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2012年11月

2012年11月30日 (金)

後楽園ホール・11月29日

                                                            

信じられる人とか対象とかがあるのは、とっても幸せなことだとは思うんだけど、

イスラム過激派だけは、ちょっとなあ、なんだよね。

                                                            

あの連中、稀に見る男性至上主義で、未だに女性に対する差別がひどくて、

社会参加はおろか、就学することすら認めてなくて、

頑張って勉強しようとする女子学生にテロ仕掛けて、抹殺しようとさえするんだよね。

                                                           

ユダヤのかたくなさと執念深さも筋金入りなもんで、揉め事の種は尽きない訳で、

あの地域にその二つを混在させたフランスの責任は大きいんだよなあ。

                                                            

                                                          

                                                           

フィギュアスケート、シンクロナイズドスウィミング、馬術、体操、水泳の飛び込み。

                                                           

嫌いなスポーツベスト5なんだけど、そのどれもが、結局、形式美競う種目で、

引き算的な評価で優劣決めるのが基本になってるんだよね。

                                                         

自分、人間ってのは、産まれ出たときはみんな持ち点0点から始まって、

その後、色んな足し算、引き算があると思ってて、満点はないって思ってるもんで、

足し算的要素が強いスポーツが、やっぱり好きなんだよね。

                                                            

                                                           

                                                             

ホールのある5階のエレベーターホールの隅で、ボヤッとポスターなんか見てたら、

横に来たのが、何と荒川仁人さんで、もう帰国してて、

この日は、一緒に海外でトレーニングしたことある、福本雄基君の応援ってことで、

勿論、先週のメキシコでの試合のこと、聞かせて貰ったんだけど、

細かいこと色々微妙だから、ここでは書けないんだけど、

仁人さんの顔、全く傷付いてなくて、負けたボクサーのようには見えなかったなあ。

                                                          

                                                           

試合始まる前、ちょっと別のとこに座ってたら、勅使河原弘昌君が寄ってくれて、

やっぱり、顔が少しふっくらしてて、この日、輪島ジムは4人出しだったもんで、

その応援なんだよね。

                                                            

                                                           

その後、廊下でRK蒲田ジムの柳光会長とバッタリで、

ボクサーの育て方とか、色々興味深いこと聞かせて貰ったんだわ。

                                                         

                                                         

                                                          

☆宮川大吾君(日東)×梅本耕孝(輪島S)……57.8㎏ 4R

デビュー戦の20歳・東京都と、デビュー戦の30歳・岡山県。

                                                           

宮川君の方には近藤明広さんがセコンドに付いてたね。

                                                           

梅本君の名前、そのまんま、コウタカって言うんだわ。

自分の左には斉藤幸伸丸さん、右には勅使河原君が座ったんだわ。

                                                            

宮川君、いかにも真面目な学生さんって感じ。

梅本君、キッチリ肌焼いてるし、トランクスもランカー並みだね。

年齢差10歳のデビュー同士。

                                                           

1R、

序盤のジャブの差し合いで、リーチ優位な宮川君が主導権握ったんだけど、

距離詰まった途端、梅本君のショートブローが輝き増して、いきなり展開変わって、

彼の距離維持する時間帯が増えるにつれ、流れが出来ていったんだわ。

                                                          

2R、

宮川君、ショートブローが外側から出てしまってるし、回転力不足でもあるし、

で、そういうとこ突いて、梅本君、内側から鋭く細かく打ち込んでるね。

                                                           

梅本君の粘っこい攻撃に、宮川君、対応し切れないとこあって、

ホールディング増えてるし、終了ゴング鳴った時、顔面かなり赤くなってたなあ。

                                                             

3R、

宮川君、完全に自分の距離見失ってしまって、梅本君のやり放題だなあ。

                                                                 

それにつれ、絡み合う場面徐々に増える中、ついに宮川君、

ホールディング減点喰らってしまったんだわ。

                                                           

10歳年上、30歳の梅本君、そんなんで最後まで持つのかって感じだったんだけど、

勢い全く落ちないで、ラスト30秒もキッチリ飛ばしてたし、大したモンなんだわ。

                                                               

インターバルの時の宮川君、かなり消耗進んでるみたいで、

体投げ出すように座ってたし、息ハアハアしてたんだけど、

後で聞いたら、梅本君も、そういう相手の様子、シッカリ見てたんだってさ。

                                                          

4R、

で、梅本君、益々元気になる訳で、勝てるなって思う訳で、ガンガン行ってるね。

                                                            

疲れ知らない30歳のデビューボクサーに、宮川君、いいトコ全く出せないで、

真面目過ぎるワンツーの、左出した瞬間に相手が飛び込んで来るんだから、

それに、ここまでポイント的にも大きなハンデ背負ってるんだし、

もっと倒しに行くボクシングしないとけないのに、

だから、ワンツーじゃなくて、いきなりの右、ガツンかましていく方が絶対いいのに、

まだ普通に真面目過ぎるボクシングやってて、見通し暗いんだよなあ。

                                                            

驚いたのは梅本君のスタミナで、舞い上がって前半飛ばし過ぎてしまって、

後半タレてしまうってのが多い中、最後の最後まで動き落ちなかったもんなあ。

                                                          

自分の中では40-35だったんだけど、結局、40-35、39-36×2って、

圧倒3-0で梅本君のデビュー勝ち。

                                                           

                                                             

試合終了後のリング上での写真撮りの時、梅本君、真面目なポーズ取り切れず、

アホっぽい姿見せてたけど、彼、何かやらないとマズイなって思ったんだろね。

                                                            

試合後、仲間の応援に戻って来たとき、まだバンデージしたままだったんだけど、

君は全然巧くないけど、凄いスタミナ持ってるから、これからは……って、

色々話したら、とっても真面目に聞いてくれて、

リング上がって、眩しい照明にカアーッと照らされて、

もう堪んなかったっすって、言ってたなあ。

                                                          

                                                          

                                                          

☆執行将吾君(三迫)×嶋崎俊君(輪島S)……SB 4R

1勝2敗(1KO)1分の26歳・沖縄県と、1勝3敗(1KO)の21歳・埼玉県。

                                                             

二人とも、とってもちゃんとした打ち方できるんだけど、

ディフェンスとのバランスが悪くて、攻守の一体化に課題あるんだよね。

                                                            

1年半前のデビュー戦で戦った同士で、その時は嶋崎君のハッキリ3-0勝ちで、

今回、お互いの成長を競い合うって感じなんだよね。

                                                            

1R、

執行君、とってもタイトな腕振りできてるし、相手の打ち終わりに合わせて、

キッチリしたタイミングで、右ストレート、左フック打ち出してるね。

                                                             

で、中盤まで、殆ど執行君のペースで進んでたんだけど、

1分28秒、東ロープ前のとこで、嶋崎君、伸びのいい右ストレート見事直撃で、

執行君、体勢崩してしまって、もう少しでダウンしそうになってしまったんだわ。

                                                           

でも、こここらえた執行君、嶋崎君の追撃かわしながら、回復図って、

最後20秒、逆に攻め込んでたのは立派だったなあ。

                                                            

2R、

上背もリーチも優位な嶋崎君、この回も順調な立ち上がりで、始まって30秒、

北西ポスト近くに執行君追い詰めて、またもやの右、綺麗にヒットさせたら、

執行君、今度は前の回よりもっと危なくなってしまって、目がちょっとヤバそうで、

で、勿論、嶋崎君、一気の追撃で、いきなりエンディングが見えてきたんだわ。

                                                           

執行君、大きく口開いてるし、そろそろなのかなあって見てたんだけど、

嶋崎君の追撃、見てて何か手緩くて、倒し慣れてないってのが透けて見えてきて、

同時に、執行君の踏ん張りも半端じゃなかったせいもあって、

結局、この回も終了ゴング聞いたんだけど、

ラウンドの最後、飛ばしてたのは、またしても執行君の方だったなあ。

                                                           

3R、

お互いとってもナイスな打ち合いからスタートしたんだけど、始まって52秒、

今度は執行君、やっと巡ってきた絶妙のタイミングの右ストレート一発で、

嶋崎君から大挽回のダウンゲット。

                                                           

ただそれ、それほど大きなダメージ与え切れなくて、再開後、

嶋崎君も普通にやり直してたんだよね。

                                                             

それにしても、二人とも、とっても形のいいパンチ打つんだけど、

いかにも守りが緩いって感じ免れないんだよなあ。

                                                            

ここまできて、消耗が進んでるのは、どうも執行君の方みたいだね。

                                                            

4R、

前の回までで自分の中では2ポイント、執行君優位だったもんで、

嶋崎君が倒しに行くボクシングできるかってとこだったし、

執行君の方も、明らかに口呼吸しててシンドそうだったもんで、

もう気持ち勝負の様相だったんだけど、お互い、最後の必死感丸出しで、

とってもいい打ち合い続く中、嶋崎君の左ボディ、なかなかビューティフルだったし、

全体的な攻撃の幅見せに成功してて、ポイントさらったかなあ。                                                         

それにしても、二人とも、ゴニョゴニョする場面全くなかったし、いい試合だったなあ。

                                                              

嶋崎君、2Rに攻め切れなかったのが後半自らをシンドクしてしまった訳で、

行く時は行かないと、やっぱりダメなんだよね。

                                                            

自分的には、38-37で執行君だったんだけど、微妙なのは間違いなくて、

周囲のみんな、息ひそめてスコア発表待ってたんだけど、

結局、38-37×2、37-38の2-1で、嶋崎君の勝ちってことで、

1Rの評価が別れたって感じかなあ。

                                                           

                                                             

各ジムには、ジム付きのカメラマンがいることがあるんだけど、

輪島ジムのカメラマン、とってもマナーがいいというか配慮が効いてて、

常に客の邪魔にならないようなポジション取るもんで、感心してしまったなあ。

                                                           

                                                          

                                                         

☆橘博文君(W三迫)×田中康寛君(輪島S)……F 4R

2勝8敗(1KO)2分の32歳・新潟県と、2勝0敗2分のスイッチ、23歳・東京都。

                                                             

戦績から判断しても、田中君優位は揺るぎないとこだったんだけど、

田中君、自信に溢れ返ってたせいか、とにかく力任せの雑過ぎだったし、

遠いとこも近いとこも大振りしまくる、自分都合だけのボクシングで、

相手はジャブ無しの大まかなの動きしてるんだから、もっと相手見てたら、

いくらでも効果的なカウンター打つチャンスあったっていうのに、勿体ないんだわ。

                                                            

最後4Rなんかは、もつれ合い戦に持ち込まれたか、持ち込んだかしてしまって、

差が出にくい場面も作ってしまって、残念の極致だったんだよね。

                                                           

彼、フィジカルも強いし、とっても攻撃的な性格で、いい打ち方してるし、

もっと工夫したら、とんでもなく強いボクサーになると思うんだけどなあ。

                                                           

結局、40-37、39-37、39-38の3-0勝ちではあったんだけど、

自分的には不満の残る内容だったんだよね。

                                                            

                                                            

田中君、試合中は終始オーソドックスでやってたんだけど、

試合後の写真撮影の時だけ、サウスポーになってたよ。

                                                            

                                                            

                                                                 

☆相馬圭吾君(三迫)×箕浦康年君(RK蒲田)……B 6R

4勝(1KO)6敗(2KO)1分の27歳・茨城県と、

4勝(1KO)8敗(3KO)2分の29歳・神奈川県。

                                                           

1R、

箕浦君の方が5㎝以上背高いんだけど、ちょっとひ弱感拭えないし、

手が体から離れ過ぎるもんで、とっても危険度高いんだよね。

                                                           

それでも、この日はかなり積極的に前詰めしてて、行けるかなあって思ってた矢先、

それ、始まって2分近くのとこだったんだけど、若干前掛りになってたとこ、

出会い頭的になってしまったんだけど、相馬君の右のショートストレート、

それほどの強烈打ち込みのようには見えなかったんだけど、

箕浦君のグローブの間から差し込むように、滑り込むような直撃ヒットで、

で、箕浦君、その場にヨレヨレって崩れ落ちて、失神してしまったんだわ。

                                                            

途端に大の字になって動かなかったもんで、即のストップエンドってことで、

1分59秒、箕浦君、担架搬出だったんだわ

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ボクシングって怖いね、一瞬の間だもんね。

                                                        

☆ウィルサット・何チャラ何チャラ×松尾雄太(国際)……F 6R

7勝(3KO)1敗の18歳・タイ国と、1勝(1KO)0敗の23歳・青森県。

                                                          

松尾君、同じB級デビューだった及川太郎君にTKO勝ちしての二戦目で、

タイ人相手だったんだけど、そこそこの戦績だし、どうかなあってことだったんだけど、

この日も応援団山盛りだったね。

                                                       

1R、

出てきたタイボクサー、何だか坊やみたいだし、そもそも体小っちゃくて、

大丈夫なのかなあって見てたんだけど、結局、全く大丈夫じゃなかったんだわ。

                                                          

お互い、結構近いとこから始めたんだけど、始まっていきなりの38秒、

松尾君、相手を東ロープに詰めて、ドコドコって4~5発連打したら、それだけで、

タイ人、シオシオって静かに倒れ込んでしまって、もうできませんって、それでお終い。

レフェリー、途中カウントストップの、41秒TKOエンドってことで……。

                                                         

それにしても、ウィルサルットレック・コラートスポーツスクールってのは長過ぎで、

後半は所属ジム名なんだろけど、無駄無駄で、

まるで、勅使河原権之丞左衛門幸伸(テシガワラゴンノジョウザエモンユキノブ)、

って感じなんだよね。

                                                         

とにかく松尾君、これで晴れてA級昇格なんだけど、

この先は相手見つけるの大変そうだなあ。

                                                           

                                                        

                                                                                                                    

☆堤英治君(三迫)×何チャラ・サイトーン……53㎏ 8R

8勝(5KO)2敗(1KO)のサウスポー、29歳・東京都と、

13勝(5KO)6敗の30歳・タイ国。

                                                          

堤君、例の如くの出落ち狙いのイデタチなんだけど、

自分、最近思うんだけど、彼、衣装のことに考え巡らせるより、

もっとボクシング自体の工夫した方が、ずっといいんじゃないかなあってね。

とにかく、QUEENの “We Wil Rock You” のギターソロ無いバージョンで入場で、

東日本新人王獲ったときのトランクスでリングイン。

                                                           

1R、

パンチパーマのタイ人、フレディ・マーキュリーみたいな口ひげ蓄えてて、

一見、何かやりそうな感じしたんだけど、始まって1分40秒、

堤君のオープン気味の右フック、一発喰らっていきなりダウンしてしまったんだわ。

                                                           

あんまりなもんで、自分、いきなり席外してしまったんだけど、

フレディ君、ここで終わったら、間違いなく招聘禁止ボクサーになってしまうもんで、

そしたら、おいしい出稼ぎ仕事なくなってしまうもんで、ってのリスタートだったね。

                                                           

その後は、遠ーくから、人と話ししながら見てたんだけど、

フレディ君、やる気見せる時と休む時がハッキリしてて、とっても判り易いんだけど、

そんなおふざけボクサーに対して、堤さんも情けなくて、

もうガッチャガチャの殆ど出鱈目ボクシングで、トリッキーに仕掛けてるうちに、

自分でも訳解んなくなってしまってるみたいで、気の触れたバッタみたいで、

とっても見てられなくて、何かのコメディーみたいだったなあ。

                                                            

フレディ君、この辺でいいかなあって感じで、6R、ポッコンパンチきっかけに、

そんなに効いてないだろって感じのまま、ズルズルとしゃがみ込んでお終い。

                                                          

                                                         

北席に座ってた、坂入裕君と久し振りって感じで話しながら見てたんだけど、

彼、事情があって今は引退してしまったって言ってたなあ。

                                                          

                                                                

                                                                                                               

☆上野雄大君(W三迫)×高桑和剛君(輪島S)……SL 8R

6勝(5KO)3敗(2KO)2分の28歳・山形県と、

7勝(2KO)6敗(3KO)の29歳・北海道。

                                                               

正直、全く期待してなかった試合だったんだけど、面白かったよお。

                                                                

青コーナー下で、輪島会長と原田会長が肩寄せあってヒソヒソ話してたんだけど、

二人共、実に好々爺そのままで、自分も年取るはずだよなあって思ったんだよね。

                                                           

1R、

序盤、上野君、真面目な攻め込みしてたんだけど、

高桑君があまりに乱暴に振ってくるせいか、徐々にペース乱されてしまって、

ちょっと、手こまねいてる感じなんだよね。

                                                           

高桑君、いつのものように、ガード位置低くて、打ってきてもいいよおって、

そんな感じだったんだけど、上野君、全く行ききれないし、

そもそも、こんなに動き悪くて、パンチスピード遅かったっけって感じなんだわ。

                                                             

2R、

一見の怖さはないんだけど、それでも上野君、実はとってもパンチ重くて、

軽そうなジャブ幾つか貰っただけで、高桑君、顔面かなり赤くなってるんだよね。

                                                          

ただ、調子、更に上げてったのは、その赤顔の高桑君の方で、

ワンツースリーまで打ててるし、フック系が力強いんだよね。

                                                          

上野君、殆どの場合、二発目まではストレート系に限られてて読まれやすいし、

結構両肘絞り込んで構えるもんで、大きなフックは打てそうにないんだよね。

                                                          

3R、

ここまで若干の先攻許した上野君、この回は初っ端から先攻めしてるし、

左右ショートの数、増やしていったんだけど、半分過ぎからの、

高桑君の右アッパー、左右フックの見栄えとっても良かったし、

そもそも、上野君、リーチあるのに、高桑君の距離でやり過ぎなんじゃないかなあ。

                                                           

4R、

高桑君、見てたら、風貌とかボクシングスタイルとか、

ちょっと田中教仁さん彷彿させるとこあって、いきなり懐かしくなってしまったんだわ。

                                                          

上野君、攻勢強めはするんだけど、やっぱり距離が間違ってると思うし、

重そうなんだけど、やっぱりパンチの回転力的に見劣りするんだよなあ。

                                                          

5R、

上野君、たまにいいショット打つんだけど、単発で終わってしまってて、

すぐ後の高桑君の反攻でチャラにされてしまうこと多くて、

ラウンド通して見直すと、ポイント流れにくいんだよなあ。

                                                     

それに、あれほどの近い距離なんだけど、それ、高桑君にはめられてるというより、

自分でそういう距離でやりたがってるとこあって、勿体ない感強いんだよね。

                                                         

6R、

それでも、上野君、気持ちは強いモノ持ってるもんで、

挽回目指して、この回も攻め込む姿勢強めていって、残り1分かなあ、

グイッて詰めた北西ポスト前で、やっと出ました左ストレートって感じで、

見事、高桑君からダウンゲットしたんだわ。

                                                         

それ、万振り打ち込みではなかったんだけど、彼、パンチ重いし、

で、再開後の高桑君、殆どダメージ払拭できないでヘロヘロのまま、

上野君の強打に晒されることになった訳で、バッティングカットからの出血もヒドイし、

なんかいきなり危なくなってしまって、時間まだまだ残ってるし……。

                                                      

自分の周囲の人達、いきなり声止まってしまって、息呑んで行方見つめてて、

高桑君、足元バタバタだし、顔面真っ赤だし、ヤバイヤバイヤバイなんだわ。

                                                           

当然の如くの上野君の猛追撃の中で、クリンチしろとの声もあったんだけど、

高桑君、敢えて玉砕覚悟の打ち合いに臨んでいって、

この場合、右アッパー打つのは危ないだろってのに、ブンブン振ってるし、

もう気合満開で凌ぎきったんだよね。

                                                          

7R、

高桑君、1分間の休みじゃダメージ抜けきらなくて、まだ足元フラついてるし、

上野君は更に攻勢かけて来るし、で、またもや周囲静まり返ってしまって、

其々がある種の覚悟してるような状況になっていったんだけど、

ここからの高桑君の根性出しは驚異的で、諦めない気持ちは特筆モノで、

で、上野君も決められそうな場面から一時退かざるを得なかったんだわ。

                                                           

決められないままの時間が推移するにつれ、高桑君の回復速度も尋常じゃなくて、

凌ぎきった残り1分からは、却って自分の方から距離詰めに行って、

左顔面血に染めながらの歯食いしばった必死打ち込みで、

相手の白いトランクスに自らの血吹雪飛ばしてたんだわ。

                                                          

で、倒されてしまうんじゃないかってところから、高桑君、

驚くべきことにこのラウンド、血だらけのポイント、ぶん捕ってきたんだよね。

                                                            

8R、

ここ越えれば高桑君、勝ち見えてくる訳だから、凌げ凌げってことだったんだけど、

何と高桑君、驚くべきことに、ここに来て殆ど元の状態に戻ってて、

凌ぐなんて感じじゃ全然なくて、更にポイント取りに行ってるんだから凄かったなあ。

                                                           

残り55秒、高桑君のカット傷にドクターチェック入ってひと休みした後も、

必ず飛ばしてくる相手に対しての心構え完璧にできてて、

お互い、最後のフルショット交換だったんだけど、

最後の最後まで、腕振りに力こもってたのは、高桑君の方だったんだよね。

                                                       

結局、77-74、77-75、76-75の3-0で、高桑君の頑張り勝ち。

ちなみに自分は、77-74だったんだけどね。

                                                         

高桑君、よくまあ、あそこから盛り返したよなあ。

上野君は、詰めの甘さが悔やまれるんだろうけど、

距離に対する配慮が甘かったかも知れないね。

                                                          

                                                        

                                                         

☆福本雄基さん(三迫)×小泉譲君(F原田)……51.㎏ 8R

13勝(4KO)6敗(4KO)の26歳・千葉県と、

8勝(2KO)5敗(2KO)の33歳・栃木県。

                                                    

いつの間にか、自分の席に知らないオッサン座ってたもんで、どいて貰ったら、

ソイツの関係者が脅し込めた目付きで睨んできたんだけど、

自分、何も悪いことしてないし、ガン飛ばされっ放しになる憶えもないもんで、

こっちも見返し続けてやったんだよね。

で、何か言いたいことでもあるのかって聞こうとしたら、

相手が目反らしたんだけどね。

                                                          

1R、

ゴング鳴った途端から、二人の威圧感まるで違ってて、

小泉君、若干腰引けてるし、下がりっ放しのサークリングしっ放しで、

力量差歴然で、いきなり長くはかからないって感じだったんだわ。

                                                         

って見てた途端の始まって1分弱、東ロープに詰められ加減だった小泉君、

グイッと頭から突っ込んでって、福本君とモロバッティングしてしまったんだわ。

                                                          

瞬間、小泉君、どうもすいませんって感じの表情と動作して、

直後にレフェリーのストップの声掛ったんだけど、そのコール直後、

福本君、ガラ空きの小泉君の顔面に右ストレート打ち込んでしまって、

小泉君、倒れはしなかったんだけど、明らかに腰落としてしまったんだわ。

                                                          

以前、ストップコールとパンチが殆ど重なって、相手がダウンしてしまって、

お蔭で中村幸裕君が反則負けしてしまったことあったけど、

あの時よりも、もっと明らかなコール後のパンチだったんだけど、

レフェリー、どうするのかって見てたら、まるで何事もなかったかの如く、

二人を分けた後、普通に試合再開してて、オイオイオイって感じだったんだよね。

                                                           

で、小泉君、ダウンに近い被弾直後だったもんで、

福本君の一気攻めに耐えうるまでもなく、あっという間に北ロープに詰められて、

ボコボコにされてしまって、ここは一旦ロープダウンだろなって思ってたら、

何とここでいきなりのストップエンドってことで……。

                                                           

そこまでの経緯もあったもんで、小泉君は大声上げるし、

レフェリーはセコンドに捕まってるし、原田会長はコミッション席で激高してるし、

会場も大騒ぎになってしまって、観客の一部が、続きをやらせろって声上げてたし、

もう、混乱の極致だったなあ。

                                                           

この試合については、見てた人の数ほどの意見とか感想あると思うんだけど、

まず初めに自分が思ったのは、つい頭から行ってバッティングしてしまったことを、

小泉君が、どうもすいませんって感じの表情して、そういう動作したんだから、

福本君、何であそこで踏み止まれなかったのかなあ、

彼の方が圧倒的に格上なんだからさあ、ってことだったんだよね。

                                                         

ただ、そういう出来事があった中で、その後のレフェリーの処置については、

もっと大きな問題あったんじゃないかとも思う訳で、

それ、大きく二点あると思うんだけどね……。

                                                          

① ストップ後に小泉君が打ち込まれて、膝が緩んで腰砕けになって、

かなりのダメージ受けたのは間違いないんだから、例え不可抗力だったとしても、

小泉君を少し休ませる必要があったんじゃないかなあ。

それに、そもそも、福本君に対してノーペナっていうのも納得いかないしね。

                                                         

② 再開後、即追い込まれて顎が上がった瞬間にストップかけたんだけど、

あそこは、ロープダウンをコールして、カウント数えながら様子見るべきで、

ダメージ抱えたままの中途半端なリスタートさせてしまったもんで、

大事にならないうちにって、そういう配慮したのかも知れないんだけどね。

                                                          

                                                           

とにかく、何から何までが中途半端の印象強くて、

何かスッキリしないままのリングを離れて、自分、

輪島スポーツジムのボクサー達とか、大千トレーナーと色々話したんだよね。

                                                          

この日、輪島ジムは4戦4勝だったもんで、明るい雰囲気に満ち満ちていて、

高桑君の応援に、北海道から親父さんも来てて、ちょっと話したんだけど、

嬉しそうだったなあ、遠くから来た甲斐あったもんなあ。

                                                      

高桑君、激闘の跡アリアリで、目の上3ヵ所ほどのザックリ傷が痛々しかったけど、

やり遂げた感に満ちてたなあ。

                                                       

初めて会う練習生達もとっても親しく接してくれて、楽しい時間過ごせたんだよね。

                                                       

                                                        

メインイベントは消化不良のまま終わってしまったんだけど、

初めは全く期待してなかった試合から大きな感動貰って、

やっぱ、来てよかったなあってシミジミ思ったんだよね。

                                                          

                                                         

                                                       

【本日のベスト3ボクサー】

① 高桑和剛君

② 嶋崎俊君

③ 梅本耕孝君

                                                

                                                 

                                                

予報では11時頃からっだって言ってたのに、9時半過ぎ、ホール出たら、

雨、ショボショボ降り始めてたんだけど、ギリギリ傘ナシで大丈夫だったね。

                                                   

明日から、恐怖と狂喜の5連投なもんで、今日はユックリ過ごすんだわさ。

                                                          

2012年11月29日 (木)

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アメリカでの話なんだけど、オンラインショップでの買い物のうち、

実に35%ほどが返品されてるんだってさ。

                                                                       

一般店頭の場合の18%と比べて、とっても大きな数字だって言ってるんだけど、

店頭売りの18%が返品されるっていうのも凄いよなあ。

                                                         

                                                          

                                                           

衆院選目指してる政党の右往左往見てると、最後はこっちに関わってくるから、

真面目に選択しないといけないんだけど、

取り敢えずのとこ、連中のそういうバタバタ見てると、滑稽だよなあ。

                                                         

日本維新が太陽の党と妥協合併して、一歩リード自負してたら、

昨日になって、滋賀県知事を傀儡にして先細り小沢一郎組が大復活ってことで、

維新の橋下代表代行、もう慌てまくってるもんなあ。

                                                          

第3極なんか、どうせ烏合の衆だって無頓着だった、自民や民主もそれは同じで、

脱原発やら卒原発やら、キャッチ―な言葉探しに腐心してて、

肝心の政策実現の道程なんか、どっかいってしまってる感じだもんなあ。

                                                           

当初14個もあった政党がここんとこかなり整理が進んで、所謂第3極も、

日本維新、日本未来の二つに集約されつつあるんだけど、

候補者連中、どれが泥船か見極めるのに必死みたいで、見てて笑えるし、

日々流動してるから、ボヤーッと見てても結構面白いんだわ。

                                                          

                                                          

                                                          

11月のランキングについては、26日に会議があって27日に発表されたんだけど、

日本ランクで全く変動なかったのはスーパーフェザー級だけだったね。

それと、世界ランクには色々細かい動きがあったんだよね。

                                                          

                                                         

【世界チャンピオン】

五十嵐俊幸さん(1)、佐藤洋太さん(1)、亀田興毅さん(4)、山中慎介さん(2)、

内山高志さん(5)の計5人。

                                                           

五十嵐さんは2-0勝ちして初防衛、山中さんは7RTKO勝ちして2回目の防衛の中、

西岡利晃さんと粟生隆寛さんがベルト失って、7人から2名減。

内山さんは12月31日、暫定王者ブライアン・バスケスと統一戦。

                                                          

                                                           

                                                            

【世界ランキング】 (15位以内)                                                         

                                                                

≪ランクゲット&アップ≫

・粟生隆寛さん……WBC3位にランキング。

・李明浩さん……日本ランクから転出して、WBC14位にランク。

・帝里木下さん……WBA11位にランクイン。

・三浦隆司さん……WBC15位ゲット。(WBA9位はそのまま。)

・亀海喜寛さん……WBA13位をゲット。(WBC5位はそのまま。)

・黒田雅之さん……WBC14位→11位。(WBA7位は変わらず。)

・小野心さん……WBC12位→8位。(WBA12位はそのまま。)

・名城信男さん……WBA11位→9位。

・河野公平さん……WBA14位→10位。(12月31日にテーパリットに挑戦。)

・向井寛史さん……WBC13位→11位。

・マルコム・ツニャカオ……WBC2位→1位。(WBA8位は失ってる。)

・岩佐亮祐さん……WBC9位→7位。

・荒川仁人さん……WBA7位→5位。(WBC1位は変わらず。)

・清田祐三さん……WBC14位→12位。

                                                           

                                                           

≪ランクダウン&ロスト≫

・宮崎亮さん……WBA2位はそのまま、WBC4位をロスト。

・三田村拓也さん……WBA6位→9位。

・下田昭文さん……WBC6位→8位。(WBA10位はそのまま。)

・チャーリー太田さん……WBA7位→10位。

                                                           

                                                          

                                                           

【OPBFチャンピオン】

ロリー松下さん(3)、小國以載さん(3)、大沢宏晋さん(2)、荒川仁人さん(2)、

渡部あきのりさん(4)、チャーリー太田さん(6)、渕上誠さん(獲得)、

清田祐三さん(6)の計8人で、前月より2名減。

                                                          

宮崎亮さんは12月31日にポンサワンと決定戦に臨むため、

赤穂亮さんも同じ日、佐藤洋太さんに挑戦するため其々王座返上。

小國さんは2-1で、渡部さんも3-0で、其々防衛回数増やしてるね。

                                                           

                                                           

                                                          

【日本ランキング】

                                                  

【ミニマム級】……原隆二さん(獲得)

原さん、C・Cで2月26日に1位の岩橋裕馬さんと初防衛戦。                                                         

4位だった堀川謙一さんがLF級に転級したもんで、空き1名増えて、

ランキングは5位までしかないんだわ。

                                                          

                                                           

【ライトフライ級】……黒田雅之さん(4)

黒田さんはC・Cで2月1日、WBA13位の田口良一さんと防衛戦。                                                          

7位にいた嘉陽宗嗣さんがランクアウトしたところに、

Mm級から堀川さん、転入して7位にランキング。

その他変動ナシ。

                                                        

                                                            

【フライ級】……粉川拓也さん(2)

粉川さん、山口桂太さんとの防衛戦に9RTKO勝ちして、2回目の防衛、

山口さんは7位から11位にダウン。

粉川さん、次の防衛戦は2月27日(C・C)、相手は1位の池原繁尊さん。

WBA10位の相手に2RKO勝ちした江藤光喜さん、いきなり4位にランクイン。

中釜兵武さん、ノーランカーに3-0勝ちしたけど、6位変わらず。

李明浩さんが世界ランクへ転出したもんで、空き1名は変わらず。

                                                           

                                                          

【スーパーフライ級】……帝里木下さん(2)

帝里さん、大庭健司さんとの防衛戦に3-0勝ちして2回目の防衛、

大庭さんは7位から10位にダウン。

帝里さん、次の相手は1位の白石豊人さん。(C・Cでの日程は未定。)

オーレドンに0-3負けした久高寛之さんが2位から4位にダウン。

OPBF7位に3-0勝ちした角谷淳志さんが、入れ替わって4位から2位にアップ。

宮森卓也さん、直近の試合、2RTKO勝ちして、12位に再ランクして空き埋まった。

WBCユースタイトル獲った野崎雅光さんは7位そのままってことで、

斉藤司さんのケースといい、結局、JBCはこのタイトルに価値を認めてないみたいで、

対戦相手のことを日本ランカー並みの扱いさえしてないんだよね。

2ヶ月振りに空きが埋まったね。

                                                          

                                                           

【バンタム級】……岩佐亮祐さん(2)

岩佐さん、C・Cで、1位のジェロッピ瑞山さんとの対戦が決まってるね。(日程未定)

大場浩平さんに0-2負けした村井勇希さんが8位から10位にダウン。

あとはそれに伴う微変動だけ。

                                                             

                                                            

【スーパーバンタム級】……大竹秀典さん(獲得)

大竹さんは12月10日に1位の瀬藤幹人さんとの防衛戦控えてて、

その勝者がC・Cで、WBA11位の菊地永太さんとやることになってるんだわ。

8位だった大橋弘政さんが引退ランクアウトして、

岩崎悠輝さんに3-0勝ちした、ジョナタン・バァトさんが12位に再ランク。

太田ユージさんを2RTKOに破った久永志則さん、山口卓也君に3-0勝ちした、

和氣慎吾さんは共にランクアップナシ。

                                                          

                                                         

【フェザー級】……天笠尚さん(2)

天笠さん、12月21日に1位の脇本雅行さんと防衛戦控えてて、

その勝者がC・Cで、2位の横山大輔君と対戦なんだよね。(日程未定)

ノーランカーにTKO勝ちした高山慎司さんが12位から10位にアップして、

11位の福原力也さんの上になってるなあ。

5位にいた木村章司さんがナチュラルランクアウトしてできた空きに、

京口竜人さんが久し振りの再ランクで12位。

ノーランカーに3-0勝ちした緒方勇希さん、4位に変動ナシ。

                                                             

                                                           

【スーパーフェザー級】……金子大樹さん(1)

金子さん、12月1日に1位の加治木了太さんと防衛戦なんだけど、

その後その勝者はC・Cで、WBC9位の玉腰強平さんとやるんだわ。(日程未定)

このクラス、先月に続いて、全く何の変動もないね。

                                                          

                                                           

【ライト級】……加藤善孝さん(3)

加藤さん、1位だった川瀬昭二さんを5RTKOに下して、3度目の防衛。

次はC・Cで、1位の鈴木悠平さんが相手で、2月10日。

三浦隆司さんに1RTKO負けした三垣龍次さん、4位から7位にダウン。

WBCユースタイトル防衛した斉藤司さんは、8位のまま。

それだけ。

                                                            

                                                          

【スーパーライト級】……岩淵真也さん(2)

岩渕さん、4位だった長瀬慎弥さんとの防衛戦征して2回目の防衛成功。

長瀬さんは8位にランクダウン。

岩渕さんはC・Cで1位の細川バレンタインさんと防衛戦。(日程未定)

外園隼人さんを8RTKOに下した小原佳太さんが3位から2位にアップしてて、

そのすぐ下にの3位には前月まで5位だった同門の小竹雅元さんが迫ってるね。

小原さんに敗れた外園さんは2位から5位にダウン。

酒井智彦君との激闘征したシャムガル興一さん、長瀬さんのランクダウンによる、

一個アップで8位から7位。

直近の試合に3-0勝ちした小澤剛さんが島村国伸さんと9位と10位を入れ替わり、

中澤将信さんも菊地祐輔さんと11位と12位を入れ替わってるね。

                                                          

                                                         

【ウェルター級】……空位(渡部あきのりさんが返上)

渡部さんが返上した王座を2位の高山樹延さんと3位の斉藤幸伸丸さんとで、

12月21日に決定戦。

その勝者がC・Cで1位の尹文鉉さんと対戦するんだわ。(日程未定)

この階級も全く変動ナシで、空き2名分もそのまま。

                                                          

                                                          

【スーパーウェルター級】……柴田明雄さん(1)

柴田さん、C・Cの一番乗りってことで、1月21日に1位の細川貴之さんとだね。

切間庸裕さん、6ヶ月ほど試合してないもんで、2位から4位にダウン。

直近の試合で4RTKO勝ちした飛天かずひこさんが、

水本昌寛さんと5位と6位を入れ替わってるね。

その他変動ナシの空き5名分のまま。

                                                           

                                                          

【ミドル級】……佐々木左之介(獲得)

佐々木さん、C・C期間中の2月11日、1位の胡朋宏さんと初防衛戦なんだわ。

20ヶ月振りの試合で、OPBF8位に3-0勝ちした野中悠樹さん、5位にランクイン。

後は変わらずの空きも5名分。

                                                           

                                                         

                                                                 

今日の後楽園ホール、福本雄基君と小泉譲君の試合がメインなんだけど、

松尾雄太君とか堤英治君も出るもんで、楽しみにしてたんだけど、

結局、二人とも相手がタイ人なもんで、行くの迷ってしまうんだよなあ。

                                                           

だけど、どうせ何もやることないし、行くとこないし、4時頃になったら、多分、

やっぱ、行ってみるかあってことになると思うんだよね。

期待もしてなかった試合の中に、とてつもなく面白い試合が埋もれてたってこと、

今までに何回もあったからね。

                                                                                                          

                                                          

2012年11月27日 (火)

後楽園ホール・11月26日

                                                              

先週末、州都バルセロナのあるスペインのカタルーニャ州の地方選挙で、

独立支持派が過半数大きく超える得票数だったんだけど、どうなるのかなあ。

                                                            

経済危機に瀕してるスペインの中でも、カタルーニャ州ってのは財政基盤が強くて、

自分とこはまだまだちゃんとしてるのに、他の州の犠牲になってるって、

そういう主張で、だからこの際いっそのこと独立したいって、そういうことなんだけど、

何て我儘な連中なんだって気もしないことないんだけど、

実はカタルーニャ州ってのは元々スペイン人が住んでた訳じゃなくて、

カタルーニャ人が支配してた土地が併合されたって経緯あって、複雑なんだよね。                                                            

自分にはスペイン人とカタルーニャ人との区別、全くできないんだけどね。

                                                           

                                                          

                                                          

日本維新の橋下代表代行、石原代表との見解の違い埋めてしまおうってことで、

例の維新8策っての、日々修正しまくってるんだけど、報道陣に突かれる度に、

若干修正したとしても、他の政党の政策よりはずっとマシだって答えてるんだけど、

そういうのはただの詭弁だと思うんだけどなあ。

                                                           

                                                         

                                                          

宮崎辰也君、左手薬指、何かでキラキラさせて、ただいまあって事だったんだけど、

見慣れないせいか、何か変な感じしたなあ。

                                                           

                                                      

                                                          

昨日は、正直、胸湧き肉躍るって感じに中々ならなくて、

半分ほどの試合が途中退席だったんだよね。

                                                           

                                                               

☆森田陽君(MT)×沙羅覇王太郎君(ライオンズ)…60.2㎏ 4R

2勝(1KO)0敗のサウスポー、21歳・神奈川県と、

1勝(1KO)0敗のサウスポー、20歳・タイ国。

                                                           

沙羅覇王君、サラパオって読むんだよね。

                                                           

1R、

二人とも、ディフェンス差し置いての攻撃一辺倒に近いボクシングなもんで、

そりゃ、スリル満々、ただでは済まないような様相、いきなりなんだよね。

                                                           

ディフェンスマスターになるのはもう少し先でよくて、

今はひたすら、思いっ切り殴ること覚えればいいって、思わないでもないんだよね。

                                                             

サラパオ君、右打った後がルーズになるもんで、そこんとこ、

森田君の左ストレート、貰ってしまうなあ。

                                                            

その森田君も、右フックが雑というか、外回りし過ぎるとこあるもんで、

ちょっと危ない、危ないって感じするんだけどね。

                                                            

2R、

森田君、残念ながら、距離詰められると、いきなり、らしさ発揮できなくなって、

30秒過ぎ、相手の右ストレート貰ってしまってガックンってなってからは、

殆ど一方的に攻められまくってしまったなあ。

                                                           

サラパオ君、ここぞの大追撃で、詰めて詰めてのガキゴキ攻めで、

最後は西ロープ前、渾身の左フック打ち込んだら、森田君、

衝撃的な昏倒ダウンしてしまって、レフェリー、即のストップエンド。

                                                           

で、1分30秒、サラパオ君、デビュー2連続のTKO勝ち。

                                                             

試合直後、サラパオ君のお母さんらしき人、コーナー下まで飛んできて、

解らない言葉だったけど、もう大声あげて大喜びだったなあ。

                                                           

                                                           

この後、女子戦が組まれてたもんで、ちょっと一服。

                                                            

                                                           

                                                           

☆広川哲矢君(P堀口)×向井達也君(木更津GB)……SB 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)のサウスポー、24歳・神奈川県と、

2勝(1KO)1敗2分のサウスポー、24歳・千葉県。

                                                           

この試合もサウスポー同士だったんだけど、目まぐるしい展開だったなあ。

                                                           

1R、

始まって30秒、まずは向井君、左ストレート綺麗にヒットさせて、

広川君をガクッとさせたんだけど、その後30秒、向井君の追撃激しい中、

巧いこと隙突いて、今度は広川君が右ショートで向井君をガクッとさせたんだわ。

                                                           

その後はお互い、やったりとったりの展開が続いたんだけど、残り22秒、

ダメージ深かったのは広川君の方のように見えたんだけど、

その広川君、左ショートストレート直撃させて、向井君からダウンゲット。

                                                            

それ、結構まともに当たったもんで、再開後の向井君、

ヤバイヤバイだったんだけど、何とかギリギリ凌ぎきったとこで終了ゴング。

                                                            

2R、

お互い、3発目のフォローパンチがないのが共通してるもんで、

とにかく、2発目までが勝負なんだけど、二人とも頭の位置に無頓着なもんで、

意外に良く当たるんだよなあ。

                                                          

顔面赤くなってたのは向井君の方だったんだけど、その向井君、残り36秒、

タイミングのいい左ショートで、広川君からダウン取り返したんだわ。

                                                           

