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2012年7月

2012年7月29日 (日)

7月度ランキング

                                                  

その為に早く起きるつもりは全くなかったんだけど、

昨日目が覚めたら朝5時だったもんで、オリンピックの開会式見たんだわ。

                                                            

オリンピックっていうのは、今やただのスポーツイベントだけに留まってなくて、

世界中に自国をアピールする場になってんだって、つくづく感じたね。

                                                          

イギリスの歴史的スペクタクルを膨大な人数を動員して、映像駆使しつつ、

スタジアムの全体をジオラマ風に作り上げながら表現してて、

全体としては、ブロードウェイのミュージカル風に仕立て上げてたんだよね。

                                                            

ただね、このショーが選手達が入場する前、延々2時間以上もかけてたもんで、

かなりお腹一杯になってしまう訳で、英国人の粘着性みたいなもの感じたんだわ。

                                                          

演出的に一番面白かったのは、エリザベス女王とダニエル・クレイグの絡みで、

最後、女王が貴賓席に登場するくだりは印象的だったなあ。

                                                           

                                                           

                                                         

その後、競馬の予想して、“大脱走” 見たんだよね。

                                                           

スティーブ・マックイーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、

チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、デビッド・マッカラム。

D・マッカラムってのは、TVシリーズ “ナポレオンソロ” に出てたんだけど、

このブログの読者で、そのこと知ってる人はまずいないだろね。

                                                            

1963年のアメリカ映画なんだけど、これは実際にあった話がたたき台になってて、

第二次大戦下、ドイツで捕虜になったイギリス軍人達が収容所から脱走するって、

そういう話で、当初250名の脱走を目指したんだけど、成功したのは76人で、

その内50人が銃殺されてしまって、20人ほどが捕まってしまって、

結局、ほんの数人だけしか逃げおうせなかったってストーリーなんだよね。

2時間50分は、正直冗長だったんだけど、好きな俳優が沢山出てたからね。

                                                           

                                                           

                                                            

さてさてさて、7月は山ほど試合あって、世界戦が三試合、OPBF戦が一試合、

日本タイトル戦も四試合もあったし、日本ランキングにも色々異動あったんだよね。

                                                       

                                                         

                                                           

【世界チャンピオン】

井岡一翔さん(獲得、先月まではWBA、WBCの両方のチャンプだったがWBAのみ)、

五十嵐俊幸さん(獲得)、佐藤洋太さん(1)、亀田興毅さん(休養4)、

山中慎介さん(1)、西岡利晃さん(名誉)、粟生隆寛さん(3)、内山高志さん(5)の、

合計8人。

五十嵐さん、チャンピオン、ソニー・ボーイ・ハロを2-1で下しで新チャンプ。

佐藤洋太さんは1位のシルベルター・ロペスに3-0勝ちして初防衛。

内山高志さんは、マイケル・ファレスと残念な負傷引き分けだけったけど、

とにかく防衛は防衛。

                                                    

                                                         

                                                          

【世界ランキング】……15位以上

井岡さんとの統一戦に敗れた八重樫東さんがWBA6位にランキング。

小國以載さんとのOPFFタイトル戦に敗れた芹江匡晋さんはWBC10位、WBA11位。

殆どが微妙な範囲内でのアップダウンのみ。

                                                         

                                                        

                                                           

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん(4)、赤穂亮さん(2)、ロリー松下さん(2)、小國記載さん(2)、

大沢宏晋さん(2)、荒川仁人さん(1)、渡部あきのりさん(3)、清田祐三さん(5)の、

合計9人。                                                           

日本タイトルを返上して臨んだ芹江匡晋さんを大差3-0で下した小國さん、

これで二度目の防衛。

荒川さんと赤穂さんは8月13日に、其々嶋田雄大さん、戸部洋平さんと防衛戦。

                                                           

                                                          

                                                            

【日本ランキング】

JBCの7月のランキング表は7月26日現在になってるんだけど、

どういう訳か、25日の試合は全く反映されてないんだよね。

                                                         

                                                           

【ミニマム級】……三田村拓也さんが体調不良で返上。

石井博君を3-0に下した嶋津健人君が9位にランクインして、あと空き3名分。

空きがあるなら、ランカーを破ってなくても、相応しい活躍したボクサーを

エントリーさせるっていうのは賛成だね。

あとまだ3名分のスペースあるから、みんな頑張れ。

                                                           

                                                            

【ライトフライ級】……黒田雅之さん(3)

黒田さんは大内雅淳さんとの防衛戦が決まってるね。

OPBF1位を下した知念勇樹さんが5位から3位にアップ。

久高寛之さんに敗れた久田哲也さんは3位から5位にダウン。

フィリピンで気の毒裁定喰らった山口隼人さんも一個落として8位。

平川聖也君を破った守屋和明さんが9位にランクイン。

ってことで、空きはあと2名分、ノーランカーでもいい試合すれば可能性あるよ。

                                                             

                                                             

【フライ級】……粉川拓也さん(1)

ウォーズ・カツマタさん、瞬殺されてWBC15位を失って日本ランクに編入して、

5位にランキングされたもんで、11位だった有富康人さんがランク落ち。

12位だった久保幸平さんは、直近のノーランカー相手の試合で、

6RTKOって快勝したもんで、ランクアウト免れたんだわ。

                                                            

                                                          

【スーパーフライ級】……帝里木下さん(1)

角谷淳志さんとのタイトル戦征して、帝里さん初防衛。

角谷さんは2位から6位にダウン。

久田哲也さんを破った久高寛之さんが、久し振りのランキングでいきなり3位。

12位だった星野晃規さん、古橋大輔さんに敗れてしまってランクアウト。

大庭健司さんと河野公平さんが8位と9位を入れ替わってるね。

石川貴章君といい試合した白石豊人さん、上つっかえててそのまんま。

1位の戸部洋平さんは赤穂亮さんと8月13日OPBF戦だね。

                                                          

                                                            

【バンタム級】……岩佐亮祐さん(2)

益田健太郎さんに7RTKO勝ちした岩佐さん、二度目の防衛。

益田さんは4位から6位にダウン。

元々空き1名分あったとこに、星野晃規さんを7RTKOで下した古橋大輔さんが、

入って11位にランキング。

                                                           

                                                         

【スーパーバンタム級】……空位(芹江匡晋さんが返上)

8月6日に1位の大竹秀典さんと2位の中嶋孝文さんとで王座決定戦。

青山慶洋君を5RTKOに下した瀬藤幹人さんが、

石本康隆さんと3位と4位を入れ替わってるね。

林翔大さんと大橋弘政さんが8位と9位を入れ替わってる。

11位だったジョナタン・バァトに3-0勝ちした和氣慎吾さんが入れ替わって、

同じ11位にランクイン。

                                                           

                                                             

【フェザー級】……天笠尚さん(2)

渡邊卓也さんとのタイトル戦征して、天笠さん二度目の防衛。

8位だった渡邊さんは11位にダウン。

東上剛司君を下した福原力也さん、渡邊さんのランクダウン効果だけの9位。

                                                         

                                                           

【スーパーフェザー級】……金子大樹さん(獲得)

杉崎由夜さんに2-0勝ちした松崎博保さんが6位にランクインした関係で、

尾川堅一さんが12位からのランクアウト。

松崎さんに敗れた杉崎さんは4位から8位にダウン。

                                                           

                                                              

【ライト級】……加藤善孝さん(1)→6月25日の結果は反映されてない。

で、10位の小池浩太さんもそのまま。

小林和優さんとの激闘征した稲垣孝さんはそのままの6位。

直近の試合にTKO勝ちしたけど近藤明広さんもそのままの4位。

8位の斉藤司さん、何チャラインターとかに挑戦みたいなんだけど、

自分としては最強後楽園の方に出て欲しかったんだよね。

                                                            

                                                            

【スーパーライト級】……岩淵真也さん(1)

小澤剛さんとのタイトルマッチ征した岩淵さん、初防衛。

小澤さんは7位から11位にランクダウン。

坂本大輔さんに衝撃TKO勝ちした長瀬慎弥さん、上の壁厚くて残念5位のまま。

元ランカーをTKOで下して移籍初戦飾ったシャムガル興一さん、一個アップの9位。

                                                          

                                                          

【ウェルター級】……渡部あきのりさん(3)

渡部さん、山川和風さんとのタイトルマッチ征して防衛3回目。

10位だった山川さんはランク落ち。

藤中周平さんを3RTKOで破った有川稔男さんが10位にランキング。

11位だった藤中さん、残念ランクアウト。

新藤寛之さんに0-3負けした出田裕一さんは7位から9位にダウン。

勝った新藤さん、上がつっかえてるもんで、2位のまま。

尹文鉉さん、鈴木哲也さんを3-0完封して6位から5位にアップして、

5位だった鈴木さんは7位にダウン。

直近の試合で7RTKO勝ちした加藤壮次郎さんが8位から6位にアップ。

森眞君を2RTKOで下した井上庸さんも、ランク一個上げての8位。

このクラス、色々変動あったんだけど、それでもまだ2名分の空きアリ。

                                                            

                                                              

【スーパーウェルター級】……柴田明雄さん(獲得)

ノーランカーの長島謙吾君に3-0勝ちしただけで、

飛天かずひこさん、貫録のランクインで8位なんだけど、6回戦だったのになあ。

それでもまだ4名分の空き有ります。

                                                            

                                                           

【ミドル級】……湯場忠志さん(1)

湯場さん、他のランカー達と差があり過ぎで、このままだと永世チャンプになりそう。

ここは6名分もの空きはあるんだけどね。

                                                           

                                                          

                                                           

昨日の深夜、期待の女子柔道の一人が無冠、男子柔道の60㎏が銀メダルって、

ちょっと残念な結果だったんだけど、直後のNHKのインタビュアー、

スポーツとか勝負事には全く無縁のお勉強系坊やみたいで、

敗者の気持ち逆なでするような、こっちが不愉快になるようなモノの言い方で、

腹立ったなあ。

そもそもああいう場合には、インタビュー不要だと思うんだけどね。

                                                         

                                                         

                                                           

二人の子供は自立してしまってるから、自分、奥さんと二人暮らしなんだけど、

家にエアコン4台あるから、全稼働するとこの暑さ大分涼しくなると思うんだけど、

そんなことすると、絶対張り飛ばされるもんで、

自分、部屋締め切って、ヒッソリしてるんだよね。

                                                                                                                                                                       

                                                          

2012年7月27日 (金)

後楽園ホール・7月26日

                                                 

iPS ってのはプレイステーションの新型ではなくて、再生細胞のことなんだけど、

それ本人の細胞を再生する場合だと、今のとこ数千万円もかかるんだけど、

特殊な汎用性を持ってる人の細胞を転用する場合だと、

費用は十分の一、数百万円で済むんだってさ。

                                                         

で、そういう特殊な汎用性細胞保有してる人を50人ばかり集めると、

日本人の殆ど全員をカバーできるんだってね。

                                                            

そうなると、悪くなった人間の臓器や神経、適宜取り替えることできるもんで、

日本人の寿命、更に飛躍的に伸びるらしいんだよね。

                                                              

まあ、自分らの世代には間に合いそうにないし、

自分自身も、それほど長生きしたいとは思ってないのが正直なとこなんだけど、

未来マンガの世界、いよいよ訪れようとしてるんだよね。

                                                         

                                                           

                                                           

昨日は全体のメニュー、ちょっとワクワク感に欠けてたし、

石川雄策君の試合は流れてしまったし、

勝負の行方見えるような試合多かったもんで、どうしようなあって思ってたし、

この猛暑でもあったし、でも結局、行って来たんだわ。

他に特にすることもなかったしね。

                                                          

                                                            

昨日の出場者、比較的年齢高くて、平均28.7歳だったね。

                                                          

                                                          

☆榊原祥明君(新日本大宮)×齋藤大樹君(ウィン三迫)

                              ………SL 4R

3勝(2KO)2敗の35歳・群馬県と、3勝(3KO)7敗の23歳・青森県。

                                                          

1R、

齋藤君、とっても良く動いてるんだけど、ただガキゴキ早いだけで、

バランス崩し加減だし、しなやかさに欠けてるんだよなあ。

                                                          

榊原君も、何だかヌラーッとした動きの中からの雑な一発狙いなもんで、休憩だな。

                                                         

                                                          

                                                         

場内、冷房今一で蒸し暑かったし、昨日で4連投目だったせいもあってか、

自分、我慢する力に欠けてしまったみたいなんだよね。

                                                           

結局、39-38×2、38-39の2-1で、齋藤君の勝ちだったんだけど、

スコアから判断しても、低調な感じだったみたいね。

                                                          

                                                           

                                                          

この後、SFe級の4回戦が組まれてたんだけど、片一方が37歳になってたもんで、

急遽、14オンス、ノーヘッドギアのスパーリングに変更だってさ。

                                                           

間抜けな印象免れなかったんだけど、リング上、驚異的なほどのトロトロさで、

2分×2Rくらいで十分なのに、3分×4Rもダラダラしたの見せられて、

その上、終わった後、家族をリング内に入れて記念写真なんか撮ってて、

観客の殆どは微笑ましいねって、そんな感じで眺めてたみたいけど、

自分、そんなことはジムでやれば、としか思えなくて、全然納得いかなくて、

お稽古ごとの発表会みたいな感じしかしなくて、

これから先も思い出ボクサー達の引退式みたいの見せられたら堪んない訳で、

何だか全く違う種類のボクシングとしか見えなかったんだよね。

クソ暑かったし、イラついたなあ。

                                                           

                                                          

                                                         

☆福江光治君(正拳)×相川学己君(三迫)……SB 4R

0勝3敗2分の26歳・岡山県と、デビュー戦の18歳・東京都。

                                                           

1R、

福江君、体緩んでるし、ガード固めてにじり寄って、後はモソモソするだけで、

元気貰いにくいボクシングなんだよね。

                                                           

デビュー戦の相川君、細身で長い腕してるんだけど、意外に近いとこも巧くて、

始まって50秒、ショート2~3発打ち込んだら、福江君がコロンとダウン。

                                                           

2R、

福江君、顔面ガチガチガードなんだけど、ガラガラボディになってしまってるもんで、

そこ、ボッコボコに打ち込まれてるんだけど、異常に打たれ強いのか、

相川君のパンチが軽いのか、殆ど平気な顔してやってるね。

                                                         

それでも福江君、どうにもなんない感漂い過ぎなもんで、再度の休憩って事で……。

                                                          

結局、40-35×2、40-36のパーフェクトで相川君のデビュー勝ち。

                                                          

福江君、もう少し違ったボクシング目指した方がいいと思うんだけどなあ。

                                                          

                                                           

                                                         

この後の4試合の全部が8回戦だったんだけど、正直、全体にタルかったね。

                                                          

高桑君の試合の応援に勅使河原君、来てたね。

アレって思ったら、宮崎辰也君もいて……。

                                                           

                                                           

☆橋爪優司君(厚木ワタナベ)×高桑和剛君(輪島S)

                           ………62.5㎏ 8R

5勝(2KO)8敗2分の32歳・北海道と、6勝(2KO)6敗の24歳・北海道。

                                                       

1R、

リーチあるのは橋爪君の方なんだけど、高桑君の方が動き断然勝ってて、

細かいリズム刻みからの鋭い踏み込みしてるし、左ジャブ、強く伸ばし切ってたね。

                                                       

橋爪君、そもそも相手の動きに付いていけてないようなとこあって、

1分30秒、高桑君の瞬間ワンツー喰らってしまって、ダウン。

                                                            

ユックリした倒れ方だったせいか、高桑君、思わず加撃してしまって、減点1。

                                                        

2R、

高桑君、リズム作りの為か、やたら左ガード下げるんだけど、それは無用だね。

                                                          

一方の橋爪君、いい構えといいバランスしてるし、打ち方もいいんだけど、

致命的な程ボクシングできてなくて、もっと無茶しないと普通に負けが込むだけで、

残り40秒からの一方的な打ち込まれ方見てると、課題多いんだわ。

                                                           

3R、

初めにダウンゲットしたせいか、高桑君、ちょっと雑になってる印象否めなくて、

もう少し、細かく鋭く狙う必要あると思うんだよね。

                                                             

橋爪君、相変わらずの仕掛け遅過ぎ、二次三次攻撃不足、上下打ち分け不足、

それにそもそも気合不足って感じ拭えなくて、タルーイ試合になってしまったなあ。

                                                             

採点結果聞いたら、76-74、76-75、75-75の2-0ってことで、

高桑君、勝つには勝ったけど、予想外の僅差だったね。

そんなに競ってる印象なかったんだけど、途中、何かあったのかなあ。

                                                          

                                                           

                                                            

☆有馬啓祐君(協栄)×上野雄大君(ウィン三迫)……62㎏ 8R

6勝(1KO)6敗1分のサウスポー、29歳・滋賀県と、

6勝(5KO)2敗2分の28歳・山形県。

                                                           

1R、

上野君、相手より5㎝以上デカイんだけど、とにかく足元がフワフワしてて、

膝なんか緩んでポクポクしてるし、とにかく全体にひ弱そうな印象強いんだよね。

                                                          

一方の有馬君、左打つ前の右ショットがとってもグッドで、当てるのも巧いんだわ。

                                                          

2R、

上野君、ちょっとエアボクシングみたいになってて、ホントにこの戦績かってことで、

生まれたばかりの仔馬みたいに、足元グニャグニャなんだよね。

                                                           

3R、

有馬君、余裕持ったか、相手の空いてるとこ空いてるとこ、冷静に突けてるなあ。

                                                         

相手のフィジカルの強さに上野君、ヨレっ放しだし、そもそも消極的過ぎだし、

全くいいとこナシなもんで、この先、なんとかなるんだろうかって心配なんだわ。

その上野君、この回眉間をヒットカットされてたね。

                                                             

4R、

有馬君、スピードも迫力も、それほど飛び抜けてはいないんだけど、

常に前向きの懸命さ、十分伝わってくるいいボクシングしてるね。

                                                          

上野君、打ち合いになるとすぐ頭下げるし、戦う気持できてないみたいなんだわ。

                                                         

5R、

上野君、絶対体調どこかおかしいって感じで、もう病弱なバッタにしか見えなくて、

緊張感に欠けるA級戦が出来上がってしまったもんで、休憩だね。

                                                           

結局、殆どあのまんまの80-74、79-74、78-74の3-0で、有馬君。

                                                            

                                                            

                                                           

☆ジョーカー緒方君(折尾)×福本雄基君(三迫)……F 8R

8勝(3KO)12敗5分の34歳・福岡県と、12勝(3KO)6敗の26歳・千葉県。

                                                            

折尾ジムってのは九州にあるらしいんだけど、最近関東に呼ばれること多くて、

帝拳ジムなんかの有力ボクサーの調整試合でよく耳にするよね。

                                                          

1R、

やっぱりそういうことで、この日は福本君の調整試合ってことで、

同じ名前なんだけど、前の日の緒方君とはエライ違いで、

この日登場の緒方君、プレスはキツイんだけど、とにかく振りデカ過ぎで、

そんなの滅多に当たらないでしょショットオンリーで、スピードもないし、

反応も良くなくて、いないとこいないとこ振り回してるし、年齢もいってるもんで、

いきなりちょっと無理かも知れない感、漂ってしまったんだよね。

                                                            

2R~6R、

そうなれば福本君、ここはキッチリ、久し振りの早目決着望まれるとこなんだけど、

そりゃ緒方君のめげずに踏ん張る力も大したモンだったんだけど、

パンチに力込め切れてないというか、少なくとも緩急ができてなかったし、

思いの外、早く打ち疲れてしまったせいか、相手の距離でグズグズし過ぎてたし、

折角の機会、先延ばしし過ぎる印象強かったんだよなあ。

                                                         

それでもやっと6R、何度目かのラッシュかけると、もうこの辺でいいだろストップで、

それ、1分4秒のことだったんだけど、勿論、タフガイ緒方君、

エッ、何で止めるの? 自分まだやれますけどって感じだったんだけど、

挽回の道のり、どう見ても遠大過ぎるし、そもそもここまで相当打たれ込んでるし、

レフェリーストップは仕方なかったなあ。

                                                           

                                                         

                                                          

☆千葉透君(国際)×下川原雄大さん(角海老)……SW 8R

14勝(11KO)6敗1分のサウスポー、25歳・青森県と、

17勝(6KO)7敗2分のランク5位、30歳・東京都。

                                                            

千葉君、一時はどれだけ強いんだあって感じだったんだけど、

日本人相手主体にした途端、2010年11月以来勝ち星なくて、

下川原雄大さん、高山樹延さん、新藤寛之さん、高山樹延さん相手に4連敗中で、

今後飛躍できるか、っていうより踏み止まれるのかって正念場だし、

一方の下川原さんにとっても、以前勝ってる相手でもあるし、

ここは軽く捌いて、粛々としてタイトル戦を待ち受けるってことで、

お互いにとって、かなり重い試合だったんだよね。

                                                           

                                                          

この試合、勿論、ラウンドごとに追跡もできるんだけど、

全体の感想書く方が、自分の中の納まりいいもんで、そういうことにするね。

                                                           

                                                         

千葉君、左ストレートの流石の威力、垣間見せはしたんだけど、

それにしても、思い返せば彼のキャリアの浅い頃、

安易なほど外国人ボクサーとやりまくって、バッタバッタとその左ストレート一本で、

KO勝ちの山築いてはきたんだけど、

その過程を細やかなボクシング、全く必要ナシで通ってきたもんで、

正直、今では融通の利かない偏ったボクシングになってしまってる感じなんだわ。

                                                            

左ストレートだけにしか信頼置いてないみたいで、右の返しなんて全くおざなりだし、

接近戦になると、手余しっ放しだし、リーチあるのにボディ攻撃できないし、

とにかく、顔面への左ストレートだけのボクシングになってしまってるんだよね。

                                                          

で、4R、6R、8Rみたいに、何とかそれ直撃できたラウンドと、

それ叶わなかったラウンドとの格差が大き過ぎだったんだよね。

                                                         

                                                          

一方の下川原さんも、何だか昔のパフォーマンスに戻ってしまったようなとこあって、

相手の大まかなとこ突いて、ショートブロー的確に当ててはいるんだけど、

突っ立ったままのあくまで手打ちトコトコショットで、

殆どウェイトが乗ってないもんで、必殺っていうのからは程遠くて、

それ、初めっからそういうつもりだったのかも知れないんだけど、

このクラスで一発の威力秘めてないと、何か不足感感じてしまうんだよなあ。

                                                           

それと下川原さん、やっぱり見た目と違って、打たれ強くはなくて、

千葉君、それほど渾身じゃなかったのに、結構顔赤くなって腫れてたし、

ちょっと打ち込まれただけても明らかにダメージ負ってるし、

幾度も危ない場面作ってしまって、陣営ヒヤヒヤさせてたんだよね。

                                                          

お互いに倒すチャンスは複数回あったと思うけど、決定力に大きく欠けてて、

最後の方は二人ともグズグズのゲロゲロになってしまったんだけど、

それでも自分、下川原さんのトコトコ連打の方がかなり優位かなって見てたもんで、

スコア計算したら、77-75で下川原さんだったんだけど、

やっぱりジャッジの中には、被弾した際の下川原さんの様子に引っかかったか、

下川原さんの勝ちは勝ちだったんだけど、77-76、76-75、77-77の2-0。

                                                                                                                        

                                                           

千葉君、ボクシングスタイル変えるつもりなかったみたいで、

まだ若いのにスッカリ固まってしまったみたいで、勿体ないというか残念だよなあ。

左ストレート敢えて封印して、っていうかそれフェイクに使って、

右で倒す意識持ったらどうなのかあって、勝手に思ってるんだけどね。

                                                          

下川原さん、多少数落としても、あの右ストレート、

たまには力込めきって打つのがいいんじゃないかって思ったんだよね。

それと、返しの左フックの的確性がなかったのは計算外だったかなあ。

                                                           

                                                           

                                                           

こんな感じだったもんで、残念ながら、 【本日のベスト3ボクサー】 は、

該当者ナシってことで……。

2012年7月26日 (木)

後楽園ホール・7月25日

                                                           

なんでもどこでも三代目ともなると、つまり孫の代になると、身代潰すっていうか、

会社も組織も腐り加減になるってことで、北朝鮮もそろそろヤバイってことで、

民主党の鳩山何某も初代の鳩山一郎からの三代目なんだけど、

あれは、つくづくカネ持ってるだけのただのバカで、そもそも目が爬虫類だし、

脳あるやも知れなくて、政権放り出して、もう選挙に出ないって言ってたのを豹変、

今だに居座り続けてるんだけど、以前は原発輸出超推進派だったのが、

思い変わりの経緯省いて、この度いきなりの反原発派ってことで、

国会前のデモ隊にオベッカ使ってて、誠に、アイツは真の変節漢ってことで、

男たるもの、ああいう風になっては絶対ダメだっていう見本なんだよね。

                                                           

                                                          

                                                           

ホール入ったら、中屋ジムの一生さんがいて、8月13日の試合のポスター、

荒川仁人さんと嶋田雄大さんのOPBF戦のなんだけど、貰ったんだよね。

                                                           

                                                         

この日は角海老ボクシングだったもんで、当然赤コーナーは全て角海老ボクサー。

                                                            

                                                           

☆小林和輝君×竹原歩実夫君(キクチ)……65㎏ 4R

1勝4敗の21歳・新潟県と、デビュー戦の35歳・千葉県。

                                                             

35歳の竹原君、明らかに思い出ボクシングなんだろうけど、

ガタイしっかりしてるし、やりそうな感じ満々だったんだけど、

これがまあ、思いの外の見かけ倒しで、チャカチャカ足は動くんだけど、

全く手が伴ってなくて、殆ど届いてないし、エアボクシングみたいだったなあ。

                                                             

一方の小林君の方も、元々殴るって作業には向いてないみたいで、

で、いきなりリング上、ヌメーッとした感じに覆われてしまったなあ。

                                                             

竹原君、友達山ほどいるみたいで、大騒ぎの大声援受けてたもんで、

小林君、徐々に追い込まれ加減になっていったんだけど、

3R辺りから、気取り直して、少なくとも手数で負けたくないって感じで、

いつもはズルズルって大人しくなってしまうとこ、最後まで踏ん張ってたね。

                                                          

で、結局、39-38×3の3-0で、小林君辛勝だったんだけど、

これがまあ、大連敗中の角海老ジムの久し振りの勝利だったんだよね。

                                                        

                                                           

この日、やっぱり小林君が幸運持ってきた感じの、結局角海老全勝だったもんで、

試合後暫くたってから、そのこと小林君に伝えたら、彼、超照れてたなあ。

                                                           

                                                          

                                                            

☆吉田タカユキ君×川原康弘君(新日本カスガ)……79㎏ 4R

デビュー戦の30歳・北海道と、デビュー戦の20歳・広島県。

                                                         

川原君のパンフ写真、高校の頃の学生証のコピーみたいで、

実際出てきたら全く別人の体型してて、相撲の新弟子みたいだったなあ。

                                                           

吉田君の方は、マイク・タイソン系のシッカリ鍛えた体作り上げてたね。

                                                         

1R、

川原君、ガブリ寄りから頭くっ付けてのひたすら左右ボディ攻めってのが戦法で、

殆どちゃんとしたパンチになってなくて、丸太で殴ってるみたいなんだわ。

                                                            

吉田君の方が余程ボクサーらしくて、しっかりした腕振りからの的確な打ち込みで、

1分30秒過ぎ、左フックで川原君をユラーッとさせてたね。

                                                           

川原君、その一発で正しく鼻血ブーで、動きも緩んできてるし、

早々に次のラウンド辺りで終わってしまいそうな感じ漂ってるんだよね。

                                                              

2R、

鮮血に顔赤く染めながら、川原君、何かプロレスラーみたいになったんだけど、

そこからの踏ん張り尋常じゃなくて、まるで赤鬼みたいでもあったね。

                                                           

彼、相変わらずのブンブンフックオンリーだったんだけど、

この回の終了ゴング鳴った直後、吉田君がガード解いたとこに直撃させてしまって、

吉田君、北西ポスト近くで倒れ込んでしまったんだわ。

                                                           

次のラウンドにかけて、吉田君には1分余計に休憩与えられたんだけど、

故意じゃなかったってことで、川原君はノーペナルティだったんだけど、

それは、ホントどうなのって正直思ったんだよね。

                                                          

終了ゴング後に故意に殴りかかるボクサーが、どこにいるかってことで、

その過失に対して、ペナルティーが科せられる訳で、それでも、

相手の被害がそれ程じゃない時は、注意だけで終わらせるのもアリだと思うけど、

倒れてしまうほどなら、絶対ペナルティ与えるべきで、それ許すっていうか、

そういうの、その時のレフェリーの勝手な判断に任せるっていうは問題なんだわ。

                                                       

故意ではなかったので、ノーペナルティですって説明は全くの的外れで、だったら、

ちょっと前、中村幸裕君が反則負けにされたのはどう説明するのかってことで、

ゴング後の加撃に関して、ボクサー経験の浅い深いに配慮する必要、

全くないんじゃないかって思ったんだけどね。

                                                             

3R、

80㎏の万振りだったもんで、吉田君、まだダメージ残してて、

川原君、当然のごとく一気挽回のチャンスってことで、いきなり元気満々で、

でも、でも、吉田君の踏ん張りの方が川原君の攻め込み上回ってて、

徐々にお互いがヘバリ状態になってしまったもんで、

コミッション席はひとまずホッと胸なでおろした訳で、

再開直後、吉田君が倒されてしまったら、ちょっと物議かもしたと思うんだよね。

                                                            

4R、

川原君、どんだけ打たれ込んでもゾンビのごとく、常に前へ前へで、

それでも出血ひどくなる一方なもんで、やっぱりドクターチェックってことで、

再開はされたんだけど、すぐその後で、再度のドクターチェックで、

で、そういうケースだと殆どこれでストップエンドなんだけど、

この日のリングドクター、新米の人で、怖ろしいほどの強硬続行派みたいで、

驚きの再々開ってことで、レフェリーはあそこで止めたかったのに、

ここまでの経緯が経緯だけに、そこでストップかけるのが一番収まりいいとこで、

その辺のアウンの呼吸解れよなって感じだったんだよね。

                                                             

結局、リング上、殆どダラダラ、グズグズのまま終了ゴング。                                                           

で、39-37、39-38×2の3-0で、吉田君の妥当勝ち。

                                                        

川原君、どんだけ打たれてもめげないその根性見上げたもんだったけど、

最後までパンチがラリアットみたいになってたし、

吉田君も、もう少し足使えたらもっと楽に戦えたのにね。

                                                       

                                                            

                                                            

☆工藤洋平君×守崎將己君(キクチ)……SB 8R

8勝(4KO)4敗1分の30歳・愛知県と、8勝(4KO)8敗1分の31歳・福岡県。

                                                             

1R、

お互い、いつもより慎重すぎるほどの立ち上がりで、静かな場内だし、

まあ、8ラウンドもあるし、こんなもんかなあって見てたんだけど、

残りあと12秒のとこで、元々ヒッチがデカ過ぎる守﨑君の隙間突いて、

工藤君、被せるように打った右フック見事直撃で、ダウンゲット。

                                                            

守崎君、ダウンじゃないないってジェスチャーしてたんだけど、

当てられた途端、体捻じれて、足滑ったのとが同時だったもんで仕方ないんだわ。

                                                             

2R、

守崎君、とっても鋭い振りしてるんだけど、元々仕掛けが大雑把過ぎで、

相手の打ち終わり狙い過ぎて、手出しが遅れてしまうとこ相手の右貰ってるなあ。

既にそこそこ顔面赤くなってきてるし、とにかく単発大振りに過ぎるんだよね。

                                                           

3R、

守崎君、リーチの長さ全く優位に使えてなくて、勿体ないよなあ。

                                                            

工藤君、グッドなディフェンスで殆ど顔傷んでないんだけど、

攻めに関してはあともう一歩で、もう少し左の返しを強く打つといいと思うし、

真面目なワンツーだけじゃなくて、いきなりの右フックとか逆ワンツーとか、

もっと色々できそうなんだけどなあ。

                                                             

この回1分20秒、守崎君、またっ右貰ってしまって、フラッとしてるなあ。

                                                            

4R、

お互い、右ショット打ちたい打ちたいが前面に出てしまって、流れの良くない、

ちょっと一発系の雑なボクシングになってしまって、もうちょっと遊びというか、

ファンタスティックなとこ見たいんだよなあ。

                                                            

5R~6R、

工藤君、もっと色々できるはずなのに、負けないボクシングに徹し過ぎで、

それ、この日の相手なら大正解なんだろうけど、見ててワクワクはしないんだよね。

                                                            

7R、

守崎君、大分ポイント取られてると思うんだけど、取り返しボクシングできてなくて、

相変わらず、決めショットに至るまでが雑で、完全に見切られてるなあ。

                                                               

8R、

大きな流れに変わり全くなくて、このまま何となく終わるんだろなって見てたら、

最後の最後、残り2秒のとこで、南東ポスト前だったんだけど、

工藤君、見事な左ショートフック打ち込んで、決定的なダウンゲットで終了。

                                                             

結局、79-73、78-73×2の、圧倒3-0で、工藤君大勝利ってことで、

最初と最後にダウンゲットって、滅多に見られない試合だったんだわ。

                                                            

                                                             

                                                           

☆久永志則さん×長濱慎吾君(セレス)……56㎏ 8R

12勝(6KO)4敗2分のランク10位、26歳・東京都と、

9勝(1KO)5敗1分の28歳・徳島県。

                                                                

1R、

長濱君、中々スピードあるし、振り鋭いし、相手の強連打、全く怖がってないし、

ランク取り目指して、気持ち溢れたスタート切ったんだわ。

                                                             

一方の久永さん、いつものようなユルユルガードのユッタリ立ち上がりで、

誘うようにしながらも、リズム感大事に、タイミング測るようにしてたね。

                                                           

2R、

長濱君、打てるとこの限界まで手出してて、まだ打つかって感じのしつこさで、

気合の入り方尋常じゃなくて、おたおたしてると久永さん、持て余し気味なんだわ。

                                                            

3R、

久永さん、相手分析終わったってことか、いきなり動き激しくしていって、

細かく鋭く的確に打ち込むようになって、長濱君の右目上いきなりヒットカット。

                                                            

ラウンド終了した時、長濱君、かなり顔面赤くしてて、ダメージ残したなあ。

                                                             

4R、

長濱君、頭から突っ込む場面増えていってるし、リズム感も悪くなってるし、

そもそものパンチのキレにも、随分差が出てきてしまったんだよね。

                                                           

この回の久永さん、ボディショット4発が圧巻で、それかなり効果あったみたいで、

そこからの右ストレートに対するディフェンス、長濱君明らかに遅れてしまって、

ここまでで最大の直撃喰らってしまったんだわ。

                                                           

下の方に意識向かわせといての顔面攻撃、久永さん、とっても見事だったね。

それにしても久永さん、パンチの緩急、惚れ惚れするほどだったなあ。

                                                             

5R、

長濱君、初めの勢いなくなってきて、いい攻め長続きしないし、

もそもそっとした攻撃の粘着系になってしまってて、見栄えも良くないんだよなあ。

                                                           

6R、

余裕出てきたか久永さんも、ちょっと休み休みって雰囲気漂ってきて、

一気に倒しに行くって感じじゃなかったんだけど、それでも、

ここぞってとこの見せ方、山の作り方は流石で、センスあるんだよなあ。

                                                              

長濱君、距離取り切れなくなって、体寄せてのゴニョゴニョ戦に一番力使ってて、

中々、見せ場作るってとこまで行かなくなってしまったなあ。

                                                           

7R、

大分差ができてしまったここまでなんだけど、始まっていきなりの9秒、

長濱君が前詰めしながらワンツー打ち終わった直後、それ狙ってましたって感じで、

久永さん、絵に描いたような左の返しを打ち込んで、長濱君からダウンゲット。

                                                             

長濱君、北西ポスト前で倒れ込んでしまったのを必死で立ち上がったんだけど、

ヨロヨロロープ伝ってて、続行できるのかなあって見てたんだけど、

結局、テンカウント目とタオル投入がほぼ重なって、21秒、KOエンド。

                                                              

キレ良くて、はまった時の久永さん、やっぱ強いんだわ。

                                                            

長濱君、序盤いい動きしてた時、結構いい当たり見せてたんだけど、

やっぱり、もう少し強く打ち込まないとダメージ与え切れないって感じだったかなあ。

                                                          

                                                             

また行きますからって言ってた二宮亮君、やっぱり長濱君の応援に来てて、

ちょっと話したんだけど、殆ど完敗だったもんで、あまり盛り上がらなかったなあ。

                                                          

それにしても長濱君、途中からの動きの落ち方、被弾だけじゃないようにも見えて、

ウェイト作りに苦心したんじゃないかなあって思ったんだよね。

                                                           

                                                          

                                                          

☆関豪介さん×片桐秋彦君(新田)……Fe 8R

10勝(1KO)0敗1分のランク9位、サスポー、26歳・熊本県と、

11勝(3KO)5敗1分の25歳・神奈川県。

                                                               

1R、

関さんの戦い方、片桐君サイドも良く知ってた思うけど、

とにかく、彼の細かいリズム刻みと、止めどない手数に対応しきれるかが全てで、

関さんの試合の見所はいつもこの一点なんだけどね。

                                                             

出だし、目立ったのは片桐君の右ストレートで、関さんの打ち出し狙って、

伸びのいいのを4発ばかり綺麗にヒットさせて優位にたったんだわ。

                                                             

ただ、片桐君、あんまりそのカウンターっぽいのに味しめて手数落としてしまうと、

関さん、本気モードに入るととても間に合わないから気をつけないと、なんだわ。

                                                         

2R、

片桐君、いいタイミング感持ってるし、スピードも充分あるんだけど、

基本的にはパンチの当たりが優しいとこあって、相手跳ね除けるまで行かなくて、

そういう相手は関さん、結構大好物なもんで、ネチネチ挽回開始ってことで、

そろそろ出ました恐怖のトコトコ嫌気差し連打、威力は今一なんだけど、

いっぺんに3本の手が伸びてくるような早打ち軽打で、

片桐君の攻め込みのリズムかき乱し始めたんだわ。

                                                           

そんな感じになると関さん、きっちりフルラウンドの時間ピッタリボクシングって、

そういうことになるもんで、こっちも余裕の休憩タイムなんだよね。

                                                          

                                                         

ロビーで出会ったのは遠藤圭君で、彼、今、伊豆大島で先生ってことで、

去年暮れ、外園隼人さんにTKO負けして、それ転勤前の最後の試合で、

だから7ヶ月ぶりで、でも元気そうで、この日は小池浩太君の応援ってことで、

その昔、この日メインの加藤善孝さんとも試合してるんだよね。                                                           

彼、体型ちゃんと維持してて、いい先生やってそうな雰囲気に満ちてたんだわ。

                                                          

                                                           

ってしたら、コーチ義人君、例の人懐っこい笑顔で寄って来たもんで、

次の試合の相手、初めとは違って相当な強豪、堤英治君に代わったもんで、

色々話したんだけど、彼の強気は聞いてて、いつも気持ちいいんだよなあ。

                                                           

                                                            

それから、廊下の隅で新人王トーナメントの組み合わせ表眺めてたのが、

石井大輔君で、彼、来週31日、柳達也君との激闘控えてるんだけど、

色々心構え話してくれて、中々いい準備ができてるみたいだったんだわ。

                                                              

                                                           

その後、北の板席で、シャムガルだかシャガムルだか、とにかく、

麻生興一さんとも話して、君は加藤さんと小池さん、どっち応援すんの?

