨山智也君

ここは、そこはかとなく冨山君が勝ちそうな予感がするんだよね。

                                                             

・バンタム級……立川雄亮君×大森将平君

立川君、勢いだけが先行するタイプでバラつき多いもんで、

アマ経験19戦あって、現在全勝中の大森君かなあ。

                                                            

・スーパーバンタム級……久野伸弘君×堀池雄大君

久野君の決定力は、9戦して3つも引き分けのある堀池君を上回ってると思うなあ。

                                                             

・フェザー級……伊藤雅雪君×坂晃典君

今回一番期待してる試合なんだけど、伊藤君がちゃんとできれば問題なくて、

彼、二試合続けてヘタ打たないと思ってるんだけどね。

                                                             

・スーパーフェザー級……柳達也君×山口翔大君

フィジカル強くて対応力のある柳君なんだけど、山口君、25戦ものアマ経験あるし、

8戦8勝5KOって戦績凄過ぎるもんで、どうしてもそっちの方に傾いてしまうなあ。

                                                             

・ライト級……ジェームス村重君×奥田翔平君

村重君、かなりのテクニシャンなんだけど、相手は6戦6勝4KOってことで、

自分、戦績だけでビビってしまって……。

                                                             

・スーパーライト級……福地健人君×小川浩一君

ここは結構拮抗してるんだけど、福地君、打たれ強いし、当たれば必殺だし、

岡田博喜君に勝つつもりでやってきたんだから、ここは負けられないね。

                                                           

・ウェルター級……糸山良太君×丸木凌介君

丸木君、42戦ものアマ経験あった上での4勝(3KO)0敗1分ってことで、

糸山君の方は、よくここまで来たよなあって感じ強くて、で、丸木君じゃないかって……。

                                                                                                                  

・ミドル級……入澤和彰君×寛座隆司君

勝率、56%対80%ってことで、単純比較で寛座君圧倒してるなあ。

                                                            

                                                           

                                                             

全12試合、結果的には色々配慮したかのような、

東西で6勝6敗ってことになったんだけど、

例年と比較すると傾向的には西高東低ってことで、

西軍の隆盛っていうよりも、東軍のレベルダウンを感じてるんだけど、

冒頭にも書いたように、見たこともない西軍ボクサー達相手のことなもんで、

多分半分くらいは外れるんじゃないかって思ってるんだよね。

2012年12月14日 (金)

新人王・古今

                                                          

思い付いて、っていうより、偶然目が覚めてしまったもんで、それじゃあってことで、

朝6時に起きて外へ出てみたんだけど、ちょっと遅すぎたみたいで、

ふたご座流星群は見えなかったなあ。 

                                                           

                                                      

                                                          

16日に全日本新人王の決定戦があるんだけど、ふと思いついて、今日は、                                                    

これまでの新人王の中で、印象深いボクサー達を羅列してみることにしたんだわ。

                                                           

                                                            

ボクシングの新人王決定戦ってのは、1946年から、

つまり、太平洋戦争終結の翌年から開催されるようになったんだけど、

モダンジャズもまだ草創期のバップ時代で、流石に自分もまだ生まれてなくて、

ちなみに、1946年生まれのミュージシャンとかを挙げてみると……。

                                                            

テリー・キャス、リー・ロークネイン(シカゴ)、グレアム・グールドマン(10CC)、

カール・ウィルソン(ビーチボーイズ)、ランディ・マイズナー(イーグルス)、

ジャン・ポール・ジョーンズ(レッド・ツェッペリン)、マリアンヌ・フェイッスル、

フレディ―・マーキュリー(クイーン)、日本だと宇崎竜童なんかだね。

                                                            

映画関係者となると、トミー・リー・ジョーンズ、スティーブン・スピルバーグ、

シルベスター・スタローン、キャンディス・バーゲン、パティ・デューク、

ライザ・ミネリ、ジョン・ウー、デビッド・リンチ、なんかがいるんだよね。

                                                           

                                                           

その1946年の新人王戦ってのは、まだ東日本だけでやってて、

西日本が加わったのは1954年からのことだったんだわ。

                                                            

1946年の第一回新人王戦はまず、F、B、Fe、L、W の5階級で開催されて、

5人の新人王の出身ジムってのが、京浜、鈴木、高津、日拳、玄ってことで、

その翌年1947年に JrF とMが追加されて7階級になって、

その後随時階級追加されて、10階級になったのが1975年、

11階級になったのが1981年のことで、ジュニアってのが無くなって、

新しくスーパーってのが付いたのが1999年で、最後にMmが追加されて、

現在の12階級になったのが、2003年からなんだよね。                                                          

今年は59回目ってことなんだけど、ってことは途中何回か欠けてるんだけどね。

                                                          

                                                            

それじゃあ、自分の記憶に残ってる新人王達を挙げてみるね。

(東)(西)って表示は、全日本新人王は獲れなかったってことで……。

以下、敬称略。

                                                           

・1956年………矢尾板貞夫(東)

・1962年………小林弘

・1968年………鈴木石松、輪島公一

・1978年………友利正

・1979年………渡嘉敷勝男、小林光二、渡辺三郎、千里馬啓徳

・1980年………赤井秀和×尾崎富士夫(東)

・1981年………六車卓也

・1984年………宮田博行

・1985年………高橋直人

・1986年………大和武士、上山仁

・1988年………ピューマ渡久地、鬼塚勝也

・1989年………竹原慎二

・1991年………飯田覚士

・1992年………坂本博之

・1993年………畑山隆則、越本隆志

・1995年………中村正彦×沢永真佐樹(東)、北島桃太郎

                                                           

・1996年………仲里繁×渡辺純一(東)、加山利治、湯場忠志×杉田竜平(東)

                                                         

・1997年………川嶋勝重、榎本信行、木村登男、松信秀和、

洲鎌栄一×阪東タカ(東)

                                                         

・1998年………内藤大助、大嶋宏成、佐々木基樹、久間大之伸、鈴木悟

・1999年………坂田健史×有永政幸、ユウジ・ゴメス、小暮飛鴻

                                                        

・2000年………小林秀徳、池原信遂

                                                         

・2001年………長井祐太、高山勝成、音田隆夫×丸元大成(西)

                                                       

・2002年………國重隆×牧山勝海(東)、河野公平×中広大悟(西)、

若尾健吾、金井晶聡、熊野和義(東)、新井恵一(東)                                                             

・2003年………大場浩平×山中力(東)、清田祐三×江口啓二(西)、

下田昭文、児玉卓郎(西)、塩谷悠(東)、円谷篤史(東)、 中森宏、方波見吉隆

                                                          

・2004年………瀬川正義、池原繁尊、久高寛之×佐藤常二郎(東)、鈴木典史、

小林生人×福原寛之(西)、前之園啓史、松崎博保、荒井操、鈴木徹(東)

                                                       

・2005年………武市晃輔、奈須勇樹、川村貢治、冨山浩之介×中村公彦、

杉田純一郎、杉田祐次郎×中岸風太(西)、細川貴之、古川明裕×田島秀哲(西)、

眞栄城寿志×武本康樹(西)、荒川仁人×小出大貴(西)、

                                                       

・2006年………田中教仁、黒田雅之、金城智哉、大庭健司、加治木了太、

吉田真、出田裕一、渕上誠、大北正人(東)

                                                       

・2007年………島崎博之、田口良一、古口学、木原和正、近藤明広、

林徹磨×松浦克哉(西)、関本純太×林翔大(西)、迫田大治×岳たかはし(東)

                                                       

・2008年………鬼ヶ島竜、青野弘志、安西政人、藤原陽介、斉藤司、高山樹延、

古橋大輔×越智大輔(西)、中村幸裕×菊地永大(西)、

細川バレンタイン、尹文鉉、吉野典秀×阿部隆臣(東)、田中徹×庄司卓司(西)

                                                         

・2009年………三田村拓也、野崎雅光、鳥本大志、緒方勇希、菊地祐輔、

知念勇樹×前田健太(東)、佐々木章人×時松友二(東)、

胡朋宏、吉田恭輔×石川昇吾(東)、新藤寛之×長島謙吾(西)

                                                         

・2010年………山口隼人、佐藤宗史、コーチ義人、関豪介、土屋修平、荒井翔、

林欣貴、原隆二×伊藤秀平(西)、角谷淳志×堀陽太(東)、

柘植雄季×堤英治(東)、福山和徹×岩崎和雄(東)

                                                          

・2011年………安慶名健、横手太一、喜久里正平(東)、尾島祥吾、岩崎悠輝、

京口竜人×千波丈二(東)、尾川堅一、横山雄一、藤中周作、佐々木左之介                                                         

                                                            

                                                           

去年の新人王の中で、今年12月時点でランカー維持してるのは、

安慶名健さん、京口竜人さんの二人だけなんだけど、

佐々木左之介さんはチャンピオンだってのは凄いよね。

                                                          

                                                         

さて、ここに挙げた歴代の新人王達のうち、現在も現役張ってる一番古い人は、

一体誰でしょう?

                                                      

明日は今年の全日本新人王決定戦の出場メンバー達の色々について、

ちょっと整理してみますね。

                                                           

2012年12月13日 (木)

後楽園ホール・12月12日

                                                           

前の日までの韓国テレビ、北朝鮮弾道ロケットは解体された可能性あるから、

打ち上げは無期限的延期になるんじゃないかって言ってたんだけど、

昨日午前中、いきなりの発射成功ってことで、随分、舐められたモンで、

監視体制のいい加減さも露呈してしまったんだよね。

                                                           

アメリカの関係筋より日本の J-Alert の方が探知が早かったって事だし、

今回は完全に出し抜かれてしまった格好なんだよね。

                                                           

これで、北朝鮮は頭に乗る訳で、経済制裁解除の切り札にも使ってくるだろうし、

韓国の大統領選挙の動向にも影響及ぼしそうなんだよね。

北朝鮮が崩壊したら、何百万人もの難民が中国や韓国に流れ込んで来て、

想像以上にややっこしいことになること目に見えてて、それが面倒臭いもんで、

両国とも何とかナアナアで放置しておきたいこと、すっかり読まれてんだよなあ。

                                                           

                                                         

                                                             

日本国内では、尼崎の連続変死事件の加害者側の元締めの角田某が、

留置場で首つり自殺ってことで、事件の解明が不透明になりつつあるんだけど、

これも監視体制のずさんさが招いたテイタラクで、色々揉めそうなんだよね。

                                                          

                                                         

                                                          

昨日は星野晃規君と、大橋建典君、庄司恭一郎君、それに、

小澤大将君達を見に行ったんだよね。

                                                            

                                                          

☆下沖克徳君(角海老)×大和菊地君(戸高)……F 4R

0勝2敗(1KO)1分の27歳・宮崎県と、1勝2敗2分の24歳・宮城県。

                                                            

初勝利目指す下沖君に対して、大和君、マスク被って来て、出落ちで勝負。

                                                            

1R、

二人とも、ガキゴキしてスムースさに欠けてて、スピードも足りないなあ。

                                                           

2R、

大和君、頭から突っ込みながらのワンツーに終始してて、そのうちケガしそう。

お互い、こういう相手に負けるとなると、明るい未来は見え難いかなあ。

                                                             

3R、

お互い、人を殴り倒すようには打ててなくて、撫でるような打ち方してるんだけど、

打ち方が繊細な割には全体の動きが雑過ぎるんだわ、

                                                         

4R、

こういうレベルのボクサーに、一方のセコンド陣、余りに多くの事を要求し過ぎで、

それができたら、こんな動きにはなってなくて、もっと絞り込む必要あると思うなあ。                                                           

とにかく、大振り右フックと頭が、殆ど一緒に飛んで行くもんで危な過ぎなんだわ。

                                                             

結局、40-37、39-37、39-38ってことで、下沖君の3-0初勝利。

                                                                  

                                                            

                                                         

☆山口結人君(協栄)×早矢仕順紀君(戸高)……54㎏ 4R

2勝(1KO)1敗の19歳・栃木県と、

2勝(2KO)1敗(1KO)のサウスポー、21歳・愛知県。

                                                           

1R、

早矢仕君、とっても力強く振り出してるんだけど、打ち終わりが甘いんだなあ。

                                                          

一方の山口君、とても回転のいい腕振りしてて、左を合わせるのも巧いんだけど、

ちょっと当たりが軽いね。

                                                                                                                    

2R、

お互い、攻撃が顔面に限られてるんだけど、赤くなってるのは早矢仕君だなあ。

彼、セコンドから色々要求されっ放しで、集中し難いんじゃないかなあ。

                                                         

山口君の方が全然余力あるんだから、もっと強く打てばいいのにね。

                                                          

3R、

やっぱり早矢仕君、事あるごとに右手が下がり過ぎるし、

頭の位置動かさないまま、真っ直ぐの出入り繰り返すもんで、

山口君の左フック貰い過ぎで、ついに鼻血。

                                                            

4R、

山口君、基本的に強く打てないまま、それでもあくまで冷静なパフォーマンスで、

軽連打からの右ストレートの当たりも良くて、若いのにちゃんと山場も作ってるね。

                                                          

早矢仕君、ポテンシャルは高いと思うんだけど、何か噛み合わせが良くなくて、

徐々に下半身の踏ん張りがなくなってしまったんだわ。

                                                         

結局、40-36、40-37、39-37の3-0で、山口君勝ちは妥当だったなあ。

                                                          

                                                         

                                                         

☆中村一弘君(伴流)×澤田純一君(セレス)……Mm 6R

5勝(1KO)4敗の29歳・東京都と、

5勝(3KO)7敗(3KO)のサウスポー、26歳・千葉県。

                                                           

エリック・クラプトンの “レイラ” で、入場。

中村君、2年半振りの試合なんだってさ。

                                                           

1R、

中村君、勝てばA級昇格だっていうのに、何か消極的なんだよね。

相手の澤田君も、それは同じで、で、殆ど刺激的な打ち合いがないんだわ。

                                                         

2R、

澤田君の方がアグレッシブになって攻め立てるようになったんだけど、

中村君、依然、自分からは仕掛けて行かない省エネボクシングで、

たまのショットはそこそこ力強いんだから、もっとガンガン行ってもいいのになあ。

                                                            

3R、

澤田君、よく動けてるんだけど、当て勘良くないせいか、殆どクリーンヒットない中、

中村君、相変わらずの手数不足で……。

                                                         

で、席移動して遠くから眺めてたんだけど

お互い、もう少しやれてもいいと思うんだけど、以降も今一感が拭えなかったなあ。

                                                          

結局、59-57、58-56、58-57で、中村君の3-0勝ちだったんだけど、

その中村君、久し振りのせいか、動きにそれほど精彩なかったけど、

ちゃんとやれば、もっといいボクシングができるんじゃないかなあ。

                                                            

                                                          

                                                          

☆星野晃規君(MT)×渡辺健一君(ドリーム)……53㎏ 8R

9勝(6KO)4敗(2KO)1敗の24歳・神奈川県と、

5勝(3KO)1敗1分の26歳・東京都。

                                                            

ドリームジムの三浦会長、この日はメガネかけたままだったね。

                                                          

1R、

この日の星野君、フィジカル系倒し屋っての全面出しで、もう少し流れの中からって、

そう思うんだけど、ちょっと肩に力入り過ぎなんじゃないかなあ。

                                                             

渡辺君、とっても慎重な立ち上がりで、リズムとタイミングの確認に終始してたね。

                                                           

2R、

この回もまた、初めの1分、お互い見合う場面延々で、中々打ち合いにならなくて、

渡辺君、いい左ジャブ出してるんだけど、殆ど右に繋げる場面ないし、

星野君も相変わらずなもんで、場内静まり返ってたなあ。

                                                           

残り1分、やっとのことで渡辺君、

カウンター気味に右ショートストレート一発ヒットさせることできて、

星野君の右目上ヒットカットさせてたね。

                                                         

3R、

まだまだ見合う時間帯が長いもんで、眠くなりそうで……。

                                                           

星野君、かき回すように仕掛けて相手誘って、打ち合いに持ち込まないのかなあ。

渡辺君、もう少し相手に取り付くようにして、回転力勝負した方がいいと思うけどね。

                                                           

4R、

其々が其々のタイミングで代わり番こに1~2発打った後、

即クリンチってのが延々で、お互いに相手のパンチを警戒し過ぎてるみたいで、

要するに、気持と手がすくんでしまってるような感じなんだわ。

                                                          

5R、

またまた単調な展開だったんだけど、痺れ切らしたのは星野君だったみたいで、

1分30秒ほどのとこで、瞬間の飛び込みざまから、多分左フックだったと思うけど、

いきなりガッツン打ち込むことできて、途端に渡辺君、一発昏倒ダウン。

                                                           

渡辺君、そのまま立ち上がることできないまま、1分38秒、カウントアウト。

                                                         

お互い、らしくない戦い方してて、最後はどっちもアリの丁半賭博みたいで、

渡辺君はもっと手数だったろうし、星野君も3R、4Rは仕掛け不足だったなあ。

                                                          

                                                          

                                                         

☆大橋建典君(角海老)×三谷拓也君(セレス)……Fe 8R

8勝(6KO)3敗(2KO)の23歳・島根県と、

9勝(4KO)8敗(2KO)3分の26歳・千葉県。

                                                           

腕の太さは大橋君、上背は三谷君って感じだね。

                                                          

1R、

大橋君、プレス強いし必殺系だし、軽く捌こうとすると危険なんだけど、

三谷君、それ充分解ってるみたいで、まずは当て逃げ系の様子見。

                                                         

大橋君、相手のガード構わずの豪打ブチ込みで、

三谷君の左目の上、ヒットカットさせて、断然のパワー見せ付けてたね。

                                                          

2R、

三谷君、出入りのスピード上げての対応で、届きのいいジャブの他、

右二発、やっとのことで当ててたね。

                                                         

3R、

三谷君が大きく振るようになって、大橋君、得意の乱打戦になりそうなとこ、

三谷君、あくまで冷静な引き足素早いもんで、中々届き切れないこと多くて、

もっと、鋭い踏み込みが要る訳で、場合によっては大橋君、

密着戦に持ち込んでもいいんだけど、まだまだ中途半端なんだわ。

                                                          

4R、

全体のリズムは三谷君が勝ってて、大橋君、威力は感じさせるんだけど、

合い間合い間に細かく突かれてて、顔面かなり赤くなってきてるんだわ。

                                                             

終盤、右ボディから左フックって、中々見栄えのいい攻撃叶って、

最後は、三谷君にクリンチ逃げ強いてたけど、

まだまだ、攻撃のしつこさ足りてないんだよなあ。

                                                           

5R、

大橋君、あくまで超攻撃的なボクサーで、ディフェンス無視してまでそれ貫いて、

ってとこあって、基本的には上体や頭動かさないもんで、

際限なくガツガツガツガツ当てられてしまってるなあ。                                                            

そういうの潜り抜けて、最後は相手を倒してしまうってとこが魅力でもあるんだけど、

当面のとこはまず、距離潰した密着戦を仕掛けるべきじゃないのかなあ。

                                                            

6R、

大橋君、相手がジャブ打ってくるとこ、きっちり合わせるって器用さはないもんで、

とにかく何とか乱打戦、お願いしますって感じだったんだけど、

やっとこさ訪れた、相手にロープ背負わせた場面で一気のラッシュ掛けていくとこ、

三谷君にキッチリ右カウンター合わされてしまって、左目尻ヒットカット。

                                                            

7R、

距離が全てって感じで、終始、三谷さんの間合いが支配してるなあ。

                                                           

8R、

自分の中では、大橋君、ここで倒すボクシングが必要なんだけど、

三谷君に巧いこと捌かれっ放しで、踏み込み不足も相変わらずなんだけど、

軽打ではあったけど、ここまで延々打たれ込んでもいたもんで、

相当の消耗見えて、最後の一気呵成って訳にも中々いかないままの終了ゴング。

                                                          

自分のスコアは77-75で三谷君だったんだけど、

77-75、77-76、77-77の2-0で、何と大橋君の勝ちだってさ。

                                                            

試合全体通して間違いなく目立ってた、三谷君の左ジャブ、

評価が低かったことにとっても驚いたんだけど、

とにかく下がりながらは全部ダメ、振りのデカイもん勝ちってのはどうなのかなあ。

                                                          

                                                         

                                                          

☆齋藤泰広君(ワタナベ)×庄司恭一郎君(戸高)……SW 8R

6勝(1KO)6敗(2KO)1分の36歳・栃木県と、

9勝(3KO)4敗(1KO)4分のランク7位、34歳・北海道。

                                                           

36歳と34歳、年齢のいった二人だったんだけど、熱いモノ見せてくれたんだわ。

                                                         

白人と黒人の戦いみたいなほど、二人の皮膚の色違ってたんだけど、齋藤君、

10㎝ほどの上背差とリーチの優位さ、生かしきれるのかってとこだったんだよね。

                                                           

1R、

やっぱり庄司君、格上なのは間違いなくて、細かく鋭い腕振りで、

齋藤君、どうしてもストローク大きくなるとこ、確実に突いてるね。

                                                           

それでも最後、齋藤君、ボディブローから右クロスに巧いこと繋げて、

一方的になりそうなとこ、キッチリ反撃してるんだわ。

                                                       

2R~3R、

状況は殆ど変らず。

                                                             

4R、

齋藤君、距離詰められるとやっぱりシンドくて、

手余り気味になってしまって、いきなり威力半減してしまうんだけど、

休み休みしての豪打にはまだまだ可能性秘めてるんだわ。

                                                          

齋藤君のパンチスピード、正直かなり遅いんだけど、

その遅さが却って相手のタイミングずらせてしまって、

結果的にそこそこ当たってしまうって、そんな不思議な感じなんだよね。

                                                          

5R、

そうこうしてるうちに、庄司君の方にもヘバリが見えてきて、

強い連打ができなくなってきてるみたいなんだわ。

                                                           

6R、

齋藤君、一瞬危ないとこからの踏ん張り、とっても感動モノで、

気持切れたら一巻の終わりってとこから何度も何度も立て直してたなあ。

                                                           

齋藤君の頑張り打ち返しに庄司君、何だか足元フワフワしてきたんだわ。

                                                             

7R、

初っ端飛ばしていったのは齊藤君の方で、気合入れ直してのここぞの攻め込みで、

空振りすると大きくバランス崩してるんだけど、歯食いしばって頑張ってるんだわ。

                                                           

キツクなってるのは庄司君も同じなんだけど、それでも絶対下がらなくて、

根性剥き出しにしてやってるんだよね、凄いよね。

                                                           

齋藤君、前半飛ばした影響出てきてしまって、残り40秒、一気のヘバリで、

最後、マウスピース吹っ飛ばされてしまったんだわ。

                                                            

8R、

開始ゴング待ってる時の二人の表情、明らかに消耗浮き出てて、

最後の気持とスタミナの見せ合いってことで、

どっちかデカイの打ち込んだ方が勝ちって感じだったんだけど、

熱闘戦の最後、力こもった右アッパー当て込んだのは庄司君の方で、

ついにここで、ヘロヘロ度競争の幕は閉じた訳で、1分38秒、ストップエンド。

                                                        

齋藤君、引退前の最後の試合だったし、勝ち越しで終わりたかったんだろうから、

最後までやらせたかったなあって感じも残ったんだけど、

続行して大ケガしたら大変だし、この辺がいいトコだったんだろね。

                                                            

それにしても、36歳と34歳、死力尽くしてたなあ。

                                                           

                                                           

                                                           