1Rと全く逆の展開で、今度は広川君がギリギリ凌ぎきったんだよね。

                                                           

3R、

チャラに戻した向井君、元気満々の初っ端の一気攻めだったんだけど、

その後、広川君、踏ん張り直しての反攻で、勝負、混沌としていったんだけど、

ここに来て、広川君のシンドさ透けて見えてきて、

余力残してるのは明らかに向井君の方だなあ。

                                                            

広川君、攻撃が顔面に限られてて、上下打ち分けできない単調さ目立つなあ。

                                                                  

4R、

それでも広川君、序盤1分までは気持ち立て直して攻勢強めてて、

途中、相手の左ストレート、いいのを2発ばかり貰いながらも必死の頑張りだね。

                                                            

でも、残り1分過ぎ辺りから、二人のショートブローの巧拙目立ってきて、

やっぱり、向井君の上下打ち分けの方に目が行ってしまったんだよなあ。

                                                          

結局、38-36、38-37、37-37の2-0で、向井君の勝ち。

ちなみに自分は、38-36だったけどね。

                                                            

                                                          

                                                           

☆木下貴大君(石川)×大平真史君(マナベ)……SF 4R

2勝(2KO)2敗(1KO)の21歳・東京都と、

2勝(1KO)2敗(1KO)1分の28歳・神奈川県。

                                                           

大平君の応援に、宮崎君、藤田敏明君、酒井智彦君、榎本光弘君とか、

22日に試合終わったばかりの岡野智秋君も来てたね。

で、岡野君と試合の事、ちょっと話したんだけど、顔にまだ激戦の跡残ってたね。

                                                          

木下君はデビュー2連敗後の2連続TKO勝ち中で、

一方の大平君は新人王戦途中棄権しての復活戦なんだよね。

                                                             

1R、

木下君、大人しそうに見えるんだけど、とっても積極的なボクシングで、

左右フックとアッパー取り混ぜて、細かく鋭くいいコンビネーション打つんだわ。

                                                             

一方の大平君、基本的には器用ではないし、ハードヒッターでもないんだけど、

常に前向きのめげないボクシングで、とにかく怯まないのがいいね。

                                                          

ただ、大平君、ガード固めるあまり、両肘を絞り過ぎるとこあって、

そのポジションから打ちに行こうとすると、どうしても一間できてしまうもんで、

そこんとこ、突かれてしまうってとこあるんだよね。

                                                            

この回、常に先攻めできてるのは木下君の方だね。

                                                           

2R、

大平君、セコンド周りからの指示守って、懸命で粘り強いボディブローが功奏して、

木下君の勢い、止めることに成功して、徐々に主導権引き戻しつつあって、

終盤残り25秒、追い詰めたとこの東ロープ際、右ストレート真っ直ぐ打ち込みで、

木下君、後ろに寄っ掛かるロープなかったら、もしかしたら倒れてたかも知れなくて、

勝負はマッチイーブン、後半戦に持ち込まれたんだわ。

                                                          

3R、

木下君、合間合間にそこそこ見栄えのいいのを打ち込んではいるんだけど、

大平君の間断のないボディ中心の攻め込みに、ちょっと困ってるなあ。

                                                           

4R、

ジム仲間の宮崎君の 「勝つために戻って来たんだろー!」 って、

例の良く通る高い声で檄飛ばされて、大平君、懸命のラストだったんだけど、

負けたくないのは木下君も同じな訳で、2R、3Rって流れ取られてしまったのを、

懸命に取り戻そうって必死の頑張りで、1分30秒過ぎ、一気の左右連打で、

効果的なポイント上げて、大平君が頑張り通すのを封じてたなあ。

                                                            

自分のスコア、1R、4Rは木下君、2R、3Rが大平君ってことで、

38-38だったんだけど、珍しくジャッジ3人ともと意見が一致したんだわ。

                                                            

                                                             

大平君、1Rの様子だと、一気に押し切られてしまいそうなとこ、

心立て直して、取り返したのは立派だったし、木下君の方も、

中盤ポイント取られたとこからの最後の巻き返しに気持ち出してたし、

技術的にはまだまだ色々あるんだけど、とにかくいい試合だったね。

                                                         

                                                           

試合後、大平君と話したんだけど、当然なんだけど、残念そうにしてたなあ。

                                                             

木下君、大平君より傷んだ顔面してたけど、やっぱりとっても大人しくて、

ジムスタッフに色々言われてた時も静かに頷いてたっけなあ。

                                                        

                                                            

それにしても、大平君の応援に来てた藤田君、22日もだったんだけど、

昨日も、あんなに寒かったにもかかわらず、まだハーフパンツで、

もうこうなったら、この冬ずーっと、あれで通すべきだな。

                                                         

そう言えば、自分、小学校時代は年がら年中、半ズボンだったっけなあ。

                                                           

                                                         

                                                        

☆堀越豊君(全日本P)×吉田浩樹君(ライオンズ)……Fe 4R

2勝(1KO)2敗(1KO)1分のサウスポー、34歳・東京都と、

3勝(2KO)2敗(1KO)の21歳・東京都。

                                                             

エライ年の差ボクシングだったんだけどね……。

                                                            

1R、

始まって28秒、吉田君の右ストレートで、堀越君、思わずガックンしてしまって、

で、仕返し反撃に行くかと思ってたら、全く全然その気見せなくて、

その後もズーッと相手見つめるだけのボクシングで、全然攻めないんだわ。

                                                          

吉田君の方も、典型的な飛び込み一発系なもんで、タイミング測る時間延々で、

要するに、お互い、驚くほど手数少な過ぎの省エネスタイルってことで、

多分、全体にタルイまま、吉田君が押し切ってしまうんだろなあって感じがして、

で、仕方なく休憩タイムってことで、

後で聞いたら、39-38×2、38-39の2-1で、吉田君だってね。

                                                           

それにしても、このスコア、考えられる一番低調な内容が想像されるんだけど……。

                                                          

                                                          

                                                            

☆今井勝典君(ワタナベ)×塚田祐介君(鉄拳8)……60.2㎏ 4R

4勝4敗1分の27歳・東京都と、3勝(3KO)3敗(2KO)の23歳・東京都。

                                                           

1R、

塚田君、身長5㎝以上デカイし、リーチも圧倒してるんだけど、

終始、その差だけのボクシングで、一方の今井君も、全く全然先攻めしないし、

で、そういう相手に、塚田君、おちょくりポーズ取り始めてるし、

結局、今井君がどれだけ取り付けるかだけでしょってのが見えてきて、

早々の退席ってことで……。

                                                             

結局、38-37×3で、塚田君の勝ちだったんだけど、

このスコア見ると、途中、塚田君がダウン喰らったけど、残りの3ラウンド獲ったって、

そういうことだったのかなあ。

                                                          

                                                          

☆星野泰幸君(相模原)×清水優人君(木更津GB)…71㎏ 6R

5勝(4KO)3敗(2KO)1分の27歳・東京都と、

4勝(1KO)2敗2分の24歳・千葉県。

                                                           

1R、

星野君、とにかく前へ前へ詰めながらの一発フルショットボクシングなんだけど、

一方の清水君、相手が入ってくるとこ、結構正確なジャブ打ち込んでるね。

                                                             

星野君、もう、右一発当てたい決めたいってのが見え過ぎてて、

あまりにそれ一本頼りなもんで、仕方ないよなあ、粗っぽ過ぎの極致だね。

                                                          

2R、

中々当たらないもんで、星野君、益々の突っ込みボクシングなんだけど、

一方の清水君も、下がりながらのジャブオンリーで、

相手の一段落に付け込んで、先攻めすればいいのに、全くそれしないし、

要するに、お互い、極端にスタイルの違った噛み合いの良くないリング上で、

とっても見てられなくて、3連続休憩タイムゲット。

                                                              

星野君、ぶっ飛ばしてやります。

清水君、エレガントなボクシングを心がけます。

ってことだったんだけど、ぶっ飛ばすにも色々段取り要ると思うし、

エレガントっていうのと、消極的っていうのとは違うと思うんだけどなあ。

                                                            

結局、59-56×2、58-57で、清水君の3-0勝ちだってね。

                                                             

                                                          

                                                             

☆守屋和明さん(石川)×山本健司君(沼田)……50㎏ 8R

9勝(1KO)3敗のランク8位、サウスポー、25歳・東京都と、

7勝(1KO)6敗(3KO)の24歳・東京都。

                                                            

一発KOパンチの無い同士なんだけど、ボクシングスタイルが全く違うもんで、

どういうことになるのかなあって思ってたんだけどね。

                                                             

1R、

山本君、いつものごとく、ドタドタ大股ニジリ寄りからの突っ込みボクシングで、

取り付いたとこからの、ムチャ振りに近い左右フック攻めオンリーなんだよね。

                                                             

守屋さんの方は、距離置いてスタイリッシュにやりたい方で、

足使って捌きながら、何とか見栄えのいいのを当て込んでて、ポイントゲット。

                                                             

相手が頭から突っ込んで来るもんで、守屋さんのホールディング、

仕方ないとこあると思うんだけど、山本君の方のセコンド、やたら文句なんだわ。

                                                             

2R、

多分、こんな展開になるだろうなあって、予想してた通りのリング上で、

山本君、突っ込みざまか揉み合いの中からだけのボクシングで、

もっと他にやりようがあると思うんだけど、勝ちたいって気持ちと、

負けさせたくないって気持ちの結果なんだろうけど、

そういうボクシングは、間違いなく美しくない訳で……。

                                                            

守屋さん、唯一心配なのは嫌気差さないかってことだったんだけど、

まずまず落ち着いてやってて、下がりながらも右アッパーとか、

右ストレートきちんと打ち込んでるね。

                                                                 

3R、

距離詰まると、山本君、ブンブン振って、とにかく何か当たれって振り方で、

ポイントはやっぱり、守屋さん、最後まで足使い切れるか、集中力が持つか、

だけって感じになってしまって、急に興がそがれてしまって、

これで、4連続の自分リタイア。

                                                              

試合後、守屋さんに、何ラウンドまで見てましたかあ? って聞かれてしまったし、

マネジャーさんにも、居なくなってんだもんなあって言われてしまったんだわ。

                                                            

結局、77-76×3の3-0で、守屋さん何とか凌ぎきったんだけど、

途中途中で遠目に見てたら、気持ち切れそうになって追い込まれる場面あって、

最終ラウンド、最後飛ばさなかったら結構ヤバかったんだよね。

                                                            

それにしても、こういう、ひたすら突っ込み系ボクシングをそこそこ評価する傾向、

徐々に無くしていかないと、バッティングやらホールディング、絶対減らないし、

そもそも、あまりに日本式過ぎて海外では通用しないと思うんだけどなあ。

                                                            

                                                            

守屋さん、取り敢えず一仕事終わったなあってホッとした感じ漂わせてたね。

田中マネジャー、中々思うようにいかないですわって言ってたけど、

ある意味、仕方ないんじゃないかって思ったんだよね。

お互い、違うルールのボクシングやってるみたいだったからね。

                                                                                                                     

ちょっと席移動したら、久保幸平さん、裕希君のお父さん、すっと寄って来て、

息子さん達出場してないのに、ボクシング好きなんだろなあ。

                                                          

                                                          

                                                         

☆宮本達矢君(平仲)×岡畑良治君(セレス)……SB 8R

8勝(4KO)9敗(4KO)の24歳・大分県と、

7勝(1KO)7敗(1KO)5分のサウスポー、27歳・福岡県。

                                                             

宮本君の応援に麻生興一さんが来てて、そうなんだわ、大分県人同士なんだよね。

                                                           

宮本君、勝った試合は見たことなくて、青木幸治君とか中川雄太君とか、

動きのいい相手にかかって、全くいいトコなしだったっていう印象なんだけどね。

彼、トランクスのベルト正面に “宮本達八” って刺繍入ってるね。

                                                            

岡畑君、キレのいいボクサーってイメージ持ってないんだけど、

前回の試合は、1R、テキパキ攻撃でTKO勝ちだったんだよね。

                                                           

1R、

岡畑君、初っ端から動きとっても良くて、気持ちよさそうに打ち込んでるなあ。

                                                           

宮本君、何だか出遅れしてしまってて、中々手が出てこないんだわ。

                                                           

相手がそんな風なせいか、この日の岡畑君、今まで見た中で最高のデキで、

アイデアに富んだ動きとパンチ出しだし、キビキビしててまるで別人なんだわ。

                                                           

宮本君、3分終わっても、どういうボクシングがしたいのか全く見えてこなくて、

結局、全く一個もいいとこないままの終了ゴングだったなあ。

                                                            

2R、

始まって20秒、圧倒的な先攻めの中、岡畑君、左右フック、綺麗な打ち込みで、

宮本君、思わず態勢崩して倒れそうになってしまったんだわ。

                                                            

レフェリーもジャッジもそのまま、続行させたんだけど、実はその場面、

自分の目の前だったんだけど、自分の目とリング面は殆ど水平なもんで、

宮本君の左グローブがリングマット擦ったのが確かに見えたし、

その時のかすった音、ハッキリ聞こえたし、あれはダウンだったと思うんだよね。

                                                             

でもとにかく、そのままスルーされて試合は進行したんだけど、

宮本君、一つ一つのパンチが雑というか、とにかく大きく振り過ぎで、

ストロークがデカくなるとこ、細かく突かれてるし、フットワークも大まか過ぎだなあ。

                                                           

岡畑君、この回左目上バッティングカットしたけど、大したことないね。

                                                         

3R、

宮本君、大きな動きからジャブなしのいきなり過ぎってのはやっぱり課題大きくて、

いいバランス感覚持ってるみたいなんだから、もう少し、体の動きと腕振りとか、

動き全体を小さく、鋭くするようにしたら、全然違ってくると思うんだけどなあ。

                                                           

岡畑君、継続していい動きと攻めしてるんだけど、相手の動き見て、

もう少し、打ち出しや打ち終わりに合わせることできたらいいのにね。

                                                           

4R、

宮本君、パンチ力に自信持ってるせいか、とにかく一発当てれば展開変わるって、

そう思ってるせいか、ここまできてもまだ単調攻撃で、

パターンが読まれてしまうような攻め込みしかできてないんだよなあ。

                                                           

岡畑君、会長の指示も良く届いてるみたいで、右ダブルジャブからの左ストレート、

見栄えのいい絵柄作ってるんだわ。

                                                           

5R、

宮本君、そろそろ新しいアイデア出していかないと、このままだと、

ラウンド進むごとに1ポイントづつ失っていくばかりなんだけどなあ。

                                                            

岡畑君、ホントにこの日は別人で、相手のレベルが今一なもんで、

余計目立つせいかも知れないんだけど、やたら強いボクサーに見えるんだわ。

                                                            

6R、

宮本君、徐々にグローブ重そうに振ってるし、岡畑君全く劣化見られないし、

もう勝負は殆どついてしまってる感じだったもんで、

リングサイドから移動して、引き画面で見てたんだけど、

殆どそのままんまで推移して、もうこうなったら岡畑君、決着してしまえばって、

そういう感じだったんだけど、岡畑君には一発殺人パンチはないから、

それは叶わなかったんだけど、とにかく、やりたいこと、やるべきことの全てを

出し切ってたね。

                                                            

結局、80-72、80-73、77-76って3-0だったんだけど、

自分含めて、場内の誰もが77-76ってのにはひっくり返ってしまって、

宮本君のどこを評価して、どのラウンド獲ったか聞いてみたかったなあ。

こういうジャッジが二人混じったら、際どくない試合でも容易にひっくり返るって、

そういうことでしょって、ちょっと恐ろしかったなあ。

                                                           

                                                             

試合後、一段落した後、岡畑君とすれ違った時、ちょっと話し掛けたら、

彼、自分のこと知ってくれてて、ちょっと嬉しかったなあ。

これまで、褒めまくった経験なかったんだけど、ニコニコ気持ち良く接してくれて、

小林会長も、この日の岡畑君のパフォーマンス、素直に褒めてたんだよね。

                                                          

宮本君、何となくいいモノもってる感じはするんだけど、

やっぱり日頃からシンドイ相手に揉まれる機会が少ないんじゃないかなあ。

                                                           

                                                          

                                                                                                                    

☆うすい祐介君(石川)×濱田修士君(小熊)……53㎏ 8R

12勝(5KO)11敗(2KO)1分の27歳・東京都と、

9勝(2KO)5敗(1KO)2分の25歳・東京都。

                                                            

THE TROGGSの “Wild Thing” で、二人同時入場。

                                                           

1R、

5㎝以上上背のあるうすい君、距離征して、右大振りとかトリッキージャブで先攻。

                                                           

濱田君も、変則ステップインからのワンツーで対抗だね。

                                                            

足の速い相手に、うすい君、一次攻撃で終わってしまってるもんで、

実は、もうひと詰め欲しいとこなんだけど、まだ始まったばかりの1Rだし、

いきなり全部見せることないかも、なんだよね。

                                                            

ラウンド終盤の残り40秒、濱田君、腰低くしてのワンツースリー、中々良くて、

うすい君も集中切らすと危ないんだよね。

                                                           

2R、

いよいよ、勝負はこれからってとこで、お互い、持ってるモノ徐々に出す訳で、

って見てた、残り1分20秒、リング中央若干東寄りのとこで、

濱田君の頭と、うすい君の顔面が、いきなりの出会い頭バッティングしてしまって、

それ、モノ凄い音立てた当たり方で、うすい君、思わずうずくまってしまったんだわ。

                                                           

自分、そのまま気失ってしまうんじゃないかって思ったんだけど、

セコンドからの檄で、うすい君、何とか立ち上がりはしたんだけど、

勿論、ドクターチェック入って、自分、様子から見て、殆どダメそうって、

そういう感じだったんだけど、結局やっぱりダメで、2分02秒、負傷ドロー。

                                                           

                                                           

                                                            

試合後、うすい君と話ししたんだけど、流石に意気消沈って感じで、

折角応援来てくれて人達に対する申し訳ない感に満ちてたんだよねえ。

                                                          

鼻の骨は間違いなく折れてるみたいで、若干鼻筋が右にスライドしてたなあ。

                                                            

今頃、酷く腫れ上ってないかって気になってもんで、

ジムに電話入れてみようとしたら、石川ジム、12月3日に移転するってことで、

12月2日まで休館なんだよね。

(今までより駅に近いし、看板デカイから電車から見えるかも知れないんだわ。)

                                                           

                                                          

                                                             

【本日のベスト3ボクサー】

① 岡畑良治君

② 守屋和明さん

③ 向井達也君、沙羅覇王太郎君

                                                  

                                                 

                                                   

ローリングストーンズが結成50周年ってことで、

イギリス、アメリカでのコンサートが始まったんだけど、酷かったなあ。

                                                             

ミック・ジャガー、もう69歳ってことで、声に張りと動きに勢いなくなってて、

年寄りの割には頑張ってるなあとしか感じられないし、

チャーリー・ワッツのスネアドラム、鼓笛隊みたいなスッカスカの音だし、

ああいうの見ると、やたら恥ずかしくなってしまうんだよなあ。

                                                        

                                                             

                                                         

家出る時に降ってた雨も何とか止んでたんだけど、流石に寒くなったなあ。

                                                         

                                                            

昨日は、マナベジムと石川ジムの会長さんに、

マイセンのハンバーガーとか、クルミ入りのケーキパンとか頂いてしまって、

ホント、アリガトでした。

                                                           

2012年11月26日 (月)

日記 (11/26)

                                                              

週末のメキシコ、荒川仁人さん、10R負傷判定の0-3負けってことで……。

                                                               

90-99、91-99、91-98って聞くと、何か殆どボロ負けみたいなんだけど、

ストップの原因、バッティング傷じゃなくて、実はヒットカット傷の方じゃないかって……。

                                                               

そうなると、仁人さんのTKO勝ちじゃないかって、そんな話も伝わって来るんだけど、

映像見た訳じゃないもんで、確かなこと言えないんだけどね。

                                                                 

                                                              

                                                                 

ヤンキースの黒田投手、期間1年の再契約ってことで、12億円だってね。

月収1億ともなると、世の中の大体のことが解決するし、実現できるよなあ。

                                                               

                                                                  

                                                               

生活保護受給者が230万人超えたんだってね。

ってことは、日本人50人に1人が該当するってことで、シンドイ世の中なんだよね。

                                                                

自分らの世代ってのは、例え困ってても、そういうのに頼るのは恥ずかしいって、

そういう心情働くんだけど、今は不正受給すら蔓延してる訳で、

この間なんか、愛媛県松山市の市会議員が他人名義の生活保護費搾取して、

逮捕されてたもんなあ。

                                                                  

                                                                 

                                                                

“赤ちゃんとバス” って話が感動とか賛否両論招いてるみたいなんだけど、

去年のアメリカでの話は、乗り合わせた乗客、抗議のため下車するんじゃなくて、

まず、そのバスの運転手を糾弾すべきだと思ったし、

30年前の日本での話は、みんな我慢して下さいねってアナウンスするよりは、

運転手、まず車内の暖房下げろやってことだと思ったんだけどね。

                                                                    

バスや電車の中で、赤ちゃんが泣きわめいてるのに出会ってしまうと、

参ったなあとは思うけど、まあ仕方ないかって、自分、ipod の音量上げるけど、

付き添ってるバカ母がなだめようともせず、携帯なんかいじってるのを見ると、

頭張り飛ばしたくはなるけどね。

                                                                

                                                                 

                                                                  

南米アマゾンの熱帯雨林、年間降雨量も半端じゃないんだけど、

何と、その半分はそこに生えてる樹木が吸収してるんだってね。

大木ともなると、一本で年間100トンもの水を吸い上げるっていうから驚くね。

                                                              

で、吸い上げた水分は葉から蒸散させて、それが雲になってまた雨降らせるって、

そういう循環が繰り返されてるってことで、自然のやることには敵わないんだわ。

                                                                 

                                                                

                                                                

北米カリフォルニア沖の海に、コクチイシナギって魚がいるんだけど、

名前からすると、可愛らしいイメージが湧くんだけど、何とソイツ、

体長2m以上、体重250㎏超えるんだわ。

                                                              

普段は1,000mの深海に生息してるんだけど、毎年9月から10月になると、

浅瀬に上がって来て交尾の相手探すんだけど、

産卵する様子はまだ誰も見たことないんだってさ。

                                                                    

深海に棲む魚ってのは、エネルギーの消耗避けるために、

殆ど例外なく動きが遅いんだけど、そういうのが、そういう2m以上の大魚が、

ユラーッと目の前泳いでる映像は圧巻だったね。

                                                                

                                                                

                                                                  

11月の競馬は全部で70レースに参加して、7レース的中ってことで、

回収率173%って、好成績だったんだわ。

(つまり、1億円投入してたら、7,300万円の利益ってこと。)

                                                                

年初めからの累計では、577レースに参加して、回収率146%なもんで、

12月、同じ基準で、同じレートで参加して、例え全ハズレしたとしても、

年間回収率100%以上は確定してるんだよね。

そろそろ競馬必勝法の本でも出すかなあ。

                                                                

                                                             

                                                                  

今日は朝からあんまりいい天気じゃないんだけど、ボクシングあるんだよね。

で、大平真央君とか守屋和明さん、うすい祐介君達、見に行こうと思ってるんだわ。

                                                              

2012年11月23日 (金)

後楽園ホール・11月22日

                                                             

新しい中国政府が最近公開したんだけど、中国国内で摘発された汚職役人、

この5年間で、668,429人なんだってね。

                                                          

年間13万人以上ってことなんだけど、主に地方の役人たちが月平均1万人、

毎日360人もが捕まってることになるんだよね。

                                                          

地方の木っ端役人たち、勝手に汚職に走ってる訳ではなくて、

連中、常に上見ながらやってることの結果で、だから、そういう汚職連鎖、

政府のトップまで及んでるんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                        

                                                          

一番初めの会社で働いてた時、中国担当の知り合いに聞いたんだけど、

決定的な権限持ってる肝心な人間に会うまでに、その下、その下って順番に、

もう山ほどの接待とか贈り物、現金が必要なもんで、参るんだわって、

そう言ってたっけなあ。

                                                          

                                                            

下が腐敗するのは、実は上が腐ってるからってことが殆どだと思うから、

今、いくら共産党上層部が腐敗の排除を声高に唱えても、

徹底するのは難しいんじゃないかって、思ってるんだよね。

                                                          

                                                           

                                                          

ホールに入った途端、RK蒲田ジムの柳光会長と、お久し振りーって感じで、

他のジムで最近デビューしたあるボクサーのこととか、

この日試合する会長んとこの二人のボクサー達の話したんだよね。

                                                            

                                                           

その後、マナベジムの宮崎辰也君に、結婚オメデト伝えだんだよね。

                                                         

                                                        

昨日は4回戦ばかりが12試合組まれてたんだけど、タルイ試合は殆どなくて、

技術的にはバラつきあったんだけど、とにかくみんな全力出してて、

強い気持ちも伝わってきて、飽きるってこと、全くなかったんだわ。

                                                          

                                                         

                                                            

☆平田遼君(厚木ワタナベ)×岡野智秋君(マナベ)

                             ……58.5㎏ 4R                                               

0勝2敗(1KO)1分の24歳・神奈川県と、0勝3敗(1KO)の32歳・東京都。

                                                          

岡野君の応援に、宮崎君の他、藤田敏明君とか大場雄二君、大平真史君達、

来てたんだけど、実は大平君、大学の後輩ってことだったんだわ。

                                                           

この試合、3戦してまだ勝利がない同士で、年末に向けて何とかしたいんだよね。

                                                             

1R、

始まって15秒、相手がそれほどでもないこと、すぐ分かって、

岡野君、この日は何とかなりそうな感じだったんだけど、

もしかしたら、平田君の方でも、そう思ってたかも知れないんだわ。

                                                            

平田君、ちゃんと距離取ってやりたがってるんだけど、

岡野君は詰め詰めの中から何とかしたい方なもんで、そのせめぎ合いなんだわ。

                                                         

2R、

岡野君、気力振り絞って、必死感伝わってきたんだけど、残念ながら、

前回の試合と比べて、今一馬力が足りてなくて、減量キツかったのかなあ。

                                                            

平田君、自分の間合い維持しようと序盤相当頑張ってて、

押すような、ちょっと弱々しいストレートなんだけど、精度は勝ってたね。

                                                           

3R、

お互い、あまり強く打てないタイプなもんで、決定的な場面訪れ難くて、

迫力的には見劣りするんだけど、二人とも、物凄い形相してやってたよ。

                                                           

こうなると、勝ちたい気持ちの強い方が勝つって、そんな様相呈してきたんだけど、

ラスト30の踏ん張りは、岡野君が優勢だったなあ。

                                                           

4R、

お互い、ここが勝負の最終回。

                                                          

岡野君、踏ん張り通せば勝ちだったんだけど、平田君も歯食いしばってるもんで、

中々思う通りに行かなくて、トコトコ軽いんだけど、的確に当ててるのは、

その平田君の方で、岡野君、ヘバリが浮いてきてしまってるなあ。

                                                          

結局、岡野君から見て、39-38、38-38×2の1-0で、勿論ドロー。

                                                          

二人とも、将来のエースって感じではないんだけど、気持ちは溢れてたね。

                                                           

岡野君、この日は粘着し切れず、まだ明るい見通し見えてこないんだけど、

今回は引き分けまで持ち込んだんだから、一歩前進は間違いないね。

で、取り敢えず当面、スタミナ強化だと思うなあ。

                                                            

                                                            

                                                            

☆角本達治(ワタナベ)×伊藤達也君(セレス)……F 4R

デビュー戦の20歳・徳島県と、デビュー戦のサウスポー、19歳・千葉県。

                                                            

この日、ワタナベジムは二人出しだったんだけど、以前サポートしてた関係で、

今は俳優専業の松浦さんがやって来て、久し振り、久し振りってことで……。

                                                            

1R、

伊藤君、接近してのショート連打がとっても強くて、前詰めも大迫力なんだけど、

無暗に頭から行くようなとこあって、レフェリーから注意されてたね。

                                                              

伊藤君の方は距離欲しいもんで、この試合もお互いの思惑衝突し合ったんだけど、

左目バッティングカットしながらも、優勢に推移してたのは角本君の方かなあ。

                                                           

伊藤君、口開いてやる癖あるみたいで、あれはシンドそうに見えてしまうから、

早目に直した方がいいと思ったけどなあ。

                                                           

2R、

前半の手数勝負は角本君が征してたんだけど、残り1分過ぎ、

伊藤君の左ストレートがナイスヒットで、その後はいいボディブローも打ってて、

伊藤君、やっと調子出てきたみたいね。

                                                          

角本君、残念ながら上下の意識足りてなくて、攻撃が単調になってしまってるし、

相手のボディ攻撃に、思わず屈んでしまう場面も目立ってきたんだわ。

                                                          

3R、

セコンドのアドバイスに声出して答えてた角本君、気合入れ直して飛ばしていって、

シンドイ中、この回踏ん張り通したんだけど、力込めて振ってる割に威力乏しくて、

ダメージ与え切れないんだけど、打ち方良くないのかなあ。

                                                            

4R、

この試合も最終回勝負って感じで、ストロークの大きい分、

どうしても手数で劣ってしまう伊藤君だったんだけど、ヒット率は高かったなあ。

                                                            

一方の角本君、何回か相手ロープに追い詰めて連打したんだけど、

当たりが正確じゃなかったし、やっぱり攻め込みがシンプル過ぎたのが課題だね。

                                                            

最後、お互い根性戦になっていったんだけど、決定打ないまま終了ゴング。

                                                         

お互い、大きな有効打少ない中、角本君の突っ込み系攻勢をどう見るかで、

結構難しい判断になってしまって、自分、39-37で伊藤君だったんだけど、

正式ジャッジは、40-36×2、38-38ってことで、伊藤君の2-0勝ち。

                                                                

自分としては、イーブンってのはないと思ったし、

角本君が全ラウンド獲られたとも思えなかったんだけどね。

                                                           

                                                           

                                                           

☆牛木大地君(平石)×伊東直矢君(三迫)……B 4R

1勝(1KO)2敗の21歳・静岡県と、1勝2敗(1KO)1分の21歳・東京都。

                                                           

1R、

二人とも、気持溢れさせた、いきなりのイッセノセボクシング、危険に満ち満ちてて、

見てる方にはスリル満点で面白いんだけど、其々のセコンドはきっと冷や冷やで、

もう少し、ワンツーの後のフォローにまで意識行けば違ってくるんだろうけどなあ。

でもとにかく、二人の殺気は凄かったんだわ。

                                                          

2R、

お互い、もう少ししなやかさが欲しいとこなんだけど、特に牛木君、

予め決めたパンチしか打たないって感じで、ちょっと融通性に欠けてる感じだし、

相手のボディに隙見えるんだから、狙えばいいのにあくまで顔面一本槍なんだよね。

                                                           

一方の伊東君、少しこなれてきたか、ダブルの左フックを上下に打ち分けたりして、

色々工夫してるの見えてきて、ペース掴みつつあるね。

                                                            

3R、

伊東君、それでもやっぱり基本的には狂熱系の性格なのか、

折角冷静に進行してたのに、一発貰うと、いきなりイキリ立ってしまって、

自らのペース、乱してしまうようなとこあるんだよなあ。

                                                           

牛木君の方は、攻めあぐみが見えてきて、何だか相手待ちみたいになってるなあ。

                                                              

4R、

牛木君、劣勢のままの最終ラウンドだったもんで、必死挽回に努めてたんだけど、

残念ながら工夫に乏しい攻撃に終始してたもんで、大きな展開訪れず、

累積の被弾も影響してか、後半ちょっとタレてしまったまま終了ゴング。

                                                          

結局、40-37、39-37×2の3-0で、伊東君ってのは妥当だったなあ。

                                                               

お互い、とっても荒削りなボクシングだったんだけど、

ってことは、まだまだこれから伸びる余地あるってことで、

そもそも、とっても負けん気の強い同士なもんで、これから、これからなんだよね。

                                                          

                                                           

                                                            

☆横江健太君(駿河男児)×久保裕希君(セレス)……Mm 4R

0勝2敗(1KO)1分の27歳・静岡県と、0勝1敗のサウスポー、25歳・千葉県。

                                                                     

久保君、凄いね、この日一番の花束山ほどで、親父さんが有力者なのかなあ。

裕希君の兄さんの幸平さんが応援に来てたもんで、席譲ってあげて、

自分はお父さんと並んでの観戦だったんだわ。

                                                             

裕希君、デビュー戦惜敗したもんで、今回何とかしたいとこなんだよね。

                                                           

1R、

横江君も初勝利目指し組なもんで、初っ端から飛ばして、中々強いの振ってくるね。

                                                                 

裕希君、兄さん譲りのフットワーク、とっても軽いもんで、ことごとくを外してるけど、

一発直撃喰らったら、とんでもない事になりそうだから、緊張感大きいんだわ。

で、隣のお父さん、息殺してリング上を見つめてたよ。

                                                           

横江君、相手の動きがいいもんで、途中から打ち終わりに合わせようとしてきて、

そこで一番強く振ってくるもんで、裕希君、出入りのスピードが肝心なんだけど、

彼、意外なほどの余裕で対処できてるんだわ。

                                                          

2R、

案の定、横江君、パワー戦に持ち込むべく、追って追っての益々の強振なんだけど、

裕希君、常に落ち着いて見極めできて、それ回避しながらのナイスヒットで、

見てる方でも、これなら何とかなりそうだって予感漂ってきたんだよね。                                                           

横江君に巻き込まれて、無茶な大振りしそうな感じもしないし、

分わきまえた、細かく正確なショット積み重ねて、着実にポイントさらってるもんね。

                                                          

横江君も、クリーンヒットは少ないんだけど、粘着系の前詰め止めないで、

突然のチャンス到来に賭けてるみたいで、勿論、まだまだ諦めてないんだわ。

                                                           

3R、

横江君、何とかガツン一発当てたいって、そういう強い腕振りしてたんだけど、

空転続くにつれて疲労溜ってしまったか、一追いすると休みたがるようになって、

その間、足使いまくってた裕希君には全く落ち込み見られなくて、

ここに来て、二人のパフォーマンスの質に大きな差がでてきて、

裕希君、少し余裕でてきたか、上下打ち分け思いのままだし、

誘いパンチやフェイントまで駆使するようになっていったんだわ。

                                                           

後姿見てると、たまに兄さんっぽい動きするんだよね。

                                                           

4R、

こうなると横江君、勝つためにはもう倒すボクシングしか残されてない訳で、

当人もそのつもりの前詰めして、大きく振り被っていってるんだけど、

裕希君、そんな相手を既に見切ってるような感じで、

後はもう、変な過信持たないで、集中切らさないことが大事なんだけど、

左打ち下しのショートフック、まだまだ鋭く振れてるし、バランスも崩れてないし、

一番大事なスピードも殆ど落ちてないもんで、安心、安心だったんだよね。

                                                            

ただ、残り1分切った辺りから、裕希君、流石に少し疲労が見えてきて、

相手がそれ以上に消耗してたから、殆ど問題にならなかったけど、

あの辺り、今後の課題のような気がしたんだよね。

                                                             

自分のスコアシートだと、40-36だったんだけど、

結局、40-37×2、39-38ってことで、勿論、裕希君の3-0勝ち。

                                                              

39-38ってことは、横江君の前詰めを評価したってことかなあって、

ちょっと疑問感じたんだけどね。

試合ごとに採点基準が微妙に動くような感じ、しないでもなくて、

やっぱり、セコンドはジャッジの顔ぶれ見ながらのアドバイスが要るんだわ。

                                                            

試合が終わったとき、幸平さん、自分の試合より疲れたって言ってたし、

お父さんもフーッて息吐いてたもんなあ。

                                                           

試合後暫く経って、裕希君、帰り際にわざわざ寄ってくれて、

丁寧に挨拶してくれたんだけど、沢山の応援してくれた人の前でいい試合して、

それに初勝利だったし、とっても嬉しそうにしてたなあ。

                                                           

                                                          

                                                           

☆早瀬僚亮君(ワタナベ)×宇田川裕太君(船橋ドラゴン)

                           ………54.5㎏ 4R

デビュー戦の20歳・東京都と、デビュー戦の18歳・千葉県。

                                                          

ちょっと赤コーナーの方へ行って、渡辺会長とヒソヒソ話して、

その後、金城智哉君と渡部拓央君と並んでの観戦だったんだよね。

                                                            

1R、

お互い、そこそこレベル高いし、気持ち充実してるみたいだったんだけど、

宇田川君、相手のパンチに合わせるの、とっても巧いんだわ。

                                                             

二人とも、必殺系で振りまくってたんだけど、始まって53秒、

早瀬君、右ストレート、綺麗に当て込んだら、宇田川君、一瞬ガクンとしてしまって、

そこんとこ、すかさず早瀬君、さっき以上の右ストレート、より強い打ち込みで、

それ、クロス気味に宇田川君の顔面直撃して、ダウンゲット。

                                                            

リスタート後、宇田川君も必死だったんだけど、ダメージ拭いきれなくて、

で、当然早瀬君、倒す倒すって突っ込んでったんだけど、

何しろ、初めての経験だったせいか、果敢ではあったけど冷静な追撃叶わなくて、

その後ズルズル攻めになって、最後ユルユルになってしまって終了ゴング。

                                                           

2R、

早瀬君、やっぱり右ショットがとってもいいんだけど、他がちょっと手ぬるくて……。

                                                            

3R、

それでも早瀬君、このラウンド残り40秒、またもやまたもやの右ストレート、

なんでそんなに良く当たるのかってほどの直撃させることできて、

で、宇田川君、もう足元バッタバタしてしまって、左頬もヒットカット。

                                                            

4R、

ここまで大優勢に推移してきた早瀬君、でも、仕留め切れないと危険は訪れる訳で、

徐々に、大挽回に必死の手負いの宇田川君に押しまくられ加減になってしまって、

アレレレ、ここでデカイの貰ったらヤバイんじゃないのってとこまで、

一気に追い込まれる場面もあって、赤コーナー側、急に余裕なくなったんだわ。

                                                               

宇田川君の方も相当な蓄積ダメージだったもんで、結果的には助かったけど、

倒せるときに倒しとかないと、後々シンドクなること多いんだよね。

                                                             

結局、39-36×2、39-37で、早瀬君、スコア的には楽勝だったけどね。

                                                          

                                                            

                                                             

☆大浦直毅君(伴流)×日下正義君(セレス)……SFe 4R

1勝(1KO)0敗の28歳・埼玉県と、2勝(1KO)0敗の25歳・千葉県。

                                                           

1R、

一回りデカイ相手にプレスかけてるのは日下君の方で、

彼、相手の打ち出しに合わせるセンス、抜群なんだわ。

                                                            

一方の大浦君、回転力的には劣るんだけど、とにかくパワーが凄いんだわ。

                                                            

2R、

序盤、大浦君、相手の打ち返しが気になったか、中々行ききれなかったんだけど、

意決してからは積極接近戦挑んでいって、左右フックの強いの懸命打ち込みで、

一気に流れ掴みにいったんだわ。

                                                            

ところが、接近乱打戦っていうのは、日下君も望むとこだったみたいで、

お互い、得意の距離にハマったような壮絶な殴り合い始まって、凄かったなあ。

                                                         

で、大浦君、左目上バッティングカットだし、日下君も鼻血なんだわ。

                                                              

3R、

この二人、普通じゃない根性の持ち主で、クリンチなし、ホールディングなしのまま、

正面切った渾身の打ち合いが続いて、互いに引かないショートブロー合戦の中、

変わり番こにクリーンヒット繰り返して、究極の消耗戦突入なんだわ。

                                                            

4R、

インターバルでセコンドから、腹に力入れろ、集中しろ、絶対勝つんだぞって、

激飛ばされた日下君の方が、この回、まず飛ばしていったんだけど、

実はより大きなダメージ溜めてたのは、その日下君の方で、

すぐに足元ふらつくようになってしまって、ふらつきながらも打ってたんだけど、

そういう相手見て元気取り戻した大浦君、一転一気の逆襲畳み掛けで、

的確で力こもったショートブロー、続けざまの打ち込みで日下君からダウンゲット。

                                                            

日下君、終始前向きに手出してたんだけど、最後、力尽きてしまったんだよね。

彼、消耗の極致っていう倒れ方だったもんで、即のストップエンドで、

1分01秒、大浦君のTKO勝ち。

                                                           

                                                             

大浦君、医務室で時間かかってて、多分、バッティングカットの縫合だろなあ。

ドアの隙間から団会長の顔見えて、お互い目が合ったもんで、軽く目礼だったね。

                                                            

                                                             

                                                           

☆戸邊淳之介君(横浜さくら)×笹森雄人君(青木)……B 4R

2勝2敗(1KO)の26歳・千葉県と、2勝(2KO)3敗(1KO)の25歳・北海道。

                                                             

1R、

初っ端から攻めまくってたのは戸邊君の方で、

もうガンガン攻めで笹森君を圧倒してたんだけど、始まって58秒、青コーナー近く、

お互いの左フック、出会い頭の相打ちになった刹那、

倒れてしまったのは、何と、それまで攻め続けてた戸邊君の方だったんだわ。

                                                              

戸邊君、それほどのダメージ残してなかったんだけど、

再開後の笹森君も思いの外慎重で、そんなに厳しく追撃しなかったんだわ。

                                                            

それにしても二人とも、一発目がデカ過ぎなんじゃないかなあ。

                                                            

2R、

戸邊君、当然ではあるんだけど、挽回挽回にちょっとイキリ立ち過ぎかなあ。

                                                          

笹森君、基本的にはカウンター大好きボクサーみたいで、ただそれ片寄り過ぎで、

頼り過ぎるきらいがあって、どうしても先仕掛けできないんだよなあ。

                                                            

殆ど大差の出ないラウンドだったんだけど、それでも、ショートブローの精度で、

この回も笹森君だったかなあ。

                                                                

その笹森君、ダウンゲットした後も更に優勢に進めてるっていうのに、

戸邊君より顔面赤くなってるってのが不思議だったなあ。

                                                             

3R、

それにしても戸邊君、ボディはどうしたの? ってほど、攻撃が上に集中し過ぎで、

そもそも負けてんだから、もっと仕掛けなきゃいけないのに、

最後はちょっとタルークなってしまったなあ。

                                                            