って聞いたら、ウーンって唸ってたら、すぐ後ろにいた渡辺会長の奥さんに、

団扇で頭はたかれて、小池に決まってるでしょって言われてたなあ。

                                                            

彼の周辺、なにかと騒がしいことも起ってるんだけど、

とにかく、短いボクサー人生なんだから、周りなんか一切気にせず、

自分のやりたいようにやればいいんだわって伝えといたんだけどね。

                                                             

                                                              

そうこうしてるうちに、試合は予定通りの進行を遂げ、

結局、77-76×2、76-77の2-1って、

計算行き届いたような、関さんらしい勝ち方で、これで無傷の11勝1分。

                                                             

                                                          

                                                           

☆緒方勇希さん×高橋謙太君(協栄)……Fe 8R

15勝(3KO)0敗1分のランク4位、28歳・佐賀県と、

9勝(3KO)4敗1分のサウスポー、23歳・広島県。

                                                         

無傷って言えば、それは緒方さんも同じで、ここまで何と15勝1分ってことで、

以前は正直、面白味に欠けるんじゃないかって思いが強かったんだけど、

最近は、彼、チャンピオンになれるんじゃないかって思ってるんだよね。

                                                              

1R、

緒方さんの強味は、両腕を大きくも小さくもシッカリ振れるってことで、

大きく振り込むことは勿論、肘畳んで強く打ち込むのも実に巧いんだよね。

その上、目が良くて反応がとっても早いもんで、ディフェンスに無駄な動き少なくて、

即攻撃に移れるような連続技見せてくれるんだわ。

                                                            

一方の高橋君、いい先仕掛けできてるんだけど、想定範囲にとどまってて、

緒方さんを惑わすまでにはいってなくて、結構な返り討ちに遭ってしまって、

ラウンド終了したとき、もう既に顔面紅潮してたんだよね。

                                                          

2R、

高橋君、もう少しガチャガチャさせないと、緒方さんに見切られるわけで、

左ジャブかなって思ってたら、いきなりキツイの打ち込まれてるし、

それじゃあって体寄せに行っても、却って小さく鋭いの打ち込まれてるんだわ。

                                                                

3R、

緒方さん、体傾けたり、肘に角度付けたりしながら、相手の隙突きまくってて、

徐々に二人のボクシングレベルっていうか、細やかさの違いが歴然としていって、

高橋君、適当に打ってるって感じさえしてきてしまったんだわ。

                                                            

4R、

高橋君、ストレス溜る一方みたいで、中々見栄えのいい攻撃できなくて、

この回、ボディブローにいいもの一瞬見せたんだけど、単発で終わってるし、

このままだと、ラウンド進むごとに1ポイントづつ失うって感じなんだよなあ。

                                                            

5R~8R、

結局、この試合、第一ラウンドが全てで、緒方さんのいいとこ全部出しってのと、

高橋君の手詰まり感だけが際立ってたんだよね。

                                                           

高橋君、たまに眼覚めるような左ストレートも繰り出すんだけど、

そのすぐ後に、折角のそれ、帳消しにされてしまうってのが続いて、

最後は中間距離以上では戦えなくなってしまってたなあ。

                                                           

結局、80-73×2、79-73の3-0で、緒方さんの完勝。

                                                          

                                                           

                                                             

☆加藤善孝さん×小池浩太さん(ワタナベ)

                ………日本 L タイトルマッチ 10R

21勝(5KO)4敗1分のチャンピオン、27歳・茨城県と、

16勝(5KO)5敗のランク10位、29歳・千葉県。

                                                             

タイトルマッチとその後の一回目の防衛戦に関しては、加藤さん、

自身の反省も大きくて、周囲にも色々言われてたし、ここぞなんだよね。

                                                            

一方の小池さん、加藤さんとは3回目だし、続けて負ける訳にはいかないし、

勝てば栄光の日本チャンプだし、思い出すだけでも、福原力也さん、河野公平さん、

柴田明雄さん、それに、田口良一さん、國重隆さん、佐藤洋輝さん、金城智哉君、

阿知波賢君、船井龍一さん、平山悦久君、山元浩嗣さん達ガサゴソの応援だし、

加藤さんと同じようにヘタ見せる訳にはいかないんだよね。

                                                            

二人、上背は殆ど同じなんだけど、リーチが10㎝ほど加藤さん優位ってのが、

結構ポイントになってた、これまでだったんだけどね。

                                                           

1R、

想像以上に小池さんの応援団の数多い中、開始ゴング鳴ったんだけど、

一番初めに、どっちが先に手出すかって見てたんだけど、

加藤さん、まず一本、伸びのいい左ジャブ、投げ出すように打ってたね。

                                                           

彼、以前は置きに行くような感じのジャブ打つこともあったんだけど、

この日は放り投げるように、投げ出すように、勢いのいいのを伸ばしてたんだわ。

                                                            

加藤さん、左ボディ、小池さん、右ストレートって、互いにいいのを交換した直後、

勝負はいきなりの急展開というか、瞬きの間に決してしまったわけで、

殆どリング中央のとこで、ちょっとした間合いができた瞬間、

一段落して抜いた訳じゃないんだろうけど、小池さんに変な間合いができた瞬間、

加藤さんの右ストレートが閃光のごとく大直撃して、小池さん、一発ダウン。

                                                            

それ、1分15秒辺りのことだったんだけど、小池さん、何とか再開はしたんだけど、

相当なダメージ明らかで、当然、加藤さん猛牛のごとくの追撃な訳で、

小池さん、全く反撃叶わないまま一方的打ち込まれてしまって、

最後は青コーナー近く、しょうがないよねって誰もが思うレフェリーストップエンド。

                                                              

1分31秒ってことだったんだけど、久し振りの高速決着で、

加藤さん、これ以上ない勝ち方だったもんで、リング上で無上の喜び表現してたね。

                                                            

二人の気持ちの落差思いやると、どっちにも声掛けがたくなるわけで、

自分、静かにタバコ吸うだけだったなあ。

                                                              

                                                            

                                                            

【本日のベスト3ボクサー】

① 加藤善孝さん

② 緒方勇希さん

③ 久永志則さん

                                                   

                                                    

                                                  

小林和輝君が連れてきたボクシングの女神、最後まで角海老に味方したみたいで、

この日、7戦7勝ってことで、ようやく長く暗いトンネルから脱したんだよね。

                                                          

2012年7月25日 (水)

後楽園ホール・7月24日

 

オスプレイの件で色々揉めてるんだけど、

自分、その配備については仕方ないんじゃないかって思ってるんだわ。

 

今の輸送用ヘリ、CH-46ってのは既にかなり老朽化進んでるし、

オスプレイは速度、航続距離、積載量など全ての点でCH-46を大幅上回ってて、

ロシア、中国、北朝鮮に対する抑止力からいってもこれまで以上が期待できるし、

事故率そのものも実際は、従来タイプのヘリより低いくらいなんだよね。

 

お互い、貿易額第一位同士なのに、アメリカは中国の覇権主義的傾向と、

その政治体質をとっても危険視してて、彼らが太平洋に進出するのを阻止すべく、

日本列島をその防波堤というか防御壁にしたいと考えてる訳で、

日本自身の危険度を軽減するためにも、

現在のとことでは米軍基地と最新鋭の武器は必要だと思ってるんだよね。

 

本来は自力自前の防衛力を持つべきだとは思うけど、

国民のコンセンサスの確立や憲法改正含めた障壁も多いもんで、

今のところ米軍に頼らざるを得ない訳で、基地所在地には気の毒とは思うけど、

致し方ないって部分、確かにあるんじゃないかって思ってるんだよね。

日本周辺の諸国、必ずしも友好国ばかりではないってことなんだよね。

 

 

 

昨日電車の中で、また会ったんだよね、粟生隆寛さんとホルヘ・リナレス。

 

 

昨日は全部で8試合16人のボクサーが登場したんだけど、

30歳台は一人もいなかったんだよね。

 

 

☆小池竜君(相模原ヨネクラ)×小泉良介君(Boy's水戸)……SL 4R

デビュー戦の25歳・神奈川県と、デビュー戦の26歳・茨城県。

 

1R、

二人とも肩に力入り過ぎではあるんだけど、とっても好戦的だし、

ゴニョゴニョにもならず上々のデビュー戦なんだわ。

 

甲乙付け難いまま推移したんだけど、残り15秒、小池君の右クロスがヒットして、

まずはポイントゲットって感じだったんだけど、大差ないね。

 

その小泉君、前傾が崩れてちょっと突っ立ち地気味になってしまうとこあるね。

 

2R、

徐々に体寄せる場面増えていったんだけど、小泉君、やっといいとこ出てきて、

ショートブローからリズム掴んだみたいで、離れ際、右ストレート綺麗に当てて、

小池君をヨロッとさせてたね。

 

3R、

揉み合いに圧倒強いのは小泉君の方で、小池君、ヘバリ見えてきたなあ。

 

小泉君、ガード空き気味で危ないとこ沢山あるんだけど、

小池君の感度が鈍ってきてるもんで、そこ突かれなくて済んでるね。

 

4R、

小池君、劣勢なこと自覚できてやれるかが勝負だったんだけど、

バッティングで痛めた右目上、一気に腫れてきてしまって、

ドクターチェック後、続行不能って判断されて、ここでストップ負傷判定。

 

始まってすぐの45秒ってとこだったんだけど、39-37、39-38×2の3-0で、

小泉君のデビュー勝ちってことで、小池君、まだまだ挽回チャンスあったんだけど、

仕方ないよなあの残念さだったね。

ちなみに自分も39-37だったけどね。

 

 

 

☆瀬下鉄弥君(ワタナベ)×沙羅覇王太郎君(ライオンズ)

                              ………SFe 4R

デビュー戦の19歳・栃木県と、デビュー戦の20歳・タイ国。

 

沙羅覇王君、サラパオって読むんだけど、なんか暴走族みたいだね。

 

1R、

比較的近い距離で、いきなり狂熱の大ブン殴り大会で、場内大騒ぎ。

 

お互い最後までやるつもりサラサラないみたいなんだけど、

瀬下君、ちょっとパンチが外回りし過ぎるとこ、

沙羅覇王君、より小さい弧の鋭い回転で、左右フック的確に当ててたね。

 

それにしても二人とも、ガードに対する配慮、殆どできてなくて、

当たったモン勝ちのスリル満点、危険度満々過ぎなんだわ。

 

2R、

やっぱり、沙羅覇王君のスピードの方がかなり勝ってて、始まってすぐの16秒、

力こもった右ストレート、瀬下君の顔面真っ直ぐ打ち抜いて、

瀬下君、それ一発で体捻じるようにしてダウンしてしまったんだわ。

 

何とか再開はしたんだけど、瀬下君、全く回復できてなくて、

激情した沙羅覇王君の追撃凌ぎきるのは時間的にもとっても無理そうで、

結局、33秒、一方的に打ち込まれてしまったとこで、レフェリーストップエンド。

で、2ダウンってことで、沙羅覇王君のデビューKO勝ち。

 

 

 

☆大木理生君(国分寺サイトー)×高田一樹君(竹原&畑山)

                                 ………SB 4R

2勝(2KO)2敗の26歳・栃木県と、2勝0敗の20歳・東京都。

 

1R、

高田君の方が上背とリーチ優位なもんで、大木君、距離潰せるかって、

結局、それがこの試合の全てだったんだけど、

大木君、追い足鈍いし、高田君、逃げ足速いなあってのが延々で、

高田君、クレバーなんだろうけど、当て逃げボクシングにしか見えなくて、

正面切った危険な殴り合いは全くするつもりないみたいで、

ってことは、経験浅い同士の試合だと、結局、高田君の勝ちってのが見える訳で、

で、休憩タイムってことで……。

 

後でスコア聞いたら、3R2分7秒、高田君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

☆熊澤祥太君(石川)×小野木協栄君(協栄)……54.5㎏ 6R

5勝(4KO)3敗1分のサウスポー、25歳・青森県と、

4勝(2KO)4敗の25歳・東京都。

 

1R、

殴り合う時間は18分間あるんだけど、とにかく出だし、お互い見過ぎなんだわ。

 

ぎくしゃくした流れの中、それでも熊澤君、左ストレートボディ二発、

それに右フック一発、いいのを打ち込んでポイントゲットだね。

 

小野木君の方も残り34秒、被せ打った右のショットがグッドグッドだったけどね。

 

2R、

お互い、もう少しスムースというか、流れの中でできないかなあって感じで、

特に小野木君、デビューから知ってるけど、もう少し何とかなりそうな感じで、

もっとガムシャラさ全面出しすれば、こんな戦績じゃないって思うんだよね。

 

接近してのショート連打では熊澤君の回転力が圧倒してるんだけど、

正直、二人とも、事あるごとく代わり番こに一段落し過ぎで、

いい形で打ててるし、結構レベル高い同士だとは思うんだけど、

お互いの行ききれない閉塞感、こっちも感じてしまうんだよね。

 

3R、

それでも、さあこれから3R、流れが決まる大事なラウンドってことで、

A級入りしたいってのと、負け越しは堪忍ってのとの真剣勝負ってことで……。

 

小野木君、相変わらず先仕掛けし切れない今一感引きずってるし、

熊澤君も、打ち合いになる瞬間、思わず左ガード下がってしまうもんで、

相手の右ストレート打ち込まれてるし、そもそも折角いい攻撃できたのに、

二次三次攻撃し切れてないし、お互い、あと少し、あと少しなんだよね。

 

4R、

小野木君、またまた待ちボクシングになってしまったとこ、

熊澤君、心地よい先攻め叶って主導権取りかけたんだけど、

残り40秒から、小野木君、このままじゃヤバイって自覚したか、

前々で捌くようになって、気持ち入れ直しての反攻でリング上、一気の緊張感で、

小野木君、やればできるモード突入ってことで、熊澤君に鼻血出させてたね。

 

5R、

ここに来て、より力込めて腕振れてるのは小野木君で、

熊澤君、鼻血激しくなってて呼吸苦しそうで、気持ちは萎えてないんだけど、

初めの頃の鋭さ失いつつあるんだよなあ。

 

6R、

小野木君、最近は変に安全にやろうとし過ぎるんじゃないかって見てたんだけど、

この日は久し振りにムキになってるみたいで、とってもいい感じなんだわ。

 

熊澤君、集中力落ちてきたか、相手の右ストレート、見えてないようなとこあるし、

たまに角度のいいのを当てはするんだけど、倒し切るだけのパワーなくなってて、

ポイント引き寄せるような見栄えの良さも出し切れないまま、終了ゴング。

 

結局、58-56×2、58-57の3-0で、小野木君の妥当勝ち。

 

自分も58-56は仕方なかったかなあって感じで、

熊澤君、どっかのラウンドをイーブンにさせてたら、2-1勝ちってことで、

その悔しさ、次にぶつけないとね。                                                               

もっと、もっと深追いしても良かったんじゃないかって思ったんだよね。

 

小野木君、またいつもの感じなのかなあって思ったとこからの前向きさ、

というかガムシャラさ、つまり、見る前に翔べってことで、とっても良かったね。

 

 

 

☆星野泰幸君(相模原ヨネクラ)×清水優人君(木更津GB)

                              ………71㎏ 6R

5勝(4KO)2敗1分の27歳・東京都と、3勝(1KO)2敗2分の24歳・千葉県。

 

1Rから2R、

終始プレスかけてるのは星野君の方なんだけど、一瞬の踏み込みは甘くて、

結構脚の長いワンツー打つんだけど、殆ど有効打にはなってないね。

 

お互い、自分都合だけのタイミング、リズム感のパンチ出しだし、

相手の動き見極めた上ってことも全くなくて、それぞれ勝手に腕振ってる感じで、

緊張感とスリル全く感じられないタルーイ内容だったもんで、ここで離席。

 

5R~6R、

戻ってみたら相変わらずで、お互い、上下打ち分けとか全く意識ないみたいで、

初めの頃と比べても何の工夫もできてなくて、二人ともそこそこなのに、

そこから一歩抜け切れないようなパフォーマンスで刺激乏し過ぎなんだわ。

 

星野君、6R残り1分、やっと強打生かしてダウンゲットしたんだけど、

それ以外は殆ど負けてたって判断されたみたいで、

結局、58-55×2、58-56で、清水君の3-0勝ち。

 

 

 

☆守屋和明君(石川)×平川聖也君(齊田)……50㎏ 8R

8勝(1KO)3敗のサウスポー、25歳・東京都と、7勝(2KO)8敗の29歳・青森県。

 

守屋君、とっても知的な感じがするボクサーなんだよね。

 

1R、

平川君、相変わらず極端なワイドスタンスなんだけど、あれだけ広くすると、

左右への動きに支障きたすだろうし、踏み込みのタイミングも遅くなるし、

力も込めきれないって思うんだけど、ああいうのが収まりいいんだろね。

 

一方の守屋君、相手のチャカチャカ動きを見極めるべく、冷静なスタート。

 

2R、

平川君、体ごと突っ込んで、左右振ってそれでお終いってボクシングで、

とにかくバッティング、ひたすら危ない危ないって感じなんだよなあ。

 

守屋君、相手が直進闘牛型なんだから、右打つと同時にそのまま左へ抜けて、

返しに左フック打ってみればいいのにって思うんだけどね。

それと、もう少しシツコク、二次三次の攻め込み欲しいとこだよね。

 

3R、

平川君のガード高いんだから守屋君、左ボディ、打つべし打つべしなんだけど、

なかなか新しい展開訪れないんだよね。

 

案の定、平川君、右目上バッティングカット。

真正面から打ち合ったら勝ち目少ないってことで、

ああいうボクシングスタイルになったんだろうけど、

勝ちが全てじゃないって自分の考えからすると、どうなのかなあって思うんだよね。

 

4R、

平川君が一発突っ込みチャンスひたすらうかがう中、始まって48秒、

守屋君、左ショートをタイミング良く打ち込むことできて、平川君からダウンゲット。

 

殆ど軽いタイミングダウンだったもんで、それほどダメージ大きくなかったんだけど、

試合のメリハリとしては最高だったね。

 

5R~6R、

ただ、この後の守屋君、そおかあ、こういうボクシングでいいんだあって、

そういう思い込み強く持ち過ぎみたいで、カウンター狙いの待ちボクシング主体で、

平川君は相変わらず、それ以外にはないってスタイル崩さないし、

で、ちょっと退屈になってしまったんだよね。

 

結局、そのまま局面全く動かず、79-73、78-74、78-75の圧倒3-0で、

守屋君、知的ボクシング完成ってことだったんだけど、

一度、ムチャクチャ攻め込んで、無理槍にでも倒しに行くボクシング見たいなあ。

 

 

 

☆うすい祐介君(石川)×品部正秀君(Boy's水戸)……53㎏ 8R

11勝(4KO)11敗1分の27歳・東京都と、6勝(3KO)8敗2分の29歳・愛媛県。

 

1R、

ガード固めて頭低くして、にじり寄るスタイルの品部君、

なんか前の試合の平川君を彷彿とさせる訳で、

うすい君、どう対処するかって見てたんだけど、やっぱ、

24戦目ってのは伊達じゃなくて、そういう相手にはこうすればいんだってとこ、

シッカリ見せてくれて、なんか異常に頼もしかったなあ。

 

突っ込み型の相手に対してうすい君、まずシッカリ足使ってやり過ごして、

例え詰められても体入れ替えて相手の態勢に持ち込ませなくて、

入ってくるとこ、ストレートに近い強いジャブ左打って跳ね返しつつ、

合間合間に、左右アッパー打ち込むって、そりゃホント、大したモンだったんだわ。

 

2R、

品部君、中間距離で打ち合ったら殆ど勝ち目ないって思ってるせいか、

相手押し付けてからじゃないと何にも始められないって感じで、

ちょっと見、泥仕合系、粘着系に持ち込もうとはするんだけど、

もう少し、カッコ付けたボクシングが見たいとこなんだよなあ。

 

3R、

試合の基本的な流れは既に1Rで決まってしまってて、

見極められたら品部君、そりゃツライ訳で、うすい君、余裕のパフォーマンスで、

この回、もう殆ど終わるかなあって見てたとこ、

これまでもキレ良く打ち込んでた左アッパー、見事なほどの直撃で、

品部君から決定的なダウンゲット。

 

うすい君、この流れで決着5R以上に伸びてしまったらダメだよって、

この時点で自分の中で決めたんだけどね。

 

4R、

うすい君に対する品部君の戦法、もう明らかに効果発揮できてなくて、

なんか終焉待ちみたいなムード、どんどんどんどん増幅されていって、

カット傷からの出血もヒドイことになってるし、うすい君、ハッキリ倒しに行ってるし、

品部君、足元覚束なくなってて、この回初っ端から危ない危ないだったもんで、

自分、青コーナーからタオル入るって思ってたんだけど、その気配全くなくて、

ガードポジション取ってたせいか、レフェリーもストップかけ難くなってて、

でも、もう全く反攻できなくなってるんだからって、

自分、心の中で止めろ止めろコールだったんだよね。

 

結局、1分47秒、赤コーナー前で、レフェリー割って入ってのストップエンド。

 

それにしても青コーナー、一体どこまでやらせる気だったんだろね。

どこの誰が、あそこから逆転できるって思うかってことで、

品部君、血だらけのボロボロだったもんで、ホント、ムカついたんだわ。

 

 

試合後、うすい君、わざわさ客席の自分のとこに寄ってくれて、

殆ど殴られた跡見られない笑顔で、コンチワって来てくれて、

俺、今日、上手くやれてましたかってことになって、

色々話したんだけど、ちょっと褒め言葉が過ぎたかなって感じではあったんだけど、

それでも、長いキャリアの今頃になって、強く殴ることやっと覚えたみたいで、

倒し方のコツ解ってきたみたいで、これで驚異の三連続KO勝ち。

 

本人も塩野トレーナーも、まだ少し不満気味だったんだけど、

自分としては、中々いい試合見せて貰ったって思ったんだよね。

 

彼、相手選ばないで試合するから、結構ハードマッチが多くて、

それに、今までちょっと中途半端な力の使い方してたもんで、

こんな勝ち負け拮抗した戦績ではあるんだけど、これからちょっと違ってくるかもね。

 

 

 

☆洞平勝賢君(シャイアン山本)×大橋建典君(角海老)

                                 ………Fe 8R

8勝(1KO)4敗2分の22歳・千葉県と8勝(6KO)2敗の23歳・東京都。

 

この日の大橋君、髪の毛淡くゴールドに染めてきて、体シッカリ焼いてきてるし、

なんかもう女の子にモテそうオーラ満々だったね。

 

1R、

まず初めに仕掛けていったのは思ってた通り洞平君の方で、

スピード生かしたリズム感のいいワンツーで先攻したんだけど、

大橋君に鋭いジャブで対抗されてからは、そのパンチ力警戒してか、

余り無暗に行かないようになってたね。

 

洞平君、パンチ力はないんだけど、自分の持ち味しっかり自覚してて、

それと大橋君の強烈丸太ショットとの戦いって事で、興味深々なんだよね。

 

2R、

大橋君、相手の打ち終わりや打ち出しに合わせるセンス、抜群なんだけど、

余りにそれに頼り過ぎると、後手後手になってしまうから要注意なんだわ。

 

お互い、返しの左フックのタイミングは合ってて、程よい危険度なんだけど、

大橋君、差し込むように打ち込む右フック、ことごとく外されてて、

洞平君、ヘッドスリップとダギングで巧いこと対応してるんだわ。

 

それでも大橋君の強打はかすっても強烈で、洞平君、唇の右辺りヒットカット。

 

3R、

洞平君、いつものように軽やかで気持ちよさそうな動き、絶好調で、

大橋君、相手があれだけ動くんだから、もう少し細かくショットする必要ある訳で、

いきなりデカイの振り込んで、一発で倒してやりますボクシングは控えないとね。

 

それでも、このラウンドの最後、ボディからの右フックはグッドグッドだったね。

 

4R、

同じパンチなら、大橋君の方が有効度高くて、

右ストレート一発、それと右フック、右ボディにいいモノ見せてくれたんだわ。

 

5R、

洞平君、大分警戒してるせいか踏み込み甘くなってしまって、

届いてないとこで振ってること多くなっていったんだわ。

 

青コーナーの田中トレーナー、「サクッと振れ!」 ってアドバイス飛ばして、

大橋君が力み過ぎないように注意してたね。

 

この辺、流れは大橋君だったんだけど、洞平君も相当打たれ強いとこ見せてたね。

 

6R、

一転洞平君、前詰め鋭く攻勢かけ直しての反撃開始ってことで、

特に左ボディが秀逸で、4発ほどいいのを打ち込んで、

ダメージよりポイント取りに行くボクシング、ハッキリさせていったんだよね。

 

7R、

ここまで結構微妙な採点になってたんだけど、手数の洞平君、有効打の大橋君、

って図式は解り易くはあったんだけど、有効打が少なくなれば大橋君、

相手のかするようなパンチでもポイント流れる訳で、

洞平君、振ってる割には当たってないけど、振らない大橋君よりはマシって事で、

大橋君、手数手数なんだよなあ。

 

多少ガチャついて乱打戦になっても、相打ちになっても、

大橋君の威力の方が圧倒的なんだから、もっともっとの攻め込み要るんだけど、

なんだか見過ぎなんだわさ。

 

8R、

ポイント拮抗してるって思いはどっちが強く思ってたかは知らないんだけど、

何とかしなくちゃって思いは洞平君の方が強かったみたいで、初っ端から飛ばして、

ポイントゲット目指してボディブロー主体に攻め込んでたんだけど、

後半見栄えいい左右フック打ったのは大橋君で、どっちかなあのまま終了ゴング。

 

自分の中では、それでも77-75で、大橋君だったんだけど、

正式には77-76×2、74-78の2-1で、洞平君辛勝だったんだよね。

 

手数と有効度ってのは永遠のテーマなんだけど、そういうことだったね。

 

 

 

試合後、負けたボクサーとは話しないことにしてるんだけど、

大橋君、意外にサバサバした笑顔向けてきたもんで、話したんだけど、

彼、顔面殆ど傷んでなかったし、スタミナもまだまだ残ってるって言ってたもんで、

アホかあって、それからは半分冗談かませながら試合振り返ったんだよね。

 

勝った負けたには、多少の知性と時の運が絡むんだけど、

少なくとも大橋君、詰んない試合は絶対しないから、まあいいかってことで……。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① うすい祐介君

② 洞平勝賢君

③ 大橋健典君

 

 

 

全部の試合終わった後、またうすい君と話して、石川ジムのスタッフさんとも、

ちょっと話して、勝ち試合のジムの周囲は賑やかでいいんだよなあ、やっぱ。

 

 

 

今日も後楽園ホールで、4連投の3日目。

角海老ボクシングなんだけど、実は今月、角海老とっても勝率悪いもんで、

ここから全勝しないと、とってもヤバイんだよね。

でもまあ、ボクシングってのは、勝率だけじゃ決してないんだけどね。

 

2012年7月24日 (火)

後楽園ホール・7月23日

 

ゴルフの全英オープンの話。

 

自分、昔はゴルフに相当入れ込んでて、年間50ラウンドほどやったことあるし、

クラブも3セット、ウェッジ15本、パター5本も持ってたし、

週3日も練習場通いしたんだけど、結局、一回もパープレイできなくて、

37、38の75、スリーオーバーが生涯のベストスコアってことで、

ついに、アスリート感覚のゴルフは終わってしまったんだよね。

 

で、以前のように時差関係なく、夢中になって夜通し見るってことはなくなって、

まあまあ普通に見てたんだよね。

 

石川遼が予選落ちして、予選通過した二人の日本人もズルズルスコア崩して圏外。

で、優勝争い、2日目終わってスネデカーが頭抜けてたんだけど、

3日目終わるとスコットの独走状態に変わって、それをタイガー・ウッズが追走、

さあ、どうなるかって最終日だったんだけど、

タイガー自滅して、結局、スコット逃げ切りだなあって思ってたら、

放送でも殆どノーケアだった、アーニー・エルス、前日までの6打差ひっくり返して、

最後の最後、スネデカーに一打差つけの驚嘆の優勝だったんだわ。

 

勝負事っていうのは最後まで諦めないで、淡々とやるべきことやるだけだって、

大事なのはそういうことなんだろなって、シミジミ思ったんだよね。

近々総集編やると思うんだけど、見て損はないと思うんだよね。

 

 

 

長いことマリナーズでプレイしてたイチローがヤンキースにトレードだってね。

 

 

 

フィリピンで試合した山口隼人さん、ちょっとどうなの? って試合の進め方で、

TKO負けしてしまったらしいね。

 

 

 

昨日は今年60回目のボクシング。

この日は出場ボクサーの地域的バラエティーがとっても充実してて、

北は北海道から南は四国、沖縄まで万遍なくて、東京出身は1名だけだったんだわ。

 

 

☆平田タカユキ君(船橋ドラゴン)×阿部義樹君(元気)……LF 4R

デビュー戦の25歳・群馬県と、デビュー戦の26歳・宮城県。

 

1R、

デビュー同士なもんで仕方ないとこあるんだけど、

二人とも殴るより他の事に力使い過ぎで、とってもLF級のボクシングには見えなくて、

こりゃ大変なことになったなあって感じだったんだけど、

2分過ぎ頃からは大分落ち着いてきて、次のラウンドに期待だね。

 

2R、

阿部君の方がリーチあって、遠いとこから強く振っていくもんで、

平田君、ちょっとシンドそうにしてるね。

 

3R、

平田君、かいくぐって中に入れるかがポイントだったんだけど、

1分40秒、やっとのことで阿部君を西ロープ際に詰めて、さあこれからって瞬間、

阿部君の右ストレート、カウンターでモロ直撃されてしまって、ダウン。

 

レフェリー、カウントし始めたんだけど、どうも続行不能みたいな様子だったもんで、

カウント途中ストップしてのTKOエンド。

 

結局、1分43秒だったんだけど、阿部君、次も見てみたいタイミング持ってるね。

 

 

 

☆野口泰一君(鹿島灘)×白塚航太君(ワタナベ)……SFe 4R

0勝1敗の33歳・茨城県と、0勝1敗の30歳・三重県。

30歳台の初勝利目指し組。

 

1R、

野口君、猫背だし下向きっ放しだし、強そうには見えないんだよなあ。

 

白塚君、いい構えしてるし力強そうなんだけど、相手がゴツゴツ詰め寄って来るの、

防ぐ手立て持ってなくて、距離取れないとこで細かく打つのも上手くないんだよなあ。

それにしても野口君、やっぱり打ち方変だなあ。

 

2R、

お互いのセコンド陣、自分とこのボクサー勝たせようと必死で、

色々アドバイス飛びまくってたけど、リング上はちょっと残念過ぎる様相で、

何が何だか状態になってしまったもんで、殆ど真面目に見てなかったなあ。

 

結局、39-38、38-39、38-38の1-1のドローだったんだわ。

白石君、相手の入り込みざまに打つ時、もっと力こめて怖がらせないとね。

 

 

 

☆藤田慎也君(船橋ドラゴン)×橘秀明君(花形)……B 4R

デビュー戦の29歳・岡山県と、デビュー戦の19歳・神奈川県。

 

年の差10歳のデビュー同士。

 

1R、

藤田君、常に左手を前の方に泳がせて橘君の入り込み抑えてるね。

彼、終始いいリズムで動けてて、残り26秒、見事な右ショート打ち込んで、

橘君からダウンゲット。

 

元々ちゃんと攻めてたのは橘君の方だったんだけど、

そもそもガード低かったとこ、距離詰まった途端、少し下の方から打ち込まれて、

それほどのハードヒットではなかったんだけどね。

 

2R、

それでも橘君、気後れすることなく積極的な挽回挽回ボクシングだね。

でも、大きく振り出した後の引き手が甘いもんで、そこに合わせられてるから、

もう少し、その辺りに意識向けるといいんだけどね。

 

3R~4R、

お互い徐々に距離取れなくなってしまって、絡み合う場面増えていって、

なんだかフィジカル戦の様相呈していって、もう少しボクシングしないとなあ。

それでも、お互い、十分ストレス発散にはなったみたいだったけどね。

 

結局、38-37×2、38-38の2-0で、橘君の逆転勝ち。

 

橘君、もう少し細かく動けるようになるといいし、

藤田君の方も、もっと先に手出だすようになると変わると思ったなあ。

 

 

 

☆小林政裕君(新日本大宮)×藪晋伍君(ワタナベ)……L 4R

1勝(1KO)0敗の27歳・埼玉県と、1勝1敗の25歳・大阪府。

 

1R、

藪君、中々いい先制攻撃だったんだけど、小林君も鋭い腕使いでストレート打つね。

 

藪君、打ち終わりに突っ立ち気味になるし、ガードも下がって危険度高いなあって、

そう見てた残り52秒、案の定、小林君の右ストレートっ貰ってしまって、ダウン。

 

2R、

藪君、気取り直しての再反攻で、左ジャブ鋭いし、たまにいい右も当てるんだけど、

直後にすぐ打ち返されてしまうのは問題で、プレスの掛け合いも後手なんだよね。

それでもお互い、気合入った中々いいボクシングしてるんだよね。

 

3R~4R、

二人とも徐々にしっかりしたボクシングができなくなってきて、

気合が荒っぽさ雑さになってしまって、攻めもとっても単調になってきたなあ。

 

そもそも、二人とも殆どボディ攻めないし、頭も動かさないし、

体力有りそうなのに、何か勿体ないボクシングのまま終了ゴング。

 

結局、38-37、38-38×2で、小林君の1-0だったんだけど、勿論ドロー。

 

二試合続けて、1Rにダウン喰らった方がその後盛り返したっていう試合だったね。

 

 

 