☆キン・テクミン×小澤大将さん(戸高)……L 8R

14勝(9KO)5敗の国内2位、27歳・韓国と、

20勝(12KO)7敗(3KO)2分の32歳・東京都。

                                                            

テクミン、元何々ってのが一杯付いてて、今は韓国SFe級の2位ってことなんだけど、

10名分のランキングのうち、4~5名分の空きあるから、信ぴょう性としては……。

                                                          

1R、

テクミンの方が、一回りデカイんだけど、上下のバランスとって悪くて、

そこそこの力感はあるんだけど、全体の動きがガキゴキしてるんだわ。

                                                           

小澤さん、いきなり倒す気満々のパフォーマンスで、とにかくのガンガン攻め。

                                                            

その後、お互いの右ストレート、交互にヒットした途端、

一気に勢い増していったのは、小澤君の方で、

まるで拮抗した試合の最終回みたいな飛ばし方で、

ロープ際にテクミン追い詰めてのイケイケなんだわ。

                                                              

で、かなりの直撃被弾だったんだけど、テクミンの踏ん張りも想像以上で、

タイ人なら、とっくに倒れててもおかしくないとこからの打ち返しで、

当たったらヤバそうなの何発も繰り出していったんだわ。

                                                            

小澤君、ノーガードっぽいそういう打ち合いはとっても危険度高いもんで、

一旦引いて、立て直してからの方がいいんじゃないかって見てたんだけど、

小澤君、このまま終わりにしてしまおうって決めたみたいな物凄い殴り方で、

テクミン、最後は堪らず糸が切れてしまったようになってしまって、

結局、2分38秒、そのまま一気に決着つけてのレフェリーストップエンド。

                                                            

                                                       

                                                                                                                      

北板席の一番下で、野崎雅光さんと岡田博喜君が並んで座って話してて、

どういう関係なのって聞いたら、アマチュア時代からの知り合いなんだってさ。

                                                            

暫くして、そこに久保幸平さん、裕希君兄弟がやって来て、またちょっとね。

                                                            

そう言えば、途中で席移動したとこに、試合終わった星野晃規君が寄ってくれて、

彼、反省しきりで、自分も上に書いたような感想伝えたんだけど、

あんまり素直に聞いてくれるもんで、こっちが恐縮してしまったんだよね。

                                                          

帰り際、ワタナベジムの小口トレーナーと、頑張った齊藤君のこと話したんだよね。

                                                           

                                                           

                                                         

【本日のベスト3ボクサー】

① 小澤大将君

② 庄司恭一郎君

③ 齋藤泰広君

                                                   

                                              

                                                  

中三日置いて、16日の日曜は全日本新人王決定戦。

                                                          

ちょっと前だと、全階級の試合が1枚のDVDに落とされてたもんで、

事前に色々チェックできて、とっても面白かったんだけど、

ここんとこは、出場ジムの相手のボクサーだけしかコピーしないんだよね。

                                                             

興味半減もいいとこなんだけど、今更全部集めるのも骨だし、

やっつけで楽しむのもそれほど悪くないもんで、まあいいかあって感じで……。

                                                         

いずれにしても、14時始まりの19時終わりって5時間がかりなもんで、

見る方にもかなりの根性要るんだよね。

                                                            

2012年12月12日 (水)

後楽園ホール・12月11日

                                                           

最近の冷え込み、パソコンにも辛いらしくて、やたら立ち上がりが遅いんだけど、

その上、昨日はいざ編集しようとしたら、急に、リッチテンプレートが何やらで、

いつもの状態に戻らなくて、調べたら、直すのに自分の能力越えること要求されて、

で、幾つか言葉使いを変えようとしたのを諦めて、改行パターンもいじれなくて、

ちょっと不本意な出来上がりというか、読み難かったんじゃないかって反省です。

                                                          

                                                         

                                                           

ホールに着いて試合始まる前に、“PRAY” の次号のゲラ見せて貰ったんだけど、

とっても充実してたんだわ。

                                                          

無料配布始めは12月31日、内山高志さん達の試合会場からなんだけど、

是非ゲットなんだよね。

                                                         

巻頭ページは長嶺克則君だし、勅使河原弘昌君の特集ページもあって、

余りの先物買いで、連中舞い上がってしまうんじゃないかって心配もするんだけど、

彼らのキャラ立ち半端じゃないから、まあ仕方ないかあ。

とにかく、取り上げて貰った以上の事、実践実践なんだよね。                                                        

                                                         

                                                                                                                      

昨日は、8試合が組まれてたんだけど(別に女子戦が一試合)、

早く終わった試合以外は、最後まで見てなかったのが殆どで、

もうスッカスカの内容なもんで、スルーが適当かと思うんですよね。

自分は、対戦相手チェックするときの為の覚えってことで……。

                                                       

                                                           

                                                         

☆小澤稜君(イマオカ)×佐藤拓郎君(花形)……48.2㎏ 4R

デビュー戦のサウスポー、22歳・東京都と、0勝1敗の28歳・東京都。

                                                            

1R、

小澤君、とってもいい構えしてるし、腕振りの形もいいんだけど、

基本、待ち待ちボクシングみたいで、とにかく手が出にくいんだよなあ。                                                            

それに比べて、佐藤君、とっても積極的な動きで圧倒してるね。

                                                          

小澤君、何はともあれ、手出さないことには何も始まらないんだけどなあ。

                                                            

2R、

始まって25秒、小澤君の左と佐藤君の右が相打ちになったんだけど、

シッカリ振れてるのは手数少ない小澤君の方で、佐藤君、ヨロッとしてたね。

                                                           

そこから小澤君、ガンガン行くべきなのに、またまた相手見してて、

左打ちたい打ちたいってのが丸見えで、残念だよなあ。

                                                          

3R、

二人とも、行くような行かないような、結局、行かないことに決めたようで、

ボクシングになりにくくなってしまったもんで、ちょっとトイレタイム。

                                                           

結局、39-37、39-38×2の3-0で、佐藤君初勝利。

                                                           

小澤君、デビュー戦だったもんで思うようにいかなかったんだろうけど、

殴るより見てる時間が長過ぎたのが全てな訳で、次は見せてよね。

                                                          

                                                          

                                                       

☆海老沢昇治君(伴流)×桜井昌幸君(新田)……Mm 4R

1勝1敗(1KO)の20歳・東京都と、1勝5敗2分の22歳・東京都。

                                                            

1R、

桜井君、フック系はいいんだけど、ストレートが全て体ごと行き過ぎるもんで、

腕の力が全然生かされてなくて、怖がりなのかなあ。

                                                          

一方の海老沢君、行けば圧倒できると思うんだけど、吹っ切れてないみたいで、

慎重さとはかけ離れた、とにかく見過ぎ見過ぎの勿体なさで……。

                                                           

で、結局、要するに休憩タイムゲットってことで……。

                                                          

結局、40-36×3のパーフェクト3-0で、海老沢君初勝利。

                                                          

                                                          

                                                               

☆大村朋之君(イマオカ)×佐藤潤也君(スターロード)……W 4R

4勝(1KO)3敗(3KO)の31歳・兵庫県と、

2勝(2KO)5敗(3KO)1分の32歳・山形県。

                                                         

1R、

いきなり、ショートレンジでのフック合戦から始まったんだけど、

二人とも、ちょっと距離についての意識というか配慮が希薄みたいなんだなあ。

                                                          

少し体のデカイ大村君の方が細かく打ててたんだけど、

残り1分切ってからは、二人ともズブズブになってしまって、

休み休みじゃないとどうにもなんなくなってしまったんだわ。

                                                              

ディフェンスの他、スタミナにも問題抱えてそうな二人なもんで、

最後まで持ちそうにないんだけどね。                                                          

 

2R、

お互い、課題満載な上の雑々同士なもんで、我慢比べみたいになったんだけど、

多分、大村君の方が踏ん張るんじゃないかなあ。

                                                            

3R、

佐藤君、左目の上カットしてるんだけど、バッティングなのかヒッティングかは不明。

                                                          

残り1分、ドクターチェック後、佐藤君のヘバリ著しくて、戦意も喪失してるみたいで、

結局、1分55秒、もう止めようねに近い、レフェリーストップエンド。

                                                          

                                                           

ヒョイと見たら、横に土居コロニータ伸久さん、登場ってことで、

わざわざ自分のとこまで来てくれて、この日は品部正秀君の応援だってさ。

                                                         

                                                          

                                                           

☆瀬尾智宏君(川島)×齊藤辰弥君(新田)……Mm 4R

2勝5敗(3KO)35歳・千葉県と、1勝0敗の24歳・神奈川県。

                                                           

1R、

瀬尾君、ジャブの打ち方からしてちょっと変で、顎上がってしまってるし、

全体に重心も後ろ気味なもんで、パンチに力乗ってないんだよなあ。

                                                            

構えとか動きがちゃんとしてるのは齊藤君の方なんだけど、

打ち合いになった途端、スムースさに欠けてしまってるんだよなあ。

                                                           

2R、

瀬尾君、押し付けるようなストレートだし、必ずしも巧くはないんだけど、

熱い気持ちで攻め続けてるのは伝わって来るね。

それでも、軽い一次攻撃だけに留まってしまってて、もっともっともっとなんだわ。

                                                           

齊藤君の方は、もう少し気持ち強く持たないとボクシングになりにくいんだよね。

                                                        

3R、

瀬尾君、しつこい攻めができれば、すぐにでもイーブン戦績になると思うんだけど、

とにかく攻撃が淡白で、淡白って言えば、齊藤君はそれ以上の淡白さで、

要するに淡白の二乗ってことで、この辺がいいところかなあってことで……。

                                                          

結局、39-37、39-38、38-38の2-0で、瀬尾君の3勝目。

                                                        

                                                         

                                                           

☆松本達雄君(川島)×中川倭君(オサム)……B 4R

1勝(1KO)0敗の24歳・静岡県と、

1勝(1KO)2敗(1KO)のサウスポー、18歳・埼玉県。

                                                         

1R、

リーチの長い相手を前にして松本君、若干つっ立ち地気味なんだけど、

どのタイミングで踏み込むかが勝負なんだよね。

                                                           

中川君が大きく振り出してくるとこ、松本君、何とか合わせようとはしてるんだけど、

ちょっと苦戦してる中、中川君、大きな左フックきっかけにしての一気攻めで、

相手に東ロープ背負わせながらの猛攻で、松本君、堪らず南ロープへ逃げるとこ、

更にボッコボコ打ち込んで、最後、決定的なワンツー直撃させたとこで、

レフェリー割って入ってのストップエンドで、2分54秒だったなあ。

                                                          

中川君、期を見るに敏なとこあって、タイミング逃さないいい攻め込みだったね。

                                                       

                                                         

                                                        

☆木下良介君(イマオカ)×品部正秀君(ボーイズ水戸)……B 8R

7勝(2KO)8敗(3KO)1分の33歳・愛媛県と、

6勝(3KO)9敗(4KO)2分の29歳・愛媛県。

                                                            

1R、

品部君が懸命に詰めてくるとこ木下君、早めのワンツーで対応できてて、

ショートアッパー含めて、色々工夫してるね。

                                                             

一方の品部君、どれだけ打ち込まれても前進止めるってこと絶対ないもんで、

木下君の根気が勝負どこなんだよね。

                                                         

品部君、距離詰めてからの左右フックが顔面狙いに絞られてて、

もっとボディ攻めから組み立てた方がいいんじゃないかなあ。

                                                           

2R、

品部君、攻めのパターンがシンプル過ぎるもんで、木下君を慌てさせるに至らず、

単なる地味な接近粘着ボクサーで終わってしまってるなあ。

強い気持ち持ってるし、翌日誕生日だし、何とかできるといいのにね。

                                                           

3R、

品部君、身長とリーチで厳しい状況なもんで、このスタイルは仕方ないんだけど、

もう、頭ゴッツンゴッツンだもんなあ。

                                                             

あと5ラウンドもこういうの見るのはシンドイもんで、取り敢えず休憩タイム。

                                                           

結局、5R、0分21秒、品部君のバッティング傷悪化しての負傷判定ってことで、

途中4Rに木下君がダウンゲットしたってこともあって、50-45、49-46×2で、                                                         

勿論、木下君の3-0勝ちだったんだけど、これで3連勝ってことで、

イーブン戦績に戻したんだよね。

                                                         

彼、比較的地味なボクサーなんだけど、ここんとこ、何か掴んだみたいな、

とっても自信溢れたパフォーマンスが続いてて、いい試合してるんだよね。

                                                            

一方の品部君、出入りのパターンとそこからの攻撃が単調過ぎるせいか、

残念ながらこれで4連敗。

                                                       

                                                         

                                                         

☆小泉雄大君(川島)×斉藤修司君(高崎)……56.5㎏ 8R

9勝(4KO)5敗(1KO)2分の32歳・神奈川県と、

8勝(2KO)7敗(2KO)1分の27歳・群馬県。

                                                          

1R、

やっと適度な距離保った試合が始まったんだけど、

お互い、ジャブの差し合いからの発展に乏しくて、

危険度の高い合わせ打ちには敢えて挑戦しないって感じなんだよなあ。

                                                         

攻勢の程度と右二発ヒットで、小泉君ポイントゲット。

                                                           

2R、

コーヒー飲みたくなったもんで……。

                                                               

3R、

お互い、代わり番こに軽い被弾繰り返して、そこそこ顔面赤くなってるんだけど、

小泉君の方がより傷んでるみたいだなあ。

                                                             

4R、

二人とも、よく似たリズムとタイミングで、まるで鏡の中の本人とやってるみたいで、

で、よく頭ぶつけてるんだけど、それにしても、自分都合過ぎるんだよなあ。

                                                            

この辺から真面目に見てなくて……。

                                                                

7R、

お互い、距離キープできなくなってるんだけど、

力強く打ててるのは小泉君の方だなあ。

                                                            

8R、

斉藤君、踏ん張ってはいるんだけど、劣勢明らかな割には普通にやってて、

もっと行かないとどうしようもないと思うんだけど、もう行けないのか、

逆転有り得ない感じのまま終了ゴング。

                                                          

結局、79-75、78-76、77-76の若干散らばった3-0で、小泉君。

                                                         

                                                         

                                                          

☆有川稔男さん(川島)×西禄朋君(新田)……W 8R

7勝(6KO)2敗(2KO)のランク10位、27歳・東京都と、

7勝(3KO)8敗(3KO)1分の33歳・福島県。

                                                         

自分、如何にものチンピラグラサンかけてとか、

田舎のプレスリーみたいな、サングラスずり下げての登場ってのが耐えられなくて、

それだけで、出落ちボクサーにしか見えないんだよね。

                                                          

1R、

動きが軽くて、ジャブがいいのも、右がいいのも有川さんの方で、

細かいショット打つ技術もあるんだけど、同時に簡単に顎上げるとこもあって、

見てて危ない感じが拭えないんだよなあ。

                                                           

西君の方は、明らかに反応が良くなくて、危ない感がもっと大きいんだわ。

                                                         

2R、

お互い、雑々ガードの中でのフルショットなもんで、

そこはかとなく、最後まで行きそうににない感じ漂ってて、

それなりに決着が気になるんだよね。

                                                          

二人のスピードの落ち方著しくて、残り1分からはヨレヨレのグズグズで、

特に西君、足元バタバタしてるし、既に相当消耗してるみたいなんだわ。

まだ2Rだっていうのにね。

                                                         

3R、

西君、怖がってるのか疲れたか、ひたすら相手にもたれ掛かりながら打ってるね。

                                                            

有川さんも、足がある訳ではないもんで、ついにネトネトのショートブロー合戦で、

まだ3Rだってのに、二人とも、もうヘロヘロで、見るべきテクニックも無い中、

有川さんも、あんなにスローな西君のアッパー、普通に貰ってるんだよなあ。

                                                           

4R、

有川さん、一瞬でも努力して、距離取ったとこから、長くて強いの打ち込めば、

よっぽど効果あると思うんだけど、相変わらずのチョコチョコで、

このまま見続けるのとってもシンドクなったもんで、昨日はここでお終い。

                                                         

煙草吸いながら、帰る準備してたら、6R、1分13秒、有川さんのTKO勝ちって事で、

有川さん、これで5連勝、一方の西君は3連敗。

                                                          

                                                      

                                                          

【本日のベスト3ボクサー】

① 木下良介君

② 中川倭君

③ 特にナシ

                                              

                                                 

                                                  

この日、8試合に16名のボクサーが出場してたんだけど、

3戦以上のキャリアがある中での勝ち越しボクサーは4人しかいなかったんだわ。

                                                            

で、負け越し乃至は、勝ち負け繰り返してるボクサーの特徴ってのには、

大きく分けて二つのタイプがあるってことが、おぼろげに解ったんだよね。

                                                         

その一つは、改善すべき点をボクサー本人かトレーナーも確認できてるんだけど、

それを直す努力を徹底してできてない場合なんだよね。

(勿論、お互い自覚できてないケースは論外なんだけどね。)

                                                           

もう一つは、試合数こなした結果、どうしたら負けるのかを身を以て知ったもんで、

そこに焦点が行き過ぎて、勝負自体に消極的になってしまって、

知らず知らずのうちに、負けないボクシングを目指すようになってしまって、

結果的に積極的に攻め込めなくなってしまってるんじゃないのかってことで、

どうかなあ、違うかなあ……。

                                                          

2012年12月11日 (火)

後楽園ホール・12月10日

                                                               

小沢昭一が死去。

なかなかの個性派俳優で、自分好きだったんだけど、

特にTBSラジオでやってた、“小沢昭一的心” ってのがとっても良かったんだよね。

83歳ってことで、天寿全うってことだよね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

ホールのロビーで、藤中周作君の兄さんとバッタリで、

彼、来週に試合控えてるとこ、周作君の応援ってことで、まずは握手握手。

                                                                                                                                                                                                                

この日は後半の4試合にランカー登場したし、

それもかなりガチな組合わせだったもんで、観客の入りがとっても良かったね。

ちゃんとした試合組めば、人は集まるんだよね。

                                                                                                                                                                                                             

☆江口敬広君(金子)×阿部義樹君(元気)……LF 4R

1勝(1KO)0敗の27歳・東京都と、1勝(1KO)の26歳・宮城県。

                                                                       

1R、

デビュー戦KO勝ちの二人の割には、両方とも行けてなくて、

阿部君、反応はいいんだけどディフェンスに問題あって、

江口君の方は、気持ばかりが先走ってて、腕振り鈍いし、頭から行き過ぎなんだわ。

                                                                        

2R、

江口君、前に詰めることだけに勢力使ってるなあ。

阿部君の方は、小器用にカウンター狙い過ぎだと思うなあ。

                                                                      

3R、

江口君、活路はひたすらのボディ打ちなんだけど、

合い間合い間に、阿部君にコツコツコツコツ当てられ続けてるなあ。

                                                                      

江口君、もう少し大きく展開変えないと、ちょっと明るさ見えて来ないんだよなあ。

                                                                      

4R、

江口君、やり難そうに近いとこばっかりでやってるんだけど、

もっと遠くでやれるようにしないと、絶対ダメだと思うんだよなあ。

まず、ちゃんとジャブ打つことからやり直した方がいいと思うんだけどなあ。

                                                                       

阿部君、この日の相手は判り易いタイプだったら通用したけど、

先々考えると、もっとカッチリしたディフェンスとタイトな腕振りが要ると思ったなあ。

                                                                      

結局、40-36×2、40-37の妥当3-0で、阿部君の勝ち。

                                                                                                                                                                                                         

☆橋元納君(金子)×高橋光政君(角海老)……SL 6R

7勝(1KO)4敗(1KO)の29歳・石川県と、7勝(2KO)3敗の25歳・東京都。

                                                                       

1R、

ゴング直後のジャブの差し合い、圧倒橋元君の方の届きがいいね。

コンビネーションショットは高橋君の方が見栄えいいんだわ。

ただ、二人とも、腕振りについては、このクラスだとしても遅すぎなんだよなあ。

                                                                        

2R、

高橋君、中々いいボディ打つんだけど、上への攻撃は単発に終わってしまって、

あと一発の左の返しが欲しいとこなんだけどなあ。

                                                                       

それにしても、反応が良くなくて、相手の左ジャブ、簡単に貰い過ぎなんだわ。

一方の橋元君も、ジャブから先が繋がらなくて、迫力に欠けるんだよね。

                                                                       

3R、

高橋君、変な間を作ってしまって、そこんとこ、コツコツ突かれてて、

ついに左目尻ヒットカットされてしまったなあ。

                                                                       

4R、

橋元君、殆どフルショットすることなく、延々のトコトコショットで、

たまにはガツンと打ち込んでみたらいいのになあ。

                                                                     

高橋君、かなり顔面赤くなってきて、たまのボディショットはとってもいいんだけど、

直後に簡単に相手の反撃許してしまって、流れ取り切れてなくて、

最後まで手数で踏ん張ったのは橋元君の方だったなあ。

                                                                          

5R、

お互い、スタミナ自慢ではないらしくて、何か休み休みになってしまってて、

高橋君、こんなもんだったっけ?