4R、

取り敢えずは戸邊君、ダウン取り返そうとする気持ちは見えるんだけど、

体が付いていかなくなってて、必殺系に腕振れてなくて、残念が浮き出てるね。

                                                           

一方の笹森君、印象的、効果的な上下打ち分け目立ってきて、

勝利確信ゾーンに入ってきたみたいで、余裕の締めくくりに取り掛かってるね。

                                                            

戸邊君、気持ち空回りのまま、残り1分過ぎるとヘバリがはっきり見えてきて、

最後は倒されないようにするので精一杯だったなあ。

                                                           

で、40-36、39-36×2って、笹森君の圧倒3-0は妥当なとこだったね。

                                                           

                                                           

                                                           

この後、なんか女の子のイベントが挟まってたもんで、やっとこのトイレタイム。

そう言えば、昨日は気が抜けるような試合が全くなかったんだわ。

                                                           

そのトイレで、RK蒲田でトレーナー始めてる川村貢治さんとバッタリで、

色々話したんだけど、彼、来月の4日に引退式あるんだけど、

チャンピオンになったからって全員がやって貰える訳じゃないから幸せだよね。

                                                           

                                                         

                                                             

☆田中匠君(S浄蓮院)×御宿高裕君(RK蒲田)……L 4R

デビュー戦のサウスポー、25歳・兵庫県と、1勝(1KO)0敗の28歳・静岡県。

                                                           

御宿君、実はこの日のポスターやパンフの写真に写ってるボクサーで、

勝者としての誇りと、倒した相手に対する哀感とが複雑に入り混じ合った、

微妙な視線を投げかけた瞬間の佇まいを捉えてるんだよね。

                                                           

“ルーキーズ・カップ” って、その日いい試合してベストショットに選ばれると、

次の興行のパンフやポスターに掲載されるから、みんな頑張り甲斐あるんだわ。

                                                          

1R、

田中君、大仕掛けなボクシングなんだけど、御宿君、挑発されてしまったみたいで、

いきなり粗っぽい、ケンカ腰の突っ込みボクシングになってしまってるなあ。

                                                             

田中君、常に距離取ってやりたがってて、左ストレートは威力感じるんだけど、

基本は、当て逃げ系なもんで、御宿君、益々カーッとしてるみたいなんだわ。

                                                           

2R、

御宿君、そのブン回し右特大フック、フェイクに使って一気に詰め寄ったとこ、

実は返しの左フックが狙いなのかなって見てたんだけど、

そういう風には考えてないみたいで、そのデカイの本気で当てようとしてるんだけど、

相手は一番の武器が足なもんで、とっても当たんないんだよね。

                                                           

で、徐々に焦りみたいなもの出てきてしまって、益々粗さが目立ってきたんだわ。

それでも中盤過ぎから、御宿君、あと一歩の踏み込み叶って、

まだまだ雑なんだけど、とにかく4~5発ほど当てることできて、

少し明るさ見えてきたかなあ。

                                                           

3R、

田中君、体寄せられると、手が大余りしてしまって、後はクリンチ逃げしかなくて、

離れても仕掛け少な過ぎの絶対的手数不足で、なんだかなあって感じなんだよね。

                                                            

そんな中、御宿君、まだ滅多に当たらないショットに頼り過ぎてて、

まあ、まだ二戦目だし、打ち合ってこない相手に慣れてないせいもあって、

仕方ないとこあるんだけど、力余しまくりの空回り空回りなんだよなあ。

                                                           

4R、

田中君、遠くからも近くでも手出さなくなってしまって、

で、苛立つ御宿君、無理やりの攻め込み場面増えていってしまって、

始まって45秒くらいかなあ、赤コーナーの前で、

不用意な左ストレート貰ってしまって、思わずのダウンしてしまったんだわ。

                                                        

タイミング系のダウンだったもんで、それほどのダメージ残してなくて、

口切って血流れてはいたんだけど、リスタート後、懸命の挽回で、

とにかく、詰めに詰めたんだけど、田中君、全く追撃する素振りもなくて、

そこからはひたすらの逃げ逃げボクシングだったもんで、

そりゃ、殴り合いにならないから、御宿君、何もできないまま終了ゴング。

                                                           

で、結局、39-36、39-37、38-38で、田中君の2-0勝ちだったんだわ。

                                                           

自分、アウトボクシングと逃げ逃げボクシングとは全く違うと思ってるし、

突っ込み系に傾き過ぎのボクシングは評価しないけど、

逃げまくる相手には仕方ないとも思ってるもんで、38-37で御宿君だったね。

                                                           

試合後暫くして、柳光会長と一緒のとこ、近くで見てたんだけど、

会長色々慰めてたけど、本人はとっても悔しそうにしてたなあ。

                                                          

                                                          

                                                            

ここまで、特に飽きるってことはなかったんだけど、残り試合見通すと、

こりゃ、10時過ぎるなって感じの進行だったんだけど、

この後の試合からが早かったんだわ。

                                                           

                                                             

                                                          

☆本田正二郎君(10count)×内藤剛君(ワールドS)……Fe  4R

2勝(1KO)2敗(2KO)の22歳・神奈川県と、2勝(1KO)1敗2分の28歳・埼玉県。

                                                           

1R、

お互い、軽いワンツー、交互に当て合ってたんだけど、残り1分、

右フックの差が徐々にでてきて、内藤君が優勢になってたね。

                                                           

本田君、とってもいい左ジャブ打つんだけど、そこからの繋がり悪くて、

ちょっと得意技が見えにくいんだよね。

                                                        

それにしても内藤君、ストレートは今一なんだけど、いい右フック打つんだよなあ。

                                                            

2R、

本田君、中盤までいいペースで運んでたんだけど、やっぱり相手の右フック、

結構簡単に貰ってしまうこと多いんだわ、

                                                             

って見てた残り48秒、互いの右がイッセノセヒットし合ってしまって、

それ、ちょうど内藤君の両足が揃ったとこでもあって、

彼、大きくバランス崩してしまってダウンしてしまったんだわ。

                                                             

それほどの当たり方には見えなかったんだけど、内藤君、

結構効いてしまったみたいで、再開後の本田君の追撃、凌ぎきれず、

2分28秒、ついに、北西ポスト前で崩れ落ちてしまったんだわ。

本田君、2ダウンゲットのKO勝ち。

                                                           

                                                           

                                                          

☆森拓也(reason)×堀口立君(T&T)……SF 4R

2勝(1KO)0敗の19歳・東京都と、3勝(3KO)1敗1分の24歳・北海道。

                                                           

1R、

この試合は衝撃的だったなあ。

                                                           

開始ゴング鳴って、お互い構え合った直後の始まって4秒、

ジャブもなく一発目に出した森君の右ストレート、真っ直ぐ堀口君を大直撃して、

堀口君、リング中央でいきなりバッターンダウン。

                                                          

何の準備できてないとこでの一発だったもんで、効きは半端じゃなくて、

堀口君、何とか立ち上がりはしたんだけど、目付き既にヤバイことになってて、

再開直後すぐに、またもやの右ストレート打ち込まれてしまって、

堀口君、仰向け昏倒ダウンしてしまって、0分30秒KOエンド劇。

                                                           

必ずしも堀口君、油断してたとは思わないけど、

ゴング鳴ったら、途端に殴られるって思ってないとダメだってことで……。

                                                          

                                                          

                                                            

☆西村直哉君(新日本木村)×片山佑一君(RK蒲田)……SFe 4R

3勝(2KO)3敗1分の27歳・京都府と、デビュー戦のサウスポー、28歳・福岡県。

                                                           

優秀なアマ経験者のデビュー戦が続いてて、殆ど圧倒的な勝利挙げてるんだけど、

そのボクサーの力量判断が結構難しくて、あくまで試合相手との相関なもんで、

一概には言えないとこあるんだよね。

そんなような話を試合前、柳光会長と話したんだけどね……。

                                                            

それにしても、この日RKジムのボクサー達のリング登場、二人ともかなり遅くて、

試合役員が呼びに行く寸前まで、相手待たせたんだけど、あれ、作戦かなあ。

                                                          

片山君、トランクスの後ろに “闘う理学療法士” って刺繍が入ってたけど、

そっちの関係の仕事してるのかなあ。

                                                             

1R、

西村君、やけにチャカチャカ細かく動いてるんだけど、

足が地に付いてないようで、ちょっと危うい感じなんだよなあ。

                                                             

って見てたら、片山君、8戦目相手のデビュー戦だっていうのに

ホントに落ち着いてて、力抜けてるし、だからパンチの伸びもとっても良くて、

右軽くチョン当たりしただけで、西村君、足元バタバタしてたなあ。

                                                              

西村君に怯みが見えてくると、片山君、普通に圧倒し始めて、

西村君が打たれ弱いのか、片山君のパンチが強いのか、

ガスガス当たる度に、西村君、右へ左へヨレ始めてしまったんだわ。

                                                            

で、残り12秒、片山君、ここぞの左ストレート一閃したら、

西村君、それ一発でドーンと倒れ込んでしまって、即のストップエンドだったんだわ。

                                                             

ちょっとレベルの差有り過ぎて、片山君、ホントに凄いのか分からなかったけど、

タイミングの取り方だとか、バランスとかはとってが良くて、

パンチもスムースに出せてたし、力まずに強く打ててたし、多分相当強いね。

                                                            

相手が非力だったもんで、真っ直ぐ出入りする過程で多少被弾しても大丈夫だって、

そういう判断したのかも知れないけど、ちょっと気になったなあ。

                                                            

それにしても片山君、28歳でデビューって、今まで何してたのかなあ。

                                                          

                                                           

                                                           

☆坂上淳平君(オザキ)×高見良祐(18鴻巣)……L 4R

3勝(3KO)0敗2分の26歳・東京都と、デビュー戦の19歳・埼玉県。

                                                         

自分の隣に座った人が、あんた村木田さんだよねって、いきなり話し掛けてきて、

自分、不愉快な思いさせたことあったか気になって尋ねたら、

18鴻巣ジムの会長から話聞いたってことで、それなら仲良しなんだわさ。

                                                             

自分の左隣には、大塚隆太さん、10日ほど後にデカイ試合控えてるってのに、

大丈夫なのかあって感じでニコニコしながら座ったんだよね。

                                                              

彼も含めて、この日の鴻巣ジム、鳴物入り系のスター誕生待ちって感じで、

応援団の年齢層、とっても低いし、そもそも女性客、山ほど集まってるんだわ。

                                                         

ただ、この日の相手は必ずしも高見君には甘くない、3戦3勝3KOってことで、 

麻生さんも、お揃いTシャツで控えてたんだよね。

                                                            

1R、

パワーは坂上君の方が勝ってるような感じで、全KO勝ちだし、

エリートアマなんか粉砕してやるって、そんな感じが逞しかったんだけど、

高見君、スピードで圧倒しながらも、強いパンチを軽く打つのがとっても巧いし、

左ボディは、そのままA級だし、右ショートフックを差し込むように、巻き込むように、

巧く、それも力強く打てるし、やっぱ半端じゃないんだわ。

                                                             

坂本君、力技だけで押し切るの、ちょっとシンドそうな予感なんだよね。

                                                           

2R、

ラウンド開始直後、そういうのとっても危険なんだけど、

高見君、正面切った坂本君の殴り合いに敢えて挑んでいって、

折角の逸材、安易にムチャな打ち合いすることないのに、

自分の距離保ってユックリやればいいのにってことなんだけど……。

とにかく、高見君、距離潰した坂本君とのショート合戦に挑んでいったんだわ。

                                                            

で、そのとっても危険度高い殴り合いの中で、高見君、

強打の坂本君に左右ショートフック、二発連続正確に叩き込んで、

そこまで始まって13秒だったんだけど、南東ポスト前で坂本君からダウンゲット。

                                                           

相当な当たり方だったもんで、次に直撃したらすぐ止めるよって、

そういうレフェリーの仕草続いたリスタート後、片山君、間髪入れない見事な追撃で、

もう止めた方がいい0分37秒、レフェリー割って入って、KOエンドだったんだわ。

                                                              

                                                            

自分、高見君のこと見てて、何となく、小堀佑介さんを思い出したんだわ。

それ、風貌のことじゃなくて、試合スタイルのことなんだけど、

小堀さんも、ランカーになるまでは、結構な男気系ボクシングで、

相手が打ちに来た時は絶対に逃げないで、いつも真っ向勝負してたんだよなあ。

                                                                

                                                            

会長、ドキドキだったよおって言いながらも、ニッカニカだったなあ。

高見君、このまま来年は新人王路線らしいから、そうなると、

SRSジムの若松一幸君と覇権争い間違いなくて、今からワクワクなんだよね。

                                                             

                                                            

                                                                                                                     

試合後、廊下で泉圭以知さんがジムのノボリの後片付けしてて、

奥さんともコンチワって事で、バタバタ帰り支度に忙しそうにしてたけど、

ジムボクサーが勝ったもんで、元気よくテキパキしてたなあ。

                                                             

                                                            

                                                                

で、最後、一服してから帰ろうとしてたら、そばにいた人に急に話し掛けられて、

そしたら、その人、柳光会長のとこのトレーナーさんってことで、

比較的好意的な読者さんみたいだったもんで、

御宿君の試合の事なんかちょっと話したんだよね。

                                                                  

何処で誰が見てるか分からないから、気を付けなさいってのは、

自分に対する言葉なんだよなあって、つくづく思ったんだよね。

                                                             

                                                                

                                                               

それにしてもあの新米リングアナ、ボクサーの戦績紹介するのに、

例えそのボクサーが5戦して0勝5敗だったとしても、

“5戦全敗” って無頓着、非見識のマイクアナウンスは絶対有り得ない訳で、

自分、彼の余りの配慮の無さに激情してしまいそうだったよ。

                                                            

彼はボクシングがホントに好きなのか? 他にやることないからやってるのか!

スコアシートの読み上げだって、あれから随分経ってるって言うのに、

今だに相変わらずたどたどしくて、ちゃんと練習して来いってことなんだよね。

                                                              

                                                                

忘れまして……。

昨日はいいボクサーが沢山いたもんで、敢えてベスト5ってことで……。

                                                              

                                                                

                                                                                                                                   

【本日のベスト5ボクサー】

① 高見良祐君  

② 片山佑一君

③ 久保裕希君

④ 大浦直毅君

⑤ 森拓也君

                                                   

                                                                                                                                                                                                                                

2012年11月22日 (木)

後楽園ホール・11月21日

                                                            

自分が初めて聞いたビートルズは、“Please Please Me” なんだけど、

彼らの正式なデビューシングルは、“Love Me Do” なんだよね。

                                                          

でも、これがまあ、今でも同じ感想の世紀の駄作だと思ってて、

よくまあ、こんなのをデビュー曲に選んだもんだってことで、

ブライアンエプスタインとかジョージ・マーチンとか、ホントに納得したのかって、

彼らのクオリティーに、実は疑問持ってるんだよね。

                                                              

リズムもメロディーも超単調だし、ハーモニカのイントロ、ダサダサだし、

そもそも、リードボーカルのポール・マッカートニー、

彼の真骨頂はハイノートだってのに、低い音程でボソボソ呟くように歌うだけで、

もう全く冴えないの一言なんだよね。

                                                         

                                                            

ジョン・レノン、それほど強い喉ではなかったし、ああ見えて緊張系なもんで、

で、初期のライブでの一曲目は、殆どの場合、ポールのリードで始めたんだけど、

“I Saw Her Standing There” とか “All My Loving” だったんだけど、

やっぱり、このくらいの音程でのポールが一番だと思ってるんだよね。

                                                          

                                                           

そのポール、最近、オノ・ヨーコがビートルズ解散の原因ではなかったって、

そう言ってたんだけど、あれは絶対、嘘混じってるね。

                                                         

音楽的に行き詰まって、其々のやりたいことがバラけたのが、

その大きな要因だとは思うけど、そのずっと以前から、

仕事場にまで押しかけて来るというか、連れ込むというか、

そういう、ジョンとヨーコを一番嫌ってたのが、ジョージ・ハリスンだったんだけど、

ポールも、とっても嫌がってたのは事実なんだからね。

                                                           

もう、かなり年齢いってるもんで、何事も丸く収めとこうって心根からなんだろうけど、

自分は絶対信じないからね。

                                                            

                                                            

                                                             

ドームシティ近辺、そりゃ結構寒くなってはいるんだけど、向こうからやって来る青年、

ニット帽にマフラー、フェイクファーの付いたダウンジャケットって、

もうレベル4並みの装備なんだけど、これ以上寒くなったときはどうするのかなあ。

                                                            

                                                           

                                                           

こんなカードだった割に、観客かなり入ってて、みんな集客努力してるんだわ。

                                                          

                                                           

☆竹内悠君(三谷大和)×大島優作君(小熊)……SB 4R

デビュー戦の18歳・千葉県と、0勝1敗のサウスポー、27歳・埼玉県。

                                                             

1R、

二人とも、溢れる気持ちに技術が伴ってはいないんだけど、勢いあったなあ。

                                                            

1分半過ぎ、大島君が形のいい左ストレートを打ち込んだ直後、

打たれた方の竹内君、一気の反転攻勢で、右ストレート、二発連続打ち込みで、

1分43秒、大島君からダウンゲット。

                                                           

大島君、リスタート後、途中まで何とかこらえてたんだけど、竹内君の一気追撃に、

見る間に弱ってしまって、結局、2分31秒、レフェリーストップエンド。

                                                           

竹内君、2ダウンゲットってことで、デビュー戦KO勝ち。

                                                           

                                                            

                                                            

☆岡田拓真君(古口)×栗原慶太君(一力)……F 4R

3勝(1KO)6敗(3KO)の23歳・広島県と、2勝(2KO)2敗(1KO)の19歳・東京都。

                                                            

1R、

栗原君、遠いとこでやらせて貰えないとちょっとツライとこあって、

距離詰まると却って長いリーチが邪魔になる感じなんだよね。

                                                           

一方の岡田君、飛び込みざまの左右フックがとっても鋭いんだわ。

                                                           

2R、

栗原君、腕振り力強いんだけど、攻めがおおまかだし、特に右の当て勘良くなくて、

体から腕が離れることも多いもんで、そこ突かれてるね。

で、岡田君、細かく正確な攻め込みで、終始試合を支配してるんだわ。

                                                          

3R、

主導権は握ってるんだけど、岡田君、少し力入り過ぎかなあって見てた30秒過ぎ、

相手のパンチやり過ごすべく、ちょっと前屈み気味になったとこ、

栗原君、大きく振り上げた右アッパー、岡田君の左顔面に見事直撃させて、

ダウンゲット。

                                                          

再開後、栗原君、鬼の追撃だったんだけど、ちょっと舞い上がってるみたいで、

とにかく、振りが荒っぽく大き過ぎなもんで、中々次のヒット実現しなくて、

このままだと、岡田君、何とか逃げ切りれるかなって感じだったんだけど、

栗原君には山ほどの残り時間あったし、岡田君、回復ままならずで、

結局、2分05秒、2度目のダウンでKOエンド。

                                                              

岡田君、ちょっと安易なディフェンスが残念だったなあ。

                                                          

                                                           

                                                             

☆荒木貴裕君(極東)×安藤仁(W日立)……SFe 4R

1勝(1KO)1敗(1KO)の25歳・三重県と、

1勝(1KO)4敗(1KO)1分の32歳・福島県。

                                                            

1R、

お互い、いきなり危険度の高いイッセノセボクシングになってしまってるなあ。

安藤君、いつものように、ジャブなしのいきなりのブン回しが過ぎるんだわ。

                                                            

2R、

一方のセコンドの中にフィリピン系の人が混じってて、

“ナイスジャァブ”ってジャブの発音、抜群だったんだけど、ボディ打ち込んだ時、

“ナイスバディ” ってなるのが、何かとっても可笑しかったなあ。

                                                           

残り1分、またもや危険なイッセノセになってしまったんだけど、

安藤君、やっぱり細かく打てないのがシンドイんだよなあ。

                                                             

3R、

荒木君、少し疲れたか、動き悪くなったこと、安藤君、巻き返しだね。

                                                           

4R、

初っ端から気持ち溢れさせて先仕掛けしていったのは安藤君で、荒木君、鼻血。

                                                           

安藤君、益々いきり立って攻め込むんだけど、相変わらず振り幅デカくて、

セコンドがいくら、小さく、小さくって言っても、全く意に介してないんだわ。

                                                           

で、振り込んでる割に精度今一なとこ、荒木君に見栄えのいいのを打ち込まれて、

要するに空回りのまま終了ゴング。

                                                                

結構微妙だったんだけど、自分は39-37で荒木君、

正式には、39-38×2、38-38の2-0で、荒木君の判定勝ち。

                                                           

安藤君、今回負けたら引退ってことだったんだけど、

これで、引き分け挟んで5連敗ってことで……。

彼、デビュー戦で派手なKO勝ちしてしまったせいか、粗っぽさが最後まで抜けなくて、

気持とパワーが空転すること多かったんだよなあ。

                                                             

                                                            

                                                              

☆袴田浩祐君(上滝)×相馬一哉君(一力)……60.2㎏ 6R

3勝4敗(3KO)2分の26歳・静岡県と、3勝(2KO)3敗2分の32歳・福井県。

                                                              

お互い、引き分け勘定繰り入れての6回戦。

                                                               

1R、

相馬君、一発目がデカ過ぎだし、袴田君はとにかく、体にバネがないんだわ。

相馬君、倒そうとし過ぎだし、袴田君は倒すようには打ててないんだよなあ。

                                                           

でもこの回、トコトコ当てた袴田君の勝ち。

                                                           

2R、

袴田君、鍛え上げた体って感じなくて、ボディが弱そうだなあ。

                                                                 

相馬君、ストロークの大きいフック系に頼り過ぎで、

力あるんだから、もっとストレート打てばいいのになあ。

                                                            

それにしてもお互い、自分都合でやり過ぎで、もっと相手見ないとダメじゃん。                                                           

                                                           

3R、

袴田君、トコトコワンツーオンリーだと、やっぱり限界ある訳で、

始まって40秒、相馬君、一気の大攻勢、右アッパーから左右フック打ち込んで、

52秒、袴田君からダウンゲット。

                                                          

袴田君、南ロープ前で倒れてしまった後、座り込んだままテンカウントアウト。

                                                            

相馬君、もう少し相手見て、打ち終わりに合わせたり、ストレート系も混ぜ込んだら、

まだまだ伸びると思うけどなあ。

                                                             

袴田君の方は、もっと凶暴性発揮しないと、この先もシンドイと思ったなあ。

                                                            

                                                          

                                                           

☆松川真也君(T&T)×大内正浩君(横浜さくら)……LF 6R

5勝(1KO)6敗(1KO)1分のサウスポー、28歳・東京都と、

5勝6敗(1KO)のサウスポー、30歳・福島県。

                                                           

勝てばA級昇格のサウスポー同士なんだけど、終始低調としか言えなくて、

松川君、アフロのかつら被って、所謂出落ち狙いボクサーって感じだったね。

                                                             

1R、

お互い、全くよく似たレベルだし、ボクシングスタイルだし、距離もなんだわ。

                                                          

松川君、少し待ち気味な中、先攻め心掛けてるのは大内君の方だなあ。

松川君、右目下バッティングカット。

                                                         

2R、

大内君、内側から細かい回転で打ててるんだけど、

いかにもひ弱なパンチが残念で、相手にダメージ与え切れないんだわ。

                                                             

松川君の方は、手が遅れがちで、攻めてるって感じ、全くしないんだよね。

                                                           

既に退屈系に入ってしまったもんで、ここで休憩タイムってことで……。

                                                           

結局、58-57×2、57-58のどっちでもアリって感じの2-1で、松川君辛勝。

                                                            

                                                           

                                                            

☆西崎岳地君(新日本木村)×阿部ひろし君(W日立)……62㎏ 6R

4勝(1KO)3敗2分の29歳・沖縄県と、

4勝(3KO)8敗(5KO)の23歳・茨城県。

                                                              

1R、

いきなりの揉み合い戦、仕掛けていったのは阿部君の方で、

西崎君、それ防ぐ手立て全く持ってないみたいで、ズルズル巻き込まれてしまって、

で、結局、典型的な相撲ボクシングになってしまったもんで、またもや休憩タイム。

                                                            

                                                            

後で聞いたら、西崎君、やっぱり嫌気差して消耗負けしてしまったみたいで、

4R、2分20秒、阿部君のTKO勝ちだってね。

                                                            

                                                          

次の試合の長井裕太君の応援に若松竜太君が来てて、コンチワってことで、

彼、18日に沖縄の興行に行ったって言うもんで、野崎雅光さんのこと聞いたんだわ。

とってもいい試合で、やっぱり微妙なギリギリ判定だったらしくて、

野崎さん、よく取り戻したってことだったんだよね。

                                                             

                                                            

                                                            

☆鈴木淳君(上滝)×長井裕太君(勝又)……SFe 8R

8勝(2KO)7敗(2KO)6分の32歳・北海道と、

25勝(16KO)8敗(2KO)3分の31歳・三重県。

                                                              

長井君が全日本新人王獲ったのは、2001年のことで、

その時はバンタムだったんだけど、そこまで8戦全勝6KOって、

物凄いボクサーだったんだよね。

                                                            

その2001年には年間6試合もこなして、それから11年経ってるんだけど、

彼、今だに常に一生懸命さ全面出しだし、動きに劣化見せてないんだよね。

                                                            

若いボクサー達、彼を乗り越えない限り、明るい未来は無い訳で、

その意味で、自分の中で、彼は踏み絵的なボクサーなんだよね。

                                                            

鈴木君、6分けに見られるように、基本的に決め手に欠けるボクサーなんだよなあ。

                                                             

1R、

長井君、上下打ち分け、それとなく見てても、シミジミ巧いんだよなあ。

                                                          

一方の鈴木君、全体にしなやかさに欠けてるというか、何かガキゴキしてるなあ。                                              

で、結局、この回鈴木君、ワンツー、一回だけのクリーンヒットに留まってたね。

                                                            

2R、

鈴木君、流れの中からのボクシングができないまま、

長井君、常にジワジワプレスが効果的で、

で、鈴木君、ボディ打たれ放題になって、それ気にしてたらいつの間にか鼻血だし、

そう言えば、顔面もかなり赤くなってきたんだわ。

                                                               

3R、

鈴木君、見てたら、もっと色々できそうな感じするんだけど、

瞬間瞬間にデカイの当てるより他ないボクシングになってしまってるんだよなあ。

                                                           

長井君、元々打ち終わった時の頭の位置に無頓着なとこあるもんで、

一発貰う危険性孕んでるんだけど、鈴木君、それは狙ってないみたいだね。

                                                           

4R、

1分30秒、鈴木君、マウスピース飛ばされてしまったんだけど、

その時、アッって声出してたね。

                                                            

その後、結構いいタイミングでワンツー打ち込んでたんだけど、

残念ながら鈴木君、一発必殺系ではないもんで、一気挽回まではいかないなあ。

                                                            

で、残り12秒、長井さん、ラストの追い込みかけて、左右連打から、

最後は左フック、見事な直撃で、鈴木君からダウンゲット。

鈴木君、立ち上がったとこで終了ゴング。

                                                            

5R、

鈴木君、回復に努めるか、一気反攻かけるかってとこだったんだけど、

まだダメージ残したままだったらしくて、始まってすぐの21秒、

それほど大きな当たりじゃなかったんだけど、右から左打ち込まれてしまって、

またもやのダウン。

                                                             

長井君、流石の試合慣れで、ここで慌てて突っ込むなんてこと全くなくて、

ジリジリ追い込んでいったんだけど、ここで鈴木君も想像以上に頑張ったんだわさ。

                                                            

再度、マウスピース吹っ飛ばされる中、気合入れ直しての必死の踏ん張りで、

長井君の思うようにさせなくて、中々いい根性見せたんだわ。

                                                             

6R、

ゴング鳴った途端、いきなり走り出て行ったのは鈴木君の方で、

気持の立て直し、ちょっと感動的で、この回最後まで手止めなくて、

明らかに打ち勝ってて、上下に打ち分けられないのが残念ではあるんだけど、

腕振りはまだまだシッカリしてたんだわ。

                                                             

7R、

前の回、長井君、休んでたのか、相手に思うようにさせてしまった反省もあったか、

いきなり飛ばしていって、ゴング直後の4秒、詰め寄りながらの軽い左当て込んで、

そしたら、鈴木君、後ずさりしながら北西ポスト近くで、転んでしまったんだわ。

                                                             

それ、スリップにも見えないことなかったし、本人もそう主張してたんだけど、

事前にかすってたもの事実なもんで、仕方ないよねのダウンコール。

                                                             

殆ど全くダメージない中、再開したんだけど、鈴木君、

納得いかないダウンコール引きずったままだったせいか、

やり直しの気持ちと体勢整わないままだったみたいで、

再開直後、ここぞの長井君の追撃、防ぎきれなくて、赤コーナー前、

再開後わずか10秒ほどの辺りで、今度は力のこもった左右浴びてしまって、

最後はまたもやまたもやの左フック、直撃されてダウンしてしまったんだわ。

                                                           

鈴木君、これで3度目のダウンだし、今回はそこそこの衝撃度だったし、

ってことで、ここでレフェリーストップエンド。

あっという間の0分26秒だったね。

                                                            

鈴木君、6Rの巻き返しはとっても見事で、試合面白くなる寸前だったのに、

返す返すも残念な7R初っ端だったなあ。

                                                               

長井君、やっぱり老練というか、試合の流れ読むの、作るのとっても巧くて、

攻撃の緩急に相手が着いて来れなかったもんなあ。

                                                           

                                                            

                                                          

☆斉藤司さん(三谷大和)×エーククンポン・何チャラ何チャラ

               ………WBCユース L タイトル戦 10R

15勝(10KO)1敗の22歳、千葉県と、7勝(4KO)1敗の22歳・タイ国。

                                                            

クンポン、名前の何チャラ何チャラが驚くほど長くて、タマゲルほどだったよ。

彼、2011年8月デビューってことなんだけど、これまで8戦やってるってことは、

平均、2ヶ月に一回試合こなしてきたことになるんだけど、ホントなのかなあ。

                                                          

体重も斉藤さんより900gも少なくて、それでもそもそもSL級だっていうんだけど、

下半身が太いもんで、斉藤さんより10㎝近く背低いし、大丈夫なのかなあ。

                                                          

斉藤さん、全日本新人王獲ったのは2008年、フェザーだったんだけど、

最近は体格が随分充実してきてるね。

                                                           

殆ど無気力としか思えなかった試合で判定負けした以外は全勝なんだけど、

正直、自分としては最強後楽園の方に出て欲しかったんだけどね、

                                                           

1R、

クンポン、とっても前向きボクシングで、まずは左右のボディストレートからって、

懐深い斉藤さんに十分届かせてるんだわ。

それに、上体や頭、ちゃんと動かしてるし、ディフェンスもしっかりしてるね。

                                                             

斉藤さん、落ち着いたユックリ立ち上がりで、間合いとタイミング測ってるね。

                                                           

2R、

クンポン、打ち終わりがだらしなくなること殆どなくて、なかなか隙作らないもんで、

斉藤さん、打ち込むのに若干苦労してるというか、打ちあぐんでる感じなんだけど、

それでも、徐々にプレス強めて、ペース掴みかけてるんだわ。

                                                         

クンポンサイドのセコンド、例の如くの大声アドバイスなんだけど、

タイ語って発音が少し変わってて、で、“オッパイ、ミエ、ミエ”  って聞こえてしまって、

何か可笑しかったなあ。

                                                             

3R、

斉藤さん、いきなりいいとこ見せようとしてるのか、何だか狙い過ぎてる感じで、

もっと、相手のディフェンス動かすとこから始めるべきだと思うんだけどなあ。

                                                           

4R、

クンポン、中々いいボディショット打つんだけど、身長差が障碍になってるせいか、

それ、上への攻撃に繋ぐことできないで、彼も彼で、手こまねいてる感じだなあ。

                                                           

ここまでのオープンスコア、40-36、39-37×2ってことで、斉藤さんの3-0。

自分、1Rはクンポンが獲ったと思ったから、39-37だったけどね。

                                                          

5R、

双方のセコンドが規則違反になるほど喚き立てる中、

斉藤さん、前詰めはするんだけど、まだ自分から仕掛けられない相手待ちで、

でもそのうちカタ付けてしまうんだろなあって予感が確信に近付いてきたんだけど、

つまり、ここに至って、二人のクオリティー差が明らかにはなりはしたんだけど、

それでも、斉藤さんの今一感が抜けなくて、さあどうなるのかなあ……。

                                                               

って見てた、残り1分切ったとこ、斉藤さん、踏み込み鋭く、動き一気に早めて、

クンポンの顔面、ガツンガツンって跳ね上げて、直後、相手のガードが高くなったとこ、

いきなりの左フック、ボディ強烈喰い込みで、それ、バスンって音も物凄かったし、

で、やっぱり、クンポン、西ロープ前で、悶絶崩れ落ちの大ダウン。

                                                             

自分のすぐ前だったんだけど、クンポン、ホントに苦しそうにしてて、ダメそうで、

ロープ握って、何とか掴まり立ちしようとしてたんんだけど、

結局やっぱりダメで、2分15秒、カウントアウトKOエンドだったんだわ。

                                                               

医務室へ入るクンポン、まだ体若干屈めてて、シンドそうにしてたっけなあ。

                                                            

自分、通りかかった斉藤さんに拍手したら、コクッとしてたけど、

彼と話したのは、新人王トーナメントの時だけだから、多分、憶えてないと思うけどね。

                                                           

                                                          

この日の斉藤さん、攻めあぐんでたって見えないこともなかったんだけど、

10R戦でもあるし、ユックリ相手見極めて、ジックリ料理したともいえる訳で、

これからのランカー達との戦いの中で、ホントのとこ解るって感じかなあ。

                                                             

                                                          

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

① 斉藤司さん

② 長井裕太君

③ 鈴木淳君

                                                   

                                                     

                                                     

今日の後楽園ホールは4回戦ばかりが12試合も組まれてて、

まるで新人王トーナメントの予選みたいなんだけど、

今年のトーナメントに敗れたボクサー達の再起戦だとか、

デビュー戦だとかが色々混じってるし、顔見知りも多いもんで、楽しみなんだよね。

                                                             

2012年11月20日 (火)

後楽園ホール・11月19日

                                                        

18日、沖縄での試合で、野崎雅光さん、途中ダウン喰らったとこからの大挽回で、

1P僅差逆転の2-1勝ちだってね。

これで、WBCユースのバンタム級チャンピオンってことで、オメデトです。

                                                            

                                                            

                                                          

中国の全人代が終わって、シュウキンペイが最高指導者に就任したんだけど、

今回はコウタクミンの影響力が増して、コキントウがパワーダウンって事なんだけど、

7人の政治局員の年齢考えると、5年後はまたまたコキントウが復活らしいね。

                                                              

シュウキンペイの台頭は、この二人のパワーバランスの妥協的な産物ってことで、

あの国の権力闘争も半端じゃないみたいなんだわ。

                                                               

去年、汚職で5万にも摘発されたっていうし、貧富格差尋常じゃないし、

(オンカホウが海外に2,000億円もの財産隠してるって、本当なのかなあ。)

経済成長にも陰り見えてきてて、富裕層の国外脱出も17万人だってね。

                                                                 

そうなると、国内の不満のはけ口として、領土問題含めた反日シフト強まると思うから、

日本も相当、根性入れていかないとヤバイと思うんだよね。

                                                              

                                                            

その日本、今、政局がとんでもないことになってるんだけど、

14政党もあるってことは、日本の将来に14通りもの見通しがあるのかって、

思わずそう思ってしまうんだけど、そんなことは全くなくて、

アナクロの共産と社民以外は、顕微鏡で探っても有意差見いだせなくて、

お互い、アイツとは違う感出すのに四苦八苦してるんだよね。

                                                              

既に票読みしてる人の中には、自民→民主→日本維新って予想してるんだけど、

橋下と石原の野合については、あんたらおかしいんじゃないのってのが多いし、

小澤ガールズ達は霧散してしまって、結局、自民VS民主の構造以外になくて、

要するに、いい加減同士の夢の無い泥試合臭いんだよね。

                                                              

それにしても民主党、14日に解散声明出して、18日にはもうテレビCM流してるけど、

突然の事態だったらそんなに早いこと対応できるはずないと思うんだけどなあ。

                                                            

                                                           

                                                             

ホールに入ってすぐ、チャーリー太田さんと彼のサポーターの人がいたもんで、

18日の野崎雅光さんの試合のこと聞いたら、彼らは行かなかったんだってさ。

                                                            

                                                            

昨日は8試合あって、16人が登場したんだけど、サウスポーがとっても多くて、

9人もいたんだよね。

                                                           

                                                             

観客の入りはとっても良かったんだけど、その観客、暖かい人達が多くて、

第一試合から、ラウンド終了する度に、拍手してたなあ。

                                                             

で、自分が注目してたのは、やっぱり渡部あきのりさんと、上林巨人君だったなあ。

                                                           

                                                           

                                                             

☆鈴木亮輔君(全日本P)×河井真智君(渡嘉敷)……SFe 4R

デビュー戦の26歳・千葉県と、デビュー戦のサウスポー、18歳・東京都。

                                                              

1R、

河井君、ちゃんとやろうとするんだけど、

とにかく、相手が狂熱の突っ込み系ボクシングなもんで、

練習とは全く違った展開に困惑、困窮。

                                                              

その鈴木君、気がはやり過ぎのバッタバタの印象だなあ。

                                                              

河井君、終盤近くなって少し慣れてきたか、明るい見通し見えてきたんだけど、

全体にガード位置低くて、特に左が下がり気味になるんだよなあ。

                                                              

2R、

鈴木君、やっぱり体から突っ込み過ぎだし、肩に力入り過ぎなせいか、

一発大振り系で細かく打ててないんだよなあ。

                                                               

河井君、相手のガッチャガチャ戦法をさばき切れるかってとこなんだけど、

結局、お互い、とっても雑な第一ショットの後は組み合ってグズグズになるだけで、

其々の得意技、やりたいことが全く見えてこない退屈系なもんで、休憩ってことで……。

                                                               

結局、40-36、40-37、39-38ってことで、鈴木君の3-0勝ち。

                                                            

それにしても、何だこりゃってほどバラバラ採点で、

とにかく、前へ出れば点上げるジャッジと、ただの突っ込みは評価しないってのが、

混在してたみたいけど、自分は最後まで見てなかったから、言い切れないけど、

どっちかって言うと、後者支持なんだよね。

                                                                

突っ込んでガチャガチャするのを助長すると、そういう相撲系スタイルを認めると、

ボクシングが詰まらなくなる一方だって思ってるもんでね。

                                                              

                                                            

                                                            

☆川口喬君(T&T)×荒川貴正君(竹原&畑山)……56㎏ 4R

デビュー戦の36歳・神奈川県と、デビュー戦の34歳・新潟県。

                                                              

1R、

お互い、要するに、思い出作り系ボクシングなんだろうけど、

それでもちゃんと距離取って、結構まともなパフォーマンスしてたよ。

                                                              

ラウンドの3分の2まで、川口君、長いリーチからの左の届きで優勢保ってて、

一方の荒川君、顔上げ過ぎなとこあるし、危ない感じだったんだけど、

その荒川君、残り40秒ほどのとこから、いきなりの反転大攻勢。

                                                           

川口君、左フック、まともに打ち込まれたら、とっても痛そうに顔しかめてしまって、

右目シバシバさせるようになって、いきなりやる気なくなってしまったみたいなんだわ。

                                                            

2R、

川口君、インターバルでドクターチェック受けて、大丈夫だったんだけど、

やる気は戻って来ないみたいで、河井君のここぞの一気攻めに為す術全くなく、

始まってすぐの25秒、青コーナー前でガスガス打たれ込んでしまったとこで、

レフェリーストップエンド。

                                                             

荒川君、パンチの形は良くないんだけど、気持ち勝ちだったね。

                                                             

                                                             

                                                            

☆今福次郎君(新日本木村)×花香雅治君(渡嘉敷)……W 4R

デビュー戦のサウスポー、26歳・福岡県と、デビュー戦のサウスポー、24歳・東京都。

                                                              

1R、

スピードないけど、力強くて戦闘的なのは花香君の方で、

今福君、ちょっと慎重というか、いかにも手数足りてないし、

接近戦になるとリーチある分、手余してしまってるなあ。

                                                             

後半過ぎまで花香君ペースで進んでたんだけど、残り20秒ほどのとこから、

今福君、クリーンヒット連発で、序盤の遅れ、見事にひっくり返してたね。

                                                             

ラウンド終了したとき、花香君、右目下ヒット内出血でかなり腫れてたなあ。

                                                           

2R、

今福君、この回もやっぱり立ち上がりが低調で、花香君の先制許してたんだけど、

徐々に巻き返していって、中盤からは交互の攻守交替で、

お互い、代わり番こに相手の左貰ってて、その度に流れ、コロコロ変わるんだわ。

                                                                 

今福君も鼻血だし、両方のセコンド、色々アドバイス飛ばしてんだけど、

二人には全く聞こえてないみたいで、夢中になって殴り合ってたね。

                                                               

3R、

お互い、消耗進んでて、どっちが倒れてもおかしくない状況だったんだけど、

二人、ヨレヨレになって抱き合うことなく頑張ってたんだけど、

鼻血から呼吸がシンドクなったみたいで、今福君の方の落ち込み激しくて、

腕振りにも勢いなくなってしまって、勝負の行方、突然見えてきたんだわ。

                                                              

花香君、ここで一気攻めすれば簡単だと思うんだけど、中々行ききれなくて、

ちょっとユックリやり過ぎなんじゃないかって感じだったんだけど、

今福君も、回復ままならなくて、殆ど動き止まって戦闘態勢取れなくなったとこで、

この回ギリギリの2分55秒、花香君のレフェリーストップ、TKO勝ち。

                                                              

                                                            

                                                             

☆篠塚和也君(三谷大和)×嶋田一穂君(福田)……58㎏ 4R

2勝2敗(2KO)の24歳・千葉県と、

2勝(1KO)4敗(2KO)のサウスポー、30歳・東京都。

                                                              

1R、

嶋田君、やる気あるのかって、首傾げるほど手出さないし、大人し過ぎで、

まずは慎重に相手の出方見るって感じにさえなってなくて、

見えてくるのは篠塚君の気持ちだけなもんで、いきなり退席ってことで……。

                                                                