☆戸高達君(L玉熊)×坂井優太君(F原田)……F 4R

0勝1敗の22歳・東京都と、1勝2敗の30歳・熊本県。

 

1R、

この日は初めっから、距離取り切れないような試合が続いたんだけど、

この試合もいきなりのガッチャガチャというか、体寄せ合ってのゴニョゴニョで、

採点難しいだろなあって取っ掛かりで、

足使って距離計りながら、力込められるとこで殴るって意識全くないみたいで、

体力勝負の消耗負けって感じが強かったもんで、ちょっと休憩タイム。

 

結局、40-37、39-37、39-38の3-0で、戸高君だってね。

 

 

 

☆藤本直人君(新日本木村)×佐々木小次郎君(レイS)……SB 4R

1勝1敗の21歳・福岡県と、2勝(1KO)2敗の25歳・北海道。

 

1R、

やっとリズミカルなボクシングが始まったんだけど、佐々木君、少し硬いかなあ。

 

藤本君、相手の打ち終わりに合わせていく技も持ってて、

中盤、右クロスを綺麗に当てて、佐々木君を一瞬クラッとさせてたね。

 

2R、

あれあれ、藤本君、手が遅れだしてちょっと見過ぎじゃないのって感じで、

結果的に相手の自由にさせる時間が増えてしまって、

佐々木君、気分良さそうに上下打ち分け始めたし、お返しの右クロス打ち込み成功。

それにしても藤本君、急にリズム悪くなってしまったなあ。

 

3R、

反省したか藤本君、いきなり先制かけていったんだけど、

すぐに一段落してしまって、何かヘバッテきたみたいで、相手に体預けてるなあ。

 

4R、

ヘバリは佐々木君にも訪れたみたいで、二人とも驚異的なほどのレベルダウンで、

一度頭寄せ合ってからでないと攻撃に入れなくなってしまってて、

いきなりスリルなくなってしまったままの終了ゴング。

 

で、結局、39-37、39-38×2の3-0で、佐々木君だったんだけどね。

 

 

 

☆渡邊秀行君(W日立)×塩澤直紀君(角海老)……SF 6R

4勝(4KO)3敗2分のサウスポー、27歳・福島県と、

6勝(2KO)5敗2分の22歳・長野県。

 

昨日、一番気になってたのは、実は渡邊君だったんだよね。

 

1R、

塩澤君、いつもくらいの中々いい動きができてたんだけど、

渡邊君の方がそれを数段上回ってて、堤英治君をもう少し大人しくしたような、

基本的には、スケールの大きなボクシングができてて、

ワンツー主体の攻め込みが見切られてるって判断したか、

中盤以降からはいきなりの左ストレート、フック駆使して圧倒したんだわ。

 

塩澤君、上体良く動かす方ではないもんで、その左、3発ほど直撃されてしまって、

すっかり混乱してしまったみたいなんだよね。

 

2R、

渡邊君の鋭くかつ大きな動き、今まで見た中の一番の出来で、

踏み込みの鋭さ、ここぞの腕振りも威力満々だし、引き足の速さも抜群なもんで、

終始プレスかけ気味だったのは塩澤君の方だったんだけど、

パンチ繰り出したとこに、既に渡邊君がいないってことが多かったんだわ。

 

元々色白の塩澤君、もうかなり顔面赤くなってて、被害甚大なんだわ。

 

渡邊君、右手を大きく使うこともとっても巧くできてて、

フリッカー気味に効果的なパンチ打ち込んでて、

そこからの左ストレートのコンビネーション、無敵のような感じさえしてきたね。

塩澤君、頭の位置そのままにして打ち合うと危険度高いんだよなあ。

 

3R、

試合の流れはほぼ一方的で、始まって46秒、渡邊君の左ストレート、

矢のような大直撃で、塩澤君、北ロープまで吹っ飛ばされてしまって、

倒れ込みはしなかったんだけど、それまでにかなりの数打ち込まれてしまってたし、

ってことで、レフェリー、殆ど即のストップエンドで、正式には47秒だってね。                                                         

塩澤君、剛腕サウスポー相手に、ちょっとやり難そうにしてたなあ。

 

 

渡邊君、将来どんだけ強くなるだろうって見てたのは2008年頃からで、

デビュー戦はTKO負けだったんだけど、その後順調に勝ち星重ねてたんだよね。

 

ただ、2009年の東日本新人王トーナメントの決勝で、

野崎雅光さんに0-3負けしてからちょっと歯車狂ってしまって、

2010年の試合を棄権した後、今年3月、2年半振りの試合も引き分けだったし、

実は昨日が3年振りの勝利だったんだよね。

 

これで5勝3敗2分で、5勝の全部がKO勝ちなんだけど、

昨日見た感じだと、以前より粗っぽさ抑えた力強い正統派って感じになってたし、

彼、これからいいボクサーになると思ったんだよね。

 

 

 

☆苦瓜一斉君(ヤマグチ土浦)×小泉譲君(F原田)……51.5㎏

4勝(1KO)3敗の29歳・沖縄県と、7勝(2KO)5敗の32歳・栃木県。

 

1R、

小泉君、結構リーチあるのに遠いとこが苦手のボクサーで、

勿体ないったらないんだよなあ。

この日の苦瓜君、ちょっとガキゴキ動き硬いんじゃないかなあ。

 

2R、

お互い、ショートレンジボクサーなんだけど、左手の使い方が上手くないのも似てて、

クリンチ際にどれだけ強く右ショートが打てるかって勝負で、

二人とも両肘折ったままに終始してて、結局気持ち維持した方が勝つ訳で、

絶対大きな展開訪れそうになかったもんで、休憩タイムってことで……。

 

結局、58-56×2、57-58の微妙2-1で、小泉君だってね。

 

 

 

☆井上庸さん(ヤマグチ土浦)×森眞(赤城)……W 8R

18勝(11KO)3敗3分のランク9位、31歳・茨城県と、

8勝(4KO)11敗2分のサウスポー、31歳・愛媛県。

 

一年くらい前かなあ、二人は一度対戦してて、

その時はいきなり1R、バッティングで一瞬にして負傷引き分けだったもんで、

そのリマッチってことで……。

 

1R、

森君のスタンス、とっても広いもんで、井上さん、思わず足踏みそうなんだけど、

それでもいい感じの距離保ってて、相手の手数足りてないとこ、

積極的に仕掛けていって、当たったら危ないぞおパンチ、ドカドカ振ってるね。

 

で、1分45秒、鋭い踏み込みから井上さん、左フックから右ボディ、強烈ブチ込みで、

森君、青コーナーポストにもたれながらのしゃがみ込みダウン。

 

最後の右ボディ、バスンって自分の目の前で、ホント、物凄い音させてたんだわ。

 

苦しそうにしながらも森さん、何とか立ち上がって再開したんだけど、

井上さん、放たれた野獣って感じで襲いかかっていって、

それまでのクールな雰囲気、どっか行ってしまったようで、

それ、大体いつものことなんだけど、まるで別人のような荒くれで、

いきなりのラグビーボクシングの始まりってことで、

やたらショルダーアタックみたいに突っ込んで行ったんだよね。

で、時間充分に残ってたんだけど、決着付け切れずに終了ゴング。

 

2R、

井上さんの踏み込み、飛び込みに対して森君、殆ど何の防御策も講じないもんで、

ペースは全く恐怖の重戦車井上君のもので、森君、ビビってしまったか、

反攻できずやられ放題のまま、また同じ青コーナーに追い込まれてしまって、

右ストレート打ち込まれて、一瞬腰砕けになった直後、

更にまたもやの右ストレート、さっき以上の直撃度だったもんで、

もはやこらえ切れず、まるで1Rと同じ姿での腰落としダウンしてしまったんだわ。

 

で、レフェリーがカウント始めようとした途端、というかダウンした瞬間、

森さんサイドからのタオル投入ってことでTKOエンド。

 

結局、1分54秒ってことだったんだけど、

久し振りに井上さんのベストパフォーマンス見れたんだよね。

追撃にかかる際の猛牛過ぎはちょっと反省だと思うんだけど、

それがまあ井上さんらしさってことで……。

 

 

 

【本日ベスト3ボクサー】

① 渡邊秀行君

② 井上庸さん

③ 阿部義樹君

 

 

 

最後の方の試合が充実してたもんで、まあまあかなあって帰ろうとしてたら、

横にいた若者の視線がコソッと絡んできたもんで、そっちに目向けたら、

村木田さんですよねって声掛けられて、見たことあるけど名前出てこなかったら、

セレスジムの二宮亮君ってことで、自分のこと、久保さん兄弟に聞いたんだってさ。

 

色々話してたら、彼、ケガしてもう現役無理ってことで、

3月にTKO負けしたのが最後だったんだけど、

彼、いつも判り易い気持のいいボクシング見せてくれて、

通算6勝(6KO)5敗ってことで、5敗も3KO負けだったし、

一個も引き分けのないメリハリ効いたボクサーだったんだよね。

 

昨日はセレスジムからの出場者はいなかったんだけど、

渡邊秀行君の応援にきたんだってさ。

彼、このブログ前向きに読んでくれてるみたいで、とっても嬉しかったんだよね。

 

 

 

そう言えば、横浜光ジムの石井会長、ブログ再開したんだよね。

あの人の文章、自分、とっても気に入ってて、知的な大雑把さが魅力なんだよね。

また忘れた頃の更新なんだろうけど、でも楽しみ、楽しみ。

 

2012年7月21日 (土)

後楽園ホール・7月20日

 

このブログをボクシングの総合サイトみたいのにエントリーというかリンクしてよ、

そうすると他のと一緒に読めて便利だからさあって、ある人に言われたんだけど、

そういうの、以前にも言われたことあって、

読んでくれてる人の便宜を考えると、とっても申し訳ないとは思うんだけど、

自分、ちょっとそれはどうかって思ってるんだよね。

 

元々、万人受けするようなまともな書き方は意識的にしてないし、

“Nonsect Radical” ってのが、自分のガキの頃からのアイデンティティーで、

つまり、どこにも所属してない過激派ってのが自分の信条なもんで、

やっぱり孤立した異端系ってのが、自分には相応しいって思ってるんだよね。

 

 

 

2008年の剣道日本一の神奈川県警の31歳の警官、児童ポルノで逮捕って事で、

どうしてこう下級公務員のみっともない事件が続くんだろね。

女子トイレ盗撮組とでは恥ずかしさではどっちが上かって迷うとこだね。

 

それにしても、柔道とか剣道とか、普段とかくその精神性を説いてる割には、

日本一がこのテイタラクじゃって、ザマはないんだわ。

 

政治屋達や電力会社のエライさん達見てても思うんだけど、

いい加減なヤツばかりが目立つせいでもあるんだろうけど、

とにかく、思うんだよね、みんなそれほど力む必要ないんだな、

細々かも知れないけど、普通に暮らしてるのが一番エライってことで……。

 

 

 

クソみたいな話はこのくらいにして、ボクシング、ボクシングってことで……。

 

この日の “DANGAN” は珍しく、第一試合が女子ボクシングだったもんで、

で、この日は第二試合からってことで……。

 

ただ、この日の第一試合の赤コーナーのセコンド陣、物凄い充実度で、

佐藤洋太さんとRK蒲田ジムの柳光会長だったんだわ。

 

あんまり不思議だったもんで聞いてみたら、洋太さんは同郷人ってことで、

柳光会長は同級生って、そういうことだったんだよね。

 

 

赤コーナー近くで一場仁志君と見てたら、横に十二村喜久さんが座ってきて、

彼、佐藤洋太さんのこと好きなんだってさ。

それから、ちょっと前の柴田明雄さん×中川大資さんの試合の採点について、

話及んだんだけど、彼、自分の考えも丁寧に聞いてくれたんだよね。

 

 

 

で、第二試合から……。

 

☆コーヤ佐藤君(伴流)×渡部拓央君(ワタナベ)……F 4R

4勝0敗の22歳・岩手県と、2勝4敗1分のサウスポー、25歳・山形県。

 

この日唯一の新人王トーナメント予選だったんだけど、元々この試合、

7月13日に予定されてたんだよね。

そう言えば、他にも幾つか予定が違ってる試合あるんだけど、

ホール通路に張り出してある日程表にはなーんにも変更記入されてなくて、

こういうとこ、この業界、雑だなあってシミジミ思うんだよね。

 

1R、

どうした訳か、この日の佐藤君、とっても雑で、いきなりの単純大振り繰り返してて、

内側内側から渡部君、ストレート系で細かく突いていって、まずポイントゲットだね。

 

上半身、いきなり汗かいてるし、佐藤君、絶対体調おかしいね。

彼、パンチ力はそれほどのことないんだけど、堅実な試合運びするボクサーで、

このクラス、長嶺克則君と優勝戦じゃないかって思ってたんだけど、

この日のパフォーマンス程度だとひとたまりもないって感じなんだわ。

 

2R、

佐藤君、そもそも戦闘モードに入ってないような動きだし、リズム感も悪いし、

前回の試合でいい勝ち方した渡部君に気分良く立ち回られてるんだわ。

 

3R、

渡部君、出入りの鋭さ別人みたいだし、打ち終わりが甘くなるとこはあるんだけど、

気持強く持ってすぐ打ち返してるし、いきなり右振るばっかりの佐藤君に比べて、

よっぽどちゃんとしたボクシングしてるんだよね。

そもそも、佐藤君、その大きく振り出してる右フック、オープン気味過ぎない?

 

4R、

流石にヤバイって思ったか佐藤君、遅ればせながらの攻勢かけていったんだけど、

相変わらず大雑把な力技系に頼り過ぎで、それでも倒せるパンチはないもんで、

やっぱり出だしにコケたのが痛いよなあ、っていうか体調がなあって感じのまま、

一方の渡部君も少々消耗したかって手数落ちたとこで終了ゴング。

 

結局、39-38×2、38-38の2-0で、佐藤君の勝ち上がりだったんだけど、

周囲の評価が分かれた試合で、自分は39-37で渡部君だったんだよね。

 

 

試合後暫くしてから渡部君と会ったんだけど、やっぱり悔しそうにしてて、

色々話したんだけど、勝手な感想も真面目に聞いてくれたんだよね。

通りかかった山川豊さんとも採点の件ではほぼ一致したんだけどね。

 

 

 

☆松永宏信君(横浜光)×松田拓実君(L玉熊)……W 4R

デビュー戦のサウスポー、24歳・広島県と、1勝0敗の30歳・東京都。

 

試合前、石井会長から、このボクサーは強いよって聞かされてて、

ちょっと注目してたんだよね。

 

1R、

初めいきり立って飛ばしていったのは松田君の方で、

景気よくデカイの振り回してたんだけど、デビューにしては松永君、全く動じてなくて、

相手の振り幅デカくなる間隙縫って、鋭いストレート系で攻め立てて、

始まって49秒、左ストレート、強烈ダイレクトブチ込み大成功で、

松田君、あまりにもまともに貰い過ぎで一発ダウン。

 

松田君、何とか立ち上がって再開したんだけど、

松永君、驚くほど冷静な追撃で、相手のガードの甘いとこ甘いとこ正確に突いて、

1分27秒、松田君、全く反撃叶わないまま、最後は返しの右フック大直撃されて、

この回二度目のダウンってことでKOエンド。

 

松永君、バランスいいし、当て勘いいし、フォローパンチ行き届いてるし、

そもそも、気持強そうで冷静な試合運びは驚異的だし、次も見たいボクサーだよね。

多分、瀬端さんが10月か11月の “DANGAN” にエントリーさせると思うな。

 

 

 

☆遠藤一充君(船橋ドラゴン)×松名瀬元基君(畑中)……SF 8R

10勝(6KO)2敗1分のサウスポー、27歳・千葉県と、

7勝(2KO)6敗の26歳・三重県。

 

遠藤君とは2005年、彼の二度目の新人王挑戦の頃からの知り合いで、

おととし、藤井龍二さんに衝撃の1RTKO勝ちしてランカーになって、

その後、佐藤洋輝さんに0-2負けして、一応の目標は果たしたしってことで、

仕事も忙しいし、ジムワークは続けるけど現役引退ってことで、

確か一時、JBCの審判員研修なんかも受けてたんだけどね。

やっぱり区切りのラストファイトしたかったみたいだね。

 

1R、

松名瀬君、組み立て考えながらボクシングする方じゃないみたいで、

とにかく、いきなりのビッグショットオンリーで、

それじゃ多分、遠藤君には敵わないだろなってすぐ解ってしまったんだわ。

 

遠藤君、2年振りで試合勘が気になったんだけど、相手が解りやすいもんで、

自分なりの距離感とリズム計りながら冷静にできてるね。

 

2R、

遠藤君、最後のリング、噛みしめるようにやってて、相変わらずのユッタリで、

ドライブかけて一気にカタ付けるって、そういうボクシングするつもりないみたいで、

相手の入ってくるタイミングだけに注意しながら、返しの右フック合わせてるね。

 

松名瀬君、いきなり左右振り出して突っ込んで、それでお終いボクシングなんだわ。

 

3R、

遠藤君、相手に右振らせといて、そこに左フック被せるとこ見たいんだけどなあ。

 

それにしても二人のボクシング、余りにクオリティー差あり過ぎなもんで、

ちょっと見続けるのはシンドクなってしまって、仕方ないよね休憩タイム。

 

 

通路に出たら、荒井翔さんがちっちゃな赤ちゃん抱いてて、

聞いたら彼の娘さんってことで、まだ生後4ヶ月の夏っちゃんってことで、

3月生まれなのに夏っちゃんってことで、

いつもの荒法師が、まるでグニャグニャのだらしない一般パパ状態の別人で、

それでも流石ボクサーの子、夏っちゃんの目力、普通じゃない力強さ宿してたね。

 

 

結局この試合は、80-73×2、80-74の圧倒3-0で、遠藤君の勝ち。

遠藤君、ちゃんとした銀行員だし、去年結婚したし、

色々将来のこと考えた上での決断だとは思うんだけど、

個人的に勝手なこと言うと、もう少し見たかったよなあってボクサーだったんだよね。

 

 

 

☆杉崎由夜さん(角海老)×松崎博保君(協栄)……SFe 8R

16勝(6KO)7敗1分のランク4位、25歳・神奈川県と、

20勝(10KO)6敗1分の30歳・埼玉県。

 

1R、

松崎君、いつものように左手伸ばし加減に残して、相手との距離キープしながら、

機会見計らって右打ち込もうとしてるね。

 

杉崎さん、まあまあの踏み込みしながら、当たりは薄かったんだけど、

それでも右ストレート、左フックのいいのをタイミング良く当てることできてるね。

 

2R、

始まってすぐの8秒、杉崎さん、一瞬の間突かれてしまって、

松崎君に右ショートフック直撃されて、いきなりのフラッシュダウン。                                                            

殆どダメージ残さなかったんだけど、暗雲には違いない序盤だったんだわ。

 

それでも気取り直した杉崎さん、1分過ぎ、復讐の激烈右フック一発大直撃させて、

松崎君、足送りもできないまま、一本棒のようになったまま、

東ロープまで吹っ飛ばされて、そのままドーンと倒込んでしまって、

最後は下から二本目のロープに肩から顎の部分引っ掛けるようになってダウン。

 

これはもう、さっきの杉崎さんとは比較にならないほどの大ダメージで、

リスタート後の松崎君の足元、暫く覚束ないほどで、で、杉崎さんの猛ラッシュ、

当然のごとくで、時間充分あるし、一気に終わりそうな雰囲気さえあったんだけど、

杉崎さん、思いの外雑な振り込みで、もう当たんない当たんないの連続風車で、

松崎君の逃げ逃げ一方を追い詰め切れないまま終了ゴング鳴ったんだわ。

 

凌いだ松崎君も大したモンだったんだけど、杉崎君の不手際の方がなあ……。

 

3R、

気が付けば杉崎さん、動きにいつもの殺気だった鋭さに欠けてるし、

松崎君の方もフォローのない一発ショットの繰り返しで、いきなり小康の状態。

 

4R、

初めっからやり直しみたいなボクシング、松崎君の方が立て直し早くて、

初心に戻って、真面目で的確な左ジャブで打ち勝ってるし、

差し込むような右ショートフックに専念し始めたんだよね。

 

それほどスピードあるとは思えないんだけど、そのショートフック、

杉崎さん、驚くほど簡単に貰ってしまってて、徐々に顔赤く腫れていってるんだわ。

 

5R、

松崎君も全盛時とはちょっと違ってて、左右の大振りをフェイントに使って、

相手のリズム狂わせたとこに右ショートってのは流石なんだけど、

それでも勢い的には今一で、単調さ浮き出てるんだけど、

杉崎さんの今一感の方が圧倒的なもんで、ポイントさらってるなあ。

 

6R、

松崎君、動きにスムースさ欠いてきたとこ、1分20秒、

杉崎さんの右ショート貰ってからは極端に鈍くなっていったんだけど、

それでも顔面の傷み方だけ見てると、杉崎さんの方がヒドイんだよね。

 

7R、

松崎君、後半バランス崩す場面もあったんだけど、相変わらず右ショートが有効で、

多分、体調絶好調って訳じゃなかった杉崎君に思うようにさせないんだわ。

 

8R、

ポイント的には結構拮抗してる感じなもんで、お互い明確なポイント欲しいとこで、

二人とも全体にヨレッとしてきた中、杉崎さんの劣化の方が目立つ訳で、

元々早さでは勝負してない松崎君の方が落ちてないように見えるんだわ。                                                              

それでも、倒し切るまでのキレはなくなってはいたけど、杉崎さんの手数かなあ。

 

で、自分のスコアは、77-75で杉崎さんだったんだけど、

ジャッジ達はそうは見なかったみたいで、

77-75、77-76、76-76の2-0で、松崎君の勝ちで、

多分来月からは松崎さんって呼ぶようになるんだよね。

 

一方の杉崎さん、いきなり杉崎君にはならないと思うけど、

それにしても、この日のデキ、自身も失望してるんじゃないかって思うけど、

多分、体調維持というか体作りが上手くいかなかったんじゃないかなあ。

 

 

 

☆東上剛司君(ドリーム)×福原力也さん(ワタナベ)……Fe 8R

10勝(2KO)11敗3分の32歳・大阪府と、

25勝(19KO)6敗1分のランク10位、33歳・東京都。

 

予想としては6:4で、福原さんだったんだけどね。

 

1R、

東上さん、格上相手に鋭い左ジャブ駆使して、とにかく積極的で、

この試合に対する気持ちに溢れてたし、スピードあったなあ。

 

それでも福原さん、やっぱり流石で、1分半過ぎから反攻かけていって、

最小限の動きで相手のパンチ避けながらのイマジネーションに富んだ攻撃で、

相変わらず見栄えのいいボクシングするんだよなあ。

 

2R、

勝ったらランクイン、負けたらランク落ちって、モチベーション高い試合で、

お互いの必死感伝わってきたんだけど、1分52秒、東上君、ダウン。

 

相手がガード主体になったとこ、福原さん、気分よく攻め立てて、

華麗なコンビネーションで上下打ち分けした直後に左アッパー喰い込ませたんだわ。

 

東上君、足送りできなくて思わずしゃがみ込んでしまったんだけど、

膝着かず、グローブ着かずではあったんだけど、スタンディングダウンコール。

 

残り1分近くあったけど、東上君、顔真っ赤にして必死の形相で凌ぎきったんだわ。

 

 

この時、隣のデブが止めてやれって知ったか振りで怒鳴ってたんだけど、

ソイツ、顔パンパンだし、実に醜く緩んだ腹してて、吐きそうになったぜえ。

 

3R、

福原さん、上体の動き抜群で、ウィービングもヘッドスリップも絵に描いたようで、

見てて惚れ惚れ系のパフォーマンスで、相手の動きも見極めたって感じなんだわ。

 

一方の東上君、ちょっと展開に詰まったような雰囲気になってきて、

決め手に欠ける攻撃が続いて、何か新しい仕掛けいるんだよなあ。

 

4R、

福原さん、そのまま打っていく時もあれば、ちょっとフェイント掛けた直後とか、

色々使い分けてて、この辺はやっぱ流石としか言いようないんだよね。

体力温存しながら、小さなコンビネーションで見せるボクシングもしてるし、

目指してるボクシングができてるって、そんな感じなんだよなあ。

 

東上君、攻めあぐみの見本みたいになってるなあ。

 

5R~6R、

福原さんも一気決着させようとはしてないみたいで、ちょっと小康状態の中、

東上君の左ボディ、一瞬嫌がる素振りしてたんだよね。

 

7R、

意識的なのか、できないのか、福原さん、倒すようには打ててなくて、

気持切らさないで踏ん張ってる東上君の方が前向きのように見えてきたんだわ。

彼、右目上腫れてきてるし、明らかに福原さんより傷んでるんだけど、

気持ち的には明らかに上回っていったんだわ。

 

8R、

思い返してみれば、あのボディブローから福原さん、ちょっと鈍くなってるし、

それほど効いてるとは思わないけど、東上君の左手の動きに反応して、

右肘で庇うような仕草してるし、もう少し早い回からボディ攻めだったかなあ。

 

この回、最後まで気合入ってて、プレスかけ続けてたのは東上君で、

福原さん、終始引き気味に推移してて、敢えて無理しないって感じだったなあ。

 

結局、それほどの大事にはならず、80-72、79-73、78-74ってことで、

福原さんの3ー0勝ちは妥当だと思ったんだけど、

それにしても80-72 ってのは常軌を逸してて、

福原さんの姿かたちに見とれてたとしか思えなかったんだよね。

 

8回戦のジャッジで、4P差、6P差、8P差ってのが平気で併存してるってのは、

今のJBC内部のゴタゴタそのままって感じで、最近、こういうケースやたら多くて、

実はこの後のタイトルマッチでも、一体其々どこ見てんのかってほどのバラケ方で、

この辺でちゃんとした摺合せしとかないと、大人しいジムばかりじゃないし、

そのうちとんでもないこと起こる可能性もあるんじゃないかって思ったんだよね。                                                          

ちなみに自分は78-73だったけどね。

 

 

試合後、東上君とか三浦会長とも話したんだけど、

色んな反省点は出たんだけど、次に繋がる試合はできたって思ったんだよね。

勝ち負け別にしても、東上君の試合、いつも自分を熱くしてくれるんだよね。

 

 

 

☆天笠尚さん(山上)×渡邊卓也さん(青木)

                       ………Fe 日本タイトル 10R

20勝(15KO)4敗2分のチャンピオン、26歳・群馬県と、

15勝(4KO)3敗1分のランク8位、23歳・東京都。

 

1R、

腰引き加減にして下がりながら、殆ど手出さない渡邊さんに対して天笠さん、

そんなら勝手にやらせて貰いますって感じで、いきなりの例のガンガン振りで、

1分過ぎ、左フックをボディにブチ込んで、渡邊さん、両足揃ったとこだったもんで、

それ、少し左足滑ったとこだったかも知れないんだけど、

とにかくまともに貰ってしまってダウン。

 

勿論、致命的ではなかったんだけど、その慎重さが怖がってるようにしか見えなくて、

いきなり、こりゃダメだな感がそこはかとなく漂ってきたんだよね。

 

2R、

天笠さん、打つ形に囚われることなく、どんなとこからでも強いの打ち込むもんで、

受ける方としては、打ち出しに合わせるとかが、ホント難しくて、

踏み込もうにも前捌きが異常なほど巧くて、懐深過ぎて、

渡邊さんみたいに比較的オーソドックスな攻めに終始するボクサーにとっては、

殆ど異人類にしか見えない訳で、当たり前にワンツー繰り返すだけでは、

いつまで経ってもシンドイ訳で、こっちもシンドクなってしまったもんでここでお終い。

 

 

この後は色んな人達と言葉交わしながらの、遠くからのながら観戦で、

それ程かからないとこで、天笠さんが決着付けるんだろなあって思ってたんだけど、

倒し切れないまま、天笠さんの集中途切れてしまったような感じの中、

終盤、渡邊さん、意外なほどの盛り返しだったんだよね。

 

後で聞いたんだけど、それ初めっからの作戦ってことで、

中盤まで凌ぎまくっての後半勝負ってことで、

つまり天笠さんの疲れ待ちってことだったらしいんだけど、

でも、前半あれだけやられてて、渡邊さん、元々一発のパワーないんだし、

一気に試合ひっくり返すってのは無理過ぎじゃないかって思ったんだけどね。

 

いずれにしても、全体的には盛り上がりに欠けてて、

挑戦者にガムシャラ感なかったし、チャンピオンも雑過ぎだったんだよなあ。

 

ってことで結局、99-90、97-92、96-94 って3-0は3-0なんだけど、

なんだこりゃあってスコアが出来上がってしまったんだよね。

 

自分、スコア付けてなかったもんで、個々に言うことはないんだけど、

それにしても、日本タイトル賭けた戦いだってのに、

ポイント差、9、5、2 ってのはどこの国の何事かってことで、

個人的に渡邊さんが嫌いなのか、下がったら全部負けって考えなのか、

そういうジャッジが紛れ込んでるとしか思えないようなとっ散らかり方で、

敢えて大袈裟に言えば、ホント、これは末期的に近い現象で、

ジャッジのあり方について、ルールブックに立ち戻って、みんなの再確認が要る訳で、

このまま放っておくと、民主党状態になってしまうと思ったんだよね。                                                      

 

 

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 松永宏信君

② 東上剛司君

③ 遠藤一充君

 

 

 

事前予想と違ったのは杉崎さんの敗戦だけだったんだけど、

予想通りの結果だった試合も、今一自分の中での盛り上がり感に欠けてて、

終始静かな観戦だったんだけど、この日は観戦環境も最悪で、

自分の席の周囲に、古くからボクシング見てるような3~4人連れがいたんだけど、

そいつら初めっから酒ガブ飲みの大騒ぎで、要するに、

デカイ面して怒鳴りまくりたくてホールに来ただけの連中で、

その下品で口汚いダミ大声が i-pod を貫いてくるんだよね。

 

来てる服も履いてる靴も明らかに安物で、バカそうな目つきしてるし、

そっちの方の組織の人間ではないのも一見して解るんだけど、

いかにも知性とか品性は必要としない力技系の零細企業の経営者って感じで、

お決まりの同伴出勤系のオネエチャン連れて、ブイブイ言わしてるんだけど、

余りの下品系クソ煩さだったもんで、この程度のオッサンだったら、

揉めても大丈夫そうな感じだったもんで、ドヤシテやろうかと思ってたら、

自分が仲良くして貰ってるジムのエライさんの知り合いみたいだったもんで、

迷惑かけたらマズイなってことで、仕方なく自分の方から席移動したんだよね。

 

その後、移ったそこにも不幸は訪れて、何と自分の隣左右すぐのとこに、

示し合せたようにデブが座って来て、そいつらが其々の連れにウンチク語りだして、

ウザイったらない訳で、で、そのうちの左隣のズブズブの緩み弛み系が、

東上君がダウンして、福原さんの追撃受けた時に、もう止めろーなんて怒鳴ってて、

自分思わず、良く見ろクソデブ、目、死んでないだろがって、ひっ叩きそうになって、

だから格闘技系見に来る知ったかデブってのは嫌いだってことで、

またまたの席移動だったんだよね。

 

とにかく、昨日は試合も含めて、散々以外の何物でもなかったなあ。

 

 

2012年7月19日 (木)

日記・7月19日

 

4日間続いてる第一期猛暑は今日で一段落するらしいんだけど、

固定客の皆様におかれましては、平穏にお過ごしでしょうか。

自分は、エアコン漬けのグダグダの毎日でありますよ。

 

で、やることと言えば録画した映画を見るってことで……。

 

“エンバー” は2008年のアメリカ映画で、有名な俳優は出てないんだけど、

何かの事情で地上で暮らせなくなった人達が地下で生活するって設定で、

その都市の名前がエンバーなんだよね。

 

結局、200年後に再び地上に出るって話なんだけど、

ただ、そもそも何故地上で暮らせなくなったかの理由が明確じゃないのが致命的で、

いきなり地上に出て、あんたら大丈夫なのかあって感じしかしなかったなあ。

 

 

 

“Lプロジェクト” も2008年のアメリカ映画。

死刑囚の体の中に特殊チップを埋め込んで、彼の記憶を消去して、

犯罪を犯す前の人間に戻して生き直させるって話なんだけど、

何となく非政府組織の非合法プロジェクトっぽいみたいなのが気になったし、

彼を取り巻く環境の全てが解らない時間が長くてストレス溜る割には、

エンディングが甘くて、ちょっと拍子抜けだったなあ。

 

 

 

“ドリーム・ガールズ” にはエディ・マーフィーも出てるんだけど、

最後は麻薬の過剰摂取で死んでしまうって役柄だったよ。

ダニー・グローバーが中々渋い演技してたね。

 

1960年代、まだまだ人種差別の残ってた頃の音楽ビジネス業界の話で、

当時タムラモータウン・レコードに代表される女性R&Bグループの出世物語。

 

ちょっと、シュープリームスを彷彿させるんだけど、

途中途中のちょっとしたミュージカル仕立ては今一だったんだけど、

当時の音楽業界の雰囲気に触れたようで中々興味深かったなあ。

 

 

 

“リべリオン” は2002年のアメリカ映画。

第3次世界大戦後の世界では、そもそもの人間の残虐性を根絶するために、

まず全ての感情を薬剤で抑制することから始め、絵画、音楽なども全て禁止、

親子とか友人との特殊な感情も許されず、ペットを飼うことも許されず、

背く者は通報され即死刑ってことで、社会の安定を図ってたんだけど、

ついに一人の反逆者が出てきて大暴れって、設定が全てだけの映画なんだけど、

途中までいい進行してたんだけど、決着がイージー過ぎでガッカリなんだわ。

 

 

 

“愚か者の船” は、1965年のモノクロアメリカ映画。

メキシコからドイツまでの26日間の船旅の中での人間模様を描いてて、

人が解り合うってのは難しいことだし、解り合いたい気持ちがすれ違うのはツライ、

ってそういうのがテーマで、15~16人の登場人物をきめ細かく描いてるんだけど、

2時間35分はいかにも冗長過ぎだと思ったなあ。

 

ビビアン・リー、リー・マービン、ジョージ・シーガルが出てるんだけど、

やっぱりこの人たちは、ホント上手いんだよね。

 

 

 

“サロゲート” は3回目くらいだったんだけど、本人が望む形の代替ロボットが、

本人に代わって毎日を過ごしていくって、結局老人と不細工のいない社会、

それと揉め事のない人間関係を実現した近未来が描かれてるんだけど、

技術的な不具合も抱えつつだったもんで、最後は破たんしてしまって、

やっぱ人間は生身で生きようよってことなんだよね。

2009年の、ブルース・ウィリス主演。

 

 

 

“炎のメモリアル” は2004年のアメリカ映画で、ジョン・トラボルタとか、

ホアキン・フェニックスが出てるんだけど、原題は “RADDER49 ” ってことで、

つまり、第49はしご隊って意味で、つまり消防隊の人命救助の話で、

この先も色々あるんだろなとは思ったけど、つまり消防隊の活躍でしょって事で、

初めの30分ほどでお終い。

 

 

 

“アンノウン” っては2006年のアメリカ映画。

その場に居合わせた犯罪者、被害者、それに潜入捜査官の全員が、

同時に特殊ガス吸ってしまって記憶喪失になってしまったっていう奇抜な設定で、

登場人物のお互いが誰が誰なんだか全く判らないっていう混乱が、

見てる方も包み込むもんで、なかなかスリリングなんだわ。

更に誘拐事件とか不倫も絡んでて、もう混乱の極致ってとこが面白かったなあ。

 

 

 

“トレーニングデイ” は2001年のアメリカ映画で、デンゼル・ワシントン、それに、

イーサン・ホークなんかが出てたね。

 

D・ワシントンが珍しく汚れ役で、最後はロシアマフィアに惨殺されてしまうんだけど、

彼は新人の麻薬捜査官の教育係ってことで、巨悪を倒すための違法捜査とか、

摘発の過程で堂々と甘い汁吸うのを見せつけていくんだけど、

その新人捜査官がどうしても彼が許せなくて、抵抗するって話。

D・ワシントンの堂々とした悪党ぶりが際立ってたんだわ。

 

 

 

“終着駅” はトルストイの晩年を描いてるんだけど、彼の妻がキツイ性格の、

頭悪くてヒステリックな女として登場してるんだけど、事実なのかなあ。

 

彼女は彼の著作権を遺産として残すように固執するんだけど、

トルストイ自身はは民衆の手に委ねたいと思ってて、

そのメンドクサイ夫婦関係を延々みせられるもんで、途中ストップエンドなんだわ。

 

 

 

“夕陽のギャングたち” は1971年のイタリア映画。

ロッド・スタイガー、ジェームズ・コバーンが出てるんだけど、超詰まんなかったな。

 

 

 

“エクゼクティブ・ディシジョン” は、1996年のアメリカ映画。

カート・ラッセル主演で、スティーブン・セガールも出てたんだけど、

セガールがすぐ死んでしまうってのか驚いたなあ。

 

テロリストとの戦いを描いたものなんだけど、多分こういう風になるんだろなあ、

っての裏切らなくて、そいうい意味では安心して見れるアクション映画だったね。

 

 

 

近所に、4~5歳の娘に自分らの事を、父、母と呼ばせる夫婦がいるんだけど、

あいつら絶対頭どうかしてるね。

 

その子、遠くにいる父親や母親を、「チチーッ」 「ハハーッ」 って呼ぶんだけど、

第三者に伝える際に使う名称でダイレクトに呼ばせるってのは、

頭いかれてるとしか思えない訳で、

親の信条や思い入れを子供に押し付けるってのは、命名も含めてなんだけど、

自分の信条じゃないんだよね。

 

そう言えばその夫婦、庭に色んな野菜とかハーブとか植えまくるんだけど、

無農薬、無肥料ってのがコンセプトらしいんだけど、その後全く手入れしなくて、

まともに水もやらないもんで、結局、そのことごとくを枯らせたり、

虫食いだらけにしてしまって、それ何回も繰り返してて、

意外なほど近くに、ホントのバカがいるんだわ。

 

 

 

明日の後楽園ホールは好カード満載なんだよね。

天笠尚さん×渡邊卓也さん、東上剛司さん×福原力也さん、

杉崎由夜さん×松崎博保さん、それに遠藤一充君のお久し振りとか、

新人王トーナメント中のコーヤ佐藤君も登場なんだよね。

 

2012年7月17日 (火)

ウィングハット春日部・7月16日

前を歩いてるオネエチャン、綺麗な髪だし、とってもスタイルいいんだけど、

左足の足元が妙に内側に曲がってしまってて、なんか勿体ないんだよなあ。

最近、メイクとかファッションとかはバリバリなのに、足元がだらしないというか、

歪んでるような女の子、やたら目に付くんだけど、どお?