もっと、間断なくガンガン行くボクサーだと思ってたけどなあ。

相打ちになると、高橋君の方が圧倒威力あるはずのに、力感にも掛けてるし……。

                                                                      

6R、

橋元君、腕振り弱々しくて、どうしても見劣りがちなんだけど、

最後の必死の手数に気持ち見せてたね。

高橋君、ラウンド前半のクリーンヒットで稼いだポイント、吐き出しながら終了。

                                                                       

手数は橋元君だったんだけど、力込め切れてなかった分、

高橋君のクリーンヒットの方を評価して、自分は58-56で高橋君だったんだけど、

正式には、59-57、58-57、56-58の2-1で、橋元君の勝ち。

                                                                                                                                                                                                                     

☆藤中周作君(金子)×加藤寿君(熊谷コサカ)……W 6R

8勝(6KO)2敗(1KO)1分の26歳・宮崎県と、

                                                       

6勝(4KO)6敗(4KO)1分のサウスポー、27歳・埼玉県。

                                                                       

“鳥造” 対 “風林火山” の戦い。

                                                                       

1R、

チャカチャカ動きのいいのはデカイ方の加藤君で、リーチもあるし懐深いなあ。

                                                                       

サウスポー相手でもあるし、藤中君、踏み込みのタイミング取りずらそうだなあ。

                                                                     

2R、

動きでは藤中君も負けないんだけど、動作がちょっと大まか過ぎるせいか、

引き足の早い加藤君を中々捕まえられなくて、お互い真っ直ぐな出入りなもんで、

タイミング合うとバッティングで、加藤君、右目上カットしてるし、藤中君もスリップ。

                                                                        

直後の引きを考えてのショットなもんで、それほど威力はないんだけど、

加藤君の左が目に付くなあ。

                                                                      

ここまでのとこ、藤中君、やりたいこと全くさせて貰えてないね。

                                                                         

3R、

で、藤中君、状況打破すべく、ガード更にガッチリさせて、より距離詰めて、

そこからまずは左右ボディって作戦に切り替えて、展開開けそうになった途端、

藤中君のガード解くタイミングと加藤君の突っ込みが重なってしまって、

またもやのバッティングで、顔しかめた加藤君の左目上からカット出血。

                                                                     

ドクターチェック後、続行不能ってことで、0分52秒、負傷ドローエンド。

                                                                        

藤中君の試合、楽しみにしてたし、これからどう切り開いていくか期待してたもんで、

ちょっと残念な終わり方だったなあ。

                                                                       

試合後、暫くして、藤中君と話したんだけど、彼の方は全くの無傷で、

しょうがねえっすって表情してて、また次なんだよね。

                                                                       

☆川奈充君(青木)×大村光矢さん(三迫)……SFe 8R

7勝(2KO)4敗(1KO)1分の30歳・静岡県と、

15勝(11KO)6敗(3KO)1分のランク9位、31歳・愛媛県。

                                                                      

大村さんの応援に荒川仁人さんが来てたね。

二人とも真っ白なトランクスだったんだけど、川奈君の方が高そうだったね。

                                                                      

1R、

川奈君、中々いいプレスかけるんだけど、手出しが慎重になってるとこ、

大村さん、体傾けながら色んな角度で強弱付けながらの打ち出しで、

見栄え圧倒してるなあ。

                                                                        

2R、

大村さん、いきなり前詰め本気出しからスタートしたんだけど、

川奈君の右クロスもとってもいいタイミングでヒットしてて、

あれは要注意なんだけど、一発貰って大村さん、ちょっと頭に血登ったみたいで、

粗っぽい接近戦の最中、レフェリーがストップコールして割って入ろうとしたとこ、

明らかなローブローで、コール後だったし、注意受けてたね。

                                                                     

川奈君に少しの間、休憩与えられたんだけど、大村さん、Be Cool なんだわ。

それにしても、川奈君も見てる時間が長過ぎだとは思うけどね。

                                                                         

3R、

川奈君、ひたすらカウンター狙いの右フックだけなんだけど、

もう少しバラけた攻め方しないと幅の狭さだけが目立ってしまってるなあ。

ヒット数は大村さんの方が上回ってるんだけど、何故か顔かなり赤くなってるね。

                                                                       

この回、大村さん、右目上薄くバッティングカット。

                                                                           

4R、

川奈君、確かに合わせるのが巧いし、いい右持ってるんだけど、

如何にも攻撃方法が片寄り過ぎてて、もう少し何とかならないかなって見てたら、

残り30秒での接近乱打戦になったとき、相手の大きい振りの間かいくぐって、

細かいコンビネーションがとっても良くて、的確なヒット重ねてたなあ。

                                                                        

それでも、大村君の重いパンチ貰って、右目上ヒットカットされてたけどね。

                                                                          

5R、

始まって35秒、大村さん、またもやクリンチストップ後のローブローで、

かなり冷静さ欠いてるみたいだったんだけど、驚いたことに全くのノーペナで、

どう見ても、あの場面は減点対象じゃないかって思ったんだけどね。

                                                                           

普通に再開した直後、大村さん、左右の大きなショット打ち込み成功で、

川奈君、口と鼻から出血してしまったんだわ。

                                                                       

で、更に残り1分03秒、大村さん、被せ気味の左フック、まともに打ち込んで、

中央南寄りのとこで、川名君を吹っ飛ばして衝撃ダウンゲット。

                                                                       

リスタート後の大村さん、勿論、火のついたような猛追撃で、

またもやの狙い澄ました左フックで川奈さんを殴り倒したとこで、

レフェリースストップエンドで、2分59秒だったんだわ。

                                                                    

2分59秒って、前の日、マルケス兄さんがパッキャオ倒した時間と同じだったね。

                                                                       

川奈君、途中途中での見過ぎが禍したとしか思えなくて、

打ち出しを相手の自由にさせないように、もっと先に手出すべきだったよなあ。

                                                                       

大村さんの方は、結局腕力勝ちしたんだけど、一発二発貰っただけで、

カーッとすることないのになあって思ったんだけどね。

                                                                                                                                                                                                                  

☆近藤明広さん(日東)×小池浩太君(ワタナベ)……63㎏ 8R

17勝(7KO)3敗1分のランク2位、27歳・埼玉県と、

16勝(5KO)6敗(4KO)の29歳・千葉県。

                                                                      

アラッと思ったら、大塚隆太君が来てて、加藤寿君と近藤明広さんの応援だってさ。

                                                                    

お互い、タイトル戦で加藤善孝さんに負けてる同士なんだけどね。

                                                                      

1R、

小池君、ちょっと振りがデカ過ぎじゃないかとは思ったけど、

とにかく、強いプレスから積極的に仕掛けていってたね。

頭の位置にも配慮してて、中々いい出足だったんだわ。

                                                                        

一方の近藤さん、最近は強いんだかそうじゃないんだか分かり難くて、

どんな感じなのかなあって見てたんだけど、この日は簡単に先制許してて、

中途半端のままが続いてたんだけど、最後20秒、

西ロープに小池君を追い詰めて、ショート連打にらしさ出してたね。

                                                                        

2R、

小池君、強い気持ち維持して手数止めないし、殆ど対等以上に戦ってて、

特に左フックの当たりがとってもいいんだわ。

                                                                      

近藤さん、殆ど目立った動きナシ。

                                                                     

3R、

相変わらず小池君、プレス全く緩めず、接近戦望んできた近藤さんに負けてなくて、

しっかり自分のゾーンに取り込んでしまったみたいなんだわ。

                                                                        

アレレレ、近藤さん鼻血だぞお。

                                                                       

4R、

小池君、ホントは距離取られるとツライとこあるの、近藤さん、知らないのかなあ。

小池君の粘着ボクシングに、近藤さん、すっかり巻き込まれてしまって、

何だかヘバリのようなモノ、透けて見えてきたんだよなあ。

                                                                         

5R、

接近連打戦の中、近藤さん、ショートフック打つの流石に巧いんだけど、

より力込めて打ってる小池君の方で、アッパーも混ぜ込んで、見栄えいいんだわ。

                                                                       

お互い、必殺系ではないもんで、正確な手数が勝負どこなんだけど、

小池君の方が上回ってるかなあ。

それでも最後、近藤さん、相手の左目上ヒットカットさせてたね。

                                                                           

実はこの辺が採点上の微妙なとこで、終始優位に進めてた方が、

いきなりヒットカットされると、その時点でポイントが逆流れしてしまうのかって事で、

それまでの全てのパンチが、ヒットカットに帳消しにされてしまうのかってことで……。

                                                                        

6R、

小池君、相手のパンチ避けるべく、頭左へずらせながらの左ボディ、

とってもビューティフルで、益々勢い盛んって感じなんだわ。

                                                                        

近藤さん、たまにいい場面作るんだけど、それ、続けることできなくて、

ふと見やると、近藤さんとこのセコンド陣、厳しい表情してたなあ。

                                                                          

7R、

小池さん、勢い全く落ちないし、近藤さんも必死感出してきて、

もうこうなると、気持ちの勝負って感じ、漂ってきたんだよね。

                                                                           

8R、

再ランクイン目指して、俄然行ってるのは小池君だったんだけど、

近藤さんも流石のハイランカー踏ん張りで、スタミナ王者と元チャンプ、

振り絞っての殴り合いだったんだけど、残り1分切った最後の最後、

飛ばしまくってたのは近藤さんだったなあ。

                                                                          

結局、78-76、77-76×2の3-0で、近藤さんだったんだけど、

自分は、77-75で小池君だったし、相手がハイランカーじゃなかったら、

充分、小池君の勝ちってことも有り得たと思ったんだよね。

                                                                       

何人かのボクサーに聞いてみたら、小池君が逃げ切ったってのが多かったんだけど、

それでも、最後の2ラウンドの近藤さんの頑張りが試合決したのは間違いないよね。

                                                                      

試合後、小池さんにいい試合だったよって自分の思い伝えたんだけどね。

                                                                                                                                                                                                                        

☆菊井徹平君(花形)×椎野大輝さん(三迫)……B 8R

24勝(4KO)11敗(3KO)2分の33歳・神奈川県と、

8勝(7KO)2敗(1KO)のランク5位、26歳・茨城県。

                                                                      

椎野さん、即席の赤いカーペットを歩いて入場ってことで……。

                                                                      

1R、

菊井君、カッチリガードの中からいつでも打っていけるよって体勢なんだけど、

その実、中々打ち出さないもんで、椎野さん、ジレて粗い攻撃仕掛けると危ないよ。

                                                                           

菊井君、キッチリ構えからの真面目ジャブから始めたんだけど、

椎野君の方は、いつもの距離一気に詰めながらの満々のかまし系だね。

                                                                         

2R、

菊井君、ジャブはそこそこ早いんだけど、ワンツーの回転力は今一感強くて、

で、椎名さん、相手見切ったようないきなりの飛ばし方で、1分30秒、

右フック、被せ打つように打ち込んだら、菊井君、明らかにヨロッとしてしまったなあ。

                                                                        

で、椎名さん、即座のイケイケモードで、そうなったらもう菊井君、防ぎきれなくて、

残り47秒、赤コーナー前で椎野君、なぎ倒すような特大右フック振り込んだんだわ。

                                                                        

その瞬間、直撃された菊井君、堪らずそのまま横倒しダウンさせられてしまって、

何とか再開できたんだけど、火付いた椎野さんを納める特別の手立て、

今更持ち合わせてる訳じゃないもんで、そのまま押されながらの残り27秒、

連打の後の最後は左だったかなあ、またもや、まともに打ち込まれてしまって、

またもやのダウンとほぼ同時にの、レフェリーストップエンド劇だったんだよね。

                                                                          

三迫ジムのエライさん、大村さんにしろも椎野さんにしろ、

とっても、らしい試合やったなあって言ってたね。

                                                                                                                                                                                                                       

☆大竹秀典さん(金子)×瀬藤幹人さん(協栄)

                 ………日本 SB タイトル戦 10R

18勝(9KO)1敗3分のチャンピオン、31歳・福島県と、

33勝(17KO)9敗(1KO)2分のランク1位、33歳・千葉県。

                                                                          

ここは一番、瀬藤さんに勝って貰いたいもんだって力入ってたんだけどね。

真面目職人ボクサーに対して、瀬藤さん、相手眩惑するボクシングができるのか。

                                                                         

1R、

大竹さん、いつものように取り敢えずは真面目真面目に左ジャブ突くボクシング。

                                                                        

瀬藤さんも、いつものダラーン・ノーガードで始めたんだけど、

それ、見慣れてない人も多かったみたいで、場内ちょっとざわついてたね。

                                                                          

そのダラーンノーガードとトリッキーなステップから、瀬藤さん、

いきなり踏み込みからのワンツー攻撃で、見栄えのいい右当ててたね。

お互い、らしさ発揮してのまずまずの立ち上がりだったね。

                                                                      

2R、

大竹さん、常にプレス意識忘れず、相手が嫌がるようなジャブ多発するんだけど、

瀬藤さん、その左に合わせて、被せ打つような右フックがとってもいいんだわ。

                                                                         

3R、

瀬藤さん、更に変則構えエスカレートさせて、下げた両手を少し前に出して、

雲竜型、両手でお控えなすってってポーズなんだわ。

                                                                          

大竹さん、この試合初めて右ショット一発ヒットさせてたんだけど、

見栄えのいい当たりはどうしても瀬藤さんの方なんだよなあ。

                                                                         

それでも中盤以降、大竹さんの詰めが良かったのか、

瀬藤さんも敢えてその距離選んだのか、二人の間隔一気に詰まっていって、

そうなると、大竹さん、水を得た魚って感じの本領発揮で、

とっても力強いショートショット連発するようになったんだわ。

                                                                          

4R、

瀬藤さんもその距離でやるのかってほど、それは大竹さんの土俵な訳で、

大竹さん、益々プレス強めての手数アップで、しぶとい攻め込み始まったんだわ。

                                                                     

残り30秒辺りの、瀬藤さんのボディショット二発はとっても良かったんだけど、

その後残り15秒からの二人、ひたすらの揉み合いに終始してて、

これがその後の二人のパフォーマンスを象徴してたというか、

少なくとも、そういう流れを決めてしまったんだよね。

                                                                           

5R、

大竹さん、結構息上ってるみたいなんだけど、とっても気持ちの強いボクシングで、

必死な手数の中、瀬藤さんの返しの右フック、立て続けに回避できてるし、

最後は相手の右目上ヒットカットさせてたんだわ。

                                                                     

6R、

試合半分にさしかかって、徐々に流れに変化きたしていって、

大竹さん、方向性をハッキリ決めた、揺るぎない信念に基づいたボクシングで、

一方の瀬藤さん、もっと距離取って、取れなくてもそういう努力して、

相手のペース乱すこと、もっと考えるべきじゃないかって、迷い感じられる動きで、

この辺からの主導権、明らかに大竹さんの方に移っていってしまったんだわ。

                                                                            

7R、

このままじゃマズイって、瀬藤さん、打ち終わりに離れようとはしたんだけど、

大竹さん、それ許さなくて、二人、押し合う、揉み合う場面が益々増えていって、

お互い、殴る以外のことでエネルギー使ってたんだけど、

それはそれで、大竹さんの望むとこでもあるし、

追い込まれてるのは、やっぱり瀬藤さんの方なんだよなあ。

                                                                          

残り1分、強いショートブロー、強く打ててるのは圧倒大竹さんの方で、

瀬藤さん、何だかシンドそうなんだよなあ。

                                                                         

8R、

大竹さん、前の回でかなりの手数出してたから、気になったんだけど、

ここに至っても全く勢い落ちなくて、まあそれは得意の土俵なもんで、

当然なのかも知れないんだけど、圧倒的粘着型ボクシングの前に、瀬藤さん、

らしさ出せないままの消耗半端じゃなくて、中々希望見出し難くなってしまって、

そのうち、お互い、一発打ったらクリンチ延々ってのが延々で、

お互い、死力尽くしてるんだろうけど、このクラスになったら求めることは、

その上に何があるのか、何を見せてくれるのかって事だと思うんだけど、

ただ死力だけしか見えてこないもんで、申し訳ないけど、ここで休憩タイム。

                                                                         

ボクシングは殴り合いで、揉み合いでは絶対ないって思ってるんだよね。

                                                                           

後で聞いたら、97-92、96-94、96-95ってことで、

かなりバラけた3-0で、大竹さんの初防衛ってことだったんだけど、

それにしても、97-92ってのは何?

                                                                        

10回戦に11ポイント動いてるって事は、あの後、瀬藤さん、ダウンしたのか、

減点取られたのかってことなんだけど、どうもそんなことなかったみたいだし、

ダウン相当って判断させるほど、瀬藤さん、痛めつけられたってこと?

                                                                          

まあ、こうなったら、スコアなんか殆どどうでもいいことなんだけど、

瀬藤さん、4R以降、相手の距離でやることに、積極的に納得してたのかあ。

それとも、好まざるとも関わらずって感じだったのかあ。

                                                                       

試合後の大竹さんの周囲、賑やかに沸き立ってたんだけど、

瀬藤さんの方は、やっぱり静まってて、自分も目くばせだけしたんだよね。

顔面かなり腫れあがってて、特に眉間付近が盛り上がってたっけなあ。

                                                                                                                                                                                              

帰り際、藤井貴博君が話し掛けてくれて、大竹さんの応援で喉やられてってさ。

近々、かなり有望な新人がデビューするって言ってたね。

                                                                                                                                                                                                                          

外出ると、流石に今年一番の冷え込みってことで、身も心も沈んでしまったなあ。

【本日のベスト3ボクサー】

① 椎野大輝さん

② 大竹秀典さん

③ 小池浩太君

                                                                                                                                                                                                                          

ちょっと前に、電車の中で痴漢行為して逮捕されたNHKの森本アナ、

被害者が刑罰も求めないって事で、結局、不起訴処分だってね。

NHKは今後の処分検討中ってことなんだけど、

事が事だけに、どう考えても現場復帰は無理で、裏方の仕事なんだろうなあ。                                                  

2012年12月10日 (月)

マルケス×パッキャオ・Ⅳ

 

北朝鮮、10日以降に弾道ミサイル飛ばすっていうもんで、

アメリカ、4,800㎞先の野球ボールも追跡できるっていうレーダー稼働させて、

日本でも、石垣島と宮古島、それに東京市谷にPAC3配備の上、

SM3搭載のイージス艦まで動員してたんだけど、

昨日になって、ちょっと延期するわって北朝鮮の発表あって、

みんなドーッとこけてしまったんだけど、

こけてる間にブッ放すってことも考えられる訳で、面倒臭い国なんだよね。

 

1段目は台湾周辺、2段目はフィリピン周辺に落ちる予定だったもんで、

その二ヶ国にとっては、一息入れるとこなんだろうけど、

自分としては、打ち上げてすぐ、すかさずPAC3で迎撃するとこ見たかったなあ。

 

ゴメン、ゴメン、ちょっと早く迎撃し過ぎてしまったんだわ、なんて言い訳、

予め用意しながら、もうホント、ゴメンなんだわ、なんってね。

そんなことになったら、てめえ、弁償しろって、また面倒臭いことになるんだろね。

 

ロケットの肝心なとこはイランから供与されてるらしいんだけど、

イスラム原理主義と一族独裁主義とが結びつくと、正しく悪の枢軸って感じで、

とっても危険度高くて、こういうのお互いに気違いに刃物っていうんだろなあ。

 

 

 

パッキャオ×マルケス戦を見終わった後なもんで、

その前の二試合の見劣り感が一層強まって、書き方も乱暴になりそうなんだわ。

 

 

☆ミゲール・バスケス×メルシト・ヘスタ……IBF L タイトル戦

32勝(13KO)3敗のチャンピオン、メキシコと、

26勝(14KO)0敗1分のランク5位、サウスポー、フィリピン。

 

1R、

バスケス、弱々しいオスカー・ラリオスのように、腰引け気味の猫背で、

立ち姿が美しくないんだなあ。

一方のヘスタ、中々パワフルだね。

 

1分過ぎ、軽いワンツー貰って、ヘスタ、バランス崩してスリップ気味のダウン。

 

2R、

お互い、ボクシングスタイルが全く違うもんで、噛み合い悪い悪いんだけど、

バスケスがあくまで距離取りたがってるのに対して、ヘスタ、

どれだけ踏み込めるか、それだけがポイントだなあ。

 

それにしても、バスケス、遠いとこから、突っ突くだけの超安全運転なんだわ。

 

3R、

1分28秒、バスケス、綺麗なワンツーでヘスタをヨロッとさせてたけど、

典型的な打ち逃げボクシングなもんで、一気に攻め立てるってこと全くなくて、

場内も終始静まり返ってるというか、何か他の話しながらザワザワしてるなあ。

 

それにしても、ヘスタ、どっかでガチャガチャ行かないと展開変えられなくて、

ちょっと見過ぎの不器用なボクサーにしか見えないけどなあ。

 

4R、

バスケス、初めっから12ラウンドやるつもりのようなボクシングで、

これだけ走り回るだけの詰まんない世界チャンピオンも珍しくて、

一方のヘスタも、二次三次の踏み込み攻撃仕掛けるでもないもんで、

一体、いつどうするつもりなのか全く見えてこないんだよなあ。

 

5R、

流れは1Rから全く変わらず、バスケス、ラウンド中に1発いいの当てたら、

後はひたすら引きまくりで、延々の打ち逃げとクリンチ逃げの繰り返しで、

もしかしたら、アウトボクシング好きには堪らないのかも知れないんだけど、

こういうのはアウトボクシングの範疇にさえ入らないと思うんだよなあ。

 

ヘスタの工夫の無さも絶望的で、もうとっても見てられなくて、休憩タイム。

 

 

12Rに戻ってみたら、二人とも相変わらずの相変わらずで、

お互い力余したまま、もう12ラウンドやれそうな感じのままだったなあ。

 

バスケスの圧倒3-0で、これで6度目の防衛ってことなんだけど、

そういう試合して、50回でも100回でも好きなだけ防衛してろって感じだったなあ。

例え世界戦でも、4回戦より詰まんない試合もあるってことで……。

 

 

 

☆ユリオルキス・ガンボア×マイケル・ファレナス

                   ………WBA SFe 暫定王座決定戦

21勝(16KO)0敗の30歳・キューバと、

34勝(26KO)3敗4分1NCのランク8位、28歳・フィリピン。

 

勝った方が二人目の暫定王者ってことで、WBAもカネに困ってるもんで、

認定料稼いで、ベルト売りまくって、その日の飯代にでもしてるんじゃないかって…。

 

マイケル・ファレナス、今年7月、内山高志さんと大バッティング事故起こして以来、

ガンボアとってはトラブルに巻き込まれての15ヶ月振りなんだよね。

 

ファレナス、どう見てもやっぱり宮崎辰也君に似てるんだよなあ。

 

1R、

ファレナスが若干様子見加減の中、ガンボア、いきなりのデカイ左、右とか、

超早のワンツーだとか、とってもファンタジックな攻撃から始めてたんだけど、

動きも圧倒してたけど、筋肉の作りの違いが凄かったなあ。

 

2R、

両者交差する中、ファレナスの左フック、一瞬ガンボアをヨレッとさせたんだけど、

その直後、ガンボア、怒りの大猛攻で、それこそバスバスの打ち込みだったなあ。

 

ファレナスも結構いいプレスかけてたんだけど、残り14秒、

ガンボア、ロープ背に近くしたとこから、複雑な角度から鋭く小さい右ショートフック、

綺麗な打ち込みで、ファレナスからダウンゲット、巧いね。

 

3R、

ガンボア、3~4発打った後の最後のおまけみたいな左ボディがとってもいいし、

そもそもタイミングの取り方が抜群だし、フェイントやガード緩めて誘ったり、

ブランク感じさせないパフォーマンスなんだなあ。

 

ファレナスの方は、バッティングだかヒッティングで、両目周辺カットしてるなあ。

 

4R、

ファレナス、とってもナイスなファイターで、ビッグネームに怯むことなく、

この回辺りから、少し相手把握したみたいで、そこそこのストレート当て込んで、

一方的になってしまわないように踏ん張ってるね。

 

ガンボアの方は、そんなファレナスをちょっと見下してるようなとこあって、

ガード更に緩めてるんだなあ。

 

5R、

ガンボア、いきなりギアアップしてスイッチしたりしてたんだけど、

ファレナスも手数増やして対抗してて、まだまだ一方的になるの阻止してて、

流れはかなりガンボアなんだけど、必殺の左フックのチャンス覗ってるね。

 

それにしても、いつも思うんだけど、タイとかフィリピンのセコンド連中、

インターバル終わってリングアウトする時、やたらトロトロするんだよなあ。

 

6R、

ファレナス、我慢強くやれるかってとこなんだけど、

大きい左フックの殆どがオープン気味なのが気になるなあ。

 

事前の予想だと、このラウンドくらいに倒し終わってしまうんじゃないかって、

そう思ってたんだけど、ガンボア、ちょっと休み休みやってんだよなあ。

 

7R、

休憩明けのガンボア、この回初っ端から飛ばして、30秒、

ガンガンの打ちまくりで、ファレナスからこの試合二度目のダウンゲット。

 

ファレナス、再開後は頑張って両手ブン廻して、ガンボアの追撃回避してて、

ガンボアも敢えて決着しに行くってことなくて、何か打ち疲れたみたいんなんだわ。

 

ファレナス、折角一発いいの当ててもその後が雑で勿体ないんだわ。

 

8R、

ファレナス、必ずしも回復しきってはいないんだけど、気持は強くキープしてて、

常に攻撃的な姿勢は好感持てるんだよね。

ただ、どうしても振りがデカくなってしまうもんで、連打がきかないんだなあ。

 

一方のガンボア、行くような行かないような感じで、疲れが浮き出てるんだわさ。

 