その後4Rに戻ってみたら、状況全く変わってなくて、

疲れてるのは頑張ってた篠塚君の方で、嶋田君、まだ余力残してるっていうのに、

セコンドから、右でも左でも、とにかく手出せって怒鳴られ続けてるっていうのに、

綺麗なお姉さん、何人も応援に来てくれてるっていうのに、

基本的に嶋田君、ボクシングには向いてないのかも知れないね。

                                                             

結局、40-36×3ってことで、勿論、篠塚君の3-0パーフェクト勝ち。

                                                               

                                                              

                                                             

☆根本真也君(セレス)×玉川裕大君(渡嘉敷)……57㎏ 4R

2勝(1KO)2敗の31歳・茨城県と、2勝2敗のサウスポー、18歳・東京都。

                                                                 

1R、

玉川君、遠くからの一発目の腕振りが大き過ぎで、ショートブローの方が安定感あって、

残り1分からの左右のボディショットなんか、とっても良かったなあ。

                                                              

根本君も、中々気合入った打ち合い繰り広げてたんだけど、

玉川君の斜め下に打ち下すような左ショートフックが、とにかく見栄え良かったんだわ。

                                                               

2R、

根本君、基本的に自分の距離が把握できてないみたいで、

玉川君のちょうどいい間合いに巻き込まれてしまってるなあ。

                                                               

その玉川君、常に前詰めしながら、手止めない止めないで、

1分過ぎから更に攻勢強めていって、嵐のようなショート連打浴びせていったら、

そのうちのどれが効いたか、よく解んなかったんだけど、

とにかく根本君、反撃する間もなく、耐え切れず自ら崩れ落ちてしまったんだわ。

                                                            

もうとっても無理そうだって感じだったもんで、レフェリー、即のストップエンドだったね。

                                                              

結局、1分32秒ってことだったんだけど、玉川君、長い距離は少し雑なんだけど、

とにかく、気持ち勝ち、距離勝ちだったね。

                                                            

根本君、距離に対する意識、ちょっと足りなかったかなあ。

                                                             

                                                          

                                                             

☆小泉良太君(北澤)×上林巨人君(竹原&畑山)……SB 6R

7勝(5KO)7敗(2KO)1分のサウスポー、27歳・神奈川県と、

デビュー戦の25歳・広島県。

                                                              

竹原さんと畑山さんとが二人一緒ってのは滅多になくて、

それだけで、上林君への期待度が知れたんだわ。

                                                               

1R、

鳴物入りってのはこういうことなんだって、上林君、いきなりレベル違って、

少し相手の様子確認した後、ジックリ動き出したんだけど、とにかく目がいいし、

反応も素晴らしくて、勿論、スピードも圧倒的なんだけど、

バランスのいいのが特筆モノで、上も下も、とにかくどんな姿勢からでも打てるし、

そのうえ、先攻めもできるし、カウンターも打てるんだわさ。

                                                              

小泉君も勇気振り絞って手伸ばしてるんだけど、全く全然届かなかったなあ。

                                                              

2R、

小泉君、もう既に顔面かなり赤くなってて、殆ど為す術ないままの進行で、

上林君、合間合間の左ボディ、この間の井上さんのフィニッシュブロー彷彿させて、

あれは効くだろうなあって見てたら、小泉君の消耗、見る間に進んで行って、

もう、上林君の当て放題になってしまって、見るに見かねたレフェリー、

ストップエンドに入ったとこと、赤コーナーからのタオル投入とがほぼ一緒で、

2分32秒、上林君の見事なB級デビュー戦だったね。

                                                              

この試合以前までのボクサー達との動きの違いや、余りの手際の良さに、

場内、もう、大盛り上がりだったなあ。

                                                              

自分が見てた範囲で、上林君、全くー発もかすられないまま終わって、

インタビューでもごく普通の落ち着いた話し方してたし、勿論息も上がってなかったね。

                                                            

                                                             

彼、高校選抜から始まって、インター杯、国体優勝3回、全日本選手権って、

所謂アマ6冠ってことで、井上尚弥さんのデビュー戦と比べてしまったんだけど、

全く遜色なくて、相手探すの苦労して、外国人になりそうだったの良く分かったね。

                                                              

アマ時代は殆どバンタムでやってて、最後2007年はフェザーだったんだけど、

この日はその中間のスーパーバンタムってことで、結構幅広く対応できそうだよね。

                                                              

次の試合のマッチメイク、とっても大変だろうけど、

我こそってA級ボクサー、6回戦でやってくれないかなあ。

                                                             

ちなみに、巨人っていうの、ナオトって読むんだわ。

                                                            

                                                             

                                                               

☆中釜兵武さん(具志堅)×桜井康弘君(L玉熊)……51.5㎏ 8R

15勝(11KO)10敗(1KO)3分のランク8位、29歳・東京都と、

6勝13敗(2KO)のサウスポー、31歳・埼玉県。

                                                             

中釜さん3勝2敗ペースの老練ランカーで、桜井君は1勝2敗ペースなんだけど、

戦績がそのまま出たような、正直、全く低調な試合だったんだわ。

                                                             

1R、

桜井君、誰でも燃え上がるランカー挑戦だってのに、全くいつものタラタラボクシングで、

ジャブもおざなり、左も恐々出してて、パンチに全然力こもってなくて、

だからここまで、KO勝ちがないんだけど、更に相手の前詰めに何の策も施さず、

で、中釜さん、いきなりの楽々ボクシングで、とにかくタルイタルイで、

とっても見てられなくて、いきなり長期休憩タイムってことで……。

                                                             

                                                               

後で聞いたら、やっぱりあのまま最後までやったってことで、

79-72、79-73×2の3-0で、中釜さんの勝ちだってね。

                                                              

中釜さんも、ここ5戦は2勝3敗だし、往時の倒し屋系から脱皮してるみたいで、

それに何としても2連敗は避けたいって、そういう確実に勝つボクシングしたんだね。

                                                            

                                                               

                                                                  

この後、10月の月間賞、新人賞が中野和也さん、敢闘賞が佐々木左之介さん、

で、MVPには井上尚弥さんだったんだけど、佐々木さん、

紋付羽織袴での登場だったもんで、主役みたいだったなあ。                                                             

自分的には、MVP、その佐々木さんだったんだけどね。

                                                              

とにかく、井上さん、デビュー戦MVPってのは史上初ってことで……。

                                                             

みんなカシコマッテる中、一人、佐々木さんがニッカニカしてたなあ。

                                                             

                                                            

                                                              

引き続いて、佐藤洋太さんと前川龍人君の2分2Rのスパーリング。

前川君、3戦3勝3KOの勢いのある若手なんだけど、

佐藤さん、一瞬力入れると、やっぱり違いがハッキリしてしまうのは当然だったね。

                                                            

                                                             

                                                            

☆渡部あきのりさん(協栄)×プラウェート・シンワンチャー

                   ………OPBF W タイトル戦 12R

26勝(24KO)4敗(4KO)のチャンピオン、サウスポー、27歳・埼玉県と、

48勝(27KO)3敗2分のWBA1位、OPBF1位、サウスポー、35歳・タイ国。

                                                              

すぐ近くで見たら、シャンワンチャー、太目のただのオッサンだったんだけどね。

ただ、このオッサン、想像以上の頑張り見せたんだよね。

                                                            

渡部さん、Queen の “We Will Rock You” で登場。

ブライアン・メイのイントロソロがキッチリ終わることまで聞かせてくれたね。

                                                              

タイ男、日本男、韓国女ってジャッジ構成だったね。

                                                             

1R、

一瞬のスピードは渡部さんなんだけど、シンワンチャー、

フェイントからの右フックで初めたんだけど、とっても威力ありそうだし、

見てくれの割に、合わせるのも巧くて、その全てが全力なもんで、危険度高いんだわ。

                                                            

お互い、右の使い方が上手くて、それがポイントになりそうな予感なんだけど、

とにかく、二人とも中途半端に振らないもんで、普通には終わらない感じなんだわ。

                                                                

2R、

シンワンチャー、接近したとき、左右フック渾身だし、ボディも全力打ちなもんで、

渡部さんも無傷ではいられない感じしてきて、肉と骨との兼ね合いなんだわ。

                                                                

その渡部さん、相手が入ってくるとこひたすら狙ってる節あるんだけど、

右ガード下がり気味なるとこ、相手の危険な左フック、ヒヤヒヤなんだよね。

                                                              

このラウンド、それまで均衡してたんだけど、最後、左右ショートの当たりの違いで、

渡部さんゲットだね。

                                                            

インターバルで、シンワンチャーのセコンド、盛んに彼の右顎マッサージしてたね。

                                                            

3R、

シンワンチャー、恐怖に満ちたワンツー出し始めてるし、

詰めた時の鬼のボディ連打の迫力半端じゃないし、

下を意識させておいて、いきなり顔面攻めてくるし、つまり、老練の剛腕って感じで、

そんなに打ちまくって、最後まで持つのかって感じもしたんだけど、

青コーナーセコンドの勢い、益々上がって、大騒ぎしてたなあ。

                                                               

一方の渡部さん、そこそこ被弾してたように見えたんだけど、

一瞬も揺らいでなくて、間違いなく打たれ強くなってるし、

危険な当たり方はしてなかったもんなあ。

                                                               

4R、

シンワンチャー、調子に乗って、初めっから突っかかって、やたらのボディブローで、

渡部さん、それはハッキリ嫌がってたんだけど、一方のシンワンチャーの方も、

渡部さんの鋭いショートワンツー、タイミングずらしの左ストレートなんか、

ここまでかなり打たれ込んでるもんで、顔面かなりの紅潮で、

まるで赤熊系ブルドーザーって感じなんだわ。

                                                               

お互い、12回戦の割には、ここまで相当飛ばしてきたせいか、

中盤、休むような場面経た残り1分過ぎ、最後のショート合戦始まって、

でもやっぱり、ここも当たり精度の点で渡部さんだと思ったなあ。

                                                                  

ここまでの採点、39-37、38-38×2の1-0で、渡部さんだったんだけど、

これは殆ど妥当で、ラウンド一個の判断の違いだったんだよね。

                                                              

ちなみに自分は、途中のシンワンチャーのボディ連打の精度は今一に見えたもんで、

39-37で、渡部さんだったんだけどね。

                                                                  

5R、

前の回まで飛ばし過ぎたかシンワンチャー、若干緩んだスタート切ったとこ、

始まって11秒、渡部さん、スッと寄って、物凄いキレのショートワンツー、

まるで絵のような見事な打ち込みで、シンワンチャー、南ロープ前、

堪らずユラッと前のめりになって手を付いてしまったんだわ。

                                                              

大ダメージではなかったし、それに元々彼、とっても打たれ強いみたいで、

普通に近い状態でリスタートした後、驚異的な逆襲で大挽回かけていったんだわ。

                                                              

流石に世界ランク1位は違うなって見てたんだけど、

それでもやっぱり、ここまでの累積ダメージもそれなりだったみたいで、残り45秒、

今度は俺の番だって、渡部さん、一気の攻め返しで、的確な左右をきっかけに、

怒涛の攻め込みで、アレレレーッ、シンワンチャー、ヨロヨロになってしまって、

残り10秒の拍子木をラウンド終了合図と聞き間違えてしまって、

いきなり手止めて、ガード解いてしまったんだわさ。

勿論、渡部さん、ここぞの打ち込みで、シャンワンチャー、散々のフラフラだったなあ。

                                                             

6R、

シンワンチャー、明らかにダメージ引きずってはいるんだけど、ユラユラしながらも、

一瞬のパワーはまだ残してて、直撃すれば倒す力は十分ありそうなんで、

渡部さん、もう少し、ヒットアンドアウェイでいいのに、

相手の左の打ち出しに、無理に右合わせようとしない方がいいのに、

せめて、打ち終わりに合わせた方がいいのにって、色々思うんだけど、

彼も男だから、正面切った殴り合い避けないし、接近戦にも敢えて挑むんだよなあ。

                                                             

7R、

なんだかんだやってるうちに、実は渡部さんの消耗も進んでるみたいで、

少し休みたがってるとこ見えてきたし、どんだけ打っても相手は耐えてるし、

ちょっと中だるみみたいになってしまって、行ったり来たりの展開なんだわ。

                                                             

って見てたら、シンワンチャー、まだまだ全く諦めてなくて、

ポイントポイントでの思いっ切りショットには必殺の臭いプンプンしてるンだわ。

                                                             

それでも、最後形にしようとしてるのは渡部さんの方で、

ラウンドの作り方、巧くなってるって感じしたんだよね。

                                                                 

8R、

それにしても、シンワンチャーのタフさには驚かされる訳で、

足元、若干不如意なとこ見えてきて、上体だけで打ってることあるんだけど、

この前のインターバルで、どうも左耳の鼓膜破れたって話、セコンドとしてたんだけど、

どんだけ被弾しても全く怯むことなくて、渡部さんのパンチ力、落ちたのかって、

そう思わせるほどの頑張りで、全く凄い35歳なんだわ。

                                                              

渡部さん、顔面大直撃はされてないんだけど、小さな被弾は積み重なってるし、

それに、あのボディブローには相当悩まされてるとは思うんだけど、

そんな様子、意地でも見せてないし、ここまで一度もユラッともしてなくて、

ここまでラウンド進んでも、ここまで動いてきても、まだ足元シッカリしてるね。

                                                              

8R終わったとこの途中採点、78-72、78-73、77-75ってことで、

勿論、渡部さんの3-0だったんだけど、一気に差が付いたんだよね。

                                                             

9R、

シンワンチャー、全体的には緩んできてるんだけど、

きっかけ掴むと一瞬の5~6発には、まだまだ力こもってて、

いつまで経っても、こっちに安心感くれなくて、根性あるんだわ。

                                                               

渡部さん、5Rのようなキレのいいショートワンツー、もう一度って感じで、

前詰め前詰めしてたんだけど、残り40秒、一気の猛攻見せて、

ここでお終いにする気かなって見てたら、残り20秒、シンワンチャー、

こりゃ堪らんって感じで、いきなり渡部さんに背を向けてロープへ逃げてしまって、

ここで、一度ダウンとっても良かったんだけど、レフェリーとの距離あったもんで、

そのまま続行したんだけど、渡部さん、全くスピード落ちてなかったなあ。

                                                             

10R、

シャンワンチャー、まだやれるのかって感じだったけど、もう自分からは行けなくて、

これまでは、全てのラウンド、何らかの形で、らしさ見せるべく踏ん張ってたんだけど、

もうそれもできなくなってるし、腕振りもここにきてとっても雑になってるなあ。

                                                                 

一方の渡部さんも、初めの1分間は、殆ど休み休みだったなあ。

                                                            

11R、

シンワンチャー、タイボクシング界の大物、ゴーキャットが見に来てるし、

みっともない事できないって、まだまだ粘り見せてて、

この回の最後30秒、またしても寄りかかりながらの7~8発のショート連打、

必死の打ち込みで、渡部さん、気抜くとまだまだ危ないんだわ。

                                                             

12R、

シャンワンチャーのノーファールカップの右腹側の上部、少し前から上にはみ出てて、

あれはちょっと意図的な感じ、しないでもなかったんだけど、

とにかく、最後まで、殺人的な左フック振り込んでくるんだわ。

                                                             

渡部さん、いくら打っても相手倒れないし、圧倒的なスコア差の最終ラウンドだしって、

殆ど仕掛けていかないし、無理しない感じのまま終了ゴング。

                                                                

結局、117-108、116-111、116-112って3-0だったんだけど、

このスコア、タイ男、韓国女、日本男って順番だったんだけど、

渡部さんを最大評価したのがタイ男で、最少ポイント差だったのが日本男ってのが、

面白かったね。

                                                            

それにしても、ダウン1個あってのこのスコアってのが、とっても不思議で、

普通にマトモなのは韓国女のモノだけで、116-112っていうのは、

シンワンチャーのダウンが計算されてないことになるし、

117-108ってのは、10-7と、10-8があったってことになるんだよね。

(5Rを10-7、9Rを10-8にしたのかも知れないね。)

あくまで、ラウンドマスト採点って前提なんだけど、一度スコアカード見たいなあ。

                                                          

渡部さんのマイナス3~4っていうのは、相手のボディブローの評価次第ってことで、

自分は攻勢は認めるけど、それほどの有効打にはなってなかったと思ったから、

結果的には117-110だったんだけどね。

                                                              

                                                              

実はね、試合前、渡部さんとトイレで一緒になって、

ちょっとだけシンミリ系の話して、だから、今あなたは強くなったって伝えたんだよね。

キャリアの初めの頃、ちょっと回り道してんじゃないかって思ってたんだけど、

倒されてからボクシング変わってきて、レベル上ってるって思ってるんだよね。

                                                            

                                                              

                                                                 

加藤善孝さん、11月のMVP間違いないって勝ち方、この間したんだけど、

相手、同じ1位っていっても、渡部さんの場合は世界1位だから、厳しいかなあ。

                                                             

                                                             

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

① 渡部あきのりさん

② 上林巨人君

③ 玉川裕太君

                                                   

                                                   

                                                  

ここんとこ、夜は急に冷え込むようになったし、室内との温度差にやられる人、

多くなってるみたいんだけど、固定客の皆さんは大丈夫ですかあ?

自分はストレス全くないですし、好きなだけ寝れる境遇なもんで、元気ですわ。

                                                           

2012年11月17日 (土)

後楽園ホール・11月16日

                                                          

一昨日の夕方のニュースにはタマゲタなあ。

                                                          

NHKの週末の朝の顔だった、森本ってキャスター、痴漢容疑で逮捕ってことで、

電車の中で女子大生の胸に11分間も手突っ込んだってことなんだけど、

会社帰りの夜8時、酒に酔っての上ってことで、

そんなの、その辺のエロバカ酔っ払いオヤジと全く同じなんだもんなあ。

                                                            

彼、とっても穏やかそうな顔付してるし、良識に富んだ話し方する男なのに、

ホント、人間ってのは見てくれだけでは解んないモノなんだよなあ。

                                                       

それにしても、11分間も胸触らせ続けた女子大生ってのも……。

                                                           

                                                         

かなり以前、同じ局の松平定知ってアナウンサーが、

タクシー運転手殴って問題になったことあったんだけど、彼は既に復帰してるけど、

痴漢ってのは余りにイメージ悪過ぎて、もうお先真っ暗だよなあ。

                                                             

余談なんだけど、その松平ってアナウンサー、

マツダイラのマにアクセント置かせた読み方強要してて、

旧徳川御三家気取ってるもんで、自分は嫌いなんだけどね。

                                                                                                                       

                                                           

政治評論家の三宅久之が82歳で死去だってね。

自分、森光子には何の感慨も湧かないんだけど、三宅さんにはちょっとね……。

                                                            

彼、TVタックルによく出てて、相手が誰であろうと、歯に衣着せぬ物言いで、

常に自分軸保ってた信頼できる、一本筋通った男だったもんで好きだったんだよね。

                                                            

その三宅さんが、今の政局の混乱見たら何と言うか知りたかったなあ。

                                                           

石原は何としても第三極で主導権取りたいからって、橋下の言われるまま、

政策コロコロ変節させてるし、前日に手握った名古屋の河村も切るみたいだし、

もう、節操も何もなくて、結局太陽の党を維新の会に吸収させてまでも、

自民、民主に一泡吹かせたいって怨念だけのような感じだなあ。

                                                           

橋下と石原の政策で一致してるのは、官僚政治からの脱却ただ一点だけで、

消費税増税や原発に関しては、全く違った意見持ってるっていうのに、

小異を捨てて大同に付く、そこら辺は目つぶろうっていうのは如何にも出鱈目で、

例えもし政権取ったとしても、直後の内部混乱は目に見えてる訳で、

またもやの離散含めた政党混迷と政治停滞が予想されるんだよね。

                                                            

こういう本心隠して当面の利害だけで烏合の衆が集まるのを、

世間では野合って言うんだけど、

カネと権力目的にした一番情けない、恥ずべき行為だと思うんだよね。

                                                            

既に16政党もあって、いよいよ政界再編の流れが来たって言ってるけど、

そんなのは其々の自己満足で、単なる政局混乱に過ぎないんじゃないかなあ。

                                                          

                                                          

                                                             

ホールの観客数は14日より多くて、メニューの割に頑張ってたよね。

                                                            

ただ、試合パンフを指定席客に限るってのは、どう考えても不合理で、

そりゃ、経費削減で色々大変なんだろうけど、紙質落としてでも、

モノクロ印刷に変えてでも、パンフレットはちゃんと配布するべきだと思ったなあ。

                                                          

                                                            

試合始まる前、武士道さんと結構長いこと話し込んでしまったんだけど、

ちょっと自分のことばかり話しまくり過ぎて下品だったなあって反省したね。

                                                          

                                                          

昨日は、最後の二試合は全く見てないもんで、悪しからず……。

                                                          

                                                         

☆浅部雄哉君(野口)×森壮輝君(L玉熊)……63㎏ 4R

デビュー戦のサウスポー、18歳・東京都と、デビュー戦の27歳・和歌山県。

                                                             

角海老ジムの青木幸治君と久し振りのコンチワってことで、

何となく並んで見始めたんだよね。

                                                            

ジェームス・ブラウンが入場曲だったね。

                                                            

1R、

デビュー戦同士なもんで仕方ないとこあるんだけど、二人ともいきり立ち過ぎで、

前説なしのいきなりのイッセノセボクシングに終始してたなあ。

構えた時、森君、少し腰引け気味なとこが気になるなあ。

                                                            

2R、

一見、街中の乱闘のように見えるんだけど、気持ちは溢れてて、凄かったよお。

                                                           

ただ、残り1分切ったとこから、森君の手数メッキリ落ちてしまって、

残り30秒辺りからはいよいよ危ない感じしてきたんだよね。

                                                            

3R、

森君、顔面かなり赤くなってきてるし、動きもユルークなってしまってて、

二人のスタミナの差がはっきりしてきたんだわ。

                                                               

4R、

森君、最終ラウンドってことで、頑張り直してるんだけど、

殆ど正確に当てることできないまま、最後はヘロヘロになって終了。

                                                            

一方の浅部君、キッチリ決着する機会が何度もあったんだけど、

詰め切れなかったって感じだったね。

                                                           

結局、40-36×3で浅部君の3-0勝ちっていうのは、現場の総意ってことで……。

                                                          

                                                          

                                                          

☆宮野智宏君(ネクサス)×森屋直人君(ワールドS)

                          ………58.3㎏ 4R

1勝(1KO)2敗のサウスポー、23歳・山梨県と、1勝(1KO)0敗の21歳・埼玉県。

                                                           

1R、

強いプレスから積極的に仕掛けていったのは、圧倒、森屋君の方で、

宮野君、攻めがワンテンポ遅れてるし、手数少な過ぎだし、

気後れ気味の印象強いんだよね。

                                                            

2R、

どう見ても、守屋君の圧倒優勢に揺るぎなくて、結果見えてきたもんで、

ここで休憩タイムゲット。

                                                            

で、後で聞いたら、この試合も40-36×3ってことで、森屋君の3-0勝ち。

                                                            

                                                           

                                                            

☆龍ケンシロウ君(野口)×飯田宗弘君(国際)……SF 4R

3勝(2KO)4敗1分の21歳・東京都と、3勝(2KO)1敗の21歳・東京都。

                                                           

さっきまでハクイ姐さんと話ししてた、宮崎辰也君が隣にやって来て、

結局、最後まで一緒に見てたんだけど、こんな日に誰の応援かって聞いたら、

過去に試合したことある相手だとか、スパーリング仲間とか、沢山いるんだわ。

彼、ちょっと鼻声だったけど、風でも引いたかなあ。

                                                             

1R、

勝率的には飯田君が優位なんだけど、勢い有るのはケンシロウ君の方で、

飯田君、完全に出遅れ気味。

                                                          

2R、

ケンシロウ君、右ショット打つ時、どうしても左ガードが下がり加減になるんだけど、

それ、見てて、とっても危険な感じするんだけど、飯田君、見逃し見逃しなもんで、

随分助かってる感じかなあ。

                                                             

お互い、そこそこパンチ力あるんだけど、ディフェンスの悪さも共通してて、

攻守交代が激しくなっていったね。

それでもまだまだ、ケンシロウ君の手数の多さの方に気持ちが見えるんだわ。

                                                            

3R、

二人とも、もう少し距離取ってやった方がいいと思うんだけど、

相手に強く打たせない為の妥協的距離ってことなのかなあ。

                                                          

ケンシロウ君、押し切ってしまうのかってとこから、飯田君、盛り返してるんだけど、

ポジションチェンジが中途半端なもんで、強く打ち込め切れてないなあ。

                                                            

4R、

前の回までで力使い切ってしまったか、飯田君、明らかなヘバリ見えてきて、

ケンシロウ君も、そこんとこ突き切れなくて、消化不良のままのエンディング。

                                                            

結局、39-37、39-38、38-38の2-0で、

ケンシロウ君の勝ちだったんだけど、もう少し派手な打ち合い期待してたんだわ。

                                                          

                                                         

                                                            

☆鈴木宏隆君(ワタナベ)×神野桐玄君(ワールドS)……SL 6R

7勝(2KO)4敗(2KO)の25歳・茨城県と、

5勝(1KO)4敗(2KO)の28歳・東京都。

                                                            

宮崎君、鈴木君には4月に6RKOで勝ってるし、神野君とはスパー仲間だし、

こういう場合、どっちを応援するのかってことで……。

鈴木君が勝てば、その鈴木君を倒してる宮崎君が三人の中で頂点ってことだし、

神野君が勝てば、宮崎君と並列っていう相関図になるんだよね。

で、多分、心の中では宮崎君、鈴木君応援だったんじゃないかなあ。

                                                              

1R、

神野君、中々キレのいいワンツー打つんだけど、それ以降は考えてないって感じで、

ちょっと単調というか、片寄り過ぎなとこあるんだよね。

で、神野君、それ生かすために、ある程度の距離は常に必要な訳で、

一方の鈴木君の方は、近接系軟投ボクサーなもんで、くっ付きたいんだよね。

                                                           

2R~3R、

殆ど神野君のペースで進行してて、つまり鈴木君、距離潰せないこと多くて、

単純なんだけど、見栄えのいいワンツーでポイント取り続けてるんだわ。

                                                           

それでも神野君、3発目以降のフォローパンチがないのは相変わらずだし、

そもそも、その右ストレートも見た目ほどには威力ないみたいで、

鈴木君を、決定的な場面に追い込むことできてないんだよね。

                                                           

4R、

鈴木君、黙ってても相手が飛び込み打ちしてくるもんで、

その瞬間待っての打ち合いに備えてたみたいなんだけど、

この回からは自ら積極的に先仕掛けすること多くなって、

しつこい体寄せからのショートブロー連打で挽回図って、流れ変えつつあるね。

                                                           

5R、

試合前半でかなり打ち込まれてたにもかかわらず、鈴木君、必死の大反抗で、

左ボディに活路発見って感じで、どんどん勢い良くなっていったんだわ。

                                                            

神野君、劣勢覆せないまま、ボディ打たれるの結構嫌がってるみたいなんだわ。

                                                           

6R、

始まって1分15秒、鈴木君、またもやの強烈左ボディ、見事な打ち込みで、

神野君、一瞬腰屈めてしまって、うわあ、それ、かなり効いてるみたいなんだよね。

                                                            

で、そこからは殆ど鈴木君のペースで、神野君、凌ぐ凌ぐで精一杯のまま、

鈴木君、惜しかったなあ、神野君、逃げ切ったかなあって微妙な感じの終了ゴング。

                                                          

自分のスコア計算したら、57-57だったんだけど、

結局、58-57×2、58-58の2-0で、神野君辛勝。

                                                                 

やっぱり、序盤の3ラウンドの貯金が効いたって感じだったね。

鈴木君、3Rから戦法変えてたら、違った結果も有り得たのに残念、残念。

                                                           

試合終わった直後、祝福伝える宮崎君に、神野君、反省しきりだったね。

                                                         

                                                        

                                                            

☆中村量君(野口)×中川健太君(ロッキー)……B 6R

5勝(2KO)2敗(2KO)の24歳・兵庫県と、

4勝(2KO)2敗のサウスポー、27歳・東京都。

                                                            

この試合、中川君のケガで中止になってしまって、

自分、ちょっと楽しみにしてたんだけどね……。

                                                            

で、セミファイナルの前に中村君、岩佐亮祐さんと3ラウンドスパーってことで、

序盤、結構いい攻めしてたんだけど、最後3R、岩佐さんがちょっと気合入れたら、

もう全くどうにもならなくて、やっぱ凄いんだわ、岩佐さん。

                                                            

それ、加藤善孝さんと岡田博喜君が一緒のとこで見てたんだけど、

加藤さんとはこの間のタイトル戦のこと、ちょっと話したんだわ。

                                                            

                                                           

                                                            

☆高田茂君(野口)×神崎宜紀君(角海老)……L 8R

9勝(3KO)9敗(5KO)のサウスポー、30歳・東京都と、

9勝(4KO)6敗(1KO)1分の30歳・北海道。

                                                             

この日、角海老ジムからの出場は神崎君一人だったんだけど、

どういう訳か、この日、角海老ボクサー大量出動で、目に付いたとこだけでも、

土屋修平さん、宮坂航君、青木幸治君、蓮沼テツヤ君、佐藤匡君、加藤善孝さん、

岡田博喜君、工藤洋平君、長島謙吾君、中川雄太君、中野晃志君達ザクザクで、

神崎君、移籍してきてまだ二年なんだけど、人気者なのかなあ。

                                                           

宮崎君は何となく高田君の応援に回ってるみたいだったね。

                                                            

高田君は、鎧塚真也君、高橋勇二君を破って二連勝中なんだけど、

一方の神崎君、小林和優君、稲垣孝さんに二連敗中なもんで、

二人のこの試合に臨むにあたっての心理状態にはかなりの差があったんだよね。

                                                            

1R、

神崎君、取り敢えずは前詰めしてるんだけど、長いリーチ利して先手取ってるのは、

圧倒高田君の方で、神崎君、ガード固めて、まずは様子見って感じだったんだけど、

どう見てもかなり様子見過ぎで、高田君、ブロックの上からポンポン叩いてるうちに、

いい感じのリズムになってるし、神崎君、かなり顔面赤くなってるんだよね。

                                                           

2R、

高田君、積極的な手数だし、ハンドスピードもフットワークもとっても早くて、

神崎君、一体この先どうするつもりなんだろうって、ちょっと心配なんだわ。

彼、結構詰めるんだけど、初めの一発目がちょっと弱過ぎだと思うんだよなあ。

                                                              

3R、

高田君、詰められると体入れ替える意識高いんだけど、

徐々に詰められる場面も増えてきて、そこでのショートブローのコンビネーション、

中々見栄えいいんだけど、基本的には、それは相手のフィールドになる訳で、

神崎君、形のいい力強いボディブローが出始めたんだわ。

                                                           

パンチそのものの形は、神崎君の方が上回ってて、

高田君、ヒッチ大きいし、ちょっと力任せって感じかなあ。

                                                            

4R、

高田君、返しの右フック、そこそこ巧く打ってるんだけど、

神崎君の波状的粘着攻め立てに、ちょっとシンドそうなとこ見せ始めたね。

                                                             

5R、

粘着系神崎ボクシング、徐々に勢い増してって、高田君、ボディ効いてるのか、

もともとのストロークのデカさが目立ってきてるし、手数も落ちてきてるんだわ。

                                                            

で、神崎君、益々気持ち良さそうに攻め立て続けて、

相手を赤コーナー前に追い込んで、さあ、ここからってとこ、前掛りになったとこに、

高田君、タイミングのいい左ショートストレート、見事なカウンター打ち込み大成功で、

アラーッ、神崎君、腰落として足バタバタになってしまったんだわさ。

                                                          

それ、残り40秒ほどのとこだったし、神崎君、間違いなく効いてたもんで、

うわあ、これで三連敗かって、暗いエンディングが一瞬見えてきたんだけど、

神の恵みか、悪魔の悪戯か、高田君、そこからの追撃、奇跡的なほど甘くて、

結局、神崎君、破局的な場面迎えることなく、凌ぎきったんだわ。

                                                            

6R、

神崎君の回復が気になったんだけど、明らかにダメージ引きずったままで、

やっぱり、動きの緩み明らかで、危ない状況が続いたんだけど、それでも、

何でもない素振り見せながら、必死の力振り絞って突っかかってるんだわ。

                                                            

一方の高田君、ラウンド序盤から、絶対飛ばしてくるって思ってたんだけど、

どういう訳か、この回もまだ普通にやってて、神崎君の回復、助けてるなあ。

                                                           

で、で、神崎君、そんならって、挽回攻勢一気にかけて、

高田君を南ロープに押し付けて、ショートブローの連打浴びせて、

最後は左フック、ガツン直撃させて、アララーッ、高田君を倒してしまったんだわ。

                                                           

それ、残り14秒ほどのとこだったんだけど、あまりに強烈な倒れ方だったもんで、

レフェリー、即のノーカウントTKOエンドだったんだわ。

                                                            

正式には2分49秒ってことだったんだけど、

高田君の不手際に助けられた形ではあったけど、それでも神崎君、

最後まで試合投げないで、持ち前の粘り強さで勝負引き戻して、

あんなに沢山のジム仲間見てる前で、あんな勝ち方して、カッコ良かったなあ。

                                                          

                                                         

工藤君、宮坂君達引き連れて神崎君が帰る時、偶然通路で会ったもんで、

よく盛り返したよねえってちょっと話したんだけど、

5Rはホント、ヤバくて、効きまくってたって言ってたなあ。

                                                            

近くで彼の子供チャンが動きまくってて、パパの勝利が嬉しいみたいで、

神崎君、そっちも気になって、普通のお父さんも演じてたんだよね。

                                                          

                                                           

                                                              

この後は、女子ボクシングだったし、ファイナルは飛天かずひこさんだったんだけど、

相手のインドネシアン、初めっからやる気ないみたいなウェイトオーバーらしくて、

こっちのテンションも上がらなかったもんで、昨日はここでお終い。 

                                                            

                                                            

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】

① 神崎宣紀君

② 特にナシ

③ 特にナシ

                                                 

                                                  

                                                   

うちの奥さん、昨日 iPhone 行方不明ってことだったんだけど、

今日無事見つかったんだってさ。

彼女の場合、自分なんかと比較にならないほど、中身充実してるもんで、

ホント、良かったね。

自分なんか、基本、i-pod 付きの電話ってだけだからね。

                                                          

2012年11月15日 (木)

後楽園ホール・11月14日

                                                          

昨日の党首討論の場で、衆院の解散がいきなり明日16日って決まったね。

                                                                       

で、投票日は12月16日ってことで、それ、東京都知事選挙と同一日ってことで、

ある人から聞いたんだけど、そうなると一番の問題は、投票箱と、

投票時の立会人の絶対数が不足するってことなんだけど、大丈夫なのかなあ。

エライさん達の気まぐれで、現場がテンテコ舞いするってのは、

いつでも、どこの世界でも同じなんだよね。

                                                           

自民党の安倍総裁と野田首相の話聞いてて、その論理性を比較したんだけど、

皮肉なことに、今落ち目の野田首相の方が上だって思ったけどね。

                                                           

それにしても、民主党内の大勢が年明け以降の解散に傾いてた中で、

野田首相も彼なりの男気通したって感じがしたね。

                                                          

それまで延々、早く解散しろって喚いてた自民党の連中、

そんなにいきなりなのかって、選挙準備考えて慌ててやがんの。

                                                         

民主党、今回の衆院選挙では取り敢えずのアゲインスト風が吹くんだろうけど、

TPP参加をどうするのか、原発に対するスタンスとか、議員定数だとか、

個々の政党がどこに争点を求め、其々の主張にどれだけ有意差出せるのかって、

そういうとこがポイントだと思うんだよね。

                                                            

第三極の動向含めて、あらゆる政党、全ての議員たちが、

一斉に右往左往し始めてる訳で、

当面の経済立て直しや震災復興から始まって、国境問題やら拉致問題なんか、

もう、当分霧散してしまうんだよなあ。

                                                          

                                                           

                                                            

それでも、国会中継から後楽園ホールへと続く流れは、自分の中では決着してて、

それはそれ、これはこれって、ちょっと政治がエンタメ感覚になってるんだよね。

                                                           

昔、自分、警視庁機動隊と学生自治会との間でダブルスパイやった経験もあって、

その頃は、政治や国家権力に対して、熱い思いを持ってたんだけど、

自分らの年齢の人間達、既に役目終わってるって思ってるし、

これからのことは若い連中に任せるのが妥当だと思ってるんだよね。

                                                            

                                                          

                                                         

ホールの中入ったら、ちょうど八王子中屋ジムの会長と一生さんが来たとこで、

先週のジム移転のイベントのこと色々聞かせて貰ったんだけど、

凄い盛況だったみたいね。

                                                          

                                                         

ここんとこの帝拳興行、以前以上に勝ち負けが見える組み合わせが多くて、

テレビも放送あるしなあって、思いはしたんだけど、他に行くとこもないしね。

                                                         

                                                         

                                                          

出場ボクサー達のプロフィールのうちの戦績表示のことなんだけど、

今日から負けた試合の中のKOあるいはTKO負けを( )内に書くことにしますね。

                                                              

単純な勝ち負けや勝率の他に、KO勝ち率やKO負け率を知ることによって、

個々のボクサーのパンチ力の強さの他、打たれ弱さみたいなモノが解ってきて、

其々のボクシングスタイルが透けて見えてくるようで、中々興味深いんだよね。

倒し屋が意外に打たれ弱いとか、KO勝ちが少ないけどKO負けも少ないとか、

色んな事が見えて来るんだよね。

                                                       

                                                         

自分の中での昨日のメインイベントは、外園隼人さん×小原佳太さんの試合で、

セミファイナルは喜久里正平君×阪下優友君だったんだよね。

                                                         

                                                          

                                                           

☆末吉大君×望月太朗君(新日本カスガ)……Fe 4R

3勝(3KO)1敗の22歳・東京都と、3勝(3KO)4敗(1KO)の24歳・長野県。

                                                          

末吉君、新人王トーナメントで7月に伊藤雅雪君に1-2負けして以来だね。

あの試合、最終ラウンドにダウン喰らわなければ勝ってたとこだったんだよね。

                                                        

二人、構えたとこでの上背差、10㎝ほどはあるね。

                                                            

1R、

末吉君、リーチにも余裕あるし、ユッタリ動きながら届きのいいジャブ打ちながら、

時に応じてスピード上げてワンツー打ち込むと、望月君、殆ど反応できてないね。

                                                          

その望月君、とにかく詰めないと、ホントに全く何も始まらないもんで、

その動きはするんだけど、相手の動きに翻弄されてるんだなあ。

                                                         

末吉君、この回結局4度ほど、左右コンビネーション打ち込むことできてるし、

望月君、既に顔面かなり赤くなってきてるし、

何か、いきなり展開が見えてきてしまったんだよね。

                                                           

2R、

末吉君、大きめの右フック打つ時、ちょっとヒッチがデカ過ぎるとこあるんだけど、

相手がそこ突いてくるレベルではないもんで、楽々の進行で、

1分過ぎ、左右からのフォロー左フック、クリーンヒットさせて望月君をグラつかせ、

その流れのまま、残り58秒、またもやの左フック、さっき以上の直撃で、

望月君、3~4歩ほど飛ばされてしまってそのままダウン。

                                                           

何とか立ち上がりはしたんだけど、望月君、いかにもダメそうで、

結局、リング中央、左右のショートブロー打ち込まれたところでのストップエンドで、

2分31秒、末吉君、KO勝ち。

                                                           

末吉大君、左右対称漢字ボクサーでは今んとこ最強かな。                                                            

大事に育てられてる感じが沸々なんだけど、この次はもう少し骨のある相手とだね。

                                                           

望月君、途中、体寄せて強い左右ボディフックを打ち込んでたんだけど、

それ、長続きしなかったし、そこから上への攻撃まで繋げられなかったなあ。

                                                           

                                                          

                                                           

☆喜久里正平君×阪下優友君(とよはし)……SF 6R

5勝(2KO)1敗の20歳・サウスポー・沖縄県と、

8勝(5KO)3敗(1KO)2分の21歳・愛知県。

                                                             

阪下君、去年の全日本新人王なもんで、期待してたんだけど、

これがまあ全くの期待外れで、この日の相手、それほどの強豪でもないのに、

あれから1年も経ってるっていうのに、進歩の跡全く見られなくてガッカリだったね。

                                                          

1R、

阪下君、フック系は今一なのに比較して、ノーモーション気味の右ストレートは、

とってもいいんだけど、それに頼り過ぎるあまりか、とにかく単発勝負に行き過ぎで、

そんなに簡単やってると、当たるものも当たらないと思うんだよなあ。

                                                            

相手がそんな風なもんで、喜久里君の方が大分巧く見えてしまうなあ。

                                                           

2R、

阪下君サイド、セコンドやら付き添いみたいのが、終始大声指示出しまくりで、

そんなに沢山盛り込んでも、リング上で処理しきれないと思うんだけどなあ。

                                                           

阪下君、中盤、左右連打からいい場面一瞬作りかけたんだけど、

長くも、連続的にも続けることできなくて、その後は相手にペース取られてしまって、

踏み込みきれないこと多いし、一次攻撃だけで終わってるんだよなあ。

                                                           

3R、

やっと吹っ切れたか、阪下君、詰めて詰めて中々いい攻撃見せてたんだよね。

                                                             

実は喜久里君、距離潰されると思うようにできないこと多くて、

手を余し気味にしてしまって、見た目上品にやり過ぎてるような、

そんな感じになること多いもんで、ここは阪下君、一気勝負なんだけど、

残り1分頃かなあ、喜久里君に左フック一発貰ってから、いきなりのペースダウンで、

以降、見栄えのいいのを打ち込まれてしまって、またもや不本意ラウンドなんだなあ。

                                                            

4R、

阪下君、やっぱり攻撃のバリエーションが余りに少な過ぎで、

右ストレートはいいんだけど、右フックが巧くないし、そもそも、

左の使い方が中途半端で殆ど怖さ感じられないもんで、

相手は右ストレートにだけ注意してればいいって感じなんだよなあ。

                                                            