14日、芹江さん、負けてしまったんだってね。

それも、2回もダウン喰らった末の大差0-3っていうんだからなあ。

ちょっと想像できないんだけど、小國以載さんてのは相当強いんだろね。

22日にskyAで録画放送やるみたいだから、要チェックだね。

それにしても昨日の暑さは半端じゃなくて、自分、アクエリアスだらけだったもんね。

大宮から東武野田線に乗り換えて春日部駅、そこからシャトルバスでウィングハット。

入場の列に並んでたら4人ほど前に木村悠さんがいたね。

この日、会場内の蒸し暑さ、もう少し何とかならないかなあってほどで、

途中、タバコ吸いに外出た方が風あって凌ぎやすかったんだよね。

アリーナまで下りる途中で、18古河ジムのメンバー達とバッタリで、

長嶋会長とか健吾さん、それに宮森卓也さんに挨拶交わしての会場入り。

☆高橋祐介君(18古河)×山岡健介君(レイS)……49.5㎏ 4R

0勝1敗の18歳・茨城県と、デビュー戦の18歳・千葉県。

赤コーナーのチーフセコンドに健吾さんが付いてて、いよいよ戻ってきたのかなあ。

1R、

高橋君の方が10㎝弱背高いんだけど、二人とも殆どがフック系オンリーで、

ゲームプランなんてものは全くなくて、取り敢えず相手に押し負けないように、

振り負けないように一心不乱って感じなんだわ。

ストロークの速さで若干山岡君優勢かなあ。

2R、

殆ど同じパターンなんだけど、お互い少し疲れたか、スピード落ちてきて、

力の込め方も思うにまかせなくなった中、的確度で高橋君が挽回挽回。

3R、

高橋君、珍しく放った右ストレートが綺麗にヒットして、そこから一気の攻勢で、

山岡君、いきなり引き気味になってしまって、流れが大分変わっていったんだわ。

4R、

山岡君、前半の飛ばし過ぎが影響してきたみたいなんだけど、

それでもなんとか最後、振り絞っての頑張り見せてたんだけど、

勝ちたいって思いは高橋君の方が強かったみたいで、彼も少し鈍くなってたけど、

何とか気持ちで乗り切ったって感じのまま終了ゴング。

結局、39-37、39-38×2の3-0で、高橋君初勝利。

ちなみに自分も39-37だったけどね。

☆小野心さん(ワタナベ)×桜井康弘君(L玉熊)……49.4㎏ 8R

13勝(2KO)5敗2分のWBC14位、サウスポー、29歳・神奈川県と、

6勝12敗のサウスポー、31歳・埼玉県。

1R、

お互い極めて地味~なジャブの差し合いに終始してるもんで、

場内のザワザワ私語ばかりが聞こえてくるんだわ、

2R、

桜井君、世界ランク取りのチャレンジャーなのに考えられないほど手数少なくて、

気持も体も全然できてないみたいで、殆ど試合にならないんだわ。

で、仕方ないよねってことで休憩タイムゲット。

6Rに戻ってみたんだけど、以降も桜井君、相変わらず殆ど何にもしてないで、

何しにそこにいるのか全く理解できない久し振りに見た情けなさで、腹立ったなあ。

こうなると、小野さん、派手ではないけどキッチリ自分ボクシング貫いて、

ラウンドごとに1ポイントづつゲットってことで、それ以外何もないまま終了ゴング。

結局、80-72×2、80-73のパーフェクト3-0で、勿論小野さんの勝ち。

☆田口良一さん(ワタナベ)×ペンチダム・何チャラ……LF 8R

16勝(7KO)1敗1分のWBA13位、25歳・東京都と、

9勝(2KO)3敗の?歳・タイ。

田口さん、残念ながら日本人の相手見つかんなかったんだよね。

1R、

ペンチダム、そこそこ攻撃的だし、力強く振ってのスタートだったんだけど、

田口さん、その程度なら殆ど余裕の動きでかわせる範囲内で、

まず軽くタイミング測りながら上下に打ち分けていったんだよね。

で、1分半過ぎくらいのとこで、田口さん、強烈左右ボディ打ち込んだら、

ペンチダム、それで一気にお約束みたいなパワーダウンで、

最後東側ロープに追い詰められ、バスバスって顔面攻めた直後の左ボディ、

田口さんが仕上げのように喰い込ませたら、

コンマ何秒かの時間置いて、ペンチダム、その場崩れ落ちダウン。

彼、そこから仰向け大の字スタイルに移行したんだけど、

それは少し芝居じみてて、もうテンカウントでも起き上がれませんよって、

そういうアピールだったんだけど、腹殴られると体折りたくなるのが普通で、

ああいう風に大の字にはなりにくい訳で、彼、もう少し研究しないとダメなんだわ。

ワンワンボクサー(かませボクサーのこと)の代表みたいな相手に田口さん、

それでも緩みない手際で始末つけることできて、見てて気持ち良かったよ。

早い回に決着してしまったもんで、ここで予備カードの一つ目が挟まったんだわ。

☆森拓也君(reason)×田畑直門君(角海老)……B 4R

デビュー戦の18歳・東京都と、0勝1敗の23歳・京都府。

1R、

森君、しっかり強いプレスかけてるし、ガードにも配慮したいい構えしてるし、

少し腕が体から離れ気味になるとこはあるんだけど、角度のいい強いパンチで、

上下打ち分けとか、左ダブルフックとか、デビューボクサーには見えないんだわ。

田畑君も充分水準には達してるんだけど、森君はそれもっと超えてるんだよね。

2R、

森君、素早い腕振りから3発4発目まで行き届いてて、

ここぞってとこの攻めどき知ってるみたいだし、多彩なパンチで相手翻弄してて、

1分過ぎ頃、若干距離詰まったとこでの左右コンビネーションからの右アッパー、

華麗なほどの直撃で、田畑君からダウンゲット。

何とか立ち上がってリスタートした田畑君に対して森君、

間髪入れない鬼追撃で、最後は左アッパーからの右フック、左ボディが効いて、

田畑君、堪らずこの回2度目のダウンで1分35秒のKOエンド。

森君、ちょっとレベルが違ってて、是非次が見たいボクサーなんだけど、

瀬端さん、どういう育て方してどういう路線進ませるのかなあ。

このあと、テレビ進行の関係か、ちょっと間抜けな中休みがあったんだよね。

☆ソニーボーイ・ハロ×五十嵐俊幸さん(帝拳)

                    ………WBC F タイトル戦 12R

34勝(24KO)10敗5分のチャンピオン、30歳・フィリピンと、

15勝(10KO)1敗1分のWBC1位、サウスポー、28歳・秋田県。

五十嵐さんの黒のウィニング、カッコいいんだよなあ。

1R、

ハロ、ちゃんとしたジャブなんか殆ど出さないで、左手はタイミング測るだけで、

とにかくいきなり右手ブン回してくるんだよなあ。

五十嵐さん、きちんとジャブ届かせてるし、左ストレートの直後の右フック、

角度もタイミングもとっても良かったね。

2R、

ハロ、とにかくデカイの一発当てて倒せばいいんでしょボクシングで、

危険度の高いのをバンバン振ってくるんだわ。

五十嵐さん、相手の打ち出しに合わせる為にも、もう少しフェイント要るね。

3R、

ハロ、甘々ガードからのいきなり強振ボクシングなもんで、

五十嵐さん、足の長い鋭いショットでそれにキッチリ合わせればいいのに、

どっちかっていうと、余り危険侵さず、トコトコ細かく当てていく方針みたいなんだわ。

それにしてもハロ側のセコンド、開始ゴング鳴るまでリングアウトしなくて、

相変わらずだらしないことこの上ないんだよね。

4R、

ハロ、乱暴は乱暴で、基本的にはスタイリッシュではないんだけど、

穴が多いから負け数もそれに準じてるんだけど、勝ち星の中のKO率は高いし、

一発のパワーは間違いなく秘めてる訳で、って思ってたら、

いきなり変則アッパーから強振右フック二発ヒットさせて、

危うし五十嵐さんだったんだけど、あんまり長いこと攻撃続けられないみたいで、

直後に一休みするとこ、五十嵐さんのショート連打の反抗受けてしまうんだわ。

ハロ、攻防はっきりし過ぎで、五十嵐さんの連打中は、ガッチリガードオンリーで、

堪忍して下さいって感じの超弱気に見えてしまうんだけど、あれはどうなのかなあ。

ここまでの途中採点、39-37、37-39、38-38のイーブンだったんだけど、

この時点で既に39-37、37-39ってスコアが併存してるって事が、

思い返してみれば、最終的な結果にそのままモロに反映してたんだよね。

ちなみにこの時点での自分のスコアは、39-37で五十嵐さんだったんだけどね。

結局、この試合、4Rでのお互いのパフォーマンスが全てで、

最終ラウンドまで、二人の戦い方、パンチの違いをどう評価かするかって事で、

其々のジャッジのボクシング観が問われたんだと思うんだよね。

自分、正直、この日の五十嵐さんにはどうにも納得がいかなくて、

相手の強烈打ち返し警戒の余りか、常に攻撃が中途半端で、

もっと大きく振り込んでもいいのに、迫力乏しい細かい連打に終始してたし、

もっと追撃あってもいいとこ、引いたり、見たりし過ぎて、

却って相手に打ち込みのタイミング与えてたような感じさえしたし、

そもそもあれだけガード甘い相手なんだから、いつものような鋭い出入りと、

ポジションチェンジしながら、もっと気合入れた左ストレート打ち込めば、

充分倒せたんじゃないかって思ったんだよね。

まあ、タイトル奪取が第一だったから、そういう戦法だったんだろうけど、

それはそっちの事情で、こっちは一つの試合として面白いか否かしかないもんで、

五十嵐さんの硬すぎるほどの試合進行に、ちょっと消化不良気味だったんだよね。

ちょっと前の山中慎介さんとダルチニャンとの試合、ちょっと彷彿とさせたんだよね。

ハロの方は、やっぱり戦い方にかなり限定のあるボクサーで、

確かにパンチは重そうで危険度高いんだけど、当てるまでが雑だし、

正面切って殴り合って来ない相手だといかにも苦戦しそうだし、

打たれ強そうではあるんだけど、それにしても安易に顔面に貰い過ぎるんだよなあ。

その上、スタミナにも問題あって、激しい攻撃に割ける秒数が限られてるみたいで、

言わば間欠泉ボクサーってとこが致命的なんだよね。

ただ、ラウンド進むにつれ、ヒット数はあくまで五十嵐さん優位なんだけど、

顔面大きく傷んでるのも五十嵐さんの方って、何か難しい状況になっていって、

五十嵐さん、徐々に当て逃げボクシングみたいになっていったんだわ。

11Rには、ハロの右フック二発連続貰ってしまって、左目上大きくヒットカットして、

顔面血に覆われてしまってるし、力強さどんどん失っていって、

腕振ってるんだけど、殴ってるって感じじゃなくなっていったんだわ。

最終ラウンドも、まだ微妙なとこなんだから、もっと行くかって思ってたんだけど、

特にそれほどでもなくて、自分のスコアは、115-113でハロだったんだよね。

ダウンも減点もなかったのに、何をそんなに手間取るかってほどの集計のトロさで、

小学生でさえ、その4分の1くらいの時間で済むだろがってとこ、

そういうことするから、要らない不信感持たれるだろがあって感じだったね。

結局、116-112、115-113、112-116の2-1で、

とんいかく五十嵐さん、ベルトゲットだったんだけど、

行って来いの116-112、112-116ってのは、どう説明がつくんだろね。

二人のジャッジでは、人生観が違うほどボクシング観も違うんだって、

そう思わざるを得なかったんだよね。

ラウンドマストで採点すると、こういう極端なスコア出てしまうってことで、

やっぱりイーブンラウンド作った方がいいのかなあとも思ったんだけどね。

いずれにしても五十嵐さん、これまで外国人との対戦の方が多かったんだけど、

初めて見たときから普通じゃないボクサーで、将来絶対日本チャンプだなって、

そう見てたんだけど、何と、世界チャンプまで登り詰めてしまったもんなあ。

ただ、昨日のパフォーマンスは、何回も言うけどベストとは程遠くて、

次は、例のカミソリみたいなキレのいいボクシング、だよね。

あんまり蒸し暑いもんで、外出てタバコ吸ってたら、

ちょと離れたとこに吉祥寺鉄拳8ジムの会長がいて、自分は良く知ってるけど、

会長の方が知ってる訳ないって思ったもんだから、目線が混じり合いそうになって、

ガン飛ばしてるって思われたらマズイって、敢えてサッと視線外したら、

何と会長の方から近付いてきて、コンチワ、一度話してみたかったんですわって、

全く意表突く展開で、あれにはホント、驚いたなあ。

で、名刺貰ったんだけど、こっちには返すものなくて、

何しろ無職なもんでって言い訳なんだよなあ。

こういうこと、何回もあるもんで、いっそのこと、肩書無職の名刺作ろうかなあ。

☆内山高志さん(ワタナベ)×マイケル・ファレナス

                   ………WBA SFe タイトル戦 12R

18勝(15KO)0敗のチャンピオン、32歳・埼玉県と、

34勝(26KO)3敗3分1NCのランク7位のサウスポー、28歳・フィリピン。

内山さん、蒸し暑いですし、ここまでちょっとタルイ試合多いですから、

お願い、スカッと一発決めてくださいなって、そんな感じだったんだけどね。

1R、

いきなり思いの外の近い距離で始まったもんで、ちょっと驚いたんだよね。

ファレナス、上体よく動くし、頭振りながらなもんで、

飛び込みざまのその左ストレート、ちょっと見難いんだよね。

右手の使い方はそれほど巧くなくて、とにかく左ストレート打ち込むための、

そのタイミング取りだけにしか使ってないみたいなんだわ。

一方の内山さん、ユックリ構えて様子見スタートするってタイプじゃないもんで、

いきなりお互い、かなりヤバイパンチも交錯したんだけど、

基本的にはクールに徹底ジャブ使いから始めようとしてるね。

ボディブローはまだ打たないね。

2R、

内山さん、左一発、右二発って強烈ボディ打ち込み成功で、

まずは無難な、相手にとっては危険な序盤を作っていったんだけど、

パンフ写真では、ちょっと宮崎辰也君似のファレナス、

相変わらずガチャガチャ動きながら、例の見難い左ストレート出してくるもんで、

内山さん、アワヤ芯食いそうにもなってるし、打撃の的としても絞り難くいみたいだし、

すぐ頭下げる相手にまだ慣れてないとこあって、返しの左フックも空転してるなあ。

それでも、基本的には内山さんのプレスが効いてるし、

焦って早攻めしない限り、時間が解決するんだろなあって展開だったんだけど、

ファレスの頭低くするのがどうにも気になるところだったんだよね。

3R、

相手が打ち込んでくるその瞬間こそが、内山さんの狙いどこでもあるし、

度胸カウンターを打ち込むチャンスだったんだけど、

この回1分過ぎ、当たってもいいっていうような感じで、

ファレス、左伸ばして突っ込んでいった途端、

下げた頭が内山さんの右目上にガッツリ当たってしまって大カット。

それ、これはダメだなってほどザックリで、結局、誠に心から非常に残念ながら、

ドクターチェック後、1分15秒負傷引き分けって、実にあっけない幕切れ。

オーソドックスとサウスポーがお互いの利き腕を同時に振り出すと、

どうしても同じ方向に頭がいってしまうもんで、

こういう風になってしまうのは仕方ないんだよなあ。

で、もう、トボトボ帰るしかなかったんだよね。

【本日のベスト3ボクサー】

① 森拓也君

② 田口良一さん

③ 小野心さん

帰りのシャトルバス乗り場に並んでたら、自分の後ろが亀海喜寛さんだったなあ。

今週は20日まで中3日だから、このクソ暑い中なもんで、超グダグダしてやる。

2012年7月14日 (土)

後楽園ホール・7月13日

最近、驚くほどアクセス数が伸びていくもんで、不思議に思ってたんだけど、

やっぱり、携帯からスマホに乗り換えてる人が増えてるからみたいなんだよね。

 

このブログは無料タイプなもんで、画面に広告が幾つか入るし、

携帯からのアクセスは解析されないことになってるんだけど、

そおかあ、こんなに沢山の人が読んでくれてたんだあって驚くんだよね。

 

人に聞いたとこによると、このブログは nifty 、

つまり富士通(?)がサポートしてるみたいんなんだけど、

これを使ってる人、知り合いの中には殆どいなくて、

Ameblo ってのを使ってる人が多いみたいなんだけど、

Ameblo は、i-phone で読んでて画面止めてると変なCM入り込んできてウザいし、

メンテナンス時間が朝8時とか9時までかかってしまうことあるみたいなもんで、

自分は当分、cocolog でいこうと思ってるんだよね。

 

ただこのブログ、1時間当たりのアクセスが200とか300って増えていくと、

突然、解析機能がダウンしてしまうこと多いんだわ。

一度聞いてみようかなあ。

 

 

 

ホールに入ったら、宮崎辰也君と勅使河原弘晶君がいて、三人でジャレ合って、

宮崎君は長嶺克則君の応援、勅使河原君は対戦相手の偵察ってことで……。

それにしても宮崎君の顔の広さにはホント、驚いてしまうんだわ。

 

 

真部会長と角海老ジムの田島トレーナー、二人で何か話し込んでたね。

 

中屋ジムの一生さんが来てて、今度ポスターくれるってさ。                                                             

それ、少し前の荒川仁人さん×三垣龍次さんの時のポスターの雰囲気踏襲した、

8月13日の仁人さん×嶋田雄大さんの試合のモノなんだけど、

レイアウトも洒落てるし、全体をちょっとパステル感覚で仕上げてるもんで、

他のジムのモノと並べると歴然と違ってるんだよね。

 

 

 

昨日は当初11試合が組まれてたんだけど、三試合が中止になったもんで、

いつもより30分ずらしの、6時半始まりだったんだよね。

 

 

☆若原義敬君(協栄)×山本浩也君(全日本P)……Mm

3勝(1KO)1敗の30歳・兵庫県と、3勝0敗の20歳・千葉県。

 

1R、

二人、ゴング直後からいきなり気合入った殴り合いで、

若原君も全く負けてない打ち合いしてたんだけど、

優勝候補の一人、山本君の右、一瞬の中での的中度抜群で、

始まって45秒の大直撃で、若原君、大きくグラついたとこでダウン宣告。

 

スタンディングだったんだけど、あの判断はとってもグッドだったね。

 

若原君、何とかリスタートはしたんだけど、ダメージ残してるの明らかで、

山本君も初めてのKO勝ちに一直線って感じなもんで、追撃緩むわけなくて、

で、結局1分32秒、立ってるのがやっとのとこで、レフェリーストップエンド。

 

山本君、次は準決勝ってことで、多分、大久保雅章君が勝ち上ってくると思うけど、

今回は試合が落ち着く前に決着してしまったんだけど、

この二人が対戦したら、力感に満ちたテンポのいい試合になると思うな。

 

 

 

☆大城聖都君(ドリーム)×安部郁弥君(ランド)……LF

1勝0敗の21歳・沖縄県と、2勝(2KO)1敗の19歳・東京都。

 

大城君、少し振りが大きいんだけど、全ショットに力込めて打てるし、

そもそも、とっても気持ちの強いボクサーで、このクラスの優勝候補の一人。

 

1R、

この試合もいきなり力感溢れた真正面からの殴り合いだったんだけど、

近い距離では安部君の方が強く早く振れてるんだけど、

中間距離以上だと、大城君の方が圧倒見栄え良くて、

相手のパンチ外しざまに打ち込んだり、ポジションチェンジ混ぜ込んだり、

動きの躍動感がまるで違うんだよね。

いずれにしても、距離をどうするかがお互いの重要なテーマなんだわ。

 

2R、

大城君、ショートブローの時でも、ヒッチ大き過ぎなのが気になるんだけど、

それでも思いっ切りのボディブロー、見てて威力満々なんだわ。

 

安部君、ちょっとした寄り合いがほどけた途端の離れ際、

右ストレートのいいのをキッチリ当て込んでたんだけど、

残り9秒、お互いのパンチが鋭く交差した刹那、大城君の返しの左フック、

タイミングのいい当たり方して、それ、少し押し気味ではあったんだけど、

とにかく安部君、上手いこと送り足できずダウン。

 

立ち上がってファイティングポーズ取ったとこでゴングだったんだけど、

激闘跡まざまざで、安部君は眉間、大城君も左頬をそれぞれバッティングカット。

 

3R、

安部君、やっぱり近距離限定ボクサーみたいなとこあって、

密着戦のショート連打には見るもの十分あるんだけど、

離れると極端に攻め手不足って感じになってしまって、

いいとこいいとこ、大城君に持っていかれてるんだわ。

 

大城君のボディショット、いよいよ迫力増してきて、安部君、少しシンドそうで、

返すパンチに徐々に力なくなってるみたいなんだよね。

 

力の込め方に大差でてきてしまって、安部君、消耗して追い込まれて、

そろそろヤバイなあって見てたら、ついに耐え切れなくて、西ロープ前でダウン。

 

って、レフェリー、コールしたんだけど、終了ゴングと微妙な重なり方だったもんで、

両方のセコンドともがリングインしてきてしまって、

安部君も大城君も椅子に座って休憩態勢とってしまったんだわ。

 

この試合のレフェリー、デビューしたての新人だったんだけど、

タイムキーパーもマイクで初めのファイブカウントコールしなかったし、

セコンド達もレフェリーのこと全く無視して、はい終わりって感じだったんだよね。

 

手際の悪さ収拾すべく、インスペクターの羽生さんから指示が出て、

安部君、椅子から立ち上がらされて、大城君、ニュートラルに行かされて、

倒れたとこからのリスタートってことで、カウントし直したんだよね。

 

実はこの時、タイムキーパーがレフェリーのこと全く見てなくて、

3分ちょうどになりつつあったストップウォッチの秒針だけ見てゴング叩いて、

ハイ終わりってしてしまったのが、この不手際の全ての原因だって思ったんだけど、

リング上見てた人達は、なんて手際の悪い審判だって感じたかも知れないね。

 

それからね、遠くの席からだと、こういう事情が解りにくい場面もあるし、

そもそも、ちょっと変則な進行になったことは事実なんだから、

試合勝利者コールの後、「なお、ただいまの試合の第2ラウンドにおけます……は、

……でありましたが、……と判断いたしました。」 とか、ちゃんと説明すべきで、

野球のジャッジでも微妙な判断があった時は場内アナウンスしてるけど、

ああいう風にすべきじゃないかって思ってるんだよね。

何となく放っぱらかしというか、ナアナアにされてるみたいな感じしたんだよね。

 

4R、

いずれにしても安部君、3ラウンド戦って2回ダウンってのは殆ど致命的な訳で、

もう相手倒し切るしかないんだけど、誰が見ても絶望的な状況の中、

安部君、全く諦めてなくて、ヨレヨレしながらも必死に頑張ってるのは感動的で、

気持切らさず打ちかかっていったんだわ。

 

一方の大城君も、初めてのKO勝ちを目前に見据えたガチパフォーマンスなもんで、

追撃益々激しくなっていくのは当然で、結局、1分32秒、

連打の最後の右ストレートが直撃させて、安部君の顔面そっくり返ったとこで、

レフェリーストップエンド。

 

大城君、次はこのすぐ後の試合の勝者となんだよね。

 

 

 

☆藤井貴博君(金子)×栗原慶太君(一力)……LF

2勝1敗1分のサウスポー、23歳・東京都と、2勝(2KO)1敗の19歳・東京都。

 

藤井君、ニカッて話し掛けられてから、最近親しくして貰ってるボクサーで、

自分の中では、俳優の生瀬勝久、ちょっと入ってるんだよね。

この日の相手は10㎝以上デカイし、リーチ差それ以上ありそうだし、

藤井君、いい踏み込み足持ってはいるんだけど、大丈夫かあってことで……。

 

1R、

栗原君、スタンスも広いもんで、藤井君からは凄い遠い距離にいる訳で、

その距離キープされて前捌きに終始されたら、藤井君、ツライとこあるんだけど、

それならって、彼、いつも以上の鋭い踏み込みで距離潰して、

一瞬の回転力使って、何とかコソッとポイントかすめ取ってたね。

 

2R、

元々色白の栗原君、既に顔面薄赤くなってるし、何か苛立ってるなあ。

彼、踏み込みざまの右フックで相手倒してきたんだけど、

その右フックのことごとくを藤井君、体傾けて、頭動かして交わしつつ、

何と、敢えてそれに自らの右フックを被せていって、度胸あるんだわ。

 

栗原君、勿体なさ過ぎなほど、自分の方から突っ込んでいくもんで、

藤井君、距離詰める工夫それほど必要じゃなくなってきたのは幸運で、

もう少し体低くして、ボディ打ち込んでもいいのになあとは思ったんだけど、

それでも抜群な右手の使い方できてるし、残り10秒切ってから角度のいい左、

何発も打ち込んでたもんで、栗原君、暗雲にわかに立ち込めてきたんだよね。

 

それにしても、相手の決めの右ショットに右被せるってのは、見てて気持ちいいね。

 

 

 

3R、

栗原君、どうやら自分の距離把握できてなくて、接近戦になると手余してしまうのに、

敢えて詰めて行くっていうのは、ホント、作戦的にどうかと思う訳で、

連打する時、顎上がって危ない感じもするし、とにかく打ち難そうにしてるんだわ。

 

藤井君、相手の攻め方とか動き、大体把握できたみたいで、

冷静な事運びで、連打の最後に右ボディまで打てるようになってるんだわ。

 

4R、

明らかに劣勢だって判ってるか栗原君、最終ラウンド逆転目指した踏ん張り直しで、

強い気持ち持ち直してのラッシュ、ラッシュで、

お互い、口開いてハァーハァーしながら手止めない大激闘になったんだわ。

 

で、場内大騒ぎの中、藤井君、的中度で徐々に上回っていって、最後の最後、

栗原君が全部出し尽くしてしまって、極端に勢い落ちてしまったとこで、

それ、2分50秒だったんだけど、レフェリー割って入ってのTKOストップエンド。

 

それにしても二人とも、いい根性見せてくれたよなあ。

 

栗原君、自分がやりたい距離と、自分にとって有利な距離が解ってくると、

いい体格してるし、いい振りしてるから、強くなると思ったなあ。

 

藤井君、初めてのTKO勝ちってことで、次は大城君と準決勝なんだけど、

これはもう、稀に見る激戦必至の見逃せない一戦になると思うなあ。                                                         

殆ど同じ距離、同じスピード、同じ腕力、同じ強いハート持ってるんだけど、

バランスと当て勘からして、若干藤井君優位なんじゃないかって思ってるんだよね。

 

 

 

☆長嶺克則君(マナベ)×渡邊聖二君(角海老)……F

3勝(3KO)0敗の21歳・沖縄県と、3勝(2KO)1敗1分の24歳・静岡県。

 

もう殆どの人が知ってる、このクラスの絶対的優勝候補で、

もう一つのグループのコーヤ佐藤君との決勝以外、考えられないんだよね。

 

1R、

渡邊君、いい感じで左ジャブ出してて、そうなんだわ、それどんどん出さないと、

長嶺君、すぐタイミング測ってガスッて一瞬に踏み込んできて、

目に留まりくい激烈左右で、あっという間に主導権とった途端、

あっという間に倒されてしまうからね。

 

長嶺君、遠いとこも近い距離も、この若さでなんだってほど巧いし、

相手の出方見て、いきなり左ダブルをボディから顔面へって反則みたいだし、

とにかく戦歴の少ないボクサー達にとっては次元の違うパフォーマーなんだよね。

 

ただね、ただなんだけど、彼の試合全部見てるんだけど、

この日の長嶺君、自分にはちょっといつもほどのキレがないように見えたんだよね。

 

試合後、宮崎君達に確認したら、あんなもんですよって言ってたから、

自分の勘違いなのかも知れないんだけど、期待大き過ぎのせいかもなんだけど、

出入りの鋭さとか、追い足のリズムとか、もっと言えばハンドスピードそのものも、

頭の中の彼とはちょっと違ってるように見えたんだよね。

昨日彼には会えなかったもんで確かめられなかったんだけどね。

 

いずれにしても、それでも長嶺君は長嶺君な訳で、

尋常のボクサーじゃないもんだから、渡邊君、終始苦戦のまま終了ゴング。

 

あのペースで攻め立てられたら、1Rで倒されててもおかしくないのに、

渡邊君、今までのボクサーと比べても、相当踏ん張ったんだよね。

 

2R、

それでも渡邊君、残念ながら、踏ん張る以上のことは特に出来なくて、

結局、1分25秒、どうにもならなくなってしまったとこでレフェリーストップエンド。

 

長嶺君、これで4戦4KO、2ラウンド以上試合してないってことでは、

土屋修平さんのデビューの頃彷彿とさせるんだけど、

とにかく次は9月28日、金子智之君×西野謙太郎君の勝者となんだよね。

 

金子君の方がパワーあるし、キチンと手数出せるし、スタミナも足もあるから、

多分そういう組み合わせになると思うんだけど、

相手に合わせ過ぎたり、気抜かなければ殆ど問題ないとは思うけどね。

 

 

 

☆相馬圭吾君(三迫)×コラレス・カワシモ君(レイS)……B

4勝(1KO)5敗1分の27歳・埼玉県と、1勝(1KO)3敗1分の29歳・長崎県。

 

これまでの試合数の関係で相馬君、三試合分のシード貰っての初戦なんだけど、

見てて、ちょっと怖がりのとこあるみたいだし、ガッチリ体躯の割にパンチ力ないし、

非力なカワシモ君といい勝負してしまいそうなんだよね。

 

1R、

基本、怖がりというか慎重派同士なもんで、4ラウンドしかないってのに、

探り合いに時間かけるかけるで、半分過ぎるまで、右手使わないトロトロ戦で、

まるで世界戦のイントロみたいで、どっちにしろ次はないだろなとしか思えなくて、

ここまで気合入った生きのいい試合見続けたギャップも大きかったせいか、

ちょっと我慢できなくて、休憩タイムゲットってことで……。

知り合いだったら、見れたんだろうけどね。

 

結局、後で聞いたら、39-37、39-38×2の3-0で、カワシモ君だってね。

 

勅使河原君、直近の中村量君を下したら、次の相手がこの試合の勝者となもんで、

一人でビデオ撮りしてたんだけど、やっぱり次の中村量君に集中なんだよね。

 

 

 

通路ブラついてたら、野口ジムの会長さん、マネジャーさんと目が合って、

勿論コンチワってことだったんだけど、

あることが縁で、お互い、何か心繋がったって感じなんだよね。

 

 

 

☆不死鳥宮川君(野口)×今野祐介君(角海老)……W

4勝(2KO)5敗1分の26歳・千葉県と、3勝(1KO)0敗の23歳・神奈川県。

 

1R、

バンタムからいきなりのウェルターだったもんで、仕方ないとこあったんだけど、

それにしても二人の動きは鈍重で、腕振りも雑だし、とにかく粗っぽいんだわ。

 

宮川君、広くスタンス取ったとこからの、右一発ブチかましオンリーなもんで、

今野君、内側からより小さく振ってるのはいいんだけど、

フック系じゃなくて、もっとストレート多用した方がいいと思うんだけどなあ。

 

2R、

実は今野君も以前見た時の印象よりデキが良くなくて、

確か、動きにもっとキレあったし、相手の腕振りに巧く合わせることもできてたし、

宮川君のペースに巻き込まれてしまったか、ちょっと大まかボクシングなんだよね。

 

それにしても宮川君のバランスの悪さは大問題で、自分の体力以上に振ってるし、

体ごとぶつけるような打ち方するもんで、拳に力伝わってないし、

無駄な動き多過ぎるせいか、そんなに喰らってない割にはヘバリ早いんだわ。

この回、マウスピース飛ばされてしまった分、ポイント取られたかなあ。

 

 

 

また隣に来たんだわ、例のどっかのアマ監督。

自分の教え子には、セコンド無視して、紙コップの底抜いての大怒鳴りで、

自分が仕切ってる感満々で、周囲が先生先生って声掛けるもんだから、

チビのくせにふんぞり返ってて、知り合いボクサーの試合終わったんだから、

どっか行けばいいのに、チケット持ってないくせに居座って、

そこからは酎ハイ飲みながら、袋バサバサさせながらスナックぼりぼりピチャピチャ、

卑しいほどの食い方で、こっちはとっても気分悪くなるもんで、

あんた向こうへ行けって、パンフで頭叩いてもいいもんかなあって、

知り合いのボクサーに聞いてみたら、止めときなさいって、そう言われたもんで、

結局、自分の方が席移動ってことなんだよなあ。

 

リング上、どうも見ても死闘に近いことやってんのに、素人観客ならいざ知らず、

あんた、殆ど業界人なんだろ、酎ハイ飲みながら煎餅バリバリってなんだよって、

ホント、腹立つクソチビなんだわ。

 

3R、

席変りはしたんだけども、宮川君の粗っぽさと浮き出てきたヘロヘロ感、

そこを突き切れない、今野君の言うならばのテイタラクには変化がなくて……。

 

4R、

二人ともズブズブというか、間違いなくのグダグダで、

どうしちゃったのかっていうほどの疲れ方で、徐々にこっちも疲労困憊って感じで、

多分、お互い、どっかのラウンドでもう少し頑張れば、いくらでもひっくり返せるって、

そんな流れだったんだけど、結局何も起こらないままの終了ゴング。

 

ほらね、39-38×2、38-39の2-1ってことで、

さあどっちだってことだったんだけど、今野君の勝ち抜けだったんだわ。

 

今野君、次立て直せれば、もっと勝ち味早くするようにできれば、

なんとかなりそうな気もするんだけどね。

 

 

 

☆望月良介君(山上)×石川大祐君(セレス)……M

1勝(1KO)2敗の27歳・東京都と、1勝(1KO)1敗の26歳・岩手県。

 

1R、

いきなり恐ろしいほどの殴り合い始まって、お互い事前に取り決めてたみたいに、

とにかく、ノーガードでブチかまし合おうぜって決めてたみたいで、

で、あっという間の始まって21秒、石川君が返しに打ったブン回し左フック、

望月君の右顔面大直撃してしまって、ドーンとダウンゲット。                                                            

どっちが巧いかって話じゃなくて、出会い頭の交通事故みたいだったなあ。

 