9R、

ガンボアが楽してやりたがって始まった1分30秒辺り、

左フックきっかけにガンボア一気攻めで、相手ロープ際に詰めて、

ここで決着の倒しボクシング仕掛けた途端、何とファレナス、

絶妙なタイミングで左フック、カウンター一発打ち込み大成功で、

何とあのガンボア、足元もつれ、ロープに絡みながらダウンしてしまったんだわ。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど、ガンボア、明らかに効いてしまってて、

初めてそういう場面見たんだけど、クリンチ逃げするのに必死だったんだわ。

 

10R、

流れが一気に変わって、ファレナス元気満々で、攻める攻める。

 

ガンボア、無理に行かないで回復図って序盤の時間使って、

最後はお互いの右フック、左フック、一発づつ交換して終了ゴング。

 

それにしても二人とも、トランクス、随分ずり下がってるなあ。

 

11R、

ファレナス、ポイント的には負けてるもんで、何とか何とかって感じで、

前詰めからの一発狙いに頑張ってるんだけど、

ガンボア、手数アップしての早め早めの前処理で、

相手の入り込み阻止し続けてるのは流石だよなあ。

 

行け行けだけじゃなくて、意外なほど細かく対応できるのにも驚いたんだけど、

それは要するに、久し振りが響いた、らしくないガンボアでもある訳で、

シンドそうにしてる彼を見るのも興味深かったんだよね。

 

12R、

ガンボア、倒しに行かない平凡ガンボアで、全くのポイントボクサーで、

トロトロの超安全運転のままで終始してて、一方のファレナス、

気持は萎えてなくて、前詰め前詰めするんだけど、

ここまでかなり被弾してるのも間違いないもんで、気持ちほど体動かなくて、

ガンボアがアウトボクシングしたら、正に敵なしって感じのまま終了ゴング。

 

自分は115-110だったんだけど、

結局、118-108、117-108、117-109の3-0で、勿論ガンボア。

 

 

 

☆マニー・パッキャオ×ファン・マイケル・マルケス

                     ………ノンタイトル W 12R

54勝(38KO)4敗2分のサウスポー、33歳・フィリピンと、

54勝(39KO)6敗1分の39歳・メキシコ。 

 

勝率;90%、KO率;63%と、勝率;89%、KO率;64%の4回目の戦い。

 

これまで3戦して、パッキャオの2勝1分だったんだけど、

全て割れた裁定のフルラウンドだったもんで、ホントの決着戦なんだよね。

 

いつも思うんだけど、これから超気合入れて試合見ようとするにあたって、

引き分けだなって冷めた予想するような人とは絶対付き合いたくないなって、

そう思うんだけど、3%もいるんだね、見なきゃいいのにね。

 

パッキャオ勝ち予想が72%、マルケス勝ち予想が25%ってことだったんだけど、

自分、パッキャオの大ファンではあるんだけど、

相手がマルケス兄さんってことになると、ここはもう何の有無もなく、

マルケス兄さん絶対の応援なんだよね。

 

パッキャオ、直近のティモシー・ブラッドリーとやったときは、

何故か別人で、途中からやる気なくなってしまったようなパフォーマンスで、

だけど、二試合続けてヘタ打てない訳で、その上この日は相手が相手だし、

絶対、立て直して来るって思ってたんだよね。

 

マルケス兄さん、自分の願い届いたか、この日も黒のレイジェス。

一方のパッキャオは赤レイジェス。

 

1R、

お互い、よく知った間柄なもんで、いきなり緊張感満々で始まったね。

動き出しのパッキャオ、絶好調みたいで、上体小刻みによく動くなあ。                                                           

マルケス兄さん、まずは慎重な様子見スタートだね。

 

お互い、殆どクリーンヒットない中、まずはパッキャオの攻勢点って感じかなあ。

 

2R、

マルケス兄さん、相手の動き見極めてる中、パッキャオ、

流石の踏み込みの鋭さとハンドスピードなもんで、

自分とマルケス兄さんに与えた脅威はかなりもモノだったんだけど、

マルケス兄さんも、まずは一発左ストレートヒットで、

それほど深くはなかったんだけど、中々いいタイミングだったんだよね。

 

3R、

マルケス兄さん、カウンターボクサーだって簡単に言われること多いけど、

正しくはカウンターも巧く打てるボクサーってことで、

そこに至るまでの過程に惚れ惚れする訳で、

只の待ち待ちカウンター屋とは、全然違ってるって思ってるんだけどね。

 

それにしてもここまでのとこなんだけど、パッキャオの手数がやたら目について、

マルケス兄さん、ちょっと硬いんじゃないかってのが気になるなあ。

 

って思ってた残り1分18秒、いきなり振り出した右ロングフックで、

マルケス兄さん、パッキャオから吹っ飛ばし仰向けダウンゲット。

何だこりゃってほどの衝撃的な倒れ方したなあ、パッキャオ。

 

再開後、思いの外行かないマルケス兄さんに対して、パッキャオ、

最後は、回復し切れてないのに飛ばしていって、あの辺は流石だったなあ。

でもまあこれで、二人は殆どイーブンってことにはなったんだわ。

 

4R、

パッキャオ、それほどのダメージ引きずってなくて、チビチビプレスかけながら、

流れ一気に渡さないようにしてて、お互い行ったり来たりで推移してたんだけど、

最後、マルケス兄さんの右ストレートが効果的だったね。

 

5R、

殆ど前のラウンドのまま推移してたんだけど、始まって1分過ぎ、

マルケス兄さんの、多分左だったと思うんだけど、そのストレートに合わせて、

パッキャオ、見事な左ショートストレート、交差させるように打ち込んで、

アレレレーッ、マルケス兄さん、ダウンしてしまったんだわ。

 

勿論、タフなマルケス兄さん、立ち上がって再開はしたんだけど、

明らかに効いてしまってて、ヤバイ、ヤバイで玉縮む思いだったんだけど、

凄いよなあ、おいらのマルケス兄さん、そんな中、右ストレート当て返して、

窮地脱したんだよね。

 

でもでもでも、胸ひと撫でした直後の残り40秒、マルケス兄さん、

またもやの連打喰らってしまって、今度はパッキャオも本気で倒しに行ってて、

マルケス兄さん、コーナー近くに詰められてしまって、

今度こそ、本気のヤバイヤバイヤバイになってしまった訳で、

兄さん、貝になれとか、早く時間進めだとか、自分、色々必死になってしまって、

相当危ない中、マルケス兄さん、何とか何とか凌ぎきったんだわ。

ホント、息が詰まったぜえ。

 

6R、

一休みはできたけど、マルケス兄さん、ダメージ明らかで、

鼻っ柱の上の方をカットして流血してるし、顔面真っ赤だし、

上体はまだまだシッカリしてたけど、足元たどたどしくなってたし、

相手が4~5発ショート連打してくる中、カウンター主体で対抗するのがギリギリで、

ここに来て、もう流れは完全にパッキャオに傾いてしまったんだよね。

 

パッキャオがどこで猛攻仕掛けるかってのがポイントになってきた中、

自分、気持ちかなり沈み込んだまま、テレビ画面見つめてたんだけど、

マルケス兄さん、終始押されながらの終盤、ロープ際近くで体入れ替えられ、

残り10秒切ったとこ、パッキャオ一気攻めで、兄さん、何とか凌いでくれってとこ、

パッキャオ、決めのワンツー打ちに行った瞬間、背中の向こう側で、兄さん、

何か打ち込んだみたいで、途端にパッキャオ、ドーンと前倒れしてしまって、

左手を体の下にしたまま、頭をロープの外にして、失神してしまったんだわ。

 

あまりの壮絶ダウンだったもんで、レフェリー即のストップエンドで、2分59秒。

 

あの場面、自分としては何とかガード固めて凌いでくれって感じだったんだけど、

あそこで打ちに行くなんて、全く信じられないほどの衝撃だったなあ。

 

縦位置だったもんで、よく見えなかったのを再生画像で確認したら、

パッキャオが左打ち込もうとする正にその瞬間に、マルケス兄さん、

右ショートストレート、絶妙のタイミングで、パッキャオのそれも右顔面を、

モノの見事に打ち抜いてたんだよね。                                                            

それも、打ち出しの瞬間に10㎝ほど左にヘッドスリップしながらだったし、

それって、直前に相手の右が飛んできた方向にだよお。

 

やっぱり、やっぱり、おいらのマルケス兄さん、見せて魅せてくれるんだよなあ。

 

そんなことできるもんなのか、今日あたり、色んなジムの色んなボクサー達が、

きっと確かめてると思うんだよね。

 

 

自分、先々週、987.6倍の馬券的中させた時と同じガッツポーズ出たもんね。

階下のテレビで見てた奥さんも、凄いねえって感心してたもんなあ。

彼女、滅多に褒めないから、マルケス兄さんも本物なんだわ。

 

 

 

この興奮、多分年内続いて、死ぬまで忘れないと思うんだけど、

39歳のオッサンがあれだけのことできるんだから、

今日出場の若いボクサー達、君の今のベストを是非見せて魅せてよね。

 

2012年12月 7日 (金)

村中優さん×長嶺克則君

                                                           

凄い人をスーパーマン、凄い新人をスーパールーキーって言い、

マリオの凄いのをスーパーマリオ、凄い銭湯をスーパー銭湯って言うんだけど、

最近話題になってるのは、強烈な薬剤抵抗を備えた新種の凄いナンキンムシ、

“スーパーナンキンムシ” の登場なんだよね。

                                                            

欧米でも発見されてて、お互い、その駆除方法についての情報交換に忙しくて、

薬剤系じゃなくて、熱とか粘着性を利用した方法が主流になりつつあるんだってさ。

                                                               

薬剤で駆除しようとすると、それに対応した新種が必ず出現するってのも凄くて、

そう言えば、遺伝子変化させた新しい風邪ウィルスも発見されたもんね。

それにしても、“スーパーナンキンムシ” って、いかにも凄そうだよなあ。

                                                          

                                                          

                                                            

北九州のある暴力団、“指定暴力団” から、“特定危険暴力団” ってのに、

格上げ指定されてしまうと、今まで以上に日常活動が制限されてしまうってことで、

何とかそれを避けようとして、警察に陳情みたいなことやってて、

自分らは特に危険な暴力団ではないって主張してるらしいんだけど、

危険ではない安全な暴力団ってのを頭の中で想像すると、何か可笑しくてね。

                                                          

                                                        

                                                           

荒川仁人さん、納得できるまあまあのとこで納まったみたいだね。

                                                            

結局、無効試合にはできなくて、ランキングはダニエル・エストラーダが1位、

仁人さんは2位ってことなんだけど、アメリカに場所移して再戦ってことで……。

                                                         

                                                          

                                                             

昨日、日中の日差しはポカポカしてて気持ち良かったんだけど、

日が落ちたら一気の気温降下で、寒かったなあ。

                                                           

夕方6時過ぎ、赤羽ジムで、村中さんと長嶺君のスパー見せて貰ったんだわ。

                                                             

清田祐三さんとか長瀬慎弥さん、稲垣孝さん、萩崎聰歯君、川村恵二君って、

知ってるボクサー達は誰もいなくて、って言うより、

スタッフの方もチーフトレーナーさんしかいなかったんだけどね。

                                                           

                                                          

前の日の試合で、稲垣さん、勝つには勝ったけど、思いの外の小差だったもんで、

自分が帰った4R以降どうだったのか聞いたら、稲垣さん、疲れてしまったか、

勢いなくなってしまって、途中は結構ヤバかったんだってね。

                                                           

                                                             

「マナベジムの長嶺です、今日はよろしくお願いします。」 って長嶺君、

デカイ声で挨拶して入って来たんだわ。

                                                          

長嶺君、実は風邪明け一週間で、村中さんも今週風邪明けしたばっかりで、

村中さんはこの日、一週間振りに体動かすってことで、

その間何もやってなかってことで、大丈夫なのかなあって心配してたんだけど、

ちょっと稀に見る素晴らしいスパーリングだったんだわ。

こういう凄いスパーを、スーパースパーって言うんだね、多分。

                                                          

                                                             

☆村中優さん(F赤羽)×長嶺克則(マナベ)……F 4R

17勝(5KO)2敗1分のWBA11位、27歳・鹿児島県と、

6勝(4KO)0敗の東日本新人王、21歳・沖縄県。

                                                            

実は二人とも南国出身なんだけど、村中さんは今、北区王子在住、

長嶺君は葛飾区の水元公園の近くに住んでるんだってさ。

                                                             

同じ階級なんだけど、長嶺君の方が細身なもんで、5㎝ほど上背あるんだよね。

                                                            

初めの10秒ほど、マスみたいので軽く挨拶交わしていきなり始まったんだけど、

ここんとこスパーリング漬けの長嶺君が飛ばしていったのを、村中さん、

久し振りだってのに、シッカリ合わせて、平気で受け止めてたんだよなあ。

                                                             

二人とも、4ラウンドの間、休むっていうか、途中流すってこと微塵も無いまま、

終始飛ばしっ放しで、1回のクリンチブレイクさえなくて、美しいスパーだったなあ。

                                                             

スコア的に見れば、村中さんの40-36ではあったんだけど、

途中途中の長嶺君の左フックとか右ストレートとか、勢いも角度もとっても良くて、

8オンス、ヘッドギア無しだったら、倒してたかも知れないような当たりしてたし、

まあそれは村中さんの方にも言えたんだけどね。

                                                             

ディフェンス絡めた完成度では、やっぱり村中さんの方が圧倒的に印象的で、

パンチの緩急とか、各ショットの見栄えのいい見せ方とか、

ラウンドの中での山場の作り方なんかは流石って感じしたし、

それに、ポジショニング工夫して、相手の決めパンチを封じる技術とかなんかは、

1mほどの至近距離で見てると、もう惚れ惚れだったもんなあ。

                                                            

長嶺君が飛ばしまくるもんで、全くの休養明けの村中さん、

2R後半からは息が上がってきたんだけど、ハアハアしながらの、

そこからの気持ちが強くて、それを動きに出し切ってたとこが凄かったんだよね。

                                                               

                                                           

公開されたモノではないから、詳しいこと書きまくるのははかばられるんだけど、

長嶺君、やりたかったこと、持ってきたテーマ、どれだけできたのかなあ。

                                                            

自分の印象と本人の手応えとに、どれだけの乖離があるか解らないけど、

この日、村中さんから学んだモノは、かなりレベル高かったって思うんだよね。

                                                            

フィジカルの強い村中さんに対して、長嶺君、一度も下がるってことなくて、

押し合ってもバネの強いとこ見せてたし、頭と上体の動かし方とか、

上下のバランスとかとっても良かったし、

攻撃面でも、窮屈なとこからでも小さく鋭い連打出すことできてたもんなあ。

                                                            

ちょっと感じたのは、フック系は今のままで十分だと思ったんだけど、

右ストレート、たまにはもう少し派手に打ち込んでもいいんじゃないかって……。

その方が絶対見栄えいいし、緩急含めて、大きな効果産むって思ったんだよね。

                                                          

それでも、東日本の決勝戦の時よりは格段のデキの良さで、

昨日のようなフィーリング大切に維持して戦えたら、全く問題ないんじゃないかなあ。

                                                           

終始、カネ払ってもいいような二人のパフォーマンスだった訳で、

赤羽ジムのトレーナーさんも、長嶺君、パンチ強いね、半端な4回戦じゃないね、

絶対下がらないし、色んなとこから打てるねって言ってたんだよね。

                                                           

                                                       

フラッシュ赤羽ジムの時計、ラウンド間のインターバルを30秒に設定してあって、

それ、通常の半分ってことで、後で村中さんに聞いたら、

だから実際の試合の時、思いの外ユックリ休めるって言ってたんだけど、

そういう考え方は新鮮だったなあ。                                        

                                                              

                                                           

スパー終わって、サンドバッグ打ちやシャドーで仕上げした後、

長嶺君、今度の土曜日もお願いできないでしょうかって、村中さんに頼んでて、

村中さん、病み上がりなんだから、次はちょっと勘弁って答えればいいものを、

いいですよおって応じてて、トレーナーさんも、彼、若い子の面倒よく見るし、

とってもいいヤツなんですよおって言ってたんだけど、

村中さん、そういう優しい性格してるから、

訪問販売なんかが来たら、多分、何でも買ってしまうんじゃないかなあ。

                                                           

これから帰って子供を風呂に入れないと、って村中さん、言ってたなあ。

                                                             

2012年12月 6日 (木)

後楽園ホール・12月5日

                                                                  

東京ドームでK-POPのコンサートってことで、周辺今年最大の人出で、

後楽園ホールまでは人避けながらの “ロング&ワインディング・ロード” だったね。

                                                           

                                                           

1階のエレベーターホールで、宮崎達也君夫婦とバッタリで、

二人、各方面への挨拶覚悟のスーツ姿だったんだけど、

どうせなら、ドサクサに紛れて、リング上って挨拶したらいいのにねえ。

それなら一辺に済むのにねえ。

                                                        

                                                            

昨日は今年丁度100回目のボクシング観戦だったんだわ。

                                                          

                                                           

☆大和田寿君(厚木ワタナベ)×コラレス・カワシモ君(レイS)

                               ………B 4R

3勝6敗(2KO)のサウスポー、22歳・神奈川県と、

2勝(1KO)4敗(1KO)1分の29歳・長崎県。

                                                          

1R、

お互い、あと1発、2発が欲しいって感じなんだけど、

大和田君、当たりが軽くて、何かペトペトした感じだなあ。

カワシモ君はシッカリした打感のいい打ち方してるね。

                                                           

2R、

大和田君、近いとこは比較的強く打てるんだけど、

遠いとこはあんまり得意じゃないみたいで、

この回1発だけ大きな右フック当てたんだけど、やっぱり音が良くないんだわ。

                                                         

それと、このタイミングとポーズの時は打って来ないだろなってのが判り易くて、

カワシモ君も、いち早くそれ感じたみたいで、結構余裕の展開だね。

                                                             

3R、

大和田君、たまにスイッチするんだけど、相手を眩惑するまでにはなってなくて、

思うに任せない自分のリズムを何とか変えたいって感じだなあ。

                                                           

彼、攻めのパターンが限られてるもんで、明るい見通し見えてこないとこ、

カワシモ君、そうかあ、こういうボクシングがやりたかったんだってのが見えてきて、

細かいフェイント駆使したり、逆ワンツーで相手翻弄してるなあ。

                                                           

4R、

大和田君、最後だぞって気合入れられたか、飛ばそうとはしてるんだけど、

頑張る手段が解ってないみたいで、特別の展開作り切れなくて、

元々、強烈パンチ持ってる訳ではないもんで、ここからの挽回はシンドイんだなあ。

                                                         

カワシモ君、いつもはちょっと迷ってるみたいな中途半端な感じなんだけど、

この日は落ち着いて、本来やりたいことシッカリできてたね。

                                                           

結局、誰が見てもの40-36×3で、カワシモ君の圧勝。

ちなみにコラレス君、本名は川下彰吾君っていうんだよね。

                                                         

                                                           

                                                         

☆高野豪君(F赤羽)×三輪広志君(元気)……56㎏ 4R

3勝(1KO)4敗(1KO)の30歳・埼玉県と、

3勝(1KO)4敗(4KOの)サウスポー、32歳・群馬県。

                                                            

1R、

三輪君がちゃんとガードしてるのに対して、

高野君、ちょっと緩い構えからスタートしたんだけど、

始まって半分が過ぎようとした頃、リング中央東南寄りのとこで、

二人、イッセノセって感じになってしまって、お互いの左フックが出会い頭に交差して、

高野君の方は空を切ったんだけど、三輪君の利き手が大直撃してしまって、

あんな当たり方したら誰でも一発で終わるだろうなって、そんな当たり方で、

高野君、大の字昏倒で、ピクリとも動かなくなってしまったんだわ。

                                                          

勿論、即のレフェリーストップエンドで、1分38秒、三輪君のTKO勝ち。

                                                            

二人とも、こういう展開と結果は予想してなかったんだろうけど、

いきなり、ガード忘れた乱暴で危険な殴り合いで、見てる方は面白かったけど、

こういう結果はどっちにも有り得た訳で、セコンド泣かせの試合だったなあ。

                                                          

ボクモバの西村さんが高野君のセコンドに付いてたね。

                                                          

                                                          

                                                            

☆小川昴大君(国分寺S)×景幹夫君(五代)……Fe 4R

2勝(1KO)3敗(1KO)の22歳・東京都と、

2勝(2KO)1敗のサウスポー、28歳・岡山県。

                                                           

1R、

景君、オールドスタイルの短いトランクスなんだけど、細身の突っ立ち地気味で、

ガード位置も低いし空き気味だし、そこはかとなく危なそうな感じするんだよね。

                                                           

一方の小川君、腕振りに力こもってるし、中々戦闘的なもんで、

ちょっとひ弱な印象受ける景君を粉砕してしまうんじゃないかって感じで、

景君、打ち終わりも甘いもんで、小川君、いくらでも打ち込みチャンスありそうだね。

                                                            

で、小川君、強いプレスかけながら、その機会狙ってたんだけど、

途中で一発、左ストレート直撃されたら、いきなり反応悪くなってしまって、

その後は小さな被弾繰り返して、かなり顔面赤くなってしまったんだわ。

                                                           

2R、

小川君、鼻血とともに、その乱暴さがなくなりつつあったんだけど、

1分過ぎ、やっぱりガード下がり気味の景君に対して、やっとの一気攻めで、

初回のハンデ取り戻しに行ったんだけど、残り1分からは景君大反撃で、

中々流れが決まり難い展開で、小川君、ちょっと休み休みやり過ぎかなあ。

                                                          

3R、

ここからが勝負なんだけど、お互い、ちょっと当てられ放題になってしまって、

何か雑な攻防に突入で、止めどなく動いてる方が勝ちって感じになってしまって、

セコンドから、行け! 手出せ! の檄飛びまくってたんだけど、

ここに来て、小川君の勢いの方が勝ってたかなあ。

                                                           

4R、

リーチ優位な景君、トコトコショットで先攻して始まったんだけど、

小川君、遠くからの大きな腕振りでなんとか対抗しようとしてたんだけど、

中々ままならないうちに、あんまり得意じゃない接近戦に持ち込まれてしまって、

徐々に押しまくられてしまって、彼、近いとこで小さく鋭くは振れないもんで、

あれあれって感じで、西ロープに詰められて打たれ放題になってしまって、

後姿に力感じられず、ヨレヨレってなってしまったとこで、ストップエンド。

                                                         

2分27秒ってとこだったんだけど、景君、これで3勝目だったんだけど、

その全てがKO勝ちってことで、見た目より強いパンチなんだろね。

                                                           

                                                          

                                                          

☆川村恵二君(F赤羽)×鈴木義行君(マナベ)……L 6R

4勝6敗(3KO)の29歳・青森県と、3勝(1KO)6敗(4KO)3分の32歳・埼玉県。

                                                            

宮崎君の他、長嶺克則君とか、大平貴史君、酒井智彦君、大場雄二君、

榎本光弘君、岡野智秋君達、ゴッソリ応援団で、

刀根トレーナーも、出張帰りの直行だったんだよね。

                                                           

1R、

鈴木君の方が一回り以上デカくて威圧感あるんだけど、

川村君、巧みなボディワーク駆使して、包み込まれそうになるの避けてるね。

                                                          

その川村君、体の動きとか打ち込む時の一瞬の姿形、

ちょっと長瀬真弥さんを彷彿とさせるとこあるね。

                                                       

お互い、ちょっと出会い頭系になってて、もう少し事前の段取り欲しいとこだなあ。

                                                           