喜久里君、元々ボディが強そうじゃないもんで、右ストレートだけじゃなくて、

左フックでボディ攻めるといいのに、阪下君、やっぱり中途半端なんだよなあ。                                                           

それにここんとこ毎ラウンド、ラスト30秒からメッキリ動きが落ちてるね。

                                                           

5R、

阪下君、カウンター狙ってるでもないのに、先仕掛けできなくなってるし、

喜久里君の方も相手の打ち出しに合わせるの、それほど巧くないんだから、

要するに、お互い、もっと先攻めするべきだと思うんだけど、低調なんだよなあ。

                                                             

6R、

阪下君、ポイント取られてるって自覚ないのか、まだ普通にやってて、

とにかく逆転目指してムチャ攻めするって訳でもなくて、今更って感じで見てるし、

喜久里君の方も、ヘバッてきてるのか、連打が打てなくなってて、

危ない目に遭わないように凌いでるって感じで、全くスリルの無いまま終了ゴング。

                                                          

結局、59-56、58-56×2で、喜久里君の3-0勝ち。

                                                            

ちなみに自分は、折角出張ってきた割に情けない印象しか残らなかったせいか、

喜久里君の59-55だったけどね。

                                                           

                                                         

                                                           

☆中澤将信さん×松山和樹君(山上)……SL 6R

10勝(3KO)1敗(1KO)1分のランク12位、30歳・福島県と、

6勝(3KO)3敗の26歳・青森県。

                                                          

中澤さん、正直、危ういランカーだと思ってるんだけど、

この日の相手は、今年の新人王トーナメントで敢えてウェイト変更エントリーして、

超強豪との対戦避けた6人のうちの一人なもんで、

そうだなあ、3Rくらいまでに決着してよねって、そんな感じだったんだけど、

中澤さんのいつもの今一感と、松山君のランカーゲットの意欲とが交錯してたね。

                                                          

1R、

松山君の気持の方が勝ってて、中澤さん、そういうのは相手のリズムだと思うなあ。

                                                          

新人王の途中敗退ボクサーに対して、中澤さん、それも6回戦だってのに、

全体に緩み気味で、一発一発のパンチの力の込め方でも遅れ取ってるなあ。

                                                        

松山君、俄然ランク取りの可能性増していったんだわ。

                                                           

2R、

中澤さん、もっと内側内側から細かく回転で打つべきだし、

松山君の方も距離縮まると、いきなり手詰まりになってしまってるし、

何だか、急に低調な流れになってしまったなあ。

                                                        

3R、

少し強引系の殴り合いになると、パワーで圧してる松山君が目立って、

残り1分5秒、右アッパーで相手の膝カックンってさせたんだけど、

その後、中澤さんの右ストレートで、腰折れ気味にさせられてるし、

お互い、色々あって、残り30秒からは何だかグズグズになってしまってるんだわ。

                                                             

4R、

まずは松山君の丸太ブン殴り風から始まったんだけど、軸なくなってきてるし、

そもそも単発で止まってしまってるし、お互い、雑々のユルユルで、

ミドル級でももう少しスピードあるんじゃないかってほどのダルダルのリング上で、

で、もういいかあって感じになってしまったもんで、休憩タイムってことで……。

                                                         

結局、6R2分19秒、中澤さんのTKO勝ちだったんだけど、時間かかり過ぎだなあ。

                                                           

                                                          

                                                           

☆佐々木基樹さん×フランス・ヤランガ……62.2㎏ 8R

38勝(23KO)9敗(3KO)1分のWBC14位、37歳・東京都と、

14勝(7KO)5敗1分の国内3位、31歳・インドネシア。

                                                           

初め聞かされてた対戦者は、ムハムド・イマムとかいってたんだけど、

途中で変わったんだね。

まあ、どっちでも大差ないみたいなんだけど、

ヤランガっての明らかに体一回り小さいし、体重も1.3㎏未達なんだよね。

                                                           

で、正直、初めっから真面目に見るつもりなかったもんで、席移動して、

ワタナベジムの山元浩嗣さんと佐藤洋輝さんと並んで見てたんだけど、

誰を見に来たのって聞いたら、やっぱりセミファイナルってことで、

階級は全く違うんだけど、試合として面白そうだからって言ってたね。

                                                           

そしたら案の定、アッと言う間にケリついて、1R1分47秒で終わったね。

                                                          

                                                           

                                                           

☆外園隼人さん×小原佳太さん(三迫)……SL 10R

16勝(9KO)2敗(1KO)1分のランク2位、25歳・鹿児島県と、

6勝(5KO)1敗(1KO)のランク4位、26歳・岩手県。

                                                           

自分の席に戻ったら隣が三迫会長で、ちょっと見通し話して、始まったんだよね。

                                                             

1R、

あれーっ、外園さん、何だか両目周辺、少し腫れぼったい感じだなあ。

                                                           

それでも、外園さん、左の届き圧倒良くて、リズム感もいいし、

まあまあ、気持ち良さそうなスタート切ってるね。

                                                            

小原さんの方は、少し硬くなってる印象なんだけど、

それでも、上体の動きにはとっても配慮してるんだわ。

                                                           

その小原さん、序盤は相手のワンツーで先制されたんだけど、

ラスト30秒から一気に飛ばして、いきなりの左フック綺麗に当ててたね。

                                                          

外園さん、いつも感じるんだけど、頭の位置あまり動かさないもんで、危ないなあ。

                                                           

2R、

小原さんも、たまに顎上がるとこあるもんで、同じような危険性持ってるんだけど、

攻撃的姿勢がそれカバーしてるとこあって、この回、相手の左ジャブに、

敢えて右フック合わせ被せていって、外園さんに緊張感与えてるね。

                                                            

外園さん、左は相変わらずいいんだけど、中々いい右に繋がらない中、

この回、またもやラスト20秒で、相手の攻勢許してしまってるなあ。

大きいショットの殆どは、小原さんの方が見栄えいいんだよなあ。

                                                             

3R、

お互い、右の当てっこに夢中になり過ぎてるみたいで、ボディまで攻めきれなくて、

上下打ち分けに目覚めた方が主導権握るんじゃないのかなあ。

                                                              

ちょっとダイナミックさに欠けてたのは、外園さんの方だったんだけど、

残り45秒、お互い激しい当て合いを経て、最後右フック、とってもいい角度で、

打ち下したのは、その外園さんの方だったね。

                                                            

4R、

外園さん、先仕掛け目立ってきて、プレスも強めにしてきてるし、

明らかに攻勢に転じていって、らしさ発揮し始めたんだわ。

                                                            

それにつれてか、小原さん、ポイントポイントで振りがデカくなり過ぎてるし、

攻めあぐんでるようでもあるし、どういうボクシングしたいのか伝わり難くなって、

ちょっと疲れてきてるようでもあるんだよね。

                                                           

5R、

始まって28秒、小原さん、ワンツースリーまでクリーンヒットさせて、

それきっかけに気持と体勢立て直したような感じだったんだけど、

その後、外園さんの右ストレート、小原さんの右、左って交互の攻め込みで、

直後、小原さんの返しの左フックに対して、外園さん、右、そして右って、

タイトな振り込みで、クリーンヒット、まとめてゲットしてたね。

                                                           

小原さん、やっぱりヒッチがデカ過ぎだと思うんだよなあ。

                                                              

小原さんの左足フクラハギの横に血が付いてるけど、どっちの血なのかなあ。

                                                           

6R、

小原さんのKO率の高いパンチのせいで、外園さんも、かなり傷んできたんだけど、

それでも気合入れ直して、この回も初めの1分、大攻勢ドライブ。

                                                         

小原さん、ちょっと踏み込み雑なもんで、強烈左アッパー、届き切れてないし、

結構簡単に再反抗されてしまってるなあ。

                                                           

最後15秒、外園さん、経験差見せて一気の終盤盛り上げしたもんで、

小原さん、少しバランス悪くなってて、逃げるのに精一杯って感じだったなあ。

                                                            

7R、

ここんとこ流れは明らかに外園さんの方なもんで、小原さんサイドのセコンド、

打ち合えって指示一本大声連呼で、小原さんもドライブかけていったんだけど、

外園さん、相手にいい場面作らせないように、巧いことやってるんだわさ。

                                                           

それでも、終了ゴング鳴ったとほぼ同時に、西ロープ、自分のすぐ前で、

外園さん、バランス崩して、スリップダウンしてしまって、

踏ん張り切れてないようなとこも露呈してしまったんだよね。                                                           

外園さんの方の蓄積ダメージも、実は半端じゃなかったんだわ。

                                                         

自分のスコア的にはここまでかなり微妙で、外園さんの1ポイントリードって、

そんな計算だったんだもんで、ホントにホント、最終回勝負だったんだよね。

                                                            

8R、

やっぱり外園さん、小原さんより消耗進んでるみたいで、それ一気に来たみたいで、

それ見て、小原さん、当然俄然の元気満々で、いきなり飛ばしていって、

外園さん、それに対応できないまま、全くの別人みたいになってしまって、

逃げて逃げて逃げる中、幾つか直撃貰ったまま、最後は赤コーナーに詰められて、

もう防戦一方のガードポジションの上から、ドスドス打ち込まれたとこで、

始まってすぐの0分33秒、レフェリーストップエンドをコールされてしまったんだわ。

                                                           

自分としては、ハイランカー同士の試合なんだし、

先週はこういうケースで、しっかりそういうコールしてたんだから、

まずはロープダウン取るのが妥当じゃないかって、

そのカウント途中で、ダメージ推し量ればいい訳なんだからって、

そういう感想持ったんだけどね。

                                                           

レフェリーによって、判断変わるってのが、やってる方にとっても、

見てる方にも納得いかないとこだと思うんだよね。

                                                            

ダウン取られた後再開しても、多分外園さん、立ち直るのは難しかったって、

そうは思うんだけど、そういうのはあくまで別の推測な訳で、

外園さんのランカーとしての試合の締め方への配慮と、

遠くから見てる観客の納得の為、

取り敢えずあの場面はロープダウンじゃないかって、自分、そう思ったんだよね。

                                                          

                                                            

いずれにしても小原さん、デビュー戦で酷い目に遭ってからは、

それ貴重な経験と教訓にして、以降全く躓くことなくてエライね。

                                                          

外園さん、ここんとこの二試合は、以前のようなムラッ気出すことなく、

見た目通りの圧倒強さ見せてたんだけど、この日は優しいボクシングだったし、

やっぱり、そもそも頭の位置に対する配慮に欠け過ぎだと思うんだよなあ。

                                                          

                                                           

                                                            

☆下田昭文さん×ウーゴ・パルティダ……124R 10R

26勝(11KO)3敗(1KO)1分のWBC5位、サウスポー、28歳・北海道と、

17勝(15KO)3敗2分のWBC22位、?歳・メキシコ。

                                                           

最後の試合が始まったのは8時ジャストだったんだけど、

テレビの生放送が入っていたもんで、そのまま詰め詰め進行だったんだよね。

                                                       

下田さんとこの応援団、新しく棒風船のグッズ作ってきたんだけど、

それは所謂鳴り物に該当するって事で、野球じゃないし、サッカーでもないから、

元々無理がある訳で、いきなり、試合中には叩くなって注意されてたなあ。

                                                             

下田さん、緑と赤の総ラメ、キラキラトランクスなんだけど、

とにかく色目が安っぽ過ぎで、彼には似合ってないって思ったんだけどね。

その上、ベルトラインが白なもんで、一見メキシカンカラーだしって……。

                                                           

相手のメキシカン、体低めにキープして、その位置からいきなりの右ストレートって、

主な攻撃手段、それだけだし、体太くてパワー有りそうなんだけど、

全くスピードないし、テクニック不足だし、日本ランカー達の方が余程優秀だし、

ってことで、1R終わったとこで、帰ったんだけど、

せいぜい3~4R辺りかなあって思ってたら、何と9Rまでかかったんだってね。

                                                            

それは明らかに、下田さん、時間かかり過ぎな訳で、

そう言えば最近、パンチに往時のキレなくなってる感じするし、

自分の知ってる下田さんとは別の人みたいな印象のこと多いしなあ……。

                                                       

自分の中では、横を通り過ぎたら、相手が倒れてたって、

そういう印象がずっと強かったんだけど、その下田さんももう28歳だし、

見方を変えなければいけないのかも知れないね。

当てられないテクニック、ポイントゲットボクシングに注目するってことで……。

                                                           

                                                         

                                                          

【本日のベスト3ボクサー】

① 小原佳太さん

② 末吉大君

③ 特にナシ

                                                   

                                                  

                                                  

相対的に興奮度に欠ける試合が多くて、外はかなり寒かったし、

何となく、トボトボ歩きの帰りだったなあ。

                                                       

                                                            

ああそうだ、久し振りに尾川堅一君に会うことできたんだけど、

彼、元気そうにしてて、ケガの方も殆ど大丈夫なんだってさ。

                                                          

                                                           

昨日はAlpenで、5㎏のダンベルゲット、2個で5,000円也。

災害時と闘争時に必要なのは、やっぱり腕力ってことで……。

                                                          

                                                       

                                                          

途中で、ホルパパ、チータン、シロママ、ワイルって4匹の野良猫が、

珍しく一度にやって来て、メシ食わせろって言うもんで、

連中達をかまってたら、アップが遅くなってしまいましたとさ。

                                                           

2012年11月14日 (水)

日記 (11/14)

 

12日に後楽園ホールで、江藤伸悟君×高畑里望君の試合があったんだけど、

結局、58-54、58-55、58-56の3-0で江藤君が勝ったんだってね。

                                                         

自分、高畑君優位なんじゃないかって思ってたんだけど、

途中、ダウン貰ってしまったってことで、それがポイントのようなスコアだね。

                                                         

                                                       

タイでの久高寛之さんも、オーレドンに0-3負けだってね。

117-111、113-116ってことだから、圧倒負けだったのかなあ。

                                                           

                                                           

                                                           

衆院解散が年内だか年明けってことで、新年の近いことを意識させられるんだけど、

こっちはこっちで、例年のように、正月のおせちを予約したんだよね。

                                                          

○万円っていうのが高いのかよく解らないけど、

△万円と○万円の内容の差が大きいのに比べて、

○万円と×万円との差はそれほどのことなかったもんでね。

                                                          

                                                       

                                                         

突然思い出して、エドウィン・バレロと小堀佑介さんとのスパーリング見たんだわ。

                                                          

それ、2006年の暮、小堀さんが日本チャンプの時のモノなんだけど、

計9R分だったんだけど、目に付いたのは、バレロのディフェンスの良さっていうか、

打たれない工夫の素晴らしさだったんだわ。

                                                          

打たれないというか、打たせないような手の出し方してるみたいだし、そもそも、

ポジショニングが異常に巧くて、常に相手の返しが届かない位置をキープするし、

変幻自在なフットワークで相手眩惑するもんで、意外に低いガードの割には、

被弾数がとっても少ないんだよね。

                                                           

バレロっていうと、どうしても豪打がらみの超攻撃的ボクシングに目が行くんだけど、

彼のディフェンスというか、被弾しない工夫ってのに感心してしまったんだわ。

                                                           

バレロ、ホントはもう少し見続けていたかったボクサーなんだよなあ。

                                                           

                                                           

                                                           

東京MXテレビで、“パワーレンジャー・SPD” ってのやってたんだけど、

それ所謂、ゴレンジャーもののアメリカ版なんだけど、

作りがチャッチイのが、見てて却って面白かったよ。

                                                           

5人のヒーロー、男3人、女3人って構成なんだけど、

白人男性が2人の他、黒人男性、ブロンド女性、ヒスパニック女性って、

いかにもバランスに気を付けてるってのが伝わって来たんだよね。

                                                          

                                                        

                                                           

今年1月~8月までのストーカーがらみの事件、至上最多なんだってね。

                                                         

ネット依存性の高い連中ってのは、現実の人間関係に練れてないことが多くて、

物事が自分の思う通りに進まないと、すぐブチ切れる傾向が強いっていうのが、

その原因じゃないかって言う人もいるんだけど、そう言えば、

例の反日暴動時の中国人の行動にも同じような臭いが漂ってくるんだよね。

                                                            

自分なんかだと、あんたなんか嫌いだって言われたら、

二度とその女には近付かないけどなあ。                                                         

あんな風にベトベト粘着するってのは、とっても恥ずかしくてできないけどなあ。

                                                           

                                                           

                                                          

ブログの解析には色んな項目があって、アクセス数ってのが一般的なんだけど、

“ブラウザの言語設定” って項目があって、結構面白いんだよね。

                                                          

勿論、Japanese ってのが一番多いんだけど、それに続いて12ヶ国ほどあって、

多い順に並べると、English、Korean、Chinese、French、Spanish、Italian、Russian、

German、Thai、Danish、Hebrew、Portuguese ってあるんだけど、

Portuguese ってのは何とかポルトガル語って推測できるんだけど、

Danish と Hebrew ってのが解らなくて、調べてみたら、

デンマーク語とヘブライ語ってことなんだよね。

                                                           

でも、そもそも “ブラウザの言語設定” ってのが解らなくて、

海外在住の日本人が訪ねてくれてるってことなのか、

日本にいる外国人が読んでくれてるってことなのか、はたまた、

あっちこっちの秘密情報組織が、世界中のあらゆる一般ブログに目光らせてて、

そこから何らかの情報を汲み取ろうとしてるってことなのかとか……。

一度詳しそうな人に聞いてみないとね。

                                                           

                                                         

                                                          

今日、後楽園ホールには、下田昭文さんとか、佐々木基樹さん、中澤将信さん、

末吉大君達、帝拳のキラ星ボクサーが沢山登場なんだけど、

対戦相手的に注目なのは、何と言っても外園隼人さん×小原佳太さんの、

ハイランカー対決、それに喜久里正平君×阪下優友君の二試合だね。

                                                           

G+でやるから、特に出向かなくてもいいんだけど、

誰かに会えるかも知れないから、行ってみることにしたんだよね。

                                                                                   

                                               

2012年11月12日 (月)

日記 (11/12)

                                                                         

ここ2~3日、夜はかなり冷え込むようになったもんで、寝具をアップグレード。

                                                         

シーツを冷感カリカリからモッカモカのモノに交換して、

上掛け羽毛布団の下に、フワフワブランケットってことで、レベル3に設定。

あまりの気持ち良さに、寝るのが勿体ないほどだったんだわ。

                                                            

                                                          

                                                         

昨日は、近所で祭りがあって、何だか大名行列みたいのがゾロゾロと、

総勢500人がかりで江戸時代再現してたんだけど、装備とか衣装とか化粧とか、

普段はどこで保管してるのかってのが気になったなあ。

いい年寄りの侍姿眺めてたら、なんか溶け込んでて、違和感なかったね。                                                         

その後、ホームセンターで買い物して家に戻った午後から雨降り始めて、

それが今日の朝までズーッとだったね。

                                                           

                                                          

                                                           

前の日にはある女性の誕生会に呼ばれて中華料理。

全部で5人で、男は自分一人だったんだけど、料理、まあまあだったし、

気の置けないメンバーだったもんで、楽しい時間が過ごせたんだわ。

                                                           

                                                           

                                                          

もし誰かに、好きな車一台買って上げるよって言われた時に迷わないように、

自分、決めてるんだよね、ベンツのCL350ってね。

                                                           

それ、970万くらいなんだけど、そんならG65AMGをお願いしますなんて言うと、

なんとまあ欲張りなヤツなんだって言われてしまいそうだから、

まあまあ、この辺りが妥当なとこじゃないかって思ってるんだよね。

だってね、G65AMGってのは、3,200万~3,300万もするからね。

                                                        

                                                          

車と同じように、もしも、もしもなんだけど、

自分の望み通りに、一人だけ女性を何とかしてくれるっ言われたら、

これがまあ迷い多くて全然決め切れないんだよね。

(宮崎辰也君とか長嶺克則君達は決まってるみたいなんだけどね。)

                                                        

あんまり若過ぎるのは話題含めてシンドそうだし、熟女趣味でもないし、

やっぱり、日本人だよなってとこまでしか絞り切れてないんだよね。

                                                        

                                                         

                                                        

この前、BSで、吉幾三のスタジオライブを見たんだけど、

自分、元々演歌系は殆ど受け付けなくて、北島三郎にも美空ひばりにも、

全く食指が動かないんだけど、今更なんだけど、吉幾三は凄かったんだよね。

                                                           

気持の溢れ方が半端じゃなくて、それでも過剰になって嫌気差すほどではなくて、

成熟した男の色々が滲んで見えて、ちょっと感動してしまったんだわ。

                                                            

彼のデビュー作、“俺は田舎のプレスリー” はリアルタイムで知ってたけど、

その後は全く縁なくて、そのまんまになってたんだけど、

年齢を重ねて、とってもいい感じになってて、

彼が本気で歌い込むと、ホント、凄いんだよお。

で、今度、CD借りて来ようかなって思ってるんだよね。

                                                           

                                                         

                                                         

唐突なんだけど、後楽園ホールのカメラマン達のことなんだけどね。

                                                           

ホールには常駐のプロが何人かいるんだけど、彼らは場馴れしてるせいか、

常に、後ろに控えてる観客の邪魔にならないように気を付けてるというか、

どこまでが文句言われないポジションかっていうことに敏感なんだけど、

大きな試合の時だけやって来る、大手マスコミ系の雇われカメラマンってのは、

そういう事情が全く分かってないっていうか、配慮できないのが多いんだよね。

                                                           

報道してやるんだって臭いプンプンで、常駐の専門誌系のカメラマンはおろか、

一般の観客なんかより、よっぽど立場が上だって勘違いしてる節があって、

とにかく、とにかく態度がデカイんだよね。

                                                              

で、安易に高いカメラポジション取って、試合遮るようなことも、よくあって、

後ろの客から注意されると、うるせえなって、明らかに不機嫌な表情するヤツもいて、

それ、この間の東日本新人王決勝戦の時も目にしたんだよね。

                                                            

自分も以前、そういう目に遭ったんだけど、自分は他の人ほど大人しくないもんで、

あんた、ふざけんなよ、滅多に見に来ないただのヘルプカメラマンのくせに、

客の邪魔してデカイ態度するんじゃないよ、ってドヤしたことあるんだよね。

                                                            

そういう連中は、普段常駐してるカメラマンとも、いい関係保てなくて、

どうして、そう堂々と場所取りできるのかって、部外者ながら思うんだよね。

                                                         

                                                        

ついでに言うと更に自分、素人カメラマンにも感じてることあって、

折角会場に来てるのに、何で全体見ないで、ひたすらファインダー覗きながら、

狭い四角の中のボクシングに見入ってるってのがホント理解できなくて、

彼らの趣味は本当はボクシングじゃなくて、カメラなんだろなって思うんだよね。

                                                         

一番変なヤツは、殆ど試合見ないで、ひたすら勝ったボクサーの、

試合後の写真撮ってる30男で、ちょっと粘着系のジメジメした立ち居振る舞いで、

試合の進行に伴って、赤コーナーと青コーナーをバタバタ移動してるんだよね。

                                                           

それと、近くにモータードライブ使った連写専門の素人なんかがいると、

そんなのムービーと同じで、誰でも決定的瞬間撮れるだろとしか思えないし、

そもそも、ガシャガシャ、ガシャガシャ煩いったらない訳で、

あんた、今日は動画含めて撮影禁止だろがって、つい言いたくもなるんだよね。

                                                            

                                                           

其々には其々のボクシングがあっていいと思うんだけど、

自分のやりたいこと通すにあたって、他人の迷惑になってないか、

不快感与えてないかってことに、敏感じゃないとダメだと思うんだよね。

                                                         

                                                          

                                                          

マナーって言葉で思い出したんだけど、

この間テレビで、色んな食事の最低限のマナーについてやってたんだけど、、

全て、ちょっといいとこのレストランでの話で、居酒屋系じゃないんだけど、

以下6項目あったんだけど、自分、半分アウトだったんだけどね……。

                                                         

① 茶わん蒸し

まず初めに、スプーンで器の内側をグルッとさせて、器と中身を離すんだってね。

その後は、中身をグチャグチャにしても、それはそれでOKなんだってさ。

                                                          

② スパゲッティ・ボンゴレ

アサリの身を殻から外すとき、手で貝殻を押さえて、フォーク使うんだよね。

で、横にスプーンが置いてあっても、絶対使っちゃダメな訳で、

あれは、イタリアなんかじゃ子供用なんだよね。

スプーンでフォーク受け止めながらクルクルしてるオバサン、たまにいるけど、

あれはとっても恥ずかしい所作なんだよね。

                                                         

③ 尾頭付きの魚

焼き物でも煮物でも、食べる前にまず背ビレや腹ビレ、それに胸ビレ外すんだよね。

その時、魚の頭は手で押さえていいんだってさ。

半身食べ終えて、残り半身食べるために魚をひっくり返すのはダメなんだよね。

                                                           

④ 伊勢エビのグリル

殻の中で身を小分けに切り分けて食べるってのはダメで、

初めに全部を殻から取り出してから、その後小分けにして食べるんだよ。

                                                          

⑤ 天ぷら

天ぷら定食の時の天ぷらじゃなくて、お好みで揚げて貰う時の話なんだけど、

天つゆの小皿を持って食べるのが正しいんだよね。

                                                           

⑥ シュークリーム

勿論、いきなりガブッてやるのはダメで、シューの蓋外して、

それを手でちぎりながら、フォークでクリーム付けて食べるんだよね。

で、残った下の部分は、そのままフォークで切り分ければいいんだけどね。

                                                          

                                                       

自分は①、③、⑤の三つがアウトだったんだけど、みなさんはどうですかあ?

                                                       

                                                           

                                                           

実は今日も、後楽園ホールで試合があって、

高畑里望君×江藤伸悟君の一戦あるんだけど、

見たい試合はそれ一つだけなもんで、やっぱり欠席することにしたんだわ。

                                                           

高畑君と江藤君は3年前に対戦してて、その時は引き分けだったもんで、

決着戦なんだよね。

                                                          

その後高畑君は4勝2敗、江藤君は3勝2敗なんだけど、

それぞれの勝ち負けの相手を眺めてると、何となく高畑君、勝ちそうなんだよね。

                                                       

                                                          

同じ今日、タイでは久高寛之さんがオーレドンと試合なんだよね。

久高さん、今年はここまで2戦2勝2KOだし、何かいけそうな予感するね。

                                                         

                                                           

2012年11月10日 (土)

後楽園ホール・11月9日

                                                        

人件費の安さ狙って中国に生産地移すのに邁進した結果、

アメリカではこの10年で、約270万人もの雇用が失われてしまうし、

それに伴い必要以上の技術移転もなされてしまったもんで、

そろそろ、“Made In USA” に対する回顧が始まってるみたいなんだよね。

                                                           

目先の利益ばかりに目をやってると、軒先貸して母屋を獲られるって、

そういう風になってしまうってことで、ニューヨークの土産物の90%が中国製って、

そんなの全くのナンセンス以外の何物でもないんだよね。

                                                           

で、中国に生産拠点置いてる、例えばユニクロなんて、自分、断固拒否なんだよね。

国内で生産すれば、どれだけ雇用に貢献できるかわからないのに、

安物安物って、それだけしか見ない考え方には同調できなくて、

そもそも、あんなに超大量生産される服なんて、自分、絶対着たいと思わないし、

そういうの卒業しないと、いつまでも制服ファッションから抜け出せないよね。

                                                           

とにかく、安物狙いの中国進出止めないと、

自国の雇用と技術が失われてしまうんだわ。

                                                         

                                                          

                                                           

アメディオ・モディリアーニって画家は、35歳で病死したんだけど、

彼にはジャンヌって、連れ合いがいて、

これがまあ信じられないほどの美貌の持ち主だったんだけど、

モディリアーニを愛するあまり、彼の死後二日後に飛び降り自殺してしまったんだわ。

                                                           

その時、彼女のお腹の中には赤ちゃんがいたんだけど、

これはどういう風に考えたらいいのか、いまだに自分、結論出せないんだよね。

                                                           

                                                          

                                                           

ホールの入口に着いたら、アラアラ、勅使河原弘昌君とバッタリで、

話聞いてもいいですよおって感じだったもんで、この間の負け試合の事話して、

そのまま5階に上がって、まだ話して、一回別れてから、

ホールの中に入って、また話しして、ちょっと盛り込み過ぎかなあとも思ったけど、

何か、一個でも彼の参考になればいいけどなあって思ったんだよね。

                                                           

                                                          

                                                       

昨日は角海老ボクシング、で左側は全て角海老ボクサー。

                                                            

                                                             

☆久永志則さん×太田ユージ君(ヨネクラ)……SB 8R

13勝(7KO)4敗2分のランク9位・26歳・東京都と、

7勝(3KO)3敗3分の25歳・東京都。

                                                            

全体のメニュー眺めてみると、久永さんが第一試合ってのは、

自分としてはちょっと納得し難かったんだけどね。

まあ、大人の事情なんだろうけど、個々のボクサー達は納得してるのかなあ。

                                                           

久永さん、リングインの時、ロープ最上段をヒラリ跳び越えようとした瞬間、

足引っ掛けてしまって、ドッスン、こけてしまって……。

                                                            

ああいうのは、試合後の土屋修平さんの例のバク転も同じなんだけど、

自分、絶対止めた方がいいと思ってて、足首ケガでもしたらどうすんだって、

そう思ってて、ボクシングのパフォーマンス意外に客受け狙う必要ないんだわ。

                                                           

1R、

太田君、リーチ差利して、届きのいいジャブからスタートして、

気持整えリズムのいい攻撃で、そこから繋げる右ショットも中々いいんだわ。

                                                            

一方の久永君、転倒リングインのせいか、動き硬くて全くスムースさに欠けてて、

踏み込みが悪いもんで、ワンツーなんかも、全然届いてないんだわ。

                                                            

太田君、左ボディからのコンビネーションも冷静に強く打ち込むことできて、

動きの良くない久永さん、結構まともに貰ってしまって、足元ふらつかせてるなあ。

                                                             

誰が見ても、久永さんにとってはとってもヤバイ状況で、

青コーナー回りは大騒ぎになっていったんだわ。

                                                         

2R、

太田君、こりゃ行けるって勢い付いたか、ちょっと舞い上がってしまったか、

初回のように適度な距離取ってやればいいのに、自分から距離詰めて、

いきなり敢えての接近殴り合いに挑んで行ったんだわ。

                                                         

ただ、そういう近接乱打戦っていうのは、久永さん得意の土俵というかスタイルで、

1Rの劣勢挽回すべく、ランカーとしての意地丸出しで、ここぞの高速連打ってことで、

それ、始まって僅か22秒のことだったんだけど、相手を青コーナーに詰めて、

最後は返しの左フックを見事に打ち込んで、太田君からダウンゲット。

                                                            

それ、相当な直撃度だったもんで、太田君、何とかリスタートはしたんだけど、

クリンチ逃げするのが精一杯で、久永さんの更なる追撃避けうべくもなくて、

一気に攻め立てられて、動きもヤバイし目もちょっとうつろになってしまってて、

結局、1分31秒、レフェリーストップエンド。

                                                            

久永さん、やっぱり歴戦のランカーってことだったんだけど、

太田君、もう少し冷静な攻め込みしてたら、もっと展開違ってたと思うなあ。

                                                              

試合後、太田君の担当トレーナーさんと話ししたんだけど、

苦笑気味ながらも残念そうにしてたなあ。

                                                            

                                                          

勅使河原君は太田君の応援に来てたみたいで、斉藤幸伸丸さんも一緒で、

斉藤さん、12月21日にこの日のセミファイナリストの高山樹延さんと、

タイトル戦ってことで、自分、両方とも好きなボクサーなもんで、

応援困るなあって伝えたら、ケラケラ笑ってたなあ。

                                                           

                                                           

                                                           

☆関豪介さん×高橋謙太君(協栄)……Fe 8R

11勝(1KO)0敗1分のランク8位、サウスポー、26歳・熊本県と、

9勝(3KO)5敗1分の23歳・広島県。

                                                           

関さんっていうのは、今、角海老ジムで、って言うより、

日本で一番手数の多いボクサーじゃないかって思ってるんだよね。

                                                            

高橋君のセコンドに、会社帰りの白石豊人さんが駆けつけて来たんだけど、

置き場所に困ってたもんで、自分、上着とネクタイ預かったんだよね。

                                                           

1R、

サウスポー同士なんだけど、お互いやり難そうにはしてなくて、

様子見ナシのいきなりの手数勝負になっていったんだけど、

左の当て合いでは高橋君の方が一歩リードしてたね。

                                                           

高橋君、もう少し距離取れればいいんだけど、接近戦も辞さなくて、

リング上、何となく粘着系消耗戦に突入だね。

                                                            

2R、

高橋君、少し距離取ったとこからのショットの方が圧倒見栄え良くて、

体寄せ合ってのショート合戦となると、やっぱり関さんの方に分がある訳で、

スコアの判断が難しくなっていくんだよなあ。

                                                            

いずれにしても、高橋君の集中力がカギなんだよね。

                                                           

3R、

高橋君、距離取り切れなくて、手数落ちてて、白石さんからも激飛んでたんだけど、

ちょっと、やりたいことできてないって感じのこの回の入りだったんだけど、

関さんの方も、踏み込む時、右ガードが低過ぎるもんで、

意外なほど簡単に相手の左貰ってしまってるんだわ。

                                                            

二人とも下がらないボクサー同士なもんで、ガツン一発バッティングはある訳で、

関さん、右目上、高橋君、頭部、其々ぶつかりカットしてしまって、出血。

                                                            

それを機に、というかそれきっかけに、高橋君、気持立て直したみたいで、

また初回のように動き良くなっていったんだわ。

                                                            

4R、

高橋君、前の回の勢いのまま攻め立ててたんだけど、中盤過ぎから詰められて、

関さんに擦り上げられるようなショートブロー、山ほど貰ってからは、

明らかに疲れが見えてきて、いよいよ関さんのペースになっていったなあ。

                                                           

5R、

1分頃、二人ともバッティング傷のドクターチェック入ったんだけど、

関さん、相変わらず、彼の応援団にとってはドキドキのボクシングなんだよなあ。

                                                           

お互い、明確なクリーンヒットない中、ちょっと血みどろ戦の様相で、

こうなると、いつもの関さんのペースってことで……。

                                                               

6R、

高橋君、ちょっと動きが緩んできてるみたいで、

関さんは、初めっからそんなに凄いことないんだけど、

当初の動きは充分キープできてて、消耗度に差が見えてきたんだよね。

                                                           

7R、

試合はこのまま、関さんが押し切ってしまうのかなあって感じだったんだけど、

高橋君、流れ大きく取り戻すまでには至ってないんだけど、

気持振り絞り直しての必死反撃で、まだまだ諦めてないとこ見せてたね。

                                                            

高橋君、ランカーになりたい気持ち、こっちにも伝わって来たなあ。

                                                           

8R、

自分、基本的にはゴニョゴニョ戦は好きではないんだけど、

その中に気持ち溢れるモノ見えたら、それは別物な訳で、

心決めた高橋君のパフォーマンスも胸打つモノあったし、

関さんの、これしかできないボクシングも徹底して極めれば、感動モノだし、

最後のやったり取ったり、お互い相手に主導権取らせない意地の闘いで、

関さん、左目上ヒットカットされて、もう両目上からの出血のまるで赤鬼で、

どうしていつもこういう風になってしまうかなあって、思わないでもないんだけど、

自分、これしかできませんってのが妙に心に響いて来たんだよね。

                                                            

最後の最後、気持ち立て直した高橋君がラウンドゲットって事で、

行ったり来たりの微妙だった自分のスコアは、それでも、77-75で関さん。

                                                          

正式コールが待たれたんだけど、結局、77-76、76-76×2の1-0で、

関さんだったんだけど、勿論ドローで、不敗神話(?)はまだ続いたんだわ。                                                            

この体形とこのボクシングスタイルで、13戦無敗ってのは驚異的だと思ったなあ。

                                                           

彼、決して巧くはないんだけど、自分に何ができるかを徹底すれば、

それは匠に近いレベルになる訳で、それ、軽い相手選んでのことではないから、

自分、シミジミ、君はエライって思ってしまうんだよね。

                                                           

関さん、この日も、一ラウンド最低150発として、多分約1,200発は打ってたね。

後で話聞いたら、今日は手数が足りませんでしたって、まだ反省してたから、

そうなると、一試合、やっぱり1,500発は必要って事で、

彼の挑戦はまだまだ続くんだよね。

                                                            

高橋君、6Rに踏ん張れてたら、違った結果も有り得た訳なんだけど、

一度へタッたとこから、立て直したのは大したもんで、

もう少し、あの左当ててたらって思わないでもなかったなあ。

                                                             

帰り際、関さん、両目の上の絆創膏が痛々しかったんだけど、

色々結構沢山話したんだよね。

                                                          

                                                         

                                                             

☆緒方勇希さん×平山悦久君(ワタナベ)……Fe 8R

16勝(3KO)0敗1分のランク4位、28歳・佐賀県と、

9勝(3KO)7敗1分の31歳・栃木県。

                                                              

二人とも、とっても良く知ってるボクサーで、

その二人ともから、今回の相手とどう戦ったらいいかって以前聞かれてて、

二人の頭、整理させて上げるように、不公平にならない範囲で話してて、

で、お互い、どう戦うかって、とっても興味深かったんだよね。

                                                            

1R、

凄くはないんだけど、緒方さん、負けないボクシングさせたら極上で、

パンチはそれほど強くないんだけど、距離の掴み方と当て勘が抜群なもんで、

その辺どうするか、平山君としても一番のポイントだったんだけど、

その彼、まるでデンプシーロールのように体左右に振りながら、

チャカチャカ動いて、相手眩惑させながら、チャンス見計らって飛び込んでるね。

                                                           

多少、頭から行くようなとこあったもんで、レフェリーに注意されてたけど、

その限界辺りが彼の勝負どこなんだわ。

                                                           

緒方さん、落ち着いたユッタリ目のスタートで、例の省エネボクシングの中、

無駄打ち少なくて、ヒット率高いね、やっぱり。

                                                          

2R、

平山君、左フック一発、いいのを当ててたんだけど、

細かいコンビネーションで、見栄え良かったのは緒方さんだなあ。

                                                             

3R、

平山君、それでも彼なりにこの日はとっても巧くやれてて、

踏み込みざまの左右フックを懸命に相手のボディに打ち込んでるんだわ。                                                     

ただ、それを上へ繋げるとこまではできてなくて、打たせない緒方さんも巧いね。

                                                            

平山君、途切れない前詰めはとってもいいんだけど、

もう少し、そのボディショット、強く打ち込めるといいんだけどなあ。

                                                           

4R、

緒方さん、相手が良く動くもんで、中々的絞り切れないとこあって、

相手の強い信念のボクシングに、ちょっと手こまねいてるとこあるなあ。

                                                             

平山君、踏み込んでのボディショット、打つと見せかけての右ストレートも、

相手の意表付くように打ってて、それ当たり今一薄いんだけど、

確実にポイントにはなる訳で、気持ち的にも優位に立ってるように見えるね。

                                                            

この回、そういうの3発ほど打ち込んでて、後で聞いたら、緒方さん、

あれ、もう少し強く打たれてたら、危なかったって言ってたんだわ。

                                                            

5R、

緒方さん、基本に戻って、、左ジャブ多用し始めて流れ変えようとしたんだけど、

中盤から、またもやの平山君の粘着攻撃に手止められてしまって、

中々思うように進められなかったんだけど、残り20秒から、

意決っしたように、敢えての近距離戦に挑んでって、

左右のショートブロー、的確に見栄え良く当て込んでたね。

                                                           

6R、

緒方さんが流れ取り戻しつつあって、平山君、ここまで結構飛ばしてきたし、

ちょっとヘバリが浮いて見えてきて、顔面も赤く傷んできたし、

そろそろヤバイのかなあって見てたら、彼、かなり疲れてきてるとこなのに、

体寄せ合ったとこから見事なポジションチェンジで、相手の左側に体ずらせて、

とっても角度のいい左ボディ打ち込んだんだわ。

それは結構な有効度だったんだけど、もっと力込めればいいのになあ。

                                                             

7R、

ここに来て、余力残してるのは圧倒緒方さんの方のはずなんだけど、

動きとパンチにキレなくなってきてるし、相手のボディブロー、嫌がる素振りだし、

ラスト30秒も手止めなかったのは平山君の方だったんだよね。

                                                             

8R、

微妙なスコア自覚してか、緒方さん、最後に意地のランカーラッシュで、

いきなり飛ばして、左右フック主体に押し込んでいったんだけど、

押すよりもたれかかる感じも見てとれて、中盤からは平山君の反撃許して、

オイオイオイ、緒方さん、このまま押し切られてしまうのかってとこから、

流石だね、またもや最後30秒、意地の踏ん張り見せて、ポイント奪取だったなあ。

                                                            

自分のスコアに目落としたら、キッチリ76-76になってたんだけど、

結局、78-76、77-75、77-76ってことで、緒方さんの3-0勝ち。

で、関さんに続いて緒方さんも、これで18戦無敗なんだわ。

                                                            

自分の中では、平山君の想像以上の頑張りと、

緒方さんの、ホントはもっとやれるでしょってのが交差した結果だったんだわ。

                                                          

自分、緒方さんと平山君、二人に話しがしたかったもんで、試合終わってすぐ、

代わり番こに会いに行ったんだよね。

                                                            

緒方さんとは、ちょっと反省会っぽくなってしまったんだけど、

彼、ホントに真面目に話聞いてくれて、まだ体に汗浮かせたままだっていうのに、

自分、感じたまま剥き出しに言ったにもかかわらず、ちゃんと受け答えしてくれて、

ボクシングスタイルそのままの素直な思いを聞かせてくれたんだよね。

                                                             

途中、平山君が通りかかった時、彼、もうやりたくないですって言ってたね。

                                                           

平山君は、もう一回やっても勝てないっすって応えてたんだけど、

自分、あと少しだけ足りなかったと思ったこと彼に伝えたんだけど、

基本的には褒め言葉の方が多かったんだよね。

石原トレーナーも、まあまあ満足げな表情してたなあ。                                                             

実力差、経験差ある中で、平山君、ホント、よくやったって思ったんだよね。

                                                           

                                                            

                                                           