それでもとにかく望月君、何とか立ち上がってリスタートしたんだけど、

石川君、それまでに増してのガンガン横振りの嵐で、

こりゃ望月君、一気に決着されてしまうのかなあって見てたんだけど、

石川君、思いのほか詰め甘いというか、当て勘悪過ぎで、

そうこうしてるうちに徐々に望月君回復していったんだわ。

 

で、この回何とか凌ぎきれそうだなあって見てたら、

最後あと2秒ってことで、何となんとナント、ブンって振った望月君の左フック、

さっきのお返しのような左フック、さっき以上の大直撃で、石川君、それ一発で、

両足揃ったままの仰向昏倒ダウンってことで、頭打ってるしで即のストップエンド。

 

お互いの車ぶつけ合った交通事故みたいなもんだったんだけど、

とにかく石川君、大丈夫だったみたいね。

 

望月君、次は準決勝でシードの横田知之君となんだけど、

横田君、動きがまるで違うし、ちょっと難しいんじゃないかなあ。

 

 

 

☆尾島賢勇君(ワタナベ)×佐藤祐太君(シャイアン山本)……M

2勝(1KO)0敗のスイッチ、35歳・東京都と、1勝(1KO)3敗の28歳・長野県。

 

1R、

基本的にはテクニシャンじゃない二人、代わり番この殴り合いで、

佐藤君、打ち終わりにシッカリ合わされてしまって、いきなりアチャーッて感じで、

でもそこから持ち直しての反撃で、でもやっぱりヒット数の点で尾島君かなあ。

 

2R、

尾島君、ゴング直後からいきなりの大ラッシュだったんだけど、

30秒ほどで疲れてしまったみたいで、その後はお互い体寄せてのゴニョゴニョ戦で、

何となく休憩タイムゲットって感じなんだよなあ。

 

その後、休憩明けの佐藤君が一気に攻め立て尾島君をロープに追い詰め、

様相一変したんだけど、尾島君、疲れやすい体質みたいなんだわ。

 

どっちかがキツイの一発打ち込めば、それで終わりそうな展開なんだけど、

どちらもそれ叶わず、グズグズヘロヘロのまま終了ゴング。

 

ダメージの残り方見ると尾島君の方がシンドそうなんだけど、

いずれにしても気持ち戦なんだよね。

 

 

野口ジムのマネジャーさんと、それじゃこれでって挨拶交わした後、

更に激闘は続くってことで……。

 

3R、

二人の耐久ヘロヘロ戦、一体どう決着するのかって、俄然興味湧いてくる訳で、

ポイント付けようないまま推移したんだけど、最後5秒のとこで、

尾島君、左右ショートフック綺麗に決めて、印象的なポイントゲット。

佐藤君、足元バタバタして危なかったなあ。

 

4R、

殆どイーブンに近い中、ここの頑張りが勝負決めるって感じだったんだけど、

尾島君、夢遊病みたいになってるし、佐藤君も泥酔者みたいだし、

果たして最後まで持つのかって両方へ心配したんだけど、

最後30秒、体グネグネになりながらも、なんとか当ててたのは尾島君で、

で、結局、自分のスコアは39-37で尾島君だったんだよね。

 

正式には39-38×2、38-38の2-0で、やっぱり尾島君の勝ち。

 

 

 

渡辺会長、3日後に世界戦控えてるっていうのに、昨日は一試合しかないってのに、

それでもちゃんと来て自らセコンドやってて、

あの人のボクサー思いには、ホント、頭下がるんだよね。

 

つい一週間前、ある事で会長と二人で二時間ばかり、喫茶店で話したんだけど、

その時にも10本くらい電話掛って来て、世界戦をプロモートするってのは、

どんだけ大変なんだろって感じだったもんで、ホント、頭下がるんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 長嶺克則君

② 藤井貴博君

③ 大城聖都君

 

 

 

いつもより30分も開始時間遅かったにもかかわらず、

KO決着が5試合あったせいか、終わったのが9時前だったんだよね。

 

注目してた5人のボクサー達は、予想通り勝ち上がったんだけど、

相手のレベルはどんどん上がっていくし、これからが正念場なんだよね。

 

 

 

 

今日は午後から関西方面で、芹江匡晋さんのOPBFタイトル戦があるんだけど、

芹江さんが負けるって事、まずないんじゃないかって思ってるんだけどね。

 

 

2012年7月13日 (金)

後楽園ホール・7月12日

 

録画しておいたノニト・ドネアを見たんだけど(7月8日放送分WOWOW)、

結局119-108、118-109、117-110の圧倒3-0で、

IBFチャンピオンのジェリー・マセブラ(南ア)を下したんだけど、

パンチスピード遅いし、全体のバランスも良くないし、攻め込む姿勢にも欠けてる、

ただのひ弱なノッポにしか見えない相手に対して、ドネア、終始粗っぽ過ぎで、

4R、左フックでダウンゲットした後は、その左に固執し過ぎで、

単純な攻撃繰り返すだけで、最後まで工夫が見られなくて退屈だったんだよね。

 

あのドネアでも、たまにはこんな普通の試合するのかって、

そういう意味では感慨深かったんだけど、

ただね、守り一方の相手とやるっていうのは、流石のドネアでもシンドくて、

そういうのは、ちょっと前の土屋修平さんの試合の時も同じだったんだよね。

 

 

 

会場入ったら受付席にいたF赤羽ジムのトレーナー、古里さんがコンチワって、

ちょっと暫く振りだったんだけど、清田さんとか村中さんの話してたんだけど、

ジムの重鎮、柳瀬さんと関口さんに紹介されて、

川島会長にも挨拶させていただいて、遊びに来てよって言ってくれたんだよね。

 

 

 

南側に座って一息入れてたら、RK蒲田ジムの柳光会長が寄ってくれて、

小林和優君の調子なんかの話したんだよね。

自分、十分期待できるって正直な感想伝えといたんだけどね。

 

 

 

前の日と違って、昨日は一試合だけしか、途中休憩なかったよ。

 

 

通路で向こうからやって来た二人連れ、スッと伸びた長身のブラックスーツ、

一瞬の風貌、カタギの人には見えなくて、って思ったら実は高畑里望君で、

コンチワコンチワってことで、彼、島根での告別式からの直行で、

第一試合の笹山君の応援なんだってさ。

 

 

☆金城悠弥君(白井具志堅)×笹山俊次君(五代)……B 4R

1勝1敗の26歳・沖縄県と、0勝1敗の27歳・東京都。

 

1R、

パンチの形なんかは笹山君の方がずっといいのに、気持ち的な面で遅れ取ってて、

それに、顔の位置殆ど動かさないもんで、危険度高いんだよなあ。

 

2R、

セコンドから激飛ばされた笹山君、手数若干増やしたんだけど、

金城君の方が更に動き良くなったもんで、シンドイ状況から抜けきれなくて、

気持に体が付いていってないような感じなんだわ。

笹山君、左目下、腫れてきてるなあ。

 

3R、

笹山君、やっと必死感出てきて、相手の顔面少しづつ赤くしていったよ。

 

4R、

前半飛ばし過ぎたか金城君、徐々にヘバリ感浮き出てきて、

お互い気持ち戦になっていって、笹山君、ここにきてやっと手数で負けてなくて、

そりゃ1勝1敗と0勝2敗とでは天と地ほどの違いあるって気が付いたか、

人違ったような頑張り見せてるんだけど、ヒット率では歯食いしばってやってる、

金城君の方がかろうじて上回っててたかなあ。

 

結局、39-37×3ってことで、金城君の妥当勝ち。

自分も同じスコアだったけどね。

 

笹山君、技術以前の気持ちの作り方に問題あるように思ったんだよね。

 

 

 

☆石井文哉君(F赤羽)×長田周君(福田)……F 4R

3勝6敗のサウスポー、25歳・東京都と、2勝3敗の27歳・山口県。

 

1R、

長田君、あくまで密着戦希望ってことで、頭低くして突っ込む突っ込む。

 

石井君、そういうの嫌がってるんだけど、巧く防ぐ手立て取り切れなくて、

ちょっと困り加減のまま推移したんだけど、残り17秒、

左ストレート一発直撃させることできて、長田君から見事ダウンゲット。

長田君の方が終始押し気味に進めてたんだけどね。

 

2R、

長田君、挽回目指して更なる大特攻かけて行ったんだけど、

気持では勝ってたんだけど、的中率は石井君に遅れ取ってるんだわ。

 

その石井君、打ち終わった後が甘くなるし、真っ直ぐ下がり過ぎなとこあって、

相変わらずの危険度なんだけど、相手の当て勘の悪さに助けられてるなあ。

 

3R、

長田君、中間距離以上になると試合にならないのがツライ訳で、

石井君に左右フック打ち込まれるにつれ、徐々に勢い無くなっていって、

石井君、もう少し小さいヒッチで打てればもっといいんだけど、

それでもとにかく、止めどない連続攻撃することできたんだわ。

 

で、残り1分、その石井君、北西ポスト近くに一気に相手追い詰めていって、

勝ちたい一心からの止まない連続攻撃やり通すことできて、

長田君の気持ち萎え、手止まったとこでレフェリーストップエンド。

 

2分2秒のとこだったんだけど、石井君、実はここまで5連敗中だったもんで、

その喜び方半端じゃなくて、それにしてもよくめげないで頑張ったんだよね。

 

 

 

☆天沼圭介君(ワタナベ)×渡邊義友君(レイS)……SFe 6R

5勝(1KO)2敗1分のサウスポー、31歳・栃木県と、

2勝(2KO)0敗の20歳・栃木県。

 

A級入り賭けた9戦目が相手ってことで、渡邊君がホンマモンかどうか、

この辺からが正念場なんだよね。

 

1R、

天沼君も左ストレートのいいのを二発ばかり打ち込んでたんだけど、

ついつい渡邊君の左手の使い方の方に目が行く訳で、

フック系のショットを上下に打ち分けてて、やっぱとっても見栄え良くて、

スピードと回転力でも圧倒してたね。

 

2R、

天沼君、左を打った後の右のフォローがないもんで、渡邊君、ちょっと余裕で、

相手の入り込みざまに合わせた、ひっかけ気味の左フックが良く当たるんだわ。

 

3R、

天沼君、ショートのキツイの連続で浴びてしまって、大分赤く腫れてきてるし、

足の送りも怪しくなってきたんだけど、それでも一方的にならないようにはしてるね。

 

この日の渡邊君、左フックがちょっとオープン気味なのが気になったし、

以前の試合と同じように、途中一段落してしまうというか、

カウンター狙いなんだろうけど、それが露骨に見えてしまうようなとこあって、

もう少し、自然な流れの中で、それとなく待ってる感じが欲しいとこなんだよね。

 

4R、

始まってすぐ渡邊君、右ストレートの大きなヤツ、二発続けて当て込むことできて、

それ、ヤバいほどの直撃度だったもんで、天沼君、右目上いきなり大出血で、

取り敢えず逃げるしかなかったんだけど、渡邊君の追い足も鋭くて、

追撃はそれ以上に怒涛のごとくだったんだよね。

 

で、天沼君の出血、あんまりヒドくなったもんで、ドクターチェック入ったんだけど、

リスタート後はレフェリー、その傷の辺り見続けてて、

左顔面血に覆われ始めたとこで、レフェリーストップエンド。

 

1分45秒のことだったんだけど、渡邊君、フッと手休めて、今度はお宅の番だよ、

って感じで、相手に自由にさせてしまうようなとこ、この日もあったんだけど、

試合巧者相手に終始主導権握り通してたし、充分A級ボクサーだったね。

 

 

 

☆堤箸弘幸君(宮田)×山本幸輝君(五代)……Fe 6R

4勝5敗2分の26歳・東京都と、5勝(1KO)4敗の25歳・埼玉県。

 

イーブン戦績狙いと、A級狙いの激突で、アディダス対アシックスの戦い。

 

1R、

山本君、頭下げ過ぎで、すぐ目線切ってしまうんだわ。

形のいいパンチだしてるのは断然堤箸君の方だね。

 

2R、

山本君、リズム感はいいんだけど、距離詰まらないと手が出ないんだよなあ。

 

一方の堤箸君、小気味のいいコンビネーションで試合支配してて、

あきらめないフォローショットで、相手の打ち込み封じてるし、中々いいんだわ。

 

思うようにできない山本君、なんか必要以上にヘバッてて、腕振りも鈍いんだわ。

 

3R、

山本君、頭下げなら大きく振り出して、それでお終いってのが続いてて、

相手見れてないとこあるもんで、全くフォローが効かないんだよなあ。

 

4R、

山本君、気合入れ直しての踏ん張り返しで、歯食いしばって振ってるんだけど、

やっぱり頭下げ過ぎなもんで、二発目以降がちゃんと打ち切れてないんだよね。

 

5R、

堤箸君、少し鼻血出しながらなんだけど、まだまだシッカリ腕振れてるし、

スピードもそれほど落ちてなくて、明るい見通し見えてきたんだわ。

 

山本君、顔面のダメージ進んでて、休み入れたがってるし、パンチ流れてるし、

全体のバランスも悪くなってきて、ちょっと挽回厳しい状況なんだわ。

 

6R、

両者、特に大きな展開ないままの終了ゴングで、

自分は59-55だったんだけど、正式には59-55、59-56、58-57って、

とにかく3-0で、堤箸君の勝ち。

 

 

 

☆稲垣孝さん(F赤羽)×小林和優君(RK蒲田)……L 8R

14勝(6KO)10敗1分のランク6位、26歳・東京都と、

8勝(5KO)1敗の29歳・長野県。

 

すぐ近くに川村貢治さんがいて、久し振りのコンチワだったんだけど、

彼、近々RK蒲田のトレーナーになるんだよね。

目のケガで早々の引退してしまった元OPBFチャンピオンで、

もっともっと見たかったんだけど、これからは違う姿見れるんだよね。

 

1R、

結局、どっちつかずのラウンドだったんだけど、左ジャブの数でかろうじて、

稲垣さん優位の立ち上がりだったかなあ。

 

小林君、待ちに待ったランク取りなんだから、もう少し積極的に手出して、

とにかく、相手に気持ち良くやらせないようにしないとダメなんだけどなあ。

 

2R、

やっぱり稲垣さんの方が前へ前へのパフォーマンス続けてて、

いいリズムから左出してるんだよね。

 

ただ、大きく合わせようとする右ショットのことごとくがタイミング遅れてるもんで、

そこの辺に小林君、攻め込む余地ありそうなんだよね。

 

で、お互いガツガツってなったとこでは、小林君の当たりの方が的確で、

稲垣さん、いきなり左目上ヒットカットされてしまって、流れ変わってきたんだわ。

 

3R、

それでも小林君、まだまだ相手のリズム壊し切れてなくて、

途中、とっても見栄えのいい右フック、クロス気味に打ち込んではいたんだけど、

全体のラウンド作りって点では稲垣さんの攻勢の方の印象強くて、

ちょっと勿体ない感じしてて、小林君、ちょっと待ち過ぎなんじゃないかなあ。

 

4R、

小林君、終始相手に先手譲ってるって感じだし、一発いいの当てても、

激しい追撃しきれてないんだよなあ。

 

5R、

稲垣さん、流石にランカーって事で、ペースとか流れ引き寄せるの巧くて、

いつの間にかちょっと余裕の動きしてるし、

小林君、何となく見切られてしまったようなんだわ。

 

6R、

小林さん、気が付かないうちに底の方ですっかり流れ盗まれてしまってるって、

そういう感じ漂ってきて、このままだとズルズルポイント剥ぎ取られていく一方で、

自分の中では前の回までで3ポイント取られてるって、そういう勘定だったもんで、

この辺りで、ダウンゲットでもしないとヤバイよねって、

隣で見てた瀬端さんとも話してたんだけど、

小林君、相変わらず攻める姿勢が十分じゃなくて、

青コーナーサイド、ちょっと静まり加減だったんだよね。

 

ところがところが、残り40秒前後、リング中央で二人ガツガツってなったとき、

お互いのショートがカウンター気味に交差した刹那、

小林君の左の方が見事な直撃で、稲垣さん、思わずの膝着きダウン。

勝負はいきなり盛り上がってきた訳で、これで1ポイント差。

 

7R、

平穏のまま終わりそうだった試合が急に熱帯びてきたんだけど、

残り1分、稲垣さん、物凄いボディショットで明らかにリードした直後、

小林君が右フックで相手グラつかせて、稲垣さんの左目上ヒットカット傷、

再度痛めつけて、ここに来ての再出血させた、残りあと30秒、

どっちかいいショット打ったモン勝ちって感じだったんだけど、

またもや小林君、ここでも見過ぎて、稲垣さんの攻勢許してたんだわ。

 

この辺、小林君、残念過ぎるほど残念だったんだけど、

ランカーの凄いとこは、こういうとこでのあとひと踏ん張りなんだよなあ。

 

8R、

小林君、1分過ぎに右ストレート、いいの決め込んでまずは優位に立ったんだけど、

半分過ぎ頃、稲垣さんに右フック打ち込まれてしまって、ここでチャラ。

 

後は、稲垣さんの体寄せての一気の密着戦に巻き込まれてしまって、

いいとこナシのまま終了ゴング。

 

小林君、判定コール聞く時、立ったままだったけど、

稲垣さんは最後ヘロヘロまで出し尽くしたもんで、椅子にヘタリ込んでたけど、

最後まで振り絞ったかどうかの違いだけが表われたような採点結果で、

76-75×3ってことで、稲垣君の辛勝。

 

小林君、惜敗といえば惜敗なんだけど、稲垣さんのああいう姿は見習うべきで、

結局、精根尽き果てるとこまでは出し切れなかったってことかなあ。

ちなみに自分は、77-74だったんだけどね。

 

小林君、どっかのラウンドでもう少しカッコ付けてれば、

充分勝ってたって事があり得た訳で、惜しかったよなあ。

 

稲垣さん、反応面とか心配なとこあったんだけど、これぞ根性勝ちってことで、

小林君、途中途中での中休みみたいな事、やっぱ響いたんだよね。

 

彼、身体的に問題抱えてたの知ってたし、3Rにも故障に見舞われてしまって、

気持がボクシングに表し切れなくて、相当悔しかったとは思うけど、

現実は厳しいってことなんだよなあ。

 

試合後暫く経って、苦笑い気味の柳光会長と話してたとこに、

偶然小林君が合流したもんで、初めて彼と直接話したんだけど、

自分の残念感大きかったもんで、ちょっと言いたいこと言い過ぎたかも知れなくて、

解ってくれたかは疑問なんだけど、気分悪くしたらゴメンってことで……。

 

 

 

☆川名充君(青木)×ズリ・カンナンさん(レイS)……Fe 8R

7勝(2KO)3敗1分の29歳・静岡県と、

14勝(4KO)3敗2分のランク7位、サウスポー、31歳・東京都。

 

自分、正直、カンナンさんの試合はあまり見ないんだけど、

この日の相手が川名君ってことだったもんでね。

 

お互いKO率は低いもんで、川名君がどれだけスタイリッシュにできるか、

カンナンさんがいつもの密着ガチャガチャ戦を通し切るのかってことで……。

 

1R、

川名君、ランク取りかかってるせいか、いつもより数段積極的で、

初めっからのガンガン飛ばしで、フィジカル一本槍の相手にも耐えてるんだわ。

 

2R、

カンナンさん、そろそろいつものラグビーボクシング全開させつつあるんだけど、

川名君、内側内側から巧いこと小さく鋭い連打重ねることできて、

それ、一瞬相手たじろがせるほどで、明らかにポイントリードしてるんだわ。

 

カンナンさん、力技系のみの悪いとこ出てきて、押し込むというよりもたれ込んでて、

相変わらず見た目どうなのかなあってパフォーマンスなんだよね。

 

3R、

で、カンナンさん、思うようにならいまま、益々の荒っぽさ出していったんだけど、

消耗進んでるのは明らかで、とっても雑な動きに終始してるんだよね。

 

一方の川名君も、初めの飛ばし過ぎが響いてきたか、

ここに来て一気のスローダウンで、カンナンさんの挽回に手貸してて、

乱暴な突っ込みボクシングに徐々に嫌気見せつつあるんだよね。

 

4R、

カンナンさん、得意の頭下げ体ごと特攻ボクシングに益々ドライブかけていって、

川名君、足使えなくなって、なんだかやられ放題になりつつあったんだけど、

それでも気持切らさず踏ん張って、一方的にならないように全力出ししてたね。

 

ただ、絵面的にはどう見ても、密着ガチャガチャ、ゴニョゴニョ戦でしかないもんで、

やっぱりこのまま見続けるってのはシンドクなってしまって、

このラウンド終わったとこで、休憩ってことで……。

 

結局、この日の川名君、異常に頑張ったみたいで、77-76×2、77-77って、

2-0でカンナンさんではあったんだけど、大健闘だったね。

 

カンナンさん、試合後のインタービューで、自身、得心の勝利って感じてたのか、

何と、天笠尚さんに向かって、タイトル挑戦させろって呼びかけてたんだけど、

それはまだまだ全然、全く無理なんじゃないかなあって思ったんだけどね。

 

 

 

☆長瀬慎弥さん(F赤羽)×坂本大輔君(角海老)……SL 8R

19勝(9KO)4敗2分のランク5位、30歳・埼玉県と、

7勝(3KO)6敗1分の30歳・千葉県。

 

お互い、去年の10月、11月から8~9か月振りの試合で、

長瀬さんは和宇慶勇二さんにタイトル獲られて以来なんだよね。

 

この日、ランカー達は結構シンドイ試合強いられてるもんで、

どうなるのかなあって感じはあったものの、

基本的には坂本君には、攻防に粗いというか甘いとこあるもんで、

長瀬さん、クニャクニャ動きまくって経験差生かしながら、

結局は押し切ってしまうんじゃないかなあってのが、事前の予想だったんだけどね。

 

1R、

アレーッ、坂本君、何か別人みたいな構え方になってるぞって、

いつもよりグッと顎引いてるし、ガードポジション高くしてるし、

その姿勢からのプレス半端じゃなくて、長瀬さん、下がる下がるなんだわさ。

 

そんな中、長瀬さんは引きながらの手出しに限定されてて、

坂本君、手数、ヒット数ともに上回ってるし、上下の配慮もできてるんだよね。

 

2R、

坂本君、大分練習積んだみたいで、返しの左フックはデカ過ぎなんだけど、

それでもバランス崩すほどにはなってないし、強い右よく当て込んでるし、

長瀬さんが思いの外、鋭い出入りして来ないもんで、得意のフィジカル生かして、

完全に主導権握って、いきなり可能性増してきたんだよね。

このまま気抜かなければ、ホント、ランクゲットの雰囲気なんだわ。

 

3R~5R、

長瀬さん、固いガードキープしてる坂本君のどこに打ち込めばいいのかって、

まるで絵に描いたような攻めあぐみ続けてて、流れは明らかに坂本君なんだわ。

 

ただ、長瀬さん、仮にも元チャンピオンだし、今でもハイランカーだし、

この辺からが大事なんだよねって、一緒に見てた柳光会長と話し合いながら、

なんだか沈み込むような心の静けさ感じながら見つめてたんだよね。

 

6R、

このラウンドも序盤から中盤にかけて、長瀬さん、

大きく動かすことできなかったんだけど、丁度1分半が過ぎる頃、

リングほぼ中央で、明らかに坂本君、上体の前傾崩れると同時に両手が、

何でかなあってほど無防備に下がってしまったんだよね。

 

それ、長瀬さんの攻勢の仕業だったのか、単に一瞬気抜けたのか、

よく判んなかったんだけど、とにかく一瞬の大きな隙できてしまって、

長瀬さん、それ延々に待ってたって訳じゃないんだろうけど、

瞬間に、右ストレート強烈ダイレクトブチ込み大成功で、

このクラスでも滅多に見られないようなパンチのキレ方で、

そんなの打ち込まれたら、もう誰もがダメでしょってくらいの当たり方してしまって、

坂本君、見たことないような張り飛ばされ方で、ドーンとダウンしてしまったんだわ。

 

少し休んでからユックリ立てばいいのにとも思ったんだけど、

慌てた坂本君にそんな余裕あるはずもなく、意外なほど早く立ち上がったんだけど、

西側ロープ伝いながらも、まだ足元おぼつかなくて、明らかに効いてて、

ダメージ引きずったままの再開だったんだわ。

 

ただ、誰がどう見てもその前に試合は終わってて、結局、1分50秒、

自分コーナーに追い込められて、長瀬さんのここぞの連打、全て当てられてしまって、

最後は腰伸びて顎上がったとこで、レフェリーストップエンド。

 

瞬間、長瀬さん、初めてKO勝ちした4回戦ボーイみたいにリング走り回って、

コーナーポストには登るし、もう弾けまくってたんだよなあ。

 

タイトル獲られて以来の復帰初戦、終始消化不良というか不完全燃焼強いられて、

このままじゃホントヤバいよってとこまで追い込まれてたもんで、

あの一瞬だけのチャンス見逃すことなかったのは立派の一言で、

鬱積してたっもの全部吐き出したって感じで、嬉しそうだったなあ。

 

一方の坂本君、勝利まで、ランカーまであと僅かって感じだったから、

彼の中の悔しさ、理解できないとこまで深かっただろうなあ。

 

いずれにしても長瀬さん、これでまだ周囲と自分自身に気兼ねすることなく、

ボクシング続けることできるってことで、オメデトなんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 長瀬慎弥さん

② 渡邊義友君 

③ 石井文哉君

 

 

 

廊下で清田祐三さんとすれ違ったんだけど、彼、ちゃんと挨拶してくれて、

自分、何かして上げたこともないのに、とにかくちゃんと足止めて挨拶してくれて、

ちょっと恐縮してしまうくらい丁寧なんだよね。

 

 

 

さてさて今日は、4連投目なんだけど、ホールは新人王の準々決勝ってことで、

リトルタイソン田中君のケガ棄権がとっても残念ではあるんだけど、

LF級の大城聖都君、藤井貴博君、F級の長嶺克則君、W級の今野祐介君、

それにM級の尾島賢勇君達のパフォーマンス、楽しみなんだよね。

 

2012年7月12日 (木)

後楽園ホール・7月11日

 

昨日の朝、4時半から7時半頃まで、尖閣諸島付近の日本領海内を、

またしても中国船が侵犯してきたもんで、巡視船が領海から出るように警告したら、

この周辺は中国領土だぜえって答えてきたんだってさ。

 

っていうことは、日本側の巡視船が中国の領海侵犯してるってことになる訳で、

そういう事実なら、中国からの警告後の威嚇射撃ってことも当然あり得るんだけど、

そういうことは全くなくて、暫くしたらコソッと黙って帰って行ったって事で、

あの国、こういうこと繰り返してるんだけど、ただの嫌がらせなんだろね。

 

こっちも変に苛立つこと多いし、いっそのこと、国際司法裁判所とか国連とかで、

黒白ハッキリさせるって訳にはいかないのかなあ。

 

経済的に無視できない国になりはしたんだけど、それに品性が伴ってないもんで、

東南アジアのあっちこっちで軋轢起こしてるんだよなあ。

札束見せびらかしながらデカイ面されると、ホント、ムカつくんだよなあ。

 

 

 

上野動物園で生まれたパンダの子供が肺炎で死んだって事で、もう大騒ぎで、

記者会見してたんだけど、質問に立ったマスコミ連中、呆れるほどの頭の悪さで、

同じような質問の繰り返しだし、そもそも天下の一大事って感じが異常だし、

動物園側の対応に手落ちなかったのかっての暗に疑ってるような、

そんな態度も見え隠れしてるのもいて、不快な感じしたんだよね。

 

そもそも年間賃貸料8,000万円って、足元見られてボッタくられて、

子供生まれても取り上げられるんだし、石原慎太郎のこともどうかと思ってて、

自分、パンダなんか要らない派なんだけどね。

 

 

 

初めに断わっておくけど、昨日の後楽園、自分にとっては全く盛り上がらなくて、

で、最後まで見た試合は三つだけだし、途中、女子ボクシングも挟まってたし、

もうダラケッ放しで、文章の中身もとっても薄いからね。

 

 

☆折原貴行君(ワールドS)×大島優作君(小熊)……SB 4R

デビュー戦の26歳・群馬県と、デビュー戦のサウスポー、27歳・埼玉県。

 

1R、

上背もリーチも優位な大島君なんだけど、まるで利点生かせてないし、

折原君の方も、体低くして前へは出るんだけど、小さく鋭くは打てないもんで、

そりゃデビュー同士なもんで仕方ないんだけど、二人ともガッチャガチャで、

もう延々のガッチャガチャなもんで、いきなりの休憩タイム。

 

結局、40-35、39-37、39-38の3-0で、折原君の勝ちだっんだけど、

このスコアも何事かってほどのバラツキ方で、タマゲルよね。

 

 

 

☆古庄剛士君(ワールドS)×玉木善文君(小熊)……SB 4R

デビュー戦の24歳・大阪府と、デビュー戦のサウスポー、18歳・東京都。

 

1R、

トランクスに日本とフィリピンの国旗が刺繍されてたハーフみたいな玉木君、

とっても軽やかでいい動きなんだけど、時折相手舐めたような表情するし、

とにかく、当て逃げピョンピョン、ウサギさんボクシングで、

それ、若い頃の大場浩平さんみたいな小賢しい感じしかしなくて、

自分が求めてるモノとはかけ離れてるもんで、またまた席外しってことで、

多分、大差で勝ったとは思うんだけど、スコア確かめる気も起らなくてね……。

 

 

 

☆横山隆司君(ワールドS)×村上育美君(国分寺サイトー)

                                ………LF 4R

3勝(1KO)1敗のサウスポー、26歳・埼玉県と、2勝1敗の28歳・愛媛県。

 

1R、

村上君、動きに無駄多くて、即やられてしまいそうな雰囲気漂ってたんだけど、

始まって1分半過ぎ、バッティングするぞって見えたガツガツ戦の中、

左側頭部から出血してしてしまって、ドクターチェック受けたらいきなりダメって事で、

それ、ヒッティングカットってことで、1分42秒、横山君のTKO勝ち。

スキンヘッドとか坊主頭にはこういうリスクあるんだよね。

 

 

 

☆武縄紘君(オザキ)×中川伸広君(渡嘉敷)……62.5㎏ 6R

3勝(1KO)5敗4分の25歳・岡山県と、3勝(1KO)4敗2分の30歳・新潟県。

 

弟のとん虎君は角海老ジムに移籍した初戦、ついこの間TKO勝ちしたんだけど、

兄ちゃんの伸弘君、この日はイーブン戦績賭けての一戦ってことで……。

 

1R、

上背とリーチは武縄君なもんで、中川君、かなり踏み込む必要あるんだけど、

武縄君、相手が入ってくるのに合わせて、左ジャブとか右アッパー、

とってもいいタイミングで打ってくるもんで、中川君、やり難そうなんだよね。

 

2R、

中川君、プレスかけて相手下がらせながらのしぶとい攻撃が身上なんだけど、

この日はいつもより動きにキレなくて、腕振りも甘いんだよなあ。

それでも徐々に、武縄君の腰伸ばして棒立ち気味にさせつつあるね。

 

3R、

武縄君の先出し、少なく弱くなったもんで、中川君、いよいよ本領発揮って事で、

見てくれはそれほど良くないんだけど、ペース取り切ったような感じなんだわ。

 

4R、

セコンドに言われたか、自分で考えたか、武縄君、いきなりのギアアップで、

このままじゃダメだって気持ちが動きにキッチリ出てきて、いきなりのガンガン攻めで、

強いヒッティングで中川君の左目下に大きな腫れ作ってたね。

 

中川君も後半、持ち直して反攻してたんだけど、力込め切れてなかったなあ。

 

5R、

始まって45秒、中川君の左目下の腫れ、ドクターチェックされたんだけど、

こういうのは一気に目が塞がるほど進行早いもんで、

中川君、止められては堪んないって感じで必死攻勢かけるんだけど、

でも、見た目ちょっとシンドそうなんだよなあ。

 

6R、

案の定、殆ど塞がってしまったような中川君の左目、この回40秒、

二回目のドクターチェック受けたらやっぱ続行不能ってことで、レフェリーストップ。

正式には6R41秒、武縄君のTKO勝ち。

 

 

兄ちゃんの応援にとん虎君来てて、試合後話したんだけど、

やっぱり、いつもより動きに鋭さなかったんじゃないかって伝えたんだけどね。                                                              

 

 

この後一つ目の女子ボクシングが組まれてたもんで、中休み。

 

 

通路で武縄君の応援に来てたシャムガル興一さんとバッタリで、

前日の激闘直後で目の周りまだ随分腫れてんのにワザワザ、エライよね。

ちょっとだけ試合のこと話したんだけど、

やっぱり、本人も納得はいってなかったみたいだったんだわ。

 

 

 

☆嶋津健人君(野口)×石井博君(レイS)……48.5㎏ 8R

7勝(2KO)4敗1分のサウスポー、25歳・東京都と、6勝6敗3分の30歳・千葉県。

 

この日のパンフレット、ちょっと変わってて、普通戦績表示の際、

勝利数のうちのKO勝ちを( )内に表示するんだけど、KO勝ちがない場合には、

敢えて書かないもんなんだけど、昨日のパンフには(0KO)ってわざわざ書かれてて、

つまり石井博君の場合だと、6勝(0KO)6敗3分ってなってたんだよね。

 

KO勝ち無しを敢えて0KOって表示するくらいなら、

負け数の内のKO負け数まで表示すべきだって、そう思わないでもなかったし、

それ以前に、KO勝ちのないことには敢えて触れて欲しくないんだよなあって、

そう思ってるボクサー、きっといるって思ったんだけどね。

それにしても昨日の試合パンフレットのレイアウト、

“DANGAN” の時のととっても良く似てるなあ。

 

 

1R、

石井君、ガタイは強そうなんだけど、動きガツゴツしてて、

やっぱり嶋津君の方が数段上のボクシングするんだよね。

 

2R、

石井君、スピードない割に仕掛けとか振り出しが大き過ぎで、

その内側を嶋津君に小さく鋭く突かれまくってて、ちょっと勝負になりにくいんだわ。

 

3R、

石井君、大きく1~2発ブン回してそれでお終いってボクシングだけなもんで、

ラウンド進むごとに1ポイントづつ失っていく感じなんだよね。

 

大逆転は全く考えられず、嶋津君がどういう決着するのかだけだなってことで、

ここでまたもやの休憩タイム。

 

結局、最後までやったみたいなんだけど、スコア確かめる気起こらなかったなあ。

 

 

この後、またもやの女子ボクシングだったもんで、長期休暇ってことで、

昨日は効率悪かったんだよなあ。

ブーラブラしてたら、久し振りに村田有司君に会って、古川太一君とも話して、

この日のファイナルに出る長島謙吾君の応援に角海老ボクサー達、沢山来てたね。

 

 

 

☆ジョナタン・バァト(カシミ)×和氣慎吾君(古口)……SB 8R

20勝(10KO)3敗3分のランク11位、サウスポー、31歳・フィリピンと、

10勝(5KO)4敗2分のサウスポー、24歳・岡山県。

 

専門誌の人にバァト、以前、後楽園ホールで試合したって教えて貰ったんだけど、

自分、全く思い出せなかったんだけど、小島よしおを丸くしたような顔だったな。

 

和氣君は去年10月、コーチ義人君と引き分けだったんだよね。

 

 

結局、バァト、全然大したことなくて、これでランカーかって程の雑なボクシングで、

ただただ突っ込んで相手の嫌気に付け込むフィジカル一本槍で、

そんな大振り、誰が当たるんだって程の出会い頭一発系に終始してるんだわ。

 

和氣君、こんな相手なら、気抜かない限り半分の力で勝てる訳で、

動き見切った2R以降は、相手の無茶攻めいなしながら、ポイント重ねるだけで、

でもリング上はガサゴソした流れの良くない、面白くもないボクシングなもんで、

この試合も3Rまででお終いってことで、もう疲れるばっかなんだわさ。

 

とにかく、和氣君にとってはオイシイランク取ってことで、

後で聞いたら、78-74×2、77-74の3-0だったんだってさ。

 

 

 

☆飛天かずひこ君(野口)×長島謙吾君(角海老)……SW 8R

28勝(20KO)6敗の33歳・宮城県と、10勝(9KO)8敗2分の26歳・兵庫県。

 

飛天君、野口ジムに移籍したし、3年振りってことだったんだけど、

相変わらず派手好きの目立ちたがり屋で、タイトルでもかかってるのかってほどで、

南側観客席からの入場で、あんたは渡邊一久かって感じだったんだよね。

 

メインイベントが6回戦ってのもどうかと思ったんだけど、

久し振りの試合だからって、飛天さんサイドの要望だったんだろね。

 