2R、

川村君、振ってる割にはパンチ軽そうだし、そもそも仕掛けが大き過ぎで、

隙が見え隠れするんだけど、上体の動きがいいもんで、

鈴木君、中々いいとこ突けないんだけど、接近してのボディショットに活路かなあ。

                                                           

お互い、余計な動きが多過ぎるみたいで、精度に欠けてるって感じだなあ。

                                                         

3R、

鈴木君、相変わらず的絞り難そうにしてる中、

一方の川村君、やっといいタイミングで右フックを当てることできてたね。

                                                         

って思ってた残り30秒ほどのとこで、鈴木君が逃げる川村君を追った刹那、

お互いの頭、ガッツーンバッティングしてしまって、

華奢な方の川村君、大きく傷付いてしまって、ドクターチェック後即のストップエンド。

                                                          

まだ3Rだったもんで、負傷ドローってことで、2分34秒。

                                                          

                                                                

試合後、応援に来てた大平君とちょっと話したんだけど、

彼、大学の後輩なんだけど、彼の母上、教師ってことで、

以前勤めてた中学が自分の卒業した学校だったってことが解って、

意外な人が意外に近い距離にいるんだなあって、シミジミ思ったなあ。

その後、榎本君に缶ジュース奢ってもらったんだわ。

                                                           

                                                          

                                                            

☆森田大介君(角海老)×山本幸輝君(五代)……Fe 6R

6勝(2KO)3敗(1KO)1分の23歳・愛媛県と、

5勝(1KO)5敗(1KO)の25歳・埼玉県。

                                                           

反対側のコーナー見たら、3日に出田裕一さんを倒した長島謙吾君が来てて、

試合直後はなんでもなかったんだけど、目の周りかなり腫れてたなあ。

                                                            

1R、

山本君、瞬間からの攻め込みにはとっても勢いあるんだけど、

二次、三次攻撃には繋げられてなくて、突っ込み単発系って感じだね。

                                                           

森田君、迫力的には見劣りするんだけど、

相手の打ち終わりに合わせたり、返しのパンチまで細かく配慮できてるね。

                                                          

2R、

山本君、力感溢れてるんだけど、休んで溜めてから飛ばすって感じで、

ちょっと間欠泉的攻撃に終始してて、攻め込みと打ち終わりの丁寧さ、

的確なヒット数でも森田君が優位に進めてるね。

                                                           

3R、

お互い、必殺系じゃないもんで、的確さとヒット数、それにスピードが大事なんだけど、

その点では森田君優勢だったんだけど、この回中盤から、山本君、

力強いボディショットがとっても効果的だったなあ。

                                                          

4R、

ここからあと半分が勝負どこなんだけど、大クリーンヒットが生まれにくい中、

気持ち高めてラッシュかけていったのは山本君で、主導権獲りにいったんだけど、

ちょっと頭から行き過ぎの場面増えてしまって、何度か注意受けた後、

痛恨のバッティング減点喰らってしまったんだわ。

                                                              

5R、

森田君、全体的にもう少しメリハリ必要で、意識的な自分なりの山場が要る訳で、

前の回、ちょっと飛ばし過ぎた山本君に、付け込む隙あるんだから、

もっともっともっと行くべきなんだけどなあ。

                                                           

攻守入れ替わり激しい中、最後飛ばしてたのは、またしても山本君だったなあ。

                                                           

6R、

スコア計算してみたら、間違いなくここが勝負どこで、

二人の最後の根性戦だったんだけど、気持ちがどれだけ実践に出せるかって、

お互いの今後も占えるとこだったんだよね。

                                                            

序盤、見せ場作りに頑張ったのは山本君だったんだけど、

後半過ぎから、攻める姿勢と正確なパンチで盛り返したのは森田君で、

終了ゴング鳴るまで手止めなくて、いい形で終えてたね。

                                                             

結局、58-55、58-57、57-57ってバラついた評価ではあったんだけど、

森田君の2-0勝ち。

                                                          

ただ、最終的には4Rでの山本君の減点がポイントだったんだよね。

ちなみに自分は57-56で、やっぱり森田君だったんだけど、

6Rでの森田君の最後の頑張りが勝負決めたって感じだったなあ。

                                                           

                                                         

                                                           

☆石井文哉君(F赤羽)×道見和也君(JBスポーツ)……F 6R

4勝(1KO)6敗(3KO)のサウスポー、26歳・東京都と、

5勝3敗1分のサウスポー、24歳。北海道。

                                                            

前の日にもトラブルあったんだけど、この試合も入場曲ナシだったんだわ。

再生機の問題かも知れないんだけど、ダビングしたCDによっては、

機器が読み込めないってこともあるんだよね。

で、ジムによっては、そういう時に対処するため、

予め、CDとMDの両方にダビングして、トラブルに備えてるとこもあるんだよね。

                                                             

1R、

道見君、パンチ力はそれほどではないんだけど、とってもキレのあるボクサーで、

この日も、キッチリプレスから、リズム感に富んだ腕振りで圧倒してるね。

                                                          

石井君、基本的にとっても判り易いワンツーボクサーで、

攻撃が単調過ぎるきらいがあるし、打ち終わりも甘いとこあって、

道見君にそこ狙われて、いきなり劣勢背負い込んでるんだわ。

                                                            

2R、

試合を支配するっていうのはこういうこと言うんだって、

そういう道見君のパフォーマンスばかりが目についてしまったんだけど、

この回、残りもあと1分くらいかなあってとこ、道見君、

余裕の動きからの鋭い踏み込みで、石井君をコーナーに追い詰めたとこで、

一気の揺るぎない連打ってことで、石井君、戦意喪失気味になったとこで、

2分00秒、テキパキとしたTKOエンド劇って感じだったなあ。

                                                           

                                                       

                                                           

☆萩崎聰歯君(F赤羽)×林和希君(八王子中屋)……64㎏ 8R

6勝(3KO)5敗(3KO)のサウスポー、31歳・静岡県と、

6勝(6KO)3敗(1KO)1分の26歳・兵庫県。

                                                          

昨日一番の注目試合だったんだけど、この試合も入場曲無しトラブル。

                                                           

萩崎君、サンドバッグとかミット打ちの範囲だと、全く目立たないんだけど、

試合になると全然違って、やり難い距離とリズム持ってるボクサーなんだよね。

                                                            

それでも林君、持ち前のハイテンション&ハイパワー、

それに、その上、多分新しく備えてるんじゃないかって期待してた、

クレバーさというか冷静さで粉砕、ってのが自分のシナリオだったんだけどね。

                                                             

1R、

萩崎君、左肩かなり前に出して胸の面積狭く見せながら、

その上右手もかなり前に置くもんで、結果的にはとっても懐深い構えなんだよね。

で、その右手、その位置からいきなり伸ばして強いジャブ打つもんで、

対戦相手は距離感見失ってしまうこと多いんだわ。

                                                       

萩崎君が中々先攻めして来ないもんで、林君、詰まらなくなってしまったか、

イラついたか、いきなり挑発ポーズしたんだけど、あれは要らないんだよね。

                                                            

この回、一発だけだったけど、返しの左フックがヒットして、

林君、まずは軽くポイントゲットからスタート。

                                                                  

2R、

萩崎君、体ごと飛び込んで、ガチャガチャの中からのボクシングなんだけど、

それに対して、林君のセコンドから、ジャブ、ジャブ、ストレートの声飛んでたなあ。

                                                            

でも林君、即の素直な反応って感じじゃなくて、

あくまで相手の入り込みざまを叩きたいみたいで、狙い過ぎなんじゃないかなあ。

もっと流れの中からできるといいのに、単発で決めようとし過ぎだと思うんだよね。

                                                           

それでもこの回終盤近く、強烈な右ボディ打ち込み成功で、

この辺が突破口になりそうな予感に満ちてきたんだけどね。

                                                            

3R、

1分40秒、またもや左フックを直撃させたんだけど、林君、その後の詰め甘くて、

結果的には単発に終わってて、萩崎君の反撃貰ってるなあ。

                                                            

林君……、

見合う時間が長過ぎて、次の瞬間の攻撃のきっかけも相手に与えてしまってて、

それ、意識的にしてるのかも知れないんだけど、もっと楽に先出しして、

流れの中で狙えばいいと思う訳で、以前のかまし系が浮き出てしまってるんだわさ。

                                                           

4R、

萩崎君、ブンわきまえた、その上気持強く持ったボクシングで、

相手にいいのを打ち込まれるとすぐに反撃に出て、何とかチャラにさせようとしてるし、

遠いとこは危険だから余り無理せず、接近して一気に爆発させるって作戦みたいで、

それ忠実に守りながらやってるのに対して、林君、戦法が殆ど見えてこなくて、

とにかくブッ倒してやるってのは解るんだけど、

そこに至るまでの段取りが大雑把過ぎというか、

相手もA級ボクサーなんだから、そんなに簡単には行かない訳で……。

                                                            

5R、

この回初っ端、林君、いい追い足からの鋭い振り込み見せて、

そうそう、そんな感じでいいんだよって見てたんだけど、

体寄せてからの萩崎君の粘っこさに、序盤のリード帳消しにされてしまって、

何か途中で一段落してしまうっていうか、仕切り直ししてしまうようなとこあって、

圧倒し切るってとこまでいかなくて、あれだけのポテンシャルで勿体ないんだわ。

                                                           

6R、

途中途中での林君のボディブローが効いてきたか、萩崎君、ちょっと休み休みで、

で、林君、一気に追い込むチャンス沢山あったと思うんだけど、

それ逃してる間に、萩崎君、合い間合い間に必死の反攻大したもんで、

相当消耗してるはずなのに、思ってた以上の頑張見せてたなあ。

                                                            

で、ラスト30秒なんかは、林君を北西ポストに押し込んで、

気持込めたラッシュで圧倒してたもんなあ。

                                                           

林君、一つ一つのパンチは比較にならないほどいいモノ持ってるのに、

それが有機的に組み合わされてなくて、ボディブローから上への攻めとか、

その逆とか、捨てパンチで誘っておいてのとか、3発目狙いだとか、連発ジャブとか、

フェイントからのいきなりの右ストレートとか、色々見たかったんだけどなあ。

                                                            

7R、

萩崎君、常に下がりながらではあるんだけど、ここぞのとこはキッチリ攻めてるし、

相手の超危険なパンチ回避する工夫に揺るぎないし、

見合った時は恐れず必ず先出してるし、この回なんか、

残り1分20秒からの反転攻撃素晴らしくて、最後は林君に西ロープ背負わせて、

一気のラッシュかけて、一瞬膝カックンさせて、アワヤってとこまで追い込んで、

林君、終了ゴングに救われたって感じだったなあ。

                                                             

8R、

始まってすぐ林君、やっぱりできるんじゃないのって感じのショート連打、

激しく美しく上下に打ち分けて、そうそうこれだよこれって感じだったんだけど、

またもや不要の挑発ポーズ出してしまって、そういうの本人が困ってるというか、

虚勢にしか見えないこと多いから止めた方がいいと思うんだけど、

是非やりたいっていうんなら仕方ないんだけどね。

                                                              

もう最後の最後だっていうのに林君、まだ全部当てようとしてて手数が足りてないし、

当てられた後、即反撃しないで相手見過ぎてるんだよなあ。

                                                             

ヘバッてるのは圧倒的に萩先君の方だと思うんだけど、

で、ホールドしまくりの逃げ逃げになってはいたんだけど、残り50秒、

林君、少ない時間で倒しに行くボクシング見せてくれって感じだったんだけど、

ついに逃げ切られてしまったなあ。

                                                             

自分の計算では、前半の貯金を後半取り崩しはしたんだけど、

それでも、林君の77-75だったんだよね。

                                                              

周囲の何人かのボクサー達、萩崎君もアリじゃないかって言ってたんだけど、

正式スコアは、78-75×2、76-77の2-1で、林君の逃げ切り勝ち。

                                                             

期待感が大きかったもんで、何となくの残念感も大きかったんだけど、

でも要するに勝ったんだし、次に繋げることできた訳で、

多分、ジムに戻って色々反省するんだろうけど、この次、この次なんだわ。

                                                            

それにしても萩崎君、強打の相手に怯むことなく、自分のやるべきことやり通して、

とってもいいボクシングしたと思うなあ。

                                                          

                                                           

                                                            

☆後藤俊光君(金子)×ズリ・カンナンさん(レイS)……Fe 8R

9勝(3KO)9敗1分のサウスポー、29歳・長野県と、

15勝(4KO)3敗2分のランク6位、東京都。

                                                            

カンナンさんの試合、多分長くなるんじゃないかって思ったもんで、

前の試合のボクサー達の様子見に行ってたら、

とっても早い時間にワーッっていう大声援聞こえてきて、すぐにカンカンカンって、

終了ゴングの音鳴って、カンナンさん、今日は早い決着つけたなあって思ったら、

カンナンさんがTKO負けってことで、1R、1分50、秒ってことで、驚いてしまったなあ。

                                                          

全く見てないもんで経緯が解らないんだけど、

カンナンさんがユックリやろうとしたとこ、後藤君、初めっから飛ばしたのかなあ。

                                                            

                                                            

そう言えば、今週、随分ランカー達が喰われてしまったんだよね。

                                                            

自分の前を担架に乗ったカンナンさんが通って行ったんだけど、大丈夫かなあ。

ちなみにカンナンさん、河南大介ってのが本名なんだよね。

                                                             

                                                           

                                                           

☆稲垣孝君(F赤羽)×大崎展幸君(鉄拳8)……SL 8R

15勝(6KO)10敗(4KO)1分のランク4位、27歳・東京都と、

6勝(3KO)13敗(5KO)1分の28歳・兵庫県。

                                                                 

1R、

大崎君、懐深いんだけど、上体というか頭の位置、殆ど動かさないもんで、

初めっからトコトコ当てられてて、そんなんじゃ危ない感漂いまくってるんだけど、

稲垣さんもそれほどの必殺系じゃないから助かってるって感じかなあ。

                                                          

お互い、正確なヒット数争いだと思うんだけど、まずは稲垣さんが圧倒。

                                                             

2R、

稲垣さんの、オーバーハンド気味のいきなりの右フック、結構当たってるね。

                                                            

大崎君、攻撃がシンプル過ぎで、素直で真面目そうなとこは出てるんだけど、

攻めにしつこさ足りてなくて、ラウンド作りの点で稲垣さんにやられてるなあ。

                                                         

3R、

大崎君、見ててフェイントにかかり易いタイプだと思うんだけど、

稲垣さん、あんまり駆使しなくて、普通にやってて勝てそうな感じだからね。

ただ、いい右打った後に返しの左が欲しいとこだよね。

                                                           

4R、

試合は稲垣さんペースのまま、殆ど淡々と推移してたんだけど、

ラウンド進むにつれ、稲垣さんのポイントがかさむだけの退屈な展開で、

大崎君、あんまり正直過ぎると相手に読まれるばかりで、

もっと色々ガチャガチャやった方がいいのに、アプローチが素直過ぎなんだわ。

                                                          

                                                           

こういうのは稲垣さんにとって、絶好の展開な訳で、

勝負がいきなり見えてきてしまったし、ドーム終わりとバッティングしたら、

5万人ものオネエチャン達に囲まれて、とんでもないことになりそうだったもんで、

昨日はここで帰宅ってことで……。

                                                              

後で確かめたら、77-75×2、77-76ってことで、

稲垣さんの3-0勝ちではあったんだけど、このスコアはどうしたのってことで、

中盤以降、稲垣さんが不本意だったのか、大崎君が頑張ったのか、

確かめてみないといけないんだわ。

                                                         

                                                      

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 道見和也君

② コラレス・カワシモ君

③ 萩崎聰歯君

                                                  

*後藤俊光君の衝撃KO劇は、見てなかったもんでね……。

                                                            

                                                          

                                                             

村中優さんと長嶺克則君のスパーリング、見せてくれるってことなもんで、

今日は赤羽ジムへ行くつもりなんだよね。

                                                          

2012年12月 5日 (水)

後楽園ホール・12月4日

                                                                

ジョージアの缶コーヒーのことなんだけどね。

去年の冬、抹茶入りってのが発売されて、自分、結構ハマったんだけど、

大多数の人には拒絶されたみたいで、今年はどこにもないんだよね。

で、代わって今年はダージリンティー入りってのが出てるんだけど、

これはちょっと微妙だったなあ。

                                                            

                                                          

                                                         

中屋ジムの会長さんや筒井マネジャーとお久し振りってことで、

筒井さんには、メキシコでの仁人さんの試合のこと、色々聞かせて貰ったんだわ。

そばにいた、山口桂太さんも、あれはちょっとって言ってたなあ。

                                                          

                                                           

☆網嶋亨平君(RK蒲田)×林崎智嘉志君(八王子中屋)……Fe 4R

3勝(3KO)1敗(1KO)のサウスポー、29歳・東京都と、

3勝2敗(1KO)1分の25歳・青森県。

                                                         

1R、

相手より少し大きめに見える綱島君、腕っぷし太いし、動きに力みなぎってて、

つまり、いかにも倒し系の自信に満ちてて、林崎君、相当な注意要るんだわ。

                                                            

林崎君にとって一番大事なのは、ポジショニングだと思うんだけど、

セコンドからも打ち終わりの体の位置について、終始アドバイス飛んでたね。

                                                         

綱島君、殆ど自分の方からは手出さないで、林崎君が仕掛けてくるとこに、

シッカリ合わせようとしてるの良く解るんだけど、ちょっと片寄り過ぎかなあ。

                                                           

強打の相手のそういう作戦見えてると、中々先仕掛けしにくいもんなんだけど、

林崎君、勇気持って打ち掛かってて、その後の体の逃がし方に工夫してて、

相手の思うようにさせてないね。

                                                           

途中、一発左ストレートのいいのを貰ってしまったんだけど、

いつもの林崎君だと、そういうのきっかけに、一気の打撃戦挑んで行って、

途端にガチャガチャで危険度の高いパフォーマンスになってしまうとこ、

この日は、ホントにグッと堪えて、セコンドの指示に忠実に動いてたね。

                                                          

ラウンド当初のジャブの差し合いも十分征してたし、

終始、林崎君の冷静な対応が目立ってたね。

                                                         

2R、

林崎君、相変わらず、打ち終わりの対応、とっても丁寧にできてて、

綱島君の思い、ことごとく封じてて、なんだ、やればできるじゃないのって感じで、

それまで、実は自分、いつかは綱島君の左ストレートが大炸裂する場面、

常に頭の隅から拭えなかったんだけどね。

                                                            

林崎君の動きに自信が見えてきた、始まって1分ほどが経ったとき、

リング中央、距離詰まった二人、一瞬ガスガスってなった刹那、

正確で鋭いパンチをヒットさせたのは林崎君の方で、

返しに打った左フックが直撃して、綱島君の膝、一瞬ガクッとさせたんだわ。

                                                          

攻勢に出た時の林崎君、元々抜かりない方だから、そこんとこ見逃さず、

一気の攻め立てで、アレッと思ったら、綱島君、いきなり鼻血出してて、

畳み掛ける攻撃に耐える間もなく、前かがみに林崎君にもたれかかってしまって、

足元踏ん張り切れず、そのまま西ロープ際で倒れ込んでしまったんだわ。

                                                         

誰がどう見ても無理そうだったもんで、1分35秒、レフェリーストップエンド。

                                                            

林崎君の初めてのKO勝ちは、ガムシャラの殴り合いの結果からじゃなくて、

常に冷静に対処できた中から生まれたんだよね。

                                                           

それにしても綱島君、行かな過ぎたというか、相手にきっかけ与え過ぎだったなあ。

                                                          

                                                           

試合後暫くして、筒井さんと話してるとこに林崎君が来たんだけど、

彼、顔面全く傷んでなくて、このままもう一試合やれそうな感じで、

やりたい事、やれって言われてた事が出来たって感じの清々しい表情してたなあ。

                                                          

彼のトレーナーとも、帰り際に話したんだけど、会心だったってのが見えてたし、

会長も、これくらいの事できるボクサーなんだよ、ホントはねって言ってたね。

                                                          

                                                           

                                                           

☆中嶋竜太君(RK蒲田)×大木理生君(国分寺S)……SB 4R

2勝(2KO)1敗のサウスポー、24歳・神奈川県と、

2勝(2KO)3敗(1KO)の27歳・栃木県。

                                                            

1R、

中島君の集中力ってのは凄いモノあるって、自分、思ってるんだけど、

この日も、相手の気持が整ってない、開始直後の23秒、赤コーナー前で、

いきなりの左フック、秒殺系の打ち込みで、大木君から一発ダウンゲット。

                                                          

大木君、何とか再開したんだけど、既に何となく腰引けてるし、時間充分残ってるし、

中島君の3勝目、3KO勝ち目が目前に見えてきたんだよね。

                                                           

ただ、この日の中嶋君の追撃、自分の中では多少甘いなってとこあって、

時間充分あるから、ユックリ、丁寧攻めの意思だったのかも知れないんだけど、

それが大木君の回復助けてるとこあって、決着が次の回に延ばされそうになって、

勿論、大木君の踏ん張りもあったんだけどね。

                                                           

で、中島君、残り30秒から再度ギアアップして一気に飛ばしていって、

やっぱり、大木君、ダメージ引きずってた関係だと思うんだけど、

反応鈍くなってたとこ、強烈な左ストレート打ち込まれてしまって、

またもや一発昏倒ダウンしてしまって、2分40秒、ここでKOエンド。

                                                           

大木君、ギリギリ踏ん張ってたとこでの大直撃被弾だったもんで、

最後は担架搬出されたんだけど、口の端から一筋、血が流れてたなあ。

                                                         

                                                         

                                                        

☆山口隼人君(10count)×元木謙太君(L玉熊)……LF 6R

7勝4敗(1KO)1分のランク8位、23歳・北海道と、

6勝(1KO)5敗1分の28歳・山形県。

                                                        

二人とも、それほどのパンチ力ないんだけど、それカバーする動きの早さがあって、

回転力と粘り強さが身上の、ホントに良く似たタイプ同士なんだよね。

                                                          

1R、

元木君、とっても気合入ってたんだけど、ちょっと決め打ちし過ぎかなあ。

                                                           

山口さん、若いのに自分のことよく知ってるボクサーで、

回転のいい連打の中、パンチの見せ方とか緩急、ホント巧いんだわ。

                                                          

2R、

元木君、左ボディブローは効果的なんだけど、

何とか当てたいオーバーハンド気味の右フックのことごとくを読まれてしまって、

それ外されながら打ち返されてしまうってのが延々で、

この回までで、完全に試合の流れが決まってしまった感じなんだよね。

                                                            

元木君の目指すようなボクシングの延長線上に、山口さんがいるみたいな感じで、

ちょっと先見えてきてしまったもんで……。

                                                          

                                                             

結局、6R0分31秒、山口さんのバッティング傷悪化しての負傷判定ってことで、

60-55、59-56×2で、山口さん、殆ど余裕の3-0勝ち。

                                                              

元木君、真面目で一本気なボクシングするもんで好きなんだけど、

このままだと勝ち負け微妙に繰り返すだけだと思うもんで、

もう少し、上体の動きとかディフェンス面改善して、

当てることより打たれない工夫するべきだって思うんだけどなあ。

                                                         

                                                         

久し振りに18古河の長嶋会長に挨拶して、この日は大塚隆太さんの応援だね。

                                                           

                                                         

                                                         

☆長井一さん(ワタナベ)×中川とん虎君(角海老)……B 6R

10勝(2KO)4敗(3KO)2分のランク12位、29歳・千葉県と、

9勝(4KO)5敗の28歳。新潟県。

                                                            