あんまり、長いこと話してたもんで、自分、次の試合は見てないんだよね。

結局、デビュー戦の久保賢司君がマナカネに圧倒3-0勝ちだってね。

マナカネって、亀田長兄さんと世界戦して結構いい試合してたと思うんだけど、

ってことは、亀田長兄さんがあんまりだってことなのかなあ。

それとも、そのマナカネ、6回戦ってことで、元々やる気なかったのかな。

                                                           

                                                            

で、次はセミファイナルってことで……。

                                                          

                                                          

                                                          

☆高山樹延さん×ペッチトンチャイ・シリモンコンジム

                        ………149P 8R

15勝(6KO)1敗のランク2位、26歳・秋田県と、

7勝(1KO)4敗の31歳・タイ国。

                                                            

高山さん、最近調子いいって聞いてたし、来月にはタイトル戦だし、

相手の斉藤幸伸丸さんも見に来てるし、ここはキッチリ前哨戦なんだよね。

                                                            

1R、

ゴング鳴った途端から、高山さんの威圧感、もう半端じゃなくて、

相手のタイ人、大幅体重未達ってこともあってか、二回りは違うように見えて、

高山さん、鋭く重い踏み込みから、まずはボディブローから行きますって、

相手にとって、そりゃ重苦しそうなのドスドス打ち込んでたなあ。

                                                           

タイ人、既にビビリが浮き出てて、こりゃ早仕舞いが見えてきたって事で、

自分、堂々の休憩タイムゲット。

                                                          

                                                          

暫く、色んな人と話してたんだけど、せいぜい3Rまでじゃないのって思ってて、

その3R、レフェリーストップちょっと前から、奈須勇樹さんと阿部トレーナーと、

並んで見てたんだけど、自分には、高山さん、驚くほど回転力に迫力なくなってて、

ちょっと1Rのイメージとは違ってたんだけど、見間違いだったかなあ。

とにかく1分47秒、もう止めようねストップエンドだったんだけどね。

                                                             

                                                           

                                                           

☆加藤善孝さん×川瀬昭二さん(松田)

               ………日本 L タイトル戦 10R

22勝(6KO)4敗1分のチャンピオン、27歳・茨城県と、

29勝(17KO)4敗5分のランク1位、30歳・愛知県。

                                                            

すぐそばにいた川瀬さんの応援団、第一試合から陣取ってて、

それがまあ、酒飲んで舞い上がってるのか、とにかく、終始おしゃべり止まなくて、

そういうの恥ずかしくないかってほどの、口から出まかせの間抜けなアドバイス、

見も知らないボクサーに飛ばしまくってて、まるで宴会みたいだったなあ。

                                                            

川瀬さん、29勝の内の12勝、17KO勝ちのうち8KOがタイ人相手だし、

誰と戦ってランク取りしたのか、どういう経緯で今ランク1位なのかが全く不明で、

以前石井一太郎さんに判定負け、去年11月、三垣龍次さんにKO負けってのしか、

比較できるデータがないんだよね。

                                                              

1R、

上背とリーチは川瀬さんなんだけど、いかにも細くて薄い腹なもんで、

多分、その辺かなあって見てたんだよね。

                                                            

相手が細かく突っ突いてくる中、加藤さんのパンチの重さが圧倒的で、

左ジャブの同士打ちになると、川瀬さん、明らかにバランス崩してるんだわ。

その左ジャブ、前回小池浩太さんをタマゲさせたんだよね。

                                                          

川瀬さん、全く怖さ感じさせない中、加藤さん、こんなの当たったら大変だよう、

って、そんな感じで、ブン回し右脅しフック、振り込んでいったんだわ。

                                                             

2R、

川瀬さんの攻撃手段はとってもシンプルで、スピードと当て勘頼りなんだけど、

全てのパンチがいかにも当たりが薄いというか、とっても軽そうなもんで、

これならいけそうだなって感じ、すぐに確信になったんだよね、自分。

                                                              

加藤さんの方には、自信と力に満ちた左ジャブがあるし、

右がフック系でもストレート系でも、最近では一発必殺だしね。

                                                           

で、始まって1分10秒、この日初めて、加藤さん、右フックヒットさせたんだけど、

その一発だけで、川瀬さん、大きくヨロけてしまってて、

細かい反撃で何とか凌ぎはしたんだけど、

その後も、小さいの当てられるだけで、バランス崩してるんだわ。

                                                            

3R、

相変わらず、川瀬さん、動きに工夫するでもなく、単純なワンツーオンリーで、

それも、あんまりキレもないもんで、加藤さん、当てられても殆ど平気な感じで、

殆ど見切った上で、そろそろ行きます、左ボディって感じだったなあ。

                                                           

こりゃ、ヤバそうだって感じ、川瀬さんの表情に明らかだったなあ。

                                                            

4R、

川瀬さん、この程度なら、8位の斉藤司さん、9位の鈴木悠平さんの方が、

よっぽど強いんじゃないかって、見てて思ったんだけど、残念ながら、

負けた他のランカー達のお蔭の1位ってのは、やっぱりこの程度かってことで、

比較にならないほどの強豪たちと戦ってきた加藤さんの相手ではないって事で、

1分22秒、川瀬さんが距離詰めて打ちに転じたとこを右ストレート一発直撃で、

加藤さん、見事なダウンゲットで、川瀬さん、時間差で倒れ込んでしまったんだわ。

                                                           

リスタート後、取り敢えずは逃げ逃げの相手に対して、加藤さん、

ここは一気の攻め込みだったんだけど、正直、ちょっと粗っぽ過ぎで、

二回目のダウンゲットまで、そこから1分ほどもかかってしまったんだけど、

とにかく、残り24秒、今度は同じ右ストレートを、少し打ち下し気味にヒットしたね。

                                                            

川瀬さん、根性奮い立たせての再々開は立派だったんだけど、

もう、逃げ回るしかなくて、鼻の辺り出血させたまま、何とか終了ゴング。

                                                            

5R、

誰がどう見ても終局は近い訳で、加藤さん、ここからの段取りが大事なんだけど、

慌てず騒がないパフォーマンスには王者の風格溢れてたなあ。

                                                         

一方の川瀬さん、既に右直撃弾二発も貰ってて、消耗明らかに進んでて、

取り敢えず手は出してはいるんだけど、全く力こもってないし、

必死に頑張る姿勢見せてはいるんだけど、ちょっとかすられても揺らいでるし、

見ててもう危ない危ないで、初め元気だった応援団も殆ど声出なくなってたなあ。

                                                          

加藤さん、益々落ち着いた余裕の攻め込みだったんだけど、

決着は次の回かなあって思ってた残り8秒のとこ、殆どリング中央で、

またもや右のショートフック、ちょっとクロス気味だったと思うけど、

ガツン、見事に直撃させたら、川瀬さん、一回目のダウンと同じような、

一瞬間置いて、衝撃が脳まで届くのに時間かかったみたいにフンワリ前のめりに、

倒れ込んでしまって、もう誰が見てもストップが妥当な訳で、

レフェリー、自信に満ちてストップエンドコールしたんだわ。

                                                         

今回、加藤さんが大人になったって言うか、貫録ついてきたなあって思ったのは、

川瀬さん、合計3度ダウンしたんだけど、そのうちの2回は、

打ち込まれてから一瞬の間を置いてから、崩れ落ちたんだけど、

ああいうダウンの場合、余裕のないボクサーだと、

相手が倒れ込むところへ慌てて駆け寄って殴りかかることが多いのに、

身引いて冷静に見つめてた場面だったんだよね。

                                                            

8年前は加藤さん、可愛いモンチッチみたいな印象だったから、

大人になったなあって、つくづく感じたんだよね。

                                                         

実は自分、ワンツーの後の返しの左フックで倒すとこ見たかったもんで、

その手前で終わってしまったから、その点ではちょっと残念かなあ。

                                                           

奥さんにオメデト伝えたんだけど、マスコミインタビューの後、

本人の周囲は後援者とか友人達でごった返してたもんで、

遠くからオメデト伝えることしかできなかったんだけどね。

                                                          

加藤さん、川瀬さんのパンチ被弾した印象からすると、

三垣さんより、よっぽど打たれ強いってのがハッキリしたし、希望膨らむね。

                                                            

                                                           

                                                          

【本日のベスト3ボクサー】

① 加藤善孝さん

② 関豪介さん

③ 平山悦久君

                                                  

                                                  

                                                  

最後、ジムのエライさん達に挨拶して、帰ったんだけど、

色んな試合あったし、中々いい興行だったなあって思ったな。

                                                        

                                                          

どういう訳か、例の椅子勝手移動爺さん、今日も来てなかったんだけど、

その時の経緯については、会場係からホールに連絡入ってて、

また揉めるようだったら、協会登場ってことでって、そういう説明あったんだよね。

                                                            

普段、会場係の兄ちゃん達に偉そうに脅しかけるような爺さんだから、

彼らだけでは処理しきれないのは仕方なくて、

ことほど左様に、ホールの老いぼれ常連ってのは、ややこしくて偉ぶるんだよね。

                                                                                                                         

2012年11月 8日 (木)

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アメリカ大統領選挙、結局オバマ再選。

フロリダの40票程が未集計なもんで、303:206ってことなんだけど、

それでも過半数が270なもんで、結果的には余裕だったかなあ。

                                                         

第一回のTV討論会でしくじってから、オバマ、ヤバイ状況が続いたんだけど、

最後の最後、天の助けか、記録的暴風雨のお蔭か何とかの滑り込みで、

自分、もうちょっと接戦になるんじゃないかって思ってたんだよね。

                                                          

二人で4,800億円ものカネ、TVCMでばらまいて、国中大騒ぎだったんだけど、

結局、ロムニーの金持ち臭い雰囲気に、中間層が嫌気見せたんだと思うな。

                                                          

自分、ABC放送のリアルタイム開票速報見てたんだけど、

テレビ朝日もABCの数字を基本にしてたけど、日テレやフジテレビは違ってて、

ABCが123:152って出してた時、日テレは64:126、フジは79:88って、

随分差があったのには驚いたなあ。

                                                            

                                                          

                                                          

田中バカ女大臣、なんだそりゃあの前言取り消しで、情けないったら無い訳で、

結局認可なんだけど、半笑いしながらまだ詭弁駆使して、謝りもしないんだわ。

                                                             

そもそもあの生意気そうな態度と胴間声、自分、どうしても好きになれなくて、

いかにも知能が低そうな亭主も、見ててとっても恥ずかしくて、

どうしてあんな夫婦が揃って国会議員なのかって、悲しくなるんだよね。

                                                           

                                                         

                                                            

今日のテーマはボクサーの減量のことなんだけどね……。

                                                           

そもそも、ボクサーは何の為に減量するのかってことなんだけど、

エントリーしてる階級に適合させる為なんだから、当たり前でしょって、

そういう風になってるんだけど、それはそれで現実ではあるんだけど、

そもそも、そのエントリー体重っていうのは、元々はボクサーが、動ける体、

戦える体を作っていく過程で、自然に絞られた結果の体重のはずなんだよね。

                                                            

平常時と試合時との体重にどれ位の差があるのが適当かってことについては、

一般論を言うことは全く意味なくて、個々のボクサー固有の課題なんだけど、

循環器系や呼吸器系、それに消化器系にトラブルが発生することなく、

更には集中力にも支障をきたさない範囲の中で、其々ギリギリに絞った方が、

そりゃ早く動けて優位なのは間違いないんだけど、

減量はあくまでも手段であって、強く戦える為の体作りがそもそもの目的だって事、

いつも念頭に置いとく必要あると思ってるんだよね。

                                                          

                                                          

昔は世界中どこでも当日計量だったから、

リバウンド率なんて話題は全くなかったんだけどね。

                                                           

世界的に前日計量に変わったのは、1995年頃からなんだけど、

そういうルールに変えた根本的な理由ってのが、

試合までの間にボクサーの体力を回復させる為って、健康管理面からなんだけど、

ってことは、試合に臨む為、殆どのボクサーがヘロヘロギリギリまで追い込んで、

体作ってるってことを前提にしてるってことなんだよね。

                                                           

それが現実なんだけど、自分としては、何となく納得いってなくて、

限度超えてというか、無理矢理作った体で試合するボクサーは、

いいパフォーマンスができるとはとっても思えなくて、

自分、大幅リバウンドの異常なまま、体調崩して不本意な試合したボクサー、

結構知ってるからね。

                                                           

だからね、基本的なこと言えば、減量で苦しむってのはある意味ナンセンス、

とも思える訳で、体重の事ばっかりに神経が行ってしまって、

肝心のパフォーマンスの向上が後回しになってしまうようだと、

それこそ主客転倒ってことで、階級上げること考えるべきだって思うんだよね。

                                                             

1946年当時の新人王戦では4階級(F、B、Fe、L、W)しかなかったのを、

今では13階級にも対応の幅増やしてきてるんだからね。

                                                           

                                                           

そうは言っても、そういうの解った上でも、減量のシンドさっていうのは、

現実として存在してて、相変わらず全てのボクサーに付いてまわる課題な訳で、

若いボクサー達にとっては日々の肉体的成長と併存する問題だし、

年齢が進むと代謝が悪くなって、以前よりスムースな減量ができなかったり、

そもそも、個人的な体質差もあるから、ホント、色々難しいんだよね。

                                                              

減量の方法については、ある程度汎用性高い方法もあるんだろうけど、

経験積むにつれ、其々独特の実践があるみたいで、興味深いんだよね。

                                                              

結局、個々のボクサーには、平常時、前日計量時、それに試合当日って、

三つの体重があるんだけど、一般人にとっては途方もないことなんだよね。

                                                          

                                                          

またここで、話はちょっと戻るんだけど、そもそもリバウンドし過ぎってのも、

健康面にはいいことないのは明らかで、

で、IBFなんかは、確か10ポンド(4.5㎏)以上のリバウンドの場合、

チャンピオンが事前にタイトル剥奪されたり、タイトル戦として成立させないって、

そういう規約もある訳で、ちょっと前のガンボアがらみのタイトル戦なんか、

二回続けて、そういうトラブルに巻き込まれてたし、

この間、西岡利晃さんとタイトル戦やった、ドネアも事前返上だったんだよね。

                                                           

                                                           

そんなこんなで、自分は当面、当日計量主義なんだよね。

                                                            

リバウンド率を無視した前日計量だと、もういっくらでも追い込むこともある訳で、

元々はボクサーの健康面に配慮した制度なんだけど、

結果的には弊害招いてしまうんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                            

                                                            

規約上にはないんだけど、JBCも、その辺のことを考慮してるみたいで、

だから、当日試合直前に必ず体重チェックしてるんだよね。

                                                           

で、最近の経緯みて、ウェイトを上げた方がいいんじゃないかって、

10月に勧告を受けたのは、東日本関係では以下の通りなんだわ。(敬称略)

数字はリバウンド重量とリバウンド率。

                                                           

                                                           

“ウェイト変更勧告” ってのは毎月公表されてて、

勧告っていう文言、何か厳めしい感じはするんだけど、

そもそもの意味は、○○してはどうかっていう程度の軽い意思表示で、

通告とか、指示、命令とかと違って、強制力は全くないんだけどね。

                                                            

変更勧告の基準はリバウンド率が8%以上が目途になってるみたいで、

あと一個階級を上げた方がいいんじゃないでしょうか? ってことなんだよね。

以下のボクサー達が全てではなくて、取り敢えず目に付いたとこだけなんだけどね。

                                                           

                                                            

【ランカー】

・安慶名健………5.6㎏ 11.8%

・奈須勇樹………4.9㎏   9.4%

・細野悟…………51㎏   8.9%

・井上庸…………5.8㎏  8.7%

                                                           

                                                            

【新人王トーナメント出場者】

*準決勝戦時点。

・太田啓介…………7.3㎏ 12.3%

・立川雄亮…………6.0㎏ 11.2%

・伊藤雅雪…………6.4㎏ 11.2%

・勅使河原弘昌……5.9㎏ 11.0%

・長嶺克則…………5.4㎏ 10.6%

・コーヤ佐藤……… 5.2㎏ 10.2%

・久野伸弘…………5.8㎏  9.8%

・山尾和幸…………5.1㎏  8.9%

・菅沼卓……………5.3㎏  8.3%

・横山隆司…………4.0㎏  8.1%

                                                          

                                                            

【その他】

・吉田恭輔…………6.5㎏ 11.0%

・コラレス・カワシモ…5.2㎏  9.4%

・渡邊義友…………5.1㎏  8.6%

・中村幸裕…………4.9㎏  8.6%

・ガンバレ将太…… 4.3㎏  8.5%

                                                                         

                                                          

ジムによっては、リバウンドは3.5㎏くらいまでに抑えとけよって、

そういう指示出してるとこもあるらしいんだけど、

元々階級ごとでリミットが違うんだから、リバウンドに対する配慮は、

絶対的重量じゃなくて、やっぱりパーセンテージだと思うんだよね。

                                                           

                                                          

改めて一人一人を眺めてみると、其々の色んな事情が透けて見えてくる訳で、

元々、体重を落としたり上げたりが、とっても容易な体質だったり、

元々身長が十分じゃないもんで、一階級上げると更にシンドクなりそうで、

で、相当無理してそうなボクサーとか、年齢的に落とし難くなって苦労してそうだとか、

新人王トーナメントのメンバーなんかだと、同門のライバルとかち合うから、

頑張って一階級落としてるボクサーとか色々なんだよね。

                                                          

ただ、新人王戦関係だけで言うと、前回リバウンド率10%以上だったボクサー、

6人の内、一人を除いた5人もが、今回の東日本の決勝戦で、

今一つのパフォーマンスしかできてなかったと思ってるんだけど、

そのことと、リバウンド率とは全く関係ないのかなあ。

                                                         

                                                            

前掲のIBF基準に照らすと、ここに揚げた19名がもし世界チャンプだとしたら、

2名を除いた17名がタイトル剥奪ってことになるんだよね。

                                                                                                                    

今日書いたことは、一人で勝手に考えたことで、

もしかしたら、とんでもない勘違いしてるかも知れないから、

いつか、JBCの人達とか、色んなジム関係者、ボクサー達にも話聞いてみようって、

そう思ってるんだよね。

                                                           

                                                          

                                                            

それにしても、ゴリラの着ぐるみが出て来るENEOSのTVコマーシャルシリーズ、

最近のCMの中では飛び抜けたレベルの低さなもんで驚くんだけど、

関係者達、ホントにあれでいいと思ってるのかなあ。

それとも、自分のセンスがズレてるのかなあ。                                          

                                                           

2012年11月 6日 (火)

後楽園ホール・11月5日

                                                           

昨日は5,000ものアクセス、アリガトでした。

                                                           

昼前後には、まだか、まだなのかって感じで一時間当たり700アクセスもあって、

それなのに、あんなに遅くなってしまって、ホント、ゴメンです。

                                                            

実は、本文が出来上がって、後は文字数確認と改行調整残すばかりのとこで、

(このブログ、スマホや携帯じゃ分からないんだけど、パソコン画面だと、

字余りナシの全てキッチリ改行させて、読みやすくしてるんだけどね。)

ふっとソファーに横になって試合の事思い返してたら、思わず寝てしまって、

それであんな時間になってしまったんですわ。

                                                          

どうしたんだの電話とメールも来て、ホント、スンマセンでした。

                                                            

書き終わったモノ、電車の中で読み直してみたんだけど、

余りの長さに我ながら驚いてしまって、まあ全部読む人は少ないんだろうけど、

iPhone のスクロールも半端じゃなくて、それでもいつもは読み切れるのに、

下車駅に着いてもまだ読み終えられなかったんだわ。

                                                          

                                                        

                                                          

昨日、いつものように、家を4時半にでて、4時36分の電車に乗って、

20分後の5時丁度くらいに駅に着いて、ホールに向かったんだけど、

オフトもナイター営業ってことで、薄暗闇の中、ドス黒い集団に溢れてて、

ちょっと離れたとこで缶コーヒー飲んでたんだけど、そのドス黒い塊の中、

渋谷なんかでチャラチャラしてるようなオネエチャンが一人馬券買いしてて、

ヒモの彼氏にでも頼まれたかって見てたら、自分で競馬新聞覗き込んでるし、

どうやら、本気買いみたいだったんだけど、

あの年齢の若い娘が地方競馬にのめってるっていうのは、全く健全じゃなくて、

ギリギリ中央競馬なら何となくOKなんだけど、

あんな感じだと、一週間丸々競馬漬けってことになる訳で大変そうなんだよなあ。

(ここの文節、句点ナシの延々で、野坂昭如風にしてみたんだけど、

やっぱりちょっと読み難いね。)

                                                          

                                                         

                                                          

ホールに入ったら、前の日と違って、まるで違うイベント会場のように、

ガラーンとしてて、タルーイ雰囲気に満ちてたんだよね。

                                                          

この日のメニューだと、中々一般客を集めるのは苦しくて、

思った通り、昨日揉めた常連爺さんも来てなかったんだけど、

自分は、若松竜太君とか岩崎悠輝君、内藤律樹君達を見に行ったんだよね。

で、この日のメインイベントは、ジョナタン・ヴァト×岩崎悠輝君ってことで……。

                                                          

ただね、途中から殆ど全く、真面目に見てなかったもんで、

もうズルズルのスカスカになってるもんで、その試合の事を知りたかった人達には、

ホント、ゴメンナサイなんですわ。

                                                          

昨日は、未勝利とか負け越し、勝ち負け拮抗ボクサー達が多かったもんで、

盛り上がりに欠ける試合が目立ったのは仕方なかったかなあ。

                                                         

                                                         

                                                           

☆石本純君(ワタナベ)×久野喬君(スターロード)

                          ………51.5㎏ 4R

0勝1敗のサウスポー、19歳・長野県と、デビュー戦の20歳・東京都。

                                                         

1R、

久野君、両肘必要以上に絞り過ぎなもんで、ガード的には画期的なんだけど、

攻撃に移るときのパンチ出しにはとっても都合の悪い構えで、

打つ前に無駄な動きが一つ入って効率良くないし、そもそも強く打てないんだよね。

                                                         

1分過ぎ、石本君に一気に攻勢かけられてからは久野君、もう防戦一方で、

ホールディング減点取られた後の残り23秒、

そんなに鋭いパンチではなかったんだけど、とにかく石本君に右顔面張られて、

そのままダウンしてしまったんだわ。

                                                            

2R、

久野君、戦う気持が整わないまま、いきなりデビュー戦で倒されてしまったせいか、

もう何が何だか分からなくなってしまったようで、全くボクシングになってなくて、

取り敢えず、手は伸ばしてるんだけど、優しすぎるほど優しいもんで、

石本君に何の警戒感も抱かせられないまま、二発ほど打ち込まれたら、

もう止めようねって、レフェリーにストップされてたなあ。

                                                             

0分23秒、お蔭さんで石本君、初勝利TKO勝ち。

                                                        

                                                          

                                                         

☆飯塚稔君(E&Jカシアス)×アリアス・ディエゴ君(伴流)

                             ………SL 4R

デビュー戦の33歳・福島県と、0勝1敗の28歳・コロンビア。

                                                                

試合前、伴流ジムの会長と軽く視線で挨拶交わしたんだけど、

ディエゴ君、見かけと違ってちょっとシンドイボクサーなもんで、

今日はどうなのかなあって感じだったんだけどね。

                                                           

1R、

身長は5㎝以上上回ってるし、ディエゴ君、全くの外人なもんで、

一見何かやりそうな感じ持ってるんだけど、実はとってもまだまだのボクサーで、

打ちに行くと上下のバランスバラバラになってしまって、とっても危ない形になって、

打ち返されるっていうの、全く考えてないみたいなんだよね。

                                                            

それでもディエゴ君、今日こそはって感じで勢い付けて攻め立てて、

相手は高齢デビューだし、彼自身、ガラガラガードではあったんだけど、

何かホントに行けそうな感じで、飯塚君を南ロープに追い詰めて、

さあ決めてやるぜって感じで前ががりになってガンガン攻め始めた直後、

1分46秒、耐えてた飯塚君に右フック、カウンターで打ち込まれてしまって、

それ一発で、ドッターンって倒れ込んでしまったんだわ。

                                                          

何とかリスタートはしたんだけど、ディエゴ君、元々打たれ強くないみたいで、

気持も体も元に戻らないまま、一方的になってしまったとこでストップエンド。

飯塚君、記念すべきデビュー戦をKO勝ち。

                                                          

                                                       

                                                            

☆中島直樹君(ワタナベ)×須金幸平君(本多)……B 4R

1勝5敗の34歳・愛知県と、0勝2敗の34歳・千葉県。

                                                           

お互いシンドイ戦績同士なんだけど、こういう試合だからこそ、

勝たせるセコンドの腕が試されるんじゃないかって、自分、思ってるんだよね。

見てる方では、正直退屈なリング上なんだけど、現場は必死なんだよね。

                                                            

1R、

二人、何が良くなくて、こんな戦績になってるかを敢えて言うと、

中島君、明らかに怖がってて手が出てないし、須金君はムチャ行き過ぎで、

単純なワンツーだけに終始してる中、ガードが全然ダメなんだよね。

                                                           

2R、

このままなのかなあ。

                                                          

3R、

須金君、初回の無駄な動きが多過ぎたせいか、既にもうヘロヘロになってて、

殆ど手出さなかった中島君の方に沢山の余力残ってて、

だからもっと攻め込めばいいんだけど、中々決心つかないみたいなんだよなあ。

それでもラウンド終了近くなって、セコンドからは激飛んでくるもんで、

やっと戦う気持ちができたみたいで、それにつれ須金君、終局間近なんだわ。

                                                           

4R、

須金君、完全にペース配分間違ってしまったみたいで、1分過ぎるとフラフラで、

中島君、一生に一度しかないかも知れないKO勝ちのチャンスだってのに、

倒し切るようなボクシングには全く慣れてないみたいで、

見てる方がイラつくほどの穏やかな攻めで、

みんなの期待を裏切りながらの、優しいエンディングになってしまったんだわ。

                                                         

結局、39-37、39-38、38-38の2-0で、それでも中島君2勝目。

                                                       

                                                          

                                                           

☆金亨俊君(勝又)×藤田慎也君(船橋ドラゴン)……SF 4R

0勝0敗2分の20歳・韓国と、0勝1敗の29歳・岡山県。

                                                          

1R、

藤田君、延々の距離計りに終始してて、カッコはいいんだけど、

無暗に打ち合うなって指示でも出てるかのように、殆ど攻めないんだよね。

                                                          

金君の方も、左手ちょっと伸ばしてすぐ身を引いてしまって、

バックステップの早さは抜群なんだけど、彼もそれが延々なもんで、

ちょっとどうしようもなくなってしまって、休憩タイムゲットってことで……。

                                                          

後で確かめたら、金君から見て、39-37、38-39、38-38の1-1だってさ。

                                                       

                                                            

ホールの中が変に暑くて、眠くなってしまったし、

冷たい風にも当たりたくなったっもんで、外に出てちょっと散歩。

二つ後の試合まで、ブラブラ歩きまわったんだけど、もうすぐ冬だね。

                                                          

                                                           

                                                            

☆木下優作君(E&Jカシアス)×渡邊哉壮君(本多)……L 4R

0勝1敗の20歳・神奈川県と、2勝(1KO)4敗の29歳・高知県。

                                                         

で、この試合は見てなかったんだけど、4R1分2秒、木下君のTKO勝ちだってね。

                                                           

こういう戦績のボクサー達の多い中、カシアスジムのボクサー達、

会長があんな感じの熱い人のせいか、割とそれらしい戦い方するんだよね。

                                                          

                                                            

                                                            

☆若松竜太君(勝又)×中井雄規君(船橋ドラゴン)

                         ………54.5㎏ 6R

6勝(4KO)7敗の28歳・鹿児島県と、4勝(1KO)3敗2分の24歳・北海道。

                                                           

1R、

若松君、ちょっと肩に力入り過ぎのせいか、パンチが外側から出過ぎてるし、

動きにもスムースさ欠いてるね。

それに、相手とイッセノセって、右フック大きく振り被り合うのは無駄な危険多いね。

                                                           

中盤以降の左ボディから右フックへ繋げる攻撃に意欲感じたんだけど、

その逆もあっていいんだよね。

相手はそれほど勘がいい方ではないから、こういう時色々試すといいんだけどね。

                                                            

中井君、動きの全体に緩みが出てて、長い距離は不得意みたいで、

軸の感じられないロングショット打ってるなあ。

                                                          

若松君、テキパキした動きは見栄えがいいし、気持ちが伝わってくるボクシングだね。

                                                         

2R、

若松君、相手は右ショットオンリーのボクシングなんだから、

もう少し左ガードへの意識が必要だなあ。

                                                           

この回、徐々に距離詰まって来て、それは中井君の一番希望することろで、

若松君も嫌いじゃないもんだから、いきなり接近激闘戦になっていったんだわ。

                                                           

仕掛け早くて、攻撃的姿勢前面に出してるのは若松君の方なんだけど、

相手が4~5発連打して一段落した後、必ず反撃する中井君も流石なんだよね。

                                                           

でも良く考えてみれば、中井君の反撃を簡単に許してしまってるのは、

若松君の打ち終わった時のポジショニングが悪いことに起因してる訳で、

もっと左右に体振る必要ある訳で、できれば相手の利き手の方に体逃がすか、

寄せていけば、あんなに簡単に反撃されないで済むんじゃないかって思ったんだわ。

                                                         

それは詰めていく時にも言えることで、余りに真っ直ぐ入って行くから、

中井君の右フック貰い過ぎてしまうんじゃないかとも思ったんだよね。

                                                          

いずれにしても、若松君、ボクシングが正直過ぎるんじゃないかって思ってて、

それは前回の中川とん虎君との試合の時も感じたことなんだけど、

踏み込む際にも、接近乱打戦の時にも、もう少し上体振ること意識して、

相手のパンチの的になりにくいようにした方がいいんじゃないのかなあ。

                                                           

この回、若松君、左目上バッティングカットしてしまったなあ。

                                                            

3R、

折角いい攻撃できたのに、その直後、中井君の反撃受けてしまうっていうのが、

若松君、この回も何度か気になって、もっと頭の位置に配慮しなくっちゃダメだよ、

でもまあまあ、ここまでのことは勢い勝ちしてると思うけどねって見てたら、

残り1分頃、いきなり若松君にドクターチェックが入って、

そこにセコンドが呼ばれたもんで、あああ、負傷判定エンドかあって思ってたら、

ストップの原因は若松君のカット傷ではなくて、その後の被弾のせいで、

左目が見難くなったとかで、それ血が目に入ったってことではないらしくて、

ってことで、唐突な感じのまま若松君のTKO負けが決まってしまったんだわ。

2分2秒ってとこだったんだけどね。

                                                          

                                                         

                                                            

試合終わって暫くして、医務室での結構長い治療の後、

若松君と二人だけで、ちょっと反省会って感じで、

彼以前から、自分の話、結構真面目に聞いてくれるもんで、

そりゃ、彼自身の見直しと、トレーナーとの話し合いの方がよっぽど大事なんだけど、

素人のオッサンの話でも聞いてもいいって感じだったもんで、

素直な感想言ったし、どこが悪いのかってことも思ったまま伝えたんだけど、

解ってくれたかなあ。

そんなこたあねえよって思ったとしても、それなりの刺激になればいいんだよね。

                                                         

                                                           

                                                           

☆上村和宏君(ワタナベ)×小野良祐君(国際)……B 6R

4勝(2KO)7敗1分の28歳・東京都と、4勝6敗2分の27歳・北海道。

                                                          

若松君と延々話してたもんで、全然見てなかったんだけど、

59-56、58-56、58-57で、小野君の3-0勝ちだってね。

                                                         

                                                         

                                                           

☆斉藤正樹君(10count)×野口将志君(船橋ドラゴン)

                               ………L 6R

8勝(1KO)8敗2分の27歳・神奈川県と、6勝(3KO)5敗の23歳・山口県。

                                                            

1R、

斉藤君の方が7~8㎝ほどデカいし、リーチ差もそれなりなんだけど、

そういう相手に野口君、殆ど踏み込めなくて、

要するに、お互い、単にリーチ差だけのボクシングになってしまってるもんで、

またまた休憩ってことで……。

                                                            

結局、斉藤君から見て、58-57、56-58、57-57の1-1ってことで、

ドローだったんだけど、二人とも8回戦は難しそうな感じなんだよね。

                                                           

二人ともどっかで、一皮強引に剥いていかないと、勝ち負け繰り返すというか、

知り合い以外も興奮させるような試合の醍醐味、味わえないと思うんだよなあ。

                                                         

                                                          

                                                         

☆ジョナタン・バァト君(カシミ)×岩崎悠輝君(新開)……SB 8R

20勝(10KO)4敗2分のサウスポー、32歳・フィリピンと、

9勝(5KO)2敗の24歳・新潟県。

                                                           

この試合、ワタナベジムの石原さんと並んで見てたんだよね。

石原さんも岩崎君のこと、いいボクサーだよねって言ってたんだわ。

                                                            

7月の和氣慎吾さんとの試合見た時は、大したことないなヴァト君って、

そんな印象だったんだけどね……。

                                                           

岩崎君、体一回り大きいし、そもそも自分の御贔屓ボクサーだし、

9月の時みたいに、ドスン一発左ボディから、チャチャッと気持ち良く、

またもやの西軍系を畳んじゃってねって感じだったんだけどね。

                                                           

1R、

自分のそういう思い、全く巧いこと叶わなくて、和氣さんとの試合で反省したか、

ヴァト君、前回よりは格段の踏み込みの鋭さで、いきなりの左が怖い怖い。

                                                           

突っ込んだ後、ヴァト君、相手の反撃許さないほど激しく連打するもんで、

回転力だけだと遅れ取ってる岩崎君、対処に困ってて、

で、入ってくる前に先攻めしようにも、ヴァト君、元々手長の短躯なもんで、

ボディまでシッカリガード行き届いてるし、打つとこないじゃんって感じなんだわ。

                                                           

和氣さんは、入り込んでくるとこ、カウンター当てまくって退けたんだけど、

この日のヴァト君、あの時より数段スピードあるもんで、とっても難しいんだわ。

                                                           

2R、

それでも、それを何とかしてしまうのが我らの岩崎君でしょって見てたんだけど、

中々なんともならなくて、ヴァト君、意味不明のオーソドックスチェンジも交えて、

今日は何だか勝てそうだなあって、とっても気分良くしてやってるみたいで、

我らが岩崎君、攻めあぐみの頂点で、どっから始めたらいいか、

迷いまくってるみたいなんだよね。

                                                             

3R、

ヴァト君、詰め寄ってからがシツコイし、岩崎君、左目上バッティングカットしてるし、

どうするのかなあって見てたら、この回、やっとこボディ攻めが巧くいって、

長いトンネルの中、ちょっと光明見えてきた感じなんだよね。

                                                            

4R、

岩崎君、狭いスペースの相手のボディに、この回もナイスな打ち込みで、

そう言えばヴァト君、あんまり飛び込んで来なくなったんだわ。

                                                        

で、岩崎君の方が却って積極的に距離詰めて、接近戦挑んでいったもんで、

ほら見ろ、ほら見ろって感じで、自分も元気出てきたんだよね。

                                                        

5R、

アレーッ、ヴァト君、この回急に動き良くなってて、何だか前の回休んだみたいで、

一気の攻勢で、岩崎君、正面立ち過ぎの真っ直ぐ下がり過ぎなもんで、

パスンパスン、パスンパスン、見てて気持いいほど打ち込まれてるんだよなあ。

                                                            

ヴァト君、左を色んなタイミングと角度で打ってくるし、それ体振りながらなもんで、

岩崎君、全然見えてないようで、そのうち反応も悪くなっていって、

この回、7~8発、まともに貰ってしまって、いきなり暗雲立ち込めてきたんだわ。

                                                            

6R、

32歳のフィリピンオッサン、動き全く落ちなくて、遠くからのいきなりと、

体寄せての接近連打戦とを使い分けて、純真な青年、岩崎君をいたぶりまくって、

もう腹立つほど巧くて、岩崎君、左目下腫れてきてしまってるしなあ。

                                                       

7R、

そんな中、岩崎さん、意地で相手の左目尻ヒットカットさせたのが唯一の救いで、

乱打戦で打ち負けてしまう場面もあったんだけど、取り敢えず一矢報いたね。

                                                           

8R、

流れはもうどうしようもないのは明らかで、岩崎君、倒し切らないと勝ちは無い訳で、

そういうパフォーマンスができるかが大事だったんだけど、

今更新技が出るはずもない中、気持ち尽くして、力振り絞ってやったんだけど、

ヴァト君も逃げ切るようなボクシングしないのがとっても立派で、

最後、そんな殴り合いに付き合う必要ないのにもかかわらず、

岩崎君の気持ち受け止めて、お互い足止めたブン殴り合いだったんだよね。

ヴァト君、ホントはいいボクサーなんだわ。

                                                          

                                                          

(追記)

肝心の試合結果がないよおって言われてしまいました。

79-75、78-75×2で、ヴァト君の3-0勝ちだったんですわ。

                                                         

                                                          

岩崎君、やり手ババアに好きなようにされた童貞君って感じで、

必殺カウンター打ち込むチャンスさえ見い出せなくて、

接近乱打戦も征されること多くて、悔しいったらないんだろうけど、

世の中には強いヤツも巧いヤツも、まだまだ沢山いるって事で、

そういうヤツラを倒す夢抱きながら、精進精進、また練習練習なんだよね。

                                                          

                                                             

終わってすぐ、偶然、岩崎君とトレーナーさんが一緒のとこにバッタリで、

岩崎君がコクッとしてくれたもんで、お疲れさんって言いながら、

ちょっと話してたら、変なオッサンなんかと話してんじゃねえよって、

トレーナーさんがそういう感じだったもんで、自分、彼の昔からファンなもんでとか、

言いかけたら、岩崎君が、村木田さんですよねって言ってくれて、そおかあ、

知ってくれてるのかあって思ったら、トレーナーさんも思い当ったみたいで、

そうなの? あんたが村木田さんなのって感じで、急に優しい応対してくれたのが、

後で考えたらとっても可笑しくて、そうだよなあ、胡散臭いオヤジが寄って来たら、

ジムの関係者は間違いなくガードポジション取るよなあってね。

                                                           

                                                            

だから、普段は自分の方からいきなり話し掛けるってことしないようにしてて、

相手が自分のこと知ってて、話してもいいよおって感じの時だけ話し掛けるって、

そういう風に決めてるんだけど、最近は思いもしない人から声掛けられること多くて、

リングドクターにも名前バレてるのには驚いてしまったなあ。

                                                          

そうなったらそうなったで、益々自分、絶対デカイ面しないようにって、

自戒なんだよね。

                                                          

                                                         

                                                            

☆内藤利樹君(E&Jカシアス)×ミースク・ポーサマン……SFe 8R

4勝(3KO)0敗の21歳・神奈川県と、9勝(1KO)4敗1分の30歳・タイ国。

                                                           

この試合も流れで、石原さんと一緒の観戦だったんだよね。

                                                             

自分、早いとこ律樹君がランカーと試合するとこ見たいんだけど、

どこのジムも、見返りの少ないリスクの高さにビビってしまって、断るんだよなあ。

                                                            

ビビってるのはボクサーじゃなくて、実はジム関係者達なんだけど、

そんなことばっかりやって守りに入って、勝ちが見える試合しか組まないと、

結局は単なるオナニーボクシングになってしまって、客足遠のくばっかりで、

最終的に、自分で自分の首絞めることになってしまうと思うんだけどなあ。

                                                            

政治屋達が目の前しか見えなくなってる今みたいな時だからこそ、

夢見させて欲しいんだけどなあ……。

                                                          

                                                           

って始まった1Rなんだけど、どういう風に倒すんだろうかって、

興味はそのただ一点だったんだけど、この日の律樹君、ちょっと攻め方違ってて、

後で確認したら、それは初めっからの作戦ってことで、

ポーサマンってのは例の渡邊義友君のデビュー戦の相手だったんだけど、

その試合見ての判断だったんだってさ。

                                                           

こっちは、いきなりキツイボディ攻めして、コロンと倒れてしまわないようにって、

そういう配慮してるんじゃないかって邪推してたんだけどね。

                                                         

それでも、こんな相手に対してもキチンと作戦練ってるってのは、

それはそれなりに立派だなあって思ったんだよね。

                                                             

ポーサマン、思いの外打たれ強かったんだけど、

途中途中で、ラッシュかけた時の律樹君はやっぱり尋常じゃなくて、

パンチの強弱だけじゃなくて、踏み込みの緩急に対する意識も、

とっても大切というか、試合相手に有効なんだなあって改めて痛感したね。

                                                            

結局、かなり顔面に打ち込んだ後の4R、鬼のような一気の攻め込み見せて、

ここで宝刀のような例の強烈右ボディフック、惜しげもなく打ち込んで、直後、

当然のようにそこから上への攻撃へ繋げて、最後は仕上げの左ストレート、

教則本のような打ち込みで、倒れ込む寸前のレフェリーストップエンド。

                                                          

                                                           

律樹君、この日も、奢るでもなくカッコ付けるでもなく、やる事シッカリやりこなして、

仕事終えた職人のように、普通にリング降りて行ったなあ。

                                                            

                                                         

試合終わった後、内藤会長と律樹君の今後の育て方とかから始まって、

最強後楽園とかB級トーナメントのこととか、小さなジムのランカー挑戦のこととか、

もう色んなこと話したんだよね。

                                                           

                                                          

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】

① ジョナタン・ヴァト

② 内藤律樹君

③ 特にナシ

                                                

                                                  

                                                

つい最近、新任の田中文科相、いきなりの暴言で、やっぱりワンマンの娘って事で、

新規大学の認可下りて、校舎建築中だってのに、いきなり不許可ってのは、

どう考えてもいきなり過ぎの全くの横暴としか思えないんだよなあ。

                                                            

これから先の認可については、量より質ってことについて、

シッカリ吟味する必要あるとは思うけど、既に発車してる分についてまで、

覆してしまうっていうのは、進学決めてる学生や教員たちの人生とか生活を、

全て無視して踏みにじるなんて、何回も言うけどバカ女の横暴としか思えなくて、

3つの大学やその関係者達、集団訴訟するべきだと思うんだよね。

自分、法学部出身だからいう訳じゃないけど、絶対勝てるからね。

                                                        