どんなもんなのかなあって見てたんだけど、

結局、飛天さん、最後まで左手一本しか使えてなくて、

そりゃストレートの威力は十分なんだけど、とにかくそれだけでしかなくて、

右手は殆ど機能してなかったんだよね。

 

左ストレート打つ為だけのタイミング取りだけに右手使ってて、

連打の最後に返しのフックを決めに強く打つとか、全くなかったもんなあ。

 

長島君も、右打ち込みたい打ち込みたいってのが終始前面に出て、

とっても単調なボクシングになってしまって、彼も左の返しまで打ててなくて、

結果的には飛天さんのやりたいボクシングを許してしまったんだよね。

 

長島君、いっそのこと、右手はガード主体に使って、

ひたすら左フックを合わせていけばいいのにって、途中思ったんだけどね。

 

飛天さん、相手がこんな感じだと、あんまり複雑なことしないでも大丈夫だって、

そういうことだったのかも知れないんだけど、内容としては乏しくて、

このままだと、今の日本ランク上位者にはシンドイんじゃないかって思ったね。

 

結局、59-56×3ではあったんだけど、期待感持ってたもんで、

入場の時ほどの派手さとか華麗さなくて、ちょっとガッカリだったかなあ。

 

 

ってことで、結局、【本日のベスト3ボクサー】 は該当者ナシ。

 

 

 

昨日は自分の周囲にメンドクサイのが多くて、70歳前後のグラサンジジイ、

飲み屋のオネエチャンみたいの引き連れて、まあ偉そうにしゃべりまくって、

酒飲みまくって、何度もドカドカぶつかってくるし、すぐ自分の席横取りするもんで、

あんたいい加減にしなよって言ったら、オメエは何て名前だ、俺を知らねえのかって、

まるで田舎の老いぼれヤクザで、この興行は俺が仕切ってんだぞって息巻くもんで、

そんなこと知るか、関係ないだろ、とにかくあんたもう少し静かにしろって伝えたら、

ジイサン、血管切れそうになってたなあ。

 

 

その後は、ホスト系ボクサー探しにホールにやって来る、例の小デブのメガネ女で、

どっから出るんだって程の金切声上げるもんで、一度どやしたことあるんだけど、

そいつ、花束くれるし、メシ奢ってくれるもんで、ボクサー達適当にやってんだけど、

彼女が応援するボクサー、それだけで嫌いになってしまいそうになるもんで、

自分、遠くに離れるんだけど、ホント彼女、よくやるんだわさ。

 

 

 

アイスコーヒー用の氷は冷蔵庫で作るのじゃやっぱりダメで、

形とか硬さ(溶けにくさ)、それに透明度からしてもブッカキ氷が圧倒いいんだよね。

 

 

 

今から丁度50年前の7月11日、ブレイク寸前のビートルズのこの日の仕事は、

キャバーンクラブへの出演だったんだわ。

 

 

 

8日に瀬藤幹人さんと戦った青山慶洋君、引退するんだってね。

 

華々しい場面は少なかったけど、真面目で真っ当なボクシングするもんで、

いつも好感持って見てたんだけど、そう言えばもう31歳だし、

願いは叶わなかったかも知れないけど、まずまずやりたいこと出来たと思うし、

最後の試合も溢れる気持出し切れてたし、ホント、お疲れさんなんだよね。

 

そう言えば瀬藤さん、昔、宮田芳憲さんにも引退決めさせたことあったよなあ。

 

2012年7月11日 (水)

後楽園ホール・7月10日

 

i-pod のスイッチ入れたら、少しの間置いて流れてきたのは、

ローリングストーンズの “ブラウン・シュガー”。                                                           

丁度収まりのいいビートだったもんで、ボリューム上げて聞き入ってしまって、

チャーリー・ワッツのスネアドラムがこの上なく気持ち良かったなあ。

 

 

 

後楽園ホールのボックスシートの数の減り方見てると、

ボクシングン人気の長期低迷傾向と共に、

世の中の景気の悪さヒシヒシ感じるんだよね。

 

10年程前まではリングサイドの3列ほどに、白いカバーがかけられてたんだけど、

それが2列に減って、4~5年前からはその2列分も埋まらなくなって、

ちょっと前には60席ほどはあったのに、最近は50席割り込んでるんだよね。

 

 

 

昨日は赤と青のコーナーがいつもと逆になってたもんで、北と西が見難くて、

結構空いてたもんで、南とか東に移動しながら見たんだわ。

 

 

☆本間基剛君(岡野)×森田陽君(MT)……L 4R

1勝0敗の30歳・東京都と、1勝(1KO)0敗のサウスポー、20歳・神奈川県。

 

1R、

お互い相性良くないみたいで、全く噛み合わなくて、

80%が前の手のさばき合いに終始してるんだよね。

 

2R、

森田君の方がパンチ力あるような感じなんだけど、とにかく中々打ち合わなくて、

お互い相手の隙狙って利き手一発打ち込むだけの単純な作業の繰り返しで、

見ててとっても退屈になってしまったもんで、殆ど真面目に見てなくて……。

 

結局、40-37×2、39-37の3-0で、森田君二連勝。

 

 

 

☆会津達也君(川崎新田)×清野航君(石橋)……73㎏ 4R

0勝1敗の22歳・東京都と、デビュー戦の23歳・東京都。

 

1R、

第一試合と違って、ゴング直後からいきなり狂熱の殴り合いで、

西部劇の酒場のケンカみたいで、殆どノーガードのヤケクソ殴りなんだわ。

 

大男の当たったモン勝ちの万振りなもんで、それなりに迫力はあるんだけど、

両陣営にとってはヒヤヒヤの展開で、代わり番こに合計3回のダウンがあって、

結局、1分25秒、清野君が2回目のダウンしたとこで、会津君のKO勝ち。

 

 

 

☆徳留建勝君(川崎新田)×山口結人君(協栄)……B 4R

1勝(1KO)0敗の25歳・鹿児島県と、0勝1敗の19歳・栃木県。

 

1R、

山口君、試合開始前のレフェリーの話のいちいちに頷いてて、

とっても真面目そうな感じだったんだけど、そのままの真面目なボクシングで、

きっちりした形のいいパンチ打つんだけど、ちょっとスピード不足かなあ。

 

徳留君の方が勢い付いてて、気持ち良さそうに先攻め早振りしてたんだけど、

お互いのフック系が交錯する中、なんと山口君の遅めの右フック、

相手の振りの隙間にタイミング良くヒットして、徳留君、クラッとした直後、

山口君、一気に攻め立てて、1分7秒、驚きのダウンゲット。

 

何とか再開はしたんだけど、徳留君、全く回復してないみたいで、

殆ど何の反抗もできないまま、山口君にやられ放題で、

1分26秒、二度目のダウン喰らってしまってKOエンド。

 

ボクシングの全体的なレベルとしては徳留君の上だと思うんだけど、

慢心というか、とにかく油断したとしか思えないんだよね。

 

とにかく山口君、初勝利オメデトなんだよね。

彼の応援に18鴻巣ジムの会長来てて、色んな縁があるんだよね。

 

 

 

☆大野顕君(川崎新田)×荒井勇輝君(ワタナベ)……53㎏ 4R

2勝(2KO)0敗の20歳・千葉県と、デビュー戦の19歳・千葉県。

早く次の試合が見たいと思ってた大野君の三戦目。

 

1R、

大野君、自信に満ちた立ち上がりで、先回は右がとっても良かったんだけど、

この日は左がとってもグッドグッドで、ジャブも、いきなりかますフック系も、

更には連打の最後に被せる返しも、とにかく見栄えいいんだよなあ。

 

一方の荒井君、これがデビュー戦なんだけど、アマ経験あるみたいで、

初めちょっと、大野君の勢いに戸惑い気味だったんだけど、

ラウンドの半分が過ぎると結構動けるようになっていって、

三発ほどワンツーのいいのを当てることできたんだけど、

打ち終わりが甘くなるとこあって、そこ打ち込まれてれるなあ。

 

2R、

お互いガードが甘いとこは似てて、交代交代の当てっこみたいになったんだけど、

一発のパワーはやっぱり大野君で、荒井君、もう少し回転力上げないとなあ。

 

3R、

大野君、こんなに当てられたのは初めてだったせいか、

全体にちょっと雑になってきてて、パンチも流れ始めたし、バランス崩してるなあ。

 

4R、

前半の荒井君の攻め込み一段落した後、大野君、頑張り返すって流れで、

荒井君、ショートフックの連打の時、腕を立てるようにするとこあって、

どうしてもオープン気味になるし、威力も半減、ガードも悪くなるって感じで、

改善点目についたんだけど、ハードヒッター相手のデビュー戦としては、

充分水準以上のデキのまま終了ゴング。

 

自分のスコアは、39-37で大野君だったんだけど、

39-37、39-38×2の3-0で、荒井君のデビュー勝ちだったんだわ。

 

近くであるボクサーと一緒に見てたんだけど、彼も自分とほぼ同じ見解で、

ボクシングってのは、中々奥深いんだわさ。

やっぱり、有効打と手数の関係だったのかなあ。

 

 

 

☆桜井昌幸君(川崎新田)×瀬尾智宏君(川島)……Mm 4R

1勝4敗2分の22歳・神奈川県と、1勝5敗の35歳・千葉県。

 

負け越し同士、年齢差大きい組み合わせ。

 

1R、

二人とも良く動けてはいるんだけど、リズム感良くないし、

突っ込み過ぎのせいで、効かない距離で打ち合ってしまってるなあ。

踏み込みはいいんだけど、引き足全くないもんで、特攻ボクシングになってるし、

左右への動きできてないもんで、直線的な打ち合いになってしまってるんだわ。

 

ちょっとシンドイ展開だったもんで、ちょっと席外して4Rに戻ったんだけど、

二人ともスピードは落ちてなかったんだけど、距離把握できてないのも同じで、

スコア付け難い小競り合いに終始してて、ジャッジ泣かせなんだよなあ。

 

結局、39-37、39-38、37-39のやっぱり見解分かれる2-1で、

瀬尾君の勝ち。

 

それにしても4ラウンドしかないのに、あるジャッジは桜井君に3ポイント、

別のジャッジは瀬尾君に3ポイント振り分けてるってことで、

ホントにジャッジ泣かせの試合だったんだわ。

 

 

 

☆小俣達也君(川崎新田)×松川真也君(T&T)……49.1㎏ 6R

4勝(2KO)3敗の24歳・東京都と、

4勝(1KO)6敗1分のサウスポー、28歳・東京都。

 

契約ウェイトのコンマ1kg(100g)ってのは何か凄いね。

お互い、初の6R戦ってことで……。

 

1R、

小俣君、よく詰めはするんだけど、終始相手に先に手出されてて、

何か全く勢い感じられなくて、押されっ放しなんだよなあ。

松川君も、意味解んないオーソドックスチェンジは要らないと思うけどなあ。

 

2R、

小俣君、距離詰まらないと機能しないとこあるんだけど、

とにかくお互いバッティングだらけで、違うとこで盛り上がってるんだよね。

 

一方の松川君、接近戦になると機能不全になってしまうもんで、

噛み合い悪い悪いの連続で、パンチより頭の方が良く当たるんだわ。

 

自分も、ちょっとシンドくなってきたもんで、ここで休憩タイムってことで……。

 

結局、39-38×2、37-40の2-1で、松川君ってことだったんだけど、

このスコアも怖ろしいものがあるよね。

 

気が付いてみれば新田ジム、ここまでで4連敗。

 

 

 

☆西田光君(川崎新田)×秋山泰幸君(ヨネクラ)……M 6R

4勝(1KO)5敗1分の24歳・新潟県と、6勝(6KO)3敗1分の32歳・神奈川県。

 

佐々木左之介さんと一緒に見てたんだけど、152.5ポンドと158.75ポンドって、

エーッ、これでいいのおって感じるほど、二人の大きさ違うんだわ。

 

1R、

大まかな動きから右一発強振で秋山君、かましてくるんだけど、

スピードで上回ってる西田君、かいくぐって小さく当ててるね。

 

2R、

秋山君、雑にやり過ぎで、飛び込みざまブン回して、後はクリンチって、

それは余りに自己都合に過ぎる訳で、相手がいることなんだし……。

 

3R、

この回やっとこさ、秋山君、有効打っぽいのをゲットできたんだけどね。

 

4R、

秋山君、終始コツコツ当てられて、それあまり目出ちはしないんだけど、

徐々に蓄積されていってるみたいで、動き目に見えて鈍くなってきてるし、

そろそろ流れ、西田君の方に傾きつつあるんだよね。

 

相手のスピード殺したいんなら、秋山君、もっとボディボディなんだけど、

右のショートは威力あるんだから無理に顔面ばかり狙わないで、

キッチリボディに打ち込めば、それだけで随分違ってくると思うんだけどなあ。

 

体格差ある相手に西田君、出入りの早さ常に維持してるし、

大振りせずスピードのある連打で巧いこと対処してるね。

 

5R、

秋山君の工夫の足りなさそのまんまで、特にどうってことのないラウンド。

 

6R、

秋山君の消耗度高まってしまって、グズグズ絡み合う場面増えてきて、

なんか盛り上がりに欠けたエンディングだったなあ。

 

結局、59-57、58-56、56-58の2-1で、西田君の勝ち。

この試合も判断分かれたんだけど、自分は57-57だったね。

 

 

 

次の試合の前、大橋ジム期待の新人、LF級井上尚弥君の前代未聞、

一般興行の中での公開プロテストってことで、何と相手は黒田雅之さん。

で、これがまあ、腰抜かすほど凄かったんだよね。

 

3ラウンドやったんだけど、黒田さん、全然いいとこなくて、っていうか、

全く何もさせて貰えなくて、圧倒30-27だったんだよね。

 

当初は八重樫東さんが相手する予定だったみたいけど、

彼、まだ完全回復してないみたいで、で、黒田さんになったらしいんだけど、

お蔭で井上君、何の遠慮もない全力出しできることになったってことで、

持ち前のスピードとかバランスとか、タイミング感だとか当て勘だとか、

とにかくもう、全ての項目で尋常じゃなかったんだわ。

 

1R、まず初めに黒田さんのジャブ、ブロッキングとかパーリングじゃなくて、

ヘッドスリップで頭の横3㎝ほどのとこで交わしざま、いきなり右打ち返してて、

それ異常なほどの反応だったし、3Rの最後まで、止まらない連打の勢いと、

スピードに黒田さん、全くついて行けなくて、顔面4連続の後、左ボディなんて、

殆どアートに近いパフォーマンスだし、こっちはタマゲルばかりだったんだわ。

 

井上君の打ち終わりに会わせて黒田さん、得意の右アッパー振るんだけど、

その時は既にグローブ2個分ほど遠くに、井上君鋭くスェイバックしてるし、

途中の右ストレート二発はヘッドギアなかったら、黒田さん、

ダウン喰らってたんじゃないかってほどの当たりだったし、

14オンスでそんなに早く強く打てるもんなのかって、みんな息呑んでたんだわ。

 

黒田さんも全盛過ぎてるし、この日絶好調じゃなかったのかも知れないんだけど、

それでも、全く相手になってなくて、間違いなく世界レベルで、

あの八重樫さんより強いし、井岡さんより早いんじゃないかって思ったし、

ホントの鳴物入りってのはこういうこと言うんだろなって、

ここだけどっかのテレビ局入ってたんだよね。

 

3ラウンド分フルに動きまくってたのにもかかわらず、

井上君、全く息上ってなくて、インタビューに応える声に何の抑揚もしてなくて、

後で聞いたら、動き足りなかったもんで裏でシャドウやってたんだってさ。

 

これならいきなりA級ライセンスでもいいよなあって声聞こえてきたんだけど、

いずれにしても、国内で対戦相手探すのが大変そうで、内山高志さんみたいに、

なるべく早くOPBFから世界ランクって路線取るしかないと思ったんだよね。

このスパーリング見れただけでも、この日来た甲斐があったってもんで……。

 

 

この後黒田さん、続けて池原繁尊さんと特別スパーだったんだけど、

前の井上君の動きが頭に残ってたせいか、

二人とも、随分動き遅いなあって印象だったんだよね。

 

 

 

☆シャムガル興一さん(オザキ)×伊波ファン・カスティーヨ君(真正)

                              ………SL 8R

13勝(8KO)4敗1分のランク10位、26歳・大分県と、

7勝(3KO)2敗の27歳・ペルー。

 

興一さん、仲間受けのいいボクサーなもんで、元々のワタナベジムや、

それに角海老ジムからの沢山のボクサー達が応援に来てたなあ。

この試合、渡辺会長と石原トレーナーと一緒に見てたんだよね。

 

1R、

伊波君、SL級としてもスピードないし、なんだか体も緩んでるんだけど、

興一さんが殆ど手出さないもんで、取り敢えずはやり放題やってるね。

 

2R、

この日の興一さんも、実はキレ良くなくて、この回も相変わらず手数少なくて、

伊波君のスタミナ切れ待ちみたいで、全く盛り上がらないんだよね。

 

3R、

そろそろ行きますかって感じの興一さん、プレス強めて体右に傾けながら、

強いショートを繰り出し始めたら、伊波君、すぐに顔面紅潮し始めて、

良くない動きますます鈍くなっていって、流れ一気に変わっていったんだわ。

 

4R、

伊波君、めっきりスピード落ちてしまって、興一君もベストじゃないんだけど、

相手の落ち込みに助けられて、鋭いボディブロー幾つも打ち込んだら、

伊波君、もうやる気なくなってしまったみたいで、たまに3~4ショット頑張るんだけど、

それ続けること全然できないもんで、頃合い見計らった興一さんに、

好きなようにされてしまってて、この辺でほぼ勝負決まってしまったんだよね。

 

5R、

興一さんも意外に簡単に相手のストレート貰うとこあって、

目の周辺腫れてきたんだけど、ダメージは伊波君の方が圧倒的で、

興一さん、左ボディ連続強烈打ち込み成功で、伊波君、嫌がってるなあ。

これなら興一さん、左ボディだけで倒せそうなんだわ。

 

6R、

1分11秒、興一さんの左ではなくて、右ボディ一発ブチ込みで、

中央やや南よりのとこで、伊波君、スットンしゃがみ込みダウン。

 

伊波君、何とか立ち上がってのリスタートだったんだけど、

こうなると興一君、手付けられないもんで、そのまま一気の追撃ってことで、

あとはもう止め時だけが問題な訳で、最後、南東コーナーに押し込み、

ボッコボコにしたとこで、2分20秒、レフェリーストップエンド。

 

興一さん、2連敗後の移籍初戦を気持ちよく勝って良かったなあ。

それでも、ちょっと動き悪かったし、打たれ過ぎだったとは思ったんだよね。

 

 

 

☆古橋大輔君(川崎新田)×星野晃規さん(MT)……53㎏ 8R

12勝(3KO)4敗の24歳・神奈川県と、

9勝(6KO)3敗1分のランク12位、23歳・神奈川県。

 

星野さんの応援に荒川仁人さん来てて、三垣龍次さんとか石井一太郎さんと、

一時は並んで見てたね。

 

1R、

パンチ力なら星野さんだよなあって見てたら、始まって47秒、

お互いのショートが交差した刹那、星野さんのアッパー気味の左フック直撃して、

古橋君、いきなりダウンしてしまったんだわ。

 

ダメージ残してるし、こりゃ早く決着しそうだなって雰囲気だったんだけど、

星野さんが鬼追撃してくるとこ、古橋君、必死のクリンチ逃げしながら回復図って、

リスタート直後の30秒間はホントヤバかったんだけど、

古橋君、何とか凌ぎきったんだわ。

 

2R、

古橋君、そこそこ回復してるみたいなんだけど、被弾数減らなくて顔腫れてるし、

星野さんの連続ボディから上へ繋げるクリーンヒットなんか見てると、

大丈夫かなあって感じヒシヒシなんだよね。

 

3R、

星野さん、パンチに角度つけて打つのがとっても巧くて、

この回、中盤過ぎまで、古橋君の細かい連続技で優位に立たれてたんだけど、

終盤、40秒過ぎから見栄えのいい大きいショットが当たりだしたんだわ。

 

4R、

古橋君、驚異的な回復力で、殆ど元に戻ってて、動きにリズム出てきたし、

神経行き届いた細かいショット駆使して、懸命のポイント挽回ボクシングで、

で、残り1分切ったとこで、綺麗な右ストレートで星野さんをのけ反らせたんだわ。

 

このまま終了ゴングかってとこで、古橋君、この回も最後になって、

星野さんのボディからの顔面強打受けてしまってて、仕上げ甘いとこ見せてたなあ。

 

5R、

でも星野さん、そこそこ打たれこんだこともあって、少し顔面腫れてきてるし、

パフォーマンスも少し大まかになって来てるんだわ。

一方の古橋君も相変わらず、終盤の集中力には課題残してるんだけどね。

 

6R、

星野さん、動き緩んできて、パンチも流れ始めたし、被弾数更に増えていって、

特に右目下辺り一気に腫れ上がって人相変わるほどで、

視界が心配になるほどなんだよね。

 

それにしても、古橋君の踏ん張りは驚異的で、顔赤くしながらの必死必死で、

ここに来て勢いは間違いなく星野さんを超えていったんだよね。

 

7R、

気持の強さの戦いって様相呈してきたんだけど、星野さんの腫れ尋常じゃなくて、

刻一刻と右目を塞いでるみたいで、残り46秒、ドクターチェックなんだわ。

 

何とか再開にこぎつけはしたんだけど、出血もひどくなってきてるし、

腫れの方が気持ちを追い越してしまって、結局、2分48秒、

レフェリーストップエンドだったんだわ。

 

初めのドクターチェックの時、これでストップエンドかって勘違いした赤コーナー、

セコンドが慌ててリングインしてたけど、自分もそこで終わりかと思ったんだよね。

それほど腫れひどくて、ホントはドクターチェックのその時点で、

終わらせても良かったんだけどねって、インスペクターが後で言ってたんだよね。

 

それにしても、古橋君、大きなダメージとハンデ背負ったとこから、

よく頑張り通して、これで多分、オメデトランクインなんだよね。

星野さん、途中ちょっと振り大きくなってしまって、雑に行き過ぎたかなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 井上尚弥君

② 古橋大輔君

③ シャムガル興一さん

 

 

 

今日も後楽園ホールなんだけど、

ジョナタン・バァトってボクサーに興味あるし、飛天かずひこ君の再起戦もあるし、

他にも思いもかけない激戦にめぐり会うチャンスもあるんだよね。

 

2012年7月 9日 (月)

横浜文化体育館・7月8日

 

この間久し振りに野球中継見てたら、解説者が二人もいて、

これがまあ異常に煩くて、互いの安っぽい張り合いモロ出しで、

相手に負けないようにって感じの、まるで売れない芸人のトークショーみたいで、

争って何とか気の効いたこと言おうと必死なのが透けて見えてて下品だったなあ。

それ、赤星と水野だったんだけどね。

それと、元中日の立浪ってのも、なんであんなにどうでもいいこと、

訳知り顔で際限なくしゃべりまくるんだろね。

結局、関西系ってのは往々にして多弁な人が多いってことで……。

 

 

 

昨日は12時開場って思い込んでて、30分も早く着いてしまったんだよね。

で、ブラブラしてたら、ワタナベジムの源大輝君とか練習生の三平君、

それから、前の日試合したばかりの青木幸治君達とバッタリで、

三平君は26日にプロテストってことで、青木君とはちょっと反省会なんかね。

 

 

 

会場に入って一番驚いたのは、パンフレットの異常なほどの寂しさで、

こういうのはタイトル戦はおろか、一般興行でも見たことなくて、

B5見開きのペラペラ一枚だけで、出場選手達の戦績とか生年月日、出身地、

それに、そもそもの階級でやるのか、契約ウェイトでやるのかさえ書いてなくて、

4回戦なんかはデビュー戦なのかも判らないんだよね。

 

こういう場合は別売り1,000円くらいでカッチリしたパンフあること多いもんで、

聞いてみたらこれだけしかないってことで、代わりにポスターを1,000円で売ってて、

相当深いガッカリ感に見舞われたんだよね。

 

いちいち文句言っても仕方ないとこあるんだけど、この日は色々問題多くて、

世界戦からしかクーラー運転しなくて、瀬藤さんの試合終わったら止められたし、

照明も簡単過ぎで、北と南のアリーナ席は眩しくて見難いったらない訳で、

去年の大晦日の内山高志さんの時とは天と地ほどの差があったんだよね。                                                              

節電とか節約とかも大事だとは思うけど、とにかく寂し過ぎだったなあ。

 

それにしても、このガラガラ感はなんなんだろね、4割ほどしか入ってなくて、

これなら後楽園ホールでも良かったんじゃないかって思ったんだよね。

 

 

山川和風さんの応援に来てた藤井貴博君に、また見つけられてしまったなあ。

 

 

ってことで、今日はボクサーのプロフィールは全くナシってことで、

調べれば分かるんだけど、ちょっと寝不足なもんでね……。

 

 

☆渡部あきのりさん(協栄)×山川和風さん(金子)

                      ………日本 W タイトル戦 10R

 

1R、山川さん、威圧されっ放しで、ちょっとしたフェイントでも反応大き過ぎだし、

ワンツー打つ時も何か恐々やってるみたいで腰引けてるんだわ。

渡部さん、相手が手出してこないせいか、雑にガンガン行き過ぎるんだよね。

 

2R、山川さん、なんだか腕振り鈍いような感じが続いてたんだけど、

1分半過ぎ、渡部さんの返しの右ショートフック貰って、ガックンってしてたなあ。

 

3R、それにしても渡部さん、雑さ目立つし、体調崩してるようなキレの悪さで、

山川さんも早くないし、二人ともいきなり、なんかダルダルなんだよなあ。

 

4R、渡部さん、なんでそんなにってほど大げさな腕振りで、大空振りの連続だし、

山川さんも早くも消耗進んでて、ロープやコーナーに押し付けられる場面だらけで、

やる気あるのかって感じだし、その殺気のなさ加減にガッカリなんだよなあ。

 

5R、雑と弱気がリング上を支配してて、余りの緊張感のなさに我慢できなくなって、

それに我慢を強いるほどの蒸し暑さだし、で、ここでお終いってことで……。

 

そのちょっと後、渡部さんのTKO勝ちだったんだってね。

 

 

 

☆三瓶数馬君(協栄)×清水海至君(角海老)……SFe 4R

 

いきなり赤青コーナーチェンジってことで、予定と違ってここで予備カード差し込みで、

三瓶君はデビュー戦のサウスポー、清水君は1勝後の二戦目だったんだよね。

 

1R、ちょっと様子見からスタートした三瓶君だったんだけど、

相手の動き見極めできてからはとってもいい動きで、デビュー戦には見えなくて、

残り1分くらいかなあ、強いプレスかけながら北側ロープに詰めたとこで、

ちょっとひっかけ気味だったんだけど、右フックで清水君からダウンゲット。

 

殆どダメージのないダウンだったんだけど、これで主導権は完全に三瓶君だったね。

彼、ちょっと突っ立ち気味の構えなんだけど、いいボクシングするんだよね。

 

2R、三瓶君、キックボクサーみたいな小刻みなリズムの取り方してて、

いきなり左ハイキックが飛んで来そうな雰囲気あるんだよね。

 

清水君、相手の細かいリズム刻みに戸惑ってるのか、動きにスムースさなくて、

腕引き甘くなって隙が多くなるとこ突かれて、今度は左ストレート直撃されて、

この試合二度目のダウンってとこで、黒々とした暗雲立ち込めてきたんだよね。

 

3R、こうなると清水君、倒さないとどうにもならない訳なんだけど、

比較的パターンの決まったワンツー繰り出すだけの普通のボクシングで、

そもそも手数も全然足りてなくて、もっとガンガン行かないとダメなのになあ。

 

4R、結局何もないままの終了ゴングで、40-35×2、39-35ってことで、

三瓶君のデビュー戦3-0勝ち。

 

彼、バランスのいいボクシングするし、次も見てみたいボクサーなんだよね。

テレビの都合なんだろうけど、ここで20分の休憩タイムだってさ。

 

 

 

☆佐藤洋太さん(協栄)×シルベスター・ロペス(フィリピン)

                     ………WBC SF タイトル戦 12R

 

エアコンやっと作動して、取り敢えず、場内涼しくはなったんだけど、

実はこの試合、内容も涼しくなってしまって、寒いほどだったんだよね。

 

1R、体一回り小さいロペス、出ないのか敢えて出さないのか、

とにかく異常なほど手数少なくて、それで大丈夫なのかって立ち上がりなんだわ。

 

それに対して佐藤さん、リズム良く動けてるし、緊張感ないみたいだね。

この回、半分過ぎ、右クロスのいいのをヒットさせて、まずは佐藤さんポイントゲット。

 

2R、中々自分から仕掛けないペレスじゃなくてロペス、

いきなりの左フック、結構な勢いで当ててたんだけど、

基本的には、佐藤さんの打ち終わりに合わせたいみたいなんだよね。

 

彼、いいタイミング持ってはいるんだけど、絶対的なスピード足りてないし、

追い足も普通過ぎでしかないもんで、中々危険度上げられないんだよね。

 

さっきみたいな一発貰わないように意識集中してる限り、佐藤さん、

全く問題ないんじゃないかなあって感じ、早くもこの時点でしてきたんだよね。

 

3R、ロペス、やる気になったか、少しプレス強めて行ったんだけど、

比較的いい攻撃できた後、佐藤さんに右ストレート直撃されて、膝カックンしてて、

折角前半頑張ったのにチャラにされてしまってたなあ。

 

4R、佐藤さん、大体ロペスのこと見切ったみたいで、

ロペス、全くギアアップしてこないし、やっぱり減量失敗が尾引いてるみたいで、

佐藤さん、無理に行かないで軽くあしらってればいいって感じなんだよね。

それにしてもロペス、ホントにランク1位なのかってことで、全然ダメなんだわさ。

 

この回終わっての公開採点は、40-36×2、39-38の3-0で勿論佐藤さん。

どこの場にもボケジャッジは出没するってことで、顔が見たいもんなんだわ。

 

ただ、へタレロペスのお蔭で、試合の流れが一気に緩んでしまったもんで、

申し訳ない、自分、この辺から退屈というか眠くなってしまって、実は寝てしまって、

ふと目覚ましたら8Rってことで、ここまでの採点は80-72、79-73と、

例のボケジャッジがそれでも78-75ってことだったもんで、

取り敢えず外の空気とタバコ吸う為、席外したんだよね。

 

10Rに戻って、知り合いのボクサー達の塊見やったんだけど、ちょっとダラケてたね。

 

ロペス、最後は彼なりに結構頑張り打ちしてたんだけど、それでも、

佐藤さんがそれに反応して少し強めに打つようになると、ひたすら下がる下がるで、

なんだお前、それでも男かって感じで、戦績が泣いてる訳で、

これなら、戸部洋平さんとか、野崎雅光さん達の方がよっぽどマシっていうか、

少なくとも生きのいいボクシングしてくれるぞってことで、アホ臭かったなあ。 

スコア確かめるまでもなく、また外出てタバコだったんだわさ。                                                       

 

 

 

この試合始まる前、ロビーで渡辺会長と二人であれやこれや話してたら、

亀田さんとこのオヤッサン、三男坊と会場入りしてきて、

一渡り見渡して、渡辺会長見つけたらすぐ寄って来て、

亀田ジム設立経緯の関係なんだけど、とっても丁寧な挨拶してたんだよね。

 

 

 

☆白石豊土さん(協栄)×石川貴章君(角海老)……SF 8R

 

二つのタイトル戦が一段落したもんで、そろそろ帰ろうかって客と、

実はここからがこの日の見どころだっていう、自分みたいなのとが混在してて、

場内、落ち着かない雰囲気というか、とにかくザワついた中で始まったんだよね。

 

白石さん、赤グローブに青トランクス、石川君は青グローブに赤トランクスって、

なんかチグハグの面白い取り合わせだったんだけど、

気抜けたタイトル戦なんかより、2485倍ほどは面白かったんだよね。

 

1R、石川君、ランク3位相手に怖気たり怯むことなく、挑戦者の気持保ちつつ、

果敢な先制攻撃で、とってもデキのいい前半を作り上げたんだけど、

残り1分から、流石の白石さんってことで、複雑な組み合わせのパンチ見せ始めて、

その長さと角度の工夫とか上下打ち分けとか、やっぱ経験の違い大きいんだわ。

 

石川君、とっても鋭いんだけど、単純なワンツーだけでは凌げそうにないんだわ。

 

2R、それでも石川君、この日の気合の入り方半端じゃなくて、

破ればハイランカーも夢じゃないもんで、あくまでそれ一直戦で、

気持に溢れた右ストレート、拳に魂宿ったかって、そんな感じで、

ついにタマゲルほどの直撃叶って、何となんとナント、白石さんからダウンゲット。

 

白石さん、軸足滑ったか、とにかく両足同時に後方に投げ出すようになってしまって、

あんな倒れ方あんまり見たことないけど、そのまんまバッタン前倒れしてしまって、

マンガみたいな、伸びたイカみたいになってしまったんだわ。

 

何とか立ち上がりはしたんだけど、ダメージはかなりのモノが残ってて、

そこは当然石川君、千載一遇の大チャンスって事で、一気の鬼追撃で、

自分、白石さんも石川君も知り合いなもんで、好きなボクサーなもんで、

歓喜していいのか、海の底に沈めばいいのか、一瞬実在感なくなってしまって、

あれよあれよと見守るばかりだったんだけど、とにかく石川君、

まだヨレてる白石さんをあっという間に青コーナー近くに追い込んで、

勿論一気にカタ付けにいって、ヤバイぞ白石君、やったね石川君って見てた途端、

白石さんの地獄からの左(右?)アッパーがとんでもない当たり方して、

後で聞いたら石川君、何のことやら訳解らないままだったってことで、

とにかく、その場に一発昏倒ダウンしてしまったんだわ。

 

もう両陣営大騒ぎになってしまったんだけど、白石さんは間違いなく生き返った訳で、

石川君も根性立ちしてきたし、さてさてさて、どっちのダメージがデカイんだあ?