ディープ・パープルの “Speed King” のスタジオ録音バージョンで二人入場。

                                                            

長井さんの接近決め打ちボクシングに中川君、対処できるかってことで……。

                                                           

1R、

長井さん、例の如く、固めたガードの中から、細かい連打と大きめの右フック、

適宜組み合わせた攻撃組み立てていって、工夫に満ちた動きしてるんだけど、

比較的距離詰まったとこで終始してるもんで、効果発揮し切れてないかなあ。

                                                         

中川君の方は、もう少し間を取ってやりたいとこなんだけど、

長井さんの意思固いもんで、ままならずってとこかなあ。

                                                         

お互い、見栄えのいいショットが生まれにくい状況なもんで、

パンチの見せ方とか、細かいテクニックでアピールって感じかなあ。

                                                           

2R、

二人、4本の腕が激しく交差する中、1分20秒、

中川君の右ストレートがクリーンヒット。

                                                            

残り1分35秒、お互い前掛りの中、大きくバッティングして、

長井さん、左目上カットしてしてしまって、ドクターチェック。

                                                            

再開後、代わり番この軽打当て込みが繰り返されて、甲乙付け難い中、

お互いの気持ち益々強く高まって、更にバッティングの危険度上ったんだよね。

                                                           

3R、

左右のボディ連打で長井さんが先攻した後、中川君、回転力は劣るんだけど、

力のこもったショットで対抗してたんだけど、揉み合う場面更に増えていって、

終盤手数で上回った長井さんが何とかこのラウンド征したかって感じだったね。

                                                           

                                                          

試合はその後、どんどん四畳半プレイ化してしまって、つまり、

狭いとこでコチョコチョやり過ぎなんじゃないかってなってしまって、

多分、二人ともそういうチマチマ感持ってたと思うんだけど、

今更引けない、変えられないって感じだったんだよなあ。

                                                           

で、終始スピードで圧してた長井さん、結局優勢のまま試合が流れて行って、

自分は少し離れて見てたんだけど、4Rにホールディング、5Rにはバッティングって、

長井さん微妙な減点、立て続けに喰らってしまって、最終的にこれが試合決して、

結局、58-56×2、56-58の2-1で、中川君のランクゲット勝ち。

                                                            

                                                           

試合後話したとき、勝った中川君、今一喜び切れてないとこあったんだけど、

正直、そんなに飛び抜けてはいないボクサーのランク取りってのは、

往々にしてこんな感じのこと多いし、何にしろチャンス奪い取ったのは立派だし、

彼にとってとってもやり難い相手に、最後まで気持切らさなかったもんね。

                                                          

とん虎君、本名は知己君っていうんだけど、この日は二歳年上のお兄さん、

伸弘君とも話できたんだけど、喜んでたなあ、弟がランカーだもんなあ。

彼、以前から自分のこと知ってくれたみたいで、

横にいた練習生君と一緒に、オメデトの握手握手だったんだよね。

                                                          

                                                          

長井さん、この日は気合入り過ぎというか、気持ちが先走り過ぎてたなあ。

                                                           

                                                           

                                                           

☆國重隆さん(ワタナベ)×大平剛君(花形)……48.5㎏ 6R

24勝(2KO)7敗(1KO)2分のWBC15位、サウスポー、36歳・大阪府と、

6勝(1KO)3敗3分のサウスポー、28歳・神奈川県。

                                                               

自分、國重さんのモチベーション、大丈夫なのかなあって感じ持ってて、

だけどまあ、相手はA級になったばっかりだし、それもこの日は6回戦だし、

結局、例の老練老獪さで、一蹴とまではいかなくても、キッチリとはいかなくても、

いつの間にか取り込んでしまうんじゃないかなあって、遠くから見てたんだけど、

國重さん、終始全く見せ場なしのいいトコ無しで、ズルズル判定負けで、

年齢感じさせてしまったんだよね、

                                                        

スコア的には、58-57、58-57、56-59ってことで、

若干、分かり難いスコアが混じってたんだけど、とにかく2-1で大平君の勝ち。

                                                           

破った相手は世界ランカーだし、大平君、日本ランカーで正月迎えるんだよね。

                                                         

                                                          

                                                          

☆梅津宏治さん(ワタナベ)×伊藤健剛君(本多)……SFe 8R

19勝(8KO)13敗(2KO)3分のランク12位、34歳・千葉県と、

9勝(6KO)9敗(3KO)の31歳・千葉県。

                                                         

年齢感じさせたのはこの試合も同じで、梅津さん、正しく薄氷だったなあ。

                                                           

そもそも、この日、梅津さんの入場曲、何かの手違いで全く流れて来ず、

彼を知らない観客達、MS-14Sの衣装見て、単なる出落ちボクサーなの?

って感じで、薄ら笑いしてたのが、全ての躓きの原因だったと思うなあ。

                                                         

1R、

伊藤君、勝ち負けイーブンなんだけど、KO率が高いなりのボクシングで、

初っ端からのブン回しスタイルなもんで、一応の危険度は高いんだよね。

                                                            

梅津さん、中間距離からの強打封じながら、左ボディから右フック返して、

それ、とっても美しくて、やっぱり格の違い見せたスタートだったんだよね。

                                                           

で、終盤、不用意に相手の右フック貰ってしまった後、梅津さん、左、右って、

怒り連続直撃ヒットさせて、伊藤君を西ロープに詰め、一瞬腰落とさせて、

オオ、もう終わりかってとこで終了ゴング。

                                                         

2R、

今はギリギリのランク12位だけど、これでも元日本チャンプなんだってとこ、

梅津さん、キッチリ見せ付けての圧倒立ち上がりで、この回も残り1分、

伊藤君、ランカーの夢乗せた右特大フックを空振るとこ、梅津さん、

その打ち終わりにキッチリ左フック合わせて、伊藤君からダウンゲット。

                                                          

リスタート後、伊藤君、よく踏ん張り続けたんだけど、試合巧者の梅津さん、

終始冷静に攻め立てて、相手の空いてるトコ、空いてるトコ、丁寧に突いてたね。

                                                              

伊藤君、とにかく打ち終わりが雑なんだよなあ。

                                                            

3R、

ここまで、梅津さんの巧さが圧倒してて、そろそろ終局も近いんじゃないかって、

そう思わせてた流れが変わったのはこの回。

                                                              

伊藤君、前詰めはしてるんだけど、いいとこ全くナシで、

梅津さんの左フックの格好の餌食になり続けて、

そろそろ腕振りの勢いも鈍くなってたんだけど、中盤過ぎ、

突然のボディ打ちに目覚めたみたいで、一気の強烈3発連続打ち込みで、

アレレレレーッ、梅津さん、特に左ボディが効いてしまったみたいで、

いきなりのトーンダウンというか、メッキリ動きにキレなくなってしまったんだわ。

                                                            

4R、

で、伊藤君、一気に元気回復って感じで、まだまだ動き大まかなんだけど、

梅津さん、相手の若干タルくて雑な打ち終わりに合わせることもできなくなってて、

うわあ、結構ヘバッてるみたいなんだよなあ。

                                                          

5R、

ここんとこ、毎回、ラウンド初めの先攻は殆ど伊藤君の方なんだけど、

実は伊藤君の方にもスタミナ的な課題あるもんで、

その後二人とも、絵に描いたようなグズグズ戦に突入してしまって、

何だか対等の揉み合いになってしまって、梅津さん、ちょっと不甲斐ないんだわ。

                                                            

6R~7R、

リング上、伊藤君の原始的な頑張りが支配してたんだけど、

基本、お互い、代わり番こに流してるって感じの緊張感のない戦いが続いて、

やっぱり、梅津さん、あのボディブローが継続効いてるみたいなんだよなあ。

                                                          

8R、

このままのズルズルエンドってことになると、どういうことになるのかなあって、

自分、手元のスコアチェックしてたら、消耗合戦の最後の最後、

鬼の意地見せたのは流石梅津さんってことで、右ストレートきっかけに、

伊藤君を一気にロープに追い詰め、それまで出し切れなかった気持ちと、

残りの体力全部出しの一気攻撃掛けていったんだわ。

                                                            

それまでギリギリのとこで踏ん張ってた伊藤君、反攻に出るのも、耐えるのも、

もう限界にきてしまってたみたいで、ついに崩れ落ちてしまって、

立てっていうのも無理なほどの状況だったもんで、ここでTKOエンド。

                                                            

結局、0分54秒、何とかカッコは付けた梅津さんだったんだわ。

                                                          

                                                            

                                                          

☆和宇慶勇二さん(ワタナベ)×何チャラ・トンブリー……W 8R

15勝(7KO)4敗(2KO)1分のランク8位、サウスポー、31歳・東京都と、

15勝(1KO)5敗1分の22歳・タイ国。

                                                            

出てきた途端、お互いの姿形、見ただけで和宇慶さんの圧勝が見えたんだけど、

時間押してるから、チャチャット片付けて来いって、そう言われてたみたいで、

和宇慶さん、初っ端から様子見ナシのフルスロットルで、

あっという間に左ストレートでダウンゲットして、再開後の1分28秒、

あれは圧巻だったなあ、左トリプルストレート、最後はアッパー気味にも打ち込んで、

何チャラ・トンブリーを西ロープ前で見事に沈めて役割果たしてたね。

                                                           

                                                              

                                                         

この後、今はRK蒲田でトレーナーしてる、川村貢治さんの引退式。

                                                           

渡辺会長がリングの反対側から、こっち来い、こっち来いって手招きするもんで、

何のことかって行ったら、近くで見ててやってよってことで、

川村さん、福原力也さんと2分2ラウンドのスパーリングやったんだけど、

福原さん、相当な役者で、途中、ダウンなんかして見せてたりしてたなあ。

                                                          

川村さんもキッチリ体形キープしてて、まだまだやれそうな感じで、

自分、どれだけの数のこういうスパー見たかハッキリ憶えないけど、

とにかく、こんなイケメン、いい体同士のスパーは初めて見たなあ。

                                                            

渡辺会長も、リング上で挨拶してたんだけど、やっぱり体デカくて見栄えいいし、

とっても平易な言葉使って、解りやすく淀みなく話すの上手いんだよなあ。

                                                           

                                                         

                                                          

☆冨山浩之介さん(ワタナベ)×大塚隆太君(18鴻巣)

                          ………52.8㎏ 8R

22勝(8KO)5敗(3KO)のランク6位、29歳・千葉県と、

11勝(3KO)5敗(2KO)1分の27歳・埼玉県。

                                                           

二人とも良く知ってるし、両方ともいいヤツって感じなもんで、

静かに見つめる他なかったんだけど、正直なとこ、

大塚君、ここはまだちょっとシンドイんじゃないかって思ってたんだよね。

                                                           

開始ゴング前の挨拶の時、お互い異常に気合入ってたもんで、後で聞いたら、

相手が睨んで来たもんでって、二人ともが言ってたんだよね。

                                                           

1R、

初っ端、まず左ジャブの突き合いは大塚君が征してて、ダブル、トリプルまでって、

とっても積極的な入りだったんだけど、始まって59秒、

お互いの初めての右が交差したとき、冨山さんの方が一瞬届きがよくて、

丁度、大塚君のバランス崩したとこに直撃的中したもんで、

大塚君、足送りままならなくて、東ロープ前に飛ばされるようになってしまってダウン。

                                                          

それほどのダメージ残さなかったんだけど、二人の気持の余裕差と、

顔面の赤みの差にはなった訳で、大塚君、心配心配なんだわ。

                                                          

それでも大塚君、普段は笑み絶やさないボクサーなんだけど、

負けん気に関しては冨山君にも引け取らない性格の持ち主なもんで、

リスタート後は、冨山君の上越える猛然反撃だったんだよね。

                                                           

2R、

冨山君、これは行けるなって思ったんじゃないかって推測するんだけど、

いきなりの攻勢で、始まって31秒、またもやの右ストレートに今度は左フック返して、

それ、またもやのガツン当たりしてしまって、大塚君、一瞬のダウン。

                                                           

オイオイオイオイ、大塚君、簡単に倒れてんじゃないぞって、こっちはドキドキで、

それでも二回も直撃喰らって倒れてるってのに大塚君、全く諦めてないで、

全く怯むことなく、またもやの再開後リカバリー反撃物凄いし、

上体の動きは冨山さんを上回ってるし、ホント、冷静な根性ボクサーなんだわ。

                                                            

残り1分、お互い、左の差し合いからのやり直しって感じだったんだけど、

最後30秒、冨山君、またもやの今度は右フックで、大塚君を張り飛ばしてたなあ。

一瞬のギアアップからの勢い、流石なんだわ、冨山さん。

                                                             

それにしてもこの回、見てて不可解なホールディング減点があって、

大塚君1点マイナスされてたんだけど、それまで目立った注意受けていなくて、

普段なら充分流れの中で見逃される程度のモノを、

いきなりってのは納得いかなくて、自分は無罰勘定にしたんだけど、

これがまあ何と、最後の最後のスコア計算の結果を左右させてしまったんだよね。

                                                          

大塚君のこの程度を減点するって言うなら、試合終盤の冨山さんの方の、

クリンチ逃げに伴うホールディングを全て見逃すってのは全くバランス欠いてて、

申し訳ないけど、これは明らかに偏向したジャッジと言わざるを得ないんだよね。

                                                           

                                                          

ってことで、2Rまでで、自分のスコアで4ポイント、公式には5ポイント、

冨山さんが持っていってしまったんだけど、大塚さん、

インターバルの時、全くめげてなくて、会長もまだまだ平気で檄飛ばしてたなあ。

                                                           

3R、

冨山さんは余裕の流しか、大塚君は流石に打たれ消耗のためか、

お互い、一休みすることに同意したみたいな変な小康状態のまま推移して、

気が付いたら、そうだよなあ、二人ともあんまりボディ攻め手ないよなあって……。

                                                            

それにしても大塚君、気持ちの落ち込み全くみえてなくて、

冨山さんが手緩めたのが体力の回復にもなったみたいだったんだわ。

                                                              

4R、

冨山さんは持ち前のセンスで戦う自然体のボクサーで、

一方の大塚君、自分には努力と工夫のボクサーのように見えるんだけど、

お互い、このラウンドの最後10秒は、この試合の中での最高の殴り合いで、

見てて、殆ど気が狂ってるみたいな動きしてたなあ。

                                                          

終了ゴング鳴ったとき、冨山さんの左顔面もそこそこ赤くなってたなあ。

                                                           

5R、

ここに来て、疲れてるのは却って冨山さんの方みたいで、

前掛りを一旦止めて、相手が入ってくることに合わせるのを主体にしてるみたいで、

一方の大塚君のアイデアと工夫に満ちた攻め込みの方が印象深くて、

相手の打ち込み許さない為の配慮か、かなり体勢崩したとこからでも、

打ち出しの角度工夫しながら、何とか手出してるんだよね。

                                                           

この回、大塚さんの左耳の後ろ、ヒットカットってコールされたんだけど、

そんなとこヒットカットするかあって思ったし、それを有効打評価するっていうなら、

ラビットパンチとの限界付け難くなってしまうんじゃないのって感じしたんだけどね。

                                                           

6R、

中途半端になってるから飛ばせって言われたか冨山さん、

この回いきなり初めっからギアアップして、一気に殴りかかって行ったんだけど、

残り34秒、激しい打ち合いの中、冨山さん、若干腰折って前屈みになったとこ、

大塚君が返しに打った右フックが直撃して、冨山さん、思わず片膝着きダウン。

冨山さん、ちょっと悪い癖出てしまったんだよね。

                                                          

それ程の大ダメージのようには見えなかったんだけど、累積被弾もあったせいか、

再開後は大塚君の一方的な追撃に晒されてしまって、

冨山さん、逃げる逃げる、クリンチクリンチの上のホールディングの嵐。

                                                           

で、この場面のレフェリーのスルーはちょっと不自然だって思う訳で、

厳しい裁定するって言うんなら、2Rで取って、ここでは取らなかったいうのには、

ちゃんとした説明要ると思うんだよね。

                                                             

観客が、ホールディング、ホールディングってやたら喚くから、

却って意地になってしまったのかなあ。

                                                           

                                                          

相手がホールディングしてきたら、振りほどいてでも殴れ、

っていう会長のアドバイス背に受けて、大塚君の終盤戦が始まったんだわ。

                                                           

7R、

よりダメージ感じさせたのは冨山さんの方だったんだけど、

ここんとこの大塚君の飛ばし方も半端じゃなかったもんで、

正直勢い落ちて来てて、ここは冨山さんの元気戻しが上回ったかなあ。

                                                             

結局、公式的にはこのラウンドの評価がポイントじゃなかったかって思うんだけど、

自分は冨山さんに付けたんだよね。

                                                            

8R、

お互い、微妙なスコアだっていうコンセンサスは取れてたみたいで、

冨山さんも大塚君も、最後の力振り絞って、突っ込んで行ったんだけど、

残った体力と気持ちはが明らかに大塚君の方が上回ってて、始まって1分、

まずはワンツーナイスヒットさせたんだけど、驚くべきことに、

半分過ぎからは更に攻勢強めて、ヘバリ浮き出てきた冨山君を追い詰めたんだわ。

                                                              

最後の方は冨山さん、もう凌ぎきるのが精一杯って感じで、

またもや、クリンチ、ホールディング逃げ目立って、

その間、青コーナー周辺からは終始大ブーイングだったんだよね。

                                                           

結局、冨山さん、ノーペナのまま終了ゴングってことで、

それでも自分のスコアは、75-74で大塚君の逆転勝ちだったんだけど、

そばにいた小澤剛さんにもそう伝えたんだけど、

正式には、冨山さんから見た75-74、75-75、74-74の1-0ってことで、

勿論ドローで、結局、2Rの大塚君に対する減点が勝敗決めてしまったんだよね。

                                                             

                                                            

試合後、二人に会いに行ったんだけど、お互い異なる点で納得いってなくて、

当然のことながら、両陣営とも浮かない顔してたなあ。

                                                             

代わり番こに話して、お互いの会長とかトレーナーとも話したんだけど、

自分含めて、みんなが喜べてなくて、悔しい思いも共有できてなくて、

要するに全員カオスの中に放り入れられたって感じだったんだよね。

                                                          

                                                           

簡単に再戦って訳にはいかないだろうから、大塚君の健闘認めて讃えて、

っていうか、十分ランカーに値する試合したんだし、

以前、直近までランカーだった相手を倒したのに、ランク入り逃したこともあるし、

ここは何とか12月のランキングで、どうにかして欲しいって切に思うんだよね。

それ以下の活躍なのに、ソーッと入ってくるボクサーもいるんだからね。

                                                            

                                                         

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 大塚隆太君

② 林崎智嘉志君

③ 中嶋竜太君

                                                  

                                                   

                                                  

中村勘三郎が死去。

まだ、57歳だってのに、やりたいことまだ沢山あっただろうにね。

                                                              

自分、歌舞伎には全く興味ないんだけど、

彼が、小さい頃、中村勘九郎って名乗ってた時、

サントリーの “トリス・コンクジュース” のTVCMに出てた頃から知ってて、

その後もつい最近に至るまで、彼のモノの言いいようが何となく好きで、

つまり、軸ぶれないのない一直線なとこが好きだったんだよね。

                                                            

人間っていうのは、死ぬまで生きるってことかなあ……。

                                                             

2012年12月 4日 (火)

後楽園ホール・12月3日

                                                            

中央高速のトンネル天井崩落事故で9人死亡。

中国みたいな事やってんじゃねえよって感じなんだよなあ。

                                                             

                                                             

                                                             

八王子中屋ジムの一生さんと荒川仁人さん、一緒にWBC総会に出席だってね。

                                                             

中屋ジムブログで公開されてた内容、先週、仁人さんから聞いてたんだけど、

彼、とっても穏やかに訥々と語ってたけど、やっぱり正式に抗議するんだよね。

                                                              

スレイマン会長と親交ある、あるジムの会長もメキシコに行くって聞いてたもんで、

機会があったらサポートしてあげて下さいなって頼んでおいたんだけど、

どうなるかなあ。

                                                              

近々、WOWOWでも放映されるらしいから、要チェックなんだけど、

中屋ジムのスタッフ達や仁人さん、物事を冷静かつ真摯に受け止めるタイプで、

おかしな捻じ込み論かざすような人達ではないから、信頼してるんだけどね。

                                                               

                                                              

                                                                

隣に座った女性にチケット見せて貰ったら、リングサイド席2万円ってことで、

このメニューで強気だなあって思ったんだけど、

結構な動員力で全体でも7割強ほどの入りだったんだよね。

                                                            

                                                            

                                                              

一昨日の試合のこと、書かなかったんだあって、何人かに言われたんだけど、

色々語弊あるから詳しいことは書かないけど、

やっぱり、ボクシングは後楽園ホールが最高なんだわ。

                                                               

                                                             

☆塚本貴史君(ヨネクラ)×安藤暢文君(高崎)……65㎏ 4R

0勝2敗(2KO)の23歳・埼玉県と、0勝2敗の24歳・長野県。

                                                              

この試合は中止だったんだわ。

                                                             

                                                          

                                                             

☆松本憲治君(沼田)×赤木直貴君(横浜光)……LF 4R

0勝2敗(2KO)の23歳・福岡県と、0勝2敗1分の24歳・新潟県。

                                                            

光ジムの石井会長と安慶名さんとのセコンドコンビ、昨日のフェイスに引き続きで、

ジムでは年末にデカイ試合控えてるもんで、色々大変なんだよね。

                                                           

1R、

二人とも、まだ気持ちと体力だけのボクシングなんだけど、初勝利目指し組なもんで、

そりゃあ、ガチ度は半端じゃなくて、お互いの気持ちがよく伝わってきたんだわ。

                                                              

二人とも、距離取り切れないままの時間帯が続いたんだけど、

徐々に赤木君の勢いの方が上回っていって、松本君、苦しそうに口開け始めたね。

                                                             

終盤まで、より強く打ち込めてたのは明らかに赤木君の方で、

松本君、右目ヒットカットしてしまったんだわ。

                                                               

ただ、このカット原因については、レフェリーの判断が遅れてしまって、

コミッション席からの催促でやっと、ヒットカットのポーズが見えた訳で、

それ、自分には、ホントにヒットカットだったか微妙に見えたんだけど、

とにかく、それがヒットカットだっていう説明が両陣営には届いてなくて、

若干オタオタしながらの第2ラウンドの開始だったんだよね。

                                                                

2R、

松本君のケガ、意外に深かったみたいで、開始後すぐ出血著しく、

即のドクターチェック入って、即のストップエンドってことで、

0分38秒、赤木君のTKO勝ち。

                                                             

                                                              

                                                                

☆草野慎悟君(ヨネクラ)×中村亜泰君(RK蒲田)……Fe 4R

1勝(1KO)2敗1分のサウスポー、23歳・福島県と、

1勝(1KO)2敗のサウスポー、24歳・神奈川県。

                                                              

取り敢えず、イーブン戦績に戻したいっていうサウスポー同士。

                                                             

1R、

いい感じの出だしだった中村君、20秒には手止まってしまって、

簡単に草野君の反撃を許してしまったんだわ。

                                                           

その後も草野君、強い気持ち丸出しのガンガン攻めで主導権握ったんだわ。

                                                              

中村君、相手は殆ど左主力で攻めて来るんだから、もっと右ガードへの配慮要るね。

                                                               