ってことで、民主党、相変わらずの人材難のテイタラクの連続で、

内閣支持率19%っていうのは、もう殆ど死んでるのと同じな訳で、

またまた、官僚達達のほくそ笑む姿が目に浮かぶんだよなあ。

                                                        

衆院解散明示しないって、野田首相は粘ってるけど、

単に死期伸ばしてる延命治療にしか見えないんだよなあ。

                                                           

自民党が期待できるわけじゃないけど、こうなったらダメ同士の交換してもいいし、

石原慎太郎なんかにかどわかされる訳にはいかないから、

維新の会に任せてみたらって、危なっかしい期待もせざるを得なくなってるって、

そんな悲しい状況なんだけど、それでも民間がシッカリしてるから持ってる訳で、

基礎のできてない新興中小国だったら、もう、完全にクーデター起こってるもんね。

                                                         

2012年11月 5日 (月)

東日本新人王決勝戦

                                                           

昨日、全部の試合が終わった後、伴流ジムの伊藤雅雪君と話したんだけど、

彼、このブログ読んでくれてるみたいで、

なるべく昼を過ぎないよう早目のアップお願いしますよおなんて言われてしまって、

ゴメンなあって答えておいたんだけど、伊藤君、やってみれば分かると思うけど、

色々思い返しながら、考えながら沢山の試合のこと書くってのは結構大変で、

どうしても3時間ほどかかってしまうもんで、勘弁、勘弁なんだよね。

                                                           

野良猫にエサやったり、植木に水まいたり、ごみ出しとかご近所見回りとか、

これでも色々やることあるんだわさ。

                                                           

                                                             

                                                            

2時過ぎにホールに付いたら、ちょうど計量帰りの若松竜太君とバッタリで、

オウオウ、明日頑張ってねって声掛けて、そしたら佐々木左之介さんがやって来て、

久我勇作君とも話ができて、久我君、久野伸弘君に惜敗した関係で、

絶対久野君に勝って貰いたいって、やっぱりそういう心理になるんだよね。

                                                            

                                                       

                                                          

ホールに入ってから、真部会長とコンチワしたら、

酒井君のこと書いたブログの御礼言われて、ちょっと照れくさい思いした後、

RK蒲田ジムの柳光会長ともヤアヤアって感じで、緊張感高まっていったんだわ。

                                                          

                                                          

                                                           

自分の左隣に見たことあるボクサーが座ったもんで、

名前確かめたら、草加有沢ジムの小山拓見君ってことで、

結局、最後まで並んで観戦したんだけど、彼も12試合全部見通したんだよね。

                                                          

彼、自分の事知ってたみたいで、結構スムーズに会話進んで楽しかったなあ。

小山君、試合に負けた相手が勝ち進むのは納得いくけど、

自分に勝った相手が情けないパフォーマンスすると、凹んでしまうって言ってて、

それは、久我君が言ってたのと同じなんだよね。

みんな、自分に勝ったボクサーは強くなって欲しいって、絶対思うんだよね。

彼、12月4日、角海老ジムの石井大輔君と試合決まってるんだよね。

                                                          

                                                         

【東日本新人王決勝戦】                                                      

                                                        

                                                        

☆山本浩也君(全日本P)×成塚亮君(ワタナベ)……Mm 5R

4勝(1KO)0敗の21歳・千葉県と、4勝2敗の21歳・埼玉県。

                                                           

山本君、準決勝の相手がとっても気の毒な棄権しての決勝進出だし、

成塚君の方も、奇跡的な二試合連続相手棄権に恵まれた結果の、

何とこれがトーナメント初戦の決勝戦ってことだったもんで、

正直、あんまり期待してなかったんだけど、二人とも勢いのあるいい試合したね。

                                                          

1R、

成塚君、リーチ差生かして距離置いたいい攻めできてて、

特に右ストレートがいい喰い込みしてるんだわ。

ただ、合わせて打ってくる山本君の右フックにも威力満ちてるから、

もっと左ガード上げといた方がいいと思うんだよなあ。

                                                              

2R、

山本君、ひたすら右狙いの、ちょっとシンプル過ぎるボクシングで、

その上、踏み込み足らないまま打ちに行くもんで、そもそも届いてないし、

体重乗らないままの中途半端なショットになってしまってるなあ。

ヒット数の関係で、このラウンドも成塚君だなあ。

                                                           

3R、

山本君、7月に見た時に比べて、明らかに動き悪いんだよなあ。

で、流れは完全に成塚君だね。

                                                             

4R、

成塚君、勢いはそのまんまなんだけど、体寄せてのショート戦になると、

俄然、山本君の方に分が出てきて、やたら左フック貰うようになったなあ。

成塚君が距離取り切れなくなった途端、一気に山本君が生き返ったんだわ。

                                                            

5R、

成塚君のパンチ精度が落ちるにつれ、山本君の必死感が目立つようになって、

でも成塚君もここ凌げば勝ちが見えてくるって、歯食いしばってやってて、

どうにかこうにか逃げ切ったかなあって思ってた残り12秒、

成塚君が最後の攻め立てしようとした瞬間、それまで当てられてた左フック、

最後の最後にまた貰ってしまって、それ絶妙カウンターのタイミングだったもんで、

成塚君、青コーナー連中の息が止まる中、痛恨ダウンしてしまったんだわ。

                                                           

で、自分の中では47-47だったんだけど、結局48-46×3ってことで、

山本君の3-0勝ち。

                                                          

山本君、我慢して我慢して、最後まで諦めなかったのは大したモンだったね。

                                                           

                                                          

                                                           

自分の右隣の3人席の人達、1万円も払ったのに見難いなあって言いだして、

それ、最前列のある年寄り常連が椅子一個分動かしてしまうのがその原因で、

元々ギリギリでセットされてる1番席がずれ込んでるもんで、確かに見難くて、

自分も、そういうの勝手にやっておかしいんじゃないかって思ったもんで、

詰めてよって言ったら、そのオッサン、予想通り、俺は何十年も通ってんだぞ、

新参者がデカイ面すんじゃねえとか、とってもシンプルにホザイテきたもんで、

それは違うだろ、あんたが何年通おうと、そんなの関係ないだろ、

ゴタゴタ言うなら協会にクレームつけるよって言ったら、

物凄い悔しそうな顔して、渋々椅子移動させてたんだけど、

これでまた、あの辺りで自分の評判悪くなってしまうんだろなあ。

                                                           

ソイツさあ、元々ボクサー達にイギタナイというか、愛情に欠けた嫌な野次飛ばして、

それも、帝拳だとか角海老、協栄、ワタナベとかいった老舗というか、

大手ジムの連中には絶対そういうこと言わないで、いつもヘラヘラすり寄ってて、

新興とか小さなジムのボクサーに限って、偉そうにするもんでムカつくんだよね。

                                                          

自分がソイツに話してるとこ聞いてたボクサーが、

気持良かったっすって言ってたけどね。

                                                          

自分、常連客ってのには絶対なりたくなくて、固定客になりたいって、

いつもそう思ってるもんで、定期的にこのブログを訪ねてくれてる人達は、

このブログの常連客じゃなくて、固定客さんだって思ってるんだよね。

                                                          

                                                           

                                                           

☆横山隆司君(ワールドS)×藤井貴博君(金子)……LF 5R

5勝(2KO)1敗のサウスポー、26歳・埼玉県と、

4勝(1KO)1敗1分のサウスポー、23歳・東京都。

                                                            

横山君は相手に恵まれたとこあったし、スピード不足で振りもデカいもんで、

ここは粘り強くて、相手のパンチに合わせるのが巧い藤井君かなあって、

そう思ってたんだけどね……。

                                                           

1R、

ウワアーッ、横山君、この日は決めてたみたいで、いきなりパワーで圧倒なんだわ。

立ち上がりに先手取られた藤井君、立て直せないまま終了ゴング。

                                                          

2R、

意決した藤井君、接近戦に持ち込むべく詰め詰めし始めたんだけど、

回転力不足だと思ってた横山君、この日は見違えるほどの動きが出来てて、

こうなると藤井君の突破口が見出し難くなってしまって、

自分もちょっと、途方に暮れてしまったなあ。

                                                            

3R、

藤井君、もう少しテキパキ動けるはずなんだけど、中々そういう風にはいかなくて、

ロープに詰められてしまう場面も無駄に多い感じなんだよなあ。

                                                         

ただ横山君の方も、一気に倒し切ってしまおうってのが強過ぎる感じで、

益々攻め込みが荒っぽくなっていってるんだわ。

藤井君、ここは持ち前のスタミナと頑張る心で凌ぎきったね。

                                                            

4R、

やっぱり横山君、前の回飛ばし過ぎで、いきなりハアハアしてきてて、

押すというよりもたれかかってる感じになってきたし、

ヘバリが浮き出てきて、振りも緩くなってるんだわ。

                                                           

ここからだ、ここからだよ藤井君って感じで、見てる方も力入ったんだけど、

藤井君、徐々に徐々になんだけど、流れ取り戻していったんだよね。

                                                          

5R、

ボディの打ち合いは明らかに藤井君の方が勝ってて、

横山君、明らかにヘバリ感漂ってきて、ここで強いの打ち込めれば、藤井君、

大逆転勝利見えそうなとこまできたんだけど、残念藤井君、

一撃必殺パンチは持ち合わせていないもんで、ダウン奪うとこまではいかなくて、

最後30秒間、お互い足止めての必死の乱打戦でも決定打見せられないまま、

盛り上がりはしたんだけど、自分の中では横山君の48-47での終了ゴング。

                                                          

結局、49-47×2、48-47で、横山君の妥当3-0勝ち。

                                                          

                                                           

試合が終わって暫くしてから、藤井君と話す機会があったんだけど、

もっと動けるはずでしょって、自分の思ったことそのまま伝えたんだけど、

彼、とっても悔しそうにしてたなあ。

1R~3R、相手の思うままにやらせ過ぎだったのが敗因だったなあ。

藤井君、今度試合するときは、出遅れしないようにってことで……。

                                                          

                                                          

                                                           

☆佐藤拓茂君(石神井S)×長嶺克則君(マナベ)……F 5R

4勝(1KO)0敗1分の27歳・新潟県と、5勝(4KO)0敗の21歳・沖縄県。

                                                           

昨日の今日だっていうのに、酒井智彦君が長嶺君の応援にやって来てて、

ユックリ休んでればいいものを、ブログの件で御礼言われたんだけど、

それにしても、一日経ってもっと赤く腫れ上がってて、遠目にはまるで別人で、

昨日はあの後ボーリング行ったんですわあなんて笑ってたんだよね。

                                                        

1R、

殆ど有効打はないんだけど、取り敢えず気持ち良く攻め立ててるのは佐藤君で、

直撃しなくても、相手のグローブ叩きながら、パンチ出した時の相手の反応見て、

自分のリズム整えて、タイミング掴もうって真面目なスタート切ってるね。

                                                           

一方の長嶺君、デビュー当時と比べて、最近見てて何だか不満感強くて、

優位なリーチ生かそうとしないし、どの距離でやりたいのか分かり難いし、

リズム感やスピード感、パンチのキレも、正直、落ちてる感じがしてて、

見てて胸ワクワクするような、溌剌としたとこに欠けてるんだよね。

                                                           

ちょっと前にそのこと宮崎辰也君に聞いたら、そんなことないですよお、

元々あんな感じですよって言われたから、自分の思い違いなのかもなんだけど、

とにかく、自分の中の長嶺君のイメージは、もっと全然違うんだよなあ。

                                                          

それでも長嶺君、たった一発だったんだけど、とっても印象的な左フック、

残り46秒のとこで見事なタイミングで当てることできて、

それまでの佐藤君の努力フイにしてたね。

                                                           

2R、

佐藤君、試合重ねるごとにデキ良くなってるし、長嶺君今一だし、

で、とっても拮抗した試合展開になっていって、

プレスかけてるのは長嶺君なんだけど、狙い過ぎなのか手数増えない中、

佐藤君、ショートブローのコンビネーションがとってもいいんだよね。

                                                            

3R、

佐藤君、右ショートフック打つ時、肘の畳み方がとっても巧いんだよなあ。

                                                           

佐藤君が距離取ってやりたがってて、長嶺君詰めたがってるみたいで、

行ったり来たりが続いた後、残り30秒から、長嶺君、やっと頑張り見せて、

接近打ち合い征して、とっても有効なボディブローで明らかにポイントゲットだね。

                                                          

4R、

前半、長嶺君、中盤、佐藤君優勢に推移した後、残り1分辺りから、

お互い左フックの当てっこになったんだけど、こういう場面になると、

長嶺君の鋭さの方がやっぱり目立つんだよね。

                                                           

5R、

力込めて振れてるのは明らかに佐藤君の方で、粘り強く踏ん張った前向きで、

最終ラウンドだってのに長嶺君の方は、何だか弱々しく見えてきてしまって、

ちょっと誤魔化しボクシングみたいになってしまったまま終了ゴング。

                                                           

どっちもアリのスコアになりそうだったんだけど、取り敢えず自分的には、

48-47のギリギリで長嶺君だったんだけど、ジャッジのみんなもそんな感じで、

結局、48-47×2、47-48の2-1で長嶺君辛勝。

酒井君があんなゾンビみたいな顔してまで応援に来てたから、勝てたのかもね。

                                                           

                                                        

試合後、勿論、長嶺君と話したんだけど、本人も不満だらけみたいで、

ボロカス書いて下さいって言ってたなあ。

                                                            

                                                            

                                                            

☆齊藤裕太君(北澤)×山口祥之君(RK蒲田)……SF 5R

5勝(4KO)3敗1分の25歳・神奈川県と、5勝(3KO)2敗1分の25歳・神奈川県。

                                                             

このクラスは元々層が薄くて、蔦野哲平君とか、小関準君、堀口立君とかが、

早々に姿消してしまったもんで、誰でもアリだったんだけどね。

                                                          

1R、

勝負はあっという間に付いてしまって、それぞれ微妙な判定の準決勝経て、

だけど元々は一発ブン殴り系の二人なもんで、

いきなり、とっても雑な大振り合戦から始まって、

1分26秒、リング中央でお互いの左右が交差したとこ、

斉藤君の右フックが出会い頭の交通事故気味カウンターで直撃して、

山口君からダウンゲット。

                                                           

そこそこの衝撃度だったもんで、何とか再開した山口君、回復ままならないまま、

斉藤君の追撃に耐え切れず、ほぼ一方的になってしまったとこでストップエンド。

1分50秒ってことだったね。

                                                            

                                                          

                                                          

☆勅使河原弘昌君(輪島S)×立川雄亮君(P渡久地)……B 5R

5勝(3KO)0敗1分の22歳・群馬県と、6勝(2KO)2敗1分の24歳・東京都。

                                                          

1R、

前回の試合もそうだったんだけど、勅使河原君、何だか怖いオーラ出てなくて、

いきなりの大乱闘仕掛けてきた立川君に明らかに気持出遅れてしまって、

お互い相手の試合は見てると思うんだけど、

しっかり対策できてたのは立川君の方だなあ。

                                                            

2R、

立川君、気持の強いパワー系フィジカルボクサーなんだけど、

ああ見えて、ショートアッパー打つの巧くて、大きな動きで相手困惑させながら、

細かいとこシッカリさらっていくんだよね。

                                                          

お互い結構振り合ってる中、意外に精度いいのは立川君の方で、

勅使河原君もめげずに手出してるんだけど、半端な打ち込み感なんだよなあ。

                                                           

小さくだけど、立川君、右目上バッティングカットしてるね。

                                                             

3R、

勅使河原君、相手の力強い前詰め、ちょっと正面から受け止め過ぎで、

立川君のガンガン振りに巻き込まれてしまって、いつもの繊細さ無くしてるし、

フェイントもノーガード誘い作戦もアイデア倒れって感じなんだよなあ。

                                                            

立川君、この日は徹底フィジカルって決めてたみたいで、それ明らかに成功してて、

ラウンド最後の方は、手と頭を一緒に出していって、

勅使河原君に嫌気差させてたなあ。

                                                          

4R、

立川君、相変わらず超雑なんだけど、スピード全く落ちなくて、

で、土俵は全く勅使河原君のモノではなくなってて、

両足ピョンピョンは健在なんだけど、相手につられて振り大きくなり過ぎだし、

距離感もリズム感も全くダメになってしまってて、完全にかき回されてしまって、

返しのパンチまで意識届かない出会い頭の一発決めショットばっかりで、

こっちはイラツクばかりだったもんで、ついに我慢しきれず席外したんだわ。

                                                         

後でスコア聞いたら、49-36、49-47って0-3負けってことで……。

                                                          

試合後、流石に元気なかった勅使河原君、何であんな試合になってしまったか、

良く分からないってことで、途中から組み立て直す余裕さえなかったんだよね。

                                                           

                                                          

                                                            

☆上岡泰君(元気)×久野伸弘君(オサム)……SB 5R

5勝(3KO)1敗2分のサウスポー、20歳・埼玉県と、

7勝(4KO)1敗1分の27歳・埼玉県。

                                                            

久我君との関係で、ここは是非久野君に頑張って貰いたいってことで……。

                                                           

1R、

上岡君、いつものように丁寧にやりたがってるんだけど、

久野君、そういう訳にはいかないって感じで、いきなりの強烈プレスかけながら、

力技で捻じ伏せてやりますよって感じで、グイグイグイグイ攻め込んで、

出ました、得意の左右フックのボディ連打ってことで、まずは余裕のポイントゲット。

                                                           

上岡君、左はフックよりストレートの方がいいと思うんだよなあ。

彼の左ストレート、とっても見難いからね。

                                                           

2R、

オッサンが力づくでひ弱な子供いたぶってるみたいになってきて、

上岡君、鋭く右ジャブも突けなくて、ちょっと八方塞がりなんだよなあ。

                                                          

3R~4R、

久野君、容赦なくデカイのガンガン打ち込むもんで、上岡君、ヘバリヘバリで、

何か終局近くなってきたんだよね。

                                                          

5R、

上岡君、下がり下がりで辛そうで、ここは久野君、キッチリ決着だったんだけど、

試合当初から余裕あり過ぎのパフォーマンスだったせいか、

ここに来て、彼も緊張感途切れて緩んでしまったみたいで、

段取りのいい詰めできなくて、そのまま終了ゴング。

                                                            

結局、50-46、49-47×2で、勿論久野君の圧倒3-0勝ち。

                                                         

上岡君、ポイント取りに行くようなボクシング全くできてなくて、自分は50-45。

                                                       

試合後、久野君と目が合ったら、コクンって会釈されて、

あんたのこと知ってますよって感じだったもんで、ちょっと話したんだよね。

久我君のこととか、この日の試合の事とか、準決勝戦の流れちゃんとキープしてて、

冷静に相手見極めて、いつもの久野君のボクシングをちゃんとやり通したのは、

とってもエラかったって感想伝えたんだけど、分かってくれたかなあ。

                                                           

                                                          

                                                            

☆山尾和幸君(協栄)×伊藤雅雪君(伴流)……Fe 5R

4勝1敗2分の29歳・福島県と、7勝(3KO)0敗1分の21歳・東京都。

                                                             

1R、

山尾君、勅使河原君と似たような両足ピョンピョンフットワークだし、その上、

後ろ足に体重掛ること多いもんで、一発目に一工程余分で届きが良くないし、

真っ直ぐ下がり過ぎなとこあるし、こんな感じだと、

そのうち伊藤君の右ストレート、キッチリ打ち込まれてしまいそうだなあって、

そう見てたんだけど、気持ちは強くキープできてるみたいで、怯んではなかったね。

                                                       

一方の伊藤君、いつものように相手見定めるようにユッタリスタートだね。

                                                          

2R、

オウオウついに出ました、伊藤君のキレキレ右ストレート。

浅かったんだけど、タイミングは抜群だったし、中々いい感じなんだよね。

                                                            

後半、返しに打っていった左フックも良かったし、

相手に右フック打たせようとして誘ってる雰囲気も漂ってきたんだわ。

                                                            

3R、

隣にいたボクサーと、伊藤君、ここからが凄いんだよおって話してたんだけど、

実はこの日の伊藤君、全く全然凄いことなくて、どうしたの? ってほど、

見てる場面多くて、却って、山尾君の吹っ切れの方が目立ってるんだわ。

                                                           

その後も伊藤君、一発で終わらせてしまおうとでも思ってるのか、

それとも両手麻痺してしまったか、何か違うことでも考えてるのか、

流れの中から何か見つけるような動きも全くできてなくて、

それは、相手があまり積極的に打ち込んで来なくなった時から重なったんだけど、

それならそれで、こっちとしては仕掛けていくボクシングが見たいとこなんだけど、

最後まで距離計り切れてないようなとこあって、届かない届かないの連続で、

一方の山尾君も、勝ちに行くようなボクシングしてないし、

結局、リング上、詰まらない試合の典型みたいになってしまって、

自分、この後は殆ど真面目に見てなかったんだわ。

                                                         

後でスコア聞いたら、49-46、49-47、48-47のバラバラ3-0で、

それでも伊藤君の勝ちだったんだけど、詰まんねえなあってジャッジの感想が、

其々散らばったような数字が並んだんだよね。

                                                           

                                                           

                                                           

表彰式終わって戻ってきた後、宮崎辰也君交えて、試合の反省会ってことで、

伊藤君に距離とかタイミングとかの話色々聞かせて貰って、

それはそれで面白かったけど、消化不良感は同じように持ってたみたいで、

それを明るく反省してたのが、とっても彼らしくて、

初めて話したんだけど、彼、とっても素直な話し方するボクサーで、

卑下もしないし、高ぶらない、とってもナチュラルな青年だったね。

                                                           

                                                             

                                                          

☆太田啓介君(L玉熊)×柳達也(伴流)……SFe 5R

7勝(1KO)4敗の28歳・神奈川県と、5勝(3KO)0敗の22歳・栃木県。

                                                               

1R、

太田君、いきなり弱気が透けて見えてしまって、

そういうの相手に看取られたら絶対ダメなのになあ。

                                                             

一方の柳君、そんならって感じで、どっしり構えの中からブンブン振り放って、

こんなの当たると大変なことになるよおって感じで、存在感凄いんだわ。

                                                            

2R、

太田君、そんな腰の引けたチョンチョンパンチじゃ全然ダメな訳で、

みんな見てるんだし、リングに上がってしまったんだから、

意決するというか、踏ん切り付けて、男の勝負に挑めばいいのになあ。

                                                           

柳君、いつものように、より強く打てる場所選びながら、

サウスポーチェンジ交えるんだけど、どうしても左が大振りになり過ぎる傾向あって、

自分はそのままオーソドックスの方がいいと思ってるんだけど、

相手にとってはいきなり違うボクサーが登場してきたみたいな、

そんな感じ受けるのかも知れないね。

                                                           

3R、

太田君に明るい展望、全く見えてこないもんで、また休憩タイムなんだわ。                                                          

試合後確かめたら、50-45×3ってことで、

そんならそんなで、柳君、倒し切らないとダメでしょって感じだったなあ。

                                                          

                                                            

この日、伴流ジムは二人出しの二人勝ちってことで、

そもそも全部で6人出しなのに2人も東日本新人王ってことで、

14人出しの角海老でも結局2人残りだったし、そもそも、8人出しのワタナベ、

6人出しの横浜光、5人出しの帝拳、八王子中屋、ヨネクラ勢が全滅だったから、

それはとっても高い比率ってことが分かる訳で、これはもう驚異的なことで、

いいボクサー集まったよなあって、そういう感じで、会長も笑顔が絶えなくて、

以前、ちょっと話したことあったんだけど、名刺貰ったんだよね。

                                                            

柳達也君は伊藤君と比べると、少し控え目な雰囲気持ってるボクサーで、

ニコニコしながら帰り支度してたね。

                                                         

                                                          

                                                           

☆遠藤健太君(宮田)×ジェームス村重君(KG大和)……L 5R

5勝(5KO)2敗の25歳・東京都と、5勝(3KO)2敗1分の27歳・東京都。

                                                            

自分、他の人と違って村重君のこと以前から結構評価高くて、

彼、他のボクサー達が期待裏切る中、地道に、常にらしさ出してるんだよね。

                                                            

1R、

遠藤君、予想通りのジャブなし、いきなりのブン殴り系ボクシングで、

そりゃ一発喰らったら、勝ち全部KOショットなもんで、大変なことになるんだけど、

それ、ヒッチデカイし、そもそも二発しか打てないし、見極めたら簡単で、

村重君、いつものようにとっても冷静に見極めてて、

内側内側からのショートブロー、正確に当ててるね。

                                                                

2R、

二人、頭くっ付け合うような展開になっていって、遠藤君が強引パンチ打ってくる中、

村重君、体押し付けておいたとこから、スッと一瞬身引いたポジションチェンジして、

1分20秒頃かなあ、左ボディ一発強烈打ち込み大成功で、

遠藤君、明らかなダメージ負ってしまって、ガックリ弱ったとこ、

村中君、この回最後まで、ほぼ一方的な攻め込みで、

遠藤君、凌ぐだけで精一杯だったなあ。

                                                          

村重君、左目上ヒットカットされたってことだったんだけど、

そんなキレのいいパンチ貰ってなかったし、

あれは揉み合いの中でのバッティングじゃないかなあ。

                                                            

3R、

遠藤君の回復度が気になるとこだったんだけど、どういう訳か、

この回から二人とも、繊細さに欠けた大味なボクシングになってしまって、

村重君、一気に決着に行こうとしたのかも知れないんだけど、

そういう展開は遠藤君の望むとこなのに、ちょっと詰め過ぎなほど詰めてて、

村重君、こすり合いの中、左目上、ドンドン腫れがヒドクなっていったんだわ。

                                                            

4R、

そうなると遠藤君、ひたすら村重君の左目上狙って、右フック連発ってことで、

こっちは、その傷の進行だけが心配の種になってきて、

俺の村重君、大丈夫かあってことで、1分半、ドクターチェック入って、

ますますヤバイ訳で、こういうタンコブみたいな傷、あっという間に腫れ上るからね。

                                                          

遠藤君、益々勢い付く中、村重君、またもやのボディ攻め、ナイスナイスなんだわ。

                                                            

5R、

お互い、色々あったもんで、もうヘロヘロ空振りボクシングになってしまって、

とにかく手数だってやってはいるんだけど、ムキになってる気持だけで、

残念ながら、とっても雑々のままの終了ゴングだったんだわ。                                                          

まあ、全力使い切れば、こういう感じにはなるんだけどね。

                                                           

結局、49-47、48-47、47-48の2-1で、村重君優勝。

                                                            

途中途中の遠藤君の横振りフルショット、自分にはオープンが多かったって、

そう見えたんだけど、その判断が分かれるとこだったみたいね。

                                                         

それにしても、村重君、2Rのボディブロー、もっと生かせなかったかなあ。

                                                            

帰り際にオッという感じで目が合ったもんで、ちょっとだけ村重君と話したんだけど、

期待してた通りのパフォーマンスをクールにキッチリこなしてて、

そりゃ、表彰されるような派手さはないんだけど、冷静な相手分析は凄いし、

それに応じた対応ができる、とっても頭のいいボクサーなんだよね。

                                                           

                                                          

                                                          

☆糸山良太君(角海老)×今野裕介君(角海老)……W 5R

6勝(5KO)4敗の27歳・沖縄県と、5勝(2KO)0敗の23歳・神奈川県。

                                                          

糸山君の方には岡田博喜君、今野君には福地健人君がセコンドに付いてて、

自分としても片寄った応援しにくかったんだなあ。

                                                          

1R、

二人とも、最近とっても巧くなってるし、激闘派ではあるんだけど、

常に適度の距離取って、絶対ゴニョゴニョしないんだよね。

(ゴニョゴニョさせないっていうのは角海老ジムの基本的スタイルで、

だから、ゴニョゴニョしてくる相手に意外に弱いんだけどね。)

でも、見てて気持ちいいのはこういう試合であって、遠くからでも見やすいしね。

                                                          

2R、

今野君、色んなボクサーとのスパー通して、最近は右フックの被せ打ちとか、

打ち終わりだけじゃなくて、相手の打ち出しに合わせることもできるし、

とっても前向きな気持ちが感じられる試合するもんで、いいんだよなあ。

                                                           

一方の糸山君、移籍後、トレーナーも新しく替わって、

最近また一皮むけて、新しいボクシングが見えてきたみたいなんだわ。

                                                           

この回始まって22秒、試合開始直後から流れのいい攻撃続けてた今野君、

連打の後の最後右ストレート、短いストロークのキッチリヒットで、

糸山君からダウンゲットしたんだわ。

                                                          

糸山君、タイミングダウンに近くて、それほどのダメージ負ってないリスタートで、

気持立て直して、懸命の鋭く厳しい前詰めから手緩めず頑張り直して、

で、ボクシングの神様、それ見ててのご褒美か、この回終了2秒前、

顔下げながらの少し大振りだった右フック、今野君に直撃させたんだわ。

                                                           

思いもしないとこからのショットだったもんで、今野君、思わずのダウンってことで、

波乱含みのスタートで、そう言えば糸山君、よくこういう展開になるんだよなあ。

                                                           

3R、

お互い、殆どダメージ残してない中、意外に細かい打ち合いから始めてたんだけど、

殆どご破算からのリスタート、徐々にペース握ったのは糸山君の方で、

相手の長い手かいくぐりながら、軸の太いパンチに力こもってるんだわ。

                                                             

少し見えてきたのは今野君の消耗で、思いの外簡単に、

左フックひっかけられて、バランス崩してるんだわ。

そう言えば、糸山君、パンチ力は半端じゃないからなあ。

                                                            

4R~5R、

流れは一気に糸山君の方に傾いていって、今野君明らかにヘバッてしまって、

踏ん張り効かないショットに終始してるし、口開き加減だし、

ちょっとヤバイなあって感じは表情にも出てきてしまってる中、

糸山君、殆ど平気な顔して、ホント、タフなんだよなあ。

                                                         

で、最後の10秒コール、またまた仕掛けていったのも糸山君だったしなあ。

                                                          

結局、49-47、49-48×2ってことで、糸山君の3-0勝ち。

 

2Rみたいに交互にダウン奪い合った場合、

スコア的には何にもなかったことになるから、こういう採点になるんだけど、

自分は、経緯が分かるように、8-8って評価するもんで、

47-45で、糸山君ってなったんだけどね。

                                                        

                                                                                                                      

同門同士が殴り合うってのは、スパーリング以外での真剣勝負ってのは、

実はとっても大変なんだよね。

                                                                                                                  

糸山君、沖縄から出てきたすぐの時は、正直ちょっと鈍クサイとこあったんだけど、

やっぱり、同じような階級の中で揉まれる機会に恵まれたせいか、

試合するごとに成長見せてくれるんだよね。

                                                             

                                                           

                                                          

☆横田知之君(八王子中屋)×入澤和彰君(P堀口)……M 5R

4勝(2KO)2敗の26歳・埼玉県と、4勝(3KO)4敗の28歳・神奈川県。

                                                            

1R、

相手が中々手出してこない中、1分30秒、横田君、左右ボディでポイントゲット。

                                                           

2R、

入澤君、一見怖がりなのかってほど手出さないし、

スピードなくて、横田君に着いていけないようなとこあるんだけど、

ああ見えても油断するととっても危なくて、

準決勝で尾島賢勇君を倒した時もそうなんだけど、

それほど鋭いとも思われないパンチなんだけど、当たると超ド級なんだよね。

                                                             

3R、

試合は始まってから、ずっと横田君のペースで進んでて、

入澤君、動きのいい相手にどう攻めていいか戸惑いっ放しだったんだけど、

ショートブロー、一発当てただけで、横田君いきなり鼻血なんだわ。

                                                            

アレアレって感じではあったんだけど、それでもまだまだ横田君優勢のままで、

結局、何とか乗り切ってしまうだろうなあって、そういう感じだったんだよね。

                                                            

ところがところが、残り54秒、リング中央で二人寄り合ったとこで、

入澤君の振り下ろした右ショートストレートの先に、横田君の顔面があったって、

そういう感じのショットが物凄い当たり方してしまって、

それ一発で、横田君、ドーッと倒れ込んでしまって、

あんまりヒドイ当たり方だったもんで、横田君、何とか立ち上がろうって、

そういう仕草見せてたんだけど、レフェリーがストップかけたんだよね。

                                                          

結局、2分10秒ってことだったんだけど、入澤君、

ホント、分かり難いボクサーで、後でちょっと話したんだけど、

とってもホンワカしたボクサーでさあ。

                                                            

横田君とは、遠くから目で挨拶交わしたんだけど、

重量級のパンチ持ちってのは、やっぱり怖いんだよなあ。

                                                         

                                                          

                                                             

☆マンモス植田君(新田)×大和藤中君(金子)……90.7㎏超 4R

0勝3敗の31歳・茨城県と、1勝3敗の27歳・宮崎県。

                                                         

よく分かんないオープン戦ってことで、でも東西の決勝あるんだってね。

                                                              

藤中兄ちゃんは弟の周作君通しての知り合いなもんで、

やっぱり自分、藤中兄ちゃんの応援なんだよね。

                                                            

90.7㎏超って、凄い契約ウェイトだったんだけど、後で聞いたら、

藤中君が97㎏だったのに対して、上田君、110㎏以上ってことで、

体重差で言うと、ミニマム級とライト級ほどの違いがあったんだわ。

                                                           

1R、

そりゃ10㎏差以上あると、見た目には大変な事態ってことで、

体ちゃんと作ってるのは藤中兄ちゃんの方なんだけど、

植田君、ユルユルなんだけど、ノシノシ、雪男みたいな迫力なんだよね。

                                                        

それでも、植田君、一応ちゃんとしたボクシングするんだわ。

                                                             

藤中兄ちゃんの1勝ってのは実は、この植田君からのものなんだけど、

植田君は植田君で、何とか初勝利欲しいとこで、因縁の相手でもあるし、

そういう風には見えなかったけど、多分、気合入ってたと思うんだよね。

                                                           

藤中兄ちゃん、左右ボディから右フックに繋げて、軽くポイントゲットだね。

                                                            

2R、

植田君、軽くツンツン突くような左右ショートストレートなんだけど、

元々が大重量なもんで、藤中兄ちゃん、まともに受けると結構な衝撃で、

いきなり顔面赤くなってるんだわ。

                                                             

藤中兄ちゃん、前半、早い出入りからの左右フックでポイント稼いでたんだけど、

最後の方で貰ったショートブロー、かなり効いてるみたいなんだわ。

                                                           

3R、

気を良くした植田君、更に攻勢かけていって、残り1分過ぎからラッシュラッシュで、

何回も言うけど、軽くかすっただけでも藤中兄ちゃん、とってもシンドそうで、

自分のすぐ後ろから、周作君、声枯らしての声援飛ばしてるんだけど、

本人、もう顔面真っ赤で、辛そうなんだよなあ。

                                                         

4R、

ここに来て流れは一気に植田君に傾いて、それでも、あの三段腹に効果あるのか、

全く効かないのか、藤中兄ちゃん、ひたすらのボディ攻め続けて、

アレって見たら、植田君、そのうちの右ボディがちょっと効いてるみたいで、

それまで結構飛ばしてたこともあって、途端に動き悪くなってしまって、

藤中兄ちゃん、必死の巻き返しで、残り30秒、周作君からの激にも励まされて、

顔クシャクシャにしての頑張り、終了ゴングまで続けたんだわ。

                                                          

こりゃ微妙だなあって感じの中、自分の計算だと、それでも39-37で、

藤中兄ちゃんの勝ちだったんだけど、結局、やっぱり微妙で、

39-38×2、38-39の2-1で、藤中兄ちゃん最後の頑張り勝ち。

                                                           

それにしても、藤中兄ちゃん、最後の振り絞り頑張りはとっても感動的で、

新人王のメンバー達にも見習って欲しいくらいだったんだわ。

                                                            

次は、12月16日、一度負けてるマサ竹蔵君となんだけど、

この勢いで何とか打ち勝ってほしいよなあ。

                                                           

藤中兄ちゃんと試合後話して、自分の素直な感想伝えたら、とっても喜んでくれて、

まあ、彼も全力出しのいい試合し終えた直後だったし、

体中、ビッショビショの汗の中、まだ興奮冷めやらぬって状況だったせいか、

握手してくれた手の力、半端じゃなかったんだわ。

                                                          

                                                           

                                                           

負けたボクサー達はみんな帰ってしまって、

残ってたのは勝ちボクサーばっかりだったもんで、

そこらじゅう、明るい笑いとか話し声に溢れてたなあ。

                                                          

                                                            

ロビーでワタナベジムの小口トレーナーと冨山浩之介さんとバッタリで、

12月4日の大塚隆太君との試合のことなんか、話したんだけど、

二人とも、以前自分が、野崎雅光さんには負けるって言ってたのを、

会う度に言うんだよなあ。

                                                           

                                                        

                                                           

【本日のベスト3ボクサー】

① 柳達也君

② 久野伸弘君

③ 大和藤中君

                                                  

                                               

                                                 

長嶺君、勅使河原君、伊藤君、柳君の4人の中からの三賞なんだろなってのが、

事前の予想だったんだけど、これがまあ驚くほど見事な大外れで、

自分の中で大事に育ててきたボクサー達が、どういう訳か揃いも揃って、

思いの外のテイタラクって感じで、正直、ガッカリ感が強かったんだけど、

考えてみれば、世界チャンプ達もいつもベストファイトって訳じゃないんだよね。

                                                          

結局、4人の中で、普段通りちゃんとやったのは、柳君だけだったもんなあ。

残りの3人は猛反省ってことで、暫く謹慎、遊び禁止だな。

                                                            

                                                            

前略、伊藤雅雪君、

今日もアップが遅くなってしまってゴメンなんだけど、

色々考えてたら、こんな時間になってしまったんだわ。

君がもう少しピリッとした試合したなら、気持ち良く筆が進んだんだけどね。

                                               草々。

                                                                                                                             

                                                          

2012年11月 4日 (日)

後楽園ホール・11月3日

                                                           

一昨日、大場浩平さん、村井勇希さんにやっとこの2-0だったみたいなんだけど、

昨日は仙台で、五十嵐俊幸さんも減点絡んだ微妙な判定での2-0だってね。

山中慎介さんは、らしさ十分に発揮して、最近ちょっと元気なかった帝拳ジムの

鬱憤気持ち良く晴れせての7RKO勝ちだったんだってね。

まだ録画したもの見てないんだけどね。

                                                          

                                                         

                                                         

昨日は、日本シリーズと重なって、ドーム周りは大変なことになってたなあ。

                                                           

ホールの裏口の方に中継車が4台も止まってたもんで、

今日のボクシングはTV入ってるのかって思ったら、やっぱり違ってたね。

                                                         

                                                            

ホールに入ってから、渡辺会長とか清田祐三さんとか、マナベジムの酒井智彦君、

宮崎辰也君、それに刀根トレーナーさん達にもコンチワってしてたら、

鎌田卓君ともヤアヤアってことで……。

                                                             

                                                           

                                                          

☆大木雅仁君(角海老)×名原淳君(全日本P)……Fe 4R

デビュー戦の22歳・埼玉県と、デビュー戦の34歳・福島県。

                                                          

1R、

二人、示し合せていたかのように、ゴング鳴った途端、リング中央に走り寄って、

いきなり極端に距離詰めた乱闘始めて、すぐの5秒、

大木君が左フック大直撃で、名原君からダウンゲット。

                                                           

名原君、何とか立ち上がってリスタートはしたんだけど、

とにかく全部のショットが外振りフックだし、ガラガラガードだし、

そもそも子供のケンカみたいな殴り方してるし、危ないなあって見てたら、

やっぱり危なくて、すぐに大木君の餌食になってしまって、

殆ど一方的に打ち込まれてとこで、1分22秒、レフェリーストップエンド。

                                                          

結局、2ダウンゲットってことで、大木君のKO勝ち。

12歳も年の差あるデビュー戦ってのも、なんか凄かったね。

                                                            

                                                            

                                                            

☆佐々虎太郎君(ワタナベ)×久保宗義君(伴流)……65㎏ 4R

デビュー戦の34歳・福島県と、デビュー戦の33歳・北海道。

                                                           

お互い高齢デビュー戦ってことで、どう見ても思い出ボクシングみたいなんだけど、

ワタナベジムの会長、こういう試合でも必ずホールに来てて、

この日はセコンドもやってたもんね。

                                                           

佐々君ってのは、ちょっと前までは100㎏以上あったんだってさ。

その佐々君には、久し振り、松浦さんがチーフセコンドに付いてたね。

                                                              

1R、

佐々君、どうしても距離詰めてやりたがってるんだけど、

久保君に巧いこと距離取られてやり難そうにしてるなあ。

                                                          

その久保君、左右ボディ打ちまくって、まずはポイントゲットだね。

佐々君、めげずに前出て、懸命に打ち終わり狙ってるんだけど、届いてないなあ。

                                                          

2R、

久保君、早くも余裕見せてるんだけど、カッコ付け過ぎじゃないかなあ。

佐々君、必死感見せながら、とにかく懸命懸命って感じだね。

                                                             

3R、

佐々君、パンチ重そうなもんで、一発当てれば展開変わりそうなんだけど、

中々思うように行かなくて、それでも山のように打たれながらも、全くめげないで、

前詰め止めないのはエライね。

                                                            

4R、

最後の最後まで気持ち溢れさせてたのは、終始劣勢だった佐々君の方で、

久保君、もう少し攻撃的な姿勢見せて欲しかった訳で、

捌くようなパフォーマンスに、ちょっと不満残ったんだよね。

                                                          

それでも、結局、勝ち負けとしては久保君圧倒は変わらなくて、

40-36、40-37、39-37の3-0勝ち。

ちなみに自分も40-36だったけどね。

                                                          

                                                          

                                                           

☆松永宏信君(横浜光)×竹内護君(ヨネクラ)……W 4R

1勝(1KO)0敗のサウスポー、25歳・愛知県と、2勝3敗2分の26歳・神奈川県。

                                                          

1R、

竹内君、どう見てもガード低すぎるし、相手の正面に立ち過ぎなんだよね。

                                                            

松永君、プレス強いし、踏み込んでからの左右フックも強烈で、

終了ゴング鳴ったとき、竹内君の顔面、もうかなり赤くなってたもんなあ。

                                                             

2R、

上背もリーチも優位なのは竹内君の方なんだけど、それ全く生かされてなくて、

開始23秒、スッと入り込んだ松永君に、まずは右ストレートでガクッとさせられて、

直後の左、右で東ロープ前でダウンしてしまったんだわ。

                                                            