 

3R、地獄から戻った白石さん、試合当初より腕の伸びが格段に良くなってるし、

脳のどこかが繋がったみたいで、いきなりアイデア満載ボクサーになっていって、

右フックの角度もいいし、アッパーとの組み合わせなんか惚れ惚れなんだよね。

 

それでも白石さん、ダメージはダメージとして歴然として残ってるみたいで、

後半勢い落ちたとこ、石川君の反撃喰らってたけどね。

 

4R、お互い倒す気持とチャンスに溢れたグッドグッドな展開で、

タイトル戦遥かに凌駕した、スリルに富んだ試合内容になっていったんだよね。

 

石川君、願わくばもう少し攻撃に幅欲しいとこではあったんだけど、

それでも、相手にいいの打ち込まれても、それ取り返すって意欲に溢れてて、

やってやる、やってやるって気持ちがこっちに伝わって来て、

今までの中での最高のパフォーマンスで、果敢な前進留まるとこないんだよね。

 

一方の白石さん、以前のちょっとした停滞期脱してからは別人のようになってて、

気持とテクニックが伴うようになってきてるし、この日も終盤の大事なとこ、

見栄えのいいのをどんどん繰り出してて、やっぱ大したモンなんだわ。

 

5R、白石さん、いつも大体この辺から更にしぶとく、更に攻撃的になって、

色んな技繰り出していくんだけど、既にそんなに強振しなくなってる中、

とにかく的確に当てること第一を目指すようになってきてて、

七色のパンチ混ぜこぜにして細かく鋭く、相手の動きの中の隙間狙って、

クールに打ち込み続けてるんだわ。

 

石川君、パワー的にはまだ頑張れるんだけど、被弾数増す一方で、

顔面かなり赤く腫れてきてるし、唇、大きくヒットカットされてるなあ。

 

6R、石川君、ここまでダメージ回復させる機会失ったまま推移してて、

白石さん、全く手緩めないもんで、それ蓄積される一方のまま、

この回更にまた、一気に攻め立てていったもんで、石川君、

ついに息継ぐ間さえ与えられなくなってしまって、反抗止まったとこで、

倒れはしなかったんだけど、レフェリー割って入ってTKOエンド。

1分41秒ってことだったんだけど、エキサイティングないい試合だったなあ。

 

 

 

☆瀬藤幹人さん(協栄)×青山慶洋君(角海老)……125P

 

それほどモチベーションが上がらない試合でも、瀬藤さんのいいとこは、

絶対手抜きしないってとこで、カネ払っても絶対後悔はないってことで、

一方の青山君も、いつも真面目で真っ直ぐなボクシング見せてくれるんだよね。

 

1R、一番の注目は、瀬藤さんの動きに青山君、ついて行けるかってことで、

事前にビデオ見てたとしても、現場で直接接するとタマゲルってみんな言ってて、

青山君、予習して十分心構えできてたんだろうけど、

そこそこクリーンヒットできたの、この回結局右ストレート一発だけで、

瀬藤さんのそれほど振ってない何発か貰ってしまって、既に顔紅潮してたんだわ。

 

自分にとって瀬藤さんは、ジャパニーズ・マルケス兄さんってことで、

タイトルとかランキングとか全く関係なくて、見てるだけで嬉しくなるんだよね。

 

2R、青山君、とっても真っ当なボクシングなもんで、

それだけだと、瀬藤さんを苦しめるってのは、やっぱ難しいかなあ。

 

3R、瀬藤さん、ステップとか腕振りとか、まだまだバリエーションありますよおって、

ラウンド進むにつれ色々見せてくれるもんで、本人もなんだろうけど、

見てる方もどんどん楽しくなる訳で、ワクワク度高まるんだよなあ。

 

青山君、瀬藤さんの本領発揮につれて、その捉えどこのなさに戸惑ってるなあ。

 

4R、瀬藤さん、何を決めパンチにしようとか考えてないようなとこあって、

とにかく出たとこ勝負のその場の流れって感じだし、

フックなのかアッパーなのかよく解んないようなパンチ打ってくるし、

両手下げたり、変則フットワークだし、まるでショーみたいなんだけど、

対戦相手にしてみれば、捉えドコなくて困惑するばかりなんだろなあ。

 

それでも青山君、気取り直して、やれることやろうって感じのとってもな前向きさで、

ひたむきに、一生懸命立ち向かっていく姿は大好感なんだよね。

 

5R、負けずに突っ込んで青山君、前のラウンドで左コメカミをバッティングカットして、

ダメージ度ちょっと上がってるんだけど、これから取り戻すぞって気持ち高めて、

この回初めっから飛ばしてって、瀬藤さん、追い込んでいったんだよね。

 

そういう場合、瀬藤さん、相手が格下でも全く恥ずかしげもなく、

ちょっとタンマって感じで、すぐ抱っこクリンチ逃げしてしまうってのも面白くて、

カッコつけて踏ん張り通すような無理しないってのも見てて面白いんだよなあ。

 

区切り付いた後はいよいよ瀬藤さんの攻撃タイムってことで、

遠くからの変則ショットやら、接近しての色んなショット、捻じ込んだり差し込んだり、

とにかく、驚くほどの多彩さぶちまけながら、青山君を追い込んでいったんだわ。

 

で、青山君、右、左、右って続けざまに打ち込まれてしまって、

それまでの蓄積ダメージも大きかったし、最後は腰伸びて顎上がってしまったとこで、

1分40秒、レフェリーストップエンド。

 

 

二試合続けて、ちゃんとした男の殴り合いが見れたもんで、

初めの方の期待外れの気分、殆ど解消されたんだよね。

 

 

 

☆丸山竣也君(協栄山神)×石本純(ワタナベ)……51.5㎏

 

瀬藤さんの試合終わったら、またゴッソリのお帰りで、エアコンも止められたし、

どんだけ節約するのかってことで、ちょっと腹立ったなあ。

 

どこの出身かも年齢も判らないデビュー同士の試合だったんだけど、

ガサつく場内で、よし、俺が見届けてやるよって感じで見てたんだよね。

 

丸山君、パンフでは峻也ってなってるんだけど、ホントはどうなんだろね。

サウスポーの石本君、ジム仲間の源大輝君から花束貰ってたね。

二人とも19歳くらいなんだよね。

 

1R、見た目の印象だけだと石本君、随分優しそうな感じだったんだけど、

開始ゴング鳴ったら、やっぱり少し相手に気後れしてるみたいで、

丸山君の吹っ切れたような勢いの前に、いきなり苦戦っぽいんだわ。

 

それでも二人ともまずまず形になってるし、水準以上の動きではあったんだけどね。

 

2R、丸山君、振り鋭いし連打も打てるし、そもそもフィジカルの強さ抜群で、

テクニック的には大差ないんだけど、体の鍛え方がまるで違ってるみたいで、

石本君、なんか最後まで持ちそうにないんだわ。

 

3R、丸山君、アドレナリンにまみれ、テンション上り過ぎたか、

少し頭から行き過ぎのとこあったんだけど、レフェリーに注意されてからは、

それもちゃんと修正することできて、彼、ガタイしっかりしてるし、クールにやれてるし、

先々伸びそうな予感満々なんだよね。

 

一方の石本君も気持ち立て直して、シオシオってなる手前ギリギリで我慢して、

諦めない姿勢だけは見せてるんだよね。

 

4R、それにしても丸山君、あれだけ動きまくって、あれだけ強く沢山振ってるのに、

全くパワー落ち感じさせなかったし、彼、ホント、上手く育つと強くなると思うなあ。

 

石本君、若干目線切るの早いとこあるんだけど、ヘロヘロになりながらも、

最後まで打ち合う気持ちは失ってなくて、その点は十分合格点だね。

ただ、もうちょっと体鍛えるというか、走り込みも足りてないと思ったんだけどね。

 

結局、勝ち負けとしてはどうにもなんない3-0で、

40-36×2、40-37だったんだけどね。

丸山君、次の試合も見てみたいよなあ。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 瀬藤幹人さん

② 白石豊人さん

③ 丸山峻也君

 

 

 

外出て少し歩いてたら、前に石川貴章君風の子が一人で歩いてたんだけど、

それ、やっぱり石川君で、唇切れてるし、顔面もかなり傷付いてたっけなあ。

ちょっとだけ話したんだけど、決めの右に繋げるまでの工夫についてなんだけど、

解ってくれたかなあ。

彼、ジムでやってきたことあの場で出し切れなかったこと、とっても悔しがってたなあ。

 

 

実は今日も後楽園ホールでボクシングあるんだけど、

メインが女子の世界戦で、他の試合全部がタイとインドネシアってことで、

当初は金城智哉君の試合が組まれてたんだけど、それ、流れてしまったし、

江藤大喜君の相手は、WBOのランカーみたいだから、

ちょっと見たい気もするんだけど、外れだったら悲劇だし、

別に皆勤賞目指してる訳でもないし、今日出かけると恐怖の7連投にもなるし、

ってことで、ちょうどいい中休みにすることに決めたんだよね。

 

2012年7月 8日 (日)

後楽園ホール・7月7日

 

海にいるイカの話なんだけど、コウイカってのがいて、

彼らは普段、ほぼ単独で生活してるんだけど、

産卵期の時だけ、ある特定の場所に集まって交接、産卵するんだけど、

どういう訳か、メス一匹に対してオス四匹って比率なもんで、

メスをめぐるオス同士の争いが、それがまあ凄いんだよね。

 

交接時もグニュグニュで訳解んないんだけど、

オスのケンカもどっちが優勢なのか、まるで見えてこないんだよね。

 

彼ら、蛍光カラーで模様作りながら、まるでデコトラみたいに体の色変えるもんで、

オドロオドロシイというか、ちょっと綺麗な感じさえするんだけど

本人達、もう必死なんだよね。

 

オスメスが4:1ってのは、より強い遺伝子残すための自然の決め事みたいだし、

あぶれてしまったオスの中には、メスに擬態して近付いて、

ライバルのオスを安心させておいて、こっそりメスと事に及ぶって強者もいて、

自然界ってのは、例えイカでも色々大変なんなんだわってことで……。

 

 

 

今日は、12時頃までには横浜に行かなければならないもんで、

早目にアップしないといけないんだわ。

 

 

ホールに入ったら、18鴻巣ジムの会長が声掛けてくれて、

あれっ、今日は誰の応援ですかあって聞いたら、蓮沼テツヤ君ってことで、

そう言えば、彼、以前18鴻巣ジムに所属してたんだよね。

蓮沼君、小澤剛さんのタイトル戦の応援に来てたっけね。

 

 

通路歩いてたら、今度は久保幸平さんのお父さんにバッタリで、

待望のランクイン、オメデトゴザイマスってことで、

そしたら弟の、裕希君もニッカニカながら、コンチワってことで、

幸平君とことは、なんか家族ぐるみなんだわ。

 

 

この日のパンフにも生年月日表示ないもんで、悪しからず……。

 

☆澤田純一君(セレス)×小池峻太君(オーキッドカワイ)

                              ………Mm 4R

3勝(2KO)8敗のサウスポー、千葉県と、1勝(1KO)4敗の新潟県。

 

1R、澤田君、とってもいい構えしてるんだけど、とにかく狙い過ぎというか、

単発系に終始した流れの悪いボクシングで、何か、勿体ないんだよなあ。

 

小池君の方は体硬そうなんだけど、何とか回転で打とうとしてるのが見えるね。

その小池君、いきなり左目上ヒットカットされてはいたけどね。

 

2R、澤田君、返しの左がなんであんなに大きいんだろね。

小池君、もっともっと二次、三次攻撃仕掛けないと、

そんなに簡単には当てさせてくれないと思うんだけどなあ。

 

3R、相手がひたすらの左ストレートだけなのに、

小池君、それ、簡単に貰ってしまうんだよなあ。

打ち終わりに合わせようとしてるのも見えるんだけど、

彼、踏み込み足りないもんで、届かないんだよなあ。

 

4R、小池君の中途半端さ、最後まで改善されないし、

全体に盛り上がりに欠けたまま終了ゴング。

 

結局、40-37×2、39-37の3-0で、澤田君の順当勝ち。

 

 

 

☆小山哲也君(横田S)×長谷川雄治君(横浜光)……SB 4R

5勝(2KO)0敗の神奈川県と、4勝2敗の福島県。

 

1R、戦績のまま、いきなり勢い付けて攻め立てて行ったのは小山君で、

もうガンガン攻めだったんだけど、少し調子に乗り過ぎたか、

かなり雑になってしまったとこ、長谷川君のタイミングいい右貰ってしまって、

南ロープまで飛ばされて、もつれるようになったとこで、ロープダウン宣告。

残り47秒のことだったんだけど、小山君、少し無茶振りが過ぎたね。

 

2R、小山君、ダウン喰らって慌ててしまったか、何か急にバタバタしてきて、

動き全体ガッチャガチャしてきてるし、コツコツ貰って顔面も赤くなってるんだわ。

 

長谷川君も、右目周辺腫れてきてるけど、丁寧に上下を打ち分けてるし、

返しのパンチのタイミングもいいんだよね。

 

3R、小山君、このままじゃマズイって感じで、エラく飛ばしていったんだけど、

ちょっと体ごとというか、頭から突っ込み過ぎで、

長谷川君、左目上バッティングカット、下ヒットカットって説明だったね。

(これはその後、眉間寄りがバッティング、目尻側がヒットカットって訂正されたね。)

 

4R、前の回飛ばし過ぎたか小山君、大分ヘバッてるみたいなんだけど、

それにしても二人とも、殆どボディ打たなくなってしまってるんだわ。

 

長谷川君、傷のドクターチェックあったんだけど、かなりひどいことになってて、

相手がそこ攻めてるとこ、それでも必死に踏ん張ってるね。

 

5R、このまま最後までやれるのかなあって思ってたら、始まって40秒過ぎ、

またもやの長谷川君の傷チェック後、42秒、やっぱりここで負傷ストップってことで、

結局、49-46×3で、長谷川君の負傷判定勝ち。

 

 

 

☆松尾翼君(帝拳)×丸橋健吾(鈴鹿ニイミ)……56.5㎏ 6R

5勝(3KO)2敗の岐阜県と、3勝(3KO)9敗2分の三重県。

 

戦績だけ比べても、面白い試合になるはずもなく、休憩タイム仕方ないよね。

赤コーナー近くの通路に移動したら、ワタナベジムの人達が沢山いたもんで、

そこで時間潰ししてたんだけど、結局、60-53×2、60-54ってことで……。

 

 

 

☆長井一君(ワタナベ)×岡本ナオヤ君(東拳)……B 6R

8勝(2KO)4敗2分の千葉県と、7勝(4KO)2敗の三重県。

 

1R、初め、左の届きが良かったのは一回り体デカイ岡本君の方だったんだけど、

相手が大きく振ってくるとこ、小さい振りで内側内側から攻めてる長井君、

中盤以降、しっかり主導権握ってたね。

 

2R、この日の岡本君、リズムの刻みが大まか過ぎだし、攻めも淡泊で、

長井君の細かい動きについていけてないんだよなあ。

 

3R、お互い一気に距離縮まって、いきなり乱打戦になっていって、

岡本君、かなりの勢いで挽回しつつあったんだけど、

長いこと続けられなくて、最後、長井君に右のいいのを打ち込まれてたなあ。

 

4R、長井君、有効打は少ないんだけど、常に攻め立てる姿勢失ってなくて、

岡本君、徐々に勢いなくなってきて、動き緩んでるし、鋭い回転で振れなくなってて、

結局、こんな感じのまま6R終了ってことで、59-57×2、58-57の3-0で、

長井君の妥当勝ちだったんだけど、この試合も盛り上り的には今一歩だったね。

 

 

 

☆中澤将信さん(帝拳)×蓮沼テツヤ君(角海老)……SL 6R

9勝(3KO)1敗1分の福島県と、6勝(3KO)3敗3分の埼玉県。

 

1R、まず蓮沼君、積極的な先出しで、届きのいいジャブで流れ掴もうとしてて、

中澤さん、様子見スタートなんだけど、クリンチの離れ際なんかに抜け目ないとこ、

十分に見せながら、徐々に前がかりになっていったんだわ。

 

敢えてショートの打ち合いを挑んでいったのはその中澤さんの方だったんだけど、

1分48秒、リング中央で、蓮沼君のタイミングのいいワンツー喰らってダウン。

それほどのダメージではなくて、普通にリスタートしてたけどね。

 

2R、中間距離取られるとヤバイって思ったか、中澤さん、徐々に体寄せ始めて、

中盤以降はボディブローに専念専念って感じだったんだけど、

蓮沼君、その距離でいいの? 足使うつもりないの? って感じでもあったんだわ。

 

3R、細かいパンチのヒット率で蓮沼君が優勢ではあったんだけど、

ラウンド半ば以降からは押し合い主体の体力戦になってしまって、

中澤さん、やたら密着系グズグズ戦に持ち込もうとして、相手の距離潰してるね。

 

4R、中澤さんのラグビーボクシングは完成型に近づいていって、

蓮沼君、もっとちゃんとしたボクシングができるボクサーなんだけど、

結局巻き込まれてしまった結果、リング上、グズグズの詰んない方向一直線で、

そりゃ勝ちたいから、ああいうボクシングになるんだろうけど、

こっちにしてみれば、もっと距離取ってちゃんとしたボクシング見せてよってことで、

それでも場内、単なる押し合いにしか見えないのに、結構な大騒ぎで、

自分は冷めていく一方になってしまったもんで、ここで離席ってことで……。

 

多分そうなっちゃうんだろなって危惧してた通り、中澤さん、

ダウン分をネチネチ取り返してったみたいで、57-56×2、57-57の2-0。

 

 

気分すぐれないもんで、遠くの席に移動したら、右に平山悦久君が来て、

気が付けば左には船井龍一さんがいて、色んな話ができて楽しかったなあ。

 

 

 

☆内田義則君(セレス)×青木幸治君(角海老)……SB 8R

11勝(6KO)7敗の茨城県と、12勝(4KO)6敗2分の福岡県。

 

青木君、戦績的には2勝1敗ペースなんだけど、敗戦の相手は大竹秀典さんと、

中嶋孝文さんにそれぞれ2敗の他は、芹江匡晋さん、前之園啓史さんだし、

瀬藤幹人さんとは0-0だったし、とにかくハードマッチメイクこなしてきたんだわ。

この試合、一緒に見てた平山君は4年前にTKO負け喰らってるんだよね。

 

この日の相手の内田君も、実は青木君の2年目に3-0負けしてるんだよね。

 

この試合も実は退屈で、結果的には、80-74、79-74、78-75の3-0で、

青木君がそれほど危ない場面に遭うことなくの安定勝ちだったんだけど、

1Rから8Rまで、二人とも一本調子過ぎで、実に単調だったんだよね。

 

自分、青木君に期待してたせいがあったせいかも知れないんだけど、

攻撃にメリハリ欠いてたし、アイデア的に不満だったんだよね。

彼、もっと華麗なボクシングできるはずで、この日は普通過ぎだったね。

 

内田君も工夫のなさ過ぎたのは同じで、真っ直ぐな出入りが極端だったし、

パンチ力は青木君を上回ってると思うんだけど、当て勘悪かったんだよなあ。

 

一番気になったのは二人の左手の使い方で、終始何となく出してるって感じ強くて、

これからランカー目指すにしては、工夫が足りなさ過ぎで、

それが試合を刺激的なものにできなかった理由じゃないかって思ったんだよね。

 

 

 

☆久保幸平さん(セレス)×山本健司君(沼田)……52㎏

12勝(7KO)3敗1分のランク12位、サウスポー、千葉県と、

7勝(1KO)5敗の東京都。

 

久保さん、ランカー初戦だし、ギリギリのまだ12位だから負けるとヤバイ訳で、

ここはキッチリした勝ち方しないと、次のランカー候補生達に食われてしまうし、

嬉しいながらも、結構プレッシャーかかる試合なんだよね。

 

1R、山本君、セコンドからガンガン先攻めして来いって指示受けて、

ベタ足ながらの、ひたすらの前詰めだったんだけど、

打ち出し一瞬遅れてしまって、久保さんにキツイの貰っていきなり危なそうなんだわ。                                                           

1分30秒過ぎからの久保さんの猛攻流石で、気持ちに溢れてたなあ。

 

2R、それでも久保さん、山本君の前進止めるべくもっと右が必要な訳で、

相手の初めの打ち出し緩いから助かってはいるんだけど、

相手のタイミングで打たせ過ぎなんじゃないかなあ。

とにかく、無為に下がり過ぎなんだわ、久保さん。

 

3R、山本君、どれだけ打たれても怯まないし、前へ前へを譲ることなくて、

久保さん、見計らいながら打ち込んではいるんだけど、思いの外効果乏しくて、

1Rに気持ちのいい当たりしたせいか、振りが大きく雑になってるし、

常に下がりながらからのタイミングなもんで、体重乗せきれてないみたいだし、

そもそも、終始下がりながらってのは見てくれも良くないんだよなあ。

 

4R、山本君、愚直なまでの前詰めオンリーで、そこからの工夫に欠けてるもんで、

久保さん、危ない場面になるってことは全くないんだけど、

それにしても下がり過ぎは見てて残念なほどで、対等以上の相手だとヤバイ訳で、

だからさあ、相手の安易な前進止めるべく、もっとキツイ右打ち込まないとって、

自分、ストレス溜る一方で、自分、この日久保さんに期待してたのは、

キツイ右から比較的緩い左に繋げて、最後はキツイ右で仕留めるって、

何となくそういう場面だったんだけど、なかなかそういうことにはならなかったなあ。

 

5R、それにしても山本君、打たれ強さは天下一品で、

このクラスでKO率44%の強いの何度も打ち込まれてるのに、常に耐え続けて、

そりゃ鼻血出てるし、顔赤く腫れてはいるんだけど、驚異の踏ん張りで、

明るい見通し立てにくい展開ではあるんだけど、気持ち切れないんだよね。

 

6R、このラウンド入る前、山本君のセコンドサイド、実はタオルの準備してて、

どう見ても被害度増すばかりだったもんで、それ、正解だったんだけど、

結局、1分3秒、青コーナーからのタオル投入でTKOエンド。

 

記録の上では久保さん、ランカー初戦TKO勝ちってことで、

一つも取られたラウンドなかったんだけど、それでも、自分的には勿論、

多分、本人的にも悔い残る試合だったんじゃないかなあ。

 

攻撃の連続性の欠如っていうより、全ての原因は右が十分使いきれなかったって、

そこにあるんじゃないかって思ったんだけどね。

タイトル戦のセミだったし、満員の観客だったし、まあ力入り過ぎたんだろね。

 

 

 

☆岩佐亮祐さん(セレス)×益田健太郎さん(新日本木村)

                          ………日本 B タイトル戦

11勝(8KO)1敗の千葉県と、14勝(8KO)5敗の鹿児島県。

 

益田さん、スイッチヒッターではあるんだけど、基本的にはサウスポー同士。

事前に色々考えたんだけど、どうひねくってみても岩佐さんの優位は崩れなくて、

益田さん、どれだけガッチャガチャにできるかってことで……。

 

1R、益田さん、動きに色々工夫加えてはいるんだけど、

岩佐さん、一向に動じる気配なくて、想定の範囲ですよおって感じで、

いたって冷静に届きのいい右ジャブ打ち込んでたなあ。

 

益田さん、得意のいきなりの左ストレートボディ、試みてはいるんだけど、

一度タイミング測ってからは、岩佐さん、見事に右フック被せていくんだわ。

 

2R、岩佐さんのプレス、思ってた以上の凄い威圧感で、

いつもは強気の益田さん、安易に入っていくとガッツンやられそうなのヒシヒシで、

残り20秒、一閃した岩佐さんの左ストレート、薄く当たっただけでも、

思わずクラッとしてたし、このラウンド終了した時には、早くも顔赤くしてたなあ。

 

それにしても、益田さんとこのセコンド、正規の3人の他に、

ラウンドごとに常に2人ほどが寄って来て、都合5人がかりのアドバイスで、

益田さん、どれを信じるのか迷いそうな感じなんだわ。

黙ってはいられないのはどこにでもいるんだけど、殆どの場合、邪魔なだけで、

もし任せられないセコンドなら、入れ替えればいいって思うんだけどね。

 

3R、益田さんの一番の得意技は飛び込みざまの瞬間芸と、

もつれ合った時のガチャガチャなんだけど、その全部を岩佐さんに見切られてて、

こうなると、二人の引き出しの数の差が目立っていくばかりなんだよなあ。

無暗に突っ込んで益田さん、自分で右目上バッティングカットしてるし……。

 

4R、益田さん、左ボディ一発だけいいの打ち込んだんだけど、

この回も結局それだけで、あとはひたすら虚しい突っ込み繰り返すだけで、

コーナーサイドからは、打ち合え! 打ち合ったら勝てる! って声援飛ぶんだけど、

パンチの多彩性とか精度、回転力からいってもそれは到底無理な話で、

あんまり無責任過ぎなアドバイスなんだよなあ。

 

5R、益田さん、とにかく何とか一発、そこそこのを当てないことには何も始まらなくて、

でも結局は、岩佐さんの鋭くて的確なパンチ、どんどん積み重なっていって、

ダメージ蓄積目に見えてきて、動きにキレなくなっていく中、

1ラウンドも取れないっていう絶望的な展開になっていったんだわ。

 

6R、岩佐さん、相手の消耗度計りながら、一気に攻め立てる時と、

緩やかに追い込む場合とを使い分けてて、巧過ぎってことで、

鮮やかなコンビネーション決める中、パンチの速さと強さに緩急加えてて、

左右の手が別の生き物のように動いてるのが圧巻だったなあ。

一瞬、ガード危なそうにもなるんだけど、絶対目線外さないで、

ギリギリのとこで避けてるし、殆ど直撃喰らうってことなくて、

そもそも、持ってる反応のスピード感がまるで違うんだよね。

 

益田さん、もうどこにも活路も逃げ道もなくなってしまって、

見てて気の毒な感じさえ漂ってきて、最後、強烈左ボディ打ち込まれてしまって、

殆ど倒れそうになって、後は逃げ逃げで終わるより他なかったんだわ。

 

これはもう、ちょっと見ていられなくなってしまったもんで、

自分、ラウンド終了後席外したんだけど、益田さん、顔変形してたなあ。

 

結局、次の7R、もうどうにもなんなくなったとこで、レフェリーストップだったんだけど、

ラスベガスなんかだと、6R終了時点でギブアップだったろうね。

2分45秒ってことだったんだけど、そのストップに誰からも文句出なかったからね。

 

それにしても岩佐さん、どこから見ても凄過ぎな訳で、

山中慎介さんとの一戦から色々学んだこと多かったみたいで、

勢いのまま、ライオンのように一気に仕掛ける時もあるけど、

様子見ながら、徐々に相手の力そいでいくって、

大蛇が獲物絞め殺すようなこともするんだよね。

 

ランキング表眺めてみても、岩佐さんに敵いそうなボクサー、

申し訳ないけどちょっと見当たらなくて、次はロリー松下さんとの決着が見たい訳で、

早いとこ、次のフィールドに進んで欲しいんだよね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 岩佐亮祐さん

② 久保幸平さん

③ 長谷川雄治君

 

 

 

試合終わって一段落した後、長椅子に一人座ってる久保幸平さんがいたもんで、

彼とは話したことないんだけど、親父さんとか弟君とから、

自分のこと知ってるって聞かされたもんで、

横に座って、どうなのよ今日の試合って聞いたんだよね。

 

離れて見てた時でも、明らかに納得いってなさそうだったんだけど、

やっぱり反省しきりだったんだよね。

 

そりゃ間違いなく、勝ち負けは嬉しい悔しいんだけど、

このクラス以上になると、それとはまた別に、自らのパフォーマンスに納得してるか、

否かが大事な訳で、それが次の飛躍になる訳で、

後悔は無益だと思うんだけど、反省は絶対必要だと思うんだよね。

 

久保さん、取り敢えずはボクサーとして、ランカーとして、結果は残せたんだし、

負けたら、来月のランキング危ういってプレッシャーの中、結果出せたんだし、

まあまあグッドな一日ではあったんだよね。

 

 

さあ、今日はこれから横浜ってことで……。

 

2012年7月 5日 (木)

後楽園ホール・7月4日

 

“サイエントロジー” って名前のアメリカの新興宗教、知ってる?

 

元々はある作家が唱えた自己啓発セミナーに由来してるんだけど、

基本的にはあんまり頭の良くない金持ち連中が標的にされてて、

例えば、トム・クルーズとかジョン・トラボルタ、ジェニファー・ロペスなんかが信者で、

ってことは、自分なんかのとこには布教に来ないんだろうけど、

トム・クルーズなんかは機会あるごとに、あっちこっちに教本配りまくるもんで、

周りにウザがられてるらしいんだけど、宗教にかかわる連中ってのは、

どうして他人を巻き込もうとするんだろうかなあ。 

暴力団や政党と同じで、とにかく縄張り拡げようと懸命なんだよなあ。

 

 

 

B級オープン戦とは書かれてなかったんだけど、

昨日も5ラウンド戦ってのが二試合あったんだよね。

 

メインイベントは松本晋太郎さんの8回戦だったんだけど、

相手、30歳近いタイ人なもんで、見てないから悪しからずってことで……。

 

 

☆伊東直矢君(三迫)×戸邊淳之介君(横浜さくら)……53㎏ 4R

1勝1敗1分の21歳・東京都と、1勝2敗の25歳・千葉県。

 

1R、二人とも何をそんなに慌ててるのかってほどの舞い上がりぶりで、

イッセノセの突っ込み合戦の中の瞬間芸の繰り返しなんだわ。

 

伊東君の方は、もう少し違うボクシングをやりたいみたいだったんだけど、

結局巻き込まれてしまって、あとは出会い頭の偶然とか運不運だけになって、

仕方ないから、i-pod でディープ・パープルの “Black Night” を大音量で……。

1970年のライブ版なんだけど、これは元気出るんだわ。

 

結局、40-37、39-37、39-38で、戸邊君の段階的3-0勝ち。

 

 

☆小池和博君(ヨネクラ)×高橋冨一君(石橋)……Fe 4R

2勝(2KO)3敗1分の33歳・東京都と、1勝3敗1分の24歳・東京都。

 

この日のヨネクラジム、見たのは3人なんだけど、とにかく全員出が遅くて、

タイトル戦でもないんだから、勿体つける必要ないと思うんだけど、

相手は随分長いことリングで待たされること多かったんだよなあ。

 

1R、それまで気持ち良さそうに攻め込んでたのは高橋君の方だったんだけど、

下がり気味で手数が少ない相手にちょっと雑になったか、

一瞬の隙突かれて、右一発ドッカン打ち込まれてしまって、ダウン。

 

あんまり激烈な倒れ方だったもんで、即のストップエンドだったんだけど、

高橋君、相手も殴り倒しに来てるって意識、全く欠けてた感じだったなあ。

とにかく、始まって55秒のことだったんだよね。

 

 

 

☆村田智哉君(KG大和)×渡辺健一君(ドリーム)……SFe 5R

5勝(2KO)2敗のサウスポー、22歳・神奈川県と、

5勝(2KO)1敗1分の25歳・東京都。

 

戦績は拮抗してるんだけど、村田君、勢い付いたとき半端じゃないもんで、

この試合、渡辺君の方が苦戦するかなって、そういう予想だったんだけどね。

 

1R、やっぱり村田君の威圧感相当なモノだったんだけど、

渡辺君も落ち着いてて、相手の左に合わせて、右ストレート綺麗に合わせてたね。

 

ただその後は、村田君のショート連打の上下打ち分けの方が見栄えよくて、

渡辺君、後半ちょっと手数が足りてなかったなあ。

 

2R、村田君が全体に被せ気味に打ってるのに対して、渡辺君、

あくまでストレート系での勝負で、まだまだ手数負けはしてるんだけど、

的中率とっても高くて、村田君、渡辺君の右、見難いみたいなんだわ。

 

二人、ガチの寄り合いになった途端、バッティングと右ストレートが前後して、

村田君の左目上、一気に腫れ上がってしまって、

それちょっと、この間の八重樫東さん状態なんだよね。                                                      

リングアナの説明だと、渡辺君のパンチによるもんだって言ってたんだけどね。

 

3R、インターバルを経て出てきたとき、村田君、明らかにちょっと無理そうで、

いきなりのドクターチェックで、ちょっと間があった後、

結局、ドクターストップエンドってことで、この回5秒、渡辺君のTKO勝ち。

 

これから面白くなるところで、残念の極みってことで、

で、村田君の傷癒えたら絶対再戦希望なんだけどなあ。

 

 

 

この後、米澤重隆君の6回戦が組まれてたんだけど、

相手30歳過ぎのタイ人だったもんで、やっぱ見る気になれなかったんだよね。

ミドル級のB級ボクサーは少ないから気の毒なんだけど、

結局2R2分25秒、当然のように米澤君のTKO勝ちだったみたいよ。

 

 

 

☆溜田剛士君(ヨネクラ)×佐藤克哉君(ドリーム)……Fe 5R

4勝(3KO)1敗1分の18歳・長野県と、4勝(1KO)2敗の30歳・宮城県。

 

この試合の際、自分の隣におととい試合したばっかりの高畑里望君が座って、

初めて色々話したんだけど、彼、何年も前から自分のこと知ってくれてて、

そうかあ、やっと会えたねって感じで、握手握手だったんだよね。

彼、顔面どこも全く傷んでなくて、試合終わったばかりには見えなかったなあ。

 

 

やっぱり溜田君は異常に強いもんで、ここは6:4で溜田君だと思うんだよねって、

高畑君にも伝えたんだよね。

 

溜田君、去年の東日本新人王決勝で千波丈二君に0-2負けしただけだし、

(そう言えば、千波丈二君、最近名前聞かないけどなあ。)

伊藤雅雪君と1-1だし、高橋拓海君にも勝ってるし、

そもそもこの日の対戦相手の佐藤君を以前1RKOしてるしね。

 

1R、佐藤君、始めに出してた左ジャブは右に繋げるって感じじゃなくて、

あくまでジャブのためのジャブって感じで、そういうの彼の左肩見てると判り易くて、

無理に左手伸ばすから顎も上がり加減になってしまうし、ちょっと危険なんだわ。

 

一方の溜田君、まだ若いんだけど、落ち着いてて、オーバーアクションもしないし、

どんな相手に対しても誠実に対応してる感じがして好感持てるんだよね。

 

距離詰まって、ショートブローの交換になると、溜田君の恐怖度一気に上がるね。

それでも、今日の佐藤君の必死感は尋常じゃなくて、気合入りまくってるんだわ。

 

2R、佐藤君、気持のまま前半攻め立てまくってたんだけど、

一段落した直後から、残り1分20秒辺りから、溜田君、一気に鬼の大反攻で、

ショートブロー、あれだけ振り込んでるのに軸ブレ一切してないし、

工夫に富んだコンビネーションはもう惚れ惚れで、見せ場作るの巧いんだわ。

 

3R、佐藤君の力こもったボディブローきっかけに、

二人、頭寄せ合ったショートブロー合戦突入で、ここは引けない佐藤君、

思いっ切りの打ち込みだったんだけど、一段落が判り易くて、

若いのに頭いい溜田君、そこ見計らったような反転大攻勢で、

佐藤君、クリンチ逃げせざるを得なかったんだよね。

 

それにしても溜田君、形のいいパンチ打つんだよなあ。

この回佐藤君、右目上ヒットカットされてたね。

 

4R、溜田君、渾身の打ち込み増えていって、佐藤君、一瞬ガタッとはなるんだけど、

この日の踏ん張り半端じゃなくて、ダメになりそうなとこから盛り返してくるもんで、

そういうの幾度も繰り返されるもんで、溜田君にもヘバリの色見えてきて、

決着付けるつもりで打ってるのに、相手がそれ耐え切るってのは疲れるんだよね。

 

二人ともかなり力込めてのここまでだったもんで、いよいよ気持ち戦の様相で、

佐藤君、結構いい角度で当ててるんだけど、力込め切れないのが残念で、

やっぱり、溜田君のパンチの華麗さが目立つかなあ。

 

5R、溜田君の左目周辺もかなり腫れてきて、佐藤君の気持ちの印ってことで、

この回またまた先攻めラッシュで、1分半頃まではペース握ってたんだよね。

 

溜田君、佐藤君が攻勢かけていくとき、ガードポジションキープして、

ロープに詰められていようと、嵐が過ぎるの待ってるみたいにしてるんだけど、

そういうのは一方的に攻め込まれてるって見られてしまうから、

もう少し考えた方がいいんだけど、嵐が去った後が攻め時なのは間違いなくて、

佐藤君が息入れる瞬間狙って爆発的に攻め立てるってのは頭良過ぎなんだわ。

 

それにしても佐藤君、ここまでくる間にも、何度もキツイの貰って、

今度はダメかって場面からの立ち直り、ちょっと感動的なまでの踏ん張りで、

何がそう彼を頑張らせてるのかってことで、ジム仲間達を興奮させてたんだよね。

 

残り45秒、気迫の連打の後の一段落で佐藤君、またもやの溜田君の打ち返しで、

強烈三発打ち込まれて、またもやのアワヤってとこからまたもやの盛り返し、

だったんだけど、力余してるのは明らかに溜田君の方だったもんで、

仕方ないよね佐藤君、どんどん赤コーナーに詰められて、

ガツンガツンって二発ほど打ち込まれてしまったとこで、レフェリーストップエンド。

 

だけどね、止めるんならその前に、もっともっとヤバイ場面もあって、

ヘロヘロになって、溜田君に抱き付くのが精一杯の時だってあったし、

その度に佐藤君、気合入れ直しての反撃繰り返してたんだから、

そりゃ確かに腰伸び加減だったけど、落とすまでは行ってなかったんだから、

あと4秒、待って上げられなかったかってことで、

それはTKO負けが不名誉だからってことじゃなくて、

あんだけ踏ん張り通したボクサーなんだから、

最後までやらせて上げれなかったかってことで……。

 

リング禍への配慮もあるし、微妙なとこではあったんだけどね。

それは解った上でのことなんだけどね。

 

溜田君、勝利オメデト、佐藤君、感動をアリガトってことで……。

 

 

 

☆太田ユージ君(ヨネクラ)×斉藤修司君(高崎)……8R

7勝(3KO)3敗2分の25歳・東京都と、8勝(2KO)7敗の26歳・群馬県。

 

この試合が自分にとってのファイナルだったもんで、太田君、

ここはキチッと決め切ってよねってことだったんだけど、

リングサイドで斉藤幸伸丸さんとか勅使河原弘晶君も応援してたんだけど……。

 

1R、太田君、ちょっと余裕見せながらの大きな構えで、既に相手圧倒してるね。

 

斉藤君、肩が硬いせいか、ワンツーの後が続かないし、パンチの緩急も良くなくて、

返しに対する意識もあんまり持ってないみたいで、

後半、太田君の細かいコンビネーションで明らかに先手取られてたんだわ。

 

2R、斉藤君、既に顔面赤くしてるし、相変わらず上体の動き、ガキゴキ硬くて、

中々攻撃の糸口見い出せなくて、カッチリとはやってるんだけど、

これといった武器も見当たらないんだよね。

 