ラウンド中盤、中村君、少しばかり盛り返したんだけど、長続きすることできなくて、

最後はまた、草野君の攻勢許してしまったなあ。

                                                             

2R、

お互い、ワンツー止まりの攻撃に終始してしまってるし、

流れ掴みかけたとこで一段落してしまうってのもよく似てるんだけど、

常に先出ししてるとこや手数の差で、やっぱり草野君かなあ。

                                                               

3R、

そろそろ飛ばさないと中村君、追い込まれる一方なんだけど、

歯食いしばって手数頑張ってるのは、圧倒草野君の方で、

結局、この回が一番差が付いてしまったんだよなあ。

                                                              

4R、

中村君、相手殴り倒す気持ちでやらないと勝ちは見えてこない訳で、

セコンドからもそういう指示出てたんだけど、ラウンド当初こそ、それ見えたんだけど、

消耗もかなり進行してるせいか、体が思うに任せないみたいで、

どうしても、一瞬、手出し遅れてしまうこと多くて、リズム掴めないんだよなあ。

                                                                                                                       

草野君も疲れてるのは同じで、かなり雑な腕振りになってしまってるんだけど、

最後まで気持の強さで乗り切ったって感じだったなあ。

                                                             

で、結局、40-36、40-37、39-37の3-0で、草野君、2勝目ゲット。

ちなみに自分も40-36だったんだよね。

                                                              

                                                             

                                                           

☆延賀純君(ヨネクラ)×櫻井孝樹君(小熊)……SL 4R

3勝(2KO)3敗(1KO)の30歳・東京都と、

3勝(1KO)3敗(1KO)1分の25歳・埼玉県。

                                                             

勝ち越しとB級昇格目指し組同士。

                                                              

1R、

櫻井君、ガラガラガードの相撲系にじり寄りなもんで、いきなり危険度高くて、

延賀君の打ち放題劇場って感じで、左ジャブから始まって、左右フックに右アッパー、

とにかく、初めの1分間で、全ての持ちパンチ披露してたなあ。

                                                              

ダウンは無かったんだけど、2ポイント差あってもいいほどで、

こうなると、延賀君の打ち疲れが鍵なんじゃないのかって感じだったんだけど、

それにしても、櫻井君、ふらつきながらも踏ん張る所は見せ場十分だったなあ。

                                                               

2R、

櫻井君、まだ足元揺れてるんだけど、前々詰めてからの強引左右フックって、

そういうスタイル貫き通してて、だから延賀君、足使えるんだから、

1~2発打ってすぐ離れればいいと思うんだけど、相手の距離にさせたまま、

休むことなく手出してるもんで、徐々に腕振り鈍っていって、雑になってるんだわ。

                                                              

3R、

櫻井君、戦法が限られてるもんで、新しい展開見えにくいんだけど、

この回、元気取り戻してるのは、ここまで数えきれないほど打たれ込んでた、

その櫻井君の方で、どんだけ打たれても絶対下がらないんだよね。

                                                                

延賀君、ギリギリのとこでこのラウンドも征してたんだけど、

足殆ど動かなくなってるし、延々打たれたボディブロー、効いてきたみたいだなあ。

                                                               

4R、

櫻井君のスタミナ、どこまでも自分を脅かしまくって、

顔面赤くしながらも、1Rより圧倒的に元気になってるのにはタマゲタなあ。

                                                               

彼、まだ小さいボディブロー主体にしてるんだけど、負けてるのは確かなんだから、

思いっ切りの右特大フックでも振り込めばいいのにって思うんだけどね。

ラスト30でも、飛ばしまくってて、あのスタミナに技術と作戦が伴えば、

凄いボクサーになると思うんだけどなあ。

                                                             

で、自分のスコアは、39-37で延賀君だったんだけど、

正式発表は、40-37、39-38×2で、櫻井君の妥当勝ちだったね。

                                                                

                                                           

                                                              

☆齋藤志朗(ワタナベ)×米澤重隆君(青木)……SW 6R

5勝(1KO)5敗(2KO)2分のサウスポー、36歳・千葉県と、

4勝(2KO)2敗1分のサウスポー25歳・岩手県。

                                                           

一年前、二人は対戦してるんだけど、その時は1-1だったもんでこの日が決着戦。

                                                            

齋藤君、その後、横田知之君、岩崎和雄君相手に二連勝中だし、

試合するごとに巧くなってるもんで、ここは一蹴してしまうんじゃないかって……。

                                                              

途中から、RK蒲田ジムの柳光会長と一緒に観戦。

                                                              

1R、

米澤君の方が10㎝以上上背あるんだけど、彼、詰めてやりたい方なもんで、

齋藤君、色々技使って距離詰める必要一切ないもんで、とっても助かってて、

かなりのリーチ差を、スピードとリズムの取り方ですっかり埋めてるんだわ。

                                                              

2R、

前の回、齋藤君ペースで終始してたもんで、米澤君、挽回飛ばしかけていって、

自分の方から距離潰していったんだけど、そこは齋藤君の得意土俵な訳で、

腕の回転力の鋭さで圧倒差ついてたなあ。

それにしても齋藤君、巧くなったよなあ。

                                                              

3R、

米澤君、そんならって、益々体寄せていって、体全体を押し付けるようにして、

ショートブロー打ち込んでたんだけど、齋藤君、シッカリガードで凌いでたね。

                                                             

それにしても米澤君、腕振りのストローク大き過ぎで回転が伴ってないし、

手の長さ余してるようなとこあって、気持ちばかり焦って頭から行き過ぎで、

あーあ、やっぱりバッティング減点喰らってしまったなあ。

                                                             

4R、

米澤君、打たれないようにするには、適度な距離取ればいいと思うんだけど、

それは彼のスタイルじゃないってことで、やたら前傾深めるんだけど、

頭から行きがちで見てくれ良くないし、そもそも強く打てないと思うんだけどなあ。

                                                            

この回もラスト30秒で勢い付けてたのは齋藤君の方だったなあ。

                                                           

5R、

それまで、齋藤君、左アッパー打てばいいのにねって、柳光会長と話してたんだけど、

この回1分20秒、やっとその左アッパー登場したんだけど、その後は封印だったね。

                                                             

齋藤君、ここまでのとこで相当打ったし、米澤君のボディ攻めもそこそこしつこかったし、

で、ちょっと疲れ見えてきた感じで、米澤君の粘っこい攻撃落ちなくて、

うっすら鼻血出しながらの根性の反攻に気持ち溢れてたんだよね。

                                                             

6R、

米澤君の諦めない気持ちに光るモノ見えてきて、一息も入れさせてくれないもんで、

齋藤君、参ったなあって感じだったんだけど、どっちにとっての幸運か不運か、

いきなりの大バッティングで、米澤君、左目上カットしてしまって、

即ドクターチェック入って、齋藤君、やっと一休みできたんだよね。

                                                              

もう最終ラウンドだし、残り時間限られてるしって、お互い、ここできっちりリセットして、

最後の殴り合いに挑んで行ったんだけど、動き落ちないのは米澤君の方で、

齋藤君、スタミナ大王に対して、ここは最後の踏ん張りの見せ所ってことで、

セコンドの指示守りながら、集中切らすことなくやりきったとこで終了ゴング。

                                                              

結局、59-56、58-55、58-56の3-0で、齋藤君決着付けたんだわ。

自分は58-55だったんだけど、スコア以上の差があったと思ったなあ。

                                                             

                                                             

                                                            

☆溜田剛士君(ヨネクラ)×何チャラ・ペット……Fe 6R

5勝(4KO)1敗1分の19歳・長野県と、12勝(6KO)7敗の20歳・タイ国。

                                                               

前の試合の流れで、柳光会長と並んで見てたんだけど、

もっと見たかったよねえってのがお互いの感想だったんだわ。

                                                              

結局、1R1分32秒、カウンターの右ストレート一発で、

溜田君のカウントアウトKO勝ちだったんだけど、

それまで明らかな余裕あったんだから、溜田君、途中から左手一本でやってみるとか、

全然打たないでディフェンスだけとか、そういうの見せて欲しかったなあ。

                                                              

                                                         

                                                            

☆谷弘樹君(姫路木下)×渡邊卓也さん君(青木)……58㎏ 8R

8勝(3KO)11敗(6KO)3分の26歳・兵庫県。

15勝(4KO)4敗1分のランク7位、23歳・東京都と、

                                                            

1R、

まず先手取って攻勢かけていったのは谷君で、中々好戦的なんだよね。

                                                            

渡邊さん、いつものように慎重な立ち上がりで、相手の攻撃いなしつつ、

残り1分過ぎから、明らかに強いプレスかけ始めて、

鋭く良く伸びるジャブ、的確に当て込んでたなあ。

                                                              

ランク取り賭かかってるし、手数では谷君、結構頑張ってたんだけど、

正確なヒット数で、まずは渡邊さん、確実なポイントゲットだね。

                                                              

2R、

あれえ、斜め前のすぐ近くでウィラポンがオネエチャンと観戦してるんだわ。

何か以前見た時より黒く日焼けしてるみたいなんだけど、そんな事ないかあ。

                                                             

渡邊さんってのは一見ガンガンボクサーのように見えるんだけど、

意外なほど慎重で手堅いボクサーで、イメージとはかなり違うんだよね。

                                                              

谷君、気持ち高めて山ほど振り込むんだけど、距離感と当て勘が今一なもんで、

報われること少なくて、細かく丁寧に突いてくる渡邊さんに歯が立ってないなあ。

                                                           

3R、

谷君、当てられるとムキになるとこがとってもいいんだけど、

ダメージ与えるようには打ててなくて、少し突っ込み過ぎじゃないのかなあ。

                                                            

渡邊さん、この回辺りから例のキレのいい左ジャブ減ってきて、

何かカッコよく決めようとしてるみたいな感じしないでもなくて、

相手の打ち終わりに強く合わせようとする場面増えていったんだわ。

左ジャブだけで、十分ダメージ負わせることできると思うんだけどなあ。

                                                              

4R、

ここにきて、二人の力量差ハッキリ出てきてしまって、谷君、如何にも正直過ぎだし、

見切った渡邊さんも益々余裕なんだけど、

その渡邊さんも、ちょっと綺麗に合わせようとし過ぎなんだなあ。

                                                            

5R、

谷君、体どっちかに傾けたとこからの右か左のフック攻撃だけって感じだけだし、

渡邊さんの方も、これだけ試合支配してるっていうのに、だからこそなのか、

とっても雑な攻め込みで、左を忘れたカナリアって感じなんだよね。

                                                                

谷君、負け越してはいるけど元ランカーだしって、期待してたんだけど、

どう見てもポイント取りようがないボクシングに終始してるし、

渡邊さん、不用意な一発さえ貰わなければ、全然大丈夫でしょってのが見えてきて、

で、コーヒータイムってことだったんだけど、結局、80-72、80-73、79-73の、

圧倒3-0で、勿論渡邊さんの勝ち。

                                                            

                                                           

谷君の応援に、角海老ジムの大内淳雅さんが来てたんだけど、

そう言えば彼、2003年にデビューしたときは、姫路木下ジムだったんだよね。

                                                               

                                                          

                                                           

☆出田裕一さん(ヨネクラ)×長島謙吾君(角海老)……67㎏ 8R

13勝(7KO)6敗(3KO)1分のランク9位、28歳・東京都と、

10勝(9KO)9敗(3KO)2分の26歳・兵庫県。

                                                           

この試合の途中、移動してた北席で、右からスーッと寄って来た黒い人影あって、

土居コロニータ伸久さんで、ヤアヤア初めましてってことで、

彼、このブログ読んでくれてるみたいなんだけど、いつもいいように書けないけど、

って言ったら、イイス、イイスって感じでおおらかに答えてくれたんだわ。

これからも宜しくですって感じで、握手したんだよね。

                                                              

                                                           

この日の自分の中でのメインイベントがこの試合で、

事前の予想では、長島君、ちょっとシンドイかなあって思ってたんだけどね。

                                                             

1R、

長島君の課題の第一はガードだと思うんだけど、いつも強気の攻めは魅力的で、

この日もまず先攻めは長島君の方で、左の差し合い、十分に征してたね。

                                                               

出田さん、大振りせず細かい対応のショートブロー作戦みたいなんだけど、

長島君がケレンミなく振ってるせいか、なんか力感不足なんだけどなあ。

                                                              

2R、

このままじゃマズイでしょってことで出田さん、手数アップの先攻め開始で、

流石の上下打ち分けで、格の違うとこ垣間見せたんだけど、

相変わらず、力込め切れてないみたいで、相手にダメージ与えるほどのことなくて、

倒そうとは思ってないみたいで、徐々に弱らせる作戦なのかなあ。

                                                                 

でも、全く相手に怖さ感じさせてないし、動き全体にも覇気感じられないし、

どっか体調良くないのかも知れないなあ。

                                                              

3R、、

出田さん、相手のやる気削ぐべく、しつこく寄ってのショートブロー連打なんだけど、

余りに前掛りになってしまって頭から突っ込み過ぎで、左目上バッティングカット。

                                                             

手数勝負のトコトコ連打の相手に対して長島君、あくまで一発勝負のフルショットで、

残り1分からの猛攻撃で、左、右フック、連続直撃ゲットってことで、

あれれれ、出田さん、いきなりかなり効いてしまって、上体のバランス崩してるんだわ。

                                                               

で、出田さん、右目上大きくヒットカットされてしまって、暗雲いきなり立ち込めたんだわ。

出田さん、元々腫れやすくてカットしやすい皮膚してるもんで、辛いよなあ。

                                                               

4R、

出田さんの傷、見た目より深いみたいで、この回、1分42秒、

セコンドも一緒に呼ばれてのドクターチェックで、

こうなると、ほとんどの場合、ここでストップエンドってのが多いもんで、

やっぱりダメかあって思ってたら、何と続行決定、炎のリスタートってことで、

お互いが勝負どこだって知ってるもんで、力入り過ぎだったせいか、

二人とも、動きにキレの無い中、壮絶に打ち合ってたんだけど、

出田さん、やっぱり、相手倒すようには腕振れてないんだよなあ。

                                                              

5R、

相打ちだと不利なもんで、出田さん、手数勝負せざるを得ないんだけど、

ランク取りならここしかないって感じの長島君、勢い殆ど落ちなくて、

前半、3発ほど貰ってしまったハンデ、ラウンド半ばでチャラにしてはいたけど、

その後は長島君の、ランカーになりたいなりたいって気持の方が勝ってて、

出田さん、勿論頑張ってはいたんだけど、迫力までは感じられなくて、

そのうち、右目上の傷、更に悪化してしまって、ドクターチェック入ってしまって、

2分22秒、出田さん、TKO負け。

                                                             

                                                             

長島君、これで今月のランク発表で、角海老ジム12人目のランカーってことで……。

                                                              

正直に振り返えると、二人ともウェルターのスピードには足りてなかったし、

長島君が凄かったって言うより、出田さんが残念過ぎたって感じだったなあ。

                                                               

出田さんのこと、デビューから12連勝(7KO)してた頃知ってるもんで、

ちょっと昔日の感拭えなくて、そう言えばここ3年間KO勝ちないし、

去年初め高山樹延さんに勝ってから引き分け(加藤壮次郎さん)挟んで3連敗中だし、

そりゃ彼のハードマッチメイクは有名で、今までの6敗の相手、

沼田康司さんから始まって、渡部あきのりさん、十二村喜久さん、下川原雄大さん、

小原佳太さん、新藤寛之さんってことなんだけど……。

                                                             

                                                             

試合後、ヨネクラジムの横井トレーナーと、しんみりしてしまったんだけど、

結局、この日、ヨネクラジムは5勝1敗だったんだけど、

1敗になってしまったこの試合が一番肝心だったもんで、やっぱり元気なかったなあ。

長島君の方は、右目周りに僅かに闘いの痕跡残してた程度で、

この試合から変わったトレーナーの小林生人さんと、嬉しそうにしてたなあ。

2009年、全日本新人王決定戦で新藤寛之さんに敗れてから3年、

角海老ジムに移籍してきて2年弱、やっと掴んだ栄光だもんなあ。

                                                             

                                                              

                                                               

☆松本晋太郎さん(ヨネクラ)×何チャラ・何チャイ……77㎏ 8R

8勝(6KO)2敗1分のランク1位、新潟県と、7勝(3KO)2敗の17歳・タイ国。

                                                               

この試合は全然見てなくて、2R、1分06秒で、松本さんのTKO勝ちだってさ。

                                                            

                                                           

                                                               

【本日のベスト3ボクサー】

① 長島謙吾君

② 齋藤志朗君

③ 渡邊卓也さん

                                                              

                                                              

                                                          

後楽園ホールにボクシングを見に行く時は、

アニマックスで “夏目友人帳” の再放送見終わってから家を出てたんだけど、

今日からは “ケロロ軍曹” なんだよね。

                                                            

2012年12月 3日 (月)

新宿フェイス・12月2日

                                                             

昨日の新宿フェイスでのボクシングなんだけど、

一応全部の試合見たんだけど、運営や会場の雰囲気、客層含めて色々あって、

ちょっと自分のボクシングじゃなかったなあっていう印象強くて、

あれは、仲間のお稽古ごとの発表会というか、居酒屋とかクラブのノリそのままで、

静かにボクシングを見たいっていう自分には、まるで場違いとしか思えなかったし、

期待してた何人かのボクサー達のパフォーマンスもロクなもんじゃなかったし、

で、敢えて書く気、起らないもんで、今日は休憩タイムゲットってことで……。

悪しからずの上のゴメンです。

                                                            

2012年12月 2日 (日)

後楽園ホール・12月1日

 

昨日の午後、知人から、コメント欄解放したのかあって連絡入って、

自分、そんなつもりなかったもんで、確認してすぐ閉鎖したんだけど、

サンエムキングさんとか、来年2月試合控えてる、あるボクサーとか、

その他、何人かのコメントが入ってたんだよね。

ゴメンナサイね、またいつかご返事させていただきますからね。

 

 

 

ホール1階で、泉圭依知さんと、トイレで連れションだったんだよね。

泉さんも試合相手決まったし、いよいよランカーとしての実力試される訳で、

この日のタイトル戦も必見勉強なんだよね。

 

 

エレベーターで、久保幸平さんとこの御両親と裕希君とバッタリで、

兄弟の試合続いて、大変なんだわ。

 

 

この日のリングアナ、見たことない人だったんだけど、大阪から来たんだってね。

彼、とっても落ち着いてて、手馴れてスムースな進行だったし、

よく通る声で、かつ、力み過ぎもせず、とってもグッドだったね。

 

 

昨日は、全部で8試合あったんだけど、7試合がKO決着だったもんで、

とってもリズミカルな進行で、随分早く終わったんだよね。

 

 

 

☆金城優君(横浜光)×藪晋伍君(ワタナベ)……62.5㎏ 4R

2勝(2KO)1敗(1KO)の21歳・神奈川県と、

1勝1敗(1KO)1分の26歳・大阪府。

 

松浦さん、今日もサポートで来てたね。

自分の横には佐々木左之介さんと平山悦久君。

 

1R、

長いリーチの藪君に対して、金城君、詰め詰め鋭くて、

接近したときのショート連打に満々の威力秘めてるね。

それでも藪君、当たりは薄いんだけど、手数の多さで、まずはポイントゲット。

 

2R、

前の回からの流れで、まずは藪君、気持ち良くスタートしていったんだけど、

直後の12秒、両者一瞬絡み合いそうになった刹那、金城君の右フック、

それまでと同じ、殆ど万振りだったもんで、それ一発で藪君、激しくダウン。

 

何とかリスタートはしたんだけど、勿論、金城君の勢い落ちる訳もなく、

一気に攻め立てて、再開後10秒ほどで、再度のダウンゲットでジ・エンド。

0分28秒、ツーダウンゲットで、金城君のKO勝ち。

 

金城君、多少貰っても、一発当てればいいんでしょボクシングの典型だったね。

藪君、相手はあんなに振って来るんだから、もう少し警戒必要だったね。

 

 

 

☆松坂拓哉君(石神井S)×垣内宏太君(東拳)……SL 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)の19歳・サウスポー、岩手県と、

2勝(2KO)2敗の?歳・三重県。

 

流れで、ワタナベジムのメンバー達も見てたんだけど、大盛り上がりだったなあ。

 

1R、

お互い、事前に打ち合わせが出来てたかのような、ゴング直後からの狂熱系で、

もう、気が触れてしまったかような、正しく大ブン殴り大会が始まったんだわ。

 

お互いにとって危険極まりない中、始まって22秒、松坂君の返しの右フック、

垣内君に大直撃して、いきなりのダウンゲット。

 

何とかリスタートした後、こりゃ、危ないなあってとこから垣内君、

必死の踏ん張り見せるもんで、徐々に感情移入していったんだけど、

気合入れ直した垣内君、驚異的なガンガン大反攻で、

もしかすると、倒し返す場面もあるんじゃないかってとこまでいったんだわ。

 

自分の周囲、もう大騒ぎで、殆どが垣内君応援だったんだけど、

そこから1分程が過ぎて、松坂君の反転攻勢受けてガックリ勢い無くなったとこ、

最後はリング中央で、左アッパー打ち込まれてしまって、もう精根尽きたって感じで、

ガックリ腰折ってしまって、両手がリングに着いてしまって、

1分47秒、松坂君のツーダウンゲットKO勝ち。

 

気合だけの実に荒っぽいリング上だったんだけど、

ボクシングの原点見せられたような感じしたなあ。

 

 

 

☆瀬下鉄弥君(ワタナベ)×藤本匠君(石橋)……Fe 4R

0勝1敗(1KO)の19歳。栃木県と、0勝1敗(1KO)のサウスポー、32歳・東京都。

 

一回り以上の年齢差ある同士の初勝利目指し戦。

 

1R、

瀬下君、とにかく力入り過ぎなもんで、スムースさに欠けてて、

打ち終わりも甘いもんで、右打った後、相手に左を合わされること多いんだよなあ。

ただ、接近戦に持ち込むと、いきなりやる気全開って感じで勢い良くなるね。

 

一方の藤本君、距離潰されての乱打戦は苦手みたいで、

連打されると下向いて目つぶってしまうんだよなあ。

合計のヒット数で瀬下君優位に推移して、藤本君、鼻血。

 

2R、

藤本君、中々の左ストレート打つんだけど、その後のフォローが全く出ないし、

そもそも、自分の方から仕掛ける前向きさに欠けてるもんで、

見栄えも良くないんだけど、この回は相手の雑さに助けられて、

印象的だった左ストレート二発で、ポイント取り返したね。

 

3R、

瀬下君、相変わらず、簡単に左打ち込まれ過ぎだとは思うんだけど、

相手のフォローがなくて助かってて、一凌ぎした後の左右連打で挽回挽回。

 

そうなると藤本君、やっぱりこの回も下向いて苦しそうにしてるんだよなあ。

 

瀬下君、そこんとこ一気に畳み掛ければ簡単だと思うんだけど、

何故か休み休みしてしまって、相手に一息入れさせてしまうんだわ。

 

4R、

消耗してるのは藤本君の方で、瀬下君、もっとガンガン行けると思うんだけど、

折々が中途半端で、歯がゆい感じが抜けなかったんだけど、

藤本君の劣化著しくて、ここからが気持ち勝負ってとこで心折れてしまったみたいで、

半分ほどが過ぎた頃、押し込まれたまま、北ロープから逃れられなくなってしまって、

それほどの大直撃はなかったんだけど、トコトコ連続的に打ち込まれてしまって、

ついに何の対抗手段も見せられなくて、防戦一方になって体伸びたとこで、

1分51秒、レフェリーが割って入ってストップエンド。

 