竹内君、距離詰まったとこでのショートブローが上手く打ててないし、

頭の位置も殆ど動かさないもんで、的になりやすいんだわ。

                                                           

松永君の方も、いきなり過ぎというか少し狙い過ぎなとこあって、

もう少し、前処理が要ると思うんだけどね。

                                                           

3R、

竹内君、自分から左打って仕掛けられないとこあって、

セコンドから、先に行けって声飛んだ直後、行こうとした瞬間、

松永君にカウンターで左ストレート、まともに打ち込まれてしまって、

相手の一気追撃にズルズル下がらされ、赤コーナーに追い込まれてしまって、

体伸び上って、ドスドス打ち込まれ、殆ど防戦一方になってしまったとこで、

1分50秒、レフェリーストップエンド。

                                                           

                                                          

                                                           

☆鎌田卓君(角海老)×坂本健介君(ヨネクラ)……W 4R

3勝(3KO)2敗の27歳・千葉県と、3勝(1KO)3敗の25歳・熊本県。

                                                            

1R,

鎌田君、そんなつもりは全然ないんですけでどねえって、試合前言ってたんだけど、

やっぱり、ブンブンブン殴り大作戦になってしまって、丁半ボクシングなんだよなあ。

                                                       

その鎌田君はフック系、坂本君はストレート中心の攻めなんだけど、

鎌田君が振りデカ過ぎなのに対して、坂本君、内側から小さく振れてるね。

                                                            

2R、

仕掛け強めてるのは坂本君の方で、左右のボディブローがとっても有効で、

鎌田君、ちょっと効いてるみたいで、消耗して動き鈍ってきたなあ。

                                                           

3R、

鎌田君、気合入れ直して、いきなり猛然と反抗かけていって、強い右フック主体に、

詰める詰めるで、坂本君、相手の力づくに殆ど打ち返せないまま、

一気に流れ変わってしまって、最後は北西ポストに詰められて、

殆ど一方的になってしまったとこで、少し早いかなあってとこだったんだけど、

それでも鎌田君の右は強烈だったもんで、ここでレフェリーストップエンド。

                                                            

0分27秒のことだったんだけど、坂本君、

相手のギアチェンジに先越されて、付いていけなかったって感じだったなあ。

                                                           

鎌田君、ほらね、やっぱり倒し屋ボクシングだったでしょ。

腕力十分にあるんだから、もう少し、内側からというか、小さくというか、

とにかく、ストレート系のパンチも、もっと使いべきだと思ったなあ。

                                                            

                                                             

                                                           

☆三好裕樹君(具志堅)×小宮慎仁君(SRS)……LF 4R

1勝0敗の27歳・東京都と、1勝(1KO)1敗の23歳・新潟県。

                                                             

1R、

三好君の腕引き甘いとこ、小宮君、上手いこと突いてるんだけど、

左のバリエーションが豊富なのは三好君の方だなあ。

                                                             

小宮君、とっても形のいい返しの左フック持ってるんだけど、

距離とタイミングが微妙にズレてるなあ。

                                                            

2R、

三好君、ショートフックはそれほど上手じゃないんだけど、

長めの右ストレートが終始とってもグッドで、小宮君は全くその逆で、

勝負としてはとって面白くなってきたんだけど、

残り40秒、三好君の右ストレートの方が直撃叶って、小宮君、フラッとしてるね。

                                                           

3R、

小宮君、ちょっと反応鈍ってきて、相手に距離支配されてるし、手数も落ちてて、

三好君、完全に主導権握って益々動き良くなっていったね。

                                                              

小宮君、相手がすぐ頭下げるもんで、いいショットを続けられないってのが延々で、

途中、右目の上ヒットカットされてたなあ。

                                                            

4R、

三好君、一気にカタ付けようとしてか、いきなり雑な大振り目立ってきたんだけど、

良く見たら、実はなんだか急に疲れてしまって雑になってるたみたいなんだわ。

                                                            

振りも鈍くなってるし、足元の踏ん張りも効かなくなってるもんで、

ここは小宮君、待ってましたの大チャンス到来ってことだったんだけど、

実は小宮君の方も、それと同じかそれ以上に消耗してたみたいで、

一気の大挽回チャンス、みすみす逃してしまったんだよなあ。

                                                          

で、結局殆ど何事も起こらず、ちょっとズルズルのまま終了ゴング。

で、39-37×2、39-38で、三好君の3-0勝ち。

小宮君、課題はスタミナなんじゃないかなあ。

                                                            

                                                           

                                                           

☆山口卓也君(レイS)×和氣慎吾さん(古口)……SB 8R

8勝(6KO)8敗の25歳・東京都と、

11勝(5KO)4敗2分のランク10位、サウスポー、25歳・岡山県。

                                                                

1R、

山口君、中村幸裕君にちょっと不明瞭な反則勝ちして以来、

ほぼ1年半振りだったんだけど、ボクシングスタイルは全然変わってなくて、

とにかくシンプル過ぎるほどのワンツーボクシングで、

何とか一発右フック当てたい当てたいってのだけなもんで、

応援団はそれが当たるまでじっと期待しながら行方を見つめるんだけど、

その右フックが当たらなかった負けっていう判り易さはあるんだけど、

もう17戦目なんだし、もう少し何か工夫あってもいいと思うんだけどね。

                                                            

和氣さんが無理せず、冷静に対処してれば、このまま特に何も起こらず、

ラウンド進むにつれ、ポイント積んでいくんだろなとしか思えなかったもんで、

2ラウンド終わったとこで、休憩ってことで……。

                                                           

                                                         

こりゃ最後まで行きそうだなあって思いながら通路ブラブラしてたら、

村中優さんと大内淳雅さんとが壁に寄りかかって話してたんだわ。

二人、試合したことないはずだし、どういう繋がりがあるのかなあ。

スパー友達かも知れないなって思いながら、話に加わったんだよね。

                                                           

大内さんとは黒田雅之さんとの試合のこと話して、

村中さんとは、奥さんと子供二人が一緒だったもんでね、

「何て名前でしたっけ?」 って、自分、子供の名前聞いたつもりだったのに、

奥さん、「○○子です。」 って自分の名前答えてきて、とっても可笑しかったなあ。

                                                          

                                                          

山口君と和氣さんの試合は、やっぱり圧倒和氣さんの3-0勝ちだったんだわ。

                                                           

                                                         

                                                            

☆酒井智彦君(マナベ)×シャムガル興一さん(オザキ)

                             ………SL 8R

7勝(1KO)4敗の24歳・千葉県と、

14勝(9KO)4敗1分のランク9位、26歳・大分県。

                                                            

1R、

思ってた通り、麻生さん、ガード固めて、いきなり詰める詰めるだったんだけど、

酒井君、それ事前の想定済みだったみたいで、適当な距離キープしながら、

取り敢えずはグローブの上からでもいいかあって感じで、

結構力込めた左右フック打ち込んでって、とっても冷静なスタート切ってるね。

                                                            

残り1分からは、麻生さん、例の粘っこい差し込み打ちしていったんだけど、

酒井君のパフォーマンスの方が圧倒してたなあ。

                                                            

2R、

麻生さんのしつこい前詰めに対して酒井君、しつこい手数で対応してて、

全く殆ど引かなくて、彼、KO率は低いんだけど、それでも強い打ち込みなもんで、

麻生さん、もうかなり顔面赤くしてるんだわ。

                                                           

相手の粘っこい前詰めに対して、酒井君、どこまで嫌気差さないででできるかって、

そんな感じで、少しでも気緩めると、途端に流れ獲られてしまうからね。

                                                          

3R、

明らかに先手取られた麻生さん、ここから突然一気のガンガンドライブで、

顔真っ赤にしながらの懸命なラウンド作りまっしぐらって感じで、

酒井君、やや防戦一方になってしまったんだけど、

中盤以降、酒井君、大丈夫かあってとこからの猛然巻き返しで、

この辺の気持の立て直しと実践、殆ど驚異的と言えるほどで、

以降、二人、行ったり来たりというか、やったり取ったりのリング上で、

場内いきなり興奮のルツボって感じだったなあ。

                                                           

4R、

麻生さんにとっては大体いつものことだったんだけど、

酒井君にとっては、多分、これまでで最高にハードな試合で、

こんな試合、やったことないと思うんだけど、凄いよなあ、対応してるもんなあ。

                                                           

激闘の中、それでも麻生さん、流石に巧さ発揮してて、

打った後のポジショニングとか抜群だし、詰まった距離の中、

ショートアッパーとかボディショットとか、見栄えのいい攻撃してるもんなあ。

                                                            

延々のショートブロー合戦の中、お互い全く緩むとこないんだけど、

でも、こういうのは基本的には麻生さんの土俵だし、彼、見せ方知ってるし、

酒井君、相手の波状系ラッシュの中、危ないんじゃないかって雰囲気漂って、

こっちも緊張してると、そのうち、またどっからか力呼び寄せてきて、酒井君、

一方的にならないよう、鬼のように踏ん張り返すもんで、こっちも疲れるんだわ。

                                                             

ここにきて、酒井君の右顔面、一気に赤く腫れてきたなあ。

麻生さんも益々赤鬼みたいになってるけどね。

                                                            

5R、

体デカイのは酒井君なんだけど、押し込み強いのは麻生さんの方で、

相手ロープに追い込んでのショートアッパーがいいんだよなあ。

                                                         

それでも、反攻していく酒井君のショート連打も半端じゃないもんで、

お互い交互のせめぎ合いが続いて、交互にそこそこ追い込まれて、

ここでキツイの打ち込まれたら、ヤバイってのが代わり番こに訪れるもんで、

場内の観客たち、展開の急変にあれよあれよって感じで沸き立ってたなあ。

                                                              

この回最後に見せ場作ったのは、やっぱり麻生さんだったね。

                                                            

6R、

始まって30秒、酒井君、麻生さんの右ストレートで顎思いっ切り跳ね上げられて、

そこから一気に北西ポストまで追い込まれてしまって、

麻生さんのここぞの連打貰いまくって、ああもはやこれまでかってって見てたら、

何となんとナント、酒井君、そこから何を思ったのかの猛反撃で、

それ、麻生さんを跳ね除けるほどの勢いで、どこにそんなスタミナ隠してたかって、

それはもう殆ど神がかりみたいなもんで、腰抜けるほどの頑張り直しだったんだわ。

                                                           

酒井君、あまりのシンドさに体緩ませながらも、

それでもまだ、フットワーク駆使しようとしてたもんなあ。

                                                           

7R、

お互い、ここまで力の限りを尽くしてきたこともあって、休み休みしながら、

力溜めながらやってるとこあったんだけど、ここに来て、

ちょっと体の緩みが目立ってきたのは、却って麻生さんの方で、

だって、彼、初回から結構なダメージ背負ってきてるし、

ここまで何回か決着付けようとしてラッシュかけてきてるから当然なんだけど、

足元シッカリ立て直してるのは、明らかに酒井君の方なんだよね。

                                                           

それにしても麻生さん、振る時はシッカリ、色々考えたパンチ出してたのは流石で、

普段はニコニコ優しい笑顔と話し方するもんで、

どこにあんなに踏ん張れる心があるのかなあって感じだったね。

                                                           

8R、

殆どこの回勝負ってことは、お互い知っての上だったみたいで、

まず麻生さん、残り少なくなってる力振り絞っての最後の前詰めで、

鬼気迫るモノあったんだけど、やっぱり、ちょっと相手にもたれる感じ拭えなくて、

一気に押し切るってとこまでは行かなくて、残り40秒からは、

ここんとこあんまり見たことないほどの、激闘っていう以外言いようないような、

お互い歯食いしばったモノ凄いすごい形相での接近猛打戦だったんだわ。

                                                           

この試合、思い返してみれば、殆ど序盤からの接近戦だったんだけど、

ゴニョゴニョ揉み合うこと全くなくて、こんなのあんまり見たことなかったんだけど、

最後の最後は、やっぱりランカーとしてのプライドというか、経験の差というか、

麻生さんの方が見せ場作るの巧くて、工夫したパンチの見栄えいいまま、

それでも、お互い持ってるモノ全部出し切ったとこで、終了ゴング。

                                                           

結局、78-75、77-75、77-76ってことで、

麻生さんの3-0勝ちは妥当だったね。

ちなみに自分は、77-75だったんだけどね。

                                                           

試合終わったとき、真部会長がとっても嬉しそうな顔してたのが印象的で、

自分とこのボクサーが、あれだけの試合したら、やっぱ嬉しいよね。

                                                          

普段、お目当てのボクサーの試合だけしか真面目に見てない観客達、

その全部を取り込んでたもんで、終わった時の拍手や声援、尋常じゃなかったね。

                                                         

話題呼ぶような世界戦よりよっぽど感動的な試合ってのにも、

たまに出会えるんだよね、思いもしないときにね。

                                                          

最後に、自分にとっては、麻生さんはやっぱり麻生さんで、

今更シャムガルって言われても、どうしても馴染めないもんでね……。

                                                           

                                                          

                                                          

☆岩渕真也さん(草加有沢)×長瀬慎弥さん(F赤羽)

                      ………日本 SL タイトル戦

19勝(15KO)3敗のチャンピオン、サウスポー、27歳・埼玉県と、

20勝(10KO)4敗2分のランク4位、30歳・埼玉県。

                                                             

殆どが岩淵さんが圧倒するって、そういう予想が多かったんだけど、

自分もそういう考えで、ちょっと前に長瀬さんと話す機会あって、

その時も、正直そう伝えたんだけど、それでも、以前のパフォーマンス全開再現、

それができればそこそこ行けると思うって、そう伝えたんだけどね……。

                                                           

1R、

二人とも、リズムをとっても大事にするボクサーなんだけど、中々いい感じだね。

                                                          

始まって40秒、岩淵さんの被せ打つような右フックで、長瀬さん、

ロープ際まで吹っ飛ばされはしたんだけど、その後の追撃、難なく凌いで、

長瀬さん、とってもよく動けてて、得意の眩惑ボクシング、いい出足なんだわ。

岩渕さんの方も、思うようなプレスかけることできてるね。

                                                            

2R、

長瀬さん、右ストレート、軽いんだけど、3発ほど届かせてるね。

                                                            

岩渕さん、ちょっと大きく当てようとし過ぎるみたいで、的絞り難そうにしてて、

長瀬さんの細かい変則パンチの方が当たりがいいんだよなあ。

                                                           

3R、

岩渕さん、とってもグッドなプレスなんだけど、そこからが大まか過ぎで、

相手見てるというか、攻めあぐんでるようにも見えてしまって、

もう少し、力技系使ってもいいと思うんだけど、長瀬さんに細かく動かれて、

困惑気味なのかなあ。

                                                            

4R、

岩渕さん、このまま細かくかき回され続けてるとヤバイ訳で、

何とか展開動かしていかないとマズイ訳なんだけど、

相手の打ち出しや打ち終わりに合わせるでもないし、

打たれるの嫌がって先仕掛けできてないって感じもするんだよなあ。                                                           

で、いつの間にか、岩淵さんの右顔面、赤く腫れてきてもいるんだよね。

                                                          

岩渕さん、ホント、大丈夫なの? って見てた残り1分過ぎ、

この試合、始めての正面切った打ち合いになったんだけど、

そうなると、やっぱり流石に岩淵さん、圧倒してて、

長瀬さん、足止めてやったらダメじゃんって感じだったなあ。

                                                          

岩渕さんが展開変えたんじゃなくて、長瀬さんが自分から動かしたんだよね。

                                                            

5R、

岩渕さん、どうして? ってほどカウンター打たなくて、

戦法としては常に真っ向殴りのとっても単純だったんだけど、1分30秒過ぎ、

やっと出ましたって感じの強烈左ボディアッパー見事な直撃打ち込みで、

残念、長瀬さん、明らかなダメージ負ってしまって、

勝負はここから一気に岩淵さんに傾いて行ったんだわ。

                                                             

自分、この左ボディがこの試合の全てで、あそこで長瀬さん、

動き切れなかったのが痛恨だったって思ったんだよね。

この辺からパンチの差が如実に比較される展開になってしまったからなあ。

                                                           

6R、

1分20秒から、まず岩淵さんが仕掛けていって、ちょっと雑な乱闘状態が続いて、

一段落した後、今度は長瀬さんの反撃ってことで、

最後はまた、岩淵さんが主導権獲ったんだけど、それにしても岩淵さん、

もう少し巧い攻め出来るボクサーだと思うんだけど、この日はやっぱりちょっと雑で、

もっと相手の力とか動き、上手に利用することできるのに、

ああいう攻め方してると、間違ってデカイの貰ってしまう危険あると思うんだよなあ。                                                         

それでも、強烈左フックで長瀬さんの右目上ヒットカットさせてたけどね。

                                                          

自分、岩淵さんの返しの鋭い右フックがとっても好きなんだけど、

この日は殆どいい当たりしないんだよなあ。

                                                          

7R、

岩渕さん、相変わらず自分都合過ぎるようなボクシングではあるんだけど、

相手の足が止まって、パワー戦の展開に持ち込めればそれで十分ってことで、

流れは完全に岩淵さんになってしまったままの残り35秒、

動き止まった相手に一気の猛攻かけて、長瀬さんを青コーナーに追い込んで、

辛くなって体屈めるとこ、ここぞのパワー全開万振り打ち込みで、

長瀬さん、そのままズルズル屈みこみダウン。

                                                         

5R以降のダメージも背負い込んだままだったっもんで、長瀬さん、

立ち上がって、気入れ直してのリスタートはとても無理そうな表情してて、

結局そのままテンカウントアウトエンドだったんだわ。

                                                          

                                                            

岩渕さん、いつもより大まかボクシングだったもんで、長瀬さん、

5Rに、あの左ボディ喰らわなかったら、もっと違った展開あったかも知れなくて、

でもそれは、自分の思い込みに過ぎなくて、勝負は違うとこでついてたって、

そういうことかも知れなくて、一度確かめてみないと分かんないんだけどね。

                                                          

                                                          

                                                       

全ての決着ついた後、廊下歩いてたら、帰るってとこの酒井智彦君とバッタリで、

彼、顔中、青タン赤タン、もう物凄い形相になってたんだけど、

いい試合したよねえって伝えたら、酒井君、実はこれが最後の試合ってことで、

ある事情があって、そのこと初めから決めてたみたいで、

なもんで、そおかあ、そおかあって、思わず手握ってしまったんだけど、

最後の最後、思い出になるというか、ちょっと歴史的とさえ言えるような、

壮絶な試合を残すことできて、それはそれで幸せだったよなあ。

                                                          

将来、自分の子供に見せたら、自慢できるしなあ。

今までのマナベジムのボクサーの試合の中で、最高位だと思ったなあ。

                                                            

                                                            

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

① 酒井智彦君

② シャムガル興一さん

③ 岩渕真也さん

                                                  

                                                  

                                                 

全部の試合が終わった時、東京ドームは8回表途中まで4-3ってことで、

ジャイアンツ勝ってるってとこだったんだけど、

いつものようにその辺ブラブラしてると、エライことになってしまいそうだったもんで、

ササッと駅に向かったんだよね。

                                                           

                                                           

昨日からホール3連投なんだけど、今日は3時始まりってことで、

それでも、日本シリーズは巨人優勝で決着済みなもんで、

帰りの混雑心配しなくていいから助かるね。

                                                           

2012年11月 2日 (金)

11月のボクシング

                                                          

ある電器会社の決算報告、業績大幅下方修正ってことで、申し訳ありませんって、

頭下げた記者会見だったんだけど、しゃべってる社長に真剣さ、全く欠けてて、

申し訳ないって感じ、全然伝わってこなくて、こりゃダメだって思ったなあ。

                                                        

ヨーロッパの経済低迷だとか、中国との混乱だとか、デフレ傾向だの円高だとか、

考えられ得る理由、山ほど挙げてて、それらに対する対応に迅速さ欠いてたって、

そんなアホっぽいこと、平気でしゃべってて、あんたんとこ、これで2年続けて、

そんなテイタラクだろがって、正直思ったね。

                                                           

                                                           

                                                            

そう言えば、その社長も言ってた、例の中国との混迷関係、

元々は石原慎太郎が仕掛けたんだけど、彼は、そのこともほっぽらかしにして、

国会に鞍替えしようと企んでるんだけど、彼、言うことは言うけど最後までやらない、

ってのがこれまでの常套手法で、他にも色々弊害出しまくってて、

収束の方向性さえ提示しない、要するに目立ちたがりのただの言いっ放しで、

例えば、東京オリンピックとか、大金ぶち込んだ東京スター銀行なんかも、

一体どうするつもりなんだろね。

                                                          

彼、これまでも中々画期的な発言はするんだけど、それを実現させる為の、

綿密さと辛抱強さには全く欠けてるって、自分、思ってるんだよね。

                                                          

                                                         

                                                         

11月のボクシングメニューの前に、いつものように10月ボクシングの見直し。

                                                         

                                                          

【10月のボクシング、ベストベスト】

*( )内は前月期待度、敬称略、左が勝者。

                                                        

① 佐々木左之介×湯場忠志 (次)  

② 横山大輔×鈴木徹 (ー)

③ 土居コロニータ×石田將大 (ー)

④ 井上尚弥×クリソン・オマヤオ (次)

⑤ 鈴木悠平×中森宏 (ー)

⑥ 粉川拓也×山口桂太 (7)

⑦ 清田祐三×三浦広光 (1)

⑧ 荒井遼晴×渡辺義友 (次)

⑨ 沼田康司×氏家福太郎 (4)

⑩ 胡朋宏×中堀剛 (6)

                                                   

(次)

柴田明雄×十二村喜久(2)、細野悟×福原力也(3)、

村中優×ガンバレ将太(8)、若松一幸×石井健司(次)、

池原繁尊×戎岡淳一(ー)。

                                                  

                                                  

                                                

【11月のボクシングスケジュール】

*敬称略、左側が勝者予想。

                                                          

・11月 2日……(神戸)

大場浩平×村井勇希。

                                                            

・11月 3日……(仙台)

山中慎介×トマス・ロハス、五十嵐俊幸×ネストール・ナルバエス。

                                                           

・11月 3日……(後楽園)

岩淵真也×長瀬慎弥、シャムガル興一×酒井智彦、和氣慎吾×山口卓也。

                                                          

・11月 4日……(後楽園) 東日本新人王決勝戦

藤井貴博×横山隆司、長嶺克則×佐藤拓茂、勅使河原弘昌×立川雄亮、

久野伸弘×上岡泰、伊藤雅雪×山尾和幸、柳達也×太田啓介、

ジェームス村重×遠藤健太、今野裕介×糸山良太。

                                                          

・11月 5日……(後楽園)

岩崎悠輝×ジョナタン・バァト、若松竜太×中井雄規。

                                                            

・11月 9日……(後楽園)

加藤善孝×川瀬昭二、緒方勇希×平山悦久、関豪介×高橋謙太、

久永志則×太田コージ。

                                                          

・11月12日……(後楽園)

高畑里望×江藤伸吾。

                                                          

・11月14日……(後楽園)

小原佳太×外園隼人、喜久里正平×阪下優友。

                                                           

・11月18日……(沖縄)

野崎雅光。

                                                           

・11月19日……(後楽園)

渡部あきのり。

                                                           

・11月22日……(後楽園)

堀口立、久保祐希、岡野智秋。

                                                           

・11月23日……(神戸)

帝里木下×大庭健司。

                                                           

・11月26日……(後楽園)

うすい祐介×濱田修士。

                                                         

・11月29日……(後楽園)

福本雄基、上野雄大。

                                                         

                                                          

【11月のボクシング期待度ランキング】

*敬称略、左側が勝者予想。

                                                      

① 加藤善孝×川瀬昭二

② 五十嵐俊幸×ネストール・ナルバエス

③ 久永志則×太田ユージ

④ 小原佳太×外園隼人

⑤ 岩淵真也×長瀬慎弥

⑥ 山中慎也×トマス・ロハス

⑦ 渡部あきのり×プラヴェート・シンワンチャー

⑧ 勅使河原弘昌×立川雄亮

⑨ 長嶺克則×佐藤拓茂

⑩ 伊藤雅雪×山尾和幸

⑪ シャムガル興一×酒井智彦

⑫ 緒方勇希×平山悦久

⑬ うすい祐介×濱田修士

⑭ 高畑里望×江藤伸吾

⑮ 久野伸弘×上岡泰

⑯ 藤井貴博×横山隆司

⑰ 柳達也×太田啓介

⑱ 岩崎悠輝×ジョナタン・バァト

⑲ ジェームス村重×遠藤健太

⑳ 今野裕介×糸山良太

                                                   

                                                   

                                                    

昨日は風もなくて、日差しも優しかったもんで、また午後からサイクリング。

河川敷のコスモス畑には、年寄や保育園の団体がやって来てて、

幸福でユッタリした時間が溢れてたね。

                                                          

2012年11月 1日 (木)

後楽園ホール・10月31日

                                                         

ボクシングの現場観戦も10日振りともなると、ちょっと待ち遠しくなるもんだね。

                                                                        

それにしても、日本タイトル戦だっていうのに、

パンフレットがモノクロ片面印刷のペラッペラの紙一枚ってのは、

なんか寂しい感じがしないでもなかったなあ。

                                                          

                                                          

                                                           

☆東山亮君(宮田)×高橋善仁君(セレス)……L 4R

デビュー戦の27歳・東京都と、デビュー戦の23歳。

                                                            

1R、

高橋君、中々体ほぐれないみたいで動き硬かったんだけど、

東山君の方も、ひっかくような左ジャブだし、押すような右ストレートなんだよなあ。

それでも、グッチャグチャの中、何とか手出そうとしてるのはその東山君だね。

                                                           

2R、

結局、東山君が押し切ってしまいそうな感じだったもんで、

殆ど真面目に見てなかったんだけど、何と高橋君が2ダウンゲットってことで、

2分46秒、KO勝ちしてしまったんだわ。

                                                          

                                                         

                                                           

☆米永章吾君(宮田)×草野高昌君(京葉)……SF 4R

デビュー戦の24歳・宮崎県と、1勝0敗の29歳。

                                                           

1R、

二人とも、とっても生きのいいボクシングしてるんだけど、

草野君の方が上下打ち分けまでの配慮できてるね。

                                                             

米永君の方は、体勢が整わないと打ちに行かないとこあるし、

シンプルな顔面ワンツーに終始し過ぎるとこもあるね。

                                                          

2R、

始まってすぐ20秒、米永君、右フックのいいのを当ててからの一気攻勢で、

草野君、いきなりの鼻血で、呼吸苦しそうだなあ。

それでも、相手が一段落したとこ、細かいコンビネーションで反撃してるね。

                                                         

3R、

返しの意識まで持ってるのは草野君の方だったんだけど、

基本的には、二人、交互の攻め合いで推移してるなあ。

                                                            

被弾と出血で、草野君、顔真っ赤になってるんだけど、

それでも何とか一方的にならないように懸命に打ち返してるよ。

                                                           

4R、

開始してすぐ、草野君、とってもグッドな左フック直撃させたんだけど、その直後、

リング中央で、米永君に強烈左右フック打ち込まれてしまって、ダウン。

                                                          

それまでかなり傷んでたこともあって、レフェリー、即のストップエンドで、

0分26秒、米永君のTKO勝ち。

                                                         

                                                         

                                                           

次の試合始まる前に、横浜光ジムの安慶名健さんが寄ってくれて、

この間の試合が終わった時に、二人で話したことに関して、

その後、彼なりに考えたことなんか話してくれたんだよね。

彼の素直な気持ちが伝わってきて、とってもいい時間が過ごせたんだよね。

                                                          

                                                           

                                                          

☆田部井要君(宮田)×清水大樹君(横浜光)……SF 8R

9勝(6KO)5敗2分の27歳・東京都と、7勝(3KO)3敗2分の27歳・愛媛県。

                                                           

1R、

体一回りデカイ田部井君が強い圧力かけて試合が始まったんだけど、

清水君、細かく鋭く動けるかがポイントだったんだけど、

残念、巧いことできなくて、いいジャブ打つんだけど、次のショットに繋げられないし、

田部井君の、ちょっと力任せの右フック、まともに貰ってしまうんだわ。

                                                          

自分の知ってる清水君は、もっと前後左右にテキパキ動けるボクサーで、

瞬間の出入りの中から、鋭いワンツー見せてくれるはずだったんだけど、

前回の試合の時もそうだったんだけど、ここんとことっても動きが鈍くなってて、

不用意なほど真っ直ぐ下がってしまうこと多いんだよなあ。

で、やりたいことできてるのは圧倒的に田部井君の方だなあ。

                                                         

2R、

始まって20秒、強いプレスかけながら田部井君、大きく振り被った右フック、

動きに機敏さ欠いた清水君に見事直撃させることできて、そこから一気に、

北西コーナーに追い込んで、ここぞの連打したとこ、1分ちょうどのとこで、

レフェリー割って入って、ストップかなって思ったら、スタンディングダウンコール。

                                                          

清水君、一息入れることできたかなって見てたんだけど、かなり消耗大きくて、

再開後、それまでにも増して勢いづいた田部井君の前にどうすることもできなくて、

結局、1分17秒、レフェリーストップエンドだったんだわ。

                                                          

田部井君、この日は彼らしさ全面出すことできたのに対して、

清水君の方は、なんか別人のような感じだったんだよなあ。

                                                        

                                                          

                                                          

☆中川雄太君(角海老)×ブレイロール・テラン……54㎏ 6R

10勝(6KO)3敗の23歳・福島県と、9勝(4KO)9敗1分の27歳・ベネズエラ。

                                                            

テランの方に付いてた人達、そこはかとないイカガワシサ漂ってて、

こんなとこでそんな恰好するかなあって感じだったなあ。

                                                           

1R、

中川君、上背5㎝以上、リーチはそれ以上優位なもんで、余裕かなあって、

そう見てたんだけど、相手のテラン、上半身の動きとってもいいし、

飛び込みの早さもかなりのもので、中川君、ちょっと合わせ切れてなくて、

いきなりのストレートボディとか、右フックからの左の返しに危なそうな感じなんだわ。

                                                          

テラン、打った後とか入って行く時、すぐに膝曲げて体低くするから、中川君、

顔面狙いより胸元目掛けた方がいいと思うんだけど、

なかなかそういう風にはならなくて、遥かに高い位置で空転してるんだわ。

                                                           

テラン、遠くからの体ごとの一発打ち込みと、体合わせた時のガチャガチャ連打、

その二つが基本的な攻撃手段なんだけど、

中川君、飛び込んでくるとこに、中々合わせることできないんだわ。

                                                           

2R、

テラン、あくまで乱打戦希望全面出しなんだけど、中川君の対応定まらなくて、

左ジャブのいいのを何度も打ち込んでるんだけど、そこからの追い打ち今一で、

続ける右ショット、踏み込み足りてなくて、殆どが届いてないんだわ。

                                                           

それでも、まあまあいい感じになりつつあったとこ、残りほんの5秒、

テラン、強引に中川君を東ロープに追い詰めたとこで、払うような右フック、

返しの左フック、二連発させて、そんなに大きな直撃度ではなかったんだけど、

それでもバランス崩してしまった中川君からダウンゲットしたんだわ。

                                                           

立ち上がったとこで終了ゴングだったんだけど、中川君、気抜いたかなあ。

                                                           

3R、

自分としては、怒り狂った大反撃が見たかったとこだったんだけど、

中川君、拍子抜けなほど普通にやってて、それ1Rの時と殆ど変わってなくて、

相手は、ここまでの振り過ぎがたたったか、膝緩んで動き明らかに落ちてるし、

ちょっと休み休みになってるっていうのに、攻勢かけきれてないんだよなあ。

                                                              

テラン、相変わらず上体良く動かすもんで、的絞り難いとは思うんだけど、

下がり気味になって上体反らし加減になった時は、殆ど打って来ないんだから、

そこんとこ詰めて畳み掛ければいいのにって思うんだけど、

中川君、二次、三次攻撃っていうの全くしないんだわさ。

                                                          

4R、

初めは8回戦のはずだったのが、相手の都合で何故か6回戦になってしまって、

だから、この辺で思いっ切りの攻勢かけて、明白なポイントゲット要るっていうのに、

中川君、まだまだ普通にやってて、打ち終わり狙うってこともしないし、

単発で終わってしまって、とにかくフォローパンチが全く打ててないんだよなあ。

                                                                 

5R、

中川君、気持ち的に変な一段落してしまってるみたいで、手数落ちてるし、

明らかに攻めあぐんでるし、真っ直ぐ下がって相手の追いパンチ貰ってるし、

一体、何がどうしたのかって感じしかしないんだわ。

                                                            

6R、

明らかにスタミナ十分ではない相手に対して、中川君、消化不良相変わらずで、

まだまだ体力余してる感じなのに、ここまで来ても無茶攻めさえできてないし、

倒さなければ負けだっていうのに、そういうボクシングできてないし、

セコンドから、行け行けコール出てるのに、それでもまだ相手見てて、

正直、こんな不甲斐ない中川君を見るのは初めてだったもんで、

自分の方が途方に暮れてしまったまま、終了ゴング。

                                                          

結局、59-55×3ってことで、アランの3-0勝ち。

                                                            

西岡さんもそうだったし、粟生さんも、そう言えば訳解んなかったし、

アスリートってのは、いつもの調子維持するの、結構難しいって事なのかなあ。

ヤンキースもタイガースもボロ負けしたしなあ……。

                                                            

実は中川君、パンフレットの名前が間違ってて、

そもそもそれがいけなかったのかも知れないなあ。

                                                           

                                                           

この後、女子ボクシングが組まれてたんだけど、一瞬で終わってたね。

                                                           

                                                            

                                                           

☆細川バレンタインさん(宮田)×ヌクン・チャイヨンジム

                            ………SL 8R

15勝(7KO)2敗3分のランク1位、31歳・宮崎県と、

7勝(2KO)1敗の21歳・タイ国。

                                                              

1R、

相変わらず細川さん、プレス強いんだわあ。

相手が全く仕掛けてこないもんで、グローブの上から叩いてたけど、

それでもパンチの強さ感じたか、タイ人、ビビリが浮かんでたね。

                                                             

2R、

細川さんもそうなんだけど、二人とも、流れの中から試合組み立てるっていうより、

出会い頭の一発の交換だけに終始してて、要するに全く面白くなくて、

細川さんも、とにかく右ブン回して早く終わりにさせようって感じしかしなくて、

とにかく、雑、雑、雑って感じしかしなくて、

乱闘系一発勝負出会い頭戦にしか見えなかったもんで、休憩タイムってことで……。

                                                           

結局、4Rか5R、細川さんのKO勝ちだったけどね。

                                                           

                                                         

通路に出たら、荒川仁人さんがいたもんで、こういう場合、

どういう展開が必要なのか、なんてことについて話したんだよね。

                                                           

                                                             

そのすぐ後、勝又ジムの若松竜太君とバッタリで、11月5日の試合のこと、

ちょっと話したんだよね。

                                                          

                                                         

                                                          

☆粉川拓也さん(宮田)×山口桂太さん(八王子中屋)

                     ………日本 F タイトル戦

19勝(10KO)2敗のチャンピオン、27歳・東京都と、

8勝(3KO)11敗1分のランク7位、33歳・熊本県。

                                                           

仁人さんに席譲って、チャーリー太田さんと並んでの観戦だったんだわ。

                                                           

どう考えても、山口君の勝ち目は薄くて、実は以前、そのこと山口さんにも伝えてて、

どう戦うかってことこそが大事だって話したんだけど、

山口さん、その時にはもう彼なりの心構え、出来てたみたいだったんだよね。

                                                          

1R、

粉川さん、最近は少し迫力なくなってきたかなあって思ってて、

で、長引けば山口さんにもチャンスあるんじゃないかって思ってたんだけど、

流石にちゃんと仕上げてきたみたいで、出入りの鋭さ見せながら、

持ち前のリーチの優位さ十分生かしてるし、

相手の入り込みざまに打ち込むタイミング、抜群なんだわ。

特に、右ストレート、少し打ち下し気味に打つのがとっても巧いんだよなあ。

                                                             

山口さん、思うように中に入れなくて困ってるうちに、キツイ右貰ってしまって、

一瞬効いてしまってるみたいだし、いきなり鼻血だし、

終了ゴング鳴ったときは、かなり顔赤くなってたなあ。

                                                           

この時、自分、正直、せいぜい4R~5Rくらいかなあって思ってたんだよね。

                                                             

2R、

粉川さん、相変わらず攻撃のリズム感とっても良くて、遠いとこからも、

近寄ってのショート連打でも、とにかく、とっても小気味いいんだよね。

                                                          

それでも山口さん、ビシバシ打ち込まれながらも、臆したり怯むこと全くなくて、

懸命な前詰め欠かさないし、セコンドからのアドバイスもちゃんと聞けてるみたいで、

顎引いて、腕引き早くしながら打ち込みの機会探ってるんだわ。

                                                           

この回、初めて、山口さん、一発右フック、綺麗に打ち込んでたよ。

でも、もう少し、左ガード上げた方がいいと思うんだよね。

                                                           

3R、

この回も打たれても下がらない、打ち返す山口さんの方が印象的だったね。

                                                           

4R、

粉川さん、益々巧く戦ってて、山口さんの踏み込み阻止すべく、

遠くからの左ジャブ、右ロングフック、接近しての左右ボディ連打って、

ホント、教則本のようなというか、絵に描いたようなパフォーマンスしてるんだわ。

                                                           

でも山口さん、元々器用じゃないし、そりゃ洗練された戦い方ではないんだけど、

相変わらず、心揺さぶられるような気持ちのこもったリング上なんだよね。

                                                           

5R、

粉川さんの、ウワーッて感じの右アッパーで、山口さん、顎跳ね上がってるし、

直後にも左右のショートブロー、嵐のように浴びてしまって、

そろそろ限界かって感じ漂ってきたんだけど、そこからの踏ん張り尋常じゃなくて、

物凄い被弾数なんだけど、まだまだまだまだ下がらなくて、却って前詰めしてるし、

何とか何とかって感じで、左右フックで粉川さんのボディ攻め立ててるんだわ。

                                                          

6R、

粉川さん、どういう訳か、大きなショットで倒し切るって戦法は諦めたみたいで、

サンドバッグのショート連続打ち練習みたいな攻め方にシフトしてるみたいで、

相手のやる気を削いでしまうっていう作戦なのかも知れないんだけど、

で、山口さん、中々攻めに転じる機会見出しにくくなってしまって、

この回はかなりシンドそうになってしまったんだわ。

                                                              

7R、

山口さん、消耗進んでるからだと思うんだけど、追い足鈍ってきてるもんで、

粉川さん、終始距離支配できて、ちょっと余裕さえ見せてきたんだよね。

                                                          

山口さん、それほど打たれ込んで大丈夫かって、こっちが心配になるほど、

被弾しまくってるってのに、打たれてもすぐ打ち返していくのは驚異的で、

ホント、どこにそんな強い気持ちが残ってるのかってほどだったんだわ。

                                                           

8R、

暫く止まってた鼻血、この回再びぶり返して、またまたシンドそうだってのに、

山口さん、全くへこたれないで、そのスタミナ、どこから出て来るんだって感じで、

ふと思い返してみれば、驚いたことに、ここまでロープやコーナーに、

一方的に追い込まれたことさえ殆どなくて、踏ん張り続けたんだわ。

                                                           

累積の被弾数を考えると、このままで、ホント、大丈夫なのかって、

そう思わないでもなかったんだけど、見てるとなんか、

10Rまででもやれるよって、彼、そういう風に言ってるような感じするんだよね。

                                                           

9R、

ゴングと同時に、ガアーッと仕掛けていったのは、何と山口さんの方で、

敢然と打ちかかって行ったんだけど、粉川さんは粉川さんの方で、

相手の動き、これまでで完全に見切ってたこともあって、とっても冷静な対処で、

山口さんが一段落した直後、緩みのない一気の攻勢かけていって、

リング中央、華麗な右ストレート打ち込んで、とうとう決着付けたんだわ。

0分50秒ってとこだったんだけどね。

                                                             

何度も言うけど、それまでの被弾数、半端じゃなかったもんで、

それでも、その度に山口さん、猛然反攻していくもんで、

レフェリー、中々きっかけ掴めなかったとこ、ここぞって割って入ったんだよね。

他のボクサーだったら、そのずっと前に諦めてたような試合だったからね。

                                                           

途中途中での粉川さんの、このまま倒してしまおうかってほどの攻撃ドライブ、

何度も何度も凌いで、ホント、驚異的だったんだからね。

                                                           

                                                           

山口さん、試合後診察も驚くほど早い時間で済んで、思いの外顔面傷んでなくて、

いい試合だったよって伝えたら、そおですかあって、嬉しそうに答えたんだわ。

で、自分、ホント良くやったよねって、思わず山口さんの頭撫でたもんね。

                                                            

中屋会長も一生さんも筒井マネジャーも、みんな満足そうにしてたのが印象的で、

タイトル戦終わった後、勝った方は勿論、負けた方も明るい控室っていうのは、

自分、経験したことなくて、勝負事だから、そりゃ勝ち負けは大事なんだけど、

どういう戦い方をしたかってことも、自分の中ではとっても大事なポイントで、

そのボクサーが持ってるモノを全部出し切れたら、それはいい試合したって事で、

ボクサー自身も、そのことを誇りに思っていいって思ったんだよね。                              

勝ち負けだけじゃない、何かときめくモノを見せてくれたら、それで十分なんだよね。

                                                          

それにしても、山口さんのスタミナは尋常じゃなくて、

もし20ラウンド戦くらいだったら、逆転したんじゃないかって思ったんだよね。

                                                           

                                                           

                                                          

【本日のベスト3ボクサー】

① 山口桂太さん

② 田部井要君 

③ 粉川拓也さん

                                                 

                                                 

                                                   

全部の試合が終わった後、筒井さんとか、仁人さん、芋生敏幸君、それに、

林和希君達とも話ができて、最後はみんな元気に帰って行ったなあ。

昨日は、それまでちょっと残念な試合だらけで、これで自分も救われたんだよね。

                                                         

                                                         

                                                            

10時半頃、防災情報が入って来て、新潟県長岡市の放射線量が5倍に上昇って、

一体何があったんだろね。

                                                            

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