3R、それでも斉藤君、必死さでは相手上回ってて、

決して上手くはないんだけど、もう懸命懸命なもんで、親近感感じるんだよね。

 

太田君、全ての項目で水準以上のモノ持ってるボクサーなんだけど、

平均点は高くとも、これといって飛び抜けたモノないって欠点が徐々に浮き出て、

ちょっと暗雲みたいなもの、少なくとも、長引きそうな予感漂ってきたんだよね。

 

4R、不器用なんだけど斉藤君、ガタイの強さは半端じゃなくて、

顔はもうボッコボコのやられボクサーみたいになってるんだけど、

驚くことに、全体の動きは試合当初と変わってないんだよね。

で、自分のスコア、何とここまでイーブンなんだよね。

 

5R、徐々に斉藤君に対する親近感増す中、殆ど一進一退に推移してたんだけど、

太田君、ズーッと同じような感じでやり過ぎで、もっとガムシャラさ出していい訳で、

同じようなリズムとテンポは、相手にも分かりやす過ぎだと思うんだけどなあ。

それでもギリギリ最後の15秒は見栄えのいいラウンド作ってたけどね。

 

6R、斉藤君、喰い込みのいいボディブロー何発も貰ってるんだけど、

一向に怯むことなく、ひたすらの前々ボクシングで、凄いスタミナなんだわ。

 

この回も太田君、最後に目立った動きすることできて、ポイントゲットだね。

 

7R、どうも劇的場面訪れそうにない中、消耗系トコトコ戦になっていって、

斉藤君、右目上バッティングカット。

 

試合作りってことに関して言えば、太田君の方がかなり上手で、

毎回ラウンドの最後の全力出しで、この点は流石なんだよね。

それにしても斉藤君、ヘバッた顔見せないんだよなあ。

 

8R、ここに来て、最後まで腕強く振れてるのは斉藤君の方で、

太田君、右目上ヒットカットされてるし、振りも弱々しくなってるんだわ。

 

結局、太田君、最後まで普通にやり過ぎで、ラウンド作りは巧かったけど、

試合作りは全くダメだったっていう感じで、

斉藤君の踏ん張りが印象に残った試合だったんだわ。

 

自分のスコアは、77-75で太田君だったんだけど、

太田君から見て、77-76、75-77、76-76の1-1でドローだったんだよね。

ジャッジ達、斉藤君に気持ち移りしたのかも知れないね。

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 佐藤克哉君 (負けボクサー)

② 渡辺健一君 (勝ちボクサー)

③ 斉藤修司君 (引き分けボクサー)

 

昨日は色んなボクサー達に感動貰った日だったね。

 

 

 

それにしても、おとといのアクセス数が3,711ってことで、

訪問者数も1,291人あったし、なんかのトラブルだね、きっと。

 

2012年7月 4日 (水)

後楽園ホール・7月3日

 

中国人のやることが汚いったらありゃしないのは相変わらずで、

i-pad のインチキ商標登録にアップルが巻き込まれてしまって、

結局、アップルは48億円もの和解金支払ったんだけど、

いっそのこと、中国で販売するの止めればよかったのにね、アップルは……。

 

 

 

九州の特に大分県や福岡県での水害は大変なことになってるんだけど、

そっちの方の固定客さん達、大丈夫ですかあ。

 

梅雨だってのに、こっちは、まだまだほんの僅かしか降ってないんだけど、

昨日もホールへ出かける時、傘ささなくて済むギリギリだったね。

 

 

 

昨日は最強後楽園の第一日で、で、主催は日本ボクシング協会ってことで、

パンフにはボクサーの生年月日が記載されてなかったもんで、悪しからず……。

 

 

最強後楽園は6R戦で、その前の7試合はB級オープン戦って事で5R戦。

 

 

☆栗原俊博君(新日本木村)×大平剛君(花形)……LF 5R

4勝(3KO)4敗1分の宮城県と、5勝3敗2分のサウスポー、新潟県。

 

1R、強振命って感じの二人で、力はこもってるんだけど、しなやかさ欠けてるし、

とにかくリズム感が良くないんだよなあ。

 

栗原君が二発までで終わってるのに対して、3~4発まで頑張ってる大平君優勢。

 

2R、栗原君、とにかく右打ちたい打ちたいだけで、それ外すとどうにもならないし、

大平君の方も単調な動き繰り返すだけで、

お互い10戦目前後なんだから、もう少し細かい工夫が欲しいとこだよなあ。

 

大平君の方のセコンド、戦い方大声で怒鳴りっ放しで、

作戦全部が相手に筒抜けってのはどうなんだろなあ。

 

あんまり荒っぽ過ぎるもんで、3R以降はあまり真面目に見てなかったんだけど、

結局、ズルズルになった5R、2分3秒、大平君のTKO勝ち。

 

 

 

☆岨野豊君(T&T)×伊藤史耶君(MT)……LF 5R

5勝(3KO)4敗1分の三重県と、5勝(3KO)7敗1分の神奈川県。

 

1R、岨野君、大した戦績でもないのに、いきなり相手舐めたような態度で、

こういう場合は伊藤君、キッチリボコッて欲しいとこなんだけど、

残念ながら伊藤君、元々過激なとこに欠けるボクシングなもんで、

全くそれも叶いそうにないもんで、ここで休憩タイムってことで……。

 

結局、3R43秒、伊藤君TKO負けだってね。

 

 

 

☆萩原猛君(T&T)×中島聖規君(マナベ)……B 5R

6勝(6KO)7敗3分の神奈川県と、6勝(5KO)3敗1分の東京都。

 

萩原君の方がちょっとデカイんだけど、倒し系同士の戦い。

 

1R、中島君、上手いことプレスかけてるんだけど、

萩原君、前の手の使い方が上手で、中島君、やり難そうだなあ。

 

中島君、最後の20秒ほどはよく詰めて、上下打ち分けできてたんだけど、

それまではシッカリ距離取られて、遠いとこであしらわれてたなあ。

 

2R、45秒、中島君、強烈左ボディ見事打ち込みで、萩原君、明らかに効いてて、

中島君、そこに活路見つけたんだけど、どういうもんかシツコク攻めきれなくて、

最後は萩原君の右、擦るように当てられて、左目上ヒットカットされたんだわ。

この日の中島君、正直いつもよりキレないように見えたんだよなあ。

 

3R、開始15秒、中島君、角度いい左フックで、萩原君をガクッとさせたんだけど、

その後の追撃、この回も甘くて、顔面ばかりにこだわり過ぎじゃないかなあ。

 

萩原君、一見それほどには見えないんだけど、パンチ力そこそこあって、

最後10秒の頑張りは惹きつけるものあったね。

 

中島君、もう疲れてきたか、途中休み休みやるとこあって、

その際、半端な距離のまま手止めるもんで、トコトコ当てられてるんだわ。

前の回の傷からの出血、ちょっとヒドクなってるのが関係してるかなあ。

 

4R、中島君、この日は大きく攻め切れてなくて、やっぱ傷で集中欠いたか、

徐々にヘバリ感浮き出てしまって、初め弱ってた萩原君の方が回復していったね。

 

5R、ゴング鳴った途端、飛ばしていったのは萩原君の方で、

中島君、それほど直撃されてはいないんだけど、見栄えは良くない訳で、

そもそも出入りが真っ直ぐ過ぎだし、頭の位置も動かさないし、ダメダメなんだわ。

 

お互いパンチの効きにくい距離に終始したままで終了ゴング。

 

結局、49-46、48-47、48-48の2-0で、萩原君の判定勝ち。

ちなみに自分も48-47で、やっぱり萩原君だったなあ。

 

中島君、2Rのパーフォーマン見てたら、予想通りに圧勝かと思ってたんだけど、

元々全体の動き鈍かったし、ヒットカットされてしまってたし、

自分のリズム、維持できなかったのかも知れないね。

 

試合後、ロビーで話したんだけど、

どこが悪かったかは十分認識してるみたいだったから、次頑張り直しだね。

 

 

 

☆高畑里望君(ドリーム)×大場雄二君(マナベ)……SFe 5R

7勝(2KO)2敗1分の茨城県と、6勝(4KO)1敗の東京都。

 

高畑君の2敗の相手は、荒井翔さんと内藤利樹君なんだけど、

過去には横山雄一さんにKO勝ちしてるし、一場仁志君、天沼圭介君、それに、

この日出場の木村勇樹君達も3-0で下してて、

勝率、KO率では大場君が上回ってるんだけど、結構キャリア差あるんだよね。

 

1R、上背とリーチある同士が、思いの外近いとこでやり合ってて、

それは大場君の希望みたいなんだけど、彼、いきなり右大振りし過ぎで、

左の使い方の巧さで高畑君、優位な導入部だったね。

 

2R、大場君、この日はステップワークがスムースじゃなくて、出入りバタバタで、

そこそこの気合で攻め込んではいるんだけど、空回りすること多いんだわ。

 

大きな展開ない中、高畑君、見栄えのいい左右のボディショットが光ってたね。

 

最近、大人しくはなったんだけど、高畑君、独特のリズム持ってるもんで、

それもあってか大場君、ちょっとやり難そうにしてるね。

 

3R、お互い、顔面攻撃に終始すること多くて、上下打ち分けできてないし、

基本的には自分都合のボクシングに終始してて、合わせる意識乏しいし、

捨てパンチとかフェイントとか、ちょっと工夫足りてないような感じするんだよなあ。

 

大場君、前半折角の攻勢取るんだけど、終盤、高畑君にキッチリ〆られてて、

ラウンド作りの点でも遅れ取り始めたんだわ。

 

4R、大場君、踏み込みも引き足も緩くなってしまって、バランス良くないし、

大きな動きない中、見せ方の点で、やっぱり高畑君の方が巧いんだよなあ。

 

5R、高畑君の方も、実は決定的な攻め込みしきれてなくて、

大場君の粗いパフォーマンスに助けられてるようなとこあったんだけど、

それでも、以前のボクシングをどんどん改善してるのよく解ったんだよね。

 

結局、50-46、49-47、48-47の3-0で、高畑君ってのは妥当だったけどね。

 

 

シャワー浴びて着替えた後の大場君、ちょっとボクサーらしくないイデタチで、

で、自分、気が付かなかったんだけど、彼、苦笑いしながら寄って来てくれて、

一発右当てたらこっちのモンであることは間違いないんだけど、

経験豊富なボクサーはそんな簡単には当てさせてくれないから、

そこまでに至るまでの工夫じゃないかって、そんな話したんだよね。

それと、やっぱ足の送り、もう少し改善の余地あると思うんだよなあ。

 

 

 

☆濱名潤君(帝拳)×村田陽一君(上滝)……SFe 5R

5勝(2KO)1敗のサスポー、青森県と、4勝4敗の東京都。

 

濱名君の1敗、去年の東日本新人王トーナメントで尾川堅一さんとの同門対決で、

ほぼ完封の0-3負けしたときのものなんだけど、いいボクシングするんだよなあ。

 

ちょっと見、三浦隆司さんみたいな雰囲気の動きするんだけど、

絶対的なパンチ力に残念感があるのと、緩急が余り上手くないんだよね。

ただ、この日の相手なら3Rまでに決着するって予想で見てたんだけどね。

 

1R、村田君、プレスかけながら左手大きく使って、相手の入り込み防ごうとしてて、

中々いい感じなんだけど、基本的には出入りが真っ直ぐ過ぎで、ちょっと危ないな。

 

一方の濱名君、やっぱり左右の回転力とキレは圧倒してて、負けそうにないね。

 

2R、村田君、気持込めてひたすら行くんだけど、ちょっとレベル差あり過ぎで、

連続技には天と地ほどの差があって、見通し明るくないんだよなあ。

 

それにしても濱名君、ホント、相手の動き良く見極めてるんだわ。

 

3R、残り56秒、村田君が詰め、濱名君下がり加減になったとこ、

村田君の押すような右ストレート、それ、触れるような軽い当たりだったんだけど、

濱名君、オットットットッて踏みとどまれなくて、後ろ向きにスットン腰落としダウン。

 

ところがこれがスリップって判断で、濱名君、足踏まれてたようには見えなかったし、

絡んでもいなかったし、プッシュってことなのかなあ。

いずれにしても自分の中では、これはダウンってことで……。

 

リスタート後の濱名君、やっと火付いたか怒涛の大攻勢で、

最後、村田君、クリンチで逃げ逃げする他なかったんだよね。

 

4R、濱名君、そこそこいいボクシングはしてたんだけど、

自分の期待して程のことは正直なくて、常に左一辺倒に過ぎたし、

もう少し、右で決めるようなパフォーマンス見たかったんだよね。

で、攻撃は思いの外淡泊な印象で、正直期待外れだったかなあ。

 

村田君も大逆転のパンチ力ある訳じゃないもんで、

ラウンド進むにつれ1ポイントづつ失うだけなもんで、ここで小休憩ってことで……。

 

結局、50-45×3で、濱名君の完封だったんだけど、

決めるべき時に決め切れなかった濱名君にも課題残したと思うけどなあ。

 

 

 

☆木村勇樹君(極東)×小日向佑太君(KTT)……L 5R

4勝(3KO)7敗のサウスポー、岐阜県と、4勝(2KO)2敗の新潟県。

 

大人しい性格同士の雑なボクシングだったもんで、そのまま休憩延長。

結局、5R2分46秒、木村君のTKO勝ちだってね。

 

 

 

☆バッファロー祥太君(KG大和)×中野和也君(花形)……L 5R

4勝(2KO)0敗1分の福岡県と、2勝(2KO)1敗のサウスポー、静岡県。

 

1R、中野君、良く動けてるんだけど、行く時と控えてる時が極端なんだよなあ。

祥太君はいつもの通り、文字通り野牛みたいなゴツゴツボクシングだね。

 

中野君が左一発に対して、祥太君は右二発当てたもんで、この回は祥太君ゲット。

 

2R、二人とも動きがガキゴキしてるし、利き腕一発狙いの力任せ過ぎで、

いよいよ当たったモン勝ちボクシングの突入ってことで、

KO率高いボクサーの典型的な粗っぽさで、お互い出会い頭に一発殴るだけで、

祥大君、ここぞってとこで体から突っ込み過ぎなんだわ。

 

でもこれ以上雑にならなければ、そのうち祥太君が殴り倒してしまうんだろなあって、

そんな感じだったもんで、外の空気吸いに行ったんだよね。

 

戻ってから確かめたら、4R20秒、中野君のTKO勝ちってことで、

祥大君、途中ヒットカットされた傷悪化してしまったみたいだね。

 

 

 

ロビー歩いてたら、土屋修平さんの “Take It Easy” Tシャツ着込んだ、

十二村喜久さんとすれ違って、誰見に来たの? って聞いたら、尹さんってことで、

そしたら、すぐ近くに20日に福原力也さんとの試合控えた東上剛司さんがいて、

減量時期には免疫力下がるから、なるべく人混み避けた方がいいから、

こんなトコ来てていいのって伝えたら、彼、練習サボったって、そう言われたって、

思ったらしくて、スパー終わってから駆け付けたんですよって言ってたな。

 

正直、福原さんはシンドイ相手だって伝えたんだけど、それは彼も自覚してて、

そうなんだよね、弱い相手とばっかやってるボクシングなんてまるで意味なくて、

格上相手にどれだけのことできるかが、男のボクシングなんだよね。

 

 

 

☆尹文鉉さん(ドリーム)×鈴木哲也さん(六島)……W 6R

12勝(2KO)2敗1分のランク6位、埼玉県と、

27勝(16KO)10敗のランク5位、サウスポー、大阪府。

 

1R、ゴング当初、素早く動けてて、迫力感じさせてたのは鈴木さんの方で、

尹さん、ちょっとペース握られ加減だったんだけど、中盤過ぎ、

いきなりの右ストレート、鈴木さんのガードのド真ん中割っての見事直撃で、

以降の上下打ち分けも、尹さんの方が数段上回ってたね。

 

2R、鈴木さん、尹さんに強烈左ボディ三発ばかり打ち込まれてからは、

動きガックリ落ちてしまって、いきなり普通の人になってしまって、

ここから後は、何とか左ストレートを顔面にブチ当てようとするだけの、

上下打ち訳もない、返しも狙わない、とっても淡泊な攻撃に終始してしまって、

流れ一気に尹さんに握られるようになってしまったんだわ。

 

で、残り47秒、尹さんの強振左フック、顎から首の辺りに貰ってしまって、

思わず尻餅ダウンしてしまったんだよね。                                                            

鈴木さんがバランス崩したとこ、押すような感じもあったんだけど、ダウンだなあ。

 

3R、鈴木さん、中々攻撃の糸口掴めないまま、尹さん、またもや強烈ボディで、

ロープに押し込まれること多くなった鈴木さん、シンドそうだなあ。

 

4R、鈴木さん、顔面大分赤くなってるし、ちょっとかすっただけでもフラついてるし、

またもやロープに詰められて、尹さんのラッシュ、されるようにされてて、

鈴木さん、回り込むように逃れるのも上手くないし、見た目良くなくて、

尹さん、基本的にはパンチ力ある方じゃないのに、鈴木さんかなり消耗進んでるね。

 

尹さん、ちょっと余裕みたいで、セコンドの指示守りながら見栄えのいい打ち分けで、

流れ全く変わりそうにないんだよなあ。

 

鈴木さん、工夫のないただのガムシャラにしか見えないんだけど、

それにしても鈴木さんとこのセコンド陣、三人が三人とも別々の大声指示で、

あれじゃあ、観客の大騒ぎと同じで、ボクサーが困難するだけだと思うんだけどなあ。

 

 

そう言えば、老いぼれ常連の中に異常なほどの韓国嫌いがいて、

鈴木、あんなモン、ブッ倒してしまえって理不尽に怒鳴り続けてたんだけど、

リング上がこんな感じなもんで、そのうち徐々にシオシオになってたけどね。

ホント、恥ずかしくなるほどのバカ老いぼれなんだわ。

 

5R、何の拍子か尹さん、そんなに張り飛ばされた訳でもないのに、

この回もマウスピース出してしまって、これで都合三回目で、

こういうのはとっても印象悪いんだけど、ちゃんとサイズ計ってるのかなあって事で、

作り直した方がいいよね、絶対。

 

鈴木君、接近して鋭いショート振り込んでるんだけど、段取りが単調過ぎなもんで、

意表突いたパンチには全くなってなくて、当たりがいいのはやっぱり尹さんだなあ。

 

6R、倒さないと勝てない鈴木さんなんだけど、回転力も伴ってないし、

不器用ファイターの典型にしか見えず、気の毒な感じさえしてきたんだよね。

 

尹さん、相手の左、スウェイバックで外しざま、右打ち込めっていう三浦会長の指示、

忠実に守って、最後右ストレート綺麗に当てたとこで終了ゴング。

 

自分のスコアは59-54だったんだけど、結局、60-54、59-55、59-56で、

見た目通りの圧倒3-0で尹さんの勝ち残りだったんだけど、

理由は良く分かんないんだけど、鈴木さんとこの関係者、コミッション席へ出張って、

怒り顔で延々何か言ってたなあ。                                                              

スコア差のことかなあ、途中、尹さんがマウスピース落とし過ぎてたことかなあ。

 

尹さん、以前は、頭くっ付けた密着戦でしか機能しなかったんだけど、

最近は離れても十分働けるし、一発のパワーはないんだけど、

遠近を自在に駆使しての上下内訳は、相手を混乱させるに十分で、

派手さはないんだけど、中々しぶといいいボクサーになってるんだよなあ。

 

鈴木さん、30歳だし、もう腕づくだけのボクシングはシンドそうな感じがしたな。

 

 

 

☆新藤寛之さん(宮田)×出田裕一さん(ヨネクラ)……W 6R

11勝(3KO)1敗のランク2位、サウスポー北海道と、

13勝(7KO)5敗1分のランク7位、東京都。

 

新藤さん、新人王トーナメントの頃と比べるともう別人のようなボクサーで、

あの頃は、体から手離れがちのバランスの良くない動きが多かったんだけど、

ここにきてそれ大幅改善されてるし、両腕の回転力も増してるし、

コンビネーションがとても自然な感じで出てるし、スタミナも凄いんだよね。

 

一方の出田さん、13勝7KOの戦績はキャリア初期に集中してて、

KO勝ちからは3年ほど遠ざかってるし、2連敗後のここ5戦は1勝3敗1分って、

ちょっと残念過ぎる戦績で、彼、きっぷのいいボクシングするんだけど、

このままじゃ頭打ちもいいとこだから、まだ体力十分あるし、若いんだから、

一念発起して、意識的にスタイル変えてみたらどうかって思ってるんだよね。

 

1R、思ってた通り出田さん、体揺さぶりながらのガンガン前詰めで、

まるでブルドーザーの感じではあるんだけど、それ新藤さんも織り込み済みで、

腕へし折るパワーまでは無いもんで、新藤さん、巧いこと右手駆使して捌いてるね。

 

2R、新藤さんの方が細いんだけど、体寄せての押し合いに負けてなくて、

顔面とボディに左アッパー華麗に打ち分けて、見栄えいいんだよなあ。

 

出田さん、パワー以外の何かを身に付けないと大変そう、って感じなんだわ、

 

3R、出田さん、迷い出てきたか、サウスポーチェンジしてはみるんだけど、

その効果薄くて、攻撃が単調過ぎだし、鋭さも今一で、

既に相手のパンチと頭で目の周辺腫れてきてるんだわ。

 

4R、出田さんの方が近くでやりたがってるみたいなんだけど、

その割にはショートブローが上手く打ててなくて、ペースは完全に新藤さんで、

相手の入り込み際に、左アッパーとか、被せるような右フックとか多彩多彩で、

ゴング鳴る最後のとこまで振り絞って攻め立ててるんだよなあ。

 

5R、出田さん、そろそろ一発逆転右大フックが要るとこなんだけど、

殆ど変わったとこできなくて、結局同じように新藤さんにあしらわれるままで、

1ラウンドごとに1ポイントづつ持っていかれるって感じなんだよなあ。

 

6R、最後までキビキビした動き維持できてたのは新藤さんの方で、

出田さん、不完全燃焼のまま体力無駄使いしてるみたいなんだよなあ。

 

結局、59-56、59-57、58-57の3-0で、新藤さんの妥当勝ち。

各ジャッジに1~2個のイーブンラウンドあったみたいだったけど、

自分はイーブンは作らないもんで、60-54だったんだけどね。

 

 

 

 

 

【本日のベスト3ボクサー】

① 尹文鉉さん

② 高畑里望君

③ 新藤寛之さん

 

 

 

夏本番に向けて、アイスコーヒー用の段取り完備したんだよね。

アイストレーナーと分水器、ドリッパーが標準装備されたサーバー、

冷蔵庫用のサーバー、それに真っ赤なホーローケトルも新調して、

で、フレンチローストの豆使って作ってみたさ、究極のアイスコーヒー。

 

もう天国の気分なんだよね、これが……。

この年齢になると、僅かなことで天国モードになれるんだよね。

 

 

2012年7月 2日 (月)

7月のボクシング

 

 

知らなかったなあ、ネアンデルタール人ってのは後から出現したクロマニョン人に、

あっという間に駆逐されてしまったんだと思ってたんだけど、

両者がヨーロッパで混在してた期間が1万年ほどあったにもかかわらず、

これといってもめた様子はなかったんだってね。

 

クロマニョン人は元々アフリカに住んでたんだけど、徐々に北上していって、

ネアンデルタール人に出会ったと思われるんだけど、

彼らより高い知能を持ってたにもかかわらず、お互いの縄張りを尊重してたって、

何か、今の人間社会よりずっとまともだったみたいなんだわ。

 

クロマニョン人は今から4万年前に出現したらしいんだけど、

ネアンデルタール人は3万年前に絶滅したってことで、

絶滅の原因は今だに判ってないんだけど、

それでも、彼らは何と15万年間ほど生存してたっていうんだから、凄い話だよね。

 

 

 

ニューヨーク・メッツにディッキーってピッチャーがいるんだけど、

彼、27歳でメジャーに昇格して今年10年目の37歳なんだけど、

ストレートがMAX130㎞ちょっとしかないんだけど、ナックルボールが凄いんだわ。

 

10日ほど前での時点で、アメリカンリーグ第1位の成績で、

9連勝中の11勝1敗ってエライ飛ばし方なんだよね。

 

手元に来て予想できない変化するもんで、キャッチャーもファーストミットみたいな、

でっかいキャッチャーミット使ってても、ほぼ真ん中のストライク捕り逃してて、

見てて面白いんだよなあ。

 

ナックルボーラーっていえば、ちょっと前にニークロってのがいたんだけど、

今はディッキーが一番だね。

 

 

同じメッツに、ヘアストーンって野手がいるんだけど、

彼、爺チャンも親父も兄貴もメジャーリーガーだってね、凄いよね。

 

 

 

7月の予定の前にまずは6月のボクシングの面白かった順位なんだけど、

今まではベストテンだったんだけど、色々思い返してたら、

10位以下を切り捨ててしまうのは忍びなくなってしまったもんで、

今回はベスト20までズルズル記載ってことで……。

 

 

【6月ボクシングのベスト20】

( )のは期待度ランキングで、左側が勝者で敬称略。

 

① 井岡一翔×八重樫東 (①)

② 岩淵真也×小澤剛 (②)

③ 勅使河原弘晶×錨吉人 (ー)

④ 湯場忠志×氏家福太郎 (④)

⑤ 齋藤志朗×岩崎和雄 (ー)

⑥ 柴田明雄×中川大資 (⑤)

⑦ コブラ諏訪×宮崎辰也 (⑥)

⑧ 額賀勇二×平山悦久 (次)

⑨ 佐藤洋輝×清水大樹 (⑨)

⑩ 椎野大輝×ダンディ東栄 (⑧)

⑪ 有川稔男×藤中周作 (次)

⑫ 中川とん虎×若松竜太 (ー)

⑬ 鈴木鹿平×藤田敏明 (ー)

⑭ 田ノ岡条×堀口立 (ー)

⑮ 伊原健太×大久保大騎 (次)

⑯ 安慶名健×宜志富昭誠 (⑦)

⑰ 李冽理×竹中良 (⑩)

⑱ 木村悠×元木謙太 (次)

⑲ 佐々木左之介×浅野裕一 (ー)

⑳ 野村大樹×中川ゴルフ正一 (ー)

 

(次)名護明彦×後藤俊光、若松一幸×中田侑

 

 

 

【6月度月間賞】

◇MVP:井岡一翔

◇敢闘賞:八重樫東、小澤剛

◇新鋭賞:勅使河原弘晶、田ノ岡条、野村大樹、若松一幸

 

 

 

【7月の注目ボクシングスケジュール】

7月は関東で16興行、関東以外でも7興行って、大盛況なんだよね。

自分は7月9日以外の関東の15興行に参加予定なんだけどね。

 

 

・7月 3日……(後楽園)

新藤寛之×出田裕一、尹文鉉×鈴木哲也、大場雄二×高畑里望、

中島聖規×萩原猛。

 

・7月 4日……(後楽園)

溜田剛士×佐藤克哉、太田ユージ×斉藤修司。

 

・7月 7日……(後楽園)

岩佐亮祐×益田健太郎、久保幸平×山本健司、青木幸治×内田義則、

長井一×岡本ナオヤ、蓮沼テツヤ×中澤将信。

 

・7月 8日……(横浜)

佐藤洋太×シルベスター・ロペス、渡部あきのり×山川和風、瀬藤幹人×青山慶洋、

白石豊人×石川貴章。

 

・7月10日……(後楽園)

星野晃規×古橋大輔、シャムガル興一×伊波ファン・カスティーヨ。

 

 

・7月11日……(後楽園)    

飛天かずひこ×長島謙吾、ジョナタン・バァト×和氣慎吾。

 

・7月12日……(後楽園)

長瀬慎弥×坂本大輔、川名充×ズリ・カンナン、稲垣孝×小林和優。

 

・7月13日……(後楽園) 新人王予選

末吉大×伊藤雅雪。

 

・7月14日……(赤穂)

芹江匡晋×小國以載。

 

・7月16日……(春日部)

内山高志×マイケル・ファレス、五十嵐俊幸×ソニーボーイ・ハロ、

田口良一×?、小野心×?

 

・7月20日……(後楽園)

天笠尚×渡邊卓也、福原力也×東上剛司、杉崎由夜×松崎博保、

遠藤一充×松名瀬元基。

 

・7月21日……(大阪)

久高寛之×久田哲也、中島涼×竹下寛刀。

 

・7月22日……(神戸)

帝里木下×角谷淳志。

 

・7月23日……(後楽園)

井上庸×森眞。

 

・7月24日……(後楽園)

大橋建典×洞平勝賢、うすい祐介×品部正秀。

 

・7月25日……(後楽園)

加藤善孝×小池浩太、緒方勇希×高橋謙太、関豪介×片桐秋彦、

久永志則×長濱慎吾、工藤洋平×守崎将己。

 

・7月31日……(後楽園)

新人王トーナメント予選。

 

 

こうしてみると、7月は物凄い興行数なんだけど、

その中でも、角海老ジムが驚異的な試合数で、

今までの月間23試合ってのを超えて、何と25試合も組まれてるんだよね。

ここまでの試合数ともなると、其々のボクサー達の減量チェックとか、

計量段取りとか、当日のセコンド手配とか、もう想像超えた忙しさなんだけど、

それでもズーッと通常営業ってことで、どんだけスタッフいるのかってことだよね。

 

 

【7月の期待度ランキング】

これもベストテンでは収まり切れなくて、ベスト20ってことで……。

 

① 内山高志×マイケル・ファレス

② 五十嵐俊幸×ソニーボーイ・ハロ

③ 佐藤洋太×シルベスター・ロペス

④ 末吉大×伊藤雅雪

⑤ 杉崎由夜×松崎博保

⑥ 稲垣孝×小林和優

⑦ 川名充×ズリ・カンナン

⑧ 久高寛之×久田哲也

⑨ 岩佐亮祐×益田健太郎

⑩ 天笠尚×渡邊卓也

⑪ 芹江匡晋×小國以載

⑫ 渡部あきのり×山川和風

⑬ 福原力也×東上剛司

⑭ 加藤善孝×小池浩太

⑮ 飛天かずひこ×長島謙吾

⑯ 白石豊人×石川貴章

⑰ 緒方勇希×高橋謙太

⑱ 新藤寛之×出田裕一

⑲ 久保幸平×山本健司

⑳ ジョナタン・バァト×和氣慎吾

 

(次) 大場雄二×高畑里望、久永志則×長濱慎吾、

瀬藤幹人×青山慶洋、うすい祐介×品部正秀、大橋建典×洞平勝賢、

遠藤一充×松名瀬元基、蓮沼テツヤ×中澤将信。

 

 

 

もう好カード満載ってことで、今からワクワクなんだよね。

其々、左側に記載した方が勝者予想ってことで……。

 

2012年7月 1日 (日)

6月度ランキング

 

久し振りにアクセス数確かめてみたら、昨日はとっても沢山の人達が、

このブログ訪ねてくれて、838人の訪問者があって、3,000アクセスってことで、

この数字が大きいのか小さいのかは判んないんだけど、とにかく、

始めた当初は訪問者がせいぜい100人くらいだったから、随分増えたんだよね。

 

訪問者数とアクセス数に大きなギャップあるんだけど、

これはもう、余りの長さに一回で読み通せないってことに基因してると思うんだけど、

アップしてしまうと、自分、殆ど読み直すってことないんだけど、

たまに何かの確認の際、読み返してみると、自分で書いてて何なんだけど、

ホント、異常に長いんだよね。

 

ボクサーやジム関係者の中に結構読者が多いってことが段々分かってきて、

それ、なんかとっても嬉しくて、そりゃ素人の思い込みブログなもんで、

そうじゃないだろってのも多いと思ってるんだけど、

取り敢えずは、しょうがねえなあって感じで、太っ腹放置って感じなのかなあ。

 

 

 

5月は6回の観戦で、6月は結局9回だったんだけど、

7月は何と15回の予定があって、そのうち4連投が2回もあって、

通算しても殆ど2日に一回って凄いスケジュールなんだわ。

 

一年の半分が終わったとで、49回の観戦だったんだけど、

去年は同じ時期44回で、通年では106回だったから、

このペースだと、またまた記録更新かも知れないんだよね。

 

 

 

7月のボクシングスケジュールは明日書くことにして、今日のとこは6月ランキング。

 

【世界チャンピオン】

井岡一翔さん(WBC3、WBA)、佐藤洋太さん(獲得)、亀田興毅さん(4)、

山中慎介さん(1)、西岡利晃さん(名誉)、粟生隆寛さん(3)、内山高志さん(4)。

八重樫東さん下して井岡さんが統一王者。

佐藤さん、内山さんは近々防衛戦予定。

五十嵐俊幸さん、内山さんと同じ日に世界挑戦。

 

 

 

【世界ランキング】 (15位以内)

八重樫さんのランキングは未定。

大きな変動殆どない中、帝里木下さん(WBA14位)がランクイン。

世界挑戦叶わなかった渕上誠さんがWBA8位から15位にランクダウン。

荒川仁人さんいよいよWBCのランキングを4位から3位にアップ。

 

 

 

 

【OPBFチャンピオン】

宮崎亮さん(4)、赤穂亮さん(2)、ロリー松下さん(2)、小國以載さん(1)、

大沢宏晋さん(2)、荒川仁人さん(1)、渡部あきのりさん(3)、

チャーリー太田さん(6)、清田祐三さん(5)の計9人。

宮崎さん、ランク3位(韓国)を破って4回目の防衛。

小國さんは14日に芹江匡晋さんと二度目の防衛戦。

 

 

 

【日本ランキング】

大きな試合少なかったもんで、変動も少なかったんだよね。

 

 

【ミニマム級】……三田村拓也さん(1)

3位にランキングされてた田中教仁さんが突然のランクアウトで、

空き1名分増えて計4名分。

 

 

【ライトフライ級】……黒田雅之さん(3)

久田哲也さんと大内淳雅さんが3位と4位を入れ替わってるだけで、

空き3名分変わらず。

 

 

【フライ級】……粉川拓也さん(1)

11位だった阪下優友さんがランクアウト。

8位にいた有富康人さんが11位にダウン。

空き2名分のとこに、石田匠さんが10位、久保幸平さんが12位にランクイン。

久保さん、待望の待望のランカーなんだわ。

 

 

【スーパーフライ級】……帝里木下さん(獲得)

13名キッチリ移動ナシ。

 

 

【バンタム級】……岩佐亮祐さん(1)

岩佐さん、7日に4位の益田健太郎さんと防衛戦。

全く変動ナシの空き1名分も変わらず。

 

 

【スーパーバンタム級】……空位

芹江匡晋さんがOPBFタイトル挑戦のため返上。

1位の大竹秀典さんと2位の中嶋孝文さんとの間で、王座決定戦予定。

その他は全く変動ナシ。

 

 

【フェザー級】……天笠尚さん(1)

天笠さん、20日にインター王者の渡邊卓也さんと防衛戦。

で、ここも全く何の異動もナシ。

 

 

【スーパーフェザー級】……金子大樹さん(獲得)

ここも全く変動ナシ。

 

 

【ライト級】……加藤善孝さん(1)

加藤さん、25日に10位の小池浩太さんと防衛戦。

10位だった岩下幸右さんがランク落ちして、西谷和宏さんが11位にランクイン。

 

 

【スーパーライト級】……岩淵真也さん(獲得)

ランキング発表は27日付けだったもんで、29日の防衛戦は反映されてない。

で、ランキングそのものも変動なくて、ただ、10位の麻生興一さんが、

リングネームをシャムガル興一って変えたのだけが記載されてる。

 

 

【ウェルター級】……渡部あきのりさん(2)

渡部さん、9日に10位の山川和風さんと防衛戦。

ランキング自体には全く変動無くて、空きも1名分のまま。

 

 

【スーパーウェルター級】……柴田明雄さん(獲得)

タイトル戦でチャンピオン、中川大資さんを下した柴田さんが二度目のチャンプ。

中川さんは4位にランキング。

5位にランキングされてた和田直樹さんがランク落ちして、

空き1名分増えて計5名分。

 

 

【ミドル級】……湯場忠志さん(1)

タイトル戦で氏家福太郎さんを下した湯場さん、初防衛。

氏家さんは1位から4位にダウン。

2位にいた佐藤幸治さんがランクアウトしてるね。

 

 

 

 

明日は6月のボクシングの自分的ベスト10と、

7月ボクシングの期待度ランキングを書くつもりなんだけど、

これが結構大変で、考えるだけで3時間ほどかかってしまうんだよね。

 

それにしても、関東以外の試合は全く見るチャンスないもんで、

一日も早く、ボクシング専門CSチャンネル大希望なんだけどなあ。

 

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