試合後、瀬下君とちょっと会話交わす機会あって、

どうして3R、もっとガンガン行かなかったの、体力残してたでしょって聞いたら、

精神的に行けなかったって言ってたなあ。

 

 

 

☆堀陽太君(横浜光)×ジョーカー緒方君(折尾)……F 8R

7勝(4KO)1敗2分のサウスポー、26歳・福岡県と、

8勝(3KO)13敗(4KO)5分の34歳・福岡県。

 

同じ福岡県同士なんだけど、戦績的にも年齢的にも、

緒方君、シンドイんじゃないかなあって思ってたんだけど、その通りだったなあ。

 

その緒方君なんだけど、ジョーカーって名乗るだけのことはあって、

パープルで揃えたケープとシルクハットでの登場の要するに出落ちボクサーで、

デザイントランクスから黒のアンダースパッツが膝下まで大きくはみ出てて、

そういうの一応禁止されてるんだけど、やっぱり直されてたね。

 

1R、

格上のボクサーを相手にする場合には、まず先手取らないとダメっていうのが、

自分の考えなんだけど、緒方君、ガード固めて堀君の出方見てるんだわ。                                                         

相手は初っ端から飛ばしていくボクサーだってこと、知らなかったのかなあ。

 

相手が、グローブを顔に密着させて打って来ないのがハッキリしてるもんで、

堀君、そんじゃあって感じで、もう初めっからのガンガン打ち込みで、

まずはガードの上からでもいいかって感じで打ち始めたんだけど、

冷静に相手のガード位置チェックしながら、その後随時空いたとこ正確に突いて、

何か、楽々の展開なんだよなあ。

 

緒方君、流れの良くないガキゴキボクシングで、たまに雑に大きく振るだけで、

そういうのは滅多に当たるもんじゃなくて、いきなりお先真っ暗だんだわ。

 

終始、堀君のペースで進んだ残り1分、ガスガスワンツーの直後、

スッと引いたとこからの強烈左ストレート、既にかなり弱ってた緒方君を大直撃して、

2分01秒、もう誰が見てもお終いだったなあ。

 

全く全然勝負にならなくて、ミスマッチメイクの典型だったんだけど、

堀君、拳のケガしての久し振りだったから、まあ、こんなもんかなあ。

 

 

 

☆古谷裕樹君(F赤羽)×大嶽正史君(石橋)……SF 8R

6勝(2KO)5敗(2KO)の30歳・秋田県と、

13勝(6KO)10敗(3KO)3分の33歳・東京都。

 

古谷君、1年4ヶ月振りってことだし、その上初の8回戦ってことで……。

 

1R、

古谷君、残念ながらこの階級に求められるスピードに全く達してないし、

その上、下半身の安定感に欠けてて、初めっから危なそうな感じなんだよね。

 

一方の大嶽君、まあまあ普通のボクシングなんだけど、

かなり動きが緩い相手なもんで、細かいショット正確に当て続けてたなあ。

 

2R、

古谷君、短い距離でやりたがってるんだけど、却って相手に小技駆使されてるし、

遠いとこからだと強く腕振りできるんだけど、当て勘の悪さが目立ってしまって、

ちょっと、方向性見出し難くて、明るい見通し全く見えてこなくて、

もう決着見えてきてしまったもんで、休憩タイムゲットってことで……。

 

その後、古谷君、思いの外踏ん張ったみたいで、

結局、6R、1分40秒、大嶽君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

☆久保幸平さん(セレス)×古藤功徳君(折尾)……SF 8R

13勝(8KO)3敗(1KO)1分のランク10位、サウスポー、27歳・千葉県と、

6勝(1KO)6敗(4KO)2分の36歳・福岡県。

 

久保さん、花束の数では前の週の弟君に負けてたね。

 

1R、

古藤君の方が一回りデカイんだけど、まずは中々いい距離キープができてるね。

 

久保さん、スピードは圧倒してるんだけど、明らかに力み過ぎで、

遠いとこから強引に振り過ぎなんじゃないかなあって感じの立ち上がりだったね。

 

その後少し落ち着いた久保さん、何発が危険な被弾はあったんだけど、

相手のパンチ力のないのに助けられて、徐々に主導権握っていったんだわ。

 

で、久保さんの硬さもそろそろ取れかかった残り29秒くらいかなあ、

青コーナー付近に追い詰めたのは古藤君だったんだけど、

ここぞの攻め立てに突入した途端、タイミングのいい返しの右フック、

カウンター気味にキッチリ当て込んだのは久保さんの方で、

古藤君、堪らずその場に倒れ込んでしまったんだわ。

 

何とかリスタートはしたんだけど、古藤君、殆ど感覚と意識なくなってるみたいで、

そのまま、ズルズル赤コーナーに追い込まれてしまって、

そこんとこは倒し慣れてる久保さん、抜かりと無駄のない一気追撃で、

あっという間の左右フックから、最後は渾身の左ストレート、見事な打ち込みで、

古藤君、体伸びて顎上がってしまって、危ないって思ったとこ、

それまで止め時見計らってたレフェリー、グッドなタイミングのストップエンド。

 

2分55秒ってことだったんだけど、久保君、格の違いキッチリ見せ付けてたね。

彼、直前のランキング発表で、ギリギリの12位から10位にアップしてたもんで、

精神的に余裕持ってた感じだったなあ。

 

ただ、踏み込む寸前とか、打ち終わって引くときとか、一瞬危ない距離になったとき、

もう少しディフェンスに配慮した方がいいんじゃないかなあ。

巧いボクサーは、久保君のそういう瞬間狙ってくると思うんだよなあ。

それでも、接近してからのショートフックの打ち方は天下一品で、

見てて惚れ惚れしてしまったんだけどね。

 

 

ここまでの6試合の全てがKO決着だったもんで、まだ7時10分だったんだわ。

 

 

 

☆林徹磨さん(セレス)×佐藤洋輝さん(ワタナベ)……F 8R

19勝(7KO)2敗1分のランク2位、24歳・愛知県と、

6勝(4KO)2敗のランク7位、26歳・岩手県。

 

ワタナベジムから沢山の仲間が来てて、山元浩嗣さんとか船井龍一さん、

阿知和賢君、金城智哉君とか……。

 

自分、佐藤さんの方が親しいんだけど、

この勝負、6:4で林さんの方に分があるんじゃないかって思ってたんだよね。

佐藤さんの進化は半端じゃないんだけど、林さん3倍近いキャリアあるし、

これまで戦ってきたメンバーもキラ星だからね。

 

1R、

キレのいい左で先攻したのは佐藤さんで、まず最初のグッドなワンツー当てたのも、

やっぱり佐藤さんの方だったんだわ。

 

それでも林さん、相手の打ち終わりに合わせるパンチ、きっちりタイミング合ってて、

この先、いくらでもチャンスあるんだよねって感じだったなあ。

 

佐藤さん、頭の位置にもっと気を付けた方がいいと思うけどなあ。

 

2R、

始まって40秒、佐藤さん、とってもリズミカルでスピードに満ちた攻撃で、

中盤、少し相手のやりたいことさせてしまったんだけど、

その後、再度盛り返して、最後の20秒、キッチリアピール出来てたね。

 

3R、

初めの30秒、佐藤さん、伸びのいい左ジャブ中心の組み立て成功したんだけど、

1分過ぎから林さん、力込めたワンツーとか、いきなりの右フックとか、

一気に攻勢かけていって、佐藤さんの左目の上、ヒットカットさせてたんだわ。

(発表ではバッティングカットって言ってたけど……。)

 

この回、佐藤さん、手数そのものは減ってなかったんだけど、

特に目立つようなクリーンヒットは無かったなあ。

 

4R、

佐藤さんの進歩、スピードとパワー、リズムの良さに出てて、

大きいショットは勿論、小さいのも鋭く威力に満ちてるんだわ。

ただこの回は、林さんの左フック二発の方が強く印象に残ったんだよね。

 

5R、

スコア的には、お互いここからリスタートって感じだったんだけど、

それは両者承知の上って感じの延々のやったり取ったりが続いて、

流れ相手に渡さないように、そこんとこは二人とも流石だったなあ。

 

積極的に先仕掛けしていってるのは殆ど佐藤さんなんだけど、

その後の巻き返しに、林さんの巧さが表れてるし、見応えのある攻防だなあ。

 

6R、

前半1分半まで佐藤さん、プレス効かせながら中々いい攻め込みしてたんだけど、

それ一段落した後は、林さんのラウンド作りの方が勝ってて、

アッパーや左ボディまで取り混ぜて、色んなパンチを上下に打ち分けて、

とっても見栄えのいい場面を演出してたんだわ。

 

7R、

林さん、試合の見せ方というか、アピールの仕方、とっても上手で、

見栄えのいいリターンショットの殆どをさらっていくんだよなあ。

 

その上、体勢の入れ替え含めたポジショニングにも配慮がいってて、

スッと横移動したとこからのフックなんか、それほど効いてるとは思わないんだけど、

色々工夫してる感じ、伝わってくるんだよね。

 

それと比較すると、佐藤さん、ちょっと正直過ぎというか、不器用に見えるかなあ。

 

8R、

佐藤さん、ここに来て、また左目上からの出血目立つようになってきて、

それ、ちょっと気にするような素振りも見えてきたんだけど、

気持と体の動きに揺らぎ全くなくて、まだまだ行けそうな感じあるんだよね。

 

一方の林さん、フィジカルの強い相手に対して、少し疲れ見えてきて、

打った後のホールディングや、打ち返し警戒しての頭先行ってのも目立ってきて、

あと2ラウンドほどあったら、流れ変わる可能性も感じられたんだけど、

今日のとこは8回戦なもんで、佐藤さん、残念ながらここで終了ゴング。

 

自分のスコアは77-75で、林さんだったんだけど、

やっぱり、ジャッジもそういう傾向認めてたみたいで、

78-75、78-76、77-75ってことで、林さんの3-0勝ちだったなあ。

 

林さんのパフォーマンスには今更新しい発見はなかったんだけど、

佐藤さん、もっと経験積めばもっと違ってくるって予感したんだよね。

 

 

 

☆金子大樹さん(横浜光)×加治木了太さん(大鵬)

                ………日本 SFe タイトル戦 10R

16勝(9KO)2敗(1KO)3分のチャンピオン、24歳・愛知県と、

20勝(14KO)6敗(2KO)のランク1位、25歳・兵庫県。

 

加治木さんとは2006年、新人王戦戦ってた頃、当時は協栄ジムだったんだけど、

何回か話したことあったんだけど、その後2008年の暮に大阪に戻ってから、

昨日は4年振りで、どれだけ進化したのかって興味あったんだよね。

 

1R、

上背とリーチ、金子さんが圧倒してるもんで、

加治木さん、どれだけ距離詰められるかってのがポイントだったんだけど、

鋭く伸びる金子さんの左ジャブに、残念ながら加治木さん、ちょっと為す術なくて、

元々腫れやすい体質のせいもあって、いきなり顔面赤くなってきたんだわ。

 

2R、

接近乱打戦大希望の加治木さんに対して、金子さん、無論、そうはさせなくて、

左で距離取りながら、時折のワンツー、相手に交わす間与えない打ち込みで、

で、加治木さんにいきなりの危機やってきてしまって、

1分30秒過ぎからは殆ど一方的なほどの打ち込まれ方してしまって、

加治木さん、よく耐えはしたんだけど、いきなり終幕見えてきて、

残り20秒から、軽いワンツー浴びた直後に更なる追撃喰らってしまって、

最後は左フック、まともに打ち込まれてしまって、加治木さん、もう顔真っ赤で、

危ない危ないのまま終了ゴング。

 

3R、

金子さん、こりゃ楽だわって思ったか、飛ばし過ぎだと判断したか、

この回、急に休んでるというか、流してるみたいで、

ジャブは出さない、距離キープの意識もしないって感じで始めたんだわ。

 

で、加治木さん、インターバルでそこそこの回復したみたいで、

流石にすかさずの速攻で、一瞬の前詰めから渾身の左右フック振ってたね。

 

ところが、流れ変わるかなあって見てた残り1分切ったとこから、金子さん、

残ってる体力差一気に出しまくって、またもやの大攻勢かけていって、

そこからはまたもやの一方的状況で、加治木さん、左目上ヒットカットしてるし、

最後まで持ちそうにない感じ、そこはかとなく漂ってきてしまったんだわ。

 

4R、

金子さんの懐の深さ、加治木さんにとって反則に近かったんだけど、

それでも、加治木さんの諦めないパフォーマンスも素晴らしくて、

何度も何度も鋭い踏み込み繰り返してて、始まって47秒、

この試合初めて、キレのいいワンツー打ち込みに成功したんだわ。

 

それでも加治木さん、ボディまで攻めきる余裕は全くないもんで、

連続的に攻め立てる時間帯が少な過ぎで、即相手の逆襲受けてたんだけど、

この回は最後にもう一回、残り15秒のとこで、またもやのワンツー、

そこそこ強烈打ち込み叶って、明らかにポイントゲットなんだわ。

 

5R、

加治木さん、持ち前の粘り強さ全面出しにしながら、明らかに気持ち立て直して、

左ジャブ忘れた金子さんに、ガンガン攻勢かけていって、

オオ、右ストレートもナイスヒットだよ。

 

で、終了ゴング鳴ったとき、金子さんの顔面もかなり赤くなっていたんだよね。

 

6R、

金子さん、元々、相手のパンチに合わせるのはそれほど巧くなくて、

っていうより、そういう事はあんまり考えてないみたいで、

あくまで自分のリズムに基づく仕掛けを大事にするボクサーなんだけど、

この回は、また考え直したか、セコンドの指示なのか、

久し振りに左ジャブ、ドンドン出しで、ペース戻そうとしてたね。

 

で、始まって1分過ぎ、加治木さんに左アッパー打ち込まれた瞬間、

金子さん、どっかのスイッチ入ったみたいで、まるで頭にきたみたいで、

いきなり噴火した火山の如くの大暴れの大攻勢で、そこからのほぼ1分間、

対応遅れてしまった加治木さんを一方的に殴り飛ばしまくって、

最後は自分のすぐ目の前、西ロープに押し付けっ放しにして、

反攻不能になった加治木さんの空いてるとこ目掛けて冷静なドカドカ打ち込みで、

加治木さん、あれでよく立ってられたなあって、そういう踏ん張り見せたんだけど、

ホントに丁度いいとこでのレフェリーストップエンドだったんだわ。

 

行く時に行く金子さんは、見ててやっぱ凄かったなあ。

 

金子さん、新人王戦戦ってた2007年頃のこと思い返すと、

正直、こんなに強くなるとは全く思ってなくて、なんかシミジミしてしまうんだけど、

一方の加治木さん、2006年の全日本新人王になった時から、

あんまり進化してなかったなあっていうのが、正直な感想だったんだよね。

 

 

試合終わった後、金子さんにオメデトゴザイマス伝えて、石井会長ともちょっとね…。

いつでも気軽に相手してくれるんだけど、話すと解ると思うけど、

会長は常に自然体で、余計なことというか、物事を大袈裟に表現しないし、

大いに喜ぶとか、大いに怒るとか、殆どないんだよなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 金子大樹さん

② 久保幸平さん

③ 林徹磨さん

 

 

 

昨日の競馬、3会場開催だったんだけど、各会場9R~12Rまでの、

計12レースに参加したんだけど、阪神の9R、11Rが見事的中ってことで、

そのうち阪神9Rが想定以上の大配当だったもんで、回収率860%だったんだわ。

全てのレースを決めた法則の三連複10点買いしたんだけど、

昨日だけで12月競馬の収支プラスが決定したんだよね。

 

2012年12月 1日 (土)

12月のボクシング

                                                       

景色っていうのは、留まってれば当然の如く動かないんだけど、

歩くとユックリ動き始めて、車に乗ると更に早く流れていって、

新幹線なら正に飛ぶように過ぎて行くんだけど、

自分は自転車の速度で流れていく景色っていうのが一番好きなんだよね。

                                                            

街でも家屋でも、細かいとこまでが目に付いて煩わしくなることもないし、

景色の移ろいの遅さに飽きてしまうこともないし、

反対に、余りに早く飛び去ってしまう風景に全く人間の臭いがしないって事もないし、

要するに、その景色に関わってるような、関わってないような、

そういう微妙な距離感が好きなんだよね。

                                                            

                                                           

                                                        

12月のボクシングはいきなり今日から始まるんだけど、

その前にまず、11月のボクシングの面白かったランキングから書いてみるね、

勿論、これは全くの私見だし、関東圏以外の試合は全く見てないから、

極端に狭い範囲でのことなんだけどね。

                                                          

                                                           

【11月のボクシング面白ランキング】

*左が勝者、( )内は事前の期待度ランキング。

                                                            

① シャムガル興一×酒井智彦 (11) 

② 山中慎介×トマス・ロハス (6)

③ 加藤善孝×川瀬昭二 (1)

④ 小原佳太×外園隼人 (4)

⑤ 渡部あきのり×プラウェート・シンワンチャー (7)

⑥ 岩淵真也×長瀬慎弥 (5)

⑦ 長井裕太×鈴木淳 (7)

⑧ 久永志則×太田ユージ (3)

⑨ ジョナタン・バァト×岩崎悠樹輝 (18)

⑩ 緒方勇希×平山悦久 (12)

⑪ 上林巨人×小泉良太 (ー)

⑫ 高見良祐×坂上淳平 (ー)

⑬ 片山佑一×西村直哉 (ー)

⑭ 岡畑良治×宮本達也 (ー)

⑮ 糸山良太×今野裕介 (20)

⑯ 柳達也×太田啓介 (17)

⑰ 久野伸弘×上岡泰 (15)

⑱ 久保裕希×横江健太 (ー)

⑲ ジェームス村重×遠藤健太 (19)

⑳ 鎌田卓×坂本健介 (ー)

                                                  

                                                  

【11月のベスト5ボクサー】

① シャムガル興一

② 酒井智彦

③ 山中慎介

④ 加藤善孝

⑤ 小原佳太

                                                 

(次)

渡部あきのり、ジョナタン・バァト、久永志則、岡畑良治、長井祐太、

片山佑一、高見良祐。

                                                  

                                                   

                                                    

【12月のボクシング】

自分にとって、12月は14ボクシングもあって、

それも21日までに13ボクシングって、とっても極端な日程で、

いきなり5連投から始まって、3連投、4連投って、殺人的なスケジュールなんだわ。

                                                          

31日のトリプル世界戦まで、21日から9日間もあるんだから、

もうちょっと、前半薄めてくれると助かるんだけど、色々事情があるんだよね。

                                                         

で、12月に14ボクシングをこなすとすると、年間では109ボクシングにもなる訳で、

多分、今までは108ボクシングだったから、最高記録になるんだけど、

こうなるともう、間違いなく体力勝負になる訳で、風邪ひかないようにしないとね。

                                                             

毎年、角海老ジムとワタナベジムとは年間試合数で競い合ってるんだけど、

(お互いのジムはそんな風には思ってなくて、あくまで自分の中だけなんだけどね。)

全くの偶然だとは思うんだけど、この二つのジム、

年末にかけて、ガンガン試合ブチ込んできたんだわ。

                                                           

角海老ジムなんか、12月だけで14試合も組まれてて、

それも、後楽園ホール、新宿フェイス、大阪って3ヵ所に分かれてるもんで、

計量やその後の食事の段取りに始まって、ファイトマネーの支払いやら、

当日のセコンド手配まで、もう猫の手借りたいってのはこのことで、

それも、その間ジムは常に営業中なもんで、スタッフ達、もうテンテコ舞いなんだわ。

                                                          

                                                             

                                                         

【12月のボクシングスケジュール】

*左側が勝者予想

                                                         

・12月 1日………(後楽園)

金子大樹×加治木了太、林徹磨×佐藤洋輝、久保幸平×古藤功徳、

大嶽正史×古谷裕樹、掘陽太×ジョーカー緒方。

                                                             

・12月 2日………(新宿フェイス)

田川智久×名雪貴久、石川雄策×中野敬太、荒谷龍人×望月翼。

                                                            

・12月 3日………(後楽園)

出田裕一×長島謙吾、渡邊卓也×谷弘樹、齊藤史朗×米澤重隆、溜田剛士。

                                                                 

・12月 4日………(後楽園)

冨山浩之介×大塚隆太、梅津宏治×伊藤健剛、長井一×中川とん虎、

山口隼人×元木謙太、和宇慶勇二。

                                                             

・12月 5日………(後楽園)

稲垣孝×大崎展幸、林和希×萩崎聰歯、森田大介×山本幸輝、

川村恵二×鈴木義行。

                                                             

・12月10日………(後楽園)

瀬藤幹人×大竹秀典、椎名大輝×菊井徹平、近藤明広×小池浩太、

大村光矢×川奈充、藤中周作×加藤寿、高橋光政×橋元納。

                                                           

・12月11日………(後楽園)

有川稔男×西禄朋、木下良介×斉藤修司。

                                                            

・12月12日………(後楽園)

庄司恭一郎×斉藤泰広、大橋健典×三谷拓哉、星野晃規×渡辺健一、小澤大将。

                                                              

・12月16日………(後楽園)

全日本新人王決定戦。

                                                          

・12月16日………(広島)

益田健太郎×越智大輔。

                                                          

・12月17日………(後楽園)

沼田康司×田島秀哲、コブラ諏訪。

                                                            

・12月18日………(後楽園)

ロッキー・フェンテス×奈須勇樹、源大輝×鈴木鹿平、林達也×中村雅敏。

                                                           

・12月19日………(後楽園)

江藤大喜×フレッド・マンドラビー。

                                                              

・12月21日………(後楽園)

斉藤幸伸丸×高山樹延、高林良幸×佐藤克哉、石井大輔×小山拓見、

鳥本大志×小澤有毅。

                                                          

・12月31日………(大田区総合体育館)

内山高志×ブライアン・バスケス、佐藤洋太×赤穂亮、

テーパリット・コーキャットジム×河野公平、金城智也、将生潤。

                                                            

・12月31日………(大阪)

宮崎亮×ポンサワン・ポープラムック、井岡一翔×ホセ・ロドリゲス。

                                                          

                                                           

【12月ボクシング期待度ランキング】

*左側が勝者予想

                                                            

① 内山高志×ブライアン・バスケス

② 佐藤洋太×赤穂亮

③ 瀬藤幹人×大竹秀典

④ 金子大樹×加治木了太

⑤ ロッキー・フェンテス×奈須勇樹

⑥ テーパリット・ゴーキャットジム×河野公平

⑦ 斉藤幸伸丸×高山樹延

⑧ 冨山浩之介×大塚隆太

⑨ 天笠尚×脇本雅行

⑩ 林和希×荻崎聰歯

⑪ 出田裕一×長島謙吾

⑫ 椎名大輝×菊井徹平

⑬ 林徹磨×佐藤洋輝

⑭ 沼田康司×田島秀哲

⑮ 近藤明広×小池浩太

⑯ 源大輝×鈴木鹿平

⑰ 長井一×中川とん虎

⑱ 石川雄策×中野敬太

⑲ 井岡一翔×ホセ・ロドリゲス

⑳ 宮崎亮×ポンサワン・ポープラムック

                                                    

*⑲、⑳については、現場観戦できないもんだから、あくまで暫定ってことで……。

さあ、今日はこれから午後、後楽園ホールに向かって出陣なんだわ。

                                                           

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